守口市議会 2002-03-26
平成14年 3月定例会(第5日 3月26日)
日程第一六 議案第二六号 平成十四年度守口市
特別会計火災共済事業予算
日程第一七 議案第二七号 平成十四年度守口市
特別会計老人保健医療事業予算
日程第一八 議案第二八号 平成十四年度守口市
水道事業会計予算
日程第一九 請願第 一号
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(
その一)
日程第二〇 請願第 二号
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(
その二)
日程第二一 請願第 三号
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(
その三)
日程第二二
議員提出議案第 一号
守口市議会委員会条例の一部を改正する条例案
───────────────────────
〇本日の会議に付した事件
一、請願第八号の
付託委員会における
議会閉会中の
継続審査を認めるについて
一、日程第一から第二二まで
一、日程追加について
一、
意見書案第一号
小児救急医療制度の充実・強化を 求める
意見書案
───────────────────────
〇出 席 議 員 (三〇名)
一番 岩 下 信 幸 君
二番 杉 本 悦 子 君
三番 大 藤 美津子 君
四番 真 崎 求 君
五番 谷 口 和 光 君
六番 矢 野 博 之 君
七番 奥 谷 浩 一 君
八番 山 口 正 明 君
九番 山 口 保 己 君
一〇番 小 東 徳 行 君
一一番 和 仁 春 夫 君
一二番 今 西 良 一 君
一三番 原 口 芳 生 君
一四番 上 田 敦 君
一五番 大久保 悦 子 君
一六番 本 田 万紗子 君
一七番 柏 原 賢 祥 君
一八番 平 田 実 君
一九番 田 中 光 夫 君
二〇番 生 島 啓 二 君
二一番 梅 本 章 君
二二番 津 嶋 恭 太 君
二三番 澤 井 良 一 君
二四番 市 橋 昭 君
二五番 福 西 寿 光 君
二六番 木 村 隆 義 君
二七番 池 嶋 香 君
二八番 硲 利 夫 君
二九番 村 野 泰 夫 君
三〇番 橋 本 松 博 君
───────────────────────
〇
地方自治法第百二十一条による出席者
市長 喜 多 洋 三 君
助役 近 藤 孝 君
収入役 石 丸 進 吉 君
市長室長 辻 岡 惣太郎 君
企画調整部長 伊 藤 正 伸 君
次長兼企画課長 内 藤 正 博 君
財政課長 人 見 繁 君
理事兼総務部長 橋 口 高 明 君
職員長 村 上 喜 嗣 君
税務長 岩 田 秀 文 君
市民生活部長 柏 本 喜 惟 君
人権室長 江 上 護 君
ごみ対策室長 畠 中 清 和 君
福祉部長 元 木 重 成 君
児童福祉室長 東 恭 雄 君
健康生きがい室長 津 村 政 勝 君
都市整備部長 橋 本 靖 夫 君
下水道部長 大 西 忠 司 君
水道局長 斉 藤 勝 行 君
教育長 豊 田 修 君
学校教育部長 松 井 基 雄 君
学校教育部付部長 首 藤 修 一 君
社会教育部長 今 野 悦 男 君
───────────────────────
〇
議会事務局出席職員
事務局長 高 岡 武
次長兼庶務課長 加茂田 善 雄
庶務課長補佐 原 田 寿 人
議事課長 中 山 元 佑
議事課長補佐 吉 岡 章
議事課主査 西 田 隆
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午前十一時五分開議
○議長(
村野泰夫君) これより本日の会議を開きます。
議事課長から、本日の
欠席議員等の報告を受けます。
○
議事課長(中山元佑君) 御報告申し上げます。
本日は三十名全員の御出席でございます。
以上、御報告を終わります。
○議長(
村野泰夫君) 定足数は超えておりますので、会議は成立いたします。
この際本日の
会議録署名議員を定めます。
十一番和仁議員、二十七番池嶋議員にお願い申し上げます。
これより議事に入ります。日程に先立ち、御報告申し上げます。
現在
議会運営委員会において
継続審査中の請願第八号、「守口市の財政の健全化を求める請願(その三)」につきましては、その審査に当たられました
当該委員会硲委員長から、本会期中には結論を見出し得ないため、
議会閉会中の
継続審査としたい旨、委員会の決定に基づく申し出がありました。よって、お諮りいたします。本請願についての
付託委員会における
議会閉会中の
継続審査を認めることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
以上で報告事項及びこれに伴う議事を終わります。
これより日程に入ります。本日の日程は、お手元の議事日程のとおり、日程第一、
選任同意第二号、「助役の選任について」から、日程第二十二、
議員提出議案第一号、「
守口市議会委員会条例の一部を改正する条例案」まで、計二十二件を付議すべきこととなっております。
なお、日程第一、
選任同意第二号並びに日程第二十二、
議員提出議案第一号につきましては、本日付をもって新たに提出されたものであります。
それでは、日程第一、
選任同意第二号、「助役の選任
について」を議題といたします。─―
上田議員。
○十四番(上田 敦君) この際動議を提出いたします。
ただいま議題とされました
選任同意第二号及び以下上程される諸事件の朗読は、提出主文のみにとどめ、他は省略されんことを望みます。
○議長(
村野泰夫君) ただいま
上田議員から、
選任同意第二号及び以下上程される諸事件の朗読は、提出主文のみにとどめ、他は省略されたいとの動議が提出されました。本動議を直ちに議題とし、お諮りいたします。本動議のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
議題を朗読させます。
〔
議事課長朗読〕
○議長(
村野泰夫君) 提案理由の説明を求めます。
喜多市長。
〔
市長喜多洋三君登壇〕
○市長(喜多洋三君)
選任同意第二号についてでございますが、去る三月二十日に
吉田豊彦助役が退職をし、現在欠員となっております。その後任につきまして種々慎重に選考いたしました結果、現在
水道事業管理者の南信雄君を適任と認め、助役に選任いたしたく御提案申し上げる次第でございます。
同君には、
水道事業管理者として市勢発展のために尽力を願ったところでありますが、今後もこれまでの長年にわたる行政経験を生かし、その手腕を十二分に発揮していただけるものと期待をいたしているところでございます。何とぞよろしく議会の御同意を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
村野泰夫君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
この際お諮りいたします。ただいま議題の
選任同意第二号については
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、
選任同意第二号については
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより
選任同意第二号を採決いたします。この採決は無記名投票をもって行います。議場の閉鎖を命じます。
〔
書記議場閉鎖〕
○議長(
村野泰夫君) ただいまの
出席議員数は、議長を除き二十九名であります。
投票用紙を配付させます。
〔
書記投票用紙配付〕
○議長(
村野泰夫君)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検させます。
〔
書記投票箱点検〕
○議長(
村野泰夫君) 異状なしと認めます。
それでは、これより投票に入ります。念のため申し上げます。これより点呼に応じ、記載台にて、本件を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、それぞれ順次投票願います。
点呼を命じます。
〔
議事課長点呼により各員投票〕
○議長(
村野泰夫君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。議場の閉鎖を解きます。
〔
書記議場開鎖〕
○議長(
村野泰夫君) これより開票を行います。
この際、会議規則第二十九条第二項の規定により、
開票立会人を定めます。議長から御指名申し上げます。
守口市議会公明党から小東議員、
上田議員、
日本共産党守口市会議員団から岩下議員、真崎議員、
自由民主党議員団から硲議員、
改革クラブから和仁議員、今西議員、21・市民会議から澤井議員、
自由民主党・22から福西議員を御指名申し上げます。よって、以上九人の方々の立ち会いを願います。
〔
開票立会人立ち会いのもとに開票〕
○議長(
村野泰夫君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二十九票
これは先ほどの
出席議員数に符合いたしております。そのうち
賛 成 二十票
反 対 六票
白 票 三票
以上のとおり賛成が多数であります。よって、本件はこれを同意することに決しました。
それでは、南 信雄氏からごあいさつを受けることといたします。
〔南 信雄氏入場、登壇〕(拍手)
○(南 信雄氏) 貴重なお時間を拝借し、一言御礼のごあいさつを申し述べたいと存じます。
ただいま不肖私に助役の選任の御同意を賜り、まことにありがとうございます。もとより浅学非才の私に御同意賜りましたことは、身に余る光栄で、感激ひとしおでございます。
今日、地方自治体を取り巻く環境は、
少子高齢化が進む一方、経済の長期的な停滞という厳しい状況にあります。また、市民福祉の向上を図る上で多様な創造性の発揮と効率性が求められるなど、課題が山積しております。そのような中にあって重責を担わせていただきますことは、身の引き締まる思いでございます。この上は、心新たに一層
自己研さんに努め、
喜多市長のよき補佐役として、また職員と一丸となってさらなる守口市政の推進に寄与すべく精進する決意であります。議員各位におかれましては、今後ともこれまで以上に御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手、退場)
○議長(
村野泰夫君) ごあいさつは終わりました。
次に移ります。日程第二、議案第十二号、「
公益法人等への職員の派遣等に関する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十二号につきましては、所管の
財政総務委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、
平田委員長から報告を受けることといたします。
平田委員長。
〔平田 実君登壇〕
○
財政総務委員長(平田 実君) 御報告申し上げます。
本案は、従来、
職務専念義務免除等の制度運用により行っていた
公益法人等への職員派遣について統一的なルールを設定し、職員派遣の適正化、手続の透明化を図るため、本条例を制定しようとするものであります。
本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、有限会社など営利団体への派遣については十分精査の上、慎重に取り扱われたいとの
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十二号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第三、議案第十三号、「
ペイオフ解禁に伴う
基金関係条例の整備に関する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十三号につきましては、所管の
財政総務委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、
平田委員長から報告を受けることといたします。
平田委員長。
〔平田 実君登壇〕
○
財政総務委員長(平田 実君) 御報告申し上げます。
本案は、この四月一日から実施されます
ペイオフ解禁に伴い、
公金保護策の一つとして、基金に係る預金債権と
借入金債務との相殺が行えるよう、また基金の有効活用を図るため、繰りかえ運用規定を設けようとするものであります。
本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、金融機関の経営状況の把握に努められるとともに、国に対し、地方の公金についても国並みに全額保証の対象となるよう制度の改正を強く要望されたいとの
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十三号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第四、議案第十四号、「守口市
市税条例の一部を改正する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十四号につきましては、所管の
財政総務委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、
平田委員長から報告を受けることといたします。
平田委員長。
〔平田 実君登壇〕
○
財政総務委員長(平田 実君) 御報告申し上げます。
本案は、鉱泉を利用した
一般公衆浴場の開業が近く予定されているところから、入湯税に関する規定を整備しようとするものであります。
本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十四号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第五、議案第十五号、「
守口市立わかくさ園条例の一部を改正する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十五号につきましては、所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本案は、わかくさ園の位置をわかすぎ園の施設内に移転、併設するのに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
本委員会といたしましては、これにつきまして慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十五号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第六、議案第十六号、「守口市
乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十六号につきましては、所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本案は、
乳幼児通院医療費の
助成対象者の年齢を一歳引き上げ、二歳児までその対象を拡大しようとするものであります。
本委員会といたしましては、これにつきまして慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、
満場一致をもって、原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
すなわち、対象年齢の拡大については、財政との兼ね合いでの苦渋の選択の結果であるが、今日の逼迫した財政状況のもとでは、今後、施策の枠の拡大については、他市の状況にかかわらず、信念を持って取り組んでいかれたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十六号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第七、議案第十七号、「守口市
国民年金保険料追
納資金貸付条例を廃止する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十七号につきましては、所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本案は、国民年金追納資金の貸付実績が激減し、今後とも利用は見込めそうにないところから、本条例を廃止しようとするものです。
本委員会といたしましては、これにつきまして慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十七号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第八、議案第十八号、「守口市廃棄物の減量及び処理並びに清掃に関する条例の一部を改正する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十八号につきましては、所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本案は、
事業系ごみの排出量のさらなる削減のため、事業所より排出されるごみ処理手数料の改正を行おうとするものです。
本委員会といたしましては、これにつきまして慎重に審査を行いました結果、次に述べます
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
すなわち、従来事業系と言われていたごみが、今回の処理手数料の改定により家庭系にシフトする可能性があり、システム的に一斉にスタートしなければ、家庭系ごみの不法投棄にもなりかねないところから、今後家庭系のごみをどうするのかという問題について早急に対策を検討されたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十八号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第九、議案第十九号、「守口市
地区計画等の案の作成手続に関する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第十九号につきましては、所管の建設水道委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、柏原委員長から報告を受けることといたします。柏原委員長。
〔柏原賢祥君登壇〕
○建設水道委員長(柏原賢祥君) 御報告申し上げます。
本案は、良好な市街地の整備及び保全を図るための地区計画の案を作成する際には、区域内の土地所有者等の意見を求めることになっており、その意見の提出方法などを定める手続条例でありますところから、本委員会といたしまして、慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第十九号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十、議案第二十号、「
守口市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の公務災害補償に関する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第二十号につきましては、所管の文教経済委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、福西委員長から報告を受けることといたします。福西委員長。
〔福西寿光君登壇〕
○文教経済委員長(福西寿光君) それでは、議案第二十号について、審査の結果御報告申し上げます。
本案は、公立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部が改正され、従来都道府県の条例で定められていたものを、市町村の条例で定めることとなり、本条例を制定しようとすものであります。
本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十一、議案第二十一号、「守口市生涯
学習情報センター条例の一部を改正する条例案」を議題といたします。
ただいま議題の議案第二十一号につきましては、所管の文教経済委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、福西委員長から報告を受けることといたします。福西委員長。
〔福西寿光君登壇〕
○文教経済委員長(福西寿光君) それでは、議案第二十一号について、審査の結果を御報告申し上げます。
本案は、生涯学習情報センターのプラネタリウムの観覧料について、障害者とその介護者一人を免除する規定を設けようとするものであります。
本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十一号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十二、議案第二十二号、「平成十四年度守口市
一般会計予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第二十二号につきましては、それぞれ所管の常任委員会に分割付託して審査を願ったものでありますので、これより各委員長から報告を受けることといたします。なお、この報告は、慣例により款を追って受けることといたしますが、
財政総務委員会の報告は最後に願うことといたします。
それではまず、文教経済委員会を代表して、福西委員長から報告を受けることといたします。福西委員長。
〔福西寿光君登壇〕
○文教経済委員長(福西寿光君) それでは、議案第二十二号中、本委員会の所管に係る
関係費目について、審査の結果を御報告申し上げます。
本委員会は、平成十四年度当初予算の審査に当たり、長時間、細部にわたり、あらゆる角度から慎重に審査を行ってまいりました結果、次に次に申し述べます
希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、大藤委員におかれましては、人権啓発事業に名をかえて依然として同和対策事業を継続しようとしていること、また、生涯学習情報センターを初めとする公共施設の管理運営や学校給食調理業務が民間委託されていること、さらにその他施策に不十分さが見られることなどの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
それでは、本委員会が付した
希望意見を申し上げます。
総務費のうち、まず市民まつりに関してでありますが、一定市民の方へのPRはなされているものの、さらにより一層のPR方に努められたいこと。また、守口ならではといった特色のあるものとなるよう創意工夫するとともに、他都市へのPRにも努められたいこと。
なお、市民まつりを含め、予算全般における補助金の交付については、厳しい財政下であることから、より精査するとともに再度検討を加えられたいこと。
次に、消費生活センター費についてであります。
長引く不況下、サラ金等の多重債務による被害が後を絶たない状況であるが、かかる被害を未然に防止するため、消費生活に関する啓発活動をさらに推進するとともに、早期の対応により問題解決に努められたいこと。
次に、労働費でありますが、勤労青少年ホームの冷暖房機器の撤去工事については、取りかえ工事の完了後、旧屋外機が十三年間も放置されたままで、利用者の安全面からも早急に撤去すべきであった。今後かかることのなきよう、他の公共施設をも含め、安全管理には万全を期されたいこと。
次に、産業費でありますが、商店街の空き店舗が増加傾向にあることから、これが有効活用に積極的に取り組まれたいこと。また、各商店街の活性化に向け、具体的な対策を確立するとともに、特段の努力を傾注されたいこと。
また、大手企業の事業縮小により、市内中小工業者の経営難が深刻化しているが、早急に実態調査を行うとともに、これが対策を早急に講じられたいこと。加えて、売掛金債権担保保証制度等、種々融資制度がありながら利用が少なく、PR不足やに思われることから、これがPR活動に配意するとともに、制度の利用促進に努められたいこと。
続きまして、教育費について申し上げます。
第一点、新学習指導要領により指導時間が七十時間減少することに伴い、児童生徒の基礎学力の低下が懸念されるが、かかることのなきよう加配要員を有効活用するなど、鋭意研究、検討をされたいこと。また、週五日制による児童生徒の土曜日の過ごし方については、ボランティア活動など、地元地域の協力を得ながら万全の体制で臨まれたいこと。
第二点、守口市新しい学校・園づくり審議会の答申に基づき、教育改革に対する啓発冊子を児童生徒及び市民の方々に配布予定されているが、実のなるものとなるよう、その内容については十分精査されたいこと。
第三点、向学心に富みながら、経済的な理由により就学困難な者に対し貸し付けている奨学資金については、今日幅広く利用されている。しかしながら、以前にも再三指摘しているところであるが、未償還金が累積していることから、未返納者に対しては、資金の原資を確保する観点から、連帯保証人にも納付を促すなど確固たる姿勢のもと対処するとともに、事務処理においてもいま一度見直されたいこと。加えて、未償還金の内容を精査するとともに実態を十分把握し、これが回収対策に鋭意取り組まれたいこと。
第四点、昨年三月の委員会でも指摘したところであるが、幼稚園の延長保育については、現行三十分の延長保育であるが、保護者のニーズにこたえるべく、今後も研究、検討されたいこと。また、入園児が増加していることから、トイレ等施設面において不便が生じている園もあることから、早期改善に努められたいこと。
第五点、学校のトイレ改修については順次行われているが、児童生徒は言うに及ばず大変好評であることから、老朽化の激しいところにあっては、早急に改修されたいこと。
第六点、留守家庭児童会についてであるが、児童会の部屋には冷房設備がなく、夏場には厳しい環境下で過ごしているのが現況である。このことは十三年度も指摘しているが、子どもの健康に配慮する意味から、財政上等の問題もあろうが、これが実施に向け検討を重ねられたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君) 次に、
民生保健委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 本委員会が付託を受けました議案第二十二号中、所管費目に関する審査の結果を御報告申し上げます。
本委員会といたしましては、あらゆる角度から検討を加え、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、岩下委員、杉本委員におかれましては、身体障害者・高齢者交流会館の管理運営について市直営で行うべきであること、また、国民健康保険事業会計保険基盤安定制度に対する繰出金に関し、国の施策に基づく制度とはいえ、本来国が負担すべきものを減らし、市民負担を強化するものであることなどの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
それでは、本委員会が付した
希望意見を申し上げます。
第一点、地球温暖化防止地域計画については、全庁的に取り組んでいるところではあるが、計画の作成のみならず、具体的な数値の削減目標の設定プログラムや手段を早急に作成し、各部局内で目標値達成できるよう研究、検討されたいこと。
第二点、過去に有機塩素化合物の地下水汚染の問題があったが、その処理については一部改善されたものの、完全除去には至っていない。目に見えない部分なので、しっかり継続して処理されたいこと。
第三点、特別養護老人ホームについては、平成十四年度の建設計画はないが、これからの重要施設であるところから、今後も引き続き建設計画を検討していかれたいこと。また、養護老人ホームは、現行六畳一間で相部屋であることから、プライバシーの確保を図るという点において今後検討されたいこと。
第四点、子育て支援センターは、地域に支えられるセンターを目指し、その運営委員のメンバーは地域の子育てに関する団体の代表者、学識経験者、行政関係の方を予定されているとのことであるが、利用者の声がより反映できるよう、利用者の会のようなものを育成されるよう検討されたいこと。
第五点、ファミリー・サポート・センターについて、その相互援助活動の場所はサービス提供者の家庭でやるとのことであるが、一定親しくなり、ファミリー・サポート・センターの事務局を通さずに個々にサービスのやりとりが行われる可能性があることから、事故等が起こる場合もあるので、必ず事務局を通じ行われたいこと。
第六点、経済情勢の悪化により、生活保護のケースも複雑多様化している現状にかんがみ、生活保護のケースワーカーの研修について実施されたいこと。
第七点、ごみ焼却炉の保守点検については、その間炉が停止し焼却ができない分、他市へ委託料を払って処理を依頼していることから、極めて短期間での点検が要求される。また、できるだけ他市に依存しないで処理をしていくことを大前提として、今後対策を立てられたいこと。
第八点、ごみの減量は喫緊の課題であり、一定の効果はあらわれているが、さらに本年十一月までに三千トンのごみを可燃ごみから資源ごみに移さねば焼却炉の一炉体制が維持できないところから、現在行っている月一回の古紙の収集体制の見直しを図られたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君) 次に、建設水道委員会を代表して、柏原委員長から報告を受けることといたします。柏原委員長。
〔柏原賢祥君登壇〕
○建設水道委員長(柏原賢祥君) 御指名により、本委員会が付託を受けました議案第二十二号中、所管費目に関する審査の結果を御報告申し上げます。
本委員会といたしまして、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、矢野委員におかれましては、他の費目との関係、また道路整備予算が大幅に削減されているとの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
それでは、本委員会が付した
希望意見を申し上げます。
第一点、昨年四月に、良好な住環境を目指すことを目的として開発行為指導要綱の改正を行い、開発申請が提出されたものについて最低敷地規模や隣地空間の確保等を指導されているが、将来的には条例化ができるよう、その指導については特段の努力を払われたいこと。
第二点、放置自転車対策については、過去何度となく指摘をし、その改善について種々議論をしているが、いまだに迷惑駐輪が後を絶たない状況である。特に今回は、四月から放置自転車の抑止策として移送保管料の改定を図り、違法駐輪に対処されるところであるが、現状として駅周辺に駐輪場が不足している実情も否めないことから、例えば鉄道事業者に対して駅近辺に駐輪場の確保を要請するなどして、放置自転車の解消に向け努力されたいこと。また、放置自転車の返還を分析すると、若年層に引き取りが多いことから、啓発運動や市民モラルの向上に努めるはもちろんのこと、根本的な原因についてさらに研究されたいこと。
さらに、自転車駐輪禁止区域を表示しているタイルの破損が間々見受けられることから、早急に全域を見直し、補修されたいこと。
第三点、工事施行に際しての測量についてであるが、難しい、易しいにかかわらず、安易に業者委託し、測量させている現状である。測量技術は日進月歩していることでもあるが、部内には資格を持った技術職員も在職しているところから、研修をするなどして、今後は、可能なものについてはできる限り職員が測量に携わり、業務を遂行されたいこと。
第四点、市内に残存するコンクリート舗装についてであるが、五十年を経過し、ひび割れや空洞ができ、振動が生じているところが間々見受けられる。よって、補修については、整備計画を立てるなどして早急に対処し、順次改善されたいこと。
また、工事施行後の道路補修について、復旧し回復したにもかかわらず、道路が波を打っていたり陥没したりしているところが見受けられる。よって、今後、工事施工業者の瑕疵担保責任期間内については改善命令をするなどして、回復に努められたいこと。
第五点、交差点改良については、全市を対象に、段差の切り下げや点字ブロック、防護さくの設置など漸次改良されてきているところであるが、市内随所にバリアフリーを促進していく箇所が数多くあるところから、今後の改良予定場所を地図に提示するなどして、事前にわかりやすい情報提供に努められたいこと。
第六点、建物における耐震調査についてであるが、毎年予算を組んではいるが、市民から調査依頼がない実情である。震災に強い街づくりを目指すためにも、広報紙やFMハナコを媒体としてより広くPRに努め、できる限りこの活用について努力されたいこと。
第七点、町会に委託している公園の清掃は、住民の高齢化により協力が得にくくなってきているとのことであるが、住民とよく話し合いを持つはもちろんであるが、市民の財産であり、みずからが使用する公園であるとの認識を持っていただけるように、理解と協力体制の堅持に努力されたいこと。また、樹木を剪定し伐採した枝の処理方法については、業者に処分を依頼し焼却しているとのことであるが、例えば伐採後の枝をチップ化し、樹木の周辺にまき肥料にするなど、資源の有効利用を研究し、地球環境に優しいあり方について熟慮されたいこと。
なお、西三荘ゆとり道においては、再三再四指導、警告してきたにもかかわらず、いまだに露天商が許可を得ないで出店している状況である。よって、今後はさらに指導強化に努め、早期解決に向けて努力されたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君) 最後に、
財政総務委員会を代表して、
平田委員長から報告を受けることといたします。
平田委員長。
〔平田 実君登壇〕
○
財政総務委員長(平田 実君) 御報告申し上げます。
本委員会は、所管する
関係費目につきまして慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、真崎委員、谷口委員におかれましては、公の施設の管理運営を民間に委託していること、また、同和事業が終わったにもかかわらず依然として継続していることなどの理由から、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
それでは、本委員会が付した
希望意見を申し上げます。
第一点、非常に厳しい財政状況であるところから、行財政改革を急いで進めていかなければならないにもかかわらず、例えば職員数の減少をアルバイトで補充するなどしているため、人件費の顕著な削減につながっていない。よって、早急に事務事業全般の見直しを行い、適正な職員定数、効率的な人員配置を最重点課題とし、取り組んでいかれたいこと。
第二点、各種研修等の講師謝礼についてであるが、単価基準を明確にしつつも、その枠にとらわれ過ぎることなく、研修効果をより高めるため、人気や関心度の高い講師を招聘されるなど柔軟に対応し、決定されたいこと。
第三点、条例、規則の中には、市民の暮らしに直接かかわるものもあるところから、今後、いつでも手軽に簡単に閲覧できる市のホームページへの掲載について検討されたいこと。
第四点、現在人材育成基金は、英語教育の充実、拡充を目的として市内小・中学校の英語クラブへの助成金として運用しているが、今後国際交流をますます深め、国際人を育てていくとの観点から、海外派遣について検討されたいこと。
第五点、情報化社会の昨今、身分証明書の提示を求められる機会がふえてきているが、免許証など個人を特定するものを何ら持たない人々にとっては大変不便であるところから、市民カードを利用するなどした市発行の身分証明書の作成につき検討されたいこと。
第六点、選挙ポスターの掲示板を設置するに当たっては、より多くの市民の目に触れる場所を選定されたいこと。
第七点、市民会館内の結婚式場の利用は、時代の流れに伴い、価値観の変化や、また少子化の影響などにより年々減少してきているが、せっかくの施設であることから、知恵を絞って利用度を高める努力をされたいこと。
第八点、自主防災組織は、災害時に被害を最小限に抑えるために重要な役割を果たすものであるとの認識から、意欲的にその結成に取り組まれているところであるが、引き続き全市域での早期設立を目指し、粘り強く対処していかれたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔真崎議員発言を求む〕
○議長(
村野泰夫君) 真崎議員。
〔真崎 求君登壇〕(拍手)
○四番(真崎 求君) 私は、平成十四年度
一般会計予算に反対の討論を行います。
本予算には、乳幼児医療助成の通院時の一歳引き上げなど、幾つかの市民生活向上に役立つものが見受けられますが、全体としては容認できないものがあり、反対をするものであります。
さて、歳入でありますが、長引く不況を反映して、法人、個人を問わず、市民税の落ち込みは著しいものがあります。市民税の落ち込みによって基準財政収入額は大幅に減少し、加えて地総債による単独事業の奨励によって行った例えば生涯学習情報センター建設や市民会館の大規模改修、最近では市民保健センター建設や中西家住宅の整備などの起債償還が行われ、国の説明によると、守口市の場合は元利償還金の四三%を地方交付税によって措置するとしていましたから、当然基準財政需要額は増額となり、その差額を埋める地方交付税は年々増加しなければなりません。しかし、全体では一億円の増額にとどまり、普通交付税に至っては、二億円減額された平成十三年度当初予算と同様の三十五億円となっています。
さらに、そのことを合理化するために、昨年から平成十五年度まで地方財政法の改正によって時限的に認められたのが、いわゆる赤字地方債である臨時財政対策債で、十三年度に比べて二倍増額の十六億四千万円が計上されています。これは、例えば学校特例債の元利償還の七〇%を交付税措置するというものよりも高く、一〇〇%措置するとなっています。すなわち、臨時財政対策債は、元金、利子ともに交付税で全額措置を行うというものですが、地総債や合併特例債と同じように、あくまでも交付税への理論算入にすぎず、金額そのものが保証されるものではありません。したがって、後年度の本市財政に大きな負担を押しつけるものになります。
また、留守家庭児童会の保育料の自動的引き上げについても、容認できるものではありません。
次に、歳出であります。毎年度指摘をしていることでありますが、公の施設を財団法人などへ委託をしていること、学校給食の民間委託、それに付随している債務負担行為については反対であります。
さらに、地対財特法も本年度末をもって終了し、同和対策事業は終結すると国も明言しています。そのような中でも、人権の名で同和を温存する啓発や守人研などへの同和教育のための任意団体への補助金の支出、新大阪タクシーの借り上げ、大阪保育子育て人権研究集会への負担金の支出は容認できません。
また、十四年度予算に初めて計上された民間移管事業者選考委員会は、十三年度中に多くの問題点を指摘しましたが、そのことには何らの反省や改善する姿勢もないまま予算計上されていることについては、容認できるものではありません。
また、公立保育所を民営化したことによる新たな補助金の支出が予算計上されています。本市には、これまでの社会福祉法人が経営する保育所が存在していたにもかかわらず、補助金の新設は行おうとしなかったのに、公立保育所を民営化したことで新たな補助金の支出を行うことは、極めて意図的であると指摘せざるを得ません。
最後に、生活道路の改修予算は昨年に引き続き減額され、学校施設の営繕費も削減されています。市民要求や児童生徒の安全で快適な教育環境の整備に的確に対応できなくなります。
以上、反対の理由を述べて討論といたします。(拍手)
○議長(
村野泰夫君) 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十二号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
村野泰夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際申し上げます。暫時休憩いたします。
午後零時七分休憩
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後一時六分再開
○議長(
村野泰夫君) 休憩を閉じ、これより本会議を再開いたします。
休憩前に引き続き、議事を行います。
それでは、日程第十三、議案第二十三号、「平成十四年度守口市
特別会計公共下水道事業予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第二十三号につきましては、所管の建設水道委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、柏原委員長から報告を受けることといたします。柏原委員長。
〔柏原賢祥君登壇〕
○建設水道委員長(柏原賢祥君) 御報告申し上げます。
本委員会は、本予算案につき歳入歳出にわたり慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
すなわち、下水終末処理場の焼却炉は、大阪府の指導指針の構造基準を満たしていないため、本年十一月末をもって使用できないとのことであるが、汚泥圧送工事が竣工するまでは、現焼却炉において汚泥を焼却していくことについて、今後も大阪府と協議を重ねられ、市民負担の軽減について努力されたいこと。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十三号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十四、議案第二十四号、「平成十四年度守口市
特別会計国民健康保険事業予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第二十四号につきましては、所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本委員会は、本予算案につき慎重に審査を行いました結果、賛成多数をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、岩下委員、杉本委員におかれましては、十月からの制度改正については、国民皆保険制度の趣旨とはますますかけ離れていくものであることや、個々の被保険者にとって負担増につながることから、反対の意を表明されましたことを付言いたします。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔杉本議員発言を求む〕
○議長(
村野泰夫君) 杉本議員。
〔杉本悦子君登壇〕(拍手)
○二番(杉本悦子君) 議案第二十四号、国民健康保険事業会計に反対の立場で討論いたします。
今回料率の改定はなかったものの、高過ぎる保険料は市民の大変な負担になっています。このようになったのも、医療ベースで四五%だった国庫支出金が現在三八・五%になったからです。これをもとに戻せば赤字解消し、国保料金を大幅に値下げできることは確実です。
資格証明書の発行は、国民皆保険の立場から発行すべきではありません。
基盤安定制度は、もともと国が全額負担していたものを地方自治体に押しつけてきたものです。また、今回十月から医療改悪が予定されているその予算が計上されています。市民、特に高齢者に多大な負担を押しつけるものです。
また、今回ターゲットにもなっている退職者医療制度は、健康保険からの拠出金と退職者の保険料で賄われています。その分、国保財政の負担が軽くなるという理由で、国庫支出金が三八・五%に引き下げられた経過があります。国の支出金は減らして、市民負担はふやす、こんな国民健康保険事業会計に反対いたします。
以上で討論を終わります。(拍手)
○議長(
村野泰夫君) 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十四号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
村野泰夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十五、議案第二十五号、「平成十四年度守口市
特別会計交通災害共済事業予算」並びに日程第十六、議案第二十六号、「平成十四年度守口市
特別会計火災共済事業予算」をあわせて議題といたします。
ただいま議題の両議案につきましては、ともに所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本委員会は、両予算案につき慎重に審査を行いました結果、制度の周知徹底を図り、多くの加入者をふやされるよう努力されたいとの
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十五号並びに議案第二十六号をあわせて採決いたします。ただいま議題の両議案に対する委員長の報告は可決であります。両議案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第二十五号並びに議案第二十六号は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十七、議案第二十七号、「平成十四年度守口市
特別会計老人保健医療事業予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第二十七号につきましては、所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕(拍手)
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本委員会は、本予算案につき慎重に審査を行いました結果、特段の異論もなく、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十七号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十八、議案第二十八号、「平成十四年度守口市
水道事業会計予算」を議題といたします。
ただいま議題の議案第二十八号につきましては、所管の建設水道委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、柏原委員長から報告を受けることといたします。柏原委員長。
〔柏原賢祥君登壇〕
○建設水道委員長(柏原賢祥君) 御報告申し上げます。
本委員会は、本予算案につき歳入歳出にわたり慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
すなわち、鉛給水管対策事業についてであるが、大正十四年創設以来、鉛給水管を使用してきたところであるが、人体に影響のあるおそれがあることから、平成二年四月より鉛管の使用を禁止し、ビニール管に管種変更してきている。しかしながら、いまだ残存する鉛管が数多くあるところから、事業計画を立て、できるだけ早期に改善され、安全な水の供給に努められたいこと。また、止水栓が道路上に残っているのが間々見受けられる。本管と接続する際にその解消を図るなど、努力されたいこと。
以上の
希望意見を付し、
満場一致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより議案第二十八号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に移ります。日程第十九、請願第一号、「
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(その一)」を議題といたします。議題を朗読させます。
〔
議事課長朗読〕
○議長(
村野泰夫君) ただいま議題の請願第一号につきましては、所管の文教経済委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、福西委員長から報告を受けることといたします。福西委員長。
〔福西寿光君登壇〕
○文教経済委員長(福西寿光君) それでは、請願第一号について、審査の結果を御報告申し上げます。
本請願は、一部理解できる事項も見受けられるが、予算措置を伴うものであり、厳しい財政状況であるところから、賛成少数により、これを不採択すべきものと決した次第であります。
なお、大藤委員におかれましては、本請願の趣旨は十分理解できる内容であり、
業者婦人にとって切実なる問題であるとのことから、採択すべきであるとして、本委員会の結論に反対の意を表明されましたことを付言いたします。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〔大藤議員発言を求む〕
○議長(
村野泰夫君) 大藤議員。
〔大藤美津子君登壇〕(拍手)
○三番(大藤美津子君) 私は、文教経済常任委員会に提出された
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(その一)について、賛成討論を行います。
この請願は、以前国会で
業者婦人の
地位向上の請願署名が採択されたことを受け、
業者婦人が、各自治体に向けても
業者婦人の
地位向上を取り組んでいこうと取り組まれたものの一環です。
請願項目一、男女共同参画社会基本法に基づき自治体の基本計画に
業者婦人に対する施策を盛り込むこと。同時にその施策を具体化すること。二、自営中小業者の家族の労働・暮らし・健康の実態調査を行うこと。同時にその結果を施策に反映し、具体化すること。
国、府でも、女性の
地位向上の女性施策が法的にも整備されつつあります。商工業でも実態調査が行われ、その調査を踏まえた施策が重要となっています。この請願は、
業者婦人の当然の訴えであり、早急に実現すべき項目であると訴え、私の賛成討論といたします。(拍手)
○議長(
村野泰夫君) 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより請願第一号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、本請願についてお諮りいたします。本請願を採択することに賛成の議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
村野泰夫君) 起立少数。よって、本件は不採択と決しました。
次に移ります。日程第二十、請願第二号、「
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(その二)」を議題といたします。議題を朗読させます。
〔
議事課長朗読〕
○議長(
村野泰夫君) ただいま議題の請願第二号につきましては、所管の
財政総務委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、
平田委員長から報告を受けることといたします。
平田委員長。
〔平田 実君登壇〕
○
財政総務委員長(平田 実君) 御報告申し上げます。
本請願内容は、自家労賃を認めない所得税法五十六条の廃止を国に働きかけることと同時に、この条項の地方税制への影響を取り除くことを求めておられるものであります。
本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、所得税法など基本的な問題であり、現時点での判断は難しいとのことから、賛成少数により、不採択すべきものと決した次第であります。
なお、真崎委員、谷口委員におかれましては、本請願内容は、女性の
地位向上や基本的人権の立場から十分理解できるものであるとのことから、採択すべきであるとして、本委員会の結論に反対の意を表明されましたことを付言いたします。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。──谷口議員。
〔谷口和光君登壇〕(拍手)
○五番(谷口和光君) 私は、請願第二号、
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(その二)について、賛成討論を行います。
所得税法第五十六条は、同一世帯の配偶者及び親族がその事業主から受ける給料などの必要経費は、事業の所得計算上、経費として認めないとなっています。日本の所得税法は白色申告が原則であり、青色申告の家族専従者の給料が経費として認められている同法五十七条は、あくまでも特例として認めたものであって、個人の働き、つまり自家労賃を基本的に認めたものではありません。また、同法五十七条三項で白色申告者に条件つきで一定額の家族専従者控除を認めていますが、同じように働きながら、白色、青色と申告の選択によって給与に差が出るという問題点を持っています。所得税法五十六条は、古い家制度を引きずったもので、自家労賃は当たり前とした世界の流れにも逆らうものとなっています。
とりわけ
業者婦人の置かれている実態は、家事や育児をしながら家業を支え、病気をしても休めない、そして健康を害するという婦人がふえています。そうしながらも働き続け、地域経済や地域社会を支える大きな役割を果たしていますが、無給無保障の低い地位に置かれていることは、多くの事例が示しています。
業者婦人の
地位向上は、女性全体の地位を向上させるものでもあります。
本請願は、
業者婦人の人権と
地位向上、労働に対する正当な評価をとの願いでもあり、だれも否定できるものではありません。したがって、所得税法五十六条を廃止して税制上の問題を正すために国に働きかけることを求めています。私は、この願意は、今日的に意義に照らしても極めて重要なものと理解し、その採択を主張するとともに、議員各位におかれましてもぜひとも御賛同いただきますようにお願いをして、私の賛成討論を終わります。(拍手)
○議長(
村野泰夫君) 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより請願第二号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、本請願についてお諮りいたします。本請願を採択することに賛成の議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
村野泰夫君) 起立少数。よって、本件は不採択と決しました。
次に移ります。日程第二十一、請願第三号、「
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(その三)」を議題といたします。議題を朗読させます。
〔
議事課長朗読〕
○議長(
村野泰夫君) ただいま議題の請願第三号につきましては、所管の
民生保健委員会に付託して審査を願ったものでありますので、これより同委員会を代表して、小
東委員長から報告を受けることといたします。小
東委員長。
〔小東徳行君登壇〕
○
民生保健委員長(小東徳行君) 御報告申し上げます。
本委員会は、本請願につき慎重に審査を行いました結果、請願項目について一部理解できるものの、現下の財政状況のもと、さらに検討すべき問題も含まれているとの理由から、賛成少数をもって、これを不採択すべきものと決した次第であります。
なお、岩下委員、杉本委員におかれましては、本請願内容は非常に重要であり、市民の切なる願いであることから、当委員会の決定に反対の意を表明されましたことを付言いたします。
以上、
委員長報告といたします。
○議長(
村野泰夫君)
委員長報告は終わりました。
討論に先立ち、
委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。──岩下議員。
〔岩下信幸君登壇〕(拍手)
○一番(岩下信幸君) 私は、請願第三号、
業者婦人の健康・
母性保護と
地位向上の施策を求める請願(その三)に対する賛成討論を行います。
請願項目の第一は、「国保に傷病手当・出産手当を強制給付にすることを国に働きかけること」です。御承知のとおり国民健康保険法は、原則、国民全体が対象で、除外規定として、社会保険、共済健保加入者を被保険者として認めないとしているだけです。そして、第二条で「国民健康保険は、被保険者の疾病、負傷、出産又は死亡に関して必要な保険給付を行うものとする。」とあり、傷病手当、出産手当を給付することに法律上の制限はありません。自治体独自の施策も、当然法の範囲内です。そもそも守口市内に多く見られる家族を主たる従業員とした自営業者国保加入者は、家族のだれかが病気やけが、出産等で就労できなくなると、即開店休業に追い込まれてしまいます。その意味でも、この項目は非常に切実であり、至極当然の要求です。
また、二番目の請願項目に「みんなが払える国保料にすること」とあります。この間、我が党は、国民健康保険事業会計の悪化を招いた最大の原因が国庫負担率の削減にあると主張してまいりました。これは、法第四条、「国は、国民健康保険事業の運営が健全に行われるようにつとめなければならない。」に違反していると言わなければなりません。
以上のことから、請願の要旨、請願項目は理解できるものであり、本請願を直ちに採択されることを求めて討論といたします。(拍手)
○議長(
村野泰夫君) 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより請願第三号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、本請願についてお諮りいたします。本請願を採択することに賛成の議員は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
村野泰夫君) 起立少数。よって、本件は不採択と決しました。
次に移ります。日程第二十二、
議員提出議案第一号、「
守口市議会委員会条例の一部を改正する条例案」を議題といたします。議題を朗読させます。
〔
議事課長朗読〕
○議長(
村野泰夫君) 提出者一同を代表して、小東議員から趣旨弁明を受けることといたします。小東議員。
〔小東徳行君登壇〕
○十番(小東徳行君) 御指名により、
議員提出議案第一号、
守口市議会委員会条例の一部を改正する条例案につきまして、提出者一同を代表し、提案の趣旨弁明を行います。
さて、本案は、去る二月二十七日付をもって守口市事務分掌条例施行規則の一部が改正されたことに伴い、これに対処するため、お手元に御配付いたしております議案のとおり、委員会条例を改正しようとするものでございます。
その内容でございますが、この四月一日から、市民生活部の所管であります国民年金課の
国民年金保険料の徴収事務が国で取り扱われることに伴い、同課を廃止し、以後、市民課においてそれ以外の国民年金に関する事務を行おうとするものでありますところから、それに合わせ字句の整備を行おうとするものでございます。
なお、当該条例改正によります委員会の所管の変更はございませんが、本市議会委員会の所管事項に関する申し合わせ事項につきましても所要の改正を加える必要があるところから、正副議長並びに私ども提案者によって構成する
議会運営委員会といたしましても、本提案を決定いたしました際、あわせてこれが申し合わせ事項を、お手元配付の印刷物のとおり変更することと決定いたしました次第であります。この点よろしく御了承賜りますとともに、ここに御提案申し上げました
議員提出議案第一号につきましてよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、提案の趣旨弁明といたします。
○議長(
村野泰夫君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
この際お諮りいたします。ただいま議題の
議員提出議案第一号については
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第一号については
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより
議員提出議案第一号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際申し上げます。ただいま岩下議員外八名から、
意見書案第一号、「
小児救急医療制度の充実・強化を求める
意見書案」が提出されました。書記をして、
意見書案を配付させます。
〔書記
意見書案配付〕
○議長(
村野泰夫君) お諮りいたします。本
意見書案を本日の日程に追加し、日程第二十三として、直ちにこれを議題とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
それでは、日程第二十三、
意見書案第一号、「
小児救急医療制度の充実・強化を求める
意見書案」を議題といたします。議題を朗読させます。
〔
議事課長朗読〕
○議長(
村野泰夫君) 本案の趣旨弁明は、
上田議員の意見書文朗読をもって、これにかえることといたします。
上田議員。
〔上田 敦君登壇〕
○十四番(上田 敦君) 提出者一同を代表いたしまして、意見書文の朗読をもって、趣旨弁明にかえさせていただきます。
〔以下
意見書案第一号を朗読〕
何とぞ議員各位におかれましては、本提案に御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
村野泰夫君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
この際お諮りいたします。ただいま議題の
意見書案第一号については
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、
意見書案第一号については
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより
意見書案第一号を採決いたします。本
意見書案を原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
村野泰夫君) 異議なしと認めます。よって、本
意見書案は原案のとおり可決されました。
以上で今期定例会に付議した事件はすべて議了いたしました。
それでは、閉会に際し、市長からごあいさつを受けることといたします。
喜多市長。
〔
市長喜多洋三君登壇〕
○市長(喜多洋三君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る一日に市議会定例会を招集申し上げ、平成十四年度の当初予算を初め、重要諸議案について御審議をお願いいたしましたところ、いずれも御承認、御可決を賜り、厚く御礼を申し上げます。
御審議の過程において賜りました御意見等につきましては、その趣旨を尊重し、今後の市政運営に反映し、市民の信頼と期待にこたえてまいるよう、さらに努力をいたしてまいる所存でございます。どうか今後ともよろしく御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。
○議長(
村野泰夫君) 続きまして、閉会に当たり、私からもごあいさつを申し上げます。
本定例会におきまして、私どもは、平成十三年度関係議案を初め、平成十四年度当初予算並びにこれに関連いたします重要諸議案等に対処し、真剣なる討議を尽くしました結果、本日ここに成立を見た次第でございます。
本会期中、長時間にわたってあらゆる角度から真摯かつ熱意あふれる討議を重ねられた議員各位に対しまして、ここに深甚なる敬意と感謝の意を表し上げたいと存じます。
以上、まことに簡単ではございますが、一言閉会のごあいさつといたします。
それでは、本定例会はこれをもって閉会いたします。どうも御苦労さまでございました。(拍手)
午後一時四十二分閉会
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