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  1. 守口市議会 2003-03-04
    平成15年財政総務委員会( 3月 4日)


    取得元: 守口市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成15年財政総務委員会( 3月 4日)                        平成 15年  3月  4日           財 政 総 務 委 員 会               (午前10時05分開会) ○(平田委員長)  (あいさつ) ○(村野議長)  (あいさつ) ○(喜多市長)  (あいさつ) ○(平田委員長)  本日は、全員の御出席でございますので、会議は成立いたします。  それでは、これより案件に入ります。議案第8号、「平成14年度守口一般会計補正予算(第3号)」を議題といたします。それでは、人見課長から説明を受けることといたします。 ○(人見財政課長)  それでは、付議事件の黄色い表紙の次の議案第8号をごらんいただきたいと思います。  議案第8号、平成14年度守口一般会計補正予算(第3号)についてでございますが、第1条でお示しいたしておりますように、歳入歳出総額にそれぞれ9億4,960万7,000円を追加し、歳入歳出総額を522億6,905万7,000円とさせていただこうとするものでございます。次の第2条におきましては繰越明許費、第3条で地方債限度額補正をお願いするものでございます。  それでは、当委員会の御所管の分につきまして、歳出から御説明申し上げます。恐れ入りますが、議8−19ページをお開き願いたいと存じます。  それでは、歳出から御説明申し上げます。なお、補正予算の内容につきましては、歳出費目が多岐にわたっておりますけれども、さきの12月定例会におきまして御決定いただきました給与条例改正に伴い各費目について人件費の精査を行いました結果、それぞれ増減額補正をお願いするものでございます。人件費関係歳出につきましては、個々の費目ごと説明は省略させていただきたいと存じております。
     1目一般管理費、3節職員手当等退職手当で3億8,900万円の補正でございますが、これは、定年退職以外の退職者16名分に係ります補正をお願いしております。  次にまいらせていただきます。次のページ、2目賦課徴収費の8節報償費の350万円の補正でございますが、個人市民税及び固定資産税の納期前納付に係ります報奨金追加をお願いしております。  次に、43ページにまいらせていただきたいと存じます。1目常備消防費負担金補助及び交付金で5,808万円の補正でございますが、守口市門真市消防組合負担金追加で、定年退職者以外の4名分に係ります退職金等によるものでございます。  恐れ入りますが、23ページにお戻りいただきたいと存じます。23ページから後のページにつきましては、他の委員会の御所管でございますが、歳入との兼ね合いから簡単に説明申し上げます。  1目社会福祉総務費の28節繰出金でございますが、国民健康保険料法定軽減分補てん経費として繰出金追加するものでございます。  次の2目社会福祉対策費の25節積立金でございますが、次のページにまたがっておりますが、愛のみのり基金並びに地域福祉推進基金に、福祉に対します市民の皆様からの御寄附利子追加当該基金に積み立てるものでございます。  24ページにまいらせていただきます。4目障害者福祉費の7節賃金の補正でございますが、ホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣等の時間数の増によるものでございます。  次のページにまいらせていただきます。6目の老人医療助成費は、それぞれ受診件数増等に伴う追加分を計上させていただいております。  次に、33ページにまいらせていただきます。1目清掃総務費の19節負担金補助及び交付金でございますが、(仮称北河内広域リサイクル共同処理事業生活環境影響調査等に伴う負担金補正でございます。  次に、39ページにまいらせていただきます。39ページ下段の2目道路維持改良費、並びに40ページ下段の2目公園築造費補正につきましては、土地開発公社健全化計画の数値を各年次ごとにクリアするための追加用地の買い戻しをさせていただこうとするものでございます。  41ページにまいらせていただきます。3目緑・花事業費の25節積立金は、市民の方の御寄附利子追加を積み立てるものでございます。  次に、48ページにまいらせていただきます。1目社会教育総務費の25節積立金補正も、生涯学習援助基金利子追加を積み立てるものでございます。  次に、歳入説明に移らせていただきます。恐れ入りますが、9ページにお戻りいただきたいと存じます。  9ページ歳入でございますけれども、まず1目地方交付税で1億8,242万3,000円の追加でございますが、これは、今回補正をお願いいたしております財源として、既に交付決定を見ております額を充てようとするものでございます。  次の10ページから15ページまでと、17ページ市債のうち1目土木債につきましては、歳出以外のものでございますので省略させていただきます。  16ページにまいらせていただきます。基金繰入金3,000万円につきましては、国民年金印紙購入基金条例を廃止する条例案に伴うものでございます。  次のページにまいらせていただきます。市債のうち、2目臨時財政対策債並びに3目減収補てん債につきましては、国の補正等に係りますもので、発行が可能となったものでございます。  以上が歳入でございますが、次に、第3条の地方債補正につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、議8−6ページを御参照願いたいと存じます。第3表の地方債補正は、起債目的欄の各事業におきましておのおの追加が見込めるようになりましたことから、それぞれの限度額補正させていただこうとするものでございます。  以上、甚だ雑駁な説明でございますが、一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(平田委員長)  説明が終わりましたので、これより質疑をお受けいたします。 ○(真崎委員)  幾つかお尋ねをしたいと思いますが、土木債、とりわけ都市計画債は、(仮称佐太東公園用地の一部買い戻しであると。それで、先ほどの説明では、公社健全化計画に基づいてこの買い戻しを行っておるというふうに御説明があったんですが、この公社健全化計画というのは、もう既に決定をされておるわけですか。 ○(内藤企画調整部次長企画課長)  平成12年度でございますけれども、国の方から各団体土地開発公社保有地について、長年保有しながら、一般会計の方でございますけれども、団体の方で買い戻ししていないということがかなりいろんな新聞報道等でも問題になりまして、そういった関係から、公社経営健全化ということを制度的に国の方は指導してまいっております。  守口市におきましては、平成13年度から5カ年の計画を持っております。5年計画でもって、公社保有地守口市の場合、金利を入れますと100億円程度所有しておるわけでございますけれども、このうち本市の標準財政規模に対しまして10%程度の買い戻しを必ず行ってくださいよと、こういう制度になっております。そうしますと、大体30億から35億程度予算が要るわけでございますけれども、この分につきまして平成17年度までの5カ年の計画になっております。これにつきましては、既に公表もされておりますし、決定もされております。  ただ、今回の、(仮称佐太東公園用地と申しますのは、田中商店の跡地でございまして、この部分につきましては、公社の方で先行取得を行いまして、国の方の補助がおりまして、買い戻しと修景を行っていくという計画になっておりますけれども、これが実は14年度事業ということでもともと計画しておったものでございますけれども、国の補正予算関係で14年度に半分程度補助金がつく見込みになりましたので、これを買い戻していこうということになりました。と申しますのは、もともとこの田中商店用地につきましては、公社経営健全化5カ年の中に入っておりませんでした。それを途中で、13年度末でございますけれども、公社の方で先行取得した関係で、一たん計画が13年度末現在におきましてクリアできないことになっております。これを14年度中には何とかしてくださいよと。これは国の方、あるいは府の方からの指導もございまして、守口市の方でも計画の変更を余儀なくされた、こういうことで、今回14年度補正で上げさせていただいております。 ○(真崎委員)  ここは、土地開発公社が持っているのは市が先行取得を依頼した分であって、こちらの交差点側は当然府の方が持っていると思うんですがね。そうしますと、買い戻して公園供用開始をするまでの計画というのはできているのかどうか。つまり、交差点改良とあわせて公園築造が行われると思うんですけれども、その辺の計画というのは何か原から聞いておられますか。 ○(内藤企画調整部次長企画課長)  あんまり詳しくやりますと、ちょっと、他の委員会の御所管でございますので……。  まず、府の方では、当然交差点改良、これは計画にのっておりまして、やっていただくことにはなっております。これが15年度末までに行えるのか、16年度当初ぐらいに食い込むのかというあたりがちょっと今は微妙なところでございますけれども、それにあわせて市の方も買い戻しと修景ということで、国の方への補助を取りに行っております。もともとそういうことで15年度中の計画をいたしておりました。ところが、国の方のいろんな財政状況がございまして、事業の方で半分ずつというような補助金の申請になっております。14、15と2年にわたってこの買い戻しを行うと。その後修景に入るわけでございますけれども、これは、今委員おっしゃるように、府の方の交差点改良事業、これにあわせて同時に行っていこうかなと、こういうふうには考えております。 ○(真崎委員)  それはそれでわかりました。  次に行きます。減収補てん債が、当初予算にはなかったんですが、ここで補正予算が出されたわけですけれども、この減収補てん債性格と、そして当初ではなくて年度末に補正した理由というのを教えてください。 ○(中居財政課長補佐)  減収補てん債でございますけれども、今現在国の方で国会が開かれておるわけでございますけれども、1月の末でございましたか、一応地方財政法の一部改正衆参ともに通過いたしております。公布の方は2月の初旬だったかと思うんですけれども。従前、減収補てん債と申しますのは、御承知のように建設事業費に本来充てられるべき起債でございます。しかしながら、先ほど申し上げました地方財政法の一部改正に伴いまして、建設事業費以外に、そこに充当可能な額、その額を、実際に建設事業費を上回る起債発行については一般財源として使用可能であるということで、いわゆる赤字補てん債としての性格を帯びたものとして、これはあくまで14年度に限ってという言い方をしておりますけれども、法律の改正がございました関係で、今回守口市におきましては、一応法人市民税、この分の減収が見込めるところから、発行可能額として計上させていただいたということでございます。 ○(真崎委員)  そうしますと、14年度税収については、もう3月の終わり、年度末ですから、大体、収納額は別として、調定額目安というのはもうついておるんですか。 ○(中戸主税課長)  14年度市税歳入の計算の部分でございますが、今現在3月に入っておりますし、ほぼ9割方、調定は確定しております。 ○(真崎委員)  いやいや、当初予算額が大体256億ぐらいですか、それに対して調定額目安といいますか、つまり今年度はは税収はどれぐらいあるという一定の──確定までは無理でしょう、3月はまだ終わってませんから。それで、5月まで、出納閉鎖に入るまでいろいろ収納に回られるでしょうから、それは置いといて、調定額というものの大体の目安というのはどれぐらいになりますかと聞いておるんです。 ○(中戸主税課長)  調定額で申しますと、約271億円程度になるかと思います。 ○(真崎委員)  というと、当初予算額よりもふえるという理解でよろしいか。 ○(中戸主税課長)  今私申し上げましたのは、市税トータル数字でございます。個人市民税で申しますと、約69億円程度を見込んでおります。 ○(真崎委員)  ちょっとわかりやすく教えていただきたいんですが、当初予算額と、この年度末に来て市税収入が下がるのか上がるのか、まずこれが第1点ですね。それがもし下がるとすればどれぐらい下がるのか、上がるとすればどれぐらい上がるのか、こうお尋ねしているつもりなんですが。 ○(岩田税務長)  今の御質問ですけれども、今、中戸課長の方から14年度調定見込みということで271億と申しましたけれども、これは純然たる調定でございまして、それから徴収率の問題が絡んできますので、14年度決算収入見込み、こういう形でいきますと244億円ということになりますので、それと当初予算との比較をしますと、トータルで約11億円強のマイナスになると、こういうことでございます。 ○(真崎委員)  ちょっとようわからんのですけれども、これは次の3月の本予算でやりますが、予算そのものの見方ですよ。当然調定額最後決算を打つわけですから、収納率はいろいろあるとしても、これだけは税収として上がらなければならない数字というのは調定額ですね。それが当初予算額よりも上回っているということであれば、その当初予算額予算の組み方についてやっぱりいろいろ指摘をせなあかん部分が出てくるんかなというふうには思っております。これは次の本予算でやりたいというふうに思いますが。  それで、減収補てん債、先ほど赤字補てん債として使えるんだということも御答弁いただいたわけですけれども、そうしますとこの6,000万円の減収補てん債は、例えば1億円借りようと思っても借りられるわけですか。 ○(中居財政課長補佐)  これは、地方債補正の欄に掲載をさせていただいておりますように、発行可能限度額といたしましては約4億円計上させていただいております。今回の補正につきましては、財源としてその一部を充てさせていただいたということでございます。 ○(真崎委員)  といいますのは、きのう例月出納監査報告書が配られて、今、一時借入金が39億あるんですね。それで残額がマイナスになっておるのは何でかといいますと、これは国保の方に充当しておる部分があったりしてマイナスになっておるわけですけれども、先ほどの税収見込みも下がってくる。それで現時点でも、国保に回しているとはいえ、一時借入金で今お金の運用をしていっているということになれば、年度最後補正赤字にする気があるのか、黒字にするのかという方向が大体出されてなきゃならんと思うんですよ、この14年度については。そこで、地方交付税も今決定された額をほとんどこういうふうに予算計上されておると。そうすると、一時借入金を返した上で黒字にできるという自信もあるんですね。 ○(人見財政課長)  委員の御質問でございますけれども、当然14年度に関しまして、何とか努力した上で黒字にしたいなという気は持っております。 ○(真崎委員)  これで十分だというふうにおっしゃっておりますから、それは信用したいというふうに思いますが、減収補てん債は、赤字起債ではあるんですけれども、これに対する後年度の国からの支援というのは、例えばほかの特例債みたいな形で充当率があるんですか。これは丸々自分ところの市で、この守口市でかぶらなきゃならないという、こういう借金になるんですか。 ○(中居財政課長補佐)  後年度負担に関しましては、一応交付税措置がなされるということでございます。100%でございます。 ○(真崎委員)  結構です。 ○(平田委員長)  他にございませんか。               (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 ○(真崎委員)  当該の我々が付託を受けました費目ではございませんけれども、他の費目との関係でこの予算に反対をしておきたいというふうに思います。 ○(平田委員長)  他にございませんか。               (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  それでは、これより採決いたします。議案第8号について、本案を可決すべきものと決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手)  賛成が多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  真崎委員に申し上げます。少数意見の留保をなさいますか。 ○(真崎委員)  いたしません。 ○(平田委員長)  以上で本委員会付託を受けました案件審査は全部終了いたしました。  本日の署名委員谷口委員にお願いいたします。  それでは、これをもって委員会を閉会いたします。どうも御苦労さまでございました。              (午前10時29分閉会)...