大東市議会 2020-02-26
令和2年2月26日未来づくり委員会−02月26日-01号
○
小南 委員長
澤田委員。
◆
澤田 委員
民間とおっしゃいましたね。民間のノウハウをということでございまして、これの費用が今回計上されていることですよね。この民間というのは、例えば、どこですか。
○
小南 委員長
渡邊教育政策室課長。
◎
渡邊 教育政策室課長<
指導・
人権グループ>
今、検討中ではございますが、1つ、例えばフリースクールを
運営しているところ、あるいは以前、本会議でもありましたが、ペアレンツキャンプ、そちらのほうのスタッフ、そういったところを考えまして、
予算概要にも書かせていただいておりますコーディネーターとチームリーダーというものを新たにスタッフの上位に位置づけて
運営できたらなと考えております。
○
小南 委員長
澤田委員。
◆
澤田 委員
いずれにしましても、適材適所の、やっていただける方を選んだらいいと思うんですけど、選定には十二分に、疑義の生まれないようにお願いをいたします。
以上です。
○
小南 委員長
ほかにございますか。
中村ゆう子
委員。
◆中村ゆう子
委員
よろしくお願いします。
学校通学路
整備事業についてお伺いしたいんですけれども、昨年度の
予算では180万円ほど
予算が計上されていたんですけれども、今年度はそれがなくなっているんですが、そちらはどのような
理由からでしょうか。
○
小南 委員長
清水学校管理課長。
◎
清水 学校管理課長
通学路の
整備といいまして、その点検ですね、道路課にしても、我々
学校教育委員会の者と道路管理者、市道・府道の道路管理者、それと警察が一緒になって、毎年全
小学校の通学路を点検、かつ2つの校区につきまして、一緒に歩いて、さらに今回点検すると、こういった
内容でございました。もう過去3年やってきまして、一巡した経過がございます。なかなかその
整備も含めて、点検も含めて、そんなに形状の変化というのはなかなかないんですね。新しい道路ができるとか、そういった経過もないし、通学路のあり方、選定の方法も、ほとんど変わらないので、毎年毎年細かい点検をするというよりも、そこの危ないと発覚したところの進捗のほう、そこを重点的に見ていくほうがいいだろうと、こういったことで市長部局のほうとも話させていただいて、2年に1回ということで、今進めていこうとしているものでございます。
○
小南 委員長
中村ゆう子
委員。
◆中村ゆう子
委員
そうしましたら、2年に1回、全校しっかりと点検していただけるということでしょうか。
○
小南 委員長
清水学校管理課長。
◎
清水 学校管理課長
はい、そのとおりでございます。
○
小南 委員長
中村ゆう子
委員。
◆中村ゆう子
委員
つい先日なんですけれども、毎年、今まで3年間ですか、数年間、点検していただいてて、いろいろな関係機関の方とも連携をとっていただいているはずで伺ってたんですけれども、PTAのほうに、そういった情報が流れていない
学校があるということで、PTAのほうから、通学路、危険なところもあるんですけど、どうしたらいいですかということで、私のほうに相談がありました。毎年1回点検しているので、
学校のほうで把握しているはずですということでお伝えさせていただいたんですけれども、ちょっと、そういった連携が、もうせっかく数年やってるのにとれてないということがあります。多分、それは数年たって、今になってきたから、ちょっと緩んできてるのかなというふうにも思ったんですけれども、ちょっと、2年に1回、今回から、また点検が変わるということで、ここで1回、またしっかりと
保護者、そして近隣の方々も含め、見守り隊の
皆さんもそうですし、情報が共有できるように、そういうソフト面もしっかりと
整備していってほしいんですけれども、どうでしょうか。
○
小南 委員長
清水学校管理課長。
◎
清水 学校管理課長
通学路におきましては、基本的にふだん、先生方、それとPTA含めて関係者が点検していただいているのは、まずこれが、原則がございます。我々
教育委員会も、またさらに点検ということで、図面に落として一応やらせていただいておりますけども、今回、委託をしないからといって、そういったことをしないということではなしに、そのPTAさんが危ないと感じられたところは、
学校長、もしくは我々にすぐに教えていただいて、道路管理者と一緒に出向いてということで、いつでもさせていただく用意はございますので、その辺、もしもそういう不信感があるようでしたら、もう一度、ちょっと御案内させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
小南 委員長
中村ゆう子
委員。
◆中村ゆう子
委員
ありがとうございます。通学路の安全点検に関しましては、もう超党派、全議員が訴えてきたところで、それが実現して、毎年
整備していただいているということで、
皆さんにも安心していただけるようにということで、私たちも訴えてまいりましたので、2年に1回になったからといって、おのおの、今おっしゃっていただいたみたいに、その都度、その都度はしっかりと見ていっていただきたいですし、道路課の
整備のほうも、一緒に巻き込みながらやっていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それと、今回、
小学校の維持管理保健
経費が大幅に減っておりまして、
予算書の187ページですかね、こちらのほうは多分何か
理由があるかと思うんですけれども、教えていただけますでしょうか。187ページの012
小学校維持管理保健
経費です。前年度より6,300万円ほど減ってるんですけれども。何か、昨年度は何かあったのかなと思いまして。
○
小南 委員長
清水学校管理課長。
◎
清水 学校管理課長
これは保健
経費といいますのは、維持管理は工事、
修繕費用のほうが減ってるということでございます。昨年はプールの改修工事費を
予算に入れさせていただきましたので、その分がここからは減っているということでございます。
一方、来年度はいろんな、
中学校の改修工事とか、いろいろありますので、総体的にはふえてるという方向で御理解いただきたいと思います。
○
小南 委員長
中村ゆう子
委員。
◆中村ゆう子
委員
ありがとうございます。続けて、
中学校のほうがふえてるんで聞こうかなと思っていたところでしたので。そういった兼ね合いということで、承知しました。
これもちょっと、またいろいろ、私、8年間議員させていただいておりまして、
保護者の方からといいますか、PTAにかかわっている方からよく御相談いただくのが、年度末ぐらいになると、
学校内で、何かの機器の故障であったりとか、何か買いかえなければいけない、コピー機であったりとか、輪転機であったりとか、そういう細かい備品ですね、そういったことが
小学校、
中学校のほうで故障とかしたときに、もう年度末で
学校に配分されてる
予算もないということで、すごく
学校の中でお困りであるということをよく聞くんですけれども、そういったことに対して、ちょっと何か手だてはないのかお答えいただけますでしょうか。
○
小南 委員長
藤原
教育政策室課長。
◎藤原
教育政策室課長<総務グループ>
学校に配当させていただいております
予算につきましては、各
学校で計画的に運用されているものと認識をしてございます。ただ、突発的に費用のかかるもので、例えば修繕が必要であるといった
状況のときについては、私どものほうでも、一定、
予算を抱えておりますので、その分を捻出させていただいて、修繕等に充てるという対応をさせていただいております。
ただ、年度末につきましては、やはり修理の対応も、なかなか年度がまたがったりする関係で、すぐに対応できないところもございますが、今年度から全
小学校、
中学校のコピー機、印刷機の標準台数というのを定めております。この標準台数を下回るようであれば、次年度の
予算計上をするという方式にさせていただいております。また、
学校に係る印刷等の
経費が非常に
負担が大きいという
部分も承知してございますので、そのあたりについては、今年度からコピーのフリー印刷、簡単に言ったら使い放題なんですけども、そういったものを導入させていただいて、印刷機の
経費の節減に充てる、それによって、ほかの必要な備品等に
予算を振り分けることができることを可能にすると、そういった対策も考えさせていただいているというところでございます。
○
小南 委員長
中村ゆう子
委員。
◆中村ゆう子
委員
ありがとうございます。
学校も、もちろん
予算内でしっかり取り組んでいただくのをまず推奨していただいて、今おっしゃっていただいたように、突発的なときは、
教育委員会のほうでも対応していっていただけるとありがたいと思います。
これまでも個々で対応していっていただいていたのは知っていますので、今言っていただいたみたいに、フリー印刷ですか、そういったことも新しく導入していただいているということで、大変うれしく思っております。引き続きよろしくお願いいたします。
以上です。
○
小南 委員長
澤田学校教育部長。
◎
澤田 学校教育部長
先ほど御質問いただきました通学路の点検の件でございますが、
予算の関係は、民間に委託を投げているのを2年に1回に合理化しようということでありまして、
学校、PTA、
教育委員会、その他関係者による通学路点検については、今までどおり継続して続けてまいりたいと考えてますので、よろしくお願いいたします。
○
小南 委員長
ほかございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
小南 委員長
なければ、
質疑はこれにて終了いたします。
討論、採決については後ほど行います。
一般会計予算の
所管事項の討論、採決のため、暫時休憩いたします。
( 午前10時35分 休憩 )
( 午前10時37分 再開 )
○
小南 委員長
休憩前に引き続き会議を開きます。
最後に、
議案第9号「
令和2年度
大東市
一般会計予算の
所管事項の討論、採決について」の件を議題といたします。
質疑については先刻終了いたしております。
ただいまから討論を行います。
天野委員。
◆
天野 委員
では、
議案第9号、
令和2年度の
大東市
一般会計予算、
未来づくり委員会所管分につきまして、日本共産党議員団といたしまして、反対の討論をいたします。
まずは、全体として民生費について、前年度203億1,891万2,000円、構成比にして44.42%、そこから今年度213億4,527万3,000円、構成比にして46.69%、増減率5.1%の拡充についてと、それと保育の
無償化、認定こども園、幼稚園、
家庭的保育に在籍する
児童の副食費の
無償化を
実施するための新規事業、これについては、非常に評価できる
内容だというふうに考えます。
しかし、国の進める、まず社会保障・税番号の事務費の
補助金、そして同
事業費の
補助金の
歳入は、昨年費で2.8倍など、マイナンバーカードの交付推進を示す
内容があるとともに、
大東市において、推進を進める上で不明瞭な進め方で、市民に交付を押しつけかねないことも懸念課題が残ります。
マイナンバーカードは国民監視と情報漏えいが危惧される、そして国の低迷するカード強要の推進に
大東市がどう取り組む
内容なのか、非常に問題視する
予算が含まれていると考えます。
また、
歳入の計上にありました生活保護法63条返還金、300万円で計上されておりますが、本当にこの300万円でおさまる問題なのでしょうか。今年度の補正
予算においても1,668万円と増大しております。生活保護法の改正による返還の強化が進められる中、保護を利用する当事者への多額の返済は、さらなる生活不安や保護のうたう自立を阻害する本末転倒になる
状況を生み出しております。当事者に非がない意味合いの返還金からも、当事者に混乱や不安を与えない対応と、63条返還を行使しなくてもよい対応改善を求めます。
また、
教育政策につきましても、日本共産党議員団として要求してまいりました少
人数学級への
実施や、
給食費の
無償化についても、いまだまだ具体策の
実施への策が示されてない今回の
予算につきまして、日本共産党議員団といたしまして反対の討論とさせていただきます。
以上です。
○
小南 委員長
ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
小南 委員長
なければ、採決いたします。
議案第9号は原案のとおり可決することに賛成の
委員の挙手を願います。
(賛成者挙手)
○
小南 委員長
挙手多数であります。
よって
議案第9号は原案のとおり可決されました。
以上で本
委員会に付託されました案件は全て議了いたしました。
よってこれをもって
委員会を閉会いたします。長時間にわたり、ありがとうございました。
( 午前10時41分 閉会 )
……………………………………………………………………………………………………………
大東市議会
委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。
未来づくり委員会委員長...