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平成27年第 4回定例会−12月08日-目次
平成27年第 4回定例会-12月08日-01号

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  1. 門真市議会 2015-12-08
    平成27年第 4回定例会-12月08日-01号


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    平成27年第 4回定例会-12月08日-01号平成27年第 4回定例会        平成27年門真市議会第4回定例会 〇 議事日程第1号   平成27年12月8日(火)午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸 報 告  日程第4 認定第1号、議案第60号及び認定第2号、「平成26年度門真市歳入歳出決算認定について」外2件       (決算特別委員長報告)  日程第5 承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(所有権確認請求事件に対する反訴の提起について)  日程第6 議案第74号 市道路線の認定について       議案第75号 市道路線の変更について  日程第7 議案第76号 寝屋川市道路線区域外認定の承諾について  日程第8 議案第77号 公共下水道東田第1管渠築造工事(2)請負契約の一部変更について       議案第78号 公共下水道島頭第1管渠築造工事請負契約の一部変更について  日程第9 議案第79号 門真市立市民公益活動支援センター指定管理者の指定について  日程第10 議案第80号 門真市立公民館門真市立文化会館及び門真市立門真市民プラザ指定管理者の指定について
     日程第11 議案第81号 大阪広域水道企業団規約の一部変更に関する協議について  日程第12 議案第82号 門真市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について  日程第13 議案第83号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について  日程第14 議案第84号 門真市税条例の一部改正について  日程第15 議案第85号 門真市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例の一部改正について  日程第16 議案第86号 門真市国民健康保険条例の一部改正について  日程第17 議案第87号 門真市住民基本台帳カードの利用に関する条例の廃止について  日程第18 議案第88号 平成27年度門真市一般会計補正予算(第7号)  日程第19 議案第89号 平成27年度門真市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)  日程第20 議案第90号 平成27年度門真市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)  日程第21 議案第91号 平成27年度門真市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)  日程第22 議案第92号 副市長の選任について     ────────────────────────── 〇 本日の会議に付した事件  1 日程第1から日程第22まで     ────────────────────────── 〇 出席者氏名  ・出席議員(21名)                  1番  松本 京子                  2番  後藤 太平                  3番  池田 治子                  4番  森  博孝                  5番  堀尾 晴真                  6番  武田 朋久                  7番  岡本 宗城                  8番  内海 武寿                  9番  土山 重樹                  10番  大倉 基文                  11番  五味 聖二                  12番  豊北 裕子                  13番  戸田 久和                  14番  高橋 嘉子                  15番  春田 清子                  16番  佐藤 親太                  17番  中道  茂                  18番  今田 哲哉                  19番  吉水 丈晴                  20番  福田 英彦                  21番  亀井  淳     ────────────────────────── ・説明のために出席した者(16名)      市長              園部 一成      副市長             北村 和仁      副市長             川本 雅弘      教育長             三宅 奎介      教育次長            稲毛 雅夫      総合政策部長          市原 昌亮      総務部長            重光千代美      市民生活部長          森本 訓史      保健福祉部長          下治 正和      まちづくり部長         中道 寿一      上下水道局長          西口  孝      会計管理者           山田 益夫      教育委員会事務局学校教育部長  藤井 良一      教育委員会事務局生涯学習部長  柴田 昌彦      教育委員会事務局こども未来部長 河合 敏和      行政委員会総合事務局長     渡辺  勤     ────────────────────────── ・職務のために出席した者(4名)      市民生活部管理監        大平 昌幸      総務部次長           溝口 朋永      総合政策部秘書広報課長     青木 正照      総務部法務監察課長       狩俣 政美     ────────────────────────── ・職務のために出席した議会事務局職員      局長              吉田 清之      次長              坂本  裕      課長              山下 貴志      課長補佐            隈元  実      主査              黒崎 智彰      係員              山下 真介     ──────────────────────────  平成27年12月8日(火)午前10時開会 ○春田清子 議長  ただいまの出席議員は21名であります。  これより平成27年門真市議会第4回定例会を開会いたします。     ────────────────────────── ○春田清子 議長  開会に当たり市長の御挨拶があります。園部市長。           〔園部一成市長登壇〕 ◎園部一成 市長  平成27年門真市議会第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、万障お繰り合わせの上、御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。  さて、このたびの定例会に提出をいたしております案件につきましては、既に議案書をお手元にお届けいたしておりますとおり、承認案件1件、契約案件2件、条例案件6件、予算案件4件、人事案件1件、その他案件6件の合計20件となっております。  これらの案件につきましては、それぞれ御上程賜りました際に担当の者より御説明を申し上げることといたしておりますので、何とぞ慎重に御審議をいただき、いずれも原案のとおり御協賛賜りますようお願いを申し上げまして、極めて簡単でありますが、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。     ──────────────────────────  午前10時2分開議 ○春田清子 議長  直ちに本日の会議を開きます。     ────────────────────────── △会議録署名議員の指名 ○春田清子 議長  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第122条の規定により7番岡本宗城議員、9番土山重樹議員を指名いたします。     ────────────────────────── △会期の決定 ○春田清子 議長  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から18日までの11日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  御異議なしと認めます。  よって会期は、11日間と決定いたしました。     ──────────────────────────
    △諸報告 ○春田清子 議長  次に、日程第3、諸報告を行います。  この機会に、去る10月1日付をもって教育長に就任されました三宅奎介教育長及び教育委員会委員に就任されました土川好子委員を御紹介申し上げます。  まず、三宅教育長の御挨拶があります。三宅教育長。          〔三宅奎介教育長登壇〕 ◎三宅奎介 教育長  御紹介賜りました三宅奎介でございます。貴重なお時間をいただきまして、一言お礼の御挨拶をさせていただきます。  さきの9月定例市議会におきまして議員の皆様の温かい御同意を賜り、10月1日付をもちまして教育委員会教育長に就任いたしました。身に余る光栄に存じますと同時に、責任の重さに身の引き締まる思いをいたしております。  微力ではございますが、新しい教育委員会制度のもと、教育委員会の代表といたしまして今までの経験を生かし、さらに研さんに努めまして、門真市の教育行政推進のため渾身の努力を重ね、さらに本市の教育力が向上するよう取り組んでまいりたいと思います。議員の皆様方の変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではありますけれども、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○春田清子 議長  次に、土川委員の御挨拶があります。土川委員。          〔土川好子教育委員会委員登壇〕 ◎土川好子 教育委員会委員  御紹介を賜りました土川好子でございます。貴重なお時間をいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。  さきの9月定例市議会におきまして議員の皆様方の温かい御同意を賜り、教育委員会委員に就任をいたしました。身に余る光栄と存じますと同時に、責任の重大さに身の引き締まる思いをいたしております。  もとより微力ではございますが、今日までの経験を生かし、さらに研さんに努めまして、門真市教育行政推進のために渾身の努力をいたしてまいりたいと思っております。議員の皆様方の変わらぬ御指導、御鞭撻を賜ることをお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○春田清子 議長  三宅教育長土川委員には、今後御自愛の上、御精励賜りますようお願い申し上げます。          〔土川好子教育委員会委員退場〕 ○春田清子 議長  次に、監査結果報告について申し上げます。  監査委員から議長宛てに監査結果報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しておきました。御了承願います。(文書別掲)  以上で諸報告を終わります。     ────────────────────────── △認定第1号、議案第60号及び認定第2号、「平成26年度門真市歳入歳出決算認定について」外2件 ○春田清子 議長  次に、日程第4、認定第1号、議案第60号及び認定第2号、「平成26年度門真市歳入歳出決算認定について」外2件を一括議題といたします。  これら3件については、第3回定例会において決算特別委員会に閉会中の継続審査を付託しておりましたが、このほどその審査報告書が提出されました。  文書は、お手元に配付しておきましたので、御了承願います。          〔委員会審査報告書別掲〕     ────────────────────────── △決算特別委員長報告春田清子 議長  これより決算特別委員長武田朋久議員の報告を求めます。武田朋久議員。          〔武田朋久決算特別委員長登壇〕 ◎武田朋久 決算特別委員長  ただいまから第3回定例会において本委員会に閉会中の継続審査を付託されました認定第1号、議案第60号及び認定第2号、「平成26年度門真市歳入歳出決算認定について」外2件に対する審査の結果を御報告申し上げます。  決算審査に当たりましては、その重要性に鑑み、3日間にわたり慎重かつ精力的に審査を行い、行財政運営の効果についてただすとともに、一層の行財政執行の改善努力を求め、認定第1号については、反対の討論がありましたが、起立採決の結果、賛成多数で、議案第60号並びに認定第2号については、採決の結果、全員異議なく、いずれも認定並びに原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、審査の経過については、既に配付及び市ホームページ情報コーナーで公開しております委員会審査全文記録を御参照願います。  以上で報告を終わります。 ○春田清子 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  通告により20番福田英彦議員を指名いたします。福田英彦議員。          〔20番福田英彦議員登壇〕 ◆20番(福田英彦議員) 20番福田英彦です。私は日本共産党議員団を代表し、認定第1号、平成26年度、2014年度歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論をいたします。  以下、その要点について述べます。  まず、公共施設等総合管理計画の策定を前提に公共施設等除却特例債を財源にして浜町幼稚園解体工事が予算計上されていましたが、計画策定を見合わせたにもかかわらず、急ぐ必要のないこの解体工事を実施し、その財源に学校校舎規模改修工事などに活用できるがんばる地域交付金を充てたことについては、財政運営上、大問題と言わざるを得ません。  特別交付税の増額や若手職員を研修生として国へ派遣するなどの効果があったとする行財政運営アドバイザーについては、元国会議員秘書を介しての、まさに国への口きき事業とも言えるもので、その報償費として年間毎年240万円、今年度支出されれば、総額1020万円の市の血税を支出することとなるもので、絶対に認めることはできず、今年度については予算執行することのないよう強く求めておきます。  自治基本条例施行後、本格的に公民協働を進めるとしたにもかかわらず、地域に全く相談することなく第三中学校校区における地域協働センター予定地を決定し、今年度制定を目指すまちづくり基本条例地域会議まちづくり提案団体として位置づけるなど、市民置き去り公民協働を押しつける実態と市の姿勢が明らかとなりましたが、その指摘に対し反省が全く見られませんでした。  このような姿勢で公民協働を進めることなど、到底できないことを指摘しておきます。  また、開発会社への29億円の建物除却補償問題での住民訴訟が本格化していますが、旧ダイエートポス跡地約1万3000㎡を当時市が購入するとすれば16億円だったとの試算が明らかとなり、この金額を土地の価値として換算すると、開発会社は総額25億円ももうけたのではないかという大問題です。  また、昨年度門真市は区画街路等の整備に約1億4000万円を支出しましたが、その一方でUR(都市再生機構)は、法に基づく事業をほとんど実施することなく、開発会社から取得をした旧ダイエートポス跡地の一部約6300㎡の土地を昨年10月に17億円で売り抜け、多額の利益を得たのではないかとの問題など、中町地区の住宅市街地総合整備事業については、改めて問題点を厳しく指摘をするものです。  めざせ世界へはばたけ事業プレゼンテーションコンテストについては、懸賞とも言える海外派遣研修に多額の一般財源を支出することの問題点をこれまで指摘してきましたが、学校ごとの応募のアンバランスや校内での選抜の議論など、今後あり方をしっかりと検討することを求めるものです。  税や国民健康保険料の滞納者に対して、直接差し押さえると違法となる差し押さえ禁止財産である一定額の年金や給与についても、預金口座に振り込まれた時点で差し押さえていることについて、直ちに違法であるとは考えないとの姿勢についても、認めることはできません。  最後に、災害対応など公的責任の後退が危惧をされるごみ収集、給食調理業務委託100%への姿勢については、改めて見直し、公的責任をしっかり果たしていくことを求め、討論とします。 ○春田清子 議長  次に、13番戸田久和議員を指名いたします。戸田久和議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番無所属・革命21の戸田です。決算について反対の立場から討論を行います。  まず、議会で反対ということの場合の意味や、その位置づけについて簡単に触れておきます。  自治体には、実際には選択の余地がない、国や府からの強制、実質的な強制、こういうふうなことについて、例えばマイナンバーとか典型なんですけども、これは市のほうに拒否権が実際にはない、税金がそうですが、しかしながら、議員としては私はこれは反対であるという意見表明は、やっぱりしておくべきものだと思います。  また、市が独自に考えてまずいこと、悪いことをしている、これはもちろん強く反対いたします。  そしてまた、けちつけのおかしな反対はしない。そういう部分では自分を律していきたいと、このように考えて、以下の意見を述べていきますが、この決算の中で当然賛成できる部分もあるわけでして、とりわけ先ほど共産党が述べた反対について、私が意見が違う部分をまず述べて、それから私の反対のポイントということを述べていきたいと思います。  といいますのは、戸田がこれこれに反対しないのはけしからん、これは裏で癒着してるからだと、このようなことを言う人らが、この間、いろいろいるわけでして、そうではないということははっきりさせておこうということです。  さて、いわゆるトポス問題ですけれども、2010年に市が買っておけば安く買えたんだ、こういうふうなことがいかにばかげた成り立たないことであるかというのは、この9月の私の議会質問でまずはっきりしてますね。もともと体育館用地の倍もある、つまり半分は全く使い道が不明なものを行政が買うことは、そもそもできない。ましてや更地でもない。しかも、そのときには、少なくともその時点では店舗もまだ営業しているものがある、そんな建物を行政が買うなどというのは、まさしくもう問題外の話であります。こんな話を議会に出したら、逆に大反対に遭って当たり前の話であります。  そして、税金の無駄というふうなことを考えたときに、まず使う必要がないものをつくる、これは無駄です。そして、やり方が非常におかしい、浪費だ。この2種類があります。  新体育館の場合は、まさしくほかに比べて30数年おくれたものを最も適切な場所に建てる、これは無駄な事業とは全く関係ない。そして、やり方については、どこそこがもうけた、ここそこがもうけたということはあるでしょう。それはそれで事実でしょうけれども、今回市がとったやり方以外のやり方で、市の税金を安く済ませる方法は1つもない。反対する人らが何ぼ出してみてくれと言っても、出せない。もし買い取ったら、もう20何億円の国からの補助もないわけですから、かえって市の負担のほうがはるかに大きくなるという問題であります。  ですから、これについては賛成、しかも市の新しい道路もできるということであります。  それから、行政アドバイザーの件ですが、これもしきりに何か怪しい事業であるかのように言いますけども、そもそも考えてほしい。門真みたいなちっちゃくて財政が弱い、ちっぽけなまちが、霞ケ関に自分の味方、自分の、ある意味でいうたら情報工作員を持つということは、とても必要なことですね。それが全く必要じゃないなどという論議が、僕は成り立つとは思えません。  しかも、この人、佐藤さんという元国会議員の秘書ですけども、東市長の時代は、松下から当初どさっと金もおりてたから、東さんは余り霞ケ関に頭なんか下げたくなかった、尻尾を振りたくなかったということで、必要以上に距離をとり過ぎていて、もらうべきもの、もらえるものももらわないというふうなことに実際なってた。  そしてまた、中央官庁においては、門真市は松下の企業城下町で豊かなところだと思っている人が、もうほとんどそうだと。実は近畿圏内でも、大阪以外のところだったら、門真は松下の城下町で豊かだと思っている人も随分おるそうですから、そういう誤解を解いていく。そして、もらうべきものをもらっていく、そして人的交流がある。  しかも、このとき大事なのは、かといって国にコントロールされたり、国のひもつきを受け入れたり、そういうことはしてはならないのですけども、門真市はそこら辺はきちっと独立独歩でやりつつ、活用しています。たかだか年間240万円ですか、それでそういう働きができるのであれば、御の字ではないか。補助の問題でいうと、2000万円、3000万円金が違うのは幾らでもあり得る話ですから、年間240万円といったら、10年間で2400万円。その中で2回、3回と2000万、3000万の効果をもたらせば、もうはるかに元が取れるわけですね。  この中で私たちがやることは、一切ほかからの質問には答えません、戸田議員からの質問には答えませんと言っている共産党4議員が、年間3600万円も4人でいてる中で、何を文句言っているんだ、このように思います。  そして、これについては、かつては財政効果が明らかじゃないからおかしい、おかしいと言っている。今度は、行政が、全部でないけども、こういうプラス面でこういう何千万円、何百万円の効果がありましたよということを出したら出したで、これは口きき利得みたいなことを言う。ああ言っても、こう言っても、けちつけのためにだけやるということについては、私は控えるべきだと思います。  次に、はばたけ事業のことなんでありますけども、これも私はこの狭い門真で、生活困窮者で、まちもごちゃごちゃ狭い、世間も狭い、ちょっとやんちゃな子らも、なかなか大阪市内ですら行きたがらんというふうなところで、ばあんと海外へ雄飛していく子どもたちが、もう9人と言わず、30人でも50人でも行かせてあげたいと思いますよ。このことのプラスの影響というのは、はかり知れません。  これは税金でやってるからこそ、毎年安定してやれるわけですね。かつて共産党は、民間の寄附を募るべきだと。今回は言うてませんけども、そんなことしたら、波があって行けない年も出てくるでしょうから、これは門真市の子どもたちに憧れをつくって、そしてよそからも、いや門真だったら英語頑張ったらオーストラリアへ行けるでということは、大きなプラス効果ですよ。  こういうことを褒めずして、あくまで反対するという神経は、私は理解できません。  次に、地域会議等公民協働の問題ですけども、門真市は、僕は1999年議員になりましたが、住民運動不毛の地と言われてました。そして、例えば2002年の合併騒動が持ち上がったときには、軒並み地域、いわゆる既存団体が全部合併賛成で、門真市なくしてくれなんてことをごく一部の役員だけで言うような、本当に御用団体体質ばっかり。こういうことを直していく。  ですから、当面行政の側はかなり主導的にやっていかないと、歯車が回らないという実情は確かにあると思います。そういった中で、行政のほうがちょっと前のめり過ぎる部分も、そら幾つか出てくるでしょう。  しかしながら、例えばこの三中校区で地域会議をやるセンターをつくろうと思ったら、門真小学校のあのあいてる校舎以外どこがあるのかということですね。  そして、地域会議の了承も得ずに何かを盛り込んだと言うけども、今地域会議が正式に機能しているのは一つだけですから。だから、行政としてこういうふうにありたい、こういうふうにやっていきたいということを提起してやっていくことについて、何も問題はない。それよりも、その地域の自主性を育てていくためにどうやっていくのか、自分たちがどうしていきたいのかと問うべきだろう。  例えば自治基本条例にしても、これは非常によい部分があって、大いに活用できる。そこで、住民の自治を尊重するというちゃんと項目がきちっとあるからこそ、例えば新橋市営住宅については、絶対に立ち退き強制なんかできないんだ、あそこの住民の会というものを住民自治のあらわれとして尊重するんだということをはっきり言うているんですね。こんなことを言っている行政は、めったにないですよ。これは自治基本条例をよく活用していくという例であります。  次に、私が反対する面について述べていきますね、そろそろ反対論を言えよという雰囲気もありますので。  これについては、まずいろんな部分での民営化をどんどん進めるという考えにまだ歯どめをかけない。学校給食調理にしても、ごみ収集にしても、今の現業のそういう人たちは、本当は要らんのやと、やめてくれたら不補充で、だんだん、だんだん少なくする、生首は切らんけどもというやり方、考え方ですけども、これはもう見直すべきであります。あらゆるところで行政としてずっと継続してノウハウをやっている人たちを、全部とは言わなくても、一定の部分はきちっと残して、これと例えば民間とかを常に対比させて前進させていくということが必要であって、これは全部ごみ収集も給食も民間にしてたら、地域の詳しい実情を系統的にずっと行政が把握して、新しいものをやっていくということは、不可能になります。この点について、まだ非常に古い考え方にとらわれ過ぎていると思います。  次には、弁護士事務所についても賛同できない。  これは今の藤田法律事務所とその顧問弁護士との契約を続けているわけですけども、これは私がここ3年ほどでずっと提起、指摘してきているように、中央小解体工事事件のときに、やくざ的な人間からの絡みがあるという証拠を別の弁護士から出されても、それを無視していく、調べんでいいと言ったりする。金川建設の問題についても、いや金川建設が被害を受けてないとしゃべっているんだから、被害はないんだというような形で、もうとんでもない判断をして、途中で調査打ち切りみたいなことをやってしまう。  それから、最近の例でいうと、ヘイトスピーチ問題、2014年に在特会副会長の川東が申し込んできて大騒ぎになったときも、非常に考え方が旧態依然たるものなんですね。先進的な、よい事例を積極的につくっていこう、ヘイト問題について、自分らがもっと勉強しながら新しいものをやっていこうという姿勢に非常に欠ける。  だから、拒否したら裁判で負けるんじゃないですかみたいな話も言っちゃう。トポス裁判でいえば、もう裁判で明らかにしている数字、金額についても、言うなというふうに市のほうにストップをかける。おかげで何か後ろ暗いことがあるかように、反対派から突っ込まれる。  こういうことで言うと、情報の開示とか企業倫理あるいはヘイト問題についての認識がやっぱり弱いままにずっと来ている。  今、トポス問題の裁判という大きなものを抱えているから、かえたくないというのはあるかもしれませんけれども、もうそろそろこれだけいろいろ議会で指摘しても指摘しても、さほど進展が見られないというところであるから、もう弁護士事務所はかえるべきだと、そのように思います。  それから、いわゆる証明書のコンビニ交付事業についてですが、これももう始まったらやめられない公共事業の典型ですね。コンビニで住民票がとれるといって、普通の住民は、普通に暮らしてたら、4年に一遍使うかどうかですよ。ほとんどは、頻繁に使うのは業者からの請求だけですね。門真はまして平たんな狭いところで、支所といっても遠いから不便だということは全くない。郵便で請求すれば十分できる。不便な人は郵便で請求してくださいと言えばいい話です。誰かに代理人、委任を頼んでもいい。それをわざわざ物すごく何千万円という金をかけて──毎年ですよ。  そして、手数料も安くして、市の持ち出しをふやして、もう大宣伝して、人件費を使って、そこでやっていくというのは、愚の骨頂で、これは当時の担当者が先進的ないい施策だと思い込んで飛びついた。だけども、非常に税金の無駄であります。こういうことについてもやめさせるべきだと思います。住基カード問題についてもしかりでありますね。  それと、これも例年言ってますけども、守口門真商工会議所に対する補助について、これは裕福な団体で、毎年2000万円、3000万円の黒字がある団体なんですから、ここで200万円、300万円という補助を出さなくてもいいじゃないか。もっと非常に困っているNPOとかいろんな弱小団体に振り分けたほうがずっといいし、商工会議所もそれがけしからんとは多分言わないと思いますよ、自助努力としきりに言う人たちの集団ですからね。  そういうふうなところも旧来の慣例に甘んじるんじゃなくて、ちょっと新しい、それこそ市長も予算づくりのときに内部の訓示としてゼロからの見直しとか、惰性にとらわれないということを言っているわけですから、そういう観点で見直すべきだということを述べまして、私の反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○春田清子 議長  これをもって討論を終了いたします。  これより日程第4の3件を順次採決いたします。  まず、認定第1号を起立により採決いたします。  認定第1号に対する委員長の報告は、認定であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起 立 多 数〕 ○春田清子 議長  起立多数であります。  よって認定第1号「平成26年度門真市歳入歳出決算認定について」は、認定することに決しました。  次に、日程第4の残余の2件を一括して採決いたします。  以上の2件に対する委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決及び認定であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  御異議なしと認めます。
     よって議案第60号及び認定第2号、「平成26年度門真市水道事業剰余金の処分について」外1件は、いずれも原案のとおり可決及び認定することに決しました。     ────────────────────────── △承認第6号「専決処分の承認を求めることについて(所有権確認請求事件に対する反訴の提起について)」 ○春田清子 議長  次に、日程第5、承認第6号「専決処分の承認を求めることについて」、すなわち所有権確認請求事件に対する反訴の提起についてを議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。中道まちづくり部長。          〔中道寿一まちづくり部長登壇〕 ◎中道寿一 まちづくり部長  ただいま御上程賜りました承認第6号、専決処分の承認を求めることについて、すなわち所有権確認請求事件に対する反訴の提起につきまして御説明申し上げます。  追加議案書の1ページをごらん願います。本件につきましては、平成26年7月7日付で本市本町地内の土地所有者が、本市を被告として訴えを提起した土地の所有権確認請求事件に対して、現在原告が占有している公共用地の明け渡しを求めて反訴を行うものであります。  なお、本件は、地方自治法第179条第1項の規定により平成27年12月1日付をもって専決処分させていただきましたもので、同条第3項の規定に基づき報告し、承認を求めるものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、専決処分をさせていただきました承認第6号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の承認第6号は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第74号及び第75号、「市道路線の認定について」外1件 ○春田清子 議長  次に、日程第6、議案第74号及び第75号、「市道路線の認定について」外1件を一括議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。中道まちづくり部長。          〔中道寿一まちづくり部長登壇〕 ◎中道寿一 まちづくり部長  ただいま一括して御上程賜りました議案第74号、市道路線の認定及び議案第75号、市道路線の変更につきまして御説明申し上げます。  議案書の1ページをごらん願います。まず、議案第74号につきましては、宅地の開発行為により帰属された道路、●(ひえ)島19号線ほか3路線及び、水路敷有効活用事業により整備した道路、北巣本町15号線の計5路線、延長239.21mにつきまして、道路法第8条第2項の規定に基づき市道路線として新規に認定するものでございます。  次に、議案書の2ページをごらん願います。議案第75号でございますが、開発行為による帰属に伴い、認定路線の延伸をするものであり、上三ツ島東9号線ほか1路線、計2路線、延長81.34mにつきまして、道路法第10条第2項及び第3項の規定に基づき市道路線の変更を行うものであります。  以上、まことに簡単ではございますが、一括上程賜りました議案第74号及び議案第75号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  以上の2件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案2件は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第76号「寝屋川市道路線区域外認定の承諾について」 ○春田清子 議長  次に、日程第7、議案第76号「寝屋川市道路線区域外認定の承諾について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。中道まちづくり部長。          〔中道寿一まちづくり部長登壇〕 ◎中道寿一 まちづくり部長  ただいま御上程賜りました議案第76号、寝屋川市道路線区域外認定の承諾につきまして御説明申し上げます。  議案書の3ページをごらん願います。本議案は、寝屋川市が本市区域内の土地である岸和田1丁目512番5を含み寝屋川市道河北西21号線として市道路線の認定をすることについて、道路法第8条第3項の規定に基づき承諾いたしたく、議会の議決を求めるものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第76号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第76号は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第77号及び第78号、「公共下水道東田第1管渠築造工事(2)請負契約の一部変更について」外1件 ○春田清子 議長  次に、日程第8、議案第77号及び第78号、「公共下水道東田第1管渠築造工事(2)請負契約の一部変更について」外1件を一括議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。重光総務部長。          〔重光千代美総務部長登壇〕 ◎重光千代美 総務部長  ただいま一括して御上程賜りました議案第77号及び議案第78号につきまして御説明申し上げます。  まず、議案第77号、公共下水道東田第1管渠築造工事(2)請負契約の一部変更についてですが、議案書4ページ及び5ページをごらん願います。  本件につきましては、平成27年門真市議会第2回定例会において、株式会社協和エクシオ関西支店と契約金額2億4143万760円、工期を議会の議決のあった日から平成28年3月31日までとして議決を賜り、契約を締結したものでございます。  現在、施工中でありますが、工事内容に変更が生じたため、契約金額を2億5161万9480円に変更するものであります。  次に、議案第78号、公共下水道島頭第1管渠築造工事請負契約の一部変更についてですが、議案書6ページ及び7ページをごらん願います。  本件につきましては、平成27年門真市議会第2回定例会において、株式会社阿部工務店と契約金額1億6256万4840円、工期を議会の議決のあった日から平成28年3月31日までとして議決を賜り、契約を締結したものでございます。  現在、施工中でありますが、工事内容に変更が生じたため、契約金額を1億7824万6440円に変更するものであります。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第77号及び議案第78号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  以上の2件に対する質疑はありませんか。戸田久和議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番無所属・革命21の戸田です。これらの議案について質疑を行います。  そもそも門真市は、公共工事においてほかのお手本となるような高いレベルを目指して頑張ってきたなと思っていたんですけれども、先週、新体育館の建設工事やこの下水道工事にかかわって聞いてみたところ、公共工事にかかわって非常に重要な、公共工事においては、労働時間短縮の推進役となるために週休2日・現場の閉所を進めるということをうたった、しかも18年も前に出されていて今も有効な1997年(平成9年)の建設省の建設産業における労働時間短縮推進要綱について、契約を所管する総務部法務監察課の課長がその存在すら知らなかった。もちろん新体育を所管する教育委員会の幹部職員も全く知らなかったし、公共下水道を所管する上下水道局員も知らないだろうと思われます。  仮に上下水道局の幹部が知っていたとしても、工事契約全般を監督する法務監察課の課長が知らなかったことは重大問題だし、また門真市の全ての公共工事について、この1997年の建設省の建設産業における労働時間短縮推進要綱が遵守されていないことは、大変問題であります。  これは私自身も深く恥じ入って反省しないといけない。公共工事の適正化をがんがん進めていっている連帯労組、連帯ユニオンのメンバーであり、しかも2005年からは連帯ユニオン議員ネットを結成して、その代表でもある私自身が、こういう大事なことについてぼうっとしてたということは、非常に自分自身の問題としても反省いたします。  そういうふうな反省に立った上で、門真市のほうとしてもこれは深く捉えて考え直してほしいと、そういう立場で質問するわけなんですが、私はこの議案を審議する総務建設常任委員会のメンバーではないので、審議に反映してもらうためには、この場で、議案上程の場で質疑するしかないので、そういうふうな観点で、ざっと以下に簡単に質疑しますので、真摯な答弁を求めます。  まず1、97年の建設省のこの建設産業における労働時間短縮推進要綱は、①門真市としても遵守すべき事柄であるはずだが、どうか。守らなくてもよいことなのか。  ②この要綱内容を否定するような新たな要綱や法律はないはずだが、どうか。  ③この要綱の存在自体を所管する職員が知らないということは、その存在理由も知らず、考えず、研修もされないまま年月がたってしまったということであって、これは早急に研修して職務に生かすようすべきと思うが、どうか。  第2項目、建設現場の週2日閉所、つまり閉鎖ですね、をしなければ、下請・孫請・派遣、零細親方が多い建設業界では、週休2日、週40時間労働は到底実現できないという強い使命感と現実認識に基づいて、建設省がこの97年要綱で建設現場の週2日の閉所をうたったのですけれども、それがいつの間にか元請が週休2日で工事すると約束しているから週40時間労働になっている、あるいは元請が週40時間労働で工事すると約束しているから週休2日になっているとすりかえられてしまっているようです。門真市の職員も皆、労基法どおり週40時間労働での工事になっているからオーケーだという認識になってしまっています。  しかし、下請・孫請・派遣、零細親方に至るまで全ての労働者が週40時間労働になっているということは、市が点検しているのかどうか。元請業者の書類だけ見て、そう考えているのじゃないでしょうか。下請・孫請・派遣、零細親方らの労働実態を示す資料を見ているのか。  この下水道工事と、それを規定している門真市の公共工事全般への監督、取り組みの実情について答弁されたい。  第3項目、この下水道工事を含む門真市の公共工事においては、週40時間労働を絶対的な実施項目と考えるべきはずだが、どうか。  第4項目、それを実現するためには、97年建設省要綱に従って週2日の現場の閉所、閉鎖を必ず実施させることが絶対に不可欠な土台であるはずだが、どうか。週2日の現場閉所を業者に義務づけずして、週40時間労働を絶対確実に実施する方策はないはずだが、どうか。  最後の項目、早急に門真市の全ての公共工事で97年の建設省要綱を遵守するために、庁内に対策会議をつくって是正策をつくっていくべきと思うが、どうか。  以上であります。  つけ加えるならば、週に2回、現場が閉鎖されるということは、近隣住民にも大いに歓迎されることでありますし、門真市が金をつぎ込まずに門真市の品格を上げる。門真市はかなり先進的なこと──先進的なというか、やらなくちゃいけない、ほかがずっとサボっているわけですけども、それを見直してちゃんと原点に返ってやっているなと評価を高めることになると思います。  以上の観点での質疑をしますので、答弁よろしくお願いいたします。 ○春田清子 議長  理事者の答弁を求めます。西口上下水道局長。          〔西口孝上下水道局長登壇〕 ◎西口孝 上下水道局長  戸田議員の御質問につきまして私より御答弁を申し上げます。  まず、1997年(平成9年)の建設省の建設産業における労働時間短縮推進要綱は、門真市としましても遵守すべき事柄であるはずだが、どうか、守らなくてもよいことかについてでございますが、この要綱は、建設産業における労働時間短縮の推進のため、国として講ずべき措置を明らかにしたものであり、公共工事の発注者への要請と考えております。  本市といたしましても、公共工事が労働時間短縮の先導的役割を果たしていくためには、公共工事の発注者がその役割に関する共通の認識を持ち、それぞれの立場で労働時間短縮に関する施策を講ずる必要があることから、守るべきであると考えております。  次に、この要綱内容を否定するような新たな要綱や法律はないはずだが、どうかについてでございますが、労働時間の短縮についての取り組みが求められており、否定するような新たな要綱や法律はないと認識しております。  次に、この要綱の存在自体を所管する職員が知らないということは、その存在理由も知らず、考えず、研修もされないまま年月がたってしまったということで、早急に研修をして職務に生かしていけるようにすべきと思うが、どうかについてでございますが、週40時間労働については、認識していたものの、公共工事の発注者としてこの要綱の認識を深めるため、職場研修にて周知を図ってまいりたいと考えております。  次に、下請・孫請・派遣、零細親方に至る全ての労働者が週40時間労働になっているということは市が点検しているのか、元請業者の書類だけ見て、そう考えているだけではないのか、下請・孫請・派遣、零細親方らの労働実態を示す資料を見ているのか、この下水道工事とそれを規定している門真市の公共工事全般への監督取り組みの実情についてでございますが、元請に対しては仕様書等で労働関係法令の遵守を義務づけているものの、下請等を含めた労働者一人一人の労働時間の管理、チェックまで行っていないのが実情であります。  次に、この下水道工事を含む門真市の公共工事においては、週40時間労働を絶対的な実施項目と考えるべきはずだが、どうかについてでございますが、週40時間労働を含め、労働関係法令の遵守は必要であると考えております。  次に、それを実現するためには97年建設省要綱に従って週2日の現場閉所を必ず実施させることが絶対に不可欠な土台であるはずだが、どうか、週2日の現場閉所を業者に義務づけずして週40時間労働を絶対確実に実施する方策はないはずだか、どうかについてでございますが、週2日の現場閉所は、議員御指摘のとおり確実な方策であると認識しており、国土交通省においても完全週休2日制の実現に向け、4週8休モデル工事の試行を進めていると聞き及んでおります。本市といたしましても、週2日の現場閉所のあり方も含めた最善の方策を検討してまいります。  次に、早急に門真市の全ての公共工事で1997年の建設省要綱を遵守するために、庁内に対策会議をつくって是正策をつくっていくべきだと思うが、どうかについてでございますが、先ほど御答弁申し上げました検討を行うためにも、対策会議の立ち上げが必要であると考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案2件は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第79号「門真市立市民公益活動支援センター指定管理者の指定について」 ○春田清子 議長  次に、日程第9、議案第79号「門真市立市民公益活動支援センター指定管理者の指定について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。森本市民生活部長。          〔森本訓史市民生活部長登壇〕
    ◎森本訓史 市民生活部長  ただいま御上程賜りました議案第79号、門真市立市民公益活動支援センター指定管理者の指定につきまして御説明申し上げます。  議案書8ページ並びに別冊の参考資料をごらん願います。本件は、現指定管理者の指定期間が平成28年3月31日をもって満了することに伴い、新たに公募し選定した候補者を指定管理者とするため、地方自治法に基づき議会の議決を求めるものでございます。  指定管理者となる団体でありますが、大阪市中央区内本町一丁目4番12号、みんなのかどま協議会代表者特定非営利活動法人みんなの未来かいたく団副代表理事川上俊二でございます。  また、指定管理期間につきましては、平成28年4月1日から31年3月31日までの3年間でございます。  指定管理者候補者の選定をするため公募いたしましたところ、2団体から申請がございました。  書類審査、プレゼンテーション審査を実施し、総合的に判断いたしました結果、施設の有効利用及びサービスの向上等の企画提案内容において他の申請団体よりもすぐれていたことにより、候補者と選定いたしたものでございます。  なお、指定管理料につきましては、3年間の合計が4400万円となっております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第79号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。戸田議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番無所属の戸田です。  この指定管理議案について質疑をいたします。  この指定管理議案で指定管理をするときの資料として就業規則、それと給与の具体金額がわかる給与規定を出しなさいということについては、何度も議会で答弁させて約束してもらったし、何度もその答弁違反を謝罪させてきたし、何度もそれを失敗事例集に取り上げさせて再発防止を研修させてきました。しかしながら、まださいの河原の石積みか、どこまで続くぬかるみか、こういうようなことで、非常に難儀をしております。  今回の議案の説明で市民生活部地域活動課の小野課長らが私に議案資料を示しながら、応募団体には議員と確認してきたとおり就業規則と給与の具体金額がわかる給与規定をちゃんと出してもらってますからと自信満々に説明しておりました。私もあれほど何度も議会で追及したんだし、謝罪させたし、失敗事例集にも載せてきたから、もうこんな簡単なことを間違うはずがないと、本当に信じつつ、一応念のためにと思って現物の資料を目にしていたら、応募団体の一つで今まで指定管理者をやっていたあいまちについて、基本給という言葉はあるものの、その具体金額がどこにも書かれていなかったということを発見して、非常にあきれた次第であります。この件に関して質疑をいたします。  ただ、私はこの議案を審議する民生常任委員会のメンバーではないので、あとは民生常任委員会の議員の皆さんに委ねるほかありませんが、この非常に残念な事実について、ざっと簡単に以下の質疑だけをします。  第1項目、まず土台的な事実として、(1)指定管理応募団体に給与の具体金額がわかる給与規定を出させることは、いつの議会答弁で実施約束されて始まったのか、そのとき求めた議員の氏名も言ってください。まあ私ですけども。 (2)どういう必要性の認識があって、そういう決まりにしたのか。  第2項目、ところが、議会答弁で約束されたこのことが、今まで何度も繰り返して破られ、謝罪答弁や失敗事例集への掲載、職員研修がなされてきましたが、これについて、(1)本会議や委員会で謝罪答弁が行われた時期と謝罪答弁者の肩書、氏名を挙げてください。追及したのは私ですから、いちいち言わなくて結構です。 (2)失敗事例集に掲載された時期について、全て挙げてください。 (3)議会答弁や、謝罪答弁ですね、失敗事例集で語られてきたところの再発防止策について、どんなものだったのか、答えてください。  第3項目、私が絶対大丈夫だろうけども、念のためと思って書類点検をしなければ、今回の失敗は露呈しないままになっていたわけですが、こういうことは議員の職員に対する信頼を著しく損ない、議員に対してうそをつくも同然の失礼なことではありませんか。全ての関係職員を代表しての謝罪を求めます。  4項目、答弁違反の書類を出されても、それを点検したどの職員もミスに気づかなかったということは、職員研修の実効性、職員のやる気と言語理解能力、民間労働者の賃金への配慮等に問題があるからではないですか。  今回の問題は、当然失敗事例集に掲載しないといけませんが、再発防止策をどのように深めて記載するのか、市の見識を問います。  以上で質疑を終わります。よろしく。 ○春田清子 議長  理事者の答弁を求めます。森本市民生活部長。          〔森本訓史市民生活部長登壇〕 ◎森本訓史 市民生活部長  戸田議員の御質問につきまして私より御答弁申し上げます。  まず、いつの議会答弁で実施、約束されて始まったのかについてでありますが、2007年(平成19年)第4回定例会で当時の野口行財政改革推進部長が、「指定管理者に対する就業規則の取り扱いにつきましては、関係課との調整を踏まえながら、取り寄せるよう努めてまいります。」と答弁いたしております。  次に、どういう必要性認識があってそういう決まりにしたのかについてでありますが、市が指定管理や運営委託に当たる業者、団体の法令遵守を担保する必要性や、労働者の雇用の継続について、継続希望者の面接採用や地域雇用を優先し、現在従事する者の転籍等による雇用確保の必要性のためであります。  次に、議会で謝罪答弁が行われた時期と謝罪答弁者の肩書、氏名についてでありますが、2011年(平成23年)第2回定例会において稲毛総合政策部長が、2011年(平成23年)第4回定例会において柴田生涯学習部長が、2013年(平成25年)第4回定例会において下治健康福祉部長が謝罪をしております。  次に、失敗事例集に掲載された時期についてでありますが、民間委託業務などでの例もありますが、指定管理に限定いたしますと、市役所事務改善事例集が2011年(平成23年)7月より運用しておりますことから、事例発生時期で申し上げますと、2006年(平成18年)6月、2008年(平成20年)12月、2011年(平成23年)6月、2011年(平成23年)12月の4回でございます。  次に、議会答弁や失敗事例集で語られてきた再発防止策についてでありますが、2008年(平成20年)4月10日付の市の各種業務を指定管理者制度、民間委託等により実施するに際しての就業規則及び給与規程等の提出要請等について(通知)に基づき、業者に必要書類の提出をさせること、市の方針、議会での答弁内容等を担当課内で確認すること、提出書類にチェック項目を設けることの3点であります。  今回の提出書類の不備につきましては、指定管理の募集要項には給与金額が明確にわかるものと明記していたにもかかわらず、提出された書類の細部にわたる確認を怠ったことによるもので、決してこれまでの議会答弁を無視したものではございません。過去の議会での御指摘や市役所事務改善事例集も確認しつつ、結果的には書類の不備のまま収受したことに対し、深く反省をいたしております。  今後は、先ほど御答弁申し上げた再発防止策を遵守し、給与規定等の書類の重要性を再認識するとともに、募集要項の提出書類の項目ごとのチェックリスト作成までの一連の事務について、内容の点検を怠ることなく、一層の情報共有を図り、再発防止に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第79号は、民生常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第80号「門真市立公民館門真市立文化会館及び門真市立門真市民プラザ指定管理者の指定について」 ○春田清子 議長  次に、日程第10、議案第80号「門真市立公民館門真市立文化会館及び門真市立門真市民プラザ指定管理者の指定について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。柴田生涯学習部長。          〔柴田昌彦教育委員会事務局生涯学習部長登壇〕 ◎柴田昌彦 教育委員会事務局生涯学習部長  ただいま御上程賜りました議案第80号、門真市立公民館門真市立文化会館及び門真市立門真市民プラザ指定管理者の指定につきまして御説明申し上げます。  議案書9ページ及び参考資料をごらん願います。本件は、市立門真市民プラザの現在の指定管理者指定期間が平成28年3月31日をもって満了することに伴い、これまで直営により管理運営を行ってまいりました市立公民館及び文化会館とあわせて、新たに選定した候補者を次期指定管理者とするため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  指定管理者となる団体でありますが、東京都目黒区下目黒一丁目1番11号、アクティオ株式会社代表取締役鈴木悟でございます。  指定管理期間につきましては、平成28年4月1日から33年3月31日までの5年間でございます。  指定管理者候補者の選定をするため公募いたしましたところ、4団体から申請がございました。書類審査、プレゼンテーション審査を実施し、総合的に審査いたしました結果、職員の雇用確保の方策及び労働条件、サービスの向上を図るための具体的手法が他の申請団体よりもすぐれていることにより、候補者といたしたものでございます。  なお、指定管理料につきましては、平成28年度が1億3035万8000円、29年度が1億3034万9000円、30年度が1億3126万7000円、31年度が1億3098万2000円、32年度が1億3133万3000円、合計金額6億5428万9000円でございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第80号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第80号は、文教常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第81号「大阪広域水道企業団規約の一部変更に関する協議について」 ○春田清子 議長  次に、日程第11、議案第81号「大阪広域水道企業団規約の一部変更に関する協議について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。          〔西口孝上下水道局長登壇〕 ◎西口孝 上下水道局長  ただいま御上程賜りました議案第81号、大阪広域水道企業団規約の一部変更に関する協議につきまして御説明申し上げます。  議案書の10ページをごらん願います。本件につきましては、大阪広域水道企業団規約の一部を変更することについて、地方自治法第286条第1項の規定により関係構成市町村と変更に係る協議を行うにつき、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、11ページから13ページをごらん願います。変更の内容でございますが、大阪広域水道企業団が共同処理する事務に、四條畷市、太子町及び千早赤阪村に係る水道事業の経営に関する事務を追加し、企業団の議会の議員の定数30人を33人に変更、その他所要の規定整備を行うものでございます。  なお、附則といたしまして、本規約の施行日を平成29年4月1日としております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第81号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第81号は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第82号「門真市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について」 ○春田清子 議長  次に、日程第12、議案第82号「門真市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。市原総合政策部長。          〔市原昌亮総合政策部長登壇〕 ◎市原昌亮 総合政策部長  ただいま御上程賜りました議案第82号、門真市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定につきまして御説明申し上げます。  議案書14ページをごらん願います。本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関して必要な事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。  次に、条例の主な内容でございますが、議案書15ページ以下をごらん願います。第1条では、条例の趣旨について、第2条では用語の定義について、第3条では、市の責務を定めております。  第4条では、番号法第9条第2項の規定に基づき、条例で定める個人番号の利用に係る事務について規定いたしております。  第5条では、番号法第19条第10号の規定に基づき、条例で定める特定個人情報の提供について規定しており、第6条では、規則への委任について規定いたしております。  なお、附則といたしまして、附則第1項において、施行日を平成28年1月1日及び番号法附則第1条第5号に掲げる規定の施行の日といたしております。  また、本条例の制定に伴う規定整備といたしまして、附則第3項では、門真市小児慢性特定疾病児童等に対する日常生活用具の給付に係る費用負担に関する条例を、附則第4項では、門真市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域生活支援事業に係る費用負担に関する条例を一部改正するものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第82号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第82号は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第83号「議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」 ○春田清子 議長  次に、日程第13、議案第83号「議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。重光総務部長。          〔重光千代美総務部長登壇〕
    重光千代美 総務部長  ただいま御上程賜りました議案第83号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書33ページをごらん願います。本件につきましては、地方公務員等共済組合法施行令等の一部を改正する等の政令による地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等について所要の規定整備を行うものでございます。  改正条例の内容でございますが、議案書34ページ以下をごらん願います。  附則第5条の改正は、共済年金制度が厚生年金保険制度に一元化されたことに伴い、地方公務員災害補償法施行令が改正されたことから、議会の議員その他非常勤の職員に関しても、他の法令による給付との併給調整について所要の規定整備を行うものでございます。  なお、附則といたしまして、第1項において、本条例の施行日は公布の日とし、平成27年10月1日から適用するものでございます。また、第2項から第4項までは、それぞれ経過措置について規定しております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第83号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第83号は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第84号「門真市税条例の一部改正について」 ○春田清子 議長  次に、日程第14、議案第84号「門真市税条例の一部改正について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。重光総務部長。          〔重光千代美総務部長登壇〕 ◎重光千代美 総務部長  ただいま御上程賜りました議案第84号、門真市税条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書40ページをごらん願います。本件は、地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、市税の猶予制度の見直しに係る規定の追加を行うこと、及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が平成28年1月1日に施行されることに伴い、個人番号または法人番号の規定整備を行うものでございます。  その内容でございますが、41ページ以下をごらん願います。  まず、第6条の2の追加は、徴収猶予に係る市の徴収金は原則として毎月に分割して納付または納入させることを定めるとともに、分割納付計画の策定及びその変更並びに納税者等への通知について規定するものでございます。  次に、第6条の3の追加は、徴収猶予の申請書の記載事項及び添付書類並びに申請書等の訂正期限を定めるものでございます。  次に、第6条の4の追加は、職権による換価の猶予に係る分割納付または納入の方法等について徴収猶予の場合と同様に定めるものでございます。  次に、第6条の5の追加は、申請による換価の猶予に係る分割納付または納入の方法、申請期限、申請書の記載事項及び添付書類並びに申請書等の訂正期限等について徴収猶予の場合と同様に定めるものでございます。  次に、第6条の6の追加は、徴収猶予または換価の猶予をする場合の担保の徴取を不要とする基準を定めるものでございます。  次に、第7条及び第13条の改正は、略称規定の整備でございます。  次に、第27条、第46条、第70条、第71条、第79条、第82条、第83条、第94条、第95条、第117条及び第124条の8並びに附則第11条、第22条及び第51条の改正は、それぞれに規定する市税に係る申請書等の記載事項に納税義務者等の個人番号または法人番号を追加することを規定するものでございます。  最後に、附則といたしまして、各改正規定の施行期日を第1条に、経過措置を第2条から第7条までに、それぞれ規定いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第84号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第84号は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第85号「門真市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例の一部改正について」 ○春田清子 議長  次に、日程第15、議案第85号「門真市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。河合こども未来部長。          〔河合敏和教育委員会事務局こども未来部長登壇〕 ◎河合敏和 教育委員会事務局こども未来部長  ただいま御上程賜りました議案第85号、門真市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書60ページをごらん願います。本案につきましては、勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律による職業能力開発促進法の一部改正に伴い、引用条項の整備を行うものであります。  次に、議案書61ページの新旧対照表をごらん願います。改正内容といたしましては、保育の必要性の認定基準を定める第3条第1項のうち、第8号で引用しております職業能力開発促進法第15条の6第3項が第15条の7第3項に改正されたことに伴い、引用条項の整備を行うものでございます。  最後に、附則といたしまして、本条例の施行日を公布の日と規定いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第85号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第85号は、文教常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第86号「門真市国民健康保険条例の一部改正について」 ○春田清子 議長  次に、日程第16、議案第86号「門真市国民健康保険条例の一部改正について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。下治保健福祉部長。          〔下治正和保健福祉部長登壇〕 ◎下治正和 健康福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第86号、門真市国民健康保険条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書62ページをごらん願います。本件につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行による国民健康保険法施行規則の一部改正に伴い、徴収猶予等の手続における記載事項に個人番号を追加するため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案書63ページ及び64ページをごらん願います。  具体の改正内容につきましては、第25条及び第26条並びに第26条の3のそれぞれにおいて、徴収猶予の申請書等に記載する事項として個人番号を追加するものでございます。  なお、附則といたしまして、条例の施行日を平成28年1月1日としております。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第86号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第86号は、民生常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第87号「門真市住民基本台帳カードの利用に関する条例の廃止について」 ○春田清子 議長  次に、日程第17、議案第87号「門真市住民基本台帳カードの利用に関する条例の廃止について」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。森本市民生活部長。          〔森本訓史市民生活部長登壇〕 ◎森本訓史 市民生活部長  ただいま御上程賜りました議案第87号、門真市住民基本台帳カードの利用に関する条例の廃止につきまして御説明申し上げます。  議案書65ページをごらん願います。今回の改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う住民基本台帳法の一部改正に伴い、住民基本台帳カードの交付を廃止するにつき、本条例を廃止するものでございます。  議案書66ページ以下をごらん願います。本条例の附則の内容でありますが、附則第1項において、施行日は平成28年1月1日及び公布の日としております。  附則第2項は、経過措置について規定しております。  附則第3項は、門真市印鑑条例の一部改正を行うものであり、所要の規定整備及び第12条の2において個人番号カードを利用した多機能端末機による印鑑登録証明書の申請及び交付に係る規定改正を行うものでございます。  附則第4項は、門真市手数料条例の一部改正を行うものであり、所要の規定整備及び備考第3において多機能端末機により申請及び交付する証明書の手数料を減額する規定改正を行うものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第87号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第87号は、民生常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第88号「平成27年度門真市一般会計補正予算(第7号)」 ○春田清子 議長  次に、日程第18、議案第88号「平成27年度門真市一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。市原総合政策部長。          〔市原昌亮総合政策部長登壇〕 ◎市原昌亮 総合政策部長  ただいま御上程賜りました議案第88号、平成27年度門真市一般会計補正予算第7号につきまして御説明申し上げます。  議案書71ページをごらん願います。今回の補正は、防犯カメラ設置促進事業に要する費用の追加、また保育定員拡充事業に係る保育所等整備補助金の減額等及び人件費の減額等についての予算調製を行うもので、第1条におきまして、既定の歳入歳出にそれぞれ624万5000円を追加し、予算の総額を581億873万1000円といたすものでございます。  第2条では、債務負担行為の補正を、また第3条では、地方債の補正を行うものでございます。  その具体の款項の費目でございますが、72ページから74ページの第1表歳入歳出予算補正をごらん願います。  まず、73ページの歳出より御説明申し上げます。  職員等人件費につきましては、1款議会費から9款教育費のそれぞれの費目におきまして、給料、職員手当等及び共済費につきまして増減の調整を行っております。その内訳でございますが、給料では3034万2000円の減額、職員手当等では1474万5000円の追加分を計上し、共済費では1485万8000円の追加分を計上いたしております。  その結果、人件費全体では、73万9000円の減額分を計上いたしております。  また、特別会計につきましても、一般会計と同様に調整を行っており、繰出金において528万9000円の減額分を計上いたしております。  次に、その他の内容でございますが、2款総務費、1項総務管理費では、防犯カメラ設置促進事業に係る防犯カメラ等借上料として49万6000円の追加分を計上し、2項徴税費では、大阪府が導入する森林環境税の周知に伴うチラシ作成費用として6万4000円の追加分を計上し、4項選挙費では、選挙人名簿システム改修業務委託料として264万6000円を計上いたしております。
     次に、3款民生費、1項社会福祉費では、平成26年度臨時福祉給付金給付事業費補助金返還金の追加分等として7043万4000円の追加分を計上し、2項児童福祉費では、保育定員拡充事業に係る保育所等整備補助金の減額分等として2億2851万1000円の減額分を計上し、4項国民健康保険費では、国民健康保険事業特別会計への保険基盤安定分に係る繰出金として1億6937万7000円の追加分を計上いたしております。  次に、4款衛生費、1項保健衛生費では、インフルエンザ予防接種委託料等として750万7000円の追加分を計上いたしております。  次に、74ページの9款教育費、1項教育総務費では、情報教育推進事業に係る教育IT化用備品費の追加分等として823万2000円の追加分を計上し、3項中学校費では、給食運営事業に係る給食用備品費において2285万8000円の減額分を計上いたしております。  次に、11款予備費の488万6000円の追加は、財源調整のためでございます。  次に、72ページの歳入でございますが、13款国庫支出金、1項国庫負担金の1億732万7000円の追加は、国民健康保険事業に係る保険基盤安定負担金等の追加分を計上し、2項国庫補助金の1億6301万1000円の減額は、保育定員拡充事業に係る保育所等整備交付金等の減額分等を計上いたしております。  次に、14款府支出金、1項府負担金の4253万9000円の追加は、国民健康保険事業に係る保険基盤安定負担金等を計上し、2項府補助金の821万円の減額は、放課後児童健全育成事業費補助金の減額分等を計上いたしております。  次に、17款繰入金、1項基金繰入金の5000万円の追加は、財源調整のため財政調整基金繰入金の追加分を計上いたしており、19款市債の2240万円の減額は、民間保育所等整備助成事業債の減額分を計上いたしております。  次に、75ページをごらん願います。第2表債務負担行為補正でございますが、追加分として、防犯カメラ設置促進事業を初め、本表に掲げております全5件につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めるものでございます。  最後に、76ページ及び77ページをごらん願います。第3表地方債補正でございますが、社会福祉施設整備分につきまして、76ページに記載の限度額から77ページに記載の限度額に変更するものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第88号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第88号は、関係各常任委員会に分割付託いたします。     ────────────────────────── △議案第89号「平成27年度門真市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」 ○春田清子 議長  次に、日程第19、議案第89号「平成27年度門真市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。下治保健福祉部長。          〔下治正和保健福祉部長登壇〕 ◎下治正和 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第89号、平成27年度門真市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号につきまして御説明申し上げます。  議案書137ページをごらん願います。第1条におきまして、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億389万1000円を追加し、予算の総額を234億9608万1000円といたすものでございます。  具体の款項の費目でございますが、138ページ及び139ページの第1表歳入歳出予算補正をお願いいたします。  まず、139ページの歳出から御説明申し上げます。  1款総務費、1項総務管理費の269万2000円の減額は、職員の人件費補正に伴うものでございます。  次に、10款諸支出金、1項償還金及び還付加算金の1億658万3000円の追加は、国・府負担金等の確定に伴う精算分等として、平成26年度国民健康保険療養給付費等負担金等返還金ほか6件を計上いたしております。  次に、138ページの歳入でございますが、9款繰入金、1項一般会計繰入金の1億6668万5000円の追加は、保険基盤安定負担金の平成27年度分が確定したことなどに伴い、一般会計からの繰り入れ分を計上いたしております。  次に、10款諸収入、3項雑入の6279万4000円の減額は、財源調整のため計上いたすものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第89号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第89号は、民生常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第90号「平成27年度門真市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」 ○春田清子 議長  次に、日程第20、議案第90号「平成27年度門真市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。西口上下水道局長。          〔西口孝上下水道局長登壇〕 ◎西口孝 上下水道局長  ただいま御上程賜りました議案第90号、平成27年度門真市公共下水道事業特別会計補正予算第3号につきまして御説明申し上げます。  議案書153ページをごらん願います。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1146万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ87億5872万2000円といたすものでございます。  その具体の款項の歳入歳出につきましては、154ページ及び155ページの第1表歳入歳出予算補正をごらん願います。  まず、155ページの歳出より御説明申し上げます。  まず、1款総務費、1項下水道総務費の2272万3000円の追加につきましては、人件費の減額及び平成26年度歳入歳出に係る消費税の確定に伴う公課費の増額をいたすものであります。  次に、3款公債費、1項公債費の1399万8000円の追加につきましては、地下埋設物移設工事負担金精算に伴う還付金が発生したことにより市債元金の一部を繰上償還するため、元利償還金の増額をいたすものであります。  次に、4款予備費、1項予備費の2526万円の減額は、財源調整のため計上いたしております。  次に、154ページの歳入でございますが、4款繰入金、1項一般会計繰入金の253万7000円の削減につきましては、人件費の減額による一般会計繰入金を減額するものであり、次の5款諸収入、2項雑入の1399万8000円の追加につきましては、地下埋設物移設工事負担金精算に伴う還付金が発生したことによる雑入を増額いたすものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第90号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第90号は、総務建設常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第91号「平成27年度門真市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」 ○春田清子 議長  次に、日程第21、議案第91号「平成27年度門真市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。            〔議 案 別 掲〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。下治保健福祉部長。          〔下治正和保健福祉部長登壇〕 ◎下治正和 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました議案第91号、平成27年度門真市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第2号につきまして御説明申し上げます。  議案書169ページをごらん願います。第1条におきまして、既定の歳入歳出予算にそれぞれ835万6000円を追加し、予算の総額を14億626万5000円といたすものでございます。  具体の款項の費目でございますが、170ページ及び171ページの第1表歳入歳出予算補正をお願いいたします。  まず、171ページの歳出から御説明申し上げます。  1款総務費、1項総務管理費の6万円の減額は、職員の人件費補正に伴うものでございます。  次に、2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金の841万6000円の追加は、保険基盤安定負担金の平成27年度分が確定したことに伴うものでございます。  次に、170ページの歳入でございますが、3款繰入金、1項一般会計繰入金の835万6000円の追加は、一般会計からの繰り入れ分を計上いたしております。  以上、まことに簡単でございますが、議案第91号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  上程中の議案第91号は、民生常任委員会に付託いたします。     ────────────────────────── △議案第92号「副市長の選任について」 ○春田清子 議長  次に、日程第22、議案第92号「副市長の選任について」を議題といたします。          〔川本雅弘副市長退場〕 ○春田清子 議長  提案理由の説明を求めます。園部市長。           〔園部一成市長登壇〕 ◎園部一成 市長  ただいま御上程を賜りました議案第92号、副市長の選任につきまして私より提案理由の御説明を申し上げます。  現在、副市長に就任いただいております川本雅弘氏の任期が、平成28年3月31日をもちまして満了を迎えます。  川本氏には、平成24年4月より私の補佐役として、本市中学校教諭や行政で長年積み重ねられた豊富な経験と広範な知識をいかんなく発揮され、行政全般にわたり多大なる御尽力をいただいておるところであり、本市への貢献ははかり知れないものがあります。  川本氏には、今後も信望の厚さと的確な判断力を自律発展都市の形成に向けた本市の市政運営に大いに生かしていただけるものと存じ、引き続き副市長として選任いたしたく、御提案を申し上げる次第であります。  なお、川本氏の経歴等につきましては、お手元の参考資料のとおりであります。  何とぞ全員一致の御同意を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではありますが、提案理由の説明とさせていただきます。  どうかよろしくお願いを申し上げます。 ○春田清子 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。議案第92号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  御異議なしと認め、委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  通告により13番戸田久和議員を指名いたします。戸田久和議員。          〔13番戸田久和議員登壇〕 ◆13番(戸田久和議員) 13番無所属・革命21の戸田です。賛成の立場で討論いたします。  賛成の場合は、討論なしでもよい場合も多いと思いますけども、私は川本副市長とは、かつて非常に厳しく激しく対立していたし、今その課題自体については、意見は平行線であると。しかしながら、賛成だということについて理由を明らかにしておきます。  川本さんは、ここの経歴にあるとおりなんですが、私との出会いは、私が1999年門真市議に初当選したときに学校教育課の係長でありました。非常にお役人的な、少し人間味に欠けるような感じを持って、否定的な感じを持っておりました。
     そして、それがさらに2008年の3月にいわゆる門真三中卒業式についての産経新聞扇動報道事件というのがありまして、右翼がわっと来る、共産党の議員も共産党系の団体も教組もみんな引っ込んでしまう。そういう中で川口先生のみが頑張り続けて、処分を受けていくわけですけども、その2008年の4月に、まさしくそれまで2年間、大阪府教育委員会に異動していた川本氏が、今度は学校教育課長として門真市に戻ってきて、川口先生処分、裁判を実際的に推進するための旗振り役のような役割を果たしていった。そして、川口先生から見ても、私から見ても、この川本氏は、かつては一般教員として反戦、平和、人権、反差別ということを頑張って、君が代強制の反対ということも頑張っておった人でありますけども、門真市であれ、どこでもよくあるように、出世転向されて、教育委員会になって、今度は君が代を押しつけして、反対する、良心を守ろうとする教員を締めつけていく立場になるということで、極めて厳しく私は対立して、批判をしてきました。  そういった川本氏が、今度は学校教育の部長になり、やがては副市長になっていったわけであります。  幼稚園の民営化等についても責任はあると思いますが、ただ副市長になって以降、そういう対立、意見の違いは、それはそれとしましても、ザイトク問題に対する取り組み、いわゆる反差別、差別扇動は許さないという観点は、教員時代からの差別を憎む気持ちということは消えずにずっと残っておったということは、どうも見てとれました。  とりわけ2014年に在特会川東ルミエールホール事件においては、川本副市長の立場で、こういうことは許せない、顧問弁護士が取り消したら裁判で負けるんじゃないかというおかしなことを言って、法務監察の役人たちもそこら辺に同調してしまうようなときでも、そんなことはあり得ないと、仮に裁判に負けても、断固としてこんな差別は許さないという姿勢をとるべきだということを、内部においてはそういう立場を頑張ってこられたということは、後に知ることができました。  教員時代の差別を許さない、そういう熱い気持ちというのは、消えずに残っているということを確認できて、大変心強く、かつうれしく思った次第であります。  そして、地元門真市に住み続けて、きっと外部から右翼ががんがんやって来るようなことについても、非常に腹立たしく思い、門真市をきちっと守っていこうという熱い心も持っていると、そういうこともうかがえます。  そういう意味からも、意見の対立は対立としまして、全般的に見て大変頑張っておられる。門真市の先進行政、反差別の立場での先進的な人権行政も非常に理解を持って進めていかれると、そういう副市長であることを私も現場でずっと見てわかってきましたので、副市長の継続については大いに賛成すると、こういう意見を述べる次第であります。  御清聴、ありがとうございました。 ○春田清子 議長  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第92号を起立により採決いたします。  本件に同意することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起 立 多 数〕 ○春田清子 議長  起立多数であります。  よって議案第92号「副市長の選任について」は、川本雅弘氏の選任に同意することに決しました。          〔川本雅弘副市長入場〕 ○春田清子 議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。本日はこれにて散会し、来る12月17日午前10時から本会議を開くことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○春田清子 議長  御異議なしと認め、来る12月17日午前10時から本会議を開くことにいたします。  この際申し上げます。  各常任委員会の審査日程は、お手元に配付の審査日程表のとおりでありますから、御了承願います。(文書別掲)  なお、本日の認定第1号に係る討論における戸田議員の発言については、後刻速記録を調査の上、措置いたしますので、御了承願います。 ○春田清子 議長  本日はこれにて散会いたします。  午前11時49分散会     ──────────────────────────...