平成17年 12月 定例会(第8回)平成17年第8回
西原町議会定例会議事日程(第2号)
12月14日(水) 午前10時
開議日程番号事件番号事件名1 ◇
会議録署名議員の指名について2 ◇
一般質問 5人
小川 孝
城間義光
屋宜宣太郎
宮城秀功
城間信三平成17年第8回
西原町議会定例会会議録招集年月日平成17年12月13日(火) =2日目=招集の
場所西原町議会議事堂開会等日時及び宣告開議 12月14日午前10時00分
散会 12月14日午後4時09分議長
前里光信出席議員議席番号氏名議席番号氏名1番新川喜男2番大城純孝3番城間義光4番
仲宗根健仁5番有田 力6番
屋宜宣太郎7番伊礼一美8番玉井正幸9番呉屋 實10番呉屋吉則11番小川 孝12番大城好弘13番城間信三14番
長浜ひろみ15番儀間信子16番-17番宮城秀功18番-19番伊川幸子20番新田宗信21番富 春治22番
前里光信欠席議員 会議録署名議員14番
長浜ひろみ15番
儀間信子職務のため出席した
事務局職員の職、
氏名事務局長棚原盛光書記喜屋武良則説明のため出席した者の職、
氏名町長新垣正祐助役宮平正和収入役親泊輝延教育長垣花武信総務課長稲福政昌総務課主幹新垣貞正すぐやる
課長呉屋敏浩企画財政課長平良昌二町民課長伊礼キヨ福祉課長郷 清一
税務課長上間 明保険課長寄川
美智子健康衛生課長平良正行土木課長崎原盛秀都市計画課長崎原盛廣区画整理課長幸地克政産業課長城間正一教育総務課長呉屋 清学校教育課長小橋川 明生涯
学習課長中山博光学校給食共同
調理場所長呉屋博之出納室長玉城澄枝水道課長糸数善昭
○議長(
前里光信) 皆さん、おはようございます。これから本日の会議を開きます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
前里光信) 日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、14番
長浜ひろみ議員及び15番
儀間信子議員を指名します。
△日程第2
一般質問
○議長(
前里光信) 日程第2.これより
一般質問を行います。 発言時間について申し上げます。 「
西原町議会運営に関する申し合わせ」によって、本日の
一般質問についての各議員の発言は、会議規則第56条第1項の規定に基づき、それぞれ30分以内とします。 順次、発言を許します。 11番小川 孝議員の発言を許します。
◆11番(
小川孝議員) おはようございます。私、小川 孝の
一般質問を始めさせていただきます。 師走の季節を迎え、ここ四、五日大分冷え込んでまいりましたけれども、今年もいよいよあとわずか残すところでございます。
皆さん一緒にまた新しい年を迎えて、また気持ちも晴れ晴れとしていきたいなとそういうふうに考えております。 そういう中で、ここ昨今の
子供たちを取り巻く生活環境と申しますか、非常に悪化の一途をたどっておりまして、私は一個人として大変憂慮しているところでございます。家庭におきましては親の虐待、また学校においては
子供たち同士のいじめ、あるいは外部からの侵入者によります
子供たちへの殺傷事件、また学校外におきましては、ここ最近の広島県、栃木県での小学校1年生女児に対する殺人事件と、非常にこのまま見逃していいのかなと。私どもも早目に対策を立てなければいけないんじゃないかと、そういうふうに思い、(1)番目の園児・児童・生徒の学校内外での安全についてを質問をいたしております。 このように、
子供たちの命が脅かされる現状を見まして、私ども西原町におきましても、早目にこの対策を講じなければならないだろうと、そういうふうに思うのでございます。そのためには、保護者の皆さんをはじめ、また
教育委員会、あるいは学校、地域やその他の関係団体が一緒になって取り組まなければならないのではないかと、そういうふうに考えるわけであります。そのためには、まず1つ目に、
教育委員会は通学路の
要注意箇所というんですか、ちょっと危険な場所、そういう調査をされたことがあるのかどうか。もしされたのなら、大体何カ所ぐらいあったのか、そういうところをお聞きしたいと思います。また、2つ目には、登下校時の子供の安全管理の
具体的対策はどのようになされているのかということもお聞きしたいと思います。3つ目に、
子供たちの
危機回避能力を身につけるためには、一体
学校教育の中で、どのような方法があるのかどうか。また、それは具体的になされているのかどうか。それもお聞きいたします。 次に、2番目に
国際交流事業の推進についてお聞きをいたします。西原町においては、これまで長年、
国際交流事業として受け入れをいたしまして、また海外からの研修生、若い
皆さん方に勉強してもらおうということで、今回も16回目の研修生の修了式を終えたということであります。私は残念ながらその席には出席できませんでしたけども、その3名のうちのお2人が、私ども我謝に関係する若者たちであったということで、ある場所におきまして、彼らの激励会を催したところでありまして、その中から若い
皆さん方から聞こえてくるのは、やはり、ふるさとの地において自分たちが勉強することができるのも、大変町民の皆さんの理解があるものと非常に感謝をしておりまして、非常にいい研修ができたと。そういうふうな話でございました。それも大変結構なことでございます。これまで長年、海外へ移住、移民された
皆さん方が長年の苦労を経てその地に身を落ちつけて、またそれぞれの県人として非常に活躍をされていることは、私どもも大いに誇りとするところでございまして、また今後も頑張っていただきたい。そのためには、また、その子弟であります
子供たちの教育も非常に大事であるわけでございますから、私ども西原町においても、これまで、戦前戦後、お世話になった海外の
皆さん方に、この際また恩返しもしながら、そういう子弟の皆さんの教育にも協力しようというのが、今回のこの
子弟研修生の
受け入れ事業だと、そういうふうに理解をしておりまして、これが長年を経まして非常に成果はあったと。そういうふうに私も評価をいたしております。そこで、それはそれとして結構なんですが、これまで、やはり、私どもが受け入れをするからには、
皆さん方が母国に帰って、沖縄で研修したことが十分生かされているかどうか。その辺がいま一つ見えてこない。16回になるわけですから、当時20歳前後の若い
皆さん方であれば、既にもう三十五、六歳、場合によっていは40歳近くになる
皆さん方ですからね。もう、その国におきましても
中堅クラスとして十分活躍している
皆さん方であろうと思うんですが、その辺、行政当局は、研修を終えられた
皆さん方の追跡調査というんですかね、その後どういうふうにされているのか。そういう調査をしたことがあるのかどうか、お聞きをしたいと思います。 それと
国際交流のことでございますけれども、西原町においては、今、一人の方が
国際交流員として派遣されておりますけれども、町内での活動というんですか、それがなかなか見えてこない。どういうふうな形でなされたのか。その辺がどうも
国際交流事業という形で町に来てもらったんですが、それが本来のこの事業に沿うような形での活動がなされているのかどうか、非常に疑問に思っているところでございます。聞くところによりますと、
国際交流事業員として西原町に赴任しながら、実際は学校において英語教育に携わっているんだという話も聞きますので、果たしてそれでいいのかどうか。そこのところもお聞かせいただきたいと思っております。 次に、3番目の安全で住みよい生活環境の整備でございます。そのうちの(1)でございますけれども、
我謝白川原内道路の
町道格上げ及びその整備についてをお尋ねいたします。この道路につきましては町道でもなく農道でもなく、かといって道路としては使われてはいるけれども、ちゃんとした正式な道路という形にはなっていない。この道路ができたいきさつを私なりにこの場で説明申し上げたいんですが、これは20年、あるいは25年だったと思います。私も定かには覚えていないんですが、当時、キビ作が非常に盛んなころ、この道路ができた経緯がありましてね。当時はこの白川原というのはほとんど道路らしい道路がない、ほとんどがあぜ道の状態だったんですよ。ということは、キビはつくっても持ち出すのに大変苦労した。あぜ道を通って、キビを100メートル、150メートルも担いで道路まで出さなければいけなかった。そういう状況がありまして、周辺の地主としてはこれを何とかしようということでできたのが、今の私が言うところの
白川原内道路でございます。こういう経緯がありまして、この中には、お互いの土地を提供し合って、お互いの利便性を図っていこうと。農業をするのに利便性、キビを運搬するダンプトラックが入れる程度の道路にしようということで、5
メーター道路を設置した過去の経緯がございます。おかげさまで、その周辺の
皆さん方には喜ばれたということがございまして、その道路を提供した地権者が大体13名ほどいらっしゃいます。一時は、ちょうど中途までこの道路ができていたんですが、2年ほど前に、ある方が
私有道路として使用するために与那原側との境界まで、およそ30メートルくらいを設置したがために、これが町の協力を得まして、町道から町道まで通り抜けできるような状況にございます。そういう中で、これはあくまでも農家の皆さんの土地でございますから、なかなか思うように利用できない。例えばこういうことが過去ございました。十二、三年前ですか、ちょうど中の方に、この道路に沿っている地権者でありますけれども、その中の方に400坪くらい土地を持った地権者がおりまして、その
子供たちが自分の住宅をつくろうということでいろいろやりました。その場合、地権者の同意が必要だということで、私どももその方に同意いたしまして、お家をつくってもいいと、この道路を、土地を使わせてもいいんだということでやりましてけれども、当時は途中までしか道路がなかったがために、その建物が建たなかった。それは消防法にひっかかるところの
Uターン場所ができなかったということでございます。それが今回、先ほどお話し申し上げましたように、ちょうど通り抜けできるという状況になっております。しかし、あくまでもこれは
私有道路でございますから、相手が通さないというのであればそれはもちろん通るわけにはいかない。そういうような状況にありまして、この際町として何とか道路として、町有道路として整備できないものかどうか。今回、当局の考え方をお聞きしたいと、そういうふうに思っています。 それと(2)の
我謝マリンタウン線道路の進捗状況でありますけれども、これは平成16年度、去年度も計画はされながら全く手をつけることなく明許繰越という状況になりました。今回、当初予算で317メーターぐらいでしたか、300
メーター余の町道整備をしようということで、その予算取りつけもいたしました。しかし、その途中で、担当課の話によりますと、地権者の協力が得られないということで、今、
計画変更という形で事が進んでいるようでございますが、その辺の、当初の
計画どおりの事業が執行できなかったのはどういうところにあるのか、そういうところもお聞きしながら、また自席の方から質問いたしますので、当局の答弁をお願いしたいと思います。ひとつよろしくお願いします。
○議長(
前里光信)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(小橋川明) おはようございます。1番目の
青少年健全育成の推進について。(1)の園児・児童・生徒の学校内外の安全についてお答えしたいと思います。 まず1点目でありますが、通学路の危険箇所について調査したことがあるかということと、その調査結果。何カ所あったかということの質問でございますけれども、本町では平成14年度に
地域ぐるみの
学校安全推進モデル事業という
文部科学省の補助事業を実施してきておりますが、まずその際に中学校区を2つに分けて
安全マップを作成してきております。これは
教育委員会が主体になってやってきておりますけれども、ただ、その際には
西原中学校区で11カ所、それから
西原東中学校区で14カ所の危険区域を示して、注意を促してきているところであります。さらには平成16年度に、これは
学校教育課ということではないんですが、生涯学習課の方でそういった町全体的な
安全マップを作成しているところですが、その中では29カ所、4カ所加えてですね、29カ所程度示しているところです。 それから2点目に、安全対策の具体的な取り組みはどうなっていますかということなんですけれども、昨今の
子供たちを取り巻く環境の非常に厳しい面というのは、
小川議員と同じ思いでして、早速、校長会等でこれまでの安全対策について再確認をしていく、それから点検をしていく。こういった作業をしていくことを、文書通知も含めてやっていきながら、特に通学路の安全点検の徹底と、それから
要注意箇所の周知徹底。それから2つ目に登下校時の幼児・児童・生徒の安全管理の徹底、それから幼児・児童・生徒に危険予測・回避能力を身につけさせるための安全教育の推進、不審者等に関する情報の共有、地域・警察との連携の観点から具体的な取り組みの拡充をぜひ図ってもらいたいということで、強く
文部科学省の通知関係も含めて、示していきながら、お願いをしているところであります。 それから、3点目の
危機回避能力をつけるための手法及び具体的な対策はということでしたが、先ほども言いましたように、特にこの件についても大きく掲げて各学校に取り組みをお願いしているところでありますけれども、具体的には、これまでもやってきている実績等がありますので、そこら辺のことについて紹介しておきますと、
保護者参加による
不審者対応回避能力訓練、これは子供さんも含めてですね、こういった訓練もやっていますし、それから警察署にお願いしまして防犯教室の開講。それから安全5項目というのがありまして、紹介しますと、1つは裏通りや人通りの少ない道を通らない、道草しない。2つ目、不審者と思われる者に近づかない、絶対についていかない。3点目に、近くの家や大人に助けを求める。4点目、大声で助けを求める。5点目、太陽の家に助けを求める。こういった安全項目の、子供さんたちへの周知徹底、こういったことで
危険回避能力の育成を進めているところであります。当然、今後ともその拡充を図ってもらいたいということで、校長会の方でも確認をしているところでございます。以上でございます。
○議長(
前里光信) 町長。
◎町長(新垣正祐) それでは、小川 孝議員の御質問の2の
国際交流事業の推進については、これは人材育成という政策と大きく通ずるところがございますので、私の方から答弁をして、その他詳しいことにつきましては、報告等数字的なものについては関係の課長の方から報告をさせますので、よろしくお願いをいたします。 国際化それから情報化の時代を迎えまして、世界との協力関係なしには、日本も、それから沖縄も、我が西原も道はないというふうなのが昨今の情勢かなというふうに認識をしております。その中で、沖縄は過去に、歴史的に南米、あるいは北米、ハワイ等に多くの移民を送り出して、その子弟が活躍をしているという状況でございます。この子弟の関係者、つまり本町の関係者の
皆さんたちが6カ月間の研修を本町で受け入れているという、今年で16回目の修了式を迎えたことになります。そこで、私も2回ほど、この
海外子弟研修員の修了式に立ち会いをする機会がございましたので、この2回ほどを通じてちょっと感想を申し上げますと、どの研修員も非常に充実した研修を受けたというふうなことで、本人たちは非常に満足した、そして来てよかったというふうな感想を聞いております。その意味もあって、やはり、
西原ンチュという意識が十分この研修員の中にはあるなと。そしてまた地元やふるさとや沖縄に寄せる思いですね。これも相当なものが、この研修員の中にあるなと。これは研修の成果ですね。民謡を歌ったり、琉球舞踊を踊ったり、習字を発表したり、いろんな行事に参加している姿を見れば大体感じられるものなんですね。そういうことで、この
子弟研修制度は継続に値する事業だなというふうに強く認識しております。そこで、子弟研修のみならず、本町は多くの
国際交流をやっておりますので、今、
小川議員が御指摘になりました
国際交流員の有効活用、
交流事業にどう生かすかというふうなことも、これも大きな課題になろうかと思いますね。それから琉球大学を中心にしました
国際交流事業、これは
国際センターを通じての事業もありますので、これも本町は活用していかないといけないだろうし、それから民間交流、多くの外国人が西原町には登録をされているんですよ。相当な登録員がいるんですが、この
皆さんたちを組織化して交流化するまでには至っていないものですから、そこを
交流事業として効果ある組織立てをして、何らかの形で町民との交流を推進をしていかなければいけないだろう。その他学校関係、
教育交流というふうなことも、これも非常に充実を図っていかなければならないなという思いでございます。そこで結論を申しますと、
交流事業等、いろいろ研修等を通して、これからは、やはり国際人を育てなければならないわけですから、世界に通用する人材の育成を本町としても推進をしていかなければならないなという思いでございます。機会あるごとに努力をしてまいりたいと思います。その後、人数のこととか、数字のこととか、あれこれたくさんあろうかと思いますので、その他につきましては、関係課の課長を通して答弁をさせたいと思います。
○議長(
前里光信)
総務課長。
◎
総務課長(稲福政昌) 私の方から研修事業についてお答え申し上げたいと思います。 まず、受け入れに当たりましての追跡調査ということでございますけれども、研修を受けてその後の追跡調査はやっていない状況でございます。この研修を終えた後、研修生に対しましては研修、帰国後の報告ということで出してもらっているわけでございますけれども、一つ読んでみますと、平成13年度の研修生、
与那嶺エリカですけれども、これは
アルゼンチンの方でございます。研修を受けたのは
トラベルサービスですね。日本語、そして沖縄の文化と琉舞ということを受けているわけでございます。その帰国後、仕事のかかわりといいますか、そういうことでこの状況報告がありますけれども、
地元アルゼンチンに帰りましても舞踊の教師の免許、新人賞とかさらには比嘉倫子さんの指導により教師の免許もいただき非常に感謝をしておりますと。また
トラベル関係会社、旅行会社ですけれども、そこの専門関係を出ておりまして、特に
沖縄ツーリストでの経験と日本語の勉強が、今の仕事、トラベルに大いに生かされておりますというふうな状況でごございます。 それから2点目に、町人会及び県人会の活動状況及び研修生の参加状況ということでありますが、これもすぐに
琉球舞踊研究所を開設して指導をしていると。
舞踊研究所の新人賞をいただいているということもあって、そういう指導もしていると。その他町人会あるいは県人会の催しなどについても、いろいろと協力を、出演をしていると。その他近況として、特に専門分野のトラベルの仕事、それから流暢に日本語を話すものですから、すぐに帰国後採用されたと。そういったことで、町人会の催しにもどんどん協力出演をしていると。その他研修生の近況として、西原町でこういった勉強をして大変感謝をしていると。母国に帰っても、こういった制度があるということで地域からも喜ばれておりますし、できればもう一度西原に来てそういう研修も受けたいぐらい非常にいい研修だということで、どうか今後ともこの研修が途切れることがないように祈りますということで、そういった報告等も聞いております。特に
旅行関係会社、そういったところで活躍をしていらっしゃるというふうな近況でございます。
○議長(
前里光信) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(中山博光) おはようございます。それでは
小川議員の
国際交流員の活動状況について、答弁させていただきます。 まず、
国際交流員は基本的には火曜日から金曜日までは4小学校で英語の指導をする
傍ら公民館講座、
家庭教育学級、文教大学での講師として活動しております。それから、西原町
中学生海外派遣事業の事前研修、また引率、また報告会等で活動、参加しております。それから
西原まつりで県内の
国際交流員等を集めて日ごろの成果を展示・発表しております。これは2日間行っております。それから地域においては地域交流としまして、エイサーを通して交流をいたしているところであります。以上で回答にかえさせていただきたいと思います。
○議長(
前里光信)
土木課長。
◎
土木課長(崎原盛秀) それでは3項目の安全で住みよい生活環境の整備についての(1)
我謝白川原内道路の
町道格上げ及び整備についてお答えいたします。 町道の認定つきましては、町道の適正な管理及び道路網の整備を図る目的で
町道認定基準に関する規定に基づき認定を行うこととなっております。その
道路認定基準といたしまして、路線が系統的で交通上重要であること、起点・終点が県道・国道・町道のいずれかに連結していること、また構造条件といたしまして、幅員が4メーター以上、道路境界が明確であることなどが挙げられております。
小川議員から質問のあります
我謝白川原内の農道的な道路認定につきましては、基準的にはある程度満たしているものと理解をいたしております。しかしながら、農道地内に
個人所有地が多く、町への無償譲渡と
道路整備が前提となりますので基本的には厳しいのではないかというふうに思われます。
当該路線認定及び
道路整備を仮に
国庫補助事業での採択となりますと、基本的に市街化区域内での
道路整備となりますので、歩道設置を含めた道路幅員7.5メーター以上が必要となってきますので、その
道路敷部分の地権者、その8割以上の同意や、さらに費用対効果等の採択基準をクリアしなければならない問題等が発生してまいります。いずれにいたしましても、平成15年度の施政方針の中でも、
南地区区画整理事業の断念を受けまして、個別的あるいは線的整備の展開を図る必要があると述べられておりますので、町全体の
道路網整備の優先順位あるいは町の財源、体力、さらに
民間開発等も視野に入れながら、早急な整備手法があるのかないのか、今後検討をしてまいりたいと思います。 次に(2)
我謝マリンタウン線道路の進捗道路についてお答えいたします。平成14年度から事業着手されました
我謝マリンタウン線道路整備事業の進捗率は11月末現在で約72%となっております。先ほど
小川議員から説明がありましたように、当該事業におきましては
計画変更を行っております。
計画変更の内容といたしましては、当初、
マリンタウン用地側からの用地補償、工事を予定をいたしておりましたが、その中途の地権者の方から用地に対しての不満があり、現在難航中でございます。そのために、今年度は
我謝海岸線付近の用地補償を終え、近々
我謝海岸線との
摺り付け区間から
マリンタウン線内の住宅用地に向けての約150メーターの工事を現在発注予定をいたしております。以上であります。
○議長(
前里光信) 11番小川 孝議員。
◆11番(
小川孝議員) 答弁ありがとうございます。では、1番目の
子供たちの安全についてなんですが、課長の説明によりますと、
子供たちにはそういうふうにいろいろな教育はしっかりしている、教えているんだという話です。しかし、それだけでは、結局、今被害に陥っている
子供たちというのはか弱い、体力的に大人に抵抗できない。そういう小さい
子供たちなんですね。ですから、これはなかなか大人が教えても理解できないだろうし、ましてやそういう突発的な場面に陥った場合に果たしてそれを回避できる行動ができるかどうか。非常にそれが疑問なんですね。去る広島、栃木の事件にしても、結局は大人の誘惑ですか、そういうふうに誘われてああいう事件に陥ったということもあるわけです。ですから、これが中学生なら体力的にも大人に抵抗するだけの体力は持ち合わせているということもあるわけで、問題は小さい
子供たちですね。小学生あるいは幼稚園生、そういう
子供たちは一体どうすれば守れるかということなんですよ。ということは、やはり親をはじめ学校あるいは地域それぞれボランティアとして頑張っていただける
皆さん方をひとつの組織化をしまして、定期的なパトロールなりいろんな形で積極的な取り組みが必要ではないかなと思うんですが、今、町内にはそういう組織はないのか、常時活動している組織はないのか。もしなければ早急に立ち上げるべきではないのかな、そういうふうな思いもあるわけです。また、その危険箇所も、先ほど答弁では二十何カ所ですか、二十五、六カ所ですか、平成16年度は29カ所になっているんだという。ではどういうふうに、
子供たちがここを避けて通ることはできないでしょうと。あるにはある。いずれにしても学校の行き帰り、場合によっては日常の生活の中でそういう場所は利用しなきゃならないということですから、これ常時周囲が気をつけて助けてあげなければならないわけですよ。そのためには、どうしてもこういうふうな
皆さん方に組織を結成していただいて、そういうものをやっていただかなければいけないんじゃないかなと思うんですね。では、そういうためにはだれが主体になるのかと。私はそれは
教育委員会がやはり先頭を切っていろいろ主体的に結成に向けてはやるべきではないかなと思うんですが、その点についてはいかがでしょう。 それと、例えば大分人里離れた地域があるんですね。一例を申し上げれば、池田ハイツあたりなんですよ。小学校は南小学校に通ってくるんですが、そうなるとその行き帰り、その途中小波津あたりまでは住宅もある。ところが池田に抜けるそのワイトゥイ路というんですか、そういう境界あたりからはほとんど人家はない。通る人も少ない。非常に危険な場所にあると思うんです。ではそういうものは、朝は親たちが連れてくるにしても、帰るときは親は仕事をしている。場合によってはいちいち迎えにいくわけにはいかない。
子供たちはひとりで帰る。たどり着くまでの周辺は非常に、これでいいのかなというふうなところがございますから、ではそういうところについては、場合によってはスクールバスも必要ではないかと。そういうふうな思いもいたします。財政的にスクールバスができなければ、それにかわる何らかの
子供たちの送り迎えができる体制の構築、そういうことも必要だろうと思うんですが、その点についてはどのようにお考えなのかひとつお聞かせいただきたいと思います。 それから
国際交流なんですが、確かにこれはきのうの教育長の話にもありましたように、人材の育成は大変大きな財産であると。場合によっては沖縄の生きる道でもあると。そういうお話にもありましたように、町長もそういうふうな考えは一つだというふうに、非常に大事なことでございます。それはそれとして、お互いいいことではあるんですが、ただ、実際に町民とこういう外国から来た皆さんとの交流というのが本当にあったのかな。一部の人だけがやっているのであって、本当に町民の中に町民参画型の
交流事業があったのかと。ということは、それからすると本来のこの
国際交流という事業の趣旨にのっとったこれまでの事業だったのかなと。そういうふうに思うんですね。非常に西原町はそういう面では環境に恵まれていると思うんですよ、先ほどの町長の話にもありましたようにですね。特に琉大を抱えているだけに、外国からたくさんの若い皆さんが学びに来ているんだということは大変大きな財産でありまして、そういうふうに皆さんと交流することによって、その国の事情、生活面をはじめ、あるいはものの考え方、あるいは宗教の面、いろいろなものをお互い理解できて話し合えば、武力がなくてもそういう考え方に基づいて話し合えばお互いが理解できて、それでうまくまとまっていくんだと、そういう面もあるわけで、ひとつ、これまでの
交流事業を、もう一度見直してみて、本来の趣旨にのっとった
交流事業が進められているのかどうか検証していただいて、また、新たな展開というんですか、そういうことも必要ではないのかなと、そういうふうに思うのであります。 それと海外子弟の研修生なんですが、今回16回目、確かに町としてもこれまで力を入れた大きな事業でございます。これは今後もぜひ続けて、そういう若い人材の育成をはじめ、我々もそういう海外にいる
皆さん方との協力関係を築きながらやっていくのは大変町政として大事なことだと思うんです。そこで、私は壇上でも申し上げましたんですが、
子供たちはやはり自分の目的とする、これを学びたいんだという思いで来ているわけなんですね。例えば、自国ではなかなか学ぶことができないいろんな専門的なことがございますね。それを沖縄で学んでそれを持ち帰るわけですが、本当にその学んだことが皆さん、自分の国へ帰ってそれが生かされているのかどうか。そこのところを私は聞きたいわけでして、先ほど課長は
与那嶺エリカさんの話も出して、こういう事例もあったと。そういうことであればなおさら結構。向こうから派遣されてくる
皆さん方は町人会から推薦されて来るわけですから、大変優秀な若い
皆さん方ですよ。ですから、それをひとつ、我々町が受け入れる場合に、研修生は自分の学びたいことを本当に持ち帰ってこれが生かされているかどうかということを、私は一つの節目として、16年たっているわけですから、それも検証してみてはいかがかなということなんです。これはこの要綱の中に、この第2条にこういうことがあります。途中から読みますが、「…これはこの研修生が帰国後は地域において指導的役割を果たすことを大いに期待される」と。それは人間的な「指導的」でしょうね。しかしそれプラスの、沖縄で、現地で学んだことが十分生かされなければならないと。私はそう考えておりますから、その辺についても、ひとつ、指導方というんですか、そういうこともひとつお願いをしたいなと。そういうふうに思います。 それと
土木課長、我謝マリンタウンの、ちょうど(2)なんですが、確かに一部はほぼ合格はしていると。というのは、町道から町道まで突き抜けている。ということは、それは1つのクリアしている点ですね。そして、場合によっては地権者が同意すれば7メーター50の道路も開通できますよとの答弁でございますので、私は今この答弁をお聞きしまして、これは大いに脈があるんだと、そういうふうに理解しております。といいますのは、この問題は平成元年ごろからですか、この南地区の区画整理事業を進めてきたけれども途中で断念したと。前町長もそれを推進しながらなかなかこの事業に手をつけることができなかったと。そこで、途中から方針を変更しまして、それならば線的整備をしようということをされてきました。これまでの町長もですよ。新垣町長になってからも、今回、南地域の線的整備をしようというふうに施政方針では打ち出したけれども、それがでは具体的に何ですかというふうに、私は疑問を呈しまして、全くそれがないなと。そのためには、ひとつやりやすいところから手をつけていただきたい。そして、なおかつ、私が申し上げたいのはこういうことでございます。前の町長にも申し上げましたけれども、整備すれば、ではどういう利益が得られるかということですね。費用対効果ですね、課長の答弁の中にありましたように。町道としてこれだけ整備するということは、これは市街化地域です。農振地域ではないわけですから。ということは、いつでも建物が建てられる、住宅が建てられるわけですよ。そこに住宅が建つということは、町の財政においても大きく潤すことができる。固定資産税が入ってくる、住民税が入ってくる。そういう財政の厳しい折に、私どもはこういう費用対効果、将来この地域に道路を1本を通すことによって、町にとってどういうプラス面が出てくるかということを考えましたならば、当然、私はほかよりも優先してこの町道を整備すべきだろうと、そういうふうな考えであります。そういうことで、ただ金をつぎ込んで、あとはそれでいいというわけではありませんから、その辺のところをひとつ御理解をいただいて、ぜひ、この事業を具体的なものにしていただきたいと、そういうふうに考えております。 それと(2)番目の
我謝マリンタウン線道路の進捗状況、これは当初はある企業の東側、海側を通って、317メーターを整備していくんだというふうなことで予算計上をいたしました。しかし、先ほどの答弁にありましたように、なかなか企業の理解が得られないということで事業変更して、別の方向に持ってきたということであります。これはやむを得ないにしても、ただ、できなかったという理由はどういうところにあるのか、課長の答弁にはなかったものですから、これは非常に大事なことでございますから、ぜひお聞かせいただきたい。といいますのは、これは事業変更して今年はできた、では次年度もそれは継続していかなければなりませんので、では次年度は当然予算計上する。その後は、また場合によっては、このままの状態が続きますと明許繰越になる。これは何としても避けなければならない。そういうことからいたしますと、その企業さんのおっしゃるような、理解を得られなかったところはどういったところなのか。これをぜひお聞かせいただきたい。聞かなければ、また次の方向性が見えてこないということがありますので、ぜひその辺よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
前里光信) 教育長。
◎教育長(垣花武信)
小川議員の再質問にお答えしたいと思います。 先ほど課長からも説明がありましたけれども、昨今起こっているこの小さい者たちへの被害というのは本当に心の痛いことでございまして、しかも小学校1年生、この間は6年生でしたけれども、本当に大人の力に対してこの子たちが自分を避ける能力というのは、まだ体力的に難しいと思います。いろんな手段が考えられますけれども、例えば集団登下校というのをやっているという紹介もありましたけれども、ただ、本町のような住宅形成の場合、集団で学校に行ったり来たりするという雰囲気ではないような感じがしますので、これもどうかなと思うし、これまでやってきたことは何かといいますと、非常ベルを持たせているわけです、全員に。これまで、聞きましたら、1件も非常ベルを使って難を避けたという例は聞いておりません。そうすると、まず持っているかどうかが問題ですけど、一応配ってはあるんですね。それをずっと持っているかどうか調べた資料もあると思いますが、そういう問題があります。それから、警察とタイアップをしまして、学校に入り込んできて先生を刺したということでしたので、サスマタという道具がありまして、これで入ってきた賊に立ち向かいなさいというんですが、それも職員室に置いていますが、果たしてこれが効果があるかどうかということも気にはなりますけれども、警察はこれを勧めてます。本町でも、学校によってはそれを置いているところもあるようです。そこで、このことはどうしても、
子供たちですから、周囲の大人が守ってやらなければならないと思います。この子たちが自分でその難を逃れるということは難しいと思います。そこで、近づかないこと、それから簡単に言葉に乗るなよということは常に注意はしていますけれども、なかなかうまくいきません。それで、私どもが考えるのは、何といったって大人が守ってあげることだと思いますけれども、特に今問題となっている登下校の時間と場所なんですね。実は、おとといですけれども、定例の校長会がありまして、校長会からこんな要望がありました。その問題について非常に学校も心配をしておりますと。それで、どうしても「人」ですから、ではだれが
子供たちの登下校を守るか。その問題は「人」なんです。ですから、私どもはその地域の人でなくては無理だと思います。どこからか人をやって、そこに立っておきなさいといっても無理ですから、地域で守らなければだめです。ですから、地域の人々をどう動かすか、自治会長さんたち、あるいは議員さんたちにもお願いして、その地域で何とか守れないかということをお願いしたいんですが、校長会からは、老人会の皆さんにお願いしてくださいということなんです。老人会の方々に、ある一定の時間でいいですから、登校時は心配はそうない、交通事故は心配だけどもその「人」による被害というのは登校時はさほど心配ない、下校時が問題だということで、老人会の皆さんにお願いしてくれませんかと文書で来ていますので、これからお願いしなければならないと思いますが、老人会でもいいし、とにかく地域で守らないと、これは無理だと思います。そこで、たまたまですけれども、いい例が、きのう私がこの議会が終わっておりていったら、訪ねてきた人がいまして、西原台団地でこんな取り組みをしていますという、まるで今の答えを準備してくれたようなもので、封筒を届けてくれました。短い文ですので参考までに読ませていただきます。「児童・生徒の安全下校監視活動計画 西原台団地自治会。目的 今、日本本土において低学年児童の痴漢による事件が多発化傾向にあり、本県でも豊見城市、浦添市においても小学生や中高校生の被害事件があった。それも登下校に発生している。かかる情勢にかんがみ、西原台団地においては、未然防止と
子供たちへの声かけ、激励の機会とし、監視活動を実施する。実施時間は下校時の14時30分から16時まで。場所は西原商工会横通路下の方の階段あたりと」。腕章の準備として3から13枚ぐらいつくって…、これですよと、これも持って見せていましたが、そういうことで、
学校教育課長が要望したようですけれども、教育長あてに文書が書いてありましたので、こういうふうに月曜日から金曜日まで、月曜日は野島さん、石垣さん、火曜日は松本さん、與那嶺さんという割り当てをして、下校の2時間ぐらい、私たちはやっていますよというものを持ってきてくれました。これですよ、言いたいのは。地域でやらないと、
教育委員会が派遣する人はいませんので、老人会にお願いしてみようと思いますが、地域でこそ守るべきことじゃないかと思いますので、その方を進めていく気持ちを持っております。ですから、今度も自治会長会等がありますときには、ぜひこういう形で進めていただきたいというふうなこともお願いしたいと思っております。以上です。
○議長(
前里光信)
総務課長。
◎
総務課長(稲福政昌)
小川議員の再質問にお答えします。 まずは海外移住者子弟研修の受入事業でございますが、自国では学ぶことができないことを沖縄で学びたいというふうなことでござますが、この研修生受入事業については、本町の研修生受入事業実施要綱に基づいて研修を受け入れしているところでございます。その4条に研修科目というのがございまして、町長は研修生から要望があった科目を受け入れ先として調整し確保するということで、本町では土木建築、自動車整備、コンピューター、農業、金融、その他ということで、そういう研修を受けたいのでということで、地元の町人会に調整をしているところでございます。また本町にこの研修はどうしてもだめということであれば、その辺は調整をして、本町の研修科目で受け入れるような方法で調整をしておりますので、これが生かされていないということはないと思っております。また、この研修事業も本町は平成7年度あたりからずっとやっておりまして、現在では県内でも22市町村、那覇市を含めて北部まで相当な研修生の受入事業をやっている状況でございまして、その各市町村のいろいろな研修を見ると、大体ほとんど西原町と一緒の研修内容、研修項目が同じような状況でございます。日本語というのは、どうしても研修する前に、言葉ということは大事でございますので、日本語をまず取り入れて、あと文化でありますとか、またその専門的な技術、こういった状況でございます。特に、読谷村あたりは専門科目というよりは日本語と地域伝統芸能、琉舞、島太鼓、エイサー、そういった状況であるわけでございます。そういうことでよろしくお願いします。
○議長(
前里光信)
土木課長。
◎
土木課長(崎原盛秀) それでは
小川議員から、企業からの用地補償難航の理由について再質問がございましたので、お答えいたしたいと思います。 この企業につきましては、製造業を営んでおりまして、製造業の一番の命としては資材ヤードでございます。その資材ヤードにつきまして、今回、我々の方で用地交渉を行っている次第なんですが、その資材ヤードが約280坪消えますので、その分に対しての資材保管庫、資材置き場の確保を何とかしてほしいということで、今、この企業の方と交渉中でございます。そのためにちょっと難航しているということでございまして、今年度につきましては、その資材ヤードにつきましてはちょっと
計画変更、先ほど申し上げましたが、変更いたしまして、今年度の事業費につきましてはその中で処理をすると。変更した箇所で処理をするということで、繰越事業には今回は当たりませんので、ですからあと1年、場合によってはこの1年経過をして繰り越しをまた、例えば平成18年度で、難航した場合はまた平成19年まで繰り越していくという形になりますので、その間で何とか交渉をまとめていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
前里光信)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(小橋川明) 池田ハイツに関連してスクールバスの必要性についての御質問がございました。答弁漏れがありましたのでおわび申し上げます。 この件に関しては、先ほどの教育長の、地域との連携という形で、内容的にはそこでこの課題は解決を図ることしかできないんじゃないかなという気がしていて、あえて答えなかったんですが、その中に答弁としての内容を含めてということで、答弁しませんでした。そこで、このスクールバスについては、実は、別の地域からも一度、私が来てから要請がございました。その際に、いろいろ
教育委員会、教育長含めて議論したことがありますけれども、財政状況も含めて検討しているんですが、恐らく町内でスクールバスの送迎をしていくとなると、特に坂田地域とかですね、遠距離のところ等についてですね。すべての町内のそういった箇所を点検をし、検討を加えていかなければいけないだろうと思います。特に池田ハイツというわけにはいかないということがあると思います。そういう意味で、一度要請があった分についても、そういう事情で説明を申し上げまして、厳しいですよということで御理解をいただいたところでございます。特に財政上の問題でもありますけれども、まずバスの購入、それから運転手の採用、こういったことで1カ所ということで限定的にやれば可能かもしれませんけれども、数カ所出てくる可能性があって、この全体的な解決はちょっと厳しい面があるということで、別の手法を考えるべきだということで、地域との連携を強く考えているところであります。先ほど、そういう意味で要請もしているところなんですが、実際にはPTAの
皆さん方でパトロールをやってもらったり、具体的にやっている学校も現在あります。それから、あと一つ補足しますと、この前の校長会の中で確認し合ったのは、安全パトロール中という、公用車には取りつけてありますけれども、そのマグネット式のこれを地域の皆さんにやってもられる人がいればお願いしようということで、各学校に何枚か配布をして、できる方がいらっしゃればそれもつけてもらおうという取り組みも含めて、今やっているところでございます。以上でございます。
○議長(
前里光信) 次に進みます。 3番城間義光議員の発言を許します。
◆3番(城間義光議員) 皆さんおはようございます。平成17年12月の定例会において、私の
一般質問を通告書に従い行ってまいります。 大きく分けて4点ありますが、まず最初に平成18年度の予算編成についてお伺いします。先日の他の議員への答弁で、次年度の予算編成の作業中であり、各課の電算入力等がまだということで、総額、総体がわからないということでありますが、その中で事業別予算編成に取り組むという答弁でありました。まず、予算編成に入る前に基本方針があると思いますが、その内容はどのようなものなのか。また、町長の公約を含めて、新しい施策を予算に反映する予定があるかお伺いします。 大きい2点目に、執行体制について伺います。国の三位一体改革に伴い、平成16年度から平成17年度にわたり、各市町村は国庫補助金及び地方交付税の削減、税源移譲の不透明さの中で厳しい財政運営を強いられ、基金の取り崩しなどでしのいできました。平成18年度以降も厳しい財政事情が続くと思いますが、財政改革を推し進めるために、本町においても執行体制を強化するため、機構改革、これは各課の再編等を意図していますのでその予定もあるのかお伺いします。 大きい3点目に、環境衛生についてお伺いします。昨今はごみ問題でマスコミをにぎわしております。本町は東部清掃施設組合の構成員の一員として、本町を含む南部の10市町村で南部地区廃棄物処理施設整備推進協議会、略して南廃協と言っておりますけど、そこを中心に一般廃棄物の最終処分場の建設で場所選定は5地区決まったわけですけれども、それ以降の進行が非常に困難を極めているのは、皆さんも御存じのとおりであります。本町は、家庭ごみの発生量、1人1日当たり600グラムの目標を掲げており、減量化に努めておりますけれども、ごみの減量化対策をきめ細かく、もっと強力に進める必要があると、私は感じております。そこで伺います。(1)点目に、平成16年12月の議会で、ごみの減量化対策として、ごみの発生量を各校区ごとに把握し減量化を図ると、検討していきますという答弁でありましたが、どの程度検討が行われたのか、その内容についてお伺いします。それと(2)点目に、事業系ごみの減量化については、先日のほかの議員への答弁で、指定ごみ袋の使用状況が1%ということは聞いておりますけど、その進捗状況、今後の対策等をどのように考えているか。また、ごみを搬出している事業者、これは許可業者が運搬するわけなんですけれども、その事業者数を把握しているのか、その数を教えていただきたい。 大きい4点目に、指定管理者制度について伺います。地方自治法第244条第1項に規定する公の施設の管理を法人その他の団体に行わせることができることを内容とした地方自治法の一部を改正する法律が、平成15年6月17日公布され、同年9月2日から施行されました。従来の管理委託制度から民間法人などの有する能力、経験、知識などを活用することができる指定管理者制度への改正であり、今言われている官から民への流れであると考えます。そこで、本町においても、例外なく指定管理者制度の検討がなされていると思いますが、どうなのか。また、本町において指定管理者制度の対象となる公の施設とはどんなものがあるのかお伺いします。以上、壇上からの質問を終わりまして、答弁を受けて再質問は自席から続けていきますので、答弁よろしくお願いします。
○議長(
前里光信) 企画財政課長。
◎企画財政課長(平良昌二) それでは城間議員の1点目の平成18年度予算編成について、私の方からお答えをしたいと思います。 本町は歳入に占める自主財源の割合が4割で、残り6割が国・県等からの依存財源に頼っているという状況であります。そういうことで、どうしても国・県の施策に左右されるということで、国・県の方針を踏まえながら予算編成に当たっていかなければならないというふうに考えております。平成18年度の予算編成については、現在作業中でありまして、まず基本方針の内容なんですが、1点目に予算要求基準についてでありますが、8月に総務省が示した地方財政計画の仮試算によりますと、平成18年度の一般財源総額は平成17年度並みという数値が示されていることから、経常的な経費、それとあと投資的な経費ともに前年度当初予算以下で要求するということにしております。 それから2点目なんですが、事務事業の整理、見直し等を図るために、新たな取り組みとして事業別の予算編成を現在進めておりまして、予算の表示につきましても、事業別に予算額が表示できるということになっておりまして、事務事業の評価にもつながるということで、今そのように進めているところであります。 次に3点目なんですが、町民の皆さんと予算について情報を共有しようということで、町民参画型の町政を進めていこういう目的もありまして、来年の2月の下旬、大体予算が固まった時期に、平成18年度予算の住民説明会を予定をしております。また説明会に向けて、町のホームページを活用して予算編成方針などを掲載しており、今後は各課からの予算要求額を公表していくという予定もしております。 新しい施策を予算に反映させる予定があるかということ等につきましては、現在各課からの予算要求をまとめている段階でありまして、幾つかの新規事業が今上がっております。まず1つ目に第三次総合計画の後期基本計画の策定事業、それから兼久小那覇線
道路整備事業、それから坂田幼稚園園舎建てかえ事業、それから待機児童解消のための認可保育所の定員の増、それから西地区区画整理事業の調査設計業務等などがありまして、その他ハード面、ソフト面についても予算要求として上がってきておりますので、新しい施策については当然施政方針の中でも掲げられてきますので、今後予算編成を進めながら、歳入歳出のバランスも見ながら、どの程度新しい施策を組み入れることができるかどうか査定をしながら、十分検討していきたいと思っております。以上です。
○議長(
前里光信) 総務課主幹。
◎総務課主幹(新垣貞正) 質問の2番、執行体制についてお答えしたいと思います。執行体制の強化のため機構改革を予定していますかということですけども、城間議員がおっしゃるように、国の三位一体改革に伴って地方自治体も厳しい状況であります。そういうことで、行財政が厳しい中で、行政側の改革も当然必要だと思っておりまして、現在、機構改革に向けて、推進本部の中の行政部会の中で機構改革についての部会も開いておりますし、各課のヒアリングも行いまして、そろそろ最終段階に来ている状況であります。 それから、4番の指定管理者制度についてお答えいたします。城間議員がおっしゃいましたように、平成15年に地方自治法が改正されまして、6月に公布されまして、9月2日から施行ということになりました。そして経過期間として3年間ございまして、そうしますと、平成18年9月までには今までの管理委託制度から指定管理制度に一本化された制度のもとにやらなければいけないことになっております。町としましても、その制度にのっとって、それに対応するために、指定管理者制度に関する指針ということを定めまして、現在、委託管理されている部分、そして現在委託がされていなくて直轄でやられている部分、そういうのも含めて公の施設に関する考え方を、直轄でいくのか、あるいは委託でいくのかという判断をするわけですが、まず、とりあえず平成18年9月までに判断しないといけない施設については、いいあんべー家と農村集落総合管理施設ということで、津花波の公民館の2件があります。そして公の施設というのは公共用の施設ですので、中央公民館であるとか、あるいは体育館、陸上競技場等、そういうのが対象になりますが、今、この施設については直轄でやっております。その直轄でやっている公の施設の、指定管理にいくか、そのまま直轄でやるかという判断については、平成18年度に各課に投げかけて、どうするのかという判断を仰いでいきたいというふうに思っております。以上であります。
○議長(
前里光信) 健康衛生課長。
◎健康衛生課長(平良正行) 城間議員の質問にお答えいたします。まず、質問の3の環境衛生についての(1)の件であります。西原町のごみの収集方法は、委託者に行政区を一番少ないところで4カ所まとめて、それから多いところで行政区も小さい行政区9カ所、まとめてやっております。その行政区ごとの、この委託業者ごとの収集量は把握しているんですが、この学校区ごとの把握というのは大変難しくて、実施は困難だと思っております。それで、今現在、ごみの減量に対しては、委託業者とそのごみの出し方の問題、それから分別方法の問題、そういうことで検討を毎月やっており、その中で問題が出た地域に関しては、クリーン指導員の皆様がチラシをつくって、まずは一軒一軒回って、ごみの出し方、それから分別方法の指導もやっております。それで、これを各校区ごとでなくて、行政区、委託業者ごとに細かくやれば、1軒当たりどれだけのごみの量が出るかもわかりますので、この件に関しては今後検討していきたいと考えております。 それから(2)の事業系ごみのことですが、まず、事業系ごみの搬出者数からお答えいたします。今、事業系の許可業者は4名おります。それは全体として290社です。これはばらつきがあるんですが、1社ごとに言いますと、下地さんが58社、トン数として2,205トン。城間さんが183社、平成16年度の実績ですね、1,966トン。玉那覇さんが29社、147トン。新垣さんが20社、207トンということです。合計4,527トンの実績があります。それから、実は事業系ごみ袋に関しては、平成15年3月の定例議会において、西原町における廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部が改正されました。それにより平成15年6月1日から事業所は町指定のごみ袋を使用することになっております。そして、今後の取り組みとしては、今まで、昨年度も調査したんですが、指定袋は1%くらいしか使用されていないというような調査結果が出ております。それで、今後、健康衛生課としては、東部清掃施設組合において、ごみの搬入において、適切なごみ搬出が行われているか、そして指定袋が使用されているかの確認を行うとともに、また事業所に対してもごみの資源化、それと指定袋の使用を徹底していきたいと。できるのであれば4月1日に事業所の方に連絡をして、各事業所に通知をしていきたいと。今でも通知は出しているんですが、これが徹底されていないということもありまして、今後検査員を東部清掃施設組合に配置して、それで強化していきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
前里光信) 3番城間義光議員。
◆3番(城間義光議員) 一通り答弁を受けまして、疑問点について再度質問をしていきます。 まず1点目の平成18年度の予算編成についてなんですけれども、先ほど企画財政課長からお話がありました、18年度は17年度並みということで確認はできました。その中で、予算編成の基本方針の中で、予算の事業別編成の取り組みと、それについて内容をどういった手法でやるのか、その1点教えてください。それと情報の提供というのは、もうこれはぜひやっていただきたい。非常にいいことだと思います。それと、普通であれば町長の公約を前面に打ち出して、町民に公約したわけですから、その予算を最初に組んで、ほかはどうするか。もちろん経常経費としてどうしても出さなければいけない部分はあるかと思うんですけれども、それの公約の中で新しいもの、町長としてこれは入れたいというのがあれば、今後出るのか、今の段階ではっきりしているものがあれば、町長の方から直接お聞きしたいと思います。その辺お願いします。いろんな中で、内容は平成17年度並みというんですけれども、実際にやってみたら、今後も厳しいですので、そういう前年度並みというふうに出ても、やはり町の方でもっと厳しく歳出の予算を把握していた方がいいんじゃないかなと思います。この間の新聞にも載っていたんですけど、「行政の推進へ数値目標を促す」ということで、政府は3月に地方公共団体の行財政改革の推進のため、新たな指針を策定したと。それで、各市町村では来年の1月から3月策定予定ということになっているんですけれども、沖縄県内では与那原町が12月にできたと。厳しい財政状況でありますのでわかるような気がしますけども、その辺も町の方で1月から3月の策定に向けて、十分検討しているのか、その1点をお願いします。 それと2点目の執行体制ですね。推進本部の部会で検討中ということでありますけれども、具体的に今この場で答弁できるようなら、もし差し支えなければ、答弁していただきたいと思います。 3点目の環境衛生について、やはり最終処分場の問題は、大きくつくってもやがて埋まっていきます。そういう意味では最後の手段はごみの減量化、ごみを出さないというのが究極の方法だと思います。そういう意味で東部清掃も、西原町の事業系のごみがふえています。その辺の対策を十分しないといけない。私が、この事業者数を確認したのは、皆さんこれ多分最近だと思うんですよね、事業者数を確認したのは。だからこの事業者数を把握しないと改善やそういうのができないんですよ。数がふえたのか減ったのかで、そうするとどうしてふえたのか、この許可業者も徹底して指導しないといけないと思うんですよ。この事業者が数もふえないのにふえるというのは、何かおかしくなりますよ。姉歯さんみたいではないんですけど、ちょっと疑ってかからないといけないという部分もありますので、町内だけでなく町外からも持ってきたんじゃないか、疑わないといけない、そういう時代ですから。性善説でなくて性悪説で考えないと、やはりその辺も十分検討…、数、この数について、いつの時点からこの290社というのがわかるのか。平成16年度からなのか、平成17年度なのか。多分私は最近だと思います。その1点、いつの時点から把握しているのか、お聞きします。 それと4点目の指定管理者制度、いいあんべー家が現在は管理委託ですか、そういうふうになっているはずですから、これがそっくりそのまま今の状態でいいのか、それとも民間のいろんなそういう団体に任せていくのか、当然内部で十分議論してやらないといけないと思うんですよね。これは最終的には議会の議決が必要ですよ。ですから、議会を納得させるためにも、安易に今までどおりではいかないはずなんです。県もいろいろ議会で取り上げられたんですけれども、例えば県議会は土木委員会、これは12施設の管理候補…、そういうふうに議会に提案したんですけど、選定はいろいろ点検する必要があるということで継続審議とか、そういう形になっています。経済労働委員会は、18施設のうち16施設が採決が見送られたと。そういうことがありますので、ぜひ議会の納得、もちろんこれは町民の納得ですよね。それも含めて検討すべきじゃないかなというふうに考えます。ですから各課にどうですかということも大事、そうですけど、全体的なそういう行革の推進委員会の中でもいいですから、どういう組織でもいいですから、そういう検討委員会を立ち上げて、これでいいのか、当然今言う指定管理者制度というのは税金の投入を少なくしようという考え方から出ていると思いますので、民活のものを考えていますので、そういうのを十分検討する意味では、単に今までどおりではなくて、今、いいあんべー家の問題、それと津花波についてはこれはやむを得ず民間というわけにはいかないわけですよ。自治会の管理のもとにやるべきものですから。実際には、町の方で、管理費は出していないはずですから、その面では理解はできますけど、こういうものを、いいあんべー家とか現在管理されているもの、あるいは直接管理している中央公民館なり、体育館、運動公園も含むのかな、町立図書館、そういうものを含めてやはり検討をしてスリム化するというのを考えるべきではないかと私は思うんです。これを検討をする場、各課に打診も結構ですけど、それも含めて全体的な考え方を示すべきではないかと思うんですけど、その1点お願いします。
○議長(
前里光信) 企画財政課長。
◎企画財政課長(平良昌二) それでは、事業別予算の件について御説明をいたします。 従来の予算要求は細節レベルで入力をしていたものを、平成18年度から総合計画の施策の体系に基づいて各科目ごとで事業名を設けて、事業ごとに予算を要求するということになっております。平成17年度の予算は、説明欄のところにいろいろと、例えば職員手当のような項目が挙げられておりますが、平成18年度からは説明欄のところで細目が表示されます。例えば、総務課の事業の中で平和政策推進事業ということがありますので、それを細目1だったら1、01だったら01ということで表示をして、その中でいろいろな予算が計上されてくるというようなやり方です。そうすると、この事業そのものが将来的には本当に投資効果があるかどうかのチェックまでできるというようなシステムになります。ですから、むだな事業をやっているかどうか、むだな支出がないかどうかについても十分チェックができるということになります。それから歳入で、仮に歳入に入ってきたものについては歳出側でどこに充当されているか、入ってきたものがどの歳出に充当されているかということについても十分確認ができるということになりますので、歳出の抑制、歳出の十分なるチェックということができるということになります。
○議長(
前里光信) 総務課主幹。
◎総務課主幹(新垣貞正) 質問の1番目の中で、行革プランの件で各町村2月、3月に報告することになっていますけどという質問がありましたけれども、行革プランについては所轄は総務課になっておりまして、今、国の集中改革プランの方針に従って、この文書を受けていろんな給与の適正化の問題であるとか、あるいは定員の適正化、あるいは事務事業の見直し等、その他については、今、ヒアリング等をやっておりまして、機構改革もその一環でやっておりまして、最終段階に入っておりますけれども、給与に関しても定員に関しても、その部署が今連携しながら検討しているところでありまして、3月までには、公表できるような改革プランといいますか、そういうのを出せるようにしたいと考えております。 それから指定管理者の件でありますが、これは内部でも何回も検討しまして、4月、5月の庁議の段階でも、こういうことがあるということで各課に検討してもらい、これについては今年度でやらないといけない分が2つあるということを先ほど言いましたけれども、これについても担当課との話し合いもやりまして、また上との調整もしながらやっておりまして、いいあんべー家についても、現在やっている社協の方に出向いていって説明などもして、慎重にこの辺は何回も論議しながら進めているところであります。ただ、これから、対象となるのはそれだけではなくて公民館とか体育館などもありますので、それについてはまずはその部署がこの公的な施設の目的、使用目的などを見た場合に、今までどおり直轄でいいのか、あるいは本当に民活ということで民間に投げた方がいいのか、その辺については先ほど城間議員が言っておりましたように、法の趣旨で、官から民へという法律の考え方があります。それと住民サービスの向上がそれによってできるかどうかの視点ですね。それと経費が節減できるか。その辺を踏まえて、担当課で検討してもらい、それをある程度考え方が出ましたら、全体の推進部会なり、あるいは課長会なりで検討して、慎重に、その辺は町民の事務サービスなどの向上につながるのかどうか、諮っていきたいと考えています。
○議長(
前里光信) 健康衛生課長。
◎健康衛生課長(平良正行) まず、排出事業所数の確認時期についてお答えいたします。本来であれば、許可の申請のときにちゃんと事業所名も書いて提出すべきだと考えております。ただ、今回はこの質問状が出てから、急にこれをやるべき資料がありませんでしたので、許可業者に連絡して、一件一件事業者名も入れるようにということで、お願いして提出させております。
○議長(
前里光信) 町長。
◎町長(新垣正祐) それでは、ただいまの城間義光議員の質問の中から、町長の公約、予算を先に編成をして、その後、またその他の事務事業等の予算をというふうな質問でございますけれども、おっしゃるとおり、公約を実現するために相当の予算を確保したいのはやまやまでございます。これは、もうすべての予算をいただきたいくらいなんですけれども、そうもいかないものですから、従前の、これまでの行政サービスを低下させないように、そして現年度の予算の中でどのように効果的に予算を執行していくかと。各課から出された新規事業等にどう予算を割り振っていくのかと。もう御案内のとおり、いわゆる三位一体の改革で非常に厳しい予算を、企画財政課を中心にどのような形で内定していくのか、決定、査定をしていくかとういことで、非常に悩んで悩んで予算編成の推進をしているところでございますので、公約予算が取れるものならば、ぜひその中でこれから検討して入れていきたいと。たくさんあります。その一番手がこの庁舎の建設でございます。庁舎の建設もそのままでは、これは到底据え置けるようなものではございませんので、どういう形でこの庁舎の建設を公約として予算を確保するのかというふうなことも非常に重要な問題ですが、財政的な裏づけでなかなか進捗がうまいぐあいにいかないという部門があるものですから、これも大きな悩みでございます。また公約に掲げております保健センターの建設等につきましても、これも重要な事業であるということは重々承知しているんですが、新たな予算を取ってそこに組み込みますと、ほかのものに影響を与えるというふうなことで、ここも非常に苦しい立場でございます。ですから、総体的に、総合的に節約をしながら、そして改革をしながら、改善をしながら、いかに公約を実現していくかということを判断をして、実際に予算が編成されて固まる時点までには、具体的なものは調整をして、次の議会あたりにこういうことを新規で公約で入れたいというふうなことを提案申し上げたいと思っております。
○議長(
前里光信) 助役。
◎助役(宮平正和) 機構改革の件でなんですが、まだ具体的には決まっておりませんでして、今内部の方で検討中でございます。先ほども町長の方からもいろいろ説明があったんですが、そういったいろいろな政策をどのように推進していくかということで、今後の大きな課題になるだろうと思っております。さらには地方財政の、行財政のかなり厳しい状況下が進んでいるわけですので、行財政改革をまずは着実に実施しないといけないというような観点もございます。そういった意味では、政策推進をどのようにやっていくか。さらにはそこにどのような企画力をもって推進をしていくのかというのが、今後の大きな課題になるだろうと考えております。そのためには、政策を推進するための企画調整、さらにはそれに対する実行力のある課の編成等を網羅しないといけないだろうと考えています。さらには健康づくり、あるいは福祉対策等についても十分な機構体制を整え、実行力のある、そしてさらには政策が推進できる執行体制のできる機構の改革を現在考えております。まだそれを具体的にどのような方向で、どういった状況下になるのかについては、まだ煮詰まっていない状況でございますので、今、行政部会でそこら辺については検討中でございます。
○議長(
前里光信) 3番城間義光議員。
◆3番(城間義光議員) いろいろ答弁いただきまして、理解できました。 3点目の環境衛生についてのこの事業系ごみの事業者数の把握ですね、ぜひ定期的に把握して、その減量化に向けて、許可業者への指導も含めて頑張っていただきたいと思います。 一つだけ、定例会のたびにではないんですが、聞いているんですけれども、この許可業者の4名ですね、この搬出量というんですか、大分差がありますよね。本人も努力したと思うんですけども、私の考えからするとちょっと不公平過ぎるなという感じがするものですから、その辺の調整等は前回も厳しいと言っていたんですけど、そういう調整というのは可能なんですかね。この一点。 それと4点目の指定管理者制度については、これは内部の調整もそれは十分検討していただいて、民間からの意見も取り入れて、サービスが落ちないように、よりいい方向に、管理する費用が下がるように、それも含めてぜひ検討していただきたなというふうに要望します。 環境整備についての一点だけですね。
○議長(
前里光信) 健康衛生課長。
◎健康衛生課長(平良正行) 城間議員の再質問にお答えいたします。平成16年度実績で4社の許可業者で約4,500トン。そのうちの4,100トンが2人でということなんですが、これは許可の時点、当初からやっているのが下地さんで、次に城間さん、玉那覇さんと新垣さんは近ごろしか許可をされていないという現状もあると思います。ただ、町が今指導をやっているのがありまして、許可業者4名を呼んでお互いに話し合いを持っております。まず、燃えるごみの車の台数1台認めています。それから今回から燃えないごみをとるパッカー車を認めているということもありまして、それで、もしこの燃えないごみをとるパッカー車で燃えるごみをとった場合は許可を取り消すというような指導もやっています。収集する場合は必ず本人が乗るという条件もつけております。そういうことで、担当にも調査させておりますが、ちょっと問題点もありまして、近いうちにまた呼び出して指導したいということも考えております。これを振り分けするということは大変無理がありまして、それは許可条件の範囲内でやってもらいたいというような指導は徹底していきたいと思っています。
○議長(
前里光信) しばらく休憩します。 (昼食)
△休憩 午前11時52分
△再開 午後1時30分
○議長(
前里光信) 皆さんこんにちは。午前に引き続き会議を開きます。 6番
屋宜宣太郎議員の発言を許します。
◆6番(
屋宜宣太郎議員) 皆さんこんにちは。午後の1番バッターで、また12月定例会におきまして通告しました
一般質問を行います。何点かまた今年3月議会、6月議会、あるいは9月議会でお尋ねしましたことに関してその結果、あるいは成果等についてお尋ねいたしますからよろしくお願いします。 まず1点目ですが、6月議会で質問した件についてですが、草木を肥料にすることについてお尋ねしてまいりたいと思います。たしか担当課長は「新年度は財政課と調整してむだ使いをなくし減量化をし大きな実績になるようにと考えています」とありましたが、さて、来年度がまた始まりますが、それに対してのしっかり裏づけをされて、予算を獲得されておられるでしょうか。獲得されるのでしょうか。まず1点目お尋ねいたします。 2番目ですが、資源ごみの回収について。それも同じように前の議会で
一般質問をしました。そのときはシルバー人材センターと約10日間の契約で、早朝回収した結果約1.5培、ここにはすみません、3倍と書いてありますが確認しましたら1.5倍だそうですが、実績を上げ、かなりの大きな金額になるだろうと思っています。この実績を見て検討してみたいということでしたけど、検討されましたか。ぜひ、これは町の財政の確保の一環としてやってほしいです。 3点目になります。アスベストについてでございますが、きのうもアスベストについて、玉井議員でしたか、学校等その他施設の質問がありましたが、私もそれなりにアスベストの害については聞いていましたけど、アスベストは粉で、メリケン粉みたいな、あるいはセメントみたいな粉ですので、天井材とかあるいは壁材とかに混合されて固くなってしまったら、全く心配ないそうです。しかし、私が心配するのはこの議会本会議場、あるいは町役所のダクトでつながれている部分、すなわち空調機からダクトへ接続される、キャンバスと言いますが、それはアスベストだと。私が前にある専門業者に見せたら、アスベストですねということでしたので、お尋ねします。当局の先日の答弁では、しっかり調査して問題ありませんという回答を得ましたが、その結果は大丈夫だろうと思うんですが、非常に気になる物質なんです。その件で何月何日に検査をされて、その結果をもう一度お尋ねします。 それと4番目に入りますが、給食センターの建物及びその備品についてですが、細かいこと書いてありますが、あの建物が何年に建てられて、何年になりますかというのは、先日あの建物と厨房内を見ましたら、非常にすばらしくきれいでした。衛生的でした。厨房内には、かなりの備品があり、交換され新しい物が入っているのが確認できましたが、建物内に入ってみましてふと振り向くと畳間があるんです。びっくりしました。その畳はかえたことがありますかということをお聞きします。もしかえたことがあるならば、大体その金額幾らだったでしょうか。お尋ねしたいと思います。 5番目、これも先日の議会でお尋ねしました件ですが、私は文教厚生委員会に属するものですので、委員として10月4日から6日、茨城県の大洋村と水戸市へ視察研修に行かせていただきました。その中で、大洋村にある健康施設といいましょうか、見学・説明を受け、なおまた前村長であられた石津前村長からいろいろ話を聞きまして、その健康まちづくりのすごさ、設備に大変びっくりしたと同時に感服いたしました。3月議会にも、私はこの件で町長に答弁いただいたときには、非常に関心のある職員を派遣し、あのトレーニングルームも健康増進のために活躍するということを伺いました。実は私もあのトレーニングルームの活用の必要性を感じて、何回か足を運びましたが、その職員が忙しいのか、あるいはまたその他の事業関係の打ち合わせとかで、ほとんどトレーニングルームに関してはタッチできていないようでした。現状の職員の派遣によって変わるかなと大いに期待しましたが、全く期待はずれでした。単なるトレーニングルームの活用によって、その人の個人の健康を維持するだけではなく、私はその裏には人の幸せをつくり上げ、そしてなおかつ町財政の一角になるということも話しておきましたが、どうなのでしょうか。今後そういうことに、もう一度取り組んで、しっかりトレーニングルームを、リハビリあるいは筋力トレーニングができるようなお考えはありませんか。お尋ねします。 では6番目になります。
西原まつりの意義についてと書いてありますが、いろいろお尋ねしたいと思います。たしか11月12日、13日、心配した天気も何とか晴れてもらいました。本当に町長がきのうおっしゃったように大盛況だと、私もそう感じていました。だけど一部にはちょっと残念ながら期待はずれがありましたが。
西原まつりに出演するもの、あるいは演舞するものは何日間も練習しなければいけません。本番は何十分、30分で済みますけど、その30分間のために本当に練習時間は何十時間、何日間とこなさなければなりません。ということは、ここに書いてありますように、
子供たちは部活動とか、あるいはまた学校行事関係で忙しいんです。
西原まつりは、町民とともにしっかりしたまつりに、楽しいまつりにしようというような考えだと思いますから、特にそういう学校での
子供たちの部活動と
西原まつりとの関連をどういうぐあいに学校に協力をお願いしているかですね。その辺をお聞きしたいんです。中には部活から逃げるように帰ってきて練習したために、部活部員から外されるようになったとかというような話もありまして、ちょっと残念ながらこの件は学校にお願いしなければいけないなあということもあって、実は私もお願いしましたけど、あまり
子供たちからはいい話は聞かれませんでしたので、もう一度
西原まつりに対する学校関係あるいは特に部活をする
子供たちが気持ちよく部活を、時間的に何とか練習に参加するために1時間くらいは早く帰ることができなかったかなあというようなことを感じておりましたので、そういう対応をお願いしておきます。 7番目になりますが、今回、青少年ふれあいの旅で都留市へ行かれます。この件に関しても、何回も質問をしておりましたが、あまり大きな改善はありません。交流とはまさしく、一回限りで終わってしまって何となく行ってまた向こうからお迎えしたというような形の交流では、ちょっと何か寂しいような気がしませんか。さらに今回新しいメンバーが都留市へ行かれるそうだし、いろんな形でまた見方も、やり方も変えてできると大いに期待いたしておりますので、そういう方々に対して、都留市に行ってきて、都留市のまちのすばらしさは当然だけど、お迎えしたときの西原町もそれなりにすばらしいまちだということを、もっともっと西原に滞在する時間を長くできるようなスケジュールを組めないか。あるいはその中に民泊も考えなければいけないなということもいろいろ話を聞いておりますので、行かれる方々は46名か48名ですか、大所帯で行かれますから、引率の方々はそれなりに苦労はしますけど、苦労と同時にまた喜びもあるわけですから、しっかり都留市を見学・視察されて、また西原町の
子供たちが感動し、感銘し、都留市と長く長く、そしてまた西原町民が都留市と交流しているよということを感じとるような交流にしていただきたいと思いますので、その辺の答弁をよろしくお願いします。 8番目になりますが、私は何回か
教育委員会に行きますけど、モニターといいますか、この議会中継が
教育委員会では見られません。気がついてみると、本庁舎と隣の庁舎にありますが、肝心な
教育委員会にはモニターが設置されておりません。職員の中には、やっぱり教育長がおられて、それなりの質問を受け、答弁をする側として、それをはっきりまた聞いて、なおかつそれをまた業務に反映しなければいけない職員も確かにいらっしゃると思いますので、ぜひ早目に、
教育委員会にこの議会の状況が見られるように、モニターを設置することを要望します。壇上では以上質問しますが、また答弁を聞いて、自席から再質問させていただきます。よろしくお願いします。
○議長(
前里光信) 健康衛生課長。
◎健康衛生課長(平良正行) 屋宜議員の質問にお答えいたします。 まず草木を肥料にすることについての(1)、これは6月議会でも答弁いたしましたが、まずシルバー人材センターから平成16年度とそれから平成17年度にかけて、緑のリサイクル事業ということで、町に対して、それから町議会に対して要請がありました。そこで、私たちもこの事業をどうにか導入していきたいということもありまして、その事業を導入している浦添市それから北谷町を参考にしたいということで、現場も視察をしてまいりました。それで、チッパーシュレッダーを導入し、草木の資源化に向けてシルバー人材センターと調整を行ってまいりましたが、チッパーシュレッダー、それからストックヤード施設の直接の管理課は都市計画課でありますので、都市計画課とも導入に向けて調整を行ってきました。調整の中で、平成18年度導入は大変厳しいということでありました。厳しい理由としては、供用開始が平成19年度であるということ、それから指定管理者制度が平成18年度中にしか決まらないとのことであります。この事業というのは、何でシルバー人材センターがこれだけこの事業を導入したいかといいますと、これは導入による国の補助事業が受けられます。まず、補助事業名は高齢者就業機会確保事業費等補助金に係る地域高齢者社会参加促進事業の補助事業であります。町が応分の負担を行うことが前提になっております。シルバー人材センターに国庫補助対象経費の2分の1の額を補助金の限度額して200万円を交付する事業で、5年間の継続事業であります。事業の内容は、広報、緑のリサイクル事業の普及推進、枝木・葉っぱ・草等のチップ化事業、会員、役職員の研修、堆肥製造事業、コーディネーターの配置等となっております。こういうすばらしい事業でありますので、都市計画課または財政課とも今後調整して、平成19年度導入に向けて取り組んでいきたいというように考えております。 それから2番目の資源ごみの回収のあり方についてもお答えいたします。これも6月議会で答弁したんですが、まだ試験的ということでありまして、9月12日から30日までの2週間の期間限定で資源ごみの早朝回収を実施しました。先ほど質問にもありましたとおり、約1.5倍の実績を上げております。町といたしまして、シルバー人材センターの局長やそれからリーダーとも何回か協議を重ねてまいりました。そして当初11月か12月にやろうと思ったんですが、その調整の過程で平成18年4月から資源ごみの早朝回収をするということで検討に入っております。シルバー人材センターの方でも平成18年4月から取り組みをしたいということで話が進んでおります。
○議長(
前里光信)
総務課長。
◎
総務課長(稲福政昌) 私の方で3番目のアスベストと、それから8番目の情報の公平な提供について、
教育委員会へのモニターの設置について、お答えをしたいと思います。 まず、3番目のアスベストの件でございますが、きのうも玉井正幸議員に答弁したところでございますが、このアスベストの調査につきましては既に終わりまして、その調査報告も受けたところでございます。それでその20地点の中で、この議会のダクトの接続部分、この部分にアスベストがあるということで、当初いろいろと調査員からも情報があって、この分については特に厳重に調査してくれということでお願いもしたところでございます。その結果、調査報告の試験結果証明書が出ておりまして、これは10月6日、本庁舎2階議場のダクト、蛇腹ですね、この採取場所ですが、10月6日に行われまして、これはアスベストの含有量が含有せずと、含まれておりませんと。また飛散性もないと。ガラス繊維を含んだ含有だということで、その点についてはアスベストが含まれていないという調査結果でございます。 さらに、情報の公開ということで、
教育委員会庁舎の
モニター設置なんですが、現在、町の職員、一人当たり1台のパソコンを配している状況でございます。今年の9月から、各職員にこの議会のそういった議場の状況がパソコンで全部見られるようになっておりまして、これはウェブマジックの方で登録すれば、各職員ですね、全部議会の状況が見れるようになっていますので、新たな設置というのは必要はないんじゃないかというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
前里光信) 学校給食共同調理場所長。
◎学校給食共同調理場所長(呉屋博之) 屋宜議員の4点目の給食センターの建物及び備品について答えます。 給食センターは昭和59年に設立されて、現在21年になります。これまで、機械等はいろいろ購入や交換がありまして、約4,000万円くらいで交換とかいろいろやっています。質問のあります畳の交換についてですが、平成9年か10年ごろに1回あると聞いております。その金額についてはわかりませんが、推測で、畳の裏返しで7万5,000円ぐらいで、取りかえた場合は12万円ぐらいかかったと考えられます。これまで給食をつくるための機械・器具等の備品が優先されて、畳等は後回しになって現在まで来ていると思います。今回予算がつけば早目にとりかえたいと思っています。以上です。
○議長(
前里光信) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(中山博光) それでは、屋宜議員の5番目の町立体育館施設のあり方について、(1)の町立体育館内のトレーニングルームの使用者の対応についての御質問についてお答えいたします。現在、トレーニングルームは午後1時から午後10時まで、臨時職員を配置し、利用者へ器具の使用方法等の指導を行っているところでございますが、十分なる指導・管理はできていないと感じております。屋宜議員が御指摘のとおり、トレーニングルームにトレーニングメニュー等を作成できる専門職員を配置することによって、より町民の健康の維持、増進を図ることができるというふうに考えております。しかしながら、現在厳しい財政事情ですので、専門職員の配置については今後検討していきたいと考えております。 次に7番目の青少年ふれあいの旅について、(1)山梨県都留市との交流について(2)今後の課題について、一括してお答えしたいと思います。
交流事業については、皆さんも御案内のとおり、平成元年から始まった西原町・山梨県都留市
交流事業青少年ふれあいの旅でありますが、今年度で17年目に入っており、第9回の派遣の年を迎えております。これまでに多くの町内の児童・生徒が団員として参加し、県外の豊かな歴史・文化に触れる機会を得ております。3泊4日という短い研修期間の中ではありますが、他県の歴史あふれる文化に触れ、とりわけ都留市の児童・生徒との交流で友情の輪を広げたことは、当該事業の評価すべき成果であると考えております。各班別のリーダーを中心として行動し、
子供たちがおのおのの役割を果たして成長していく過程が確認でき、目に見える形での成果を得ることができていると考えております。このことが、
子供たちの自信となって、将来の大きな支えになり、おのおのの一層の向上に役立つものと期待しております。この青少年ふれあいの旅
交流事業で、新たな友情や信頼関係が結ばれたことは、団員主催者にとってこれまた大きな成果として評価できるものと考えております。今後においては、できるだけ青少年ふれあいの旅
交流事業を継続していきたいと思っております。また
交流事業の内容においても、今後十分に検討していきたいと考えております。これをもって答弁にかえさせていただきたいと思います。以上です。
○議長(
前里光信)
総務課長。
◎
総務課長(稲福政昌) 答弁漏れがございますので、お答えをしたいと思います。 6番目の
西原まつりの意義についてということで、
子供たちの部活動とのかかわりで、練習時間は大変だということでございます。このまつりの実施に当たりましては、西原町の
西原まつり実行委員会という一つの組織があるわけでございます。その中で学校関係の校長先生でありますとか、また教育長、そういったいろいろな方が、子ども会とかそういう方々も実行委員会の中に入っていると思っております。その具体的な学校と部活動の絡みにつきましては、この実行委員会メンバーである方といろいろと学校と調整をしながら、そういったこれまでのまつりを実施しておりますので、できればこういうことがないように、若干はやっぱり練習等においては支障はあるかもしれませんけども、こういったことも含めて、やはり練習の問題は大変大事だと思いますので、こういうことがないように、できるだけスムーズにやっていただきたいというのが、本来のお願いでありますけれども、そういうような状況があるということを初めて知りまして、おとといでしたか、実行委員会の中でも総括をしましたけれどもそういう話もなくて、よかったなということで思っておりましたけれども、そういうようなことがあれば、また今後反省事項として考えていきたいと思っております。以上です。
○議長(
前里光信) 6番
屋宜宣太郎議員。
◆6番(
屋宜宣太郎議員) 一通り答弁いただきましたが、またいろいろ細かく再質問いたします。 健康衛生課長からは、先日の答弁では来年からはしっかりやってみたいと。何しろ年間約700万円前後の資源を燃やしているような状況を解消したいというような話をいただいていますので、さて来年度の予算編成の時期になりましたけど、どうなっているかということでお聞きしましたら、国からの補助があってシルバー人材センターのそういうメンバーを使いながら、しっかり平成19年度からはその事業をやっていけるんだというような受け取り方をしています。しっかりこれは、町の財政が厳しいというおりには、そういう細かいところまで目を届けてしっかり、ごみをごみにしないで、資源として回収して、しっかり資源確保、あるいはその資材をチップ状にすればまた2重の金を生むというような状況ですので、ぜひこれはシルバー人材センターの皆さんとも相談しながら、国の補助を受け、県の補助を受け、町もそれなりにこの事業を進めてくださるよう要望いたします。 それと資源ごみの回収のあり方ですけど、それもしっかり平成18年度、来年ですね、4月からやるという決意ですので、それも資源回収することによって西原町の財政の潤いにつなげるというふうなことですので、それもよろしくお願いしたい。 課長、私は実はアスベスト関係の会社にいたものですから、アスベストに関してはある程度知っているつもりです。空調のその後の空気は出なかったかもしれないけど、実はキャンバスと言いまして、今こういう材料が使われているんです。こっちがガラス状です。こっちがアルミ箔です。ということは全くアスベストを含まない。これは20年前から使われています。ここはもう40年近くなっているんじゃないですか。そういう時代には、業者からすると絶対アスベストが含まれているんだというような話を聞いていましたので、私はこれは絶対変えなければいけないものじゃないかなと思いますけど、調査の結果は含まれてないと。みんな飛び散ってなくなったんじゃないかなと思うんですけども。前議員の皆さんとか議員の皆さんが吸いとってしまって、もう現物はゼロになっているかもしれませんが、本当は業界ではああいうふうなことは全くないんですよ。こういうものなんですよ。だから、みんなの健康のために、町長をはじめ、職員みんなのために、議員各位、健康でないと町の発展につながりませんので、しっかり調べていただいたということですけど、私は一部不安が残ります。せっかく、あれだけしっかり調査されてゼロだと、アスベストを含んでいないと。天井材とか壁材に含んでいるというのは、さわらなければ、こすらなければ、粉にしなければ絶対大丈夫です。それは心配ありませんが、あれだけは私は非常に気になる物質なんですよ。あれは石綿と言うんですよ。アスベストなんです。私の経験上ですが、ひとつ課長、もう一度検査するか、またしっかり、これは本当ですよ。そのぐらいアスベストは怖いものなんです。一番よく吸うのは町長ですよ。しっかり検査してください、もう一度。お願いしておきます。 町立給食センターの畳の件ですが、回りくどいことを言いましたけど、問題は畳なんです。中の設備とか建物とかじゃなくて、あの畳を見てびっくりしました。平成9年か10年ごろといったら、もう10年近くになっているわけですからね。職員が向こうで休むということは、しっかり畳からごみをくっつけてくると思うんですよ。畳にはいろんなごみがついているわけですから。しっかり休んでもらいたいですよ。だけどあの畳を見ますと、本当にびっくりしました。しかし、厨房側に入っていくにはきれいな状態で入っていると思うんですが、見えないんですよね、畳内のごみは。あれは、本当に町長にお願いしますけど、来年の予算をつけてしっかりかえてあげて、職員がきれいなところで休んで、しっかり給食センターで働くという状態にしないと。あそこで職員は休んでないんじゃないですか。と思うぐらいです。畳の件、ひとつ要望しておきます。 それと実は体育館にトレーニングルームの件でちょいちょい行きましたら、めったに見なかった畳を見てしまいました。質問状には書いていないんですが、あそこも休むような状態の畳じゃないんですね。各施設、ああいう施設を含めて、日本人には休むところはやっぱり畳間と思います。総点検されて、この畳、10年までもつのはおかしいと思いますから、検討されて、まず給食センターの畳、あるいは体育館の畳間、あるいは学校、その他いろいろあると思いますけど、しっかり点検されて、しっかり休んでいただいて、健康な、特に給食センターは健康な方々がいらっしゃる割には畳のごみがついていたというようなことにならないように、お願いしておきます。 体育館のトレーニングルームについては後に回します。
西原まつりについて、壇上でも申し上げましたけど、一生懸命部活する子に限って、エイサーや踊りに参加している子どもたちが多いんです。特に中学2年生でしたら絶対部活は抜けられませんという話です。その中学2年生の中には、こういう
子供たちがいたんですよ、実は。6年生のときに全沖縄子ども芸能大会がありまして、そこで優秀賞をいただきました。それで町からも補助をいただいて東京に招待されました。8名行きました。東京でも高く評価されたあの国頭サバクイです。今回またいろいろ要望がありまして、
西原まつりでもこの国頭サバクイをぜひまた久しぶりにやってくれないかということで、やろうとしまして、中学2年生になりました
子供たちに呼びかけましたら、8名行きましたけど、5名は来てくれて3名は最初からだめでした。5名来まして、5名のうち、できると言ったのは3名でした。そういう状態ではとてもこの踊りは短時間では組めないからといって、新しいメンバーで何とか
西原まつりに出していただきましたけど、実はその前に県の
教育委員会から町の
教育委員会を通して、この国頭サバクイを11月20日に宜野湾市市民会館で、全国家庭教育フォーラムinおきなわというのがあるから、全国の方々はエイサーはどんなものであるとか、あるいはどんな感じだとかよく知っているけど、ぜひ西原町の国頭サバクイをやっていただけませんかと要望を受けたんです。なぜなら、東京まで行った優秀な
子供たちでしたので、県の
教育委員会にもどこかで耳に入ったのかもしれません。またそれと同時に子供の居場所づくり、あるいは教室で、ある程度国や県から、県の
教育委員会を通して補助金をいただいていますので、その恩返しと思いまして、そこでまたやりますと言ったんですが、部活の関係で
子供たちが、あの
子供たちですね、中学2年生の
子供たちがとてもとても部活を抜けてこの練習はできませんというようなことがありまして、仕方なく県の主催の全国家庭教育フォーラムinおきなわは断りました。残念です。そういこともありまして、この
西原まつりの時期と重なっていましたから、実行委員会には校長先生をはじめ、先生方も何名かいらっしゃいますけど、この
西原まつりに部活の
子供たちが出演する、参加することにを激励していただきたいということもありましたけど、後ほど聞きましたら、小学生も含めてですが、先生方からは
西原まつりに出て頑張ったね、よかったねという声が大変少なかったです。あるのはありましたけど、激励の言葉は…。私は、
子供たちの名簿と何年何組と書いて各学校にお配りして、よろしくお願いしますと言っておきました。だけどその反応は先生方からあまりなかったというのは、私は残念です。
子供たちはそういう形で出演し、激励を受けることによって、やる気を起こします。棚原のミルク太鼓の地域での活躍が、学校でなぜこの子がこんなに変わったかなとある坂田の先生がおっしゃっていましたけど、実は坂田のミルクで太鼓を打つことによって、地域活動を通して積極的になったということが学校であらわれてきたというような話もあります。その点、町長にはまた感謝申し上げます。あの
西原まつりで
子供たちがエイサーを終わった時点で、実行委員の方々がグラウンドまで来ていただいて、拍手をしていただきましたね。あれは非常に喜んでいたことを報告いたします。というぐあいに、学校と地域と、あるいは行政は一体と言いながら、そういうまつりに関してはいま一度学校側の態勢が、町との連絡不足かもしれませんが、ちょっと思ったよりは連携がスムーズにできていないなと思いまして、こんな質問をしております。これからのこともありますので、ぜひそういうことも、学校と地域と行政とはいろんな行事の中で一体化だということを考えていただきたいということをお尋ねしておきます。 青少年ふれあいの旅については大変御苦労さんです。今度は団長が町長かあるいは教育長かなと思いますが、何回か行き来しているうちに
子供たちはすっかり、行ってきた
子供たちは確かにしっかりしています。私がお願いするのは、行ってみて都留市を感じ、文化を見、富士山を見、スキーをし、リニアモーターカーとかを見、そういういろんな沖縄県では感じない、見られないものを
子供たちは見てきて、非常に夢が膨らんでいます。それは事実です。お願いしたいのは、西原町に来たときの対応がもっと、西原町自体との交流会ですから、都留市の皆さんは沖縄県を見たついでにというような感じがあるかもしれませんが、せめて1泊ぐらいは。民泊を受けるという家庭も多々ありますので、またやった経験もありますので、新しい形の交流会をつくっていただきたいということをお願いしておきます。これは相手のあることですので、そうことも考えていてくださいということでお願いしておきます。 8番目の情報公開については、
教育委員会にはないんだけど、しっかり今はパソコンで見ようと思ったら見られるようになっていると。初めて聞きました。そういうことであれば、それぞれ担当課、あるいは担当の皆さんは見たいときに見れるという状態になっているということなので、必要はないかもしれないと思います。 最後になりましたけども、町立体育館のトレーニングルームなんですが、都留市に行っていきまして、トレーニングルームにある器械を見た限り、体育館の機種とあまり違わないです。ただ古いか新しいかでありますが、町民がトレーニングし、あるいは筋肉を鍛えることのできる設備はされていると思います。聞きますと、今の職員の方は生涯学習課から派遣されているんだと。業務内容が全然違うんだと言っていました。トレーニングルームはその合間にというような感じですけど、その合間はめったにないそうです。都留市をみますと、トレーニングルームに行く前にファイルがずらーっと並んでいました。個人でファイルをとって、自分がやったトレーニング、その時間、その他細かく書いて置いておくと、それがデータとなって、器械メーカーにいって、大学とも提携されていてそれが、次々と新しい器械をただで貸してくれるということなんですが、西原町では無理だと思いますけど、西原町は何もないのといったらあるんですよね、こんなのが。ファイルにしようと思ったら。減量コースがあるし、筋力コース、鍛え方の機種、これで22ですから、48種類の器械があると思います。せっかくこんなのがあるのに、宝の持ちぐされだと思います。健康は生涯学習の問題ではなくて、全体的な問題ですが、健康衛生の問題なんですよ。町長、しっかりこの健康問題を考えるならば、健康衛生課として派遣しなければあの体育館のトレーニングルームは生かされないと思います。何よりも財政が厳しいから、今さっきの答弁ではできませんと言っていたから、財政が厳しいからやるんですよ。病院に行かないでこっちに来てくださいと。病院に払うお金は払わないで結構ですよと。ここで使ってください、100円でと。財政が厳しいから派遣じゃなくて、財政が厳しいから向こうでやっていただいて、病院に払わない。もうこれまでの国会では70歳以上も2割か、あるいは3割とかどんどん保険が上がるんじゃないですか。そういう意味では、しっかりトレーニングルームをもう一度考え直して、しっかり活用しましょうよ。大洋村ではビデオを見ましたけど、小学1年生がプールがありましたから、鍛えられています。何で1年生があんな鍛えるんですか。50年たったらもう60歳ですからね、おじいちゃんですからねと。こんな発想で大洋村は取り組んでいます。時間がかかりますけど、しっかりやればそれなりの成果は上がってきますので、もう一度また考え直して、次年度あたりからは町民の幸せのために、健康のために、ひとつまた町長、実行ある町長ですからね。ひとつまた考え直してやってみましょうよ。ということをお願いしながら、また答弁をいただきたいと思います。
○議長(
前里光信) 町長。
◎町長(新垣正祐) ただいまの屋宜議員の御質問について答弁をさせていただきます。 議員が町内のあちこちの施設に出向かれて、いろいろ調査をしているというようなことが、質問の内容からよく読み取れるわけですが、給食センターの畳から学校の畳、体育館の畳等までしっかり調査されているので、また平成9年から全然かえられていないというようなことで、私が非常に心配するのは、この件では給食センターの畳の部分で、給食センターは食を扱うところであるものですから、この食になにがしかの影響があってはいけないというふうな思いは十分いたしますので、早速御指摘のところを実際に調査をしてみまして、私も何回もいっているんですが、御案内のように下の方、厨房の方はよく顔を出しているんですが、なかなか事務所の方、休憩室の方はしっかり気をとめて調査する時間がとれなかったので、しっかり見させていただいて、これは食に影響を与えるなというふうなことであれば、財政の方にもお願いをして、ぜひバックアップをしながら、いい方向が出ればその方向で検討させていただきたいというふうに思います。 それからまつりの件で、
子供たちに出演をしていただいて大変な御協力をいただいて、また議員がグラウンドで一生懸命
子供たちをリードして頑張っている姿はずっと見ておりますので、大変お疲れで、御苦労をかけているなと。その分、また
子供たちが演技を終わったときには、私どもも出向いて、よく頑張ってくれたというようなことで激励はいたしました。ただその裏に、今議員がおっしゃるような部活の問題、時間確保の問題、多分練習の問題も絡んでいただろうと思いますね。問題があろうかと思います。実行委員会の方で反省が出てきたものは、婦人の代表からの反省でありましたが、出演者は一生懸命練習をしたいと。まつりに協力をしたいと。練習のスケジュールづくりで非常に難渋したと。体育館へ行ってももう予定が入っていて借りられない。学校に繰り出してもまた借りられないというふうなものがあったので、ここは次回からはしっかり調整をしてほしいというふうな御要望がありましたので、それを踏まえて、次回、まつりに取り組むときにはまつり本番そのものだけではなくて、その前の過程から少し計画の中に入れてスケジュールづくりをしないといけないなというふうなことで、実行委員会としては受けとめて、この学校の部活の問題も含めて、この前の段階として受けとめて、しっかり
教育委員会の方、学校とも調整をしながら取り組めれば、今回のような問題は解決できるんじゃないかなというふうに考えております。 それから、トレーニングルームのインストラクター専門員のことでございますが、大洋村の施設等をずっと見てこられると、確かにうちの施設はちょっと問題があるかもしれませんけれども、それはまたそれなりの、大洋村は大洋村のやり方で、西原町は西原町のやり方でしかできませんので、器具がいっぱいあるというふうなことは承知しておりますので、そのいっぱいあるものをどう町民の健康づくりのために、健康増進に生かすのか、十分検討させていただいて、今、厳しい状況の中ではありますけれども、いわゆるトレーニングルームのメニューをしっかり組み立てられて、なおかつ健康増進につながるような能力や技術を持った方が確保されるようであれば、そこもまた前向きに検討しないといけないだろうというふうに思っております。おっしゃるとおり、いわゆる医療費にかかる分をここに回して、なおかつプラスになればというふうな、前向きの考え方でやりますとこれは必要かもしれませんので、検討をさせていただきたいと思います。私の方からは以上でございますが、またほかに答弁があるようでしたら、他のまた担当にかわりたいと思います。
○議長(
前里光信)
総務課長。
◎
総務課長(稲福政昌) アスベスト関係について、再度調査することがあるかというようなことでございますが、先ほど10月6日、10月11日、それから11月4日ということで調査をしたと申し上げましたわけでございます。特にこのアスベストに関しましては、この議場の方は問題があるだろうということで、10月6日と10月11日に実施し終わったわけですけれども、この議場について一応再度調査を入れたところでございます。これは建材については別にないわけですけれども、この庁舎の濃度の測定業務を、この中の濃度ですけれども、この濃度を調査したところですけれども、これは1分間に大体10リッター、これの2時間を採気いたしまして、その調査結果を出しますと、議長の中央、この部分がアスベストも若干含まれていますけれども、そういった濃度が0.8%ですね。傍聴席の方が0.4%と。向こうの方はちょっと少ないわけですけれども、そういった濃度的には中央の方が0.8%はあるわけですけども、人体にそう影響はないという調査結果でございますので、どうぞ安心して議会活動を頑張ってもらいたいと思います。以上です。
○議長(
前里光信) 6番
屋宜宣太郎議員。
◆6番(
屋宜宣太郎議員) この0.4とか0.8の空気中のアスベストが人体に害はしないということですが、皆さんが吸っているわけですよ。町長のあたり幾らでしたか。町長のあたりは1という数字が出たかもしれませんよ。
総務課長が安心してくださいと言うから仕方なく安心しましょう。 それと、町長、財政が厳しいから、本当に、さっき申し上げましたけど、70歳からでも2割とか3割と上がってきますよね。あの機種見て、こういうカードを見て、担当者は準備しているんですよ。しっかりその担当者がいれば、今派遣されている人材であれば、私もいろいろ話を聞いて十分だと思うんですよ。使い方によってはまだまだすばらしい成果が上がるということは、金が上がってくるということなんです。健康衛生課もそうなんですよね。資源をわざわざ集めてきてごみで燃やすよりは、チップにして売れば金になる。トレーニングルームはまた既に設備は整っているけど、人の扱い方によってはすぐに金になるというような形ですので。実は本音を言いますと、私もあそこへ行きたいんです。私をはじめ。だから、私はしょっちゅうあそこへ行きます。器械も見てきました。やってみました。しかし、その担当者が常駐ではありませんので、ファイルがあっても記入したり、その目標を設定して健康づくりが今の状態ではできませんので、町民のことを考えて、ぜひ再度、またこの事業を考えていただくよう要請しておきます。6番議員終わります。
○議長(
前里光信) 答弁よろしいですね。 次に進みます。 17番宮城秀功議員の発言を許します。
◆17番(宮城秀功議員) 午後の2番バッターということで、これから17番議員の
一般質問を行います。 その前に、去った9月の農業委員会の選挙、議会推薦で、うちの部落の先輩である、前の
土木課長の城間太郎さんをご推薦いただき、大変ありがとうございました。まさかこういう事態になるとは想像もしていなかったので、あの当選の日は夜遅くまで彼のすばらしい意見を聞いて、さあこれから西原町のために何ができるかと。お互い集まって話した矢先にこういうことになってしまいまして、大変申しわけなく、衷心よりおわび申し上げます。なお、今後もまた関係者と相談いたしまして、上地区も集めて、どうするかまた議員の方々にも御相談いたしますので、ひとつまたその節はよろしくお願いいたしまして、私の
一般質問を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 では通告書に従っていきますのでよろしくお願いします。1番目に住環境の整備についてでございます。きのうも大城議員からコミュニティ道路、これは収入役の力が大変大きかったということの評価が出ておりました。大変収入役の方に頑張ってもらったなと。こういう機会に収入役がいてよかったなと。私ではなくこれは町長が思っていることだと、そう思っておりますので、そういうことで繰越明許費が今回でできるということは、町政にとってもスムーズに運営ができるようになったということで、大変うれしく思っております。ただ、このコミュニティ道路というのは、
皆さん方も御存じのとおり、各地域で資金は使われているわけでございます。これには、今、一方通行という規定がございます。ただ、地元はこの一方通行では困るということも行政のトップは御存じだと思います。そういう中でこの一方通行を気にして、
子供たちの通学にとってはすばらしい道路になるわけでありますから、私たち住民は大変ありがとうと、そう申し上げたいんですけど、この道路は幡歯科から棚原の馬場というんですけど、そこまでの区間の道が約五百、六百メートルぐらいの距離がございます。そこは今まで町で整備はされております。里道と同じで、側溝がないものですから、この安室養鶏場から左側に入る道なんですけど、そこに入るといい天気のときはいいんですけど、一たん雨が降るとこの県道からの水がそこに流れ出て、田んぼみたいになってしまうわけです。これは前の泉川
土木課長がいたときも、私は1回お願いしてありますけれども、この道の幅が約4メーター50ぐらいございます。そういうことで、そこを整備してくれと言ったら真ん中の1メーター80だけ簡易舗装でやってあるんですね。そこはもう歩けます。しかし、こっちは車が通るものですから、
子供たちははしを通るわけです。そういうことになって、前から問題があって、またこのコミュニティ道路に行くまでの排水路がない。畑に15センチのパイプで、自分で排水溝をあけてあるんですけど。しかし、この畑がまた水浸しになると、15センチの排水溝ですから、詰まってしまって水がたまると。そういう状況でございます。そこを整備しながら、せっかくこういうきれいな道ができるんですから、そのつなぎは、周囲はきれいにやらないと、幾らこのコミュニティ道路がきれいにつくられても状況は変わらないんだと。そういうことで、来年の予算の件も出ております。これはどうしても12月で予算を立ててもらわないと困るということでのお願いでございます。 それと、きのうも大城議員から質問があって、このコミュニティ道路は95%、もう用地買収は終わったと。そうです、残ったのは部落用地とあと個人だけでございます。このコミュニティ道路も、前の城間太郎さんが
土木課長のときに予算をつけてくださいまして、この道路の終点というと棚原の信号灯に当たるところになります。信号機がございます。
子供たちはその信号機を渡ってくるわけです。私が言っている道も、これも
子供たちの通学路でございます。三方から道があるんですけど、その横断歩道を渡った棚原のメーン通りとするところに5メーターぐらい、そこまでは城間太郎さんがあけてきてあるんですね。歩道もつくって、ちゃんと整備して、ところがこの信号機へ出る5メーターぐらいがまだ幅員が狭いと。そこはこのコミュニティ道路の対象になっているのかですね。そしてもう一遍、これは関連の事業でございますので、このコミュニティ道路は今まで用地買収は適確にやってこられております。しかし、このコミュニティ道路は約800ぐらい、よくあって1キロメーターだと見ているんですけど、土地の値段が、農地が一番高くてこの入り口の方が安いと。10万円も差が出ていると。これは部落はどうしたものかなと。そういうことが部落では出ております。そうであれば個人でもっと高く買う人がたくさんいますよと。私が買っていいですよと、そういう話もございます。そこで、その点も含めて答えていただきたいです。よろしくお願いいたします。そして、その道は坂田小学校、私たちが事務担任のころです。ちょうど子供が小さくて、幼稚園から小学校一、二年のときに坂田小学校のPTAにも相談しまして、今でも一方通行でございます。その一方通行が信号機より30メーターずれたら、いわゆる馬場からの一方通行であれば棚原住民には関係ないんですけど、そこに二、三カ所の集落がございます。そして
皆さん方も御存じのとおり、明星ハイツがあります。そこに23世帯ですか、住んでいらっしゃいます。そうしたら棚原から一方通行で入っていって、明星ハイツも棚原の部落なんですね。あれは私たちが事務担任のときに翁長部落がとってちょうだいと。地番も翁長だからと言ったんですけど、翁長の部落があまりにもマンモス化しているということで棚原にお願いしたいということで棚原に編入されました。今、棚原に行くのにも坂田小学校を回ってきている状況にあります。ですから、そうであればこのマージから一方通行を通しまして、ぜひとも明星ハイツは逆にも出る許可制をとらなければいけないなと、そう考えている次第でございます。この3カ所があるために、警察官は、こっちで待っているからこの3カ所を待っているようなものですよ。しかし、畑に行くときにちょっと、10メーターですから、うちに戻ろうとするともう罰金と。何かそこの3カ所を狙ってやっているような気がして、私も浦添署の交通安全推進委員でございますので、そこを今了解してもらってやっているんですけど、行政側としてはどのように考えているのか。これも前の
土木課長のときにも、私は
一般質問をしました。その後どんな取り計らいがあったのか。もうこれあなたがやりなさいと言えば、私がいってやりますけど、しかし行政側としてもこういうことは少し力を貸してほしいと。そういうことでございます。 続きまして(2)点目の新県道29号線の整備についてでございます。これは前に県の方から説明会がございました。前は、西地区の区画整理事業、いわゆる今のプリマートの地点で幸地から来る道が陸橋になっていたということで説明を受けて、図面も公開されております。しかし皆様方も御存じのとおり、この西地区と新首里-北中城線は同時開口ということになって、今新しい図面に変わったよと、県の説明ではそう伺っております。前の図面が違うのかといったら、部落によっては全然違ってくると。そういうことで、前は説明を受けたのに、新しい県道のこの図面の説明会はないのかということで、再三注意されて、今、県にも私は早目にやるようにということでやっていますけれど、これも行政側からも早目にやれるように準備していただきたいなと、そう思っております。そして、この(1)番目のこのコミュニティ道路とこの新県道の問題、これ重なります。重なったら、今部落有地がすぐかどにきます、多分県の説明では。そこが一番、このコミュニティ道路の安い値段です。町はこれでいいのかどうか、判断をお願いしたいということで、この件の説明もお願いしたいと。そう思っております。 (3)点目に、今、西原船だまり場がございます。これも町のおかげで、今回また照明灯も2基つけていただきまして、町長には大変ありがたく思っているわけでございます。何せこの港湾課の事業でございまして、農林課の事業でございましたら漁民優先ということになってまいりましたけど、この私が3年ほど前に支部長でございまして、今は私は与那原の組合長ということで、総体的な組合長を仰せつかっているわけでございまして、現状は今の支部長から報告はいただいているわけでございますけど、こういう昨今の不景気の中、与那原側は漁民がふえていないんですけど、西原町側は確実に去年の1年間で正組合員の数が13名に達したと。しかも若いんだと。そして漁業組合に入るには、どうしても船が必要であると。免許証と船は必要だと。そういうことで、今、これからがセイイカの時期なんですけど、前のこの船だまり場はみんな共同だということで、沖縄県中から船が置かれています。小さい船ですね。漁業ができる船じゃない、レジャーボート感覚の船がもう200隻くらい置かれております。別にこれは地上に置くことですから、そこはそれで結構だと思いますけど、港の中を同じ権利があるということで、自分のブイを浮かべて、そこは自分の、いつでも船はないのに私の船着き場ということの結果が今出ております。そして、私たち漁師としては、船も大きくなって、今横に5隻ぐらいとめてやっているんですけど、もう間に合わなくなってきております。何せ幅が5メーターの船が十何隻もとまると、向こうはいっぱいになるわけです。ところが、たまに海にいく方々は、こっちはもう私の船着き場だからもう譲れんと。そうなると、我々は出ていかないといけなくなるわけです。そこら辺の統制がとれていなくて、これは町として本当に今のままでいいのかどうか。同じ平等の権利を与えていいのかどうか。しかしこれは漁港ではございませんので、そこら辺の町の判断をお願いしたい。この前、1週間前ですか、産業課に行って、課長と相談してからと思ったんですけど課長が出張でございまして、会えなくなって、私もこれはあえてもう出さないといけないなと。ただ、日ごろは課長にはいつもお世話になっていることだから、きっといい考えがあるに違いないと思って、今、お互いこれはもういいんじゃないかということで質問を出しておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。 大きい2点目として、棚原の産廃の問題についてということで、お尋ねをいたしたいと思います。これは前回の議会でも、町三役をはじめ、関係担当課、大変お世話になりまして、また議員の皆様にも御承認いただきまして、170万円という町の公費を使わせて、10名の方々が検診を受けてきたわけでございます。その中で、では今後どうするのかと、いつまでも町に迷惑もかけられないんじゃないかと。これだけの誠意を見せられたら、あとは町には相談する以外にないと。この病気はシックハウス症候群と全く同じで、薬を使って治る病気ではないと。生活環境を変えれば治るんだと。そうであれば、そういう問題は町ができる問題、また個人的にできる問題、より分けて考えないといけないんじゃないかということでございます。これは私も伊礼議員も、お互い西原町の議員の一部として、私たちは一緒に行動をともにしてきたわけでございますから、その考える会というのは私たちとは関係はございません。ただその会の中に、棚原の住民が多くて、地元の議員は何もしないと、もうちょっとやってくれということで叱咤激励されて、お互い、伊礼議員にも頼み、今、考える会はどうなのかということでやっているわけでございます。その中で行ってきたのはよかったです。また徳佐田の方が説明会を開いてくれたのも、これも結構です。ただ棚原の方は、これからの先を考えてまだやっておりません。そういう中におきまして、この考える会は------------------------------------------------------------------------------(発言取消し)--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------そういう中でこの方々は、今、じゃあ自分たちで集まって勉強会をして、治せるものは自分たちで治そうということで固まっております。そして、この前坂田小学校の体育館を借りまして、教育長にも大変お世話になっております。皆さんからもありがとうと、おかげさまで先生方もお互いに理解できたということがありまして、非常にいい機会だったということで、教育長には礼を言ってくださいということでございましたので、この場をかりてお礼の言葉といたしますので、よろしくお願いいたします。そういうことで、約100名ほど、体育館を借りまして先生方を集めて、今、
子供たちがキレる、事件を起こすと。必ずしもこれは教育から来たことではないんだと。要するにこの化学過敏症というのは、宮田先生の言い方では、通常の空気の中では1%の発症率しかないですよと。なかなかこの発症というのは考えられないと。しかし、私たちは20名送って、10名、約5割、5割が過敏症と診断されたら異常事態ですよと。そういうことをいただいて、これには何も行政が必要とか、何が必要とかではございません。自分たちが環境を変える立場、いわゆるシックハウス症候群というのはその家から離れれば治っていくんだと。これも全く似たようなものですよと言われて、それを月に1回、週に1回、皆さんを集めて、じゃあこうしましょう、ああしましょう、こうしたらよくなった、こうしたらよくなっていないというのが、今の考える会の仲間の歩き方でございます。そういうことの中におきまして、例えば、こういう事例があるのです。徳佐田で同じ環境にいて、今、この考える会に入っている方は自分たちで切磋琢磨して、努力して、今元気でございます。まだ倒れるまでには至っておりません。しかし、あなたたちも同じ立場にいるから、お母さんもあなたも気をつけなさいよと、考える会から言われて、反発して、何が関係あるかと言って、去年お母さんが倒れました。お母さんは、環境を変えるという意味で福岡に今行っております。そしてもう帰ってきております。お母さんは助かりました。しかし、当の本人はまた今度倒れました。脳溢血らしいです。医者では脳溢血、原因はこれなんです。だから、これは考える会が言ったとおりやっておけば助かったと。1回目の過敏症は何でもないはずです。2回目に当たったら、反発力が大きくて影響しますよということで、みんな一緒に考えていきましょうと。そういう考えでございます。そういうことで、私たちとしては宮田先生のブレーンを使って、毎週これを取り寄せております。その結果を今、考える会では実行しております。ただ、自分たちがやる分に関しては何も言いわけも意見もないものですけど、やはり町の担当課がいらっしゃいます。担当課がもうちょっと一緒になって、窓口を広げて、一緒にこうしてやっていければ幸いだと思いますけど、いまだにそういうところがないわけでございます。そこをどう考えていらっしゃるのかお伺いいたしまして、あとは自席から、また意見がございましたらやりますので、ひとつよろしく御指導をお願いします。
○議長(
前里光信)
土木課長。
◎
土木課長(崎原盛秀) それでは、宮城議員から提出されております1項目め、住環境の整備についての(1)翁長・棚原コミュニティ
道路整備に合わせた棚原馬場前の里道整備についてお答えいたします。 まず、宮城議員御指摘のように、ここは棚原3号線と申しますが、当該棚原3号線は地域から県道29号線への抜け道として、あるいは坂田小学校・幼稚園児等の児童・生徒の通学路に現在なっておりますが、道路排水機能が未整備なため通行に支障があるとの住民からの要請等がたびたびございまして、これまで何度か舗装のみの維持補修工事を行った経緯がございます。当該路線につきましては、平成3年度に策定されました、沖縄キリスト教学院大学周辺の翁長上原線、キリ短通り、県道29号線、棚原3号線、翁長棚原線を結ぶ自転車・歩行者道基本計画に基づいて整備を推進してまいりました。ところが、当該路線がコミュニティ事業としての採択基準に合致しないため、補助事業としての整備ができない状況となっております。本来でしたら、宮城議員からの御指摘のように、翁長棚原線コミュニティ道路の完成と同時に抜本的な道路・排水路の整備を行っていくのが筋かと思いますが、これまで未整備のまま今日に至っております。これまで住宅が点在している状況では、地方改善による排水事業の補助事業としての採択も厳しい状況が続いておりましたが、近年住宅が周辺に立ち並び、補助事業での採択も可能なのかどうか、再検証すると同時に、単独の
道路整備工事あるいは排水整備工事等としての費用対効果等や町全体的な
道路網整備の優先順位、あるいは町財政、体力等も勘案して、検討してまいりたいと思います。 2点目に、棚原部落の鑑定評価の件でちょっと疑義があるとのお話でしたので、評価については、今細かい数値等については持っておりませんが、まず基本的な考えといたしまして、棚原部落の字有地が確かに県道の近くにございます。一方の畑側が、今の県道と坂田小学校の中央にございます。そこの評価が、逆に中の畑側が高いのではないかというような御指摘でございますので、基本的にはその評価につきましては、まず鑑定評価の中で、宅地なのか宅地見込みなのか、それから畑なのか原野なのかという評価がございます。今回この畑につきましては、宅地見込み地ということで、将来は宅地になるであろうという評価をいたしております。また、字有地につきましては、確かに将来的には宅地になるであろうということで、同じ宅地評価をしております。その中で、この面積、あるいは間口の問題、それから高低差の問題、いろいろ形状とか、そういう状況、全体を踏まえまして検討した結果が現在の評価ということで提示をいたしております。先ほど、今回の平成16年度繰り越しの中の5%というのが、先ほどお話があったように、その棚原部落の字有地が残っております。どうしても、今回繰越事業ですので、協力をいただきたいということで、せんだって棚原部落の役員会の方にちょっといろいろお尋ねをして、いろいろ評価の件はお話ししたんですが、まだ納得が得られていないようですので、改めてその件は再度説明に伺いたいと思っています。 それから3点目に、県道29号線から宮城ミートに抜ける道路の左側につきまして、現在歩道が5メーター程度設置されていない箇所がございます。実はこの路線につきましても同じ棚原線でございますが、以前この事業につきまして、たしか平成3年ごろだったと思います。平成3年ごろに道路事業を一たん入れまして、このときは地権者の同意が得られないということがありまして、この入り口側については、残ったような状況があります。今回のコミュニティ道路の中で、それも今回の事業箇所に入っているのかという質問がございましたが、今回はその箇所につきましてはコミュニティ道路としては入っておりません。あくまでも、県道から坂田小学校に向けての区間がコミュニティ道路の事業区間となっております。 それから、一方通行路の解除の問題についてでございますが、現在、翁長棚原線コミュニティ道路、一方通行路として整備され、今年度で完了予定となっておりますが、担当課といたしましては、コミュニティ道路としての整備となっておりますので、当面の間は様子をみていただきたいというふうに考えております。それでも、どうしても交通に支障があり、地域住民の総意として一方通行の解除を希望するということでございましたら、隣接する地域の皆さん、あるいは坂田小学校の関係者の皆さんの同意をもとに、県公安委員会へ、歩道設置が今回はできましたと、そのために児童・生徒の歩行者の安全が保てますという形の要請をしていただくということも検討できるのではないかなというふうに考えています。以上でございます。
○議長(
前里光信) 産業課長。
◎産業課長(城間正一) 船だまり場の係留の件についてお答えをしたいと思います。 与那原・西原町漁業協同組合西原支部長に確認をするとともに、現場の確認をしました。おっしゃるように、係留場所に長期にわたってブイを設置し、係留の妨げになっているところが幾つか見受けられるようであります。このブイについてはだれが設置したか、現状としてはわからないということであります。ブイの撤去に関しては、関係機関と調整して適切に処理をしていきたいと考えております。
○議長(
前里光信) 健康衛生課長。
◎健康衛生課長(平良正行) 宮城議員の質問にお答えいたします。 まず、質問2の棚原の産廃についてであります。健康衛生課は去った9月に、棚原徳佐田の方10名、町の予算で北里研究所病院へ診察のために派遣しております。それに職員も2人ついていっております。その中で宮田先生からのアドバイスということで、逐一雑記帳に記入し、それでその報告会を健康衛生課としてもやってみたいということであったんですが、去った12月6日に徳佐田部落の方から報告会をやってもらいたいという話がありまして、7時から9時まで約2時間の報告会をやっています。これは、私の考えとしては、年寄りの方も行っているし、どういう話を聞いたかやはり忘れた方もいますので、これはぜひ共通認識として持ってもらいたいということで報告会を開きました。それで、今後の行政的な指導をということでありますが、その指導としては、化学物質過敏症といってもそれぞれ症状も程度も違います。まず、9月に北里研究所病院へ行ったときにいただいた宮田先生のアドバイスを具体的に住民に伝え、みんなで共通の認識を持てるようにしたいと考えています。そして、実際宮田先生のもとで通院していた方も近郊に住んでおられるので、一緒に学習会や相談会を持ちながら対応したいと考えています。また、なかなか人前に出てこられない人には自宅への訪問等も実施しながら、ケースバイケースで支援していきたいと考えています。さらに、住民との対話を十分に持ち、保健所等とも協力して健康づくりに関する取り組みをしていきたいと思います。
○議長(
前里光信) 都市計画課長。
◎都市計画課長(崎原盛廣) それでは宮城議員の質問の1 住環境の整備について(2)県道29号線の整備について(那覇-北中城線)、この県道は西地区区画整理とあわせて整備すると聞いておりますが、説明会がなく、住民は困っている状態です。今後の計画を伺います(西地区区画整理も含む)ということの御質問でありますが、お答えいたします。 県において、県道那覇北中城線の整備については、現在中部土木事務所管轄において、現在の2車線、幅員12メーターを、4車線、幅員30メーターに拡幅整備する計画を現在進めているところであります。当面、坂田交差点から上原交差点までの都市計画決定を予定しておりますが、現在の作業状況としては、ルートの案及び交差点計画、さらに沿道地域への取りつけ、検討等を現在終えているところであります。また、今後の予定としては、公安委員会や国との基本的な協議を行った後、関係地権者の方々に対して、地元自治会等への説明会を開催し、意見・要望等をお聞きして、計画に反映させる予定という運びになっております。それから、西地区内については区画整理課長の方から答弁があると思います。以上です。
○議長(
前里光信) 区画整理課長。
◎区画整理課長(幸地克政) 住環境の整備について(2)西地区はどうなっているかということですけれども、計画決定については、これは先ほど都市計画課長が言ったとおりでございます。ただ、今回うちの方もちょっと慌てているんですけれども、10月、11月の段階から、国の考え方の基準というのが、事業採択の認可基準というのが市街化区域内であると。調整区域においては認めないというのが、国の基準でありまして、今回、西地区がこの地区設定、用途決定するところは調整区域であるわけです。そういうことで、西原町単独だけで区画整理事業を進めることだったら、とてもじゃないがこれは採択できないというのが国の考え方の基準になります。それで、都市計画全体の見直し、いわゆるこの西地区が那覇広域とどういった関連を持っているかどうか、いわゆる西地区が県道浦添西原線、それと那覇北中城線、それからもう1つ計画していた町道の域内道路、こういったいろいろこれから都市計画決定されるところの工事を投入した場合、そのままほったらかしていくと、西地区がほぼ間違いなく空洞化現象、いわゆるスプロール化と言いますけれども、この活性化があった従来の商店街が非活性化になるおそれが十分あるという理由づけが必要なんです。それで今、資料を作成するために、国と県と常時資料のやりとりをやっております。結論として、西地区を今後そのままほったらかせば空洞化現象が間違いなく発生するという理由づけの資料ですね。これが全部そろえば恐らく間違いなく採択はされると思いますが、12月、県の職員に聞いてみたら、多分12月の採択からは漏れるかもしれないけども、実質的に完全に漏れたというわけではなくて、この資料を完備して本省に出すと採択はされるというようなことで、仕事は一応頑張っております。以上です。
○議長(
前里光信) しばらく休憩します。
△休憩 午後3時04分
△再開 午後3時20分
○議長(
前里光信) 休憩前に引き続き会議を開きます。 17番宮城秀功議員。
◆17番(宮城秀功議員) とりあえず1回説明は受けましたけど、まだ理解が足りなく、本来でしたら、さっきは燃えていましたからあと5分くらいで終わるんじゃないかなと思いましたが、休憩で冷めてしまいました。また温めないといけないものですから、改めてお聞きをいたします。 1番目の問題ですけど、単独事業か補助事業を導入したいということなんですけど、これ実際町の現状として、課長の立場としてこういうことができるんですか。前の泉川
土木課長も同じ言葉を言っているわけですよ。あれからもう何年たっていますか。また同じ言葉が返ってくる。だから、その「検討」というのがいつも議会で問題になるんですけど、「検討」は「やらないということ」で議員は解釈しなさいよということで、私たちはそういう教えを受けたんですけど、今課長の言葉も「検討」ということが出ておりますので。課長、これは側溝ですから。道はそのままでもいいわけですよ、排水がはければいいんですからね。そんなに金はかかりませんよ。何百万円もかかる工事ではございません。側溝の枠を計算してみると、そんなにまでかからないんです、実施は。だから、そこは単独と、補助事業と言わず、やっぱりこのコミュニティ道路が何のためにつくられたか、この評価をいただきたくてお願いしているわけですから、別に舗装の面は今のままでいいわけですよ。ただ、この排水路がないものだから、これが各個人の家庭に入っていって、そのときに迷惑がかかるのが、健康衛生課。そういう課のたらい回しになると思うんです、今後は。前に小波津川があふれたときはそこもあふれて、
皆さん方、行政がみんな向こうに目がいっているものですから、私たち、自分たちで片づけましたけど、今後はもうこういうことがないようにやってほしいということがありましたので、議員としてあなたは向こうのことばっかり言っているのかと。こっちは自分の前もわからんでと。そういうことがたびたびあるわけです。だから、そういうことで、単独事業でも、ちょうど予算編成の時期ですから、私、それに合わせてやっていますので、助役にも頭が下がるんですけど、また白髪もふえると思います。それも了解の上、ひとつ、これはもう本当にお願いしておきます。よろしくお願いします。 また土地の件は、課長、これは改めて、地元というんですか、棚原も寄留民が来て、寄留民と言ったらしかられます、新しい人民が来て、土人はもう困っている状態で、何でこれだけだったら私が買うよと言う方がたくさん出てきていらっしゃるんですよ。
皆さん方が提示しなければこういうことが出てこないんですけど、では私が全部買いましょうと。その25万円で買いましょうと。どうせ私は30万円で買っているから、あれは売ってここの方がいいと。そういう格好になっているわけですよ。ですから、そこら辺はまた改めてそういう返答してもらわないと、私がそう言っていたとなるとまた大変なことになりますので。そこは課長の口から返答はお聞きしたいと思います。 それから交通の件に関しましては、これも本当に私が事務担任のころから、私たちは思っているんです。ただ、とめたのもお互いの子供を守るためにとめたんですけど、警察がこっちに立っているんですよ。だから、この三、四軒がもう遠回りして、自分のうちにも帰ってこられないという状況になりまして、これはどうにかできないのかということがありまして、そこもまた課長も一緒に行って、私も浦添署に行きますので、そこも一緒にやっていただきたい。知らんふりだけはやらないでください。これだけはお願いします。 それから課長、2番目の県道29号線なんですけども、まだまだ図面の段階ということで伺っております。ただいずれにしても、この西地区の問題とこれは絡みますので、区画整理課長にもお願いしますけど、先ほど返事をいただきましたら、12月いっぱいに採択されないと困ると。出しても採択されるかなと。そういことじゃなくて、課長として、これは私がやりますよということをやってくださいよ。私、議員になってこれだけ取り上げてきて、あすあさって選挙というときに、あなたわかりませんよ、昔に戻りましたよと言われたら話ができないんですよ。せっかくここまでやってきていらっしゃるんですから、あとひとつの詰めですから、これをやると、課長の口からお願いいたします。 3番目の船だまり場は、これは船も横に並べているのも縦に変えて、なるべく漁師の皆さんも幅を狭めて、みんなが使いやすいようにするんですけど、船は大型化しております。ですから、いつまでも町は、あのまま自由にさせておくわけにはいかなくなってくると思います。いずれは陸の方もですね。そういう関係上、よろしく御配慮をお願いします。また、そう聞いておりますので、大変ありがとうございます。その旨、私も組合に帰って、また理事会を開いて、そうするということは伝えます。 産廃の問題でございます。産廃は私が言わなくてもわかっているとおりで、課長の意見もございました。ただ課長、こういうことが今あるんですよね。健康衛生課で窓口を開いて、いついつ集まりますよと考える会の皆さんから連絡を受けた場合、ではどういうことをやるのか、職員・担当を行かすなり、そうすれば町長の方に行かなくてもいいんです、考える会の方々は。窓口を開かないものだから、町長にという考えでこの方々は、議員は課長に言うわけにはいかない、町長に言わないといけない、上司に伝えないといけないという立場で、議員の立場として、言われれば住民はそうしか出てこないわけです。しかし、日ごろ集まりがあるときに、そこに入っていってもらって、この人たちがどういう勉強をしているのか、門戸を開いて呼んでください。考える会の会長に言ったら、彼らは呼びますよ。いついつ集まりがありますから、どうぞ来てください、中身はこういうことですと。これは宮田先生からの指導でやっておりますので、またもしくはそのブレーンの指導でやっておりますので、私たちがそばからとやかくこれに対して言うことはないです。ただ、できるだけ町政に迷惑をかけないように今後はやっていきましょうねというのは、私たちは確認しておりますので、もうちょっと、何かあったらどうぞ来てくださいと、呼んでくださいということはお願いしたい。それができますかどうか、ひとつよろしく意見を聞かせてください。
○議長(
前里光信) 区画整理課長。
◎区画整理課長(幸地克政) 宮城議員の再質問に対して答弁したいと思います。課長の口から確実にできるというような返答が欲しいということですが、これは、私も一応言ったからには、ほぼその方向に向かうということで、この職員に対しては業務のスケジュールを12月の方にのせるように言っております。この事業化のためには、区画整理課内だけではなくて、結局県・国との調整、それから都市計画課との調整、いわゆるすべて有機的に、仕事の歩調を合わせないとできない事業なんです。まして、職員に対しても、県の職員、国に対しても、どうしても平成18年度事業化のためにこの資料作成を2月までに終わるからということで、これは約束をしております。それで、これは今後那覇広域の都市計画関係資料作成のプロに委託して、短時間で1月、2月、わずか2カ月しかないんですけれども、これは2月末までに終わるという特記仕様書をつくって、確実にこれはやり遂げようと思っております。以上です。
○議長(
前里光信) 都市計画課長。
◎都市計画課長(崎原盛廣) それでは29号線の那覇北中城線の都市計画決定についてなんですけど、ただいま地区内について、区画整理課長の方から答弁があったとおりではありますけど、都市計画課サイドとしても、両方共同歩調をとりながら、都市計画決定に向けて平成17年度をめどに今作業を進めているという状況です。今月中に地区内についての住民説明会も予定しているという方向で、今進めておりますので、先ほど区画整理課長も腹くくってやるということを言っていますので、都市計画課サイドとしてもぜひ平成17年度中に線引きの見直しをしてやっていく覚悟で、今頑張っています。以上です。
○議長(
前里光信) 健康衛生課長。
◎健康衛生課長(平良正行) それでは、宮城議員の再質問にお答えいたします。 まず棚原の産廃についてです。先ほど答弁したんですが、12月6日に徳佐田で報告会をやりまして、その報告会が終わった後に座談会みたいな形で話し合いをしたんですが、その中でもぜひこういう会合を今後も続けてほしいという話がありまして、私たち健康衛生課の方にも保健師がいますので、そういうことで、できる範囲はぜひ参加して、今後も皆さんと共通的認識を持つということであります。それで、棚原の方でも報告会を持つということであれば、私たちも参加して、ちゃんと報告会を持ちたいとか、それ以後またその場でお互いに話し合いがあれば、私もその話に乗って、今後どうするかはまたその場で検討していきたいというふうに考えています。
○議長(
前里光信) 17番宮城秀功議員。
◆17番(宮城秀功議員) 一通り説明いただきまして、私も理解したつもりですけど、今回12月定例会の
一般質問はやめようかなと、本当はもう私が町政に対してどうのこうの言うべきじゃないなと、そう考えていて、住民から、この産廃の方々から、出さないよと言ったら、出してくれと言うものだから、じゃあ出すついでにと、私は区画整理課長と都計課長が西地区はもう大丈夫だからそれ以上やるつもりはなかったんですけど、きょう聞いてびっくりしました。やっぱり定例会にこういった質問を出しておかないとどうなっていくのか西原町はと心配して、出してよかったなと。ただ、私もまた、両課長、できるだけのことはやりますので、また中部土木なり県なりに行って、一生懸命やりますので、私のこれは上地区の命綱ですから。
皆さん方の一言一言が私に響いてくるわけです。いいことで響いたらいいんですけど、もうどうなるかと言われたら私は心配ですから、ひとつ今後も頑張ってよろしくお願いいたします。 また、健康衛生課長、そういうふうに窓口は広げて、みんなと一緒になって、だれか担当者が行ってやれば大きな問題にはならないと、私はそう見ているんです。そういうことで、ひとつ課の方から声をかけて、私たちが言っても聞かないよというから、町長の方に行くわけであって、課が窓口をあければこんな争いごとは起こらないものですから、ひとつその旨、私からも言っておきます。そういうふうによろしくお願いいたしまして、私の
一般質問を終わります。ありがとうございます。
○議長(
前里光信) 次にまいります。 13番城間信三議員の発言を許します。
◆13番(城間信三議員) 皆さんこんにちは。本日の
一般質問最後のトリを務めます。平成17年第8回定例会において、13番城間信三が
一般質問を通告書のとおり進めてまいりますので、当局の誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 大きい項目で3点取り上げてあります。まず1点目の児童福祉についてでございます。これは昨年でしたでしょうか、待機児童を解消するために、定員増またはさざなみ保育園の分園等をやりまして、その後(1)待機児童数がどうなっているのか、その辺、年を追って教えていただきたいと思います。平成15年4月1日から平成17年の4月1日まで3カ年間の間の児童数をちょっと教えてください。 それと(2)待機児童を解消するためには、認可保育所の新設が必要かと思うんですが、その辺どう町としては考えておられるか、教えてください。 それから(3)点目に、認可外保育所が町内に何園あって、何名の児童数がいるのか。その辺もお教えください。 それから次の2項目の老人福祉について。(1)平成15年4月1日から平成17年4月1日における本町の在宅寝たきり高齢者及び一人暮らし高齢者の推移、これもひとつお願いしたいと思います。また、本町に高齢者の人口がどのぐらいいるのか、その辺もまたひとう御教示の方をお願いしたいと思います。 それと(2)点目の在宅緊急通報システムについて。これは平成7年6月に開始されて、もう約10年になるかと思います。その間にその利用者がどのぐらいいたのか。高齢者がどのぐらいいたのか。障害者の方々がどのぐらいいたのか。その辺も年度ごとに使用状況をお教えください。 それから大きい3点目、安全で住みよい生活環境の整備について、1点お伺いします。これは外灯設置の件でございますが、私、2カ年前も同じ場所のものを取り上げてあります。これは小那覇144番地の奥間俊雄さんのところから329番地の玉那覇光雄さんのところまでの間、外灯が一つもありません。担当課の方に夜行って調べてくれと。本当に真っ暗闇で、歩行するのも大変だということで教えてあります。調査したと思いますので、その辺のものも含めて御答弁よろしくお願いいたします。以上申し上げまして、答弁を受けましてから、自席から再質問したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○議長(
前里光信) 福祉課長。
◎福祉課長(郷清一) それでは児童福祉についての1点目の待機児童の状況について説明申し上げます。 平成15年4月1日現在71名、平成16年4月現在99名、平成17年4月現在96名となっております。すみません、間違いですね。すべて訂正します。改めて答弁申し上げます。児童福祉の1点目の待機児童について、平成15年4月現在94名、平成16年4月現在56名、平成17年4月現在82名であります。 (2)点目の待機児童解消のための施策として、認可保育所の新設の必要性はということですが、その手段としては一つの方法であると思います。そのような中で、議員の皆さんも御案内と思いますが、本町における待機児童解消のための方策につきましては、本町の次世代育成支援行動計画、新にしはらわらびプランの中で示されておりまして、具体的な年次的な展開の方策としては、今、城間議員からもありましたように、現在取り組んでいるのが分園の整備で、待機児童30名の解消を予定しています。今後、既定の保育所における定員の拡大、措置児童の定員の拡大及び弾力化の方策で、そういう待機児童の解消を最大限図る中で、その状況によって、端的には、認可外保育所になるわけですが、認可外保育所の認可化も視野に入れて、待機児童の解消に努める考えであります。弾力化と申しますのは、保育所にはそれぞれ措置定員がございますが、それの15%増しについては認められるいうことです。そういう弾力化も最大限に使いながら、待機児童の解消に努めるということであります。 それと(3)点目の町内の認可外保育所についてでありますが、現在9園あります。そして、その中での措置児童数は461名となっております。 それと2点目の老人福祉についてでありますが、(1)点目の件についてお答え申し上げます。在宅寝たきり高齢者につきましては、平成15年4月現在71名、平成16年4月現在99名、平成17年4月現在で96名であります。それから高齢者の一人暮らしでありますが、平成15年4月現在で552名、平成16年4月現在で592名、平成17年4月現在で550名であります。そのような状況の中で、高齢者人口でありますが、平成15年時点で3,563名、平成16年4月現在で3,800名、平成17年4月現在で3,999名で、おおむね総人口の11%台ということでの高齢者の状況であります。 それと(2)点目の在宅緊急通報システムの利用状況ということでありますが、それにつきましては通年利用の状況で報告したいと思います。平成15年度36名、そのうち高齢者33人、障害者3人。平成16年度37名、高齢者34名、障害者3名。平成17年度29名、高齢者28名、障害者1名で、平成17年度につきましては12月現在での数値でございます。以上です。
○議長(
前里光信)
土木課長。
◎
土木課長(崎原盛秀) それでは、3項目めの安全で住みよい生活環境整備についての(1)外灯設置についてお答えいたします。 当該小那覇144番地から329番地のその部分につきまして、夜間現地調査を行ってまいりました。確かに議員御指摘のとおり、暗い路地となっており、防犯灯として必要性を強く感じました。今回、防犯灯の設置対策等につきましては総務課とも相談をしながら、優先順位の問題やライトアップ作戦等の予算措置等も可能なのかを含め、検討させていただきたいと思います。これらの街灯、防犯灯の要請につきましては、これまで各地域から多くの要請が上がっておりますが、特に街灯、防犯灯につきましては、設置費だけでなく、今後の電気料金等の維持光熱費も発生してまいりますので、町全体的な予算や安全性、防犯性等の優先順位も勘案しながら、年次的に設置をしていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
前里光信) 13番城間信三議員。
◆13番(城間信三議員) 大変ありがとうございます。福祉課長の待機児童の件なんですが、平成17年4月1日では82名ということで、確かに認可保育園の方の定員増と、それからさざなみ保育園の分園ということで、大分待機児童が減ったんじゃないかなと思うんですが、今の状況からしても、そんなに減っていないような感じがします。ましてや潜在的待機児童というのがまだいらっしゃるんじゃないかな、いるんじゃないかなというような感じがします。ですから、私がこれを取り上げたのは、認可外保育園も9園あるということで、その認可外の保育園の方もいつ認可になるかなというように待ちわびている保育園もあります。そういうことで、何とかしてこの認可外の保育園のものを早目に認可できるような施策をとってもらえないかなと。これは平成17年の開園の資料を、私いただいてきたんですが、これからしますと13園が平成17年に開設されます。この中に西原町が入っているかと調べたんですが入っていないんです。どうしたのかなと思っているんですが、これは、聞いてみたら、各町村から申請がありまして、それをまとめて県の方ではチェックしていますというような話がありました。これからすると、西原町は出していなかったのかどうかわかりませんが、13カ所の保育園が認可保育園になると。これは平成17年でなるということで載っていますが、これは、そうすると、今、我々が西原町の方が認可外から認可園にしたいと思うんですが、どうしたらいいでしょうかということを私が聞きましたら、これは来年1月に申請があるそうです。各町村から上がってくるそうです。だから、今、間に合うのか間に合わないのか、私はわかりませんが、県としては1月にその受け付けをしますと。それに基づいて許可するとかというような話をしていましたので、その辺、課長、ひとつ、これだけの待機児童がまだいるので、早目に、認可外の保育園9園が半分でも年度ごとに認可園になるというような対策をぜひとってもらいたいなというふうに思います。これは、恐らく認可外の保育園に行っている児童の
皆さん方も、父兄の
皆さん方も、できたら認可園の方に入れたいなというのが大半の人だと思います。認可園と認可外は待遇的に全然違いますので。そういう意味からすると、町としても早目にそういった方々を同じような扱いで、認可外はあまり待遇も悪い、認可園は待遇がいいということになると、同じ
子供たちを育てていくために、こういう方から差別されると、私はあまり面白くないですね。その辺は認可外に預けられた父兄の
皆さん方の気持ちを察して、早目にこれが認可園になれるような対策をとってもらいたいと思いますので、その辺、もう一度御答弁お願いしたいと思います。 それと老人福祉でございますが、この在宅寝たきり老人、一人暮らし老人、高齢者の実態ということで、私出したんですが、これはなぜそういうことを出したかといいますと、沖縄市で10月から11月の間に3名の一人暮らしの老人が亡くなっています。だれもわからないうちに亡くなっています。そういうことがありますので、これは緊急通報システムをとってはいたと思うんですが、それを押すこともできないような状況の方が、多分そのまま亡くなったんじゃないかなと思います。ですから、その一人暮らし、あるいは寝たきりの老人のところに、どういう方法で訪問しているのか。また、その老人の方々の話し相手になる方々が、どういった方々が家を訪問しているのか。その辺お教えください。 それから、この緊急通報システムの利用状況ですが、高齢者の方々が大分利用されているということで数字的に上がってきているんですが、その辺のデータ、例えば病院に行くから早く来てくれということであるのか、その高齢者の、この三十何名の方々の利用の状況、それと身障者の
皆さん方の利用の状況が、わかれば教えてください。 それから3点目の外灯の問題なんですが、課長、先ほどは宮城議員が言ったように、「検討します」ということは「やらない」というような話もありますので、これは私も重々承知しています。前の方々もそういう話があって、これ2カ年になります。検討しますと。確かに外灯を設置する箇所がたくさんあるかと思います。あるんですが、わざわざ水銀灯じゃなくて防犯灯でもいいんじゃないかなというように思います。そういうことで、ぜひまた2カ年後に再質問がないような方法で、ひとつ検討していただくように、これは要望しておきます。訂正します。検討ではなく、前向きにひとつ考えてもらうようお願いいたします。
○議長(
前里光信) 福祉課長。
◎福祉課長(郷清一) ただいまの質問につきまして、ある面では待機児童の早期解消ということと思うんですが、質問を受けてみると、ある面では本町における保育に欠ける児童は、いわば平成17年4月現在で82名ということです。認可外保育所にいるから、皆さんもすべて保育に欠ける児童かというとそうではないということで、公がそういった格好での保育園等への入所の措置をするのは、あくまでも待機児童、入所要件があって、いわばその施設等の不足からそこに入所等が措置できないという
子供たちで、平成17年の4月段階では82名ですよということです。これが、認可外でも、先ほど説明しましたとおり、約461名の
子供たちが入所しているわけですが、これがすべて町内とは限らないわけです。認可外の場合ですね。また、すべてが制度上保育を要する児童なのかも明確にははっきりしないということです。ですから、公が
子供たちの保育の入所の措置をするという対象は、現段階では一応見ているのは82名の
子供たちをどうするかということで、先ほども申し上げましたとおり、現年度でさざなみ保育園で分園整備をしています。それで30名の解消をします。それから次年度、認可保育園において、2園ですが、今考えているのは40名を入所、措置対応していきたいということで、これで70名。そして弾力化等を使えば、一定程度の、現状では机上論ではあるんですが、待機児童の解消になるであろうと。確かに認可外保育所の認可化、非常に、冒頭でも申し述べたんですが、その状況によって必要だと思います。ですが、そういう状況も加味しながら、次世代育成行動支援計画では平成21年度までに認可保育所の1園の増という計画ではあるわけですが、今、でき得る具体的な施策、分園等での対応、あるいは既定の保育所での定員の拡大、いわばそれと弾力化条項を使って、既定の中でも展開し得ればそれで対応していくということを考えておりまして、即認可外保育所を認可化するということではないであろうと。それと、昨今ですが、午前中でもいろいろ出たわけですが、場合によっては今後検討せざるを得ないというのは、やはり指定管理者制度とも絡んでくるわけですが、民営化の問題、いわば民活の問題等々も、今後は視野に入れていかないといけないんじゃないかなということも、一応踏まえております。 それから、高齢者への、一人暮らしといいますか、訪問等ということでありますが、これはある面ではそういう方が疾病等何らかの健康状態等があれば、うちの保険課あるいはうちの健康衛生課等、そういうふうな保健師等の云々もあろうかと思うんですが、その辺についてはまだ掌握しておりません。何らかの疾病等があれば、そういう形で訪問等はあろうと考えております。 それから、在宅の緊急通報システムの利用内容と理解するわけですが、質問にありましたように、そのうちの件数的には平成15年、16年で紹介したいんですが、平成15年で緊急及び救助関係で12件。これは全件数の10.5%。そして平成16年度については緊急及び救助で8件で、9.8%。そして、これはやはり皆さんが寝たきり等そういう高齢者であるために、誤報も実態としてはかなりあります。通報件数が平成15年で全件数で114件、うち誤報が48件。平成16年が全件数が82件、うち誤報が42件ということです。やはり緊急を要する状況もあるわけですが、対象者が寝たきり、高齢者あるいは障害者ということで、実態としてはやはり緊急的なもの、救助を要するものもあるわけですが、逆にはそういう誤報等、その他でもかなり機器の操作ミスですか、そういうこともあるようでございます。以上です。
○議長(
前里光信) 13番城間信三議員。
◆13番(城間信三議員) ありがとうございます。この待機児童の件は、ぜひ、この461名全部が西原町民とは思いませんが、その半分ぐらいはしかし西原町の方じゃないかなと思います。それからすると、待機児童も大分いるなあと。これは認可外保育園に通っている方々も含めて、大分いるような感じもしますので、その辺は、さっき私が申し上げましたので、来年1月受け付けするそうですので、それをやってもらえるかどうかという質問をしたんですが、課長、答弁ないんですが、その辺もう1回お願いします。 それとこの一人暮らしの問題なんですが、やはり老人というのはだれか話し相手がいれば非常に喜んでいろいろな話し合いもするんですが、だれも行かないということになると、落ち込んでいって、そこでだれもいないもんですから、ひとり落ち込んでいって寝たきりになって、そのまま亡くなるというような状況はがあるんじゃないかなと私は思います。ですから、そういう方々の家庭訪問、定期的にぜひやれるような方法を考えてもらいたいなと思います。これは、この沖縄市の問題を見ますと、本当に世の中のために一生懸命頑張ってきて、最後にはひとりでそのままということになると、本当にみじめな思いがします。ですから、そういう方々をぜひ慰めてくれる方々が家を出入りするということによって、その人の健康状態もよくなるんじゃないかなというような感じもします。ぜひ、これは定期的に巡回してもらうような方法を考えてください。 この保育園の件について、課長の答弁を得まして、私の
一般質問を終わります。
○議長(
前里光信) 福祉課長。