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令和3年総務常任委員会 本文 開催日:2021年12月16日

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  1. 岸和田市議会 2021-12-16
    令和3年総務常任委員会 本文 開催日:2021年12月16日


    取得元: 岸和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    2021年12月16日:令和3年総務常任委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所) ◯今口千代子委員長  ただいまから総務常任委員会を開会します。  本委員会に付託されました事件は、お手元にご配付しております付託事件のとおりです。  審査の方法は、議案番号順審査することとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  それでは、そのように進めさせていただきます。  まず、議案第76号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯谷口英樹市民環境部長  議案書の41ページをお願いいたします。  議案第76号岸和田手数料条例の一部改正につきまして、ご説明申し上げます。  まず、改正の理由でございますが、市民利便性の向上と行政運営簡素化効率化を図るため、住民票の写しや証明書等交付について、コンビニエンスストア等設置されている特定端末機を利用した場合の手数料の金額を引き下げることとしたほか、所要の規定整備を図ろうとするものでございます。  内容につきましては、43ページをお願いいたします。  第2条第24号に係る規定の追加につきましては、課税標準に関する証明住民票の写しの交付住民票記載事項に関する証明印鑑登録証明書交付事務に係る手数料を1件につき300円としているところを、特定端末機により交付を行う場合にあっては、1件につき200円とする規定を定めることとしたものでございます。  別表備考改正につきましては、条項番号ずれの解消を図ることとしたものでございます。  なお、附則といたしましては、この条例は令和4年4月1日から施行することとし、ただし書によりまして、別表の改正規定は、公布の日から施行するものでございます。 ◯今口千代子委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕
     それでは、議案第76号の質疑を終結します。  次に、議案第87号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯谷口英樹市民環境部長  議案書の81ページをお願いいたします。  議案第87号岸和田貝塚清掃施設組合規約の一部変更に関する協議につきまして、ご説明申し上げます。  一部事務組合規約変更につきましては、地方自治法規定により、構成市との協議に先立ちまして、議会の議決を頂く必要がございますので、提案させていただいております。  それでは、規約変更内容について説明させていただきます。  変更の理由でございますが、岸和田市と貝塚市は広域連携による効率化を図るため、火葬場設置管理及び運営に関する事務岸和田貝塚清掃施設組合において共同して処理することとしたことから、組合名称変更するとともに、共同処理する事務を追加することとしたほか、所要の規定整備を図ろうとするものでございます。  内容につきましては、83ページをお願いいたします。  組合名称変更することとしたことから、題名を岸和田貝塚広域事務組合規約に改め、第1条にて規定する組合名称につきましても、岸和田貝塚広域事務組合と改めようとするものでございます。  また、第3条の改正につきましては、組合において共同処理する事務を追加することとしたことから、第2号に、火葬場設置管理及び運営に関する事務規定し、併せて第1号の語句の整備を行おうとするものでございます。  第11条第3項の改正は、規定の語句の整備を行おうとするものでございます。  なお、施行につきましては、地方自治法規定により、岸和田市、貝塚市の両議会の議決を頂いた後、貝塚市と協議し、大阪府知事の許可を受けることになりますので、附則の1におきまして、大阪府知事の許可のあった日から5年を超えない範囲内において、関係市が協議して定めた日から施行することとしております。  また、附則の2といたしまして、火葬場設置管理及び運営に関する事務に関して必要な準備行為は、この規約施行日前においても行うことができることとし、附則の3といたしまして、この規約施行の際、現に整備している火葬場に付随する駐車場等施設等整備に関する事務について、経過措置を設けることとしたものでございます。 ◯今口千代子委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯京西且哲委員  議案については、規約変更、見直しを始めるということで、特に問題はないと思うのですが、いよいよこういう形で両市、組合を入れて3者で具体的な協議に入っていくということで、新たに火葬に関する業務も入って、具体的に業務が始まるということなので、少し今後のことも含めて確認していきたいと思います。  最初に、この10月に、事業者選定に係るいろんな業務の委託をされました。そこからアドバイスを頂きながら具体的な事務作業に入っておられるということなのですが、その中でちょっとお尋ねしていきたいと思います。  まず、6月、運営方式DBO方式決定したということです。それは報告を受けて、我々も了解しております。岸和田市・貝塚市新斎場整備基本計画をその前に頂いておったのですが、その基本計画の中には、従来方式での事業スケジュール、それと、例としてPFI方式での事業スケジュールという細かいスケジュール表が添付されておったのですけれども、いよいよDBO方式事業をしていくということになったと思いますので、そのDBO方式での細部の事業計画事業スケジュールが明らかにされていないのですけれども、この点は公表される予定になっているのでしょうか。 ◯生嶋雅美市民課長  基本計画の中では従来方式PFI方式をお示ししておりますが、ほぼPFI方式になることとなりますが、今年6月にDBO方式に決まったということでお示ししている中に、スケジュールも掲載しております。その中では、来年度にはDBO事業者選定委員会を開催し、事業者選定いたします。選定後、事業者との契約について議会にご審議いただきまして、その後、令和5年度から令和7年度にかけて設計、建設を行いまして、令和8年4月に新斎場を供用開始したいと考えております。 ◯京西且哲委員  大まかな流れは、DBO方式決定したときに一部添付してくれているのですが、私が申し上げているのは、基本計画の中にある、もうちょっと細かい項目の分の工程表はオープンにされるのかを聞きたいのですが。これでいきますと、用地関係工程であったりとか施設関係工程であったりとかという形で書かれている分がある。こんな形の分は公表されるのかということで、今、冒頭の話で、DBO方式PFI方式もほぼこの流れでいくということをおっしゃったのかなと思うので、これはもう、これを参考にしたらいいということでいいですか。 ◯生嶋雅美市民課長  委員おっしゃるとおりで結構でございます。 ◯京西且哲委員  分かりました。今ちょっと触れていただきましたけれども、では、この流れで、業者選定委託業者が決まって、もろもろ作業に入っていかれているようですけれども、事業者決定の時期はいつぐらいになる予定なのか、もう一度説明いただけますか。 ◯生嶋雅美市民課長  来年度春から業者選定作業に入りますが、来年度1年間かけて決定してまいりたいと考えております。 ◯京西且哲委員  来年度1年間ということは、令和4年度末ぐらいに業者が決まるということでいいわけですね。分かりました。  その業者選定する手法なんですけれども、今、業務委託を出したときの仕様書を見させていただくと、入札での決定、そこにもろもろ業者からの提案を含めた総合評価で決めるのかなという感じに見えるのですけれども、その点は、入札総合評価落札方式でいくのか、また違った形での選定方式になるのか、その点は今の時点でどうなんでしょうか。 ◯生嶋雅美市民課長  DBO事業者選定につきましては、広く民間事業者からの提案を募集し、創意工夫を評価する必要があると考えております。入札方式でいくのかプロポーザル方式でいくのか等、方式につきましては、現在、岸和田市、貝塚市、岸和田貝塚清掃施設組合の3者で協議を進めているところでございます。今年度契約したコンサルからのアドバイスも参考にしながら決定してまいりたいと考えております。 ◯京西且哲委員  では、具体的に決まった時点でまた委員会報告していただきたいと思います。  それと、どちらの方式、どんな方式になっても、業者決定に関わる選定委員会審査委員会設置するということになっていたと思うのですが、この辺の委員構成とか、審査委員会をいつ立ち上げるとか、この点の予定はどうですか。 ◯生嶋雅美市民課長  岸和田市及び貝塚市並びに岸和田貝塚清掃施設組合による斎場広域連携化に係る基本合意書によりまして、斎場整備につきましては岸和田市で行うこととしておりますが、選定に当たりましては、貝塚市、岸貝清掃施設組合にも関わっていただく必要があると考えております。委員構成につきましても、現在3者で協議を進めているところでございまして、来年度、選定を行いますので、それまでには決定してまいりたいと考えております。 ◯京西且哲委員  設置は今年度末ぐらいのイメージでいいわけですね。そこから選定委員会設置して、選定に関わる、事業者選定する内容、評価の基準であったりとかもろもろを決めていくことになるということですね。分かりました。  事業費も大きいし、両市、組合を入れると3者にまたがる業務ですので、そこを一手に岸和田市が受けて準備作業を進めていくということでありますので、慎重に。それと、こういう時代ですから、かなりいろんなものの価格が変動するということになると思いますけれども、できるだけ無駄のない、市民に納得いただけるような事業予算事業運営内容になるように、しっかりとコンサルとも協議して、貝塚市、組合の意見も聴きながら、しっかりとリーダーシップを発揮して決めていっていただきたい。  その都度その都度、議会、あるいは、内容によっては各会派への報告をきちっとしていただきますようによろしくお願いいたします。 ◯今口千代子委員長  ほかにありませんか。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、議案第87号の質疑を終結します。  以上で付託議案質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  討論なしと認めます。  直ちに付託議案を採決いたします。  議案第76号及び議案第87号の以上2件につきまして、原案を可とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  ご異議ないようですので、本各件は原案を可とすることに決しました。  次に、報告事項に入ります。  報告の申出が1件あります。  それでは発言を許します。 ◯西川正宏総合政策部長  次期岸和田総合計画基本構想素案及び基本計画骨子案について、進捗状況をご報告させていただきます。  資料につきましては、お配りしております資料のうち、次期総合計画基本構想素案については、概要版資料と、基本計画骨子案につきましては、資料3を用いて進捗のご報告をさせていただきます。なお、まだ素案の段階ではございますが、名称についても将来ビジョン岸和田という名称で想定しておるところでございます。  それでは、概要版資料をお願いいたします。  次期総合計画基本構想素案構成は4つから成っております。四角の1、基本理念、2、計画概要、3、基本構想、そして概要版には掲載しておりませんが、4で資料編としております。  まず、1の基本理念につきましては、「市民自治都市」の実現として、岸和田自治基本条例の前文にございます「常に安心していつまでも住み続けることができる、個性豊かな持続性のある地域社会」を引用いたしまして、本市のまちづくりの根底にある基本的な考え方をお示ししております。  続いて、2、計画概要でございます。計画の根拠である自治基本条例第24条第1項に基づき、計画の役割といたしまして、まちづくりの基本的な方向性を明示するもの、自治基本条例を具体化するものとしております。  続いて、策定に当たっての考え方といたしまして、1)市民みんなの総合計画、2)行政経営の強化、3)総合戦略との一体化SDGsとの連動、4)技術革新がもたらす社会と技術の活用を挙げております。  続いて、計画構成は、基本構想は12年間とし、まちづくりの指針(大きな方向性)を明らかにするものでございます。基本計画のほうは4年間の計画期間で、将来像等を実現するための中期的な戦略シナリオとし、重点施策総合戦略について明示してまいります。  計画進行管理につきましては、PDCAサイクルによる進行管理と、市全体と行政それぞれに対して振り返る仕組みの導入を進めてまいります。  続いて、3、基本構想でございます。  岸和田市の特性といたしまして、位置と地勢、岸和田市の成り立ちと特徴、地形の構造からみた特性人口の動向から見た特性について記載しております。  続いて、社会状況の変化として、6点記載しております。1)人口減少や超高齢社会への対応、2)持続可能性多様性SDGs)への対応、3)地球環境問題への対応、4)危機への備え、5)革新的技術への対応と活用、6)財政状況への新たな対応でございます。  続いて、将来像と、将来像を実現するための基本目標まちの価値を高めるための岸和田を強くする“3つの視点”について記載しております。  将来像は、「個性きらめき 魅力あふれる ホッとなまち 岸和田」とし、右側に将来像に込めた思いを記載しておりますが、「個性きらめき」とは、「人情味ある市民が多く、岸和田への愛着心やプライドが活かされている」状態。「魅力あふれる」とは、「海から山までの豊かな自然と古くからの歴史・文化、農業・漁業など、魅力ある資源が活かされている」状態。「ホッとなまち」とは、「人にやさしく、いざというときにつながれる熱い心や、注目される熱い取組や場所があり(ホット)、住んでいても訪れても安心(ほっと)できる場所となっている」状態を目指すものでございます。  基本目標は6つございまして、岸和田の次世代を育むまち、健康で自分らしく生きられるまち、安全で安心して暮らせるまち、人と自然が共生した住みよいまち、賑わいと活力を創造するまち、下側にございますが、みんなでつくる持続可能なまちとしております。  また、基本目標に横串を刺す岸和田を強くする3つの視点設定し、これはまちの価値をみんなで高め合うという視点になります。基本目標につきましては、その内容を細分化した個別目標設定も行っております。  続いて、ページ右下ですが、将来人口方向性を記載しております。今後の人口減少に鑑み、子育て環境や住環境の充実など、総合計画に定める施策の実施により、人口減少のスピードを緩やかにすることを目指すものでございます。  次に、「めざす都市構造について」でございますが、裏面をお願いいたします。次期総合計画での新たな視点を中心にご説明いたします。  将来のまちの活力や、市民生活利便性を維持していくために、市内の各地域間はもちろんのこと、周辺都市関西圏を含めた広域地域との連携を強化し、様々な交流と活動の活性化を支える広域連携型都市構造実現を目指します。1)土地利用基本方針といたしまして、全国的な人口減少の中、生活利便性を維持するために、方針5では、持続可能な交通ネットワーク都市的機能を備えた拠点形成を位置づけます。  次に、2)区域別土地利用方針では、地形によって特徴づけられた4つの区域ごと土地利用方針を示しております。  続いて、3)の軸の設定といたしまして、臨海部から山間部まで、市域内を結ぶ地域連携軸と市外とを結ぶ広域連携軸設定し、人、物、情報が流れ、様々な交流と活動の活性化を目指します。  4)拠点の設定について、新たな取組といたしましては、紫色で示しましたところになりますが、産業拠点として、木材港地区において、工業・流通機能の集積に加えて、先端産業・新産業の創出を目指します。  広域連携軸泉州山手線の延伸に応じて、緑色で示した交通結節点を中心に、地域特性を生かした、人、物、情報が行き交う広域交流拠点の形成を促進いたします。  続きまして、次期総合計画基本計画骨子案についてでございます。  資料3をお願いいたします。  資料の左側には次期総合計画検討プロセスを示しております。一般の市民が参加するまちづくり市民懇話会におきまして、将来像の実現に向けて、市や地域で必要となる取組アクション)と、その取組を進める主体(プレーヤー)についての議論を行いました。そして、それらアクションプレーヤーの議論を整理の上、個別目標個別目標方向性などについて意見聴取を進めてきました。  次に、右側には基本計画の体系や記載内容について骨子案を記載しております。  1つ目は、基本計画の体系につきましては、基本目標をさらに細分化した個別目標、そして、その進め方を示す個別目標方向性を階層的に設定することとしております。なお、個別目標は成果の視点から、個別目標方向性は、みんなで進めるべき行動の視点から記載しております。  続いて、右側中段部分ですが、基本計画の冊子においては、見開きごとに個別目標ページをつくり、そこに個別目標、現況と課題、みんなでめざそう値、個別目標方向性、公民の役割分担分野別個別計画SDGsとの関連、総合戦略との関連を示していきたいと考えておるところでございます。  最後に、下段の部分ですが、選択と集中の視点から、基本計画期間内で重点的に推進する個別目標重点施策)を明らかにしていきたいと考えております。  なお、重点的に推進する個別目標重点施策)の検討等は、今後進めてまいるところでございます。 ◯今口千代子委員長  ただいまの報告に対して、ご質問等がございましたらご発言願います。 ◯井舎英生委員  数点質問します。  まず、この次期総合計画期間は12年間ということでいいんですか。 ◯貝口みね子企画課長
     次期総合計画期間につきましては、委員おっしゃるとおり、2023年から2034年までの期間となります。 ◯井舎英生委員  何点か聞きます。  総合計画審議会を何回か傍聴していましたので、そのことも含めて。  まず、7ページの「本計画では、市長が掲げたローカルマニフェスト」というのが書いてあるのですが、これは、このローカルマニフェスト総合計画の中に記載する必要はないのでしょうか。あったほうが分かりやすいと思いまして、質問します。 ◯貝口みね子企画課長  市長のマニフェストにつきましては、今後、基本計画の中に組み込んでいく形となります。 ◯井舎英生委員  では、次に基本計画の中に記載されるということですか。 ◯貝口みね子企画課長  委員おっしゃるとおりでございます。 ◯井舎英生委員  分かりました。では、基本計画で確認します。  それから、ページ数で言うと、16ページに「人口の動向からみた特性」という項目がありまして、本市の人口ビジョンでも子育て世代が流出していると。それで、やっぱり住んでくれるまち、住みたいと思うまちにしなければいけないというくだりがあるんですけれども、これについて、もう少し、人口動向はこうなんだけれども、その先に、人口減少をそのまま認めるのではなくて、やっぱり増やすような方向性というのがもっと活力が出るように思うんですけれども、総合計画の中ではそういうことがあまり見受けられないのですけれども、いかがでしょうか。 ◯貝口みね子企画課長  委員おっしゃる内容につきましては、今後、基本計画の中で検討していきたいと考えております。  まず、先般、令和2年の国勢調査の結果の詳細情報が公表されまして、そういった内容についても参考にしていきながら検討していきたいと考えております。 ◯井舎英生委員  お願いします。  23ページの(6)に「財政状況への新たな対応」という日本語があるんですけれども、この財政状況への対応、状況への対応という意味がぴんと来ないのですけれども、これはどういうふうに理解したらいいのですか。ほかに何か適切な表現があるかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ◯貝口みね子企画課長  財政状況、先ほど、基本計画骨子案でも申し上げましたが、限られた資源を有効活用するということで、選択と集中も含めまして、基本計画の中で、重点的な施策はいかがにするかということも含めて検討していく形になります。 ◯井舎英生委員  何となく、そういう説明を聞けば、この文章を読めば分かるんだけれども、大きなタイトルとしては、例えば財政健全化だとか、もう少し、状況というのはある状態を表していることなので、何か目標としては、もう少しはっきりした違う表現のほうが適切ではないかという私の考えですから、また検討していただいたらと思います。  続きまして、26ページに将来像がありまして、「個性きらめき 魅力あふれる ホッとなまち 岸和田」、これはこの前の総合計画審議会で違う表現にしたらいいのではないかという意見が委員から出ていたと思うのですけれども、それはこれのところじゃなかったですか。違うところの表現でしたかね。笑いがあふれるというところが笑顔というような言い方になっていた、これはここのところじゃなかったですか。 ◯貝口みね子企画課長  先般の総合計画審議会のご意見の詳細についてはちょっと確認いたしかねるところなんですけれども、現在は、この将来像でお示ししています「個性きらめき 魅力あふれる ホッとなまち 岸和田」で策定の準備を進めている状況でございます。 ◯井舎英生委員  最後の質問ですけれども、先ほど部長から、人口減少を緩やかにすると、そういう表現があったんですけれども、減少を緩やかにするのではなくて、やはり、魅力あふれるホッとなまちというと、躍動する岸和田というか、生き生きとした岸和田を目指すということで、やはり子育て世代、若い世代がもっと流出じゃなくて増える、入ってきてくれる、そういうまちを目指すというのも、これからの基本構想の中にそういう考え方があったほうがプラス思考でいいように思うんですけれども。また今後、基本構想を正式に決める段階で、もう一度その辺を検討していただきたいというのが私のお願いです。 ◯京西且哲委員  総合計画ということで、市の最上位の計画なんです。総合計画の将来構想あるいは基本計画に基づいて日々の行政の事業が動いていくということで、もうちょっときつく言えば、その計画の中にない事業はしてはいけない、できないことになってくるという中でお尋ねしますけれども、先ほど井舎委員からも出ましたように、市長のローカルマニフェスト、これは、現在の第4次総合計画のときから、市長の任期に合わせた形で4年ごとの基本計画の見直し、ローリングをかけていくという形に切り替えました。既に、前期、第4次が終わろうとしている中で、今までの市長のマニフェストをどのような形で進行管理、見直しをかけていく中で、どう組み入れていったのか。その辺、何か事例とか、どう扱っていったとかいうものがあれば聞かせていただきたいと思います。 ◯貝口みね子企画課長  現在進行中の第4次総合計画におきまして、課題とか問題点につきまして、当然整理しまして、その内容につきましても、第5次総合計画に生かしていきたいという形で、現在、策定作業を進めているところでございます。委員おっしゃいますような具体的な例につきましては、その辺も含めて今後示していきたいと考えております。 ◯京西且哲委員  そうではなくて、今までの第4次総合計画進行管理していく中で、今の永野市長もそうなんですけれども、前市長、前々市長もそうなのですが、選挙のときにマニフェストを出す、あるいは選挙後も、社会情勢に合わせてマニフェストを打ち出すことはあったと思うんです。その場合に、第4次総合計画のときは、どんな形で基本計画なりを、どうそこへ連動させていったのか、どう連動していくのか。今回の第5次、次期総合計画についても、同じような形で連動させていく、それによって行政を強化するとか、ということを書いておられるので、では、第4次ではそのやり方はどう効果があって、第5次でもそれを使っていくということに多分なったんだと思うのですけれども、その辺の効果みたいなやつとか狙いみたいなやつが、こういうことがあってこうして、より基本計画が進んだとか実現できたとか、何かそういうのがあれば教えてほしいと思っているのですけれども。 ◯西川正宏総合政策部長  ただいまご質問の件につきましてですが、市長のローカルマニフェスト的な部分も含めまして、基本計画の中で、第4次総合計画の中では重点目指す成果を設定しております。例えば、予算要求の際に新たな要求が出た場合とか、私ども企画課もヒアリングに入らせていただいて、これは重点目指す成果に合致するかどうかという意見を述べさせていただいたりして進めさせていただいておりましたので、今後も同じような形を想定しておるところでございます。 ◯京西且哲委員  そういうことですよね。1つは、第5次、次期総合計画令和5年度からスタートします。ちょうどうまいこと市長選挙が来年あってということになるのですけれども、そこで選挙のときに、一定、市長のマニフェストが具体的に出てくることになります。多分ですよ。それは出馬される方がすることですけれども。それを、当選された後、受けて、今おっしゃるように、予算化、僕が思っているのは優先順位を上げていくことで反映させていくのかなと思っているのですけれども、そんな中で、もちろん就任当時、選挙のときのマニフェストは1つ大事なんですけれども、やっぱり任期途中での社会情勢に合わせた新たな市長からのマニフェストが出てくることも十分考えられると思うんです。その場合に、既に基本計画にうたってある既存の計画があればいいですけれども、もしなかった場合、全く新たなマニフェストとして事業の構想みたいなものが市長から出された場合は、この基本計画というか総合計画に新たに追加していくのか、全体的な総合計画ですから、どっかと引っかかってくるのかもわからないですけれども、その辺の扱いはどうされる予定なんでしょうか。 ◯貝口みね子企画課長  基本計画の下に実施計画を設けて、毎年度、事業内容決定していく形になりますので、社会情勢等を鑑みまして、その時点で各事業内容については精査していきたいと考えております。 ◯京西且哲委員  ということは、選挙のときだけの市長のマニフェストを連動させるのではなくて、任期途中で社会情勢なり、岸和田のいろんな状況に合わせて出されるマニフェストについても、この総合計画基本計画、あるいは実施計画、戦略計画みたいなところに反映して連動して生かしていくという考え方でいいのですか。 ◯貝口みね子企画課長  委員お示しのとおりでございます。 ◯京西且哲委員  分かりました。冒頭に申し上げましたように、計画にない事業はできないということですので。ですから、予算も含めてきちっと優先課題、市長がこれというやつについてはもちろんオープンにしていただかないといけないし、その辺の優先順位を上げるなり下げるなりの説明も、その都度やっていただきたいということをお願いしておきます。  それと、市民も入った中でのとことん懇話会、市民懇話会を本当に頻繁に開催していただいているようで、私も常によう見ませんが、いろいろな議事録を見させていただいています。本当に熱心にやっていただいているなと思っていまして、その中で1つだけ、もし分かれば聞きたいと思ったことであって、総合計画をつくる上で、岸和田らしい総合計画にしたいという言葉がちょこちょこ出てくるのですけれども、そのメンバーの中から、岸和田らしい総合計画って、どんなイメージで一般の方も含めて言われているのかよく分からなくて、何か特にこれというものが、私らの気づかない中で、岸和田らしいというのはどういうことなのかを市民が何かおっしゃっていた記憶があれば教えてほしいと思うのですけれども、どうでしょうか。 ◯貝口みね子企画課長  現在、月2回のペースで市民懇話会を開催させていただいておりまして、いろんな年代の方、市内いろんなエリアの方、それからまた、外部の学生とかに入っていただきまして、忌憚のないご意見を頂戴しているところでございます。当然、お住まいの環境とか年代にもよりまして、いろんな見方をされる方もいらっしゃいますので、委員おっしゃるように、これがという1つを特定するのは大変難しいのですけれども、やはり皆さん、岸和田に対して愛着等をお持ちですので、そういった意味で、いろんなご意見が出ている状況でございます。 ◯京西且哲委員  なかなかこれというのは難しいと思います。大勢でいろんな懇話会をやってくれているということなので、ぜひ、せっかくそういう形で市の最上位計画をつくる上で参画していただいていることなので、事務局がしっかりと先導して実りある懇話会になって、いい総合計画が出来上がるように、ぜひお願いしておきます。また、議会の場でもこういう形でご報告いただきますように、よろしくお願いいたします。 ◯井舎英生委員  ちょっと追加で聞きます。  今後のスケジュールを見ると、3月頃に計画素案が出て、それで、6月頃に説明会が、これは市民説明会ということで、何か所ぐらいでどれぐらいの期間やるのか、それを教えてくれますか。 ◯貝口みね子企画課長  現在、まだ詳細は詰め切れていないところでございますが、市内、市役所、市民センター等で開催させていただきたいと考えております。 ◯井舎英生委員  総合政策部企画課で、これから一生懸命総合計画をつくってもらうんだけれども、市民が関心を持ってもらえるように、その辺の努力をもう一度見直してほしいなと。すなわち、いいものをつくっても、ほとんど市民が知らないのではないかと。もっと関心を持ってもらえるような工夫、やはり市民自治都市を目指すということも大切です。  それからもう1点は、庁内の部課、それぞれのところがやっぱり総合計画内容をよく理解してそれぞれの施策をやってもらうということになると思います。その辺が、特に庁内に対しての周知徹底、意識づけについて、実態は僕はよく分からないので。でも、時々聞くとあまり関係ないようなというか、その辺がちょっと気になるのですが、部長、どうでしょうか。この辺はぜひ庁内も、それから市民に対しても必要だと思いますけれども。 ◯西川正宏総合政策部長  委員おっしゃるとおり、庁内での周知は非常に大切なものだと考えております。当然、新しい総合計画ができましたら、庁内向けの研修も考えておりますし、先ほど申しましたように、予算のときにも、それぞれの原部、原課が総合計画のどの部分と合致するんだということを考えながら上げていただくというような仕組みをつくっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯井舎英生委員  くれぐれも、市民に対する説明も今まで以上にやっていただきたいということをお願いします。付け加えます。 ◯今口千代子委員長  他にありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、他にないようですので報告事項を終わります。  最後に、委員会報告はいかがいたしましょうか。    〔「正副委員長に一任」の声あり〕  それでは、そのようにさせていただきます。  以上で総務常任委員会を閉会します。               (以 上) Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights 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