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12月11日-04号

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  1. 与那原町議会 2020-12-11
    12月11日-04号


    取得元: 与那原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-08
    令和2年12月第4回定例会令和2年 第 4 回与那原町議会定例会会議録(第4号) 令和2年12月11日(金曜日)   午前10時00分開議          [議 事 日 程  第4号]           令和2年12月11日(金曜日)            午前10時開議日程第1.      一般質問日程第2.陳情第7号 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見           書の提出を求める陳情日程第3.陳情第8号 令和3年度福祉施策及び予算の充実について日程第4.陳情第9号  令和3年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願い日程第5.委員会提出 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見     議案第6号 書日程第6.決議第4号 閉会中の議員派遣の件日程第7.      閉会中の継続調査・審査の件   ─────────────────────────────────────────          [本日の会議に付した事件]日程第1.      一般質問日程第2.陳情第7号 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見           書の提出を求める陳情日程第3.陳情第8号 令和3年度福祉施策及び予算の充実について日程第4.陳情第9号 令和3年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願い日程第5.委員会提出 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見     議案第6号 書日程第6.決議第4号 閉会中の議員派遣の件日程第7.      閉会中の継続調査・審査の件   ─────────────────────────────────────────          [出 席 議 員(13名)]1番  識 名 盛 紀 議員    8番  山 口   修 議員2番  德 田 将 仁 議員    9番  上 原 昌 之 議員3番  舩 谷 政 喜 議員    10番  上江洲 安 昌 議員4番  新 垣 真 一 議員    11番  上 原   晃 議員5番  松 長 康 二 議員    12番  我 謝 孟 範 議員6番  宮 平 正 傳 議員    13番  喜屋武 一 彦 議員7番  当 真   聡 議員   ─────────────────────────────────────────          [職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名]事務局長  比 嘉 哲 也   主事  仲 村 健 二主任    登 川 真由美   ─────────────────────────────────────────          [説明のため出席した者の職、氏名]町長       照 屋   勉   教育長      當 山   健副町長      城 間 秀 盛   学校教育課長   新 里   健総務課長     上 原   謙   生涯学習振興   新 垣 政 孝                   課長財政課長     仲 里 武 徳   福祉課長     岡     剛まちづくり課長  饒平名 幹 貴   住民課長     宮 平 律 子公共施設課長   仲宗根 祥 徳   健康保険課長   上 原 丈 二上下水道課長   石 川   毅   税務課長     上 原 宏 章会計課長     宮 城 きよみ   子育て支援課長  伊 集 京 美観光商工課長   比 嘉 義 明   生活環境安全   大 城   哲                   課長企画政策課長   山 城   司政策調整監    前 城   充   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀) これから本日の会議を開きます。                                  午前10時00分 開議   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀) △日程第1.一般質問を行います。  まず、喜屋武一彦議員一般質問を許します。                 〔喜屋武一彦 議員 質問席に着く〕 ◆喜屋武一彦 議員 皆さんおはようございます。見えないものが見える、見えるべきものがこれまで見えなかった。私ごとではございますが、最近、両目を白内障手術で視野が広くなったような気持ちでここに立っております。そういう意味では政治も、行政を預かる皆様方も町民が何を求めているのか、それを見判断する。また町民が臨んでいることに対して目をつぶらずお答えをするという意味では何か似たような状況だなというふうに思いました。私も心機一転、また町民目線で議会活動をやっていきたいと感じたことでありますので、報告をいたしました。 それでは、一般質問でございますが、台風時の公民館への避難場所利用についてでございますが、町内の避難場所にはある意味決まりがあるのかないのかお聞きをいたします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  議員の皆様おはようございます。ただいまの喜屋武議員の御質問にお答えいたします。町内の避難場所の指定については、災害対策基本法、第49条の4の規定に沿って指定を行い、与那原町地域防災計画の中で定めております。以上でございます。 ◆喜屋武一彦 議員 ある意味、決まりがあってそういう避難場所の指定がなされていると。しかし、現実にはですね、町民の中にはやはり台風時ですね、町が指定する複合施設ですか、そこへ行くよりは、やはり近くである公民館であったり自治会であったり、そのほうが避難がしやすいという事情もあるわけでございますので、その辺、この法整備、条例整備がなされるのであれば、その辺、近くの公民館、自治会への避難ができないのかどうか、再度お聞きをしたいと思います。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの喜屋武議員の御質問にお答えいたします。与那原町地域防災計画の中では、各公民館などが避難所として定められておりますので利用は可能と考えております。ただし、ちょっと難しいところといいますと、職員の配置については、今後、お互いの話合いの検討に含めてまいりたいと思います。以上でございます。 ◆喜屋武一彦 議員 私もですね、その辺が懸念事項でございまして、公務員が指定場所で公務をすれば、これは公務災害に適するわけでございますけれども、いざ公民館となるとですね、やはり地域の自治会長なり、評議員なりが対応をしないといけなくなるわけでございまして、そういうときの二次災害、二次的けがですね、そういうのがネックになるのでなかなかこれまで避難場所として利用がされなかったのかなというふうに思っているわけでございまして、この辺の法整備というんですか、保険等も含めて、やはりお年寄りが安心して身近に避難ができるような体制づくりも、町としてはぜひ考えていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。 あと公民館や集会所に最低限度の備蓄の確保の検討を考えるべきということなんですが、やはり公民館というのは、こういう台風災害だけじゃなくて、午後に舩谷議員も出しているんですが、火災や床上浸水、いざというときの一時的な避難場所としても公民館は利用する価値があろうかと思いますし、また地域の人にしてみれば、その公民館こそが唯一の、心の支えになるところだろうと思いますので、その辺、ぜひ1か所、2か所の備蓄じゃなくて、各公民館への最低限度の備蓄、それも考えてほしいと思うんですが、その辺、いかがでしょうか。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの喜屋武議員備蓄食料についてお答えいたします。本町では現在、備蓄食料及び保存水を観光交流施設のみで保管しておりますが、公民館、避難所などにも分配する必要があると考え、全自治会への配布を予定しております。なお、この備蓄食料につきましては、基本的に緊急時、大規模災害などに配布する備蓄食料品として整備しておりますので、台風など、比較的避難準備の時間が確保できる場合におきましては、避難者御自身で軽食などを御準備していただいた上で避難所へお越しくださるよう、現在お願いしているところであります。 ◆喜屋武一彦 議員 ぜひその辺の整備も含めて、お願いを申し上げたいと思っております。 続きまして、与那原警察署の改築の件についてでございますが、私も七、八年前ぐらいからですか、与那原署の改築の話は耳にしておりまして、糸満署の次が与那原署の改築の時期になるんだよというお話もお聞きをしましたし、現に今年でしたか、糸満署が完成をいたしまして、その活動もやっているということで、もうそろそろ与那原署の改築の時期なのかなと思っておりますが、その辺の町としての情報は入っているのか、持っているのかお聞きをいたします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  与那原署の建替えについてですね、署のほうに確認をしたところ、現時点では何も決まっていないので回答を差し控えるという回答をいただいております。 ◆喜屋武一彦 議員 私も与那原に住んでいて、住みよい町というのはどういうものか。これは町民からの捉え方、行政にいるものとしては住みよいまちづくりはどうしたらいいのかということでよく議論をするわけでございますけれども、住みよいまちというのはやはり交通の便がいい、保育園、学校が近い、スーパー買い物がしやすい、病院が近い等々の環境がそろって初めて住みよいまちづくりなのかなというふうに思いまして、そういう意味では我が与那原町はコンパクトの町でございますので、そういう面は全部大体クリアをしているんじゃないかなというふうに思います。もう一つ、一番大事なのが生命と財産、安心安全を守るというまちづくり、そういう意味では東部消防が現在地に改築をしているわけでございますが、もう1点の与那原署、与那原から絶対逃がしてはならないと。そういう思いで町のトップとしてもぜひまちづくりをしていただきたいという観点から、ぜひ町長がこの与那原署の改築の件にどういった思い、どういった期待をしているのか。実際、町を預かる行政のトップとして、それはですね、県との交渉も必要だろうと思うので、その辺、町長の意気込み、決意をお聞きしたいと思います。 ◎町長(照屋勉)  喜屋武議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、警察署の話ですが、私もたしか五、六年前ぐらいにその話を聞きまして、今、糸満署という話がありましたが、当時、私が聞いたときには宜野湾署がもう一つ古いというような話を聞いた気がします。そのときに出たのがですね、これはある県議が、道路事情も含めて思いきってというようなお話も出たんですが、329号をそのまま延伸をして、いびつな三差路になっているので、それも含めて与那原警察署の移転というようなお話がございました。その際に、与那原警察署も別の地域にというお話が出ましたが、たしか当時の与那原警察署長から聞いたところによると、やはり今、与那原の地の利といいますか、迅速に出動できる国道が2本通っているというようなことからすると、与那原以外にはなかなか考えられないのではないかというお話も当時やった記憶がございます。そして、今喜屋武議員からありましたように、住みよいまちづくりの定義の中に、与那原警察署があるというのが住民の安心、安全のバックボーンにもなるかと思いますので、与那原警察署はやはり名前のとおり与那原にあるべきではないかというふうに思っておりますので、今後、そのような移転問題が出たときにもですね、やはり与那原の地の利、交通の要衝であるようなことも訴えながらですね、与那原にとどまるように努めていきたいというふうに考えています。以上です。 ◆喜屋武一彦 議員 町長そこでですね、一番ネックになるのがですね、その現在地の海抜も条件、震災が起きる前は誰しも与那原署の今の地で改築をするのが普通だろうというふうな考えでございましたが、この大規模震災の後、海抜が25メートル以上が条件であるというふうな指針も出ておりますし、そういう意味からは、やはり今の現在地はちょっと厳しいのかなという現状もございますので、その辺はですね、ぜひ、先ほど町長も言ったように宜野湾署の次かなという話もありましたので、まだ時間ございますので、その辺ですね、ぜひ与那原の町内地域、どこかめぼしいところがあれば、ぜひ早め早めのこういう準備というんですか、それも与那原側としては大変必要になろうかと思いますので、その辺、我々議員も一緒になって、ぜひ与那原の警察署を与那原から逃がさないような、死守するような環境づくりを共にやっていきたいと思っておりますので、その辺、時あるごとに、機会あるごとに、その辺の情報発信も町長自ら行っていただきますよう要望しておきたいなと思っております。 3点目のAI活用についてであります。近隣町の南風原であったり、県内の市であったりですね、今、AIによる行政業務が新聞等で出ているんですが、このAI業務自体の内容と、今後、与那原町としてAI業務というのがどのようないい結果を出すような業務なのか、その辺、説明も含めて答弁をお願いいたします。 ◎総務課長(上原謙)  議員の皆様おはようございます。それでは喜屋武議員の3点目、AI活用について御答弁申し上げたいと思います。まず、昨日ですね、新垣議員のほうでデジタル行政について御説明をしております。その中の一環として、AI、またはRPAを導入しての行政業務の効率化を図っていくというのは、今後の流れなのかなというふうに考えております。県内外の自治体がAIやRPAなどを活用して業務効率化、ないし財政負担の軽減に寄与しているということは存じているところではあります。それらの活用に向けては、今年、昨日もお話したんですが、10月に沖縄ITイノベーション戦略センターISCO(イスコ)というところと包括協定を結ばせていただいております。これは各課が抱える問題とか今後の展開をどのようにやっていくというところの相談をこの協定の中で結びまして、今後この業務についてはどういう形になるよという相談業務をできるような形で協定を結んでおります。そういったところの各種相談開発事業者のマッチングなどの協力体制を今整えたところでございます。今後においては、業務の棚卸しを行った上で、どの部分がAIであったり、RPAの事務に適しているのかということは、今後、検討していくということでございます。以上です。 ◆喜屋武一彦 議員 AI業務については、今課長から説明がありましたが、AIで行政業務をやるというのは、効率的にはやっぱりいいんだろうと。だからこそ県内の自治体でも導入をしていると思うんですが、我が町のように、そういう人口規模で、そういうAI活用の事業が、全額100%補助であれば別ですよ。しかしながら、財政絡みの無理をしての導入、そういうものが果たしていいのか採算的にも分かりませんが、我が与那原町規模でそういう事業が可能なのかどうなのか、その辺も分かればお聞きをして……。
    総務課長(上原謙)  それでは、喜屋武議員の2点目ですね、費用対効果の部分について御答弁申し上げたいと思います。まず、このAIであったり、RPAの導入に際してですね、全国的に課題となっているのが、与那原町もそうなんですが、2万人規模というところで、やっぱり市のほうは導入が進んでいると。それは業務であったり、AIであったり、RPAの業務の選定が早く進んでいるというところで、全国的には小規模自治体、約4万以下の自治体なんですが、そこではなかなかそういった議論が、通常の業務に追われてできていないという現状があるというところで、与那原町もまさしくそのとおりでございます。今後ですね、ただ同規模で内地のほうでは約2万3,000人の町のほうがRPAの導入をやっております。これについては、また導入の効果についてはですね、今のところ与那原町ではまだその辺は図れていないというのが現状でございますので、これについては今後情報収集をしていく中でどうにかできるか検討していきたいというふうに考えております。以上です。 ◆喜屋武一彦 議員 今課長が答弁したように、ぜひとも慎重な取扱い、慎重な進め方でこのAI活用ですね、事業を進めていってくださるよう注文しておきたいなというふうに思います。 最後になりますが、道路整備についてでございます。これは以前も何度か質問をしておりますが、大見武地内から浜田へ下りてくる浜田の十字路、そこが慢性的な、朝夕の時間帯もございますが、相当な混み方をしておりまして、下手をすると人身事故も起きるんじゃないかなというぐらいの状況がここ数年続いているわけでございます。そういう意味では、町内にたくさんあれば、そういう事情がたくさんあれば優先順位も、予算のつき方も変わってくるのかなとは思いますが、ここはですね、もう町民誰しもがどうにかしてくれないかというふうなところでございますので、その辺、行政としてもぜひ、さっき冒頭でも申し上げましたけれども、町民が望んでいる目線ですね、それも〈…聞取不能…〉からも見てもですね、ぜひ早急な整備、あるいは打開策ですね、その辺の方向性も含めてやっていただきたいんですが、現状はどうなっているんでしょうか。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  議員の皆様おはようございます。それでは喜屋武一彦議員の4点目、道路整備について御答弁申し上げたいと思います。御指摘の十字路は与那原三差路の渋滞を避けるため、迂回路として車両通行が多くなっておりますが、令和3年度末には与那原バイパス暫定供用開始となりますので、十字路での交通量も大分減少すると想定されます。ただし、現交差点は全て90度で取りつく交差点ではなく、一部鋭角に取りつく交差点であることから、90度同士のきれいな十字路ではありません。90度同士の交差点に改良することで、良好な車両交通が可能となることから、道路補助事業での交差点改良について検討していきたいと考えております。以上でございます。 ◆喜屋武一彦 議員 課長の答弁からすると、私も国道バイパスの開通を見込んで緩和するのではないかという答弁は分かっておりました。それは以前も答弁の中でありましたし、課長としてはそういうことしか言えないんだろうなという思いもあります。そこでですね、前にもちょっと一般質問で指摘をしたんですが、この十字路側に下りる公園からの手前に里道があると思うんですが、その里道をですね、もう少し整備をし、川に側溝がありますよね。そこに側溝のふたをしてですね、何らかの形で右折専用の道路を造れないかという話もしたんですが、その辺は実際検討をなされたことがあるのかないのか。また現状として、それが使えるのか使えないのか、現場を見たと思うんですが、その辺の感想も含めて現実味があるのかどうか、お聞きをしたいと思います。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは再質問に御答弁申し上げます。現在の十字路の北側というんですかね、北側に一部里道があります。現在まで、まだそこを専用道路として検討したことはございませんが、現場を確認したところ、現状の幅員が3メートルから3.7メートルほどありました。学校のそばということもあって、現在は通学路として多くの学生が利用している状況であります。まずは、通学路でもあるということなので、車両通行の幅員、あと歩道の幅員を含めて、どれぐらい幅員が必要なのか検討しまして、その中で、例えば用地購入が必要であったり物件補償等々出てくると思います。なので、先ほど話ししました当該交差点の90度にやるきれいな交差点にする検討と合わせて、こちらの里道も使っての検討と、どちらがいいのか。逆に合わせたほうがいいのかを含めて、合わせて検討していきたいと考えております。 ◆喜屋武一彦 議員 課長、これはスクールゾーンという話なんですが、スクールゾーンであるからこそ、通学時帯は車は通れないわけですので、逆に言えば、もう少し整備をして、ちゃんとしたスクールゾーンにして、スクールゾーン以外であれば通れるような、そういうふうな発想の持ち方もぜひやって、予算との絡みもあろうかと思いますが、ぜひいい方向で進めていけるように要望をしておきたいと思います。 ②ですね、これは何度も同僚議員から出ておりますが、与原公園前の変則の十字路の改良はできないのかをお聞きいたします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは②について御答弁申し上げます。与原公園前変則十字路の改良につきましては、現在、計画しております与原公園拡大事業と併せてきれいな十字路へと改良していきたいと考えております。現在は、消えかかって分かりにくい区画線を車両通行の実情に合わせて整備し、停止線を認識しやすいように赤茶色の滑り止め舗装を計画しております。整備完了予定は年内を予定しております。しばらくはこの状態での通行をお願いしたいと考えております。以上です。 ◆喜屋武一彦 議員 私はですね、ここで警察が取締りをしていることに対して何ら文句を言う立場ではございませんし、言うつもりもございませんが、なぜこの警察がここで取締りをするかというと、この十字路が危険だからなんですね。要するに警察としてもこの十字路がいびつな格好な場所であるがゆえに、取締りをしないといけないと。向こうから言わせれば、これは道路を管理する町の責務であって、彼らはそれを未然に防ぐために取締りをすると。ということは、彼らもこの十字路がいびつという危険性を十分認識していると思います。そこでですね、住民からしてもなぜこれは公園の用地を買収するわけでもなく、たくさん削るわけでもなく、ちょっとした間口を整備すれば、これは安全面の道路にもなるわけですし、警察署としても取締りの対象から外れる可能性も大でございますので、その辺ぜひですね、公園の整備と併せてとかそういうことじゃなく、本当に町民が何を望んでいるのか、なぜすぐできないのか。その辺を含めて、ぜひ真剣にやっていただきたいと思います。その辺の再答弁をお願いいたします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは再質問に御答弁申し上げます。与原公園拡大事業とは別に、公園側に道路を寄せて交差点を改良するとなると、道路に入れる部分が公園面積が減少となります。公園面積を減少するということになりますと、沖縄県との協議が必要になってきます。与那原町としても1人当たりの公園面積を増やしていきたいということで、緑の基本計画の中でうたっているところでありますので、それと逆行する形になりますので、かなりハードルが高いのかなというふうに想定されております。また、与原公園拡大と同時に工事を施工することで、施工費の軽減にもつながると考えておりますので、先ほど答弁させていただいたとおり、停止線位置の変更と、停止線を認識しやすいように舗装計画をしておりますので、しばらくはこの状況での通行をお願いしたいと考えております。最終的には与原公園拡大事業を実施した際に、きれいな交差点へと改良していきたいと考えております。以上でございます。 ◆喜屋武一彦 議員 課長の答弁では、これが限度かなというふうに思っております。そこでですね、やはり県との交渉もあるというお話でございました。そういう意味では、やはりこれは政治の世界になりますね。町長がそういうふうにできないものをできるように頑張る。それが政治の世界でございました。ぜひ町長にはその辺の調整も自ら乗り込んでいって、今の現状を打開するための打開策ということで、ぜひ汗を流してほしいなというふうに思いがあるんですが、その辺、町長としてはどういう考えをお持ちなのかお聞きをしたいと思います。 ◎副町長(城間秀盛)  喜屋武議員の再質問にお答えいたします。この浜田十字路の交差点、それから与原公園前の交差点ですね、これは危険箇所というのは、以前から指摘をされておりまして、喜屋武議員からも私がまちづくり課にいるときも何度か質問を受けております。やはりネックになるのが建設費用ですね、これはどうしても道路事業で賄うしかないということでなかなか着手できなかった事情があります。道路事業についても今後も様々な観点から要請、要望は行ってまいりますし、それから減災、防災の観点から国土強靱化の事業になるんですが、その観点からもアプローチできないかどうか。今後、検討していきたいと思っております。それから短期的には、やはり住民からの意見も大事でありますので、どうにか安全解消のための、短期的な方策も、先ほどまちづくり課長が答弁申し上げましたが、それで少しまた修正してもですね、より安全に通行できるような、短期的な方策も検討してまいりたいと思います。以上です。 ◎町長(照屋勉)  喜屋武議員の御質問にお答えしたいと思います。やはり住民の安心、安全のために県との交渉でそれが前に進むのであれば、積極的に関わってまいりたいと思います。 ◆喜屋武一彦 議員 行政のトップとして、まちづくりに対して大きい計画ですね、例えばMICEの件であったり、庁舎の問題、建設の問題であったり、大きい事業を計画的にやることも、やっぱりトップの仕事だろうというふうに思いますが、やはり町民が身近に感じて、よくやっているなということも行政のトップの仕組みだというふうに私は思うんですよ。そういう意味では、大きいことから小さなことまで、全てを含めて皆さん方の行政が町民に応えられるような行政を、町民に対して優しい行政をやっていただくことを要望いたしまして、一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(識名盛紀)  以上で喜屋武一彦議員一般質問を終わります。 暫時休憩します。                                     午前10時37分 休憩                                     午前10時38分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に德田将仁議員の一般質問を許します。                 〔德田将仁 議員 質問席に着く〕 ◆德田将仁 議員 執行部の皆さんおはようございます。それでは一般質問を始めさせていただきます。(1)東浜水路浄化の進捗状況について。①現在までにかかった費用と行ってきた内容は。答弁願います。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  それではただいまの德田議員の御質問にお答えいたします。現在までにかかった内容なんですけれども、まず委託業務としまして、平成29年に水質悪化要因の分析、水質予測モデルを構築として2,667万6,000円。それから平成30年度に水質改善対策の効果の検討及び水質改善計画の策定で847万8,000円、合計3,515万4,000円を委託業務で使っております。それから会議につきましては、昨年度、令和元年10月31日に協議会立ち上げに向けた調整を行っております。それから今年度に入りまして、7月21日に担当者会議、事前調整としまして水路の現状報告などを話し合っております。それから先月の11月25日に推進協議会を行い、現状と課題の報告を行っております。その中で次回の会議までに何らか該当する補助メニューがないかということで、お互い模索するということで会議しております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 会議は一応何度も行われているという答弁を受けたんですけれども、その会議の中で西原と沖縄県も同席していると思うんですけれども、与那原町はどういったことを要望とか、発言とかをしているのか、細かくお願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  会議の内容なんですけれども、まず水路の水質につきましても、内容がよくないということと、あと土砂の堆積、これがひどいということで現状を話しております。その中で、まず本町がこれまでに行ってきた有効な対策の報告ということで3案上がっておりましたが、海水導入案と流動制御案、それから酸素供給プラス薬剤散布ということの内容を報告しておりますけれども、いずれも金額にすると海水導入案で3億円から4億円かかるということと、まず水質改善に向けては、それ以前に一番有効であるのが水路のしゅんせつということになっておりますので、沖縄県にもまずは一番有効な水路のしゅんせつに向けてアクションを起こしていただきたいということで報告しております。 ◆德田将仁 議員 分かりました。今、会議の内容としては、与那原町が今抱えている課題がこういうことですよと、課題は多分報告したと思うんですけれども、そのときに西原町とか沖縄県とかは何という答弁をいただいているのか、お願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  会議の内容で、県、西原町、正直な話、うちの意欲と若干温度差があるのかなというふうに感じております。西原町につきましては、特に議会でもそういったお話がないということと、沖縄県につきましては、水路のしゅんせつにおける該当する補助メニューがないということで、どういうふうにできるかということで、MICE側も含めて今後検討していきたいというお話を受けております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 そもそも西原町もそこまで乗り気ではない。沖縄県も該当するメニューがないからどうなのかなというぐらいの感じだと思うんですけれども、なぜ与那原町は今3,500円をかけて水路の調査を行っていると思うんですけれども、それはまず何で行ったのか。そもそも沖縄県がお金を出さないと、なぜ行ったのか。そしてまた調査して、そのときに3,500万円かけて分かったことというのを答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの御質問にお答えいたします。まず、調査を入れたというのは、我々与那原町が掲げる水路の浄化、観光計画にも掲げられておりますので、それを目標にどうやって行うか、どのような手法があるかということで一括交付金を入れて調査を行っております。その後、そのコスト面で有効とされております海水導入案が3億円から4億円、それから年間の維持管理費が600万円程度かかるということと、5年ごとにポンプのオーバーホールということで1,000万円、10年ごとにポンプ更新に1億円ということで、かなり莫大な費用がかかるということが分かっております。それからこの費用について、当然町でも負担がかなり大きいことと、まず委託調査の中で一番有効な結果は、まずは水路のしゅんせつが有効ということになっておりますので、その辺を沖縄県にも、まずはとりあえずしゅんせつしていただくようにお願いしているところであります。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 多分、当時は与那原町でできるのが、どれぐらいでできるんだろうという調査を入れて、与那原町でやりたかったと。でもやっぱりこれぐらいの予算がかかるんだったら、うちの単費ではできないから沖縄県にお願いしますという感じに、今方向性としてはなっていると思うんですけど、結局水路が浄化できない理由というのをまとめて答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  水路が浄化できない理由ですけれども、これは様々あると思いますけれども、まずは堆積土砂があるということ。それから下水道の整備ですね、そちらのほうも与那原町では積極的に進めていかなくてはなりません。あと土砂の堆積につきましては、運玉森の開発とか国道バイパス工事、それから治山ダムが運玉森のほうにあるんですけれども、そちらのほうが今、土砂で機能していないということも様々な内容が幾つかあると思っております。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 今まさにおっしゃったとおり、水路にプランクトンがどうたらとこの前出たじゃないですか、どのぐらいの菌がいるよというのも、確かにいい調査ではあると思うんですけど、結局問題なのは、一番の問題は沖縄県にある河川はいっぱいあり、河川はあるんだけれども、そして沖縄県に河川課はある。でも与那原町にあるのは水路と認定されて、水路というのは港湾課が見ていて、水路にかける予算、沖縄県では水路というのは1つしかないので、与那原町しかないので、それに充てる予算がない。これが一番大きな問題だと思うんですよ。それプラス、昭和57年にできた治山事業のダム、治山ダム、これが57年にできて、平成11年の台風で土砂崩れが起きて、そのときにまた決壊して、どんどん、少しずつ少しずつ堆積していっているのが問題だと思うんですよ。平成11年の資料では、議会でも当時話はされているんですけれども、その当時、執行部側の答弁としては、与那原バイパスができるときに、そのときに併せて治山事業は要請したいですという答弁があったんですけれども、その要請は、平成11年のときの要請はやってあるのか、答弁をお願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの御質問にお答えいたします。当時、平成11年ですね、国道バイパスができるという案がありました、国道バイパスの案ですね、これは大まかな案なんですけれども、そちらの位置と、今おっしゃっている治山ダムの位置、これが重なっているかいないかまで確認は取れていないんですね。その中で、その議会では多分要望していくというお話があったようですけれども、その後ですね、このダムの位置と国道バイパスの位置が若干ずれているということで、国道バイパスでは当然できないということです。位置が離れているということでありまして、正式な要望としては行っていないものです。以上でございます。 ◆德田将仁 議員 結局だから、その当時にそれができなかった、その要請もできなかった。ということはいまだに、現状の写真を見ても皆さん分かる……、今持っていないから分からないはずですけれども。いわば垂れ流し状態、その状態で水路浄化してというのは、まず話がおかしいんじゃないかなと。どんどん水路をきれいにしても土は溜まっていきますよ、水路に流れていきますよ、これではおかしいですよね。じゃあまず、沖縄県に治山事業からしてくださいというのが当然だと思うんですけれども、答弁をお願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは治山ダムの事業の件について御答弁申し上げたいと思います。治山ダムの事業を実施する際には、まずはその土地を保安林指定という形で規制をかけないといけない。規制をかけるためには地権者の同意がどうしても必要不可欠になってくるということで、沖縄県とも何度か調整もさせていただいているのですが、なかなかそこまで進んでいっていないというのが現状であります。以上です。 ◆德田将仁 議員 それで保護区域に指定されてしまったら少しまずいのかなと、運玉開発も含めてまずいのかなというのは感じているので、それはそうと、運玉開発のときには治山事業をしっかりとやらないといけないのかなと思うんですけれども、そこら辺はどう考えていますか。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは再質問に御答弁申し上げます。現状ある治山ダムが、与原地区の土地区画整理事業の中に入っているものですから、まずはその計画の中でどういった形になるのか。当然、土地区画整理事業を入れるとなると地形も変わってきますので、水の流れも大分変わってくると思います。なので、区画整理の中で一旦止めるのか、それともその上のほうで止めていくのかというのを含めてですね、区画整理事業併せて林業事業も含めて、併せて検討する必要があるのかなと考えております。 ◆德田将仁 議員 検討するとかという話ではないと思うんですよね。うちの三本柱である水路を浄化するために県にお願いするんだったら、うちも治山事業をしっかりして、きれいにするのが当たり前、そうじゃないと沖縄県に要請することもおかしい話だと思います。治山のほかに、今下水道の話もありましたけれども、与原地内も含めて、下水道の接続はいつ頃全て完了するのか、お願いします。 ◎上下水道課長(石川毅)  ちょっと準備していなかったもので、なかなかあれなんだけれども、まず整備率ですね、大体8割ぐらい。そのうちの7割ちょっとが接続率と。なかなか今、沖縄振興予算が非常に厳しい状況でありまして、去年、おととしあたりから整備面積が非常に落ち込んでいると。何とも、シミュレーションしている最中であるんですが、予算との絡みがありますので、少なくとも10年内外は整備面積が100%には届かないのではなかろうかと想定しております。以上です。 ◆德田将仁 議員 だから治山事業の話でも言ったんですけれども、下水道も含めて、しっかりそれも整備していく覚悟がないと、沖縄県に要請するのもまたこれは違う話なのかなと。自分たちの町は自分たちでしっかりやっていく。そこはぜひお願いしたいんですけれども。 そして②に行きましょうね。それを踏まえて、今後のスケジュールと課題は。答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの今後のスケジュールと課題についてお答えいたします。今後は、年明けの2月ごろに再度協議会を開催し、補助事業についても話合い、本町の最大の意向である水路のしゅんせつに向けて意見をはっきりと伝えていきたいと考えております。また、課題といたしましては、先ほども申し上げたとおり、県、西原町の意欲が若干弱く感じられていることから、今後も粘り強く同意を働きかけ、三者が一体となって同じ方向へ向かっていけるよう努力してまいります。 ◆德田将仁 議員 ③の質問に移ります。浄化後の計画は。答弁お願いします。すみません、観光商工課の前に生活環境安全課に答弁お願いします。 ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。                                     午前10時58分 休憩                                     午前10時58分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  浄化後につきましては、本町で掲げております観光実施計画の東浜水路は計画の3つの重点位置に位置づけられております。カヌー体験や水路沿いでのイベント開催、ランタンやイルミネーションでのライトアップを通じ、水路沿いの賑わい創出を図ります。近隣住民との合意形成を図りながら、水路沿いのカフェや屋台の経営など、民間事業の進出を促せるような拠点づくりを目指しております。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  議員の皆様おはようございます。ただいまの德田議員の③浄化後の計画はについてお答え申し上げます。水路浄化は、水路を健全な水環境へ改善し、町民の皆様へよりよい生活環境の提供を目指して実施しております。そのため水質が改善された後には、町民の皆様が水辺に集い、憩いの場、レクレーションの空間としてさらなる活用をしていただきたいと考えております。また与那原町観光実施計画におきまして、水路を優先的に取り組む重点事項と位置づけ、水に親しむイベントとしてカヌーの乗船体験やイルミネーション、スカイランタンなどを行っております。それと併せて、水路沿いへの飲食店舗などの出店可能性を聴取するため、町内飲食店によるマルシェも開催しその可能性を探っているところでございます。多くの事業者に水路周辺エリアに目を向けていただき、将来的には水路沿いへ飲食店などの誘致やカヌー、サップ体験などのビジネス化を民間事業者に担っていただくなど、日常的に賑わいのあるエリアを目指していきたいと考えております。以上です。 ◆德田将仁 議員 観光商工課が答弁するものではあると思うんですけれども、生活環境安全課が会議には出ているもので、そこで与那原町は何をしたいんですかと言われたときに、当然答えられるだろうなと思って質問しました。そしてですね、県に水路浄化を要請するには、まだあと少し、計画案が少し弱いんじゃないかなと私は感じるんですけれども、西原町と沖縄県にもっともっと本腰を入れてもらうためには、首長である照屋町長にもっと要請等を行っていただきたいと思うんですけれども、町長の答弁をお願いします。 ◎副町長(城間秀盛)  德田議員の再質問にお答えいたします。やはり埋立事業によりまして、水路が創出をされております。本町も水路を生かしたまちづくりということで、様々な観光実施計画も立てて、それから護岸のハード整備ですね、それも進めておりまして、ゆめなり橋から西原向けに護岸整備をやっておりますので、これが終われば水路護岸沿線に整備が終わります。今後はそのハードを生かすためには水質の改善が重要であろうということで、一括交付金を活用して様々な調査を入れております。それをやることによって水路が浄化され、今後はそれを生かす実施計画となるんですが、現状としてはまだ水路が様々な要因で浄化されていないという事情があります。ですからそれをですね、この水路は公有水面、まだ海の状態ですので、これは管轄の沖縄県ですから、当然与那原町がしゅんせつすべきではないということもあって、西原、与那原、それから県も交えた三者協議会の中で、まずこの状況を理解していただいて、どうにか県のほうでしゅんせつをしていただきたいということが今回の協議会の立ち上げの要因でもありますので、その場でしっかりと、西原と足並みをそろえて県に強く状況、それから将来の展望を理解していただいて、しゅんせつの要請を続けていきたいと考えております。以上です。 ◎町長(照屋勉)  德田議員の再質問にお答えしたいと思います。先ほど今後のスケジュールについても担当課長からございました。副町長からもございました。先ほどから話しているように、推進協議会ですね、今これは西原、与那原、県の三者でやっているわけですが、それぞれ担当レベル、県は課長レベルでやっておりますので、私はもう少し県へ力強い働きかけも含めて、西原町長ともお話をしたいと思っておりますが、首長が推進協議会に入って、県のほうも、副知事まで行けるのか、部長クラスまで行けるのか、その辺も含めて、三者の推進協議会をもう少し強力なものにしていきたいというふうに考えております。以上です。 ◆德田将仁 議員 町長、ばんばんばんばん西原町も引っ張って要請活動をよろしくお願いいたします。 それでは(2)に移ります。一括交付金について。①新型コロナウイルスの影響で、執行できなかった事業は次年度どう取り扱うのか。答弁お願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  議員の皆様おはようございます。ただいまの德田議員の御質問に御答弁申し上げます。次年度の令和3年度、一括交付金事業につきましては、各課で検討された事業について、現在庁内の検討委員会にて検討を実施している状況です。今年度は幾つかの事業においてコロナの影響により実施できておりません。仮に次年度同事業を実施する場合でも、今年度同様、コロナの状況を見て判断することになると考えております。 ◆德田将仁 議員 未執行の事業は幾つあって、その交付金が総額幾らになるのか。そしてまたその交付金はどうなるのか、答弁お願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの德田議員の再質問に御答弁申し上げます。今年度、2事業、今12月の変更交付申請に向けて精査をしておりますが、2事業中止ということで御報告をさせていただいております。事業費としましては、388万3,000円が中止となりますので、総事業費で、少し資料をちょっと……交付対象事業費で算定しますと、5億3,100万円程度になるという形となります。今、12月の変更申請に向けては、この中止の事業と合わせまして、総事業費が合計で……すみません、訂正します。中止の事業費につきましては、388万3,000円の減という形になります。今回中止になった事業につきましては、新規事業というのはスケジュール的にも厳しいですので、既存事業を充当するという形で考えております。 ◆德田将仁 議員 ②の質問に移ります。一括交付金事業の精査は行ったのか。また精査をした中で事業を終了するものや新規事業はあるのか。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの②の御質問に御答弁申し上げます。一括交付金事業につきましては、毎年度庁内の検討委員会において精査を行っております。現在につきましては、次年度、令和3年度事業の計画について検討を行っております。現在検討中ですので、終了継続についての結果は出ておりません。しかしながら、限られた配分ですので、新規事業の実施は厳しいものと考えております。 ◆德田将仁 議員 一括交付金も次年度までの予定なので、この中で新規がなかなかできないというのがちょっと悲しいのかなと思いはするんですけれども、交付金がなくなった場合、令和4年度ですか、なくなった場合。今後残さなければならない事業というのがやっぱり多くあると思うんですけど、その金額は一体総額幾らになるのか。そして本町の財政的には、これは残さなければならない事業を継続できることは可能なのか、答弁をお願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの德田議員の再質問に御答弁申し上げます。現在、令和4年度、仮に一括交付金がなくなった場合ということで、各課において事業の精査をしていただいております。これは以前からしていただいているんですけれども、今精査をしている段階ですので、どの事業が継続だと、総事業費が幾らだとかというのは今精査中です。ただ、考え方としましては、やはり財源の確保が必要だということで、様々なところで財源の確保、調査をしているところです。それによっては縮小もしくは廃止の事業というのも出てくるかと考えております。 ◎財政課長(仲里武徳)  ただいまの德田議員の再質問にお答えいたします。令和3年度当初予算編成の説明会を行っております。その中でもちろん一括交付金については令和3年度中で終了ということになっていますので、令和4年度以降はもちろん財源的なところで廃止もしくは継続、縮小、そういったことを検討するようにというところは、令和3年度に向けてもですが、それ以前の令和2年度の予算編成の説明会の中でもそういう話はしております。実際に継続する必要がある事業ですね、例えばこれを縮小というんですか、2年に1回にするとか、そういった考え方も含めて検討するようにというところで財政課としては話をしています。今、実際に当初予算の編成、ヒアリングの真っ最中でありますので、今現在で縮小だとか、継続だとか、そういったところの検討までは至っておりません。一旦、全課のヒアリングを終えたところという状況です。 ◆德田将仁 議員 その次に、一括交付金に変わるような事業が、国からですね、あるのかないのかそれが来ないと判断はできないというところはあるかもしれないんですけれども、今でも少しこういうことを考えているというのは、前の、何年前からずっとその前には考えます考えますというのがあったので、もうそろそろできているのかなと思ったんですけど、まだできていないのであれば、早急にないというのもしっかり考えながら、皆さんで検討していただきたいなというのは思っています。それでは3つ目の質問に移ります。 那覇広域都市計画について質問します。①会議の現在までのスケジュールと今後のスケジュール、進捗状況は。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  德田将仁議員の(3)那覇広域都市計画について御答弁申し上げます。令和元年8月に、第1回那覇広域都市計画区域における区域区分検討協議会を初めに開催しております。その後、数回の作業部会、幹事会、委員会を実施しまして、令和2年2月、区域区分のあり方に対する一定の方向性を決定しております。その後、コロナの影響により一旦調整が進んでいなかったのですが、令和2年12月、今月ですね、那覇広域区域区分変更に係る市町村ヒアリングを今月予定しております。その各市町村の意見を踏まえまして、素案の作成、住民説明会やパブリックコメントを経まして、変更素案の策定という流れになります。令和3年度以降につきましては、それを基に国との事前協議、またそれを受けて県の都市計画審議会という形で、令和4年度の都市計画決定に向けて進んでいくということになっております。また直近の進捗状況としましては、12月のヒアリングに向けて、町内の市街化拡大区域の提出している資料の再確認と内容の精査を実施している状況でございます。以上です。 ◆德田将仁 議員 12月に行われるということで、今月ですか、そのときにはヒアリングという会議ですか、分からないんですけれども、会議では当然今回調整区域の、市街化に挟まれた調整区域とか大見武の話とかでもやっていくと思うんですけれども、今後の展開としてどう考えているのか。今後、次年度、来年、再来年の計画も含めて少し答弁をお願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは再質問に御答弁いたします。まず、話をしました区域区分の拡大ということで、町内、今、15か所ほど、隣接していて家が建っているけど、市街化調整区域になっているという箇所を今15か所ほどピックアップさせていただいて県に提出しております。そのヒアリングを今月予定しております。今後の展開としては、当然この15か所、市街化へ入れていきたいという協議を進めていくんですけれども、そのほかとしましては、月曜日に補正を採択していただきました大見武地区の調整区域内の地区計画、これは調整区域内に地区計画というある一定の規制をかけることで住宅が建てられるようになるというものです。住宅が建った暁には、将来的には市街化区域へと編入するという形です。もう1点としましては、上与那原前の井線沿いの、こちらも市街化調整区域がありますが、こちらも同じように地区計画を導入していきまして、住宅地へ行き将来的には市街化に含めていくと。その後にまた当添、板良敷等も含めてですね、ほかの開発等も含めながらどのような区域地区がいいのかも含めて検討していくという形になっております。以上です。 ◆德田将仁 議員 今まさに、課長が最後おっしゃったように、板良敷、当添地域、東区域ですね、東区域を少し開発しないと、やっぱりもっともっと与小がマンモス校になっていくのかなと。右と左の人数の差が少しおかしくなっていくんじゃないかなと。東地域の避難道も含めて山手のほうとか。今51%の市街化区域、49%の調整区域、まだもっともっと可能性があるのかなと、どんどん攻めていってほしいなと思っています。 (4)のふるさと納税について質問します。①9月定例議会での質問後の展開、進捗は。 ◎総務課長(上原謙)  それでは德田議員の(4)ですね。ふるさと納税の9月定例議会後の今後の展開、進捗状況について御答弁申し上げたいと思います。まず9月議会では、取り扱っているふるさと納税の代行業者ですか、そちらのほうの選定というんですか、それを次年度以降行っていくということで、それについて9月議会以降、三者とヒアリング等を行っております。それで年明けの2月頃に次年度に向けて業者選定をしていくというふうに案を持っております。続きまして、特産品ですね、認定のほう。こちらのほうは9月議会では認定作業中ということでしたが、10月28日に認定証授与式を終えております。こちら商品の提供事業者と掲載に向けて調整中ということで、まだ掲載まで至っていないというところで、ここはちょっと大きな課題なのかなというふうに考えております。また以前から考えておりましたビールですね、ビールの中でもドラフトビールであったりノンアルコールのビール、あと発泡酒ですね。こちらのほう当初取り扱うことができなかったんですけれども、県のほうから取扱いが可能だということでしたので、これについても検討した結果、12月上旬にこちらのほうも掲載されております。以前から宿泊を伴う商品開発ができないかということで、町内業者のほうはなかなか取り扱う業者ができないということで、大手の旅行社の方と提携しまして、今回、コンドミニアムリゾートの航空券と宿泊クーポン、こちらセットにして、年末年始の需要に答えられるようにと、要は沖縄に帰ってこられる方々のニーズを捉えようということで、宿泊券と宿泊クーポンの掲載を二、三日前ぐらいから始められたということでございます。返礼品卸業者とふるさと納税代行業者に対して返礼品追加の提案が、先ほどもお話ししたんですが、なかなか素早くできないという課題も見えてきましたので、この辺についてはですね、次年度、この辺を精査しまして、返礼品が上がってきたらこれをすぐ載せられるような体制を取れるように、今後はまた事務改善をしていきたいというふうに考えております。以上です。 ◆德田将仁 議員 この短期間で、こんなによく進んだかなというぐらい進んではいるんですけど、ただこうできるのであれば、去年、おととし、その前からしっかりやってもらったら、もっともっといい住民サービスが与那原町はできたんじゃないかなと思いはするんですけれども、今後、それも踏まえて前議会でも提案したんですけれども、行政に委託するのではなくて、町の職員として専門的に雇って、この業務をこなすことというのは可能なのか答弁お願いします。 ◎総務課長(上原謙)  再質問にお答えいたします。職員につきましては、今、兼務で行っております。ほかの業務もやりながらというところでなかなか進まなかったという反省点があるということで、今後もその辺についてはですね、やり方を変えながら、その辺は事務改善の中でやっていきたいというふうに考えております。取組を強化する上で人をつけるのかという話につきましては、これはまた今後、課題として検討していきたいというふうに考えております。また9月議会のほうで、商工会ともタイアップできないかというお話がありました。要はほかのところに、ほかの他市町村の業者を使うよりは与那原町内にあるところを使ってはどうかという案もありましたので、それについてはまた来週以降、商工会も含めてあって、どうにか中間業者というんですか、ふるさと納税の代行業を通して、業者としてできないかということはまた今後、検討していくと、話合いをしていくということで進めていきたいと思います。以上です。 ◆德田将仁 議員 南風原町が、何度もいいますが、1,500万円から次の年には5,000万円になって、5,000万円から次2億、ものすごい数字を出していますので、やろうと思えばきっと与那原町もできるんじゃないかなと。与那原はもっといいものが掘り起こせばあるんじゃないかなと私も感じていますので、しっかり何と言えばいいんですか、業者に委託してしまったらその分の手数料とかいろんなことがありますので、与那原町に残る純利益というか、そのお金を少しでも多くするためには町職員を雇ってくれないかなというのは感じています。いずれにしろ、商工会にタイアップするかは分かりませんけれども、この短期間でこれぐらい伸ばしたことを次年度、もっともっと生かしきれるように提言して一般質問を終わります。 ○議長(識名盛紀)  以上で德田将仁議員の一般質問を終わります。 暫時休憩します。                                     午前11時26分 休憩                                     午後1時30分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に舩谷政喜議員の一般質問を許します。                 〔舩谷政喜 議員 質問席に着く〕 ◆舩谷政喜 議員 皆さんこんにちは。コロナ禍にちなんで、先日ちょっとした面白い、ラジオ番組がありまして、これはもう30年以上続いている番組じゃないかと思うんですが、「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」という朝の7時ぐらいからやっているラジオ番組御存じですか。それで武田鉄矢が言っていたのが、なぜ日本人がソーシャルディスタンスという言葉を使うのかと。なぜかというと、日本には刀文化というものがあると。日本人は生まれながらに間合いができる人種であると。そういう意味で、刀文化にちなんで、次からソーシャルディスタンスと呼ばずに間合いと呼べと。その間合いが得意な日本人がこれだけコロナにかかっているというのもいかがなものかというふうに言っていたんですね。ですから、この考え方、捉え方がすごく面白いなというふうに思いまして、私たちも今から刀を習わないといけないなというふうに思いました。もう一つ、ちょっとこのコロナ禍で疲弊している中で、ちょっとした希望を持って生きていきたいなというふうに思いました。考えて見ると、戦後、日本人、沖縄、ウチナーンチュの希望を持った方々が、活躍された方々が結構いまして、まずはプロレスラーの力道山、そしてもう一つがキックボクサーの沢村、そしてもう一人が我らがウチナーンチュの具志堅用高ですね。そのときはそういった希望があり、どんなに疲弊していても日本中が活気だったというか、そういう時代があったというふうに聞いています。今回もこのコロナ禍の中で、今年の年末に第二の、もしくは第三の具志堅用高と言われている比嘉大吾の試合がございます。ですので、また私も勝敗は抜きにして頑張る姿を見て、また生きがいにしていけたらなというふうに思いました。それでは一般質問に移っていきます。 1番、新型コロナ感染症対策ひとり親世帯に対する生活支援対策をということで、やっぱりひとり親世帯の方々というのは、本当に一日一日の生活を切り詰めて生活を送っている中でですね、国の第1、第2補正予算の中でも支援策というのはありましたが、やっぱり厳しい家庭、例えば高校も卒業して、専門学校、大学生の子を持つ親としては、もっともっとお金が必要と。そうした中で仕事もなくなり、もしくは時間短縮で報酬が減ったとか、様々なことがある中でですね、やっぱりいま一度、その点についてもいろいろと考えていかないといけないんじゃないかなということでこの質問をしました。①現在のひとり親世帯に対する感染症対策の内容は。お願いします。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  議員の皆さんこんにちは。それではただいまの舩谷議員の1点目、ひとり親世帯に対する感染症対策。経済的支援はということですが、本町の場合、本町独自の支援策として児童1人当たり1万円を給付しています。ほかに議員もおっしゃっていたように、国のほうの支援策として第1子5万円、第2子以降3万円の給付と収入が減少した世帯に対しては5万円が追加の給付がされました。そのほか社会福祉協議会において生活資金特例貸付が行われましたが、多くのひとり親世帯が利用しております。具体的に申しますと、9月14日時点で65件の児童扶養世帯の20%に当たる世帯がその貸付けを利用したとされているというような状況です。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 本町としても、沖縄県でいち早くそういうひとり親世帯とか町民に向けて補助していったと。私もほかの地域でもそういうことを話をしております。今課長がおっしゃった内容の補助のほうもあったということで、予算にも限りがありますので、先日の本会議で、これはコロナ対策の補正のほうも使い切ったということで、さらに本町からも支出が5,000万円近くあり、その件も踏まえてですね、さらにこの一般質問を私が提出した後から朗報というか、国の第3次補正のほうでも、また社協が窓口となった、さっき課長が言っていたような20万円、または10万円の貸付もあるということで、そしてさらには3か月にわたる20万円、20万円、20万円、計60万円ですね。そのほうの貸付けもあるということで、これは一般質問を投げかけた後の情報でもあったので、まずはそれを活用していいのかなというふうには思っています。ただ、情報が行き渡ることが大前提かなと思います。その中で、本当に分かりにくい制度が、やっぱり専門学生、大学生というのは本当にお金がかかるんですね。学生でありながらバイトしながら、それを生活費の足しにするとか。その学生も仕事を失ったりとか、そういう中で学生を応援するための企業からのそういった補助金、基金というんですか、そういったものを前回の一般質問でも新垣真一議員もおっしゃっていましたが、私もネットで調べてみたんですね。そういう企業からの基金が、補助がどれぐらいあるかと。そうしたら、調べるのが難しいんですよ。だから今、情報社会で、ネット社会の中でお母さんたちが調べるにはどういうふうに調べたらいいのかなというふうに、そこが分かればもっともっと情報発信していけるだろうと。その辺、課長は情報をどういうふうに調べたらいいか、その辺もし分かれば教えていただければと思います。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  舩谷議員の再質問にお答えしたいと思います。舩谷議員のほうからは、本当に二、三年前からですかね、ひとり親世帯に対して必要な情報がきちんと届けられるよう、情報をしっかりと発信するようなすべをということを何度か質問、提案をされていたのを覚えています。それを受けて、うちのほうとしては、今児童扶養手当、要するにひとり親世帯に対して、毎年現況届けというのがあるんですけれども、これは個別に届け出を出さないといけないですよというようなダイレクトメールになります。それに関しては、ほぼ100%の皆さんが現況届けを出していただけるというような状況があるので、しっかりと目を通されるものだろうということで、それにひとり親の制度でこういうことがありますというようなことでパンフレットにしたものをお渡しするというようなことをやっているところですので、基本的には情報、これまではホームページ、広報等でやっていたのが、ダイレクトメールで届くようになったかなとは思っています。あとはまた、今総務課のほうで検討されているLINEというようなことがありますので、そこら辺を活用して、本当にすぐに、タイムリーにでも発信できるような情報発信ができればと思っています。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 今ちょっと聞いて、現況届けの際に、また封筒にその情報などを入れて配布しているところですか。まさしく、それだとそうですね、一人一人に手渡っていくので、この数年で大分工夫されているなという気がしました。引き続きお願いします。 (2)に移りたいと思います。これは火災や有事とあるんですが、ちょっと言葉がそぐわないので、これを災害に訂正お願いしたいですね。(2)災害に備え、宿泊施設との避難協定をということで、先ほどの午前中の一般質問喜屋武議員からもありましたが、沖縄は台風が多いと。その辺、避難施設の見直しというのは本当に必要かなと思うんですが、そこで①宿泊施設との避難協定は必要だと思うが、本町の見解は。お願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  それではただいまの舩谷議員の御質問にお答えいたします。災害の備えとして、宿泊施設との避難協定は有効だと考えております。避難協定は、宿泊施設の利用のみではなくて、避難者の管理、名簿管理、施設連絡責任者の設置、避難生活者のサポートなどの協定となるため、主に大型宿泊施設を想定しております。現時点で町内の宿泊施設が協定先としての機能と役割を果たせるかについては不明なところもありますので、慎重に精査してまいりたいと考えております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 続いて②に移りたいと思います。宿泊施設といっても何種類かに分かれます。その中で町内には何種類の宿泊施設があって、また全部含めて何か所の宿泊施設があるか、お願いします。 ◎観光商工課長(比嘉義明)  では、ただいまの舩谷議員の②町内に何か所の宿泊施設があるかについてお答えいたします。宿泊施設の種類ですが、沖縄県宿泊施設調査表によりますと、旅館、リゾートホテル、宿泊特化型ホテル、シティーホテル、民宿、ペンション及び貸別荘、ゲストハウス、ウイークリーマンション、団体経営施設、ユースホステルの10種類に分かれております。令和元年12月時点の調査で、町内にある宿泊施設は宿泊特化型ホテル、民宿、ペンション及び貸別荘、ゲストハウスの4種類で合計9か所の宿泊施設がございます。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 なぜこの宿泊施設の種類とか件数に関して質問をしたかといいますと、これまでの災害対策とコロナ禍による災害対策はまたちょっと変化していかないといけないんじゃないかなと思っているんですね。ほかの都道府県、もしくは市町村の市町、調べてみると、例えば与那原町だと観光交流施設があり、そこにもし災害が起きて集団で避難しないといけないとなったときに、コロナ対策がされているか、ソーシャルディスタンスをちゃんと保った上で避難ができるかと。これを調べてみると、やっぱりそういった中ではちょっとそこには避難したくないという方々もやっぱりいらっしゃるということで、そういったときにゲストハウスとか民宿とか、ホテルだったりですね、小部屋があるような避難施設、そういったところと避難協定を結んでいるところが結構出てきていて、なので、今後の避難災害対策として方向性を変えていかなければいけないとは思ったんですね。先ほど課長のおっしゃっていた中で大型施設との避難協定の話をされていたんですが、大型施設だけではなくて、小さなホテルや旅館とかゲストハウスなども、そういったところとも提携しながらやっていければいいんじゃないかなと思うんですが、課長もう一度、その件についてお願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの舩谷議員の再質問にお答えします。災害協定の内容といたしましては、まず町が設置する避難所において、避難者の受入れが困難と判断された場合に宿泊施設等の提供について協力を要請することができる協定の中身となっております。協定の内容としましてはですね、宿泊場所、部屋、それから入浴施設、食事及び食事場所の提供、それから避難者の名簿管理。それから町からの連絡や情報の窓口となる施設連絡責任者の設置、町が避難者を宿泊施設に移送できない場合の避難者の移送協力といった様々な細かい内容もありますので、その辺を現在の町の施設が行えるかどうかも踏まえて精査して、可能であれば行っていきたいというふうに考えております。 ◆舩谷政喜 議員 その条例の見直しはぜひしていただきたいなというふうに思っています。 ③にそのまま移っていくんですが、いつ災害が起こるか分からないから早急に避難の協定をというところで、やっぱり起こってからでは慌ててしまうはずなんですね。例えば別の市町村、これは結構あちこちあるんですが、その中の人口が近いところをちょっと調べてみたんですね。和歌山県の、あれは那智勝浦町とあってですね、2万人弱の人口なんですが、そこでは避難協定が既に結ばれていて、例えばそういった災害避難指示が発令されたときに、町民がどこを選択するかというのはもう既に自由になっていて、例えばすぐ宿泊施設に自分から連絡するそうなんですね。そこに空きがあればそこに入ると。個人じゃなくて、やっぱり周りに人がいないと不安だという方々は、そういったもともと設置されている体育館だったり、そういったところに行くと、自由にされているそうなんですね。なので、この辺も含めてちょっと周りを見ながら条例をつくっていってもらいたいと思います。じゃあ、これについて課長、答弁お願いします。 ◎生活環境安全課長(大城哲)  ただいまの舩谷議員の再質問にお答えいたします。当初、我々が考えておりましたのは、避難者の受入体制が整っている大型宿泊施設、そちらのほうが建設された際には積極的に避難協定の締結を進めてまいりたいというふうに考えておりましたけれども、現在、町の施設においてどれぐらい、先ほどのお話しした対応が可能なのか。また災害時の感染症対策等もありますので、その辺の取組がしっかり行えるというところであれば、契約の締結に前向きに検討してまいりたいと思います。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 与那原町の重要施策の中にも大型MICE施設が入っていますので、その辺のもし、何かあったときの災害対策のために早めに条例をつくっていただきたいなと思います。 (3)野球場、サッカー場、テニス場の確保ということで、なぜその3つのコートかサッカー場、テニスコート、野球場かといいますと、これはまた質問していきながら確認していきたいと思いますので、①与原公園の整備計画の中に野球場がある。野球場建設は進むか。そしてその事業計画はあるのかということでお願いします。 ◎まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは(3)について御答弁申し上げます。与原公園拡大事業につきましては、地権者や地域への説明会を実施し、現在は一部地権者への同意を得るため代替地を探している状態であります。この地権者の同意が得られますと、令和4年度より事業実施となる予定となっております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 それでは進めるということで、②暫定、東浜野球場(学校用地)を今後再開発の予定だが、サッカー場建設と現在あるソフトテニス場は、これはなくしてはならない。サッカー場はもともとあるわけじゃなくて、そこにサッカー場建設をしてほしいということですね、これは。あとソフトテニス場はなくしてはならない。本町の見解を問いたいと思います。 ◎企画政策課長(山城司)  それでは舩谷政喜議員の御質問に御答弁申し上げます。現在、先導的官民連携支援事業を活用しまして、町内の公用地の土地利用を検討しており、その中で東浜野球場の用地についても、その活用方法について検討をしております。現在、希望する企業からのヒアリング等によりまして、様々な意見をいただいております。このような意見をとりまとめて、今年度は報告書としてとりまとめる予定となっております。今後は、今回の業務結果を参考に当該用地の活用方法について、検討していきたいと考えております。また当該用地の活用につきましては、当初学校用地であったことを踏まえまして、周辺住民との十分な議論が必要になると考えておりまして、その中で最終的な土地利用の方策について検討していくこととしております。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ただいまの舩谷議員の御質問にお答えいたします。教育委員会といたしましては、東浜野球場及びソフトテニス場は、現在与那原町にとってスポーツ振興に欠かせない施設となっていることから、今後もそのままスポーツ施設として使用させていただけるよう要請していきたいと考えております。ただし、土地開発公社所有の土地であることから、今後、本町発展のために欠かせない開発が行われることになれば、返却しなければならないということも想定をし、これに代わる施設の設置についても併せて検討していきたいと考えております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 今、そうですね、課長の答弁の中では、やっぱりもともとある野球場とソフトテニス場というのはもともとあるのでそれはなくしてはいけないということは分かります。やっぱり与那原町で、競技人口も増えてきて、サッカー人口も増えてくる中でですね、③の質問に移りたいと思いますが、南部地区サッカー協会の中で、これは協会はなくてもいいです。南部地区の中でサッカー場がないのは与那原町だけ。持ち回りで本町が主管となる大会が開けない。これは先ほど与原公園の開発は進むというふうに言っていたので大丈夫だと思うんですが、野球場もなくなれば同じことが言えるが、本町の見解をお願いします。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ただいまの舩谷政喜議員の御質問にお答えいたします。教育委員会といたしましては、様々なスポーツのできる環境を整えていくことは、スポーツ振興を図る上で重要なことであると考えております。現在、正式なサッカー場がないためスポーツ少年団であれば、与那原東小学校のグラウンドや東浜野球場の芝生のある外野のほうで練習を行っております。また東浜野球場のほうではフットサルの大会なども実際は行っているところでございます。一般の方につきましては、与那原中学校のグラウンドを利用して練習を行っていただいております。地区大会が開催可能な施設の整備をすることももちろん重要なことではありますが、今ある施設を有効活用し、スポーツ少年団をはじめ、町民の皆様が日頃から練習等ができる環境を整えていくことも必要であると教育委員会としては考えております。以上でございます。 ◆舩谷政喜 議員 第5次総合計画の中で、町民の評価の欄があって、そこをちょっと見てみると、スポーツレクリエーションが盛んな町というところでは5%しかなかったんですね。だからそういうものを参考にしながら、そこを少しずつパーセンテージを上げていくことが住みよいまちづくりにつながっていくのかなというふうに思えるんですね。あともう一つ、基本目標の中に、心と体を育むスポーツ環境づくりのため、スポーツレクリエーションの充実、そしてスポーツ施設の活用充実とあるんですが、心と体を育むスポーツ環境づくりのためとあるんですね。この心と体を育むというのはどういうことを指しているのか、その辺をお願いします。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  ただいまの御質問にお答えいたします。まさに文字通りでございますけれども、心身共に健全な子どもたちを育成するということでございます。心というのはいろんな表現の仕方もあるかと思いますけれども、思いやりのある、また感謝のできる、ほかにもたくさんあると思いますけれども、そういった形の心のある子ども。体については、スポーツを通して健康体で、健康な体づくりをしていくということだと思っております。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 まさしく今課長がおっしゃったようなことだと思っております。これは例えば多目的広場があったとして、そこで普通にサッカーしていいよ、野球で遊んでいいよと言ったとして、育まれるかというと、恐らくそういうことではないと思うんですね。もちろん多目的も必要、そこにはやっぱり指導者がいて、そこにスポーツを通した教育をすることによってそういった心と身体が磨かれていくと思っているんですね。なので、もちろん野球場、ソフトテニス場はあるんですが、そこではもう今、スポーツ人口がサッカーをしている子どもたち、結構増えてきているんですね。そういう中でサッカー場がないというものはいかがなものかなと。子供たちからすると、与那原町で大会が開けないと。そういう中ではぜひ、サッカー場建設をしてほしいなとは思っているんですね。先ほど山城課長がおっしゃっていましたPPP、PFIの導入調査内容ですね。それに関してもただ調査をするだけでなくて、この調査内容の3か所の部分、これを例えばサッカー場建設をするとしても、連携を図った、やっぱり赤字運営では成り立たないと思うので、連携を図った内容の土地利用をしていかなければいけないんじゃないかなと思うんですが、その件に関して、まずはサッカー場建設は必要であるかどうかと、連携を図った土地利用ですね、その2点をお願いします。 ◎生涯学習振興課長(新垣政孝)  舩谷政喜議員のただいまの御質問にお答えいたします。サッカー場建設につきましては、教育委員会としてはサッカー人口もかなり増えてきております。スポーツ少年団しかり一般のチームもしかりでございますので、可能な限り建設があったほうがよろしいと思っておりますので、今後も引き続き要請を、町長部局に要請をしていきたいと思っております。以上でございます。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいま舩谷議員からありました件に関しまして、今現在、事業を進めて検討している段階です。様々な企業からいろんな意見をいただいております。その中でスポーツ施設との複合施設ということも視野に入れながら、今後検討してまいりたいと思います。 ◆舩谷政喜 議員 私はただ、サッカー協会でもありますし、その意見を述べているわけではなくて、東海岸を見渡したまちづくりの中で、西と東の色分けをしていくには同じようなサンセットという、ここには場所はなくて、だからスポーツツーリズムや、その他学問だったり、そういった方面でのまちづくりが必要じゃないかということで言っているわけですね。その東海岸の活性化という意味で、その辺どういうまちづくりが理想か、その辺もお願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  舩谷議員の再質問に御答弁申し上げます。現在、次期沖縄振興に向けて、沖縄県、国との協議が始まっております。その中で首長の意見交換ということで、町長のほうからも東海岸地域の活性化については意見を出していただいているところです。その中では、まず大型MICE施設を核としました東海岸の活性化、またスポーツツーリズムですね、与那原町でいえばスーパーヨットにおける環境の整備と、東海岸全体に効果が出るような意見を述べさせていただいておりますので、引き続き東海岸地域の活性化、ひいては沖縄県の振興につながるような意見を要望してまいりたいと思います。 ◆舩谷政喜 議員 去年、国際サッカー大会、少年サッカー大会というのを与那原町サッカー協会主催で行っていて、これは国際サッカー試合として認定された試合なんですね。与那原町サッカー協会が主体でやったんですが、会場は西原だったんですよ。そういうことも踏まえてですね、スポーツツーリズムが自走していけるように、今みんな頑張っているところでありますので、ぜひその辺もですね。あと先ほどスーパーヨットの構想があると。そうなったときには一企業が調査している町有地に入るのではなくて、そういったときの受入れのための宿泊施設とかですね、そういった3つの町有地が連携を図ったような、採算が合うような連携が取れた町有地、それが望ましいと思うんですが、もう一度、その辺お願いします。 ◎企画政策課長(山城司)  ただいまの舩谷議員の御質問に御答弁申し上げます。様々な御意見をいただいておりますので、そういったものを踏まえながら、今後、土地活用については引き続き検討していきたいと思います。 ◆舩谷政喜 議員 最後に町長からも、その件についてお願いしたいと思いますが。 ◎政策調整監(前城充)  ただいま舩谷議員から質問がございました、東浜を中心とした町全体のスポーツ振興、それとまた与那原の特性でありますサンライズ、陽が昇る地域というところもありますので、そういう新しいスポーツもあわせ持ちまして、住んでいる住民が、あるいは来た方々が、ここで楽しく過ごせるように、施設になるように検討してまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。以上です。 ◎町長(照屋勉)  舩谷議員の御質問にお答えしたいと思います。今舩谷議員からあった趣旨も踏まえて、これからまさにサンライズ、北中城の首長も変わりました。西原の首長も変わりました。新たに4名で、またサンライズ推進協議会の中でしっかりと議論をしてまいりたいと思います。以上です。 ◆舩谷政喜 議員 そうですね、もう一度だけ確認したいんですが、そこにスポーツ、東海岸活性化のための宿泊施設、サッカー場がある、要はスポーツツーリズムを含めたまちづくりを与那原町が発信できるように。沖縄全県の中でサッカー場と宿泊施設が隣接したところというのはないんですね。与那原町は、この3か所は本当に隣接した調査をしている町有地があるので、全体的なものもそうですが、そこでそれが適合しているかどうかについて、もう一度町長お願いします。 ◎町長(照屋勉)  再質問にお答えしたいと思います。個別、具体的な施設、これはスポーツ施設も含め、ホテル、それからもっと言いますと、歴史と文化を生かしたというような、観光の視点も踏まえつつ、これからどこにどのようなものというのは議論されていくんだろうというふうに思います。 ◆舩谷政喜 議員 そうですね、やっぱり西海岸地域と区別していくには、そういった歴史、文化的なことも、そして含めてですね、スポーツももちろんそうですし、それはさっき私が言ったような基本構想の中でうたわれている、与那原の最も低い評価の部分ですね、その底上げも含めてぜひお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(識名盛紀)  以上で舩谷政喜議員の一般質問を終わります。 暫時休憩します。                                     午後2時13分 休憩                                     午後2時15分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 次に松長康二議員の一般質問を許します。                 〔松長康二 議員 質問席に着く〕 ◆松長康二 議員 執行部の皆様こんにちは。今年最後の一般質問ですね。9月にちょっと発熱してしまって、一般質問ができなかったんですけれども、その中から3つ、で新たに3つの、今回6つの質問を出させていただいています。そこで議長にお願いなんですけれども、9月一般質問していないので20分足していいですかね。駄目ということなので、冗談はさておいて、早速一般質問に入りたいと思います。 まず(1)運玉開発についてです。①現在の進捗状況を問う。②今後の財政的な部分を考えると、事業化は実現なのかという部分の答弁をいただきたいと思います。先ほど舩谷議員がサッカー場とか宿泊施設と一体化の件もおっしゃっていましたけれども、そこを開発することにより、変な話10年後になるかもしれませんけれども、そういったものも可能性も出てくるのかなと。ただ、それに関しては運玉森開発とか、実現性が今どういう状況になっているのか。どう進めていけるのかというのをまず答弁いただきたいと思います。
    まちづくり課長饒平名幹貴)  それでは松長康二議員の運玉開発について御答弁申し上げます。まず、与原土地区画整理事業の進捗状況としましては、準備会、役員での勉強会を数回実施しており、今後は土地区画整理事業の事業認可に向けての事業計画を作成していくということになっております。続きまして、事業化につきましては、事業計画を作成する段階で地権者皆さんの同意が得られるということになれば、事業化は実現可能だというふうに考えております。また、財政的な部分というところでいいますと、与原土地区画整理事業につきましては、組合施行での土地区画整理事業という位置づけでありますので、基本的には町での財政負担はないというふうに考えております。ただ、今後、準備会で作成する事業計画の中で、道路などのインフラ整備について、組合と協議を交わしていきながら、町にて補助事業などの導入をするというふうな可能性はあるのかなというふうに考えております。以上です。 ◆松長康二 議員 これは本当に、もしかしたら自分たちが、今43ですけれども、50、60歳になったときとか、今の東浜と一緒ですよね。来年、再来年どうこうじゃなくて、その先を見通した中での構想ですね、もしかしたら今いる皆さんも役場を退職されているかもしれませんが、やはり後世につながるような形で、ぜひ事業化を進めていきたいと本員も思っていますので、行政のほうも一緒になってやっていけたらと思っております。 それでは(2)一括交付金について。①現在、一括交付金を活用して実施している事業の中で、交付金終了後に縮小もしくは継続不可能な事業を各課に伺うということでしたが、これも午前中の德田議員の一般質問の中で財政課長が答弁していたんですけれども、今からがちょっと検討する部分ですね、事業縮小とか。継続的な部分のほうもあるんですけれども、ちょっと再度、とりあえず伺いたいと思います。 ◎企画政策課長(山城司)  それでは松長康二議員の御質問に御答弁申し上げます。本年度実施している事業のうち、ハード事業につきましては一括交付金事業期間内に終了する予定となっております。そのほかの、主にソフト事業につきましては、仮に一括交付金による補助がなくなった場合には現状のまま継続することは難しいと考えており、終了もしくは縮小することがあると想定としては考えております。そのため、令和4年度以降についての一括交付金事業以外による財源確保も含め、検討しているところでございます。 ◆松長康二 議員 企画政策課のほうから資料として令和2年度の、今本町がやっている一括交付金、ソフト、ハードを含め資料をちょっといただいてはいるんですけれども、もう何年前からですかね、三、四年前から学校教育課にずっと確認している中で、きめ細やかな児童生徒支援事業とか、そういった部分、変な話、予算的にいくと7,200万円、今使っている状況の中ですね、そういった事業は本当はできるだけ継続させていただきたい。ただ一括交付金の特性として、やっぱり観光に資するとか、補助事業がないものとかというので使用が認められている部分が多いので、だからその補助がなくなったことにより、縮小になる可能性のほうがかなり高いと見てはいるんですけれども、その財源の部分ですよね、本当に。ただ、このコロナの中で今後本当に厳しくなっていく中、必ずしもきめ細やかな児童生徒のだけじゃないんですけど、もし縮小に当たる部分の中を、これをどうにか現状で継続できる部分、すみません、これ今本員も案は正直ないです。だからそこら辺、学校教育課長を含め、町長がどういうお考えをしているのか、答弁いただきたいと思います。 ◎学校教育課長(新里健)  議員の皆様こんにちは。ただいま松長康二議員の再質問に答弁いたします。令和2年度の沖縄振興交付金事業の計画の中でのきめ細やかな児童生徒支援事業につきましては7,200万円余り、かなり交付金事業の中でも特に配慮していただいている金額だというふうに感じております。また、特に学校におきましては、特別支援学級ですね、交付金事業が始まる前の平成23年と比較しまして、クラスで約6倍から7倍になっているということの現状がございます。児童生徒によっては、教室を飛び出してしまう子もいるということで、どうにか最低限安全確保等はこれからも継続して行っていきたいというふうに考えております。まず、前提としましては、一括交付金がなくなるという前提で、今年度から徐々に徐々に特別支援教育支援員や学習支援員を減らしているところでございます。令和4年度以降も一括交付金がなくなるということを見越して、今後財源はどうしようかということで検討をさせていただいているところでございます。次年度に関しましては、少しでも財源を確保するために、電力等の見直しだったり、ガスの入札等を含めて財源確保の検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ◎町長(照屋勉)  松長議員の御質問にお答えしたいと思います。この学校教育におけるきめ細やかな、7,000万円以上のソフト事業、今担当課長からもございましたが、非常に成果も上げているというふうに理解をしています。そしてなおかつ、現場からもその数も含めて、ぜひ学習支援員などを継続してほしいというような声もあります。ただ、四、五年前から現場のほうには徐々に減っていきますよと、一括交付金がなくなった場合には、減らされざるを得ないというお話もしていますので、現場でもそれなりの対策も少しずつやっていることというふうに推察はしております。ただ、一括交付金がなくなったからといって、これを全くゼロにするというわけには今のところいかないのではないかというような気持ちを持っておりますが、それにしても令和4年度以降、一括交付金に代わるものが出てくるのか。あるいはまたそれに代わるようなもの、何かの事業ができるのか。あるいはもう減らされざるを得ないというような中で、一般財源でどこまでできるのかどうかも含めて、今後、財源確保の観点からも様々なことをシミュレーションしながら考えていきたいと思っております。以上です。 ◆松長康二 議員 そうですね。次年度までは継続される事業、これが今の福祉課長の岡課長が学校教育課長のときからこの部分については何回も、私は質問しているもので今回質問させていただきました。やはり今後、財源確保という部分、いろんな議員からも今の観光交流施設ですか、役場の駐車場で使っている部分の駐車場の有料化とか、やっぱりそこら辺ももう一度、議会も含め、行政も含め、本当にちょっと真剣に考えていった中で、今後、財政確保という部分を重点に置いていかないといけないかなと思っています。 それでは(3)コミュニティーバスについてですが、現在までの利用状況や問題点を踏まえた中で、今後どのように考えているかという答弁をいただきたいと思います。これも今回の、令和2年度の沖縄振興交付金事業計画の中で載って、実際今、試験運転でやっていただいて、ルートの回り方の変更とかいろいろやりながらデータを取っていると思いますけど、実際やっぱり、今回のコロナ禍という中でちゃんとしたデータは取れていないのかなと、外出自粛とか、そういった部分で、多分今回やっているトヨタモビリティーもそうかもしれませんが、正確なデータはさすがに取れていないかなと。そこが一番懸念される部分なんですよね。ただ、それでもやっぱり事業を継続するか、今は買い物困窮者の方々を中心に福祉とかをやっていますけれども、それをまた変な話、広域でバスを通す案もありますし、中城とかみたいに学生も変な話乗れるような部分の案もいろいろ出たはずですけれども、今現状でどのように考えているか答弁いただきたいと思います。 ◎福祉課長(岡剛)  議員の皆様こんにちは。ただいまの松長議員の御質問にお答えをいたします。皆様御承知のとおり、令和元年10月から町内コミュニティーバス実証実験を開始しております。そしてその10月から令和2年11月末現在までですが、乗車カードの申請者数は530名となっております。そしてこの間の延べ利用者数は4,452名、内訳といたしましては、令和元年の10月から令和2年の5月までが2,040名、令和2年6月から令和2年11月までが2,412名となっております。この数字の分け方ですけれども、当初、令和元年の10月から開始したときには町内全体を一周するというようなコースでありました。それの右回り、左回り路線ということでやっておりましたが、今年の6月からコースを変更し、与那原小学校区、与那原東小学校区に分けて周遊すると、そして乗り換えのポイントを2つつくって乗り換えも可能なようにしたというようなことになっております。問題点のところですが、それがコースを変更した理由となってございますが、旧コース、当初のコースは1周当たりが2時間15分かかるということで、非常に時間がかかりすぎるということが課題としてありました。そこで与那原小学校区、東小学校区と両方に分けてですね、かつ与那原町役場と東浜のかねひでのところで乗り換え駅を設けるということですね、利便性を高め、1日1台当たりが3周していたところを、現在6周回れるようにということで改善を図っているところであります。そこで今後ですけれども、当初、町内バス実証実験は今年度の3月までの予定でございました。ただ、議員御指摘のとおり、今年度はコロナの感染防止対策として、運行休止をせざるを得ないという期間が長期間にわたってございましたので、福祉課としては十分な検証ができていない状況にあるというふうに考えております。そのため、沖縄県にも相談した上で、現在、実証実験を令和4年の3月まで延長したいということで申入れをしているところであります。それは企画政策課のほうにも一括交付金の活用をということで申請をしているところであります。引き続き、現コースでの運行を行い、令和3年の7月から8月頃にはその利用者のアンケート等を行って、その結果、または利用者数などに基づいて町内バスの必要性について検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。 ◆松長康二 議員 この事業でもさすがに約1,000万円近く一括交付金を活用して、試験的ではありますけれども、これも今後につなげるためにやっている部分なものでですね、さすがにやっぱり継続性を持たせたいなという部分、今課長が答弁したように、私も延長を申請したほうがいいんじゃないかという話をするところだったんですけれども、今申請しているということで安心しました。ただ、利用の部分は見直しが出てくるかもしれませんし、運休期間もあったもので、あと1年延長してもいいのかなという思いもありますけれども、それはまた今後、いろいろ確認していきたいと思います。 (4)幼児教育無償化について。①現在本町での3歳から5歳までの利用状況はということで答弁をいただきたいと思います。②本町が負担する4分の1を社会保障財源交付金で補えているのか、持ち出し分はないのかという質問です。ちゃんと始まったのは4月からですか、去年の10月から4月までは国が全部負担して行うということで、4月から本格的に、国が2分の1、県と市町村が4分の1ずつを負担してやっていますけれども、その中で実際増えているのかどうかという確認も取りたいですし、どういう状況になっているのかという部分ですね。あとやっぱり財源の部分は、国が10月からやるときに、本町の持ち出し分はということで、財政課長が社会保険財源交付金で幾らでしたか、年間6,000万円ぐらいでしたか、交付金で入ってくるということで、それを一応充てますから持ち出し分はないですという答弁をいただいているもので、ただやっぱり交付金は必ずしも全部そこに充てなくてもいい交付金でもありますけど、多分充てられているかなと思いますが、そこら辺もちょっと確認しておこうかなということで答弁いただきたいと思います。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  ただいまの松長議員の①の御質問に答弁申し上げたいと思います。まず現在の本町での3歳から5歳までの利用状況ですが、要するに保育園、幼稚園、あるいは認可外を利用している子供たちの状況ですが、12月1日現在で、3歳で269名中260名、約97%ですね。4歳で273名中271名、99%。5歳で242名中全ての児童が何らかの施設を利用しているという状況になっています。以上です。 ◎財政課長(仲里武徳)  ただいまの松長議員の御質問に答弁いたします。以前、令和元年度の第2回定例会であったかと思います。一般質問の中で無償化に対して町の持ち出し分がどうなるかというところで、当時、私の答弁として、4分の1、6,000万円程度の負担が出ますよと。ただし、その分に関しては社会保障財源交付金で補えるというふうに答弁しております。実際に無償化の開始というのが令和元年度の10月から始まっていますが、当時は地方特例交付金の子ども・子育て支援臨時交付金にて補填されています。実際に令和2年度以降、町の持ち出し分ということで4分の1負担があるわけですが、それに関しては社会保障財源交付金と普通交付税の措置があるということで、実際に負担はないと、補えているというふうに考えております。具体的に申しますと、支出の部分としては法人保育園の保育料が収入のほうで減になっています。施設等利用給付費のほうで支出が増、副食費免除のほうでも支出が増、公立保育所、幼稚園保育料のほうでも収入が減となっておりますので、合わせて7,820万円ほどは町負担ということになっております。ただし、社会保障財源交付金のほうが歳入の増で5,900万円、また普通交付税の需要額のほうになるんですが、6,000万円の増額になっていまして、合わせて1億1,900万円の増となっております。もちろん、先ほど松長議員がおっしゃたように、社会保障財源交付金については全てが無償化のほうに充当されるということではありませんので、実際計算しても、交付税の措置分を除いた残り1,820万円、これについて社会保障財源交付金から充当しているという内容となっております。以上です。 ◆松長康二 議員 すみません、これ9月に本当は質問を出していたんですけれども、今回しか聞けなくて、ちょっと安心はしました。あと子育て支援課長、3歳児が269名中260名、4歳児が273名中271名と、5歳児は100%になっていますので、もし分かるのであれば、3歳児は9名、4歳児で約2名、変な話幼児教育無償化を利用していない、利用していないというか自宅で見ているのか分かりませんけれども、そこら辺の理由、もし答弁できるのであればいただきたいと思います。 ◎子育て支援課長(伊集京美)  松長議員の再質問にお答えしたいと思います。本町としましても、3歳からの無償化というのは、3歳以上の子供たちの幼児教育・保育を保障してあげる制度だというふうに思っていますので、全ての子供たちに利用していただきたいというふうな思いであります。今回、この質問を受けて、実際利用しているかどうかということを調べたところ、やはり9名の子が利用されていないと。今その名簿をちょっと作成中で、その中で見ていると、こちらのほうで把握できない、これも無償化の対象ではあるんですけれども、障がい児施設を利用されたりとか、全く利用されていない子も中にはいます。そういったことを含めるとどのぐらいなのかという数字は、今すぐには出せないんですけれども、さっと見た感じでは障がい児施設を利用されていて、そういう幼稚園、保育所、認可外保育所の利用はないというような状況が見えています。また具体的な数字が出たら御報告したいと思います。以上です。 ◆松長康二 議員 了解しました。 じゃあそれではですね、(5)行政サービスについてですが、①以前提案した休日窓口相談を町長はどうお考えか。②過去に確定申告を日曜日に実施してもらったが、そのときの状況を踏まえ、今回実施する考えはないかという質問ですが、これは執行部の皆様に、まずおわびを申し上げます。課長にいろいろ聞いてみたら、実施している部分もあると。すみません、ちょっと本員の認識不足だったんですけれども、確定申告も去年も実施したというお話をいただいております。これは本当にこちらから提案して、ちょっと知らなかった部分、大変申し訳ございません。ただ、今やっている休日窓口相談とかですか、変な話、確定申告も去年やった部分の中で、すみません、ちょっと教えていただきたいんですが、月何回程度やっているのか。年間何回程度やっているのかとかですね、どういった相談窓口をやっているのかという部分を答弁いただきたいと思います。あとできれば、利用人数とかですか、もし把握しているのであれば、これはすみません、通告の質問に直接記載していないので、もし資料がない部分は資料がないという形での答弁で全然構いませんので、申し訳ございませんが、よろしくお願いします。 ◎総務課長(上原謙)  それでは松長議員の5点目ですね、行政サービスについてということで、休日の窓口相談につきましては、今現在、健康保険課のほうで特定健診結果の説明会と相談を受けております。これは日曜日開催ということで、すみません、人数については総務のほうで把握しておりません。子育て支援課のほうでは児童扶養手当の現況届、特別児童扶養手当の所得状況の届出がある際に、休日に窓口受付を行っておりますということで報告を受けております。また住民課のほうでは、現在ですね、マイナンバーカードのカード交付につきまして、夜間と休日窓口を開設しております。ほかにも細かい部分で要望に応じて、各課のほうでは時間外の窓口相談を受け付けているということで報告を受けております。また行政サービスの窓口相談について、今後の展開なんですけれども、これについては昨日と今日ですね、デジタル行政の部分でお話ししたんですが、今後は新型コロナウイルス感染症が拡大したというところで、新しい生活様式に変化しているということで、行政のほうも新しい行政デジタルのほうに移行していくということで、今後は役場に来なくても相談業務ができるような形で、例えばLINEで相談業務を受けたりとか、そういった形に、発展系ではですね、そういったものも考えられるのかなと思っております。また、今後はデジタル、昨日も出たんですが、弱者といわれる高齢者の方々については手厚く今後も窓口相談業務は引き続き行っていきたいと考えております。以上です。 ◎税務課長(上原宏章)  それでは松長議員の質問にお答えします。平成30年から申告、日曜日の受付をやっております。期間中1回を実施して今年度、令和2年度までやっていて、大体平均で150件ほどの申告にいらっしゃる方がいます。ですので、日曜日、休日に実施するというのは、やはり平日に来られない方のために来やすい環境ができるのかなというふうに思っていますので、今後もまた継続していきたいと思います。 ◆松長康二 議員 ありがとうございます。町長も役場の住民サービスの向上ということで、選挙公約の中で本当に取組感謝申し上げます。今回もコロナの中で確定申告とかは密にならない状況をつくりながらやると思いますが、ただすみません、やっぱり先ほど本員も言ったように、周知の部分がもうちょっと広げられないかなという部分ですね。総務課長がおっしゃたように、今後はデジタルの中で、LINEとかでも宣伝できるかもしれませんが、今、東浜、与那古浜の向かいにある電光掲示板もありますし、やはりそこら辺でもそういったことを一応やっていますという部分を、もうちょっとアピールできないものかなというのをちょっと要請してこの質問は終わりたいと思います。 あと(6)令和3年度予算編成についてですが、①基本的な考えは。また重点政策は何か。②コロナウイルス等の影響もあると思うが、今後、町財政は大変厳しくなることが想定される。どの予算から減額していくお考えか。という質問です。今の時期からちょうど各課、新年度予算、いろんな事業を含め予算を上げている中で今後話していくはずなんですが、今回も財政調整基金を取り崩しながらの運営になっている本町ではありますが、次年度の部分も、今回コロナが一番影響してくるのかなという部分があります。ただ、やはり予算は限られていますし、本町の中でも約半分ぐらいは福祉関係に予算も使われている中、やはり削減しないといけない部分もあると思います。我々も3月に執行部側から出てきた事業を精査する部分の中で、今、現状どういうお考えを持っているか答弁いただきたいと思います。 ◎財政課長(仲里武徳)  ただいまの松長議員の(6)令和3年度予算編成について、①、②、合わせて答弁いたします。基本的な考えは、また重点政策は何かということですが、財政運営における基本的な考え方は、通年予算において収支の均衡を図ることにあります。令和3年度、当初予算編成説明会においても最小の経費で、最大の効果を基本理念とし、各課が事業の取捨選択、または経営感覚を持って事業の再構築をするよう求めています。さらに新規事業については、スクラップ・アンド・ビルド、新たな事業をする場合には既存の事業の廃止も含めて検討するということですね。あとまた、ペイ・アズ・ユー・ゴーですね、新たな事業を展開する際に新たな財源も併せて提案するといった内容の原則に基づいて、所要の財源の確保を図ることとしています。重点政策についてですが、子育て分野、福祉分野、教育分野など、多岐にわたる分野全てが重要であるというふうに考えています。現在、令和3年度当初予算のヒアリングの最中であり、収支の均衡を図りつつも、また財源手当がどのようにできるか、熟考を重ねているのが現状です。 ②についてですが、コロナウイルス等の影響もあると思うが、今後、町財政は大変厳しくなることが想定されると。どの予算から減額していくかということでありますが、議員のおっしゃるとおり、コロナウイルス等の影響は歳入の減少など、何かしら影響はあるというふうに想定されます。ただし、令和3年度当初予算ヒアリングを行っている最中ですので、編成中ということから具体的にどの予算から減額をという考え方は持ち合わせていません。一時的、臨時的であれば基金の取り崩しとか、そういったものは検討はできるんですけれども、長期的、経常的な事業については、やはり先ほど言ったように年間、通年予算での収支の均衡、そういった観点からも事業の縮小、または廃止も検討しなくてはいけないというふうに考えてはいます。以上です。 ◆松長康二 議員 そうですね、今、財政課長が答弁された部分、本員がよく言う課長の言葉は町長の言葉だよという、その答弁はそういう感じで受け取りますということなので、今の言葉を町長の考えとして受け止めようとは思っていますけれども、やはりこの部分についてはですね、町長本人からのお言葉もいただきたいもので、大変申し訳ありませんが、答弁のほうをいただきたいと思います。 ◎町長(照屋勉)  松長議員の再質問にお答えしたいと思います。基本的な予算編成の考え方につきましては、今財政課長からあったとおりでございます。そしてその中でもやはり最終的に私の考え、政策等も当然加味しながら、最終的に予算は決定していくわけでございますので、今のコロナ禍にあっての状況をどのように考えるか。それから今後の一括交付金等々を考えたときに、どういう予算編成を組むか、私も十分熟慮を重ねながらですね、少しでも住民生活に支障のないように予算編成をしてまいりたいと思います。以上です。 ◆松長康二 議員 了解しました。必ずしも財源部分、何も執行部側に議会もああだこうだと投げるだけじゃなくて、やはり議会側も議会側で考えないといけない部分もあります。変な話ですね、議員定数の削減とか今後、やはりそこら辺も考えないといけない部分かなと本員は一応思っております。ただ、今すぐどうこうできるのかと言われると、多分、反対多数が負けるのかなと。そういった部分も執行部側だけじゃなく、議会側もいろいろ精査しながら、やはり無駄な部分を省いて、また生み出せる収入とかですので、そういった部分をつくっていかないといけないのかなと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。 残り3分ですね、もう一般質問は終わるんですが、12月、今年最後の一般質問ということで、いつもであれば定例会が終わって、執行部の皆様との懇親会の中で、いろいろ今年もお世話になりましたとか言いながらやっているんですが、今回はさすがにコロナ禍の中なのでそれも行えないものでですね、あえてこの場を使わせていただきますけれども、本当に今年もお世話になりました。また来年、議会、執行部両方とも、古堅前町長もよく言っていた、議長も言うんですけど、タイヤに例えてよく言われますけれども、ぜひとも今後もよろしくお願いします。また来年、新しい年を、よい年を迎えられるように、皆さんで祈願して私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(識名盛紀)  以上で松長康二議員の一般質問を終わります。 以上で全ての一般質問を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。                                     午後2時55分 休憩                                     午後2時59分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 △日程第2.陳情第7号・日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書の提出を求める陳情及び日程第3.陳情第8号・令和3年度福祉施策及び予算の充実について一括して議題とします。  各陳情に関し委員長の報告を求めます。   ─────────────────────────────────────────                                       与議総財委第45号                                       令和2年12月8日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿                                    総務財政常任委員会                                      委員長 舩 谷 政 喜                 陳 情 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので会議規則第77条の規定により報告します。                       記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件の番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃陳情第7号  │日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批│  採  択  ┃  ┃       │准することを求める意見書の提出を求める陳情     │       ┃  ┃       │                          │       ┃  ┃陳情第8号  │令和3年度福祉施策及び予算の充実について      │  採  択  ┃  ┃       │                          │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛   ───────────────────────────────────────── ◎総務財政常任委員会委員長(舩谷政喜)  ただいま議題となりました陳情第7号、8号の陳情2件は、12月7日に本委員会に付託され、同日慎重に審査した結果、お手元に配付いたしました陳情審査報告書のとおり、採択すべきものと決定いたしました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。                 〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。                 〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第7号・日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書の提出を求める陳情及び陳情第8号・令和3年度福祉施策及び予算の充実についての2件を採決します。 お諮りします。陳情2件に対する委員長の報告は採択です。各陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって陳情2件は、採択することに決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  暫時休憩します。                                     午後2時58分 休憩                                     午後3時00分 再開 ○議長(識名盛紀)  再開します。 △日程第4.陳情第9号・令和3年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願いを議題とします。  この陳情に関し委員長の報告を求めます。   ─────────────────────────────────────────                                       与議建文委第19号                                       令和2年12月9日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿                                    建設文教常任委員会                                      委員長 我 謝 孟 範                 陳 情 審 査 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第77条の規定により報告します。                       記  ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓  ┃ 事件の番号 │          件     名          │ 審査の結果 ┃  ┠───────┼──────────────────────────┼───────┨  ┃陳情第9号  │令和3年度理科教育設備整備費等補助金予算計上について│  採  択  ┃  ┃       │のお願い                      │       ┃  ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛   ───────────────────────────────────────── ◎建設文教常任委員会委員長(我謝孟範)  ただいま議題となりました陳情第9号は、12月7日に建設文教常任委員会で慎重に審査した結果、お手元に配付いたしました陳情審査報告書のとおり、全会一致により採択すべきものと決定しました。以上、報告を終わります。 ○議長(識名盛紀)  これで委員長報告を終わります。 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。                 〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。                 〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第9号・令和3年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願いを採決します。 お諮りします。陳情第9号に対する委員長の報告は採択です。陳情第9号は、委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって陳情第9号は、採択することに決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀) △日程第5.委員会提出議案第6号・日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書を議題とします。  提案理由の説明を求めます。   ─────────────────────────────────────────委員会提出議案第6号     日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書 上記の議案を、別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第3項の規定により提出いたします。令和2年12月11日与那原町議会議長 識 名 盛 紀  殿                                提出者 総務財政常任委員会                                      委員長 舩 谷 政 喜提案理由 核兵器完全廃絶につながる取り組みを関係機関へ求めるため。   ─────────────────────────────────────────     日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書 広島と長崎に原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、国連で歴史的な核兵器禁止条約が採択されました。 条約は、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反するものであると断罪して、これに「悪の烙印」を押しました。核兵器はいまや不道徳であるだけでなく、歴史上初めて明文上も違法なものとなりました。 条約は、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇に至るまで、核兵器に関わるあらゆる活動を禁止し、「抜け穴」を許さないものとなっています。 また条約は、核保有国の条約への参加の道を規定するなど核兵器完全廃絶への枠組みを示しています。同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、被爆国、被害国の国民の切望に応えるものとなっています。 このように、核兵器禁止条約は、被爆者とともに私たち日本国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものです。 2017年9月20日、核兵器禁止条約への調印・批准・参加が開始されて以降、国際政治でも各国でも、前向きな変化が生まれています。条約調印国はアジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、太平洋諸国の86ヶ国。2020年10月、条約発効に必要な条件(50の国と地域の批准)に達しました。 アメリカの「核の傘」に安全保障を委ねている日本政府は、核兵器禁止条約に背を向け続けています。こうした態度をただちに改め、被爆国として核兵器全面禁止のために真剣に努力する証として、次の事項について取り組むよう要望します。1 日本政府はすみやかに核兵器禁止条約に署名すること。2 国会はすみやかに核兵器禁止条約を批准すること。 上記のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                                     令和2年12月11日                                     沖縄県与那原町議会 宛先 内閣総理大臣、外務大臣、衆議院議長、参議院議長   ───────────────────────────────────────── ◎総務財政常任委員会委員長(舩谷政喜)  ただいま議題となりました委員会提出議案第6号について提案理由の説明を申し上げます。本議案は、総務財政常任委員会において陳情が採択されたことに伴い提案に至っております。なお、意見書の内容については、お手元に配付しました文案のとおりであります。 慎重なる御審議の上、御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(識名盛紀)  これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。                 〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。                 〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから委員会提出議案第6号・日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書を採決します。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって本案は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀) △日程第6.決議第4号・閉会中の議員派遣の件を議題とします。    ─────────────────────────────────────────決議第4号                 閉会中の議員派遣の件について 地方自治法第100条第13項及び与那原町議会会議規則第129条の規定に基づき、下記のとおり決定する。  令和2年12月11日                                与那原町議会議長 識 名 盛 紀                       記 次のとおり議員を派遣する。1.議会広報研修(1)派遣場所  自治会館4階会議室(2)派遣期間  令和3年1月29日(金曜日)(3)派遣議員  議会広報常任委員会(4)その他   日時及び会場の変更については、議長の決定による。2.町村議会議員・事務局職員研修会(1)派遣場所  浦添市・てだこホール(2)派遣期間  令和3年2月17日(水曜日)(3)派遣議員  議員全員(4)その他   日時及び会場の変更については、議長の決定による。   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀)  お諮りします。お手元に配付した決議書のとおり議員を派遣したいと思います。御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって決議書のとおり議員を派遣することに決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀) △日程第7.閉会中の継続調査及び審査の件を議題とします。    ─────────────────────────────────────────                                       与議総財委第46号                                       令和2年12月11日与那原町議会議長 識 名 盛 紀 殿                                    総務財政常任委員会                                      委員長 舩 谷 政 喜                閉会中の継続調査・審査申出書 本委員会は、調査及び審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査及び審査を要するものと決定したので、会議規則第75条の規定により申し出します。                       記1.調査事件  (1)行財政改革に関すること(所管事務調査)  (2)介護事業に関すること(所管事務調査)  (3)協働のまちづくりに関すること(所管事務調査)  (4)子育て支援に関すること(所管事務調査)  (5)社会福祉に関する事(所管事務調査)  (6)障害福祉に関する事(所管事務調査)2.審査事件  (1)陳情第25号 若年がん患者の在宅療養支援を求める要請書理  由  この事件は、重要な事件であるので、閉会中もなお調査する必要がある。   ─────────────────────────────────────────                                       与議建文委第20号                                       令和2年12月11日与那原町議会議長  識 名 盛 紀  殿                                    建設文教常任委員会                                      委員長 我 謝 孟 範                閉会中の継続調査及び審査申出書 本委員会は、調査及び審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査及び審査を要するものと決定したので、会議規則第75条の規定により申し出ます。                       記1.調査事件  (1)教育に関すること(所管事務調査)  (2)農業水産に関すること(所管事務調査)  (3)上下水道に関すること(所管事務調査)  (4)文化財に関すること(所管事務調査)  (5)公園整備に関すること(所管事務調査)  (6)環境施設に関すること(所管事務調査)  (7)商工業、観光振興及び臨海部埋め立てに関すること(所管事務調査)2.審査事件  (1)陳情第8号 小規模企業振興を図る条例制定に関する陳情について  (2)陳情第9号 馬天シータウンへの接続道路推進についての要請決議について  (3)陳情第11号 公共工事における町内建設業者の優先使用及び管・電気工事等の分離発注方について(陳情)  (4)議案第27号 陳情書  (5)陳情第10号 県立向陽高校への併設型中高一貫校の設置要請の採択について理  由 この事件は、重要な事件であるので、閉会中もなお調査する必要がある。   ───────────────────────────────────────── ○議長(識名盛紀)  総務財政常任委員会委員長及び建設文教常任委員会委員長から、目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付されていますとおり閉会中の継続調査・審査の申出があります。 お諮りします。両委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査・審査とすることに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(識名盛紀)  異議なしと認めます。したがって両委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査・審査とすることに決定しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ * ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(識名盛紀)  以上で本日の日程は、全部終了しました。 会議を閉じます。 令和2年第4回与那原町議会定例会を閉会します。御苦労さまでした。                                     午後3時10分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                              議     長  識 名 盛 紀                              会議録署名議員  宮 平 正 傳                              会議録署名議員  当 真   聡...