箕面市議会 > 2019-03-05 >
03月05日-03号

  • "高性能型防災スピーカー"(/)
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  1. 箕面市議会 2019-03-05
    03月05日-03号


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    最終取得日: 2021-09-21
    平成31年  2月 定例会(第1回)         第1回箕面市議会定例会継続会会議録3月5日(火曜日)◯出席議員    1番  村川真実君          13番  尾崎夏樹君    2番  神田隆生君          14番  今木晋一君    3番  名手宏樹君          15番  二石博昭君    4番  増田京子君          16番  内海辰郷君    5番  中西智子君          17番  岡沢 聡君    6番  中嶋三四郎君         18番  牧野芳治君    7番  川上加津子君         19番  林 恒男君    8番  田中真由美君         20番  上田春雄君    9番  楠 政則君          21番  尾上克雅君   10番  藤田貴支君          22番  神代繁近君   11番  中井博幸君          23番  武智秀生君   12番  堀江 優君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名  市長        倉田哲郎君   教育長       藤迫 稔君  副市長       具田利男君   公営企業管理者   栢本貴男君  副市長       柿谷武志君   病院事業管理者   稲野公一君  総務部長      中井正明君   監査委員事務局長                    (併任)公平委員会事務局長                              稲野文雄君  市民部長      小林誠一君   農業委員会事務局長 野澤昌弘君  地域創造部長    小山郁夫君   選挙管理委員会事務局長                              中野仁司君  地域創造部担当部長 生嶋圭二君   子ども未来創造局担当部長                              木村 均君  健康福祉部長    大橋修二君   子ども未来創造局担当部長                    (併任)人権文化部長 浜田徳美君  みどりまちづくり部長        消防長       美谷一哉君            肥爪慶一郎君  会計管理者     斉藤堅造君   上下水道局長    小野啓輔君◯出席事務局職員  事務局長      中井浩己君   議事室議事グループ参事                              辻本ゆりね君  議事室長      三浦 竜君   議事室議事グループ主事                              吉田 桃君  議事室議事グループ長            喜多敦史君◯議事日程(第3号)  平成31年3月5日 午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 「平成31年度施政及び予算編成方針」に対する代表質問  日程第3 第1号議案 平成31年度箕面市一般会計予算  日程第4 第2号議案 平成31年度箕面市特別会計財産事業費予算  日程第5 第3号議案 平成31年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算  日程第6 第4号議案 平成31年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算  日程第7 第5号議案 平成31年度箕面市特別会計介護保険事業費予算  日程第8 第6号議案 平成31年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算  日程第9 第7号議案 平成31年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算  日程第10 第8号議案 平成31年度箕面市病院事業会計予算  日程第11 第9号議案 平成31年度箕面市水道事業会計予算  日程第12 第10号議案 平成31年度箕面市公共下水道事業会計予算  日程第13 第11号議案 平成31年度箕面市競艇事業会計予算  日程第14 報告第1号 専決処分の報告の件(事故に係る損害賠償請求に関する和解)  日程第15 第12号議案 指定管理者の指定の件(箕面市立光明郷ケアセンター)  日程第16 第13号議案 指定管理者の指定の一部変更の件(箕面市立障害者自立支援センター)  日程第17 第14号議案 指定管理者の指定の一部変更の件(箕面市立障害者福祉センターささゆり園)  日程第18 第15号議案 市道路線の認定及び廃止の件  日程第19 第16号議案 箕面市工業標準化法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件  日程第20 第17号議案 附属機関の運営のための関係条例の整備に関する条例制定の件  日程第21 第18号議案 箕面市災害時における特別対応に関する条例改正の件  日程第22 第19号議案 公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例改正の件  日程第23 第20号議案 箕面市建築基準法施行条例改正の件  日程第24 第21号議案 北部大阪都市計画萱野中央地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例改正の件  日程第25 第22号議案 箕面市都市計画法に基づく開発行為の許可の基準に関する条例改正の件  日程第26 第23号議案 箕面市水道の布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例改正の件  日程第27 第24号議案 箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件  日程第28 第25号議案 箕面市災害弔慰金の支給等に関する条例改正の件  日程第29 第26号議案 箕面市国民健康保険条例改正の件  日程第30 第27号議案 平成30年度箕面市一般会計補正予算(第12号)  日程第31 第28号議案 平成30年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号)  日程第32 第29号議案 平成30年度箕面市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第2号)  日程第33 第30号議案 平成30年度箕面市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)  日程第34 第31号議案 平成30年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号)  日程第35 第32号議案 平成30年度箕面市水道事業会計補正予算(第3号)  日程第36 第33号議案 平成30年度箕面市公共下水道事業会計補正予算(第3号)  日程第37 第34号議案 平成30年度箕面市競艇事業会計補正予算(第3号)-----------------------------------     (午前10時 継続開議) ○議長(林恒男君) おはようございます。 ただいまより平成31年第1回箕面市議会定例会継続会を開議いたします。 この際、諸般の報告をさせます。事務局長 中井浩己君 ◎事務局長(中井浩己君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は23名で、地方自治法第113条の規定により会議は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。   (以下報告) ○議長(林恒男君) 次に、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において1番 村川真実君及び22番 神代繁近君を指名いたします。 次に、昨日に引き続き、日程第2、「平成31年度施政及び予算編成方針」に対する代表質問を行います。 発言を許します。公明党代表 楠 政則君 ◆9番(楠政則君) 公明党の楠 政則でございます。 議長にお許しをいただきましたので、平成31年度施政及び予算編成方針について、公明党箕面市議会議員団を代表いたしまして大綱4項目につきまして質問をさせていただきます。 平成30年度は箕面市にとって忘れられない1年となりました。6月18日に発生した震度6弱を記録した大阪府北部地震、7月の豪雨と災害的な猛暑、さらに9月の台風第21号及び第24号は箕面市民を脅かし、甚大な物理的被害をもたらしました。 これらの一連の災害で犠牲となられた方に心から哀悼の意を表するとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。 頻繁に発生した災害から市民の生活が一日でも早く再建できるように、継続的な支援をしていくことが肝要であるとともに、災害が起きたときの復旧だけにとどまるのではなく、さまざまな大規模自然災害のリスクを踏まえた予防型の防災・減災対策が改めて必要であるとも実感いたしました。箕面市として取り組んできた防災・減災という最重要テーマをさらに主流へ押し上げていかなくてはなりません。 また、その一方で、一人一人が活躍でき、ともに支え合う社会の構築が求められています。少子高齢化人口減少時代という最大のピンチを好機と捉え、安心と希望の未来を断じてつくらなくてはなりません。 地域の仕組みや従来の制度を見直す新しい取り組みなど、人と地域を生かし、誰もが安心して暮らせる社会をという観点で、平成31年度の施政及び予算編成方針についての質問をこれよりさせていただきます。 まず、大綱1項目めとして、防災意識の転換について、平成31年度に計画されている事業より2点質問させていただき、加えて1点の提案も含め質問させていただきます。 1点目、防災システム等管理運営事業についてです。 この事業は、垂直避難の考え方も導入し、各自がとるべき避難行動を啓発するとともに、市内全域に設置している既設防災スピーカー高性能型防災スピーカーに再編整備し、特に土石流イエローゾーンのハイリスクエリア内の住戸及びレッドゾーン内の住戸に確実に防災情報を伝達できるように配置し、防災情報伝達の強化を図るものであります。 防災スピーカー高性能型防災スピーカーに再編成することにより、全体の設置数が少なくなり、イニシャルコストランニングコストともに経済的であるのはもちろんのことですが、最重要課題は機器の信頼性やメーカーのサポート体制であります。施政方針演説では、まだ日本に入ってきていない最新機器を導入するということでした。 私は議員になる前に、関西の高速道路の料金所に初めてETCを導入した経験があり、機器の使用や設置間隔など、現地の状況に応じた課題解決に悪戦苦闘した経験があります。それは世界に名だたる国内トップメーカー集団でさえ非常に困難なことでした。その経験から懸念されるのは、導入後の初期不良や予期せぬトラブルです。 今回導入を予定している防災スピーカーは、一番条件の悪い非常時に最高の効果を出さなければならない防災機器であるのです。緊急事象が起こった場合に対応できる24時間365日の万全なサポート体制が構築されているのか、また、機器の初期故障に備えた予備品の備えは行うのか。今後の導入に当たり4月に再度比較テストを行うということでありますが、結果についての報告の見通しはいつごろなのか教えていただけますでしょうか。 2点目は、防災士の養成についてです。 地域防災力の向上のため、防災担当職員、消防職員、地区防災にかかわる方々のスキルアップを目的とし、職員研修として防災士の資格取得を進めるということであり、最大の特色としては、地区防災に携わる地区防災委員会の役員の経験が2年以上あり、今後も引き続き委員会で活躍いただける方も含めて、費用を全額市が負担するということでしょう。防災意識の向上、底上げという観点から、この事業においては市の本気度がうかがえますが、防災士となるには2日間で12科目の項目を受講し、救急救命講習を受講した上で防災士資格取得試験を受け、合格された後、登録申請された方がようやく防災士へとなれます。 防災士までの過程で、防災士資格試験後の不合格者のサポートはどう考えておられるのでしょうか。また、防災士養成後の防災士活躍の場、スキルアップなどについて市は今後どのように考えられているのか、見解をお伺いいたします。 さて、ここで避難所の環境改善について1点提案をさせていただきます。それは公的拠点における公衆無線LANWi-Fi環境の整備についてです。Wi-Fiは近年、災害時の有効な情報伝達手段としても注目されており、スマートフォンの普及やインターネットの利用が日常生活に欠かせない中、2016年4月に発生した熊本地震では、災害情報の収集や安否確認のために避難所に設置されたWi-Fiが威力を発揮しました。 民間の調査によれば、被災した人の9割超が通信手段としてWi-Fiが役に立ったと答えています。背景には東日本大震災の教訓があり、発災直後、携帯電話会社によっては平常時の60倍近くの通話が一時的に集中したことで、通信制限がかかり不通の状態が続いたからです。当時、私も知人になかなか連絡がとれなかったことを思い出します。これは代替手段であるWi-Fiの整備不足という課題を浮き彫りにした事象だと言えます。 現在、総務省では、災害時の情報伝達手段を確保するために、防災の観点から防災拠点及び被災場所として想定され災害対応の強化が望まれる公的拠点における公衆無線LAN環境の整備を行う地方公共団体等に対し、その費用の一部を補助しています。 ここで注目したいところは、具体的な設置場所として、学校等の避難所、市役所、博物館、文化財、自然公園、観光案内所が該当し、これを箕面市に置きかえると、箕面滝道、箕面観光案内所箕面市役所、支所、避難所などとなります。残念ながら箕面市は財政指数が0.8以上あるために国庫補助事業としての補助金の確保はできませんが、緊急防災・減債事業債などの活用、もしくは市単独事業としての整備はできないのでしょうか。市の見解を教えてください。 本年1月15日午前7時30分ごろ、松原市立松原南小学校において、校舎入り口上部のひさし、幅2.1メートル、奥行き92センチ、厚さ16センチ、約800キログラムのひさしが落下しているのが発見されました。これを受け、松原市教育委員会は、当該出入り口を施錠・封鎖し、カラーコーンなどにより現場周辺の立入禁止措置を講じ、17日から18日の間に市内全小学校22校のひさしなどの点検を行いました。落下につながる不具合は発見されなかったものの、ひさしのモルタルについて老朽化による剥離のおそれがある部分が4校で1カ所発見されたそうです。 学校施設の維持管理などについては、「学校施設の維持管理の徹底について」や「子どもたちの安全を守るために~学校設置者のための維持管理手引~」などにより適切に管理されていると思いますが、箕面市として、大阪府北部地震以降、この事象も含め学校施設の安全性について、この間、どのように適切な措置を行ってきたのかをお聞かせください。 昨年の大阪府北部地震での災害を経験した箕面市だからこそ、震災前より、より安全で快適に過ごせる復興、積極的な防災・減災対策をめざすべきです。世界的にも、近年の異常気象などによる自然災害のリスクは深刻な課題です。これまで先駆的な取り組みを積み重ね、市民の皆様を守ってきた市の使命と役割は、ますます大きくなっていると確信いたします。どうか今後とも先駆的な取り組みを継続していただくようお願いいたします。 では、大綱2項目めに移ります。 健康長寿・活動寿命の延伸について4点お聞きいたします。 1点目、大人のスポーツ・トライアル事業についてお聞きします。 この事業は、高齢者基本健康調査の結果、前期高齢者の2割の方が日常的にスポーツ施設に出かけていることが明らかになり、スポーツ活動が健康長寿に向けた取り組みの重要なファクターになる可能性があると考え、1つ、勤労世代に向けての「昔とったきねづか」で競技スポーツに復活するきっかけづくりとなるリ・スタート大会の企画を行うこと、2つ、高齢者をターゲットに、手軽に始められるスポーツ教室などスポーツ版シニア塾を開催するという2つを軸に、運動から遠ざかっている働く世代がスポーツに復活するきっかけをつくるという事業でございますが、腰が曲がり病気にかかりやすいという一昔前までの高齢者のイメージは今やすっかり影を潜め、健康で若々しい高齢者がふえていく中、いかに活躍の場をつくり出していくことができるのかが活力ある超高齢化社会の鍵と言えます。よって、今回の事業については非常によい取り組みだと思います。 気になることは、日常的にスポーツ施設に出かけているのは10割のうち2割であるということです。身体的な理由で出てこられない方もいるかもしれませんが、残り8割の方がいかに日常的にスポーツなどを行い外に出ていただけるのか、これが今後の施策のポイントとなってくると思われますが、箕面市の見解はいかがでしょうか。 また、現在大好評のシニア塾についても、内容をブラッシュアップし、お出かけのきっかけとして活用していただくべく、医療と連携した講座を設け、さらなる健康寿命・活動寿命の延伸につなげていただきたいと思いますが、この点についてもお伺いいたします。 日本老年医学会によると、65歳から74歳までの前期高齢者の健康度は高く、10年から20年前に比べて10歳ぐらい若返っているということです。最大の要因としては、戦後著しく栄養状況が改善し、団塊の世代と言われる方々はその成長期に肉や魚、卵など、動物性たんぱく質の摂取量がふえました。体が成長する時期に体をつくる動物性たんぱく質をとれたことが大きく、また、医療の進歩で国民病であった結核が克服され、冷蔵庫の普及で食品保存が改善されるなど、さまざまな面で健康維持が促進されたことも原因であると言われています。 ただし、今の高齢者の高い健康度が後の世代にも維持されるわけではありません。最近の子どもたちは、塾に通い、スマホやテレビゲームで遊ぶ世代ですが、今の高齢者は、子ども時代、野球など屋外で遊ぶことが多く、基礎体力が養われていたのです。学童の体力・運動能力の水準はここ30年間下がる傾向にあり、基礎体力が劣る世代が今の高齢者と同様に高齢期の健康度が高くなるかどうかはわかりません。将来の箕面市を支える市民全体が高い健康度を維持するため、子どものときから体力をつけ、生活習慣病の予防など、健康への一層の適切な取り組みが必要と考えます。 そういった意味で、体力向上モデル校とガンバ大阪の連携や、箕面市において世界のトップアスリートたちと時間と空間、そして感動を共有できる絶好の機会となるホストタウン推進事業において、日本の活躍、そしてニュージーランド柔道選手の活躍を大いに期待するとともに、平和と文化の祭典をしっかり支えていっていただく事業となるよう取り組みをお願いいたします。 2点目、訪問看護や在宅看護の充実についてお聞きいたします。 人生100年時代を迎えます。昨年は、そのことについて一般質問をさせていただき、健康長寿のためのフレイル予防についての提案をさせていただきましたが、高齢者の皆さんが健康寿命を延ばし、住みなれた場所で安心して暮らし続けることができるよう、包括的な支援サービス、特に訪問医療や在宅看護の重要性が指摘され始めており、それを支える人材の確保が重要です。 介護現場を支える介護職場職員は、ことし10月から大幅な処遇改善が図られるようになっています。ところが訪問医療や在宅看護のニーズに対応する看護師不足は深刻です。厚生労働省の調査によると、潜在看護師は71万人に上ると推計されていますが、再就職に二の足を踏む方も多くいます。潜在看護師の不安を取り除き、再就職に効果的な支援が今求められています。 箕面市での包括的な支援サービスの大きな柱である訪問医療や在宅看護の充実について、市の見解を求めます。 3点目、認知症サポーターの役割についてお聞きいたします。 昨年末に平成17年度から累計した全国での認知症サポーター数が1,000万人を突破したということを耳にしました。箕面市でも、地域で見守る方をふやすため、認知症サポーターの養成と認知症サポーターを養成する講師となる認知症キャラバンメイトの養成を行っていただいているところですが、認知症サポーターの役割が明確でないのが現状です。サポーターに期待される役割に応じた研修の提供や、認知症の人を支える体制にサポーターを取り込むなどの取り組みが求められています。国においては、認知症サポーターについて、来年度から、学びから実践というコンセプトで、認知症の人とサポーターをつなげる新たな仕組みを進めていく方針であり、若年性認知症についても、都道府県に若年性認知症支援コーディネーターを配置して相談できる体制づくりを進めています。 箕面市としても、国の動向を踏まえながら率先して、認知症サポーターの方々が活躍できるよう、例えば福祉相談・交流テラスなどへの登用など、市でも検討を始めてみてはいかがでしょうか。見解をお伺いいたします。 4点目、総合水泳・水遊場の整備についてですが、昨年のアンケート調査などにより、箕面市民の健康増進目的でのプール利用意向が非常に高いこと、それらのニーズが市内民間施設や近隣市の施設で吸収し切れていないことなどが判明し、整備費、運営費などを試算して財政シミュレーションを行った結果、現実的な範囲の財政負担であることが確認できたため、新たに屋内プール屋外レジャープールを併設した総合水泳・水遊場の整備に向け、全体構想・基本計画策定業務委託を実施するということでした。 具体的には、ことし1年で、第二総合運動施設も含めた屋内プール屋外レジャープールの全体構想の作成、事業費・ランニングコストとともにPFI事業を視野に入れた事業手法の比較、計画・事業手法から設計期間、工期、運用開始、引き渡し時期のスケジュール作成を実施するということですが、屋外プールの冬の利用方法を盛り込んだ必要機能の検討についてお聞きいたします。 第二次中間報告書からは対象外となっている豊中市にある大阪府営服部緑地ウォーターランドの事例を紹介させていただきますと、服部緑地のプールは夏の2カ月しか使っておらず、ほかの期間、何か活用する方法があるのではないか、ただ放っておくのはもったいないという市民の意見から、管轄の池田土木や大阪府都市整備部の公園課とも相談を開始したところ、プールは利用していない期間も年中水を張っていないとプールの槽が劣化するため、なかなかいい活用方法がないとの見解であったそうです。知恵を絞り、これまでにない活用方法をどんどん実行すべきとの提案が行われ、昨年の11月から始まったのがフィッシングパークです。釣り糸メーカー株式会社ゴーセンからの提案で実現したものです。フィッシングパークのためにプールの水をきれいにする設備も追加し、清流にしか生息しないアマゴやイワナが釣れるようになり、何と持ち帰って食べられることも実現させ、現在は予約が殺到し、入場制限も行わなくてはならないほどの大盛況ぶりとなっています。屋内プールは夏も冬もコンスタントに利用していただけるとして、屋外レジャープールを冬にどういった利活用を行うか、それをしっかり盛り込み、今回の業務委託を行うことが必要と思いますが、市としての見解をお答えください。 大綱3項目めに移ります。 子どもに幸福をもたらす環境の確保について4点お聞きいたします。 子どもを見守る体制の強化として上げられた事業についてですが、1点目、児童相談支援センターの増員についてお聞きいたします。 箕面で幼い命が失われ、1年が過ぎました。国においても、千葉県で起きた小学校4年生女児の虐待死事件を受け、厚生労働省と文部科学省で再発防止に向けた両省合同のプロジェクトチームを設置し、厚生労働省で初会合を開催、本年5月末をめどに対策案の中間取りまとめを行う方針を確認され、事案の検証のほか、児童相談所や学校で行われる子どもの緊急安全確認などの結果の共有や分析検討を行い、それらを踏まえたさらなる対策案をまとめていくこととなっていますが、事件については関係機関同士の連携不足がいずれも指摘されています。 箕面市は、児童虐待死亡事案に関する調査検証報告書を踏まえ、再発防止策の一環として、要保護児童とその家庭を支援する児童相談支援センターを設立いたしました。児童相談支援センターのこの1年は、市内部のコントロールタワーとして関係各所や外部機関との連携、マニュアルの更新、支援する家庭への寄り添いなど、激動の1年だったと思います。 この間の取り組みと成果についてお聞きいたします。そして、今回の専門職の増員については体制構築における最終形態と考えてよいのでしょうか、それもお聞かせください。 2点目、放課後学習支援手法の複数トライアル事業についてお聞きいたします。 事業名称のとおり複数事業が重なっておりますので、順次確認させていただきます。 事業概要として、生活困窮家庭の子どもに対するより効果の高い放課後学習支援手法を特定するため、複数の学習支援手法の試行を行った上で効果検証を実施する事業となっており、大きく3つの支援手法を行うということ、1つ目が、新放課後モデル事業において、自学・自習の場を提供するスタディルームをベースに、タブレット学習ソフトの導入や学習指導の委託を試行実施するということですが、新放課後モデル事業については、地域の方にもご協力いただきながら、子どもたちの学力・体力向上に放課後を積極的に活用するため、これまで行ってきた学童保育や放課後の遊び場開放に加え、新たにスタディルームや活動プログラムを盛り込み、平成25年度から豊川北小学校、中小学校でスタートしています。この間のアンケート調査や意見を踏まえると、1つ、学校の主体的なかかわり方、2つ、プログラムの内容や開催数、遊び場開放の時間帯、居場所の供給量の過不足の検証、3つ、地域連携のさらなる促進、4つ、支援の必要な児童に対する引き継ぎや指導員配置の考え方の確立、5つ、学校との連携強化、6つ、利用料金などのこの6つの課題がありました。 事業開始から5年が経過し、さらなる実施校の拡大が望まれる中、今回、スタディルームに対するタブレット導入で学習ソフトの導入や、家庭教師派遣事業者等の派遣講師をトライアルすることとなった目的と経緯、今後の展開についてお聞きいたします。 また、2つ目として、小学3年生の子どもを持つ生活保護世帯、児童扶養手当受給世帯を対象に学習塾代などを助成する塾代等助成モデル事業ですが、具体的な塾代の認定と支給方法をお聞かせください。 それから、3つ目の箕面学力・体力・生活状況総合調査事業のリーディングスキルテストについてですが、箕面第二中学校医の全児童・生徒を対象に実施されると聞いていますが、このテストの実施概要、必要性と今後の活用方法についてお聞かせください。 3点目は、英語教育強化事業についてお聞きいたします。 将来、臆することなく外国人とのコミュニケーションを図ることができるよう、子どものころから英語に触れる環境を充実させていくこの事業、平成27年度に市立小・中学校全校に英語を母国語とする外国人英語指導助手が配置され、小学校1年生から中学校3年生までの全学年で英語の授業が展開され、新年度からは14名ふやし74名に拡大されます。この間、一般質問や委員会などでも取り上げてこられましたが、事業が始まり4年、新年度には5年という節目を迎えます。ここで総括的な成果についてお答えください。また、ALTにおける最終ビジョンもあわせてお聞かせください。 4点目は、病児・病後児保育の導入経過についてお聞きします。 医師会やさまざまな関係者との調整、職員の方々のご尽力のおかげで、病気中の子どもを預かる病児保育を昨年9月3日よりスタートされました。これは、子どもが急に発病したものの、保護者がどうしても仕事を休めない場合に、即日、安心して子どもを預けられるよう萱野保育所の2階保育室を整備したものですが、スタートして早くも5カ月がたちます。 箕面市として、少し早いかもしれませんが、これまでの経過、また利用者の感想などお聞かせください。また、昨年からことしにかけてインフルエンザが猛威を振るいましたが、その際の利用状況なども重ねてお教えください。 大綱4項目め、一人一人が希望を持って活躍できる社会の実現について4点お聞きいたします。 1点目、2019年の「もみじだより」の全市一斉総合防災訓練の周知とともに、市民安全LINEスタートとのQRコードが掲載されていました。無料通信アプリLINEを活用して、災害時の緊急情報や避難情報、避難所開設情報をはじめ、不審者情報、認知症高齢者の迷い人情報などをタイムリーに配信できるということで、本日も不審者情報が配信されており、私も早速登録させていただきましたが、現在、登録者は1,643人となっており、いま一つ周知不足を感じています。広報だけではなく、市関係各所にチラシを張ったりするなど、新たな試みが市民の方々に浸透するようぜひとも工夫をお願いしたいと思います。 また、現在の時代に即した方法として、市では箕面くらしナビというスマートフォンアプリの試行運用が行われています。このアプリの特徴としては、箕面市市民安全メールと連動しており、自宅の事前登録を行うことで、ごみ収集日や収集車接近情報が自動で通知され、市内イベント情報、箕面市のお天気情報が表示されるようになっています。残念ながらiOSにしか対応していないのが非常に残念でなりません。開発された箕面市の職員の方のご尽力に心より敬意を表した上で、ぜひとも本格運用に向け前進させていただきたいと思いますが、市の見解をお伺いいたします。 また、その折には、市の最新情報が詰まった「もみじだより」を電子化し、配信、先ほど提案させていただいたフリーWi-Fiの起動画面との連動など、さまざまな趣向で大切な情報が個々の市民ニーズに応じた行政サービスを適切に提供できるよう、若い世代にも必要な市政情報が的確に届くよう、ICTを活用したプッシュ型サービス、広報視聴機能強化を図っていただくようお願いいたします。 また、将来、このツールの機能向上を図っていけば、災害情報が確実に外国人観光客などにも行き渡るような情報発信システムにもなり得ることは容易に想像できます。 2点目、消費税率引き上げ後の家計を応援し、消費の下支えのため、低所得者や子育て世帯に配慮したプレミアム商品券、前回の実績から消費喚起効果があると報告されていますが、私が確認させていただきました事例から、市において前回販売したプレミアム商品券については、販売時にたくさんの方々が詰めかけた事例や購入できなかった方もいたりするなど、周知や販売手法に改善の余地があったと感じています。 今回の購入対象は、2019年度住民税非課税者及び3歳未満の子が属する世帯の世帯主で、1冊当たりの利用可能額5,000円分を4,000円分で販売し、購入冊数は、住民税非課税者については5冊まで、事前申請が必要、3歳未満の子が属する世帯については5冊掛ける3歳未満の子どもの数までで、事前申請は不必要となっており、世帯構成や状況などで販売する条件が違います。 また、対象の方々が購入するには、日々の生活の中から購入費用を捻出するための十分な準備期間が必要であり、早期周知の徹底や細やかな配慮が必要となっております。 箕面市において、効果を最大限発揮できる最も適切な方法で実施していかなければならないと思いますが、市の見解を求めます。 3点目に、ひとり親家庭等支援貸し付けモデル実施についてお聞きします。 児童扶養手当の支給に係る法改正で、それまで年間4カ月ごと3回で支給されていたものが、本年11月より2カ月分をまとめて年6回の隔月支給に変更されるのを受け、ひとり親家庭などの1年を通じた手当・収入の平準化により、さらなる生活の安定と自立を図ることを目的に、児童扶養手当受給世帯に対する貸し付け制度の試行実施を行うというこの事業、900名の受給者がいる中で10名程度を抽出したモデル実施でありますが、貸し付けということもあり、選出方法や選出された後の丁寧な制度の説明、貸し付けに関する承諾や連帯保証人が必要なのかなど、具体的な説明をお願いいたします。 4点目、新年度は、市内最大の事業所の責務として、制度的に予防接種の機会がなかった全ての市職員、教職員について、毎年の定期健康診断時の血液検査の機会を利用して風疹抗体検査を実施、その結果、抗体を持たない職員についてはしっかり予防接種を勧奨し、地域へのリスク低減を行うとともに、公共の役割として範を示すと市長が言っていただきました。 ことしに入り、はしかの患者数が急増しています。大阪では2月26日現在、96人にまで感染が広がっています。国立感染症研究所の最新統計では、既に去年1年間の患者数の半数を超え、過去10年で最多ペースであります。同じ空間にいるだけで空気感染し、極めて感染力が強いのが特徴です。予防接種については、1978年に任意接種がスタート、1990年に定期接種化され、1996年4月1日までは接種機会が1回で、それ以降は2回の接種となっており、50代以上の方は一度感染し免疫保持者が多いものの、20代後半から40代のさまざまな世代に関しては感染リスクが高いとされています。まさに現役世代のリスクが高いということです。 この間の風疹の予防接種の対応を踏まえ、今後の市の対応についてお聞かせください。 以上、人と地域を生かした、誰もが安心して暮らせる社会をと題して、大綱4項目について質問させていただきました。 最後に、本年3月に退職される市の職員の皆様には、長年にわたりまして、市民に対し日々奮闘し、汗を流され、ご尽力されてきたことに、心より敬意を表します。大変にありがとうございました。 また、市長をはじめ理事者、職員の皆様の絶え間ない日々の努力に感謝し、代表質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(林恒男君) ただいまの質問に対する理事者の答弁を求めます。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) おはようございます。 ただいまの公明党を代表されましての楠議員さんのご質問に対しましてご答弁をさせていただきます。 まず、大綱1項目めの防災意識の転換についてのお尋ねのうち、1点目の防災システム等管理運営事業についてでございますが、新年度、市内に設置をしている防災スピーカーを高性能型の機器に一斉更新いたします。現在の機器に比べて音達距離が格段に長く、かつクリアな音質での情報伝達が可能であることから、市から発信する防災情報が市内全域に確実に伝達され、加えて、防災スピーカーの設置箇所の大幅な減少により、今後の維持管理費が大幅に削減できるものでございます。 議員お尋ねのサポート体制につきましては、導入を検討しているスピーカー自体はアメリカ製の最新機種でありますが、取り扱い事業者は日本国内に拠点を持つ日本の法人であり、現在の型の高性能型防災スピーカーについて、全国36自治体への納入及びメンテナンスについて十分な導入実績を持っております。 もちろん、防災スピーカーは、いざというときにパーフェクトに動作することが求められますので、トラブルを早期に覚知し、不具合が生じた場合には、24時間365日の即時対応を行う体制について機器調達の時点で条件づける予定でおります。また、機器の初期不良に関しては、事前に十分なテストを行うとともに、万一の際には業者に代替機器を用意させることを想定しております。 次に、防災士の養成についてですが、養成講座は特定非営利活動法人日本防災士機構が定める2日間の講座と、市の救急救命講習を受講し、これらを修了した後に試験を受験することになります。合格率は公表されていませんが、既に防災士資格を取得している職員らの経験から、試験の難易度についてはこれらの講座を受講することで十分に対応できるものと考えておりますが、仮に不合格となった場合には、改めて講座を受講することなく再試験を無料で受けられることから、引き続き試験の案内など情報提供を行ってまいります。 防災士資格は、高度な専門知識よりも、災害の起きる仕組みや日常の備え、災害時の基本行動など、基礎的な内容に重点が置かれており、市職員は平時から職場内で知識を共有するなど、職場の防災意識の向上に努めるとともに、有事にとっさの判断を迫られた際、的確な行動ができることを期待しております。 地区防災委員会の役員さんにつきましても、知識に裏打ちをされた取り組みで地域防災を牽引していただければ大変幸いでございます。 次に、避難所の環境改善についてのお尋ねのうち、公的拠点における公衆無線LANの環境の整備についてですが、昨年の大阪府北部地震をはじめ、地震や台風、洪水などによる大規模災害が発生した際に、情報収集や安否確認の連絡などを行いやすくするため、認証登録をせずに無料で接続できる公衆無線LANサービス、ファイブゼロジャパンが解放され、市内でも多くの方がこのサービスを利用されておりました。 公衆無線LANについては、イニシャルコストだけであれば緊急防災・減災事業債を活用しての整備自体は難易度の高い事業ではありませんが、災害時のためだけに多額のランニングコストを長期にわたって負担し続けることのハードルのほうが高いのが現状でございます。 もとより本市では災害時の備えは平常時にも活用することを基本にしておりますので、平時に不特定多数の利用者が多い公共施設等数カ所を、災害時に市民が利用できる通信・充電スポットとして公衆無線LANを整備するなど、平時・有事ともに効果的な手法を検討するとともに、あわせて、主要携帯通信会社では、災害時の避難所支援として無料充電サービスやWi-Fi環境提供の支援に取り組んでおられますので、避難所においてはこれらの支援を受けてWi-Fi環境を提供してまいりたいというふうに思います。 次に、大綱2項目めの健康長寿・活動寿命の延伸についてのお尋ねのうち、2点目、訪問看護、在宅看護の充実についてですが、市では、ご高齢の方が介護が必要な状態になっても安心して生活ができるよう、平成27年度から医師会等関係機関のご協力を得て、医療・介護関係者等による顔の見える関係づくりや円滑な情報共有の仕組みづくり、医療資源の把握等を進めております。 議員ご指摘のとおり、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、在宅医療・看護の重要性はますます高まると見込まれますことから、国においては改正看護師等の人材確保の促進に関する法律を施行し、いわゆる潜在看護師等の復職支援を進めるべく、都道府県ナースセンターを設置して、より積極的な復職支援を行っております。 本市でも、医療・介護関係者等と積極的に情報と課題の共有を図り、潜在看護師等への復職支援に努めてまいりたいと思います。 次に、3点目の認知症サポーターの役割についてですが、本市では、平成20年度から認知症サポーター養成研修を開催し、これまでに養成した認知症サポーターは5,000人を超えました。認知症サポーターは、認知症を正しく理解し、認知症の方やその家族を見守り、支援する応援者です。身近なところでは、サポーター自身のご家族や友人と、あるいは地域の集まりなどで認知症が話題になったときには正しい知識を伝え、地域で困っている方々がおられたら高齢者くらしサポートへの相談を促すなどの役割を担っていただいております。 平成28年度からは、認知症サポーターフォローアップ研修、これを年1回開催し、国や市が取り組む認知症施策の最新情報の提供、認知症サポーター同士の情報交換など、活動の継続と活性化に取り組んでいるところですが、今後は、さらに活躍の機会を広げられるよう、認知症高齢者等への声かけ訓練や市のイベントへの参加などについても働きかけてまいります。 また、(仮称)福祉相談・交流テラス、改め、ささえあいステーションでは、認知症高齢者やそのご家族が地域で気軽に集い交流できる認知症カフェの開催なども予定していることから、認知症サポーターの皆様にその担い手としてご活躍をいただければ大変心強いものと考えております。 次に、大綱4項目めの一人一人が希望を持って活躍できる社会の実現についてのご質問のうち、1点目のスマートフォンアプリ「箕面くらしナビ」の本格運用についてですが、本アプリは市民安全メールとの連動のほか、イベント情報や子育てに関する情報、オレンジゆずるバス運行情報など、市民のさまざまなニーズに対応した情報配信が可能で、全国的にも珍しいごみ収集車接近通知機能を備えるなど、生活に必要な市の情報をいつでもどこでも取得できるツールとして活用いただけることを期待しているところでございます。 昨年6月に、ベータ版を希望する本市在住職員とその家族向けにテストリリースをし、1回目の使用感、操作感及び追加すべき情報等の調査を行い、この調査での意見をもとに改修を行った上で、現在、対象職員を大幅に広げて2回目のテストリリース中で、年度内にもその結果を反映した最終のアジャストを完了し、新年度早期に本格運用をスタートしたいと考えております。 なお、アプリはiOS版、アンドロイド版、両方をリリース予定であり、また、広報紙「もみじだより」についても、発行の都度、アプリのプッシュ通知機能を配信して市ホームページの「もみじだより」のURLに誘導し、広報機能の強化を図ってまいります。 次に、2点目のプレミアム付商品券の最も適切な方法での実施についてですが、平成27年に販売をした箕面プレミアム商品券“ゆずる”については、できる限り多くの方にご購入をいただけるよう、複数の販売場所において先着順での数量限定販売といたしましたが、商品券の発行数に限りがありましたので、希望者全員に購入していただくことができませんでした。 今回のプレミアム付商品券については、現在、国から示されている事業概要によりますと、市から引きかえ券を発送した対象者全員が購入をすることができ、購入期間も10月から2月までの長期間を予定されております。販売場所については地域の実情に応じて市町村が決めるとされていることから、本市においても複数箇所を設け、できるだけ身近で購入いただけるようにしていきたいと考えています。 また、対象者の皆さんが確実に商品券をご購入、ご活用いただけるよう、「もみじだより」や市ホームページでお知らせをするとともに、各公共施設の窓口や商品券の販売場所、取り扱い店舗での周知啓発、引きかえ券を発送する際にわかりやすいご案内を同封するなど、きめ細かく工夫を凝らすとともに、使い勝手のよい商品券であることが何よりも重要であることから、より多くの店舗で取り扱っていただけるよう、市と商業者との日ごろのつながりを生かしてまいる所存でございます。 次に、4点目の麻疹への対応ですが、大阪府では昨年末から麻疹の報告が続いており、現在もなお増加をしている状況で、本市においては1月7日に初発患者が発生いたしました。その直後から、大阪府池田保健所、箕面市、箕面市立病院、箕面市医師会等との関係機関が連携をし、情報共有を行い対策を講ずるとともに、市民安全メールや市ホームページに加えて、小・中学校等を通じて麻疹に対する注意喚起と医療機関の受診方法などの周知等を行い、感染の拡大防止に努めているところでございます。麻疹の予防接種については、麻疹と風疹の感染リスクが高いと言われる年代は共通で、かつ風疹の予防接種ワクチンが麻疹との混合ワクチンであることから、制度的に予防接種を受けていない高リスク世代の方々には、風疹の予防接種助成制度を活用しての接種勧奨を積極的に行ってまいりたいというふうに思います。 最後に、退職する市の職員に対しまして温かいねぎらいのお言葉をいただき、まことにありがとうございます。職員に成りかわり、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 以上、ご答弁とさせていただきます。 なお、ご質問のうち教育委員会の事項につきましては、藤迫教育長からご答弁をさせていただきます。 ○議長(林恒男君) 教育長 藤迫 稔君 ◎教育長(藤迫稔君) ただいまの公明党を代表されましての楠議員さんのご質問のうち、教育委員会所管の事項に対しましてご答弁いたします。 まず、大綱1項目めの防災についてのお尋ねのうち、2点目の学校施設の安全性についてですが、松原市立松原南小学校において校舎に附属するひさしが落下した事案を受け、松原市教育委員会に詳細を問い合わせたところ、落下したひさしは昭和36年に建設された校舎に附属する鉄筋コンクリート造のものとのことでした。鉄筋コンクリート造の基準は建築基準法に規定されており、このうちひさしに関する規定については昭和46年に改正されています。 松原市で落下したひさしはこの規定の施行以前のものであるため、本市の学校施設のうち昭和46年以前に建設された13棟を重点に、全ての小学校、中学校の校舎と体育館の外部に附属するひさしなど、突起物の点検を行いました。その結果、コンクリートのひび割れや欠け、鉄筋の露出など、直ちに落下の危険性があるものはありませんでした。 また、大阪府北部地震以降の安全対策としては、地震の発生後速やかに、担当職員が児童生徒や教職員に危険が及ぶ箇所がないかという視点で全ての小学校、中学校の安全点検を実施しています。 台風第21号の発生後も同様に安全点検を実施し、被害箇所については今年度中の全面復旧をめざして現在も取り組んでいるところです。特に大阪府北部地震では、近隣市において学校のブロック塀が倒壊する事案が発生したことを受け、本市の学校施設については道路に面した全てのブロック塀を直ちに撤去しました。学校敷地内に残るその他のブロック塀についても今後撤去し、フェンスに改修する工事を進め、引き続き安全な教育環境の確保に努めてまいります。 次に、大綱2項目めの健康寿命・活動寿命の延伸についてのお尋ねのうち、1点目の大人のスポーツ・トライアル事業についてですが、議員ご指摘のとおり、日常的にスポーツ施設に出かけておられる前期高齢者が約2割であることが明らかとなり、残り8割の方にいかにスポーツに興味を持っていただき、日常的にスポーツに取り組んでいただくかが健康長寿施策の推進に重要であると認識しています。 そこで、スポーツ活動が健康長寿に向けた取り組みの重要なファクターになるという考えのもと、高齢者や運動から遠ざかっている働く世代も対象として、スポーツを楽しむ、スポーツに復活するなど、継続してスポーツされる大人をふやすことをめざしてさまざまな取り組みを幾つか試行し、効果性の高いものを見きわめ、次年度以降の取り組みへとつなげます。 具体的な取り組み内容や実施方法などについては引き続き検討を進めていきますが、高齢者の中には、スポーツといえば競技スポーツをイメージして敷居が高いと感じておられる場合や、スポーツは元気な方がされるものと思っている方も多く、これを払拭し、気軽に参加してみようと思っていただけるような軽スポーツ、ニュースポーツの教室を高齢者に人気のシニア塾のスタイルで実施したり、学生時代などにスポーツをされていた方が、もう一度やってみようと思われる機会となるきっかけづくりなどを行いたいと考えています。 また、実施に当たっては、参加してみようと思っていただけるような魅力的な冊子の作成、高齢者が何気なく手にとれる目に触れやすい場所への冊子やポスターの配置、また、既にスポーツを楽しまれている方々に対し、スポーツを楽しまれていない家族や友人へ誘いの声かけをお願いするなど、さまざまな手法でスポーツやスポーツ施設を身近に感じていただき、継続的なスポーツ活動につなげていきます。 シニア塾については、平成29年度から、健康を意識した内容や講座修了後の活動継続を意識した講座になるよう内容の見直しを進めてきました。箕面市内、近隣市の病院などの協力を得ながら、理学療法士や作業療法士、歯科衛生士、管理栄養士など、医療の専門職種を講師とした講座や、ダーツ、スポーツ吹き矢など軽スポーツの講座を実施するなど、全体の講座数も15講座にふやし、充実を図ってまいりました。 今後も、従来の教養や文化的な講座内容にとどまらず、医療・介護など幅広い視点で高齢者の興味を引き、外出促進につなげるようシニア塾のブラッシュアップを図ってまいります。 次に、4点目の総合水泳・水遊場の整備についてですが、総合水泳・水遊場実現のためには、収入の最大限の確保と支出の最大限の抑制策の検討の深化が必要と考えています。今回の中間報告においても、屋外プールについて、夏季以外の有効活用が実現すればさらなるランニングコストの低減の可能性があると示されており、屋外プールの夏季以外の活用について、今後、PFI事業者や運営予定事業者の選考場面において積極的に提案を受けていく必要があるとされています。 具体的な事例としてご指摘の服部緑地ウォーターランドのフィッシングパークは我々も注目しているところですが、この方式を箕面でも導入するかどうかを含め、今後さまざまな角度から検討を深めていきたいと考えています。服部緑地の事例も一見プールとは全く関係のない事業者からの提案で始まったことを聞くと、プール関係事業者のみならず、それ以外のあらゆる方面にいかにアンテナを張りめぐらせるかがポイントとなると考えられ、今回予定している整備検討業務委託においてもしっかり情報収集し、分析することを求めていきます。 次に、大綱3項目めの子どもに幸福をもたらす環境の確保についてですが、国は本年1月に千葉県で起こった小学校4年生の児童虐待死亡事案を受け、児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策のさらなる徹底強化を図ることとし、子どもの緊急安全確認等の実施や要保護児童等の情報の取り扱いについて新たなルール化等を決定しました。子どもの緊急安全確認等の実施については、本市においても、現在、関係所管室で緊急調査を実施しているところです。 お尋ねの児童相談支援センターの増員についてですが、平成29年12月に本市で発生した児童虐待死亡事案に関する調査検証結果を踏まえ、平成30年4月に児童相談支援センターを設置し、副部長以下10名の職員、兼務の関係課室長10名、大阪府から派遣を受けての児童相談支援専門監1名、保健師、保育士、社会福祉士等の資格を有する子ども家庭総合支援員を現在5名配置しています。子ども家庭総合支援員は全部で11名の採用をめざしており、あと6名を早期に採用したいと考えているところです。 次に、児童相談支援センター設置後の取り組みの成果についてですが、児童虐待に対応する職員がふえたことで、まずは急増している虐待通報や相談に迅速、丁寧に対応できる体制となっていること、またあわせて、専門職が複数入ったこともあり、センターの複数職員でケース会議や情報交換を頻繁に行うことができるようになって、多面的な視点で個々のケースへの判断や対応がより的確になっています。 さらに、要保護児童対策協議会児童虐待部会に箕面警察署、弁護士、学識経験者といった第三者の委員にご参加いただくようになったことで、客観的な評価や、より厳しい観点からご意見をいただき、その協議結果を見守り機関や関係機関に伝えることで方針の共有と確実な支援につながっています。また、地域での見守り体制の構築が不十分であった反省を踏まえ、民生委員児童委員協議会に地域の子どもたちの見守りについてご協力をいただき、見守り体制の強化を図っています。 次に、2点目の放課後学習支援手法の複数トライアルについてですが、まず、スタディルームを拡大し、複数の学習支援手法のトライアルを実施することになった経緯等は、これまでも、自学・自習の場を提供する現行のスタディルームの実施など、放課後の場における学習習慣の定着や学力向上を支援する取り組みを試行実施してきたところですが、確信をもって全校展開に踏み切るほど有効性のある手法であると断言できるまでには至っていません。このため、既存の取り組みを拙速に全市的に展開するのではなく、さらにさまざまな学習支援手法も加えて、子どもたちにとってより効果的な手法が何であるか、それを特定するための模索を続けるべきであると判断し、新放課後モデル事業のスタディルームを現行2校から8校に拡大してトライアルを行うこととしたものです。 新たにトライアルする手法は、タブレット学習ソフトの導入と家庭教師派遣業者等からの講師派遣です。タブレット学習ソフトは、個々の児童の習熟度に合わせて視覚的に楽しく学習を進めることができ、苦手分野の学び直しや学習状況の管理がしやすいという利点があり、家庭教師派遣業者等からの講師派遣は、民間に蓄積された学習支援のノウハウを積極的に活用できるということで選定しました。今後の展開としては、各種スタディルームのトライアルにより効果的な学習支援手法を探るとともに、新放課後モデル事業のうちスタディルーム以外の取り組み、すなわち地域の方々に多大なご協力をいただきながら、豊川北小学校、中小学校の2校で実施している活動プログラムなどについても並行して課題整理を行っていきたいと考えています。 次に、塾代等助成モデル事業における塾代等の具体の認定方法や支給方法についてですが、現在、他の自治体の事例も参考にしながら検討を進めており、各家庭で学習塾等が選択でき、簡素な手続で、かつ確実に学習塾代に対する助成が可能となるような仕組みを構築したいと考えています。 次に、リーディングスキルテストについてですが、さきの大阪維新の会箕面を代表されましての堀江議員さんに対しましてご答弁しましたとおり、基礎的読解力を測定するためのテストで、教員が子どもたちの基礎的読解力の状況を把握することにより、基礎的読解力を向上させることを意識した授業を行うことが学力向上につながると考えられているものです。本市においては、現在、第二中学校区をモデル校区として指定し、小学校6年生と中学校1、2年生でテストを実施しており、ステップアップ調査等の結果とあわせて分析することによって、学力と基礎的読解力の相関関係を検証し、授業改善などの学力向上策の検討につなげていきたいと考えています。 次に、3点目の英語教育強化事業についてですが、本市では、国に先駆けて、小学校1年生から中学校3年生まで、毎日英語に触れる環境を整備しました。その取り組みを実施するに当たってはネイティブによる指導が不可欠であることから、英語指導助手(ALT)をこれまで段階的に増員し、新年度には、小学校では1校当たり3名から5名、中学校では学年当たり1名の計3名を配置します。また、英語教育の質を確保するため、年間指導計画や全授業の指導案等を示した本市独自の指導資料を作成し、これに沿って指導を行っています。 こうした取り組みの結果、授業において子どもたちがALTと個別に英語で直接会話する機会が生まれ、さらに行事や休み時間、放課後の活動でも英語を聞いたり話したりする機会がふえ、自然に子どもたちと英語でコミュニケーションをとる場面が日常的になっています。また、チャレンジテストやステップアップ調査等各種調査において、本市の子どもたちの英語力が非常に高いことは明らかになっています。特に英検相当級を測定する英検IBAにおいて、本市の今年度の中学校3年生は英検3級相当以上が79.7%であり、国の目標が50%であることを考えると、非常に高い数値であることがわかります。 ALTについては、2020年度にさらに2名追加して、最終的には76名とする予定です。ALTを増員することによって授業に複数のALTが参加し、グループに分かれて活動を行うことで、児童生徒が英語で会話する機会を大幅に増加させることができます。学校内に何人ものALTがいることで、給食や休み時間にもコミュニケーションの機会ができるなど、日常に溶け込んだ触れ合いもあり、本市の子どもたちが高い英語力を身につけることができているのはALTによる効果も大きいと考えています。 次に、4点目の病児・病後児保育の導入経過についてですが、子育てと仕事の両立をめざす保護者への支援策の1つとして、公立保育所3所で実施している病気の回復期にある児童を預かる病後児保育に加え、平成30年9月3日に、保護者から切実な要望のあった病中の児童も預かる病児・病後児保育室を萱野保育所内に開設しました。 病児・病後児保育室の開設に向けては、平成27年度当初予算に、萱野保育所病後児保育室を、個室を有し、6名程度が利用できる病児・病後児保育室として改修する予算を計上しました。開設までには、他市の病児保育室の視察や情報収集、箕面市医師会、箕面市保育所・園保護者会連絡会、萱野保育所保護者会等関係者と協議・調整を重ねてきましたが、特に箕面市医師会におかれては、独自に病児保育実施施設の関係者を招致されての講演会開催や小児科の先生方による会議開催など精力的に取り組んでいただきました。並行して、市との協議では、利用する児童の安全・安心を軸に施設の整備内容、運営方法や管理体制などについて協議を重ね、運営手法等について合意に達したことから、開設に向けかじを切ることができたものです。 開設以降、延べ56名が病児保育を利用されており、病状としては、インフルエンザが25名、風邪が18名、アデノウイルス感染症が5名、流行性耳下腺炎が3名、その他の疾病が5名となっています。 なお、府内でもインフルエンザが猛威を振るい、平成31年1月末から2月上旬にかけてインフルエンザに罹患した子どもの病児保育の利用が急増し、インフルエンザ以外の疾病による病児・病後児保育の利用に制限がかかった日がわずかに生じました。 病児保育の利用者からは、「これまでの病後児保育では熱が38度を超えると預けることができなかったが、病児保育は預けることができて助かった」、「今まで必要なときは他市の施設を利用していたが、市内にできて非常に便利になった」といった声を聞いています。開設から間がないため、利用した保護者の方や診断書を記載いただくかかりつけ医等のご意見を集約するには至っていませんが、子どもたちを安全・安心にお預かりすることを基本に、より利用しやすい病児保育をめざし、保護者の皆様やかかりつけ医をはじめとする箕面市医師会等との意見交換を重ねてまいりたいと考えています。 次に、大綱4項目めの希望を持って活躍できる社会の実現についてのお尋ねのうち、3点目のひとり親家庭等支援貸付事業についてですが、ひとり親家庭等に支給される児童扶養手当は、児童扶養手当法により年3回、4カ月ごとの支給となっていることから、手当受給者の月ごとの収入に変動が生じ、計画的な家計管理を阻む要因となっています。本市では、国・府に対して当該手当の毎月支給について要望を行っていたところです。 今般、平成30年6月の児童扶養手当法の改正により、平成31年11月から2カ月ごとの年6回の支給に変更となるものの、依然として児童手当を含めても手当支給がない月が生じます。このことから、さらなるひとり親家庭等の家計収入の安定を目的に、平成31年11月の隔月支給への変更にあわせ、児童手当、児童扶養手当のいずれも支給のない月に児童扶養手当の1カ月相当分等の貸し付けを行い、毎月の手当・収入等の平準化を図る制度を創設することとしました。平成31年度は、貸し付け方法、貸し付け額や事務手続などについて検証するため、児童扶養手当受給者約900名のうち、多様な家族構成、経済状況にある10名程度を選定し、モデル実施を行います。 お尋ねの貸し付け対象者の選定方法等についてですが、まず、選出方法については、検証結果を高めるため、先ほどご答弁申し上げたとおり、手当受給者の中から多様な家族構成、経済状況の10家庭程度を選定し、それぞれの家庭環境における貸し付け制度の有用性を検証したいと考えています。あらかじめ選定した貸し付け予定者に対し、8月に実施している児童扶養手当の現況調査のために、全ての児童扶養手当受給者が来庁する機会を捉え、貸し付け制度について詳細にご説明を行い、制度を活用するかどうかの意思確認を行いたいと考えています。承諾いただいた方に対しては、具体の貸し付け額や返還方法、返還額等についてご相談し、12月以降の貸し付けにつなげていきたいと考えています。なお、貸し付けに当たり連帯保証人を求めることは想定していません。 以上、ご答弁といたします。 ○議長(林恒男君) 以上をもって代表質問を終わります。 次に、日程第3、第1号議案「平成31年度箕面市一般会計予算」から日程第13、第11号議案「平成31年度箕面市競艇事業会計予算」まで、以上11件を一括議題といたします。 なお、本11件につきましては、去る2月19日の本会議において既に提案説明を受けておりますので、これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第1号議案から第11号議案まで、以上11件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第14、報告第1号「専決処分の報告の件」を議題といたします。 総務部長に報告を求めます。総務部長 中井正明君 ◎総務部長(中井正明君) ただいまご上程になりました報告第1号「専決処分の報告の件」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、3件の事故に係る損害賠償請求に関する和解につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したもので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 まず、平成30年12月19日に専決処分しました、1、物損事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成30年10月10日午前10時ごろ、箕面市森町南一丁目10番内の住宅において本市の職員が固定資産評価に係る新築家屋調査を実施していたところ、使用していたバインダーを落とし、住宅のフローリングを破損させた事故でございます。その後、住宅の所有者の方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額2万1,600円の全額を支払うことで和解が成立したものでございます。 次に、平成31年1月7日に専決処分しました、2、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成30年8月7日午前11時50分ごろ、箕面市小野原西六丁目2049番路上を走行していた健康福祉部高齢福祉室、牧田浩司運転の公用車が、路端に停車していた吹田市在住の個人所有の自動車の横を通り過ぎようとしたところ、同車両が急に発進したため右フロントバンパー等と公用車の左ドア等が接触し、破損した事故でございます。その後、相手方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額の1割に相当する8,600円を支払うこと、及び相手方が本市の損害額の9割に相当する14万790円を支払うことで和解が成立したものでございます。 次に、平成31年1月15日に専決処分しました、3、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成30年12月6日午前11時10分ごろ、箕面市西小路四丁目305番地、箕面市役所C駐車場内において、市民部窓口課止々呂美支所、早瀬政広運転の公用車が駐車スペースから出るため後退したとき、駐車場内の車路で停止していた豊中市在住の個人所有の自動車に接触し、その右フロントバンパー等を破損させた事故でございます。その後、相手方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額28万5,120円の全額を支払うことで和解が成立したものでございます。 これら3件の事故につきましては、まことに申しわけなく、ここに謹んでおわび申し上げます。申しわけございませんでした。 新築家屋調査につきましてはマニュアルを再整備いたしましたので、その徹底を図ってまいりますとともに、公用車の事故に関しましては、引き続き安全運転に対する職員の意識改善策を含め再発防止に取り組んでまいりたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第1号のご説明といたします。 ○議長(林恒男君) 次に、日程第10、第12号議案「指定管理者の指定の件」から日程第17、第14号議案「指定管理者の指定の一部変更の件」まで、以上3件を一括議題といたします。 健康福祉部長に提案理由の説明を求めます。健康福祉部長 大橋修二君 ◎健康福祉部長(大橋修二君) ただいまご上程になりました第12号議案「指定管理者の指定の件」、第13号議案「指定管理者の指定の一部変更の件」、第14号議案「指定管理者の指定の一部変更の件」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第12号議案「指定管理者の指定の件」につきましてご説明申し上げます。 本件は、箕面市立光明郷ケアセンター指定管理者として、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの間、社会福祉法人大阪府社会福祉事業団を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定によりご提案申し上げるものでございます。 次に、第13号議案「指定管理者の指定の一部変更の件」につきましてご説明申し上げます。 本件は、箕面市立障害者自立支援センター指定管理者の指定におきまして、次期指定管理者の候補を再公募により選定するに当たり、現在の指定管理者の指定期間を変更するため、地方自治法第244条の2第6項の規定によりご提案申し上げるものです。 次に、第14号議案「指定管理者の指定の一部変更の件」につきましてご説明申し上げます。 本件は、箕面市立障害者福祉センターささゆり園の指定管理者の指定におきまして、次期指定管理者の候補を再公募により選定するに当たり、現在の指定管理者の指定期間を変更するため、地方自治法第244条の2第6項の規定によりご提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第12号議案、第13号議案及び第14号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第12号議案から第14号議案まで、以上3件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の民生常任委員会に付託いたします。 次に、日程第18、第15号議案「市道路線の認定及び廃止の件」を議題といたします。 みどりまちづくり部長に提案理由の説明を求めます。みどりまちづくり部長 肥爪慶一郎君 ◎みどりまちづくり部長(肥爪慶一郎君) ただいまご上程になりました第15号議案「市道路線の認定及び廃止の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、道路法第8条第1項の規定により、建設行為等により道路を新設した路線や道路区間などが変更となった路線について、路線番号13795号、市道寺道東1号線ほか22路線を認定し、同法第10条第1項の規定により、路線番号23262号、市道芝如意谷線ほか2路線を廃止するため、同法第8条第2項及び第10条第3項の規定により提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第15号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第15号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の建設水道常任委員会に付託いたします。 次に、日程第19、第16号議案「箕面市工業標準化法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件」から日程第26、第23号議案「箕面市水道の布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例改正の件」まで、以上8件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 具田利男君 ◎副市長(具田利男君) ただいまご上程になりました第16号議案から第23号議案までの8議案について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第16号議案「箕面市工業標準化法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、工業標準化法の改正に伴い、箕面市火災予防条例及び箕面市行政不服審査に関する条例の関係規定を整理するため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第17号議案「附属機関の運営のための関係条例の整備に関する条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、箕面市廃棄物減量等推進審議会をはじめ4つの附属機関について、委員が任期満了により退任した後、新たな会長が選出されるまでの間の会議の招集及び運営について定めるため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第18号議案「箕面市災害時における特別対応に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、災害救助法の改正に伴い、関係規定を整理するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第19号議案「公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、改元に伴い、関係規定を整理するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第20号議案「箕面市建築基準法施行条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、大規模な災害により建築物が損壊するおそれのある区域を建築基準法第39条に基づき災害危険区域として指定し、住宅の建築を制限するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第21号議案「北部大阪都市計画萱野中央地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、萱野中央地区地区計画の変更に伴い、当該区域内における壁面の位置の制限を変更するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第22号議案「箕面市都市計画法に基づく開発行為の許可の基準に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、市街化調整区域における開発行為等に係る大阪府の許可の基準について、本市が当該基準の新規制定及び適用等を府に提案する際には、地方自治法第96条第2項に基づき議会の承認を要する旨を定めるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第23号議案「箕面市水道の布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格を定める条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、水道法施行令及び同施行規則の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第16号議案から第23号議案までの8議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(林恒男君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第16号議案から第23号議案まで、以上8件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第27、第24号議案「箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件」を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) ただいまご上程になりました第24号議案「箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件」につきまして、提案理由とその内容をご説明させていただきます。 本件は、本市教育委員会委員、大橋亜由美氏の任期が平成31年3月31日をもって満了となりますので、同氏を引き続き本市教育委員会委員に任命いたしたく提案するものでございます。 大橋氏は、平成25年4月から本市教育委員会委員としてその職責を全うされますとともに、教育に関し当事者意識と高い識見を持たれ、真に教育委員会委員として適任者であると存じますので、ここに同氏を引き続き本市教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第24号議案につきましてのご説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご同意いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(林恒男君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(林恒男君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、第24号議案「箕面市教育委員会委員の任命について同意を求める件」を採決いたします。 本案を原案どおり同意することに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(林恒男君) 異議なしと認めます。 よって本案は原案どおり同意されました。 次に、日程第28、第25号議案「箕面市災害弔慰金の支給等に関する条例改正の件」及び日程第29、第26号議案「箕面市国民健康保険条例改正の件」、以上2件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 具田利男君 ◎副市長(具田利男君) ただいまご上程になりました第25号議案及び第26号議案について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第25号議案「箕面市災害弔慰金の支給等に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、災害弔慰金の支給等に係る法律及び同法施行令の改正に伴い、災害援護資金の貸し付けに関する規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第26号議案「箕面市国民健康保険条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、国民健康保険法施行令の改正に伴い、低所得者に対する保険料を軽減する所得判定基準額を引き上げるため、本条例を改正しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第25号議案及び第26号議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(林恒男君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第25号議案及び第26号議案、以上2件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第30、第27号議案「平成30年度箕面市一般会計補正予算(第12号)」から日程第37、第34号議案「平成30年度箕面市競艇事業会計補正予算(第3号)」まで、以上8件を一括議題といたします。 以上8件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第27号議案について、総務部長に説明を求めます。総務部長 中井正明君 ◎総務部長(中井正明君) ただいまご上程になりました第27号議案「平成30年度箕面市一般会計補正予算(第12号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに13億5,659万円の減額で、これにより歳入歳出予算の総額は584億4,998万2,000円と相なるものでございます。 次に、内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款議会費において、議会運営に要する経費等1,016万9,000円の減額でございます。 次に、第2款総務費において、防災システム等の管理運用に要する経費等2億2,048万2,000円の減額でございます。 次に、第3款民生費において、生活保護に要する経費等1億35万1,000円の減額でございます。 次に、第4款衛生費において、環境クリーンセンター基幹改良に要する経費等3億4,418万5,000円の追加でございます。 次に、第5款労働費において、人件費107万9,000円の減額でございます。 次に、第6款農林水産業費において、森林病害虫等の防除に要する経費等600万8,000円の減額でございます。 次に、第7款商工費において、人件費54万円の減額でございます。 次に、第8款土木費において、都市計画道路の整備に要する経費等15億6,933万1,000円の減額でございます。 次に、第9款消防費において、常備消防車両の購入更新に要する経費等1,865万8,000円の減額でございます。 次に、第10款教育費において、教育ICT環境の整備に要する経費等2億2,280万1,000円の減額でございます。 次に、第11款災害復旧費において、被災家屋撤去費用の助成に要する経費400万円の追加でございます。 次に、第12款公債費において、公債費の利子償還に要する経費等2,732万7,000円の減額でございます。 次に、第13款諸支出金において、都市施設整備基金への積み立て等4億7,197万1,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は13億5,659万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額13億5,659万円の財源措置といたしまして、まず、第1款市税において、固定資産税等1億6,105万円の減額でございます。 次に、第2款地方譲与税において、自動車重量譲与税1,100万円の減額でございます。 次に、第6款地方消費税交付金において、4,300万円の追加でございます。 次に、第10款地方交付税において、普通交付税1,870万8,000円の追加でございます。 次に、第12款分担金及び負担金において、豊能町消防事務受託負担金等200万5,000円の減額でございます。 次に、第13款使用料及び手数料において、一般廃棄物処理手数料等578万4,000円の減額でございます。 次に、第14款国庫支出金において、社会資本整備総合交付金等10億7,376万7,000円の減額でございます。 次に、第15款府支出金において、施設型給付費負担金等2,851万5,000円の減額でございます。 次に、第16款財産収入において、市有地売払収入等5,510万9,000円の追加でございます。 次に、第17款寄附金において、ふるさと寄附金1,926万9,000円の追加でございます。 次に、第18款繰入金において、財政調整基金繰入金等3億7,718万8,000円の減額でございます。 次に、第20款諸収入において、後期高齢者療養等給付費負担金精算返還金等3,906万円の追加でございます。 次に、第21款市債において、臨時財政対策債等1億2,757万3,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は13億5,659万円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費の補正につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、財務会計システム更新事業(継続費)ほか5件について、総額及び年割額等の変更をお願いいたすものでございます。 次に、第3条繰越明許費の補正につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、急傾斜地崩壊対策工事費負担事業ほか21件について、事業の進捗状況等を勘案し、必要経費を翌年度において使用いたしたくお願いするものでございます。 次に、第4条債務負担行為の補正につきましてご説明いたします。 これは、第4表にありますとおり、光明の郷ケアセンター管理運営事業について、所要の期間及び限度額をもって債務負担行為の設定をお願いいたすものでございます。 次に、第5条地方債の補正につきましてご説明いたします。 これは、第5表にありますとおり、ごみ処理施設基幹改良事業ほか11件について、限度額の変更をお願いいたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第27号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第28号議案について、地域創造部長に説明を求めます。地域創造部長 小山郁夫君 ◎地域創造部長(小山郁夫君) ただいまご上程になりました第28号議案「平成30年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にございますとおり、歳入歳出ともに6億9,365万2,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は29億1,681万6,000円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款土地取得費において、北大阪急行線延伸用地取得事業に要する経費2,690万円の減額でございます。 次に、第2款公債費において、公債費を償還する経費等7億2,055万2,000円の追加でございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額6億9,365万2,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款繰入金において、一般会計からの繰入金1,164万3,000円の減額でございます。 次に、第3款市債において、公共用地先行取得事業債3億5,110万円の追加でございます。 次に、第4款財産収入において、土地売払収入3億5,419万5,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は6億9,365万2,000円の追加と相なるものでございます。 次に、第2条地方債の補正につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、公共用地先行取得事業について、限度額の変更をお願いいたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第28号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第29号議案から第31号議案まで、以上3件について、市民部長に説明を求めます。市民部長 小林誠一君 ◎市民部長(小林誠一君) ただいまご上程になりました第29号議案、第30号議案及び第31号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず最初に、第29号議案「平成30年度箕面市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第2号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに4億2,620万2,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は150億9,133万6,000円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして人件費661万2,000円の減額、第3款国民健康保険事業費納付金におきまして後期高齢者支援金等4,730万8,000円の減額、第5款保健事業費におきまして特定健康診査に要する経費1,563万7,000円の減額、第7款諸支出金におきまして償還金1億3,619万7,000円の追加、第8款予備費におきまして3億5,956万2,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は4億2,620万2,000円の追加と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算補正額4億2,620万2,000円の財源措置といたしまして、まず、第6款繰入金におきまして一般会計繰入金4億2,591万円の追加、第8款国庫支出金におきまして災害臨時特例補助金29万2,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は4億2,620万2,000円の追加と相なるものでございます。 続きまして、第30号議案「平成30年度箕面市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに4億6,347万円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は105億4,584万7,000円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして介護認定審査会委員報酬231万7,000円の減額、第4款基金積立金におきまして介護保険給付費準備基金積立金4億3,436万8,000円の追加、第5款諸支出金におきまして国庫等返還金3,141万9,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は4億6,347万円の追加と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算補正額4億6,347万円の財源措置といたしまして、まず、第3款国庫支出金におきまして介護保険事業費補助金等2,629万6,000円の追加、第4款支払基金交付金におきまして介護給付費交付金455万1,000円の追加、第6款財産収入におきまして介護保険給付費準備基金運用収入55万4,000円の追加、第7款繰入金におきまして職員給与費等繰入金650万7,000円の減額、第8款繰越金におきまして前年度繰越金4億3,856万8,000円の追加、第9款諸収入におきまして金融機関預金利子8,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は4億6,347万円の追加と相なるものでございます。 続きまして、第31号議案「平成30年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに3億5,150万円の減額で、これにより歳入歳出予算の総額は22億1,190万円と相なるものでございます。 次に、その内容につきまして歳出予算からご説明いたします。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、広域連合納付金3億5,150万円の減額でございます。 以上で、歳出予算補正額は3億5,150万円の減額と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算補正額3億5,150万円の財源措置といたしまして、まず、第1款後期高齢者医療保険料におきまして保険料4億1,780万8,000円の減額、第3款繰入金におきまして一般会計繰入金1,961万8,000円の減額、第4款繰越金におきまして前年度繰越金8,573万8,000円の追加、第5款諸収入におきまして保険料滞納延滞金18万8,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は3億5,150万円の減額と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第29号議案、第30号議案及び第31号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第32号議案及び第33号議案、以上2件について、上下水道局長に説明を求めます。上下水道局長 小野啓輔君 ◎上下水道局長(小野啓輔君) ただいまご上程になりました第32号議案及び第33号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第32号議案「平成30年度箕面市水道事業会計補正予算(第3号)」につきましてご説明いたします。 第2条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正について、支出からご説明いたします。 第1款水道事業費用において、消費税及び地方消費税等1,827万4,000円の追加で、補正後の支出予定総額は27億6,618万5,000円と相なるものでございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款水道事業収益において、口径別納付金5,684万円の追加で、補正後の収入予定総額は31億1,666万7,000円と相なるものでございます。 次に、第33号議案「平成30年度箕面市公共下水道事業会計補正予算(第3号)」についてご説明いたします。 第2条におきまして、予算第2条に定めた業務の予定量の補正につきまして、主要な建設改良事業として汚水建設改良事業で3億4,062万4,000円、雨水建設改良事業で4億7,977万円、流域下水道建設負担事業で1,812万2,000円の、それぞれ追加でございます。 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正について、支出からご説明いたします。 第1款下水道事業費用において、消費税及び地方消費税等138万2,000円の追加で、補正後の支出予定総額は24億4,155万9,000円と相なるものでございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款下水道事業収益において、平成29年度流域下水道維持管理負担金精算金等を3,283万6,000円の追加で、補正後の収入予定総額は26億4,234万9,000円と相なるものでございます。 次に、第4条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額の補正について、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、建設改良工事請負費等8億3,301万6,000円の追加で、補正後の支出予定総額は24億9,480万3,000円と相なるものでございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入において、企業債及び国庫交付金6億6,738万円の追加で、補正後の収入予定総額は15億5,391万3,000円と相なるものでございます。 これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は9億4,089万円となり、その補填財源である当年度分損益勘定留保資金を1億6,152万円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を7,937万円に、それぞれ改めるものでございます。 次に、第5条において、企業債の補正ですが、公共下水道事業に係る起債の限度額について3億1,600万円を追加し4億8,770万円に、流域下水道事業に係る起債の限度額について2,100万円を追加し7,700万円に、それぞれ改めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第32号議案及び第33号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第34号議案について、公営企業管理者に説明を求めます。公営企業管理者 栢本貴男君 ◎公営企業管理者(栢本貴男君) ただいまご上程になりました第34号議案「平成30年度箕面市競艇事業会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算は、舟券売上金の実績をもとに収支見通しの見直しを行い、関連経費等を補正するものでございます。 まず、第2条におきまして、予算第2条に定めた業務の予定量の補正につきまして、1日平均売上金額を1,655万2,000円追加し、5億2,552万6,000円に補正するものでございます。 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款競艇事業費用におきまして、開催費等11億6,887万5,000円の追加でございます。 これにより、補正後の支出予定総額は441億1,352万4,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款競艇事業収益におきまして、開催収益等13億4,865万1,000円の追加でございます。 これにより、補正後の収入予定総額は447億3,168万3,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第34号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) ただいま議題となっております8件のうち、第27号議案から第33号議案まで、以上7件について、これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 以上7件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、第34号議案について、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(林恒男君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   (“なし”の声あり) ○議長(林恒男君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、第34号議案「平成30年度箕面市競艇事業会計補正予算(第3号)」を採決いたします。 本案を原案どおり決することに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(林恒男君) 異議なしと認めます。 よって本案は原案どおり可決されました。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明3月6日から3月24日まで19日間、委員会審査のため休会し、3月25日午前10時より本会議を再開いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(林恒男君) 異議なしと認めます。 よって、明3月6日から3月24日まで19日間休会し、3月25日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。     (午前11時55分 散会)----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                 箕面市議会議長   林 恒男                 箕面市議会議員   村川真実                 箕面市議会議員   神代繁近...