北谷町議会 2019-03-18
03月18日-04号
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 実は何年か前に私どもの美浜地区のある住民が調査して総務課のほうに渡しているかと思いますが、北谷町美浜区防犯灯配置図ということで、白比川の河口から
中部地区医師会検診センター前、かねひで前までの調査をして、出されていると思いますが、それは御存じだと思いますが、それに併せた調査をしていると理解してよろしいですか。
○
亀谷長久議長 岸本満総務課長。
◎
岸本満総務課長 私どもの担当のほうにそういう提案がございました。職員のほうもまた現場を確認しております。当然、予算を取るときには業者の見積もりで場所の確認等も行っているところでございます。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 是非ですね、ある意味では以前にもお話したかと思いますが、ゴルフ5横の暗がりで事件もありました。美浜地域、北谷においては、米軍絡みの事件・事故も多くありますし、暴行未遂という事件もございます。そういう中で暗がりを作るということは、大変危険だと思いますし、先ほどお話しましたように、桑江中学とか高校生も含めて、夜道でクラブ活動を終えて帰るということもありますので、そこは十分明るさを保てるような、危険な場所が存在しないような形でやっていただきたいというふうに思っています。 あと1点は、
建設経済部長のほうからお話がありました植栽の関係について、暗がりといいますか、照明はあるんだけど、植栽で暗くなっている。そこは何箇所あるか。調べてありますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 暗がり、植栽の現場を確認しているかということですが、まだしっかりとした植栽の影で暗がりになるところはきちっとは把握はしておりませんが確認はしております。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 是非、先ほどお話したように明るさを保てる。安心して夜道を歩けるというような場所を歩道を提供していただくよう、保安灯そして道路灯も含めて、是非、早急に取り組んでいただきたいと思っていますけど、植栽の枝の剪定については、いつ頃予定しているという
スケジュール等はありますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 スケジュールの件でございますが、なるべく早めに暗がり等の確認をして、早めに剪定をしていきたいと思います。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 是非、早急に対応方よろしくお願いします。 次に、町道美浜14号線の拡幅工事についてなんですが、先ほどの答弁では、
南部国道事務所そして公安委員会との調整をしているというようなお話がありました。今
フィッシャリーナ地区にあと2か所のホテル開業はいつ頃予定しているということで理解していますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 ホテル開業について、8月末には完了ということで聞いております。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 8月末の開業というお話ですが、遅れているかどうか分かりませんけど、ザ・テラスホテルズの工事看板を見ると、工期が4月30日、ベッセルホテルのF棟は平成32年の2月28日なんですよ。そうなると8月というお話を工期が遅れてそうなるかも知れませんけど、その道路拡幅について、いつ頃予定、今から実施設計ですか。それと併せて、
南部国道事務所と公安委員会と調整というお話、そしてその用地の購入という手続があるというお話ですが、それについてスムーズにいった場合に、いつ頃供用開始ができますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 町道美浜14号線の拡幅事業の件の御質問でございますが、まず、議員がおっしゃる工事が終わっていつ頃完成するかという
スケジュールのお話ですが、まず、平成31年度に県のほうに交付申請とヒヤリング6月の予定でございますが、それに提案します。そして、交付決定が予定としては、7月中旬ないし遅くても8月には来るだろうというです。その間には業者選定等々を行って、工事を発注するのは8月には進められて、半年と計算しておりますので、開通供用開始となれば、遅くても平成32年の8月に工事が入っていく予定しております。 平成31年度の6月に交付申請、要するに用地と工事の内容等々の申請をします。そして県のほうから7月によろしいですよという交付決定をもらいます。そして11月に再度これで大丈夫ですよねという確認を県からもらいますので、平成32年度には着工できますと申し受けしますので、平成32年度に工事が入るということになります。 平成31年度の交付申請というのは概算要求を県のほうに要求するわけですので、工事に入るのは次年度ということで理解をお願いしたいと思います。
○
亀谷長久議長 しばらく休憩します。
△休憩(10時33分)
△再開(10時33分)
○
亀谷長久議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 供用開始の時期は、平成32年度の末でございます。ということで2月を予定しております。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 平成32年度の末ということは、実質的には平成33年の3月末までということですか。ということは、前の議会で約束したホテル開業までに拡幅工事は完了しますという約束は守られてないということでいいんですか。そういう理解でよろしいですか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 お答えします。友利議員もよく御存じだと思いますが、前の美浜1号線の道路改良の時には、南部国道との調整不足の中から工事に入って、かなり地域の皆さんに御迷惑を掛けたと理解しておりますが、今回はそういうことがないようにということで、重々南部国道とも県の公安委員会とも調整をする上で繰越事案ということになっておりますので、そのことで美浜の件がありましたので、繰越をしてでもきちんとこの調整物は終わらせないと、工事で支障が出るのではないかということから、今回はこういう事態になっておりますので、御理解いただきたいと思います。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) このことは美浜14号線の拡幅については、美浜1号線の道路混雑、それがあったからこそ、早めに対応してくれと、いう話を私はしたつもりです。これがされてないということが、由々しき問題ではないかなあと僕は思いますが、今、1千室のホテルができるというお話をして、お客さんが観光客がたくさん見えて、レンタカーを利用するお客さん、交通混雑は目に見えている状況なのかなあという気がしているんですよ。そこはどう考えていますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 お答えします。議員のおっしゃることは重々分かっており、ホテル開業も分かって確認しております。本来担当課のこれは平成29年度9月補正ということで補正で実施設計に入られたものですから、この辺は担当課として少し反省していますが、本来だと当初予算でやっておけば、繰越も調整ができたかなあと思っていますが、結果として今回はそういうふうになっていますので、ホテル開業に支障がないように、渋滞等々も考えられますが、その辺も重々念頭に置いて早めに供用開始に向けて努力していきたいと思います。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 是非、できるだけ早急にということで早めにホテル開業までという思いはありますが、その後も早めに開通していただくよう拡幅工事をしていただくようお願いします。 次に移ります。3点目と4点目は一緒ということで、西海岸側歩行者ネットワーク、港1号線ですか、そこの拡幅については、事業箇所説明会でも受けていますし、早めにやっていただきたいという思いでございます。 あとはフィッシャリーナのアクセス道路ですね、フィッシャリーナから浜川漁港へのそこが今、工事ができない状態になっているのかどうか含めて回答いただけますか。
○
亀谷長久議長 根間朝弘農林水産課長。
◎根間朝弘農林水産課長 お答えします。フィッシャリーナからの連絡通路で、今回この歩行者ネットワークに準じて新たに歩道を確保しようということでございます。本来はこの歩道部分は、新たに確保しようということは、歩道ではないところ、要は漁港用地の中に新たにやるわけですから、漁港用地については、やはり法的手続があって、現状で申し上げると、既に漁港施設用地使用計画の変更手続について、水産庁と協議を終えたところでございます。その中で新たにまた、この変更の土地利用計画に基づいて漁港施設用地から除外した形で新たな計画を設けていく予定となっております。その中に今土地利用の方針としてこれは漁業組合の理事会と話合いをして、おおむね了解をもらっておりまして、これから漁港の変更した部分、除外した部分について土地利用計画を策定する予定です。 その土地利用計画の中に歩道の部分を新たに配置をしてということで、その設計をこれから行っていくわけですが、これについては、今回、桑江浜川線からのアクセスになりますので、この道路の設計と併せて、関係課の土木課と協議をしながら進めているところです。その協議によって、当然これは漁港の中を通すことで計画を立てて、さらに漁業組合のまた説明と同意ももらっていく予定ですので、それを得て進めていきたいと思っております。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 是非ですね、今漁港内を通行する方がいらっしゃいます。そのアクセス道路を通さないということで、危険だということで、別にその連絡通路を造るという話になっていると思いますが、今通行している規制については、どう考えていますか。
○
亀谷長久議長 根間朝弘農林水産課長。
◎根間朝弘農林水産課長 お答えします。今、通行されているということですが、ここは今、通行禁止になっております。これにつきましては、各自治会にも文書でもってその周知を行っているところでございます。 あくまでもこの連絡通路自体が水産振興の活性化だとか、あるいは漁業活動の効率化を図る目的、そういったマリーナが隣接していますので、マリーナの船舶を異動させるという役割でこの臨港道路して整備しております。これに歩道として利活用したいといういろいろ要望等がございまして、新たに設置をするということですので、それは十分理解していただきたいと思います。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 漁協のほうからですとやはり危険だということですので、そこについては早めにその連絡通路を含めて工事して、そのアクセスができないような形、漁港内を通らないような形の取組をしていただきたいと思います。 次に移ります。商・観光業振興についてですけど、先ほど大型デジタルサイネージの広告塔については、調査研究というお話がありました。今、北谷町で民間でやっているのは何箇所ぐらいございますか。その中で
観光情報センター前の広告がございます。電子掲示板ですか。あの部分は、かなり劣化していて、昼間は全く見えない。規模も当時はよかったと思いますが、今見るとかなり貧弱といいますか、小さくなっているというふうに、その部分についても考えないといけないかと思っていますけど、あの掲示板はいつ頃できましたか。
○
亀谷長久議長 伊波孝規商工観光課長。
◎伊波孝規商工観光課長 お答えいたします。町内の大型ビジョン、
大型デジタルサイネージ広告塔の件数につきましては、詳細な資料は持ち合わせてないんですが、国道58号沿いで名称がちゃたんニライビジョン、これはハンビーのほうにございます。こちらとあとは国体道路から国道58号に降りるところこちらに建物の上のほうに2台ほど設置されているとうふうに確認されております。どちらも民間が運営する大型ビジョン、サイネージとなっていると考えております。 また、議員がおっしゃるように、美浜交差点スターバックス前のこれは観光情報掲示板という名称で平成24年に一括交付金を活用して設置しております。 おっしゃるように経年劣化が激しくなっております。これは、西日がかなり強い場所に西向けに設置しておりますので、かなり液晶部分の劣化も確認しております。 本町ではこの観光情報又は住民情報を外部にビジュアルとして発信する掲示板としては、こちらの掲示板を活用してまいりましたが、先ほどの部長答弁からもありましたように、このハード施設の維持管理、そして運用を中のコンテンツの開発についても、やはり費用が掛かるものと考えておりまして、今後の活用については、今回整備した物については、経年劣化も見られておりますので、今後これに代わる情報発信のツール又は住民情報を発信するツールについて、調査研究を進めたいと考えております。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) 近隣の自治体においては、結構大型のサイネージを設置しているという話も先ほどの答弁の中にもありましたが、観光をメインとしていると北谷町においては、こういう産業がかなり大きなウエイトを占めているのかと思っているんですよ。そういう中で北谷町が外に向けてピーアールをしたときに、エンターテインメント事業とかいろんな形でやっているかと思いますが、その部分が人が来たときにここが北谷ですよというようなアピールも必要かと思っているんですよ。是非、先ほどお話しました場所、今垂れ幕が立っている場所がありますし、町の土地の中で有効活用できるような形で取り組んでいただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 サイネージの部分はそれぐらいで、あとは、情報センターの関係ですけど、スマホ対応にしてくれというのは、実はパンフレット、リーフレットを持ち歩くお客さんは、かなり今は少ないのかという気がするんですね。今は逆にそれをスマホにダウンロードして、いつでも見れる、そういう状態にしている。例えば宜野座とかほかの地域で、結構それを使っているという話を聞いています。そういう意味では、今からそういった電子媒体といいますか。それを使った形でお願いしたいなあと思っていますので、是非よろしくお願いします。 沈砂池については、いろんな形で厳しいというお話ですが、今後、検討していただきたいなあと、駄目だということではなくて、いわば観光地の入口とアメリカンビレッジの入口という場所で真っ黒なそういったヘドロといいますか、沈砂する、それを見せるということは、観光客に対して申し訳ないという気がするんですよ。そこを是非噴水ができなければ、ヒルギを植栽して、場所はありますから、重機が入らない石積みの場所がありますので、そこを検討していただきたい。そういう思いをしています。 あとは北谷公園の野球場整備の件ですけど、是非、雨漏りの部分については、専門家の意見も聞いてやっていただきたい。ましてや
中日ドラゴンズがプロ野球チームがキャンプする場所だと、球場だということで、結構、名前も売れておりますので、是非、そこはお願いしたいと思っています。 あとは
ネーミングライツの件ですが、ほかの自治体の
ネーミングライツを調査したことはございますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 ネーミングライツの先進地の調査をしたことはあるかということでございますが、那覇市と沖縄市のスタジアム、そして海銀スタジアム国頭ですね、そして、宜野座村にありますかりゆしホテルズボールパーク宜野座、そして沖縄市のコザ信金スタジアムでございますが、そして一番近いのは宜野湾市のアトムホームスタジアム宜野湾、そして県の総合運動公園等々があります。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) その場所の
ネーミングライツの契約料は調査していますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 私の手持ちの資料が昨年度のものでありますが、変わってないと思いますが、まず、セルラーさんが年2千万円。そしてコザ信金さんが年600万円。そしてアトムホームさんが年600万円。そしてかりゆしホテルズさんが年550万円。そして沖縄海邦銀行さんが命名権で年100万円ということで確認しております。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) おおむねそういう調査は当たっていると思います。ここで聞いたところによりますと、コザ信金スタジアムは、5年契約で3千万円、年間600万円ですね。この部分が今年度2月1日からのアップで3千800万円。5年間ということです。 そして浦添市の部分でいうと3年間の契約で6千万円ということで、浦添市の場合は、7か所ですか。球場、体育館、相撲、陸上競技場、屋内練習運動場、そういったトータルで契約しているらしいんですね、宜野湾市の部分は5年契約で3千万円というお話があります。そういう意味では、やはり自主財源を作っていく。そういったことをすることによって、その施設の維持管理費、運営に使うことができると思うんですよ。そういう意味でそういう取組を皆さんはしていますか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 取組状況につきましては、調査、金額とかそういう命名権の財源等々のはやっておりますが、まずは担当課として気になっていたところでありますが、この施設の改修等々はどんどん進めながら、この命名権に関しましては、前向きに本腰を入れてやっていきたいと思っております。
○
亀谷長久議長 7番 友利勉議員。
◆7番(友利勉議員) なぜそういうことを言うかというと、以前にもこの
ネーミングライツについては、以前に同僚議員から質問されているんですよ。その取組は皆さんはやっているんですかということを私は聞きたいんです。というのは財源を作っていく努力、それは執行部・行政として必要ですし、そのために経済効果を生むということでやっているわけですから、是非今後はやっていただきたいというふうに思いまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○
亀谷長久議長 しばらく休憩します。
△休憩(10時54分)
△再開(11時04分)
○
亀谷長久議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 12番
玉那覇淑子議員。
◆12番(
玉那覇淑子議員) おはようございます。質問をさせていただきます。 それでは質問事項1点目、施政方針から健康づくりの推進と国民健康保険制度について。 これまで国民健康保険制度は、市町村が保険者となり運営してきたが、平成30年度の制度変更により、都道府県が財政運営の責任主体となった。国は医療費の適正化に向けた取組として、保険者に対する予防・健康づくり等の見直しの一つに、特定健診・特定保健指導の実施率やメタボリックシンドローム該当者及び予備軍の減少率等々6つの指標を定めて、これまでのペナルティー制に変わり、その実施状況によって一人当たりに支援金を交付する、保険者努力支援制度を創設しております。そこでお伺いします。 (1) 国保制度変更に伴う新たな項目、保険者努力支援制度についてどういうものかをお伺いします。 (2) 特定健診受診率や項目の実施状況をお伺いします。 (3) 本町の一人当たりの保険者努力支援交付額と県平均額をお伺いします。 (4) 近年、歯周病が全身に及ぼす影響がクローズアップされ、様々な症状の悪化に関係すると言われています。生活習慣病予防の観点から、特定健診項目に歯周病検診を加える市町村も出てきました。是非、本町でも導入を希望しますが、御所見をお伺いします。 質問事項2点目、子育て支援福祉行政について。 (1) 児童虐待の痛ましい事件が後を絶たない昨今、ニュースを目の当たりにする度に深い悲しみと憤りに胸が震える思いです。このような惨事が二度と再び起こることのないよう、虐待が疑われる児童の転居に際して、転居先への情報提供を徹底するよう、県は41市町村に通知を出したとの新聞報道がありました。その内容と通知を受けて本町はどのような動きがあったかお伺いします。 (2) 厚生労働省は虐待死した事件を受け、検診未受診や末就園の子どもの緊急安全確認調査を行った結果、自治体や学校が把握できなかった児童は、平成30年11月現在で2千936人に上ると明らかにした。県内でも20人の児童の安否が確認できていないと報道しております。本町の状況をお伺いします。 (3) 今議会にいじめ問題対策防止条例案が提出されましたが、同様に児童虐待防止に係る施策も早急に講じる必要があると考えますが御所見をお伺いします。 (4) 妊娠・出産・就学前の子育てを切れ目なく支援し、母子保健と子育て支援が一体となったワンストップ窓口、子育て世代包括支援センター設置の進捗状況をお伺いします。 質問事項3点目、緑と花いっぱい運動の取組についてお伺いします。 (1) 本町は、平成24年沖縄県から景観行政団体の交付を受けております。本町の景観計画において、緑と花いっぱい運動の取組の地域を指定することも可能か。また、景観形成重点地区に指定された地区や樹木はあるのかお伺いします。 (2) 景観づくりに関する調整事項について、技術的指導、助言等を行う者として、景観アドバイザーを置くことができると条例でうたわれているが、本町にアドバイザーは置かれているかお伺いします。 (3) 今、女性に限らず、若者や熟年夫婦らの
観光スポットとして、季節の花々で彩る緑と花いっぱいの公園が脚光を浴びています。博物館建設予定地は、文化と自然が織りなす空間として、町民始め県内外から観光に訪れたい絶好の場所になると思います。花いっぱい運動の取組をどのように考えるかお伺いします。 質問事項4点目、平和を希求する9条の碑建碑について。 1971年、
沖縄返還協定が結ばれ、1972年5月15日に本土復帰。今年で47年になります。いまだに日米両政府の基地重圧に苦しめられ続けている沖縄だからこそ、平和憲法9条の碑建碑には意義があると考えます。検討していくとの先の答弁でありました。進捗状況をお伺いします。 質問事項5点目、赤ちゃんの駅設置について。 本町を訪れる子育て世代の親たちが、安心して観光や買い物を楽しんでもらえるまちづくりとして、赤ちゃんの駅の設置を提案してまいりました。進捗状況をお伺いします。 再質問は自席にてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
○
亀谷長久議長 野国昌春町長。
◎
野国昌春町長 ただいま
玉那覇淑子議員から御質問いただきました。 私のほうからは、質問事項2番目「子育て支援福祉行政について」の質問要旨3点目「今議会にいじめ問題対策防止条例案が提出されたが、同様に児童虐待防止に係る施策も早急に講じる必要があると考えるが御所見」についてお答えいたします。 本町におきましては、虐待を受けている子どもを始めとする支援対象児童の早期発見や適切な保護、適切な支援を図るため、平成17年11月から、児童福祉法に基づく要保護児童対策地域協議会を設置し、運営の中核となる調整機関を子ども家庭課が担っております。 調整機関の担当者には専門性が求められることから、本町では、社会福祉士1人、児童相談員2人を配置しております。また、当調整機関には、法定研修の受講が義務付けられており、現在1人が受講済み、ほか1人が受講中となっており、引き続き調整機関の対応力の強化を図りつつ、要保護児童対策地域協議会の機能強化を図ってまいります。 また、児童虐待は家庭内で生じ、被害を受ける子ども自ら声をあげにくいという特性があり、発見される時点では既に重篤な状況に至っていることや、その後の子どもの発育や発達へ深刻な影響があることから、児童虐待の早期発見・早期対応のみならず、虐待の発生予防に向けた取組が重要となってきます。 今後も関連事業、関係機関における虐待防止の視点を強化する取組を進め、ハイリスク家庭などの養育支援を必要とする家庭を早期に発見し、早期に支援が行えるよう対策を推進してまいります。 次に、質問要旨4点目「妊娠・出産・就学前の子育てを切れ目なく支援し、母子保健と子育て支援が一体となったワンストップ窓口、子育て世代包括支援センター設置の進捗状況」についてお答えいたします。 子育て世代包括支援センター、法律における名称「母子健康包括支援センター」につきましては、母子保健を担当する子ども家庭課と地域保健を担当する保健衛生課で、平成29年度から計6回の検討会議を実施し、平成32年4月に保健相談センターにおいて開設することを庁議決定しております。 現在、母子保健業務は、子ども家庭課と保健衛生課で分担し実施しておりますが、母子健康包括支援センターを保健相談センター内に設置し、母子保健業務を一箇所で実施することにより、切れ目のない効果的な支援の提供が可能となります。 平成31年度につきましては、要綱制定、職員体制について行政改革専門部会における検討、特定非常勤職員増員についての調整、保健相談センターの改修及び事業の広報周知を計画しております。 その他の質問につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。
○
亀谷長久議長 伊波興繁住民福祉部長。
◎伊波興繁住民福祉部長 質問事項1番目「施政方針から健康づくりの推進と国民健康保険制度について」の質問要旨1点目「国保制度変更に伴う新たな項目、保険者努力支援制度」についてお答えします。 保険者努力支援制度につきましては、国民健康保険制度における医療費適正化や保健事業等の取組を適正かつ客観的な指標に基づき評価し、努力を行っている自治体に対して交付金を交付することによって、保険者機能の強化を図るとともに、国保の財政基盤を強化する制度でございます。 次に、質問要旨2点目「特定健診受診率や項目の実施状況」についてお答えします。 近年の特定健診受診率につきましては、平成25年度31.4パーセント、平成26年度31.7パーセント、平成27年度31.8パーセント、平成28年度34.4パーセント、平成29年度35.8パーセントとまだまだ低い状況ではありますが、受診率向上の取組強化により年々改善傾向にございます。 平成30年度の受診率につきましては、本年の10月頃に確定値が決定いたします。 次に、特定健診の検査項目につきましては、厚労省が定めている「基本健診項目」として、身体計測、血圧、血中脂質検査、肝機能検査、血糖検査、尿検査の6種類、「医師の判断による追加健診項目」として、貧血検査、心電図検査、眼底検査の3種類、「沖縄県国保において必須とする追加健診項目」として、尿潜血、尿酸、血清クレアチニン検査及びeGFR(イージーエフアール)の4種類、「本町独自による集団健診時の追加健診項目」として心電図検査1種類となっております。 次に、質問要旨3点目「本町の一人当たりの保険者努力支援交付額と県平均額」についてお答えします。 本町国民健康保険被保険者一人当たりの保険者努力支援交付額は、1千297円となっており、沖縄県の一人当たり平均額につきましては1千720円となっております。 今後は、国保財政の安定化を図るためにも、交付額の増大に向けた取組強化を図ってまいります。 次に、質問要旨4点目「生活習慣病予防の観点から、特定健診項目に歯周病検診を加える市町村も出てきた。是非、本町でも導入を希望する。所見を伺う。」についてお答えします。 歯周疾患検診につきましては、高齢期における健康を維持し、食べる楽しみを享受できるよう、歯の喪失予防を目的とする40歳・50歳・60歳及び70歳の節目年齢を対象とした健康増進法に基づく事業でございます。実施方法は、特定健診・がん検診等との同時実施による集団方式と、歯科医療機関受診による個別方式がございます。 本町におきましては、いまだ実施には至っておりませんが、歯周病菌と様々な全身疾患との関連性が明らかになってきているということを鑑み、現在、他市町村の実施状況や成果、課題等について情報収集を行っているところであり、効果的かつ効率的な歯周疾患検診の早期実施に向け引き続き取り組んでまいります。 質問事項2番目「子育て支援福祉行政について」の質問要旨1点目「児童虐待の痛ましい事件が後を絶たない昨今、ニュースを目の当たりにする度に深い悲しみと憤りに胸が震える思いです。このような惨事が二度と再び起こることのないよう、虐待が疑われる児童の転居に際して、転居先への情報提供を徹底するよう、県は41市町村に通知を出したとの新聞報道があった。その内容と通知を受けて本町はどのような動きがあったか」についてお答えいたします。 平成31年2月28日付県子ども生活福祉部青少年・子ども家庭課長から「要保護児童等の転居に伴う市町村間のケース移管及び情報提供等の徹底について」通知があり、その中で、児童虐待が発生する家庭は、家庭環境や経済状況に不安定な場合が多く、他の自治体にまたがって転居する事例があることから、対象世帯の転居に際しては、転居前後における支援の温度差や支援の過程に空白期間が生じないよう、市町村間のケース移管及び情報提供の徹底と対応指針が示されております。 本町の動きにつきましては、これまでも転居に伴う市町村間のケース移管に際して、厚生労働省が策定したガイドラインに基づき、転出先自治体へケース移管及び情報提供を行っておりましたが、本通知を受け、これまで口頭で伝えていた情報についても、確実に転出先に伝えることができるよう本町の様式を変更したところであります。 主な変更点は、①最初に転居先自治体へ連絡を入れた日付とその内容、②相談種別、③転居後に懸念されるリスク、④これまで世帯に関わりのあった機関についての記載、以上4点について新たに記載項目を追加しております。 次に、質問要旨2点目「厚生労働省は虐待死した事件を受け、検診未受診や未就園の子どもの緊急安全確認調査を行った結果、自治体や学校が把握できなかった児童は、平成30年11月現在で2千936人に上ると明らかにした。県内でも20人の児童の安否が確認できていないと報道している。本町の状況」についてお答えいたします。 本調査は、昨年の東京目黒区において発生した児童虐待死事件を受け、平成30年7月に関係閣僚会議で決定された「児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策」において、緊急に実施すべき重点対策として、例年実施している「居住実態が把握できない児童に関する調査」の調査対象を拡大し、緊急に実施された調査でございます。 調査の目的としましては、住民票があるが、乳幼児健康診査未受診、未就園、不就労等で、福祉サービス等を利用していないなど、関係機関が安全を確認できていない子どもの情報を緊急に把握し、子どもを目視することなどにより、福祉や教育等、家庭以外との接触のない子どもの安全確認・安全確保を図ることとなっております。 本町の調査結果につきましては、報道で報告された平成30年11月末時点では、6人となっておりましたが、その後の継続調査により、3月7日時点で5人は安全確認が取れ、残りの1人については、今後、入国管理局に出国事実を確認する予定となっております。 質問事項5番目「赤ちゃんの駅設置について」の質問要旨「本町を訪れる子育て世代の親たちが、安心して観光や買い物を楽しんでもらえるまちづくりとして、赤ちゃんの駅の設置を提案してきたが、進捗状況」についてお答えいたします。 赤ちゃんの駅は、誰でも授乳やおむつ替えなどができるスペースの愛称で、多くの事業者や施設の協力の下、乳幼児を抱える家族が安心して外出できる環境づくりを進めるとともに、社会全体で子育てを支援する機運の醸成を目指している取組であります。 本町におきましては、これまで当事業の実施に向けて調査研究をしてまいりましたが、その過程で、国が推進する「子育て支援パスポート事業」が目的を同じくする事業であり、子育て世代に、更にメリットのある事業であることが分かりました。 この「子育て支援パスポート事業」は、国及び地方自治体と企業及び店舗が連携し、子育て世代に優しい社会の実現のため、お子さんのいる御家族に、誰でも授乳やおむつ替えなどができるスペースの提供や各種割引、優待サービスを提供するものであります。 沖縄県では、平成26年度から「おきなわ子育て応援パスポート」という名称で開始されており、平成31年2月現在、県内1千670件、うち北谷町内66件の施設が登録されております。 したがいまして、本町といたしましては、「おきなわ子育て応援パスポート」を活用し、本町を訪れる子育て世代の方たちが、安心して観光や買い物を楽しめるよう周知活動を強化してまいります。
○
亀谷長久議長 松島勲建設経済部長。
◎
松島勲建設経済部長 質問事項3番目「緑と花いっぱい運動の取組について」の質問要旨1点目「本町の景観計画において、緑と花いっぱい運動の取組の地域を指定することは可能か。また、景観形成重点地区に指定された地区や樹木はあるのか伺う。」及び質問要旨2点目「景観アドバイザーを置くことができると条例でうたわれているが、本町にアドバイザーは置かれているのか」については関連しますので一括してお答えします。 本町は、平成24年5月に景観行政団体となり、平成25年3月に北谷町景観計画を定めております。平成26年3月には北谷町景観条例を制定し、同年6月に施行しております。 景観条例や景観計画では、建築物等を設置する場合に、事前に相談や協議を行うこととされており、その協議項目の内容は主に建築物等の高さ制限や意匠、色彩、緑化などとなっており、建築物等の技術的な視点や見た目に関する視点について制限を設ける内容となっております。 御質問にあります「緑と花いっぱい運動の取組の地域を指定することの可否」や「景観形成重点地区や樹木の指定の有無」、「景観アドバイザー設置の有無」につきましては、景観法で定める景観計画の位置付けや景観計画に定めるべき事項と照らし合わせた場合、景観計画の趣旨とは異なるものと考えられますので、景観法の観点からの指定や設置はございません。 しかしながら、景観法のほかに、都市緑地法による緑の基本計画において、緑化の目標や方向性を定め、関係各課との緑化を総合的に推進しておりますので、御質問にあります緑と花いっぱい運動という観点から申し上げますと、クリーン・グリーン・グレイシャスを始めとする緑化推進に対する支援や、産業展示会での苗木の配布、みどりの募金運動、各公共施設管理者による緑化や緑の保全など、様々な取組を総合的に行っているところでございます。
○
亀谷長久議長 玉那覇修総務部長。
◎
玉那覇修総務部長 質問事項4番目「平和を希求する9条の碑建碑について」の質問要旨「平和憲法9条の碑建碑には意義があると考える。検討していくとの先の答弁であったが。進捗状況」についてお答えいたします。 本町では、日本国憲法と「北谷町平和宣言」の理念の下、全ての人が等しく平和で豊かな生活がおくれるまちづくりを推進しており、日本国憲法の平和思想の普及等に関する各種事業を行っているところでございます。 議員の御質問にあります、平和憲法9条の建碑については、現在のところ具体的な計画等の進捗は特にはございません。 しかしながら、昨年10月には「平和宣言のまち表示塔」の表示面を全面改修する際に、新たな取組として表示4面のうちの1面に、北谷町非核宣言、北谷町平和の都市宣言、北谷町民平和の日を定める条例、そして「憲法第9条」の条文等を表記し、平和を希求する日本国憲法の理念を再発信しております。 平和憲法9条の碑の建碑につきましては、本町の第五次総合計画・後期基本計画における平和行政施策の一つとして「平和記念碑等の整備」を掲げておりますので、今後も引き続き、調査研究とさせていただきます。
○
亀谷長久議長 川上啓一教育長。
◎川上啓一教育長 質問事項2番目「子育て支援福祉行政について」の質問要旨2点目「県内でも20人の児童の安否が確認できていないと報道している。本町の状況」についてお答えいたします。 町内の幼稚園、小学校、中学校については、平成31年2月14日付けで、内閣府、文部科学省及び厚生労働省連名による事務連絡により「児童虐待が疑われる事案に係る緊急点検について」の依頼がございました。その依頼に基づき、町立幼稚園、町立小学校、中学校について、2月1日以降一度も登校していない児童生徒について、面会による本人確認を行い、全員の安全を確認しております。また、私立幼稚園、インターナショナルスクールやアメリカンスクール等のフリースクール、アメラジアンスクールに通っている児童生徒については、各学校へ問合せ、在籍確認、出席確認を行い、全員の安全を確認しております。 その他の質問については、教育次長とさせていただきます。
○
亀谷長久議長 佐久本盛正教育次長。
◎佐久本盛正教育次長 質問事項3番目「緑と花いっぱい運動の取組について」の質問要旨3点目「観光に訪れたい絶好の場所になると思う博物館建設予定地」について、お答えいたします。 現在、博物館建設予定地に隣接している伊礼原遺跡において、遺跡の本質的価値を確実に保存し、後世へ引き継いでいくことを前提とした遺跡公園の整備を進めております。縄文時代の自然を復元するため、ウーチヌカー周辺の低湿地地区では町民から御寄贈いただいたサガリバナ60本を植栽する予定となっており、遺跡を散策できるよう遊歩道も整備する予定であります。 議員御質問のとおり、文化と自然が織りなす空間として多くの町民を始め、観光客が訪れるスポットとなるよう整備を進めてまいります。
○
亀谷長久議長 12番
玉那覇淑子議員。
◆12番(
玉那覇淑子議員) 一通りの答弁ありがとうございました。 では1点目の施政方針から健康づくりの推進と国民健康保険制度について、再質問をいたします。 先の一般会計の予算の質疑の答弁では、本町は赤字がないという答弁をいただきました。 県の平成27年度の決算に基づく試算では、赤字市町村の数が33市町村あるということで、それから赤字額が約217億円になるという資料がありました。 本町では、その赤字累積がないということの答弁をいただいておりますので、良好な運営を評価したいと思います。ただ、部長の答弁からもありましたけれども、受診率がとても低い状況です。徐々に改善はされているものの、本当に県内でもかなり悪い状況があります。 それに伴って、保険者努力支援金、これがその特定健診に係ってくるんですが、それの実施率とか、そういうものに係って、その支援金が入って来るわけですけれども、平成30年では北谷町が1千297円、県平均が1千720円ということで一番多い与那原町が資料を調べて見ましたが、ここは2千14円なんですね。隣の中城村であったり、これは6番目に多くて1千917円と、高い支援金を交付されているということがあります。これはやっぱり支援金が多いほど、この健康づくりの事業も多く拡大できていくということで、町民の健康又は維持できるものと考えております。受診率というのは、行政だけの問題ではないということは、重々承知はしておりますけれども、何が原因で、どこを改善すれば、その受診率が上がっていくのか。あるいは皆さんが取り組んでいることをもう少し詳しく説明いただきたいと思います。
○
亀谷長久議長 金城睦彦保健衛生課長。
◎金城睦彦保健衛生課長 お答えいたします。まず、特定健診の受診率につきましては、議員がおっしゃるとおり、まだまだ低い位置にあると。ただ、近年は改善傾向にございまして、現在、平成29年度の実績になりますけれども、その中では県内37位という位置まで上がってきている状況でございます。 ただ、その受診率が低いという要因については、やはり住民の意識を高めていく必要がまず一番にあるのかなあということで考えております。 本町の状況、全国的にそうなるかも知れませんが、やはり40歳から64歳までの年齢層における受診率が低いというのがやはり傾向としてございます。 そしてまた本町でも各行政区において、受診率のばらつきというのも、やっぱり大きな課題として捉えているということでございます。 そこで現在、地区保健師のほうも各自治会とも連携して特定健診に関する取組を行っているところでございますが、本町で特に力を入れている部分に関しては、まず、町長を筆頭に防災無線を活用した特定健診の案内、そして町内医療機関に出向いて、特定健診の勧奨依頼も行っております。そしてまたアメリカンビレッジとかニライセンターにおける電光掲示板、そしてまたFMニライを活用した特定健診の案内、そしてまたCバスのバス停を活用した健診のポスターの掲示とか、Cバスの車内のほうにもパンフレット等も置いております。そしてまた近年は、ハガキによる勧奨とか、未受診者への個別に受診、電話で勧めているところでございまして、これも大きな効果を上げてきております。 そしてまた、医療機関の連携が一番大きな取組としては効果を上げてきておりまして、医療機関側から勧めて、他の健診で活用したもの、そういった受診項目を特定健診として活用できるような体制づくりとかも取り組んでいる状況でございます。
○
亀谷長久議長 12番
玉那覇淑子議員。
◆12番(
玉那覇淑子議員) ありがとうございます。努力していることは認めているわけですけれども、先ほどから言っておりますこの特定健診の受診率と努力支援金、これは連動していると思うんですね。ですからやはりそれを上げるためにも、是非、努力をしていただきたいと思います。 そして、今年は町長の行政懇談会の開催年でもありますので、やはり町民の意見を聞くだけではなくて、町の実態もしっかりと伝えて、町民一緒になってこの受診率向上のためにも、皆さんも声掛けを是非していただきたいと思います。 そして、他の市町村でこういう取組があります。保健手帳に保険証にジェネリック医薬品を使います、使用しますというこの表示を先に張っておく、そしてまた、特定健診の受診をした期日をこの保険証に書き込んでいくとかという作業もしたりして、いろんな方法でやはり、受診率アップのために努力しているところがあります。それも一つ参考にしながら、是非取組をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それから、先ほどの歯周病ですが、これは日本臨床歯周病学会というところからのものですけれども、全身に及ぼす影響がかなりあるということで、狭心症であったり、心筋梗塞それから糖尿病の合併症の1つでもあるというようなデータが掲げられております。ですのでやはりこういうことを一つ一つ解決までには至らないかも知れませんけれども、予防するという意味では、そういうことをしっかりと項目の中に入れて、受診を促していく。そうすることによってその受診率も上がり、また支援金の確保も上手くやっていけるのではないかと思いますので、それを早急に項目の中に付け加えていただきたいんですけど、それはどうでしょうか。
○
亀谷長久議長 金城睦彦保健衛生課長。
◎金城睦彦保健衛生課長 お答えいたします。議員がおっしゃるように、歯周疾患検診については、近年ではそういった全身疾患に関連性が明らかになっているということは、私も十分承知しているところでございます。そういった中で、現在県内においては、8つの市町村が実際にその歯科検診を実施していて取り組んでいるところでございます。その方法としましては、特定健診そしてがん検診等々と同時に実施する集団方式と歯科医療機関受診による個別方式という2種類の方式がございまして、そういった県内の取組を今、私共は実施状況、そして成果、課題等についても情報収集を行っているところでございます。これについては、効果的また効率的に、早期に実施できるように、今取り組んでいる状況でございます。
○
亀谷長久議長 12番
玉那覇淑子議員。
◆12番(
玉那覇淑子議員) 是非、よろしくお願いします。平成30年度の保険者努力支援制度、北谷町は後ろから8番目、本当に低い状況ですので、是非とも努力をしていただきたいと思います。 それでは次に進みたいと思います。子育て支援福祉行政についてですけれども、先ほど部長のほうからは、厚生労働省が虐待死の事件を受けて、調査をしたときに、6人の児童がいて、5人は安否確認ができて、1人が未定ということでしたけれども、これはどういうような状況でその安否の確認ができないという状況が生まれるのか。お聞かせいただきたいと思います。
○
亀谷長久議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 お答えいたします。今回の調査は、まず、6月1日時点で住民登録がある就学時前までの方、2千806人を対象に調査をスタートしております。上記のうち、予防接種履歴が全くない方が124人、そのうち直近6か月以内の乳幼児検診、こんにちは赤ちゃん事業の訪問等のデータがない方、また、訪問や来所での相談がない方が101人いらっしゃいました。そのうち認可園、幼稚園入所者、11月までに健診やほかの事業で把握した者、あと子ども医療費の受診歴があるものを除いたところ、17人が残りました。そのうち、町の職員や学校関係者によって、現任確認をして残ったのが6人となっております。6人の特徴といたしましては、入国管理局を経由せずに基地のほうから出国した事例が全て6件となっております。
○
亀谷長久議長 12番
玉那覇淑子議員。
◆12番(
玉那覇淑子議員) そうするとこれは、確認はできていないけれども、子どもの安全はほぼ保証されているということでいいんですかね。 以前に高齢者の生存確認ができてないという事例が前にありましたけれども、そのときにも基地内に移転して、そこから米国に渡ったという方が確認ができなくて、100歳ぐらいだったかな、見るとそれぐらいの年齢になっているというのが前に質問したときにありましたが、そのような感じなんでしょうか。町においては、その県からの調査確認の時にすぐに行動を起こしていただいて、いろんな形で調査も始めているということで、非常に評価をしているところですけれども、やはり引き続き、本当に子ども達の生命に関すること、待ったが効かない状況です。あまりにもむごい事件が多いわけですので、是非とも、町長もこの虐待防止に関しては、いろんな取組をしているというお話もありましたけれども、本当に本町において、一人の犠牲者も出さないように、早急にその虐待防止条例の策定も急いでいただきたいと思いますが、もう一度決意というか、お聞かせいただきたいと思います。
○
亀谷長久議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 本町の虐待対策に係る取組といたしましては、先ほど答弁にもありましたとおり、北谷町要保護児童対策地域協議会を中心に取り組んでおります。その運営の中核となるのが、調整機関である子ども家庭課が担っております。 調整機関には社会福祉士1人、児童相談員2人を配置して実施しておりますが、正職員が1人のみとなっておりますので、先ほど答弁にありました法定研修とかとの兼ね合いを考えますと安定してこの知識や技術を取得した職員が継続できるような体制が課題となっております。 また、この要保護児童対策地域協議会ですけれども、こちらでは、三層構造で会議を持っておりまして、代表者会議と実務レベルの実務者会議、事例に応じて個別で開催する個別支援会議の三層構造で実施しております。 町といたしましては、要保護児童対策地域協議会が平成17年から設置されておりますが、代表者会議等の仕組みとしては実施できておりますが、個別支援会議のほうはもう少し充実して取り組んでいく必要があると認識しております。 また、答弁にもありましたが、予防が一番重要になってきますので、学校や保育所など普段子どもに接する機会が多い、子どもの変化に気付きやすい職員を対象にした研修を更に充実して取り組んでまいりたいと考えております。
○
亀谷長久議長 12番
玉那覇淑子議員。
◆12番(
玉那覇淑子議員) それでは、包括支援センター、母子健康支援センターについてお伺いします。 今、取組をし、31年度から要綱の制定をしていくということでありました。子どもはどの家庭に生まれても等しく愛されて、家庭や社会の中ですこやかに成長していく権利があり、また、親や社会はどの子も成長を育む義務があるとうたわれております。やはり幼児教育の幼児期の育児環境が成人後の健康に資することや虐待など世代間の連鎖のリスクが大きくなるということもありますので、その子育て包括支援センター、私は特段にそういう話をしていますが、やはり母子の健康だけではなくて、子どもの貧困問題やいじめ、虐待防止も大いに関わってくるものと考えております。誰が相談に来ても、各課をたらい回しすることのないように、しっかりとした取組をしていただきたいと思います。 前にもちょっと紹介をしましたが、福岡県の直方市に視察に以前行ってきました。そこでは、面白いことに、町長部局の中に健康福祉課、障がいサービス係とか健康推進係、保険課があって、教育長部局の中に教育はもちろんですが、学校教育課、子ども育成課、家庭支援係、母子保健係とか公立保育園とかですね、そういうような課が教育部局の中にあって、行きましたら2階のフロアーには、一緒のフロアーに全部配置されていて、更には水道課までもそこにあるという。貧困対策であったり、子どもの虐待であったり、そういうものが全て見える課を図るような形で進んでおりました。ですので、保健センターに包括支援センターができるということではありますが、いろんな角度からもう少し研究していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 これは全体的に係る問題ですのですぐに進むということではないかも知れませんが、大変重要なことだと思いますので、是非研究していただきたいと思います。 それでは次に進みます。緑と花いっぱい運動、これは是非とも進めていただきたい。北谷町は全国で元気度ナンバーワンの北谷町と言われておりますので、花いっぱいやそういう取組、また癒やしと潤いのある街もナンバーワンというような、両方がゲットできたら住民生活ももちろん、観光地としてもすばらしく最高なおもてなしのできる街になるのでないかと思いますので、都市計画課だけではなく、あるいはいろんな課の皆さんがやっぱり担当を分担して、どうしたら住みよいまちづくりができるかということをもっともっと研究していただきたいと思います。 急ぎます。4番目の9条の碑建碑についてですが、もちろん憲法第9条が平和憲法をうたっております。そして更には日本というのは国際連合加入国でもあります。その中に国連憲章第26条というのがあります。111条までありましたが、その第26条に軍備規制の条項がありました。これは世界の人的及び経済的資源を軍備のために転用することを最も小さくして、国際の平和及び安全の確立及び推持を促進する目的で、第47条に掲げている軍事参謀委員会の援助を得て作成する責任があるということをうたっています。しかし今は、私たち沖縄の状況を見ると、本当に悲しいかな、国際平和を促進するどころか、平和憲法の下に復帰したであろう私たちではありますが、まだまだ沖縄の人々の人権や平和、命は脅かされ続けています。そしてまた、先の大戦では、第二次世界大戦に米軍が最初に上陸地となったこの北谷町です。多くの県民が犠牲になった地上戦の始まりもこの北谷町からです。やっぱりそういう意味でも、この恒久平和を希求する憲法9条の碑建碑は最もふさわしいのがこの北谷町ではないかと思います。そういうことも踏まえて是非とも皆さんの中で町長の政策には、平和をしっかりと守っていくというのが、まず一歩目にうたわれておりますので、そこら当たりも考えて、是非ともこの地域からも多くの声が上がっておりますので、これで2度目出しております。大きく力を貸していただいて、町民一緒になってその9条の碑建碑に尽力していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ちょっと時間がありますので緑と花いっぱい運動ですが、今、やっぱりビル群だけが建ち並ぶことでは、無機質ですよね、ですので高さ制限だけではなくて、建物の色とかデザインだけではなくて、町全体のデザインを希望するんです。その中には花いっぱい運動も緑の取組も絶対に必要だと思いますので、もう少し力を入れて推進できるような体制づくりを是非ともやっていただきたいと思います。以上をもちまして一般質問を終わります。よろしくお願いいたします。
○
亀谷長久議長 しばらく休憩します。
△休憩(12時03分)
△再開(13時30分)
○
亀谷長久議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) それでは通告に従い一般質問を行います。 質問事項1、道路行政・交通安全対策について。 (1) これまで一般質問において、子ども達の登下校時の安全を確保するため、町道砂辺浜川線と町道浜川千原4号線の交差点の交通安全対策を要望し、横断指導線やポールを設置するなど対策を行ってもらいましたが、残念なことに、先月、また同じ場所で交通事故が発生してしまいました。同交差点において更なる対策が必要と考えますが、新たな対策について伺います。 (2) 県道24号線の平和之塔から居酒屋山原屋へ向かう間の右側に、ガードレールの設置ができないか伺います。 質問事項2、健康寿命の延伸とAIの活用について。 (1) 本町の平均寿命、健康寿命の数値と、沖縄県での順位を伺います。 (2) 本町の健康寿命の延伸に向けて、具体的な目標数値はあるか伺います。 (3) 現在行っている健康寿命の延伸についての取組と課題、今後の考えを伺います。 (4) 昨今、健康寿命を延ばすヒントを探すために人工知能を活用し、その結果が話題となっているが、本町においても今後の長期的な取組の中で、AIを活用していくことはできないか伺います。 質問事項3、青年会活動への評価方法について。 青年会活動はエイサーのみならず、自治会への協力はもちろんのこと、町のイベントや行事等、その活動は多岐にわたり、会員も早くて中学生から成人と幅広く活動しているが、団体の定義が自主的な活動であるため、その評価が暖味で分かりづらい部分がある。日々、伝統芸能の継承や青少年の健全育成、地域活動に貢献している学生や社会人、壮年の方々を評価し、自己肯定感や功績を称え、評価することが自主的な活動を支援することにつながると思いますが、考えを伺います。 質問事項4、協働のまちづくりについて。 (1) 協働のまちづくりについて、本町の考えを伺います。 (2) 砂辺の浜は本町で唯一の自然が残る浜であるが、現在、その管理は県となっており、保全や管理について、町や地元が積極的に関われていないように思われる。協働のまちづくりの観点からも、地域で管理、保全を行っていくことは可能か伺います。 再質問は自席にて行います。よろしくお願いします。
○
亀谷長久議長 野国昌春町長。
◎
野国昌春町長 ただいま
喜友名盛充議員から御質問いただきました。私からは質問事項4番目「協働のまちづくりについて」の質問要旨1点目「協働のまちづくりについて、本町の考えを伺う。」及び質問要旨2点目「砂辺の浜は、現在、その管理は県となっており、協働のまちづくりの観点からも、地域で管理、保全を行っていくことは可能か」については関連いたしますので併せてお答えいたします。 本町では、これまで、第五次北谷町総合計画を策定するに当たり設置いたしました北谷町まちづくり町民会議による住民参加型の行政計画策定の推進及び行政懇談会の実施による住民ニーズへの対応など、住民参加型のまちづくりに努めてまいりました。 協働のまちづくりの推進に当たりましては、従来の住民参加型のまちづくりのみならず、行政と多様な主体が共に汗を流し、まちづくりに取り組んでいくことが必要であると認識しております。 地域の魅力や地域における課題については、地域で暮らし・活動している住民・団体が一番よく知っていることから、地域でしか解決できないことや地域で取り組むことでより良い生活環境の形成やサービス提供につながるものは地域で行うなど、行政が多様な主体と地域とが、お互いの役割を確認し、互いの強みを活かし、まちづくりに取り組むことが重要であると考えております。 砂辺の浜につきましては、沖縄県において策定された「琉球諸島沿岸海岸保全基本計画」の対象区域であり、県中部土木事務所が管理を行っております。 本町では、維持管理面の改善や修繕・補修などの必要が生じた際には、県へ要請を行っております。 御質問にありました地域で管理、保全を行っていくことに関しましては、先に述べました「協働のまちづくり」の考え方に基づき、地域のまちづくりに対する気運を醸成することが必要であると考えております。 そこで平成31年度から、全国的な事例の調査・研究をとおして、北谷町における「協働のまちづくり」の現状と課題を整理し、北谷町の実情に即した「協働のまちづくり」の在り方について検討していくこととしております。 その他の質問につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。
○
亀谷長久議長 玉那覇修総務部長。
◎
玉那覇修総務部長 質問事項1番目「道路行政・交通安全対策について」の質問要旨1点目「町道砂辺浜川線と町道浜川千原4号線の交差点の交通安全対策」についてお答えいたします。 浜川小学校周辺の通学路については、登校する時間帯は、通勤や幼児・児童を送迎する父母の車両等の通行量が多く、また、車両の速度超過や交差点へ進入するときに一時停止を行わないなど、交通安全指導員等から事故を懸念する声が寄せられています。 そのようなことから、本町においても、ポールの設置、止まれの路面標示や歩行者横断指導線の設置など、様々な対策を講じているところです。 更なる対策として、信号機の設置や「スピードを落とせ」等の路面標示・看板設置などの意見も寄せられていることから、沖縄警察署等の意見を聴取しながら取り組んでまいります。 また、幼児・児童に対しての「交通安全教室」等を行うなど、沖縄地区交通安全協会等と連携を図りながら、更なる交通安全に対する意識向上の強化に努めてまいります。
○
亀谷長久議長 松島勲建設経済部長。
◎
松島勲建設経済部長 質問事項1番目「道路行政・交通安全対策について」の質問要旨2点目「県道24号線の平和之塔から居酒屋山原屋へ向かう間の右側に、ガードレールの設置ができないか」についてお答えします。 ガードレール設置については、県道24号線の管理者である県中部土木事務所維持管理班に検討を依頼しました。県担当者からは、現場を踏査し検討しますとのことでありました。
○
亀谷長久議長 伊波興繁住民福祉部長。
◎伊波興繁住民福祉部長 質問事項2番目「健康寿命の延伸とAIの活用について」の質問要旨1点目「本町の平均寿命、健康寿命の数値と、沖縄県での順位」についてお答えします。 平均寿命とは、0歳時における平均余命のことであり、厚労省が公表している平成27年における市町村別生命表によりますと、本町の平均寿命は、男性81.1歳で県内3位、女性は87.8歳で県内8位となっております。 一方、健康寿命とは、心身ともに健康で自立して活動し生活できる期間のことであり、沖縄県が公表している平成26年から平成28年の3年間における介護保険要介護認定者数のデータを用いて算定した市町村別健康寿命によりますと、本町の健康寿命は、男性79.9歳で沖縄県の78.6歳より1.3歳長く、女性83.5歳で沖縄県と同じ値となっております。健康寿命の県内順位は公表されておりません。 次に、質問要旨2点目「本町の健康寿命の延伸に向けて、具体的な目標数値はあるか」についてお答えします。 健康寿命の延伸の目標数値につきましては、「第2次健康ちゃたん21」において、最終年度である平成34年度の目標を「健康寿命の延伸」と設定し、計画策定時である平成22年の男女別健康寿命との比較を行うこととしていることから、具体的な数値目標は設定しておりませんが、沖縄県の計画である「健康おきなわ21第2次」においては、「平均寿命と健康寿命の差の縮小(つまり日常生活に制限のある「不健康な期間」を縮小すること)」を目標として設定しており、本町においても県計画の目標に準じた考え方となっております。 次に、質問要旨3点目「現在行っている健康寿命の延伸についての取組と課題、今後の考え」についてお答えします。 健康寿命の延伸を図るためには、「次世代を含めたすべての人の健やかな生活習慣形成」、「疾病予防・重症化予防」、「介護予防・フレイル対策、認知症予防」の3つ分野を中心に、健康無関心層へのアプローチの強化、個人・集団の健康格差の解消を図ることが重要であるとされております。 そこで、本町におきましては「第2次健康ちゃたん21」において「健康寿命の延伸」を全体目標とし、「がん検診、特定健康診査受診率及び特定保健指導実施率の向上」、「生活習慣病の重症化予防の推進」、「自殺予防対策」、「地域のつながり強化」、「適正体重を維持するための支援」、「運動習慣の増加に向けた支援」、「心身の疲労の解消」、「喫煙率の低下」、「多量飲酒防止対策」の9つの目標を重点施策とし、地域・学校・関係団体と連携した「講座の開催による健康に関する知識の提供」、「栄養バランスの取れた食事の調理実習や試食」、「外食の選び方指導」、「楽しみながら実践できる運動体験」などを行い、また「ちゃたんシーサイドウオークの実施」や「健診受診者へのちゃとれ無料券の配布」及び「保健相談センター機能訓練室の夜間休日開放事業」を行い、町民の日々の生活において健康的な行動が習慣付けられるような事実の実施に取り組んでおります。 さらに「広報ちゃたん」や「町ホームページ」の活用、並びに、役場庁舎、保健相談センター及びニライセンターにおけるパネル展の実施により、健康に関する知識の普及啓発活動にも取り組んでおります。 課題としましては、「低迷している特定健康診査及びがん検診受診率の向上」、「次世代を含めた若い世代の生活習慣対策」及び「健康を支える地域のつながり強化」などとなっております。 今後は、県内外における先進的かつ効果的な取組を調査研究し、新たな取組の実施について検討する必要があると考えております。 次に、質問要旨4点目「本町においても今後の長期的な取組の中で、AIを活用していくことはできないか」についてお答えします。 本町におきましては、「健康寿命延伸」に関連する取組として、特定健診・がん検診の受診率向上を重点施策として取り組んでいるところであり、平成31年度には「人工知能(AI)を活用した特定健康診査受診率向上事業」の実施を予定しております。 当該事業は、対象者の年代、性別、受診履歴のほか、これまでの健診結果や生活習慣に関する情報を人工知能で解析し、受診勧奨対象者の健康特性や行動変容の起こしやすさに応じた資材選定を行うことによって、健康意識の高揚を図り効果的に受診につなげていくものとしております。 AIを活用した取組は、新たな展開として期待しているところであり、効果等を検証しながら、今後の継続的な活用の調査研究を行ってまいります。
○
亀谷長久議長 川上啓一教育長。
◎川上啓一教育長 質問事項3番目「青年会活動への評価方法について」の質問要旨「青年会の評価」について、お答えいたします。 青年会の皆様におかれましては、日頃から町の各種行事に対し御協力いただき感謝申し上げます。 シーポートカーニバルや町民運動会をエイサーで盛り上げたり、青少年育成の面では夜間街頭指導や成人式運営等、青年会なしでは運営できないほど大きな存在となっております。 今年度はハワイオキナワフェスティバルや台湾での北谷町プロモーションにも御協力いただきました。改めて感謝申し上げます。 また、九州北部豪雨災害の募金活動やチャリティエイサー、おきなわマラソンでの落伍者誘導などのボランティア活動も展開しており、敬意を表するものであります。 地域の行事では、準備から片付け、裏方等、青年会への期待は大きいものとなっており、青年会の力は、地域になくてはならない存在となっております。 青年会のない地域においても青年会や青年部といった若者が集う組織づくりを希望しており、教育委員会としても青年連合会と調整しながら支援していきたいと思います。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) それでは順を追って再質問をしたいと思います。 1の道路行政の交通安全対策、交通量が多くて事故の懸念があると、私も交通安全やっていて思いますが、やっぱりいろいろ支援してもらいましたが、また起こってしまって、新たな対策について今回伺いました。登校は横断歩道線から渡るように指導とか、学校ともやりながら習慣等もできてきているのかと思いますが、下校時に横断歩道線の手前の排水溝の鉄格子に添って渡っている癖があるんですね、見ていたら、自分は独自調査しましたが、そのために事故が起こりやすいのかなあと思います。 また自転車の場合も問題で、横断歩道線から歩道に段差があるため渡れなくて、結局はこの設置したポールの前から渡っているような状態です。その対策としてやはり排水溝の鉄格子から渡らないような対策というのも必要かなあと。そしてまた、自転車が横断歩道線から渡れるように歩道の段差を少し下げるなど、対策が必要かと思いますが、その辺は対応できないか伺います。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 お答えします。多分、鉄格子というのは、横断防止柵かなあと思っていますが、それともグレーチングですか。これは雨量とかいろいろ計算されてそこに設置されておりますので、その辺はもう少し現場を確認させてもらって対応策を考えていこうと思っております。 自転車の件も現場の踏査をさせていただきたいと思います。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) 一度現場を確認して行ってほしいと思います。子ども達が安全に登下校ができるように、この交差点が危険な場所であるということをドライバーに知らせるためにも注意喚起をスピードが出ていると危険になりますので、スピードを落としてもらうためにもやはり先ほどありましたとおり、点滅の信号の設置とか、また注意喚起の看板等をカラー舗装等ができないか。再度伺います。
○
亀谷長久議長 岸本満総務課長。
◎
岸本満総務課長 お答えいたします。まず、信号機の設置については、一定の基準がございます。これについては沖縄警察署のほうと意見交換を行っていきたいと思っております。 また、カラー舗装等のいろいろな対策はできるものと思っております。先ほど土木課長のほうからお話があったとおり現場を確認しながら、議員とも意見交換を行いながら対策を取っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) よろしくお願いします。やはり二度と事故が起こらないように、また、続くと本当に心配なので、是非、行ってほしいと思っております。 次に、県道24号線ですが、ガードレールの設置ですが、これは右側の道路脇が崖になっていて、縁石に車が当たる事故が発生したときに、少しタイミングが早ければ、この反動で歩いていた子どもが居て、その子どもが道路脇に転落していた可能性があったと目撃者から情報を得て、今回質問をしました。歩行している人を守るためにガードレールの設置をお願いしたいと思います。 また、24号線については、ほかにも同様な件でガードレールが必要な場所とかがないか、今一度点検して、結構古くなっていますので、行ってほしいなあと思いますが、いかがでしょうか。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 お答えします。今、指示のありました県道のガードレールの老朽化が多いところも県のほうにお願いをしてまいりたいと思います。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) 是非よろしくお願いします。 次に、健康寿命の延伸とAIの活用についてということで、本町の平均寿命を見ても県内でも高くて今のところ健康寿命と平均寿命との差も短くて、良い状態ではないかと思いますが、大事なのは今後これからだと思います。10年後、20年後、30年後、40年後と考えたときに、どうしていくのかというのを今やらないといけないと思っております。全国的にも10歳の差があって、それを縮めていくことによって、医療費や介護費を5兆円程度抑えられるという国の試算などもあって、本町も取り組んでいると思いますが、全体的な目標として「健康ちゃたん21」の中でも設定しているということでありました。 現在も、たくさん取組があって、「健康ちゃたん21」中で全体目標の健康寿命の延伸に向け、4つの基本方針と9つの重点施策に取り組んでいるところだと思っております。 その中でも地域のつながり強化という中でも、地域とのつながり強化を図りながら健康づくり対策を行っていくとありますが、第5章の健康づくりに向けた取組、基本方針3の健康を支え、守るための社会環境の整備ということで、重点施策であります地域のつながり強化の計画の取組の中で地域のキーパーソンの人々と連携し、町の健康課題や目標等の共通認識を図り、行政と共に地域で健康づくり活動、教室とかイベント等を開催するための基盤づくりに取り組むとありました。 中でも情報提供や健診の受診、勧奨など地域における健康づくりを推進する健康づくり推進等の配置の検討を行うとありましたが、地域のキーパーソンの人々との連携というのは現在どのようになっているのか。また、推進員の配置については現在どのようになっているのか伺います。
○
亀谷長久議長 金城睦彦保健衛生課長。
◎金城睦彦保健衛生課長 お答えいたします。健康寿命の延伸等につなげるために、まず地域のつながり強化も重要であるということで考えているところでございます。 現在、地区保健師のほうで、各自治会等と連携して、特定健診とか様々な講座等の開催等を進めているところでございます。そういった中でどんどん地域の方々の健康意識の高揚を図りながら、地域のつながり強化を図っていきたいと思っておりますが、まだまだ地域の団体等を活用していくというようなことも考えないといけませんが、その辺がまだできてない状況もございまして、今後取組を更に強化していきたいと考えております。 健康推進員の配置につきましては、先ほど答弁したとおり、まだまだこれから取り組んで行くと考えておりますので、引き続き強化した取組の中で、そういったことは検討していきたいと考えております。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) 分かりました。様々な課題がたくさんあると思いますが、まずは、町民の健康意識というのを変えていかない限り、いくら施策を行っても効果が上がらないのでないかと心配しています。これから地域とつながっていくということでありましたが、更に一歩踏み込んでいく必要があると思いますが、住民が主体的に活動していくことが一番大切ではないかと思っています。 地域のキーパーソンの中で誰が健康づくりのメインとなるのか。キーパーソンは民生委員とかたくさんおりますが、それぞれ課題があるので、なかなかここに特化できないのかと心配していて、健康づくりのキーパーソンがいないと、地域との連携や効果というのが薄れるのではないかと思っています。 2018年6月の定例議会でも少し時間がなくて提案ができませんでしたが、地域に健康意識の根を張る取組として各団体等との連携や11行政区からの保健指導員連合会、仮称なんですが、それを立ち上げて中心となるキーパーソンとして各行政区から意識を変えていく、広げていく取組をしていく必要があるのではないかと思っていますが、その辺はどうでしょうか。考えはあるかどうか。
○
亀谷長久議長 金城睦彦保健衛生課長。
◎金城睦彦保健衛生課長 お答えいたします。議員から提案がございますそういった地域の中でキーパーソンを置いて、地域の健康意識を高めていくということは重要なことだと考えています。ただ、現在の取組としては自治会から連携して取組を行っているところでございまして、なかなか地域のキーパーソンを育てていく、そういった人材を確保するというのは厳しい環境にございますので、そういったところも自治会と連携を取りながら進めていきたいと考えております。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。そうですね自治会の区政委員とかも例えば2人を任命して、そこから広げていく。そうしたら11行政区で24人ぐらいになるんじゃないですか。そういう形で組織はまず地域と町全体という形で意識していくと広がりが出てくるのかなあと思っています。 平成30年4月に特定健診率が54.3パーセントと長野県で一番高い諏訪市に視察に行ってきましたが、諏訪市の特定健診率が高い理由というのは、これまで地道に取り組んできた保健指導員連合会の地域での長年の取組による健康意識の蓄積というのが、結果的に検診率の向上につながっているとのことでした。本町でもやはり10年後とか20年後見据えて、まずは町民の健康意識を上げていくためにもしっかりこのように取り組んでいってほしいと思っています。 全国的な取組であるこの受診率を上げるということも大変重要だと思いますが、そこに特化するのではなくて、長期的に結果が出るように、例えば本町に即した独自の取組等も今から行っていく必要があるのではと思っていますが、この町独自の取組、国から言われたこともありますが、県からとかもありますが、町独自の取組の必要性について今後どのように考えているか伺います。
○
亀谷長久議長 金城睦彦保健衛生課長。
◎金城睦彦保健衛生課長 お答えいたします。特定健診につきましては、近年、未受診者への受診勧奨の強化とか、あとは医療機関との連携、そしてまた町長を筆頭にこういった周知広報にも取り組んで、年々改善につながっているところでございます。新たな事業展開ということで、平成31年度におきましては、特定健診受診率向上の事業の中で、AIを活用したそういった事業を新たに行っていくこととしております。そういった事業の中で、また効果があれば、そういった継続的に使用も考えていきますし、また、今後県内外における先進的また効果的な取組を調査研究をして、そういった事業も本町で取り入れていくことも検討していきたいと考えております。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) 全国的にはいろんな取組があると思いますが、是非、調査してほしいと思います。やっぱり本町独自の取組をしていくためには、本町には何が不足しているか調査する必要があると思います。同じ健康寿命の延伸の取組でも地域によって必ず違いがありますので、その特性や対策、様々な取組が考えられると思いますが、そこでAIを活用していくとありましたが、私も今回これを取り上げた理由というのが、やはり特定健診受診率AI活用でありましたが、この独自の取組にこのAIがすごい効果的ではないかと思って取り上げました。今回、少し面白い取組がありましたので紹介したいと思いますが、最近テレビで「AIに聞いてみたどうするのよ!?ニッポンという山梨、愛知が健康で長生きなぜ」というテレビ番組がありまして、見た人もいると思いますが、独自で開発したこの人工知能AIひろしがお年寄り41万人の生活習慣や行動のデータを分析、人間では不可能な莫大な計算を行った結果、健康寿命に関わる意外なヒントが次々と浮かび上がってきたという内容でありました。そしてこのAIの分析からスタッフが導き出した健康寿命を延ばすための提言というのが面白くて、それが何と読書週間が健康寿命を延ばすというのがあったんですね、理由というのがやはり図書館が多い地域が健康寿命が高かったということで、この図書館に通う過程でバスとか階段とか、本を探すために歩くとか、本を読みながら過去の記憶がよみがえるとか、また心が動いて体が動くことで行動を起こす切っ掛けになったり、小さい時からの読書週間というのが健康寿命の延伸につながるということを導き出しました。ほかに実際に本を読む県が健康寿命ランキングで上位を占めているというのが、佐賀県とか福井県とかあるんですね。ほかにも提言として一人暮らしのほうが健康になるという提言もありました。これも今まで一人暮らしは食生活等健康によくないイメージがありましたが、これはやはりコミュニティなど参加できる環境の元では、健康寿命を延ばすのに有効だということになりました。 明るい一人暮らしを増やすような施策等が必要になってくるということであります。ほかにも地域の治安と健康寿命が関係しているとか、これは治安が良くなると外出しやすくなるとか、歩いて健康になるとか、そういったことがありまして、実際に埼玉県では健康寿命が2013年12位から2016年2位まで上がったと。健康寿命の伸び率が1位だったと。ここは防犯ボランティア数が全国1位とか。やはり今までとは全然違う視点からこのAIがどんどんデータを基に導き出していったんです。この読書週間とか、一人暮らしのコミュニティとか、地域安全の政策とか、ちょっとした取組で、やはり大きな成果が得られることもこのAIで分かったと。65歳以上が活動を活発にできる仕組みを整えれば、そこに若い人がついてきて、そしてこの若い人達も50年後に元気になれるような循環が低コストで実現できると感じさせる分析があったとありました。このようにやはり今まで保健衛生課だけの視点だけでなくて、視点を変えるだけで思いも寄らない効果が表れるのがこのAIの効果ではないかと思っております。AIの向上により、これからの時代の施策は従来の縦割りではなくて、例えば若しかしたら福祉課に解決があるかも知れないし、図書館に若しかしたら解決策があるかも知れないということでいろいろと横の連携がとても重要になってくるのかと思っております。 データがあればこういうことをいろんな分析ができて、北谷町の街にあったものを導き出せば、必ず何か答えが出てくる可能性もあるので、是非、調査してほしいと思いますが、このように町独自のアンケート項目を作成して、それを基にAIを活用をしていけば、本町に即した健康寿命の延伸対策がこれからは可能になると思いますので、是非、特定健診の受診率向上だけではなくて、そういった視点も取り入れて本町独自のアンケート項目の調査研究を行って、AIを活用していってほしいと思いますが、いかがでしょうか。
○
亀谷長久議長 金城睦彦保健衛生課長。
◎金城睦彦保健衛生課長 御提案ありがとうございます。まずは平成31年度においては、先ほど紹介しました特定健診受診率のAIを活用した事業を実施することで、その効果等も検証をしながら、今後また違う面でのAIの活用をそういったところも引き続き調査検討をしていきたいと思っております。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) 是非、よろしくお願いいたします。 次に、青年会活動への評価方法についてですが、先ほど答弁がありましたように、日々の活動というは評価はしていただいていると思っていますが、やはりボランティアの視点で青年会を見ることがなかなかなくて、自主的な活動という部分で捉えると、ボランティアなのかどうなのかというのが気になります。ボランティアの視点で青年会を見てみたら、青年会活動というのは、先ほど説明があったとおり年間をとおしてかなりの数のボランティアの件数になると思うんですね。町内にはかなりの数の学生が青年会にいますが、その評価方法というのがあまり今までなかったために、この進学の内申点とかに、ほかにはボランティアだと活かされていますが、なかなか活かされてない現状が今気になって、せっかくこんなに頑張っているのに、心が痛いなあと日々活動して思っております。 ほかでは1回のボランティアに対してボランティア証明書とかの発行ができて、高校とか大学の進学の際に内申点として活用ができているんですが、青年会の場合これまで考えがなくて、青年会は青年会、当たり前の評価という形があって、社会的に評価される考えというのがなかったのかなあと思っています。 前回貧困の観点からもお話ししましたが、その様な観点からも学生であれば、青年会活動を行っている生徒には、町が積極的に関わってこのボランティア証明書とかの発行を行ったり、町独自でもそういった評価して何かこの子ども達のためになるようなことを行ったり、また長年青年会活動の関わり、青少年健全育成に貢献してきた先輩、特に壮年の方とか10年、20年選手はたくさんいますが、その方達を表彰して功績を称えることはできないでしょうか伺います。
○
亀谷長久議長 池原誠社会教育課長。
◎池原誠社会教育課長 お答えいたします。青年会の全体的な評価というものは先ほど教育長の答弁にもあったとおりでございますが、個々の活動を高校生から壮年まで結構いらっしゃいますが、特に学生のほうは議員から御提案のあったボランティア証明などがあったほうが、形としては確かに分かりやすいのかという部分がございます。これについては個別に相談していくことになると思います。それぞれの学校の方針等々と調整しながらどういった形がボランティアの対象となりますよというのが学校単位で別々になっておりますので、そういったところは今後調整していきたいと思っております。 また、これまでこういった裏方として支えてきた先輩方が居るのが確かでございます。青年会の中では、この世代間を超えた交流、そして社会の中の位置付けというものを学んで来たんだろうというふうに思います。是非、こういった指導者の方々についても何かしらの形でというのも、これは青年連合会、そして個々の青年会にも指導者と位置付けがあると思います。ここは相談していきたいと思っております。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) 是非よろしくお願いします。阿波根議員もそうですけど、本当に地謡とか長年やっている。自分からは言わないです。なぜかというと、自分の中では当たり前ですが、10年、20年という期間は本当にとんでもない時間を子ども達の育成に関わっていますので、いろいろ表彰式を見ていますが、なかなか青年会の方が出ているのは見てないというのを思って、是非こういったのも評価していくことによって、やはりこれが最高の支援になって、激励となりますので、是非ともよろしくお願いいたします。町が評価してくれるだけでも嬉しいんですけれども、その辺もよろしくお願いいたします。 最後に4番、協働のまちづくりですが、町としてもこれまでいろいろ第五次総合計画の中に取り組んできておりまして、行政と地域が汗を流していけるような関係を作っていきたいと。地域で取り組んでよりサービスの提供につながるようにしていきたい。互いに力を活かせるような形を作っていきたいというのがありました。 今回は砂辺の浜の地域で管理保全を行っていくことが可能かということで伺いましたが、この協働のまちづくりに対して財政面での支援というのはどのような考えなのかということです。全国的に調べてみると、協働のまちづくり推進事業補助金というのを交付しておりまして、この交付金は将来的に、3年、2年、1年と段々国の制度というのは金額が減っていくんです。あとは自分達でできる自立できるまでの補助的な感じになっておりますが、本町でもこのような補助金的な考えなのか、それともまた業務委託のような考えなのか、それともこれまでどおりボランティアみたいな感じで一緒に連携していくのかというのが分かればお願いします。
○
亀谷長久議長 仲松明企画財政課長。
◎仲松明企画財政課長 お答えします。協働のまちづくりにつきましては、これまでの総合計画においても、また町長からも対話と協働のまちづくりということで隔年で行政懇談会を行ったり、そして今の第五次北谷町総合計画策定の際にも町民会議を創成して、この総合計画を作り上げてきたわけですが、平成31年度は更にこれを一歩進めて、具体的に北谷町に、今質問では、砂辺の浜というお話がありましたが、こういった一緒にやっていきたいという人達が団体がどのぐらいいるのかというものを調査していきたいと思っております。そしてこの協働のまちづくりは、町民あるいはその地域で活動してきた団体の方々と会って、どういう部分を何ができるのかというところから始めていきたいと思っております。 また、先ほど健康づくりの中でキーパーソンというお話もありましたが、町民一人一人がキーパーソンになれるように、人材育成という、この地域の体制というものも併せてこういったものは、作り上げていかないと、長くまちづくりを支えていくというシステムは、このような体制からルールづくりから、また補助金というお話もありましが、普通国でいう補助金というのは、自走するということを前提に支援する一時的に支援するというのが補助金の制度であります。地域でこの協働のまちづくりをするというところは、私たちが目指しているのは、そういった地域の人達も一緒に主体となってまちづくりを動かしていく、そしてひいてはソーシャルビジネスという形で、それがビジネスにつながっていくような、地域の人達が参画してできるということも期待しております。 まずは北谷町の現状を把握して、また各課、北谷町で行っているいろんなサービスがありますが、どういうサービスで、今どういうことを地域にお願いしてやってもらっているかというところから、まずは調査して行きたいと思っております。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。地域が主体的にやって、ビジネスに、将来的には確かに今からだと思いますが、やはりちゃんと地域の考え方を継続していくためには、そういったビジネス的なものは委託などが望ましいのではないかと思っております。 協働のまちづくりとしてこれまで、公民館が重要な役割を担ってきていると思いますが、やはり社会教育団体の最近の衰退した感じや、また、近年の自治会の加入率の推移を見て分かるように、各地域の力というのは少し下がって衰退傾向にあります。自治会への参加者や協力者も毎回同じ顔ぶれになっていて、協力者の負担やまたボランティアにも限界がきているような感じに思われます。やはりこれを打開するためにも、住民が自発的に地域に関わっていけるように、新たな考え、支援というのが今後必要になってきているのではないかと、地元にいて思います。 砂辺の浜の管理保全の件ですが、やはり地域の方から話があって、砂辺のことは砂辺の人が一番良く知っているんです。この先輩達の知識とか、いろんなものが凄くて、この砂辺の先輩が仮に砂辺の浜の管理保全を行った場合、この管理保全だけではなくて、例えば訪れた人へ戦争の上陸地はここだったんだよとか、昔はこの海岸沿いに松が13本ほど並んでいたよとか、また、本島各地からこの浜にきてモーアシビーも行われて、歴史的に賑わったところだよとか。なぜ、ここは馬場公園と言うんだよとか。そういった知識を活用して案内ガイドとしての役割も付け加えて、浜を訪れた人、また観光客に提供することができるのではないかというふうに思っています。 自ら地元に情報を提供することによって、この地元への愛着とか、また誇りとか、生き甲斐にもなって、充実感を得ることができて、一石二鳥、三鳥にもなって良いことがたくさん重なっていくのではないかと思います。 今回は砂辺を例に挙げましたが、11行政区においても同様な効果が自分は期待されるのではないかと思っていますが、その効果的なものについてもお伺いしたいと思います。
○
亀谷長久議長 仲松明企画財政課長。
◎仲松明企画財政課長 お答えします。質問の内容が砂辺の浜から発端で、全体的な地域というお話がありましが、この歴史とか戦時体験とかというものはまたそれぞれの課でボランティアの育成ということで同時併行で進めているんですね。そういったものが一つになってそれぞれの地域でこのボランティアから、また管理からというところができあがれば、今それぞれで動いているものを協働のまちづくりとして地域全体でそれぞれの地区でそれぞれの特性・特徴、そしてここに居る先輩方が、若い人達に継承できるようなシステムというのが、非常に重要かと思っております。 こういった町全体で、今は砂辺の浜というところから質問がありましたが、全体的に協働のまちづくりというものは、各課がそれぞれ取り組んでいるというところを1つにまとめて調査もしながら町民のあるいは団体がどういったことができるかというものを地区全体で考えていきたいと思っております。
○
亀谷長久議長 4番
喜友名盛充議員。
◆4番(
喜友名盛充議員) 今回、砂辺の浜ということで、特化して話しましたが、同じように地域の一人一人がキーパーソンということで、各地域に本当に潜在的に公民館以外のところでたくさん居る可能性があります。その人達を表に出して、活動していくとまた公民館が更に幅が広がって、地域の輪が広がると思っています。 人生100年時代となった今、定年退職後の生き甲斐作りとか、また雇用とか、また地域の新たな知恵とか、先ほど言った知識・技術を持った人達の排出とか、発掘にもつながると思います。今回取り上げた健康長寿の延伸の視点から見ても、老後の生き甲斐作りというのは、一人暮らしのコミュニティづくりとか、地域の治安とかにも協働のまちづくりはつながると思いますので、総合的な観点からも進めていってほしいと思っております。以上で一般質問を終わります。
○
亀谷長久議長 しばらく休憩します。
△休憩(14時23分)
△再開(14時32分)
○
亀谷長久議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) こんにちは。お疲れのところもうしばらくお付き合いください。よろしくお願いします。 質問に入る前に訂正をお願いしたいと思います。質問事項2の教育行政について(3)の下から3行目の「国際科」「芸術科」となっておりますが「芸能科」に訂正をお願いいたします。 では、一般質問を始めさせていただきます。 1点目に、町長の施政方針から質問をさせていただきます。 (1) 平成31年度新規事業についてお伺いします。 (2) 次年度町制施行40周年を迎えることにより、各施策の実現に向けて取り組んでいくと述べておりましたが、具体策についてお伺いします。 (3) 本町の魅力を国内外にアピールしていくとのことですが、提案として、うみんちゅワーフの出入口の両サイドに本町のシンボルマークとして噴水を設置し、観光客誘客に努めるとともに、町民の憩いの場として活用する考えはないかお伺いします。 (4) 平和に携わる育成に努めるとのことですが、平和ガイドの育成について見解をお伺います。 (5) 特産品開発について、商品化、物産展への販路拡大、開拓促進を支援していくと述べておられますが、特産品開発についての現状、また、特産品開発を推進していくにはアドバイザーが必要と思いますが所見をお伺いします。 (6) 町民農園について、①区画数と稼働率及び空き区画の現状について、②放置されている区画はないか、あるとしたら取り扱いについて、③保育園に提供の予定はないかお伺いします。 (7) キャンプ桑江南側地区における先行取得については、返還後の円滑な跡地利用に向けて、新たな公共用地の取得に努めるとのことですが、町長は、これまでの一般質問等でキャンプ桑江南側の返還後に「町営体育館」用地を確保していくと答弁してきましたが、町営体育館の建設計画について所見をお伺いします。 (8) 下水道について、砂辺・宮城地区における浸水被害の対策を図るため、既存排水路の改良事業を推進していくとのことですが、詳細についてお伺いします。 (9) コミュニティバスについて、①平成31年3月31日までの実証運行が迫る中、町民アンケートも実施され、町民の要望等が検証されたと思いますが、これまでの実績及び方向性について、②平成33年度まで実証運行を実施していくとのことですが、現在の運行表では、ルートや乗継ぎの際、時間が長いなど町民からの苦情等も多々あります。バス利用者への利便性を考えると配慮が必要と思いますが今後の運行計画についてお伺いします。 2点目に、教育行政について。 (1) 4歳児・5歳児の複数保育については、平成27年度は浜川幼稚園、平成28年度は北谷幼稚園、平成30年度から町立幼稚園全園での4歳児保育が実施されています。その間の成果及び課題と今後の方向性についてお伺いします。 (2) 昨年3月に東京都で(当時5歳)が虐待死した事件を受け、厚生労働省は2月28日、検診未受診や未就園の子ども1万5千270人を緊急安全確認調査した結果、沖縄県は20人との報道がありました。また、千葉県野田市立小学校4年生(10歳)が死亡した事件を受け、沖縄県は2月28日、要保護児童らが転居した場合の市町村間のケース移管と情報提供を徹底するよう求める通知を各市町村に出したとの報道もありました。その結果を受け本町の取組と虐待の現状についてお伺いします。 (3) 本町では将来の長期的な展望の下に、町政のあらゆる分野を対象とした総合的かつ計画的なまちづくりの指針を定め、創造性豊かな活力ある民主的な地域社会を実現するため、「夢ひろがる人つながる共に生きる」まちを将来像として掲げております。子供たちが北谷町に育ち誇りをもって、日々勉強できる環境づくり、子ども達が輝ける未来のために、沖縄県立北谷高等学校に「国際科」「芸能科」の設置を望んでいると、保護者からの要望があります。町長は、施政方針で、伝統芸能及び芸術文化の振興については、本町に昔から伝わる民俗文化の継承・活用により、優れた音楽や演劇を鑑賞する機会を提供し、町民の文化芸術活動を積極的に支援すると述べられておられます。そのような観点からも保護者の要望や熱意に応えていただくために県立北谷高等学校に「国際科」「芸能科」の設置に向けて働き掛けていただきたいと思いますが教育長の見解をお伺いします。 3点目に、居場所づくりについて。 (1) 子供たちが道路や海岸等でスケートボードをしているのが多々見受けられ危険な状況にあります。早めのスケートボード場の整備が望まれますが所見をお伺いします。 (2) パークゴルフ場の整備について、今後の計画をお伺いします。 4点目に、安全・安心なまちづくりについて。 (1) 港海岸の防除柵がさびて危険な状況にあります。現状を把握されて早めな修繕が必要と感じますが所見をお伺いします。 (2) 宮城海岸から町道宮城2号線のトイレに行く階段の手摺のジョイントが外れています。早急な対策が望まれますが所見をお伺いします。 よろしくお願いします。
○
亀谷長久議長 野国昌春町長。
◎
野国昌春町長 ただいま
大浜ヤス子議員から、質問をいただきました。私からは、質問事項1番目「町長の施政方針から」の質問要旨1点目「平成31年度新規事業」についてお答えします。 平成31年度における、主な新規事業に主要事業も併せてお答えします。 1点目に、北谷町における観光振興施策を政策的に推進していくに当たり、総合的・体系的な指針となる「北谷町観光振興計画」の改定、2点目に、地域福祉における住民ニーズや課題への対応に向けて多様な推進体制が連携・協働し、支え合う仕組みを創るための指針となる「北谷町地域福祉推進計画策定事業」、3点目に、児童が放課後等を安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を通じて次代を担う人材育成を推進する「放課後児童クラブ公的施設整備事業」、4点目に、
フィッシャリーナ地区内における「海上交通の導入に向けたインフラ整備検討業務」、5点目に、妊娠初期から子育て期にわたり、切れ目のない一貫性をもった効果的な支援の提供を行う「母子健康包括支援センター整備事業」、6点目に、保護者の就労、疾病など自宅での保育が困難な場合において、従来実施の病後回復期の児童の保育に加え、病児を一時的に保育する「病児保育事業」などの予算を計上し、取り組むこととしております。 次に、質問要旨2点目「次年度町制施行40周年を迎えることにより、各施策の実現に向けて取組んでいくと述べておりましたが、具体策」についてお答えいたします。 本町は、平成32年(2020年)4月1日には町制施行から40周年の節目を迎えることとなります。 平成31年度においては、これまでに取り組んでまいりました各種事業及び平成31年度から予定している新規事業の着実な進展を図り、本町の更なる発展・飛躍につなげることで、来たる町制施行40周年を喜ばしい節目の年として迎えたいと考えております。 その他の質問につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。
○
亀谷長久議長 松島勲建設経済部長。
◎
松島勲建設経済部長 質問事項1番目「町長の施政方針から」の質問要旨3点目「本町の魅力を国内外にアピールしていくとのことですが、提案として、うみんちゅワーフの出入口の両サイドに本町のシンボルマークとして噴水を設置し、観光客誘客に努めるとともに、町民の憩いの場として活用する考えはないか」についてお答えします。 本件は、本町を取り巻く社会経済情勢と取り組むべき施策に関連してまいりますので、順を追って御説明申し上げます。 初めに、本町を取り巻く社会情勢でございます。本年夏頃、近隣地域へ大型商業施設進出が予定されており、本町経済への影響が懸念されております。影響を最小限に抑え、本町の魅力を国内外へ更にアピールしていくため、的確かつ効果的な対策を講じていく必要がございます。 次に、取り組むべき施策でございます。本町の魅力を国内外にアピールするためには、本町の広報戦略に基づき、どういう成果を目指し、どういう情報を発信するのかということを意思統一していく必要がございます。 今回、議員からシンボルマークに関する具体的な提案等もございますが、町としましては各地区の計画等も検討した上で本町西海岸地域全体の魅力向上・発信につながる「サンセットビューライン構想」に基づき、事業を推進してまいりたいと思います。 次に、質問要旨5点目「特産品開発についての現状、また、特産品開発を推進していくにはアドバイザーが必要と思いますが所見を伺う。」こついてお答えいたします。 特産品及び町産品開発や地域ブランド力の向上推進は、地域の活性化の大きな課題であると認識しております。 本町では平成28年度から、本町のブランドイメージの確立を図り、商工業を始めとした地域地場産業力の向上と特色ある地域資源を活用して地域活性化を図ることを目指し「ちゃたんブランド力向上推進事業」を推進してまいりました。 当事業では、特色ある地域資源の中から観光振興に寄与するものを選定し、北谷町オフィシャルの地域ブランドとして認定する制度「ちゃたんブランド推奨認定」を創設し、これまでに7品目を「ちゃたんブランド推奨認定品」として認定してまいりました。 これまで認定された7品は、本町のイメージアップと観光誘客を促進するアイテムとして、観光物産プロモーションを始めとした様々な場面で活用してまいります。 北谷町商工会では、特産品開発、販路の開拓・拡大に関する取組もなされており、商工会の経営指導員が積極的に取り組む「伴走型支援事業」を実施しております。 商工会では、「材料」、「技術」、「販路」の3つの課題を挙げており、地域の隠れた特産品等の掘り起こしや製造・加工品について、支援を行っています。 本町においても、小規模事業者等に対する特産品開発、販路拡大等に活用できる補助金を制定し、微力ながらも特産品開発、販路の開拓・拡大を支援する事業を展開していく予定でございます。当補助金を活用し、業種、職種別のアドバイザー、専門家等の派遣についても取り組んでいけるものと考えております。 次に、質問要旨6点目「町民農園について、①区画数と稼働率及び空き区画の現状について、②放置されている区画はないか、あるとしたら取扱いについて、③保育園に提供の予定はないか」についてお答えします。 現在の町民農園の区画数は全部で155区画あり、これまで申込みのあった全ての区画に対する貸与を許可しており、空き区画はございません。 放置されていると思われる区画は一定数あり、町では定期的に町民農園の全区画の個別写真を撮影して、記録を残しております。放置されている区画に対しましては、借受者に対し町から電話及び文書による注意喚起を行っております。取扱いとしましては、注意喚起を複数回行っても改善が見られない場合には、次年度以降の更新を認めない方向で検討しております。 保育園への提供につきましては、町民農園開園当初から現在まで「社会福祉法人こども育成会つぼみっ子保育園」に3区画を貸与しており、それ以外の保育園からの申込みはございません。 質問事項3番目「居場所づくりについて」の質問要旨1点目「子供たちが道路や海岸等でスケートボードをしているのが多々見受けられ危険な状況にあります。早めのスケートボード場の整備が望まれますが所見を伺う。」についてお答えいたします。 スケートボード場については、現在砂辺馬場公園に1か所ございますが、新たな設置場所を既存の公園を中心に検討していきたいと考えております。 しかしながら、設置場所の選定には自治会を始め、関係者等との意見交換が必要であると考えておりますので、平成31年度において、位置の選定を含めた基本計画策定業務を発注する予定としております。 次に、質問要旨2点目「パークゴルフ場の整備について、今後の計画」についてお答えいたします。 パークゴルフ場につきましては、平成29年度に基本計画策定業務を委託発注しました。当該業務の成果内容としましては、整備候補地となっております桃原公園及び砂辺の国有地について、パークゴルフ場の整備可能な規模や概算工事費などが取りまとめられております。 この成果報告書を基に検討しまして、まず、砂辺の国有地から先行して整備を進めていきたいと考えており、平成31年度は、砂辺国有地でのパークゴルフ場の基本設計業務委託を実施していく予定でございます。 質問事項4番目「安全・安心なまちづくりについて」の質問要旨1点目「港海岸の防除柵がさびて危険な状況にあります。現状を把握されて早めな修繕が必要と感じますが所見を伺う。」についてお答えします。 本町の漁港区域海岸保全施設における転落防止柵につきましては、その多くが設置から約10年を経過しており、経年劣化による錆や破損が目立つようになってきております。 平成31年度予算の維持補修費として計上しておりますので、早めに対応したいと考えております。 次に、質問事項4番目「安全・安心なまちづくりについて」の質問要旨2点目「宮城海岸から町道宮城2号線のトイレに行く階段の手摺のジョイントが外れています。早急な対策が望まれますが所見を伺う。」についてお答えします。 宮城海岸から町道宮城2号線のトイレに行く階段の手摺破損等につきましては、北谷町地域振興センターと連携して応急処置を行っておりますが、部品等が着き次第取り付け予定です。 また、他の場所の破損等につきましては、今後予定されております宮城海岸の災害復旧工事をする際に、総点検を行い対応していきたいと考えております。
○
亀谷長久議長 玉那覇修総務部長。
◎
玉那覇修総務部長 質問事項1番目「町長の施政方針から」の質問要旨4点目「平和に携わる育成に努めるとのことですが、平和ガイドの育成について見解を伺う。」についてお答えいたします。 平和に携わる人材育成につきましては、町の各種平和事業への協力に加え、将来的には企画・運営の担い手として育成し確保することをねらい、町内戦跡等を案内する「平和ガイド」に限定せずに、平和祈念祭における平和ボランティア、その他平和に関する協力員又は補助員など、協力できる方や意欲のある方のニーズに合わせながら多様な形態をもって、平和に携わる人材の育成に取り組んでおります。 特に、「平和ガイドの育成」につきましては、町内の戦跡・記念碑等を紹介し、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える語り手として重要な役割を担うガイドとなりますが、その育成にはいまだ至っておらず、なり手不足等の課題を多く残しております。 今後も引き続き、町の平和事業に協力できる方や意欲のある方のニーズを探りながら平和ガイドの育成も含め「平和に携わる人材育成」に努めてまいります。 次に、質問要旨7点目「町長は、これまでの一般質問等でキャンプ桑江南側の返還後に「町営体育館」用地を確保していくと答弁してきましたが、町営体育館の建設計画の所見」についてお答えいたします。 キャンプ桑江南側地区につきましては、「知の拠点形成」をテーマに本町の自立的な発展と潤いのある豊かな生活環境の創造へとつなげるため、これまで「学校用地」、「緑地・公園用地」として先行取得を行ってきており、次年度からは新たに「駐車場用地」取得に努めていくこととしています。 さて、御質問にあります町営体育館につきましては、町民の健康増進向上、スポーツ振興に大きく寄与する施設として認識しており、これまで何度か議員から建設に関し、御質問いただいております。 しかし、大きな2つの課題でありました「用地の確保」と「財源確保」については、依然として見通しが立たない実情にあります。 これまで、施政方針の中でも述べてまいりましたが、近年の超少子高齢化に伴う社会保障費や子育て支援費等の急激な増加、また、サンセットビーチの改良や給食センターの建設、町立博物館建設、並びに昭和50年代に整備した施設が集中して更新時期を迎える状況に加え、耐震化に伴う改築や大規模改修が重なり、厳しい財政負担が続く状況については、議員皆様御承知のとおりと存じます。 これまで町営体育館建設に必要な用地確保については、約10年以上の長い年月を掛け、地権者とともに跡地利用計画を検討してきたキャンプ桑江南側地区を除き、今後返還が予定されている駐留軍用地において、「広大な敷地」がある点や「町民の利便性の高い立地条件」や「周辺環境との相乗効果による活性化」が見込まれ可能性のある候補地として、以前の町営体育館建設に関する御質問に対し答弁してきた経緯がございます。 町民の健康増進向上、スポーツ振興につきましては、本町の特性でありますコンパクトなまちづくりとして西海岸に集約された運動施設の効率的活用や近隣市町村の施設を共同利用していく「広域連携」への取組等、多面的な面からの工夫や取組が必要と考えております。 次に、質問要旨9点目の「コミュニティバスについて①これまでの実績及び方向性、②今後の運行計画」についてお答えいたします。 まず、これまでの実績につきましては、平成29年6月19日から平成31年1月未までの間で、総利用者数は2万4千702人で、1日当たりの平均乗車人数は約43人、収支率は約6.6パーセントとなっており、町の目標である1日当たり乗車人数180人、収支率25パーセントを大きく下回る結果となりました。 また、各種アンケートによりますと、「現在のルートを短縮して運行便数を増やして欲しい」、「バス停の数を増やして欲しい」、「スマートフォン等で運行状況等提供して欲しい」といった要望が利用者及び町民ともに多いとの調査結果が得られております。 現在、バス運行状況については、位置情報が確認できるシステムの導入を進めているところです。 これまでの実証運行の事業評価としましては、目標収支率25パーセントを達成することができず、本格運行の導入は非常に厳しいという結果となりました。 しかしながら、実証運行中に桑江17号線の改良工事に伴う車両通行止めが発生し、迂回ルートの設定を余儀なくされたことから、1便当たりの運行時間が増加するなど、外部要因による変更があったため、本格運行への可否に当たっては、基礎データが不足しているとの判断から、平成33年度まで実証運行を延長することとしました。 今後の運行計画については、平成31年度から平成33年度まで、利用状況を踏まえた見直しにより、運行の効率化と利用者の利便性の向上及び行政負担額の低減を図ってまいります。 なお、今後の実証運行につきましては、平成31年6月1日から新ルートへ切り替えを行う予定であります。 新ルートの概要は、桑江17号線を通過するルートへ戻し、起終点を現在の「
観光情報センター」から北コースは砂辺公民館近くにある「砂辺バス駐機場」へ、南コースについては、北前区公民館へ変更します。 1便当たりの運行時間も約70分程度と現在の運行時間に比べ北コースで約26分、南コースで約34分の短縮が見込まれております。 また、平成32年度以降の運行ルートやダイヤについて、コミュニティバス利用に関する指標を平成31年度から実績値と合わせて公表し、見直しする予定であります。 同指標については、年間をとおし1日当たりのバス停利用者数や、1便平均利用者数に基準を設けることとしております。
○
亀谷長久議長 安田茂正上下水道部長兼
上下水道課長。
◎
安田茂正上下水道部長兼
上下水道課長 質問事項1番目「町長の施政方針から」についての質問要旨8点目「下水道について、砂辺・宮城区における浸水被害の対策を図るため、既存排水路の改良事業を推進していくとのことですが、詳細」についてお答えいたします。 下水道における浸水対策事業は、降雨時の雨水等を道路側溝等から集水し、海へ排水することにより、浸水被害を低減する事業となっております。 御質問のあります、砂辺・宮城地区の浸水対策につきましては、平成29年度から町道宮城6号線沿いの宮城排水路の老朽化に伴う改良工事を行っております。次年度、平成31年度の完了を予定しております。 また、砂辺排水路につきましては、国庫補助金の交付状況にもよりますが、平成32年度以降の整備を考えております。
○
亀谷長久議長 伊波興繁住民福祉部長。
◎伊波興繁住民福祉部長 質問事項2番目「教育行政について」の質問要旨2点目「昨年3月に東京都で(当時5歳)が虐待死した事件を受け、厚生労働省は2月28日、検診未受診や未就園の子ども1万5千270人を緊急安全確認調査した結果、沖縄県は20人との報道がありました。また、千葉県野田市立小学校4年生(10歳)が死亡した事件を受け、沖縄県は2月28日、要保護児童らが転居した場合の市町村間のケース移管と情報提供を徹底するよう求める通知を各市町村に出したとの報道もありました。その結果を受け本町の取組と虐待の現状」についてお答えいたします。 平成31年2月28日付県子ども生活福祉部青少年・子ども家庭課長から「要保護児童等の転居に伴う市町村間のケース移管及び情報提供等の徹底について」通知があり、その中で、児童虐待が発生する家庭は、家庭環境や経済状況に不安定な場合が多く、他の自治体に転居する事例があることから、対象世帯の転居に際しては、転居前後における支援の温度差や支援の過程に空白期間が生じないよう、市町村間のケース移管及び情報提供の徹底と対応指針が示されております。 これまでも、転居に伴う市町村間のケース移管に際しましては、厚生労働省が策定したガイドラインに基づき、転出先自治体へケース移管及び情報提供を行っておりましたが、本通知を受け、これまで口頭で伝えていた情報についても、確実に転出先に伝えることができるよう本町の様式を変更したところであります。 主な変更点は、①最初に転居先自治体へ連絡を入れた日付とその内容、②相談種別、③転居後に懸念されるリスク、④これまで世帯に関わりのあった機関についての記載、以上4点について新たに記載項目を追加しております。 次に、児童虐待の現状につきましては、本町要保護児童対策地域協議会に児童虐待として登録されている人数は、各年4月1日時点で、平成28年13人、平成29年15人、平成30年12人となっております。また、継続支援の事例を除いた、虐待疑いを含む新規の相談・通告件数につきましては、平成27年度22件、平成28年度17件、平成29年度9件となっております。 子ども家庭課へ通報があった場合は、情報の確認と整理をし、48時間以内に児童の安全確認を行い、児童の安全確認、保護者面談の後は、関係機関との連絡調整を図り、継続して児童の安全確認に努めております。重度の虐待、親子分離や強い指導が必要と判断した場合は、児童相談所への相談またはケース送致をしております。
○
亀谷長久議長 川上啓一教育長。
◎川上啓一教育長 質問事項2番目「教育行政について」の質問要旨1点目「4歳児・5歳児の複数保育について、成果及び課題と今後の方向性」についてお答えいたします。 本町の4・5歳児の複数年保育につきましては、就学までの2年間の長期的見通しをもった教育課程の推進を図るため、平成30年度から町立幼稚園全園での4歳児保育が実施されております。 これまでの成果としては、家庭保育で過ごしていた幼児へ、集団生活の場を提供できたことや異年齢の子どもとの交流ができたことが挙げられます。 また、その中で、5歳児にとっては、思いやりや年長者としての自覚を持つことにつながり、4歳児にとっては、5歳児から刺激を受けることで多くのことを学び、憧れの気持ちが生まれ、新たな活動への意欲につながるよう取り組んでおります。 町立幼稚園における4歳児保育の課題としましては、入園希望者が少ないことが挙げられます。 今後の方向性につきましては、国の施策である「幼児教育・保育無償化」の動向も踏まえ、保護者のニーズに合った幼稚園の在り方について調査研究をしてまいりたいと考えております。 次に、質問要旨3点目「保護者の要望や熱意に応えていただくために県立北谷高等学校に「国際科」「芸能科」の設置に向けて働き掛けていただきたいと思いますが教育長の見解」についてお答えいたします。 本県の県立高校において、「国際科」に係る学科等が設置されている高校は、球陽高校「国際英語科」、那覇国際高校「国際科」、那覇西高校「国際人文科」、向陽高校「国際文科」、中部商業高校「国際ビジネス科」、浦添商業高校「国際観光科」、那覇商業高校「国際経済科」と前原高校「普通科英語コース」の7学科、1コースとなっております。 また、「芸能科」に係る学科等が設置されている高校は、南風原高校「普通科郷土文化コース」1コースのみとなっており、「芸術科」関係では、開邦高校「芸術科音楽コース、美術コース」、小禄高校「普通科芸術教養コース」がございます。 北谷高校への「国際科」「芸能科」の設置に向けての働き掛けについては、まずは、北谷高校とPTA・保護者等が意見交換する必要があると考えます。 また、教育委員会としましては、このような御意見があることを北谷高校へ伝えていきたいと考えております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 一通りの御答弁ありがとうございました。町長の施政方針から1点目の平成31年度新規事業については、6件の新規事業が計画されているとの御答弁でした。一つ一つ質疑するのは時間の都合上で難しいので、この事業を町民のニーズに応えられるように工期内で事業を進めてくださいますよう強く要望しておきます。 (2)番目の町制施行40周年事業の具体策については、町長から2020年4月1日に向けて新規事業等を取り組んでいくとの答弁がありましたが、その時の40周年式典等とかは、今計画されているかいないかをお願いします。
○
亀谷長久議長 宮里泰明町長室長。
◎宮里泰明町長室長 お答えをいたします。40周年に係る式典の開催はないかという御質問だと思いますが、本町の実績において、その町制施行の直近で言えば35周年、そして5年さかのぼって30周年ということで、式典及びそれから祝賀会併せて町民表彰も行っております。ですから来る2020年、これは平成32年になりますが、その町制施行40年に併せて記念式典、祝賀会、町民表彰、この核となる部分については、実施していく方向ということで今後予定されていくと思います。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 式典を開催するに当たっては、これは実行委員会を設けてやるのか、期成委員会を設けてやるのか、そしてそれをするに当たっては、この構成員はどのようになっているかというのをお願いできますか。
○
亀谷長久議長 宮里泰明町長室長。
◎宮里泰明町長室長 お答えをいたします。議員の私の答弁で2020年について平成30年ということで答えたと思いますが、これは平成32年に訂正させていただきます。 そして町制施行式典及び祝賀会については、これは町主催ということになりますので、特段実行委員会を結成、構成しての式典等の内容決定等にはならないと思います。町主催で行っていくということで考えております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 分かりました。是非、2020年、元号がどのように変わっていくか分かりませんが、8月1日の式典及び祝賀会、楽しみに待っています。 (3)番目のうみんちゅワーフの出入り口噴水設置について、私たち議員はフィッシャリーナ整備事業を行った際に台湾を視察してまいりました。台湾でショッピングモールの入口に噴水がありました。そこで暑い中を行ったものですから、この噴水がとても心を癒やされましたので、本町にもそのような施設があれば、沖縄の夏場は観光客に対して、この噴水で癒やされて、癒やしの空間が提供されればいいかなあと思って提案をしたわけでございます。そういうこともあって、私たちが台湾を視察してきて、私は前回も要望した経緯がございますので、もう一度検証する形はできないでしょうか。
○
亀谷長久議長 根間朝弘農林水産課長。
◎根間朝弘農林水産課長 お答えをいたします。今回議員から詳細な提案等がございましたが、
フィッシャリーナ地区に関してもまだハード整備が残されております。これからソフト的なものも同時に進めていきますが、これは今回、ホテルの事業者とか集まっておりまして、そこで協議会を立ち上げる予定になっております。その中でいろんなこういった観光客誘客に向けた施設についてとか、あるいは誘導するような看板、サイン計画とかを新年度計画を予定しておりますので、その中でいろいろ協議をしながら進めていきたいと考えております。
○
亀谷長久議長 しばらく休憩します。
△休憩(15時22分)
△再開(15時22分)
○
亀谷長久議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 失礼しました。では町制施行40周年は2020年4月1日ということで訂正をお願いします。 観光の意義は「住んでよし、訪れてよし」の観光地域づくりと識者が述べておられます。識者によりますと、地域によって観光にはメリットもあるしデメリットもある。ポイントは宿泊、飲食などの事業者に対する経済効果だけでなく、ガイドなどを担うお年寄りの生き甲斐作り、異文化の観光客などに触れ合うことによる伝統文化の再認識、子ども達の誇りの醸成など多岐にわたる観光の効果を暮らしの質の向上につなげていく工夫とのことです。このことも含めて、平和行政に本土辺りでは、年輩のボランティアの方々が活動されております。若い人の育成も視野に入れて、退職をされた方々のボランティアガイドも含めて取り組んではいかがでしょうか。これを是非、本町も前向きに考えていきたいと思いますが、この平和ガイドについてもう一度御答弁をお願いします。
○
亀谷長久議長 宮里泰明町長室長。
◎宮里泰明町長室長 お答えをいたします。先ほど部長答弁にもございましたが、平和ガイド、本町が考えておりますのは、やはりこの町内にある戦跡の案内とか、自ら企画していただいて学習の機会を提供するとか、そういったところを考えております。今後、そういった若い世代を育てていくという部分は基本に置いていきたいと思っております。 それから高齢者が言及にありましたが、現在、地域においてガイドをされる方がいらっしゃるので、そういった方々を平和祈念祭等で活用させていただいております。今後もそういった方々と協力して取り組んでいきたいと考えております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 是非、この平和ガイド、北谷町は観光客が外国の方が結構見えると思います。それも併せてガイドも必要かと思ってこの質問を取り上げておりますので、是非よろしくお願いします。 (5)番目の特産品開発、アドバイザーの件ですが、先ほど部長の答弁では、7品目の開発がされているとおっしゃいました。この7品目というのはどういう品目かというのと、あと開発アドバイザーで成功している市町村があると聞きますが、そのことについて、担当課として検証されたことはありますかということをお願いします。
○
亀谷長久議長 伊波孝規商工観光課長。
◎伊波孝規商工観光課長 お答えをいたします。先ほど部長の答弁で申し上げました7品目、こちらは北谷ブランド向上推進事業の中で行っております北谷ブランド推奨認定の制度の中で7品目、北谷の新たな地域ブランドとして認定をしております。申し上げますとまず1点目泡盛北谷長老、北谷の塩、月桃を使った焼き菓子でありますサンニンの詩、そして沖忠オリジナル島ぞうり、チャタンビール、黒麹菌、今年1月に認定されましたTIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)のBean to Bar(ビーントゥーバー)チョコレートというものが7品目として認定をされております。 こちらは今後、本町の地域ブランドとして広く広報宣伝を行いながら観光プロモーションのツールとして活用していきたいと考えております。 また、販路の拡大等々の事業を成功されている自治体の情報又はその事業者の情報ということでございますが、本町は直接、ビジネスとしてのこの支援等々については、現在策定中でございまして、この特産品開発の支援の補助金を現在策定しているところでございます。また、県産業振興公社では、直接事業者がチャレンジできる補助金等々がございまして、これにつきましても、地域の商工会、また町と共同してこの補助金を取りにいくような取組もされていると聞いております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) では他の市町村は検証したことはないということで理解してよろしいでしょうか。 次に、町民農園については、ちゃたん広報2月号でも追加募集が掛けられていましたが、その結果については、全部募集済みということで理解してよろしいでしょうか。
○
亀谷長久議長 根間朝弘農林水産課長。
◎根間朝弘農林水産課長 お答えをいたします。今回、3年の更新ということで、約104区画が新規の募集をしております。その中で申込みがあったのが、今80余りの区画に関して申込みがございます。これまで3年間、農園の許可をもらった方がまた新たに新規に申請をして63区画がまた継続してやることになっております。今回104区画に対して80余りの区画で、まだ残りの区画もございます。これについては、今後も随時公募していく考えでありますので、よろしくお願いします。
○
亀谷長久議長 伊波孝規商工観光課長。
◎伊波孝規商工観光課長 お答えをいたします。先ほどの質問の中で他市町村の事例を確認されたかということでございますが、具体的な一つ一つの事例の資料は持ち合わせておりませんが、先ほどの北谷ブランドの推奨認定制度、またこの特産品開発の補助金につきましても、他市町村の事例を確認しながら、本町にあった制度として確認をしながら取り組んでいるところでございます。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 是非、この北谷ブランドというのは、結構、注目されている部分ですので、是非、北谷にふさわしいものが、もっともっと発掘できると思いますので、是非、頑張っていただきたいと要望しておきます。 町営体育館の建設計画についてでございますが、当分の間は厳しいような答弁でしたが、私は以前に、今のニライ消防の跡地に町営体育館設置を要望しました。その時に町長は、キャンプ桑江南側の返還後に検討するとの意向を示されました。ですので、私はそれを期待して待っていました。でも今は厳しいということですが、私たち社会教育登録団体は、現在は、体力向上促進に向けて、各地区の学校体育館を借りて活動をとおして、健康づくり、体力づくりをしております。ですが、学校行事等が優先なので、学校行事があるときは、休館、休みになります。ですので町民ももちろんのこと、社会教育登録団体からも、この北谷の町営体育館は、とても強い要望があります。ですので、前回も20年後の話もありましたが、是非、なるべく早く計画はできないものかどうか、もう一度お願いします。
○
亀谷長久議長 仲松明企画財政課長。
◎仲松明企画財政課長 町長答弁でもありましたが、やはり大きな2つの課題というのがまだ依然として解決されてないということがあります。場所につきましては、これから返還が予定される跡地利用ということで、ポテンシャルが高くて、地域の相乗効果が高いという場所もございますので、返還跡地でということで、以前は答弁しております。その中でキャンプ桑江いうことでこの南側で特定した答弁というのは行っておりませんので、ひとつ誤解がないように。 こちらのキャンプ桑江南側は平成19年度から毎年地権者の方々とこの知の拠点そして自然と融合したまちづくりということで、青図も示しながら地権者説明会をやってきたという経緯がございます。その時の答弁は、これから北谷町には統合計画では4施設あるんですね。平成31年度には、北谷城が返還される予定。そしてキャンプ瑞慶覧のハンビーの向かい側は2020年。そして役場の後ろのほうの国体道路側の桑江第一タンクファームについても2022年。コリドーの部分については2024年。こちらは役場隣のキャンプ桑江南側は2025年ということで、場所については、これらの返還跡地として、キャンプ桑江南側を除くこの施設で可能性があるだろうということで答弁させていただきました。 町民の健康づくりということで、この運動施設というのは非常に重要なものだということは承知しております。そして、この場所の確保、そして財源というのが近年の少子高齢化で、社会保障費がかなり伸びております。北谷町も財政規模は一般財源で約70億円ほどあります。そのうちの約82パーセントが経常的に出ていく、経常収支率というのがありますが、この独自の政策ができるのが18パーセントほどでやっていかないといけないと。そういった中で子どもの医療費とか、無償化とか、独自の上乗せのサービスというものを北谷町は行っております。貴重な財源を確保しながら、これから昭和50年代に整備した公共施設のインフラ整備のやって来た更新日を迎えるということで、財政的にも非常に厳しいというのが、ここ数年続く状態です。そういった中で、今ある施設を有効に活用しようということで、サンセットビューラインの中でも西海岸に整備された施設を有効に使うということで、このサンセットビューラインで北谷町内の組織で一体的に共通認識をもって、これを整備していこうという考えがございます。そういった中で北谷町はコンパクトにまとめられた街であると。そして横移動についてもコミュニティバスを走らせて、東部地区の住民の方々にもストレスなく移動ができるようにということでこれまで実証実験を重ねてまいりました。そういったことも含めて、当面我々が限られた財源で、有効に施設を活用して、また広域的な連携を近隣市町村との連携も図りながら、町民の健康ということで、教育委員会のスポーツ振興計画というのがございます。それも併せて町民の健康に資するような施策というのを取るべきだと考えております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 分かりました。可能性はゼロではないということで、可能性はあるということで理解してよろしいですよね。 次に、コミュニティバスついて、先ほど部長の答弁では、70分ぐらいは短縮できるだろうというお話でした。現在は本当に東部地域に戻るときは、ホテルを通って北前に行って、またホテルを通って、東部地域に戻るという状況でバスを利用したくてもルートや待ち時間、乗り継ぎの時間などの問題等があって、バスを利用するのに躊躇するという声がありました。でも時間的にも利用者の利便性に欠けていると思っておりました。でも、先ほどの部長のお話では、17号線が開通した場合は、短縮できるということですので、17号線が開通した場合のバス停の見直し、ルートの見直し、この乗り継ぎの時間の解消はどの程度できるでしょうかということをお願いします。
○
亀谷長久議長 仲松明企画財政課長。
◎仲松明企画財政課長 コミュニティバスについてお答えをいたします。 これまで予算の本会議でも答弁させていただきましたが、おおむね北コース、南コースで70分ほどになると。これは平成29年6月からスタートした当初の便に戻るようなイメージで皆さんはイメージしていただければ、バス停もそして離発着場所も南側は北前公民館、そして北側は砂辺公民館ではなくてもう少し北側にいったバスの駐機場から離発着をする予定です。そしてバス停留所としてもほとんど当初と変わらないような形に加えてJAを通過したりとか、バス停留所を設けております。そして北谷スポーツの中にもバス停留所を設けております。当初に比べて若干ですが時間は短縮されているというイメージであればいいと思います。 停留所もおおむね平成29年度のスタートと一緒です。平成31年度はその平成29年度当初と同じような形でスタートします。 そしておそらく平成32年度から抜本的に見直しを行っていくということになると思います。それは答弁にもございましたが、1日利用するバス停留所の人員、利用者数、そして1便当たりの利用者数を見て、便数、ルートを短くしていきたいと思っております。やはり要望で多くありました早めに回転してくださいと便数を増やしてくださいという要望がございましたので、そういった基準を設けながら、平成31年度、新年度はスタートをして、平成29年度のイメージでスタートをして、基準も示しながらこの基準に対して実績がどういう数値だったかというものを町民の皆様に公表しながら平成32年度はルートと見直しを行っていきたいと思っております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) はい、分かりました。港地域の皆さんが港地域にはバスは入って来れないかという要望もありますが、前回のルートでやるということになれば、港地域に入るということは考えられないですか。
○
亀谷長久議長 仲松明企画財政課長。
◎仲松明企画財政課長 要望につきましては、港地域に限らず、いろいろな地域から御要望がございます。そういったアンケートも踏まえて、またこれまでいただいているアンケートも踏まえて、利便性を図れるような、そして皆様に親しまれるようなコミュニティバスの運行を目指していきたいと考えております。
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亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) よろしくお願いします。時間がございませんので、北谷高等学校に「国際化」「芸能科」設置について、本町は毎年劇団ニライの演劇が実施されております。また、多くの地域で、子ども達が踊りや三味線等を習って教師の免許等も取っております。そういうことでやっぱり、地元にこういう専門的な学校があれば、ここから芸大へという進学コースが作られていくと思いますが、ですので、私は町民の声を町政へ届けていくというのを責務として、これまで届けてきたつもりですので、先ほどの教育長の答弁では、高校と保護者の意見交換会をしながらというお話がありましたが、やっぱりこれを教育委員会で援助していくということは可能かどうかお願いします。
○
亀谷長久議長 原田利明学校教育課長。
◎原田利明学校教育課長 お答えいたします。県立学校の学科の編成につきましては、県立学校教育課のほうが担っております。また、この編成についてはどのようにやっていくかということではやはり学校がどのような学科を作っていくか、あるいはどんな教育課程を編成していくかということを学校のほうが取組、考えて、それを県のほうに申請していくという形になっております。そのためには、やはり学校側へ地域の意見として伝えていくことは大切だと思っておりますので、教育委員会としては、県立の学科編成ですので深く関わることはできませんが、地域の要望等があることについては、各学校に伝えながら、またそれを大切にしながら普段から情報交換ができればいいかなあと思っております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) 是非、よろしくお願いします。 スケートボード場とパークゴルフ場の設置については、平成31年度基本設計を行っていくということですので、この基本設計をやって後は、工期はどのようになっていくかというのをお願いします。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 お答えします。まず、スケートボードに関しまして、今年度スケートボード場の基本計画策定業務を次年度早々に発注を予定していまして、業務内容としましては、動向調査とニーズの調査、そして整備地の選定、そして整備計画の内容の検討、そして概算工事費の策定、そして今予定されている整備地の候補地として北谷公園、桑江公園、砂辺馬場公園の改良案とその他ということで、今考えております。 続きましてパークゴルフ場の平成31年度、次年度は基本設計業務を砂辺国有地で予定をしております。業務内容は測量業務とその用途の検討です。そして施設の検討、基本設計図の作成、そして概算工事費の算出等がございます。そして今後の予定としましては、平成32年度に実施設計、そして平成33年度に工事を予定しております。
○
亀谷長久議長 1番
大浜ヤス子議員。
◆1番(
大浜ヤス子議員) ありがとうございました。安心・安全のまちづくりについては、港海岸の防除柵については、カラーコーンでの対応を確認しました。ありがとうございます。そしてトイレに行く手摺りのジョイントも早めの対策をありがとうございました。でも片側は応急措置されておりまして、片側はジョイントは外されておりますが、ですのでそのままの状態では、やっぱり危険だと思います。安全・安心のまちづくりの観点からも早急な対策をお願いしたいと思いますが、これは地域振興センターと連携ということですので、早めの対策をお願いしたいと思いますが、いつ頃の予定かというのが示されているのであればお願いします。
○
亀谷長久議長 仲宗根義覚土木課長。
◎
仲宗根義覚土木課長 お答えします。先ほど部長答弁にもございましたが、部品に関しましては、着き次第対応させていただきたいということです。注文はしておりますので、着き次第、これは確認はできておりませんが早めに対応していきたいということです。(散会宣告)
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亀谷長久議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。明日は午前10時から会議を開きます。 これで散会します。
△散会(15時51分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 北谷町議会議長 亀谷長久 北谷町議会議員 宮里 歩 北谷町議会議員 玉那覇淑子...