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令和2年2月26日未来づくり委員会−02月26日-01号

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  1. 大東市議会 2020-02-26
    令和2年2月26日未来づくり委員会−02月26日-01号


    取得元: 大東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和2年2月26日未来づくり委員会−02月26日-01号令和2年2月26日未来づくり委員会  未 来 づ く り 委 員 会 会 議 録 〇 開催年月日   令和2年2月26日(水) 〇 会議時間    開会時間 午前9時59分 〜 閉会時間 午前10時41分 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席委員     小 南 市 雄 委員長       酒 井 一 樹 副委員長     児 玉   亮 委員        大 谷 真 司 委員     品 川 大 介 委員        中 村 ゆう子 委員     天 野 一 之 委員        澤 田 貞 良 委員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席説明員     東 坂 浩 一 市長        西 辻 勝 弘 副市長     亀 岡 治 義 教育長       北 田 哲 也 市民生活部長     池 谷 幸一郎 人権政策監     青 木 浩 之 福祉子ども部長     奥 野 佳 景 保健医療部長    澤 田 芳 彦 学校教育部長     岡 本   功 学校教育部指導監  南 田 隆 司 生涯学習部長     その他関係職員
    …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席事務局員     木 村 吉 男 事務局長      竹 中 愼太郎 総括次長総括参事     石 田 景 俊 参事補佐上席主査 北 野 鉄 郎 上席主査     椎 葉 有理恵 書記 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 議題     1.付託案件について …………………………………………………………………………………………………………… 〇 審査案件    T Aグループ市民生活部福祉子ども部保健医療部所管事項      1.議案第 9号 令和2年度大東一般会計予算所管事項質疑について      2.議案第10号 令和2年度大東国民健康保険特別会計予算について      3.議案第11号 令和2年度大東交通災害共済事業特別会計予算について      4.議案第13号 令和2年度大東介護保険特別会計予算について      5.議案第14号 令和2年度大東後期高齢者医療保険特別会計予算について    U Bグループ学校教育部/生涯学習部所管事項      6.議案第 9号 令和2年度大東一般会計予算所管事項質疑について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      7.議案第 9号 令和2年度大東一般会計予算所管事項の討論・採決について ……………………………………………………………………………………………………………              ( 午前9時59分 開会 ) ○小南 委員長   委員並びに理事者の皆様、本日は御出席お疲れさまでございます。  ただいまから未来づくり委員会を開会いたします。  本日の会議におきましては、委員全員出席であります。  これより議事に入ります。  昨日の委員会Aグループ所管分の審査が終わっておりますので、本日は、Bグループ所管分の審査から始めます。  議事に先立ちましてお願いしておきます。委員会における各委員の本日の質疑時間は、答弁時間を含めず5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いします。  なお、コロナウイルス防止対策の一環といたしまして、委員並びに理事者におかれましては、質問・答弁の際には、マスクをつけたままでもよろしいので御承知ください。  次に、本委員会に付託されました議案第9号「令和2年度大東一般会計予算所管事項質疑について」の件を議題といたします。  議案第9号について、提案者説明を求めます。  澤田学校教育部長。 ◎澤田 学校教育部長   おはようございます。議案第9号、令和2年度大東一般会計予算のうち、教育委員会所管事項につきまして御説明いたします。少し長くなりますので着座にて失礼いたします。  教育委員会全体では、歳入が6億3,658万2,000円で元年度と比較して9,101万7,000円の増額、率にして16.7%の増となっております。歳出は32億238万4,000円で、昨年度と比較して7,559万6,000円の増額、率にして2.4%の増となっております。  歳入歳出予算に係る主な増の要因につきましては、歳入では学校施設整備基金等繰入金に係る増加が主な要因で、歳出におきましては、学校施設改修に係る経費等の増額が主な要因となっております。  それでは、歳入の主なものから説明をいたします。  令和2年度予算の概要の110ページをお願いいたします。  110ページ、上段にございます教育政策室所管国庫支出金のうち、特別支援教育就学奨励費補助(小)(中)は、支援学級等に在籍する児童生徒保護者経済的負担を軽減するため、就学費補助に係る国庫補助金で、切れ目のない支援体制整備充実事業費補助(小)(中)は、特別支援教育に係る支援体制整備充実等に関する経費の一部に係る国庫補助金でございます。  次に、中段の府支出金のうち、学校家庭・地域の連携による教育支援活動促進事業は、家庭教育支援事業に係る補助金で、医療的ケア体制整備府補助金(小)(中)は、医療的ケアを必要とする児童のサポートに係る経費に対する府補助金でございます。  次に、諸収入のうち、雑入(学校教育)につきましては、学力向上ゼミ受講料光熱水費実費弁償金は、放課後児童クラブ運営に係る収入でございます。  次に、下段の学校管理課所管繰入金学校施設整備基金繰入金は、学校施設の工事及び修繕費用に充てるため、基金より繰り入れるものでございます。  次の111ページをお開き願います。  上段の諸収入学校給食費小学校)(中学校)及び(滞繰)は、それぞれ小・中学校給食に係ります実費弁償費でございます。  次の生涯学習課所管国庫支出金、文化財発掘調査費は、飯盛城跡調査等の事業費に対する補助金でございます。  次のスポーツ振興課所管の諸収入プール利用補助事業収入は、プール利用補助券頒布収入でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出でございます。112ページをお願いいたします。  上段教育政策室所管の不登校支援相談事業は、不登校指導員等による家庭訪問などを通じた支援及び教育支援センターボイス運営充実を図り、学校以外の場として、児童生徒学校復帰へのステップ、あるいは社会的自立を目指すとともに、教育相談室を開設し、保護者相談を行うことに係る経費でございます。  次の学力向上推進事業は、児童生徒学力向上を目指し、学力向上ゼミ等に取り組むほか、学校教員主体的研さんの場として、大東教員スキルアップ講座の開講、また子供たちが地域を知り、郷土愛を育むことに資するため、ふるさとジュニア検定実施するなど、さまざまな効果的な取り組み実施するための経費でございます。  次に、下段の家庭教育支援事業は、児童保護者対象に、家庭教育に関する情報や学習機会等の提供、家庭訪問相談などを通じて、家庭教育力向上を促進し、教育環境充実を図るため、支援を行う取り組みに係ります経費でございます。  次の113ページをごらんください。  生涯学習課所管飯盛城跡保存整備活用事業は、飯盛城の特徴である石垣の分布調査と測量、市民向け報告会開催地権者同意取得等に係る経費でございます。  次に、スポーツ振興課所管市民マラソン大会事業は、競技力向上と市民の健康保持・増進を目的とし、あらゆる年代の市内外の方が気軽に参加できる大会を開催するための経費でございます。  以上が歳出でございます。  最後に、債務負担行為について御説明いたします。115ページをお開き願います。  上段小学校給食運営経費は、令和3年4月に給食調理業務の契約の変更を迎える小学校6校の令和3年度から4年間の給食調理委託料でございます。  次の中学校給食運営経費は、令和3年4月に給食調理業務契約変更を迎える中学校全8校の令和3年度から4年間の給食調理委託料でございます。  以上が令和2年度大東一般会計予算のうち、教育委員会所管の主なものでございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○小南 委員長   これより議案第9号に対する質疑を行います。  天野委員。 ◆天野 委員   おはようございます。どうぞよろしくお願いします。  まず、ちょっと内容についてもう少し詳しくお聞かせ願いたい点がありまして、この予算の概要の112ページの学力向上推進事業の中の説明で、後半、大東教員スキルアップ講座年30回を開催するということが明記されてあるんですけども、これについては、まず1点目は、小学校中学校教員皆さん全員対象ということでいいかという点が1点と、それともう一つ、年30回になると、もし全員が参加するような形になると、かなり多くの回数を開催するように受け取られるんですけども、これどういった形態で、もう少し深く、どのような内容について、この研修会というか、講座を進めていくのかにつきまして、ちょっと御説明をお願いいたします。 ○小南 委員長   奥村教育政策室課長。 ◎奥村 教育政策室課長[兼教育研究所長]   おはようございます。まず1点目の大東教員スキルアップ講座対象教員でございますけれども、年30回全てというわけではございませんけども、幼稚園・小学校中学校教員対象としております。  続きまして、年30回の開講の内容でございますけども、今年度につきましては、年20回、そのうちの20回を自主的な研さんとして、市教育委員会実施をしております。残り10回につきましては、これも市教育委員会主催ではございますけども、学校のほうに出向いて、出張スキルアップ講座という形で、会場を各校で実施するという形で実施しております。  以上でございます。 ○小南 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   指導のレベルアップにつながるという点では、1つの試みとしては、考え方あると思うんですが、逆に、このスキルアップ講座を通して、今の学校教員皆さん業務負担につきましては、この辺は幾らか考慮されてますか。  最近でも、ちょっと小学校などで教職員の方の休職などが出ておりまして、臨時の声かけとかというのも結構回っているというような状況で、どのような職務形態の中で、そういう休職に行かざるを得ない状態が進んでいるのか、こういったことを、また指導の中をする上で、そういう整理していくこととか、あるいは子供さんに学力も含めて、いわゆる教育力をアップしてもらうために進めるためだったらいいんですが、そこのところの考え方と、もう1点、今、小学校教員皆さんでと私はちょっと聞いたんですけども、休職になられてる方がちょっと多いように聞こえるという声がちょっと聞こえてるんですけど、その状況についての御説明、お願いいたします。 ○小南 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長政策グループ>   休職してるというようなケースは、市内にもおりますが、忙しいというような多忙感を感じるケースもありますし、ただ、個人的な、精神的な理由じゃなくて、病気による理由ですね、そういった場合の、長引いて休職に至っているというようなケースもありますので、多忙感だけが全ての理由ではないというふうに認識しております。 ○小南 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   では、ちょっと現場の声も聞きながら、いろいろ進めていってもらうということで、あくまでそのスキルアップだけを押しつけないということで、ちょっとお願いいたします。  もう1点は、大東市独自での共通到達度確認テスト、これを実施するということで、これはまた新たに生徒さんとか、児童さんの対象を広げて、テスト実施するということなんですね。 ○小南 委員長   奥村教育政策室課長。 ◎奥村 教育政策室課長[兼教育研究所長]   この大東市のテストにつきましては、平成27年度より実施しておるものでございますけども、小学校3年生から5年生につきましては、全員対象としております。中学校1年生、2年生も同じく全員対象としております。対象が広がっているということは、この5年間ございません。 ○小南 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   全員対象ということですが、ここも学力向上を狙ってはいらっしゃるんですけども、大阪チャレンジテストとあわせて、子供さんのところで、テストがかなりプレッシャーになるとか、負担になるということでの余裕がないという声も聞こえてきます。一方で、保護者の方から学力向上で、進学に少しでも有利になれるんであればという切実な声もあるんですけども、そこのところで、今のこのテスト実施について、例えば、もう少しゆとりを持たせて、しっかりと考えるということも今打ち出して教育はされてると思うんですけれども、幾らか、ちょっと改善していくとかというようなお考えというのはありますか。内容の改良とか、あるいは回数の期間とか。 ○小南 委員長   奥村教育政策室課長。 ◎奥村 教育政策室課長[兼教育研究所長]   本市のテストにつきましては、実施日全国学力学習状況調査と同日に実施しておりまして、返却の時期がほぼ1カ月後となっております。したがいまして、その後の身についた力、まだついていない力というものをそれぞれ把握し、そこのところを補充していくというところが目的となっております。
    小南 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   この辺はちょっと、いろいろ生徒さん、保護者皆さん、そして教員の方のまた状況も踏まえて、ちょっと進めていっていただくことが要るかなというふうに考えております。  もう1点、こういう子供さんの習熟度とか、教員皆さん労働状況からもあわせて、この間、ちょっといろいろ主張してきました少人数学級実施について、ちょっとこの予算を見る限りでは、今どのようになっているか、ちょっと明らかな感じがつかめないんですけども、その点について、今回予算に反映されてるのか、されてないのか。あるいは、されてなければ、今どのように考えられてるかということについてお聞きをいたします。 ○小南 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長政策グループ>   失礼いたします。まず、少人数学級実現に向けては、これまで大阪府から配置されている、これまで配置されていた少人数加配教員ですね、これが小学校3年生以上の学年において35人学級編制実施するために、学校の実情に応じて、35人学級編制加配教員として活用することができました。  このような活用大阪教育委員会として、今回、来年度から活用を判断された理由としましては、本市だけじゃなく、各市町村の教育委員会が粘り強く大阪府の教育委員会へ要望を重ねてきた結果かなと思っております。  今後も引き続き、大阪教育委員会に要望してまいりますとともに、これまで本市の市費負担の講師として人的な配置についても検討を進めております。  他市の状況から見ますと、もう少し調査研究が必要かなという部分も、ちょっと今現在のところは考えております。 ○小南 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   この少人数学級の実現については、他市でも実施事例もあるんで、早急にやはり実現していただきたいという、まず要望を申しておきます。  それともう1点ですけども、これもこの間の予算書の189ページの小学校給食運営費などを見るように、その後に中学校給食運営あるんですけども、この小・中学校給食無償化、これもう予算ほとんど昨年と、ほぼ一緒かなというふうに見るんですが、この無償化について今回の予算の中での検討状況、あるいは実施に向けて、今どのようなお考えか、その見解を求めます。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   現在のところ、無償化といいますのは、賄い材料ですね、親御さんから食材費をいただいておりますけども、これは学校給食法にその食材費をいただくということで定められているという関係で、過去も答弁をさせていただいております。  全国的に見ましても、ほぼ無償化実施しているところも少ない状況でありまして、本市としましては、その辺の、周りの状況も踏まえながら、予算の確保に向けて調査研究を進めていこうというところでございます。 ○小南 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   今、幾らか費用が考慮されてるという方は、生活が大変な方の児童福祉手当ですかね、の一部の方は考慮されてると思うんですけども、例えば、子供さん、小・中学校に1人、2人とかいらっしゃる場合に、2人目のお子さんからの減額の措置をするとか、そういったことは考えられませんか。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   収入の少ない御家庭におきましては、就学援助制度というのがございまして、大体本市の場合、3割ぐらいの方が給食が無償になっております。そういった方々は、兄弟がふえればふえるほど、就学援助対象の枠が広がっていくということがございますので、そういったところでセーフティネットという役割をさせていただいているということでございます。 ○小南 委員長   ほかございますか。  酒井副委員長。 ○酒井 副委員長   よろしくお願いします。先ほど、110ページの国庫支出金歳入切れ目ない支援体制整備充実事業補助、これどういう補助金なのか、ちょっと教えていただけますか。 ○小南 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長指導人権グループ>   小・中学校におきまして、医療的ケアを必要とするお子さんに対して、看護師資格を有する介助員の配置、これに伴うものでございます。 ○小南 委員長   酒井副委員長。 ○酒井 副委員長   そしたら、障害をお持ちの方で、そういう整備基金ではないということやね、国庫支出金、これはもう人だけの予算。 ○小南 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長指導人権グループ>   はい、そのとおりでございます。 ○小南 委員長   ほかございますか。  澤田委員。 ◆澤田 委員   まず初めに、中学校給食債務負担行為で、8億6,100万円ほど上がっておりますが、この中学校給食、議会でもいろいろな、変えたらどうだという提案が他の議員からもあったと思いますけれども、これを債務負担行為で上げてくるということは、中学校給食を今後さわらない、現状のままで維持すると受けとめていいですか。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   給食が始まって、もう8年ぐらいになります。いろんな設備も老朽化してきておりまして、このまま永久に続けていくというのもまた1つ課題があるのかなというふうに考えております。最近、給食無償化であるとか、小学校から持ってくる親子方式であるとか、いろんなことは御意見いただいておりますので、このまま永久的に今の方式をとるということはなしに、さまざまな、より子供たちにとって安心で安全、それでおいしい給食という方式を追求していく必要があるというふうに考えております。  今回、その債務負担とらせていただいておりますのは、今のところ、デリバリー方式というものを採用させていただいておりますので、この予算を要求させていただいておりますけども、将来、いい方法が、議論が深まって、いい方法が選択できるようになれば、こういった将来の契約においても変更が可能であるように、少し工夫していきたいというふうに考えております。 ○小南 委員長   澤田委員。 ◆澤田 委員   要は、時間軸の中で、令和2年から令和6年の間の債務負担行為なので、その間は現状、このまま行きますよというふうに受けとめていいのかというふうに聞いてるんです。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   基本的には、今現在のところはこのまま続けていく予定ですけども、変更も可能であるような契約内容にしていきたいというふうに考えております。 ○小南 委員長   澤田委員。 ◆澤田 委員   わかりました。  続きまして、学力向上推進事業なんですけれども、今、やっていただいていて、そして予習をメーンでやっていただいておりますが、それの効果、そろそろ検証もできてるころかと思いますけど、いかがですか。 ○小南 委員長   奥村教育政策室課長。 ◎奥村 教育政策室課長[兼教育研究所長]   学力向上ゼミにつきましては、4月と9月に、それぞれテスト実施しております。それにつきまして、それぞれの偏差値というものが出ておるんですけども、全部で31項目中24項目で数字が上がっております。 ○小南 委員長   澤田委員。 ◆澤田 委員   ありがとうございます。それにあわせまして、いろんな子供たちを聞いてると、やっぱり復習をしてないと学力の定着につながってないなというふうに思うんですね。一旦、習ったものをできるだけ短期間のうちに、もう一度復習をして、そして1週間か、何日か後に、もう一度、3回復習すると、学力といいましょうか、記憶に残るんですけれども、私は復習という部分もこの部分に入れていくべきだというふうに持論として持ってるんですけど、そこは現状、どうなんですかね。 ○小南 委員長   奥村教育政策室課長。 ◎奥村 教育政策室課長[兼教育研究所長]   確かに、学力をつける際には、復習ということも大事ではございます。ただ、学力向上ゼミにつきましては、学校の予習というところのほうをメーンとしておりますというところがあります。ただ、実際には宿題ということも出ていますので、その場で復習という形もとっておるのも事実でございます。 ○小南 委員長   澤田委員。 ◆澤田 委員   わかりました。私の持論なんですけども、放課後児童クラブ教育委員会に持ってくるべきだと思ってましてね。そこで子供たちに、ただただ預かる・見守るだけではなくって、そこで基礎的なことを教えていく、宿題をさせるということが学力定着につながっていくと思うんですけど、この発想については、亀岡教育長、どう思いますか。 ○小南 委員長   亀岡教育長。 ◎亀岡 教育長   現在は指定管理で、運営教育委員会で行っておりますけども、学力向上部分と、いわゆる子供居場所づくり、これはおっしゃってるように連結できればいいんですけども、主体的にそこは学校がかかわって、教員がそこへ入り込むというのは、非常に難しい、福祉部分教育部分と、大きく分かれておりますので、ただ、提案としては、やはりそういうところも含めて、指定管理のほうで補う、そこを向上させていく、この施策はあってもいいのかなと考えております。 ○小南 委員長   澤田委員。 ◆澤田 委員   前向きな御答弁いただきましたので、それはまた期待を込めておきます。  あと、不登校支援相談事業、改善されるということですけど、内容をお聞かせください。 ○小南 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長指導人権グループ>   不登校支援につきましては、一定、さまざまな機関と連携していくことはもとより、各学校でも支援員の配置、また各教員の日々家庭との連携、児童生徒支援に当たっているところです。  1点、次年度に向けましては、ボイス、こちらの人的体制を新たにしていきたいと思っております。今年度までは、一定、大学生などというスタッフで運営しておったところですが、民間のノウハウを取り入れようと、次年度に向けて動いているところでございます。
    小南 委員長   澤田委員。 ◆澤田 委員   民間とおっしゃいましたね。民間のノウハウをということでございまして、これの費用が今回計上されていることですよね。この民間というのは、例えば、どこですか。 ○小南 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長指導人権グループ>   今、検討中ではございますが、1つ、例えばフリースクールを運営しているところ、あるいは以前、本会議でもありましたが、ペアレンツキャンプ、そちらのほうのスタッフ、そういったところを考えまして、予算概要にも書かせていただいておりますコーディネーターとチームリーダーというものを新たにスタッフの上位に位置づけて運営できたらなと考えております。 ○小南 委員長   澤田委員。 ◆澤田 委員   いずれにしましても、適材適所の、やっていただける方を選んだらいいと思うんですけど、選定には十二分に、疑義の生まれないようにお願いをいたします。  以上です。 ○小南 委員長   ほかにございますか。  中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   よろしくお願いします。学校通学路整備事業についてお伺いしたいんですけれども、昨年度の予算では180万円ほど予算が計上されていたんですけれども、今年度はそれがなくなっているんですが、そちらはどのような理由からでしょうか。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   通学路の整備といいまして、その点検ですね、道路課にしても、我々学校教育委員会の者と道路管理者、市道・府道の道路管理者、それと警察が一緒になって、毎年全小学校の通学路を点検、かつ2つの校区につきまして、一緒に歩いて、さらに今回点検すると、こういった内容でございました。もう過去3年やってきまして、一巡した経過がございます。なかなかその整備も含めて、点検も含めて、そんなに形状の変化というのはなかなかないんですね。新しい道路ができるとか、そういった経過もないし、通学路のあり方、選定の方法も、ほとんど変わらないので、毎年毎年細かい点検をするというよりも、そこの危ないと発覚したところの進捗のほう、そこを重点的に見ていくほうがいいだろうと、こういったことで市長部局のほうとも話させていただいて、2年に1回ということで、今進めていこうとしているものでございます。 ○小南 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   そうしましたら、2年に1回、全校しっかりと点検していただけるということでしょうか。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   はい、そのとおりでございます。 ○小南 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   つい先日なんですけれども、毎年、今まで3年間ですか、数年間、点検していただいてて、いろいろな関係機関の方とも連携をとっていただいているはずで伺ってたんですけれども、PTAのほうに、そういった情報が流れていない学校があるということで、PTAのほうから、通学路、危険なところもあるんですけど、どうしたらいいですかということで、私のほうに相談がありました。毎年1回点検しているので、学校のほうで把握しているはずですということでお伝えさせていただいたんですけれども、ちょっと、そういった連携が、もうせっかく数年やってるのにとれてないということがあります。多分、それは数年たって、今になってきたから、ちょっと緩んできてるのかなというふうにも思ったんですけれども、ちょっと、2年に1回、今回から、また点検が変わるということで、ここで1回、またしっかりと保護者、そして近隣の方々も含め、見守り隊の皆さんもそうですし、情報が共有できるように、そういうソフト面もしっかりと整備していってほしいんですけれども、どうでしょうか。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   通学路におきましては、基本的にふだん、先生方、それとPTA含めて関係者が点検していただいているのは、まずこれが、原則がございます。我々教育委員会も、またさらに点検ということで、図面に落として一応やらせていただいておりますけども、今回、委託をしないからといって、そういったことをしないということではなしに、そのPTAさんが危ないと感じられたところは、学校長、もしくは我々にすぐに教えていただいて、道路管理者と一緒に出向いてということで、いつでもさせていただく用意はございますので、その辺、もしもそういう不信感があるようでしたら、もう一度、ちょっと御案内させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○小南 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   ありがとうございます。通学路の安全点検に関しましては、もう超党派、全議員が訴えてきたところで、それが実現して、毎年整備していただいているということで、皆さんにも安心していただけるようにということで、私たちも訴えてまいりましたので、2年に1回になったからといって、おのおの、今おっしゃっていただいたみたいに、その都度、その都度はしっかりと見ていっていただきたいですし、道路課の整備のほうも、一緒に巻き込みながらやっていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それと、今回、小学校の維持管理保健経費が大幅に減っておりまして、予算書の187ページですかね、こちらのほうは多分何か理由があるかと思うんですけれども、教えていただけますでしょうか。187ページの012小学校維持管理保健経費です。前年度より6,300万円ほど減ってるんですけれども。何か、昨年度は何かあったのかなと思いまして。 ○小南 委員長   清水学校管理課長。 ◎清水 学校管理課長   これは保健経費といいますのは、維持管理は工事、修繕費用のほうが減ってるということでございます。昨年はプールの改修工事費を予算に入れさせていただきましたので、その分がここからは減っているということでございます。  一方、来年度はいろんな、中学校の改修工事とか、いろいろありますので、総体的にはふえてるという方向で御理解いただきたいと思います。 ○小南 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   ありがとうございます。続けて、中学校のほうがふえてるんで聞こうかなと思っていたところでしたので。そういった兼ね合いということで、承知しました。  これもちょっと、またいろいろ、私、8年間議員させていただいておりまして、保護者の方からといいますか、PTAにかかわっている方からよく御相談いただくのが、年度末ぐらいになると、学校内で、何かの機器の故障であったりとか、何か買いかえなければいけない、コピー機であったりとか、輪転機であったりとか、そういう細かい備品ですね、そういったことが小学校中学校のほうで故障とかしたときに、もう年度末で学校に配分されてる予算もないということで、すごく学校の中でお困りであるということをよく聞くんですけれども、そういったことに対して、ちょっと何か手だてはないのかお答えいただけますでしょうか。 ○小南 委員長   藤原教育政策室課長。 ◎藤原 教育政策室課長<総務グループ>   学校に配当させていただいております予算につきましては、各学校で計画的に運用されているものと認識をしてございます。ただ、突発的に費用のかかるもので、例えば修繕が必要であるといった状況のときについては、私どものほうでも、一定、予算を抱えておりますので、その分を捻出させていただいて、修繕等に充てるという対応をさせていただいております。  ただ、年度末につきましては、やはり修理の対応も、なかなか年度がまたがったりする関係で、すぐに対応できないところもございますが、今年度から全小学校中学校のコピー機、印刷機の標準台数というのを定めております。この標準台数を下回るようであれば、次年度の予算計上をするという方式にさせていただいております。また、学校に係る印刷等の経費が非常に負担が大きいという部分も承知してございますので、そのあたりについては、今年度からコピーのフリー印刷、簡単に言ったら使い放題なんですけども、そういったものを導入させていただいて、印刷機の経費の節減に充てる、それによって、ほかの必要な備品等に予算を振り分けることができることを可能にすると、そういった対策も考えさせていただいているというところでございます。 ○小南 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   ありがとうございます。学校も、もちろん予算内でしっかり取り組んでいただくのをまず推奨していただいて、今おっしゃっていただいたように、突発的なときは、教育委員会のほうでも対応していっていただけるとありがたいと思います。  これまでも個々で対応していっていただいていたのは知っていますので、今言っていただいたみたいに、フリー印刷ですか、そういったことも新しく導入していただいているということで、大変うれしく思っております。引き続きよろしくお願いいたします。  以上です。 ○小南 委員長   澤田学校教育部長。 ◎澤田 学校教育部長   先ほど御質問いただきました通学路の点検の件でございますが、予算の関係は、民間に委託を投げているのを2年に1回に合理化しようということでありまして、学校、PTA、教育委員会、その他関係者による通学路点検については、今までどおり継続して続けてまいりたいと考えてますので、よろしくお願いいたします。 ○小南 委員長   ほかございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○小南 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。  討論、採決については後ほど行います。  一般会計予算所管事項の討論、採決のため、暫時休憩いたします。              ( 午前10時35分 休憩 )              ( 午前10時37分 再開 ) ○小南 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  最後に、議案第9号「令和2年度大東一般会計予算所管事項の討論、採決について」の件を議題といたします。  質疑については先刻終了いたしております。  ただいまから討論を行います。  天野委員。 ◆天野 委員   では、議案第9号、令和2年度の大東一般会計予算未来づくり委員会所管分につきまして、日本共産党議員団といたしまして、反対の討論をいたします。  まずは、全体として民生費について、前年度203億1,891万2,000円、構成比にして44.42%、そこから今年度213億4,527万3,000円、構成比にして46.69%、増減率5.1%の拡充についてと、それと保育の無償化、認定こども園、幼稚園、家庭的保育に在籍する児童の副食費の無償化実施するための新規事業、これについては、非常に評価できる内容だというふうに考えます。  しかし、国の進める、まず社会保障・税番号の事務費の補助金、そして同事業費補助金歳入は、昨年費で2.8倍など、マイナンバーカードの交付推進を示す内容があるとともに、大東市において、推進を進める上で不明瞭な進め方で、市民に交付を押しつけかねないことも懸念課題が残ります。  マイナンバーカードは国民監視と情報漏えいが危惧される、そして国の低迷するカード強要の推進に大東市がどう取り組む内容なのか、非常に問題視する予算が含まれていると考えます。  また、歳入の計上にありました生活保護法63条返還金、300万円で計上されておりますが、本当にこの300万円でおさまる問題なのでしょうか。今年度の補正予算においても1,668万円と増大しております。生活保護法の改正による返還の強化が進められる中、保護を利用する当事者への多額の返済は、さらなる生活不安や保護のうたう自立を阻害する本末転倒になる状況を生み出しております。当事者に非がない意味合いの返還金からも、当事者に混乱や不安を与えない対応と、63条返還を行使しなくてもよい対応改善を求めます。  また、教育政策につきましても、日本共産党議員団として要求してまいりました少人数学級への実施や、給食費の無償化についても、いまだまだ具体策の実施への策が示されてない今回の予算につきまして、日本共産党議員団といたしまして反対の討論とさせていただきます。  以上です。 ○小南 委員長   ほかにございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○小南 委員長   なければ、採決いたします。  議案第9号は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○小南 委員長   挙手多数であります。
     よって議案第9号は原案のとおり可決されました。  以上で本委員会に付託されました案件は全て議了いたしました。  よってこれをもって委員会を閉会いたします。長時間にわたり、ありがとうございました。              ( 午前10時41分 閉会 ) …………………………………………………………………………………………………………… 大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。                  未来づくり委員会委員長...