柏原市議会 > 2008-03-12 >
03月12日-04号

ツイート シェア
  1. 柏原市議会 2008-03-12
    03月12日-04号


    取得元: 柏原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    平成20年  3月 定例会(第1回)               目次◇開議 午前10時0分 日程第1 報告第1号から報告第4号まで及び議案第1号、議案第2号並びに議案第6号から議案第28号まで……………………………………………………………………… 186     *市民・自民クラブ代表質疑・質問(中村幸平)………………………… 186      理事者答弁      総務部長(松本健太)……………………………………………………… 190      市民生活部長(中西 隆)………………………………………………… 192      健康福祉部長兼福祉事務所長(大橋 博)……………………………… 194      財務部長(稲田邦敏)……………………………………………………… 196      市長公室長兼広報広聴課長(三浦啓至)………………………………… 197      教育部長(大森敏文)……………………………………………………… 198      市立柏原病院事務局長(中川喜美治)…………………………………… 199      再質疑(中村幸平)………………………………………………………… 199◇休憩 午後0時15分◇再開 午後1時30分     *公明党代表質疑(計盛佐登子)…………………………………………… 214      理事者答弁      副市長(辰巳英彦)………………………………………………………… 216      健康福祉部長兼福祉事務所長(大橋 博)……………………………… 217      上下水道部長兼上下水道部下水道室長(野口重弘)…………………… 221      市長公室長兼広報広聴課長(三浦啓至)………………………………… 221      都市整備部長(田中和美)………………………………………………… 222      教育部長(大森敏文)……………………………………………………… 222      市民生活部長(中西 隆)………………………………………………… 224      再質疑(計盛佐登子)……………………………………………………… 225◇延会 午後3時34分◯平成20年第1回柏原市議会定例会会議録(第4号)     --------------------------------◯平成20年3月12日午前10時0分より柏原市議会議事堂において再開     --------------------------------◯議事日程 日程第1 報告第1号 専決処分報告について     報告第2号 専決処分報告について     報告第3号 専決処分報告について     報告第4号 専決処分報告について     議案第1号 市道の路線認定について     議案第2号 公の施設(柏原市立市民プラザ)の指定管理者の指定について     議案第6号 柏原市事務分掌条例の一部改正について     議案第7号 柏原市手数料条例の一部改正について     議案第8号 柏原市後期高齢者医療に関する条例の制定について     議案第9号 柏原市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について     議案第10号 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について     議案第11号 柏原市国民健康保険条例の一部改正について     議案第12号 柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について     議案第13号 平成19年度柏原市一般会計補正予算(第6号)     議案第14号 平成19年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)     議案第15号 平成19年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)     議案第16号 平成19年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第17号 平成19年度柏原市柏原駅西口地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第4号)     議案第18号 平成19年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第4号)     議案第19号 平成20年度柏原市一般会計予算     議案第20号 平成20年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算     議案第21号 平成20年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算     議案第22号 平成20年度柏原市公共下水道事業特別会計予算     議案第23号 平成20年度柏原市老人保健医療事業特別会計予算     議案第24号 平成20年度柏原市介護保険事業特別会計予算     議案第25号 平成20年度柏原市柏原駅西口地区市街地再開発事業特別会計予算     議案第26号 平成20年度柏原市後期高齢者医療事業特別会計予算     議案第27号 平成20年度柏原市市立柏原病院事業特別会計予算     議案第28号 平成20年度柏原市水道事業会計予算     --------------------------------◯出席議員(19名)         1番      欠員         2番      山下亜緯子議員         3番      大坪教孝議員         4番      奥山 渉議員         5番      濱浦佳子議員         6番      橋本満夫議員         7番      中村保治議員         8番      笠井和憲議員         9番      竹田清一議員        10番      寺田悦久議員        11番      乾  一議員        12番      藤森洋一議員        13番      荒藤光子議員        14番      計盛佐登子議員        15番      堅木照久議員        16番      中野広也議員        17番      巽  繁議員        18番      鶴田将良議員        19番      乾 幸三議員        20番      中村幸平議員     --------------------------------◯欠席議員(なし)     --------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名            市長            岡本泰明            副市長           辰巳英彦            教育長           三浦 誠            水道事業管理者       中谷繁数 市長公室       公室長兼広報広聴課長    三浦啓至            理事            市政 誠 総務部        部長            松本健太            総務課長          塩野臣成            住民参画推進課長      村井保一 財務部        部長            稲田邦敏            税務室長          山田寛顕 市民生活部      部長            中西 隆            保険年金課長        山本昌晴            環境保全課長        駒田修三 健康福祉部      部長兼福祉事務所長     大橋 博            次長兼高齢介護課長     田名出隆芳            児童福祉課長        酒谷敬三郎 都市整備部      部長            田中和美 上下水道部      部長兼上下水道部下水道室長 野口重弘 駅前再開発事務所   所長            吉田茂治 市立柏原病院     事務局長          中川喜美治 会計管理室      会計管理者         加茂泰男 教育部        部長            大森敏文            次長兼指導課長       仲矢明夫            社会教育課長        村井義和 行政委員会総合事務局 事務局長          青木弘詞     --------------------------------◯事務局出席職員    事務局長          酒谷健蔵            次長            阿部久明            主幹兼議事調査係長     山本俊博            事務局職員         雨辻克也            事務局職員         久保健二     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △再開 午前10時0分 ○巽繁議長 おはようございます。ただいまの出席議員19名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開いたします。 △開議 ○巽繁議長 直ちに開議をいたします。 それでは、日程に入ります。 日程第1、報告第1号から報告第4号まで及び議案第1号、議案第2号並びに議案第6号から議案第28号までを一括して議題といたします。 昨日に引き続き、代表質疑を行います。本日は市民・自民クラブの代表質疑からでございます。市民・自民クラブを代表して中村幸平議員登壇願います。     〔20番 中村幸平議員 登壇〕(拍手) ◆20番(中村幸平議員) おはようございます。市民・自民クラブの中村幸平でございます。私は会派を代表いたしまして、平成20年第1回定例市議会に提案された議案に対して代表の質疑を行います。 この間、日本経済は101円までの円高と、また、株安は続き、反して原油の値上がり、小麦や食料品の値上がりなどショックが立て続けに市民生活を直接襲っており、春闘のさなか、給料の値上げを政府自体が財界に要請をしながらも、なかなか認められていないのが現状であります。そんな中、いかに市民の生活を守っていくか、市ができることについての視点を持って今回の質問をさせていただきたいというふうに私は思っております。 また、大阪府知事選挙が1月に執行されましたが、当選された橋下知事による大阪府予算は7月末日までしか組んでいない暫定予算が現在提案されております。府補助金などの見通しが今一切つかない状態での、いわば歳入欠陥での市予算の提案であります。私どもも本当は、今回の一般会計なり予算に対する質問も非常にしにくい内容であるということもご理解をいただきたいと思います。 本年は柏原市が市制施行50年を迎えた節目の年であります。 しかし、順調に8万人まで-ちょうど十数年前ですか-8万人まで人口がふえていった後は徐々に人口が減り始め、現在7万5,000人台にまで減ってしまいました。 そんな中、私自身、柏原市に住んで32年目を迎えるのでありますけれども、柏原というまち、人情が厚く、自然と歴史がありながら割と交通機関が便利で子育てがしやすい、住むには本当にありがたいまちであるというふうに確信をしております。しかし、市外の方、大阪府下の市外の方から、単なる田舎のまちというふうに誤解をされているのが、私は実情だろうと思います。また、住んでおられる方の中でも、何かしら柏原を田舎というふうに卑下されている方もあるやに思っているところであります。 そんな誤解を払拭して、大阪に柏原市ありと言える情報を発信してほしい。そんな情報発信力を柏原市市政、市行政が持ってほしいと願っております。 先日、新しい柏原 まちづくり基本計画2008をいただきました。また、一般会計予算では、第4次総合計画の準備予算も計上されております。未来へどのように柏原市を残していくか考えねばならない節目の年として、質問をさせていただきます。 私はこれまで、市政運営で5会派、2個人、議案1会派の質問が行われた後の質問者であり、通告した内容で理解した点、了解する点などは大胆に取り消しを行いますので、ご用意いただいている質問書の入れかえ等があるかもしれませんが、よろしくご理解をお願いします。 それでは質疑に入ります。 整理番号73番、議案第2号 公の施設(柏原市立市民プラザ)の指定管理者の指定について。この業者に決まるまでの選定過程と理由について伺いたいと思います。 整理番号74番、議案第7号 柏原市手数料条例の一部改正について。戸籍の電子化、デジタル化に対応しての改正でございますが、これによって、各出張所の対応と自動発行機の検討についてどのようにされてきたのか伺いたいと思います。 整理番号75番、議案第8号 柏原市後期高齢者医療に関する条例の制定について。この間、私もたくさんの皆さんと市民相談を受ける際、後期高齢者医療制度のことを話させていただいておりますが、実は、対象になる皆さんが全く理解をしていないのが現状でございます。市民への周知徹底、これについてはきのうも答弁ありましたが、再度どのようにされるのか伺いたいと思います。 整理番号76番、議案第9号 柏原市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について。介護保険制度は3年で見直しをされ、大体私どもが聞いている話は、1年目で黒字、2年目でとんとんといいますか、収支均衡、3年目でその1年目の赤字を食いつぶしてゼロになるという設計になっております。今回、新年度も激変緩和措置を継続することになりますが、予算運営上、大丈夫なのかどうか伺いたいと思います。 整理番号77番、議案第11号 柏原市国民健康保険条例の一部改正について。今回、後期高齢者医療制度が導入されたということで、それに対する対応と限度額の引き上げということなんですけれども、予算上、国保会計、多くの赤字を抱えております。この改正によって予算上の運営と赤字解消への対応はどのようにされるのか伺いたいと思います。 整理番号78番、議案第12号 柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について。今回の改正の内容について、もう一度伺いたい。詳しい内容を伺いたいと思います。 整理番号79番、議案第13号 平成19年度柏原市一般会計補正予算(第6号)、歳出のうち、款8消防費 項1消防費 目2非常備消防費、消防団詰所整理事業について。去る12月議会でも、私どもの乾幸三議員の質問に対する答弁で、市長、非常に前向きの答弁をいただきました。早速、今回の補正予算での措置をしていただきましてまことにありがとうございます。また、具体的に現在の今町水道用地のどこでどのようなものを建てられるのか伺いたいと思います。 整理番号80、議案第19号 平成20年度柏原市一般会計予算歳入のうち、款14府支出金について。初めに私も申しましたように、今回大阪府の暫定予算によって影響を受けるかもしれない金額、昨日も伺いましたが、市としてどのように考えておられるのか伺いたいと思います。 整理番号81番、歳出のうち、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費、経営企画本部事務費について。行政評価委員について伺うつもりでしたが、これにつきましては委員会で伺いますので、今回は結構です。取り消します。 整理番号82番、目4財産管理費、市内循環バスについて伺いたいと思います。今回、昨年に比べて予算がふえております。そのふえている内容説明をお願いいたします。 整理番号83番、庁舎施設管理費について。関連して、本庁や出先機関などの清掃などの業務委託は、入札で本来の設計価格から非常に安く落札をされているというふうに聞いております。これによって柏原市の歳出が圧縮されているのも実情でありますが、非常に安くなっているということで、委託業者が人件費として、働いておられる皆さんに払う給料などの把握はされておられるのかどうか伺いたいと思います。 整理番号84番、目5企画費について。亀の瀬地すべり地利用基本構想・計画委託料については、昨日からの質問で理解をできましたんで、今回は取り消しをさせていただきます。 整理番号85番、第4次柏原市総合計画策定委託料について。きのうもこれにつきましては質問があり、答弁もありましたが、これ、申しわけないんですが、もう一度、内容と策定までの日程などを伺いたいと思います。 整理番号86番、目7自治振興費。市民郷土まつり振興事業につきまして、ことしの内容を伺いたいと思います。 整理番号87番、目12市制50周年記念事業費につきましては、きのう、これも何度も質問されておられますが、まちづくり基本計画2008の中にも述べられている市制施行記念をどうしていくかという内容との整合性を伺いたいと思います。 整理番号88番、項2徴税費 目1徴税費につきましては、コンビニ収納について具体的にどのようにされるのか伺いたいと思います。 整理番号89番、項3戸籍住民基本台帳費 目1戸籍住民基本台帳費。戸籍の電算化については前の条例で聞いておりますので、取り消しをさせていただきます。 整理番号90番、款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費。子育て支援事業につきましては、内容を伺いたいと思います。 整理番号91番、款4衛生費 項2清掃費 目1清掃総務費。廃棄物減量推進事業について内容を伺いたいと思います。 整理番号92、同、目2塵芥処理費につきましては、平成19年度との内容の違いを伺いたいと思います。 整理番号93番、款6商工費 項1商工費 目1商工業振興費につきましては、柏原市のことしの商工振興に対して、考え方と内容を伺いたいと思います。 整理番号94番、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費。公園整備事業費について、了解いたしましたので取り消しをさせていただきます。 整理番号95番、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費。スタディ・アフター・スクールモデル事業につきましては、この間の質問また答弁で了解をしておきまして、取り消します。また、この件につきましては、全国から多くの市議会が柏原市を視察に訪問していただいております。全国市議会議長会の「全国都市の特色ある施策集」平成19年度版に、これ、初めて掲載をされまして、全国の市議会の皆さんが非常に興味を持っていただいて、柏原市を訪れていただいているようでございます。これまで柏原市というのは、そういう本に柏原市の特色ある事業というものを掲載するの、何かどうもちゅうちょしていたといいますか、たくさん視察が来られたらどないしようとか、公務員の立場で言われたら面倒くさいという考え方もあったんだろうと思いますけれども、そういうことで、非常に特色あることされながら載せてないような自治体もあるわけでございますけれども、柏原市はやっぱり自分がやっていることを誇りに思って、こういうことをやっぱり全国に発信するためにも積極的にこういう本なりメディアに施策を露出していくことが私は大事であるというふうに思っております。そのことも、これは教育ですけれども、ほかの部署の方も率先して、「これ、絶対載せてよ」という、そういう手の挙げ方もしていただけたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 整理番号96番、堅上小・中学校一貫教育につきましては、私もこの事業に非常に興味を持ちまして、堅上小・中学校に何度も寄せていただいて、生徒の雰囲気とかそういうことを理解しているつもりでございます。非常に熱心に、教員もそうですが、子どもたち自身が熱心に、私はやってくれていると思いますし、わざわざ校区の学校以外の学校から、この堅上で勉強したいということで来ていただいている、のぼっていただいているというんですか、また、先日は市長の話にもありましたけれども、他市からでもここの教育を受けさせたいということで、引っ越してでもこの堅上小・中学校を目指すという、そういう方もあるわけでございます。これこそ、私は、柏原が目指していく教育の一つのスタイルだというふうに思っておりますので、今後とも頑張っていただきたい、そのことを思いまして、私は了解をさせていただきます。答弁は結構です。 整理番号97番、幼・小・中一貫教育推進事業につきましても、先日からの質問で了解をしておきます。答弁は結構です。 整理番号98、項2小学校費 目1学校管理費、項3中学校費 目1学校管理費、この2つに関連いたしまして、AEDの整備につきましては、昨年、市民の団体から中学校に4台のAEDの寄附をしていただきました。今回、残りの中学校2校ということですが、できましたら、いいことですので、早く全小学校、また、スポーツ大会の折に貸し出しできるとか、そういうようなことも含めて整備をしていただけたらなと思っております。ちょっと考え方として、市の考え方を伺いたいと思います。 整理番号99番、項5社会教育費 目2青少年対策費。放課後児童会につきましては、ことし予定しておられる内容を伺いたいと思います。 整理番号100番、目7文化会館費。リビエールホールが昨年から指定管理者の管理となりました。これまで市が直営でやっていた、運営してきたものといかに変わったかということを、実績等をご報告いただけたら幸いです。 整理番号101番、項6保健体育費 目3体育館費。これにつきましても同様に指定管理者が管理をするようになりました。指定管理者の実績を伺いたいと思います。 整理番号102番、議案第27号 平成20年度柏原市市立柏原病院事業会計予算につきまして伺いたいと思います。これも、昨日から何度も質問がされておりますが、現実的にある赤字、その解消と、また、医師の確保についてもう一度伺いたいと思います。 これで第1回目の質疑を終わりますので、理事者におかれましては適切な答弁をしていただきますようによろしくお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。 ○巽繁議長 市民・自民クラブの質疑に対し答弁を求めます。     〔松本健太 総務部長 登壇〕 ◎松本健太総務部長 おはようございます。市民・自民クラブ代表中村議員のご質疑のうち、私からは、整理番号73番、整理番号79番、整理番号82番、整理番号86番の4点についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号73番でございますが、質疑の事項は、議案第2号 公の施設(柏原市立市民プラザ)の指定管理者の指定についてでございます。 このたびの柏原市立市民プラザの指定管理者の選定に当たりましては、昨年10月に第1回指定管理者選定委員会を開催いたしまして、選定基準、募集要項、募集日程及び選定方法並びに評価方法等を決定していただきまして、11月に募集要項の配布、12月に公募を行いましたところ、8団体の申請がございました。 その申請に基づき、本年1月に第2回指定管理者選定委員会を開催いたしまして、事業計画等の書類審査を行い、指定管理者の優先候補者を選定した次第でございます。 選定に当たりましては、柏原市公の施設に係る条例第4条に定める選定基準であります平等な利用が確保されること、サービスの向上が図れること、経費の節減が図れ、施設の管理能力があることなどを柱に、各種団体から提出のありました申請書の事業計画や収支予算書等の内容を総合的に審査いたしました。 その結果、従業員体制の充実やサービスの向上及び経費の節減などにすぐれていますビューテック株式会社を指定管理者として選定したものでございます。 なお、ビューテック株式会社は、大阪市中央区に本店を置きまして、資本金1億円、従業員1,085人で、主な事業は清掃・警備業務及び建物総合メンテナンス業務でございます。現在、大阪市立社会福祉センター及び守口門真商工会館の管理業務を請け負っている企業でございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号79番でございます。質疑事項は、議案第13号 平成19年度柏原市一般会計補正予算(第6号)についてでございます。 柏原市消防団第1分団詰所につきましては、これまでお借りをしておりました土地所有者の賃貸借契約が平成18年12月31日に終了となったことによりまして、今町2丁目にあります柏原市今町受水場用地の一部を柏原市上下水道部より借地をし、第1分団の仮の活動拠点として運用していたところでございます。 消防団は地域の防災活動の拠点であり、市民の安全、安心を守る地域の防災力の向上には必要不可欠なものであります。このことから、第1分団詰所の常設、新築に種々検討を重ねてきたところでございますが、このたび平成19年度都市・地域整備局所管国庫補助追加要望の交付決定を受けまして、消防団第1分団の防災活動拠点施設として、柏原市今町受水場用地の一部を上下水道部より借地をし、詰所を常設、新築するものでございます。 具体的な内容につきましては、現在の予定でございますが、借地の場所といたしましては、用地の入り口入ってすぐ左側、北側に、広さ約50坪ぐらいの予定をしております。1階は車庫、消防車等を入れる車庫でございまして、2階は詰所、事務所などを予定しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号82番でございます。質疑事項は、議案第19号 平成20年度柏原市一般会計予算についてでございます。市内循環バス運行管理費が増加した理由をお尋ねでございます。 市内循環バス運行管理費は、平成20年度は平成19年度と比べまして約619万円ふえております。 増加した主な理由は、燃料費と公用車借り上げ料、アルバイト賃金等であります。 まず、燃料費につきましては、市内循環バスの一環といたしまして、昨年4月から実施をいたしました市立柏原病院送迎用バス2台分のガソリン代の増と市内循環バスに係る燃料の高騰が予想されますことから、約238万円の増となっております。 また、公用車の借り上げ料とアルバイト賃金につきましても、この病院送迎用バス関係で、バス2台分のリース代が約165万円とアルバイト賃金約146万円、合わせて311万円の増となっております。 これは、昨年度当初予算に計上していなかったことから、今年度はその分が増ということになったものであります。 それ以外の増加分といたしましては、修繕料が47万円の増となっております。これは、平成10年及び平成13年に導入いたしました2台の市内循環バスの修繕料で、バス自体が年々古くなってきていることから、その維持管理費に充てるためでございます。よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号86番でございます。質疑事項は、議案第19号 平成20年度柏原市一般会計予算についてでございます。 市民郷土まつり振興事業につきましては、市民郷土まつり振興会への補助金といたしまして760万円を予算計上いたしております。 予算の内訳といたしましては、会場設営・音響・照明等の費用といたしまして370万円、河内音頭おどり全国大会等のイベント費用といたしまして300万円、会場警備費といたしまして35万円、ポスター代、保険料等その他の経費といたしまして55万円となっております。 今年で29回目を迎えます市民郷土まつりは、商工会青年部や労働組合協議会を初めとした市内の11団体で構成されております市民郷土まつり振興会の主催によりまして、市民の皆様の手づくりで開催されており、多彩な催しが柏原市の風物詩として定着してまいりました。 しかしながら、平成18年度からは、10万人を超える見物客の安全確保を第一に考えられ、振興会のご判断として、やむなく納涼の花火大会を中止される結果となっております。 昨年度は趣向を凝らしまして、市民の皆様に楽しんでいただけるよう、地域活性化事業として行われております商工まつりとの同時開催を実現し、運営資金の有効活用とともに、新たに地場産業のPRを加えた物産即売会や朝市、キッズマートなど、市内商工業者を含めた市民参加型・地域振興型の市民郷土まつりとして開催をされました。 本年度におきましても、引き続き、人と人の触れ合いづくりと地域の活性化を図り、また、郷土芸能である河内音頭おどりの普及に努めるといった、市民郷土まつりの本来の目的が達成されるような催し物が企画され、盛大に開催されますよう、市といたしましても、市民の皆様の意見を聞きつつ、振興会の独自性も十分に尊重しながら、連携を図り、協力を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔中西 隆 市民生活部長 登壇〕 ◎中西隆市民生活部長 私からは、整理番号74番、77番、78番、91番、92番、93番の6件についてご答弁申し上げます。 まず最初に、整理番号74番でございます。戸籍の電子化に対応しての改正だが、出張所の対応と自動発行機の検討についてでございます。 戸籍の電算化事業につきましては、現在、和紙で管理しております戸籍原本を磁気原本化し、手作業で処理をしております戸籍の作成、検索、発行などの戸籍業務を電算化することによりまして、行政サービスの向上と事務の効率化等を図る事業でございます。平成20年4月から本格稼働いたす予定にしております。 この事業を実施するに当たりまして、戸籍法で規定されました電算化した証明書の交付手数料を定めるため、柏原市手数料条例の一部改正を上程させていただくものでございます。 ご質問の出張所などでの窓口対応でございますが、まず、国分出張所につきましては、本庁市民課との間を専用回線で結び、本庁と同じ機能で専用端末機により戸籍の作成や証明書発行業務ができるようにいたします。 次に、堅上出張所及び市立柏原病院内市民課第1連絡所、玉手浄水場内市民課第2連絡所、JR柏原駅の市民サービスコーナーである市民課第3連絡所の計4カ所につきましては、戸籍専用のファクシミリを各所に設置し、受け付けた申請書を本庁に送信し、本庁市民課で審査した後、戸籍専用端末機で直接データを送信、各所の専用ファクシミリで印刷された証明書を窓口で市民の方に交付することになります。現在の紙戸籍を保管庫から取り出してファクシミリで送信する方法に比べまして、より速く発行できるようになります。 なお、戸籍データは高度な個人情報でございますので、外部からの不正なアクセスや情報漏えいを防止するための措置を行うとともに、暗号化されました読み取り不能のデータを送信することにより、万全なセキュリティー体制を図ってまいります。 一方、自動交付機での戸籍証明書や住民票、印鑑登録証明書等の発行につきましては、導入されている市は多くなく、導入されている市でも利用率が極めて低いと言われております。自動交付機やそれに係る維持経費等の費用が相当必要でありますことから、本市の財政状況や費用対効果等を十分勘案し、検討しなければならないとは考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 次に、整理番号77番です。柏原市国民健康保険条例の一部改正について、この改正による予算上の運営と赤字解消への対応はというご質疑でございます。 今回の国民健康保険条例の一部改正では、賦課限度額の改正を行っておりますが、賦課限度額の改正は、必要とする保険料の負担割合を変更することで、保険料の負担の公平性と低中所得者層の負担の軽減を図るものでございまして、国民健康保険財政の赤字の解消には直接つながらないものでございます。 しかし、国民健康保険財政は大変厳しい状況でございますので、歳出で大きなウエートを占めます医療費の抑制を図るため、平成20年度から特定健康診査・特定保健指導等の保健事業の実施やレセプトの点検強化等の医療費適正化に努めるとともに、歳入では保険料の収納向上により一層努め、単年度赤字幅の縮減を図ってまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号78番でございます。柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてでございます。この内容について問うということでございます。 まず、第1点目は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の条ずれとの整合性を図るため、柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例第7条第1項中において、「法第5条の2」を「法第5条の7」に改正するものでございます。 次に、第2点目といたしましては、本年8月から、事業系一般廃棄物収集運搬業の許可制実施に伴いまして、別表の普通手数料を改正するものでございます。 この許可制度への移行につきましては、本市の行財政改革の一環として、事務の軽減、経費の削減を図るとともに、家庭ごみ及び事業系ごみの排出量をそれぞれ適正に把握することができます。 現在は、委託業務のため同一車両で、一般家庭ごみと事業所ごみの同時(混載)収集を実施しているところでございます。 このため、それぞれのごみの正確な排出量が把握できず、適正な減量計画の策定が難しかったところ、許可制によりまして別途収集となることから解消され、これによりまして、適正な減量計画を策定することができます。 別表の普通手数料(事業系一般廃棄物)45リットル相当の容器1個につき130円につきましては、柏羽藤環境事業組合構成市でございます羽曳野市・藤井寺市と足並みをそろえる同額のものとしております。よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号91番でございます。廃棄物減量等推進事業の内容についてお伺いでございます。 本市におきましては、循環型社会の構築のため、3Rの推進活動を実施しております。 広報誌、ごみゼロキャンペーン、出前講座等でごみの発生抑制(リデュース)の啓発を行っております。 ごみの再利用(リユース)のためには、環境フェア会場でのフリーマーケットや、広報誌上での「ゆずってください・ゆずりますコーナー」の利用推進を図ります。 また、再生利用(リサイクル)といたしましては、市民の皆様にごみの徹底した排出分別をお願いし、資源となり得る飲料用の缶・瓶、ペットボトルや紙パックを分別収集してリサイクル促進に努めております。 一方、市内全小学校への社会科教材「ごみ減量リサイクルカレンダー」の配布や、生ごみの堆肥化機器の購入家庭への補助金を交付しております。 さらに、一般廃棄物リサイクル促進事業を展開している市内のこども会のほかにも、他団体の参加拡大を図りながら助成を行い、ごみ減量を図っていきたいと考えております。 今後も積極的に啓発活動を推進していきますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号92番でございます。塵芥処理費の内容について伺うということでございます。 目2塵芥処理費のうち、塵芥処理事業は総額3億6,934万2,000円でございます。委託料の合計額が3億6,905万6,000円と全体の99.9%を占めております。 平成19年度の委託料合計額は4億3,689万5,000円でございまして、20年度と19年度を比較いたしますと、6,783万9,000円の減額となっております。 その内容といたしましては、事業系一般廃棄物収集運搬業の許可制が8月から実施されることから、事業所・商店等ごみ収集委託料が4カ月分の支払いとなることや、事業系袋の配布委託料が不要になることから、3,687万9,000円の減額となります。 さらに、残りの3,096万円につきましては、行財政改革の一環として家庭系ごみの収集委託料の減額によるものでございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、最後整理番号93番でございます。商工業振興事業についてでございます。 商工業の振興につきましては、商業では、多様化する消費者ニーズにこたえるために、経営者の意識啓発や後継者の育成、経営の近代化促進等により商店経営の体質強化を図る必要がございます。 工業では、地場産業の再生や新しい産業の創出を図るため、競争力と持続性のある産業基盤整備への取り組みが必要でございます。 平成20年度の商工業の振興の取り組みといたしましては、平成17年度から実施しております開業資金融資に係る柏原市利子補給制度を引き続いて実施し、開業・創業する事業者を支援してまいります。 商業につきましては、商店街の活性化を図るため、研修会やイベント等を支援し、また、空き店舗対策としまして、改装等への助成もしながら、市内商店街の活性化を図ってまいります。 また、商工会との連携により東京池袋サンシャインシティコンベンションホールで開催されます全国物産展に地場産業のワイン、染色ゆかたのPRに努めてまいります。 工業につきましては、ものづくり拠点「クリエーション・コア東大阪」への出展助成、また、産学官交流セミナーの内容を充実させ、異業種間交流を進めるとともに、平成20年度からは、商工会で運営されます創業・経営革新に積極的にチャレンジできるためのサポート事業を支援してまいります。 以上が平成20年度の本市の商工業の振興の主なものでございますが、今後も商工会や関係団体等との連携した効果的な方策を検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 以上で私の答弁とさせていただきます。ありがとうございます。     〔大橋 博 健康福祉部長 登壇〕 ◎大橋博健康福祉部長 おはようございます。市民・自民クラブ代表中村幸平議員のご質疑のうち、私からは、整理番号75番、整理番号76番、整理番号90番について答弁を申し上げます。 整理番号75番であります。柏原市後期高齢者医療に関する条例の制定について。市民への周知徹底についてどのようにしているかというお尋ねでございます。 4月からスタートいたします後期高齢者医療制度の市民の方々への周知の徹底につきましては、昨年4月に後期高齢者医療準備係を設け、施行準備を進めるとともに、市民の方々への周知徹底を図るため、啓発パンフレットの全戸配布や地域の団体の協力を得てポスターの掲示、市広報誌への掲載、また、関係団体に対する制度説明や出前講座での説明会を開催する等、その周知を図ってきたところでございます。 また、1月下旬には広域連合から直接、対象者全員にリーフレットが郵送され、この3月14日、明後日でございますが、市から保険証と制度のしおりを郵送することとしております。 今後も新たなポスターの掲示、市広報誌への掲載等、国、広域連合、市を挙げて、あらゆる媒体を使って周知・啓発に努めるとともに、この制度の対象者が高齢者であることを踏まえまして、窓口や電話での問い合わせに対して親切丁寧な対応を努めまして、制度の周知徹底を図りたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号76番であります。議案第9号 柏原市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について、新年度も激変緩和措置を継続することになるが、予算運営上、大丈夫かとのご質疑であります。 このことにつきましては、昨年12月、国におきまして政令が改正され、激変緩和措置を20年度も実施できるとされ、これを受けまして、継続の可能性につき、本市の介護保険の財政状況を検討いたしました。 平成20年度は、18年度からの3年間にわたる第3期柏原市高齢者いきいき元気計画期間の最終年度となっておりますが、介護保険料につきましては、おおむねこの3年間を通じて財政の均衡を保つことができなければならないとされています。したがいまして、18、19、20年度とこの3年間で保険料収入は収支均衡できるのかと、こういった観点で検討を加えまして、激変緩和措置の継続後においても、3年間の給付費用の合計額に対しては、第3期計画期間の中で均衡を保ちながら賄えるものと見込まれますので、被保険者の負担軽減を図る観点から、激変緩和措置を継続実施するものであります。 今後の超高齢化社会を迎えるに当たり、制度の安定運営に不可欠な保険料負担につきましては、高齢者の皆様のご理解、ご納得をいただけるよう適正運営に努めてまいりますので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、整理番号90番であります。議案第19号で款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費、子育て支援事業について内容をお尋ねいただいております。 本市における子育て支援に関する取り組み状況でありますが、平成20年度の保育所入所につきましては、現在、4月に向けて入所事務の手続を進めておるところでございます。 本市における保育所数、公立が6カ所、民間保育所が6カ所、計12カ所で、入所希望者をすべて措置させていただきました。待機児童がゼロということは大阪府下の市町村では見られないことであり、他市に比べて柏原市の児童福祉の一つの充実と思っている次第であります。 また、在宅の児童とお母さんのための子育て支援にも力を注いでおりまして、昨年の11月にオープンいたしましたJR柏原駅前再開発ビルにおいて「ほっとステーション」を開設し、地元の皆様のご協力を得まして運営をし、子育て中の親子が一緒に過ごせる広場としてとても喜ばれているところであります。 育児休暇等の充実もあって、在宅による子育て支援を必要とされる傾向が強いと考えられますことから、今後も検討を重ねてまいり、子育てのしやすいまち柏原を推し進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。     〔稲田邦敏 財務部長 登壇〕 ◎稲田邦敏財務部長 続きまして、私からは、整理番号80番、83番、88番の3件についてご答弁いたします。 まず、整理番号80番でございます。ご質疑の内容は、歳入の府支出金についてでございます。 平成20年度柏原市一般会計予算の歳入のうち、府支出金につきまして、府の暫定予算措置が及ぼす柏原市の影響についてお尋ねでありますが、先日の他会派のご答弁で申し上げましたように、府支出金予算計上額12億3,768万8,000円のうち、影響を受ける対象額といたしましては、約2億4,000万円でございます。 さて、大阪府の暫定予算措置について、市としてどのように考えているかとのことでございますけれども、この暫定予算につきましてはことしの7月までの4カ月となっております。大阪府のほうといたしましては、この5月の連休明けぐらいに今後の方針が打ち出されるであろうというふうにお聞きをしております。市といたしましても、何とかこの影響額2億4,000万円が削減されることのないよう、市長会あるいは市町村会を通じて強く要望をしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号83番でございます。ご質疑は、市庁舎の清掃業務を安い金額で契約していることは市にとってありがたいことだが、実際、業者が支払う人件費については把握しているのかということでございます。 お尋ねの清掃業務につきましては、平成19年5月に柏原市役所本庁舎、別館、国分合同会館、教育センター、健康福祉センター、文化センターの6施設をまとめて3年間の長期継続契約を条件に指名競争入札にて業者を決定したものでございます。 入札の結果としては、落札率が48%とかなり安く落札され、市にとっては非常に有利なものとなりました。 このように、落札業者が比較的低い額で入札したのは、年間を通じた全体業務や会社独自の厚生費・経費の考え方、そして、今回、3年契約といった長期的な展望に基づいた採算性をベースに検討した結果であるのではないかと考えております。 当然3年間は同一の契約金額で同一の業務を履行していただくことになっておりますが、発注者である市といたしましては、安かろう悪かろうとならないよう、各施設の管理を担当しておりますそれぞれの課において、仕様書どおりの業務がなされているかどうかの履行確認を徹底して行っているところでございます。 さて、業者が支払う人件費について把握しているのかとのご質問でございますが、契約金額につきましては、人件費や厚生費を初め、その他あらゆる経費の合計額でしかわかりませんし、また、業者が社員に支払う人件費が具体的にどのようになっているのかまでは把握することができておりませんが、市と業者との契約の中で、業務を遂行する上で必要な関係法令の遵守を条件としており、当然、最低賃金法、労働基準法、警備法等々も含まれており、法令上のすべての責任を業者が負うことを契約約款に示しております。 したがいまして、市からは業者に対しまして最低賃金に関する特別な働きかけは行っておりませんが、今後とも入札の競争性をより高め、より安価で契約でき、そして、適正に業務が履行されるよう努力してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 最後に、整理番号88番についてでございます。質疑要旨はコンビニ収納についてでございます。 市税のコンビニエンスストアでの納税につきましては、中部各市に先駆け、平成18年度から軽自動車税について実施してまいりましたが、以前からご要望いただいておりました個人市・府民税や固定資産税及び都市計画税についても、本格実施に向け準備をしてまいりました結果、平成20年度からコンビニエンスストアで納付していただけるよう実施してまいりたいと考えております。 また、昨年の10月からは、試行的に希望される方に対しまして、個人市・府民税や固定資産税及び都市計画税についてコンビニエンスストア用の納付書を発行した結果、納税者から好評を得ているとのことであります。 今回発行を予定しておりますのは、社団法人日本フランチャイズチェーン協会の規定により、1収納当たり30万円以下の税額で、当初の納税通知書から督促状や催告書に至るすべての納付書の発行を予定しております。 このことにより、納税者の方につきましては、1年じゅう24時間、いつでも、どこでも身近な支払い窓口としてご利用いただけるものと考えておりますことから、納税者の利便性や収納率の向上にもつながるものと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔三浦啓至 市長公室長 登壇〕 ◎三浦啓至市長公室長 おはようございます。私からは、整理番号85番、87番についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号85番、第4次柏原市総合計画の委託料についてでございます。 これにつきましては、昨日もご答弁申し上げましたが、現行の本市総合計画である第3次柏原市総合計画の最終年度が平成22年度までとなっているところから、平成23年度以降を対象とする第4次柏原市総合計画を、平成20年度からの3カ年で策定していきたいと考えております。 策定スケジュールといたしましては、平成20年度には、まず、350万を予算化しております。現行の総合計画の総括や市の現況調査、資料収集、基本的課題の整理などに充てるため、専門の業者に委託することとしております。 その後、平成21年度には、市民の皆様の意識調査や検討委員会の設置を、また、22年度には審議会の設置や審議会での審議、さらに市議会への提出、議決等を想定いたしております。 いずれにいたしましても、平成20年度当初にはこの策定方針や策定スケジュール等を市議会や市民の皆様に公表することといたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号87番。これは市制50周年記念事業でありますが、質問の内容はまちの基本計画と50周年の整合性について聞いていただいております。 市制施行50周年につきましては、市長が市政運営方針の質問に対してもご答弁しましたとおり、まちづくり基本条例や公募市民の皆様等による委員会で策定された新しい柏原 まちづくり基本計画2008の趣旨からも、市民参加、市民協働で実施していきたいと考えております。 年度当初には情報共有と相互協力の依頼等も目的とした連絡協議会の設置し、記念式典初め各種の記念行事に取り組んでいきたいと考えております。 いずれにしましても、簡素簡略を旨としますが、今のところ、まちづくり基本計画にも提言されております新しい事業として、まちづくりコンテストの実施も考えております。これは、市制施行50周年をきっかけとして、まちづくりに市民協働で取り組むという基本姿勢を一層明確に打ち出すもので、すぐれたアイデアを実際に施策に反映することによって協働の実を上げる目的達成も期待できるものと考えております。 今後、こういう事業につきましたら、広報かしわら等を通じまして公募していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。     〔大森敏文 教育部長 登壇〕 ◎大森敏文教育部長 続きまして、私からは、整理番号98番、99番、100番、101番について答弁申し上げます。 まず、整理番号98番、AEDの整備についてお尋ねであります。 AED(自動体外式除細動器)は、平成16年7月より一般の市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港や駅、スポーツクラブ、学校、公共施設等の人が集まるところを中心に設置され、最近では、一般の市民の方がAEDを使用して救命したという事例もふえてきていると言われております。 お尋ねいただいておりますAEDの整備についてでありますが、小学校10校、中学校6校のうち、中学校4校に対して市内の団体から寄附をしていただきましたので、残りの2校にAEDを購入整備させていただきます。一方、小学校10校につきましては、順次、計画的に購入整備していく考えでございます。 また、AEDの貸し出しにつきましては検討していきたいと考えております。よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号99番、放課後児童会についてお尋ねであります。 放課後児童会は、保護者が就労等により保護者にかわり児童を保育する事業であります。 平成19年度も市内10小学校で事業を実施し、その保育児童は延べ460名で、すべての児童を受け入れ保育しております。 平成20年度としましての申請件数は約400名となっております。 保護者の方々が就労等をされ、お困りのための児童保育であり、基本は全児童を受け入れるということを第一に考えて実施してまいりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号100番、市民文化会館の指定管理者の実績についてお尋ねであります。 業務状況につきましては、柏原市民文化会館指定管理者KOT共同事業体から、1カ月ごとに利用状況と管理経費の収支状況の報告を受けております。 本年1月末までの10カ月間について、前年度と比較いたしますと、利用件数では645件増の2,151件、利用者では3,491人増の7万1,391人、利用料金では299万1,000円増の2,106万2,200円となっております。 増加要因としましては、昨年4月から開館日が年末年始を除きフルオープンしたことや、近隣市への営業活動によるものと考えております。 今後におきましても、事業運営等を含め利用者の要望の把握やサービス向上に努めてまいりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号101番、市立体育館の指定管理者の実績についてお尋ねであります。 業務状況につきましては、指定管理者であります柏原市体育協会から、1カ月ごとに管理運営業務と経理状況の報告を受けております。 本年1月末までの10カ月間について、前年度と比較いたしますと、利用者では1万1,290人増の6万7,804人、事業収入では423万9,650円増の1,141万2,560円となっております。 ただいま申し上げました利用者数、事業収入額は、公募時に提案がありました事業計画を若干上回った利用実績でありまして、良好な管理運営であると評価しているところであります。 増加要因としましては、昨年4月から開館日が年末年始を除きフルオープンしたことと、スポーツ教室で8教室から22教室と大幅な増設により、利用者にとりまして施設の利用機会が広がったためと考えております。 今後におきましても、よりサービス面の充実、また、安全で安心してご利用いただくための管理運営に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。     〔中川喜美治 市立柏原病院事務局長 登壇〕 ◎中川喜美治市立柏原病院事務局長 続きまして、私からは、整理番号102番についてご答弁申し上げます。 質疑要旨は、赤字の解消と医師確保についてお尋ねをいただいております。 ご承知のとおり、昨年、常勤医師14名を確保し、新生柏原病院として発足いたしてまいりました。 石川院長を先頭に、各科の医師の努力により、本年2月分の入院稼働率は平均76%を上回る状況になっており、平成20年度の単年度収支は収支均衡が見込まれるところであります。 しかし、累積赤字の解消につきましては、病院の収益のみで解消するには長期的な展望が必要ではないかと考えております。 しかしながら、昨年、総務省におきまして、公立病院改革ガイドラインが策定され、その中で、公立病院改革に関する財政措置が示され、平成15年度以降の不良債務等を長期債務に振りかえる公立病院特例債の発行ができることとなっております。 当院では、平成20年度に策定いたします公立病院改革プランの中で、赤字の解消に向けて特例債の活用を図るとともに、経営状況も踏まえ、また、一般会計との連携を図りながら、早期解消を目指してまいりたいと考えております。 次に、医師確保についてでありますが、昨日もご答弁申し上げましたように、本年1月に常勤医師として内科医師1名、4月から外科医師1名の、2名の新たな医師を確保いたしております。 また、応援医師として循環器内科医師2名、整形外科医師1名に来ていただき、心臓カテーテル診断や乳腺外来の充実に努めてまいります。 今後もより一層の収益増と経費節減を心がけ、病院経営の安定化と地域の基幹病院としての役割を担ってまいりたいと考えております。ご理解とご協力をお願い申し上げます。 ○巽繁議長 以上で一通りの答弁は終わりました。中村幸平議員、再質疑ありませんか。 ◆20番(中村幸平議員) 丁寧な答弁ありがとうございます。 それでは、再質疑をさせていただきます。 整理番号73番、議案第2号、市立市民プラザが今度、指定管理者に管理を任すということなんですけれども、これにつきましては、書かれている内容そのものも本当に場所の管理だけの、今回、管理やというふうにも聞いております。     〔藤森副議長 巽議長にかわり議長席に着く〕 しかし、この市民プラザ、市民が集ってもらうというために一生懸命、柏原市、もとのもとの計画を変えてまで、再開発ビルの中でこういうスペースをつくったわけなんですけれども、ここに市民が集ってもらう仕掛けなどはどこが考えていくのか伺いたいと思います。 ◎松本健太総務部長 自席からご答弁申し上げます。 今回建設をいたしました市民プラザにつきましては、ご承知のとおり、補助金を受けておりまして、物品販売等の営利目的というものは今回、一応制限がかかっておりますので、物品販売を行わない展示会、そういうものや説明会、それから、各種の講座等の実施ということを利用していただけるようにしておるところでございまして、その辺の、市民が集う場所というようなことにつきましては、市といいますか、広報で市民に周知をいたしまして集まっていただくということになろうかと思っております。 ◆20番(中村幸平議員) 非常に制約のある貸し館事業を市はやると、掃除とかぎは指定管理者に任すけれども、あとはもう「さあ、皆さん、来てくださいよ」と言うだけなのか、市としてもっと攻めの姿勢でここに市民が集ってもらうようなことを何か考えていかないのかということをお伺いしているんですけれども。 ◎松本健太総務部長 自席からご答弁申し上げます。 今後、利用につきましては、今、4カ月が過ぎたところでございまして、今後の利用状況等を見ていきたいと、このように思っておりますが、PR、利用の促進につきましては、市といたしましては、今までの方法、広報、それからホームページ、それから商工会とか出先機関で窓口にもパンフレットを置くとかいうようなことを今まではやっておりまして、利用の促進を図っておったわけでございますが、今後さらなる利用の促進といたしましては、出先機関へ市民プラザの会議室を利用していただくための看板、見やすいところに看板を設置したり、それから、今議会で議決をいただきましたならば、6月から指定管理者制度を実施するわけでございますが、その業者を通じて関係機関へのパンフレット等の配布、また、市内の各種団体へ会議室の紹介、それから、ご利用等いただくための案内状の送付、その辺などを考えます。 また、より使いやすい施設にするために、受付等にアンケート箱を置くなどして市民の意見もお伺いしたいと、このように思っております。 ◆20番(中村幸平議員) これも先日、ホームページに空き状況というのが掲載されているんですね、この市民プラザについての。リビエールホールと市民プラザについては、会議室の空き情報というのがホームページに掲載されている、予約はできないんですけれども。それを見ますと、見事にあいているんですね、市民プラザ。更新がどの程度されているのか知りませんけれども、残念なことにあいているんです。 再開発のビルに人が集ってもらって、相乗効果で駅前を何とかしたいというねらいが当然、これ、あるわけですから、その辺を何か仕掛けというんですか、利用してもらう仕掛けをもうちょっと頑張ってもらわなあかんなという気がしますので、これはもう「ほな、あんた、どない考えるねん」言われたら、僕も詰まるところもあるんですけれども、何かそういう仕掛けを、私は初め、これ、指定管理者も含めた中でそういう民間の知恵も使いながらということも考えておられるのかなという気がしてたんですけれども、見事にこれは掃除とかぎの管理だけやという話ですので、もうちょっと何か知恵要るなという気がしております。 また、私もアイデアありましたら市のほうに伝えていきますので一緒に考えていきましょう。その辺よろしくお願いします。その程度で結構です。 整理番号74番、議案第7号 柏原市手数料条例の一部改正について、各出先でも今回のデジタル化については十分対応していただけるということですので、安心をいたしました。 自動発行機というんですか、それにつきましても答弁をいただきましたけど、私も初めは、「これ、入れたらどうや、どうや」いうて、IT好きというところもありますんで、いろんな提案もしていたんですけれども、各市の状況をよく見てみますと、機械を管理するために人間がつかなあかんという実情があるわけなんです。 私、入れることで人が少なくなって、その分をよそに回せたらええがなという気で提案していたんですが、どうも機械に人間が振り回されている場面が、この自動発行機については大いにあるということで、値段の問題もありますし、そのことも考えながら、費用対効果もありますので、十分に考えていただきます。 安くなって、ほんまに、これ、人つかんでもどないかなるというところやと、率先してまた入れていただきますように、どうかよろしくお願いをしておきます。 整理番号75番、後期高齢者。 これ、3月の中ごろぐらいから保険証が郵送されるんですね、各お宅に。大体その時点で、「これ、何や」ということから、私は始まるような気がするんです。 市がパンフレットや郵送物、一生懸命送ってもろてると言いますけど、大体行政が送る文書というのは意味不明というか、わからんというのが本当に多いんです。 先日、国会でも問題になってましたねんきん特別便なんか、「これ、どういう意味やろ」と私どものほうにぎょうさん持ってきはりました。ほんで、「これ持って社会保険事務所のほう行きや」いうて言うたら行かはるんですが、それまでは「どないしよう、どないしよう」いうんか、そんな感じで、高いお金を出して郵送費を払って、国、1回出して、それやったらあかんということで、また2回目もこれ出して、それでもなかなかわかってもらえないという現状があるわけです。そやから、なかなかこの対象者に理解をいただくというのは、これ、難しいというふうに思うんです。 その辺をもっと、文章そのものも、ほんまにわかるような文章にするとか、例えば、これまでの国民健康保険の値段と、その人が払っている値段と、今度払う値段は大体この程度でちょっとは安なんねんでとか、あなたは完全にゼロやったんが、これぐらい高なりますよとか、そういうような対比するものも入れて何か説明文てつくれないですか。
    ◎大橋博健康福祉部長 自席からお答え申し上げます。 お申し出いただいているように、確かに高齢の方々でございますんで。ただ、今おっしゃいましたように、国民健康保険等の比較にしましても、個々の事情によりましてそれぞれ説明が変わってきます。さきに送らせていただいた障害者の方のお知らせの中でも、お電話等で問い合わせいただきまして、それに対して丁寧に説明をさせていただくということもございまして、文章は一般的な文章で流させていただく、それで、個々にお尋ねいただきましたとき、ないしは、我々のだれかが訪問したといいますか、健康福祉課ともタイアップしまして、それぞれ説明等をさせていただくということに努めていきたいと思っております。 いずれにしましても、具体的にその人に合った説明をさせていただくということでご理解いただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(中村幸平議員) それは、個々の人によって全部、これ、保険料も変わりますし、そやけど、全員がかけてこられたら、これ、市、大丈夫ですか。対応できますか、本当に。 前の税金の問題でももうパンクしてもてつながらへんような状態になっているんですよ。ほんまにそれができるんかどうか、僕、まず心配するんですけど。 それは大丈夫なように対応はしてもらえるんですか、回線をふやすとか。 ◎大橋博健康福祉部長 回線をふやす等は、技術的な問題もありまして考えていないですけれども、それぞれ混乱しないように努めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆20番(中村幸平議員) できる限り親切丁寧な対応をよろしく、これは方々お願いをしておきます。 整理番号76番、介護保険につきましては、先ほど何とか余裕があるというんかな、これも何で余裕があんねんいう話が今度は保険料算定の中で、適正に算定したはずやのにそれができたというのもちょっとわからんところもある。保険ですから、利用の問題で当然上下はあるんですけれども。 私が心配してたんは、次の改正のときに一段と保険料が上がるん違うかなということを非常に心配をしておりました。その危惧いうのはありませんね、そしたら。 ◎大橋博健康福祉部長 今回の激変緩和措置につきましても、保険料は3年間をめどに当初に決定をさせていただきまして、何とかやっていけるという方向で進めております。 次にしましても、今申したように、上がるということは、今のところ、予想されておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆20番(中村幸平議員) それにつきましては期待をしておきます。これで何か赤字が出て、次の改正時にその赤字を上乗せして一段と上げ幅が大きくなるというようなことがないということですので、それはもう期待しておきます。 77番、国保の問題なんですけれども、結局、今回の国保条例、最高限度額のアップというのは、赤字の解消には全くつながらないということなんですね。そうですね。 保険料そのものは最高限度額を上げた分を、保険料の下の方の分を下げることで、大体、積分で言うたら積は一緒になるという考え方が国保の考え方なんです。 それについては、これまでの累積赤字は、差はなかなか減らないという考え方になると思うんですけれどもね。 どこかでこれも連結決算の対象になりますしね、保険の赤字というのは。制度的にもこれ自体が大変やから、今度、特定高齢者と切り離すというような話も出てきているところもあるんですけれども、特定高齢者、今度、大阪府全域でされる。それの様子見て、今度は国保も広域化ということが国のほう打ち出すんかなという気もしているんですけれども、それまでにこの赤字がまたふえてしますようなことが考えられるんですけども、その辺、部長、どうですか。これ、今の上げることでいくの変わりありませんけれども、ほんならもう赤字はそのまま横滑りするんですか。結局またふえるでしょう、今の見通しでは。 ◎中西隆市民生活部長 議員ご指摘のとおり、今回の改正につきましては全然影響ないということはないと思うんですが、やはり低中所得者の方が保険料が安くなるということで納めていただくのがちょっとよくなるのかというようなことなんですが、抜本的には大きな解消にはならない。 確かに国保というのは非常に国も難儀していると思っていまして、今回の特定健診とか、今うちのほうにも、要するに大きな病気にならない前に適正に処理して安い医療費を落としていこうという考え方かと思います。 それと、国のほうの補助金等、やはりその辺のほうももっといただくようにということで、所得が少ない方が、国保の方が多いんで、その辺、構造的に問題がありますんで、その辺も市町村課とかで国保を通じましてもっと財源を欲しいということで要望している状況でございます。 以上でございます。 ◆20番(中村幸平議員) これにつきましては、もう一つには、未払い保険料というのがやっぱり累積赤字の大きな原因にもなっておりますので、払えない事情がある方というのもようわかるんですけれども、その辺、協力を求めていかれるように何とか徴収の努力のほうも、やってもろてますよ、間違いなく、それはやってもろてますけれども、それを頑張らざるを得ない、それしか今入ってくるところないんですから、別に。その辺よろしくお願いをしておきます。 78番につきましては、私、素直に、これ、事業系のごみの値段が変わったということなんですけど、これ、値上げなんか値下げなのかお伺いしたいんですが。 ◎中西隆市民生活部長 自席からご答弁申し上げます。 以前の手数料につきましては、1カ月単位ということで450円という形になっておったんですけれども、それが大体、今回は1袋1回130円ということなんで、実質的には、以前は大体113円程度になってたんですけれども、今回130円ということで、これが一応限度ということになっておりますので、業者と排出事業者との間で130円を限度として交渉ができるということで。金額的には値上がりにはなっておりますけれども、一応交渉の余地はあるので、排出業者と収集運搬業者との話の中でその辺は、妥協できる点があればそれでいけるかなというふうに考えております。 以上です。 ◆20番(中村幸平議員) ようわからんのです。市民にとって、これ、値上げなっているんか、値下げなっているんか。値下げいうことはないやろうけれども。それを理解してもらえますかということを伺ってるんです。 ◎中西隆市民生活部長 今回、市民の方というんですか、一般家庭の方については特に影響ございませんので……     (「事業者も市民や」の声起こる) ◎中西隆市民生活部長 すみません。排出事業者の方に一応値上がり130円ということで、以前よりは上がっております。それが限度額ということになっていますので、前はきっちり1カ月で1袋450円という金額を定められておりましたけれども、今度は限度額ということですので、その交渉によっては値上がりにならない場合もあろうかと考えております。 ◆20番(中村幸平議員) ちょっとまだようわからんところもあるんですけれども、まだ時間、これ、8月からの実施ですわね。そやから、それまでにうまく事業者に説明ができるようによろしくお願いをします。 79番、第一消防団の詰所につきましては、演壇でも申しましたように、これ、本当に早い対応をありがとうございます。 今、用地の入り口の北側の土地、ちょっとあいている土地のところに建つということでよろしいですね。 ◎松本健太総務部長 今、あくまでも予定でございますが、入り口入ってすぐ左側のほうにちょっと広い土地がございますので、そこを1番目の候補地と今検討しているところでございます。 ◆20番(中村幸平議員) これ、これまでは水道局の倉庫ですので、水道そのものも非常に管理厳しいところですので、かぎを消防団の方が持って、消防車を出すのに、チェーンを外して、かぎを外して、戸をあけてという大変ご苦労をされておったんですけど、これ、入り口もそのまま全部改修してもらえるんですね。 ◎松本健太総務部長 今の予定では、工事するときに、どうしてもやっぱり入り口のほう取り壊しして新しく入り口をつくりますので、その辺も改修といいますか、検討していきたいと思います。 ◆20番(中村幸平議員) それでは、よろしくお願いをしておきます。 整理番号80番、議案第19号、府支出金なんですけど、これこそ、ちょっと市長、ぐあい大丈夫ですか。府支出金について、今回は暫定予算についての市長のお考え、ちょっと伺いたいんですが。 ◎岡本泰明市長 全くどのように答えてどのように考えたらいいのかということを、私も今戸惑っております。 昨日も、八尾土木の武田所長、窪田次長、2人そろって来られまして、やはり懸念しておったところがもう既に出てきました。 青谷のいわゆるバイパス、それにつきましても、要するにもう凍結だということ、それからまた、恩智川、市のほうでいわば改修しようと、同時に府のほうも改修してもらうという約束ができておったんですけれども、結局、それもしんどいと。 今まで一応、例えば、用地の買収しますよということで地主さんと折衝に入っているというところは継続をするそうです。ところが、計画の段階では、一番わかりやすい例は、例えばこういうことなんです。青谷バイパスは国が50%補助をつけてくれるわけです。それの一応内諾をもろているわけです。それで府と市が残りの50を半分ずつでやろうということなんですけれども、僕は今度、市長会のときに、ぜひ厳しく言わないかんということは、だるま落としというゲームありますでしょう、遊ぶ。市が一番上に乗っかっているわけです。府が真ん中にあるわけです。国が一番下にあるわけです。それで、国が50%持とうやないかという内諾していると、ところが、だるま落としでコーンといったら、要するに上がずっこけるわけです。だから、わかりやすく言えば、だるま落としを落とすときに、やっぱりうまくコーンといけばスポッと抜けるわけです。そのようなやり方を、上がこけないような、市がこけないようなやり方で改革をしてほしいと、府は。 2億4,000万のいろんな形の扶助費だとか何だかんだのそういうところがあるわけです。それと、その中で制度的なものは削られておらないんです。ところが、ところがですよ、いわゆる府がやめたと、ところが事業だけ残ると、市はやっぱり窓口ですから、市民と直接接触してますから、府が補助金くれへんから、お金もってくれないから、市はやめたということを言えないわけです。そこが苦しいところなんです。 これは、ちょっと話わかりやすく説明しましたら、要するに、学校の校門でいわゆる警備の人が-これは、太田知事が思いつきでやったことです-警備員を配置してくれたと。市長会でこういう話あるわけです。要するに、「太田知事、あんたやめたら、この制度はもうやめるんか」ということで、やめたらあかんぞという話を市長会でも去年の段階でもうはっきり言うているわけです。そしたら、「これは継続します」と、こう言うとるわけです。ほんで、府・市もそれを継続することを前提として予算組んでいるわけです。ところが、知事がかわって、あかんと言うたら、市の持ち分は府の持ち分も一緒に持ってやらなあかんと、持ち出しせなあかんと、そのような状態になるわけです。 これはまだ暫定が7月末までですんで、来月にも市長会あります。そのときに私はもう厳しく言おうというふうに考えております。 この前の市長会のときに、実は私、欠席しましたんです。本当は行きたかったんです。府会議員の方々と打ち合わせをしまして、いろんな形で、こういうところは困る、こういうところは困るということでいろいろ打ち合わせをしまして、それで、知事に話しようと準備しとったんです。 ところが、消防の組合議会がありまして、私、管理者なんです。もう体2つありませんので、仕方なく副市長に行ってもらいましたんです。次のときは、私は必ず行こうと思っております。 そういうふうにカチーンと言わないかんなと。影響はもうどんどん出てきます。それが一つ。 それから、国も、例えば青谷バイパスで言いますと、その50%持つわという予算をもう今の国会に出ているわけです。そしたら、国会にその予算通ったら、その50%の行き先どこやと。これ、国もかんかんに怒ると思います。 だから、そういうところもあわせて、やっぱり知事はラグビーされていましたんで、私もラグビーやっていました。ラグビーはグラウンドの中、線の中でルールがあるわけです。それを勝手に外へ出てラグビーしてもろたら困るわけです。そういう意味で、これから折衝していきたいと。私はタフ・ネゴシエーターでございますんで、折衝します。 ◆20番(中村幸平議員) いみじくも市長述べられたように、学校の安全監視員の方につきましても、これもう7月末までですか、あそこは夏休みが入るんですけれども、これまではやっぱり1年間シルバーにお願いをしてたやつが契約そのものがどないなるのかなという気もするんです、保障されへんから。その後、私どもは、やってもろて、やっぱり効果はあると思うんです、効果そのものは。せやから、そのことについて、これだけじゃなくて、これまで無駄に大阪府の補助いうのはやってきたんかというたら、やっぱり要るからやっているわけで、そのことも岡本市長の交渉ぶりいうのも私どもも期待をします。 私もほかの市長の方と何人かお会いした際に言われたんは、「まあ、何とかなりまっしゃろ」みたいなことを言うておられる市長と、「これはもう橋下さん非常に厳しいで」と「絶対あるもんと思たらあかん」というふうに思てはる市長と、これ2つに分かれたんですけれども、私は非常に厳しい方やというふうに思っています。大体、弁護士さん、「ないもん取れるか」いうふうな言い方をされるんかなという気もするんで、そこをつくっていくのが知事の仕事やないかというふうにも思っておりますので、やっぱり岡本さん、市長の交渉力に期待をしますので、よろしく、市長会を通じて交渉のほうお願いをしておきます。 81番につきましては、これ、取り消しました。 市内循環バスなんですけれども、82番。去年の当初と比べて病院バスや、それと、燃料の値上がり、やっぱり市もかなり影響受けてまんな。原油の値上げから端を発してる燃料代という。これだけじゃなくて、ほかの市も公用車ありますので、そういうもんもやっぱりかなり影響を受けるということなんですけれども、非常に循環バスにつきましては、今回、病院のバスも出してもろて、見てますと、やっぱり当初はちょっとがらっとしてたんですけれども、今、ほんまによう乗ってもろてます。そのことも含めてやっぱり市民の皆さん喜んでいただいています。予算もふえざるを得ないところなんですが、継続していただくということと、もっと便利にしてほしいという願いはありますので、その辺よろしくお願いをしておきます。 83番、庁舎管理費につきまして。これ、何で私取り上げさせてもろたかと言いますと、ここがそうやというような気は全くありませんねんけれども、いわゆる48%で落とされた場合、どこにしわ寄せが来るのかなということを非常に心配しているわけでございます。 ビル管理、機械にお金かかるとか、資材にお金かかるというよりも、これ、ほとんどが人件費じゃないかなというふうに思っておるんです。 だから、そのしわ寄せが働いておられる方に行っているんじゃないかということをやっぱり危惧をしているんです。 先ほど、市の契約上では各法令等も遵守することとおっしゃっていますけれども、大阪の最低賃金731円なんです。これがほんまに守られているんかどうかということをやっぱり市も把握していく必要あるんじゃないかなというふうに思っておるんですが、いかがですか。 ◎稲田邦敏財務部長 お答えいたします。 業者がどれだけ人件費を各社員さんに払っておるのかということまでは、なかなか業者に追及することができない立場というんですか、ですから、そういう意味では、約款の中で、労働基準法でしたら、それについては労働基準監督署のほうでお願いするとか、行政の中の役割分担とかあるんですけど、その辺を越えてなかなかいけないというのをちょっとおわかりいただけたらなと思います。 ◆20番(中村幸平議員) 市の立場もわかりますし、業者が赤字で持ち出しで、「何しろ市の仕事をさせてもろてるというのが、これ、看板ですねん」というて言い切ってくれたらね。ほんで、「働いてはる人にしわ寄せなんかおまへんで」というふうに言うてくれたらいいんですけど、ほんまにそうなんかどうかが私わからないということで、やっぱりその辺、できたら調べていただけたらなと。言わはるかどうか知りませんよ。その辺、働いておられる方……。 そやけど、こんなところから、いわゆる地域手当の安いいうのも出てくるん違うかなという気もしていますんで、その辺も含めて、できたら調べていただきたい、これは要望にしておきますので、よろしくお願いしますし、業者には方々こういう契約上も法令を遵守するということはあるんでという意識喚起というんですか、注意喚起ぐらいはしていただけたらありがたいというふうに思っております。 84番、了解をしました。 85番、第4次柏原市総合計画委託料についてです。 第3次の総合計画、これ、私も審議会の委員にちょうど10年前にならせていただいて、これをまとめたというんか、で、総合計画の1次、2次にしても、1次なんかやったら、岡本市長も、これ、コミットされていたんと違うんですか、第1次は。 1次の計画見せてもらいますと、JR柏原駅から雁多尾畑までモノレールはわすとか、そんな図面も書いていました。第1次は、人口、確か30万都市ぐらい目指してやっていました。これ、第3次総合計画の中では、人口10万人規模を目指すという内容になっています。そのときに、何で10万人やねんという議論したら、もっと減るん違うかという議論したら、そのとおり、人口、できたときからもっと減っています。そやから、10万いうても夢であったというような感じになっているんですけれどもね。 これをもっと人口をふやすようなことも含めて考えてほしいんで、今度の委員さんなり、理事者もそうですし、市民参加で協働でもっと違う計画いうのをつくってほしいなというふうに思っておるんです。 もう一つ、これ、10年間の計画でしょう。できたら、私思うんですけれども、8年とか12年とか、そういう計画にはできませんか。何でかいうたら、市長の任期4年でしょう。だから、おかしいのは、途中で首長変わっても、前の首長の夢である総合計画を引きずってしまうというような可能性が十分ある。それができないんだろうかということをお伺いしてるんですが。 ◎三浦啓至市長公室長 基本的には決まってはないんですけれども、例えば、今現市長が極論2期行かれたとしたら、次の新しい市長のとき、またつくるんかという、1期ごとに、じゃ、つくるんかということになってきますと、これも、今回350万ですけれども、やはり3年間やっていくと、やっぱり1,000万、2,000万というぐらいの金額要りますので、それであれば、年度途中、例えばその期間の途中に中間年として、基本構想はさわれませんけれども、基本構想は今回は、つまり例えば計画つくったような形で中間年に何かをつくるということは可能かなと思います。 ◆20番(中村幸平議員) 私、切りがいいから、これ、10年やというふうにやってはるんやと思うんですけれども、やっぱり首長さんの任期で一回切って、例えば8年なり12年ということで、それでも、当然、前の首長さんの計画を次の方がひょっとしたら皆引き継ぐようなことはあるんかもしれませんけれども、10年よりはええような気するんですけどね。 ◎岡本泰明市長 いや、もう本音で話しましょう、本音で。そんなら、この350万、全くもったいない。 私は庁議でこれやると、つくらないかんねんという話あったとき、やめられへんのかと、350万どぶにほうるようなもんやないかと。というのは、例えばその総合計画、どこで、どのように、だれが実現したんだと。絵にかいたもち、こうあらまほしきというようなことであるなら、まだ限度がええ。とてつもないことをただ作文しとるだけです。その作文に350万使うのもったいないと。 そやけど、国がそれつくれと言いよりますんで、つくらなしょうないわけです。つくれへんかったら、怒られるんです。だから、つくるんです。 だから、そのつくったことがそのまま、例えば実現するというようなことはまずないです。これ、本音ですよ。だから、いわゆるまちづくり基本計画2008、そのような形の、いわゆる経費のかからない、本当にまちをこのようにしていこうというもののほうが、私はずっと実用性もあるし、市にとって有用であると、そのようなものをつくっていかないかんというふうにも思っているわけです。 だから、もう8年であろうが、10年であろうが、12年であろうが、そんなもん論議する、要するに値なし、余地なし、もう論評の余地なしと、これ、本音です。 ◆20番(中村幸平議員) それでもつくらなあかんというつらさがあるわけですね。 現実的に、これに載っていないやつでもやっているやつあるし、やるいうて言いながらやってないのもいっぱいあるし、夢か幻かようわからんという部分もあるんですけれども、できたら……。 私、そのまちづくり基本計画は総合計画やと言うてもええと思いますよ、そうやったら。だから、その辺もっとうまく、単に絵にかいたもちにあるんじゃなくて、実現と、また夢も含めながら入れる計画を総合計画というふうに、私はされたらいいと思いますので、よろしくお願いをしておきます。 この程度で結構です。 次は、市民郷土まつりにつきましては、言うておられることようわからんのです。またことしも商工まつりと一緒にされるんですか。 ◎松本健太総務部長 当初に説明させていただきましたのは昨年の状況でございまして、今年度につきましては、4月に入りましたら、振興会等とまた協議を始めまして、今年度の内容について正式に決定するということになっております。 ◆20番(中村幸平議員) まだ決められないということですが、この後の市制施行50周年との絡みもありますし、基本計画の中では、「花火上げえ」というような話もありまして、何かその辺含めて、実際、去年の商工まつりと一緒に共催された中、なかなかおもしろいなと思ったけど、やっぱりあの時期では盆踊りはそぐわんなという気も私してるんです。その辺もよう各種団体とご相談いただきますように、どうかよろしくお願いをしておきます。 50周年記念事業につきましては、まちづくりコンテストなり含めて市民協働でいろんな形のものをやっていただけるということなんです。50周年、半世紀、柏原市が進んできた道というのを本当に市民の皆さんによく理解をしていただけますように、物には残らんけど心に残る何かそういうものをしたいということでしょう、実際の話は。そういうイベントなり式に、記念のものになれば私はいいかと思います。よろしくお願いをしておきます。 整理番号88番、徴税費につきましては、これ、前々から何か、今の用紙やったらコンビニ収納ができないねんというふうに聞いておったんですけれども、できるようになったんですか。 ◎山田寛顕税務室長 お答えいたします。 議員ご指摘のとおり、コンビニエンスストアでは、社団法人フランチャイズチェーン協会の規定によりまして、ブッキングした納付書では納付できないという規定があります。 20年度からは、各税目とも前納分及び第1期から第4期、納付書5枚を、当初の納税通知書を送付する際に、ブッキングしないで、束ねて一括で送付したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆20番(中村幸平議員) そやから、ホッチキスでとめんとざあっとというんか、で送るという形で対応するということですね。違うんですか。 ◎山田寛顕税務室長 ばらにして1枚ずつ、はい。 ◆20番(中村幸平議員) 私、これ、大分前ですかね、10年ぐらい前から「コンビニ収納、コンビニ収納」と言うていて、水道料金がなって、国保もなって、軽自動車税から、ほんで、最終的にはこれ、市税まで、30万円以下という条件ついてますけど、努力をしていただいたということ、本当に感謝をしております。 やっぱり今の世相というんですか、銀行に行けない層というのはやっぱりかなりあるんですね。家そのものが共稼ぎで、9時5時、仕事を両方ともやっていて、銀行なんかほんまに行かれへんと。ほんで、普段はカードで生活してるというような方が若い層、若いだけではなくて普通の家庭でもかなりふえています。 今回こういう対応をしていただいたということを、これ、感謝をしておきます。 できたら、こういうことによって、滞納率がちょっとでも減らへんかなということを願って、この程度で結構でございます。 整理番号90番、子育て支援につきまして、大橋部長からご答弁をいただきましたが、私、先ほど申しましたが、柏原市の特徴て何やねんいうたら、余りそれは大したことではないんかもしれませんけれども、保育所入所、待機ゼロやという、もっと大きく打ち出すことできませんかね。僕、これ、威張って言えると思うんです。 ほかの市の方と話していて、「もうそれやったら柏原に引っ越しておいでや」というて胸張っていつでも言うています、子どもをお持ちのお母さんに。その辺もっと打ち出すことできないか。市長、どう。 ◎岡本泰明市長 本当に力強い後ろ押しいただきまして、これ、何とかPRする方法を考えてみたいと思います。 私も、要するに、柏原市というのは、保育所、むしろ、まだ定員余っていると。稼働率も話しましたら、またちょっとリアルになりますので、大体これに皆入っておりますけれども、幼稚園も余っていると、そういうようなところはまずないんです。 それと、要するに、子育てということで、例えば、ほのぼのかたしも、また、ほっとステーションと、それからほかに、いわゆる有志の方がやっていただいているところもあります。 だから、柏原は本当に子育て、そして、いわゆる子どもの、私はいわば楽園やと。楽園というのはちょっと言い過ぎかわかりませんが、本当に恵まれた状態であると、そう思うております。 橋下知事も、けさほどですか、ニュースで言うておりましたが、駅前にいわゆる保育所をつくるんやと。もう、うち、やってますがな。僕からしたら、橋下知事、今ごろ何言うてんねんと、そんなもん、柏原市はとっくにやっていると。 また、昨日も論議ありましたように、幼保一元化もう考えているじゃないかと。また、幼小中の一貫校も考えてるやないかと。だから、認定こども園という前から、柏原市はもう取り組んでいるんです。 だから、そういう意味で、何とかまた全国から視察に来てもらえるような、そのようなPRの仕方、担当とまたいろんな形でやっていきたい、そのように思いますので、よろしく。 ◆20番(中村幸平議員) 力強いお答えを市長からいただきましたけれども、保育所の待機ゼロということなんですけど、幼稚園も2年保育の待機ゼロ、全員入所がことしもできていますね。放課後児童会そのものも、これ後で聞くつもりなんですが、これも希望者全員、今のところはいけていますね。 だから、これ、八尾とか東大阪、大阪市内で聞いたら、えげつない競争になっているという話を-本当なんですよ-そやから、八尾ででも、市の端から端まで子どもさん、それでも「保育所入れた。うれしい」いうて言うてはるんです。子ども連れてほんまに市の端から端まで移動して連れてっているという例、たくさんあります、八尾なんかは。 うちはやっぱり家の近所、そりゃ、事情はあるやろうけど、それほど遠くで保育をしているような例、全くないんです。だから、本当に子育てがしやすいまちやという実感、それを、ここでずっとしてはる人は「ああ、こんなもんや」と思てはったらなかなか、隣の芝生は青いいいますか、こんなもんやと思わはったら、世の中、今の風潮ありますから、子育て難しい、少子化や、少子化や言われたらそうかなと思うんですけど、柏原で子どもを育てるいうのは、非常によそと比べたら楽やねんということも知っていただきたいんです。 例えば、これはもうスローガンだけになるんかもしれませんけど、子育て宣言都市とか、何かそういうアドバルーンでもぶち上げて、議会で決議してもよろしいです、そういうやつやったら、はい。だから、全大阪に「柏原あり」という、そういうやっぱりコマーシャルの仕方をすべきやと。 ほんで、しんどいんやったら、いつでも柏原に引っ越してくださいぐらい、ホームページの一番上にでも、やっぱり僕、載せてもええと思うんです。それぐらいの意気込みでやっぱりやらなだめやというふうに思うんですけれども、どうですか、市長。 ◎岡本泰明市長 その宣言やりましょう。これはもういいアイデア言うてくれはりましたわ。これはもうやらないかん。いわゆる子育て宣言都市と、それ、ぜひ一回。また議会のほうでもちょっと今応援してもろて、議会のいわゆる宣言都市議決と、そういう形ですぐにもう立案させて、何やったらもうこの会議場でやりまひょか。最終議会に追加議案で出させてもろてもええかなと思うぐらいです。それは本当にええこと言うてくれはりました。 ◆20番(中村幸平議員) そういう形でやっぱり、総合計画とかいろんなのがあるけど、そういう打って出る姿勢というんか、そういうのも私、必要やと思います。やっぱり市民に誇れる政策、柏原はいっぱいあんねんでと。だからいろんな、割と柏原の方はおとなしいいうんか、ほんで、ひょっとしたら柏原市のほうが税金高いん違うかなと思ってはるような方も、実はそんなことないんです。みんな一緒なんですけど、何か後ろ向きというんか、そういう感覚がなかなか市民にしみついている。ほんで、田舎や、田舎やという何か引っ込み思案なところもある。それを何とか払拭したいという気持ちで今回言わせていただきましたんで、よろしく市長お願いをしておきます。議会も協力しますんで、はい。 それでは、次に、整理番号91番、これ、廃棄物減量処理事業ですが、聞かせていただきましたけれども、一般廃棄物のリサイクル促進事業の拡大そのものはどのように今考えておられるのかお伺いします。 ◎中西隆市民生活部長 市民の方には3Rということで、こども会とも通じまして出前講座とか、結構子どもさんにやっぱり力を入れてPRしていっているところでございます。 以上です。 ◆20番(中村幸平議員) この前、古紙のリサイクルも補助金をこども会につけていただきましたが、なかなか一回やめたやつを始めようというのは難しいみたいですね、見とったら。 ちょっと去年なんですけれども、私、福祉団体で何とか廃品回収したいねんという話を持っていったら、今回はこども会だけでというふうに言われたんですけれども、それは広げていただけるんですね。 ◎中西隆市民生活部長 平成20年度から、その他の福祉団体のほうにも拡大してPRを図っていきたいと考えておりますんで、よろしくお願いします。 ◆20番(中村幸平議員) それはそういう形で、こども会だけじゃなくて、いわゆる全市挙げていろんな団体が協力をしていただいて、プラス、それがちょっとでも資金源になったらありがたいなということですので、よろしくお願いをしておきます。92番については、この程度で今は結構です。 93番、商工振興事業費につきましては、これ、開業資金につきましてなかなか利用が少なかったいうんですけれども、ことしからちょっとふえているんですね、19年度は。 ◎中西隆市民生活部長 お答えします。 以前は大阪府の貸付金だけだったんですが、今度は国民生活金融公庫というのがそれの貸し付けについても補給するということにしましたら、やはり借りられる方にとっては何か借りやすいということで、それで件数がふえてきている状況でございます。 ◆20番(中村幸平議員) 私もいろいろ相談を受けるんですけど、大阪府の保証協会のいわゆる開業資金いうのは非常に借りにくいんですわ、制度として。国民生活金融公庫については非常に借りやすいということでした。そこまで広げていただいたというんですけど、政府系なりの金融機関がほかにもあるわけでございます。開業の資金の融資制度、政府系でほかにあった場合は、これも広げていただけるということを考えておいてよろしいですか。 ◎中西隆市民生活部長 予算の範囲もございますので、その辺はまた今後検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆20番(中村幸平議員) 僕も見ているんですけど、予算の中に占める商工費というのはほんまに少ないですね。いろんなことをやってもらっているんですけれども、なかなかそれが商工振興につながっているかいうたら、難しいところあるんですわ、現実的に。空き店舗についても市長からもいろんな知恵を出していただいてやってもろてますけど、それで商店街がわあっと盛り上がっているかいうたら、なかなか盛り上がっていませんし、一段と商店街そのものが衰退、また歯抜けのがふえていっているのが現実なんです。 その辺、私どもも視察、いろんな商店街見にいかせてもろたら、やっぱり結構仲のええ商店街は生き残っているという気がします。やっぱり世話役いうんかいちびりのおじさんがおって、「こんなんしよう、こんなんしよう」、若い人じゃないんですけれども、大体どことも世話役のちょっと年召して暇な人-暇いうたらおかしいけど-2代目、3代目に譲ってんねんけど、わし、まだまだ頑固に口出すいう人が仕切って頑張っているという例を見てきております。ほんで、結構それがいろんな事業、いわゆる商店街のものを売るだけじゃなくて、福祉の給食を自分のところでつくって配達すんねんとか、そんな会社つくってるような例もありますし、なかなか、これから商店街そのもの、柏原の現状を見ていたら厳しいものがありますけど、それを何とかここ一番踏みとどまってほしいなという気がしております。 いつも言われますが、「お前、知恵出さんかい」言われたら、なかなか、これ、難しいものなんですけれども、何とかやっぱり柏原市の商業を発展ささな、子育てはええねんけど、買い物は外ばっかり行っているいうのは私はだめやと思てますんで、それも含めて何か頑張れることを一緒に考えていきたいと思います。よろしくお願いをします。 95番、これももうよろしいわ。取り消しました。今ここに特色ある施策集というのがあるんですけれども、大体、議員はこれを見てどこかええとこないかいうて視察先探すんですけれどもね。ほな、これにやっと柏原市がスタディ・アフター・スクールモデル事業と市長の任期に関する条例というのをやりましたでというのを載せたら、やっぱりそれを見ただけで、議員さん、ぎょうさん押しかけていただいているということです。もっと、それやったら、5つも6つも出してたらよかったなと、今なったら思うんですけど、次の改正時また、今、議員もインターネットの時代ですので、ホームページで視察いつでも受け入れますよみたいなの、これ、議会のホームページやってもええなというふうにしてますんで、またそれは代表者会議でも相談してみますけれども、こんな事業あって、いつでも見にきてくださいよと、威張って言えることが私はたくさんあると思いますので、よろしくそのときは受け入れをしていただきますようにお願いをしておきます。 98番、AEDにつきましては、中学校2校はやるけど、小学校は順次ということですね。今、隣に前議長座ってもろてますけど、野球の団体でも試合のときにはAED持ってきなさいよというような、そういう通達が。ほんで、いわゆる各自治体の野球連盟の中でも買わなあかんねんという話を先日聞かせていただきました。かなりやっぱり普及してるということですね。貸し出しができるようなものも、いわゆる教育委員会に置いておくことでよろしいんですか。そこまでことしは踏み込んでもらえるんですか。中学校2校だけですか、ことしは。もうちょっと頑張れまへんか。 ◎三浦誠教育長 AEDにつきましては、市民団体からご寄附をいただいて、中学校4校、既に整備されていると、あと2校、予算が可決されれば、早急に整備していきたい。小学校につきましては、順次整備をしてまいりたいと、そのように考えております。 あと貸し出しの件ですけれども、中学校にある分を、例えば小学校で何か催しがあるので貸し出してくれということで貸し出した場合に、中学校も一般開放されておりまして、いろんなスポーツやっておられるということで、いざとなったときに貸し出して、ないとなれば、これもまたちょっと困った話になります。そういうことで、貸し出しにつきましては、もうちょっと全庁的にあるいは消防署とか保健所とか、そういうところへ申し込んで講習を受けた団体のイベントがあるときに貸し出すとか、何かそういう方法論を考えていければなと。教育委員会にある施設のAEDそのものをどこかに貸し出すとなった場合、全然あいてるときはいいんですけれども、一般開放されておりますので、そういう意味合いでちょっと検討していかなきゃならんのじゃないか、そんなふうに思っております。 ◆20番(中村幸平議員) 教育委員会でできたら、その持ち出し用の貸し出しをできたらなということで、ちょっと言わせていただきました。 もう一つ、AEDそのものがあるからええいうもん違うて、これも電池かえたり、あのパッドいうのは一回使うたら全部入れかえやなあかんのですね。例えば学校でも、それは買うてもらうのいいんですけど、その維持費いうんですか、それも考えていただいていますか。 ◎三浦誠教育長 いろいろ今おっしゃいましたような電池とかパッドとか、こういうのはいわゆる消耗していくと。5年たてばもうかえなきゃいけないということで、私どもいつそのAEDがここに入ったのかということをきちんと台帳に入れておりまして、その5年後にもう自動的に入れかえていくと、そういう措置をとっていきたいと、そういう準備をしております。 ◆20番(中村幸平議員) それと、これも大事なもんいうので、使うような機会がなかったら一番ええねんけれども、もしものときはすぐ取り出せるようにしとかなあかんので、また校長室の金庫の一番奥に隠しているとかいうことないやろうね、それいかがですか。 ◎三浦誠教育長 AEDそのものを入れるボックスを設置しまして、自由に使えれるような体制をとっていきたいということで考えています。 ◆20番(中村幸平議員) できる限り、そのためにはまた研修も必要ですので、その機会も十分考えていただきますように、どうかよろしくお願いをしておきます。 整理番号100番、文化会館につきましては、休日が減った分ふえているということなんですけど、去年につきましては、新しい指定管理者の方が半年間準備をされているいうことで、言うてみたら半年の運営でも伸びてるということですので、ことし、平成20年度ですね、その事業に期待をしておきます。指定管理者お任せしたらよかったなというものになるように願っております。同時に、体育館なんかは、これも休みが少なかったということなんですけど、やっぱり直営でなくて、指定管理者にしてよかったなという結果が出てるということやと私思います。市民にとって非常に便利になって、また喜んでもらえるような機会になったら、これ一番いいことでございますので、今後ともこの2施設につきましては、せやけど管理運営につきましては、よく見といてあげてください。余り口出さんようにはしてほしいんですけど、よく見といてあげるということも必要やろうというふうに思いますので、よろしくお願い申しまして、ちょっと10分ほど余りましたが私の……、ごめんなさい、まだありました。病院がありました。そのために10分残しています。 すみません。整理番号102番、病院につきましては、改革プランの中で、今の長期債務という、いわゆる不良債務ですね、考えるという20年改革プランで、特例債など考えて早期解消していきたいということも聞いているんですけど、現実に市立柏原病院の負債の中で、いろんな負債分があると思うんです。医者不足で患者さんが減ってできた赤字もありゃ、前の病院から引きずって、前のまだ価値のある建物を解体して、その分が不良債務になった分とか、減価償却やとかあるんですけれども、具体的にやっぱり本来の、いわゆる商売的に言うたら全部負債やないか言われるけれども、本来市が考えなければならない負債というのはどれぐらいやいうふうに考えたらよろしいですか。 ◎中川喜美治市立柏原病院事務局長 自席からお答え申し上げます。 ご存じのように18年度末で、累積欠損金約53億ございます。その中には大きな要因は、やはり新棟建設に伴う欠損金が大きな要因だと思っております。 だから、その中で医師不足につきましては、現実的に18年度決算で、単年度で14億の欠損、不良債務が出ておりますね。だからそこらはやはり18年度は基本的には新棟建てかえによります起債等の償還等もございます。そこらを入れますと、医師不足に伴うところは10億程度の医師不足の影響があったんではないかと。16年、17年につきましては、その当時は余り医師不足いうのは、今の当病院の現状の医師で運営してまいりましたので、そういう点が主な理由だと考えております。 ◆20番(中村幸平議員) 市民にとってみたら、この60億近い赤字や言われたら、それだけでびっくりしてまうはずなんですね。具体的にやっぱり必要ないうんか、実のある赤字というんかな、言い方おかしいですけれども、本来の現金不足額というのは幾らでしたか。 ◎中川喜美治市立柏原病院事務局長 18年度末で約20億7,000万でございます。 ◆20番(中村幸平議員) その辺のやっぱり説明もきっちりしてあげて、これをどないかすんねんという話をまず私すべきだというふうに思います。まず56億いう話が出ますと、もうそこで話とまるんですわ。せやから現実の現金過不足の分、これをどないかしたいねんということから始めていかないと私だめやと思っております。 それとお医者さんにつきましても、何とか非常に本当に頑張っていただいていると思います。これも乾幸三議員から聞いた話ですけど、大体お医者さん1人で1億円ですか、年間、売り上げ。売り上げ言うたらあかんね。診療で入ってくるお金、1億円。1人ふえたら1億円ということやから、20億やったら20人ぐらいふやさなあかんのかなという気もするんですけど、そこまでは言いませんので、せやけど本当にこんな各自治体病院のこの間の問題見ていますと、やっぱり市長頑張っていただいているなと。これについては、本当にありがたいなというふうに思います。だから、そこを何とかもっと頑張ってほしいというのをつけ加えるんですけれども、本当に頑張っていただいているなと。よそでは、診療科目たくさん次から次へと出ている中を踏みとどまって、またふやしてもうてるという、再開もしていただいている、そういうことありがたいなというふうに思っております。 やっぱりいろんな市民要望というのあるんですけども、安心した医療というのは、やっぱり1番か2番、必ず市民の声聞きますと入ってきます。柏原は一生懸命頑張って、医療頑張ってるよということを、やっぱりこれも威張って言えるもんですよね。産婦人科閉まっている中で、やっているいうのも、これは子育てにプラス、宣言にプラスになるなという気もしております。 今後とも、理事者の皆さん大変厳しい時代ですが、市の運営、市長を先頭に頑張っていただきますようお願い申し上げまして、市民・自民クラブの代表質問を終わらせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。 ○藤森洋一副議長 以上で、市民・自民クラブ代表の質疑は終わりました。 ここで暫時休憩をいたします。 △休憩 午後0時15分 △再開 午後1時30分 ○巽繁議長 これより本会議を再開いたします。 午前中に引き続き、議案に対する代表質疑を行います。公明党を代表いたしまして計盛佐登子議員、登壇願います。     〔14番 計盛佐登子議員 登壇〕(拍手) ◆14番(計盛佐登子議員) 皆様、こんにちは。14番議員の計盛佐登子でございます。 議長のお許しをいただき、平成20年第1回柏原市議会定例会におきまして、公明党を代表し議案についての質問をさせていただきます。質問の機会を与えていただきました同会派の両議員並びに各会派の議員の皆様に心から御礼申し上げます。 それでは、早速質問に入りたいと思いますが、議案に対する質問も3人目ということもあり、整理をしながら質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 整理番号103、議案第13号 平成19年度柏原市一般会計補正予算(第6号)歳出款8消防費 項1消防費 目2非常備消防費の消防団詰所整備事業についてですが、他会派の答弁にて了解いたしましたので、答弁は結構でございます。 待ちに待った第1分団の消防団詰所が建設に至ったことは大変うれしい限りでございます。ただ、欲を言うならば、建設場所が八尾寄りなのが少し残念ではございますけれども、しかし、財政厳しい中、建設まで持っていただき、地元議員としては心より御礼を申し上げます。 整理番号104、議案第18号 平成19年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第4号)収益的収入、款1病院事業収益 項2医業外収益 目2他会計補助金7,671万9,000円についてですが、事前の説明で休日診療及び夜間の小児診療に係る費用とわかりましたので答弁は結構でございます。ただ、小児診療におきましては、子育てをする上におきましても、今後、日数をふやしていただけることを強く要望しておきます。 整理番号105、議案第19号 平成20年度柏原市一般会計予算、歳出款2総務費 項1総務管理費 目4財産管理費の庁舎施設管理費についてですが、老朽化が進んでいる現庁舎を今後どのように考えていらっしゃるのかお伺いいたします。 整理番号106、同じく目5企画費の第4次柏原市総合計画策定委託料についてですが、他会派の答弁にて了解いたしました。まずは現行の第3次柏原市総合計画の総括が大事であり、その上でこれからの柏原市にとって何が大事で何を市民の皆様は必要としているのか、多くの市民の皆様のご意見を聞いていただきますよう要望しておきます。 整理番号107、同じく項3戸籍住民基本台帳費 目1戸籍住民基本台帳費の住民基本台帳ネットワークシステム運用保守委託料についても、事前の説明で了解しましたので答弁は結構でございます。 整理番号108、款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費のほっとステーション事業の現況についてお伺いいたします。 整理番号109、同じく地域子育て支援センター事業内容についてお伺いいたします。 整理番号110、同じく目2児童保育費、子育て支援事業の乳幼児健康支援一時預かり事業いわゆる病児・病後児保育についてですが、働くお母さんたちからの要望が多い柏原地域での実施ができないものか、お伺いいたします。 整理番号111、目3児童福祉施設費、公立保育所事業の非常勤保育士の予算における人数についてお伺いいたします。 整理番号112、目5乳幼児医療助成費の乳幼児医療費助成事業費がなぜ前年度より減額になったのか、また、減額するのであれば小学校3年生まで拡大できないものか、お伺いいたします。 整理番号113、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費の母子保健事業では、2点お伺いをいたします。 1点目は、新生児及び乳幼児健診の4カ月、1歳6カ月、3歳6カ月児健康健診の健診内容について、2点目は、妊婦一般健康診査の予算額増についてお伺いいたします。 整理番号114、同じく健康増進事業のがん検診についてですが、検診の種類並びに受診率そして受診後の指導と啓発についてお伺いいたします。 整理番号115、項2清掃費 目1清掃総務費の浄化槽設置整備事業について、現在の申請状況並びに今後の普及促進についてお伺いいたします。 整理番号116、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費の第2期最終処分場跡地整備調査設計委託料の事業内容についてお伺いいたします。 整理番号117、同じく地域緑化推進費についてですが、ここでは、(仮称)本郷防災広場の現在の整備状況と今後の共同作業の内容についてお伺いいたします。 整理番号118、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費の幼稚園預かり保育モデル事業の実施状況についてお伺いいたします。 整理番号119、項2小学校費 目3学校建設費の小学校校舎耐震化事業についてですが、まずは地域住民の緊急避難場所に活用される屋内運動場から優先的に整備をしていただいていますが、校舎等の耐震化、一刻も早く地震情報を知らせる緊急地震通報システムについてお伺いいたします。 整理番号120、項5社会教育費 目2青少年対策費の青少年健全育成活動事業、通学合宿の実績と今後の事業展開についてお伺いいたします。 整理番号121、同じく柏原市放課後子ども教室推進事業の現状と今後の展開についてお伺いいたします。 整理番号122、目6図書館費については4点お伺いいたします。 1点目は図書購入費の1,000万円の内訳について、2点目は国分図書館の蔵書数の達成率について、3点目は柏原図書館の図書の保管場所について、4点目は学習室の利用状況についてお伺いいたします。 整理番号123、議案第20号 平成20年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算、歳出、款8保険事業費 項1特定健康診査等事業費 目1特定健康診査等事業費についてですが、この平成20年度から特定健康診査・特定保健指導が始まりますが、これにかかわる体制についてお伺いいたします。 整理番号124、議案第24号 平成20年度柏原市介護保険事業特別会計予算、歳出、款1総務費 項5計画策定委員会費 目1計画策定委員会費の計画策定につきましては、他会派の答弁にて了解いたしましたが、答弁にもありましたように、市民の皆様のアンケート調査をもとに、市民の皆様と一体となって手づくりの市民のための第4期柏原市高齢者いきいき元気計画をつくっていってくださいますよう要望しておきます。 整理番号125、款3地域支援事業費 項1介護予防事業費 目2介護予防一般高齢者施策事業費の事業内容についてお伺いいたします。 整理番号126、同じく項2包括的支援事業・任意事業費 目1包括的支援事業費の事業内容についてお伺いする予定でしたが、他会派の答弁にて了解いたしましたので、答弁は結構でございます。 最近、全国的にも高齢者の虐待がふえてきておりますが、この柏原市においても、平成18年度の介護保険制度の改正と高齢者虐待防止法の制定により、高齢者虐待に関する通報や相談が急増しているとのことですが、答弁にもありましたように、高齢者虐待の防止、早期発見、そして虐待を受けた高齢者や養護者に対する適切な支援を行うために、関係団体・関係機関等と連携、協力して、少しでも早く高齢者虐待防止ネットワークを構築していただきますようよろしくお願いいたします。 整理番号127、議案第26号 平成20年度柏原市後期高齢者医療事業特別会計予算、歳入、款1後期高齢者医療保険料 項1後期高齢者医療保険料 目1後期高齢者医療保険料、ここでは後期高齢者医療保険料5億2,961万9,000円の内容についてお伺いいたします。 整理番号128、歳出、款1総務費 項1総務管理費 目1一般管理費、ここでは後期高齢者医療制度の周知・啓発についてお伺いいたします。 これで1回目の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○巽繁議長 公明党代表者の質疑に対し答弁を求めます。     〔辰巳英彦 副市長 登壇〕 ◎辰巳英彦副市長 公明党ご代表計盛議員のご質問のうち、私からは整理番号105番についてご答弁申し上げます。 ご質問は、老朽化が進んでいる現庁舎、どのように考えているのか、こういうご質問でございます。 現庁舎でございますが、これは建設されまして約39年が経過いたしておりまして、庁舎本体の老朽化ばかりではなく、電気設備の容量不足や給水設備等の老朽化も目立ってきております。現在、このような維持管理を部分補修などで補っておるところでございますが、耐震化も含めまして庁舎自体をどのように考えるのかを検討していく時期に来ていると考えております。 平成8年2月に実施いたしました耐震診断の結果といたしましては、構造耐震指標では南北方向の耐震性能は低いものの、東西方向の耐震性能やコンクリートの圧縮強度試験、単位体積重量試験、中性化深さの測定等におきましては、基準値を満たしており特に問題はないという結果を得ております。 しかし、平成18年1月に耐震改修促進法が改正されまして、庁舎につきましては強力に耐震化の促進を取り組むべきであるという基本方針が示されましたことから、平成18年8月に庁舎における耐震・防災対策検討会を立ち上げたところでございまして、ご検討いただいておるところでございます。 その中で、前回の耐震診断から約10年も経過していることから、再度、耐震診断をする必要もあるのではないかという意見もございまして、今後の検討内容といたしましては、財政上の問題等もございますので、これらも勘案しながら増加する行政需要やIT化への対応、空調設備等の施設整備、さらには防災機能を有する耐震改修や建てかえといった面も視野に入れまして、一定の方向づけをしていただけるものと考えております。そして、その結果を受けまして、議会にご相談を申し上げ、検討してまいらなければいけないと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。     〔大橋 博 健康福祉部長 登壇〕 ◎大橋博健康福祉部長 続きまして、公明党ご代表計盛議員のご質疑のうち、私からは整理番号108番から114番の7件及び125番、127番、128番、合計10件について答弁を申し上げます。 まず、整理番号108番でございます。ほっとステーションの事業の現状についてお尋ねをいただいております。 ほっとステーション事業は保育所や幼稚園などの施設に通園していない在宅児童とお母さん同士の交流や情報提供の場、つどいの広場として平成19年11月よりJR柏原駅前再開発ビルの5階に開設をいたしました。ゼロ歳から4歳未満のお子様とお母さんが一緒に過ごせる施設として、地元の皆様のご協力を得て運用いたしておりますが、開設以来の利用登録者数は、母親が421名で乳幼児が461名となっており、延べ利用者数は母親が1,576名で乳幼児数は1,790名となっております。行事につきましても、クリスマス会や牛乳パック講習会の実施や、ねんどコーナーやランチコーナーの設置など、お子様の情操教育に役立つものを随時開催している状況であります。 このように、開設以来、大変ご好評をいただいておりますことは、子育てに携わるお母さん方のニーズに合ったものと再認識した次第でありまして、今後もますますのご利用を期待するものでございます。よろしくお願いを申し上げます。 次に、整理番号109番、地域子育て支援センター事業の内容についてお尋ねをいただいております。 地域子育て支援センター事業につきましては、保育所や幼稚園などの施設に通園していない在宅児童に対して、同年代の児童同士の遊び場の提供や子育て相談の開催を健康福祉センター(オアシス)内と国分保育所内の2カ所を拠点に行っております。 予算の内容といたしましては、その2カ所のアルバイト保育士の賃金や講習会の講師謝礼及び子育て支援まつり関係の費用を計上いたしております。 また、オアシス内に柏原市家庭児童相談室を併設していることから、児童虐待防止への取り組みを行っているところであります。 児童虐待に関与した件数は、平成18年度で約120件を数えており、非行やひきこもりなどの児童に係る諸問題を解決するために柏原市要保護児童地域対策協議会を平成18年度より設置し、総合的な取り組みを行っているところであります。 虐待に関しては、早期発見と適切な対応により未然に防ぐ努力を行っており、今後も関係機関との連携を密にし虐待の防止に努め、その対応を行ってまいりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 整理番号110番であります。子育て支援事業について、病児・病後児保育についてお尋ねであります。 まず、乳幼児健康支援一時預かり事業委託の中で、病児・病後児保育について答弁を申し上げます。 生後6カ月から小学校3年までの児童が病気になったが、保護者の方が仕事でどうしても休めないときに、柏原市と国分にございますにしむら小児科との間で病児・病後児保育をしていただくために委託契約を結んでいるものでございます。内容につきましては、定員6名で、午前8時30分から午後5時30分までで、利用者におかれましては1日2,000円を負担していただいております。保護者の方々からは、子どもが病気になったが、どうしても仕事を休めないときにとてもありがたいと好評をいただいているところでございます。 ただ、場所が国分地区にありますことから、議員もご質疑いただいていますように、柏原地区の保護者の方にあっては、柏原地区にもこの施設を開設してほしいとの要望がありますが、小児科医の開業も数少ないことから、なかなか実現には至っていないのが現状であります。このことについては、今後も検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいとお願いを申し上げます。 次に、整理番号111番、公立保育所の予算における非常勤保育士の人数についてお尋ねであります。 平成20年度の新規保育所入所の決定については、先月28日に入所決定通知を送付したところであります。公立保育所での新規児童数は108名で、継続児童数は370名で合計478名になります。これに伴いまして、正規保育士の配置を行い、また新年度における措置人数の関係でクラス増となる非常勤保育士の採用、さらに産休代替及び育児休暇による非常勤代替保育士の採用をするに当たり、現在調整を行っているところであります。採用に当たっては、児童保育に経験の豊富な信頼できる保育士を採用することができるように、面接及び書類審査を行っております。 予算につきましては、クラス増に伴う分で12名分、産休・育休代替分で7名分、合わせまして2,532万7,000円の予算を計上させていただいております。よろしくお願い申し上げます。 整理番号112番、乳幼児医療費助成事業について、なぜ減額か、また小学校3年生まで拡大できないものかとお尋ねをいただいております。 本市の乳幼児医療助成制度は、ゼロ歳から就学前の通院及び外来の本人負担分を市が助成するものであります。この対前年度より4,700万円の減額理由といたしましては2つありまして、まず1つ目は、健康保険給付制度の改正に伴うもので、現行の3歳未満の児童の入院・通院に係る自己負担分については総医療費の2割である本人負担が、平成20年4月より就学前児童にまで2割負担に拡大されることにより、3歳から5歳までの現行3割負担分との差の1割分の医療費負担が約3,300万円減少するためであります。 次に、2つ目の減額理由といたしましては、社会保険等の被扶養者で乳幼児医療として受診した際に、1件当たり300円の手数料が課されていたものが、この平成20年4月診療分より廃止されることにより約1,400万円減額するものであります。 これらの減額に伴う乳幼児医療制度の対象者の拡大ということでありますが、この現行の3歳未満児の2割負担が就学前児童にまで拡大されると申しましても、これは保険者の負担が増加することによるものでありまして、保険者の一つである柏原市国民健康保険の支出は増加することになります。市全体の収支や現在の財政状況、また各市との均衡状況などを勘案した場合に、対象児童を小学3年まで拡大することは非常に難しいものがありまして、今後も本市の現行の制度を継続していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 整理番号113番、母子保健事業につきまして、まず1点目、4カ月、1歳6カ月、3歳6カ児健康診断の健診内容についてお尋ねであります。 2点目は、妊婦一般健康診査の健診回数増についてと予算額増についてお尋ねをいただいております。 この母子保健対策事業につきましては、平成9年4月、大阪府より事業が移管され、現在取り組んでおります。保健センターにおきましては、乳幼児に対して疾病予防や早期発見、早期治療を図ることや、身体発育、精神発達面からも保健指導や措置を行うことにより健全育成を期することを目的にして、4カ月児健康診査、1歳6カ月児健康診査、3歳6カ月児健康診査を実施しております。 それぞれの健診項目の内容については、4カ月児健康診査では、問診、身体計測、診察、集団での栄養指導、個別での保健、栄養指導を行っております。 1歳6カ月児健康診査では、4カ月児健診に加えて、言葉の発達及び歯科診察、カリオスタット、心理相談を行っています。 3歳6カ月児健康診査では、今までの健診に加えて、検尿、視聴覚の問診をし、親子のかかわりを重点に相談、指導につなげています。 次、2番目の妊婦一般健康診査は、母体や胎児の健康を確保する上で、妊婦健康診査の重要性と必要性を一層高めるとともに、妊娠・出産に係る経済的負担の軽減を図り、従来より実施いたしております一般健診に加え、平成20年度より中期健診、後期健診を追加し、3回の受診分を公費負担にて実施するものであります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 整理番号114番、がん検診の種類と平成18年度の受診率及び受診後の指導と啓発についてご質疑をいただいております。 本市のがん検診は、子宮がん、乳がん、胃がん、大腸がん、肺がんの5種類の検診を行っております。 子宮がん検診は20歳以上を対象に、子宮頸部並びに体部を2年に1回、市内医療機関で実施しております。18年度の受診率は7.9%となっております。 乳がん検診は30歳以上を対象に集団でマンモグラフィーを2年に1回、個別で視触診検診を毎年受診という形をとり、どちらかを選択していただき実施しております。受診率は合計で6.2%となっております。 胃がん検診は30歳以上を対象に、胃部エックス線間接撮影で実施しております。受診率2.8%であります。 大腸がん検診は40歳以上を対象に、免疫的潜血検査で胃がん検診と同時に実施しております。受診率は3.5%であります。 肺がん検診は40歳以上を対象に、胸部エックス線間接撮影で住民健診と同時に実施しておりまして、受診率5.4%となっております。 なお、乳がん検診は国の指針に基づき、20年度から視触診のみの検診を廃止し、すべて視触診とマンモグラフィーの併用検診を集団または市内医療機関でも受診していただけます。 これらの検診で、要精密検査が必要になった方につきましては、精密検査受診の指導をしております。また、がんの早期発見のため、出前講座や市広報等でがん検診の受診啓発に努めておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 次に、整理番号125番、介護予防一般高齢者施策事業費について、事業内容のお尋ねであります。 介護予防一般高齢者施策事業は、介護予防教室や介護相談等の取り組みを通じて介護予防に関する普及・啓発、地域における高齢者等の介護予防活動を育成、支援するものです。 介護予防教室につきましては、平成18年よりセレクトウェルネス事業として関係各課との連携により、ひざ痛肩痛解消教室、足腰を丈夫にする運動教室等6教室や介護予防出前講座を実施しております。平成19年4月から12月までの介護教室を144回開催し、延べ2,446人の参加がございました。とりわけ、ひざ痛肩痛解消教室は、市民からの要望も多く、年度途中に新たに老人福祉センターで追加開催をしておるところであります。 これらの教室では、運動機能の向上だけではなく、認知症や高齢者虐待防止の周知・啓発や栄養改善、口腔機能の改善等の講演もあわせて行っております。 また、介護予防サポーターや認知症予防ボランティア、栄養改善推進員等の市民ボランティアが、ヒトクチ介護予防講座や健康講座等を担当し、市と協働で介護予防の取り組みを行っていただいております。とりわけ、介護予防サポーターについては、高齢者いきいき元気センターを拠点とし、認知症予防啓発を中心とするいきいきサロンや腰痛予防講座、成年後見制度等の講演会を合わせて14回実施し、延べ472人が参加いたしました。 また、市内各地域での取り組みとしまして、旭ヶ丘地区や堅下南地区で出張サロンを23回実施し、延べ592人が参加しております。 高齢介護課では、これらの活動のためにボランティアに対しまして学習会を開催し、介護情報や介護知識等技術的支援を行い、活動を推進しております。 高齢者が気軽に、手近で簡単に介護予防活動に取り組めるようになるためには、今後、これら介護予防ボランティアはもちろんのこと、老人クラブ連合会等の地区組織の皆様とも連携し、「介護予防はみずからの手で」を合言葉に、地域の皆さんとともに歩みながら介護予防活動を推進してまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 整理番号127番、後期高齢者医療保険の保険料についてであります。 後期高齢者医療保険料の5億2,961万9,000円の内容についてでありますが、保険料は被保険者一人一人の所得により個人単位で算定され、均等割額と所得割額の合計額となり、最高限度額50万円であります。 大阪府内の全市町村で均一の均等割額と所得割率とされており、均等割額は4万7,415円、所得割率は8.68%と決定されておりまして、標準的な年金収入208万円の方の保険料は9万5,155円となっております。 保険料のうち、年金から特別徴収保険料を全体の75.6%と見込んでおりまして、4億56万4,000円、残り24.4%が普通徴収保険料で1億2,905万5,000円を計上しております。これら保険料につきましては、合算し、保険料等負担金として広域連合へ納めることとなります。よろしくご理解をお願い申し上げます。 最後に整理番号128番でございます。後期高齢者医療制度の周知・啓発についてお尋ねをいただいております。 このことは、さきの会派のご質疑にも答弁を申し上げましたところでありますが、昨年4月に後期高齢者医療準備係を設置し、施行準備を進めるとともに、市民の方々への周知徹底を図るため、啓発パンフレットの全戸配布や地域の団体の協力を得て、ポスターの掲示、市広報誌への掲載や関係団体に対する制度説明、また出前講座での説明会を開催する等でその周知を図ってきたところでございます。 本年度も、市広報誌の1ページ分の掲載を2回予定しておりまして、また、7月に保険料決定の通知書を送る際、同封いたします制度説明・保険料のしおりの印刷費を計上しております。 ことし1月下旬には広域連合から、直接、対象者全員にリーフレットが郵送され、さきの答弁でも申し上げましたが、3月14日、あさってには市から保険証と制度のしおりを郵送することとしております。 今後も、新たなポスターの掲示、市広報誌への掲載等、国、広域連合、市を挙げてあらゆる媒体を使って周知・啓発に努めるとともに、この制度の対象者が高齢者であることを踏まえ、市の窓口や電話での問い合わせに対して親切丁寧な対応に努め、制度の周知徹底を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。     〔野口重弘 上下水道部長 登壇〕 ◎野口重弘上下水道部長 私からは、整理番号115番につきまして答弁申し上げます。 浄化槽設置整備事業につきましては、ご承知のとおり平成19年度より浄化槽設置に係る補助金制度を行っているところであります。この事業の目的は、水辺環境整備に向けて公共用水域の水質を改善し、あわせて生活環境の保全、公衆衛生の向上を図ることであり、対象地域の各ご家庭にチラシの配布と広報かしわら及びホームページなどにより、この制度のPRに努めてきたところでございます。 現在の設置状況につきましては、工事完了が3件、施工中が1件の状況でございます。このような整備状況につきましては、各家庭によって設置スペースの確保やリフォームの時期など、さまざまな事情があるものと分析しておるところでございます。 平成20年度はより多くのご家庭に浄化槽を設置していただけるよう、直接職員が訪問し、事業の目的を啓発しながらご相談に応じ技術的なアドバイスも含め浄化槽の普及促進に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 以上でございます。     〔三浦啓至 市長公室長 登壇〕 ◎三浦啓至市長公室長 私からは、整理番号116番についてご答弁申し上げます。 聞いていただいていますのは、第2期最終処分場跡地整備の調査設計委託料についてであります。 第2期最終処分場跡地整備につきましては、平成19年度に跡地利用の基本計画図の作成や都市計画法に基づく都市計画公園として位置づけが可能かどうか検討する費用対効果等の調査を実施しております。 したがいまして、平成20年度に計上しました200万円の予算につきましては、現在、桜等の植樹や草刈り等の作業に取り組んでいただいておりますNPO法人柏原ふる里づくりの会へ引き続き軽易な整備や樹木等の管理をしていただくための費用と、この事業を幅広く周知し多くの方に参加していただくことを目的に、4月に開催しますさくらまつりの委託料等が主なものでございます。 第2期最終処分場の跡地につきましては、以前は運動施設などを配したエコパークを計画しておりましたが、柏原、藤井寺、羽曳野市ともに厳しい財政状況であるということから、それに加えて平成16年度に廃棄物処理法が改正され、土地形状を大きく変更することはできないと、そういう制限がありました。このため、この地を竜田古道の里山と名づけ、市民参加、市民協働を基本に、市民ボランティアが中心となり、できるだけ現在の地形を利用した花の山に再生するという計画にいたしております。 今後の予定といたしましては、先月に処分場としての廃止確認がおりましたので、できるだけ早い時期に柏原市で初めての地区公園としての都市計画決定を打ち、国庫補助の採択を受けるための手続を進めてまいります。そして、平成21年から22年度にかけ、管理棟や簡易な休憩所の設置を行い、亀の瀬地すべり地などと有機的に連携させ、柏原市の新名所としてアピールしていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上です。     〔田中和美 都市整備部長 登壇〕 ◎田中和美都市整備部長 続きまして、私からは、整理番号117について答弁申し上げます。 ご質疑は、地域緑化推進費のうち、(仮称)本郷防災広場について、現在の整備状況と今後の共同作業の内容についてでございます。 この(仮称)本郷防災広場は、本郷4丁目にあります面積約1,630平方メートルの土地を地主さんのご厚意によりお借りしたものでございます。これは、法善寺1丁目にありますやまびこガーデンと同じように、地域住民の皆様方との共同作業により、経費の節減を図りながら災害時の一時的な避難地の役割も兼ね備えた広場として整備を進めているものでございます。 現在の整備状況としましては、土地の盛り土作業を地元の皆さんで行っていただき、既に昨年の11月には災害時の備蓄倉庫を設置させていただいたところでございます。そして、その後、外周のフェンス及び側溝の工事も南側を除いて完了しており、引き続き共同作業に必要な水道や電気の引き込み工事を行っておりまして、今月の中旬ごろには完了する予定となっております。また、3月末日までの共同作業として、自転車の置き場や部分的な整備をする計画となっております。 そして、平成20年度は、残っております広場南側のフェンスや側溝などの工事とトイレの設置を行いながら、本郷防災広場整備管理委員会を初め、地元の皆さんとの協働により花壇の設置や植栽などの作業を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。     〔大森敏文 教育部長 登壇〕 ◎大森敏文教育部長 私からは、整理番号118番、119番、120番、121番、122番について答弁申し上げます。 まず、整理番号118番、幼稚園預かり保育モデル事業についてお尋ねであります。 預かり保育モデル事業につきましては、堅下幼稚園、柏原東幼稚園、国分幼稚園、堅上幼稚園の4園におきまして実施しております。5月から実施の堅下幼稚園では1日平均14人、9月から実施の柏原東幼稚園と国分幼稚園では1日平均10人前後の利用がありました。堅上幼稚園では、閉園いたしました民間の堅上保育園にかわる保育所機能を持たせた預かり保育を実施いたしましたので、ほぼ毎日、全園児の利用がありました。 預かり保育により、下に小さなお子さんをお持ちのお母さん方は、通常保育のお迎えの時間に慌てることなく世話をすることができ、介護や仕事に携わっておられるお母さん方への子育て支援につながっております。 教育委員会としましては、4園で実施いたしました預かり保育モデル事業の成果と課題を検証し、幼稚園における子育て支援の充実に努めてまいります。よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号119番、小学校校舎耐震化事業及び校舎等の耐震化、緊急地震速報システムについてお尋ねであります。 教育委員会では、平成15年度に実施した簡易耐震診断に基づき堅下北小学校の屋内運動場の耐震化工事を実施するため、平成19年度において本格的な建物の構造計算による耐震診断業務を行ったところであります。この耐震診断の結果を受け、堅下北小学校屋内運動場、鉄骨造2階建て、延べ床面積638平方メートルの耐震化工事について予算計上させていただいたものであります。 校舎棟の耐震化につきましては、災害発生時に児童・生徒の安全確保に、また地域住民の緊急避難場所に活用される屋内運動場について優先的に整備を進め、あわせて校舎棟の耐震化についても検討してまいりたいと考えております。 また、地震情報を可能な限り素早く知らせる緊急地震速報システムについても調査研究してまいります。よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号120番、青少年の健全育成事業のうち、通学合宿の実績と今後の事業展開についてお尋ねであります。 通学合宿は、子どもたち自身が共同生活を体験することにより、生活技術の習得や社会性を学び、子どもたちの生きる力を伸ばすため、また地域のコミュニティづくりを進めるということを目的としております。 平成19年度は、10月21日から24日の3泊4日、玉手小学校と旭ヶ丘小学校の4年生から6年生の児童12名で玉手地域コミュニティ会館で実施いたしました。実施するに当たりまして、玉手小学校区の区長さんを初めボランティアの方々や市青少年キャンプ場カウンセラーの応援をいただきました。 実施しました児童の感想は、テレビやテレビゲームもなく退屈かなと思ったけど、買い出しや料理づくりが体験でき、楽しい思い出であったと聞いております。 平成20年度は地域を変えまして、2地区4小学校で3泊4日を予定しておりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号121番、柏原市放課後こども教室推進事業の現状と今後の展開についてお尋ねであります。 放課後こども教室は、平成18年度から市内10小学校の健全育成会にこの趣旨説明をいたしましたところ、平成19年度におきまして5小学校と1団体で実行委員会を立ち上げていただき、既に実施しております。実施しております曜日は水曜日と土曜日や日曜日で、今のところおおむね週2日となっております。 教室の内容は、グラウンドゴルフ、ドッジボール、映画鑑賞やキンボールなど、子どもの居場所づくりの一環として、楽しく遊べる教室を開催していただいております。 今後は、残りの5小学校で実行委員会を立ち上げていただくことが必要と考えておりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号122番、図書館運営費について4点お尋ねであります。 1点は、図書購入費1,000万円の内訳について、2点目は国分図書館の蔵書数の達成率について、3点目は柏原図書館の図書の保管場所について、4点目は学習室の利用状況についてであります。 まず、1点目の購入費用の内訳でありますが、国分図書館が6割、柏原図書館が4割の比率であります。 2点目の国分図書館の蔵書数の達成率についてでありますが、19年3月末で国分図書館は5万5,017冊、柏原図書館が13万5,287冊の蔵書があります。国分図書館の計画冊数が7万冊であり、19年度末で達成率は78.6%であります。 3点目の柏原図書館の図書の保管場所についてでありますが、事務所の奥に書庫があり、満杯の状態にならないように、柏原病院、学童保育、スタディ・アフター・スクールなどに団体貸し出しし、また国分図書館にも移管をしながら書庫のスペースをとっております。 4点目の学習室の利用状況でありますが、現在、休館日を除いて使用ができるようになっております。特に土曜日、日曜日、祝日、長期休暇中などは非常に多くの方に利用していただいております。国分図書館につきましては、火曜日が休館日であり、それ以外の日は利用していただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。     〔中西 隆 市民生活部長 登壇〕 ◎中西隆市民生活部長 私からは、整理番号123番について答弁申し上げます。 特定健康診査等事業について、その体制についてということでございます。 平成20年度から、高齢者の医療の確保に関する法律で、40歳から74歳までの方を対象とした特定健康診査・特定保健指導が各医療保険者に義務づけられました。これは、国の医療制度改革の柱の一つで、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の該当者及び予備軍を減少することで生活習慣病を予防し、結果として中長期的に医療費の適正化を目指すものでございます。 さて、この特定健康診査・特定保健指導に係る体制でございますが、まず、特定健康診査は対象となる被保険者に保険年金課で作成いたしました受診券を送付し、被保険者はその受診券を持って大阪府医師会会員で特定健康診査実施機関として登録されております医療機関で受診していただきます。 この特定健康診査実施機関につきましては、1人でも多く受診していただくため、柏原市医師会にもご協力を求めまして、市立柏原病院はもとより、府の特定健康診査実施機関として登録していただきますようお願いをいたしております。ちなみに1月末現在で柏原市内の医療機関は11件、府内で4,431件の医療機関が登録をされております。 この特定健康診査の健診結果をもとに、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の該当者及び予備軍を国の基準により抽出いたしまして、抽出された方を対象に特定保健指導を行います。 特定保健指導は、対象者がみずからの生活習慣を振り返り、みずからの生活習慣における課題に気づき、健康的な行動変容の方向性をみずからが導き出せるように保健師等が支援を行い、内臓脂肪症候群の該当者及び予備軍を減少させるものでございます。 また、特定保健指導の指導内容等をデータ管理し継続的に指導することにより、一人一人の健診結果に応じてきめ細やかな生活指導が行えるよう、保険年金課配属の保健師2名に加えまして、アルバイトの管理栄養士や看護師などを雇用し、実施する体制を整えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○巽繁議長 以上で、一通りの答弁は終わりました。計盛佐登子議員、再質問ありませんか。 ◆14番(計盛佐登子議員) それでは、整理番号順に再質並び要望をさせていただきます。 整理番号105番、庁舎の耐震についてでございますけれども、平成8年2月に実施した耐震診断の結果としては基準値を満たしていて問題がないということだったのですが、先ほど助役さんが答弁ありましたように--あ、副市長、すみません、そのときは助役さんだったんですよ--平成18年1月に耐震改修促進法が改正され、庁舎については強力に耐震化の促進に取り組むべきであるという基本方針が示され、同じ年の8月に辰巳副市長を座長に、各部署から代表の部長並びに課長合わせて8名、そして議会からの代表議員5名で構成された柏原市役所庁舎における耐震防災対策検討会が設置され、第1回目の検討会が行われました。 この検討会の目的ですけれども、市役所庁舎の耐震防災に対する強化を図ることを目的とされ、検討会ではそのための耐震強化対策や市役所庁舎が予防対策本部となる場合の対策等を検討するものであるということで目的がありました。 私も代表議員の1人でしたので、参加させていただき、今後、現庁舎をどのようにしていくのか、いろんな意見も出させていただきました。一つは、建てかえをするのか、そして、庁舎建物に壁を増設して建物の強度を増加して耐震性を向上させる方法をするのか、そして防災危機管理室を別に建てる等々の意見が出されましたけれども、結果的には耐震診断結果が10年もたっているということもあり、まずは、もう一度この耐震診断をする必要があるのではということで、1回目が終わったわけなんです。 その後、平成19年の4月に2回目が開催されたわけなんですけれども、この2回目の意見としては、PFIを検討してはどうかとか、建てかえ、耐震の費用を試算してみてはどうか、補強してまだ20年いけるのなら、補強したらどうかとか、財政的にはこれは一切財政計画に入れていないので、新たな財政負担になる等々の意見が出たかと思います。 とりあえずこの2回目のときも、耐震診断を早急に取り組むという形で検討することで会議は終了したわけなんですけれども、それから1年がたったわけなんです。その1年がたちまして、その後何も前進がないわけなんですけれども、この座長であられます辰巳副市長に再度お聞きしますけれども、今後どのようにこれを進めていこうと思っていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 ◎辰巳英彦副市長 今、検討会の経過等、いろいろお話しになったわけでございますけれども、今後のことでございますけれども、今後の件につきましては、以前に指摘がありました件につきまして、概算的な費用等をそれ以後積算もいたしておるわけでございますけれども、長い間開かせてもらっていないわけですけれども、現在考えておりますのは、新年度に入りましたら議員さんも5名入っていただいておりますけれども、議会ともまた日程を相談いたしまして、しかる時期に検討会を再度開かせていただいてご協議願いたいかなと、このように思っております。 ◆14番(計盛佐登子議員) ここの新聞に書いてあるんですけれども、内閣府中央防災会議の専門調査会は昨年11月、大阪市直下の上町断層帯による地震が起きれば、最悪4万2,000人が犠牲になるという想定を発表しました。耐震性のない住宅の多さが最大の要因という1・17の多大な犠牲を決して無駄にしてはならない、震災に強いまちづくりを一層強力に推し進める必要があるということで書いてあります。 本当に見渡せば古い庁舎ということで、あちこち亀裂というんか、そんなのもありますし、やっぱりこれを何とかしていかなければいけないというのは現状じゃないかなというふうに思っております。 先ほど、副市長も言われましたように、もう一度というか、これからもまた開催していただきまして、どういうふうにするのが一番いいのか、また早急に開いていただきまして、皆さんの意見を聞きながら、いろいろと話し合い、意見等も出し合いながら進めていっていただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号108、ほっとステーション事業、つまりつどいの広場事業ですけれども、この事業につきましては、私が何年か前に在宅児童のお母さんたちの語る会の中で、柏原市は遊ぶ場所が少ないので、場所の提供をしてくれるところが欲しいという、そして、雨の日や寒い日等は家の中に閉じこもってしまうことが多い、そうなると子どもをどうしてもたたいたり、そういうことが多くなるので、もっと安心して子育てができる環境整備をしてほしいという、たくさんのお母さん方の声を聞かせていただきました。 私自身も議会の中で、チャンスがあるたびに実施に向けての訴えをさせていただきましたけれども、18年にドレミファごんちゃんという実施をしていただきまして、そして、きのうからもずっとお話がありますように、19年11月にJR柏原駅前再開発ビルの5階に開設していただくことができました。これは多分、通称ぽっぽキッズというんですかね、子どもたちはキッズが言えないから、ぽっぽ、ぽっぽと言うているんですけれども、私の近所の子どもさんもよく行っていらっしゃるみたいで、ぽっぽ行くねん言うて、よく、にこにこしながら行っていらっしゃるんですけれども、本当にこういう場所をたくさんとっていただけるということは、お母さんたちにとって大変うれしいことではないかなというふうに思いますし、一番、このぽっぽのつどいの広場のよいところは、決まった時間内であれば自由に出入りができるということだと思うんです。 また、専門職のスタッフが常駐しているので、育児相談や、そして発達相談等もでき、親の子育てへの負担感の緩和が図られて、安心して子育て、子育ちができるということだと思うんです。こういう場所を提供することにより、乳幼児を自宅で育てているお母さんが育児疲れを解消し、豊かな心で子どもたちに接することができる場所だと思っております。 先日も市長のほうからもお話がありましたように、他会派の答弁の中でありましたように、国分から、そして円明、玉手地域にも早期実施していきたいと、そういう場所があったらいきたい、また具体的にも、ちょっと示されましたけれども、ほんでそういう方向性で、岡本市長さんが子育てに関してこういうふうにすごい気持ちを向けてやっていただけるということは、本当にありがたいなというふうに思っております。 また、もし可能であれば、お休みの日にも、何回かとは言いませんけれども、ちょっと実施していただけたら、例えば、今はお母さんたちで行ってらっしゃいますけれども、お父さんも一緒に遊ぶ機会というんか、そういうのも与えていただけたらなというふうに思っております。これは要望にしておきますのでよろしくお願いいたします。 整理番号109、地域子育てセンター事業につきましては、本当によく支援していただいて、子育て中のお母さんたちから大変喜ばれておりますけれども、今、テレビ等で悲しい報道がされているのが、虐待で死亡するという子どもがふえていっているということだと思うんです。柏原市においても、18年度関与された数が120件もあったということで、私が保育所に行っていたときは、こういうふうに120件もなかったかと思いますけれども、すごい勢いでこういう件数がふえてきているということで、本当にびっくりしているわけなんですけれども。 オアシス内に柏原市家庭児童相談室を建設されて、児童虐待防止への取り組みを行っておられますけれども、この市の虐待予防対策について少しお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎大橋博健康福祉部長 市の虐待防止策でございますが、私どもでは平成16年に柏原市子ども虐待防止等連絡会議を設立いたしまして、これは保育所・幼稚園それから小学校・中学校の施設を初めとしまして、児童相談所それから警察、消防、保健所と60を超える関係機関と民生児童委員協議会、さらに医師の方々にもご参加をいただき、児童虐待を未然に防ぐということを主眼に活動しております。     〔藤森副議長 巽議長にかわり議長席に着く〕 また、さらに、18年8月から、特に子どもたちの非行だとかひきこもりなど、児童虐待から子どもの自殺にまでつながるようなことがあるような事案に対しましては、情報を共有していくということで、そこの連絡会議の中に要保護児童地域対策連絡協議会というものを併設いたしました。そこで関係機関とのそれぞれ情報共有を徹底して、我々公的機関とも関与していくことで、虐待の防止に努めていきたいと思っております。 その中では、毎年2回の研修会とか実務者会議等いろいろ重ねまして、虐待防止に取り組んでいっているところでございます。 ◆14番(計盛佐登子議員) 早くからこの虐待に関して柏原市は取り組んできていらっしゃるんじゃないかなというふうに思っております。やっぱり、こうやって件数がふえてきたということは、それだけこの虐待に対するそういうシステムが充実してきたことじゃないかなというふうに思っておりますので、そういう点では子どもたちも守られてきているんじゃないかなというふうに思っております。 また、もう一つですけれども、在宅児童で虐待が疑わしい、例えば、ちょっと隣で子どもをたたいてはるんじゃないかなとか、そういうふうに気づかれた方が、そのことをどういうふうに知らせたらいいのかというのを、ちょっとお聞きしたりもするんですけれども、先生、警察に言ったらいいのかとか、だれが一番、自分が行くわけにはいかないので、そういう場合に身近なだれか、例えばその中に民生児童委員の協議会とかありますので、そういう方たちに知らせてもいいのかどうか、ちょっと答弁をお願いいたします。 ◎大橋博健康福祉部長 おっしゃっているとおり、民生児童委員さんに委嘱しております。特に主任児童委員さんも地域におられまして、今回の一斉改正によりまして増員もさせていただきました。ですから、1つは、本当に地域で民生委員さんにご相談をしていただく。もし、その人と顔見知りで、ちょっと言いにくいところであれば、例えばオアシスにあります子育て支援センター、そこに専門の職員もおりますので、大いに利用していただいたらいいと思っております。 ◆14番(計盛佐登子議員) お昼間でしたら、オアシスのほうへ、専門の方いらっしゃいますので、すぐそちらのほうへ知らせていただけるかなと思うんですけれども、例えばいらっしゃらなくて、夜とかで、どうしようかとなった場合に、夜というか、夕方ですね、そういう場合に、だれに知らせたらいいかなということで悩んでいらっしゃる方もいらっしゃいましたので、広報には民生委員さんのお名前とかいろんなのを書いてありますけれども、民生児童委員の役割といいますか、こういうことをされていますよという、そういうのも少し載せていただいたら、そしたら、こういう方にこういう場合は連絡したらいいんかなというふうにわかるかなと思いますので、その点も少しご配慮いただけたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号110、乳幼児健康支援一時預かり事業、つまり病児・病後児保育についてでございますけれども、子育て支援策の中でも、この要望が今本当に多いんですね。先日の公立保育所の父母会の要望でも、この柏原の地域で何とかもう一カ所やってほしいということで、私もずっとこれは言い続けてきているわけなんですけれども、市としては、柏原市のほうで小児科が手を挙げていただいたら実施はしていただけるのでしょうか。 ◎大橋博健康福祉部長 柏原地域で病児・病後児保育をしようという小児科さん、お医者さんがいらっしゃいましたら、積極的に話を進めてまいりたいと思っております。ただ、入院施設といいますか、預かる施設の建物ですね、その施設の関係もございまして、可能かどうかもいろいろ検討を一緒にさせてもらいたいと思っております。 ◆14番(計盛佐登子議員) 前に、柏原市民病院のほうでやったらどうですか、やっていただけないんでしょうかと言ったら、それはちょっと、いろんなあれでできないというふうに言われたんですけれども、それも病院で実施するということは厳しいでしょうか。 ◎大橋博健康福祉部長 病児・病後児保育、単純に病気だけということでもなく、保育もありますし、これは、今後、柏原病院と詰めていきたいと思いますが、ただ、小児科の先生といいますか、通常、診察にも当たっておられることですし、ちょっと検討させていただきたいと思います。 ◆14番(計盛佐登子議員) できたら、早急に実施へ向けて検討していただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。実際、病気を抱えて、お母さんたちは四苦八苦、いろんな工夫をしながら、その時を乗り越えられていらっしゃるようですけれども。 先日もあるお母さんが、病気になった子どもさんを見てもらうために、派遣会社のほうで、病気なので看護師さんにお家のほうへ来ていただいて見ていただかれたみたいなんですけれども、その費用が何と1時間3,000円で、1万5,000円かかったいうことで、本当にそう思いましたら、今、国分のほうでにしむら病院でやっていただけます病児・病後児保育、1日で2,000円ということで、本当に、これ、ありがたいなということで、行政に感謝しているわけです。 そこで、ちょっとお伺いしたいんですけれども、今、市のほうが社会福祉協議会のほうに委託して、ファミリーサポート事業を行っていらっしゃいますけれども、この中に専門家の看護師さんとかを、有資格者の方を募集して置いていただくというか、病気の場合に、そういう方たちに見ていただくという、そういうことができないものかどうなのか、ちょっとお伺いしたいんですけれども。 ◎大橋博健康福祉部長 現在、社協でやっておりますファミリーサポートセンターですね、3歳から小学校4年生までの子育ての援助を受けたいという子どもに対して進めているわけですけれども、現在、看護師の有資格者がおりません。それで、社協とも今後そういった話も詰めていきまして、それが可能かどうか、ちょっと検討させていただきたいと思います。 ◆14番(計盛佐登子議員) できるだけたくさんのそういう、いろんな資格を持っていらっしゃる方も協力的に、そういうふうに参加していただくというのが一番ありがたいんですけれども、その中で利用していただけたら、この1万5,000円という費用をかけなくても子どもさんを見ていただけたんじゃないかなというふうに思っておりますので、またご検討のほう、よろしくお願いいたします。 整理番号111、公立保育所での4月の時点での入所児童数が新旧合わせて478名、これに伴って保育士が86名必要であり、そのうち56名が正職保育士であとはアルバイト保育士で調整されているようですけれども、年々、アルバイト保育士の比率が高くなってきているように思われるんです。 20年度に関しては、特に産休で休まれる正職の保育士さんがいらっしゃるために、こういう比率が高くなってきているんじゃないかなと思うんですけれども、今の人数でしましたら、正職が約65%でアルバイトが35%ぐらいに当たるんですかね。 ちなみに18年度は正職が78%で、アルバイトが22%だったと思うんですけれども、やっぱり、年々、正職保母とアルバイト保母が近づいてきているというか、ひょっとしたら逆転するのではないかなという、そういう不安もあるわけなんです。中部8市の保育士におきましても、アルバイト保育士の雇用が多くて、優秀なアルバイトの確保がだんだん難しくなってきているんではないかなというふうに思うんですけれども。 そこでお伺いいたしますが、この非常勤保育士の身分をアルバイトから嘱託に、そういうふうな身分の非常勤保育士にしていただける考えはないかどうか、お伺いいたします。 ◎大橋博健康福祉部長 現在、アルバイト保育士として働いていただいている方ですが、嘱託といたしますのは、やはり公募しなければならないという一つの原則もございます。また、現在考えております幼保一元化ということも視野に入れながら、それは本当に今後の検討課題とさせていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ◆14番(計盛佐登子議員) ちなみに中部8市を見ましても、やはり嘱託保育士がほとんどいらっしゃるということで、アルバイト保育士で進んでいっているのが、柏原市と富田林市、それ以外はみんな嘱託保育士さんがいらっしゃるわけなんです。 また、アルバイト保育士さんの日給を見た場合に、前回、日給をちょっと上げていただきましたので一番下ではないんですけれども、それでもやはり隣の八尾市さん、それから、その隣の東大阪さんに比べたら、やはり少しお給料というか、日給が少ないんじゃないかなと思います。 きのうも、ちょっと、八尾のほうの担当の方とお話をさせていただいていたんですけれども、やっぱりアルバイト保育士さんも生活がかかっていらっしゃるので、やっぱりお給料というか日給の高いところに行っておられますということで、確保するのに大変苦労しているんですいうことを言っておられました。その点、八尾市は、きちっとしたというか、正職並みの嘱託保育士がいらっしゃいますので、ここ八尾市は本当に充実しているなというふうに思っておりますけれども。 今後、本当に正職保母を採用するのが一番ベストだと思うんですけれども、やっぱり、どこら辺というか、ひっくり返らないというか、せめて正職保母は何%、それぐらいまでは置いとかなければいけないんじゃないかなという、そういう目安的な部分を置いておいていただいて正職を採用していただけたらなというふうに思っておりますので、その点また考えていただいて、できるだけ、本当ならば正職保母でやっていただくのが一番ベストだと思うんです。 きのうからも、子どもを育てるに当たって、やはりゼロ歳から3歳まで、三つ子の魂百までということで市長さんもおっしゃっていましたけれども、ゼロ歳から就学前までの保育というんか、それは本当に貴重なというんか、人間形成する上で一番大事な時期じゃないかなというふうに思っております。この大事なときに、やっぱり優秀なというか、そういう先生に接していただける子どもたちであってほしいなというふうに思うんですけれども、その考えについては、市長さん、どうでしょうか。 ◎岡本泰明市長 嘱託ということになりますと、非常に難しい面があるんです。給料とか、そういうことでなしに、これは例えば試験を受けて通っていただいて、というようなことも考えないけませんし、それからもう一つは、嘱託は1年契約なんです。それを3年以上続けられないと、そういう制約もあるわけです。 私、じっとお話を聞かせていただきまして、アルバイトの方でも優秀な方、いらっしゃいます。また、正職員でも、そうでないということもあります。だから、一概に職種がアルバイト、嘱託、正職ということでその人の能力が左右されるということでもないと思います。 それと、今、少子化ということで柏原市自身が今後、保育児童の変遷をどの程度まで見込んでおかなければならないのかという問題もあります。 それからもう一つは、例えば、けさほど、中村幸平議員から子育て支援宣言都市と、そのようなことに至りますと、またずっとお子さまがふえるかもわからない。そのときには、また、アルバイトをふやすというようなことでなしに、正職の方を正式に試験も受けてもらって、そして合格してもらって、そして採用に至るというようなことを流動的に対応していきたいと。現状の今のままで問題が起きておると、著しく支障を来しておるという状態であれば、即座に手を打たないかんというふうに思いますけれども、私は、まだそういう現場のほうから問題が起きておると--ゆゆしきですよ、著しいですよ、ことが起きた--という報告をいただいておりませんので、その都度、その都度、いろんな形で変化をしていきますのでね、対応をしていきたいと、そのように思いますので、どうぞよろしく。 ◆14番(計盛佐登子議員) ありがとうございます。ぜひ、そういうふうな方向性に向けていっていただけたらなというふうに思っております。 私も、市長さんの意見と一緒で、アルバイトだからどうのこうのというのは、私もそういう考え方は持っておりません。アルバイトの方でも本当にすばらしい方がいらっしゃいまして、正職よりもアルバイト、余計このアルバイトの先生をそのまま置いといてほしいと。ところが、やっぱり、その方もというか、生活がかかっておりますので、どうしても日給の高いところへ行かれるという、そういうのがありますので、優秀な保育士さんを置いておくためにも、こういう金銭的な部分になるかと思いますけれども、そういうふうに考えていただけたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 112番の乳幼児医療助成事業については、大阪府下においては早くから所得制限なしの就学前までの助成事業をされており、答弁では、いつも大阪府下ではトップクラスと言っておられますけれども、年々、他の市町村におきましても充実がされてきておりまして、だんだんトップクラスということが言えなくなってきている状況になっているんじゃないかなというふうに思いますけれども。 この柏原市、本当に子どもに優しいまちだなというふうに私は思っているわけなんですけれども、そういう印象をそのまま続けるためにも、やっぱりトップを走り続けていただけたらなというふうに思っているわけなんです。その意味でも、この小学校3年生までの乳幼児医療助成制度を拡大していただけないかどうかと思って質問させていただきました。 もし、通院が厳しいんだったら、入院だけでも無料という形でやっていただけないか、これは要望にしておきますので、またその点のご検討もよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号113、1点目の母子保健事業の乳幼児健診についてですけれども、それぞれの健診内容を聞かせていただきました。子どもが発達していく上において大変必要な健診だとは思いますけれども、最後の3歳児健診について、ちょっとお伺いしたいと思うんです。 柏原市の場合、どうして3歳児健診を3歳6カ月児に実施されているのかをお伺いいたします。 ◎大橋博健康福祉部長 お答えいたします。 3歳6カ月というのが、医学上といいますか、身体の発達、それからなおかつ精神面の発達ということで一番重要な時期であるということから3歳6カ月健診とさせていただいております。 ◆14番(計盛佐登子議員) 実はこの3歳児健診の中に、視聴覚の問診が加わってくるわけなんですけれども、この健診によって小児の弱視を見つけることができるそうなんですね。視力は3歳から急速についてくるので、この時期にできるだけ早く見つけてあげることによって、目の矯正が1.5までは弱視がいけると。ところが、3歳6カ月で見つかった場合は、0.6ぐらいの矯正しかできないのではないかなということでちょっとお聞きしたわけなんですけれども、もし、3歳児健診を3歳6カ月児に実施しなければいけない根拠がないならは、ぜひ、この3歳児健診を3歳ゼロカ月にしていただけないでしょうか、お伺いいたします。 ◎大橋博健康福祉部長 現在、2歳6カ月、それから3歳6カ月ということで健診をさせていただいておりまして、今のところ--1歳ですね、失礼いたしました--1歳6カ月健診で、ちょうど2歳間隔で健康診査はやっております。歯に関しましては2歳6カ月ということでございますが、現在、それを3歳に持ってきてということは、ちょっと今のところ考えておりません。 ◆14番(計盛佐登子議員) ここに専門医からの一言いうことで、小児の弱視について少し、赤羽中央総合病院附属クリニックの眼科部長の武市一彦さんという方が書いてあるんですけれども、「視力は通常5歳から6歳ごろまでに成人と同等までに発達しますが、この期間に目に異常があると正常な発達ができなくなり、弱視になることがあります。原因としては、強い屈折異常、不同視、斜視などが挙げられます。これらは小学校に入ってからでは治療効果が落ちてしまいます。そのため、早期発見・早期治療が必要となってきます」ということで言っておられますし、また、弱視の早期発見についてということで、「いつも、どちらかの目で見ている、目を細めて見る等があれば弱視の疑いがあります。また、3歳児健診で異常を指摘された場合も、眼科を受診されることをお勧めします」ということで、通常、3歳になるころには視力検査が可能となりますということで言っておられます。やはり、早期発見・早期治療、早く見つかることによって、眼鏡をかけなくても済むならば、やはりこういうふうに早く見つけてあげるほうが私はいいのじゃないかなというふうに思います。 3歳児健診というのは、3歳から4歳までの間に、どこでもいいわけですので、わざわざ3歳6カ月にやらなければいけないという、そういうあれがあるんでしたら仕方がないですけれども、できるだけ早く、この目に関しては見つけてあげていただいたらいいかなというふうに思っておりますので、その点もご検討していただけますように、よろしくお願い申し上げます。 そして、もう一つのお願いというか要望なんですけれども、それは、先ほどおっしゃったように、1歳半の後、3歳6カ月、その後がもう就学前の健診になりますので、それで多分3歳6カ月にしたほうがいいということで言われたかと思うんですけれども、今、5歳児健診の導入がちょっと入ってきてるんですけれども、実は独自に5歳児健診を導入する自治体が今ふえてきています。3歳児健診から、先ほど言いましたように就学前健診までのこの期間の開き過ぎは、特に近年増加しています、おとといやったかな、橋本議員もおっしゃったように、ADHD(注意欠陥・多動性障害)とか、それから学習障害とか、そういう発達の障害にとって重要な意味を持ってきます。なぜなら、発達障害は早期発見・早期療育の開始が重要で、5歳程度になると健診で発見することができるのですが、就学前まで健診の機会がなく、ようやく就学前健診で発見されたのでは遅いと言われているのです。発達障害は対応がおくれると、それだけ症状が進むと言われております。また、就学前健診で発見されても、親がその事実を受け入れるのに時間がかかって、適切な対応、対策を講じることなく子どもの就学を迎えるために、状況を悪化させてしまっているといった現状がありますと、こういうふうに書かれております。 こういった点も踏まえながら、もし、3歳児健診、就学前まで間あくんだったら、この5歳の健診もまた頭に入れていただきながら、乳幼児健診に対する考え方を少し考え直していただいて、またこういうことも導入しながら健診を進めていっていただけることを要望しておきます。 続きまして、2点目の妊婦一般健康診査の健診についてでございますけれども、厚生労働省は妊婦健診について5回程度の公費負担をすることが原則との通知を出しており、おおむね5回分の妊婦健診費用助成が地方へ財政措置されておりますけれども、柏原市としては前回の1回から、20年度は2回増の3回にしていただきました。本当にこのことは感謝しております。 ただ、経済的な理由で積極的に健診を受けられなかった妊婦さんの駆け込み出産や、たらい回し等々の社会問題になっておりますので、せめて国が通知を出しております5回まで拡充していただけることを期待しておきます。 ここで、ちょっと、里帰り健診についてお伺いしたいのですが、初めて出産される方は不安もあられて、やっぱり実家に帰って出産をされるという方が多いかと思います。この里帰り出産、大阪府内だったら、この公費負担の受診票でいけるかと思うんですけれども、例えば私みたいに九州でしたら、大阪府ではありませんので、そういう府外の方たちでも、この里帰り健診、公費負担の受診票を3回、今回多分いけるかと思いますけれども、これをやっていただけないかどうか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ◎大橋博健康福祉部長 現在、妊婦健康診査につきましては、大阪府医師会と契約をしておりまして、それぞれ一般健診、中間、後期と単価を決めて契約をしているものでございます。ですから、大阪府外で受診をされましたときに、その単価でやっていただけるかどうかということも懸念するところでございまして、現在のところ非常に難しいかなと思っております。 ◆14番(計盛佐登子議員) できたら、乳幼児医療費は償還払いしていただいているんですね、大阪府外であっても。そういうふうな仕組みというか、一緒かなというふうに思いますので、この点またご検討いただいて、できるだけ、せっかく市長さんが2回もふやしてやっていただきましたので、何とかこれを上手に使えないかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 また、もう一つなんですけれども、その前に愛知県内の26市町村はこの償還払い制度を実施しておられますので、また他市等とも聞いていただきながら、実施に向けて検討をよろしくお願いいたします。 そして、改正医療法が平成19年の4月に施行されて、助産所開業の要件として出産異常児に対応できる嘱託医、産科の確保に加えて、産科及び小児科がある医療機関を嘱託医療機関として確保することが義務づけられましたということで、この改正は妊娠・出産に伴う異常への対応に万全を期すために行われたものですということで、分娩を取り扱わない助産所については、先ほどのようなことはしなくても従来どおりでいいんですけれども、お産を扱っている既存の助産所については、1年間の経過措置が設けられ、本年3月までに嘱託医及び嘱託医療機関を確保すればよいのですが、特に新たに要件に加わった嘱託医療機関の確保が大変難しいというふうに言われております。これが見つからなかったら、お産婆さんのところ、助産所で出産をすることができなくなってくるということなんですけれども、柏原市内にどれだけの助産所があるかどうかわかりませんけれども、こういうことも今、産科が減少している中で、この助産所の存在は改めて注目されておりますので、地域に連携医療機関が確保できていない助産所がある場合、連携病院を確保するための支援の取り組みというか協力を、柏原市民病院はいけるんですかね、出産、こういう機関がいけるかと思いますので、そういう協力をしていただけたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号114、がん検診についてでございます。 ここ5年間、受診率を見てみますと、本当に下がっているんですね。子宮がん検診、20歳以上の方たちの対象あるんですけれども、14年からずっと言いますと、13.6、13.6、18.6、10.8、7.9いうことで、この平成18年は7.9しか受けていなかったいうことで。乳がん検診におきましても下がってきていますし、そして胃がん、大腸がん、肺がん等々も、これみんなだんだん下がってきているわけなんです。 受診率が大変低いということなんですけれども、前年度より低いので予算が余っているというわけではないかと思うんですけれども、どうなんでしょうか。 ◎大橋博健康福祉部長 特段、予算が余っているというわけではございません。 ◆14番(計盛佐登子議員) 今、日本人の高齢化に伴いがんが本当に急増して、今や3人に1人はがんで亡くなられているということなんですけれども、もっとがんというものを知っていただき、がん検診率を上げていただきながら、がん予防対策についての出前講座とか、それから啓発に努めていただけたらなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 また、がん患者やその家族が抱える不安や悩みに応じるための相談窓口が求められておりますけれども、先日、新聞に三重県が、ことし1月から津市の県津庁舎内にがん相談支援センターを開設されたそうなんです。ここには、本当にがんのことで悩みを持っていらっしゃる方々がたくさん相談に来ておられるそうなんですけれども、また、こういうがんの悩みを持っていらっしゃる、そういう方たちの相談を受けられるような、また窓口の体制もつくっていただけたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号115、浄化槽設置についてですけれども、まだまだ数的には少ないようですけれども、今後、普及促進に努めていただいて、水質改善そして生活環境の保全向上に努力していただけますよう、要望にしておきます。 整理番号116、第2期最終処分場跡地整備調査設計委託料とありましたので、また、私、何か調査設計をされる費用かなと思ったんですけれども、そうではなくて、今の事業を維持していくための予算だということがわかり、理解いたしました。今後は、柏原市で初めての地区公園として柏原市の夢のある新名所にされるとのことですので、また、すてきなきれいなお花畑というか、花の山になれるように、私もまたボランティア活動をしてまいりたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 整理番号117、(仮称)本郷防災広場につきましても、20年度において予算をつけていただき、地元の皆様、大変喜ばれております。地元におきましても、本郷防災広場整備管理委員の皆さんを中心に、地元の皆さんと一緒に、3月1日に石拾いを行い、整備活動をしていたところでございます。結構広い土地なので、なかなか全部はいかなかったので、また14日に再度、石拾い等整備をするということで、本当に本郷のあの地域の皆様、協力しながら、我が子のように、いつもこの防災広場を見ていらっしゃる方もいらっしゃって、本当に責任感のある方だなというふうに感心しております。 この3月30日に予定されています防災訓練に向けて、着々と今進んでいっているところでございますけれども、この(仮称)本郷防災広場のスペースなんですけれども、柏原の中で一番広い防災広場とは思うんですけれども、柏原市のモデルとなれるよう、今後は防災広場に必要な備品等の資金も自分たちの手でと言っておられますけれども、また、市のほうにおかれましても、力を貸していただけますよう要望しておきます。 整理番号118、預かり保育モデル事業につきましては、これもお母さんたち、大変喜んでいらっしゃいますが、残りの園につきましても、この4月から実施されるのでしょうか、お伺いいたします。 ◎大森敏文教育部長 自席からお答えいたします。 残りの園につきましては、保護者のニーズ、それから園の置かれている状況を勘案しながら充実を検討してまいるということでございます。 ◆14番(計盛佐登子議員) あと、柏原西保育所と堅下ともう一カ所ありました、2カ所だけでしたね、幼稚園、あと2カ所、3カ所ですか、すみません。 ◎大森敏文教育部長 西幼稚園、それから玉手幼稚園、やっていないところですね。 以上です。 ◆14番(計盛佐登子議員) 2カ所ですか。 ◎大森敏文教育部長 堅下北幼稚園。 ◆14番(計盛佐登子議員) 3カ所ですね。はい。 あとの3カ所、私、本郷に住んでおりますので、あるお母さんさんから、この4月から実施していただけるような、何かそういうふうな感じで、ちょっとニュアンスは聞いたんですけれども、そしたら、まだこれは決まっていないと。実施されるかどうか検討中ですか、それとも、どうなんでしょうか。 ◎大森敏文教育部長 先ほど答弁申し上げましたように、いろんな状況がございますので、それを勘案しながら、できるところからは拡充は図っていきたいなと思っております。 ◆14番(計盛佐登子議員) そしたら、4月から始めるとかいうのは、まだ決まっていないということですね。はい、わかりました。そしたら、この後、3カ所も引き続きニーズに合わせてとおっしゃっていましたので、多分お母さんたちニーズがあるかと思いますので、引き続き拡大していただけますようにお願い申し上げます。 整理番号119、小学校校舎耐震化事業についてですけれども、今回は堅下北小学校の屋内運動場の耐震化工事についての予算だとお聞きしましたが、大体いつごろから工事に入られるのか、おわかりでしょうか。まだ……
    ◎大森敏文教育部長 堅下北小学校のほうは、来年度、工事にかかるということでございます。本年度、耐震のための設計をしたところでございます。 ◆14番(計盛佐登子議員) この屋内運動場の整備が終わりましたら、次は多分、あの子どもたちや先生が毎日いてる場所というのは校舎だと思いますので、校舎等の耐震化の整備もまたよろしくお願いいたします。 また、先ほども質問させていただきましたけれども、素早く知らせてくれる緊急地震速報システムですね、こういうのもできるだけ早く取りつけていただいたら、それを察知できるかと思いますので、その点をよろしくお願い申し上げます。 整理番号120、通学合宿につきましては、これは教育長からの提案だとお聞きいたしましたけれども、どういう思いでこれをやっていこうという実施に踏み入られたのか、お聞きいたします。 ◎三浦誠教育長 通学合宿につきましては、私ども、今の子どもたち、いわゆる年相応の生活習慣とかあるいは生活技能というんですかね、そういうものに非常に欠けているんじゃないかと。いろんな問題事例が起こったりしますけれども、やはり年齢相応の体験を積んでいないと、そういうことで、自然体験とか社会体験ですね、キャリア教育やとか、いろんなそういう実習は学校でもやっておりますけれども、本当にごくありふれた日常の生活、そういう体験が非常に欠けているんじゃないか。それをぜひとも、こういう通学合宿、これはいわゆる生活体験学校みたいなものであると我々は認識しておりますけれども、そういうところで炊事をしたり、洗濯をしたり、ごくありふれた生活を子どもたちが自分たちでやっていくと。そういうことで少しでも、何といいますか、生活習慣・生活技能を身につけてもらえればと。それが、結局、3日、4日の短い期間ですけれども、その中で子どもたちが我慢することも覚えるでしょうし、あるいは協力してやっていくことも理解するでしょうし、そういった意味合いのこと。 それからまた、これは地域の方々が支援をしていただかなければできない事業ということで、地域の皆さん方も、また子どもと交流することによって、子育てといいますか、地域で子どもを守り育てるんだと、そういう機運というものは広めていただければなと。そういうことで、今年度もできれば1カ所、2カ所でやりたいということで予算も計上させていただいているところであります。 以上です。 ◆14番(計盛佐登子議員) 私もそう思います。今年度もやっていただけるということなんですけれども、これは、もう、対象の学校というのは決まっているんでしょうか。 ◎大森敏文教育部長 まだ、決定しておりません。 ◆14番(計盛佐登子議員) 本当に今の子どもたちは体験学習とか経験学習が少なくなってきまして、それと核家族いうことで兄弟が少ないということで、本当にもまれるということがなくなってきたいうことですので、こういう経験をしていただくということは大変いいかなというふうに思っております。 ただ、人数がちょっと少ないというか、学年に2人ぐらい参加でしたかね。 ◎大森敏文教育部長 1学年に2名でございますので、それぐらいの規模でないと、ちょっと現在のところ、面倒を見るのに限界があろうかなということでございます。 ◆14番(計盛佐登子議員) 学年2人て、本当に貴重な経験をできる子ども、いいなと思うわけなんですけれども、できるだけたくさんの子どもがこういうことに参加できるように、また検討をしていただけますようよろしくお願い申し上げます。 整理番号121、放課後こども教室につきましては、今後は残りの5小学校で実行委員会を立ち上げ実施に向け頑張っていただけると思うんですけれども、もう、何校かはめどがついているのでしょうか、お伺いいたします。 ◎大森敏文教育部長 1校のみでございます、現在のところ。 ◆14番(計盛佐登子議員) 1校でも年に一つずつでもふえていったらいいかなというふうに思うわけなんですけれども、週に2日ぐらいが大体、体制で行っていらっしゃるということで、私の近所の方もお手伝いというか、そういう形で行っておられるんですけど、本当に大変やわ、というふうな感じで言っておられます。 本当にまた、こういうボランティアの方たちがもっと地域で支えていただけるような、そういう方たちがふえたら、この回数もだんだんふえてくるんじゃないかなというふうに思うわけなんですけれども、まずはやっぱり、進んでこういうボランティアをしていただける方をまた地域でしっかりと見つけていかなければいけないかなというふうに思っております。 社会教育の担当の職員の皆さんもしっかりと動いていただいているようですので、今後とも、1校、2校、3校、4校と、全校が早くこういうふうに放課後こども教室ができるようになりますように、要望しておきます。 整理番号122、図書館運営につきましては了解いたしましたので、結構でございます。 続きまして、整理番号123、実施に向けて、今、担当課は残業をしながら頑張っておられるみたいなんですけれども、大体いつごろから、この受診券というのは届くのか、また、担当課としてどれぐらいの受診率を見込んでいらっしゃるのか、お伺いいたします。 ◎中西隆市民生活部長 一応、6月から開始に予定しておりますので、5月半ばごろには受診券が届くようにしております。 それと、一応、これ、特定健診の場合は一応、目標値が定められておりますので、20年度は特定健診の受診率を40%、それで先ほど申しました指導を受けられる方が約45%実施したいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆14番(計盛佐登子議員) これはお金は要るんでしょうか、受診の際の。 ◎中西隆市民生活部長 今回、無料ということにさせていただいております。 ◆14番(計盛佐登子議員) 無料でしたら、より一層たくさんの方が受診していただけることを望むわけなんですけれども、最初、目標が40%をしていかなければいけないいうことで、今、行っていただける方に周知というか、そういうふうな形でやっていかれるかと思いますけれども、私もきっと、メタボリックシンドロームだろうとは思うんですけれども、この受診票が5月の中旬ぐらいとおっしゃいましたので、あと2カ月ぐらいあります。 メタボリックシンドローム--口が回らないんですけど、陥らないためのポイントが新聞に載っておりましたので、ちょっと読んでいたわけなんですけれども、最後に、生活習慣病にならないための習慣づくり、端的にはメタボリックシンドロームに陥らないための生活習慣改善のためのポイントを幾つか挙げておきましょうということで、「最大のキーワードは適度な運動、適食な食事、十分な睡眠」--これだけはいけてるかなと思うんですけど、「早寝早起きの規則正しい時間割をベースにきちんと食事をとり、ウオーキングや水中歩行など、運動量に無理のない長続きする有酸素運動を習慣化する」と。いつも無理のないようにしてるからだめなんかなと思うんです。もう、これ、読んでいたら、本当にマイナス面ばっかりなんですけれども、「わざわざ運動する時間がとれないという人は、駅の階段の上りおりを心がけるなど、なるべく楽をしない生活習慣を取り入れたい」--エレベーターもちょっとやめたいなと思います。 「あるいは、男性の場合」--ここですね、「休日に自宅のフローリングをみっちりリズミカルにふき掃除するのもいいだろう。同様におふろ掃除、ほうきによる庭掃きなどを組み合わせれば、奥さんにも喜ばれる一石二鳥の立派な有酸素運動になる。そうすれば適度な疲労感が得られ、夜もきっちり睡眠をとることができるだろう。また、喫煙習慣がなかなかやめられないという人は、これを機会にぜひ禁煙していただきたいものだ」ということで、本当に私もこれを読みながら、できるだけできることをやっていきたいなと。で、2カ月後に受診するころには、少しはこの数値が低くなっておればなというふうに思っておりますので、本当によろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号125、介護予防一般高齢者施策事業についてでございますけれども、介護予防教室も、市民からの要望が多くて追加開催もされているということでありますけれども、そうなってくると、スタッフ、ボランティアが必要になってくるんじゃないかなというふうに思いますけれども、その点については、このスタッフ、ボランティアは大勢というんか、ちゃんといていただけるんでしょうか、お伺いいたします。 ◎大橋博健康福祉部長 本当に、柏原市にとりまして、柏原市民の皆さんのボランティアの活動といいますか、非常に活発でございまして、私どももいろんな角度からボランティアさんにお願いといいますか、お話をさせていただいて、本当に積極的に参加していただいております。 こういった健康教室におきましても、参加者になっていただく場合もございますし、それを応援していただくという場合もございまして、積極的にお話をさせていただいて協力していただいているところでございます。 ◆14番(計盛佐登子議員) 前に中村議員がポイント制という形でお話をされていたと思うんですけれども、また、そういうことも頭に置きながら、そういうふうに協力してやっていただいた方にはポイント制をとっていただいて、できるだけ何か目的を持ってやるというのもいいんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひその点よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号127、後期高齢者医療保険料についてでございますけれども、私ももう4月から始まるということで、少しずつ語る会等々を、75歳以上の方たちを迎えまして何人かで話ししているんですけれども、仕組みとか、いろんなことを言っても、そんなんわからん、それで終わりますし、一番気になられているのは、やっぱり保険料のお金のことなんですね。私は一体幾ら払ったらいいの、全然払っていなかったのにどんだけ払うのという、そういう保険料のことばかり気にされている方も多いわけなんです。 再度お聞きしますけれども、どういう形の減免制度ですか、もう一度お聞きしたいんですけれども、よろしくお願いします。 ◎大橋博健康福祉部長 この後期高齢者医療といいますのは各都道府県統一でございまして、大阪府の場合は大阪府の広域連合というところでやっておるところでございます。 ですから、そこの条例の中で賦課ないしは減額賦課という制度が設けられておりまして、市町村独自では現在のところ減額はできません。私ども、保険料徴収といった窓口業務をするところでございます。 ◆14番(計盛佐登子議員) 柏原市独自では減免制度ができないいうことで、この大阪広域の部分では7割、5割、3割でしたか、2割でしたかの減免ができるいうことですね。 ◎大橋博健康福祉部長 自然災害とか、それから家財、財産等に著しい損害を受けられたときとか、それから、収入が著しく減少したときということに関しましては、減免ないしは徴収猶予とするという制度ができることとなっております。 ◆14番(計盛佐登子議員) できるだけ高齢者の方たち、この保険料というのを一番気になさっていらっしゃるみたいですので、私たちもまた語る会をとりながら、どうして保険料を払っていくのかという、そういうこともお話をさせていただきながらしていきたいなというふうに思っておりますので、この後期高齢者の医療制度につきまして出前講座等もやっていただけるというふうに聞いておりますので、またそういう機会がありましたら、よろしくお願い申し上げます。 それでは、整理番号128、最後ですけれども、これも一緒に、後期高齢者の件なんですけれども、啓発等々はしていただいているいうことで、本当に私も先ほどから言いますように、語る会をとりましたら、こんなん来たでしょうと言うたら、そんなん知らんという、本当に封筒が来ても積み重ねられているということで、なかなかあけて見ていらっしゃらないという方が多いので、この保険証ですか、送られたときに、どうやって保険証ってわかるんですか、ちょっとお伺いします。 ◎大橋博健康福祉部長 現在、送る予定をしておりますのは、後期高齢者医療保険証、ブルーのものと、それから、この保険証のサイズに合わせまして後期高齢者医療制度のしおりという形で同封させていただく予定であります。 これを読んでいただきまして、特に後ろのほうには、こんなときに届け出をしていただきたいなということも大きくしてあるんです。実は同封しますもんで、こういった冊子になりましたんですが、努めて周知を図りたいと思っていますのでよろしくお願いしたいと思います。 ◆14番(計盛佐登子議員) 大きさ、よかったです、それで。国保のこういう小さいんやったら、保険証、どこに行ったかわかれへんようになる言うて、結構大きいので、よかったなというふうに思っているんですけれども、わかりました。 また、私たちもしっかりと高齢者の方たちと一緒に、この後期高齢者制度に向けて周知徹底していきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げまして、私の……、すみません、横から幹事長が、かかりつけを言えと言われていますので、ちょっと言いますけれども、この後期高齢者制度なんですけれども、これはかかりつけの先生がこれから必要になってくるのでしょうか。 ◎大橋博健康福祉部長 お答えいたします。 特段、かかりつけというのを聞いてはございません。それぞれ……。 ◆14番(計盛佐登子議員) すみません、早く言い過ぎました。もう少し、こういう後期高齢者制度が始まってから、またそういうこともあるかなと思いますので。多分、こういうのが決まっておったと思うんですけれども、高齢者の方たちですので、やっぱりこの高齢者制度というのは、これとこれとこれはこうせなあかんのよ、ということをきちっと丁寧に教えていかなければいけないかなというふうに思っておりますので、また、その点、私ども気をつけながらしていきたいと思います。 すみません、長時間ありがとうございました。終わらせていただきます。 ○藤森洋一副議長 以上で公明党代表の質疑を終わります。 お諮りします。議事の都合上、本日の会議はこの程度にとどめて、あすに延会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○藤森洋一副議長 ご異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて延会することに決しました。 あすは午前10時にご参集願います。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後3時34分...