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平成30年第3回定例会(本会議 第4日目) 本文 開催日:2018年09月03日
平成30年第3回定例会(本会議 第4日目) 本文 開催日:2018年09月03日

  • "岩崎雅秋議員"(/)
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  1. 岸和田市議会 2018-09-03
    平成30年第3回定例会(本会議 第4日目) 本文 開催日:2018年09月03日


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    2018年09月03日:平成30年第3回定例会(本会議 第4日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)    午前10時開会 ◯京西且哲議長  ただいまから本日の会議を開きます。  まず、議員出席状況事務局長から報告させます。 ◯牟田親也事務局長  本日の議員出席状況をご報告申し上げます。  ただいまの出席議員は全員です。  以上、報告を終わります。 ◯京西且哲議長  次に、本日の会議録署名者会議規則第81条の規定により、私から、17番岡林議員、18番雪本議員を指名します。 ◯京西且哲議長  次に、諸般の報告に入ります。  今般、設置されました決算特別委員会において、正副委員長の互選を行いました結果、委員長に今口議員、副委員長南議員が、それぞれ満場一致をもって選任されましたので、ご報告します。  以上で諸般の報告を終わります。 ◯京西且哲議長  これより日程に入ります。  各常任委員会に付託しておりました議案審査が、それぞれ終了した旨の報告がありましたので、この際、各議案を議題に供し、関係各委員長報告を求め、本会議における審議を続行します。  まず、日程第1議案第82号、日程第2議案第84号から日程第10議案第92号までの9件、及び日程第11議案第94号から日程第14議案第97号までの4件を合わせた以上14件を一括議題とします。  議案の件名を朗読させます。    (今橋章吾議会事務局総務課長朗読
    日程第 1 議案第82号  岸和田市長の選挙における選挙運動用ビ  ラの作成の公営に関する条例の一部改正  について 日程第 2 議案第84号  特別職の職員で常勤の者の給料、手当及  び旅費に関する条例及び職員旅費条例の  一部改正について 日程第 3 議案第85号  岸和田手数料条例の一部改正について 日程第 4 議案第86号  岸和田指定地域密着型サービス事業者  の指定に関する基準並びに指定地域密着  型サービス事業の人員、設備及び運営  に関する基準を定める条例の一部改正に  ついて 日程第 5 議案第87号  岸和田建築基準法施行条例の一部改正  について 日程第 6 議案第88号  岸和田丘陵地区地区計画の区域内におけ  る建築物等及び緑化率の制限に関する条  例の一部改正について 日程第 7 議案第89号  岸和田市営住宅条例の一部改正について 日程第 8 議案第90号  岸和田都市公園条例の一部改正につい  て 日程第 9 議案第91号  平成30年度岸和田一般会計補正予算 日程第10 議案第92号  平成30年度岸和田国民健康保険事業  特別会計補正予算 日程第11 議案第94号  平成30年度岸和田介護保険事業特別  会計補正予算 日程第12 議案第95号  平成30年度岸和田病院事業会計補正  予算 日程第13 議案第96号  平成29年度岸和田下水道事業会計未  処分利益剰余金の処分について 日程第14 議案第97号  財産取得について ◯京西且哲議長  本各件について、まず、総務常任委員長報告を求めます。池田委員長。    (池田啓子委員長登壇) ◯19番 池田啓子議員  ご指名によりまして、総務常任委員会における付託議案のうち、議案第82号、議案第84号、議案第91号平成30年度岸和田一般会計補正予算、歳入、歳出のうち、2款総務費、4款衛生費3項清掃費、9款消防費、13款諸支出金地方債、及び議案第97号の以上4件の審査結果につきまして、私よりご報告を申し上げます。  去る8月30日、本委員会を開会し、慎重審査の結果、ただいまお手元までご配付いたしております報告書の写しのとおり、満場一致をもって原案を可とすることに決定した次第であります。  以上、まことに簡単ではありますが、総務常任委員会における付託議案審査結果の報告といたします。 ◯京西且哲議長  次に、文教民生常任委員長報告を求めます。岩崎委員長。    (岩崎雅秋委員長登壇) ◯11番 岩崎雅秋議員  ご指名によりまして、文教民生常任委員会における付託議案審査の結果につきまして、私よりご報告を申し上げます。  本委員会に付託されました事件は、議案第85号、議案第86号、議案第91号平成30年度岸和田一般会計補正予算、歳出のうち、3款民生費2項児童福祉費2目、4款衛生費1項保健衛生費、10款教育費債務負担行為議案第92号、議案第94号及び議案第95号の以上6件でありまして、去る8月28日、本委員会を開会し、慎重審査の結果、ただいまお手元までご配付いたしております報告書の写しのとおり、満場一致をもって原案を可とすることに決定した次第であります。  以上、まことに簡単ではありますが、文教民生常任委員会における付託議案審査結果の報告といたします。 ◯京西且哲議長  次に、事業常任委員長報告を求めます。岡林委員長。    (岡林憲二委員長登壇) ◯17番 岡林憲二議員  ご指名によりまして、事業常任委員会における付託議案のうち、議案第87号から議案第90号までの4件、議案第91号平成30年度岸和田一般会計補正予算、歳出のうち、3款民生費2項児童福祉費6目、6款農林水産業費、8款土木費継続費及び議案第96号の以上6件の審査結果につきまして、私よりご報告を申し上げます。  去る8月29日、本委員会を開会し、慎重審査の結果、ただいまお手元までご配付いたしております報告書の写しのとおり、満場一致をもって原案を可とすることに決定した次第であります。  以上、まことに簡単ではありますが、事業常任委員会における付託議案審査結果の報告といたします。 ◯京西且哲議長  ただいまの各委員長報告について、質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕 ◯京西且哲議長  質疑なしと認めます。  討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕 ◯京西且哲議長  討論なしと認めます。  これより、議案第82号、議案第84号から議案第92号までの9件、及び議案第94号から議案第97号までの4件を合わせた以上14件を一括採決します。  本各件について、各委員長報告は、原案可決であります。  お諮りします。本各件は、各委員長報告のとおり、原案を可とすることに決しましてご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕 ◯京西且哲議長  ご異議なしと認めます。よって本各件は、原案のとおり可決されました。 ◯京西且哲議長  次に、日程第15議案第83号岸和田事務分掌条例の一部改正についてを議題とします。  本件について、総務常任委員長報告を求めます。池田委員長。    (池田啓子委員長登壇) ◯19番 池田啓子議員  ご指名によりまして、総務常任委員会における付託議案のうち、議案第83号の審査結果につきまして、私よりご報告を申し上げます。  去る8月30日、本委員会を開会し、慎重審査の結果、ただいまお手元までご配付いたしております報告書の写しのとおり、賛成少数をもって原案を否決することに決定した次第であります。  以上、まことに簡単ではありますが、総務常任委員会における付託議案審査結果の報告といたします。 ◯京西且哲議長  ただいまの総務常任委員長報告について、質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕 ◯京西且哲議長  質疑なしと認めます。  討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。  まず、井上博議員。    (6番 井上博議員登壇) ◯6番 井上博議員  議長のお許しを得ましたので、今議会に提案されました議案第83号について、賛成討論を行います。しばしの間、ご清聴いただけますようお願い申し上げます。  現在本市が抱えている財政問題については、2つの原因があります。1つは、1,600億円にもなる借金の返済問題、2つ目は、全国的な問題ですが、少子高齢化による生活保護社会保障に関する扶助費の増大による経常収支比率の悪化です。
     2つとも経常収支を圧迫する要因でありますが、このうち借金問題については、借り入れのかなりの分を国からの交付税措置で対応できることと、現在借り入れを行っている起債についてはその金利が1%未満であることから、以前のように借り入れ平均金利が4%、5%の金利を払うのではなく、現状では2%台になっていること、そして今後数年のうちに平均金利が1%台になることを思えば、借金問題はある程度解決していると言えます。  問題は、全国的な問題ですが、福祉社会保障扶助費の増加が著しいことです。今回の決算書を見ましても、民生費の中の扶助費は218億円もあり、一般会計全体の760億円の28.6%を占めています。この数字には特別会計における支出項目負担金補助金などの数字は入れておりません。  ちなみに、民生費の合計は360億円であり、一般会計の47.4%となっており、経常収支比率の悪化の大きな原因を招いております。  福祉社会保障費が増大することは、少子高齢化の現在ではとめられないものであり、国の歳出も地方自治体と同様に民生費の増加が著しくなってきています。  今回の中核市問題について申せば、保健や児童福祉、民生及び環境行政の権限が移譲されることになります。確かに本市の財政状況は苦しい立場にあります。しかし、それは今申しましたように、福祉社会保障費に占める予算割合が大きく関与しております。  中核市となり、保健や児童福祉民生委員の業務が本市に来れば、市独自のきめ細かな対応ができ、より一層の細かな対応を行うことができます。  現状の体制で今後も進めば、行政対応が変わることなく、扶助費などの支出がどんどんふえますが、市独自の対応を行えば、例えば民生委員の方をふやし、生活指導就労指導を強化することにより、大きく改善が図られることになります。  児童福祉分野で申せば、岸和田市は昨年の岸和田子ども家庭センター管内で年間550件もの相談があり、これは全国的に見ても突出している数字であると言われていますが、実態はどのようなものかわかっていません。果たして本当に年間550件もの虐待が本市であるかどうか疑問でございます。これも実態を明らかにし、その対応を本市独自の方法で地域の皆さんにも協力してもらって解決することができるはずでございます。  小・中学校の学力の低下が言われておりますが、中核市となり教員研修も市独自の方法でできることになれば、学力の向上に大きく改善できるはずです。  永野市長中核市移行を進めるのは、ご本人が十数年児童福祉絡みの仕事をしておられたので、その辺の府の対応や物足りなさを認識しているため、市独自の施策による改善を意識されているからだと思います。  要は、現在のままでは権限移譲もなく、国や府の指示どおり行政対応をしていれば、問題の解決はできないということです。ここは、財政的に多少の苦しみはあるが、権限移譲を受けることにより一歩踏み出し、岸和田市の独自性を生かすべきであると考えます。  本市の市制施行は、全国1,718市町村のうち、府内で3番目であり、全国でも90番目に当たります。市民も職員にもそのプライドがあります。  毛利、福本、中澤、原、福本と歴代の市長は市の独自性をたっとび、全国においてもユニークな政策を展開していました。  毛利市長は、戦後のヒロポンが蔓延している時期に、全国初麻薬撲滅運動を展開し、また市営葬儀をつくり出しました。  福本市長は、財政難で職員の給与遅配・分配の時代に、市独自の事業として海岸を埋め立て、大阪鉄工金属団地をつくり出しました。当時国の指導で府が臨海コンビナート造成を行っていた時期であり、地方の一都市がこのような大事業を行うようなことはあり得ませんでした。  中澤市長は、自身がオリンピック選手であったことと産業高校の校長を歴任していたことから、教育に力を入れてきました。  原市長は、福祉に力を入れたことは皆さんご承知だと思いますが、それ以外に昭和40年代後半からの衛星都市における乱開発を防ぐため、原市長の時代に開発指導要綱をいち早くつくり、またラブホテル条例をつくって、当時、全国から本市へ見学が絶えなかった状態でした。  福本市長も、環境問題にいち早く目をつけ、公共施設省エネ事業など環境行政を強力に進めていました。  いずれも、大阪府の指導ではなく、強い市長のリーダーシップのもと、職員が市の独自性を持たすべく努力をしたものでした。  中核市移行は難問だらけです。しかし、このまま漫然と今の状態を続けるのではなく、職員一丸となり、新たな枠組みの中、市の独自性を出して21世紀の公共団体のあり方を本市より発信すべきではないでしょうか。  目先のちょっとした財政問題をネガティブに考えるのではなく、この機会をポジティブに考えて改善するのが、岸和田市の職員のあるべき姿だと思います。  以上で私の議案第83号の賛成討論を終えますが、市議会議員諸氏におかれましては、何とぞご賢明なるご判断をいただけますようお願い申し上げます。  ご清聴ありがとうございました。 ◯京西且哲議長  次に、前田議員。    (9番 前田将臣議員登壇) ◯9番 前田将臣議員  議長より発言のお許しをいただきましたので、議案第83号岸和田事務分掌条例の一部改正についての賛成討論を行います。  本議案は、中核市移行実現に向けた取り組みを進めるための重要な議案であり、本定例会においてこの議案が否決となれば、本市は人口20万人を上回らなければ中核市実現は事実上断念となります。  今定例会において十分な議論をすべく、理事者からは中核市移行によるメリットや懸案事項であった財政課題についてどのような考えであるかなどを示していただきました。  本定例会においても賛成の立場としてさまざまな議論をなすべきと考えておりましたが、委員会質疑においても私以外の他の委員より質疑がなかったことから、十分な議論がなされたのか、疑念が残るところであります。  確かに本市は中核市移行に際し必要となる人口要件20万人を下回っておりますが、施行時特例市である本市は、特例的に人口要件を緩和し、中核市移行が可能である現状であります。  今後の岸和田市が目指すまちのビジョンは、人口減少を鑑みたコンパクトシティーに向けた取り組みを進めていくのか、新たな権限を有し、泉州の中核都市としての大きな一歩を踏み出すのかのどちらかではないかと考えております。  市の人口は推計どおり減少するものであるということを前提に考えれば、それに適した施策展開を進める必要があります。しかし、岸和田市が再び泉州の雄としての誇りを持って泉州の中の中核都市を目指すという決意をするのであれば、課題である人口減少に対し施策を展開していかなければなりません。  中核市設置義務がある保健所運営による市民の健康増進を図ることや、母子父子寡婦福祉資金貸付事務が市の窓口で完結できることからも、今以上に住民サービスの充実を図り、人口減少に歯どめをかけていけるような施策展開中核市権限を持つ岸和田市であれば十分に考えることができます。  本定例会では、課題の一つである財政的な面については、単年度収支1,300万円の増加は市の財政規模から鑑みても0.017%と影響額は非常に小さく、また初期費用約3億7,600万円についても7年間に分散しての支出であるため、経費捻出は可能であると示されております。  中核市となり、府から多くの権限移譲を受け、今まで以上に自立した都市岸和田を目指すことが、今の岸和田市を変えるためには必要なことではないでしょうか。  市内団体からは、岸和田商工会議所、大阪府宅地建物取引業協会岸和田町会連合会岸和田医師会歯科医師会薬剤師会から本市に対し、中核市実現への要望、陳情が届けられており、新たな岸和田の実現への希望を持たれている方々が多くいる今、どちらが岸和田市の未来にとって必要な判断であるか、その意思を明確にしていただければと思っております。  私は、市民、議会、行政が一丸となって新たな岸和田市を目指していくことが、今の岸和田市には必要なことであると考えておるため、中核市移行に賛成であります。  議員の皆様におかれましては、慎重なご判断をお願いし、大阪維新の会を代表しての議案第83号の賛成討論といたします。ご賛同賜りますように、どうぞよろしくお願いいたします。 ◯京西且哲議長  以上で通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕 ◯京西且哲議長  討論なしと認めます。  これより、議案第83号を採決します。  この採決は、起立採決をもって行います。  なお、着席の議員は本件に反対とみなします。  本件について、委員長報告は、否決であります。  お諮りします。本件について、原案を可とすることに賛成の議員の起立を求めます。    (賛成者起立◯京西且哲議長  起立少数です。よって、本件は、否決されました。 ◯京西且哲議長  次に、日程第16議案第93号平成30年度岸和田自転車競技事業特別会計補正予算を議題とします。  本件について、事業常任委員長報告を求めます。岡林委員長。    (岡林憲二委員長登壇) ◯17番 岡林憲二議員  ご指名によりまして、事業常任委員会における付託議案のうち、議案第93号の審査結果につきまして、私よりご報告を申し上げます。  去る8月29日、本委員会を開会し、慎重審査の結果、ただいまお手元までご配付いたしております報告書の写しのとおり、満場一致をもって、原案を可とすることに決定した次第であります。  以上、まことに簡単ではありますが、事業常任委員会における付託議案審査結果の報告といたします。 ◯京西且哲議長  ただいまの事業常任委員長報告について、質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕 ◯京西且哲議長  質疑なしと認めます。  討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。  井上博議員。    (6番 井上博議員登壇) ◯6番 井上博議員  議長のお許しを得ましたので、今議会に提案されました議案第93号について、反対討論を行います。  議員の皆様には、しばしの間ご清聴いただきますようお願いいたします。  競輪場の現在の基金残高は22億円強あります。さきの一般質問でも問いましたが、第1期工事の大規模改修を行い、借り入れの返済の最終年度である平成48年、すなわち2036年度までにおける競輪から得られる収益は、一般会計への繰り入れと基金の残高を合わせても19.2億円にしかならないとの報告を受けています。  この競輪場が出している収支予測でも、安全を見越したとはいえ、年に1%の売り上げ減少を念頭に置いて計算しております。  では、平成48年になった時点において、今後競輪事業が立ち行かなくなったので廃止するとなればどのようになるでしょうか。その時点での基金残高は4.9億円しかなく、これでは既存施設を撤去して公園などに改修する資金にもなり得ません。  競輪場を廃止するとなれば、施設の撤去だけではなく、公営競技事業所長の答弁にもあったように、従事員、委託事業者、貸付売店、お借りしている駐車場用地の地権者さんや周辺地域等とその対応について協議が必要でございます。また、既存施設の撤去及び新しい活用方への投資など、数億円規模の多額な費用が必要となるとのことです。  ある競輪場の出している計算では、撤去だけで16億円ほどがかかると言われております。本市の場合は、それ以外に4カ所のサテライトの廃止や移管の問題も加わるので、現在ある22億円でも足りないぐらいです。  なるほど、収支予測では14.3億円を一般会計に入れるとのことですが、一般会計に入れた以上の金額が、競輪事業特別会計へ今度は一般会計より繰り出しせざるを得ないようになるのではないかと考えます。  競輪事業が本市に60数年で6百数十億円稼いでくれたことや、その間1,000人以上の従事員の方を雇用した実績には感謝していますが、それは60数年の間、地元の住民の皆さんの犠牲のもとに成り立っております。  競輪事業が今後も明るく売り上げの増加が見込め、市に年間5億円ほども繰り入れてくれるのであるならば、まだ検討の余地はあるでしょうが、本市同様に競輪事業を行っている各市も事業の廃止、撤退を検討している中、なぜ本市では施設の大規模改修を行うのか理解できません。  競輪事業の担当者としてミクロ的な見方をすれば、地元町会等への対応や駐車場を借りている地主さんへの対応、さらには経済産業省との関係や、今まで高松宮記念杯競輪を本市に回してくれていたJKAや選手会の方々との絡みも大きく影響してくることは想像できます。しかし、ここは政治家としてマクロ的に社会の情勢を見て、今後20年、30年先を見据えて対応すべき時期だと考えます。  単に競輪の売り上げが悪いというだけでなく、これまでの本市への貢献を考え、かつ地元市民がこうむった迷惑等々も考慮し、今後の進め方を考えるべきであると考えます。  以上で私の競輪事業に関する議案第93号の反対討論を終えますが、市議会議員諸氏におかれましては、何とぞ賢明なるご判断をいただけますようお願い申し上げます。  ご清聴ありがとうございました。 ◯京西且哲議長  以上で通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕 ◯京西且哲議長  討論なしと認めます。  これより、議案第93号を採決します。  この採決は、起立採決をもって行います。  なお、着席の議員は本件に反対とみなします。  本件について、委員長報告は、原案可決であります。  お諮りします。本件は、委員長報告のとおり、これを可とすることに賛成の議員の起立を求めます。    (賛成者起立◯京西且哲議長  起立多数です。よって、本件は、原案のとおり可決されました。
     本日はこれをもちまして散会します。    午前10時33分散会 Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....