これより
討論に入ります。
(「なし」の声あり)
ないようでございますので、
討論を終結いたします。
これより
議案第37号について、採決いたします。本案を
原案のとおり可決すべきものと決することに御
異議ございませんでしょうか。
(「
異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。よって、
議案第37号は
原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本
委員会が
付託を受けました
案件はすべて終了いたしました。
それでは、引き続きまして、その他といたしまして、既に各
委員には御
報告もいっているかと思いますけれども、最終的な御
報告ということで、
鎌田生活文化課長より
高知シーライン株式会社の
廃業についての
報告がございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○(
鎌田生活文化課長)
それでは、本市と
友好都市提携関係にあります
東洋町の
要請により出資しております
高知シーライン株式会社の
廃業につきましての経過を御
報告させていただきます。
長年にわたり、
地域経済の
振興と
住民の足として
高知県
東部地域と京阪神を結んでおりました唯一の
民間航路室戸汽船が
平成10年3月末日をもって
廃業することに伴い、その
代替航路といたしまして、
東洋町を初めとする
高知、徳島両県の
周辺16市町村並びに
民間18
団体の参画による第3
セクター高知シーライン株式会社の設立に際し、本市も
東洋町の
要請を受け、同企業に出資してきた
ところであります。
同企業の初年度決算におきましては、経常利益を上げる良好な経営
状況との
報告を受けておりましたが、設立約1年後の
平成11年7月27日未明に、同所有のフェリーが台風5号の
影響を受け、
東洋町甲浦港沖合におきまして座礁事故の不祥事を引き起こし、この結果、積載荷物の損害補償、離礁経費並びに船体修理など多額の経費が生じ、また景気低迷による物流トラック便の激減、さらに産油国の協調減産による重油価格の高騰も重なり、運航コストがはね上がるなど、経営の悪化を招く事態となったものであります。
この事態の打開に、同企業は職員の一部解雇等による人件費の削減、さらに新規顧客の開拓など営業活動の強化を柱に、経営改善の実施はもとより、株主への増資、監督機関への救済依頼を図るとともに、フェリーの売船処理並びに債務者に対する債権放棄の
要請を行うなど経営立て直しに最大限の努力をしてまいった
ところであります。しかしながら、なお依然として多額の負債を抱える事態が続き、自力による経営立て直しが困難との判断から、当該企業は本年4月19日の臨時株主総会に会社解散の承認
案件を提出し、決定の上、清算人による残務手続が行われた結果、最終的に
東洋町が5,680万円の損失を補てんしても、なおかつ総額4億9,860万円の損失額が生じる事態となり、その清算を株主の出資金で充当することが7月30日の臨時株主総会で承認されました。
このことから、各株主の出資金については、全額返却されないことが確定したもので、本市出資金においても、本意ではないが、消滅する結果となり、まことに遺憾なことであります。なお、この財産処分につきましては、
平成14年度決算において御承認いただくことになっておりますので、よろしくお願い申し上げ、御
報告とさせていただきます。
○(
福西委員長)
高知シーラインについての最終的な御
報告をいただきました。各
委員におかれましては、御承知おきをしていただきたいというふうに思います。ご
報告でございますので、よろしくお願いいたします。
署名
委員は
原口委員にお願いしたいと思います。
それでは、これをもって
委員会を閉会いたします。
なお、
委員各位におかれましては、もう少しお時間をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。
(午前10時37分閉会)
閉会後、
行政視察について協議...