八尾市議会 > 2021-12-13 >
令和 3年12月13日予算決算常任委員会(建設産業分科会)−12月13日-01号
令和 3年12月建設産業常任委員会-12月13日-01号

  • "民間調査"(/)
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  1. 八尾市議会 2021-12-13
    令和 3年12月13日予算決算常任委員会(建設産業分科会)−12月13日-01号


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    令和 3年12月13日予算決算常任委員会建設産業分科会)−12月13日-01号令和 3年12月13日予算決算常任委員会建設産業分科会)             ┌─────────────┐             │  予算決算常任委員会  │             │  建設産業分科会次第  │             └─────────────┘                           ┌─令和3年12月13日──┐                           └─第1委員会室  ──┘ 1 開  会 2 審  査 【魅力創造部及び農業委員会関係】  (1) 議案第82号「令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算の件」のうちの当分科会所管分都市整備部及び建築部関係
     (1) 議案第77号「八尾市手数料条例の一部改正の件」のうちの当分科会所管分  (2) 議案第82号「令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算の件」のうちの当分科会所管分 3 閉  会  〇出席者氏名     出席委員            委員長         田   中   慎   二            副委員長        大   星   な る み            委員          稲   森   洋   樹            委員          山   中       宏            委員          松   田   憲   幸            委員          五 百 井   真   二            委員          杉   本   春   夫     説明のため出席した者           市長           大   松   桂   右           副市長          植   島   康   文           副市長          村   上   慶 太 郎        <魅力創造部>           部長           新   堂       剛           次長           吉   田   博   文           次長           み な も と     斎           次長兼農とみどりの振興課長浅   井   啓   志           産業政策課長       後   藤   伊 久 乃           労働支援課長       大   保   宣   広           観光・文化財課      南       昌   則           文化・スポーツ振興課長  川   添   浩   司        <都市整備部>           部長           金   子   秀   行           次長           堀       俊   二           次長           米   重   豊   裕           都市政策課長       北   尾       章           都市交通課長       杉   島   敏   則           都市基盤整備課長     岡   崎   充   貴           土木管財課長       藤   原   康   志           土木建設課長       木   村   智   哉           土木管理事務所長     鈴   木   啓   介        <建築部>           部長           比 留 間   浩   之           次長           田   中   孝   房           住宅政策課長       北   園   了   三           審査指導課長       辰   己   浩   之           公共建築課長       芝   池   具   寿           住宅管理課長       廣   瀬   孝   二        <農業委員会事務局>           事務局長         稲   葉   守   弘        <その他関係執行部>           若 干 名     職務のため出席した市議会事務局職員           参事           藤   本   隆   行           議事政策課副主査     菱   井   正   人  令和3年12月13日(月曜日)午前10時55分開会 ○委員長田中慎二)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから、予算決算常任委員会建設産業分科会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長田中慎二)  当分科会では、担当する各議案の質疑を行います。  なお、討論と採決は、12月20日の全体会で一括して行います。  それでは、お手元配付の次第書どおり審査を行います。 ───────────────────── ○委員長田中慎二)  まず初めに、魅力創造部及び農業委員会関係について審査を行います。  議案第82号「令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算の件」のうちの当分科会所管分を議題といたします。  まず、後藤産業政策課長から提案理由の説明を求めます。  後藤課長。 ◎産業政策課長後藤伊久乃)  それでは、ただいま議題となりました議案第82号のうち魅力創造部所管分について、御説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の32ページをお開き願います。  款2総務費、項1総務管理費、目16文化振興費におきまして591万円を増額補正し、総額を4719万6000円とするもので、がんばれ八尾応援寄附金への寄附に伴い、文化振興基金積立金を増額するものでございます。  次に、補正予算書の50ページをお開き願います。  款5労働費、項1労働諸費、目1労働福祉費におきまして90万5000円を増額補正し、総額を3億9266万1000円とするもので、人事異動等に伴う人件費過不足調整として、職員人件費を増額するものでございます。  次に、52ページをお開き願います。  款6産業費、項1農業費、目2農業総務費におきまして2472万3000円を減額補正し、総額を2500万5000円とするもので、人事異動等に伴う人件費過不足調整として、職員人件費を減額するものでございます。  次に、項2商工費、目1商工総務費におきまして196万6000円を増額補正し、総額を1億3025万1000円とするもので、人事異動等に伴う人件費過不足調整として、職員人件費を増額するものでございます。  次に、目2商工振興費におきまして1068万円を増額補正し、総額を15億5576万4000円とするもので、がんばれ八尾応援寄附金への寄附に伴い、産業振興基金積立金を増額するものでございます。  次に、目3観光費におきまして244万円を増額補正し、総額を7095万6000円とするもので、がんばれ八尾応援寄附金への寄附に伴い、河内音頭振興基金積立金を増額するものでございます。  次に、56ページをお開き願います。  款7土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費のうち、当部所管分におきまして2921万1000円を減額補正し、総額を5億1974万1000円とするもので、人事異動等に伴う人件費過不足調整として、職員人件費を減額するものでございます。  次に、目4緑化推進費におきまして2105万円を増額補正し、総額を7274万7000円とするもので、がんばれ八尾応援寄附金への寄附に伴い、緑化基金積立金で1279万円を、さくら基金積立金で826万円をそれぞれ増額するものでございます。  次に、62ページをお開き願います。  款9教育費、項4社会教育費、目1社会教育総務費のうち、当部所管分におきまして1381万8000円を減額補正し、総額を1億9549万3000円とするもので、人事異動等に伴う人件費過不足調整として、職員人件費を減額するものでございます。  次に、目4文化財保護費におきまして9億7144万8000円を増額補正し、総額を11億9493万4000円とするもので、史跡等保存活用事業費として増額するものでございます。  次に、項5保健体育費、目1保健体育総務費のうち、当部所管分におきまして250万円を増額補正し、総額を5188万7000円とするもので、人事異動等に伴う人件費過不足調整として、職員人件費を増額するものでございます。
     続きまして、債務負担行為の補正について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の10ページにお戻り願います。  安中新田会所跡植田家住宅指定管理業務につきまして、期間を令和3年度から令和8年度、限度額を8700万円。文化会館照明設備リース料につきまして、期間を令和3年度から令和11年度、限度額を2700万円。文化会館チケット販売管理システム改修業務につきまして、期間を令和3年度から令和4年度、限度額を100万円とする債務負担行為を設定いたすものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、議案第82号のうち魅力創造部所管分についての提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長田中慎二)  次に、稲葉農業委員会事務局長から提案理由の説明を求めます。  稲葉局長。 ◎農業委員会事務局長稲葉守弘)  それでは、ただいま議題となりました議案第82号のうち農業委員会所管分につきまして御説明申し上げます。  令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算書の52ページをお開き願います。  款6産業費、項1農業費、目1農業委員会費において3086万9000円の増額補正を行い、総額を3900万8000円といたすもので、人事異動等に伴う人件費過不足調整として、職員人件費を増額するものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第82号のうち農業委員会所管分についての説明を終わらせていただきます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長田中慎二)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山中委員。 ◆委員(山中宏)  よろしくお願いします。  補正予算社会教育費文化財保護費ですか。この9億7000万円何がしというところ。なかなかの金額なので、いろいろとお伺いしたいです。まず、これは土地購入に係る経費ということですけれども、詳しく教えていただけますか。 ○委員長田中慎二)  南課長。 ◎観光・文化財課長南昌則)  こちらの土地につきましては、現在、郡川の土地区画整理事業区域内におきまして、国の史跡指定を受けました郡川西塚古墳高安千塚古墳群の国史跡の追加指定を、今年の6月に文化庁の審議会で答申をもらいまして、10月11日に国の史跡として指定をされております。  その用地につきまして、公有化を図り、今後保存して活用していくという考え方の下で、今回、公有化を目指した補正予算を上げさせていただいております。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  まず、この国の史跡としてなったわけなんですけれども、これそもそもどういう史跡なんですか。ちょっと教えていただいてもいいですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  この郡川西塚古墳と申しますのは、前方後円墳でございまして、現在、市域には前方後円墳として、心合山寺古墳史跡指定されておりますけれども、その中でも残っている数少ない前方後円墳です。これ以外には、心合山寺を入れて3基しか、現在、前方後円墳としては残っておりません。そのうちの1基でございます。  明治35年に、この古墳自体が開墾によって、中で副葬品等が発見されたということで、それらの副葬品につきましては、現在、東京の国立博物館で保存されております。  その後、民間調査等で、当時の昭和の時代に聞き取り調査を行われたりはしていたんですけれども、本格的な調査につきましては、平成25年、26年度に八尾市史の事業に絡めまして、東京国立博物館で調査をさせていただいた。  その後、平成27年から発掘調査をさせていただいて、今回の指定をさせていただきました。  大体全長が62メートルということで、今回、初めて大きさがきちんと正確に分かったということでございます。  また、墳丘そのものが、非常によく残っておりまして、現在の地表面より2メートルから3メートル下に、まだまだ古墳の続きが残っているということと、それから、周濠と申します堀が残っているということも、今回確認できました。あと、埴輪等が発見されましたので、大体6世紀の初頭ぐらいに作られた古墳であるということと、この古墳を基に高安千塚古墳群が作られていくと。その契機となったものとして、今回、追加指定をされたということでございます。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  なかなか大きな発掘というか、発見ということなんですね。歴史的に価値のあるということで、分かりました。国に、そうやって指定もしていただいてということです。  この9億7000万円の土地購入というんですけれど、具体的に広さとか、やっぱり市民感覚としたら、物すごい大きなお金だというのはあるんです。この9億7000万円、国指定だと言っているぐらいですから、ちょっと国からお金が出たりするのであれば、大体どれぐらい出るのかというのと、そもそものここの土地です。土地代もそのあたり、どれだけの広さでというのも、詳しく教えていただけますか。 ○委員長田中慎二)  南課長。 ◎観光・文化財課長南昌則)  今回、公有化を図る予定の土地の面積につきましては8095.40平方メートルのエリアとなっております。  また今後、国の史跡指定を受けたということに伴いましても、公有化を図ることですので、国からも購入に当たりましての補助金が充当される予定としております。  今回、補正予算で9億7144万8000円を計上させていただいておりますが、それに伴って、9億7140万円を地方債での補正も上げさせていただいております。この地方債を発行して、後年度で元利償還、返還していくわけですけれども、それに伴った元利償還金の8割が国からの補助金として、きちっと入ってくる予定をしております。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。8割が国によってということです。  これを疑うわけでもないんですけれども、この土地の価格云々は、相当な広さだとは分かるんですが、価格は適正だとか、もうちょっと安く買えなかったのかというような声も聞こえてきそうです。ちょっとそのあたりもいきさつ等々、この価格が適正なのであれば、そのあたりの御説明というのも、重ねて頂戴していいですか。 ○委員長田中慎二)  南課長。 ◎観光・文化財課長南昌則)  今回の土地の価格につきましては、複数の不動産鑑定会社に鑑定をお願いさせていただいております。これまでもパブリック部門の鑑定とかを行ってこられた実績のある会社なんですけれども、その会社におきまして、この土地の区画整理で、今後、このまち全体、この周辺がどうなっていくのかということと、現在、準工業地域になって、指定されておるということであったり、様々な諸要件、類似的な近隣での取引事例、そういったものを参考にしながら、適正な価格を設定されてきていまして、その複数の不動産鑑定会社から上がってきた金額につきましても、市の不動産鑑定評価委員会というところで議論をさせていただいて、一定の価格を設定させていただいたので、価格につきましては、正常価格という結論になっております。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。過去、調整区域やったかと思うんですけれども、今はもう準工業地域になっているということと、近隣の実勢価格とほぼ等しいと。複数の不動産鑑定士からそのあたりの金額というのが、別々に提示されていて、妥当性というか、価格には正当性があるということを確認できました。  今後、どういうスケジュールで、今回の史跡というのが区画整理されていくのかというのも、教えていただけますか。 ○委員長田中慎二)  南課長。 ◎観光・文化財課長南昌則)  今回、予算の議決をいただきましたら、土地の購入に関しましては、相手方との仮契約を結んで、3月に契約の議案を上げさせていただきたいと考えております。  また、実際にここが公有化された後の活用につきましては、この区画整理事業区域内の周辺の、また別の部署が進めております公園的な用地の整備に合わせまして、一定、古墳の部分の供用を開始していただけるような形で持っていきたいと思っています。  当然、これは今現在、仮で整備をして一定の市民の利用ができるようなしつらえを考えておるんですけれども、本格的な整備につきましては、今現在、市では由義寺跡地整備計画を策定して、そちらの整備もしっかり進めていきたいと考えておりますので、それの後、高安千塚古墳群全体の整備の考え方とも調整しながら、ここの郡川西塚古墳の将来的な整備については検討していきたいと考えております。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。本当に、由義寺が僕らも気になるところでもあって、どうつなげて、どう展開していくのかとは思っていたんですけれども、そこは先に由義寺が整備されて、その後にこちらが整備されていくということ。  また、市民が触れることができると、今、おっしゃったんですけれども、まだまだ定かじゃないとは思うんですが、ちょっとそういうお答えが出たので、もうちょっと聞かせていただきたいんです。  心合寺山古墳みたいに、皆さんが立ち入れるような、そんな感じでお考えなんですか。お願いします。 ○委員長田中慎二)  南課長。 ◎観光・文化財課長南昌則)  今後、詳細な詰めはしていくのですが、公有化を図る土地の東側部分が、一定公園的な整備も進められておると聞いておりますので、そちらと一体的に、市民が利用できる、また、周辺の今後の開発の中で出てくる施設等の利用者、お勤めの方々も含めて、憩える場所としての仮整備は行っていきたいと思っています。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  すみません。補正予算の審議なのに、ちょっと脱線しているかとは思いつつもです。要するに、土地を整備する中で、最初に出た鏡や何やらは、国の博物館に展示されているとかと聞いているのですけれども、そのあたりの展示物というのは、今回の遺跡発掘とともに、何かしらの展示等で本市に戻ってきたりとか、そういうことはないんですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  先ほども申しましたように、現在、鏡とか、あるいは、金製の耳飾り等が、ここから出土しているのですけれども、そういうものは、恐らく東京国立博物館で今後も保存されていかれると思います。  また今後、もしあるとすれば、そういうものを、市として本施設を整備していく中で、レプリカ等を作って御覧いただくとか、あるいは、そのものを一旦、例えば、里帰り的な展示をさせていただく機会があるかもしれません。また、そういうときには、資料館等で行っていただく機会を、また設けていきたいとは考えております。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。また、そういった情報発信というのも、どんどんやっていっていただきたいと思いますので、そちらのほうもよろしくお願いします。  私のほうは、以上です。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。  五百井委員。 ◆委員(五百井真二)  1点だけ。文化会館照明設備リース料でお聞きしたいと思います。
     これは、今までもずっとリースでやっているのですか。年額で300万円ちょっとの金額になるんですけれども、購入するより、リースのほうが安いということでいいんですか。 ○委員長田中慎二)  川添課長。 ◎文化・スポーツ振興課長川添浩司)  これまでは、リース方式では行っていなかったんですけれども、今回の大規模改修に伴う照明設備を入れ替えていく中で、1階の廊下、階段等の共用部分につきましては、リース方式を採用いたしました。あと、費用の平準化と、メンテナンスの省力化というところで、今回導入するものです。 ○委員長田中慎二)  五百井委員。 ◆委員(五百井真二)  結果的に、コスト削減みたいになるということで、それも管理がしやすくなるのか。その辺の判断はどうですか。 ○委員長田中慎二)  川添課長。 ◎文化・スポーツ振興課長川添浩司)  両方ともメリットがございます。コストの削減もございますし、管理も、例えば球が切れたというときは、そちらの会社のに連絡したら取替えに来ていただけるということになります。 ○委員長田中慎二)  五百井委員。 ◆委員(五百井真二)  コスト面と管理の部分で、リースに切り替えたということですね。分かりました。  これは、当然、契約していく話ですか。入札でやるんですか。 ○委員長田中慎二)  川添課長。 ◎文化・スポーツ振興課長川添浩司)  今年度内に入札を実施しまして、業者を決めさせていただき、機器の調達の準備にかかり、来年度の工事状況を見ながら、機器を入替えるということで進めてまいります。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  先ほど委員からも質問されている郡川西塚古墳の件について伺いたいと思います。  先ほど委員もいろいろ言っておられたので、できるだけ重複しないようにしたいと思います。  まず、今回、なぜこの時期にされたのかというのが、私、分からないんです。何でかと言いますと、平成26年の11月21日に、高安千塚古墳群国史跡指定とする国文化審議会へ答申されたと。要するに、意見述べられたわけなんですが、これ一帯のものとして、先ほど説明あったように、今回の郡川西塚古墳というのは、高安千塚古墳の一帯のものやということで説明あったんやけれども、これ間違いないですか。まず、教えてください。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  今回の指定に関しては、さっきも言いましたように、千塚古墳の大きな固まりの中の、それが一番最初にできた古墳という形で捉えられたということで、一帯のものとして、今回、国の指定を受けたものでございます。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  今の説明でしたら、この郡川西塚古墳が、一番最初に、一番古い古墳であるという認識で取ったらいいんでしょうか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  一番古い古墳、中河内でも一番古い横穴式石室と捉えていただいて結構です。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  だからこそ、何で、高安千塚古墳群史跡指定ということで、平成26年11月21日に答申を出されたのか。これが分からん。こんな一番古いものであって、それが高安千塚古墳全体の一番古いもんやということであれば、当然、文化財に申請するときに、それも一帯として申請すべきものではなかったんやろうかと思うんだけれども。これはあくまでも素人の考えですが、これについてはどうなんでしょうか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  高安千塚古墳群の調査につきましては、平成16年から古墳群の調査を行ってまいりました。我々、その間、指定までの10年間、当然そういうことも、国のほうとも協議をしてまいりました。  ただ、国からは、まず、やはりその千塚古墳群の本体を調査すべきだという御意見を頂きました。それと言いますのも、やはり郡川西塚古墳につきましては、先ほど申しましたように、これまで十分な調査ができていないということに加えまして、千塚古墳自体が、我々230基の古墳の調査を踏査し、また、内部の石室の調査を行ってまいりました。  そういうことから考えまして、まずは、千塚古墳を最初にやるべきだという意見を頂いたので、千塚古墳の指定を、先に申請させていただいたものでございます。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  そういうのは、国のほうから、まず千塚古墳を調査すべきだと。こういうような指摘があったから、今回のところについては、後回しになったと、こういう理解でいいのですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  そのとおりです。  そして我々は、その指定がかかった後にも、再度、国と協議をしまして、今後どういう方向性で郡川西塚古墳を残していけばいいのかということも協議をさせていただきました。  その結果、平成27年度から、我々調査に入りまして、今回の指定となったものでございます。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  文化財そのものについて、どうだこうだとか言うわけじゃないんですが、大事にしないといけないけれどね。この取得に関係する概要の中でも、先ほども言われたように、一番古くて、そしてまた、出土したものは、東京の国立博物館にも保存されている。いろんなものが出土しているそういう状況のものが、国も分かっていながら、だから何でそれが、今回の郡川西塚古墳が後になったのかというのが、疑問で仕方がないんです。  本来ならば、全体で一番古いと言われているこの古墳自体が、後回しになって、国が何で高安千塚古墳を先にやったのかというのが正直に言って、疑問で仕方がないんです。  これは素人の考えかも分からんけれども、今回、言ってみたら先ほど、委員からのありました、この土地そのものも全体では8090平米。この土地も、先ほどの話はちょっと置いといて、私も現場を見て来て写真も撮りました。今度、新しい区画整理道路ができている中で、2軒のお家があって、角に公園を今度作りまして、その横に古墳ということで8090平米を買うんだと、こういうようにおっしゃっているんです。もう1つ疑問を感じるのは、前方後円墳は、僕ら学校で習ったと言ったら、格好は一定部分ついてますやん。古墳としての形がありますやん。ここ僕、現場見て来て写真も撮ってきたけど、普通の雑木林ですやん。そういう前方後円墳というのが出土しているわけだから、現実間違いないんだろうけれども、前方後円墳という形になっていない。普通のそこら辺の雑木林になっているというのが、現在の状況だと思うんです。この前方後円墳という形というのはあったんですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  先ほど申しました、明治35年に一度、その地元の土地の所有者によって開墾中に、古墳が開けられたというお話をさせていただきました。そのときに、石室部分が既に破壊されていたと。その段階で破壊されておりまして、現在、古墳の墳丘部分が残っているわけでございます。  先ほどちょっとお話させていただきましたように、現在の土地から3メートル下に、まだずっと古墳の墳丘の形が残っております。ですから、今後本格的な整備していく段階で、二、三メートルまで下を掘りますと、そういう古墳の前方後円墳の形がきっちりと出てくるものでございます。  今、申しましたところが、やはりこの古墳単体では、なかなか指定が難しいというでございまして、国のほうと相談しましたのは、やはり本来の石室がきちんと残っている高安千塚古墳群を中心に、まずやっていくべきだと。そして、その中で、この古墳をもう一度きちんと価値づけをする。発掘調査を行って、古墳の状況をまず確認して、価値づけをした上で、国の指定に持っていくかどうかを、今後検討していきましょうという話だったので、今回、そういう発掘調査の中で、この古墳の価値が十分に分かってきたということで指定となったものでございます。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  指定するに当たって、それだけの大事なものやということの認識はさせていただきます。  さらに、ちょっと私も写真を撮っていて、現状を見ていて、これが前方後円墳という感じです。まさに雑木林。そういう状況の中で、今、説明されたように、3メートル地下には、そういった墳丘の跡があるやろうし、また、いろんなものがこれから出土するかも分からんということの話だろうと思うんです。  この土地については繰り返しますが、長さでいけば、委員の質問の中で答弁された62メートルの長さということですか。これは、今度の区画整理の道路のところから62メートルという、南へ62メートルいうことで考えたらいいんですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  違います。古墳そのものだけが62メートルの長さです。前方後円墳の長さが62メートルということです。それにプラスして、先ほど申しました周りに堀が見つかっていると。あるいは、その堀の土手が見つかっているということになりますと、恐らく110メートル程度の大きさにはなってくるものと考えられます。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  そういう堀があるということで、さらに延長になりますということです。それが、全体でいったら8090平米とになるということですか。  私ら素人ですから、その堀がという説明があったときに、今おっしゃったからこそ初めて分かるんだけど、正直言って、何でこれだけの土地を買わないといけないのかというのが、見てきてそう感じたんです。  ただ、文化的財産というのか。遺跡というのは、そういったところまで含めた形でやらないといけないということを改めて認識させてもらいます。  もう1つちょっと金銭的な問題です。先ほど委員からもありました。  これは、もともとこういう、先ほどおっしゃったような歴史的な明治35年でしたか。報告がありました。そういう中で、いろいろ見つかってきて、今日に至ったと。今回の遺跡については、金銭的な問題からいって、私は、何でその今回、令和3年6月18日に、その答申を出したんかというのが、これもちょっと自分なりに不審に思っているんです。  要するに、区画整理が今まで準工業地域やったと。調整区域やった土地です。それが、なかなか地主が売らなかった部分もあるかも分からないけれど、これ区画整理が起こってから、だからこれで売りますと言ったら、それは評価上がりますよね。もう正直、自分の気持ちとして言っているんです。これまでに、そんな大事な古墳やったら、もっともっとどこまで調整や、買い付けのための話をしてきたのかというのが、全く見えなくて。区画整理ができて、あそこら辺が、一遍に土地の値段が上がって、これ計算したら、一坪約40万円です。私のところ、田井中でも30万円そこそこです。こんな金額が、ばんと上がってきた。区画整理ができたから、こんなこと地主に責めるわけでも何でもありませんけどね。行政側として、何でこんな大事な古墳群をもっともっと早くから、国に答申したのが、先ほど言ったように、ここにも書いてるように、今年の6月ですやん。これ区画整理しようと言ったんが、令和元年ですやん。それはもう僕でも、土地の地主やったら売りますわ。それまでだったら売らなかったかも分からない。調整区域だし。こういうような買い方はどうなのかと思うんが、私、疑問に感じて仕方がないんです。  これについては、現実的に今日、そういう段階になってしまっているのかも分からんけれども、買い付けについては、これまでどう考えてはりましたか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  これまでといいますか、この古墳につきましては、先ほど申しましたように、平成16年から、その高安千塚古墳の調査を我々開始しています。  それ以前の段階から、古墳群あるいは、この郡川西塚古墳のそばにありました郡川東塚古墳と合わせまして、どう保存していくかということを、庁内でもずっと協議をしてまいりました。  平成15年、平成16年やったと思いますけれども、まずは、高安千塚古墳群を調査して、郡川西塚古墳を残していくんだということで、我々、そういう実施計画の中でも検討させていただきまして、古墳群の調査に入ったものでございます。  ですから、我々としては、高安千塚古墳と、この郡川西塚古墳を守るために、国の指定を受けるために、この10年間の指定と併せまして、西塚古墳をいかにしていくかということで、千塚古墳が指定されました翌年から、郡川西塚古墳の調査に入ったものでございます。
    委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  だから、千塚古墳がこういった形になって、平成26年に、そして平成27年に、言ってみたら、国から告示まで受けたわけです。今、説明ありましたように、要するに、そんなときから実施計画も含めて、この郡川西塚古墳自体は、大事なもんやということで調査もされてきた。その当時から買収について、話ができてなかったのかというのが疑問なんです。そんな大事なものやったら、ましてや、計画の中にも入ってたんやとか、調査の中にも入ってたんやという段階やったら、その当時からこの古墳を守りたいというのは、それは皆さんもお仕事ですし、八尾市にとっても大事な問題だという意識を、僕らも持ちます。  しかしながら、そんな当時から、それだけ大事なものだということであれば、何でそのときから交渉をしたり、いろいろな形ができなかったのかというのが、僕ら素人から見て、疑問を感じるんです。その当時からやっていたんだけれども、地主が売ってくれなかったとか、いろんな経過があったということかも分からんけれども、今の現実的に当たったときに、この土地の買収については疑問が残る。これが僕自身解消されなかったら、やっぱりこの問題解決できないかと思っています。そこら辺については、どこまでの経過やったのか、教えてください。買収についてです。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  これはあくまでも、先ほど申しましたように、国の財源がやはり必要になってくるということを考えております。当時からそうです。国の財源が入ってこそ、初めて買収できるということですので、我々としては、公有化については、国の指定を頂いてから、買収については動いていくということになっておりましたので、高安千塚古墳につきましても、同様に、国の指定を頂きまして、その国の補助を頂いた上で、買収に、現在も入っているという状況でございます。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  確かに流れとして、今おっしゃったように、国がちゃんとして、財源も一定部分しないと、こっち側もできないということかも分からないのですけれども、ちょっとあまりにも時期的に私自身が納得できないというのが、やっぱり流れの中で、言っていることはそうかというように思うんだけれども、国が指定してこそ、初めて予算をつけることができるんだ。  でも、私らから見たら、今まで説明があったように、この概要についても本当に一番古いやつだと。それから、出土もしているんだと。そんなところが後回しになって、千塚古墳のほうが先になるなんていったら、ちょっと信じられないなという感じがして仕方がない。  皆さんが一生懸命頑張って、せっかく見つかった。見つかったというよりも、明治35年か。見つかったやつを、今度は新たに、この古墳群として残していこうという思いを持っていらっしゃるのは、十分に分からないではないんだけれども、やっぱり市民の税金ですし、この税金について、これだけの額が、本当にそれで市民が理解できるだろうかといったときに、ちょっと心配で仕方がないので、質問させていただきました。  一応、これで終わります。 ○委員長田中慎二)  植島副市長。 ◎副市長(植島康文)  今、いろいろ御指摘を受けました。  ただ、これまで答弁がございますように、文化財行政、基本的には国が主導をして、日本全国の様々な文化財をしっかり守っていく、保存していくという部分がございます。  そういう中では、本市といたしましても、国との調整等を十分に行いながら、先ほども申しましたように、財源的には、なかなか市の一般財源の中でやっていくというのは、非常にもう困難でございます。そういう意味では、国の財源をしっかり取りながら進めていきたいということでございまして、この間、区画整理なり、様々な取組と重なった部分がございますが、我々といたしましては、文化財行政をしっかりと、適正な対応を、これまでもしてまいりましたし、今後も、しっかりと対応してまいりたいと考えておりますので、どうか、よろしくお願いいたします。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。  松田委員。 ◆委員(松田憲幸)  今のところで、ちょっと1点だけ聞かせていただきたいのが、国史跡の追加指定告示というのがあるんですけれども、これは、いわゆる八尾市側がここを指定してほしいというアクションを起こしてから起こるものなのか。あるいは、国がもう勝手に、ここは指定するという流れになるのか。そこの流れ教えてもらっていいですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  指定につきましては、あくまでも市から国のほうに意見具申をさせていただくというプロセスを経まして、国では、国の文化審議会に諮問されることになっております。  そして、国で答申をいただきますので、国の判断で指定をされるわけではなく、あくまでも市から意見具申をするということでございます。 ○委員長田中慎二)  松田委員。 ◆委員(松田憲幸)  であれば、郡川西塚古墳を意見具申したタイミングは、いつになるんですか。それを教えていただいていいですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  これは今年の6月に答申を頂いていますので、今年の2月ぐらいに意見具申をさせていただきました。 ○委員長田中慎二)  松田委員。 ◆委員(松田憲幸)  だから、そこを他の委員がおっしゃっていたのが、例えば、それ平成27年に、先に指定されています。そこから、そのタイムラグというのは何で生じたんですか。なぜ、すぐやらなかったのかという理由は何かあるんですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  先ほど申しましたように、平成26年に千塚古墳の指定いただきました。そのときに、文化庁の方と今後どうしていけばいいかということでお話した中では、まずは、きちんとその調査をしなさいということで、平成27年度には一旦調査に入りました。  それから、平成28年、平成29年度につきましては、高安千塚古墳群の保存活用計画というものを策定しておりました。まずは、この計画ができなければ、今後、千塚古墳の買収あるいは整備費用等が、なかなか出ることがありませんので、まず、その策定をさせていただいた上で、平成30年度、それから令和元年度に、改めて発掘調査に入らせていただいて、その結果を、その間も随時、文化庁のほうが視察に来ていただいたり、あるいは、我々のほうで文化庁に行ったりということで協議をさせていただいた上で、意見具申をさせていただいたということでございます。 ○委員長田中慎二)  松田委員。 ◆委員(松田憲幸)  今のお話をトータルすると、やっぱり意見具申するには、3年か、4年ぐらいかかるということなんですか。そんないろんな調査であったり、意見具申というのは、多分、一言で言うのは簡単だと思うんですけれども、そうじゃなくて、ここをやっぱり追加で指定してほしいんだということをするための準備とか、あるいは、調査というのが、それぐらい時間を要したという認識でいいんですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  そうです。まさしくその指定をするための本質的な価値は何かということを、きっちりと国に御提示しなければ、国のほうも、文化財のほうも文化審議会の学識の先生方の前に、やはり意向を出すことができない。諮問することができないということでしたので、我々のほうも、それだけの時間をかけて、調査をさせていただいたということでございます。 ○委員長田中慎二)  松田委員。 ◆委員(松田憲幸)  これはもう一般的な話で、ほかの市町村でも、基本的にはそれぐらいの時間をかけて意見具申を行っているという、そういう認識でもいいんですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  そのものにもよりますけれども、やはり遺跡の本質的な価値を出して行く上では、それぐらいの時間はかかるかと。例えば、由義寺につきましては、1年間で我々は指定をさせていただきました。ただし、その前には調査を十分に、これまでやってきた経緯も踏まえた上で、指定をしていただいております。史跡というのは価値がきちんと説明できなければ、なかなか国のほうでも指定をしていただけないということでございます。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中慎二)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  五百井委員。 ◆委員(五百井真二)  すみません。ちょっと聞き漏れがあったんで。先ほどの、文化会館の照明のことを聞きたいんですけれども、コストカットという部分がさきほどあったんです。今までどおりのやり方と、今回のリースでどれぐらいの差があるのか。リース料は金額が分かっていますので、比較している金額は、どれぐらいかちょっと教えてもらっていいですか。 ○委員長田中慎二)  川添課長。 ◎文化・スポーツ振興課長川添浩司)  リース期間のほうです。7.75年予定しておるんですけれども、そのトータルでおよそ300万円程度の効果を見込んでおります。 ○委員長田中慎二)  五百井委員。 ◆委員(五百井真二)  要は、リースにした場合よりも300万円、さらにプラスになるというようなイメージでいいんですか。 ○委員長田中慎二)  川添課長。 ◎文化・スポーツ振興課長川添浩司)  従来の整備手法よりも、リースのほうが300万円程度下がるということでございます。 ○委員長田中慎二)  五百井委員。 ◆委員(五百井真二)  ごめんなさい。頭悪くてすみません。だから、今回2700万円上げています。この期間で、もし今のでやったら、約3000万円かかると、そういうことでいいですか。 ○委員長田中慎二)  川添課長。 ◎文化・スポーツ振興課長川添浩司)  そのようになります。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  先ほどの松田委員の話やないねんけれども、これだけの期間かかるということについて分かりました。  ただ、私がやっぱり先ほど言ってるように、なぜ、この令和元年から調査をやったり、いろいろやったのか。平成26年のときの高安千塚古墳群の今の申請をして、答申をして、翌年度には告示されて指定されたと。こういう時期に、この郡川西塚古墳も、そのときから、言ってみたら全体の古墳群だと言っているのですから、当然、その時点で、ここの部分は国は指定したけれども、この郡川西塚古墳も歴史ある一番古いやつだということで、その時点のときから、何でしなかったのかと。
     今、言われた委員のほうの話では、令和元年から、その調査とか、協議とか、いろんなことをやってきたということで、答弁されていたんですけれども、私から言ったら、何でその時点から、もっと前から言わなかったのかということです。  ただ、高安千塚古墳が指定された、そういう状況もある中で、なぜ、その時点で、調査や、国に対しての要請もしなかったのかというところだけが疑問に残って仕方がないんです。これ教えてください。 ○委員長田中慎二)  何回も多分、答えていると思いますが、違う内容でお願いします。  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  先ほど言いました、高安千塚古墳群というのは、1つの大きな固まりです。墳丘の形としては円墳であり、山麓部に作られた古墳です。それは、その230基、昔はもっとあったと言われていますが、それが高安千塚古墳群としての1つの固まりなんです。  そういう意味では、先に国としては、その千塚古墳群の価値を上と見て、古墳群全体の指定を先にしていこうということになったわけです。  郡川西塚古墳あるいは、なくなりました郡川東塚古墳は、前方後円墳であって、なおかつ、先ほど申しましたように、古墳の石室部分が既にもうなくなっているわけでございます。やはり60メートル級の前方後円墳を残していくというのは、なかなか難しいものでございますので、我々としては、千塚古墳群を、まずやらせていただいて、千塚古墳群と併せた形で、この西塚古墳を残していこうという形で考えさせていただきました。  先ほど、令和元年からとおっしゃっていましたけど、我々はそれ以前から、何度も国と、この郡川西塚古墳の保存については協議をさせていただいていたと。その中で、最善の方法として、まずは千塚古墳群の指定を行っていく。その後、郡川西塚古墳群を、その一部として指定をさせていただくということで、国のほうとも十分協議をした上で、このタイミングになったものでございます。 ○委員長田中慎二)  杉本委員。 ◆委員(杉本春夫)  そうでしたら、市としては、千塚古墳を先にということで、一応、国に対して要望したということでいいんですか。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  一番最初に申しましたように、我々は千塚古墳群と郡川西塚古墳の両方の指定の話も文化庁とさせていただきました。その文化庁との協議の中で、まずは、千塚古墳群を先行してすべきだということの意見を頂きましたので、千塚古墳群の指定をさせていただいたものでございます。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。  副委員長。 ○副委員長(大星なるみ)  郡川西塚古墳のことですけれども、先ほどからずっと指定に至るまでの経過説明をしていただきました。追加なので、新たに指定ということではないんですね。追加という形での国の指定があったということです。  これは、本当に歴史遺産のまち八尾なんだということを、改めて実感させていただいたんですけれども、やはり、これ土地も購入して、公有化していくということになると、今後、保存活用ということにつながっていくわけですが、市民の皆さんからは、例えば、先に指定されている由義寺跡どうなるんですかという御質問もありますし、それから、高安千塚のほうも、少しずつですが、公有化に向けて動き始めているということも承知しているんですが、やっぱり今回も、市の税金も使わせていただいてということになりますので、こういう遺跡が出てくるというのは、本当にうれしい反面、これから先、財政的にも、行政的にも、課題があったり、しっかりやっていかなあかんということにつながっていくもんなんだろうと思っています。そこは国の補助金を使いながら、堅実にやっていっていただけるとは思いますが、できるだけ市民に、その進行状況を丁寧に知らせていってあげてほしいと思っています。  それと、1点だけ聞かせてください。ちょうど八尾市文化財保存活用地域計画案ということで、ちょっとこの間、私にも配っていただいているんですけれども、これはパブコメのほうは、今スケジュール入っているのか。この中には、郡川西塚古墳についての記載は、まだ入っていないですよね。例えば、これ令和4年からの計画ということになっているんですけど、この計画案については、議決されたら、郡川西塚古墳についての追記というか、そういうことは考えておられるんでしょうか。それだけちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長田中慎二)  みなもと次長。 ◎魅力創造部次長(みなもと斎)  西塚古墳は、先ほど申しましたように、高安千塚古墳群追加指定ということですので、千塚古墳と一体的に考えております。その意味で、千塚古墳の整備という項目も上げさせていただいておりますので、そちらのほうでの今後の措置になってくるかと考えております。 ○委員長田中慎二)  副委員長。 ○副委員長(大星なるみ)  そうですね。先ほど私が新たな指定と思っていたので、その質問につながっているんですけれども、ただ、やはり市民の皆さんにはいろんな機会に、千塚古墳群の中の一つだという捉え方も含めて、しっかりとお知らせをしていただきたいなとお願いしておきます。  以上です。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中慎二)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。  以上で、魅力創造部及び農業委員会関係の審査を終了いたします。 ───────────────────── ○委員長田中慎二)  議事の都合により、暫時休憩をいたします。  午前11時50分休憩       ◇  午後1時40分再開 ○委員長田中慎二)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長田中慎二)  次に、都市整備部及び建築部関係について審査を行います。  まず、議案第77号「八尾市手数料条例の一部改正の件」を議題といたします。  辰己審査指導課長から、提案理由の説明を求めます。  辰己課長。 ◎審査指導課長(辰己浩之)  ただいま議題となりました、議案第77号「八尾市手数料条例の一部改正の件」のうち当分科会所管分につきまして提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書並びにお手元にお配りしております八尾市手数料条例の一部改正新旧対照表を御覧ください。  長期優良住宅の普及の促進に関する法律等が一部改正され、令和4年2月20日に施行されることに伴い、長期優良住宅建築等計画の認定等の申請に係る手数料の改定を行うものでございます。  認定に当たり、民間機関の審査項目が減少し、所管行政庁である八尾市の審査項目が増加するため、一戸建ての新築住宅の認定申請におきましては、床面積に応じて9500円から26万9700円としておりましたが、一律1万3000円に改定するものです。  さらに、一定規模以上の認定長期優良住宅建築等計画について、市街地環境の整備改善に資するものとして、八尾市が許可した場合は、容積率を緩和できる制度が創設されることにより、その手数料を設定し16万円とするものです。  あわせて、法の条項移動に対する規定整備を行うものです。  なお、金額につきましては、府内統一的な額となっており、施行日につきましては、法改正の施行日である令和4年2月20日からとするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明を終わらせていただきます。  よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長田中慎二)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんでしょうか。  山中委員。 ◆委員(山中宏)  よろしくお願いします。  この手数料改正、今おっしゃったように大阪府下統一の料金ということになるということでしたけれども、これ以前のものでいくと、一番高い1万平方メートルだったら34万円という手数料だったのが、それも1万3000円に統一ということでいいんですか。 ○委員長田中慎二)  辰己課長。 ◎審査指導課長(辰己浩之)  現行の手数料につきましては、住宅ということで、一戸建てと共同住宅等が含んでおります。  今回は、一戸建て住宅と共同住宅等に分かれますので、そういうことになっております。  以上で、終わらせていただきます。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  すみません。表の1、2でした。分かりました。  もう統一なんで、特に、ごちゃごちゃと言うわけではないんですけれども、これによって、市民に対して具体的に、それ民間業者の例えば、審査項目が減るということやったんですけれども、民間の検査料ですか。審査料は安くはなるんですか。どうですか。 ○委員長田中慎二)  辰己課長。 ◎審査指導課長(辰己浩之)  民間機関の手数料につきましての御質問かと思います。民間機関は、審査項目の減少等はございますけれども、現段階では、民間機関ということもありますので、何とも言えませんけれども、競争性の観点もあり、民間の審査時間は適切に審査されるものと考えております。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  安くなるのかどうかについては、民間の料金までは把握できないということですか。 ○委員長田中慎二)  辰己課長。 ◎審査指導課長(辰己浩之)  何社かヒアリング等で確認しているところですけれども、今のところ検討しているという民間業者もいておりまして、はっきり確定したというところは、まだ聞いておりませんので、その辺は適切に金額については設定されるものと考えております。 ○委員長田中慎二)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。まだ、民間については、ヒアリングはしていただいているけれども、確たる情報はまだ出てきていなくて、今後の動向で、見守るということですか。分かりました。  私からは以上とさせていただきます。
    委員長田中慎二)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中慎二)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中慎二)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。 ───────────────────── ○委員長田中慎二)  次に、議案第82号「令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算の件」のうちの当分科会所管分を議題といたします。  まず、北尾都市政策課長から提案理由の説明を求めます。  北尾課長。 ◎都市政策課長(北尾章)  それでは、ただいま議題となりました議案第82号のうち都市整備部所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算書の54ページをお開き願います。  まず、目2土木管理事務所費におきまして、403万5000円の増額補正を行い、補正後の額を2億1109万6000円といたすものでございます。  補正の内容といたしましては、人事異動等に伴う人件費過不足調整によるものでございます。  次に、項2道路橋りょう費、目1道路橋りょう総務費におきまして1333万8000円の減額補正を行い、補正後の額を2億3819万7000円といたすものでございます。  補正の内容といたしましては、人事異動等に伴う人件費過不足調整によるものでございます。  次に、項3河川費、目1河川総務費におきまして36万2000円の増額補正を行い、補正後の額を6052万5000円といたすものでございます。  補正の内容といたしましては、人事異動等に伴う人件費過不足調整によるものでございます。  次に、56ページをお開き願います。  項4都市計画費、目1都市計画総務費につきましては、魅力創造部と共管しておりまして1267万9000円の減額補正となっておりますが、都市整備部所管分といたしましては1652万2000円の増額でございます。  補正後の額につきましては、両部合わせまして5億1974万1000円といたすものでございます。  補正の内容といたしましては、人事異動等に伴う人件費過不足調整によるものでございます。  次に、債務負担行為について御説明申し上げます。  補正予算書の8ページをお開き願います。  第2表、債務負担行為補正のうち、まちなみセンター指定管理業務につきまして、引き続き、指定管理者による施設の管理運営を予定していることから、令和3年度から令和8年度の期間6600万円を限度額として債務負担行為をお願いするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第82号のうち都市整備部所管分についての提案理由の説明を終わらせていただきます。  よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長田中慎二)  次に、北園住宅政策課長から提案理由の説明を求めます。  北園課長。 ◎住宅政策課長(北園了三)  それでは、ただいま議題となりました議案第82号「令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算の件」のうち建築部所管分につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、令和3年度八尾市一般会計第14号補正予算書の54ページをお開き願います。  款7土木費、項1土木管理費、目1土木総務費につきましては1218万9000円の減額補正を行い、補正後の額を4億0109万6000円といたすものでございます。  補正の内容といたしましては、人事異動等に伴う人件費過不足調整によるものでございます。  次に、56ページをお開き願います。  款7土木費、項6住宅費、目1住宅管理費につきましては92万5000円の減額補正を行い、補正後の額を3億3438万6000円といたすものでございます。  補正の内容といたしましては、人事異動等に伴う人件費過不足調整によるものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第82号のうち建築部所管分についての提案理由の説明を終わらせていただきます。  よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長田中慎二)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  稲森委員。 ◆委員(稲森洋樹)  人事異動に係る、ちょっと増減するところを今、御説明いただきましたけれども、都市整備部のほうは減ったところもあれば、増えたところもあるという形で御説明いただきました。  ちょっと気になったのが、建築部が、項1の土木管理費で1200万円減になっていると。項6住宅費のほうも若干の減なんですけれども、この特に、項1土木管理費、目1土木総務費のところの減。これ実際の人員体制の減でいうと、何人ぐらいの体制変更になっているという部分になっていますでしょうか。 ○委員長田中慎二)  北園課長。 ◎住宅政策課長(北園了三)  建築部におきましては、令和3年度当初と、今回の補正と比べますと、部では3名減員となっております。  内訳を言いますと、住宅政策課で1名、公共建築課で2名の減員となっております。 ○委員長田中慎二)  稲森委員。 ◆委員(稲森洋樹)  人員の減が3人ということで、先日の本会議一般質問でも、私、技術系の職員は、これからまちづくりであったりとか、いろいろな施策で確保していくことが重要であるという議論もさせていただきました。特に、建築部で申しますと、これから進んでくる公共施設の老朽化に伴うファシリティーマネジメントであったりとか、あるいは、建築規制とか、開発指導要綱の改定も、時代に即して変えていかないといけないであるとか、あと空家対策、市営住宅管理とか、その他住宅施策の進展とか、結構なマンパワーを持って取り組んでいかないといけないような施策課題も、たくさんあろう中で、職員が減になったという部分で、次年度に向けても大変な部分も、いろいろ出てこようかと思います。  ですので、今後も適切に技術の承継であったりとか、経験をちょっと蓄積していくという意味でも、正規職員をしっかり確保していかないといけないという部分もあろうかと思うんですけれども、近年の動向で、このあたり、しっかりと正規職員の皆さんを、確保できている状況にあるのかどうか。課題等があれば、ちょっと教えていただけますでしょうか。 ○委員長田中慎二)  比留間部長。 ◎建築部長(比留間浩之)  建築職の採用などについてなんですけれども、直近で言いますと、令和元年に2名、令和2年に2名の採用はしていただいています。  今年度も、実は1名募集をかけていただいておったんですけれども、合格者とあと補欠合格者の方、全てよその市町村に行かれたということで、今年度については確保できなかったという状況でございます。  やはり技術の伝承というんですか、今後もかなりいろんな面で必要かと思いますので、人事当局とも、減ったからではなしに、計画的に採用していただけるよう、いつも協議を行っているところでございます。 ○委員長田中慎二)  稲森委員。 ◆委員(稲森洋樹)  正規職員が民間に行ったりとか、あるいは、ほかの大きな政令市に、試験の日程の都合とかもあって行ってしまったりと、なかなか募集をかけても来ないとか、合格しても来てくれない。これは土木も一緒に問題があるという話も、今まで聞いておるんですけれども、この穴というのは、基本的に技術部門は、会計年度任用職員とか、あるいは再任用の職員で補っていくというような状態というのが顕在化しつつある。これはどこの自治体も一緒かと思うんです。八尾市もそんな状態になりつつあるのかと思うんですけれども、これ恒常化してくると、非常にまずいんです。  もう先ほど来、話をしていますとおり、技術の承継であったりとか、あるいは、通常の業務なんかでも、会計年度の方とか、再任用の方は比較的年配の方、年長者の方が多くて、積極的に窓口出てくださいとか、あるいは、国、府の照会の対応とか、あと庁内調整とか、庶務的なことをお願いしますというのも、なかなか頼みにくいですし、頼んでも時間の制約とかがあって、なかなかやってもらえないというような、そんな身分であったりとか、事情とかもあるかもしれないです。  あと、建築で言ったら、そういう雇用形態の方々に、長期の工期にまたがるような工事の現場をお任せするのは難しいとは思うんです。ですので、基本的に、そういう状態が固定化して、恒常化していくと、結局正規職員の事務負担、業務負担が増えてきて、残業増えていってみたいな。残業の縮減についても、この間、私も議論させていただきましたけど、そういう一因にもなりかねないんです。  それを解消するためには、やっぱり正規の正職をしっかり確保していくということが重要なんですけれども、新規採用の方を募集しても、なかなか難しいという構造的な問題が出てきているという部分でございます。  ほかの市に転職される方というのも、今、技術職が結構出てきているという話も聞いていますけれども、八尾市も、その行政経験がある方、一定程度年齢がいっていたとしても、例えば、今、採用の条件でどれぐらいの年齢で募集をかけているか分からないんですけれども、中途組で50歳とか、55歳とかに上限上げたとしても、その方々は営繕であったりとか、建築指導であったりとか、土木の現場の経験もある中で来てもらったら、少なくても、これ10年ぐらい即戦力で、正規職員で八尾市で働いていただくと、骨埋めていただくということも可能になってこようかと思います。  そのあたり、雇用の流動性にフレキシビリティーみたいな議論も、国のほうでも雇用のところで、結構、官民の間の流動性も高めていこうみたいな議論にも、今なっていますけれども、八尾市としても、行政でしっかり門戸を開いていって、取りあえず、他市に負けないような手だてというのを打っていくことによって、正規職員の負担軽減であったりとか、残業の縮減というのも可能になってこようかと思うんです。  そのあたり、先ほど、人事ともちょっと交渉しているというお話ありましたけれども、そういった手法をちょっと広げていく柔軟な採用の計画であったりとか、手法を検討するという余地はないでしょうか。そのあたり、ちょっと見識、所見をお伺いいたします。 ○委員長田中慎二)  比留間部長。 ◎建築部長(比留間浩之)  今現在は、一律と言ったらあれなんですけども、技術職については30歳というところで採用をお願いしているところでございます。過去で言いましたら、土木職であれば、経験者に対する募集も行ったところもありますので、今後、あまりにも歳をとっている人はともかく、ある程度、幅を持たせて、採用というのも人事当局と十分議論していきたいと思っております。 ○委員長田中慎二)  稲森委員。 ◆委員(稲森洋樹)  ありがとうございます。土木も、建築も一緒です。他市で係長とか、課長補佐ぐらいまで務めていても、やっぱりちょっと転職したいなみたいな、ある程度、年齢のいった方の需要は、絶対あると思いますので。特に、特定行政庁じゃない、経由市で働いている方とかやったら、建築主事の資格がないので、八尾市に来た後、また民間検査機関へ行ったりとか、政令市へ行ったりとかということがなく、もう八尾市で、しっかり働いていただくような、そういう資格条件というのも、しっかり定める中で、来ていただける方、絶対いらっしゃると思います。また、技術職の拡充というところで、しっかり取り組んでいかなあかん課題もたくさんありますので、そのあたり人事のほうとも、ゼロベースで協議する中で、これから働きやすい環境を作っていただきますように、お願い申し上げたいと思います。  以上でございます。 ○委員長田中慎二)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中慎二)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田中慎二)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。  以上で、都市整備部及び建築部関係の審査を終了いたします。  これをもって、当分科会が担当する案件の質疑は全て終了いたしました。 ─────────────────────
    委員長田中慎二)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長田中慎二)  閉会に当たり、一言、御挨拶申し上げます。  委員各位におかれましては、慎重かつ熱心に御審査をいただき、議事運営にも各段の御協力を賜りましたことに対し、熱く御礼を申し上げます。  執行部各位におかれましては、審査を通じて委員から指摘または要望がありました諸点について、十分に精査・検討され、今後の行政運営に積極的に反映されますよう要望をしておきます。  それでは、市長から挨拶願います。  市長。 ◎市長(大松桂右)  本日は、委員会を開会いただく中で御審査をいただきまして、誠にありがとうございました。  委員から御指摘等々いただいた点につきましては、精査・検討を加える中で、参考にしてまいりたいと考えておりますんで、よろしくお願いいたします。  以上、簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ───────────────────── ○委員長田中慎二)  以上で、予算決算常任委員会建設産業分科会を閉会いたします。  午後2時閉会 ──────────────────────────────────────────────  〇委員長署名  ┌─────┬─────┬────────────────────────┐  │予算決算 │     │                        │  │常任委員会│     │                        │  │建設産業 │田中慎二 │                        │  │分科会  │     │                        │  │委員長  │     │                        │  └─────┴─────┴────────────────────────┘...