• 発掘調査(/)
ツイート シェア
  1. 大東市議会 2019-09-25
    令和 元年 9月定例月議会−09月25日-04号


    取得元: 大東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和 元年 9月定例月議会−09月25日-04号令和 元年 9月定例月議会          令和元年9月大東市議会定例月議会会議録 〇 議  事  日  程      令和元年9月25日(水)  午前10時開議  (第4日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問 日程第 3 報告第10号 平成30年度決算における健全化判断比率について 日程第 4 報告第 8号 平成30年度決算における大東市水道事業会計資金不足比率について 日程第 5 報告第 9号 平成30年度決算における大東市下水道事業会計資金不足比率について 日程第 6 議案第52号 新田中央公園防災備蓄倉庫建築工事請負契約について 日程第 7 議案第53号 平成30年度大東市水道事業利益剰余金処分について 日程第 8 議案第54号 大東市立住道駅東第一自転車駐車場及び大東市立住道駅東第二自転車駐車場の指定管理者の指定について 日程第 9 議案第55号 大東市新庁舎整備基本計画の策定について 日程第10 議案第56号 大東市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第57号 大東市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例等の一部を改正する条例について 日程第12 議案第58号 大東市附属機関条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第59号 大東市基金条例の一部を改正する条例について 日程第14 議案第60号 大東市市税条例等の一部を改正する条例について
    日程第15 議案第61号 大東市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について 日程第16 議案第62号 大東市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について 日程第17 議案第63号 大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第18 議案第64号 大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例等の一部を改正する条例について 日程第19 議案第65号 大東市景観条例について 日程第20 議案第66号 大東市水道事業給水条例の一部を改正する条例について 日程第21 議案第67号 大東市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について 日程第22 議案第68号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について 日程第23 議案第47号 令和元年度大東市一般会計補正予算(第3次)について 日程第24 議案第48号 令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第25 議案第49号 令和元年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について 日程第26 議案第50号 令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第27 議案第51号 令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第28 認定第 1号 平成30年度大東市一般会計歳入歳出決算について 日程第29 認定第 2号 平成30年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について 日程第30 認定第 3号 平成30年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について 日程第31 認定第 4号 平成30年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算について 日程第32 認定第 5号 平成30年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算について 日程第33 認定第 6号 平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算について 日程第34 認定第 7号 平成30年度大東市水道事業会計決算について 日程第35 認定第 8号 平成30年度大東市下水道事業会計決算について 日程第36 行政視察報告(議員研修会)について 日程第37 議会議案第 9号 大東市の事務に関する調査のため要する経費の額について 日程第38 議会議案第10号 議員の派遣について 日程第39 議員提出議案第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第40 決議第 4号 高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第40まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 大 束 真 司 議員   10番 中 村 ゆう子 議員     2番 酒 井 一 樹 議員   11番 北 村 哲 夫 議員     3番 小 南 市 雄 議員   12番 天 野 一 之 議員     4番 児 玉   亮 議員   13番 あらさき 美枝 議員     5番 光 城 敏 雄 議員   14番 水 落 康一郎 議員     6番 寺 坂 修 一 議員   15番 石 垣 直 紀 議員     7番 大 谷 真 司 議員   16番 澤 田 貞 良 議員     8番 品 川 大 介 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        西 辻 勝 弘   副市長        亀 岡 治 義   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        大 石 達 也   危機管理監        東   克 宏   戦略企画部長        北 本 賢 一   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        北 田 哲 也   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        青 木 浩 之   福祉・子ども部長        奥 野 佳 景   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        澤 田 芳 彦   教育委員会学校教育部長        岡 本   功   教育委員会学校教育部指導監        南 田 隆 司   教育委員会生涯学習部長        中 村 康 成   選管・公平・監査事務局長        山 鬼   太   会計管理者        種 谷 崇 浩   総務部総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        木 村 吉 男   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        石 田 景 俊   事務局参事補佐        植 杉 郁 朗   事務局上席主査        北 野 鉄 郎   事務局上席主査        椎 葉 有理恵   事務局書記       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前9時59分開議 ○寺坂修一 議長  これより本日の会議を開きます。  最初に、議会運営委員会委員長から御報告を願います。中河議会運営委員会委員長。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)おはようございます。議会運営委員会の報告を申し上げます。  過日、開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  最初に、本日、報告第10号「平成30年度決算における健全化判断比率について」が提案されます。  次に、議会議案第9号「大東市の事務に関する調査のため要する経費の額について」及び 議会議案第10号「議員の派遣について」、以上2件の議会議案を提案しますので、即決でお願いいたします。  以上です。 ○寺坂修一 議長  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長から諸般の報告をいたします。  木村事務局長。 ◎木村吉男 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。  以上、報告を終わります。 ○寺坂修一 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、大谷議員及び品川議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  昨日に続き、一般質問を行います。  なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されますよう、最初にお願いいたします。  昨日は児玉議員の質問で終わっておりますので、本日は中村晴樹議員より質問を許します。  最初に、一問一答方式で、9番・中村晴樹議員。(拍手) ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)市民の皆様、傍聴にお越しいただいた皆様こんにちは。大阪維新の会、中村晴樹でございます。  では、早速ではございますが、通告に従い、質問をさせていただきます。  それではまず、大項目1、本市中学校転落事故についてです。  職員の皆さん、あなたの与えられた仕事は公共の福祉に値する仕事でしょうか。公共の福祉に反する仕事ではないでしょうか。まず、何があっても、今、この瞬間、今、この与えられた仕事を市民ファーストで考えていただきたいのです。公文書管理は再三指摘してまいりました。今回のこの問題は、議会さえも軽視、詭弁、非弁、先送りを繰り返し、その場だけを取り繕ってきた行政と、私が公文書を指摘するごとに悪化していった究極の形として顕在化した事例だと断言をいたします。職員の皆さん、私の思いを述べます。  早いもので、議席をいただいてはや3年半がたとうとしております。振り返ってみれば、常に死に場所を探していた議員生活でございました。私が幾ら政策、本質、民意を幾ら見ても、幾ら訴えても反対のための反対、維新だから、維新じゃないとか、パフォーマンスだとか、生活がどうとか、選挙前だからとか、心底どうでもいいロジックに一かけらもない世界に私は生きていたくないし、身を置きたくはありません。余りにも見ている景色、生きている世界が違うのだろうと思います。
     幸いなことに、一部の職員を除き、皆様は優秀です。私の見ている景色を理解していただき、多くの政策を実現をしていただきました。願わくば、私の最後の思いをどうかお酌み取りいただきまして、職員のために、市民のために前へ前へ進んでいただきたいと思っております。  職員の皆さん、箝口令で口を閉ざすことができても、だませないものがあります。それは自分自身です。仕事でうそをつくことができても、自分にうそをつくことはできません。その場でうそをつくことができても、自分にうそをつくことはできません。生き方そのものにうそをつくことができても、自分にうそをつくことはできません。仕事よりも、人としての生き方、人としての幸せ、仕事としての市民の幸福が何よりも最も大切なはずです。議員は賛成でも、反対でも、責任をとりません。やるのは職員、あなたたちです。あなたにできることは、ほかにはできません。あなたが動かないと、あなたの思いも実現しません。たった一人、あなたしかいません。ただただ、市民のために真実を持って前へ進んでください。何人もあったことをなかったことにはできないし、なかったことをあったことにはできません。真実は1つしかありません。真実を明らかにするために、当初より求めておりました百条委員会が設置をされました。本市中学校転落事故の公文書管理について過ちがなかったのか、なぜ作成されるべき文書が作成されなかったのか、明確な答弁を求めます。  次に、大項目2、過去の一般質問の進捗についてお尋ねをいたします。  @ボール遊びできる環境づくりに向けた試行事業の実施を求めます。  以上、再質問の権利を留保し、降壇をいたします。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  (登壇)おはようございます。  文書管理につきましてお答えをいたします。  大東市立中学校で発生した事故に係る和解に至るまでの会議録等の文書作成に関しましては、教育長を初め、教育行政において意思決定を行う立場にある職員が直接対応していたこともあり、そのときどきにおいて適切な文書の作成に至らなかったところでございます。  しかしながら、今後におきましては、教育行政の透明性を向上させ、市民への説明責任を果たしていくために、後に意思決定に至る経過を確認・検証することができるよう、適切な文書作成に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。  本市の都市公園等におきましては、バットを振り回す野球や、ボールを蹴るサッカーなど、他の公園利用者に危険が及んだり、近隣の住宅にボールが飛び込み、迷惑がかかるようなボール遊びは、許可をしている多目的広場を除き禁止としておりますが、他の利用者に迷惑がかからないボール遊びや危険でないボール遊びは、禁止しておりません。  公園は、幼児から高齢者まで多くの市民の憩いの場となっており、本市では公園整備に努めてまいりましたが、都市化の進展や農地の減少等によりまして、元気な子供たちが、自由にボール遊びができる環境が少なくなってきております。  現在、子供たちの公園におけるボール遊びについて、実態調査を行いたいと考えており、学校現場に御協力をいただき、モデル校を設定し、小・中学校の子供たちがボール遊びをどこでやっているのか、また、どのように思っているのかなどについて、アンケート調査を行い実態を把握した上で、ボール遊びのできる公園の環境づくりに向けて検討してまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 過去の一般質問から、進捗から質問をさせていただきます。  先ほど、ボール遊びについては、モデル校を設定して実態調査を行っていただけるということでございました。  確認したいのは、まず学校の許可がとれているのかという点と、今後、船橋市のように、実態調査をやって、その後どうするのかといった、スケジュールというのを今想定している段階で結構ですので教えていただけますでしょうか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  現在、全校ではなくて、モデル校ということでございまして、北条北小学校、それから深野中学校の校長先生に一報を入れさせていただき、御協力いただけるという内諾をいただいております。  今後のスケジュールにつきましては、アンケートを議会後、船橋市等の先進事例を参考にしてとらせていただきまして、その後、来年度ぐらいに公園、1公園ぐらいの公園におきまして、ボール遊びの時間帯を規制したやり方とか、いろんな方法を検討してまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 多分、北条北小学校じゃなくて、四条北小学校ですよね。その校区、四条北小学校と深野中学校であれば、公園が多分10いくかいかないかぐらいだと思いますが、ぜひよろしくお願いをいたします。  大阪維新の会として、予算要望するという形でやりますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  次に、PayBについて、スマホ決済についてでございます。  PayBというのは、りそな決済サービスが展開をしておる収納代行サービスでございますが、まず上下水道料金で実現をしていただきました。前回の答弁は、納付書全てに対応できるようにしたいと。要は、市税とか、そういった上下水道料金以外で展開をしていくというような答弁だったんですが、その時期については、関係各課と調整を行っているところという答弁でございました。3カ月たちまして、そのスケジュールというのは、もう具体的に見えてきている段階でしょうか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  PayBの費目拡大についてでございますが、本年4月より上下水道局料金にPayBを利用した支払いができるようになっております。本市におきましても市税等を初め、国民健康保険税や介護保険料、後期高齢医療保険料、保育料、学校給食費など、バーコードのついた納付書に対応できるようにしたいとは考えております。導入に当たりましては、関係課と調整を図って、市民の皆様への周知や納付書の収納拡大方法の記事を掲載するなどをした上で、令和2年度からの実施を目指していきたいと考えております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) わかりました。令和2年度を目指すということでございます。  先行してスタートしました上下水道のPayBの推移とかを見ますと、やはり苦戦しているのかなというのが私の第一印象でございます。私もPayBというのは、上下水道料金が始めていただいたときに初めて知ったことでございまして、今、世間を見ますと、LINEPayであるとか、PayPayであるとか、そちらのほうがタイトル的にはビッグタイトルなわけで、これを導入するにはどうしたらいいかということを御相談させていただいたときに、山鬼さんは、収納代行サービスであるりそな決済サービスが決断をしていただくと、同時に大東市もできるようになるんではないかという話でございました。それで、りそな決済サービスさんに、ちょっとこれお願いできないかということでお願いをしたわけでございますが、その反応といいますか、その印象というのはどのような感じでしたでしょうか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  LINEPayの導入についてでございますが、本市コンビニ収納代行業者でございます、りそな決済サービスに確認したところ、現在の使用許諾を得るためLINEPay運営会社と交渉を行っているということでございました。  まだその承諾が得られてない状況でございます。交渉の結果次第とはなりますが、来年春ごろには開始していきたいという方向で交渉を重ねていくということを回答いただいております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 特に若い世代とかの国保であるとか、それはもうLINEPayだとか、PayPayとか対応していただくと、かなり効果があるのかなと思いますので、ぜひよろしくお願いを申し上げます。  次に、地方公共団体の間でシステムを標準化する、オープン化するという動きが広がっております。  聞くところによると、茨木市さんとかが、2億円の費用をかけまして、クレジット決済に大きく前進をするんじゃないかと思われるシステムの標準化を、来年春をめどにしていくということでございました。  私の視点は、これオープン化して、大東市のレベルといいますか、言葉の語弊がないように言うと、大東市がまだまだおくれてる、システムの標準化の前提である、まだシステムの統一化ができていないという話でございましたので、結局、後出しじゃんけんでもいいので、出てきたものを丸ぱくりすると言ったらあれですけども、そうしたら、かなりいいのではないかなと思いますので、しっかりと注視をしてやっていただきたいと思います。  次に、ごみ出し支援制度についてなんですけども、これも前回質問させていただきまして、国の動向を注視しながら検討してまいりますということでございました。  この間、6月から9月の間で私も環境省のほうに行きまして、ガイドラインをつくるためのパートナー、市町村を探すということでございましたので、情報提供をさせていただいたわけですが、残念ながら、大東市は間に合わなかったということでございました。  ぜひ、ほかの議員も今回質問していただいておりますので、かなり市民ニーズが今高まっているのかなというのが議員としての直感でございますので、ぜひスケジュール感を持って、ほかが23%やっていただいて、ほかがどうとか関係なく、大東市としてしっかりとスケジュール感を持ってやっていただきたいんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○寺坂修一 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  今回、国が公募をかけましたモデル事業につきましては、本市として見送ったところでございますけれども、今般、今年度内に報告がされますモデル事業の結果につきましては、しっかりと本市として調査研究をすることで、本市の独自の高齢者のごみ出し支援について反映していきたいと思っております。  なお、スケジュール感につきましては、今のところ、やはり高齢世帯と、そして業者、その間に入る方の役割というものがありますので、そういったところも含めて検討・研究を重ねていきたいと思っております。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 大東市モデルといいますか、大東市が持ってるポテンシャルというのは、地域力が高いことであるとか、いろいろ持ってる力というのは、すごいあると思いますので、ぜひその方面で生かしていただきたいと思っております。  次に、北条プロジェクトの進捗についてでございます。  石垣議員も質問をなされましたが、一応枚方信用金庫がいなくなってしまった、現状は建物を潰した状況でございます。もし、銀行が見つからなかった場合、誰がけつを拭くんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  現在、東北銀行とも並行して、融資に関する協議を進めてきたということで、融資の大枠につきましては交渉がまとまっている段階でございます。  市としましても、この本融資がまとまりますよう努めていきたいと考えておりますけれども、今、中村晴樹議員がおっしゃいましたように、もしこれがだめな場合については、総務省のほうから第三セクター等の経営完全化等に関する指針というのが発出されておりまして、行政としての関与がそこには記されています。こうしたことも視野に入れながら対応を講じてまいりたいと思っておりますけれども、第一義的には東北銀行との本融資をまとまるよう努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私の理解も公民連携ではなく、北条プロジェクトは第三セクターの公共事業であると思いますが、当初は公民連携で始まったわけで、その事業で14億円でしたかね、それで潰してしまって間に合わないのであれば、公共の責任じゃなくて、民間の責任なんじゃないかなとは、公民連携の推進していく立場であれば、そう思うんですが、やっぱりそこは第三セクターになってしまうんですかね、そのけつ拭きといいますか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  先ほども申し上げましたように、第一義的には公民連携のスキームでこの事業を進めたいと思っておりますけれども、飯盛園第二住宅の建てかえの公的要素が強うございますので、このことについても、大切にしてまいりたいと思っております。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) それは、だから債務保証するとか、そんなんで2行目を見つけるという、そうした考えはない。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  先ほど申し上げましたように、本融資がまとまらなかったときの対応としてのセキュリティ、これについては十分今並行して検討を進めているところでございます。その中に、今議員がおっしゃったような要素も含めまして研究・検討は、セキュリティという意味合いで進めているところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) でも、結局、第三セクターの東心が枚方信用金庫とともに14億円でできるとなったから、建物を潰したわけで、その後、その14億円をはじいた枚方信用金庫が逃げて、その場合は、だから最初に14億円をはじいた民間が責任を第一義的には僕はとるべきじゃないかなとは思うんですが。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  公民連携の課題といいますのは、今、議員がおっしゃったような要素もあろうかと認識をしておりますが、先ほど申し上げました市営住宅の役割については、公的な役割が強うございます。このことについては、完全に民に責任を講じさせるということについては、行政としては無責任ではないかなと思っておりますので、公的役割としての住宅棟の整備については、最後まで徹底して進めてまいりたいと思っております。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 方針がすごくぶれてるような気がするんです。その市営住宅でいくんであれば、別に債務保証して建てたらいいと思うんですけども、単純な話であると思います。  この間、先般私どもは反対をいたしましたが、出資準備金、出資金2億円というのは、今も残っている状況とか、その辺はお聞きなってますか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  出資金の使途につきましては、東心株式会社の資金計画としまして、先行発注している設計費等に充当し、金融機関から本融資を受けることで補填されまして、今後の余裕資金として運用されていくものと確認をしております。  今議会におきまして、東心株式会社の第2期の決算状況を提出させていただいております。そちらのほうにつきましては、改めまして10月の合同委員会報告会にて詳細の説明をさせていただきたく存じます。よろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 使われてないということでございます。今後、今探しておられる銀行であったりだとか、第三セクターである東心、またはまちづくり会社が大東市に何か求めてくるということは、もう金輪際ないんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  本市と、それからまちづくり会社と東心の関係につきましては、以前、このプロジェクトをスタートさせるときに協定書を締結しております。その協定書の中におきましては、それぞれ個々の役割が述べられておって、それぞれの責務において対応していくということが記載されておりますので、それぞれの役割の中で対応を講じるということになりますから、本市において、何か求めてくるということは、協定書の範囲内では考えられないことかなと認識を持っております。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私は基本的に見るのは反対のための反対とか、そういうことじゃなくて、政策で見るので、1つ、すごくどうしたらいいのかなと考えたときに、僕がずっと指摘してたのは、MINTO機構が入るか入らないかで、全然分水嶺であるということは再三申し上げてきたわけでございますが、今、公民連携なんで、失敗も成功も、最初のうちは失敗というのも当たり前に多いわけであって、それを別に尻拭いをすることは別に悪いことじゃないと、僕は責任があるんであれば、それは別に拭っていただいてええと思うんですが、今、お金かかってでもいいので、MINTO機構を今からでも入れるような努力みたいな、そんなことはできないんですかね。それはもう法律か何かでできないんですかね。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  法律的なハードルはないかと思うんですけれども、今、現時点で第一義的に我々が進めていますのは、やはり東北銀行さんを中軸とする融資をしていただく金融機関さんからのパートナー行を今構築しようとしていると。ですので、第一義的にはプロジェクトファイナンスのシンジケートローンの組成、これをまず第一義的には目指していきたいというのが今の状況でございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 外見的に見ますと、来年の秋ごろでしたかね、完成・まちびらき予定。10月に公営住宅の公に係る部分の工事がスタートすると仄聞をしておりますが、潰してしまっているわけで、住んでおられる方も今、賃貸住宅か何かに入っておられるかと思いますが、そうした状況がある中で、本当に来年秋に間に合うという確証は誰に今ボールが投げられている状況なんですかね、最後に。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  融資金融機関先との本融資がまとまりました段階で東心株式会社が建設会社と契約を締結し、工事に入っていくという段取りで進めておりますので、この秋にこういった内容がまとまりましたら、今、議員がおっしゃった来年の秋にはまちびらきが行われるというスケジュールで、今この事業を進めているところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) わかりました。本題であります本市中学校転落事故について質問をさせていただきます。  答弁は文書管理について意思決定を行う立場にある職員が直接対応していたからつくってないんだという、要約いたしますと、そんな答弁だったと思いますが、そもそもなんですが、意思決定を行う立場にある職員が、そもそもなぜ対応していたんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  この事故の対応に関しまして、御遺族の方が昨年の9月中旬以降、教育委員会のほうにお見えになりまして、対応を重ねております。第1回目に来られた折から、部長級、そして教育長初め、つまり、先ほど答弁させていただきました意思決定を行う立場にある職員が対応させていただいておりましたので、その後の流れもそういうことで対応を続けていたということでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私は、全ての文書であるとか、音声を聞きまして、感じたことは、そら御遺族の方も怒るだろうなという対応をされてるので、当然なことだと思うんですが、この答弁と、先ほどの話を聞きますと、意思決定を行う立場にある職員が対応していれば、文書をつくらなくていいという理解に捉えられるような答弁なんですが、その辺はどのように感じていらっしゃるんですか。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  たとえ教育長初め、部長級の職員、意思決定を行う立場にある職員が対応していたとしても、やはり適切に文書を作成して、後々にその意思決定がわかる、確認する、検証することができるような文書作成にすべきであったと反省しているところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 9割の過失、そして4,500万円の損害賠償を支払うという大きな事案で文書が残っていないというのは、非常に大きな問題であると思います。  指導監も先ほど答えていただきましたが、意思決定を行う立場にある職員が流れでおったら文書をつくらなくていいと、こんなへ理屈というか、こんなんはもう子供じみた答弁であって、通用しないわけでございます。  そもそもなんですが、なぜ岡本指導監はこの御遺族対応であるとかに御参加なされていたんでしょうか。規則とか、文教法ですかね、その辺の法律を見ますと、指導監が対応する義務は何もないと思うんですが。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。
    ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  今、議員御指摘のように、教育委員会の規則に定められております私の職務・職務権限としましては、主に学校教育に関することでございます。  実際、御遺族来られましての話の課題テーマとしまして、施設のこともありましたけれども、当初は、学校教育、初期対応に関する、そういう話もございましたので、そこは当然、説明する必要・義務があるということで、私のほうも対応させていただいております。  ただ、話が一定、学校教育関係終わりましたけれども、御遺族の方とのコミュニケーションであったり、引き続き、とる必要もあるというふうに判断いたしましたので、いわばその職務から離れたところのテーマである場合もありましたけれども、引き続き私のほうも同席させていただく場面が多々あったと、そういうことでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 判断をしたのは指導監で間違いないですか。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  私の判断もございましたし、御指示もあったということでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 明確に、誰から指示があったということですか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  今、御説明してますように、遺族対応につきましては、当初から学校の初期対応、そして工事の関係、こういった2点が大きな内容でございました。それぞれの2人の部長が中心に対応をしていたところでございますが、施設の関係につきましては、少し体調を崩したことから、途中、対応が継続してできなくなっておりました。そういったところから、結果的に対応できる者が、上位の者とすれば指導監と私、教育関係では、この2人が中心に対応してきたところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 一般論で考えていただきたいんですが、その施設の瑕疵であったりとか、過失であったりとか、そこは学校教員が関係ない限り、指導監は、余り何も関係ないわけで、なぜ対応されてたのかなというのが1つの疑問点であります。  この答弁を見ますと、意思決定を行う立場にある職員が直接対応していたらつくらなかったということでございますから、この答弁をひっくり返すと、全部密室でやればいいということになります。実質、弁護士とのやりとりであるとか、そうした文書が当初は何も残ってない、これは非常に大問題であると思います。  次に、念書、一筆についてでございますが、前回の全員協議会の答弁を見ますと、教育長は、私自身はまず残ってませんという御答弁を申し上げましたと。次に、情報公開請求の過程で出てきたと。その前に、会派代表者でデータの部分があったから出てきたという答弁でございました。具体的には、御答弁を映させていただきましたが、これについて、まず、まとめると、控えを私自身は持っていなかったと。次に、答弁した認識については、今持ってる控えがないと、そういうことでございました。  会派代表者でデータの打ち出しを、開示がなされまして、次情報公開請求をする過程で偶然総務にあったと。この事実関係についてでございますが、これはもう百条委員会で一言一句変えずに答弁できますね。もう認識違いと修正しませんか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  認識違いということでなしに、一貫して同じ答弁になりますけども、当時の御質問の際、私の手元にはないということでございます。  出てきたというのは、情報公開請求あったときに、いわゆる教育委員会の総務課、これが弁護士に委任するときに、一連の経過を資料をお渡しする際に、その分を私がそこに、担当課長に渡してたということで、そこに編綴されてたということで、その分のコピーを情報公開でお出ししたところでございます。  もう1点、校長の分につきましては、もともと当時出しておりませんでしたので、結果的に弁護士に依頼するときにも、その文書は不存在ということでした。ただ、後刻、記入をして渡した翌日に、総務課、いわゆる行政の総務課が弁護士にその文書のコピー、校長の分については出すであろうという、この状況で3枚、複写を渡した分を持参して弁護士に相談したと、こういう経緯でございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) わかりました。では、そのまま百条委員会でよろしくお願いします。  次に、9月24日、梅の花奈良店ですかね、9月26日、初めて施設の瑕疵を認める署名文書を出せと、そして運命の10月3日、一筆を書いたときの状況というのを詳しくお話をしていただきたいんですが、後の全員協議会を見ますと、教育長は私と総括次長とそういう話をさせていただいて、事実として、これを認めざるを得ないんじゃないかということで提出に至ったという答弁をしております。  前の議案説明でも、それぞれ、そのものは直接書いておりませんけども、こういう文言でという形で明記して、本人がサインしたということでございました。本人がサインしたということは、まず間違いはないんでしょうけども、私と総括次長とそういう話をさせていただいた、いわゆる同じ認識として、組織共有でありますから、そうした認識で書いたということで、という理解でこの答弁をなされたということで間違いないでしょうか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  私の認識はそういうところでございますけども、次長の認識というのは、必ずしも一致してたというふうには理解しておりません。ただ、ここに至って出さざるを得ないんではないかなという話はさせていただいて、それを強引に書かせたというところまではいっておりません。本人に説明して、この状況で書かざるを得ないんではないかなと、こういうお話をしたところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 書いたときなんですが、そもそも原本を私も持っておりますが、一度修正された事実はありますでしょうか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  文書そのものにつきましては、こういった、いわゆる文部科学省の留意事項に書いております、以前にも申し上げましたけども、対応できていなかった事実、例えば注意書きであるとか、落下防止のネット、こういった留意点について対応ができていなかった。このことについては、事実でありますので、そのことを認める趣旨の文書を指導監のほうに作成を一定、お願いをして、若干修正をしながら、最後の文書に至ったというところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) では、指導監にお尋ねをいたしますが、原本を先ほど渡されたとおっしゃいましたが、指導監が指導監の思いをもって変えたということでしょうか。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  10月3日につきましては、その一筆を書いたその時点、対応しておりましたのは、教育長、そして総括次長、そして私と教育政策室課長、4人が同席をしておりました。先ほど、教育長のほうからの御答弁もありましたけれども、教育長のほうから御指示がございましたので、私が自席のパソコンで文案をつくり、教育長のほうにお渡しし、それを教育長が会議室のほうに持っていかれてという、そういう流れでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) こんなテープが残っておりますね、教育長が、私の文書が印象的やったと、抽象的やったと、自分の思いはこうですと、それを指導監に渡した。ところが修正をされた、訂正をされた。この訂正されたというのは、誰に対しての言葉なんですか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  ですから、先ほど申し上げました、幾分かやりとりを指導監がしていただいて、指導監のほうで訂正していただいたということでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 次に、10月9日の文書を見ますと、亀岡教育長が、とりあえず打ってください、書いてくださいと言うから書いた。渡して、指導監が打ち直して次長に持っていった。私は最初、連名でと言ったけど、要らんと言われた。むしろ学校長からの陳謝みたいなんを書かされた。学校長の文書は完全に過失があるみたいな書き方やった。  次、指導監、文書は教育長に二通りつくってくれと言われた、悪いパターンで後悔してるとか言ってたけど、あの場でとめられるのは教育長しかいなかったのにしなかった。だから、教育長は教育長の責任において書いた、これについての争いがないことで間違いないですか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  当然、サインする段階では、その文書については自分で自覚してサインをしたというところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) これはもう、後の文書を見てても、何か罪をなすりつけ合ってるように見えます。  次に、これはもう詳しくは百条委員会でやりますので。  次に、録音データについてでございます。  岡本指導監は、初めて、録音テープの存在について認識をしたのは8月26日、全員協議会の答弁で、私の情報公開請求のときに初めて気づいたということを認識し、ということでございます。これは百条委員会で変えずに、それは答弁できますか、最後の確認です。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  まず、委員会や協議会で申し上げましたように、私自身は、その録音したことがございませんでした。  他の職員が録音したデータにつきましては、学校管理課の共有フォルダに入っているということを知ったのは、今、議員がおっしゃった、その時点でございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) じゃあ、それはもう変えずによろしくお願いします。  次に、教育長自身の録音テープの認識はいつかというのはわかりますか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  日時については、ちょっと今はっきり申し上げられません。ただ、記憶にあるのは、一定、録音テープが存在するということを知った段階で、とれる分についてはとって、テープ起こしをしといてくださいと。いわゆる記録として残しておいてくださいというふうな、指示ではないんですけども、そういう話をした記憶はございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 多くの弁護士が録音しろと言ってるわけで、それは指示じゃないとおかしいと思いますが。  次に、弁護士変更の経緯についてでございます。  弁護士変更の経緯について、過失がないと主張していた、岩井弁護士でございますが、前回の8月29日の全員協議会の答弁では、教育長が実際に弁護士と損保会社で何とか進めていただきたいと。その中で、弁護士をかえるのも一手だと、市の顧問弁護士もあり得る。中身を検討していただきたいということで御依頼して戻ってまいりましたと。  後ほど損保会社からは弁護士をかえることになったということでございますが、この変更の主体というのは、損保会社なんでしょうか、こちらなんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  主体はどういいますか、市にあると思います。最終、変更の連絡が、できるという連絡があった時点で、改めて新たな弁護士に市から依頼しておりますので、その依頼するのは大東市でございますので、こちらにあると思います。ただ、変更については、これまでの経緯を、先ほど議員もおっしゃったように、向こうのほうへ相談に行ったときに、かえて、内容が改善するわけでもないというような話も聞き及んでおりましたけども、とにかく前へ進める方法、これを御検討いただきたいということでお願いをしたところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) だから、答弁が、もうやるごとに少しずつ、少しずつ変わっていってるんですね。僕が質問したのは、そういう思いで質問してるわけで、認識違いで、後でこうやって言葉を訂正されると困るんですね。損保会社も明確に市からかえたということで、岩井弁護士もああいう文書を発出してるわけで、そのときに、ちゃんと述べてほしいんですよ。そういう姿勢が問われてるということをいいかげん認識してほしいんですね。  では、その損保会社から弁護士をかえたというのは、教育長がかえたということですね、教育委員会ですから、トップの責任において。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  弁護士依頼は大東市、教育委員会じゃなくて大東市になっております。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) それはなぜ教育委員会じゃないんですか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  ちょっと、どういいますか、今回の、教育委員会はあくまで1つの行政機関ではありますけども、実際、我々損害賠償するのは教育委員会じゃなくて大東市というふうに聞き及んでおりましたし、これは総務課に相談したときに、大東市からその依頼をするということを聞き及んでおりましたので、事務処理上もそういうふうな形で進めたというところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) それは政治が決めることであって、一般論的には教育委員会なんですから、教育委員会が決めることだと思いますよ。  その全員協議会とか、議案を見ても、明らかに損保会社がかえたことというふうな、念頭の答弁をしてるわけで、随時ちゃんとした発言をしていただきたいと思います。  次に、大東市と、府と市の弁護士のやりとりの記録についてでございます。こちらについては、最初、私が情報公開請求をして、一度不存在で返ってきました。あるやろうと指摘すると、処分の取り消しをして開示、こんな行政、僕は初めて見ました。そのときの事実も知っておりますので、これは百条委員会でやりますので、ぜひ真実を話していただきたいと思います。こんな行政ないと思います。それはマスコミも言っておりました。  次に、職員の処分についてでございます。  市長から職員の健康管理しっかりせなあかんと言われてるにもかかわらず、総括次長は休職という形になってしまいました。  専門家たる医師の診断は10月22日、療養に入ったのも10月22日、何の問題もないと思います。執行されたのは、11月でございますので、執行が11月5日になっておりますので、何の問題もないと思うんですが、これはなぜ処分をされたんでしょうか。この処分は適切なんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  まずもって、今回処分に至ったのは、具体に10月6日付で診断書、いわゆる書面で医師の診断書がございました。6日から向こう、12月末までという診断書が、いわゆる約3カ月出ておりました。このことに関しまして、休みに入る10月22日までの間、本人は、いわゆる上司へのそういった報告もなく勤務をされておりました。これにつきましては、いわゆるそういう要職に、いわゆる決裁をするような立場にあった、あるいはその状況から業務に支障を来すおそれがあった、こういったことに関して、その認識あるいは自覚、責任の欠如、こういったことに関して反省を促す意味で厳重注意を行ったところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) なぜ、自宅療養に入る10月22日に注意を促さずに、後休んでいるときの11月5日に起案をして、異動が決まっている3月31日にその文書をなぜ施行する必要があるんですか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  確かに、タイムラグがございましたけども、結果的に即座にそういった処分にまで至らずに、まずもって10月6日から一定期間、その診断書が出てるにもかかわらず出ていたことについて、やはりそのことについては、きちっと整理する意味で文書化したというところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 全くもって答えになっておりません。12月13日にも、当時の総括次長宅に対して、相手方より、どんな薬を飲んでいるか問われているので教えてほしいと、こういった事実がございますが、これはパワハラには当たらないんですか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  私自身は、当然、少し御答弁できない部分もありますけども、結果的に人事管理上、やはり一定、教育行政を預かる部署として、職員の病状、薬も含めて知っていく必要があると、人事管理上ということで御本人に説明をしたところでございます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) そのまま一言一句変えずに百条委員会での答弁をよろしくお願いいたします。あなたのメモには10月18日、教育長の進退問題を問う気はない、指定の場所に行くのはまずい、同日、コメダ珈琲天理店、教育長の進退問題を問う気はない、3名の結果報告がない。必ずしも望んでいたわけではないが、次長が希望していた異動で一定得られる、理解を得られる。小川、榎本両補佐のわび状が欲しい旨、約束をできないと伝えると激高。同月22日、相手方にはまってしまっている。ひっくり返ったとき、大東市は最悪。10月24日、相手方の主張、総括次長の処分は分減処分までいくべき、退職させるべきと迫る。結論として、次回までに、今処方されている薬の名前を調べてほしい。こういった事実がございますが、上司として、病状を知る必要があるから、鬱の人間に対して、自宅に薬の名前を聞きに行った、この答弁を得られたわけでございます。  これは一言一句変えずに、そのまま答弁をよろしくお願いを申し上げます。  最後に、総務にお聞きをいたします。これは組織としての大問題であると私は捉えております。提出された10月22日には、何の問題ともせず、当該職員が療養中の11月に起案をしまして、異動が決まっている3月31日に施行する、こんなばかげた、事実もないのにもかかわらず、こんな処分をする、これはもう果たして大東市って、組織が大丈夫なんかなという気がいたします。総務にお聞きしたいのは、これはもう組織として正解の答弁なんでしょうか。その辺をよろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  当該注意行為につきましては、当該職員が疾病による就労不能の診断を医師から受けたにもかかわらず、上司へ報告なく就労したことに起因するというふうに説明もされております。そう伺っておりますが、主治医による適正な訂正がなされた後の診断書の日付と、当該行為が行った勤務については、客観的には整合性があるもの、すなわち重大な問題行為は職務上なかったものと考えております。  なお、当該注意に至るまでの実態や個別具体的な内容、背景等につきましては、その詳細を把握しておりませんから、これ以上の言及は差し控えさせていただきます。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) この起案文書を見ますと、教育長の責任においてが連呼をされております。この起案をした職員に対しても、何といいますか、ちゃんとした対応をしていかないとだめだと思います。  これはもう百条委員会でやりますので、ぜひ答えていただいたこと、指導監と教育長、一言一句変えずに、僕は確証を持っておりますので、一言一句変えずに、よろしくお願いを申し上げて、最後の一般質問とさせていただきます。 ○寺坂修一 議長  次に、一問一答方式で、11番・北村哲夫議員。(拍手)
    ◆11番(北村哲夫議員) (登壇)皆さん、こんにちは。ただいま議長の指名をいただきました自民党翔政会の北村でございます。  本日はお忙しい中、傍聴にお越しをいただきまして、まことにありがとうございます。また、インターネットでごらんの皆さん、よろしくお願いをいたします。  さて、8月末、特別警報が出された九州北部豪雨、9月には関東地域で台風15号により、停電など、甚大な被害がありました。亡くなられた方々の御冥福と、被災されました方々にお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈りいたします。  今月20日に、日本でラグビーワールドカップが開催、各地で盛り上がり、選手の活躍に感動と勇気をもらいました。  ことしは、各種選挙がとても多い年であります。国政と市政の動向をしっかりと見据え、大東市においても、課題が山積みでありますが、大東市の発展と議会活性化に向け、頑張っていきたいと思います。  それでは、通告に従いまして、一般質問に入ります。  1点目、ドライブレコーダーと防犯カメラについてでございます。  ニュースであおり運転等による危険運転がよく取り上げられています。  その動く証拠としてドライブレコーダーの映像がよく使われています。また、各地では痛ましい事件・事故が起こり、憤りを覚え、またその犯罪の抑制のため、各地でも防犯カメラが設置され、その効果は顕著にあらわれています。防犯カメラは、大東市には一定の数があります。前回にはドライブレコーダーの普及促進として、助成金創設とともに、各種団体へのデータ活用等の協定を質問いたしましたが、その進捗をお答えください。  2点目、応援村についてでございます。  2020東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるため、応援村構想が首長連合で結成されていると聞いております。その概要と本市の役割を教えてください。  3点目、災害警戒レベルの表記についてでございます。  水害、土砂災害の防災情報の避難勧告等に関するガイドラインが改定され、警戒レベルになり、伝え方が変わりました。本市にも、多くの外国人が居住されており、ホームページでも防災情報は見ることができますが、日本語だけでなく、外国語表記や外国人居住者に認識しやすく表示ができるような工夫はできないでしょうかお答えを願います。  4点目、自治体の指定金融機関についてでございます。  昨年の9月議会よりずっと、この指定金融機関の件をお聞きしておりますが、意向調査の件と、りそな銀行との協議の経緯はどうなったのかお答えください。  飯盛城についてでございます。  本市の史跡として、飯盛城が今調査されておりますが、国の史跡指定に向けての進捗はどうなっていますか。  また、城主である三好長慶公と飯盛城をどうタイアップさせていき、本市のコンテンツの充実を図りますか、お答えください。  6点目、包括支援センターについてでございます。  今年度から包括支援センターの組織が変わりましたが、その概要と旧体制との違いについてお答えください。  7点目、内部統制についてでございます。  総務省から内部統制制度の導入実施のガイドラインが公表されましたが、それを受け、その概要と本市の導入スケジュールをお答えください。  以上、7点質問しました。再質問の権利を留保し降壇いたします。 ○寺坂修一 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  (登壇)おはようございます。  ドライブレコーダーの助成金を初め、各種団体への協定の進捗についてでございます。  本年6月議会で御質問をいただき、本市ができる協力について、検討を重ねてまいりました。  まず、青色防犯パトロール活動につきましては、その機動性の高さや視認性の高さなどから犯罪抑止の面で大きな効果を発揮するとともに、活動を通じて地域の住民同士のつながりがより深められるといった二次的な効果にも期待しており、さらにこの活動を後押しするためにも、年度内に青色防犯パトロールカーの全車両に、動く防犯カメラとしての機能を持つドライブレコーダーの配備を今年度内に進めてまいりたいと考えております。  一方、個人への助成金につきましては、鳥取県で来月、10月末にも機器1台につき約3,000円を補助する方針の報道があり、本市におきましても今後の府の動向を注視している状況でございます。  また、各種団体への協定につきましても、民間の力を大いにおかりし、ドライブレコーダーを既に設置されている事業者や各種団体に対しましても、今年度内に協定が結べるよう努力してまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  (登壇)おはようございます。  来年、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。応援村は、賛同する地方自治体が連携してオリンピック・パラリンピックを応援し、あわせて地域の魅力を発信する取り組みでございます。  地域住民の皆様が御自宅の近くで気軽に参加し、応援できる場として考案され、地域の飲食・物販・スポーツ体験など、住民及び観光客に対するおもてなしを提供するプラットホームとして全国2,000カ所に設置することを目指しており、そのうち20カ所を重要拠点とする方針を掲げております。  本市もこの趣旨に賛同し、8月27日には市長が実行委員に就任いたしました。今後は重要拠点の1つとなるべく取り組みを進めてまいります。  また、本市はパラリンピアンが輝ける風土を有していることから、ホストタウンの相手国として登録されたコロンビア共和国と9月17日にパラリンピック競技大会における事前キャンプに関する合意書を締結したところです。  ホストタウンで受け入れた選手やアスリートたちの熱い姿を応援村で応援するという相乗効果を生み出しながら、本市の魅力やポテンシャルを国内外に発信する機会にしたいと考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)災害警戒レベルの表記についてお答えいたします。  西日本を中心に、広い範囲で大きな被害をもたらせた平成30年7月豪雨では、気象台や自治体から発信されたさまざまな防災情報の複雑さが住民の避難行動のおくれにつながった要因の1つであったことから、直感的に危険度を認識し、積極的な避難行動につながるよう、気象台が発表する気象情報と自治体が発令する避難情報をもとに住民のとるべき行動を切迫度が低い1から最も高い5の5段階の警戒レベルに当てはめた災害警戒レベルの運用が本年5月29日に国から発表され、本市でもホームページ及びフェイスブックに掲載し、周知を図ったところでございます。  災害警戒レベルの説明につきましては、本市ホームページの英語、韓国語、中国語の自動変換機能を利用することで以前より3カ国語による閲覧が可能ではございましたが、議員より御指摘をいただき、本市に在留、また訪れていただく外国人の皆様にさらに理解いただけるよう、図表等につきましては3カ国語版を掲載し、改善を行いました。  今後も、引き続き効果的な防災情報の周知に努めてまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  (登壇)おはようございます。  指定金融機関についてでございます。  本年度当初から本市指定金融機関の指定を受けられる金融機関の選定に関して、本年度予算においていただきました附帯意見にのっとり、入札を行うことをりそな銀行に伝えてからは、本市から協議や交渉は行っておりません。  次期指定金融機関の候補を受けてもらえる金融機関を本市収納代理金融機関25行に意向調査を行いました。結果といたしましては、人員不足や行政と金融機関の思うコストに大きな違いがある、指定金融機関といえども会社組織であり、本来株式会社はコストイコールが目標ではなく、それ以上の収入を産まないと会社そのものの維持ができないなど厳しい意見ばかりとなりました。  よって、次期指定金融機関の選定は、現在の指定金融機関、収納代理金融機関だけでなく広く公募する一般競争入札が執行できるよう努力してまいります。  意向調査に時間がかかりましたため、できる限り早期に令和2年度指定金融機関に係る委託料及び手数料についての債務負担行為予算案の上程に向けて調整中でございます。  また、意向調査の結果につきましては10月の合同委員会報告会にて報告をさせていただく予定でございます。  以上です。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  (登壇)おはようございます。  飯盛城についてお答えいたします。  飯盛城跡の国史跡指定につきましては、四條畷市とともに、平成28年度から発掘調査や石垣調査等を3年間にわたって実施し、大規模な石垣や建物の痕跡を発見するなど、大きな成果を上げ、今年度末には、これまでの調査成果をまとめた総合調査報告書を刊行する予定となっております。  また、国史跡指定を受けるためには、飯盛城跡の土地の権利を有する全ての地権者の同意が必要となりますことから、今年度に二度、地権者を対象とする説明会を開催し、現在は全地権者を戸別訪問し、同意書の取得に取り組んでおります。今後も、令和3年度の国史跡指定を目標に、四條畷市と歩調を合わせて、着実に進めてまいります。  また、戦国武将・三好長慶は、飯盛城の歴史を語る上で、中心的人物であることから、これまでも飯盛城跡に関する発掘調査報告会や刊行物など、飯盛城との深い関係性について周知に努めてまいりました。  令和4年度には三好長慶の生誕500年を迎え、関係諸団体で記念イベントの開催が予想されるほか、徳島県人会などのNHK大河ドラマ誘致に向けた運動も活発化しています。  このように、近年、ますます脚光を浴びつつある三好長慶と、その居城、飯盛城が相乗効果を発揮できるよう、市の関係部署はもとより、長慶とゆかりのある自治体や市内外の関係団体と連携し、さらなるタイアップの強化に努めてまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)おはようございます。  地域包括支援センターの組織の概要と旧体制との違いについてお答えいたします。  本年4月より基幹型地域包括支援センター1カ所と東西南北それぞれにエリア型地域包括支援センターを配置し、これまで3カ所だった高齢者の総合相談窓口を5カ所に拡充しております。地域包括支援センターに配置する専門職の人員数はこれまでの11人から14人に増員しております。  この体制変更によって、お住まいの地域にかかわらず、どのセンターでも相談を受けることができるようになりました。また、基幹型地域包括支援センターの設置によって市内全域の掌握が可能となり、各センターでの支援の差が出ない公平な支援が行えるようになったほか、これまでは難しかった各センターが相互に応援・協力できる仕組みが可能となるなど、効率的で充実した支援体制が構築できております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  (登壇)おはようございます。  内部統制についてお答えします。  平成29年に地方自治法の一部が改正され、地方公共団体における内部統制制度が規定されました。  地方公共団体における内部統制とは、業務の効率的かつ効果的な遂行、財務報告等の信頼性の確保、業務にかかわる法令等の遵守、資産の保全の4つの目的が達成されないリスクを一定水準以下に抑えるために、業務に組み込まれ、組織内の全ての者によって遂行されるプロセスのことです。  改正法では、令和2年4月1日までに都道府県知事及び政令指定都市の市長に対し、内部統制に関する方針の策定と方針に基づいて必要な体制を整備することが義務づけられており、政令市以外の市町村長については努力義務とされておりますが、内部統制制度の導入により業務の効率化や法令等の遵守が促進され、より信頼できる行政サービスの提供が可能となることから、本市におきましては導入に向けて情報収集等の準備を進めているところでございます。  行政改革推進室では、現在、全庁的に業務フロー図の作成を通じた業務の流れの見える化に取り組んでおりますが、業務の流れの見える化により、効率化はもとより、業務遂行上のリスクが発見できることや、ミスの発生を未然に防ぐことができること、事務処理の流れの中に根拠法を盛り込むことで法令違反の未然防止ができること、さらに職員個人の知識・経験に過度に依存した属人的な業務遂行を改めることにつながり、内部統制にも大きく寄与することができるものと考えております。  導入のスケジュールとしましては、今年度中の方針案の策定、令和2年度で体制の整備と方針の公表、令和3年度からの段階的運用開始というスケジュールでの導入を目指してまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) それでは、再質問させていただきます。  まず1点目ですが、ドライブレコーダーなんですけど、先ほど、部長の答弁の中では、青色防犯パトロールカーは今年度中にしていただくという形でいただいたので、これはすごい前向きかなと思っています。  まず、年末にも防犯パトロールの発隊式とかもあるので、まずはそこに間に合わせていただけるのが一番ありがたいかなと思ってます。それをよろしくお願いします。  あと、各種団体との協定で、きのうの答弁では、ごみ収集車の、そういった業者にも働きかけていくと言ってはりますけども、ほかにはどういったところにアポイントというか、とられてますか。 ○寺坂修一 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  現在、アポイントまではいけてないんですけれども、考えているところは、配送業者でありますとか、タクシー業者、そういったところに協定締結を図っていきたいなと考えております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) まずやっぱり、昔公だった郵政とか、そこら辺も、ライフラインのところとかも、やっぱり各パトロールがよくされているというか、動いて回っているところが一番いいと思うので、ぜひともそういった形でお願いいたします。  あと、公用車の事故で、よく、ほとんど我々聞くのは、事故が多い報告を聞いてるんですけども、先に、各種団体もいいんですけど、公用車にするべきやと思うんですけども、前回もそう言うたときに、車両入れかえとか言ってはるんですけども、それよりも先に、自分たちを守るためにするべきやと思うんですけども、そこはどうですか。 ○寺坂修一 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  総務で所管しております公用車は合計106台ございます。議員御指摘のとおり、出勤回数が比較的多い軽自動車でありましたり箱バン、あるいは作業者、緊急車両等については、優先的に設置をしてまいりたいというふうに、計画的に設置していきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) まず、一般の方にするよりは、先、公のほうできちっと対応してからすべきだと思ってますし、鳥取県で3,000円の助成があって、補助があると言うてましたけども、府とかを待ってるよりは、本市でも試験的に導入していくべきだと思うんですが、そこはまだお考えになってないですか。 ○寺坂修一 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  そのあたりにつきましては、本市独自で前向きに今検討をしているところでございます。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 前向きな検討なので、またそれはお聞きします。  あと、言うてた防犯カメラなんですけども、防犯カメラ、前回もお聞きしてたんですけども、リースとかで、他市でもしてるということをこの間、言わせていただいたんですけども、そこのリースに関しては、補助金等があるか、そういったことも調べてるんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  リース方式につきまして、北河内管内におきましても、守口市とか、あと一部の自治体におきまして、防犯カメラの一斉リース方式という形をとられてるところもあります。この辺の近隣自治体でもされてるところから、本市として、まだリース方式は導入しておりませんので、その辺の、今恐らくリース方式にされてから3年半ほど経過しておると思います。そういったところの、先行自治体のリース方式にしてどうだったのかというふうなところも検証しながら、本市として可能ならば、そういった方式にも前向きに考えていきたいなと思っております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。
    ◆11番(北村哲夫議員) 自治会の補助をしてるのもいいんですけども、やっぱり見てますと、かなり地域でも防犯カメラの格差が多々見られますので、ぜひともそういった、もう1回費用対効果を検証していただきたいなと思ってます。  あと、前に一般社団法人セキュリティ協会の防犯プロジェクトの件をちょっと提案してみたんですけども、そこは検討されましたか。 ○寺坂修一 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  前回、北村議員から御提案いただきまして、防犯灯1灯につき、地域で飲料の自動販売機を2台設置すれば、全ての管理はALSOKというところがしてくれるというような魅力ある提案でございました。  いろいろと、自治会ないし、これらについては商店街とか、いろんな範囲で可能性は広がってくるなということは考えておりまして、まだ自治会のほうにも投げかけはしておりませんけれども、一定、その自動販売機2機設置というところの条件がありますけれども、投げかけてみる価値はあるかなと考えております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) お得ならば、またやっていただきたいなと思っております。  次、応援村なんですけども、これ、実行委員会のメンバーとかわかりますか。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  8月27日に第1回実行委員会が設置されまして、基本的には学識有識者ですとか、あと都道府県の首長、あと市町村の首長、あるいはオリンピック・パラリンピックに関係するそういった企業の方々が実行委員になられております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 先ほど、全国的には、数ある自治体の中、大東市長が実行委員に就任されたと答弁いただいたんですけども、このオリンピック・パラリンピックといったら大舞台ですし、やっぱり本市が参画してるのは日本全国、また世界に大東市をPRするには本当にいい機会だろうと思ってます。それに向けて、やっぱり市長の意気込み、またそのお考えがあれば、もしもお答えいただけるならば、お願いしたいんですけども、いかがですか。 ○寺坂修一 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  2020のオリンピック・パラリンピックイヤーは、その開催の期間のみならず、その前後もしっかりと活用しながら、本市はもとより、日本の活性化や発展に寄与するべきと考えておりまして、特に臨場感を味わえる、入場券を買えることが非常にハードルの高いところとなっておりますので、それぞれの地域で臨場感を持って応援をすること、そして一体感を持ってこのイベントに取り組むこと、そしてその後のレガシーをしっかりと発展、育てることに対しまして、ぜひ積極的に参画をし、イニシアチブをとって進めてまいりたいなという決意でございます。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 済みません、突然振りまして、ありがとうございます。  市長、そのスピーチ力があれば、やっぱり本市の魅力を発信していただけると思いますので、よろしくお願いいたします。  3点目は、危機管理のその件なんですけども、早速取り組んでいただいてくれてはるので、本当にありがたいと思っております。  前回のときに研究する言うてたんですけど、人の命の件なので、ちょっと僕興奮してたんですけども、かなり対応が早いなと思ってます。  これ、本当に、先ほど言うの忘れてましたね、ちょっと戻ってもいいかな。これなんですけど、応援村の会議のときに、ちょっと載ってたんを見たんですけども、これ、応援村で出すブースが、大きい白いものなんですけども、これ、災害でも使えるという形で聞いてたんですけども、この次、8月27日の次の日の28日に九州の北部豪雨があったときで、これが災害のときに、現地にこれを持っていって、授乳室とか、そういった緊急的にそういう形で、災害の本部的なことも使われてたということを聞きましたので、これに対して、これ結構、100万円するんですけども、そんな購入とかは、まずは危機管理のほうとかは、もしもあれやったら考えることはできますかね。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  ございましたら、大変有用やとは考えております。ただし、初期費用及び経常経費と申しますか、使う回数から考えますと、危機管理のほうで購入というのは若干難しいかなと、現在のところは考えております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) そしたら、東部長の部署で、これイベントとかでも使えますので、ぜひとも、これがあって、こういうことで広げていっていただけたらなと思うんですけども、そこらはどう思いますか。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  応援村の全体的な設置については、次回、10月に第2回実行委員会が開催されますので、そこでその全容が明らかになると思いますけども、今、実行委員会の事務局のほうでは、基本的にはこの応援村のイベントが一過性にならないように、地域の活性化に資するものにするようにということで、内閣府のほうに働きをかけられてて、今、推測されるのは地方創生推進交付金の対象になるということを事務局のほうからはお聞きしておりますので、今映しておられるこのブースについても、そういった交付金の対象になるのかなというふうには思っております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 私も勧められたんですよ、リースで3万円で、どうですかと言われたんですけども、そういった中で、やっぱりかなりこれは地域のそういった防災の中でも使えるかなと思ってるので、これをちょっと進めていっていただきたいなと思ってます。  ちょっと、前後して済みませんけども、これ災害警戒レベルなんですけども、英語表記という形で、四條畷市さんはユーチューブでこれを多分発信されたと思うんですけども、そういった形とかで、ほかの言ってる、そういった媒体使って、できることは可能なんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  ユーチューブが現行どうかというのは、別にしまして、先ほど申しましたとおり、フェイスブック等にも掲載しておりますので、今後研究した後、特に実効性が高いものがございましたら、また御指定いただきましたら、こちら研究してまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) ぜひとも大東市も進めていきたいなと思ってます。  4点目の指定金融機関なんですけど、意向調査されたと言ってるんですけども、これどんな手法でされたんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  意向調査の方法なんですが、まず、郵送にて送らせていただきました。条件につきましては、無料でできる、また有料でできる、もしくはできないというような内容と、あと全部回収した後にはなるんですが、具体的にどうなんですかということで、電話での調査もさせていただきました。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) それはいつも会計室全体でやってはるんですか。それいつも主になってるのは山鬼管理者がやってるんですか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  主にさせていただいているのは私でございますが、会計室全体で協力しもってやっております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 一般競争入札の話が出たんですけど、その前に協議もされてないということも、ずっとそれから附帯決議になってから、りそなと協議されてないと言ってるんですけど、先ほど、代行収納のシステムですか、あの件では協議をされてると言ってるんやから、そのときに、やっぱりりそなさんと、もうこの値段でいけるかどうかというのは随意契約じゃないですけども、そういった中で協議等はできることはなかったんですか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  りそな銀行との協議につきましては、入札を行うという部分について具体的に交渉とか協議ということはしておりません。ただ、金額面につきましては、できるだけ安くしてほしいということに対しては、伝えてはいますけども、あくまでも入札で行うという部分を附帯決議のほうからいただいておりますので、そちらのほうを尊重させていただいた結果でございます。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 附帯決議尊重していただいてありがたいんですけども、安く抑えるほうでというのが一番のことなので、何もそれが、そこはそちらで考えていただいたらいいんですけど、それが、議会が言うたからというのも、まあ提案したからあるんですけど、これ仮に、予定価格は、そしたら今の1,700万円何がしという形で予定価格として入札されるんですか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  予定価格につきましては、裏づけ等がございませんので、今、委託を行っている金額で、まずは入札の金額として行いたいと考えております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) それで、これもしも仮に入札不調となった場合、よく考えられるんですけども、今の意向調査で、今の聞いてる段階では、どこも、言ったら、逃げ腰みたいな回答ばっかりいただいてる中で、不調に終わった場合は、これ金額上げなあかんと思うんやけど、そこはどうお考えなんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  入札が不調になった場合のことなんでございますけども、増額も含めた上で検討をさせていただいた上で提示をさせていただくというようなやり方になろうかなとは考えております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) これね、不調に終わった場合でも、据え置きでもう一遍やってくださいということは言えるんじゃないですか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  また、りそな銀行とは、お話し合い、協議をさせていただくようなことにはなりますけども、当初1,700万円でという部分につきましては、やっぱり難しい部分というのは聞いてた部分がございますので、そちらのほうにつきましては、難しいんじゃないのかなとは考えております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 難しいと聞いてたわけじゃなくて、もとから、それ3年で上げていくという話をしてはったんでしょう。そやから、これに仮に入札が不調に終わったら、今度そしたら、前言うてた2,500万円か何かで上げてくるというふうに僕らは思うんで、私は思うんですけど、そうなれば、また次、来年度、次は令和3年になってきたときには、また今度、3年目の金額で上げてくるような、入札が不調に終わったら上げてくるようにしか思われへんねんけども、そこはどう考えてはりますか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  令和2年の部分で増額になるかどうかという検討もしていかなあかんところではございますが、できる限り、経費を抑えた部分で業務を行ってもらうということになるがために、協議を重ねていきたいと考えております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) そしたら、もしも受けてもらったところには、今のりそなに預けてる定期20億円とか、決済の185億円とか、今ちょっと変わってますと思いますけども、そういうのは全部、そこに言うたら、組みかえするわけですか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  そのとおりでございます。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) そういったのも条件に入れて、それは意向調査もされてるんですか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  そのとおりでございます。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) そんだけやっても手挙げてもらわれへんのやったら、ちょっと厳しいですわね、言うたら。  でもね、そこはちょっと頑張っていただいて、もう上げへんように、やっぱりある程度はしていかないとだめだと思うんですけども、そこの努力はずっとされてるんですか。何かあんまりされてるようには見えへんねんけど。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  当初でも説明をさせていただきましたとおり、金額面につきましては、今回1,700万円で上げさせていただきたいという部分で考えております。ただ、1,700万円では受けれないという部分につきましても、以前からりそな銀行からも聞いておりますので、そちらの部分ももう一度確認はさせていただきたいとは考えております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) とりあえず、入札の金額見てみないとわからないので、またそれは質問させていただきます。  あと、この税金の支払い手段ですね、カード決済などの、先ほど言うてましたけども、PayB以外に、そういった形でできないでしょうか。 ○寺坂修一 議長  山鬼会計管理者。 ◎山鬼太 会計管理者  本年度から上下水道局が行っておりますPayBを利用した料金支払いを本市も早急に導入をしていきたいと考えております。また、コンビニ収納代行業者でございますりそな決済サービスが、現在導入を予定しておりますLINEPayの利用が可能となりましたら、あわせて追加導入を行い、市民の収納チャネルの増加を図っていきたいと考えております。また関係課とも協議を行っているところでございます。  さらに、他市ではクレジットカードによる収納方法も実施されていると聞いておりますが、高額な基幹系システム改修費用やコンビニ収納に比べて高額となる決済手数料の支払いの負担を市民にしていただくかの検討も必要となるため、基幹系システム等の統合化に合わせた利用が可能となるよう関係課に働きかけ、収納の拡大を目指してまいります。  以上です。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) ぜひとも、先ほどもLINEPayとか言うてたんで、やっぱり広く知らしめられた、広く知ってられてるようなところで使っていただきたいと思ってます。それは、そこで収納の、言っている経費を削減していただいて、りそなへ払う分もなるべくなら抑えていただきたいと思ってますので、よろしくお願いします。  次、包括支援センターなんですけども、これ、まず新体制になったんですけども、旧の体制というのは、どういう形で、どこが委託されてたんですか。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  旧の体制は3カ所でございます。市から直接委託をしてたわけですけれども、まず、西部については新と変わらず社会福祉法人慶生会さん、それから中部については、医療法人若弘会さん、東部も旧は社会福祉法人慶生会さんでございました。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 今度新しい委託先の5ついうのは、何ちゅうとこなんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  まず、新体制になりましてからは、基幹型地域包括支援センターを指定管理といたしまして、大東市公民連携まちづくり事業株式会社に委託をしております。そこから、さらに4つのエリア型については、まちづくり会社から委託契約で4つの協力法人に対して委託をいたしまして、それぞれ専門職を派遣していただいてるということになります。  その協力法人については、社会福祉法人慶生会さん、それから医療法人若弘会さん、それから新規で医療法人野崎徳洲会さん、それから株式会社りんくさんになります。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) その3つから4つというか、5つ、枝が4つあって、それで上に基幹型があるという形になるんですけど、きのうもあらさき議員も言われてましたし、前回の議会でも、中村ゆう子議員も、新しい体制になってからふぐあいが生じてると、我々、いつも私も、今監査なので、代表監査とも話してる中で、やはりそこの苦情の部分がかなり多いんですけども、それって、新しい体制になる前は、そんな苦情とかあったんですか。その前に、だから新しいことになって、苦情が多いのやったら、別にその体制にしなくても、基幹型でなくても、4つの体制でふやしてやってもいいん違うかなと思うんやけど、そこは基幹型というのは絶対必要なのかなというのは、ちょっと各議員のそういったことを聞いてると、ちょっと不安視もするんですけども、そこはどう思われてますか。
    ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  新しく協力法人、2法人加わっていただきまして、最初のほうは、ちょっとふなれな点もございましたが、新体制から6カ月が過ぎまして、今現在は比較的安定した状態で運営をしていただいていると思います。  具体には、きのうも申し上げましたけども、電話がつながらなかったとか、訪問したけども不在だったというケースが、報告を受けておりますけども、現在は基幹型包括から駆けつけたりとか、あるいは留守番電話機能を設けまして、折り返しを必ずさせていただくとかいうことで改善をしております。  当初は、ふなれな点もあったかと思いますけども、新規参入の法人さんも非常に積極的に今のところ頑張っていただいておりますので、今後はうまくいくんではないかというふうには考えております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 事業者さんは、やっぱりよそでもやってはるし、なれてるんですけど、基幹型の、公民まちづくり会社が基幹型におって、そこに包括にいてるというのが、ちょっとなじめへんのかなと思ってるんですけど、そこは何か、私から見てると、何かまちづくり会社を助けるために、ただつくったん違うかなという、ずっとそういう形で見てるんですけども、それは違いますかね。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  そういうことはございませんで、新体制をつくり上げる段階で、これまでそれぞれ多少、業務に違いとか、各それぞれの法人の特色でもあるんですけども、多少取り扱い、運営に違いがございましたところを、市内全域同じような取り扱いにということで、基幹型包括を設けさせていただきまして、指定管理の選定を行って、結果、公民連携まちづくり会社が選ばれたということになっています。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) あんまり納得せえへんねんけども、いや、それがすごい相互にいろいろとできるというふうなことを、応援とか言うてはったんですけど、これは旧体制やったらできなかったことなんですか、その言ってる相互乗り入れ、乗り入れと言うとおかしいけども、相互に応援できるとか、派遣できるとかいうのは、旧体制ではできなかったのか、それを4分割だけでもできなかったのか、基幹を絶対置かなできなかったのかというのが、ちょっと疑問なんですけども、どうですか。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  旧体制では3つのエリアがかっちりと決まっておりまして、それぞれの法人がそのエリア内を責任持ってやっていただいてたということでございます。  新体制になりましてからは、全エリアを1つのエリアとして、便宜上、4つのエリア型、それから基幹型ということで5つあるわけなんですけども、相互に人員の移動もできるようになりましたので、お互いに協力して、フォローし合ってできるような体制になっております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 今、苦情等とかはどのぐらいあるんですか。なければないでいいんですけど。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  はっきりとした件数というのは、ちょっと把握しておりませんけども、当初10件程度の問い合わせ等あったというふうには聞いております。 ○寺坂修一 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) ぜひとも、新体制になって、やっぱり便利になって、いいようにしていかなだめなので、そこはしっかりと見届けていただきたいと思ってますので、よろしくお願いします。  あと最後、内部統制なんですけども、これ、内部統制って、僕も企業さんがほとんどそういう形で昔やられてたと思うんですけども、この監査の研修でも、不正の防止で、やっぱし内部統制は必要だと言われてたので、ぜひとも早い段階で、このごろの大東市を見てますと、石垣議員も言われたとおり、横領事件もあって、そういった中もあったので、不正もやっぱり出てきてるところもあって、いろいろとそういった関係見てますと、大東市、本当に頑張らないと中身がぼろぼろであるん違うかなというふうに、ちょっと見られますので、ぜひともそこは行政改革推進室が頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  4分残しましたけども、一般質問を終わります。 ○寺坂修一 議長  暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。      午前11時38分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後0時59分再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を行います。  初めに、先ほどの答弁で訂正がございますので、訂正をさせていただきたいと思います。  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  午前中の北村議員の質問に対する答弁で誤りがございましたので、訂正させていただきます。  1つ目ですが、基幹型地域包括支援センターのことを指定管理と申し上げましたけども、そちらは間違いでプロポーザル方式により選定された業務委託でございます。  2点目、北部エリアの地域包括支援センターの協力法人でございますが、りんくと申し上げましたが、それはデイサービスの事業所名でございまして、正しくは、法人名は株式会社アドバンスでございました。訂正しておわび申し上げます。申しわけございませんでした。 ○寺坂修一 議長  引き続き一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、14番・水落康一郎議員。(拍手) ◆14番(水落康一郎議員) (登壇)皆様、こんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました清新会の水落康一郎でございます。  本日は何かと御多忙の中にもかかわりませず、傍聴にお越しいただき、あるいはインターネット中継をごらんいただきまして、まことにありがとうございます。  本日は、大きく4項目にわたり、質問をさせていただきます。答弁をされます方におかれましては、わかりやすい答弁をしていただきますようお願いを申し上げ、一般質問を行わせていただきます。  まず1点目、子育て・教育関連施策について。  @子供の貧困指標について。  昨今、子供の貧困は大きな社会問題化し、平成26年1月には、子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行され、子ども食堂の開設など、さまざまな対策が講じられております。  また、今年度中には貧困状況が改善されているかを図る、新たな指標が政府により策定されるとのことでございます。  まず初めに、本市では就学後の子供の貧困について、どのような手法で把握をされておりますでしょうか。  A夏休み限定の放課後児童クラブの利用について。  多くの保護者より、かねてより要望のありました夏休みのみの放課後児童クラブの利用について、現在、本市ではどのような対応となっていますでしょうか。  Bいじめの相談体制について。  いじめの相談体制については、全国的にさまざまな手法を用いて、潜在的ないじめの発見を含め、相談体制が構築をされております。当事者でない子供たちがいじめを見聞きしても、矛先が自分へ向かう恐怖などから、いじめ事象の報告をためらうケースは多く、多くの自治体では24時間匿名で相談・報告できるような取り組みがなされておりますが、本市ではどのような対応となっておりますでしょうか。  2点目、市民サービスにおけるアプリの活用について。  スマートフォンが普及した現在においては、多くの市民がパソコンよりもスマートフォンを活用し、さまざまな情報を取得している現状があります。市民ニーズが多様化している状況の中で、本市においてもこうしたスマートフォンのアプリを介して、多くの情報を市民に提供することが求められていると考えます。  現状、本市ではどのような情報をアプリで提供されていますでしょうか、お答えください。  3点目、公民連携事業について。  本市では公費負担の抑制、地域経済の循環、市民サービスの質的向上を目的に、公民連携事業を推進しておりますが、現状、どのような取り組みをされておられますか、その進捗についてお答えください。  4点目、過去の一般質問の進捗状況についてお尋ねいたします。  @西部地区における病児保育施設の設置について。  A市有財産利活用方針に基づく取り組みについて。  B北条幼稚園の認定こども園化について。  C避難所運営について。  Dジェネリック医薬品の利用率の推移について。  E学力向上ゼミの地域間バランスについて。  それぞれ、その後の経過及び現状についてお答えください。  以上、壇上からの質問はこの程度にとどめ、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)まず初めに、子供の貧困指標についてお答えいたします。  全ての子供たちが夢と希望を持って成長していける社会の実現に向けて、平成26年に子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行されています。  子供の貧困対策を総合的に推進するに当たり、関係施策の実施状況や対策の効果等を検証するため、子供の貧困対策に関する大綱では25の指標が設定されており、学校教育に関連するものとしては、生活保護世帯に属する子供の高等学校等進学率、スクールソーシャルワーカーの配置人数、スクールカウンセラーの配置率、就学援助制度に関する周知状況などが挙げられています。  これらの指標を踏まえながら、学校を子供の貧困対策のプラットホームと位置づけ、本市教育委員会としましても学力保障及び学校を窓口とした福祉関係機関との連携について重点的に取り組みを進めてまいります。  続きまして、いじめの相談体制についてでございます。  いじめは、どの学校でもどの子供にも起こり得るとの認識のもと、各学校では、いじめ見逃しゼロの観点で子供たちを見守り、相談体制や初期対応の充実に努めているところです。  いじめの早期発見に向けては、教員が児童・生徒の発するサインを鋭くキャッチすることはもとより、本人や保護者、あるいは他の児童・生徒が早い段階で相談しやすい体制づくり、あるいは日ごろから児童・生徒が安心して大人や仲間に相談できる環境づくりに努めており、教員と生徒の個別面談の実施や班ノートの活用など、各校では組織としてさまざまに取り組みを進めております。  市教育委員会としましても、毎年、全ての児童・生徒を対象として、学校あんしん生活アンケートを実施しており、加えて各校でも独自にアンケートを実施しております。いじめが疑われる場合には、個別に聞き取りを行い未然防止・早期発見に努めております。このアンケートにつきましては、平成30年度に追加質問を設け、児童・生徒がより教員に相談しやすくなるよう工夫をいたしました  また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの心理・福祉の専門家とも連携しており、組織的かつ多様な相談体制を構築しております。  今後も引き続き相談体制の充実に努めてまいります。  最後に、学力向上ゼミの地域間バランスについてでございます。  学力向上ゼミは、土曜日や長期休業中における学習機会の拡充及び学習習慣の定着を目的として平成22年度より実施しており、多くの児童・生徒が意欲的に学習に取り組んでおります。  会場としては市民会館、北条・野崎の両教育センターに加え、平成29年度より西部地区として諸福小学校でも開設しております。  今年度、学力向上ゼミの受講者数は小学生331名、中学生98名、合計429名で、西部地区会場の受講者数は、諸福小学校・灰塚小学校の児童を対象に78名となっております。  今後も一人一人の学力向上を目指し、効果的に事業を推進してまいります。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  (登壇)放課後児童クラブについてお答えいたします。  本市におきましては、主に日中、保護者が家庭にいない児童について、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を提供し、児童の健全な育成を図るため、平成11年に放課後児童クラブの事業を開始後、順次、その充実に努め、現在では12小学校区26教室で運営し、待機児童は年間を通じて生じさせないような運営に努めてまいりました。  夏休み限定の入所制度につきましては、何回か議会で取り上げられている課題ではありますが、本市においては、入所要件に合致する児童であれば、保護者の希望により年度単位の入所と同じ条件で、毎月、受け入れることができるよう柔軟な運用を行っているところです。  これを制度化することにつきましては、保護者の負担する費用や支援員確保など解決すべき課題もあることから、近隣市町村の状況を注視しつつ、研究を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  (登壇)市民サービスにおけるアプリの活用についてお答えいたします。  市民サービスにおけるアプリの活用につきましては、現在、市が直接運営しておりますアプリとしまして、7月から開始しました、大東市ごみ分別アプリがございます。これは、ごみ収集日カレンダーに加えまして、ごみの分別に関してよくある質問などを簡単に確認できるようにしたもので、8月末時点で約700人の利用を確認しております。  また、市の運営しているものではございませんが、各自治体の広報紙が読めるアプリであるマチイロに登録しており、本市の広報紙がバックナンバーも含めて手軽に読めるようになっております。  次に、市有財産利活用方針に基づく現状についてお答えいたします。  本市におきましては、今後大東市が、まちとしての機能を維持し、発展していくためには、限られた財源や市有財産を有効かつ効果的に利活用することが重要と考え、平成28年12月に大東市市有財産利活用基本方針を策定いたしました。  本方針では、公益に寄与することを前提に、普通財産の利活用に民間活力の導入を図ることが重点政策方針として定められております。  この方針と平成30年3月に策定いたしました大東市公民連携に関する条例に基づき、現在は各部署が所管する資産のリストを公表し、民間事業者からの自由な事業提案を求めているところでございます。  今後も引き続き、利活用方針にのっとり、市民サービスの向上、地域活性化等、まちの発展に寄与できる市有財産のあり方について研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)公民連携による4つのリードプロジェクトの進捗状況について答弁申し上げます。  北条まちづくりプロジェクトにつきましては、今年度は、特定目的会社による借上公営住宅などの建設を進めることとしております。また、本市行政は市営住宅の解体工事を終え、周辺道路と公園の工事に着手したところでございます。  本プロジェクトは、行政が持つリソースと民間のノウハウがかけ合わさり、魅力的な住宅地としてのブランディングにより、エリア価値の向上に資するものでございます。  深野北小学校跡地活用事業につきましては、現在、市の整備工事として、外壁塗装と屋上防水に係る改修工事を進めているところでございます。  施設の管理主体である株式会社アクティブ・スクウェア・大東は、昨年12月に新たに土俵を整備されるとともに、宿泊事業も展開され、インバウンドやスポーツ合宿など新たな利用者の獲得に積極的に取り組んでおり、また先日、本市とコロンビア共和国パラリンピック委員会と合意書を取り交わし、本施設を事前キャンプ地として活用される予定でございます。  駐車場のオープンとも相まって、順調に利用率が向上し、赤字は解消する見込みと聞いており、引き続き本市と同社がウイン・ウインの関係になれるよう連携を強化してまいります。  住道駅周辺活性化プロジェクトにつきましては、大東ズンチャッチャ夜市が住道エリアの風物詩としてしっかりと定着してまいりました。次のステップとして、リノベーションまちづくり事業や景観施策との連携も見据えながら、エリアのさらなる活性化に向けて取り組んでまいります。  健康づくりプロジェクトにつきましては、本市のノウハウを全国にのれん分けする地域健康プロフェッショナルスクールを展開しており、大東元気でまっせ体操についてはメディアで特集もされ、本市のブランディングに大きく貢献しているものと考えております。
     今後もこれらのリードプロジェクトを着実に進めるとともに、さらなる公民連携事業の実現に努めてまいります。 ○寺坂修一 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)まず、西部地域における病児保育施設の設置について御答弁申し上げます。  本市における病児保育事業の状況といたしましては、平成28年度末に市東部の彩貴病児保育室が閉鎖したことから、以降は市中央部の、あすなろ病児保育室1カ所のみで事業を実施しておりました。平成30年12月に、市東部において野崎徳洲会病院内に医療機関併設型の病児保育室、こっこハウスを開設し、現在は市内2カ所で子供の受け入れを行っているところです。  利用定員につきましては、両施設で合わせて12名分を確保しており、周辺市における病児保育事業の実施状況と比較いたしましても、十分なサービス提供体制を確立できているものと考えております。  市の地形的条件から、他地域と比較して西部地域からの病児保育施設の利用に御不便が生じる可能性があることにつきましては、現状の課題として認識しておりますが、西部地域における施設整備につきましては、市全体の病児保育ニーズの把握を進める中で、引き続き必要性を検討してまいります。  続きまして、北条幼稚園の認定こども園化についてでございます。  本市の就学前教育・保育施設の利用状況につきましては、南部・西部地域と比較して北条幼稚園の位置する東部・北部地域の利用率が低い状況が続いております。北条幼稚園におきましても、平成27年度には81名であった利用者数が、4年後の平成31年度には49名と大きく減少しており、今後の就学前保育・教育の無償化を見据えた対応の必要性を認識しているところです。  公立幼稚園はこれまで、子育て世帯に質の高い幼児教育を提供するとともに、支援の必要な子供たちのセーフティネットとしての役割を果たしてまいりましたが、平成27年度の子ども・子育て支援新制度実施以降、国の進める幼保一体化の推進の中で、全国的に幼稚園の認定こども園化が進展している状況であり、幼児教育における公立の役割について、改めて検討を行う時期に差しかかっているものと考えております。  今後につきましては、認定こども園化に関する他市事例等の検証に努め、市北部地域における子供の笑顔あふれる子育て拠点として、施設の活性化を図ってまいります。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)避難所運営についてお答えいたします。  大規模災害等で被災した場合など、災害救助法の適用を受けた場合につきましては、避難所開設に係る費用を国からの財政支援で賄うことが可能ですが、台風や豪雨など、浸水や土砂災害の危険を回避するための学校等への事前避難や、救助法の適用とならない規模の災害につきましては、その費用の全額を市が負担することとなっています。  また、昨今の気象災害を警戒した早目の避難情報の発令により、避難所開設の頻度も増加傾向にあります。  いわゆる避難所保険につきましては、このような状況において行政の負担を民間の損害保険で賄えないか、全国市長会が中心となり損保ジャパン日本興亜と保険を共同開発し、大手損保会社4社が平成29年より提供しているものでございます。  現在の加入自治体は、ここ数年に風水害等で大きな被害を受けた自治体や、避難所開設の頻度が高く、費用負担が深刻な財政規模の小さな自治体の加入率が高い傾向にあり、大阪府内におきましては、現在、箕面市、泉佐野市、貝塚市、泉南市、阪南市の5市が加入している状況でございます。  制度創設から3年目を迎え、来年度の保険料等の改定が協議されており、本市におきましても、他市の加入状況や、費用対効果も検討しながら、引き続き情報収集を行ってまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)本市国保におけるジェネリック医薬品の利用率の推移についてお答えいたします。  平成28年9月定例月議会において御答弁させていただいた利用率は、同年3月調剤分で50.97%、市町村平均が59.21%であり、府下43の市町村では低いほうから3番目でございました。  直近の利用率では、令和元年3月調剤分で65.2%、3年前と比べ14.23%上昇となりましたが、市町村平均も71.37%で12.16%の上昇となっております。  結果、大阪府下43の市町村では、3年前と同様、低いほうから数え3番目でございます。ですが、市町村の平均上昇率で比較いたしますと、2.07%高い上昇率となっております。  安全かつ安価なジェネリック医薬品に切りかえていただくことは、御加入者の窓口負担が減少するだけでなく、本市国保で負担している医療費も低く抑えられることから、今後につきましても、ジェネリック医薬品の利用率向上に向けた取り組みを推進してまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) それでは、順次再質問させていただきたいと思います。  まず初めに、子供の教育関連施策の子供の貧困指標についてでございます。  先ほど、指導監のほうからいろいろ御説明がございましたとおり、今回、政府のほうで子供の貧困指標については、現行の25項目から貧困との関連づけが難しい10項目を削除して、新たに22項目を追加して37項目となると。例えば、スクールソーシャルワーカーによる対応実績のある小・中学校の割合でありますとか、ひとり親家庭で養育費を受け取っていない子供の割合、またひとり親家庭の中で、親が正職員の割合など、こういった指標が新たに加えられるということでございます。  本市としては、学力・学習状況調査などで生活実態調査などもされておりますけれども、貧困に関しては、こちらの指標を今後利用されるということでありますけれども、この数年とか、その辺の範囲で、わかる範囲でいいんですけども、全般的な推移といいますか、そういうのがわかれば、ちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  指標に関する全体の推移でございますが、まず、現在の学校教育に関する指標の1つとなっております生活保護世帯に属する子供の高等学校等の進学率、本市の場合、全般で約99%の生徒が高校に進学しておるわけですが、生活保護世帯に属する子供たちの高等学校への進学率もほぼ同様でございますので、例えば、そういうことを指標、1つ目安にしながら、効果測定と申しますか、取り組み状況の把握を行っております。  全般的なトータルとしての指標を生かした施策として、やはり学力保障という部分につきましては、全国学力・学習状況調査につきまして、緩やかではございますが、上昇傾向にございますので、全般的にそういう学力保障についても進捗が見られるというふうに認識をしてございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 政府がこういう指標をつくられて、実施主体は市町村だと思うんですけれども、これからこの新しい37項目の指標を使って、市内の子供の貧困状況なんかも把握されるということで理解しておりますので、これからもどうかよろしくお願いいたしたいと思います。  次に、夏休み限定の放課後児童クラブの利用についてなんですが、基本的には本市では夏休みとか、冬休みとか関係なく、毎月その条件に合致しておれば、その都度、放課後児童クラブの利用を受け付けているということでございます。ちょっと、要望といいますか、開所時間についてなんですけれども、朝の8時30分からということで、お聞きしておりますけれども、利用者からすると、もう少し、ちょっと早くならないのかという声がやはりありまして、他市の状況を調べますと、一番早い自治体と思われるのが姫路市で、これは朝の7時開所となっております。姫路市では、本市のように民間委託ではなくて、直営でやってますので、こういった利用者のニーズにのっとって柔軟に開所時間を変えれるということでございますけれども、本市、社会福祉協議会のほうに委託してるということで、なかなかこの開所時間を早めるということについては難しいというような感じでしょうか。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  現在、8時30分からというふうになっておりますけれども、これを7時までというのは、すごく時間長くなりますので、これについては、なかなか難しいかなと思うんですけれども、これも7時からというのは、大阪府内ではまずなくて、一番早いので8時いうことになっておりまして、近隣の状況を見ながら検討を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 同じ会派の品川議員も、この開所時間については、利用者の保護者の実態把握といいますか、どこまで勤務してて、どこで勤務時間が始まるのかということの把握をというような声もありましたけれども、やはり8時半というのは、普通のパートの会社員の方であれば、当然9時始業というのがあると思いますので、引き続き検討ということでございますので、よろしくお願いいたします。  次に、いじめの相談体制についてでございます。  本市では、個別の面談でありますとか、班ノートということで、早期発見のための体制といいますか、環境づくりに努めてらっしゃるということでございますけれども、基本は、このいじめの相談体制については、先ほども壇上で申し上げましたけれども、そのいじめを、当事者じゃない、生徒・児童が、それを先生にいわば報告すると、チクったときに、やはりその報復が怖いということが、一番懸念材料としてあります。他市の先進的な取り組みを見ますと、やはりいつでも、どこにいても、匿名で、しかも双方向でのやりとりができる体制がとられていると。多くはLINEでありますとか、ほかのアプリですね、こういったものを使って、相談体制を構築している市町村が多いようであります。  本市では、こういった、将来的に、府のほうでLINEでされているとお聞きしましたけれども、本市単独ではこういった双方向で、匿名性で相談を受けれるというような環境づくりといいますか、それについては今後どのような見解を持たれておりますでしょうか。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  いじめなど、さまざまな悩みを子供が相談しやすい環境を整えますために、若年層の多くがSNSをコミュニケーション手段として用いております現状を踏まえまして、市教育委員会としましても、LINE相談体制の構築、これについて検討を進めているところでございます。  また、アプリやメールを活用した国や府の多様な相談体制につきましても、周知を継続的に行うなど、引き続き相談体制の充実に努めてまいります。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 本市でも検討されていくということでございますので、今後よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、市民サービスにおけるアプリの活用についてなんですけれども、本市では唯一といっていいんですかね、ごみアプリをことしの7月から提供していると。8月末で700人の登録があるという御答弁がございました。このアプリについては、例えば、警察庁なんかは、今月の中旬から、これまでメールでありますとかファクスを利用しておりました聴覚障害、言語障害者向けに、スマホのアプリを使った110番通報の運用を開始すると、そういった記事もありましたけれども、さまざまな機関でアプリの活用が広がっております。  地方自治体においても、先進市では、市民への情報提供や広報を手始めに、健康管理でありますとか、学習支援などの分野で一括して情報提供が可能なアプリの導入が進んでおるということでございます。  こちらは、茨城県の古河市というところのコガノイロというスマホの生活支援アプリなんですけれども、こちらでは市民の方にユーザー情報を事前に登録をしていただいて、そのことによって地区ごとの、本市でやっているごみ収集ですね、これに関してはごみ収集日でありますとか、子供の予防接種日、また乳幼児健診などが、こちらが調べなくても、事前にプッシュ通知で通知がされると。どういったものか、ちょっと市民じゃないと使えないんですけれども、あす何時から子供の予防接種がありますよというような形で、向こうからプッシュ通知で通知をされると。また、GPS機能を利用しての観光ルート案内でありますとか、また大規模災害時には、水害や地震などの災害別の避難所情報が、通信手段が途絶しても使用可能なように、オフラインでの利用も可能となっております。  ごみアプリ、されているのは結構なんですけども、本市でもこういった市民でありますとか、観光目的で訪れる方々の利便性の向上のためにも、各課それぞれが独自のアプリを持つのではなくて、庁内統一のこうしたアプリの開発を行うべきかと思いますけれども、これについての見解をお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  今、御紹介のありましたように、アプリの性質につきましては、他の広報媒体とは違いまして、能動的に情報を発信できるというメリットがございます。企業などでは、自社のファンに向けたターゲットを絞った情報ツールとして利用されていることが多く、本市でも広く周知するというよりも、ピンポイントにターゲットを絞った発信ツールとして、アプリの適性に合った有効な活用を今後とも引き続き検討するとともに、2020年からスタートいたします5Gの新時代の到来に向けまして、AIやIOTなどのテクノロジーを活用した内容についてもしっかりと研究していきたい、こういうふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ぜひよろしくお願いいたします。  以前、会派のほうで高知県の須崎市というところに視察に行きまして、そこでお昼御飯を食べているときに、店の中に大きな市民向けのカレンダーがありまして、大きさでいうとA3の倍の倍の倍ぐらいなんで、A0ぐらいのサイズなんですけれども、そちらには、4月始まりのカレンダーなんですけれども、この日は子供の注射がありますとか、あるいは移動図書館がここに来ますとか、そういったものが年度当初に全部決まってて、1枚のカレンダーになっているというのを見たことがあります。  当時は、まだ川口議員が同じ会派にいらっしゃったんで、四、五年以上前だと思うんですけども、当時はそのツールも非常に有効だなと思っておりましたけれども、現在はこういったアプリで非常に先進的なサービスが提供できるということでございますので、引き続き検討のほうをよろしくお願いをいたします。  次に、公民連携事業についてでございます。  特に、今回ちょっとお聞きしたいのは、北条プロジェクトについてなんですけれども、北条プロジェクトについて申し上げますと、午前中の中村晴樹議員の質問でもありましたけれども、市がその東心株式会社に1億9,780万円の出資を行っている現状を見ますと、既に公民連携ではなくて、私も第三セクターになっている現状だという認識でございます。  今回、ちょっとお聞きしたいのは、引き受け主幹金融機関というんですかね、枚方信用金庫さんの融資額が当初の協議よりも非常に大きく減額されたということなんですけれども、この点について、どういった理由、経緯なのかをまずお聞かせいただきたいと思います。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  これまで枚方信用金庫さんとは、継続的に協議を進めてまいりましたけれども、事業規模、これが同行の融資限度額を超過しているということがまず一番大きな原因でございます。そのほかの理由といたしましては、今、現段階で東北銀行さんを基軸として関西圏を中心とするパートナー行を探していると、こういう状況なんですけれども、こういった複数の金融機関が協調して融資を行うシンジケートローンの組成を枚方信用金庫さんは望んでらっしゃらなかったということも原因の1つでございます。  さらには、これはこちらサイドといいますか、東心株式会社や公民サイドの理由になるんですけれども、プロジェクトファイナンスによる金利、これが他の、さまざまな全国の事例に比べると、非常に高いものであったと、こういったような理由から、残念ながら融資条件においての交渉がまとまらなかったというふうに確認をしております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 枚方信用金庫さん、引き受け金融機関に決まりましたよね。その際は、12億円の融資を受けることで、そのプロジェクトファイナンスの協議が締結、一旦されましたよね。されたんじゃないんですか、そういう認識なんですけども。そしたら、まず今回、プロジェクトから外れた枚方信用金庫さんに対しては、まず違約金なんかは請求できるんですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  何かの契約や協定を締結しているわけではありませんので、そういったことはございません。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) プロジェクトファイナンスの協議締結という文言が、ニュアンスがちょっと違うかもわからないんですけども、それを締結されたという報告は聞いたんですけど、実際はそういったことはなかったわけですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  私、ことしの4月1日から今の職を拝命しておりますけれども、その時点でそういったものは確認をしておりませんし、私の部下に確認をしたところ、そういったようなものもないということでございますので、先ほど申し上げた答弁のとおりでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) そしたら、前任の東部長はどうですか。僕は当然、金融の面で枚方信用金庫さんとそういった締結、協議されたと認識してたんですけど。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  枚方信用金庫さんと、まず締結してるのは、あくまで包括連携協定ということですので、まちづくりに関して一緒に進めていきましょうという連携協定を結ばさせていただいたいうのは、これは事実でございまして、その中で、具体的なプロジェクトファイナンスについての締結については、今、先ほど北本部長が答弁されたとおりということでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 本市の街づくり委員会で、議論の中で、枚方信用金庫さんからは12億円の融資が決定しておりますと、本市が預け金みたいな形で2億円を融資すれば、出資すれば事が前に進むというような答弁いただいたような気がするんですけれども、実際は12億円の融資が決まっていたわけではないということですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  はい、そのとおりでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) いろんな声が周りの議員からも聞こえるんで、ちょっと私自身だけの勘違いかなと思ったり、思わなかったりなんですけども、ちょっと次に、そしたら質問をさせていただきたいと思います。  先ほど、住宅の建設の規模の問題でありますとか、さまざまな要因で枚方信用金庫さんから最終的な融資が取りつけられなかったということでありますけれども、東北銀行さんと今協議中ということなんですけれども、この東北銀行さんとは幾らの融資で協議を現在されていらっしゃいますか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  東北銀行がつくられましたプロジェクトファイナンスのシンジケートローンの計画書に基づきますと、14.3億円でございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 14.3億円で折り合いがつけば一件落着ということになると思います。  本来の公民連携事業であれば、民間のパートナー企業であります東心株式会社さんみずからが資金調達をして、その解決策を見出すのが公民連携の本旨だと思うんですけども、その点について、東心さんはどういった動きをされましたか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  今回の事業スキームにつきましては、PPPエージェント方式をとっておりますので、直接東心株式会社がファイナンス協議をやっているというわけではございません。その役割については、大東公民連携まちづくり事業株式会社、すなわちコーミンのほうでエージェントとしてその取り組みをやってるという位置づけになってございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) そしたら、今回の引き受け金融機関の変更に伴っては、PPPエージェントであります、いわゆる片仮名のコーミンですね、あの機関が中心でファイナンスを組み直したということですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  はい、おっしゃるとおりでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ちょっと、時間もないので、総括的な質問になりますけども、当初、北条プロジェクトによって、子育て世帯の新たな流入などの成果が見込まれるということでありましたけれども、実際は、皆さん御存じのように、借上公営住宅についても、当初80戸であったのが74戸に6戸減少と、民間4戸であったのが、これがゼロになって、トータルで6戸の減少ということで、しかも、新たな世帯の流入は見込めないという結果になっておりますけども、この点について、市の見解をここでちょっとお聞きしたいと思います。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  当初の目的でもございますココロもカラダも幸せに暮らせるまちの住宅地を構成するという考えについては、現段階でも継続中でございます。  今、金融機関からの融資について、もともとの当初の計画であった枚方信用金庫さんから東北銀行さんに移行しているという状況ではございますけれども、その他の工事関係でありますとか、それから中に入っていただく協力的な企業様の関係については、現在もなお、それは死守できているというような状況でございますので、あと東北銀行様を中心とする融資の関係をまとまるよう、今現在、鋭意努めているところでございます。このことについて、まとまりましたら、当初の目的どおりの事業が実現に向かうという段取りで物事を進めておりますので、今、現段階では、コーミンを中心とする融資の状況ですね、それをまずは取りまとめていきたいというところに傾注しているところでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。
    ◆14番(水落康一郎議員) あともう1点、その公民連携事業の目的の1つに上げました地域経済の循環というものがございまして、これについても地元の建設会社が請け負うのではなくて、結果として豊中市の会社ですかね、が請け負うことになったと。その理由として、仕様書の代替案の提示で合意したということなんですけれども、本来であれば、当初の仕様書のまま、資金繰りが厳しい、条件が厳しいのであれば、そちらのほうを解決して、あくまでも地域経済の循環ということであれば、市内の会社に請負をさせるべきだったと思うんですけども、この点についての見解もお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  大阪万博などの影響によって建築資材の高騰ですとか、それから職人さんの不足による人件費の上昇、そういったことが建築の見積もり額が設計時に積算しました予定額を大幅に上回る状況になっておったというようなことが、そもそもの原因であろうかと思います。  今、水落議員がおっしゃったように、地域経済の活性化云々のことを考えますと、やはり市内事業者を中軸とした対応を講じていくべきだと思っておりますけれども、今の申し上げたような理由から、木造建築物に対しての実績を持たれる東周建設株式会社様のほうに公民のエージェントが東心株式会社とともに契約を結んでいくという段取りになっているところでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) まあ、なかなか当初描いてたスキームと大変大きく異なってきておりますので、なかなか厳しいと思いますけれども、またこれからの推移を見ていきたいと思います。  次に、市有財産利活用方針についてなんですけども、以前といいますか、昨年の10月1日に公民連携特別委員会で、いわゆるロングリストでありますとかというリストとか、概要、個表などの説明を受けてから、とりたててほかに報告案件がなかったと思うんですけども、これについての進捗についてはいかがですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  ロングリスト、ショートリストの関係につきましては、従前公表させていただいてるとおりで、今現在、大きな変更はございません。  あくまで公民連携のさまざまな事業に対して、民間事業者からの提案を募集しているという状況で、今、現段階でも継続中でございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 例えば、一番事業化に近いと思われてた諸福児童センターについてなんですけども、その公益性と市としての市有財産でありますから、収益性のバランスといいますか、その辺で双方が折り合っていないのかなというふうに思っております。  この賃料の設定を、私もちょっとお聞きしたんですけども、この諸福児童センター、敷地面積が1,260平米あるということで、耐震化はされているようなんですけども、その賃料がとてつもなく高いという思いをしておりますけども、この辺の、先ほども言った公益性と収益性のバランスの中で、どこまで折り合えるのかというのが1つの僕の個人的な考えで、地元としては、もう5年も6年もあいてるということで、とにかく何とかならんのかというのが地域の声なんですけども、その点について、最後、答弁だけお願いします。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  公益性と収益性につきましては、昨日も申し上げましたけれども、まずその公益性の範囲については、少し幅広に、なおかつ我々の思いとしては、民間事業者からの御意見を踏まえて、低減させる必要があるかなと認識をしております。  貸付料につきましては、あくまで法律上の、地方自治法上の縛りがございます。ですので、条例か議会の議決を賜らないと、やはり我々としては、そこに根拠を見出せない中でのアプローチというのは、なかなか難しゅうございます。ただ、課題として今おっしゃったことがございますので、このことについては、民間事業者の意見を今後も賜ってまいりたいと感じておるところでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○寺坂修一 議長  次に、一問一答方式で、1番・大束真司議員。(拍手) ◆1番(大束真司議員) (登壇)皆さん、こんにちは。ただいま議長より御指名を受けました公明党議員団、大束真司でございます。  傍聴にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。また、インターネット中継をごらんの皆様もまことにありがとうございます。  通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  大東市は、地域住民にとってどのような認識で見られているのか。また、他市から見た大東市のイメージについて、どう向上させていくのか。まちのステータス性やポテンシャルなど、いま一度検証していく必要がございます。  市民一人一人が大東市を誇らしく語ることができる取り組みが重要であります。隣の芝生は青く見えるという人間の比較意識もございますが、それにも増して誇れる我がまちを実感できる広報と発信がうまくできていない、市民に届いていない状況を解消しなければなりません。そこで、大東市の魅力を行政自身が積極的に語っていかなければならないと思っております。立地や交通アクセス、市内交通網、独自の事業やドラマチックな歴史、豊かな自然、山緑など、さまざまな魅力があるというふうに思いますが、数えれば数限りないほどあると思うのですが、お答えください。  次に、高齢者政策についてお伺いいたします。  先日も、大東市の特徴的な施策として、元気でまっせ体操が報道されました。高齢化により身体機能が低下、少しの段差でつまずき、大きなけがを負い、寝たきりになってしまうという悪循環に陥らない予防対策が大東市発の元気でまっせ体操だと認識しております。  今後、2042年が高齢化のピークとなるまで、現役世代が1人が1人の高齢者を支えている、いわゆる肩車社会になっていると予想されております。国においても、地方自治体においても、社会保障費の増大は避けることができない事実であります。10月に始まります10%消費税の引き上げもその多くは医療、介護に充てられるわけであります。健康寿命を延ばすことこそ、自明の理であり、元気でまっせ体操のさらなる広がりが大変重要であります。  まず、現在の元気でまっせ体操の現状と、グループや参加者の増加対策はどのように取り組んでいるのかお答えください。  また、増加対策として、紹介制度を設け、参加者が横のつながりで積極的に勧誘できるような、勧誘ポイントなどの付与制度なども設け、多くの方がかかわれる環境をつくるべきであると思いますが、お答えください。  もう一つは、生活サポート事業であります。  介護保険を使わず、安価で日常のちょっとした用事など、サービスを選択することができる施策として、これも大東市の特徴的事業として内外に周知されているところであります。  現在、生活サポーターは600人に及び、当初より多くのサポーターが登録していただいております。しかし、その中で、実際にサポート活動を行っている登録者は3分の1にすぎないと聞いております。せっかくサポーターの登録をしていただきながら、一度も現場へ行ったことのない方もいることは、事業の見合いとして、どう考えているのかということでございます。登録者全員が何らかの実動を行えるような環境整備と工夫が必要ではないでしょうか。そうすることにより、大変有効なサポート事業として機能していくはずであります。サポート事業の特徴である30分250円で現金か、時間貯金が選択できますが、市も補助額を増額させ、もう少し割得感を得られるような、モチベーションが上がるような拡充を行う必要があると感じます。お答えください。  次に、教育環境の改善について質問いたします。  この10月より消費税率10%の引き上げが行われるに伴い、幼児教育の無償化も実施されます。公明党はこれまで教育全体の無償化を目指し取り組んでまいりました。貧富の格差が教育を受ける権利を阻害することがないよう、国が教育については責任を持って行うべきであります。教科書の無償配布については、国政の現場で初めて発言し、実現をしたことが教育政策の公明党の原点でございます。そして、小・中学校の給食費の助成は今後の大きな課題であります。小・中学校の給食については、現在全員喫食で実施されております。それは食育との位置づけが明確化され、教育の一環となっておるからであります。食育とは、食材の成り立ちや栄養素などを学ぶ機会であり、食することへの感謝の心を養う重要な教育であります。  そこで、給食費の無償化についてお伺いをいたします。  市の考え方や予算などをお答えください。  最後に、住宅政策について質問いたします。  現在、大東市でも空き家が増加いたしております。  そこで、空き家等対策協議会で、空き家対策の計画作成のもと、空き家の活用方法については、リフォーム代の補助金創設や解体費用に対する補助金も始まっております。重要なことは、空き家が減るだけではなく、新しい住宅政策として、流入対策として、実効力のあるやり方で結果を出すということであります。まずは、大東市の抜本的な空き家活用、住宅政策としてどう取り組んでいるのかをお答えください。  再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  (登壇)大東市の魅力についてお答えいたします。  本市は、都心に近いにもかかわらず、豊かな自然や歴史を有するまちであります。かつての天下人の山城として、今も石垣が残る飯盛山は、歴史資源が多数存在し、そこからの眺望は、他市にはないすばらしいものであります。  また、だんじりまつりや河内音頭・江州音頭など、世代を超えた地域伝統文化行事が各地域で受け継がれております。  鉄道の交通アクセスもよく、ことし3月には、JRおおさか東線が新大阪駅まで開業するとともに、2029年には大阪モノレールが南伸し、さらにアクセスが向上する見込みです。  コミュニティバスについても3路線、東部地域では予約制の乗合タクシーを5コース、南部地域にはワゴン車両によるコミュニティバスを運行するなど、市民の移動に寄与しているところでございます。  このような本市の魅力、好立地を生かして、その魅力を磨き上げ、これまでにはない新しさを生み出す取り組みを市民と行政が一緒になって進め、本市の誇れるところを最大限に見出し、シビックプライドの醸成に努めてまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)大東元気でまっせ体操についてお答えいたします。  大東元気でまっせ体操は、大東市オリジナル健康体操として平成17年度から市民に普及を開始し、令和元年8月現在では122団体、約2,300人の高齢者に毎週参加していただいております。体操グループや参加者をふやすための取り組みとして、各地域で介護予防相談会を実施し、自身の心身状態の自覚や介護予防の必要性の理解を促し、大東元気でまっせ体操の継続実施グループの促進や新規体操グループの立ち上げにつなげております。  また、参加者への特典としましては、体操参加証の提示により、市内の協力店で割引等を受けることができます。  現在、多くの方が口コミによる参加でありますが、御提案いただきました紹介者へのポイント付与も含め、参加者がふえるように、さらに魅力的な取り組みを研究してまいります。  次に、生活サポーターの拡充についてお答えいたします。  生活サポーターの登録者数は令和元年8月末現在で691人、そのうち実際活動していただいているサポーターは約70人おられます。現在のところはサポーター数と御利用のバランスはとれていますが、今後利用者が増大することが見込まれますので、一部のサポーターに負担が偏らないよう、若者や子育て世代の親等へのサポーター登録のさらなる呼びかけを行い、サポーターの増加を目指してまいります。  また、活動の継続支援や活動に至っていないサポーターの掘り起こしについては、生活サポートセンター内にサポーター同士の情報交換や情報共有が行える場所を設け、さらに事業が促進するよう努めているところです。  その他、サポーター活動へのお礼と交流を目的にした茶話会を毎月開催し、サポーター同士の懇親を図る取り組みも実施しております。  今後におきましても、創意工夫を凝らしたさまざまな取り組みを実施し、サポーターの拡充を行ってまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  (登壇)学校給食の無償化についてお答えいたします。  学校給食は、栄養バランスのすぐれた食事を提供し、児童・生徒の健全な育成を促すものであり、給食費につきましては、学校給食法において保護者が負担することとなっており、給食費を有償としているものでございます。  なお、経済的な理由から就学援助を受給されている御家庭からは、給食費は徴収しておりません。  現在、一部自治体が給食費の無償化及び一部補助を実施している状況がございますが、文部科学省におきましては、その判断は地域の実情に応じて設置者が判断すべきとの考えが示されております。  また、無償化に係る経費につきましては、平成30年度決算から試算しますと、年間約2億8,000万円程度の財源が必要と見込んでおり、無償化の導入につきましては、慎重に検討・判断すべき事項であると考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)空き家政策についてお答えします。  本市では平成29年3月に策定いたしました大東市空家等対策計画に基づき対策に取り組んでおります。  本市の空き家の状況でございますが、平成28年度に市域全域の空き家等実態調査を行い、約2,500戸の戸建て及び長屋の空き家が存在していることを確認しております。  空き家の対策については、市場への流通を促進することを目的に、平成29年度から隣接地等取得補助事業を開始し、50平米以下の狭小な隣接地を取得する費用として最大50万円を補助しており、平成29年度に6件、平成30年度に5件の御利用がございました。  なお、平成30年度には空家リフォーム補助事業として、空き家期間が1年以上の戸建てまたは長屋住宅において、リフォームを行う工事費に対し、戸建て住宅は最大20万円、長屋住宅は最大50万円を補助する事業を開始しております。  また、木造住宅等の除却補助として、旧耐震基準で建築された耐震性のない木造住宅等を除却する費用として、戸建て住宅は最大30万円、長屋住宅は最大90万円を補助しており、平成30年度に7件、30戸の御利用がございました。  これら補助制度の普及啓発に努め、空き家の利活用、民間流通の促進に取り組むことにより、空き家等の対策をより一層推進してまいります。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、大東市の魅力の発信でございます。これはもう何度も私もやっておるんですが、ちょっと角度を変えていきたいなと思いまして、また再度質問させていただいておりますが、大東市はこのような大阪市、東大阪市、大きな市に囲まれて、小さな市でございます。こういった形状を見ると、本当に目立たないところかなと思うんですけども、もっともっと、先ほどの東部長からの答弁がありました、もっともっと細かく言っていただけるんかなと思ったら、さらっと、これじゃあ、なかなか市民には伝わらないなと実感をしたわけであります。  先ほど言った交通アクセスも本当によくなりました。おおさか東線、これは本当に魅力的な路線となったわけでありまして、鴫野、その手前の放出を経由するんですけども、大体住道から新大阪まで22分という、本当にこの短い時間で到達するという、これは本当に大きな路線の拡大でありました。  そしてまた、今度2029年にはモノレールができます。このモノレール、大東市も少し敷地を通るということで、協議会に入っておりますけども、大東市に恩恵があるのは、やはり何と申しましても、門真南駅、そして鴻池駅を経由するということであります。鴻池新田駅は、住道から1駅、そしてまたそこからこの鴻池新田駅から1駅で門真南へ、このモノレールで到着をすると。この門真南は、やはり何と申しましても、鶴見緑地線が市内まで走っているという線でもありまして、ここをまたアクセスとして使える、このような恩恵があるわけでありまして、どんどんと大東市が今までアクセスできてなかったところに短い時間で到達できるというような、本当に利便性の高い事業があるわけでありまして、こういったことをどんどんと広報していかなければならないと思っております。  そして、市内の交通も、これは本当に充実しております。このような3台のコミュニティバスが走っており、先ほども言いましたように、中垣内から10人乗りのバスも今走っておるというような形でございます。将来はもっともっと細かく路線を拡大をしまして、小さな乗り物で数多く走れるような、そういった交通網の構築をまた提案をしてまいりたいし、やっていただきたいなと思っております。  そして山間部には、このようにデマンドタクシーが走っており、これは乗合ではありますけど、少し使いにくい部分もあるんですけども、地元の要望に応じて、さらにコースもまた工夫をしていただく、このようになっており、高齢者の方々の足として充実したこの体制であります。大東市は18平方キロメートルしかありませんけども、その平野部においては、12平方キロメートルしかないわけでありまして、こういったところに網の目のように、コミュニティバスが走っていることも、本当に魅力的な、このまちとしての魅力であります。  そして何と申しましても、今は公民連携事業、こういったことを今やっているわけで、今、さまざまな議員さんから厳しい御指摘がございましたけども、これは1つの通過点であるというふうに僕は思っております。公民連携事業が、やはり軌道に乗ってくれば、大きな大きな財政改革にもこれはつながっていくわけでありまして、これをどううまく活用していくかが、今後の課題であります。透明性と公平性、しっかりとこれを表示をしながら進めていただければというふうに思っております。  そしてアクティブ・スクウエア、これも公民連携の事業、今、発信拠点になっておりまして、これも本当に今、大相撲などの滞在場所として、湊部屋が滞在し、そしてこれは二所ノ関一門の合同稽古でございます。これも前議会で紹介をさせていただきましたが、テレビ報道でも、これは放映されたわけでございまして、こういったところがどんどんと報道によって発信をされていくということも、1つのメリットであります。  そして今後、先ほど応援村の話がありましたけど、ホストタウンとして、コロンビアの、このパラリンピックのパラリンピアンの事前キャンプにこれを締結をされたということで、これも施設にとっても大きなメリットであるし、そして大東市にとっても、この大きな大きな広報となることは間違いありません。こういったことを、その期間中まで活用していただいて、どんどんと発信の機会をつくっていくことが重要であります。高齢者や障害者にやさしいまち・大東市をアピールしていく絶好のチャンスでもあり、アクティブ・スクウエアは宿泊施設もありますから、そういったことをどんどんと発信をして、宿泊施設の少ない大東市にとっても、非常に有効なこれは宣伝になっていくんじゃないかと思っております。  そして、あとは今出ている、この間、実は8月の末に車椅子ダンスのこれは発表会があったわけでございます。こういった車椅子の競技、先ほども出ましたように、車椅子ラグビーの練習場所になっております。そういった使い方ができる体育館というのは、非常に大阪でも少ないわけでありまして、ここがその拠点となっていることが大きな大きな、大東市にとっての味方になるんじゃないかと思います。これは、安倍昭恵さんがそのとき来ていただきまして、本当に挨拶もしていただいて、皆びっくりしたわけでございますけども、この安倍昭恵さんがこのときの模様を動画でインスタグラムに上げていただきましてね、それがもう実は1万件を超えるアクセスがあって、この十分にアクティブ・スクウエア、大東市を宣伝をしていただきました。これも大きな大きな使い方の1つだというふうに思います。  そして歴史ですね、これも重要であります。今、三好長慶の件もありましたけども、今、新しい石垣が見つかったということで、こういったことも大きな味方としながら、国史跡指定へ向かっていっていただきたいというふうに思います。  そしてまた、この三好長慶のドラマチックな歴史は、十分に大河ドラマに資する内容となるんじゃないかというふうに思っておりますので、どうかこの件も、どんどん市がやっぱり力を入れて各関係団体とともに頑張っていただければなというふうに思っております。  そして、財政的な面でも大東市は頑張っておりましてね、これも議会の意思でやった件でございますけども、プールの改修事業においては、1校分で3校分をやるという、こういったことも大東市どんどん宣伝したらいいと思います。最新の工法でこういうことができたわけでありますから、こういったことも1つの魅力として、財政改革に挑戦する大東市として広報していっていただければなというふうに思っております。  こういったことをやっていることを、もっともっと、広報するにはどうしたらいいのかというふうに思うんですよね。もっともっとお金をかけて、宣伝してもいいのじゃないかというふうに思ってます。大東市の魅力というのは、ほかの市にもない、この山緑とか、さっきありました公民連携事業とか、そして交通アクセスがあるわけですから、こういったことを生かして流入政策に取り組んでいくべきであります。  これ、実は寝屋川市がテレビCMをしております。こういったことは、行政でできるのかと思っておりましたが、やってたんですね、隣の寝屋川市がこれをやってるということで、この時間も、放送時間もこれ書いてありますとおりに、寝屋川がつくったPVを、こういった読売テレビで放送して、CMする時間をとっているということで、どんどん、本当にもっと大東市はもっとすぐれた魅力を発信できるまちですから、やっていけばいいなというふうに思っております。この件について、もう一度答弁お願いします。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  情報発信につきましては、広報紙やチラシ等の紙媒体、ホームページやフェイスブックなどのウエブ、イベント実施、マスコミPR専門会社と連携を図り、新聞や雑誌など多様な方法により市の魅力発信を行っております。  先ほどお話にありましたように、2020年のオリンピック・パラリンピックが開催されるに当たりましては、ホストタウンとしてコロンビア共和国と連携の協定を結んでおります。選手との交流やコロンビア共和国との文化交流等を実施しまして、本市のポテンシャルや魅力を国内外に発信していきたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ぜひともそれに力を入れていただくのも当然のことだというふうに思います。  ちょっと、ホストタウンの話が出ましたんで、少しお聞きいたします。今後、そのホストタウンに関して、広報していくとともに、大東市の魅力をどう発信していくのかも重要なことだというふうに思いますので、このホストタウンに関して、コロンビアとの締結がございましたけども、今後のスケジュールについて、ちょっと教えていただけますか。 ○寺坂修一 議長  東戦略企画部長。 ◎東克宏 戦略企画部長  先日、コロンビア共和国とのホストタウンの受け入れの締結をした後に、今予定されている競技というのが車椅子のバスケットと、ウィルチェアラグビーの2競技を予定させていただいておりまして、特に車椅子バスケットについては、既に来年度のパラリンピックの出場が決まっておりますので、事前の事前の合宿として、4月に一度合宿に、アクティブ・スクウエアに来られるということをお聞きしており、選手村に入る前の8月に事前の合宿ということで、二度ほど車椅子バスケットチームについては大東市のほうに滞在をされる予定と。ウィルチェアラグビーのほうについては、まだ本戦のほうが確定しておりませんので、確定いたしましたら事前合宿が恐らく8月に行われるという予定になっております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 来年の4月、このバスケットチームが最初に訪れるわけですが、それまでの間に、まだ時間があるわけで、半年ほどあるわけですから、その間にも、さまざまなこのパラリンピック、そしてそれが滞在するアクティブ・スクウエアの広報というのを合わせて、うまく活用しながらやっていけばいいかなというふうに思っておりますので、こういった施設があることによって、公民連携事業の広報、そしてまた施設の広報ができる、そういった活用方法をいろいろこれからも組み立てて、ぜひとも行っていただければというふうに思います。
     先ほどの話に戻りますが、お金を使ってCMをという話でさせていただきました。この寝屋川市の取り組みというのは、非常に参考に私もなっております。もっともっと、大東市の魅力を発信するために、もう少し手厚くお金をここにかけて、大東市の魅力を発信してもいいんじゃないかと、このように思うわけでございます。このことについて、大東市の魅力と、総合的な発信の施策について、東坂市長にお聞きしたいと思います。 ○寺坂修一 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  情報の発信については、最も重要なのは、そのコンテンツでありまして、コンテンツが非常に豊富であるという状況を大東市は達成をしておりますことから、これをいかに発信するかという、今度は発信のテクニカルな部分が問われるのかなというふうに思っております。  アクティブ・スクウエアにつきましては、ほん数年前に、ジョン・ウー監督の映画シーンの撮影もあったわけですが、こちらのプロモーションについては、成功したかどうかといいますと、余り芳しくなかったというふうに思ってございます。マンハントという映画のヒットが想定以下であったこと、それから大東市で撮影されたシーンが、大東市色が余り出ていなかったこと、字幕スーパーで大東市は出たものの、主役の2人が、余り大東でフィーチャーされなかったことなどを考えますと、そういったことを十分の反省材料といたしまして、コロンビアの選手たちの誘致と、地元子供たちや市民との交流を前向きに、明るく元気よく発信するすべを、この糧を生かして進めていきたいなと考えております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) お金をかけてということについては、ちょっと御答弁いただけなかったと思いますけども、ぜひともこのような形、私も望んでおりますので、ぜひともまた一緒に考えていただければというふうに思っております。  他市と同じことをすることはないんですけど、しかし、大東市の持つポテンシャルというのをどう発信していくかが重要な課題、これを解決するためには、大きな大きな報道メディアに対するアクセスするのが非常に大事かなというふうに思っておりますので、いいことを報道してもらうためにも、積極的にCMに出すということも大事かなというふうに思っておりますので、最近は暗いニュースが続いておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、元気でまっせ体操です。  元気でまっせ体操、非常に重要なこれは取り組みでありまして、もう2,300名の方が週に一、二回は来ていただいているということであります。  やはり、元気でまっせ体操の取り組みというのは、高齢者の、いわゆる対象者に対して、今、どれぐらいの割合なのかということも換算をしていかなきゃなりませんし、これ自体が、先ほどありましたように、介護保険の減少とか、医療費の抑制とかにつながっていくわけでありますから、もっと力を入れていかなければならないと私は思っております。先ほどの答弁では、少し触れておりませんでしたけども、この横・横のつながりの付与ポイントについても積極的に取り組んでいただくというふうにありました。まず、聞きたいのは、この対象者、65歳以上の対象者に対しては、今、どれぐらいの割合になっているのか教えてください。  生活サポーターを先にやりましょうか。  生活サポーターは、今690名の申し込みがあって登録をされているという、その中に実は、前も言いましたけど、大阪産業大学のサッカー部の200名が入っているということをお聞きしております。こういった方々が実際に動く段階になれば、今は70人しか動いていない、一人一人にその負担が実はかかっている状況が生まれているんです。だから、ちょっと遠いところに行ってくださいというふうなサポーターの方もいらっしゃいますから、これ690人おったら、市内のどこかに近い方がいらっしゃるわけでね、いわばそういった人を活用すればいいわけで、登録していただいた方々に、やはりどう動いてもらうかの規約を最初に設けるべきだと私は思ってるんですよ。そういった意味で、実動をすることによって、大きな大きなサポートになるわけでありまして、この事業自体はすぐれたものであると私は思っておりますし、どんどんと今、視察もふえているわけでありますから、そういったことについてお聞きしたいというふうに思います。どうですか。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  今現在、登録はされていますけれども、活動が眠っているというか、活動されていない方、多数おられますので、実際活動してもらえるのかどうかの調査を今、これから始めようとしております。  登録はしたけれども、将来活動したいとか、あるいは当時は活動をしようと思ってたけど、何らかの事情で活動できなくなったとか、いろいろ事情あると思いますので、その辺の実態調査を始めたいと思っているところでございます。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) まず、このサポーターになるに当たって、講義を受けるわけでありまして、ここの中で、実際に体験をしていただいて、サポーターになっていただくような制度、それか、あるいは登録していただいた瞬間に、1カ月以内にサポート事業を体験していただくような仕組み、これが必要になってくるんじゃないかというふうに思います。行って、やはり1回行った人は、リピートをして、次も行きたくなるとおっしゃっておりました。ただ、時間がたって、何回も行くと負担がふえてきて、割得感がなくなってくるということであります。そういうことも含めて、私が壇上で言いましたように、今、30分250円になっておりますけども、これを300円、400円、私は500円ぐらいにしてもいいんじゃないかというふうに思っておるんですよね。この制度を生かしていくためには、やはり割得感がなかったらあかんし、働いてはる人もおっしゃっておりました。250円では、少し何かしんどいなというふうに、もちろんボランティアの精神でやれというのはわかるんですけど、もう少し手厚いものがなければあかんなというふうに思ってるんですけど、それについてちょっと答弁お願いします。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  生活サポーターの料金設定につきましては、他の介護サービスとの自己負担分とのバランスを考えて設定しておりますので、このサービス料が余りふえてしまいますと、他の介護サービスと差異がなくなってきますので、ちょっと差別化という意味で、これぐらいの金額設定ということにしております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) だからこそ、私が言いました市の補助をサポーターにしてあげるというのが大事でね、こういったことでそれから割り引くと使用者の、活用されてる方も恩恵がなくなってくるわけでありまして、サポートをしてはる方に恩恵があるような形の補助をしてくれという話なんです。これについてもう1回。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  サポーターさんの確保、非常に重要でございますので、どういった形で魅力のある制度にしていくか、ちょっといろいろ検討してまいりたいと思います。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ぜひとも、そのあり方について、サポーターさんからの御意見も踏まえながら、いいものにしていっていただければというふうに思います。  先ほどの質問の答え。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  どれほどの割合の方が登録されているかということですけども、サポーターさん、活動していただいている多くの方は60代、70代の方、確かに多いんですけれども、中には30代、40代、それから学生さんの登録もございますので。  済みません、ちょっと勘違いしてました。  申しわけございません。65歳以上の方の中で、元気でまっせ体操されてる方の割合でございますが、7.66%になります。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 全体でいってもそういう形になりますので、これを10%、20%にしていく、これが必要な施策じゃないかというふうに思いますので、この元気でまっせ体操、非常に全国では有名でありますけども、やはり市内でかかわる方をふやしていかないと意味がない。そうでしょう、だからそのことについて頑張っていくということをもう一度表明してください。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  全国的にも非常に注目されております。地域の自主的な活動として、非常に先進的な取り組みということで注目もいただいておりますので、これが将来にわたって続くような形でいきますように、創意工夫をして、魅力のある取り組みにしてまいりたいと思います。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ありがとうございます。別に奥野部長に恥かかすために言ったんじゃないんで、頑張ってくださいね。  それでは次の教育の質問に移りたいというふうに思います。ごめんなさい、認知症忘れてましたね。認知症も大事な質問ですので、これも答えていただければというふうに思います。  認知症対策、相談窓口、今つくっていただいて、オレンジプランというのがありまして、全国でもさまざまな団体が、自治体が、認知症の早期発見について力を入れている。なぜ、早期発見に力を入れているかというと、これで認知症の発症がおくれていくわけでして、これを早期発見をする仕組みをどんどんと今、呼びかけて、市民にどう受けていただくかということでやっております。もう一度、この早期発見についての施策、教えてください。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  認知症の早期発見につきましては、身近な親族や近隣住民、支援機関が対象者の異変に気づくことが重要でございます。気づきのポイントや相談先については、「高齢者のための暮らしの情報」の全戸配布や認知症サポーター養成講座等により啓発を図っているところでございます。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) これは全国で認知症が原因で行方不明者になっている数が出ておりました。大阪が届け出は断トツに多いということで、大阪で非常に問題になっているなというふうに思いますし、また死亡確認が、その割については低いんですけども、20名を超える方が亡くなられているというふうな形があります。こういったことについて、全国での取り組みというのがこのようになっておりまして、例えば、市が75歳以上の市民の認知症検査を、最大7,000円補助をするというような取り組みもされているところもあります。いわゆる早期発見をするために、どう皆さんに促していって、検診を受けていただくか、また、アンケートなど取り組んでいただいた後に、そういった対象の方に連絡をするとか、さまざまあるというふうに思います。こういったことも介護費用や医療費用を抑えるポイントになってくるんじゃないかというふうに思っております。または、認知症発症の方の徘回時の事故等に救済制度、これは前に私も紹介させていただきました神戸市です。これは、税額に400円の、全市民に負担がかかるというようなやり方でしたけども、もっともっといいやり方があるんじゃないかというふうに思うんですけど、今後のそういった取り組みについて、何かヒントがあるなら教えてください。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  全ての高齢者に対して、均一的な施策ということになりますと、大変効率も悪うございますので、現在、本市で取り組んでおりますのは、早期発見・早期治療につなげるということで、認知症初期集中支援チームというのが平成28年から結成されておりますので、適切な時期に適切な介護や医療につなげるということで、医療・介護の専門職から成るチーム員が訪問し、早期の診断・対応を図っておりますが、こちらのほうを進めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 認知症を発症した御家族は大変でね、私も何件か相談に乗っておりますけども、やはり一体型、つまり生活に影響があるということで、医療費や介護費、そういったことが補助されない場合がありますので、大きく生活費をオーバーする場合があります。そういった場合も一体型で、1つの窓口じゃなく、つなげるような形の、さまざまな形の相談窓口につなげられる体制をぜひともつくってほしいなというふうに思いますので、答弁お願いします。 ○寺坂修一 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  地域包括支援センターはもちろんですけれども、CSWですとか、また、自治会、それから福祉委員等々、地域の方の御協力もいただいて、連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) これからも、私も求めていきたいというふうに思いますので、そのあり方って、さまざまあります。ありますけども、大東市独自のやり方、大東市が持っているさまざまな状況があります。患者の数も違うし、発症の仕方も違うと思うんで、それに合ったやり方をしっかりとまた精査をしていただいて、私も提案をしていきたいなというふうに思っております。  教育に移りたいと思います。  先ほども給食費の無償化ということを提案をさせていただきました。2億8,000万円というお答えをいただきました。決して無理な数字ではありませんけども、さまざまな方々の考え方もある、給食費ぐらい自分で出せよというような方もいらっしゃる。しかし、食育と名乗るならば、教育であります。教育の中でしっかりと取り組んでいくというのが私は大事かなと思っております。これもまたしっかりと公明党として訴えていきたいというふうに思っております。  次に、校務支援システムでございまして、これはもう何度もやっておりますけども、これについてなぜ、導入がいまだにできていないのか、なぜ予算化されていないのか、財政のほうに聞きたいなというふうに思いますけど、どうですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  昨日も同じような御質問を頂戴しましたけれども、この本会議におきまして、個々の事業の予算の編成については答弁御容赦いただきたいと思います。  ただし、市民の皆様からいただいた大切な税金を大切な事業に使っていく、この精神でもって今後においても予算編成を講じてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) これは教育の現場にとって大きな働き方改革になります。大きな時間の削減にもなりますし、能率が上がるわけでありまして、そしてまた雑務が減る、そして子供たちに向き合う時間がふえてくるわけであります。こういったことを大阪市は2011年から導入をしている、もう今、新しい校務支援システムに変えて、そして今何をしているかといいますと、今、そういった雑務を、これ中村ゆう子議員もおっしゃっておりましたけど、そういったコピーをとる方とか、印刷する方の雇用を今しようとしている、その段階です。非常におくれているなというふうに思います。これはなぜか教えてください。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  議員御指摘のように、校務支援システムの導入につきましては、文部科学省のほうからも働き方改革に向けた環境整備、大きく進むものと提言されております。本市教育委員会としましても、この校務支援システムの導入につきましては、業務の効率化だけではなくて、高質化においても大きな効果があるという認識を持っております。  現在、働き方改革につきましては、校務支援システムという以外の部分で、できることからするということで、さまざまな今取り組みを進めておるところでございますけれども、今後その働き方改革の施策の1つとして、校務支援システムの導入についても検討を重ねてまいりたいと、そういうふうに思っております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) この答弁を聞いて、北本部長、どういう感想ですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  手厳しい御質問を頂戴しておりますけども、個々の答弁については差し控えさせていただきたく存じますが、ただ、先ほども申し上げましたように、必要に応じて、皆様からいただいた大切な税金を使っていきたい、この精神については忘れないように講じてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ぜひともこの校務支援システムは、教師にとっても働き方改革になるということもありますけども、その影響が子供たちに大きく出てくると教育改革にもなるということでありますので、ぜひともお願いをしたいというふうに思っております。  次に、空き家対策でございまして、こういった連棟の住宅が空き家になって、大変近隣の方々も心配をしている。昨年の台風21号におきましても、こういった所在不明の空き家の屋根が飛んで、そして隣に直撃をしたということがございました。誰に言ったらいいかわからないということもございましたし、こういった空き家を実は活用していくべきだというふうに思うんですね。それが空き家対策だというふうに思います。  今、市が協議会を持って空き家対策を進めていらっしゃることは十分に認識をしております。これも、やはり新しい流入の対策としていかなければなりません。空き家が多いということは、その新しい住むところがあるということの逆転の発想で、若い世帯は結構マンションが大阪市内にあったりしますけども、やはり一軒家に住みたいという思いはあるみたいでね、新しい住宅がどんどん建てば、そこに若い方たちが子育て中の方が本当に住んでいただける場所であると、私はそう思ってます。そのためにも、住宅事情が悪かったら来ないわけでありましてね、これだけの住宅が大東市にあるということを宣伝することも必要ですし、この空き家を活用して、どんどん新しい住宅に建て直していく仕組みが必要であるというふうに思っております。そのために、この空き家コーディネーターというのが必要になってくるんじゃないかなというふうに思っております。  危険空き家についての今対策、どういうふうになってますか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  適正な管理が行われておらず、地域住民の皆さんに防災とか、衛生とか、景観等の生活環境に深刻な影響を及ぼしているおそれのある空き家の管理につきましては、本来のところは、やはり所有者の皆さんの責任であるというふうに考えております。管理不全の空き家等につきましては、大東市の環境保全等の推進に関する条例に基づきまして、所有者への対応を要請しているところです。  改善等が見込まれずに放置しておりますと、保安上危険な状況になるという場合には、空家等対策推進に関する特別措置法に基づきます特定空家というものに最終的には指定をして、所有者に対して指導や勧告を行っていくという必要がございます。  しかしながら、長屋等共同住宅におきましては、議員御指摘のように、その一部が空き家であっても、空家の特別措置法の対象とはなっておらないことから、大阪府とか、府下市町村と連携をいたしまして、国に対して法律の対象になるよう継続して要望を行っております。  現在のところ、本市におきましては、特定空き家ということの指定はございませんけれども、実態調査に基づき、管理不全の空き家については、所有者と連絡を図りながら追跡をしております。現在、経過観察を行っている空き家、物件につきましては3件となっております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) つまり、長屋は手がつけられない状況であるということなんですよ。だから、その本人がやるしかありません。しかしながら、この空き家を持っている当事者も、どうしたらいいのかわからないというのが実はあるんですね。そこで、この空き家コーディネーターというのを採用するべきだなというふうに思っております。空き家コーディネーターについては、ちょっと画像を送っていただければというふうに思うんですけども、空き家コーディネーターは、こういった地権者に対して相談窓口をやりまして、そしてどう活用していくのかという、そういったアドバイスもしていただけます。これが公民連携の事業もやっているところあるんですけども、そういった公と相談をしながら、どういうふうにこの活用をして、潰して新しくするにはどうしたらいいのかとか、それで、例えばお金がペイになるやり方とか、いっぱい実はあるんです。活用方法っていっぱいありまして、それを相談できるのが空き家コーディネーターなんです。こういった活用をしていけば、こういった空き家を持っている長屋のオーナーも次の段階に移れるんじゃないかというふうに思っております。これちょっと答弁。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  本市におきましては、現在、空き家コーディネーターというのはございませんけれども、市民の皆さんが不動産にまつわる困り事、悩みなどの解消を目指しまして、市民からの相談に対して、不動産事業者等の専門家によります不動産の無料一般相談というのを月2回、第1・第3月曜日に事前の予約はございますけれども、実施しております。これまでに多くの市民の皆さんに御利用いただいているところでございます。  また、大阪府におきましても住宅に関する無料相談といたしまして、住まいの相談窓口を設けておられます。大阪府建築士会等の各種団体による住宅のリフォームや建てかえ、建築等に関する相談窓口も御利用いただける状況でございます。今後も住宅コーディネーターの活用につきましても、関係団体と連携しながら相談してまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ぜひとも、今相談窓口になっていただいている不動産屋さんがありますけども、そういったところからこの空き家コーディネーターを活用するNPO法人を立ち上げていただくとか、もうけにならないような、利益供与にならないようなやり方で進めていただければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○寺坂修一 議長  これをもって一般質問を終了いたします。  暫時休憩いたします。3時から再開いたします。      午後2時41分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後2時58分再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3、報告第10号「平成30年度決算における健全化判断比率について」、理事者から報告を求めます。  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)報告第10号「平成30年度決算における健全化判断比率について」報告申し上げます。  令和元年9月大東市議会定例月議会議案(追加)をごらんください。追加議案書をお願い申し上げます。  この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成30年度決算における健全化判断比率につきまして、監査委員の意見を付して報告申し上げるものでございます。  初めに、実質赤字比率についてでございます。本市における早期健全化基準は、12.15%となっておりますが、平成30年度の一般会計等の決算は、約7億9,600万円の黒字であったため、実質赤字比率の数値はございません。  次に、連結実質赤字比率についてでございます。本市における早期健全化基準は、17.15%となっておりますが、平成30年度の一般会計、特別会計、公営企業会計を合わせた決算は約48億9,400万円の黒字であったため、連結実質赤字比率も数値はございません。  次に、実質公債費比率についてでございます。これは一般会計等の公債費に充当した一般財源や公債費に充当するために行う繰出金等を合計した額の標準財政規模に占める割合でございます。本市の比率は4.6%であり、早期健全化基準の25%を下回っております。  最後に、将来負担比率についてでございます。本市における早期健全化基準は350%ですが、平成30年度決算では前年度に引き続き、本市の将来負担比率は算出されておりません。  これら健全化判断比率から、本市の財政は地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく早期の健全化は必要な状況にはないものと判断されます。
     以上が平成30年度決算における健全化判断比率についての報告でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件はこれをもって終了いたします。  次に、日程第4、報告第8号「平成30年度決算における大東市水道事業会計資金不足比率について」、理事者から報告を求めます。  延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)報告第8号「平成30年度決算における大東市水道事業会計資金不足比率について」御報告申し上げます。  議案書の4ページをお願いいたします。  本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、経営の健全性を示す指標として資金不足比率を算定し、監査委員の審査に付し、その意見をつけて、議会に報告するものでございます。  平成30年度の決算におきまして資金不足は生じておりませんので、資金不足比率につきましても数値はございません。  以上、よろしく御理解賜りますよう、お願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件はこれをもって終了いたします。  次に、日程第5、報告第9号「平成30年度決算における大東市下水道事業会計資金不足比率について」、理事者から報告を求めます。  延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)報告第9号「平成30年度決算における大東市下水道事業会計資金不足比率について」御報告申し上げます。  議案書の5ページをお願いいたします。  本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、経営の健全性を示す指標として、資金不足比率を算定し、監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に御報告するものでございます。  平成30年度決算におきまして、資金不足は生じておりませんので、資金不足比率につきましても数値はございません。  以上、何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件はこれをもって終了いたします。  次に、日程第6、議案第52号「新田中央公園防災備蓄倉庫建築工事請負契約について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第52号「新田中央公園防災備蓄倉庫建築工事請負契約について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  暫時休憩いたします。      午後3時05分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後3時05分再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立多数であります。よって議案第52号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第7、議案第53号「平成30年度大東市水道事業利益剰余金処分について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第53号「平成30年度大東市水道事業利益剰余金処分について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第53号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第8、議案第54号「大東市立住道駅東第一自転車駐車場及び大東市立住道駅東第二自転車駐車場の指定管理者の指定について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第54号「大東市立住道駅東第一自転車駐車場及び大東市立住道駅東第二自転車駐車場の指定管理者の指定について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第54号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第9、議案第55号「大東市新庁舎整備基本計画の策定について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第55号「大東市新庁舎整備基本計画の策定について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成少数で否決すべきであると決しました。  なお、本件に対して反対、賛成それぞれの討論があったことを申し添えます。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第55号「大東市新庁舎整備基本計画の策定について」日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。  この計画は、消防跡地プラス周辺地への移転新築を前提につくられた計画です。PFI手法を使い、現在地を売却することで消防跡地プラス周辺地での建設コストを抑えることができると説明されてきました。  しかし、複合施設部分に係る整備、維持管理費用や京阪の駐車場賃貸費用など、別途発生する費用については資金計画に含まれていません。民有地購入費も含めて合計82.9億円から、さらにどれぐらい膨れ上がるのかわからない不透明な資金計画になっております。  日本共産党議員団の主な反対計画は3つです。1つ目、消防跡地は浸水、高層化、混雑などの懸念があり、防災拠点としてふさわしくないこと。2つ目、PFI手法について、イギリスやヨーロッパの会計監査が4割ほど割高になると勧告していることもあり、PFI手法には問題が多いこと。3つ目、複合化についてのリスク、また市役所が移転するからといって、周辺商業地の活性化については希望的観測であり、その根拠が示されていないことです。
     市民の願いは市役所づくりにそんなに税金を使わないでほしい、もっと身近な市民サービスを充実させてほしいということであります。市民合意の市役所づくりを求めて反対討論を終わります。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)議案第55号「大東市新庁舎整備基本計画の策定について」公明党議員団を代表して賛成討論を行います。  地方自治体を取り巻く環境は年々厳しくなってまいりました。少子高齢化は地方だけではなく、都市部にも広がり、納税をする世代はますます減少して、社会保障の対象である高齢者、シニア世代の増加は国だけではなく、大東市においても例外ではなく、財源の硬直化を迎えています。  大東市には、現在186億円、財政調整基金で47億円の基金がありますが、今後、次年度以降の予算の構成では、基金の取り崩しが発生してまいります。そのような状況の中で、庁舎の建てかえは公共事業の中で最後に行う公共事業であります。議員や職員のために多額の税金を使用しての現地建てかえには、市民の皆様の御理解がいただけないと考えるからであります。  今回の新庁舎整備基本計画では、平成20年の庁舎の耐震診断で耐震性ができていない庁舎での業務を行うことの問題点の指摘から、庁舎整備基本計画であります。  今回の新庁舎整備基本計画の特徴は、1、災害対策本部の機能を備えた庁舎である。2、駅周辺などの大東市の活性化に貢献できる庁舎建設である。3、民間のノウハウを活用した、極力税金を使わない工法である。4、庁舎の複合化で行政機関だけではなく、民間の入所を可能にした庁舎建設である。などを計画に盛り込まれています。  その結果、現地での建てかえに比較しても、数十億円の減額効果があり、市民の皆様の税金の無駄を省く内容になっております。  しかし、庁舎の場所の議論が先行して、なぜ建てかえを行わなければならないのか、その議論が先送りされた感があり、そのため、本来の建てかえの基本計画の議論は行われなかったことは、大変残念であります。  私たち公明党議員団は、現在の市民の皆様への良好な市民サービスの提供を、小さな声を聞く力として実現してまいりましたが、将来の市民の皆様への責任をとる政策も実施してまいります。今回の庁舎の基本計画は、未来の市民の皆様への政治的公約として、断じて実現していかなければならない施策と思っております。そのためにも、未来に遺恨を残さない政治的判断が必要とされます。  今、この議場にいる議員には、その判断が託されています。10年後、20年後、大東市民は言うでしょう。誰が反対をしたのか、誰が新しい時代の改革の流れをとめたのだ。歴史の証言者として、私には正確に伝える使命があります。大東市の財政健全化のためにも、大東市の活性化のためにも、大東市のイメージアップのためにも、大東市の未来のまちづくりのためにも、そして何よりも大東市民の安心・安全のため、新しい工法による、新しい時代に対応できる庁舎建設が推進されますことを強く要望して、賛成討論といたします。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案否決でありますので、原案について採決いたします。  本案について、原案に賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立少数であります。よって議案第55号は否決されました。  次に、日程第10、議案第56号「大東市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第56号「大東市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第56号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第11、議案第57号「大東市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例等の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第57号「大東市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例等の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第57号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第12、議案第58号「大東市附属機関条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第58号「大東市附属機関条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第58号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第13、議案第59号「大東市基金条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第59号「大東市基金条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第59号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第14、議案第60号「大東市市税条例等の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第60号「大東市市税条例等の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕
     討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第60号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第15、議案第61号「大東市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、議案第61号「大東市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第61号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第16、議案第62号「大東市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、議案第62号「大東市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第62号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第17、議案第63号「大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、議案第63号「大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  なお、本件に対して反対討論があったことを申し添えます。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) (登壇)議案第63号「大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」日本共産党議員団を代表いたしまして反対討論を行います。  さきの6月議会での大東市家庭的保育事業などの設備及び運営に関する基準を定める条例の改正の議論で述べたのと同様になりますけども、幼保無償化による受け皿の対応が緩和された施策によって、保育の質の低下につながる施設などが受け皿になるのであれば、子育て支援、保育環境の充実、少子化対策に対して本末転倒の事態になり得ることもあり得るのではないでしょうか。委員会においても、今回の条例の文言改正を行っても、大東市の保育に与える影響はない、今後考えられる範囲でも危惧される保育の質の低下がないと説明されました。  しかし、この改正の国基準に合わせて、幼保無償化により、この内容を見ますと、1つは食事の提供規定の変更、2つ目、卒業後の継続教育、保育の提供に係る連携施設の確保義務を緩和、3つ目、保育所型事業所内保育事業を行うものの一部については、連携施設の確保義務を免除、4つ目、連携施設の確保をしないことができる経過措置期間をさらに5年延長とございます。  こういった規制緩和により、状況によっては質の低下を招く保育を認める条件が残されていることには変わりはございません。  私は消費税負担増に依存しない保育利用料の軽減や保育環境の充実こそが望まれていると考えます。生活費負担分を補うために、保育サービスの需要をさらに求めることになれば、より保育施設の必要性が増すことにもなります。現時点での国民の求める保育充実の課題に対して、国の保育改善策は未定の部分がまだ多く、格差貧困の深刻化する中での消費税増税実施の口実となる今改正は、質の確保・向上を後回しにした目先のみの保育改革とも言えます。  以上の点から反対の討論といたします。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立多数であります。よって議案第63号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第18、議案第64号「大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例等の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、議案第64号「大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例等の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第64号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第19、議案第65号「大東市景観条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第65号「大東市景観条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第65号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第20、議案第66号「大東市水道事業給水条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
     本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第66号「大東市水道事業給水条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第66号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第21、議案第67号「大東市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第67号「大東市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第67号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第22、議案第68号「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第68号「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第68号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第23、議案第47号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第3次)について」、日程第24、議案第48号「令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」、日程第25、議案第49号「令和元年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、日程第26、議案第50号「令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」及び日程第27、議案第51号「令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について」以上5件を一括議題といたします。  本5件に関し、所管の各委員長の報告を求めます。  まず、石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第47号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第3次)の所管事項について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  次に、小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、議案第47号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第3次)の所管事項について」、議案第48号「令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」、議案第49号「令和元年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、議案第50号「令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」及び議案第51号「令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について」、以上5件の審査結果を御報告申し上げます。  本5件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本5件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  最初に、議案第47号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第3次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第47号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第48号「令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第48号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第49号「令和元年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第49号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第50号「令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第50号は委員長報告どおり可決されました。  最後に、議案第51号「令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第51号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第28、認定第1号「平成30年度大東市一般会計歳入歳出決算について」、日程第29、認定第2号「平成30年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について」、日程第30、認定第3号「平成30年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第31、認定第4号「平成30年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第32、認定第5号「平成30年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算について」、日程第33、認定第6号「平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算について」、日程第34、認定第7号「平成30年度大東市水道事業会計決算について」及び日程第35、認定第8号「平成30年度大東市下水道事業会計決算について」、以上8件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  まず、認定第1号から認定第6号までの各会計歳入歳出決算について、北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)認定第1号から認定第6号までの内容等につきまして説明申し上げます。  本案は、全て地方自治法第233条第3項の規定により、平成30年度大東市一般会計・特別会計歳入歳出決算に対する監査委員の意見を付し、同条第5項の規定により、主要な施策の成果を説明する書類などをあわせて提出し、決算の認定をお願いするものでございます。  認定第1号「平成30年度大東市一般会計歳入歳出決算について」説明申し上げます。  平成30年度大東市歳入歳出決算書の8ページをお開きください。  一般会計の歳入につきましては、表の一番上の款1市税から、12ページに移りまして、款22株式等譲渡所得割交付金まででございます。  歳入の総額は13ページ、表の左から2列目、収入済額の合計欄に記載のとおり、417億8,509万1,832円でございます。  次に、14ページをごらんください。一般会計の歳出につきましては表の一番上の款1議会費から16ページに移りまして、表の一番下の款12予備費まででございます。歳出の総額は17ページ、表の1列目、支出済額の合計欄に記載のとおり、408億7,946万2,439円でございます。前年度決算額と比較いたしますと、歳入が8.2%、歳出が8.7%、いずれも減少しております。また、次の18ページにお示しのとおり、歳入歳出差引残額は9億562万9,393円でございます。この額から翌年度に繰り越すべき財源1億990万9,000円を差し引きました実質収支は7億9572万393円の黒字でございます。
     次に、認定第2号「平成30年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について」でございます。  決算書の31ページをお開きください。歳入総額は、収入済額の合計欄に記載のとおり141億2,902万2,478円であり、前年度から18.0%の減少でございます。歳出総額につきましては33ページをごらんください。  支出済額の合計欄に記載のとおり140億2,651万7,412円であり、前年度から17.0%の減少でございます。  次のページ、34ページをごらんください。歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は1億250万5,066円の黒字でございます。  次に、認定第3号「平成30年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について」でございます。  決算書47ページをお開きください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり1,891万5,284円であり、前年度から1.7%の増加でございます。歳出総額につきましては49ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり、1,320万4,105円であり、前年度から17.6%の減少でございます。その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は571万1,179円の黒字でございます。  次に、認定第4号「平成30年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算について」でございます。  決算書の63ページをお開きください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり2,141万9,740円であり、前年度から0.2%の増加でございます。歳出総額につきましては65ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり2,141万9,740円であり、前年度から35.9%の増加でございます。その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支はゼロでございます。  次に、認定第5号「平成30年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算について」でございます。  決算書の79ページをごらんください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり94億8,017万8,731円であり、前年度から4.1%の増加でございます。歳出総額につきましては、81ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり92億871万1,654円であり、前年度から4.6%の増加でございます。  その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は2億7,146万7,077円の黒字でございます。  最後になります。認定第6号「平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算について」でございます。  決算書の95ページをお開きください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり16億4,209万917円であり、前年度から8.6%の増加でございます。歳出総額につきましては97ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり15億7,353万4,380円であり、前年度から8.4%の増加でございます。その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は6,855万6,537円の黒字でございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  次に、認定第7号及び認定第8号について、延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)認定第7号「平成30年度大東市水道事業会計決算について」御説明申し上げます。  本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の審査意見をつけて御提案申し上げ、認定をお願いするものでございます。  それでは、水道事業会計決算報告書の14ページをお願いいたします。平成30年度末における業務量は、給水人口12万791人、総配水量1,381万5,045立方メートル、有収水量1,284万9,241立方メートルとなり、前年度と比較し、配水量では1.0%の増加、有収水量では0.9%の減少となっております。  次に、ページをさかのぼっていただきまして、1ページ、2ページをお願いいたします。収益的収支でございます。事業収益の決算額は25億1,154万3,278円、事業費用の決算額は22億3,963万7,464円となりました。  次に、3ページ、4ページをお願いいたします。資本的収支でございます。資本的収入は1,167万円、支出は7億2,993万6,837円となりました。収入額が支出額に対して不足する額7億1,826万6,837円につきましては、下段、欄外記載のとおりに補填いたしました。  次に、5ページをお開きください。損益計算書でございます。平成30年度は純利益が2億3,284万3,797円、未処分利益剰余金が6億1,592万315円となりました。  以上が平成30年度水道事業会計決算の概要でございます。  何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、認定第8号平成30年度大東市下水道事業会計決算について御説明申し上げます。  本案は、地方公営企業法第30条4項の規定により、監査委員の審査意見をつけて、御提案申し上げ、認定をお願いするものでございます。  それでは、下水道事業会計決算報告書の13ページをお願いいたします。平成30年度末における事業状況は、普及率98.90%、水洗化率97.44%となり、前年度と比較し、普及率では0.03%、水洗化率では0.07%の増加となっております。  次に、ページをさかのぼっていただきまして、1ページ、2ページをごらん願います。収益的収支でございます。事業収益の決算額は38億6,425万3,786円、事業費用の決算額は35億2,887万7,713円となりました。  次に、3ページ、4ページをごらんください。資本的収支でございます。資本的収入は11億8,096万6,626円、支出は25億312万8,277円となりました。収入額が支出額に対して不足する額13億2,216万1,651円につきましては、下段欄外記載のとおり補填いたしております。  次に、5ページをお開きください。損益計算書でございます。平成30年度は純利益が3億1,477万6,055円となりました。  以上が平成30年度下水道事業会計決算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております認定第1号は所管の各常任委員会に、認定第2号、認定第3号、認定第5号及び認定第6号は未来づくり委員会に、認定第4号、認定第7号及び認定第8号は街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第36、「行政視察報告(議員研修会)について」の件を議題といたします。  本件に関し、報告を求めます。品川副議長。 ◆8番(品川大介議員) (登壇)全議員研修会の御報告を申し上げます。  令和元年8月7日から8日にかけて、全議員にて岐阜県各務原市並びに岐阜市を訪問し、視察を行いました。  まず初日の7日の各務原市では、学びの森、官民連携型にぎわい創出事業について説明と現地視察を受けました。旧大学跡の公園内にあるカフェを民間団体が活用するのを初め、新たなにぎわい創出がされつつある中、そのにぎわいを日常にすべく、隣接する公共空間の活用が行えるように、パークPFI制度の導入の経緯やサウンディング調査の内容など、種々思いがこもった説明をいただきました。  特に、シビックプライドを醸成することにより、人とのつながりを深め、まちの魅力をつくり上げていく、まちの魅力を共感し、価値を高め、人のつながりを軸に、SNSで情報発信していくという点を民間主導にて実践されているところは、本市においても大いに参考にしていかなければならないことであります。  今後、末広公園を初め、都市公園へのパークPFI導入を検討していく中、モデルとして大いに学ばせていただきました。  続いて、8日には、岐阜市にて中央図書館を中心とした、みんなの森ぎふメディアコスモスにて建築の経緯も含めた岐阜市の図書館事業についての説明と現地視察を受けました。  滞在型図書館を目指されてつくられたメディアコスモスのコンセプトを初め、学校連携室が行っている小・中学校との連携事業など、ソフト面においても本市も参考にすべき事項が多くありました。特に、図書館内にあるさまざま工夫されたしつらえは利用者ファーストに徹したつくりになっており、買い物帰りの方や若者、また子育て世代の方々の、あったらいいなを実現しておられました。  本市においても、施設や資源が限られる中、有効活用し、何度でも来たくなる場所づくりのヒントになったことを確信しております。  最後に、快く全議員研修をお受けいただきました各務原市並びに岐阜市の担当者様に感謝を申し上げ、全議員研修会の御報告とさせていただきます。 ○寺坂修一 議長  次に、日程第37、議会議案第9号「大東市の事務に関する調査のために要する経費の額について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)ただいま上程されました議会議案第9号「大東市の事務に関する調査のため要する経費の額について」提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、去る9月2日の本会議において、地方自治法第100条第1項の規定に基づく調査を行うため、本市中学校転落事故の和解の経緯、及び公共施設等の整備に関する特別委員会が設置されたことに伴い、同条第11項の規定により、当該調査に要する経費の額を30万円以内と定めるものであります。  以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第9号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認め、よって議会議案第9号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議会議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第38、議会議案第10号「議員の派遣について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。お手元に配付いたしております議案書のとおり、議員の派遣を行うことに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第10号は議案書のとおり派遣することと決定いたしました。      〔「議長、動議」の声起こる〕 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 動議の提出を求めます。 ○寺坂修一 議長  ただいま児玉議員から動議を提出する旨の発言がありました。よってこの際、動議の内容についての説明を求めます。  暫時休憩いたします。      午後4時03分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後4時05分再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) (登壇)議員提出議案第1号「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」提案理由を御説明申し上げます。  この議案は、私どもが与えられている残りの任期において、議員の月額報酬の1割をカットし、約700万円の予算を生み出そうとするものです。  この議案を提出する目的は2つあります。消費税の増税を控え、市民所得、職員給料が下がり続ける中、議員だけがそのままでいいのかという問いかけが1点目。  議員報酬は、平成10年に56万円から59万円に上げて以降、一切改正されておりません。一方、職員給与は人事院勧告や行財政改革によって下がり続け、平成9年度給料月額58万7,000円、賞与月数5.2月あったものは、令和元年46万8,600円、賞与月数4.45月となっており、月額削減率の乖離は2割となっております。少子高齢化を背景とした厳しい財政運営も予想され、水道管の更新状況を示す管路更新率も収益力と対応力で分析すると、下位に低迷しており、インフラ更新をしていかなければならない立場で、市民の生活、所得、多様化する市民ニーズ、予算の増大、職員との乖離を考えたとき、議員だけがそのままの身分で許されるはずがありません。この議案で職員との2割もの乖離や、議員報酬全国平均45万18円との3割もの乖離を少しでも埋めたいのです。大東市は過去に改革をやってきたという意見もありますが、時代は常に変わります。やってきたのであれば、定数と報酬、政務活動費と報酬の関係において、これほどロジックが成り立っていない結果が出るはずがありません。財政運営にしても、大東市は管路更新率や道路更新率を初めとする必要なインフラを他市と比べ、やっていなかっただけで、決して豊かではありません。  2点目は、議員報酬、定数、各種基準や凡例に照らしても、疑問を抱かざるを得ない政務活動費の使途基準や金額についての見直し、後払い制度の検討を含めた議員報酬、定数といった、議員の身分をめぐる議論を起こすことです。  なお、この生み出した財源は消費税増税を控えた大東市民への市民サービス還元へ使われることを強く要望いたします。  以上、よろしく御賛同賜りまして、何とぞ御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  ただいま児玉議員から議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定を求める動議が提出されました。  本動議の成立に賛成する議員の挙手を願います。      〔賛成者挙手〕  ありがとうございます。所定の賛成がありますので、本動議は成立いたします。  お諮りいたします。  この際、議員提出議案第1号「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」の件を日程に追加し、議題とし、先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認め、よってこの際、議員提出議案第1号「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」の件を日程に追加し、議題とし、先議することに決定いたしました。  なお、日程番号については、本件を日程第39とし、以降の日程については繰り下げることといたします。  それでは、次に日程第39、議員提出議案第1号「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本件については、先ほど動議提出議員からの説明をもって提案理由にかえることといたします。  ただいまから動議提出議員に対する質疑を行います。  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 市民オンブズ大東、光城敏雄です。今、提出されました報酬を今から10%引き下げるということについてお聞きします。
     いつ、どなたが、どのように発案されましたか。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 私の中で覚えている限りでは、8月に維新から出されたものです。 ○寺坂修一 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 私は当選して、3期目ということで、15年ですかね、この間表彰していただきましたけども、4期目かな。当選したころには報酬が高いなと思って、下げることにはやぶさかではありませんが、なぜ議員全体で、全員で考えるチャンスがなかったのか、いきなり今出てきたのかということについては、非常に疑問点を感じております。  本回で、この3年半、議長さん、副議長さんを初め、議員さんの皆さん方がいろんなことを徹底的に話し合おうということで、新しい議員さん生まれた中で、政務調査費を初め、さまざまなことを研修会ですね、研修会と称してさまざま話し合ってまいりました。全員で話し合ってまいりました。ほかの議会ではなかったことだろうと思います。なぜならば、全ての議員さんがフリートークをしますと、必ず感情的になってしまうからでしょう。だと思います。みんなそうなのに、なぜこう冷静にみんなで話し合ってきた、この大事なことを、今さらなぜ提案するのか、僕にはわかりません。なぜ、みんなで話し合うチャンスがありませんでしたか。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) こちらの議案に関しましては、議会運営委員会で、こちら出させていただいております。その中で、議会議案ではなく、皆様の賛同をいただけなかったということで、議員提出議案第1号という形で、私たちが出させていただくことになりました。 ○寺坂修一 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 私も議員の一部ですのでね、もう少し前から提案していただければ、いろんなことを考えたかもしれませんけども、急に、いきなり、寝耳に水ということで、もっと考えるべき、最低半年ぐらいはいろんな議論をすべきだと思います。今提案された中に、市民のために、市民のためのお金を700万円生み出すんだというようなことは、選挙を控えた上ではパフォーマンスということに感じられてるように思うのですけど、いかがでしょうか。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 決してパフォーマンスではございません。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) 私も全員で話し合う時間が全くないということには同感であります。  そこで伺うんですけども、今回10%という比率を出してこられました。これが3%でもなく、5%でもなく、20%でもなく、30%でもないのは、その10%の根拠を御説明ください。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 10%の根拠ですが、こちら、説明文、提案理由でも話させていただいたとおり、2割と3割の乖離がありました。その中で、皆様の御賛同をいただけないということもありまして、私たちは実をとったということになります。それ以外にも、なかなか改革が進まないこの大東市を少しでも動かしたい、そしてこの乖離を少しでも埋めたいというところで、私たちは10%を提案させていただきました。 ○寺坂修一 議長  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) 国保の値上げ、介護の値上げ、いろんな値上げに賛成してきて、今、これを出してくる、市民生活を支える、市民生活に還元する、その根拠というのが、やっぱり私たちには見えないですね。非常に矛盾をしていると思います。それに対して御説明を。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 私自身は矛盾しているとは思っておりません。あらさき議員も、周りの方、たくさんそういうお声があるとは思いますけれども、こういった今回10月から消費税増税を控えている中、やはり生活が厳しい方は、さらに厳しくなってくると、そういう声も多くあると思います。そのためにも、私たち議員が今まで行ってこなかった報酬削減10%、これは時限にはなりますけれども、させていただきたいというところで出させていただいております。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) 先ほどいただいた、この資料を見ますと、理由のところに10月1日実施をというのは、消費税増税を控えてですね、少子高齢化による市民サービスの多様化、上下水道管の更新を初めとするインフラ整備などの多額の支出が予想される状況下において、議員の報酬を引き下げるということになってるんですけども、そもそも私たちのところは、その市民生活、今大変な中で、消費税の増税するなということを私らは訴えてきたんですけども、あえて全体の、国会のところも踏まえて、維新さんのほうは増税については、あえて言及されてないように思うんですけども。でしたら、まずこの議員の報酬を下げる以前に、消費税増税について、まずこの大東市でできることとか、国に求めることが私はまず先だと思うんですが、その辺、いかがですか。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 私たち大阪維新の会、そして国政の日本維新の会ともに、消費税凍結を訴えております。その件に関しましては、地方なので、何かと難しい点もあるとは思いますが、まずは私たちは今回は議員報酬の削減として提案させていただきました。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) (登壇)議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例について討論を行います。  自民党翔政会として討論をさせていただきます。  大東市議会におきましては、議会改革に当たり、議会基本条例を軸として進めてきた経緯があります。先人がされてきた議員定数の削減を初め、過去には市の財政事情がかなり窮迫してきた時代に、約4回、3%、また5%カットした経緯があります。また、条例をもとに、日曜議会、夜間議会、出前議会報告会、通年議会など、多岐にわたり、他市よりもいち早く取り組み、本年度は9つの特別委員会も設置し、議会活性化、市政の発展に努めています。  また、人事院勧告の通達を受けた場合もしっかり議論をしておりますが、今回は我々の改選が半年後に迫っている中で出されています。この動議は、身を切る改革を柱としている維新の会の選挙対策の党利党略であり、パフォーマンスが非常に強いものであると察します。近隣市においても、過去に同案件が否決されています。今議会で否決されても、また12月議会、3月議会に同じような、身を切る改革と称したパフォーマンスをするのではなく、市民の関心をこうした報酬等の金額だけに置くのではなく、改選後に議案として議論の場に上げてくるべきです。全国で削減している議会もあるのは現状ですが、選挙前に出してくるものではなく、本市においては十分に議論をして決していくべきと考えることから、今回の動議には反対といたします。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)ただいま上程されました議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に対し、討論を行います。  この条例案は本年10月より来年の任期まで、議員報酬月額の10%を削減するものであります。これまで大東市議会の報酬削減は、景気経済の著しい減退により、大東市及び社会全体がインフラ状態に陥った場合、合わせて削減を行うという認識であります。これまで大東市議会は現在まで議会改革は行財政改革として、早くから議員定数の削減を行い、法定数34議席の半数である17議席の少数精鋭で運営されてきました。この議会の積極的な議席定数削減により、職員数の大幅な削減に至り、最高1,200名の正職員が現在600名となり、その人件費の抑制で年間40億円以上の予算を確保でき、リーマンショックにも対応できる財政力を維持することができました。  議会は22議席から17議席へ、段階的に削減し、年間5,000万円の議会費の削減が達成されております。また、市民に対しわかりやすい透明度の高い議会を目指し、日曜議会、夜間議会、出前議会を毎年開催、議会休会中の専決を減らすために1年間を開催期間中とする通年議会を導入しております。議会基本条例が後づけで制定されたほど先進的な改革を断行してきたのであります。  問題点に対し調査研究を行う特別委員会は10委員会を数え、解決への議論が活発に展開されております。昨年も、学校プールの改修事業におきましては、議会の意思として3校同時に改修を要望、結果的には通常で行う改修事業の1校分2億円の費用で3校分、6億円分の工事が行われ、この4億円の削減が大きくできたわけでございます。  身を切る改革というキャッチは、受けやすいキャッチであることは事実でありますが、今回の10%の削減でどれほどの市の予算額全体での財政削減効果があるのでしょうか。市民サービスを向上させるには、余りにも寂しいではありませんか。  さきに述べた議員定数削減や、職員数の削減による効果や、議会全体で政策要望を行った事業等での効果を比較していただきたいと思います。  何より大事なことは、議員として市民に対し奉職することであり、働いて働いて、働き抜くことであり、24時間365日体制で動きに動くことであります。そして、議員としてプロ意識に立ち、行政知識を身につけ、養い、政策立案を高め、議会改革、行財政改革を今後も大きく進めることが、これが議員の仕事であります。仕事は山ほどあり、副業を持ち、金もうけの片手間で務まるほど大東市議会は甘くありません。楽な業務ではありません。身を切るべきは、議員の働く姿勢であります。今後、公明党として、議員の副業の禁止や、議会倫理条例の推進として、資産公開を訴えてまいりたいと思います。  以上のことから、当条例案に対し、反対討論といたします。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立少数であります。よって議員提出議案第1号は否決されました。  最後に、日程第40、決議第4号「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保をもとめる意見書」の件を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第4号「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書」について、提案理由の御説明を申し上げます。  東京・池袋で87歳の高齢者が運転する車が暴走し、親子2人が亡くなった事故以降、高齢者運転による事故が続いております。今や高齢運転者の安全対策及び安全運転支援の取り組みは待ったなしの課題であります。  また、自主的に免許を返納した場合など、地域における移動手段の確保も重要な取り組みです。  政府におかれましては、地方自治体や民間事業者と連携しながら、総合的な事故防止策としての、高齢運転者の安全運転支援と地域における移動手段の確保を進めるため、下記の事項について早急に取り組むことを強く求めるものであります。  1、ドライバーの安全運転を支援する装置の普及を一層加速させるとともに、高齢者を対象とした購入支援策を検討すること。  2、高齢運転者による交通事故を減らすため、自動ブレーキなどを備えた安全運転サポート車に限定した免許の創設や、走行できる場所や時間帯などを制限した条件付き運転免許の導入を検討すること。  3、免許を自主返納した高齢者が日々の買い物や通院などに困らないよう、地域公共交通ネットワークのさらなる充実を図ること。  また、地方自治体などが行う、免許の自主返納時における、タクシーや公共交通機関の割引制度などを支援すること。  以上のとおりであります。  よろしく、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  本件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって決議第4号は原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、今定例月議会に付議されました事件は全て議了いたしました。  定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には、9月2日の定例月議会開始以来、本日まで付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。  また、今定例月議会は、開かれた議会への取り組みの一環として、夜間議会を行い、好評のうちに、無事に終えることができました。  最後になりましたが、議員並びに理事者の皆様におかれましても、くれぐれも健康に留意され、一層の御活躍を祈念いたしまして、簡単ではございますが、終了の御挨拶といたします。  次に、市長より定例月議会終了に際し、御挨拶をいただきます。東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)令和元年9月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  今定例月議会にて御提案をさせていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決を賜り、まことにありがとうございました。  また、先週金曜日に開催されました夜間議会におきまして、議場講演会を開催されるなど、より開かれた市議会への取り組みを推進されていることに対し、深く敬意を表する次第であります。  今定例月議会中にいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分に生かしてまいりたいと考えております。議員各位には今後ともより一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願いを申し上げます。  終わりに、議員各位におかれましては、時節柄何かとお忙しい日々が続くことかと思います。健康にくれぐれも御留意を賜り、ますます御活躍されますことを御祈念いたしまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○寺坂修一 議長  それでは、これをもって令和元年9月大東市議会定例月議会を終了いたします。長い間大変御苦労さまでした。また、傍聴の皆さん、どうも御苦労さまでした。      午後4時29分閉会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  寺 坂 修 一             〃   議 員  大 谷 真 司             〃   議 員  品 川 大 介...