箕面市議会 > 2020-02-19 >
02月19日-01号

  • "災害対応等"(/)
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  1. 箕面市議会 2020-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 箕面市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    令和 2年  2月 定例会(第1回)         第1回箕面市議会定例会会議録2月19日(水曜日)◯出席議員    1番  村川真実君          13番  尾崎夏樹君    2番  神田隆生君          14番  今木晋一君    3番  名手宏樹君          15番  二石博昭君    4番  増田京子君          16番  内海辰郷君    5番  中西智子君          17番  岡沢 聡君    6番  中嶋三四郎君         18番  牧野芳治君    7番  川上加津子君         19番  林 恒男君    8番  田中真由美君         20番  上田春雄君    9番  楠 政則君          21番  尾上克雅君   10番  藤田貴支君          22番  神代繁近君   11番  中井博幸君          23番  武智秀生君   12番  堀江 優君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名  市長        倉田哲郎君   会計管理者     斉藤堅造君  副市長       具田利男君   教育長       藤迫 稔君  副市長       柿谷武志君   公営企業管理者   栢本貴男君  総務部長      北村 清君   病院事業管理者   稲野公一君  市民部長      浅井文彦君   監査委員事務局長                    (併任)公平委員会事務局長                              稲野文雄君  鉄道延伸政策総括監 生嶋圭二君   農業委員会事務局長 藤田 豊君  地域創造部長    小山郁夫君   選挙管理委員会事務局長                              浜田徳美君  健康福祉部長    大橋修二君   教育次長                    (兼務)子ども未来創造局長                              高橋由紀君  みどりまちづくり部長        子ども未来創造局担当部長            肥爪慶一郎君            木村 均君  子ども未来創造局担当部長      上下水道局長    小野啓輔君  (併任)人権文化部長 小林誠一君  消防長       美谷一哉君◯出席事務局職員  事務局長      中井浩己君   議事室議事グループ参事                              松尾泰昌君  議事室長      林 二郎君   議事室議事グループ主事                              吉田 桃君  議事室議事グループ長            山根貴之君◯議事日程(第1号)  令和2年2月19日 午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期決定の件  日程第3 令和2年度施政及び予算編成方針  日程第4 第1号議案 令和2年度箕面市一般会計予算  日程第5 第2号議案 令和2年度箕面市特別会計財産事業費予算  日程第6 第3号議案 令和2年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算  日程第7 第4号議案 令和2年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算  日程第8 第5号議案 令和2年度箕面市特別会計介護保険事業費予算  日程第9 第6号議案 令和2年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算  日程第10 第7号議案 令和2年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算  日程第11 第8号議案 令和2年度箕面市病院事業会計予算  日程第12 第9号議案 令和2年度箕面市水道事業会計予算  日程第13 第10号議案 令和2年度箕面市公共下水道事業会計予算  日程第14 第11号議案 令和2年度箕面市競艇事業会計予算  日程第15 請願第1号の1 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める請願(意見書採択)  日程第16 請願第1号の2 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める請願(箕面市における公的補助制度創設)-----------------------------------     (午前10時 開会) ○議長(二石博昭君) おはようございます。 ただいまより令和2年第1回箕面市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をさせます。事務局長 中井浩己君 ◎事務局長(中井浩己君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は23名で、地方自治法第113条の規定により会議は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。   (以下報告) ○議長(二石博昭君) それでは、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において5番 中西智子議員及び18番 牧野芳治議員を指名いたします。 次に、日程第2、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月27日までの38日間といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(二石博昭君) 異議なしと認めます。 よって、会期は2月19日から3月27日までの38日間と決定いたしました。 次に、日程第3、「令和2年度施政及び予算編成方針」を議題といたします。 これより、市長から施政及び予算編成についての方針を受けます。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) おはようございます。 本日ここに、令和2年度における予算案及び関連諸議案を提案し、ご審議をいただくに当たり、新年度における市政の運営方針と予算の概要を申し上げ、市議会議員並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 昨年5月には、元号が令和に改まり、箕面市においては、幸いにして一昨年に比して大きな災害がなく、穏やかな1年であったと感じております。 そして、令和2年は、何といいましても、オリンピックイヤーであります。我が国で開催される東京2020オリンピックパラリンピックに期待で胸を膨らませている子どもたち、そして我々大人にとっても、生涯心に残る1年になることは間違いありません。 本市でも、4月の聖火リレーをはじめ、各種関連イベントニュージーランド柔道チームホストタウン活動などを通じ、スポーツ・国際交流など機運を盛り上げ、箕面市でのオリンピックパラリンピックを演出していく予定です。 このオリンピックパラリンピックに対する気持ちの高揚を、ひとときの祭典として楽しむことももちろんすばらしい体験ですが、スポーツへの関心の高まり、トップアスリートへの憧れ、そういった多くの人の心に散らばったたくさんの輝きを、市民の皆様の日々の健やかな暮らしにもつなげていきたいと考えております。年を経ても、いつまでもお元気で暮らしていただきたい、その強い思いで「健康長寿」を重要施策として打ち出して、今年で5年目を迎えます。一朝一夕に結果の出る施策ではありませんが、年齢や暮らしの形に合わせたきめ細かなアプローチに工夫を重ねているところです。今年は、オリンピックパラリンピックに向けて高まる機運を大きな追い風に、子どもも大人も巻き込んで、さらに力を入れてまいります。 前回の東京オリンピックは1964年、箕面市では、ちょうどその頃から千里丘陵の開発や万国博覧会の開催に向けた交通網整備などに伴い、市街化が急激に進展してきました。それから56年の月日が流れ、今年は2度目の東京オリンピックパラリンピック、そして2025年には再び大阪万博が開催されます。一巡する大きな時代のサイクルを感じる中で、長きにわたり箕面市を力強く美しく育て上げてきてくださった先達の努力と思いを引き継ぎ、着実に次代の箕面をつくり上げていく。時代は変わっても、その姿勢に変わりはありません。 箕面市を愛し、箕面市の明日のために日々ご尽力をいただいております市議会議員並びに市民の皆様に改めて敬意を表し、感謝いたしますとともに、温かいご理解とご協力をいただきながら、箕面市の輝かしい未来を見据えた市政運営に邁進をしてまいります。 一般会計の予算規模は639億7,000万円で、前年度から88億9,000万円の減となりました。 歳入の根幹である市税収入は、前年度から約1億2,000万円増の約237億円となる見込みです。 市債につきましては、北大阪急行線の延伸整備などにより、残高は前年度から約91億円増の約615億円となる見込みです。市債残高は増加をしていますが、これは大きなプロジェクトが進行している過程での一時的かつ想定の範囲に収まっており、財政運営への影響は限定的で、本市財政は変わらず健全な状況にあります。 基金につきましては、残高は約18億円減の約221億円となりますが、これも箕面船場阪大前駅の周辺整備等の影響による一時的な減少です。これら主要プロジェクトへの財政需要も十分想定をした上で、この12年間、着実に基金を積み増ししてきており、現在も、類似団体に比べ、十分な高水準を維持しております。 当初予算における経常収支比率は98.0%で、社会保障関係費の増加などにより、令和元年度に比べて0.3ポイントの悪化となっております。なお、会計年度任用職員制度への移行に関しては、単に従来の臨時職員や特別職非常勤職員を新制度に置き換えるのではなく、全職種・職場を個々に検証し、より広い職責と責任を持つべき業務がある職場においては任期付職員に変更するなど、職責と任用形態と処遇が一致するよう努めました。その結果、一時的に人件費が増加しているように見えますが、多くは前年度まで物件費に計上していた費用が移行したものであり、本市では、財政計画から人件費に充当できる規模を定め、その人件費から逆算して職員数を決めて計画的に採用しているため、財政的な影響はほとんどないものと見込んでおります。 経費節減の取組として、新たな取組を開始いたします。本庁舎の冷暖房機器の更新時期を迎えていること、本庁舎と機器を共用していたグリーンホールの閉鎖により、オーバースペックになる見込みであることなどから、ESCO事業手法による機器の一斉更新に着手いたします。ESCO事業は、公募によって選定された企業が、市庁舎の冷暖房機器や照明器具を省エネ性能の高い機材に更新し、一定の光熱水費削減効果を約束して報酬を得るもので、大幅な省エネ効果により、市が支払う総額は従来よりも低減される見込みです。今回の更新計画では、市が直接更新を行う手法に比べ、イニシャルコスト・ランニングコスト合わせて7年間で8,000万円の経費削減が見込まれます。 高齢化の進展や“通年の待機児童ゼロ”をめざした保育所整備などにより、年々、扶助費が伸び続けるなど、財政を取り巻く状況は依然厳しくはありますが、このような経費圧縮の積み重ねにより、12年連続での経常黒字を達成し、本市財政は安定を堅持しております。 このような取組を重ねた結果、市の財政が健全かどうかを示す4つの指標、「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」、「将来負担比率」、この4つは、全てにおいて良好な状態を示しております。 なお、直近2か年が下降傾向にある将来負担比率は、中長期資産では新年度が“底”となる見通しであり、以降は上昇に転じる見込みです。 競艇事業は、昨年末、業界最高峰のレースであるSGグランプリで、近年まれに見る200億円の売上げ目標達成というグッドニュースをもたらしてくれました。ボートレース住之江も、ナイターレースの通年実施、専用場外発売場外向販売所等での360日発売等により、売上げ向上と収益確保で着実な成果を上げております。 これまで、平成21年からの10年間は、厳しい収益環境の下、売上げの縮小局面においても経営努力を重ね、年間6億円をコンスタントに繰り入れることを努力目標としてきましたが、ようやく回復しつつある好調な業績を背景に、令和2年度は一般会計に10億円を繰り入れることとします。また、当初予算の見通しを上回る収益が生じた場合には、災害対応等に十分な一定の内部留保を確保した上で、可能な範囲で繰入額を補正予算に計上することとし、本議会においては、令和元年度補正として、さらに10億円を追加して繰入れをします。これをもって、競艇事業から一般会計への繰入れは、累計でついに1,500億円を超え、1,515億円となります。古くは下水道の整備から、近年の鉄道延伸事業まで、その時々に増大する財政需要に即応するため、これまでも、これからも、競艇事業は市民生活を支える重要な柱であります。 病院事業会計につきましては、平成30年度に策定した第三次市立病院改革プランの目標になかなか手が届いておりません。このため、患者数増加と病床稼働率向上をがむしゃらに追う考えを改め、診療科ごとの収支構造などにも踏み込む、きめ細やかな分析を行っているところです。新年度予算では、いまだ9億円の赤字を見込む状況ですが、早期に分析を終え、新たな目標とその実現手法をお示ししてまいります。 水道事業会計及び公共下水道事業会計につきましては、平成30年度の水道料金値下げ後も目標の経費回収率100%以上を維持し、水道事業会計で約2億1,000万円、公共下水道事業会計で約1億2,000万円の黒字を見込むなど、市民の皆様に安心の水をお届けするため、箕面市上下水道事業経営改革プランに基づき、経営の健全化を着実に進めております。 以上、新年度の一般会計に特別会計、企業会計を加えた全会計の予算総額は1,595億円で、前年度から217億4,000万円の減となっています。 新年度も、未来への投資と高レベルの財政規律の堅持を両立し、積極的かつ堅実な行財政運営を行ってまいります。 平成30年は、大阪北部地震に始まり、度重なる災害に見舞われ、市民生活にも大きな影響がありました。一方、昨年の箕面市は大きな被災がなく、市民の皆様の安全を預かる身として安堵したところでありますが、この穏やかさに甘んじず、次に備えるのが防災であります。 新年度は、水防整備と急傾斜地対策を一気に加速いたします。平成26年度の豪雨災害を受けて全市的な対策を打ち出し、順次進めてきたところですが、ここまでは国交付金などまとまった財源が確保できず、できる範囲からの対策であったところ、新年度から、従来は都道府県事業かつ農業目的の施設のみが対象であった緊急自然災害防止事業債、これが市町村事業も対象となり、さらに道路防災目的にも拡大されることとなったことから、この機に未着手の32か所について、一気に対策を進めます。これにより、水防整備指針で計画した54か所全ての整備を完了し、対策着手前には約38ヘクタールであった浸水による想定被害面積がゼロになる見込みであります。あわせて、ピンポイントでの降雨状況をリアルタイムで把握する水防カメラについて、現在は河川の監視のため、才ケ原川に3か所に設置していますが、アンダーパスや駅の地下通路、止々呂美地域の主要ポイントなど、浸水被害が危惧され、かつ通行や避難に支障を生じやすい8か所に増設いたします。 また、“レッドゾーン内人口ゼロ”をめざす急傾斜地対策においても、大阪府事業の対象外である人家5戸未満のレッドゾーンで、未着手5か所のうち、避難路や通学路に影響がある3か所の対策を実施いたします。 防災は、ハードとソフトの両輪がそろわなければ、命を守ることはできません。そして、ソフトの要は、“コミュニティー”と“避難”であります。 大阪北部地震の際には、豊川南小学校の避難所に外国人避難者が大勢避難してこられ、地区防災委員会の皆様が様々な努力と工夫を重ねて乗り切ってくださいました。地震を知らない国の方も多くおられたことでしょう。しかしながら、地震と地震時の行動について基礎的な知識と正確な情報伝達があれば、いたずらに不安に駆られることなく、自宅で安全確保できた方々もいらっしゃったものと推察されます。 そこで、改めて外国人の防災コミュニティーを形成し、平常時から口コミで防災情報を啓発し、災害時には正確な災害状況と生活情報を伝達する手法の一つとして、まずは外国人防災リーダーの育成に取り組みます。新年度は、一定以上長く箕面市に在住し、外国人コミュニティーでも既に顔が広く、中核的な方数名にご協力をいただき、防災知識を深め、行政からの情報発信とSNSなど口コミの両面で外国人市民への防災情報の啓発を進めてまいります。 “避難”に関しては、現実的な「垂直避難」の考え方を打ち出して2年、防災マップやホームページなどの啓発ツールを改変して広報に努めてまいりましたが、新年度は、改めて分かりやすい情報を狙ったターゲットに確実に届けられるよう、様々な啓発媒体を再編・再構築いたします。 災害ほど被害が表面化しないものの、市民生活にじわじわと忍び寄る危険、特殊詐欺被害、これが横行しております。これまでも、警察等と連携して様々な手を尽くしてまいりましたが、手を替え品を替え高齢者を狙ってくる新たな手口に被害が増大しております。 一方、巧妙な手口で仕掛けてくる詐欺グループも、意外と単純な方法でブロックできることが分かっております。それは、電話の応答時に「この電話は録音されています」という音声メッセージが流れ、録音されること。そこで、家庭電話の受話器に簡単に後づけ可能な自動通話録音装置に着目いたしました。受話器を上げると、通話を録音していることを告げるメッセージが流れ、実際に録音するという単純なものですが、効果絶大であります。この3月にも1,000個を先行配布し、新年度はさらに1万個を高齢のご家庭を中心に配布いたします。 今年で4年目となる健康長寿プロジェクトでは、高齢者をターゲット層とする健康教室やシニア塾などの充実・拡大を軸に、昨年度は“大人のスポーツ・トライアル事業”に着手いたしました。実際のプログラム実施が主に11月以降になったため、新年度も引き続きトライアルを実施する予定ですが、冒頭にも触れましたとおり、本年はオリンピックイヤーです。オリンピック前の期待感とオリンピック後の高揚の残像を身近なスポーツへのきっかけにしていただけるよう、タイムリーに仕掛けてまいります。 多世代の健康増進に資するインフラとして、総合水泳・水遊場の整備に係る取組も進んでおります。昨年11月に用地取得も完了し、新年度はいよいよPFI事業での整備方針を固め、具体的な手続を進めてまいります。 スポーツ分野での新しいトピックとしては、スカイアリーナの奥にある市民緑地、通称「新稲の森」及びドライブウエイ沿いにある水道事業会計が所有する遊休地の活用について、スポーツ機能を視野に入れたサウンディング調査に着手いたします。新稲の森については、これまで所有者である法人から市が土地を借り受けておりましたが、このほど、市にご寄附いただけることとなったため、隣接するスカイアリーナと一体となったスポーツ施設の一部として、野外環境を生かした機能を整備したいと考えております。また、ドライブウエイ沿いの遊休地については、土地を上下水道会計から一般会計が借り受けて、スポーツ施設のほか、地域活性化に資する機能での活用をめざしており、いずれの土地に関しても、広くサウンディング調査を実施して市民のニーズを吸い上げ、特にドライブウエイ沿いの遊休地については、整備・運営に意欲のある事業者も併せて募るなど、今後の活用に向けた準備を進めてまいります。 長年の課題であった障害者の地域での暮らしを支える新たな生活介護施設も、新年度にようやく建設工事に着工できる運びとなりました。令和4年の早期に運営を開始し、次のステップであるあかつき園の施設更新へと進めてまいります。 子どもにとって安全なまちは、誰にとっても安全です。そして、子どもの安全を守ることは、私たち大人にしかできない重要な使命です。 昨年、大津市で起きた保育園児の痛ましい事故を受け、本市でも、全ての信号交差点において安全対策が不十分な箇所を洗い出し、車両の乗り上げ防止柵などの設置を進めております。また、全ての幼稚園・保育所でお散歩ルートの安全点検を実施し、園の関係者が危険と感じている全箇所について安全対策を講じているところです。新年度は、これに加え、幼稚園・保育所から半径500メートルの範囲をキッズ・ゾーンに設定し、車両に減速を促す路面標示を施します。あわせて、保育園等のお散歩時に見守りスタッフなどを雇用する国の補助メニューを積極的に活用できるよう、利用意向のあった全20園分の予算を計上いたします。 学校教育において、国が2019年度補正予算にGIGAスクール構想の実現に向けた予算を盛り込みました。本市が先行して取り組んできた「全ての児童生徒にタブレット1人1台」の配備、その基盤として必要となる通信ネットワークの整備に対し、ようやく大規模な支援が確保されたため、これまで市独自で1人1台体制を実現した小学校4年生から6年生に加え、新年度には全ての小学校の1年生から3年生、そして中学校全学年への1人1台配備を一気に進めます。本市で先駆的に積み重ねてきたタブレットを活用した授業の経験と知見をアドバンテージに、さらに全国に先駆けた教育環境を実現してまいります。 また、同じく教育において、箕面市が大幅に先行しているものの一つが英語教育であります。計画的に増員を進めてきた英語指導助手(ALT)は、新年度の2名増員で総勢76名となり、一定の完成形となります。実践的な英語を身につけられるカリキュラムで、箕面の子どもたちが世界に羽ばたく基盤をつくってまいります。 昨年、2つのモデル校で試行した学校ボランティアコーディネーター制度は、コーディネーターさんはもとより、保護者や地域の皆様の手厚いご協力をいただき、教員、子どもたち、保護者の皆様それぞれによい効果がもたらされていると感じます。新年度は、さらに1校拡大し、ご無理な負担をおかけしない範囲で、地域の皆様に学校活動を支援いただける形を整えてまいります。 これらのほかにも、全ての市立保育所のトイレへのエアコン整備、東図書館を親子・ティーンズエリアと一般書エリアにゾーニングするリニューアル工事、学童保育における長期休業中のランチ提供など、子どもと子育て世代へのきめ細やかな対応を行ってまいります。 国道423号、新御堂筋に乗って車で大阪市内に向けて走ると、どうしても左の車窓が意識を引きます。北大阪急行線の延伸は、想定外の事象が重なり、開業時期が3年遅れることになりましたが、工事はいよいよ本格化し、萱野地域では高架が立ち上がり始め、船場地域では地下トンネルを掘削するシールドマシンの発信基地である仮設建屋がひときわ存在感を放っております。令和5年度の開業に向けて着実に工事が進んでいく中で、特に新年度は箕面船場阪大前駅の周辺整備について仕上げの年に当たり、令和3年春には、船場図書館、船場生涯学習センター、続いて箕面市立文化芸能劇場がオープンいたします。駅開業までの交通アクセスなど課題はありますが、関係者と協力して乗り越え、市民の皆様に愛され、誇りに感じていただける施設へと仕上げてまいります。また、箕面萱野駅前についても、新年度中には具体的な絵姿をお示しすべく、準備を進めてまいります。 西部地域においては、桜井駅前のロータリー用地の取得が順調に進んでおり、令和3年度の供用開始に向けて整備工事が始まります。改札から出たときの明るい開放感や地域のお祭り・イベントなどでの使いやすさを確保しつつ、バス乗降スペースの屋根など利用者の利便にも配慮して、コンパクトながらも地域の顔となる駅前整備をめざします。 東部地域では、新たな消防拠点である(仮称)豊川分署の整備工事が始まっております。東部地域の人口増加を背景としつつ、高齢化の進展による救急需要の増加に応え、今後の箕面市全域の消防力を維持保全する上で非常に重要な意味を持つ新拠点です。周辺の安全を十分に確保しながら工事を加速し、市民の皆様の安心・安全の源として、令和3年春にも開署できるよう、運営体制を整えてまいります。 以上、この場で申し上げました市政の重点運営方針のほか、「安心・支え合い最優先」「子育てしやすさ日本一」「緑・住みやすさ最先端」の3本柱に係る主要施策の詳細につきましては、議会提出資料の「予算概要」にてお示しさせていただいております。 さて、昨年12月のITmediaビジネスオンライン誌に、中国のSNSで「日本で行った場所」として口コミ件数が多かったスポットの2019年ランキングが掲載されました。1位・沖縄、4位・札幌、7位・清水寺、15位・奈良公園、17位・東京スカイツリー、24位・USJと名立たるスポットが並ぶ中、何と14位に「箕面」がランクインしておりました。思わず二度見をしてしまいましたが、この魅力あふれる箕面市にも、私たちでさえ知らない、また気づかない魅力がまだまだたくさんあるという証左でありましょう。 魅力を見つけ、伸ばし、美しく、そして住みやすい箕面市をさらに愛される箕面へと育て、次代の子どもたちの手に渡していく。それこそが箕面市政をご負託いただきました私と市議会議員の皆様に共通する務めであり、今を生きる私たちの責務であると思っています。この責務を十二分に果たすべく、新年度の市政運営に市議会議員並びに市民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、施政及び予算編成方針とさせていただきます。 なお、ご提案申し上げました予算案及び関連諸議案につきましては、それぞれご上程の都度、関係職員から説明をさせますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(二石博昭君) 次に、日程第4、第1号議案「令和2年度箕面市一般会計予算」から日程第14、第11号議案「令和2年度箕面市競艇事業会計予算」まで、以上11件を一括議題といたします。 以上11件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第1号議案について、総務部長に説明を求めます。総務部長 北村 清君 ◎総務部長(北村清君) ただいまご上程になりました第1号議案「令和2年度箕面市一般会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、令和2年度に係る事務事業に要する経費で、まず歳入歳出予算からご説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり639億7,000万円の計上で、前年度と比較いたしまして88億9,000万円、12.2%の減となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款議会費において、議会運営等に要する経費4億3,881万5,000円の計上でございます。 次に、第2款総務費において、公共施設の管理等に要する経費63億3,105万2,000円の計上でございます。 次に、第3款民生費において、教育・保育等の給付等に要する経費230億7,199万4,000円の計上でございます。 次に、第4款衛生費において、環境クリーンセンターの基幹改良等に要する経費57億3,540万2,000円の計上でございます。 次に、第5款労働費において、シルバー人材センターの助成等に要する経費6,279万7,000円の計上でございます。 次に、第6款農林水産業費において、農業公社の支援等に要する経費1億7,623万6,000円の計上でございます。 次に、第7款商工費において、箕面まつりの開催補助等に要する経費1億7,381万円の計上でございます。 次に、第8款土木費において、箕面船場阪大前駅前地区の整備等に要する経費170億3,705万7,000円の計上でございます。 次に、第9款消防費において、消防車両の更新等に要する経費16億4,855万4,000円の計上でございます。 次に、第10款教育費において、小・中学校の管理運営等に要する経費61億2,353万6,000円の計上でございます。 次に、第11款災害復旧費において、災害発生時における応急対策に要する経費2,000万円の計上でございます。 次に、第12款公債費において、市債の元利償還金における経費27億9,746万8,000円の計上でございます。 次に、第13款諸支出金において、基金積立て等に要する経費3億327万9,000円の計上でございます。 次に、第14款予備費において、5,000万円の計上でございます。 以上で、歳出予算総額は639億7,000万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額639億7,000万円の財源措置といたしまして、まず第1款市税において、市民税等237億100万円の計上でございます。 次に、第2款地方譲与税において、自動車重量譲与税等2億5,700万円の計上でございます。 次に、第3款利子割交付金において、3,700万円の計上でございます。 次に、第4款配当割交付金において、1億5,000万円の計上でございます。 次に、第5款株式等譲渡所得割交付金において、1億1,000万円の計上でございます。 次に、第6款法人事業税交付金において、8,000万円の計上でございます。 次に、第7款地方消費税交付金において、27億5,300万円の計上でございます。 次に、第8款環境性能割交付金において、8,000万円の計上でございます。 次に、第9款ゴルフ場利用税交付金において、200万円の計上でございます。 次に、第10款地方特例交付金において、1億5,400万円の計上でございます。 次に、第11款地方交付税において、9億円の計上でございます。 次に、第12款交通安全対策特別交付金において、2,000万円の計上でございます。 次に、第13款分担金及び負担金において、保育料等9億8,040万7,000円の計上でございます。 次に、第14款使用料及び手数料において、一般廃棄物処理手数料等6億3,380万円の計上でございます。 次に、第15款国庫支出金において、社会資本整備総合交付金等136億9,579万3,000円の計上でございます。 次に、第16款府支出金において、施設型給付費負担金等47億565万5,000円の計上でございます。 次に、第17款財産収入において、市有地貸付料等1億6,680万6,000円の計上でございます。 次に、第18款寄附金において、ふるさと寄附金100万1,000円の計上でございます。 次に、第19款繰入金において、基金繰入金等21億6,042万2,000円の計上でございます。 次に、第20款繰越金において、前年度繰越金100万円の計上でございます。 次に、第21款諸収入において、競艇事業会計繰入金等24億4,471万6,000円の計上でございます。 次に、第22款市債において、箕面船場阪大前駅前地区まちづくり拠点施設整備事業債等109億3,640万円の計上でございます。 以上で、歳入予算総額は639億7,000万円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、生活介護等基盤整備事業(継続費)ほか1件について、それぞれの総額及び年割額をもって設定いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、庁舎省エネ改修事業ほか3件について、それぞれの期間及び限度額をもって債務負担行為の設定をお願いいたすものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明いたします。 これは、第4表にありますとおり、土砂災害対策事業ほか14件について、それぞれの限度額等をもって発行いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第5条一時借入金につきましてご説明いたします。 これは、令和2年度における一時借入金の最高額を15億円といたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第6条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、各項の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いいたすものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第1号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(二石博昭君) 次に、第2号議案及び第3号議案、以上2件について、地域創造部長に説明を求めます。地域創造部長 小山郁夫君 ◎地域創造部長(小山郁夫君) ただいまご上程になりました第2号議案及び第3号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず初めに、第2号議案「令和2年度箕面市特別会計財産事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和2年度に係る財産区の事務事業に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり20億7,145万4,000円の計上で、前年度と比較し、2億8,137万9,000円の増となっています。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 第1款財産費におきまして、地元公共事業費の積立金、委託料等に要する経費20億7,145万4,000円の計上でございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額20億7,145万4,000円の財源措置といたしまして、第1款財産区収入において、前年度繰越金等20億7,145万4,000円の計上でございます。 続きまして、第3号議案「令和2年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、公共用地先行取得事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり7億9,519万8,000円の計上で、前年度と比較し、1億3,650万6,000円の減となっています。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款土地取得費におきまして、都市計画道路事業用地取得事業に要する経費等7億380万円の計上でございます。 次に、第2款公債費におきまして、公債費元金償還事業に要する経費等9,139万8,000円の計上でございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額7億9,519万8,000円の財源措置といたしまして、まず第1款繰入金におきまして、一般会計繰入金1,179万7,000円の計上でございます。 次に、第2款繰越金におきまして、前年度繰越金1,000円の計上でございます。 次に、第3款市債におきまして、公共用地先行取得事業債7億8,340万円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は7億9,519万8,000円と相なるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第2号議案及び第3号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(二石博昭君) 次に、第4号議案、第5号議案及び第7号議案、以上3件について、市民部長に説明を求めます。市民部長 浅井文彦君 ◎市民部長(浅井文彦君) ただいまご上程になりました第4号議案、第5号議案及び第7号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず初めに、第4号議案「令和2年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和2年度の箕面市国民健康保険事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり136億6,084万9,000円で、前年度と比較しまして2億3,752万1,000円、1.7%の減額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費2億781万5,000円の計上、第2款保険給付費におきまして、療養諸費に要する経費等90億1,773万円の計上、第3款国民健康保険事業費納付金におきまして、医療給付に要する経費等42億6,289万4,000円の計上、第4款共同事業拠出金におきまして、共同事業に要する経費2,000円の計上、第5款保健事業費におきまして、疾病予防に要する経費等1億4,580万4,000円の計上、第6款基金積立金におきまして、1,000円の計上、第7款諸支出金におきまして、保険料還付金等2,460万3,000円の計上、第8款予備費におきまして、200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は136億6,084万9,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額136億6,084万9,000円の財源措置といたしまして、まず第1款国民健康保険料におきまして、一般被保険者及び退職被保険者等に係る国民健康保険料32億2,985万1,000円の計上、第2款一部負担金におきまして、一部負担金10万3,000円の計上、第3款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等171万4,000円の計上、第4款国庫支出金におきまして、国庫補助金369万6,000円の計上、第5款府支出金におきまして、府補助金等92億5,132万3,000円の計上、第6款財産収入におきまして、財産運用収入1,000円の計上、第7款繰入金におきまして、一般会計繰入金11億6,281万7,000円の計上、第8款諸収入におきまして、延滞金等の雑入1,134万4,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は136億6,084万9,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第5号議案「令和2年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和2年度の箕面市介護保険事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり113億1,285万8,000円で、前年度と比較しまして5億122万3,000円、4.6%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費2億5,256万7,000円の計上、第2款保険給付費におきまして、介護サービス等に要する経費104億948万4,000円の計上、第3款地域支援事業費におきまして、介護予防・生活支援サービス等に要する経費6億4,657万5,000円の計上、第4款基金積立金におきまして、1,000円の計上、第5款諸支出金におきまして、保険料過誤納還付金等223万1,000円の計上、第6款予備費におきまして、200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は113億1,285万8,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額113億1,285万8,000円の財源措置といたしまして、まず第1款保険料におきまして、23億7,472万2,000円の計上、第2款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等24万2,000円の計上、第3款国庫支出金におきまして、介護給付費等負担金等23億428万5,000円の計上、第4款支払基金交付金におきまして、介護給付費交付金等29億1,359万4,000円の計上、第5款府支出金におきまして、介護給付費等負担金等15億6,874万8,000円の計上、第6款財産収入におきまして、1,000円の計上、第7款繰入金におきまして、一般会計繰入金等21億4,601万円の計上、第8款繰越金におきまして、1,000円の計上、第9款諸収入におきまして、介護予防計画作成料等525万5,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は113億1,285万8,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第7号議案「令和2年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和2年度の箕面市後期高齢者医療事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり24億4,487万1,000円で、前年度と比較しまして1億4,946万5,000円、6.5%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費3,632万9,000円の計上、第2款後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、24億444万2,000円の計上、第3款諸支出金におきまして、保険料過誤納還付金等360万円の計上、第4款予備費におきまして、50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は24億4,487万1,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額24億4,487万1,000円の財源措置といたしまして、まず第1款後期高齢者医療保険料におきまして、21億1,590万6,000円の計上、第2款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等15万2,000円の計上、第3款繰入金におきまして、一般会計繰入金3億2,520万9,000円の計上、第4款繰越金におきまして、1,000円の計上、第5款諸収入におきまして、後期高齢者医療保険料還付金等360万3,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は24億4,487万1,000円と相なるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第4号議案、第5号議案及び第7号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(二石博昭君) 次に、第6号議案について、健康福祉部長に説明を求めます。健康福祉部長 大橋修二君 ◎健康福祉部長(大橋修二君) ただいまご上程になりました第6号議案「令和2年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、令和2年度に係る市直営地域包括支援センターにおける介護予防支援の実施に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり621万2,000円で、前年度と比較しまして71万5,000円、10.3%の減額となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款サービス事業費におきまして、人件費及び事務運営に要する経費576万2,000円の計上、第2款予備費におきまして、45万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は621万2,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額621万2,000円の財源措置といたしまして、第1款サービス収入におきまして、621万円の計上、第2款繰越金におきまして、前年度繰越金1,000円の計上、第3款諸収入におきまして、預金利子1,000円の計上でございます。 以上で、歳入歳出予算の総額は621万2,000円と相なるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第6号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(二石博昭君) 本日11時から、全国瞬時警報システム(J-ALERT)による全国一斉情報伝達試験が実施されますので、この際、暫時休憩いたします。     (午前10時49分 休憩)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     (午前11時5分 再開) ○議長(二石博昭君) これより休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、第8号議案について、病院事業管理者に説明を求めます。病院事業管理者 稲野公一君 ◎病院事業管理者(稲野公一君) ただいまご上程になりました第8号議案「令和2年度箕面市病院事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、予算第2条に定めます業務の予定量は、病床数317床、年間患者数、入院10万2,353人、外来17万9,820人、一日平均患者数、入院280人、外来740人、主要な建設改良事業として、放射線情報システムの購入に8,470万円を予定しております。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入90億5,840万9,000円、支出99億9,661万3,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款病院事業費用におきまして、職員の給与費、診療材料費等に要する経費99億9,661万3,000円の計上でございます。 続きまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款病院事業収益におきまして、入院収益、外来収益等90億5,840万9,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、差引き9億3,820万4,000円の不足と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額につきましては、収入2億1,390万1,000円、支出4億394万4,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出におきまして、市立病院の移転建て替えに伴う委託料及び高額医療機器、情報システム用機器の固定資産購入等に要する経費4億394万4,000円の計上でございます。 続きまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入におきまして、高額医療機器の整備のための企業債等2億1,390万1,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、差引き1億9,004万3,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、過年度分の損益勘定留保資金をもって補填するものでございます。 次に、第5条企業債につきましてご説明いたします。 これは、表にありますとおり、医療機器整備事業について、起債限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものでございます。 次に、第6条におきまして、一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第7条におきまして、予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項に計上した職員給与費に係る予算額に過不足が生じた場合に、それぞれ流用することができることを定めるものでございます。 次に、第8条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費56億1,563万7,000円、交際費14万5,000円をそれぞれ定めるものでございます。 次に、第9条におきまして、たな卸資産購入限度額を21億3,763万6,000円と定めるものでございます。 次に、第10条におきまして、重要な資産の取得といたしまして、放射線情報システム、超音波画像診断装置の整備を予定するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第8号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(二石博昭君) 次に、第9号議案及び第10号議案、以上2件について、上下水道局長に説明を求めます。上下水道局長 小野啓輔君 ◎上下水道局長(小野啓輔君) ただいまご上程になりました第9号議案及び第10号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 初めに、第9号議案「令和2年度箕面市水道事業会計予算」についてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量ですが、給水戸数6万7,503戸、年間総配水量1,466万5,697立方メートル、1日平均配水量4万180立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、改良事業に12億6,637万4,000円、システム更新事業に4,422万円を計上しています。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額ですが、収入30億8,714万8,000円、支出27億7,425万8,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款水道事業費用において、受水費、水道施設の維持管理費、減価償却費、企業債の支払利息等27億7,425万8,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款水道事業収益において、水道料金等の給水収益、固定資産の減価償却等に係る長期前受金戻入、口径別納付金等30億8,714万8,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差引きは3億1,289万円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入4億5,604万9,000円、支出17億537万3,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、改良事業に係る配水管布設工事費、施設耐震補強工事費、企業債の償還元金等17億537万3,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入において、建設改良費に充当するために借り入れる企業債、負担金等4億5,604万9,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差引きは12億4,932万4,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、当年度分損益勘定留保資金及び積立金の取崩し等により補填するものでございます。 次に、第5条企業債について、これは改良事業について、表にあります起債の限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものです。 次に、第6条一時借入金について、令和2年度における一時借入金の限度額を1億円といたしたく、お願いするものです。 次に、第7条予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項の経費の金額を流用することができる場合を、消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用といたしたく、お願いするものです。 次に、第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費2億7,385万6,000円及び交際費5万円といたしたく、お願いするものです。 次に、第9条たな卸資産購入限度額について、限度額を4,084万5,000円といたしたく、お願いするものです。 続きまして、第10号議案「令和2年度箕面市公共下水道事業会計予算」につきましてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量ですが、汚水整備人口13万8,783人、水洗化人口13万8,735人、年間汚水量1,431万1,924立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、汚水建設改良事業に1億422万4,000円、雨水建設改良事業に3,316万1,000円、流域下水道建設負担事業に1億189万3,000円をそれぞれ計上しています。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額ですが、収入26億6,450万円、支出25億3,564万8,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款下水道事業費用において、下水道施設の維持管理費、流域下水道維持管理負担金、減価償却費、企業債の支払利息等25億3,564万8,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款下水道事業収益において、下水道使用料、一般会計からの負担金、固定資産の減価償却等に係る長期前受金戻入等26億6,450万円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支の差引きは1億2,885万2,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入1億7,458万3,000円、支出6億995万円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、下水道管路の点検業務委託、流域下水道の建設負担金、企業債償還金等6億995万円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入において、建設改良費に充当するために借り入れる企業債、国庫交付金、一般会計からの負担金等1億7,458万3,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差引きは4億3,536万7,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等によって補填するものでございます。 次に、第5条企業債について、これは公共下水道事業ほか1件について、表にあります起債の限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものです。 次に、第6条一時借入金について、令和2年度における一時借入金の限度額を1億円といたしたく、お願いするものです。 次に、第7条予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項の経費の金額を流用することができる場合を、消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用といたしたく、お願いするものです。 次に、第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費1億3,067万円といたしたく、お願いするものです。 以上、誠に簡単ではございますが、第9号議案及び第10号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(二石博昭君) 次に、第11号議案について、公営企業管理者に説明を求めます。公営企業管理者 栢本貴男君
    公営企業管理者(栢本貴男君) ただいまご上程になりました第11号議案「令和2年度箕面市競艇事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、令和2年度におけるG1高松宮記念特別競走をはじめとする市営モーターボート競走の執行、専用場外における受託発売、場間場外の受託発売に要する経費でございます。 次に、その内容につきましてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量につきまして、年間開催日数78日、一日平均売上金額5億48万7,000円、年間入場者数19万8,800人、専用場外発売日数252日、場間場外発売日数153日を予定いたしております。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額につきまして、収入471億5,489万2,000円、支出470億6,944万1,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款競艇事業費用におきまして、モーターボート競走の開催、場間場外受託、一般会計繰り出し等に要する経費470億6,944万1,000円の計上でございます。 これら支出に対する財源措置といたしまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款競艇事業収益におきまして、モーターボート競走の開催収益、場間場外受託事業収益等471億5,489万2,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差引きは8,545万1,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額につきまして、収入37万9,000円、支出1億3,960万7,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、建設改良費等に要する経費1億3,960万7,000円の計上でございます。 これら支出に対する財源措置といたしまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入におきまして、基金運用収入37万9,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差引きは1億3,922万8,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、過年度損益勘定留保資金等で補填するものでございます。 次に、第5条につきまして、令和2年度における一時借入金の最高限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第6条につきまして、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費3億9,436万1,000円、交際費70万円と定めるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第11号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(二石博昭君) ただいま議題となっております議案11件につきましては、本日は提案理由の説明のみとし、3月5日の本会議(第3日)において取り扱うことといたします。 次に、日程第15、請願第1号の1「加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める請願(意見書採択)」及び日程第16、請願第1号の2「加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める請願(箕面市における公的補助制度創設)」、以上2件を一括議題といたします。 なお、本件につきましては、1件の請願として提出されておりますが、請願の内容は2つの委員会の所管に属するものであり、よって、会議規則第89条第2項の規定により、本請願については2件の請願として取り扱います。 以上2件に対して、紹介議員を代表して神田議員に一括して趣旨の説明を求めます。2番 神田隆生議員 ◆2番(神田隆生君) 日本共産党の神田隆生です。 私は、紹介議員を代表して、請願の趣旨説明を行います。 加齢性難聴は、日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど日常生活の質を落とす大きな原因となっています。 最近では、加齢性難聴によるコミュニケーションの減少で、脳の機能低下につながり、鬱や認知症の原因になると考えられています。また、背後からの車両の接近に気づかず交通事故や犯罪被害に遭いやすくなることも懸念されています。 日本の難聴者率は、欧米諸国に比べて大差ありませんが、補聴器使用率は低くなっています。2018年に日本補聴器工業会が行った調査によると、イギリス47.6%、フランス41%、ドイツ36.9%、アメリカ30.2%、日本は14.4%です。その原因は、日本では補聴器の価格が片耳当たりおおむね3万円から20万円と高額で、保険適用がなく、全額自己負担となっているためと考えられます。身体障害者福祉法第4条に規定される高度・重度難聴者であれば、補装具費支給制度により1割負担で購入できますが、その対象者は僅かであり、大多数の人は自費で購入しているため、特に低所得の高齢者に対する配慮が求められます。 欧米では、補聴器購入に対する公的補助制度があり、日本でも一部の自治体で高齢者の補聴器購入に対し補助を行っています。補聴器の普及を向上させることで、高齢になっても生活の質を落とさず、心身共に健やかに過ごすことができ、認知症予防や交通事故防止、ひいては健康寿命の延伸、医療費抑制にもつながると考えます。 よって、国において加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度を創設することを求める意見書(案)の採択及び箕面市で加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度を創設するよう請願するものです。 よろしくご審議いただき、ご採択いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(二石博昭君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております請願第1号の1及び請願第1号の2、以上2件は、さきの議会運営委員会での決定に基づき、請願第1号の1については所管の議会運営委員会に、請願第1号の2については所管の民生常任委員会に付託いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(二石博昭君) 異議なしと認めます。 よって以上2件のうち請願第1号の1については議会運営委員会に、請願第1号の2については民生常任委員会に付託することに決定をいたしました。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明2月20日から3月3日まで13日間、議案調査のため休会し、3月4日午前10時より本会議を再開いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(二石博昭君) 異議なしと認めます。 よって、明2月20日から3月3日まで13日間休会し、3月4日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。    (午前11時28分 散会)----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                 箕面市議会議長   二石博昭                 箕面市議会議員   中西智子                 箕面市議会議員   牧野芳治...