○
議長(
識名盛紀) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
識名盛紀) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから
議案第14号・
平成31年度
与那原町
国民健康保険特別会計予算を採決します。本案に対する
委員長の
報告は
原案可決です。 本案は、
委員長の
報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔
起立全員〕
○
議長(
識名盛紀)
起立全員です。したがって本案は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に
議案第15号・
平成31年度
与那原町
後期高齢者医療特別会計予算を採決します。本案に対する
委員長の
報告は
原案可決です。 本案は、
委員長の
報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔
起立全員〕
○
議長(
識名盛紀)
起立全員です。したがって本案は、
委員長報告のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
議長(
識名盛紀)
△日程第4.
議案第16号・
平成31年度
与那原町
公共下水道事業特別会計予算及び日程第5.
議案第17号・
平成31年度
与那原町
水道事業会計予算を一括して議題とします。 各案について
委員長の
報告を求めます。─────────────────────────────────────────与
議建文委第5-1号
平成31年3月8日
与那原町議会議長 識 名 盛 紀
殿建設文教常任委員会
委員長 我 謝 孟 範委 員 会 審 査 報 告 書 本
委員会に付託の
事件は、
審査の結果、下記のとおり決定したから
会議規則第77条の規定により
報告します。
記 ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓ ┃ 事件の
番号 │ 件 名
│ 審査の結果
┃ ┠───────┼──────────────────────────┼───────
┨ ┃ 議案第16
号 │平成31年度
与那原町
公共下水道事業特別会計予算 │ 原案可決 ┃ ┃ │ │ ┃ ┃ 議案第17
号 │平成31年度
与那原町
水道事業会計予算 │
原案可決 ┃ ┃ │ │ ┃ ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛─────────────────────────────────────────1、
事件の名称
議案第16号
平成31年度
与那原町
公共下水道事業特別会計予算2、
審査の経過 本案については、3月5日に本
委員会へ付託され、3月8日に
上下水道課長及び補佐の出席を求め慎重に
審査を行いました。3、決定の内容
全会一致により、可決すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────1、
事件の名称
議案第17号
平成31年度
与那原町
水道事業会計予算2、
審査の経過 本案については、3月5日に本
委員会へ付託され、3月8日に
上下水道課長及び補佐の出席を求め慎重に
審査を行いました。3、決定の内容
全会一致により、可決すべきものと決定しました。─────────────────────────────────────────
◎
建設文教常任委員会委員長(
我謝孟範) おはようございます。ただいま議題となりました
議案第16号、
議案第17号について
報告を行います。本件については、3月5日に本
委員会に付託され、3月8日に
上下水道課長及び補佐の出席を求め、慎重に
審査を行いました。採決の結果、お手元に配付しました
報告書のとおり、各
案ともに
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上、
報告をいたします。
○
議長(
識名盛紀) これで
委員長の
報告を終わります。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
識名盛紀) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
識名盛紀) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。まず、
議案第16号・
平成31年度
与那原町
公共下水道事業特別会計予算を採決します。本案に対する
委員長の
報告は
原案可決です。 本案は、
委員長の
報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔
起立全員〕
○
議長(
識名盛紀)
起立全員です。したがって本案は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に
議案第17号・
平成31年度
与那原町
水道事業会計予算を採決します。本案に対する
委員長の
報告は
原案可決です。 本案は、
委員長の
報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。〔
起立全員〕
○
議長(
識名盛紀)
起立全員です。したがって本案は、
委員長報告のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
議長(
識名盛紀)
△日程第6.請願第1号・しまくと
ぅばの日条例に関する請願を議題とします。 この請願に関し
委員長の
報告を求めます。─────────────────────────────────────────与議総財委第22号
平成31年3月18日
与那原町議会議長 識 名 盛 紀
殿総務財政常任委員会
委員長 舩 谷 政 喜請 願 審 査 報 告 書 本
委員会に付託の
事件は、
審査の結果、下記のとおり決定したから
会議規則第77条の規定により
報告します。
記 ┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┓ ┃ 事件の
番号 │ 件 名
│ 審査の結果
┃ ┠───────┼──────────────────────────┼───────
┨ ┃ 請願第1号 │しまくと
ぅばの日条例に関する請願 │
趣旨採択 ┃ ┃ │ │ ┃ ┗━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┛─────────────────────────────────────────
◎
総務財政常任委員会委員長(
舩谷政喜) ただいま議題となりました請願第1号は、
平成30年第2回
定例会で本
委員会へ付託され
継続審査となっていたことから、3月14日に慎重に
審査をした結果、お手元に配付いたしました
請願審査報告書のとおり、
全会一致により採択すべきものと決定いたしました。以上、
報告を終わります。
○
議長(
識名盛紀) これで
委員長の
報告を終わります。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。質疑を許します。質疑ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
識名盛紀) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論ありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
識名盛紀) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから請願第1号・しまくと
ぅばの日条例に関する請願を採決します。 お諮りします。請願第1号に対する
委員長の
報告は
趣旨採択です。請願第1号は、
委員長報告のとおり
趣旨採択することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
識名盛紀) 異議なしと認めます。したがって請願第1号は、
委員長報告のとおり
趣旨採択することに決定しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
議長(
識名盛紀) 暫時休憩します。午前10時10分 休憩
午前10時11分 再開
○
議長(
識名盛紀) 再開します。
△日程第7.
一般質問を行います。 まず、
上原晃議員の
一般質問を許します。〔上原 晃
議員 質問席に着く〕
◆
上原晃 議員 おはようございます。きょう朝一番に、優しい
宮平議員から「頑張れ」というメッセージ、メールがありました。すごく気合いが入っています。行きます。私の
情報収集と申しますか、県内での最近の
出来事をはじめ、
世界全国での主な
出来事については毎日の新聞紙上、あるいは
テレビ、
ニュース番組等の中から知ることで参考にして
一般質問で取り上げています。今回もその中から一つ御紹介をいたします。世界にはいろんな分野での活躍している人、スーパースターがたくさんいるかと思いますが、将来の
プロ野球選手を目指している
子どもたちに大きな夢と感動を与えてくれました
イチロー選手が
現役引退を表明しました。
日米通算4,367安打の大
打者イチロー選手の記録と記憶は世界の多くの
野球ファンの心の中に残ることと思います。また、世界には小さな
子どもたちにもすごい
天才キッズがいまして、最近の
テレビ、
ニュースで話題になったのがアメリカの7歳の男の子が100メートル13秒48で激走し、話題になっております。7歳のウサイン・ボルトと言われまして、100メートルのスタートラインではほかの
子どもたちは立ったままのスタートですけれども、この子はクラウチングスタートですね、もう跳ぶように走り、他の走者を置き去りにする、
大人たちにも余裕で勝利するという、4歳ぐらいからトレーニングをして腹筋もすごいんです。少年の名はルドルフ・ブレイズ・
イングラム君、7歳、その名はネクストウサイン・ボルトと呼ばれまして、数々の
世界記録を打ち立てた
人類史上最速の
男ボルトに比べられるほどのすごい7歳の子であります。この
イングラム君が語った言葉がまたすごいんです。体で勝つ前に心で勝つんだと。「だって、レースが始まる前から僕が1位なんだ。毎日きのうよりも成長すること」と言っておりました。この7歳の子から教えられることもあるのですが、町長は10秒6でしたか、記録を持っているんですけれども、小学校、中学校はどのぐらいの記録で走ったのかまだ聞いておりませんが、後でまた
楽しみにしています。私、今66歳、100メートル15秒5ぐらいで走れると思います。それが言いたくて、この話を持ってきたかもしれません。本当にこの子の将来が
楽しみで、順調に育ってほしいと思います。 世界には将来の夢、目標を持った
子どもたち、そしてたくさん次世代に期待する多くの
天才キッズがいると思いますが、このような中で弱い
子どもたちを守るのが大人の役目だと思います。戦争、内紛、紛争、世界の歴史、沖縄の歴史の中でも
大人たちの身勝手な考え、行動で多くの
子どもたちが犠牲になり、とうとい命が奪われています。昨年からことしにかけましても、心が痛い悲しい
事件が続いておりまして、親の虐待で幼い命を失い、
いじめが原因で自殺するという痛ましい
事件が多くて、新聞や
テレビを見るたびに胸が引き裂かれる思いがします。そこで初めの質問としまして、
いじめ・虐待について。本町の現状はどのようになっているのか。今までに
小中学校で
アンケート調査等も実施されていると思いますが、どのような状況なのか。結果等も含めてお伺いいたします。
◎
教育指導主事(
田山宗則)
議員の皆様おはようございます。それでは、ただいまの
上原晃議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、
いじめ・虐待について。学校においては
アンケート調査を実施しております。
小中学校とも全
児童生徒に対して毎月行っております。
アンケート用紙に回答させ、担任だけでなく、複数の教師でチェックをし、「嫌なことをされた」「嫌な思いをした」などの回答があった
児童生徒には面談をして話を聞いております。また、この
いじめ・虐待については
アンケートだけではなく、担任の日々の観察、担任以外の職員、例えば
養護教諭、
支援員との
情報交換、また
教育相談の日というのを設定して話を聞くなど、
早期発見、
早期対応に努めております。以上です。
◆
上原晃 議員 この数カ月間、虐待を受けて死亡したという、幼い
子どもたちの痛ましい
事件が多いような気がするんですけれども、皆さんも覚えているかと思いますが、「もうおねがいゆるして ゆるしてください、あそぶってあほみたい。もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします」、これは昨年、
東京目黒区で父親から虐待を受けて死亡された
船戸結愛ちゃん5歳がノートに書き残した一部でありまして、父親から暴力を振るわれ続け、ろくに食事も与えられず自宅に閉じ込められた状態で、真冬にベランダに出され、すがりたい親におびえながら、痛みや寒さに耐えながらの苦痛の日々、「ゆるしてください」とつづったあどけない女の子の悲鳴に胸を締めつけられる思いでありまして、死亡時の体重は5歳児の平均体重の20キロを下回る12キロしかなかったそうです。このような悲惨な
事件が二度と起こってはいけないと願っていましたが、またしても同様な
事件が起こってしまいました。残念でならないのですが、これは沖縄県糸満市ともかかわりがありまして、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん10歳の虐待死
事件でありまして、「お父さんに暴力を受けています。先生どうにかなりませんか」。自宅の浴室で亡くなりました心愛さんの学校
アンケートの回答でありまして、こともあろうにこの心愛さんの悲痛なSOSが虐待している張本人である、名指しした父親に筒抜けになっていたと。
子どもたちには秘密を守るから正直に答えなさいという呼びかけで提出させた
アンケートであり、学校、先生を信じ、勇気を振り絞って書いたのにも裏切られ、多くの
子どもたちは
大人たちを信じられなくなったのではと思います。この2件の虐待死亡
事件後には大きな問題となり、国会でも取り上げられて議論されておりまして、家庭環境、学校、教育
委員会、児童相談所等の責任を明確にして、警察、地域住民も含めた
子どもたちの安心、安全を求めて取り組みをしなければいけないと考えております。そこで②の質問としまして、本町にとりましても、未然防止対策としていろんな考えがあると思いますが、今後の取り組みをどのようにお考えでしょうか、お伺いします。
◎
教育指導主事(
田山宗則) それでは、ただいまの
上原晃議員の未然防止についてということで、学校での取り組みについて御
報告いたします。
いじめの未然防止につきましては、人に優しい言動を育むために道徳教育や人権教育の充実に努めております。さらに校長講話、毎月1回の人権の日を設定して取り組みを行ったり、人権擁護委員による人権教室を行うなど、人権についての理解を深めたり、人に優しい言動を促したりする指導を行っております。また年度当初に全職員で
いじめ防止基本方針の読み合わせを行うなど、
いじめや虐待に関する職員研修も機会があるごとに実施しております。
児童生徒一人一人の学級での満足度がわかるQUテストも実施して、居心地のよい学級づくりに努めております。以上です。
◆
上原晃 議員 町長、
教育長にもお伺いしたいんですけれども、この目黒女児虐待死の
船戸結愛ちゃん5歳の場合は、児童相談所が十分な引き継ぎをしていなかったと、対応が後手に回ったと
報告書をまとめております。何度も安全確認に踏み切るチャンスを逃がしており、改めて初期判断の重要さを強く印象づける内容であったということであります。そして栗原心愛さん10歳の場合は、虐待情報糸満どまり、糸満市逮捕の父に好印象、虐待特定できず、この2件の虐待死
事件も、多くの学校の先生、教育
委員会、児童相談所、あるいは地域の
大人たちがかかわっていたと思いますが、幼い子どもの悲痛なSOS、心からの必死の願いが届かなかったと。本当に悔しくて胸が痛むのですが、最近の新聞報道の中にもございます。
テレビ、
ニュースもそうでした。愛知県では小6女児2人が死亡、飛び降りか、
いじめ示唆。6歳長女暴行、父逮捕、浴槽に頭押し込む。これは那覇市ですね。福岡県では6歳児の虐待暴行疑い、母逮捕。ネット動画での発覚。西原町では男子5歳にヘアアイロンを押し当ててやけどを負わせた。同居の男が逮捕されております。昨年からことしにかけまして、
いじめ・虐待により同様な
事件が多いような気もします。警察庁は、2018年に摘発した児童虐待
事件は1,880件で、被害に遭った子どもは1,394人で、いずれも過去最多だったとの
報告があります。その中で死亡した子どもが36人、沖縄県でも虐待疑い最多の756人だったとのことでありまして、町長所信表明の中にも児童虐待防止については
早期発見による、かかわりを持って、町要保護児童対策協議会を中心に、各関係機関、関係団体との連携を図り、深刻化防止に努めてまいりますとあります。子育て、子どもの教育にはやはり家庭環境が一番だと思いますが、学校の先生方、教育
委員会の役割が重要ではないかと考えます。弱い立場の幼い
子どもたちを守るには、地域の
大人たちができるいろんな取り組みがあるかと思います。町として、今までのことについて、町長、
教育長はどのようなお考えでしょうか。
◎
教育長(當山健) ただいまの
上原晃議員の、子どもの虐待、それから
いじめについて、本当に心の痛む
事件が最近発生しております。特に県内の他の市においても、今そういう問題が出ております。これについては、今その市のほうで第三者
委員会を立ち上げて原因の究明、それから各機関の連携等も含めて、今検証しているようでございますので、それについてはコメントを差し控えたいと思います。本町におきましての、
いじめ防止については、先ほど指導主事からありましたように、学校でも一所懸命取り組んでおります。そして町の
いじめ防止基本方針というのを、
平成27年の4月に策定しておりまして、その中ではいかなる
いじめも許さない。そして
いじめゼロのためにあらゆる手を打ち、
いじめのない社会を実現するため、学校、家庭、地域住民、その他の関係者連携のもと
いじめ問題を克服しますということで、この基本方針をしっかりと定めて、これについては各学校の校長先生、教頭先生をはじめ、各先生方、4月の初めには必ず全員集まってそれを確認するということで、また
アンケート調査も毎月実施しているということでございます。しかしながら、
いじめじゃなくて、虐待につきましては、各家庭の中で見えないところがあるということで、今、警察、児童相談所を含めて、各機関で一所懸命把握をしようということで取り組んでおります。しかし、いかんせん親が子どもに会わせないということで大変厳しい家庭もあるということで、警察とも連携をしながらやりますけれども、また国においては、マスコミで皆さんも御案内のとおり、親の懲罰権、指導する懲罰権を、これは改正しますということで、絶対に親であっても子どもに手を挙げてはいけないという、大きな根本的な改正をしようとなっておりますので、我々もしっかり子育て支援課、学校教育課、それから関係機関としっかり連携して、
いじめをゼロ、そして絶対虐待を許さないという姿勢で、しっかりと
議員の今おっしゃったことも含めて取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎町長(照屋勉) 上原
議員の御質問にお答えしたいと思います。細かい話につきましては、指導主事あるいは
教育長からございましたので、繰り返し私のほうからは述べませんが、やはり我々がしっかりと連携をして、小さい頃から、あるいは幼児の頃からといいますか、
子どもたちの日々のちょっとした、変わったこと、そういうことを見逃さずにやることが大事だと思いますので、今、教育
委員会のほうでも5者会議をやっております。それから福祉課、子育て支援課も含めて行政の中でもしっかりと連携をしながら、先ほど
教育長からもありましたように、
いじめをさせない、虐待を発生させない、そのような
与那原町になるように努力をしてまいりたいと思います。以上です。
◆
上原晃 議員 この悲しい
事件で亡くなった結愛ちゃん、心愛さんの名前にはお二人とも「愛」という字が入っています。このお二人の親は、2人が多くの人に愛され、多くの人を愛しという願いを込めて幸せになってほしいと命名したかと思いますけれども、残念ながらその思いは叶いませんでした。私の手元に教育四訓という、子育て四訓という言葉があります。これは去る2月16日に行われました本町の学力向上推進実践発表会で田山指導主事がその場でこの四訓のお話をされておりました。指導主事は、照屋町長からこれをいただいたとおり、私もすばらしいなと思ってこれをコピーしていただきました。この教育四訓の中には「乳児はしっかり 肌を離すな。幼児は肌を離せ 手を離すな。少年は手を離せ 目を離すな。青年は目を離せ 心を離すな」、この四訓でありまして、まさにそのとおりだと思います。私も孫を3人、幼稚園と保育園に送り迎えをしているんですけれども、やっぱり男の子は言うことを聞かないんです。たまには叱る場合もありますけれども、しっかりとまた褒めるのは褒めて、最後はしっかりと抱きしめるように心がけてはいます。田山指導主事も本会議が最後で、異動、転勤されると聞いております。課長からもお話がありました、とても優秀ですばらしい先生ですよと。ぜひ、またいつの日か、本町の
小中学校の
子どもたちにも、教育に力をかしていただきたいと思いますので、すぐ戻ってくるにはいかないと思いますけれども、早目に戻ってきてください。これでこの質問は終わりまして、次に移らせていただきます。 大綱曳まつりについてお伺いします。質問に入る前に、町長、本町の
与那原大綱曳まつり、ふるさとイベント大賞を内閣総理大臣賞受賞おめでとうございます。私も綱武士の一人として、町民とともに喜びを分かち合いたいと思っております。そこでさらなる、全国世界に発信されて、本町のイベントである大綱曳がさらなる発展をするよう期待されると思うんですけれども、①の質問としまして、観客の皆さんの安心、安全を考えると、会場等も今後の課題ではないかと思いますので、実行
委員会や運営
委員会ではどのように協議されて、進められるかお伺いします。
◎観光商工課長(比嘉義明)
議員の皆様おはようございます。ただいまの上原
議員の(2)大綱曳まつりについて。①会場等今後の考え方はについてお答えいたします。近年の
与那原大綱曳まつりの来場者は2万人を超えており、昨年は台風の影響もあり日曜日のみの開催となりましたが、およそ2万人の来場者が訪れ、収容人数の限界に近づいてきていると考えております。近年の状況を踏まえ、関係者から大綱曳まつりの安全管理体制の検討が課題として上げられ、昨年12月とことし2月に大綱曳実行
委員会を含む、各実行
委員会参加のもと検討してまいりました。その結果、青少年広場において大綱曳を、与那古浜公園において祭りを行う分散開催が内定しております。今後、4月の
与那原大綱曳まつり運営
委員会総会におきまして、承諾がいただけたならば分散開催が決定となる予定となっております。以上です。
◆
上原晃 議員 町長にもお聞きしたいんですけれども、私は大綱曳会場がこの数年、観客が多くなりまして、大変狭すぎではないかという、
子どもたちが危険な状況ではないかというふうに何度か質問もしてまいりました。そして今の御殿山青少年広場を会場にテナント出店を親水公園に移したらこういう感じになるのではないか、広くなるのではないかというイメージ図を私なりに5点ほど作成してまいりました。分散型、一体型含めて、これは町長にも課長にもおあげしております。これが参考になるかどうかはっきり私もわからないんですけれども。そして
平成31年度の
予算の中でも大綱曳まつり運営補助金が全体として大幅に増額されております。その辺も含めまして、舞台のイベント等もどのような部分が変わっていくのかも含めまして、町長には先ほど申し上げましたふるさとイベント大賞の内閣総理大臣賞受賞の感想も含めて、今後、大綱曳会場も含め、どのように取り組む考えなのかをお伺いいたします。
◎町長(照屋勉) 上原
議員の御質問にお答えしたいと思います。先ほど課長からございましたように、現在の御殿山青少年広場では2万人の観客が来ると、非常に危険を伴うと、安全性の確保という観点からどうすればいいかということを大綱曳まつり運営
委員会の中で調整会議を持ちまして、私がその調整会議の
議長になるわけでございますが、それで各実行
委員会参加のもと、さまざまな皆さんの御意見を伺ったところ、今年度に関しては分散型開催でやってみてはどうかと。しかし、これはこれから先ずっとそのような形でいいかどうかも含めて、私はある意味、朝令暮改でもいいのかなと思っています。やってみて、やはり問題点があればまた改善をしていくというような考えですね。ただ、
上原晃議員からあった与那古浜公園でやる方法、そして東(アガリ)、西(イリ)の本来国道を通っていく道ジュネーを公園内でやるということに関しましては、まだ賛否両論あろうかと思います。やはり
与那原の大綱曳の醍醐味は国道を通って、道ジュネーをして会場に入るというようなこと、それから御殿山青少年広場における、これまでの先人の皆さんの考え方等もございますので、この綱曳自体をいきなり与那古浜公園にというようなこともなかなか難しいかなと。いやただ、これはもっと議論を重ねて、しっかりとした答えを出すべきだと考えておりますので、今年度は分散型開催でやってみて、どのようなことになるのかですね。ことしは、ちなみに町制施行70周年ということもございまして、普段の
与那原大綱曳まつりよりも少しボリュームを持たせて、祭りを盛り上げていこうということでございます。以上です。
◎観光商工課長(比嘉義明) ただいまの
上原晃議員の質問にお答えします。新年度
予算につきましては、
平成31年度は町制70周年記念の年でもあることから、打ち上げ花火を増量することや、また有名な人気アーティストのコンサートを開催するなど、ステージイベントの充実を図りながら、記念となる大綱曳まつりの開催を目指していきたいということで
予算を増額しております。以上です。
◆
上原晃 議員 先ほど町長からございましたように、本町の最大のイベントである大綱曳まつりがさらなる発展をすることが町民の願いでありまして、会場での安全第一を考えて、一歩でも二歩でも前進するような綱曳実行
委員会、まつり運営
委員会等でしっかりと協議し、取り組んでいただきたいことを申し上げて、次に進めます。 3番目の沖縄の米軍基地についてお伺いします。①の質問としまして、先月2月24日に実施されました県民投票についてお聞きします。米軍普天間飛行場に伴う辺野古沿岸部埋め立ての賛否を問う県民投票の結果は、投票者数60万5,394人、そのうち「反対」が43万4,149票、「賛成」が11万4,908票で、「どちらでもない」が5万2,676票です。投票率が52.48%となり、本町の投票率も56.41%となっております。その結果について、本町としての投票率の向上にどのように取り組み、この結果を評価されているのかお聞きします。
◎総務課長(上原丈二)
議員の皆さんおはようございます。それでは、今回の県民投票の投票について御答弁を申し上げたいと思います。通常選挙の場合、役場の期日前投票所と第2期日前投票所ということで、マリンプラザあがり浜のほうでも同時に行っておりますが、今回の県民投票につきましても、通常の選挙同様、広く町民の方が選挙をしやすい環境をつくるということで第2期日前投票所も開設しております。そこで今回の投票率につきましてですけれども、町の役場で行った期日前投票が3,171名、当日3,369名が投票されております。第2期日前投票は2,036名ということで13.39%、再度申し上げますが、役場での期日前投票が3,171名、当日3,369名、合計で43.01%、トータルしますと全体で8,576名、投票率56.41%となっております。今回、広報につきましては県民投票条例に基づきまして、県のほうで
テレビコマーシャルとかチラシとかがありましたけれども、町のほうも懸垂幕、そして広報カー等もあわせて周知を図って、県民投票の投票率向上に努めました。以上です。
◆
上原晃 議員 町長にまとめてお伺いしたいんですけれども、この辺野古米軍基地建設については、建設費用は県の試算では、国想定当初
予算の約10倍、2兆5,500億円となり、また埋立区域の軟弱地盤工事に7万6,000本の杭を打つ予定と、どんどん費用が膨れ上がりまして、工事期間も当初計画より大幅に遅れると。このような中で県民投票の結果が投票総数の約72%が新基地反対で、沖縄県民の民意で示されております。果たしてこの国は民主主義国家と言えるのだろうか。新基地反対の明確な意思を示しても、日本政府は沖縄の民意無視の姿勢を一向に変えようとせず、強行に工事を推し進めております。県民にとっては全く理解ができませんし、到底許されるものではありません。去る3月16日の県民大会、土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める3.16県民大会には、子どもを連れた多くの家族、そして戦争に苦しめられた多くの高齢者の皆様、多くの若者たち約1万人余りが参加をしております。町長も新聞社の
アンケート調査の中で一つのことを争点に、直接民主主義を行使する中で結果が出たので尊重すべきであると。これだけの差で反対が多いことは民意と理解してもよいとのコメントを出しております。今までのことについて、町長どのようにお考えでしょうか。
◎町長(照屋勉)
上原晃議員の御質問にお答えしたいと思います。新聞でコメントしたとおりでございます。一つのことに焦点を当てて、直接民主主義を行使するわけでございますので、これだけ全県民で71.7%の反対があるという圧倒的な数字がございますので、当然それは民意として判断すべきであろうと思っております。したがいまして、
与那原町でも6,166ですか、投票率が56.41%。6,166名の方が反対をしたという圧倒的な数字も出ておりますので、やはりこれは民意としてしっかりと捉えるべきであろうと考えております。したがいまして、政府のほうには、今玉城知事が言っているように、対話を持ってお互い歩み寄るような政策、歩み寄るような会議をぜひ持ってもらいたいと考えております。以上です。
◆
上原晃 議員 県民投票翌日の、県外各紙社説を見てみますと、毎日新聞、もはや埋め立てはやめよ。西日本新聞、示された揺るぎない民意。東京新聞、沖縄の思いを受けとめよ。日本経済新聞、辺野古打開へ国と沖縄は対話の糸口を探れ。信濃毎日新聞、民意の黙殺は許されないとなっております。このように沖縄の米軍基地の問題については、県外各紙も取り上げておりますので、日本、全国民が関心を持って活発な議論が繰り広げられることで、一つ一つが解決していくのではと思っております。次に進めます。 普天間基地と嘉手納基地についてお伺いをいたします。普天間飛行場の運用停止については、安倍首相は最大限努力すると約束し、政府は
平成19年2月までの実施を明確に明言していたと、埋立承認を得るための空手形だったのか、県民をだまし討ちにしたというしかないという断じて許せない。沖縄県民の願いは戦争で奪い取られた自分たちの土地を無条件に返してほしいとの思いで、多くの県民が新基地建設に反対をしております。今、嘉手納基地については沖縄の基地負担軽減どころか、また強化されようとしています。米軍嘉手納基地でMC130特殊作戦軍増設嘉手納駐機場拡張工着工ということでありまして、これは住民地から60メートルしか離れていないそうです。騒音と悪臭が住民の生活に入り込み、非常に危険だと言われています。嘉手納町の基地健康被害調査では、騒音での心疾患推計51人、嘉手納の悪臭強烈、また騒音被害で年間10人の死亡が推定されたということであります。将来、私たちの沖縄県では世界一危険であると言われる米軍普天間飛行場と巨大な米軍嘉手納基地を抱えております。そして今、新基地建設を強引に進める日本政府の構造的差別には全く理解ができませんし、理不尽だと考えますが、町長は今までのことについても、どのようにお考えかお伺いします。
◎町長(照屋勉) それでは
上原晃議員の(3)の②の御質問についてお答え申し上げたいと思います。今、この米軍基地ですね、これは当然、本来といいますか、全県民、基地がないほうがいいということは誰しも思っているところだと思います。しかし、日米安保を堅持する方々もいらっしゃいます。そういうことを考えると、極東最大の嘉手納基地が沖縄にはもうあるわけですから、これも撤去というわけにはなかなかいかない、さきの日米安保体制、あるいは全国民でその負担を負うというようなことからしますと、もう沖縄はそれだけでも十分ではないかというような気もしますが、ただ、そういう中でも嘉手納基地でのさまざまな悪臭の問題、それから騒音の問題もまだまだ続いているわけでございますので、私個人の考えとしては、やはり日米地位協定を改定して、少なくともドイツやイタリアのような日米地位協定、対等な関係でできるようなことが築いていければいいのではないかと思っております。以上です。
◆
上原晃 議員 あと1分余りありますので、皆様はAKBというと何を思い浮かべますか。AKB48、AKBフォーティーエイトではありません。AKB、TKG、IH、JPとくれば何のことかおわかりでしょうか。これはタレントのDAIGOさんが創作した略語でありまして、DAIGOさんといえば竹下登元総理のお孫さんでも有名でありますけれども、このDAIGOさんに言わせれば、AKB、頭が固い化け物、TKG、たくさん食えてご機嫌、IH、アイアムハッピー、JP、人生のピークだそうです。DAIGO語でAKBとTKGを借りると沖縄が見えてくると。AKB、安倍政権の強行は暴挙そのもの。TKG、とても固定的には我慢できない。翁長雄志前知事の座右の銘は「人生は、重荷を負うて 遠き道をゆくが如し 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」だそうです。沖縄県民の平和と幸せを願い、最後の最後まで日米両政府と戦った翁長前知事の思いは多くの県民に引き継がれることと思います。諦めずに心を一つに頑張りましょう。終わります。
○
議長(
識名盛紀) 以上で
上原晃議員の
一般質問を終わります。 次に上江洲安昌
議員の
一般質問を許します。〔上江洲安昌
議員 質問席に着く〕
◆上江洲安昌
議員 うきみそーち、山城補佐うきみそーち。いっぺー緊張しー、にーんならんたらやーさい。ちけーねーびらんーさー。えーさちんりしぇーよさい、んかしから、いろいろちかっとーえいびーたしが、なまぬえーさちむ、
議員ぬーなーかいんかいんグッドモーニングんでぃーしぇーうえーびん。うれー、まーがなちちゃぬうびーやしが、うちなーいてー、あのあいびらんたん、うんにけれーやーんちうむやびーん。んかしぇー「おはようございます」んでぃせーよーさい、うきみそーち、「こんにちは」はちゅーでーびる、うれーなーすいくとぅばやいびーしがたい。「こんばんは」は、ゆーんくりとーいびーん。わったー、くーさぬとぅきねー、ゆーおばー、明治の生まれんちゅんちゃーんから、ゆーうぬふーじーくとぅばちちゃびーたんよー。えーさつ用語んでぃせー、たいたいじこーかわとーやいびーしが。お元気ですかんでぃしんかやー。照屋町長あいびーあんしが、あっちょーいびんち。あちゃーちそーびんち、がんじゅーさそーいびんしぇー、あっちょーみせーみん、ということを言っていました。「お出かけのー「まーかいー」ですか」んでぃせー、びちんかいどぅめんせーんんでぃ。びちんかいるめんせーんなーと。最近の-「まーかいめんんせーが」んでぃいやーんかい、めーかいんでぃゆんちゅんうぃびーしがてー、めーんでぃしぇーまーやがんでぃいーねー、
与那原いてー、ああ、あまやさやんちわかいびーしが、行動範囲は。うぬむーてぃー挨拶があいびーたんよー。で、とぅないぬゆみとぅぬ話わからんしぇーなー、しまびーぐとぅ、後からわんねーかいちちみそーりよーいんねー、ちゅーやうんぬきらやーんちうむやびーん。たたーたんめーがよーさい、あい、やーや、まーぬたーやがたやー、あいえーなー、うんじょーわんわしみそーちゃんなー。わんねー、なーぐしくぬゆみどぅやいびーしが、えーあんるやてぃー、みーぬそーんねーらんなてぃー、ぶりーなとーさー。くねーてぃとぅらっしよー、うーう、うぬあたいえーゆたさいびーさー、とぅしんゆみせーいねー、んないーぬむんどぅやいびーんどー。やーやー、まーぬゆみぐゎーやが、あっさー、とーわんねーいかいーんでぃ、てーげーうぬ、ちけーとぅないぬゆんたくて。こんな感じで隣の嫁ともやっていたということなので、ぜひ意味がわからしぇー後から聞いてください。では、
一般質問へ移ります。 本日は、2点にわたってお尋ねをします。まず、県民投票の結果についてであります。上原
議員とも少しダブりますが、別の視点から質問します。名護市辺野古の米軍新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問い、2月24日に実施された県民投票は、投票総数60万5,385名のうち、「反対」が43万4,273票で71.7%を占めた。過去2回の県知事選挙において、辺野古新基地反対の民意は示されてはいたが、さらに今回の県民投票により、辺野古埋め立て反対の意思が明確にされた。照屋町長は、その結果をどう受けとめ、どのような評価をしているか、まず所見を伺いたいと思います。
◎町長(照屋勉) 上江洲安昌
議員の御質問にお答えしたいと思います。もう71.7%がまさに反対をしたということでございますので、それが沖縄県の民意であろうと思います。そしてこれは一つのことを焦点に直接民主主義で問うたわけでございますので、政府はしっかりとその民意ということでしっかりと対話のほうに目を向けてほしいと思います。以上です。
◆上江洲安昌
議員 ありがとうございます。政府は、県民投票で示された圧倒的な県民の民意を尊重し、辺野古への新基地建設を即時断念すべきであると私は思います。県民の民意を無視して、辺野古新基地建設を強行することは
民主国家として恥ずべき行為であり、断じて許すことができません。沖縄の民意を無視してきょうもこれから隣の第二工区に土砂の投入を多分していると思います。今私たちの県民が阻止行動もしておりますが、力で押しつぶして、安倍政権の強行一辺倒の姿勢について本当に怒りがいっぱいであります。町長、このことについて、今現在行われているんです。本当にサンゴも移動していなくて、ジュゴンも死んでしまった。それでも強行していくという現実が、今沖縄の辺野古の海で行われているということについて、今、本当に私たちは心が痛いんですね。町長どう思いますか、この件について。一言お願いします。
◎町長(照屋勉) 上江洲議員の再質問にお答えしたいと思います。先ほども申し上げましたように、圧倒的な民意で反対が示されたわけでございますので、一旦工事のほうは中止すべきだと思います。以上です。
◆上江洲安昌
議員 私もそう思います。ただちに工事をストップすべきだと思います。沖縄の民意は揺るがず圧倒的であります。日本が民主主義国家ならば、国策の遂行が民意と無関係であってよいはずがありません。政府が唯一と繰り返す辺野古には大浦湾側の埋立予定地の4割にも及ぶ超軟弱地盤が存在をします。最深90メートルに及ぶ海底に7万7,000本の砂杭を打ち込む工事変更が明らかにされております。きょうも国会でその問題をやっておりました。この工事変更は、県の試算によると、先ほども上原
議員からありましたが、2.5兆円以上もの税金を費やし、工期も明らかにされていません。改良工事だけでは3年8カ月とか、地上のほうでもかなりかかるし、県の試算でも13年以上かかると言われています。さらにこの軟弱地盤付近には日本の活断層の存在も指摘されています。この地盤変更工事による辺野古大浦湾海域への環境破壊は明白であります。また航空法にも、米国安全基準にも抵触している、高さ制限も指摘されている、そもそも辺野古海域は埋立工事に不適格であります。埋立工事不可能な辺野古に固執し続けることは普天間飛行場の固定化につながり、普天間の危険性除去に逆行することでもあります。言っていることと政府は矛盾しています。国土のわずか0.6%の沖縄に米軍専用施設の70%以上が固められていること自体が異常なことである。沖縄県への米軍基地負担軽減と言うなら、辺野古新基地建設は断念し、普天間飛行場は無条件で閉鎖、撤去されるべきだと思います。2兆500億円というのはどのぐらいあると思いますか、ピンとこないですよね、我々庶民からは。この間、元連合のトグチさんが言われていたんですが、例えば1万円札100枚で100万円、1センチだそうです。これを積み上げると1億円で1メートル、2兆2,500円で2万5,500メートルの高さになります。これは富士山3,776メートルの約6.7倍より高いと言われている。富士山の7倍ですよ、7倍のお金を辺野古に埋めるんです。こんな税金の無駄遣い、私たちの県民の、国民の社会保障をここまで踏みにじりながら、この軍事基地にこれだけのお金を使うなんてとんでもない話だと思います。私はそう思いますが、町長どう思いますか。大変でしょう。
◎町長(照屋勉) 上江洲
議員の再質問にお答えしたいと思います。2.5兆円というのは天文学的な数字で、本町の31年度の
予算も認めていただいたとおりでございますが、100億円余りと、全ての会計を合わせてもそれからすると非常に天文学的な数字でちょっとなかなか、2万何メートルと言われてもちょっと一気に想像はしがたいところでございますが、やはり税金でございますので、しっかりとした政策のもとで税金は使われるべきだろうと思います。
◆上江洲安昌
議員 さすが町長の答弁です。本当は怒ってもらいたいんです、私は。これだけ、このお金の使い方。もう一つだけですが、この件では、この県民投票は、私は終わったとは思いません。終わりよければすべてよしとも思いません。5市が拒否しましたね。5市の市長が参政権を人質にして、交渉のために三択に妥協させたということについてですが、私はこの民主主義そのものを否定するような行為ではないかと。これは人権侵害を交渉の道具として、この三択に妥協したということについては、これからの民主主義を強化するにおいては、とてもマイナス要因だし、投票権、いわば私たちの人権の問題です。投票権、参政権を奪うということは。このことについて、あれでも議論は終わりじゃなくて、私はもっとこれから続けるべきだと思いますが、いかがですか、自治の専門としての町長。
◎町長(照屋勉) 上江洲
議員の御質問にお答えしたいと思います。5市の首長の皆さんがとった行動、あるいは言動について、私から軽々に発言をするべきではないだろうと思いますので、それについては発言を控えたいと思います。ただ、5市で言われたのは、要するに議会から反対があって、議会を重視、議会の民意を尊重したということがございましたが、報道でしかわからないので首長の皆さんの断片的な発言かもしれませんが、私は二元代表制ということからしますと、じゃあ、市長としての判断はどうだったかということは明確に示すこともできたのではないかということ。それから先ほど民主主義の根幹のお話がございました。やはり参政権、あるいは選挙権というんですか、投票権と言えばいいのでしょうか、それは民主主義の根幹であると思いますので、それについてどう考えるかというような視点もあってもよかったのかなと。最近の憲法学者からいいますと、平等権の問題も投票できる市町村とできない市町村があれば、平等権の問題も発生したのではないかということもございますので、それらのことについても我々はそういう視点も持つべきであろうと思います。以上です。
◆上江洲安昌
議員 これからもやっぱり民主主義を向上させるためには、この議論は続けていきたいと思います。次に移ります。
与那原町観光振興についてお尋ねします。第23回ふるさとイベント大賞に
与那原大綱曳まつりが決定しました。この賞の趣旨と大賞に該当した評価のポイント等についてお聞きをしたい。ことしは町制70周年に当たり、数々の記念事業が持たれると思いますが、これらの事業にも大綱曳のまちとして箔がつくと思います。町民みんなで受賞したものとして、祝賀すべきだと考えるが、まちの所見を伺いたいと思います。
◎観光商工課長(比嘉義明) ただいまの上江洲
議員の(2)
与那原町観光振興について。①イベント大賞に該当したポイントと祝賀会についてお答えいたします。ふるさとイベント大賞は、全国で開催されている地域の活力を生み出すイベントを表彰し、紹介することでさらなる発展を応援することを目的として、1996年に創設され、ことしで23回目を迎えております。全国から144件の応募があり、その中で最も優れた賞であります内閣総理大臣賞に選ばれたことは大変光栄なことであります。また、
与那原大綱曳まつりが大賞を受賞した評価のポイントとしましては、440年余りも伝統があり、その継承に取り組んでいること。また綱をつくる、かつぐ、曳くことができ、魅力的で参加型の祭りであること。さらに子どもから大人まで幅広い世代が地域とかかわりを持って開催しており、地域住民の連帯の強さが感じられ、郷土愛の高揚につながっていることなどが今回の評価ポイントとなっているとのことでありました。新年度は、町制施行70周年という記念の年となっておりますので、あわせて今回の受賞祝賀会も検討していきたいと考えております。以上です。
◆上江洲安昌
議員 この大綱曳ですが、皆様のお手元にもあると思います。私が合併のときに、この綱曳がなくなるんじゃないかと、あちこちに綱引きがありますので、
与那原の綱というのが価値としてもかなり小さくなるんじゃないかなということで危機感を持って、南部文化協会の雑誌に書いた文章がありますので、ぜひ読んでもらいたいと思います。この
与那原大綱曳というのは、いろいろ日本の節目のときにも観光大使として大活躍なんです。復帰したときの72年にも神宮で曳いております。そのときに支度が坂本九とジェリー藤尾という方々が乗って、日本の祭りでも大きく取り上げられました。そして復帰20周年ですか、東京後楽園で曳いたのも東京にいる人たちが曳いたんですね。そして大阪大正区では何万人という方々が集まって曳いたということで、この文章をぜひ読んでもらいたいと思います。そういう意味で、
与那原の観光大使としての役割を果たした大綱曳、これは何もないものから生まれていくわけです。やっぱり
与那原の心意気ですよ。藁も何もない、今の
与那原は。全てみんなでつくっていって、
与那原町の結集軸として綱が立ち上がり、それが観光大使としての外交もやるというこの綱ですね、やっと全国で内閣総理大臣賞までとる綱になりました。存在の危機もありました、担ぎ手もいない、曳く人もいない、つくる人もいないという。そういう中でいろんな思いでみんなが立ち上げてきた、連綿と続いてきたこの綱、やはり私はみんなでお祝いすべきじゃないかと。特に今回、町制70周年という節目に当たっていますので、観光交流施設という立派な施設もできております。そこにですね、私の案としては、各綱武士たちが各部門ごと、メーモーイとか旗頭、カナチ、六尺、支度とかかわった人たちも観光交流施設の周辺も使いながら、みんなで70周年を祝って、この綱の受賞をお祝いしたらどうかと。それはもちろん会費制でもいいと思います。それが
与那原の大きな団結と融和につながるし、それはぜひやってもらいたいという要望です。町長一言コメントを欲しいんですが、大丈夫ですか。
◎町長(照屋勉) 上江洲
議員の2点目の御質問にお答えしたいと思います。今回の受賞に当たって、単独でそれだけをお祝いするために住民の皆さんに集まっていただいてという意見、それから何かのものに抱き合わせをしてやったほうがいいかということで内部でいろいろ議論をしてきましたが、まだ結論として出ておりませんが、今の方向性としては70周年記念の式典の中で、当然祝賀会もやるわけですが、一部、二部という分け方になるかわかりませんが、その今回のイベント大賞部門の祝賀会はまた別に設けてですね、この70周年記念式典祝賀会は、特に祝賀会は町民誰でも参加してもらいたい祝賀会でございますので、より多くの人が集まるのはこのときではないかということ、それから当然呼びかけもしっかりやって、先ほど
議員からございました綱関係者、綱武士の皆さん、メーモーイの皆さんも含めて盛大にやっていきたいと思っています。今後、何かの趣向を凝らすかどうかについては今後の検討かと思っておりますが、現時点では70周年記念式典、それから祝賀会にあわせてやる方向で考えているところでございます。以上です。
◆上江洲安昌
議員 この綱曳、これから大いに
与那原観光の大きな力として貢献すると思いますので、ぜひみんなで盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします。あと最後になります。 東浜の水路を活用するには、やはり水質の浄化というのが喫緊の課題ではないかと思います。最近、何かにおいも、きのうまち回りしたんですが、やっぱり悪臭もするという話もありまして、何とか水をきれいにしてほしいと思いますので、進捗状況をお願いします。
◎
生活環境安全課長(比嘉哲也) 皆さんおはようございます。ただいまの上江洲安昌
議員の(2)
与那原町観光振興について。②東浜の水路を活用するには、水質浄化が喫緊の課題である。町の取り組みについて聞きたいとの御質問に御答弁申し上げます。東浜水路対策事業につきましては、一括交付金事業を活用し、
平成29年度に調査分析業務、水質改善対策の検討、
平成30年度に下記の水質調査、東浜水路改善対策の検討を行ってきました。今後の取り組みとしましては、
平成31年度に
与那原町、西原町、沖縄県で水路内環境保全協議会を立ち上げて、水路浄化に向けての課題の共有や役割分担を明確にした上で、
平成30年度以降、浄化対策に向けて取り組んでいく予定であります。以上です。
◆上江洲安昌
議員 なかなか進まないですよね、前と同じような感じで。本当に水路がきれいになれば、
与那原ももっともっと魅力的なまちに倍加していくんですよ。あの水路、やっぱり中学の下ぐらいまでは熱帯魚が泳いでいるのが見えるんです。そこからずっとサイラー川のところから女子短期大学のところまで底流地域、地帯だと思うので、この流れを何としてもやっぱりつくりだしてもらいたいと。あときのう生涯
学習振興課長とも話をしたんですけれども、山からおりてくる土砂、それがヘドロになっていくというこの対策、砂防ダムの話もしたんですが、たまにきれいなときもあるんです。台風の後とか。何か前にも私はフィリピンのラグナ区というところが工場排水で汚れていて、漁業なども全くできていないときに、沖大の教授で宇井純先生という水環境の学者がいて、この人が行って水車を回して酸素を注入して、かなり漁獲高も上がって、観光地としてもよくなったということで見に行ったんですよ。かなりよくなっていました。だからそういう機種というのは、私も調べたら、閉鎖海域に対して用いられる水質浄化というのが実はあるんです。今、海すましという流水浄化装置というのが横浜国立大学の水環境研究室でできていて、多分水車を発展させたものだと思うんですが、今現在、そういうきれいにして、多分水質は前よりもよくなっていると思います。前は大腸菌とかそういうのがあって海水浴できませんよというのが、いまや下水道の整備がかなり進んでよくなっていると思うので、このカヌーとか、船ができるように、この水路を生かしたまちづくりまでいけるような形で早く取り組んでもらいたいと。多分、いろんな水質研究所がね、沖縄にもあると思うんです。この辺と相談をしながら、今現在、安価でできるような、私は酸素を送り込んで水車をやれば、いろんな生物も出てきて、別のところではハマグリとかですね、ハマグリなどは1個で1メートルぐらいを浄化するみたいです。だから自然の環境、循環を利用しながらできるようなものも含めて専門家と相談してやってもらいたいと。とにかく
与那原の大きな課題なんです。こんな魅力的なまちはないです。沿岸を、水路があるという、町中心街まで入り込んできて。ただ、西原側の間口が小さいんです、どうしても。だからこの流れをつくってやれば、すばらしいまちにいけると思いますので、ぜひこの辺を自覚して、課長、取り組んでもらいたいと思いますので、ゆたさぬぐとぅうにげーさびら、終わります。
◎
生活環境安全課長(比嘉哲也) ただいまの上江洲安昌
議員の再質問にお答えいたします。
平成29年度と30年度の調査、分析の中で、水路内のしゅんせつであったり、あとは先ほど上江洲安昌
議員がおっしゃったように流域対策ですね、それと導水、この3つが効果的だという結果が出ています。ただし、先ほど上江洲安昌
議員が言われたように、次年度以降、協議会を立ち上げますので、その中で、それ以外の工法でさらに有効なものがあるのかどうかも含めて、その協議会の中でしっかり議論していきたいと思います。以上です。
○
議長(
識名盛紀) 以上で上江洲安昌
議員の
一般質問を終わります。 次に上原昌之
議員の
一般質問を許します。〔上原昌之
議員 質問席に着く〕
◆上原昌之
議員 平成最後の
一般質問であり、最後の議会でもあります。ましてや5月1日から新元号になります。改元特需では日本は好景気に改元フィーバーが到来し、それにまして悪質商法も続出してきます。気をつけないといけない時期でもあります。それでは
一般質問を行います。 まず初めに、無戸籍者について。2015年6月時点で沖縄で14人、全国で626人、2015年10月10日時点で10人、2108年10月末時点で24人、2019年6月時点で22人、現在全国では2,200人となっております。さまざまな事情により助けを求めている
子どもたちがいました。行政が手助けをすべきではないか。そして
平成31年2月10日現在、県内8市町村で22人いることが法務局調べでわかっています。全国でも823名いました。ところが現在、県内無戸籍者52人中30人が最新集計で22人がまだ取得していない状態であります。なぜ質問をしたかというと、子どもの住民票の発行や児童福祉サービスを受けるため、親が役所を訪れる際、子どもの無戸籍者が発覚する事例が多いという。つまり親が役所に行かなければ生活苦にあえぎ、学校に通えない無戸籍児が放置されるおそれがあります。町長の見解をお伺いします。
◎
住民課長(上原宏章) それでは上原昌之
議員の無戸籍者について答弁いたします。
議員御指摘のとおりさまざまな理由により戸籍の届け出がなく、無戸籍の状態のまま生活に何かしらの影響が出ていらっしゃる方がおります。現在、
与那原町では無戸籍状態にある方はいらっしゃいませんが、仮に窓口や他課からの情報、無戸籍の状態にある方や出生の届け出がなされずに無戸籍の状態になるおそれのある事案等が判明した場合は、関係課、法務局、法テラス等と連携し、無戸籍状態の解決のために手続につなげていきたいと思っております。さらにその手続をしながら住民登録を行い、必要なサービスの提供を行っていくということになっておりますので、引き続き連携を強めていきたいと思います。
◆上原昌之
議員 実態の把握を急がなければならない状態で、住民基本台帳や児童福祉、学校教育など、戸籍以外の業務の中、無戸籍児の把握に努める必要があります。無戸籍児が学ぶ機会を逸失したまま成長、社会の中で経済的に苦しむ負の連鎖が生じるのは許されない問題であります。行政としてどういたしますか、お聞きいたします。
◎
住民課長(上原宏章) それでは再質問に答弁いたします。無戸籍の状態になる理由の一つとして、出生の届け出がなされないというのがあります。これにつきましては、その理由の一つとして両親が離婚後300日以内に生まれた子の父が元夫となることから、母親が、元夫が届け出上、戸籍法上でいう父となることをためらい出生の届け出がなされないというのが理由の一つとしてあります。これにつきましても事案、相談等がありましたら住民課としましては法務局等につなげて、その解決に向けて取り組んでいきたいと思います。あわせまして、繰り返しになりますが、住民登録を行い、必要なサービス提供を行い、この方の生活が困らないような対策をとっていきたいと考えております。以上です。
◆上原昌之
議員 与那原にはいないということで安心しました。 続きまして、2番目の新元号トラブルについて。5月1日から新元号になりますけれども、改元特需で日本は好景気に改元フィーバーが到来しますけれども、役場としては書類関係等、新元号への備えは万全ですか。お聞きいたします。
◎総務課長(上原丈二) 上原昌之
議員の2点目、新元号トラブルについて答弁申し上げます。
平成31年5月1日からの新元号改正に伴い、これまで町が発行した通知書及び受給者証などの5月以降の元号につきましては、
平成31年度は新元号元年、
平成32年度は新元号2年と読みかえて使用していただきますよう、町広報紙で2月号から町民へ周知を図ってきているところでございます。また町ホームページの重要なお知らせ欄にも新元号改正に伴う各種通知書などの読みかえについてを掲載しております。また、新元号改正後の5月1日以降の証明書などの発行につきましては、今使用しているシステムの改修が必要になります。しかし、通常のシステム保守委託業務の範囲内で元号の改修はできますので費用はかからないとなっております。よって新元号改正に伴う書類関係などの
予算につきましては、費用はかからないとなっております。以上です。
◆上原昌之
議員 備えは整えているということで安心しました。 続きまして、県民投票であります。血税を使った結果に対しての町長の所見をお伺いします。今の移設先には、もう米軍基地が存在しているけれども、新たに辺野古米軍基地なるものを建設する予定はそもそも政府にはない。この設問自体が県民を誤誘導しているといえる。米軍基地の移設ではなく建設の賛否を問うているのだから、当然設問には辺野古移設の原点である普天間飛行場の危険性除去について、何一つ言及はない。論点がすりかわっているので県民投票そのものが大きな欺瞞の上に成り立っている、大きな欠陥だと本員は思っておりますけれども、町長の見解をお伺いいたします。
◎町長(照屋勉) 上原昌之
議員の3点目の御質問にお答えしたいと思います。今回の県民投票につきましては、直接民主主義を行使いたしまして、一つのことを争点にやった県民投票でございます。したがいまして、民主主義の中において、そういう問うということは大事なことでありまして、それについてコストがかかることは当然のことであって、これは仕方のないことではないかと思っております。そしてさらに有効な血税の使い方となるためにも、政府にはぜひ沖縄との対話に寄り添っていただきたいと考えております。以上です。
◆上原昌之
議員 このたび埋め立て反対の民意が示されたけれども、政府が移設をとめて普天間基地を継続使用する、いわゆる固定化という方針を打ち出してきたが、町長としての対応の御意見はありますか。これは県のあれですけれども、一言お願いします。
◎町長(照屋勉) 再質問にお答えしたいと思います。普天間基地につきましては、当然、即時停止、撤去すべきだと考えております。先ほど
上原晃議員のときの話でも申し上げましたが、日米安保を堅持するという考えの方もいらっしゃいますが、そう考えるのであれば、より極東最大の基地、嘉手納基地が既にもうそこにあるわけですので、これ以上の基地について、沖縄県民の負担は要らないのではないかと考えているところでございます。以上です。
◆上原昌之
議員 普天間飛行場の危険性の除去、早期返還が原点であります。新たな知事権限としてのさまざまな手法で国の正規の手続を引き延ばし、工事を遅らせれば普天間飛行場の返還目標2022年度返還は事実上困難となるだけでなく、嘉手納基地より南の大規模な基地の返還への影響を懸念されます。埋め立ての是非をめぐる県民投票の司法意義を貶めかねないもので、地方と行政の関係に混乱をもたらすだけだと私は思います。ちなみに、辺野古基地は杭が7万本といっていましたけれども、羽田基地は100万本余ります。以上でこの問題は終わります。 続きまして、
与那原大綱曳の件であります。第23回ふるさとイベント大賞に県内から
与那原町の、
与那原大綱曳まつりが内閣総理大臣賞に選ばれた。県内からの大賞受賞は2014年の糸満大綱引以来5年ぶりの2回目で、伝統継承と郷土意識の高揚につながっている点などから高く評価されたものであります。我々
与那原んちゅの伝統ある大綱曳が内閣総理大臣賞に選ばれたことに関しての御感想をお伺いいたします。
◎観光商工課長(比嘉義明) では、上原昌之
議員の(4)
与那原大綱曳について。①ふるさとイベント大賞で総理大臣賞の受賞についての所見はについてお答えいたします。イベント大賞の評価のポイントとしましては、子どもから大人まで幅広い世代が地域とかかわりを持って開催しており、地域住民の連帯の強さが感じられ、郷土愛の高揚につながっていることなどが上げられ、これまで大綱曳実行
委員会や綱武士の皆様をはじめとした、地域全ての方々が築き上げてきた結果、今回の内閣総理大臣賞を受賞したものだと考えております。今回いただいた大賞を強みとして、引き続き、地域一体となって
与那原大綱曳まつりを盛り上げ、さらなる魅力の発信を推進していきたいと考えております。以上です。
◆上原昌之
議員 ちなみに、
与那原まつり会場、変えるということは絶対に考えないでください。これは私たち
与那原んちゅの誇りである御殿山、大事なものですから、これは実行
委員会にもいろんな人がメンバーにいて、これは全員にかけないといけないですから、個人的には絶対に動かないでください。よろしくお願いしまして、
一般質問を終わります。
○
議長(
識名盛紀) 以上で上原昌之
議員の
一般質問を終わります。 暫時休憩します。午前11時35分 休憩
午後1時30分 再開
○
議長(
識名盛紀) 再開します。 次に
舩谷政喜議員の
一般質問を許します。〔
舩谷政喜 議員 質問席に着く〕
◆
舩谷政喜 議員 皆さんこんにちは。午前中の
上原晃議員の話の中で、イチローの引退の件が少し話されていたんですが、それでちょっとさっきふと思い出したんですね、この時期、引退とどういうことだろうと。そうしたら南風原高校の職員の送別会に私もPTA会長として招待されて、退職される先生のこれまでの映像がスクリーンに流れていたんです。そして、これを見て本当に感じたことは、自分の使命感をちゃんと全うして、約30年間職員を、先生として生徒と向き合ってきた、そういうことが本当に伝わって、あれを見て、私もそういうふうに現役の期間中は自分の職務を全うして送れたらと、本当にいい機会となりました。多分、庁舎の職員の中でも退職される方がいると思いますが、恐らく同じような環境のもと退職されていくんだろうなと思いました。この時期3月、そういう時期でとても勉強になりました。そういうことを踏まえて、きょうも議会で一所懸命職務を全うしていけたらと思って始めたいと思います。 まず、心身障がい者への運動サポートということで、この質問をなぜ投げかけたかというと、
与那原町内のある就労支援施設の方からのお願いがありまして、高等支援教育を受けた後は、一般のそういった就労施設とかに入っていくんですが、そこでは運動する機会がなくなるそうなんです。その施設に預けている子たちも、方々も、親が個人的にどこかのスポーツセンターとか、そういった人にお願いして運動させる方もいらっしゃるんです。ですけれども、いろんな御家庭がありまして、そういうことが難しい御家庭もあったりして、いろんな精神状態だったり、いろんなことを加味して難しい御家庭もあったりして、個人的にスポーツをさせるということはできないということをこの施設の館長がそういうふうに話をされていたんです。なので、今回この質問をしたわけでありますけれども、まず①高等学校を…、この高等学校、高等支援学校ですね。高等支援学校を卒業すると運動する機会が減る。肥満解消や健康増進のため、運動するための補助ができないか。これについてお願いします。
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福祉課長(岡剛)
議員の皆様こんにちは。ただいまの舩谷
議員の御質問にお答えをいたします。
議員御指摘のとおり、余暇活動の充実は生活の質の向上において非常に重要なものだと考えております。そして健康増進というところは、やはり心身障がい者の方も気をつけないといけないところだと思っておりますが、何らかの事業を行うときにはニーズをきちんと把握するということが大切かと考えております。我々福祉課においては、こういった事業所の皆様と定期的に意見交換会、
情報交換会を行っておりますので、そういった中でどういったニーズがあるのか、
情報収集をした上で、どういった支援が望ましいのかということをしっかりと確認してまいりたいと思います。以上です。
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舩谷政喜 議員 非常に前向きな答弁をありがとうございます。お隣の南風原町でも、これは何と読むのか、ミックススポーツ教室なのかな。こういう障がい者向けの取り組みを行っておりまして、そういうところからも情報を集めて、ぜひこれは、まずは今、課長がおっしゃったようにニーズ調査から始めていただけたらと思います。現在
与那原町では、先ほども少しありましたが、高齢者に対するそういった健康増進のための事業はあるんですけれども、やっぱり障がい者向けの事業というのはありませんので、そこはやはり必要かと思うんです。そういうことで課長よろしくお願いします。 それでは(2)今後は英検の重要性が高まる。本町の対応はということで、これは教育改革の一環として、大学の入試の仕方が変わってくるのは皆さん御存じだと思うんです。そこで英検というのがかなり重要な役割を今後担ってくるだろうということでこの質問をさせていただきました。その質問をする前に、結構これ、いろいろ難しい面もありますので、今どういう状況かというのを、まずは読み上げていきたいと思います。
与那原町では現在、地域学力支援事業の一環として、実用英語技能検定、日本漢字技能能力検定及び実用数学技能検定について、検定料半額補助事業を実施しております。そして実用英語技能検定について、
与那原町内では特別準会場、これは
与那原中学校を準会場登録団体として民間の事業所が英検協会に登録をしているところであります。次に
与那原中学校会場における検定料については、申込時に一律半額を差し引いた金額を受験者より徴収することとなっております。これは補助事業ですね。そして
与那原中学校以外の準会場での受験者については、検定料補助金交付申請書をもとに、領収書及び学生証の写しを添えて、教育
委員会窓口に申請することで検定料の半額に相当する補助金の交付を受けることができるというのが、今の状況であります。こういったことを踏まえて、まず①英検受験料半額補助制度の現在の運用状況及び今後の効果的運用をどう考えるかを数字として、補助率とか、受験者数とか、ちょっとこれをお願いします。
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学校教育課長(新里健)
議員の皆様こんにちは。ただいまの舩谷
議員の(2)①の
一般質問について答弁いたします。現在、教育
委員会におきましては、県地域振興協力会助成金を活用し、中学生の英検受験の際の受験料の半額を補助しています。英検の受験者数としましては、
平成28年度で163人、合格者79名となっており、合格率は48.5%、
平成29年度は252人、合格者131名となっており、合格率は約52%、
平成30年度は受験者数260人、合格者128名となっており、合格率が49.2%となっております。近年は、おおむね受験者数で160人から300人程度、合格率もおおよそ50%程度で推移しております。また英検の半額補助の周知につきましては、生徒の皆さんへの周知につきましては、英語の授業の中で周知をしております。また保護者様への周知につきましては、学校教育課からの通知文にて周知をしております。あと英検を含む漢検、数検の申込用紙につきましても、職員室前のほうに備えつけて生徒の皆さんへは周知をしているところでございます。以上でございます。
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舩谷政喜 議員 年々、過半数を超えるような受験率ですね、とてもこれもいいと思うんです。あと課長、もし調べて御存じでしたらでいいんですけれども、近隣のパーセンテージがもしわかれば、これもお願いしたいということと。これは今、中学校に関してのデータですよね。これを民間の試験会場となっている事業所、そこでのデータなどは把握されていますか。お願いします。
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学校教育課長(新里健) それでは舩谷
議員の再質問に答弁いたします。近隣の受験者数につきましては、大変申しわけありません。詳しい数字については把握しておりません。後ほど確認次第、御提示したいと思います。民間といいますと、塾を経由しての英検ですね。町内でいえば2カ所の塾で受験をしているようです。今年度に関しましては2名の対象と把握しております。以上でございます。
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舩谷政喜 議員 この2名というのは、受験をされた方が2名ということですか。その辺もう一度お願いします。
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学校教育課長(新里健) それでは
舩谷政喜議員の再質問に答弁いたします。2カ所の塾を通しての受験者数が2名ということでございます。
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舩谷政喜 議員 私が今聞きたかったことは、何カ所かということではなくて、その2カ所の準会場で受験された方がどのくらいいて、どのぐらい合格したかを把握しているかということです。その辺をお願いします。
◎
学校教育課長(新里健)
舩谷政喜議員の再質問に答弁いたします。学校教育課のほうには、受験者数のみの
報告、合格者数のみの
報告しかございません。生徒一人一人の名前というのがなくて、
報告がございませんので把握していないところでございます。以上です。すみません、答弁漏れがございましたので、再度答弁いたします。準会場以外の2会場ということですけれども、
与那原中学校での受験者数及び合格者数については把握しております。準会場ごとの受験者数、合格者数等については把握していない状況でございます。
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舩谷政喜 議員 今、準会場の2カ所で検定を受けた数等については把握していないということですね。これは、まあいいんです。ただ、そのとおりでいいのかという。これは補助を活用されていますよね、そこも中学校と同様。ということは税金を活用して補助をしているわけですので、その辺の受験率、合格率は知る必要性はあると思うんです。これについて課長どう思いますか、お願いします。
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学校教育課長(新里健) それでは
舩谷政喜議員の再質問に答弁いたします。町で補助している生徒、受験者、こちらは会場については
与那原中学校以外の会場で受験した場合についてもこちらで助成をしておりますし、今後の助成の補助のあり方としても合格率等は把握していく必要があるというふうに認識しています。以上でございます。
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舩谷政喜 議員 あれこれ質問すると、私もこんがらがるので一問一答で確認したいと思います。今、準会場での受験者数であったり合格率を把握する必要性はあると考えているということは、それを今後、把握するのかということをお願いします。
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学校教育課長(新里健) 会場が町内に在住する
与那原中学校の生徒であったり、あとは私立に通って受験をされる子もいらっしゃいますので、それについては、どちらの会場で受けても受験者数、あと合格数、そちらのほうを把握できるかというのは学校側と確認をしないとはいけないんですけれども、なるべく、今後の補助のあり方、実際の効果のある補助のあり方を検討するに当たっては把握していきたいというふうに考えております。以上でございます。
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舩谷政喜 議員 今の答弁で、準会場の合格率の数字の把握をするものに、学校側とも協議を進めていくということですが、これは学校の許可を得ないと、そこは把握できないものなのか、その辺をお願いします。
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学校教育課長(新里健)
舩谷政喜議員の再質問に答弁いたします。
与那原町立中学校ですけれども、生徒の皆さんの個人情報に当たる部分もあると考えておりますので、そこら辺は慎重に対応していきたいと考えております。以上でございます。
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舩谷政喜 議員 個人情報保護の関連もあって、今でも生徒数ではなく合格者数、そういったような形でできると思うんです。名前はあげないにしても、でも把握は結局すると思うんです。受領書だったり学生証だったり提示しますよね。だからその辺、なぜ学校と相談してからというのは…、それでもいいと思います、中学校の生徒ですので。例えば、これは今のままで学校側がやめてくださいというと、税金を投入して補助を行って、その成果をちゃんと把握しないというのは逆にどちらが優先になるのか。もちろん保護もしながら、塾のこういった数値も把握するというのが妥当だと思うし、説明責任もちゃんとあると思うんです。もう一度その辺、課長も似たようなことを言っていると思うんです。もう一度具体的にお願いしたいです。
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学校教育課長(新里健) それでは
舩谷政喜議員の再質問に答弁いたします。町で補助している町内在住の中学生につきましては、受験をする場所が中学校、あとは別の南部であったり、那覇であったりということで、塾も含めて、今後受験者数、あとはそれぞれの合格者数ですね。数の部分であれば把握はしやすいと考えておりますので、その塾も含めた受験者数、あとは合格者数は把握していくように、それで分析しながら効果的な補助について推進してまいりたいと考えております。以上です。
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舩谷政喜 議員 では、この点はそういうふうな形で、ぜひ合格率とかそういう数値を確認していってほしいと思います。同じ第2会場についてですけれども、そういうところにも中学校と同様、地域学力支援事業の運用方針も含めて周知の徹底も同時に行ってほしいと思うんですが、それをお願いします。
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学校教育課長(新里健) それでは
舩谷政喜議員の再質問に答弁いたします。先ほど答弁の中でも少しお話をさせていただいているんですが、受験者数につきましては、近年160人から300人程度と答弁させていただいております。年度によって受験者数にばらつきがございますので、生徒への周知については英語の授業の中で先生のほうから周知は、英検の補助については周知しているところです。保護者の皆様への周知については、学校教育課から通知文書を作成して、全生徒に、全家庭に通知をしているところでございます。引き続き、継続して周知徹底を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。