次期総合計画の
期間につきましては、
委員おっしゃるとおり、2023年から2034年までの
期間となります。
◯井舎英生委員
何点か聞きます。
総合計画審議会を何回か傍聴していましたので、そのことも含めて。
まず、7
ページの「本
計画では、市長が掲げた
ローカル・
マニフェスト」というのが書いてあるのですが、これは、この
ローカル・
マニフェストを
総合計画の中に記載する必要はないのでしょうか。あったほうが分かりやすいと思いまして、質問します。
◯貝口みね子企画課長
市長の
マニフェストにつきましては、今後、
基本計画の中に組み込んでいく形となります。
◯井舎英生委員
では、次に
基本計画の中に記載されるということですか。
◯貝口みね子企画課長
委員おっしゃるとおりでございます。
◯井舎英生委員
分かりました。では、
基本計画で確認します。
それから、
ページ数で言うと、16
ページに「
人口の動向からみた
特性」という項目がありまして、本市の
人口ビジョンでも
子育て世代が流出していると。それで、やっぱり住んでくれる
まち、住みたいと思う
まちにしなければいけないというくだりがあるんですけれども、これについて、もう少し、
人口動向はこうなんだけれども、その先に、
人口減少をそのまま認めるのではなくて、やっぱり増やすような
方向性というのがもっと活力が出るように思うんですけれども、
総合計画の中ではそういうことがあまり見受けられないのですけれども、いかがでしょうか。
◯貝口みね子企画課長
委員おっしゃる
内容につきましては、今後、
基本計画の中で検討していきたいと考えております。
まず、先般、
令和2年の国勢調査の結果の詳細情報が公表されまして、そういった
内容についても参考にしていきながら検討していきたいと考えております。
◯井舎英生委員
お願いします。
23
ページの(6)に「
財政状況への新たな
対応」という日本語があるんですけれども、この
財政状況への
対応、状況への
対応という意味がぴんと来ないのですけれども、これはどういうふうに理解したらいいのですか。ほかに何か適切な表現があるかなと思うのですが、いかがでしょうか。
◯貝口みね子企画課長
財政状況、先ほど、
基本計画骨子案でも申し上げましたが、限られた資源を有効活用するということで、選択と集中も含めまして、
基本計画の中で、重点的な施策はいかがにするかということも含めて検討していく形になります。
◯井舎英生委員
何となく、そういう
説明を聞けば、この文章を読めば分かるんだけれども、大きなタイトルとしては、例えば財政健全化だとか、もう少し、状況というのはある
状態を表していることなので、何か目標としては、もう少しはっきりした違う表現のほうが適切ではないかという私の考えですから、また検討していただいたらと思います。
続きまして、26
ページに将来像がありまして、「個性きらめき 魅力あふれる ホッとな
まち 岸和田」、これはこの前の
総合計画審議会で違う表現にしたらいいのではないかという意見が
委員から出ていたと思うのですけれども、それはこれのところじゃなかったですか。違うところの表現でしたかね。笑いがあふれるというところが笑顔というような言い方になっていた、これはここのところじゃなかったですか。
◯貝口みね子企画課長
先般の
総合計画審議会のご意見の詳細についてはちょっと確認いたしかねるところなんですけれども、現在は、この将来像でお示ししています「個性きらめき 魅力あふれる ホッとな
まち 岸和田」で策定の準備を進めている状況でございます。
◯井舎英生委員
最後の質問ですけれども、先ほど部長から、
人口減少を緩やかにすると、そういう表現があったんですけれども、減少を緩やかにするのではなくて、やはり、魅力あふれるホッとな
まちというと、躍動する
岸和田というか、生き生きとした
岸和田を目指すということで、やはり
子育て世代、若い世代がもっと流出じゃなくて増える、入ってきてくれる、そういう
まちを目指すというのも、これからの
基本構想の中にそういう
考え方があったほうがプラス思考でいいように思うんですけれども。また今後、
基本構想を正式に決める段階で、もう一度その辺を検討していただきたいというのが私のお願いです。
◯京西且哲委員
総合計画ということで、市の最上位の
計画なんです。
総合計画の将来構想あるいは
基本計画に基づいて日々の行政の
事業が動いていくということで、もうちょっときつく言えば、その
計画の中にない
事業はしてはいけない、できないことになってくるという中でお尋ねしますけれども、先ほど井舎
委員からも出ましたように、市長の
ローカル・
マニフェスト、これは、現在の第4次
総合計画のときから、市長の任期に合わせた形で4年ごとの
基本計画の見直し、ローリングをかけていくという形に切り替えました。既に、前期、第4次が終わろうとしている中で、今までの市長の
マニフェストをどのような形で
進行管理、見直しをかけていく中で、どう組み入れていったのか。その辺、何か事例とか、どう扱っていったとかいうものがあれば聞かせていただきたいと思います。
◯貝口みね子企画課長
現在進行中の第4次
総合計画におきまして、課題とか問題点につきまして、当然整理しまして、その
内容につきましても、第5次
総合計画に生かしていきたいという形で、現在、策定
作業を進めているところでございます。
委員おっしゃいますような具体的な例につきましては、その辺も含めて今後示していきたいと考えております。
◯京西且哲委員
そうではなくて、今までの第4次
総合計画を
進行管理していく中で、今の永野市長もそうなんですけれども、前市長、前々市長もそうなのですが、選挙のときに
マニフェストを出す、あるいは選挙後も、社会情勢に合わせて
マニフェストを打ち出すことはあったと思うんです。その場合に、第4次
総合計画のときは、どんな形で
基本計画なりを、どうそこへ連動させていったのか、どう連動していくのか。今回の第5次、
次期総合計画についても、同じような形で連動させていく、それによって行政を強化するとか、ということを書いておられるので、では、第4次ではそのやり方はどう効果があって、第5次でもそれを使っていくということに多分なったんだと思うのですけれども、その辺の効果みたいなやつとか狙いみたいなやつが、こういうことがあってこうして、より
基本計画が進んだとか
実現できたとか、何かそういうのがあれば教えてほしいと思っているのですけれども。
◯西川正宏総合政策部長
ただいまご質問の件につきましてですが、市長の
ローカル・
マニフェスト的な部分も含めまして、
基本計画の中で、第4次
総合計画の中では重点目指す成果を
設定しております。例えば、予算要求の際に新たな要求が出た場合とか、私ども企画課もヒアリングに入らせていただいて、これは重点目指す成果に合致するかどうかという意見を述べさせていただいたりして進めさせていただいておりましたので、今後も同じような形を想定しておるところでございます。
◯京西且哲委員
そういうことですよね。1つは、第5次、
次期総合計画が
令和5年度からスタートします。ちょうどうまいこと市長選挙が来年あってということになるのですけれども、そこで選挙のときに、一定、市長の
マニフェストが具体的に出てくることになります。多分ですよ。それは出馬される方がすることですけれども。それを、当選された後、受けて、今おっしゃるように、予算化、僕が思っているのは優先順位を上げていくことで反映させていくのかなと思っているのですけれども、そんな中で、もちろん就任当時、選挙のときの
マニフェストは1つ大事なんですけれども、やっぱり任期途中での社会情勢に合わせた新たな市長からの
マニフェストが出てくることも十分考えられると思うんです。その場合に、既に
基本計画にうたってある既存の
計画があればいいですけれども、もしなかった場合、全く新たな
マニフェストとして
事業の構想みたいなものが市長から出された場合は、この
基本計画というか
総合計画に新たに追加していくのか、全体的な
総合計画ですから、どっかと引っかかってくるのかもわからないですけれども、その辺の扱いはどうされる
予定なんでしょうか。
◯貝口みね子企画課長
基本計画の下に実施
計画を設けて、毎年度、
事業内容を
決定していく形になりますので、社会情勢等を鑑みまして、その時点で各
事業の
内容については精査していきたいと考えております。
◯京西且哲委員
ということは、選挙のときだけの市長の
マニフェストを連動させるのではなくて、任期途中で社会情勢なり、
岸和田のいろんな状況に合わせて出される
マニフェストについても、この
総合計画、
基本計画、あるいは実施
計画、戦略
計画みたいなところに反映して連動して生かしていくという
考え方でいいのですか。
◯貝口みね子企画課長
委員お示しのとおりでございます。
◯京西且哲委員
分かりました。冒頭に申し上げましたように、
計画にない
事業はできないということですので。ですから、予算も含めてきちっと
優先課題、市長がこれというやつについてはもちろんオープンにしていただかないといけないし、その辺の優先順位を上げるなり下げるなりの
説明も、その都度やっていただきたいということをお願いしておきます。
それと、
市民も入った中でのとことん懇話会、
市民懇話会を本当に頻繁に開催していただいているようで、私も常によう見ませんが、いろいろな議事録を見させていただいています。本当に熱心にやっていただいているなと思っていまして、その中で1つだけ、もし分かれば聞きたいと思ったことであって、
総合計画をつくる上で、
岸和田らしい
総合計画にしたいという言葉がちょこちょこ出てくるのですけれども、そのメンバーの中から、
岸和田らしい
総合計画って、どんなイメージで一般の方も含めて言われているのかよく分からなくて、何か特にこれというものが、私らの気づかない中で、
岸和田らしいというのはどういうことなのかを
市民が何かおっしゃっていた記憶があれば教えてほしいと思うのですけれども、どうでしょうか。
◯貝口みね子企画課長
現在、月2回のペースで
市民懇話会を開催させていただいておりまして、いろんな年代の方、市内いろんなエリアの方、それからまた、外部の学生とかに入っていただきまして、忌憚のないご意見を頂戴しているところでございます。当然、お住まいの環境とか年代にもよりまして、いろんな見方をされる方もいらっしゃいますので、
委員おっしゃるように、これがという1つを特定するのは大変難しいのですけれども、やはり皆さん、
岸和田に対して愛着等をお持ちですので、そういった意味で、いろんなご意見が出ている状況でございます。
◯京西且哲委員
なかなかこれというのは難しいと思います。大勢でいろんな懇話会をやってくれているということなので、ぜひ、せっかくそういう形で市の最上位
計画をつくる上で参画していただいていることなので、
事務局がしっかりと先導して実りある懇話会になって、いい
総合計画が出来上がるように、ぜひお願いしておきます。また、
議会の場でもこういう形でご
報告いただきますように、よろしくお願いいたします。
◯井舎英生委員
ちょっと追加で聞きます。
今後の
スケジュールを見ると、3月頃に
計画素案が出て、それで、6月頃に
説明会が、これは
市民説明会ということで、何か所ぐらいでどれぐらいの
期間やるのか、それを教えてくれますか。
◯貝口みね子企画課長
現在、まだ詳細は詰め切れていないところでございますが、市内、市役所、
市民センター等で開催させていただきたいと考えております。
◯井舎英生委員
総合政策部企画課で、これから一生懸命
総合計画をつくってもらうんだけれども、
市民が関心を持ってもらえるように、その辺の努力をもう一度見直してほしいなと。すなわち、いいものをつくっても、ほとんど
市民が知らないのではないかと。もっと関心を持ってもらえるような工夫、やはり
市民自治都市を目指すということも大切です。
それからもう1点は、庁内の部課、それぞれのところがやっぱり
総合計画の
内容をよく理解してそれぞれの施策をやってもらうということになると思います。その辺が、特に庁内に対しての周知徹底、意識づけについて、実態は僕はよく分からないので。でも、時々聞くとあまり関係ないようなというか、その辺がちょっと気になるのですが、部長、どうでしょうか。この辺はぜひ庁内も、それから
市民に対しても必要だと思いますけれども。
◯西川正宏総合政策部長
委員おっしゃるとおり、庁内での周知は非常に大切なものだと考えております。当然、新しい
総合計画ができましたら、庁内向けの研修も考えておりますし、先ほど申しましたように、予算のときにも、それぞれの原部、原課が
総合計画のどの部分と合致するんだということを考えながら上げていただくというような仕組みをつくっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◯井舎英生委員
くれぐれも、
市民に対する
説明も今まで以上にやっていただきたいということをお願いします。付け加えます。
◯今
口千代子委員長
他にありませんか。
〔「
なし」の声あり〕
それでは、他にないようですので
報告事項を終わります。
最後に、
委員会の
報告はいかがいたしましょうか。
〔「正副
委員長に一任」の声あり〕
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で
総務常任委員会を閉会します。
(以 上)
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