北谷町議会 > 2017-09-22 >
09月22日-03号

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  1. 北谷町議会 2017-09-22
    09月22日-03号


    取得元: 北谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    平成29年  9月 定例会(第466回)    平成29年第466回北谷町議会定例会会議録(第11日目)     招集日時 平成29年9月22日(金)10時00分     招集場所 北谷町議会議事堂       開議 平成29年9月22日(金)10時00分       閉会 平成29年9月22日(金)15時23分出席議員  1番  宮里 廣議員  2番  高安克成議員  3番  友利 勉議員  4番  喜友名朝哲議員  5番  喜友名盛充議員  6番  渡久地政志議員  7番  照屋正治議員  8番  亀谷長久議員  9番  大浜ヤス子議員 10番  仲栄真恵美子議員 11番  玉那覇淑子議員 12番  宮里 歩議員 14番  仲地泰夫議員 15番  阿波根 弘議員 16番  目取眞 肇議員 17番  金城紀昭議員 18番  中村重一議員 19番  田場健儀議員欠席議員 13番  與儀 誠議員説明のため出席した者の職氏名町長         野国昌春副町長        神山正勝教育長        川上啓一会計管理者兼会計課長 知念喜忠総務部長       玉那覇修住民福祉部長     伊波興繁建設経済部長     伊禮秀樹教育次長       佐久本盛正上下水道部長上下水道課長           安田茂正町長室長       宮里泰明総務課長       岸本 満企画財政課長     仲松 明情報政策課長     與那覇政彦税務課長       兼城泰志住民課長       仲地桃子福祉課長       西田由紀保健衛生課長     金城睦彦子ども家庭課長    与儀 司農林水産課長     松島 勲商工観光課長     伊波孝規都市計画課長     田仲康児土木課長       仲宗根義覚教育総務課長     鉢嶺宗則学校教育課長     原田利明社会教育課長     池原 誠学校給食センター所長 太田守男選挙管理委員会主幹  比嘉敬文職務のため出席した事務局職員の職氏名議会事務局長     比嘉良典議会事務局次長    名幸清吉議事法制担当主査   宇良留美子    平成29年第466回北谷町議会定例会議事日程(第3号)              平成29年9月22日(金)10時00分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 諸般の報告日程第3 一般質問     1. 8番 亀谷長久議員     2.17番 金城紀昭議員     3. 1番 宮里 廣議員     4. 9番 大浜ヤス子議員平成29年9月22日(金) △開議(10時00分) (開議宣告) ○田場健儀議長  これから本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○田場健儀議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行ないます。本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、9番大浜ヤス子議員、及び10番仲栄真恵美子議員を指名します。 △日程第2 諸般の報告 ○田場健儀議長  日程第2 諸般の報告を行ないます。北谷町育英会会則の変更報告について、北谷町育英会より会則の変更について、北谷町育英会条例第4条の規定に基づき報告がありましたので、お手元に写しを配布いたしました。 これで諸般の報告を終わります。 △日程第3 一般質問 ○田場健儀議長  日程第3 一般質問を行ないます。順次発言を許します。 8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  おはようございます。一般質問を行ないます。 まず始めに、1点目の行政懇談会について、本年度も行政懇談会を行ないましたけども、その行政懇談会について質問をいたします。 (1) 平成29年度行政懇談会における主な「町民の声」はどのようなことがあったか伺います。 (2) このような町民の声に対してどのように応えていくかを伺います。 質問事項2番目、教育行政について伺います。 北谷中学校グラウンド周辺住民の砂塵被害の実態について。 (1) 北谷中学校グラウンド周辺住民の砂塵被害の実態について、教育委員会としてどのような認識をもっておられるかお伺いします。 (2) 担当課としてどのような砂塵対策を実施しているか伺います。 (3) 砂塵対策を実施しているにもかかわらず、北谷中学校グラウンド周辺住民の砂塵被害に対する声は切実であると考えますが、今後どのような対策をとっていかれるか伺います。 以上、よろしくお願いします。あとは自席で行ないます。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。 ただいま亀谷長久議員から御質問をいただきました。 私からは質問事項1番目「行政懇談会について」の質問要旨1点目、平成29年度行政懇談会における主な「町民の声」はどのようなことがあったか伺う。」についてお答えいたします。 行政懇談会については、私が各行政区自治会に出向き、まちづくり、町の課題及び日常生活における身近な問題について、多くの町民とひざを交えて語り合い、生の声を聴くことで、今後の行政運営に反映させ、町民の福祉向上につなげることを目的に開催しております。 また、町政運営の基本方針であります町民との「対話」と「協働」によるまちづくりにおいて、行政懇談会は、まちづくりを推進する上で非常に重要と考えております。 本年度、開催されました各区行政懇談会については、11行政区において延べ306名の参加、170件の質問や要望等がありました。 主な質問といたしまして、総務部については、コミュニティバスの運用、防災無線・防犯カメラの設置、交通安全対策信号機設置等)、北玉小学校スクールゾーンの交通規制、自治会加入などについての質問がありました。 住民福祉部については、犬・猫の対策、ゴミ問題(不法投棄等)などについての質問がありました。 建設経済部については、道路整備(カーブミラー、ガードレールの設備等)、桑江公園の環境整備及び管理、街路樹植栽の管理、桑江17号線の整備事業、空家対策、違法駐車の対策、フィッシャリーナ整備事業などについての質問がありました。 教育委員会については、学校運動場の砂塵及び整備、町の学校教育などについての質問がありました。 次に、質問要旨2点目「このような町民の声に対してどのように応えるか伺う。」についてお答えいたします。 行政懇談会においては、11行政区自治会から多くの質問や要望等がありました。その一つひとつの質問や要望等に対し町がどのように対応するかをお答えし、その後どのように処理したか。その記録を各自治会に提供するとともに、町民に対しては広報ちゃたん及び町ホームページ等で公表いたします。 また、今回の質問や要望等の大半を既に対応済みとしておりますが、今後は残された質問や要望等を速やかに対応出来るものから取り組み、予算が伴うものについては財源の確保・調整に努め、自治会及び国・県、関係機関との協議等が必要なものについては連携しながら対応してまいります。 その他の質問につきましては、教育委員会とさせていただきます。 ○田場健儀議長  佐久本盛正教育次長。 ◎佐久本盛正教育次長  質問事項2番目「教育行政について」の質問要旨「北谷中学校グランド周辺住民砂塵被害対策」について」の1点目「周辺住民の砂塵被害の実態について、どのような認識をもっておられるか」、2点目「どのような砂塵対策を実施しているか」及び3点目「今後どのように対処するか」について、関連しますのでまとめてお答えいたします。 北谷中学校グラウンド周辺住民の砂塵被害の実態についてでありますが、乾燥と強風などによりグランドの土が飛散し、グラウンド周辺住民の皆様方には多大なご迷惑をお掛けして大変申し訳なく思っております。 現在、学校のグラウンドには砂塵を抑える対策として、スプリンクラーを3基設置し、日中に複数回の散水により砂塵対策を行なっております。 散水後においては一定の効果は出ておりますが、天候や季節風の影響により、砂塵の影響が出やすい季節においては、スプリンクラーによる散水後に、土がすぐ乾いたり、水滴と砂ほこりが一体となって飛散するなど、充分な効果が得られない時期があります。 また、スプリンクラーによる散水と合わせて、年に1回、土壌団粒形成工法により団粒化剤を散布し、砂塵対策を行なっております。団粒化剤の散布施工後においては、砂塵が舞い上がるのが軽減され、グラウンドの砂塵防止として有効な対策となっております。 現在、砂塵対策として運動場の一部芝生化の可能性を検証するために、芝生化の効果、管理状況について試験施工も実施しております。 今後とも、グラウンドの砂塵対策につきましては、今まで以上にまめな散水を心がけるよう学校への働きかけや、必要に応じた団粒化剤の散布を行うとともに、効果的な対策を調査研究しながら、砂塵防止に努めてまいります。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  ありがとうございました。行政懇談会について、町長自ら回答をいただきましたけども、本当にありがとうございます。 11行政区における行政懇談会において、地域住民からの御意見や要望の内容と対応について町長から説明いただきました。 広報ちゃたんの9月号には「各行政区参加人員306名」と、先ほどがお話がありましたけども、掲載されて、次回の10月号において詳しくお知らせするということもありましたけども、ちょっとそれまで待てなくて、今回質問に出させていただいた次第であります。ありがとうございます。 町当局は、年次的に振興計画等によって、計画的に町の福祉の向上をはじめ、あらゆる施策に取り組んでこられたと思います。 一方で、今回の行政懇談会、隔年毎に実施しておられますけれども、11行政区における行政懇談会は、町民の生の声を聴いて、町政に活かすと、これはまさしく町長もそういう御答弁でありました。大変、有意義な目的をもって実施されていると思っております。 それを別の視点からみますと、町当局の発案の諸施策があります。それと行政懇談会等における町民の意見や要望に基づく施策が着実に実施される。この両方から出た施策が着実に実施されることによって、町民の生の声を聴いて町政に活かすという大変町民参加の行政施策が実施されたということに言えると思います。 そのようなことから、ただ今の町長の答弁からありましたように、去る7月4日から28日にかけて全行政区、11行政区で実施された行政懇談会において、提案された意見や要望への対応については、町当局、自ら行政施策の一環として、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 先ほど詳しくありましたけども、個別にありましたけれども、すぐできることがあると思います。 それから少し時間が掛かることもあるかもしれません。それでおっしゃったように、年次的に予算を伴って予算化して、年次的に行なっていくものと、こういう大きく分けて3つに分けられると思いますけれども、こういうことも配慮して10月の広報ちゃたんには、しっかりと町民の方々に、町民の声に対して町当局の態度というものをしっかりと載せていただきたいというふうに思っております。 その成果はここでというわけじゃなくて、この10月の広報でしか待つしかないのかなあというところもありますけれども、一つでお答えいただきたい。 行政懇談会の参加人数306名とありました。これは306名が少ないとか、多いとかいうつもりはありません。300名余りの皆さんが、町に対して非常に貴重な御意見を述べられて、そして町はそれをきちっと対応していくということでありますから、これに越したことはないわけですけれども、この306名の皆さんがいろいろ貴重な御意見を頂けるのであれば、やはりもっと沢山の意見が頂けたらいいんじゃないのかなあということは、沢山の人が参加できるような工夫も必要じゃないかなあというふうな気がするわけです。 ただその辺、今回、隔年毎ですから、野国町長になってから8回目、そういうことになりますけれども、これから先、どういうふうに行くか、この306名を越えるためには、やはり沢山の意見を頂くという心積もりで、もっと沢山の町民に参加して頂きたいという気持ちを皆さんが発信して頂けないかなあと思うんですけれども、その辺、これは町長の御意見がよろしいかもしれませんね。 ひとつ、この306名を越えて、もっともっと行政懇談会を充実させるためには、どうしたらいいかと、そういうことが今これから考えるところかもしれませんけども、十分検討していくことになると思いますけれども、今の時点で、どういうお考えがあるか、お聞かせいただきたいと思います。 ○田場健儀議長  しばらく休憩します。 △休憩(10時15分) △再開(10時15分) ○田場健儀議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 野国昌春町長
    野国昌春町長  ただいま亀谷長久議員の参加人数についての多い、少ないという事もございましたけれども、いわゆる町の重点施策をどう理解をしていただくか、あるいはまた町民の要望というものについて、どういうところが主にあるのかというふうな事について、直接聞くことによって、そしてまた答弁する側も代表の部長クラス以上の皆さんが参加をしておりますので、いわゆる大方の質問等には即答できたと、こういうのは非常に良い機会になったものというふうに思っております。 この300名を比較していますと、その前年が375名ですので、時期、あるいはまた時間設定とか、いろいろあるかもしれませんが、この辺はまた工夫すべきは工夫をしていくと、こういうふうになろうかと思います。 また、決して多い、少ないで一喜一憂ということじゃなくして、どういった意見交換をし、そして今後の町政にどういうふうに活かしていくか、施策に活かしていくか、こういうことが大変重要でありますし、そしてまた要望を言いっぱなし、聴きっぱなしはしないと、これまでもいわゆる、この問題はこういうふうに解決しましたということは自治会には御報告申し上げておりますし、今回も例えばスタートから上勢区、桃原区と行きましたけれども、そこの皆さん方から頂いた御意見については、またこういうふうに上勢区での御意見に対しては、こういうふうに回答しますというふうなことをしっかり述べていきますので、これがやはり意義あるものになるように、そしてまた直接会話する機会がめったにない中で、町の幹部が一堂に会してやるという意義は非常に大きいものがあると思いますので、今後もできるだけ、創意工夫しながら参加人数も増えれば、また意見も多数出てくるというふうな事で、概ね2時間の設定ですけれども、2時間を超えたところもありましたし、そういった意味では、意見交換としては良い意見交換が出来たんではないかなあと思っております。 あとはフォローをどうしていくかということが大変重要かと思っておりますので、そこら辺をしっかり取り組んでいって、やはり喜んでもらえる、あるいはまた気楽に参加してもらえる行政懇談会にしていきたいと、こういうふうに思っています。以上であります。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  ありがとうございます。おっしゃるように、この行政懇談会は町民のほうから見ますと、誰もが町政に対して意見を言って、そして自分の意見を提案としてお願いできるという大変素晴らしい制度になっていると思いますので、是非ともこれを充実させてお互いの町民と行政のキャッチボールがうまく、もっともっとうまくいくと、そして豊かになると、いうことに目指していただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。 それから次に、北谷中学校砂塵被害についてですけれども、この件は、私は桃原ですので、桃原の行政懇談会でも非常に強い口調でお話を申し上げた、お聞きになったと思います。 それでそういうことを聞いて、あとでまた少し取材をさせていただいて、この場に望んでいるということでございますので、よろしくお願いいたします。 グラウンドの砂塵が周辺住民の日々の生活に大きな影響を与えていることは、町当局、教育委員会としても、今回の行政懇談会を通しても、また日常的な事からしても理解いただいているものと思っております。 そういうことを前提になりますけれども、少し私は聞いた中で、少しだけ、2~3点申し上げます。 砂塵被害の実態、周辺皆さんの実態ですけども、1つに朝の朝食後に、ご飯を頂いて、それからテーブルをきちっと拭いて出勤なさると、きれいにテーブルを拭いて出勤するんですけれども、帰ったときには、ざらざらしていると、ホコリが入っているんですね。出勤するわけですから、外出するわけから、窓を開けて出るわけではないですね。窓も閉めているけれども、テーブルの上はホコリの後があるということが実際に、毎日あるということですね。 それからもう1つ、衣類等の洗濯はお家ではできない、コインランドリーを使ったこともあると、そして外に洗濯物が干せないので、乾燥機を購入して対応しましたということであります。 そして日常的に、窓が開けられないということは、雨が降ると「むしろホッとするんだ」と、洗濯物を干すには雨が降ったら大変だというんだけども、むしろ雨が降ったらホッとするという御意見もありました。 それからもう1つ、これは地域の周囲の道路のことですけども、グラウンド周辺の道路の側溝に、赤土が溜まって、側溝の役割が果たしてないことがある。雨降りの日は側溝が道路に赤水が氾濫して流れている状況があると、ただし私、この前、昨日、2~3日前ににわか雨がザーと大きな雨がありました。どうなったかと思い見に行きました。今回は赤水ではなくて、きれいな水が流れていましたけれども、赤水が流れると言うことは、地域住民の方々は経験しているし、目撃しているわけですね。そういうことにも、今回、配慮していただきたいなあというふうに思っております。 そういうふうに、これは実態のごく一部ではありますけど、それを踏まえてちょっと次の質問にお答えいただきたいなあと思います。 まず1番目にいろいろとスプリンクラー3基準備していると、あるいはまた定期的に散水もしていると、また塩化カルシウムも年に1回はやっていると、芝生の試験植栽もやっているというようなことではありますけど、被害を受けている人たちは、毎日の話ですので、先ほど申し上げたように毎日の事ですから、どこに散水しているんだよと、年に1回の塩化カルシウムで間に合うのかと、あるいは芝生を試験的にちょこっと植えて試験していると、こういうことを待っておれないんだというのが、実際の意見であります。実際の声であります。 芝生が伸びて、どれぐらい、どういうふうに検証するか分かりませんけど、これが生えて、効果があるんだということを知るよりは、先進地へ行って実際に見て来た方がいいんですよ。 そうであれば「よし、フィールドとトラックの外は全部芝生にしよう」という結論が出るかもしれない。そうなると、素早い効果が出ると思います。その辺をお願いします。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  亀谷議員の質問にお答えいたします。亀谷議員の方から砂塵被害についての5つの実態について、ただ今報告がございました。北谷中学校グラウンド、周辺住民の皆さまにはグラウンドから発生する砂塵が住宅地に舞い込んで御迷惑を掛けていることについて、申し訳なく思っております。 先の行政懇談会にも地域の皆さま方から砂塵被害の苦情、そして改善の要望がございました。それを受けて、学校にも働きかけて、いま現在、対策としてはスプリンクラー3基、朝、昼、晩の3回の散水を行なっているところでございます。これについては、1日3回行なうことによって、一定の効果は出ているものだと考えております。 あと団粒化剤については、年1回実施しておりますけども、これについては一年のうちで非常に厳しい時期を判断して、その時期に団粒化剤をまいている状況でございます。 また今後においては、地域の皆さま方の被害状況、あと改善状況を直接聞き取りをしながら細やかな対応ができるように取り組んでいきたいと思っております。 また芝生化については、いま検証の段階でございますけども、北谷中学校と同じように、砂塵被害が厳しかった浜川小学校において、昨年運動場の改修工事を行なっております。この改修工事において、砂塵対策としてグラウンドの一部を芝生化、これは運動場の約30パーセントぐらいですけども、芝生化を行なっております。また樹木の樹皮を利用した改造剤の添加も行なって砂塵対策を行なっておりますので、こういった検証も踏まえて、また北谷中学校の今後の改修の時期に合わせて、対策をとっていきたいと思います。 これからいま以上に細やかな対策をとって、また今後の改修に向けて調査研究をさせていただきたいと思っております。以上です。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  いま実態調査をしたことがありますかということを僕は聞こうと思ったんですけども、これからやるということですので、是非その成果を出していただきたいと思います。 先ほども申し上げましたけども、ゆっくり調査とか、実験とか、そういうやっている場合ではない、そういう時間はとれないということのが、住民側の立場ですから、その辺をしっかりとお願いしたいと思います。 それから、2番目に砂塵被害を100パーセント解消することは困難なこともあると思います。しかし、いま出来る事をしっかりやることによって、十分大変、去年の効果が得られるんだということもあると思います。 スプリンクラーを朝、昼、晩の3回やっているんだという話ですけども、もう少し詳しくお願いします。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  お答えいたします。学校にも働きかけて、いま現在、スプリンクラーを3基、一日3回実施しております。まず朝登校した時点で1回、そして昼の昼休みに1回、そして午後の部活動開始の時に1回ということで行政懇談会以降、学校にも働きをかけて、このようにいま実施をされていて、状況を確認したら、以前よりは砂塵の被害は少なくなったというふうな、学校の話を伺っております。以上です。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  スプリンクラーを朝、昼、晩やっておられるということではありますけど、誰が水を掛けるのを決まっているんですか。誰が掛けていますか。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  北谷中学校の場合においては、まず校長先生、または学校用務員がおりますので、どちらかが交代でやっているというふうに聞いております。以上です。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  グラウンドの散水は校長先生の仕事じゃないでしょう。この散水を徹底してやるんであれば、1日3回はやっていると、あるいはその他に砂塵が乾燥したら、また1回増やす、2回増やすということもなければ、3回掛けたからいいやということでは解決はしないと思います。 しいて言うならば、これをどういうふうな誰が、どういうふうな方法で、散水するということのマニュアルを作ってほしい。 そうしないと、用務員さんがやっただろう、校長先生がやるだろう、誰かがやるだろうでは、そういう、その被害はもろに住民に来るわけですから、学校側が少し慎重にそういう対策を練っていただきたいと思いますが、その辺いかがですか。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  お答えいたします。3回では足りないということでございますけども、当然、季節によっては、あるいは風の強い日等については3回では足りないと思います。 いま現在、基本的には最低3回はやっていくということを心がけているところでございます。 先ほどの誰がまくかという答弁で、少し説明が足りませんでしたので、ちょっと補足しますけども、以前は教頭先生の方で担当していたんですけども、いま3回を学校に働きかけておりますけども、やっぱり3回だと教頭先生は厳しいということで、いま現在中心になっているのは、学校用務員のほうで主に3回をまいているという状況でございます。 答弁漏れがありました、マニュアル化についてでございますけども、これについては、やっぱり今後も継続してやっていくためには、そういったのも必要だというふうに考えておりますので、いま進めている散水については、今後も継続できるように、こういった事もマニュアル化についても検討をさせていただきたいと思っています。以上です。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  マニュアルを作ることを検討して、実行性のあるマニュアルを作っていただきたい。そして誰がやるということをしっかりやらないと、いつまで経っても、この問題は解決しないだろうというふうに思っております。 芝生のバイオ試験をやっているということですけど、その成果はいかがですか。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  お答えいたします。砂塵対策としての芝生化の検証を北谷中学校において、いま現在、行なっております。 場所と面積なんですけども、運動場の側溝側に芝生を配置して、いま経過を見ている状況でございます。芝生事態の生育については、いま順調にいっているところでございますけども、こういったのもまた今後検証をしていきたいと思っているのと、あと先ほども言いましたように、浜川小学校において、運動場の約30パーセントに芝生を植えて、砂塵化対策を行なっていますので、そういったのもやっぱり検証しながら、今後の砂塵の対策化について、いろんな面から検討をしていきたいと思っております。以上です。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  いろんな面から検討していくということは、「ああ、そうですか、お願いします」と言うわけにはいかないわけです。実際にこれだけ被害を被っている中で、芝生を植えて、私も見たことがあります。あれだけで何の効果があるんだろうと、何が分かるんだろうという感じさえします。 むしろ先進地に視察に行ったことがありますか。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  お答えいたします。学校の運動場の砂塵については、非常に大きな課題であります。運動場の芝生化については、検証していくということで、県外への研修を平成24年に、これは私が来る前なんですけども、平成24年に施設係として鳥取県の方に鳥取式の芝生ということで行政見学を行かれたということを聞いておりますけども、それを踏まえて、先ほど言いました北谷中学校の一部においての検証、そして今回の浜川小学校の運動場の芝生化の実施につなげていったということでございます。以上です。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  もうそろそろ時間も無いんですけども、このまま終わったら、次の解決策が生まれるだろうかということで、非常に不安があります。 是非この芝生をテストするんであれば、実際に効果的な、実際に御覧になって行ったらいいんじゃないかなあと思います。平成24年に私も鳥取に行きました。向こうの方々は、大きな芝生をポンポンと敷いていくことではなくて、この一本、一本、稲を植えるみたいに、芝生の苗を植えて、それを広げたんだと、これは職員も、PTAも、地域の人たちも一緒になってやったんだということで、そういう非常に取り組みがありました。私も行って、平成24年に1回一般質問に上げさせてもらったことがあると思いますけども、そういうことを実際見て来た方が、皆さんで御覧になったほうが分かりやすい。あれだけの芝生をテストして何が分かるかという感じも受けますので、是非御覧になって実行ある対策をしていただきたいと思います。 時間もありませんので、ちょっとまとめに入りますが、地域住民との協力関係、信頼関係があって初めて学校の運営もスムーズに行くだろうと思っております。そういう意味では、いま学校に批判的な声がありますから、学校運営に。そういうことじゃなくて、お互いに信頼し合って学校のためなら、この芝生植えでもやろうやというぐらいの協力をいただける状況を作っていただきたい。 そしてまた地域の皆さんは、将来を担う子ども達が勉学に励む学校であればこそ、ある程度は我慢もしようというふうに思っておられるのが殆どです。 それで実は先ほど実態を2~3点申し上げた中で、我慢しておられるところは確かにあります。これをずっと進めるということで、調査をしますというふうに、どういった調査をするんだろうという、待てないのがいまもうここまで来たら、そしてそういう我慢を背負うこともあります。これを私は非常に学校に対する、これは非常に地域住民の皆さまに崇高な心じゃないかなあと思います。 ただやさしいとか、おもいやりとか、そういう言葉ではなくて、自分が犠牲になっても、子ども達が頑張っているんだから、これは少し我慢しようやというすごい、素晴らしい崇高な心が、その心に応えていただきたい。 是非とも、この問題が来年度の行政懇談会ではお礼が言われるように、よかったなあと言われるように、この1年奮闘していただきたいと思います。最後にどなたか、決意の程をお願いいたします。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  北谷中学校グラウンド周辺の皆さまには本当に御迷惑を掛けて申し訳なく思っております。 これからは今まで以上に、しっかり周辺の皆さまの意見も聞きながら被害状況、そして改善されたかどうかという意見も直接聞きながら、細やかな対策もとっていきたいと思います。以上です。 ○田場健儀議長  8番 亀谷長久議員。 ◆8番(亀谷長久議員)  調査はいつ頃の予定ですか。これから調査を考えていきたいということでしたけども、地域住民の皆さまに対して、被害状況の調査を、あるいは説明、どういうふうにしてやろうと考えているか、いつ頃やりますか、お願いします。 ○田場健儀議長  鉢嶺宗則教育総務課長。 ◎鉢嶺宗則教育総務課長  調査の時期についてでございますけども、いま現在もスプリンクラー3回実施をしておりますので、この成果等についても近いうちに周辺の住民の皆さんから直接聞き取りを行なっていきたいと思います。 またその聞き取りの結果を今後の対策に活かしていきたいと思っております。以上です。 ○田場健儀議長  しばらく休憩します。 △休憩(10時41分) △再開(10時51分) ○田場健儀議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  一般質問を始めますけども、私はまず町民の目線と、それから二元代表制の立場から、町長から議会に提案された議案については議員はきちんと監視をしてチェックをするという大きな責任、役割があると思っておりますので、そういう視点から今日もお伺いをしたいと思います。 質問事項の1点目は防犯カメラです。これは前回の6月議会にも伺いましたけども、この防犯カメラを設置する場所等も含めて私自身、今ひとつ自分に理解しているところがありませんので、再度取り上げますけれども、ひとつ分かりやすく御説明をいただきたいと思います。 (1) 番目、今回の防犯カメラ事業では、宮減2号線の他に、町道桑江浜川線中部医師会前と安良波線焼肉金城前交差点の間に、計5箇所程度防犯カメラを設置すべきと私は思っております。その必要性と設置についてどう考えか伺う。 (2) 番目、宮城2号線の海岸近くのおよそ1.3キロになるんですけど、そこに17台を設置するというお考えがあるということですけども、何故その17台も集中的にそこに設置する必要があるのか、理由を伺います。 (3) 番目、今回の防犯カメラ設置事業をまとめている国のほうでは、総合事務局が窓口ですけども、8月24日に、私は伺ったんですが、最終報告の提出の自治体はなく、設計の変更に変更があれば変更届けを提出して下されば、私たちはちゃんとお聞きしますと、この事業は、来年の3月一杯に完了すれば良いということをおっしゃっていました。町長の御判断で町道への追加設置は可能と私は思います。その御判断をお聞きいたします。 (4) 番目、設置と並行して、昨年3月31日に制定した北谷町の「防犯カメラの運用に関する要綱」、これをより完璧なものにするために、私は法整備を急ぐべきだと思っています。その時に整備の時期と整備すべき内容、課題は何か伺います。 質問事項の2つ目は博物館の建設です。 (1) 平成27年の2月に実は基本計画書が出来ているようですけど、それと現在の進捗状況がどうなっているのか、開館期日等と、今後の日程について伺います。 (2) 管理運営計画、人員体制、運営方式、総事業費、年間の運営費、それから初年度来館予定者数をお聞かせ下さい。 (3) 展示物の目玉は何か。その展示方法を伺います。民俗伝統芸能では北谷町にある何をどのように紹介されるか伺います。 (4) 北谷にあるフェーヌシマ、三か村大綱引きを町の無形民俗文化財への指定を、実は平成20年に私はお願いをしているんですけども、それ以降、現在に至っております。所見を伺います。 (5) 予定されている博物館と、その西側の伊礼原遺跡公園に隣接した部分に、私は旗頭等が演舞可能な芝生等の空間の整備を提案したいと思いますけども、所見を伺います。 質問事項3つ目、本町の産業、観光の振興策について。 (1) 海業振興センターの海華が撤退をしました。これはフィッシャリーナの海業振興のシンボル的な、私は存在だった思っていたんですけども、その撤退の前には、たぶん存続に向けて町と漁協が話し合いをされたんだと思います。それが叶わなかった、なぜ閉店、閉鎖、撤退せざるを得なかったのかを伺います。 それと現在、その後に入居する企業と、どのような調整作業が行なわれているのか、そして商工会等、外部に今後入居する協力を求める考えはないか伺います。 (2) 町を訪れる観光客に対する魅力的なイベントの提供に向けて、いま北谷エンターテイメント・パークシティーが構想で事業を進めて頑張っている人たちが居ます。私は、今後の町の発展にこの人たちは明らかに貢献をする、後押しをする団体だと思いますけども、その人たちへの具体的な支援策があるかどうかを伺います。 (3) 国は沖縄独自の芸術文化は豊富にあるけども、活用が不十分だという指摘が一方ではあります。町内に残る空手やエイサー等、いろいろな団体の人たちをまとめる、私は総合プロデューサー的な人が今後は絶対に必要だと思っております。どのように育てるおつもりか、お聞きします。 (4) 北谷町にある北谷ツーリズム・デザインラボという所が官公庁から日本版DMOに認可をされるという記事で、もうお分かりだと思いますけども、本町の観光振興に貢献すると思いますけども、この北谷ツーリズム・デザインラボに行政としてどのような事を期待するのか、あるいは今後の活動計画に町が支援する考えがあるかどうか、伺います。 あとは自席から伺います。よろしくお願いします。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま金城紀昭議員から御質問をいただきました。 私の方からは質問事項3番目、本町の産業、観光の振興策についての質問要旨2点目、町を訪れる観光客に対する魅力的なイベントの提供に向け、北谷エンターテイメント・パークシテイ事業への町の具体的な支援策を伺うについてお答え致します。 平成28年度より実施しております北谷エンターテイメント・パークシテイ推進プロジェクトについては、地域ビジネス育成強化支援事業補助金を活用し、デポアイランド通り会、北谷町、商工会、観光協会、美浜アメリカンビレッジ、事業社会が連携隊となって子どもからお年寄りまで誰もが楽しめる観光地域を目指し、エンターテイメントの人材育成と確保に取り組んでいるものであります。 今年度も継続的かつ自立的なエンターテイメントの仕組み作りをめざす、人材育成プログラムの実施と、美浜観覧車前多目的広場で開催した北谷文化芸能フェスティバル等の実習を兼ねたイベントの開催を行なっております。 町としては、当連携隊の定期会議へ参加し、事業に対する助言と、公共施設の利用提供及びイベント開催時における人的支援を行なっております。 次に質問要旨(3) 点目、国は、沖縄独自の芸術文化は豊富にあるが、活用が不十分との指摘、町内で参加団体をまとめる総合プロデュースをする人材育成が重要。どう育てるについてお答えいたします。 先の答弁を致しました、北谷エンターテイメント・パークシテイ事業の取り組みにもある北谷エンターテイメントの人材育成と確保を推進することで、地域の持つソフトパワーを活用し、伝統芸能及び芸術文化に関わる人材の育成、本町の魅力発信を担う人材の育成が図られるものと考えております。 当事業の人材育成プログラムであります音響技術コース、照明技術者コース、映像技術者コース、デレクターコースには、6月より多くの方が受講されており、今後この受講生の中からも、本町のエンターテイメント事業の担い手が育成されることを期待しているところでございます。 次に、質問要旨(4) 点目、日本版DMOに何を期待するか、今後の活動計画等で町の支援策は。についてお答えいたします。 平成29年5月に観光地経営の視点で、観光地づくりを推進する日本版DMO候補法人として町内事業者で構成する一般社団法人北谷ツーリズムデザインラポが県内では2例目として官公庁に登録され、観光振興事業の展開が期待されております。 本町においては、平成28年度に商観光産業の振興と町全体の活性化、町政の発展、町民福祉の増進に寄与することを基本理念として、北谷町観光協会が設立されております。 今後は本町が支援している観光協会と、日本版DMO候補法人との連携と、役割分担が課題であると考えております。 その他の質問につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。 ○田場健儀議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  質問事項1番目「防犯カメラについて」の質問要旨1点目「防犯カメラの必要性と設置についてどう考えるか」についてお答えいたします。 今回の沖縄安全対策事業については、沖縄県における犯罪を抑止するとともに、沖縄県民の安全・安心を確保することを目的に補助金が交付されます。 本町においても、公共施設の利用者が安全・安心に利用できるよう適正な管理を行なうことを目的に事業の申請を行なっております。 防犯カメラの設置場所については、宮城2号線17台、美浜メディアステーション1台、北谷公園14台、安良波公園10台、砂辺馬場公園および屋外運動場4台、桃原公園5台、宇地原公園1台、謝苅公園3台、港公園1台、宮城屋外運動場3台、浜川漁港およびフィッシャリーナ地区18台、美浜駐車場13台の計90台設置する予定でございます。 次に、質問要旨2点目「宮城2号線のみに、なぜ17台も設置する必要があるのか」についてお答えいたします。 宮城2号線については、町内外から多くの方がマリンスポーツや憩いの場所として訪れる傍ら、車上荒らし等による被害が発生していることから、これまでも沖縄地区防犯協会がその対策として、犯罪防止を啓発する掲示板を設置するなど取り組んでまいりました。 また、あわせて沖縄警察署が防犯カメラを設置するよう要望もございましたが、町単独費用での設置が厳しいことから国の補助メニュー等を模索していたところでございます。 今回、内閣府による防犯カメラ設置にかかる補助事業がございましたので、沖縄警察署と調整し、宮城2号線への防犯カメラ設置を申請いたしました。 当該道路は、その道路線の形状により生まれる死角となる場所への対応や道沿いの公共トイレなど、犯罪の抑止に効果が見込まれる場所へ設置を考えております。 次に、質問要旨3点目「町長の判断で町道へ追加設置は可能、判断を伺う。」についてお答えいたします。 今回の沖縄県安全対策事業については、昨年度末に内閣府が沖縄県内の市町村に事業を案内し、庁内等で設置個所の調整を行なってまいりました。本年度内に事業を完了する工期であることから、短期間での事業申請、事業が承認され、その後、実施計画業務の業者選定および入札による業者を決定し、設置個所等への詳細について調整を行なっているところでございます。 現在、カメラ設置を予定している場所での設計を行なっており、支柱の新規設置事案も出ていることから、予算内での設置を熟考すると、当初設置する予定だった設置個所が減る可能性がございます。 また、別の場所への設置については、改めて設計委託をするために、更に時間を要することになりますので、追加して設置することは現段階では厳しいと考えております。 次に、質問要旨4点目「防犯カメラの運用に関する要項の法整備」についてお答えいたします。 新たに防犯カメラを設置いたしますので、現要綱の公共施設に設置しているカメラの管理及び運営に関する要綱については、新たな設置施設の追加と統括責任者の設置に関する規定などを改正する予定でございます。 ○田場健儀議長  伊禮秀樹建設経済部長。 ◎伊禮秀樹建設経済部長  質問事項3番目「本町の産業、観光の振興策について」の質問要旨1点目「海華撤退の理由、存続に向け、町と漁協が協議した中で、それが叶わなかった理由は何だったのか。現在、入居企業と調整作業の中身は。商工会等外部に協力を求める考えはないか伺う。」についてお答え致します。 本町としては、第一次産業である水産業の振興の観点から、これまでに使用料の全額免除、厨房機器・冷蔵冷凍機器・海水ろ過装置を提供するなどの支援を行なってまいりました。 また、うみんちゅワーフにお客さんを呼び込むために活性化事業を実施したり、鮮魚店の誘致を行ない、海華と鮮魚店の連携による海華の活性化等も試みてきましたが、海華の経営状況が上向くことがなく、光熱水費等を負担できる経営状況にないことが今回の海華撤退の理由となっております。 海華撤退後の空き室につきましては、リーシングの中で商工会等の外部にも協力を求めてまいりましたが、なかなか期待する効果が得られませんでしたので、今後は施設全体の核となる店舗となり得る資金力、経営力、実績のある事業者を選定し、施設全体が安定的・持続的に経営ができる事業者を決定してまいりたいと考えております。 ○田場健儀議長  川上啓一教育長。 ◎川上啓一教育長  質問事項2番目の「博物館の建設問題について」の質問要旨1点目「基本計画書と現在の進捗状況、開館期日等、今後の日程」について、お答えいたします。 博物館建設は、現在、建築、展示ともに実施設計を発注しております。 平成30年度から31年度にかけて建設工事、外構工事等を予定しており、平成31年度中の開館を目指しております。 次に、質問要旨2点目「管理運営計画、人員体制、運営方式、総事業費、年間運営費、初年度来館予定者数」についてお答えいたします。 管理運営計画では、博物館が社会教育施設という採算性の取れる施設でないことを鑑み、町立博物館の持続的・安定的な事業運営を目指すこと、また地域資源の活用により本町の活性化にも資すること、地域の人材育成をめざし、博物館機能のうち、特に文化観光・交流機能を拡充させる方向で検討を進めてきました。 運営方式は、行政による学芸部門と施設管理を含めた一部指定管理者制度を導入することを検討しております。 人員体制は、本町学芸部門で4名と指定管理者を想定して計画しております。 総事業費は約14億8千万円、年間運営費は、人件費、施設管理費のほか、地域資源を活用した着地型観光の可能性について、博物館事業との整合性、商品展開の可能性を検討しております。初年度来館者数は1万5千人を想定しております。 次に質問要旨3点目「展示物の目玉展示方法。民俗伝統芸能はどう紹介するか。」について、お答えいたします。 展示物の目玉は「縄文体験」でございます。 これまでの博物館展示は、ガラスケースの中から展示物を見る視覚を重視してきましたが、今回建設する博物館では人間の五感のうち、特に見る(視覚)、触る(触覚)、聞く(聴覚)を刺激する体験的な展示と事業を考えております。 また、伊礼原遺跡に隣接する平安山遺跡からは、県内ではじめて東北系の土器「亀ヶ岡系土器」が見つかったと新聞報道され、縄文時代において沖縄と東北との接点を見出せるような文化財も発見されました。そのほか文化財だけでなく、自然、歴史など種々の角度から展示、事業を図っていきたいと考えております。 また昨年は、ニライセンターにおいて「十五夜に踊ら芸能の御庭(じゅぐやに うどぅら じーぬー ぬ うなー)」ということで、これまで地域で大切に伝承されてきた民俗文化を多くの方々に堪能していただきました。伝承された各郷友会の民俗芸能が一堂に会することの重要性を鑑み、教育委員会では記録映像を撮り、今後博物館において映像展示及び活用を行なう予定で考えております。 そのほかにも町内には、様々な無形民俗文化財が存在するとお聞きしております。民俗芸能については、生涯学習プラザと連携を図りながらPRしていきたいと考えております。 次に、質問要旨4点目「フェーヌシマ、三か村大綱引きを、町無形文化財への指定」について、お答えいたします。 文化財保護法によりますと、文化財指定とは、「歴史上又は学術、芸術、鑑賞上価値の高いものを文化財とし、そのうち重要なものを指定し、保護していく」とございます。 無形民俗文化財として指定に至った場合、この技術を現在伝えている団体や人を「保持者」、「保持団体」として認定、指定いたします。 文化財指定について、現在、後継者不足という大きな課題がございます。北谷郷友会には保存会を立ち上げたとお聞きしております。 教育委員会としては、今後先ほど申し上げました団体等と連携して、保存継承者の育成、無形文化財の普及、振興を図り、町指定文化財に向けて努めてまいりたいと考えております。 次に、質問要旨5点目「旗頭等が演舞可能な芝生等の空間の整備」について、お答えいたします。 町立博物館に隣接する伊礼原遺跡公園には、縄文広場と称し、エイサー、旗頭等演舞が十分に可能な平坦な芝生広場と、公園内、博物館敷地内では、地形的高低差を利用し、地方(じかた)が三線を引くことができるようなステージ、観覧場所など、三次元的な利活用ができるような整備を検討しております。 縄文時代だけでなく、琉球王国文化における民俗芸能などを演じられるスペースを確保し、各種イベントに対応できるような空間設計を検討しております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  一通りありがとうございました。 総務部長、改めて伺います。防犯カメラを要するに桑江、浜川と安良波線にも5台程度設置すべきだと思いますがと私も聞いたんですけど、必要性についてはお答えになってないと思いますが、どうですか。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  質問にお答えをいたします。議員御質問の5箇所についても、やっぱり交通量が多い地域でございます。本町は町域、全域、各市町村からの車の流入も多いものと感じております。 防犯カメラにつきましては、事件、事故等の抑止のために設置をするものでございますので、必要性については、やっぱり交通量が多いということも踏まえながら、設置は今後検討するべきものだと思っております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  この件は後でまた関連して伺いますけども、その砂辺2号線、浄水場からサニーライブの所まで1.3キロに17台ということで、資料をいただきましたけど、そこの中に17台ということは、およそ60メーター間隔で1台、防犯カメラが設置されるという計算になると聞いています。 それでその設置する理由として、警察からの要望という話がありましたし、何回でもありましたけど、私が調べた限りでは、沖縄警察署、砂辺駐在所、北前交番、そこでは、いわゆる事件事故等が多発しているというデータがないですよ、私は聞いてないんですよ。どうしてそういう警察からの要望、これいつ、どこからの要望なんですか、それと、そのいわゆる事故の件数とかというのも、お聞きしていますか。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  宮城2号線につきましては、以前から沖縄地区防犯協会沖縄警察署の方で、車上荒らしが多いということで、そういう要望がございました。その対策としまして、沖縄地区防犯協会の方で掲示板を掲示して、犯罪抑止に取り組んでいるところです。 合わせて、町の方にもできる限り防犯カメラ等の設置が出来ないかという御相談を受けておりました。その時点では、やはり財政的な問題もありますので、設置が出来なかった状況でございます。 今回、国の補助メニューがありまして、昨年度末から、この事業の案内があり、それを踏まえまして、庁舎内の関係機関、まず沖縄警察署もその設置について調整をしたところでございます。 平成29年2月に沖縄警察署と調整をしたところで、優先順位が高かったのが、美浜の交差点、宮城海岸線、車上荒らしによるものということで調整がありました。 あと各公園内のトイレにつきましても、防犯対策で一役買うだろうということで設置の要望がございましたので、今回、この補助を利用して設置をしていこうということで考えております。 ただ細かな犯罪件数について、資料の提供はございません。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  実は復帰から、これまで北谷町でアメリカ軍が加害者になって起きた主な凶悪事件が11件あって、そのうち6件は交通死亡事故、そして4件は強姦事件、あと2件は強姦の未遂事件というぐあいに起きているんですね。 今回の国の防犯カメラ事業は、地域の安全安心の確保ということでございました。先ほど、他の町道にも防犯カメラの必要性の所で交通量をみてとおっしゃいましたけど、要するに北谷町で人がこんなに集まって車が多ければ、事件事故が起きるのは当たり前ですよ。それを防ぐためにということなわけでしょう、今回の事件事故というのは。 だから、よけい僕はその少し後ろ向きだと僕は思う。交通量を見て決めるというのは、交通量が多いからやるんですよ。そして容疑者とか、そういう犯人を特定するとかという、抑止にもなって、情報がきちんと犯人逮捕につながるために今回やると思うんですけど、私はこの5箇所程度は、僕はやるべきだということを今でも思っていますよ。どうですか、もう一度。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  今回、国の補助メニューにつきましては、短期間で事業が決まりまして、それに対応するために、私どもも平成29年1月からその準備を進めてきたところでございます。正式に、平成29年4月に事業の通知が来まして、それに伴って申請等を行なってきた次第でございます。 現在、実施設計の最終調整をしているところですが、今月中に実施設計が上がってきまして、来月に契約をする運びになっております。その短い期間で、じゃあどのように有効に設置が出来るかというのは、やはり公共施設の方から設置をしていこうということで調整をしてまいりました。 ただ議員がおっしゃるとおり、事件、事故を未然に防ぐという抑止の観点から防犯カメラというのは非常に必要だと感じております。 今回、住宅地周辺に設置をしなかったということは、まず住民の周知説明が十分行わなければいけないだろうという観点から、まずは公共施設ということを考えております。 やっぱり今後、町としても、その安全対策というのは非常に重要だと考えております。 次年度以降も補助メニューに限らず、あらゆる検証をしながら、必要な場所については防犯カメラの設置は検討をしていきたいということで考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  先ほど砂辺2号線周辺では、車上荒らしも多いとありましたけど、北谷町、もしくは周辺で車上荒らしがどのぐらいあるのか、あるいは沖縄警察署管内で車上荒らしがどのぐらい起きているのか、被害総数はどのぐらいなのか、そこら辺のデータはお持ちですか。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  車上荒らしとのデータということですが、いま現在、資料については持ち合わせておりません。ただ沖縄地区管内について市町村別の件数というのは公表されてはおりません。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  サニーライブの所に車上狙いを防ぐ3つのねらいということで看板が出ているでしょう、あれは沖縄警察署から出た資料だと思いますけど、私もそれをもらいましたけど、平成28年度に管内で起きている車上荒らしは54件で、被害総額は300万円と、1件あたり5万5千円ぐらいですよね。 だからこのように車上荒らしが、そんなに起きてないんですよ。宮城2号線の周辺でも、警察にも聞いた、資料が無いと言っているんですから、それで要するに平成28年度の北谷町統計書というものを私たちも、議員も頂きましたけども、その中にも書いてないですよ。窃盗犯がどのぐらいあったのか、車上荒らしがどのぐらいあったか書いてないですよ。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  議員御質問のとおり、車上荒らしの細かな件数というのは把握をしておりません。ただやっぱり警察署と話した段階についても、やっぱりこの宮城2号線については、優先順位が高いということで、私どもは調整をした次第でございます。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  だから警察署と話しても、宮城2号線に設置してほしいという、警察の言っている意味が分からないですよ。データが無いんだもの、事実が無いんだもの。 そしてもう1つ、僕が大事なのは、今度の防犯カメラを設置するという時に、沖縄総合事務局総務部の安心安全対策推進課の方では、時期的にはこれはいま出さなくてもいいんですよと、さっき私も申し上げた、今年度中にやればいいですよということを向こうは言っているんですよ。総合事務局は。向こうはそう言っているのに、何で北谷町は出来ないんですか、それ。 そのことで相談、連絡したことはあるんですか、総合事務局に。 ○田場健儀議長  岸本満総務課長。 ◎岸本満総務課長  この補助事業につきましては、本町につきましては8千万円以上申請をしております。 計画的にその申請等を進めている中で、やっぱり期間としては、非常に短いというのが実感でございます。今回実施設計にするにもかなりの期間も掛かっておりますし、また工事もかなり場所が多いと言うことで、工事の期間を2月までを設定する予定で契約をしていこうということで考えております。 その後、事業が終わりましたら、また最終的に完了報告等もございますので、期間的にはタイムリーにやっていかないと事業はできないものと考えております。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  期間が短い中で、進めないといかないというのは、総合事務局もよく分かっているんですよ。 今回の13億円のこの事業は、新聞に出たのが4月、5月頃でしょう。各市町村毎に何台設置するかということが出たのが、だから総合事務局としても、非常に短い時間に出しているものですから、市町村で困っているんだろうなあというのは、把握しているんですよ。だから私たちは希望に応えますよと言っているんです。 あまり時間がありませんから、あれですけど、今回の防犯事業のカメラ、いま課長もおっしゃったけど、国の補助と一般の財源と合わせて9千68万円使って防犯カメラ、防犯灯を設置しますけど、このお金というのは全て国民、及び私たちが公平に払った税金でやっているわけでしょう。 これは税金でやるのに、一方では安心安全を確保して、一方では出来ないというのは、これは公平の原則に反するんじゃないですか、僕は一般の人たちは、それは納得しないと思いますよ。おかしいんじゃないですか。 ○田場健儀議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  金城議員の質問に、私の方から答えたいと思います。まずこれまでも総務課長のほうが答えてきましたように、期間的に短いタイトな中で、この事業を進めている状況でございます。 今回、この箇所決定においては、総務課長の方からも話がありましたように、新聞報道にもありましたし、まず地域住民の周知というのがどうなっているのかというのが、まず課題として上げられます。 それと、やはりこれに関連してプライバシー問題とか、そういったことを考えた場合に、今回その優先順位において関係機関、警察署も含めて決定してきたということでございます。 また総務課長も答弁しておりますけども、やはり必要な所というのは、幾つかあると思います。 これについては今後も検討していきたいというふうには考えておりますけども、当初から考えがありましたように、やはりこれ多額の財源が必要となります。その辺も含めて優先順位を決めて、それから進めていきたいというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  お金を掛けて設置して良かったなあと、地域の人が思うような事をどうぞやって下さいよ、それ。できない、できないという理由だけじゃなくて、本当に地域の人がどう思っている事を考えてやって下さいよ。これお願いしますよ。これ。 あと時間がありませんから、文化財の事で伺いますけど、無形文化財に指定することで、平成20年に私はお願いしたんですけども、結果的にいま教育長のお話をお伺いすると、前回と同じです。伝統芸能保持者や保存団体と調整をして、文化財調査審議会の意見を踏まえて検討していきたいと、全く同じことです。 つまり9年間に、私が一般質問でやったのは、前に進んでないということですか。簡単に言うと。 ○田場健儀議長  池原誠社会教育課長。 ◎池原誠社会教育課長  ただいまの金城議員の御質問にお答えいたします。平成20年の頃に要請されたということでございますけれども、この無形文化財の指定に向けてということで、いま私たち文化のほうには、考古学の調査員はおりますけど、民俗系の資格を持った調査員がいまおらず、この事についてちょっと苦慮している部分ではございます。 ただ先ほど教育長の答弁にもありましたとおり、昨年、生涯学習プラザカナイホールの方で開催されました「十五夜に踊ら芸能の御庭(じゅぐやに うどぅら じーぬー ぬ うなー)」で字北谷は旗頭南ヌ島そして字砂辺の長者の大主、そして字下勢頭の若衆踊り、伊礼の獅子舞等、一堂に会して演舞等をしてもらいました。あの厳かな雰囲気、そしてこれは是非継承していかないといけないだろうという多くの人たちの感想も聞いております。実際はカナイホールに人が入りきれないぐらい、立ち見も出てという状況でございました。 そういった中で、やはり私たちはこの無形の文化財、地域の継承されてきたものを伝えていかなければいけないだろうという時期にきていると思います。 そういった事について、近隣の市町村のちょっと協力を求めて、この指定に向けての方に努めてまいりたいと思っております。以上です。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  課長は、9年前にいらっしゃらないから答えにくいと思います。だけど民俗系の調査員がいないんであれば、町内に居ないなら外から呼んでくれればという話じゃないか、委嘱すればいいだけの話じゃないですか。これは理由になりませんよ。どうですか。 ○田場健儀議長  池原誠社会教育課長。 ◎池原誠社会教育課長  ただ今、実は民俗系の調査員というのが、沖縄市に専門が、正規の職員としておりますけれども、民俗系が沖縄にはちょっと少ないという傾向がございます。 そういった部分と、当然嘱託とかなんなりという形でも委嘱して、そういう調査もしていきたいというふうにございますけれども、ちょっと人材不足というのも現状がございます。 そういった中で、この民俗を携わっている近隣市町村の職員につてというか、そういった形で情報を共有し、また御指導を仰いでいこうという考えでございます。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  大綱引きで申し上げれば、昭和61年と平成10年の時の大綱引きの報告書は、教育委員会からちゃんと報告書ということで2000年の3月に「北谷町の綱引き」ということで出来ていますよね。 図書館にはその冊子もあるし、映像もありますよね、ですから文化財調査審議会を招集して、諮問をして、そこで話し合いをすれば、民俗文化財に指定できると、もうそういう段取りまできているんですよ。 だからもし民俗系が居ないんであれば、なるべく早めにお願いをして、だから私が先言った9年前のことじゃなくて、スピードアップしてどんどん早めにやって下さいよ。やっぱり現場では保存会を作って、若い人たちは一生懸命やっていますよ、町の行事でもやっているでしょう、協力して。 そういう人たちに応えるためにも、是非やって下さいよ。これ。そこら辺、その目処としてどうですか。 ○田場健儀議長  池原誠社会教育課長。 ◎池原誠社会教育課長  いま金城議員が話されたとおり、報告書までは出来ております。当時はこちらに民俗系の職員が居りましたので、そこまでまとめ上げられております。 ただこれを指定に持っていく段階と同時に、その後、これを広めていくということを私たち、行政の方に役割としてございます。 そういった部分は、字北谷では保存会というのも立ち上がっております。若い者も頑張っております。そこに勢いというか、盛り上げるために、どのような支援ができるのかという思いを固めていかないと指定だけして、ほっぽり出すような事はできないものですから、そういった部分を両輪としてうまく走れるような形を整えてやっていきたいということでございますので、また時期には、すぐには名言はできませんけど、また各郷友会に御協力を求めていく場面が出てくると思いますので、またその時には協力のほうも、よろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  先だって、宜野湾市立博物館で特別展示会、企画展をやっていましたけど、その時に北谷町のザル、木製容器、櫛、線刻石版、そのあたりがありました。 埋蔵文化財では北谷町は非常に進んでいますよね。これは北谷の埋蔵文化財の展示品は、僕は1級だと思います。だからこれはいいんだけど、あの民俗芸能のあたりが僕はちょっと、いま民俗系の人が、調査員が少ないとおっしゃいましたけど、そこら辺も是非併行してやって下さいよ、お願いだから、これは即答できないと言いましたけど、博物館が出来るようですから、それまでにはせめてやって下さいよ。一生懸命地元もやっているんだから、応えて下さいよ。そうしたら地元はもっと燃えますよ。 あとはあまり時間がありませんので、観光の件で伺いますけども、エンターテイメント・パークシテイ、実は7月に北谷の安良波でやった時に、音響、照明、司会進行の人たちが、さすがやっぱりプロですね。完璧でした。やっぱりさすがだなあと思ったんですが、そこで後で、この人たちに説明、責任者に聞いたんです。今はボランティアでやっているけど、いずれはこの観覧車の周辺の広場でしっかり仕事が増えると、これは後でビジネスに展開したいと、そういうふうなことを言っていました。 だから経費の支援、人的な支援、組織的な支援、これはとっても今後の北谷町の発展に、これは寄与する団体なんです。このエンターテイメント・パークシテイの構想は、そういう意味ではもう一度聞きますけど、更に北谷町が発展するために、何が出来て、何をすべきだと担当者は思っていますか。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  議員の質問にお答えいたします。北谷エンターテイメント・パークシテイを支援しております地域ビジネス力育成強化事業、こちらは沖縄県商工会連合会が中小企業、行政、その他、地域の振興に携わる者を対象として、公募をして助成する事業でございます。 こちらの助成金を利用した事業がこの北谷エンターテイメント・パークシテイでございまして、スキルと致しましては、平成27年から平成29年の3年事業ということで、今回連携隊を持ちまして今回、事業を行なっているところです。 内容と致しましては、人材育成、こちらも重きを置きながら、今年度も育成事業を行なっております。来年度は、こちらをどう商業展開できるかというところも課題として行なっていくというふうに聞いております。 今後、このエンターテイメント・パークシテイの連携隊、こちらは現在もDMOとして立ち上がっておりますけれども、こういう観光地経営の視点に立った組織のほうに、こちらをバトンタッチしていくような形、実際観光地リゾート地として西海岸が発展していくところで、いわゆる稼ぎ力と観光経営の視点から推進するところに、その舵取りをする担う人材の育成を今回やっているというふうに伺っております。 今後も、自立的なエンターテイメントの事業の推進というものを継承するために、本町、商工会、観光協会、また事業者と連携を強化していきたいというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  DMOというのは、地域の中心になって観光を盛り上げる団体と、つまり北谷町では民間からこういうふうに出ているんですよね。このDMOの所で見ますと、沖縄県では県域レベルでは沖縄観光コンベンションビューロー、それから市町村レベルでは石垣、竹富、与那国が一緒に入っている八重山ビジターズビューロー、市町村単独では北谷町だけ、合計157あるDMOの中で、沖縄から3つ出ているんですよ。こうやって。 だからいかに官公庁、政府は、北谷町の観光に関心があるかということを如実に示していると思うんですね。 それでたぶん官公庁あたりでも、北谷町はどのようにやってくれるかなあというのをたぶん見ています。間違い。これ1年後に、また報告書も出さないといけないんですよ。その時に、要するに北谷町の行政が足りなくて、うまくいきませんでしたというわけにはいかんでしょう。これは。 ですから、北谷町ツーリズムデザインラボがこれから中心になっていろんな考え、思いを、人を束ねて、そしてなぜ北谷町に観光客が来るか、そのマーケティングをして、そしてまとめるリーダーシップを出来る人を集めて、これから北谷ツーリズムデザインラボが中心になってやりますけど、これは是非北谷町からも僕は支援をどんどんやっていただきたいと思います。 この辺りは町長、もう一度責任ですので、お考えがありましたらお聞きしたいと思います。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  北谷町は、第三次産業、その中でもいわゆる観光というのが非常に中心でございます。そういった意味では観光協会を発足し、そしてセンターも置き、そして多言語にも対応できるような人材も配置をしていく、そしていまおっしゃるツーリズム、エンターテイメント事業にも、何も町が関わってないんじゃなくして、町も一生懸命支援をして、職員も派遣、応援もずっとやっている話なんです。そして、話し合いをして決めていることなんですね。 ですから、これは当然、その行政の力も、これからも積極的に支援をしていけないといけませんし、これはその研修会等、講習をやって、この皆さん方がいまボランティアでやっているのが、やはり北谷町にこういう人材が揃ってきましたというふうなことで、観覧車の下で1回目をやっております。 そこではステージも、小さなステージですけども、これも国の予算で出来ております。そして北前の安良波まつりの時も、この皆さんがやる、自分達の勉強した成果を含めて発表する場、ですから、その後、あっちこっち祭りがありますけれども、いわゆるエントリーは、うちも応援してくれんかとか、いろいろあるようなんです。 機器も上等を使っておりますので、まさにどのような方が来ても、素晴らしい機器も、そして人材も揃っていると、こういうふうに思っておりますので、北谷町はこれから観光産業を中心にやっていきますので、これもまた台湾とも、事業会が台湾の、いわゆる台北の地下街の皆さん方との交流もある、そして先般は北谷町から、またその地下街、あるいはまた行政の方も尋ねて、更に交流も含めていこうと、こういうふうなこともやってきておりますので、これからも、いわゆる第三次産業、観光産業で生きていく、そして外国人の案内のあれも、三段階ありますけども、それも一つ一つ、ランクアップをして、最高ランクを目指していこうと、こういうふうなことにしておりますので、そのための今度の補正予算でもお願いをした人材派遣、人材をそこに配置をしていくと、こういうふうなことも含めて積極的に支援していくことは、これは変わりございませんので、また観光で生きていく街ということでは、先ほどDMOも、石垣の場合は3市町、そういう形。 そしてビューロー、そして北谷町というふうなことでございますので、そういったことも、強みも活かしながら、そしてまた北谷町の資源、こういったことも活かしながら進めていけば、より発展をしていくと、こういうふうに思っておりますので、どうか皆さんも、こうすればもっといいんじゃないかという、まだ具体的な御提案もいただければ、町としても積極的に、またそれらも含めて検討していければと、こういうふうに思っております。以上です。 ○田場健儀議長  17番 金城紀昭議員。 ◆17番(金城紀昭議員)  町長、有難うございます。 残り32秒ということで、最後は社会教育課長にふります。この北谷ツーリズムデザインラボの人たちが、町が計画している歴史資料館にエイサーや旗頭などの地域芸能を組み合わせて歴史を切り口にした誘客を行ないたいと、実はこう言っているんですね。 これはまた博物館と構想と絡むんですが、社会教育課としては、どういう支援が出来るのか、何をすべきとお考えなのか、最後にお聞きします。 ○田場健儀議長  池原誠社会教育課長。 ◎池原誠社会教育課長  夢のあるように、ちょっと話させていただきますけども、まず伊礼原博物館の隣にあります伊礼原遺跡が平成22年に国指定となりました。あれは西日本では、珍しい遺跡ということで、実は7千年前の縄文時代から戦前まで、同じ場所に人が住み続けたということで、歴史上価値のある遺跡ということで、国の指定を受けております。 普通でしたら縄文時代、食べ物が無くなったら人は移動していくものですけれども、伊礼原遺跡の中にあるウーチーノカーの湧き水が、この7千年間枯れることなく湧き出ているという部分、そしてそういった食べ物も豊富だった、目の前の海等、そういった地形の条件もあったんだろうと思います。 そういった中で、最近、新聞報道でもありましたとおり、「亀ケ岡式土器」の件もございました。以前には新潟糸魚川さんの翡翠の話もございました。それがこの北谷から出土しております。ということは、この北谷町という地域は、この縄文の時代から、他の地域との交流で栄えてきたのかなあという部分が垣間見れます。まだ解明はされておりませんけど、そういった部分が可能性としてあります。 そしていま現在、この美浜を中心に交流でもって、観光産業等も大きくなってきたというものも、何か結びつくのかなあというふうに思います。その中で、先ほどの郷友会の皆さんが地域で伝承してきた、そういった芸能というのも重要性が出てくるんだろうと思っております。 そういった中で、いま地域では青年会がまたエイサーをどうにかしてまた盛り上げていきたいという思いもございます。 そういったものを、どうまた観光と結びつけていくかというもので、いま着地型の観光というのを教育長の答弁にもありましたけども、その中で商品開発にまた、そういったエイサー体験や、そういった城巡り等、いろんな商品開発の可能性をいま探っているところでございます。 もっとまた地域の協力を得られるのであれば、観光客に対して、例えば本物をシーミー体験ということで、一緒にお墓に行ってもらってシーミーを観光客限定で、何組か限定体験してもらうと、いろんな可能性をいま提案を受けております。 そういったものをまた外に広めていく、町外のみならず、海外にも広げていける、いろんな可能性があるのかなあと思っております。 そういったいま提案を受けている中で、精査している中でありますけれども、やはりこれは地域の協力でもって、また住民参加の下、博物館を盛り上げていけるかなあというふうに思いますので、そういったものを、いままとめているところでございますし、そういった所をまた取り込んでいきたいなあというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  しばらく休憩します。 午後は1時半より開会いたします。 △休憩(11時53分)
    △再開(13時30分) ○田場健儀議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  こんにちは。ちょっと一般質問に入る前に、削除をお願いします。 質問事項2番目の観光振興の中で(2) サンセットビーチ入口の足湯の屋根の拡張工事についての中での屋根という部分の削除をお願いします。 では、本日午後一番ということで、一般質問でありますので、元気よくやっていきたいと思います。暑い中を元気を出して、執行部の皆さんに質問をしてきいます。是非御協力をよろしくお願いします。 通告に従いまして一般質問を行ないますので、執行部の皆さん、是非いい返事をお願いいたします。 質問事項1.青少年のための科学の祭典沖縄大会inちゃたんについて。 全国的に展開されている「青少年のための科学の祭典」の沖縄大会は、県内外の企業・研究機関・大学・専門学校・高校・中学校・小学校の先生方が、いろいろな面白い科学の実験・観察を繰り広げ、子ども達の自由研究のネタ探しなど、大人も遊べる科学のイベントである。 (1) 2011年度~2016年度まで、ちゃたんニライセンター及び隣接する桑江公園、桑江総合運動場で開催をされ、2017年度は場所が変更をされた。その理由を伺います。 (2) 次年度の北谷町での開催はどのように考えているか、当局の見解を伺います。 質問事項2.観光振興について。 (1) 美浜の観光協会周辺においての公共トイレを設置できないか伺います。 (2) サンセットビーチ入口の足湯の拡張工事について。 ①町内外及び観光客を引き寄せる重要な場であり、また、コミュニケーションの場でもある。早めに取り組みができないか伺います。 質問事項3.屋根付き歩道整備について。 (1) 水道課隣接の北側駐車場から庁舎玄関までの間、屋根がないため沖縄特有の雨や猛暑、不便を強いられている。町民の利便性及び快適性を確保する必要があると考える。当局の見解をお願い致します。 (2) 行政サービスの向上につながっていく当局の見解を伺います。 質問事項4.北谷町の姉妹都市提携について。 姉妹都市提携は、経済・観光・児童生徒らの交歓交流の事業や祭り、町の特産品の販売で交流の活性化、行政の人事交流で本町にとって活性化につながっていくと考える。当局の見解をお願いいたします。 質問事項5.道の駅整備について。 (1) 北谷町は、国道58号線沿いに位置し、西海岸地域の地域振興、観光案内等の拠点になり、直売所では、近隣で取れた農産物、鮮魚や地元で加工されたお土産品販売、地産地消の拠点施設としてイベント広場を設け、地域の皆さんの観光客に広く利用されることが活性化につながって行くと考える。当局の見解を伺う。 質問事項6.学校給食について。 (1) 給食センターの理念を伺う。 (2) 新しい給食センターが委託炊飯になった場合、子ども達や保護者に対する説明・周知の方法を伺う。 あとで自席でお願いしますので、よろしくお願いします。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま宮里廣議員から御質問をいただきました。私のほうからは質問事項4番目「北谷町の姉妹都市提携について」の質問要旨「姉妹都市提携は、本町にとって活性化につながっていくと考える。当局の見解を伺う。」についてお答えいたします。 姉妹都市提携については、現在、本町と国内又は国外との姉妹都市の提携はありません。しかしながら、行政における国際交流、観光、教育分野等において、各種個別の交流等を行なっているところであります。 まず、海外移住者子弟研修生受入事業において、南米を中心とした研修生の受け入れ、及び出身町人会等との交流をはじめ、観光プロモーション事業における台湾との観光交流があります。 また、本町スポーツ少年団を中心とした福島県鏡石町とのスポーツ交流、2000年九州・沖縄サミットを契機とした英国派遣事業において中学生を派遣するとともに、英国からの派遣交流校であるディーンマグナスクールの生徒派遣団を受け入れた教育・文化交流のほか、ハワイ短期留学事業を行なっております。 さらに、中部広域圏市町村事務組合においても本町を含む構成市町村から小学生を中心に山形県最上広域市町村圏事務組合と郷土の文化体験等による広域交流があります。 議員の御質問にあります姉妹都市提携については、現在の各種個別の交流等を充実させながら、今後、町行政から町民及び団体間交流まで、総合的かつ広範囲にわたっての交流の発展の可能性を見出しながら、かつ姉妹都市となりうる双方の機運が醸成されていくなかで、姉妹都市の提携がなされていくものと考えますので、今後も検討してまいります。 その他の質問につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。 ○田場健儀議長  伊禮秀樹建設経済部長。 ◎伊禮秀樹建設経済部長  質問事項2番目「観光振興について」の質問要旨1点目「美浜の観光協会周辺において公共トイレを設置できないか伺う。」についてお答えいたします。 現在、当該エリアにおける公共公衆トイレは、観光情報センター内の公衆トイレ及び多目的トイレがございます。観光情報センターの開所時間は、通常10時となっておりますが、現在、朝早くから団体観光客の利用が多くなっているため、9時15分ごろから開所し、トイレ利用の提供を行なっております。 その他、北谷公園内、北谷公園野球場側、サンセットビーチ等にも公共トイレがあり、こちらも観光客に利用されております。また美浜メディアステーション内、美浜交番については、駐在員がいる場合に利用させているとのことでございます。 今後は、美浜アメリカンビレッジ内の各店舗を含め、案内看板等の設置により、利用できるトイレの周知について検討していきたいと考えております。 次に、質問要旨2点目「サンセットビーチ入り口の足湯の拡張工事について」お答えいたします。 ちゅらーゆ前にあります足湯につきましては、自由に御利用していただくことによって、ちゅらーゆの宣伝の一環、またコミュニケーションの場としての役割を担っているものと認識しております。 足湯の拡張につきましては、まず利用状況の実態を把握し、それから必要な規模や改修費用、また費用対効果などを確認した上で検討していきたいと考えております。 次に、質問事項5番目「道の駅整備について」の質問要旨1点目「北谷町は、国道58号線沿いに位置し、西海岸地域の地域振興、観光案内等の拠点になり、直売所では、近隣の取れた農産物、鮮魚や地元で加工された土産品販売、地産地消の拠点施設としてイベント広場を設け、地域の皆様や観光客に広く利用されることが活性化につながって行くと考える。当局の見解を伺う。」についてお答えいたします。 道の駅とは、道路利用者のための休憩機能、道路利用者や地域の方々のための情報発信機能のほか、地域連携機能の3つの機能を併せ持つ、幹線道路沿いの複合多機能休憩施設として、国土交通省道路局が登録しております。基本コンセプトとして、24時間無料で利用できる駐車場とトイレを有する休憩機能と、道路情報、地域の観光情報、緊急医療情報などを提供する情報発信機能、文化教養施設や観光レクリエーション施設等の地域振興を推進する地域連携機能を有するものとなっており、現在県内では8施設の道の駅が認定されております。 本町においては、道の駅に類似する機能を持ち合わせた、海業振興センター「うみんちゅワーフ」が「ちゃたん海の駅」として、海の駅ネットワークより平成27年度に認定を受けております。海の駅につきましても「海から、誰でも、いつでも、気軽に、安心して立ち寄り、利用でき、憩える」ことを標榜しており、地域振興の活性化の拠点であると考えております。 海業振興センター「うみんちゅワーフ」においても、農林水産物及び特産加工品の販売等を行なっておりますので、今後も当施設の活性化を、引き続き推進したいと考えております。 ○田場健儀議長  玉那覇修総務部長。 ◎玉那覇修総務部長  質問事項3番目「屋根付き歩道整備について」の質問要旨1点目「水道課隣接の北側駐車場から庁舎玄関までの間の屋根付き歩道整備」及び質問要旨2点目「行政サービス向上」について関連いたしますので併せてお答えいたします。 平成19年度から行なっている庁舎周辺整備事業において、今年5月から「おもいやり駐車場」の屋根の設置が完了し、体が不自由な方への庁舎利用の利便性向上が図られたものと考えております。 屋根付き歩道整備については、庁舎施設の全体の利便性向上及び今後の更新計画も含めた総合的観点から、今回の「おもいやり駐車場」の利用状況の検証など、施設利用者からの意向も参考に、財源、事業の優先性及び人員体制等を勘案し、検討させていただきます。 ○田場健儀議長  佐久本盛正教育次長。 ◎佐久本盛正教育次長  質問事項1番目の「青少年のための科学の祭典沖縄大会inちゃたんについて」の質問要旨1点目「2017年度は場所が変更された。その理由」について、お答えいたします。 平成23年度から平成28年度まで、ちゃたんニライセンターで開催された「青少年のための科学の祭典」沖縄大会は、毎年2千名以上が訪れる大きな科学のイベントでありました。今年度につきましても、日程を勘案し、8月5日から6日にかけて会場を確保しておりましたが、主催団体である実行委員会の都合によりちゃたんニライセンターでの開催ができませんでした。 理由としまして、この科学の祭典の実行委員である高等学校の理科教員が、今年7月27日・28日に開催された「九州高等学校理科研究会 沖縄大会」の主要メンバーであることから、準備期間に余裕がないとのことでした。 次に、質問要旨2点目「次年度の北谷町での開催はどのように考えているか」について、お答えいたします。 この科学の祭典は、青少年の理科への関心を高めるのに効果が大きいイベントであることから、北谷町での開催を継続していただきたいと考えており、次年度以降の開催について、科学の祭典実行委員会と調整していきたいと考えております。 質問事項6番目「学校給食・食育について」の質問要旨1点目「給食センターの理念」についてお答えいたします。 学校給食センターの理念といたしましては、学校教育の一環として学校給食の充実と改善に努め、学校給食センターと学校及び家庭との密接な連携を図りつつ、栄養、衛生、安全等に留意して学校給食法に定められた目標を達成すること。併せて財政運営の基本(原則)に基づき、健全な学校給食の運営をすることがございます。 次に、質問要旨2点目「委託炊飯になった場合の説明・周知の方法」についてお答えいたします。 現在これまでの経緯を踏まえ、基本設計において基本計画の検証を行ない、議会等やPTA役員の皆様に結果について報告させて頂いているところでございます。 また検証結果について、保護者の皆様から御要望があれば、説明会等を開くことも予定しており、それらの結果をまとめたうえで対応してまいりたいと考えております。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  一通り、説明してもらいました。たいへん有難うございます。 順を追って、僕のほうから意見をまた述べたいと思いますので、まず最初に、「青少年のための科学の祭典沖縄大会inちゃたんについて」です。いまさき教育次長のほうから説明を受けました。今年は高校の先生が行事が重なって大会が持てなかったということのお話もされております。 それで、今年は場所が沖縄市の教育センターのほうで開催されたということを聞いております。それで、これまで6年間、北谷の子ども達をはじめ、近隣の市町村、遠くは北部並びに南部から、この科学の祭典で親子が参加をされ、非常に科学の祭典に対して子ども達が夢を抱いて、こういう夏休みの2日間の前半に開催された科学の祭典に、多くの人の話を聞きますと、2日間で6千名の方々が北谷のほうに来町をしたということで、そのぐらい2日間で、こういう数字が来たということは非常に北谷町はこういった開催をして、すごい成果を上げているかなあと思っております。 いまさき教育次長の方から、この次年度は検討するということであるんですけど、また僕のほうから再度、この取り組み状況、それでまた今回は後援で、ここのほうに「北谷町教育委員会、北谷町PTA連合会」ということで、後援のほうに入っております。そのぐらい、やっぱり行政というのは、子ども達の科学に対して色んなチャレンジ、経験をすることが非常に大事なことだと思います。 そういうことをこれからも次年度に向けてどういう取り組みをしていくのか、それでまた助成金に対して、どのように考えがあるのか、再度お聞きします。 ○田場健儀議長  池原誠社会教育課長。 ◎池原誠社会教育課長  ただ今の宮里廣議員の御質疑にお答えしたいと思います。 この青少年のための科学の祭典は、平成23年度からニライセンターの方で実施されてきました。一時期は先ほど議員もおっしゃられたとおり2日間で6千名を越える来場者があった時もありました。 実は昨年はコンベンションセンターで行われました「科学のイベント」と同日開催ということで、2つに割れてしまったというのがございます。このニライセンターでやっておりました「科学の祭典」については、沖縄タイムスの「ワラビー祭」というものと同時開催という形でやっております。コンベンションセンターで行なっていたのが、琉球新報の方と一緒にやったということでありましたけども、今後につきましては、これは実は「科学の祭典」、高校の理科教諭の有志でもって実行委員会は結成されております。 そういった形で、気持ちのある高校の先生と、またその高校に属している生徒さん達が一緒に来て、また小さな子ども達に接しながら科学のおもしろさというのを教えてまいりました。 本当にとても良い取り組みで、教育委員会としても協力できる体制ということで、今年も色んな講座等もお願いして、全館開けてもらっていた状況であったんですけども、先ほど次長からも説明があったとおり、この先生方が九州の理科研究会の主要メンバーという部分もございまして、これがまた沖縄開催で、那覇地区で開催ということで、かぶってしまいました。 それで教育センターのほうに、実は教育センターというのは先生達の研究施設でありまして、そこに理科教諭の研修等もございます。 そこに実験道具等も置かれていますので、そのままあそこの場所を使って開催したというのが今年の現状らしいです。 また、今後は来年に向けては、是非また北谷でやってほしいなあというのもございます。これは実行委員会とは、また調整してきますけれども、ちょっと助成金の部分については、実はこの理科教諭の皆さん、有志の会で企業からの融資等を受けているという部分もございます。 これはタイムス社はじめ、そういった方々からの部分も受けているというふうにございますので、教育委員会としては減免など、使用料等を調整して対応していきたいというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  教育委員会から前向きの回答をいただきました是非、これは全国で開催されている科学の祭典でありまして、沖縄でもやっぱりそれだけ、これまで本町で開催された6年間の実績があるものですから、是非こういった子ども達の夢、それとまた大人も一緒になって、この科学に対して認識を持つことが必要でありますので、是非検討されて、いま社会教育課長が前向きな話も出ておりますので、是非いい展開されるようにお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 引き続き観光振興について質問をいたします。美浜の公共トイレが無いものですから、これも本会議の場で北谷町は毎年外国の方から年々北谷町に来ている方が増えているようであります。そのためには、我が北谷町は観光振興を是非力を入れて、こういった公共トイレを設置することが非常に観光客にとっても喜ぶことでありまして、是非こういう取り組みはいつ頃からやっていかれるのか、再度お聞きいたします。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  議員の質問にお答えいたします。観光協会周辺、観光情報センター周辺というふうに認識いたしております。公共トイレの設置でございますけれども、現在、平成26年度に開所いたしました観光情報センター、こちらも公共に気軽に利用できるトイレの提供ということで、オストメイトと太陽の多目的トイレも有しております。 数については、男女のトイレと、あと多目的トイレということで、多くはないんですけれども、こちらも観光情報センターが開所している間につきましては、使えるような形でございます。 先の行政懇談会でも同様な公共トイレの設置についての提案、御意見がございました。町と致しましては、現状の把握も含めて検討していきたいと考えております。 また所要施設のトイレも利用できるということですので、こちらも供与しながら、案内告知のほうにも力を入れていきたいというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  いま商工観光課長の説明では、このトイレは9時15分から開所しているということで、先ほど部長のほうから答弁がありましたけど、それだけ観光協会の中を使った場合、業務上支障もあるかなあと思っていますけど、それだけやっぱり、アメリカンビレッジ区域内のほうに、こういったトレイを、現況調査をして整備方針を作成しながら、どんどん増えてくる我が北谷町の観光客にニーズを応えていけることがあるかなあと思っております。 先ほど部長の説明では、野球場のほうもトイレがあるということでお話をされていますけど、沖縄は非常に今年は暑いものですから、特にまた雨が降った場合、あそこまで行ったら大変なことになるものですから、それだけこういう観光客並びに外国の皆さんが「来て、よかった」ということを是非ともトイレに対して再度答弁をお願いいたします。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  お答えいたします。公共トイレの整備につきましては、またその建設費、またランニングについても費用が掛かるものでございますので、いろいろと調査を図りながら進めていければという、検討できればというふうに考えております。 野球場側のトイレにつきましては、美浜駐車場のバスの駐車場が近くにございまして、多くはこちらの利用される方が使っているというふうに認識しております。 また観光情報センター、こちらにつきましても、こちらは本当に来訪者が気軽に使える、利用いただける施設でございますので、特にこの業務に支障があるということではございませんので、トイレの利用については、充分なサービスを行なっているものと思います。 また現在、観光情報センター前にもバスが駐停をして、多くの観光客がそこから降りて、町の方に展開していくというのを見ておりますけれども、トイレに列をなして、トイレ利用を待つというのは、あまりまだは確認はとれておりません。 ただし、まだどんどん観光客が増えていくというのも予想されますので、トイレの設置につきましても、調査検討をしていきたいというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  では前向きに検討されて、是非いい成果ができるようにお願いを申し上げます。 次に移ってまいります。屋根付き歩道整備について、昨年の6月議会で提案したことを再度今日、9月議会で質問しております。その時に総務部長は、役場周辺の工事が終わった段階で検討されていくということをおっしゃっております。 今年は特に、非常に暑いです。沖縄でも35度を越える月日が15日ぐらいあります。そして8月始めの方に、40代の方が日射病で亡くなっておるということで、新聞等で出ております。やっぱり屋根付き歩道を設置することによって、猛暑とか、雨に対応して、やっぱり北谷町民の皆さんが、この役場に入るときに、是非こういった整備をすることによって、サービス向上につながっていくと思いますけど、その件について当局の考えをお聞かせ下さい。 ○田場健儀議長  仲松明企画財政課長。 ◎仲松明企画財政課長  お答えします。行政サービスの向上にかかる御提案ありがとうございます。私どもと致しましては、今年の5月に体のご不自由な方へのおもいやり駐車場を設置いたしました。優先的に取り組んで5月には供用開始というふうになりました。 いま御質問のあります駐車場から役場へのアクセスについては、去年も今後前向きに考えていきたいという答弁を確かやったはずです。また役場周辺の環境整備というものも全体的に見ながらという話をしました。 今後、役場周辺におかれましては、博物館が建設された時には、この駐車場にあるプレハブとか、そちらも撤去して駐車場として広く造成をしていく計画もございます。 今後の計画も含めて、また街づくりという全体的に、部長から答弁がありました財政的なところも優先的に考えていかないといけないと、いま企画財政課では庁舎管理という視点では、今後もう20年経ってきた庁舎について、エアコンの更新時期もかなり延び延びになっているというところもございます。またベビーカーの設置とかいう要望もございます。 優先的なものを、まずは私どもの方で検討して、また財政のところで、何を一番にしなければいけないかという街づくり全体のことも考えて、特に庁舎の整備については、なかなか補助金が無いというところで、単費を使わないといけないと、単費というのは、決済予算の説明でもありましたように、経常収支比率に直接跳ね返っていくというところで、単独費用については本当に精査して、政策的なところで活用していきたいということもありますので、こちらの方は、全体的な庁舎のサービス向上、そしてまちづくり、そして財政的な所も考えながら進めていきたいと考えております。以上です。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  いま企画財政課長のほうから、それで優先順位があるということで、こういうふうに話をされていますけど、僕は障がい者の屋根付き駐車場、非常にいいことを達成したなあと、町民の皆さん、例えば体が不自由な方に対しても、雨が降ろうが、太陽の中でもこういった「おもてなし」で、配慮された駐車場が出来たことに対して非常に感銘をしている1人であります。 それで、今回こういうふうに財政的には厳しいという話もありますけど、それだけやっぱり北谷町民の皆さんが役場に足を運んで、暑い中、雨が降ろうが、そういうニーズに応えて住民サービスを考えてもらうことをお願いを申し上げます。 次に移っていきます。北谷町の姉妹都市提携についてでありますけど、いま最上地域の方から、山形県の内陸部の方に新庄市という街があって8市町村と中部の広域が提携をされて、もう足かけ、昭和63年以来、今日まで我が北谷町の小学校5年生を毎年送っております。山形県最上の方に。 そこには、非常に大きい川が流れて最上川、僕も行ったことあります。それで、特に中部の子ども達、我が北谷町の子ども達は非常に雪を見て感銘するものですから、やっぱりそれだけこの姉妹提携を結ぶことによって、いまは各市町村の取り組みがなされております。姉妹都市ということで、北の名護市は岩手県の八幡平市、向こうの方から人事交流とか、それで糸満市のほうでは、こういった交流事業が展開をされております。 これから是非、こういった市町村同志の連携、山形県大蔵村という非常に肘折温泉があって、我が北谷町も温泉が湧き出るものですから、是非ともこういう北と南と交流できればなあと思っている次第でありますけど、もう一度、この姉妹都市提携について当局野考えを聞かせて下さい。 ○田場健儀議長  宮里泰明町長室長。 ◎宮里泰明町長室長  失礼致しました。宮里廣議員の御質問にお答えをいたします。先ほど町長答弁にもございましたけれども、やはり町と致しましては、現在の各種、個別の交流を今まで以上に交流の密度を上げていく中で、発展させていくということを考えております。 姉妹都市に向けては、やはり1自治体とさまざまな交流をしていかなければならないところがございます。例えば先ほど議員がおっしゃっていた人事交流、これにつきましては職員間、いわゆる自治体同志の職員交流もございますけれども、やはり地域にある団体、例えば商工会とか、そういった人材交流も含まれてきますし、広い意味においては、小学校、中学校までおりて、小中学生の学習交流とかも入ってくるかと思います。 いずれにせよ、1自治体ということになりますと、広範囲にわたっての交流が必要になってまいりますので、今後現在の個別交流の中から、拡大していける自治体を見いだしながら、姉妹都市提携については、今後も検討させていただきいというふうに思っております。以上です。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  いま町長室長の答弁では、これから自治体の事に対して検討しながら考えていくということでありますので、よろしくお願いします。 時間も押し迫ってきました、5番目の道の駅整備について再度聞かせ下さい。取り組み状況について、よろしくお願いします。 ○田場健儀議長  伊波孝規商工観光課長。 ◎伊波孝規商工観光課長  議員の道の駅の取り組み状況について答弁いたします。 先ほど部長からも答弁がありましたけれども、道の駅というのは、幹線道路沿いの複合多機能休憩施設ということで、国道交通省が登録をする施設ということで認識しております。 現在、沖縄県では、名護市の「許田の道の駅」、大宜味村の「おおぎみの道の駅」、「道の駅ゆいゆい国頭」、これは国頭村ですね。「かでなの道の駅」、読谷村の「喜名番所」、そして豊見城市の「豊崎」、糸満市の「いとまん道の駅」、そして宜野座村の「ぎのざ道の駅」、新たにこちらが認定されまして、現在8施設の道の駅が県内には認定されているというところでございます。 本町においては、先ほどの復唱になりますけれども、類似する施設と致しまして、道の駅ではないんですけれども、海の駅としてうみんちゅワーフを、こちらも平成27年度に認定を受けております。 今後、やはり海業振興センターのうみんちゅワーフで議員の御意見にあります、この物産の活性化についても、こちらで引き続き推進していきたいというふうに考えております。以上です。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  いま説明がありました、昨年の10月に僕なんか同僚議員と一緒に山口県萩市の道の駅の方に先進地視察に行きました。そこも地域の皆さんが足を運んで年間140万人の方がこうして賑わいを見せているということで、それをまた市によっても地域活性化、それとまた職員の受け入れもなされております。萩市の方から2年間。 こういう取り組みも我が北谷町のほうからも、こういった職員が行きたいということであれば、ここの方にお願いすれば可能ということで返事ももらっていますので、そういうことも是非考えてもらいたいなあと思っております。 最後に学校給食について、新しい給食センターが、いま計画をされていますけど、特に新しい給食センターについて、保護者の方に説明、周知の方法をどういったことをやってきたのか、ちょっと説明をお願いいたします。 ○田場健儀議長  太田守男学校給食センター所長。 ◎太田守男学校給食センター所長  ただ今の宮里廣議員の質問にお答えいたします。いま現在、給食センター整備事業は、基本構想、基本計画、そしていま基本設計の段階に入っております。基本設計に直接入る前に、基本計画においての検証作業を行ないまして、その検証結果につきまして、議員の皆さんですとか、あるいはPTA連合会の役員の皆さんのほうに検証経過の御報告をさせていただいたところでございます。 保護者の皆さんのほうについては周知ということにつきましては、去年の12月頃になりますけれど、給食センターの施設整備事業がありますという形で、給食だよりというのがございまして、その中で新しい給食センター施設整備についての広報を学校を通して配布させていただいたところでございます。また、これはホームページの方にも一部掲載してございます。以上になります。 ○田場健儀議長  1番 宮里廣議員。 ◆1番(宮里廣議員)  いま説明がありましたけど、再検証の中間報告では年間23万円の金額が出ております。それはやっぱり給食センター所長として、新しい給食センターを作るためには、この食育の事に関して委託をするのか、それまた自前で、直営でやっていくのかどうか、それでこの中で「がち米工房」の方に200万円の金額が掲載されているけれど、説明をお願いします。 ○田場健儀議長  太田守男学校給食センター所長。 ◎太田守男学校給食センター所長  ただいまの宮里廣議員の質問にお答えいたします。 検証過程の中で、委託炊飯の場合と、調理場炊飯の場合での45年間検証によっての年間差額がどの程度になるものかという形で議員の皆さん、及びPTA役員の皆さんのほうに検証経過の御報告をさせて頂いたところでございます。 それを受けて質疑や、あるいは御意見等を承っておりますので、それを下に、いま教育委員会の内部の方では、その方針等についての検討並びに集約を行なっているところでございます。 あと、がち米工房の分の予算が計上されていないということでございましたけれど、それにつきましては、社会身体障害者受援施設の「がち米工房」さんの方から、お米のほうを年間200万円程度購入してございますが、これは委託の場合であっても、調理場炊飯の場合であっても、同様に購入することが出来ますので、先ほどの検証の際においては、委託の場合と調理場炊飯の場合の比較になりますので、どちらも同じ条件のものを敢えて比較する必要はございませんので、計上してございませんでした。以上です。 ○田場健儀議長  しばらく休憩します。 △休憩(14時18分) △再開(14時28分) ○田場健儀議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  こんにちは。今日最後の質問ですので、皆さんもう一踏ん張りです。よろしくお願いします。 質問に入る前に、質問事項3点目の安心安全なまちづくりについての、「もし大雨による」ということがありますが、「もし」は削除して下さい。そして「大雨等による土砂災害対策についてお伺いします」ということで、訂正をお願いします。 では一般質問を行ないます。 1点目に行政懇談会について。 (1) 町長は、就任以来隔年毎に行政懇談会を取り組んでこられましたが、町民からの要望等に対して、どの程度応えられたかお伺いします。 (2) これまでの行政懇談会を通して、見えた部分と課題等があれば、今後どのように検証されていかれるか、お伺いします。 2点目に教育行政について。 (1) 学力テストについて。文部科学省は8月28日、全国の小学校6年生及び中学校3年生を対象に、4月に実施した全国学力テストの結果を公表しました。 本町の教育目標は、自ら学ぶ意欲を育て、学力の向上を目指すとともに、豊かな表現力とねばり強さを持つ幼児児童生徒の育成を図る事となっております。 また、琉球大学教授は、総評としてこの学力調査は法制廃止、順位を競うことを目的とする「学力テスト」としてではなく、行政調査の一環として位置づけられるものある。 したがって、教育行政は、この調査で得られた知見を基に、子どもや教師の学びの条件整備につなげなければならない。この意味で、今回の沖縄における中学校の学力調査の検証は、教育行政の責務であると報道されています。そのような観点から ①全国の平均結果の数値と、県、北谷町の違いを担当課として、どのように捉えられておられるのかお伺いします。 ②今回の結果を受けて、課題及び今後の取り組みについて伺います。 (2) 居場所づくりについて。 ①有識者によると、夏休み明け直後は、大きなプレッシャーや精神的な動揺が生じやすいと分析されています。子ども達が安心して通学できる環境づくりが必要不可欠だと思います。昨今、いじめや登校拒否する児童生徒が増えていると聞きますが、現状と対策についてお伺いします。 ②報道によると、教諭による暴言で、子どもの人権や人格を無視する暴言に児童たちが精神的なショックを受け、心のケアが必要との報道がありました。本町の学校現場では大丈夫だとは思いますが、子ども達を安心して、登校できるためにも、調査を行なう必要はないでしょうか、お伺いします。 ③スケートボードの設置について、完成時期は何時ごろの予定か伺いします。 3点目に、安心安全なまちづくりについて。 (1) 土砂災害警戒区域対策について。 ①総務財政常任委員会は、所管事務調査で16箇所の土砂災害警戒区域の視察を行ないました。その区域には民家もあります。大雨等による土砂災害の対策についてお伺いします。 ②点在している家や倉庫らしい建物がありましたが、実態調査が必要だと思います、如何でしょうか。 (2) ホースガーの改修について。 ホースガーは、以前生活用水として使用されていたと聞きますが、現在、藻で汚れ、子どもたちが間違って入ることになった場合、危険だと思います。改修して、子どもたちが水遊びできる癒しの場所として提供できないか伺います。 4点目に環境美化について。 (1) 西海岸は観光スポットとして、県内外から注目され、写真を撮ったり、散策をしたりしている場所です。しかし、サンセットから馬場公園までのウォーキング道路やデポアイランドの西側(海岸沿いは)、ユリの季節には、ユリが咲いて綺麗ですが、その時期が終わると草が生い茂っている状況です。早目の対策が望まれますが如何でしょうか。 (2) 草刈作業については、委託されていると思いますが、年何回の契約がされているか。 草が生い茂っているせいで、ポイ捨ても目立ちます。対応策についてお伺いします。 (3) 宮城区が結成してから40年余りになります。その間側溝の蓋を一度も取り替えていませんので、人が通る度にガタガタしてうるさいと住民からの苦情があります。また、グレーチングの中から、草が生え出て、雨の日には、子供たちが滑って転び、自転車に乗っている子どもたちも滑って危険な状況にあります。チェックと対策が急務だと思います。住民と一緒になって除去してはどうかお伺いします。 (4) 犬の糞や野良猫が多発して、住民から迷惑との苦情がありますが、担当課としても、立て看板等で、周知はしていますが、更なる対策が必要だと思いますが如何でしょうか。 5点目にパークゴルフ場の設置について。 予定されていますパークゴルフ場の場所及び供用開始時期についてお伺いします。 以上です。よろしくお願いします。 ○田場健儀議長  野国昌春町長。 ◎野国昌春町長  ただいま大浜ヤス子議員から御質問をいただきました。 私の方からは、質問事項1番目「行政懇談会について」の質問要旨1点目「町長は、行政懇談会の町民からの要望等に対して、どの程度応えられたか伺う。」についてお答えいたします。 私が町長就任以来、平成19年度から隔年度開催しております北谷町各区行政懇談会については、これまで各行政区自治会からの質問や要望等を可能な限り、迅速に対応・処理し、翌々年度いわゆる次回開催される行政懇談会までには対応を持ち越さないように実施しております。 過去6回開催されております行政懇談会の質問や要望等は、11行政区総数で、毎回約200件に及んでいるなか、前回開催した平成27年度行政懇談会の対応・処理状況で申し上げますと、質問や要望等178件に対し対応・処理が完結したものは167件、割合で94パーセント完結している状況にあります。 次に、質問要旨2点目「これまでの行政懇談会を通して、見えた部分と課題等があれば、今後どのように検証されているか伺う。」についてお答えいたします。 行政懇談会については、私が各行政区自治会に出向き、まちづくり、町の課題及び日常生活における身近な問題について、多くの町民とひざを交えて語り合い、生の声を聴くことで、今後の行政運営に反映させ、町民の福祉向上につなげることを目的に開催しております。 町政運営の基本方針であります町民との「対話」と「協働」によるまちづくりにおいて、各区行政懇談会をはじめ、町民の意見や要望等を聴く場・機会づくりは、まちづくりを推進する上で非常に重要と考えております。 本年度行政懇談会においても、平常、町並びに職員が各種施策・対応をもって行政サービスの向上に努めているところでありますが、質問や要望等の内容からは、町が気付かないところを町民が気付くところにおいて、地域の実情に沿った町民目線の様々な課題を把握することができ、行政懇談会は有意義な取り組みであります。 今後も、行政懇談会の目的を達成し、きめ細やかな行政対応ができるように、町民が参加しやすく、幅広い年代の方から質問や要望等がいただける行政懇談会となるよう継続して取り組んでまいります。 その他の質問につきましては、担当部長、教育委員会とさせていただきます。 ○田場健儀議長  伊禮秀樹建設経済部長。 ◎伊禮秀樹建設経済部長  質問事項2番目「教育行政について」の質問要旨2点目居場所づくりについての「③スケートボードの設置について、完成時期は何時ごろの予定か伺う。」についてお答えいたします。 スケートボード場については、現在砂辺馬場公園に1か所ございますが、新たな設置場所として、既存の3公園(桃原・桑江・北谷)のうちから選定していきたいと考えております。 しかしながら、設置場所の選定には自治会をはじめ関係者等との意見交換が必要であると考えておりますので、位置の決定へ向けて今年度内に実施していきたいと考えております。 また、位置が決定した後に、設計・工事という流れとなりますが、財源の方も確認しながらになりますので、完成時期については現時点では未定でございます。 次に質問事項3番目「安心安全なまちづくりについて」の質問要旨1点目の土砂災害警戒区域についての「①所管事務調査で16箇所の土砂災害警戒区域の視察を行ないました。その区域には、民家もあります。大雨等による土砂災害の対策について伺う。」及び「②点在している家や倉庫らしい建物がありますが、実態調査が必要だと思いますが如何でしょうか。」については関連しますので一括してお答えいたします。 防止対策としては、大雨注意報の発令時または台風襲来前には、巡回して注意を促し、適宜判断して避難指示、避難勧告を行なっております。 また、土砂災害防止法、急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律、地すべり等防止法、砂防法等関係法令に基づき、県と連携していきます。また、点在する家屋等についても、実態調査も視野に入れ検討してまいります。 次に、質問要旨2点目「ホースガーの改修について」についてお答えいたします。 ホースガーの湧水を利用したせせらぎ広場のある宇地原公園は平成23年11月に整備されました。ホースガ一についても、公園と合わせて整備は完了しております。 現在、地域の皆様に安心して利用して頂くために、年に2回の水質調査を実施しておりますが、議員のご質問にあります藻の発生等の改善については、今後、湧水の元である場所の清掃等を行なった上で、湧水の水量チェックをして解決策を見出していきたいと考えております。 続きまして、質問事項4番目「環境美化について」の質問要旨1点目「ユリの季節には、ユリが咲いて綺麗ですが、その時期が終わると草が生い茂っている状況です。早目の対策が望まれますが如何でしょうか。」及び質問要旨2点目「草刈作業については、委託されていると思いますが、年何回の契約がされているか。草が生い茂っているせいで、ポイ捨ても目立ちます。対応策について伺う。」については関連しますので一括してお答えいたします。 サンセットビーチから砂辺馬場公園にかけての道路の草刈作業等の清掃業務は、北谷町地域振興センター及び北谷町シルバー人材センターに委託しております。 作業回数については、デポアイランド西側の護岸沿いは年1回、フィッシャリーナ地区内の道路は年4回、字港地内の海岸沿いの道路は年6回、草刈及びポイ捨ての対応も含めた清掃作業を北谷町シルバー人材センターが行なっておりますが、デポアイランド護岸沿いの清掃については、事業者会等にも声かけしながら柔軟に対応していきたいと思います。 また、宮城海岸については、作業員を常駐しての清掃作業を北谷町地域振興センターが行なっております。 ただし、契約上は年間の作業回数が決まっておりますが、必要があればその都度対応しているところでございます。 次に、質問要旨3点目「住民と一緒になって除去してはどうか伺う。」についてお答えいたします。 道路上の側溝蓋の不具合等の維持管理については、これまでもその都度対応してきておりますが・範囲が広く箇所数も多いことから対応しきれていないところもございますが、出来る範囲内で今後も対応していきます。 また、側溝内の雑草除去等に関しましては、自治会等と調整しながら対応していければと考えております。 質問事項5番目「パークゴルフ場の設置について」の質問要旨「パークゴルフ場の場所及び供用開始時期」についてお答えいたします。 パークゴルフ場につきましては、今年度に基本計画を策定する予定となっております。 現在、桃原公園及び砂辺の国有地を候補地として想定しておりますが、自治会及び関係機関との調整を実施しながら、設置場所の決定を行なっていきたいと考えております。 また、現在は計画策定の段階なので、供用開始時期については決定には至っておりません。 ○田場健儀議長  伊波興繁住民福祉部長。 ◎伊波興繁住民福祉部長  質問事項4番目「環境美化について」の質問要旨4点目「犬の糞や野良猫が多発して、住民から迷惑との苦情がありますが、担当課としても、立て看板等で、周知はしていますが、更なる対策が必要だと思いますが如何でしょうか」についてお答えいたします。 北谷町飼い犬条例においては、犬の飼い主の義務として、学校、公園、道路その他公の場所や他人の土地などを不潔にしてはならないことを規定しております。 そこで所管課においては、犬猫の糞の片づけに関する看板設置や犬猫の飼い方パンフレット・チラシの乾布、並びにポスターの掲示を行なうとともに、日々のパトロールに加え、月1回は早朝または夜間の巡回パトロールを実施し、犬の飼い主や猫にエサやりをしている方々に対し、公共空間でペットと共存していくための指導や飼い犬の登録及び狂犬病予防接種の指導など適正飼養の意識啓発活動に取り組んでおります。 今後においても、パトロールや周知広報、飼い主等の意識啓発活動について、更に粘り強く行なうとともに、効果的な対策について調査研究に努めて参ります。 ○田場健儀議長  川上啓一教育長。 ◎川上啓一教育長  質問事項2番目「教育行政について」の質問要旨1点目「学力テストについて、①全国の平均結果の数値と、県、北谷町の違いを担当課として、どのように捉えているのか。②今回の結果を受けての課題及び今後の取り組み」について、お答えいたします。 全国学力・学習状況調査の本町の平均正答率と全国、県との差を、調査科目ごとにポイントで順にお答えいたします。 小学校、国語A(-2.8、-1)、国語B(-2.5、-2)、算数A(-0.6、-3)、算数B(-2.9、-3)、中学校、国語A(-7.4、-2)、国語B(-8.2、-3)、数学A(-6.6、±0)、数学B(-7.1、-1)となっております。 本町においては、小学校では全国レベルといわれる-5パーセント以内に達し、全科目で-3パーセント以内に入ってきております。 また、中学校では、全国との差-5パーセントには達していませんが、数学Aが県と差がないところまで伸びてきております。他の科目についても、年々その差を縮めており、授業改善が進められているものと捉えております。 また、課題については、国語ですけれども、「目的や意図に応じ、必要な内容を整理して書くこと」、「自分の考えを広げたり、深めたりするための発言の意図を捉えること」、「比喩を用いた表現に着目し、感じたことや考えたことを書くこと」。 次に算数・数学ですが「判断や成り立つ理由を記述したり、数学的な表現を用いて説明すること」などが課題となっております。 各小学校、中学校においても課題を明確にし、課題への取り組みとして、課題点を年間計画に示し、授業や補習等の場において、具体的に取り組んでいけるよう指導助言を進めてまいります。 次に、質問要旨2点目「居場所づくりについて、①昨今、いじめや登校拒否する児童生徒が増えていると聞きますが、現状と対策に」について、お答えいたします。 7月までの調査結果では、いじめの認知件数が、小学校で106件、中学校では2件、不登校については小学校で2人、中学校では30人となっております。 いじめについては、放っておけばいじめに発展したかもしれない、「いじめの芽」、または「いじめの兆候」についても認知件数に入れることとなったため認知件数が増加しておりますが、これは先生方が危機感を持ち、早期発見・早期対応に努めている結果と捉えております。本町では、現在、深刻ないじめ事案は報告されておりません。 しかし、潜在する「いじめの芽」や「いじめの兆候」は、もっとあると考えており、いじめの認知に関する体制が各学校で作りやすいよう、毎月の報告のシステム様式に改善を加えたところであります。 また、不登校については、低学年から「不登校の芽」をもった子ども達への関わりや支援、小中の情報連携にまだ不十分な点があると考えられます。 その課題への対応として、「組織的・計画的・指導援助システム」を作成し、全生徒に関わる一次対応、気になる生徒に個別に関わる二次対応、不適応を起こしている生徒にチームで関わる三次対応を示し取り組んでおります。 また、チームで関わる場合に活用するチーム支援シートにより、学年間の引継ぎ、小中間の引継ぎが改善していくものと考えております。 さらに、年間2回実施する学級での児童生徒の状況を確認できるハイパーQU調査の活用、スマイルプログラムの取り組みにより、円滑な人間関係ができ、居心地のよい学級・学年づくりができるよう取り組んでおります。 次に、「②教師による暴言で、児童たちが精神的ショックを受け、心のケアが必要との報道があるが、調査を行なう必要はないか」について、お答えいたします。 教師による暴言ではないかと本人や保護者から訴えがあった場合は、管理者が中心となって事実を確認し、事実であれば、謝罪や教師の指導等適切に対応してまいります。心のケアが必要な場合は、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーに繋いだり、心の教室相談員のもとでケアするなど、チームを組んで最大限の援助を行なっていきます。 現在、本町では、教師による暴言で、精神的ショックを受け、心のケアが必要な事案の報告はございません。 子どもたちは、人間関係の中で、ちょっとした言葉の掛け違いで、精神的にショックを受けることもあります。そのような子どもたちの心の状況を把握するため、ハイパーQU調査を実施し、児童生徒の学級・学年における居心地のよさの状況を確認したり、人権の日等のアンケートや、教育相談月間に一人一人と教育相談をしながら、児童生徒の悩みの相談に乗ることで、児童生徒の状況の把握を行なっております。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  一通りの御答弁ありがとうございました。行政懇談会について、私は今回の行政懇談会はちょっと県外研修があって参加はできませんでしたけれども、先の午前中の答弁で、11行政区で306人で170件要望があったと町長の御答弁がありました。 私は2013年6月において、懇談会で要望があった全行政区の総件数はということで、184件、解決したのが102件、未解決が82件との答弁をもらいました。この2013年ではありますが、未解決策となっている事に対しての取り組みはどうなっているか、町長の所見をお願いします。 ○田場健儀議長  宮里泰明町長室長。 ◎宮里泰明町長室長  大浜ヤス子議員の御質問にお答えをいたします。議員たいへん申し訳ございません。2013年の資料はお持ち合わせておりませんので、議員の御質問に対する未解決については、少し答弁は出来ない状況にあります。 先ほど町長の方から前回、平成27年度について、いわゆる178件に対して167件の解決ということで、いわゆる割合にして94パーセント完結している状況というのは申し上げましたけれども、これで少し申し上げてよろしいでしょうか。 それに対する完結していない事業というのが、上勢頭55号線の整備に関する事ということがございまして、これにつきましては現在、物件補償、用地購入ということで所要の手続きを進めていく、そういった事務を整えている状況ということで、継続完結に至っていないところでございます。 次に防災無線のデジタル化というのがございまして、こちらも確認いたしましたところ、基本計画の作成中ということで、完結には至っておりませんが、確実に対応させていただいております。こういった状況でございます。以上です。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  すみません、打ち合わせが出来てなくて大変失礼しました。 でも町長の実績として、すごく102件が解決したということは、実績として残っていると思います。これからも今年は170件ということですので、あと2カ年でどれだけ出来るか、これはもう町長と当局の頑張り次第で出来る事と思いますので、よろしくお願いします。 学校の学力テストについて、教育長からいろいろと、長々と御答弁をいただきましたけれども、県の教育委員会は2016年度の学力テストの結果を各学校で授業改善等の取り組みが進み、縦や地域の連携の成果も表れているということをお話しされています。 また社説では授業改善等で併せて全ての子ども達が目標に向かって学べるような環境づくりも教育行政には求められていると、そして全員対象の悉皆調査というあり方も含めて、見直す時期ではないかということを述べております。 その指摘があります、中学生の成績がちょっと思わしくないということは、部活のせいで成績が落ちているのではないかという担当課の御意見もありますが、本町の分析としては、この中学3年生の部活の件はどのように捉えておられるか伺います。 ○田場健儀議長  原田利明学校教育課長。 ◎原田利明学校教育課長  ただいまの大浜ヤス子議員の質問にお答えします。部活動と学力との兼ね合いですが、本町は中学校2校ありますが、部活動の盛んな学校のほうが成績が良い状況であります。部活動で疲れて勉強できてないということではなく、やはりそれぞれの子ども達の姿勢、取り組み状況等が学力に影響しているものと捉えております。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  では居場所づくり「いじめについて」、この主要施策の中でも成果報告が行なわれておりますが、やっぱりスクールソーシャルワーカーが後押しをしていると、でも不登校等との微妙ではありますが増加していると、不登校になると登校復帰には時間が掛かるため、不登校になりそうな児童生徒を早期に発見するシステム体制の構築が急務であるということで、改善点が述べられていますね。 それと、いじめの件ですが、この間の英語スピーチコンテストでありました「学校に行きたくない、生きていても楽しくない、貴方はこの辛い経験をしたことがありますか、中学生の40パーセントがこの経験があると回答しています。何故いじめはこの世から無くならないんでしょうか、貴方のまわりを見渡してみて見て下さい。悲しい表情の人はいませんか。何か悩みを抱えている人は居ませんか。まず話を聞いて下さい、それがその人の支えになるはずです。」と、綴られています。これは、この間の9月1日に行なわれたスピーチカンバセーションの中にあります。 このように子ども達の40パーセントという数字がとても気になりますね。このことを担当課としては把握しておられるかどうかということをお願いします。 ○田場健儀議長  原田利明学校教育課長。 ◎原田利明学校教育課長  ただ今の大浜ヤス子議員の質問にお答えいたします。今ありました40パーセントという数字については、どこから出てきた数字がというのが、はっきり私のほうでは捉えておりませんが、子ども達の中には「本当に、自分がこの世に居ていいのだろうか」と思ってしまうような、いじめを受けている子ども達が居るというのは承知しております。 またそのようなことにならないよう答弁でもありましたように、早期に発見して、早期に解決してあげる、その取り組みの結果として今回、小学校のほうで非常に沢山のいじめ事案ということで数字が上がってきているかと思っています。 現在、いじめ事案が中学校の方で、なかなか上がってないということで、今年度システムを変えて早期に発見して、その数値がまた委員会まで上がってくるようなシステムの変更を行なったところであります。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  このいじめもそうですけど、登校拒否について、いきなり「学校に行きたくない」という子どもが増えている、父兄から相談があるんですね。「何で行きたくないの」と言ったら理由を言わない。それで保護者がどうすればいいのということで、一応相談も受けていますが、こういう状況を校長会とかで意見交換会をしたことがございますでしょうか。 ○田場健儀議長  原田利明学校教育課長。 ◎原田利明学校教育課長  不登校の件につきましては、校長会等でも話題はなる点であります。その中で北谷町として、それを改善するためにどのように取り組んでいくかということの1つがスマイルプログラムというものを取り組んでおりまして、学級や学年が本当に居心地がいい場所になるように、子ども達同志の信頼関係、そして子どもと先生方の信頼関係が出来ていくような取り組みをやっていくということでスマイルプログラムの内容目的を校長会等で話しながら、今年で3年目になりますけども、取り組んでいるところでございます。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  ありがとうございます。とにかくこの父兄がとても、保護者の方がとても今、子どもが不登校のために結構悩んでいるんですね。 それで暴言からの虐待はないという答弁でしたけれども、今日の朝刊に「虐待の疑い通告県内231人」という事が沖縄タイムスに載っていました。 ですので、沖縄県内でも結構虐待もあるということなんですね。でも本町には、そういうことはないということですので、ちょっと安心はしておりますが、このやっぱり調査、やっぱりアンケートをとって実際に調査を行なった方がいいのではないかなあと思うんですけど、このアンケート調査については、スマイルプログラムとか、ハイパーQU調査とか、おっしゃっていましたけれども、こういう調査は各小中学校で行なうのかどうかお願いします。 ○田場健儀議長  原田利明学校教育課長。 ◎原田利明学校教育課長  ただ今の質問にお答えします。 スマイルプログラムについては全学校で実施しております。 それからハイパーQU調査についても全学校で年2回行なっているところでございます。このハイパーQU調査によって、学級に不適用になっている生徒がどの子と、どの子と、どの子というのがしっかり出てきます。 そこで学級担任がこの子達へ、どう関わればいいかというのを先ほどまでスクールソーシャルワーカー等、生徒指導だったり、教育相談担当だったりとチームを組んで、この子にどのように対応していけばいいかということで対応して、この不適応を起こしている原因を探していきます。 その中で先ほどおっしゃった暴言による、傷ついているのかとか、他の面で何か侵害行為、何かいじめ等の侵害を受けているのか、それとももっと認められたいと思っているのかというのを探りながら対応していくという事ができるのが、ハイパーQU調査になっております。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  次、進みます。スケートボードの設置時期はまだ分からないということでしたけれども、前回砂辺馬場公園のスケートボード場の改修が急務だと私は質問しましたけれども、この場所を改修するのは、予定はされていますでしょうか。桃原公園、北谷公園、桑江公園は、今年度中に一応は地域の方と相談して決めると言うことでしたけれども、この砂辺馬場公園の件について、わかっているでしたらお願いします。 ○田場健儀議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  大浜ヤス子議員の砂辺馬場公園のスケートボードの改修についての御質問でございますが、今議会の9月定例議会で補正予算にもって馬場公園のスケートボード場のコンクリートを入れ替えする改修工事は入っています。時期としては早めに対応させて、年度内には終わらしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  よろしくお願いします。 ホースガーについては、この地域は私は聖域の場所だと思っております。ですので、やっぱり改修工事をして、地域住民が憩える場所にしてほしいという思いでいますので、これを是非やってもらいたい。これをやるとしたらいつ頃の予定か、どうかお願いします。 ○田場健儀議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  ホースガーの件でございますが、この件に関しまして、今議会が終了次第、委託業務をお世話になっている地域振興センターと、まずその原因となる湧き水の所を洗い出して、どのぐらいの水量が出るのかをチェックしながら調査していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  よろしくお願いします。 次、デポアイランドの西側は草は刈り取られて、馬場公園まで一昨日、清掃はきれいにされておりました。ありがとうございます。 このデポアイランドの裏側の西海岸は、ユリの時期が終わったら、雨の時期が草がすぐ、掃除してもすぐ伸びてしまうという場所です。 例えば、低木の花を咲かせる、ニチニチソウとか、マツバボタンとか、いろいろあるんですが、いまハマヒルガオがこれが下に張っているんですね。これがみんな枯れてから、その中にポイ捨てがあるんですよ。殆どポイ捨てされています。 ですので、この対策を早めにやる必要があるんじゃないかなあと思うんですが、その所、もう一度お願いします。 ○田場健儀議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  大浜ヤス子議員のデポアイランドの西側海岸の件でございますが、この件に関しましては、先ほども部長答弁からもございましたが、護岸に関しては年1回という話でやりましたけど、このことに関しましては時期を見て、要するにその場所、場所のあれを見て、必要があれば対応していきたいと、もしそれでも課内で、看板等々の設置もしながらしていきたいということでございますので、柔軟に対応していきたいと思っております。以上です。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  柔軟に対応と言っても、このポイ捨てに、本当にすごいんですよ。食べたのをみんな、伸び放題にしているものだから、そこに捨てちゃうんですね。そこのところの対策はどのように考えておられますか。 ○田場健儀議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  デポアイランドの護岸の清掃につきましては、先程来、事業者会等とも声をかけながら注意して、マナーの問題でございますので、事業者会とも協力に協力し合って、こういうことが起きていますよということを地域の観光客の皆さんにも啓発、啓蒙をしていきたいと思っております。以上です。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  よろしくお願いします。 次、グレーチングの件ですが、私、いま班政委員をやっておりまして、うちの班長さんがこれ区民で行政と一緒にやったほうがいいのじゃないのという意見もあります。グレーチングというのは、外すのが大変なんですよね。 ですので、行政が一緒になって、このグレーチングを外したら、町民、区民が一緒になって清掃が出来るということですので、その点、もし何かありましたらよろしく、答弁お願いします。 ○田場健儀議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  側溝の管理の件でございますが、確かにガタガタしているのは、ボルトで締められているもので、ガタガタしないんですが、開けられないというのは溶接で固定されておりますので、その辺のものを担当課で50数カ所ぐらい確認をいたしました。 それも今後、出来る範囲からでございますが、地域の自治会等々と調整をしながら、できる範囲から行政も力になっていきたいと、清掃につきましては協力させていただきたいと思います。以上です。 ○田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  よろしくお願いします。 次、犬の糞と野良猫の対策ですが、立て看板等はちゃんとされているんですよ。私は以前、家を借りるときに不動産の方からこういう犬の飼い方とか、外人の場合は野良猫は居ませんので、犬の飼い方等とかを周知してはいかがですかという質問をしましたけれども、これに対して担当課としてはどの程度進んでいるかということをお願いします。 ○田場健儀議長  金城睦彦保健衛生課長。 ◎金城睦彦保健衛生課長  ただ今の質問にお答えいたします。犬の糞等に関しては、外人が居住するアパート、マンション等に関しては、その管理不動産を通して飼い方についてのチラシ、パンフレット等配布を依頼しているところでございます。 その他に関しては、順次パトロール、それから看板等を設置しながら周知の徹底に取り組んでいるところでございます。以上です。
    田場健儀議長  9番 大浜ヤス子議員。 ◆9番(大浜ヤス子議員)  是非、本当に外人のものと思われるのが見られますので、よろしくお願いします。 パークゴルフ場についてですが、基本計画の中にだいたいの線で目安というのはあるんじゃないかなあと思うんですね。基本計画の中での目安というのは、いつ頃までに完成というのはないですか。 ○田場健儀議長  仲宗根義覚土木課長。 ◎仲宗根義覚土木課長  パークゴルフ場の完成時期と供用開始の時期ということで、目安でいいからということでの話なんですが、今回の9月補正で、今回この基本計画作成業務のものをとっておりますので、本当に目安なんですが、供用開始に至るまではだいたい5年ぐらいは掛かるんじゃないかと思っておりますが、まだこれは目安ですから、まだ全然どういうあれですので、目安という形で考慮させていただきたいと思います。以上です。(散会宣告) ○田場健儀議長  以上で本日の日程は全部終了しました。明日、9月23日土曜日から24日日曜日までは休会。9月25日月曜日は午前10時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。お疲れさんでした。 △散会(15時23分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   北谷町議会議長  田場健儀   北谷町議会議員  大浜ヤス子   北谷町議会議員  仲栄真恵美子...