北谷町議会 > 2017-12-20 >
12月20日-04号

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  1. 北谷町議会 2017-12-20
    12月20日-04号


    取得元: 北谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    平成29年 12月 定例会(第469回)    平成29年第469回北谷町議会定例会会議録(第7日目)     招集日時 平成29年12月20日(水)10時00分     招集場所 北谷町議会議事堂       開議 平成29年12月20日(水)10時00分       閉会 平成29年12月20日(水)14時12分出席議員  1番  宮里 廣議員  2番  高安克成議員  3番  友利 勉議員  4番  喜友名朝哲議員  5番  喜友名盛充議員  6番  渡久地政志議員  7番  照屋正治議員  8番  亀谷長久議員  9番  大浜ヤス子議員 10番  仲栄真恵美子議員 11番  玉那覇淑子議員 12番  宮里 歩議員 13番  與儀 誠議員 14番  仲地泰夫議員 15番  阿波根 弘議員 16番  目取眞 肇議員 17番  金城紀昭議員 18番  中村重一議員 19番  田場健儀議員欠席議員      なし説明のため出席した者の職氏名町長         野国昌春副町長        神山正勝教育長        川上啓一会計管理者兼会計課長 知念喜忠総務部長       玉那覇修住民福祉部長     伊波興繁建設経済部長     伊禮秀樹教育次長       佐久本盛正上下水道部長上下水道課長           安田茂正町長室長       宮里泰明総務課長       岸本 満企画財政課長     仲松 明税務課長       兼城泰志住民課長       仲地桃子福祉課長       西田由紀保健衛生課長     金城睦彦子ども家庭課長    与儀 司農林水産課長     松島 勲商工観光課長     伊波孝規都市計画課長     田仲康児土木課長       仲宗根義覚教育総務課長     鉢嶺宗則学校教育課長     原田利明社会教育課長     池原 誠学校給食センター所長 太田守男職務のため出席した事務局職員の職氏名議会事務局長     比嘉良典議会事務局次長    名幸清吉議事法制担当主査   宇良留美子    平成29年第469回北谷町議会定例会議事日程(第4号)            平成29年12月20日(水) 10時00分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問     1.17番 金城紀昭議員     2.15番 阿波根弘議員     3. 4番 喜友名朝哲議員平成29年12月20日(水) △開議(10時00分) (開議宣告) ○田場健儀議長  これから本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○田場健儀議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、11番玉那覇淑子議員、及び12番宮里歩議員を指名します。 △日程第2 一般質問 ○田場健儀議長  日程第2 一般質問を行います。 順次発言を許します。 17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  おはようございます。それでは通告に添って一般質問を行います。今年最後の一般質問ということで、1つ目は、上勢地区の汚染物質検出問題これは来年の3月に防衛局は最終の報告書を出すようにきいていまして、それで急遽これは、最大の目玉としてお聞きしたいということでやりました。 2つ目が鉄軌道のルートの最終案について、これは、これも来年の3月に7つのルート案から1つに絞ると。1つを絞ったら今度は東京の政府と交渉すると。そういう時期なものですからこれも12月を外すと意味がありませんので2つ目に鉄軌道。 3つ目が倉敷のゴミ問題ということにしています。 今日は傍聴席に上勢の問題でいろいろと心配をされていて、いろいろと町長始めいろんな方から御答弁が出ると思ってお出でになっていますので、一つ分かり易い御答弁をお願いをいたします。 それではまず、質問事項1点目、上勢地区の汚染物質検出問題についてです。 (1) 今回の問題で、地権者に上勢地区の土地を斡旋し売主となった町にも責任の一端があると私は考えておりますけれども、所見を伺います。 (2) 防衛局の追加調査は、「土壌汚染対策法の基準値を超える鉛と砒素が検出されるも人体に影響はなく土地の安全性が確認された。」といっていますけれども、鉛と砒素の基準値と平成28年調査、そして今回の追加調査、ボーリング調査の分析結果の違いの説明と、町はその結果に納得されているのかどうか伺います。 (3) 町から購入したA地権者の土地からダイオキシン等有害物質の発見は、重大な瑕疵に相当すると私は思っています。7年間放置されていて、金銭的不利益に対する補償と、土地の売買を白紙に戻すお考えはないか伺います。 (4) 廃棄物の埋設範囲上で暮らす住宅の軒数、住民説明会で寄せられた地権者からの不安の声とそれに対する町の答弁それぞれの中身を伺います。 (5) 町と地権者は私は共に被害者だと思っております。防衛局に対して、A地権者及び既設住宅で暮らす人の健康被害、地盤沈下等の補償を含む対応を追及すべきだと思いますけれども、所見を伺います。 質問事項2点目、鉄軌道の建設促進です。 (1) 既存の7ルート案で北谷町に望ましいルートはどれか、その理由も伺います。 (2) 第4回沖縄鉄軌道市町村会議に町の担当者が参加されたと伺いましたけれども、会議の中身、県からの要望等、どのようなことがあったのか伺います。 (3) 県は、年度末には最終ルートを決定したい意向がありますけれども、それまでに通過近隣市町村の担当者で情報を共有して連携・対応すべきと思いますけれども、如何か伺います。 質問事項3点目は、倉敷環境問題です。このところ11月の20日に搬入の禁止以降、最近の報道を見ますと嘉手納基地とか、那覇軍港とか基地内のごみについて、どう収集処理すべきかということが話題になっていますけれども、実は北谷町内にも私もパッカー車に乗っている人、或いは一般ごみの収集をしている友人がいましてその人達に聞いた結果をお聞きしたいと思いますけど、 (1) 沖縄県による産廃処理の許可取り消しで、ごみ収集業者らに不安が広がっていますけれども、北谷町は、現在の状況をどう認識されているか伺います。 (2) 同社には、一般人や基地外に住む外国人の粗大ごみや家庭ごみを搬入する事例がありますけれども、町内ではどのような業種の人が影響を受けているか伺います。 (3) 新事業者への業務継承が進まないと、このあと町内、基地内のごみ処理等にも一層影響が予想されますが、町内業者には、今後、どのように対応されるか考えがありましたら伺います。 (4) 本島内の管理型最終処分場は、ほぼ満杯状態で、町民に対して「ごみの抑制策」を検討・実施する声が一部にありますけれども、これに対して町はどうお考えかを伺います。 あとは自席から行います。よろしくお願いします。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。 ただいま金城紀昭議員から御質問をいただきました、私のほうからは、質問事項2番目「鉄軌道の建設促進について」の質問要旨1点目「既存の7ルート案で北谷町に望ましいルートはどれか、その理由を伺う。」についてお答えいたします。 沖縄県では、平成26年度から具体的に沖縄鉄軌道計画案の作成に取組んでいます。鉄軌道導入の目的として、「県土の均衡ある発展」、「県民及び観光客の移動利便性の向上」、「中南部都市圏の交通渋滞の緩和」、「低炭素社会の実現」、「駐留軍用地跡地の活性化」、「世界水準の観光リゾート地の形成」が掲げられており、それに基づき那覇-名護間を1時間で結ぶ鉄軌道の導入について検討が行なわれています。 現在、骨格軸ルート案として7つの案が提示されており、その中で北谷町を通過する案はA案:中部・北部西ルート、B案:中部・北部東ルート、B派生案:中部西・北部東(恩納経由)ルート、C派生案:中部東(北谷経由)・北部西ルート、D派生案:中部東(北谷経由)・北部東ルートの5案となっております。 本町といたしましては、北谷町を経由するこの5案のうち何れかが選定される事を望んでおります。 次に、質問要旨2点目「第4回沖縄鉄軌道市町村会議に町の担当者が参加したが、会議の内容、県からの要望等中身を問う。」についてお答えします。 沖縄鉄軌道計画案作成におきましては、県内市町村への計画の説明、意見聴取の場として、市町村会議が開催されております。 第4回沖縄鉄軌道市町村会議では、沖縄県鉄軌道計画案づくりにおけるステップ4での検討内容として、「鉄軌道導入に向けた検討の流れと各段階の役割」、「比較評価の内容」、「今後市町村で必要となる取組」等が説明されました。 比較評価内容については、「費用便益分析、採算性分析、事業性、環境の項目」について説明があり、その中の費用便益分析の項目において、本町を通過するC派生案が、他案と僅差ながら最も高い値を示している事が、資料として記されておりました。 今後市町村で必要となる取組としては、「駅を考慮したまちづくり」や「公共交通利用の意識醸成」、「公共交通ネットワーク構築の必要性」等についての説明がございました。 次に、質問要旨3点目、「県は、年度末には最終ルートを決定したい意向、それまでに通過近隣市町村の担当者で情報を共有し連携・対応すべきと思うが、如何か伺う。」についてお答えします。 現在、沖縄県においては自動車利用者の交通行動の変更を促すことにより、都市や地域レベルの交通渋滞等、様々な交通問題を改善するための手法である、TDM(交通需要マネジメント)のアクションプログラムに取組んでおります。 その中において、本町を含む中部9市町村による地域意見交換会が予定されているため、その場を活用して情報交換等を行ない、より良い公共交通ネットワークの構築を図っていきたいと考えております。 その他の質問については、担当部長とさせていただきます。 ○田場健儀議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  質問事項1番目「上勢地区の汚染物質検出問題について」の質問要旨1点目「今回の問題で、地権者に上勢地区の土地を斡旋し売主となった町にも責任の一端があると考えるが、所見を伺う。」について、お答えいたします。 北谷町上勢頭第二土地区画整理地区は、平成8年1月に嘉手納飛行場の一部の約21,000㎡が返還され、同年12月から平成11年3月まで土地区画整理事業が行なわれております。 廃棄物については、平成23年5月に住宅建築に係る基礎地盤状況調査の際に検出され、その存在が明らかとなり、その後の本町による調査そして国への要請を行ないました。国は、要請を受け、調査を行った結果、米軍に起因する廃棄物と認めた経緯がございます。 本町は、その原因者である国の責任として地権者に不利益にならないような措置を国へ求め、住民の不安を払拭するよう追及する責任があると考えております。 質問要旨2点目「防衛局の追加調査は、鉛とヒ素の基準値と平成28年調査、今回のボーリング調査の分析結果の違いの説明と、町はそれに納得するか伺う。」について、お答えいたします。 土壌汚染対策法による鉛及びヒ素の土壌溶出量基準値は1L当たり0.01mg以下、土壌含有量基準値は1kgあたり150mg以下となっております。 沖縄防衛局が行ったボーリング調査について平成28年度はテニスコート横の1箇所、今回ボーリング調査は、資料等調査結果で絞り込まれた廃棄物の埋設範囲内において6箇所を行なっております。 その分析結果については、平成28年度調査では鉛及びヒ素の土壌溶出量、土壌含有量ともに基準値を下回っており、今回調査の分析結果は、廃棄物混じり土層の下層にある元地盤層において、鉛が3地点、ヒ素が4地点で土壌溶出量が基準値を上回っていると報告を受けております。 基準値を上回っている鉛及びヒ素については、元地盤にて確認された場合自然由来の汚染と判断さる事例が多い物質であることから「土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン」に基づき自然由来汚染の判定をした結果、自然由来と判断されております。 沖縄防衛局の調査結果に対して、本町では常に専門(第三者)機関として沖縄県にその結果の妥当性について確認しております。本件について沖縄県より「沖縄防衛局調査結果は問題ない」と回答を得ており、妥当性のある調査結果と考えております。 質問要旨3点目、「町から購入した土地からダイオキシン等有害物質の発見されたA地権者に対する補償と、土地の売買を白紙に戻す考えはないか伺う。」について、お答えいたします。 これまでのA地権者への対応につきましては、土地売買契約解除等を含め、同地権者の意向を尊重し対応しており、現在も協議を続けているところでございます。当協議に支障の無い範囲内でお答えしたいと思います。 不利益への措置については、沖縄防衛局も含め三者で協議を進めており、具体的課題を抽出し、その対応を本町からも国へ強く要望しております。 本件については、町長を主宰とする庁内対策会議においても最優先課題として位置付けております。様々な手段を検討し早急にA地権者の意向が実現できるよう努めてまいりたいと考えております。 質問要旨4点目、「廃棄物埋設範囲上で暮らす住宅の軒数、住民説明会で寄せられた地権者からの不安の声とそれに対する町の答弁それぞれの内容を問う。」及び5点目「町と地権者は被害者、防衛局に対して、A地権者及び既設住宅で暮らす人の健康被害、地盤沈下等の補償を含む対応を追及すべし、所見は。」について関連いたしますので併せてお答えいたします。 沖縄防衛局による廃棄物の埋設範囲を特定した地域内に建設している住宅は十数軒確認されております。 住民説明会では、主に廃棄物の存在による健康に対する不安、風評被害や不動産へ与える影響、地盤沈下に対する不安の声がありました。 本町では当初から国に対し、調査とその結果説明そして廃棄物の範囲確定に加え、周辺住民に対し不利益が生じないよう一刻も早い対応を求めております。 今回説明会にてあった不安の声に対し、健康や地盤沈下については、定期的な現地モニタリングなどの実施を新たに求めていきたいと考えております。 また不動産に与える影響については、国が引続き個々対象者へ訪問し意見聴取とその対策について相談するとの回答が説明会の中でありましたので、随時その状況を確認してまいりたいと存じます。 ○田場健儀議長  伊波興繁住民福祉部長。 ◎伊波興繁住民福祉部長  質問事項3番目「倉敷環境問題について」の質問要旨1点目「町は、現在の状況をどう認識しているか伺う。」についてお答えします。 県内大手の産業廃棄物処理業者である株式会社倉敷環境が、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条で禁止されている不法投棄を行なったことを理由として、沖縄県が同社の産業廃棄物収集運搬業特別管理産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可取消し、並びに産業廃棄物処理施設及び一般廃棄物処理施設の設置許可の取消しの行政処分を行なったことについては、県内自治体との連絡・調整においては不十分の感は否めませんが、適切な対応であったと認識しております。 また、ごみ収集上の問題について、町内の委託・許可業者に聴き取りを行なったところ、現時点においては、家庭ごみ及び事業系の可燃・不燃ごみの収集過般は通常どおり処理が行なわれており、事業系の粗大ごみの処理に影響が生じているとのことでございます。 質問要旨2点目「町内ではどのような業種の人が影響を受けているか伺う。」についてお答えいたします。 町内で影響のある業種につきましては、美容室や介護事業所から事業系粗大ごみの排出について、また、衣料品業者から産業廃棄物の排出について問い合わせがございました。 質問要旨3点目「町内業者には、今後、どう対応する考えか伺う。」についてお答えいたします。 沖縄県としては、今後においても、県内から発生する廃棄物は概ね県内で処理を行なうことが可能であると考えており、そのためには、これまで以上の廃棄物の適正な分別が必要であるとしております。そこで、町内事業者等には引き続き廃棄物の排出抑制、分別の徹底、リサイクルの推進に御協力いただくとともに、沖縄県との連携を密にし、適切な情報を町内事業者へ提供していきたいと考えております。 質問要旨4点目、「町民に対し「ごみの抑制策」を検討・実施する声あり、町はどう考えるか伺う。」についてお答えいたします。 本町では、循環型社会の形成に向け、ごみとなるものは「断り(リフューズ)」、ごみの「発生を抑制し(リデュース)」、製品などの「再使用(リユース)」に努め、資源として再生可能なものについては「再生利用(リサイクル)」を図る『4R』を推進しております。 今後は、町民・事業者・行政の3者の協働により循環型社会の構築を目指すため、更なる周知広報を行い、住民や事業者に対するごみ減量化・リサイクル促進の意識啓発に努めて参ります。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  それでは関連で伺います。この上勢の問題は、要するにダイオキシン土壌汚染対策法で指定されている有害特性物質の検出の問題とそれが検出されたそこに土地に住む人、住み続けなければならない人の問題、両方あるものですから、これはとてもあと13分しか時間が無いので、本当は触れたいんですができません。私はその防衛局が出した24年の調査結果でも、先ほど申し上げたように、砒素と鉛のことがありましたけれども、あの分析についても、それが何を意味するのか。どういう影響を今後与えうるのか。このあたりが非常に難しい。これは多分、答弁席に座っていらっしゃるそうだと思いますけど、少し生かじりで勉強しただけでは分からない。そこに難しい問題がこれはあると。普通の住宅を建てるときにはこういう問題は出てこないでしょう。どこか家を造ったとしても、そこに特性が私はあると思っていて、これは本当はデーター等についても、本当は納得はしていないですけど、次にいきますけど、今度の民間の不動産業者が土地を売買するときには、その売買契約書の中に、貸店舗、瑕疵担保責任の条項を普通は入れると。不動産屋は言っていました。それで北谷町が売り主でやった売買したこの契約書の中には、この瑕疵担保責任という条項は入っていますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  土地売買契約書につきましては、瑕疵担保責任という条項はございます。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  ですから瑕疵担保条項がありますけど、北谷町と地権者と交わしたところの売買契約書にはその条項は記載はありますか。
    田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  はい、記載はございます。ただ、町の条項の内容につきましては、引き渡し後の責任は負わないというような条項になっております。田場健儀議長 17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  普通は紛争防止のために、普通は書くことになっているようですね。これは期間とかいろいろ細かいところがあって、双方が納得をするというような形になっていますけど、本来は細かいところまで書くべきではなかったんですか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  はい、通常民間で行われる取り引きの場合は、不動産の取引業法に基づいて、それが明確に重説と呼ばれる重要説明事項というところで細かく規定はされていますけれども、私共、公共がそれを商いとする民間とのやり取りとはまた異なる部分がございますので、町が行う売買契約につきましては、その詳細はありません。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  買い主からしますと、土地を買ったときに重説とおっしゃいましたけど、重要責任事項は、これは本来はちゃんと書いて売り主は買い主に対して説明すべきだと私は思うんですけど、そうではないですか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  はい、こちらのほうは、不動産取引業法に謳われたものになっておりまして、ここは主に商いとする業者達が分かっているこういった瑕疵というのは隠していてはいけないよと。益をこれで得てはいけないよという主旨の民間の取り扱いでルールになっておりまして、我々公共が売買契約を行う場合には、そのような契約書の作りにはなっておりません。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  民間との違いのことをおっしゃいましたけど、私は公的な部分でも、本当は重責は書くべきだと、私は基本的にはそう思っています。それてその瑕疵担保責任のところで、このお伺いしたんですけど、瑕疵の意味といいますか。瑕疵の判断基準はどのようなものだとお考えですか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  この土地売買契約につきましては、私どもの公共事業に協力いただいた地権者の皆様に、この上勢頭第二土地区画整理事業で行った土地を提供するということでこの土地区画整理事業が行なわれております。 民法でもこの責任は謳われておりまして、この条項が無くてもこの責を負うというふうに理解をしております。ですから私共の土地区画整理事業で移転された方がこの住宅を構える。そして目的で提供しておりますので、これが家が建てられないという状況になった場合を瑕疵と考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  瑕疵の意味で言えば、不動産の場合には、傷とか欠点とかあるようですね、瑕疵の意味がね、ところが法律用語としては、通常有するべき品質や性能が無いこと、それから欠陥品だと。法律のところでは言われているようですね。その瑕疵の判断基準としては、ある土地を買った。そこの土地の中から住宅廃棄物とかいわゆるガラが出てきた。それで出てきたために家が建てられない場合、そういうものとか。或いはその土壌に鉛とか砒素とかカドミウムとか、そういうものが有害物質が含まれていることが起因になって、健康被害を与える恐れがある。そういう土地のことを要するに瑕疵だというと調べて見たらありますけれども、北谷町では正に土壌汚染対策法で25種類の物質が出てきた。ということで、私は、ここで発見された段階で実は重大な瑕疵があったと先ほど申し上げましたけど、瑕疵があったと、私は思っているんです。北谷町当局ではその瑕疵があったという御認識で、同じように建てますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  国が調査した結果によりますと、これまでの法律に基づいた基準値を越える数字はなかったと。またダイオキシンにつきましては、地中深くにあるのでそれを掘り起こさないと人に影響が出てこない。影響がないと今のところは言うお話をしております。ただ、その掘り起こす可能性があるというところで、その辺は今、住民説明会の中でもこれまでの調査に関する不安の声から、今は不動産への心配という声が住民から大きく上がって、強く上がっております。沈下も含めてですね。そういったところで、建物を建てる際、或いは土を掘り起こす場合、今、冒頭にありました砒素とか鉛につきましては、今、地下水の存在がないという防衛局の見解でございます。それは飲用しない限りではその影響がないというふうな説明がありました。 ダイオキシンにつきましては、やはり掘り起こす可能性もあるというところで、こちらのほうは、防衛局に求めるべき事項だと考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  今、追加調査をした上勢地区のあたりには、処分すべき公用地というのはありますか。ほかにも。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  はい、一筆ございます。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  すみません。広さはどのぐらいありますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  今、資料がないのでお答えできませんが、今ある宅地と同様の規模だと思います。以上です。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  私はこの一筆、また今後売買する可能性があるのであれば、私は瑕疵担保責任の条項は、今後はきちんと入れないと、紛争防止の役に立たない形になると私は思っておりますので、これからは入れたほうが良いと思います。 あと残り9分しかありませんから、急ぎますが、今後の焦点としては、私はこの地権者の人は、そこに住み続けて、健康被害があるのかないのか、地盤沈下があるのかないのか、そこら辺の不安を毎日考えながら住まないと行かないと思います。万が一これが起きた場合に、このどこが責任を取るのか。責任の所在。これはどこにありますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  ありがとうございます。議員、質疑があるようにこちらに住まわれている地権者、そして私共も被害者であるという質疑がございました。そして国に対して強く求める、対応を求めるべきだという質疑がありました。私達もそのように考えております。 我々がこれまで、この発見以来、独自で調査をして、そしてこれが米軍に起因するものだというものを国が認めたというのは非常に私達がこれまで培ってきた、この米軍があるが故の被害を国に対して対峙していくというところは大きな前身があったと考えております。 この責任の所在は、当然、原因者である国というふうに考えております。今、住民から不安な声、議員がおっしゃるような健康に対する本当に数値だけで健康被害が本当にないのかという不安な声が強くありました。そして、地盤沈下、家を建てたときにまた沈下するんじゃないかという声。そして不動産への影響というこの大きく3つの不安がこの住民説明会の中で、町が独自でやった説明会で私達は直接、住民の方から声を聞いて、これをまず払拭するように、当初、この廃棄物が発見されたときに、町長は防衛局に対して町民に不利益が講じないように、そして調査結果を開示してくれと。そしてその対処を適切に対処してくれというような要望を挙げております。その不安払拭というものは、まだ達成されてないものと考えておりますので、この健康被害については、先ほど部長答弁にもありましたけれども、継続的にこうモニタリングという形でできないかなあと。沈下も含めて、これまで地中の中を掘った。出た結果影響がないというものは、本当にそうなのかというものをモニタリングで確認できないかなあというものを強く国に求めていきたいなあと考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  被害について町長が防衛局に行ったときに2015年に防衛局の見解として、跡地利用推進法に準じ、国の責任で対応すると。きちんとこれはここで国が責任者ですよということをきちんと言質を取っているわけですけれども、ただ、仲松課長もさっきおっしゃったけど、その土地を斡旋提供をした私は町にもこれは第一義的な原因責任は国にあると思いますよ。ところがやっぱり、そこの土地をどうですかと斡旋して、そこに住んだ。そこから出てきたという部分については、私は町も道義的な責任はあると私はそう思っています。ですから第一義的には国がなんですけど、町も私はそこら辺責任を感じていただきたいと思っています。 それで、町長はこの間4期目の所信表明のところで、一貫して町民との対話を基本とするということを述べていらっしゃって、今後4年間の基本方針を述べていらっしゃいますけど、防衛局は、今後ともその人体に影響は無いとは言っているものの、不安を感じながらそこに住み続けなければならない人達に対して、私は町長は、本当に安全と言い切れるのか。今後ともですよ。その形質のものとその地盤、テニスコートのところは傾いていますね。北側に。亀裂が3本入って。ああいうのが出ないとも限らないと私は思っている。なぜかと言えば、あそこの地下に何が埋まっているのか。ボーリングを所々やっただけでは分からないですよ。本当に。それでその町長は町民との対話とおっしゃるのであれば、御自身の言葉でこの町民地権者に心配は入れませんよということをおっしゃっていただければと思っています。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  今、防衛局或いは北谷町も参加をして住民説明会の意見というものを全部聞いているわけですね。じゃ本当に払拭、住民の皆さん方が不安がないというようなこと。いわゆる自然由来というものがこれははっきりすれば、例えばいわゆる穴を掘って、それは元地盤というものがありますよね、元地盤以下から出てきたのであれば、これは普通のいわゆるものだというふうに認識すべきだと思う訳なんですよ。ですからそういった意味では、そこの下から出てきたというのであれば、やはりこれは自然由来という形のものも言えるんじゃないかと思います。ただ、もう少し説明させていただきますと、この問題の発端は、今A氏のいわゆる建築中にいわゆるガラが出てきたと、ごみが出てきた。これを受けて町はまず町が調査しました。調査した結果、いわゆるガラが出てきた。それでここは元々軍用地だから、防衛のいわゆる国の責任でしょうというようなことで、国のほうもこの範囲は国がやはり責任を持ちますという形になっているわけですよ。その時の最初に、いわゆるボーリングをして、ダイオキシンだけが、いわゆる基準値、健康基準値を超えるものが出てきた。ダイオキシンの不安があるというようなことで、これはいわゆるこの地域は埋立てられているので、一箇所だけでは駄目だということで、いわゆる範囲の確定とか。こういったことをしっかりやってもらいたいというのが4つ条件をつけて、いわゆる国に求めたわけです。これは国は4つの条件ともしっかり対応していきますとこういうような答弁をしているわけです。ですから今、いろんな角度から、或いはまたいろんな不安をいわゆる町民の声を代弁している形で防衛に求めているわけですよ。ですからこれで終わりということではなくて、健康不安の払拭というものはどうしますかと。或いはまた、いわゆるAさんのことについてどう考えるのかとか。或いはまた、適正な補償もすべきじゃないかとか。いろんな角度から相談はしております。今、明らかにはできませんけれども、いわゆる国のほうもやはり町のいわゆる住民の声を受けて、どう対応していくのかとそういうようなことがたくさん出てきていると思うんですよ。ですから、まずスタートはそれで範囲の確定とかですね、いわゆる不動産価値の健康不安が無いように、4つの項目については、しっかり国として対応してもらいたいと。まずこれは国が第一義的に責任がありますよというような形です。ですから、町も売買をしていろんな形がありましたけども、やはり売り主としてですけれども、売り主として責任があるから、独自の調査もするし、独自の調査の結果、ガラが出てきた。それは国に責任を認めさせる。責任を認めさせて、国に調査をしてもらうと。こういうようなこと進めておりますので、これは対話と共同というのは、これはずっと続けているわけでございまして、こういった面についても、それでいわゆるただ、防衛局だけ行かすのでは無くて、町のほうも側に座って聞いて、いわゆる住民の声というのもしっかり対応して行こうとこういう姿勢で臨んでいますので、今、私が安全宣言を今できるかと言われましたらですね、不安があるということをまだ防衛にこういったことについてしっかり答えるようにと言っている中で、やはり私のほうから今、安全宣言すると大変なことになるかなあと思いますので、今、議員が求めている安全宣言ができますかということについては、今の段階ではやっぱり時期尚早だろうというふうに思っております。まだ防衛に求めるところもあると。こういうようなことを今、企画財政課長は懸命に答弁しているところでありますので、御理解をいただければと思っております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  私が町長に申し上げたのは、安全宣言をしてくださいといってるわけではなくて、今後そういう不安が起きたときに、防衛局も今、話聞きたくなる説明会がありましたよ。聞いたらそんなに明確な答えが出てこないですよ。ですから向こうも私ははっきりいって信用してない。防衛局も。ですからこういう斡旋した、提供した以上は町にも責任があるんじゃないですかと言ったのは、今後起こりうる可能性があるときは、町長を先頭にしっかりやってくださる意志がありますかということを問いたかったです。これはですね。ちょっとそういうことですので、それと去年やったテニスコートの追加調査。私も4月1日にあそこのテニスコートの北側の角のほうでどうやっていたので、どうやってやっているのかなあと思って、見に行きましたけど、要するにあの追加調査が非常に難しいのは、もう既に住宅が建っているんですよ。建っている後から追加調査、ボーリングをやるということの話を地元の人に聞きましたよ。道路がある。コンクリートがちゃんとできていて、あと空いたところの表層調査をサンプルに土をもっていたったということを言っていて、これで十分できるんですかねということを私はたまたま聞いていたものですから、だからそこに今のような新しいところを調査するとはわけが違う。読谷の新しく発見されたところの調査するのとはわけが違うところに、北谷の難しさがあるとそういうことなんですね。それで、当たり前すぎることを伺いますけど。さっきも地権者に対する北谷町の立ち位置スタンスをもう一度確認させてもらいますけど、北谷町は防衛局の側に起ちますか。北谷町民の地権者の側に起ちますかということを聞いたら起こるかも知れませんけど、もう一度確認の為に伺いますけど。スタンスはどこになりますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  このような質問があるということは、当初27年にこのダイオキシンが出たというときに、調査を行なって、説明会を防衛局が調査結果の説明会をしたんですね。その時に私達もこのような経験は初めてで手探り状態でありました。町民の意見も聞きたいということで、同席したんですね。この結果がどうだったかという、この住民説明会の時に防衛局と一列に並んで、説明者側に立ってしまったんです。そういったところで、最初のほうで住民の方に対して非常に不信感を持たれたかなあと考えております。当然私達は、町の町民が第一ですから、このような質問が出たことには、本当に町民に対しても申し訳ないなあというところはあります。我々が一義的に調査を防衛局に求めて、そしてこれがある程度彼等が調査をしてきて、この調査の結果も今回、ある程度でてきたというところで、次のステップとしては、私達が求めた調査ステップから今度は町長がおっしゃるような不安をどう払拭していくかというステップで上がっていくと思うんです。これはずっと私達は住民の方と一緒に不安払拭に向けて、国に対して対峙していかなければならないと考えております。これは今後、健康被害に対するもの、そして不動産に影響するもの少し長く時間もかかってくると思います。でも、いつも住民の方とは一緒に国に対して求めることは、これからも進めていきたいと考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  今、課長のお話から町はちゃんと地権者の側に立つよと。きちんとそうおっしゃったと私はそう受け止めております。ありがとうございます。それで、防衛局は先日の議員への説明会で今後この問題はどうなるんですかと、どう決着していくの、期間はどれぐらいかかるのと話を聞いたら、関係する方から意見を聞いて、今後の対応を考えたい。決めたいとそうおっしゃっていました。この話は、町にも同じように来ていますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  国に対しては常に会議ももって、そして電話連絡でも常に連絡を取っておりますので、その内容については、確認はしております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  関係する人から意見を聞いてというのは非常に便利な言葉なんですよこれは。実は。地域の地権者の意見というのは一つじゃないでしょうこれは。いろいろあるでしょう。そのいろいろある意見に1つづつ答えられるとは私はとても思えない。だって千差万別あるでしょう。要求が。ですからそこら辺は町はどのように思っていますか。要するに防衛局が意見を聞いて云々というのは、どう思っていますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  先ほど申しましたが、これは長い期間を要すると私達は考えております。新たなステップに移ってきたかなあと。これは粘り強く、国に対しては町民の意見を不利益が生じないように、また不安が払拭できるように求めていきたいと考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  防衛局はこの問題は期間で言えば、年度内には決めたいと、補償についても地権者の意見を踏まえて考えたいとおっしゃっているんですね。たまたまA地権者の話もありましたけれども、例えばそのA地権者は買ってからもう6年になるんですよね。本当はあそこにお家を造って、自分も住みながら、そこに住みたかったけど、こういうことになった。結果的に他所のところで部屋を借りて、買って、それのローンもある。固定資産税もずっと払わないといけない。経済的に不利益がある。この6年間自分はなんのためにこの土地を買ったんだろうというのがあるんですよね。 もしこれは仮の話なんですけど、もし地権者が白紙に戻してくださいという意見があった場合に町はどうされますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  はい、先ほど部長の答弁につきましては、ありましたように、この白紙も含めてこのA地権者とはずっと協議しておりますので、A地権者につきましては、この白紙も含めてこれまでどおり、この土地利用形態、希望の意向を尊重して進めていきたいと考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  それで、例えばの話これも補償要求の話にいきたいですけど、これは売買契約で契約したのは、売り手と買い手ということになりますけど、この場合に解除になった場合に、補償が当然出てきたりしますけど、この補償先は、どこが補償することになるでしょう。防衛局ですか。それとも北谷町も入りますか。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  補償につきましては、ほかの地権者にも大きく影響してきますので、答弁は避けたいと思いますが、防衛局からはAさん以外も、個々にお話をして、今後、調整もしていくという答弁がございました。やはり土地売買契約書の中では、北谷町とA地権者の間の事件でありますので、防衛局の補償が前提ですけれども、契約の当事者間で手続きは行なわれるものと考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  地権者、地域の人と北谷町もある意味では、同時に被害者だと私もさっきも申し上げましたけど、先ほど地盤沈下のこともモニタリングも含めて風評被害も含めて、財産のその価値の低下についても国できちんとやるというような話を御説明がありましたので、これについてはきちんと町は防衛局に対してちゃんと履行すべきものは国の責任でちゃんと履行してくださいというようなことを声高に僕は言っていただきたいと。これが町民に対する私は行政のある意味では誠意を見せることだと思いますよ。ぜひそれも考えてください。 それと私は今度、上勢の件で学習しなければならないと思うのは、海軍病院の跡地が今後、還ってくるんですよ。海軍病院のところには、私はよく分かりませんが、ある人はいろんな医療器具とか、薬品なんかも埋めているんじゃないかと私も聞いたことがあります。定かでは無いんですけど、だから今回でこれをきちんともっと学習しないと。また同じことになる。海軍病院の時に同じことになる。そういう意味で私はきちんとそれぞれ学習しないといけないと思っています。 それでもう時間が無いんですけれども、言って見ればそこに住んでいる地権者は、ほんとの意味で最大の功労者ですよ。この人達に対して、きちんと不利益にならないように、寄り添って、きちんとフォローする。これが私は町の最大の役目だと思いますので、最後にきちんとこの問題は、最後じゃ無いんだと。たまたま最終報告が出たって、最後では無いという部分も含めて、町の意思表示をお聞きしたいと思います。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  ありがとうございます。海軍病院とか、今後返還される地域につきましては、跡地利用の推進法ができて、土地の利用利益に基づかず、返還前にはきっちり調査するという法律が私達の桑江北側で計画した内容が活かされて、法律が改正されておりますので、これまでとは違った現状回復が期待できるものと考えております。 また、上勢につきましては、当然、今後も引き続き、長い期間、かかると思っています。粘り強くこの件につきましては、国に対して然るべき措置というものを求めていきたいと考えております。ありがとうございます。 ◆17番(金城紀昭議員)  以上です。ありがとうございました。 ○田場健儀議長  しばらく休憩します。 △休憩(10時57分) △再開(11時07分) ○田場健儀議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 15番 阿波根弘議員。 ◆15番(阿波根弘議員)  グッドモーニング エブリバーディー ハワユー。 本日はまた傍聴席に商工会青年部、女性部の会長と副会長が朝早くからいらっしゃっております。1月20日には何か女性会議も回されるようで、私の質問が参考になるかどうかは別として、何か若干また怖い視線も感じながら決して民謡を歌わないように、今日は冷静に進めていきたいと思います。町民からの声が4点上がっておりますので、一つ簡潔に答弁をお願いしたいと思います。 「ワッタヤーヌマエーヌ溝やアナガアチ」この前酔っ払って落ちたということで、1点目道路行政についてこれはほとんど桑江に関連する道路でありますけれども、1点目です。 (1) 桑江区内北谷高校とゴルフレンジの間から役場向けに計画されている町道桑江16号線の進捗状況。 (2) 今工事が進展しいます町道桑江17号線の進捗状況について。 (3) 桑江は40年前後になりますね、大多数が民間の開発によって開発をされた住宅地域が結構あります。そこでこの町道桑江区内民間開発住宅地の道路整備について質問をいたします。 その中で町道桑江13号線、町道桑江14号線というのは、第二小とそれからニライセンター前の通りですね、桑江町道3号、4号、13号、14号と南北に4車線あるんですけどね。その3号と4号はきっちり整備をしてですね綺麗なものですよ。その13号と14号線が40年近く側溝の蓋がないということであります。また、蓋が浮いた状態が現在に至っている。第二小学校近くの通学路でもあり、区民から早期整備の要望がありますので、町の今後の対策を伺います。そして区内特に民間開発地の道路の検証が必要とだと思いますので答弁をお願いします。 役場の8時、9時、10時、明かりがカンカラカンカラ、明るいけれども、何をしていらっしゃるのということがありましたので、質問を出してみました。 時間外勤務について。休日勤務を含む町職員の時間外勤務は、月平均何時問か。時間外勤務手当の総額は年間にして幾らか。これは平成26年度・平成27年度・平成28年度です。答弁をお願いします。それから各部ごとの時間外勤務の状況はどうなっているか伺います。 町民運動会についてであります。運動場の向こう側を走っている人が見えない。青年会の演舞があるけれども、見えないと遠すぎて見えないということです。これも今回の町民運動会で苦情がありました。 例年町民運動会は陸上競技場で行なわれているが、広すぎる事から自治会間の交流。それから競技者や老人会、青年会等の演舞者の顔が遠い等でわからないと。それからプログラムの内容や時間の短縮、開催場所の見直し等の要望があります。町の見解をお伺いします。 商工業振興について。町商工会館の駐車場をこの前ジョギングしたら、「クラサヌ ミーラン」と暗すぎるということで、苦情がありました。町商工会館・老人センターの一部改築も行なっております。その修繕内容。また、今後全面改築の計画について町の見解をお伺いいたします。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま阿波根弘議員から御質問をいただきました。答弁につきしまては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。 ○田場健儀議長  伊禮秀樹建設経済部長。 ◎伊禮秀樹建設経済部長  質問事項1番目「道路行政について」の質問要旨1点目「桑江区内北谷高校とゴルフレンジの間から役場向けに計画されている町道桑江16号線の進捗状況について伺う。」について、お答えいたします。 町道桑江16号線につきましては、町道北谷高校前線から北谷高校とゴルフレンジの間及び米軍施設内を横断し、桑江伊平土地区画整理地区内の道路に接続する道路で、北谷町役場へのアクセス道路として計画されており、これまで用地買収や排水路のボックス及び盛土工事を行なってきております。当該道路は、米軍が使用している貯水施設やパイプライン等、現に稼働及び利用している施設に重複して、当該道路を計画していることから、当該米軍施設である陸軍貯油施設及びキャンプ桑江南側の返還後に整備ができるものと考えております。 次に質問要旨2点目「町道桑江17号線の進捗状況について伺う。」についてお答えいたします。 桑江17号線につきましては、今年8月16日に桑江17号線整備工事(第一工区)の契約締結後、本格的な工事を行なっており、現在の進捗率は、11月未現在53%でございます。 今後の工事発注予定としては、年明け伊平桑江線の開通を見据えて、第二工区を発注し、平成30年度4月下旬に第三工区、6月下旬に第四工区の工事発注を予定しております。 次に、質問要旨3点目「町道桑江区内民間開発住宅地の道路整備について伺う。町道桑江13号線、町道桑江14号線等40年近く側溝の蓋がない。また、蓋が浮いた状態が現在に至っている。第二小学校近くの通学路でもあり、区民から早期整備の要望があるが今後の対策について伺う。 併せて桑江区内、特に民間開発地の道路の検証が必要と思うがどうか。」についてお答えします。 町道桑江13号線及び14号線につきましては、民間開発により整備された道路で、本来なら開発完了後に道路用地を町に無償譲渡されるべき道路でございますが、まだ、それがなされていない状況であります。 このような道路は、町内には他にもございますので、地権者から権原の取得ができるよう議員の御協力もいただきながら、今後、全体的な計画及び方針を含め検討していきたいと思っております。 続きまして、質問事項4番目「商工業振興について」の質問要旨1点目「町商工会館・老人センターの一部改築が行なわれたが修繕内容を伺う。また、今後全面改築の計画について町の見解を伺う。」についてお答えいたします。 北谷町商工業研修等施設及び北谷町老人福祉センターについては、建築より築35年以上を経過し、施設利用に際し、不具合等を生じることも多くなっていたことから、その機能回復を図るための改修工事を行なっております。 主な工事内容としては、両施設に設置されているトイレの改修、商工業研修等施設のホール音響機器の取替、舞台及び折りたたみイス収納庫の改修、研修室等の空調機器設置等を行なっております。 今後の全面改築の計画については、平成24年度に行った「北谷町商工業研修等施設及び北谷町老人福祉センター耐震診断調査業務」による、「耐寮性について緊急性がないこと」という調査結果に加え、今回の改修工事により、施設利用の改善が図られていることから、現在のところ全面改築の具体的な内容、時期等の具体的な計画はございません。 ○田場健儀議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  質問事項2番目「時間外勤務について」の質問要旨「休日勤務を含む町職員の時間外勤務は、月平均何時間か。時間外勤務手当の総額は年間にして幾らか(平成26年度・平成27年度・平成28年度)。各部ごとの時間外勤務の状況はどうなっているか。」についてお答えいたします。 本町における休日勤務を含む時間外勤務ですが、平成26年度については、1人あたり月平均8時間で、役場全体では月平均1,836時間になり、年間総額は約4,969万8千円になります。 次に、平成27年度については、1人あたり月平均9時間で、役場全体では月平均1,934時間になり、年間総額は約5,166万1千円になりますも 次に、平成28年度については、1人あたり月平均9時間で、役場全体では月平均2,074時間になり、年間総額は約5,637万2千円になります。 又、各部ごとの休日勤務を含む時間外勤務ですが、総務部の平成26年度については、1人あたり月平均9時間で、部全体では月平均394時間になり、年間総額は約1,067万8千円になります。 次に、平成27年度については、1人あたり月平均11時間で、部全体では月平均465時間になり、年間総額桟的1,213万3千円になります。 次に、平成28年度については、1人あたり月平均11時間で、部全体では月平均500時間になり、年間総額は約1,334万8千円になります。 続きまして、住民福祉卸の平成26年度については、1人あたり月平均7時間で、部全体では月平均593時間になり、年間総称は約1,547万5千円になります。 次に、平成27年度については、1人あたり月平均7時間で、部全体では月平均569時間になり、年間総額は約1,552万円になります。 次に、平成28年度については、1人あたり月平均9時間で、部全体では月平均690時間になり、年間総額は約1,918万7千円になります。 続きまして、建設経済部の平成26年度については、1人あたり月平均11時間で、部全体では月平均358時間になり、年間総額は約911万5千円になります。 次に、平成27年度については、1人あたり月平均14時間で、部全体では月平均414時間になり、年間総額は約1,051万7千円になります。 次に、平成28年度については、1人あたり月平均12時間で、部全体では月平均374時間になり、年間総額は約961万8千円になります。 続きまして、教育委員会の平成26年度については、1人あたり月平均7時間で、教育委員会全体では月平均422時間になり、年間総額は約1,244万1千円になります。 次に、平成27年度については、1人あたり月平均8時間で、教育委員会全体では月平均447時間になり、年間総額は約1,234万2千円になります。 次に、平成28年度については、1人あたり月平均8時間で、部全体では月平均458時間になり、年間総額は約1,272万1千円になります。 ○田場健儀議長  佐久本盛正教育次長。 ◎佐久本盛正教育次長  質問事項3番目の「町民運動会について」の質問要旨「プログラムの内容や時間の短縮、開催場所の見直し」について、お答えいたします。 町民運動会は、北谷村時代に開催されていた老人クラブ運動会や婦人運動会が前進であり、その後、町内各団体で構成する実行委員会が結成され、社会教育課において事務局を担い町民運動会として開催しております。町民運動会は、町民の健康増進と地域間・世代間交流に果たす役割も大きいものがあるものと考えております。 事務局では運動会終了後、各団体や自治会との情報交換会を行ない翌年の運動会へ反映させております。去年から「より多くの方が無理なく気軽に参加できるよう」大幅な内容の変更を行ないました。具体的には、プログラム数26から19への短縮、自治会対抗の点数制を廃止、新企画ではお楽しみじゃんけん大会や応援団賞の実施、子ども会育成連絡協議会によるうちな-ぐちのアナウンスの実施など工夫を凝らし、多くの方の御協力を得ながら大会を盛り上げているところでございます。プログラム内容につきましては、今年度の情報交換会での意見を踏まえ次年度に向け企画していきたいと考えております。 また、御質問にあります会場の見直しにつきましては、情報交換会でも御意見がありましたので、以前に行なわれていた桑江総合運動場での開催が可能であるかを含め検討をしているところでございます。 ○田場健儀議長  15番 阿波根弘議員。 ◆15番(阿波根弘議員)  それでは再質問を行います。まず、商工業進行についてですが、先ほどの部長の答弁では、現時点では商工会館及び老人福祉センターの緊急性を要するということで全面改築は当面計画はないということでありました。それで、修繕が何箇所かされておりまして、私も昨日、会館のほうに足を運んでいろいろと確認してきました。確かに、ホールの証明、それから音響、それからトイレ、オシュレット、たまたま来館していた方に聞いて見ますとオシュレット非常に上等とわざわざこちらに来て用を足すと水道代も大変助かっているということで、お褒めの言葉をいただきまして、ああそうですかと、「メーナチ メンソーレ」と言った次第であります。ただですね、気になることがありまして、その方も言っていましたけどね、ロビーの照明が非常に暗いと。ホールの中の照明も暗いということでちょっと具体的に職員を呼んで確認したら、やっぱりホールのロビーの照明は以前とそのままなんですね。それは変えた方がいいなあと。私も思いました。 それからホールの修繕の時に、一部照明を変えているんですよね。要望としては、全部替えてほしいと。できましたらLEDに替えてほしいなあということも聞いております。 1点ですね気になったことがあります。工事中に屋根の一部が剥がれて、アスベストが剥がれ落ちたと。これは今、修繕をしているんですけれども、健康的な被害というのは、ちょっと心配なんですけれども、その辺ちょっと工事中の経緯から御答弁をいただきたいんですが。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  議員の質問にお答えします。今回、改修を行ないましたホール、舞台の屋根の天井のほうでありますけれども、これは使用されている材料がロクルートということで聞いております。アスベストについては、こちらは使われてないというふうにお聞きしております。 今回の改修工事につきましては、特に改善要望が多いホールの舞台、音響、音響機器、それからトイレ等の機能回復を目的とした改修を行なっております。今後また当該施設につきましては、経年劣化による改修が必要な箇所がまだ出てくるものと考えております。また今回御指摘のある部分についても施設の確認を行ない、改修が必要なところについては速やかに対応したいと考えております。また、御指摘のありました外部照明についても現況を確認いたしまして対応について検討したいというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  15番 阿波根弘議員。 ◆15番(阿波根弘議員)  はい、よろしくお願いをいたします。あと何点か要望がありますので、要望を一つお伝えしたいと思っています。 ホールとホールの証明とトイレ、それから音響、要望としては、クーラーも一部今回修繕したんですかね。しかしこのクーラーは暖房が効かないらしいですね、クーラーでもオンかオフかそれだけ、温度調整ができないみたいですね。その辺一つ検討ができるのかね。舞台は上等になっているけどね、横断幕を貼るその上げ下ろしをするその部分が旧態依然としたままなので、アンバランスという意見もありました。 それから駐車場で、これは商工会もそれから老人センターも言っていましたけどね、あれはデコボコですよね。非常に止めにくいということと、それからそのせいで、結構、接触事故があるということで昨日確認しましたので、その辺も確認して、どこまでできるのかですね、アスファルトぐらいは引いてほしいですね。そういう要望がありました。それで先ほども冒頭で言ったんですが、もう6時後はマックラシンとガードマンを昨日呼んでですね、確認したら、その通りですと。子ども達が喫煙もしていますと。深夜徘徊の子ども達が夜いますので、その街灯に関しては、町のほうにも言っていますということでこれは商工会も老人センターは所管事務はどちらでしょうかね。台風のあとからずっと消えているそうなので、これは担当部署はどこでしょう。ひとつそれを聞いているでしょうか。聞いてなければ確認をして対応してもらいたい。 それから隣に以前生活改善の方々が使っていたプレハブがありますけどね、これはずっとそのままになっているらしいです。生活改善グループは今は解散をしているようで、商工会としてはこれは何かある程度整備をして、利用出来ればなということもありましたので、その辺はどう考えていらっしゃるか。お聞きしておきたいと思います。第五次北谷町総合計画の中で、やはり商工業の振興に関しては、皆さんも非常に高らかと謳い上げておりますよ。その中で縷々条項があるんですけれども、北谷町商工会等の組織強化、それから事業所間の連携、観光協会それから飲食業協会、それから漁業組合等の連携も含めて、事業所を育成し、支援。それから商工業の活性化を図るため、商工会の組織強化を行うと共に、会員や収益事業の確保を支援しますということで謳っておりますので、できるのであれば、全面改築をしてほしいですが、今はその計画はないということであれば、もうちょっと、その拠点である商工会館に予算を投じても良いんじゃないかなあと、昨日つくづく感じております。 それから58号線側から来る。それから南インター側から来る。その国体道路からの商工会の看板が非常に分かり難いということと、その辺の整備の声がありましたので、一つ御報告しておきます。その辺に関して、答弁がありましたらお願いします。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  御指摘ありがとうございます。今回は多くの御指摘があると思いますので、こちらにつきましても、一つ一つ確認をして整備をしながら優先順位をつけながら対応ができればと考えております。 生活改善グループが使われていた生活研究会のプレハブの建物がございますけれども、こちらも自治会のほうでまちづくり等の調理の際に活用されている自治会もございますので、今後の活用についても、こちらも保守を行ないながら進めてまいります。 あと隣接する未舗装の用地につきましては、現在、行政財産に登録されておりまして、現況においては、嘉手納飛行場に隣接としたものに合わせて共同使用として使用されているものと認識しております。こちらにつきましても、今後の利用の部分を確認をしながら進めてまいります。 この屋外の街灯、こちらについても具体的な報告、どちらの街灯かという報告がまだ確認できてないですけれども、早急に台風のあとから切れているということでございましたので、確認しながら、青少年健全育成の観点からも暗い箇所がないようにということで対応、確認をしてまいります。看板につきましても、現状を確認いたしますので、この改修につきましては、順次行なってまいります。以上です。 ○田場健儀議長  15番 阿波根弘議員。 ◆15番(阿波根弘議員)  一つ聴き取りも含めて、対応型お願いします。そうでないと1月20日に女性議会のほうでつつかれますので、前向きに検討していただければと思います。 時間外勤務について、先ほど総務部長から答弁をいただきましたけれども、その時間に関してですね、多いのか少ないのか、ちょっと判断もできないですが、昨今、マスコミ等で大手の航空会社の民間企業で働いていた過労死とか、それからそういう問題があって、その犠牲になっている多くの方々は、真面目で一生懸命仕事をしている人が多いみたいですね。私も心配です。この過労死は、一見公務員は無縁のように思われがちなところがあるんですけどね、私はそうとうきつい部署もあるのではないかなあと危惧をしておりまして、やはりその質問をだして、やはり8時、9時、11時とですね、役場庁舎にやっぱり煌々とあかりが見える。町職員がこんなに遅くまで本当に一生懸命頑張っているんだなあと。それから伴って電気代はどうなっているのかなあと。残業代はどのぐらいかかっているのかなあと。税金はどのくらいかかっているのかなあと。また心配もしながらやっているんですが、そこでですよ、最も多い職員の時間数ですよ。年間のいくらなのか。月いくらなのか。年間いくらなのか。それからデーターの年間総額ですよ。最高でいくらなのか。ちょっと調べてみたら、1箇月の80時間以上の時間外勤務というのは過労死代ということで、何か言われていると。皆さんのほうが承知していると思うんですが、そういう職員は何名いらっしゃるのか。それから1日の最長時間10時なのか、11時なのか、12時なのか。それから出勤前のそういう時間外勤務の指示もしていらっしゃるのか。一つその辺を答弁してください。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  ただいまの質問にお答えをいたします。平成28年度の実績で答弁をいたします。 まず、年間の時間外の時間数一番多くて696時間になります。月平均しますと約58時間となります。年間の支給額につきましては、159万2,489円、月平均しますと約13万2千円となります。 80時間の過労ラインということでございましたが、細かい個人の資料については、総務課で持ち合わせてございませんが、80時間を越える時間外をしている方もいます。安全衛生委員会のほうでは、月45時間以上の時間外勤務がございましたら、まず、担当のほうで内容の確認とまた体調面の確認をしているところです。 労働安全衛生法におきましては、100時間以上を勤務をしておりましたら、産業医の面接がございます。そこについても、面接に案内をしているところでございます。 本町におきましては、体調面には今のところ大丈夫ということでお聞きをしておりますが、やはり時間外が長くなりますと体調面のほうも考えられますので、これについては、管理職も業務の分配ができないかというところも考えていかないといけないところと思っております。 1日にどのぐらいまで時間外をしていたかということにつきましては、細かい資料を持っておりませんが、日を越える時間外の確認もされているところでございます。 早朝については、本町の勤務時間につきましては、8時30分からの勤務でございまして、おおむねそれまでに出勤をしております。ただですねやっぱり家庭の事情で子どもの送り迎えがあるとしたら、早めに出勤する方もいます。その辺については、時間外手当ての支給等の命令等はしておりませんので、御理解をいただきたいと思います。 ○田場健儀議長  15番 阿波根弘議員。 ◆15番(阿波根弘議員)  世界一般的に公務員はやはり民間と違って、サービス残業とかないんでしょうかね。多分無いと私は思うんですが、残業すれば残業手当が全て出ると。そういったことが生活給となってですよ。その時間外勤務の仕事が常態化してくることは、ちょっとどうかなあと思って、今回一般質問を出しております。ワークライフバランスの観点からやはり極力そういう時間外勤務を抑えた方が望ましいのかなあというふうに思っております。そういうまた時間外勤務がもし望ましくないと、好いことでは無いと、職場の風土といいますか。そういう傾向が必要では無いかなあと思っております。私も民間でかなり長く営業の仕事をしておりましたので、民間では、このコスト意識ですよね。それからスピード感。それから実績主義ですよ。能力給。そういう意味では、一般民間社員は厳しい状況の中で仕事をしているわけでありまして、今、答弁を聞いてみると。北谷町はどうなんでしょうか。その比較の材料が無いので、判断はできないですが、妥当なのか。そういう効率性の外部的な評価も必要なのかなあと思ったりもするんですけれども、いずれにしてもやる気があってですよ。高い見識、専門性をもって、優秀な北谷町の職員を、やはりこれは町の宝でありますよ。僕は大変頭が下がる思いで常日頃思っているんですが、町民生活にとっても、非常に心強い存在であると思っています。職員のこのスキルアップとかですね、技術向上ですよね。この意識改革のためにも、今後、中には先ほどの報告ですと、696時間という方もいらっしゃるみたいなので、その12時を越す方もいらっしゃると先ほど言っておりましたけれども、残業のこの理由ですよね、例えば多い理由は、平均して皆さん900時間とかね、トータルで年間総額で4,960万円ですけれども、特に突出しているといいますかね、部署はどこなのかなあと。それからこの時間外勤務の課長の方々の指示といいますか。どのように行なっているのか。当然、その指示をしたらチェックが必要だと思うけれども、その辺の現状自体は、どうなっているのか。多いのか、少ないのか、判断出来ないんですが、その時間外勤務手当てですよね、ちょっと4,960万円というのは多いのか、少ないのか。それを削減するために今後どのような取り組みを、先ほどちょっと多い職員には医療面でのケアーもやっているということですが、その辺の答弁をお願い出来ますか。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  ただいまの質問にお答えいたします。まず、時間外勤務の主な内容としましては、総務課が把握し、これは安全衛生委員会のほうで把握しているものについては報告をいたします。 まず、子ども家庭課につきましては、保育所入所の判定のために提出する書類のチェックやまた書類の作成、入所の調整、また決定等の業務と共に、国の会計検査の対応も同時期に行なわれているということでございました。 教育総務課につきましては、学校施設整備等に関する国庫補助の事業に関連する部分や会計検査等でございます。 農林水産課につきましては、海業振興センターの活性化事業に関する業務や、フィッシャリーナの関連する業務等となっております。 税務課におきましては、税の申告、賦課業務、また自動車税や特別徴収の賦課に関する業務となっております。この業務につきましては、一定の期間に業務が集中していることが要因ということで考えております。 また、課長の指示チェックはどうなっているのかというところでございますが、当然、勤務する中で職員については、今、時間外勤務をする場合については、係長か課長の確認となります。 そのチェックにつきましては、その業務の成果というものは、決裁のほうで上がってきますので、確認はされているものと思っております。 また、時間外の支給額についてですが、前に平成18年3月の定例会で時間外の支給額について、答弁の資料がございまして、平成12年度が8,857万円、平成13年で9,230万円というところで、答弁がなされております。現況を考えますと、業務はかなり増えている中で、職員が頑張っているものだと思っています。削減については、やっぱり職員のスキルアップも必要というのと、課においての業務の分散も必要だろうということで考えています。 職員につきましては、研修等がございまして、北谷町からかなり多くの方が研修等に参加して業務のスキルアップに努めているところでございます。 ○田場健儀議長  15番 阿波根弘議員。 ◆15番(阿波根弘議員)  極力、残業というのは、先ほども言いましたワークライフバランスの観点から、今後は抑えるべきところは押さえてね、私は残業が全て反対で否定しているわけではなくて、あくまでも職員の健康面を危惧しておりますので、一つその辺のことを踏まえて、今後、この件に関してはまだ不明瞭の点もあるので、また精査をして質問したいと思います。 次に移ります。町民運動会ですけどね、私も気分転換のために、たまには桑江総合グラウンドでね、やったほうがいいんじゃないかという提案を実はしたかったところ、佐久本次長からそういう提案もありまして、非常に賛成であります。 やはりあまり広すぎても、昨年、一昨年あたりから応援合戦もありますよね、あれは非常に良いですよ。なにをやっているのか分からないですよねあれは。そういった意味で桑江グラウンドは適当な広さで、記録を競うわけでもありませんので、僕は自治体間の交流が一番だと思っていますので、駐車場も多分、今回の答弁で商工会あたりを駐車場もきっちり整備するはずですから、頼みますよ。そういう意図ありますので、大賛成です一つ素晴らしいアイディアで運動会を盛り上げてほしいなあと思います。 道は文化なり道路行政に関しては、非常にスピーディーにやってほしいですね。1点だけ17号に関しては、完成がいつか。それから一期間交通ストップをしますよね。それが大体、いつ頃になるかということを区民の方は特に気にしているので、それが1点と。今、現場は進んでいますけど、本道と今の仮設道路との段差が、結構あるような気がしますので、仮設で貸している方々は、当然、町から報酬をもらっているでもないし、あとでトラブルがないように、じゃその分はどうするのと。地権者が発生するので、そのお金はどうするのということで、そのままほったらかしたら、大きなトラブルになりますので、その辺地権者への説明は必要だと思いますので、それをちょっと答弁をお願いできますか。 ○田場健儀議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  阿波根議員の桑江17号に関する御質問にお答えしたいと思います。 まず、17号がいつ完成をするかということでございますが、あくまでもこれは予定でございますが、平成31年の3月末が一応完成の予定としております。そこで何かありましたら延びたり、短くなったりはすると思いますけど、御理解いただきたいと思います。 そして通行止めに関してでございますが、これは私のほうから関係自治会のほうに桑江自治会、上勢自治会、栄口区自治会、桃原自治会のほうには、早速、来年の平成30年4月以降から平成31年の3月31日まで、約1カ年ということで、御理解をいただきたいということで、文書で知らせております。勿論、これも早くなることも、規制も短くなることもあると思いますし、その辺も考慮しながら説明をさせていただきました。 次に、本線道路と既設道路の段差が生じているということですが、これに関しましては、勿論、このままで開通するつもりはございません。きちんとした道路ときれいに擦り合わせをして、きちんとした形で地権者には戻したいと思っておりますので、よろしくお願いします。以上です。 ○田場健儀議長  15番 阿波根弘議員。 ◆15番(阿波根弘議員)  対応をお願いします。町道13号、14号ですけれども、地権者の問題も答弁がありましたけれども、一部できるところは、整備をして改良をして、一つ通学路ですので、何とか調整をして、整備をしていただきたい。 それと16号ですけどね、やはりこれは普天間の返還とリンクされているんでしょうか。それは一部浄水場とかね、パイプラインが通っているということで厳しいけれども、しかしその中でその知恵を出して、北谷高校の生徒のために歩道にしたらどうかとかね。一つ皆さんの、はい終わります。 ○田場健儀議長  しばらく休憩します。 午後は1時半から開会いたします。 △休憩(11時54分) △再開(13時30分) ○田場健儀議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  こんにちは、今日午後一番で今度私の一般質問ですが、一言だけ今朝の倉敷環境のごみ処理問題について報道がありました。 今現在、全国的にごみの処理問題は重大な課題となっております。そういう意味でもリサイクル等の重要性があると思います。 それでは一般質問に入ります。 質問事項1、北谷町の西海岸事業と第一次産業について。 (1) 浜川漁協では魚の収穫が余り無いみたいですが、農林水産課の対策を伺います。 (2) 北谷町には農家登録者は居ますか。また、農地は有か伺います。 (3) 西海岸は海業で栄えていますが、これからの新しい事業はどのようにお考えか、お伺いいたします。 (4) サーフィンの件で、3月定例会でも一般質問しましたが、宮城海岸では、諸団体のサーフィン大会を開催しており、県内外から多くの集客も有ることから、行政主催のイベントとしてのお考えは無いかと質問いたしました。町長の所見をお伺いいたします。 質問事項2、博物館事業について。 進捗状況をお伺いいたします。 質問事項3、エコ対策について。 北谷町のエコ対策の状況を伺う。この件に対しましては、ちょっと言葉足らずでごみの環境で、残渣、残飯のことをいっておりますので、前もって一応通達しておりますのでよろしくお願いします。 質問事項4、給食センターについて。 9月定例会で給食センターの件について、委託あり無しで討論がなされましたが、その後の進捗状況をお伺いいたします。 あとは自席で質問いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま喜友名朝哲議員から御質問をいただきました。答弁につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。
    田場健儀議長  伊禮秀樹建設経済部長。 ◎伊禮秀樹建設経済部長  質問事項1番目「北谷町の西海岸事業と第一次産業について」の質問要旨1点目「浜川漁港では魚の収穫が余り無いみたいですが、農林水産課の対策を伺う。」についてお答えします。 本町の水産業は、サンゴ礁沿岸域における一本釣、刺網及び潜水漁業が特徴であります。近年は、操業コストの高さや海洋環境の変化などによって、陸揚げ量は減少傾向となっています。 このように漁場を取り巻く環境は依然厳しい状況にあることから、とる漁業からつくり育てる漁業への転換が問題になっております。農林水産課の対策としては、養殖業への支援を行なうとともに、水産業と観光業との連携を図ることにより海業の振興を図りたいと考えております。 次に質問要旨2点目「北谷町には農家登録者は居ますか。また、農地は有か伺う。」についてお答えします。 農地法で定められている農地基本台帳によりますと、農地74件、面積61,346平方メートルとなっております。そのほとんどが字吉原及び字玉上に点在しており、小規模な農地がほとんどでございます。 次に質問要旨3点目「西海岸は海業で栄えていますが、これからの新しい事業はどのようにお考えか伺う。」についてお答えいたします。 本町は、水産業と観光・レクリエーション等のマリン産業が融合した交流拠点の形成を図るためのフィッシャリーナ整備事業を積極的に推進するとともに、水産業の拠点である浜川漁港についてを基盤整備を行なってまいりました。 今後も漁港施設内の未利用地を水産関連会社企業の誘致や駐艇場及び倉庫等として有効活用することによって、水産業の発展につなげていきたいと思っております。 次に、質問要旨4点目「サーフィンの件で、3月定例会でも一般質問しましたが、宮城海岸では、諸団体のサーフィン大会を開催しており、県内外から多くの集客も有ることから、行政主催のイベントとしてのお考えは無いかと質問しました。町長の所見を伺う」についてお答えいたします。 県内におけるサーフィン大会につきましては、サーフショップのオーナーやボランティアスタッフ等で組織されております。沖縄サーフライダー連盟が、選手の技術の向上を目的に、本町の砂辺・宮城海岸、糸満市米須海岸等で、サーフィンコンテストを実施しているとお聞きしております。 サーフィンについては、2020年東京オリンピックで正式に追加種目となっており、今年7月には、北谷町出身の高校生プロサーファーが誕生したということで、サーフィン競技にも明るい話題となっております。 町内の海浜を利用したスポーツとしては、去る6月にオープンウォータースイミングの大会が開催され、県内外より130名の参加者があり、海浜スポーツイベントを通じた新たな観光資源の創出と交流が図られております。また、今月もウインドサーフィンオリンピッククラスの強化合宿が町内で行なわれております。 サーフィンの大会につきましても、本町の西海岸の活性化に大きく寄与するものと思いますので、関連団体と協議を重ね、あらゆる側面から大会実施に向けて支援していきたいと考えております。〇田場健儀議長 伊波興繁住民福祉部長。 ◎伊波興繁住民福祉部長  質問事項3番目「エコ対策について」の質問要旨「北谷町のエコ対策の状況を伺う。」についてお答えします。 まず始めに、温室効果ガス削減の取組みとしまして、「北谷町温暖化防止実行計画」を策定し、「使用していない会議室やトイレ等及び昼休み時の消灯」並びに「空洞の使用時間や運転時間及び温度管理の徹底」といった節電対策や省エネルギー型設備の導入推進、「使用済みコピー用紙の再利用」といったリサイクルの取組み等を役場庁舎だけではなく出先機関や学校等も含め取り組んでおり、平成24年度から平成26年度までの3年間においては、目標値以上の7.2パーセントの温室効果ガス排出量を削減し、継続して取組み強化に努めているところでございます。 次に、ごみ減量化の取組みとしまして、草木類のチップ化による減量及び堆肥化、粗大ごみの再使用の推進、一般家庭における生ごみを堆肥として活用するための生ごみ処理器購入補助の促進等を行なっております。 ○田場健儀議長  川上啓一教育長。 ◎川上啓一教育長  質問事項2番目の「博物館事業について」の質問要旨「進捗状況」について、お答えいたします。 博物館整備事業については、現在、・実施設計段階にきており、ソフト事業としては年度内設計完了後、ハード事業として建設工事段階に移行する予定であります。 特に建築工事、展示製作等の事業費は、これまでのソフト事業と異なり、大幅に事業費が増大されため、一括交付金の特別枠として整備を進めるため、現在沖縄県と調整段階にあります。特別枠事業として採択されますと、平成30年度から建設工事へ移行する予定であり、平成32年度開館を目指しております。 質問事項4番目「給食センターについて」の質問要旨「9月定例会後の給食センター施設整備事業の進捗状況」についてお答えいたします。 学校給食センターの施設整備における炊飯設備については、10月に教育委員会議にて炊飯設備を有する方針について承認を受けましたので、教育委員会の方針について多くの皆さんに御理解を得られるよう努力を重ねているところでございます。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  漁協の会員は漁師と遊漁者がいると思いますがそれぞれの人数と割合と、また出身地についてお願い申し上げます。 ○田場健儀議長  松島勲農林水産課長。 ◎松島勲農林水産課長  組合員についてお答えします。組合員の出身地等については、今、資料を持ち合わせておりませんので、答えできません。あとで調査してまた答えていきたいと思います。 あと組合員の人数についても、今、資料を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えしたいと思います。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  浜川漁協の漁獲量について読谷漁協の方から変わらないはずと聞いたんですが、如何ですか。漁獲量ですね。 ○田場健儀議長  松島勲農林水産課長。 ◎松島勲農林水産課長  近年の漁獲量につきましては、ほぼ横ばいから少し減少傾向にあって、30トンちょっとと記憶しております。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  30トンは月なんでしょうか。年なのでしょうか。すみません。 ○田場健儀議長  松島勲農林水産課長。 ◎松島勲農林水産課長  年間の漁獲高となっております。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  漁に出るとき天候や最近の燃料費の高騰など、厳しい状況があるようですが、養殖業など有効だと思いますが如何でしようか。 ○田場健儀議長  松島勲農林水産課長。 ◎松島勲農林水産課長  今現在、漁場を取り巻く環境が、年々厳しくなっていく中、北谷町では取る漁業からつくり育てる漁業への転換が求められています。そして町としては養殖業への支援が行なう必要がありますので、今後、漁協と共に調査研究をしながら養殖業については、支援を行なっていきたいと考えております。 そして先ほど組合員の数なんですけど、今現在、正組合員が28名、そして準組合員が18名となっております。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  北谷町では、一次産業は収縮状況にありますが、そのために私達8月に岡山理大に視察に行って参りました。それと好適環境水と出会い、私達北谷町に一次産業として無くてはならない事業だと私は思っております。その事業はこれから繁栄すると思われる養殖業でございます。 マグロ、ブラックタイガー、ウナギ、トラフグ、まだまだいろんな魚がありますが、その前に好適環境水は、水を使った洋食のメリット、安全・安心、成長が早い、病気が少ない、発生しにくい、場所を選ばない、水をリサイクルします。そして海の魚でも川の魚でも同じ水槽で育ちます。この事業を進めることにより、人材育成、若者の雇用にもつながると思います。なぜなら岡山理大の山本先生は沖縄に何度も足を運び、北谷町でこの事業を始めるなら、私の岡山理大教え子の子ども達を送り込んでも良いと、私達におっしゃっていました。それだけでは無いです。北谷高校と岡山理大とのパイプをつくり、卒業生を北谷町に養殖業を繁栄させるために、また北谷町に戻すということでした。漁業組合と行政が力を合わせ、共に進めたら、ゆめは広がりますが可能性があります。如何でしょうか。 ○田場健儀議長  松島勲農林水産課長。 ◎松島勲農林水産課長  今、議員から推薦された好適環境水を使っての養殖ということなんですけれども、直ぐにでも漁協に報告して、今後、漁協が養殖する際には、ほかのものも合わせて共に調査研究そして支援を行なって行きたいと思います。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  2番の北谷町の農家登録に関して、黙認耕作地で農業を行なっている方もいると思いますが、その方々の農家登録することは、可能ですか。可能ならば人数や耕作地の面積、何を栽培しているのか把握できていますか。 ○田場健儀議長  松島勲農林水産課長。 ◎松島勲農林水産課長  農地についてお答えします。現在、町の農地基本台帳に記載されている農地につきましては、黙認耕作地は入っておりません。黙認耕作ということで、今、農業をしている現場については、この基地のどの位置に位置するか。現場については、把握しております。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  今現在、町民農園では、敷地面積を拡大する計画はありますか。あるとしたら、いつ頃か教えてください。 ○田場健儀議長  松島勲農林水産課長。 ◎松島勲農林水産課長  現在、町民農園は、128区画ありまして、増設ということで28区画の増設を現在行なっておりまして、工事発注をしたところでありまして、年度内には28区画の増設が完了すると思います。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  3番の西海岸海業で質問いたします。宮城区の防波堤沿いを歩行者天国として、そこでマルシェやフリーマーケットを開けるような環境を整備し、定期的に開催することには、またサーフィン大会と合わせて開催することにより、美浜、北前地区だけでなく、西海岸を盛り上げることにつながると思うが、検討はできないか。ただし、これまで当該地域での騒音や迷惑駐車、ごみのボイ捨てなどが懸念されると思うが、その辺は参加者と自治会の協力をお願いし、開催時にはパトロールや会集やお客様への周知、漁協や美浜駐車場への駐車をお願い、循環バスを走らせるなど合わせて実施することを踏まえ、前向きに考えてほしいと、その事が観光客の誘客にもつながり、地域や飲食業への生活に寄与すると思いますが、如何でしょうか。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  議員の質問にお答えいたします。その内容はサーフィン大会と様々なイベントの融合ということになると思います。 本町においては、このスポーツに関する大会、また合宿など、スポーツコンベンション事業の支援の仕組みについて、議論をしているところでございます。このサーフィン大会につきましても、このOSA沖縄サーフライダー連盟様への聞き取り調査を行なっております。当団体では年5回ほど大会を実施しているということで、お聞きしております。 町の冠を付けての大会というのも大変有効なものであるというふうに考えておりまして、今回、オリンピックの正式種目になったということと、町内から高校生プロサーファーが誕生したというこの競技内での気運も高まっていることと思いますので、当該事業につきまして、いろいろと調整を図りながら進めてまいります。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  すみません。マルシェやフリーマーケットの件で宮城の一方通行、1号線の件でもう一度お伺いいたします。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。このマルシェ歩行者天国というお話ですけれども、これはサーフィン大会との融合ということでもよろしいでしょうか。 この大会に関しましては、多くのお客様が訪れるということで、議員もおっしゃったように、お客さんの郵送であったり、駐車場の確保等々も必要になると。その面に関しては、町がいろいろと協力できることもあるのかなあと考えております。 また、こちらでのいろんな祭事ですね、祭り等を行なう場合、イベントを行なう際の道路の占有については、調査研究をさせていただければと考えております。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  はい、サーフィンの件にいきます。去った12月10日に不二家チームサーフィン大会が宮城海岸で開催されました。その大会で宮城和真君が初優勝いたしました。 2020年オリンピック開催されますサーフィンかその正式種目として選ばれております。北谷町では、念願の和真君がプロサーファーが誕生しました。このように積極的に青少年育成推進を図りながら各大会が開催されております。参加者の中には世界大会で好成績をのこし、活躍している子ども達もいます。このような人材また北谷町で応援、支援、協賛、開催いただき、大会を盛り上げることはできませんか。すみません。もう一度お願いいたします。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  質問にお答えいたします。先ほども申し上げましたけれども、このサーフィン競技につきましては、非常に盛り上がってきているのかなあというふうに感じております。 沖縄サーフライダー連盟様のイベントの中で11月に糸満市長杯という形で市長の冠がついて大会が行なわれたお聞きしております。こちらは、今年度で15回目ということで、聞いておりまして、内容についても、これは15年前ですか、役所内にこのサーフィンの愛好者がおりまして、彼等の御尽力で市長の冠を付けた大会に発展したというふうにお聞きしております。 補助金等の実績はないんですけれども、15回ということでの回数を重ねているということで、非常に有効な大会であるのかなあと感じております。町といたしましても、何らかの町の冠を付けた大会というふうに計画をしながら盛り上げていければなあというふうに考えております。今後、先ほども申し上げたように、スポーツコンベンション事業ということで、いろいろこの支援の内容であったり、このルールであったりというのを、固めていきたいと考えておりますので、また、関係団体とも密に調整をして、開催実現に向けて取り組んでまいります。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  我が北谷町宮城海岸は、全国的にも社会的にも、県外からも有名で注目のスポットであります。ぜひともサーフィン関係者も開催を希望している声があります。 そして、町長。北谷町からプロの選手が生まれ、次はオリンピックの選手が出ると思いますので、そのためにも北谷町でサーフィン大会を開催し、その冠を町長杯して、大会を盛り上げることはできないでしょうか。お伺いします。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  先ほど来、答弁しておりますように、いろんなスポーツをスポーツコンベンションということで、そしてまた2020のオリンピックに向けての練習場とか。或いはまたそこで選手を鍛えていただくとか、こういうことで今、一生懸命取り組んでいるところであります。この北谷町にあるサーフィン連盟ですか。そこの皆さんからは、直接要請も受けたこともございます。その時に、運営から全ていやゆるサーファー連盟がやりますので、ぜひいわゆる町の冠だけ、町長杯というものを貸してもらいたいということで、質問者と答弁している側が町が主催をするとか。或いはまた町がいわゆる運営を全部担うという形では、そういう議員が考えでしたら、ちょっとずれがありますので、なお調整が必要だと思いますので、ただ、向こうからは、サーファー連盟からは、いわゆる全て自分達でやりますということでのお話がありました。そして、やはりプロサーファーが誕生したということは、次はまたオリンピックの選手への期待も高まっておりますので、ぜひ今、答弁しておりますように、いわゆるサーファー連盟と町が協議をして町のいわゆる沖縄でも米須海岸と宮城海岸は甲乙付けがたい場所だというふうに聞いておりますので、そういった意味では、きちっと対応して行くということで今、商工観光課長が答弁しておりますので、そのように理解をいただいて一生懸命取り組むということを御理解いただければと思っております。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  宮城海岸はウインター時期には、素晴らしい波乗りもできますので、よろしくお願いします。前向きにお願いします。 博物館事業について、交付金の決定が2月になるということでしたが、議会また委員会への報告はどういったタイミングで行なわれますか。 ○田場健儀議長  池原誠社会教育課長。 ◎池原誠社会教育課長  博物館の整備事業についてでございます。現在次年度のハード事業に向けて一括交付金の特別枠ということで申請しておりまして、2月の下旬から3月の上旬に結果がわかるという部分でいいますと、まず、当初予算に計上するなり、また、これだけの金額の工事になりましたら、当然、議会の議決が条件となってきております。そういったタイミングで報告することになると思っております。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  はい、よろしくお願いします。 エコ対策に入ります。私達の北谷町も過去にはエコ対策としてコンポスト事業を推進、取り組んだと聞きましたが、今も続けている方はいらっしゃいますか。お伺いいたします。 ○田場健儀議長  金城睦彦保健衛生課長。 ◎金城睦彦保健衛生課長  ただいまの質問にお答えいたします。衛生課においては、家庭用生ゴミ処理機購入補助ということで、購入の際には、その容器の2分の1の金額、上限として3万円いうことで補助を行なっているところでございます。 今数値として持っているのか、平成26年から平成28年、3年間のですか、3年分トータルとしまして、コンポストのほうが3件、電気式の生処理機が15件ということで、計18件はこの3年間において購入補助を行なっているところでございます。 購入した方については、現在も購入していると認識をしているところでございます。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  利用しているんですか。購入か、利用か。 ○田場健儀議長  金城睦彦保健衛生課長。 ◎金城睦彦保健衛生課長  購入した実績として、ここ3年間で18件で、そういった方々については、現在も利用していると認識をしておりまして、この購入補助についても、現在も行なっておりますので、今後も周知徹底をやっていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  私達は新潟新発田市にNPO法人のユー&ミーに視察に行って参りました。新発田市環境衛生課では燃えるごみと残渣、残飯を分別し、生ゴミを処理費軽減事業をNPO法人とユー&ミーさんと連帯して進めています。北谷町もその事業を取り組む事はできないでしょうか。 ○田場健儀議長  金城睦彦保健衛生課長。 ◎金城睦彦保健衛生課長  お答えいたします。まず、本町の一般廃棄物処理基本計画において、ごみ排出抑制のための方策としまして、生ゴミの水切り排出の実施とあと生ゴミの堆肥化の実施、そして議員がおっしゃる循環型社会の構築を協力すると共に、議員がおっしゃる廃棄物の分別、排出、回出に協力すること。これらを住民における取り組みとして、推進しているところでございます。 今後もごみ排出抑制に向けた更なる取り組みが必要だとは考えておりますので、町民、業者、行政3者の協働による循環型社会の構築を目指しましてごみ減量化、リサイクル促進の普及、啓発に今後も取り組んでまいります。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  なぜこれを申しますと、私もエコ対策を家でやっております。残渣を燃えるごみに出さなくなってから、2年9箇月になります。頑張って堆肥は現在80kg作りました。液肥も40リッターぐらい取りました。それで、ぜひとも北谷町も一人一人が力を合わせれば、燃えるごみの削減になると思いますので、よろしくお願いいたします。 さらに私達は北谷町のごみ処理にかかる費用に注目し、残渣をいかに少なくし、処理にかかる費用を削減できないかと考え、2年前に新潟のバイオマス事業を進めている村上市を視察しました。北谷町は、今まで焼却処分されている生ゴミを資源として利活用するリサイクルエコ事業を具現化するために努力しているところです。ぜひ、私達が取り組んでいる環境問題への取り組みに対して北谷町でも理解、御協力をいただき、地域の食の循環を通して、子ども達の食育や自足可能な社会を目指し、理解、行動出来る人を育み、また削減費を持って給食費無料化実現に向けて一歩踏み出していただきればとお願いしたいと思います。如何でしょうか。 事業で残渣をエネルギー源に変えて、メタンガスに変え、それを燃やして電気に変えるんです。バイオマス事業についてお願いします。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  商工観光課の所管業務の中にエネルギーに関することがございますので、商工観光の観点から御質問に答弁いたします。 経済産業省発行の再生可能エネルギー事業旋回ブロックによりますと、再生可能エネルギーとして風力、太陽光、地熱、水力、そしてバイオマスなどの資源施策の活用事例がこのガイドブックに示されております。再生可能エネルギーの事業所については、毎年国より当該ガイドブックが送付されておりますので、事業所等より御相談がありましたらガイドブックに基づいて、支援制度の御案内をしたいと考えております。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  なぜ私がこういうふうなことを申しますと今、北中城村と中城村がバイオマス事業を進めようとしております。北谷町でも取り組む可能性があるかお伺いしたいですけど、先ほどの答弁でお互いコミュニケーションを取りながら頑張ってまいりましょう。よろしくお願いします。 給食センターについて、先日、仲栄真議員と高安議員からの答弁からすると教育委員会の方針は、炊飯設備の設置の判断をしたということです。よろしいでしょうか。 ○田場健儀議長  太田守男学校給食センター所長。 ◎太田守男学校給食センター所長  ただいまの議員の質問にお答えいたします。 おっしゃるとおり教育委員会義の中でこの先日ありました検証経過等踏まえまして、今現在、炊飯設備を有する形での新学校給食センター施設整備の計画を考えているところです。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  現在、調整中ということだと思いますが、今後の手順としては、どのようになりますか。また、いつ頃までに町として判断が決定され、議会、委員会へ報告されますか。 ○田場健儀議長  太田守男学校給食センター所長。 ◎太田守男学校給食センター所長  ただいまの質問にお答えいたします。これは調整作業というのがありますので、できるだけ早めに年内にはできればと思ってはいるんですけれども、こちらの思いだけでではなくて、こちらのほうでも準備を整えた上で、できるだけ多くの皆さんに御理解をいただけるような形での取り組みを行なわせていただきたいと思っております。 それが済みましたら、また、町長部局のほうとそういう調整結果等についての御報告を行いまして、最終的には庁議の中で決定がいただけるものというふうに考えております。その庁議決定を得た段階で議会のほうへの報告等も出来ることと考えております。以上です。 ○田場健儀議長  4番 喜友名朝哲議員。 ◆4番(喜友名朝哲議員)  はい、どうも、これで2017年私は年を越せます。みんな一緒に頑張ってまいりましょう。よろしくお願いします。(散会宣告) ○田場健儀議長  以上で本日の日程は全部終了しました。明日は午前10時から会議を開きます。 これで散会します。お疲れさんでした。 △散会(14時12分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   北谷町議会議長  田場健儀   北谷町議会議員  玉那覇淑子   北谷町議会議員  宮里 歩...