八尾市議会 2022-09-30
令和 4年 9月定例会本会議−09月30日-04号
○議長(
奥田信宏)
次に、
予算決算常任委員長の報告を願います。
吉村議員。
◆
予算決算常任委員長(
吉村拓哉) 〔登壇〕
ただいまから、
予算決算常任委員会における
付託案件審査の結果について御報告申し上げます。
去る9月6日の本会議におきまして、当委員会に審査を付託されました議案第68号「令和4年度八尾市
一般会計第9
号補正予算の件」につきましては、各分科会での審査を経て、
原案可決を適当と認めたものであります。
以上で、
予算決算常任委員長報告を終わります。
○議長(
奥田信宏)
以上で、各
常任委員長の報告は終わりました。
それでは、これより一括して
委員長報告に対する質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより議題となっております10件のうち、議案第59号、第63号、第66号及び第70号の4件について、一括して討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより4件一括して採決いたします。
本4件、いずれも
委員長報告どおり、
原案承認または可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております10件のうち、議案第59号、第63号、第66号及び第70号の4件については、いずれも
原案どおり、承認または可決されました。
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
次に、議案第69号について討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより議案第69号について採決いたします。
〔一部
議員退場〕
○議長(
奥田信宏)
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第69号については、
原案どおり可決されました。
〔
前記退場議員入場〕
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
次に、議案第62号について討論に入ります。
通告により、
田中裕子議員、討論願います。
◆23番議員(
田中裕子) 〔登壇〕(拍手)
議案第62号「財産の譲渡及び貸付けの件について」
日本共産党を代表して賛成の立場から討論を行います。
令和5年どの保育園、
認定こども園保育枠の募集が始まります。待機・
保留児童をなくし、希望する子供が安心して入所できるよう、就学前
保育施設の整備が必要です。そのためにも、今回の旧
永畑幼稚園の跡地を利用して、新たな民間の
認定こども園を令和6年度に開設することには賛成をするものです。
ただ一方で、今回、新たな手法ということで、
永畑幼稚園の園舎を解体前に譲渡し、解体から民間に委ねることについて懸念をするものです。
本来、
公共施設の解体は、公平・公正で競争性が発揮される入札制度の下、実施をされてきました。
また、身近な生活密着型の
公共事業は、地元業者への
仕事づくり、地域経済の活性化を担ってきました。新しい手法では、この機能を損なうのではという問題点を指摘いたしまして、この議案には賛成を表明するものでございます。
以上で、討論を終わります。(拍手)
○議長(
奥田信宏)
通告に基づく討論は終わりました。
それでは、討論を終結して、これより議案第62号について採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第62号については、
原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
次に、議案第64号について討論に入ります。
通告により、
越智議員、討論願います。
◆25番議員(
越智妙子) 〔登壇〕(拍手)
議案第64号「八尾市職員の定年等に関する条例等の一部改正等の件」について
日本共産党を代表して賛成討論を行います。
年金の支給がどんどん先送りされる中で、今回の公務員の
定年延長は必要な措置だと思います。
しかし、この
条例改正には大きな問題点があります。
まず、一つ目は、60歳を超える職員の
給与月額が60歳前の70%の水準に設定するということです。なぜ70%なのか、65歳まで定年を延長し、65歳まで
正規職員なのですから、60歳前の給与の100%支給が当然だと考えます。
人事院の調査でも、給与減額ありとした事業所のみで見ましても、60歳前の年間の給与水準を100%とした場合、2020年は課長級で77%、非管理職では77.2%だということです。60歳前の給与の70%と77%というのは、一人一人にとったら月額でいいますと、数万円違ってきます。同一労働同一賃金の原則に基づいて、100%保障する、これが当然だと思います。
全国労働組合総連合は、
最低生計費を積み上げ方式で出されました。健康で文化的な生活を送ろうと思ったら、大体月22万円から24万円必要だと結果が示されました。40年近く働いて、
最低生計費ぐらいしか給与が保障されない。これが校務員の定年前の姿でいいのでしょうか。このように60歳から65歳までは、60歳前の70%の給与に引下げるということについては、問題があります。
しかし、現在の再任用の制度では、60歳前の50%の給与しか保障されていないという実態がありますから、この現状から見ると、この
条例改正は改善と判断をしたところです。
2つ目の問題点は、この
定年延長により、新規採用をしないとか、または、ごく少数に絞るとか、こういうことにつながらないか、非常に懸念をするところです。新規採用や中途採用、就職氷河期世代や女性や障がい者、この正規採用、このことも同時並行で行われなければならないことは、強く指摘をしておきます。
3つ目の問題点は、60歳以上では、肉体的・精神的、家庭の事情などで問題も抱え始めます。その対応がきちんと保障されるのかという点です。その点については、本人の意向を良く聞き、必要な職員配置の下、配慮していただきたいと思います。
安心して職員が働き続けられるような環境整備、取りわけ職員を増やすという市の姿勢抜きには成り立たない
条例改正です。このことを強く指摘し、
日本共産党を代表しての本議案の賛成討論とさせていただきます。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
奥田信宏)
通告に基づく討論は終わりました。
それでは、討論を終結して、これより議案第64号について採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第64号については、
原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
次に、議案第65号について討論に入ります。
通告により、
越智議員、討論願います。
◆25番議員(
越智妙子) 〔登壇〕(拍手)
議案第65号「八尾市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正の件」について
日本共産党を代表して賛成の立場から討論を行います。
本議案は、八尾市非常勤職員の育児休業の取得要件を緩和するための
条例改正です。
具体的には、非常勤職員の育休取得要件を、期間及び夫婦交代で取得しやすくするというものであり、
日本共産党は賛成するものです。
ただし、育児休業を取れる環境づくりを、市当局がしっかり行うことが必要不可欠であることを、まず最初に強く申し上げておきたいと思います。
八尾市特定事業主行動計画では、令和元年度における女性の育休取得率は100%ですが、男性の取得者数は17人で、数%ぐらいだと思います。女性の取得率と比べて、男性の取得率は、やはり大変低いのが実態です。なぜ、こんなに低いのか、その背景には、職員が休めない。育休を取れば、他の職員に迷惑がかかるなどの実態があるのではないでしょうか。職員は減らすどころか、増やしていかないと、この
条例改正は絵に描いた餅にならざるを得ません。育児休業が取得できない理由をしっかりと市として検証し、環境整備を進めることを強く求めておきたいと思います。
また、国際的に見ても、著しく低い日本の男性の取得を増やすためには、ノルウェーのパパ・クオータ制やスウェーデンのパパ・ママ・クオータ制の導入などの検討も必要と考えます。これら制度は、育児休業の一定期間を男性に割り当てる制度です。1993年に世界で初めてノルウェーでスタートし、1995年にスウェーデンに広がりました。これらの国では、同制度が女性の働く権利を保障すると同時に、育児に携わる父親の権利を保障する制度として歓迎され、定着してきています。
今回の本議案の
条例改正が、父親の子育ての権利を保障するとともに、家族の一員としての責任が果たせるように、そして、ジェンダー平等の社会実現への大きな一歩となることを願い、
日本共産党を代表しての賛成討論とさせていただきます。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
奥田信宏)
通告に基づく討論は終わりました。
それでは、討論を終結して、これより議案第65号について採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第65号については、
原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
次に、議案第67号について討論に入ります。
通告により、
田中裕子議員、討論願います。
◆23番議員(
田中裕子) 〔登壇〕(拍手)
議案第67号「八尾市
放課後児童室条例の一部改正の件」について
日本共産党を代表して賛成の立場から討論を行います。
この議案は、放課後児童室の開設時間を延長し、延長料金の設定、そして、新たに週4日制の導入を位置づけたものです。
また、延長料金にも減免制度が適用されます。このことについては賛成をするものです。
同時に、指導員の処遇や人員体制に関わる要望を強くするものです。現在、学童保育は直営の良さを生かして、学校との連携も図り、放課後の子供たちの居場所として大きな役割を発揮しています。ヤングケアラーや児童虐待などにも学童ならではの子供たちへの関わりで、学校とも連携をして対応しています。指導員さんたちは、保育の専門家として研修、実践に力を入れたいと、日々努力をされています。
しかし、慢性的な人手不足の中、常に指導員の募集が行われているものの、確保が難しく、特に、土曜日には大変な状況が生まれているとお聞きしています。人員確保は、子供との関わりや子供の安全確保にも不可欠です。今回の延長を人手を増やさず、シフトの変更で対応すると、指導員には大きな負担となり、職場を去らざるを得ない状況が生まれるのではないかと、現場では心配の声が上がっています。延長保育と同時に必要なのは、指導員の処遇改善と人員拡充です。そのことを強く求めるものです。
そして、現場での実態に反し、職員を純減させる八尾市職員数管理目標については撤回するよう、この場でも改めて求めるものです。
以上をもって、この議案には賛成することを表明し、討論を終わります。(拍手)
○議長(
奥田信宏)
通告に基づく討論は終わりました。
それでは、討論を終結して、これより議案第67号について採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第67号については、
原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
次に、議案第68号について討論に入ります。
通告により、谷沢議員、討論願います。
◆24番議員(谷沢千賀子) 〔登壇〕(拍手)
議案第68号「令和4年度八尾市
一般会計第9
号補正予算の件」について
日本共産党を代表して賛成の立場から討論を行います。
本補正予算には、高齢者施設等の防災改修や安全強化対策予算、特定不妊治療助成費の増額など、全体として市民要望の高い予算が多く含まれているため、賛成するものです。
しかし、次の諸点については問題点を指摘しておきます。
問題点の第一は、市役所西向かいの旧八尾図書館跡地をめぐるマーケットサウンディングの調査費用です。旧図書館跡地を長期計画で民間企業に貸付け、ビルを建設してもらい、そのフロアの一部を八尾市が賃料を支払って借りる。そして、契約期間満了と同時に、民間企業がビルを解体し、八尾市に土地を返還するという方向性が示されました。そのためのマーケットサウンディング調査経費であり、これについては様々な疑念を抱かざるを得ません。
市民の財産である市有地を、民間企業に長期契約で貸し付けること。そのものが地方自治体の役割から見て、不適切ではないか。市役所前の一等地であり、これ以上恵まれた立地条件はないと思える市有地を、長期間民間企業に貸付けることは、市民理解が得られないばかりか、行政財産有効活用の観点からも大きな損失です。貴重な市有地だからこそ、民間貸付先にありきではなく、まず、市職員や市民の要望を聞くべきではないでしょうか。
市役所庁舎が手狭になっている今、行政活用を優先させるべきです。例えば、庁舎1階は来場者が座る場所もないぐらい超満員、2階の生活福祉課の相談室は、隣の声が筒抜け、執務室は密状態、会議室が不足、職員がゆったり弁当を食べる場所すらない。男女共同参画センター「すみれ」の移転場所も必要など、全庁的な課題を把握する中で、市有地の有効活用を検討すべきだと考えます。
問題点の第2は、中学校給食に関わる予算についてです。来年9月からの中学校全員給食に向け、施設整備事業費13校分の補正予算が計上され、残る2校は来年度予算とされています。いうまでもなく、八尾市の全員中学校給食は、民間調理場を活用したデリバリー方式であり、御飯と副菜のランチボックス形式で、汁物と冷菜、デザート類は食缶で配送することになっています。
日本共産党は、全員中学校給食を一日も早くという立場から、民間調理場活用のデリバリー方式を選択肢として排除しておりません。
しかし、八尾市が日常的に安全・衛生面での管理ができないことや、給食の配送業務を民間丸投げすることなどの課題があり、小学校の給食調理場を活用した親子方式や中学校での自校方式への移行を検討するよう求めるものです。同時に、全中学校への栄養職員配置も不可欠です。
また、学校給食の給食費については、小学校は今年度値上げを実施、中学校でも値上げを検討せざるを得ないという旨の答弁がありました。子育て世帯への負担軽減にとって、給食費無償化は最も効果的です。小学校では、来年度以降も無償化を継続すること。中学校も無償化制度を創設することを求めます。
以上の諸点について検討されるよう強く求め、議案第68号の賛成討論といたします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
奥田信宏)
通告に基づく討論は終わりました。
それでは、討論を終結して、これより議案第68号について採決いたします。
本件、
委員長報告どおり、
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第68号については、
原案どおり可決されました。
─────────────────────
△議案第71号「令和4年度八尾市
一般会計第10
号補正予算の件」
○議長(
奥田信宏)
次に、日程第3、議案第71号「令和4年度八尾市
一般会計第10
号補正予算の件」を議題といたします。
財政部長から
提案理由の説明を求めます。
財政部長。
◎
財政部長(浅川昌孝)
ただいま議題となりました議案第71号につきまして
提案理由を、御説明申し上げます。
本件は、歳入並びに歳出の予算額に、それぞれ40億3112万8000円を追加し、
一般会計予算の総額を、双方それぞれ1271億3336万9000円とするものでございます。
それでは、歳出予算の補正につきまして御説明を申し上げます。
まず、款民生費におきまして24億6572万8000円を増額補正するもので、住民税非課税世帯等に対する電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業の実施に伴い、社会福祉費の社会福祉総務費では、職員人件費で135万円を、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付費では、同給付金で22億5000万円を、事務経費で2億1437万8000円を、それぞれ増額するものでございます。
次に、款衛生費におきまして15億6540万円を増額補正するもので、保健衛生費の予防費では、オミクロン株に対応した新型コロナウイルスワクチン等の接種に係る経費として、予防接種健康被害調査委員会委員報酬で39万6000円を、会計年度任用職員報酬で429万9000円を、同接種経費で14億4534万1000円を、また、大阪府における65歳以上の高齢者等インフルエンザワクチン定期接種対象者の自己負担額無償化事業の実施に伴い、各種予防接種経費で1億1536万4000円を、それぞれ増額するものでございます。
以上が、歳出予算の補正でございます。
一方、歳入予算の補正といたしまして、国庫支出金で39億0167万円を、府支出金で5079万5000円を、繰入金で7866万3000円を、それぞれ増額し、歳出補正額と同額を追加するものでございます。
なお、繰入金は、全額財政調整基金を活用するものでございます。
以上、
提案理由の御説明とさせていただきます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
これより、質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
通告により、大野議員、討論願います。
◆13番議員(大野義信) 〔登壇〕(拍手)
議案第71号「令和4年度八尾市
一般会計第10
号補正予算の件」について
日本共産党を代表して賛成の立場から討論を行います。
本議案には、オミクロン株に対応したコロナウイルス等の接種に係る経費また物価高騰に伴う電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金の予算が組まれております。
しかし、物価高騰が一層深刻になり、暮らしと営業の困難が広がる状況の下で、これだけでは不十分です。物価高騰の大きな原因は、アベノミクスの異次元の金融緩和がもたらした異常円安にあります。為替の影響だけでも、輸入品価格は昨年に比べて2割も高騰しました。
ところが、政府は異常な金融緩和を続けることを宣言し、打つ手なしの行き詰まりに陥っています。もはや異次元の金融緩和の破綻は誰の目にも明らかであります。金融頼みの政策をやめ、実体経済を良くすることを最優先に据えた経済政策への転換が必要です。政治の責任で、本気になって賃上げのための実行ある政策を採ることです。
消費税5%への減税とインボイスの中止を求めること。10月から実施予定の75歳以上の医療費窓口負担の2倍化を中止することです。
中小企業支援と一体に、最低賃金を時給1500円に引上げるよう、国に求めていく必要があります。1500円になれば、一日8時間働いて、週休2日で手取りで20万円になります。八尾市では、エッセンシャルワーカーへの賃上げ補助を行うことが必要です。
また、地域経済の土台を支えてきた中小企業が、コロナ危機と物価高騰によるダブルパンチを受け、大きな逆風にさらされています。消費税減税、インボイスの中止は、最も力強い中小企業支援策になります。
また、中小企業の過剰債務問題、コロナ危機の下で積み上がっている債務の返済に行き詰まる企業が増えるという事態が深刻になっており、早急に国・府と一体となった支援策が必要です。債務の軽減免除、返済猶予などの財政的支援が求められています。
さらに、今後見込まれる電気料金など、2割から3割値上げの可能性がいわれ、この10月からは物価高騰に拍車をかける6500品目の値上げで、年間約6800円の負担増になるといわれています。
こうした状況から苦しむ市民や中小・零細業者などに広がろうとしています。より多くの世帯が恩恵を受けられるよう、政府に強く求めるとともに、八尾市独自でも対策を講じるよう、強く求めまして、この議案の賛成の討論といたします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
奥田信宏)
通告に基づく討論は終わりました。
それでは、討論を終結して、これより議案第71号について採決いたします。
本件、
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第71号については、
原案どおり可決されました。
─────────────────────
△議案第72号「八尾市
公平委員会委員を選任するについて同意を求める件」
○議長(
奥田信宏)
次に、日程第4、議案第72号「八尾市
公平委員会委員を選任するについて同意を求める件」を議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎市長(大松桂右) 〔登壇〕
ただいま議題となりました議案第72号につきまして
提案理由を、御説明申し上げます。
本件につきましては、本市
公平委員会委員であります光久恒一氏の任期が、来る令和4年10月13日をもって満了となりますので、その後任委員といたしまして、新たに野本康憲氏を選任するにつきまして、市議会の同意をお願いするものでございます。
野本氏の経歴等につきましては、お手元配付の参考資料のとおりでございます。
同氏は、幅広い識見をお持ちで、高潔なお人柄は、本市
公平委員会委員として最適任であると考えております。
何とぞ、市議会の御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
これより質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略したいと思います。
これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより議案第72号について採決いたします。
本件、原案同意することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議案第72号については、
原案どおり同意されました。
─────────────────────
△報告第8号「令和3年度八尾市
健全化判断比率及び
資金不足比率報告の件」
○議長(
奥田信宏)
次に、日程第5、報告第8号「令和3年度八尾市
健全化判断比率及び
資金不足比率報告の件」を議題といたします。
財政部長から報告願います。どうぞ。
◎
財政部長(浅川昌孝) 〔登壇〕
ただいま議題となりました報告第8号につきまして御説明を申し上げます。
本件は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、
健全化判断比率及び資金不足比率について御報告をするものでございます。
まず、
健全化判断比率でございますが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、黒字のため、それぞれ「−(ばー)」と表記し、参考値として黒字の比率を記載しております。
実質公債費比率につきましては3.7%で、前年度より0.4ポイント良化しております。
将来負担比率につきましては、充当可能財源等が、将来負担額を超過したため、「−(ばー)」と表記し、参考値として、充当可能財源等の超過率を記載しております。
次に、公営企業等に適用されます資金不足比率でございますが、病院事業会計、
水道事業会計、
公共下水道事業会計の3つの会計におきまして、いずれの会計も資金不足は生じていないため、それぞれ「−(ばー)」と表記し、参考値として資金剰余の比率を記載しております。
以上、御報告を終わらせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
報告は終わりました。
ただいまの報告に対する質疑の通告はありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
ただいまの報告は、議決不要であります。
よって、これをもって終わります。
─────────────────────
△議案第60号「令和3年度八尾市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分の件」外1件一括
○議長(
奥田信宏)
次に、日程第6、議案第60号「令和3年度八尾市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分の件」外1件を一括議題といたします。
まず、議案第60号について
水道局長から
提案理由の説明を求めます。どうぞ。
◎
水道局長(村田法洋) 〔登壇〕
ただいま議題となりました議案第60号につきまして
提案理由を、御説明申し上げます。
本件は、令和3年度の決算により発生いたしました未
処分利益剰余金の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。
令和3年度八尾市
水道事業会計未
処分利益剰余金6億2399万0192円のうち、固定資産の減価償却費に対応する補助金等に相当する長期前受金戻入額1億2074万0014円と減債積立金及び建設改良積立金を取り崩したことによる2億8600万円との合計額4億0674万0014円を、資本金に組み入れることとするものでございます。
なお、この処分の額と、条例により処分する額2億0700万円を差引いた残額の1025万0178円は、繰越利益剰余金とするものでございます。
以上、
提案理由の説明とさせていただきます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
次に、議案第61号について
下水道部長から
提案理由の説明を求めます。どうぞ。
◎
下水道部長(田中淳二) 〔登壇〕
ただいま議題となりました議案第61号につきまして
提案理由を、御説明申し上げます。
本件は、令和3年度の決算により発生いたしました未
処分利益剰余金の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。
令和3年度八尾市
公共下水道事業会計未
処分利益剰余金14億6655万3879円のうち、資本的支出の財源として、減債積立金及び建設改良積立金を使用したことにより生じました5億3000万円を、資本金に組み入れることとするものでございます。
なお、この処分額と、条例により処分する額5億8000万円を差引いた残額の3億5655万3879円は、翌年度繰越利益剰余金とするものでございます。
以上、
提案理由の説明とさせていただきます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
これより2件一括して質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案につきましては、お手元配付の議案付託表のとおり、いずれも
予算決算常任委員会に付託いたします。
─────────────────────
△認定第1号「令和3年度八尾市
一般会計歳入歳出決算認定の件」外9件一括
○議長(
奥田信宏)
次に、日程第7、認定第1号「令和3年度八尾市
一般会計歳入歳出決算認定の件」外9件を一括議題といたします。
まず、認定第1号から第7号までの7件について
会計管理者から説明を求めます。どうぞ。
◎
会計管理者(梶山隆彦) 〔登壇〕
ただいま議題となりました認定第1号から認定第7号までの各会計の決算につきまして概要を、御説明申し上げます。
なお、各会計の決算数値につきましては、千円単位で御説明をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
まず、認定第1号、
一般会計でございますが、歳入決算額は1227億7468万8000円となり、対前年度121億2152万1000円の減、率にして9%の減となりました。
歳入について、主なものを款別に、収入済額と対前年度増減額を申し上げますと、市税におきましては、収入済額386億5196万2000円で、6億4384万4000円の減となりました。
地方消費税交付金は60億5919万6000円で、4億9393万2000円の増、地方交付税は146億9717万6000円で、26億5704万3000円の増、国庫支出金は379億0326万6000円で、181億4840万3000円の減、府支出金は84億8650万円で、4億4561万4000円の増、繰入金は1億4319万5000円で、2438万8000円の減、市債は82億9879万2000円で、16億8527万1000円の増となっております。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
歳出決算額は1219億5588万8000円となり、対前年度121億8137万円の減、率にして9.1%の減となりました。
歳出について、款別に支出済額と対前年度増減額を申し上げますと、議会費は、支出済額が4億5992万6000円で、1422万5000円の減。総務費は105億5751万7000円で、4106万3000円の減。民生費は661億7620万5000円で、176億3311万2000円の減。衛生費は130億7772万円で、31億3738万8000円の増。労働費は2億2075万9000円で、3976万9000円の増。産業費は13億8395万9000円で、5億4636万5000円の減。土木費は82億4345万7000円で、2億8949万7000円の増。消防費は20億8738万3000円で、9623万2000円の減。教育費は105億6793万2000円で、24億5960万8000円の増。公債費は91億8103万円で、2億2395万7000円の増となっております。
以上、
一般会計の歳入歳出差引額は8億1880万円の黒字となり、翌年度へ繰り越すべき財源2億6894万9000円を差引いた実質収支額は5億4985万1000円の黒字、単年度収支額も1億3295万5000円の黒字となったところでございます。
次に、認定第2号、国民健康保険事業特別会計でございますが、歳入決算額は304億7906万4000円で、対前年度6億0903万2000円、2%の増。歳出決算額は300億8444万8000円で、対前年度12億9141万5000円、4.5%の増となり、歳入歳出差引額及び実質収支額は、3億9461万6000円の黒字、単年度収支額は6億8238万3000円の赤字となったところでございます。
次に、認定第3号、財産区特別会計でございますが、歳入決算額及び歳出決算額は共に19万8000円で、対前年度60万1000円、75.2%の減となり、歳入歳出差引額、実質収支額、単年度収支額、いずれもゼロ円となったところでございます。
次に、認定第4号、介護保険事業特別会計でございますが、歳入決算額は270億6068万円で、対前年度9億4963万5000円、3.6%の増。歳出決算額は269億2065万8000円で、対前年度9億5688万4000円、3.7%の増となり、歳入歳出差引額及び実質収支額は1億4002万2000円の黒字、単年度収支額は724万9000円の赤字となったところでございます。
次に、認定第5号、後期高齢者医療事業特別会計でございますが、歳入決算額は72億0751万5000円で、対前年度6663万5000円、0.9%の増。歳出決算額は71億6733万円で、対前年度6440万3000円、0.9%の増となり、歳入歳出差引額及び実質収支額は4018万5000円の黒字、単年度収支額も223万2000円の黒字となったところでございます。
次に、認定第6号、土地取得事業特別会計でございますが、歳入決算額及び歳出決算額は共に2億9162万5000円で、対前年度3億5853万6000円、55.1%の減となり、歳入歳出差引額、実質収支額、単年度収支額、いずれもゼロ円となったところでございます。
最後に、認定第7号、母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計でございますが、歳入決算額は7419万5000円で、対前年度1733万3000円、30.5%の増。歳出決算額は1531万8000円で、対前年度14万8000円、1%の増となり、歳入歳出差引額及び実質収支額は5887万7000円の黒字、単年度収支額も1718万5000円の黒字となったところでございます。
以上、各会計の決算概要につきまして御説明を申し上げましたが、このたびの決算に当たりましては、本市
監査委員の皆様方から、別途御意見を頂戴いたしておりますとともに、後日の
予算決算常任委員会におきまして、それぞれ御審査を賜るわけでございますが、その際、改めて各会計決算につきまして詳細に御説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
次に、認定第8号について
市立病院事務局長から説明を求めます。どうぞ。
◎
市立病院事務局長(山原義則) 〔登壇〕
ただいま議題となりました認定第8号につきまして、その概要を御説明申し上げます。
なお、決算数値につきましては、千円単位で御説明させていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
令和3年度の病院事業につきましては、大阪府や本市保健所からの要請に基づいて、新型コロナウイルス感染症に係る入院患者を受入れるとともに、検査や診断、治療を行ってまいりました。また、ワクチン接種におきましても、病院スタッフ協力の下、集団接種、個別接種に取組、公立病院として、感染症対策に最優先で取組ながら通常診療との両立を図りつつ、これまでの経営計画の取組を継続し、医療スタッフの確保に力を注ぎ、医療機能の向上と健全経営の維持に努めてまいりました。その結果、令和3年度の決算につきましては9億9692万1000円の黒字決算となっております。
まず、業務面でありますが、入院におきましては、患者数は延べ9万6370人となり、前年度に比べまして7813人の減少となりました。
一方、外来におきましては、延べ患者数が17万8968人となり、前年度に比べまして4585人の増加となっています。
次に、財政面の収益的収支でございますが、入院では1人1日当たりの診療単価が増加したものの、新型コロナウイルス感染症の影響によって入院患者数が減少したため、入院収益は前年度より8041万6000円減少いたしましたが、外来収益では、1人1日当たりの診療単価並びに患者数が共に増加いたしましたため、前年度より1億0914万8000円の増加となりました。これらにより医業収益では、前年度と比較して6345万6000円の増収となりました。
また、医業外収益におきましても
一般会計からの繰入金や新型コロナウイルス感染症に係る補助金が増加し、特別利益を合わせた総収益では、前年度に比べ11億2842万5000円増の160億0596万円となりました。
一方、医業費用は、職員数の増加などに伴う給与費や医療機器整備などに伴う減価償却費が増加したものの、材料費や経費などが減少したことで、前年度と比較して522万円の減少となりました。
また、医業外費用では、消費税関連の費用である雑支出で増となりましたが、特別損失を合わせた総費用は、前年度と比較して158万8000円減の150億0903万9000円となりました。
この結果、当年度純利益といたしまして9億9692万1000円を計上し、利益剰余金は18億3446万円となりました。
次に、資本的収支でございますが、資本的収入では、企業債として7億6900万円、
一般会計からの繰入金として8億0914万7000円、補助金として1億9105万2000円、固定資産売却代金として192万5000円を計上いたしました結果、資本的収入の合計は17億7112万4000円となりました。
一方、資本的支出におきましては、建設改良費として9億1827万1000円、企業債償還金で13億1130万2000円を支出し、資本的支出の合計で22億2957万3000円となった次第でございます。
以上が、決算の概況であります。
また、このたびの決算に当たりまして、本市
監査委員の皆様から今後の事業運営に関しまして御意見をいただいているところでございます。
後日の
予算決算常任委員会におきまして、御審査を賜るわけでございますが、その際、改めて詳細に御説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
次に、認定第9号について
水道局長から説明を求めます。どうぞ。
◎
水道局長(村田法洋) 〔登壇〕
ただいま議題となりました認定第9号につきまして、その概要を御説明申し上げます。
なお、決算額につきましては、千円単位で御説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
令和3年度の水道事業は、八尾市水道事業ビジョンの基本理念である、未来につなぐ八尾の水道及び八尾市水道事業経営戦略に基づき、財政の健全化を維持しつつ、安全で安心な水の安定供給に努めてまいりました。
まず、業務量につきましては、令和3年度末の給水人口が26万2825人、給水戸数は13万2005戸となり、年間配水量は3126万4310立方メートルで、前年度に比べ50万3657立方メートル減少、年間有収水量は2926万7223立方メートルで、前年度に比べ27万0465立方メートル減少、有収率は93.6%となりました。
次に、営業成績につきまして水道事業収益が53億9149万3000円、水道事業費用では50億6325万9000円となり、その結果、3億2823万4000円の当年度純利益を計上いたしました。
なお、資本的収入は、企業債が9億0260万円のほか、出資金、他会計繰入金、固定資産売却代金、工事負担金の受入れにより、合計額は13億3378万6000円となりました。
一方、資本的支出では、建設改良費及び企業債償還金の合計31億1260万1000円となりました。
次に、主な建設改良事業であります配水管整備事業につきまして、本年度より第9次配水管整備事業に着手し、口径75ミリから250ミリまでの配水管網について、4833メートルの布設替え等の整備を行いました。施設耐震化事業では、南部低区配水池耐震化設計業務を、基幹管路では龍華導水管実施設計業務や北部低区配水池新送水管布設替工事を実施しました。
また、災害等の不測の事態に備え、高安受水場及び龍華配水場に自家発電設備等を設置したほか、漏水調査等の維持管理業務を実施し、安定給水に努めました。
今後も、長引く新型コロナウイルス感染症の影響や
原油価格など、物価の高騰等によります経済の急激な変動の中において、給水収益の減少が見込まれる一方で、安全な水を安定して供給し続けるため、施設や管路の耐震化を含めた更新が必要となります。
このような中、八尾市水道事業ビジョンに掲げた目標、安全・強靭・持続の実現と、八尾市水道事業経営戦略の実行により、将来にわたる健全な経営に努め、さらなるお客さまサービスの向上と、信頼性の高い水道事業の構築に努めてまいる所存であります。
以上、決算の概要につきまして御説明申し上げましたが、このたびの決算に当たり、本市
監査委員の御審査をいただき、今後の事業運営につきまして、貴重な御意見を承っているところでございます。
後日、
予算決算常任委員会におきまして、御審査を賜るわけでございますが、その際、改めて詳細に御説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
次に、認定第10号について
下水道部長から説明を求めます。どうぞ。
◎
下水道部長(田中淳二) 〔登壇〕
ただいま議題となりました認定第10号につきまして、その概要を御説明申し上げます。
なお、決算数値につきましては、千円単位で御説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
令和3年度の公共下水道事業につきましては、経営の健全化や効率的な事業運営を図るため、八尾市公共下水道事業経営戦略に沿って、下水道施設の長寿命化対策に取り組むとともに、未普及地区での新設整備事業を実施いたしました。
それでは、業務の状況でございますが、年間有収水量は、前年度より12万6721立方メートル減少し、2723万9607立方メートルとなりました。
整備面積は、前年度より10.65ヘクタール増加し、2866.85ヘクタール、整備区域内人口は、前年度より1617人減少し、24万9554人で、行政人口26万2875人に対する整備人口普及率は94.9%となりました。
水洗化戸数は、前年度より724戸増加し、7万7772戸となり、処理区域内戸数8万4452戸に対する水洗化率は92.1%となりました。
また、37.74ヘクタールの処理公示を行い、処理区域面積は2818.56ヘクタールとなりました。
なお、都市浸水対策達成率は92.0%となっております。
次に、経理の状況でございますが、税抜きで下水道事業収益は95億7232万4000円、下水道事業費用は90億2285万9000円で、当年度純利益として5億4946万5000円を計上いたしました。
次に、資本的収入及び支出でございますが、税込みで、資本的収入は28億6859万5000円、資本的支出は76億6537万3000円で、主な建設改良事業といたしまして、八尾市公共下水道ストックマネジメント計画実施方針に基づく改築事業を八尾排水区、飛行場南排水区第1分区等において実施し、また、整備人口普及率の向上を図るべく、旧国道170号以東の山手地区を中心に管路整備を実施いたしました。
下水道事業の経営を取り巻く環境は、今後、人口減少や節水意識の高まり、社会情勢の変化等の影響による下水道使用料収入の減少など、さらに厳しいものとなることが予測されます。このような状況の下、近い将来に見込まれる施設の老朽化等に伴う修繕、改築事業の増加等にも対応できるよう、八尾市公共下水道事業経営戦略の着実な取組により、持続可能な下水道サービスの提供に努めてまいる所存でございます。
以上、決算概要につきまして御説明を申し上げましたが、このたびの決算に当たり、本市
監査委員の御審査をいただき、今後の事業運営につきまして貴重な御意見を賜っているところでございます。
後日の
予算決算常任委員会におきまして、御審査を賜るわけでございますが、その際、改めて詳細に御説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥田信宏)
これより10件一括して質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております認定10件については、お手元配付の議案付託表のとおり、いずれも
予算決算常任委員会に付託いたします。
─────────────────────
△議会議案第5号「環境教育の推進及び
カーボンニュートラル達成に向けた
学校施設のZEB化のさらなる推進を求める
意見書提出の件」外1件一括
○議長(
奥田信宏)
次に、日程第8、議会議案第5号「環境教育の推進及び
カーボンニュートラル達成に向けた
学校施設のZEB化のさらなる推進を求める
意見書提出の件」外1件を議題といたします。
お諮りいたします。
本2件については、提出者の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、本2件については、提出者の説明及び委員会付託を省略することに決しました。
これより2件一括して質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより2件一括して討論に入りますが、通告がありませんでした。
よって、討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより議会議案第5号及び第6号の2件について、一括して採決いたします。
本2件、いずれも
原案可決することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
奥田信宏)
御異議なしと認めます。
よって、議会議案第5及び第6号の2件については、いずれも
原案どおり可決されました。
─────────────────────
△
建設産業常任委員長報告
○議長(
奥田信宏)
次に、
建設産業常任委員会から会議規則第44条第2項の規定により、所管事務調査の中間報告の申出がありますので、これを受けることにいたします。
それでは、日程第9号「
建設産業常任委員長報告」を願います。
五百井議員。
◆
建設産業常任委員長(五百井真二) 〔登壇〕
ただいまから
建設産業常任委員会における所管事務調査について中間報告を申し上げます。
本委員会の所管事務調査の2つのテーマのうち、水道事業の広域化の検討状況においては、執行部から状況や事業効果等について進捗の報告を受けるとともに、大阪広域水道企業団との水道事業の統合に係る統合素案に対し、市議会の意見を反映させるため、所管事務調査を進めてまいりました。
調査に当たりましては、統合後の施設整備計画、経営シミュレーション、事業運営体制及び、それらに基づく統合の効果等について、執行部から現状の把握や確認を行うことで調査を深め、令和4年6月22日の委員会を初め、延べ8回の調査を実施しました。
このたび調査を通じて、統合素案に対する意見について一定のまとまりを見たため、中間報告を行います。
委員会として協議を重ねた結果、水道事業の現状と課題について、市職員の身分移管について、非常時の対応について、水道センターの統合について、市民への情報提供について及び、その他の6点から執行部に対する提案事項を取りまとめ、お手元配付のとおり、計8項目の一致した意見を当委員会として執行部に対し提案するものであります。
以上で、
建設産業常任委員会における所管事務調査の中間報告を終わります。
○議長(
奥田信宏)
以上で、所管事務調査の中間報告を終わります。
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
本日、付託いたしました決算関連議案の審査のため、この後、
予算決算常任委員会全体会を開会し、10月11日から各分科会で集中的に審査を行っていただくわけであります。
我々の議決した予算が、どう効果的に使われたのか。次年度予算に、いかに反映させるのか。
限られた時間ではありますが、全議員体制で、しっかりと御審査いただきますよう、お願い申し上げます。
─────────────────────
○議長(
奥田信宏)
本日は、これをもって散会いたします。
午前11時20分散会
────────────────────────────────────────────
〇
会議録署名議員
┌───────┬────────┬─────────────────────────┐
│市議会議長 │奥 田 信 宏 │ │
├───────┼────────┼─────────────────────────┤
│市議会議員 │松 本 剛 │ │
├───────┼────────┼─────────────────────────┤
│市議会議員 │山 中 宏 │ │
└───────┴────────┴─────────────────────────┘...