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12月17日-06号

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  1. 北谷町議会 2020-12-17
    12月17日-06号


    取得元: 北谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    令和 2年 12月 定例会(第508回)    令和2年第508回北谷町議会定例会会議録(第10日目)       開議 令和2年12月17日(木)10時00分       閉会 令和2年12月17日(木)17時16分出席議員  1番 大浜ヤス子議員  2番 新垣千秋議員  3番 玉城靖規議員  4番 喜友名盛充議員  5番 渡久地政志議員  6番 又吉朋和議員  7番 友利 勉議員  8番 照屋正治議員  9番 宮里 廣議員 10番 高安克成議員 11番 宮里 歩議員 12番 玉那覇淑子議員 13番 與儀 誠議員 14番 仲地泰夫議員 15番 喜友名朝哲議員 16番 阿波根 弘議員 17番 田場健儀議員 18番 仲栄真惠美子議員欠席議員 19番 亀谷長久議員説明のため出席した者の職氏名町長         野国昌春副町長        神山正勝教育長        津嘉山信行会計管理者兼会計課長 伊波興勇総務部長       岸本 満住民福祉部長     知念喜忠建設経済部長     根間朝弘教育部長       玉那覇 修上下水道部長     佐久本盛正町長室長       伊波孝規総務課長       兼城泰志企画財政課長     仲松 明基地・安全対策課長  金城睦彦情報政策課長     太田守男税務課長       比嘉昌海住民課長       與那覇政彦福祉課長       花城可津人保健衛生課長     稲嶺盛和子ども家庭課長    与儀 司経済振興課長     久田友一観光課長       宮里泰明都市計画課長     田仲康児土木課長       松田健一教育総務課長     西田由紀学校教育課長     大舛勝彦社会教育課長     仲地桃子学校給食センター所長 池原 誠文化課長       古謝哲郎公文書館長      比嘉敬文上下水道課長     島袋辰也職務のため出席した事務局職員の職氏名議会事務局長     比嘉良典議事課長       鉢嶺宗則主任主事       津波古 亘    令和2年第508回北谷町議会定例会議事日程(第6号)             令和2年12月17日(木) 10時00分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 発議第32号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議日程第3 発議第33号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する意見書日程第4 発議第34号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議日程第5 発議第35号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書日程第6 発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議日程第7 議案第74号 財産の取得について(令和2年度教育情報セキュリティ強靭化対策用備品)日程第8 議案第75号 財産の取得について(令和2年度GIGAスクール用端末)日程第9 議案第70号 北谷町製氷貯氷施設の指定管理者の指定について日程第10 議案第71号 北谷フィッシャリーナの指定管理者の指定について日程第11 議案第72号 北谷町商工業研修等施設の指定管理者の指定について日程第12 議案第73号 美浜駐車場の指定管理者の指定について日程第13 請願第1号の紹介議員の取消しの件日程第14 請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書日程第15 発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議日程第16 陳情第21号 日常生活用具給付等事業排泄管理支援用具の給付対象者を拡充するよう求める陳情日程第17 委員会の閉会中の継続審査について日程第18 議員派遣の件令和2年12月17日(木) △開議(10時00分) (開議宣告) ○仲栄真惠美子副議長  これから本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○仲栄真惠美子副議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、12番玉那覇淑子議員及び13番與儀誠議員を指名します。 △日程第2 発議第32号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議 △日程第3 発議第33号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する意見書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第2 発議第32号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議及び日程第3 発議第33号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する意見書の2件を一括議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  おはようございます。発議の前に前回11月27日の臨時会において、3点質疑があって、その件について基地対策特別委員会で協議をした内容を報告した後に、提出をしていきたいと思います。 前回の要求項目の中に全ての在沖米軍基地を整理縮小・撤去することについて、基地従業員の雇用問題が懸念される質疑がありました。その件について協議をした結果、前回も申し上げましたように、今すぐ基地を撤去するのではなくて、計画的に整理縮小をして、最終的には基地のない沖縄であって欲しいということと、あと、雇用問題についても前回同様に、雇用については日本政府の雇用となっておりますので、その辺の雇用問題については、また日本政府のほうが責任を持って解決すべき問題だと考えております。 そして警察等への要請については、この辺は要請・要求項目を検討して、今後具体的に協議をした上で、また警察等への要請等も何ができるかということで、今後の協議になっております。 そして西海岸地域で多発する米軍人・軍属による事件・事故の調査については、基地対策特別委員会のみならず役場の基地・安全対策課や沖縄警察署、地域事業者会等も含めて、連携をとりながら、この辺の調査もしていきたいと思います。 前置きが長くなりましたけれども、発議第32号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議及び発議第33号同意見書の趣旨説明を行います。 在沖米海兵隊は、米軍嘉手納基地内に格納庫等を新設し、完成式典を催したことが報道機関で明らかになった。米軍は施設の改修及び更新だと説明しているが、2014年海兵隊が作成した計画では、米軍嘉手納基地で運用する計画が盛り込まれており、基地の機能強化に繋がりかねず断じて容認できるものではない。 また、同基地においては、外来機の飛来も後を絶たない。12月1日に米軍岩国基地のFA-18D戦闘攻撃機11機が飛来したほか、米国からもF-22Aラブター戦闘機2機が飛来し、騒音の増加に繋がりかねず看過できるものではないとの理由で、去る12月10日に基地対策特別委員会を開催し、全会一致で抗議決議及び意見書を提出することに決定いたしました。 では提出いたします。 発議第32号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和2年12月17日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、大浜ヤス子。 賛成者、北谷町議会議員、玉那覇淑子、新垣千秋、宮里廣、喜友名朝哲、高安克成、喜友名盛充。 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議。 在沖米海兵隊は、米軍嘉手納基地内に格納庫等を新設し、11月24日に完成式典を催したとして翌25日にメールで伝えたことが報道で明らかになった。米軍は沖縄防衛局に対し、すでに配備された部隊を支援する施設の改修及び更新だと説明し、将来的に常駐化を目的としたものではないとする一方で、在沖米海兵隊は軍事基地の建設とともに、インド・アジア太平洋地域における将来的な最新鋭ステルス戦闘機F-35Bの導入を目指す嘉手納基地や沖縄での将来的な航空運用に、1億1千万ドル割り当てたとも発表文で述べている。また、海兵隊の2014年に策定した計画では、最大26機のF-35Bを米軍嘉手納基地で運用する計画が盛り込まれており、基地の機能強化及び外来機の常駐化に加え、騒音被害の増加に繋がりかねず断じて容認できるものではない。 同基地においては、外来機の飛来も後を絶たず、12月1日に米軍岩国基地所属戦闘攻撃機FA-18Dホーネット11機が飛来した。また、同月6日には、米バージニア州ラングレー・ユースティス統合基地所属ステルス戦闘機F-22Aラプター2機が飛来したが、いずれも飛来目的は不明である。そのような中、同基地では7日から即応訓練も行われ、継続的な爆音に加えサイレン音や拡声器放送、模擬爆発装置(GBS)及び発煙筒等に町民は恐怖を感じており看過できない。 欧州に駐留する米空軍は、その国と国民を尊重し、地位協定により制限されているが、日本、とりわけ沖縄においては、やりたい放題であると言っても過言ではない。 地域住民が日常的に航空機騒音被害に悩まされ、町民生活に甚大な悪影響を及ぼしている事を日米両政府は認識し、ルールの遵守と本質的な負担軽減策を図るべきである。 よって、北谷町議会は、町民及び県民の生命、財産、安全を守る立場から、米軍及び関係当局に対し厳重に抗議するとともに、下記事項を速やかに実現するよう強く要求する。          記1 嘉手納基地の負担軽減を速やかに実施し、機能移設・訓練移転を図ること。2 外来機飛来を中止し、即時撤去すること。3 騒音防止協定を遵守し、嘉手納基地の騒音軽減を確実に実施すること。4 日米地位協定の抜本的な改定を早急に行うこと。5 すべての在沖米軍基地を整理縮小・撤去すること。 以上、決議する。 令和2年12月17日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、駐日米国大使、米インド太平洋軍司令官在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、第3海兵遠征軍司令官、嘉手納基地第18航空団司令官、在沖米国総領事。 続きまして、発議第33号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する意見書。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和2年12月17日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、大浜ヤス子。 賛成者、北谷町議会議員、玉那覇淑子、新垣千秋、宮里廣、喜友名朝哲、高安克成、喜友名盛充。 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する意見書。 文案については、ほぼ一緒で文末の「要求する」を「要請する」に置き換えております。下記事項の1番の「図ること」を「図らせること」に置き換え、2番、3番、5番を「すること」を「させること」に置き換えております。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年12月17日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長でございます。 以上、議員御諸兄の御賛同をよろしくお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。発議第32号及び発議第33号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第32号及び発議第33号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから発議第32号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第32号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する抗議決議を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって発議第32号は原案のとおり可決されました。 これから発議第33号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する意見書について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第33号 米軍嘉手納基地内での海兵隊施設(格納庫)新設に伴う機能強化及び外来機飛来に対する意見書を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって発議第33号は原案のとおり可決されました。 △日程第4 発議第34号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議 △日程第5 発議第35号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第4 発議第34号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議及び日程第5 発議第35号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書の2件を一括議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  発議第34号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議及び発議第35号同意見書の提出の趣旨説明を行います。 本年、11月28日午前2時31分頃本町宮城の町道及び翌29日午前5時28分頃、美浜の国道において、道路交通法違反事件(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕される事件が発生した。 本町議会では、去る11月12日と27日にも同様な事件に対する抗議決議及び意見書を決議し、関係機関に対し抗議要請したにも関わらず、再三再四、同様な事件が繰り返されることに対し強い憤りを禁じ得ないとの理由で、去る12月10日に基地対策特別委員会を開催し、全会一致で抗議決議及び意見書を提出することに決定いたしました。 では提出いたします。 発議第34号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和2年12月17日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、大浜ヤス子。 賛成者、北谷町議会議員、玉那覇淑子、新垣千秋、宮里廣、喜友名朝哲、高安克成、喜友名盛充。 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議。 本年、11月28日午前2時31分頃本町宮城3番地29付近の町道において、在沖米海兵隊所属の中尉(24歳)が、基準値の約3倍アルコールが検出されたとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕される事件が発生した。翌29日午前5時28分頃、本町美浜2丁目16番地付近の国道において、在沖米陸軍所属の三等軍曹(31歳)が、基準値の約1.6倍のアルコールが検出されたとして、同容疑で現行犯逮捕される事件が発生した。 沖縄県内においては、米兵による飲酒絡みの事件が後を絶たず、9月26日に米空軍嘉手納基地所属の二等軍曹が同容疑で逮捕されて以降、把握しているだけでも19件発生している。 本町議会では、去る11月12日と27日にも同様な事件に対する抗議決議及び意見書を決議し、関係機関に対し抗議要請したにも関わらず、再三再四、同様な事件が繰り返されることに対し強い憤りを禁じ得ない。 在沖米空軍においては、アルコール関連事故等の記録的な件数を受け、飲酒制限を課す命令を発出している。同様に全軍に自らを律するような実質的な対策が講じられるべきである。また批判的なコメントに対しても直接返答しており、真摯な対応が求められる。 さらに、飲酒による事件・事故のそのほとんどは、米軍が定めた勤務時間外行動の指針(リバティー制度)に違反していると言っても過言ではなく、米軍内部の規制も組織統制も機能していない証拠であり、到底容認できるものではない。日米両政府が繰り返す「綱紀粛正」「再発防止」「教育の徹底」という言葉は、実効性の伴わない小手先の手法でのごまかしであり、根本的な解決に繋がらず、極めて遺憾である。 よって、本町議会は、町民の生命、財産、安全を守る立場から関係機関に対し、厳重に抗議するとともに、下記事項について強く要求する。          記1 被疑者を厳正に処罰し、米軍人・軍属の綱紀粛正を徹底すること。2 リバティー制度の規制を強化すること。3 米軍人・軍属等による事件・事故防止のための協力ワーキングチームを早急に開催し、事件の再発防止と具体的な解決策を日米両政府で早期作成、公表すること。4 日米地位協定の抜本的な改定を早急に行うこと。5 日本国の憲法・法令を尊重し米軍人・軍属に対する基地内外での基準や罰則を国内法に合致させるよう早急に改定すること。 以上、決議する。 令和2年12月17日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、駐日米国大使、米インド太平洋軍司令官在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、第3海兵遠征軍司令官、第10地域支援群司令官、在沖米国総領事。 続きまして、発議第35号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和2年12月17日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、照屋正治、大浜ヤス子。 賛成者、北谷町議会議員、玉那覇淑子、新垣千秋、宮里廣、喜友名朝哲、高安克成、喜友名盛充。 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書。 文案については、ほぼ一緒で文末の「要求する」を「要請する」に置き換えております。下記事項の1番、2番、5番を「すること」を「させること」に置き換えております。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年12月17日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長でございます。 以上、議員御諸兄の御賛同をよろしくお願いします。
    ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。発議第34号及び発議第35号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第34号及び発議第35号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから発議第34号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第34号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する抗議決議を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって発議第34号は原案のとおり可決されました。 これから発議第35号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書について討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第35号 繰り返される米軍人による道路交通法違反事件に対する意見書を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○仲栄真惠美子副議長  起立全員です。したがって発議第35号は原案のとおり可決されました。 △日程第6 発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議 ○仲栄真惠美子副議長  日程第6 発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議を議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  休憩を求めます。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩します。 △休憩(10時32分) △再開(10時33分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  おはようございます。発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議の趣旨説明をしたいと思います。 新型コロナウイルス感染症が拡大される中、政府は4月7日に緊急事態を宣言し、その後5月、人と人との接触機会を減らしたことで、感染者数が減少をし、5月25日に緊急事態宣言が解除となりました。 その間、4月27日までに政府は特別定額給付金の一律10万円給付を決定し、本町においても、申請ができなかった外国人を除いたほぼ全ての方々への給付を行いました。 一方で4月28日以降の新生児に対して、この特別定額給付金の対象外となり、不公平感があります。 そしてこの新型コロナウイルス感染症は、今なお拡大中で本年度は厳しいのではないかという見込みもあります。そういう中で私達「会派北谷ニライの風」は8月にも町長への新型コロナウイルス感染症の対策としての一部として、特別定額給付金の新生児の給付を求める要請を行いました。 そしてその後12月2日には、仲地泰夫議員、そして與儀誠議員、阿波根弘議員が同様の内容で町長へ要請を行っております。 その事から合わせて署名3,000名余の署名が提出されましたので、本議会そして町民からこの特別定額給付金を新生児へと給付することが望まれているのではないかということで、今回の発議となっております。 また、財政面においても、近隣の市町村も同様の給付を行い、第2次補正地方創生臨時交付金の活用対象においても、新生児の給付を可能とし、また、今般の第3次補正の閣議決定においても、さらなる支援の強化が謳われていますので、新型コロナウイルス感染症の拡大の長期化が見込まれる中で、公平性の維持と子供を産む大変さ、そして育てる大変さの中で生じる経済的負担の軽減を図ることを目的に今回の発議をしたいと思います。 それでは提出したいと思います。 発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和2年12月17日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者、北谷町議会議員、高安克成、喜友名盛充。 賛成者、北谷町議会議員、喜友名朝哲、宮里廣、又吉朋和。 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議。 新型コロナウイルス感染症が拡大する中、政府は4月7日に「緊急事態宣言」を発出した。その後、外出自粛や休業が要請され、人と人との接触機会を減らした事で感染者数が減少し、5月25日には、緊急事態宣言の解除となった。経済を回す事の必要性も問われ、「GoToキャンペーン」がスタートし、事業者の一助となったが、感染者も日増しに増え、12月14日には、一時停止が宣言された。 沖縄においても、4月30日から7月8日まで感染を完全に抑える事が出来たが、全国の感染拡大同様、沖縄においても予断を許さない状況となってきた。 政府は、様々な支援策を講じているところであるが、4月27日までに特別定額給付金の一律10万円給付を決定し、本町においても職員の努力のおかげで5月20日には給付を開始し、外国人を除いたほぼ全ての方々へと給付を行えた。しかしながら、特別定額給付を急ぐあまり、4月28日以降の新生児に対する給付が行われない等の問題が発生した。 これを受け、政府は、第2次補正の地方創生臨時交付金の活用対象において新生児への給付を可能とし、本町周辺自治体においても給付が行われている。 これまでの感染拡大の中で倒産や失業のみならず、勤務時間の減少に伴う減収で生活の厳しさに加え、コロナ禍での出産立ち合いや面会の禁止による精神的な不安等、子どもを産み育てる環境も難しくなってきている。 今般の第3波とも言える状況を鑑み、政府は、第3次補正を閣議決定するとともに更なる支援の強化が謳われていることもあるため、新型コロナウイルス感染症の拡大の長期化が見込まれる中で公平性の維持と平素の生活で生じる経済的負担の軽減を図る事を目的に下記の実施を強く求める。          記 基準日(令和2年4月27日)の翌日から令和3年3月31日までに出生した新生児に対して一人当たり10万円の給付を行い、子育て世代の支援を図ること。 以上、決議する。 令和2年12月17日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、北谷町長。 以上、議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  今回の新生児への給付を求める決議なんですが、今回、こちらの内容を見ますと、あて先が北谷町長宛だけとなっております。あて先を町だけにした理由はどういった理由があるのか。今回のこの全国一律1人当たり10万円給付事業、これは国が主体となって行った事業であります。国にも求めていく必要があったのではないかというふうに思いますが、そこら辺はどのように考えているのか伺いたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えします。まず宛先についてでありますが、8月にも我々は要請しましたし、先ほど申しましたように12月の初旬には3名の議員と町民有志の方で署名を集め、町長に要請を行っているということがありました。 また、今般のこの特別定額給付金の給付に関しては、他市町村でも同様に首長の判断で実施をしているということもありますので、第2次補正において、対象外の新生児に対しても給付が可能であるということも付せられていましたので、このことに関しては、町長の判断でできるという見込みを以て、町長を宛先としております。 また、国に要請する必要があるということに関してですが、現段階では第2次補正で地方創生交付金において、新生児への給付が認められたこともありますので、第3次補正については、確かに額については抑えられることになっておりますが、同様に給付対象となるという理解をしておりますので、現段階においては、国にではなく、前回認められたこともありますので、国にあえて要請するのではなく町長への要請という形になっております。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  この決議の文案の中頃のところですね、本町においても職員の努力のおかげで5月20日には給付を開始し、外国人を除いたほぼ全ての方々へと給付を行えた。というふうに書かれております。外国人を除いたというふうにあるんですが、この外国人の解釈はどのような意味合いなんでしょうか。外国人も含めて給付対象となっております。住民登録をしている外国人については、給付の対象となっておりますが、この間違った文案のままで、決議、提案をしてよろしいでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  文言については今後、必要であれば調整は行いたいと思いますが、ここで述べている外国人というのは、本町に籍を置きながら外国に出国した方又は、先ほど述べていましたように基地内に在住している方々もおりまして、その方々に申請を促して連絡を取ろうとしたものの確認が取れなかったということで、今回、申請がされなかったものと理解しております。 外国人とまとめておりますが、その辺については、改めて修正が必要であれば検討したいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  この件について改めて検討と言いましたが、今回この定例会でこの場でこれは決議をする内容となっております。 あとでと言うのはどの場があるのでしょうか。理解不能なのでご説明ください。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  お答えします。先ほど述べましたが、議長の整理権限の下で、例えば外国人と記載しているものを外国人等ということで記載を変えることも可能だと思いますので、その辺は確認してできればと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩します。 △休憩(10時46分) △再開(11時18分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま議題となっている発議第36号については、提出者の文案訂正があるため、議事を中断したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第36号は議事を中断することに決定しました。 △日程第7 議案第74号 財産の取得について(令和2年度教育情報セキュリティ強靭化対策用備品) ○仲栄真惠美子副議長  日程第7 議案第74号 財産の取得について(令和2年度教育情報セキュリティ強靭化対策用備品)を議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ。 議案第74号 財産の取得について、説明いたします。 本議案の財産の取得につきましては、教育情報のセキュリティ強靭化に係る機器等を購入し、本町小中学校において対策を講じるものであります。 当該財産の取得につきましては、令和2年11月20日に株式会社興洋電子ほか6社による指名競争入札を実施し、取得予定価格2千200万円で、沖縄県那覇市字安謝638番地、株式会社 興洋電子 代表取締役 多良間洋二を契約の相手方とするものであります。 当該財産の取得につきましては、予定価格が700万円以上の財産の取得でありますので、北谷町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、提案理由をご説明申し上げましたが、議案の具体的内容につきましては、教育部長から説明させたいと存じますので、なにとぞ議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  玉那覇修教育部長。 ◎玉那覇修教育部長  それでは説明いたします。 本議案の財産の取得につきましては、文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の趣旨に沿って、セキュリティ強靭化に係る機器等を購入し、教育現場における情報セキュリティ対策を講じるものとなっております。 資料1、資料2を併せてご参照ください。取得予定価格は2千200万円で、財源内訳については、一般財源となっており、納入期限につきましては、令和3年3月31日までとなっております。 次に、資料3をご参照ください。取得予定の主な機器については、外部からの不正アクセス等からネットワークやコンピュータを守る「ファイアウォール」、端末にアクセスする際に生体認証とパスワード認証の二要素を併用する「二要素認証システム」、USBメモリ等の制限や各種ログの取得及び保管をすることなどができる「資産管理ソフト」、ネットワーク間でデータの授受を行う際にファイルの分析・分解をし、害のあるものを排除する「ファイル無害化システム」となっております。 次に、資料4については校内ネットワークのイメージ図でございます。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第74号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第74号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第74号 財産の取得について(令和2年度教育情報セキュリティ強靭化対策用備品)を採決をします。 お諮りします。本案は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第74号は可決されました。 △日程第8 議案第75号 財産の取得について(令和2年度GIGAスクール用端末) ○仲栄真惠美子副議長  日程第8 議案第75号 財産の取得について(令和2年度GIGAスクール用端末)を議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  議案第75号 財産の取得について説明いたします。 本議案の財産の取得につきましては、町内小中学校の児童生徒用にタブレット型パソコン等を購入するものとなっております。 当該財産の取得につきましては、令和2年12月3日に株式会社興洋電子ほか6社による指名競争入札を実施し、取得予定価格2億680万円で、沖縄県那覇市字安謝638番地、株式会社 興洋電子 代表取締役 多良間洋二を契約の相手方とするものであります。 当該財産の取得につきましては、予定価格が700万円以上の財産の取得でありますので、北谷町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、提案理由をご説明申し上げましたが、議案の具体的内容につきましては、教育部長から説明させたいと存じますので、なにとぞ議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○仲栄真惠美子副議長  玉那覇修教育部長。 ◎玉那覇修教育部長  それでは説明いたします。 本議案の財産の取得につきましては、文部科学省の「GIGAスクール構想」に基づき、町内小中学校の児童生徒用にタブレット型パソコン等を購入し、教育ICT環境の充実を図るものであります。 資料1、資料2を併せてご参照ください。取得予定価格は2億680万円で、財源内訳については、国が1億9千55万2千円、一般財源が1千624万8千円となっており、納入期限につきましては、令和3年3月31日までとなっております。 次に、資料3をご参照ください。取得予定の内容については、端末本体のほか、キーボードや端末管理ソフト、授業支援ソフト、フィルタリング、スタイラスペン、USBハブとなっております。 以上で説明を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。 14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  それでは議案第75号 財産の取得について質疑させていただきます。今の部長の説明によりますと納入期限が令和3年3月31日ですが今のご時世で大丈夫なんですかこれは。皆さんが言っている納品、納入期限というのは、要するに箱から出して設定を終えて納期と、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。 あと、財源内訳について、国から1億9千万円余りですね、町の一般財源が1千600万円余りになっていますけど、これは補助率というのはいくらぐらいになっているんでしょうか。この1億9千万円の財源の内容は何という補助金の内容を使っているんでしょうか、ちょっと教えてください。 ○仲栄真惠美子副議長  大舛勝彦学校教育課長。 ◎大舛勝彦学校教育課長  議員のご質問にお答えいたします。まず、納期に関しましては、仕様書のとおり設定まで含めた形での納期を想定しております。 それから財源の内訳に関しましては、公立学校情報機器整備費補助金、文部科学省ですけれども、こちらのほうが9千313万1千円ということになっております。それからもう1つ、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を9千742万1千円ということで充当しております。 文部科学省の補助率が児童生徒数の3分の2が補助対象になっていて、1台につき4万5千900円、それから臨時交付金の補助額については、他の事業との調整により財源組換えによって対応しております。 ○仲栄真惠美子副議長  14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  これは設定を含めて3,227台ですよね、設定は全部終えて納期と、私の頭では間に合わないと思いますけど、これは大丈夫でしょうか。納期についてね、その辺はもう一度、業者と良く話し合ったんでしょうかこれは。その辺ちょっとお願いいたします。 あと、この入札が今回3社が辞退がありました。この辞退の理由を教えてください。 皆さんがこれから購入します端末は、これは入札によりますとこの1台辺りの値段は端末の値段はいくらになるんでしょうか。 あと、3月31日に納めたら運用方法、スケジュールはいつから生徒や先生方が使えるようになるんでしょうか。ちょっと教えてください。 ○仲栄真惠美子副議長  大舛勝彦学校教育課長。 ◎大舛勝彦学校教育課長  ご質問にお答えいたします。まず、辞退した会社の辞退理由に関しましては、3社の辞退が出ておりますが、辞退理由に関しましては、1社が履行期間において業務多忙のため、2社が期限内においての納品が困難なためとなっております。 それから端末価格に関しましては、国の基本パッケージが4万5千900円というふうになっておりますので、それを含んだ価格で全国統一されております。 運用方法に関しましては、当面は直ぐに活用ということはなかなか難しいと思いますので、まずは教職員研修も年明けから進めていく予定でありますが、それと併行して十分先生方の端末への操作が深まれば、子ども達への対応を始めていこうというふうに考えております。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  今回、端末の購入ということでの内容なんですが、備品の持ち出しの規定というのは、どのようになっていますでしょうか。備品は現在、簡単に持ち出せるものではないと思うんですけど、どのようになっているんでしょうか。 また、端末を壊した場合の対応はどのようになっていますでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  大舛勝彦学校教育課長。 ◎大舛勝彦学校教育課長  議員のご質疑にお答えいたします。端末に関しましては、一般質問でもお答えいたしましたが、まだ、紛失或いは故障とかのそういった細かなことの対応はこれからガイドラインを作成していく形になっておりますので、今後の整備計画に盛り込んでいくという形になります。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  もう1点確認したいですが、特別支援学級の子ども達への支給は同様にあるというふうに考えて良いんでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  大舛勝彦学校教育課長。 ◎大舛勝彦学校教育課長  ご質疑にお答えいたします。特別支援学級の児童生徒に関しても同様な対象になっておりまして、今回はOS選定がアイパットに決まりましたので、より支援学級の子ども達に効果性が発揮する端末ではないかということも考えております。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑ありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第75号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第75号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第75号 財産の取得について(令和2年度GIGAスクール用端末)を採決をします。 お諮りします。本案は可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第75号は可決されました。 △日程第9 議案第70号 北谷町製氷貯氷施設の指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第9 議案第70号 北谷町製氷貯氷施設の指定管理者の指定についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました「議案第70号 北谷町製氷貯氷施設の指定管理者の指定について」、審査の経過と結果を御報告いたします。 審査は、12月9日に全委員出席の下、経済振興課から説明を聴取し、慎重に審査を行いました。 施設の概要、名称、北谷町製氷貯氷施設、所在地が北谷町字港4番地です。機能が製氷3.5トン/日、貯氷3.0トンということです。 施設の目的として漁獲物の鮮度保持に必要不可欠な施設で漁業者の利便性が最優先にされる施設となっております。 指定管理料は無料。4番目の指定管理者が行う業務内容として、(1)施設・設備の保守点検に関すること。(2)利用料金の収受に関すること。(3)施設の維持及び補修に関すること。(4)業務報告に関することとなっております。 指定管理者となる法人名は北谷町漁業協同組合です。 それでは、審査の過程における主な質疑を報告いたします。 1つ目に公募によらない理由はなにかについての質疑に対し、施設の目的は北谷町漁業者の利用に、漁業経営の安定に資するためであり、施設の性質上深夜早朝の出漁問わず氷販売を行っており組合員らによる相互協力のもと円滑な管理運営が成り立っているとの答弁でありました。 2つ目に製氷の稼働時間、販売の相手先、料金、販売額についての質疑に対し、製氷の稼働時間は24時間で、販売先は漁民が66パーセント、33パーセントが一般販売となっている。料金は海側(漁業組合員)の貯氷庫は50キログラム500円、陸上側(一般)は15キログラム300円で販売している。販売時間は朝7時から19時まで、組合員は必要に応じて対応している。販売額は約200万円で差し引き利益は多いときで平成29年度80万円、令和元年度は3万円、平均約30万円の利益があるとの答弁でございました。 3つ目に施設の修繕費用負担についての質疑に対し、保守点検は漁業組合から業者に委託し修繕費30万円以内は管理者負担、それ以上は町負担になるとの答弁でありました。 おおむね以上で、質疑は終了し、討論はなく、採決の結果、「議案第70号 北谷町製氷貯氷施設の指定管理者の指定について」は、全会一致で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  先日の一般質問でもあったんですけれども、若者が漁業に参加をし始めて漁獲高も増えているということもあったんですが、現在の製氷の利用料とか、そういったのも提示されたんでしょうか。また、先ほど申しました件で利用料が増えてるとかそう実態はあるのか。また、漁獲者以外が主にこれ活用すると思うんですけれども、その方々以外の利用又は活用について話があったか、説明があったかお伺いします。 ○仲栄真惠美子副議長  玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいまの質疑は漁民の利用率、一般の利用のことだと思いますが、これは先ほど報告いたしましたが販売先は漁民が66パーセント、そして一般販売が33パーセントとなっております。 それはバーベキューであったり、そのものを冷やすものに使っているということでございました。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第70号 北谷町製氷貯氷施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第70号は委員長報告のとおり可決されました。 しばらく休憩いたします。 △休憩(11時46分) △再開(13時30分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第10 議案第71号 北谷フィッシャリーナの指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第10 議案第71号 北谷フィッシャリーナの指定管理者の指定についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました「議案第71号 北谷フィッシャリーナの指定管理者の指定について」、審査の経過と結果を御報告いたします。 審査は12月9日、全委員出席の下、経済振興課から説明を聴取し、慎重に審査を行いました。 内容は次のとおりです。 1番目に管理を行わせる施設名、北谷フィッシャリーナ、所在地が北谷町字美浜57番地の一部、59番地1、61番地の地先及び61番地の一部となっております。 2番目に対象施設は、係留施設(浮き桟橋37隻、駐艇場20隻、岸壁)です。 3番目に指定管理料は、年間1千120万円(令和3年度から令和5年度まで3千360万円)です。 4番目に指定管理者が行う業務内容が、(1)フィッシャリーナの使用及び行為の許可に関する業務。 (2)フィッシャリーナの利用料金の徴収または還付に関する業務。 (3)フィッシャリーナの管理に関する業務。 5番目に、指定管理者となる法人、北谷町漁業協同組合となっております。 審査の過程における主な質疑は次のとおりです。 1.指定管理料1千120万円の内訳、積算根拠についての質疑に対し答弁は、前年度実績に基づいて積算しており、内訳は人件費750万円、修繕費178万円、警備委託費280万円、車両保険・役務費等71万円、その他事務委託費20万円で経費合計が1千300万円となっている。管理者収入として船台のレンタル料や高圧洗浄機等のレンタル料としての収入が180万円あるため、その経費合計から管理者収入の180万円を差し引いた額1千120万円を管理料としている。との答弁でありました。 2.対象施設の契約、使用料はどうなっているかについて。契約は年間契約で現在海側37隻中28隻、陸側20隻中18隻が契約しており、使用料は町の直接の収入となっている。指定管理料の1千120万円以上が町の収入となるため赤字にはなっていないとの答弁でありました。 3.マリンレジャー事業者とのトラブルはないかについて。漁船と漁船以外の船舶よるトラブルが発生しやすい海域ではあるが、組合とマリン事業者との間で海域協定を結んでいるためトラブルは聞いていないとの答弁でありました。 おおむね以上で、質疑は終了し、討論はなく、採決の結果、「議案第71号 北谷フィッシャリーナの指定管理者の指定について」は、全会一致で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第71号 北谷フィッシャリーナの指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第71号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第11 議案第72号 北谷町商工業研修等施設の指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第11 議案第72号 北谷町商工業研修等施設の指定管理者の指定についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました「議案第72号 北谷町商工業研修等施設の指定管理者の指定について」、審査の経過と結果を御報告いたします。 審査は12月9日、全委員出席の下、経済振興課から説明を聴取し慎重に審査を行いました。 内容は次のとおりです。 1番目に管理を行わせる施設、名称、北谷町商工業研修等施設、所在地、北谷町字上勢頭837番地1、床面積が907.601平方メートル(地上2階建て1階部分)になります。 2番目に、指定管理料は年間42万3千円。 3番目に指定管理者が行う業務内容、12の項目がありますが、施設の開館及び閉館、使用に関する業務、納付書の発行業務等があります。それから備品の修繕、施設内の美化及び保全に関すること等が業務内容となっております。 4番目に指定管理者となる法人、北谷町商工会。 この内容について、審査の過程における主な質疑は次のとおりです。 1.公募によらない理由についての質疑に対し、商工業研修施設の設置は地域産業の振興・中小企業の発展のため様々な支援活動を行う拠点として設置されており、その管理業務、管理運営についての経験と実績を充分に有していることから、適切と判断し選定しているとの答弁であります。 2.1階と2階に管理が別れているのはなぜかの質疑に対し、管轄が福祉課と経済振興課に別れているためであるが、管理については毎年福祉課と協定を結び、境界線についてはその都度協議し進めているので問題はないとの答弁であります。 3.使用料減免等についての許可はどのようになるかについて、減免等については町と協議、許可についても協議しているとの答弁であります。 4.修繕費の負担について、20万円以内管理者、それ以上は町負担となるとの答弁であります。 5.要望として、音響機器や美化保全に努めて欲しいとうの意見が出されました。 おおむね以上で、質疑は終了し、討論はなく、採決の結果、「議案第72号 北谷町商工業研修等施設の指定管理者の指定について」は、全会一致で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第72号 北谷町商工業研修等施設の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第72号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第12 議案第73号 美浜駐車場の指定管理者の指定について ○仲栄真惠美子副議長  日程第12 議案第73号 美浜駐車場の指定管理者の指定についてを議題とします。 本案について委員長の報告を求めます。 玉那覇淑子経済工務常任委員長。 ◆玉那覇淑子経済工務常任委員長  ただいま議題となりました「議案第73号 美浜駐車場の指定管理者の指定について」、審査の経過と結果を御報告いたします。 審査は12月9日、全委員出席の下、観光課から説明を聴取し、慎重に審査を行いました。 内容は次のとおりです。管理を行わせる施設は、美浜駐車場、所在地、北谷町字美浜1番地及び16番地、面積は4万5千218平方メートルです。 指定管理料、年間1千980万1千円。 指定管理者が行う主な業務内容として、駐車場の維持管理、清掃業務、門扉開閉、放置車両の管理、警備業務等でございます。 指定管理者となる法人、一般財団法人北谷地域振興センター。 それでは、審査の過程における主な質疑を述べます。 まず、応募は何件あったか、また公募期間は適切であったかの質疑に対して、答弁は、応募者は地域振興センター1件のみ、外1件は問合せだけがありましたということです。公募期間については、指定管理を行わせる施設規模や機能などによって変わるが周知が行き届く期間を設定しているため適切であるとの答弁。また、応募者申請を行う上で公募の方法も町の条例施行規則に準じて行っており適切であると考えているとの答弁であります。 次に警備・清掃は何名で何日行っているかの質疑に対し、警備人員は1名、日数にして365日稼働、夜間巡回もある。清掃は2人、業務日数は247日との答弁。 指定管理料の内訳、根拠についての質疑に対し、根拠については、北谷地域振興センターの収支計画書の提示によるもので、指定管理料については、指定期間3年間の総額で5千940万3千円となり、単年度額は1千980万1千円。その内訳として、人件費860万2千円、事務費47万2千円、委託費838万円、管理費52万7千円、事務経費182万円となっているとの答弁であります。 おおむね以上で、質疑は終了し、討論はなく、採決の結果、「議案第73号 美浜駐車場の指定管理者の指定について」は、全会一致で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり)
    ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから議案第73号 美浜駐車場の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって議案第73号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第13 請願第1号の紹介議員の取消しの件 ○仲栄真惠美子副議長  日程第13 請願第1号の紹介議員の取消しの件を議題とします。 12月16日照屋正治議員から請願第1号の紹介を取り消したいとの申出がありました。 お諮りします。本件は申出のとおり、紹介取消しを許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。よって紹介取消しを許可することに決定しました。 △日程第14 請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書 ○仲栄真惠美子副議長  日程第14 請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書についてを議題とします。 本件について委員長の報告を求めます。 友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  ただいま議題となりました案件、第504回定例会で総務財政常任委員会に付託となりました「請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書」について審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 請願の要旨は、北谷町議会から、次のことについて北谷町に決議書を提出することを要望しております。 (1) 沖縄防衛局に対して、砂辺地域の虫食い状態の国有地の一括借り上げを行うこと。 (2) 北谷町と砂辺区自治会が砂辺地域まちづくりについて協議検討が行えるような機会を早急に設けること。 (3) 上記(1)、(2)に対する回答を求めること。 以上のことについて北谷町に決議書を提出する要望となっております。 審査は、第504回定例会、9月15日に第1委員会室で行い、(1)の沖縄防衛局に対して、砂辺地域の虫食い状態の国有地の一括借り上げをおこなうこと。の記述で全会一致が見込めないことから継続審査となりました。閉会中の継続審査として11月13日に所管事務調査として砂辺自治会、第508回定例会、12月9日に第2委員会室及び12月11日に全体協議会室において審査及び調査が行われました。 審査及び調査の主な質疑、意見等について報告申し上げます。 9月15日、全委員が出席した審査では、請願者の照屋博一(砂辺区自治会長)、新里因盛(砂辺区区政委員長)、紹介議員の照屋正治、喜友名盛充が出席して請願の趣旨説明を受け質疑を行った後、企画財政課の仲松(課長)、仲村(跡地利用担当技幹兼跡地利用推進係長)から平成18年に策定した「北谷町砂辺地域まちづくり構想」基本計画について概要、経緯等について説明、質疑を行った後、審議しました。 紹介議員から請願に至った経緯の説明の後、照屋自治会長の説明で沖縄防衛局は、令和2年5月24日、砂辺国有地の草刈に係る費用、3千万円を削減するとの理由で個人、民間への有償使用の公募3筆を行った。また、令和2年7月12日の第2回公募で残り185筆(全て)16,700坪を公募すると町に通達があり、照屋自治会長は容認できないため説明を求めた。その結果、第2回公募は、22筆となり9月時点で公募中であります。第3回公募が令和2年11月から12月に予定されている。 このままでは、砂辺区の国有地が全て駐車場か資材置き場になりかねない。住環境の悪化が懸念されるとのことで令和2年8月21日開催の砂辺区自治会区政委員会において北谷町へ請願書を提出することを決定した。北谷町は、砂辺の国有地を有効活用するため「嘉手納飛行場周辺まちづくり構想策定事業~北谷町砂辺地域まちづくり構想~基本計画」報告書を平成18年3月に策定しているが現在まで計画どおり進展していない。委員の皆様には慎重な審査を行い今議会中に結論を出すことをお願いしたいと思いますと発言し請願書を読み上げ、資料1-1(北谷町砂辺地区の国有地の図面地図)、資料1-2(北谷町砂辺地区の国有地活用地の面積、筆数)を説明した。 新里区政委員長からは、砂辺で生まれ砂辺で育って、騒音が激しくても厳しくても砂辺地域を発展していきたい。若い人は出て行って国有地に変っている。それをどうにかして欲しい。砂辺に若い人が戻ってほしい。砂辺郷友会での会館づくりの担い手として砂辺に帰って来てほしい。国有地が資材置き場となり環境が悪くなって若い人が生活するのは困る。その辺を考えて慎重に議論して頂きたいとの発言がありました。 各委員からの質疑は、防衛局が民間に有償貸出しする理由と町による一括借上げが何故進まないかの質疑に、防衛局が有償貸出しする理由は、毎年、3千万円余の草刈り(管理費)経費の削減。町は現在、町民農園、パークゴルフ場、クマヤーガマ整備の一環として駐車場の整備で活用しているが、全体だと町の方で維持管理費が懸念される。企画財政課とも協議しており砂辺区自治会が色々なまちづくり計画をしてはとの要望がある。町は全体的な借上げは出来ないとの回答がある。公募の状況はの質疑に、当初、185筆から22筆となっており、事前に公募件数の相談はあるとの回答。砂辺区が全て計画するのは難しいので町で一括借り上げてほしいとの理解でよいか。また、有料駐車場のニーズはあるかの質疑に、広範囲にわたる敷地のため自治会でのまちづくり計画は難しい。町で一括借り上げて地域と協議できる場を設けてまちづくりを進めて貰いたい。駐車場ニーズはあると考えているとの回答。今回の請願の趣旨は、砂辺区全体の総意としてよいかとの質疑に、要望、アンケートを受けている。総意であると信じてよいとの回答。防衛局は管理費用に3千万円程度かかっているが町が無償で一括借り上げても同額程度の費用が掛かると考えてよいか。砂辺区は何か考えがあるかの質疑に、まちづくりの為、借り上げた土地の維持管理については、決定ではないが自治会も協力していきたい。町の財産だけではなく、案としてNPO法人の立ち上げについても考えているとの回答。請願書は、区政委員だけで出されたかの質疑に、コロナ禍の自粛要請の中、区政委員代表者会議ということで区政委員長、副委員長、相談役2名、自治会長で議論した結果となっているとの回答。 協議会の立ち上げは砂辺地域のまちづくりを協議し進行できる場を設けて欲しいとのことかの質疑に、砂辺区まちづくり構想について砂辺区と北谷町が協議できる場を立ち上げて欲しい、その為に、町に一括借り上げてほしい。砂辺区まちづくりを実現したいと回答。コンテナを置いて飲食だとか、賑やかになる土地利用のイメージでも良いかの質疑に、西海岸地域(パークゴルフ場、町民農園)の地域活性化エリアでは考えられる。東側エリアについては、住民が落ち着いて安心して暮らせるような住宅環境を私(自治会長)としては想定しているとの回答。 続いて企画財政課からの聞き取りでは、平成15年度に砂辺まちづくり構想を策定して平成17年度に砂辺まちづくり基本計画を策定した。しかし、砂辺スポーツランド跡地の所有者による民間開発が進展したため同跡地が見込めず砂辺まちづくり構想の実施計画の策定が出来なかったため計画が休止となった。休止後は、基本計画に位置付けられた町民農園(平成28年2月開園)、パークゴルフ場(令和2年実施計画、令和3年工事着工予定)砂辺スポーツランド跡地を活用した計画が見込めなくなったが、今後も地域住民の要望を踏まえながら現状に即した事業の見直しを検討していきたいとの説明がありました。 委員による主な質疑と答弁は次のとおりです。 請願書の趣旨は、町が国有地を一括借上げ、砂辺地域のまちづくりについて協議、検討が行える場、2点が大きな趣旨。国有地の管理については町が無償で借り上げても3千万円の維持管理費がかかる。砂辺区ではNPO法人を立ち上げて町とタイアップしていきたいようだが町として請願に応えることは可能かとの質疑に、借上げについては、公共性というところ。今は、民間に有償貸付けを行っており、町が代表であれば無償貸付けも可能。一括借上げとなるとそこには、計画が伴います。そこで、維持管理することは厳しいと思われる。今、町民農園、今後はパークゴルフ場といった積み重ねで実績を上げ次へ繋げていく。地域で誇りを持って、愛着を持って一人一人で考えていくことが大事。今、防衛局は門戸を広げており現実的な計画があればそれに対応した借上げが出来るものと考えている。しかし、防衛局は、そういう中でも急に全筆貸す公募をする状況が過去に2度あった。防衛局とも常に話をしながら進めていくことがスジとの答弁。 公共性を保ちながら砂辺区が自分たちで管理していくという話はあったかとの質疑に、今、自治会長と話しているのは、公民館の周辺4,000~5,000平方メートルくらいの隣接地について相談があるとの答弁。協議会を設置して前向きに議論していくのもありだが、その間に公募され点々と取られていく可能性がある。一旦公募を止めることは出来ないかの質疑に、これまで協議してきて、2回そういうことがあった。国有地なので理解を求めていくことになるが、防衛局も北谷町が公共であることを踏まえて公募してきた。それが、今回22筆となっていると理解している。今後も防衛局とは情報交換をしながら進めるとの答弁。区民、町民も含め事業者も駐車場として使いたいとの声は町にあるかの質疑に、以前からグラウンドゴルフ場、法事等で一定の駐車場があると助かると聞いているとの答弁。協議会を立ち上げてまちづくり計画を検討したい要望がある。町として協議会を立ち上げる意思はあるか。また、一括借上げも含めて、維持管理のNPO法人を立ち上げ、維持管理には町に協力していく方針の場合、町としてどう考えるかの質疑に、協議会立ち上げについては今後、自治会長とも相談しながら一番いいやり方で町が一方的に「こういう協議会をやるから」というのではなく区民の気持ち、愛着を醸成しながら作っていく構想の理念が込められている協議会を自治会長と相談しながら進め、一括借上げについては計画性が大事であり自治会長と相談しながら実績を作っていきたい。行政目的を妨げない範囲とは、駐車場、資材置き場以外の用途はとの質疑に、コミュニティー広場、種苗施設とか強固な基礎とかは設けない建物など、それ以外であれば道路とかも可能であるとの答弁。 行政目的を妨げない範囲で一時的な使用を有償で認めるとしている。喫茶店などの使い方、コンテナハウスで出来るなら活用が広がるのでは、そういう理解でいいかとの質疑に、そういった使い方は可能だと思う。これまで自治会長ともそういった話はさせて頂いたとの答弁。以上で企画財政課からの聞き取りを終了した。 その後、各委員の主な意見は、国有地を維持するためには現在、3千万円程度要する。それでも砂辺区のまちづくり、砂辺区の住環境を守る立場では前向きに検討すべき、3千万円についても減らす工夫をすべきで今は、砂辺区を守るという行動に出るべき。請願者は慎重に審議し早急に結論を出してほしいと述べていた。思いは伝わったと思う。行政側は協議をやると言っている。一括借上げは土地の活用計画がないと厳しい。自治会と行政が話し合って結論を出さないと厳しい気がする。請願に対する結論を出すのは厳しい。本来なら採択か不採択だが請願の趣旨は理解しているということで趣旨採択が出来ればと思う。砂辺区の意見が纏まっていないイメージがあり砂辺区の意見をしっかり聞きたい。砂辺地域にある国有地の活用については、行政側と自治会側では考えの違いがあると感じた。また、自治会でも区民への周知についてまだ課題があると感じた。このままでは砂辺地域が崩壊することから待ったなしという状況、今ある情報においては難しいと思う。継続審査にして意見や情報を入手して判断し12月に結論を出した方が良い。判断が難しい、計画が一時的ではなく、実績を作っていくことで理解が得られる。継続しても10月、11月では厳しいと思う。今回の請願の内容については行政側もやりますとなっているので、この趣旨には賛同しますとのことで趣旨採択をやってもいいと思う。委員の意見が継続審査で慎重審議して12月に結論を出した方が良いとの意見と請願者は慎重に審議して早急に結論を出してほしいとの思いであり、結論をだすのは厳しいが趣旨採択して町と自治会の話合いの場(協議会)を作った方がよいとの意見で分かれた。委員会として全会一致を目指す立場から継続審査としました。 その後、11月13日、全委員が出席した所管事務調査では、照屋博一(砂辺区自治会長)を訪問して国有地の現場確認と「砂辺地域の国有地の公的活用を求める要望書」の署名状況等について聞き取りしました。11月26日現在の署名筆数は、1,293人で内訳は「砂辺区住所の方420人、砂辺住所以外の砂辺区民(浜川・宮城)120人、砂辺区以外の町民217人、北谷町外536人」となっております。 12月9日、全委員が出席した審査では、これまでの調査結果をもとに審議を行って全会一致を求めて議論しましたが全会一致が見込めないことから12月17日の定例会最終日まで継続審査し本定例会中に結論を出そうとの意見もありましたが本日の委員会で採決すべきとの動議が出され賛成多数で本日の委員会で採決することを決定し委員による趣旨採択と採択の討論のあと採決の結果、賛成多数で採択するものと決定いたしました。 また12月11日、全委員が出席した審査では、決議書の発議については、全会一致による採択でないため、総務財政常任委員会での発委による決議書ではなく、賛成議員による発議とすることを確認しました。請願第1号は、執行部に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求するものとしました。 以上で委員長報告といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。 2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  請願第1号 委員長報告について質疑をいたします。 委員長報告の中で砂辺区民の意見をしっかりと聞きたいと委員の中からあったとありました。9月の時点で継続になっていますので、12月のこの定例会で再度請願者に話を聞く必要があったのではないかと受けましたが、今回12月、請願者から再度を聞く機会はあったのか、その点の委員会での扱いというのはどういうふうになったのかお聞かせ願いたいと思います。 あと、もう1点、12月9日同時刻、経済工務常任委員会も委員会を開いておりました。その時大声がしまして、審議を中断して何があったのかということで聞いたんですが、その時同じようにその請願の審議をしていたと聞いています。もう少し詳しく審議の内容を伺いたいと思います。どのような委員会の中で、どのような審議をされたのかお願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  ただいまの質疑にお答えします。12月9日の審議において、いわば大声が出たというお話なんですけど、その部分については、ずっと議論して来まして、12月定例会中17日までにもっと調査して結論を出すべきじゃないかというお話があったんですけど、その中で今委員会で結論を出すべきだというような話でもめまして、実質的には、その委員の中での議論、そして委員会の中で議論したのは、その委員会の一致が見込めないだけど、本来ならば全会一致を求めて議論をしていくというのが委員会の立場なんですけど、なかなか出来ないとこれ以上、議論しても結果は変わらないと、全会一致を見込めないというような結論と言いますか意思が変わらないというようなことで、大声が出たという状況でございます。 あと1点、砂辺区、そして行政区から事情、そういう状況を聞き取りしようというお話もありますけど、そこまではしなくても結論は出すべきだというようなことになりました。 ○仲栄真惠美子副議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  委員の中から今回の請願第1号について調査して結論を出すべきじゃないか、もう少し調査が必要ではないかということが出ているのであれば、それについてもう少し慎重になるべきだったのではないかと思われます。その点も含めて今回、採決を採って、賛成多数という結論に至ったということで理解してもよろしいでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。先ほど述べたようにもうちょっと調査してやるべきだという意見と今やるべきだという意見ということがあって、今の時点で結論、採決すべきだという動議が出されて、動議を取り扱った結果、その動議をすべきだということで、決定しましたので、そこで採決ということで採決した結果、先ほど申し述べたように賛成多数で採択ということになったと言うことです。 ○仲栄真惠美子副議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  請願者である代表者のところで砂辺区自治会となっておりますので、砂辺区全体に掛かることそれから町のまちづくりに関することだと私は認識しております。その上で、所管の委員会のほうでしっかり審議をしていただきかったということがあるんですが、委員会の中では審議は尽くされたということで理解してよろしいでしょうか。再度お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  結果として、いわば委員から採決すべきだという動議が出された以上、その部分は採決するというのが筋だと思いますので、そういう形でいけば審議は尽くされたというような理解でよろしいかと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  何点か質疑をさせていただきます。まず最初に9月議会に提出されました請願第1号は、継続審査ということでありますけれども、請願書紹介議員の一般質問の中にも当局とのいろんな答弁の中にも砂辺区のこの自治会の地域のまちづくりについて協議、検討し、進めていただきたいというのがおおむねの主旨だったように思うんですね、それを受けて、この委員会では私の考えでは、これは趣旨採択されるものだという認識だったんですけれども、そのように進んでいたというように聞いたんですが、突然、継続審査になったということ。その経緯を少しお聞かせいただきたいと思います。 それとその後、12月に入って、その委員会の中で議論をしてきたわけですけれども、多くの委員会の中で意見が出されてきたにもかかわらず、動議を以て採決に及んだという、そのこともどういう意味なのか、どういう内容だったのかということをお聞かせいただきたいと思います。 先ほど新垣千秋議員が大声があったということがありました。私達も委員会で審査中でした。その日はですね。審査中でしたけれども、審査も中断するぐらいの喧嘩腰の大声でありました。それで一旦私達も審査を中断して、少し注意をしてきてくれないかということもやったぐらいの内容でしたので、その中でのやり取り、やはり審査内容というのを詳しくお聞かせをいただきたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。9月時点の継続審査になった経緯については、先ほど申し述べましたように、請願者からは慎重な審査をして、9月中の定例会で結論を出して欲しいということで述べられておりました。そういったことで、各委員審議する中で9月の議会定例会で結論を出すべきだと、これが請願者に対する誠意じゃないのかというお話もありました。ただ、一部の委員からは、請願者は今定例会中じゃなくても、12月定例会まででも大丈夫と言っているというお話がありまして、やはり全会一致を求めるという立場で継続審査ということになったということでございます。 あと1点、12月9日の委員会で大声が出て、周りの委員会の皆様にご迷惑をお掛けしたことについては大変申し訳ないと思っております。 それについては、先ほど申し述べましたように12月定例会17日までに結論を出せばいいんじゃないかという意見と、今すぐ結論を出すべきだと採決すべきだという意見で分かれまして、その際に多くの意見と少数の意見がいっぱいありますけれども、やはり意見を聞くべきだということで大声が出たということで大変周りの委員会の皆様に中断させたということについては、大変申し訳ないと思っております。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  それでは、動議が出されて採択というふうにしたということでありますけれども、その前に国有地の一括借上げ、今、3千万円が掛かるというお話をしておりました。そのことについて、これが大きな争点になったんじゃないかと思うんですけれども、感覚としてですね、そのことについて、再度、請願者の皆さんに意見を求めるという、そういう余裕があってしかるべきじゃないかと考えるんですけれども、直ぐ今その場で必ず採決を採りなさいというその動議の意味が私には分からないんですけれども、その余裕はなかったんですか。期間で言うと9日であれば、今日が最終ですよね、その間に請願者の意見等の思いを聞く時間もあったはずだと解釈するんですけれども、その点はどうでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。維持管理費の約3千万円。それについては、9月の定例会の請願者からの聞き取りの中でもいわばそれだけ掛かるんだけど、自分達はNPO法人を立ち上げて、協力しながら費用削減と言いますか、その部分はやっていきたいというような思いがあるというようなお話がありまして、特にその3千万円の削減のためには、やはりみんなで考えながらやらないといけないのかということで、特にそれについて再度調査するということにはなりませんでした。 ○仲栄真惠美子副議長  12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  調査するという意向にはならなかったということでありましたけれども、あまりにも不思議な気がしましたので、請願者の1人ある方にお話をお伺いしたという経緯があります。そこでは、区民の思いから少し離れているという思いで、一旦取下げなり、或いは趣旨採択の方法を私達は少し模索しているんですけどねという話を聞いたところであります。そういう話が出ている最中に、請願者の皆さんとの協議もせずに、直ぐ動議をしたということは、少しこれはあまりにも察知すぎてなんというんでしょうか。話合いがなされないこの委員会の中でも数で押し切ったというような気がするんですけれども、その点は本当にどのように委員長としてはお考えだったんでしょうか。この国有地一括借上げをするのに対して、維持費が3千万円掛かるということは、かなり町民がどうしてもボランティアでやるといってもそれには限りがあると思います。そういうところをもう少し慎重に当局ともお話をしながら、どういう形で出来るのかという話合いが絶対必要ではなかったかという気がするんですけれども、その点についてお伺いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。ただいま請願を紹介した方から請願の取下げの話があったというお話があったんですけど、その部分については、いわば正式な場での話はありませんので、それについては承知しておりません。ただ、この部分は別にして、やはり3千万円の部分、それについての費用はそれを一括借上げすると維持管理費は北谷町が負担するということになるわけですから、それについてどうしようかと言う話はもちろん各委員懸念されている部分で、先ほどお話したようにそれを軽減するための努力はすべきだろうということで話をしていて、特に改めて請願者、そして町当局に聞くということについても意見が割れたものですから、それができなかったということでございます。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  今回の国有地のものに関する請願が9月に提出されて、当初、委員会は全会一致が見込めないことから継続審査を行うことを決めたと。それから先ほどありました委員会審議の中で、即採決すべきという動議が出されたということなんですけど、その動議を出された議員からこの動議を出す急ぐ理由、委員会としては当初この慎重に継続審査していくという方向にあったと思うんですけど、そこで急ぐ理由というのを明確に委員会内で示されたかどうかというのをお伺いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。委員会の中で各委員の意見が別れていまして、各委員の部分でいわば考え方が変わるということが見込めないということで、もうこれ以上、審議、調査しても結論は変わらないということで、採決すべきというような動議が出されたということでございます。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  あと1点ちょっと分かりにくい部分があるんですが、当初、請願者は今議会中に結論を出して欲しいという要望があったが、その後、今定例会でなくても大丈夫というふうに意見がまた出てきたと。そこら辺の経緯が見えない部分があるんですが、ちゃんとした手段と言いますか、公的な形の手順を通して、請願者からの公的な手順を通しての十分な聞き取りというのが委員会内で行われたかというのも、もう一度聞かせていただけますか。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。9月時点で、請願者から聞き取りした時点では先ほどの述べましたように慎重、審議して今定例会中に結論を出して欲しいというお話、説明がありました。ただ、その中でやはりもっと聞くべきだという意見で、正式ではないんですけど、請願者と言いますか、その方のほうから、今定例会中じゃなくてもいいですよと、12月定例会中でもいいですよというようなお話があったということで、私達は委員会の中で聞いた部分と違うものですから、大変悩みましたけど、やはり全会一致を求めるという部分では、継続審議にしたほうがいいという結論を出して、そういう取扱いをいたしました。 ○仲栄真惠美子副議長  11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  先ほどから他の議員からもありました、今回のこの審議の中で、冷静な審議ができたのかというふうに疑問に思う点があるんですね、今回、この委員会審査の期間中に私達別の委員会それぞれの委員会で請願なり陳情なり審査をしている最中であるんですが、私の所属している委員会の中では余りにも審議中にうるさかったのでドアを閉めたという経緯があります。 今、コロナ対策で換気を良くしないといけないという状況下の中で、各委員会に与えた影響というのは大きいかと思うんですけど、そういった声を張り上げた状態というんですか、その中で冷静な審議というのは、出来たんでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。今おっしゃっているのは多分12月9日の当委員会のことだと思っているんですけど、中身の部分については、議論して大声が出たと、そういうことがあったものですから、休憩を取って、休憩を取った後に動議の取扱いという形でやりました。中身の部分でいくと、お互いが大人ですから、冷静な審議と言いますか、それには心掛けてきたつもりでございます。 ○仲栄真惠美子副議長  3番 玉城靖規議員。 ◆3番(玉城靖規議員)  砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書の継続審査等について質疑いたします。 議員必携の173ページ、委員会における審査、調査において、審議の順序に準じて説明、質疑、討論、採決の順序でなされるというふうにあるんですけれども、先ほどから良く全会一致を求めるのが通常だという話があるんですけど、議員必携にはどこにもなくて、これは慣習なのか、そもそもなので、全会一致を求めようとすることによって、こういうちょっと討論が起きたり、というか討論は起きても構わないです。討論は入っていますし、そして少数な意見がある場合は、少数意見の留保という方法もありますので全会一致を求めるという方向で話を進めていた経緯ですね、そういったことがあるからこそ大声が出たなりのことが起きたのかと思いますけどそこの経緯をお伺いしたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。議会として、委員会としてやはりよく言われるチーム議会、まとまってやりましょうというのが、本来あるべき議会の姿、もちろん意見の必ずしも一致はないかも分からない。ただ、それを求めてみんなが議論して、お互いが一致点を見いだす、妥協しながらでも、その部分を求めていって始めて私達の意思が議会の意思が他所にも通じていくものかと思っております。そういう意味では、先ほどあった全会一致を求めるという部分は、当然、全会一致を求めて私は委員会運営をするという立場でございますので、全会一致を求めたいという形でございます。 ただ、先ほどあった全会一致を求めたがゆえにそういった議論が伯仲してそういった大声が出たんじゃないですかというようなお話ですけど、そこには、やはりお互いが議論してその一致点を見いだしていくということを進めることが大切かというふうに思っておりますので、その議論の中でたまたま大声が出たということで、そこについては、ただ、お互いがそれを理解しながら、そして冷静に議論が出来るような形であればと思っております。 ○仲栄真惠美子副議長  3番 玉城靖規議員。 ◆3番(玉城靖規議員)  委員会における審査においては、説明、質疑、討論、採決の順序でなされるので、当然の討論と採決はあったのかと私の中では考えているんですけれども、一番はこの委員会で全会一致を求めるというのは、まず、委員会の全体的なみんなでの共有理解になっているかどうかが、まずその離着点がぶれているので、全会一致を求めたりしているのかと思うんですけど、まずこの議員必携にしっかり則って、委員会運営を行っていけば、全会一致を必ずしも求める必要はないのかと私は思うんですけれども、その辺のまず、委員会のあり方というところでしっかり共通理解を図って、話を進めることが今回は出来ていたのかお伺いします。 ○仲栄真惠美子副議長  友利勉総務財政常任委員長。 ◆友利勉総務財政常任委員長  お答えします。やはり先ほど述べましたように全会一致を求めて、委員会を運営する。それが委員長の立場かと私は思っております。議論する部分はいいんですよ。議論してそこでお互いが歩み寄ると言いますか、お互いの意見は違うんだけど、この辺りだったら歩み寄れるというような一致点を探していく、そういう議論が望ましいのかと思っております。それで私の立場は、全会一致を求めたという部分では、以前、総務財政常任委員会の県外視察、研修の関係で積極的に決を採ったということがあって、その反省の下に全会一致を求めたということでございます。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、本案に反対者の発言を許します。 5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  反対の立場から討論させていただきます。私も実は総務財政常任委員会に所属していましたので先ほど質疑はやらなかったんですが、9月に今回この請願が上がってきて、いろいろ説明をいたしました。委員長のほうから、その時にやはり継続審議にするのは私は好ましくないというのを主張しておりました。なぜなら、請願者が11月に向けて公募が始まりますので、早く結論を出して欲しいということがありましたが、しかし、請願の聞き取り調査が終わった後に決を採る時に請願者のほうから継続審議でも良いということがあったということの発言がありましたので、正式なものではなかったのでとても困惑はしましたが、しかし、その声があるなら、じゃ継続審議しましょうということで、12月の継続審議に同意をし、そしてそこで、今まで説明があったように、早く結論を出したほうがいいというお言葉があって、動議が出されて、賛成多数で採択となりました。 私としましては、やはり再度今定例会中にでも時間がありますので、しっかりと請願者にまずは聞いて、今回、今日なんですが、紹介議員のほうからも取下げの申出が出ているという形になるとやはり再度、聞くのが本来は正しい方向だったのかと。この12月9日に敢えて早急に決を出すべきではなくしっかりと17日までに時間がありましたので、その間に請願者に聞けば、また何らかの情報が出て、違った答えが出ていたかと思いますので、この件に関しては、やはりしっかりと議論も審議も、最終的な請願者の意見も聞けず、そしてさらには紹介者の議員も今回取下げの申出が出ているという形になると、やはり今回なかなかこの本来の趣旨が全く変わってきたという認識しか今はございません。 そのため私はこの不採択ということには本当はしたくないと思っていましたが、いろいろ今回の取下げだったりで議論を聞いて、そしてまた請願者の意見も変わってきているということの認識もありますので、今回は不採択としたほうがいいという思いで討論いたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、本案に賛成者の発言を許します。 4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  それでは、砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借上げ等を求める決議書提出に関する請願書について賛成の立場から討論させていただきます。 先ほどからやはり皆さんからご意見がありました怒鳴り声を上げるほどいろんな声も上げてご迷惑をお掛けしたというような話もありましたが、やはりそれほど真剣に砂辺区のことに対してこの委員会がまっすぐに向き合って、喧々諤々しながら委員の皆さんが議論を交わしたということは砂辺区にとっては、本当にとっては嬉しいことで出した意義があったのではないかと私は思っております。 それにもかかわらず今回の質疑の中でそのことに固執して質疑がありました。その中で砂辺区民が置き去りにされている感じがして、私は少し残念に思いました。本当に委員会ではいろんな議論があって、委員会というのはそのために委員会がありますので、そこでやはり全会一致も求める中で意見が別れた時は、そこはそこで決を採るというのが議員。言論の自由があって、議論を交わすところが議場、議会だとなっておりますので、問題はないことかと思っております。 また、継続審議を認めたとありましたが、このことはやはり、本来は採択を目指す、請願者は採択を求めて提出をしております。 そこで採択が出来ないのであれば、継続をして、是非、採択のほうでお願いしたいというのは当たり前の意見だと思っておりますので、それは別に問題はなく継続審査をして、でも出来れば早めに9月、そして出来れば12月ということで早めにやるということは、請願者の思いはその1つだと思いますので、何の問題もないのかというふうに私は思っております。 それを述べさせて私から賛成の立場からの討論今からさせていただきたいと思います。 委員長報告でも本当に長くありました。あれだけの内容をしっかりと審議したということが大変伝わりました。請願の理由にもあったように、現在、沖縄防衛局は砂辺地域の点在する全ての国有地約16,500坪を個人、民間に対して有償使用許可での一般公募を行うと通達し、公募が進められております。 しかし、その用途は資材置き場か駐車場等と限定されており、特に集落内の砂辺区民は砂辺地域が資材置き場化し、生活環境が悪化するのではないかと危機感を抱き、現在、砂辺区民は北谷町やまた沖縄防衛局に対し、有償使用許可の一般公募の停止を求めるため、署名活動を行っております。現在は2,000名ほど集まっているという話を聞いております。 やはり請願者であります砂辺区自治会長の思いですね、そしてまた砂辺区民の願いというのは、もうこれ以上生活環境を悪化させないで欲しいんです。せめて住環境だけでも、北谷町に守って欲しいだけです。緑に囲まれて静かに暮らしたいだけです。 沖縄防衛局は令和元年8月27日に行われました砂辺区への説明会の中で、国有地について、町が必要であれば無償貸付け可能と回答しており、町が砂辺国有地の一括借上げを行い、公的に活用を行えば、砂辺国有地の有償使用許可の一般公募、全国公募を止めることは可能です。 本町は過去に砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の有効活用を行い、砂辺地域の住環境を守ることを目的に嘉手納飛行場周辺まちづくり構想策定事業、北谷町砂辺地域まちづくり構想、基本構想及び基本計画を策定し、砂辺地域のまちづくりを北谷町のまちづくりとして位置付けたのであれば、費用がいくら掛かろうとも本町が責任を持って、砂辺地域を守るために国有地の一括借上げを行い、砂辺地域と共にまちづくりについて協議・検討を行うべきであります。 以上の理由により賛成の立場からの討論とさせていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、本案に反対者の発言を許します。 8番 照屋正治議員。 ◆8番(照屋正治議員)  請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書について、反対の立場から討論を行いたいと思います。 先ほど日程13にもありましたように、当初私のほうも紹介議員ということで、一緒にやりましたけれども、その中で北谷町のほうは国に防衛局に対しても今は有償での使用貸付けについては、また砂辺区の意見も聞きながら、町のほうも防衛局と相談して貸出しをしていくということで、本来の目的は私の考えは、とりあえず貸出しを止めたいということですね、今回の請願の中の請願の要旨として先ほど委員長からもありましたように、大きく分けて2点ですね、沖縄防衛局に対して、砂辺地域の虫食い状態の国有地を一括借上げすること。これについては、委員長報告にもありましたように、3千万円前後の維持経費が掛かるということで執行部当局もその辺は厳しいという答弁であります。 そして2点目の北谷町と砂辺区自治会が地域まちづくりについて協議会の検討を行って欲しいということです。この件についても、今回ではなくて以前から砂辺区自治会のほうにもいろんな話合いをして、また今後のこの一括貸出しの件についても協議していくということで、そういう状況もあります。 そういった意味から今回の請願第1号については、本当に当局と一緒に、まちづくりを進めていって欲しいということで、その辺については、私本人もどちらかと言えば全会一致で総務財政常任委員会のほうでは、全会一致になってほしかったんですけれども、そういう意味で趣旨には賛同する部分もあるので、できたら趣旨採択で全会一致ができれば良かったかという観点から今回の請願に対しては反対意見といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、本案に賛成者の発言を許します。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  今回の請願に対する付託された委員会のものではありますが、いくつも残念なことがあって、これは本当に由々しき問題だと思っているんですけれども、全ては委員会の音声をよければ皆さん求めて聞いてください。何があったかを確認してください。 もう委員長報告においては、間違いはないものの補足しなければならないこと、また、真実が歪められたことそういうことがあって、各議員の質疑に対しては正に歪められた。また本質の議論に至るような説明ではなかったかに思えます。質疑でなかったかに思えます。それが本当に残念です。次に、私のほうで発議をしなければなりませんので、これからおそらく反対の討論をされることもあると思いますので、委員長の歪んだ嘘、そういうことを含めて説明をしながら討論をしたいと思います。事実が歪められているんです。 分かりました。今のは取り消しますが、私が見た、聞いたことも含めてまずはご説明をした上でお話出来ればと思います。1回休憩してもらっていいですか。 ○仲栄真惠美子副議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(14時52分) △再開(14時59分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  先の討論において、失言がありましたので、取り消したいと思います。部分に関しては、事実と異なる部分があったということを意味の言葉で嘘と言ったつもりでありますが、失言だなということで取り消したいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  ただいま、10番高安克成議員から申出がありました発言の取消しについて御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。先ほどの発言は取消しするものといたします。 討論を続けます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  改めて賛成の立場で討論したいと思います。先ほど委員長報告もあり、また、質疑が交わされました。残念ながらその中身の議論というのが、なかなかこの本会議場においては、できなかったのかということで残念に思うところでありますけれども、委員長からも報告があったように、委員会の中においては、慎重審議を以て9月の請願が提出された際には、細かい部分で、また、過去の平成15年、また18年と過去にあった計画等の話もありますし、また、当該地の視察等も含めてしっかり中身を理解した上で、これは議論すべきではないかということと、あと、請願者及び紹介者の確認を以て、9月の時点では審査継続ということで、しっかりとやっていただきたいという言葉を貰ったので、それを以て11月に総務財政常任委員会において、現場視察を行い、請願者そして現地の視察を行い、数時間かけてしっかりと議論をしました。 その上で、9月の時点においてもですが、3人はやはりこの当計画、また請願者の思いに寄り添うということと、この請願の中身とこの本計画の中身を審議したところ、これは北谷町に利するような内容であると、しっかりと作られた計画であると、ただし、既に17年程度経過していることもありますので、再検証等を行いながらこれはやる必要があるのではないかということで、その間、議論をしました。しかしながら、その中でも委員のそれぞれの寄り添うという気持ちは変わりませんでしたので、その時点において、既に実際には多数決で決まっていたこともありますし、また、その中身としても委員会内で確認された、質疑をされた内容についても、提案なりまた砂辺区の対応なり、しっかりと答弁又は今後の検討に値するものだと理解をしております。その上で、多数決を以てという動議が出されたということもありましたが、その多数決をする前にそれぞれの委員は決意を持っていましたので、それでは趣旨採択を求める委員の気持ちを改めて確認した中で、また質疑を求めた中で、請願者に改めて確認をする必要はないかということがありましたが、これについては、委員長のほうで請願者に対して本定例会の委員会を開催する前に署名の確認ということで、私達が知らない間に足を運びまして、その中で主旨採択が出来ないかということも請願者に対して話をすると請願者は、これは委員会で諮るべきものだと投げ返されたということを確認しておりました。そういうことも含めて委員会においては、質疑、審議する内容がしっかりとテーブルに出され、そして請願者の思い、そしてこの本計画を平成15年、また、平成18年等で携われた方々の思い、そしてもっと言えば、砂辺区の方々の航空騒音等による苦しみ、そしてその苦しみに耐えられず当該地から退かなければならなかったこの人達の気持ち、その中で我慢しながら暮らしている人達、そんな中で裁判の結果や水質汚染、そういったことで、砂辺区は本当に今厳しい状況にあると、その中でもその計画に寄り添う協力をし、明るい未来を掴もうとしたこの人達の気持ちに耳を傾け答えようとするのが我々議会に求められることであり、行政に求められていることではないのでしょうか。 そういう意味を持って、私は議会活動をしてきましたが、残念ながらその中身ではなくて、事実と異なると私の知見では思うのですが、そういうところに話が及んだのは、そういう話が展開されたのは残念に思います。 そういう意味でも改めて議会として、人として同じ町民として彼らに寄り添うべき判断を改めてお願いをし、もし私の発言等に姿勢に問題があることで、この中身が歪められるのであれば、これは本当に申しわけありません。 でも、請願者の思い、この計画に向けた人達の思い、本当にそこに目を向けて、しっかりした議論、審議をしてもらい、皆様の判断が仮に賛成に可決されなかったとしても行政の思いを持って砂辺区民に対して、しっかり気持ちを向けて答えていただきたいという思いを持って、賛成討論としたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、本案に反対者の発言を許します。 1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書について反対の立場から討論いたします。 この件に対しましては、総務財政常任委員会委員長報告からもありましたとおり、9月19日請願者から説明をいただき、担当課からも説明を聴取し、行政としては、砂辺区自治会と沖縄防衛局と信頼関係を持って共にまちづくりを進めていくことを確認しております。 請願書にあります国有地の一括借上げを求める部分が私は懸念があります。請願書には、まちづくり構想の事業計画が具体化されてないこと。沖縄防衛局によれば、本町が一括借上げした場合は無償であるが、年間3千万円の維持費が掛かることを明確にしております。 一括借上げではなく、沖縄防衛局に対し、一般公募を止めることを要請することが望ましいのではないかとの思いがあります。 請願者からは9月定例会に提出して欲しいとの熱い思いがありましたので、9月定例会に委員会におきまして、趣旨には賛同するものであり、趣旨採択を提案してきましたが、残念ながら継続審査なり、このような結果となりました。 よって、請願第1号については、賛成できかねず、反対討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、本案に賛成者の発言を許します。 9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  私は請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書について賛成の立場から討論をいたします。 今、砂辺の現状については、生まれ育った地を追い出され、爆音によってこのように虫食い状態になっている現状であります。 騒音問題は、第一に嘉手納飛行場に隣接する砂辺地域は、第三種及び第二種区域が含まれており、これまで多くの住民が生まれた地を転出を余儀なくされてきました。その場所が国有地になっています。 景観問題に対しても、旧砂辺スポーツランド跡には、大きなマンションが建って外国人が住んでいる状況がご覧になります。 また、砂辺には犬・猫問題等があります。同じく景観面では、自動車解体場が住宅近くに点在し、それぞれの敷地に積み上げられた廃車が景観を損なわれる現状もあります。 県内41市町村の中で本町は住み心地1位、住みたい町で3位にランクをされているという新聞報道があった。 砂辺地区を北谷町が良好な環境整備を作ることがまちづくりの要素となる。今回の有償使用許可により、砂辺地域一帯の国有地の緑地が建設ヤード及び駐車場に置き換わることで自然環境が悪化に繋がりかねない、断じて容認は出来ない。砂辺区民の生命や財産を守る観点から本町が国有地を一括借上げをし、砂辺区は果樹園等を第1次産業を活用し、地場産業をやっていくという計画もあります。 雇用の場が生まれ、活性化にも繋がっていく、今回のこの砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借上げに対して賛成の立場の意見とします ○仲栄真惠美子副議長  次に、本案に反対者の発言を許します。 7番 友利勉議員。 ◆7番(友利勉議員)  総務財政常任委員会の委員長という立場でありますけど、委員会の中で賛否の表決をする機会がありませんので、この場で表明したいと思っております。 私は、請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書の採択に反対する立場で討論します。 砂辺地域のまちづくりについては、先ほど述べましたように嘉手納飛行場まちづくり構想策定事業として平成16年度に策定されました。 そして北谷町砂辺地域まちづくり構想の実現に向けて、平成17年度北谷町砂辺地域まちづくり基本計画は策定されております。 その中では、多くの夢のあるような事業でフレンドシップセンター、メモリアルパーク、カントリーファーム、エコロジーセンター、コミュニティハウジングの施設などを設置した本当に夢のある計画でありました。 ただ、先ほど話しましたように砂辺スポーツランド跡地の民間事業者が開発することとなり、実施計画策定が出来ずに事業が休止状態になっております。 砂辺地域のまちづくり計画は、砂辺地域住民にとっても、町にとっても大変重要な計画であります。町はサンセットビューライン構想でも砂辺海岸一帯の活用を計画しております。 砂辺地域の国有地が全国公募により個人や民間事業者に貸し出され、駐車場や資材置き場となって、住環境が悪化することは避けなければなりません。しかし、請願にある国有地の一括借上げが有効な手段なのか、また、実現可能なのか、今一度吟味する必要があると思います。 防衛局は、砂辺国有地の草刈りなど維持管理に約3千万円の管理経費が掛かっており、費用を削減するために、全筆を個人や民間事業者に貸し出すことを計画しましたら、町や砂辺自治会の要望を聞いて、全筆貸出しの公募を止めています。防衛局は、町や砂辺区自治会貸出し可能な土地をピックアップするように依頼しているとのこと。 また、町が国有地を無償で一括で借りるのであれば、国有地の利活用計画書を提出しないと一括借上げは出来ないとの事でございます。 個人や民間事業者への貸出し公募を止めるには、砂辺地域の国有地を活用した砂辺地域まちづくり計画策定が早道だと思います。 町は個別計画である町民農園やパークゴルフ場の設置などで実績を積み上げて防衛局と信頼関係を築きながら進める。砂辺区自治会と砂辺地域まちづくりについて話合いの場、協議会を設置するとしております。 何よりも町、砂辺区自治会が住環境悪化に影響しない貸出し可能な国有地のピックアップと砂辺地域まちづくり計画を策定することが先決だと思います。 そのことが防衛局による個人、民間事業者への貸付けで発生する住環境悪化を止める最善の方策だと思います。 具体的な利活用計画もなく、一括借上げして維持管理費に継続して3千万円余の血税を投入するのは、多くの町民から納得が得られないのではないかと思います。 また、砂辺地域の国有地の公的活用を求める要望書の署名が砂辺区民の19パーセントとなっており、請願書が区民の総意なのか疑問が残るところです。 また、防衛局は国有地の利活用計画の策定がないと貸し出さないとの立場のようです。ついては現時点で町による砂辺地域の国有地一括借上げは出来ないのではないかと思っておりますし、砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の個人や事業者への一般貸出しを止めて、住環境を守るため、早急に町と砂辺区自治会が話合い、国有地を活用した砂辺地域まちづくり計画を策定することが砂辺地域の住環境を悪化させないことに繋がると考えますので、請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書に反対といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、本案に賛成者の発言を許します。 15番 喜友名朝哲議員。 ◆15番(喜友名朝哲議員)  私は請願第1号に対して賛成討論します。沖縄防衛局は突然砂辺区、国有地、個人、民間に対する所有使用許可を第1回目とか公募を出しました。それで、第2回目、第3回目として全域を公募に出すことを防衛省はおっしゃっております。 なぜ、私がそういうことを言うかといいますと、私は、この小学校から浜川で育ち、そして砂辺区民として小、中、高として、そして青年のエイサーまでみんなやっぱり全部砂辺区で育ってきました。もし、虫食い状態の国有地を民間業者に借用した場合は駐車場と資材置き場に変わると私は思っております。 砂辺区の中心地域を小中学校のこの通学路としておりますので、とても危険な状態だと思っております。 砂辺区のこの小さい部落、民家が今たくさんあります。空いているところを駐車場にしたらここからまた、昔のように爆音での土地を売って、ほかの地域に行っている住民がおります。それを私はとても懸念しております。 この件に関してやっぱり借用された土地をそのように使ってしまえば、次は今の住民がまた砂辺区を離れて行くのではないかと私はとても懸念しておりますので、私はこれに賛成討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに討論はありませんか。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで討論を終わります。 これから請願第1号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議書提出に関する請願書を採決します。 この採決は起立によって行います。本件は委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)     (起立6人、着席11人) ○仲栄真惠美子副議長  起立少数です。したがって請願第1号は不採択とすることに決定しました。 しばらく休憩いたします。 △休憩(15時22分) △再開(15時32分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第15 発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議 ○仲栄真惠美子副議長  日程第15 発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議を議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  こんにちは、ちょっと心が折れそうですけれども、ここは頑張って発議をしていきたいと思います。 発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議について趣旨説明を行いたいと思います。 これまでの経緯等については、おおむね先ほどの委員長報告のとおりでありますので、省略する部分、そして補足をする部分を含めて説明をしていきたいと思います。 まずは今回のこの決議に当たっては、私はまずはその砂辺地域の思いに寄り添うのが大事かというのがありました。 かといって、何でもかんでも公共の福祉ということで、予算を食い潰すというのは、またこれは行政又は議会の判断として間違っていることである思いますので、そのバランスが問われている部分でもあると思います。 しかしながら今回のこの議案に関しては、また、先ほど請願の話がありましたが、請願者のお話を伺うにあたり、また、砂辺地域の基本構想や基本計画等を見る限り、協力した砂辺地区の方々、そしてそれを一つ一つ繋ぎ合わせて、作り上げたこの基本構想や基本計画、私が見た中では本当に素晴らしいものだったと思います。これ程までに丁寧に思いのこもったものは、私は読みながら感動すら覚えました。 しかしながらこの基本構想、基本計画に関しては、私が確認した限りでは、ほとんどの議員が目を通してないという状況がありましたので、議員としても一人の人としてももったいないものがこう図書館の一角に置かれているということで残念な気持ちもありました。 しかし今回、私達、「北谷ニライの風」が視察等を兼ねてバイオマス充電や農業、そしてごみ処理等、平和行政いろいろ考えていく中で、一般質問等でも確認をしながら、また、担当部局とも交渉しながらやっていく中で、砂辺区の中でその基本構想、基本計画の報告書が現砂辺区長の手によって、表に出されました。そのことによって、私達も始めて、平成15年に砂辺区のまちづくりが始まって、そして平成18年にこの基本計画が策定されていく。その中で協力した本当に砂辺区のアンケートに書かれた思いでしたり、先ほどからの繰り返しになりますが、職員の思いが本当に伝わって、何としても皆さんの賛同を得ながら、今一度検討をしていただくようお願いをしながら、議事録と関係図書等から紐解いたものがありますので、説明をしていきたいと思います。 今回の請願は防衛局が国有地の貸付理由として国の検査において、砂辺国有地の草刈りに掛かる費用3千万円について指摘をされ、その費用を削減するとの理由で本町への砂辺国有地の一括借上げ、若しくは当該地の全国公募を進めている中で砂辺区の国有地が全て駐車場や資材置き場になりかねず住環境の悪化が懸念されることが主な切っ掛けとなっていると思っています。 まず、平成15年頃に策定されたこの複数の事業に絡むことからも、議事録や報告書等の内容に基づき、説明をしていきたいと思います。 少し説明が長くなりますので、説明努力をしますが、この理解なくして理解や誤認を解くことが出来ませんので、ご了承ください。 また、予断ではありますが、議会改革委員会でも求めていますが、議会の透明性を保障するための情報公開が必要か、委員会の全文議事録が残されておれば、もう少し議論も深めていたのではと思うほど、議事録を含む公文書の記録、保持、公開の大切さを今回の件を以て、改めて議会、行政と考えていただきたいと思います。 まずは、喜友名盛充議員の9月、12月の質疑、答弁として当局は砂辺スポーツランドの買取りが出来なかったことでこの事業が頓挫したことを理由としております。私も当初この事業について聞いた際には、当局の答弁を真に受けていましたし、多くの方々がそのように理解をしていたのではないでしょうか。 先ほど申し上げましたように、多くの議員においては、嘉手納飛行場周辺まちづくり構想策定事業、北谷町砂辺地域まちづくり構想の基本構想報告書及び計画報告書に対しては目を通された事実がないことと、約15年が立ちますので現時点において、失われた記録やまた見つけるのが難しいということがありますが、残された、また確認出来た過去の議事録を踏まえて、事実、誤認等がなかったかを改めて確認を継続してしたいただければと思います。 過去の議事録を時系列で確認すれば分かった事実と議論の根幹となる内容が基本計画報告書に記載されていましたが、先ほどの委員長が唯一目を通した基本構想、概要版にはそのことが全く記載されていなかったことからも、そのように理解をしております。 その前に議事録からは、平成18年12月定例会において、同月21日の総務部長、企画課長、及び22日の総務財政常任委員会委員長の委員会の報告が記載されてました。 砂辺まちづくり構想策定支援事業は、平成15年6月に採択され、平成16年3月の同事業の基本構想の策定を踏まえ、平成17年度にかけて、基本計画が作成されております。 一方、平成17年3月に砂辺スポーツランド用地所有者から防衛施設局に対し、土地買入申入書が提出された。同年6月には、砂辺区自治会からも当該地を本構想に取り込んでもらいたいとの要望を受け、当該地を含めた基本計画を策定した。 防衛施設局においても、平成18年度分の予算処置を図るなどの事務を進めて来た。 防衛施設局は、用地買上げは単年度ではなく、3年をおいて、一括して買い上げると提案をしたが、土地所有者は3年は待てないとして、平成17年12月に防衛施設局に対し、土地所有者から砂辺スポーツランドの一部を賃貸マンション建設予定とし、残り分を買入れ希望とする土地買入申出書の変更申入れがなされた。 国においても平成18年度から移転措置事業の実施が不透明な状況となり、実施計画の策定が一時中断しているとし、企画課長も当初まちづくり構想の前段の計画の中では、当該地域の北側に国有財産が一定程度まとまっている地域がございました。そういったことがありました、そこで展開したほうがメリットがあるだろうということで進めておりましたが、途中でスポーツランドの所有者から国に対して買入れの申入れがなされてきた経緯がございます。 そういった中で、やっぱり私達のほうももし国がそういったスポーツランドの広大な面積を買い取っていくのであれば、まちづくり構想での基本でもあります周辺財産の有効利活用という観点からすれば、取り入れていったほうがより一層効果が発揮するだろうということで、基本計画を変更したところでございますと述べておりました。 それを裏付ける内容として、委員長が先ほど話しました基本構想概要版にはなく、基本構想報告書によると、そこには、開発適地の土地利用案として、3案が提示されていました。 点在する国有地の全部又は一部を現状のまま活用して整備をするA案、点在する国有地の一部を交換分合して土地を集約化した後に整備をするB案、砂辺スポーツランドと無願埋立地、いわゆる0番地を活用整備するC案の3案が提示され、そのうち記載された内容では実現性の高いとするA案が事業スタートとするとし、住民の意向が10パーセント程度高く、高い事業効果が上げられるBプラスC案として2つの検討案が進めることを前提に報告がされております。 このことからも当初の予定では、砂辺スポーツランドは含まれておらず、先ほど述べましたように、実現性の高いとするA案を事業スタートすると記載されていたことからも、点在する国有地の全部又は一部を現状のまま活用して整備するA案で検討していたところ、正にこの事業策定中に砂辺スポーツランドの買入れの話が追加されたのであります。 ということは、砂辺スポーツランドの話がなかった計画に立ち返れば済む話であるということは他なりません。 このことは、給食センター事業、博物館事業においても分かるように、環境の変化や財政事情等の変化に伴い、改めて多額の予算を充て、基本計画の修正を掛け、合わせて実施計画に挑むことが私が議員になった数年間で実施されてきました。 そのことからも繰り返し当局の言う現状に則した事業の見直しを検討していきたいとの言葉のとおり、そして地元砂辺地域とアンケートやワークショップ等を開催し、共に作り上げたこの事業を先の計画に立ち返り修正をかけ、目的達成のために展開をしていけば良いのではないでしょうか。 合わせて9月定例会にてこの事業の実施計画が執行されず、同課題最終決定検証業務は、着手出来なかったと答弁をしておりましたが、検証をせず、数名の区政員等に説明をしたから済む話ではありません。 協力した砂辺区民にも可能な限り現状についてきちんとした説明をする必要があると思いますし、細切れにして町民農園、パークゴルフ場を造るからコンセンサスを得た、済んだという話ではないと思います。 そのほかの土地や事業に対する本来の目的は未だ達成しておらず、そこに議会としても問題視する必要がないか、非常に重要で大きな問題を含んでいると思います。 次に、財源等の課題がありました。報告書のA案では当時の収支見積ではありますが、細かく試算がされ、年326万円の赤字が見込まれています。このことが実施計画段階での課題と記載され、そこで重要性をおびるのが新エネルギー施設整備よる光熱費負担及び売電による管理運営費の補填が可能となり赤字脱却が目指されるとしています。 具体的には固定価格買取制度FITにおける1キロワットアワー当たりの当時の価格は約11円で美浜に設置されていた風力発電程度賄えるとしていますが、維持費用に考慮しなければならないとも合わせて記載されています。 当時公共施設の管理の時代的ニーズも認められたとしております。 先ほどからありましたように380万円の負担、これは少し専門的にもなるので、ここは述べさせてください。これがあるが故に、この事業費の赤字補填というのは確実に担保出来ますので、まずそこを話した上で、あとは簡易的に省略して説明を続けたいと思います。 先ほどの風力発電におけるFIT価格は現在、120円になっており、時代ニーズとしても世界的にSDGsが叫ばれ、先の首相の所信表明においても2050年温室ガス排出0が宣言され、正に今なんです。今でしょう。 また、先ほどの風力発電ですが、維持費等を勘案する現状においても、個人的には陸上に設置するのは難しいとの判断を含め、私達「北谷ニライの風」が数年前から検証し、喜友名盛充議員が提案しているバイオマス発電がその代替として十分果たせるものだと思っております。理由としては発電機1機25キロワットアワーでFIT価格は約40円、4トンの生ゴミで年間800万円を見込んでおります。この発電機は、発電機及び生ゴミをメタン発酵させるタンクは必要に応じ、個数は追加可能であり、積み上げも可能です。現在の北谷町の生ゴミ処理からホテル等の増加でますます生ゴミは増えている現状も含め、町財政への負担も増えていっていますが、その中から4トンで企業側が試算した中では、ゴミ焼却処理費として5千万円の削減が可能とされ、合わせて合計6千万円相当の費用負担の軽減が想定されます。 さらに国有地の総面積は16,500坪で約50,000平方メートルとなり、防衛局の草刈り費用3千万円を検証したところ、業者に依頼した際には、年3回の草刈りを行った試算をすると、50,000平方メートル×300円となり、1千500万円と確認をしました。加えて防草シートというのがあり、50,000平方メートル掛ける1千500円で7千500万円が見込まれ、その耐用年数は10年から15年とされ、1億円掛かったとしても、年1千万円と試算をされております。このことからも分かるように、年当たりの負担額が減額できる可能性も十分に有り得ますし、砂辺区が協力して草刈りをすること。事業を展開していくことで、耐用面積が減ることを考えれば全体の負担額は大幅に減額できることが想定できます。 当局の現状に則した事業の見直しを検討していきたいという言葉どおり、他の事業との関連も含めて我々は、その妥当性、そして将来の発展性、砂辺区を守れるというそのことからも本事業において述べられた重要課題の解決方法があると思います。 また、各議事録からも書かれていますように平成17年には野国町長が誕生し、同計画は辺土名町長から引継ぎ、平成18年には町議員選挙があり、多くの議員がかかわっていることが確認できました。 平成18年の議会においては、付託された総務財政常任委員会には、照屋正治議員、阿波根弘議員、亀谷長久議員がおり、そのほかには田場健儀議員、玉那覇淑子議員、渡久地政志議員、仲地泰夫議員、大浜ヤス子議員が当時の議論について少なからず記憶と思いがあると思いますので、賛否を問わず、討論でその気持ちを伺えたらと思います。 去る12月9日の総務財政常任委員会にて賛成多数で採択されたことを受け、請願書を求める決議文の提出を委員長ではなく、賛成者が行うということを12月11日に委員長、副委員長、事務局で確認をし、12月15日に全員協議会にて、今回の発議に関する説明会を行い、本日提出することとなりました。 しっかりと説明をして皆さんの多くの理解を得ながら賛同を得たかったのではありますが、それでは引き続き、今日仮に可決されたとしても問題が治まることではありませんので、引き続き皆さん、議事録、関連図書等を確認していただき、どういった議論が必要なのか、どういった判断が問われているのか、それを改めて理解をした上で、できるならば、今回のこの提出議案において賛同をしていただけるようお願いを申し上げ、発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議を提案したいと思います。 発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和2年12月17日、北谷町議会議長 亀谷長久殿。 提出者 北谷町議会議員、高安克成、喜友名盛充。 賛成者 北谷町議会議員、喜友名朝哲、宮里廣、又吉朋和。 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議。 現在、砂辺地域には、国が買い上げた国有地が多く点在している。本町では、これらの国有地の活用と砂辺地域のまちづくりを前提に平成18年3月「嘉手納飛行場周辺まちづくり構想策定事業~北谷町砂辺地域まちづくり構想~基本計画」を策定した。 当計画は、「砂辺まちづくり構想策定支援事業」が平成15年6月に採択されたことに始まり、平成16年3月の同事業の基本構想の策定を踏まえ、平成17年度にかけて、基本計画が策定された。一方、平成17年3月に砂辺スポーツランド用地所有者から防衛施設局に対し、土地買入れ申出書が提出をされたことから追加案として浮上したが、砂辺スポーツランド用地の確保がかなわなかったため事業休止とともに実施計画が執行されていない。その後、現状に即した事業の見直しを行うこととして、平成20年に本事業の断念を議会に報告を行い、平成26年に町民農園の運用決定、現在のパークゴルフ場建設に至っているが、一番重要な本事業の背景、目的である「虫食い状に点在した国有地の有効活用による生活環境の悪化の早急な解決、地域活力の停滞する当該地について、町域の総合的な発展や地域住民主体の地域経営と活性化を目指した必要な基盤整備」は現在も行われていない。本末転倒であり、まさに「現状に即した」当初の目的とプランに立ち返るべきである。 その様な中、令和元年5月24日、沖縄防衛局は突如、砂辺国有地の個人・民間に対する有償使用許可の第一回目の一般公募を行い、その公募地を砂辺地域に点在する全ての国有地とすると通達があり、第二回目、第三回目と公募が進められている。 現在、砂辺地域は、毎日の航空機騒音のみならず犬猫問題、最近ではPFASによる井戸水の水質汚染に加え、今回の有償使用許可により砂辺地域一帯の国有地の緑が駐車場や資材置き場に置き換わることで、住環境の悪化に繋がりかねず断じて容認できない。 本町は、一度は「砂辺地域まちづくり」として丁寧に検討し位置づけ、平成18年当初基本計画を策定し、当時の議会においても議論を尽くし、全会一致で可決された経緯もあり、砂辺区民の生命と財産を守る観点から、本町が責任をもって基本計画の見直しを行い、砂辺国有地の公的活用を行うべきである。 よって、本町議会は下記事項について速やかに実現するよう強く要求する。          記1 砂辺地域の虫食い状態の国有地の一括借り上げを行うこと。2 「嘉手納飛行場周辺まちづくり構想策定事業~北谷町砂辺地域まちづくり構想~基本計画報告書」の見直しを行い、本町が責任をもって、砂辺区と共に砂辺国有地の公的活用を図ること。3 沖縄防衛局に対し一旦有償使用許可の一般公募の停止を強く求め、国有地の活用について協議を行うこと。4 同計画へ大きな期待を寄せた砂辺区住民への本町からの状況説明を行うとともに、「砂辺地域まちづくり」について本町と砂辺区自治会で継続した協議が行える機会を早急に設けること。5 上記1、2、3、4に対する回答を行うこと。 以上、決議する。 令和2年12月17日、沖縄県中頭郡北谷町議会。 あて先、北谷町長。 以上、先ほどから申しておりますように、皆さんの改めての砂辺区に対するこれまでの議会、そして今の砂辺区の置かれている状況を鑑み、一人でも多くの方々が賛同していただけることを願い、お願いを申し上げ終わりたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  これから質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。発議第37号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第37号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  反対の立場から討論させていただきます。まず、先ほどに沿った請願の形にも全く同じなんですが、大分趣旨がずれてきているということが第1点の反対の理由です。 私は総務財政常任委員会でも発議に関しては、今回多数決ではあったから確かに確認はとったんですが、発議としてやったんですが、やはり少なくてもこの請願に乗っ取った形で、請願者が最初の段階では出していただきたいというこの決議で以て本来だったら決議案を出していくべきだったという思いがあります。 内容についても、確かにいろいろ調査した上であった内容でもあるんですが、しかし全く別問題になっていることに対しても、請願の中で審議されたことに対しても、とってもやってはいけないことだと感じております。全く以て賛同できるものではありません。反対討論とします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  原案の砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議について賛成の立場から討論させていただきます。 先ほど、高安議員から説明がありました。あれは公的活用ということで北谷町がやはりまちづくりをしていく。そして防衛局から一括借り上げを行う理由としては、公的活用が唯一の手段となっておりますので、その公的活用についての方法をやはり計画性がないということだったのでそれを述べたものだと思っております。 それも含めて是非、町当局にはご検討もいただきたいと思っております。 それでは、賛成の立場から討論させていただきますが、前半は先ほど述べた内容と一緒です。 趣旨説明にあったように、現在、沖縄防衛局は砂辺地域に点在する全ての国有地の16,500坪を個人、民間に対して有償使用許可での一般公募を行うと通達し、ここが進められております。 しかしその用途は資材置場か駐車場と限定されており、特に集落内の砂辺区民は砂辺地域が資材置場化し、生活環境が悪化するのではないかと危機感を抱き、現在、砂辺区民は北谷町や沖縄防衛局に対し、有償使用許可の一般公募の停止を求めるため、署名活動を行っております。 先ほど述べましたように2,000名ほど増えておりまして、しかもその中の19パーセントという署名の内容がありましたが、集落内の割合は8割を超えておりますので、是非、皆さんこの辺はご了承よろしくお願いいたします。 沖縄防衛局は、令和元年8月27日に行われました砂辺区への説明会の中で国有地について、町が必要であれば無償貸付け可能と回答しており、町が砂辺国有地の一括借上げを行い、公的に活用を行えば、砂辺国有地の有償使用許可の一般公募、全国公募を止めることは可能であります。 本町は過去に砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の有効活用を行い、砂辺地域の住環境を守ることを目的に嘉手納飛行場周辺まちづくり構想策定事業、北谷町砂辺地域まちづくり構想、基本構想及び基本計画を策定し、砂辺地域のまちづくりを北谷町のまちづくりとして位置付けたのであれば、費用がいくら掛かろうとも本町が責任を持って、砂辺地域を守るため、国有地の一括借上げを行い、砂辺地域とまちづくりについて、協議検討を行うべきであります。 これまでも一般質問でも述べてまいりましたが、砂辺区民の思いというのは、大きく分けて2つです。まず1つ目は、砂辺区民としては、もうこれ以上、砂辺区の住環境を悪くしないでほしい、どうにか現状維持で静かに暮らせるよう、使用許可を行わず、今のまま緑あふれる状態の砂辺区を守ってほしいという思いです。 そしてもう1つは、沖縄防衛局は、町が公的に活用するのであれば、無償で貸付可能と言っており、土地の費用が先ほどから費用が費用がと言う言葉がありますが、費用は土地は無償なんですね、この土地は無償で草刈り代の年間3千万円の経費が問題で、現状維持が出来ないのであれば、砂辺区民も歩み寄って、北谷町の役に立つのであれば、公的に活用していただき、出来るだけ今のままの緑を残した状態で、住環境を守るために公的活用を図ってほしいという思いなんですね。費用が掛かるのであれば、私は逆に国有地を活用して、町の発展に大きく寄与するような構想を行い、何倍もの効果が出るよう活用する手以外に砂辺区を守れないと思っております。したたかなジンブンがないと砂辺区を守ることは出来ません。ご存知だと思いますが、私はまちづくりにおいて1番大切なのは大義名分だと思っております。砂辺国有地の活用の大義名分は今も昔も住環境を守るです。そのために町が何が出来るのか、そして何を行うのか一度基本計画を作成したにもかかわらず断念したが、このように今、再度向き合うことが訪れたことというのは、私は偶然ではなく必然だったと思っています。 皆さん今一度、これまでの砂辺区民の苦悩を思い出していただきたい。 11行政区の中で特に集落内の砂辺区民が米軍や国に翻弄される生活を何十年も余儀なくされ、現在も毎日の航空機騒音のみならず、犬や猫問題、最近ではPFASでよる井戸水の水質汚染に加え、住環境問題と今回このように追い打ちを掛けるようなことがあってはなりません。 現在の砂辺区を見ても砂辺区民が望んでいた区になっていると私は思いません。 一体いつまで我慢しなければならないでしょうか。北谷町総合計画の将来像であります「夢ひろがる 人つながる ともに生きる ニライの都市(まち)・北谷」砂辺区、そして砂辺区民は入っているんでしょうか。 砂辺区の土地は、資材置き場や車両置き場そういう場所ではありません。本来は栄えるために存在する土地であって、住民に不安を与え、衰退するためにあるわけではありません。 砂辺区の土地のためにも、そしてまた、将来の砂辺区のためにも、そして本町のさらなる発展のためにも、町が責任を持って、主体的にまちづくりが行えるよう基本計画の見直しも含め、今度こそは住環境を守るために、国有地を活用し、そして砂辺区が一体となったまちづくりを行ってほしいと思います。 当局の皆さんが過去に作成した基本構想、基本計画は実現出来ます。本当に素晴らしい内容です。大変価値のある北谷町、砂辺区の莫大な土地を主体的にまちづくりが出来る。そして活用が出来る。これが最後のチャンスです。将来誇れる砂辺区、そしてまた北谷町であることを願いまして、私の賛成の立場からの討論とさせていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に反対者の発言を許します。 1番 大浜ヤス子議員。 ◆1番(大浜ヤス子議員)  発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議に対して反対の立場で討論をいたします。 請願第1号と同様に、総務財政常任委員長から報告がありました。9月15日に請願者からの説明をいただき、9月定例会で決議してほしいと熱い思いを受け、趣旨採択を提案提案してきましたが、聞き入れてもらえず、継続審査となりました。 11月13日、所管事務調査で砂辺区自治会長と現場を踏査し、砂辺区公民館周辺の国有地に駐車場用地、別の土地に子ども達が体験できる果樹園と高齢者が楽しめるグラウンドゴルフ場整備の構想があるとの説明を受け、このような構想があれば、一括借入ではなく、一部借りあげでもいいのではないかとの思いがあります。 委員長は全会一致を求め、今定例会最終日までの協議を提案されてきましたが、12月11日委員長で決を採ることがいいとの動議が出され、賛成多数で採択することとなりました。 発議者の記1にあります沖縄防衛局に対して、砂辺地域の虫食い状態の国有地の一括借上げを行うことについては、沖縄防衛局によれば、年間3千万円の維持費が試算されていると言っております。これは町民に理解が得られるでしょうか。記4の北谷町と砂辺区自治会が、砂辺地域をまちづくりについて協議・検討が行えるような機会を早急に設けることについては、担当課としては、委員会でもありましたように、信頼感を以て、地域と共同で砂辺のまちづくりを進めていくとの説明も確認しております。 よって、発議第37号に対し、反対討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 次に、原案に反対者の発言を許します。 2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  発議第37号について反対の立場から討論させていただきます。 先ほど上がりました請願第1号に関してもやはり気になっているのは、12月の議会中でもその所管委員会、付託された委員会で砂辺区民の意見を聞ける機会があったにもかかわらず、12月聞くことがなかった。砂辺地域のまちづくりに関して、請願の中でも砂辺区民の皆さんから上がっているのは、北谷町と砂辺区自治会が砂辺地域まちづくりについて協議検討が行われるような機会を作ってほしい。それからそのまちづくりに参加したいということだと思うんです。基本構想にも砂辺区民の意見を取り入れてほしい。一緒にしていきたいという思いが詰まっていると思います。 しかし区民の意見が聞かれていない。区民が置き去りではないかというその不安が懸念が残ってしまいます。 一般質問でも砂辺の国有地については上げられておりました。当局の答弁では、一括借上げというこの請願も上がっておりますが、砂辺区民が安心して住んでいけるように、抑止するような形で公募を減らすような動きもしている。協議もしているということも答弁であったかと思います。 当局もしっかりと砂辺区民の意見を聞き、砂辺がどうやったら発展していけるのか。砂辺区民がどう安全に過ごせるのか。安心して生活が出来るのか。その点についてしっかり声を聞いていく、協議を設けていくということもありました。 もっと砂辺区民の皆さんの多くの意見を聞くべきだと思います。 その立場から今回、決議を上げるのは早計ではないかと思い、反対の立場で討論させていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 9番 宮里廣議員。 ◆9番(宮里廣議員)  砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議に対して賛成の立場の意見を述べたいと思います。 今日、朝から非常に軍用機が頻繁に飛び交って、そういうことも砂辺区民にこれまで、非常に生活環境こうして見られてやむを得ず移転をされた皆さんはふるさと砂辺の思いを持って来たと思いますが、このように今日、軍用機がこんなに飛び交っている現状は、今でもこのように砂辺区民を強く危険性の伴うことでありまして、今回は今置かれている現状、今日もこのように地域の方から傍聴に来ていますけど、日常生活に非常に不安を強いられ、生活環境がこれから先、どうなっていくのかどうか、今、砂辺の人口が令和2年11月末現在、世帯数が1,223世帯、人口が2,822名いらっしゃいます。 このようにまた爆音の被害を被って出ていった場合、それ以上にまた、虫食い状態が増加することが懸念をされてきます。 どうしても今回、このような国有地を一括借上げして、地域の皆さんが、より良いこうして地域の皆さんの思いを持って、果実農園とか話はありましたけど、先ほどから、やっぱりちゃんと課題を以ております。 町も今回は、防衛局は無償で提供するということがあります。これは是非とも地域の皆さんと一緒になって、砂辺のことを考えて、今回は一括借上げに対して、私は賛成の立場の意見といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に反対者の発言を許します。 13番 與儀誠議員。
    ◆13番(與儀誠議員)  私は反対の立場から意見を言いたいと思います。この砂辺の虫食い状態ですよね、それに対して一括借上げは町としては難しいと思います。 徐々に作っていく、これをやっぱり基本方針として、一括借上げした場合は、いろんなやっぱり議論があると思います。 しかし私が言ったように観光農園としてゆっくり、ゆっくりとこの地域に根差していって、それをやるということが、先決だと思います。 ここで議論しても始まらないと思います。観光農園ということでふるさと納税をメインとして、そこから費用を見ながら、雇用もそういったところが出るように町の持ち出しが少なくなるような、そういった考え方、町民としても皆さんがみんな使えるように、砂辺区地域じゃなくて、そういったところも考えてながら、ゆっくりゆっくりと貸してもいいです。5年ぐらいには返ってきます。僕はそういうふうに思っています。本当に皆さんが一致してそういったまちづくりをするような計画が必要だと思うんですよ。 だから今の一括借上げに対しても、ひとまずは僕は反対の立場で意見します。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで討論を終わります。 これから発議第37号 砂辺地域の虫食い状態となっている国有地の一括借り上げ等を求める決議を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)     (起立6人、着席11人) ○仲栄真惠美子副議長  起立少数です。したがって発議第37号は否決されました。 △日程第16 陳情第21号 日常生活用具給付等事業排泄管理支援用具の給付対象者を拡充するよう求める陳情 ○仲栄真惠美子副議長  日程第16 陳情第21号 日常生活用具給付等事業排泄管理支援用具の給付対象者を拡充するよう求める陳情を議題とします。 本件について委員長の報告を求めます。 喜友名盛充文教厚生常任委員長。 ◆喜友名盛充文教厚生常任委員長  本委員会に付託されました、陳情第21号 「日常生活用具給付等事業排泄管理支援用具の給付対象者を拡充するよう求める陳情」の審査は12月9日、第3委員会室において、全委員出席のもと行われました。 本陳情は、沖縄県自閉症協会より提出され、説明員として執行部から福祉課の出席を要求しました。審査の経過と結果についてご報告いたします。 陳情の趣旨といたしまして、日常生活用具給付等事業は、障がい者等の日常生活がより円滑に行われるための用具を給付または貸与すること等により、福祉の増進に資することを目的とした事業で、実施主体が市町村とされている。本事業では、規定上、給付対象者が紙おむつ等の排泄管理支援用具の給付対象者が限定され、発達障害・知的障がい者(児)を除外している。 発達障害・知的障がい者(児)であっても、尿意または便意の意思表示かつ提示排泄が困難で、日常的に紙おむつを必要としているケースは多々あり、障害や診断の名称で受けられる行政サービスが異なるのは、公平性の観点から疑問がある。 紙おむつを必要とする障がい者が、不公平感なく行政サービスを受けられるよう要望を願う陳情となっています。 福祉課からの説明といたしまして、陳情にもあるとおり、主に、身体障がいをお持ちの方を対象として支援する事業。 他の市町村も同様、現在、発達障害・知的障がいをお持ちの方へのおむつの給付は行っていない状況である。 費用の部分では、実績事例のある横浜市は紙おむつに対して、一人当たり月額5千円が上限の補助金だが、本町は1万2千円が上限の補助となっている。 本町としては、今制度を対象に加えておらず、財源の確保等が出来れば、前向きに検討したいところだが、ここに充てる、国、県からの補助金基準額を今現在でも大きく超えて支給しており、これを加えると、全額町負担になるため、国、県で対象に加えるための財源の確保がないと厳しい市町村もある。 本町の実績として、令和元年度、延べ件数は99件。費用として、紙おむつに掛かる部分は、222万1千19円。令和2年度、12月1日現在、紙おむつに係る支給の決定の対象者は3歳以上で18人。 考え方として、身体障がい者の場合は物理的に紙おむつがどうしても必要だが、知的障がいがある場合は、程度によって異なる。障害福祉サービスでは訓練という意味合いも考慮し、給付対象とした場合は、一律ではなく対象者も検討して行くとの事でありました。 福祉課への主な質疑といたしまして、令和元年度実績値の99件は、対象となる、3つの障害の要件を満たした方のみか、他にもあったかとの質疑に対し、ほとんどが要件に合致した方。過去に最重度の知的の方へ支給していた実績もある。 陳情の中で、沖縄県では令和2年度、2月定例会で採択され、地域の実態に応じた支援を市町村に働きかけると書かれているが、県から本町に働きかけはあったか。との質疑に対し、今のところ特になしとの答弁。 記の1について、医師が必要と認めたものにも拡充して欲しいとあるが、考えは。との質疑に対し、知的の中でも最重度の方はどうしても必要な方がいるのではないかと言うところで、支給については財源が許せば前向きに検討して行きたいところだが、現時点で基準額を大きく超えての支給となっているため、国、県の協力が必要との答弁。 財源確保について、国2分の1、県4分の1、町4分の1となっているが、補助金基準額を超えているため、全額町負担になるとのことだが、財源要求はしているか。との質疑に対し、財源が地域生活支援事業の補助メニューとなっているが、本町の令和元年度の基準額の上限が3千241万4千円に対して、本町が実際に支給している総事業費が約4千354万4千円と上限額を超えているため、ここからいくらプラスされても国、県の補助金は増えない。実績額については国、県にも承知いただいているとものだと思っている。前向きには検討して行きたいとの答弁。 現在、約1千200万円の町のもちだし額となっているが、これ以上町が持ち出しをすることへの考えは。との質疑に対し、陳情人からある計算で補助額を、1人1万2千円にした場合、最大で1千60万円余りの持ち出しが追加で発生するが、全員が対象になるわけではないので、真に必要な方に絞って調整する事は可能と思っているとの答弁。 記の2について、紙おむつ等の給付対象者拡充を前提に、福祉計画を見直すこととあるが、現計画ではどの様に明記、文章化されているのか、見直すタイミングは。との質疑に対し、次年度から第6期障害福祉計画、第2期障害児福祉計画がスタートする。今策定準備中。現在の計画において日常生活用具給付等事業に関しては、数字と件数だけの計画を載せているところ、次期計画に関しても拡充については検討が必要との答弁。 おおむね以上で審査は終了し討論はなく、陳情第21号「日常生活用具給付等事業排泄管理支援用具の給付対象者を拡充するよう求める陳情」は採択すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。議員皆さまのご賛同宜しくお願いいたします。 ○仲栄真惠美子副議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから陳情第21号 日常生活用具給付等事業排泄管理支援用具の給付対象者を拡充するよう求める陳情を採決します。 本件に対する委員長の報告は採択です。 お諮りします。本件は委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、陳情第21号は委員長報告のとおり採択することに決定しました。 しばらく休憩します。 △休憩(16時25分) △再開(16時35分) ○仲栄真惠美子副議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま高安克成議員ほか4名から提出された発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議について訂正したいとの申入れがありました。 発議第36号訂正の件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。発議第36号訂正の件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。 △追加日程第1 発議第36号訂正の件 ○仲栄真惠美子副議長  追加日程第1 発議第36号訂正の件を議題とします。 高安克成議員から発議第36号の訂正の理由の説明を求めます。 10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  質疑やご指摘、大変ありがとうございました。先ほどの砂辺の問題に比べてしっかりとこの中身のほうに議論を確認していただいたことには感謝を申します。 また、今回も皆さんに事前にお見せしてやったのではありますが、ちょっと遠慮なされていたのか、今回、議場で厳しい意見をいただきましたが、引き続きご指摘等をお願いしたいと思います。 また、このご指摘を伺いましたことに関しては、提出者等と相談したところ、文中の「完全に外国人を除いた」については、誤解を生む可能性もあるということで、削除したほうが良いのではということで、意見がまとまり、お手元の文案で示したとおりでありますように削除させていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  お諮りします。発議第36号を訂正することについて御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第36号については訂正することに決定いたしました。 △日程第6 発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議 ○仲栄真惠美子副議長  日程第6 発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議を議題とします。 ほかに質疑はありませんか。 2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  何点か質疑させていただきます。今回、発議第36号の記の部分であります基準日の翌日から令和3年3月31日までに出生した新生児に対してとありますが、令和3年4月1日生まれはどうなるのか。この点は他市町村の例でも疑義が残っていた部分かと思いますで、その内容について議論はされたのか、どういった内容だったのかお伺いします。 あともう1点、今回このタイミングで発議したのはなぜなのかということをお伺いしたいです。当局が例えば今回決議されて、当局が取り組む、給付をすると決めたとしても、年度内に給付をするのはタイミングに関して、難しいのではないかと思われます。なのでこのタイミングで発議した理由というのをもう1度お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  先ほども申しましたが、質疑にまずは答えていきたいと思います。 今、先に1つ目の点については、11月19日火曜日の全員協議会においても、皆さんに提示をし、それについて説明もしっかりさせていただいたところでありますが、改めて確認をしたいということなので、答えたいと思います。 この3月31日というものは、いずれかで期限を定めておかなければ、永遠にこの続くのかというのもありますし、実際、この4月28日以降、本日までこのコロナ禍において、大変困った状況がそれぞれの家庭であったと思います。そういうことも含めて、少なくとも今というところも1つ区切りとしてあるかも知れないんですが、これを今年とするというのも1つの案であったと思います。 日本の慣習としては、年度というのがありますので、来年以降も続くであろうということも含めて、区切りとして目安として3月31日としております。加えて、県外も含めて何件かそういった事例を確認したところ、ある市町村では10月を区切りにとか、それぞれでやっていますが、近隣市町村の状況を見ると、3月31日ということで、定めていたことも参考にしながら、今回このように提案をさせていただきました。 これについては、繰り返しになるんですけれども先ほど言いましたように8月に提案を町長に「北谷ニライの風」として要請をして、11月末でしたかね、その回答をいただきました。それについては、困っている人達から優先して検討するという形で書かれていたおりに、先ほど言いました3名の議員の皆さんと町の有志の皆さんが署名まで集めて、町長に要請しているということを確認しましたので、これは議会の意思として一般質問等でも上げられていますし、今困っている人達を今すぐにでも手を差しのべたほうがいいのではないかということで、先ほど言いましたように第2次補正予算、第3次補正予算ということもありますのでタイミングに関しては、予算の検討、そういうことは行政側が行うものだと思いますので、早めに出すのが望ましいということで、今回の提出になっています。 また、この発議に関しても振り返ったところ、委員会が終わった12月11日金曜日に事務局長にこういう形で提案をしたいんだということを伝えまして、その上で、委員会も終了していますし、確認したところそういう話はなかったということもありましたので、ならば私達、そしてもし良ければ先ほど申しましたように3人の議員も含めてどうですかということも含めて提案させていただいたんですが、私達のほうが先にやっているので、皆さんでということもありましたので、火曜日の全員協議会において、皆さんにそういう形で気持ちを以て発議をしたいんだがいかがですかと。また、その文言に関しても意見や修正もやるのは問題ないと修正にも応じますし、とにかく皆さん全会一致でという先ほどもありましたができるのが望ましいので、皆さんの思いもということで、お諮りしていたということになります。 ただし残念ながらその時に、なぜ私が発議をするのかという、今と同様なお話がありましたが、なぜ、委員会にさせないのかというお話もありましたが、これは先ほども申しましたように、既に委員会も終わっていましたし、委員会に確認したところ、そういうお話がなかったということで、繰り返しになりますが、急ぎ皆さんのお話も伺いながら提案できればということで、事前に相談をさせていただいた上での今日の発議となっております。 ○仲栄真惠美子副議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  令和3年3月31日としたのは、もう1点聞きたかったのは、4月1日要は翌日ですよね、今このタイミングで、発議を出されるということは、施行されたとしても今年度内に出るか出ないかの給付金です。4月1日生まれの方には不公平感が出ないのか、そういう議論はされたのかということをお伺いしたいと思います。 さらに今、委員会の中で話が出なかったということでお答えいただきましたが、おそらく所管している文教厚生常任委員会のことだと思います。今回、発議している提案者の欄に文教厚生常任委員会の委員長、喜友名委員長がおられます。委員会の中で委員長のほうから新生児への給付を求めるそういう内容のお話がでなかったのかというのも皆さんの中で議論されたのか、伺いたいと思います。委員会の中であれば、調査もし議論もし、さらに委員会発議という形で出せたのか。もっと早いタイミングで出せたのかとも思います。その点も議論されたのか。お伺いしたいです。お願いします。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  先ほどの繰り返しになりますが、その文教厚生常任委員会の構成議員に対して、お二人ですがこういったお話はありましたかということは一応は確認をしましたが、なかったと。 また、委員会も先ほど申しましたように終わっていましたので、発議をしたほうがいいんじゃないかという声かけをしたタイミングでは既に終わっていましたので、ならばこれは議員は発議しかないようねということで、発議をしています。 また、この議員発議に関してなんですけれども、やはりこれは議員の権利でありますので、特に最近は議員発議によって議案の提案や又は行政側からの提案や議案に対して修正案を出すといった議決権本来の機能が強まってきていると言われているんです。 地方分権の時代で、国から確率的な法律やそれに基づいた準則モデル条例でも地域の特色ある施策がもう展開できなくなってきているというのが現状であり、議案の提出事件につきましても、だからそういう議員に与えられた権利ですし、先ほども繰り返しますように、早めにこの対象者に対して、対応したほうがいいのかということと、4月1日の件ですよね、これに関しては、この3月31日を迎えるに当たり、もしコロナがこのまま続いている厳しい状況があるというのであれば、改めて3月31日が来る前に私ではなく、先ほどからおっしゃっている委員会で検討されてもいいですし、または先ほどから繰り返していますように、議員の発議は権利でありますので、そういう議論がされてないのであれば、議員発議をして、新たに延長ということも考えて提案されてみてはよろしいんじゃないでしょうか。 ○仲栄真惠美子副議長  2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  お答えいただきかったのは発議されたこの提出者、賛成者の皆さんの中で、文教厚生常任委員会の委員長がおられます。委員会の中で提案されなかったのか、そういう話を委員にされなかったのかというのは、発議をされた皆さんの中で議論はされたのか。実際に委員会の委員長がおられますので、委員がいるということは、委員会でも取り上げることも可能だったのではと考えます。どうだったのでしょうかということをお伺いしたかったです。 もう1点、気になっている点が、趣旨説明の中、それから先ほどもお答えいただいた中で、3名の議員のほかの皆さんもおられますと賛成する皆さんがおられます。賛成者の中にその議員の皆さんのお名前がないのはなぜなのか、賛成者として連ねることもできなかったのかという点をお伺いしたいと思います。 聞き方を変えます。賛成者の中に名前がなかったのは、賛成しているんだけど、名前を書かなかった理由を知りたかったんです。それとちょっと違うのであれば、それはいいですが、委員長がおられるのにその発議された皆さんの中で、文教厚生常任委員会で取り上げないのかというそういう議論はなかったのかというのをお願いしたいと思います。 ○仲栄真惠美子副議長  10番 高安克成議員。 ◆10番(高安克成議員)  何度も繰り返しになりますが、確認をして、ないということでありましたので、今回の発議に至っております。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに質疑はありませんか。     (「質疑なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで質疑を終わります。 お諮りします。発議第36号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって発議第36号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 5番 渡久地政志議員。 ◆5番(渡久地政志議員)  反対の立場から討論させていただきます。私は今回確かに私の周りも実は対象にならない子供が産まれていて、もらえるならばもらいたいという気が正直あるのは事実です。 今回に関しても、おそらくこれに反対すれば大分風当たりも強くなると思っております。しかし、私はこれまでずっと意見書、決議に対しては、やっぱりあり方があるということをずっと述べてきましたので、どうしてもその立場からすると今回の決議は、賛成はできません。 まず、意見書ならば、地方自治法第99条に則って法的に根拠があるという形ですが、やはり、この当該の団体の長には出せないという形があります。 また、決議に関しては、よく交通安全の決議を出したりという形で、確かに政治的に使われる部分もあるとは認識しておりますが、私はそれが本当にいいことだとは決議に対しては思っておりません。なので私はどうしても私の見解としては、やっぱり決議の乱用だという形に写ってしまうので、どうしてもこの形に賛同することはできません。なぜ、当該の長にやはり法的根拠を以て意見書が出せないのかというのは、私達議会の権限としては、もちろん議決権も多くあるんですが、調査能力というのがあります。そしてそこから提言していくというのが、私は議会としての全体の意思を示すものには、これが最も相応しいものであって、やはり、地方自治法ではそれがあるからこそ、法的根拠がない決議に至っているのかと私はこの理解をしているところであります。 なのでそう考えるとやはりしっかりとまずは文教厚生常任委員会だったり、所管は文教厚生常任委員会ですね、しっかりと協議をしていただいて、中身を調査して、しっかり当局がどういう形でまず何名いるかだとか、実際に出せるのかとか、予算はあるのかというのをしっかり議論した中で、それを以てやはり提言していくことが私達の議会に与えられた権限の1つの大きなものだと思いますので、私はこの決議に対してはあるべきではないと、こんなやり方はあるべきではないと思っております。 また、もう1点、当局が今、第1次補正、第2次補正でやって、直接の給付ではなくて効果的なところにやろうという政策を以てこれまで進んできております。その中でも、私も補正に対しては、やはり当初は最初の段階ではやはり直接給付も必要じゃないかというのも正直ありました。 多分、当局の皆さんもいろいろあったと思います。各分野で。しかし、町がもう効果的な部分のところに予算を投じていって、やると決めて、補正で承認をして1次、2次とやってきました。 今回、3次も上がっていくということで、多分おそらくその中では、当初、この議論もあったのかと認識であったのかと予想はできるんですが、しかし町としては全体的と考えて、効果的な分野のところにやる。しかし少し直接的に保育士の部分もあったんですが、しかしその中でやっぱり効果的なところに予算を投じていくと言ったからには、しっかりそこでやっていただいて、効果を出すというのが私はいいのかと考えているので、この点からするとやはりしっかりとこれまでどおり、当局がこれをやると言って決めたならば、それに向かってやっていっていただきたいと。そして、私はこの給付金の対象外と新生児の給付に対することには、もちろんもらえればいいという声もあるので、賛成ではあるんですが、やり方としてはやはり当局がしっかり出していただいて、それを私達が審議をして、その中でやはり同じ事を聞くと思います。なぜこれまで効果的な部分でやるといったのに、なぜ急に直接的な給付になったのかとか、それで納得いかないんだったら、私は多分そこで反対をすると思います。予算の提言として、なのでこの点からしてもやはり決議としては相応しくない。そしてまた、その中において当局のやっぱりこれまでの中においてやることは効果的な部分。しかしそこで万が一補正で出たならば、しっかり審議をして、その時に予算的に本当に大丈夫なのか、そして予算的にもしっかり効果的なのかというのを判断して、賛否はその時にもし上がってきた場合にはしっかりと議会として議員としてしっかり予算の審議には加わって賛否は示したいと思います。 よって今回のこの決議に対しては、反対の立場といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  時間を延長します。 次に、原案に賛成者の発言を許します。 14番 仲地泰夫議員。 ◆14番(仲地泰夫議員)  それでは、発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議に賛成の立場から討論を行います。 先ほどの質疑の中で私達がなぜ名前を連ねなかったのかというのは簡単な話です。先に皆さんがやったから皆さんでやってくださいという、ただこれだけの話です。 賛成の討論を行います。このコロナ禍の中で、困難な時期に宿った命、自信を持って生んでくださいと。家計を応援する観点から内閣府からも地方創生臨時給付金で感染症の拡大の中でのコロナ出産や産後の育児などに不安を抱える妊産婦や新生児などへの給付の支給が可能と明示した通知文が送られております。 県内においても、新生児への10万円の特別給付金を支給する自治体が多くなっております。 国が支給する特別定額給付金の支給対象外となった令和2年4月28日から令和3年3月31日生まれの新生児に対し、嘉手納町では12万円を支給。沖縄市においても、子育て世帯へ経済的支援を図るための新生児への10万円の支給。宜野湾市も新生児へ10万円の支給。うるま市も10万円を支給しております。 周辺自治体では、優先順位は高く、いち早く支給がなされております。北谷町においては、妊産婦や子育て世代や地域住民の皆様から、たくさんの声があり、署名運動になりました。私と阿波根議員、與儀議員もその趣旨に賛同して応援いたしました。 12月2日にその婦人団体と一緒に3,585名の署名を添えて、町長に陳情いたしました。しかし未だ北谷町では支給することは決定しておりません。 コロナ禍で妊婦は入院中の面会や出産時の立会いも出来ない中、家族のサポートも受けられず、不安を抱えて生まれてくる新生児にお金で応援できることはたくさんあります。 是非ですね、子育て支援政策を前に進めていっていただきたい。したがって、議会の総意として、意思を示すことはたいへん重要であると考えます。以上の観点から賛成の討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に反対者の発言を許します。 12番 玉那覇淑子議員。 ◆12番(玉那覇淑子議員)  基準日後に出生した新生児への特別給付金を求める決議に対して本当にこの趣旨は大いに賛成でもあります。今コロナ禍の中で、本当に妊婦の皆さんが、出産に家族が立ち会えない、そのような状況も良く存じておりますし、支援していくということも大切だと思います。 しかし、特別給付金これは一律これまで10万円の支給がありました。これは家族全体に支給がありました。そして子供にもあったわけですが、今回の新生児のこの基準日を超えた新生児に対しての支給というところにおきますと、北谷町はもちろん子ども達の支援も大いにやってきたところではありますけれども、ほかの自治体と北谷町と違うそのような給付のあり方も示されておりました。今、出産した母親、父親には一律10万円の給付が与えられております。これが今回の給付が子供だけに特化された給付があれば、もちろんこれは、ちゃんと支給をして行く必要があるものだと思いますが、そうではなく、一律10万円の支給がされております。そして町においては、より効果的にというお話がいつもありますけれども、第2次補正の地方創生臨時交付金の活用対象をまず、町で今回は全国的にも先駆けて高校生への給付金が支給されました。そして保育士、今保育士の皆さんは、本当に学校が休業になった時でも、子ども達を預かる。そのようなコロナ禍の中においてリスクを負いながら、一生懸命仕事をしている。その人達に対して、本当に支援をしていくべきということで保育士の給付も決定をしてやっております。そして一人親世帯、これが他市町村と変わる大きな給付のあり方です。 子どもが赤ちゃんが本当にこの家族がこのコロナ禍の中で大変だということは、本当に良く分かります。しかし、その給付のあり方というのは、その地域地域にやっぱり違う、そして町の皆さんが本当にたくさんの知恵を出しながら、本当に今必要なのはどこなのか。そのことをしっかりと計画の中にも織り込みながら、その思いをしっかりと織りこんで給付が今回の新生児ではなく、本当に今たいへんな思いをしている高校生でも弁当が買えない、バス賃がないから学校にいけない。バイト先のバイトがなくなって減収して生活が大変だ。そのようなものにまずは充てていこうと言ったのが今回の北谷町の方針でありました。それに大いに賛成しているところであります。 そしてさらには、このコロナ禍、来年この令和2年から令和3年にかけて、収束するとは思いません。この時に、基準日令和2年4月27日の翌日から令和3年3月31日までと期限を設けて給付をするということは、私はこれには反対なんですね、給付金ではなくて、逆に子ども達がいつどの時期に産まれたにせよ、しっかりと支援をしていける出産祝金のほうが私は適当だと思っております。今回の2次補正では、先ほど申し上げましたように、高校生、保育士、一人親にこの財源を充てました。3次計画によってまた補正が来ますので、その時に私達はしっかりとこの子ども達基準日以降に産まれた子ども達でもしっかり補正が給付ができるような、そのような計画を立ててやっていくべきだと思っております。 そしてその給付にかかわらず、4月27日から令和3年3月31日までと期限を区切ると、またそれではコロナ禍の中で4月1日、2日に産まれた子どもはどうなるのということが出てきます。これでは際限がありません。ですから一旦期限を設けたのであれば、それをしっかりと全うし、その後に次、3次でしっかりと対策をしていくのが妥当だかと思います。 1つの大きな提案ですが、一時的な給付金ではなくて、出生祝金というような形のものを是非とも織り込んでいただきたいと思い、今回の給付金を求める決議には反対といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に賛成者の発言を許します。 4番 喜友名盛充議員。 ◆4番(喜友名盛充議員)  それでは、特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議について賛成の立場から討論させていただきます。 趣旨説明や決議文にもありますように、政府は令和2年4月27日までに特別定額給付金の一律10万円の給付を決定しましたが、令和2年4月28日以降の新生児は給付対象外となっております。これを受け政府は第2次補正の地方創生臨時交付金の活用対象において新生児への給付を可能とし、本町周辺自治体においても給付が行われております。 新型コロナウイルス感染症の影響の長期化が見込まれる中、新生児の誕生を迎えた子育て世代に対し、迅速な経済的支援及び切れ目のない子育て支援や妊婦、ご家族の精神的苦痛の軽減を図る必要があると思っております。 実際に令和2年4月28日以降に出産を終えた方からやっぱり2週間後に産まれたという報告がありまして、コロナ禍での出産というのは、家族の立会いや面会も禁止されておりまして、その苦悩や切実な思いを受け、私も一般質問を行った経緯があります。 ほかの同僚議員の方からも数々のこの同じような形で質問がありました。町内でも署名活動も行われておりまして、また、同僚議員からの声も多くあったことからやはり本町に必要な支援ではないかと考えられます。 以上の理由により賛成の立場からの討論とさせていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に反対者の発言を許します。 次に、原案に賛成者の発言を許します。 11番 宮里歩議員。 ◆11番(宮里歩議員)  特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議に賛成の立場から討論いたします。 本町では町長を先頭にコロナ禍において、厳しい状況に置かれた町民や事業者に対して、様々な支援策を行ってきました。 その施策の中には、ほかの市町村で行っていないような取組も行っています。 例えば、保育従事者に対しての支援金、政府が全国一斉休校を打ち出す中、保育機関は、国からの支援金の対象外とされましたが、本町は真っ先に県内他の市町村に先駆けて、保育士への支援策を行いました。このことはとても評価出来ることだと思います。 また、一人親家庭への支援金やお年寄りなどの福祉の分野でも支援を行っています。 経済の観点からも観光分野は特に大打撃で、本町は観光関連の事業者が多くあることから、支援事業を行っています。 先日の町長からの答弁にもありましたように、苦しい状況の人達には手当てをしていく。ニーズを把握しながら全体的に見て、精査しながら限られた予算の中で、さらに苦しい状況の人達に支援策を打ち出していく。私は本町の各施策に対し、とても評価はできることだというふうに考えます。今回提案された新生児への給付金は、本町では今のところ予定はしていないとのことですが、本来なら国がもっと地方自治体に対し、手厚く支援を行うことで、本町でもできたことではないかというふうに思います。 国からの支援は手薄であります。先ほど述べましたように、ニーズを把握しながら各市町村の首長は限られた予算の中で、より困難な人達へ優先順位を付けながら、支援策を打ち出して行くわけです。 一方で国は、米軍への思いやり予算で約2千億円、辺野古の新基地建設でさらに莫大な予算を計上する。このコロナ禍での国難の状況の下、国は米軍に思いやる前に国民に対して思いやるべきであります。 国が医療崩壊の危機からその支援策に抜本的な資金を投じる地方自治体に対しても手厚い支援を行うことこそが、政治のやるべきことであります。 以上の立場から賛成の討論といたします。 ○仲栄真惠美子副議長  次に、原案に反対者の発言を許します。 次に、原案に賛成者の発言を許します。 2番 新垣千秋議員。 ◆2番(新垣千秋議員)  発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議に賛成の立場で討論させていただきます。 本町は国や県の支援から漏れている。又は足りない部分にしっかりと今まで支援をしてきたかと思います。調査も行い、商工会、観光協会などにも聞き取り調査を行い、精査され必要なところに手厚い支援をしてきたと思っております。 本来は、国がしっかり支援するべきことであり、所管する文教厚生常任委員会で調査、議論をし、もっと早めに提案されるべきだったのではないかと思っております。 来年度はさらに厳しい状況になる、困窮世帯が増えるのではないかという懸念がされております。町民に取って何が一番必要なのか、さらに調査をしていただいて見極めていただいて、今回の提案も含め、引き続き支援を強化していただきたいと思い、賛成の討論とさせていただきます。 ○仲栄真惠美子副議長  ほかに討論はありませんか。     (「討論なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  これで討論を終わります。 これから発議第36号 特別定額給付金の対象外となった新生児への給付を求める決議を採決します。 この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立)     (起立13人、着席4人) ○仲栄真惠美子副議長  起立多数です。したがって発議第36号は原案のとおり可決されました。 △日程第17 委員会の閉会中の継続審査について ○仲栄真惠美子副議長  日程第17 委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 経済工務常任委員長及び文教厚生常任委員長から審査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。 お諮りします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 △日程第18 議員派遣の件 ○仲栄真惠美子副議長  日程第18 議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり、地方自治法第100条第13項及び北谷町議会会議規則第129条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配りしましたとおり、決定しました。 次に、お諮りします。ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認め、議長に一任することに決定しました。 お諮りします。これまで本定例会において議決されました事件の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という声あり) ○仲栄真惠美子副議長  異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。(閉議宣言) ○仲栄真惠美子副議長  以上で、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。(閉会宣言) ○仲栄真惠美子副議長  令和2年第508回北谷町議会定例会を閉会します。 △閉会(17時16分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   北谷町議会議長  亀谷長久   北谷町議会副議長 仲栄真惠美子   北谷町議会議員  玉那覇淑子   北谷町議会議員  與儀 誠...