八尾市議会 2019-03-06
平成31年 3月 6日予算決算常任委員会(建設産業分科会)-03月06日-01号
議案第36号「平成31年度八尾市一般会計第1号補正予算の件」のうちの当分科会所管分
<以上2件一括審査>
(3) 議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分
【
総務部契約検査課関係】
(1) 議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分
【水道局関係】
(1) 議案第21号「平成30年度八尾市水道事業会計第3号補正予算の件」
(2) 議案第30号「平成31年度八尾市
水道事業会計予算の件」
【都市整備部及び建築部関係】
(1) 議案第16号「平成30年度八尾市一般会計第9号補正予算の件」のうちの当分科会所管分
議案第35号「平成30年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当分科会所管分
<以上2件一括審査>
(2) 議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分
(3) 議案第31号「平成31年度八尾市
公共下水道事業会計予算の件」
3 閉 会
〇出席者氏名
出席委員
委員長 村 松 広 昭
副委員長 田 中 慎 二
委員 五 百 井 真 二
委員 畑 中 一 成
委員 吉 村 和 三 治
委員 杉 本 春 夫
議長 田 中 久 夫
説明のため出席した者
市長 田 中 誠 太
副市長 平 野 佐 織
副市長 轉 馬 潤
<総務部>
部長 渡 辺 孝 司
契約検査課長 北 尾 章
<経済環境部>
部長 植 島 康 文
環境担当部長 鶴 田 洋 介
理事 吉 岡 雅 之
次長 平 尾 克 之
次長 吉 田 博 文
次長兼
産業廃棄物指導課長 村 井 秀 之
産業政策課長 西 野 賢 二
労働支援課長 森 田 忠 久
環境保全課長 岩 井 直 人
資源循環課長 重 村 吉 則
環境事業課長 柏 原 孝 至
環境施設課長 大 本 満
参事 津 田 哲 史
参事 林 田 玄
参事 杉 本 安 史
参事 桝 井 秀 樹
<都市整備部>
部長 宮 田 哲 志
下水道担当部長 赤 鹿 義 訓
理事 松 井 清 重
次長兼都市政策課長 堀 俊 二
次長兼
都市基盤整備課長 米 重 豊 裕
次長 金 子 秀 行
交通対策課長 西 村 義 文
土木管財課長 石 元 修
土木建設課長 木 村 智 哉
土木管理事務所長 水 流 清 昭
みどり課長 真 田 洋
下水道経営企画課長 池 川 昌 行
下水道管理課長 田 中 映
下水道整備課長 鈴 木 啓 介
参事 青 野 智 浩
参事 中 西 洋 介
参事 桧 垣 英 男
<建築部>
部長 比 留 間 浩 之
次長 梶 山 隆 彦
次長兼住宅政策課長 稲 葉 守 弘
次長兼審査指導課長 田 中 孝 房
公共建築課長 芝 池 具 寿
住宅管理課長 北 園 了 三
参事 上 田 直 貴
<水道局>
水道事業管理者 森 孝 之
水道局長 松 井 順 平
理事 井 出 信 夫
次長 山 中 靖 顕
次長兼工事管理課長 松 本 清 志
次長 原 田 奈 緒 美
次長兼経営総務課長 中 納 克 也
水道技術管理者 東 上 二 郎
お客さまサービス課長 松 島 秀 作
施設整備課長 福 島 猛
参事 平 井 広 一
<
農業委員会事務局>
事務局長兼経済環境部次長 村 田 法 洋
<その他関係執行部>
若 干 名
職務のため出席した
市議会事務局職員
参事 藤 本 隆 行
参事 岡 本 由 美 子
平成31年3月6日(水曜日)午前10時20分開会
○委員長(村松広昭)
出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから
予算決算常任委員会建設産業分科会を開会いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
当分科会では、担当する各予算の質疑を行います。
なお、討論と採決は、3月14日の全体会で一括して行います。
それでは、お手元配付の次第書どおり審査を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
まず、経済環境部及び
農業委員会関係について審査を行います。
まず、議案第16号「平成30年度八尾市一般会計第9号補正予算の件」のうちの当分科会所管分を議題といたします。
西野産業政策課長から提案理由の説明を求めます。
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
それでは、ただいま議題となりました議案第16号のうちの経済環境部及び
農業委員会所管分について御説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成30年度八尾市一般会計第9号補正予算書の36ページをお開き願います。
款4衛生費、項2清掃費、目1清掃総務費におきまして3500万円を減額補正し、総額を4億8814万9000円とするもので、指定袋の製作及び配送業務委託料の入札による減により、
指定袋制分別収集経費を減額するものでございます。
次に、目2塵芥処理費におきまして1223万5000円を減額補正し、総額を21億0658万5000円とするもので、売電収入の増等により、大阪市・八尾市・松原市
環境施設組合分担金を減額するものでございます。
続きまして、38ページをお開き願います。
款5労働費、項1労働諸費、目1労働福祉費におきまして339万9000円を減額補正し、総額を1億8063万3000円とするもので、
ワークサポートセンター改修工事請負費の入札による減により、
ワークサポートセンター改修事業費を減額するものでございます。
続きまして、40ページをお開き願います。
款6産業費、項2商工費、目2商工振興費におきまして414万円を減額補正し、総額を4億2952万円とするもので、
ものづくり集積奨励金が当初の見込みを下回ったため、
工場立地促進経費で450万円を減額するとともに、がんばれ八尾応援寄附金への寄附に伴い、
産業振興基金積立金で36万円を増額するものでございます。
続きまして、目3観光費におきまして644万円を減額補正し、総額を4552万2000円とするもので、
八尾河内音頭まつりの開催中止に伴い、
八尾河内音頭まつり振興会補助金で680万円を減額するとともに、がんばれ八尾応援寄附金への寄附に伴い、
河内音頭振興基金積立金で36万円を増額するものでございます。
続きまして、繰越明許費について、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の8ページにお戻り願います。
上から2つ目の
清掃運搬車更新事業につきまして、4567万2000円を、
認定農業者支援事業につきまして3983万2000円を、それぞれ繰り越すものでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、議案第16号のうちの経済環境部及び
農業委員会所管分につきましての提案理由の説明とさせていただきます。
よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
先ほど御説明いただきました清掃費のうちの清掃総務費、指定ごみ袋の経費が3500万円の減額とありましたけれども、この内訳を御説明いただけますか。
○委員長(村松広昭)
生野課長補佐。
◎
資源循環課長補佐(生野勝也)
指定袋の作成費用なんですけれども、指定袋の作成の原料であるナフサの価格ですとか、為替の動向とか、製造国である中国の人件費等によって決まっております。理由といたしましては、平成30年度の予算要求の時期と、入札の時期までに価格が変動したことによるものと考えております。
単価で言いましたら、各袋の種類によって単価は違うんですけれども、1円ちょっとぐらいの差が出ておりますので、その分で入札差益が出たという形になっております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
発注枚数は変更はなかったという認識でよろしいですか。
○委員長(村松広昭)
生野課長補佐。
◎
資源循環課長補佐(生野勝也)
変更はございません。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
今の指定袋になって、一定の年数といいましょうか、時間が経過したところで、私も昨年3月から1戸建てと言うんですか、3人家族で暮らしておりますけれども、町会に入らさせてもらって、指定袋を配布してもらって、ちょうど1年経過したところで、先日、町会から新しいセットが届きました。
それを見て、改めて思うのが、可燃袋が相当余るといいましょうか、週2回収集していただいているのが、大体、週1回出す、あるいは1週半に1回出すか。そんな生活リズムといいましょうか、ちゃんと家では料理をつくってもらって、普通にごみは出しているという生活をしてはいる、外食ばかりではない生活なのですけれども。
その中で、人それぞれライフスタイルがございますので、そういった各家庭ごとの状況、そういったことも、今後、袋が余っていく家も出てくるのかなと。足りないところは、しっかりと追加するものの、余るところは余る、それに対する対応、これは前もお話させていただいているかと思いますけれども、このあたりもしっかりと、今後検討いただけたらなと思います。
○委員長(村松広昭)
重村課長。
◎資源循環課長(重村吉則)
指定袋を見直しさせてもらった以降、見直しさせてもらった直後というのは、追加袋の申請件数は、以前と比較して多くなりました。
その後、見直しをさせてもらって、今現在は見直し前のレベルより少し少ないような状況になってきてございます。
そういった状況も見据えながら、今、我々といたしましては、余った袋を回収しておりますよという周知につきまして、カレンダーに記載したりですとか、当然、ホームページであるとか、市政だよりでも御案内させてもらっております。
継続して、こういった案内をさせてもらうということ。あと2月、先日、配信を開始したアプリの中にも、ごみアプリがありまして、その中でも周知をさせてもらっております。
ですから、そういう機会を、これからもどんどん広げていきながら、余った袋は回収させてもらうということで、無駄なく使っていくということに努めてまいりたいと考えてございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
特に可燃ごみの余った分を回収する、セットの袋から1回出された状態で、ばらの状態で回収されてくると思うのですが、それが予定でも結構なのですけれども、もう一度セットし直すということを想定してよいのですか。
○委員長(村松広昭)
重村課長。
◎資源循環課長(重村吉則)
可燃袋の場合は、そういうことでございます。
容器包装プラスチック、ピンク色と青色の分につきましては、今、お配りさせてもらっているやつでごらんいただければと思うのですけれども、筒状にして、ゴムで束ねてお渡しさせてもらうという方法もとらさせていただいております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
ごみ袋に関しては、相当、御苦労もなさったかと思うのですけれども、引き続き、ごみの減量に取り組みつつ、また袋も、経済的に利用ができるような体制づくり、仕組みづくりに努めていただければなと思います。
以上で終わります。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
繰越明許費で
認定農業者支援事業、金額大きいです。どんな事業をやるつもりで、できなくて持ち越したのか。教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
小池局長補佐。
◎
農業委員会事務局長補佐兼
産業政策課長補佐(小池宣康)
ただいま御質問の
認定農業者支援事業の繰越明許費の額でございますが、12月議会で補正予算としてお認めいただきました台風第21号の被災に関して、認定農業者の方々のビニールハウスや農小屋の復旧のための支援経費ということでございます。
昨年度、台風第21号以外にも大きな災害が全国で続いておりまして、その関係で、復旧に向けての資材、人員、ともに不足する状況となっております。その関係で、工事が年度内に間に合わないということで、12月に議決いただきました4177万8000円のうちの約95%に当たります大きな額の3983万2000円を、今回、繰越明許ということで挙げさせていただいております。そのような事情がございまして、秋ごろをめどにはできるのかなという状況でございますが、かなりおくれそうな感じでございます。
よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
同じく繰越明許費の中で、清掃運搬車の更新事業ということで、4567万2000円になっておるわけなのですが、これは当初の計画とか、また更新するに当たって、どういったことをされる予定というか、安全対策をやっていくとかということがあるのだろうと思うのですが、中身的には、どのようなものか教えてくれますか。
○委員長(村松広昭)
柏原課長。
◎環境事業課長(柏原孝至)
お答え申し上げます。
平成30年度の清掃運搬車、ごみの収集車でございますけれども、6台、更新を予定させていただいておりました。
この間、当委員会、各委員方から御指摘も頂戴しておりますとおり、事故減少に向けての取り組みということで、当然、各職員の意識の向上が最重要でございますけれども、あわせて安全装置の充実ということも、一緒に検討を進めてきているところでございます。
既に
ドライブレコーダー及びバックモニターの2点につきましては、装備させていただいているのですけれども、新たに
衝突被害軽減ブレーキ、
自動ブレーキシステムということで検討を加えさせていただきました。
折しも、国による道路運送車両の保安基準による安全装備の義務づけの動きも背景にございまして、各メーカーも努力されているところで、年度当初、トラックメーカー1社につきましては、標準装備の動きが出てきておったのですけれども、追随して、他社もというところで、入札させていただいていますので、時期を見きわめさせていただいて、年度内の納期を目指しておったのですけれども、結果的には繰り越しをお願いするということになりました。
これにつきましては、おわび申し上げますとともに、安全の向上というところもございますので、御理解をお願いしたいと思います。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
安全対策ということで、対応のおくれではないですが、繰越明許ということになっております。これまで委員会の中でも、指摘されていた交通事故を防ぐための、一つの対策かなと思います。
確認だけしたいのですが、
清掃運搬車そのものが、全体として今、おっしゃったような安全対策ができているのか、それともこれから計画的にやっていかれるのか。この6台、今回の繰越明許で全てが終わりなのか、この確認だけしたいです。
○委員長(村松広昭)
柏原課長。
◎環境事業課長(柏原孝至)
先ほどもお答え申し上げましたとおり、車、多数ございます。当然、一遍に更新という形は難しいというところで、年度ごとの平準化を目指して、計画的に更新させていただいているところです。
今申し上げました
衝突被害軽減ブレーキにつきましては、現有している車両には1台も搭載していないですけれども、今回の導入をきっかけに、今後、更新する車両につきましては、基本的には設置していくという方向で考えておりますので、御理解をよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
要望にしておきますが、事故でいろいろ指摘されるよりも、安全対策をちゃんとやっておく中で、対応していくことが重要かなという思いがあります。
これから講じていきたいとおっしゃっているけれども、できるだけこういった部分については、今後早急に対応できるようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。
もう一つ、これも確認ですが、41ページの商工振興費の関係です。
工場立地促進経費が450万円減額になっておるわけなのですが、これまで中身的には、固定資産税の減額という形になっているのだけれど。今回の450万円、まず一つ聞きたいのは、立地促進経費として対応される件数、それと固定資産税がどういう形で、全体的に低くなっているからそうなったのだろうと思うのですけれども。まず件数がどれぐらいになっているのか。
○委員長(村松広昭)
平尾次長。
◎経済環境部次長(平尾克之)
今回の工場立地促進、
ものづくり集積促進奨励金の件数でございますが、交付件数としては29件ございまして、そのうちの4件が新規でございます。
今回の減額補正の理由になるのですが、こちらにつきましては、新規分につきまして、まだ税金が実際にかかっていませんので、資産税課の課税標準をもとに計算をさせていただいてまして、その分の差、新規分の4件の差が大きな差でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
現状は33件ですか。
○委員長(村松広昭)
平尾次長。
◎環境事業部次長(平尾克之)
新規も含めまして、29件でございます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、2回目に入ります。
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
1点だけ、済みません。大阪市・八尾市・松原市
環境施設組合分担金、下がっている分の内訳。どういうことで下がっているのですか。
○委員長(村松広昭)
生野課長補佐。
◎
資源循環課長補佐(生野勝也)
先ほど説明の中にございましたとおり、売電収入の増というのがまず一つであります。
一部事務組合全体の額で言いましたら、売電収入の増が1億7339万3000円。あと災害に伴う復興処分地の整備工事費の減ということで、3351万8000円。計2億0691万1000円が一部事務組合全体の減額分となっております。
3市のごみ量割の中で、八尾市の減額分というのが1223万5000円という形になっています。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
ごみが多いところが、いっぱい下がるということになるのですね。ごみ量割だから。
○委員長(村松広昭)
重村課長。
◎資源循環課長(重村吉則)
この時点では、ごみの実績というのは加味されません。2年後にごみ量割で精算されますので、この時点では、当初で予定しておった量で返ってくるということになってございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
予定量で案分していくという形になると。
いつも2年、2年と言っているのですけれども、いつがきっしょになるのかだけ、教えてもらっていいですか、2年の。何月がきっしょになりますか。
○委員長(村松広昭)
重村課長。
◎資源循環課長(重村吉則)
今でしたら、平成30年度ということになりますので、平成32年度の決算の時点で、トン当たりの単価というものが出るということになってございます。
○委員長(村松広昭)
他に2回目、ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、議案第35号「平成30年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当分科会所管分及び議案第36号「平成31年度八尾市一般会計第1号補正予算の件」のうちの当分科会所管分の2件を一括議題といたします。
2件一括して、
西野産業政策課長から提案理由の説明を求めます。
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
それでは、ただいま議題となりました議案第35号のうち、経済環境部及び
農業委員会所管分について、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成30年度八尾市一般会計第10号補正予算書の24ページをお開き願います。
款6産業費、項2商工費、目2商工振興費におきまして2540万円を増額補正し、総額を4億5492万円とするもので、国の平成30年度補正予算第2号に伴い、プレミアムつき商品券発行事業に係る経費として、プレミアムつき商品券事務事業経費を増額するものでございます。
続きまして、繰越明許費について御説明申し上げます。
恐れ入りますが、同じ補正予算書の4ページにお戻り願います。
上から4つ目のプレミアムつき商品券事務事業につきまして、2540万円を繰り越すものでございます。
続きまして、議案第36号のうちの経済環境部及び
農業委員会所管分について、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成31年度八尾市一般会計第1号補正予算書の20ページをお開き願います。
款6産業費、項2商工費、目1商工総務費におきまして278万7000円を増額補正し、総額を1億4472万4000円とするもので、プレミアムつき商品券発行事業に伴い、職員人件費を増額するものでございます。
続きまして、目2商工振興費におきまして5億9507万8000円を増額補正し、総額を9億9694万円とするもので、プレミアムつき商品券発行事業に係る経費として、プレミアムつき商品券事務事業経費を増額するものでございます。
続きまして、「八尾市プレミアムつき商品券事業概要(案)」につきまして、御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の資料、「八尾市プレミアムつき商品券事業概要(案)」をごらんください。
まず、事業の目的でございますが、消費税・地方消費税率の10%への引き上げが、低所得者及びゼロから2歳児の子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えすることを目的とするものでございます。
続きまして、購入される対象者でございますが、住民税課税者と生計同一の配偶者・扶養親族、生活保護被保護者等を除く、2019年度住民税非課税者及び、3歳未満の子が属する世帯の世帯主でございます。
続きまして、制度概要でございますが、まず、購入限度額は券面額2万5000円、対しまして販売額が2万円でございます。低所得者に配慮した分割販売を実施いたします。
また、割引率は20%で、プレミアムつき商品券の使用可能期間は2019年10月から翌年2月とし、取扱事業者につきましては、市内で店舗を有する小売・飲食・サービス事業者を対象に幅広く公募いたすものでございます。
最後に、商品券の概要でございますが、事業実施者につきましては、公募型プロポーザル方式にて選定する予定をさせていただいております。
また、プレミアムつき商品券の発行数につきましては、トータルで34万5000冊を予定しております。販売所といたしましては、市内で30カ所程度を予定しており、販売期間につきましては、2019年10月から翌年2月を予定いたすものでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、議案第35号及び議案第36号のうちの経済環境部及び
農業委員会所管分についての提案理由の説明とさせていただきます。
よろしく御審査賜りますよう、お願いを申し上げます。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより、2件一括して質疑に入ります。
質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
今回の補正予算は、消費税が増税されるということでの緩和措置ということで、計画されているということです。
高齢化社会が進み、社会保障を維持していくためには、消費税を上げざるを得ないということで、国におきましては、相当の時間、審議をしてもらった上での消費税引き上げだということで、このプレミアムつき商品券に関しましては、地域の商工者への影響も含めて緩和していくということで、そのため、八尾市において事業が実施される。
したがって、皆様方のところに仕事の負担がかかっていくということなのですが、これまでもこういった同様の事業というのがなされているわけなのですが、負担感という点を、まず御説明いただけますか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
当然、プレミアムつき商品券の事業を実施しないといけないということで、事務的には、当然、負荷は若干かかってくるところはあるのですけれども。今回、国で事務に係る分については、アウトソーシングも可能だということで、それに係る財源につきましても、国で見ていただけるということになっていますので、当然、審査につきましては、アウトソーシングにはなじまない部分。これは市の直営でやらざるを得ないかなというところはあるのですけれども、できるだけ外注というか、外に出せる事務につきましては、国の財源も活用しながら、積極的に外へ委託させていただきたいなとは考えてございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
財源措置としては、八尾市は持ち出しをすることは、想定はないと判断してよろしいですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
今、国の出していただいている方針といいますか、制度におきましては、当然、プレミアム分につきましても、国の財源で100%見るということにもなっていますし、それに係る事務につきましても、内容等は、若干、精査はしなければならないところはあるのですけれども、基本的には、国で100%見ていただけるとなってございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
国の政策であり、また消費税が上がることによる緩和措置ということ。そういう意味では、消費税が3%から5%に上がったときは、非常に大きな影響がありましたけれども、緩和措置をしっかりとやっていくことの必要性ということを、ぜひ自覚をしていただいて、粛々と事務を進めていただけますようにお願いいたします。
以上で終わります。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
少しだけ細かいことを聞かせていただきたいと思います。
先ほどおっしゃっていた分割販売。前回されたときとは、金額も大きいので、分割と。ちょっとイメージが湧かないのです。どんな感じですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
国から、券面額が2万5000円、それを2万円で買っていただくということになっているのですけれども、一括で販売するというわけではなくて、券面額5000円を1冊として、マックス5回で買っていただけるような、分割で買っていただける体制にするという形になっています。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
信じて5回にしましょう。
例えば、10月に1回分買いました。毎月5000円分ずつ買っていくということが可能ということで、そういうことですね。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
1冊で買っていただいても、5回一括で買っていただいても構わないし、そこは臨機応変に、5回を上限として買っていただけるという制度になってございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
前回はたしか1万円が1万2000円。家族で、例えば5人家族だったら5万円が最高だったのが、今回はもっと大きくなってくるということで。分割でないと、せっかくメリットのあるものが使えない。非課税世帯ですから、低所得者になるので大変なのかなと。
そういう形で、うまいこと使ってもらえるに、いずれにしても国の制度で、今回急に決まって、おりてきたので、やっていくのですけども。
ここの冒頭にも書いていますように、頭、地域における消費を喚起・下支えすることを目的も書いているので。例えば、前回のときには、やんわりと、大店舗以外で使うよ、地域でということがあったのですけれども、そんな取り組みとかは、市ではできるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
国の制度としては、市が独自でそれをやるということについては、市の上乗せでやっていただくということについては、国も否定というか、やっていただいても構いませんとはなってはございます。
ただ、今回につきましては、対象者も限られているということもありますので、八尾市としては、国の制度をそのまま実施をさせていただくという方向で、制度設計を考えているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
これから実際、具体的に、細かいところまで詰めて進めていかれるのだろうとは思っているのですけれども。これは国が消費税が上がって、消費が落ちないようにという部分ですので、消費者側が使いやすいように考えるべきかなとは思っているのです。
ただ、私たち地域経済、商店街も含めて、小売りも含めてですけれども、一定、何か、国の規定どおりやりますよと。市独自で、別に何かできる取り組みとか、そこはどれだけできるかわかりませんけれども、その辺はどうですか。市独自で、何か考えは。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
商店様の活性化というのもあるのですけれども、利用される方が、日ごろの選択肢を狭めるのではなくて、幅広く使っていただかないといけないというのも、ひとつある部分であります。
八尾市としては、商店街、たくさん消費されている方もいらっしゃいますので、広報の仕方の中で、商店街で、例えばこれだけありますよというのも、広報の中で強調しながら、積極的に幅広く使っていただける広報の工夫をしたいなとは考えています。
そこは、工夫の次第で、幅広い選択肢を市民の方、利用される方に活用いただけるのかなと考えていますので、その辺で、八尾市としては工夫したいなと考えています。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
貧乏性なもので、せっかく、これはもう全部、国のお金でやる話を、いかに対象者の方にしっかりと活用してもらうのが第一、当然当たり前のことなのですけれども、それをどう八尾市の活性化にもつなげるのかなと。別次元の話かもしれませんけれども。できれば市が財政負担をするだけとかではなくて、何かいい知恵を出して、商店の方とどううまいことコラボできるのかとか、その辺をしっかり。これはこれから考えていくので、要望というか、せっかく八尾の施策ですから、やるやらへんではなくて、国からおりてくるお金だから、当然やっていく話なので。その辺を、次、6月とかにしっかりと議論できる場で、いるかどうかわかりませんが、しっかり言わせていただきました。
以上です。ありがとうございました。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
プレミアムつき商品券についてお伺いをしたいと思います。
基本的には、事業目的として、消費税の10%に引き上げに対して、低所得者、子育ての消費に与える影響を緩和するために、地域における消費を喚起・下支えをすることを目的と、このように書いています。
基本的には、消費税が法的に10月1日からということにはなっております。ただ、最終的な問題はありますけれども、消費税そのものについて、プレミアムつき商品券が発行されるわけなんだけれども、その中身について、ひとつ聞かせてもらいたいと思っています。
一つは、今回の予算そのものについては、約6億円の商品券を発行するということなのですが、3歳未満の子が属する世帯の世帯主の場合、子どもが2人、3人いらっしゃった場合、ゼロ、1、2歳。双子を含めてしか計算できないかもわからないけれども、ここの場合は、世帯主と家族1人当たり、買えるということになるのか、確認。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
子どもの数を世帯主にかけるという形になりますので、子どもの数だけ、ゼロ歳から2歳児のお子さんの数だけ買っていただけるということになります。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
それと、ここに関するもので、一般的には、非課税世帯が対象になるのだけれども、子育て世帯に関しては、結構、お金をもらっておられる人であったとしても、全世帯買えるのですね。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
そこの部分につきましては、買っていただくことは可能でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
それと、今回、商品券をつくるに当たって、事業実施者、公募型プロポーザル方式で選定するということを検討しているということなのですが、前のプレミアムつき商品券のときに商品券をつくるに当たって、事業者がなかなか見つからないで、他府県でつくってもらったという。その中でいろいろな問題が起こったということなのですが、これについては、プロポーザル方式でやられるのだけれども、大阪府下の業者になるのですか。それとも、どこら辺になるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
限定的には、設定するかどうかはあれですけれども、基本的に大阪府でやるかどうか、まだそこまで限定する予定というのは、まだ決めてはないところです。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
できるだけこういった消費喚起にしても、大阪府下、できたら八尾に業者がいれば一番いいのだけれども。できるだけそういったところで対応をすることが、一つは地域における喚起になるのと違うかなと思っておりますので、そこら辺の検討もやっておいてほしいなと思っております。
それから、販売箇所が市内30カ所程度ということで言われておるのですけれども、これについては、前回のプレミアムつき商品券が発行されたときと同じぐらいの箇所ですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
前回は、多分10カ所程度を販売箇所に設定させていただいてたかなと思うのですけれども、今回につきましては、分割購入といいますか、何回も購入していただくということが可能な制度になっていますので、10カ所ではなくて、幅広く設定させていただく予定とさせていただいているところでございます。
前回は10カ所程度でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
できる限りということで、販売箇所を多くすることによって、商品券を購入できる環境をつくることになるのかなと思っています。
それから、購入対象者の関係で、先ほど子どもさんのいらっしゃるところ、所得制限はありませんということで確認をさせてもらいました。
ここで、商品券使用開始目標日が10月1日にできる限り近い基準日、6月1日を想定しているということなのですが、本来、これは10月1日から消費税というのは、国の法律で決められているわけなのだけれども、何でこんなことができるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
多分、委員おっしゃっているのは6月1日を想定というところかなと思うのですけれども。ここの部分につきましては、市町村からも、国が説明会をされた中で、どうするのだという疑問も出ています。
今、国から出されている概要、要綱というのも、まだ未定稿の段階でして、若干ここの部分については、6月1日が確定というわけではなくて、現段階では、案という形になっています。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
そうなんですよね。まだ確定もしていない。先ほど言ったように法律は10月1日からということになっておるけれども、まだ中身的には、いろいろな論議がされている状況です。
そういった中で、6月1日と書いていましたので、何でこんなことができるのだろうかというのが、不信感です。これは置いておきます。
それと、市内店舗、販売所はいいのだけれども、対象になる店舗については、どれぐらい把握しておられますか。
前回は数字を握っていますので、1114軒、登録店舗数。これだけあったのだけれども、想定しているのはどれくらいですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
当然、前回、1000店舗以上で登録をいただいたというところもありますので、今回も国が幅広く御利用いただける制度にするように努力をするようにということをお示しいただいていますので。当然、前回の1000店舗ぐらいは登録をいただきたい、いただく方向で進めていきたいと考えてございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
それにかかわって、前回のプレミアムつき商品券の場合は、市内の商店街を含めて、言われているのが、大型店、地域店ということで表示されていたのですが、今回の場合は、特定されている部分あるのでしょうか。
市内の店舗、小売店舗、サービス事業者を対象、幅広くと書いてあるのだけれども、この幅広くというのは、大型店舗も含まれた形の中で、どこでも使えるという形なのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
基本的には、大型店舗も含めて、幅広くとなっていますので、市内の大型店だったら登録いただけるという形になると思います。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
あくまでも市内ですね。
それと、これは今回の消費税の問題でお話をした、お店の方なのだけれども、例えば、商売をやっておって、商品券を使われる。これは前と同じですよね。500円以下で、480円で品物を買った場合、消費税ついて480円。20円は還元されない、これは変わっていませんか。おつり出ますか、出ませんね。
それと同時に、この店舗、登録された商店で市民の方が購入されたとき、どういう時点で引きかえできるのですか。私が商売をやっておりまして、お客さんが来て、商品券を持ってくる。商品券を還元する時期。
商売人というのは、個店というのは、毎日毎日現金の商売なのです。それが、商品券を持ってこられた場合、引きかえはどういう形になりますか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
大型店の方につきましては、たくさん持ってこられる可能性が高いので、一遍に持ってこられるとあれなのですけれども、基本的には、小売りというか商店街の方につきましては、随時、ええなと思うときに持ってきていただいて、引きかえの事務をさせていただく形になります。
ただ、振込、その場で現金でお渡しするというわけにはいきませんので、一旦数を確認させていただいた上で、後日、振込という手続をさせていただくという形になろうかなと思います。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
そこなんですよ。商店の人たちには、現金商売をやっておられる方、今度の消費税の問題はいろいろあるのだけれども、個店の人たちが商品券を持ってこられて、毎日、仕入れをしないといけない。そういう現状のお店に買いに来られた。買いに来られたことはありがたいのだけれども、しかし現金化されない。
今おっしゃったように、すぐには現金、役所に来てくれたらお金返しますよと、そんなことにはいけないでしょう。
それを、今、課長がおっしゃったように、一定部分たまってからとなってきたら、商売やっていけないんですよ。そういう問題が、過去のプレミアムつき商品券でもあったのです。
この問題が出たときに、商店へ行ったら、私のところは登録しませんと。現金商売で、毎日毎日仕入れをしているのに、そんなことできないとおっしゃってたのです。そうだと思うんです。
買うほうはそうかもしれないけれども、商売人の皆さんにとっては、前回は1114店舗対応してくれはったけども、これもちょっとでも多いほうがいいのだけれども、しかし実際に、先ほどと繰り返しになるけれども、商売をやっている人にとっては、商品券と言われても、きのうかおとついの新聞に載っていましたけれども、大手はすごくもうかるのです。もうかるんですって、新聞記事を読んだらね。商品券集めることによって。具体的なことはわかりませんけれども、そういうことらしいのです。
個店の場合は、そういうわけにいかないのです。こういう場合、何らかの対応なんかできないのだろうかというのが、商売人さんの思いなのです。これについては、改善は絶対できませんよね。できるはずがないわね。
だけど、そういう問題点があるということだけ、言っておきます。
それから、もう一つ、御商売をされている方、例えば還元できないから、自分のところの生活費にその商品券を使う、これはできるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
それはできません。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
できません。大変なんですよ。
皆さん、どのように思っているのかしれないけれども、プレミアムつき商品券というのは、過去、具体的に、この前、雑談でちょっと言いましたけれども、経済産業省が前のプレミアムつき商品券を発行したときに、経済効果があったかといったら、最終的に、なかったと言った。
そうなんですよ。実際にプレミアムつき商品券を確保して2万円のお金、住民税非課税の世帯です。みんな、生活そんなにいいことないのです。そんな人たちの救済だっておっしゃっているのだけれども、2万円、それを分割でという新しい策をつくられたのだろうけれども。引きかえに行っても、実際に2万円というお金、2万5000円の引きかえ券をもらえるとしても、実際には2万円をつくることが大変だという方も結構いらっしゃるのです。
お金借りてしたらいいだろうということだけれども、そんなわけにもいきませんし、実際に事業そのものの中身からいったら、先ほど申し上げたように、御商売の人にとっては、還元されたやつを生活費に使えるかといったら使えない。ずっと持っとかなあかん。すぐには換金はできない、こういうジレンマが起こっている。これが今回のプレミアムつき商品券だろうと、私は思っています。
これ言ったらびっくりしはる。先ほど質問させてもらって、できませんという回答になりましたけれども。
○委員長(村松広昭)
他に、1回目の質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、杉本委員、2回目の質疑どうぞ。
◆委員(杉本春夫)
そのことは置いておきます。
それから、使用期間、これは前回と同じ6カ月間、そうですね。10月から2月までですから、6カ月間ですよね。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
5カ月でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
あっ、5カ月、そうか。間違えました。前回は6カ月間でしたよ。6カ月間だと思います。今回は、今おっしゃったように5カ月間ということで、今回の消費税そのものは、大体、いろいろな、言葉が悪くて、聞いて気分悪くするかもわからないけれども、ばらまきですわ。このばらまきが、9カ月間というのが、オリンピック前まで、大体活用するということを聞いている。
何でこれ、5カ月間となったのか、教えてください。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
先ほどの部分なんですけれども、前回も期間的には同じ5カ月ということです。前回も7月末から12月31日までということだったので、同じく。
◆委員(杉本春夫)
7月入っているよね。
◎産業政策課長(西野賢二)
24日というあれですけれども、大体5カ月で、余り期間は変わらないということで。
期間につきましては、我々も何でということはわからないのですけれども、国が期間ということで定められていますので、御理解お願いします。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
何でも国が全部決めてきたことだから、今回の職員の事務経費にしても、国の予算で全部ついている。そのことで、こういう予算になっているのだけれども、前提でお話させてもらったのは、商品券の概要を見させてもらった中での疑問点、こういったものを確認させてもらいました。
実際、事業目的として消費税10%という中で、ばらまきの一つです。消費税だって、実際、商売人の皆さんだってなかなか理解できない。食料品だけは非課税ではない、8%のままであって、減税でないわけ。
さらには、物を買うたびに、また場所によって、そういった形だけでパーセントが違う。こんなむちゃくちゃな消費税の導入のために、いろいろなことをやろうとしている。
こんなことをやられて、最終的には、オリンピックが始まったら消費税は10%ですよ。9カ月間について、こういう形をします。
御商売をされている人に聞きました。キャッシュレスでやられたり、いろいろなことをやられたとしても、自分のところでそんな対応をできないと言われる。国はお金を出すよと言っているけれども、これについても、大変な作業をしないといけない。
インボイスでもそうですよ。商売人が今まで1000万円まで非課税、それは課税対象にはならなかったけれども、今度はインボイスを、ちゃんとしないことには、もうからなくても課税対象になっていく。
事務だけでも大変な状況です。私もいろいろ資料を見ました。うわ、こんなの商売人やれるのかいな。こんなことを、消費税10%に基づいてやろうとしているのです。
本当に、国民の皆さんにとっても大変です。10%、1割。物を買うたびに1割の税金がつく。こんなので景気なんてよくなるはずがない。
ましてや、冒頭の消費税の問題でいきますと、安倍さん、こう言っているのやね。景気がよくなったから、給料がよくなったから。麻生さんも同じように言っています。だから、今が機会だと言っておられる。
でも、実際は全然違うということだ。こういう状況の中で、消費税の増税をするなんて、ここで言っても仕方ないけれども。でも、皆さん方も認識をしてもらわないと、ただ国が言ったら、仕事ですということではなくて、この問題は市民全体の問題として考えてもらわんことにはあかんわけ。
あなた方は仕事だから仕方がないにしても、市民の多くの人たちは、大変なことになる。
商売人の皆さん、これされたからといって、消費喚起になるかと言ったら、消費喚起になりませんよ、手間だけかかるだけ。先ほど、前もって言ったけれどもね。それが今回の消費税の増税です。今でも大変なのです。
そんな中でプレミアムつき商品券が発行されて、事務が過大になってくる。こんな状況が今の現実、起ころうとしているのです。
だから、こういった問題について、これについては、私、このプレミアムつき商品券そのものも、消費税増税を強行するばらまき施策の一つであるということを強く訴えたい。
そのことだけ言っておきます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、副委員長。
○副委員長(田中慎二)
プレミアムつき商品券、500円券が10枚つづりになっているということでよろしいのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
500円券が10枚というのが1冊です。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
それって、100円券にしたりはできないのですかね。国が500円にしてくれっていっているのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
国でも500円というのを想定していただいているところです。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
想定しているけれども、別に市でやろうと思ったらできるのでしょう。何か、それは国のお金以外でしないといけないということですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
事務費がふえてくる形になりますので。
地域の実情に応じての設定ということになっています。国が出しているのが、500円は基本の単位だということで出しているところです。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
事務費がふえる。5000円で50枚入っているのと、5枚って、何か変わるの。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
印刷代が事務費の中に含まれていますので、枚数が多くなれば、事務費がかかってくるのと、管理のお金もかかってくるということになります。
その中でいくと、500円程度が、どうしても一番適正というか、あるべき設定かなということになっていると思います。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
500円、おつり出ないからね。380円の物を買って120円捨てるような話には、なかなかならないので。その辺は、使い勝手はどうなのかなと。はてながつく部分は正直あるのですけれども、国が言っているのだったら、仕方がないかな。
6億円ですよ。何か別のものできなかったのかなと、率直には思います。こんなこと言っても仕方ないから。
元に戻りますと、5回買えると。その人が何回買ったか、どうやってわかるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
引きかえ券というのを、対象者の方には発行させていただきます。これは、全国的な統一の様式になっていまして、受付のところで買っていただいたら、引きかえ券の下に受付印というか、判こを押すような欄がございます。そこに買っていただいた枚数だけ判こを押していくという管理の仕方をするようになっています。
ですので、当然、引きかえ券を5回買うまでは持っておいてもらわないといけないのですけれども、買っていただいたときに判こを押すという形での管理の仕方になってございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
引きかえるときは、身分証明書と合わせてやるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
そうですよねという確認というのは、簡易でもいいので、しなければならないということに国の基準ではなってございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
簡易って、どういうことですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
例えば、来たはがきを持ってきて、引きかえ券と合っていたらいいとか、例えば口頭でもいいとか、そういった形で示されているところです。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
使ったプレミアムつき商品券は、商店が判こをつくのですか。
さっき、利用できないって言われたのですけれども、その辺はどうなっていますか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
引きかえ券に押す形になりますので、商品券には押すことはないです。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
では、使ったやつか買ったやつかは、どうやって判断するのですか。
さっき、杉本委員の話の中で、それはできませんとはっきり言われたのだけれども、できてしまいますよね。どうやってやるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
そこの部分につきましては、徹底しろということになっていますので、転用はできませんということをお知らせした上で、皆さんに周知するということになっています。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
でも、判断しようがないんですね。今の話であれば。
何か、方策とれないのですか。徹底してというだけではなくて。でないと、そのままだったら、どんどん貨幣として流通しますよ。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
我々としては、啓発の中で、これは1回使っていただいたら、次に流通はできませんと周知をさせていただく形で、周知徹底させていただきたいというところでございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
わかりました。せいだい、周知徹底してください。
これ、例えば金券ショップに並んでいたとか、そういったとき、どうするのですか。それは、市から指導するのですか。それとも、仕方ない、自由取引の中だから仕方ないかっていう部分ですか。
例えばオークションにあがっている。そういうときは、どう対応されるのですか。その方、誰が出したかというのは、番号でわかるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
それについては、もうわからないです。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
引きかえのときに、簡易でも身分確認をしている。そしたら、誰がこの番号の分を買ったというのを把握、本来はできるわけではないのですか。冊子に通し番号入ってないのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
管理上は入っています。ただ、その方が何番を買ったというところまでは管理はしないです。
国も、例えば、それをしようとしたら当然事務費もかかってきますので、そこの部分までは国も求めていないというところでございますので、何とぞ御理解をお願いします。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
わかった。市できることは、喚起ぐらいしかやることができないのですわという話なのかなと思います。
ごめんなさいね、国からおりてきた話で、こんな話で申しわけないのですけれども。
ただ、僕としては、対象者がいるわけです。その対象者がしっかりと、便利に使ってもらえるものじゃないと意味ないのかなという部分あります。せっかく、国からおりてくるお金なのですわといったって、もともとも原資、税金ですから。6億円までのお金を、八尾市として国からお金をもらって、やりたいかやりたくないかは別の話として、やるという形になるのですから、ある一定、そういった方に使っていただけるようにしていただきたいのと、要らない事務費は余りかけないでという思いが強いと思うのですけれども。せっかくなので、八尾市の経済活性に少しでもつなげるように考えてもらえたらなと。今後、考えていける部分、考えていただければなと思います。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
田中副委員長にちょっとだけ関連する話、心配事なのです。
こんな話を聞いたことがあるのです。前の換金のときの話なのですけれども、関係者、今回だったら高齢者、それから若者、子育ての人というのが配慮されるのだけれども、高齢者の人はお金がないから、ほかの者が買ってやるということは、やったらあかんでしょう。やったらあかんけれども、可能やね。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
そこはもう、販売のときに確認というか、そこの中で御判断をいただかないと仕方ないかなと思います。
何も確認しないと販売するというわけにはなってないので、一定、そこの部分でフィルターというか、かかっていると考えていますので、よろしくお願いします。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
もう一つ心配しているので、ついでに言っておきます。
これは、対象者に対しては、はがきで送られるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
申請書を、一旦、対象であろう方に送らせていただいて、そこから希望される方が申請をあげていただく。そこから審査をさせていただいた中で、引きかえを、郵送とかでさせていただく形になると思います。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
それだけの手続が要るのですか。
今おっしゃったように、はがきで送られて、自分が対象者だと。対象者である私が、どこに確認を持っていくのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
2つあるんですけれども、非課税世帯については、審査が若干あるというところでございます。ただ、子どもの世帯につきましては、そのまま条件もなく、世帯主に、いきなり引きかえ券をお渡しするような形になります。
非課税世帯だけが審査が若干ありますので、一旦、申請をあげていただく中で、受付させていただいて、審査をさせていただく。
審査を通った方に、引きかえ券をお渡しするという手続を、これは踏まざるを得ない形になっています。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
細かいことであれなんだけれども。私が対象者としますやん、そしたら、市からはがきを受け取る。そのはがきを持って審査されるところへ、確認をとってもらうために出て行くわけですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
郵送でもオーケーです。前あったのは、臨時福祉給付金のときと同じ手続になります。
そのときも、多分同じような形になったかなと思うのですけれども、基本的には、それを踏襲というか、今回も同じような制度設計になってくるのかなと考えています。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
細かいことを言ってあれなんだけれども、郵送でも構わないといっても、年寄りなんてわからない。そしたら、郵送も一定期限は、5カ月間の間ということになるのでしょうね。
全然わからない人、そのままわからないままで、はがきは来たけれども、審査してもらうことができない、送らなかったらわからないわけやんか、そうでしょう。そしたら、その人は5カ月たったら、もうあきまへんでということになるのですね。
確認だけだから、教えて。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
当然、対象であろう方にも、通知はさせていただく形になるのですが、国も、何も市町村だけが啓発するのではなくて、幅広く啓発をしていただくということになっていますので、できる限り、そういう方々に認知いただけるように、国の動きも注視しますし、市もホームページとか市政だよりとか活用しながら、幅広く周知はさせていただきたいと考えています。御理解お願いします。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
もう最後にしますが、こういう手続一つにしても、非課税世帯、多くの高齢者だと思うのですよ。若い方もいるかもわかりませんが。
そういった人を対象として送られてくる、そして返戻する。返戻して初めて、あなたは資格ありますよ。その資格のときに、また送っていただいて、確認していただいて、確認された人間が、役所から、あなた大丈夫ですよ、ということで、何かを持っていって、引きかえに行くという段取りになるのですか。
こういう形になるのですか、もう一回。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
申請書を受け付けさせていただいて、審査が通った段階で、引きかえ券を郵送でお送りさせていただくという形になります。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
大変なものですね。そういう、全ての人たちが対象となる形で、啓発もしていくということだけれども、啓発して全てがわかるかといったら、なかなかや。そういうことが起こるかもわからん。
そういうことにならないように、対応されると思うのだけれども、この消費税の問題については、いろいろ考え方があります。正直言って、余談かもわからないけれども、キャッシュカードなんてつくっていないし、ポイント還元5%だっていわれたって、そんなものわからない。つくらなかったらできないしね。
こんなむちゃくちゃな消費増税の中身です。これだけ言っておきます。終わり。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本2件の質疑は、これをもって終わります。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分を議題といたします。
西野産業政策課長から提案理由の説明を求めます。
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
それでは、ただいま議題となりました議案第22号のうちの経済環境部及び
農業委員会所管分につきまして、御説明を申し上げます。
平成31年度八尾市予算書の138ページをお開き願います。
款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費につきましては、予算額6億7298万3000円のうち、経済環境部所管分といたしまして、環境衛生防疫活動経費302万6000円を計上しております。
続きまして、144ページをお開き願います。
目5墓地火葬場費につきましては、予算額は1億5062万8000円であり、主な内容といたしましては、斎場改修事業費、市営墓地及び斎場の管理運営経費などでございます。
次に、目6公害対策費につきましては、予算額は2億2221万2000円であり、主な内容といたしましては、自動車公害対策機器等購入費、環境美化活動推進経費、路上喫煙対策経費、大気・水質・騒音振動の監視経費、チャレンジ80市域推進事業経費及び同率先取組事業経費などでございます。
続きまして、150ページをお開き願います。
目10産業廃棄物対策費につきましては、予算額は1872万5000円であり、産業廃棄物対策に係る経費でございます。
次に、項2清掃費、目1清掃総務費につきましては、予算額は5億0437万1000円であり、主な内容といたしましては、有価物集団回収推進経費、
指定袋制分別収集経費、一般廃棄物処理基本計画(ごみ編)推進経費、粗大ごみ戸別収集経費、公衆便所管理運営経費などでございます。
次に、152ページをお開き願います。
目2塵芥処理費につきましては、予算額は21億1407万7000円であり、主な内容といたしましては、大阪市・八尾市・松原市
環境施設組合分担金、清掃運搬車等維持管理経費、塵芥収集関係経費などでございます。
次に、154ページをお開き願います。
目3塵芥処理工場費につきましては、予算額は2億8236万円であり、主な内容といたしましては、リサイクルセンター及び同学習プラザ管理経費などでございます。
次に、目4し尿処理費につきましては、予算額は3億0822万5000円であり、主な内容といたしましては、し尿収集経費などでございます。
次に、156ページをお開き願います。
目5衛生処理場費につきましては、予算額は1億5057万4000円であり、衛生処理場管理運営経費などでございます。
次に、目6清掃施設整備事業費につきましては、予算額は5549万5000円であり、清掃運搬車購入費でございます。
次に、160ページをお開き願います。
款5労働費、項1労働諸費、目1労働福祉費につきましては、予算額1億8792万2000円のうち、経済環境部所管分といたしまして、公益社団法人八尾市シルバー人材センター関連経費を除きます1億4495万7000円を計上しております。
主な内容としましては、ワークサポート経費、地域就労支援事業経費、パーソナル・サポート事業経費、無料職業紹介事業経費、女性の職業生活における活躍推進経費、公益財団法人八尾市中小企業勤労者福祉サービスセンターへの補助金などでございます。
続きまして、162ページをお開き願います。
款6産業費、項1農業費、目1農業委員会費につきましては、予算額は819万6000円であり、主な内容といたしましては、農業委員会委員の報酬などでございます。
次に、目2農業総務費につきましては、予算額は4713万9000円であり、主な内容といたしましては、職員の人件費などでございます。
次に、目3農業振興費につきましては、予算額は1738万7000円であり、主な内容といたしましては、有害鳥獣駆除対策経費、特産物ブランド化推進経費、農業団体事業活動促進経費、認定農業者支援経費などでございます。
続きまして、164ページをお開き願います。
目4土地改良事業につきましては、予算額6958万4000円のうち、経済環境部所管分といたしまして、ため池等災害復旧事業費1500万円を計上いたしております。
続きまして、目5農業振興地域整備事業費につきましては、予算額は43万1000円であり、農業振興地域内整備経費でございます。
次に、項2商工費、目1商工総務費につきましては、予算額は1億4193万7000円であり、主な内容といたしましては、計量法に基づく定期検査経費、消費生活・多重債務相談経費、消費者行政活性化経費などでございます。
次に、166ページをお開き願います。
目2商工振興費につきましては、予算額は4億0186万2000円であり、主な内容といたしましては、商業団体活性化促進経費、中小企業サポートセンター経費、小規模企業融資預託金、ものづくりのまち・八尾ブランド化推進経費、
工場立地促進経費、産業人材戦略推進経費などでございます。
次に、168ページをお開き願います。
目3観光費につきましては、予算額は5274万2000円で、河内音頭全国発信及び河内音頭等振興経費、
八尾河内音頭まつり振興会補助金、一般社団法人八尾市観光協会運営補助金などでございます。
続きまして、恐れ入りますが、予算書10ページにお戻り願います。
第2表、債務負担行為のうち、大気等監視測定業務につきましては、期間を平成31年度から平成32年度、限度額を2000万円、水質規制分析業務につきましては、期間を平成31年度から平成32年度、限度額を100万円、環境関係測定業務につきましては、期間を平成31年度から平成32年度、限度額を900万円と設定するものでございます。
続きまして、平成31年度予算参考資料の16ページをお開き願います。
平成31年度の主な事業につきまして、御説明をさせていただきます。
総計分野④、「職住近在のにぎわいのある八尾」におきましては、産業人材戦略推進事業といたしまして、「みせるばやお」を核として、新たな事業展開を促進するために、市内中小企業や大学、またはクリエイターとの新たにつながる機会を提供し、市内に所在するコンソーシアムや市内牽引企業、先輩起業家がメンターとして活躍するセミナーを開催いたします。
また、IoT関連基盤整備促進として、ITリテラシー向上支援につながる環境整備、セミナー開催やシンポジウム開催を通じて、八尾の実情に応じた次世代の人材育成、オープンイノベーションの推進に取り組みます。
続きまして、予算参考資料の12ページにお戻り願います。
平成31年度の投資的経費のうち主な事業につきまして、御説明をさせていただきます。
事業名1.「都市整備事業」におきまして、6番、土地改良事業6958万4000円のうち、経済環境部所管分として予算額は1500万円でございます。内容といたしましては、下蓮池にかかるため池等災害復旧事業でございます。
次に、事業名4.「その他事業」におきまして、6番、斎場改修事業につきましては、予算額は2365万2000円であり、内容といたしましては、斎場に係る設備機器の大規模修繕でございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第22号のうちの経済環境部及び
農業委員会所管分につきましての提案理由の説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
次に、本件に関連いたしまして、「八尾市IoTを活用したハードウェアイノベーション推進拠点(みせるばやお)の活動実績」について、
西野産業政策課長から説明を求めます。
◎産業政策課長(西野賢二)
それでは、「八尾市IoTを活用したハードウェアイノベーション推進拠点(みせるばやお)の活動実績」につきまして、御報告を申し上げます。
恐れ入りますが、お手元配付の資料をごらんください。
企業同士の共創を促進することで、新たなイノベーションを起こすことを目的に、地元中小企業・大手企業・大学・金融機関・行政が連携したコンソーシアムである「みせるばやお」を昨年5月8日に発足させ、その3カ月後の8月8日に、企業の持つ経営資源や強みを生かして、自社の技術力や製品力を魅せる場として、リノアス8階にオープンをさせていただきました。
この間の活動実績といたしまして、まず、参画企業数ですが、平成31年2月1日現在、会員企業98社、協賛企業6社となっており、その他、近畿大学、大阪経済法科大学、billageOsakaとの事業連携を行っております。
次に、この間の来場者数でございますが、ビジター会員の登録数は4052人でございまして、月別の入場者数につきましては、グラフでお示しのとおりでございます。
続きまして、市民向け活動といたしましては、オープン以降、土日祝日や長期休暇を中心に、ものづくり体験ワークショップを開催し、1月末までに186のプログラムを実施いたしました。その他、社会見学プログラムとして、市内小学校2校の受け入れをさせていただいたところでございます。
2ページをお開きください。
法人向けの活動でございますが、こちらは、平日の日中を中心に、1月末までに67のワークショップを開催しており、コラボレーションのきっかけとなるような出会いの創出、会員相互間での広報・人材採用・人材育成など、人に関するノウハウの共有、他の団体との連携などを通じた会員メリットの拡充などを図るため、経営者ミーティング、従業員間交流会、ITリテラシー向上に向けた勉強会などを開催いたしました。
続きまして、コラボレーション事業といたしましては、「みせるばやお」から新たなものづくりのコラボレーションを起こすことをスローガンに、「×88プロジェクト」が立ち上がっており、特定のテーマ・目的のもとにさまざまなプロジェクトチームが結成されているところでございます。
具体的には、従業員交流会での出会いから、コラボレーション商品が誕生し、現在、「みせるばやお」のショップで販売されるなど、新規事業開発や新規業務依頼など、これまでなかったイノベーションが23生まれているところでございます。
次に、大学等の他機関との連携事業でございますが、近畿大学の学生が、若者目線からの各種イベントのほか、1年をかけまして、八尾市内中小企業の魅力を発見し、企業の人材確保につなげたところでございます。
また、大阪経済法科大学の学生6名を、8月下旬から9月中旬までの約4週間、インターンシップとして受け入れ、「みせるばやお」のショップやVRの見せ方についての提案や、改善活動を担っていただいたところでございます。
次に、認定事業でございますが、平成29年9月29日に地域未来投資促進法に基づく基本計画の同意を得るとともに、平成30年9月7日には、IoT推進ラボの八尾ローカルナレッジシェア推進ラボの選定を受けております。
なお、3ページから4ページにつきましては、広報活動といたしまして、各種情報発信をお示しさせていただいているところでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、八尾市IoTを活用いたしましたハードウェアイノベーション推進拠点の活動実績の御報告とさせていただきます。
よろしくお願いをいたします。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
「みせるばやお」の報告をいただいたところですけれども。こうやって数字等で示していただくと、活発に、軌道に乗っているのかなという印象を強く受けるところなのですが、当初の計画と比較した場合、現状はどのように評価されますでしょうか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
入場者数というのを、一つ大きな目安として設定、目標を持たせていただいていました。8月のオープンから3月までの間で、約2万4000人程度の入場者数というのを、一つ目標にさせていただいたところでございます。
今現状、お示しのとおりになっていますが、おおむねその目標に近い数字にはなっているのかなとは考えているところでございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
参加企業数というところでは、今、98社ということで、既に会員企業数を示していただいていますが、こちらの伸び方といいましょうか、見通しも含めてお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
立ち上げのときに、1年目、大体100社ぐらいの企業、参加いただけたらなという目標を設定させていただいたところです。
今現状、98社ぐらいまできているんですけれども、その分につきましても、目標というか、こちらが当初希望を持たせていただいた数字、しっかり形になっているのかなとは考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
目標に対して、数字の面でもほぼ目標達成しつつある、目標どおりの数字が実現されているということなのですが、昨年8月にオープンをしましたときに、小学生低学年向けという印象が、結構、最初は強かったのですが、今の御報告によると、企業の経営者同士、技術者同士、あるいは従業員のIT道場という形で、従業員の方々のレベルアップ、さらには企業間の交流、いろいろな形での交流というものがなされているということで、人が集う、育つ、そして新しいものが浮かび上がってくるというスタートが切れているのかなと思います。
このあたり、どのような評価をされていますか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
先ほどの報告の中でも、イノベーションを88起こすという目標のもと、オープンをさせていただいたところで、今現在、23のコラボレーションが生まれていると報告もさせていただいたところです。
この間、各企業で、人材を確保するのが難しいとか。ただいてはっても、何人も雇用をするというわけにはいかないというお声も聞いているところです。
そんな中で、足らない部分ではないですけれども、仕事を通じて、例えば足らない部分、ほかの会社の人材を使って確保していただくというか、足らない部分を補っていただくというコラボレーションというのも生まれてますので、我々としては、予想よりも早い段階でのコラボレーションというか、もうちょっと時間がかかるのかなとは、正直考えたところなのですけれども、今現在、既に23も起こっておるということを考えますと、想像以上のコラボレーションというか、企業にとってのメリットというのが生み出せているのではないかと考えているところでございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
企業間のコラボレーションということで理解するわけなのですけれども、そこに大学の技術といいましょうか、開発的な意味合いでの大学の技術との連携、その可能性についてはいかがですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
今、大学との連携ということで、主にこれは文系の学部の学生が、今回、各企業に、約1年くらい入っていただく中で、企業さんのよさというか、具体的に中小企業の魅力というのを実感していただき、また魅力発信もしていただいたところです。
近畿大学とも、包括連携も締結をさせていただいているところですので、例えば近畿大学の中の理系の学部等とも連携するという可能性もあるのかなとも考えているので、今後はそういった面での広がりというのも、出てくるのかなとは考えてございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
経済学部系、文系の学生たち、あるいは先生方の連携ができ上がりつつあると。
理系に関しては、期待という認識でよろしいのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
さようでございます。幸いにして、今、近畿大学の文系の学部の先生のゼミの方が入っていただく、がっつりかかわっていただいているというのがございますので、それをきっかけに、近畿大学にリージョンセンターというすごいいい機械が入っているところもあります。そういった機械の活用というか、一方では中小企業の方が、八尾にはいらっしゃる。近畿大学には、そういったすばらしい機械がある。そこの部分で、新たな研究といいますか、製品開発とかにつながるような連携ができればなと期待しているところでございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
産業と大学、産学の連携ってすごく大事なことだと思うのです。八尾の今まで培ってきた技術が、大学の最先端の研究とコラボ─レーションをしていく。それによって、新たしいものが生み出されていく。あるいは、学生たちがそこに強い興味を持っていただく。そういった意味で、八尾の未来をつくっていく土台となっていく可能性があるのかなと。このあたり、何か仕掛けというものという可能性というのはあるのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
仕掛けというのは、ちょっとあれですけれども。我々としては、今、大学の方に興味を持っていただくというのが必要なのかなと考えています。
その中では、平成30年、1年間かけて、文系の学部が「みせるばやお」に入っていただく中で、取り組んでいただいたところです。
それが来年以降につきましても、同じように、また連携して取り組んでいただけるとなっています。
我々としては、そういうつながりを今後も引き続き大事にしながら、より広がりを持っていきたいなとは考えています。
御理解のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
理工系、あるいはデザインということにおいても、近畿大学に伺いましたら、すごくいろいろなことを、ユニークにやっていらっしゃるなと。実学ということで、すごく先端を走っていらっしゃる。そういう認識を持たせていただきます。
そういう意味では、すぐ近くに、そうした大学があるということが、立地的なメリットということで、いろいろな意味で大学の先生に来てもらって話してもらうとか。あるいは企業たち、今、コラボ─レーションで、こんな開発をやっていますので、どうですかみたいな橋渡し役は、ぜひ執行部でいろいろと考えていただきたいなと思います。
産学の連携がまず一つ。それから今、おおむね100社まできて、当初、目標は、ここが自主運営していくためには、400社の会員企業が必要だという御説明だったと思うのですが、まずこの400という数字に関して、当初の説明があったとおりということで、よろしいでしょうか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
多分これ、前回、協議会の中で報告させていただいた内容かなと思うのですけれども、300~400、大体300ぐらいの企業の参画はお願いしたいなとは考えているところでございます。
それにつきましては、やはり今、「みせるばやお」の中で、実際に企業訪問もしていただいています。企業さんが違う企業さんの、今まで、名前は知っているけれども、実際にどんなことをされているかというのはわからないという企業さんの企業訪問も、取り組みの中でやっていただいているところです。
そんな中で、自分のところの業務に今後こういう技術があるのだったら、生かせるなみたいなことの気づきではないですけれども、そういったことを企業の中でやっていただいているところでございます。
我々としては、まだまだほかにもすぐれた企業というのが、八尾の中にはたくさんございます。一つでも多くの企業に参画をいただいて、より多くのイノベーションが起こるように、我々としては、積極的に御支援をさせていただきたいなと考えていますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
足で稼ぐ形でという、それと情報発信で、先ほど御説明をいただいています。ぜひ、「みせるばやお」本当に今、八尾市はつくってよかったなと。ここまでのところ、非常に強い印象がありますので、さらに発展していかれますように、お願いいたします。
続きまして、予算書の161ページですけれども、労働福祉費というところ。今、国では、外国人労働者の採用等々、いろいろな新しい働き手をふやしていこうという活動を行っているわけですけれども、一つは、採用する側に、今までとはやり方が違うよとか、いろいろな工夫が必要になってくるとか、そういった活動というのも必要になってくると思うのですが、このあたり、採用する側にいろいろと周知啓発をしていく部分というのは、ございますか。
○委員長(村松広昭)
森田課長。
◎労働支援課長(森田忠久)
今おっしゃられていました人材不足に関する我々の取り組みになるのですけれども、既に女性の活躍、それから高齢者の活躍につきましては、今までも取り組んできているところです。
女性の活躍につきましては、全ての年齢ベースで50%ぐらいの女性が就労されているという、これは50年ぶりらしいのですけれども。仕事についているということです。
労働の年齢層でいうと、70%の女性が働いているというような状況が生まれていまして、委員言われていましたように、今後、外国人労働者につきましては、4月から特定技能という新しい在留資格による単純労働、認められた労働者が入ってまいりますので、そこに向けたセミナーについて、新年度やりたいなというのを、まず思っております。
それから、並行して、厚生労働省で、働き方改革関連法も4月から開始されます。こちらにつきましても、年休の5日間の取得の義務化であったり、そういったことがございますので、超過勤務の抑制になったりと。気持ちよく働いていただける環境づくりについてのセミナーについても、しっかり企業向けにやっていきたいなと思っています。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
障がい者関係の就労セミナーもございますか。
○委員長(村松広昭)
森田課長。
◎労働支援課長(森田忠久)
障がい者の雇用に関しましては、今まで、障がい者雇用を考える集い、これは柏原市、それから国・府であったり、合同で毎年、柏原市の会場と八尾の会場で交代で実施をしてきております。
これまで、障がい者雇用につきましては、企業の障がい者雇用に対する理解を深めていただくような取り組みをしてきたのですが、来年度は、それに加えまして、障がい者を対象とした就職面接会の実施に向けて、今現在は、ハローワークと調整を進めているという状況でございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
障がい者雇用に関して伺いますと、受け入れ側の理解というのが非常に重要になってくるのかなと。通常の人であれば、1回で理解できるもの、あるいは注意をするときにも、注意の仕方によっては、本人がすごく混乱してしまうとか、そういった状況というのが想定されると思うのですが、こうしたところ、経営者側、あるいは管理職への注意の視点とかといったことに関してのセミナー的なことっていうのは、行われるものでしょうか。
○委員長(村松広昭)
森田課長。
◎労働支援課長(森田忠久)
先ほどと重なる部分があるのですが、柏原市と合同でやっております障がい者雇用を考える集いの中身が、実は今、委員がおっしゃられてた内容になっていまして、実際に、前回ですと、日本板硝子、これは八尾の企業さんですけれども、そちらで実際に2人の障がい者の方が働いていただいております。
当事者の方が、実際にそこで働いていてどう思っているのか、どう感じているのかということ。家族もお見えになっていまして、実際、子どもさんが働き出して、どう変わったとか。実際、職場でフォローされている担当者の方がいらっしゃるのですけれども、その方も登壇されまして、実際、我々の会社としては、こういう対応をして、しっかり会社の一員として頑張っていただいているということを、企業向けに、多分、当時130ぐらいの御参加をいただきまして、周知させていただいたところです。
また、そういうセミナーにつきましては、我々もそうですけれども、国でもやっておりますので、しっかりその辺、連携しながら、引き続き、啓発に努めてまいりたいと思っております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
実績を踏まえて、理論、理屈だけではなく、そういった実践面というのは、非常に重要だろうと思いますので、ぜひともそのあたり、周知といいましょうか、啓発活動をよろしくお願いいたします。
これは、また外国人の方が来られた場合にも、同じような事例が発生するのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、観光協会の補助金3000万円ということで計上いただいてところですが、とりあえず骨格予算ということですけれども、若干の御説明をいただければ幸いです。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
観光協会の取り組みの内容でございます。今回、骨格予算ということでもありますので、特に目新しいと言うたら変ですけれども、そういうものはございませんけれども、基本的には、引き続き、観光協会の一丁目一番地の事業であるのですけれども、八尾の魅力を探していく、つなげていくという八尾探事業を初め、Yaomaniaの発行、観光ガイドマップの作成とか、その辺のところに取り組んでいただくというところをメーンにさせていただいているところでございます。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午前11時55分休憩
◇
午後1時再開
○委員長(村松広昭)
休憩前に引き続き分科会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
他に質疑ありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
「みせるばやお」のこと、お聞きしたいと思います。
昨年8月からこの間に、報告されて、中身どうやとか、まだその段階ではないとは思っています。
順調にいっていると、先ほどもいただきましたので、まず、市内小学校2校受け入れって、ここに書いていただいているのですけれども、これは社会見学で、学校から行きたいのですといって来られた状況ですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
小学校2校なのですけれども、これは西山本小学校の6年生の方と、八尾小学校の6年生の方を、それぞれお迎えしているところでございます。
教育長の協議会、秋季大会が行われ、その際に「みせるばやお」で開催をしていただいたところです。
そのときに、具体的に小学校の子どもさんを受け入れをさせていただいて、ワークショップをやっている様子を、教育長の方に見ていただいたというのが、一つございます。
もう1校、八尾小学校なのですけれども、これは中河内、南河内の社会教育委員の研究協議会ということで、こちらも「みせるばやお」で開催をさせていただきました。
同様に、ワークショップを見ていただいて、具体的に八尾の取り組みというのを発信というか、見ていただいたところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
以前、オープンする前のときの議論でしたけれども、小・中学校に見ていただくと。ものづくりのよさを体感してもらうという、もともとのコンセプトがあるので、教育委員会と協力して、その辺は「みせるばやお」の理事ではなくて、恐らく行政でやってあげなあかんのかなと思うのです。その辺ができているのか、今後どうするのかだけ、聞いておきます。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
教育との連携会議ということで、経済環境部と教育委員会と、年2回連携会議を開かせていただいているところです。
その中で、オープンの前にも、教育とも協議というか、その会議の中で「みせるばやお」の方向性というのもお話させていただきました。
先日も連携会議、オープン後も、開催させていただいたところですけれども、今後、社会見学の受け入れ等も含めて、積極的に活用というのも、協議をさせていただいているところでございます。
我々としては、せっかく八尾の中で構築させていただいた施設でもありますので、できるだけたくさんの学校に、子どもたちに活用いただくように、協議も進めさせていただいているところですので、よろしくお願いをいたします。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
協議、申し入れというか、こんなのやっているのどうですかといったら、その連携会議で話をしていると。
向こうの反応はどんな感じですか。ここは答えられなくてもいいけれども。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
取り組みについては、御理解もいただいているところでございます。我々としては、せっかく、八尾の企業のものづくりを知っていただくという面もあるのですけれども、例えば学校の授業の中で、なかなか理解というのは難しい部分も、こういったワークショップを通じて、具体的に見ていただく中で、より理解を深めていただけるワークショップというのにつなげていきたいなと思っていますので、教育委員会との協議の中では、そういった面からも、協力というか、連携をとっていきたいとお話をさせていただいているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今、話をして、向こうの反応は、どんどんいきましょうかとか、そんな話にはなっていない状況ですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
より使えるところは使っていただくということで、御理解をいただいていますけれども、なかなかすぐにというのは、難しい部分というか、予算の部分もあるかなと思いますので、その辺のところは、一つ一つ協議を重ねながら、我々としても協力できるところは協力させていただきたいと考えてございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
コンセプトに、子どもたち、若い人にという大きな目的でつくっている部分があるので、将来の人材確保につなげていくための、今の小学生、もしくは中学生で社会見学はないかもしれませんけれども、そういう場を見てもらう。またワークショップを通じて、中小企業でいろいろなことをやっているということを知ってもらうというのは大事なので、これは教育にお願いする。お願いなのか、一緒にやりましょうという話、その辺がわかりませんので、今聞いたのですけれども。
これは、前回も言いました、今後も進めていく中で、大きな取り組みの一つとなっていくのかなと思います。
これ、何回も言いますけれども、「みせるばやお」の中でやるという話、なかなか教育さんに話はしにくいと思いますので、産業のほうでしっかりとやっていただきたいと思います。
先ほども、コラボレーションも23個生まれてきましたよというのがありました。私、個人質問をさせてもらって、中小企業の人材確保に、しっかる「みせるばやお」が活躍できたらなという話をさせていただきましたので、聞かせてもらいます。
先ほど、人材確保につなげる取り組みというのを聞かせていただいて、今、まだ成果を聞く段階ではないのですけれども、何か、例えば中小企業がこんなふうにやってもらいたい、こんなのしましょうよと。例えば、協議の中で、今後の運営をどうしましょうという話は出ているのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
具体的に、形になっているとかいうのは、これからになっていくのかなと思うのですけれども、例えば、中小企業で新規に採用とかされることがあるかなと思います。
ただ、採用人数というのは、そんなに数が多くあるわけではございません。ただ、会社の中で、お一人だけおられるとか、そういった形というのも、多々あるのかなとも考えています。
ただ、この「みせるばやお」の中で、企業さんの交流というのをさせていただく中で、今後そういった、同期ではないですけれども、いろいろな企業の新規に採用された方が集まって、また交流とか深めていったら、同期みたいなのにつながりが出てくるのと違うかなということで、そういったことをやっていきたいという御意見もいただいています。
また、研修、1社でお一人の方だけを研修というよりも、例えばそういった方々を集まっていただいて、いろいろな研修を広くするということで、シェアリングではないのですけれども、幅広い人材育成という場にも活用できるのではないかなという御意見もいただいているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今、言っていただいた御意見、現場から出てきていることは、すごいことだと思うんです。
一定規模の会社は、例えば新入社員で入って、新人研修をして、いろいろなことを学びながら、自社のいろいろな仕事であったりを覚えていくわけですけれども、その中には、例えば社会人として仕事へ取り組む姿勢であったりとかといったことも、含まれてくるのかなと。
中小企業、小規模事業者になかなかそんなのはできない。今おっしゃったのは、すごくいいことだと思いますので、ぜひとも、どんどん前に進めるような、例えば産業部局で持っている何かの施策。例えば支援できるようなことがあれば一緒にやっていくとか、全然オーケーだと思います。本当に「みせるばやお」が参画企業、300、400を目指してやっていく上では、そういったことも後押しというか、今、どんなのかなと見ている周りの八尾市内企業が、それやったらメリットあるねとか、それやったらうちも頑張って、お金出しても行きたいわと思うような、何も商品であったりだけではなくて、そういうことも本当に大事なことなので、ぜひともお願いしたいと思います。
中身についてはそれぐらいで、あと予算の部分で、予算書の169ページに、産業人材戦略推進経費がある。これが、「みせるばやお」の家賃になるわけですかね。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
全てのお金が「みせるばやお」の予算というわけではございません。複数の事業も含まれてございます。
「みせるばやお」関連の予算といたしましては、そのうちの、大体2497万1000円ぐらいが、「みせるばやお」関連の経費ということでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
2497万1000円は、家賃相当分を、年度予算として入れているということですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
その中でも、賃料部分というのは、前回も御報告もさせていただいたかなと思うのですけれども、旧のホールのところの賃料といたしまして、そのうちの1954万2000円。細かいですけれども、それが賃料の相当分という予算でございます。
残りの分につきましては、「みせるばやお」の関連のコンセプトの一つとして、AIとか、IoTを進めていくということにもなっていますので、その部分の経費として、コンセプト作成委託料ということでのお金も計上させていただいているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
僕の以前の話で、平成30年度は、ランニングコスト、最初の部分の引き継ぎですよねと。一応、次年度以降は家賃だけで、後は何とかやってもらいたいと言ってたのですけれども、例えば光熱水費であったりとかも含めて、運営していくという話だったと思うのですけれども。その辺は、どういったことになってますか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
委員おっしゃるように、運営費につきましては、そういう形でということでお話させていただいたと思います。
光熱水費については、平成30年度の予算の中では、計上をさせていただいてたのですけれども、今年度につきましては、賃料の部分、市として責任を持って場を提供させていただくということで、賃料は計上をお願いさせていただいているところでございますけれども、光熱水費につきましては、運営費、「みせるばやお」の運営の中で見ていただくという形での予算計上となってございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
光熱水費は向こうで頑張ってやっているのだと。そこには入っていませんということですね、わかりました。
それは、一応約束だったので、確認してもらわないといけないので。
先ほども言いましたけれども、当初、3年を一つのめどで、しっかりと成果というのか、これだけできましたというのを見せてもらいたいと、検証していきたいという話をさせてもらって、それを約束していますので、今の段階で、当初の目標より少ないや多いやとか、そんな話は、全然言う気はありませんけれども、今言いましたように、せっかくこうやって市が中心ではありませんけれども、家賃も出してやっていただいてて、目標に対して、市内企業に、いい意味でできるように、せっかくだからやっていかないといけないと思いますので。
この辺、市は一参画団体で、うちは口出ししませんと。中身は、運用は口出ししなくても、どんどん後押しできるような、これは今後もやっていっていただきたいと。特に今年度、2年目といったら大事になりますので、お願いしたいと思います。
「みせるばやお」はその辺にしておきます。
あと、予算書の151ページに戻ります。
産業廃棄物対策経費でございます。昨年、中核市になってから初めて、産業廃棄物の課ができたし、今の現時点でどういうことをやってきて、来年度どうするのか、簡潔に教えていただきたいのです。
○委員長(村松広昭)
村井次長。
◎経済環境部次長兼
産業廃棄物指導課長(村井秀之)
委員御指摘のように、平成30年4月1日より中核市移行に伴いまして、産業廃棄物業務をやってきたところでございます。
我々基礎自治体として、産業廃棄物行政を受けるに当たって、メリットを最大限に生かそうということで、対応してまいりました。
やはり市民に一番近いところにある地方自治体として、例えば苦情対応があったら、すぐに現場に行くといったことが、一番メリットということであろうかと考えております。
そうすることで、市民の方々との信頼関係の構築、また苦情事案があったら、これからの抑止効果といったものにつながるであろうということで、対応してまいりました。
そんなことで、今、来年度に向けても、引き続き、とりあえず現場第一主義で対応してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
現場第一主義、大変大事な視点です。
予算と直接関係ないのですが、もともと産業廃棄物、市が担当することによって、安心感を持ってもらえるためには、すぐ対応するというので、立入検査も府が200回やったのだから、300回、400回やっていかないといけないという話を、この時期にしたと思うのですけれども、どんな感じですか。立入検査も大分、頑張っていただいていますか。
○委員長(村松広昭)
村井次長。
◎経済環境部次長兼
産業廃棄物指導課長(村井秀之)
委員、今御指摘の件でございますけれども、平成28年度、大阪府が八尾市域で立ち入りされた件数が約200件。我々4月以降、とにかく現場に行こうと。平成31年1月末現在でございますけれども、341件の立ち入りを行ってございます。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
341件、当然、土日は多分挟まないと思うので、毎日何回も行っているような、そんなイメージでお聞きしました。
大体、1.5倍ぐらいかな、府のときと比べたら。
これは、市が持った一つの大きなメリットなのかなと思うのですけれども。
例えば市民に来てもらって、苦情があって対処した、その後のフォローといったらおかしいですけれども、状況確認等をしながら、安心を与えるようなことはできていますか。
○委員長(村松広昭)
村井次長。
◎経済環境部次長兼
産業廃棄物指導課長(村井秀之)
委員御指摘の件でございます。我々、すぐに、とりあえず現場に行くということで、心がけてまいりましたし、またそのように対応してまいりました。
そういったことで、うまく地域拠点とも連携しながら、解決につながった事例というのもございます。
例えば、解体工事から発生した産業廃棄物を保管されておって、隣接の畑に、廃棄物が落下しているといった事案もございました。
我々、すぐ苦情者の方から連絡を受けまして、すぐ現場に行ったということでございます。
こういった苦情があったということでございまして、御本人は産業廃棄物が落ちないようにということが、苦情の内容だったのですけれども、その後すぐ、隣接の産業廃棄物が保管されているところにアプローチをいたしまして、すぐ連絡をさせていただいたということでございます。
以降、地域拠点とも連携をしながら、定期的な現場確認をさせていただいて、結果として、落ちないように塀を設置していただいたといったことで、評価をいただいたといった事例はございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今お聞きしたような形で対応して、その後もしっかりと、不安な市民に対応できたという、一つの大きな事例なのかなと。当然、今後ずっとやってもらわないといけないので。あと回数を聞くと、人員と、皆さんの御苦労とを考えると、大変な事業が続いていると思うのですけれども、その辺は大丈夫ですか。
○委員長(村松広昭)
村井次長。
◎経済環境部次長兼
産業廃棄物指導課長(村井秀之)
今年度は、初めての業務といったこともございました。とりあえず現場に行こうという姿勢で対応をしてきたということもございます。
当然、基本的なスタンスとしては、来年度以降も対応してまいりたいと考えております。
我々、当然、2年目に入ってまいります。なれてくるといったこともございます。経験の蓄積もございます。そういったことも踏まえまして、体制はどうなるかわかりませんけれども、その中で、精いっぱいの対応をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今後もよろしくお願いしたいと思います。
次にいきまして、153ページ、1個確認したい。指定袋の分別収集経費が、昨年度に比べて1割ぐらい安くなっている気がするのですけれども、枚数が減ったとか、そういうことではないのですか。
○委員長(村松広昭)
重村課長。
◎資源循環課長(重村吉則)
委員御指摘の昨年度の当初予算額と比べまして、2000万円少し減っておるというのが、先ほどの補正でも説明させてもらった、今年度の債務負担行為のときにも、1枚当たりの単価が減ったというのが主な理由です。
今、御質問いただいた枚数だけでいいますと、約80万枚は減っておるものでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
わかりました。入札の見込みが、これぐらいでいけるよという予算の立て方ですね。了解、わかりました。減ったのかなと思って聞いてみました。
あと、その下、公衆便所の管理運営経費、これも廃止する云々の話があって、今回、計上されているので、続けていかれるのかなと思うのですけれども、続けていきますと聞いていない気がしたので、聞いてたらごめんなさい。確認だけ。
○委員長(村松広昭)
大本課長。
◎環境施設課長(大本満)
お答えさせていただきます。
公衆トイレのあり方につきましては、行財政改革行動計画において、平成30年度廃止と記載させていただき、去年3月の委員会で廃止の考えを示させていただいたところではございますが、その後、委員会の意見等を踏まえて、本市における公衆トイレのあり方であったり、また一定の需要があるということを考えまして、各関係機関と管理のあり方などを協議しているところでございます。
公衆トイレの機能を廃止すること自体は、困難であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
公衆トイレを維持する、継続してもらうというのは、全然いいのかなと。
ただ、廃止しようとした理由が、当然あってと思うのですね。そのときに、大規模改修とか、お金もかかってというような話があったと思うのですけれども、今後の改修費用、それはここに入ってないので言えないのですけれども、どこが管理していくのか、今までどおりにするのかとか。その辺、短くお願いします。
○委員長(村松広昭)
大本課長。
◎環境施設課長(大本満)
近鉄八尾駅の高架下のトイレにつきましては、まず平成8年に全面改修をいたしまして、もう二十二、三年経過してございます。
ですので、これを維持管理していくと考えますと、全面改修をする必要があるのではないかと考えてございますので、設計の委託料の計上をしたいなと考えております。
また、今、委員御指摘の維持管理につきましては、各関係機関で協議しているところでございますので、なかなかこれだということは言えないのですけれども、いいやり方を、今、検討しているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
わかりました。これ以上は言えないんで、私個人としては、あったほうが便利いいなとは思っているので、次、しっかりどうしていくのか、また出していただければ、議論されると思います。
清掃運搬車と維持管理経費、ここであがって、それと繰り越しで、これはまた別の分ですね。清掃運搬車、これは維持管理か。
157ページ、清掃運搬車購入費、約5500万円。これは今年度で購入。前回、先に6台分を繰り越しでと。これは、新しく別で買うと。
合計で何台あって、9年サイクルでずっと、全部いっていただいているイメージだと思うのですけれども、それだけ教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
柏原課長。
◎環境事業課長(柏原孝至)
じんかい収集車の購入の件と思います。お答えさせていただきます。
先ほど、9号補正、繰り越しのところで平成30年度分といたしまして、収集車6台という答弁をさせていただきました。
こちらの予算書157ページですけれども、これは平成31年度分ということで、お願いさせていただいておりまして、台数といたしましては、同じくトラック系の収集車6台、及び平成31年度につきましては、狭い道とかの収集に使用する軽車両でありますとか、啓発活動にも使用させていただく軽自動車ということで、軽車両4台を加えまして、合計10台でお願いさせていただいているところでございます。
軽車両で4台、じんかい収集車6台で、合計10台という形でございます。
全体といたしましては、82台の車両で運用をさせていただいているところでございます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
質問させてもらいます。
商工費の関係で、お伺いをさせていただきます。
骨格予算だから、これから6月にかけて、もっと詳しく出てくるのだろうと思うのだけれども。気がかりなのは、商工予算というよりも、商業予算が毎年毎年、そんな額ないねんね。ここに当たっては、どのように考えておられるのかなと。いつもいつも、危惧しているわけなのですけれども。
市長のマニフェストの中に、えらい特徴的に、こんなの取り上げたらあかんねんけれども、魅力ある個店や商店街を支援するって書いてあったのですが、どういうものを考えておられるのかなということを、聞いても構わないかな。
○委員長(村松広昭)
市長。
◎市長(田中誠太)
八尾市には、例えば商店街連合会とか、市場連合会とか、いろいろございますが、そういったところには、国の制度や、あるいは府の制度の中で、支援をする仕組みというのはあるわけでありますけれども。しかし、八尾における個店を何か支援するという仕組みが、まだなかなかない中で、新たな制度の構築ができないかということを、実は検討させていただいているところであります。
1軒を支援するというのは、なかなか難しいので、地域で5軒とか、そこらぐらいが集まっていただいて、何か地域で盛り上げるためのイベントをするとか、あるいは共同でチラシをつくったり、その中で自分たちのお店をアピールできるような仕組みを新たに構築できないかということを、実は考えているところであります。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
市長にマニフェストの中身を聞かせてもらったのだけれども、八尾の商店街というのは、商店街だけじゃなくて、個店も疲弊しているのだよね。
先ほど論議がありましたように、プレミアムつき商品券で活性化できたら一番いいのだけれども、あんまり私は、そういうのは期待しておりません。
そういった中で、商業予算というのは、一定部分確保した中でやっていかないと、今、市長がおっしゃっているような今後の計画として、自分なりに考えていることは、個店とかそういうことではなくて、一定の組織だった商店街とか、そういったところのモニュメントとか、そういったのに力を入れていきたいということだろうと思うのですけれども。
市内の、僕もあちこち行くわけではありませんけれども、たまに通っても、見るたびに個店がつぶれて、シャッター通りになっている現状を見たときに、これでいいのだろうかという気持ちがあるのです。
そういった意味では、これがすごい活性化になるかどうか、私はわかりませんが、実例として出ているのが、例えば個店とかに対するリフォームというのが、各地、府下の中でも取り上げられて、それを検証する中で、元気が出たとかいうような声が出ているということを、よく聞くのです。
今、商売人でも、後継者がいない。後継者は何でいないのかといったら、物を買う、一生懸命頑張っても売れない。そういう状況を、子どもが見ていて、そんなもんやってられるかいという思いの中で、店を閉めざるを得ない。そういうものがシャッター通りにつながっているのと違うかなと思うのです。
そういった中で、一つの起爆剤というのか、そういう制度をつくることによって、個店自体、また商店街の中でも元気が出てくるのではないだろうかと思っているわけだけれども、これに対しての考え方はどうでしょうか。誰でも結構です。
○委員長(村松広昭)
平尾次長。
◎経済環境部次長(平尾克之)
商店街、商業振興についての考え方でございますが、商店街がだんだんしんどくなってきているというのは、私ども認識しているところでございます。
その中で、決算審査のときにも申し上げましたが、商店街で、きっちりプランなりビジョンなりを持っていただいて、その中で振興していかないといけないかなと思っておりますので、そういう点については、補助金制度も見直しまして、ビジョンプランをつくっていただいたところにつきましては、増加する形でさせていただいております。
また、そういったことにつなげる形で、準備段階の予算も組ませていただいておりまして、そこの部分も今回、予算に組ませていただいておりますし、あと地域商業の活性化のアドバイザーというのを設けておりまして、相談があった場合には、アドバイザーを派遣させていただきまして、実際に回ったりもしながら、受けた質問に対してアドバイスもさせていただいているところです。
あと、個店につきまして、空き店舗とかも出てきておりますので、八尾市につきましては、あきんど起業塾ということで、創業者を育てていこうということで、頑張ってやってきております。
その中で、創業者が単に創業するだけではなしに、そのノウハウとか、いろいろな注意しないといけない点、継続できるような形でやっていかないとあかんかなと思っていますので、専門家のいろいろな視点を入れさせていただいて、創業者が根づいていくような形でさせていただきたいと考えております。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
今、答弁いただきましたけれども、ビジョンにしても、例えば相談ということでも、個店ってなかなかできないのね。皆さんがおっしゃっているように、来たらいいじゃないかいというものではなくて、行政として、どういったものをつくり上げていくのか、みずからのビジョンをつくり上げることが、商店街の人たちに、商売人の皆さんに反映していくのではないかなと思うのです。
先ほどの答弁を聞いていたら、自己責任的な感じしかないのですよ。現状は、しっかり把握させているのですよね。今、シャッター通りが多い、店を閉めるところも、現状も知っておられるわけだから。それをどのように食いとめていくのか、商売、いろいろ問題はあります。そのお店、お店によっては、いろいろな実情はあるとは思いますけれども、一つは、市がいろいろなビジョンをつくり上げていく。それを反映させていくことによって、地域の活性化につながるのではないかなと、私は逆と違うかなと思うのです。
創業者の育成とか、それもすごく大事なことです。そのことがいけないことではないですし、やっていかないといけないとは思いますけれども、ずっとこの予算を見ていて、商業予算ですよ、商工業ではなくてね。工業予算はどんどんお金をつぎ込んでいます。先ほどの「みせるばやお」の件もそうだし、頑張ってもらわないといけない。
そういった意味で、いろいろと施策を講じながら、頑張っておられるのだけれども、商業面に対しては、予算を見てたら、本当に貧困。形だけのものだけの予算。新しい提言というか、行政として、商売人の皆さん方を元気づける制度というものを、考えてないのと違うかなと言わざるを得ないのですね。
今回はあくまでも骨格ですから、市長の答弁もありましたけれども、そういうものを次の予算の中に組み入れていただいて、本当に八尾市内の商売人、どんどんさびれていきます。
地元でも、お父ちゃんが亡くなったら、もう店を閉める。そんな中で、ファミリーロードでも、2軒もうなくなったのかな。
そんなことで、結局、お買い物をする人にとっても、そこがあるから、一緒にファミリーで市場にね、買い物に行くのだけれども、そこがなくなったら、もうばらばらになって、大手のところへ行ったりしてしまうのですよね。
そんな中で、商売人がどんどんつぶれてくるのと違うかな。しかし、そういうところに、どうしていくのかと。先ほど、ひとつの政策的な話をしましたけれども、こういったものをつくっていくことが、一つの行政の責任と違うかなと思うのですが、これについては、どうでしょう。
見解でも結構です。
○委員長(村松広昭)
平野副市長。
◎副市長(平野佐織)
八尾市内の商業についての認識につきましては、先ほど、次長から御答弁させていただいたように、商店街でもシャッター通りという言い方も、よくされます。
どうしても廃業されていくといったところございます。
ただ、これまで私たちも手をこまねいていたというわけではなく、先ほど言っていたような、魅力のあるお店を核にして、商店街がもう一回、盛り返していただくようなステップを、例えば若い世代で創業していただく方を引っ張ってこれないかとか、そういうことも、いろいろと考えてまいりました。
今言っているあきんど起業塾、セミナーの形式でアドバイザーがつくことによって、そして商店街の中の一画、ここだったら使えるというところまで設定をして、セミナーを受けた方が、実質的に創業まで結びつけないかという取り組みもさせていただいています。
実際には、かなり難しい取り組みで、現実に1軒、2軒という目に見えた形に、なかなかなり切れてないところがありますけれども。学んでいただいた方が、少しでも早く魅力をつくっていただく。市内の商店街、それから市内の商業としての魅力の一つとなっていただくというのが大事かなと思ってございます。
今おっしゃっているように、商業者全てに補助をしながら、皆さんで今の形をどんどんつないでいくというのは、なかなか難しゅうございます。魅力のあるお店が周りを引っ張っていただく、これはもう産業の業界、全体で、力のある、元気のあるといったところを、どんどんふやしていって、そういったところが周りを引っ張りながら、八尾市の産業を全体で引っ張っていく、そういう構図を我々はつくっていきたいなと思ってございます。
そうした中で、今、杉本委員のおっしゃったような、各個店が前に向かっていきたいなとおっしゃるときに、何か後押しできる策はないのかなというところについては、日々研さんもしておりますし、産業振興会議でも、いろいろな提言をいただいている中で、できることから進めさせていただきたいと思ってございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
何も手をこまねいているだけでもないし、一生懸命やっておられるのだろうと思うのだけれども、実際に私たちが予算の審査をするときに、決算でも何でもそうだけれども、商業に対する予算なんか見てたら、いろいろな形でやっておられるのだけれども、予算として、なかなか反映できないという面が出ているのと違うかなと、僕は思っています。
そういう努力、何もいけないわけではないし、一生懸命やっておられることについては否定もしませんが、そういう核になるようなところってなってきたら、一つは商店街という、一つのエリアになってしまうのです。そうではなくて、その中も含めた形の中で、私は一つの施策の提案で、先ほど、商店街のリフォーム。そのことがどうなんだろうかということで、言わせてもらったのだけれども。
経験として、そういうことをやっておられる、全国各地でやっておられる自治体の状況を聞かせてもらうと、そのことによって元気が出て、商売が、新たに改装したりとか、いろいろな形できれいにすることによって、お客さんを引き入れていく。そういった手だてができてきたという声というのが、結構出ているのです。
だから、何もこれ一つをというわけでありませんけれども、行政として、商業を育成していく上で、いろいろな施策というのを考えていただいて、そして取り組んでいただくことが、本当に商業の一つの活性化になるのと違うかなと思っていますので、ぜひ検討もしていただいて、他市の状況も見ていただいて、それはいいなと思ったら、取り入れてほしいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
これは要望にしておきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、2回目の質疑ありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
先ほどの続きでお聞かせいただきたいと思います。
まず、155ページのし尿収集経費。し尿収集の実際の件数と、車の台数等々、教えていただきたいと思います。
○委員長(村松広昭)
大本課長。
◎環境施設課長(大本満)
し尿の世帯数ですけれども、平成28年度末で4620世帯。平成29年度末で4241世帯でございます。
また、車両の経費なのですけれども、これは1台の収集車両を計上、台数は1台でございます。運用は、12台で運用してございます。
全部で18台で運用してございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
し尿収集、市が行っていただくというのが決まりだとお聞きしています。
現状が4200ぐらい、ちょっと減っているかもわかりませんけれども。今、12台で稼働して、基本は定期収集をやりながら、別で走ったりとか。市で運用を、18台のうち稼働が12台、6台はふだんは動いてない、忙しいときには一緒にやる、そんなイメージですか。
○委員長(村松広昭)
大本課長。
◎環境施設課長(大本満)
計18台で運用しておりますが、ふだんは12台と帯同車、軽のバンが1台で、13台で動いているのですけれども、車検とか、そういった修理をする場合と、それから予備車という形で、全部で18台で運用しているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
なるほど、予備車が6台あると、予備としては多いのかなという気はしますね。
順次、10年たったら廃車、入れかえしていく。大体、18台、ストックしておくような感じですか。
○委員長(村松広昭)
吉岡理事。
◎理事(吉岡雅之)
少し課長答弁に補足させてもらいますと、18台全車ありまして、定期収集というのは12台なんですけれども、その12台は一般の家庭のし尿、便槽を吸いに行っております。残りの6台、その内訳としまして1台が軽バキュームといいまして、軽の形、狭隘道路だけ専門で走る。これも大体、二、三日に1回ぐらいの割合で走っております。
そうなると、残りの5台ですけれども、そのうちの1台、先ほど車検と言いましたけれども、車検は必ず年に1回はあるのですけれども、バキュームの場合の下層部というのは、月次点検をしなければ、液体ですので鉄板が腐ってきます。そういう形で必ず月次点検となりますと、18台全部1カ月間でやらなければいけませんので、1月の稼働日数が22日と計算すれば、ほぼ毎日1台ずつ点検しているという状況です。
となると、残りの4台はどうなのかと申しますと、仮設トイレであったり緊急くみ取りであったり、大規模事業所、あるいは公園とか、そういうイレギュラーな収集、定期収集以外な分が発生しておりますので、その分で大体毎日2台が稼働しております。
ですから、本当に純粋な予備車という形で残っているのは2台という形になっております。
以上です。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今の丁寧な説明、よくわかりました。2台ぐらいなかったら、何かあったとき対応できないということですね。
いや、6台と言われたら、12台に対して6台は多いなと思ったので、よくわかりました。
ただ、部局が違いますが、後でまた話しますけれども。下水道整備をしてもらって、進めるという話をしていて、恐らくどんどん減っていくのかなと思うのですね。
減っていくのはいいのですけれども、現場に行かれる方、恐らくおうちの方と職員の方が接点もあるのかなと思うのですけれども、下水道、近く水洗化ができますよみたいな、例えばそんな話をしたり、もしくは情報提供、共有かな、下水道と、そんな話もできていますか。
○委員長(村松広昭)
大本課長。
◎環境施設課長(大本満)
平成28年度から下水道部局と連携をとりまして、どうやったら、下水道がせっかくあるのにまだ未接続なところがありますよという情報を提供し合って、どうやったら接続率が高くなるかということを、今、時間をかけて調整しているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
ここは応援というのか、情報提供という話でございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。わかりました。
次に、163ページ、農業啓発経費が入っております。これも、実は都市整備部でも、今回あがっているのがあって気になって。
農地にレストランを建てたりとか、直売所ができて、すごく活用範囲が広がったというイメージがあって。実は、国が農業をやっていただいている方に対する啓発というか、そんなのをここでするのかなというので、お聞きしたいのですけれども、そういうのはされている、予算入ってなかったら入ってないで、議論できないのですけれども。
○委員長(村松広昭)
村田局長。
◎
農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)
委員お尋ねの農業啓発経費でございますが、予算案の172万4000円の中身、生産緑地制度改正に伴います新しい、新たな標識等の費用が含まれております。
以上です。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
新しい標識を建てる経費。それは、今後500平方メートルから300平方メートルとなって農地と認める、そんなときの経費が入っていると。
ということは、仮にそういう農家が、今言っているようなことを例えばしたいと思うのか、もしくは、新たな活用方法、こんな形でもできますよという啓発をする側にいるのか、その辺だけ教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
村田局長。
◎
農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)
端的に申しますと、農業の方向性、新しい法改正によりまして、多様化というのが進められてきたところでございます。
こういった部分についての広報活動なり、農家に対しての部分というのは、啓発協議会というのがございまして、こちらで今後、そういった部分を進めてまいりたいと考えております。
これは、JAであったり、大阪府であったり、そういったところとの情報交換を共有しながら進めている団体でございます。
以上です。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
啓発協議会というの、今はやっていない、 やっていますよね。その中で、要は活用範囲が広がったというので、例えば、農業やる人間もいないし、高齢になってきて農地やめたいわと思っている人が、こんなのだったらできるなとか、そんなイメージを持っていたものでお聞きしているのですけれども。
そういうのを、例えば、後押しというのか、やりやすいよと。こうやったら、例えば直売して、利益もある程度確保しながらできますよとか、何かそんなアイデアを出していくというか、そういうのができるのかなと思っているのですけれども、その辺どうですか。
○委員長(村松広昭)
村田局長。
◎
農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)
今、委員お尋ねの内容につきましては、非常に多岐にわたる部分でございまして、日々、
農業委員会事務局に電話等でのお問い合わせもございまして、こういった部分で答えるケースなんかも、かなりそういったところには入ってくるかなと思います。
実際のところ、昨年、一昨年、法律が変わってきている部分もございまして、我々も、その対応について、農地の転用のあり方そのものを見直して、コンクリートをひいた農地に転用許可を与えるという方向性なんかも、打ち出されているところもございます。
事務としまして、どのように進めるかと、具体については、まだ府下どこも出てきておりませんので、今後、農業会議等を通じて、こういった情報共有を図ってまいりたいと考えております。
ただ、農地活用の多様性につきましては、日々、
農業委員会事務局に御連絡をいただくと、そういう部分で対応できるかなと考えております。
以上です。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
せっかく法の規制が緩和されて、活用できるのがあればと思ったので。何か特にこうしてほしいとか、こんなのできないかということがないので、しっかり農業で、農協も含めて協力していただければと思います。
次に、169ページ、地域商業にぎわい創出経費って入っています。具体的に何のお金でしょうか。
○委員長(村松広昭)
平尾次長。
◎経済環境部次長(平尾克之)
地域商業にぎわい創出経費でございますが、こちらにつきましては、市内でのいろいろな買い物を支援するためのイベント、買い物まつりでありますとか、商店街がやっておりますあきんどまつりでありますとか、あと市場でやっている市場まつりでありますとか、そこの部分、八尾市として、商工会議所とともに負担をしているのですが、その負担金でございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
先ほどあったように、そういうのも地域の活性化について大事なポイントとなるところなので。毎年、経費的にはこれぐらい使っているという、骨格予算という捉え方ですかね。
○委員長(村松広昭)
平尾次長。
◎経済環境部次長(平尾克之)
今回につきましては、買い物まつりが、平成30年度がちょうど20回目でしたので、若干プラスアルファをしていたのですが、通常の形に戻ったのが、平成31年度予算になる形でございます。
◆委員(五百井真二)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
6月以降、肉づけのときがいいのかもわかりませんけれども、さっき、プレミアムつき商品券の話をしたときに、せっかくなら地域のために利用してという予算がここになってくるのかなと思ったので聞いたのですけれども。
国の予算を使ってやるプレミアムつき商品券、市は市で、相乗効果を狙うのは何か。この辺は恐らく考えてないといけない。
これは6月に、僕がおれば話をしますので、よろしくお願いします。
最後、地域資源魅力発信経費が入っているのですが、八尾市、要は観光というか、にぎわいをつくっていく、3月にいよいよ、おおさか東線も開通もしますし、今の八尾市には、たくさんいろいろな、市内在住の人でも知らない魅力もたくさんあります。自然もあれば歴史遺産もある。いろいろなのがあります。
ただ、魅力発信の支援、地域経済を活性化するためには、市内だけで考えると限界がありますので、どんどん来てもらう。このような発想で情報発信する必要があると思うのですけれども、どこぐらいまで考えて入っているのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
地域の魅力発信事業でございます。具体的には、八尾の魅力大使であります河内家菊水丸さんがいらっしゃるのですけれども、夏の河内音頭のイベント等をしていただいて、八尾の魅力を発信していただくという事業費は含まれてるところでございます。
あと、「みせるばやお」ですね。今回、「みせるばやお」を拠点として整備させていただいたのですけれども、当然待つ姿勢だけではなくて、発信源、魅力発信の拠点としても、当然、活用していかないといけないということもございますので、そこを拠点にいたしました魅力発信の経費というのも、今回、予算計上させていただいているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
「みせるばやお」での情報発信の経費が入っていると。どう何に使うの。具体的に。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
説明不足で済みません。「みせるばやお」当然やっているのですけれども、そこの中で、どんなことをやっているのというのを、広く内外に知らせていかないといけないだろうということで、「みせるばやお」での取り組みを発信をするというのもひとつございますし、今、「みせるばやお」の中で、産業観光の観点ではないのですけれども、ただ単にあそこでワークショップをするだけではなくて、外へ飛び出していって、いろいろな企業も参画していただいていますので、工場見学ではないですけれども、企業の工場を見て回る。また、それに結びつけるような形で、ほかの拠点というか、地域に眠っているような地域資源とも結びつけて、回遊できるような取り組みというのも、会員さんの中で検討もいただいています。
当然、それを発信するというのは、今までどおり、「みせるばやお」の中でも発信しているのですけれども、広く知らしめていかないといけないだろうということで、そういった取り組み等についても、今回、予算計上させていただいて、広く知らせていく、広報のお金を計上させていただいているというところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
ちょっと気になって、いいなと思ったのは、ものづくりの工場を見に行くようなツアーというのか、そういうコースを既に話し合いをされているということですよね。
魅力発信、自然もある、歴史もある「みせるばやお」も当然、一つの魅力に育てていかないといけないですね。そういう意味では、すごくいい取り組みだと思うのです。ものづくりもそうですしね。
それから、単に遊びに来る人とか、例えば学生の修学旅行であったりとかで活用してもらっても、全然いいと思うのです。そういうのをどんどん発信して、とにかく市内外の人がたくさん交流というか、来てもらうというのが、活性化、大きな視点でいうと、観光って言葉がふさわしいかどうかわかりませんけれども、人が来てもらって見てもらう。観光という部分の考え方で動かないと難しいのかなと思うのです。
その辺で、行政の中でそれを意識してできるのは、ここの部局しかないと思うのです。ほかの部局で、観光の視点で何かものを考えて、地域をつないでいくことはできないと思うのです。
その辺で、地域資源魅力発信経費をしっかり活用しながら、いかに八尾市の観光にどうつなげていくのか、そこを今後どう考えるのか、最後にそれだけお聞きしたいと思います。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
当然、インバウンドということで、大阪にたくさんの外国の方が来られているというのもわかっているところでございます。
この間、八尾市として観光振興プランも策定させていただいて、いろいろ取り組みをさせていただいているところですけれども、我々としても、これでいいとも思っていませんし、まだまだ足らないところもあるかなとは考えております。
ただ、これは私見になるかもしれないですけれども、我々が目指すところというのは、ただ単に言葉は悪いですけれども、観光で稼ぐという答えではなく、商業観光ではなくて、交流観光といいますか、せっかく来ていただいた方に八尾の人と交わっていただいたりとか、いろいろなところを心の中から味わっていただいて、八尾の魅力をしっかりと肌で感じ取っていただきたいなという取り組みを進めさせていただいているのかなとは感じています。
当然、にぎわいを創出することが、八尾の地域の活性化にもつながりますので、そこはしっかり取り組んでいかないといけないかなと思いますけれども、ただ単に稼いで、それでいいというのではなくて、もう一回、八尾に来たいなと、やっぱり八尾はいいところだなと、地元の人にも思ってもらわないといけないだろうし、来ていただく方にも、もう一回、八尾を訪れたいなという思いを持っていただいて、ひいては八尾に住んでみたい、八尾に居を構えてみたいな、働きたいなというところにつなげていくような取り組みを、我々としてはしっかり取り組んでいきたいなとは考えてございます。
よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今、すごくいいことをおっしゃったと思うのですけれども、ただ、稼ぐって言葉は悪いですけれども、来て、しっかりお金を使ってもらうのも大事なことなのですね。両方ないと意味がないと思っています。
今は、そこの視点ではなくて、人の交流というのであれば、そういう部分もしっかり入れて、今後やっていただきたいと。
最後、何か部長の思いがあれば教えてもらって、それで終わります。
○委員長(村松広昭)
植島部長。
◎経済環境部長(植島康文)
今、「みせるばやお」、当初は八尾のものづくりのイノベーションの推進拠点ということで、思いを持ってつくらせていただきました。当然、それは今後もやっていかなければいけない、言われているとおり、成果も上げていかないといけない。
ただ、この間、我々が想像していないぐらい、いろいろな御意見が企業さんの中で膨らんできております。
先ほど、課長が申しましたように、工場見学というのをヒントに、地域のすばらしい工場を内外の人に見ていただくという発想。ただ、それだけではなくて、八尾のすばらしい歴史遺産であるとか、逆に商業でおいしいお店であるとか、そういったものをしっかり組み合わせてやっていこうということ、「みせるばやお」の会員の中から自主的に出てきているということは、非常にありがたいことだと思っております。
そういう意味では、今回、この予算を観光に入れさせていただいたのも、単にものづくりということではなくて、観光も含めた取り組みをさせていただくことで、オール八尾でにぎわいをもたらして、本会議でも市長答弁がありましたように、おいしいものを食べていただいてお金を落としていただく。また、八尾のお土産を買っていただいてお金を落としていただく。そういったことも含めて、しっかりとやっていきたいなということで考えております。企業さんもますます、しんどい部分もございますが、前向きで、将来の八尾を見据えてしっかりやっていこうという気概も持っていただいておりますので、我々もしっかりそれをサポートして、八尾の魅力を今以上に発信をし、多くの方々に、逆に訪れていただくような仕掛けを、今後も頑張ってやっていきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
先に、委員長に、どうなのかということでお伺いしたい。
先ほど、1号補正で審査は終わっているのだけれども、プレミアムつき商品券で疑問なところであって、2点だけ確認をしたいのですが、どうでしょうか。
もし何やったら、その他でも結構ですし。
○委員長(村松広昭)
そしたら、後ほど確認させていただきましょうか。
◆委員(杉本春夫)
だから、その他でも構わないけれども、今、聞けるのだったら、確認だけでもできたらと思うのです。
○委員長(村松広昭)
ここでは、終わっているということですね。
◆委員(杉本春夫)
終わっているのです。
○委員長(村松広昭)
終わってますよね。締めているから、それはできない話やね。
◆委員(杉本春夫)
できませんか、はい。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
そしたら、副委員長。
○副委員長(田中慎二)
確認。さっき、「みせるばやお」の会員数、多分、僕ら聞いているのは400になっている。集めるでというの報告受けてて、いや、300ですと、急に。300になったの。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
私の記憶では、6月の協議会報告のときに300とお答えさせていただいたと思うのですけれども、300~400。多分300と申し上げた、記憶間違いだったら、済みません。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
後で確認しますけれども、僕は400の感覚だったので、あれっ、減ったのだなと思って。たしか400言ってたと。
ごめん、そこは言った、言わんの話だからいいのですけれども。
大きく変わるときは、今までどおり、御報告いただいていると思うのですけれども、その辺、お願いいたします。
というのが、トイレの廃止の件も、やめるのをやめたというのは、一切聞いていないのです。これについても、委員会ありますので、どこかのタイミングでやめるのをやめたのだったら、やめるのやめましたという御報告はいただきたいなと思うのです。その辺、いかがですか。
○委員長(村松広昭)
大本課長。
◎環境施設課長(大本満)
決してやめることをやめたのではなく、我々としては、いろいろな意見もいただいた結果、機能を維持していく必要があるのではないかと、検討している段階でございますので、御理解よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
いや、平成30年にやめるのをやめたわけでしょう。3月議会でやめるって言ってました。それをやめるのをやめたのだったら、どこかのタイミングで言えたはずなのです。
ですから、委員会に対して、しっかりと御報告をいただきたいと思うのですが、その辺はいかがですか。
○委員長(村松広昭)
大本課長。
◎環境施設課長(大本満)
今、関係各位と調整しておりまして、全て機能を停止するということで、行動計画の中では載っているのですけれども、行動計画は全て否定しているというわけでもございます。
ですので、今、委員がおっしゃった、やめたんですかということについては、御報告できていないという状態かと思います。
よろしくお願いします。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
だから、報告をちょうだいと言っているだけの話。やめるのやめたのではないのですわと言うかもしれない。じゃあ、やめるのをやめたのではないのですという報告をもらわないと、やめるのをやめたのかと思う。
さっきの話だったら、やめるのをやめた話になっています。
○委員長(村松広昭)
鶴田部長。
◎環境担当部長(鶴田洋介)
申しわけございません。本市の行財政改革の行動計画の中では、今、御指摘いただきましたとおり、あるいは昨年の3月議会で大本課長から御答弁申し上げましたとおり、平成30年度末までに廃止も視野に入れて検討ということで、昨年の御答弁では、廃止を検討しているという御答弁を、課長から申し上げているかと存じます。
その点については、若干、計画どおりといいますか、平成30年度末での廃止というところには、結果として至ってございません。
その点について、情報の周知というところについては、少し計画とのそごが生じているということについて、情報提供が至らなかったということについては、おわび申し上げたいと思います。
考え方といたしましては、プラン自体はまだ検討いたしてございます。ただ、この間、議会からるる御意見も頂戴いたしているところでございます。
また、私が昨年4月から今の職を拝命させていただいて以降、昨年7月に、利用実態はどうなのかということで、公衆トイレ3カ所につきまして、改めて実態調査を実施をさせていただいたところでございます。
そういった状況を踏まえますと、かなり使用、御利用ニーズも、いろいろ施設によってばらつきはございますけれども、一定の利用ニーズがあるということについては、把握をいたしたところでございますので、考え方といたしましては、機能自体の廃止はなかなか難しいのかなとは考えてございまして、その後の管理運営について、どういった改善といいますか、新たな取り組みというのができるのかできないのか。そういったところを、関係機関とも継続して協議もいたしてございますが、今後においても、引き続き協議をさせていただきたいと考えてございますので、現状においては、その辺についてはまだ結論が出ていないということでございますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
御報告ありがとうございます。
そういった報告を早いこともらっていたら、こんなことにならなかったのかなと。よろしくお願いいたします。
なぜこんな細かいことを言うかというと、正直僕ら、任期ここで終わりなのです。この予算で。ですから、この4年間の部分を含めて、いくら骨格だといったとしても、聞いていること、聞いていないこと、しっかりと、この6月で肉づけでつきますと言われても、僕ら、市長も含めて、ここにいる保証ってないので、その辺はなかなか、そこにふられてもという思いは正直あります。
ただ、どうしても骨格なので、そういった部分は加味しながら御質問させていただこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。
鳥獣駆除対策経費ですが、多分、保健所もやっていますよね。どうすみ分けをしているのですか。
○委員長(村松広昭)
村田局長。
◎
農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)
有害鳥獣ということで、農業被害に特化した部分で、早くから、平成23年ぐらいから進めてきている部分です。根拠法としまして、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づきまして捕獲しているところでございます。
さらに、大阪府の鳥獣防除計画に基づき、捕獲器を貸し出して捕獲に努めるという形でやっております。
運搬措置は業者に委託しているという状況でございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
ということは、農地に出たアライグマは、農業委員会に連絡するという形ですか。
○委員長(村松広昭)
村田局長。
◎
農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)
府下ともども、そういったことで平成23年度から協議会を設けて、同じような対応になっておるところでございます。
農業被害、農地被害、農作物被害、こういった部分からアライグマ等の対策が進められてきたと考えてございます。
以上です。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
以前、ヌートリアの捕獲に走ったというのを聞いたのですが、あれは、農業水路だからということですか。
○委員長(村松広昭)
村田局長。
◎
農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)
まず、中型獣、アライグマを代表とするのですけれども、ヌートリアというのが3年ほど前に爆発的にふえております。
これも、水路を伝って農地の中に入って、野菜等を食い荒らすと。同様の形なのですけれども、こういった部分は、市の防除計画の中に、協議会等で話をさせていただいて、これもアライグマと同様の形で捕獲するということで決定して、進めておるところでございます。
以上です。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
なぜこんな細かいことを聞いているかというと、農地も家も隣接している場合があって、その辺を行き来している場合、どこに言ったらいいのという窓口の話になるのです。
これは農業委員会が持っていて、ほかでも持っているという中で、それを一元化することって、せっかく中核市になって保健所きたのだから、そういったことってできないのかなって、単純に思ったのです。
市民さんとしては、アライグマ出た、どこにまず連絡しようとなるので。ここで農業委員会に聞くのは酷かもしれませんけれども、どうしても所管ここしかないので、今ここにおられる方という形になるのです。
○委員長(村松広昭)
村田局長。
◎
農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)
市民に危害を及ぼすということで、市街地等でアライグマ、ヌートリアというのが出て、さわりに行ったら危ないの違うかとかいう問い合わせ、それから実際に出ているということもありまして、そんなときに、緊急的に、農地の確認はできませんが、捕獲おりを設置するという、例外的対応というのは、農業委員会でやることもあります。
現在、こういった部分について、外来生物の農作物被害を対象とした捕獲事業ということで、防除計画に基づいて進めておるところなのですけれども、新たに家屋への浸入といった、伝染病予防等々、捕獲の目的をどのようにするのかということは、法的なしばりも含めまして、各部門での専門的な立場もあるかと思われます。
府下の状況でありますとか、有害鳥獣対策連絡協議会など、大阪府の見解を含めまして、関連の協議が行われた際には、情報収集に努めてまいりたいと考えておるところでございます。
捕獲おりを持って捕獲しているというので認識しているのは農業委員会となっておりますので、市街地も、現在は対応している状況ということでございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
市街地に関しては保健所だと思うので、市長、農地の部分と宅地の部分を一緒にできるように、1回話ししたってくださいな。
2個も同じような経過で出てきているのだったら、がっちゃんしたほうが進めやすいのだと思いますので、ぜひともよろしくお願いを申し上げます。
市長、よろしくお願いします。
市長といっても、春からわからないから、あれやけど。
○委員長(村松広昭)
副市長が答弁する。
平野副市長。
◎副市長(平野佐織)
所管もまたがっております。今、御提案をいただいておりますのは、保健所の動物指導係というところで、動物に関する指導権限ではないですけれども、対応する所管ができているのに、なぜ分散するのかというお話かと思います。
そもそも定義がございます。農業被害がある場合もございます。また、保健所が八尾市所管になって、突然、市街地に動物が出てきたわけではありません。副委員長も御承知のとおり、どこにでも、出るときは出ています。それをどうしていくのかというところで、これまでも議論をしてまいりました。
所管がなかなか決めにくかったという中で、担当を分散をさせて、そして協力をしてやっていくという形をとりました。なぜかと申しますと、市民に危害を及ぼす場合、また、伝染病といった公衆衛生にかかわる場合、それから農業被害のようなものが出てくる場合、いろいろとあったときに、啓発をさせていただいたり、それから危険に対しての御説明をさせていただいたり、対象の方がかわってまいります。
そういったところをしっかりと加味いたしますのと、それから、年中、どこにでも出ているわけではございません、一気に出てくる場合もございます。そこに対して、人を常駐させておくというのは、なかなか市として難しい。そういったところを見た場合に、今回、動物指導係については、農業被害の対象になってますアライグマだとか、ヌートリアだとか、イノブタだとか、そういったものだけではなくて、猫とか犬とかというようなペットとして飼われているような小動物もありますし、実際に八尾市保健所になって、突然、ヘビを持ち込まれたようなこともございました。いろいろな動物おります。
そういった中で、一般的には、八尾市の保健所で動物の被害についてはお受けをいたしますけれども、先ほど、
農業委員会事務局長からも御説明させていただきました。農業被害って特殊な対応をさせていただく場合もございます。
捕獲おりを持っていたり、それから電線を使った農業被害への対応、農地に動物が入ってこないようにする対応柵とか、そういった特殊な対応をさせていただく場合もございますので、分散して対応をさせていただくようなことがございます。
ですので、全てを一括管理するというよりは、そういった対応をさせていただけるほうが、市民さんから、またそれぞれの皆さんの動きの中で対応をさせていただくのには、今、現状としてはよいのではないかということで、判断させていただいたものでございます。
ですので、今、御提案いただいたことは一つの案だと思っておりますので、今後の状況を見ながら、考えていければと思っております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
ありがとうございます。よくわかりました。
そういった、いろいろな観点での見方があるのだなという部分がありますので、ぜひとも検討をよろしくお願いいたします。
「みせるばやお」に戻っていきます。
「みせるばやお」なのですけれども、先ほど、五百井委員から、市民向け活動に関しては、本当に役所が全面的に張っていかなあかんよねという、本当にそうだと思います。
というのが、法人向け活動が、会員にとって、どっちかというと、目に見えたメリットが大きいのかなという気がします。コラボレーションが生まれたり、交流を深めることによって、いろいろなことが生まれてくる。
市民向け活動って、市民に知ってもらうということが大切だという認識はしているのですけれども、実のとりやすいほうに行きがちなので、そういった部分、市民との触れ合う場としては、これが役所の仕事なのかなという部分が半年たって見えてきたのかなという気はするので、その辺はいかがですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
市民向けの活動について、先ほど報告もさせていただきました。200近いワークショップをやっていただいているところです。
企業も別に、何が何でも自分の利益になることだけを追求されているわけではなくて、社会貢献という観点を大切にしながら参画をいただいているところです。
我々としては、参画していただいている以上、最終的には利益につなげていただくということは一つあるとは思うのですけれども、企業さんにとっては、今のところ社会貢献という観点から参画をいただいているところもあります。
我々としては、そういう思いをしっかり受けとめながら、行政として支援、参画もしっかりさせていただいて、「みせるばやお」の成功というか、継続的な発展をさせていただきたいと考えてございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
ぜひお手伝いをしてあげられるように、すべきところはそこなのかなと思います。よろしくお手伝いしてあげてくださいという部分と、あと、最近「みせるばやお」、ちょこちょこ行かせてもらっているのですけれども。中で物販なさっていると思うのですけれども、あれはどういった形で、月額幾らぐらい売っている感じになりますか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
販売額ですね、月によって違いはあるのですけれども、大体30万円ぐらいの売り上げがございます。
ここの中には「みせるばやお」の会費も入っていますので、レジだけでいくと30万円、ショップでいくと、大体20万円ぐらいかなとなります。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
あそこで20万円売っているといったら、大したものなのですよね。それだけ魅力のある商品を、各中小企業、加盟会社がつくっておられるということです。
これ、外に出すことできないですかね。例えば、リノアスの中で、どこかで、その部分だけ期間限定でもいいので、こんなのやってます。だから、「みせるばやお」で、こんなのやってますねんでとアピールも含めて、するようなことというのは、会員から出てきたりはしていないですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
会員から具体的に外で売らせていただきたいという、そこまでの御提案というのは、今のところはございません。
ただ、ワークショップを、リノアスの中に入っておられるテナントとコラボしたような企画というのも、この間、取り組んでいただいたりとかもしています。
LINOASも、「みせるばやお」を応援していただいていると言いますか、積極的にアピールしていただくという姿勢を持っていただいております。
先日、2階の通路のところで、八尾コレの商品の販売というのも、リノアスがやっておられました。
そういうところからいきますと、「みせるばやお」の中のショッピングの取り扱っている商品についても、そういう可能性というのもあるのかなと考えています。
そこは、行政として、できないかなというのはリノアスとも交渉しながら、よりよい、効果的な事業につながるように進めていきたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
ぜひそういったことでお願いしたい。
先ほど、魅力発信の経費で、リノアスの部分も入っているという部分あったのですけれども、地域資源魅力発信経費、入っているというのもあったのですけれども、こういうのもうまいこと生かしてもらって、例えばハルカスでやるとか、外から引っ張ってくるというのもありですから、ぜひぜひやっていただきたいなと。
せっかくあるものをどんどん、そこでやっていてもなかなか気づいてもらわれないことも多いと思いますので、そういった部分の仕掛けの部分、どうしても費用がかかってしまうよという部分に関して、市でできる部分はしっかりと見ていただきたいなと思いますが、今まで、何かその辺でやったことはあるのですか。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
物販については、外でやらせていただいたというのは、私の記憶では特にはないです。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
物販にこだわらず宣伝になるのだったら、ぜひぜひやってもらって、それで会員数をふやしていくということになると思うのですけれども。何かあったら。
○委員長(村松広昭)
西野課長。
◎産業政策課長(西野賢二)
ショップについては、外でやらせていただいたというのはございませんけれども、ワークショップにつきましては、例えばセレッソ大阪、これも教育委員会との連携でやらせていただいたところなのですけれども、セレッソ大阪の試合のときに、八尾市民デーということでワークショップをしていただいたりとか、そういうのはさせていただいたところです。
企業さんの負担にもなっているのですけれども、企業さんの社員の方が休みにもかかわらず出ていただいて、ワークショップもしていただいたというところもございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
ぜひぜひこれをきっしょにどんどん広げていって、あのとき決めてよかったねと。あのときの委員はうまいこと、先見の明があったと思っていただけるように、よろしくお願いいたします。
それでは、時間もないものであれですけれども、我々としましても、しっかり予算審査させていただいている中で、骨格という部分で、なかなか色を出しにくい部分があったと思います。
6月以降、またメンバーが変わることが想定できますけれども、ぜひ皆様のお力で、八尾市しっかりと成長する、そして産業でお金を生む、そして魅力を発信する。しっかりと日々のごみ清掃、及び環境といった部分をしっかりと守っていっていただけるようによろしくお願いいたしまして、終わります。
以上です。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。
以上で、経済環境部及び
農業委員会関係の審査を終了いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
執行部交代のため、暫時休憩いたします。
午後2時20分休憩
◇
午後2時45分再開
○委員長(村松広昭)
休憩前に引き続き分科会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、
総務部契約検査課関係について審査を行います。
議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分を議題といたします。
北尾契約検査課長から提案理由の説明を求めます。
北尾課長。
◎契約検査課長(北尾章)
ただいま、議題となりました議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの契約検査課所管分につきまして、御説明申し上げます。
予算書の74ページ、75ページ及び76ページ、77ページをごらん願います。
款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費62億5565万1000円のうち、契約検査課所管分につきましては、9336万8000円でございます。
その主な内容としまして、入札等監視委員会委員3人分の報酬31万5000円及び契約検査課職員14人分の人件費8627万9000円、府内15市で共同利用をしております電子入札システム関係経費602万8000円及び契約検査課事務経費74万6000円でございます。
次に、予算書の8ページ、9ページをごらん願います。
第2表の債務負担行為でございますが、2行目の大阪地域市町村共同利用電子入札システム提供サービス利用業務を平成31年度から平成35年度の期間とし、限度額を1600万円といたすものでございます。
以上、平成31度八尾市一般会計予算のうちの契約検査課所管分の主な内容でございます。
まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
1点だけ。今、75ページの入札等監視委員会委員の報酬が入っていました。昨年度、監視委員会の詳細は、不正を防ぐために表に出せないと。それはしようがないですねという話をしました。
ただ、中身、実際にどんな議論しているのか。本当にちゃんと議論をしたのか、透明性がないので、一定、見えるような議論をしましたと、9月議会で報告いただいたと思うのですけれども、どんな感じでしたか。
○委員長(村松広昭)
北尾課長。
◎契約検査課長(北尾章)
先ほど委員からお示しがありました入札等監視委員会の議事の中身というのはどういうものかというところでございます。昨年、議事概要について作成が必要ではないかという御意見をいただきまして、平成30年度の第1回目からは、議事の概要作成ということで取り組んでおりまして、今現在は、第1回の議事概要については、作成済みということで、こちらで作成して、今後そういった取り組みを引き続き行っていきたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
議事概要を、例えば表には出せる分でつくっているということですね。
○委員長(村松広昭)
北尾課長。
◎契約検査課長(北尾章)
おっしゃっているとおり、公表できる資料として、作成しております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
公表そのものは、例えば資料請求すれば出しますよということなのか。例えば、委員会でこういう議論をしましたといって配っていただけるのか、その辺はどうですか。
○委員長(村松広昭)
北尾課長。
◎契約検査課長(北尾章)
今現在、入札等監視委員会の委員さんと、公表はできるというところで、とどめているところでございますが、申請があれば、こちらから手続等をして、公表させていただくという形で、手続を考えております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
公表してくださいと申請して、委員会にも資料として出してもらえる。委員会として出すのか、個人、一委員として請求するのか、この辺どんな感じですか。
○委員長(村松広昭)
北尾課長。
◎契約検査課長(北尾章)
そういった公開の必要性がある部分については、こちらから公開資料として御提供もさせていただけるかと思っております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
あえてフルオープンにすることはないと、そういう考えであるとは思うのです。
そもそも何で、質疑したかといったら、誰がやってるのか見えない、何をやっているかわからない。監視委員会としての役割を本当に果たしているのかどうかが、全くわからないというので、質疑をさせてもらいました。
じゃあ、次の委員にでも、しっかりと確認してもらえるような中身で、報告してもらえる形を、委員長にも相談しておきます。
以上です。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは2回目、ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。
以上で、
総務部契約検査課関係の審査を終了いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午後2時51分休憩
◇
午後3時15分再開
○委員長(村松広昭)
休憩前に引き続き分科会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、水道局関係について、審査を行います。
まず、議案第21号「平成30年度八尾市水道事業会計第3号補正予算の件」を議題といたします。
中納水道局次長から提案理由の説明を求めます。
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
ただいま議題となりました議案第21号「平成30年度八尾市水道事業会計第3号補正予算の件」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
今回の補正につきましては、業務量の一部を変更するとともに、収益的収支、資本的収支、継続費の年割額、企業債の限度額等につき、それぞれ所要額を補正いたすものでございます。
補正予算書の1ページをお開き願います。
まず、第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数につきまして、200戸の増を見込み、12万9600戸といたしまして、年間総給水量を22万立方メートル増の3180万立方メートルとし、1日の平均給水量は602立方メートル増の8万7123立方メートルとなるものでございます。
主な建設改良事業といたしまして、監視制御設備更新事業費におきまして、1億2300万円減額し、2億5000万円とするものでございます。
次に、第3条、収益的収入及び支出でございますが、収入では第1款第1項営業収益におきまして、有収水量の減に伴う給水収益の減等により、既決予定額に比べ1億1579万円減の61億6627万8000円とし、第2項営業外収益におきまして、加入金の増等により4826万4000円を増額し、3億6129万3000円に改めるものでございます。これによりまして、第1款水道事業収益を65億2757万1000円とするものでございます。
支出では、第1款第1項営業費用におきまして、人件費の減等により、既決予定額から8674万円減額し、55億0729万2000円とし、第2項営業外費用におきまして、過年度分の水道料金還付の増により、806万1000円を増額し、2億5199万6000円とし、第3項特別損失におきましては、応急給水活動等災害対応経費の発生により129万2000円を計上しまして、第1款水道事業費用を57億7058万円といたすものでございます。
この結果、収益的収支を差し引きいたしまして、消費税込みで7億5699万1000円、消費税抜きでは、5億0045万2000円の単年度純利益を計上する見込みとなったものでございます。
次に、2ページの第4条、資本的収入及び支出でございます。
収入では、第1款第1項企業債におきまして、継続事業の年割額変更に伴います起債対象額の減により、起債の額を9200万円減額し、16億1100万円に改め、第4項工事負担金におきましては、負担金付工事実績の減少により、3413万4000円減の393万6000円に改め、これらを合わせまして、第1款資本的収入を16億6885万8000円といたすものでございます。
支出では、第1款第1項建設改良費におきまして、監視制御設備更新事業の減等により、既決予定額より1億8950万8000円減の32億0172万1000円とし、第2項企業債償還金におきましては、企業債元金償還額の増により、42万6000円増の8億7243万4000円に改め、第1款資本的支出の額を40億7415万5000円といたすものでございます。
この結果、資本的収支の差引額では24億0529万7000円の不足となりますが、減債積立金、建設改良積立金及び損益勘定留保資金等で補填いたすものでございます。
次の第5条、継続費でございます。
監視制御設備更新事業の総額及び年割額につきまして、2億5000万円に改めるものでございます。
続きまして、3ページの第6条、企業債でございますが、監視制御設備更新事業費につきまして、年割額の変更に伴いまして、起債の限度額を減額補正いたすものでございます。
第7条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費を2966万5000円減額し、7億4342万円といたすものでございます。
4ページから6ページは、収益的収支及び資本的収支の内訳について、款項目段階まで既決予定額と補正予定額を示した予算実施計画でございます。
7ページは、予定キャッシュ・フロー計算書で、会計期間における資金の増減を業務活動・投資活動・財務活動ごとに区分して表示いたしております。中ほどにお示ししております投資活動のうち、固定資産の取得による支出では、建設改良事業の支出が多く、本年度中の資金の増加額については、21億8736万円の資金減となる見込みでございます。
8ページから10ページは、給与費明細書で、給料、手当等の増減の内訳を記載いたしております。
11ページは継続費に関する調書でございまして、各継続事業の全体計画と進捗状況を記載しております。
12ページ、13ページは、第3号補正後の平成31年3月31日現在の予定貸借対照表でございます。
13ページ下にお示ししておりますように、平成30年度末の当年度未処分利益剰余金は、12億7697万5000円を計上する見込みでございます。
中表紙以降は、第3号補正予算説明書でございますので、適宜御参照賜りますようお願い申し上げます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
丁寧に御説明いただき、ありがとうございます。
有収率に関しましてですが、今回の補正予算の中で注目点は、有収率なのかなと理解をしております。
過去数年間の有収率の経緯というか、ここらあたりをまずは御説明していただけますか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
お答えさせていただきます。
有収率でございますが、平成25年度は94.2%、平成26年度は93.9%、平成27年度は93.5%、平成28年度は94%、平成29年度は93.2%で推移いたしております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
予算では95%と設定していただいていたわけなのですけれども、これは目標値という認識、過去、今お示しいただいた5年間で95%というのには至っていないわけですけれども、そのあたり、95%という意味をお聞かせいただけますか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
過去に95%を超えたころもあったのですけれども、御指摘のとおり、ここ近年、93%とか94%台で推移いたしております。
予算を組むときには、あくまで目標であります95%ということで、予算を立てさせていただいております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
まず、93%と95%という、2%の差というのが、収益に非常に大きな影響を与えてくるということで。この95%に至らない理由、何度も伺っているところですけれども、今年度、特にこういう要因がありましたとか、何かそういうものがあれば御説明いただけますか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
特別に大きな漏水とかいうことは発生いたしておりませんけれども、一般的に老朽管率が高くなると、有収率が下がるという統計的なものがあるとは聞いております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
95%を目指していくのか、それとも老朽管の更新工事をしていく相関関係の中で、パーセンテージ、ある程度の見込みというのでしょうか。そういったものが予算に反映されるのか。このあたり、今後どう考えていかれるのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
あくまで95%、目標として継続していきたいと考えております。
一番大きな庁舎の耐震化、施設の耐震化につきましては、平成30年度までの継続事業となっておりますけれども、老朽管の更新事業につきましては、現在、平成32年度まで第8次ということでさせていただいておりまして、それ以降につきましても、もう少しペースを上げてやっていかなければいけないのかなと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
老朽管の更新と有収率の相関関係というのでしょうか、何か連動性があるんだというだけではなくて、もう一歩踏み込んだ分析というのを、ぜひ期待したいなと思います。
今後、老朽管を更新していけば、有収率はこう上がっていくのですよという御指摘というのですか、方程式的なものが、もし見出せたらなという期待感の中で、今後とも努力いただきたいなと思います。
また、平成30年度、既に一方で固定資産の取得ということに関して、ほぼ予算どおり行っていただけたのかなと思うのです。
結果として、補正予算書の7ページの資金残高が、前期において55億円だったものが、21億8000万円減の33億7900万円と、こういう資金の状況になってきたわけですが、平成31年度の投資という部分も見詰めながら、キャッシュ、見通しとして大丈夫な状況かどうか。この補正予算の中でお聞かせいただけますか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
平成31年度につきましては、次の審査になるのですけれども、大きな継続事業が一旦終わるということで、若干は改善することとなります。
ただ、先ほども申し上げましたとおり、平成31年度、基幹管路、実施設計、基本設計をかけていく予定としておりまして、それ以降も、基幹管路でありますとか、北部低区配水池の耐震化、大きな事業が待っておりますので、厳しくなっていくということは認識しております。
○委員長(村松広昭)
よろしいですか。
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、2回目ありませんね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、議案第30号「平成31年度八尾市
水道事業会計予算の件」を議題といたします。
中納水道局次長から提案理由の説明を求めます。
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
ただいま議題となりました、議案第30号「平成31年度八尾市
水道事業会計予算の件」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
平成31年度予算につきましては、八尾市水道ビジョンに掲げる6つの基本方針に基づき、管路の耐震化の推進を中心に、安定給水のさらなる推進を柱とし、長期展望において水道事業の持続を図るなど、収支のバランスに考慮した編成をいたしました。
将来にわたり、安全で安心な水道水の安定的な供給を続け、お客様の信頼に応え続けられる水道事業の構築のために、施設規模や投資の適正化、企業団及び近隣事業体との事務の共同化等、健全経営の維持につながる取り組みを推進し、管路の更新事業を進め、耐震化率の向上に努めてまいります。
では、予算書の2ページをお開き願います。
第2条、業務の予定量でございますが、給水戸数は13万戸を見込んでおります。年間総給水量につきましては、平成30年度当初予算に比べまして、53万立方メートル減の3105万立方メートルを見込み、1日平均給水量を8万4836立方メートルと予定いたしました。
主な建設改良事業といたしまして、配水管整備(老朽管更新)事業の継続事業を実施してまいります。
次に、第3条、収益的収入及び支出でございますが、収入では、第1款第1項営業収益で、主に給水収益及び受託工事収益などで62億2430万2000円、第2項営業外収益では、加入金などで2億9953万2000円を計上し、合計で、第1款水道事業収益としまして、65億2383万4000円を予定いたしております。
支出は、第1款第1項営業費用では、主に受水関連経費、給配水管の維持改良費、営業活動、事業管理経費などで56億8351万9000円、第2項営業外費用では、企業債利息などで3億4915万円を、第3項予備費といたしまして1000万円を計上し、これらの合計で、第1款水道事業費用としまして、60億4266万9000円を予定いたしております。
この結果、収益的収支におきまして、消費税込みで4億8116万5000円、消費税抜きでは、4億0645万7000円の単年度純利益を見込んでございます。
続きまして、第4条、資本的収入及び支出でございます。
まず、収入は、第1款第1項企業債では、配水管整備老朽管更新事業の財源としまして、3億6300万円を、第2項出資金では、一般会計から82万円を、第3項他会計繰入金では、一般会計から4446万2000円を、第4項工事負担金では3877万5000円を計上し、第1款資本的収入の合計4億4705万7000円を予定いたしております。
3ページに記載しております、支出では、第1款第1項建設改良費で9億8671万1000円を、第2項企業債償還金で9億2425万4000円を計上し、合計で第1款資本的支出を19億1096万5000円と予定いたしております。
これによりまして、資本的収支差引額で不足します14億6390万8000円は、損益勘定留保資金等で補填いたすものでございます。
次に、第5条、債務負担行為でございますが、八尾市水道局鉛管取替資金の融資あっせん制度に係る金融機関に対する債務の損失補償外7件の債務負担行為を定めるものでございます。
4ページの第6条、企業債では、配水管整備(老朽管更新事業)に係る企業債の発行に関する必要事項を定めるものでございます。
第7条、一時借入金では、ただし書きに定める起債前借を除く限度額について、第8条では、各項の経費の流用ができる場合を、第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費としまして、職員給与費と交際費を定めてございます。
第10条、たな卸資産購入限度額では、貯蔵品原材料や量水器等の購入に、1億円の限度額を定めるものでございます。
5ページから7ページは、収益的収支及び資本的収支の内訳について、款項目段階までの予定額を示した予算実施計画書でございます。
8ページは、平成31年度における予定キャッシュ・フロー計算書でございます。会計期間における資金の増減を業務活動・投資活動・財務活動ごとに区分して表示いたしております。
平成31年度におきましては、資金の増加額について、1億9294万円の資金増となる見込みでございます。
9ページから16ページは、職員数及び職員給与費の明細につきまして、主に前年度当初予算との対比を、17ページは、継続費に関する調書を、18ページは、債務負担行為に関する調書を記載してございます。
19ページから23ページは、財務諸表でございまして、いずれも消費税抜きで表示いたしております。
23ページ下にお示ししております平成31年度の未処分利益剰余金につきましては、平成30年度の繰越利益剰余金12億7697万5000円に平成31年度に予定しております単年度純利益4億0645万7000円を加え、16億8343万2000円といたすものでございます。
24ページ、25ページは、重要な会計方針及び財務諸表などに関する注記でございます。
中表紙以降は、予算説明書となってございます。
3ページから21ページは、収益的収支及び資本的収支の明細につきまして、算定基礎を添えてお示ししております。
22ページ上段の別表1は、水道料金算定表でございまして、延べ戸数、有収水量、料金につきまして、用途・口径別にお示ししております。
下段の別表2は、受水計画表でございまして、大阪広域水道企業団からの受水に関する月別計画表でございます。
23ページは、継続事業の年次計画表となっております。
24ページから28ページは、企業債償還明細表、29ページでは、収益の目的別構成比率表、30ページ、31ページは、事業費用の目的別及び性質別の構成比率表でございます。
続きまして、平成31年度八尾市
水道事業会計予算に関連して、水道局所管に係る組織機構の見直しにつきまして、御報告を申し上げます。
機構図に基づき、変更部分を御説明申し上げますので、お手元配付の資料「八尾市行政機構新・旧比較表」を御参照願います。
平成31年度の組織機構の見直しにつきましては、水道局施設整備課において、水道局新庁舎が平成30年8月に完成したことから、庁舎建設室を廃止いたします。
以上、甚だ簡単でございますが、水道局所管に係る組織機構の見直しにつきまして、御報告とさせていただきます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審査を賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
次に、本件に関連いたしまして、「施設耐震化事業」について、福島施設整備課長から説明を求めます。
福島課長。
◎施設整備課長(福島猛)
それでは、施設耐震化事業として進めております、高安受水場送水ポンプ棟更新工事の現在の状況等について、御報告をさせていただきます。
本工事は、平成27年度から平成30年度末までの工期で実施してまいりました。
既に、送水ポンプ棟の建てかえ、ポンプ設備、電気計装設備の主要な工事は完成し、平成30年8月より新設設備での運用を開始しております。
また、旧送水ポンプ棟の撤去も平成30年11月末までに完了し、現在、場内最終配管工事を行っているところであります。
この場内最終配管工事に取りかかりましたところ、古い弁室のコンクリートなど、さまざまな地中障害物が出てきた影響によりまして、その調査、撤去に時間を要し、また、安全性を確保するため、施工方法の見直し等を行う必要が生じたため、工期内の竣工ができなくなりました。
そのため、予算を平成31年度に繰り越しして、工期を延長するものでございます。現在、地中障害物の撤去は完了し、場内最終配管工事を施工中でございまして、できるだけ早期の竣工を目指して施工を進めてまいります。
以上、まことに簡単ではございますが、施設耐震化事業について報告を終わらせていただきます。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
水道管の耐震化の状況。平成31年度の計画について御説明いただけますか。
○委員長(村松広昭)
松本次長。
◎水道局次長兼工事管理課長(松本清志)
ただいまの質問について、お答えさせていただきます。
予算参考資料をお渡しさせていただいておりますので、それに基づいて御説明申し上げます。
平成31年度につきましては、配水管パイ75ミリからパイ300ミリを延長しまして、3383メートル施工させていただきます。
事業費といたしましては、6億5000万円を計上させていただいております。
耐震化率なのですけれども、平成29年度現在、23%の耐震化率になっております。これについては、口径が75ミリ以上の耐震化率でございます。
平成30年度の執行見込みなのですけれども、第8期実施計画におきましては、24.6%を計画しておりまして達成する見込みと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
平成31年度の計画を実施された場合の見込みというのは、何%ぐらいですか。
○委員長(村松広昭)
松本次長。
◎水道局次長兼工事管理課長(松本清志)
平成31年度につきましては、今のところ25.7%を計画しております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
耐震化は、ぜひ積極的に進めていっていただきたいというところなのですけれども、75ミリ以上ということで、基幹に管路の耐震化はしっかりと進んでいますでしょうか。
○委員長(村松広昭)
福島課長。
◎施設整備課長(福島猛)
基幹管路の耐震化につきましては、平成29年度末で12.5%となっております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
こちらも、順次、しっかりと前へ進むと理解しておいてよろしいでしょうか。
○委員長(村松広昭)
福島課長。
◎施設整備課長(福島猛)
基幹管路の耐震化工事ですけれども、これは市内各地に配水しながら更新を進める必要がありますので、非常に難しい工事でありまして、多額の費用と時間がかかり、全国的に進んでいないという状況になっております。
基幹管路の更新、耐震化につきましては、今年度、八尾市管路整備計画検討業務というのを発注しておりまして、その中で将来の水事情を見据えて、配水ブロックの再編、バックアップ機能などを考慮して、基幹管路の再配置など、今後どのように更新、耐震化を進めていくか検討をしているところでございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
計画づくりからということで、理解させていただいてよろしいですか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
平成30年度にコンサルに業務委託しておりまして、施設の耐震化計画の再検討ということで、業務を行わせていただいております。
その中でも、基幹管路の整備の優先順位づけとかを現在検討しておりまして、それができ上がったらということではないんですけれども、平成31年度はとりあえず北部低区配水池に行くまでの基幹管路の基本設計、実施設計であるとか、龍華配水場の導水管とか、そういったものを手始めに行っていくということで、順位づけが決まりましたら、事業費等を見ながら、積極的に進めてまいりたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
水道水の供給は、非常に市民生活にとって大変重要な問題。安全な水が常に供給されるというのは、非常に大事なことですので、しっかりと計画を持って進めていっていただきたいなと思います。
この間、御説明いただいていました大規模災害時、震災時において主要施設へ優先的に水道水の供給をするという御説明がございましたけれども、そちらの進捗状況を改めて聞かせていただけますか。
○委員長(村松広昭)
松本次長。
◎水道局次長兼工事管理課長(松本清志)
ただいまの質問について、お答えさせていただきます。
昨年の9月議会で補正をいただきまして、事業を進めているところでございます。
6施設、重要給水拠点がございまして、今のところ、平成30年度見込みにつきましては、まだ現在、完了している分はございませんが、平成31年度末5カ所、そして平成32年度末におきましては、6カ所を整備していきたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
この件も、主要施設ということで、優先順位というのでしょうか。大規模災害が起こったときの市民の生命を守るということで、大変重要なことだと思いますので、ぜひしっかりと推進をしていただきたいと思います。
続きまして、予算書の3ページ、債務負担行為の中で、八尾市水道ビジョン及び八尾市水道事業経営戦略策定支援業務ということで、平成31年度、平成32年度にわたりまして、5155万1000円という債務負担行為を計上していただいております。この計画に関して、現時点で語れるところを、お願いいたします。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
現在の水道ビジョン、経営戦略に当たります中期経営計画は、いずれも平成32年度までとなっております。
先ほどお答えさせていただきました施設の耐震化計画の再検討業務とかも行っておりまして、それを受けて、平成31年度、平成32年度で水道ビジョンと経営戦略をしっかりつくった上で、平成32年度以降、計画的に事業を進めてまいりたいと考えております。
その準備期間として、平成31年度、平成32年度で5100万円ほど、債務負担を上げさせていただいているところでございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
水道の重要性、供給されるということが、市民にとっては大前提になってしまっている。
安全な水が供給されるのが当たり前になってしまっている。その当たり前を支える皆さんの仕事の緊張感というのは、非常に大事だと思います。
水道ビジョンの策定はしっかりとやっていただく。その一方で、経営戦略、先ほどの有収率云々ということで、収益がどう展開していくのかということで、経営戦略にかかわるところ、収支という点に関してですが。これは外部のコンサル会社の応援をいただきながら、戦略策定をされているところだと思いますけれども、皆さん方職員の計画策定のかかわり方というのは、どのようになっているのでしょうか。
いわゆる外部コンサルでしっかりつくってもらってということなのか、それとも戦略の前の段階の戦術、あるいは自分たちの業務、1課1改革のような業務見直しとか、そういったものを積み上げていく中で、戦略策定が出てくるのか。このあたり内部的にどういう積み上げをなさっていらっしゃるのか。この辺を聞かせていただけますか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
お答えさせていただきます。
現行の水道ビジョンと、中期経営計画につきましては、基本的にコンサルに委託せずにやってまいりました。
ただ、これから管路の口径を下げるとか、水量も減少していく中で、ダウンサイジングを検討するとかといった、内容的なものにつきましては、相当、専門的になってまいりますので、そのあたりにつきましては、コンサルの力を借りてやっていきたいと考えておりますが、ビジョンを策定するに当たって、既に職員の中でも、どういった基本方針でやっていくのかという検討会議は持たせていただいておるところでございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
これから大きく環境が変化していくと見込まれる中で、外部コンサルを活用されること。そのものには反対もいたしません。ただ、コンサルがつくってくれるからという気持ちに、組織の中でならないように、現場の皆さん方がしっかりと計画策定、今後、将来、5年、10年先どうなっていくかという計画策定にしっかりとかかわっていただきたいなと思いますので、この点は要望として言わさせていただきます。
続きまして、予算書の13ページ、級別職員数なのですが、こちらを拝見させていただきますと、技術職が平成30年1月1日と平成31年1月1日現在で、8級、7級で1名ずつ増加しているということ。これは、内部登用という認識でよろしいでしょうか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
お答えいたします。
表がちょっと見にくくなっておりまして、申しわけございません。
平成31年1月現在というのは、8級という制度がございませんで、給料表の改正をいたしまして、平成31年に8級というものができたところで、申しわけございません。
7級の1名増につきましては、今現在、8級が部長級で、7級が次長級となっております。それ以前が、7級が部長級ということで、特に内部登用ということではございません。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
何が言いたいかといいますと、技術の継承、技術を持った職員がしっかりと仕事ができる環境づくりといいましょうか、あるいは技術と経験を持った方が、しっかり組織を引っ張っていける。そんな体制づくりができているかどうか、その点についてコメントをいただければ幸いです。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
技術の継承につきましては、非常に課題となっておりますので、できるだけ専門職については、積極的に入ってきていただきたいなとは考えております。
ただ、現実にどうかといいますと、なかなか採用試験をいたしましても、有効求人倍率が高いであるとかいう関係で、なかなか入ってきていただいていないということで、ここ数年は減少しているのが現状でございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
その現状に対して、今後どうしていくかという検討はあるのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
これは市長部局との合同での採用試験ということですけれども採用試験でなかなか来ていただけなかった分については、年を改めて採用試験を実施していただいたというところでございます。
人の確保の面では、そういった努力を続けていくしかないのかなと考えております。
◆委員(畑中一成)
しっかりと頼みます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
職員数の話もございました。10ページを見ると、昨年度は89人に採用が6人、95人いらっしゃいました。
本年度が在職80人、新採用が11人、91人と4人減。そのうち8人が他会計からの異動と、新規採用が3人。1割強の方が新しく職場に入ってきて仕事をされるという形で間違いないですか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
あくまで予算計上するときの見込みということであげさせていただいております。現時点で3名が水道局に来られるということが確定しているものではございません。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
これは予算上の数で、実数はまだわかってないと、そらそうやね、人事はこれからですから、わかりました。
先ほど、他の委員からもあったけれども、いつも言っています、技術の継承問題であったり、当然、他会計への人事異動もありますので、そういった意味では、いかに人材育成というのか、技術をしっかりと継承していくのかというのは、常に課題がある部局かなと思います。
そういう意味では、水道だけで募集しているわけではないので何とも言えないということはあるとは思うのですけれども、その中でどう安定して人を育てて、しっかり水道事業を守っていくのか。これは大事な視点と思いますので。
今もありましたけれども、直接関係ないんですが、昨年、法改正があって、水道事業の民営化してもいいよというのが国で決まって、かなり市民の中でも動揺が広がっています。
私も時々、どうなるのと。八尾市大丈夫かと聞かれて、12月にも聞きました。八尾市は当面大丈夫ですというお答えはいただきましたけれども。そういう意味では、経費、また運用の面で、今後、一定、八尾市としても、どこかでは考えないといけないときがくるかもしれませんし、そうならないように、しっかりやっていくのか。その辺、後でお聞きしたいと思いますが、そういう意味では、人の確保、事業を減らしていくわけにはいかないので、いかにスケールメリットを生かしてコストダウンできるのかというのは、これも技術的なものであったり、研究や検討を皆さんにしていただけないかなと考えております。
もちろん明確にこうしていきますというのは難しいと思うのですけれども、それに向かって新たな研究とか取り組みとかありますか。
○委員長(村松広昭)
井出理事。
◎理事(井出信夫)
先ほどから説明ございましたように、老朽化でありますとか、施設の耐震化、今後大きな事業が控えております。その中で、職員が減ってきておるというのが現状でございまして、今後の事業に際しましては、その辺の研究でありますとか、他市の事例とか、十分研究させていただきまして、安全に水をお使いいただけるようにということで、組織として取り組んでいきたいと思っております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
まさにそうやっていただく以外には、正直ないと思うのです。
今も、予算書見ていたのですけれども、平成31年度当初で、給水戸数がふえているのに、有収水量が減っていっているという。これが今の現実の状況なのかなと。これは、恐らく八尾市だけではない問題。水を大切にするのは、すごく大事なことなのですけれども、使っていただいて、維持するにはお金もかかる話なのでね。
その辺をどう整合性をこれからとっていくのかというのも、非常に頭が痛い部分、安易に料金を上げるというのも難しいでしょうし。かといって、維持するのにお金もかかるのは事実です。その辺、例えば水道料金そのものの問題であったり、人を確保したら、当然人件費もかかる、それも必要な部分であると。
そういう意味では、あって当たり前の、生活で一番大事なところを担っている皆様、本当に大事な仕事をされていて、でも、評価されにくいというのか、大事なのはわかっているけれども、安易に料金を上げさせてください、はいはい、というわけにもいかない状況。
耐震化、また老朽管もかえていく地道な作業をずっと、何十年もやっていかないといけない仕事。
その中で、先ほども言いましたが、市民が不安に、八尾市、民営化したら、もうからへんからやめやとなったら、どうなるのって。そんな不安を、若干持っている人が、皆さんにも多分、直接、八尾市大丈夫ですかと聞かれたこともあろうかと。私たちも何人からも聞かせていますのでね。
これはあくまで、国はそうでも八尾は大丈夫ですよとお答えしています。そういう意味では、当面なのか、永続的に八尾市は直営でやっていくために、こういうふうにやっていますよと。また、今後の考え方。すみません、質問になってないかもわかりませんけれども、私たちも、皆さんもから市民にしっかりと、大丈夫ですと言ってもらえるために、もう1回で終わりますので、局長、よかったらよろしくお願いします。
○委員長(村松広昭)
松井局長。
◎水道局長(松井順平)
先ほどから委員の皆さんにも御心配をかけている、高度経済成長期にかなり拡大してきた、どこの都市でもそうだと思うのですけれども、施設の老朽化であるとか、特に管の老朽化ということ。あるいは災害が昨今起こっておりますけれども、そういったことについて耐震化がおくれているということ。なかんずく、今、委員からも出ました、少子化に伴う人口減少。人口が減少して、御利用のお客様が減っていくと、当然、収益も下がっていくということで、なかなか厳しい中に水道事業があると。
そういったことに対する、一つの解決策として、平成30年12月に水道法の改正が行われて、効率的・効果的に基盤の整備をしていくということで、国でそういった法改正が行われたところでございます。
その中でうたわれていることで、一つは、広域的な連携の強化、推進していくということで、一つ一つ単体ではなかなか力が出せないけれども、広域的に連携していけば、力を出すときはスクラムを組んでいくと、前向きにやっていけるという一つの考え方。それと今、委員がおっしゃいましたコンセッション方式で、民営化という一つの選択も与えられるということで、今後、各自治体、あるいは水道事業者は、今後の取り組みについては考えていかなければならないということが問われてくると思います。
今、委員がおっしゃっている、市民の方も心配なさっているということで。八尾市としましては、先ほどから出ております、水というのは人の命の源でございまして、大切な、人が生きていく上で一番必要なものであると、我々は十分理解しておりますので、安全な水を、皆様方に供給してお届けするのは、これは行政が直営でやっていくということで、八尾市は全くその考えに変わりはございません。
そして、そういった形で、今後、安全な水を皆様方に安心して供給していただくためには、我々も大阪広域水道企業団の中の一員として参画させていただいておりますけれども、こういった中において、広域的な連携をますます推進させていただいて、安全で、皆様方に安心して飲んでいただける水を供給していくという今の考え方でございますので、広域の連携を推進していくことによって、我々は基盤整備とか、いろいろな形で整備を図っていきたいということでございますので、安心して直営でさせていただくということで、御答弁申し上げたいと思います。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
1点だけ質問させてもらいます。
今、委員から職員の問題が出ました。今回、今年度が予算書10ページで見ると、4名が減っているということなのですが。先ほどから、るるおっしゃっているように、技術の継承という立場から考えて、採用はできるだけしてほしいというのが基本なのです。ただ、前にも言ったかもわかりませんが、採用時に、市長部局で採用されておられるのね。先ほどの議案第11号の中にもありましたけれども、技術者だけではなくて、全体の問題として考えていかないといけないのは、水道の職員の皆さんというのは、一定部分、技術職が中心になると思います。
そういった意味では、市長部局ではなくて、水道局として採用すべきではないか。私は、前々から大変気にかかっているのです。
市長部局になりますと、あっち行ったりこっち行ったり人を動かすことができるわけですが、水道局というのはそうでもない。大変な責務がある場所ですので、そこら辺の採用のあり方というものについては、どうなのでしょうか。お伺いしたいと思います。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
委員の御質問、水道局職員としての独自採用ということの御意見かなと考えております。
過去、昭和50年代ぐらいまでは、たしか水道局でも独自採用ということもありました。ただ、人事交流という観点で申し上げますと、一定、市長部局、例えば下水で推進工事とかされている方の経験でこちらで生かしていただいたりとかいうことも必要かなと思っておりますので、現在のところは、市長部局にお願いして、一緒に採用試験をしていただくという中で、こちらにもできるだけいい技術を持った方を来ていただきたいと考えております。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
少しでも技術を持った人をということになるわけなのだけれども、先ほど言ったように、水道局というのは、先ほどの局長の話ではないですけれども、命を守る場所です。
そういった部局が、人事で、先ほど中納次長おっしゃったように、下水道と知識を持った人と交流するのがいいのではないかという話です。それはあくまでも他力本願的な形であって、水道局は局として、技術継承も含めた形の中で、職員を育てていくことが、何よりも大事と違うかなと思っているのです。
そういった意味では、市長部局の採用ではなくて、直接採用するような仕組み、元に戻すような、何十年前の話かはわかりませんけれども。そういうのが大事ではないかなと思っているのですが、これについては、市長、どうですか。
○委員長(村松広昭)
松井局長。
◎水道局長(松井順平)
今、市長部局と連携ではなく、水道局で単独で採用すべきではないかなという委員の御指摘でございます。我々の考えとしたら、広く土木職として八尾市で採用していただいて、下水であるとか、いろいろな土木部門も経験していただいて、それでまた、水道局とも交流をさせていただいて、広くいろいろな知識、また技術的なことも持っていただいた上で、水道事業にも携わっていただくということが、よりベターではないかなと考えておりますので、水道局で単独ではなく、これまでどおり市長部局と連携しながら採用に努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
最後にしますが、今、局長がおっしゃったような形ではなくて、交流してやっていくというけれども、いろいろな知識を得てということになるのだけれども、採用された職員の皆さんって、いつ異動されるかわからない。そういうことが起こり得るわけでしょう。違うのですか。
水道局は水道局で、職員を確保できたら、ずっと局の職員という形でされていくのでしょうか。これを聞かせてほしい。
異動なんて絶対ありませんよということなのか、そこら辺、聞かせてください。
○委員長(村松広昭)
森水道事業管理者。
◎水道事業管理者(森孝之)
逆です。いろいろな経験をした職員に水道局で働いてもらう。また、そういった意味で、積極的に人事交流をやってるのが現状でございます。
それはなぜかというと、例えば土木職でしたら、一定の数があるわけですけれども、例えば水質の関係でいうと化学。それと電気の関係の職員。水道局でいうと、すごく少数です。化学でいうと1名です。この1名の方、水道局だけにいると、何かあったときに、水道のことを知っている本庁職員がいるとかいったことで、幅が広くなります。
我々としたら、人事異動を行いながら、適切に水道職員を育てていく。組織としての水道職員を育てていくという考え方でやっておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
私はちょっと違うのかなと思います。
今おっしゃったように、そういった専門職の方、例えば交流することは、別に悪いことはないのだけれども、そんな形の中で異動したりするとなってきたら、職員の方も不安な感じをするのではなかろうかなと思うのですよね。
先ほど言われたような、いろいろな技術とそういったものを組み入れていくことについては、局として関連するところと交流してやればいいわけであって、何ぼでもそれはできることであろうと思うのです。
私の根本的な考え方は、市長部局で採用されて、どちらに行かれるかわからない。うちに来てや、こっち来てや。ところがまた、異動されることだって起こってくる。そういうことよりも、水道局として、専門的な職員として全うしてもらうほうが、技術継承をしていくためにも大事ではないかなと思っています。
答弁はもう、かみ合わないかもわかりませんから、要望とさせてもらいます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
2回目ありませんか。
なければ、副委員長。
○副委員長(田中慎二)
1点だけ、済みません。先ほど、補正予算のときにも出てきた、95%の有収率を目標にされているという部分。なかなか老朽化が進むといかないと伺っておりますといってたのですけれども、目標にしているので、何か努力はなさっていると思うのですよね。
平成31年度にされる努力、何をするのか教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
松本次長。
◎水道局次長兼工事管理課長(松本清志)
平成31年度の努力ということなのですけれども、私ども過年度から漏水調査をずっと実施しております。
漏水調査をする目的といいますのは、漏水によって道路陥没による二次災害、それと有収率の維持向上に向けてやっております。
今までは、昭和52年度以前に布設されました本管と、鉛製給水管、引き込みを対象に漏水調査をしておりました。
過去の調査報告書を見ますと、だんだん鉛製給水管ではなくて、今度は平成2年ぐらいまでに布設されましたポリエチレンパイプの一層管で、漏水が発生しているという報告もございましたので、平成31年度は、鉛製給水管プラス、ポリエチレンパイプの対象も含めまして、漏水調査をして、できるだけ不明水の発見に努めまして、有収率の維持向上に努めていきたいなと考えております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
それを徹底したら、95%は届くという形でよろしいですか。
○委員長(村松広昭)
松本次長。
◎水道局次長兼工事管理課長(松本清志)
漏水の防止マニュアルという冊子がございまして、漏水率が30%の時代は第一段階ということで、発見して修繕すれば、有収率はだんだん上がっていくということもございますけれども、今現在、八尾の漏水率は大体4%を切っております。
そのマニュアルによりますと、8%から4%ぐらいの漏水率におきましては、円熟期といいまして、漏水を発見しても有収率につながっていかないというのは、マニュアルにも載っております。
ただ、漏水調査をやめてしまえば、当然、漏水率がふえていきますので、これから漏水調査をずっと維持することによって、できる限り有収率を上げていきたいなと思っています。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
何を心配しているかというと、届かない目標を設定してしまうことによって、どうせ届かないからいいわと。今までどおりぐらい、今までよりちょっと上がるぐらいでいいわというのであるならば、下げてでもいいので、目標として届かない目標ほどつまらないものはないので、届く目標として、設定してもいいのではないかな。
そしたら、補正予算を出さなくて済むじゃないですか。補正は少ないほうがいいと、僕は思っているので、その辺はいかがでしょうか。感覚の違いですか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
先ほどの松本次長からの漏水調査防止に努めておるということと、耐震化とか老朽管の更新は進めていかなければいけないかなと。
東南海でありますとか、そういった地震も想定されておる中で、それは進めるべきものと考えております。老朽管率、年々上がってきております。ただ、それでよしとするのではなしに、95%を目指して、費用的な問題もあるのですけれども、できるだけ目指して頑張っていきたいなと、現在のところ考えております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
達成できる目標のほうがいいのと違いますかと言うだけの話でございまして、また届かなかって補正で出てきて、何でこれ届いてないのですかという話にまたなると。同じことが繰り返されるのではないかなと、単純に思っただけです。
その辺はいかがですか。
○委員長(村松広昭)
中納次長。
◎水道局次長兼経営総務課長(中納克也)
お答えいたします。
おっしゃっていただいているとおり、予算の組み方として、どうしていくかというのと、また目標として、率を上げるという、確かに分けて考えるという方法もございますので、推移を見ながら、予算を組むときに、例えば94%とか、94.5%とか、そういった予算計上させていただくというのは、一つの課題かなと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
そういった形で、目標は目標としておいといて、予算なので、そういった部分をしっかりと踏まえてやっていただきたいなと。
事業会計に関しては、言い方は悪いですが、決算のほうが大事かなと。決算をしっかり見ていくということが、この4年間してきたことでございますので、今後もしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。
以上で、水道局関係の審査を終了いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午後4時11分休憩
◇
午後5時10分再開
○委員長(村松広昭)
休憩前に引き続き分科会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、都市整備部及び建築部関係について審査を行います。
まず、議案第16号「平成30年度八尾市一般会計第9号補正予算の件」のうちの当分科会所管分及び議案第35号「平成30年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当分科会所管分の2件を一括議題といたします。
2件一括して、まず堀都市整備部次長から提案理由の説明を求めます。
堀次長。
◎都市整備部次長兼都市政策課長(堀俊二)
それでは、ただいま議題となりました議案第16号のうちの都市整備部所管分につきまして、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成30年度八尾市一般会計第9号補正予算書の40ページをお開き願います。
款6産業費、項1農業費、目4土地改良事業費のうち、玉串川沿道整備事業費におきまして、平成30年7月豪雨による災害復旧事業債の増額に伴い、財源組替を行うものでございます。
次に、42ページをお開き願います。
款7土木費、項2道路橋りょう費、目2道路橋りょう維持費のうち、市道及び橋りょう維持補修経費におきまして、台風21号による災害復旧事業債の増額に伴い、財源組替を行うものでございます。
次に、目5道路橋りょう新設改良事業費のうち道路新設改良事業費におきまして、平成30年7月豪雨及び台風21号による災害復旧事業債の増額に伴い、財源組替を行うものでございます。
次に、項3河川費、目4河川水路管理費におきまして、台風21号による災害復旧事業債の増額に伴い、財源組替を行うものでございます。
次に、項4都市計画費、目2街路事業費におきましては300万円を減額し、補正後の額を1億1089万9000円といたすもので、その内容といたしましては、久宝寺線整備事業費におきまして、支障物件調査の実施が見込めない等により300万円を減額補正いたすものでございます。
次に、目3公園緑地管理費のうち、公園緑地等維持管理経費につきまして、台風21号による災害復旧事業債の増額に伴い、財源組替を行うものでございます。
次に、目4緑化推進費につきまして56万円を増額し、補正後の額を2332万3000円といたすもので、その内容といたしましては、がんばれ八尾応援寄附金の寄附に伴い、緑化基金積立金で10万円、さくら基金積立金で46万円を、それぞれ増額補正いたすものでございます。
次に、目7曙川南地区土地区画整理補助事業費につきまして1億3706万3000円を減額し、補正後の額を5億2496万1000円といたすもので、その内容といたしましては、国庫補助金が当初の見込みを下回ったため、減額補正いたすものでございます。
次に、繰越明許費について御説明申し上げます。
補正予算書の8ページにお戻り願います。
第3表 繰越明許費のうち、款6産業費、項1農業費でございますが、玉串川沿道整備事業におきまして、関係機関との調整に時間を要した等のため432万円を、款7土木費、項2道路橋りょう費でございますが、道路新設改良事業におきまして、関係機関との調整に時間を要した等のため860万円を、項4都市計画費でございますが、大阪外環状線鉄道整備促進事業につきまして、単線運行用設備の撤去工事に時間を要するため2518万円を、いずれも繰越明許費といたすものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第16号のうちの都市整備部所管分についての提案理由の説明を終わらせていただきます。
引き続きまして、議案第35号のうちの都市整備部所管分につきまして、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成30年度八尾市一般会計第10号補正予算書及び、別途配付させていただいております「平成30年度第10号補正都市整備部所管事業位置図」をあわせて御参照いただきたいと存じます。
まず、平成30年度八尾市一般会計第10号補正予算書の24ページをお開き願います。
款6産業費、項1農業費、目4土地改良事業費のうち、玉串川沿道整備事業費におきまして4634万円を増額補正し、補正後の額を1億0685万7000円といたすもので、その内容といたしまして、国の平成30年度第2号補正予算に伴い、大阪府が事業主体である玉串川沿道整備工事に係る工事負担金として、玉串川沿道整備事業費を増額補正するものでございます。
次に、繰越明許費について、御説明申し上げます。
補正予算書の4ページにお戻り願います。
第2表、繰越明許費補正、2.変更のうち、款6産業費、項1農業費でございますが、玉串川沿道整備事業につきまして、国の平成30年度第2号補正予算に伴う増額補正分4634万円を繰越明許とし、変更後の額を5066万円といたすものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第35号のうちの都市整備部所管分についての提案理由の説明を終わらせていただきます。
何とぞよろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
次に、稲葉建築部次長から提案理由の説明を求めます。
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
それでは、ただいま議題となりました議案第16号のうちの建築部所管分につきまして、御説明申し上げます。
平成30年度八尾市一般会計第9号補正予算書の42ページをお開き願います。
款7土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費につきまして1790万円を減額し、補正後の額を4億0181万2000円といたすもので、その内容といたしましては、既存民間建築物耐震化推進事業費において、既存民間建築物耐震改修補助金等の申請件数が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。
次に、44ページをごらん願います。
項6住宅費、目1住宅管理費につきまして670万2000円を増額し、補正後の額を3億1524万6000円といたすもので、その内容といたしましては、住宅管理経費において、台風21号による修繕費の精査に伴い、指定管理委託料を増額するものでございます。
次に、目2住宅整備費につきまして、8650万2000円を減額し、補正後の額を、2億3420万7000円といたすもので、その内容といたしましては、入札中止により事業実施が見込めないため、安中住宅整備改善事業費において7854万9000円を、西郡住宅整備改善事業費において795万3000円を、それぞれ減額するものでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第16号のうちの建築部所管分についての提案理由の説明とさせていただきます。
何とぞ、よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより、2件一括して質疑に入ります。
質疑ありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
既存民間建築物耐震化推進事業費の減額です。金額も大きいので聞いておきます。
もともと何件で、耐震の診断が何件で、改築とかに何ぼとかあったと思うのですけれども、もともと何件で、結局何件だったか、教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
当初件数といたしまして、まず診断といたしまして100件。診断の特定建築物のものとして2件、設計といたしまして35件、改修といたしまして35件、除却といたしまして10件を見込んでおりました。このたび、補正させていただきまして、耐震診断につきましては40件、設計につきましては9件、改修につきましては12件、除却につきましては4件、特定建築物はゼロ件でございます。
ただ、9月に新たにコンクリートブロックの補助制度を創設させていただきまして、その分で85件、新たにあげさせていただきまして、補正後の額、先ほど申し上げた額になっているところでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
ブロック塀をやってもらって、この中に入っきて、この金額ということですね。わかりました。
またあと、当初予算もしないといけないのであれですけれども、金額大きかったので、気になってお聞きいたしました。
もう一個、住宅整備費で安中と西郡住宅の入札できなかったという、理由だけ。
○委員長(村松広昭)
北園課長。
◎住宅管理課長(北園了三)
不調になった理由になるかと思いますが、まず、既存住宅、安中1号館の耐震補強工事と、西郡住宅整備改善事業費の中の西郡店舗付6号館の耐震工事につきましては、入札が不調に終わったと。その原因につきましては、直接、アンケートはしておりませんが、こちらで想定しているものですが、技術者がいなかったということ。恐らくそれに伴って、技術者を集めてくる価格は上がっていますので、価格の上昇とかがあったのかなとは想定しております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
去年、たくさん災害があって、技術者がいないのと、材料の高騰もありというのであれば、今年度も、想定としてそんなに変わってないのではないですか。どうですか。
○委員長(村松広昭)
北園課長。
◎住宅管理課長(北園了三)
来年度、当初で予算をあげさせていただきますけれども、改めて適正な積算をさせていただいて、時期的にもできるだけ早い時期に出させていただくような工夫をさせていただきながら、次年度実施できるようにしていきたいと思います。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、2回目。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
9号補正の中で、台風21号に関連する被害の関係で、財源組替をやっておられるのだけれども、一般財源から地方債に切りかえているのだけれども、これぐらいの額、素人なので申しわけないのだけれども、一般財源で今まで計上していて、それを今度は地方債に組み替えするということなのだけれども、これには何か大きなメリットはあるのですか。
○委員長(村松広昭)
宮田部長。
◎都市整備部長(宮田哲志)
まず、補正予算を獲得しての災害復旧というところもあるのですが、まずは早期の災害復旧という形で、予備費からという形で予算を組んでおります。
その中で、予算の、一般財源の中で、もう既に事業化するラインアップ、事業箇所も決定しておりますので、災害時の対応ということ、それと後年度負担という形も踏まえて、一般財源の部分について、起債措置ということでしているという形でございます。
特に我々、大和川で災害復旧等があった場合、まず国費の財源がとれるかどうかという確認等をしております。
今回につきましては、規模的にも国の災害査定に乗らない部分というところで、財政課とも協議しまして、早期の復旧が必要だという形です。
ですから、後年度負担しながら、今の基盤をしっかり守っていって、復旧していくという考え方で措置されたものと考えております。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
今、部長から説明聞かせていただいて、わからないではないのだけれども、大きな規模の予算であって、それを今、進めたいにしても、次年度にしていかないといけないとかいうような形だったら、まだ理解できるのだけれども、額的にそんな大きい金額でないのに、何で一般財源から地方債にかえたのかなというのが、率直なところ、なかなか理解できないという心境なのです。
別にこれといって、それがいけないのかといったら、やり方としては、こういう方法もありますよということで、組み替えをやっておられるのだろうと思うのだけれども、一般的にどうなのかなというのを感じましたので、言わせてもらいました。
それから、繰越明許の関係で、9ページなのですが、道路橋りょう費とともに、大阪外環状線鉄道の整備促進事業が2518万円、繰越明許になっているのですが、これは3月16日開通ですね。今後の問題として、完成すれば対応は、財源措置として、今度の見通し、まだ八尾市は払っていかないといけないのか、そこら辺を教えてくれませんか。
○委員長(村松広昭)
青野参事。
◎都市整備部参事(青野智浩)
今後の財源の見通しですけれども、繰越分は2500万円。それから平成31年度の現年分につきましては1500万円程度で、合わせて4000万円という形に、平成31年度はなってくると思っております。
その後の八尾市からの財政支出については、事業スキームの1243億円がこの年で完了いたしますので、その後の八尾市からの支出はございません。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、副委員長。
○副委員長(田中慎二)
財源組替、地方債の部分で、債権って、基本的に、将来にわたって使うものだったら、平等に分けていきましょうよとかいうことでやられることが多いと思うのですけれども、今回、災害復旧、突然のことで、予備費で対応されておられた部分、起こしてもいいよと言われたから起債しましたということなのかなと受けてしまうのですけれども、そういった認識でいいのですか。
○委員長(村松広昭)
宮田部長。
◎都市整備部長(宮田哲志)
補正予算であげております額、先ほど杉本委員からも、余り大きな額ではないのかなという御質問もありましたけれども、私ども、道路河川を預かる立場として、この480万円、1590万円、410万円という額は、相当大きい額と受けとめております。
そういったところで、可能な限り、後年度負担を考えながら、都市の基盤を守っていくという形であると考えております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
私、額の大小を言っているわけではないのです。大きい、少ないというのはいろいろな捉え方がある。私は少ないと思っていません。大きいと思っているので、だからこそ、後年度負担で、言い方悪いですけれども、金利ついてくるわけじゃないですか。ここで処理してしまえば、ここで終わってしまう。
それが、そこまでしてやらないといけない、地方債を発行しないといけなかったのかどうか、ここがはっきりわからないので、使えるから使ったのか、地方債を起こしていいよといわれたから起こしたのか。財政的にしんどいので、今は起こして、後年度負担をお願いしたいという部分なのか、そこだけはっきり教えてもらっていいかな。
○委員長(村松広昭)
宮田部長。
◎都市整備部長(宮田哲志)
そのあたりは財政部の判断になってくるかと思うのですが、できるだけ、都市基盤施設を維持、整備している中で、取れる国費、交付金などはしっかり取っていく。財源を確保する。
それと、可能な限り、起債措置も得ながら、一般財源、支出を少なくしながら進めていくという形で、都市基盤施設がコンクリート製品であれば、50年、70年というスケールのものなのかなと。
一つつくってしまえば、かなりの期間使うというもの。ただ、長寿命化していかないといけませんけれども。
そういったところで、すぐ手当して、そのままということではなくて、長い期間、皆さんが使っていただくといった考え方で、この災害復旧だけではなくて、都市基盤施設をつくるときは、必ずそういう考え方という形の延長上の話になっておると考えております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
例えば、新設するんだったら、10年、20年、30年、40年、50年、みんな使っていくのだから、平等に負担していきなさい、そこはよくわかります。
今回、補修なんですね。補修というのは、私の感覚なのですけれども、壊れたところを元に戻す、これが補修だと思うんです。それって、どうなのかなと。後年度に負担させて、本当にいいものなのかどうなのか、そこがはっきりわからなかったので、この質問をさせてもらったのです。
補修したところというのは、長寿命化も図られているという認識でよろしいですか。
○委員長(村松広昭)
宮田部長。
◎都市整備部長(宮田哲志)
例を挙げれば、舗装復旧など、道路をつくった中で、合材、表層の打ちかえとかやっていると思うのです。
それも一ついえば、補修の一環なのかな。ですから、新たに都市計画道路をつくるという、新設と都市基盤施設、600キロメートル程度の市道を管理しておりますけれども、そこの長寿命化、やりかえは、保守の一環。それが災害によって傷みが早くなったという認識なのかなと考えます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
個人質問のときも言わさせてもらったのですけれども、経費を減らしていこうじゃないかという中で、経常的に出ていくお金を減らしていこうじゃないかという中で、返済という部分に関しては、固まってしまうという分があります。
そういった部分の心配で、これを言わさせてもらったわけでございます。
だから、全体の予算からしたら細かいかもしれません。こういったものの積み重ねが、これは財政の話になってきて、ここで話すべきことではないのかもしれませんけれども、積み重ねになるのではないかなという危惧を感じたもので、この質問をさせていただいた次第でございます。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本2件の質疑は、これをもって終わります。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分を議題といたします。
まず、堀都市整備部次長から提案理由の説明を求めます。
堀次長。
◎都市整備部次長兼都市政策課長(堀俊二)
ただいま議題となりました、議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの都市整備部所管分につきまして、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、予算書及び別途配付させていただいております「平成31年度都市整備部所管事業位置図」を、あわせて御参照いただきたいと存じます。
まず、予算書の164ページをお開き願います。
款6産業費、項1農業費、目4土地改良事業費6958万4000円でございますが、経済環境部と共管しておりまして、都市整備部所管分といたしましては5458万4000円でございます。
主な内容といたしまして、農道整備事業費、ため池等かんがい施設整備事業費及び築留土地改良区維持管理分担金等の事務経費でございます。
次に、170ページをお開き願います。
款7土木費、項1土木管理費、目2土木管理事務所費2億0928万1000円でございますが、主な内容といたしまして、土木管理事務所職員32人分の人件費及び土木管理事務所経費でございます。
次に、172ページをお開き願います。
項2道路橋りょう費、目1道路橋りょう総務費2億4679万8000円でございますが、主な内容といたしまして、交通対策課職員10人、土木管財課職員11人、土木建設課職員11人の合計32人分の人件費と、道路台帳管理経費、法定外公共物管理経費及び事務経費でございます。
次に、目2道路橋りょう維持費2億2661万5000円でございますが、主な内容といたしまして、市道及び橋りょう維持補修経費及び道路環境美化活動経費でございます。
次に、174ページをお開き願います。
目3交通対策費9940万3000円でございますが、その主な内容といたしまして、交通対策課嘱託員等2人分の報酬、放置自転車対策経費、自転車駐車場管理経費、交通安全教育推進経費、交通安全対策経費及び交通まちづくり推進経費でございます。
次に、目4受託工事復旧費100万円でございますが、その主な内容といたしまして、市道路面受託工事復旧事業費でございます。
次に、176ページをお開き願います。
目5道路橋りょう新設改良事業費3億3842万円8000円でございますが、その主な内容といたしまして、橋りょう長寿命化事業費、道路新設改良事業費、交通安全施設等整備事業費及び事務経費でございます。
次に、目6道路舗装事業費1億0861万6000円でございますが、その主な内容といたしまして、幹線道路舗装事業費、市内一円の一般道路舗装事業費及び私道舗装助成金でございます。
次に、178ページをお開き願います。
項3河川費、目1河川総務費8680万9000円でございますが、その主な内容といたしまして、土木建設課職員5人分の人件費、恩智川水防事務組合水防倉庫再整備事業費、土砂災害対策推進事業費、大和川右岸水防事務組合分担金、恩智川水防事務組合分担金及び事務経費でございます。
次に、目2河川改修事業費1億0285万円でございますが、その主な内容といたしまして、河川改修事業費及び流域貯留浸透事業費でございます。
次に、目3水路整備事業費4297万円でございますが、その主な内容といたしまして、水路整備事業費及び市街地水路整備事業費でございます。
次に、180ページをお開き願います。
目4河川水路管理費1億3415万2000円でございますが、その主な内容といたしまして、維持作業車等更新事業費、河川維持管理経費、水路維持管理経費及び、調節池管理経費でございます。
次に、180ページから183ページをごらん願います。
項4都市計画費、目1都市計画総務費3億6773万8000円でございますが、建築部と共管しておりまして、都市整備部所管分といたしましては2億6158万6000円でございます。
その主な内容といたしまして、都市計画審議会委員20人分の報酬、景観審議会委員10人分の報酬、嘱託員等1人分の報酬、都市政策課職員12人、都市基盤整備課職員10人、みどり課職員9人の合計31人分の人件費、街区内道路整備事業費、都市計画推進事業経費、都市景観経費、まちなみセンター管理運営経費、国有地等有効活用検討事業経費、市街地整備関連経費、竜華都市拠点地区施設管理経費、その他事務経費等でございます。
次に、182ページをごらん願います。
目2街路事業費1784万5000円でございますが、その内容といたしまして、久宝寺線整備事業費、東大阪中央線整備事業費、都市計画道路整備促進事業費、JR八尾駅前線整備事業費及び事務経費でございます。
次に、目3公園緑地管理費1億6689万7000円でございますが、その主な内容といたしまして、公園緑地等維持管理経費、高井道子公園基金積立金及び事務経費等でございます。
次に、184ページをお開き願います。
目4緑化推進費2120万8000円でございますが、その主な内容といたしまして、記念樹配布等の緑化推進経費、玉串川等の桜再生事業経費等でございます。
次に、目5公園緑地整備事業費9520万5000円でございますが、その主な内容といたしまして、既設公園施設改良事業費及び緑地整備事業費でございます。
次に、186ページをお開き願います。
目6大阪外環状線鉄道整備促進事業費1497万円7000円でございますが、その内容といたしまして、大阪外環状線鉄道整備促進事業に係ります補助金、貸付金、及び出資金でございます。
次に、目7曙川南地区土地区画整理補助事業費2億8706万2000円でございますが、その内容といたしまして、曙川南地区土地区画整理補助事業にかかります補助金でございます。
次に、目8近鉄河内山本駅周辺整備事業費1370万円でございますが、その内容といたしまして、近鉄河内山本駅周辺整備事業にかかります委託料でございます。
次に、平成31年度予算参考資料に基づきまして、都市整備部に関する主な施策及び事業内容を御説明申し上げます。
恐れ入りますが、予算参考資料の12ページ、13ページをお開き願います。
(7)投資的経費のうち主な事業としまして、「1.都市整備事業」におきまして、1)街路事業、2)街区内道路整備事業、3)公園緑地整備事業、4)道路整備事業、5)河川整備事業、6)土地改良事業、7)曙川南地区土地区画整理補助事業、8)近鉄河内山本駅周辺整備事業を、「4.その他事業」として、7)大阪外環状線鉄道整備促進事業、13)大型備品購入事業のうち、維持作業車購入、これらの事業実施を予定しております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第22号のうちの都市整備部所管分についての提案理由及び主要事業の概要についての説明を終わらせていただきます。
何とぞよろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
次に、稲葉建築部次長から、提案理由の説明を求めます。
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
ただいま議題となりました、議案第22号「平成31年度八尾市一般会計予算の件」のうちの建築部所管分につきまして、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成31年度八尾市予算書の170ページをお開き願います。
款7土木費、項1土木管理費、目1土木総務費につきましては2億9024万8000円でございますが、その主な内容といたしまして、
建築審査会及び開発審査会委員12人分の報酬、審査指導課職員18人及び公共建築課職員20人の合計38人分の人件費のほか、民間既存建築物耐震診断・改修促進経費、民間既存建築物吹付けアスベスト対策経費及び3課の事務経費でございます。
次に、180ページから183ページをお開き願います。
項4都市計画費、目1都市計画総務費3億6773万8000円でございますが、都市整備部と共管しておりまして、建築部所管分といたしましては1億0615万2000円でございます。
その主な内容といたしまして、空家等対策協議会委員12人分の報酬、住宅政策課職員8人分の人件費のほか、既存民間建築物耐震化推進事業費、住宅政策推進事業経費、空家等利活用及び適正管理促進経費でございます。
次に、186ページから189ページをお開き願います。
項6住宅費、目1住宅管理費3億1748万5000円でございますが、その主な内容といたしまして、指定管理者選定委員会委員4人分の報酬、住宅管理課職員13人分の人件費のほか、市営住宅の管理経費、その他事務経費等でございます。
次に、目2住宅整備費1億7015万1000円でございますが、その主な内容といたしまして、安中住宅整備改善事業費、西郡住宅整備改善事業費、既設住宅等改善事業費、及び事務経費等でございます。
次に、平成31年度予算参考資料をもとに、建築部所管分につきまして、御説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成31年度予算参考資料の12、13ページをお開き願います。
(7)投資的経費のうち、建築部所管分の主な事業として、「2.住宅整備事業」におきまして、1)安中住宅整備改善事業、2)西郡住宅整備改善事業等、3)既設住宅等改善事業、これらの事業実施を予定しております。
以上、まことに簡単ではございますが、議案第22号のうちの建築部所管分についての提案理由の御説明とさせていただきます。
何とぞ、よろしく御審査賜りますよう、お願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
次に、本件に関連いたしまして、「平成30年度空家等対策の取組状況等について」、「ブロック塀等の撤去改修補助の申請状況について」、及び「八尾市木造住宅耐震改修設計補助金交付要綱等及び八尾市空家等除却補助金交付要綱の一部改正」の3件について、一括して稲葉建築部次長から説明を求めます。
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
それでは、「平成30年度の空家等対策の取組状況」について、御報告申し上げます。
本市の空家等対策については、平成30年3月に八尾市空家等対策計画を策定し、今年度はこの計画に基づき空家等の対策を進めておるところでございます。
お手元の
予算決算常任委員会建設産業分科会資料、「平成30年度の空家等対策の取組状況について」をごらんください。
まず、1の空き家対策の担い手強化・連携モデル事業でございます。
9月に八尾市一般会計第4号補正予算として予算計上し実施した事業で、国の空き家対策の担い手強化・連携モデル事業として採択されましたことを受け、財産管理人制度・古民家等活用促進検討事業の2つの事業を実施いたしました。
財産管理制度活用検討につきましては、平成29年度に条例に基づき本市で実施した緊急安全措置の費用回収を目的に、不在者財産管理人の申し立ての及び今回の申し立てをモデルケースとして、マニュアル作成を行いました。
不在者財産管理人の申し立てに際し、裁判所に、一般的に30万円から100万円程度と言われている予納金の納付が必要ですが、その予納金の低減を図るため、本課からの資料のみならず、納税課及び資産税課に資料提供や、申立代理人である弁護士との協議の参加を依頼し、納税課及び資産税課の調査結果等も、申し立ての際の添付資料として提出いたしました。
その結果、予納金を20万円と低額に抑えることができ、また、申し立てから不在者財産管理人の選任までの事務手続が円滑にでき、期間も短期間で済み、今後、当該制度を活用する上で、非常に有効なものとなりました。
また、相続人不存在物件等の財産管理制度活用可能性の検討調査及び報告書作成につきましては、相続人不存在で空家対策としてもその対応が困難な案件について、今後、財産管理制度を活用すべきかどうか判断するため、空き家に関する連携協定を締結している不動産団体に、不動産評価額等の調査を依頼するとともに、大阪弁護士会に、その評価結果等と相続人等の調査結果から、相続財産管理制度を活用すべきかどうかや、費用回収の可能性等について検討を依頼したものでございます。
それらの評価・調査・検討の結果については、今後の空家対策の基礎資料として活用いたします。
また、古民家等活用検討につきましては、古民家等活用のための提案及び活用マニュアルとして、実際の古民家等の利活用手法について調査、検討を行った上での改修案の提案及び、古民家等利活用の事例を集めた活用マニュアルの作成を委託業務にて実施したものでございます。
また、まち歩きと古民家等活用の講演会として、古民家再生の取り組み事例を、八尾東部山手地域のまち歩きをしながら見ていただき、古民家活用事例の一つであるイベントスペースで、講演や意見交換を行ったものです。
次に、2の八尾市空家等対策協議会でございます。
平成30年8月6日に八尾市空家等対策協議会特定空家等対策部会を開催し、特定空家等に対し、空家等対策の推進に関する特別措置法第14条に基づく助言・指導、勧告の対象予定案件につきまして、協議を実施いたしました。
次に、平成31年2月22日に八尾市空家等対策協議会を開催し、本年度の本市の取り組み状況を報告し、先の部会による協議を受けて、特定空家等と判断した空家等に関し、今後の措置等につきまして、協議を実施いたしました。
次に、3の八尾市における空家等対策の連携に関する協定の締結でございます。
平成30年8月31日、関係団体とのパートナーシップをさらに深め、各団体の専門分野を生かした仕組みづくりや、相互に情報共有をしながら、より効率的かつ効果的な空家等対策の実施を目的として、本市と法務、不動産、建築、金融等の12団体で八尾市における空家等対策の連携に関する協定書を締結いたしました。
協定締結団体は裏面に記載しております。
なお、さらに1団体と年度内での協定締結に向けて協議中であります。
次に、4の市民向けフォーラム住まいのリフォーム・空き家管理・活用講座の開催でございます。
平成30年12月22日、空き家所有者等の市民向けに住まいのリフォームや管理・活用に関する講演を行い、管理不良空家等となることを未然に予防・啓発することを目的に実施いたしました。
次に、5の住宅関連総合サイトの開設でございます。
こちらは予定事項となりますが、住宅というキーワードに関し総合的に集約し、適切な情報を的確に掲載することで、よりわかりやすく情報発信を行い、利用者の利便性を向上させるとともに、住宅に関するさまざまな制度等の周知啓発の有効性を向上させることを目的に、本市ホームページで提供させていただくものです。
掲載内容といたしましては、項目ごとに、空家関連、公的住宅関連、セーフティーネット住宅関連、住宅の耐震・安全対策関連、住宅に関する補助制度関連、その他、イベント情報やお知らせなどに区分して掲載する予定であり、これにあわせて空き家バンクを開設いたします。
以上、まことに簡単ではございますが、平成30年度の空家等対策の取組状況についての御報告とさせていただきます。
続きまして、「ブロック塀等の撤去改修補助の申請状況」について、御報告申し上げます。
お手元の
予算決算常任委員会建設産業分科会の資料、「ブロック塀等の撤去改修補助の申請状況について」をごらんください。
本補助制度につきましては、地震発生時における市民の生命、身体等への被害の防止及び避難経路の確保を目的とし、不特定多数の者が利用する道路や、避難所に指定された公園に面する危険なブロック塀などの撤去や、撤去後に軽量フェンス等に改修する工事の費用に対して補助を行うものとして、平成30年9月1日付で創設したものでございます。
平成30年9月3日より受付を開始しており、平成31年2月22日時点の累計値となりますが、合計欄をごらんください。
補助件数で77件、補助額で1102万3000円、撤去面積で1635平方メートル、改修延長で535メートルとなっております。
また、個人、法人ともに補助の対象としていることから、それぞれの内訳につきまして、個人では、補助件数で66件、補助額で885万3000円、撤去面積で865平方メートル、改修延長で368メートルとなっており、法人では、補助件数で11件、補助額で217万円、撤去面積で770平方メートル、改修延長で167メートルとなっております。
なお、ブロック塀等に係る相談といたしましては、これまで190件を超える相談を受けており、ブロック塀等の安全対策への関心の高さが伺えるものと考えております。
以上、まことに簡単ではございますが、ブロック塀等の撤去改修補助の申請状況について、御報告とさせていただきます。
続きまして、「八尾市木造住宅耐震改修設計補助金交付要綱等及び八尾市空家等除却補助金交付要綱の一部改正」について、御報告申し上げます。
お手元の
予算決算常任委員会建設産業分科会の資料、「八尾市木造住宅耐震改修設計補助金交付要綱等及び八尾市空家等除却補助金交付要綱の一部改正について」をごらんください。
今回、住宅政策課所管の補助金について、2点改正いたすもので、改正内容につきましては、まず1点目といたしまして、住宅政策課所管の耐震改修設計及び耐震改修工事等並びに空家の除却工事に係る補助金について、申請者からの委任を受けた施工業者へ直接交付することができる、代理受領の規定を設けることとし、2点目といたしまして、耐震化関係の補助金の申請等の手続について、原則、耐震設計及び改修工事を一括して補助金の申請を行う、パッケージ化の規定を設けるものでございます。
改正の目的につきましては、1点目の目的といたしまして、現行の規定では、補助の対象となる工事等に係る費用について、工事等の完了後に、一旦、申請者である所有者等が施工業者等にその費用の全額を支払ったことを領収書で確認した後に、申請者へ補助金を交付する規定となっていることから、一時的であるとはいえ、申請者の経済的な負担が大きいことから、補助金の代理受領制度を設けることによる、申請者の負担の軽減を図るものです。
2点目につきましては、耐震化に関して、従来は耐震改修設計と耐震改修工事に対する補助金について、申請者は個別に申請を行う必要があり、手続が煩雑であったため、耐震改修設計と耐震改修工事に対する補助を一括して行う、つまり、設計及び改修のパッケージ化を行うことで、申請者が補助を受ける際に必要な手続の簡略化を図り、さらなる民間住宅の耐震化の推進を目的に、要綱改正を行うものでございます。
施行日につきましては、改正内容の1、2とも、平成31年4月1日を予定しております。
以上、まことに簡単ではございますが、八尾市木造住宅耐震改修設計補助金交付要綱等及び八尾市空家等除却補助金交付要綱の一部改正についての御報告とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
次に、「八尾市営住宅機能更新事業計画の一部変更」について、北園住宅管理課長から説明を求めます。
北園課長。
◎住宅管理課長(北園了三)
それでは、「八尾市営住宅機能更新事業計画の一部変更」について、お手元配付の資料に基づき、御報告申し上げます。
この計画は、平成22年3月に策定し、平成28年3月に中間見直しを行っており、この計画に基づき、市営住宅の建てかえや大規模修繕について、事業を進めているところです。
市営住宅の機能更新事業を進めるに当たっては、国の交付金、社会資本整備総合交付金を受ける条件として、公営住宅長寿命化計画への記載が義務づけられております。
本市においては、この八尾市営住宅機能更新事業計画を、公営住宅長寿命化計画に位置づけており、交付金を受けるために計画に変更が生じた場合には、その整合を図る必要があります。
このことから、今回も計画の記載内容の一部を事業進捗にあわせて変更するものでございます。
具体的な変更点につきましては、お手元の参考資料に記載のとおり4カ所でございます。
内容といたしまして、1点目の西郡住宅29号館エレベーター設置事業でございますが、入居者等との調整に時間を要しており、事業期間の記載内容の変更をするものでございます。
2点目の安中住宅1号館と西郡住宅店舗付6号館の耐震改修事業でございますが、入札中止により、事業期間の記載内容の変更をするものでございます。
3点目の安中住宅2号館の耐震改修事業でございますが、昨年度に耐震診断を行いましたところ、現在行っている工法では難しいとの結果により、工法等について改めて再検討を行うものでございます。
4点目の西郡住宅34、35号館及び安中住宅8号館の耐震改修事業でございますが、耐震改修事業のうち耐震診断につきまして、同年度に行うほうが効率的なことから、前倒しにすることとしたため、記載内容の変更をするものでございます。
以上、簡単ではございますが、八尾市営住宅機能更新事業計画の一部変更についての御報告とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
先ほどの読み上げの内容で提出させていただいている資料とそごがございまして、提出させていただいている資料の内容が正解でございます。申しわけございませんでした。
ブロック塀の件でございます。具体的に申し上げますと、補助件数は同じなのですが、先ほど読み上げでは、補助額で1102万3000円と申し上げましたが、資料では1129万8000円となっておりまして、こちらが正解でございます。
また、撤去面積につきまして1635平方メートルと申し上げましたが1692平方メートルが正解でございまして、改修延長でございますが、535メートルではなく564メートルが正解でございます。
また、個人での補助件数につきましては66件が正解でございますが、補助額を885万3000円と申し上げましたが912万8000円が正解でございまして、撤去面積は865平方メートルと申し上げましたが、922平方メートルが正解でございます。
改修延長では368メートルと申し上げましたが397メートルが正解となっております。
大変申しわけございません。恐れ入ります。
○委員長(村松広昭)
今報告いただきましたが、全部資料が正解なのですね。
資料で間違いないということですね。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
はい、済みません。申しわけありません。
○委員長(村松広昭)
そういう認識でお願いいたします。
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
たくさんあって、一つ一つ聞かせていただきます。予算書の173ページ、道路台帳管理経費、約2300万円の予算をあげていただいておりますが、この内容について御説明いただけますか。
○委員長(村松広昭)
石元課長。
◎土木管財課長(石元修)
ただいま御質問いただきました道路台帳の管理経費のことですけれども、市道であるとかの道路の台帳更新に係る費用でございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
確認させていただきたいのは、システム化をどの程度なさっていらっしゃるのか。紙の台帳でずっと管理していくのか、検索ボタンをたたけば、すぐに画面に出てくるような、そういったシステム化という部分においては、どの程度進んでいらっしゃるのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
石元課長。
◎土木管財課長(石元修)
システム化ということで言いますと、全てデータ管理しております。
ですので、紙での台帳管理ではありません。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
八尾市が持っている資産に係るところで、今後、道路台帳だけではなくて、あらゆるものがシステム化されていく。紙の資料を一生懸命、倉庫から探すようなことは、将来においてないようなこと、ぜひ期待をし、全てのものがシステム化されていて、皆さんの仕事の負担というのでしょうか、探すことに時間をかけない、そんな仕組みをどんどん進めていっていただきたいなと思うのです。
このあたり、システム化できていない部分というのも、まだあるという認識を持ってよろしいのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
石元課長。
◎土木管財課長(石元修)
もともと道路台帳というのは、市道の道路法に基づく認定路線を、台帳によって公示しないといけないというところからスタートしております。
先ほど、委員おっしゃられましたように、紙での台帳から、スタートしておりまして、システム化したことによって、今はシステムでの台帳管理となっておるのですけれども、御指摘のところでいいますと、恐らく道路の中にも、いろいろな施設があるということで、それをどのようにシステム化していくのかというところだと思います。
都市整備部におきましては、維持管理基本方針というのを掲げまして、その中でそれぞれの資産の台帳化というのを進めているところでございます。
当然、橋梁であるとか、長寿命化計画をつくる上では、システム化というのが必要になりますので、橋梁についての台帳管理というのも、当然されております。
ただ、道路でありますとか、河川、公園等もそうなのですけれども、施設につきましては、それぞれの個別計画というのを、今後もつくっていく必要がありますので、現段階では、それぞれの施設の台帳化を進めているところというのが現状でございます。
以上です。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
システム化というのでしょうか、繰り返しになりますけれども、紙の台帳ですとか、資料をひっくり返すことの時間、今の時代からすれば時間の無駄というのが、将来において、とにかくなくすという方向で、ぜひともそのあたり、いろいろと御検討をいただいて、業務改善に結びつけていただきたいなと思います。
続きまして、曙川南地区の土地区画整理事業ですけれども、こちらに関しましては、間もなくという、後ほど詳細な御報告もいただけるのですが、平成31年度予算で約2億8700万円としているところなのですが、この事業の平成32年度以降とかも含めて、見通しというのを御説明いただけますか。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
曙川南地区の見通しといいますか、事業の状況の御質問かと思います。
平成27年度に組合が設立されまして、事業を進められております。八尾市としましては、国庫補助金を含めて、市からの補助を支出しているという状況でございます。
全体の事業としまして、組合の事業費ベースで9割の事業執行状況でございます。
前年度、ことしですね、今回、減額補正させていただいておりますが、その分、事業の精査をした中で対応していくということで、平成31年度末の完成ということで、今年度。4月ぐらいには、東側の商業施設の開業がございます。南側に住宅地がございます。それにつきましても、8月ぐらいに引き渡しということで伺っておりまして、平成31年度、残ります道路の舗装でありますとか、公園の整備、あとは文化財の内業調査、出来高確定測量、換地計画と、あとの事務的な作業を進めて、平成31年度末で事業完成、組合も解散する予定でございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
ようやく事業そのものが完成、完了していくということです。
その中で、これからお店がオープンし、あるいは住宅地においては、居住者が住まれるということで、これから町が動き出すということで完成はしますけれども、周辺の方々の生活が変わっていくのは、むしろこれからなのかなと。
あるいは、ここに居住される、新しい住民の皆さんの生活が始まるのはこれからなのかな。そういった意味で、よりよい環境を提供するという当初の高い理想に基づいて、開発事業がなされてきたわけですから、引き続き、八尾市といたしましては、地域の住民、あるいは農家、そして新しく住まわれる方、いろいろな方々の意見を聞いて、これから新しいことが起こってくるということであれば、ぜひ丁寧に対応をしていっていただきたいなと思います。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
平成31年度完成予定ということで、今回の整備によりまして、360戸程度の住宅建設、商業施設の立地、利便性やにぎわいが創出されると。
新しい町と既成市街地との行き来が可能となります。新たな交通便数等が生まれてくるということで、組合事務所でも、周辺の区画整理の区域外、道路拡幅等、既存道路の安全対策を、順次進めていっている状況でございます。
今後、新たに商業施設もオープンしてまいります。新しい住宅も、先ほど南側のところでも立ち並ぶということで、周辺部に、必要な安全対策について、引き続き、組合事務所、あと地域拠点、地域まちづくり協議会等と相談をしながら、地域にその辺、不具合がある分については対応していきたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
この点に関して、よろしくお願いいたします。
続きまして、山本駅の周辺整備事業ということで、1370万円の予算をあげていただいております。この内容について御説明いただけますか。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
山本駅の周辺整備の状況、来年度の予算等の御質問かと思います。
山本駅の周辺整備事業につきまして、予算であげている分なのですけれども、平成31年度の予算としまして、踏切歩道部を拡幅する詳細設計を、近畿日本鉄道株式会社と連携、委託をかけて、詳細設計をしていくと。
工事になりますけれども、歩行者、自転車が安全に待機できるスペースということで、平成31年度、踏切前後にたまり部分、歩行者が安全で待機できるスペースをつくっていくと。
平成32年度に踏切歩道部の工事に着手する予定でございます。
引き続き、玉串川上部の道路空間の再配分でありますとか、踏切から以南、五月橋に向けての整備、もう一つ駅前広場の整備と、事業としては大きくまだ残っているのですが、まずは踏切を手がけていきたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
山本駅の踏切は、確かに私も渡っていますと、大変歩きづらいというか、相互で、南に行く人、北に行く人、相互で踏切の真ん中で譲り合いながら歩かなければいけないということで、拡幅はぜひお願いをしたいところです。
それに合わせまして、たまり場がふえる。特に北側部分、車の交通があり、タクシー乗り場があり、たまり場が小さいのだという声がありますけれども、今の状況を見ていますと、大きくすることは可能なのかなと、逆に不安な気持ちになるのですが、このあたりは可能なのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
踏切の工事に伴うたまり場分の御質問でございます。
今回、踏切の改良をかけてまいります。将来的には、駅前広場の整備がありますので、最終形は駅前広場のときに仕上げる形になります。まずは、踏切の改良で、約2メートルの短い歩道を4メートルぐらいに広げていきたいなと。
当然、踏切が広がりますと交通量がふえてきますので、そのあたり、前後のたまりスペースを確保して、歩行者の安全スペースを確保するという整備でございます。
北側に、一定のたまり部分があるのですけれども、タクシー乗り場が北側にございまして、駅舎への動線とラップしてまいりますので、若干、タクシー乗り場のスペースを、気持ち北側に譲りまして、線路際に歩道スペースを確保して、駅への動線を確保していくという形で、踏切整備に伴って、前後の、最低限といいますか、適切な整備をしていくと。最終の整備は、駅前広場整備で全て完成と。そういうことでございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
踏切を渡って駅に入っていこうとしたときに、線路沿いを歩けるということで、一つは、市民の方から言われています、車と歩行者が交錯しながら、ここは歩くのですよという御意見をいただいていたわけなので、その辺が整備される、交通整理と言うのですか、人が歩く部分、車が移動する部分、あるいはタクシーが待機する部分ということで、今回の設計の中できれいにして、整備してくださるという認識でよろしいでしょうか。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
今回の整備で歩行者の動線確保ということで、北側の踏切を渡ったところから線路際を通って、駅のほうに行くという形で、府警本部とも協議を済ませておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
その一方で、踏切ががたがたするという御指摘もいただいています。これは多分、線路が曲線に入っているところなのかなと理解をしているところなのですけれども、このあたり工夫は何かできそうなものなんでしょうか。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
線路がカーブしているところ、カントと言いまして、右側、左側で高さが違うということで、歩道がでこぼこなっているような形になっているという御質問だと思います。
いろいろ近鉄と今後、詳細、舗装材とかの協議になっていくのですが、若干、振動しにくい材料であるとか、いろいろ開発されていると思いますので、そのあたりは近鉄に要望してまいりたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
技術的に可能な範囲というのはあるだろうと思いますが、ぜひともよろしくお願いいたします。
続きまして、本会議の個人質問で、景観に関して質問させていただいているところで、かなり細かいところまで聞かせていただいたつもりなのですけれども、ひとつ景観行政というのを、しっかりと前に進めていっていただきたいなと。
これから未来の八尾、20年、30年後の八尾ということをイメージしていくときに、良い景観をつくって、それが風景として記憶に残っていく。子どもたちがそこで育って、そして八尾の風景というものが記憶に残っていくような期待感を持っております。
何かそのことで、もう一言、言えることがあればお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
堀次長。
◎都市整備部次長兼都市政策課長(堀俊二)
本会議でも部長答弁していますように、4月から景観計画、基本計画等にのっとりまして、しっかり今の部分を市民に周知啓発している。
それと、あわせて、その中で景観についても届出件数が平成29年度に比べて平成30年度は10件ということで、ふえていっているということで、大阪府の条例より少し厳しい基準を設けて、一番厳しいところですと、大阪府で高さ20メートルを市では12メートル、建築面積については2000平方メートルを1000平方メートルから届け出を出してくださいということで、しっかり八尾市独自の地域特性を生かした、きめ細かな景観の形成が図る機会がふえているという状況でございます。
それと、屋外広告についても、ガイドラインをしっかり設けまして、その中で商業者のところにも、コーポレートカラーの反転であるとか、いろいろな形で、しっかり誘導していけているという状況でございます。
あわせて久宝寺の寺内町も景観計画における重点地区ということで、平成30年度は6回のセミナーを行いまして、地域の市民さんの意識醸成をしっかり根づかせていっているというところでございますので、一つ一つでございますが、まだスタートしたばかりでございます。しっかり、今後につないでいくように考えてございますので、今の景観計画をしっかり守っていく。必要に応じて、景観審議会も立ち上げましたので、その中で議論をしていただいて、八尾市に合ったものを残していく。変更をかけて残していく。このようなことも継続してやっていきますので、御理解いただけたらと思います。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
予算書175ページ、交通安全教育推進経費が入ってございます。八尾市、今まで自転車、交通安全教室等々、スタントマンも含めてやっていただいて、効果のほど、自転車以外にも八尾市内の交通事故、また自転車事故の現状。減ってきているのか、横ばいなのか、教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
八尾市の自転車事故につきましては、速報値ではございますが、平成30年は355件で、前年より32件減少しております。それとですね、あと交通安全の部分でですね、スタントマン交通安全教室等を平成25年度から市内15の中学校を一巡する形で、年間5校実施しております。現在までですね、平成24年に試験実施しました2校を加えまして、32回実施しております。その中で、実施効果につきましては、15歳以下の交通事故の件数という形で、実施する前の3年間の事故の件数が、大体1万人当たり23.4件でありました。実施してからの3年間につきましては、3年ごとの件数としましては13.4件、平成25年から27年が13.4件で、平成28年から平成30年までが10.5件と半減以下となっております。ということです。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
スタントマン安全教室、私も何回か視察も行かせてもらって、特に子ども、中学生にはやっぱりルール守らなあかんなっていうのが非常に徹底されてきたのかなと。要は半減、1万人で10.5件やからね。大分3分の1近くになってきたって感じかな。効果があります。これ今おっしゃった3年で全中学校、3年1サイクルで2回やっていただきました。これずっと続けてもらえますか。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
平成31年度から3巡目に入ります。で、平成31年度も一応5校実施する予定でございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
ちょっと弱気になった。一応ということは、この年度、まあそらそうやね。毎年毎年やるからやけど、一応やっていきますよと。これこんだけ数字としてね、はっきり効果があらわれているんやから、ぜひとも今やっていることをいかに効果を、中学生以下の年代だけじゃなくてね、大人も高齢者も、例えば高校生とかね。一番実は心配なんは自転車通学が多いのは高校生なのかなと思うんでね、で、朝、結構むちゃな乗り方をしているのもよく見るので、その辺がもしコラボできたらいいなと実は思っています。これは府との協議も必要であるかもわかりませんけども、その辺今、中学校でやっているので基本はまあ中学校、でまたその近隣住民。これはベースとして何か効果をあげていく、広げていくというのかな、こんな取り組みとかどうですか。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
スタントマン交通安全教室につきましては、交通事故をなくす運動八尾市推進本部の取り組みとして、中学生、または地域の方を対象に取り組んでおります。まだまだ地域の方や高齢者に、どんどん参加していただきたいと思っておりますので、その辺につきましては地域拠点 なんかでも協力しまして、保護者も含めてしっかりと来ていただくような形で啓発等していきたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
じゃあ高校生とか、仮に大学生とか若い方は対象外という感じですかね。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
高校生とか大学生につきましては、大阪府の自転車条例が平成28年4月にできまして、大阪府で事業所に通う方とか、大阪府の学校に通う方とか、高校生も含まれますけれども、そういったところにつきましては学校長の責務としましてですね、自転車の安全利用を向上するためにですね、安全教育にしっかりと努めるものというところでありますので、そういったところで各学校の学校長が警察や自動車教習所なんかに依頼しまして、交通安全教室を行っているということで聞いております。市内の高等学校につきましては、八尾警察に確認しますと、高等学校のほうから八尾警察のほうに、直接研修等の依頼、要望等があれば出向いて行っているということで聞いております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
そうやね。責任は府やからね、高校生は。わかりました。その辺もしうまいこと効果があげられたらよいなと思って聞きました。今後、それは府の私どもも考えて、できることがないのか検討したいと思います。それとあと今この事業をね、スタントマンの。本当に効果が上がっているのを、大阪府内の、他市でもね、されていると思うんですけども、八尾が一番力を入れているんちゃうかと思うんですけれども、実施状況どんなんですか。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
大阪府下の他市の状況につきましては、今年の2月にアンケート調査を実施しました。それによりますとですね、大阪府下で毎年計画的に実施している市町村につきましては、6市あります。6市の中でですね、八尾と同様に市内の中学校を3年間で一巡する形をとっているのは、八尾市含めて3市あるところでございます。そのほかにですね、その他9市が試験的に実施したとか、あと5市が実施を検討中であるというような回答も得ております、アンケートの結果から。また先日ですね、隣接しております柏原市さんがですね、交通事故減少に効果をあげている本市に、ヒアリングに来るなどですね、やはり府下の中でもスケアードストレート、交通安全教室につきましては、先進的な取り組みとしてですね、高い評価を受けているものと受けとめております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
前、聞いたとき確か中学校で2市しかなくて、今3市になってまたふえていってるっていう、やっぱり効果が認められている。その中で八尾市もう次、3巡目に入ると。本当にそういう意味ではね、しっかり守って予算もしっかりと確保しながら、また効果をさらに広げる。どうやれば中学生以外にも見てもらって感じてもらえるのか、これをまたね、しっかりやっていっていただきたいと思います。
はい、じゃあ次ですね、先ほどの補正でも言いましたけど、181ページに既存民間建築物耐震化推進事業費が4700万円ついてます。これもまたもったいないと言ったらあれなんですけども、いかにしっかりと使ってもらえるのか、この辺毎年毎年悩んできて、いよいよ本当にもうすぐ、3.11も来てね、大きい地震も今、世間でも言われていますし。どういった形で使いやすい制度さっきお聞きしたんでね、さらにどう市民に訴えていくのか、この辺何か考えがあったら教えてください。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
継続的な啓発という部分とですね、今考えているのが今年度はちょっと無理なんですけども、来年度以降になるかもしれないんですけども、今年度は先ほど申し上げた 代理受領、使いやすくするっていう部分と、来年度以降、まだ考えているっていうことなんですけれども、補助件数を見える化しようかなと思っています。補助の件数を、予算である程度件数決まっているので。件数を見える化して、補助を申請される方が、どういうんですかね、焦ってもらうって言ったらおかしいですけど、もうちょっと早目にしたほうがいいっていう危機感をもってもらうという取り組みもあり得るのかなと考えております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今のはあれやね、今日で締め切りますと言うたら、飛び込みで、急がなって、そういう感じの話ですかね。それも一つの効果がある。じゃあそれを、どうしっかりアピールというかね、訴えていくかっていうの、そこが大きな課題になってくるのかなと。先ほども、毎年こんだけ大きな額を減額でってせなあかんっていう状況やったら、もったいないし。ただ、使い勝手、今回、代理受領をしてもらったら一歩前に進むのかなって思うんですけどね。この辺、ちょっと難しいんですよ、言葉がね。どう理解してもらって、それやったらやってみようかなって思ってもらうのか、ここが一番、来年度、平成31年度前半でしっかりとやってもらって、後半ちょっと件数伸びてきたわっていうような何かね、この辺また考えていただきたいなと思います。よろしくお願いします。
それと、さっきも都市景観の話が出たんです、飛びますね、183ページ。都市景観経費、この269万円、これ何に使いはるんですかね。
○委員長(村松広昭)
堀次長。
◎都市整備部次長兼都市政策課長(堀俊二)
先ほども畑中委員の質疑で答弁させていただきましたが、久宝寺寺内町に、現在6回セミナー、平成30年度入ったということで。平成31年度につきましては、寺内町を景観計画の重点地区にすべく、条件整理をしていくということでですね、地元との事前の意見交換の制度づくりでありますとか、具体の制度、条件ですね、仕組みや内容を検討するということで、そういうものをしっかり地域とお話をしながら進めていくという委託料を今回計上をさせていただいているというものでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
済みません。すごい今の難しい。よくわからんかったんですけど。もう1回、地元と協議をしてどうするの。要は、例えば、高さ制限もうちょっとするとか、何かその辺がよくわからないので、教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
堀次長。
◎都市整備部次長兼都市政策課長(堀俊二)
久宝寺寺内町につきましては、平成5年から平成14年まで、まず町並み環境整備事業ということで、1回事業に入っております。その事業が終わった中でも、磨かれた町久宝寺寺内町ということで、要綱をつくって今も建物への誘導を行っているところでございます。市民さんの中でも意識の高い、ちょっと言い方が変かもわからないですけれども、景観に対する意識をしっかり持たれている地域ということで、景観計画の中で重点地区を定めることができるということがございますので、重点地区をしっかり指定するというところを目指した委託料でございます。特に、この要綱をどういう形で条件をつけていくかというところの詳細でありますとか、あと市だけではなくて、久宝寺寺内町まちづくり推進協議会という協議会も立ち上がっておりますので、100名以上の会員さんもいらっしゃると聞いておりますので、その役員さんと今お話をさせていただいて、セミナーについては市民さんへも案内を送っております。平成30年度については6回のセミナー行っているんですけれども、そのニュースですね、セミナーニュースということで、地域の方、1000世帯にしっかりお知らせしながら周知を行って、次年31年度に、重点地区を目指した取り組みを進めているというところの委託料が主なものでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
ごめんなさいね、重点地区にしていくための委託料と今お聞きしまして、そこは理解できるんですけれども、まあ言うたら、どう町並みを守っていく、景観、今の状況を守っていくための条例というのかな、住民さんでしっかりと意思統一を図っていくというか、そんな感じですかね。
○委員長(村松広昭)
堀次長。
◎都市整備部次長兼都市政策課長(堀俊二)
一般住宅の修景であるとか、特にすぐれた町家、残ってますので、そういうものをいかに残していくかというところを、市だけが考えるんではないと。やはり住まわれてる方、周辺の方が今もまちなみセンター、指定管理もやられてますので、しっかりそういうものを残していきたいという思いがございますので、そういう条件をしっかり整理して、こういう方向で残していきたい。それと開発というか、建築をされる場合には市民さん、地域さんと協議して、しっかり残せる方向でのシステムですかね、そういうものをつくっていきたいという、今地域さんの熱い思いがございますので 、市だけがやるということではなくて、地域さんと一緒に取り組んでいくというものでございます。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
これも、中核市になってね、景観団体になってしっかりやっていく。今詳しく聞かせてもらったんですけども、市民さん、住民、そこに住んでる方も、全ての方に了解もらう必要があるのかなと思うんです。全員じゃなくても、一定、皆に理解してもらわないかんような話かなと思うんですね。これ時間かかりそうな感じですかね、これ進めていくの。
○委員長(村松広昭)
小澤課長補佐。
◎都市政策課長補佐(小澤俊介)
今、重点地区の中の取り組みの話ということで説明させていただいております。今ですね、久宝寺寺内町の中におきましてですね、久宝寺寺内町町並み保全要綱という要綱に基づいてですね、新築される場合であったりとか、増改築される場合、そのときに現状変更行為届という届け出のほうをいただいております。この中でですね、要綱の中におけます修景例、修景基準を入れておりましてですね、このような形で改修等、景観に配慮していただけませんかというような協議をさせていただいております。
今回、久宝寺寺内町の中でですね、地域のほうに入らせていただいてですね、6回セミナーを開催させていただきました。 この中でですね、大きな方向性として、4つほど方向性が出ました。久宝寺寺内町の中のですね、価値ある建築物の認定とPR、それからですね、久宝寺寺内町の景観誘導の仕組みづくり。地元の地域の方々との事前の意見交換の制度づくり。後、寺内町の景観資源に対する歴史の発信という形の4つの方向性を出していただいております。中でもですね、景観誘導の仕組みづくり、今要綱の中でですね、区域を区切って誘導させていただいているところをですね、景観計画の中における重点地区として指定して、しっかり誘導を図っていくというところの位置づけを、今後行っていきたいと。もう一つは、地域さんと意見交換の場がたてられないかなと。身内さん、地域の中の方が建築をされる場合に、なかなかお一人の声では難しいので、地域さんとも少し意見交換をして、このような形で景観に配慮していただけないかという制度づくりを、今後していきたいなと思っています。で、その詳細、次年度、平成31年度からやっていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
執行部に申し上げます。
答弁はできるだけ簡潔にお願いいたします。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
今丁寧に説明していただいたのでよくわかりました。これは何も反対とかじゃなくて、しっかりやってもらいたい。ただ何に使うのかよくわかってないというのがあったので、お聞きしました。ありがとうございました。
じゃあ、もう時間もないので、済みません、国有地等有効活用検討事業経費、これもちょっとだけお金ついてるんですけども。ずっと、空港跡地、西側の跡地開発ずっと待ってるんですけれども、一歩進みそうなのかなとちょっと期待してるんですけども、どんな感じですかね。
○委員長(村松広昭)
堀次長。
◎都市整備部次長兼都市政策課長(堀俊二)
八尾空港西側跡地、国有地で9ヘクタール、八尾市で7ヘクタール、大阪市で2ヘクタールでございます。4者ですね、航空局さん、近畿財務局、大阪市、八尾市で平成22年からずっと協議継続しております。国の動きとしまして、平成29年になるんですけれども、近畿財務局からですね、国有財産管理処分手続に関する見直しに向けた方向性が出されて、航空局内で管理処分に関する連絡会議と、処分審査会をそれぞれ設置されたということで、手続の見直しが行われて、透明性の確保が行われるという、一つ大きなところがございます。合わせて、航空局で、今、9ヘクタール、そのままの形と、東西方向の幹線道路、都市基盤施設等をつくって、売却される場合と、その有無によって国有地の評価がどのように影響するかっていうところの検証も行ったという、大きな動きの中で平成30年度につきましては、国、大阪市、大阪府も含めてなんですけれども、16回協議させていただいています。その協議の方向性でやはり、本当に事業者のニーズがあるんですかっていうようなところが出てきましたので、それに向けて協議を行ってきたというところでございます。で、この条件、東西方向の幹線道路の都市基盤施設を条件として、民間事業者の参画意向と、市場性の有無を把握するということで。今、大阪市さんがやられているマーケットサウンディングという方法がありますので、こういうものができないかというところの実施について、協議、検討しているところでございます。今後も早期売却できるように、引き続き4者で協議は進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
私の大好きな政治家で後藤新平という方がおられます。役人であり、お医者さんであり、政治家であるという方だったんです。関東大震災のときの東京の区画整理、物すごく力を入れてやられた方。その方がいろいろとおっしゃるには、都市基盤で大切なことは、とりあえず区画整理と幹線道路、これがまずしっかりせんとあかんということをおっしゃっていますということが本に書いてある。そこで幹線道路について質問させてもらいます。うちの地域は今道路整備でにぎわっております。八尾富田林線、うちのまん前通る。えらい高架でずっと走ってくる。走ってきて、今降り口がずっと来て、ファミリーマート、八尾南飛行場へ回るあの新町の交差点。あそこら辺が降り口、出口やって聞いてるんですが、その辺で間違いないんでしょうか。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
八尾富田林線についての御質問でございます。八尾富田林線については大阪府が事業主体で事業を進められているという状況です。大和川から高架構造で川をどかして、八尾市へ行って高架構造と。で、ちょうどファミリーマート、コンビニエンスストアのあたり、平面でタッチすると。で、基部の中央環状線と八尾富田林線を結ぶ連絡道路が今の空港の侵入口にできるという計画になってございます。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
そこで、地域の人たちが言うとるんは、太田、沼、新町、若林、あの地域一帯の人たちはもっと手前に出入り口できへんのかいなと、みんなあっち側まで回って行くのん大変やんかというわがままを言うております。こういうことはどうでっしゃろ。聞いてもらえるんやろか、府に言うて。それ聞いてこい言うて今日言われて来たんで、教えてくれまっか。あかんねやったらあかん言うておくんなはれや。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
八尾富田林線へのアクセスと言いますか、特に大和川に近い若林町、太田、沼、太田新町あたりの方のアクセスの件だと思います。周辺地域からのアクセスについてですけど、現計画では先ほど言いました、空港連絡道路が八尾富田林線へのアクセスとなっております。ただ事業認可に伴います工事説明会等でも地域の方から八尾富田林線へのアクセスについて要望がございます。委員おっしゃった形で何とか乗られへんのかと。我々も対府要望につきましても当然八尾富の早期工事着手の要望と合わせて、大和川の右岸へのアクセス路をですね。それの整備について進めていただけるようにお願いしてるところでございます。引き続き、周辺地域の思いも含めて、円滑な交通を図るために事業主体である大阪府と協議を進めてまいりたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
そしたら言うてくれてはりまんねんな。なるならんは別にしてね。わかりました。ありがとうございます。
それでね、八尾富田林線が、ずっと延びていくんでしょ。延びていってうちの前の道に真っすぐずーっと北向いていったら大阪市、あれ何て言うんかな、長居の道路からずっと広い、いい道できてまんねや。あれは大阪柏原線と言うんでっか、あの道路。これ質問、違ってる。間違ってますか。
○委員長(村松広昭)
宮田部長。
◎都市整備部長(宮田哲志)
先ほどですね、大阪市の都計道路、敷津長吉線のお話から、延長上の大阪柏原線の話題が出たと思います。先ほど、吉村和三治委員から御質問がありました、八尾富田林線につきましては、富田林市の狭山河南線からですね、本市を東西に横切る都市計画道路大阪柏原線までという形になっております。ですから、大阪柏原線の話題につきまして、今御質問いただいたのかなと思っておりまして、八尾富田林線の八尾市側の始点につきましては大阪柏原線ということになります。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
そしたら、国道25号線、旧のね、あれ。僕が小さいときから難波に住んでたんですけれども、 田舎が大和なんですよ。あそこまで行くのに 道が混んで混んで。それで、今も西名阪とか南阪奈とか高速ができてるんですが、今でも混んどりまんねや、あそこ走ったら。で、後藤新平さんが言うてはるように、幹線道路は大事やでと、都市計画の。こういう中で、いつまで国道25号線があんな混んでる状況でええんやろかというところで、あの広い大阪柏原線、あれがずっと延長線で奈良まで行くんでっか。どこまで行くんですかあれは。柏原でとまりでっか。
それと、道路つくるにあたって、 轉馬副市長の力をしっかりと借りなあかんということで、市長がスカウトしてきたということも聞いてるんですが、その辺のところはどうですやろ。ちゃんとやってくれてはりますか。
○委員長(村松広昭)
轉馬副市長。
◎副市長(轉馬潤)
道路整備に関しましては、私は国土交通省の道路局から出向してまいっておりますので、その辺のパイプをいかしてですね、八尾市のために道路整備に力を尽くしていきたいと思っています。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
ありがとうございます。本当にね、昔から国道25号線混んで混んでしょうがないんですよね。あれで、一応、もう1本抜けれるような道ができたらなということはもう八尾の皆さんが皆思っております。その辺のところをしっかりとつないでいただけるように、お骨折りをお願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
野口課長補佐。
◎
都市基盤整備課長補佐(野口雅弘)
現在の大阪柏原線の状況についてだけ、お話させていただきたいと思います。将来的に八尾富田林線と接続する大阪柏原線につきましては、現在沿線の自治体と連携いたしまして、国の直轄事業といたしまして位置づけられまして、早期整備が図られますように、国及び広域行政団体であります大阪府に強く要望しているところでございます。特に隣接市であります柏原市とともに、先ほどの轉馬副市長のネットワークをいかしまして、大阪府域におきましては近畿整備局、大阪国道事務所を初め大阪府、大阪市、奈良県域におきましては奈良国道事務所を初め奈良県、香芝市、王子町と協議を進めてまいっているところでございます。3月18日におきましては、これら関係機関と、第1回目の意見交換を行う予定で現在進めているところでございます。
以上であります。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
ありがとうございます。そしたら次にね、人口減少社会。これから人口がどんどん減っていく。市に対してお金が入ってくるのが減っていく。そういう中で、これからの都市基盤どのようにされていくんやろか。 今までどおりの形で進んでいくんやろか、まして、よう予算が削られてると誰かが言うてはります。誰とは言いませんけど。そういうことでね、大変削られていってる、その中でやっていかなあかんねんっていうことを言うてはるんですけども。予算削られてやってかなあかんのに、どうこれからやっていこうかって考えておられるんですか。その辺を聞かせていただけますか。
○委員長(村松広昭)
石元課長。
◎土木管財課長(石元修)
委員おっしゃられるところの都市基盤施設ですね、膨大になっているということに関していうことやと思うんですけれども、まず全体量としてのお話をさせていただきたいと思います。現在、市道認定路線っていうのは平成31年のこの3月末現在で4218路線あります。総延長として603.2キロメートルになる見込みとなってます。また河川につきましては準用河川が1791メートル、総延長にしますと、普通河川とその他水路というのを入れますとですね、約360キロメートルになります。あと、里道水路と言われる法定外公共物っていうのが、総延長で約630キロメートルある状態となってます。この3つを足しますと1593キロメートルになるということです。また、この延長の中でですね、先ほども御答弁の中にあったんですけど、維持管理基本方針を進める上で、施設として、主な施設としましては、例えば、まず橋のほうが478。標識と言われる案内表示が208であるとか。照明灯については1450基。カーブミラーにつきましては3824基という形で、道路施設として、これだけ抱えている状況が今の現状であります。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
私は前、個人質問でも言うたんかな、これからは官民協働で一緒になってまちづくりしていかなあかん、そういう時代に入ってきてるんちゃいまっかということで言うたと思うんですが。そこでですね、民の人たちのそういう意識づけをどうしていくかというところが大切だと思うんですが、その辺のところはどうお考えでしょうか。官民協働でやらなあかんという考えはお持ちでしょうか。
○委員長(村松広昭)
真田課長。
◎みどり課長(真田洋)
公園の管理の観点から一言申し述べさせていただきたいと思います。基本的にですね、高所作業、高木の剪定とか重労働、それについては専ら管理事務所が中心になって行政側がやっております。ただ軽作業であったり除草作業であったり、そういったものについてはできる限り民に愛護団体さんのほうにできるだけお願いしているような形で今、進めております。今年度喜ばしいことがあったんですけども、平成31、第29回の全国の緑の表彰いう形で、国土交通大臣表彰を受ける団体が八尾市の中で出てきたりということで。
私の実感といたしましたら、そういった愛護についても八尾に着実に根づいているんかなという感覚は持ってございます。ただ一方、その愛護団体から高齢化いうことで抜けていく方がおられる中で、後継者どうしていくねんという課題も新たに認識しております。その中でですね、今後、公園だけじゃなくて、道路空間であったり水辺空間であったり、単なる清掃活動だけじゃなくて、例えばお花をキーワードに、みどり課なんでさせてもらいたいんですけども、お花をキーワードとして好きな方々が公園であったり水辺であったり道路であったりに植えていただくいうことで、少しでも公共用地に愛着を持っていただく。あるいは若者とか子どもたちに対して、公園とかを活動の場として利用していただくことによって、愛着であったり興味を持っていただく。あるいはそれがその効果として、時系列的に、長いか短いかわかりませんねんけども。我が町の公園、我が町の水辺という形で愛着を持っていただくことによって、きれいな、清潔な町になればなという形で、今それに取り組んでおります。そしてですね、これは非常に難しいんですけども、八尾の独自の地域分権もあるんですけども、そういったことに何とか位置づけながらですね、持続可能な愛護団体、そういったものを今後は、部局全員で一致団結しながらつくっていきたいなと考えてございます。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
それはもう大変結構なことで、どんどん進めていただけたらありがたいと思います。そこでね、もう一つ子どもたちにも教える場、一番あるのが学校だと思うんですよね。学校は勉強しに子どもたちが集まってますんで、子どもたちにも社会貢献、こういうことをやりましょうよというようなところを皆さんが出向いて行って、話されるというところも大変効果がね、徐々に出てくるんちゃうかと。そういうところはしっかりとした方針を持った教育が大事かなと思います。そういう中で八尾市にもこれから進めていっていただけたらなと思うんですが、最後にね、ここに書いてきたやつ拾い出してきたんですが、読ましてもらいます。「住みよい町、安心して暮らせる町とは、生活環境が整ったり行政サービスが充実していたりという外的な条件に恵まれていることだけが重要なことではないでしょう」と言うてはるんですね。そこには住民の皆さんが、地域の皆さんが一員となって、安心な町の安心な人間関係づくり。これに携わっていくことがこれから大切ではないでしょうかということを言うてはるんです。まさにそのとおりやなと思うんです。これから30年、50年先の我々の八尾市を考えましたらね、本当にどういう町になるのか、真剣に頭の中に描いていただいて、まずは市長がいつもおっしゃっています、町は人、八尾は人。人づくりの観点をしっかりと皆さんが一丸となってそういう思いを、市長と一緒になって、人づくりに進んでいっていただけたらなあと思います。最後、市長何か一言、もうこれでやめときますので。
○委員長(村松広昭)
市長。
◎市長(田中誠太)
ありがとうございます。町は人、八尾は人ということで、人を大切にしながら寄り添い、そしてまた気づき、そういう町の住民の皆さんが多くいることが、僕も幸せやと思っています。寄り添えると言うたらおかしいですけども、困ってる人があればですね、そういったことに気づいてあげたり、あるいはお互いさまとかおかげさまとかいうような社会はですね、日本古来の、非常にいい文化やと僕は思ってまして、そのことをやはり大切にこれからも守り続けたいし、そしてまたこれからもですね、八尾はそんな人たちの元気な御協力の中で、住みよい町やと言われるような町を目指してまいりたい。このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(吉村和三治)
どうもありがとうございました。
終わります。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
何点かちょっと質問したいと思います。今、吉村和三治委員が質問された中で、大阪柏原線の問題でお伺いをしたいと思います。先ほどのお話じゃないですが、市長の公約にもありますし、副市長もここへ来たのは国土交通省から来られてですね、幹線道路をしたいという思いで来はったんやと思います。先ほどお話がありましたように、これから八尾富田林線、工事が進められていくという段階になってきておりますし、そこから大阪柏原線に先ほどお話がありましたように、今、関係自治体とも協議をしていっているというお話があるんだけれど。実際に、これね、本当に大がかりな計画やと思うんですよ。国道25号線そのものが大変渋滞します。で、大阪柏原線が旧の国道170号線までつながったとしてもですね、実際に国道25号線の奈良行き、柏原方面ですね、あそこの道路を、今対応しないと、何のためにしたのかなという形になるんですよね。そのために柏原市とか奈良県、それから大阪府と一緒になってね、今は協議の段階やというお話がありました。それはそれで一定の見通しがつくのかなと思うんだけども、実際に奈良と大阪との境界にある穴虫峠やったかな。あそこが一番ネックやと思います。あそこが解決しないと、幾らここをつくってもですね、混雑は解消しないと思います。そこら辺は十分わかっている中で、今、担当からも話がありましたけれども、こういった形で進めているということですが、こんなことは、言うのもどうかなと思うんですが、どれくらいのめどで何十年先、もともとですね、この計画もね、僕ら聞いてから50年近くなるんですよ。大阪柏原線をつなぐという計画そのものは、それぐらいの時期から僕らもう聞いてる。それがなかなかできないけれども、ようやく八尾富田林線が軌道に乗った、今度はということになるんやけれど、実際問題、私、住んでる地域になるんですよね。ほんならJR線のところ高架にしはるのか地下道にしはるのかそんなことまで、物すごい大がかりな仕事になると思うんやけど。これ、頭の中の計算で結構ですので、どれぐらいの時期に考えてはるのか教えてください。
○委員長(村松広昭)
轉馬副市長。
◎副市長(轉馬潤)
大阪柏原線と言いますか、国道25号のバイパスの整備がいつごろになるかという話ですけれども、具体にいつという話はですね、それはできないわけでありますけれども。 国で整備をしていただこうと思ってますので、国はですね、今、高速道路を一生懸命つくっております。それが大体もう整備のめどがついてきている状態にありますから、高速道路の整備が終わると、次の整備のターゲットとしては、一般道路というかですね、国道の整備にかかってくるということでございますので、そんなに遠くない時期にですね、事業化してくれるものだと期待しているところでございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
余り遠くないと、今、副市長、高速道路とおっしゃったけれども、安倍さんとこの下関の関門トンネルですかね、新規でつくるということも話が出てますし、なかなか国もそういうことで終わりかけやというところになるのかどうか。これも疑問に感じますし、奈良のほう、私も田舎が奈良ですので、幹線道路、帰るたびに道ができてるという感じがします。そこへどうしてつなぐのかっていうのがこれからの課題やろうと。副市長は近い将来、私が生きてるときかどうかわかりませんが、多分無理でしょう、それは無理でしょう。私はそう思います。死ぬのはいつかわかりませんのでね、あれですけれども。とりあえずは、そういう計画を持って、今、副市長がおっしゃったように、遠くない時期ということで理解しておきます。やっぱり一定の計画が出たときには、地元にとっては、本当にテニスコートもなくなるんですよ。住宅、旧村も分断されます。そういったことでなかなか進まないのではないかなと。先ほど申し上げたようにJR線を高架にするのか、地下にするのか、そういうことも大がかりな計画になると思いますけれども、国道25号線のバイパス、渋滞の解消のためにはということですので、それは検討していただければありがたいかなと思っておきます。
それと、次にまいります。先ほど、私、補正予算でおおさか東線、外環状線鉄道の話をさせていただきました。これも今年度で大体終わりまして、来年度からということなんですが、今回の予算にものっておりますけれども、これまで貸付金とか、投資的経費、出資金については今後どういう形になるんでしょうか。
○委員長(村松広昭)
青野参事。
◎都市整備部参事(青野智浩)
出資金につきましては5億2200万円となりますが、これにつきましては株式となりまして、全線開業後ですね、43年間は無利息という形で株式を持った形になります。それから、貸付金につきましては、14億9400万円となっておりますが、これにつきましては、もう既にですね、利息分につきましては返還を受けておりまして、これにつきましても開業後43年間で全部完済するという形になっております。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
一応、説明をいただいて、無利息で43年間、出資金の場合は返済が43年間で返済するということで、したらいいんですか。
○委員長(村松広昭)
青野参事。
◎都市整備部参事(青野智浩)
貸付金は、43年間、株式となって株式会社が保有、持ってるものがあるという形になりますけれども、出資金、貸付金ですね。貸付金が43年間で返還されるという形になります。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
貸付金については、今言うたように43年間で返していきますよと。これは来年から、時期的にはいつからなんですか。
○委員長(村松広昭)
青野参事。
◎都市整備部参事(青野智浩)
貸付金につきましては先ほども答弁させていただきましたように、利息分につきましては、もう既に返還は始まっておりますけれども、元金につきましては43年間につきまして、民間に、まず市中銀行から借りておりますので、それがまず20年間で返済終わりまして、その返済の後、元金につきましては、43年後に返還されるというスキームになっております。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
ごめんね、理解が悪くて。
43年後からですか。
○委員長(村松広昭)
青野参事。
◎都市整備部参事(青野智浩)
済みません。43年後に全て返還されます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
ごめんね、しつこく。43年後に全て返済されるというのは、43年から返済が始まるということですか。違うんですか。43年までに全部完納してもらいますということで理解したらいいですか。はい結構です。言うたいことが通じたら結構です。はい。
それから、次に185ページの、公園緑地整備事業なんですが、今年度、減額、1億4000万円ほどされたんですが、これは曙川公園の関係でしょうか。
○委員長(村松広昭)
真田課長。
◎みどり課長(真田洋)
お答えいたします。曙川公園の整備事業が、今年度、無事2月17日に完了いたしましたので、今年度、大規模公園の工事はございませんので、そういう理由で減ってございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
わかりました。曙川公園の開園式というか、寄せていただいて、大変きれいなね、公園になったと思いますし、近くにも、ちびつこ広場的なものもありまして、地域が大きく変わってくるのかなって思いました。そういった中でね、細かいことやねんけれども、あそこを見させてもらって、シニアの皆さんの健康器具と言うんですか、置いててね。ああ、こんなん、どこの公園も欲しいなあというように思ってるんですが、過去に、要望があったら設置するというようなことも聞いておったんですが、これは、そのとおりですかね。確認。
○委員長(村松広昭)
真田課長。
◎みどり課長(真田洋)
お答えいたします。そういう要望があればですね、周辺の遊具の設置状況を含めて勘案していきたいと思います。そして今、みどり課といたしましては、一つ一つは非常に小さい公園で魅力は薄いんですけれども、そこの公園を、例えばAという公園ではこんな遊具、Bという公園では違う遊具、Cという公園では違う遊具という感じで、それぞれの公園でですね、異なる健康遊具を置くことによって、ネットワーク化と呼んでるんですけれども、そこをぐるっと散歩することによって、さまざまな健康遊具を使えないかなという形で、今はですね、要望を聞いても、私どもでもこんなほうがいいですよという形で御提案させていただきながら、地元調整をしながら、健康遊具の設置に努めている状況でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
できたら、何て言うんかな。全体を見ながら、そういったものを設置したいということをやろうと思うんだけどね、僕は、大きな都市公園的な、一定の大きさの公園の場合ですね、例えばシニアというような区割りと言うかね、ああいう形でしてもらえたらいいんじゃないかなという思いで、今言わせていただきました。検討していただければありがたいかなと。
また、先ほど確認させていただいたように、要望があったら、それについては設置するというようなことも、確認させていただけますか。
○委員長(村松広昭)
真田課長。
◎みどり課長(真田洋)
確実にということではなくですね、周辺の状況を見て、例えば、健康遊具がたくさんついている小学校区もございます。一方で、非常に少ないところもございます。そういったこと加味しながらですね、最終的には設置していく。あるいは、済みませんけれども設置はちょっと待ってください。そういった判断は場面場面で、済みませんがさせていただくことになると思います。どうぞよろしく御理解願います。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
それについては、了解させていただきます。幹線道路の関係なんですが、青山通りのところにね、最近、単車か自転車かどっちか知らないけど、マークついてるねんけど、あれは単車なんですが、自転車なんですか。
○委員長(村松広昭)
木村課長。
◎土木建設課長(木村智哉)
府道八尾道明寺線のことでございましょうか。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
いえ、違います。青山通り。
○委員長(村松広昭)
木村課長。
◎土木建設課長(木村智哉)
八尾道明寺線、青山通り。南北は府道になっておりまして、最近、自転車の走行を歩道寄りの車道での走行を促すために、矢羽根って言うてるんですが、青い矢印の模様を書いて、自転車が走行するように誘導するように大阪府が整備されました。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
えらい申しわけないです。市道と府道とわからん中でさせてもらいました。全体的に道路を整備していくときにですね、八尾市内の市道っていうのは狭いんですよね。府道の幹線道路は広いかもわからんけど。そういった中で自転車事故、こういったことが起こり得る可能性が高いということでですね。歩道帯を確保する、それから車道の関係で、自転車とかは、本当にね、しゃあない言うたらしゃあないねんけれども、ほんまに自転車に乗るいうたら、幅これぐらいしかない。道路のところにね、白線を引っ張ってもらってるんだけど。結局、あれは事故が起こりやすいというようなことで危惧しとるんだけども、これについては、すぐに道が広がるわけではありませんので、なかなか厳しい問題もあるかもわかりませんが、できるところからやっていただければありがたいかなと思いますけれども。今後、市道で、そういう検討をしているところがあったら教えてください。
○委員長(村松広昭)
木村課長。
◎土木建設課長(木村智哉)
今年度ですね、リノアス、プリズムホールの前にあるんですが、そこの東西の区間におきまして、八尾市の市道におきましても、同じように矢羽根というような青色の矢印を現在もう引き終わっております。先日、施工が終わったところでございます。大阪府の府道とネットワークを図るということで、交通対策課とも連携しながらですね、今後整備できる路線を選定しておるところでございます。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
議事の都合により暫時休憩いたします。
午後7時12分休憩
◇
午後7時20分再開
○委員長(村松広昭)
休憩前に引き続き分科会を再開いたします。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
それでは、2回目の質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
JR八尾駅前線の整備事業という予算も計上されているところなんですけれども。JR八尾駅の北側の線路沿いを東から西に行く、信号に当たるところと言うんですか、北側のタクシー乗り場のですね。あのあたりを割と通ることがあるんですけれども、歩行者、自転車ですとか道の広さとかに、つながることが話題になりましたので関連して考えていただきたいなと思うんですけども。歩道があって車道があって、車道自体もそんなに広くないので道路の交差、スピードがある状態で交差は難しい。そんな広さの道なんですが、歩道があってもかなりの方が歩道を歩かずに車道を歩いてしまうと。このあたり、一定、歩道のつくり方の課題もあるのかなと思ってます。この辺、今後、いろいろ考えていただければいいかなと思いますので、一応希望だけ言っておきます。済みません。
次に、空き家対策についてお伺いさせていただきたいんですけれども、先ほど御説明いただいた資料の中で空き家バンクを記載していただいています。いろいろと各自治体、あるいは国交省において空き家バンクということが推進されているところなんですが、具体的にどのようなイメージを持って考えられていらっしゃるんでしょうか。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
流通に乗りにくい空き家につきまして、空き家を利用したいという方と、自分の持ってる空き家を誰かに貸したい、もしくは売りたいという方をマッチングさせる仕組みということで、新たに開設したいと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
一般流通に乗るのであれば、民間の不動産屋さんで対応していただければということだと思います。流通に乗りにくいといったときによく言われます、相続による所有権者が非常にたくさんいらっしゃるとか。あるいは空き家にはなってるんだけど、荷物がまだまだ残ってますと。また、それを整理するには、そこまで考えてないという方の空き家も登録の対象として、一定の可能性はあるのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
今のところはですね、あくまで相続関連も整理していただいた上で、なおかつ荷物も片づけていただいてっていうのが原則と考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
いわゆる、立地的に流通に乗りにくいっていうことになってくるのかなと思うんですね。でも、実は空き家のかなりの部分、売りにくさ、いわゆる不動産の流通に乗りにくい物件っていうのはやはりあるのかなと。ここは一つ要望として、いわゆるパーシャル型という国交省の言い方もありますけれども。荷物が残っていても、その部屋は貸せませんみたいな。例えば一戸建てでも、この部屋は除外してくださいという、変わった貸し方みたいなこと、そういったこともぜひ検討していただければなと思います。そういった特殊な使い方っていうのを、空き家バンクの中に入れていくことができれば、そうしましたらここにありますような利活用をしていく担い手。この空き家を使って何かNPO法人で事業をやってみたりとか、あるいは、昨今、グループホームみたいな、そういった活用の仕方などということも私も聞いておりますけれども、そんな中で、通常の不動産の賃貸とは違う枠組みみたいな、そういったことも、これから創造していくというんですか、新しい形を考えていかなければいけない時代なのかなと思います。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
一定ですね、要件としては原則として、先ほど申し上げた内容で考えておりますが、もし利用したい方がそのような条件でも構わないという部分があれば、それは御相談いただいて、その中でマッチングする可能性はあるのかなと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
そうなりますと、空き家バンクという枠組みと、八尾市で把握されている、空き家の諸事情、所有権者とのコミュニケーションというんでしょうか。空き家バンクにはないけれども、いろいろと、こういう事情での貸し方ならできるみたいな個別対応するという御説明だったのかなと思うんですが、そういう認識でよろしいでしょうか。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
状況によって、そういうこともあり得るのかなとお考えいただいたらありがたいと思います。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
空き家対策、いろいろとまだまだ考えていかなければいけないことがたくさんあると思うんですけれども、それに個別事情ということを十二分に配慮していただきながら、きめの細かい全体、空き家の数に対して、きめの細かいことをやっていって、本当に最後の目標と言うんでしょうか、空き家がきっちり管理されている、あるいは流通に乗っていくっていうとこまでいくのかどうか。この見通しっていうのは私もよくわかりませんけれども、ぜひそういったきめの細かいことを、しっかりと所有者さんとの打ち合わせといいましょうか、どういう方向性を持ってらっしゃるのかなという意思確認とともに、よろしくお願いいたします。
以上です。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
1点いいですか。187ページに指定管理者選定委員会委員の4人分報酬、次ページには住宅管理経費が入ってます。まず、この委託料は、当初3年間、初年度、次年度、3年目でいったら金額、ちょっと上がってますか。そのままでしたっけ。
○委員長(村松広昭)
北園課長。
◎住宅管理課長(北園了三)
指定管理料につきましては、平成30年度と比較しますと、平成30年度が2億1300万円ほどになりまして、平成31年度が2億1570万円程度になりますので、大体240万程度増額になっております。
理由としては、消費税が改定になりますので、その分を見込んでふえてる形にはなります。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
消費税はしょうがない話でわかりました。3年目に入ってきて、これがよかったのか、悪かったのか。そういったことで、選定をしていかなあかんという話になると思います。
私が聞いてる限りは、サービスがよくなったというお声も聞いてるんですけども、一定、例えば行政にもメリットがあって、指定管理にしたことによって、住宅に住んでる市民さんにもメリットがあったと。そんな感じのイメージは一応持ってるんですけども、何かこうやってやったのがよかったと、今年度。だから次年度もこれでやっていくよという何かあったら教えてください。
○委員長(村松広昭)
北園課長。
◎住宅管理課長(北園了三)
当初、指定管理を入れた目的としましては、市民サービスの向上であったりとか、一定の経費削減、歯どめをかけたいという部分とか、また地域のコミュニティーの支援。その3点が指定管理者を導入する大きな目的だったかと思います。
市民サービスの向上につきましては、まず24時間の緊急体制というのは、一定確立はできたかと思っておりますし、高齢者に対しましても、定時ではないですが、今回新たな試みとしてさせていただいたのが、西郡住宅の話になるんですが、コミセンとか高齢者の地域包括支援センターと連携しまして、高齢者の単身世帯の見守り、お盆とお正月の時期に連携して確認して回ろうということで確認したということが、今年度新たにやった事業になります。あと、地域コミュニティーの支援というところでは、一つは新しい試みとしては、これも西郡住宅の集会所、青少年会館とかがお休みのときに、子どもたちを対象に開放させていただいたというのが、ことし新たな取り組みとして出てまいります。あと、これは大正住宅でやらせていただいているのが、介護予防、認知症の予防講座というのを、まち協さんと連携しながらやらせていただいたというのが今年度新たな取り組みかなと思ってます。
あと今回、指定管理者、非常に大きかったのが、台風のときの対応になるんですけども、台風21号のときに、さすがに200件近く修繕件数があったのですが、今、常時、指定管理で来ているメンバーだけでは到底追いつかなかったという状況があります。そのときに東急から応援ということで実際2名、1週間来ていただいて、修繕とか対応していただいた。指定管理者を導入した非常に大きなメリットやったんかなと感じております。
以上です。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
災害のときに応援体制を組んでもらえた。別に経費がかかったわけでもなくという話やと思います。わかりました。
今後、当然、指定管理を進めていく方向で話を進めていくと思うんですけども、住宅によっては、ここは指定管理がよくなかったわという、地域差というか、そんなんは全然ないですか。
○委員長(村松広昭)
北園課長。
◎住宅管理課長(北園了三)
そうですね、特にどの地域がどうというお話はお聞きしておりません。アンケートをとらせていただいた中でも、ここがよかったとか、特に差はなかったように感じております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
大きく、住宅の管理のやり方を変えて、判定していく年度になりますので、お聞きしました。
一番大事なのは市民さんが、市の直営でやってるときよりも今のほうが気軽に声かけやすくなったとか、すぐ来てくれるようになったとか、やはりその辺のサービス向上が一番大事かなと思いますので、それはひとつよくなってるのかなと。次の選定、今の東急さんになるかどうか、それはわかりませんけれども。指定管理に市民さんは最初はやはり不安もあったと思いますので、そういうのがなかったと。逆に、皆さん、担当課は担当課でしっかりといてますけども、それのほうが結果としてよかったと言ってもらえるように。これは東急さんの努力も当然必要ですけども、そんな取り組みができたらと思いますので。新年度の半年なのか秋までなのかわかりませんけども、そういう形で取り組んでいただきたいと思います。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
一つだけ、やらせてもらいます。
交通対策の関係で、交通まちづくり推進経費が91万2000円あるけれど、これはどんなものなのか教えてください。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
交通まちづくり推進経費につきましては、交通まちづくり懇話会、セミナーの経費と、おでかけ支援の傷害保険料となっております。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
懇話会というのは、平成30年度は、どれぐらい回数開かれましたか。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
平成30年度につきましては3回、懇話会実施しております。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
この懇話会の中で、公共交通の問題も多分出たのではなかろうかなと思います。その内容を教えてほしいのと、公共交通事業者会議が去年2回行われて、その後、市民参加を含めて、どういうような形で事が進んでおりますか。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
交通まちづくり懇話会につきましては、交通という切り口から八尾の町の課題の共有という形で意見交換をさせているところです。その中にはもちろん公共交通に関することとか、特に一番多いのは、やはり自転車のルールやマナー遵守というところ、参加されてる方が道路を歩いていて、特に気になったこととか、そういったことについて情報共有をしていただいているというところが大部分であります。
それとあと、公共交通事業者会議につきましては、平成30年度に2回開催させていただきました。その中では、やはり、まずこの会議の目的としましては、今後の検討すべき方向性を見出すことを目的として開催させていただいたところでございます。
やはり今後検討していく中に向けては、地域と交通事業者、そして行政とがやはり協働して守り育てていくことがやはり重要であるのではないかな。そういったことが持続可能な公共交通につながっていくのではないかというようなところでございます。
今後は、最終、地域としっかりと意見交換とか具体化に向けての検討に入っていく段階なんですが、今後、公共交通の実現に向けては、道路運送法に基づく法定会議というものが必要になってきますので、それを設置するための準備を行っているところでございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
いろんな会議の中で、今後の検討、これを目的として事業者会議が開かれてということなんで、さらに地域との交流というんですか、それから意見交換をやっていって、公共交通の問題を何とかしたいという思いでやっておられるんやろうと思います。
そこでですね、私は先ほど課長がおっしゃったように持続可能という問題で、守り育てるという言葉使うてはんねんけど、持続可能の定義というか、それについてはどのように考えているのか教えてください。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
持続可能なものということなんですけれども、継続していくためには、やはり乗っていただくことが重要であると思っております。だからそのためには地域が計画段階から主体となること、そして地域、また行政、交通事業者が共同運営体として育てていく環境が整っていくことが重要であるのかなと考えております。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
乗ってもらうことについては、私も一緒やと思います。そうでないと持続可能にはならないということは、客観的に考えられます。
ただ、今回いろいろ大阪バスさんに協力していただいて、いつごろかどうか、それも聞きたいんですが、JR志紀駅のロータリーから近鉄八尾駅まで走ってもらうと。そういうことは以前に聞かせていただきました。
ただ、持続可能という問題で私は提案したいんだけど、本会議の中でも言うてきたと思うんだけど、やっぱり乗ってもらう。それで乗らんかったらそしたらまた撤退するのか。それでは持続可能にならないんですよね。持続可能にしていくためにはどのようにしていくか。その目的とかが今ないんですよ、皆さん方の中には。そこが基本で、どれだけ乗ってもらうか。それなら、前のコミバス、4コース走りましたね。市民が乗らんかったから廃止したんやと言うたはるわけや。今までからそういう答弁や。でも、あの廃止したとき、平成20年のときも、私いろいろ思うたんですよ。なぜ乗らなかったのかという検討が全くされてなかった。つくられたときには一定の目的もありました、コミバスのときよ。高齢者の社会参加とかうたってた。そのことによって、それでもなおかつ人が乗らなかった。空気を運んでる。だから撤退します。えらいお金だけ使った。こういうのが今までの経過なんですよ。
私は、そのときに、コミバスのときにもありましたよ。私、あなた方に言うたと思うけれどもね。検討していく。その検討とは何か。あかんかったら何でそうなったのかという反省に立って、そして振り返った形の中でどうしていくのかという検討が必要やったにもかかわらず、そうではなくて、ばっさり切っちゃったんや。
今回でも、皆さんが今おっしゃったように、乗ってもらうことは私も一緒です。ただ、乗ってもらわんかったら、また撤退したら、誰の責任って、おまえらの責任やということになる。住民の責任になるんですよ。何でそうなるのかというたら、基本的な考え方がないからですよ。私、前から言いましたよね。大阪府下の中で走っているところ、全て目的を持っている。何のために走らすのか。そのことときちっとやっていく。その中で高齢者の社会参加とかいろいろ書いてます。そこには何が物語られていくのか。乗ってもらうための手段を考えていく。ワンコインとか、200円の負担とか、いろいろあります。そういう努力が全くなくて、行政は、僕がずっとこの間、聞いておって感じることは、八尾市はお金は出さへんで。そやけど走ってもらいまっせ。そういう考え方と違いますか。デマンドタクシーでも一緒やと思う。私はやはりそこに基本的なものがなかったら、目標というものがなかったら、何ぼ走らせてもまた同じ結果が生まれてくるんではなかろうか。今物すごい期待してはりますねん、国が言うてる、大阪バスさんが走らせてくれる。物すごい期待してはりますわ。でも、その期待を、うまいこといったらええけども、うまいこといかんかったら、おまえらが悪いとこうなる。そんなことにならない体制をつくることが、行政の責任ちゃうやろか。このように思いますけれど、どうですか。
○委員長(村松広昭)
宮田部長。
◎都市整備部長(宮田哲志)
公共交通についてのお尋ねをいただいております。本会議でも御答弁させていただきましたけれども、八尾市につきましては、12の駅と70のバス停ということで、既存の公共交通網をバックボーンとした交通体系をしっかり構築していくという形で進めてます。
その中で公共交通事業者会議、2回ほど開催しまして、そこで大阪バスから新規路線の開拓、先ほど杉本委員おっしゃいましたけれども、志紀駅から近鉄八尾駅まで。それとあとタクシー事業者のほうから、デマンドの運行に対する関心があるということも聞いております。
その中で、当然、需要に合った供給でなかった前のコミュニティーバスの経験を踏まえて、乗っていただく仕組みづくり。その中にはしっかりと乗っていただける方々のニーズの把握も必要です。そういったところを今後しっかりやっていくと。法定会議の地域公共交通会議に結びつけていくと。そういう形で今後やっていきます。
その中で、繰り返しますけれども、本会議でも御答弁させていただきましたけども、竹渕地域におきましても、実際に乗っておられた大阪バスの利用者の方、22人集まってもらって、直接インタビューをしてます。なぜ22人集まれたかというのは、竹渕の地域スタッフ、建築職の方ですけれども、大阪バスを待ってる人にお名前を聞いて、乗ってはる人の需要も把握して、そこで直接インタビューして聞いたと。その中ではやはり週1回程度でお買い物、病院への通院、そういったことです。そういった方々の需要に対して、定時定路線運行でいけるのかというところで、なかなか需要にマッチしてないと。デマンド式の公共交通の構築というのも一つの方法ではないかと今考えてます。
ですから、しっかりニーズの把握、何人乗っていただけるか。市の負担がどれだけ必要なのか。料金体系がどうなのか。どことどこで乗れるのか。どこまで送迎するのか。そういったものも踏まえて、しっかり、八尾市はまだ活力ある便利なまちで、公共交通が発達してます。12駅と70バス停を生かして、それを補完するような交通体系をしっかり構築していきます。
以上です。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
部長の答弁、何回も僕も聞いてる。同じことばかりや。でも、実際の問題として、私も前から本会議でも一緒にセットで質問させてもらってるけど、志紀の地域は本当に公共交通の不便地域になってしまった。あそこへ行きたい、ここへ行きたいと思っても、なかなか行かれへん。出張所の窓口業務がなくなって、これは総務常任委員会のことやけどね、実際にこれに対して大変困ってて、行くにも足がないからタクシー呼ばざるを得ない。そういう相談、僕らにも何回か電話かかってるんです。
それで、料金体系についても今後検討していくという話やけども、何のために走らせるのかという基本的なものをつくって、そして料金体系もどのようにしていくのか。そして高齢者や障がい者がどのように社会参加していくのか。そういうところまで考えた交通体系を持っていくということが、大事なんですよ。
先ほど申し上げたように、大阪バスさんが走らせてくれる。JR、あっち側のほうは、ええなというて言うてはりますわ。でも、片っ方、西側の田井中住宅、老原、相生、あそこらのところというたら、不便地域になって、何とかしてくれへんやろうかというのが切実な思いなんですよ。
市長はコミバス走らさへんというたけど、やっぱり検討せなあかんの違うやろか。ほんまに交通の不便地域、ここの地域もそうやと思うけれど、本当に不便になりましたよ。市民の人たちが、市民というよりも地域の人たちはね、やっぱり八尾行きたい、アリオ行きたい、そしてプリズム行きたい。せやけども、もう乗るもんがないねん。年寄りの人よ。若い人は車あったりね、自転車に乗る人はいいですよ。でも、そうでない人たちにとっては本当に不便な地域になってしまって、何とかしてほしいというのが切実な願いなんですよ。そういったところも含めて、先ほど申し上げたように、一つは何を目的に持ってやっていくのか。それから料金体系、みんなが乗ってもらえる、持続可能にするためにどのようにしていかなあかんのか。その結論を早く出してほしい。早く出してほしい。もう切実なんですよ。時間ないけどね。市長、どないですか。市長はそういう答弁、私にしはったけど。本当に今の実態から考えて、地域の皆さんがどんな思いを持ってるのか、聞いたことありますか。そこも含めて一遍答弁ください。
○委員長(村松広昭)
宮田部長。
◎都市整備部長(宮田哲志)
移動に関する需要ということで、自動車、自転車に乗れなくなった高齢者の方々の移動支援というのは必要と感じてます。何度も申し上げてます。ですから、そういった方々の移動をいかに円滑に、なおかつ、何度も申し上げますけれども、持続可能な制度設計としてどうやっていくのか。スピード感を持って、スケジュール感を持ってしっかり取り組んでまいります。
○委員長(村松広昭)
他にないですね。
そしたら、杉本委員、どうぞ。
◆委員(杉本春夫)
今、移動手段というお話が出ました。ほんまにそういうのを考えてるんやったら、本当に力入れて、早くやっていただきたいんです。ほんまにこれ、きのう、おととい、免許証返しはった人、もう自分危ないので、車はあるけれど、免許返納しますということで行かれたそうです。そうしたらやっぱり出てくるのは、その後の移動手段なんですよ。そういうの一つ一つ出てくるんです。みんな健康やったら何も言わへん。しかし、健康でない、そんな人たちが社会参加をしたい。そういう思いの人たちを切り捨てる政治はあかんと思う。そういう人たちを大事にしていく。そういう交通システムというか、そういったものをしてほしい。
繰り返し言うけども、コミバスも必要な部分は、市がお金を出して、いろんな方策ありますやん。隣の柏原市やったら、車、リースで借りてやってるとか、なるべくお金がかからないように、そんな中で市民要求の実現のためにというて頑張ってるとこもあるんや。
だから八尾も、切り捨てるんではなくて、必要なところにはお金を出してでも、公共交通の不便地域解消ということで、対策を講じることが、今一番必要やというように思ってるんです。それについては市長、私は答弁もう一回欲しい。
○委員長(村松広昭)
轉馬副市長。
◎副市長(轉馬潤)
公共交通については、先ほどから答弁ありますけども、まずは民間の交通を基本として、それでなおかつ不足する部分については、今デマンド型の公共交通ということで検討しておりますけども、そういったところをまずきっかけというか、第一歩として、地元と協議しながら、そういった例をつくり上げていって、これをベースにそれを拡大していくということで、なるべく不便な方がいらっしゃらなくなる公共交通を目指して、進めていきたいと考えているところでございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
副市長から答弁いただきましたけど、まずは民間と言うんやったら、民間のバス会社に走らせてもらうための方策というんですかね。私ね、よう言われるんや。近鉄バス、回送のバスがよう走る。何でやねんというね。よう走るんですよ。市民の人から見たら、何で回送は走るのに、何で走ってくれへんの。こうなるんやね。
今、副市長が、まずは民間だというんだったら、民間に例えばマイクロバスでも要るし、走らせてもらうための最大の努力をしてはんのかなと思わざるを得ないし、不足分はデマンドやと今おっしゃったけど、堺市のデマンドタクシーが走ってるんやね。堺の公共交通事業者会議みたいな中で、えらいさんですわ、その人が言うてはるのは、デマンドタクシーではなくて、もうちょっと大がかりなものが必要やで、こうおっしゃってるんです。それはどんな規模なんかいうのはわかりませんが、タクシーではやはりあかんとおっしゃってるんです。デマンドの乗り合いバスという形を言うてはんのやろうと思うんだけど、やはりそういうものに改善していかなあかんの違うかという提言してはるんです。
だから、私はやはりこういう状況があるということから考えたときに、今、副市長も市民の皆さんの足を守っていくためにと言うていただいたけれど、やはりそのために最大の努力をしてほしいんです。少々お金がかかったとしても、地域の皆さんにとっては、本当に、一遍聞いてくれはったらいいですわ。アンケートとってくれはってもいいですわ。どんな思いなのか。私、本会議でこれだけアンケートとったやつ、大型やっぱり走らせてほしいということです。そのうちの3割は、交通費は同じでもいいというねん。あとの7割は高齢者ですから、言うてみたら安い、ワンコインでも何でも、そういう手だてのやつでやってほしい。それが地域の皆さんの声なんです、生の声なんです。だからそういった意味合いでは、ぜひ力強く、前へ進めてほしいし、その地域の皆さんに、今八尾市はこういうことをやってるよというやつを見せてあげてほしいんです。
最後にしておきますね、今言うてるJR志紀駅、ロータリーから近鉄八尾駅までのやつは、停留所だけの問題ですか。それともまだまだ解決していかなあかん問題があるんでしょうか。それと、時期的な問題としてはどれぐらいの時期なんでしょうか。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
近鉄八尾からJR志紀へ向かう便なんですけれども、今後、近畿運輸局に新規路線のバスの申請を行わなくてはいけませんが、それに向けて、今停留所の位置とか運行ルートとかを決めた後に、申請するための準備をしているということで伺っております。
ただ、申請してからやはり二、三カ月はかかりますということで回答は得ております。時期については、まだ今のところはっきり申し上げることはできません。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
今、時期的な問題、関係する地域の皆さんは、いつごろ、いつ走ってもらうんやとか、それももう待ったはるねん、こっち側はこっち側で。だから、当然やらなきゃならんことですから、申請せなあかん、許可もらわんかったら走られへんわけやから、そういった意味合いも行政が力入れていただいて、その手続、一日も早くしていただいて、一日も早く走らせてもらえるような体制をとってほしい。
停留所についてはまだ確定はしてないんやね。申請するに当たって、当然今、停留所、何ぼにするんか知らんけど、そういったところもまだ確定はしてないですね。
○委員長(村松広昭)
西村課長。
◎交通対策課長(西村義文)
停留所は大阪バスさんが停留所設置したいなと思う箇所、そこの沿道の方と今協議を調えてるところでございます。それが終わり次第、今度、地元警察との協議に入っていきますので、それから決定という形になっていきます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
最後の最後です。一日も早くしてあげてください。当然、手続は手続で必要なものですから、時間がかかるかもわからんけれど、一日も早く走ってもらえる体制つくってあげてください。よろしくお願いします。ありがとうございました。
○委員長(村松広昭)
他にありませんね。
なければ、副委員長。
○副委員長(田中慎二)
お疲れさまでございます。さくっといきます。まず、都市整備のほうですね。先ほど来から道路の市道の路線延長、先ほども3キロほど延びてるよと。今600キロに到達しようとしている。公園のほうも開発が進んでいって、いろんな公園がふえていってる。やっぱり管理する物件がどんどん目に見えてふえていってるやろうなと。
この間、長寿命化計画に基づいて橋梁とか何回も見させてもらったり、何とか長寿命、延ばしていくために、経費をかけずにやっていくために、いろいろな努力をなさっておられると思います。これ、橋だけでなくて、道路も、今後絶対これ、どこまでやっていくねんという部分が出てくると思います。
この予算の中で、いろんな道路に関する予算という部分で出てきてると思います。道路橋りょう維持費とか、道路橋りょう新設改良費、道路舗装事業費といろいろあると思うんですけども、この辺の今後の考え方、このままふえていったときにどうなっていくんだという展望、平成31年はこれで乗り切れたとしても、骨格として、今後はどう見ておられるんでしょうか。何か対策とか考えておられるんやったら教えてもらえたら。
○委員長(村松広昭)
木村課長。
◎土木建設課長(木村智哉)
年々、管理物件がふえていく中で、長寿命化という対策もとっていかなあかんということで。都市基盤施設につきましては、やはり重大な事故を未然に防ぐということは我々使命でございます。これから先も、一斉に大規模更新、修繕という時期も集中してくることも懸念されますので、まず、都市基盤施設の維持管理基本方針というのを平成29年3月に立てました。それに基づきまして予防保全型の維持管理、これを進めていくということで今取り組んでおります。
日常の維持管理を着実に実施するであるとか、個別施設計画に基づく計画的な維持管理を進める。そのマネジメント体制を部内で構築していく。これらを基本方針としまして、限られた予算と人材の中で効率的に維持管理を進めていくということで、今鋭意取り組んでいるところでございます。
財源の確保につきましても、積極的に国の交付金を活用してまいってますし、追加でいただく交付金の情報とか、常にアンテナを張りまして、少しでも特定財源の確保に努めております。
一方で、機能のなくなった法定外公共物の売却ということで、歳入の確保も一方で進めております。ですので、今後の計画的、効率的な維持管理につきましても、それぞれの施設の特性に応じた管理水準というのを定めた個別施設計画を定めまして、中長期的なコストの把握、それに基づく予算の平準化を図りまして、持続可能な維持管理を今後も進めてまいりたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
本当に道路って、根幹なんですよね。八尾市さんは開発道路を市でとっていくということを推し進められてきて、そのおかげでちゃんとした道路が維持管理されていると。あと、トラブルも少ないと理解をしてます。
ただ反面、やはり管理していくものがどんどんふえていってしまうと。そこで、先ほど国からのお金もしっかり当てにしながらという部分もおっしゃっておられたんですけれども、やはり何らかの、先ほどおっしゃったような長寿命化計画、計画を持ってこれを進めてもらわないと、公園にしてもそうやと思います。本当にこれ、開発公園として、何回も私、この4年間言わさせてもらってますけども、開発公園としてとらないといけないんだろうかと。ほかに使えないだろうかとかいうことまで含めて、アンタッチャブルでという部分はなくしてでも考えていかないと、どんどん延びていく。先ほど全部の里道、水路含んだら1500キロメートル。とんでもない距離を見ていかないといけない。そうなってきたときに、本当に財源何ぼあっても足らなくなっちゃいますので、そういった部分、先ほど法定外公共物の売却に関しても、進められるところは進めはったほうがいいと思います。それで確保したお金は、そこに使っていただきたいという気は本当にあります。基金化という話も以前させてもらったかもしれないですけども、そういった部分も含めて考えていただきたいなと。危機感を感じてる次第です。国もしっかりと、その部分は頑張るというてますけれども、まだ大きいトンネルだとか、大きいとこからまずお金はついていくでしょう。日常の道というのはなかなかそこまで、先ほど、轉馬副市長がおっしゃったように、高速道路終わってから、一般道路ってそういった感じになってくる。どんどんまだ大きい道何ぼでも残ってるんで、市道の部分に関してまではなかなか進めてくれないと思います。その辺、大変やと思いますけども、ぐっと歯食いしばって、どうやってお金をつくってくるか。そしてどうやってお金をかけずに直していくか。そういった部分をしっかりと考えていただきたい。これは平成31年度以降もやっていただきたいなという部分でございます。
あと、木造住宅耐震設計の補助金の交付要綱等々の件です。
本当にこれ、予算かけずに使ってもらいやすくするという。これ、知恵やと思います。すばらしいと思います。
本当にこの代理受領の部分なんかは、何でやってなかったのというぐらいの部分やったと思うんですけど、何か事情があってやっておられなかったんやと思います。今回やっていただけるようになったと。これ、代理受領やってる地域あります。やはり代理受領するとふえてます。ですからきっと効果が示されてくると思うんですけども、ただ、私、根本的な部分、耐震化もそうなんです、空き家もそうなんです。これ、リンクしてると思うんです。空き家に関しても、耐震化に関しても、言うたらこの辺をやはり考えていっていただきたい。
そんな中で、空き家の取り組み対策等についてという部分で、いろいろ考えておられると思います。不在者財産管理人を立てるとか。相続財産管理人になってくる。相続人がいてない部分は相続財産管理人になって、不在者財産管理人、こういった部分。ただ、これやってしまうと、相続財産管理人立てるためには、債権が必要になってくる。どうやって債権つくっていくの、逆にと。そしたら例えば、これが固定資産税で行けるのかどうかという部分も調べてもらわないといけないと思うし、そういった部分も調べておられると思います。不在者財産管理人に関しては、そういった部分でやっていかないと、ただし全部これ、処理終わったら国に行きますよね、お金。その辺は認識間違いないですか。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
今、副委員長御指摘のとおり、所有者が不在の場合、不在者財産管理人立てて処置をした場合に、最終的には国庫に帰属するという形になってきます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
それ、おもしろないですよね。ですからね、おもしろないという言い方悪いですけども、先ほどおっしゃっておられた空き家バンクに関してもなんですけども、やはり他市見てても、空き家バンクで劇的に効果示したとこってまだ僕見つけ切れてません。
なぜならば、やはり民間さんがそこはやはりやっていった後の部分、もうどうしようもない部分を空き家バンクで預かるという件が多いからやと思うんですね。
そしたら、その形でやっていくのか、空き家というものを、例えば除却かけて、更地にすることによって活用ができるようになるんではないかとかいう部分、除却の補助もやっておられます。
ただ、消費者がいてへん部分の除却に関しては、非常にこれ難しいと思うんで、こういった部分って、売却したものをどこかにプールができるようなもので、そこからお金使って除却していくってなったら、受益者負担という部分に関してもクリアできるのかなと思うんですけれども、やはりこれはまずは国の法整備が必要ですか。やはり国のそういった部分を乗り切っていくのは、やはり今の法律上難しい、財産管理の部分に関しては。
○委員長(村松広昭)
稲葉次長。
◎建築部次長兼住宅政策課長(稲葉守弘)
私の認識している限りでは、副委員長が御指摘のとおり、国の法関係の一定の整備が必要になるのかなと考えています。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
そういった働きかけ。ただ、いろいろ知恵絞ったら、抜け道いうたらおかしいですけども、ルートはあるような気が僕するんですよ。こういった民法上の部分であったり、割とすっすっと抜けれる道があったりします。そういった部分、ほかの市町村の状況見たり、独自に考えていく。コンプライアンスをしっかり守りながら、やっていける部分がないのかという研究は、この2つ以外でも必ずあると思いますので、ぜひともお願いしたいと。あと、これ空き家対策、やはり国の部分というのが非常に大きくなってきてると思います。国交省も一生懸命取り組んでいただいてると思いますけども、轉馬副市長のお力も、ぜひお借りしてお願いしたいなと。これも今のままいったら空き家どんどんふえていく。処理終わっていくのが全然終わっていかない。もう雪だるま式に空き家がふえていくと本当に思っちゃいますので、ぜひともそこに関しては、予算云々もそうですけれども、どう有効に使っていくかというの含めて考えていただきたいなという部分がございます。
あともう一個、予算の部分、久宝寺線の100万円そこそこついてる部分ですね。これは一体、今回何の部分の予算が出てるんですかね。
○委員長(村松広昭)
米重次長。
◎都市整備部次長兼
都市基盤整備課長(米重豊裕)
久宝寺線の予算の内容でございます。ちょっと今回計上していてる分なんですけど、管理地の除草の分であるとか、管理費用の分でございます。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
計画を進めていってる中で、いろんな管理経費もかかってくるのかなと思います。ただ、やはり地元、久宝寺は待ってますよ。やはり南に行けるルート、しっかりした対面交通がとれると。
ただ、いろんな御事情があって、なかなか動けないという話も耳にしてます。その辺、非常に大変な、もう最後の最後の佳境の部分になってると思いますので、しっかりと進めていただいて、この3月16日につながるおおさか東線、それとリンクするような形で、まちづくりも込みで考えていただければ、きっと新大阪まで30分、そんなところなかなかない。そんな路線がばちっと一本入ってくるというこのチャンスは、もう逃していただきたくないし、しっかり頑張っていただきたいなと心から思う次第です。
いろいろるる申し上げましたけれども、皆様方、少ない財源の中で一生懸命取り組んでいただいてると思います。皆様方のお仕事は、都市基盤であったり、建物、まちづくりの中心になると思います。しっかり取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
他にありませんね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。
この際、委員長として申し上げておきます。
先ほどの当初予算に関連した建築部の説明の中で、参考資料等と説明の数値が合っていない箇所が多数ありました。訂正の発言はありましたが、今後このようなことのないよう、細心の注意を払っていただきますよう、委員長として求めておきます。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
次に、議案第31号「平成31年度八尾市
公共下水道事業会計予算の件」を議題といたします。
池川
下水道経営企画課長から提案理由の説明を求めます。
池川課長。
◎
下水道経営企画課長(池川昌行)
ただいま議題となりました議案第31号「平成31年度八尾市
公共下水道事業会計予算の件」につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
恐れ入りますが、予算書及び別途配付させていただいております
予算決算常任委員会資料②~④をあわせてごらんください。
下水道は、生活環境の改善、浸水の防除、公共用水域の水質保全等のため、必要不可欠な都市基盤として、早期整備が求められているところであり、計画的に事業を実施してまいりました。
平成31年度におきましても、適正かつ効率的、効果的な事業執行に努め、平成31年度末の整備人口普及率94.6%を目標として考えております。
平成31年度予算書の5ページをごらん願います。
まず第1条では、平成31年度八尾市
公共下水道事業会計予算の定めをしてございます。
第2条は業務の予定量でございまして、平成31年度末の整備人口といたしましては25万2700人、年間有収水量といたしましては2727万0300立方メートルを、それぞれ見込んでおります。主要な建設改良事業といたしましては、公共下水道の管渠整備に要する額として規定しております。
次に、第3条は収益的収入及び支出の予定額でございます。まず収入につきましては、第1款下水道事業収益で101億8002万2000円を計上し、その内訳といたしましては、第1項営業収益で82億4270万3000円を、第2項営業外収益で19億3731万9000円をそれぞれ計上するものでございます。
次に、支出につきましては、第1款下水道事業費用で95億3842万1000円を計上し、その内訳としましては、第1項営業費用で78億6966万円を、第2項営業外費用で16億5676万1000円を、第3項予備費で1200万円をそれぞれ計上するものでございます。
この結果、収益的収支におきましては消費税込みで6億4160万1000円の単年度純利益を見込んでおります。
次に、6ページをお開き願います。
第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございます。
まず、収入につきましては、第1款資本的収入で56億4133万4000円を計上し、その内訳といたしましては、第1項企業債で47億0920万円を、第2項他会計出資金で5億0806万2000円を、第3項国府補助金で3億6350万円を、第4項負担金等で6057万2000円をそれぞれ計上するものでございます。
次に、支出につきましては、第1款資本的支出で100億4045万2000円を計上し、その内訳としましては、第1項建設改良費で32億9785万3000円を、第2項固定資産購入費で491万7000円を、第3項企業債償還金で67億3768万2000円をそれぞれ計上するものでございます。
これによります資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額43億9911万8000円につきましては、損益勘定留保資金等で補填いたすものでございます。
次に、第5条、債務負担行為につきましては、期間が平成33年度にわたります事業につきまして、18億円を限度額とする債務負担行為を定めたものの外2件の債務負担行為を定めるものでございます。
次の第6条、企業債につきましては、公共下水道事業及び流域下水道事業の建設改良費にかかる企業債、資本費平準化債並びに借換債の発行に関し、借り入れの限度額、起債の方法、利率及び償還の方法につきまして、それぞれ必要事項を定めるものでございます。
次に、第7条では、一時借入金の限度額を70億円といたすものでございます。
次に、第8条では、予定支出の各項の経費の金額のうち流用できる場合を、次の第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費3億8227万8000円をそれぞれ定めるものでございます。
次に、予算に関する説明書といたしまして、11ページから14ページに予算実施計画として、収益的収入及び支出、資本的収入及び支出について、款項目に区分して説明を加え、お示しさせていただいております。
次に、15ページには平成31年度予定キャッシュ・フロー計算書を掲載しており、業務活動によるキャッシュ・フローが投資活動、財務活動を合わせたキャッシュ・フローを下回る見込みでございます。
16ページから22ページにかけましては、給与費明細書として、前年度との比較も含め、職員数、給与費等、23ページは債務負担行為についての支払い義務発生の状況をお示しさせていただいております。
次に、25ページには、平成30年度予定損益計算書を掲載し3億0931万5000円の当年度純利益を見込んでおります。
次に、26ページ、27ページには平成30年度末の予定貸借対照表を、28ページ、29ページには平成31年度末の予定貸借対照表を、それぞれ消費税抜きで掲載いたしております。
次に、30ページから31ページにかけましては、重要な会計方針及び予定貸借対照表等に関する注記でございまして、会計に関する書類の作成のために採用している会計処理基準及び手続等、その他会計に関する書類の作成のために基本となる事項をお示しさせていただいております。
なお、35ページからは参考資料といたしまして、予算実施計画詳細をお示しさせていただいておりますので、御参照賜りますよう、お願い申し上げます。
次に、平成31年度の下水道事業の内容につきまして、簡単ではございますが、別途配付させていただいております、
予算決算常任委員会資料にて御説明申し上げます。
恐れ入ります。資料②「平成31年度公共下水道事業概要」をごらんください。
排水区別の整備予定といたしまして、表1のとおりでありますが、恩智、恩智川東、中高安及び南高安の各排水区を重点的に管渠整備を進めていく予定でございまして、平成31年度末の都市浸水対策達成率91.9%、整備人口普及率94.6%を、それぞれ見込んでおります。表2では、主要工事といたしまして、2件予定してございまして、その概要をそれぞれお示しさせていただいております。また、表3では、改築事業に係る概要をお示しさせていただいております。
次に資料③では、先ほど資料②で御説明させていただきました発注予定箇所を地域図にてお示しさせていただいております。また、寝屋川南部流域下水道の建設につきましては、資料④「平成31年度寝屋川南部流域下水道施工予定箇所図」のとおりでございます。
以上、まことに簡単な説明ではございますが、平成31年度八尾市
公共下水道事業会計予算の件につきまして、提案理由の説明とさせていただきます。
よろしく御審査賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(村松広昭)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
今御説明いただきました資料③の予定箇所図を見てまいりますと、既に整備されている地域でも、今年度、平成31年度の計画があるということで、このあたり、地権者との調整ができたということだと思うんですけれども、まだまだぽつぽつと未整備地域が市街化区域の中にあると。このあたり、今後の見通しというのはどのようなもんでしょうか。
○委員長(村松広昭)
鈴木課長。
◎下水道整備課長(鈴木啓介)
基本的に外環状線から西側の整備につきましては、ほぼ終わっております。
その中で、地図にあります白く抜いている箇所なんですけども、例えば他事業というんですか、大阪府さんの事業計画であったりとか、あとは住宅もなくて浸水被害もない箇所、どちらかというと優先順位の低いところ、あと先ほど委員おっしゃられた地権者と、土地の権利関係で、整備ができていないというところがちょっと残っているという状況でございます。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
長期的に見ますと、権利関係、地権者の権利関係というのは、将来にわたっては改善していく見通しというのはどういうようにお持ちなんですか。見通しのほうですね。
○委員長(村松広昭)
鈴木課長。
◎下水道整備課長(鈴木啓介)
基本的に、毎年というんですか、随時、土地の関係については声をかけていかせていただいて、基本的にはそのときの希望等伺いながら、やっていくんですけど、どうしても民民間の関係、相隣関係があったりとか、所在不明であったりとかいう過去のいろんな事象がありますんで、それらを解決できたときには、適宜整備を行っていきたいと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
粘り強い交渉が必要なんだろうと思いますけれども、いわゆる整備をしっかりとしていくためには、やはり了承していただかなければいけない。そのために継続的に粘り強く、時間をかけてでも交渉していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
あとそれから、キャッシュ・フロー計算書の中で、予算でお示しいただいた15ページのほうですけれども、平成31年度におきましては4億4000万円ほどのキャッシュの減少という見込みでありますけれども、この減少幅というのは、もう少し抑えられる見通しというのはあるのでしょうか。
○委員長(村松広昭)
池川課長。
◎
下水道経営企画課長(池川昌行)
今回の平成31年度のキャッシュ・フロー計算書なんですけれども、資金減少ということで4億円ほど減っているような形になってございます。
これにつきましては、業務活動によるキャッシュ・フローの中で、未払い金の増減額で約6億6000万円ほど減少するような形が生じております。
この理由といたしましては、平成31年3月31日の償還日となる企業債の元利償還金が、暦上、日曜日のため、翌日の償還となってしまうことで、平成30年度末について未払い金として計上されているものとなったことが原因によるものなので、この要素を除外すると、それほど減少という形にはならないと考えております。
○委員長(村松広昭)
畑中委員。
◆委員(畑中一成)
常にキャッシュを注目、ここでもしショートするというんでしょうか、資金が大幅に減少するようなことがなってまいりますと、またいろいろな問題が出てくるわけですので、キャッシュを残していくような形というのをぜひとっていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。
では、以上で終わります。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
端的に行きたいと思います。
毎回、下水道の方には整備も当然大事ですけども、だけども本管入れたとこはしっかり接続を進めてくださいとずっとお願いもして、努力もしてきていただいております。
昨年度、決算のときにお聞きしたのは、地域を決めて、毎年特定のとこしっかりと回っていただいてというお話を聞きました。今年度は福万寺を回っていただいたと聞いたんですけど、その概要だけ教えてください。
○委員長(村松広昭)
田中課長。
◎下水道管理課長(田中映)
今年度、福万寺排水区おきましては、1118戸に対して実施いたしました。10月から11月の期間中に集中的に実施するために、部内職員の応援により、延べ125班体制で勧奨を実施しております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
これは、水洗化推進員さん、これ報酬入ってるんで聞いてるのと、今言うてた職員、部内職員の方とセットで、2人ワンセットで回ってるみたいなイメージですか。
○委員長(村松広昭)
田中課長。
◎下水道管理課長(田中映)
もちろん下水道管理課の職員と、中に水洗化推進員も来られます。都市整備に応援頼んでるところで、我々下水道管理課の職員1名と他の職員1名のペアを組んで、集中的に回らせてもらうという方法をとらせていただいております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
1118戸、全部回られて、成果というたら怒られるかもしれませんけど、どんな対応やったか、どういう状況か。何か、これだけつながったとか、どうですか。
○委員長(村松広昭)
田中課長。
◎下水道管理課長(田中映)
成果のことだと思いますけども、一応、今現在、平成30年度のこの福万寺排水区の接続率の見込みなんですけども、前年度、平成29年度末から比べて5ポイントの上昇が見られるというふうに見込んでおります。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
5ポイントというのはすごい数字やなと。そうやって努力していただいて、やっていただいて進めていくと。これは下水道というのは衛生面であったりも大事ですけど、一番大事な治水対策というのがあると思うんですね。
私が住んでる地域、上之島なんですけども、恩智川の周辺なんか、もう本当に十数年前までは何回も、これもいつも言うてますけど、大雨降ったり台風が来たら浸水があったりとかがあったんですが、最近なくなったねという声は聞いてるんです。
これ、イメージだけではだめなんで、もしデータで持ってはったら、昔は、何年はこうで、今どうでとか。教えてもらっていいですか。
○委員長(村松広昭)
鈴木課長。
◎下水道整備課長(鈴木啓介)
お答えさせていただきます。
都市整備部で過去から水防活動を行ってきた結果があります。その水防活動の報告をもとに、同じような雨が降った約35年前の昭和57年8月、それと約20年前の平成11年8月、あと昨年度大きな被害をもたらしました7月の西日本豪雨という3つの大雨で比較を、下水の普及率と浸水被害の件数を比較させていただきました。
古いものからいきますと、普及率が25%で約2800軒、普及率が50%で280軒、普及率が90%を超えて下水道区域外で3軒という報告がされております。
これの数値を見ますと、下水道の普及と浸水被害の減少という関係があらわれるのかなと、一つ、あらわす指標になるのかなというふうに判断しておりまして、下水道は市民の皆様の安全・安心に寄与してきたと考えております。
○委員長(村松広昭)
五百井委員。
◆委員(五百井真二)
ごめんなさい、ちょっと早かったんで。2800軒が平成11年には280軒と言うたんかな、もう1割に。それで去年の豪雨で3軒。本当に、今お聞きして、もちろんこれ八尾市内の話ですね。すごい整備を進めてこれだけなと。これ本当にすごいことです。水道、下水道、どっちも都市基盤として大切なことですけど、はっきり言うと、下水道がなかったらもう都会と言われへんようなね、それぐらい皆さん大事なお仕事されてると思います。
そういう意味では、先ほども言いました、今の整備計画がどうのこうのはもう言いません。平成31年度に進めていただく、先ほども何カ所か進めていくとお聞きしました。これもしっかり進めていただいて。ただ、平成31年度、しっかりと、先ほどおっしゃっていただいた、皆さん負担がかかると思いますけども、都市整備部全体で特定地域をしっかり回っていく中で、やはり顔と顔が見える中での接続のお願いなのか啓発なのか、その辺は微妙なところもあると思うんですけども。私も市民さんと会う中で、つないでくださいねとお願いしてる。今聞いた数字、また詳しいデータあるんやったらもらったら、市民さんつないでないとこであれば、またしっかりと、こういうこともあるので、ぜひともということで、私の立場ではしっかりとお願いもしていきたいと思いますので。これ、とにかく接続率は100パーセントを目指すんやと、平成31年度。特定の地域でいいじゃないですか、例えば今年度、福万寺回りました。では平成31年度はこの地域をしっかりと集中して回ろうと決めていただいて、そこはほんまに100パーセント目指して頑張るぐらいやって、大変ですけども、ぜひともお願いしたいと思います。それだけ聞いてもう終わります。
○委員長(村松広昭)
田中課長。
◎下水道管理課長(田中映)
もちろん接続率につきましては、我々の収入、財源になっておりますので、1軒でも多く、接続、早くしていただくように、勧奨ないし、ほかの方法も考えながら、アイデアを工夫しながら、取り組んでまいりたいと思っております。
以上です。
○委員長(村松広昭)
赤鹿部長。
◎下水道担当部長(赤鹿義訓)
勧奨していくのには、やはり人のパワーが要るのかなと。人のパワーについては、都市整備部一体となって、応援もらいながら、していくと。地域入っていく中では地域特性がありますので、地域のニーズを地域拠点からアドバイスなりもらいながら、一緒に組んでやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
大正、太田新町の地域、何か接続率が、去年大分悪かったということを聞いてるんですが、今回どうですか。
○委員長(村松広昭)
田中課長。
◎下水道管理課長(田中映)
今回は校区まちづくり協議会と大正出張所が連携されまして、大正川きれいにしたいねというカラーのチラシを作成していただきました。そのチラシを地域で配っていただきました。
その成果もあってかどうかはっきりは言えません。成果もあったと僕は思ってるんですけども、その中で当該地域の水洗化率で約4ポイントの向上を見込んでいる状況です。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
そうですか。やっぱり地域の方々の力も借りるということは大切なことなんですね。
それと、何か聞いたんですが、下水はもう本当に大切で、私どもの家の前、ちょうど大正川が目の前にあって、昔はよく水域が、雨降ったら上がって、いつあふれるかなという心配をしてたんですが、今なんかやったらほんまにどえらい雨降ったかて、全く心配せんでもええようになってます。
これもやっぱり下水のおかげかなと喜んでるんですが、しかし、よく川見たら、ごみ放ったり、扱いが大変悪い。そういうことで、何か小学校に下水道の出前講座か何か行っておられるんですか。そのように聞いたんですが。
○委員長(村松広昭)
池川課長。
◎
下水道経営企画課長(池川昌行)
今、委員がおっしゃられたように、広報の取り組みとして、下水道の出前講座というのを実施しております。
出前講座というのは、次世代を担う子どもたちに下水道のことをよく知っていただいて、環境問題に関心を持ってもらうことを目的に、子ども受けするよう、家で使用する水に関するクイズなんかを交えて、興味を引くようにコント形式で行っております。
平成17年度から毎年継続して実施しており、今年度は13校1228人と、ほかに市内企業1社45人を含めて合計で1273人の実績となっております。
過去からの累計で申し上げますと、14年間で1万4713人もの多数の生徒に受講していただきました。
また、実施後の感想では、ティッシュは水に溶けないけれど、トイレットペーパーは水に溶けるからトイレに流していいことがわかったとか、雨水ますに落ち葉やごみを入れてはいけないことがわかりました、お母さん、お父さん、友達にも教えてあげますなどがあり、生徒の印象に残るような講座となっておると思っております。
○委員長(村松広昭)
吉村委員。
◆委員(吉村和三治)
そんなに長いこと、すばらしいことやっておられるんですね。それを切らさんように、これからもどんどん広げていただきますように、そしてまた地域の皆さんにもそういう講座を開いていただけるようにお願いしておきます。よろしくお願いしておきます。
終わります。
○委員長(村松広昭)
他にありませんか。
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
今年度の普及率が94.6%を目指していらっしゃるんですが、そういった中で予算書の中に職員の異動状況というのをいただいてます。この中で1月1日現在の在職者ということですので、その後どうなったのか、ちょっとお伺いをしたいと思います。
ここでは退職者が7名減と、最終的には計6名減ですね。なっておるんですけれども、これについてはもう補充されたのかどうか。
○委員長(村松広昭)
池川課長。
◎
下水道経営企画課長(池川昌行)
この人数につきましては、今現在、1月1日現在の人数をもとにして、平成31年度の予算を計上しておりますので、人数はこの人数でございます。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
今そういった状況で、減った中で今年度やりたいという答弁やったんやと思いますけれども、先ほどからの意見にもありましたように、下水道の職員の皆さんが大変努力しながら、できるだけ早く普及率を上げていきたい。そういう努力されてるさなかで、職員の皆さんが、このままで1年間やんねんというたら、大変これ、えらいんちゃうかなという感じがするんです。
当然、必要な職員であれば、僕は採用すべきではないかな。このように思ってるんですけれども、どうでしょうか。
○委員長(村松広昭)
鈴木課長。
◎下水道整備課長(鈴木啓介)
下水道整備課でございます。設計から現場まで、今のところ平成29年から職員でずっと行っております。そのことにより効率化を図ってるということであります。
平成30年度、今年度からにつきましては、計画係のほうが整備課に設けられましたので、今の段階では計画から現場終わるまで、一つの課で効率的に進めさせていただくということで考えております。
○委員長(村松広昭)
杉本委員。
◆委員(杉本春夫)
頑張ってることはよくわかるんやけど、今さっき言うたように、一生懸命努力してることが目に見えてるわけや。目に見えてるからこそ、職員が必要な部分については、採用すべきでないかな、無理をしないで頑張っておられるところについてはよくわかるけれど。必要なものは必要として、職員の補充はすべきやと、このように思います。市長部局でまた考えていただければええかなと思います。これについてもう終わっておきますのでね。
それから、ちょっと注意されましたので、先ほど議案の第22号の質疑の中で、私、足がないという言葉、こういう言葉を発したということで、この意味合いは、交通の便がないという意味合いで発言したと理解していただきたい。そう思いですので、訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村松広昭)
訂正ということで。
他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
2回目ありませんね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(村松広昭)
なければ、副委員長。
○副委員長(田中慎二)
お疲れさまでございます。先ほど来から、雨水の部分でしっかり整備して、増水がなくなったり、水につかることがなくなったり、先ほど本当に、3軒ってすばらしいですね。
ただ、接続されてる、合流式で、もう管が入ってて、そこに接続、雑排水は接続されてる。ただ、雨水が未接続やったりする家がたくさん見受けられます。大分、整備を進めてこられて接続の部分、先ほど来からおっしゃっておられた増水の部分ですね、そういった観点もなんですけれども、そのおかげで、残しておかなあかん水路が生まれてるというのを、この間、私のほう確認をさせてもらいました。あと、この家、2軒が雨水を下水管につないでくれたら、この水路はもう使わなくなる。そうなったら先ほど都市整備で話出ました、水路を廃止して、そして誰かに使ってもらえる、売却できる。そういったものがあるんですね。やっぱり水路があると、ボウフラ湧いたりします。ちょっとした雨水だけが流れていく水路ですから、大した水は流れてない。ましてや農業なんか使ってない。ただそれがまだそこにあるという事実は多分、下水さんのほう把握しておられると思う。そういったところのアプローチングはどうされておられるかだけお聞きしてよろしいですか。
○委員長(村松広昭)
田中課長。
◎下水道管理課長(田中映)
用水機能がないのに、数軒の未接続の家屋があって、雨水がつながってたりとかしてるというところ、実際にあるということは、都市整備部内で情報の共有を図っておりますので、その中でできるだけ我々関係ある所管課と一緒にその情報を共有しながら、そのたびに地権者と会える機会を捉えながら、つなぎかえの形をとってもらえる勧奨とかをしていきたいなと、優先順位を上げながらそういうところをしていきたいなと考えております。
○委員長(村松広昭)
副委員長。
○副委員長(田中慎二)
これね、すごい難しいと思いますよ。雑排水はもう流れちゃってるんで、不便はないんですよね、正直。何か雨水はどこか流れていってるわと、そんな意識されてない方も多数おられると思います。ただそれで後ろの例えば水路で、蚊が多くないですかと。これ流れてるから、水路の廃止を、ほんまやったらできるんですけど、これ入ってはるから、難しいんですわ、つないでもらえませんかというアプローチ。もしそういった部分で何か別の方策が打てるのならば、そういうのも都市整備と一緒になって、この部分、この水路どうしようという、ピンポイント、決め打ちでしていってもいいと思います。
そういった部分していくことによって、新たなる財源もまた出てくる可能性になることがあると思いますので、ぜひそういった観点からも、今後、平成31年度以降、また進めていっていただきたいなと思っております。何とぞよろしくお願いします。
以上でございます。
○委員長(村松広昭)
それでは、本件の質疑はこれをもって終わります。
以上で、都市整備部及び建築部関係の審査は終了いたします。
これをもって当分科会が担当する案件の質疑は全て終了いたしました。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
委員各位におかれましては、慎重かつ熱心に御審査をいただき、議事運営にも格段の御協力を賜りましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。
執行部各位におかれましては、審査を通じて、委員から指摘、または要望のありました諸点について、十分に精査、検討され、今後の行政運営に積極的に反映されますよう要望しておきます。
さて、去年の5月臨時会において、私と田中副委員長の両名が当委員会の正副委員長に就任させていただいたわけでありますが、今後、急を要する審査案件がない限り、平成30年度の委員会活動も、本日をもって事実上終了する運びとなりました。
この間、所管事務調査に当たりましては、執行部各位には調査にかかる資料の作成や委員会での御説明などで御協力を賜りました。この一年間、皆様方の御指導と御協力によりまして、無事職責を全うすることができましたことを、この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げます。簡単でございますが、閉会の御挨拶といたします。
一年間、本当にありがとうございました。
それでは、市長から挨拶願います。
市長。
◎市長(田中誠太)
本日は、委員会並びに分科会を開会をいただき、多くの議案につきまして、熱心かつ慎重なる御審査を賜り、まことにありがとうございます。
審査に際しまして、種々御指摘、御意見、御要望賜りました諸点につきましては、十分に検討をさせていただき、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
また、正副委員長初め、委員の皆様方には、約一年間にわたり、委員会等でいろいろと御指導、御協力をいただきましたことに心から感謝を申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
─────────────────────
○委員長(村松広昭)
以上で、
予算決算常任委員会建設産業分科会を閉会いたします。
午後8時45分閉会
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〇委員長署名
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│予算決算 │ │ │
│常任委員会│ │ │
│建設産業 │村松広昭 │ │
│分科会 │ │ │
│委員長 │ │ │
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