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  1. 枚方市議会 2022-12-01
    令和4年12月定例月議会(第1日) 本文


    取得元: 枚方市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-23
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2022-12-08 令和4年12月定例月議会(第1日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 全文表示 選択表示 発言者の表示切り替え 全 403 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1   ◯大地正広副議長 選択 2   ◯淨内俊仁市議会事務局長 選択 3   ◯大地正広副議長 選択 4   ◯大地正広副議長 選択 5   ◯大地正広副議長 選択 6   ◯伏見 隆市長 選択 7   ◯大地正広副議長 選択 8   ◯大地正広副議長 選択 9   ◯大地正広副議長 選択 10   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 11   ◯大地正広副議長 選択 12   ◯兼瀬和海環境部長 選択 13   ◯大地正広副議長 選択 14   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 15   ◯大地正広副議長 選択 16   ◯大地正広副議長 選択 17   ◯大地正広副議長 選択 18   ◯大地正広副議長 選択 19   ◯藤原卓也総務部長 選択 20   ◯大地正広副議長 選択 21   ◯堤 幸子議員 選択 22   ◯藤原卓也総務部長 選択 23   ◯堤 幸子議員 選択 24   ◯藤原卓也総務部長 選択 25   ◯堤 幸子議員 選択 26   ◯伏見 隆市長 選択 27   ◯大地正広副議長 選択 28   ◯大地正広副議長 選択 29   ◯大地正広副議長 選択 30   ◯大地正広副議長 選択 31   ◯堤 幸子議員 選択 32   ◯大地正広副議長 選択 33   ◯大地正広副議長 選択 34   ◯大地正広副議長 選択 35   ◯大地正広副議長 選択 36   ◯大地正広副議長 選択 37   ◯大地正広副議長 選択 38   ◯大地正広副議長 選択 39   ◯大地正広副議長 選択 40   ◯菊地武久市民生活部長 選択 41   ◯大地正広副議長 選択 42   ◯大地正広副議長 選択 43   ◯大地正広副議長 選択 44   ◯大地正広副議長 選択 45   ◯大地正広副議長 選択 46   ◯大地正広副議長 選択 47   ◯大地正広副議長 選択 48   ◯大地正広副議長 選択 49   ◯菊地武久市民生活部長 選択 50   ◯大地正広副議長 選択 51   ◯上野尚子議員 選択 52   ◯菊地武久市民生活部長 選択 53   ◯上野尚子議員 選択 54   ◯伏見 隆市長 選択 55   ◯上野尚子議員 選択 56   ◯門川紘幸議員 選択 57   ◯菊地武久市民生活部長 選択 58   ◯門川紘幸議員 選択 59   ◯菊地武久市民生活部長 選択 60   ◯門川紘幸議員 選択 61   ◯松岡ちひろ議員 選択 62   ◯菊地武久市民生活部長 選択 63   ◯松岡ちひろ議員 選択 64   ◯菊地武久市民生活部長 選択 65   ◯松岡ちひろ議員 選択 66   ◯大地正広副議長 選択 67   ◯大地正広副議長 選択 68   ◯大地正広副議長 選択 69   ◯大地正広副議長 選択 70   ◯大地正広副議長 選択 71   ◯大地正広副議長 選択 72   ◯大地正広副議長 選択 73   ◯大地正広副議長 選択 74   ◯大地正広副議長 選択 75   ◯大地正広副議長 選択 76   ◯藤原卓也総務部長 選択 77   ◯大地正広副議長 選択 78   ◯大地正広副議長 選択 79   ◯大地正広副議長 選択 80   ◯大地正広副議長 選択 81   ◯大地正広副議長 選択 82   ◯大地正広副議長 選択 83   ◯大地正広副議長 選択 84   ◯大地正広副議長 選択 85   ◯藤原卓也総務部長 選択 86   ◯大地正広副議長 選択 87   ◯大地正広副議長 選択 88   ◯大地正広副議長 選択 89   ◯大地正広副議長 選択 90   ◯大地正広副議長 選択 91   ◯大地正広副議長 選択 92   ◯大地正広副議長 選択 93   ◯大地正広副議長 選択 94   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 95   ◯大地正広副議長 選択 96   ◯松岡ちひろ議員 選択 97   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 98   ◯松岡ちひろ議員 選択 99   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 100   ◯松岡ちひろ議員 選択 101   ◯大地正広副議長 選択 102   ◯大地正広副議長 選択 103   ◯大地正広副議長 選択 104   ◯大地正広副議長 選択 105   ◯大地正広副議長 選択 106   ◯大地正広副議長 選択 107   ◯大地正広副議長 選択 108   ◯大地正広副議長 選択 109   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 110   ◯大地正広副議長 選択 111   ◯大地正広副議長 選択 112   ◯大地正広副議長 選択 113   ◯大地正広副議長 選択 114   ◯大地正広副議長 選択 115   ◯大地正広副議長 選択 116   ◯大地正広副議長 選択 117   ◯大地正広副議長 選択 118   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 119   ◯大地正広副議長 選択 120   ◯大地正広副議長 選択 121   ◯大地正広副議長 選択 122   ◯大地正広副議長 選択 123   ◯大地正広副議長 選択 124   ◯大地正広副議長 選択 125   ◯大地正広副議長 選択 126   ◯大地正広副議長 選択 127   ◯兼瀬和海環境部長 選択 128   ◯大地正広副議長 選択 129   ◯前田富枝議員 選択 130   ◯兼瀬和海環境部長 選択 131   ◯前田富枝議員 選択 132   ◯兼瀬和海環境部長 選択 133   ◯前田富枝議員 選択 134   ◯野口光男議員 選択 135   ◯兼瀬和海環境部長 選択 136   ◯野口光男議員 選択 137   ◯兼瀬和海環境部長 選択 138   ◯野口光男議員 選択 139   ◯岡市栄次郎議員 選択 140   ◯兼瀬和海環境部長 選択 141   ◯岡市栄次郎議員 選択 142   ◯大地正広副議長 選択 143   ◯大地正広副議長 選択 144   ◯大地正広副議長 選択 145   ◯大地正広副議長 選択 146   ◯大地正広副議長 選択 147   ◯大地正広副議長 選択 148   ◯大地正広副議長 選択 149   ◯大地正広副議長 選択 150   ◯大地正広副議長 選択 151   ◯大地正広副議長 選択 152   ◯田村孝文土木部長 選択 153   ◯大地正広副議長 選択 154   ◯広瀬ひとみ議員 選択 155   ◯田村孝文土木部長 選択 156   ◯広瀬ひとみ議員 選択 157   ◯田村孝文土木部長 選択 158   ◯広瀬ひとみ議員 選択 159   ◯田村孝文土木部長 選択 160   ◯野口光男議員 選択 161   ◯田村孝文土木部長 選択 162   ◯野口光男議員 選択 163   ◯田村孝文土木部長 選択 164   ◯野口光男議員 選択 165   ◯大地正広副議長 選択 166   ◯大地正広副議長 選択 167   ◯大地正広副議長 選択 168   ◯大地正広副議長 選択 169   ◯大地正広副議長 選択 170   ◯大地正広副議長 選択 171   ◯大地正広副議長 選択 172   ◯大地正広副議長 選択 173   ◯田村孝文土木部長 選択 174   ◯大地正広副議長 選択 175   ◯一原明美議員 選択 176   ◯田村孝文土木部長 選択 177   ◯一原明美議員 選択 178   ◯田村孝文土木部長 選択 179   ◯一原明美議員 選択 180   ◯野口光男議員 選択 181   ◯田村孝文土木部長 選択 182   ◯野口光男議員 選択 183   ◯田村孝文土木部長 選択 184   ◯野口光男議員 選択 185   ◯大地正広副議長 選択 186   ◯大地正広副議長 選択 187   ◯大地正広副議長 選択 188   ◯大地正広副議長 選択 189   ◯大地正広副議長 選択 190   ◯大地正広副議長 選択 191   ◯大地正広副議長 選択 192   ◯大地正広副議長 選択 193   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 194   ◯大地正広副議長 選択 195   ◯野口光男議員 選択 196   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 197   ◯野口光男議員 選択 198   ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 選択 199   ◯野口光男議員 選択 200   ◯大地正広副議長 選択 201   ◯大地正広副議長 選択 202   ◯大地正広副議長 選択 203   ◯大地正広副議長 選択 204   ◯大地正広副議長 選択 205   ◯大地正広副議長 選択 206   ◯大地正広副議長 選択 207   ◯大地正広副議長 選択 208   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 209   ◯大地正広副議長 選択 210   ◯松岡ちひろ議員 選択 211   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 212   ◯松岡ちひろ議員 選択 213   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 214   ◯松岡ちひろ議員 選択 215   ◯泉 大介議員 選択 216   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 217   ◯泉 大介議員 選択 218   ◯大地正広副議長 選択 219   ◯大地正広副議長 選択 220   ◯大地正広副議長 選択 221   ◯大地正広副議長 選択 222   ◯大地正広副議長 選択 223   ◯大地正広副議長 選択 224   ◯大地正広副議長 選択 225   ◯大地正広副議長 選択 226   ◯大地正広副議長 選択 227   ◯大地正広副議長 選択 228   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 229   ◯大地正広副議長 選択 230   ◯泉 大介議員 選択 231   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 232   ◯泉 大介議員 選択 233   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 234   ◯泉 大介議員 選択 235   ◯松岡ちひろ議員 選択 236   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 237   ◯松岡ちひろ議員 選択 238   ◯服部孝次福祉事務所長 選択 239   ◯松岡ちひろ議員 選択 240   ◯大地正広副議長 選択 241   ◯大地正広副議長 選択 242   ◯大地正広副議長 選択 243   ◯大地正広副議長 選択 244   ◯大地正広副議長 選択 245   ◯大地正広副議長 選択 246   ◯大地正広副議長 選択 247   ◯大地正広副議長 選択 248   ◯兼瀬和海環境部長 選択 249   ◯大地正広副議長 選択 250   ◯大地正広副議長 選択 251   ◯大地正広副議長 選択 252   ◯大地正広副議長 選択 253   ◯大地正広副議長 選択 254   ◯大地正広副議長 選択 255   ◯大地正広副議長 選択 256   ◯大地正広副議長 選択 257   ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 選択 258   ◯大地正広副議長 選択 259   ◯堤 幸子議員 選択 260   ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 選択 261   ◯堤 幸子議員 選択 262   ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 選択 263   ◯堤 幸子議員 選択 264   ◯大地正広副議長 選択 265   ◯大地正広副議長 選択 266   ◯大地正広副議長 選択 267   ◯大地正広副議長 選択 268   ◯大地正広副議長 選択 269   ◯大地正広副議長 選択 270   ◯大地正広副議長 選択 271   ◯大地正広副議長 選択 272   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 273   ◯大地正広副議長 選択 274   ◯岩本優祐議員 選択 275   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 276   ◯岩本優祐議員 選択 277   ◯大地正広副議長 選択 278   ◯大地正広副議長 選択 279   ◯大地正広副議長 選択 280   ◯大地正広副議長 選択 281   ◯大地正広副議長 選択 282   ◯大地正広副議長 選択 283   ◯大地正広副議長 選択 284   ◯大地正広副議長 選択 285   ◯田村孝文土木部長 選択 286   ◯大地正広副議長 選択 287   ◯大地正広副議長 選択 288   ◯大地正広副議長 選択 289   ◯大地正広副議長 選択 290   ◯大地正広副議長 選択 291   ◯大地正広副議長 選択 292   ◯大地正広副議長 選択 293   ◯大地正広副議長 選択 294   ◯鍜治谷知宏議員 選択 295   ◯大地正広副議長 選択 296   ◯大地正広副議長 選択 297   ◯大地正広副議長 選択 298   ◯大地正広副議長 選択 299   ◯大地正広副議長 選択 300   ◯大地正広副議長 選択 301   ◯大地正広副議長 選択 302   ◯大地正広副議長 選択 303   ◯大地正広副議長 選択 304   ◯大地正広副議長 選択 305   ◯田中哲夫総合政策部長 選択 306   ◯大地正広副議長 選択 307   ◯岡市栄次郎議員 選択 308   ◯乾口里美市長公室長 選択 309   ◯岡市栄次郎議員 選択 310   ◯乾口里美市長公室長 選択 311   ◯岡市栄次郎議員 選択 312   ◯丹生真人議員 選択 313   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 314   ◯丹生真人議員 選択 315   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 316   ◯丹生真人議員 選択 317   ◯鍜治谷知宏議員 選択 318   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 319   ◯鍜治谷知宏議員 選択 320   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 321   ◯鍜治谷知宏議員 選択 322   ◯田中優子議員 選択 323   ◯横尾佳子子ども未来部長 選択 324   ◯田中優子議員 選択 325   ◯横尾佳子子ども未来部長 選択 326   ◯田中優子議員 選択 327   ◯広瀬ひとみ議員 選択 328   ◯菊地武久市民生活部長 選択 329   ◯横尾佳子子ども未来部長 選択 330   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 331   ◯広瀬ひとみ議員 選択 332   ◯菊地武久市民生活部長 選択 333   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 334   ◯大地正広副議長 選択 335   ◯大地正広副議長 選択 336   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 337   ◯広瀬ひとみ議員 選択 338   ◯小池晶子議員 選択 339   ◯横尾佳子子ども未来部長 選択 340   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 341   ◯小池晶子議員 選択 342   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 343   ◯小池晶子議員 選択 344   ◯藤田幸久議員 選択 345   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 346   ◯藤田幸久議員 選択 347   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 348   ◯藤田幸久議員 選択 349   ◯堤 幸子議員 選択 350   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 351   ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 選択 352   ◯堤 幸子議員 選択 353   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 354   ◯堤 幸子議員 選択 355   ◯八尾善之議員 選択 356   ◯野田充有観光にぎわい部長 選択 357   ◯八尾善之議員 選択 358   ◯番匠映仁議員 選択 359   ◯白井千香保健所長 選択 360   ◯番匠映仁議員 選択 361   ◯白井千香保健所長 選択 362   ◯番匠映仁議員 選択 363   ◯大地正広副議長 選択 364   ◯大地正広副議長 選択 365   ◯大地正広副議長 選択 366   ◯大地正広副議長 選択 367   ◯大地正広副議長 選択 368   ◯大地正広副議長 選択 369   ◯大地正広副議長 選択 370   ◯大地正広副議長 選択 371   ◯菊地武久市民生活部長 選択 372   ◯大地正広副議長 選択 373   ◯田村孝文土木部長 選択 374   ◯大地正広副議長 選択 375   ◯林 訓之健康福祉部長 選択 376   ◯大地正広副議長 選択 377   ◯横尾佳子子ども未来部長 選択 378   ◯大地正広副議長 選択 379   ◯伊藤竹彦上下水道事業管理者 選択 380   ◯大地正広副議長 選択 381   ◯西岡 孝市立ひらかた病院事務局長 選択 382   ◯大地正広副議長 選択 383   ◯広瀬ひとみ議員 選択 384   ◯西岡 孝市立ひらかた病院事務局長 選択 385   ◯広瀬ひとみ議員 選択 386   ◯大地正広副議長 選択 387   ◯大地正広副議長 選択 388   ◯大地正広副議長 選択 389   ◯大地正広副議長 選択 390   ◯大地正広副議長 選択 391   ◯大地正広副議長 選択 392   ◯大地正広副議長 選択 393   ◯大地正広副議長 選択 394   ◯鍜治谷知宏議員 選択 395   ◯大地正広副議長 選択 396   ◯大地正広副議長 選択 397   ◯大地正広副議長 選択 398   ◯大地正広副議長 選択 399   ◯大地正広副議長 選択 400   ◯大地正広副議長 選択 401   ◯大地正広副議長 選択 402   ◯大地正広副議長 選択 403   ◯大地正広副議長 ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 ◯大地正広副議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。淨内事務局長。 2 ◯淨内俊仁市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、29名です。  以上で報告を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     (午前10時1分 開議) 3 ◯大地正広副議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから令和4年12月定例月議会を開きます。  なお、本定例月議会の議会期間は、本日から12月22日までの15日間とします。 4 ◯大地正広副議長 ただいまから本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5 ◯大地正広副議長 冒頭、市長から挨拶したい旨の申出がありますので、これをお受けします。伏見市長。 6 ◯伏見 隆市長 おはようございます。令和4年12月定例月議会の冒頭に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  初めに、先月9日の市制75周年記念式典には、議員の皆様や市民の皆様にも多数御参加いただく中、滞りなく式典を終了することができましたことに心より感謝を申し上げます。  さて、新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況は、ここ最近の全国の新規感染者数は増加傾向にあり、既に第8波に差しかかったと見られます。12月に入り、インフルエンザとの同時流行も懸念される中、本市としましては、引き続き市民の皆様へ基本的な感染防止対策の実施を周知してまいります。あわせて、オミクロン株対応ワクチンの接種を希望される方が円滑に接種いただけるよう取組を進めていくとともに、高齢者等へインフルエンザワクチンの早期接種についても呼びかけてまいります。  それでは、令和4年12月定例月議会でございますが、提出議案といたしまして、補正予算案をはじめ、条例の制定及び一部改正、指定管理者の指定のほか、人事案件などを提出させていただく予定でございます。よろしく御審議の上、御可決、御同意等いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7 ◯大地正広副議長 次に、本定例月議会の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、丹生真人議員、藤田幸久議員の2名を指名します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 8 ◯大地正広副議長 日程第1、報告第20号「専決事項の報告について」を議題とします。 9 ◯大地正広副議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。
     まず、専決第11号について、位田学校教育部長。 10 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 ただいま上程いただきました報告第20号 専決事項の報告についてのうち、学校教育部に関わります専決第11号の損害賠償の額を定めることについて、御報告申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定に基づき議会に報告させていただくものでございます。  恐れ入りますが、議案書2ページをお開き願います。  本件は、令和4年9月22日午後4時頃、本市立藤阪小学校教員早川直志が同校駐輪場において公用自転車を取り出す際、誤って他の公用自転車に当たったことにより、駐輪していた公用自転車が次々と転倒し、その先に駐車していた枚方市在住者が所有する原動機付自転車に当たり、同車側面が損傷した事故でございます。  損害賠償につきましては、令和4年10月21日付で示談が調いましたので、車両に係る損害金として、4万238円を賠償したものでございます。  参考資料といたしまして、議案書3ページに現場見取図と現場付近図、別冊参考資料の1ページに示談書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願いいたします。  このたびの事故により御迷惑をおかけいたしました相手の方及び関係者の皆様に深くおわび申し上げます。  今回の公用自転車事故につきましては、公用自転車を取り出しておりました職員に対し厳重に注意、指導を行うとともに、校内で事故内容を共有し、公用自転車事故防止に関する注意喚起、啓発を行い、原動機付自転車と公用自転車の駐車の位置関係も改善いたしました。  今後も引き続き、安全確認の徹底を図り、車両事故の再発防止に努めてまいります。  以上、簡単ではございますが、専決第11号の御報告とさせていただきます。 11 ◯大地正広副議長 次に、専決第12号について、兼瀬環境部長。 12 ◯兼瀬和海環境部長 ただいま上程いただきました報告第20号 専決事項の報告についてのうち、環境部に関わります専決第12号 損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定に基づき議会に御報告させていただくものでございます。  恐れ入りますが、議案書4ページをお開き願います。  本件は、令和4年6月8日午前8時58分頃、環境部家庭ごみ業務第2課職員奥谷雅和が塵芥収集車を運転し、楠葉美咲3丁目マンション敷地内において粗大ごみを収集後、次の収集場所に向かうため方向転換を行った際、同車左側の停車車両に気を取られ、同車右後方部分が枚方市在住の団体が管理する植栽地ブロック塀に接触し、塀の一部が破損した事故でございます。  この事故は、作業員との連携不足によるバック誘導の不備と右側後方の安全確認を怠ったことが原因で発生した物損事故でございます。  損害賠償につきましては、令和4年10月26日に示談が調いましたので、物件損害額といたしまして、6万7,100円を賠償したものでございます。  なお、参考資料といたしまして、議案書の5ページに現場見取図を、別冊参考資料の2ページに示談書を、3ページには現場付近図をそれぞれ添付いたしておりますので、併せて御参照くださいますようお願い申し上げます。  このたび被害を受けられた方及び関係者の方々に御迷惑をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます。  今回の事故につきましては、当該職員に対し厳重に注意を与えるとともに、部内の正副安全運転管理者と事故原因の検証に基づいた事故防止に係る指導及び研修を実施いたしました。実務研修につきましては、家庭ごみ収集の全職員に対しましてバック運転に関する研修を行うとともに、当該職員に対しましては常に周囲の状況に注意を払い、危険を予測し、乗組員同士が連携を図り、事故防止に努めるよう注意及び指導を行ったところでございます。  今後も引き続き、車両事故の再発防止に努めてまいります。  以上、報告第20号 専決第12号の報告とさせていただきます。 13 ◯大地正広副議長 次に、専決第13号及び専決第14号について、野田観光にぎわい部長。 14 ◯野田充有観光にぎわい部長 続きまして、報告第20号 専決事項の報告についてのうち、観光にぎわい部に関わります専決第13号及び専決第14号の2件の損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の6ページをお開き願います。  専決第13号及び専決第14号は同一事故でございますので、一括して御説明させていただきます。  本件は、令和3年2月17日午後4時頃、枚方市野外活動センターにおきまして強風により木の枝が折れ、同センター内に駐車していた枚方市在住者が所有する普通乗用車の後部に落下し、同車が損傷した事故でございます。  損害賠償につきましては、枚方市在住者との間で令和4年11月16日に示談が調いましたので、代車費用として4,224円を賠償するものです。  参考資料といたしまして、議案書7ページに現場見取図、断面図及び現場付近図を、別冊の参考資料の4ページに示談書をそれぞれ添付しておりますので、併せて御参照いただきたいと存じます。  続きまして、議案書8ページをお開き願います。  ただいま御報告いたしました事故に係る枚方市在住者が所有する普通乗用車の損害賠償に関するものでございます。  本件事故の被害者は枚方市在住者ですが、枚方市在住者が自ら加入している自動車保険に基づき、大阪市所在の法人から被害車両の損害に係る保険金の支払いを受けたため、損害賠償に係る求償権が同法人へ移転したものです。  損害賠償につきまして、大阪市所在の法人との間で令和4年11月16日に示談が調いましたので、44万5,000円を賠償するものでございます。  参考資料といたしまして、議案書9ページに現場見取図、断面図及び現場付近図を、別冊の参考資料の5ページに示談書をそれぞれ添付しておりますので、併せて御参照いただきたいと存じます。  事故の原因となりました樹木につきましては、事故発生後、速やかに伐採を行うなど危険回避の処置を行っており、その後は施設内全体において随時点検を行い、必要に応じて樹木の剪定を行うなどの対策を行っております。  このたびの事故により御迷惑をおかけしました相手方及び関係者の皆様に深くおわび申し上げます。  今後、このような事故が発生しないよう施設内の安全確保及び樹木の適正な管理に努めてまいります。  以上、専決第13号及び専決第14号の報告とさせていただきます。 15 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 16 ◯大地正広副議長 以上をもって、報告第20号の聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 17 ◯大地正広副議長 日程第2、議案第63号「枚方市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」及び日程第3、議案第64号「枚方市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について」を一括議題とします。 18 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。藤原総務部長。 19 ◯藤原卓也総務部長 ただいま一括上程いただきました議案第63号及び議案第64号につきまして、順次提案理由の説明を申し上げます。  本件は、通称デジタル改革関連法により、国、地方公共団体、民間事業者等における個人情報保護制度が改正後の個人情報の保護に関する法律に一本化され、本市の個人情報保護制度の根拠が現行条例から改正法に移行されますので、これに伴う必要な条例の制定、改廃を行うに当たりまして、地方自治法第96条第1項第1号に規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、まず、議案第63号 枚方市個人情報保護に関する法律施行条例の制定について、御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の108ページをお願いいたします。  本件は、改正後の個人情報の保護に関する法律の施行に関し、必要な事項を定めるものでございます。考え方といたしまして、現行制度が市民にとって望ましいものにつきましては、可能な範囲におきまして維持するという考え方の下、規定を整備するものでございます。  それでは、順次、条文に沿って説明させていただきます。  議案書の109ページをお願いいたします。  第1条は、この条例の趣旨を定めるものでございます。  第2条では、用語の定義について、改正法の適用がある本市の全ての機関を一括して実施機関と表現することなどを、第3条は、開示決定の期限等について定めるものでございます。開示請求があった場合の決定期限につきまして、改正法では30日以内とされているところでございますが、現行の条例と同じ15日以内とする旨を第1項において定めるほか、保有個人情報の開示請求、訂正請求等があった場合の決定期限につきまして、現行条例よりも改正法のほうが長いものにつきまして、現行条例と同じ期限に短縮することを定めるものでございます。  第4条は、訂正請求権及び利用停止請求権を改正法よりも広く認めるため、前もって開示決定を受けることを要件とする改正法の規定を適用しないことを、第5条は、開示請求等についての手数料は、引き続き無料とするとともに、文書の写し等の作成等に要する実費については負担を求めること、110ページにお進みいただきまして、第3項では、経済的困難、その他特別の理由がある場合の減免について定めるものでございます。  第6条は、保有個人情報を目的外に利用した場合などに、その状況を審議会へ報告すべきことを、第7条は、個人情報ファイルの保有状況を明らかにするために作成するファイル簿の取扱いについて、改正法よりも拡大することなどを定めるものでございます。  第8条は、制度の運用状況について現行制度と同様に毎年度公表すること、第9条は、条例の施行に関し必要な事項についての委任規定でございます。  続きまして、附則でございますが、施行期日につきましては、令和5年4月1日とするものでございます。  第2項におきまして、枚方市個人情報保護条例を廃止し、必要な経過措置を次のページ111ページの第10項まで規定しており、施行日前に行った開示請求等で手続が完結していないもの、罰則に該当する行為などは従前の例によって取り扱うことを定めるものでございます。  第11項は、枚方市附属機関条例を設置の根拠とする情報公開・個人情報保護審議会の担任事務等を見直すため、同条例の一部を改正するものでございます。  議案書の112ページをお願いいたします。  現行の個人情報保護条例の規定により、担任事務とされていたものを担任事務から削除し、これに伴って委員の定数を15人から7人に見直すもので、第12条は、新たな委員定数の経過措置を定めるものでございます。  続きまして、議案第64号 枚方市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の113ページをお願いいたします。  本件は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、枚方市情報公開・個人情報保護審査会の設置根拠等を整備するものでございます。  それでは、条文に沿って、順次御説明を申し上げます。  議案書の114ページをお願いいたします。  第1条は、当審査会の設置根拠を明らかにするもので、当審査会は、情報公開及び個人情報に係る審査請求の審査を担任事務としておりますが、個人情報に係る審査請求につきましては、改正法によりまして行政不服審査法に基づく機関へ諮問することとされたことから、地方自治法に基づく附属機関について一括して規定しております附属機関条例から切り出し、本条例において規定するものでございます。  次に、第2条は、この条例で用います用語の定義について、第3条は、審査会の組織について、第4条は、委員の委嘱期間等について、第5条は、臨時委員について、第6条は、会長及び副会長について定めるもので、それぞれ現行の内容を引き継ぐものといたしております。  議案書の115ページをお願いいたします。  第7条は、会議の招集、運営方法について、第8条は、会議において取り扱う情報の性質に鑑み、会議を非公開とすることについて、第9条は、委員の守秘義務について、それぞれ定めるものでございます。  第10条は、調査審議の手続について、客観的かつ効率的な審査のため、これまで運用で実施してきたものを国の審査会設置法等の規定を参考に明文化するものでございます。  第11条は、当審査会に提出された書面の写しの交付手数料等について定めるものでございまして、枚方市行政不服審査に関する条例の規定を準用することといたしております。  議案書の116ページをお願いいたします。  第12条は、組織及び運営に関し必要な事項についての委任規定でございます。  最後に、附則でございますが、施行期日については、令和5年4月1日とするものでございます。  第2項は、附属機関条例から当審査会に関する規定を削るもので、第3項は、現委員を新たな条例に基づき委嘱された委員とみなすものでございます。  第4項及び第5項は、本条例の制定に伴い、枚方市情報公開条例及び枚方市行政不服審査に関する条例につきまして、所要の整備を行うものでございます。  以上、議案第63号及び議案第64号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 20 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。堤議員。 21 ◯堤 幸子議員 ただいま提案していただきました議案第63号 枚方市個人情報の保護に関する法律施行条例について、質疑させていただきます。  今回の条例に当たって、審議会に諮問し、現行の取扱いを維持できることは維持していこうという考え方で条例を整備されたということですが、そこで、初めに今回の条例の内容について、何点か伺います。  1点目に、今回の条例は個人情報の保護に関する法律施行条例となっていますが、施行条例となっている理由を伺います。  2点目に、現行の条例では、個人情報の目的外利用の場合、審議会に意見を聞く仕組みがありますが、この点はどうなるのか。  3点目に、情報漏えい防止の対策はどのように行うのか。  4点目に、本人の同意を得ずに第三者への提供が可能となる匿名加工情報の取扱いについてはどうなるのか。  5点目に、亡くなられた方の情報について、新条例では除外されたと伺っていますが、例えば、市職員の過労死などが起きた場合、遺族は亡くなった親族の個人情報の開示ができるのか、以上、5点お伺いいたします。 22 ◯藤原卓也総務部長 御質問の内容に順次お答えいたします。  まず、1点目の施行条例とすることの理由につきましては、個人情報保護制度の根拠が改正法に移行することを受けまして、改正法の施行に関し、必要な事項を条例において定めることによるものでございます。  2点目の目的外利用につきましては、改正法に基づき国が示す解釈、運用基準により判断することとなりますので、改正法上の事案ごとの審議会の意見聴取は必要とされておらず、ついては、基準等に基づき、速やかな判断に至ることができるようになるものと考えております。  3点目の情報漏えい防止対策につきましては、改正法に現行条例と同様の規定が設けられておりますので、現行条例の水準を低下させることなく、安全管理措置を的確に講じてまいります。  4点目の行政機関等匿名加工情報の取扱いにつきましては、現在その作成・提供方法等につきまして庁内で議論を進めておりまして、議論が整い次第、市議会にもお諮りし、制度整備を行っていくといった考えでございます。  最後に5点目の死者に関する情報につきましては、改正法では個人情報の範囲に含まれるものではございませんが、遺族の個人情報である場合には開示をするものと考えております。 23 ◯堤 幸子議員 施行条例となり、これまで独自に条例で定めていた個人情報の保護に関して、国の法律どおりに行うことが求められており、自治体独自の基準ではなくなります。また、個人情報の目的外利用についても審議会への意見聴取は行えず、まさに地方自治の侵害と言えます。  匿名加工情報については、提供の方法について、今、議論を進めているということですが、市民に了解も得ず、企業のもうけのために情報を提供することは自治体として行うべきではなく、国も中核市に対しては義務としていないことから、制度整備を進めるべきではありません。  死者に関する情報については、遺族の個人情報でもある場合のみ開示ということで、そうでない場合は開示されないということになり、必要な情報が開示されないことになります。国も、この点では、ほかに制度を設けることを妨げないとされています。他市でも、ほかに制度を設けているところがありますので、枚方市でも検討するべきです。  国は、地域の特性に応じた条例の制定は可能であると認めています。例えば、本人の同意を得て直接収集すること、目的外利用や外部提供の禁止、本人の意思によって自分の情報を消去、利用停止できる権利などを条例に反映することはできるのか、お伺いします。  枚方市では、これまで個人情報保護条例を制定し、市民の個人情報を守るために取り組まれてきました。この情報は、本市における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定め、並びに保有個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用の停止、消去及び提供の停止を求める市民の権利の保障に関し必要な事項を定めることにより、個人の権利、利益の保護を図り、もって市民の基本的人権の擁護と信頼される市政を推進することを目的としていますとなっています。  本市が独自に条例を制定した意義と条例が果たしてきた役割について、伺います。 24 ◯藤原卓也総務部長 改正法におきましては、収集方法や目的外利用等につきまして条例で独自の規定を置くことができないとされておりますが、自己情報の消去、利用停止等ができる権利は現行条例等同様に改正法においても同様の規定が設けられております。  次に、現行条例の制定につきましては、制定当時、個人情報保護に関し包括的に適用される法令がない中におきまして、個人情報保護を総合的に推進する観点から意義あるものであり、プライバシー権を守り、自己情報のコントロール権を保障するという役割を果たしてきたものと考えております。 25 ◯堤 幸子議員 これまでプライバシー権を守って自己情報のコントロール権を保障するという役割を果たしてこられたということで、条例を制定して、市民の個人情報を自治体として守ってきたということです。
     今回の国の法改正で市民の大切な個人情報の取扱いという地方自治体にとって要と言える条例を廃止しなくてはならなくなった今のこの状況について、市民の情報を守る自治体の長として市長はどう考えるのか、お伺いいたします。 26 ◯伏見 隆市長 個人情報は、行政運営における根幹をなす情報であり、これまでも、その保護には万全を期してまいりました。改正法の施行後においても、個人情報の内容、情報通信技術の進展、社会情勢の変化に応じて、個人情報の保護を的確に行ってまいります。 27 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 28 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第63号及び議案第64号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 30 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。堤議員。 31 ◯堤 幸子議員 議案第63号 枚方市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についてと議案第64号 枚方市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、日本共産党議員団を代表し、討論を行います。  今回の条例制定は、国の昨年9月に施行されたデジタル関連法では、行政、民間、独立行政法人で別建ての法律だった個人情報保護法制を一元化し、保護の対象となる公的部門の個人情報の範囲を狭め、自治体独自の個人情報保護条例を廃止し、全国共通のルールを設けた上で、自治体独自の保護措置は最小限に制限されます。  日本共産党は、自治体が条例で国より強い規制をすることに縛りがかかるとして、この法律に反対しました。  議案第63号 枚方市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定は、国の法律を施行するための条例です。これまで枚方市の個人情報保護条例では、本市が保有している個人情報の開示や利用の停止、消去及び提供の停止などを求める市民の権利の保障に関し必要な事項を定めることによって個人の権利、利益の保護を図り、市民の基本的人権の擁護と信頼される市政を推進することを目的としてきました。  本来、この目的の堅持と、その強化こそが非常に重要になっていると思います。国の法律が個人情報の保護でなく、個人情報の利活用に変質しており、民間への情報提供を優先していることや要配慮個人情報も取得可能となります。こうした国の法律を施行するための条例だけになることで、枚方市が市民の個人情報を守る役割を果たしていけるのかが問題です。  以下、問題点を述べます。  初めに、本市が持つ膨大な個人情報を市民の了解を得ることなく企業などの求めに応じて匿名加工され、提供できるようになる点についてです。  今回の条例には、匿名加工を委託する場合の手数料については明記されておらず、実質的にできない状況となっていますが、現在その作成、提供の方法などについて、庁内での議論が整い次第、議会に諮り、制度整備を行っていくとのことです。中核市では、匿名加工情報の整備については義務とされておりません。民間への情報提供のための整備はやめるべきです。  第2に、死者の個人情報に係る遺族の開示請求についてです。  改正法では、個人情報の範囲に含まれるものではなく、あくまでも遺族の個人情報である場合は開示できるということです。国は、法令に抵触しない範囲において、地方自治体が死者に関する情報提供について制度を設けることは妨げないとしております。枚方市でも別に制度を設け、情報提供ができるようにするべきです。  第3に、これまで情報の目的外利用を行う場合は、審議会に諮問し、情報の内容に従って審議されてきたものが事案ごとの審議会の意見聴取が必要とされておらず、改正法に従って国の運用基準に基づいて判断されるという点です。  事案ごとに内容が違い、市民の個人情報も様々です。国の基準だけの判断では、市民の情報は守り切れません。  市長は、改正法の施行後においても、個人情報の内容、情報通信技術の進展、社会情勢の変化に応じて個人情報の保護を的確に行っていくとの御答弁でしたが、枚方市の個人情報保護条例は廃止され、国の法律を施行するための条例に変わってしまうということは、これまで枚方市が独自に規制してきたこともできなくなるわけです。今後、実際に運用していく中で大きな課題が生じた場合は、国に見直しなどを求めるべきです。  個人情報は、個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきであり、プライバシー権は憲法が保障する基本的人権です。今求められているのは、情報の自己コントロール権を保障する仕組みであり、議案第63号には反対と申し上げます。  議案第64号については、これまで附属機関条例で定めていた枚方市情報公開・個人情報保護審査会について、国の法改正で行政不服審査法に基づく位置づけを追加する必要が生じたための条例制定であり、賛成と申し上げ、討論とさせていただきます。  以上です。 32 ◯大地正広副議長 これをもって討論を終結します。 33 ◯大地正広副議長 これから議案第63号及び議案第64号の2件を分割して採決します。 34 ◯大地正広副議長 まず、議案第63号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 35 ◯大地正広副議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 36 ◯大地正広副議長 次に、議案第64号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 37 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 38 ◯大地正広副議長 日程第4、議案第65号「枚方市重度障害者の医療費の助成に関する条例等の一部改正について」を議題とします。 39 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。菊地市民生活部長。 40 ◯菊地武久市民生活部長 ただいま上程いただきました議案第65号 枚方市重度障害者の医療費の助成に関する条例等の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書117ページをお開きください。  本件は、大阪府の補助金要綱の改正に伴い、枚方市重度障害者の医療費の助成に関する条例、枚方市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例及び枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回の改正は、令和4年10月に大阪府が重度障害者、乳幼児、ひとり親家庭の各医療費助成事業費補助金、いわゆる福祉医療費助成に関する交付要綱において、これまで助成の対象としていなかった生活保護法による被保護者のうち、保護の停止中の者については助成の対象とするという要綱改正を行いました。このことを受けまして、本市の関係条例につきましても大阪府要綱の変更内容に合わせて一部改正するものでございます。  それでは、改正内容につきまして、議案書119ページの新旧対照表に基づき御説明を申し上げます。  まず、重度障害者の医療費の助成に関する条例関係ですが、第2条第2項の各号で規定する助成対象から除外する者のうち、第1号の生活保護法による被保護者において、保護の停止をされている被保護者を除くという規定を設けることで、当該被保護者を助成対象とするものでございます。  次に、ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例関係では、第2条第2項第1号において、同様の改正を行っております。  120ページをお開きください。  子どもの医療費の助成に関する条例関係におきましても、第3条第2項第1号において、同様の改正を行っております。  次に、第6条及び121ページに移りまして第8条につきましては、医療証の提示により助成を受けられる医療機関の規定を明確化しております。  恐れ入りますが、118ページにお戻りください。  附則第1項では、この条例の施行日を令和5年4月1日に定めるものですが、子どもの医療費の助成に関する条例の第6条及び第8条の改正規定につきましては、公布の日から施行といたします。  第2項では、保護の停止中の被保護者を助成対象とする規定につきまして、この条例の施行日以後の医療費の助成について適用し、それ以前の医療費の助成につきましては、従前の例によることとするものでございます。  以上、簡単ではございますが、議案第65号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 41 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 42 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第65号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 43 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 44 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 45 ◯大地正広副議長 これから議案第65号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 47 ◯大地正広副議長 日程第5、議案第66号「枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について」を議題とします。 48 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。菊地市民生活部長。 49 ◯菊地武久市民生活部長 ただいま上程いただきました議案第66号 枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書122ページをお開きください。  本件は、子どもの医療費の助成対象年齢を拡大するため、枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、改正内容につきまして、議案書124ページの新旧対照表により御説明を申し上げます。  124ページをお開きください。  第2条の各号で規定する本条例の用語の意義のうち、第1号の子どもの年齢を15歳から18歳に改めるものでございます。  恐れ入りますが、123ページにお戻りください。  附則第1項では、この条例の施行日を令和5年8月1日に定めるものでございます。  第2項では、改正後の規定をこの条例の施行日以後の医療費の助成について適用し、それ以前の医療費の助成につきましては従前の例によることとするものでございます。  以上、簡単ではございますが、議案第66号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 50 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。上野議員。 51 ◯上野尚子議員 議案第66号 枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について、お聞きします。  子ども医療費助成の拡大については、これまでも我が会派から早期に実施するよう繰り返し要望してきたところであり、さきの9月定例月議会の一般質問においても、私のほうから難病の人など真に必要な人がいるわけだから拡大すべきと要望いたしました。  せんだって、11月4日、我が会派から伏見市長に対して提出したこども・子育て支援に関する緊急要望においても、この制度における対象年齢の拡大を求めたところでございます。  このたび、ようやく子ども医療費助成の対象年齢を15歳から18歳までに引き上げられることについては一定評価はするところでありますが、これまで実施されなかった子ども医療費助成の拡大を、なぜこのタイミングで実施するのか、市の考えをお聞きいたします。 52 ◯菊地武久市民生活部長 子ども医療費助成の対象年齢の拡大につきましては、これまでから取り組むべき施策の一つとして位置づけるとともに、本来、広域的に取り組むべきとの考えから国や大阪府での対応を求めてまいりましたが、そうした動きが見込めない中、昨今の物価高騰などの市民生活への影響や府内の各市の状況を踏まえた上で、今回実施することとしたものでございます。 53 ◯上野尚子議員 これまで対象年齢の拡大が実施されなかった理由として、先ほど担当部長が答弁された、本来は国や府において対応すべきのほかに、必要となる財源の確保が課題になっているとの説明を繰り返しされてきました。しかし、私たちは、それでも財源を確保し拡大すべき、そして19歳から22歳世代のお子さんを持つ御家庭からも切実なお声をお聞きし、11月4日の緊急要望では対象を22歳まで拡大するよう訴えました。  今回、さきの市民福祉委員協議会の資料において、18歳までの年齢拡大については年間で約2億円が必要と見込まれる中、新たな取組として19歳から22歳までの若者に対して入院費の助成にも取り組まれるとのことで、さらに事業費が増え、合わせて年間約2億3,500万円が必要となります。そして、これらの取組に対する補助金等はなく、全て一般財源となっております。それでも今回実施に踏み切られたことは評価するわけですけれども、改めてお聞きします。  これまで課題とされていた財政面のことも含め、対象年齢の拡大の実施の決定に至るまでにどのような整理をされてこられたのか、市長にお伺いします。 54 ◯伏見 隆市長 子ども医療費助成の対象年齢の拡大につきましては、市議会からも長きにわたり御要望、御意見をいただいてきたところであります。この対象年齢の拡大については、これまでも取り組むべき課題の一つとの認識には立っておりましたが、本来的には国や大阪府での広域的な対応が望ましいとの考え、また、継続的に多くの費用が必要であり、市財政への影響等を考慮する中で、拡充には議論が必要との考えでありました。  しかし、昨今の国際状況の変化から、光熱費や食料品、衣料などの物価高騰が続く中、子育て世帯への支援が急務との認識から、子ども医療費助成の拡大に向けて課題の整理や解消に努めてきたところです。  特に本市の財政状況につきましては、令和3年度普通会計決算の状況も踏まえ、長期財政の見通しの上でも実質収支の黒字は堅持できるものと考えており、健全財政を保っていくというバランスをしっかり見極めることを大前提に置きながらも、市民生活、市民福祉、教育、子育てなど、市の重要施策に係る経費についてはしっかりと投資をしていかなければならないとの考えから、このたび対象年齢の拡大に取り組むこととしたものです。 55 ◯上野尚子議員 今回、子ども医療費助成だけではなく、若者入院医療費助成制度として拡充、新設し、入院については22歳までに、通院は18歳までに拡大し、さらに市には独自制度として入院時食事療養費全額助成や世帯合算、これらを加えると、枚方市の子ども医療費助成制度は、一気に大阪府下トップクラスの助成制度になると伺っております。  今後、スムーズな事業の開始とともに、22歳までの通院助成のほうも実施していただくよう要望して、質疑を終わります。 56 ◯門川紘幸議員 議案第66号 枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、私からも質問させていただきます。  子ども医療費助成の対象年齢の拡大については、我が会派からも早期に実施するよう繰り返し要望しておりました。先月9日に市長に提出させていただきました令和5年度枚方市予算編成に関する要望書の中でも、重点的に取り組むべき施策として子ども医療費助成の拡充を位置づけ、18歳までの拡大、また、大学生、専門学校生等、教育費負担軽減のため、22歳までの対象拡大も視野に、長引くコロナ禍、物価高騰などが市民生活に大きな影響を与える中、しっかりと対応していただくよう、要望しておりました。  さきの9月定例月議会の一般質問においても、大阪府内各市町村の子ども医療費助成の取組状況に触れながら、本市でも早期に対象年齢の拡大を実施するよう求めたところであり、今回実施することとなったことについては一定評価するものです。  本市が対象年齢を18歳までとすることで、府内の多くの市町村とようやく肩を並べることになったと思います。そうした中、本市は今まで独自の取組もされておりました。それについてどのようなものがあるのか、再度確認のため、お聞きいたします。  また、今回の拡大実施時期を令和5年の8月とされている理由についても併せて伺います。 57 ◯菊地武久市民生活部長 まず、本市の特徴的な取組として、従来から月額の支払い上限額を世帯単位とする世帯合算や入院時食事療養費の全額助成を実施しております。  今回、子ども医療費助成の対象年齢を18歳まで拡大するに当たりまして、これらの制度についても18歳までを対象として実施することにより、支援内容といたしましては、府内他市町村よりも一歩踏み出たオンリーワンの取組となっており、子育て世帯への支援がさらに充実するものと考えております。
     次に、18歳までの年齢拡大の実施時期についてでございますが、このたびの12月定例月議会におきまして条例改正や補正予算を御可決いただいた後、医療助成システムの改修作業や新たに助成の対象となる方の申請受付及び医療証の発行など、実施に向けての準備期間が必要となることから、令和5年8月からとしているものでございます。 58 ◯門川紘幸議員 今回の18歳までの対象年齢の拡大によって、支援内容は府内の他市町村より一歩踏み出た形になるとのことです。こうした制度については、市民への周知はもちろんのこと、医療機関など関係機関に対して幅広く発信していくことが重要と考えます。  また、拡大については早期に開始してほしいところでございますが、8月からの開始については、システム改修、申請の受付や医療証の発行など準備に時間がかかるためと説明がありました。  今後、本市の特徴的な取組もアピールしながら事業周知を進めることが必要と考えますが、今回の拡大をどのように周知していくのか、伺います。 59 ◯菊地武久市民生活部長 今回の対象年齢の拡大につきましては、『広報ひらかた』やホームページへの掲載をはじめ、医療機関や国民健康保険団体連合会などの関係機関に対しましても案内文書や周知用のチラシを送付するなど、様々な機会を通じて周知に努めてまいります。  なお、年齢拡大により新たに助成の対象となる方につきましては、申請手続を漏れることなく行っていただけるよう、市で把握する対象者全員に対して、制度案内とともに申請書を送付することとしております。 60 ◯門川紘幸議員 住宅総合サイト等では、住む場所を検討するときの材料として何歳までの子ども医療費助成が受けられるかが取り上げられております。子育て世帯への支援策として府内でも充実したものになるのであれば、子育て世帯が暮らす場所として枚方市を選んでもらえる大きなPRポイントになるのではないでしょうか。  しかしながら、子育て施策は都市間競争の材料として扱われる状況において、従来からも市長が言われているように、本来は国・府などで一括して対応すべきことと感じております。引き続き、国や府に公的負担制度の創設や拡充について要望していただくこと、また、事業周知については、制度内容をしっかりとイメージ図などで表すなど、市民の皆様に分かりやすく伝わるよう工夫していただき、周知に取り組んでいただくよう要望といたします。 61 ◯松岡ちひろ議員 それでは、私からも質疑させていただきたいのですけれども、今回のこの医療費助成の対象引上げですけれども、少し振り返ってみれば、現在の対象年齢15歳に至るまでも要望書や請願などが市民の方から寄せられておりました。  2014年に提出された請願には、私たち日本共産党市議団でも紹介議員となって市民の皆さんと一緒に実現を求めてきたわけなのですけれども、このときは賛成少数ということで一旦議会で否決となりましたが、その後、2015年に枚方市のほうから対象年齢15歳までの拡充の提案がされて、現状に至っております。常に子どもの医療費助成制度は、市民の皆さんの要求によって制度拡充がなされてきたわけです。  改めて2015年に15歳まで対象となった以降、この子どもの医療費助成制度についての住民の皆さんから届いてきた要望などについて、お聞きしたいと思います。 62 ◯菊地武久市民生活部長 子どもの医療費助成の対象年齢を15歳までに拡充いたしました平成27年(2015年)の12月以降から、これまでの間、子ども医療費助成に対する要望につきましては、市民の方々から市長への提言として毎年数件、また、各種団体からも要望書等により御要望いただいておりました。 63 ◯松岡ちひろ議員 今の答弁でもありましたように、この医療費助成の拡充は粘り強く市民の方々が要望し続けてきた、この声がようやく8年間かかって議会のほうにも届き、枚方市のほうにも届き実現となったわけです。この条例改正によって、本当にようやく枚方市でも子どもの医療費助成制度の対象年齢が18歳までに拡大されることになりました。今の質疑を聞いていると提案までの時間がかかった理由については、国や府としての取組にするべきではないかという考えの下で、しかし昨今、物価高騰などの市民の生活の影響などを踏まえて実施したことや、そしてなぜ実施が8月になるのかということについては、医療費助成のシステム改修が必要など、様々理由が述べられております。  そこで、もう一度確認しておきたいと思うのですけれども、大阪府内の実施状況です。現在、子どもの医療費助成の対象年齢を18歳までとしているところは府内43市町村のうち34市町村となっており、来年度、本市での対象年齢拡大の実施以降についてはどうなるのか、この実施状況について、お聞きしたいと思います。 64 ◯菊地武久市民生活部長 子ども医療費助成の対象年齢を18歳までとしている自治体は、府内43市町村のうち34市町村となっておりますが、来年度に本市が対象年齢拡大を実施した以降は、37市町村が18歳までを対象とした医療費助成を実施することとなっております。 65 ◯松岡ちひろ議員 最後、要望したいと思うのですけれども、来年度以降は18歳までの医療費助成を実施していないのは残り6市町村ということです。市民の皆さんからも、うれしい、でも18歳までの拡充は枚方市はやっぱり遅かったねという声が聞こえてきます。システムの改修などで実際の実施が、しかも8か月後の来年の8月からだということであります。ちなみに、市民福祉委員協議会で報告があった19歳から22歳までの入院医療費助成については、システム改修には関連がないとお聞きしているところです。  もともと対象年齢の拡充の理由は、先日の市民福祉委員協議会でもありましたが、長引くコロナ禍や物価高騰などによる経済的負担が増える中、支援は急務とおっしゃっておられました。この目的に照らして入院医療費助成を先行でできるところからぜひ実施していただきたいと要望して、質疑を終わりたいと思います。 66 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 67 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第66号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 69 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 70 ◯大地正広副議長 これから議案第66号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 72 ◯大地正広副議長 午前11時10分まで本会議を休憩します。     (午前11時1分 休憩)     (午前11時10分 再開) 73 ◯大地正広副議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 74 ◯大地正広副議長 日程第6、議案第67号「市長等の給与に関する条例の一部改正について」及び日程第7、議案第68号「枚方市職員給与条例等の一部改正について」を一括議題とします。 75 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。藤原総務部長。 76 ◯藤原卓也総務部長 ただいま一括上程いただきました議案第67号及び議案第68号につきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、両条例の一部改正を行うに当たりまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  まず、議案第67号 市長等の給与に関する条例の一部改正について、御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の125ページをお願いいたします。  本件は、市長等の特別職の期末手当につきまして、国家公務員の特別職に準じ、その支給率の改定を行うため、条例改正を行うものでございます。  それでは、改正内容につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  議案書の127ページをお願いいたします。  第1条関係は、本年度に適用する規定であり、第5条第1項は、12月期の期末手当の支給率を100分の162.5から100分の167.5に改めるものでございます。  第2条関係は、令和5年4月から適用する規定であり、第5条第1項は、6月期、12月期ともに、その支給率を100分の165に改めるものでございます。  恐れ入りますが、議案書の126ページにお戻り願います。  附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日をそれぞれの規定に応じまして公布の日と令和5年4月1日に定めるものであり、第2項は、改正後の条例の適用関係について定めるものでございます。  続きまして、議案第68号 枚方市職員給与条例等の一部改正について、御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の129ページをお願いいたします。  本市におきましては、これまでから人事院勧告に準拠した給与改定を実施してきており、本年8月8日にございました人事院勧告に準じ、職員の給料月額及び期末手当、勤勉手当の支給率を改定するとともに、管理職員特別勤務手当に係る規定の整備を図るため、改正を行うものでございます。  この管理職員特別勤務手当につきましては、管理職員が週休日、休日等に臨時または緊急の必要性等に応じて勤務した場合に支給することができるものであり、これまで市立ひらかた病院での支給実績がある中におきまして、より実態に即した取扱いとなるよう、公職選挙法に基づく選挙事務に従事した場合、本手当での支給へと見直すため、必要な事項を定めるものでございます。  それでは、条例の改正内容につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  まず、管理職員特別勤務手当に関する部分から御説明させていただきます。  議案書の144ページをお願いいたします。  第1条関係は、枚方市職員給与条例に係る規定であり、第12条の3第1項から第3項は、管理職特別勤務手当の支給対象となる職員につきまして、文言整理等の所要の整備を行うものでございます。  第34条第1項は、週休日または休日等に勤務した場合の取扱いといたしまして、勤務1回当たりの支給額の上限について、国や他の地方公共団体との均衡を踏まえまして1万2,000円とするとともに、規則で定める勤務時間の場合は、この額に100分の150を乗じて得た額とするよう、それぞれ定めるものでございます。  次に、次のページ、145ページの第2項は、平日の午前0時から午前5時までの間に勤務した場合の取扱いとして、勤務1回当たりの支給額の上限を6,000円とすること、第3項、第4項は、規則への委任に関することをそれぞれ定めるものでございます。  次に、次のページ、146ページをお願いいたします。  第41条第4項及び第5項は、文言整理等の所要の整備を行うものでございます。  次に、149ページをお願いいたします。  第3条関係は、企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の規定であり、先ほどの給与条例と同様に、文言整理等の所要の整備を行うものでございます。  続きまして、人事院勧告に準拠した給与改定に関する部分につきまして、御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、132ページにお戻り願います。  議案書の132ページから137ページ及び139ページから142ページについてでございますが、この部分につきましては、枚方市職員給与条例及び枚方市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例に規定いたしております、それぞれの給料表でございまして、改定後の給料表に改めるものでございます。  続きまして、そのほかの主な改正部分につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  議案書の145ページをお願いいたします。  第1条関係、この項目は本年度に適用する規定であり、第34条の5第2項は、146ページにございますとおり、12月期の勤勉手当につきまして、正職員及び任期付職員の支給率を100分の105に、再任用職員の支給率を100分の50に、それぞれ改めるものでございます。  次に、第41条は、特定任期付職員に関しまして、第1項は給料表の改定を、次のページ、147ページの第6項は、12月期の期末手当の支給率を100分の225に改めるものであり、第41条の2第1項は、任期付常勤職員の給料表の改定を行うものでございます。  次に、第2条関係は、枚方市職員給与条例のうち令和5年4月から適用する規定であり、次のページ、148ページにまいりまして、第34条の5第2項は、正職員及び任期付職員の勤勉手当につきまして、6月期、12月期ともに、その支給率を100分の100に、再任用職員の支給率を100分の47.5にそれぞれ改めるものでございまして、第41条第6項は、特定任期付職員の期末手当につきまして、6月期、12月期ともに、その支給率を100分の220に改めるものでございます。  次のページ、149ページ下段の第4条関係は、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の規定でございまして、本年の人事院勧告への対応を考慮し、期末手当につきまして、6月期、12月期ともに、その支給率を100分の125に改めるもので、実施時期につきましては、任用形態等を考慮いたしまして、令和5年度からとするものでございます。  恐れ入りますが、議案書の143ページにお戻り願います。  最後に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日をそれぞれの規定に応じまして、公布の日、令和5年1月1日及び令和5年4月1日にそれぞれ定めるものでございまして、第2項は、改正後の条例の適用関係について定めるものでございます。  以上、議案第67号及び議案第68号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 77 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 78 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第67号及び議案第68号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 80 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 81 ◯大地正広副議長 これから議案第67号及び議案第68号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 83 ◯大地正広副議長 日程第8、議案第69号「枚方市職員の退職手当に関する条例の一部改正について」を議題とします。 84 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。藤原総務部長。 85 ◯藤原卓也総務部長 ただいま上程いただきました議案第69号 枚方市職員の退職手当に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の150ページをお願いいたします。  本件は、非常勤職員の退職手当の支給要件につきまして、今般、国家公務員におきまして祝日等を考慮し、1月当たりの勤務日数に係る要件が緩和されましたことから、この取扱いに準じ、本条例の一部を改正するに当たりまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、改正内容につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の152ページをお願いいたします。  第2条第2項は、市の休日を除いた、いわゆる平日の日数が20日を下回る月の場合は、非常勤職員の退職手当の支給要件である1月当たりの必要な勤務日数を20日と当該平日の日数との差を18日から減じた日数に緩和するものでございます。  第10条第2項は、失業者の退職手当に係る勤務日数につきましても、第2条第2項と同様の取扱いとすることを定めるものでございます。  恐れ入りますが、151ページにお戻り願います。  最後に、附則でございますが、第1項は、この条例の施行期日を令和5年1月1日と定めるもので、第2項は、適用関係を定めるものでございます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第69号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 86 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
    87 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第69号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 88 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 89 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 90 ◯大地正広副議長 これから議案第69号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 92 ◯大地正広副議長 日程第9、議案第70号「枚方市附属機関条例の一部改正について」を議題とします。 93 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。服部福祉事務所長。 94 ◯服部孝次福祉事務所長 ただいま上程いただきました議案第70号 枚方市附属機関条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の154ページをお開き願います。  本件につきましては、枚方市附属機関条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  今回の条例改正につきましては、本市の附属機関として、新たに枚方市生活困窮者等就労準備支援事業者選定審査会及び枚方市生活保護受給者等就労支援事業者選定審査会を設置するものでございます。  それでは、改正内容につきまして、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の156ページをお開き願います。  1.市長の附属機関といたしまして、左記の改正後の欄に記載しております、枚方市生活困窮者等就労準備支援事業者選定審査会につきましては、枚方市生活困窮者等就労準備支援事業を行う事業者の選定に関する審査を行うため、新たに設置するものでございます。  委員定数は5人以内とし、委員構成につきましては、学識経験を有する者、医療に関する専門的知識を有する者、自立支援に関する専門的知識を有する者及び雇用に関する専門的知識を有する者としております。  また、委嘱期間につきましては、答申の日までとしております。  次に、枚方市生活保護受給者等就労支援事業者選定審査会につきましては、枚方市生活保護受給者等就労支援事業を行う事業者の選定に関する審査を行うため、新たに設置するものでございます。  委員定数は5人以内とし、委員構成につきましては、学識経験を有する者、医療に関する専門的知識を有する者、自立支援に関する専門的知識を有する者及び雇用に関する専門的知識を有する者としております。  また、委嘱期間につきましては、答申の日までとしております。  恐れ入りますが、議案書の155ページにお戻り願います。  附則でございますが、本改正条例は公布の日から施行することとしております。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第70号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 95 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 96 ◯松岡ちひろ議員 それでは、私のほうから、ただいま提案がありました条例改正について質疑を行いたいと思います。  この条例改正は、これまで3年の委託契約で実施されていた生活困窮者等就労準備支援事業や生活保護受給者等就労支援事業を、今後は成果に応じた委託料を支払う成果連動型の委託契約を導入するため、事業者選定を行う審査会の設置をするためのものです。  そもそも私は、この事業に成果指標を設定することは適切ではなく、さらに民間企業の成果主義の仕組みを公務の職場に持ち込むことになり、公務にはなじまず反対であります。  まず1つ目は、なぜこの事業に対して成果指標を設定されるのか、その理由をお聞かせください。  次に、この間、行政の業務は民間委託が当たり前のようになっていますが、そもそも民間に委託することは行政サービスの質の向上と行政サービスにおけるコストの削減、この2つの効果が求められるということになります。この事業の質の向上を図るには、ひとえに利用者に寄り添えるように相談員の人数的な確保とスキルの継続が必要だと思います。  市民福祉委員協議会では、就労決定率については過去2年間で50%にも到達できていないということでありましたが、改めて現在の相談員は何名おられるのか、今回の募集では相談員の配置人数をどのように考えておられるのか、お聞きしたいと思います。 97 ◯服部孝次福祉事務所長 成果指標につきましては、就労だけを成果として捉まえるのではなく、将来的な就労につながる成果を可視化することで、より実効性のある取組とするために設定するものでございます。  現在の相談員につきましては、契約の仕様書に基づき、就労支援事業は4名、就労準備支援事業は3名の配置となっております。  今後は、民間事業者の創意工夫による提案により、相談員の人員を決定することとなります。 98 ◯松岡ちひろ議員 今の答弁によりますと、まず相談員については、今の相談員より拡充するのかどうかということは事業者からの提案になるということです。次に、成果については可視化して、実効性ある設定とされましたが、成果への客観的評価が、これまでも成果主義に関しては難しいと言われてきました。結局、誰でも分かりやすい数字で評価をすることにならざるを得ないというのが、これまで民間企業の中で積み上げられてきた成果主義の課題だと認識しています。  しかし、実際には、数字で測れるものよりも、もっと現場では地道で息の長い努力こそが、やがて力強く実を結ぶことになっております。客観的に誰もが納得がいく成果という視点で、どう成果を測ろうとしているのか、また、誰が評価することになるのか、審査会では何を決定することになるのか、具体的にお示しください。  また、成果主義は、企業側からすれば一般的に総額人件費の削減です。PFS事業によって、これまでの委託料と比較して総額で削減とならないのか、また、こうした事業委託には必ず委託期間が設けられるところが課題でありますが、せっかく利用者との関係を積み上げることができたとしても、契約更新時に事業者が変わってしまうという課題が残ってしまいます。結局、継続した成果は測れないのではないでしょうか。これでは市民の利益にならないと考えますが、見解をお聞きしたいと思います。 99 ◯服部孝次福祉事務所長 具体的な成果指標や評価方法、また、委託料の総額などにつきましては、審査会の意見を踏まえて、今後決定することとなります。  委託契約の期間につきましては、就労意欲や就労能力の向上、また、生活能力や社会生活の自立を促すには一定の期間が必要と考えており、令和6年度から令和8年度の3年契約で行う予定としております。就労支援につきましては、おおむね3か月、就労準備支援事業は、おおむね1年程度の期間をかけて実施することとしており、契約期間内で成果を測ることは可能と考えております。  成果連動型民間委託契約方式を導入し、事業内容の提案を受けることで、民間活力が発揮できる実効性のある事業になるものと考えております。 100 ◯松岡ちひろ議員 3回目ですので意見を述べておきたいと思うのですけれども、つまり具体的な成果指標についても、成果として適切に測れるのか、評価方法はどのようにするのか、誰が評価することになるのかなどは今後の審査会で決めますよということでありますし、コスト削減の効果の考え方もよく分からない状況です。  今の答弁では、契約期間に対しても、就労支援は3か月、就労準備は1年の期間で実施するので、契約期間で成果を測ることは可能とされましたが、ただ契約期間をまたぐことになる利用者についてはどうなっていくのか、置き去りになるのではないでしょうか。  私はインターネットで公開されている先行事例の佐倉市の資料を少し見ましたが、面談した、電話をしたということをアクション数やステップアップ値として成果で測られております。結局、この事業で事業者自身は常に成果を見ることになり、利益を確保して成果を今以上に向上させようと思えば、おのずと利用者や企業側の労働者にしわ寄せが行くのではないでしょうか。成果指標では質の向上は測れません。  民間委託ではなく、直営で事業実施をすることこそが今検討するべきだと意見を述べ、質疑を終わりたいと思います。 101 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 102 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第70号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 103 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 104 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 105 ◯大地正広副議長 これから議案第70号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 106 ◯大地正広副議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 107 ◯大地正広副議長 日程第10、議案第71号「枚方市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の一部改正について」を議題とします。 108 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。野田観光にぎわい部長。 109 ◯野田充有観光にぎわい部長 ただいま上程いただきました議案第71号 枚方市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の一部を改正する条例について、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の158ページをお開き願います。  本件は、枚方市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、改正内容につきまして、160ページの新旧対照表に基づき御説明申し上げます。  農地利用最適化推進委員の定数につきましては、農業委員会等に関する法律第18条第2項に、「推進委員の定数は、農地等として利用すべき土地の農業上の利用並びに農地等の利用の効率化及び高度化の状況その他の事情を考慮して政令で定める基準に従い、条例で定める」とされていることから、枚方市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例において定めております。  また、同法施行令第8条第1項におきまして、法第十八条第二項の政令で定める定数の基準は、農業委員会の区域内の農地面積のヘクタール数を百で除して得た数以下であることとする、とされており、本市の農地面積が600ヘクタールを上回っていたことから、推進員の定数をこれまで7人としておりましたが、今年度、本市の農地面積が600ヘクタールを下回ったことから、推進員の定数を6人に変更するものでございます。  恐れ入りますが、議案書の159ページにお戻り願います。  附則といたしまして、本条例の施行日は公布の日からとし、現在、推進委員に委嘱されている者の任期満了後に新たに委嘱する推進委員の定数について適用するものでございます。  以上、簡単ではございますが、議案第71号の提案理由説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 110 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 111 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第71号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 112 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 113 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 114 ◯大地正広副議長 これから議案第71号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 115 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 116 ◯大地正広副議長 日程第11、議案第72号「枚方市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」を議題とします。 117 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。服部福祉事務所長。 118 ◯服部孝次福祉事務所長 ただいま上程いただきました議案第72号 枚方市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の161ページをお開き願います。  本件につきましては、枚方市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  今回の条例の一部改正につきましては、生活保護法を準用している外国人の方の情報も利用できるよう、個人番号を利用し、または提供することができる事務及び情報の範囲を見直すものでございます。  それでは、改正内容につきまして、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の163ページをお開き願います。  個人番号の利用及び特定個人情報の提供につきましては、本条例の第3条及び第4条におきまして、別表第1及び別表第2に掲げる事務となっており、今回の改正は、別表第1の2の項中、中国残留邦人等支援給付関係情報の次に、生活に困窮する外国人に対する生活保護法による保護に準じた措置の実施に関する情報の追加を行い、合わせて文言整理を行うものでございます。  以下、同様に、3の項、4の項、9の項、10の項、15の項、17の項及び別表第2の1の項におきましても、外国人の方の情報も利用できるよう、外国人の生活保護に関する実施関係情報の追加等を行うものです。  また、別表第1に新たに21の項を設け、「生活に困窮する外国人に対する生活保護法による保護に準じた措置の決定及び実施又は徴収金の徴収に関する事務」を追加するものでございます。  恐れ入りますが、議案書の162ページにお戻り願います。  附則でございますが、本改正条例は公布の日から施行することとしております。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第72号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
    119 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 120 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第72号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 121 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 122 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 123 ◯大地正広副議長 これから議案第72号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 124 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 125 ◯大地正広副議長 日程第12、議案第73号「枚方市一般廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について」を議題とします。 126 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。兼瀬環境部長。 127 ◯兼瀬和海環境部長 ただいま上程いただきました議案第73号 枚方市一般廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書170ページをお開き願います。  本件は、枚方市一般廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  今回の改正の趣旨でございますが、本市の清掃工場に持ち込まれるごみ等のうち、許可を受けた者が持ち込んだごみ等の処理手数料の額について改定するものでございます。  それでは、改正内容につきまして、議案書172ページの新旧対照表に基づきまして御説明を申し上げます。  別表のごみ等の項中、持込みごみ処理手数料のうち、許可を受けた者が持ち込んだごみ等の手数料を10キログラム当たり90円から10キログラム当たり150円に改定するものでございます。  恐れ入りますが、議案書171ページにお戻り願います。  附則でございますが、第1項で本条例の施行日を令和5年12月1日とし、第2項で別表の規定を条例の施行日以後に持ち込まれたごみ等の処分について適用し、同日前に持ち込まれたごみ等の処分については適用しないこととしております。  第3項で、経過措置といたしまして、施行日の令和5年12月1日から令和7年11月30日までは10キログラム当たり120円とさせていただくものでございます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第73号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 128 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。前田議員。 129 ◯前田富枝議員 ただいま上程されました議案第73号 枚方市一般廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について、お聞きします。  持込みごみ手数料、いわゆる事業系のごみ手数料は、市内の排出事業者が事業系一般廃棄物を出すときに支払うことになっていると思うのですけれども、まずは枚方市がどのようにして、その手数料を排出事業者から徴収されるのか、お聞きします。 130 ◯兼瀬和海環境部長 事業系ごみ処理手数料の徴収につきましては、市が排出事業者から直接徴収するのではなく、一般廃棄物収集運搬許可業者が排出事業者から収集運搬料金と合わせて徴収し、許可業者が市の清掃工場に搬入する際に、ごみ量に応じて市に事業系ごみ処理手数料を支払う仕組みとなっております。 131 ◯前田富枝議員 許可業者が排出事業者から事業系ごみ処理手数料を徴収する仕組みになっているということですけれども、手数料を改定するに当たりましては、排出事業者に周知するだけではなくて、直接窓口的な役割を担う許可業者に対しても同様に丁寧に説明して理解を求めることが重要になってくると思っています。  そこで、事業系ごみ処理手数料を改定するに当たって、許可業者に対してどのような支援を行っていくのか、お聞きします。 132 ◯兼瀬和海環境部長 事業系ごみ処理手数料につきましては、一般廃棄物収集運搬許可業者が排出事業者から徴収することになりますので、許可業者と緊密な連携が必要であると考えております。そうした中で、ごみ処理料金は収集運搬料金と事業系ごみ処理手数料の2種類で構成されておりまして、今回、市により改定するのは事業系ごみ処理手数料であることを許可業者と連携しながら排出事業者に対してしっかりと周知を行い、市として説明責任を果たすことにより、許可業者に対する負担の軽減につなげていきたいと考えております。 133 ◯前田富枝議員 事業系ごみ処理手数料を改定するに当たりましては、排出事業者への丁寧な説明と理解を求めるというのは当然重要なことだと思うのですけれども、それと同時に、一般廃棄物収集運搬許可業者が排出事業者から改定された手数料を適切に徴収することができるようにすることも、一般廃棄物の円滑な処理を推進する上で、とても大事なことなのかなと思っています。許可業者とも緊密に連携しながら、法に基づく市町村の処理責任の下、枚方市が前面に立って、しっかりと周知に取り組んでいただきますよう要望いたします。 134 ◯野口光男議員 ただいま上程されました議案第73号 枚方市一般廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について、私からも質問させていただきます。  事業系ごみ処理手数料の見直しに当たっては、廃棄物減量等推進審議会から今年の9月に意見具申をいただいているようですが、賛成意見だけではなく反対意見も記載されており、市としてどのように考えているのか、お尋ねいたします。  また、今回の手数料改定の影響を受ける市内の事業者はどの程度いており、また、一概に数値を算出することは難しいかもしれませんが、事業系ごみ処理手数料を10キログラム当たり90円から150円にすると、事業者はどのくらいの費用負担が増えることになるのか、お尋ねいたします。 135 ◯兼瀬和海環境部長 廃棄物減量等推進審議会からの意見具申では、事業系ごみ処理手数料の見直しに賛成意見だけではなく反対意見もあったことにつきましては認識しているところでございます。内容といたしましては、手数料額の激変緩和措置といたしまして経過措置期間を設けるなど、排出事業者に対して一定の配慮を実施し、排出事業者に丁寧かつ十分な説明を行い、理解を求めることも必要であるとの最終的な意見をいただいております。  市といたしましては、法に基づく排出者責任やごみ処理原価との乖離状況などを総合的に勘案し、事業系ごみ処理手数料を改定したいと考えております。  また、市内の事業者は4,000者程度あり、その事業者をごみの排出量別に見ますと、1月当たりのごみ排出量が300キログラムから400キログラムまでの事業者が最も多く、仮に1月当たり400キログラムのごみを排出する事業者では、単純に計算いたしますと1月当たり2,400円の事業系ごみ処理手数料が増えることになります。 136 ◯野口光男議員 費用負担が増えるということになるわけですけれども、最近のコロナ禍による影響などの社会経済状況を踏まえると、事業系ごみ処理手数料の改定は多くの負担増となりますし、今回何か事業者に対する負担軽減等の支援を講じるべきだと思いますが、市として何か考えているのか、お伺いいたします。 137 ◯兼瀬和海環境部長 事業者に対しましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく排出者責任やごみ処理原価との乖離状況などを丁寧に説明し、適正なごみ処理には適正な費用負担が必要であることを理解してもらえるように、しっかりと周知していきたいと考えております。  また、事業系ごみの減量や適正処理につきましても併せて周知し、ごみの減量、リサイクルの促進に向けた取組による支援も行っていきたいと考えております。 138 ◯野口光男議員 3回目となりますので意見を述べますけれども、負担が増える事業者に丁寧な説明をして理解してもらうということですけれども、府下各市の状況を見ると、近隣市の交野市、寝屋川市、高槻市が90円、80円という状況で、枚方市だけ今回引き上げられるということでは到底理解が得られるとは思えません。  まして、今の物価高騰、また光熱費の値上げが続いている下で、事業者にとっては昨今の厳しい経営環境の中で、市が事業系ごみ処理手数料を改定するとなると、事業者はさらなる負担となります。特に零細な事業者への影響は非常に懸念するところでありますし、今、手数料の改定を実施するべきではないと、本条例改正には反対と申し上げて質疑を終わります。 139 ◯岡市栄次郎議員 ただいま上程されました議案第73号 枚方市一般廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について、お伺いします。  事業系ごみ処理手数料については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律における排出者責任の考え方に基づき、ごみ処理原価に一致したものとなるよう見直しを進めていくべきだと、これまで我が会派からも再三指摘をしてきたところです。  今回、事業系ごみ処理手数料が10キログラム当たり90円から150円に改定されることにより、ごみ処理原価との乖離状況が少しは改善されることになりますので、一定評価はできます。事業系ごみ処理手数料を改定するに当たって、排出事業者の負担が増えることになりますので、適正な負担をしていただけるように、なぜ手数料の改定を行うのか十分に理解してもらうことが必要です。  先ほど前田議員より質疑がありましたが、改めて事業系ごみ処理手数料を改定するに当たってどのように排出事業者に周知を行う予定なのか、お伺いします。 140 ◯兼瀬和海環境部長 事業系ごみ処理手数料の改定の周知方法につきましては、法に基づく排出者責任の考え方やごみ処理原価との乖離状況、手数料の改定の趣旨などについて記載したパンフレットを作成し、排出事業者に市から直接郵送するとともに、一般廃棄物収集運搬許可業者とも連携しながら排出事業者に周知を図るほか、市ホームページやSNSなどの媒体を使いまして、適正な費用負担が必要であることを理解してもらえるように、しっかりと周知していきたいと考えております。 141 ◯岡市栄次郎議員 市内の排出事業者は、大小様々な事業者がいますので、それぞれの事業者の実態に即して手数料の改定について十分理解してもらうことができるように丁寧に周知、説明していただき、本市としてきちんと説明責任を果たしていただきたいと思います。  また、事業系ごみ処理手数料の改定は、事業系ごみの削減を促進する一つのきっかけとなり得ますので、SDGsの「12.つくる責任 つかう責任」の目標達成に向けた取組にもつながると思います。  今回、事業系ごみ処理手数料を10キログラム当たり150円に改定することになりますが、ごみ処理原価に向けてはまだまだ途中段階でありますので、今後もごみ処理原価に一致したものとなるように継続して見直しを進めていただくよう要望しまして、質疑を終わります。 142 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 143 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第73号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 144 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 145 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 146 ◯大地正広副議長 これから議案第73号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 147 ◯大地正広副議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 148 ◯大地正広副議長 午後1時30分まで本会議を休憩します。     (午前11時57分 休憩)     (午後1時30分 再開) 149 ◯大地正広副議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 150 ◯大地正広副議長 日程第13、議案第74号「枚方市都市公園条例及び枚方市附属機関条例の一部を改正する条例の一部改正について」及び日程第14、議案第84号「都市公園の指定管理者の指定について」を一括議題とします。 151 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田村土木部長。 152 ◯田村孝文土木部長 ただいま一括上程されました議案第74号 枚方市都市公園条例及び枚方市附属機関条例の一部を改正する条例の一部改正について及び議案第84号 都市公園の指定管理者の指定について、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の173ページをお開きください。  初めに、議案第74号につきましては、枚方市都市公園条例及び枚方市附属機関条例の一部を改正する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由といたしましては、指定管理者制度の円滑な実施に向け、有料施設の使用区分等を見直すためでございます。  条例改正の主な内容につきましては、新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、議案書179ページをお開きください。  まず、第4条は、公園の使用における行為の制限について規定しており、指定管理者が行う自主事業等を促進させ、都市公園の魅力向上やにぎわい創出に資するため、同条第3項の不許可規定のうち、第4号「専ら営利を図る活動に該当する」を削除し、それ以降の号数を繰り上げるものでございます。  次に、本ページから180ページにかかる第10条は、有料施設等の供用日等について規定しており、王仁公園プールの利用促進とにぎわい創出の観点から、第2項の供用日から、「(王仁公園プールにあつては、7月1日から8月31日までの日)」などを削り、第3項に、王仁公園プールの供用日を主要目的の区分に応じ、第1号に遊泳を、第2号に遊泳以外をそれぞれ追加するものでございます。また、同項以下は、同条第3項を追加したことによる文言修正及び条項ずれの修正でございます。  次に、第11条は、団体登録について規定しておりますが、前条と同じく、利用促進とにぎわい創出の観点から、ただし書きの例外規定を追加するものでございます。  次に、第12条第1項中の施設の目的外使用を削るのは、施設の使用用途を妨げない旨を統一表記とするためでございます。  次に、第16条は、使用料について規定しており、第2項は、行為許可を除き、第3号で収益事業に対する行為許可の使用料を明確にするため所要の文言整理を行うもので、同項以下は条項ずれの修正でございます。  次に、同ページから181ページにかけて第23条の2は、指定管理者による管理等について規定しており、第3項の表の改めは、条例第4条の行為許可についても指定管理者の権限となるため修正するもので、第10条については、条項ずれの修正でございます。  次に、同ページから182ページにかけての第23条の3は、利用料金について規定しており、第4項の改めは、さきの第16条第3項と同様に、明確に示す必要があるため所要の文言整理を行うものでございます。また、以下は、同項を追記したことによる条項ずれの修正でございます。  次に、第23条の3の2は、利用料金の特例について規定しており、前条第4項の運動以外等の使用規定が追加されたため、削除するものでございます。  次に、別表第1は、有料施設を規定しており、備考に用途外使用を妨げない旨を追加するものでございます。  次に、同ページから186ページにかけての別表第5は、有料施設の利用料金の上限を規定しており、プール回数券や団体利用料金を条例から廃止することで、指定管理者の裁量で前売り券やシーズン券の販売を可能とするとともに、施設の利用促進を図るため、運動以外の利用料金を新設するものでございます。  恐れ入りますが、178ページにお戻りください。  附則としまして、この条例は公布の日から施行としております。  続きまして、議案第84号 都市公園の指定管理者の指定についての提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の247ページをお開き願います。  本件は、都市公園の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  1.施設の名称は、都市公園、2.団体の名称は、京阪ひらかたスポーツみどりグループ、3.指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次に、次ページ、参考資料、枚方市指定候補者選定調書により選定の概要について御説明いたします。  指定候補者の選定については、令和4年7月14日に、枚方市都市公園指定管理者選定委員会に諮問し公募したところ、下段に記載の1団体から申請がありました。  審査の概要といたしまして、同選定委員会において申請団体から提出された事業計画書に記載されている各提案内容について、申請団体のプレゼンテーションを実施し、審査が行われました。  評価方法につきましては、内容審査を700点満点、指定管理料の額を300点満点として、それぞれ点数化し、合計1,000点満点で評価いたしました。  主な意見と結果として、申請団体の京阪ひらかたスポーツみどりグループは、これまでも管理実績があり、確実な管理運営や緑の資源を生かした事業の展開が期待でき、将来展望に関する提案も確認できたことから、指定候補者として選定する旨の答申が提出されたことから、その答申に基づき、11月7日に指定候補者を選定したものでございます。  なお、提案指定管理料の額は、令和5年度から令和9年度の5年間で、5億2,800万円でございます。  その他の参考資料としまして、議案書249ページに申請のありました申請団体の評価結果と、250ページにその評価内容を、251ページから252ページに事業計画に関する要求事項一覧を、253ページに指定候補者選定の経過、同選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。
     以上、議案第74号及び議案第84号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 153 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。広瀬議員。 154 ◯広瀬ひとみ議員 ただいま提案いただきました議案第74号の枚方市都市公園条例の一部改正について、お伺いいたします。  本条例改正は、都市公園の一層の利用を促進するために指定管理者の提案を受け入れるための条例改正ということでありました。具体的に、どこの公園のどの場所について、どのように変更していくという提案になるのか、お聞かせください。  また、179ページ、第4条の第4号を削るということで、先ほど説明がありましたけれども、専ら営利を図る活動に該当すると認めるときを削って、今後は営利の活動も利用を認めていくというものです。  なぜ営利に利用を拡大していく必要があるのか、本来、公園は市民のためのものであって、営利への利用拡大はふさわしくないのではないか、どのような活用を想定されているのか、お伺いいたします。 155 ◯田村孝文土木部長 都市公園の利用促進の観点から、王仁公園プールについては供用日を遊泳だけでなく遊泳以外についても定めるとともに、指定管理を行う全公園の運動広場、野球場については、運動以外にも利用を拡大していく予定です。  また、第4条第3項第4号を削除するのは、フリーマーケットやキッチンカーなど指定管理者が行う自主事業等を促進させ、都市公園の魅力向上やにぎわい創出に資するために行うものです。 156 ◯広瀬ひとみ議員 公園は、そもそも営利目的に活用するものではありません。公園でフリーマーケットやキッチンカーなど喜ばれる方もおられるかもしれませんが、近隣住民の方に迷惑が生じたり、公園本来の利用者、とりわけ子どもたちの利用に制限がかかったり、また安全確保ができない、こういったことがあってはならないと思います。利用許可に当たっては、何でもオーケーということではなくて、やっぱり地域住民の皆さんをはじめ、市民の皆さんの理解が得られる内容や、また頻度でなければならないと考えます。こうした点は、しっかり踏まえて対応していただけるのか、これは念のため確認させていただきたいと思います。  加えて、王仁公園プールに関する提案内容等は一定理解いたしましたが、他の運動広場や野球場は一層の利用といっても、現在の利用状況は十分に平日以外のところでいえば利用されているのではないでしょうか。どのように利用の拡大を図る考えなのか、そのことによって従来の利用団体の方々に支障が生じることがあってはならないと考えますが、どのように担保される考えなのか、お聞きいたします。  また、大阪城公園では、にぎわいや営利の利用を優先して樹木の伐採等が行われています。こうしたことを優先して市民の憩いの場が市民説明もないままに改変されるということはないのか、お聞きいたします。 157 ◯田村孝文土木部長 運動以外の利用については、団体利用の予約がない場合に予約が可能となる運用とすることで、従来の利用団体に支障が生じることがないと考えております。  また、樹木については、指定管理者とともに引き続き市民の憩いの場となるような適正管理を行ってまいります。 158 ◯広瀬ひとみ議員 ありがとうございます。  1点目に、何でもかんでもオーケーということではなくて、やっぱり住民の理解が得られる活用でなければいけませんというところは、しっかり踏まえて対応していただけるのかというところについて、この点は、念のため、確認のためお答えいただきたいと思います。  3回目ですので意見も併せて言わせていただきますけれども、やっぱり公園の樹木については、愛着を持って見守っておられる方々もおられます。樹木の管理は適正に実施していただきたいと思うのですが、営利の活動を広げるというために、この樹木を伐採するということのないように、樹木のほうも老木になっている部分であるとか、切らないといけないものもあるかもしれませんが、営利の利用を拡大するために樹木を伐採するということはないように徹底していただきたいということでお願いいたします。  再度すみません、最後ですが、答弁を念のためお願いいたします。 159 ◯田村孝文土木部長 答弁漏れ、申し訳ございませんでした。  同条第3項には、公序良俗等を失する場合には許可をしないという不許可規定がございますので、そういったところをしっかり捉えながら、しっかりとした管理、運営をしていきたいと思っています。 160 ◯野口光男議員 ただいま上程されました議案第84号 都市公園の指定管理者の指定について、質疑させていただきます。  今回の指定については、5つの都市公園を一括して指定管理していくということですが、管理、運営を決定していく上で、事前に事業者ヒアリングを実施したということだったと思いますが、その内容はどうだったのか、また、結果として、なぜ1事業者になったのか、お伺いいたします。 161 ◯田村孝文土木部長 事業者ヒアリングにおいては、複数公園を一括することでスケールメリットが生まれ参入しやすくなるといった意見や、一般園地も指定管理区域に含めるべきといった意見をいただきました。  また、申請数に関しては、参入意欲のあった複数の事業者がグループを構成したため、1事業者の申請になったものと考えられます。 162 ◯野口光男議員 今回の評価結果では、施設運営に関する運営計画、事業提案、改善に関する提案、利用者対応に関する提案などの配点において、半分の評価となっています。議案書250ページにある評価内容では、「ソフト面については目立った特徴的な提案が無く、複数の公園を一括管理運営するという事業の特徴を活かした視点が無かった点に大いに課題があった」とも書いてあります。  しかし、1事業者しか応募がなかったために指定することになるわけですが、今後、市としてどのように責任を果たしていくつもりなのか、お伺いいたします。 163 ◯田村孝文土木部長 指定候補者の提案は、確実な管理運営や緑の資源を生かした植栽管理などの事業展開が期待できるなど、高く評価できる内容も多くありました。  次期指定期間においては、提案された取組が着実に遂行されることを確認するとともに、市と指定管理者で協力し、公園の魅力向上に取り組んでまいります。 164 ◯野口光男議員 3回目、意見を述べさせていただきます。  今回、選定委員会が具申しているように、「市民・行政と協働していくことで、良好な公園の管理運営やその仕組みが確立することと、緑や生き物、子育て支援、健康づくり、歴史文化等の分野について緩やかで大きなネットワークを繋げることで、枚方市のまちづくりと市民生活の向上に役立つような管理運営」となるように、枚方市が責任を持って取り組むよう求めて質疑を終わります。 165 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 166 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第74号及び議案第84号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 167 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 168 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 169 ◯大地正広副議長 これから議案第74号及び議案第84号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 170 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 171 ◯大地正広副議長 日程第15、議案第75号「枚方市自転車駐車場条例の一部改正について」及び日程第16、議案第85号「枚方市自転車駐車場の指定管理者の指定について」を一括議題とします。 172 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田村土木部長。 173 ◯田村孝文土木部長 ただいま一括上程されました議案第75号 枚方市自転車駐車場条例の一部改正について及び議案第85号 枚方市自転車駐車場の指定管理者の指定について、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書187ページをお開きください。  初めに、議案第75号につきましては、枚方市自転車駐車場条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由といたしましては、指定管理者制度の円滑な実施に向け、自転車駐車場の使用車種及び使用時間帯の見直しを行うためでございます。  条例改正の主な内容につきましては、新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、議案書189ページをお開きください。  まず、第5条につきましては、自転車駐車場に駐車できる使用車種について定めており、現行では、普通自動二輪車及び大型自動二輪車など自転車等の駐車ができる施設を限定しておりましたが、改正後は、規則で定める駐車場を自転車及び原動機付自転車の駐車に限定するものでございます。  次に、第6条につきましては、第11条に使用料の徴収方法を追記したことによる条項ずれの修正でございます。  次に、第7条につきましては、自転車駐車場の使用時間等について定めており、現行では全ての施設で入出庫できる時間を定めておりましたが、改正後は、施設の構造等によっては終日の入出庫が可能となるよう、規則に定める自転車駐車場の入出庫時間を定めるものでございます。  次に、本ページから190ページにかかる第8条につきましては、自転車駐車場の使用区分について定めており、一時使用の括弧書きの説明において、先ほど説明しました使用時間等の改正に伴う修正でございます。  次に、第9条につきましては、自転車駐車場の使用許可について定めており、現行では駐車券の交付をもって使用を許可するとしておりましたが、機械式設備の導入に対応するため、改正後は、機械式設備の使用または駐車券の交付をもって使用を許可するとするものでございます。  次に、本ページから191ページにかかる第11条につきましては、使用料の徴収方法について使用区分に応じて追記しております。  最後に、条例で使用料の額を定めている別表第2の備考3につきましては、機械式設備の使用をもって許可を受けた場合についてを新たに追記し、備考4では、第5条または第7条に係る規則の施行、そのほかの事情の変更があった場合、備考3の規定の適用は従前の例によるとするものでございます。  恐れ入りますが、188ページにお戻りください。  附則としまして、この条例の施行日を令和5年4月1日としております。  続きまして、議案第85号 枚方市自転車駐車場の指定管理者の指定についての提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の254ページをお開き願います。  本件は、枚方市自転車駐車場の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  1.施設の名称は、枚方市自転車駐車場、2.団体の名称は、サイカパーキング株式会社、3.指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次に、次ページ、参考資料、枚方市指定候補者選定書により、選定の概要につきまして御説明いたします。  指定候補者の選定については、枚方市自転車駐車場指定管理者選定委員会に諮問し、公募したところ、下段に記載の4団体から申請がございました。  審査の概要といたしまして、同選定委員会において申請団体から提出された事業計画書に記載されている各提案内容についてプレゼンテーション等を実施し、審査が行われました。  評価方法につきましては、内容審査を600点満点、指定管理料の額を400点満点として、それぞれ点数化し、合計1,000点満点で評価いたしました。  主な意見と結果として、総合評価が1位であるサイカパーキング株式会社は、自転車駐車場等の管理運営企業として全国の市町村で豊富な実績とノウハウを有しており、経営の継続性、安定性が十分に認められること、各自転車駐車場に応じた機械化やキャッシュレス化などについて極めて具体的に提案されており、利用者の利便性の向上が期待できる。また、事業計画書では、実務を理解した上で現実的な提案がなされている点なども高く評価できることから、他の申請団体よりも優れており、次期指定候補者として選定する旨の答申が提出されたことから、その答申に基づき、11月1日に指定候補者を選定したものでございます。  なお、指定管理料の額は、令和5年度から令和9年度の5年間で、13億7,060万5,000円でございます。  その他の参考資料としまして、議案書256ページに申請のありました4団体の評価結果と、257ページにその評価内容を、258ページから259ページに事業計画に関する確認事項一覧を、260ページに指定候補者の選定の経過、同選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第75号及び議案第85号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 174 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。一原議員。 175 ◯一原明美議員 ただいま上程されました議案第75号 枚方市自転車駐車場条例の一部改正について、お聞きいたします。  コロナ禍においては、125ccのバイクを購入される方が増えてきているという報道もある中、本市においても利用されている方が多く見受けられるようになりました。しかしながら、125ccのバイクをはじめ、大型のバイクが駐車できる自転車駐車場が少なく不便であり、増やしてほしいとのお声を私もお聞きしているところです。  先ほどの説明では、今後の自転車駐車場は、普通自動二輪車及び大型自動二輪車などが駐車できることを基本として、自転車及び原動機付自転車の駐車しかできないとして、自転車駐車場のほうを規則で定めると理解いたしましたが、今回の条例改正ではどのように変えられるのか、お聞きいたします。 176 ◯田村孝文土木部長 市営自転車駐車場に大型バイク等を駐車したいとの要望は本市にも寄せられており、課題解決に向けた検討を進めていたところです。  そのような中、枚方市自転車駐車場の指定管理者の指定について御審議いただいている事業者より、各自転車駐車場の利用状況に応じて駐車できる車種や台数及び配置などを見直すことで利用者の利便性を向上させるとの提案を受けたこともあり、本条例の一部改正について御可決いただけましたら、それぞれの自転車駐車場の敷地形状や利用状況などの精査を行い、普通自動二輪車や大型自動二輪車の受入れが可能な自転車駐車場については、できる限り速やかに実施する考えです。 177 ◯一原明美議員 それぞれの自転車駐車場の敷地形状や利用状況などの精査を行い、普通自動二輪車や大型自動二輪車の受入れが可能な自転車駐車場については、できる限り速やかに実施する考えとのことで、今回の改正により利用される市民の方の利便性も上がり、評価するところです。  今後、現状把握をしっかり行っていただき、多くの箇所で受入れが可能となるよう要望しておきます。  また、先ほどの答弁で、「できる限り速やかに実施する考え」とのことでしたが、時期についてはいつ頃を予定しておられるのか、また、実施に当たっては、その周知方法も重要であると考えますが、どのように考えておられるのか、お聞きいたします。 178 ◯田村孝文土木部長 実施時期につきましては、現時点で明確にお答えすることは難しい状況ですが、次期指定管理者と速やかに現状把握を行うとともに、消防法などの規定確認をはじめとする関係機関との協議を行い、次期指定管理開始までに実施可能箇所を順次確定していく考えです。  その後、必要な工事内容などを検証した上で受入れ開始時期を決定していきますが、周知については、市の広報やホームページ、SNSを活用するとともに、各自転車駐車場への掲示を行うなど、広くお知らせできるよう努めてまいります。 179 ◯一原明美議員 要望です。  実施時期については、次期指定管理開始までに実施可能箇所を順次決定していくとの考えであります。繰り返し申し上げますが、市民の方からの要望も多く、利便性も向上するということで、できる限り速やかに市民の方が利用しやすい自転車駐車場の管理運営を行っていただくよう、また、しっかり周知していただきますよう要望し、質疑を終わります。 180 ◯野口光男議員 議案第75号 枚方市自転車駐車場条例の一部改正について及び議案第85号 枚方市自転車駐車場指定管理者の指定について、質疑させていただきます。  初めに、議案第75号についてですが、指定管理者制度の円滑な実施に向け、自転車駐車場の使用車種及び使用時間帯の見直しを行うとして、駐車場の使用区分は一時使用から入庫の時刻から24時間とするということです。  この間の説明では、条件が整ったところからということですが、24時間となれば深夜の使用が可能になりますが、安全・防犯対策はどのように考えているのか、伺います。  次に、議案第85号 枚方市自転車駐車場指定管理者の指定についてですが、今回新たな指定管理者は、各自転車駐車場に応じた機械化やキャッシュレス化、人員削減案が新たに提案とされていることが高い評価を受けています。  そこで伺いますが、まず、最初に委託から指定管理になった際に、高齢者の就労の場としての役割を継続するとして雇用継続を約束されていましたが、今回の事業者が変わって、引き続きこの雇用継続はされるのか、また、機械化が進めば就労の場が失われることになりますが、どのようにしていくのか併せて伺います。 181 ◯田村孝文土木部長 議案第75号について、お答えいたします。  現在、自転車駐車場の使用時間以外は閉場し消灯しておりますが、開場時間が24時間になれば、利用者の安全性確保並びに防犯対策の観点から、必要な照明と防犯対策は講じる予定です。  次に、議案第85号について、お答えいたします。  現在の従業員は、再度雇用契約を結ぶ必要がありますが、面談を行いながら可能な限り再雇用をすることと、一時利用の機械化完了までは現従業員の雇用状況を最大限尊重する旨を確認しています。  また、機械化に合わせ、一部駐車場については人員削減する計画となっていますが、次期指定候補者の運営しているほかの施設を異動先としてあっせんするなど、双方が納得した形での人員削減に取り組むと聞いております。 182 ◯野口光男議員 まず、議案第75号については2回目の質問ですが、屋外の自転車駐車場にあっては夜間も照明が点灯することになりますが、近隣住民の理解をどのようにしていくのか、また、夜間の利用ということでは騒音についても気になりますが、有人の管理をしていくのか、伺います。  議案第85号について2回目の質問についてですが、選定調書を見ると、この事業者は指定管理料は一番高額であり、当然評価は4番目となっています。一方で、人員削減がされれば、さらに支出が減ることになりますが、そのことが高い評価点を得ていることになっています。一番利益を上げる事業者が選定されることになるという結果になりますが、人員整理による経費削減と機械化に必要な設備投資金額を把握した上で今回の選定になっているのか、お伺いします。 183 ◯田村孝文土木部長 議案第75号について、お答えいたします。  屋外の自転車駐車場での照明は、閉場していた時間帯も照明を点灯することとなりますが、現行と同様に住宅側の照度を抑えるなどの対策を行うとともに、近隣住民の理解を得られるよう取り組んでまいります。  また、夜間の管理運営に関しては、現行においても無人の時間があり、同様の施設管理を行う予定です。  次に、議案第85号について、お答えいたします。  選定委員会では、各応募者の人件費及び機械化に伴う設備費などの収支予算書も審査の対象となっております。
    184 ◯野口光男議員 3回目、意見を述べさせていただきますが、議案第75号の条例改正については、24時間運営について近隣住民の理解を得ながら丁寧に進めていただくように求めておきます。  議案第85号の指定管理者の指定については、本事業者の提案では、機械化と有人管理とを合わせた管理、運営をしていくという説明を受けました。働いている方々の雇用もしっかり確保していただくよう改めて求めて、質疑を終わります。 185 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 186 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第75号及び議案第85号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 187 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 188 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 189 ◯大地正広副議長 これから議案第75号及び議案第85号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 190 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 191 ◯大地正広副議長 日程第17、議案第76号「枚方市立楠葉生涯学習市民センター・楠葉図書館及び枚方市立津田生涯学習市民センター・津田図書館の指定管理者の指定について」、日程第18、議案第77号「枚方市立御殿山生涯学習美術センター・御殿山図書館及び枚方市立菅原生涯学習市民センター・菅原図書館の指定管理者の指定について」及び日程第19、議案第78号「枚方市立さだ生涯学習市民センター・さだ図書館及び枚方市立牧野生涯学習市民センター・牧野図書館の指定管理者の指定について」を一括議題とします。 192 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。野田観光にぎわい部長。 193 ◯野田充有観光にぎわい部長 ただいま一括上程されました議案第76号から議案第78号の枚方市立生涯学習市民センター・図書館の指定管理者の指定について、提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  恐れ入りますが、議案書192ページをお開き願います。  議案第76号 枚方市立楠葉生涯学習市民センター・楠葉図書館及び枚方市立津田生涯学習市民センター・津田図書館の指定管理者の指定についてでございますが、1.施設の名称は、枚方市立楠葉生涯学習市民センター・楠葉図書館及び枚方市立津田生涯学習市民センター・津田図書館、2.団体の名称は、枚方まなびつながりプロジェクト、代表団体は大阪ガスビジネスクリエイト株式会社、3.指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次に、選定の概要につきまして、御説明申し上げます。  議案書193ページの参考資料、枚方市指定候補者選定調書を御覧ください。  指定候補者の選定につきましては、枚方市立楠葉・津田生涯学習市民センター・図書館指定管理者選定委員会に諮問し、募集要項等につきまして、同選定委員会の意見を踏まえ、内容を確定し、本年8月10日から9月9日までの間、公募を行い、2団体から申請がございました。  審査概要でございますが、選定委員会におきまして申請団体から提出された事業計画書が募集要項に掲げた条件を満たしているかについて審査が行われた後、事業計画書の各提案内容について申請団体のプレゼンテーションを実施し、要求事項の項目ごとに評価を行い、指定管理料の額と合わせて総合評価を行いました。  その結果、枚方まなびつながりプロジェクトは、豊富な同種施設の実績があり、現指定管理者としての実績や本施設の現状認識に基づく提案は現実的なもので、その実現は大いに期待でき、また、運営の拡充に努めるとともに、施設活性化につなげる自主事業など、現状のブラッシュアップに加えて、新しい提案が多数なされております。このため、安定した着実な施設経営が期待できることから、ほかの申請団体よりも優れた内容であると評価し、指定候補者として選定する旨の答申に基づき、本年11月7日に選定したものでございます。  提案指定管理料の額につきましては、5年間で10億7,813万8,000円でございます。  その他の参考資料といたしまして、194ページ及び195ページに申請団体の評価結果及び評価内容、196ページから198ページに事業計画に関する確認事項一覧を、199ページに指定候補者選定の経過と同選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案書200ページをお開き願います。  議案第77号 枚方市立御殿山生涯学習美術センター・御殿山図書館及び枚方市立菅原生涯学習市民センター・菅原図書館の指定管理者の指定についてでございますが、1.施設の名称は、枚方市立御殿山生涯学習美術センター・御殿山図書館及び枚方市立菅原生涯学習市民センター・菅原図書館、2.団体の名称は、枚方まなびつながりプロジェクト、代表団体は大阪ガスビジネスクリエイト株式会社、3.指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次に、選定の概要につきまして、御説明申し上げます。  議案書201ページの参考資料、指定候補者選定調書を御覧ください。  指定候補者の選定につきましては、枚方市立御殿山・菅原生涯学習市民センター・図書館指定管理者選定委員会に諮問し、先ほどの楠葉、津田と同様の方法で総合評価を行いました。  その結果、枚方まなびつながりプロジェクトは、本施設の指定管理者としての実績があり、財務状況も良好で、安定した施設経営が期待でき、生涯学習センターではアートを介してつながることを積極的に推進できる自主事業が、図書館では各年代に向けて利用促進を図る具体的な提案がそれぞれなされております。  施設管理につきましても、利用者の安全や災害時の対応にも配慮している点が評価できることから、指定候補者として適当であると判断し、指定候補者として選定する旨の答申が提出されたことに基づき、本年11月7日に選定したものでございます。  提案指定管理料の額につきましては、5年間で11億5,411万3,000円でございます。  その他の参考資料といたしまして、202ページ及び203ページに申請団体の評価結果及び評価内容を、204ページから206ページに事業計画に関する確認事項一覧、207ページに指定候補者選定の経過等を掲載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案書208ページをお開き願います。  議案第78号 枚方市立さだ生涯学習市民センター・さだ図書館及び枚方市立牧野生涯学習市民センター・牧野図書館の指定管理者の指定についてでございますが、1.施設の名称は、枚方市立さだ生涯学習市民センター・さだ図書館及び枚方市立牧野生涯学習市民センター・牧野図書館、2.団体の名称は、さだ・まきの文化創造プロジェクトで、代表団体は株式会社小学館集英社プロダクション、3.指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次に、選定の概要につきまして、御説明申し上げます。  議案書209ページの参考資料、指定候補者選定調書を御覧ください。  指定候補者の選定につきましては、枚方市立さだ・牧野生涯学習市民センター・図書館指定管理者選定委員会に諮問し、先ほどの楠葉、津田などと同様の方法で総合評価を行いました。  その結果、さだ・まきの文化創造プロジェクトは、他施設において日本でもトップレベルの豊富な管理経験を有しており、本施設の指定管理者としても実績があり安心感があるため、今後も本施設の適切な現状認識に基づく管理運営が期待できます。  また、現行サービスをベースとした新たな提案は実現の可能性を高く感じる内容であり、施設管理についても施設老朽化に対する問題意識が強く、サービスの向上も期待できることから、指定候補者として適当であると判断し、指定候補者として選定する旨の答申に基づき、本年11月7日に選定したものでございます。  なお、提案指定管理料の額につきましては、5年間で11億6,029万円でございます。  その他の参考資料といたしまして、210ページ及び211ページに申請団体の評価結果及び評価内容を、212ページから214ページに事業計画に関する確認事項一覧を、215ページに指定候補者選定の経過等を掲載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第76号から議案第78号の提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 194 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。野口議員。 195 ◯野口光男議員 ただいま一括上程されました議案第76号から議案第78号の枚方市立生涯学習市民センター・図書館の指定管理者の指定について、お聞きします。  議案書を見ておりますと、事業計画に関する確認一覧は参考資料として掲載されていますが、それに対する各申請団体の提案内容は添付されていません。これでは、申請内容がどのような具体的な事業の提案をされてきたのかが分かりません。なぜ添付されていないのか、どうしたら確認できるのか、お伺いいたします。  また、現在の生涯学習市民センターでは、コロナ禍の中でリモート会議を実施したくてもWi-Fi環境がないためにリモート会議ができない状況にあります。私もこの間、設置を求めてきましたが、今回、コロナ禍の中、ウィズコロナの観点からWi-Fi環境の充実について申請団体から提案があったと聞いていますが、どのような提案がされたのか、お伺いします。 196 ◯野田充有観光にぎわい部長 申請団体から提出される事業計画等の資料につきましては、具体的な事業手法のほか、提携する事業者、また、個人の関する情報など事業者のノウハウに係る提案についても記載されているため、広く公表するものではないと考えております。そのため、事業計画書とは別に申請団体には事業計画書の概要を記載した書類の提出を求めており、こちらにつきましては指定管理者選定委員会からの答申後、公表することとしておりますので、各委員協議会の参考資料として提出するとともに、市ホームページで公表しているところでございます。  次に、申請団体によるWi-Fi環境の充実につきましては、現在、Wi-Fi環境は生涯学習市民センターのロビーのみに設置しているところでございますが、申請団体からは電波が届きにくい諸室におけるポケットWi-Fiの貸出しなど、Wi-Fiが活用できるエリアの拡大について提案があり、次期指定管理において早期に導入できるよう取り組んでまいります。 197 ◯野口光男議員 次に、2回目としては図書館について質問させていただきますが、10月に楠葉図書館で実施された行事、ビブリオバトルのポスターに(株)リブネット×ビブリオバトルとなっています。リブネット関連の4分館合同の企画とのことです。この事業は市立図書館のイベントとして行われたのでしょうか、もし枚方市立図書館の中でのイベントであるとしたら、こんな企業名を冠にしたイベントは明らかに一民間企業の営利活動の一環になり、公立図書館の公平性が失われることにもなります。また、このイベントは『広報ひらかた』10月号でもリブネット合同企画ビブリオバトルと宣伝されていますが、市としての見解をお伺いします。 198 ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 議員お示しのイベントにつきましては、楠葉、津田、御殿山、菅原の生涯学習市民センター・図書館の指定管理者で図書館業務を担う構成団体が4分館合同による事業を企画したことからつけられたイベント名でございます。  市の確認が十分でなかったことを踏まえまして、チェック体制の強化を行うとともに、事業者には今後このようなことがないよう指導したところでございます。  なお、市民から疑義が生じることのないよう、ホームページ等に掲載している事業名の差し替えを行ったところでございます。 199 ◯野口光男議員 3回目、意見とさせていただきますが、生涯学習市民センターについて議案書の評価内容については、「利用者目線に立った魅力ある提案がなされており、現状のブラッシュアップに加えて新しい提案が多数なされている」、また、「ビジネス系講座などの新たな事業提案」と書かれています。ところが、具体的な内容は私たちには全く分からないままです。公表できるものは、やっぱりきちっと市民に示すべきではないでしょうか。  また、Wi-Fi対応についても、指定管理者制度を導入するときに民間になれば民間のノウハウでサービス向上になると言いながら、この間ずっと要望してきたにもかかわらず、この実施は遅過ぎます。  図書館については、今回の指定管理者は、実際今も指定管理として実施し、今回このような事態を、4年たった今も実施しているわけです。公立図書館の事業者として不適切な運営をしている状況であり、それをまた市としてチェックできないということも今回明らかになっています。  生涯学習活動の拠点である生涯学習市民センター、そして市民の知る権利を保障する図書館は市として直営でしっかり運営すべきであり、指定管理者の指定については反対と申し上げて、質疑を終わります。 200 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 201 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第76号から議案第78号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 202 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本3件については、委員会の付託を省略することに決しました。 203 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 204 ◯大地正広副議長 これから議案第76号から議案第78号までの3件を一括して起立により採決します。  本3件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 205 ◯大地正広副議長 起立多数です。  よって本3件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 206 ◯大地正広副議長 日程第20、議案第79号「枚方市立特別養護老人ホーム・枚方市立デイサービスセンターの指定管理者の指定について」、日程第21、議案第80号「枚方市立くずは北デイサービスセンターの指定管理者の指定について」及び日程第22、議案第81号「枚方市立総合福祉会館デイサービスセンターの指定管理者の指定について」を一括議題とします。 207 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。林健康福祉部長。 208 ◯林 訓之健康福祉部長 ただいま一括上程いただきました議案第79号から議案第81号までについて、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の216ページをお開き願います。  議案第79号 枚方市立特別養護老人ホーム・枚方市立デイサービスセンターの指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  施設の名称は、枚方市立特別養護老人ホーム・枚方市立デイサービスセンターで、指定管理者として指定する団体の名称は、社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会であり、指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会を選定するに至った概要について、参考資料により御説明いたします。  議案書217ページの指定候補者選定調書を御覧ください。  選定に当たりまして、本年6月13日に、枚方市立特別養護老人ホーム・枚方市立デイサービスセンター指定管理者選定委員会に諮問を行いました。  募集要項等につきまして、同選定委員会の御意見を踏まえた上で内容を確定し、7月8日から8月8日までの間、公募を行ったところ、1団体から申請がございました。  選定委員会での審査概要でございますが、申請団体から提出された事業計画書が募集要項の条件を満たしているかについて審査し、要求事項を満たしていることの確認がなされました。その後、各提案内容につきまして、申請団体のプレゼンテーションが実施され、質疑が行われた後、選定基準等の要求項目ごとに評価していただきました。  評価は、事業計画に関する内容審査1,000点満点で行われました。  その結果、社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会を指定候補者として選定するとの答申を本年10月11日にいただき、この選定委員会の答申に基づきまして、11月7日に指定候補者として選定させていただいたところでございます。  なお、枚方市立特別養護老人ホーム・枚方市立デイサービスセンターは、利用料金制を採用しており、介護保険法による介護報酬等で運営されておりますので、市からの指定管理料は発生いたしません。  その他の参考資料といたしまして、218ページから221ページにかけて評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過並びに選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。  続きまして、議案第80号 枚方市立くずは北デイサービスセンターの指定管理者の指定について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の222ページをお開き願います。  本議案につきましても、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  施設の名称は、枚方市立くずは北デイサービスセンターで、指定管理者として指定する団体の名称は、社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会でございます。指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次のページ以降に参考資料を添付しておりますが、本件につきましても選定の概要等につきましては先ほどの議案と同様でございますので、説明を省略させていただきます。  続きまして、議案第81号 枚方市立総合福祉会館デイサービスセンターの指定管理者の指定について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の228ページをお開き願います。  本議案につきましても、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  施設の名称は、枚方市立総合福祉会館デイサービスセンターで、指定管理者として指定する団体の名称は、社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会でございます。指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次のページ以降に参考資料を添付しておりますが、本件につきましても選定の概要等については先ほどの議案と同様でございますので、説明を省略させていただきます。  なお、本施設につきましては、募集要項に基づき、令和4年7月8日から8月8日までの間、公募を行いましたが、同期間における応募がなかったため、8月26日から9月16日までの間、再公募を行っております。
     以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第79号から議案第81号までの提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 209 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 210 ◯松岡ちひろ議員 ただいま提案がありました議案第81号 枚方市立総合福祉会館デイサービスセンターの指定管理者の指定について、お伺いしたいと思います。  当該施設については、施設定員を50人から35人に変更して1度目の公募が実施されましたが、24年間にわたり施設運営を担っていた事業者が応募しなかったため、再公募となっています。さらに、再公募の際には運営実績の条件を10年から5年に緩和しましたが、複数事業者からの応募がないどころか、応募した社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会についても、現指定管理者が応募しなかったことを知り、利用者に負担が生じることを防ぐため、社会福祉法人の使命だと感じて応募したということであります。  指定管理者制度は、公の施設の管理運営に民間の能力を活用し、住民サービスの向上を図ることが目的ですが、条件を緩和しても1者しか応募がないということでは制度の目的が全く遵守されていないと感じますが、市の見解をお伺いいたします。 211 ◯林 訓之健康福祉部長 枚方市立総合福祉会館デイサービスセンターにつきましては、過去3か年の平均利用率が50%を下回っていたことから、選定委員会委員の提案により、実態に即し定員数を50人から35人に変更したものでございます。  また、運営実績につきましても10年間から5年間とし、指定管理期間の運営安定性を確保しながら応募対象となる法人を増やすことで応募者の増加に努めましたが、コロナ禍によるデイサービスセンターの通い控えなどの影響もあり、新規参入が難しかったのではないかと考えております。 212 ◯松岡ちひろ議員 今の答弁で1法人しか応募がなかったのはコロナ禍が理由ではないかということもありましたが、指定管理者選定委員会の会議録でも、この施設は利用者の4割が障害区分の方であり、利用者が高齢になられたときにほかの施設に移る必要がなく、そのまま使い続けるところであるなど、他の施設と違うのだと、特別な役割を持つ施設であることが説明されています。こうした施設が果たしている役割を継続させることがいかに難しいのかということだと思います。  そうした施設の運営を担ってくれていた事業者が撤退した影響は大変大きく、市は撤退に対しては一体何をしてきたのかという思いであります。  結局、事業者に求める水準を引き下げたことは明確な提供サービスの低下であり、許されないことだと指摘しておきたいと思います。  今回は使命だとし、応募してくださった大阪府母子寡婦福祉連合会には、感謝しかありません。しかし、総合福祉会館デイサービスセンターの選定委員会における指定候補者の評価点は506点で、他の2施設と比較して最も低くなっています。  このような評価点になった理由について、市の見解をお聞きいたします。 213 ◯林 訓之健康福祉部長 利用者の約4割が障害者である当該施設におきまして、新規参入する申請団体としては、利用者の特性に応じた具体的な事業計画等の提出が困難であったことが要因の一つではないかと考えております。しかし、今回、指定候補者に選定されました社会福祉法人大阪府母子寡婦福祉連合会は、他の2施設の現指定管理者として施設の管理運営に携わっている団体であり、選定委員会においても、これまで培われた知識と経験を生かした堅実な施設運営が期待できると評価されております。 214 ◯松岡ちひろ議員 3回目ですので要望にとどめたいと思うのですけれども、私たちとしても市の施設で実施されてきたデイサービス事業が事業者不在で撤退なんてことになれば、本当に利用者の皆さんに多大な御迷惑をおかけすることになり、大変なことになるわけだったので、他の2施設を運営していただいている法人が応募してくれたことはありがたいと思っており、今回の指定管理者の指定については賛成いたします。  ただし、選定委員会の会議録を読んだのですが、法人自身がここまで利用者に障害者が多いことは経験がないとおっしゃっておられるわけです。それだけ特別なサービスを提供しておりました施設ですので、市として責任を持って運営をするべきです。  今後は非公募として事業継続を優先させるべきだと申し上げ、質疑を終わりたいと思います。 215 ◯泉 大介議員 ただいま上程されました議案第80号 枚方市立くずは北デイサービスセンターの指定管理者の指定について、お伺いします。  当該施設については、平成29年度から平成31年度を計画期間とする枚方市新行政改革実施プランで、近隣事業者等の設置状況やサービス提供の充足状況を踏まえ民営化を行うとの課題設定がなされていた経緯があります。また、現行の行財政改革プランでは引き続き検討を進めるものとして位置づけ、検証を継続しているとお聞きしています。  今回の指定管理者の指定により、今後5年間における施設の継続運営が決定されることになりますが、市内に約160もの通所介護事業所が存在しており、市立のデイサービスセンターは民業を圧迫することも危惧しています。  改めて、今後の施設運営について、市の見解をお聞きします。 216 ◯林 訓之健康福祉部長 枚方市立くずは北デイサービスセンターにつきましては、当該地域で中度、重度の要介護者を多く受け入れられる事業者が少ないため、地域に欠かせない施設であると判断し、今回の更新に至ったものでございますが、今後の在り方につきましては、次期指定管理期間の5年間におきまして、デイサービスを行う事業所の状況、周辺地域における利用者ニーズやサービスの充足状況等を見極めながら、市立施設としての必要性を判断する必要があるものと考えております。 217 ◯泉 大介議員 本来であれば、くずは北デイサービスセンターだけでなく、ほかの2施設についても同様の検討を行うべきであると考えますが、特にくずは北デイサービスセンターのように検討期間が長期間に及ぶ施設については、優先的に課題を整理し、今後5年間で民営化も視野に入れ、課題解決に向けた取組を必ず行うよう要望させていただきます。 218 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 219 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第79号から議案第81号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 220 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本3件については、委員会の付託を省略することに決しました。 221 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 222 ◯大地正広副議長 これから議案第79号から議案第81号までの3件を一括して採決します。  本3件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 223 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本3件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 224 ◯大地正広副議長 午後2時45分まで本会議を休憩します。     (午後2時37分 休憩)     (午後2時45分 再開) 225 ◯大地正広副議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 226 ◯大地正広副議長 日程第23、議案第82号「枚方市立障害者社会就労センターの指定管理者の指定について」を議題とします。 227 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。服部福祉事務所長。 228 ◯服部孝次福祉事務所長 ただいま上程いただきました議案第82号について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の234ページをお開き願います。  本件につきましては、枚方市立障害者社会就労センターの指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  施設の名称は、枚方市立障害者社会就労センターで、指定管理者として指定する団体の名称は、社会福祉法人わらしべ会でございます。指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  それでは、社会福祉法人わらしべ会を選定するに至った概要について、参考資料により御説明申し上げます。  議案書235ページの指定候補者選定調書を御覧いただきたいと思います。  選定に当たりましては、本年7月5日に枚方市立障害者社会就労センター指定管理者選定委員会に諮問を行いました。  募集要項等につきましては、同選定委員会の御意見を踏まえた上で内容を確定し、8月3日から9月5日までの間、公募を行ったところ、1団体から申請がございました。  選定委員会での審査概要でございますが、申請団体から提出された事業計画書が募集要項の条件を満たしていることについて審査し、要求事項を満たしていることの確認がなされました。その後、各提案内容につきまして申請団体のプレゼンテーションが実施され、質疑が行われた後、選定基準等の要求項目ごとに評価していただきました。  評価は、事業計画に関する内容審査1,000点満点で評価が行われました。  その結果、社会福祉法人わらしべ会を指定候補者として選定するとの答申を本年10月4日にいただき、この選定委員会の答申に基づきまして、10月26日に指定候補者として選定させていただいたところでございます。  なお、枚方市立障害者社会就労センターは利用料金制を採用しており、障害者総合支援法に定める介護給付費等で運営されていますので、市からの指定管理料は発生いたしません。  その他の参考資料といたしまして、236ページから239ページにかけて評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過並びに選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照いただきたいと思います。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第82号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 229 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。泉議員。 230 ◯泉 大介議員 ただいま上程されました議案第82号について、お伺いします。  今回、指定管理は枚方市内に就労継続支援B型事業5年以上の運営実績がある法人を公募されたとのことですが、就労継続支援B型事業所が令和3年度末で39か所開設しているとお聞きしており、枚方市としてはそれだけの事業所が必要なのか、お伺いします。 231 ◯服部孝次福祉事務所長 就労継続支援B型事業につきましては、枚方市障害福祉計画において令和5年度までの目標事業量を定めており、実利用者数や市内事業所の総定員数は目標を達成しておりますが、ニーズに沿った利用となっているかという観点も含め、今後の状況を注視する必要があると考えております。 232 ◯泉 大介議員 令和4年度も就労継続支援B型事業所は3か所開設されたと聞いております。現在も多くの就労継続支援B型事業所が開設されていく中、公立の施設として就労継続支援B型事業所を継続する必要性があるのか、お伺いします。 233 ◯服部孝次福祉事務所長 社会福祉法の改正などにより、事業者要件が一定緩和されてきたことや、事業者報酬の改善などの影響で比較的軽度の障害のある方を対象とする就労継続支援B型事業につきましては、事業所数は増加しておりますが、実利用者数も増加しているところでございます。  枚方市障害者社会就労センターの必要性や在り方につきましては、公的責任やセーフティーネットの観点を踏まえた上で、その他の福祉に係る公設施設の在り方を含めて、今後の検討課題であると認識しております。 234 ◯泉 大介議員 くずは北デイサービスセンターの指定管理でも要望しましたが、これだけ多くの民間事業者がありますので、公設施設の在り方については今後5年間のうちにしっかり検討していただきますよう要望いたします。 235 ◯松岡ちひろ議員 それでは、私からも、ただいま説明がありました議案第82号を審議するに当たり、質疑いたします。  社会福祉法人わらしべ会については、枚方市立障害者社会就労センターも長く運営していただいております。生き物を通じた近隣小学校との交流や、高校や他の法人との連携など、障害者の社会参加に積極的に取り組んでいただいているところですが、今回は選定委員会ではどのようなところに評価いただいているのか、お聞きいたします。 236 ◯服部孝次福祉事務所長 枚方市立障害者社会就労センター指定管理者選定委員会では、当該法人について申請団体の財務状況の健全化に努めるよう御意見がございましたが、長年、本施設の管理運営に携わり、枚方市において社会福祉分野で大きな貢献を果たしており、自然豊かなロケーションを活用し、馬との触れ合いを取り入れた事業や地域に根差した活動にも取り組んでいることなどが評価されました。 237 ◯松岡ちひろ議員 答弁の中にあった馬との触れ合いの事業も私の友人も利用されていて、とても評価が高いところです。  選定委員会からも長年の運営に対して、社会福祉分野での大きな貢献を果たしている法人だと評価されている、これは大切なことであります。  財務状況への健全化への御意見があったということですが、枚方市には市立障害者社会就労センターの財務状況を改善させるよう、事業者とともに取り組んでいく必要性があるのではないでしょうか、見解をお伺いいたします。 238 ◯服部孝次福祉事務所長 枚方市立障害者社会就労センターの収支状況の改善につきましては、選定委員会での意見を踏まえまして、当該センターとの基本協定の締結時に十分説明を行った上で、年に3回実施されるモニタリング評価などの際に、必要に応じ助言、指導を行ってまいります。 239 ◯松岡ちひろ議員 わらしべ会は、知的障害者授産施設の頃から、障害者の就労や技能習得のために、枚方市と共に歩んできた事業者であります。  市内には就労継続支援事業B型の事業所はたくさんあるのですけれども、先ほどの答弁にもありましたが、その内容は実に様々であります。  こうした中で公募をしてみても1事業者しか応募がないということは、事業者から見ても今の事業内容は評価が高いということだと思います。  また、ここに対しては市の事業だということで、利用者の皆さんからは、そのことでの信頼を得ている事業所であります。市は、枚方市として事業を実施する中で、見えた課題に対して市内全域で改善するための施策づくりなど、こうした役割をしっかり果たしていただく必要があります。この指定には、しっかりと継続的に事業運営をしていただけるよう、次期については非公募であるべきだと見直しを強く求め、この議案には賛成したいと思います。 240 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 241 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第82号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 242 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 243 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 244 ◯大地正広副議長 これから議案第82号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 245 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 246 ◯大地正広副議長 日程第24、議案第83号「枚方市立火葬場(やすらぎの杜)の指定管理者の指定について」を議題とします。 247 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。兼瀬環境部長。 248 ◯兼瀬和海環境部長 ただいま上程されました議案第83号 枚方市立火葬場(やすらぎの杜)の指定管理者の指定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書240ページをお開き願います。  本件は、枚方市立火葬場(やすらぎの杜)の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  指定管理者の指定を行います施設の名称は、枚方市立火葬場(やすらぎの杜)、団体の名称は、五輪・日本管財グループ、指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次に、選定の概要について、御説明申し上げます。  議案書241ページの参考資料、枚方市指定候補者選定調書を御覧いただきたいと思います。  枚方市立火葬場の指定候補者の選定に当たりまして、枚方市立火葬場指定管理者選定委員会に諮問し、同委員会の御意見を踏まえた募集要項等を確定し、令和4年8月3日から9月7日までの間、公募を行い、2団体から申請を受けました。  審査の概要でございますが、申請団体から提出されました事業計画書が募集要項の条件を満たしていることを確認後、各提案内容のプレゼンテーションを実施し、内容審査と指定管理料の額をそれぞれ点数化し、総合評価を行ったものでございます。  評価点数の内訳につきましては、事業計画に関する内容審査が600点、提案された指定管理料の額が400点の合計1,000点満点でございます。  その結果といたしまして、五輪・日本管財グループは、豊富な業務経験による管理運営ができること、グループ企業であるメーカーとの連携により火葬炉の維持管理が的確に行えること、また、大規模災害時等による応援体制が豊富な人材を用いて構築されていることなどが他の申請団体より優れているとされました。
     提案されました指定管理料の額につきましては、5年間の合計額で4億6,054万9,000円でございます。  その他参考資料といたしまして、242ページから246ページにかけまして、評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過及び同選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第83号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 249 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 250 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第83号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 251 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 252 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 253 ◯大地正広副議長 これから議案第83号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 254 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 255 ◯大地正広副議長 日程第25、議案第86号「枚方市立香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場の指定管理者の指定について」を議題とします。 256 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。新内総合教育部長。 257 ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 ただいま上程いただきました議案第86号 枚方市立香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場の指定管理者の指定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の261ページをお開き願います。  本件は、枚方市立香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場の指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  指定管理者の指定を行う施設の名称は、枚方市立香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場、団体の名称は、図書館流通センター・長谷工コミュニティ共同事業体、指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  次に、選定に至る概要につきましては、次のページ、参考資料の枚方市指定候補者選定調書により御説明申し上げます。  議案書の262ページを御覧ください。  指定候補者の選定に当たり、令和4年7月9日に枚方市立香里ケ丘図書館・みどりの広場教育委員会指定管理者選定委員会に諮問し、同選定委員会の意見を踏まえた上で募集要項等の内容を確定し、8月10日から9月9日までの間、公募を行いましたところ、2団体から申請がございました。  同選定委員会において申請団体から提出された事業計画書が募集要項に掲げた条件を満たしているかについて審査が行われ、要求事項を満たしていることが確認されました。その後、各提案内容について申請団体のプレゼンテーションが実施され、質疑が行われた後、選定基準等の要求事項の項目ごとに評価が行われ、指定管理料の額と合わせて総合評価が行われました。  評価方法につきましては、事業計画に関する内容審査を800点満点、指定管理料の額を200点満点とし、合計1,000点満点で評価が行われました。  その結果、図書館流通センター・長谷工コミュニティ共同事業体について、図書館の指定管理者としての豊富な経験を生かした安定的な運営が期待できることや、令和2年の建て替えによるリニューアルオープン以降の利用増大を支える現指定管理者であり、現状認識を踏まえた新たな提案は高い実現可能性が感じられること、また、利用状況に応じ人員の増員を予定している点も評価でき、多様な利用者層を想定した様々な情報技術を用いた企画が提案されており、幅広い世代の利用が増えることが期待できるほか、みどりの広場の維持管理についても市と連携しながら柔軟に対応する姿勢が示されており、意欲が感じられたことから他の申請団体よりも優れており、図書館流通センター・長谷工コミュニティ共同事業体を指定候補者として選定する旨の答申が提出され、その答申に基づき、10月20日に指定候補者として選定したものでございます。  提案指定管理料の額は、5年間で4億774万8,000円でございます。  その他参考資料として、議案書の263ページから268ページに評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過及び同選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第86号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 258 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。堤議員。 259 ◯堤 幸子議員 ただいま提案していただきました議案第86号 枚方市立香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場の指定管理者の指定について、質問させていただきます。  この施設建て替え後3年間、指定管理者による管理が行われてきました。今回は5年間ということになります。  この香里ケ丘図書館は、近隣の3つの分室がなくなったことや新しい図書館ということで、土日は特に、夏休みも大変利用が多くて、子どもたちも喜んでいると思います。また、スタッフの方も大変頑張っていただいていて、何とか繁忙日を乗り越えてこられているのですが、これまでも働いている方から、忙し過ぎて市民のレファレンスにも応えられない、1日中、本の整理ばかりしているなどの御意見も伺っています。人員体制について、指定管理制度になることで導入の際に応援体制が取れることが指定管理者制度導入のメリットだということを説明されていたと思いますが、この間、改善されていないのではないでしょうか。  今回、利用状況に応じて人員の増員を予定しているとのことですが、職員の処遇など、具体的にはどういった内容になるのでしょうか、また、指定管理料について、図書館と公園の指定管理料それぞれ幾らになるのか、併せて伺います。 260 ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 香里ケ丘図書館につきましては、これまでの3年間の利用状況を踏まえて、土曜日や繁忙期などの対応として、正職員に加えてスタッフを増員するという次期指定管理者の提案となっております。  また、指定管理料は総額4億774万8,000円で、総費用の内訳は、図書館に係る経費は3億9,906万円、公園管理に係る経費は868万8,000円となっております。 261 ◯堤 幸子議員 指定管理料のほうですけど、図書館に係る経費について、前回の指定管理料、これをざっと年間、3で割った数字ですけど約7,000万円です。今回は年間で7,981万円、約7,900万円となり、年間で約900万円増加しているということになります。この増加分のほとんどが人件費ということになるのではないかと思いますが、この増額分で何人のスタッフを増員されるのかが心配されます。年間900万円ですので、正規職員とスタッフというこの人数を、ワーキングプアを生み出すことのないように賃金を保証し、多忙の状況が改善されるための人員確保がされるよう求めます。  図書館に係る経費は人件費がほとんどで、賃金をしっかり保証して人手を増やしていけば、指定管理料はこれからもどんどん引き上がっていくことになります。結局、経費の削減という市にとってのメリットもなくなります。  本来、市民の知る権利を保障する図書館は直営で行うべきですが、こうした点からも図書館は直営での運営を行うべきで、指定管理とするべきではありません。  次に、一体管理を行うみどりの広場について、お伺いします。  図書館の窓から見える、みどりののり面の管理は今後どうなっていくのか、また、快適に広場を利用してもらうために、暑さ対策として、簡易テントや充電式サーキュレーター、子どものための外遊びの遊具や玩具の導入も検討されるとなっていますが、無料で貸してもらえるのか、中央公園内ならどこでも利用できるのか、お伺いします。  さらに、民間ノウハウを活用した図書館と公園の一体管理について、これまでの課題と今後の提案内容について、伺います。 262 ◯新内昌子教育委員会事務局総合教育部長 図書館の窓から見えるのり面緑化につきましては、香里ケ丘図書館・香里ケ丘中央公園みどりの広場の指定管理者が除草やかん水等の維持管理を行うこととなっております。  次に、広場を快適に利用するために利用者に貸し出すテントやサーキュレーター、運動遊具、玩具につきましては、無料にて公園内で使っていただく予定でございます。  また、図書館と公園の一体管理につきましては、新型コロナウイルスが感染拡大する中、当初予定されていたイベントが中止や延期となったことが課題と考えております。  新たな取組といたしましては、体を動かすストレッチや体操などの健康イベント、公園に生息する動植物などの自然観察会や星空観察会、夏の夜の図書館や公園を活用した怪談話、図書館をお化け屋敷に仕立てる企画、さらには赤ちゃんの図書館と公園デビューということで、公園を活用した本との出会いの場づくりと親子交流の機会をつくる事業などが提案されております。 263 ◯堤 幸子議員 今回、公園管理の指定管理料についても先ほど伺いました。こちらは前回の1年間の指定管理料と今回を比べると、年間で約10万円ですが下がっています。今の御答弁では、のり面の除草や水やりなども、この指定管理が行うとなっており、この分、仕事が増えていると思うのですけれど下がっているのは理解できません。  また、民間事業者のノウハウを生かした取組についても、これまで何回も聞いてきたのですけど、本当に代わり映えのない内容で、新たな提案の中の遊具の貸出しというのが新たな提案かなと思いますが、こうしたことも直営でも十分できる内容で、わざわざ指定管理で行う必要はないと思います。公園も図書館と共に直営で運営するべきで、指定管理の指定については反対と申し上げ、質疑を終わります。  以上です。 264 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 265 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第86号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 266 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 267 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 268 ◯大地正広副議長 これから議案第86号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 269 ◯大地正広副議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 270 ◯大地正広副議長 日程第26、議案第87号「大阪府都市競艇企業団規約の変更に関する協議について」を議題とします。 271 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。野田観光にぎわい部長。 272 ◯野田充有観光にぎわい部長 ただいま上程いただきました議案第87号 大阪府都市競艇企業団規約の変更に関する協議について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書269ページをお開き願います。  モーターボート競走は昭和27年に誕生し、半世紀以上にわたり、競艇、モーターボート競走、ボートレースなどの様々な呼び方で親しまれてきました。近年では、中央団体の主導により、施行者をはじめ、業界全体の取組として呼び方をボートレースに統一することが進められています。  今回、本市を含む府内16市により構成されている大阪府都市競艇企業団においても、子どもから大人まで容易にイメージが湧き、国際社会でも通用するようイメージアップを図るため、名称を大阪府都市ボートレース企業団に変更するものでございます。  企業団の名称変更に当たりましては、大阪府都市競艇企業団規約の変更が必要であり、その規約の変更には関係地方公共団体の協議を経なければならないと定められています。今回、規約の変更に係る関係地方公共団体の協議を行うため、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  それでは、規約の変更内容につきまして、参考資料の新旧対照表に基づいて御説明申し上げます。議案書の271ページをお開き願います。  規約の題名につきましては、大阪府都市競艇企業団規約から大阪府都市ボートレース企業団規約に改め、第1条の名称、第2条の企業団の事務に記載の内容につきましても、同様に文言の整理を行ったものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 273 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。岩本議員。 274 ◯岩本優祐議員 今回、大阪府都市競艇企業団において規約を一部変更し、これまで大阪府都市競艇企業団としてきた名称を大阪府都市ボートレース企業団に改めるとのことです。この名称を変更する趣旨としては、子どもから大人まで容易にイメージが湧くように、また、国際社会でも通用する、イメージアップを図るというものです。  そこで、この大阪府都市競艇企業団の目指すべきところに対し、市は今後どのような取組を進めていこうと考えているのか、お聞かせください。 275 ◯野田充有観光にぎわい部長 ボートレースによる収入は、本市にとって貴重な財源であり、その意義などについて市民に幅広く周知することが重要であると考えております。今回の企業団名称の変更を機に、『広報ひらかた』をはじめ、さらなる手法の検討も含めたイメージアップにつながる分かりやすいPRに努めてまいります。 276 ◯岩本優祐議員 御答弁ありがとうございます。  ボートレースの売上は、ここ数年、急激に伸びておりまして、令和元年では約2億3,900万円、そして令和2年には約3億6,800万円、令和3年は約4億8,100万円と過去最高の収益を示している状況です。私のお金も一部入っています。  枚方市にとっても大きな収入となっていることから、枚方市でも、こうした財源を基に様々な事業に取り組んでいることを市民にPRいただきたいと思います。  今、ウェブでも収入に対する主な使途として、小・中学校における教室やトイレの補修、改修などの費用に充当と書いていただいていますけれども、定期的に『広報ひらかた』等でも取り上げていただいて、機会を通じてイメージアップにつながっていく発信をお願いいたします。 277 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 278 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第87号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 279 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 280 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 281 ◯大地正広副議長 これから議案第87号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 282 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 283 ◯大地正広副議長 日程第27、議案第88号「市道の廃止について」及び日程第28、議案第89号「市道の認定について」を一括議題とします。 284 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田村土木部長。 285 ◯田村孝文土木部長 ただいま一括上程いただきました議案第88号 市道の廃止について及び議案第89号 市道の認定についてにつきまして、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書272ページをお開き願います。  初めに、議案第88号の市道の廃止については、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
     今回、廃止を行います路線は、本市の道路網の再編を図るためのもので、廃止-1、番号1)の養父第2号線から、274ページ、廃止-10、番号2)の東香里高田1号線までの合計12路線でございます。  以上の廃止路線につきまして、275ページから279ページに各路線の位置及び起終点の参考図面を添付しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第89号の市道の認定について、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書280ページをお開き願います。  本件につきましては、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回認定を行います路線は、道路整備の引継ぎ、道路網の再編、開発行為に伴う帰属及び寄附を受けた、認定-1、番号1)の楠葉野田第35号線から、293ページ、認定-40、番号3)の東香里67号線の合計76路線でございます。  以上の認定路線につきまして、294ページから313ページに各路線の位置及び起終点の参考図面を添付しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第88号及び議案第89号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 286 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 287 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第88号及び議案第89号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 288 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 289 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 290 ◯大地正広副議長 これから議案第88号及び議案第89号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 291 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 292 ◯大地正広副議長 日程第29、議員提出議案第14号「市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」を議題とします。 293 ◯大地正広副議長 提出者から提案理由の説明を求めます。鍜治谷議員。 294 ◯鍜治谷知宏議員 ただいま上程されました議員提出議案第14号 市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、提出者7名を代表いたしまして、提案理由の御説明をいたします。  タブレットに掲載しております議案書を御覧ください。  本件は、本市議会議員の期末手当の支給率を本市の一般職と同様とするとした令和元年度議会改革懇話会の報告に基づき、期末手当の支給率の改定を行うため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  それでは、議案書3ページに添付の新旧対照表により御説明を申し上げます。  第1条関係は、今年度に適用する部分の改正に関する規定であり、第5条第1項におきまして、本年12月期の期末手当の支給率を100分の215から100分の225に改めるものでございます。  第2条関係は、令和5年4月から施行する部分の改正に関する規定であり、第5条第1項におきまして、令和5年度以降の期末手当の支給率を100分の225から、6月期、12月期、それぞれ100分の220に改めるものでございます。  恐れ入りますが、議案書2ページにお戻りください。  附則でございますが、第1項は、改正条例第1条及び附則第2項の施行日を公布の日とし、改正条例第2条については、令和5年4月1日とするものでございます。  次に、附則第2項は、改正条例第1条の規定を令和4年12月1日の適用とした上で、期末手当の内払いと差額支給の取扱いについて定めるものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議員提出議案第14号の提案理由説明とさせていただきます。議員各位におかれましては、よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いいたします。 295 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 296 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議員提出議案第14号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 297 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 298 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 299 ◯大地正広副議長 これから議員提出議案第14号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 300 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 301 ◯大地正広副議長 午後3時40分まで本会議を休憩します。     (午後3時26分 休憩)     (午後3時40分 再開) 302 ◯大地正広副議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 303 ◯大地正広副議長 日程第30、議案第54号「令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)」を議題とします。 304 ◯大地正広副議長 理事者から提案理由の説明を求めます。田中総合政策部長。 305 ◯田中哲夫総合政策部長 ただいま上程いただきました議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  別冊の議案書1ページをお願いいたします。  第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ23億6,398万7,000円を追加し、補正後の総額を1,697億3,971万5,000円と定めるものでございます。第2条から第4条につきましては、それぞれ別表により御説明申し上げます。  5ページをお願いいたします。  債務負担行為の補正につきましては、第2表にございますとおり、今年度中に契約を行っておく必要がある経費につきまして119件の補正を行い、補正後の限度額を9ページの合計欄にございますとおり、300億2,081万7,000円と定めるものでございます。  10ページをお願いいたします。  地方債の補正につきましては、第3表にございますとおり、2件の補正を行い、補正後の限度額を、11ページの最下段にございますとおり、119億438万2,000円と定めるものでございます。  12ページをお願いいたします。  繰越明許費につきましては、第4表にございますとおり、2件の繰越明許費の設定を行っております。  それでは、事項別明細書によりまして、主な補正内容について、御説明申し上げます。  14ページをお願いいたします。まず、歳入の補正でございます。  第15款国庫支出金では、障害者自立支援給付費負担金や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで、15億8,944万9,000円の増額補正を行っております。  16ページをお願いいたします。  第16款府支出金では、障害者自立支援給付費負担金や大阪府地域医療介護総合確保基金事業補助金などで、6億4,253万9,000円の増額補正を行っております。  18ページをお願いいたします。  第19款繰入金では、財政調整基金繰入金などで、1億169万7,000円の増額補正を行っております。  続きまして、歳出の補正でございます。  20ページをお願いいたします。  今回の補正では、人事院勧告に準じた給与改定や先ほどの議員提出議案などに係る人件費補正といたしまして、総額1億4,191万4,000円の増額補正を行っております。各款でそれぞれ補正を行っておりますが、個別の説明は省略させていただきます。  第2款総務費では、ふるさと寄附金推進事業経費や北部リーフにおけるDX推進経費などで、1億8,105万5,000円の増額補正を行っております。  30ページをお願いいたします。  第3款民生費では、障害者自立支援費などで、17億9,618万6,000円の増額補正を行っております。  42ページをお願いいたします。  最下段の第4款衛生費では、高齢者インフルエンザ予防接種委託料などで、2億9,187万7,000円の増額補正を行っております。  58ページをお願いいたします。  最下段の第9款教育費では、小・中学校における通級指導教室等の設置に伴う施設改善維持補修経費や学校給食会に対する学校臨時休業対策事業補助金などで、6,888万2,000円の増額補正を行っております。  なお、70ページ以降に給与費明細書等の参考資料を添付しておりますので、併せて御参照をお願いいたします。  以上、議案第54号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 306 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。岡市議員。 307 ◯岡市栄次郎議員 ただいま上程されました議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)について、お聞きします。  議案書(別冊)の23ページに、ふるさと寄附金推進事業経費として1億845万円が計上されていますが、この事業の目的と補正理由について、お伺いします。 308 ◯乾口里美市長公室長 ふるさと寄附金推進事業経費は、さとふるやふるさとチョイスなどのふるさと寄附金に係る専用ポータルサイトの使用料や寄附金の募集、また、返礼品提供などの運用で必要な経費となっております。  今回の補正理由といたしましては、今年度6月から返礼品となった市内にあります摂南大学及び病院、民間事業者の3者で共同研究を行った腸内フローラ検査キットがメディアで取り上げられたことがきっかけで、全国から3日間で約3,000万円もの寄附が集まりました。寄附額が急増したことに伴い、今回ふるさと寄附金に係る事業経費の増加を見込んでいるものでございます。 309 ◯岡市栄次郎議員 枚方市では、ジビエ料理の教室や、市PR大使でもあるプロバレーボールチーム、パナソニックパンサーズの選手が放つアタックを受けることができるなどの体験型の返礼品を実施していますが、今後の展開をお聞きします。  また、今回の補正額について、市の返礼品、腸内フローラ検査キットがテレビで取り上げられたことがきっかけだということですが、メディア、特にテレビ局への情報提供は行ったのか、お伺いします。 310 ◯乾口里美市長公室長 現在、アタック体験に引き続き、パンサーズとさらなる体験型返礼品の検討を進めているところでございます。  今後も、枚方ならではの特色ある返礼品を展開していきたいと考えております。  また、ふるさと寄附金の返礼品につきましては、必要に応じてホームページ、SNS、メディア、記者クラブなどへ情報提供を行っておりますが、今後はテレビメディアも含めた情報発信に努めてまいります。 311 ◯岡市栄次郎議員 ありがとうございます。  市内の大学と病院や事業者が連携し開発された商品が、このふるさと寄附金の返礼品として全国で人気になっているということは大変喜ばしいことであり、これからの可能性が広がる取組であると考えます。  今後も、様々な連携や特色のある取組を展開し、枚方ならではの魅力ある返礼品の創出をお願いいたします。  また、これらの取組を行うだけではなく、たくさんの方に知ってもらわなければ意味がないことから、情報発信はとても重要であると考えます。情報内容に応じて様々なメディアへの積極的な働きかけを行っていただきますよう要望いたします。  あわせて、腸内フローラ検査キットがふるさと納税の返礼品で好評なのであれば、市民の方々にとっても関心が高いものと思われます。例えば、市立ひらかた病院においても、この検査を導入いただくなど、腸内フローラ検査への市民ニーズへの対応に関しても検討をお願いいたします。 312 ◯丹生真人議員 議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)のうち、議案書(別冊)23ページのDX推進経費について、お聞きいたします。  これは、北部リーフと健康福祉部の各部署が遠隔で相談や申請が行えるよう、モニターなどのICT機器を導入するための経費と聞いておりますけれども、このICT機器を活用し、具体的にどのような取組を行うのか、これまでの北部リーフの窓口で行ってきたことと何が変わっていくのか、お尋ねいたします。 313 ◯林 訓之健康福祉部長 ICT機器を活用した取組につきましては、デジタル技術を活用した包括的な相談支援体制の充実に向けて、これまで北部リーフで対応を行っていた窓口での相談や行政手続のつなぎの支援だけでなく、例えば、介護認定などの相談や申請などについて、タブレットやモニターを利用し画面での相談や申請手続までを行うなど、本庁や他の関係部署と遠隔で行う予定としております。  このたびの補正予算では、北部リーフでの試行実施に必要な健康福祉部内のICT機器の備品購入費を計上しているものでございます。
    314 ◯丹生真人議員 北部地域の身近な窓口である北部リーフにおいて、ICT機器を活用した遠隔での相談や申請等の窓口業務について試行実施を行うとのことです。  これまで、窓口機能の地域拠点化については、我が会派として一貫して訴えてまいりました。そうした中、8月の市民福祉委員協議会では、新しい地域拠点の考え方を令和6年度に取りまとめるとされておりましたけれども、今回の北部リーフにおけるICT機器を活用した相談の試行実施も含めて、今後どのように展開していくのか、改めてお聞きいたします。 315 ◯林 訓之健康福祉部長 来年度のICT機器を活用した試行実施につきましては、通年で実施しますが、年度途中で一旦効果や課題を取りまとめ、市民の利便性向上や業務の効率化を目指した今後の地域拠点の在り方について検討を進め、市駅周辺再整備における3)街区での新しい窓口の開設準備に取り組みます。  令和6年度には、その新たな窓口を開設し、そこでの実績や課題の検証を踏まえ、新しい地域拠点の基本的な考え方を取りまとめ、地域福祉計画(第5期)へ反映してまいりたいと考えております。 316 ◯丹生真人議員 来年度、北部リーフで施行実施をする中で、一旦効果や課題を取りまとめて、それを3)街区での新しい窓口に生かすと、また、さらに令和6年度には3)街区の新たな窓口の実績や課題を検証して、新しい地域拠点の基本的な考え方を取りまとめていくということです。  繰り返しになりますけれども、会派として、より地域に身近な相談窓口として、この北部リーフや、また3)街区で行われる新しい窓口のように、東部地域や南部地域においても地域拠点として相談窓口を設置していくべきと訴えてきましたので、その実現に向けた今後の展開が示されたことについては評価するところであり、これについては着実に進めていただきたいと改めて要望しておきます。  また、令和6年度に新しい地域拠点の基本的な考え方をまとめるということで、これによって新庁舎における窓口業務をどのようにすることになるのか、こういうことについても深く関連することになると思います。  今後、デジタル技術の活用を見据えた新庁舎の窓口、また、大きく新庁舎の在り方についても着実に進めていただきますよう、これも併せて要望として質疑を終わります。 317 ◯鍜治谷知宏議員 ただいま上程されました議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)のうち、私もDX推進経費について、お聞きいたします。  この経費については、北部リーフと健康福祉部内の各部署をICT機器を利活用して市民からの相談を受けるためのものとお聞きしています。  現在、機器類の設置は不十分ながらも、一部の窓口では、先行して既存のICT機器を設置し、遠隔による相談を始めているとお聞きしていますが、先行して実施されている中での課題について、お聞きいたします。 318 ◯林 訓之健康福祉部長 現在、来年度の試行実施に向けた準備として、一部の窓口で既存のタブレットなどを活用したテストを行っているところですが、市民が持参された書類や説明に使用する資料などが画面越しのモニターでは見えづらい場合があること、また、情報提供を行った場合のメモの提供方法など、今後改善が必要な事例が見受けられたところでございます。 319 ◯鍜治谷知宏議員 それでは、2回目の質問をさせていただきます。  現在の準備段階で、改善が必要な事例が見られたとのことですが、今後この補正予算を含め、認識されている課題の解決に対してどのように取り組まれるのか、お聞きいたします。 320 ◯林 訓之健康福祉部長 今回計上しております予算につきましては、タブレットやモニターなど、複数の部署で遠隔相談に必要な備品を購入するもので、モニター越しでも資料が共有できるよう書画カメラの購入を行い、対応する予定としております。  また、運用に際しましても、相談内容を聞き取り、適切な部署につなぎ、そしてサポートを行うための職員の対応を含め、来年度の試行を進める中で、効果や課題の検証、改善を行っていく予定としております。 321 ◯鍜治谷知宏議員 3回目、要望とさせていただきます。  私も10月に北部リーフを視察させていただきまして、北部リーフと市役所本庁をオンラインで結び、実際に遠隔でどのように相談対応するのか、手元にある確認書類等をカメラに映した際、細かい文字などを判別できるかなどの状況を確認させていただきました。モニター越しでは書類の文字が見えづらかったことや、通信環境が不安定で面談途中で映像と音声が途切れ途切れになっていたこと、また、相談場所についても事務所スペースに隣接していることから、プライバシーに配慮した相談環境も必要であるなどの課題を感じたところです。  本格実施に向けては、こうした課題をしっかりと検証し、改善に向けて対応していただくとともに、ソフト面においてもICT機器を使いこなせる職員や、遠隔相談に対応できる人材の育成にも取り組んでいただくよう要望いたしまして、私の質疑を終わります。 322 ◯田中優子議員 ただいま上程されました議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)について、お聞きします。  議案書(別冊)6ページに、債務負担行為補正額として、SNS相談事業に3,030万円が計上されています。この事業については、SNS相談と気持ちの可視化の2つの機能があるということですが、そのうちSNS相談の内容と事業予算の内訳について、確認の意味も含めてお聞きします。 323 ◯横尾佳子子ども未来部長 SNS相談は、小・中学校の児童、生徒に1人1台配付されているタブレットを活用して実施するもので、児童、生徒が匿名で相談できるようにすることで相談へのハードルを下げ、子どもが抱える様々な悩みに答え、複雑化する諸課題への対応に早期につなげることを目的として実施するものでございます。具体的には、タブレット上のアプリで相談ジャンルを選択し、相談内容を入力するものでございます。  なお、事業化に当たって本年6月下旬から9月下旬までの期間に、2小学校、2中学校の協力を得て実証実験を行い、一定の効果があったことを確認するとともに、アプリの課題の洗い出しや相談体制の検討を行ってまいりました。今回の補正予算では、来年度からの本格実施に向けて、システム構築費の2,700万円を5年債務で、また、相談員が使用するタブレットのリース費用330万円を6年債務で計上しております。 324 ◯田中優子議員 我が会派では、これまでから、子どもが相談につながりやすいツールとしてSNS相談の実施を求めてきました。とりわけ1人1台持っているタブレット端末から相談できれば、スマートフォンやパソコンを持っている、いないにかかわらず誰もが気軽に利用できることから、タブレット端末で相談できる仕組みづくりを強く求めていましたので、このようなシステム構築を行っていただけるのは本当にうれしく思っています。  このシステムが本格導入されることで、相談へのハードルが下がり、多くの子どもたちに相談につながってもらえるものと期待していますが、そうした相談に対して、しっかり対応していくための、人員体制や専門性の確保が大切だと思います。相談してよかった、次にまた相談してみようと思ってもらえるよう、どのような相談体制を取られるのか、お聞きします。 325 ◯横尾佳子子ども未来部長 SNS相談における人員体制につきましては、相談に対し文字で回答することから、慎重に回答内容を検討するための時間が一定必要であること、また、実証実験での相談件数が約250件あったことから、全校で実施した場合の相談体制を検討し、教育委員会と子どもの育ち見守り室に、心理職などの相談スキルを有する相談員やスーパーバイザーを配置していきたいと考えております。また、実証実験で相談の多かった曜日や時間帯に相談員を多く配置するなど、より活用しやすい制度となるよう努めてまいります。 326 ◯田中優子議員 実証実験では、2小学校、2中学校で3か月実施しただけで250件近くの相談があったということです。公立全小・中学校で本格実施をするとなると単純計算で15倍の学校が対象となるわけですから、それに対応できる体制をしっかり組んでいただきたいと思います。  その対応のためには、人材確保が大事ですので、処遇面も併せて取り組んでいただきたいと思います。そして、今後、公立小・中学校への導入が完了すれば、広く18歳までを対象とした相談もスタートするわけですから、必要に応じて増員するなど、スムーズに拡大できるよう要望いたします。以上で私の質疑を終わります。 327 ◯広瀬ひとみ議員 私のほうからも、一般会計補正予算について、お伺いいたします。  まず、議案書(別冊)5ページ及び78ページに、債務負担行為に係る補正予算として、子ども医療費助成年齢拡充業務委託のために限度額1,345万1,000円が計上されています。  先月に開催された市民福祉委員協議会では、子ども医療費助成の対象年齢を18歳まで拡大することに加えて、19歳から22歳までの方に対し入院医療費の助成を実施すると説明がありましたが、この限度額には19歳から22歳までの入院医療費助成に係る費用も含まれているのか、まずお伺いいたします。  次に、先ほど田中議員のほうからもありましたけれども、SNS相談の事業についてです。3,030万円が別冊6ページに債務負担行為補正額として計上されています。この事業費は、児童、生徒に配付されているタブレットを活用するシステム構築費だとお聞きしていますが、さきの教育子育て委員協議会では、公民連携で実証実験を行ったと報告がありました。そこで、導入しようとしているシステムの内容はどのようなものなのか、また、委員協議会で報告のあったアプリをそのまま全校で使うのか、お伺いいたします。  次に、8ページの債務負担行為補正の表のうちのおやつ提供業務委託1億500万円について、お伺いいたします。  これは、留守家庭児童会室のおやつ代に係る提供業務委託に係る経費とのことです。今後は、留守家庭児童会室おやつ代と記載していただきたいと思います。  このおやつ提供業務委託について、数点お伺いいたします。  この経費は、委託する児童会室分も含まれているのか。また、これまでのおやつ代の徴収とは変更されることになるのか。その場合、どのような形で保護者から徴収されるのか。計上されている予算の財源は、95ページのところで特定財源、その他の財源となっております。全額が保護者負担金となっているのか、お聞きいたします。  おやつの提供の責任は、ではどこにあるのか。どういったおやつを提供していくのか、考え方を示されるのか、子どもの嗜好や意見はどのように反映されるのか、未納等の対応はどのようにされるのか、お伺いいたします。 328 ◯菊地武久市民生活部長 今回、債務負担行為として補正予算に計上しておりますのは、子ども医療費助成の対象年齢を18歳までに拡大することに係るシステム改修費や、対象者に送付する申請書等の封入封緘に係る委託料等でありまして、19歳から22歳までの方を対象とする入院医療費助成に係る費用は含んでおりません。 329 ◯横尾佳子子ども未来部長 次に、SNS相談事業について、お答えいたします。  SNS相談事業で導入するシステムは、小・中学校の児童、生徒に1人1台配付されているタブレットにインストールしたアプリを活用し、子どもにとって相談しやすい環境整備につなげるものでございます。  このシステムには、子ども自らが気軽にSOSを出したり、そうしたサインを見逃さない仕組みとして、SNS相談機能と気持ちの可視化機能を搭載してまいります。  また、今回導入しようとしているシステムは、実証実験から得られた課題や改善点を踏まえて作成する仕様で、入札により導入する予定でございます。 330 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 おやつ提供業務委託の経費について、お答えいたします。  この経費につきましては、これまで保護者会の費用として留守家庭児童会室職員がおやつ代の徴収やおやつの購入を一部現金で取り扱っていたものを、市が公金としておやつ代の徴収等を行うよう見直し、全校分のおやつの調達、配送業務等を委託するものでございます。  経費につきましては、委託する児童会室を含めた全校分となっております。また、徴収方法につきましては、口座振替のほか、コンビニ、ゆうちょ銀行、金融機関等での納付書払いとなります。  これまで、おやつ代については受益者負担の考え方の下、実費徴収として児童1人当たり月額2,000円を徴収しており、生活保護受給世帯の児童に対しては、おやつ代の一部補助として月額1,000円の補助を行っております。  おやつの提供につきましては、厚生労働省が示す放課後児童クラブ運営指針に基づき、発達過程にある児童の成長に応じて、アレルギー対応も含め、市が適切に行ってまいります。 おやつは補食としての役割もあることから、内容、量について定期的なおやつの献立会議などを通じて現場の状況等を把握し、メニューに反映させてまいります。  未納への対応については、おやつの提供を行わないということはありませんが、仮に滞納となった場合は、枚方市債権管理及び回収に関する条例に基づき対応してまいります。 331 ◯広瀬ひとみ議員 ありがとうございました。  まず、子ども医療費助成のシステム改修費についてです。今回の補正予算には、19歳から22歳までの入院医療費助成の分は含まないとの答弁がありましたが、その理由について、お聞きいたします。  次に、SNS相談についてです。  今回導入しようとしているアプリは、入札により導入するということですので、実証実験時とは異なる可能性もあるということです。実証実験時には、気持ちの可視化において教員の負担が大きかったとお聞きしていますが、実証実験時から何か改善が図られるのか、お聞きいたします。また、この気持ちの可視化は子どもに気持ちを入力させることが必須となっていますが、子どもはアプリに必ず入力する必要があるのか、お伺いいたします。  次に、留守家庭児童会室のおやつ代についてです。  子どもの意見反映もぜひ行っていただきたいというふうに、メニュー会議、行われるということですので、そういう機会もぜひ設けていただきたいと思います。  保護者からすれば、公金として保育料と、そしておやつ代と、これが合わせて引き落としされていくということになりますので、おやつ代2,000円、保育料7,200円で9,200円の負担ということになります。物価上昇の影響は今おやつにも及んでいて、袋の中が本当に少なくなっていたりだとか、量が少なくなったりだとか、そういう影響もありますし、また、家計のほうも、もちろん大きな影響が与えられているところです。保護者からはどのような意見が寄せられているのか。保護者会への説明は終えられているのか、学校給食では物価高騰の影響が生じないようにということで今対応していただいておりますが、おやつ代に対しては対応されないのか。昨今の状況からすれば負担軽減すべきではないかと思いますが、見解をお伺いいたします。 332 ◯菊地武久市民生活部長 子どもの医療費助成について、お答えいたします。  19歳から22歳までの入院医療費助成の助成内容につきましては、子ども医療費助成制度の入院時に係るものと同じ内容ではございますが、助成方法につきまして、医療証の発行は行わず、償還払いとすることから、現行の医療助成システムの改修は行いません。また、医療証の交付に係る申請書等を対象者へ事前に送付するための封入封緘業務も発生しないことから、今回予算の計上は行っておりません。 333 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 まず、SNS相談事業の実証実験の際には、アプリへのログイン時や気持ちの可視化データ閲覧時について、時間や手間を要することが課題として挙げられておりましたので、改善が図られるよう仕様に反映してまいります。  また、気持ちの可視化については、子どもたち自身が入力し振り返ることで自分の気持ちの状態に気づくきっかけとなることも狙いの一つとしておりますが、入力しないということも子どもたちの意思表示として捉えているため、強制することはございません。  全校で実施する際には、子どもたちにとって使いやすく魅力あるアプリにすることを目指してまいります。  続きまして、おやつ代の費用につきましては、運営費に対する国の負担の考え方に基づき、保護者におやつ代の実費分を御負担いただくものであり、これまでと同様と考えております。  徴収方法等の変更については、保護者会にお伝えしているところですが、今後、入室説明会を通じて、各保護者にもお知らせするとともに、御意見についても伺ってまいります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 334 ◯大地正広副議長 暫時休憩します。     (午後4時11分 休憩)     (午後4時12分 再開) 335 ◯大地正広副議長 再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 336 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 失礼いたしました。  負担軽減につきましては、必要があれば状況を見ながら検討してまいります。 337 ◯広瀬ひとみ議員 ありがとうございます。  まず、子ども医療費助成のシステム改修についてです。封入封緘の必要もないということでシステム改修には含まれていないということでありました。少なくとも、せっかく喜ばれる制度がこうしてできるわけですから、個別の通知を行えばいいのにと私は思います。封筒でなくても、はがきでも、やっぱり学生世代、若い世代の皆さんに対して枚方市が行っている支援の施策をこれ以外にもぜひ紹介をしながら、そういうことも行うべきではないのかなと思っております。  加えて、システム改修は必要がないということは条例審議のときにもありましたけれども、システム改修が必要だから8月になるという説明でありました。今、本当に厳しい状況の中で何とかやりくりしながら暮らされている学生の世帯はたくさんあると思うのです。そう考えれば、システム改修の要らない入院医療費助成については何も8月まで待つ必要はないということになりますから、これはやっぱりもう4月の実施を目指してぜひ取り組んでいただきたいということ、この点は要望としておきたいと思います。  次に、SNS相談についてなのですけれども、子どもの気持ちの可視化についてですが、実証実験校のアンケートでは、小学校教員の約77%、中学校の50%の先生たちが負担感があると答えられたということでありました。時間と手間を要する課題については改善を図るということでありましたが、それで負担感が解消されるのか。こうした取組をするからには、発信された児童、生徒の気持ちに、目の前の子どもの姿を見るだけではなくて、気持ちが表されたタブレットの中身も先生たちはしっかり見詰めて、一層の気遣いというのが求められることになってまいります。そうした気持ちの負担も大きいのではないかなと思います。学校現場の疲弊解消なくして、子どもに寄り添うことはできません。よかれと思って実施することで新たな負担や疲弊を生み出すことのないように、現場の先生方の意見も十分に踏まえて対応を図っていただきたいと思いますし、やっぱり本気で子どもたちに寄り添える教育環境の整備、少人数学級の推進にこそ力も入れていただきたいと思います。  また、気持ちの可視化についてですが、入力しないことも意思表示で強制はしないということでありました。一斉に時間を設けて入力するように声をかけられれば、しなければならないと子どもは思います。自分の気持ちを表すのか、表さないのか。それは自由であるということもしっかり伝えていただき、入力を求められるということそのものが子どもの負担とならないように配慮していただきたいと思います。  また、田中議員のほうからもありましたけれども、SNS相談をやっていただくということで、やっぱり相談された子どもたちの願いにしっかり応えられる、そういう対応がしっかり図られるように取り組んでいただきたいと、私のほうからもお願いしておきたいと思います。  次に、留守家庭児童会室のおやつ代についてです。  おやつもやっぱり物価高の影響を受けております。枚方市が一括で発注することになるわけですから、量が少なくなったり、質が落ちたりすることのないように必要な支援を講じていただきたいと思いますし、また、おやつ代を公金として徴収することになります。抜本的な負担軽減もぜひ進めていただくようにお願いいたしまして、質疑を終わります。 338 ◯小池晶子議員 ただいま上程されました議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)について、お聞きします。  まず初めに、田中議員と広瀬議員からも質疑がありました、議案書(別冊)6ページに債務負担行為補正額として、SNS相談事業に3,030万円が計上されています。これについて、お聞きします。  まず、この事業費は、児童、生徒に配付されているタブレットを活用するシステム構築費だとお聞きしておりますが、どのようなシステムを導入して、どのような効果を期待しているのか、お聞きします。  次に、議案第54号、議案書(別冊)63ページの施設改善維持補修経費について、お伺いします。  一般会計補正予算として、小・中学校の施設の修繕料及び庁用器具費が、小学校管理費及び中学校管理費、合計630万円が計上されております。令和5年度の支援学級や通級指導教室の設置に伴い、パーティションや空調の整備をするとお聞きしておりますが、パーティション及び空調の設置基準はどのようになっておられるのか、また、暫定値として何校に設置予定なのか、お伺いいたします。 339 ◯横尾佳子子ども未来部長 SNS相談事業は、小・中学校の児童、生徒に1人1台配付されているタブレットにアプリをインストールし、アプリから入力された情報を活用するシステムを導入するものでございます。このシステムには子どもが自ら手軽にSOSを出したり、そうしたサインを見逃さない仕組みとして、SNS相談と気持ちの可視化の2つの機能を搭載してまいります。  これらの機能については、小・中学校各2校を対象とした実証実験を行っており、システムを導入することにより相談のハードルを下げることや、教員に自身の状況を知ってもらいたいという児童、生徒のニーズに応えることにつながるものと考えております。 340 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 パーティションや空調設備の設置基準はございませんが、支援教室や通級指導教室の設置につきましては、学校の施設状況を踏まえ、学校と協議しながら必要に応じて整備を行っております。  令和5年度当初におけるパーティション等の設置は、小学校5校、中学校6校を予定しております。 341 ◯小池晶子議員 ありがとうございます。  まず、SNS相談事業につきまして、実証実験では実際に見守りにつながるケースもあったとお聞きしているところですが、全校実施においても引き続きしっかり情報連携いただき取組を進めていただきたいと要望します。  また、子どものサインを見逃さない仕組みにより、子どものニーズにも応えていくということですが、全小・中学校に導入するに当たっては周知啓発が大変重要だと思いますが、利用する子どもたちや教員にどのように周知していくお考えなのか、お聞きします。  次に、議案第54号、議案書(別冊)94ページには、債務負担行為で支援学級・通級指導教室支援事業費として1,890万円計上されており、教育支援ソフトを導入するとのことですが、現在、支援教育の推進に当たり課題があるために教育支援ソフトを導入するものだと考えております。そこで、現在の課題や教育支援ソフトを導入することの効果、具体的にどのようなことができるのか、また、他市で同様の事業に取り組んでいるところがあれば、その効果をお伺いいたします。 342 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 まず、SNS相談事業につきましては、これまでも検証校での実績等について周知を行っておりますが、補正予算の確定後、再度、校長会で本アプリ導入に至った経緯、狙いを丁寧に説明いたします。その上で、具体的な操作方法につきましては、児童、生徒にとって活用しやすいようにショート動画等を作成するなど、スムーズなスタートに向け準備を進めてまいります。  続きまして、支援学級・通級指導教室支援事業費につきまして、本市の支援教育に係る現在の課題の一つとして、児童・生徒一人一人の障害や特性、教育的ニーズに合わせた指導について、教員の経験により差が生じていることが挙げられます。教育支援ソフトを導入することで教員の経験によらず、個々の状況に応じたアセスメントや教材の提供、個別の教育支援計画や個別の指導計画の作成などを一定行えることが期待できます。  他市におきましても、配慮が必要な児童・生徒一人一人の情報を入力することで、具体的な支援策などが提案されるとともに、実態に合わせた目標等の提示により、経験の浅い教員でも、より効果的、効率的な指導を行うことができるようになったと聞いております。 343 ◯小池晶子議員 ありがとうございます。要望です。  令和5年度からの全小・中学校で本格的に開始されるSNS相談事業ですが、今回の実証実験で見えてきた課題や子どもの声にしっかりと対応いただき、より便利に使いやすく、また、教職員の負担軽減につながる取組をお願いいたします。集まった相談に対して返信が遅いなどの課題がありましたが、相談員の拡充やスクールソーシャルワーカーの増員、取組体制の構築など、そして何より子どもや保護者に対して、この事業の周知をしっかりと図っていただくよう要望いたします。  パーティションや空調につきましては、今後の支援学級に在籍する児童・生徒数や通級指導教室を利用する児童・生徒数により部屋数が決定するということですが、学校の要望等の丁寧な聞き取りを行い、適切な対応をお願いいたします。  教育支援ソフトに関しては、我が会派として7月25日に市と教育委員会に対し、今後の枚方市の支援教育についての緊急要望書を提出し、子どもたちの教育的ニーズに対応した適切な個別の教育支援計画を作成できるよう、ICTを活用した教育ソフトの導入など、財政面も含めて支援教育の充実を図ることの申入れを行っておりました。教育支援ソフトの導入により教師の負担を軽減でき、切れ目のない支援や質の高い指導が実現できると聞いておりますので、活用し、効果を出してもらいたいところです。あわせて、支援教育についての教職員への研修や指導の体制への充実も重ねてお願いいたします。  教育支援ソフトは、支援教育のためだけではなく、個々の不登校児童・生徒や課題を抱えている子どもたちへの見立てや支援方法も割り出すことによって不登校への未然防止にもつながると思いますので、幅広く活用していただくよう要望とさせていただきまして、私の質疑を終わります。
    344 ◯藤田幸久議員 議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)のうち、重複しますが、私からも学校における教育環境の整備について、お伺いいたします。  まず初めに、議案書(別冊)63ページに小学校管理費の施設改善維持補修経費180万円と中学校管理費の施設改善維持補修経費450万円、計630万円が計上されております。それぞれ修繕料と庁用器具費が示されておりますが、これはどのような施設改善維持補修が行われるのでしょうか、お聞かせください。 345 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 施設改善維持補修経費について、お答えいたします。  現在、学校では、支援学級の増加による教室不足の対策として、普通教室をパーティション等で半分に区切り、有効活用しているところでございます。今回の補正予算につきましても、令和5年度から新たに設置する通級指導教室や支援学級の新設により、普通教室が不足する学校にパーティションを設置するとともに、空調設備がない教室にエアコンを設置するものでございます。 346 ◯藤田幸久議員 次に、議案書(別冊)94ページに、支援学級・通級指導教室支援事業の債務負担行為補正額として1,890万円が計上されておりますが、これはどのような内容であり、また、その目指す目的について、お聞かせください。 347 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 支援学級・通級指導教室支援事業費につきましては、支援教育に係る教育支援ソフトの導入費でございます。これは、児童、生徒の障害の状態や困り感をより客観的に判断した個別の教育支援計画や個別の指導計画の作成に合わせて、必要な教材の提供などが可能となるものでございます。 348 ◯藤田幸久議員 支援学級の充実に向けた取組の一環であることは理解いたしました。  それでは、最後に、意見、要望を申し上げます。  本市は、これまで、「ともに学び、ともに育つ」という理念を重視し、障害のある子どもの自立と社会参加を見据え、一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供してきました。そして、今年度から新たな教育長の陣頭指揮の下で、支援教育の新たな運用についての取組が始まり、さらなる支援教育の充実が期待されましたが、目標達成に向けて教育長の肩に少し力が入り過ぎたのでしょうか、先走った感が見受けられ、教育現場や保護者の皆さんに多大な混乱を生じさせてしまったことは否めず、非常に残念です。  これからも適切な学びの場の選択が重要であり、一人一人の教育的ニーズに最も的確に応えていく指導を提供できるインクルーシブ教育システムの構築をしていただきますよう要望いたします。  また、本市の支援教育の質を低下、後退させることのないよう、保護者の皆さんにも安心していただける充実した教育環境を構築していただきますよう要望いたしまして、質疑を終わります。 349 ◯堤 幸子議員 私のほうからも、一般会計補正予算について、お伺いいたします。  皆様と少し重なるところもありますが、質問させていただきます。  初めに、議案書(別冊)6ページにある債務負担行為補正として、総合文化芸術センター利用者誘導警備業務委託、限度額797万6,000円を計上されていますが、なぜこうした経費が必要となるのか、お伺いします。  次に、63ページの施設改善維持補修経費です。  支援教育の環境整備のうち、パーティション工事、空調設備、電源工事など、支援教室の改善経費で行うということでしたが、これは通級指導教室の整備に必要な経費ということですが、支援学級をパーティションで区切るのか、どのようにされるのか、伺います。  また、そもそも保護者説明会では全校に通級指導教室を整備するとの説明をされていましたが、この予算ではどこの小学校及び中学校に整備をしていくのか、お伺いいたします。 350 ◯野田充有観光にぎわい部長 まず、総合文化芸術センター利用者誘導警備業務委託について、お答えいたします。  総合文化芸術センターには、昨年のオープン以来、多くの利用者にお越しいただいているところでございます。しかしながら、特に総合文化芸術センター大ホールでのイベント終了時におきまして、府道京都守口線のラポールひらかた前交差点の横断歩道を一度に多くの利用者が渡られ、交通渋滞を招く状況が生じております。こうした状況に対応するため、今回の債務負担行為補正で予定する総合文化芸術センター利用者誘導警備業務委託につきましては、多くの鑑賞者が見込まれる大ホール事業などにおいて、ラポールひらかた前交差点における交通渋滞が生じないよう、安全に利用者を誘導することを目的に警備員を配置するとともに、より円滑な人流をつくるため、府道京都守口線歩道橋につながる総合文化芸術センター前エスカレーターの上り下りの切替えについても適宜行う予定としております。 351 ◯位田真由子教育委員会事務局学校教育部長 続きまして、施設改善維持補修経費について、お答えいたします。  現在、学校では、支援学級の増加による教室不足の対策として、普通教室をパーティション等で半分に区切り、有効活用しているところであります。今回の補正予算につきましても、令和5年度から新たに設置する通級指導教室や支援学級の新設により、普通教室が不足する学校にパーティションや空調を設置するものでございます。  整備を行う学校につきましては、今後、学級数の確定に伴い変更する場合がございますが、現時点では、枚方小学校、香里小学校、開成小学校、春日小学校、桜丘小学校の5校にパーティションの設置を予定しております。また、中学校は枚方中学校、招提中学校、渚西中学校の3校にパーティションの設置を、楠葉中学校、山田中学校、渚西中学校の3校に空調の設置を予定しております。 352 ◯堤 幸子議員 どうもありがとうございました。  初めに、施設改善維持補修経費について、要望させていただきます。  現在、支援学級増加の教室不足分について普通教室を有効活用しているということですが、本来、教室不足の解消を検討するべきで望ましい状況ではありません。今回さらに通級指導教室を設置するため、パーティションで区切っての利用となるところが出てくるということです。通級指導教室は全校設置を目指して今後も増やしていくという方向だと思いますので、この状況は改善されるとは思いません。通級指導教室が増えたために支援学級の環境が悪化するということがないように、環境整備にしっかりと取り組んでいただきますよう要望します。  次に、総合文化芸術センター利用者誘導警備業務委託について、質問します。  安全対策の必要性は理解しますが、なぜ本市が費用負担を行うのでしょうか。本来、イベントの開催時には、その主催者が周辺警備や誘導を行うべきではないのでしょうか。大規模イベントの際には主催者側に求めるべきではないでしょうか、また、他市の類似施設においてはどのような対応をされているのか、併せてお伺いします。 353 ◯野田充有観光にぎわい部長 今回の債務負担行為で予定している内容につきましては、総合文化芸術センターの現在の指定管理業務には含まれておらず、大規模イベントの主催者となる総合文化芸術センター指定管理者等のイベント終了時に伴う交通渋滞の改善や利用者の安全確保を図る観点から、本市において予算確保を行うものでございます。  今後、本業務委託を検証した上で、次期指定管理者選定に向けましては、業務仕様書への反映について検討する考えでございます。  また、他市事例といたしましては、東大阪市文化創造館や滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールにおきまして警備を行っている事例がございます。 354 ◯堤 幸子議員 総合文化芸術センターへの動線については、これまで様々な御意見もあって、特に京都守口線の横断歩道を多くの方が渡ると車が渋滞するというのは当初から分かっていたはずで、そのためにエレベーター、エスカレーターなどの設置も、その改善のために行われたのではないかと思います。今回の内容は、指定管理者等のイベント終了時ということですが、それ以外のイベントの場合にも主催者にぜひ警備を要請するなど対応していただきたいと思います。  次期指定管理者選定に向けて業務仕様書への反映を検討しているとのことですが、当初から予想されていたことで、やはり指定管理の業務として含めておくべきだったのではないかと思います。安全のためには必要な経費ですが、イベント開催時にどのような状況なのか、今回の警備をして状況をしっかりつかんでいただいて、今後は適切な対応をしていただきたいと要望させていただきます。 355 ◯八尾善之議員 私のほうからも、議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)の中で、今、堤議員も言われた交通施策について質問したいと思います。  議案書(別冊)6ページの債務負担行為補正の中の、今言われました総合文化芸術センター利用者誘導警備業務委託限度額797万6,000円について、伺います。  この業務委託は、私が昨年の12月定例月議会の一般質問などにおいて、総合文化芸術センターの利用者の多くが横断歩道を利用されるため、枚方市駅北口から枚方市駅前線を通る、この道路の起終点であるラポールひらかた前交差点をかささぎ橋方面へ右折する車がなかなか右折ができず、渋滞を招いているという指摘に対する改善策として、今回、警備員を配置し、利用者を安全に総合文化芸術センターへと誘導するとお聞きしました。この警備業務委託が実現できれば一定の改善が図られると思いますので、ぜひとも業務委託を進めていただきたいと強く感じているところであります。  また、私は、ラポールひらかた前交差点に設置されているエスカレーターの利用を促す取組も必要だと指摘しておりましたが、このエスカレーター部分の警備業務委託についてはどのような内容とするお考えなのか、見解を伺います。 356 ◯野田充有観光にぎわい部長 ラポールひらかた前交差点には、上り下り1基ずつのエスカレーターが設置されております。このエスカレーターには上下の切替え機能があるものの、現在のところ安全面を考慮し切替え機能を活用していない状況にございます。今回の委託業務では、特に鑑賞者が多く見込まれる事業におきましてエスカレーター部分にも警備員を配置し、鑑賞者が集中する終演後に両方のエスカレーターを下り専用にするなど、鑑賞者の安全確保を行いながら、スムーズな誘導に向け取り組むものでございます。 357 ◯八尾善之議員 ありがとうございます。  上下切替え機能のあるエスカレーターの有効活用を図るということで、一定評価したいと思います。  今回の警備業務委託は、ラポールひらかた前交差点を中心に終演後に警備員を配置する想定とのことであろうかと思います。しかしながら、開演前も当然多くの方が枚方市駅からこの総合文化芸術センターに向かわれるわけです。こちらのほうが、ある意味、利用される方それぞれがばらばらに、ある程度集団となるような形でラポールひらかた前交差点を横断され、時間的には、こちらのほうが道路負荷、いわゆる交通渋滞が長時間続いているともお聞きしている状況です。そのような事象を改善するため、開演前もこのエスカレーターを利用していただくことが非常に重要だと考えます。  そこで、例えば、枚方市駅北口ロータリーの出口が分かりにくいので、高槻方面行きのバス停の先にある横断歩道に警備員を配置していただいて、府道京都守口線の横断歩道のある右側の歩道から総合文化芸術センターに向かわれる利用者をエスカレーターのある左側のほうに誘導していただき、さらにこのエスカレーターを両方上り専用にすることで、利用者がラポールひらかた前交差点を極力横断しないようにしていただくと、さらに安全に、またスムーズに誘導できる動線の確保につながると強く感じております。  また、この警備業務委託の期間は1年間となっておりますが、この交通渋滞は1年間、警備業務をしたからといって解消されるものでは、当然ないと考えます。ですので、この1年間で、今申し上げましたところを含め様々な検討も同時に行っていただきながら、さらなる安全で安心して利用できる動線の確保を、今回の債務負担の1年で終了するのではなく継続的に実施していただきますよう強く申入れをいたしまして、私の質疑を終了します。 358 ◯番匠映仁議員 私からも、議案第54号 令和4年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)のうち、議案書(別冊)84ページの債務負担行為、新型コロナウイルス感染症保健所対応関連経費について、お聞きしたいと思います。  令和5年度の支出予定額が11億6,537万6,000円と、非常に大きな額を計上されています。まず、この内訳と令和5年度1年間の経費であるのか、伺います。 359 ◯白井千香保健所長 新型コロナウイルス感染症保健所対応関連経費の内訳は、委託料11億5,910万2,000円と使用料及び賃借料627万4,000円で、いずれも令和5年度1年間の経費です。  委託料の具体的な内訳は、主なものとして、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者への配食サービスに係る委託料、発生届の受付、感染者への聞き取り調査や療養支援などの保健所業務を担う事務処理センターや労働者派遣に係る委託料、新型コロナ受診相談センター運営委託料などです。また、使用料及び賃借料は、新型コロナウイルス感染症患者などへの連絡用公用携帯電話に係る経費です。 360 ◯番匠映仁議員 保健所として、現在の新型コロナウイルス感染症対応を令和5年度も継続していく予算案だということが分かりました。今回の経費については、特定財源として国庫支出金と府支出金が計上されていますが、報道によると、厚生労働省では、新型コロナウイルス感染症の、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律、いわゆる感染症法上の位置づけについて見直しに向けた検討を始めているとのことです。今回の補正予算についてどのように考えておられるのか、確認のため、お聞きしたいと思います。 361 ◯白井千香保健所長 新型コロナウイルス感染症の、いわゆる感染症法上の位置づけについて検討が始められていることは認識しておりますが、時期や具体的な内容などの詳細は明らかにはされておりません。今回の補正予算については、新型コロナウイルス感染症患者が令和5年4月からも引き続き今年度と同様の支援が受けられることができるよう、その際の契約手続を要する事業の予算の確保をお願いするものです。 362 ◯番匠映仁議員 3回目なので、要望させていただきます。  結果として、国の動向、府の動向が不透明な中で、一旦、来年度の対応を進めるとのことについて私としては現時点では仕方ないかなと考えますが、今後、感染症法上の位置づけが変われば市の対応も変更を余儀なくされると考えますし、現在のサービスはどこかで縮小していくことは必然だと思います。ぜひフレキシブルな対応が取れるよう、契約の際には検討していただきたいと思います。  また、一方で、保健所で働く方の環境も心配ですし、さらには委託先で働いているのも労働者であり、人です。行政の都合だけで働く環境が大きく変わる、また、下手をすると職を失うことにもなりかねないことも含めて、その点についても配慮した契約をお願いしておきたいと思います。以上です。 363 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 364 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第54号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 365 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 366 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 367 ◯大地正広副議長 これから議案第54号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 368 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 369 ◯大地正広副議長 日程第31、議案第55号「令和4年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第32、議案第56号「令和4年度大阪府枚方市自動車駐車場特別会計補正予算(第2号)」、日程第33、議案第57号「令和4年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第34、議案第58号「令和4年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」、日程第35、議案第59号「令和4年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第3号)」、日程第36、議案第60号「令和4年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第4号)」、日程第37、議案第61号「令和4年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第4号)」及び日程第38、議案第62号「令和4年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第2号)」を一括議題とします。 370 ◯大地正広副議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。  まず、議案第55号及び議案第58号について、菊地市民生活部長。 371 ◯菊地武久市民生活部長 ただいま一括上程いただきました議案のうち、議案第55号 令和4年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の10ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,723万7,000円を追加し、補正後の総額を432億3,719万2,000円と定めるものでございます。  次に、第2条債務負担行為の補正につきましては、13ページの第2表を御覧ください。  内容といたしましては、口座振替磁気ファイル化処理委託のほか11件につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、それぞれ期間及び限度額を設定し、補正後の限度額の合計を4億1,841万1,000円とするものでございます。  補正予算の内容につきましては、議案書14ページからの事項別明細書により御説明申し上げます。  14ページをお開きください。  まず、歳入でございますが、第1款国民健康保険料につきましては、1,000万円を増額するものでございます。  第2款府支出金につきましては、保険給付費等交付金で1,636万8,000円の増額、第4款繰入金につきましては、職員給与等繰入金等で6,086万9,000円を増額するものでございます。  続きまして、歳出でございますが、16ページを御覧ください。  第1款総務費では、人事院勧告を踏まえた給与改定及び国民健康保険事務処理標準システム導入の経費として、7,316万9,000円を増額するものでございます。  第2款保険給付費では、傷病手当金として400万円の増額、第4款保健事業費では、人事院勧告を踏まえた給与改定として6万8,000円を増額するものでございます。  18ページをお開きください。  第7款諸支出金では、過年度の保険料等の還付金として1,000万円を増額するものでございます。  なお、20ページから23ページにかけまして給与費明細書を、24ページから27ページにかけまして債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、議案第58号 令和4年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  議案書の46ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ53万5,000円を追加し、補正後の総額を74億3,155万円と定めるものでございます。  次に、第2条債務負担行為につきましては、議案書49ページの第2表を御覧ください。  内容といたしましては、通知書等帳票封入封緘等業務委託のほか2件につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、それぞれ期間及び限度額を設定し、限度額の合計を1,753万3,000円とするものでございます。  補正予算の内容につきましては、議案書50ページからの事項別明細書により御説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、第2款繰入金につきましては、職員給与等繰入金で53万5,000円を増額するものでございます。  続きまして、歳出でございますが、52ページを御覧ください。  第1款総務費では、人事院勧告を踏まえた給与改定により、合計53万5,000円を増額するものでございます。  なお、54ページから57ページにかけまして給与費明細書を、58ページから59ページにかけまして債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、議案第55号及び議案第58号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 372 ◯大地正広副議長 次に、議案第56号について、田村土木部長。 373 ◯田村孝文土木部長 ただいま一括上程いただきました議案のうち、議案第56号 令和4年度大阪府枚方市自動車駐車場特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の28ページをお開き願います。  第1条として、債務負担行為をしようとする事項、期間及び限度額を定めており、内容については29ページの第1表を御参照願います。  表に記載のとおり、債務負担行為につきましてはクレジット決済業務委託料の1件で、今年度中に契約を締結する必要があるため期間及び限度額を設定しており、限度額を103万6,000円とするものでございます。  なお、議案書30ページと31ページに債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第56号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
    374 ◯大地正広副議長 次に、議案第57号について、林健康福祉部長。 375 ◯林 訓之健康福祉部長 続きまして、議案第57号 令和4年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書32ページをお開き願います。  第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出をそれぞれ162万円増額し、補正後の総額を362億6,271万6,000円と定めるものでございます。  第2条債務負担行為の補正につきましては、議案書35ページをお開きください。  第2表のとおり、介護予防普及啓発事業委託など5件につきまして、令和5年4月からの事業実施に伴い今年度中の契約締結が必要となることから、補正後の限度額を7,672万9,000円と設定するものでございます。  それでは、補正内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明申し上げます。36ページをお開き願います。  まず、歳入でございますが、第6款繰入金につきまして、一般会計繰入金のうち人件費の調整分として、職員給与等繰入金162万円を増額するものでございます。  次に、歳出につきましては、38ページをお開き願います。  第1款総務費につきまして、人件費の調整分として162万円を増額するものでございます。  なお、40ページ以降に給与費明細書及び債務負担行為調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、議案第57号 令和4年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第3号)の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 376 ◯大地正広副議長 次に、議案第59号について、横尾子ども未来部長。 377 ◯横尾佳子子ども未来部長 続きまして、議案第59号 令和4年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。恐れ入りますが、議案書60ページをお願いいたします。  第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ123万円を追加し、補正後の総額を4,852万9,000円と定めるものでございます。  次に、第2条の債務負担行為につきましては、議案書63ページの第2表を御覧ください。  母子父子寡婦福祉資金貸付金回収委託など3件の業務につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、総額216万8,000円の債務負担行為の期間及び限度額を設定するものでございます。  それでは、補正内容につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。  議案書64ページをお願いいたします。  歳入でございますが、第1款繰入金につきまして、委託料の増額に伴い、事務費等分繰入金を123万円増額するものでございます。  次に、歳出でございますが、66ページをお願いいたします。  第1款母子父子寡婦福祉資金貸付事業費につきまして、口座振替データ伝送サービスの変更に伴うシステム改修費として、委託料を123万円増額するものでございます。  なお、68ページ以降に債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第59号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 378 ◯大地正広副議長 次に、議案第60号及び議案第62号について、伊藤上下水道事業管理者。 379 ◯伊藤竹彦上下水道事業管理者 続きまして、議案第60号 令和4年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第4号)及び議案第62号 令和4年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算につきましては、両事業会計とも人事院勧告に伴う人件費の補正のほか、令和5年度当初から執行する必要がある事業などについて債務負担行為の設定を行うものでございます。  まず、議案第60号につきまして、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の71ページをお願いいたします。  第2条収益的支出でございますが、第1款水道事業費用の第1項営業費用において、人件費446万1,000円を増額するものでございます。  次に、第3条資本的支出につきましては、第1款資本的支出の第1項建設改良費において、人件費188万1,000円を増額するものでございます。  これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額等につきましては、第3条本文に記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。  続きまして、72ページをお願いいたします。  第4条債務負担行為でございますが、中宮浄水場警備委託など、合わせて11件を設定するものでございます。  続きまして、73ページをお願いいたします。  第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、人件費の補正に伴い、職員給与費を634万2,000円増額するものでございます。  なお、次ページ以降に補正予算説明書等を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第62号につきまして、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の98ページをお願いいたします。  第2条収益的支出でございますが、第1款下水道事業費用の第1項営業費用において、人件費394万3,000円を増額するものでございます。  次に、第3条資本的支出につきましては、第1款資本的支出の第1項整備事業費で191万6,000円、第2項建設改良事業費で48万3,000円、それぞれ人件費を増額するものでございます。  これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額等につきましては、第3条本文に記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。  続きまして、99ページをお願いいたします。  第4条債務負担行為でございますが、下水道施設維持管理等委託などを合わせて7件を設定するものでございます。  第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、人件費の補正に伴い、職員給与費を634万2,000円増額するものでございます。  なお、次ページ以降に補正予算説明書等を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第60号及び議案第62号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 380 ◯大地正広副議長 次に、議案第61号について、西岡市立ひらかた病院事務局長。 381 ◯西岡 孝市立ひらかた病院事務局長 続きまして、議案第61号 令和4年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の84ページをお開き願います。  第2条で収益的収入といたしまして、第1款第2項の医業外収益を3億7,445万1,000円増額し、収益的支出といたしまして、第1款第1項の医業費用を4億3,682万4,000円、第3項の特別損失を104万円、それぞれ増額するものでございます。  第3条の債務負担行為は、職員検診等委託など、今年度中に契約締結を行う必要がある経費につきまして、期間及び限度額を設定するものでございます。  85ページにまいりまして、第4条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、1億417万2,000円を増額するものでございます。  それでは、主な内容につきまして、御説明申し上げます。  86ページをお開き願います。  まず、1.収益的収入の(1)病院事業収益でございますが、医業外収益のうち、府補助金を新型コロナウイルス感染症患者の入院病床確保に係る空床補償など、合わせて3億7,445万1,000円増額するものでございます。  88ページにまいりまして、2.収益的支出の(1)病院事業費用でございますが、医業費用のうち、給与費につきまして人事院勧告に伴う給与改定を実施するとともに、新型コロナウイルス感染症に対応してきた本院の医療従事者に対し、特殊な状況下における困難な勤務であることに鑑み、特殊勤務手当を支給することなどから、1億417万2,000円を増額し、材料費につきましては、新型コロナウイルス感染症の検査薬や手術件数の増加などに伴いまして、診療材料費として2億5,432万5,000円、90ページにまいりまして、経費につきましては、電気・ガス料金の値上がりに伴いまして、光熱水費の不足額7,832万7,000円をそれぞれ増額するものでございます。  特別損失では、退職手当の会計間負担に係る経費といたしまして104万円を増額するものでございます。  なお、92ページ以降に給与費明細書等を添付しておりますので、併せて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第61号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 382 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。広瀬議員。 383 ◯広瀬ひとみ議員 ただいま提案がありました議案第61号 令和4年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第4号)について、お伺いいたします。  議案書の87ページの新型コロナウイルス感染症高齢者リハビリ・ケア病床体制確保協力金について、伺います。  府の補助金として240万円が計上されていますが、この内容と、これを受けた具体の取組内容と病院としての評価をお聞きいたします。  また、議案書85ページの債務負担行為の中で、サイバーリスク保険料として75万1,000円が計上されています。この間、大阪急性期・総合医療センターがサイバー攻撃を受け、甚大な被害が生じていますが、こうしたリスクにも備えることが可能な保険なのか、お伺いいたします。 384 ◯西岡 孝市立ひらかた病院事務局長 まず、新型コロナウイルス感染症高齢者リハビリ・ケア病床体制確保協力金につきましては、要介護高齢患者の受入れ促進や入院期間の短縮化を図るため、リハビリ等の体制を整備するための補助金でありまして、ひらかた病院では令和4年7月から準備を始め、9月までの体制につきまして補助金交付を受けたものでございます。  期間中に最大3名のリハビリスタッフが感染病棟においてリハビリを行う体制を取り、34名の対象患者にリハビリを実施いたしました。これまでもコロナ患者で人工呼吸器の装着が終了した患者に対しましてはリハビリを一部実施しておりましたが、大阪府の体制補助を受け、通常業務に支障のない範囲で実施数を増加させております。  続きまして、サイバーリスク保険料について、お答えいたします。  現在、当院が加入している保険内容は、個人情報の流出による様々な対応に係る費用と情報流出による損害賠償請求に対応するものでございまして、大阪急性期・総合医療センターが被害を受けたようなランサムウェア攻撃による診療行為の停止などで発生する逸失利益やシステムの再構築費用などは対象となっておりません。 385 ◯広瀬ひとみ議員 新型コロナウイルス感染症の高齢者リハビリ・ケア病床体制確保協力金については、感染病棟において体制を取っていただいて、34名の対象患者にリハビリを実施されたということであります。入院による機能低下をできる限り防いだり、また、退院に向けて回復させていく取組は重要な取組だと思います。入院によって認知症が進んだりということとかもありますので、身体的な側面、それから認知機能の問題、こうしたリハビリによって少しでも防ぐことができればと思います。  ですが、大阪府の協力金については、いつまでの期間実施されるのかというのが現時点では定かでありませんが、こうしたケアが今後とも継続して実施できるように、ぜひ病院としては取り組んでいただきたいと、この点は要望させていただきます。  次に、サイバーリスクへの備えについては、現在の保険ではカバーできていないということです。病院へのサイバー攻撃によって、診療継続に支障が生じることはあってはならないことですが、現実の問題として、この間、生じております。セキュリティーの強化とともに、必要な備えについてもしっかりと対応していただくよう、この点も要望させていただきまして質疑を終わります。 386 ◯大地正広副議長 これをもって質疑を終結します。 387 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第55号から議案第62号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 388 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本8件については、委員会の付託を省略することに決しました。 389 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 390 ◯大地正広副議長 これから議案第55号から議案第62号までの8件を一括して採決します。  本8件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 391 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本8件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 392 ◯大地正広副議長 日程第39、議員提出議案第13号「枚方市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について」を議題とします。 393 ◯大地正広副議長 提出者から提案理由の説明を求めます。鍜治谷議員。 394 ◯鍜治谷知宏議員 ただいま上程されました議員提出議案第13号 枚方市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について、提出者7名を代表して、提案理由の説明をさせていただきます。タブレットに掲載しております議案書を御覧ください。  先ほど個人情報保護法の改正に伴う本市条例の整備等に係る議案第63号の審議が行われ、原案可決と決したところです。改正後の同法においては、国会や裁判所が保有する個人情報は対象外とされており、その整合を図るため、地方公共団体の議会についても対象外とされています。  ついては、本市議会が保有する個人情報の適正な取扱いに関して必要な事項を定めるとともに、個人の権利、利益を保護することを目的とした新たな条例を制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  それでは、条例の内容につきまして、順次御説明を申し上げます。  2ページを御覧ください。  第1章は総則として、第1条から第3条に条例の目的や定義、議会の責務について規定しております。  次に、5ページからの第2章は、個人情報等の取扱いに関する規定でございまして、第4条から第16条にかけて、保有の制限と利用目的の明示、利用及び提供の制限や加工情報の取扱いに係る義務等について規定しております。  次に、9ページ上段からの第3章は、個人情報ファイルに関するもので、第17条に帳簿の作成や公表について規定しております。  次に、10ページ中段からの第4章については、第18条から第29条までを第1節として開示について、また、15ページ中段の第30条から第35条までを第2節として訂正について、16ページの最下段の第36条から第40条までを第3節として利用停止について、18ページ中段の第41条から第43条までを第4節として審査請求について規定しております。  次に、19ページ下段からの第5章として、第44条から第49条にかけて適用除外や審議会への諮問などの雑則を規定しており、20ページ中段からの第6章として、第50条から第54条までに罰則規定を設けております。  最後に、附則として、本条例の施行期日を令和5年4月1日と規定しております。  以上、甚だ簡単ではございますが、議員提出議案第13号の提案理由説明とさせていただきます。議員各位におかれましては、よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いいたします。 395 ◯大地正広副議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。
    396 ◯大地正広副議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議員提出議案第13号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 397 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 398 ◯大地正広副議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 399 ◯大地正広副議長 これから議員提出議案第13号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 400 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 401 ◯大地正広副議長 お諮りします。  議事の都合により、明日12月9日から12月14日までのうち、市の休日を除く4日間を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 402 ◯大地正広副議長 御異議なしと認めます。  よって、明日12月9日から12月14日までのうち、市の休日を除く4日間を休会とすることに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 403 ◯大地正広副議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。  本日は、これにて散会します。     (午後5時16分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Hirakata City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...