岸和田市議会 > 2019-03-12 >
平成31年信貴芳則前市長の政治資金をめぐる問題の調査特別委員会 本文 開催日:2019年03月12日
平成31年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2019年03月12日
平成31年信貴芳則前市長の政治資金をめぐる問題の調査特別委員会 本文 開催日:2019年03月12日
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  1. 岸和田市議会 2019-03-12
    平成31年信貴芳則前市長の政治資金をめぐる問題の調査特別委員会 本文 開催日:2019年03月12日


    取得元: 岸和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    2019年03月12日:平成31年信貴芳則市長政治資金をめぐる問題の調査特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所) ◯米田貴志委員長  ただいまから、信貴芳則市長政治資金をめぐる問題の調査特別委員会を開会します。  本委員会に付託されました「信貴芳則市長政治資金に関する事項」についてを議題とし、調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  2月18日に、日田孝志氏から提出を求めた「日田孝志氏と信貴芳則氏の間でのやりとりが含まれる電子メール、ファクシミリその他の通信内容記録」につきましては、本委員会調査に必要がなくなりましたので、日田孝志氏に返還したいと思いますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり)  ないようですので、そのように決定します。  次に、委員会調査報告書案について、お諮りいたします。  委員会調査報告書案をお手元に配付していますので、私より説明いたします。  まず、1ページの、項目の「1.経過」として、市議会で100条調査特別委員会を設置するまでの経緯を記載しています。  次に、同じく1ページの、項目の「2.調査特別委員会の設置」として、本委員会内容について記載しています。  次に、2ページの、項目の「3.委員会開催状況」として、これまで開催してきた本委員会の概要を時系列で記載しています。  次に、4ページの、項目の「4.証人参考人執行機関出頭等」として、証人として出頭を求めた者、証言を求めた事項について記載しています。  次に、6ページの、項目の「5.記録、資料の提出」として、各関係人に対して記録提出を求めたことについて記載しています。  次に、7ページの、項目の「6.委員派遣」として、委員派遣は実施しなかった旨記載しています。  次に、同じく7ページの、項目の「7.調査内容と結果」として、まず、「(1)調査事項の現状」として、調査事項内容ポイントごとにまとめて記載しています。  次に、少しとんで、19ページの、「(2)調査事項問題点委員会意見」として、本委員会としての最終的な見解、意見のまとめとしています。  以降、朗読いたします。  1)信貴氏が日田氏を通じて、神谷氏へ現金200万円を提供したことの事実関係について  ・日田氏は神谷氏と面会したことははっきりと証言しているが、神谷氏は日田氏と面会したことについて、記憶が定かでないとはしながらも、面会したことを否定はしていない。
     ・日田氏は、神谷氏に間違いなく200万円を手渡した。座布団の下に100万円の入った封筒を入れ、神谷氏が胸ポケットに入れるのも確認した。2回目に面会して、神谷氏に100万円を手渡した時は、神谷氏が「日田さん、もう分けまひょや」と言ったことまで詳細に証言している。一方、神谷氏は、200万円を受け取ったことを完全に否定している。よって、日田氏と神谷氏の証言が食い違っている。  ・神谷氏は、自民党大阪府の場合、支部選挙区を飛び越えて府連に推薦を届けるシステムになっており、支部長としては推薦影響力がなく、よって金銭を受け取ることは全くないと証言している。  ・200万円の資金提供について、日田氏は、平成25年の市長選挙信貴氏の「味方についてもらうというためのお金」であり、信貴氏、神谷氏ともに領収書に言及しなかったことから、「裏金」だと証言している。これに対して、信貴氏は、自民党推薦を得るための党への寄附であり、自民党大阪第18選挙支部長である神谷氏へ届けたものであると証言し、信貴氏と日田氏の証言が食い違っている。  ・党への寄附であるならば、なぜ信貴氏自身が自民党大阪第18選挙支部長である神谷氏へ200万円を届けなかったのかとの尋問に、信貴氏は日田氏に「全部委ねた」「彼(日田氏)に委ねておりましたので、言われるがまま」と証言している。  ・信貴氏は、寄附した当時、収支報告をきっちりしようとは思わなかったのかとの尋問に、当時は急に選挙が決まりばたばたしていて、失念していたと証言している。  以上のことから、日田氏と神谷氏の200万円の金銭授受に関する証言が食い違っており、また、日田氏、神谷氏へ記録提出請求をし、記録を精査したが、200万円の金銭授受に関する真相は解明できなかった。  また、信貴氏は、自民党推薦を得るための党への寄附であり、自民党大阪第18選挙支部長である神谷氏へ届けたものであると証言しているが、選挙対応の多忙さを理由に、領収書を失念しており、政治家としての政治資金の管理においては、不十分であったと言わざるを得ない。  2)信貴氏と日田氏の関係性について  ・日田氏から提出された「アプリケーション「LINE」画面を紙に出力したもの」には、当時市長であった信貴氏から日田氏に対して、市の事業である斎場や競輪、庁舎の建て替えに関し、市長として得た情報や市が受領した文書の内容等の、一定の情報提供がされていたことが記載されている。  ・両氏の関係性を示す具体的な日田氏の証言に関して、信貴氏は「一応、信頼しておりましたので、彼はまた率直な意見をくれますので、そういった行動に及んだということでございます。不適切だったことをこの場をおかりしておわび申し上げます。」と証言している。  以上のことから、市長職にある者が、特定の個人に、特に親密に市の事務に関して相談等を行うことは、市民からすれば、市の意思決定が公正に、適正に行われているのか、疑惑を抱かせるものであると判断する。  次に、21ページの、項目の「8.調査経費」として、本委員会調査に要した経費について記載しています。  最後に、同じく21ページの、項目の「9.その他」として、本委員会顧問弁護士について記載しています。  以上が、本委員会調査報告書案の説明となります。  ただいま説明しました、委員会調査報告書案について、ご意見のある方は発言願います。    (「なし」の声あり)  これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり)  討論なしと認めます。  これより、委員会調査報告書案について採決します。  本件については、原案を可とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり)  ご異議がないようですので、本件原案を可とすることに決しました。  以上で、信貴芳則市長政治資金をめぐる問題の調査特別委員会を閉会します。               (以 上) Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....