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  1. 八尾市議会 2020-06-19
    令和 2年 6月建設産業常任委員会−06月19日-01号


    取得元: 八尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-02
    令和 2年 6月建設産業常任委員会−06月19日-01号令和 2年 6月建設産業常任委員会             ┌─────────────┐             │ 建設産業常任委員会次第 │             └─────────────┘                           ┌─令和2年6月19日──┐                           └─第1委員会室  ──┘ 1 開  会 2 審  査 【総務部契約検査課関係】  (1) 議案第69号「旧教育サポートセンター解体工事工事請負契約締結の件」  (2) 議案第70号「市営西郡住宅32号館耐震補強及び外壁改修工事工事請負契約締結の件」
     (3) 議案第66号「桂小学校改築等工事工事請負契約締結の件」     議案第67号「桂小学校改築等に伴う電気設備工事工事請負契約締結の件」     議案第68号「桂小学校改築等に伴う機械設備工事工事請負契約締結の件」           <以上3件一括審査> 【水道局関係】  (1) 議案第62号「大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更及びこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議の件」 【経済環境部及び農業委員会関係】  (1) 議案第61号「八尾市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれらに準ずる者とするについて同意を求める件」 3 所管事務調査の件 4 閉  会 〇出席者氏名    出席委員           委員長          阪   本   忠   明           副委員長         杉   本   春   夫           委員           稲   森   洋   樹           委員           前   園   正   昭           委員           重   松   恵 美 子           委員           畑   中   一   成           委員           吉   村   拓   哉           議長           西   田   尚   美    説明のため出席した者         市長             大   松   桂   右         副市長            植   島   康   文         副市長            東   口   勝   宏      <総務部>         総務部長           原   田   奈 緒 美         契約検査課長         石   元       修      <経済環境部>         部長             浅   川   昌   孝         次長             吉   田   博   文         産業政策課長         藤   本   寿   江      <水道局>         水道事業管理者         事務取扱水道局長         次長             松   本   清   志         経営総務課長         岩   井   直   人      <農業委員会事務局>         事務局長経済環境部次長   村   田   法   洋      <その他関係執行部>         若 干 名    職務のため出席した市議会事務局職員          参事            藤   本   隆   行          議事政策課主査       小   西   利   典  令和2年6月19日(金曜日)午前10時開会 ○委員長阪本忠明)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから建設産業常任委員会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  本日は、委員並びに執行部の皆様方には御参集を賜りまして、厚く御礼申し上げます。  本日の委員会及び分科会で御審査願います案件は、議案第69号「旧教育サポートセンター解体工事工事請負契約締結の件」外9件の付託案件審査及び「所管事務調査の件」であります。  慎重な御審査を賜りますとともに、議事運営にも格段の御協力をお願い申し上げます。  申し遅れましたが、さきの5月臨時会におきまして、我々両名が当委員会の正副委員長に就任をいたしました。  委員並びに執行部の皆様方の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。  それでは、市長から挨拶願います。  市長。 ◎市長(大松桂右)  おはようございます。  本日は、委員会を開会いただきまして、誠にありがとうございます。  これより、付託案件審査を賜るわけでございますが、慎重なる御審査をいただきますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが御挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長阪本忠明)  それでは、お手元配付の次第書どおり審査を行います。  なお、オブザーバーで出席を願っております議長には表決権はありませんので、あらかじめ申し添えておきます。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  まず、初めに、総務部契約検査課関係について審査を行います。  まず、議案第69号「旧教育サポートセンター解体工事工事請負契約締結の件」を議題といたします。  石元契約検査課長から提案理由の説明を求めます。  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  ただいま議題となりました、議案第69号につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書及び議案参考資料契約議案参考資料建設産業常任委員会資料工事請負契約締結に係る入札状況及び位置図を併せて御参照いただきたいと存じます。  旧教育サポートセンター解体工事工事請負契約締結の件でございますが、議案書の57ページをお開き願います。  契約の相手方は、八尾市弓削町南3丁目20番地2、株式会社島田組代表取締役岩立二郎氏でございます。  契約金額は1億5876万8500円で、工事場所は、栄町1丁目地内でございます。  令和2年5月21日に仮契約を交わし、令和3年3月12日の竣工を予定しております。
     工事概要につきましては、お手元の建設産業常任委員会資料の16ページをお開き願います。  鉄骨鉄筋コンクリート造5階建てと、附属棟等解体工事の施工を行うものでございます。  なお、この工事につきましては、電子入札システムを用いて、条件付一般競争入札により、予定価格及び最低制限価格を事前公表した上で入札を行ったものでございます。  また、建設産業常任委員会情報提供資料としまして、入札経過公表に係る建設工事請負契約状況、令和2年3月から5月分につきましてもお示しさせていただいております。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長阪本忠明)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  前園委員。 ◆委員(前園正昭)  少しだけ、気になるところをお聞きさせていただきます。  この旧教育サポートセンター解体工事なのですが、建物自体、かなり古い建物で、今回、解体ということになろうと思うのですけれども、気になるのがアスベストに関してなのですけれども、こちらのほうについては、対応についてはどうなっていますでしょうか。 ○委員長阪本忠明)  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  アスベストに関する御質問であります。  今回、契約締結に関する案件ということでございますので、詳細な説明までは御答弁できないかもしれないのですが、今回、旧教育サポート解体工事につきましては、事前の調査の中で、アスベストに関する調査をしております。  その中で、今回の解体工事の中に、アスベストに関わる工数も含めて発注をしていると聞いております。 ○委員長阪本忠明)  前園委員。 ◆委員(前園正昭)  ありがとうございます。  過去にも問題になったところで、気になったので、お聞きをさせていただきました。  事前調査の上、書類も提出をしないといけないというところで確認をさせていただきました。  今回の解体工事、落札されたということなのですが、建設を伴わない解体工事のみの入札ということになると、今回も、1事業者の入札ということで、前回もそうだったと思うのですけれども、割と解体工事が不調に終わることもあると。市内の業者さんであるとか、いろいろな事情もあろうかと思うのですけれども、解体工事の入札に関して、今後、方向性というか、何かビジョンを持っておられましたら教えていただけますでしょうか。 ○委員長阪本忠明)  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  解体工事に関わるところの御質問であります。  解体工事につきましては、昨年度、解体工事業の登録というのを、国の通達の中で、市においても登録業者を募った経過があります。  今回、1事業者という形の落札結果となっているのですが、今回、発注させていただいた提案の中で、他の発注につきましても入札参加された業者さんがおられますので、その中で、結果、1事業者という形になったわけです。解体工事としての業種自身は、まだまだ、八尾市内として業者登録数が少ない現状ではあるのですが、それにつきましても、解体工事業だけにかかわらず、八尾市の建築物全体として、今後の施策展開に結びつけられるよう、登録業者についても検討していくところでございます。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  副委員長。 ○副委員長杉本春夫)  少し聞かせていただきたいと思います。  先ほど、委員からも質問がありまして、答弁もいただきました。  解体の登録業者そのものは何件かあると。今回の入札についても、参加されたということの実績はあったということですね。  今回、1事業者ですが、入札に参加されたにもかかわらず、それを辞退されたのだろうと思うのだけれども、その経過というのはどうなのでしょうか。  もう1つは、過去には、辞退をされた業者さんも、辞退という今の記述でされていたのじゃなかったのかなと思うのですが、この経過と、なぜ1事業者しか書いていないのかというところ、答弁いただけませんか。 ○委員長阪本忠明)  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  ただいまの質問なのですが、入札結果としましては、1事業者の候補者により決定したという結果にはなるのですが、入札に向けては、同日の入札案件の中で、この案件にも入札していただいた業者さんがいる状況になっておりまして、ただ、契約締結をしていく中では、重複の落札ができないという条件を設定しておりますので、今回、結果的に1事業者という形になったという次第でございます。  解体業全体につきまして、先ほど、答弁もさせていただいた中で、業種につきましても選択していただけるような状況になっておりますので、あと、それだけ、その解体業に対する業者側でのニーズといいますか、それに見合うような発注形態というのが望ましいとは思われるのですが、ただ、あくまで、解体工事というのは、積算を八尾市としては行って、それが、市場といいますか、業者さん側での金額等の魅力といいますか、そこに見合って受注につながるところと思いますので、今回は、結果として1事業者という形になったというところと考えています。 ○委員長阪本忠明)  副委員長。 ○副委員長杉本春夫)  入札形態そのもの一般競争入札ということになっていて、入札参加したけれども、先ほど言われたように、複数受注するわけにいきませんので、結果的には辞退されたという結果になったのだろうと思うのですけれども。  例えば、この入札日そのものは、ほかの入札と全く同日にやっているわけですよね。だから、例えば、同じような解体業もやれるような業者さんが、こっちに入札参加して、これが落ちなかったらこっち側にという思いも当然あるということで、複数の申請されているのじゃなかろうかと思うのです。  それなら、同じ日にやるからそういう結果が起こってくると。例えば、今回は、そういう何社かは応募したけれども、辞退された関係があって、1事業者のみになってしまったからこういう結果になりましたということで、そのこと自体に問題はないかも分かりませんねんけれども、こういう状態、先ほどおっしゃったように、解体工事がやれるような業者さんが複数あるということであれば、入札の金額については別ですけれども、そういう、参加者が最終的に1事業者になったときに、これは、日にちを変えて、再入札ということができるのですか、できないのですか。 ○委員長阪本忠明)  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  今回の解体に関する落札者の決定につきましては、1事業者の入札があれば決定するという条件となっておりまして、先ほど、委員のお話の中でも、いわゆる、業者のほうが参加する機会を、同日の入札じゃなくてというお話だったと思うのですが、対象となっている業者数が、この件に関しては、ランク等があるのですけれども、7事業者の対象となってまして、ただ、結果的に、ここの入札というところに、2事業者の入札があって、重複落札等で、結果、1事業者となっておりますので、これは、あくまで条件付一般競争入札という手法ですので、入札するに当たっての業者側への告示と、それに対する入札参加者のほうの御意向は反映した結果と考えております。 ○委員長阪本忠明)  副委員長。 ○副委員長杉本春夫)  説明いただけて、理解はさせていただくのですけれども、基本的に1事業者でもええということにはなっているのだけれども、競争入札という形で考えたときに、そういう条件があるのだったら、同日になるからこそ、そういうことが起こってくるわけであって、1事業者やから別に問題はありませんよと、結論はそうなのだけれども、やっぱりできるだけそういう市内で登録されている業者さんが参加できるような仕組みも、僕は大事ではなかろうかと思います。  今後、検討していただければいいかなと思うので、お願いだけしておきます。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、質疑を終結して、これより討論に入ります。  討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、討論を終結して、これより、議案第69号について採決いたします。  本件、原案可決を適当と認めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  御異議なしと認めます。  よって、議案第69号については、原案可決を適当と認めることに決しました。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  次に、議案第70号「市営西郡住宅32号館耐震補強及び外壁改修工事工事請負契約締結の件」を議題といたします。  石元契約検査課長から提案理由の説明を求めます。  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  ただいま議題となりました、議案第70号につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  市営西郡住宅32号館耐震補強及び外壁改修工事工事請負契約締結の件でございますが、議案書の59ページをお開き願います。  契約の相手方は、八尾市上之島町北6丁目21番地の1北川ビル1階の日和建設株式会社代表取締役山下共子氏でございます。  契約金額は1億4540万3500円で、工事場所は幸町5丁目地内でございます。  令和2年5月21日に仮契約を交わし、令和3年3月12日の竣工を予定しております。  工事概要につきましては、建設産業常任委員会資料の20ページをお開き願います。  耐震補強工事鋼板内蔵RCブレース)14か所、高架水槽架台補強工事外壁改修工事外壁塗装工事外構工事撤去工事、その他の施工を行うものでございます。  なお、この工事につきましては、電子入札システムを用いて、条件付一般競争入札により、予定価格及び最低制限価格を事前公表した上で入札を行ったものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長阪本忠明)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、質疑を終結して、これより討論に入ります。  討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、討論を終結して、これより、議案第70号について採決いたします。  本件、原案可決を適当と認めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  御異議なしと認めます。  よって、議案第70号については、原案可決を適当と認めることに決しました。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  次に、議案第66号「桂小学校改築等工事工事請負契約締結の件」、議案第67号「桂小学校改築等に伴う電気設備工事工事請負契約締結の件」及び議案第68号「桂小学校改築等に伴う機械設備工事工事請負契約締結の件」の3件を一括議題といたします。  石元契約検査課長から、3件一括して提案理由の説明を求めます。  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  ただいま議題となりました、議案第66号から議案第68号の3件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第66号「桂小学校改築等工事工事請負契約締結の件」でございますが、議案書の51ページをお開き願います。  契約の相手方は、八尾市高砂町2丁目45番地17号の、株式会社長谷川工務店代表取締役長谷川美香氏でございます。  契約金額は12億0182万5900円で、工事場所は桂町4丁目地内でございます。  令和2年5月21日に仮契約を交わし、令和3年11月30日の竣工を予定しております。  工事概要につきましては、お手元の建設産業常任委員会資料の2ページをお開き願います。  本体工事におきまして、構造規模鉄筋コンクリート造3階建て、延床面積4678.75平方メートル、主要諸室として、普通教室、少人数教室特別教室特別支援教室、管理諸室、給食調理場等改築工事の施工を行うものでございます。  昇降機設備工事としまして、エレベーター11人用、小荷物専用昇降機300キログラムを各1基、その他、附属棟、運動場整備外構工事の施工を行うものでございます。  次に、議案第67号「桂小学校改築等に伴う電気設備工事工事請負契約締結の件」でございますが、契約の相手方は、八尾市南太子堂3丁目5番15号の、宮本電気工業株式会社代表取締役宮内將勝氏でございます。  契約金額は2億0906万3800円で、工事場所は桂町4丁目地内でございます。  令和2年5月21日に仮契約を交わし、令和3年11月30日の竣工を予定しております。  工事概要につきましては、資料の10ページをお開き願います。  桂小学校の改築に伴う、受変電設備工事構内配電線路設備工事幹線設備工事動力設備工事、電灯・コンセント設備工事構内通信線路設備工事拡声設備工事誘導支援設備工事、映像・音響設備工事テレビ共同受信設備工事自動火災報知設備工事太陽光発電設備工事の施工を行うものでございます。  次に、議案第68号「桂小学校改築等に伴う機械設備工事工事請負契約締結の件」でございますが、契約の相手方は、八尾市中田5丁目183番地の、株式会社キダ設備代表取締役、木田廣氏でございます。  契約金額は2億0161万4600円で、工事場所は桂町4丁目地内でございます。  令和2年5月21日に仮契約を交わし、令和3年11月30日の竣工を予定しております。  工事概要につきましては、資料の13ページをお開き願います。  桂小学校の改築に伴う、空調設備工事換気設備工事給水設備工事排水設備工事消火設備工事厨房設備工事ガス設備工事の施工を行うものでございます。  なお、これらの工事につきましては、電子入札システムを用いて、条件付一般競争入札により、予定価格及び最低制限価格を事前公表した上で入札を行ったものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長阪本忠明)  提案理由の説明が終わりました。  これより、3件一括して質疑に入ります。  質疑ありませんか。  前園委員。 ◆委員(前園正昭)  桂小学校工事概要のところで、機械設備工事工事概要なのですけれども、その中で、空調設備工事が含まれております。  普通教室に関しては、空調、エアコンですね、設備されると思うのですが、特別教室に関して設備はされる、そういう契約になっているのかどうか、教えていただけますか。 ○委員長阪本忠明)  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  今回の機械設備工事に係る契約内容についてとなるのですが、特別教室につきましても、エアコンの設置については、この設計の中に含まれているということで聞いております。 ○委員長阪本忠明)  前園委員。 ◆委員(前園正昭)  はい、分かりました。  先日、我が会派の南方議員個人質問でもさせていただいたと思いますけれども、小学校、中学校の普通教室並びに特別教室についても、緊急時の避難場所として活用していくという。その中で、特別教室エアコン設置というのも、一刻も早く進めていかないといけないというところで、今回、新たに改築ということでされる桂小学校について、特別教室についても設備をされるということで、確認をさせていただきました。  あと1点、工事期間なのですけれども、一応、来年の令和3年11月30日までということになっているのですが、少しだけ気になるところ、今回、例の新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が発出されたときに、いろいろなところで建築工事がストップをしたという事実があります。  そういう意味では、それこそ、今日から、全国的な、県外をまたぐ移動の自粛というのも解除をされたところなのですけれども、あと、経済も少しずつ動いてきているという中で、同時に、やっぱり第2波、第3波のリスクというのも隣り合わせになっているのかなと。  そう考えたときに、また、緊急事態宣言が発出されないとも限らない、そういったところで、工事の遅れ、そういったところの危険性というのははらんでいると思うのですけれども、そこに対する対策というか、対応というのはどうされているのか、教えていただけますでしょうか。 ○委員長阪本忠明)  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  緊急事態宣言が発出されていたときにつきましても、建設業に関わる業種に係る工事の進捗については、特段、影響を受けたといいますか、工事を自粛するという動き自身を政府等から働きかけたという経過はありませんが、ただ、今、委員から御質問いただいている中でいう、実際に、現場で携わる方々がどの程度感染するのかとか、その不安ということがある中で、この建設業界についてもいろいろな取組をしているところでございます。  今回の発注に対する工期設定につきましても、通常の工期の設定ではあるのですけれども、ただ、その中で、感染リスクに対する安全対策というのは、建設業としての対応をするようになっておりますのと、学校につきましても、この工事の中で、いわゆる、工事ヤードと、現在使われている桂中学校との分離は十分図って、工事を行っていくということで聞いておりますので、今のところ、対応として十分、考えた中での発注になっていると考えております。 ○委員長阪本忠明)  前園委員。 ◆委員(前園正昭)  はい、分かりました。  桂小学校については、来年の3学期から新しい校舎で生徒の皆さんが学ぶというところになっているかと思います。  今、工事期間については心配ないですという答弁をいただきましたけれども、やっぱり資材の調達であったりだとか、どういったところで、不測の事態が起こらないとも限らないと思いますので、こちらのほうについては、しっかりと我々も見守っていきたいと思っております。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  なければ、2回目の質疑に入ります。  副委員長。 ○副委員長杉本春夫)  工事概要の中で、質問なのですが、まず、昇降機設備工事、エレベーターが11人乗りになっているのですが、一般的に、市内の小学校で3階建て、そんなところでエレベーターを設置されているところはありますか、聞いていますか。 ○委員長阪本忠明)  石元課長。 ◎契約検査課長石元修)  契約検査課のほうは、契約内容についての御答弁となりますので、市内各施設に対する御答弁はできないというか、差し控えさせていただきます。 ○委員長阪本忠明)  副委員長。 ○副委員長杉本春夫)  桂小学校の関係でいきますと、私たち、これまで、前市長の時代から、いろいろな問題を提起させていただいてまいりました。  その中で、新しい市長、大松市長になってから2年目ですが、予算も削減され、当初、4階建てが3階建てになったり、いろいろな改善をされてきているわけです。これについては評価もします。  ただ、この工事概要の中でも、いろいろと見させていただきますと、本当にこれが適切なのかどうかというのを論議する場がないのです。  発注元は文教であっても、教育委員会であったとしても、発注して、設計して、金額を決めていく。それで、入札、そして、建設産業に入ってくるわけなのだけれども、実際に、この桂小学校をよりいいものにしたいというのは誰もがあります。しかしながら、それをしっかりとしていくためにも、論議する場がないというのが一番致命的なのです。  これについては、市長にお尋ねするのだけれども、こういうような公共建築をされるときに、発注元であるところが、こういうようにしていきたい、これに対して設計をされていく。設計されたときに、当然、私たち、どういうものであるのかということの論議をする場所がないというのは、あまりええことではないと思うのですが、これについてはどのように考えているのか、聞かせていただけませんか。 ○委員長阪本忠明)  副委員長、質疑の内容が、議案の範囲を超えているので、よろしくお願いしたいのですが。 ○副委員長杉本春夫)  はい、了解。  議案の範囲を超えているというよりも、基本的なところなのです。  こういうところがないままに、今、委員長がおっしゃったように、議案と離れていると言われるのだけれども、そうなっていくのですよ。  私、指摘したいことなんていっぱいあります。何でなのという、疑問がいっぱいあります。  ただ、設計上は、国の予算なのか、いろいろと計算した中で、こういう建物にしていくためにはこういうものが必要になってしまうと。余分なものであっても造っていかなくてはいけないと、こういうことになるのです。  僕、冒頭に言いましたけれども、エレベーターの問題でも、実際に、3階建てで、学校校舎で、そんなエレベーターがついてるところありますか。小荷物専用昇降機とかは学校でもついてますわ。  しかしながら、こういうようなものが実際に必要なのかどうか、こういうことが論議もできないようなところやったらいけないのですよ。だから、今後、一遍これも検討していただきたい。
     先ほど申し上げたように、この桂小学校の経過については私たちいろいろと疑義を持っております。よりよい校舎でありたいという思いは十分あったとしても、そういう問題があるようなところについて、私たちが賛同することはできませんので、退場とさせていただきたい。  それから、先ほど申し上げた検討ということについては、一遍考えていただきたい。これだけ要望しておきますので、お願いしておきます。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、質疑を終結して、これより、3件一括して討論に入ります。  討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、討論を終結して、これより、議案第66号、第67号及び第68号の3件について、一括して採決をいたします。     〔一部委員退場〕 ○委員長阪本忠明)  本3件、原案可決を適当と認めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  御異議なしと認めます。  よって、議案第66号、第67号及び第68号の3件については、原案可決を適当と認めることに決しました。     〔前記退場委員入場〕 ○委員長阪本忠明)  以上で、総務部契約検査課関係付託案件審査は終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  執行部交代のため、暫時休憩いたします。  午前10時35分休憩       ◇  午前10時40分再開 ○委員長阪本忠明)  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  次に、水道局関係について審査を行います。  議案第62号「大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更及びこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議の件」を議題といたします。  岩井経営総務課長から提案理由の説明を求めます。  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  ただいま議題となりました、議案第62号「大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更及びこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議の件」について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書及び議案参考資料大阪広域水道企業団規約の一部変更新旧対照表を御覧ください。  本件は、大阪広域水道企業団の共同処理する事務に、藤井寺市、大阪狭山市、熊取町及び河南町に係る水道事業の経営に関する事務を追加すること並びにこれに伴い大阪広域水道企業団規約の一部を変更することについて、関係市町村と協議するため、地方自治法第290条の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。  その内容といたしましては、大阪広域水道企業団と藤井寺市、大阪狭山市、熊取町及び河南町との水道事業統合に向けての検討、協議について、令和2年1月23日に開催されました、令和元年度大阪広域水道企業団第2回首長会議において統合素案が審議され、全会一致で承認をされました。  その後、藤井寺市、大阪狭山市、熊取町の3団体は令和2年3月議会において、また、河南町は令和2年5月議会において、本議案を可決されましたので、当該4団体以外の38構成団体が、令和2年6月議会に本件を提案するものでございます。  なお、規約の変更につきましては、規約第3条第2号の、水道事業の経営に関する事務を行う団体を定めた別表第2に、今回、統合する4団体を追加するもので、今後、大阪府から本規約の変更が許可された後、大阪広域水道企業団と当該4団体において統合に係る協定書を締結、令和3年4月1日から事業を開始するものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審査賜りますようお願いを申し上げます。 ○委員長阪本忠明)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  重松委員。 ◆委員(重松恵美子)  今回、他市の加入ということで、本市は、この加入に対して、直接というわけではないのですけれども、平成29年から統合ということが始まってきているわけなのですけれども、本市としても、どうなのかなというのが皆さんも同じ思いでおられると思うのですけれども、今現在、13団体が加入されているということになろうかと思うのですが、本市の動きとして、この企業団に対する考え方、それに対する検討というのは全くしていないのか、それとも、やる予定があるのか、現在どうなっているのか、現状をお聞かせください。 ○委員長阪本忠明)  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  現状、本議案におけます2市2町を加えまして、令和3年4月1日に、13団体が共同処理を開始される。そのうちの、別に1つ、能勢町が令和6年度から参入されるということが決まっております。その時点で14市になりますので、おおむね、府下3分の1の市町村が加わっておられるという現状であります。  本市におきましても、この間、大阪府域の一水道に向けた水道の在り方、こういった協議が大阪府さんを中心に進められております。  また、一方で、大阪広域水道企業団さんを中心に、各市町村の施設の最適な配置がどうだということを、この間、議論、また、今後、シミュレーションをしていく予定になっております。  20万人を超える規模の市において、府下の一水道に向けて、いろいろな協議が、もうこの間進んでおりますし、今後も、実際に、本市としてどういったメリットが、効果があるかというのはしっかり検討しながら進めてまいりたいと考えております。  よろしくお願いします。 ○委員長阪本忠明)  重松委員。 ◆委員(重松恵美子)  具体的なスケジュールはお考えでしょうか。例えば、今期はこういうことを課題として検討していきたい。それがクリアできたら、次はこういうところにという、段階があると思います。  検討したいというざっくりとした御答弁を今いただいたのですけれども、一定、計画があればお示しください。 ○委員長阪本忠明)  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  この府下の一水道に向けた協議の中では、大きな目標としましては、おおむね20年をめどに、府域一水道という大きな目標、ロードマップは持って議論はされております。  今申し上げました、広域水道企業団さんを通じた最適な配置につきましては、今年度、一定のシミュレーション、試算をする予定にしております。それは、もう近隣の市の方々と一緒に、どういった施設の再編で効果が出るかというところを、具体的にシミュレーションしていくという予定をしております。  その結果を受けて、今後どうしていくのかという判断になろうかと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長阪本忠明)  重松委員。 ◆委員(重松恵美子)  周辺というのは、中河内周辺ということでいいのですか。それとも、八尾市に隣接しているところだけで検討されているのか。何市ぐらいで、大体、周辺というのがどれぐらいであるか、もし分かれば教えてください。 ○委員長阪本忠明)  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  現時点で予定されておりますのは、この中河内から南河内にかけて、おおむね10市で、今年度、そのシミュレーションを予定しております。 ○委員長阪本忠明)  重松委員。 ◆委員(重松恵美子)  本当に、ライフラインの中でも、水道、水は命と直結するということで、本当に大切な市民の大きな財産になるわけなのですけれども、今期、本市独自で水道料金の減免をずっとされたということで、この4か月ですか、所得関係なしで減免されたわけなのですが、これで、約2億円ほどの減収と聞いております。間違いないのか教えてください。 ○委員長阪本忠明)  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  影響額といたしましては、税抜きで申しますと、3.2億円、税込みで3.6億円という影響額を予定しております。 ○委員長阪本忠明)  重松委員。 ◆委員(重松恵美子)  本当に突発的な新型コロナウイルスの感染で、あらゆるところに影響されてきているわけなので、ただでさえ水道の事業の運営が、企業会計ということで大変厳しい中で、更新事業をいかにやるか、耐震も併せて、本当に老朽管の更新であるとか、まだまだいろいろな経費がこれからかかっていく中で、大きなマイナス、私が聞いていたより大きかったのでびっくりしているのですけれども、もう3億円以上のお金が影響するということで、市民の方々にとって、これは本当に緊急事態なので、私たちは、本当に喜ばしいことやと思っておりますけれども、本当に、事業者の方にとったら、管理者、大変厳しい状況にますます追い込まれているのじゃないかなと思うのですが、今後の経営も含めて、広域のことも含めて、何か御意見あればお聞かせください。 ○委員長阪本忠明)  水道事業管理者。 ◎水道事業管理者事務取扱水道局長(赤鹿義訓)  水道減免に対して御理解いただいてありがとうございます。  確かに、水道事業、厳しい経営を強いられているところでございます。  ただ、一方、おっしゃられたように、全市民の方に新型コロナウイルスの影響を及ぼす中で、どういう形で水道事業に携わっている部門として、市民さんに寄り添っていけるのかというのを考えた中で、判断させていただいたものでございます。  具体的にいけば、経営している中で、どれだけの利益を見ている中で、ここまでぐらいなら何とかなるのかなという形では思ってます。  もちろん、最終は決算で出てくるものでございますので、今後、収益がどのぐらい落ちるかどうかというのも、なかなか見込めないところではございますけれども、そういう判断をさせてもらっています。  ただ、今、当然、令和2年度で予算の議決をいただいた中でしていくべき仕事はしていかないとあかんと。あとは、どのような形で、より効率的な事業がしていけるのか、まだ削減できるところがあるのかどうかというのは、常日頃から、4課を交えて協議させていただきながら事業を進めていっておりますので、よろしくお願いいたします。
    ◆委員(重松恵美子)  広域に関して、お願いします。 ◎水道事業管理者事務取扱水道局長(赤鹿義訓)  すいません、答弁が漏れておりました。  先ほど、岩井課長が申し上げたみたいに、令和2年度に、広域水道企業団のほうで試算していただいている検討結果が出てくるのが、令和3年度、来年度になろうかと思います。  その中で、一定判断していきたいと思ってございます。  その中で、市民さんにとってどういうメリットがあるのか、ないのか。逆に、デメリットがどういうものであるのか、それがまだ見えない状態でございますので、今、一概に、何年度から広域に行きますとかいうのがちょっと言えない状態であるのは、心苦しいのですけれども、今の現状としては、まず、そういう試算をもって、今の八尾市の施設が広域になったときに、どういう役割を持っていけるのか、また、どういうメリットがあるのかというのは調べて、示唆していっていただくところという状況でございます。 ○委員長阪本忠明)  重松委員。 ◆委員(重松恵美子)  お答えしていただける範囲のぎりぎりのところで教えてもらったと思うのですけれども、また、その経過を議会にも御報告いただいて、みんなで考えていきたいと思っております。  やはり一番気になるのは水道料金ということになるのかと思うのですが、環境のごみの焼却もそうなのですけれども、いろいろな施設の刷新であるとか、先ほど、いろいろなことを申し上げてた、いろいろな試算というのは各市、みんなしているわけです。それの一番いい形で、大きな目標があるわけなので、そこには、大阪府下、八尾市民、各市の市民の方々の生活がかかっておりますので、安定した水道の供給、また、料金の安定した価格の設定というのは、ぜひともお願いしておきたいと思います。  また、御報告のほう、よろしくお願いいたします。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  確認をさせていただきたいと思います。  今、質疑でもありましたけれども、府内一水道に向けての勉強をしているということ。それから、本市にとってのメリット、デメリットがどういうものがあるのかということを、今後、詳細に検討していきながら、この勉強会がより具体的なものになってくるということでありました。  やはり我々としても、しっかりとこのことについては、議会としてもかみ合っていかなければいけないと思うわけなのですが。  先行して、平成29年から3団体が入られて、令和元年に入られてということで、まず、水道料金ということに対して先行自治体においてはどういう形になっているのか、この点、確認させていただけますか。 ○委員長阪本忠明)  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  平成29年度以降、3団体、令和元年で7団体、今回、4団体ということで、おおむね、人口規模の小さな規模で、施設等の老朽化が進んでおられる、また、人、人材のことも含めて、企業団に参入されているという状況でありますので、水道料金においても、参入されている市町村におかれては、相当、府下の平均を超えている、高い水道料金体系になってしまっているという傾向も含めて、参入されるという判断をされてきたものだと考えております。 ○委員長阪本忠明)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  八尾市におきましても、有収水量が徐々に低下していっている。これは、様々な要因として、この間、いろいろと御説明いただいているところなのですけれども、では、今おっしゃられたいろいろな要因の中で、経営的に厳しい各団体が入られて、その前の料金と、入られた後の料金ですが、この見直しはされたのでしょうか。 ○委員長阪本忠明)  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  現状、料金改定につきましては、各市町村がその企業団に加入される段階、その前、その後、いろいろな状況がございます。  ですので、一概には申し上げられないとは思うのですけれども、やはり喫緊の収入、支出をもって、各市町村の水道事業会計の逼迫する状況において、その改定は判断されておられるものと聞いております。 ○委員長阪本忠明)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  じゃあ、具体的に、先行自治体において、水道料金の見直しが既に行われたところがあるのか、ないのか、まず、これだけ確認させていただけますか。 ○委員長阪本忠明)  岩井課長。 ◎経営総務課長(岩井直人)  もちろん、改定されているところはあると聞いておりますし、例えば、近隣の藤井寺市さんでありますと、昨年ですか、料金改定をされた後に、今回、企業団に入られるという例がございます。 ○委員長阪本忠明)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  どんな事情といいましょうか、経営的な背景があって、市民にとって一番関心があるのはこの水道料金だと思うのです。  その水道料金がどうなっていくのか、この辺り、本市にとってのメリット、デメリットをしっかりと把握していく。そのためには、先行自治体の状況が我々にとっても十分に分かる状況というのは、つくっていっていただきたいと思います。  先ほど御説明いただきましたような、いわゆる、施設配置、ハードの整備の効率化というのは、これは、技術の分野で、しっかりとその辺は専門の世界で十分検討していただけると思うのですけれども、では、それ以外の、お客様サービスであったりとか、あるいは有収率であったりとか、例えば、水道管のメンテナンスであるとか、そういった技術面が落ちてしまわないのかどうか。  大阪府の企業団に入ることによって、ある意味では、現場に甘さみたいなものが出てこないか。いわゆる、親方日の丸になっていってしまわないのか。この辺りのところというのは、しっかりと、逆に、勉強段階である本市であるからこそ、しっかりと見ていかなければいけないのではないかなと思います。  水道というのは、安全な水道をより安く提供すること。また、災害に強い水道でなければいけないし。そのためには、経営という形で、技術の世界においても、あるいは経営管理、お客様サービスにおいても、しっかりとした組織体制を作っていかなければならない。これが、府内一水道になっていったときに、八尾市がこれまで続けてきた努力というのが継続できるのか、さらに努力していけるのか。逆に、他市の先行事例からいえば、むしろ、その辺りは、今まで、一生懸命経営努力しなければいけなかったものが、もうこれで倒産しない、安心だという形の、いわゆる、大企業病のような状況になってこないのかどうか、この辺りを懸念するところですので、しっかりとその先行自治体の状況というのを、今後とも分析をしていただいて、また、議会にも報告をしていただいて、その上で、我々もしっかり判断できるような、そんな情報提供をしていただきたいと思います。  副市長、何かありましたら。 ○委員長阪本忠明)  松本次長。 ◎水道局次長(松本清志)  先ほど、岩井課長のほうからの答弁もありましたように、今年度、施設の最適配置ということで、それは、あくまで、八尾市の水道施設とか、近隣の水道施設含めて、統合とかいろいろな形で効果があるか、そういう検証もしていきます。  それと併せて、経営的な部分ですね、シミュレーションもしていきますので、そういった形で、最終、形が整いましたら、また御報告していく形となると思います。  どうぞよろしくお願いします。 ○委員長阪本忠明)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  よろしくお願いします。  結構です。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、質疑を終結し、これより討論に入ります。  討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、討論を終結し、これより、議案第62号について採決いたします。  本件、原案可決を適当と認めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  御異議なしと認めます。  よって、議案第62号については、原案可決を適当と認めることに決しました。  以上で、水道局関係付託案件審査は終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  執行部交代のため、暫時休憩いたします。  午前11時01分休憩       ◇  午前11時05分再開 ○委員長阪本忠明)  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  次に、経済環境部及び農業委員会関係について審査を行います。  議案第61号「八尾市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれらに準ずる者とするについて同意を求める件」を議題といたします。  藤本産業政策課長から提案理由の説明を求めます。  藤本課長。 ◎産業政策課長(藤本寿江)  それでは、ただいま議題となりました、議案第61号「八尾市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれらに準ずる者とするについて同意を求める件」につきまして御説明申し上げます。  本件は、令和2年3月11日に建設産業常任委員協議会におきまして御報告いたしました、八尾市農業委員会委員の定数14名の募集につきまして、同年3月23日から4月22日の期間で行いましたところ、計14名の応募があり、市長は、農業委員会等に関する法律第9条第3項の規定に基づき、当該応募結果を尊重し、選任議案を作成し、市議会に提出いたすものであります。  恐れ入りますが、お手元の資料の1、認定農業者要件のうち、図式化したものを御覧ください。  まず、原則でございますが、今後、市長が委員の選任を行うに当たり、同法第8条第5項の規定により、委員定数の過半数を認定農業者が占めることが原則でございます。
     ただし、農業委員会によっては、区域内の認定農業者が少ない場合があるため、例外規定が設けられております。  例外の枠を御覧ください。  区域内の認定農業者の数が、委員の定数の8倍を下回る場合の例外規定といたしまして、農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号において、認定農業者等に準ずる者を含めてよいとされており、八尾市につきましては、これに該当いたすものでございます。  続きまして、資料の裏面、2、八尾市の応募結果を御覧ください。  今回、応募いただきました14名の方々のうち、国版認定農業者は3名という結果となりました。今後、市長が委員の任命を行うに当たりましては、当該応募の結果を尊重して行うこととなりますので、認定農業者等のみでは過半数に至らないことが見込まれます。  この結果から、農業委員会等に関する法律第8条第5項ただし書及び農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号の規定により、八尾市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれらに準ずる者とするについて、議会の同意をお願いするものでございます。  なお、国版認定農業者及び大阪版認定農業者につきましては、3、制度の概要を御参照賜りますよう、よろしくお願いいたします。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長阪本忠明)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  確認させてください。  まず、農業委員会の任期についてお教えいただけますか。 ○委員長阪本忠明)  村田局長。 ◎農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)  任期は3年でございます。 ○委員長阪本忠明)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  この認定農業者の定義なのですが、国版と大阪版の違いといいましょうか、その内容について、簡単で結構ですので御説明いただけますか。 ○委員長阪本忠明)  村田局長。 ◎農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)  認定農業者の定義でございますが、国版の場合、地域において、農業に積極的に取り組んでいるというものになります。  当然、収入等の差が大阪版とは出てきてございます。  大阪版におきましては、地域におきまして、非常に小さな農業でも、ユニークな形で地産地消を進められるという方々に対しての認定でございまして、これは、地方自治体、大阪府が行うものでございます。 ○委員長阪本忠明)  畑中委員。 ◆委員(畑中一成)  続きまして、今後の見通しとして、例えば、国版の認定農業者が増えていくとか、あるいは八尾市の施策として、そのような施策をしっかり行っていくとか、そのような見通しというのはあるのでしょうか、あるいは考えがあるのでしょうか。 ○委員長阪本忠明)  村田局長。 ◎農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)  国版認定農業者の数、当然、農業を振興している私どもから申し上げますと、当然、収入も増やしていって、農業者を増やしていきたいところではございます。  ただし、今回、御提案させていただいているところですが、国版認定農業者というのは、非常に事業のほうが多忙でございますので、実際、地域内に、定数の8倍の、八尾でいいますと、120人程度必要になってくるということで、それでも過半数という状況でございます。  資料の裏面でございますが、国版、31名というところでお示しさせていただいておりますので、こういった中から、農業委員会の構成といたしましては、2名、多くて3名というのが国の見解でもあります。  私ども、人・農地プランを進めるに当たって、国版の認定農業者を担い手として今後も進めていくところではございますけれども、農業委員会法に基づく農業委員の過半数という考え方はこのような形になってございますので、御了承のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。  吉村委員。 ◆委員(吉村拓哉)  1点だけです。  14名の認定の中で、男女であったり、なかなか農業というと、男性というイメージがあるのですけれども、女性であったりとか、年齢というところも、どういった形で選ばれているのかなというところも含めてお聞きします。 ○委員長阪本忠明)  村田局長。 ◎農業委員会事務局長兼経済環境部次長(村田法洋)  公募になりますので、公募の結果ということについてかと思います。  ただ、法の中では、女性、それから、青年についても、当然、積極的な応募をしてくださいということでございますので、私ども、地域に入りまして説明会等を行いまして、国版認定農業者、それから、女性の方ということで、各実行組合の御代表の方々のほうにお頼み申し上げて、応募していただいているというところでございます。 ○委員長阪本忠明)  吉村委員。 ◆委員(吉村拓哉)  はい、ありがとうございます。  なかなか農業というと、いろいろな発想が必要になってくるというのも含めて、年齢であったり、女性という、そういった枠組みも必要になってくるのかなと思いますので、これから、そういった層もターゲットにしていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長阪本忠明)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、質疑を終結し、これより討論に入ります。  討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、討論を終結し、これより議案第61号について採決いたします。  本件、原案同意を適当と認めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  御異議なしと認めます。  よって、議案第61号については、原案同意を適当と認めることに決しました。  以上で、経済環境部及び農業委員会関係付託案件審査は終了いたしました。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  次に、「所管事務調査の件」を議題といたします。  当委員会といたしましては、昨年度に引き続き、閉会中においても所管事務調査を実施したいと思います。  次に、この際、お諮りいたします。  お手元配付のとおり、議長に対しまして閉会中の特定事件継続調査の申出をいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  御異議なしと認め、お手元配付のとおり、当委員会として、議長に対し、閉会中の特定事件継続調査を申出ることに決しました。  なお、具体的な調査テーマ等につきましては、今後、委員協議会で御協議いただき、その結果を議長並びに執行部に通知することといたします。  次に、この際、お諮りいたします。  先ほど議決いたしました所管事務調査のため、委員派遣を行いたいと思います。  なお、新型コロナウイルス感染症予防から、視察場所等の状況も考慮し、実施の可否等も含め、委員長一任といたします。  このように取り扱うことに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長阪本忠明)  それでは、そのように取り扱うことといたします。  これをもって所管事務調査の件を終わります。 ───────────────────── ○委員長阪本忠明)  以上で、委員会における本日の日程は全て終了いたしました。 ─────────────────────
    委員長阪本忠明)  以上で、建設産業常任委員会を閉会いたします。  午前11時15分閉会 ──────────────────────────────────────────────  〇委員長署名  ┌─────┬─────┬────────────────────────┐  │建設産業 │     │                        │  │     │阪本忠明 │                        │  │常任委員長│     │                        │  └─────┴─────┴────────────────────────┘...