門真市議会 2016-09-07
平成28年第 3回定例会-09月07日-01号
日程第12 議案第65号
門真市立市民公益活動支援センター条例の一部改正について
日程第13 議案第66号 門真市
水道条例の一部改正について
日程第14 議案第67号 平成28年度門真市
一般会計補正予算(第6号)
日程第15 議案第68号 平成28年度門真市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)
日程第16 議案第69号 平成28年度門真市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
日程第17 議案第70号
教育委員会委員の任命について
議案第71号
教育委員会委員の任命について
日程第18 認定第1号 平成27年度門真市
歳入歳出決算認定について
議案第55号 平成27年度門真市
水道事業剰余金の処分について
認定第2号 平成27年度門真市
水道事業会計決算認定について
──────────────────────────
〇 本日の会議に付した事件
1 日程第1から日程第18まで
──────────────────────────
〇
出席者氏名
・
出席議員(21名)
1番 松本 京子
2番 後藤 太平
3番 池田 治子
4番 森 博孝
5番 堀尾 晴真
6番 武田 朋久
7番 岡本 宗城
8番 内海 武寿
9番 土山 重樹
10番 大倉 基文
11番 五味 聖二
12番 豊北 裕子
13番 戸田 久和
14番 高橋 嘉子
15番 春田 清子
16番 佐藤 親太
17番 中道 茂
18番 今田 哲哉
19番 吉水 丈晴
20番 福田 英彦
21番 亀井 淳
──────────────────────────
・説明のために出席した者(14名)
市長 宮本 一孝
副市長 北村 和仁
教育次長 森本 訓史
総合政策部長 河合 敏和
総務部長 大兼 伸央
市民生活部長 重光千代美
保健福祉部長 市原 昌亮
まちづくり部長 中道 寿一
上下水道局長 西口 孝
会計管理者 山田 益夫
教育委員会事務局学校教育部長 満永 誠一
教育委員会事務局生涯
学習部長 柴田 昌彦
教育委員会事務局こども未来部長 内田 勇
行政委員会総合事務局長 下治 正和
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・職務のために出席した者(4名)
総務部次長 溝口 朋永
教育委員会事務局学校教育部総括参事
成田 明子
総合政策部秘書広報課長 青木 正照
総務部法務監察課長 狩俣 政美
──────────────────────────
・職務のために出席した
議会事務局職員
局長 吉田 清之
次長 坂本 裕
課長 隈元 実
課長補佐 谷澤 知宏
主査 西脇 優
係員 山下 真介
───────────────────────
平成28年9月7日(水)午前10時開会
○
土山重樹 議長 ただいまの
出席議員は21名であります。
これより平成28年
門真市議会第3回定例会を開会いたします。
───────────────────────
〔
土山重樹議長登壇〕
○
土山重樹 議長 開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
本会は、去る7月24日執行の
市長選挙後初の議会でありますので、この機会にめでたく当選の栄に浴されました
宮本一孝市長に対しまして、市議会を代表し、
一言お祝いの御挨拶を申し上げます。
宮本市長には、このたびの
市長選挙におきまして、市民の支持を得て見事当選されましたことは、まことにおめでたく、心から御祝福申し上げる次第でございます。
門真市市制施行から既に半世紀以上がたち、その間、地方自治を取り巻く環境は目まぐるしく変化しております。
本市においても、
少子高齢化の進行により人口が減少する中、
子育て支援、
福祉施策の充実、持続可能な
まちづくり等さまざまな課題が山積いたしておりますが、市長には豊富な御経験と卓越なる御手腕をもって、力強く市政を推進されること、御期待しているところであります。
市議会といたしましても、行政需要が高度化、複雑化する中、議会の活性化に努め、市民に開かれた議会を目指し、尽力いたしてまいりますので、市長には健康に十分留意され、本市発展のため御活躍いただきますよう、お願い申し上げ、お祝いの言葉といたします。
〔
土山重樹議長議長席に着く〕
○
土山重樹 議長 これより市長の御挨拶があります。
宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎
宮本一孝 市長 平成28年
門真市議会第3回定例会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましては、万障お繰り合わせの上、御出席賜り、まことにありがとうございます。
また、
議員各位には、私の所信を表明させていただくに当たり、今次定例会の開催につきまして、格段の御配慮をいただき、重ねて御礼を申し上げる次第です。
また、先ほどには、
土山議長から丁重なる御祝福の言葉をいただきまして、身の引き締まる思いの中、御礼を重ねて申し上げます。
まず、このたび市民の皆様から負託を賜り、7月24日付で
門真市長という重責を担わせていただくこととなりました。
今後は、我が
まち門真を誇りと愛着が持てるまちとなるよう精いっぱい、市長として
市政運営に取り組んでまいる所存でございますので、
議員各位の温かい御指導、御鞭撻を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
また、先日、
三宅奎介教育長より、一身上の都合により、8月31日付で退職をしたい旨の願いが提出され、これを承認いたしました。
これまで、三宅氏に賜りました、
議員各位の御厚情に、私からも厚く御礼を申し上げまして、御報告にかえさせていただきます。
さて、このたびの定例会に提出いたしております案件につきましては、既に、議案書をお手元にお届けいたしておりますとおり、
契約案件3件、
条例案件8件、
予算案件3件、
人事案件2件、
認定案件2件、その他案件1件の計19件となっております。
これらの案件につきましては、それぞれ御上程賜りました際、担当の者より御説明申し上げることといたしておりますので、何とぞ慎重に御審議いただき、いずれも
原案どおり御協賛賜りますようお願いを申し上げまして、極めて簡単でありますが、開会の御挨拶とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
───────────────────────
午前10時4分開議
○
土山重樹 議長 直ちに本日の会議を開きます。
───────────────────────
△
会議録署名議員の指名
○
土山重樹 議長 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第122条の規定により16番
佐藤親太議員、18番
今田哲哉議員を指名いたします。
───────────────────────
△会期の決定
○
土山重樹 議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から30日までの24日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 御異議なしと認めます。
よって会期は、24日間と決定いたしました。
───────────────────────
△諸報告
○
土山重樹 議長 次に、日程第3、諸報告を行います。
去る5月臨時会におきまして、
大阪広域水道企業団議会議員として
福田英彦議員を選出いたしましたが、
本市市長から文書にて同
議会議員の
共同推選手続が完了し、7月1日の就任の旨の連絡がありましたので御報告申し上げます。
次に、
人事異動について理事者の報告があります。
宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎
宮本一孝 市長 私より8月22日付で実施いたしました
人事異動につきまして御報告申し上げます。
総合政策部長に河合敏和、
総務部長に大兼伸央、
市民生活部長に
重光千代美、
保健福祉部長に
市原昌亮、
教育委員会事務局こども未来部長に内田勇をそれぞれ任命いたしました。
今後とも、市政の円滑なる推進を図る上から、さらなる御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、御報告といたします。
○
土山重樹 議長 次に、監査結果報告について申し上げます。
監査委員から
議長宛てに監査結果報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しておきました。御了承願います。(
文書別掲)
次に、
教育委員会点検・
評価報告書について申し上げます。
教育委員会教育長職務代理者から
議長宛てに
教育委員会点検・
評価報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しておきました。御了承願います。(
文書別掲)
以上で諸報告を終わります。
───────────────────────
△
所信表明
○
土山重樹 議長 次に、日程第4、市長の
所信表明を願うことにいたします。
宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎
宮本一孝 市長 議長のお許しを得まして、平成28年
門真市議会第3回定例会の開会に際し、今後の市政の推進について所信の一端を申し述べ、議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
まず、先日の
市長選挙におきまして、2万4004票という、およそ有権者4人に1人が私に投票いただきました。
多くの市民の皆様から負託を賜り、第5代
門真市長の重責を担わせていただくこととなりました。心から、厚く御礼を申し上げます。
初めに、私は
市議会議員、
府議会議員として、門真市に深いかかわりを持ち、愛着を持って、これまで市政の発展のために、微力ではありますが、全身全霊を注いでまいりました。
今回の
市長選挙に市民の皆様が関心を持ち、多くの方が投票したという事実を重く受けとめ、その責任と期待の大きさを実感しているところであります。その期待を裏切ることなく、市政に取り組む決意を新たにしているところであります。
市長としてその御期待にお応えするとともに、これまで門真市のために汗をかき、貢献されてきた方々、また、これからこの地で生まれてくる未来の門真を担う方々、全ての市民の皆様のことを考えつつ、さまざまな声を聞き、答えは必ず市民の中にあるとの信念を持って、これからの
市政運営をとり行う責任があると考えております。
この責任を、私が先頭に立ち、市職員と力を合わせながら、市議会を初め、市民一人一人の皆様とともに支え合い、助け合い、これからの門真市をつくってまいりたいと考えておりますので、格段の御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
それでは、私が取り組んでまいります政策につきまして申し上げます。
初めに、選挙におきまして、「
市長報酬20パーセントカット、退職金ゼロ」を公約に掲げましたが、報酬につきましては、既に25%の減額としているため、変更は行わないこととし、また、退職金は継続してゼロといたします。
次に、
市役所改革であります。
これは、
市民目線で常に物事を考えることは当然でありますが、市職員が組織的に仕事を進める上で、市の目指す方向性をしっかり共有しながら、何でも議論ができる風通しのよい組織風土をつくり上げるとともに、政策を決めていく過程におきましては、政治的な中立性・公平性を徹底し、透明化することでわかりやすくするなど、誰もが理解・納得をいただける市役所としてまいります。
また、お役所言葉をやめ、誰もが理解できる言葉遣いを徹底するとともに、失敗を恐れず、何事にも意欲を持ってチャレンジする職員を育成し、また、頑張る職員が評価される
人事制度を確立し、すぐれた人材の育成に努めてまいります。
市民とともに汗をかく職員を育て、市民の声に耳を傾ける市役所をつくってまいります。
役所が変われば、必ず門真は変わります。
次に、子育て・教育についてであります。
本市の
人口減少数は、平成27年
国勢調査速報値におきまして、近畿圏で最も高くなっており、
生産年齢人口の減少と
高齢化率の高まりが見込まれる中、
子育て世帯の流入を促すとともに、流出を防ぐことが、バランスのとれた
人口構成の実現に向けた、喫緊かつ最重要の課題であると捉えており、未来への展望を持てるまちをつくるためには、子育て・教育に重点的な対策、特に隣接する大阪市に負けない教育・
保育環境の創出が必要であると考えております。
まず、未来を担う
子どもたちへの施策として、あらゆる手法を最大限活用し、待機児童ゼロを早期に実現いたしてまいります。
とりわけ、
幼児教育や保育の無償化並びに
子ども医療費助成を高校生(18歳)まで拡大することにつきまして、早期に導入できるよう具体の検討を進めてまいります。
次に、就学前の教育、保育と小学校との連携を強化し、中学校まで切れ目のない一貫した教育を実現するとともに、しっかりとした
教育目標を立て、学校・家庭・地域が一丸となり、小・中学生の学力向上を目指してまいります。
次に、
福祉政策についてでありますが、市民の皆様の
健康寿命を延ばし、生きがいある暮らしを応援するとともに、高齢者・障がい者を支える施策を充実させ、ぬくもりあるまちを目指してまいります。
団塊世代の皆様が、本格的に高齢化を迎える中、
健康増進と
予防医療の徹底、普及に努め、元気で長生きのまち・門真をつくります。
また、
生活保護制度については、自立の助長を図るとともに、不正受給を徹底してなくし、法の趣旨にのっとった適正な受給となるよう取り組んでまいります。
次に、これからの
まちづくりについてであります。
まず、地域のきずなを育み、地域の連携とにぎわいをつくり出してまいります。
地域の歴史と伝統文化を大切にし、郷土愛を育むとともに、次の世代にしっかり継承していけるよう
環境づくりに取り組んでまいります。
また、「市民・地域がこれまでより自発的・主体的に行い、築き上げてこられた人的・歴史的な資源」、一方、「市役所が
市民サービスの向上に向けて行っている多岐にわたる事業」、それぞれのさまざまな活動について相互に理解と協力を深めるとともに、市民の皆様と市役所との信頼関係を一層高めてまいりたいと考えております。
このようなもと、公民協働による
まちづくりをさらに前に進め、
自分たちのまちは
自分たちでよくしようという機運を一層高め、
世代間交流を充実し、地域のつながりをつくり出してまいります。
次に、災害に強く、住みやすい
まちづくりの実現に向け、門真の都市再生を推し進めてまいります。
密集市街地の解消に向け、
住宅市街地総合整備事業を推進し、また、府内で最も公園面積が少ない現状を改善して良質な緑をふやすなど、市民が安全・安心を実感できる
環境づくりに努めるとともに、
大阪府営住宅を本市へ移管すべく協議することとし、その資源を生かした住みやすい
まちづくりを目指してまいります。
行政として、
スピード感を重要視しつつも、10年、20年先の未来を見据えた、中・長期的な戦略を持ちながら、これまで申し上げました政策を、複合的に推進することで、まちのイメージを一新させ、門真の
魅力アップにつなげてまいりたいと考えております。
これまで申し上げました政策を推進するには財政状況を正確に把握した上で、一つ一つ実現することが肝要となってまいります。
国民健康保険事業特別会計で多額の累積赤字を抱えるとともに、
歳入環境が厳しい状況にある本市にあっては、新たな財源の確保策を常に念頭に置き、新たな門真市をつくるための財源を生み出せるよう、現在、実施している事業を本当に市民が求め、市が実施しなければならない事業であるかを、また、
事業効果を十分に考えず、漫然に実施しているものはないか、検証も必要であると考えております。
このため、前市政のおよそ10年間の事業について、改めて客観的な振り返り・検証を行い、今後に引き継ぐべき事業と見直すべき事業を精査するとともに、ゼロベースでの事業の見直しを図り、その結果を踏まえた新たな出発として、より実効性のある事業へ再構築するべく、その方向性を見定めてまいります。
また、門真市の都市としての魅力を向上させるためには、大阪府の副首都化に向けた
取り組み等、大阪府の動きを注視し、大阪府としっかりタッグを組んでいく必要があります。
私は、これまで約9年間、
府議会議員として府のさまざまな取り組みに触れてまいりました。これらの経験と、その中で得た人脈を、これからの市政にもしっかり生かしてまいりたいと考えております。
以上、所信の一端を申し述べさせていただきましたが、今後は平成29年度当初
予算提出時の施政方針におきまして、より具体的な施策をお示ししてまいりたいと考えております。
私は、市民の皆様にとってわかりやすい親しみのある市役所にすることにより、我がまち・門真を誇りと愛着が持てるまちとなるよう
市政運営に取り組み、住んでよかったと本当に思っていただけるような門真市をつくり上げてまいりたいと考えております。
とりわけ、子どもへの施策の充実を図り、子育てしやすく安心して暮らせる
まちづくりにより、市民の皆様に住み続けていただけるよう施策を推進し、職員とともに皆様の御期待に応えてまいります。
結びに、門真市は、私にとって生まれ育った、そして多くの皆様に育てていただいた、かけがえのないまちであり、皆様にとっても大切なまちです。
これからの市長の任期となる4年間におきましては、このまちを市民の皆様が誇りと愛着の持てるまちへと変えてまいる覚悟であります。
今後とも、市民並びに議員の皆様におかれましては、
市政推進に一層の御支援、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、
所信表明とさせていただきます。御清聴まことにありがとうございました。
○
土山重樹 議長 以上で市長の
所信表明は終わりましたが、本日は聞きおく程度にとどめ、本件に対する質問は、後日の本会議において行うことといたします。
───────────────────────
△議案第56号から第58号まで、「
公共下水道桑才第1
管渠築造工事請負契約の締結について」外2件
○
土山重樹 議長 次に、日程第5、議案第56号から第58号まで、
公共下水道桑才第1
管渠築造工事請負契約の締結について外2件を一括議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。大兼
総務部長。
〔大兼
伸央総務部長登壇〕
◎大兼伸央
総務部長 ただいま一括して御上程賜りました議案第56号から議案第58号までにつきまして御説明申し上げます。
まず、議案第56号、
公共下水道桑才第1
管渠築造工事請負契約の締結について御説明申し上げます。
議案書2ページ及び3ページをごらん願います。本工事の施工地は、門真市桑才新町20番から21番まで及び東田町6番から
大字桑才94番地まで。
工事概要といたしまして、推進工、管径1350から1650㎜まで、延長98.56m、
マンホール工3基を設置するものでございます。
本工事の契約に当たりましては、本市の
総合評点が市内業者800点以上の申請のあった8業者のうち、
最低制限価格で入札した、全業者による抽せんの結果、門真市上野口町12番9号、
株式会社門真建設工業、
代表取締役阿部耕治が1億4834万3400円で落札し、同社と仮契約いたしたものでございます。なお、予定価格に対する落札率は、79.49%でありました。
次に、議案第57号、(仮称)
門真市立総合体育館建設工事請負契約の一部変更についてでございますが、議案書4ページ及び5ページをごらん願います。
本件につきましては、平成27年
門真市議会第3回定例会において、
株式会社熊谷組関西支店と
契約金額33億4044万円、工期を議会の議決のあった日から平成29年3月31日までとして議決を賜り、契約を締結したものでございます。
現在、施工中でありますが、
工事内容に変更が生じましたので、
契約金額「33億4044万円」を「33億4952万4960円」に変更するものでございます。
次に、議案第58号、
公共下水道島頭第1
管渠築造工事請負契約の一部変更についてでございますが、議案書6ページ及び7ページをごらん願います。
本件につきましては、平成27年
門真市議会第2回定例会において、
株式会社阿部工務店と
契約金額1億6256万4840円、工期を議会の議決のあった日から平成28年3月31日までとして議決を賜り、また、平成27年
門真市議会第4回定例会において、
契約金額を1億7824万6440円に変更し、平成28年
門真市議会第1回定例会において、工期を議会の議決のあった日から平成28年9月30日までに変更し、議決を賜り、契約を締結したものでございます。
現在、施工中でありますが、
工事状況の変化に伴い、当初予定の工期内での施工が不可能となったため、工期を「議会の議決のあった日から平成28年9月30日まで」を、「議会の議決のあった日から平成29年3月31日まで」に変更するものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第56号から議案第58号までの説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
以上の3件に対する質疑はありませんか。戸田久和議員。
〔13番戸田久和議員登壇〕
◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。
私は、この議案を審議する総務建設常任委員会に所属していないので、この議案について質疑する場はこの本会議しかありません。私がどうしても質疑しておきたいこと。また、総務建設常任委員会の議員の皆さんに審議に当たって知っておいてもらいたいことを質疑させてもらいます。
門真市は、ことし3月議会で、私の本会議一般質問への答弁において、今後は公共工事現場の週2日閉所を基本としていくこと。そのために、ことし7月の工事からその試行を開始して、2017年度から本格実施していくことを答弁しました。これは、工事品質向上のためのもので、特に土曜日工事に多く発生する不正工事の防止、週40時間労働の徹底、建設業界の労働環境改善のために1997年に制定されたまま放置されてきた当時の建設省要綱を誠実に実施する全国初の模範例であり、近畿建設局などからも注目を受けている園部市政時代の施策です。それを前提として、以下の質疑を一括して行います。答弁は全て西暦と元号併記で願います。
クエスチョン1。この下水道工事は、公共工事現場の週2日閉所の試行の適用例になっているはずだがどうか。この工事の予定期間はいつからいつまでか。
クエスチョン2。聞くところによると、現場の事情で一部で土曜日にも工事しないとふぐあいな事情もあるようだが、それはどのような事情なのか。仮にそのような事情が一部にあって、土曜工事を認めざるを得ない場合があるとしても、それはあくまで全工事期間・全工事区間の中で例外的に認めるにとどめ、公共工事現場の週2日閉所、すなわち公共工事現場の土・日・祝日閉所が門真市の公共工事の基本であるという対応姿勢はしっかり貫くべきと思うが、市は議会答弁に沿った、そういう姿勢を堅持しているか。
クエスチョンの3。公共工事現場の週2日閉所を貫くための実効措置としては、(1)工事業者と早目に協議をして、土曜日に工事せざるを得ない事情を審査して、市がやむを得ないと認めた分だけを土曜日工事を認可する日とし、それ以外の土曜日は、日曜・祝日と同様に工事禁止の日と規定し、それに基づいた全体の工事日程を決定すること。(2)そうして決めた工事日程を、工事開始前から工事終了に至る期間に周辺住民に周知すること。これによって、市との確認に違反する土曜日工事があった場合の住民通報が可能になります。(3)市が土曜日に抜き打ち視察を行うことがあることを業者に宣言しておき、市との確認違反が起こらない抑止と点検の体制をとる。という、三つの措置が不可欠のはずですが、市はそれらを準備していますか。
クエスチョン4。この公共工事現場の週2日閉所方針について、6月議会で
宮本市長支持議員でもある緑風クラブの吉水議員から、中小業者や職人を圧迫して門真市離れを引き起こすものだ、という批判的質問がなされました。これは基本姿勢において後ろ向きで、建設省要綱に反した現状を維持せよ、というもので正しくありませんが、市が元請任せに放置したまま、公共工事現場の週2日閉所施策を進めた場合に、下請、孫請の中小業者や職人に発生する弊害についての危惧や指摘には、耳を傾けるべき点が多々あると思います。そういう工事における弱者に不利益が生じないようにしていくためには、今後早急に、各種の当事者業者はもちろんのこと、各種の労働者や労働組合、及び有識者から意見や提起を公式非公式を問わず幅広く受けて、中小業者や職人に不利益が発生しない方式を練り上げていくようにすべきと思いますが、市の考え方はどうか。
以上、よろしくお願いします。
○
土山重樹 議長 理事者の答弁を求めます。西口
上下水道局長。
〔西口孝
上下水道局長登壇〕
◎西口孝
上下水道局長 戸田議員の御質問につきまして私から御答弁申し上げます。
初めに、本下水道工事は、公共工事現場の週2日閉所の試行の適用例になっているかどうか、また、この工事の予定期間はいつからいつまでかについてであります。
公共工事現場の週2日閉所の取り組みにつきましては、原則、2016(平成28)年7月1日以降に告示される工事については、市の公休日における現場閉所の対象としており、本議案の
契約案件である下水道工事につきましても対象でございます。
本工事の予定期間は、議会の議決のあった日から2017(平成29)年3月31日まででございます。
次に、現場の事情で一部、土曜日にも工事をしないとふぐあいな事情もあるようだが、それはどのような事情なのか。また、公共工事現場の土・日・祝日閉所が門真市の公共工事の基本であるという対応姿勢を堅持しているかについでありますが、本工事におきましては、一部現場状況等により隣接地の物流倉庫の借地が必要で、平日作業が困難な場合があり、休日作業を実施する予定になっております。
市の基本的な考え方といたしましては、原則は先ほども申し上げましたとおり市の公休日における現場閉所の考え方であり、交通量や周辺施設への対策、地元要望等、現場状況により平日施工が困難であるときは、例外として書面により監督職員の承諾を受けた上、休日施工も認める場合もございます。
次に、公共工事現場の土・日・祝日閉所の実効措置として、工事業者と早目に協議をし、土曜日に工事せざるを得ない事情を審査して、市がやむを得ないと認めた分だけを土曜日工事を認可する日とし、それ以外の土曜日は、工事禁止の日と規定して、それに基づく全体の工事日程を決定すること。
また、その工事日程を、工事開始前から工事終了に至る期間に周辺住民に周知することが、市との確認に違反する土曜日工事があった場合の住民通報が可能になるのではないかについてでありますが、7月からの試行実施につきましては、原則、工事業者と現場の週2日閉所の考えのもと十分な協議を行い、現場状況により平日施工が困難である場合も考慮の上、工程調整を行っております。
長期にわたる全体工事日程の住民への周知については、天候や現場状況によって大幅な工程変更もあることから着工前に示すことは困難でありますが、各工事において週間工程等により事前に現場閉所日の周知に努めてまいりたいと考えております。
また、閉所の確認に市が土曜日において抜き打ち視察もあることを業者に宣言することにつきましては、適正な執行確認のため、予告なしの視察もあり得る旨の事前周知も違反抑止の対策の一つであると考えております。
最後に、工事における弱者に不利益が生じないようにしていくためには、今後早急に、各種の当事者業者はもちろんのこと、各種の労働者や労働組合、及び有識者から意見や提起を、公式非公式を問わず幅広く受けて、中小業者や職人に不利益が発生しない方式を練り上げていくことについてでありますが、4月に実施した業者アンケートにおいても、下請、孫請の中小業者に対する危惧についての意見もございました。それらにつきましても、公共工事現場の週2日閉所を試行実施していく中で、中小業者に不利益が生じているか否か等、課題の抽出も行い検討してまいるとともに、国土交通省における試行実施や、また、この8月から大阪府におきましても4週8休モデル工事の試行を進めると聞き及んでおり、それらの情報収集に努め、必要に応じて請負業者を初め、労働組合や有識者など各種関係者から幅広く意見を聴取し、課題整理に向け取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。(「そんなもん決める前に最初からそれわかってるこっちゃないか」「何をあれやこれや言っとるんや」「やじ言うことか吉水さん」と呼ぶ者あり)
○
土山重樹 議長 静粛にお願いします。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案3件は、一括して総務建設常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第59号「市長等の
退職手当の支給額の特例に関する条例の制定について」
○
土山重樹 議長 次に、日程第6、議案第59号、市長等の
退職手当の支給額の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。大兼
総務部長。
〔大兼
伸央総務部長登壇〕
◎大兼伸央
総務部長 ただいま御上程賜りました議案第59号、市長等の退職手当の支給額の特例に関する条例の制定につきまして御説明申し上げます。
議案書8ページをごらん願います。本件につきましては、本市の行財政改革をさらに推進するため、市長等の退職手当の支給額について特例を定めるにつき、条例を制定するものでございます。
それでは、条例の主な内容につきまして、議案書の9ページをごらん願います。
第1条は、目的規定で市長、副市長、水道事業管理者及び教育長の退職手当の特例を定める旨を規定いたしております。
第2条は、市長等の退職手当の支給額の特例措置で、第1項におきまして、市長にあっては特別職の職員の退職手当に関する条例に基づき算出した退職手当の全額を支給しないことといたしております。
次に、第2項におきましては、副市長等の退職手当の支給額の特例でありまして、特別職の職員の退職手当に関する条例に基づき算出した退職手当の額から、副市長にあっては100分の40、水道事業管理者及び教育長にあっては100分の30をそれぞれ減額するものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、同日に在職する市長が平成32年7月23日までに退職した場合、及び当該市長の在職期間中に選任または任命された副市長等がそれぞれの在職期間中に退職した場合の
退職手当について適用することといたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第59号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。戸田久和議員。
〔13番戸田久和議員登壇〕
◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。
先ほどと同様、どうしても質疑しておきたいことを一括して行います。宮本新市長は真摯な答弁をしてください。なお、答弁は全て西暦と元号の併記で願います。
まず、この拡大フリップを用意しました。7.24市長選で
門真市長に当選した
宮本一孝氏の選挙公報には、このように「
市長報酬20%カット!退職金ゼロへ!」とはっきりと書かれています。また、カラー印刷で市内に大量に配布された門真
市長選挙での
宮本一孝氏のビラ、大阪維新の会の選挙ビラですけども、これで、表面にはこのように
宮本一孝氏の顔の下に、ここですね、「
市長報酬20%カット!退職金ゼロへ!」「ゼロへ!」と書いてますね。そして、このビラの裏面、大量に配布されて宣伝された維新宮本さんのビラの裏面のトップ、ここにも市長として身を切る改革を実行します。
市長報酬を20%カットし、退職金をゼロにしますと、非常にくっきりと書いております。これを前提にして以下の質疑を行います。
クエスチョンの1。門真市では、市長の退職金について高額過ぎるし、その合理的な理由がないので大幅削減すべきとして、私が、今から14年前、2002年3月議会で初めて言及し、その後2002年の9月議会、2003年6月議会、2004年3月議会としつこく追及し、当初はほかの議員はみんな何をばかなことを言っているんだという対応でしたが、その後2004年12月議会で公明党もこの件を追及するという展開がありました。そして、2005年の市長選において、府議を辞職した園部一成氏が市長退職金ゼロを突如として公約に掲げて当選し、当選後に園部市長の任期については市長退職金ゼロを定めた、いわゆる市長等の
退職手当特例条例を定めて、2009年市長選、2013年市長選との連続当選後も同じ特例条例を定めてきました。この特例条例はいずれも全議員の賛成で可決されております。
宮本一孝氏は、2007年の統一地方選挙で門真市議をやめて大阪府議選に出馬して当選するまでは、当時は存続していた志政会という会派の一員として門真市市議をやっていて、今述べた経過のうち少なくとも2007年3月までのことは、私の同僚の議員ですね、門真市議の一員としてよく知っていたことであります。政治的立場は全然違いますが。このような経過で、門真市では2005年6月の園部市長誕生以降2016年7月の市長選までの11年間も一貫して市長の退職金ゼロが続いてきたが、こういう経過を
宮本一孝氏が知らないで市長選に出たはずがなく、当然にもよく知っていたと思うがどうか。
クエスチョンの2。市長の退職金ゼロという市町村は極めて少なく、2005年に園部市長、門真市が実施した段階では、当時全国約2400の自治体で恐らく3カ所か4カ所程度しかない、極めて極めて少ない例でした。そして、ことし2016年段階ですら全国自治体、数が減って1700ほどの自治体で、それでも多分20カ所程度だろうと思います。それほど少ない例だということですね。
さて、園部市長が2005年から始めた市長の退職金ゼロ施策はそれほど先進的で少数の政策ですが、
宮本一孝氏は、今回の市長選出馬で市長の「退職金ゼロへ!」と、「ゼロへ!」ですね、ここに書いてますね、「ゼロへ!」、と宣伝するに当たって、門真市が既に2005年から市長の退職金ゼロという物すごい先進的な施策を取り続けてきたことを調べていたのか、認識していたのか。全国で市長退職金ゼロの状況がどうなっているのかということを含めて調べていたのかということですね。
クエスチョンの3。門真市の市長退職金ゼロが、退職手当の条例そのものの規定を
退職手当なし、ゼロ円に変更するのではなしに、特例条例をつくって、園部市長の任期に限って退職金ゼロとする方式になっているのは、2005年の園部市長初当選当時、
市議会議員の少なからぬ部分に退職金条例そのものをゼロ円に変更するのは行き過ぎではないか。園部氏以外の人が市長になったときに困るのではないかという空気があり、全国でほとんどやってないわけですからね、とりわけ、2005年市長選当時、当時の現職東市長を支援した緑風クラブの議員たちは、退職金ゼロは園部氏のパフォーマンスだ、退職金条例そのものでゼロにすることは許さないという姿勢が強硬であったために、議会対策として特例条例をつくる方式になったものです。2005年当時にあった、これまた志政会という保守会派は、
宮本一孝氏が所属していた会派ですが、そこでも同じような感じでありました。その実情は当時の市会議員であり、高額過ぎる市長退職金の問題を2002年から追及してきた私はよく知っております。今回の市長選で
宮本一孝氏を全面支援したのが緑風クラブの議員たちであり、また、
門真市長時代に
宮本一孝氏が所属した志政会の代表だった大本郁夫氏です。その大本氏は、この選挙公報のところに、
宮本一孝氏の推薦人として名前、元
門真市議会議員大本郁夫と、このようにはっきり載ってますね。そういう特例条例で市長退職金ゼロを規定した経過、条例そのものを根本的に退職金ゼロと、根本的に変えることを避けた、避けざるを得なかった経過については
宮本一孝氏が知らないはずはなく、当然にもよく知っていたはずだがどうか。
クエスチョンの4。2005年以来、11年間も市長退職金ゼロが続いてきた門真市では、園部市政の継承をうたって市長選に立った川本候補も含めて、市長退職金ゼロをやめようと主張したり考えたりする議員や市民はどこにもいないはずです。
宮本一孝氏が市長選であえて市長退職金をゼロにしますとか市長退職金ゼロを掲げて大宣伝したのは、市長退職金ゼロをやめようとする、退職金復活させようとする勢力がいると認識したからなのか。もしそう認識したとしたら何を根拠にそのような勢力がいると考えたのか。それとも、市長退職金ゼロをやめようと主張したり考えたりする勢力が存在していないことを知りながら、11年間続いてきたこの市長退職金ゼロの門真市において、それでも上にかぶせて市長退職金をゼロにと、そういうことを選挙宣伝に使ったのかどちらでしょうか。
クエスチョンの5。2005年以来11年間も市長退職金ゼロが続いてきた門真市において、市長選での自分の宣伝において、市長退職金をゼロにしますとか市長退職金ゼロを掲げて大宣伝するのは、市民に対して、あたかもこれまでの門真市では市長の退職金がゼロではないという間違った情報を刷り込む詐欺宣伝に等しいイメージ操作だと考えるが、
宮本一孝氏はどう考えるのか。市長選での自分の宣伝において、市長退職金をゼロにしますとか、市長退職金ゼロを掲げて大宣伝しても、それでも、そういう宣伝を聞いても、門真市民は、門真市では11年間も市長退職金が現実ゼロが続いていると、そういう正しい認識を保持できると考えているのか。もしも市長退職金問題を触れるのであれば、園部市政での市長退職金ゼロ政策を継続しますと訴えるべき話ではないか。決して市長退職金ゼロに、ゼロにですね、ゼロにします。こういう訴え方は全く的外れではないか。
クエスチョンの6。2005年以来11年間も市長退職金ゼロが続いて、市長退職金ゼロをやめようと主張する勢力が全くいない門真市において、もしも市長退職金問題を選挙の主張に使うのであれば、特例条例による1代限りごとの市長退職金ゼロではなく、退職金条例そのものの規定を変更して市長退職金ゼロを規定する方式への抜本的変更を訴えるのが当然であるが、
宮本一孝氏はそういう抜本的な条例変更を
市長選挙のときに考えてああいう宣伝をしたのか。
クエスチョンの7。しかし、今回出てきた条例は、園部市政3期11年間と全く同じ特例条例での規定であり、
宮本一孝氏は市長当選当初から今まで一貫して自分の任期限りの特例条例でいく。つまり、園部市長と何ら変わらない方式で市長等の
退職手当の特例条例をこの9月議会に出す立場をとってきました。この事実は、この条例を所管する
総務部長について、
宮本一孝氏当選当初の重光
総務部長も、その後
人事異動した現在の大兼
総務部長からの聞き取りでも確定しております。では、
宮本一孝氏は、市政改革を強く訴えて当選してきたのに、なぜ市長退職金条例そのものの抜本変更を一度も模索しなかったのか。もしも抜本的変更を当選当初も模索したとすればなぜその方式を貫こうとしなかったのか。
クエスチョンの8。最後の質問です。2005年以来11年間も市長退職金ゼロが続いてきた門真市において、
市長選挙であれほど大々的に市長退職金をゼロにしますとか退職金ゼロを掲げて宣伝をしておきながら、市長になったら園部市長と全く同じ特例条例を出して、自分1代限りの退職金ゼロにするというのでは詐欺政治そのものだと断じざるを得ず、
宮本一孝氏はこの特例条例を撤回して市長
退職手当条例の抜本改定案を議会に出して審議を仰ぐべきだと思うがどうか。
以上、真摯な答弁をお願いします。
○
土山重樹 議長 理事者の答弁を求めます。
宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎
宮本一孝 市長 戸田議員の御質問に御答弁申し上げます。
市長の退職金不支給が11年間続いたこと及びその経過を知っていたかについてでありますが、園部前市長の退職手当が特例条例により不支給であったこと及びそこに至るおおよその経過につきましては認識しておりました。
次に、門真市が2005年から行っていた市長の退職金不支給が導入事例の少ない先進的な施策であることを調べ、認識していたかについてでありますが、本市が市長退職手当不支給の先進的な施策をとり続けていることは、さまざまな情報から得て、認識しておりました。
次に、特例条例で市長の退職金の不支給を規定した経緯についてでありますが、議員の認識している経緯について何ら否定するものではございませんが、前市長の特例条例の制定経緯については、その時々の市長が判断すべきものという考えのもと、園部前市長がみずからの退職手当を不支給とする特例条例を制定したものと認識しております。
次に、市長の退職金不支給に関する認識についてでありますが、市長への退職手当の支給については、議員御質問の勢力がいるという認識ではなく、その時々の市長が判断すべきものという考えのもと、私自身、市長として身を切る改革として退職手当の不支給を公約にいたしました。
次に、市長の退職金不支給に関する公約についてでありますが、繰り返しになりますが、市長への退職金手当の支給については、その時々の市長が判断すべきものという考えのもと、退職手当の不支給を公約にいたしたものであり、議員御指摘のイメージ操作だという考えは持っておらず、市民の皆様には私なりの政治的姿勢を表現し、私の公約を理解していただいているものだと認識しております。
次に、抜本的な条例変更についてでありますが、その時々の市長が判断すべきものという考えのもと、そのような変更については考えておりませんでした。
次に、退職金条例そのものの変更の模索についてでありますが、御質問の抜本的な変更は模索しておらず、その時々の市長が判断すべきものだと考えております。
最後に、市長等の
退職手当条例の改定案の提出についてでありますが、先ほど来御答弁申し上げましたように、その時々の市長が政治的に判断すべきものだという考えのもと、私自身判断した結果による議案でございますので、本条例案については何とぞ御協賛賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 戸田久和議員。
〔13番戸田久和議員登壇〕
◆13番(戸田久和議員)
宮本市長から一応の答弁がありましたが、内容としては維新の
宮本一孝氏という人物が意図的にでたらめな宣伝をして市民を惑わして権力の座を得ようとする人間であり、維新という政治勢力が大量の物量と人員の投入ででたらめ宣伝をして市民を惑わす勢力であるということが示されたものでした。(発言する者あり)
○
土山重樹 議長 静粛にお願いします。
◆13番(戸田久和議員) しかし、この場で1回だけ許されている再質疑をしても答弁を伺うこともないと思いますので、若干の指摘を述べておきます。(「公党に対して失礼だぞ」と呼ぶ者あり)この宣伝を見た人、市長の退職金をゼロに、こんだけ大宣伝した、それで支持して投票した方々、まさか11年間も門真市は全国で数少ない市長退職金ゼロを続けて、誰も復活させようとする人は誰一人いない、そういう市である。退職金問題は全く問題にならない。今のままでいいんだということを何も知らなかったんじゃないかと思いますね。
さて、
宮本一孝氏が宣伝の目玉に使ったのは「
市長報酬20%カット!退職金ゼロへ!」というものでした。先ほど来言ってますように、11年間も市長退職金ゼロが続いて、市長退職金ゼロをやめようとする勢力が皆無である門真市において、そういった事情を百も承知していながら、自分が市長になったら身を切る改革をします。市長の退職金をゼロにしますという大宣伝をするということは、市民に対してこれまでの門真市では市長の退職金がゼロでない、という間違った情報を刷り込む詐欺宣伝にほかなりません。市長退職金問題に触れるのであれば、園部市政での退職金ゼロ施策を継続していきますと訴えるべき話であります。
宮本市長の答弁では、私なりの言い方だとか市民に誤解を与えるものではないというような趣旨の言い逃れをしてますが、全くの詭弁にすぎません。
そしてまた、この市長「退職金ゼロへ!」とセットになった宣伝文句が
市長報酬の20%カットという主張ですね、ここにあります。が、実際には、門真市では
市長報酬の25%カットが続いており、
宮本一孝氏の選挙宣伝の実態は、市長の報酬を園部市長時代よりも5%値戻し、引き上げしますよという、値上げ主張でしかありませんよね。今までの門真市政がどういう実態なのかを説明せずに、市民に耳ざわりがいいだろうということで、身を切る改革、「
市長報酬20%カット!」市長「退職金ゼロへ!」を宣伝しまくるのは非常に恥さらしなペテン政治にほかなりません。こういう維新の実態。
宮本一孝氏の実態を強く批判して私の指摘を終わります。
以上です。
○
土山重樹 議長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第59号は総務建設常任委員会に付託いたします。
先ほどの戸田議員の発言については、後刻速記録を調査の上(発言する者あり)措置いたしますので御了承願います。(「市長に対して失礼だ」「何が失礼だ」と呼ぶ者あり)
───────────────────────
△議案第60号「
上下水道事業の組織統合に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について」
○
土山重樹 議長 次に、日程第7、議案第60号、
上下水道事業の組織統合に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。西口
上下水道局長。
〔西口孝
上下水道局長登壇〕
◎西口孝
上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第60号、
上下水道事業の組織統合に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定につきまして御説明申し上げます。
議案書10ページをごらん願います。本件は、公共下水道事業につきまして、地方公営企業法の規定の全部を、平成29年4月1日から適用するに当たり、水道事業及び公共下水道事業の組織統合をすることに伴い、水道事業及び下水道事業を通じて、
上下水道事業管理者1人を置く等、関係各条例において、所要の改正を行うため、本条例を定めるものでございます。
条例の内容でございますが、議案書11ページから13ページをごらん願います。
まず、第1条、門真市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、条例の名称を門真市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例に改め、第1条第2項の追加は、公共下水道事業の設置することを追加し、第1条の2の追加は、地方公営企業法第2条第3項及び地方公営企業法施行令第1条第2項の規定により、公共下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することを規定するものでございます。
次に、第2条の経営の基本では、第1項で公共下水道事業を追加し、第2項及び第3項で、水道事業及び公共下水道事業の規模をそれぞれ規定するものでございます。
次に、第3条第1項で、水道事業及び下水道事業を通じて
上下水道事業管理者1人を置くことを、第2項の追加は、管理者の権限に属する事務を処理させるため、上下水道局を置くことを規定するものでございます。
次に、第7条から第10条中の公共下水道事業の追加は、地方公営企業法の全部適用に伴い、地方公営企業法の規定により、条例で定める事項につき、規定しており、第7条で、重要な資産の取得及び処分について、第8条で、議会の同意を要する賠償責任の免除について、第9条で、議会の議決を要する負担附きの寄附の受領及び法律上市の義務に属する損害賠償の額の決定について、第10条で業務状況説明書類の提出について、それぞれ規定するものでございます。
次に、第2条、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、
上下水道事業管理者の設置に伴い、第1条関係別表中の「水道事業経営審議会委員」を「
上下水道事業経営審議会委員」に改めるものでございます。
次に、13ページから15ページをごらん願います。第3条の門真市
水道条例の一部改正につきましては、第6条第2項では、
上下水道事業管理者の設置に伴い、「門真市水道事業管理者」を「門真市
上下水道事業管理者」に改め、第35条第2項では、公共下水道事業の地方公営企業法の全部適用に伴い、これまで市長の権限に属する事務については、市長の権限に留保される事務を除き、
上下水道事業管理者の権限に属する事務となるため、「市」を「管理者」に改めるものでございます。
次に、第4条、特別職の職員の
退職手当に関する条例の一部改正及び第5条、門真市特別職報酬等審議会条例の一部改正につきましては、「水道事業管理者」を「
上下水道事業管理者」にそれぞれ改めるものでございます。
次に、第6条の門真市特別会計設置条例の一部改正につきましては、第1条第1項第1号の削除は、地方公営企業法の全部適用に伴い、地方公営企業法の規定により、公共下水道事業特別会計を設置し経理を行うため、地方自治法の規定による設置の門真市公共下水道事業特別会計につき削除するものでございます。
次に、15ページから25ページまでをごらん願います。第7条、門真市下
水道条例の一部改正につきましては、市長の権限に属する事務及び
上下水道事業管理者の権限に属する事務について、市長、
上下水道事業管理者の権限の整理に伴い、「市長」を「
上下水道事業管理者」又は「管理者」に、「規則」を「管理者の定める規程」又は「規程」に改め、また、市長の権限に属する事務につき、地方自治法第153条第1項の規定により、事務を
上下水道事業管理者に委任する場合に、「市長」を「管理者」に、「規則」を「規程」に、それぞれ読みかえる規定を設ける等、所要の改正を行うものでございます。
次に、25ページ及び26ページをごらん願います。第8条、門真市水洗便所改造助成条例の一部改正及び第9条、門真市水洗便所改造資金貸付基金条例の一部改正につきましては、前条の門真市下
水道条例の一部改正と同様に、市長の権限に属する事務につき、事務を
上下水道事業管理者に委任する場合に、「市長」を「
上下水道事業管理者」に、「規則」を「
上下水道事業管理者の定める規程」に、それぞれ読みかえる規定を設けるものでございます。
次に、26ページから29ページをごらん願います。第10条、門真市東部大阪都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正につきましては、市長の権限に属する事務から
上下水道事業管理者の権限に属する事務への権限整理のため、「市長」を「
上下水道事業管理者」に、「規則」を「管理者の定める規程」等の所要の改正を行うものでございます。
次に、29ページ以下をごらん願います。第11条、門真市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正、第12条、門真市情報公開条例の一部改正及び第13条、門真市個人情報保護条例の一部改正並びに第14条、門真市行政手続条例の一部改正につきましては、
上下水道事業管理者の設置に伴い、「水道事業管理者」を「
上下水道事業管理者」に改めるものでございます。
次に、第15条、門真市職員の厚生制度に関する条例の一部改正につきましては、引用条例の規定整備を行うものでございます。
次に、第16条、門真市暴力団排除条例の一部改正につきましては、「水道事業管理者」を「
上下水道事業管理者」に改めるものでございます。
次に、第17条、門真市附属機関に関する条例の一部改正につきましては、第1条関係別表中3項の「水道事業管理者」を「
上下水道事業管理者」の附属機関に改め、担任する事務に公共下水道事業経営を追加するものでございます。
次に、第18条、門真市自治基本条例の一部改正につきましては、「水道事業管理者」を「
上下水道事業管理者」に改め、次に、第19条、門真市事務分掌条例の一部改正につきましては、各条項中の削除は、第1条、門真市水道事業の設置等に関する条例の一部改正において、水道事業及び公共下水道事業について、
上下水道事業管理者の権限に属する事務を所掌する局として、上下水道局を置くことに伴い、削除するものでございます。
第20条の門真市
まちづくり基本条例の一部改正及び第21条の市長等の
退職手当の支給額の特例に関する条例の一部改正につきましては、「水道事業管理者」を「
上下水道事業管理者」にそれぞれ改めるものでございます。
なお、附則といたしまして、第1項において本条例の施行日を平成29年4月1日とし、第2項で、経過措置として、本条例の施行日前において、改正前の各条例の規定により、なされた処分等の行為は、改正後の各条例の相当規定によるものとみなすことを規定しております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第60号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第60号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第61号「門真市附属機関に関する条例の一部改正について」
○
土山重樹 議長 次に、日程第8、議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。河合
総合政策部長。
〔河合敏和
総合政策部長登壇〕
◎河合敏和
総合政策部長 ただいま御上程賜りました議案第61号、門真市附属機関に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書36ページをごらん願います。本議案は、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき、新たに附属機関を設置するとともに、委員報酬額を定めるため、条例の一部を改正するものでございます。
次に、具体の改正内容でありますが、37ページをごらん願います。
市長の附属機関として、本市が実施する事務事業の継続の可否を検証するため、必要な事項についての調査審議に関する事務を行う門真市事務事業継続検証審議会を新たに設置するものでございます。
附則といたしまして、附則第1項において、本条例の施行日を公布の日といたしております。
附則第2項では、附属機関の委員報酬額を規定するため、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行うものでございます。
なお、今回、追加する委員報酬額につきましては、日額8400円といたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第61号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。戸田久和議員。
〔13番戸田久和議員登壇〕
◆13番(戸田久和議員) 13番、無所属・革命21の戸田です。
一括して質疑を行いますので宮本新市長の真摯な答弁をお願いします。なお、答弁は全て西暦、元号の併記で願います。
この条例は、園部市政を批判的に検証して、宮本市政下での改善策を示していくための、いわゆる検証審議会を設置することを、宮本新市長が発案したことに由来する条例改正であるはずだがどうか。
検証審議会設置のための条例改正が、あれだけ園部市政を非難して市長になった
宮本一孝氏みずからがイニシアチブをとらずに役人の発想したものだとしたら、そのほうがかえっておかしいわけですがどうなのか。
クエスチョンの2。しかし、議案についての職員からの説明を受けた限りでは、市政の事業全体を検証していくものとしてのみ説明されており、もしそのとおりならば検証対象が余りに膨大で時間、労力も膨大にかかってしまい、従来の事業検証システムに屋上屋を架す二重事業になってしまうと思います。例えば、これは市民ご意見番アンケートですけども、これも数多くの事業を
市民目線で検証し、それをまとめたものである。6冊ありますね。これ、1冊読むだけでも物すごく大変なんですがね。こういう市政の事業全体を検証していくのであれば、この分量、これを考えて、つくって、検討して、この分量、2倍、3倍の分量の文書作成になってしまうものと思います。市政改革を高らかにうたう
宮本市長にあって、そのようなことしか考えていないのは不合理なので、実際は五つなり十なりの重点的な批判対象を
宮本市長が考えており、それを浮かび上がらせるための体裁として市政の事業全体を検証していく体裁をとっているだけではないと思うのですがどうでしょうか。
私は、あらかじめ幾つかの重点的検証対象を心づもりにすること自体を非難するものではなく、新市長としてそのような心づもりを持たずに市政の事業全体の検証という膨大な手間費用を漫然とかけていくことのほうがおかしいと思います。
宮本市長は、この検証審議会の検証作業について、(1)その重点対象のおおよその内容。(2)中間報告の公表の時期。(3)最終報告の公表時期。(4)市政への改善反映をさせていく時期。いつごろから改善反映ができるのかについて、どのように考えてこの条例改正案を出したのかお答えください。
クエスチョン3。園部市政での事業の問題点については、その重要課題については、これまで議員各会派、各人が否定、肯定、是々非々さまざまな立場から激しく論じ合ってきておりますので、検証審議会を真に効果あるものにするためには、少なくとも検証審議会での論述や聞き取りを希望する議員については、調査対象とすることを
宮本市長がこの条例改正案を出すこの本会議で明言すべきと思いますがどうでしょうか。そういう明言や議員からも意見を聞くということをせず、方向づけをせずに、単に審議会での委員の方々の協議に委ねるというような旧来行政的な市政では、
宮本市長が言うところの改革姿勢が疑われると思いますがどうなのか。
クエスチョンの4。
宮本一孝氏があれだけ声高に園部市政を非難し、市政改革を訴えて市長当選をやった以上は、ここは絶対に変えるべしと考えた重点課題があるはずであって、実際には市長選ではトポス跡地保証は税金の浪費だとか門真市の顧問弁護士が自民党で府議選挙に出たのはおかしいとか、教育行政がだめだとか幾つかの点を重点的に訴えていました。そうである以上、効率的にこれまでの事業の問題摘発と改善をしようと思うのであれば、全事業を対象の検証審議会ではなくて、
宮本市長が重点的な検証課題を例示した上で、市長の私的諮問機関として事業検証審議会を設置したほうがすっきりして、時間、労力の上でもずっとましだと思うがどうでしょうか。なぜ
宮本市長は、市長の私的諮問機関としての事業検証審議会を設置せずに今回の形の条例改正案を出してきたのかお答えください。よろしく。
○
土山重樹 議長 理事者の答弁を求めます。
宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎
宮本一孝 市長 戸田議員御質問のうち、門真市事務事業継続検証審議会の設置について私より御答弁申し上げます。
まず、門真市事務事業継続検証審議会の設置についてでありますが、市長として、現在、実施している事業が市民から求められているものか、また、
事業効果を十分踏まえず、漫然と実施しているものはないかの客観的な検証が必要であるとの考えのもと、条例改正の議案を提出したものであります。
次に、事業全体を検証することについてでありますが、現在、市においては、第5次総合計画の進行管理をPDCAサイクルに基づき、事務事業評価、市民ご意見番アンケート、内部事業評価、施策評価の順に毎年度実施しております。
本議案において設置される附属機関では、今後の市政をスタートさせるに当たり、市が事業を継続するべきものかについて、客観的に審議いただき、新たな視点も踏まえた上で事業継続を判断するための材料として、必要であるとの認識のもと、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき、新たに附属機関を設置する議案を提出したものであります。
次に、検証作業についてでありますが、市に裁量がある事業を中心とし、中間報告については、現在のところ考えておらず、12月ごろを目途として答申をいただきたいと考えており、その際には、市議会への報告も行いたいと考えております。
また、早期に事業手法の改善等を行える事業につきましては、2017(平成29)年度当初予算へ反映する予定であります。
次に、これまでの議会での議論の経過を踏まえた事業継続の賛否についてでありますが、
市政運営は多様な住民ニーズに加え、時勢に応じながら、その時々で議会におかれまして、御議論されてきたものと存じております。
審議会において調査審議する事項は、市内部での調査を主たる目的とし、また議員の所見につきましては、本会議及び委員会等での議論によるところであると考えておりますことから、聞き取りなどの調査対象と考えておらず、これまでの各事業に関する資料での調査のほか、必要に応じ、当該事業の立案等に関与した職員への聞き取りなどにより審議いただくことを想定しております。
これまでも、
市議会議員、
府議会議員として門真市政に深い関心を持ち、愛着を持って市政の発展を願ってきたところであり、今後におきましても、市長として、市民の皆様にとって全体最適になるような市政改革を目指してまいりますことから、その過程におきましては、外部の視点による客観的な審議が必要であると考えております。
次に、当該審議会における審議対象となる事業継続の可否を検討する範囲といたしましては、園部前市長在任期間中に新規事業として実施されたものを網羅した上で、継続するべきか否かの検討をすることとしておるものであり、これまでの事業をゼロベースで丁寧に見直すとの考えのもと、特定の事業のみを対象にするものではなく、これからの市政を運営するに当たり、一度立ちどまって考えるために諮問する予定としておるものであります。
なお、市長の私的諮問機関で調査することにつきましては、市長が諮問し、答申いただくことにしていることから、地方自治法第138条第4項の規定に該当するものであり、本議案を提出したものであります。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、先ほど私の退職金等の御指摘がありましたが、これまで、身を切る改革というのは大阪維新の会で続けてまいりました政治的なスタンス、姿勢のあらわれであります。そのため、私自身も
府議会議員当時、退職金等だけではなく議員報酬のカットであったり、また議員定数の削減、そういった改革を進めてまいったものであります。今回、私が選挙で戦ったのは、園部前市長ではありません。新しい市長を選ぶというスタンスの中で互いに公約を出し議論をしてきたものだと考えております。その点を十二分に御理解いただきたく存じます。
以上です。(拍手)
○
土山重樹 議長 戸田久和議員。
〔13番戸田久和議員登壇〕
◆13番(戸田久和議員) この場で1回だけ許される再質疑しても深まることはないと思いますが指摘だけ述べておきます。なお、
宮本市長の先ほどのアドリブというか、当初いただいた原稿にない発言については、大変貴重な発言をもらったと。論議の材料が新たにできたということでそれ自体は歓迎します。
さて、答弁では、この検証審議会の結論をことし12月に出すと言われました。しかし、検証審議会のメンバーを選定できるのは9月30日の本会議で、この議案が可決された後ですね、10月1日からです。メンバー、各人有識者、忙しい先生方の日程調整をして第1回会合を開けるのは10月からです。そして10月、11月には決算委員会があり、12月には12月議会があり、その他の各種の審議会等々がずっとめじろ押しであります。普通、審議会を開催するのに多くの有識者の都合を合わすであろうに、月に2回も開けばかなり手いっぱい、3回は普通は無理だろうと思いますね。そういった中で、分量はこれを上回るような内容のことをやるという話なんですけれども、これでは、12月に結論を出すというのでは、担当職員に猛烈な負担を強制することになり、かつ、よほどの手抜き作業をしなければ話をまとめる調査をしますというのは不可能なことだと私は思います。12月に議員にも提示するということですから、どんなものができ上がってくるのかは厳しく点検していきますが、こういうむちゃな日程を平気で考えてしまう。まさに選択じゃなくて全般に網かけてそれからやっていきますよというふうな言い方で、12月に結論を出すという。ちょっとむちゃ過ぎると思いますね。宮本新市長の市長としての資質に大いなる疑問を呈して私の指摘を終わります。どうも。
○
土山重樹 議長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第61号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第62号「門真市一般職の
非常勤嘱託職員及び
臨時的任用職員の任用、
勤務条件等に関する条例の一部改正について」
○
土山重樹 議長 次に、日程第9、議案第62号、門真市一般職の
非常勤嘱託職員及び
臨時的任用職員の任用、
勤務条件等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。大兼
総務部長。
〔大兼
伸央総務部長登壇〕
◎大兼伸央
総務部長 ただいま御上程賜りました議案第62号、門真市一般職の
非常勤嘱託職員及び
臨時的任用職員の任用、
勤務条件等に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書38ページをごらん願います。本件につきましては、一般職の
非常勤嘱託職員及び
臨時的任用職員について、一定の場合、有給での病気休暇を取得できるよう、所要の改正を行うものでございます。
改正条例の内容でございますが、議案書39ページをごらん願います。
第20条の2第1項の改正は、療養する必要があり勤務しないことがやむを得ないと認められる場合として規則で定める場合に有給の休暇を与えることができる旨規定するものでございます。
なお、附則といたしまして、本条例の施行日を平成28年10月1日とするものでございます。
以上、まことに簡単でございますが、議案第62号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第62号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第63号「門真市
税条例等の一部改正について」
○
土山重樹 議長 次に、日程第10、議案第63号、門真市
税条例等の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。大兼
総務部長。
〔大兼
伸央総務部長登壇〕
◎大兼伸央
総務部長 ただいま御上程賜りました議案第63号、門真市
税条例等の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書40ページをごらん願います。本件につきましては、地方税法等の一部を改正する等の法律が、平成28年3月31日に公布されたこと等に伴い、所要の改正を行うものでございます。
その内容でございますが、41ページ以下をごらん願います。
まず、第1条の門真市税条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
第10条、第35条、第44条及び第45条の改正は、市民税に係る延滞金について、減額更正があった後に、修正申告書の提出や増額更正があった一定の場合において、延滞金の計算期間から一定の期間を控除して計算すること等を規定するものでございます。
次に、附則第6条の改正は、個人の市民税について、健康診断などを受けている納税義務者が、特定一般用医薬品等の購入対価を支払った場合に、その年中に支払った一定の対価の額を、従来の医療費控除等との選択により、所得控除することを規定するものでございます。
次に、附則第10条の2の改正は、津波対策の用に供する港湾施設、再生可能エネルギー発電設備及び認定誘導事業者が取得した公共施設等に係る固定資産税及び都市計画税の課税標準の特例割合を参酌すべき標準の割合をもって定めるものでございます。
次に、附則第49条の2の改正は、個人の市民税について、外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律に規定する特例適用利子等及び特例適用配当等に係る所得に対して、申告分離課税により、所得割を課することを規定するものでございます。
次に、附則第49条の3及び第52条第2項の改正は、法改正等に伴う字句整備等を行うものでございます。
続きまして、第2条の門真市
税条例等の一部を改正する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
附則第5条の改正は、第1条中門真市税条例第10条の改正に伴う引用規定の整備を行うものでございます。
最後に、附則といたしまして、各改正規定の施行期日を第1条に、経過措置を第2条から第4条までに、それぞれ規定いたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第63号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第63号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第64号「門真市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」
○
土山重樹 議長 次に、日程11、議案第64号、門真市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。内田こども未来部長。
〔内田勇こども未来部長登壇〕
◎内田勇 こども未来部長 ただいま御上程賜りました議案第64号、門真市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書60ページをごらん願います。本件につきましては、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準及び
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令等の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。
改正の内容でございますが、61ページ以下をごらん願います。第29条では小規模保育事業A型を行う事業所の設備の基準について、第44条では保育所型事業所内保育所の設備の基準について、それぞれ避難所用階段に関する設備基準を改正するものでございます。
次に、職員配置に係る特例として附則を追加しており、第6項には、在園児の少ない時間帯の保育士配置について、第7項には、長時間開所を行う場合の保育士配置について、それぞれ規定しております。
最後に、附則といたしまして、条例の施行日を公布の日といたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第64号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第64号は、文教常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第65号「
門真市立市民公益活動支援センター条例の一部改正について」
○
土山重樹 議長 次に、日程第12、議案第65号、
門真市立市民公益活動支援センター条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。重光
市民生活部長。
〔
重光千代美市民生活部長登壇〕
◎
重光千代美 市民生活部長 ただいま御上程賜りました議案第65号、
門真市立市民公益活動支援センター条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書65ページをごらん願います。本件は、門真市立市民公益活動支援センターの作業室につきまして、より広く市民の利用に供するため、条例の一部を改正するものでございます。
改正の主な内容でございますが、議案書66ページ及び67ページをごらん願います。
第5条の作業室を団体の登録要件から削除し、第13条において、施設の設置目的以外の利用ができるようにするとともに、あわせて所要の改正を行うものでございます。
なお、附則といたしまして、本条例の施行日は平成28年10月1日からといたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第65号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第65号は、民生常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第66号「門真市
水道条例の一部改正について」
○
土山重樹 議長 次に、日程第13、議案第66号、門真市
水道条例の一部改正についてを議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。西口
上下水道局長。
〔西口孝
上下水道局長登壇〕
◎西口孝
上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第66号、門真市
水道条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
議案書69ページをごらん願います。本件は、水道料金の納付に過誤があったときの取り扱いを定めるとともに、所要の規定整備を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。
条例の内容でございますが、議案書70ページ及び71ページをごらん願います。
まず、第11条では指定給水装置工事事業者に水道メーターを貸与し設置していることから
業務実態に合わせ「設置する」を「貸与する」に改め、第12条では改造に増設が含まれるためこれを削除するものでございます。
次に、第32条では民法上の解釈に沿った字句整備を行うもので、「納付後の料金の増減」を、「納付後の料金の増加等」に改め、料金の納付に過誤があったとき、当該過誤に係る料金の額については、原則還付するものとし、ただし書きにおいて次回以降に徴収する料金で精算することができることに改めるものでございます。
次に、第34条第1項の表中、手数料の種類につきまして、「指定手数料」を「指定申請手数料」に改め、第2項で手数料につきましては原則前納を、ただし書きにおいて、管理者が特に必要と認めるときは後納できることの追加を行うものでございます。
次に、第34条の2は
業務実態に合わせ「許可」を「承認」に改めるものでございます。
なお、附則といたしまして、本条例の施行日を平成29年4月1日としております。ただし、第11条第3項、第12条第1項、第34条第1項及び第2項並びに第34条の2第1項の改正規定につきましては、公布の日からとしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第66号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第66号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第67号「平成28年度門真市
一般会計補正予算(第6号)」
○
土山重樹 議長 次に、日程第14、議案第67号、平成28年度門真市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。河合
総合政策部長。
〔河合敏和
総合政策部長登壇〕
◎河合敏和
総合政策部長 ただいま御上程賜りました議案第67号、平成28年度門真市
一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明申し上げます。
議案書73ページをごらん願います。今回の補正は、事務事業継続検証に係る費用を初め、実績報告に基づく国庫負担金等の返還金及び27年度決算状況を踏まえて、予算調整を行うもので、第1条におきまして、既定の歳入歳出にそれぞれ3億9885万7000円を追加し、予算の総額を571億4266万5000円といたすもので、第2条では、債務負担行為の補正を、第3条では、地方債の補正を行うものでございます。
その具体の款項の費目でございますが、74ページから75ページの第1表歳入歳出予算補正をごらん願います。
まず、75ページの歳出より御説明申し上げます。
2款総務費、1項総務管理費の2910万7000円の追加は、事務事業継続検証審議会に係る委員報酬等及び地方財政法に基づく、平成27年度決算における実質収支の確定に伴う財政調整基金積立金等を計上いたしており、3項戸籍住民基本台帳費の2970万9000円の追加は、マイナンバー制度における通知カード、個人番号カード関連事務交付金の追加分を計上し、4項選挙費の529万2000円の追加は、期日前不在者投票システムのサーバー入れかえに伴う委託料を計上いたしております。
次に、3款民生費、1項社会福祉費の1524万2000円の追加は、平成27年度自立支援医療国庫負担金返還金等を計上いたしており、2項児童福祉費の5866万円の追加は、仮称市立南認定こども園園舎整備工事費の追加分等を計上し、3項生活保護費の2億4168万円の追加は、生活保護給付事業に係る平成27年度国庫及び府費負担金返還金等を計上いたしております。
次に、4款衛生費、1項保健衛生費の1174万6000円の追加は、平成28年10月1日より定期予防接種の対象にB型肝炎が追加されることに伴う委託料等を計上いたしております。
次に、9款教育費、1項教育総務費の23万3000円の減額は、就学前教育・保育共通カリキュラム策定に係る
幼児教育振興検討委員会委員報酬の追加分、また、印刷費用の減額分を計上いたしており、11款予備費の765万4000円の追加は、財源調整のためでございます。
次に、74ページの歳入でございますが、13款国庫支出金、1項国庫負担金の89万8000円の追加は、未熟児養育医療給付負担金の追加分を計上いたしており、2項国庫補助金の1614万3000円の追加は、個人番号カード交付事業費補助金の追加分、また、社会資本整備総合交付金の内示に伴う減額分を計上し、14款府支出金、1項府負担金の44万9000円の追加は、未熟児養育医療給付に係る府負担金の追加分を計上いたしております。
次に、17款繰入金、1項基金繰入金の2億3713万7000円の追加は、財源調整のため、財政調整基金繰入金等の追加分を計上いたしております。
次に、19款市債の8960万円の追加は、仮称市立南認定こども園園舎整備工事費の追加に伴う公共施設最適化事業債の追加分等を計上いたしており、20款繰越金の5463万円の追加は、平成27年度決算における実質収支が確定したことによるものでございます。
次に、76ページから77ページをごらん願います。第2表債務負担行為補正でございますが、例規システム業務委託(2)及び(仮称)市立南認定こども園整備事業(2)につきまして、76ページに記載の限度額から77ページに記載の限度額に変更するものでございます。
最後に、78ページから79ページをごらん願います。第3表地方債補正でございますが、社会福祉施設等整備、一般廃棄物処理施設整備及び道路等整備につきまして、78ページに記載の限度額から79ページに記載の限度額に変更するものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第67号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第67号は、関係各常任委員会に分割付託いたします。
───────────────────────
△議案第68号「平成28年度門真市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」
○
土山重樹 議長 次に、日程第15、議案第68号、平成28年度門真市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。市原
保健福祉部長。
〔
市原昌亮保健福祉部長登壇〕
◎
市原昌亮 保健福祉部長 ただいま御上程賜りました議案第68号、平成28年度門真市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきまして御説明申し上げます。
議案書101ページをお願いいたします。第1条におきまして、既定の歳入歳出予算からそれぞれ795万6000円を減額し、予算の総額を225億4808万7000円といたすものでございます。
具体の内容でございますが、102ページ及び103ページの第1表歳入歳出予算補正をお願いいたします。
まず、103ページの歳出から御説明申し上げます。
12款繰上充用金795万6000円の減額は、5月31日付で専決処分を行い、第2回定例会で御承認を賜りました繰上充用額と平成27年度決算に基づく実質収支において差額が生じましたので、その差額を減額いたすものでございます。
次に、102ページの歳入でございますが、10款諸収入、3項雑入795万6000円の減額は、財源調整のため計上いたすものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第68号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第68号は、民生常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第69号「平成28年度門真市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」
○
土山重樹 議長 次に、日程第16、議案第69号、平成28年度門真市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。西口
上下水道局長。
〔西口孝
上下水道局長登壇〕
◎西口孝
上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第69号、平成28年度門真市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
議案書113ページをごらん願います。第1条でございますが、今回の補正は既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億129万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額を77億6242万4000円といたすものでございます。
具体の内容でございますが、議案書114ページ及び115ページをごらん願います。
第1表、歳入歳出予算補正のうち115ページの歳出より御説明申し上げます。
4款予備費の1億129万2000円の追加は、財源調整として計上いたしております。
次に、114ページの歳入でございますが、6款市債の7800万円の減額は、資本費平準化債の発行可能額の変更に伴う減額分を計上いたしております。
7款繰越金の1億7929万2000円の追加は、平成27年度決算の実質収支確定に伴う黒字分を計上いたしております。
最後に、116ページ及び117ページをごらん願います。第2表地方債補正でございますが、資本費平準化につきまして、116ページに記載の限度額から117ページに記載の限度額に変更するものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第69号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
本件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
上程中の議案第69号は、総務建設常任委員会に付託いたします。
───────────────────────
△議案第70号及び議案第71号「
教育委員会委員の任命について」の2件
○
土山重樹 議長 次に、日程第17、議案第70号及び第71号、
教育委員会委員の任命についての2件を一括議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。
宮本市長。
〔
宮本一孝市長登壇〕
◎
宮本一孝 市長 ただいま御上程賜りました議案第70号及び議案第71号の
教育委員会委員の任命につきまして、私より提案理由の御説明を申し上げます。
まず、議案第70号でありますが、現在、
教育委員会委員として御活躍いただいております桜井智恵子氏の任期が本年9月30日をもちまして満了を迎えられます。
桜井氏には、平成24年10月より
教育委員会委員として、山積する課題に真摯に取り組んでいただいているところであります。
今後におきましても、本市教育行政の一層の推進に、変わらぬ御尽力をいただけるものと存じ、引き続き、
教育委員会委員として任命いたしたく、御提案申し上げる次第でございます。
続きまして、議案第71号についてであります。
現在、
教育委員会委員として御活躍いただいております磯和均氏の任期につきましても、本年9月30日をもちまして満了を迎えられます。磯和氏には、平成20年10月より本市教育行政の発展に、長きにわたり、御尽力いただいてまいりましたが、このたび、御退任されることになりました。
これまでの一方ならぬ御尽力に対し、心より御礼を申し上げる次第であります。
つきましては、磯和氏の後任といたしまして、高橋元氏を任命いたしたく考えております。
高橋氏は、高橋医院を継承されるとともに、一般社団法人門真市医師会理事として、御活躍中であり、今日まで培ってこられました豊富な経験を本市の教育行政の推進に発揮していただきたく、新たに
教育委員会委員として任命いたしたいと考えております。
なお、2氏の経歴等につきましては、お手元の参考資料のとおりでございます。
何とぞ、全員一致の御同意を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、提案理由の説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
以上、2件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。議案第70号及び第71号の2件については、いずれも
会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 御異議なしと認め、委員会の付託を省略いたします。
これより、2議案を順次採決いたします。
まず、議案第70号を採決いたします。
本件に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 御異議なしと認めます。
よって議案第70号は同意することに決しました。
次に、議案第71号を採決いたします。
本件に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 御異議なしと認めます。
よって議案71号は同意することに決しました。
───────────────────────
△認定第1号、議案第55号及び認定第2号「平成27年度門真市
歳入歳出決算認定について」外2件
○
土山重樹 議長 次に、日程第18、認定第1号、議案第55号及び認定第2号、平成27年度門真市
歳入歳出決算認定について外2件を一括議題といたします。
〔議 案 別 掲〕
○
土山重樹 議長 提案理由の説明を求めます。山田
会計管理者。
〔山田益夫
会計管理者登壇〕
◎山田益夫
会計管理者 ただいま御上程賜りました認定第1号、平成27年度門真市
歳入歳出決算認定につきまして御説明申し上げます。
本決算は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、
監査委員の意見を付し、議会の認定を求めるものでございます。
それでは、平成27年度の決算概要につきまして、お手元の平成27年度決算状況により順を追って御説明申し上げます。
まず、一般会計及び5特別会計の歳入歳出決算の合計額でございますが、歳入総額は834億9144万9688円、これに対しまして、歳出総額は848億5049万3096円で、歳入歳出差し引き13億5904万3408円の歳入不足となっております。
また、平成28年度へ繰り越すべき財源が7613万1172円でございますので、実質収支額は14億3517万4580円の赤字となっております。
なお、単年度収支額は1億826万9666円の黒字でございます。
続きまして、会計別に御説明申し上げます。
まず、一般会計でございますが、歳入額は541億9460万1936円、歳出額は540億6406万5801円で、歳入歳出差し引き1億3053万6135円の黒字となっております。
また、平成28年度へ繰り越すべき財源が7590万6000円でございますので、実質収支額は5463万135円の黒字となっております。
なお、単年度収支額は3億6260万7893円の赤字でございます。
次に、
国民健康保険事業特別会計でございますが、歳入額は201億4695万919円、歳出額は218億9357万4140円で実質収支額は17億4662万3221円の赤字となっております。なお、単年度収支額は4億4057万6045円の黒字でございます。
次に、公共下水道事業特別会計でございますが、歳入額は72億6742万3268円、歳出額は70億8790万6359円で、歳入歳出差し引き1億7951万6909円の黒字となっております。
また、平成28年度へ繰り越すべき財源が22万5172円でございますので、実質収支額は1億7929万1737円の黒字となっております。
なお、単年度収支額は2671万2599円の黒字でございます。
次の都市開発資金特別会計につきましては、平成27年度での予算執行はございませんでした。
次に、公共用地先行取得事業特別会計でございますが、歳入額、歳出額ともに4億9702万2139円で収支均衡となっております。
最後に、後期高齢者医療事業特別会計でございますが、歳入額は13億8545万1426円、歳出額は13億792万4657円で、実質収支額は7752万6769円の黒字となっております。
なお、単年度収支額は358万8915円の黒字でございます。
以上、まことに簡単ではございますが、平成27年度門真市
歳入歳出決算認定6会計につきましての説明とさせていただきます。
細部につきましては、お手元にお届けいたしております歳入歳出決算書並びに歳入歳出決算事項別明細書及び決算附属書類、決算資料に記載いたしておりますので、何とぞよろしく御精査の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 西口
上下水道局長。
〔西口孝
上下水道局長登壇〕
◎西口孝
上下水道局長 ただいま御上程賜りました議案第55号、平成27年度門真市
水道事業剰余金の処分及び認定第2号、平成27年度門真市
水道事業会計決算認定につきまして、一括して御説明申し上げます。
まず、議案第55号、平成27年度門真市
水道事業剰余金の処分についてでございます。
議案書1ページをごらん願います。
本件は、平成27年度水道事業において生じました、未処分利益剰余金10億5041万6874円の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
その内容でございますが、減債積立金に5000万円、建設改良積立金に4億9000万円を、それぞれ積み立て、また、自己資本金へ5億913万5670円の組み入れをいたすものでございます。
次に、認定第2号、平成27年度門真市
水道事業会計決算認定についてでございます。
議案書132ページをごらん願います。本決算は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき
監査委員の意見を付して、議会の認定を求めるものでございます。
具体の内容でございますが、お手元の、別冊、平成27年度門真市水道事業会計決算書により、御説明申し上げます。
まず、1ページ及び2ページをごらん願います。決算報告書の収益的収入及び支出でございますが、収入決算額は31億1128万9988円。それに対しまして、支出決算額は25億3387万8426円でございます。
次に、3ページ及び4ページをごらん願います。資本的収入及び支出でございますが、収入決算額は2億2516万7553円。それに対しまして、支出決算額は10億9512万2900円であります。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し、不足する額、8億6995万5347円は、損益勘定留保資金及び減債積立金並びに建設改良積立金等により、補填いたしたものでございます。
次に、5ページ及び6ページをごらん願います。収益的収支によります損益計算書でございます。
6ページ、下から4行目に記載の、当年度純利益は、5億3683万1808円となっております。これに前年度繰越利益剰余金、その他未処分利益剰余金変動額を加えまして、当年度未処分利益剰余金は、10億5041万6874円でございます。
次に、7ページ及び8ページをごらん願います。剰余金計算書でございます。資本金と剰余金を合計いたしました資本合計の当年度末残高は、54億310万7452円となるものでございます。
次に、9ページをごらん願います。剰余金処分計算書案についてでございますが、27年度、未処分利益剰余金10億5041万6874円の処分計算書でありますが、その内容につきましては、先ほど、議案第55号、平成27年度門真市
水道事業剰余金の処分において御説明申し上げましたとおりでございます。
なお、処分後残高128万1204円につきましては、平成28年度への繰越利益剰余金となるものでございます。
次に、11ページ及び12ページをごらん願います。貸借対照表でございますが、まず、11ページの資産の部では、固定資産と流動資産の資産合計は、136億6438万1978円でございます。
次に、12ページの負債の部では、固定負債、流動負債及び繰延収益の負債合計は、82億6127万4526円でございます。
次に、資本の部では、資本金と剰余金の資本合計は54億310万7452円となり、負債合計と資本合計の負債資本合計は、136億6438万1978円で、資産合計と同額となっております。
次に、13ページから15ページに門真市水道事業決算に関する注記を記載しております。
また、16ページ以下に、決算附属書類を添付しており、18ページから35ページに、水道事業報告書の概況、工事及び業務並びに会計関係を、36ページにキャッシュフロー計算書を、37ページ以下に水道事業収益費用、資本的収入支出及び固定資産並びに企業債の明細書等をそれぞれ記載いたしております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第55号及び認定第2号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御精査の上、御協賛、御認定賜りますようお願い申し上げます。
○
土山重樹 議長 説明は終わりました。
以上、3件に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
以上の3件については、審査の重要性に鑑み、7人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、審査を付託することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 御異議なしと認めます。
よって認定第1号、議案第55号及び認定第2号については、決算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決しました。
これより、決算特別委員会委員7人の選任を行います。
委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、私からお手元に配付の決算特別委員会委員指名一覧表のとおり指名いたします。
〔決算特別委員会委員指名一覧表別掲〕
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○
土山重樹 議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。本日はこれにて散会し、来る9月15日午前10時から本会議を開くことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
土山重樹 議長 御異議なしと認め、来る9月15日午前10時から本会議を開くことにいたします。
この際申し上げます。
各常任委員会の審査日程はお手元に配付の審査日程表のとおりでありますから御了承願います。(
文書別掲)
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○
土山重樹 議長 本日はこれにて散会いたします。
午後0時12分散会
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