羽曳野市議会 > 2021-02-26 >
令和 3年第 1回 3月定例会−02月26日-01号

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  1. 羽曳野市議会 2021-02-26
    令和 3年第 1回 3月定例会−02月26日-01号


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    最終取得日: 2021-08-07
    令和 3年第 1回 3月定例会−02月26日-01号令和 3年第 1回 3月定例会                  目      次                △開  会  午前10時零分 〇議長挨拶(議長 松井康夫)………………………………………………………………………… 8 〇市長挨拶(市長 山入端 創)……………………………………………………………………… 8                △開  議  午前10時6分 〇日程第1 会議録署名議員の指名(7番 樽井佳代子、16番 黒川 実)…………………… 9 〇日程第2 会期の決定(2月26日から3月30日までの33日間)………………………………… 9 〇日程第3 報告第1号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第14号))」付議        …………………………………………………………………………………………… 9   1. 報 告(総務部理事 金森 淳)…………………………………………………………… 9   1. 採 決(承 認)………………………………………………………………………………10 〇日程第4 報告第2号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第15号))」付議        ……………………………………………………………………………………………10   1. 報 告(総務部理事 金森 淳)……………………………………………………………10   1. 質 疑(笹井喜世子)…………………………………………………………………………11   1. 答 弁(生活環境部長 松永秀明)…………………………………………………………11
      1. 質 疑(笹井喜世子)…………………………………………………………………………11   1. 答 弁(生活環境部長 松永秀明)…………………………………………………………12   1. 質 疑(笠原由美子)…………………………………………………………………………12   1. 答 弁(生活環境部長 松永秀明)…………………………………………………………12   1. 要 望(笠原由美子)…………………………………………………………………………13   1. 質 疑(金銅宏親)……………………………………………………………………………13   1. 答 弁(生活環境部長 松永秀明)…………………………………………………………14   1. 要 望(金銅宏親)……………………………………………………………………………14   1. 反対討論笹井喜世子)………………………………………………………………………14   1. 賛成討論(竹本真琴)…………………………………………………………………………15   1. 採 決(承 認)………………………………………………………………………………15 〇日程第5 議案第1号「固定資産評価審査委員会委員の選任に係る同意について」付議……15   1. 提案理由の説明(市長公室長 堂山浩三)…………………………………………………15   1. 採 決(同 意)………………………………………………………………………………16 〇日程第6 議案第2号「教育長の任命に係る同意について」付議………………………………16   1. 提案理由の説明(市長公室長 堂山浩三)…………………………………………………16   1. 採 決(同 意)………………………………………………………………………………16   1. 教育長就任挨拶(村田明彦)…………………………………………………………………16 〇日程第7から日程第24まで一括付議…………………………………………………………………17  ※日程第7 議案第3号「羽曳野市営向野住宅集約建替工事の請負契約について」   1. 提案理由の説明(都市開発部理事 中村靖夫)……………………………………………17  ※日程第8 議案第4号「羽曳野市道路線の廃止について」  ※日程第9 議案第5号「羽曳野市道路線の認定について」   1. 提案理由の説明(土木部理事 東  伸)…………………………………………………17  ※日程第10 議案第6号「羽曳野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について」   1. 提案理由の説明(市長公室長 堂山浩三)…………………………………………………18  ※日程第11 議案第7号「附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」   1. 提案理由の説明(総務部長 清水淳宅)……………………………………………………18  ※日程第12 議案第8号「羽曳野市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について」  ※日程第13 議案第9号「羽曳野市立生活文化情報センター条例の一部を改正する条例の制定について」   1. 提案理由の説明(市長公室長 堂山浩三)…………………………………………………19  ※日程第14 議案第10号「羽曳野市敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定について」  ※日程第15 議案第11号「羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」   1. 提案理由の説明(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)……………………………20  ※日程第16 議案第12号「羽曳野市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」   1. 提案理由の説明(介護予防支援室長 尾久聖子)…………………………………………21  ※日程第17 議案第13号「羽曳野市建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について」  ※日程第18 議案第14号「羽曳野市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について」  ※日程第19 議案第15号「羽曳野市都市の低炭素化の促進に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について」   1. 提案理由の説明(都市開発部理事 中村靖夫)……………………………………………22  ※日程第20 議案第16号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第16号)」   1. 提案理由の説明(総務部理事 金森 淳)…………………………………………………24  ※日程第21 議案第17号「令和2年度羽曳野市介護保険特別会計補正予算(第4号)」   1. 提案理由の説明(介護予防支援室長 尾久聖子)…………………………………………25  ※日程第22 議案第18号「令和2年度羽曳野市土地取得特別会計補正予算(第2号)」   1. 提案理由の説明(総務部理事 金森 淳)…………………………………………………25  ※日程第23 議案第19号「令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第3号)」  ※日程第24 議案第20号「令和2年度羽曳野市下水道事業会計補正予算(第3号)」   1. 提案理由の説明(水道局長兼下水道部長 戸成 浩)……………………………………26                △休  憩  午前11時30分                △再  開  午前11時44分 〇日程第25 「令和3年度施政方針」…………………………………………………………………27   1. 表 明(市長 山入端 創)…………………………………………………………………27                △休  憩  午後零時33分                △再  開  午後2時10分 〇日程第26から日程第34まで一括付議…………………………………………………………………37  ※日程第26 議案第21号「令和3年度羽曳野市一般会計予算」   1. 提案理由の説明(総務部理事 金森 淳)…………………………………………………37  ※日程第27 議案第22号「令和3年度羽曳野市国民健康保険特別会計予算」   1. 提案理由の説明(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)……………………………39  ※日程第28 議案第23号「令和3年度羽曳野市と畜場特別会計予算」   1. 提案理由の説明(生活環境部長 松永秀明)………………………………………………40  ※日程第29 議案第24号「令和3年度羽曳野市財産区特別会計予算」   1. 提案理由の説明(総務部長 清水淳宅)……………………………………………………41  ※日程第30 議案第25号「令和3年度羽曳野市介護保険特別会計予算」   1. 提案理由の説明(介護予防支援室長 尾久聖子)…………………………………………41  ※日程第31 議案第26号「令和3年度羽曳野市土地取得特別会計予算」   1. 提案理由の説明(総務部理事 金森 淳)…………………………………………………42  ※日程第32 議案第27号「令和3年度羽曳野市後期高齢者医療特別会計予算」   1. 提案理由の説明(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)……………………………43  ※日程第33 議案第28号「令和3年度羽曳野市水道事業会計予算」  ※日程第34 議案第29号「令和3年度羽曳野市下水道事業会計予算」   1. 提案理由の説明(水道局長兼下水道部長 戸成 浩)……………………………………43 〇日程第35 「諸般の報告」付議………………………………………………………………………45   1. 柏羽藤環境事業組合議会の報告(花川雅昭)………………………………………………45   1. 柏原羽曳野藤井寺消防組合議会の報告(今井利三)………………………………………47                △散  会  午後3時1分 〇令和3年2月26日羽曳野市議会第1回定例会が羽曳野市議会議事堂に招集された。 〇令和3年2月26日 第1日目 〇出席議員は次のとおりである。   1番   外 園 康 裕   2番   通 堂 義 弘   3番   笠 原 由美子   5番   竹 本 真 琴   6番   花 川 雅 昭   7番   樽 井 佳代子   8番   金 銅 宏 親   9番   広 瀬 公 代   10番   渡 辺 真 千   11番   笹 井 喜世子   12番   若 林 信 一   13番   上 薮 弘 治   14番   今 井 利 三   16番   黒 川   実   18番   松 井 康 夫 〇欠席議員は次のとおりである。
      4番   百 谷 孝 浩 〇欠員   15番、17番 〇説明のため出席した者は次のとおりである。   市長       山入端   創   副市長      伊 藤 弘 三   副市長      植 田 修 司   市長公室長    堂 山 浩 三   総務部長     清 水 淳 宅   保健福祉部長保険健康室長            川 浦 幸 次   生活環境部長   松 永 秀 明   水道局長兼水道局長兼下水道部長            戸 成   浩   総務部理事    金 森   淳   土木部理事    東     伸   都市開発部理事  中 村 靖 夫   教育次長     高 井 基 晴   介護予防支援室長 尾 久 聖 子   新型コロナウイルスワクチン接種推進室長            寺 元 麻 子 〇議会事務局   局長       山 下 和 男   次長       松 川 貴 至   課長補佐     森 本 美津子   課長補佐     竹 中 雅 世   課長補佐     内 本 祐 介   主幹       金 銅 菜保子   主任       西 橋 佑 貴 〇議事日程は次のとおりである。  日程第1      会議録署名議員の指名  日程第2      会期の決定  日程第3 報告第1号      専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第14号))  日程第4 報告第2号      専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第15号))  日程第5 議案第1号      固定資産評価審査委員会委員の選任に係る同意について  日程第6 議案第2号      教育長の任命に係る同意について  日程第7 議案第3号      羽曳野市営向野住宅集約建替工事の請負契約について  日程第8 議案第4号      羽曳野市道路線の廃止について  日程第9 議案第5号      羽曳野市道路線の認定について  日程第10 議案第6号      羽曳野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について  日程第11 議案第7号      附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  日程第12 議案第8号      羽曳野市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について  日程第13 議案第9号      羽曳野市立生活文化情報センター条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議案第10号      羽曳野市敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議案第11号      羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第16 議案第12号      羽曳野市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第17 議案第13号      羽曳野市建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第14号      羽曳野市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について  日程第19 議案第15号      羽曳野市都市の低炭素化の促進に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について  日程第20 議案第16号      令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第16号)  日程第21 議案第17号      令和2年度羽曳野市介護保険特別会計補正予算(第4号)  日程第22 議案第18号      令和2年度羽曳野市土地取得特別会計補正予算(第2号)  日程第23 議案第19号      令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第3号)  日程第24 議案第20号      令和2年度羽曳野市下水道事業会計補正予算(第3号)  日程第25      令和3年度施政方針  日程第26 議案第21号      令和3年度羽曳野市一般会計予算  日程第27 議案第22号      令和3年度羽曳野市国民健康保険特別会計予算  日程第28 議案第23号      令和3年度羽曳野市と畜場特別会計予算  日程第29 議案第24号      令和3年度羽曳野市財産区特別会計予算  日程第30 議案第25号      令和3年度羽曳野市介護保険特別会計予算  日程第31 議案第26号      令和3年度羽曳野市土地取得特別会計予算  日程第32 議案第27号      令和3年度羽曳野市後期高齢者医療特別会計予算  日程第33 議案第28号      令和3年度羽曳野市水道事業会計予算  日程第34 議案第29号      令和3年度羽曳野市下水道事業会計予算  日程第35      諸般の報告
        午前10時零分 開会 ○議長(松井康夫)  おはようございます。  令和3年第1回定例市議会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。  本定例会では、山入端市長の令和3年度施政方針の表明や、それに基づく令和3年度当初予算をはじめ人事案件や条例の制定及び一部改正など31件の案件が提出されております。それぞれに十分なるご審議をよろしくお願いいたします。  去る1月23日に政府は大阪府に対し、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく2度目の緊急事態宣言を発令しました。翌24日から2月7日までの予定でありましたが、府内の重症患者用病床の逼迫した状況が続いていることなどから、1月延長されました。その後、2月23日には大阪府が新規感染者数が1月のピーク時に比べて減少傾向にあることなどから、政府に対し、2月末日をもって宣言の解除要請を行いましたが、昨春の第1波では3月下旬から感染者数が急増しており、まだまだ予断を許す状況とは言えません。  本市におきましても、2月24日現在の感染者数が348名に達しており、市民へのワクチン接種が急務であります。理事者の皆様におかれましては、医療機関等と連携を図り、一日でも早く市民が安心して接種できる体制を構築していただきますよう、またワクチン以外でもできる限りの対策を講じ、感染拡大の防止に努めていただきますようよろしくお願い申し上げます。  なお、今定例会におきましても、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、議場の換気をはじめ、特例としてマスク着用の義務化や飲料の持込み可能等の対応を実施しますので、皆様のご協力をお願いいたします。  それでは続きまして、山入端市長、ご挨拶をお願いいたします。    〔市長 山入端 創 登壇〕 ◎市長(山入端創)  皆様おはようございます。  令和3年第1回の定例会開催をいただき、松井議長をはじめ議員各位におかれましては、公私何かとご多忙中にもかかわりませずご出席をいただき、誠にありがとうございます。本会議もどうぞよろしくお願いいたします。  現在、大阪府における緊急事態宣言の動向につきましては、先ほど議長のほうからもお話がありましたが、本日国で協議されることとなっております。本市における新型コロナウイルス感染症の発生数は1月で101名でしたが、2月25日の現時点で22名と、市民の皆様のご協力のおかげをもちまして大幅に減少しております。それでも予断を許さない状況に変わりはなく、このような中、日々医療や介護など最前線で対応に当たっておられる皆様には心から敬意を表し、感謝を申し上げます。  コロナ対策の重要な鍵を握るワクチン接種につきましては、本市では2月1日に新型コロナウイルスワクチン接種推進室を設置をいたしました。翌日の2日には吉村大阪府知事を訪れ、ワクチン接種に関する羽曳野プランを手渡し、医師会や各病院と協力してワクチン接種を実施していきたいと説明し、大阪府の協力を要請をいたしました。明日27日にははびきのコロセアムでの集団接種に関するシミュレーションを本番さながらに実施をいたします。実践から見える課題を修正し、短時間により多くの接種をスムーズに行い、集団免疫を獲得することにより新型コロナウイルス感染症を収束させ、平穏な社会生活と活力のある経済を早期に取り戻すため、全力で取り組んでまいります。  さて、今議会にて、私自身市長として初めてとなります市政運営方針を述べさせていただきます。また、今議会に提出いたしました議案は、令和3年度予算をはじめ重要な案件ばかりでございます。市民の皆様にとってよい羽曳野にしてまいりたいという思いでの提案でございますので、ご審議の上、ご承認賜りますようどうぞよろしくお願いを申し上げます。  コロナ禍で大変厳しい状況が続きますが、議員の皆様並びに市民の皆様と一致団結して希望を胸に前進してまいりたいと存じますので、ご理解とご協力を賜りますことをお願い申し上げまして、簡単措辞でございますが、冒頭のご挨拶とさせていただきます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(松井康夫)  ありがとうございました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     午前10時6分 開議 ○議長(松井康夫)  これより令和3年羽曳野市議会第1回定例会を開会いたします。  出席議員数が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第1、会議録署名議員を定めます。  本件は会議規則の定めにより、議長において7番樽井佳代子議員、16番黒川実議員を指名いたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第2、会期を定めます。  今期定例会の会期を本日から3月30日までの33日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は本日から3月30日までの33日間とすることに決しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第3、報告第1号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第14号))」を議題といたします。  それでは、報告を求めます。  総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  おはようございます。  報告第1号「専決処分の報告について」ご説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定によりまして、去る1月12日に専決いたしました令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第14号)につきまして、同条第3項の規定により議会に報告し、承認をいただくものでございます。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  次ページに専決処分書を添付しております。  処分事項であります。令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第14号)についてご説明いたします。  予算書の1ページをお願いします。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,230万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ596億5,177万1,000円とするものです。  第2条で繰越明許費を定めています。  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症の発生の状況に対処するため、国の指示の下、市において実施する予防接種事業のうち、接種体制確保に係る事務経費について先行し、補正したものでございます。  2ページをお願いします。  第1表歳入歳出予算補正です。  歳入では、15款国庫支出金、項2国庫補助金で新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金6,230万円を追加しています。  次に、3ページ、歳出では、4款衛生費、項1保健衛生費で印刷製本費、システム改修委託料及びコールセンター設置運営委託料、合わせて6,230万円を追加しています。  次に、4ページ、5ページをお願いします。  第2表繰越明許費は、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る経費について翌年度へ繰り越す経費6,100万円を計上しています。  なお、7ページからは事項別明細書を添付しています。ご参照の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(松井康夫)  報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第1号は承認されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第4、報告第2号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第15号))」を議題といたします。  それでは、報告を求めます。  総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  報告第2号「専決処分の報告について」ご説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定によりまして、去る2月10日に専決いたしました令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第15号)につきまして、同条第3項の規定により議会に報告し、承認をいただくものでございます。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  次ページに専決処分書を添付しております。  処分事項であります。令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第15号)についてご説明いたします。  予算書の1ページをお願いします。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億9,983万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ601億5,160万9,000円とするものです。  第2条で繰越明許費補正を、第3条で債務負担行為の補正を定めています。  本補正予算は、先ほどご承認いただきました一般会計補正予算(第14号)に追加する経費として、新型コロナウイルスワクチン接種事業費及び接種体制確保事業経費等について補正したものでございます。  2ページをお願いします。  第1表歳入歳出予算補正です。
     歳入では、15款国庫支出金、項1国庫負担金で新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金4億5,257万2,000円を、項2国庫補助金で新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金4,726万6,000円を追加しています。  次に、3ページ、歳出では、4款衛生費、項1保健衛生費でワクチン接種委託料、施設利用料、医師報償費など、事業費合わせて4億9,983万8,000円を追加しています。  次に、4ページ、5ページをお願いします。  第2表繰越明許費は、翌年度へ繰り越して使用する経費を5億6,083万8,000円に補正しています。  第3表債務負担行為は、地域経済活性化事業補助金及び総合スポーツセンタートイレ改修事業について追加しています。  なお、7ページからは事項別明細書、給与費明細書及び債務負担行為に関する調書を添付しています。ご参照の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(松井康夫)  報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  笹井喜世子議員。    〔11番 笹井喜世子 質問席へ〕 ◆11番(笹井喜世子)  報告第2号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第15号)」について質問をさせていただきます。  今回の補正の内容は、主に新型コロナウイルスワクチン接種委託料などワクチン接種に関わる補正で、専決処分ともなっていますけれども、債務負担行為についてお聞きをしたいと思います。  今回、ワクチン接種に関わって、1つは集団接種会場となるコロセアムのトイレ改修事業、この機会に改修されるということは大変望ましいと考えます。もう一つは、2億円の地域経済活性化事業補助金です。  そこで、2点お尋ねします。  1点目には、今回のこの事業主体は商工会とお聞きしておりますが、なぜ前回のように市が主体とならないのかということです。  2点目には、この事業は地域経済活性化事業となっていますが、ワクチン接種者商品券配布が内容となっています。これはどのような事業内容なのかをお聞きします。また、前回市独自のコロナ対策として地域活性化事業として1世帯5,000円の羽曳野市応援商品券が配布をされました。今回はどのように配布をされるのか。  以上2点、よろしくお願いします。 ○議長(松井康夫)  生活環境部長。    〔生活環境部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長(松永秀明)  笹井議員のご質問にご答弁申し上げます。  商工会の補助事業としている理由についてですが、市の単独事業としてはこれまで種々の取組を行っており、このたびは地域経済の専門的機関である羽曳野市商工会に助成することにより、新たな視点での経済対策を行ってもらおうとするものです。  次に、補助事業の概要につきましては、新型コロナワクチンを2回接種された市民に対し2,000円の商品券を発行されるものです。配布方法につきましては、商工会により検討を重ねていただいているところですが、現時点での案としましては、集団接種会場のほか、市内に数か所設置する配布場所において手渡しでの配布を検討しておられます。  答弁は以上でございます。 ○議長(松井康夫)  笹井喜世子議員。 ◆11番(笹井喜世子)  ご答弁をいただきましてありがとうございます。  ご答弁お聞きしたんですけれども、今、今回の事業については地域の経済の専門的機関である商工会さんに助成をすることによって、新たな視点での経済対策を行ってもらうということをおっしゃっていらっしゃったんですけれども、補助事業の概要につきましてはコロナワクチンの接種についてということで、これ事業の趣旨から見ましても、今回2つの目的を兼ねているのであれば、市がやっぱり主体となって取り組むべきものではないでしょうか。  また、商品券配布の対象は、ワクチンを2回接種された方だけに配布をするというもので、市民の皆さんから見れば、ワクチンを受けた方だけが特典を受けられ、16歳未満は対象にならず、受けたくても接種できない方、また接種したくないという方なども除外される大変不平等な取組とも言えます。  そこで、2点お尋ねをいたします。  1つ目には、地域活性化事業とするならば、前回のように全ての世帯を対象にして平等な配布にすべきであり、ワクチン接種事業とは分けた施策とすべきと考えますが、お考えをお聞きします。  2つ目に、また商品券との引換えでワクチン接種の促進につながるというふうに考えられているのか。  この2点、よろしくお願いします。 ○議長(松井康夫)  生活環境部長。    〔生活環境部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長(松永秀明)  笹井議員の再質問に一括してご答弁いたします。  この事業の趣旨は、商品券の利用による直接的な地域経済の活性化であることに加え、接種者を対象とすることで接種促進に寄与し、地域の集団免疫を獲得し、新型コロナウイルスにより停滞している経済活動を以前のように回復させることも目的の一つとされています。本事業は、接種促進が第一義的な目的ではありませんが、少しでも接種促進につながればと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。  経済の活性化は、新型コロナウイルスの収束抜きには進めることができません。市としましては、国の新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を活用しつつ、子どもから高齢者まであらゆる世代の市民や事業者の皆様への支援を図ってまいりたいと考えております。  答弁は以上でございます。 ○議長(松井康夫)  ほかに質疑はありませんか。  笠原由美子議員。    〔3番 笠原由美子 質問席へ〕 ◆3番(笠原由美子)  今の答弁と質疑を聞いていて少し思いましたことについてご質問させていただきたいと思います。  商工会を使うということで、このたび頑張っていただけるということは大変うれしいことだと思いますが、市に対して商工会から発せられたこのワクチン接種というか、商品券の事業に対しては、どのような協議が商工会の中であって、市に対してどのようなアプローチでこういう方向になったのかという経緯をお知らせください。1つです。  2点目は、商工会が主体であるなら、どのような形で商工会の皆さんは汗をかいてくださり、市に協力をいただけるのかということをお聞きをいたします。2つ目。  3点目は、他市においてこのワクチン接種を交換条件というか、ちょっと言い方があれですけど、これを加えて交換条件として商品券を発行する取組というのは他市ではどのような状況になっているのか、もし把握されていたらお答えください。  以上3点です。 ○議長(松井康夫)  生活環境部長。    〔生活環境部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長(松永秀明)  ご質問にお答えさせていただきます。  まず、経緯といたしましては、昨年市のほうで独自で実施しました商品券事業がございましたので、その経験を基にご提案いただいものと考えております。今回かなり、確定申告の時期でもありまして、忙しい時期でもありますが、人を割いて、例えば古市のタケル館ですとか、そういったところで職員さんを利用してしていただけるものと聞いております。  それと、他市の事例としましては、先日報道がありましたが、埼玉県で1か所されているということは把握しております。  以上でございます。 ○議長(松井康夫)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  ご答弁ありがとうございました。  大阪府下での状況というのは全く分かっていないという状況だというふうに思います。市が先行して、市長が自ら知事のもとに足を運んで、羽曳野プランということでご説明に伺ったということですから、先行してこういう形ができているということは望ましいと思いますが、ただあくまでも今回のは、先の質問者でもありましたように、ワクチン接種を推奨していくという大きなバックアップになることと同時に、地域の経済活性化を進めるという、この2つの大きな目的が含まれています。その点においては、どちらもきちっとした形で出ていくようにというふうに思うのは、商品券のこの分が市民の側としては大変うれしいことですけど、商工会に加入しているいろいろな商店の方々が換金が大変だったり、またお商売をやっていく上において、面倒くさいというか、大変煩わしいという声は何回もお聞きをしています。そういう点が商工会のほうからこういう提案があって、過去の経験を生かして協力したいということですので、大変うれしい傾向かとは思いますが、その辺のフォローもしっかりしていただける体制をつくりながら、商工会の皆様にも、大変申し訳ないですけど、しっかり汗をかいていただくということで、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(松井康夫)  ほかに質疑ありませんか。  金銅宏親議員。    〔8番 金銅宏親 質問席へ〕 ◆8番(金銅宏親)  今、2人の質問者のほうからこの補正予算についての市長専決の分についてのいろいろと意見をお聞きさせていただきました。本当にお二人の議員の皆さんのお声も大切なお声だということも確認をしております。しかしながら、やはりこの地域経済、今新型コロナウイルスの感染が広がり、全国的にも、また当羽曳野もさらに経済は低迷していることは事実でございます。それによって、応援商品券、前にもやって、1世帯について5,000円、約5万世帯に配布させていただきました実績を持っています私どもとして、商工会の皆さんのお力を貸していただいてやるということは十分いいことじゃないかなと思います。  ただ、笹井議員の質問がありましたように、当然、やはりワクチンを2回打たなければいただけない2,000円の商品券ということもよく理解します。ただ、やはり先ほど言いましたように、これは2回の接種が強制でない事実があります以上、私どもの市民の中で16歳以上の対象者の方が全部が全部打っていただいて2,000円の商品券をいただけるということでもありませんので、当然地域活性を踏まえまして、2億円ということで商品券ということで考えられてますけれど、大体この2億円で100%の接種は考えられてないと思うんですけれど、どのぐらいの人数の、人数というか、パーセントの予想での金額を1点だけ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松井康夫)  生活環境部長。    〔生活環境部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長(松永秀明)  金銅議員のご質問にお答えさせていただきます。  今回のワクチン接種の対象は16歳以上ということで、接種率、目標として82%とお聞きしておりますので、それがおよそ8万人程度となっております。それを基に商品券についても8万人程度ということで想定しております。  答弁は以上でございます。 ○議長(松井康夫)  金銅宏親議員。 ◆8番(金銅宏親)  ご答弁ありがとうございました。  今お聞きしました答弁については、約8万人の方を予想され、82%。しかしながら、最終的にはなかなかこの82%というのは目標の数字であって、ここに到らない部分も必ず出てくるんじゃないか。いろんなことがあって、やはり先ほど言いましたように、私はインフルエンザの予防すらできない、アレルギーがあるとか、いろんなことがあり、やはり家族間でも、お父さんは受けてもお母さんが打てないというようなことも起こり得るでしょうし、またいろんなことを踏まえて拒否される方もおられると思います。  私は最後に市長にお願いしたいことは、82%の目標で8万人の皆さんが打っていただければ、本当にこれが最大の理想かも分かりません。しかしながら、最初の質問者がおっしゃったように、平等性とか、国民、市民皆さんのためのことを考えれば、この後2回の接種が終わった後に、もう一度その2,000円の、言葉は悪いですけど、商品券の地域活性化を目指しておることですので、これに充当しなかった方への対応も、結果的に接種率も上げることも大事ですし、また終わりました時点で、その恩恵を受けてないという表現はおかしいんかも分かりませんけど、それがまたそういう市民の方への対応も考えていただけることを市長にお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松井康夫)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。  笹井喜世子議員。    〔11番 笹井喜世子 登壇〕 ◆11番(笹井喜世子)  報告第2号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第15号)」について、不承認の立場で討論をします。
     不承認の第1の理由ですが、この地域経済活性化事業補助金2億円の債務負担行為の債務負担の内容は、ワクチン接種を2回受けた人のみ2,000円の商品券を受け取れるというものであり、市民の中に大変不平等を持ち込むことになっているという点です。ワクチン接種は16歳からと限定され、受けたくても接種できない方や、接種したくないという様々な方が市民の中にはおられます。そうした市民を置き去りにするような施策ではなく、地域経済活性化事業であるならば、前回のように市民全体に行き渡らせ、地域経済の活性化に寄与する施策とすべきです。  第2の理由です。本事業は接種促進が第一義的な目的ではないというふうなご答弁もございましたけれども、そのとおりで、決して商品券がいただけるからワクチン接種を受けると、そういうものではないということです。ワクチン接種の促進は、ワクチンの安全性、有効性、また接種体制など、安心して受けられる体制づくりや、そのことを周知する、そのことが何よりも促進につながると考えます。そして、感染抑制のワクチン接種を進めると同時に、感染予防のためのPCR検査を進める、こうした予算をつけることこそ大事ですが、そうした手だては執られていない。  以上2点が主な不認定の理由です。コロナ禍の中、自粛が求められ、市民の暮らしも地域経済も大変厳しい状況となっている中で、市民の暮らしを支える独自のコロナ施策とPCR検査の拡充をする予算をしっかり立て、コロナ収束に向けた感染予防策を進めていただきますよう強く要望して、不承認の討論とします。 ○議長(松井康夫)  ほかに討論はありませんか。  竹本真琴議員。    〔5番 竹本真琴 登壇〕 ◆5番(竹本真琴)  報告第2号「専決処分の報告について」、承認の立場で討論を申し上げます。  本報告案件は、主に新型コロナワクチン接種を円滑に実施するため計上された予算について専決されたものであると理解をいたしております。新型コロナウイルスの影響により停滞した地域経済対策が重要視される中、商品券発行に係る補助事業は、直接的な地域経済の活性化と集団免疫の獲得による将来的な経済活動の回復を狙った施策であると考えております。  当市においては、昨年から様々な対策事業が実施をされており、本事業に特化をして平等、不平等を論じるべきではないと考えております。したがいまして、ワクチン接種事業が円滑に進むこと、また本補助事業はもとより、当市における独自施策を含め、今後の取組にも大いに期待をし、補正予算(第15号)の専決処分に係る報告案件につきましては賛成といたします。  討論は以上です。 ○議長(松井康夫)  ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  討論を終結いたします。  それでは、起立により採決いたします。  本件を承認することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者 起立〕 ○議長(松井康夫)  起立多数であります。  よって、報告第2号は承認されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第5、議案第1号「固定資産評価審査委員会委員の選任に係る同意について」を議題といたします。  それでは、提案理由の説明をお願いしてから挙手をお願いします。  市長公室長。    〔市長公室長 堂山浩三 登壇〕 ◎市長公室長(堂山浩三)  ただいま上程いただきました議案第1号「固定資産評価審査委員会委員の選任に係る同意について」ご説明申し上げます。   議案第1号    固定資産評価審査委員会委員の選任に係る同意について  下記の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。          記   氏 名 松 永   明  住所、生年月日につきましては、議案書に記載のとおりでございます。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  なお、任期は令和3年5月1日から令和6年4月30日までの3年でございます。  次ページに略歴書を添付しておりますので、ご参照の上、ご同意賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(松井康夫)  説明が終わりました。  本件につきましては質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  ご異議なしと認めます。  よって、本件につきましては質疑、討論を省略し、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。  本件議案第1号を同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第1号は同意することに決しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第6、議案第2号「教育長の任命に係る同意について」を議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  市長公室長。    〔市長公室長 堂山浩三 登壇〕 ◎市長公室長(堂山浩三)  ただいま上程いただきました議案第2号「教育長の任命に係る同意について」ご説明申し上げます。   議案第2号    教育長の任命に係る同意について  下記の者を教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。          記   氏 名 村 田 明 彦  住所、生年月日につきましては、議案書に記載のとおりでございます。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  なお、任期につきましては、令和3年4月1日から前任者の残任期間の満了日である令和4年12月25日までとなってまいります。  次ページに略歴書を添付しておりますので、ご参照の上、ご同意賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(松井康夫)  説明が終わりました。  本件につきましては質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  ご異議なしと認めます。  よって、本件につきましては質疑、討論を省略し、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。  本件議案第2号を同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松井康夫)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第2号は同意することに決しました。  それでは、ただいま教育長に任命同意されました村田明彦氏よりご挨拶をいただきます。    〔村田明彦 登壇〕 ◎(村田明彦)  ただいま私の教育長選任に対し同意を賜りましたことに厚くお礼申し上げます。  教育長の重責に身の引き締まる思いです。  私は昭和57年に中学校の保健体育科の教員として羽曳野市に赴任しました。それから39年間、羽曳野の子どもたち、保護者、地域の方々と関わりながら共に笑い、共に泣き、その中で自分自身を成長させることができたと感謝しています。また、この間、指導主事として8年間、教育行政を経験させていただくこともできました。この39年間で培った教育に対する思いを山入端市長の下、今後の羽曳野市の教育行政並びに羽曳野市の子どもたちの健やかな成長のために努力してまいりたいと考えています。  時代は変われど、優しさと思いやり、人との出会い、絆を大切にし、たくましく生きる力を身につけた子どもたちを育んでまいりたいと思っています。議員の皆様におかれましても、この羽曳野市の子どもたちの健やかな成長のためにご理解とお力添えをいただきますようお願い申し上げ、簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。(拍手) ○議長(松井康夫)  ありがとうございました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第7、議案第3号「羽曳野市営向野住宅集約建替工事の請負契約について」から日程第24、議案第20号「令和2年度羽曳野市下水道事業会計補正予算(第3号)」まで、以上18件を一括して議題といたします。  それでは、順次提案理由の説明を求めます。
     まず、議案第3号について、都市開発部理事。    〔都市開発部理事 中村靖夫 登壇〕 ◎都市開発部理事(中村靖夫)  ただいま上程いただきました議案第3号「羽曳野市営向野住宅集約建替工事の請負契約について」ご説明申し上げます。  次のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。          記  1.契約の目的  羽曳野市営向野住宅集約建替工事  2.契約の方法  制限付一般競争入札  3.契約金額   18億3,799万1,100円  4.契約の相手方 大阪市中央区道修町4丁目5番17号           株式会社森組大阪本店           執行役員本店長 石井勝則  5.工   期  議決の翌日から令和4年11月30日まで   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  本工事は、羽曳野市営住宅等長寿命化計画に基づき、羽曳野市営向野住宅の集約建て替えを行うため、市営向野東住宅2・3号棟解体跡地に鉄筋コンクリート造8階建て、81戸の住戸棟1棟及びその附属施設を建設するものです。  本工事が竣工し、解体となりました市営向野東住宅2・3号棟入居者の戻り入居や既存の未耐震棟からの転居等を進めることにより、市営住宅の入居者全てが耐震強度のある建物にご入居いただくことを達成することができます。  資料といたしまして、配置図、平面図、立面図、住戸プラン配置図及び入札結果一覧を添付いたしております。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第4号、議案第5号について、土木部理事。    〔土木部理事 東  伸 登壇〕 ◎土木部理事(東伸)  ただいま上程いただきました議案第4号「羽曳野市道路線の廃止について」及び議案第5号「羽曳野市道路線の認定について」を一括してご説明申し上げます。  まず、議案第4号「羽曳野市道路線の廃止について」、道路法第10条第3項の規定により、羽曳野市道路線を別紙のとおり廃止する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  次に、議案第5号「羽曳野市道路線の認定について」、道路法第8条第2項の規定により、羽曳野市道路線を別紙のとおり認定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  今回の市道路線の廃止及び認定につきましては、起終点の変更によるものを含め22路線で、その理由としましては、大半が開発行為に伴う帰属によるもので、特に市による新たな道路の新設はございません。  なお、廃止5路線につきましては、起終点の変更によるもので、既存の市道認定を廃止した上で改めて新しい区間を認定するものです。  ご承認いただきますと、総路線数が2,109路線、実延長は0.99キロメートルの増加で302.81キロメートルとなります。  なお、資料といたしまして位置図を添付しておりますので、ご参照の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第6号について、市長公室長。    〔市長公室長 堂山浩三 登壇〕 ◎市長公室長(堂山浩三)  ただいま上程いただきました議案第6号「羽曳野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について」ご説明申し上げます。  羽曳野市一般職の任期付職員の採用等に関する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございます。  地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の規定に基づき、高度化、多様化する行政課題に的確に対応するため、専門的な知識経験等を有する職員の任期を定めた採用等について定める必要が生じたため、この条例を制定しようとするものでございます。  条例の内容でございますが、第1条では条例制定の趣旨を、第2条では、高度の専門的な知識経験または優れた識見を有する者をその者が有する高度の専門的な知識経験または優れた識見を一定の期間活用して遂行することが特に必要とされる業務に従事させる場合には、職員を選考により任期を定めて採用することができるものとし、また第3条では、本人の同意を得て、法律の上限である5年を超えない範囲で更新できることを規定しております。  さらに、第4条では、特定任期付職員の給与に関する特例として、特定任期付職員に適用する給与表を規定するとともに、第5条では、一般職員の職員に適用される手当のうち、特定任期付職員には適用しないもの及び期末手当の支給率の特例について規定しております。  なお、附則におきまして、施行期日は令和3年4月1日としております。  ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。  説明は以上です。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第7号について、総務部長。    〔総務部長 清水淳宅 登壇〕 ◎総務部長(清水淳宅)  ただいま上程いただきました議案第7号「附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」ご説明申し上げます。  附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備に関する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  次ページをお願いいたします。  提案理由でございます。  地方自治法第138条の4第3項に基づき条例で設置される附属機関について、会議を招集することが困難な場合において、事務の円滑な執行の確保を目的とする書面による会議の開催を可能とするため、この条例を制定しようとするものでございます。  次ページをお願いいたします。  改正内容でございます。  第1条で羽曳野市行政不服審査法施行条例、第2条で羽曳野市防災会議条例、第3条で羽曳野市国民保護協議会条例、次ページに参りまして第4条で羽曳野市障害者施策推進審議会条例、第5条で羽曳野市都市計画審議会条例、第6条で羽曳野市教育改革審議会条例をそれぞれ一部改正いたします。  各附属機関における会議の特例として、現下の新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点も含め、会議を招集することが困難な場合において、事務の円滑な執行の確保を目的として書面による会議の開催を可能とする旨を新たに規定するものでございます。  なお、今申し上げました改正に合わせ、第4条から第6条については、委員の任期満了後最初の審議会の会議の招集を行うものの明確化を図るため、市長あるいは教育委員会が行う旨のただし書を追加しております。  次ページ以降に新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第8号、議案第9号について、市長公室長。    〔市長公室長 堂山浩三 登壇〕 ◎市長公室長(堂山浩三)  ただいま上程いただきました議案第8号「羽曳野市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について」ご説明申し上げます。  羽曳野市事務分掌条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございます。  総務部において所管する法人等の検査及び審査に関する事務について、さらなる適正な運営の確保とともに、効率的かつ効果的な事務執行に資するよう、保健福祉部に置く関係各課と一体的に実施するため、この条例を制定しようとするものでございます。  次に、改正内容でございますが、第3条第16号を削るものでございます。  なお、現行条例中、当該事務につきましては、移管先である保健福祉部に含まれていることから、今回の改正対象とはなっておりません。  また、附則におきまして、施行期日は令和3年4月1日としております。  次ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご審議、ご決定賜りますようお願いいたします。  続きまして、議案第9号「羽曳野市立生活文化情報センター条例の一部を改正する条例の制定について」ご説明申し上げます。  羽曳野市立生活文化情報センター条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございます。  市長公室において所管する生活文化情報センターに関する事務について、さらなる適正な運営の確保とともに、効率的かつ効果的な事務執行に資するよう、教育委員会事務局生涯学習室へ所管を変更するため、この条例を制定しようとするものでございます。  改正内容でございますが、第2条各号列記以外の部分の「市長」を「羽曳野市教育委員会」に、また同条3号中、「市長」を「委員会」に改めるなど、所要の改正を行っております。  なお、附則におきまして、施行期日は令和3年4月1日といたしております。  次ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご審議、ご決定賜りますようお願いいたします。  説明は以上です。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第10号、議案第11号について、保健福祉部長保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長(川浦幸次)  ただいま上程いただきました議案第10号「羽曳野市敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定について」ご説明申し上げます。  羽曳野市敬老祝金条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございます。
     敬老祝金の支給資格及び支給の額の見直しを行うため、この条例を制定しようとするものでございます。  高齢者の平均寿命の延びや昨今の社会情勢なども勘案しつつ、個人給付事業の見直しを図るものでございます。敬老のお祝いの品といたしましては、現行のカタログギフトから地域の産品などからお選び、ご利用いただく形とする予定でございます。  条例の一部改正内容でございます。  第2条、受給資格に関する規定でございます。第1号では、「77歳及び101歳以上の誕生日を迎える者」を削り、受給資格を「88歳及び100歳の誕生日を迎える者」とするものでございます。  第3条、支給の額に関する規定では、第2条の改正に伴い、「77歳の者」、「101歳以上の者」の支給の額を削り、第1号、「88歳の者」の支給の額を1万円、第2号では「100歳の者」の支給の額を3万円とするものでございます。  附則におきまして、施行期日を令和3年4月1日としております。  新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。  続きまして、議案第11号「羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」ご説明申し上げます。  羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございます。  令和2年度税制改正に伴う保険料の賦課額の算定の改正及び大阪府国民健康保険運営方針を踏まえた保険料の賦課割合の改正を行うとともに、保険料の急激な増加を抑制するための特例及び未就学児に係る保険料の減免の特例の追加並びに保険料の納期前の納付に係る報奨金の規定の廃止その他所要の改正を行うため、この条例を制定しようとするものでございます。  なお、一部改正条例附則に羽曳野市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部改正の規定を設けてございます。  条例の一部改正内容をご説明いたします。  第13条では、令和2年度税制改正を受けまして保険料賦課額の所得割額の算定において、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除を適用するものとして改正するものでございます。  第15条、第15条の6の5です。これらは大阪府から示されました令和3年度本市市町村標準保険料率によって賦課するに当たり、所得割、被保険者均等割、世帯別平等割の賦課割合を改正するものでございます。  第15条、基礎賦課額の保険料率では、所得割を「100分の45.5」を「100分の45.8」に、被保険者均等割を「100分の33.5」を「100分の33.4」に、世帯別平等割を「100分の21.0」を「100分の20.8」に改正します。  第15条の6の5、後期高齢者支援金等賦課額の保険料率では、所得割を「100分の45.7」を「100分の46.1」に、被保険者均等割を「100分の33.4」を「100分の33.2」、世帯別平等割を「100分の20.9」を「100分の20.7」に改正します。保険料の所得割、被保険者均等割、世帯別平等割の割合を規定することにより保険料率を導いております。  介護納付金賦課額では、条例上の改正は行っておりませんが、保険料率の見直しを予定してございます。  次に、第22条の2では、保険料の納期前納付の報奨金を廃止し、第17条第5項で、普通徴収において保険料を納期前に納付することができる規定を設けております。  条例附則では、第9条で一部改正及び第12条、第13条、第14条を加えております。  附則第9条では、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を具体的に書き下ろす形に改正するものです。  附則第12条では、基礎賦課総額の算定における大阪府からの交付金の額の特例を設けるものでございます。令和3年度から令和5年度までの間、保険料の基礎賦課総額から大阪府の交付金を控除することができるよう特例を設けるもので、これにより保険料の抑制が可能となります。  附則第13条の基礎賦課額総額の特例では、令和3年度から令和5年度の間、保険料の基礎賦課総額から国民健康保険事業財政調整基金から繰り入れる額を控除することができるよう特例を設けるもので、こちらも保険料の抑制を可能とするものです。  附則第14条では、未就学児の被保険者に係る保険料の減免の特例です。令和3年度に限り未就学児に係る保険料を減免することができる特例を設けるものです。保険料の均等割を政令軽減が適用の場合は適用後の保険料均等割を2分の1の減免を行います。令和4年度から国において予定されている軽減措置を前倒しするものでございます。  一部改正条例附則についてです。  施行日を令和3年4月1日からとしており、附則第9条、新型コロナウイルス感染症の定義の改正規定は公布の日からとしております。  経過措置としまして、改正後の条例の規定は令和3年度以後の年度分の保険料について適用し、令和2年度以前の年度分の保険料についてはなお従前の例によるとしております。  最後に、羽曳野市国民健康保険事業財政調査基金条例の一部改正です。  国保条例附則第13条、第14条の特例を設けることに対しまして基金条例を整備するものでございます。  基金条例第1条においては、基金設置目的を改正し、第6条においては基金の使途を改正するものでございます。  3ページ以降に新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第12号について、介護予防支援室長。    〔介護予防支援室長 尾久聖子 登壇〕 ◎介護予防支援室長(尾久聖子)  ただいま上程いただきました議案第12号「羽曳野市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」ご説明申し上げます。  羽曳野市介護保険条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由です。  介護保険法第117条の規定により定める第8期羽曳野市高年者いきいき計画(介護保険事業計画)における介護給付等対象サービスの見込み量等に基づき保険料率を改定するとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い保険料率の算定に関する基準の特例等を定めるため、この条例を制定しようとするものであります。  改正内容です。  まず、介護保険料の改正についてでございます。改正後の条例第5条における令和3年度から5年度までの3年間の当市第1号被保険者介護保険料率の改定は、第8期介護保険事業計画における介護給付等対象サービスの見込み量等に基づくものであります。現行の月額基準額6,158円を6,123円に、年間保険料額では7万3,896円を7万3,476円に改正し、第7期と同様に、保険料段階区分14段階とし、新たな年間保険料額を規定しております。併せて、国から保険料の算定に関する基準所得金額が示されたことを踏まえ、条例第5条第7号の第7段階では合計所得金額120万円以上200万円未満のところを120万円以上210万円未満とし、同条第8号の第8段階では200万円以上300万円未満のところを210万円以上320万円未満とし、同条第9号の第9段階では300万円以上400万円未満のところを320万円以上400万円未満とするものです。保険料段階を区切る合計所得金額が引き上がることにより、そこに位置する対象者の保険料段階が引き下がるものです。  介護保険法施行令の一部改正によるところでは、税制改正に伴う改正として2点改正がございます。  1点目は、個人が低未利用土地等の譲渡をした場合に、当該譲渡に係る長期譲渡所得から100万円を控除することができるとされたため、条例第5条第6号に租税特別措置法の条文を追加する改正を行うものです。  2点目は、給与所得控除及び公的年金控除が10万円引き下げられたことにより、介護保険料の負担水準に影響が生じることがないよう、附則に保険料率に関する基準の特例を規定するものです。具体的には、控除額の引下げによる合計所得金額増加額を控除するものです。  なお、附則において、施行日を令和3年4月1日からとし、経過措置といたしまして、改正後の規定は令和3年度以降の保険料率について適用し、令和2年度以前の年度分の保険料についてはなお従前の例によると定めております。  新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第13号、議案第14号及び議案第15号について、都市開発部理事。    〔都市開発部理事 中村靖夫 登壇〕 ◎都市開発部理事(中村靖夫)  ただいま上程いただきました議案第13号「羽曳野市建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について」から議案第15号「羽曳野市都市の低炭素化の促進に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について」まで、3件を一括してご説明申し上げます。  初めに、議案第13号「羽曳野市建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。  羽曳野市建築基準法施行条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございますが、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律施行令の一部改正により建築物のエネルギー消費性能基準の適合性判定を受けるべき建築物の範囲が拡大されたことに伴い、建築物に関する完了検査の過程で行う当該適合性判定に係る手数料を拡充するほか、工場等に係る所要の審査時間に応じた手数料を設定するため、この条例を制定しようとするものであります。  次に、議案第14号「羽曳野市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。  羽曳野市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございますが、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律施行令の一部改正により、建築物のエネルギー消費性能基準の適合性判定を受けるべき建築物の範囲が拡大されたことに伴い、当該適合性判定に係る手数料を拡充するほか、工場等に係る所要の審査時間に応じた手数料を設定するとともに、エネルギー消費性能誘導基準に対する適合性判定に関する手数料の細分化を行い、条ずれ対応その他所要の改正を行うため、この条例を制定しようとするものであります。  最後に、議案第15号「羽曳野市都市の低炭素化の促進に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。  羽曳野市都市の低炭素化の促進に関する法律に係る事務手数料条例の一部を改正する条例を別紙のように制定する。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  提案理由でございますが、羽曳野市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に係る事務手数料の改定に併せて、都市の低炭素化の促進に関する法律に係る事務手数料の細分化を行うため、この条例を制定しようとするものであります。  これら3本の一部改正条例は、本市が建築主事を置く特定行政庁であり、大阪府と同様に所管行政庁として建築基準法等に関する事務の手数料を条例で定めていることから、上位法の一部改正に伴い、関係する本市の条例の一部改正をしようとする議案です。  改正の概要は次の3点でございます。  1点目に、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律施行令の一部改正により、建築物エネルギー消費性能適合性判定の対象となる特定建築行為に係る新築等の規模が2,000平方メートル以上から300平方メートル以上となることに伴う手数料の拡充。  2点目に、国土交通省からの通知において、評価する装置が照明設備のみで省エネ評価をしなくてよいとされた工場等に係る手数料について、省エネ評価に係る審査の所要時間をゼロとして算定した定額の手数料の設定。  そして3点目に、認定の審査業務等に係る所要時間を緩和して、例えば5,000平方メートル未満を1区分としていたものを1,000平方メートル未満、1,000平方メートル以上を2,000平方メートル未満、2,000平方メートル以上を5,000平方メートル未満の3区分にするなど、手数料の細分化でございます。  なお、3点目の細分化は、議案第14号の改正に併せて議案第15号においても同様に行う改正であり、議案第15号においては、この細分化に限り改正を行いますが、議案第13号においてはこの改正はございません。  3本の一部改正条例ともに手数料の金額は、新たに規定しましたものに関しましても、従前より規定しておりましたものと同様、大阪府と同一水準としております。  また、いずれの一部改正条例ともに、附則において施行期日を定めており、施行期日は建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律、いわゆる改正建築物省エネ法が全面施行される令和3年4月1日としております。  議案書それぞれに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第16号について、総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  ただいま上程いただきました議案第16号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第16号)」について説明申し上げます。  1ページをお願いします。  令和2年度羽曳野市の一般会計補正予算(第16号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ20億8,993万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ580億6,167万9,000円とするものです。  第2条で債務負担行為の補正、第3条で地方債の補正を定めています。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  3ページをお願いします。  第1表歳入歳出予算補正です。  今回の補正予算は、歳入では決算見込みによる追加及び減額、歳出では現時点での執行不用額の減額が主な内容となっています。  以下、主なものについて説明します。  まず、歳入です。  15款国庫支出金2億9,720万1,000円の減額は、個人番号カード交付事業費補助金の追加はありましたが、地方創生推進交付金、特別定額給付金事業費及び事務費補助金、情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金等の減額によるものです。  17款財産収入4億2,464万5,000円の減額は、市有財産売却収入の減額。
     19款繰入金2億2,151万9,000円の減額は、前年度のふるさと納税分事業充当のためのふるさと羽曳野まちづくり基金ほか3基金からの繰入れの追加はありましたが、財政調整基金繰入金及び公営住宅整備基金繰入金の減額によるものです。  21款市債3億7,190万円の減額は、減収補填債等の追加はありましたが、地方創生関連事業債及び地域交流等拠点整備事業債の減額によるものです。  1つ戻りまして、20款諸収入7億2,783万2,000円の減額は、歳出の減額が歳入の減額を上回ることによる財源調整等として補正しています。  そのほか、13款分担金及び負担金、14款使用料及び手数料、16款府支出金、18款寄附金についても、それぞれ額の確定及び現時点での決算見込みによる減額等を行っています。  次に、歳出、4ページ、5ページになります。  2款総務費7億5,492万円の減額は、退職手当、番号制度関連事務交付金等の追加はありましたが、羽曳野版DMO関連事業費、地域交流等拠点整備費、特別定額給付金事業費等の減額によるものです。  3款民生費1億5,204万2,000円の減額は、こども園施設整備費、児童手当、児童扶養手当費等の減額によるものです。  4款衛生費9,880万円の減額は、柏羽藤環境事業組合負担金等の減額によるものです。  7款商工費1億6,401万4,000円の減額は、休業要請支援金事業負担金、羽曳野市休業要請支援金等の減額によるものです。  8款土木費2億5,426万1,000円の減額は、道路工事関係費、市営住宅工事関係費等の減額によるものです。  10款教育費4億9,793万5,000円の減額は、GIGAスクール関連事業費等の減額によるものです。  そのほか、1款議会費、5款労働費、6款農林水産業費、9款消防費、12款公債費などでも現時点での不用額をそれぞれ減額しています。  次に、6ページ、7ページをお願いします。  第2表債務負担行為の補正では、市税催告コールセンター運営業務委託料ほか3件の減額を行っています。  第3表地方債の補正では、幼稚園空調設備整備事業及び減収補填債の追加と地方創生関連事業及び地域交流等拠点整備事業の廃止を行っています。  なお、9ページからは事項別明細書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書及び地方債に関する調書を添付しています。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第17号について、介護予防支援室長。    〔介護予防支援室長 尾久聖子 登壇〕 ◎介護予防支援室長(尾久聖子)  ただいま上程いただきました議案第17号「令和2年度羽曳野市介護保険特別会計補正予算(第4号)」についてご説明申し上げます。  1ページをご覧ください。  令和2年度羽曳野市の介護保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,529万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ124億2,429万1,000円とするものです。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  2ページ、3ページをご覧ください。  第1表歳入歳出予算補正です。  まず、歳入でございますが、款3国庫支出金、項2国庫補助金4,529万8,000円の追加は、保険者機能強化推進交付金2,307万8,000円、保険者努力支援交付金2,222万円の交付を受けるため追加するものです。この交付金は、高齢者の自立支援・重度化防止に資する取組等の推進のため、国の示す評価指標に基づき市町村が評価し、評価結果に対して交付を受けるものです。  次に、歳出でございます。  款4項1基金積立金4,529万8,000円の追加は、歳入でご説明しました交付を受ける額を介護給付費準備基金に積み立てるものでございます。この積立金については、保険者機能強化推進交付金は介護予防事業に使用する用具等の購入など、介護予防拠点を強化し、高齢者の集いの場の活動やいきいき百歳体操の活動支援を行うために活用します。また、保険者努力支援交付金は、認知症高齢者支援、在宅医療・介護連携推進事業などに活用してまいります。  5ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第18号について、総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  ただいま上程いただきました議案第18号「令和2年度羽曳野市土地取得特別会計補正予算(第2号)」についてご説明申し上げます。  1ページをお願いします。  令和2年度羽曳野市の土地取得特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条で繰越明許費を定めています。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  本補正予算は、恵我ノ荘駅前南側広場整備事業について、事業協力地権者と引き続き交渉中であること等により繰越明許費の設定を行うものです。  2ページ、3ページをお願いします。  第1表繰越明許費です。  恵我ノ荘駅前南側広場整備事業に係る経費について、翌年度へ繰り越して実施する経費3億3,510万円を計上しています。  ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松井康夫)  次に、議案第19号、議案第20号について、水道局長兼下水道部長。    〔水道局長兼下水道部長 戸成 浩 登壇〕 ◎水道局長兼下水道部長(戸成浩)  ただいま上程いただきました議案第19号「令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。  第1条、令和2年度羽曳野市水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第2条、業務の予定量につきましては、主要な建設改良事業の第6次水道施設整備事業費を1億1,867万6,000円減額し、7億3,013万2,000円とし、施設改良費を3億5,036万4,000円減額し、6億4,154万1,000円とするものです。  次に、第3条、収益的収入及び支出では、収入の第1款事業収益を営業外収益増額等により3,471万9,000円増額し、23億7,774万3,000円とするものです。  同じく、支出の第1款事業費用では、主に委託料の落札減額等により1,803万8,000円減額し、23億2,860万4,000円としております。  2ページをお願いいたします。  第4条資本的収入及び支出では、収入の第1款資本的収入を工事負担金収入の減額等により3億4,344万2,000円減額し、8,779万3,000円とするものです。  同じく支出の第1款資本的支出では、工事請負費の落札減額等による4億6,910万2,000円減額し、14億8,594万5,000円としております。  なお、補正後の資本的収入の不足額は建設改良積立金等で補填いたします。  次に、第5条の継続費では、第6次水道施設整備事業の年割り額を補正しております。  3ページをお願いいたします。  第7条の企業債では、起債の限度額を補正し、第8条では予算第8条で定めました議会の議決を経なければ流用することのできない経費である職員給与費を402万8,000円増額し、2億7,784万6,000円とするものです。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  4ページ以降に実施計画等説明資料を添付しております。ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第20号「令和2年度羽曳野市下水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。  第1条、令和2年度羽曳野市下水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第2条、業務の予定量では、管渠建設事業を1億4,062万円減額して5億6,066万4,000円とし、管渠改良事業を1,197万4,000円減額し、5億1,890万3,000円とするものです。  次に、第3条、収益的支出では、支出の第1款事業費用を8,305万4,000円減額して30億4,762万8,000円とするものです。  第1項営業費用5,804万2,000円の減額は工事請負費の落札減額などで、第2項営業外費用2,501万2,000円の減額は企業債利息の減額によるものです。  次に、第4条資本的収入及び支出では、収入の第1款資本的収入を2億6,890万円減額し、26億5,716万円としております。  第1項企業債2億6,890万円の減額は、起債対象事業の減少によるものです。  2ページをお願いいたします。  同じく第4条、支出の第1款資本的支出では、主に建設改良費の工事請負費の落札減額により1億6,152万3,000円減額し、37億7,059万2,000円とするものです。  第5条では、予算第9条で定めました議会の議決を経なければ流用することができない経費である職員給与費を68万3,000円減額し、1億9,919万1,000円としております。  次に、第6条では利益剰余金の処分について、当年度資本的収支不足額に係る補填財源を2,002万1,000円増額し、3億5,485万3,000円とするものです。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  3ページ以降に実施計画等を添付しております。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○議長(松井康夫)  以上で日程第7、議案第3号から日程第24、議案第20号までの提案理由の説明が終わりました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  それでは、11時45分まで休憩いたします。     午前11時30分 休憩     午前11時44分 再開 ○議長(松井康夫)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  日程第25、令和3年度施政方針を議題といたします。  山入端市長、ご登壇お願いします。    〔市長 山入端 創 登壇〕 ◎市長(山入端創)  それでは、令和3年度の施政方針を申し述べさせていただきます。
     令和3年第1回の定例会に提出をいたしました令和3年度予算案及び諸案件をご審議いただくに当たり、市政運営に関する基本的な考え方と、各会計予算案において計上いたしました主要な施策の概要等を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  《はじめに》  昨年7月、市民の皆様から多くのご期待、ご支援、ご厚情を賜り、市政をお預かりさせていただくこととなりました。  先人の並々ならぬご尽力により、これまで幾多の困難を乗り越え、本市が発展してきたことに深く感謝と敬意を表すとともに、私に課せられた重責を厳粛に受け止め、市政発展に全身全霊を捧げる覚悟であります。  これまでの大阪府議会議員としての経験を活かし、大阪府知事ともしっかりと意見交換を行い、大阪府との強力な連携のもと施策を前に進めてまいります。  さて、市長に就任して、早や7ヶ月が経過いたしました。  この間を振り返りますと、新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい、我が国においても、今もなお人々の健康や暮らしが脅かされています。国の緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出自粛や営業自粛が要請されるなど、私たちの日常生活が一変いたしました。この難局に立ち向かい、市民の皆様の命と健康、そして生活を守っていくことが、市長として最初に課せられた大きな使命でありました。  未だ、どのような形で収束に向かうのか予測しがたい状況にはありますが、ひとつの明るい兆しとして、感染対策の決め手となる新型コロナウイルスワクチン接種が、医療従事者から開始され、順次接種していくこととされています。  こうした状況下において、高い使命感と強い責任感を持って医療・介護の現場でご尽力いただいている従事者の方々には、心から感謝を申し上げたいと存じます。一方、感染された方やそのご家族、医療従事者の方々に対する、誤った情報や認識に基づく不当な偏見や差別、誹誇中傷は、決して許されるものではありません。不確かな情報に惑わされ、人権侵害につながることのないよう、私が先頭に立って、迅速かつ正確な情報の発信に努め、適切な対応を図ってまいります。  また、この間、新型コロナウイルス感染症により深刻な影響を受けた市民生活や経済活動に対し、一日も早く安心して暮らすことができる日常とまちの活気を取り戻すべく、国や大阪府に対して積極的に働きかけ、必要な支援や感染防止対策に全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じます。  世界は今、新型コロナウイルス感染症のパンデミックをきっかけに、大きく変わろうとしています。これまでの様々な常識が一変し、ポストコロナ社会のニューノーマルへの適応が求められています。働き方や生活様式の大きな変容の中で、最も顕著な変化は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の加速であります。分野・業種を問わず、誰もがこの状況に対応するために、新しくテクノロジーを取り入れざるを得ない状況となっています。  行政においても例外ではなく、国においては今年9月に(仮称)デジタル庁を創設し、国全体のデジタル化に積極的に取り組まれます。本市においても、市民に身近な行政サービスを提供する基礎自治体として、時機を逸することなく、感染拡大防止に向けた窓口業務の改善やオンライン化による市民の安全性・利便性の向上に努め、デジタル社会に対応した市役所へと変革を進めてまいります。  さて、日本全体の出生数は4年連続で100万人を下回り、死亡数が出生数を上回る自然減も13年連続となっています。今後もこれらの傾向が続くものと想定され、本市においても人口減少の波は避けて通ることはできません。  こうした時代にあって、市政運営の方向性を見誤ってはいけない重要な時期を迎えています。マイナスイメージとして捉えられがちな人口減少という局面を新たなまちの発展の機会として、将来の姿をしっかりと認識し、本市の魅力や強みを最大限に活かしながら、未来を切り拓いていかなければなりません。  しかしながら、本市の財政状況は、黒字決算を維持しているものの、経常収支比率は依然として高い水準にあり、依存財源が多くの割合を占め、市税などの自主財源の大幅な増加も見込むことができない厳しい状況が続いています。さらに新型コロナウイルス感染症による歳入歳出両面への影響に加え、人口減少や少子高齢化への対応、近年多発する自然災害への備え、老朽化する公共施設やインフラの更新など、市民生活を支える上での課題が山積しています。このままでは、今後さらにひっ迫した財政状況に陥ることは、火を見るよりも明らかであります。  そのため、市長就任直後から、身を切る改革、不要不急の事業の休止や効率的な事業への見直しを直ちに実行いたしました。自らの給与の削減と退職金をゼロに、多額の費用が必要となる屋内温水プール整備事業の見直しをはじめ、庁内での徹底した議論のもと、あらゆる既存事業についての必要性や事業費の精査を進め、歳出の抑制に努めています。また、さらなる財源確保の強化を図るために、ふるさと納税をより一層推進する専門チームを組織し、魅力ある返礼品の充実を図ったことで、昨年度の約3倍の寄附額を全国からいただくことができました。  引き続き、あらゆる施策や事業について、必要性や有効性、費用対効果、受益者負担、公民の役割分担の観点から、聖域なきゼロベースでの総点検、再構築を積極的に実行してまいります。身の丈に応じた財政運営、行政サービス水準の適正化、歳入確保・歳出抑制に向けた取り組みの徹底が不可欠であります。こうした行財政改革の取り組みをあらゆる分野で力強く、スピード感をもって推し進めることによって、持続的な発展に資する施策への重点投資を行ってまいりたいと存じます。  様々な政策を進めていく基本として、各分野を担う組織それぞれが自立し、責任をもって取り組みを進めてまいります。また、分野横断的な行政課題に的確に対応できる人材の育成や専門的な人材の確保に努め、機動的な執行体制を整えてまいります。さらに、民間活力の導入や公民連携、現在取り組んでいる柏原市・藤井寺市との広域連携はもとより自治体間連携も積極的に図り、本市単独では解決できないような課題に対応してまいります。  施策の推進にあたっては、社会が急激に変化しようとも、市政を預かる長として、民主主義、基本的人権の尊重、平和主義という憲法の理念や地方自治の本旨に則ることを基本姿勢とし、公正かつ適正な市政運営を力強く進めてまいります。そして、持続可能な社会の実現に向けた国際目標であるSDGsの推進にも寄与するよう、誰一人置き去りにしない、すべての人がいきいきと活躍し、安心して暮らせる豊かなまちづくりに向けて、基礎自治体としての役割をしっかりと果たしてまいります。  この間、全国から届いたふるさと納税、数多くの企業や団体、市民の皆様から感染症対策に関する様々な寄贈、各分野での民間事業者との連携が進むなど、ご支援いただきました皆様の想いを直接肌で感じることができました。私が思い描いていた本市の可能性は確信へと変化しています。そういった温かな想いを一つひとつ大切に、また、そのご期待に応えられるよう、羽曳野の未来創生に向かって全力を尽くしてまいりたいと存じます。  《市政運営に関する基本的な考え》  これまでの行財政運営のあり方について、徹底した議論、検証のもと、見直しを図るとともに、歳出の抑制、さらなる歳入の模索、確保を行うことで、これまで以上に質の高い市民サービスを提供します。  また、地域の魅力や資源を活かしながら、将来を見据えた指針となる羽曳野市総合基本計画のもと、次に掲げる『7つの柱』を市政運営の基本的な考えとして、重点的に施策を実現します。  〔7つの柱〕  第1の柱 行財政改革の推進  既成概念やこれまでの慣習に捉われることなく、物事の本質に向き合い、何事にも果敢にチャレンジし、羽曳野市行財政改革大綱による徹底した行財政改革を力強く推進します。  自主財源の水準が低い脆弱な財政基盤を安定的なものへと転換していくため、収入に見合う支出の構造にすることが必要です。そのために、ふるさと納税の強化、受益者負担の見直しなどによる自主財源の増収策を講じる一方で、総事業の見直しによる事業費の削減に取り組みます。  高度成長期に整備され、耐震性や老朽化の課題がある施設をはじめとする公共施設等の最適化に向けて、改めて、施設整備の方針や予定の検討、見直しを行い、財政負担の軽減・平準化をめざし、公共施設等マネジメントを推進します。  市域を超えて多様化する市民ニーズへの対応や自治体間の共通課題の解決等にあたっては、行政コストの削減や事務の効率的執行に資する有効な手段である広域連携を推進します。次に、ポストコロナを見据えた、市民の利便性の向上、業務の効率化を図るため、AI・RPAなどの情報技術を積極的に導入し、デジタル化に取り組みます。  また、社会が急速に変化し、これまでの常識や前例が通用しない時代を迎えた今、市民ニーズや社会の変化等を敏感に捉えて未然に対処し、新しい発想で果敢にチャレンジする高い意欲を持つ人材を育成するとともに、高度な専門的知識や経験を有する外部の人材の確保に努めます。そして、多様なニーズ等に迅速かつ的確に対応できる組織体制の構築や職員数の適正管理などによって、より柔軟で機動的な組織運営に取り組みます。  第2の柱 子育て支援・学校教育の充実  子どもは、未来の「希望」であり「力」となります。羽曳野で生まれ育ち、将来の希望を持ってしっかりと歩んでいくこと、また目まぐるしく変化する社会にあっても、保護者が子育てに喜びを感じながら子どもと向き合い、すべての子どもが豊かな愛情のもとで健やかに成長する社会の実現に向け、未来を担う子どもへの投資を重点的に実施します。  安心して出産、子育てができるよう、妊娠期から子育て期まで切れ目のない包括的な支援体制の充実や子育て世帯への負担軽減を図ります。また、児童虐待や子どもの貧困等、生まれ育った家庭環境によらず、子ども一人ひとりの可能性が発揮できるよう、行政、保護者、地域、関係機関などが連携し、社会全体で支えられる体制を構築します。  幼児教育・保育については、多様化するニーズや園児の減少が著しい公立幼稚園の適正規模化に対応していくため、公立施設の整備方針について、総合的な視点から見直します。  また、市立学校のあり方については、就学人口の減少を踏まえ、学校の統廃合や校区再編、小規模特認校の実施等、様々な角度から総合的に検証し、基本的な方向性について検討を進めます。  学校教育においては、切磋琢磨できる活力ある教育環境を整え、確かな学力を身に付けるとともに、ICT教育を積極的に取り入れ、社会の変化に対応し、主体的に関わることができる力を育成します。また、学童期・思春期にある子どもは、身体的・精神的に著しく成長していくことから、食を通じて健康な心と体を育てるため、食育の充実を図ります。さらに、放課後等においても、子どもが地域の人々とともに、楽しく遊び過ごすことができる空間づくりを進めるなど、健やかな成長を支援します。  第3の柱 健康・福祉の充実と向上  今や人生100年時代と言われる長寿社会を迎え、2025年に開催される大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」がメインテーマとして掲げられています。生涯を通じて心身ともに健康で、それぞれの能力を活かして輝きながら暮らし続けることは、全ての人々の共通の願いです。生活習慣病対策の強化や介護予防などを通じて、ライフステージに応じた主体的な健康づくりを進めます。  団塊の世代が75歳以上となる令和7年を見据えて、「地域共生社会」の実現に向けた中核的な基盤となり得る地域包括ケアシステムの深化・推進を図ります。  また、介護予防の観点を特に重視し、高齢者が地域社会でいつまでも健康で活躍でき、さらに、地域で高齢者を支える仕組みづくりを充実するため、保健・医療・福祉や地域の多様な主体との連携をより進めます。  第4の柱 交通・インフラ整備の促進  良好な都市空間の形成、市民の利便性やまちの魅力の向上を図るため、駅周辺やインフラの整備など、計画的な都市基盤の整備・充実に取り組みます。  駅周辺については、安全で円滑な交通を確保し、交通結節点機能の向上を図るとともに、地域の実情に応じた活性化に寄与する拠点づくりに取り組みます。とりわけ長年の課題である恵我ノ荘駅周辺について、地域の理解と協力のもと、大阪府と連携・協力し、利便性やアクセスの向上、歩行者の安全確保、地域の活性化に向けた整備を推進します。  道路整備においては、交通渋滞の緩和や歩行空間の確保を図るなど、安全・安心で快適な道路環境の整備を進めるとともに、大阪府、周辺自治体とも連携し、広域的な道路ネットワークの一層の充実に努めます。  老朽化等の課題がある道路・橋梁、上下水道や公共施設については、安全で快適に利用できるよう施設の長寿命化・耐震化等を適切に実施します。  第5の柱 安全・安心なまちづくり  近年、大規模地震や記録的な集中豪雨、新たな感染症の流行など、様々な危機事象が発生しています。このような状況を踏まえ、自助・共助・公助の活動が効果的に行われるための取り組みを進めます。また、羽曳野警察署とも連携し、地域における防犯活動の促進を図り、市民の安全・安心を確保します。  市民一人ひとりの防災・減災に対する意識のさらなる向上を図るため、啓発活動や地域による自主防災訓練への支援に取り組みます。その上で、行政、消防、自主防災組織等が一体となり、防災体制や機能の強化を図るとともに、他の自治体や民間事業者等との災害時の応援・協力に向けた連携の拡充を進めます。さらに、平時からの備えとして、感染症対策を含めた避難所機能の強化を図るための災害用備蓄物資の充実や、生活基盤となる上下水道等のライフラインの耐震化等の整備を促進するなど、「強さ」と「しなやかさ」を備えたまちづくりを進めます。  今なお収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症に対しては、感染拡大の状況を注視し、国や大阪府とともに、必要な対策や適切な支援を実施します。さらに、医師会等と連携し、新たに設置した組織において、ワクチン接種を円滑に進めます。  犯罪の抑止等のため、防犯カメラ設置の促進や空家の適切な管理、有効活用による良好な生活環境の保全および地域の活性化を図るなど、安全で安心なまちづくりを推進します。  第6の柱 市民協働・地域自治  地域の実情に即したまちづくりを推進するため、市民と行政が、互いに情報を共有しながら対等な立場で役割分担を決め、企業、大学、各種団体など、多様な主体との連携を図り、地域課題や社会的課題の解決に積極的に取り組みます。  様々な機会において市民の皆様との対話を重ね、地域の課題などについての意見や提案を今後のまちづくりに活かせるよう、広聴機能の向上と体制の強化を図ります。さらに、多様な媒体を通じ、市政や市民生活に関わる情報をはじめ様々な情報を積極的に発信し、市民と行政が情報の共有を図り、地域課題に対して、ともに解決できる協働の体制づくりを進めます。  一方で、少子高齢化の影響により、地域の担い手不足が懸念される中、地域での様々なコミュニティ活動を促進するため、必要な支援に取り組みます。  第7の柱 魅力あるまちづくり  人口減少、少子高齢化に対処し、都市機能の維持と将来への持続的な発展に向け、本市が持つ豊かな地域資源や特性を最大限に活かした魅力あるまちづくりを戦略的に進めます。  魅力ある羽曳野のまちづくりに向けて、地場産業の付加価値向上を図るため、大阪府立環境農林水産総合研究所とのより一層の連携強化により、ぶどうやワイン、食肉などの特産品のブランド化を推進し、地域の魅力にさらなる磨きをかけます。また、世界遺産である「古市古墳群」や日本遺産である「竹内街道」に代表される本市に息づく歴史の継承や文化・芸術の振興を図り、魅力ある文化都市として地域価値の向上に努めます。  さらに、大阪観光局との連携を図ることなどにより、これらの資源を最大限に活用し、戦略的な観光地域づくりを推進します。旧浅野家住宅については、今後の社会経済の状況を踏まえ、本市の特性に応じた魅力ある地方創生の拠点として活用を図ります。  南阪奈道路をはじめとした広域的な道路ネットワークの充実による本市の立地の優位性を活かし、周辺の土地利用や景観と調和した環境整備を進め、企業誘致を促進するとともに、地域産業の再生と雇用の創出を図り、地域の活性化に努めます。  以上、7つの柱に基づいた取り組みを着実に進めることにより、それぞれの施策効果があいまって、多くの人が躍動できる、そして活気に満ちた、魅力あふれる都市へと成長させます。  このような基本的な考えのもと、「総事業費の削減と歳出上限額の設定」「徹底した行財政改革による事業見直しと歳入の確保」「市債残高の適正管理」の3つの方針を掲げ、令和3年度予算案の編成を行いました。  本市の財政状況、新型コロナウイルス感染症の影響を勘案しながら、市民サービスの充実を前提に、既存事業の廃止や縮小などの見直しを図った結果、一般会計、415億9,870万9,000円、特別会計、273億4,256万7,000円、企業会計、112億1,721万1,000円、総予算規模は801億5,848万7,000円となっています。  対前年度比、全会計では、5.6%の削減、一般会計では、26億6,273万6,000円の減額となり、当初に掲げた目標を達成しています。  《主要な施策》  それでは、令和3年度の主要な施策について、第6次総合基本計画に掲げる7つの「施策目標」に沿って、ご説明申し上げます。  「1.快適でうるおいのある 住みよいまち」をめざす施策です。  計画的に道路の維持補修や橋梁の長寿命化を行うなど、安全な道路環境の確保と交通の利便性の向上を図るとともに、質の高い都市基盤の整備を行うことで、安全で快適な市民生活の確保に努めます。 〇 安全で円滑な交通の確保、駅利用者の利便性向上を図るため、大阪府と連携し、一般府道郡戸大堀線の歩道整備を促進します。   また、西の玄関口である恵我ノ荘駅前南側広場の整備に向け、道路線形などの検討に着手します。 〇 大阪府が進める都市計画道路八尾富田林線の羽曳野工区第2期整備の促進とあわせ、関連道路の整備についての検討に着手します。 〇 公共施設循環福祉バスについては、市内の商業施設や医療機関等に停留所を設けるなど、利便性の向上を図ります。 〇 市営向野住宅については、安全で安心な住環境の確保を図るため、地域とも緊密に連携し未耐震棟の集約建替を推進します。 〇 水道事業では、将来にわたり安全で安定した水道水の供給をめざし、第6次水道施設整備事業に基づき、老朽化、耐震化対策として、壷井配水池の更新工事をはじめ、伊賀受水場から低区第2配水池への送水管更新工事を実施するなど、計画的な水道施設の更新や管理に努めます。 〇 公共下水道事業では、大雨や台風などによる浸水被害の解消と防止を図るため、都市計画道路八尾富田林線の藤井寺工区の整備と連携し、雨水管整備に向けた事業認可業務に着手します。   また、ストックマネジメントに基づき、羽曳が丘地区における管路の更新工事を実施するとともに、碓井ポンプ場にかかる耐震化等の実施設計に着手します。   「2.地域がつながり 安全で心安らぐまち」をめざす施策です。   大規模災害に備え、市民、関係団体、関係機関等との連携を強化し、地域の防災意識の向上や自主防災組織の活性化を図ります。さらに、災害備蓄物資・資機材の充実や都市基盤施設の耐震化等、安全で災害に強いまちづくりを進めます。また、環境への負荷が少ない循環型社会の形成と、豊かな自然環境を守り次の世代へつなぐための施策を推進します。 〇 災害時において確実な通信手段を確保するため、避難所への移動系MCA無線機の配備を進めます。また、新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営体制のさらなる強化を図るため、マスクやアルコール消毒液、段ボールベッド、間仕切りなどの災害用備蓄物資を確保します。さらに、迅速かつ的確な災害対応が行えるよう、各種災害協定の締結を行うなど、民間事業者等との連携強化を図ります。 〇 犯罪を抑止し、安全・安心なまちづくりを推進するため、より多くの自治会等へ補助金の交付ができるよう、防犯カメラの設置に対する補助金総額を拡大します。さらに、羽曳野警察署とも協議し、幹線道路の交差点に防犯カメラの設置を進めます。 〇 大規模な自然災害などが発生した際に、致命的な被害を負わない強さと、速やかに回復するしなやかさを併せ持った地域づくりを推進するため、国土強靱化地域計画の脆弱性評価結果に基づいたリスクシナリオを回避する施策に取り組みます。 〇 児童の防災意識の向上を図り、地域の防災力を高めるため、小学生を対象とした防災教室の実施校を拡大するとともに、その内容の充実を図ります。 〇 市役所別館の照明について、リース方式によるLED化を行い、温室効果ガス排出量の削減、消費電力の抑制および維持管理費の削減を図ります。 〇 臨時ごみの搬入方法について、市役所で手続きすることなく直接、柏羽藤クリーンセンターへ持ち込むことを可能とし、市民の利便性の向上を図ります。   「3.ともに支え合い 健やかに暮らせるまち」をめざす施策です。   心身ともにゆとりをもって、安心して子どもを産み育てられるよう、子育て世代への支援の充実を図ります。さらに、産後の初期段階における母子に対する支援を強化するなど、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援体制の整備を進めます。   また、誰もがいつまでも住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、高齢者や障害者をはじめ、市民一人ひとりを地域で見守り、支え合う地域福祉を推進します。 〇 子ども医療費助成制度の対象年齢を18歳の年度末まで拡大するとともに、未就学児の国民健康保険料均等割の滅免措置を行い、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ります。 〇 妊婦が体調に応じ適切な時期に受診できるよう、集団方式で実施している妊婦歯科健康診査について、歯科医院で実施する個別方式へ転換します。 〇 産後の体調管理を行うことにより、産後うつの予防や早期発見、新生児への虐待予防等を図るため、すべての産婦を対象に産後2週間、1か月の計2回産婦健康診査にかかる費用の公費助成を実施します。 〇 近年増加する引きこもりや、複雑化、複合化する福祉課題によりきめ細やかに対応するため、地域における見守り、発見、サービスへのつなぎの役割を担うコミュニティソーシャルワーカーの体制を強化します。 〇 地域包括支援センターの機能強化を図るため、センターの複数設置に向けた準備を進めます。 〇 効果的に高齢者一人ひとりの状況に応じたきめ細やかな対応を実現するため、高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な実施に向けて、基本的方針の作成などの準備を進めます。 〇 令和6年度の国民健康保険料の府内統一化に向けて、保険料の急激な増加を抑制するため、基金等を活用した本市独自の激変緩和措置を実施します。   「4.未来に羽ばたく 子ども・若者を育むまち」をめざす施策です。   子どもが安全で快適な環境で学び、生活できるよう、体育館の非構造部材の耐震化や学校ICT環境の整備を進めるとともに、望ましい食習慣の基礎を身に付けるための食育を推進するなど、教育環境の充実を図ります。   また、子どもが笑顔で、元気に遊ぶことのできる空間づくりを進めます。 〇 ICTを活用した教員の指導力の向上を図るため、ICT支援員を全ての市立学校に派遣します。また、大型モニターなどを活用し、より効果的な授業を展開するため、指導者用デジタル教科書を小学校の算数に続いて中学校の理科に導入し、今後、順次その活用を拡充します。 〇 部活動における専門的な技術指導や教員の負担軽減を図るため、部活動指導員を配置します。また、課題を抱える状況にある児童・生徒の環境改善に向け、スクールソーシヤルワーカーによる学校支援体制の強化を図ります。 〇 学校現場への指導支援体制の強化を図るため、指導主事の配置を充実します。 〇 老朽化が進む学校プールについては、民間活力の導入、集約化や共同利用など、市立学校全体におけるあり方を総合的に検討します。
    〇 栄養バランスのとれた安全で安心な学校給食を提供するため、中学校の全員給食も視野に、今後の給食センターの方向性を検討します。 〇 誉田中学校においては、体育館の天井や照明器具等の非構造部材にかかる耐震化工事を実施します。また、河原城中学校では、体育館の非構造部材の耐震化および長寿命化を図るための大規模改修工事を実施します。 〇 令和4年度の開園に向け、(仮称)西部こども未来館の整備を進めます。また、登園管理システムを導入し、保護者との情報共有の円滑化と業務の効率化を図ります。 〇 要保護児童等に対して、切れ目のない支援を提供し、子育て支援施策と母子保健施策との連携を図り、より効果的な支援につなげるため、子ども家庭総合支援拠点を設置します。 〇 公立幼稚園の園児数の推移や保護者のニーズなどを見極めながら、質の高い教育・保育環境を確保するため、就学前教育・保育のあり方に関する基本方針の見直しを図ります。   また、今後の就学人口の減少を踏まえ、よりよい教育環境の構築をめざし、市立学校の統廃合や校区再編も視野に適正規模化に向けた方策を検討します。 〇 旧高鷲北幼稚園の跡地については、地域の子どもが安全・安心な環境で伸び伸びとボール遊びができる広場として整備を進めます。   「5.魅力発見 賑わいと創造にあふれるまち」をめざす施策です。   本市が持つ歴史や文化、自然といった豊かな地域資源や地場産業を活かした取り組みを積極的に推進するとともに、市内外の多くの方に知っていただけるよう、戦略的なプロモーションを展開します。 〇 ふるさと納税制度を通じた本市の魅力の発信、財源の確保を図るため、さらなる返礼品の充実等に取り組みます。 〇 少人数のグループで、多様なスポットを自由に回遊する(仮称)はびきの探訪フォトラリーを開催します。 〇 本市の市政情報や魅力に関する情報、緊急情報などについて、市公式YouTubeチャンネル、LINE、Facebookなど、SNSを活用した情報発信に積極的に取り組みます。 〇 大阪観光局や周辺自治体と連携し、「ワインや梅酒」、「世界遺産や日本遺産」といった観光資源をテーマに、四季折々の風景を体感できるサイクリングルートを設定し、サイクルツーリズムを推進します。 〇 市民団体と連携しシンポジウムや市民講座を開催するとともに、市立学校での出前授業、副読本の配布を行うなど、古市古墳群の価値や魅力を広く市内外に発信します。   「6.歴史・文化が息づき 心身ともに躍動するまち」をめざす施策です。   世界遺産と日本遺産のあるまちとして、市民一人ひとりが誇りと愛着をもって暮らすことができるよう、大阪府、堺市や藤井寺市などと連携を図りつつ、貴重な歴史資産の適切な保全と活用に努めます。   また、いつまでも自分らしく、お互いの人権を尊重し、ともに支え合うまちの実現に向け、人権に関する施策を総合的かつ計画的に推進します。 〇 東京2020オリンピック聖火リレーについては、古市駅西駐車場における点火式および関連イベントの開催に向け、着実に準備を進めます。 〇 古市古墳群については、藤井寺市と共同で、復元整備の手法を見直す保存活用計画の策定に着手します。 〇 世界遺産の構成資産としてふさわしい周辺環境を保全するため、応神天皇陵古墳の外濠外堤および白鳥陵古墳周堤の公有化を推進します。   また、峯ヶ塚古墳においては、これまでの調査で存在が確認された「造り出し」部分についての発掘調査を引き続き行うとともに、出土した刀形や杭などの貴重な木製品の腐食や変形を防止する保存処理を実施します。 〇 新型コロナウイルス感染症に関する差別問題など、新たな人権課題への対応も含め、国、大阪府の施策との整合を図り、第2期羽曳野市人権施策基本方針および基本計画を策定します。 〇 中央スポーツ公園内に整備する市民プールについては、令和4年夏の供用開始に向けた整備工事を実施します。   「7.市民とともに築く 自立したまち」をめざす施策です。   市民と行政がより良い信頼関係を築き、互いに役割と責任感をもって課題解決を図る協働によるまちづくりを推進します。   また、多様化する行政課題の解決に向けて、新しい発想や手法を積極的に取り入れるとともに、デジタル化を着実に推進し、市民の利便性の向上と効率的な行政運営をめざします。 〇 地域の課題解決を図るためのタウンミーティングの開催に向け、市内7地区において、地域の代表者等から意見などを聴く懇談会を開催します。 〇 来庁者の利便性の向上を図るため、市役所本館1階に総合案内を設置します。また、家族など身近な方が亡くなられた遺族の各種手続きの負担を軽減するため、おくやみハンドブックを作成するとともに、ICTを活用した(仮称)おくやみ相談窓口の殴置に取り組みます。 〇 地域における課題整理などを支援するため、地域担当制を導入し、広聴機能の充実を図ります。 〇 健康保険証との連携など、今後利用範囲が拡大されるマイナンバーカードの一層の普及を図るため、常設の申請会場を新たに設置するとともに、引き続き市内公共施設等における出張申請サポートを実施します。 〇 高度化、多様化する行政ニーズに対して的確に対応するため、高度な専門的知識や経験を有する者を任用する任期付職員制度を導入します。   また、人事評価制度のさらなる活用を図り、様々な行政課題に対応することができる人材の育成に取り組みます。 〇 限られた人員の中で組織の能力を最大限発揮できるよう、適材適所の人員配置を行うとともに、バランスの取れた職務・職階構成となるような人事管理に努めます。 〇 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止、業務の効率化に向け、ウェブ会議の利活用を図るとともに、会議録作成システム、スマートフォンとの連携が可能となるチャットツールなどのICTツールの導入を進めます。 〇 申請書などの文字を読み取りデータ化するAI−OCRを導入し、定型的なパソコン操作業務を自動化するRPAとの一体的な利用により、さらなる業務の効率化を図ります。 〇 公共施設等総合管理計画第1期アクションプランについては、これまでの施設整備の進捗を踏まえ、対象施設や整備スケジュールなどについて、施設総量の最適化、投資的経費の平準化の観点から見直しを行います。  《むすび》  以上、令和3年度の施政方針および予算案の概要について申し述べさせていただきました。  本議会にご提案させていただいております令和3年度予算案をはじめ、諸案件に対しまして、ご審議の程、よろしくお願い申し上げます。  令和3年度に取り組む施策の中には、多額の費用を伴うものもございますが、難局を乗り越え、変革を進めていくためには、見直すべきもの、投資すべきもののメリハリを大胆に展開していくことも必要であります。予算案の編成を行う中で、財政状況は厳しいと改めて痛感したところであり、職員一丸となった事務事業の見直しとともに選択と集中を行い、財源確保を図り、必要な改革には臆することなく決断し、施策を展開してまいります。  これらの施策を効果的に展開していくにあたっては、市政運営を支える職員が未来の羽曳野について夢や目標を持つことが重要です。若い職員には変化を恐れずチャレンジできる強みがあります。型にとらわれない新しい発想や現場で汗をかく職員の声も取り入れながら、ともに知恵を絞り、談論風発の気風を市役所に根付かせ、市政改革の土壌を養ってまいりたいと存じます。 「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」  私の尊敬する人物、米沢藩9代藩主上杉鷹山公の言葉です。  鷹山公は、困窮・崩壊寸前の藩を復興させた江戸時代屈指の名君であり、17歳で藩主となるや、困窮を極めた藩財政において、大倹約令の発令、農業開発、藩校「興譲館」の設立、綱紀の粛正などに取り組みました。  今までの藩主の豪奢な生活を改め、自ら質素倹約に努め、衣服は木綿、日常の食事は一汁一菜を生涯通したといいます。また、倹約にあわせて「備籾蔵」を設置し、凶作に備えて領民から籾を集め、藩をあげて備蓄しました。そのお陰で天明2年からの大飢饉の際、米沢藩だけは一人の餓死者も出さなかったとも伝えられています。  これから我々が歩む道は、人口減少、少子高齢化など、大変厳しい道のりであるとも言えます。しかし、それらの現実を受け止めた上で、確かな未来へ向けて、諦めず、そして妥協することなく、市民が生活の豊かさを実感できるまちづくりに邁進してまいりたいと存じます。  そして、私がめざす羽曳野の未来創生は、行政の力だけでは実現することはできません。市民の皆様との協働とともに、民間事業者、団体、NPO、大学等の多様なまちづくりの担い手のご協力のもとに成り立つものであります。まちづくりの主体となる皆様との連携を図り、ともに手を携え、そうした多くの想いが未来を創る原動力となり、より良い未来への新しい道が切り拓かれ、本市のさらなる発展があるものと確信しています。  どうか、市民の皆様並びに議員各位におかれましては、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。  以上で令和3年度施政方針といたします。ご清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(松井康夫)  ありがとうございました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(松井康夫)  それでは、昼食のため、午後2時まで休憩いたします。     午後零時33分 休憩     午後2時10分 再開 ○副議長(若林信一)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○副議長(若林信一)  日程第26、議案第21号「令和3年度羽曳野市一般会計予算」から日程第34、議案第29号「令和3年度羽曳野市下水道事業会計予算」まで、以上9件を一括して議題といたします。  それでは、順次提案理由の説明を求めます。  まず、議案第21号について、総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  ただいま上程いただきました議案第21号「令和3年度羽曳野市一般会計予算」についてご説明申し上げます。  予算書の3ページをお願いします。  令和3年度羽曳野市の一般会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ415億9,870万9,000円と定めています。  第2条では債務負担行為、第3条では地方債を定めています。  第4条では、一時借入金の借入限度額を90億円と定めています。  第5条では、歳出予算の流用に関して、給料、職員手当及び共済費については同一款内において各項間の流用ができる旨を定めています。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  令和3年度の予算総額を2年度の当初予算と比較しますと、26億6,273万6,000円、率にして6%減少しています。  子ども医療費助成の対象年齢拡大や産婦健康診査費用の助成、子ども家庭総合支援拠点の設置、ボール遊びができる広場の整備など、子ども・子育て世代の健やかな暮らしと育みに資する施策、(仮称)西部こども未来館の整備、中学校体育館の非構造部材耐震化や大規模改修工事、全小・中学校、義務教育学校へのICT支援員の派遣など、教育・保育環境づくり施策、そのほか市営住宅集約建替事業、市民プール整備事業など、限られた財源を有効に活用し、各種事業を着実に実施してまいります。  それでは、一般会計予算歳入歳出予算の特徴、主要な項目についてご説明いたします。  予算概要からの説明となります。予算概要の6ページ、第1表歳入予算額の状況をご覧ください。  まず、歳入です。  市の基幹的収入である1款市税につきましては、令和2年度の決算見込み及び現時点の経済状況等を考慮し、118億2,800万円を計上しています。前年度比較で7億1,600万円、率にして5.7%の減少となっています。  2款地方譲与税から国等からの各種交付金等につきましては、令和2年度決算見込み及び国から示される地方財政計画等を総合的に考慮し、予算計上しています。  なお、10款地方特例交付金、2項に固定資産税等軽減措置による減収補填として交付される新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金を新たに予算化しています。  15款国庫支出金は、保育所等整備交付金、医療扶助費負担金等の減少はありましたが、市営住宅集約化事業に伴う地域居住機能再生推進事業補助金、史跡白鳥陵古墳周堤買収事業費補助金、障害者自立支援給付費等負担金等が増加していることから、前年度比7,742万6,000円の増となっています。  16款府支出金は、国勢調査費委託金、安心こども基金特別対策事業費補助金、子どものための教育・保育給付費負担金等の減少により、前年度比1億5,221万1,000円の減となっています。  19款繰入金では、収入と支出の差の調整財源としての財政調整基金繰入金の増額等により、前年度比5億9,060万円の増。  20款諸収入では、過去の決算額から収入の見込みを精査し、その他雑入で約5億円を計上、前年度比で約7億5,000万円の減とし、諸収入全体では7億6,128万9,000円の減となっています。  21款市債は、公営住宅建替事業債、こども園整備事業債、臨時財政対策債等の増加はありましたが、地方創生関連事業債、借換債等の減少により、前年度比13億9,620万円の減となっています。  次に、歳出です。  同じく予算概要の9ページ、第4表性質別歳出予算額の状況をご覧ください。  義務的経費では、人件費は退職者数の減による退職手当の減少等により、前年度比1億3,347万6,000円の減。扶助費は、障害児・者自立支援給付費、子ども医療費、住宅確保給付金等は増加したものの、生活保護・医療扶助費及び生活扶助費、児童手当、老人医療費等の減少により、前年度比4,001万4,000円の減。公債費は、市債の償還が進んだことによる元金償還額、利子支払い額の減少及び借換債の減少により、前年度比19億1,000万円の減となっています。  次に、投資的経費では、普通建設事業費は市営住宅集約建替事業、こども園整備事業、市民プール整備事業等の増加はありましたが、地方創生関連事業、GIGAスクール構想整備事業、民間こども園整備補助金等の減少により、前年度比4億1,155万8,000円の減となっています。  そのほか、物件費は、GIGAスクール構想事業に係る端末購入費用が皆減したこと等により、前年度比3,075万2,000円の減。補助費等は、下水道事業会計補助金の減少等により、前年度比1億580万7,000円の減。繰出金は、介護保険特別会計への繰出金の減少等により、前年度比6,228万3,000円の減となっています。  再度、予算書での説明となります。予算書の10ページをお願いします。  第2表債務負担行為の予算です。  広報印刷費など11件で、それぞれの期間と限度額を定めています。  主なものとして、市民プール整備事業、旧高鷲北幼稚園解体事業等を設定しています。  12ページをお願いします。  第3表地方債の予算です。  災害援護資金貸付事業など13件で、合計34億9,820万円を限度額として、表記載の条件により地方債を起こすことを定めています。前年度比4億7,840万円の増となっています。  主なものとして、公営住宅建替事業、こども園整備事業、中学校体育館整備事業、臨時財政対策債等となっています。
     なお、15ページからは事項別明細書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書及び地方債に関する調書を添付しています。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(若林信一)  次に、議案第22号について、保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長(川浦幸次)  ただいま上程いただきました議案第22号「令和3年度羽曳野市国民健康保険特別会計予算」についてご説明申し上げます。  予算書273ページをご覧ください。  令和3年度羽曳野市の国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条では、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ127億6,912万6,000円と定めるとしております。  第2条では、債務負担行為の設定を行っております。  第3条では、一時借入金の借入れ最高額を7億円と定めるとしております。  第4条では、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用することができる旨を定めております。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  令和3年度の予算総額127億6,912万6,000円を令和2年度当初予算額と比較いたしますと、5,231万6,000円、0.4%の減となっております。  275ページ、第1表歳入歳出予算をご覧ください。  歳入から主なものをご説明申し上げます。  款1国民健康保険料23億9,048万4,000円は、対前年度82万8,000円の微減となってございます。  なお、議案第11号「羽曳野市国民健康保険条例の一部改正」によります保険料率改正を踏まえた予算となっております。  款5府支出金89億1,175万5,000円は、保険給付費の財源を財政主体の大阪府からの交付金で賄うことから、保険給付費の減額等を受け、対前年度比1億2,547万9,000円、1.4%の減を見込んでおります。  款8繰入金13億7,034万6,000円は、議案第11号「羽曳野市国民健康保険条例の一部改正」及び羽曳野市国民健康保険事業財政調整基金の条例の一部改正によります保険料抑制の具体化の財源といたしまして基金繰入金1億円を計上し、対前年度8,340万2,000円、6.5%の増としてございます。  款10諸収入9,625万6,000円は、収支均衡を図る調整といたしまして雑入予算を計上しております。  次に、歳出でございます。  款1総務費2億6,045万9,000円は、納期前納付報奨金の廃止等により、対前年度比9,836万8,000円、27.4%の減としてございます。  款2保険給付費85億5,184万5,000円は、大阪府においての推計等を受け、対前年度1億1,153万9,000円、1.3%の減が見込まれます。  款3国民健康保険事業費納付金36億1,655万7,000円は、大阪府において保険料の激変緩和措置の見直しが行われた影響を受け、対前年度比1億5,137万1,000円、4.4%の増となっております。  款6保健事業費1億8,748万7,000円は、被保険者数の減少による特定健康診査等の委託料等の減により、対前年度比1,208万8,000円、6.1%の減としてございます。  278ページには、第2表債務負担行為としまして、納入通知書等の印刷製本費について期間、限度額を設定しております。  281ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書及び債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○副議長(若林信一)  次に、議案第23号について、生活環境部長。    〔生活環境部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長(松永秀明)  ただいま上程いただきました議案第23号「令和3年度羽曳野市と畜場特別会計予算」についてご説明申し上げます。  予算書の331ページをご覧ください。  令和3年度羽曳野市のと畜場特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6,901万円と定める。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表歳入歳出予算」による。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  次ページをお願いいたします。  第1表歳入歳出予算の概要についてご説明申し上げます。  令和3年度の歳入歳出予算の総額は、令和2年度の当初予算と比較しますと793万円の増額となっています。  歳入では、款1事業収入においては、前年度に比べ1万1,000円の減額。  款4諸収入のその他雑入では、処理頭数は同数を見込んでいるため増減はありません。  また、井戸水のろ過設備の設備設計委託料の追加と管理運営委託料の増額により、款3繰入金は794万1,000円の増額となっています。  歳出ですが、款1総務費で、主に機械設備設計委託料の追加により、698万8,000円の増額としています。  なお、335ページからは事項別明細書を添付しています。ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○副議長(若林信一)  次に、議案第24号について、総務部長。    〔総務部長 清水淳宅 登壇〕 ◎総務部長(清水淳宅)  ただいま上程いただきました議案第24号「令和3年度羽曳野市財産区特別会計予算」についてご説明申し上げます。  予算書の345ページをご覧ください。  令和3年度羽曳野市の財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ15億6,402万3,000円と定める。  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表歳入歳出予算」による。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  財産区特別会計の予算は、それぞれの財産区が保有する現金を管理するとともに、事業管理費として執行する予算でございます。令和3年度の予算総額を令和2年度当初予算と比較いたしますと、5,301万3,000円、率にして約3.3%の減少でございます。各財産区における令和2年度の事業管理費を執行したことにより繰越金が減少したことによるものでございます。  次ページをお願いいたします。  第1表歳入歳出予算でございます。  歳入では、1款財産収入で38万4,000円を計上しております。  2款繰入金で、事務費分として一般会計繰入金15万円を計上しております。  3款繰越金で、前年度繰越金15億6,248万9,000円を計上しております。  4款諸収入で、市預金利子100万円を計上しておるところです。  歳出では、1款総務費で事務費15万円を計上しております。  2款事業費で15億6,279万3,000円を計上しております。これは24の財産区において保有している現金を事業管理費に充当しているものでございます。  3款諸支出金で、一般会計繰出金として8万円を計上しております。  4款予備費で100万円を計上しておるところです。  なお、349ページからは事項別明細書を添付しております。ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○副議長(若林信一)  次に、議案第25号について、介護予防支援室長。    〔介護予防支援室長 尾久聖子 登壇〕 ◎介護予防支援室長(尾久聖子)  ただいま上程いただきました議案第25号「令和3年度羽曳野市介護保険特別会計予算」についてご説明申し上げます。  予算書361ページをご覧ください。  令和3年度羽曳野市の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条では、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ108億3,479万9,000円と定めるとしております。  第2条では債務負担行為の設定を行っております。  第3条では、一時借入金の借入れ最高額は10億円と定めるとしております。  第4条では、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間で流用することができる旨を定めております。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  令和3年度予算は、令和5年度までの3か年の第8期介護保険事業計画に基づく初年度予算となっております。  令和3年度の予算総額を令和2年度当初予算額と比較いたしますと12億3,546万9,000円の減額、率にして10.2%の減額となっております。  予算書362ページ、第1表歳入歳出予算をご覧ください。  主立ったものを歳入よりご説明申し上げます。  款1保険料は、計画に定めた介護保険事業費の見込みを基礎といたしまして21億9,792万2,000円で、対前年度比5.0%の減となっています。  款3国庫支出金は25億2,361万9,000円で、対前年度比11.8%の減。  款4支払基金交付金は27億6,999万6,000円で、対前年度比11.3%の減。  款5府支出金は14億7,305万6,000円で、対前年度比10.4%の減。  款7繰入金は18億6,579万6,000円で、対前年度比12.1%の減となっています。国、府の支出金、支払基金交付金、繰入金の市負担分が計画で定められた保険給付費、地域支援事業費に基づき、それぞれの法定負担割合によって予算計上しております。また、基金繰入金につきましては、第8期計画期間3年間において、介護給付費準備基金から5億円を繰り入れる計画としておりますが、計画期間3年間の保険料の平準化を図るため、初年度令和3年度では9,113万6,000円を繰り入れる予算としております。  次に、歳出でございます。  款1総務費は2億8,351万6,000円で、総務管理費の減等により対前年度比0.8%の減。  款2保険給付費は97億6,820万1,000円で、対前年度比11.4%の減。  款4基金積立金は3,123万6,000円で、国庫補助金の保険者努力支援交付金分の積立て等により、対前年度比2,257万円の増額となっています。
     款7地域支援事業費は7億2,021万7,000円で、対前年度比4.3%の減。  これらの給付費関係につきましては、いずれも第8期介護保険事業計画に基づく予算としております。  367ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書及び債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○副議長(若林信一)  次に、議案第26号について、総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  ただいま上程いただきました議案第26号「令和3年度羽曳野市土地取得特別会計予算」について説明申し上げます。  予算書の419ページをお願いします。  令和3年度羽曳野市の土地取得特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億8,626万7,000円と定める。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  令和3年度の予算総額を2年度の当初予算と比較いたしますと、6億2,623万8,000円の減の予算となっています。  本特別会計は、土地開発公社の経営健全化対策に定めた計画に基づき発行した市債の償還金に加え、平成30年度以降は公共事業用地の先行取得と、それに関して発行した市債の償還金に係る予算を計上しています。  次ページをお願いします。  第1表歳入歳出予算です。  歳入では、1款繰入金で一般会計繰入金1億8,519万4,000円。  4款財産収入で、事業化により買い戻される用地売却収入として107万3,000円を計上しています。  次に、歳出では、1款公債費で、既に発行している市債元金及び利子償還額として1億8,519万4,000円。  3款諸支出金で、用地売却収入の一般会計への繰出金107万3,000円を計上しています。  なお、423ページからは事項別明細書及び地方債に関する調書を添付しています。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(若林信一)  次に、議案第27号について、保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長(川浦幸次)  ただいま上程いただきました議案第27号「令和3年度羽曳野市後期高齢者医療特別会計予算」についてご説明申し上げます。  予算書433ページをご覧ください。  令和3年度羽曳野市の後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条では、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ19億1,934万2,000円と定めるとしております。  第2条では債務負担行為の設定を行っております。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  令和3年度の予算総額19億1,934万2,000円を令和2年度当初予算額と比較いたしますと、5,456万6,000円、2.9%の増額となっております。  後期高齢者医療は、保険者であります後期高齢者医療広域連合と市町村がともに協力し合い、円滑な制度運営を行っていくものでございます。市町村におきましては、広域連合予算等を受けまして必要な予算を計上するものでございます。  予算書434ページ、第1表歳入歳出予算をご覧ください。歳入より主なものをご説明申し上げます。  款1後期高齢者医療保険料は15億1,206万6,000円は、引き続き被保険者数の増加が見込まれることから、対前年度4,229万7,000円、2.9%の増が見込まれます。  款3繰入金4億298万5,000円、保険基盤安定繰入金の増額等により対前年度1,112万円、2.8%の増としてございます。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  款2後期高齢者医療広域連合納付金18億5,391万2,000円は、対前年度4,710万7,000円、2.6%の増としております。これは歳入における後期高齢者医療保険料及び繰入金のうち、保険基盤安定繰入金を後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。  436ページには第2表債務負担行為としまして、納入通知書等印刷製本費について期間、限度額を設定しております。  439ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書及び債務負担に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○副議長(若林信一)  次に、議案第28号及び議案第29号について、水道局長兼下水道部長。    〔水道局長兼下水道部長 戸成 浩 登壇〕 ◎水道局長兼下水道部長(戸成浩)  ただいま上程いただきました議案第28号「令和3年度羽曳野市水道事業会計予算」についてご説明申し上げます。  令和3年度においては、羽曳野市水道整備基本計画に基づく第6次水道施設整備事業を推進するとともに、将来世代にも安心・安全な水を安定的に供給するため、施設・管路の老朽化対策及び耐震化に重点を置いた予算といたしました。  それでは、予算の内容についてご説明申し上げます。  5ページをお願いいたします。  第1条は総則でございます。  第2条、業務の予定量につきましては、給水戸数4万3,793戸、年間総給水量1,201万8,031立方メートルとし、主要な建設改良事業について、第6次水道施設整備事業費12億1,419万5,000円、施設改良費8億1,515万9,000円を予定しております。  次に、第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入の第1款事業収益を25億2,210万円とし、支出の第1款事業費用を24億3,447万1,000円としております。  なお、税抜きの純利益といたしまして、13ページのキャッシュフロー計算書に記載のとおり、7,233万8,000円の黒字を見込んでおります。  6ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出につきましては、収入の第1款資本的収入を9億3,308万6,000円とし、支出の第1款資本的支出を21億4,856万6,000円としております。  なお、収支の差引き12億1,548万円の不足額につきましては、建設改良積立金等で補填いたします。  第5条では継続費の総額及び年割額を定めております。  7ページ、8ページをお願いいたします。  第6条では債務負担行為について、第7条では企業債について起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  第8条では流用について、そして第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を2億9,434万7,000円、交際費を3万円と定めております。  第10条では、たな卸資産の購入限度額を5,200万円と定めております。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  9ページ以降に予算に関する説明書及び参考資料を添付しております。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第29号「令和3年度羽曳野市下水道事業会計予算」についてご説明申し上げます。  本市の公共下水道事業は、汚水と雨水の分流方式による下水道の整備を行い、清潔で快適な住環境づくりを推進しております。  それでは、予算の内容についてご説明申し上げます。  5ページをお願いいたします。  第1条は総則でございます。  第2条の業務の予定量につきましては、整備人口9万5,550人、年間有収水量843万6,096立方メートル、主要な建設改良事業、2事業で12億1,251万4,000円を予定しております。  次に、第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入では事業収益を34億489万9,000円とし、支出では事業費用を30億2,498万4,000円とするものでございます。  6ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出につきましては、収入では資本的収入を25億7,125万4,000円とし、支出では資本的支出を36億919万円とするものです。収支の差引き10億3,793万6,000円の不足額につきましては、当年度利益剰余金予定処分額等で補填することとしております。  第5条では、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めております。  7ページをお願いいたします。  第6条では、企業債について起債の目的、限度額、方法等を定めております。  第7条では一時借入金の限度額を、第8条では流用について、そして第9条では、議会の議決を経なければ流用できない経費として職員給与費を2億1,269万5,000円としております。  第10条では、利益剰余金の処分について、当年度資本的収支不足額に係る補填財源を3億3,974万5,000円とするものです。   令和3年2月26日 提出         羽曳野市長 山入端 創  9ページ以降に予算に関する説明書及び参考資料を添付しております。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○副議長(若林信一)  以上で日程第26、議案第21号から日程第34、議案第29号までの提案理由の説明が終わりました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○副議長(若林信一)  次に、日程第35、諸般の報告を行います。  柏羽藤環境事業組合議会及び柏原羽曳野藤井寺消防組合議会がそれぞれ開催されておりますので、出席議員の代表より報告願います。  まず、柏羽藤環境事業組合議会の報告について、花川雅昭議員。    〔6番 花川雅昭 登壇〕 ◆6番(花川雅昭)  去る1月28日、柏羽藤環境事業組合議場におきまして令和3年柏羽藤環境事業組合議会第1回定例会のご報告を申し上げます。  お手元に資料が配付されていると思います。一部補足させていただきながらご報告申し上げます。  議会日程は、条例案件1件、予算案件2件の計3件が提案されております。  そして、会議録署名議員に藤井寺市選出の岡本光議員、当市選出の金銅宏親議員が指名され、会期の決定が行われました。会期は1月28日午後1時44分より開催され、当日のみでございました。  これより議案に対する質疑及び答弁に関しましては、要約にてご報告いたしますので、ご了承いただきたいと思います。  また、意見、要望等につきましては、後の会議録をご高覧くださいますようよろしくお願いいたします。
     まず、議案第1号「会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について」の審議に入りました。  理事者側から、令和2年の人事院勧告により、当組合の会計年度任用職員の期末手当の支払い割合を100分の130から0.025引き下げ、100分の127.5とする国に準じた改正のものであり、令和3年4月1日より施行するとの説明がありました。  次に、質疑に入り、当市選出の渡辺真千議員より、人事院勧告に準じたものと思うが、昨年の12月の期末手当の支給割合などについて質疑がありました。  理事者側からは、12月の期末手当はその時点での例規に従いまして100分の130で支給したとの答弁がありました。  以上で質疑は終わり、原案どおり全会一致で可決した次第でございます。  次に、議案第2号「令和2年度柏羽藤環境事業組合一般会計補正予算(第1号)」についての審議に入りました。  理事者側より、歳入歳出予算額を共に1億9,879万5,000円を減額し、歳入歳出予算総額をそれぞれ26億3,847万8,000円とすることなど、減額補正になった内容について説明がございました。  次に、質疑に入り、当市選出の笠原由美子議員より、3市の分担金2億8,061万円の減額とごみ処理費の報酬650万円の減額の内容についての質疑がございました。  理事者側から、分担金の大きな減額につきましては、毎年柏原市に施工をお願いしております林道信貴太平寺線道路整備事業1億5,300万1,000円を予定していたが、コロナ禍により令和2年度の事業を見送りしたことが大きな減額の要因になっているとの答弁がございました。  また、報酬の減額につきましては、当初任用予定をしておりました会計年度任用職員の応募者がなかったことや、途中で辞められたことなどによる減額であるとの答弁でした。  以上で質疑は終わり、原案どおり全会一致で可決した次第でございます。  次に、議案第3号「令和3年度柏羽藤環境事業組合一般会計予算」についての審議に入りました。  理事者側から、令和3年度当初予算について、歳入歳出予算総額27億4,118万4,000円であり、特に3市の分担金の計算方法の変更や各施設の更新など整備費用、また余熱利用施設の運営管理などの予算概要の説明がありました。  次に、質疑に入り、当市選出の金銅宏親議員より、コロナ禍での業務の変化と退職者の推移、そして管理者として今後の採用に関しての考えについて質疑がございました。  理事者側からは、コロナ禍の業務の変化については、廃棄物を取り扱う環境ですので、コロナ禍におきましては感染の可能性もあるものが捨てられていることもありますので、取扱いには慎重さが求められ、業務の難易度は上がっている状況であるとのことでした。  次に、推移と今後の採用についてでは、令和3年度は定年退職者1名、以降令和4年度で3名、令和5年度で4名の定年退職者の説明があり、山入端管理者からは、人員のことについては以前からご意見、ご要望をいただいており、今後退職者が増えることも勘案し、令和3年度中に採用試験を行うことを考えているとの答弁がございました。  次に、当市選出の笠原由美子議員より、コロナ対策として、PCR検査を含めどのような対策を予算計上しているのかという質疑がございました。  理事者側から、コロナ対策費という名目では計上してないが、需用費、消耗品費の中に消毒用のアルコールやフェイスガード等が含まれておりますが、特別なマスク、N95は計上していない。また、PCR検査についても計上しておりませんとの答弁がございました。  次に、藤井寺市選出の瀬川覚議員より、人員体制に関する質疑があり、理事者側からは、正規職員、再任用職員、会計年度任用職員それぞれの内訳人数と前年度との差異について答弁がございました。  最後に、当市選出の渡辺真千議員より、ストレスチェックの業務委託料の対象者についてと、余熱利用施設使用料、クリーンピア21の収入予測について、コロナの影響を加味しているのかという質疑がございました。  理事者側からは、ストレスチェック業務委託料の対象者は、事業組合職員の全て、職員、再任用職員、会計年度任用職員、計91名が対象であるとのことでした。  もう一点の余熱利用施設使用料につきましては、令和2年度の予算では3,390万6,000円ですが、予算案策定時点で実際の収入額が1,575万2,000円であり、休館の期間もございましたので、営業していた7月から9月の実績を基に令和3年度の予測を行ったものであり、コロナの治療法や予防法が確立されて利用者が回復することを見込んで計上しているとの答弁がございました。  以上で質疑は終わり、原案どおり全会一致で可決した次第でございます。  そして、一般質問につきましては、発言通告がございませんでしたので行われませんでした。  以上、令和3年柏羽藤環境事業組合議会第1回定例会のご報告でございます。   令和3年2月26日       柏羽藤環境事業組合議会議員             笠 原 由美子             金 銅 宏 親             花 川 雅 昭             竹 本 真 琴             渡 辺 真 千  以上でございます。 ○副議長(若林信一)  続きまして、柏原羽曳野藤井寺消防組合議会の報告について、今井利三議員。    〔14番 今井利三 登壇〕 ◆14番(今井利三)  去る令和3年1月29日金曜日午前10時より柏原羽曳野藤井寺消防組合講堂において開催された令和3年第1回柏原羽曳野藤井寺消防組合議会定例会の報告をいたします。  資料を基に一部補足させていただきながら報告いたします。  議会日程は、報告案件1件、議案案件3件、一般質問がありました。  日程第1、会期の日程は1月29日1日限りとなりました。  日程第2、会議録署名議員は、奥山渉議員、大坪教孝議員を指名されました。  日程第3、報告第1号「専決処分報告(職員の給与に関する条例の一部改正について)」は、全会一致で承認されました。  日程第4、議案第1号「令和2年度柏原羽曳野藤井寺消防組合一般会計補正予算(第2号)」は、全会一致で可決されました。  日程第5、議案第2号「令和3年度柏原羽曳野藤井寺消防組合一般会計予算」は、全会一致で可決されました。  日程第6、議案第3号「消防功労者表彰の推薦について」、北川嗣雄氏、若林信一氏ほか3名の推薦があり、全会一致で可決されました。  そのほか、新屋広子議員から2点の一般質問がありました。1点は、職員の新型コロナウイルス感染症救急搬送時の対応についてが1点。もう一点が、救急搬送時に使用するアイソレーターについての質問がございました。  理事者側から答弁、また説明がありました。  最後に、3月に予定されておりました消防表彰式は、新型コロナの影響で中止の方向でいたしたいとの報告がございました。  以上、令和3年1月29日第1回柏原羽曳野藤井寺消防組合議会定例会の報告といたします。   令和3年2月26日    柏原羽曳野藤井寺消防組合議会議員             樽 井 佳代子             広 瀬 公 代             今 井 利 三             黒 川   実  以上でございます。 ○副議長(若林信一)  報告が終わりました。  本2件の報告はこれをもって終了いたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○副議長(若林信一)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  大変お疲れさまでした。     午後3時1分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和3年2月26日  ┌───────────┬─────────┬─────────────────┐  │ 羽曳野市議会議長  │ 松 井 康 夫 │                 │  ├───────────┼─────────┼─────────────────┤  │ 羽曳野市議会副議長 │ 若 林 信 一 │                 │  ├───────────┼─────────┼─────────────────┤  │ 羽曳野市議会議員  │ 樽 井 佳代子 │                 │  ├───────────┼─────────┼─────────────────┤  │ 羽曳野市議会議員  │ 黒 川   実 │                 │  └───────────┴─────────┴─────────────────┘...