北谷町議会 2017-03-21
03月21日-05号
平成29年 3月 定例会(第459回) 平成29年第459回
北谷町議会定例会会議録(第20日目) 招集日時 平成29年3月21日(火)10時00分 招集場所
北谷町議会議事堂 開議 平成29年3月21日(火)10時00分 閉会 平成29年3月21日(火)15時18分出席議員 1番 宮里 廣議員 2番 高安克成議員 3番 友利 勉議員 4番
喜友名朝哲議員 5番
喜友名盛充議員 6番
渡久地政志議員 7番 照屋正治議員 8番 亀谷長久議員 9番
大浜ヤス子議員 10番 仲栄真恵美子議員 11番
玉那覇淑子議員 12番 宮里 歩議員 13番 與儀 誠議員 14番 仲地泰夫議員 15番 阿波根 弘議員 16番 目取眞 肇議員 17番 金城紀昭議員 18番 中村重一議員 19番
田場健儀議員欠席議員 なし説明のため出席した者の職氏名町長 野国昌春副町長
神山正勝教育長 川上啓一会計管理者兼会計課長
知念喜忠住民福祉部長 伊波興繁建設経済部長 伊禮秀樹教育次長 佐久本盛正町長室長 宮里泰明総務課長 岸本 満企画財政課長 仲松
明情報政策課長 兼
城泰志税務課長 金城睦彦住民課長 仲地桃子福祉課長 西田由紀保健衛生課長 伊波興勇子ども家庭課長 与儀
司農林水産課長 松島
勲商工観光課長 仲宗根義覚都市計画課長 安田茂正土木課長 照屋一博教育総務課長 鉢嶺宗則学校教育課長 宇江城安朋社会教育課長 池原
誠学校給食センター所長 太田守男水道課長 亀谷 学職務のため出席した事務局職員の
職氏名議会事務局長 比嘉良典議会事務局次長 名
幸清吉議事法制担当主査 宇良留美子 平成29年第459回
北谷町議会定例会議事日程(第5号) 平成29年3月21日(火)10時00分開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 一般質問 1. 7番 照屋正治議員 2.14番 仲地泰夫議員 3. 1番 宮里 廣議員 4. 5番
喜友名盛充議員平成29年3月21日(火)
△開議(10時00分) (開議宣告)
○田場健儀議長 おはようございます。本日は傍聴席に宇地原区ボランティアの皆さん21名が傍聴にいらしております。大変ご苦労様です。午前11時半までの傍聴ということで、宇地原区選出の仲地議員の一般質問が途中になるかも知れませんが、しっかりと傍聴していただきたく御願いいたします。 これから本日の会議を開きます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○田場健儀議長 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。本日の
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって9番
大浜ヤス子議員及び、10番 仲栄真恵美子議員を指名します。
△日程第2 一般質問
○田場健儀議長 日程第2 一般質問を行います。順次発言を許します。 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) 皆さんおはようございます。今先議長のほうからありましたように宇地原区の皆さん大変お疲れ様です。その後の仲地議員も時間内で終わらせたいと思いますので、分かり易い答弁を御願いしたいと思います。 一般質問に入る前にいよいよWBCのほうも今日から準決勝ということで、1次予選、2次予選ですね、日本で開催され遅い時間まで盛り上がりました。日本は明日アメリカとの対戦となっておりますが、その日本の侍ジャパンですね、また頑張ってもらいたいと思います。そして、今日予定されておりました
選抜高校野球大会において、二試合目に出場予定でありました滋賀学園が18名の選手登録中10名が沖縄出身者ということで、その中で7名が登録され、その中に北谷中出身のファーストを守ります3年生の知念良智君ですかね、あと2年生の徳里君の滋賀学園ということで活躍を期待すると共に、また、
ちゃたんボーイズ出身が県外で8名、今回、甲子園という報告も一応ありました。そういった意味でまた、将来、WBC日本代表として活躍をするところであります。では一般質問に入りたいと思います。 質問事項1点目、平成28年度沖縄県
学力到達度調査結果について。 去る平成29年2月22日に行われました、平成28年度沖縄県
学力到達度調査についてお伺いいたします。 (1) 本町の到達度達成結果は、どのようになっているか。(沖縄県全体、中頭郡、本町)の結果と、前年度の比較をお伺いいたします。 (2) 今後の課題と取組みについてお伺いいたします。 質問事項2点目、北谷町
車両管理規程等について。 (1) 役場公用車の
公務外使用基準はどのようになっているかお伺いいたします。 (2) 公用車の公務外借用(時間外・土日・祝日)の状況はどのようになっているか。また、近隣の市町村の使用基準及び借用状況をお伺いいたします。 (3) 公用車の車両台数と保険内容について、公務外(各種団体等)に借用者が事故及び破損等があった場合の保険内容をお伺いいたします。 (4)
教育委員会バス、スクールバスを借用した場合、17時までにバスを返すようになっているが、時間の弾力運用はできないかお伺いいたします。 質問事項3番目、観光産業等について。 町長の施政方針の、主な施策の概要の第2の目標で「夢が生まれる活気あふれる元気なまち」で観光・商工業の振興と雇用の創出を述べられておられましたが、具体的な内容をお伺いいたします。 (1) 本町のイメージキャラクターちーたんの着ぐるみ等を作成し様々なイベントで利活用するとあるが、具体的にいつ頃を予定しているか。 (2)
東京オリンピック、
パラリンピックの開催を見据え
スポーツキャンプ・合宿・大会・イベント等の誘致・受入を行うとあるが、本町の本年度のキャンプや合宿の状況をお伺いいたします。 (3) 外国人観光客への対応について、近隣諸国を中心に
観光物産プロモーションによる誘客活動に取り組むとあるが、具体的な内容をお伺いいたします。 (4) 本町のホテル・宿泊施設の数と客室総数及び稼働率は、どのようになっているかお伺いいたします。また、建築予定、建築中の数、及び客室数をお伺いいたします。 (5) 本町海域でのサンゴの状況について、以前にも同様な質問をいたしましたが、高水温の影響で、離島を初め各地でサンゴの白化が拡大しているとのことである。また、以前には、オニヒトデの大量発生により多くのサンゴが死滅したが、本町海域でのサンゴの状況とオニヒトデの状況、本町内の
ダイビングショップ店舗数とおよその
ダイビング客数を掌握されているかお伺いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。
○田場健儀議長 野国昌春町長。
◎野国昌春町長 ハイサイ、ギインヌグスーヨ、ウジバルクヌグスーヨ、チュウガナビラ。 ただいまWBCやら甲子園の話もありましたけれども、北谷町出身の子ども達も大いに頑張っているということをスポーツのあらゆる分野で活躍していることに誇りを持つと同時にまた、この子ども達の育成も頑張っていかなければならないなあというふうに改めて思ったところでございます。
取り分け中日ドラゴンズには頑張ってもらって、今年こそ最下位を脱出してもらうと。それだけのみならず優勝争いに絡んでいただくとこういう応援もまた期待したいなあと思っております。 それではただいま照屋正治議員から御質問をいただきました。私のほうからは、質問事項3番目「観光産業等について」の質問要旨1点目「本町のイメージキャラクターちーたんの着ぐるみ等を作成し様々なイベントで利活用するとあるが、具体的にいつ頃を予定しているか。」についてお答えいたします。 平成29年度は、
イメージキャラクター製作委託業務を実施する予定であります。そこで、業者の選定を経て、ちーたん立体像、着ぐるみ制作に着手、デザイン及び運用について検討していく予定で、お披露目は、年末から年明けにかけて出来るものと考えております。 次に、質問要旨2点目の「
東京オリンピック、
パラリンピックの開催を見据え
スポーツキャンプ・合宿・大会・イベント等の誘致・受入を行うとあるが、本年度のキャンプや合宿の状況を伺う。」についてお答えいたします。 平成28年度に、本町の施設をキャンプや合宿目的で利用した団体について、種目別に申し上げますと、サッカーでは
国際サッカーキャンプ実行委員会による
サッカーキャンプ、野球では
中日ドラゴンズの秋季・春季キャンプ及び、愛知県の名城大学や学校野球部を含む7団体、ソフトボールでは実業団の
ビックカメラ女子ソフトボール高崎、陸上では甲南大学陸上部、その他
全日本ボウリング協会等、計12団体、総勢延べ1,000名以上の方に施設利用されております。 このように、本町の西海岸地域では、多様な競技施設を有する北谷運動公園や、海浜を利用したマリンスポーツの実施など、
スポーツツーリズム事業への可能性は十分期待できると考えており、スポーツを通じて新しい旅行の魅力を創り出し、本町の恵まれた環境、スポーツ・
コンベンション施設を全国に情報発信するとともに、多種多様な地域観光資源を顕在化させ、国内観光および訪日旅行の活性化を図っていきたいと考えております。 平成29年度では、
オリンピック種目でもあります「オープンウォータースイミング」の大会開催を本町で予定しております。 今後も
東京オリンピック、
パラリンピックの開催を見据え、
スポーツキャンプ・大会・イベント等の誘致・受入を推進してまいります。 質問要旨3点目「外国人観光客への対応について、近隣諸国を中心に
観光物産プロモーションによる誘客活動に取り組むとあるが、具体的な内容を伺う。」についてお答えいたします。 沖縄県における、平成28年(暦年)の外国人観光客の入城数は、208万2,100人で、過去最高、初の200万人台を記録しております。 これは訪日旅行人気が継続していることに加え、
沖縄発着航空路線の新規就航と拡充などの空路客が増加したことが挙げられております。 また
クルーズ船寄港回数が夏場を中心に大きく増加したことにより、海路客も大幅に増加したことも増加の要因であると考えられております。 本町の
観光物産プロモーション事業では、
海外プロモーションとして台湾と韓国の2箇所について実施したいと考えております。 沖縄県への入域数が最も高く、旅行意欲の高い国民性である台湾については、継続的に
プロモーションを展開しており、今年度から本町の
北谷エンターテイメント・
パークシティー推進プロジェクトとして、
デポ・アイランド通り会の主導により、台湾地下街との商店街交流もスタートしております。 当該事業は、伝統芸能を披露する機会と本町の
観光プロモーションを実施しており、今後とも継続的に推進して行きたいと考えております。 次に
プロモーション先として想定している韓国でございますが、沖縄県でも12月から2月の間、最も入域数が伸びている地域であり、本町への来町も多い地域でございますので、旅行ニーズを確認し
プロモーション展開を図っていきたいと考えております。 また、クルーズ船による寄港が伸びている、中国・香港につきましても、
中部広域市町村事務組合と連携し、寄港歓迎事業や直接乗船し、クルーズ船内での
プロモーションを展開してまいります。 質問要旨4点目の「本町のホテル・宿泊施設の数と客室総数及び稼働率は、どのようになっているか伺う。また、建築予定、建築中の数、及び客室数を伺う。」についてお答えいたします。 本町では、町における観光入城数及びその動向の指数分析のため、沖縄県の
宿泊施設実態調査における数値と、町独自で調査した数値により町内のホテル・宿泊施設数及び客室数、稼働率の推移を分析しております。 平成28年12月末現在で、町内のホテル・宿泊施設数は35施設、客室総数は約1,300室でございます。稼働率については、
町内主要ホテルより
宿泊施設状況調査資料を提出いただき、商工観光課で算出しておりまして、本年度の主要ホテルの稼働率は約82%でございます。 今後、建築予定および建築中の宿泊施設数及び客室数については、北谷町
フィッシャリーナ整備事業地区内に5件建設予定でございます。新規建設により増加する客室数は概ね650室を予定されております。 最後に、質問要旨5点目「本町海域でのサンゴの状況とオニヒトデの状況、本町内の
ダイビングショップ店舗数とおよその
ダイビング客数」についてお答えいたします。 まず、本町海域でのサンゴの状況とオニヒトデの状況については、
地元ダイビング業者らが組織する北谷町
海域利用事業所協力会からの情報によりますと、昨年10月頃より海水温が下がりはじめたため、サンゴの白化の勢いは止まり、現在、ハマサンゴやシロサンゴ類の
ハードコーラルは色が戻り回復してきております。
ソフトコーラル類は影響を受けていないとの事であります。 オニヒトデの状況については、昨年1月から現在まで、オニヒトデは約30匹以上駆除されており、オニヒトデも減少傾向にあるとの報告を受けており、今後もサンゴの保全に力を入れていくとの事でございます。
ダイビングショップ店舗数については、主に砂辺、宮城に集中しており、約19店舗が営業しております。 年間の
ダイビング客数に関しましては、沖縄県の平成28年9月28日公表の
観光統計実態調査によりますと平成27年度の沖縄県全体の
ダイビング客数は47万7,800人となっています。 その他の質問につきましては、担当部長、担当課長、教育委員会とさせていただきます。
○田場健儀議長
仲松明企画財政課長。
◎
仲松明企画財政課長 質問事項2番目「北谷町
車両管理規程等について」の質問要旨1点目「役場公用車の
公務外使用基準」についてお答えいたします。 北谷町の公用車の
公務外使用基準は、北谷町車両管理規程第10条第3項に規定されており、公務執行以外で
貸出使用申込書がある場合は、特に公務上支障のない場合に限り、行政に直接関係する公共団体又は任意団体、小学校、中学校又は幼稚園に関連する団体、北谷町老人クラブ、婦人会又は青年会等に貸し出しすることができることとなっております。 また、貸し出しを行うに当たっては、使用後は燃料を満載にして返納すること、使用中の事故及び破損その他故障については申請人の責任とすること、車両を清掃のうえ返納すること、所定の運行日誌を記載すること等の条件が付されることとなります。 質問要旨2点目「公用車の公務外借用(時間外・土日・祝日)の状況。また、近隣の市町村の使用基準及び借用状況」についてお答えいたします。 本町公用車の公務執行以外における土曜日、日曜日又は祝日の貸し出し状況については、自治会や学校に関連する団体へ貸し出しを行っている事例があります。 近隣市町村では、沖縄市、読谷村、嘉手納町、北中城村、中城村、西原町が、その市町村内にある団体を対象に、貸し出しを行っているとのことです。 質問要旨3点目「公用車の車両台数と保険内容について、公務外(各種団体等)に借用者が事故及び破損等があった場合の保険内容」についてお答えいたします。 現在、町が管理している公用車は63台あり、
一般財団法人全国自治協会の
自動車損害共済保険に加入しております。 当該保険の内容は、車両共済、対物賠償共済、対人賠償共済があり、公務執行以外の貸し出しについては「町が貸し出しを許可した場合に限り、公務執行中と同様の補償が受けられる。」と、同協会より回答を得ております。
○田場健儀議長
川上啓一教育長。
◎
川上啓一教育長 質問事項1番目「平成28年度沖縄県
学力到達度調査結果について」の質問要旨1点「本町の到達度達成結果は、どのようになっているか。(沖縄県全体、中頭郡、本町)の結果と、前年度の比較」について、お答えいたします。 平成29年2月22日から24日の期間で実施されました沖縄県
学力到達度調査の結果について、小中学校毎、学年毎、教科毎に沖縄県、中頭地区、北谷町の順で平均正答率でお答えいたします。 小学校におきましては、3年生国語(県59.4%、中頭58.6%、北谷町59.3%)となっており、県との比較で昨年度を1.7ポイント下回っております。 3年生算数(県76.2%、中頭76.7%、北谷町77.7%)となっており、県との比較で昨年度より1.9ポイント改善しております。 4年生算数(県62.8%、中頭62.0%、北谷町68.1%)となっており、県との比較で昨年度より12.1ポイント改善しております。 5年生国語(県60.8%、中頭61.0%、北谷町58.5%)となっており、県との比較で昨年度より1.6ポイント改善しております。 5年生算数(県63.3%、中頭63.7%、北谷町61.1%)となっており、県との比較で昨年度より2.5ポイント改善しております。 5年生理科(県58.8%、中頭58.1%、北谷町60.3%)となっており、県との比較で昨年度より1.6ポイント改善しております。 6年生算数(県58.7%、中頭59.0%、北谷町58.9%)となっており、県との比較で昨年度より1.9ポイント改善しております。 以上のように、小学校3年生国語以外は、全ての学年、教科において昨年度に比較して改善傾向にあります。 続いて中学校、1年生数学(県40.8%、中頭36.8%、北谷町38.4%)となっており、県との比較で昨年度より10.1ポイント下回っております。 2年生国語(県61.1%、中頭59.4%、北谷町58.7%)となっており、県との比較で昨年度より2.7改善しております。 2年生社会(県47.7%、中頭45.0%、北谷町46.2%)となっており、県との比較で昨年度より4.0ポイント下回っております。 2年生数学(県53.8%、中頭50.6%、北谷町53.5%)となっており、県との比較で昨年度より4.6ポイント改善しております。 2年生理科(県45.1%、中頭43.4%、北谷町43.8%)となっており、県との比較で昨年度を1.3ポイント改善しております。 2年生英語(県51.4%、中頭48.1%、北谷町49.3%)となっており、県との比較で昨年度より0.9ポイント改善しております。 以上のように、中学校では1年生数学と2年生社会以外は、全ての学年、教科において昨年度に比較して改善傾向にあります。 次に、質問要旨2点目「今後の課題と取組」について、お答えいたします。 今後の課題といたしましては、小学校ではわかる授業を視点とした日々の改善と指導体制における学級と学年間差があり、学習指導方法及び指導体制の統一、徹底、連動を通した取組が重要であると考えます。 中学校におきましては、学級間、教科間における指導方法や指導体制に課題があると考えられ、教科部会、学年部会での授業づくりを視点とした取組が求められます。 また、各学校における課題の把握と課題に対する指導方法の工夫改善が求められ、個に応じた指導、補習指導の時間の確保等、児童生徒の習熟を図るとともに、思考力・判断力・表現力等の活用する力が育まれるよう、児童生徒の思考が深められるような手立てを講ずる必要があります。 教育委員会としましては、これらの課題解決が図られるよう、学習環境の整備も含めて指導助言を細やかに実施していく所存でございます。 その他の質問については、教育次長とさせていただきます。
○田場健儀議長
佐久本盛正教育次長。
◎
佐久本盛正教育次長 質問事項2番目の「北谷町
車両管理規程等について」の質問要旨4点目「
教育委員会バス、スクールバス」について、お答えいたします。 現在、教育委員会では、町民の移動学習等に寄与する「移動学習バス」と北前区在住で北玉小学校及び北玉幼稚園に通学・通園する児童及び園児の遠距離通学の解消並びに安全な登下校を確保するために運行する「通学バス」の2台を管理しております。 御質問にあります時間の弾力運用についてでございますが、移動学習バスについては、バス借用の目的である事業の都合上、17時以降まで運行を要することが明白な場合は、運転手の肉体的負担や1日の拘束時間を考慮し、時差出勤などで調整し対応しております。 通学バスについては、児童及び園児の安全を十分に保証することが必要不可欠であり、運転手の過重負担を避けるためにも、運行時間を午前7時から午後5時までと規定しています。 ただし、管理者が必要と認める場合は、変更することができます。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) 再質問をしていきたいと思います。 まず、1点目の到達度テストについてですね、小学校では、3年生の国語、あと中学校では1年生数学そして2年生社会のほうは県との比較でポイントが下がっているということですけれども、近年では学力テストの結果においては、最近、沖縄県の子ども達はいつも最下位だったのが、ここ数年皆様方の努力で上位にいく科目もあったり、頑張っているところでありますがけれども、本当に今後の課題として、いろんな取り組みが答弁にもありましたけれども、具体的に各学校でどのような取り組みがあったか。テストの結果でまた答えが違っていた子どもに対しては、この辺は集中的に指導するとかですね、その後のフォローとかも大事かと思いますけれども、具体的に学校名は付しても構いませんので、具体的な取り組みがあればその辺をお伺いしたいと思います。
○田場健儀議長
宇江城安朋学校教育課長。
◎
宇江城安朋学校教育課長 おはようございます。それではただいまの照屋議員の質問についてお答えいたします。 先ほど教育長のほうから子ども達の頑張りで町の子ども達の到達度テストの達成率の状況がよくなったということがありました。ただ、課題も議員のほうから指摘があって、まだ小学校ほう或いは中学校のほうでも残っていると。勿論それは対策を講じていく必要があるというふうにして捉えております。さて、具体的な取り組みですけれども、まず、子ども達の中には、勿論学習に馴染まない。或いはついて行けない子ども達がいらっしゃいます。そういう子ども達に対して、まず個別の学習が必要です。例えば、補習の時間を設定して、その補習の時間で個に応じて対応して指導していくということがまず考えられます。これは実際にやっております。 それからまず一番大きなことではありますけれども、日々の授業、1時間、1時間の授業の中でその子ども達に分かるように、習得出来るように授業改善をしていくということです。先生方がどういうふうにして子ども達が分かるかなあということをどういうふうにして理解させたらいいかなあということで、先生方が授業づくりをしていくわけですね。そういうことがまずあります。それからあとは授業改善以外にも学習支援員のほうから各学校に小中学校のほうに各1人ずつ学習支援員を配置しております。そういう学習支援員の方々の支援を受けながら、授業の中で子ども達にアドバイスをして授業を習得させていくという方法でやっております。以上であります。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) 本当にこの辺個別の支援や補習指導を、この辺は本当に今後の課題として、また改善に向けて学校現場、そして教育委員会のほう頑張ってもらいたいと思います。 では、2点目の車両管理規定について再質問をしたいと思います。 先ほどの答弁で車両管理規定の条件で町内の団体、小学校、中学校、幼稚園、そして老人クラブ、婦人会、青年会とありますけれども、この中でちょっとお伺いしたいのが、要望として
スポーツ少年団のほうの借用は可能か。その辺の確認をしたいと思います。
○田場健儀議長
池原誠社会教育課長。
◎
池原誠社会教育課長 ただいまの質問にお答えいたします。今現在、車両管理規定のほうにおいては、
スポーツ少年団という明記はないんですけれども、管理する主管課と調整していきたいと思いますので、調査研究等をさせていただきたいと思います。以上です。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) 関係課と調整をしていきたいということですけれども、今現在では、
スポーツ少年団への貸し出しは行ってないということで理解してよろしいでしょうか。
○田場健儀議長
池原誠社会教育課長。
◎
池原誠社会教育課長 はい、そうですね、現在のところは
スポーツ少年団に対する車両の貸し出しはしておりません。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員)
スポーツ少年団の貸し出しについては、一応要望として
スポーツ少年団の各関係者のほうからやっぱり土曜・日曜の送迎。例えば、少年野球やらサッカー、子どもなんか20何名も送るとなると、保護者の車両の確保も大変ということで、朝から夕方辺りまで、車を何台もかき集めて送迎するのが大変ということで、先ほど車両台数確か63台でしたかね。そのうちにワンボックスカーとか大きいはそんなに無いと思いますけれども、その辺でワンボックスカーとかバスの借用が出来れば助かるなあという要望が多くあります。そういった意味で保護者の負担も軽減する為に、今後、是非早いうちにこの車両管理規定の見直しを含めて検討してもらいたいと思いますけども、その中で車両63台のうち、ワンボックスカーの台数の内訳、その辺をお伺いしたいと思います。
○田場健儀議長
仲松明企画財政課長。
◎
仲松明企画財政課長 町の財産を管理しております企画財政課なんですけれども、こちらは63台、各課が管理している車両がございますが、ワンボックスカーについては、約6台ほど保有しております。先ほど、社会教育課からもありましたけれども、どこの窓口でも同じような条件でそして次の日の業務に支障がないような形で社会教育課とも各課とも調整をして同じ条件でどこの窓口でも借りられるような借用できるような、冒頭にありました子ども達が全国或いは世界に羽ばたくというところで、町はいろんな形で支援をしておりますので、前向きに検討してまいりたいと思います。ありがとうございます。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) ありがとうございます。是非ですね、その辺は弾力運用ができるように、早めの総務課そして社会教育課と調整して、各課と車両をまたぐんですけれども、その辺は早いうちに弾力運用ができるように御願いをしたいと思います。 次に、
教育委員会バス、スクールバスの借用について、先ほど勿論、北前バス、小学校の送迎。すみません。質問の趣旨は大ざっぱになったも知れませんけれども、土日とかですね、祭日、移動学習が主な時間帯とか5時以降の弾力運用を是非してほしいなあということなんですけれども、一つちょっとお伺いしたいのは、運転手の時差出勤等で対応できるという答弁だったかと思うんですけれども、その辺今、移動学習をした場合には、できるだけ5時迄には、引き返すようにということで、よく言われるんですけれども、近年で5時以降の借用というか移動学習等があったか。その辺をちょっとお伺いをしたいと思います。
○田場健儀議長
池原誠社会教育課長。
◎
池原誠社会教育課長 5時以降の借用については、今年度については1件でございます。以上です。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) 是非、この辺も柔軟な対応で、また借りるほうが勿論、遅い時間までじゃなくても、その辺は柔軟に対応してもらいたいと思います。 次、3番目の観光産業についての質問に移りたいと思います。 1点目のちーたんの件について、この辺は先ほどの町長の答弁で29年度の年末を予定しているということなんですけれども、その部分で1番懸念されるのが、中に入る人をどのように決めていくのかですね、そしてまた、夏場の暑さの対策とかいろんな課題があるかと思います。そういった意味で、基本的にどういう方が中に入るのか。そしてまた暑さ対策とか。メンテナンスといいますかね。その辺が懸念されるところがありますけれども、そこのところはどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。
○田場健儀議長 仲宗根義覚商工観光課長。
◎仲宗根義覚商工観光課長 照屋議員の着ぐるみの中に入る考え方と夏場の暑さ対策はどうするかという御質問でございますが、まず、着ぐるみにつきましては、現在、中に入る等々の考え方は委託をそこの対応をしてもらおうかと思っております。 そして次に夏場の対策なんですが、この着ぐるみの中に扇風機とか冷風関係の冷たいものを置くことによって対応ができるようなものもあると言われていますので、その辺も重々検討をしながら検討させていただきたいと思います。以上です。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) 今中に入るのは委託を考えていることですが、この辺は全国的に人気があるくまモンとかいろんな面で効果も必要になってくると思いますけれども、その辺どのような利用方法が考えられるか。そして予定しているか。年末完成した以降の利活用について、お伺いをしたいと思います。
○田場健儀議長 仲宗根義覚商工観光課長。
◎仲宗根義覚商工観光課長 その着ぐるみについての利用方法の件でございますが、まず、
中日ドラゴンズのドアラとかですね、くまモンという形で人気のキャラがございます。うちは
中日ドラゴンズのキャンプ地ということで、新規キャンプの時にドアラさんが来て、いろいろ学校訪問とか、そのオープン戦等々のその場にパフォーマンスをしていただいき、結構人気を担っております。時期的に町長からもございましたが、年末ということになりますが、両方はその後になるかと思いますが、その辺も検討いたしまして、できるだけ早めにできるのであれば、その利活用を検討していきたいと思っております。以上です。
○田場健儀議長 7番 照屋正治議員。
◆7番(照屋正治議員) 利活用は具体的にはこれからだということで理解いたします。ちなみにくまモンの場合の経済効果といいますか、グッズ販売とかの件で118億円とか、200億円とかという経済効果もあると言われております。そういった意味で、本当は観光と美浜を中心にいろんなまつりシーポートとか、エイサーまつりとか、いろいろあるので、その辺北谷町のほうにも経済効果が生まれるように、その辺の有効利用を御願いしたいと思います。 次、2点目です。スポーツキャンプについてお伺いをしたいと思います。 町長の答弁で平成28年度はサッカーそして中日のキャンプとか、大学生の野球のキャンプ、ボーリング。12団体、1,000名以上がキャンプに来ているという答弁がありましたけれども、本当に冒頭でも申し上げましたように、本町の体育施設です。他地域からしても本当に恵まれた地域でもありますし、その辺は2020年の
東京オリンピックを目指して、是非またここでキャンプをした、合宿をした皆さんが、世界大会、オリンピック等に使用出来るように、そして更に本町の子ども達なんかに、先ほど言いました多くの高校球児も今回、甲子園に出て、また他の競技もそうなんですけれども、バスケットにしても学生時代に活躍して県外のほうで活躍している子も結構いますので、その辺は要望として、今後ともスポーツキャンプも含めて、是非力を入れていってもらいたいと思います。 次の3点目の
観光プロモーション事業についても、台湾、韓国を中心に
プロモーション事業をしていきたいということで、本当に入域観光客も1,000万人を超え、外国人観光客も200万人を超えたということで、本当にこの辺もスポーツを中心にしながら、勿論、文化、伝統芸能も含めて観光を北谷町のアピールしてもらいたいと思います。 あと、サンゴの状況、オニヒトデの状況については、今のところ、それほど影響がないということです。よく新聞等では離島では宮古、石垣、その辺ではサンゴの白化現象が著しいということで、そして外国のオーストラリアでも最近の新聞にもありましたけれども、絶滅状態になっていることだったんですけれども、その辺は北谷町にも多くのダイビング客が訪れておりますので、また関係団体と連携を取りながらサンゴの状況も見守ってもらいたいと思います。よろしく御願いいたします。以上で一般質問を終わりたいと思います。
○田場健儀議長 しばらく休憩します。
△休憩(10時51分)
△再開(11時01分)
○田場健儀議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) どうもおはようございます。ようこそ、今日は宇地原区ボランティアの会の皆さん。大歓迎いたします。マタン メンソーリヨサイ。 今日は朝から喉が痛くてちょっと元気がなかったんですけどね、今日の宇地原区の皆さんの顔を拝見してとても元気が出ました。今日は最後まで元気一杯やっていきたいと思いますので、一つよろしく御願いいたします。 それでは通告に基づきまして一般質問を行います。 1 ふるさと納税について。 (1) 返礼品ばかりが注目されがちですが、大都市に集中する税収が地方に回る制度が模索され、地方分権が進む時代にあって、自治体がそれぞれの特色をアピールする機会が増えています。ふるさと納税が、地域の資源を生かし、地方の「人づくり」「仕事づくり」「産業振興」につながることが期待されています。本町の取り組み方針についてお伺いいたします。 (2) 平成28年度、直近で町民が、町外へどれだけ寄付しているのか又、全国から本町にどれだけ寄付がなされているのかお伺いいたします。 (3) ふるさと納税の上限金額が昨年度より従来の2倍に拡大され、利用もしやすくなった、寄付先に選ばれる取り組みについてお伺いいたします。 (4) 返礼品の開発、特産品の開発はどうなっているか、企画財政課、商工観光課、商工会との連携はどうなっているかお伺いいたします。 2 産業まつりについて。 (1) 産業まつりの狙いをどのように定めているか。今年度の参加実績、出展者数、出品者、最近の傾向をお伺いいたします。 (2) 今後の取り組みをどのように考えているか。Cー1ちゃたんグルメバトルのグランプリも一緒と考えているか。町内の企業が出展しやすい方向で運営してほしいと思いますが、当局の考えをお伺いいたします。 (3) 今後の若い人たちの職業選択の参考にする取り組みも大事と考えるが当局の考えをお伺いいたします。 3 葬祭場建設について。 (1) 火葬場問題がクリアした今、町内にコンパクトな低所得の方にも安心して利用できる低料金の公共葬祭場の必要性について当局に考えをお伺いいたします。 (2) 葬祭場がないために、大きな町民負担になってないかお伺いいたします。 4 美浜遊歩道への健康遊具の設置について。 地域住民から声があり、遊歩道の途中に誰でも気軽にストレッチや簡単な筋力トレーニングなどの運動ができる健康遊具の設置を検討できないかお伺いいたします。 5 砂辺海岸の突堤整備について。 突堤の石積みが波にさらわれ、穴があいて危険である。先日町へ修繕要望したがどのようになったかお伺いいたします。 6 国民年金について。 国民年金法が改正され年金受給期間が25年から10年に短縮されますが本町では恩恵を受ける受給者は何人か。金額は幾らくらいか。又周知方法についてお伺いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。
○田場健儀議長 野国昌春町長。
◎野国昌春町長 ただいま仲地泰夫議員から御質問いただきました。私のほうからは、質問事項1番目「ふるさと納税について」の質問要旨1点目「ふるさと納税が、地域の資源を生かし、地方の「人づくり」「仕事づくり」「産業振興」につながることが期待されています。本町の取り組み方針」についてお答えいたします。 ふるさと納税制度を創設した総務省によりますと、ふるさと納税の本来の理念は、「地方で生まれ育ち都会に出て就職し、生活するようになった方が生まれ育ったふるさとやお世話になった地域の力になれる制度とする。」となっております。 しかしながら、議員ご指摘のとおり、ふるさと納税に対する返礼品に注目が集まり、また、自治体間の競争も過熱していることから制度を創設した総務省からも2度にわたって、ふるさと納税の本来の理念に沿った良識ある対応を行うよう要請されているところであります。 本町といたしましては、これまで同様条例で掲げる事業への寄附金活用に加え、平成29年度から、ふるさと納税代行業務を委託し、返礼品の送付を開始する予定となっております。ヒト・モノ等の地域資源の活用や「人づくり」「仕事づくり」の観点から、将来的には本業務をきっかけに新たな産業創出と地域活性につなげたいと考えております。 その他の質問につきましては、担当部長、課長とさせていただきます。
○田場健儀議長
仲松明企画財政課長。
◎
仲松明企画財政課長 質問事項1番目「ふるさと納税について」の質問要旨2点目「平成28年度、直近で町民が、町外へどれだけ寄付しているのか又、全国から本町にどれだけ寄付がなされているのか。」についてお答えいたします。 平成28年中のふるさと納税に係る本町税収からの控除額については、まさに今申告を受け付けている最中でデータがございませんので、平成27年のふるさと納税の状況についてお答えします。 平成27年中における他の自治体へ町民がふるさと納税した額については、137件で1千796万3千円となっており、その内、本町の税収から控除された金額は702万6千円となっております。 また、平成28年度における本町へのふるさと納税額については、199万7千円と15件ありました。その内県外からのふるさと納税額は、2月末現在で3件で110万円となっております。 質問要旨3点目「ふるさと納税の寄付先に選ばれる取り組み」についてお答えいたします。 本町においては、ふるさと納税いただいた方に対する返礼品の送付を平成29年度から実施することとしており、現在、返礼品の選定に向けて商工観光課と連携して取り組んでいるところでございます。 返礼品提供町内の事業者の準備が整えば、平成29年4月中のふるさと納税分から返礼品の送付を開始できるものと考えております。 また、本町をふるさととする皆様をはじめ、全国の皆様から応援したい自治体として本町を選んでいただけるよう、今年度リニューアルした町ホームページ及びふるさと納税代行業務受託事業者が運営する全国的なインターネットサイトに本町のふるさと納税特設ページを設け、手続き環境の整備と町の取り組む事業等の紹介を行っていきたいと思っております。 質問要旨4点目「返礼品の開発、特産品の開発はどうなっているか、企画財政課、商工観光課、商工会との連携」についてお答えいたします。 本町のふるさと納税に対する返礼品の選定については、企画財政課及び商工観光課が連携して取り組んでいるところでございます。 選定状況といたしましては、商工観光課から推薦のあった8品目が返礼品の候補となっており、現在、ふるさと納税業務代行事業者と個別具体的な調整が行われております。 返礼品の候補となっている8品目の内訳については、4品が平成28年度に北谷ブランドとして奨励認定された品物となっており、その内4品については、商工会から紹介のあった品となっております。
○田場健儀議長 伊禮秀樹建設経済部長。
◎伊禮秀樹建設経済部長 質問事項2番目「産業まつりについて」の質問要旨1点目「産業まつりの狙いをどのように定めているか。今年度の参加実績、出展者数、出品者、最近の傾向を伺う。」についてお答えいたします。 産業まつりについては、「産業総合展示会における農産物や農林水産加工品等の展示のみならず、本町における各種産業の紹介とPRにより、各生産者の生産意欲の高揚と特色ある町産業の発展と振興を目的としております。 また、春季キャンプとして来町している
中日ドラゴンズ球団との連携によりキャンプ見学に訪れる方にも足を運んでいただくと共に、各種イベントを展開することによる交流等を通じて、町内外に向け観光情報の発信と観光地としての集客効果に繋げていくこととして、北谷公園、北谷運動公園にて開催しております。 産業総合展示会における今年度の出品数については、農産物が300点、農産加工品が16点、手工芸品の部で30点となっており、それ以外に福島県鏡石町や更生保護女性会、JA北谷支店、シルバー人材センターの出展をはじめ、苗木の無料配布等を行っております。 商工フェアーについては、商工会各部会員等による24の出展がなされ、それ以外に手づくり木工体験や建築機械の操作体験、講習会が行われております。 また、今回同時開催したCー1ちゃたんグルメバトルについては、町内で営業している16テナントが参加しております。 産業総合展示会については昨年度の出品数との比較では、農産物については増加しておりますが農産加工品や手工芸品については出品数が減少しております。 次に、質問要旨2点目「今後の取り組みをどのように考えているか。Cー1ちゃたんグルメバトルのグランプリも一緒と考えているか。町内の企業が出展しやすい方向で運営してほしいと思いますが、当局の考えを伺う。」についてお答えいたします。 今後のCー1ちゃたんグルメバトル取り組みについては、今年度は参加する飲食店の皆様が人手を確保することが難しいとのことで、従来開催していた11月より時期をずらす形で一緒に開催をしましたが、次年度については、現時点においては別での時期開催になるものと考えております。 また、町内企業の出展については、産業総合展示会での農産物をはじめとする各種出品については町内各自治会を通して町民の出品を受け付けております。 次に、質問要旨3点目「今後の若い人たちの職業選択の参考にする取り組みも大事と考えるが当局の考えを伺う。」にお答えいたします。 産業まつりにおける商工会フェアーにおいて、商工会工業部会の皆様によるパワーショベルや高所作業車を使った体験コーナーを行っております。 また、産業まつり以外においても町内小中学校の職場体験学習にて町内事業者の方々にもご協力していただきながら、自己の職業及び就業先等について参考となる機会の提供等を行っております。 産業まつりにおいて、展示物販売を終えた後の展示会場利用として、より多くの職場体験等の実施が、今後可能かについて商工会の会員事業者等にご協力を得られるよう相談していきたいと思います。 次に、質問事項4番目「美浜遊歩道への健康遊具の設置について」の質問要旨「遊歩道の途中に誰でも気軽にストレッチや簡単な筋力トレーニングなどの運動ができる健康遊具の設置を検討できないか。」についてお答えいたします。 美浜の遊歩道は、西海岸歩行者ネットワークの一部区間に含まれており、ウォーキングや散策等健康増進に役立ち、又、町内外から多くの人々で賑わいをみせる魅力的な空間を創出する事を目的としてこれまで整備を行ってきております。 御質問にあります健康遊具につきましては、西海岸歩行者ネットワークに含まれているアラハビーチ護岸遊歩道横の安良波公園内に、北谷地域振興センターからの寄贈により既に設置され、健康増進に活用いただいております。 美浜遊歩道の幅員が3メーターから5メーターと限られた幅員で電動カートの通路となっており、商業施設が集積されその正面玄関も多くまた、来訪者の観光スポットとなっていることから、美浜遊歩道内への健康遊具の設置場所につきましては、厳しいと考えております。 しかし、美浜遊歩道に近接した広場等で、利用者の利便性や安全性及び景観を考慮しながら健康遊具を設置することが可能な場所を検討していきたいと考えております。 次に、質問事項5番目「砂辺海岸の突堤整備について」の質問要旨「突堤の石積み修繕」についてお答えいたします。 御質問にあります内容につきましては、先般、当海岸の突堤を管理している沖縄県中部土木事務所に調査及び補修の依頼を行っております。 中部土木事務所からの回答として、突堤の石積に穴が開いている原因は、御指摘のとおり波浪等の影響により吸出しを受け、石積みに隙間が生じたものと思われるとのことであります。 補修時期につきましては、今年度は予算の都合上直ちに実施する事が厳しいことから、利用者が近づかないようロープを周囲に張り安全対策行い、新年度予算により対策を図っていきたいとの事でありました。
○田場健儀議長 伊波興繁住民福祉部長。
◎伊波興繁住民福祉部長 質問事項3番目「葬祭場建設について」の質問要旨1点目の「火葬場問題がクリアした今、町内にコンパクトな低所得の方にも安心して利用できる低料金の公共葬祭場の必要性について当局に考えを伺う。」についてお答えいたします。 町では、葬祭場についても火葬場と等しく、人生の終焉の儀式が執り行なわれる重要な施設であると位置づけております。公共葬祭場の設置につきましては、近隣市町村の公営、民間施設の設置、利用状況を勘案し、また、公共葬祭場を設置されていない近隣市町村の動向を考慮しつつ、今後の研究課題として取組んでいきたいと考えております。 次に、質問要旨2点目の「葬祭場がないために、大きな町民負担になってないか伺う。」についてお答えいたします。 町では、町民の負担軽減を図るため、国民健康保険に加入している被保険者が亡くなられたときには、その方の葬祭を行う方に対し、葬祭費として、4万円を支給しております。また、後期高齢者医療保険の被保険者についても同じく、町独自の取組みとして2万円を支給し、沖縄県後期高齢者医療保険と合わせて4万円を支給しております。 今後も継続して、町民の負担軽減を図るため取組んでいきたいと考えております。 次に、質問事項6番目「国民年金について」の質問要旨「国民年金法が改正され年金受給資格期間が25年から10年に短縮されますが、本町では恩恵を受ける受給者は何人か。金額は幾らくらいか。また、周知方法について伺う。」についてお答えいたします。 「公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律」が平成29年8月1日から施行され、年金受給資格期間が25年から10年に短縮されます。 国では、期間短縮により初めて老齢基礎年金の受給権を得る者を約40万人、本町で約270人と見込んでおります。 年金額については、仮に10年間のみ保険料納付があった場合、年額約19万5千円となります。 周知方法についてですが、日本年金機構が把握している年金記録において対象の方へは個別に年金を受け取ることができる年金請求書を郵送し、また、現在の年金記録において対象とならない方へも個別にお知らせを送る予定となっております。 本町においても日本年金機構と連携し、広報誌やホームページなどで周知を行っていきたいと考えております。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) それぞれ答弁していただきありがとうございます。ふるさと納税について再質問いたします。ふるさと納税が始まってから9年目になりますね、私はこういうふうに考えています。大変これは頭がいい方が考えたのではないかと思います。いわゆる東京・名古屋辺りに集中する税金を頑張る地方に取れるようにした制度である。私は先日、市で全国一位の都城市ふるさと納税が42億円ですね。あと町村で全国一位の宮崎県綾町、ふるさと納税額13億円、政務調査に行ってきました。当然、企画財政課のほうにも資料提供或いは報告もさせていただきました。この綾町について少しだけ報告しますとですね、山の奥の奥ですね、いくら行っても出てこない、この綾町。ようやく出てきまして、相当整備されていますね。それでですね、人口7,000名の綾町に、当日は担当者が説明をするんですが、町長が出てきまして、全部私達の質問には町長が答えていくと。異例中の異例でしたね。すごい歓迎でしたね。町長の話では、トップセールスで単身沖縄までやってきて、サンエーの下地社長とお会いして、この綾町産のキュウリを売り込んだと。そしてまた現在もサンエーには綾町産のキュウリが並んでいるそうです。ここで一番見逃してならないのは、人口増の話でした。本来ならこんな山奥にですよ、過疎地域にあるにも関わらず、昨年の国勢調査では平成22年と比較して人口が121名増えている。15歳以下の年少人口比率は県内で3位。綾町の児童数は平成22年と比較して85名増えているそうです。人口維持のために子育て政策を充実させる。そしてまたふるさと納税によって綾町が全国にアピールされる。産業振興がなされる。特産品の販路が拡大される。町が整備される。新たな雇用の創出。空き家を修理してここに移住させている。私はこんな小さな町の本当に頑張りを見て、私も綾町のフアンになりました。 ふるさと納税を一言で言うと、我が町を全国にアピールする。そして我が町の産業振興だと思いました。現にですね、この綾町については、農家、畜産農家、加工業が年収にして30万から40万円増えているそうです。倒産寸前の業者も持ち直したというふうにお聞きいたしました。時間がないですので政務調査の報告はこれで終わりまして、質問に移ります。 基本的なことからお伺いいたします。まず、年収が300万円あります。奥さん1人を扶養している方は、大体いくらまでふるさと納税が出来るでしょうか。
○田場健儀議長 金城睦彦税務課長。
◎金城睦彦税務課長 ただいまの仲地議員の質問にお答えいたします。 まず、ふるさと納税額の年間上限額につきましては、2千円を除き全額が所得税及び個人住民税から控除される額の上限となっております。 個人住民税所得割額の2割程度としておりまして、議員がおっしゃる年収給与収入ですが、年収300万円で扶養で奥さん1人居た場合のふるさと納税額、年間上限額の目安としましては、1万9千円程度となっております。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) もう少し多いのかなあと思ったら少ないですね、結構ね。この魅力ある返礼品を北谷町の産業振興に資する返礼品が私は必要だと思います。ちょっと読谷村の例を紹介しましょうね。読谷村は今年度6月からふるさと納税を本格的に稼働しております。今現在、お聞きしますと3千600万円が読谷村は入って来たそうです。返礼品はチラシを作って、すばらしいチラシと思いましたが、あとで企画財政課にあげたいと思いますけど、スタートして1番がですね紅アグーのしゃぶしゃぶセット、2番がやちむんですよ。やちむんが売れているんですよ、相当。3番目はマンゴーですね。マンゴーについては、完売して半年待ちというふうにお伺いしております。 嘉手納町においても、今、27品目を産業特産品として補助金まであげているんですね。先ほども課長から縷々説明があった、本町の返礼品は8品目からスタートということで考えていいのかね。どのような4品目は先ほど賞をもらった返礼品といっていましたが、このあと4品目について教えてくださいね。これはチラシ等はできているんでしょうか。宣伝についてはホームページのみですか。その辺をちょっとお伺いします。
○田場健儀議長
仲松明企画財政課長。
◎
仲松明企画財政課長 お答えいたします。私どもの平成29年度から取り組む返礼品につきましては、北谷町の特産品含め北谷町をアピールできる産業振興というところからスタートしたいと考えております。 まず、先ほど議員からお話がありました北谷ブランドとして認定された4品、そしてまた商工会から推薦のありました4品、併せて8品がピックアップされているんですけれども、安定的に全国に発送出来るか、ヒヤリングを行っているところです。事業者の販路拡大、そして雇用の創出というところを期待して、北谷町内の事業者が元気になってもらえるような仕組みでこのふるさと応援寄附金を活用していきたいと思っております。最終的には4月入ってから8品物の業者が何社になったか、どれぐらい対応できるかというものも今、正に事業者と調整しているところであります。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) 一応来月から始めるわけですよね。もう少し仕事を早くしないと、もう今までチラシもできて、何が返礼品という決まっている状況じゃないと、ちょっと厳しいと思いますけどね。それでふるさと納税は、簡単にお聞きしますと中日の選手から1件も来ていないということでお聞きしました。チラシ等を出来たら、是非、中日の選手から送っていただきたいなあと思います。 町長にお伺いしたいんですが、機会を捉えてこういった話を中日の選手にもやっていただけないかなあと思います。やはり中日は北谷町全体で応援しないといけませんよ。盛り上げるためにもそういったことも含めて、北谷町全体でそういったものをやる必要がありますが、その辺はどうでしょうか。
○田場健儀議長 野国昌春町長。
◎野国昌春町長 まず、ふるさと納税制度についてですね、やはり私の考え方も含めて少し解説をさせていただいてから、今の件について答弁をさせていただきたいというふうに思っています。 ふるさと納税制度につきましては、議員の質問趣旨にもありましたように、いわゆる異常な競争になってはいけないと。返礼品競争になってはいけない。こういうようなことがございました。正にその通りだと思っております。 九州の各町村競争が激しくて、実際の例として100万円寄附してもらって、100万円分返礼するという、こういうような自治体もあるわけです。綾町が実際にどういうふうな返礼品をしているかどうかは、まだ私は承知をしておりませんが、調査をしてきたわけですから、大体どういったものが返礼として届けられていると、こういうようなこと。いわゆる我々が町村会で調査したときも、今やはり過激な或いは又過剰な競争になってはいけないと。返礼品競争になってはいけないということはですね、それぞれの自治体が今認識をし始めている状況にございます。 本来、我々がやはりなぜ大都市圏から住んでいる皆さんがやるべきというようなことをやってきているのは、いわゆる我々は小さい頃から子育てをし、学校を出し、そして県外にいわゆる学校に出る場合には、仕送りをし育てていった。これは大変な金をかけているわけです。そこで就職をして、それぞれ東京都民になったら東京都にだけ所得税、住民税を払っていくということについては、やはり地方は子育ての段階では相当お金を負担したのに、これが都会だけに集中していわゆる税収になるころからは、そういうような状況になってはいけないと。こういうようなことでいわゆるふるさと納税制度が出来たと思います。これだけではありません。いわゆる国の財政が非常に疲弊してきております。その中で地方交付金を減らすとこういうようなことがございました。これも政権交代までずっと減らされました。私も体験をしております。そして政権交代後を一時交付税が増えてきました。しかし、三位一体の解雇の部分も含めてなかなか、それが地方に行き渡らない中で、いわゆる官僚の知恵でふるさと納税制度が設立をされて、地方が少し元気になるような制度というようなことですけれども、今、その制度とは少し違った形になってきているというふうに思っております。そこまでは少しいわゆる導入の経緯だというふうに私は理解をしておりますけれども、中日のお話がございました。中日の皆さん方には、やはり中日のユニフォームがありますから、それを北谷町で製作をして、そして
中日ドラゴンズのこれはいわゆる向こうの権限がありますので、向こうの了解を得て、これを返礼品として届けていくと、そういうふうにしていくならば、名古屋にいっぱい中日フアンがいるわけでございますので、その好きな選手のいわゆるユニフォームが欲しいというような場合には、やってくれるんじゃないかと。こういう期待もしております。先般のキャンプ中に中日の球団代表のほうにそういったことも北谷町としては考えているので、是非相談をしてもらいたいと。こういうようなことから徐々に徐々に持っていけばいいだろうというふうに思っております。中日の選手団からは彼等が中日が北谷町にキャンプをするようになってから、いわゆる少年スポーツ団の皆さん方に毎年選手団からと球団からではなくて、選手団からということで寄附もいただいているところでございます。そういったことで、やはりこういった中日の皆さん方にも徐々に徐々にいわゆる北谷町の取り組みを宣伝しながら4月からスタートをするわけですので、もう遅いとかこうことではなくてですね、これから皆さんも一緒に力を合わせて、納税を選んでいただける。そしてあまり過激にならないように、選んでいただける。そして要はその返礼品をあげることによって、地域の企業がいわゆる活き活きしてくる。こういうことに繋がっていけばですね、一石二鳥にこういうふうに繋がってくると思いますから、是非、みんなでやはり北谷町の企業を、折角4点は北谷ブランドを認定しました。4点を入れて今度いわゆる返礼品にしていきましょうと、これもしかしある程度は節度を守った形の物にしていかなければならないというふうに考えております。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) それでは、以前、特産品の開発ということで、塩工場の前に何かを作るという話があったんですがね。これはどうなったんでしょうか。これは1点目の質問です。 2点目の質問です。近年、返礼品の傾向どういうふうになっているかといいますとですね、体験型が増えています。綾町においては、ソラシド エアさんのコラボ企画ということで、「ソラシド エアで行く照葉樹林の都市ユネスコエコパーク宮崎綾町の旅」それで飛行機のラッピングで宣伝したりソラシド エアさんと提携をして、新しい企画を組んでいます。今年度も50組100名の方が体験型の返戻金で綾町を訪れています。こういった取り組みは北谷町ではできませんでしょうか。検討してみてはどうかと思いますが、着地型観光と変わりましてこういったことも必要だと思いますが、その辺はどうでしようか。
○田場健儀議長
仲松明企画財政課長。
◎
仲松明企画財政課長 はい、ありがとうございます。私共今答弁の中で業者に委託をして、ホームページとか。そしてふるさと納税をし易い環境というものを委託して行っていく予定なんですけれども、こちらの株式会社さとふる様は全国150の自治体を扱っていてですね、このふるさと納税の業務を請け負って、今の返礼品の傾向としましては、議員がおっしゃるようなこれまでお肉とかお酒とかというものから体験型のものに変わってきているというお話をいただきました。そして、北谷町は非常にポテンシャルが高いということで評価もいただいております。今後、基本的には私ども企画財政課は歳入というところでふるさと納税を扱っているんですけれども、その返礼品に関しましては、商工観光課と引き続き連携して、この体験型観光として、たとえば北谷町のホテルに泊まってエイサーの体験ができるなどの商品開発も考えられます。こちらも事業者がおりますので、事業者とそして所管課と連携を取って、北谷独自オリジナルの返礼品ということで、町が活性化できるような形で、また北谷町を愛してくれる。また行きたいなあと言う観光客が増えていくようなものを今後検討していきたいと。まずは北谷ブランドからスタートしていただきたいと思っております。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) そうですね、やっぱり北谷町の特産品をやはり地元観光をより良く効果的にピーアールできるようなアイディアをこれが必要だと思いますよ。魅力ある返礼品に努めるべきであると思いますけどね、ピーアールには役場以外の協力も要請するべきであると私は思いますけどね。この辺、JALとかANA、ツーリスト、この1回きりで終わらすというのはもったいないですよ。そのようにどういうふうにリピーターを考えているか。少しだけ綾町のやり方を紹介しますと。お礼状は感謝の気持ちで伝える内容とし、領収書と別々に作成しているんですよ。これはダイレクトメールを活用して新商品が出来た時は、送付してリピーターの皆さんに送っています。今現在、綾町のリピーターたくさんいるんですよ。毎年、同じような人がこういったリピーターを作っているんですよ。例えば寄附をした方には、綾てるはの会員として末永くお付き合いをしているんですよね。その辺のリピーターづくりはどのように考えていますか。
○田場健儀議長
仲松明企画財政課長。
◎
仲松明企画財政課長 ふるさと納税の返礼品につきましては、今、29年度からスタートするということで御理解をいただければなあと思います。まずは、選ばれた北谷ブランドというところから発信して、今後、今既に過去から取り組んでおります商工観光課が取り組んでおります。この着地型、まあ着地型というのは、それに対して出発型というのがあるんですけれども、内地から出発するところで常にプログラムを組んでツーリストとタイアップしていく出発型と、そして着地型というのは地元で地元の特産品をアピールするようなプログラムを地元で組み合わせて作る物を今御質問にありました着地型プログラムとあります。これは商工観光課が先にいろいろ
プロモーションとかというものを行っておりますので、ふるさと納税のものが、体験型に変わっていくときには、商工観光課とですね、その併せてピーアールをさせていただきたいなあと思っております。以上です。
○田場健儀議長 仲宗根義覚商工観光課長。
◎仲宗根義覚商工観光課長 企画財政課長から商工観光課との連携を図りながらそのリピーター、広報等々のピーアールをやっていこうと。現在、特産品につきましては、先ほど、議員からも御指摘がありましたが、北谷ブランド認定事業によって、4つの物ができたと。3年間で概ね30件ぐらいの認定ができればいいということで、取り組んでまいりますので、その辺は常にアピールをやって今後のリピーターに活かしていきたいと思います。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) 都城市におきましては、こういう話をしていましたね、まず、1番目にふるさと納税の効果として、市のピーアール効果が大きかったと。あと地元産業の振興が。あと3番目に寄附金が集まる。試食品の意識改革があった。それで一石三鳥どころか、一石四鳥の効果があったと。ふるさと納税は、市の地方創生の重要施策である。デメリットはなにもないと。明言しておりました。 是非本町においてもこういったことを含めて成功をさせていただいて、やっぱり北谷町のアピール、ピーアール、やっぱりそういった産業振興に繋げていただきたいということを御願いして、次の産業まつりについて再質問いたします。 まず、基本的なことをお聞きします。北谷町には法人企業は全部で何社あって、商工会加入は何社ですか。
○田場健儀議長 金城睦彦税務課長。
◎金城睦彦税務課長 では、税務課のほうからは、法人の企業数について答弁いたします。 まず、法人の件数につきましては、1,058件となっております。この件数につきましては、個人事業者については入っておりません。以上です。
○田場健儀議長 仲宗根義覚商工観光課長。
◎仲宗根義覚商工観光課長 商工会の会員の会員数ですが、まず、全体では736人、町外が準会員という形で72人、町内だけだと659人の事業者となります。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) 町内には個人は抜けて1,058件の会社があるということで、商工会には659社ですかね、ちょっと少ない気がしますけどね。この産業まつりの出店はこれは18件でしたね。18社だと思いますよね。今後、Cー1グルメバトルとは同時開催はしないということですけどね、私が見た範囲では、ちゃたんブランド認定式の時も、Cー1バトルが賑わって、認定式を見る人は少なかったですね。産業まつりはCー1バトルに埋没しているような感じがしましたけど、仲宗根課長はどういうふうに感じていましたかね。
○田場健儀議長 仲宗根義覚商工観光課長。
◎仲宗根義覚商工観光課長 仲地議員の質問にお答えします。今回のC-1ちゃたんグルメバトルにつきましては、部長答弁にもございましたが、飲食店の人手を確保することが厳しいということで、本来の開催であった11月をずらして今回の同時開催となったわけですが、議員の御指摘のCー1バトルにおきましての産業まつり等々がCー1バトルに埋没しているという感じということですが、私も2日間現場にいてですね、多少ならずとも色が濃ゆかったような感じはございました。しかし、今後、部長の答弁にもございましたが、次年度につきましては、飲食店組合、Cー1バトルの主催者にですね、人手をきちんと確保してもらって、別々の時期の開催になると思いますので、次回は本来の産業まつりで会場を盛り上げていきたいと考えております。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) ちょっと企業の出店数が少なくなっているんじゃないですかこれは。少ないような気がしたんです。少ないの減っているのか。その辺をお答えください。 企業の皆さんにお聞きしますと出店意欲があまりないということで、それなりに負担もあるんでしょうかね。産業まつりの場で、例えば商談や契約、そういうものも可能にするような方向が私は有効ではないかなあと、宣伝もできるように、あと最近の傾向ですけどね、製造業も勿論重要ですが、それ以外として福祉、教育、それからシステムコンピューター関連、それから観光業界、ブライダル産業、不動産、小売り、運輸、金融、それから建設関係なども重要だと思います。 ちょっとあの産業まつりの中に漁業協同組合もなかったですね。あまり建設関係もきてないような感じがしました。 出店者の募集の際には、様々な工夫をしてあらゆる業者方々が出店できるような検討もよいのではないかと思いますがその辺はどういうふうに考えますかね。
○田場健儀議長 仲宗根義覚商工観光課長。
◎仲宗根義覚商工観光課長 御質問にお答えします。企業の出店者数についてですが、北谷公園に場所を移しましてですね、産業まつりとしての開催は、今回で5回目となりますが、今回のCー1バトルの出店もあるということで、まあ商工会フェアでの出店数は少なくなっておりますが、昨年までの出店数と今回の出店数33から36業者が出店しています。特に上限については大きな変化は無かったと捉えております。その場での商談や契約等々についてでございますが、展示物の説明を始めとし、また契約、相手の担当者を置く人員が難しいのでは無いかということも想定される中で、実際に展示されている物品等の説明を受ける中で、資格といった有効な点もあるかと思いますが、直ぐには契約には至らないと思いますが、次に繋がるものだと商談等の一端になるものだと考えております。 また、御指摘の製造業以外のその他の業者につきましても、多くの事業者に参加していただくことは、本町にとっても頑張っていただいている各事業者の魅力を伝えることも繋がることだと認識しておりますので、多くの方々に出店をしていただきたいと考えております。 次に出店者の募集についての産業展示会については、北谷町民を対象にしておりますが、商工フェアにつきましても、町外の方もいらっしゃいますが、町商工会会員を対象として募集しております。多くの事業者の方々にも出店の機会を与えるような募集、案内等をどのような形で工夫していくか。またこれまで参加していない会員事業者への呼びかけ等々も各関係者と調整や御相談をして行っていきたいと思っております。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) 産業まつりは、やはり町内産業の啓発だけではなく、展示や体験等をとおして子ども達の様々な仕事に対する関心を喚起することも私は目的の一つであると思います。例えば、小中学生に事業のチラシ、綺麗なチラシを作って配布する。或いは積極的に来場を呼びかける。また、そうしている一方、出展業者にも小学生にも理解できる内容の展示をするとか。出店業者の会社概要や見所をまとめた冊子を配布し、更なる理解を促す。各事業者の
プロモーションに継ぐ様々な分野の職業紹介にも繋がると思いますが、このチラシの学校に配布とか、こういったCー1バトルについては冊子がありましたね。これは綺麗にまとめられています。その辺はどうですか。
○田場健儀議長 仲宗根義覚商工観光課長。
◎仲宗根義覚商工観光課長 仲地議員の御質問にお答えいたします。次世代にもその目的とか、今のお子さん達の目的を引き継ぎ達成させるためにも、より多くの児童生徒の方々に足を運んでいただきたいというようなチラシ等をまた案内方法も考慮してお子さんの関心を引くような冊子や展示、体験ができるような仕事内容等を今後、商工会を始めとする関係団体と御相談をしてご協力ができないか。行っていきたいと考えております。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) 是非ですね、町のそういった改正をあげれば、税収も増えるわけですよ。そして産業まつりは大変重要なまつりであると思いますので、新たな取り組みも必要だと思いますよ。そういったものも含めて是非、実行委員会で議論を重ねて、町全体で盛り上がるような産業まつりにしていただきたいと思います。 次に移ります。葬祭場建設についてですね、アンケートの結果から質問をしたいですが、アンケートで一番利用が多かったのがいなんせ会館ですね。以前はほとんどがいなんせ会館でしたよね。利便性については、直ぐ側にありますので、使いやすいということで多かったんでしようね。次に多いのが自宅ですね。367名の方が自宅で行っています。やはり葬式というのは悲しいんですよ。悲しいときに家の掃除をしたり、また、テントを立てないといけないとか、交通の整理とかそういったことも含めて、やっぱり大変だと思いますよ。本当に大変だったとお聞きいたしました。相当負担になると思います。皆さんはあまり負担はないと言っていますけどね、町内に低料金の公共の葬祭場があったら、この367名はここでやっていたのではないかと思いますけど、この町民ニーズですね、かなりあると思いますが、その辺はどのように考えておられますか。
○田場健儀議長 伊波興勇保健衛生課長。
◎伊波興勇保健衛生課長 お答えいたします。先ほど部長の答弁にもありましたように、まず近隣の民間施設、或いは公共の葬祭場とその活用情報、それからニーズ等の把握をしながら、更には近隣の市町村で葬祭場を持たないところと意見交換等も進めながら、今後の研究課題ということで、進めて行きたいというふうに考えております。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) 火葬場の建設については、火葬場の併設ですね火葬場と葬祭場の併設については、73.3パーセント住民が要望している。火葬場はある意味で近くにないほうがいいと。町民からはある意味では迷惑施設、しかし葬祭場は違うと思います。葬祭場のみのアンケートは取ってないんですよね。多分、葬祭場だけのアンケートを取ったら、もっと高くなると73.3よりですね、その辺のアンケート調査、ニーズ調査をやったほうがいいと思いますが、その辺はどうでしょうかね。ちなみに樹昌院については参加は少ないですよ。利用は。皆さんは多いと思っていますが、61名で2.4パーセントですね。高いんですよ。ここは。高いから利用しないです。その辺について御答弁できますか。
○田場健儀議長 伊波興勇保健衛生課長。
◎伊波興勇保健衛生課長 お答えいたします。やはり葬祭場についても、火葬場と同じくですね、人生終わりの儀式が行われるということで大変重要な施設だというふうな位置付けを持っております。そういう意味では、やはり住民のニーズがどういうふうにあるのか。それも含めて今後の研究課題ということで、仲地議員からありましたことについても、参考にしながら今後の研究課題としていきたいと思います。以上です。
○田場健儀議長 14番 仲地泰夫議員。
◆14番(仲地泰夫議員) これで一般質問を終わります。宇地原区民のみなさん今日の傍聴を大変ありがとうございました。
○田場健儀議長 しばらく休憩いたします。 午後は1時半より開会いたします。
△休憩(12時01分)
△再開(13時30分)
○田場健儀議長 再開します。 順次発言を許します。 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) こんにちは。元気を出していきたいと思います。午前中は宇地原区選出の仲地議員の質問を聞くということで宇地原区民の皆さんが20数名傍聴に見えました。それで北谷町の議会を活性化し、町民の皆さんの足を運んで今後いけることを希望いたします。今月定年退職を迎える水道課長を始め、議会事務局含め、今回は7名の職員が退職されます。皆さんは公僕として長年町民の為に一生懸命頑張っていただき、議場より敬意を表し、お疲れ様と申し上げたいと思います。定年後は一町民として本町の町政発展のため、ご尽力くだされることを御期待申し上げます。これから通告に従いまして、一般質問を行いますので執行部の皆さんの御答弁をよろしく御願い申し上げます。 昨年の12月定例会において、一般質問をしました。今回も引き続き質問をします。 質問事項1、護岸壁画コンクールについて。 (1) 町内小中学校に「我がまち自慢」をテーマにカラフルな壁画の数々を創意工夫できないか伺います。 (2) コンクールを実施することによって地球の環境改善にも役立っていくものと考えるが当局の見解を伺います。 質問事項2、道路行政について。 (1) 町道桑江2号線(通称「ふれあい通り」一方通行道路)は、通学路であるので子どもたちが行き交う。その道路で、急ぐ車がいて危ない。住民から注意喚起の要望があり、学校近くの道路に「よーんなあ」の文字で路面表示を行いドライバーをしまくとうばでほっとなごませ、減速してもらう道路標示ができないか伺います。 (2) 町道桑江中央線と町道桑江5号線の交差点の白線が消え、住民子供たちが安全に横断ができない。危険を伴うため、早めに白線引きができないか伺います。 (3) 栄口区公民館前の道路を車庫代わりに、車両数十台が毎日駐車し、地域住民から苦情など何とかしてほしいとの声があり、早急に対策をとることについて伺います。 質問事項3番目、観光振興について。 (1) 北谷町のイメージキャラクター「ちーたん」が2016年2月7日誕生して1年がすぎ住民の皆さんは着ぐるみを見ることを非常に楽しみに待っている。今年も多くのイベントがあります。「ちーたん」の出番はいつ頃になるか伺います。 (2) サーフィンで北谷町長杯サーフィンコンテストを開催できないか伺います。 質問事項4、本町の自主防災対策について。 東日本大震災の発生から3月11日で6年経過し、全国各地で大規模な災害が発生しております。沖縄では一般的に大地震のリスクが低いと考えられているが、実際には本島南東沖を中心に複数の震源地があり、過去に大地震や大津波が発生した記録があり、災害時対応が大事になってくる。 (1) 自主防災組織の推進について伺います。 (2) 防災士の取り組みについて伺います。 (3) 災害弱者支援について伺います。 あとは自席から再質問をしますのでよろしくお願いします。
○田場健儀議長 野国昌春町長。
◎野国昌春町長 ただいま宮里廣議員から御質問をいただきました。私のほうからは、質問事項3番目「観光振興について」の質問要旨1点目「ちーたん」の出番はいつ頃になるか伺う。」についてお答えいたします。 平成29年度は、
イメージキャラクター製作委託業務を実施する予定であります。そこで、業者の選定を経て、ちーたん立体像、着ぐるみ制作に着手、デザイン及び運用について検討していく予定であります。お披露目は、年末から年明けにかけて出来るものと考えております。 次に、質問要旨2点目「サーフィンで北谷町長杯サーフィンコンテストを開催できないか伺う。」についてお答えいたします。 本町の西海岸地域には、多様な競技施設を有する北谷運動公園や、海浜を利用したマリンスポーツの実施など、
スポーツツーリズム事業への可能性は十分期待できると考えており、スポーツを通じて新しい旅行の魅力を創り出し、本町の恵まれた環境、スポーツ・
コンベンション施設を全国に情報発信するとともに、多種多様な地域観光資源を顕在化させ、国内観光および訪日旅行の活性化を図っていきたいと考えております。 サーフィンにつきましては、県内のサーフィンショップのオーナーやボランティアスタッフで組織されております「沖縄サーフライダー連盟」が、選手の技術の向上を目的に、本町の砂辺・宮城海岸、糸満市米須海岸等でサーフィンコンテストを実施しており、糸満市では「糸満市長杯サーフィンコンテスト」を行うなどの活動を行なっているとお聞きしております。 本町におきましても、海浜を利用した様々なスポーツイベントを支援していきたいと考えており、6月初旬には「オープンウォータースイミング」の大会を後援する予定であります。 サーフィンについては、2020年
東京オリンピックで正式に追加種目となっており、本町もあらゆる側面から支援していきたいと考えております。今後は競技団体と協議を図り、大会実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 その他の質問につきましては、担当部長、担当課長、教育委員会とさせていただきます。
○田場健儀議長 伊禮秀樹建設経済部長。
◎伊禮秀樹建設経済部長 質問事項2番目「道路行政について」の質問要旨1点目「町道桑江2号線は、通学路となっているが急ぐ車がいて危ない。学校近くの道路に「よーんなあ」の文字で路面表示を行いドライバーをしまくとうばでほっとなごませ、減速してもらう道路標示ができないか。」についてお答えいたします。 町道桑江2号線通称「ふれあい通り」は、以前に北谷第二小学校へ通学する児童・生徒が、安心・安全に通学できる道路を整備してほしいと地域からの要望があり、町としては歩行者を第一に考え一方通行化し、加えて車両の速度を減速させるために道路の線形を蛇行させております。このような状況下にも関わらず、モラルに欠けたドライバーが後を絶たないことから、今回、更なる安全対策に向けての要望が地元から挙がっているものだと思われます。 その対策の一つとして、御提案されています方言を使っての路面標示でありますが、全国的にも、よりインパクトのある注意喚起のために表現を工夫した施工事例もありますので、今後実施する事は可能だと考えますが、沖縄署への確認を行っていきたいと思っております。 当該地域につきましては、生活道路における歩行者等の安全な通行を確保する事を目的とした「ゾーン30」を沖縄県公安委員会が指定しており、最近、最高速度30kmの速度規制を示した路面標示及び規制標識が設置されたところであります。 また、隣接道路の住民からの要望を受け、必要に応じて道路管理者が路面上に段差を設ける「ハンプ」等を設置することが可能となった事から、今後、現場の状況を勘案しながら減速効果の高い対策を決定し、実施したいと思っております。 次に質問要旨2点目「町道桑江中央線と町道桑江5号線の交差点の白線」についてお答えいたします。 現場の確認を行ったところ、交差点内の横断歩道がほとんど消えており、御指摘がありますように歩行者が安全に横断できる状況にはなっておりません。横断歩道を含め、外側線のライン引きにつきましては、沖縄県公安委員会が行うことから早急に引き直しをしていただくよう公安委員会に要請いたします。 次に質問要旨3点目「栄口区公民館前の道路の駐車対策」についてお答えいたします。 御指摘にあります路線につきましては、町道団地12号線で東西方面への抜け道として利用されておりますが、宇久殿中央線との交差点付近は道路幅員が狭いにも関わらず比較的通過交通も多く、又多くの学生の通学路として利用されております。 このような状況の中、常時、数台の車両が駐車しており、過去には、駐車車両に対して路上駐車を控えるような協力願いのビラを配ったことがあります。 議員ご承知のとおり、駐車禁止等の交通規制につきましては、地域住民の合意形成が不可欠であります。 当該路線は、現在、駐車禁止等の交通規制がなく、道路管理者としてもモラル向上のための啓発ビラ配布が現在とれる方策であり、対応に苦慮しているところであります。 今後、沖縄地区交通安全協会等、関連機関と協議を図り対応策を見出したいと思っております。
○田場健儀議長 岸本満総務課長。
◎岸本満総務課長 質問事項4番目「本町の自主防災対策について」の質問要旨1点目「自主防災組織の推進」についてお答えいたします。 災害時対応におきましては、地域の防災力として自助・共助・公助が必要であり、東日本大震災等の教訓を踏まえ、特に災害が発生した直後は共助による災害対策が重要であるといわれております。 本町としても、これら自助・共助・公助の取組を総合的に推進する必要があると考えており、自主防災組織の結成に向けてこれまでも取り組んでまいりました。 本町においては、現在のところ宮城区、美浜区、栄口区、北玉区において自主防災組織が結成されております。 本町としましては、まずは西海岸に面した、砂辺区及び北前区での自主防災組織の結成が必要であると考え、総務課の防災担当職員を中心に組織結成に向け、働きかけを行っているところです。 また、その他の未結成の自治会においては区政委員会等で防災についての意見交換等を行うなど取り組んでいるところでございます。 自主防災組織の結成に向けた取り組みとしましては、平成28年12月に沖縄県防災危機管理課が主催する「平成28年度自主防災組織リーダー研修会」に本町の担当職員及び町内自治会から希望者が参加をしております。 また、防災意識の啓発を目的に、平成28年度から配置した防災アドバイザー業務嘱託員による講習会もあわせて実施しているところです。 今後も、自主防災組織の結成に向け、地域のニーズも確認しながら支援してまいりたいと考えております。 次に、質問要旨2点目「防災士の取り組み」についてお答えいたします。 防災士につきましては、災害時における地域のリーダー的な役割を果たすことが期待でき、各自治体でも防災士の養成支援に取り組んでいるところです。 本町におきましては、先ほど答弁した自主防災組織リーダー研修会等をとおして、地域でリーダー的な役割が担える人材の育成に取り組んでいます。 なお、地域での活動状況等も考慮しながら、必要な人材には防災士の資格取得の支援は必要だと考えております。 次に、質問要旨3点目「災害弱者支援」についてお答えします。 防災知識の普及・啓発や各種訓練を実施する際は、高齢者、障がい者、外国人、乳幼児及び妊産婦などの要配慮者に十分配慮しながら、地域において支援体制を構築することが大変重要だと考えております。 本町におきましては、昨年11月5日に実施されました沖縄県地震・津波避難訓練の際に、自治会、保育所並びに福祉施設等へ参加を呼びかけ、16の団体・事業所で475名が高台や津波一時避難施設等への避難経路の確認等を行っております。 また、災害時に自ら避難することが困難な要支援者については、名簿を作成するなど災害時に対応できるよう準備を進めているところです。 なお、議員御質問の災害弱者支援については、地域で共に支えあう共助の精神が重要になってまいりますので、各自治会、自主防災組織や各団体等と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。
○田場健儀議長
佐久本盛正教育次長。
◎
佐久本盛正教育次長 質問事項1番目「護岸壁画コンクールについて」の質問要旨1点目「町内小中学校に「我がまち自慢」をテーマにカラフルな壁画の数々を創意工夫してできないか。」について、お答えいたします。 学校の景観や子どもたちの情操教育の観点からも、議員から提案の我がまちをアピールする広報活動の発想は独創的なアイディアだと思います。 しかし、学校は子どもたちを主体とした教育活動の場であることを考えますと各学校の主体性を活かした掲示教育などを考えていく必要があることなどから調査・研究事項とさせていただきます。 次に、質問要旨2点目「コンクールを実施することにより地球の環境改善にも役立っていくものと考えるが当局の見解。」について、お答えいたします。 日々の授業や学校行事等の学校の教育課程については、学校の裁量によることが学習指導要額や教育法規にも謳われており、護岸壁画コンクールの実施につきましても、各学校の主体性を尊重することが必要となっております。 また、昨今、各学校現場においては、ますます教育的ニーズが高まり、色々な要請があり児童生徒及び職員の負担が増加する傾向にあります。 さらに、全体的に教職員の業務改善、授業時数の確保等の課題がありますので、行政からの働きかけは厳しい現状にあります。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) 一通り御答弁ありがとうございます。では、順を追って再質問をさせてもらいます。 まず、最初に護岸壁がコンクールについてでありますけど、今先、教育次長の説明がありまして、まずは質問はこれから写真を見てもらいながら、僕は質問をしていきますので、是非見てもらいたいなあと思っております。 これはサンセットビーチ西側になります。護岸がありますけど、このように落書きがされております。皆さんも見ているかどうかは知れませんけど、北谷町のやっぱりイメージをどうしてなくしていくということで、落書きは犯罪ですので、やっぱりそれだけ町民の皆さんがこうして夕方とかジョギングですか、それでまた近くにはホテルが立地されております。その件でどうしても北谷町は、環境をよくしていくことが必要だと思いますけど、またこのようにこれは2月頃、那覇の古島のほうにモノレール駅があって、そこの下のほうにトンネルがあります。そこに興南中学の生徒がこのように壁画に描いております。こういう壁画を見たら、非常に和まされ、それだけ地域の皆さんからやっぱり安心して通学とか、こうして利用出来るじゃないかなあと思っていますけど、再度教育委員会の考え方を述べてもらいたいと思います。
○田場健儀議長
宇江城安朋学校教育課長。
◎
宇江城安朋学校教育課長 宮里廣議員からの質問についてお答えいたします。提案を非常にありがとうございます。先ほど教育次長のほうからの答弁にちょっと補足してですね、また見解を述べさせていただきます。 子ども達はどうしても壁画となると、子ども達主体ということになります。つまり、子ども達が時間を作って、そして場所を移動して、そしてその時間内で創作活動をしていくということで、負担も考えられると。そしてもう一つは、これには学校職員も関わるということが非常に重要になってきます。そうなってきますと、学校職員の負担、そして子どもの負担ということがまず考えられます。先ほど答弁の中で学校現場においては様々な教育活動、私のほうでは追加教育と言っているんですけど、普通にあるキャリア教育とか、環境教育とか、いろんなものがございますけれども、何かと付けてなんたら教育という形で学校のほうに依頼がきます。それを学校長は各学校長は判断をしながら取捨選択して、その子ども達に取って、有意義にそして負担がないような形で行事等を実施していくわけですね。そういう中で、総合的に勘案しながら子ども達の活動を考えていくことになっております。そういうことからしますと、教育委員会として、勧めるというか、こういうこともあるよ、知っているとは思うんですけど、こういう活動もありますよということはお知らせできると思いますけれども、先ほど申し上げましたように、学校行事とか教育課程といいますけれども、学校教育活動を全て含めて、教育課程といいます。その中で、こういう活動をやっていくことは、各学校、各学校長が判断、決定していくことになっています。以上です。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) 今、学校教育課長のお話にありますように、近年は各市町村のほうでこういった落書きした場所を塗りつぶして、それだけ皆さんもおわかりだと思いますけど、浜比嘉島に行くときにですね、こういった護岸のほうに壁画が描かれております。それとまた、南方のほうにも最近ですか、与那原町は軽便鉄道ということで、駅があった関係で、こういった軽便鉄道の描きをしながら、こういった工夫を出しております。 子ども達が困難にぶつかった場合、自分の要旨を見て、非常に喜びを感じていくということがあると思いますが、それだけ、この場所に連れて行くときにやっぱり教職員の負担が出るとか、そういった話も出ております。それはやっぱり親子の絆といいましょうか。親も一緒になって向こうに連れて行って、そういった場所を北谷のこれからの魅力を描いていけるかなあと思っていますけど、再度お聞かせください。
○田場健儀議長
宇江城安朋学校教育課長。
◎
宇江城安朋学校教育課長 それでは、ただいまの質問について、再度お答えいたします。 うるま市のほうでは、確か平安座の石油基地がございます。その道路のほうに長い壁画というか作成されています。各中学校或いは小学校単位で年度毎に別けて壁画をやっている状況がございます。ただ、私もうるま市のほうにいたんですけれども、やっぱりその作成は、非常にこちら側から行政側から一応仕組んではいたんですね。うるま市のほうは、ところが学校現場のほうでは、やっぱり美術教師が担当するわけですね。土日も出て、そして夏休みも出て、子ども達は生徒会或いは美術部、そういう特定の子ども達が関わって作成をしておりました。そういうことから考えますと、非常に総合的に考えると難しい状況があるのかなあというふうに考えております。よって、学校長辺りと相談して或いはできるかどうかも含めて検討することがまず最初かなあと思っております。以上です。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) 今、ちょっと厳しい状況があるということで、話をされていますけれども、やっぱり北谷で生まれた子ども達は、小中学生、我が町を明るくしていくということは、多分アイディアも多彩に持っているかなあと思っております。是非そういうことを繋ぎ、これからまた、今年度はちょっと難しいという話も出ております。それは止めないで、更なる前に進んで、我が北谷町の子ども達の為にはどうしてもこういった子どもの喜びを出すことが必要かなあと思っております。それは是非とも検討をされ、御願いを申し上げたいと思います。 次のほうに進んでいきます。道路行政についてですが、この絵は1月頃、与那原のほうまで足を運んで路面標示に「よーんなあ」というひらがなが表示されている道路であります。これはなぜこういうことをやっていますかと言いましたら、与那原町も近年、中城湾港の埋立地与那原のほうに企業とか住宅地が立地をして、どんどん人口も増えている関係で近道ということで、この道路を利用されているようであります。是非、先ほどの建設部長のほうからこういった最近町内のほうに「ゾーン30」ということで標示をされている場所も僕も見ております。非常に有り難く感謝をしております。それにプラスですね、今毎日各地域で議員の皆さんが子ども達の安全・安心のために朝早くから多くの方々が子どもの登校を見守って頑張っている次第であります。やっぱりそれだけ地域の皆さんからこういった声を掛けることによって、他府県では登校時の時に後ろから突っ込まれて死亡とか、こういった事故も出ております。そういうことで、是非とも、また今回は担当の土木課長は異動ということであるようでありますけど、僕はこれで照屋課長には最後の質問かなあと思いますけど、是非、こういうことを自分の考えをこの場で聞かせてもらえればありがたいかなあと思っております。よろしく御願いします。
○田場健儀議長 照屋一博土木課長。
◎照屋一博土木課長 先ほど来ありますように、当然、減速対策についても取り組んで行きたいということで、これは継続してやってまいりますので、私が異動云々ではなくてですね。町として安全対策を施していくということでありますので、御理解を御願いしたいと思います。以上であります。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) 子ども達がですね、是非ともこういった危険に巻き込まないように、是非ともこういった標示をすることによって、ドライバーをつなぎ、減速をして通行して行きますので、これからもこういった取り組みを是非御願いしたいなあと思っております。 次に進めます。この写真は上勢頭の町道桑江中央線と町道桑江5号線の交差点の白線が消えております。やっぱりそれだけ、町民の命を預かる関係で、どうしてもラインをしっかり引いて、やるべきことかなあと思っていますけど、担当課としてはどのような考えを持っているのか。よろしく御願いいたします。
○田場健儀議長 照屋一博土木課長。
◎照屋一博土木課長 議員御指摘のとおりだと思いますので、これにつきましては、基本的には、先ほど部長からありましたように、県の公安委員会がやりますので、県の公安委員会に申し入れをしていきたいというふうに考えております。以上であります。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) 前向きに取り組んで行くことを御願い申し上げまして、次3番目の栄口公民館この車庫代わりで毎日このように数台の車が止まっております。それはやっぱり地域の自治会とか、付近の住民の皆さんから毎日こうして車が出せない。非常に危ない。特に真ん中ぐらいで出合った場合、一方はバックしなければいけません。栄口は特に碁盤上のつくりになっている関係で十字路であります。非常に危ないです。毎日、高校生が登校、下校でこの道路を利用している関係で、どうしても所轄の沖縄警察署を通して、県の公安委員会に早めに駐車禁止の設置をできないかということで、当局の考え方をどのようにやっていくのか。ちょっとお聞かせください。
○田場健儀議長 照屋一博土木課長。
◎照屋一博土木課長 お答えしたいと思います。基本的には交通安全対策になりますけれども、ただ、当然この道路上の問題でありますので、土木課も関わります。ただ、その際に部長の答弁にもありましたけれども、繰り返すようで申し訳ないですけれども、基本的には駐車禁止等をやっていくと。規制をやっていくということになりますと、地域の皆さんの合意形成が必要だと。それを受けて公安委員会のほうが規制標識を立てていくということになりますので、地域の皆さんの御意見を再度確認をさせていただいてですね、それには取り組んで行くべきだろうというふうに考えております。以上であります。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) 今、土木課長のほうからこうした地域の声を聞かないと前に進まないという話もあると思いますけど、それだけ地域住民の皆さんが非常に困っているものですから、こういうことを勘案してどうしても交通事故が起きる前に対策をもらわないといけないものですから、是非こういう欠点を県の公安委員会のほうに強く要望をしてもらいたいなあと思っております。 観光振興についてでありますけど、今日午前中に野国町長のほうから、このキャラクターについて「ちーたん」の話も出ております。同僚議員からも意見が出ておりまして、関連の質問をやっていきますけど、これは写真を見ながら、これは2017年1月17日に琉球新報のほうに掲載されている熊本県のくまモン、そばにいるちーたん、そして町長からお褒めの言葉もいただきました。年内にはどうしてもこういった着ぐるみをつくって町民の皆さんに喜ばせていくということでありますので、是非町民の喜びを御願いしたいと思いますけど、それと同時に原付バイクに絵柄を導入できないかなあということで、町長のコメントをいただければなあと思っていますけど、いつ頃考えているのか。原付バイクですね。 次に進んでいきます。時間も押し迫ってきました。東日本の大震災が6年を経過しまして、我が栄口区におきまして、去った3月5日に自主防災訓練がありました。屋外運動場でそれで震度6強の地震を想定し、それで避難誘導とかし、物資、急場の伝達まで素早くこうして、9時のサイレント同時に多くの高齢者から子どもまでですね、参加をされております。是非、このような自主防災組織について、今、北谷町は4行政区があるということで話を聞いていますけど、これから西側に面しています北前地区、砂辺地区のこういった自主防災組織を今年で達成させていくのか、一つだけお聞かせ願いますか。
○田場健儀議長 岸本満総務課長。
◎岸本満総務課長 宮里廣議員の御質問にお答えいたします。自主防災組織につきましては、今現在、栄口区、北玉区、美浜区、宮城区の4団体が結成をされているところです。西海岸地域、今、北前区、砂辺区については、自治会長にもお話をし、区政委員会のほうでも話をしているところです。今年度、是非組織の結成に向けて取り組んでいきたいということで考えております。また、あと2自治会につきましては、また委員会をつくるなり、区政委員会のほうで話し合いをして、結成ができそうな雰囲気の自治会もございますので、あわせて取り組んでいきたいと思っております。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) 前向きの答弁ありがとうございます。これからも是非、設置をされていくということでありますので、僕のほうで防災士の資格について防災士はやっぱり地域の皆さんを助けるということで、非常に重要な資格であります。それで町から助成金の補助もあるかどうか。お聞かせください。資格を取るときに。
○田場健儀議長 岸本満総務課長。
◎岸本満総務課長 ただいま質問にお答えいたします。防災士の資格については、全国的に自治体の支援が行われているところです。今朝の新聞でも豊見城市が支援をしていきたいということで新聞掲載がございました。本町についても先ほど答弁したとおり、支援は必要だと思っております。その前段の取り組みとしまして、各地域において、今、講習会を実施し、そのリーダーとなる方を要請することを目的に取り組んでいるところです。防災士の活動については、すごいスキルを持ったレベルが必要になりますので、その辺の支援をしながら、資格の取得をした際には、地域で活動ができるという人も年頭に置きながら防災士の支援については検討をしていきたいと思っております。
○田場健儀議長 1番 宮里廣議員。
◆1番(宮里廣議員) はい、一つよろしくお願いいたします。 次にマリンスポーツサーフィンについては、町長杯が出来ないかなあということでありますけど、これは宮城海岸のほうで平日でもこのように好きな方々がビギナーからベテランまでこうして滑っております。これは是非とも北谷町も糸満市に継ぐ、この魅力のまち、スポーツを愛するまち、北谷で是非町長杯を検討されてもらうよう御願いを申し上げまして、僕の一般質問に変えさせてもらいます。ありがとうございます。
○田場健儀議長 しばらく休憩いたします。
△休憩(14時12分)
△再開(14時25分)
○田場健儀議長 再開します。 順次発言を許します。 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) 本日最後の一般質問となりますが、爽やかに行いたいと思います。どうぞよろしく御願いします。 それでは通告に従い、一般質問を行います。 質問事項1、子ども・子育て支援、保育士確保対策について。 (1) 上勢保育所の遊び場に日影が無いため、現在テントを2張りたて日よけを行っている状況であります。熱中症や紫外線対策のため、日よけの設置が出来ないか伺います。 (2) 現在の待機児童数、また、保育士が確保できず待機児童になった児童数を年齢別に伺います。 (3) 保育士の人材確保や復職支援のために、保育士の子供優先入所、家賃補助、給与アップなどを町独自で行えないか伺います。 (4) 保育園入園に当たり、希望どおり兄弟が同じ園に入れた数と、入れなかった数は何名か伺います。 (5) 無認可保育園の第三子無料が平成26年から始まったが、その実績を伺います。 (6) 保護者の負担を軽減するため、待機児童になった第二子を認可、認可外問わず保育料半額等の保育料の助成が出来ないか伺います。 (7) 女性の社会進出が待機児童問題と大きく関わっていると思うが、女性の社会進出について当局の考えを伺います。 質問事項2、北谷町の防災対策と自主防災組織、社会教育団体との連携について。 (1) 本町での避難所、災害時用避難所、津波一時避難所は国の耐震基準を満たしているか。満たしていない場所は何カ所あるか伺います。 (2) 砂辺地域には津波一時避難所の数が極端に少ない。震災での津波対策はどの様にお考えか伺います。 (3) 現在の自主防災組織の数と結成率、本町での組織結成への課題について伺います。 (4) 防災における、本町での自助・共助・公助の役割について伺います。 (5) 現在の自主防災組織の予算はいくらか伺います。 質問事項3、道路行政・交通安全対策について。 (1) 町道
砂辺浜川線と町道浜川千原4号線との交差点で、平成28年12月に人身事故が起きました。事故が起きた原因と、その後の交通安全対策はどの様に行なったか。また、具体的なソフト面、ハード面の対策を伺います。 (2) 砂辺の宮城解体から国道58号線までの道が老朽化に伴い凹凸があり、それを避けるため車の蛇行運転が多々見受けられるが、改修できないか伺います。また、信号機も時間帯により右折車両が渋滞し、右折する時間も短いため、無理をして右折するため危険である。右折の矢印信号機の設置は出来ないか伺います。 質問事項4、道路の視覚障がい者用点字ブロックについて。 昨年9月の一般質問で、点検をして整備をしていくとの事でしたが進捗状況を伺います。 再質問は自席にて行います。どうぞよろしく御願いします。
○田場健儀議長 野国昌春町長。
◎野国昌春町長 ただいま
喜友名盛充議員から御質問いただきました。私のほうからは、質問事項2番目「北谷町の防災対策と自主防災組織、社会教育団体との連携について」の質問要旨1点目「避難所の耐震基準」についてお答えいたします。 現在、本町では避難所が19か所、災害時要援護者優先避難所が11か所、津波一時避難施設が37か所ございます。 町の公共施設として整備している避難所につきましては、新耐震基準が制定された1981年(昭和56年)以前の建物は、桃原区公民館及び北谷第二幼稚園がございますが、桃原区公民館が耐震診断の結果、基準を満たしているとの結果がでております。 また、北谷第二幼稚園については、平成29年度に改築する予定でございます。 津波一時避難施設のうち民間の建物については、新耐震基準が制定された1981年以降に建築された建物であり、耐震基準は満たしているものと考えております。 次に、質問要旨2点目「砂辺地域には津波一時避難所の数が極端に少ない。震災での津波対策は」についてお答えします。 津波一時避難施設の行政区ごとの内訳としましては、砂辺区に7カ所、宮城区に11カ所、美浜区に8カ所、北前区に11カ所となっています。 砂辺区における津波対策としましては、この津波一時避難施設への避難のほか、馬場公園付近が海岸線に近い場所でもあることから、嘉手納基地第1ゲートから基地内へ避難するよう訓練等をとおして周知を図っているところでございます。 次に、質問要旨3点目「自主防災組織の数と結成率、本町での組織結成への課題」についてお答えいたします。 現在、町内における自主防災組織としましては、宮城区、美浜区、栄口区、北玉区において自主防災組織が結成されており、11自治会との比率で言いますと約36%となっています。 組織結成への課題としましては、地域の防災リーダーとなる人材育成の課題、防災資機材の整備のための予算上の課題、防災意識の啓発という課題があるものと考えており、本年度から防災アドバイザー業務嘱託員を配置し、自主防災組織結成支援や講習会実施など防災業務を強化しているところであります。 次に、質問要旨4点目「防災における、本町での自助・共助・公助の役割」についてお答えいたします。 本町における、「自助」とは、家族も含め自らの命は自らが守るために日頃から災害に備えることであり、各家庭において防災マップをチェックすることで自宅周辺の津波避難ビルの確認を行うことや、家族で災害時を想定した話し合いをもつことによる情報共有、また災害時備蓄品を家庭で確保することが「自助」にあたるものと考えております。 「共助」とは、地域の中で支援が必要な方や被災した人たちをお互いに助け合うことであり、各地域における自主防災組織の結成や、日頃からの近所づきあいが重要であると考えております。 また「公助」とは、役場や消防・警察などによる救助活動や避難支援など公的支援のことであると考えております。 次に、質問要旨5点目「現在の自主防災組織の予算」についてお答えします。 本町における自主防災組織に対する予算としましては、自治総合センターからのコミュニティ助成金を財源として、平成23年度に栄口区自主防災会、平成26年度に美浜区自主防災会に対して防災用資機材等の購入のための補助金を交付しております。 また平成29年度においてもコミュニティ助成金を財源として宮城区自主防災会に対する補助金の予算計上を行っております。 その他の質問につきましては、担当部長、担当課長とさせていただきます。
○田場健儀議長 伊波興繁住民福祉部長。
◎伊波興繁住民福祉部長 質問事項1番目「子ども・子育て支援、保育士確保対策について」の質問要旨1点目「上勢保育所の遊び場に日よけの設置が出来ないか。」についてお答えいたします。 熱中症対策は、近年重要視されており、特に体温が気温の影響を受けやすい児童については、特に配慮が必要でありますので、現場の状況を精査し、必要に応じて日よけの設置を進めてまいります。 次に、質問要旨2点目「年齢別の待機児童数及び保育士が確保できず待機児童になった児童数」についてお答えいたします。 平成29年度の入所申し込みにつきましては、現在、キャンセル等のあった枠を調整している段階で、正確な人数はまだ算出できていない状況ですが、保育士不足により昨年度4月1日時点の41名より増える見込みとなっております。 次に、質問要旨3点目「保育士の人材確保や復職支援のために、保育士の子供優先入所、家賃補助、給与アップなどを町独自で行えないか。」についてお答えいたします。 本町におきましては、保育士については優先入所の対象としております。家賃補助につきましては、今年度「北谷町保育対策総合支援事業費補助金交付要綱」を改正し、新たに「保育士宿舎借り上げ支援事業」を補助メニューに追加しております。現在、当保育士宿舎借り上げ支援事業を活用予定の事業所はございませんが、今後、他自治体の実施状況等を参考に研究してまいります。給与に関しましては、認可保育所については、保育士処遇改善のための単独補助を行っているところでございます。公立保育所の非常勤職員については、県内の市町村において給与をアップさせる動きがあることから、その状況も参考に研究し、人事部局、財政部局と協議してまいります。 保育士不足対策につきましては、保育政策の最重要課題と認識しておりますので、給与面だけではなく、勤務シフトの工夫や保育の質の向上など、潜在保育士を喚起するような働きやすい、働きたくなる職場環境を積極的に調査研究してまいります。 次に、質問要旨4点目「希望どおり兄弟が同じ園に入れた数と、入れなかった数」についてお答えいたします。 兄弟の入所状況の件数については、手作業により1件ずつカウントしなけらばならず、膨大な時間を要することから現在集計はできておりませんが、保育士不足により低年齢児の受入可能人数が狭まっている状況もあり、別々の保育所に決定となった事例や、兄弟の一方は入所でき、もう一方は待機となる事例も多くなっております。 次に、質問要旨5点目「平成26年開始の無認可保育園第三子無料の実績」についてお答えいたします。 無認可保育園第三子無料の実績につきましては、平成26年度5件、平成27年度6件、平成28年度2月末時点で3件となっております。 次に、質問要旨6点目「保護者の負担を軽減するため、待機児童になった第二子を認可、認可外問わず保育料半額等の保育料の助成が出来ないか伺う。」についてお答えいたします。 現在、認可外保育施設は待機児童の受皿を担っており、その役割は大きく、依然として利用ニーズも高い状況となっております。本町では、第一子が認可保育所に入所し、第二子が待機児童となり、認可外保育施設を利用した場合、月額2千円の助成を実施しております。しかしながら、認可外保育施設は、所得に関わらず保育料が一律であるため、利用者によっては認可園に比べ保育料が高額となり、利用者の経済的負担も大きいことから、さらなる軽減策を講じる必要があると認識しております。 次に、質問要旨7点目「女性の社会進出が待機児童問題と大きく関わっていると思うが、女性の社会進出について当局の考えを伺う。」についてお答えいたします。 女性の就業などによる社会進出と出産、子育ての両立のためには保育サービスの供給が重要であると認識しております。
○田場健儀議長 伊禮秀樹建設経済部長。
◎伊禮秀樹建設経済部長 質問事項3番目「道路行政・交通安全対策について」の質問要旨1点目「町道
砂辺浜川線と町道浜川千原4号腺との交差点で平成28年12月に起きた事故原因とその後の交通安全対策」についてお答えいたします。 今回の事故については
砂辺浜川線と浜川千原4号線とのT字路交差点直近の
砂辺浜川線への私道の取付口で起きたものであります。 当該付近の
砂辺浜川線につきましては、北向けの左側には歩道が整備されているものの、北向けの右側には歩道が無く、今回事故が起きた私道取付口も
砂辺浜川線車道部に直接接続された形となっております。更に今回の事故現場につきましては、隅切りが無く見通しが悪い状況下で、被害者である小学生が当該私道から
砂辺浜川線を横断する際に通行していた車両と接触をしたものであるとの情報であります。 今後の対策につきましては、沖縄署の交通安全関係部署と協議を進めており、周辺区域内で歩行者が安全に誘導できるように動線上にグリーンの着色を行い、又、
砂辺浜川線を安全に横断できるよう横断指導線を設置する事を行っていく予定であります。 しかし、歩行者側の導線を確保しても、車両の速度抑制を行わなければ、根本的な改善につながらないと思いますので、
砂辺浜川線上にハンプを設け、速度を抑制させる計画で進めていきたいと思っております。舗装面上にハンプを設けることにつきましては、設置の制度上、地域住民の理解と協力を得ることが必要不可欠でありますので、今後砂辺区自治会と協議を行い地域住民の理解と協力を得て対策を講じていきたいと考えております。 次に質問要旨2点目「砂辺の宮城解体から国道58号までの間の道路の改修」についてお答えいたします。 当該区間は、町道の位置付けではなく米軍の管理用道路となっております。 当該区間の道路は、砂辺区内の幹線道路である
砂辺浜川線と接続され、その他にも複数の町道が取りついており、これまで地域の方々の生活道路として利活用されていることから、修繕箇所が発生した場合には町で補修工事を行ってきております。 現状を確認しましたところ、御指摘がありますように一部区間で窪み等が確認できましたので、早速補修計画を立て、管理している沖縄防衛局と協議を行った後に対応を図っていきたいと思っております。 質問事項4番目「道路の視覚障がい者用点字ブロックについて」の質問要旨「点検・整備の進捗状況」についてお答えいたします。 前回の答弁においては、視覚障がい者用点字ブロックを設置する事ができる歩道のある町道のうち、約70%の路線で敷設しており、今後の点字ブロック未整備路線については、交通状況等の判断材料を基に路線毎の優先度を設け、年次的に整備を行えるよう検討していきたいと答弁したところであります。 その後の対応につきましては、平成28年度は自動車交通量や歩行者数を考慮して、伊礼原遺跡用地から国道58号向けの伊平線、フィッシャリーナ入口前の美浜14号線及び美浜コミュニティー道路の一部である美浜20号線を延長にしまして約416メーターの点字ブロック設置を行っております。 次年度以降も引き続き、未整備区間の点字ブロック整備に取り組んでいきたいと考えております。
○田場健儀議長 岸本満総務課長。
◎岸本満総務課長 質問事項3番目「道路行政・交通安全対策について」の質問要旨2点目「国道58号の右折の矢印信号機の設置」についてお答えいたします。 議員御質問の場所の信号機の右折矢印については、砂辺第一ゲート附近の信号機及びコザ信用金庫の新店舗付近の信号機等ととともに、矢印の表示が撤去されております。 以前、沖縄警察署に撤去された経緯を確認したところ、全国的にT字の形状の交差点では矢印の信号は撤去しているとのことでありました。 しかしながら、議員御指摘の信号機については、右折できる時間が短いとの御意見もございますので、信号機の調整も含めて要望はしてまいりたいと考えています。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。順を追って再質問をしていきたいと思いますが、まず、子ども子育て支援であります。上勢頭保育所の件は、必要に応じて設置していくということでした。現場を視察もしましたが、残りの公立保育所には日よけが実際設置がされております。確認をしました。上勢頭保育所は遊び場の面積も一番広く、また、熱中症や紫外線防止、子ども達の安全のためにも設置が必要だと私は思っております。男性職員も少ないため、台風や強風対策などによるテントの出し入れや設置が重労働になっているとのことです。それを含めて、設置について再度お伺いします。
○田場健儀議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 御質問にお答えします。日よけについてですが、謝苅保育所につきましては、今年度2か所日よけのほうを設置しております。上勢頭保育所のほうにつきましては、議員がおっしゃられるように面積が広くて、この謝苅保育所に設置したようなテントの工法では、少し安定性が保てないということで、どういう設置の方法があるかということを現場のほうと今後検討して設置に向けて取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) 本当に広いスペースになっていますので、今、砂辺のほうだけありますが、広い範囲で日よけをしていただけますように要望いたします。 次に、現在待機児童は調整中ということですが、調べると100名以上今のところ4月に新しいところができて、その調整もあると思いますが、多くなっていると聞きました。28年度より41名増えるということを、待機児童が今後増えるということであります。 そして保育士の人材確保、子ども優先入所の件ですけれども、保育士さえ確保出来れば、去年も10年以上の子どもが保育士が確保出来なくて待機児童になっていたと思いますが、確保出来れば本当に解消されると思っております。町として保育士確保対策にはもっと力を入れるべきだと私は思っております。 今回、保育士確保対策として3つの提案をいたしました。現在、沖縄中で保育園を増やしている状況で、それに伴い保育士が不足していると聞いております。北谷町で働いてもらうには、何か他市町村とは違う特色が無い限り、私はいつまで経っても保育士は確保できないのではないかなあと、少し心配をしております。北谷町では保育士確保のために特色ある対策を行っていただきますよう重ねて要望いたします。 今回、待機児童問題について、保育士確保対策と、待機児童の保護者の負担軽減、この2点について議論で提案をしていきたいと思いますが、根本的解決方法を探さない限り、やはり保育士不足というのは解決しないと思っております。保育士不足の要因というのはいろいろありますが、調べると保育士現場の予想以上の過酷な現状、そしてまた、労働と釣り合わない安すぎる月給とかあります。仕事と子育ての両立が難しい。保護者との接し方の難しさ。保育現場が女性の職場であること。また、サービス残業の多さなど、様々な調べると出てきました。保育士として勤めてからの離職率なんですが、平成25年度厚生労働省のデータによりますと、1年未満から5年未満の早期離職というのが約50%であると。年齢が30歳ぐらいになると、離職をしている可能性も高いと考えられています。離職理由にも挙がっておりますが、この仕事と子育ての両立が難しいという点も関係しているとありました。町内も出産を機に離職をする若い保育士が多いと聞いておりますが、この町内での離職の状況をどうなっていますでしょうか。考えもお聞かせください。御願いします。
○田場健儀議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 お答えします。離職の細かい状況については、資料を持っていないんですけれども、平成29年度につきましては、町立保育所については、嘱託保育士が11名欠員の状況となる予定であります。以上です。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。11名となるとかなり多いと思うんですよ。私も直接出産した保育士と話をしました。その中で切に訴えていたのは、保育士は自分の子どもをやはり子育てし難いということでした。例を上げると送迎に大変不備があると。やはりシフト制により、自分が送迎できずに親族、旦那だったり、おばあちゃんだったり、通わないといけないと。また、入園とか、卒園、お遊戯会など、大体、自分らが保育園なので預けると被ってしまって、なかなか我が子の学校行事に参加できないと、結構きついと辛い思いをしていると話がありました。この2点についてどのようにお考えでしょうか。また、現在行っている具体的な対策などがあればお聞かせください。
○田場健儀議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 お答えします。保育士の仕事と子育ての両立については、議員がおっしゃられるようにバランスが非常に取りにくいというのが、全国のデータでも示されております。 町といたしましては、次年度に向けて、先ほど部長答弁でもあったんですが、勤務シフトの工夫のほうを考えたいと思っております。 保育士は早番、遅番がローテンションで動いているんですけれども、早番、遅番のない固定したシフトかを設定するなどして、現在、潜在している保育所の方が働きやすい勤務体系を模索していきたいと考えております。今回、このように考えた理由が保育士資格を持っている方で、別の職種の募集を行った際には、応募の方が結構いらっしゃるんですね。その応募した職種については、やはり定時で終わる仕事であるとか。9時から4時の仕事という場合は応募人数がたくさんおりますので、そのような背景も考えまして、保育所の現場でもそのようなシフトの工夫を検討してまいりたいと思います。以上でございます。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。やはりそういった不備があるので是非このシフトの調整なども御願いしたいと思います。 やはり調整して嘱託員を増やしたり、シフトに余裕を持たしたりする方法もいいと思いますし、また、子育ては先輩方や職員間で御願いしますというのも一方法だと思いますが、やはりこの人間関係でそういったところで少し気になるところで、難しい現状もあるというふうな話も聞いております。その解決方法として、提案なんですけれども、昨年、中城で幼稚園教諭や保育士の子どもを対象とした事業所内保育など開園しました。保育士不足とまた待機児童問題の改善は勿論なんですが、この理事長が言ったのが、どんなにいい先生でも、子ども達のために離職をすることが度々あって残念だと。子育てをしながら仕事ができる環境を作りたかったとのことであります。保育士の働きやすい環境づくり、また、保育士確保、待機児童解消のための本町でもこういった取り組みができないか。今後。お伺いします。
○田場健儀議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 お答えします。議員がおっしゃられた中城の民間事業所が行っているような工夫については、今後、調査研究して、町内の民間事業所も実施できないか。情報提供等は行ってまいりたいと思います。以上でございます。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。調査研究をよろしくお願いします。この調査にも時間がかかるのであれば、やはり後からの案ですが、保育士が働いている保育園に例えば自分の子どもを預けるように推進すれば、予算も掛けないで、また、直ぐにでも対策ができると思うんですよね。それで同じ効果が得られるのではないかなあと思いますが、その辺も含めて検討のほうは如何でしょうか。お考えのほうを聞かせてください。
○田場健儀議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 先ほど部長答弁にもありましたが、保育士資格を持っている方は、優先して入所させている状況であります。また、保育士の方が自らの希望で自分の園で預かりたいという希望があれば、その辺も配慮して決定はしていきたいと考えております。以上です。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。保育士確保というのは先ほど言ったように、大事だと思っておりますので、是非ともよろしく御願いいたします。 次は、保育園1件当たり兄弟がどうなるのかなあと気になったんですが、やはり数はでてないということでありますが、周りからもたくさん声が出ております。2人目が落ちたりするということで、兄弟が別々の場合の負担なども聞いております。私は待機児童の一番問題というのはやはり親、特に母親の経済的負担、先ほど言ったように精神的負担だと思っております。 現在、北谷町においてもいろいろ子育て支援とか、待機児童問題に対して様々な支援を行っております。本当に頑張っていることは充分承知しておりますが、本当に必要としている方への支援。特に待機児童になった保護者への負担軽減策が不足しているんじゃないかなあと思っております。 第三子の子どもの無料化も素晴らしい支援ではありますが、先ほどの数字を見ても分かるように、少し対象者が少ないのかなあと。実効性のほうが少し気になるんですけれども、実際は第一子ももちろんですが、この第二子の保育園入園に対して待機児童になった場合、大きな負担、そして母親の決断が生じるのが現状であります。その大きな負担というのはですね、やはり先ほど説明しました兄弟の保育園が別々になった場合、送迎の負担や年中行事が倍になったり、時には行事が重なって親がどっちかにいかないといけない。2人も見ることができないということですね、また、実際に北谷町では、兄弟が別々な場所も多いと聞いておりますが、もう一つは、無認可へ預けることへの経済的負担の増です。2千円の補助があったと聞きますが、やはり経済的な負担、保育料が何倍にもなる方がいて、本当に話を良く聞きます。例えば最低が1万円以内の方が、一気に最低3万円なると0歳児の場合は、その差というのはとても負担だと、その兄弟が別とこの負担があわさったときの、苦しみというのは本当に聞いております。現在、この児童扶養手当を受給されている方が認可外保育園の保育料減免しておりますが、この待機児童になった保護者への精神的また経済的負担を減らすため、同じ形で待機児童になった児童への保育料を減免するべきだと思いますが、その辺は如何でしょうか。
○田場健儀議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 御質問にお答えします。議員からありましたとおり、町といたしましては、本来、保育を必要とする児童に対しましては、認可保育施設を確保しなければならないんですけれども、現状として待機児童が存在する状況になっております。結果的に認可外保育施設が待機児童の方を面倒見て、保育をしてくださっているんですけれども、その保育料の負担の多さに対しましては、現在行っている事業よりももう少し手厚い補助が必要ではないかと事務局のほうでは考えております。しかし、財政面にかなり大きな額になると思いますので、その辺は私たちのほうで試算をして、また財政部局と調整等を図って、どれ位の補助が可能かというのは検討してまいりたいと思います。以上です。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) やっぱり待機児童になった母親の話を聞くんですね、やっぱりくじ引きみたいに宝くじが当たったような感じですよ。認可に入るか入らないかでこんなに差があるというのは、認定基準の中にそんなに差はないはずなんですよ。それというのは不平等に感じますので、その辺はしっかりと支援をして欲しいなあと思っております。 また、先ほどありましたように、母親の大きな決断と言いましたが、それは第二子といいまた第三子が待機児童になり、認可外に子どもを預けた場合、経済的負担をそのことを考えて、子どもの保育料を払うために仕事をするのであれば、仕事を辞め、夫の扶養に入り、子どもを家で見る決断をする方もいると聞いております。私はこうなると女性の社会進出どころか、また負のスパイラルになり、更に生活が厳しくなっていくと思いますが、その件に関してはどのようにお考えでしょうか。
○田場健儀議長 与儀司子ども家庭課長。
◎与儀司子ども家庭課長 御質問にお答えします。女性の社会進出と保育への関係ですけれども、世界的に調査されたデータがありまして、通常、女性の社会進出が高まると出生率が下がりそうなイメージがあるんですけれども、社会進出が高くても出生率が高い外国の国がございまして、そこの特徴は、現金給付ではなくて、保育サービスの供給料を手厚くすると社会進出も出生率も高い状況を保てるというデータがありますので、私たちも国の政策と同じように保育サービスの供給を重点的に行ってまいりたいと考えております。以上でございます。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。是非、女性の社会進出を促すためにも、これからは認可だけではなくて、いろいろ待機児童の保護者への支援とか、また認可外の支援もしていくと、やはり働きやすい環境になるのではないかと思っておりますので、それも含めながら検討のほうをよろしく御願いいたします。 次に、北谷の防災対策なんですけれども、本町では国の基準を満たしていないのが2か所で、またそれも改善されるということであります。 やはり一般の民間も大丈夫だということがありましたが、ピロティータイプが結構、沖縄での課題だというふうに取り上げられておりました。有事に施設が倒壊とか、また損害をしていれば使えない状態になります。実際に大震災では避難所の数が足りず、避難難民も続発して、人数の確認もできなかったとのことですが、そのような被害をできるだけ減らすためにも、やっぱり避難所も津波以外の震災での避難所、一般的な公民館とか、そういったのもしっかりと耐震基準を満たすべきだと思っております。特に海側の公民館は老朽化も激しく、何度も補修を繰り返している話を伺っておりますが、耐震だけではなくて、建て替えへの検討というのはどうなっているか。もしよければ、建て替えの検討もしていただきたいんですけれども、よろしく御願いします。
○田場健儀議長
池原誠社会教育課長。
◎
池原誠社会教育課長 ただいま公民館ということでこちらでお答えさせていただきます。 公民館の建て替えについては、当時の防衛省の補助をもらって建て替えられておりますけれども、この防衛省の基準でいきますと、耐用年数が50年という部分で規則のほうで明記されております。しかしながら、この海側については、潮風等で老朽化も激しいという部分もございますので、この辺については、防衛局と調整しながら研究していきたいと思っております。以上です。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) 特に私の住む砂辺はですね、高齢者とか又、外人の方も多く住んでいて、砂辺は一時避難所先は7と言いましたが、こう嘉手納よりはないんですね。数えてみると1か所しかなくて、海側とか、一番高齢者が住んでいるところに、避難のビルがなくてですね、この辺も心配しています。公民館も古くてですね、やはりこの耐震にも少し不安があって、本当に砂辺としては、早めの対策を何か安心出来るものがないと。私たちも安心出来ませんので、避難所対策のほうもよろしく御願いいたします。 また、先ほど言ったように津波避難所の数なんですけれども、より少なくて58号線まで逃げれば、見たんですが結構問題はないというふうな形でありますが、それは想定内の話だと私は思っております。もし、砂辺の58号線まで繋がって、主要の嘉手納と中の銀行の前の道路がもし損害を受けて通れなくなったなど想定外のことが起こった場合に町民はどうするんでしょうか。やはり殆どの方が高齢者なので、この東日本大震災の大津波も想定外だったと聞きます。万が一を考えればですね、一旦計画があったと聞いていますが、砂辺の山の上にこの避難路、そして避難所を設けることはできないかと思いますが如何でしょうか。
○田場健儀議長 岸本満総務課長。
◎岸本満総務課長 ただいまの質問にお答えいたします。砂辺地域につきましては、馬場公園付近が海岸線に面しているということで、一時避難施設につきましては、その地域については、指定が少ない状況です。これについては、津波の発生である程度時間あるということで、津波一時避難施設に避難をするよりかは、高いところに逃げるほうがより安全だろうというところでございます。講習会等においても、嘉手納第一ゲートの利用について周知を図っているところでございます。 議員御指摘の場所につきましては、以前、高いところということで、避難経路にできないかという調整等も行っております。ただ、民間地域ということで、整備が今厳しい状況であります。ただ、実際、津波の避難に合いそうな場合については、そこも避難できるものと思っております。これについては、地域の方と講習会も重ねながら、できれば自主防災会も結成をしていきたいと思っております。議員も砂辺地区の出身でございますので、力を貸していただきたいと思います。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。やはり高い所に行くのが最善だと思いますので、道が壊れた場合になくて怖くて、やはりこの山の頂上というのは砂辺で唯一海抜が20から30メーターになっているということで、ここに行けば、ある程度の被害は大丈夫なのかなあと、私の中で思っております。やはり、津波の時には砂辺区民を守るために検討のほうをよろしく御願いいたします。 また、重ねて一時避難施設の指定か所も増やしていただければなあと思っていますので、よろしく御願いいたします。 次ですが、自主防災組織なんですけれども、北谷町が36%で4自治体といういうことで、全国81%に比べるとやはり少し低いのかなあと思っております。自主防災組織は、防災における自助とか公助ににおいて重要な組織であります。組織結成のためには公民館の先ほどありましたが、区制委員会始め関係団体の協力がなければ結成は難しい状況であり、これは本町の社会教育団体の衰退というのがやっぱり自主防災組織の結成率と関係しているのではないかと思います。社会教育団体の目的というのは、簡潔に言うと地域力ということになっていますが、そしてまた自主防災組織の目的も同じく地域力ではないかと思っております。今後、自主防災組織を盛り上げることによって、またこれまでとは違う新たな社会教育団体の形が生まれるチャンスではないかと、私は思っているんですが、社会教育課としてはどのようにお考えでしょうか。よろしく御願いいたします。
○田場健儀議長
池原誠社会教育課長。
◎
池原誠社会教育課長 喜友名議員の御質問にお答えいたします。各社会教育団体という話でございますけれども、確かにライフスタイルとも変わって来ていて、今、どのような方でもこの震災というものには敏感になってきていると思います。そういった部分からまた、社会教育を活性化させる。その団体の活動の中でそういった防災意識を啓発できるような研修等を組み込めたらなあと思っております。また、今後これは社会教育団体と協議をする中で情報提供していきたいと考えております。以上です。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) 社会教育団体も少しやはりどうしていいか分からない状態になっていると思いますけど、本当に元々は地域のためというのは一緒なのでテーマが、これはリンクでいくのかなあと思っておりますので、よろしく御願いいたします。 この自主防災組織はやはり結成は、社会教育団体の活性化においても大変重要な位置付けだと思いますので、そういった観点からも自主防災組織、先ほど予算がありましたが、やっぱり少し足りないのではないかと。その組織を盛り上げていくためにも予算も上げて、地域から要望があれば、しっかりと付けていただいて欲しいんですけれども、そういったのは検討できないでしょうか。
○田場健儀議長 岸本満総務課長。
◎岸本満総務課長 はい、自主防災組織の支援につきましては、コミュニティ助成金200万円を活用しましてですね、備品等の整備を行っているところです。これは引き続き取り組んでいきたいと思っております。また、活動資金につきましては、やっぱり各市町村、支援のほうが押している状況で、会のほうも結成が進んでいるという状況も聞いております。私たちとしましても、まずは、講習会を通して、そういう土壌をつくりながら、その訓練に対しては、必要な援助はしていきたいということで、今、要項との整備も調査研究をしているところです。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。使い勝手がいいように、集まるということを目的で、そういった予算のほうも計上して欲しいなあと思っております。 では次ですね、道路行政なんですけれども、やはり浜川千原線の交差点での事故がありましたが、私も朝は一番危険な場所、ちょうどそこで交通安全指導をやっているんですよ。この道は交通量が多くて、スピードが出ていて、また時間帯によっては、朝日が眩しくて、逆光でなかなか見えないんですよね。視界が悪くて、子ども達を誘導していても怖いですとても。この一番の問題は、また、私たちは夕方なんですね。子ども達が自分達で帰らないといけないんですよ。安心して子ども達だけで道が渡れるようにやはりソフト面とハード面の両方の対策というのが必要ではないかと思います。子ども達の交通安全講習会を私が伺ってから行ったということがありますが、
砂辺浜川線の砂辺の信号機から東洋飯店前まで800メーターあるんですけれども、その間に横断歩道が1か所しかないんですね、砂辺の信号の前のみです。横断歩道を渡りましょうという形で講習会を子ども達にしますが、横断歩道がないというのがたいへん問題と思っております。しかも片側の歩道しかなくて片側は歩道はない。本当に渡らないといけないんです。どっちみち、無いというのは本当に問題だと思います。横断が多いか所に横断歩道を造るべきだと思います。そういったのはできないか伺います。
○田場健儀議長 照屋一博土木課長。
◎照屋一博土木課長 お答えしたいと思います。物理的には、現行としましては、用地の関係もございますので、直ぐ道路側にですね、歩道の設置というのは厳しいだろうかなあと思っております。それで先ほどありましたように、横断歩道に変わる横断指導線というものをまず設置できないかというのが、警察署からの提案でありました。これに向けては設置協議をしながらやっていきたいと思っております。ただ、先ほどもありましたように、スピードを出している状況があるというのがありますので、やはりその速度の減速をさせていくという対策を併行して取っていきたいというところであります。以上であります。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) ありがとうございます。厳しいのは横断歩道線であるということでありますので、ほかにもスピードがたいへんだと思いますので、この対策としても電柱に注意喚起とか。また、速度表示もないんですね、あっちの通りだけなぜか。そういった速度はどのぐらい出していいとか。また、カラー舗装も先ほどしてくれると言いましたが、スピードダウンとか。外国人もいますので、そういった英語での表示も地面にあれば少し落としてくれるのかなあと、そういうふうに感じますので、そういった対応も一緒によろしく御願いいたします。 右折の矢印信号の件ですけども、やはり時間帯には大変渋滞して見てもわかると思いますけど、これも同じく砂辺区住民から何度も要望があり、また、匿名希望者から手紙で要請も要望もいただきました。交通調査をして、付けるのか、それで時間も長く伸ばす事が出来れば、右に曲がるときに、そういうこともできれば助かると思いますので、その辺も調査していただいて検証していただきたいと思いますが、如何でしょうか。
○田場健儀議長 岸本満総務課長。
◎岸本満総務課長 議員御指摘のか所につきましては、矢印については警察署のほうに確認をしましたら、設置の予定はないというところでございます。多分、58号線の各T字の交差点については、矢印が撤去されているところです。ただ、議員がおっしゃる場所については、かなり青の信号の点灯が短いのかなあと。場合によっては1台目、2台目から信号無視の状態というのもやっぱりございますので、それについてはしっかり警察署にお伝えをしたいと思っております。
○田場健儀議長 5番
喜友名盛充議員。
◆5番(
喜友名盛充議員) どうぞよろしく御願いいたします。 最後ですが、道路の視覚ブロックなんですけれども、いろいろやっていくということでありましたが、一番気になるのが役場の入口の点字ブロックなんです。これを見て大変不親切な状態ではないかなあと、例えばこちらちょっと時間がないんですが、バスから降りてここまでなんですよ。ここで止まって次、誰か迎えに来るかといったら誰も来ない状態です。このまま戻って正面からもあるんですけれども、正面に行くとここに繋がっているんですよ。インターフォンにこれもまた故障中なんですね。これはとても不親切じゃないかなあと思うんですよ。役場の入口です。ほかにもまた、この接続部分とかもこのような感じで離れているんですね。こういうのもやはりしっかりと接続していって欲しいなあと思っております。 役場というのは私は先ほど言いましたが、北谷町の玄関なんですね。やはり視覚障がい者の方のことを思うと本町でも責めて役場の中の案内受付まで点字ブロックを引くべきだと思いますが、如何でしょうか。
○田場健儀議長
仲松明企画財政課長。
◎
仲松明企画財政課長 はい、お答えします。インターフォンの故障については大変申し訳ありません。こちらとしましては、案内の方がそこまで来て案内するということで、今、故障中ということで対応させてもらっています。そして役場内の案内所までの点字ブロックについては、状況も確認させていただいて対応させていただきたいと思います。以上です。
○田場健儀議長 照屋一博土木課長。
◎照屋一博土木課長 道路内の歩道の誘導ブロックにつきましては、議員御指摘のあるとおり、速やかに設置ができる部分については、改善をしていきたいというふうに思います。以上であります。(散会宣告)
○田場健儀議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。明日は午前10時から会議を開きます。 これで散会します。お疲れさんでした。
△散会(15時18分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 北谷町議会議長 田場健儀 北谷町議会議員 大浜ヤス子 北谷町議会議員 仲栄真恵美子...