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  1. 枚方市議会 2018-12-01
    平成30年12月定例月議会(第1日) 本文


    取得元: 枚方市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-23
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-12-10 平成30年12月定例月議会(第1日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 全文表示 選択表示 発言者表示切り替え 全 232 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1   ◯岡林 薫議長 選択 2   ◯福岡一博市議会事務局長 選択 3   ◯岡林 薫議長 選択 4   ◯岡林 薫議長 選択 5   ◯岡林 薫議長 選択 6   ◯伏見 隆市長 選択 7   ◯岡林 薫議長 選択 8   ◯岡林 薫議長 選択 9   ◯岡林 薫議長 選択 10   ◯宮垣純一財務部長 選択 11   ◯岡林 薫議長 選択 12   ◯大倉伸之環境部長 選択 13   ◯岡林 薫議長 選択 14   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 15   ◯岡林 薫議長 選択 16   ◯岡林 薫議長 選択 17   ◯岡林 薫議長 選択 18   ◯岡林 薫議長 選択 19   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 20   ◯岡林 薫議長 選択 21   ◯岡林 薫議長 選択 22   ◯岡林 薫議長 選択 23   ◯岡林 薫議長 選択 24   ◯岡林 薫議長 選択 25   ◯岡林 薫議長 選択 26   ◯岡林 薫議長 選択 27   ◯岡林 薫議長 選択 28   ◯山崎 宏健康部長 選択 29   ◯岡林 薫議長 選択 30   ◯岡林 薫議長 選択 31   ◯岡林 薫議長 選択 32   ◯岡林 薫議長 選択 33   ◯岡林 薫議長 選択 34   ◯岡林 薫議長 選択 35   ◯岡林 薫議長 選択 36   ◯岡林 薫議長 選択 37   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 38   ◯岡林 薫議長 選択 39   ◯松岡ちひろ議員 選択 40   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 41   ◯松岡ちひろ議員 選択 42   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 43   ◯松岡ちひろ議員 選択 44   ◯岡林 薫議長 選択 45   ◯岡林 薫議長 選択 46   ◯岡林 薫議長 選択 47   ◯岡林 薫議長 選択 48   ◯松岡ちひろ議員 選択 49   ◯岡林 薫議長 選択 50   ◯岡林 薫議長 選択 51   ◯岡林 薫議長 選択 52   ◯岡林 薫議長 選択 53   ◯岡林 薫議長 選択 54   ◯宮垣純一財務部長 選択 55   ◯岡林 薫議長 選択 56   ◯岡林 薫議長 選択 57   ◯岡林 薫議長 選択 58   ◯岡林 薫議長 選択 59   ◯岡林 薫議長 選択 60   ◯岡林 薫議長 選択 61   ◯岡林 薫議長 選択 62   ◯岡林 薫議長 選択 63   ◯宮垣純一財務部長 選択 64   ◯岡林 薫議長 選択 65   ◯岡林 薫議長 選択 66   ◯岡林 薫議長 選択 67   ◯岡林 薫議長 選択 68   ◯岡林 薫議長 選択 69   ◯岡林 薫議長 選択 70   ◯岡林 薫議長 選択 71   ◯岡林 薫議長 選択 72   ◯宮垣純一財務部長 選択 73   ◯岡林 薫議長 選択 74   ◯岡林 薫議長 選択 75   ◯岡林 薫議長 選択 76   ◯岡林 薫議長 選択 77   ◯岡林 薫議長 選択 78   ◯岡林 薫議長 選択 79   ◯岡林 薫議長 選択 80   ◯岡林 薫議長 選択 81   ◯松本進吾土木部長 選択 82   ◯岡林 薫議長 選択 83   ◯八尾善之議員 選択 84   ◯松本進吾土木部長 選択 85   ◯八尾善之議員 選択 86   ◯松本進吾土木部長 選択 87   ◯八尾善之議員 選択 88   ◯広瀬ひとみ議員 選択 89   ◯松本進吾土木部長 選択 90   ◯広瀬ひとみ議員 選択 91   ◯松本進吾土木部長 選択 92   ◯広瀬ひとみ議員 選択 93   ◯大橋智洋議員 選択 94   ◯松本進吾土木部長 選択 95   ◯大橋智洋議員 選択 96   ◯岡林 薫議長 選択 97   ◯岡林 薫議長 選択 98   ◯岡林 薫議長 選択 99   ◯岡林 薫議長 選択 100   ◯八尾善之議員 選択 101   ◯広瀬ひとみ議員 選択 102   ◯岡林 薫議長 選択 103   ◯岡林 薫議長 選択 104   ◯岡林 薫議長 選択 105   ◯岡林 薫議長 選択 106   ◯岡林 薫議長 選択 107   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 108   ◯岡林 薫議長 選択 109   ◯中武貞勝議員 選択 110   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 111   ◯中武貞勝議員 選択 112   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 113   ◯中武貞勝議員 選択 114   ◯西田政充議員 選択 115   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 116   ◯西田政充議員 選択 117   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 118   ◯西田政充議員 選択 119   ◯堤 幸子議員 選択 120   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 121   ◯堤 幸子議員 選択 122   ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 選択 123   ◯堤 幸子議員 選択 124   ◯岡林 薫議長 選択 125   ◯岡林 薫議長 選択 126   ◯岡林 薫議長 選択 127   ◯岡林 薫議長 選択 128   ◯堤 幸子議員 選択 129   ◯西田政充議員 選択 130   ◯岡林 薫議長 選択 131   ◯岡林 薫議長 選択 132   ◯岡林 薫議長 選択 133   ◯岡林 薫議長 選択 134   ◯岡林 薫議長 選択 135   ◯岡林 薫議長 選択 136   ◯岡林 薫議長 選択 137   ◯松本進吾土木部長 選択 138   ◯岡林 薫議長 選択 139   ◯岡林 薫議長 選択 140   ◯岡林 薫議長 選択 141   ◯岡林 薫議長 選択 142   ◯岡林 薫議長 選択 143   ◯岡林 薫議長 選択 144   ◯岡林 薫議長 選択 145   ◯岡林 薫議長 選択 146   ◯松本進吾土木部長 選択 147   ◯岡林 薫議長 選択 148   ◯岡林 薫議長 選択 149   ◯岡林 薫議長 選択 150   ◯岡林 薫議長 選択 151   ◯岡林 薫議長 選択 152   ◯岡林 薫議長 選択 153   ◯岡林 薫議長 選択 154   ◯岡林 薫議長 選択 155   ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 選択 156   ◯岡林 薫議長 選択 157   ◯野口光男議員 選択 158   ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 選択 159   ◯野口光男議員 選択 160   ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 選択 161   ◯野口光男議員 選択 162   ◯池上典子議員 選択 163   ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 選択 164   ◯池上典子議員 選択 165   ◯岡林 薫議長 選択 166   ◯岡林 薫議長 選択 167   ◯岡林 薫議長 選択 168   ◯岡林 薫議長 選択 169   ◯岡林 薫議長 選択 170   ◯岡林 薫議長 選択 171   ◯岡林 薫議長 選択 172   ◯岡林 薫議長 選択 173   ◯宮垣純一財務部長 選択 174   ◯岡林 薫議長 選択 175   ◯広瀬ひとみ議員 選択 176   ◯白石金吾都市整備部長 選択 177   ◯水野裕一総務部長 選択 178   ◯広瀬ひとみ議員 選択 179   ◯岡林 薫議長 選択 180   ◯岡林 薫議長 選択 181   ◯岡林 薫議長 選択 182   ◯岡林 薫議長 選択 183   ◯岡林 薫議長 選択 184   ◯岡林 薫議長 選択 185   ◯岡林 薫議長 選択 186   ◯岡林 薫議長 選択 187   ◯山崎 宏健康部長 選択 188   ◯岡林 薫議長 選択 189   ◯坂田幸子長寿社会部長 選択 190   ◯岡林 薫議長 選択 191   ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 選択 192   ◯岡林 薫議長 選択 193   ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 選択 194   ◯岡林 薫議長 選択 195   ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 選択 196   ◯岡林 薫議長 選択 197   ◯岡林 薫議長 選択 198   ◯岡林 薫議長 選択 199   ◯岡林 薫議長 選択 200   ◯岡林 薫議長 選択 201   ◯岡林 薫議長 選択 202   ◯岡林 薫議長 選択 203   ◯岡林 薫議長 選択 204   ◯水野裕一総務部長 選択 205   ◯岡林 薫議長 選択 206   ◯宮垣純一財務部長 選択 207   ◯岡林 薫議長 選択 208   ◯野口光男議員 選択 209   ◯水野裕一総務部長 選択 210   ◯野口光男議員 選択 211   ◯水野裕一総務部長 選択 212   ◯野口光男議員 選択 213   ◯岡林 薫議長 選択 214   ◯岡林 薫議長 選択 215   ◯岡林 薫議長 選択 216   ◯岡林 薫議長 選択 217   ◯岡林 薫議長 選択 218   ◯岡林 薫議長 選択 219   ◯岡林 薫議長 選択 220   ◯岡林 薫議長 選択 221   ◯岡林 薫議長 選択 222   ◯岡林 薫議長 選択 223   ◯岡林 薫議長 選択 224   ◯岡林 薫議長 選択 225   ◯岡林 薫議長 選択 226   ◯広瀬ひとみ議員 選択 227   ◯岡林 薫議長 選択 228   ◯岡林 薫議長 選択 229   ◯岡林 薫議長 選択 230   ◯岡林 薫議長 選択 231   ◯岡林 薫議長 選択 232   ◯岡林 薫議長 ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 ◯岡林 薫議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。福岡事務局長。 2 ◯福岡一博市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、32名です。  以上で報告を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     (午前10時1分 開議) 3 ◯岡林 薫議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから平成30年12月定例月議会を開きます。  なお、本定例月議会の議会期間は、本日から12月25日までの16日間とします。 4 ◯岡林 薫議長 ただいまから本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5 ◯岡林 薫議長 冒頭、市長から挨拶したい旨の申し出がありますので、これをお受けします。伏見市長。 6 ◯伏見 隆市長 おはようございます。平成30年12月定例月議会の冒頭に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  初めに、去る12月6日には、枚方市駅周辺再整備及び新庁舎整備の状況について御報告させていただくため、9月に引き続き全員協議会を開催していただき、まことにありがとうございました。議員の皆様からいただいたさまざまな御意見なども踏まえながら、今後の取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  さて、先日、議員の皆様にもお知らせいたしましたとおり、職員の不祥事により市政の信頼を著しく損なう行為がありました。市民の皆様を初め、市議会の皆様に大変な御心配と御迷惑をおかけしたことに深くおわび申し上げます。改めて職員に対する服務規律の確保を徹底するなど、不祥事の再発防止に全力で取り組み、市政への信頼回復に努めてまいります。  次に、この場をおかりまして、災害対応の状況について、御報告させていただきます。  6月に発生しました大阪北部地震及びその後の7月豪雨の影響により、印田町の一部地域に発令しておりました避難指示につきましては、被災建物及び擁壁の除去工事が完了し、崩落のおそれがなくなったことから、11月30日の正午をもちまして解除したところでございます。  なお、山之上の避難指示につきましては今なお継続中でありますが、現在、水路機能の復旧に向けて対応しているところであり、今後、状況に進展がありましたら議員の皆様にも御報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、平成30年12月定例月議会でございますが、報告案件では、損害賠償額に係る専決報告の提出を予定しております。また、議案といたしましては、補正予算案を初め、条例の制定及び一部改正案、指定管理者の指定案件、人事案件などを提出させていただく予定でございます。よろしく御審議の上、御可決、御同意等いただきますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7 ◯岡林 薫議長 次に、本定例月議会の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、野村生代議員、千葉清司議員の2名を指名します。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 8 ◯岡林 薫議長 日程第1、報告第23号「専決事項の報告について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 9 ◯岡林 薫議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。   まず、専決第13号について、宮垣財務部長。 10 ◯宮垣純一財務部長 それでは、報告第23号 専決第13号 損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の2ページをお開き願います。  本件は、平成30年9月5日午後1時15分ごろ、本市財務部工事検査課職員植松義隆が市立枚方中学校内に駐車した公用車から荷物を取り出す際、あけていた後部座席右側扉が強風によりさらに開き、隣に駐車していた枚方市在住者が所有する小型乗用車に接触し、同車が損傷した事故でございます。  この事故につきましては、平成30年11月22日に示談が調いましたので、修理及びレンタカーに要した19万4,821円を損害賠償したものでございます。  このたび御迷惑をおかけいたしました被害者、また関係者の方々に深くおわび申し上げます。  今回の事故につきましては、本年9月に発令した公用車事故多発非常事態宣言中に発生したもので、今後は、公用車事故防止特別対策ガイドラインに沿った取り組みを強化するとともに、駐車後の作業においても、周辺の安全確認を行うなどの再発防止策を徹底してまいります。 11 ◯岡林 薫議長 次に、専決第14号について、大倉環境部長。 12 ◯大倉伸之環境部長 それでは、ただいま上程いただきました報告第23号 専決事項の報告についてのうち、環境部にかかわります専決第14号 損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定に基づき議会に報告させていただくものでございます。  恐れ入りますが、議案書の4ページをお開き願います。  本件は、平成30年8月17日午前10時50分ごろ、本市環境部減量業務室職員寺内 信が枚方市所在の法人が所有する牧野北町9番18号の集合住宅敷地内におきまして、ごみ収集のため塵芥収集車を運転して左前方に進んだところ、同法人が管理する旧ごみ置き場のコンクリート製の低い囲いに乗り上げ、同囲いを破損させた事故でございます。  この事故は、左側に駐車してあった自転車を避けた後に、ハンドルを左に切り過ぎたことが原因でございます。  損害賠償につきましては、平成30年11月22日に示談が調いましたので、修理代金として5万4,000円を賠償したものでございます。  参考資料としまして、議案書5ページに現場見取図を、別冊参考資料の2ページに示談書を、3ページに現場付近図を添付いたしておりますので、あわせて御参照ください。  このたび御迷惑をおかけいたしました関係者の方々に深くおわびを申し上げます。  今回の事故につきましては、運転手に対し、厳重に注意、指導を行いました。また、原因の検証に基づいた事故防止に係る指導及び研修を実施いたしますとともに、減量業務室の全職員に周知徹底を図ってまいりました。  今後も引き続き、研修の充実を図りますとともに、車両事故の再発防止に努めてまいります。  以上、報告第23号 専決第14号の報告とさせていただきます。 13 ◯岡林 薫議長 次に、専決第15号について、淨内社会教育部長。 14 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 続きまして、報告第23号のうち、社会教育部にかかわります専決第15号 損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。  恐れ入りますが、議案書6ページをお開き願います。  本件は、平成30年8月17日午前9時50分ごろ、本市社会教育部中央図書館職員澤村隆夫が公用車を運転し、招提南町3丁目13番7号地先の交差点を南から北へ走行中、同交差点を西から東へ走行していた枚方市在住者が運転する軽貨物車と接触し、同車が損傷した事故でございます。  この事故は、公用車の運転者が信号のない交差点に進入した際に、左右の安全確認を怠ったことにより発生したものでございます。  損害賠償につきましては、本市と相手方で各自負担額を相殺し、本市が相手方に対し2万7,464円を支払うことで平成30年11月22日に示談が成立したものでございます。  参考資料といたしまして、次ページに現場見取図及び現場付近図を、また、別紙参考資料に示談書をそれぞれ添付しておりますので、あわせて御参照くださいますようお願い申し上げます。  このたび御迷惑をおかけいたしました被害者、関係者の方々に深くおわび申し上げます。  今後、このような事故を繰り返すことのないよう、所属職員に事故原因と内容を共有させるとともに、公用車運転時の安全確認について周知徹底を図ってまいります。  以上、専決第15号の報告とさせていただきます。 15 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 16 ◯岡林 薫議長 以上をもって、報告第23号の聴取を終結します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 17 ◯岡林 薫議長 日程第2、議案第75号「枚方市幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定の要件を定める条例の制定について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 18 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。杉浦子ども青少年部長。 19 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 ただいま上程いただきました議案第75号 枚方市幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定の要件を定める条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の124ページをお開き願います。  本条例は、本年6月に地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第8次地方分権一括法が公布されたことに伴いまして、平成31年4月1日から幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定に係る事務権限が中核市に委譲されるため、本市において条例を制定するもので、枚方市幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定の要件を定める条例を制定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  条例の制定に係る考え方といたしましては、国や大阪府の基準に準じることを基本に、本市の取り組みが基準を上回って運用している場合は、その内容をもって基準とするものでございます。  それでは、条例案の内容につきまして、御説明申し上げます。  議案書125ページをごらんください。  まず、第1条では条例の趣旨を、第2条では用語の定義を、第3条では認定を受けようとする施設の一般的要件を規定しております。  126ページの第4条の職員に関する事項では、1歳児の職員配置基準につきまして、本市の取り組みが国や大阪府の基準を上回って運用している保育所の基準と同様としております。その旨を本市の独自基準として第4号に規定しております。  第5条の学級の編制に関する事項では、第2項の3歳児の学級編制につきまして、国の基準が1学級35人以下であるところ、大阪府及び本市の幼保連携型認定こども園に係る基準と同様に1学級25人以下と規定しております。  第6条では、職員の資格を、127ページの第7条では、認定こども園は長を置かなければならないことを規定しております。  第8条から129ページの第14条にかけまして、建物等の配置や施設及び設備に関する事項について規定しております。  第15条から131ページの第24条にかけまして、教育及び保育の内容に関する計画や子育て支援事業の内容、開園日数や開園時間など施設の運営に関する事項について規定しております。  第25条では、地方裁量型認定こども園の設置者の要件を規定しております。  附則でございますが、第1項には、本条例の施行日を平成31年4月1日としております。  第2項以降には、職員に係る特例として、職員の配置や資格等に関する経過措置を規定しております。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第75号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 20 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 21 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第75号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 23 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 24 ◯岡林 薫議長 これから議案第75号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 26 ◯岡林 薫議長 日程第3、議案第76号「枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 27 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。山崎健康部長。 28 ◯山崎 宏健康部長 ただいま上程いただきました議案第76号 枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の133ページをお開きください。  本件につきましては、食事の提供たる療養、いわゆる食事療養費の助成方法の変更に伴い、枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、改正内容につきまして、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。  議案書の135ページをごらんください。  枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の第6条第1項に記載のある「(第3条第2項ただし書の規定により対象者とされた者を除く。)」を削除するものでございます。  これは、この規定により子ども医療証の交付対象外とされております、ひとり親家庭医療及び重度障害者医療受給者のうち、子ども医療対象年齢である15歳に達した最初の3月31日までの受給者に、入院した際の食事療養費を病院での支払いを不要とする医療証、いわゆる食事証を交付するため、枚方市子どもの医療費の助成に関する条例で引用する条項の改正を行うものでございます。  恐れ入りますが、議案書134ページにお戻り願います。  附則といたしまして、本条例の施行日を公布の日からと定めるものでございます。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、議案第76号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 29 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 30 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第76号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 31 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 32 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 33 ◯岡林 薫議長 これから議案第76号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 35 ◯岡林 薫議長 日程第4、議案第77号「枚方市児童福祉施設等条例の一部改正について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 36 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。杉浦子ども青少年部長。 37 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 ただいま上程いただきました議案第77号 枚方市児童福祉施設等条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の136ページをお開き願います。  本件につきましては、枚方市児童福祉施設等条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  今回の条例改正は、平成31年4月1日に枚方市立走谷保育所の民営化を行うことから、同日の平成31年4月1日に枚方市立走谷保育所を廃止するため、枚方市児童福祉施設等条例の一部を改正するものでございます。
     それでは、改正内容につきまして、議案書138ページの新旧対照表に基づき御説明申し上げます。  第2条関係の別表、保育所の部から枚方市立走谷保育所の項を削除するものでございます。  恐れ入りますが、議案書137ページにお戻り願います。  附則といたしまして、本条例の施行日を平成31年4月1日としております。  なお、走谷保育所の民営化に係りますこの間の経過でございますが、昨年12月に走谷保育所の運営を移管する法人を決定し、本年4月から法人と、行事や保育内容、障害児等配慮を要する子どもの保育状況等の確認など、引き継ぎを開始しております。  今後は、来年1月から法人職員が各クラスに入るなど、移管に向けて着実に保育等の引き継ぎを行ってまいります。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第77号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 38 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。松岡議員。 39 ◯松岡ちひろ議員 ただいま説明のありました枚方市児童福祉施設等条例の一部改正について、質問を行いたいと思います。  今回、市立走谷保育所の民営化に伴った廃止条例となりますが、民営化に係る選定審査会の1回目の傍聴を行ったのですが、当該保育所の保護者を代表する委員の方がこだわっておられたのは、引き継ぎ期間と職員の離職率だと認識しております。  保護者の願いは、保育内容を変えないように、細切れにしないように、しっかりと継続してほしいということです。走谷保育所の1年間の保育を見るのは園責任者だけですので、3カ月の保育の引き継ぎではなく5カ月に延長を、応募園の離職率を具体的数字で示して、双方を募集要項に入れてほしいと願っておられました。このような声は、これまでの民営化でも、全ての園の保護者から上がっていたのではないでしょうか。結局、選定審査会でも、保護者の願いは聞いてもらえないのかという声が上がったにもかかわらず、募集要項に加えることにはなりませんでした。  1つ目にお尋ねしたいのは、これまで3カ月の引き継ぎ期間で問題ないと一貫して答えられていますが、その根拠はいつも、保護者アンケートと言われているのではないでしょうか。民営化後、保育士の方が業務として、保育内容を形だけではなく、しっかりと保育の目的などに沿った継続ができているのか、現場に行って確認などをしていただけているのか、お尋ねいたします。  2つ目に、今回初めて、枚方市内で保育運営の実績のない法人の受託となりました。枚方市で保育所民営化が始まった当初、枚方市は、枚方の保育を継続するためには市内で保育所を運営している法人に限るのだとしてきました。これは、ある意味、枚方市として公立保育所は廃止するけれども、枚方の保育にプライドを持ち、それを継続するのだという、しっかりとした姿勢があったからです。それが、この間、応募法人の減少と保育士不足も深刻化し、市内法人が外されてきました。こうした経過の中で枚方の保育を継続させていく点で、この民営化では特別な対応や配慮を行っているのか。2つ、お聞かせください。 40 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 公立保育所の民営化に係る御質問にお答えいたします。  まず、民営化後の保育内容等の確認でございますが、民営化の対象となりました保育所の所長が民営化後1年間、民営化園を定期的に訪問し、民営化前の保育が引き継げているかを確認するとともに、保育内容等について相談や助言を行っております。  走谷保育所につきましても、民営化後は、これまでと同様に対応してまいります。  次に、特別な対応や配慮につきましては、1年間の引き継ぎの中で枚方の保育を理解していただきながら、公立保育所の保育を引き継いでいただけるよう取り組んでまいります。 41 ◯松岡ちひろ議員 民営化後1年間は定期的に訪問して、相談、助言が行われているということです。  ただ、今回の、枚方での保育運営の実績のない法人であっても特別な対応は行わないのだということを答弁されました。保育の継続に、どこまで正面から考えておられるのでしょうか。  私は、民営化が行われた保育所の保護者として、民営化を経験しました。正直、予想もしていないようなことが起きたという思いです。  例えば、民営化後初めての運動会で大変ショックを受けたのは、年長児の竹馬競技でした。運動会を観覧する私たちの目に映ったのは、これまでの、当日を迎えるまでのプロセスを重視してきた竹馬から、当日の結果を重視した竹馬へと変わったということです。民営化前の竹馬競技は、当日を迎えるまでに、できる子はできない子を教える、みんなでできるように頑張る、この姿が日々、子どもたちの間で高まっていました。私たち親は、自分が自分がと自分のことを中心に過ごす我が子が、友達を思いやり支え合うことで、竹馬の練習を通じて子どもが変わってくる。この姿を見て、子どもの成長を実感しました。  残念ながら、こうした姿を民営化後の運動会では感じることができませんでした。つまり、引き継いだのは竹馬ということであって、その競技の目的、子どもにどんな力をつけさせていくのか、このことは引き継がれていなかったということではないでしょうか。  保育は集団で取り組むものです。一人だけが理解していても、そう簡単に形になるものではなく、走谷保育所では、保育士の皆さんが目の前の子どもたちの成長、発達を保証するために、保育にどんな目的を持ち、その目的のための手段として、保育を日々保育士集団としてどう積み重ねてこられているのか、それをしっかりと引き継いでいただくことが必要です。  竹馬なら竹馬を、夏祭りなら夏祭りをしたらよいという、形だけを継続してほしいと言っているわけではありません。その保育への視点さえ見失わなければ、例えば、それは竹馬でなくてもよいわけです。そのあたりを本当に、慌ただしい年明け、年度末で引き継げるのか。翌年度から進級するその子どもたちを、進級した年齢にあった成長、発達を保証した保育を、これまでの目的に沿って発展させ継続すること、そして、しっかりと枚方で積み上げた保育の文化の引き継ぎを、そんなに簡単にすることができるのでしょうか。  また、いつも一緒にいた先生が突然いなくなるということは、子どもたちにとっては大変なことです。私自身、何人もの親から、自分の子どもから私が悪い子だから先生がいなくなったのと聞かれたと実際に聞いています。この不安を保護者は抱えなければなりません。保護者にとって引き継ぎ期間の延長などは、本当にささやかな、ささやかな当然の願いです。心の安心でもあります。せめて、引き継ぎ期間を改めて延長するべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 42 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 これまで民営化を行った保育所におきまして、民営化後、保護者に行ったアンケートでは、保育に満足していると回答された保護者がいずれの保育所においても、おおむね7割を超えています。一方、満足していないと回答された保護者は、1園が6%で、その他の園では5%以下となっておりまして、現状の引き継ぎ期間でおおむね引き継げているものと考えております。  今後も子どもや保護者に寄り添って丁寧な引き継ぎを行い、民営化後も保育に満足していただけるよう努めてまいります。 43 ◯松岡ちひろ議員 保育の引き継ぎができているのかの判断根拠は、やはりアンケートの結果だということです。枚方市としての過去の、枚方の保育は守るというプライドはどこに行ったのかと悲しくなります。  一つ指摘しておきたいのですが、保護者は、保育所を引き受けてくれた民営化園にとても気を使います。また、民営化という思いとは別に、保育士一人一人が子どもたちと接する姿は決して否定できるものではなく、頑張っている保育士を応援しなくてはという思いがあるのです。  また、選定審査会で保護者より指摘がされていたものの一つに、民営化後の園での雇用に関する問題がありました。今、保育士不足は深刻で、どこも保育士確保に奔走されていると思います。改めて、こうした中で雇用が安定している公立保育所を廃止すれば、ますます保育士不足が加速するのではないでしょうか。  以前も同様の訴えを行いました。平成30年度職員採用試験の結果が12月7日付で公表されました。公立保育所保育士の応募の最終倍率は2.6倍となっておりました。保育士不足ということでも、これ以上の民営化はするべきではないということ、また、保育所廃止・民営化は、子ども、親、保育にかかわる職員全てが大変な思いをする施策であること、さらに、今回も当該保護者のささやかな願いもかなえることになっておらず、賛成することはできないと申し上げ、質疑を終わります。 44 ◯岡林 薫議長 これをもって質疑を終結します。 45 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第77号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 47 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。松岡議員。 48 ◯松岡ちひろ議員 議案第77号 枚方市児童福祉施設等条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表し、反対の立場で討論を行います。  この議案は、1975年の4月に開設し、44年間、子どもの成長、発達を願い、公立保育所として地域とともに子どもの成長を喜び保育を継続させてきた走谷保育所を、2018年3月31日をもって廃止し、民営化を行うというものです。  日本共産党議員団は、公立保育所の民営化に反対し、待機児童解消策を望む親の願いは、公立保育所の廃止ではなく、安心して預けられる認可保育所の新設だと一貫して求めてきました。  この中で、ようやく来年夏には、枚方市内に新たな認可保育園の新設が行われます。このことには、法人、そして枚方市も、担当部署としてさまざまな努力が行われたと察します。皆さんの努力には敬意を表したいと思います。しかし、この一方で、公立保育所の廃止をさらに進めるあり方は決して認めることができません。以下、反対理由を述べます。  第1に、当事者のささやかな願いすらかなえられない民営化という点です。  走谷保育所の保護者は、本当は民営化に反対だけれども、それでも何とか、少しでも子どもに影響が出ないためにと、民営化に伴う民間保育園募集要項に引き継ぎ期間は5カ月間と加えてほしいと望まれていました。しかし、現行の3カ月の引き継ぎ期間をわずかに延長することも認められませんでした。こうした民営化を子育て支援の一部と進めることを、納得できないのは当然です。  また、この民営化では、枚方で初めて、市内での保育運営実績のない法人が引き継ぐことになったにもかかわらず、市としては何の配慮も行わず、保育所任せにして、枚方の保育ブランドを本気で守ろうとする姿勢も感じず、これでは賛成することはできません。  第2に、当該保護者も懸念をする保育士の離職問題です。  そもそも、なぜこんなに保育士不足になったのかということですが、国が公立保育所の運営費のみ一般財源化を行ったことで、公立保育所の廃止が全国的に広がりました。枚方市でも、一般財源化を機に、公立保育所の廃止と民営化による定員増で待機児童の解消をと進めてこられました。民間保育園への運営補助金はそのほとんどが人件費ですが、全産業と比較しても保育士の賃金は低く、厳しい労働環境であるために退職せざるを得ないなど、需要と供給が合わない状況が続いています。こうした中で結局は、今や、保育士賃金の改善のために、各自治体の取り組みとして税金投入が行われています。  一方で、質疑でも述べましたが、公立保育所の保育士募集には一定の希望者があるわけです。つまり、今は、とにかく公立保育所の廃止、民営化をとめて、保育士不足を解消させることが急がれるのではないでしょうか。  最後に、ことしは特に自然災害の怖さを実感した年であり、災害への備えについて考えた年となりました。災害に備えるというこの視点で保育を考えたとき、やはり地域にある公立保育所の役割は重要です。  例えば、枚方市の職員であれば、今回の大阪北部地震と同様の地震が来れば、保育士は職場に行かなければならない決まりがあります。全国的な事例を見ても、大規模災害時や復興作業時においても、子どもたちの保育を真っ先に担う責任を公立保育所が負うことになります。子どもたちの安心と安全を災害時も枚方市として守るためにも、これ以上の公立保育所の廃止は必要ないという立場に今こそ枚方市としても立つべきだと申し上げ、討論を終わります。 49 ◯岡林 薫議長 これをもって討論を終結します。 50 ◯岡林 薫議長 これから議案第77号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 51 ◯岡林 薫議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 52 ◯岡林 薫議長 日程第5、議案第78号「(仮称)枚方市総合文化芸術センター建設工事(舞台音響設備工事)請負契約締結について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 53 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。宮垣財務部長。 54 ◯宮垣純一財務部長 ただいま上程いただきました議案第78号 (仮称)枚方市総合文化芸術センター建設工事(舞台音響設備工事)請負契約締結について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の139ページをお開き願います。  本議案は、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  まず、工事の概要につきまして、御説明申し上げます。  議案書の142ページをごらんください。  工事概要書の5.施工理由といたしまして、平成26年度に策定した総合文化施設整備計画に基づき、多彩な文化芸術の鑑賞、創造及び普及活動並びにそれらを担う人材の育成を推進し、本市の文化芸術のさらなる振興を図るとともに、人々の交流の促進や都市の魅力向上に寄与する拠点とするため、(仮称)枚方市総合文化芸術センターの建設工事を行うものでございます。  139ページにお戻りいただきまして、契約締結内容でございますが、1.発注者は枚方市市長 伏見 隆、2.受注者は大阪市淀川区西中島4丁目7番18号、ヤマハサウンドシステム株式会社大阪営業所所長 岸本一史、3.契約金額は4億4,344万8,000円となっております。  また、7.工期は、本契約締結日から平成33年1月29日までで、その他の項目は記載のとおりでございます。  なお、参考資料として、議案書140ページから143ページに入札執行調書、設計委託の執行調書、工事概要書及び工事場所位置図を添付させていただいておりますので、御参照ください。  以上、議案第78号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 55 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 56 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第78号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 58 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 59 ◯岡林 薫議長 これから議案第78号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 60 ◯岡林 薫議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 61 ◯岡林 薫議長 日程第6、議案第79号「香里小学校長寿命化改修及び増築工事請負契約締結について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 62 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。宮垣財務部長。 63 ◯宮垣純一財務部長 ただいま上程いただきました議案第79号 香里小学校長寿命化改修及び増築工事請負契約締結について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の144ページをお開き願います。  本議案は、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  まず、工事の概要につきまして、御説明申し上げます。  議案書の148ページをごらんください。  工事概要書の5.施工理由といたしまして、平成25年3月に国から示された学校施設老朽化対策ビジョンにおける計画的な整備、学校施設の長寿命化などを踏まえ、中長期的な視点から財政負担の軽減を考慮し、平成27年3月に策定した枚方市学校施設整備計画に基づき、学校施設の更新、質的向上を図るため、香里小学校の長寿命化改修及び増築を行うものでございます。  144ページにお戻りください。  契約締結内容でございますが、1.発注者は枚方市市長 伏見 隆、2.受注者は枚方市茄子作4丁目31番15号、丸信住宅株式会社枚方支店支店長 宮原房保、3.契約金額は9億590万4,000円となっております。  また、7.工期は、本契約締結日から平成32年7月13日までで、その他の項目は記載のとおりでございます。  なお、参考資料として、議案書145ページから149ページに入札執行調書、設計委託の執行調書、工事概要書及び工事場所位置図を添付させていただいておりますので、御参照ください。  以上、議案第79号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 64 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 65 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第79号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 67 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 68 ◯岡林 薫議長 これから議案第79号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 70 ◯岡林 薫議長 日程第7、議案第80号「桜丘小学校増築・長寿命化改修他工事請負変更契約締結について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 71 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。宮垣財務部長。 72 ◯宮垣純一財務部長 ただいま上程いただきました議案第80号 桜丘小学校増築・長寿命化改修他工事請負変更契約締結について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の150ページをお開き願います。  本議案は、平成30年6月議会において議決をいただきました契約議案につきまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき変更契約の議決をお願いするものでございます。  まず、変更理由につきまして、御説明申し上げます。  議案書の151ページをごらんください。  工事概要書(変更)の6.変更理由といたしまして、教室棟1及び管理棟について、当初設計では目視等による予備調査を行い、外壁のひび割れ部等の数量を計上しておりましたが、工事着工後に外部足場を組み、本格調査を行ったところ、新たなひび割れ等が見つかりました。また、教室棟1について内装仕上げ材等を撤去したところ、柱、梁等躯体の劣化部分が見つかりました。このため、これらの改修工事に係る変更を行うものでございます。  150ページにお戻りください。  変更契約締結内容でございますが、1.発注者は枚方市市長 伏見 隆、2.受注者は枚方市長尾家具町2丁目16番53号201、株式会社昌栄工務店代表取締役 赤松昌一朗、5.変更内容は、契約金額を4億6,839万6,000円から4億7,928万3,480円に増額変更するものでございます。その他の項目は記載のとおりでございます。  なお、参考資料として、議案書151ページから153ページに工事概要書及び工事場所位置図を添付させていただいておりますので、御参照ください。  以上、議案第80号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 73 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 74 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第80号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 76 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 77 ◯岡林 薫議長 これから議案第80号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 79 ◯岡林 薫議長 日程第8、議案第81号「都市公園有料施設の指定管理者の指定について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 80 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。松本土木部長。 81 ◯松本進吾土木部長 ただいま上程いただきました議案第81号 都市公園有料施設の指定管理者の指定について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の154ページをお開きください。  本件は、都市公園有料施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。  指定管理者の指定を行う施設の名称は都市公園有料施設で、対象は王仁公園、中の池公園、香里ケ丘中央公園の各有料施設であるプール、運動広場、テニスコート、バレーボールコート及び駐車場の各施設となっております。  指定管理者として指定する団体の名称は枚方体育協会・木幸SP共同事業体、代表団体は公益財団法人枚方体育協会で、指定期間は平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間でございます。  指定管理者の選定に至る概要につきましては、参考資料の枚方市指定候補者選定調書により御説明申し上げます。  議案書155ページをごらんください。  選定に当たりましては、平成30年7月21日に枚方市都市公園有料施設指定管理者選定委員会に諮問を行いました。募集要項等につきまして、同選定委員会の御意見を踏まえた上で内容を確定し、平成30年8月13日から9月7日までの間、募集を行ったところ、3団体から申請がございました。  選定委員会での審査概要でございますが、申請団体から提出された事業計画書が募集要項の条件を満たしていることについて審査し、要求事項を満たしていることが確認されました。その後、各提案内容につきまして申請団体のプレゼンテーションが実施され、質疑が行われた後、選定基準等の要求項目ごとに評価をしていただき、指定管理料の額とあわせて総合評価を行っていただきました。  評価は、事業計画に関する内容審査が600点満点、指定管理料の額が400点満点の合計1,000点満点で評価が行われました。  その結果、枚方体育協会・木幸SP共同事業体を指定候補者として選定するとの答申を平成30年10月30日にいただきました。この選定委員会の答申に基づきまして、同年11月12日に指定候補者として選定をさせていただいたところでございます。  提案された指定管理料の額につきましては、3年間の合計額で1億3,491万4,000円でございます。  その他の参考資料といたしまして、156ページ以降に評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過並びに選定委員会の構成を掲載しておりますので、御参照いただきたいと思います。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第81号 都市公園有料施設の指定管理者の指定についての説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 82 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。八尾議員。 83 ◯八尾善之議員 ただいま上程されました議案第81号 都市公園有料施設の指定管理者の指定について、質問をさせていただきます。  来年度から都市公園有料施設の指定管理者を公募するに当たりまして、施設利用料と駐車場利用料も指定管理者の収入となる利用料金制を導入しておられます。駐車場の有料化は、受益者負担の観点から駐車場利用者に一定の料金を御負担いただくことについては、市民の共有財産を一時的に、私的に利用するという観点から、一定理解しております。  しかし、駐車場料金が市ではなく指定管理者である事業者の収入になることで、利用者が負担した料金が広く市民に還元されることになっていないところは、非常に問題であると思います。このような利用料金制を導入した駐車場の料金収入が、実質的には市民に負担を求めて、その料金が指定管理者である事業者のもうけになってしまうことについて、市は受益者負担の観点からどう考えてこの議案を提案されたのか、市のお考えをお伺いいたします。  また、利用料金制をとらずに事業者の意欲を引き出す方法は考えなかったのか。さらに、駐車場を有料化することで、今まで車を利用していた市民の交通手段の幅を狭めることになると思いますが、代替となる移動手段の確保について、どのように考えておられるのかもあわせてお伺いいたします。 84 ◯松本進吾土木部長 駐車場の有料化については駐車場の適正利用と受益者負担の観点から行うものであり、それを含めた利用料金制により、自主事業など事業者の創意工夫を引き出すものであると考えております。料金収入は指定管理者の収入になりますが、その財源を持って施設の充実や自主事業も含めた管理運営などに活用することで、市民サービスの向上に資するものと考えております。  今回の指定管理の検討を行うに当たり事業者から聞き取りをする中でも、利用料金制を導入することで、それが施設の利用率を高めることに対するインセンティブとなり、参入意欲は高まるということでございました。結果、今回の公募では3者からの応募があり、それぞれ特色のある自主事業の提案につながったものと考えております。  いずれの都市公園も、電車、バス等の公共交通が整備されております。また、使用開始から30分を無料にすることで、送迎時において、危険な路上ではなく安全な駐車場内での乗りおりを行っていただけると考えています。 85 ◯八尾善之議員 今の御答弁をお聞きしても、これまでの施設使用料や駐車場の有料化に伴う収益が事業者の収入となる利用料金制は、市民に対してのメリットとなる制度であるとは到底、私自身、思えません。事業者がもうかるだけの制度となっているように感じますが、市の見解を再度お尋ねいたします。 86 ◯松本進吾土木部長 利用料金制を導入することにより、指定管理者の意欲や創意工夫を引き出し、指定管理者の豊富なノウハウを生かした自主事業が行われることなどにより、公園利用の増進、ひいては市民サービスの向上につながるものと考えております。  また、今回の提案の中で、利用料金による収益が見込み金額よりも増加した場合、その50%を施設整備や備品の購入、スポーツプログラムの提供など、市民スポーツの推進のために還元するとしております。 87 ◯八尾善之議員 最後ですけれども、やはり答弁をお聞きしましても、駐車場の有料化は、市民の共有財産が一部の事業者のもうけに使われ、その収益が広く市民のために使われるようになっていないと感じます。  確かに今、施設の充実を図ることで還元されるように部長が言われておりましたが、それは、その施設の利用者に対してだけでありまして、市民全体には還元されていないと思います。ですから、今までと同じように使用料を一般財源に入れて、広く市民に還元できるようにする、すなわち利用料金制ではなく使用料として市の収入にすべきであります。  また、移動手段につきましても、確かにバスなどの公共交通は整備されているかもしれません。ただ、狭めるということには変わりがないと思うのです。便数だとか、どこの地域からでも乗りかえなしで各施設を利用できるというような改善などもしなければならないと申し上げて、私の質問を終わります。 88 ◯広瀬ひとみ議員 同じく私のほうからも、議案第81号に関して質疑させていただきます。  今回から利用料金制をとるとともに、駐車場料金もこれに加え、さらに指定管理料をより適正に見込むことによって指定管理料を従来機関よりも引き上げる、こういった対応がとられました。事業者メリットを増加させることによって応募意欲を高めることで競争性を確保して、サービス向上に結びつけたいとのお話でありました。  利用者サービスは従来に比べてどのように向上することになったのか、また、市の財政的にはどのような効果が得られたのか、お伺いいたします。 89 ◯松本進吾土木部長 今回の利用料金制の導入は、指定管理者にインセンティブを付与し、新たな利用者サービスの向上と経営努力や創意工夫による経費節減を目指しました。その意味では、候補者から新たな取り組みとして天体観測会やクラフト教室、チャリティーイベントや地域と連携した健康スポーツ教室の実施、トップアスリートを招いた野球教室やトライアスロン教室の開催など、3公園において多くの自主事業が提案されております。  また、駐車場の有料化により適正利用が図られ、スムーズな駐車場利用が推進されることから、利用者のサービス向上につながるものと考えております。  財政効果につきましては、応募意欲を高めることで競争性が働き、3者の応募があり、市の指定管理料上限額より3年間で178万4,000円下回っております。 90 ◯広瀬ひとみ議員 事業者メリットを高めたことで3者の応募がありました。そういう意味では、市の意図に沿った応募状況となって、さまざまな自主事業の提案もされたとのことでありますが、その競争性を高めたことによって、先ほどもお答えいただきましたけれども、指定管理料、3年間でという話でありますから、大きく下がったというわけではありません。  一方で、利用者は、駐車場料金の負担が求められることになりました。駐車場料金は結果的にどのような提案になったのか。選定された事業者と他の応募者との違いについて、利用者の負担軽減のために何か御提案があったのかどうか。  それから、夏場のプール利用に際してなのですが、駐車場以外にもこれまで駐車されていましたが、こうした臨時駐車場ではどのような対応がされることになったのか、お伺いいたします。 91 ◯松本進吾土木部長 駐車場料金については、選定された候補者からは、条例で定めた料金以下で、日中時間は30分100円、夜間については60分100円、24時間最大で500円の提案がされております。  他の応募者と料金設定の違いについては、1者では、日中時間の60分300円を基本とし、夜間については120分200円、24時間最大で800円、また、もう1者では、日中時間の30分100円、夜間は60分100円、24時間最大で500円という提案をされておりました。なお、3者とも使用開始から30分までは無料となっております。  また、利用者の負担軽減として、1年目の利用ニーズを踏まえ、2年目以降は料金設定等の見直しの機会を設けたいとの提案がされております。  最後に、夏季プール開催時における臨時駐車場は2カ所ありますが、指定管理候補者からは、芝生広場の臨時駐車場については第2駐車場に設置するゲート機器から出入りし、プールの開催時間は常設駐車場と同一料金形態で運営を行う提案がなされております。また、小グラウンドの臨時駐車場については、ゲート機器を設けず常駐の係員が誘導し、当日最大料金を300円として運営する提案がなされております。 92 ◯広瀬ひとみ議員 2年目からは、1年目の利用ニーズを踏まえて料金設定等の見直しの機会を設けるということでありますが、建設環境委員協議会の追加資料を見ると、市が指定管理料の上限を算定されるときに出された金額の内訳で比較すると、利用料金は天候により変動があることから低く見込み、逆に駐車場料金は想定より高く見込んでおられます。利用者が減ると利用料金制ですから収入も減るわけで、リスク回避のためには当然のことかもわかりませんが、結果として、プールやスポーツ利用される公園利用者の皆さんは、ほぼほぼ上限額の500円を負担しなければならないということになるのではないかと思います。しかも、これまでは利用者に限定されていましたが、これからは公園利用者以外の方も、お金を払えば利用することができるようになります。先ほど適正利用ということでお答えいただいておりましたけれども、逆に、夏場に駐車場が不足することにならないのかなと、こうした点も危惧するところであります。  改めて討論いたしますが、有料化はやはり納得できないと申し上げておきます。以上です。 93 ◯大橋智洋議員 私のほうからも1点、事前に申し出はしていなかったのですけれども、確認させていただきたいと思います。  今のお話でもあったのですけれども、事業者の提案の中で、一定の収益があれば半額を市に還元するという方法がありましたけれども、市民感情としては、それをするのであれば駐車料金を引き下げるべきではないかというのが根強いのではないかと思います。  今も少しありましたが、とりわけ2年目や今後の運用などについて、行政として、こうした市民のニーズを事業者に伝えたり議論する場があるのか。それから、どういった形で議論をしていくのか。この点について、1点確認させていただきたいと思います。 94 ◯松本進吾土木部長 事業者に対しては、モニタリングを年2回きっちり行い、それ以外にも会議等を行いながら、市民ニーズの意見等を反映させていきたいと考えています。 95 ◯大橋智洋議員 ありがとうございました。  もちろん、その結果については、議会のほうにも報告をいただけるということだと思っております。本来目的の方とそうでない方を分けてこそ、都市公園における受益者負担のあるべき姿ではないかと思います。  例えば、市役所の駐車場、市立ひらかた病院の駐車場も、その理念が一定貫かれているのではないかと思います。そうでなければ、事業者の収益を上げさせるための措置と映らないとも限りません。この点、今後、市民のニーズをしっかりと伝えて議論していただく。そしてまた、議会にも共有していただくことを要望して質疑を終わります。ありがとうございます。 96 ◯岡林 薫議長 これをもって質疑を終結します。 97 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第81号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 98 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 99 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。八尾議員。 100 ◯八尾善之議員 議案第81号 都市公園有料施設の指定管理者の指定についての採決に当たり、堀井 勝議員、西田政充議員、そして私、八尾善之からなる民主市民議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  来年度からの都市公園有料施設の指定管理者を公募するに当たり、施設利用料と駐車場利用料も指定管理者の収入となる利用料金制を導入しておられます。これで施設利用者は、これまでの施設使用料以外にも、駐車場使用料についても受益者負担となります。この受益者者負担金を全て指定管理者の収入にすることで、自主事業など指定管理者の創意工夫を引き出すものであると考えておられるようですが、そこで得られた収益に対して、市民へどのように還元されるのかは不透明過ぎます。  例えば、市民に対して受益者負担を求めるのと同等に、事業者に対しても、提案者の施設利用料金・使用料試算を下限として、それを上回る収益に対して確実に、相応の受益者負担を求めていくなどすべきであります。そうしなくては、市民ばかりに負担を求めて、市民の共有財産で特定の事業者にもうけさせることになるところは、非常に問題であります。  また、収益の50%を施設整備や備品の購入、スポーツプログラムの提供など、市民スポーツの推進のために還元するとしても、それは施設利用者にだけ還元され、市民共有財産での受益者負担の考え方では、市民全体に還元されなければ本当の意味での受益者負担にはなりません。
     それに、これまで以上によい施設運営・維持管理など、いろいろと提案されていますが、それは施設の改善、改良をしているだけで、移動手段としての自家用車の使用を著しく阻害する今回の駐車場有料化は、何か、利用者を置き去りにしたことになっていると言わざるを得ません。ただでさえ、荷物などを持っていかれることは容易に想像ができるわけですから、このような変更をするのであれば、その代替案も考え、極力、移動に対しての負荷を抑えなければなりません。  先ほどの答弁では公共交通は整備されているとのことですが、それでも、自家用車を利用しての移動手段で来られているのが現実であります。そのことについて、何ら説明、改善がないのも非常に大きな問題であります。そのようなことも含め、考えるきっかけが総合交通計画の策定だと思っています。よって、改善されるまで、今まで同様無料にすべきです。  以上述べました、数多くの大きな問題がある議案第81号 都市公園有料施設の指定管理者の指定についての採決に当たり、私たち民主市民議員団は賛成できないことを申し上げ、反対の討論といたします。 101 ◯広瀬ひとみ議員 議案第81号 都市公園有料施設の指定管理者の指定について、日本共産党議員団を代表し、反対討論を行います。  本議案は、選定委員会により選ばれた都市公園有料施設の指定管理の候補者について、議会の議決を得るために提案されたものです。  都市公園有料施設には、テニスコートやグラウンドだけでなく王仁公園プールも含まれており、共産党議員団としては、その運営管理が子どもの命に直接かかわる施設は直営で実施すべきとの立場をとってきました。同時に、スポーツ施設は一元的に管理し、市内施設全体を把握した活用を推進することでスポーツの振興を図るべきで、関連する施設の運営は、スポーツ振興のパートナーとして市がつくり上げてきた公益財団法人枚方体育協会に特定し、協会運営の安定と人材育成がしっかりと図られるようにすべきだと考えてきました。  ですが、市では、こうしたことよりも競争性の確保を重要とし、体育協会も一事業体として取り扱い、この間、公募が実施されてきました。結果として、長年、王仁公園プールの運営を担ってきた枚方体育協会・木幸SP共同事業体が選定されており、当議員団としても、これには賛成してきたところです。  しかし、今回から利用料金制の導入、駐車場料金が有料化され、利用料金とともに駐車場料金が、枚方市ではなく指定管理者の収入となる仕組みが導入されました。これにより、事業者メリットを高め、競争性の確保を促すとのことでありました。市の目指したとおり、これまでから応募事業者は3団体に増えました。競争性が確保されたことで、指定管理料は59万5,000円減少することになりました。  一方で、市民に求められる駐車場料金は1日上限500円、駐車場収入の見込みは、当初の市の想定額366万9,000円を上回る589万7,000円となっています。天候により左右される公園の有料施設のため、施設利用料収入を市の見込みより厳しく見込んで、指定管理料を提案されています。選定されるためには価格も大事ですからそうなったのでしょうが、結果として、利用者に負担を求めることになります。受益者負担との市の方針がそもそも、やはり間違っているのではないでしょうか。わずか500円と捉えられているのかもしれませんが、できるだけ無料にしてほしい、とるにしてもできるだけ安く、こうした声をお聞きしております。駐車場料金をとらずに500円を無料にすることで、枚方市への愛着、いいまちやな、住みやすいな、こう実感できることがシティプロモーションになるのではないでしょうか。  候補者は、今回の選定調書の中でも、市内スポーツ団体や関係機関・団体との連携が図られ、地域スポーツや健康づくりの中核施設としての役割を踏まえている、施設状況を踏まえた修繕計画などが評価されております。市の方針や施設の状況、利用者ニーズをどこよりも熟知されているのは当然で、引き続き、運営を担うにふさわしい団体だと思っております。  しかし、この駐車場料金有料化は容認できない、枚方市は応募条件を変えて選定をやり直すべきで、この立場から本議案には反対だと申し上げ、討論といたします。以上です。 102 ◯岡林 薫議長 これをもって討論を終結します。 103 ◯岡林 薫議長 これから議案第81号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 104 ◯岡林 薫議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 105 ◯岡林 薫議長 日程第9、議案第82号「枚方市立総合スポーツセンターの指定管理者の指定について」、日程第10、議案第83号「枚方市立市民体育館の指定管理者の指定について」及び日程第11、議案第84号「枚方市立伊加賀スポーツセンターの指定管理者の指定について」を一括議題とします。 ────────────────────────────────────────── 106 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。淨内社会教育部長。 107 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 ただいま上程されました議案第82号 枚方市立総合スポーツセンターの指定管理者の指定について、議案第83号 枚方市立市民体育館の指定管理者の指定について及び議案第84号 枚方市立伊加賀スポーツセンターの指定管理者の指定についての3件につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  議案書161ページをお開きください。  本3議案は、社会教育部が所管するスポーツ施設3施設における指定管理者の指定を行うことにつき、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  初めに、議案第82号につきまして、御説明いたします。  本件は、枚方市立総合スポーツセンターにつきまして、枚方体育協会・アシックスジャパン共同事業体、(代表団体)公益財団法人枚方体育協会を指定管理者として指定するものでございます。  指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間としております。  指定候補者選定の概要につきまして、議案書162ページの参考資料、枚方市指定候補者選定調書により御説明申し上げます。  表のうち左側真ん中の項、選定の概要欄をごらんください。  枚方市立総合スポーツセンター教育委員会指定管理者選定委員会に平成30年8月9日に諮問した後、平成30年9月3日から9月25日までの間、公募を行いました。その結果、申請団体が3団体ございました。  選定委員会での審査概要でございますが、同選定委員会で申請団体から提出された事業計画書が募集要項に掲げた条件を満たしているかについて審査が行われ、要求事項を満たしていることが確認されました。その後、事業計画書に記載されている各提案内容について申請団体のプレゼンテーションを実施し、提案内容等に対する申請団体への質疑を行った後、選定基準等の要求事項の項目ごとに評価を行い、指定管理料の額とあわせて総合評価を行いました。  その結果、枚方体育協会・アシックスジャパン共同事業体について、代表団体は長年にわたり地域に根差して活動してきたスポーツ団体で、全国規模での事業展開力を有する構成団体と協力して管理運営することで利用者サービスの向上につながることが期待できること、提案内容については、個人共用利用回数券や個人共用利用無料日の設定など、利用者負担の軽減について提案されていること、また、朝活、夜トレ、ユニバーサルスポーツプログラムなど、幅広い層に対応した事業や地域との連携事業が提案されていることから、他の申請団体よりもすぐれており、指定候補者として選定する旨の答申が提出され、これに基づき同団体を指定候補者に選定いたしました。  次に、提案指定管理料の額でございますが、資料下段左側、申請団体の項1)に記載のとおり、5年間で3億1,172万円でございます。  その他の参考資料として、163ページから167ページまでに評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過並びに指定管理者選定委員会の構成を記載しておりますので御参照ください。  続きまして、議案書168ページをお開きください。  議案第83号につきまして、御説明いたします。  本件は、枚方市立市民体育館につきまして、渚スポーツコミュニティ共同事業体、(代表団体)公益財団法人枚方体育協会を指定管理者として指定するものでございます。  指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  指定候補者選定の概要につきまして、議案書169ページの参考資料、枚方市指定候補者選定調書により御説明申し上げます。  表のうち、選定の概要欄をごらんください。  枚方市立市民体育館教育委員会指定管理者選定委員会に平成30年8月9日に諮問を行い、以降、枚方市立総合スポーツセンターと同様に事務を進めた結果、申請団体が3団体ございました。  表中、選定委員会での審査概要の8行目をごらんください。  同選定委員会における審議の結果、総合評価点が1位である渚スポーツコミュニティ共同事業体について、代表団体は長年にわたり地域に根差して活動してきたスポーツ団体で、著名アスリートを招いたスポーツイベント等の実績を有する構成団体と協力して管理運営することで利用者サービスの向上につながることが期待できること、提案内容については、有償ボランティアの活用など人材確保に工夫が見られるほか、個人共用利用回数券や個人共用利用無料日の設定など、利用者負担の軽減について提案されていること、スポーツ教室や自主事業については、なわとびパフォーマンス&教室、フリースタイルフットボール教室などのほか、朝活、夜トレ、保育サービスなど幅広い層に対応した事業など、魅力的な取り組みが提案されている点は評価できることから、他の申請団体よりもすぐれており、指定候補者として選定する旨の答申が提出され、これに基づき同団体を指定候補者に選定いたしました。  次に、提案指定管理料の額でございますが、資料下段左側、申請団体の項2)に記載のとおり、5年間で1億9,908万6,000円でございます。  その他の参考資料として、170ページから174ページまでに評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過並びに指定管理者選定委員会の構成を記載しておりますので御参照ください。  続きまして、議案書の175ページをお開きください。  議案第84号につきまして、御説明いたします。  本件は、枚方市立伊加賀スポーツセンターにつきまして、ミズノグループ、(代表団体)ミズノスポーツサービス株式会社を指定管理者として指定するものでございます。  指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  指定候補者選定の概要につきまして、議案書176ページの参考資料、枚方市指定候補者選定調書により御説明申し上げます。  表のうち、選定の概要欄をごらんください。  枚方市立伊加賀スポーツセンター教育委員会指定管理者選定委員会に平成30年8月9日に諮問を行い、他の2施設と同様に事務を進めた結果、申請団体が4団体ございました。  表中、選定委員会での審査概要の8行目をごらんください。  同選定委員会における審議の結果、総合評価点が1位であるミズノグループについて、全国で豊富な施設管理運営実績を有しており、経営や事業展開には安定感が感じられること、管理運営における目標数値が明確に設定されており、説得力のある提案内容となっていること、具体的な提案内容についても、迅速な修繕体制が提案されているほか、トレーニングルームのトレーナー常駐の時間を設けるとともに、人気マシンの予約ボード設置など、具体的かつ利用者の目線に立った提案がなされていること、また、魅力的なスポーツプログラムの提案や稼働率が低い日曜日夜間の利用料金を半額にするなど、稼働率を上げる努力も見られること、さらに京阪バスへの広告掲載の提案など、広報戦略には独自性があることから、他の申請団体よりもすぐれており、指定候補者として選定する旨の答申が提出され、これに基づき同団体を指定候補者として選定いたしました。  次に、提案指定管理料の額は、資料下段左側、申請団体の項4)に記載のとおり、5年間で1億6,225万円でございます。  その他の参考資料として、177ページから181ページまでに評価結果、事業計画に関する確認事項一覧、指定候補者選定の経過並びに指定管理者選定委員会の構成を記載しておりますので、御参照ください。  以上、議案第82号、議案第83号及び議案第84号の一括提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 108 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。中武議員。 109 ◯中武貞勝議員 それでは、質問させていただきます。  議案第82号・83号及び議案第84号について、質問いたします。  今回の案件に関して、少しさかのぼりますが、さきの6月定例月議会、議案第21号 枚方市立総合スポーツセンター条例等の一部改正についてが上程され、利用料金制及び駐車場有料化に関する条例改正が可決し、スポーツ施設3施設において利用料金制を導入し、また一方で、付設の駐車場についても有料化する経過がございます。  私たち連合市民の会としても、このとき、苦渋の決断として、利用者視点で税の公平性の視点、あるいはまた、駐車料金の低減を条件に賛同いたしました。いま一度、指定管理という制度の中で駐車場を有料化するという手法は今回が初めてだと思いますが、これら2つを、指定管理者選定に際し抱き合わせて導入することとした理由について、改めてお伺いします。 110 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 民間を初めとした事業者が有する経営ノウハウを生かしながら、効果的、効率的な施設運営を行うという指定管理者制度の趣旨に照らし、事業者の参入意欲を促し、利用者サービスの向上に向けた創意工夫を含め、さまざまな提案が期待できるものと考え、利用料金制と駐車場の有料化をあわせて提案させていただいたものでございます。 111 ◯中武貞勝議員 それでは、ただいまの御答弁を踏まえてお聞きしますが、利用者目線からいいますと、これらスポーツ施設は公共施設であることから、それぞれの施設で駐車料金をそろえるべきであると考えます。  さきの文教委員協議会に提出された案件資料によると、1日最大料金の最も低い額は300円となっております。しかしながら、渚市民体育館はこれより100円高く、伊加賀スポーツセンターの土曜日、日曜日、祝日は200円高くなっています。一般的な利用者の多くは、この上限額を駐車料金として支払うことになるのではないでしょうか。利用者目線から見ると、これまで無料であった駐車料金が有料化する負担とともに、施設によって差がつくことの抵抗は大きいと思います。この差額については市が負担し、料金設定を統一することが、公共サービスを提供する行政としての果たすべき役割であると考えますが、見解をお聞きします。 112 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 6月の定例月議会では、駐車料金として設定可能な上限額を定めることを含めた条例改正をお願いし、御可決いただいたところでございます。その際いただいた御意見を踏まえ、募集要項や基本仕様書などにおきまして、駐車料金が利用者にとって過度の負担にならないようにという趣旨の留意事項を明記いたしました。  応募事業者は、こうした経緯を考慮し駐車料金の設定をされ、その内容や金額については選定委員会で審査の対象とし、また、他の提案をあわせた総合的な観点から評価され、よりすぐれた提案のあった事業者が選定されました。その結果を答申として教育委員会が受けたところでございます  このような経過を踏まえますと、今回の駐車料金の設定や、3施設で料金に違いが生じることについては合理性があると考えており、市として差額を負担することは、他の事業者との公平性の観点からもできないものと考えております。 113 ◯中武貞勝議員 最後、要望といたします。   いろいろと御答弁いただきましたが、我々の会派、連合市民の会としては、今回の案件を議論した結果、意見としては、1つ目、施設によって差を設けることは利用者目線に立っていない、単に運営側の思いであって、利益主導になっていないかと。  2つ目、今回の3施設で5年間、約1億7,000万円の市民負担が発生することへの市民理解の努力が足りない。  3つ目、指定管理者制度のメリットが明確に示されていない等、意見がありまして、賛同に対しては厳しい状況でありましたが、最終的には、現時点で反対することが運用上で市民に大きな影響が発生することを考慮して賛同する方向でまとまりました。一定の今後の条件を申し上げたいと思います。  1点目、差額について、市としては負担できないとのことでありますが、同種施設でありながら料金設定が異なるということは、市民からは理解できないことであるということを行政としてはぜひ認識していただきたい。少なくとも、次年度から運営を担う事業者に、議会からの、あるいは利用者からの声を説明し、今後の運営や駐車料金の設定に生かしてもらうよう求めていただきたいと考えます。行政として、利用者アンケートやモニタリングなどの結果を事業者と共有し、決して現状に満足することなく、利用者サービスの改善、向上に向けた取り組みを進めるよう要望しておきます。  2点目、指定管理者制度のあり方を考える、よい機会になりました。本当にメリットはあるのでしょうか。これまで考えてきた最大のメリットは効率化とサービス向上ですが、今回の詳細から、それが感じられないわけであります。何でもかんでも民営化の考え方で切り離していき、市の負担軽減だけが目的とされ、真の市民サービス向上が置いていかれているように思われます。いま一度、内容と課題を整理され、目的の本質が理解されるよう取り組みの強化を求めます。  先日、国政では水道事業の民営化法が可決され、こういう時代になってきたのだということを実感したのですが、地方行政も、これからは独自性が求められるようになってくると考えます。官と民の考え方や大義、目的を明確にすることが大切であって、市民が主役であることを忘れず、今後の展開に対して注視していきたいと思います。  以上で、私の質問を終了します。ありがとうございました。 114 ◯西田政充議員 今回提案されました議案第82号、議案第83号、議案第84号は、この3つのスポーツ施設における利用料金制の導入と駐車場の有料化を実施し、指定管理者を指定しようとするもので、指定候補者からは管理運営面におけるさまざまな提案がなされており、その中には、4月から実施しようとする有料駐車場の料金も提案されております。  そこで、改めてお聞きいたします。今回の駐車場有料化の目的は何であったのか、お伺いいたします。 115 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 駐車場の有料化につきましては、市の方針として、平成27年に来庁者・利用者用駐車場の有料化に関する考え方を策定しております。この方針に基づき、利用される方に一定の御負担をお願いすることで、受益と負担の適正化を図るとともに目的外利用や長時間利用などの課題を解決し、スムーズに駐車場を御利用いただく観点から実施するものでございます。 116 ◯西田政充議員 3つのスポーツ施設の駐車場有料化の目的を改めてお聞かせいただきましたけれども、そもそも、平成27年11月に市が策定されました来庁者・利用者用駐車場の有料化に関する考え方(資料を示す)につきましては、確かに議会に報告がありましたけれども、私はその内容が全て承認されたわけではないと考えております。  中宮大池にあります総合スポーツセンターや伊加賀西町にあります伊加賀スポーツセンターの近くには鉄道駅がなく、公共交通機関で行くには大変不便な場所にありますので、やむを得ず車を利用しなければならない状況にあります。また、スポーツ施設には重たいスポーツ道具をたくさん運ばなければならない場合もあり、その際には車の利用は不可欠でありますし、ましてや御高齢の皆さんやお体が不自由な方々にとって、車は日常の重要な移動手段であります。このような状況におかれている利用者を受益者と捉えて負担を強いるのは間違っていると思うのですが、このことについての教育委員会のお考えをお伺いいたします。 117 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 これまでも、施設を利用される皆様には、使用料を受益者負担としていただいております。これと同様の趣旨から、車を駐車されている間については、市有財産である駐車場の一定スペースを占有されることへの受益として、駐車料金の御負担をお願いするものでございます。 118 ◯西田政充議員 私は、公共交通機関の利便性の悪い場所にあるスポーツ施設の受益者負担というのは、施設の使用料だけで十分だと思っております。市が策定された来庁者・利用者用駐車場の有料化に関する考え方におきましては、有料化に向けた基本的な考え方の中に、「有料化の実施にあたっては、以下のような視点を踏まえ、施設ごとの利用状況など、個別の事情も考慮しながら総合的に判断し、順次、有料化を進めていくものとします」とありますけれども、その有料化の視点の第1項目に、各施設における公共交通機関等の利便性が挙げられております。それにもかかわらず、公共交通機関の利便性が著しく悪いこれらのスポーツ施設の駐車場を市が有料化することには大きな矛盾があることを指摘いたしておきます。  施設の駐車場有料化に関しては、公共交通機関の有無などの地域性や利用形態を十分に御考慮いただいた上で、全ての施設を一律として捉えるのではなく、市民目線、利用者目線に立った形で見直していただきますよう強く要望し、私の質問を終わります。 119 ◯堤 幸子議員 私のほうからも、ただいま提案された3つの議案について、質問させていただきます。  総合スポーツセンター、市民体育館、伊加賀スポーツセンターの指定管理者の指定を行うもので、今回、利用料金制がとられました。今回の指定管理料に関して、先日、委員協議会での補足資料も拝見いたしましたけれども、指定候補者が提案している指定管理料は現行と比べてどのように推移するのか、お伺いします。  また、ことしは、震災や台風、大雨などの災害がありましたが、緊急時の防災体制について、市の要求事項がどうだったのか、事業者からはどのような提案がなされているのか、お伺いします。  さらに、市民の皆さんから反対の声がたくさん上がったこの駐車場の有料化について、これまでの過程の中で教育委員会としてどのような手立てを講じられたのか、お伺いします。 120 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 まず、指定管理料につきましては、単純に比較いたしますと減額になりますが、これまでの市の収入としておりました使用料金を差し引きますと、補足説明資料に記載のとおり、3施設で年間約3,500万円、1施設当たり約1,100万円の支出増となります。これにつきましては、各施設の人件費、委託費及び一般管理費、消費税増税分の計上など指定管理料を適正額に見直したもので、この中には、トレーニング機器一式の入れかえ経費、LED照明の導入など、市民サービスの向上につながる要素を含んだものとなっております。  次に、緊急時の防災体制についてでございますが、事業者からは、市が要求事項としたとおり、施設に合わせた危機管理マニュアルを作成し、緊急時の連絡体制や災害発生時の危機管理体制及び職場での災害訓練実施など、緊急時の防災体制について提案がなされております。  最後に、6月定例月議会でいただきました御意見を踏まえ、どのような手立てを講じたかというところでございますが、募集要項や基本仕様書などにおきまして、施設利用者に過度の負担を生じさせないように配慮した料金設定を行うものとするとし、市の方針を明記いたしました。これにより、各事業者から提案された駐車料金の額は、利用者に配慮された額であると認識しております。 121 ◯堤 幸子議員 指定管理料について適正な指定管理料とした結果、今の御答弁ですと、1施設約1,100万円、5年で約5,500万円になります。3施設を合計すると、約1億6,500万円の支出増となるわけです。これまでが低過ぎたということではないでしょうか。駐車場を有料にして市民への負担を求める前に、まず、そのことを見直すべきだったのではないでしょうか。  駐車料金の設定に関しては、教育委員会として、過度の負担を生じさせないように配慮したということですが、過度の負担というのなら、有料にすること自体、間違っています。駐車場が有料化されることで、各施設においてまた今後、路上での違法駐車など、いろいろな問題が生じてくるのではないかと危惧しますが、どのように対処されるのでしょうか。  また、有料化によって利用者が減ることも十分予想されます。利用料金制ということは、利用者が減ると指定管理者の収入が減り、それが市民サービスの低下につながるのではないでしょうか。この点について、指定管理者からどのような提案がされているのか、お伺いします。 122 ◯淨内俊仁教育委員会事務局社会教育部長 違法駐車に対しましては、指定管理者と協議し注意喚起を促すなど、適切に対策を講じてまいります。  駐車場利用者へのサービスといたしましては、駐車場の位置や料金等の情報、満車・空車情報をリアルタイムでウエブやスマートフォン等へ配信するといった提案がなされております。また、施設の利用者以外の駐車料金を設定することで、目的外利用の対策を実施いたします。  今後の利用者数の予想という点につきましては、駐車場有料化に伴う利用者の費用負担を軽減するため、個人共用利用回数券や個人共用利用無料日の設定、トップアスリートのスポーツプログラム開催や利用者の少ない日曜夜間の利用を低額料金にするなど、利用料金制導入により、これまでになかったさまざまな事業提案がなされており、これらは市民サービス向上につながるものと考えております。 123 ◯堤 幸子議員 さまざまな御提案がされているということですけれども、やはり、これだけいろいろと考えないと、駐車場を有料にすると利用者が減ると事業者も見込んでいると。そのあらわれではないかと思います。利用料金制を導入して、施設利用料に加えて、有料にする駐車場の料金も民間業者に入るのにもかかわらず、指定管理料は、これまでの指定管理料が低過ぎたためかもしれませんが、支出増になります。これでは、市民負担だけが増えたことになります。駐車場についてのサービスも、事業者からの提案もありますが、市民負担の解消にはならず、到底納得できないと申し上げ、質問を終わります。 124 ◯岡林 薫議長 これをもって質疑を終結します。 125 ◯岡林 薫議長 お諮りします。
     ただいま議題となっています議案第82号から議案第84号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 126 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本3件については、委員会の付託を省略することに決しました。 127 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。堤議員。 128 ◯堤 幸子議員 ただいま提案のありました議案第82号 枚方市立総合スポーツセンターの指定管理者の指定について、議案第83号 枚方市立市民体育館の指定管理者の指定について及び議案第84号 枚方市立伊加賀スポーツセンターの指定管理者の指定について、日本共産党議員団を代表して討論を行います。  今回の議案は、これまでの指定管理料による管理運営から利用料金制の併用による管理運営手法の変更、また、駐車場の有料化を行うための条例が可決され、スポーツ施設の管理運営を行う指定管理者を選定されたものです。  日本共産党議員団は、駐車場を有料にし利用料金制を導入したことそのものに反対をいたしました。枚方市の指定管理者制度に関する基本指針では、利用料金制になることで、指定管理料は支払い見込み額から利用料金その他の収入額を差し引いた額が指定管理料の提案上限額となるとされています。施設利用料と駐車場料金が業者の収入になり、その分が差し引かれ、指定管理料が引き下がると思っていましたが、実際には、管理費や人件費の上乗せ分などで、3施設で年間約3,500万円の増額ということです。管理費を増やしてトレーニング機器の入れかえやLED照明への変更を進めてもらうということですが、指定管理者には施設利用料も駐車場料金も入るわけですから、枚方市が指定管理料を上乗せする必要はなかったのではないでしょうか。  これまで、市民の方との懇談に私も参加させていただきましたが、民間事業者が指定管理者になることでのメリットとして、これまでの指定管理料から利用料金の分が差し引かれることや、トレーニング機器が新しくなるということも取り上げられていました。その分が指定管理料に実は上乗せされていたということになり、何のメリットにもなりません。これでは、競争性を高めるために市民の負担だけが増えていることになり、全く納得できません。  駐車場の有料化に対して、施設利用者の皆さんから7,830筆もの署名が集まり、提出をされたと伺っています。それに対して枚方市は、施設利用者に過度の負担を生じさせないよう配慮した料金設定を行うものとすると仕様書に明記したということですが、利用者が願っているのは、駐車場は今のまま無料にしてほしいということです。1時間無料とされていますが、実際に利用する時間は2時間から3時間で、利用すれば上限金額を払うことになります。たとえ300円、400円、500円であっても、何日も通えば負担は大きくなります。施設利用者が減らないための施策を講じているということですが、極端に利用が減るなどの問題が生じた場合は、利用者の駐車場の利用料金を100%減免するなどの見直しを行うべきです。  また、地震や台風などの災害時の対応については、緊急時の連絡体制や災害発生時の危機管理体制及び職場での災害訓練実施など、緊急時の防災体制についての提案がされているという御答弁でしたが、避難してきた市民の方に対する現場の対応などについて、指定管理者の役割を明確にする必要があると求めておきます。  駐車場を有料にし、利用料金制の導入で公募の競争性を高めることだけを優先し、事業の継続性やスポーツ活動をしている市民とのつながりも軽視しているとしか思えません。枚方市のスポーツ振興を総合的に進めていく上でも、スポーツ施設の管理は、枚方市のスポーツ推進のパートナーとして位置づけ、これまでその役割を担ってきた公益財団法人枚方体育協会に特定して行うべきだったと、この3件の議案には反対と申し上げ、討論を終わります。以上です。 129 ◯西田政充議員 議案第82号 枚方市立総合スポーツセンターの指定管理者の指定について、議案第83号 枚方市立市民体育館の指定管理者の指定について及び議案第84号 枚方市立伊加賀スポーツセンターの指定管理者の指定についての採決に当たり、堀井 勝議員、八尾善之議員、そして私、西田政充からなる民主市民議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  これらの議案は、枚方市立総合スポーツセンターと枚方市立市民体育館及び枚方市立伊加賀スポーツセンターの平成31年4月1日からの指定管理者を指定しようとするものですが、それぞれのスポーツ施設の指定候補者からの管理運営面での提案内容には、これまでの指定管理料による管理運営から利用料金制の併用による管理運営手法に変更するとともに、これまで無料であったそれぞれのスポーツ施設駐車場の有料化を図ることが盛り込まれております。市は、駐車場有料化の目的を、市の駐車場を利用される方に一定の御負担をお願いすることで受益と負担の適正化を図るとともに、目的外利用や長時間利用などの課題を解決するためとしていますが、私たちは、スポーツ施設の駐車場有料化には、以下に述べるような多くの問題点があると考えております。  中宮大池にある総合スポーツセンターや伊加賀西町にある伊加賀スポーツセンターの近くには鉄道駅がなく、公共交通機関の利便性が大変悪い場所にあるため、交通手段として車を使って、そして駐車場に駐車するのは、その必要性があるからであって、決して受益ではありません。総合スポーツセンターの最寄りのバス停に発着する路線バスは、1日数本しかなく、最終は夕方5時台であります。伊加賀スポーツセンターの最寄りのバス停に発着する路線バスに至っては、最終は夕方4時台であります。総合スポーツセンターも伊加賀スポーツセンターも、施設使用の最終時間は夜9時となっておりますので、夕方から夜間に施設を使用される方々は、行きはバスで行くことができたとしても、帰りの交通手段にたちまち困ってしまうことになります。  市は、平成27年11月に来庁者・利用者用駐車場の有料化に関する考え方を策定されましたが、その中の有料化の視点の第1項目に各施設における公共交通機関等の利便性が挙げられているにもかかわらず、公共交通機関等の利便性が大変悪いスポーツ施設の駐車場を有料化することは、大きな矛盾が生じることになります。  また、市は、駐車場有料化を導入する目的の一つとして、目的外利用や長時間利用の課題解決のためと説明されていますが、目的外利用や長時間利用を防ぐためには、駐車場を有料化して市民に負担を求めなくても、現在、枚方市立メセナひらかた会館の駐車場で行われているように、駐車場に管理人を配置するなどして、駐車場利用者がスポーツ施設を利用したかどうか確認する方式を採用すればよいだけであって、なぜ、目的外利用をする人たちの対策のために、真面目にスポーツ施設を利用されている方々が駐車料金を支払わなければならないのか、私たちには到底理解することはできません。  加えて、駐車場を有料化することによってスポーツ施設の利用を控える人が出てしまうことが予想されるため、これでは、平成28年4月策定の第5次枚方市総合計画の中で、「誰もが気軽にスポーツに親しみ、年齢や興味または関心に応じたスポーツ・レクリエーション活動ができる環境づくりを進めます」と述べられていることや、平成29年3月策定の枚方市スポーツ推進計画の中で、「性別や年齢、障害の有無、個人や家族・団体など人数に関係なく、多種多様なスポーツを楽しめる環境づくりをめざす」と述べられていることに反することになり、本市のスポーツ施策の後退につながってしまいます。  以上述べました、数多くの大きな問題点があるスポーツ施設の駐車場有料化が盛り込まれている議案第82号・83号・84号には、私たち民主市民議員団は賛成できないと申し上げ、反対討論といたします。 130 ◯岡林 薫議長 これをもって討論を終結します。 131 ◯岡林 薫議長 これから議案第82号から議案第84号までの3件を一括して起立により採決します。  本3件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 132 ◯岡林 薫議長 起立多数です。  よって本3件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 133 ◯岡林 薫議長 午後1時40分まで本会議を休憩します。     (午後0時4分 休憩)     (午後1時40分 再開) 134 ◯岡林 薫議長 本会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 135 ◯岡林 薫議長 日程第12、議案第85号「市道の廃止について」及び日程第13、議案第86号「市道の認定について」を一括議題とします。 ────────────────────────────────────────── 136 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。松本土木部長。 137 ◯松本進吾土木部長 ただいま一括上程されました議案第85号 市道の廃止について、議案第86号 市道の認定についてにつきまして、提案理由を御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書183ページをお開き願います。  初めに、議案第85号の市道の廃止については、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものです。  今回廃止を行います路線は、本市の道路網の再編を図るためのもので、廃止-1の南楠葉第15号線から廃止-9の茄子作17号線までの合計10路線、延長2,038メートルでございます。  以上の廃止路線につきまして、186ページから190ページに各路線の位置及び起・終点の参考図面を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。  続きまして、議案第86号の市道の認定について、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書191ページをお開き願います。  本件につきましては、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものです。  今回認定を行います路線は、道路網の再編、開発行為に伴う帰属及び寄附を受けた認定-1の楠葉第58号線から認定-31の藤阪元町第31号線までの81路線、延長5,694メートルでございます。  以上の認定路線につきまして、204ページから219ページに各路線の位置及び起・終点の参考図面を添付しておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第85号及び議案第86号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 138 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 139 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第85号及び議案第86号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 140 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 141 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 142 ◯岡林 薫議長 これから議案第85号及び議案第86号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 143 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 144 ◯岡林 薫議長 日程第14、議案第87号「八幡市が枚方市の区域内で八幡市道を廃止することの承諾について」及び日程第15、議案第88号「交野市が枚方市の区域内で交野市道を認定することの承諾について」を一括議題とします。 ────────────────────────────────────────── 145 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。松本土木部長。 146 ◯松本進吾土木部長 ただいま一括上程されました議案第87号 八幡市が枚方市の区域内で八幡市道を廃止することの承諾について、議案第88号 交野市が枚方市の区域内で交野市道を認定することの承諾についてにつきまして、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書221ページをお開き願います。  初めに、議案第87号の八幡市が枚方市の区域内で八幡市道を廃止することの承諾について、御説明いたします。  本件につきましては、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回、廃止承諾を行います路線は、八幡市道橋本駅前線1路線、枚方市域延長239メートルでございます。廃止承諾を行います路線につきまして、222ページから223ページに参考図面を添付しておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。  続きまして、議案第88号の交野市が枚方市の区域内で交野市道を認定することの承諾について、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書225ページをお開き願います。  本件につきましては、道路法第8条第4項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  今回、認定承諾を行います路線は、交野市道星田駅前線1路線、枚方市域延長210メートルでございます。  認定承諾を行います路線につきまして、226ページから227ページに参考図面を添付しておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、議案第87号及び議案第88号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 147 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 148 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第87号及び議案第88号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本2件については、委員会の付託を省略することに決しました。 150 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 151 ◯岡林 薫議長 これから議案第87号及び議案第88号の2件を一括して採決します。  本2件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 152 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本2件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 153 ◯岡林 薫議長 日程第16、議案第89号「平成30年度大阪府枚方市病院事業会計資本金の額の減少について」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 154 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。岡市市立ひらかた病院事務局長。 155 ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 ただいま上程いただきました議案第89号 平成30年度大阪府枚方市病院事業会計資本金の額の減少について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、お手元の議案書の228ページをお開き願います。  本議案は、地方公営企業法第32条第4項の規定に基づき、資本金の額を減少し、繰越利益剰余金に振りかえることにつきまして議会の議決をお願いするものでございます。  詳細につきましては参考資料で御説明させていただきますので、恐れ入りますが、229ページをごらんください。  表の真ん中の列、自己資本金欄の3行目に記載のとおり、現在の自己資本金から83億6,576万1,940円を減額し、同額をその右側の利益剰余金に振りかえるものでございます。この処理を行うことで、表の右の列にマイナス計上されております利益剰余金、これは累積欠損金でございますが、これが解消され、最下段にありますように、1,750万7,326円となります。また、自己資本金につきましては、1,029万9,353円とするものです。  今回の、資本金を減少し累積欠損金を解消することは、本院の財務状況を的確に市民の皆さんにお示しするとともに、これまで以上に危機感を持って経営改善に取り組み、安定的な経営基盤を確立することで、信頼される医療の推進につなげるものでございます。  以上、議案第89号 平成30年度大阪府枚方市病院事業会計資本金の額の減少についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 156 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。野口議員。 157 ◯野口光男議員 ただいま、提案理由について説明をいただきました平成30年度大阪府枚方市病院事業会計資本金の額の減少について、幾つか御質問させていただきます。  まず、今回の資本金の減少につきましては、なぜ、何のために実施するのかが、大変、市民の皆さんからも理解しにくい案件と思われます。  そこで、まずお聞きいたします。今回の処理をなぜこの時期に行うのか、お尋ねいたします。 158 ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 国では、経営状況等をより的確に把握できるようにといった趣旨から、地方公営企業法を改正し、会計制度及び会計基準を見直しています。本院でも、このような趣旨を鑑み、資本金の減額により累積欠損金を解消し、本院の経営状況を的確にお示しした上で、病院として強い決意を持って平成31年度以降の経営改善の取り組みを推し進めてまいりたいとの考えから、今回提案させていただいたものでございます。
    159 ◯野口光男議員 今後の経営改善を推し進めていくためとのことですが、今回、こういった処理を行うことで、自己資本金が約83億円から約1,000万円程度と、随分少なくなります。そのような状態で今後の病院運営を存続していく上で本当に大丈夫なのか、不安に感じられるのですが、このことについて、病院としてのお考えをお伺いします。 160 ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 公営企業会計による自治体病院では、具体的な支払い能力、現金預金などの流動資産を一定額保持していることが、継続的に病院を運営していくために重要であると言われており、現在の本院における流動資産が現金預金で約16億8,600万円あることから、運営に支障が生じるような状況にはありません。  しかし、現在の本院の経営が厳しい状況にあることは変わりないため、今後、経営改善の取り組みをしっかりと推し進めてまいります。 161 ◯野口光男議員 市民の皆さんも、市立ひらかた病院の存続が困難となると、大いに不安に感じられることと思われます。今回の処理が、現在の状況を明確にお示しした上で、今後の取り組みをしっかりと行っていくために行うものであるとの趣旨については理解いたしましたので、くれぐれも市民の皆さんに御心配いただくことのないよう、経営改善に向け、強い決意を持って取り組んでいただくよう要望して、質問を終わります。 162 ◯池上典子議員 議案第89号 平成30年度大阪府枚方市病院事業会計資本金の額の減少についてを質問させていただきます。  ただいま、提案理由の説明をいただきましたが、今回の資本金の額の減少は、今後の病院事業継続において具体的に何らかの影響があるのか、お尋ねしたいと思います。 163 ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 今回提案させていただきました資本金の額の減少は、あくまでも会計的な処理であって、病院が保有する資金を初め、固定資産等、事業継続に必要な財産は引き続き資産として保有することから、病院事業の継続に影響するものではございません。  しかしながら、現在の病院の経営状況が厳しいことに変わりはなく、今回の処理によって累積欠損金が解消され、病院事業の財務状況がより鮮明に映し出されることから、一層の経営改善に病院全体で取り組み、健全な経営基盤の構築に努めていく必要があると考えたところでございます。 164 ◯池上典子議員 今回の資本金の額の減少は、あくまで会計的な処理であって、今後の病院事業を継続していく上で影響を及ぼす性質のものではないということでした。また、確かに、約83億5,000万円もの累積欠損金については、旧病院から引き継いだものも含まれてはおりますが、枚方市の市立病院における、これまでの経営成績を積み上げた結果とも言えるわけです。資本金の額を減少させ累積欠損金を解消し、仕切り直した上で再スタートを切るという今回の処理自体については一定理解いたしますが、この処理は最初で最後の今回限りの手法であるということを十分に認識し、今後は累積欠損金が積み上がらないよう、しっかりと経営改善に結果を伴った形で取り組んでいただき、枚方市民のための市立病院としての存在意義を示していただけるよう強く求めておきたいと思います。 165 ◯岡林 薫議長 これをもって質疑を終結します。 166 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第89号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 167 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 168 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 169 ◯岡林 薫議長 これから議案第89号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 170 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 171 ◯岡林 薫議長 日程第17、議案第67号「平成30年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第7号)」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 172 ◯岡林 薫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。宮垣財務部長。 173 ◯宮垣純一財務部長 ただいま上程されました議案第67号 平成30年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の8ページをお開き願います。  第1条歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出それぞれ10億3,062万6,000円を追加し、補正後の総額を1,434億4,209万5,000円と定めるものでございます。  次に、第2条及び第3条につきましては、それぞれ別表により御説明いたします。  11ページをお開き願います。  第2条の債務負担行為の補正でございますが、第2表のとおり、広報業務経費など今年度中に契約が必要な経費につきまして債務負担行為の設定を行い、補正後の限度額を15ページの表の最下段にありますとおり、279億8,228万5,000円とするものでございます。  次に、16ページをお開き願います。  第3条の地方債の補正でございますが、第3表のとおり、私立保育所等施設整備補助事業など3件の補正を行い、補正後の限度額を149億7,927万3,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりまして、主な補正内容について、御説明いたします。  20ページをお開き願います。  まず、歳入の補正でございます。  第13款使用料及び手数料では、市民会館大ホールの廃止に伴う使用料の減額によりまして、2,606万8,000円の減額補正を行っております。  次に、第14款国庫支出金では、障害者自立支援給付費負担金などで3億8,350万円の増額補正を行っております。  次に、22ページをお開き願います。  第15款府支出金では、障害者自立支援給付費負担金などで4,654万2,000円の増額補正を行っております。  次に、24ページをお開き願います。  第16款財産収入では、市街地開発株式会社に係る株式売払収入で1,100万円の増額補正を行っております。  第17款寄附金では、片町線長尾津田間新駅設置促進期成同盟会の解散に伴う指定寄附などで530万円の増額補正を行っております。  続きまして、歳出でございます。  28ページをお開き願います。  第2款総務費では、社会保障・税番号制度関係事務経費や旅券発給事務経費の増額などによりまして、7,884万5,000円の増額補正を行っております。  次に、30ページをお開き願います。  第3款民生費では、障害者自立支援費や障害児通所支援事業経費の増額などによりまして、7億5,621万8,000円の増額補正を行っております。  次に、34ページをお開き願います。  第4款衛生費では、感染症予防対策経費などの増額によりまして、834万8,000円の増額補正を行っております。  第7款土木費では、東部地域里山保全基金積立金などの増額によりまして、500万円の増額補正を行っております。  次に、36ページをお開き願います。  第8款消防費では、大阪北部地震に係る被災建物修繕補助金などの増額によりまして、1億7,526万6,000円の増額補正を行っております。  第9款教育費では、公立幼稚園における3歳児保育の実施に係る備品購入などで、694万9,000円の増額補正を行っております。  なお、40ページ以降に債務負担行為調書等の参考資料を添付しておりますので、あわせて御参照願います。  以上、議案第67号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 174 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。広瀬議員。 175 ◯広瀬ひとみ議員 議案第67号 平成30年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第7号)について、質問させていただきます。  まず、議案書の24ページ、財産売払収入、株式売買収入として、1,100万円が計上されています。市街地開発株式会社の株売却だということでありますが、なぜ売却をしていくのか。売却によって、市にどのようなメリットが生じるのか。逆に、市や、市が今後進めていくまちづくりにとって不利益が生じることはないのか、お伺いいたします。  2点目に、議案書11ページの第2表債務負担行為補正の庁舎別館煙突改修工事について、お聞きします。  この庁舎別館煙突改修工事は、本年6月に発生した大阪北部地震の影響により、庁舎別館にある煙突内の耐火れんがが崩壊しそうになっているということで、改修工事を実施するとしていますが、どのような工事内容で行われるものなのか。また、今後予測されている南海トラフ地震や生駒直下型地震が起きた場合にも、今回の改修工事で耐え得るものなのか、お伺いいたします。 176 ◯白石金吾都市整備部長 株式の売却について、お答えいたします。  株式の売却の理由といたしましては、平成29年度に外郭団体の経営状況等の点検、評価が実施され、その中で、時代の趨勢とともに、市として不動産管理を行う枚方市街地開発株式会社にどこまで関与するかは再検討の時期に来ているとの指摘や、市の実施する事業の補完的役割を担っているとは考えられないなどの指摘があったことから、同社の自立経営に向けて、本市の会社に対する人的関与のあり方や持ち株比率の見直しなどについて取り組んでいるものでございます。  また、枚方市街地開発株式会社はビルの管理運営を主な業務としている会社であるため、その株式を売却することで今後のまちづくりにとって不利益が生じることは、現時点ではないと考えております。 177 ◯水野裕一総務部長 続きまして、庁舎別館煙突改修工事について、お答えいたします。  庁舎別館の煙突につきましては、地階にございます冷暖房機器の廃熱を屋外に排気するため、建物中央付近に設置されているものでございます。  工事内容といたしましては、煙突内部の耐火れんがが煙突上部において崩落する危険性が高まってきたため、その損傷箇所につきまして耐火れんがを撤去するものでございます。また、撤去部分につきましては、現在使用しております冷暖房機器の排熱温度が比較的低いことから、躯体への影響はないことを確認しております。  なお、煙突下部の耐火れんがにつきましては、内部のカメラ調査の結果から、地震に対する一定の強度はあるものと判断しているところでございます。 178 ◯広瀬ひとみ議員 まず株売却でありますが、株売却によって、今後、市議会には経営状況の報告なども行われなくなるかと思います。単なる不動産管理の会社ということでありますが、しかし、今後、3)街区の整備に関連してサンプラザにある公共施設の移転を行っていくという話もありますし、市街地再開発ビルが新たな形に生まれ変わるまでの間は、枚方市駅前は枚方の顔として、ふさわしい活用がなされなければなりません。こうした点で、株式売却を進めて本当に大丈夫なのかという点は、やはり懸念するところであります。市施行の再開発ビルでありますから、この再生に対する市の責任もしっかりと果たし、無責任と市民の皆さんから思われることのないように取り組んでいただきたいと思います。  次に、庁舎の煙突の話をお聞かせいただきました。この点も、果たしてこれで大丈夫なのだろうかと。一定の強度ということでありましたけれども、いざというときの災害拠点として活用が図っていけるのだろうかと、やはり不安に感じてしまいます。補正予算については賛成いたしますが、市庁舎の再整備を速やかに進められるように引き続き努力をしていただきたいと求めまして、質問を終わらせていただきます。以上です。 179 ◯岡林 薫議長 これをもって質疑を終結します。 180 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第67号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 181 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 182 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 183 ◯岡林 薫議長 これから議案第67号を採決します。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 184 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 185 ◯岡林 薫議長 日程第18、議案第68号「平成30年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第19、議案第69号「平成30年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第20、議案第70号「平成30年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」、日程第21、議案第71号「平成30年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第3号)」、日程第22、議案第72号「平成30年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第4号)」、日程第23、議案第73号「平成30年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第2号)」及び日程第24、議案第74号「平成30年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第4号)」を一括議題とします。 ────────────────────────────────────────── 186 ◯岡林 薫議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。  まず、議案第68号及び議案第70号について、山崎健康部長。 187 ◯山崎 宏健康部長 ただいま一括上程いただきました議案のうち、まず、議案第68号 平成30年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の74ページをお開きください。  第1条歳入歳出予算の補正でございます。  歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億9,991万1,000円を追加し、補正後の総額を423億7,245万4,000円と定めるものでございます。  次に、第2条債務負担行為につきましては、議案書77ページの第2表をごらんください。  内容といたしましては、特定健康診査受診券封入封緘等業務委託ほか7件につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、それぞれ期間及び限度額を設定し、限度額の総額を9,176万9,000円とするものでございます。  歳入歳出補正予算の内容につきましては、議案書78ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明申し上げます。  まず、歳入でございます。  第2款府支出金につきましては、保険給付費の支出が増大しており、大阪府からその必要額の交付を受けるための保険給付費等交付金といたしまして、2億9,991万1,000円を増額するものでございます。  また、医療助成を実施することで国庫負担金の減額措置を受ける市町村を対象に、大阪府から交付される事業助成補助金につきましては、額の確定により3,890万5,000円を増額するものでございます。  次に、第4款諸収入につきましては、3,890万5,000円を減額するものでございます。  続きまして、歳出でございます。  80ページをごらんください。
     第2款保険給付費につきましては、一般被保険者の療養給付費及び高額療養費の給付が増大しておりますことから、2億9,991万1,000円を増額するものでございます。  次に、第5款国民健康保険事業費納付金につきましては、財源補正でございます。  次に、第7款諸支出金につきましては、一般被保険者への還付金の支出増加に対応するため200万円を増額するものであり、これに合わせ、次の第8款予備費を200万円減額とするものでございます。  なお、82ページから83ページにかけまして債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、議案第70号 平成30年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  議案書の88ページをお開きください。  第1条債務負担行為でございますが、次ページの第1表をごらんください。  内容といたしましては、口座振替磁気ファイル処理委託及び通知書等帳票封入封緘等業務委託につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、それぞれ期間及び限度額を設定し、債務負担行為の限度額の総額を499万7,000円とするものでございます。  なお、90ページから91ページにかけまして債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第68号及び議案第70号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 188 ◯岡林 薫議長 次に、議案第69号について、坂田長寿社会部長。 189 ◯坂田幸子長寿社会部長 続きまして、議案第69号 平成30年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の84ページをお開きください。  第1条の債務負担行為の補正でございますが、85ページの第1表のとおり、口座振替磁気ファイル処理委託など6件につきまして、平成31年4月1日から事業を行う必要があるため債務負担行為の設定を行い、限度額を10億6,382万7,000円とするものでございます。  なお、86ページ以降に債務負担行為調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第69号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 190 ◯岡林 薫議長 次に、議案第71号について、杉浦子ども青少年部長。 191 ◯杉浦雅彦子ども青少年部長 続きまして、議案第71号 平成30年度大阪府枚方市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書の92ページをお開き願います。  第1条債務負担行為につきましては、93ページの第1表をごらんください。  システム保守等委託など2件の業務につきまして、今年度中に契約を締結する必要があるため、総額165万4,000円の債務負担行為の限度額及び期間を設定するものでございます。  なお、94ページ以降に債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願いいたします。  以上、簡単な説明ではございますが、議案第71号の提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 192 ◯岡林 薫議長 次に、議案第72号及び議案第74号について、木村上下水道経営部長。 193 ◯木村 聡上下水道局上下水道経営部長 続きまして、議案第72号 平成30年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第4号)及び議案第74号 平成30年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第4号)につきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第72号につきまして、恐れ入りますが、議案書の96ページをお開き願います。  第2条資本的収入及び支出でございますが、収入では、第1款資本的収入の第2項工事負担金を、事業の工期変更に伴い2,700万円減額するものでございます。  支出では、第1款資本的支出の第1項建設改良費を、事業の工期変更に伴い6,400万円減額するものでございます。  なお、これにより資本的収入が資本的支出に対し不足する額等につきましては、第2条本文に記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。  次に、97ページの第3条債務負担行為でございますが、平成31年度当初から執行する必要がある浄水発生土搬出運搬等委託など、合わせて10件を設定するものでございます。  なお、102ページに債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第74号につきまして、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の108ページをお開き願います。  第2条収益的支出でございますが、第1款下水道事業費用の第1項営業費用では、大雨への対応により時間外勤務手当を1,200万円増額するものでございます。  次に、第3条資本的収入及び支出でございますが、収入では、第1款資本的収入の第2項工事負担金を、新名神高速道路の工期の変更に伴い9,019万4,000円減額し、第3項国府補助金を、国費の内示に伴い1億2,678万1,000円減額するものでございます。  109ページの支出では、第1款資本的支出の第1項整備事業費を、国費の内示等に伴い2億9,750万円減額し、第2項建設改良事業費を、新名神高速道路の工期の変更に伴い9,000万円減額するものでございます。  これにより、資本的収入が資本的支出に対し不足する額等につきましては、第3条本文に記載のとおり、予算第4条本文括弧書きを改めております。  次に、第4条継続費でございますが、楠葉排水区下水道浸水被害軽減総合事業につきまして、設計金額の確定に伴い年割額を変更するものでございます。  次に、110ページの第5条債務負担行為でございますが、平成31年度当初から執行する必要がある電算システム等賃貸借など、合わせて13件を設定するものでございます。  次に、111ページの第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費を1,200万円増額するものでございます。  なお、118ページ以降に継続費に関する調書等を添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、議案第72号及び議案第74号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 194 ◯岡林 薫議長 次に、議案第73号について、岡市市立ひらかた病院事務局長。 195 ◯岡市世紀市立ひらかた病院事務局長 続きまして、議案第73号 平成30年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の105ページをお開き願います。  第2条の債務負担行為でございますが、職員検診等委託など11件につきまして、今年度内に契約締結を行う必要があるものにつきまして、それぞれ期間及び限度額を設定するものでございます。  なお、106ページ以降に債務負担行為に関する調書を添付いたしておりますので、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単な説明でございますが、議案第73号 平成30年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第2号)の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 196 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。 197 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第68号から議案第74号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 198 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本7件については、委員会の付託を省略することに決しました。 199 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 200 ◯岡林 薫議長 これから議案第68号から議案第74号までの7件を一括して採決します。  本7件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 201 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本7件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 202 ◯岡林 薫議長 日程第25、議案第99号「市長等の給与に関する条例の一部改正について」、日程第26、議案第100号「枚方市職員給与条例及び一般職の非常勤職員の報酬、勤務時間等に関する条例の一部改正について」、日程第27、議案第92号「平成30年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)」、日程第28、議案第93号「平成30年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」、日程第29、議案第94号「平成30年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第4号)」、日程第30、議案第95号「平成30年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)」、日程第31、議案第96号「平成30年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第5号)」、日程第32、議案第97号「平成30年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第3号)」及び日程第33、議案第98号「平成30年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第5号)」を一括議題とします。 ────────────────────────────────────────── 203 ◯岡林 薫議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。  まず、議案第99号及び議案第100号について、水野総務部長。 204 ◯水野裕一総務部長 ただいま一括上程いただきました議案のうち、議案第99号及び議案第100号につきまして、順次提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第99号は、市長等特別職の給与改定に係ります市長等の給与に関する条例の一部改正議案でございます。  恐れ入りますが、議案書別冊のほうになります、124ページをお開き願います。  本件につきましては、市長等特別職の期末手当につきまして、国家公務員の特別職に準じ改定を行うためのものであり、市長等の給与に関する条例の一部を改正することにつきまして、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  改正部分につきましては、新旧対照表により御説明申し上げます。  議案書の126ページをお開き願います。  改正条例の第1条関係の第5条第1項は、本年度に適用する部分について規定しているものでございます。同項は、平成30年12月期の期末手当の支給率を100分の172.5から100分の177.5に改めるものでございます。  続きまして、改正条例の第2条関係の第5条第1項は、平成31年4月から施行する部分について規定しているものでございます。同項は、平成31年度以降の期末手当につきまして、6月期、12月期ともに支給率を100分の167.5に改めるものでございます。  恐れ入りますが、議案書の125ページにお戻り願います。  附則でございますが、第1項は条例の各条項の施行期日を定めており、第2項は市長等の期末手当の改定に伴います遡及適用に関する規定となっております。  続きまして、職員の給与改定に係ります議案第100号 枚方市職員給与条例及び一般職の非常勤職員の報酬、勤務時間等に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書別冊の128ページをお開き願います。  本件につきましては、本年8月10日にございました人事院勧告に準じ、本市職員の給与、報酬の改定を行いますとともに、本年11月7日に人事行政制度調査審議会からいただきました答申を踏まえ、職務、職責に応じた給与制度の整備を図るため、枚方市職員給与条例及び一般職の非常勤職員の報酬、勤務時間等に関する条例の一部を改正することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  人事院勧告の主な内容といたしましては、国家公務員の給与水準が民間給与を下回っていたことを踏まえ俸給表の水準を引き上げますとともに、勤勉手当につきましても、民間事業所におけます支給状況を踏まえ0.05月分引き上げるものであり、この内容に則して、本年11月28日に国家公務員の給与法の改正が行われております。  本市では、これまでから、地方公務員法が掲げます情勢適応の原則や均衡の原則にかなう給与制度を構築するため、人事院勧告に準拠した給与の改定を実施してまいりました。本年の人事院勧告におきましても、他の自治体の動向を踏まえ本市としての対応を検討した結果、同様の内容により、給与の改定を行うことが適当であると判断したものでございます。  それでは、条例の改正内容につきまして、順次御説明を申し上げます。  改正条例の第1条関係には、枚方市職員給与条例の改正のうち、本年度から適用する部分について規定してございます。  まず、正職員の給料表につきましては、議案書の130ページから135ページに掲載しておりますとおりの改定を行っており、その改定率は、行政職給料表の適用を受けます職員の平均で、0.2%の引き上げとなってございます。  続きまして、その他の主要な改正部分につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  議案書の147ページをお開き願います。  まず、第12条の4は、医師及び歯科医師に支給することができます初任給調整手当につきまして、支給の上限額を改めるものでございます。  第34条の5第2項は、本年12月期の勤勉手当につきまして、第1号は正職員及び任期付職員の支給率を100分の95に、第2号は再任用職員の支給率を100分の47.5に、それぞれ改めるものでございます。  議案書の148ページの第41条は特定任期付職員の規定でございまして、第1項において給料表を改定し、第5項において、本年12月期の期末手当の支給率を100分の232.5に改めるものでございます。  第41条の2は任期付常勤職員の規定でございまして、第1項において、その給料表を改定するものでございます。  恐れ入ります、議案書136ページにお戻り願います。  改正条例の第2条関係には、枚方市職員給与条例の改正のうち、平成31年4月から施行する部分について規定してございます。  まず、平成31年4月から適用されます行政職給料表につきましては、議案書137ページから138ページに記載しておりますとおりの改正を行っております。一職制一職務級への徹底を図るため、これまでの8級制から9級制に変更しますほか、級間の重なりを縮減するため号給を一部廃止しますとともに、8級の部長及び9級の理事につきましては定額の2号給制とするなど、めり張りのきいた給与構造になるよう見直しを図っております。  続きまして、その他の主要部分につきまして、新旧対照表により御説明を申し上げます。  議案書149ページをお開き願います。  下段の第12条の3は、管理職手当を見直すため、その上限額を職務の級の最高号給の給与月額に100分の25を乗じて得た額に改めるものでございます。  議案書150ページから153ページの第13条から第17条は、行政職給料表の職務の級を8級制から9級制に見直すことに伴い、扶養手当の支給制限に関する規定につきまして、所要の整備を図るものでございます。  続きまして、議案書153ページの第34条の2第2項は、平成31年度以降の期末手当につきまして、6月期、12月期ともに、第2項において正職員及び任期付職員の支給率を100分の130に、第3項において再任用職員の支給率を100分の72.5に、それぞれ改めるものでございます。  第34条の5第2項は、平成31年度以降の勤勉手当につきまして、6月期、12月期ともに、第1号において正職員及び任期付職員の支給率を100分の92.5に、第2号において再任用職員の支給率を100分の45に、それぞれ改めるものでございます。  議案書154ページの第41条第5項は、正職員と同様の趣旨で平成31年度以降の特定任期付職員の期末手当につきまして、6月期、12月期ともに、支給率を100分の222.5に改めるものでございます。  続きまして、附則第5項は、平成31年度から平成33年度までの間におきまして、技能労務職給料表の適用を受ける2級の再任用職員について、給料の経過措置を講じるものでございます。
     議案書155ページからの別表第1は職員の職務の級の分類に関する規定でございまして、1表におきまして、7級の部長及び8級の理事の職務につきましてはそれぞれ8級、9級に変更しますとともに、部次長の職務を7級に位置づけるほか、各行政委員会の事務局長の職務の級を見直すものでございます。  恐れ入ります、議案書139ページにお戻り願います。  上段の改正条例の第3条関係には、一般職の非常勤職員の報酬、勤務時間等に関する条例の改正について規定してございます。  新旧対照表は、議案書の最終ページ、156ページになります。  156ページをごらん願います。  第10条で、職員の給料表の改定を踏まえ、平成31年4月から非常勤職員の報酬額の上限月額を32万4,100円に改めるものでございます。  何度も恐れ入ります、再び議案書の139ページにお戻り願います。  附則でございますが、第1項は条例の各条項の施行期日を定めております。  第2項につきましては給与等の改定に伴います遡及適用に関する規定であり、第3項から第6項につきましては、平成31年4月1日に実施いたします行政職給料表の切りかえによる切りかえ後の級、号給及び給料の月額に関する規定でございます。  議案書140ページの第7項から第9項につきましては、これまで実施した給与制度の適正化に伴います激変緩和の経過措置として講じております現給補償の適用を受けている職員及び今回の行政職給料表の切りかえにより新たに給料が減額となる職員につきまして、平成34年4月1日に本則給料月額となることを基本として、経過措置額を減額していく規定でございます。  議案書141ページの第10項及び第11項につきましては、行政職給料表の職務の級を8級制から9級制に見直したことに伴い、規定の整備を行うものでございます。  第12項は、今回の行政職給料表の切りかえに伴う号給の廃止に伴い、本則給料月額が減額となる職員につきまして、平成31年3月31日までの期間の退職手当については減額前の額を補償するよう規定するものでございます。  議案書142ページの附則別表第1につきましては、行政職給料表の切りかえ前後の職務の級を規定しているものでございます。  議案書の143ページから146ページの附則別表第2は、行政職給料表の切りかえ後の号給を規定しているもので、切りかえ日において、今回の切りかえがなかったとした場合に廃止する号給に格づけられる職員につきましては、給料月額が急激に増大することを避けるため、経過措置として引き続き、廃止する号給に格づけるよう規定するものでございます。  議案書の146ページの附則別表第3は、経過措置として、廃止する号給を用いる場合の給料月額を規定しているものでございます。  以上、議案第99号及び議案第100号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 205 ◯岡林 薫議長 次に、議案第92号から議案第98号までについて、宮垣財務部長。 206 ◯宮垣純一財務部長 続きまして、議案第92号から議案第98号までの7件の補正予算につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  各会計の補正予算は、ただいま総務部長が御説明いたしました枚方市職員給与条例及び一般職の非常勤職員の報酬、勤務時間等に関する条例の一部改正などに伴い、一般会計のほか3特別会計及び3企業会計でそれぞれ人件費の増額補正を行うものでございます。  それでは、議案書別冊の1ページをお開き願います。  議案第92号 平成30年度大阪府枚方市一般会計補正予算(第8号)でございますが、第1条にございますとおり、歳入歳出それぞれ9,265万4,000円を追加し、補正後の総額を1,435億3,474万9,000円と定めるものでございます。  款項の区分及び区分ごとの金額につきましては、2ページから3ページにございます第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。  なお、4ページから49ページに事項別明細書を、50ページから59ページには給与費明細書及び参考資料をつけておりますが、個別の説明は省略させていただきます。  以下、大変恐縮でございますが、各会計ごとの説明は補正を行う金額のみとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  61ページをお開き願います。  議案第93号 平成30年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)では、170万1,000円の増額補正を行っております。  次に、75ページをお開きください。  議案第94号 平成30年度大阪府枚方市介護保険特別会計補正予算(第4号)では、109万円の増額補正を行っております。  次に、87ページをお開きください。  議案第95号 平成30年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)では、34万3,000円の増額補正を行っております。  次に、98ページをお開きください。  議案第96号 平成30年度大阪府枚方市水道事業会計補正予算(第5号)では、第2条収益的支出で458万4,000円、第3条資本的支出で115万7,000円の増額補正を行っております。  次に、109ページをお開きください。  議案第97号 平成30年度大阪府枚方市病院事業会計補正予算(第3号)では、第2条収益的支出で1,810万8,000円の増額補正を行っております。  最後に、114ページをお開きください。  議案第98号 平成30年度大阪府枚方市下水道事業会計補正予算(第5号)では、第2条収益的支出で331万5,000円、第3条資本的支出で148万円の増額補正を行っております。  以上、議案第92号から議案第98号についての説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 207 ◯岡林 薫議長 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。野口議員。 208 ◯野口光男議員 ただいま上程されました議案第100号 枚方市職員給与条例及び一般職の非常勤職員の報酬、勤務時間等に関する条例の一部改正について、質問させていただきます。  議案書の137ページの給料表では、新たに9級が設けられるという提案でした。総務委員協議会においての説明では、審議会の答申を受け、経営職の位置づけとして固定額の給料表をつくられたとのことですが、自然災害が発生し、財政状況が厳しいことから、市駅周辺再整備に係る事業費を1年間検討するというような状況の中で、この時期になぜ給料が増額する内容の改定を行うのか、お尋ねいたします。 209 ◯水野裕一総務部長 今回提案させていただいております職務、職責に応じた給与制度の整備につきましては、新行政改革実施プランに掲げます、めり張りのきいた人事・給与制度の充実の取り組みとして実施するものでございます。  人件費につきましては、給料表を9級制に改正することに伴いまして増額要因もございますが、取り組み全体では、毎年度1億円程度の抑制効果を見込んでいるものでございます。 210 ◯野口光男議員 条例を見ると、7級から9級の幹部職員の給料上限額が現在より上がることになります。その財源は、係長職などの削減によるものです。なぜ、この時期に管理職員だけ増額要因をつくる必要があるのか、改めてお尋ねします。 211 ◯水野裕一総務部長 スリムで効率的な行政運営を行っていくためには、職員のモチベーションの向上につながるような人事・給与制度の構築が必要であると考えており、そのためには、行政改革として、給料月額の上限引き下げや管理職員数の減員といった人件費の抑制の取り組みだけではなく、職務、職責に応じた、適正かつめり張りのきいた給与体系への改正もあわせて行うことが必要であるとの考えのもと、今回提案させていただいているところでございます。 212 ◯野口光男議員 今の御答弁では、職員のモチベーションの向上として、役職を目指し、そのことで幹部職員の給料を上げていくということでした。そして、このめり張りのきいた人事・給与制度についても、市民の理解は得がたいものであると私は考えています。この関連について、また改めて別の機会に述べさせていただくと申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 213 ◯岡林 薫議長 これをもって質疑を終結します。 214 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  ただいま議題となっています議案第99号、議案第100号及び議案第92号から議案第98号までについては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 215 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、本9件については、委員会の付託を省略することに決しました。 216 ◯岡林 薫議長 これから討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。 217 ◯岡林 薫議長 これから議案第99号、議案第100号及び議案第92号から議案第98号までの9件を分割して採決します。 218 ◯岡林 薫議長 まず、議案第99号を起立により採決します。  本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) 219 ◯岡林 薫議長 起立多数です。  よって本件は、原案のとおり可決されました。 220 ◯岡林 薫議長 次に、議案第100号及び議案第92号から議案第98号までの8件を一括して採決します。  本8件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 221 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって本8件は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 222 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  この際、請願第8号 「高齢者外出支援を公共交通利用の助成制度の創設により行うこと」を求める請願を日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 223 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、この際、請願第8号 「高齢者外出支援を公共交通利用の助成制度の創設により行うこと」を求める請願を日程に追加することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 224 ◯岡林 薫議長 日程第34、請願第8号「「高齢者外出支援を公共交通利用の助成制度の創設により行うこと」を求める請願」を議題とします。 ────────────────────────────────────────── 225 ◯岡林 薫議長 紹介議員から請願趣旨の説明を求めます。広瀬議員。 226 ◯広瀬ひとみ議員 ただいま議題となりました「高齢者外出支援を公共交通利用の助成制度の創設により行うこと」を求める請願につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  お手元の請願文書表をごらんください。  本請願は、・・・・・・・・・・・、高齢期を豊かにする枚方市民の会会長・・・・・氏外団体代表者4人から提出されたものです。  それでは、請願要旨の欄を朗読することにより、本請願の趣旨説明とさせていただきます。  枚方市では、2003年以来、高齢者バスカード及びスルッとKANSAIの購入補助を実施してきましたが、2017年4月から2年間の経過措置後、2019年3月でこの制度を廃止する方針です。本制度は、1980年代以来、高齢者の交通権保障実現を目指す市民の粘り強い運動によって実現したものです。  私たちは、2年間の経過措置期間の中で枚方市の担当課が少しでも住民の願いを取り入れた制度をつくり出してくれると期待していましたが、2018年11月26日開催の厚生委員協議会で提案された「高齢者外出支援策(案)」は、私たちが望んでいる高齢者の外出支援策とは全く違う視点でつくられていて、到底納得できるものではありません。  高齢者の外出支援事業は、全国でも府内他市でも多様な形で実施されています。共通していることは、公共交通の利用に際して低運賃、低料金で乗車できる制度をつくるなど、高齢者の「公共交通機関を利用して自由に移動する権利」の保障に努めているところです。高齢者の外出で、堺市や高槻市では経済効果も上がっていると報告されています。  介護予防の観点でも、高齢者が家に閉じこもるのではなく、外出することによって身体的にも精神的にも良好な結果が出ています。それにもかかわらず、昨今は高齢者の生活も財政的に厳しい状況になっており、お金のことを心配せずに外出できたらと願う高齢者が多くおられます。  枚方市として、高齢者の外出支援に対する助成制度を創設するよう要望します。  以上、簡単でございますが、請願趣旨の説明とさせていただきます。  議員各位におかれましては、どうか本請願の趣旨に御賛同賜りまして、御採択いただきますようお願い申し上げます。以上です。 227 ◯岡林 薫議長 本件は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の厚生常任委員会に付託します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 228 ◯岡林 薫議長 お諮りします。  議事の都合により、あす12月11日から12月14日までの4日間を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 229 ◯岡林 薫議長 御異議なしと認めます。  よって、あす12月11日から12月14日までの4日間を休会とすることに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 230 ◯岡林 薫議長 なお、休会中に開催されます諸会議の日程につきましては、お手元に配付しています諸会議日程表のとおりです。                諸  会  議  日  程  表 ┏━━━━━┯━━━━━┯━━━━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃会 議 名│開 議 日│ 時 間 │場  所│    案     件     名    ┃ ┣━━━━━┿━━━━━┿━━━━━┿━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃     │     │     │    │                     ┃ ┃議会改革 │12月10日 │本 会 議│第   2│                     ┃ ┃調査特別 │ (月) │散 会 後│委員会室│(1) 議員報酬等のあり方について      ┃
    ┃委 員 会│     │     │    │                     ┃ ┃     │     │     │    │                     ┃ ┠─────┼─────┼─────┼────┼─────────────────────┨ ┃     │     │     │    │(1) 請願第8号 「高齢者外出支援を公   ┃ ┃厚   生│12月13日 │午前10時 │第  1│        共交通利の助成制度    ┃ ┃常任委員会│ (木) │     │委員会室│        の創設により行うこ    ┃ ┃     │     │     │    │        と」を求める請願     ┃ ┗━━━━━┷━━━━━┷━━━━━┷━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  (注) 諸会議の招集通知は、議会期間中のため省略します。 ────────────────────────────────────────── 231 ◯岡林 薫議長 委員各位におかれましては、よろしく御出席くださるようお願いします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 232 ◯岡林 薫議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。  本日はこれにて散会します。     (午後2時53分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Hirakata City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...