嘉手納町議会 > 2017-12-12 >
12月12日-01号

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  1. 嘉手納町議会 2017-12-12
    12月12日-01号


    取得元: 嘉手納町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-12
    平成29年 12月 定例会(第14回)        平成29年第14回嘉手納町議会定例会会期日程                         開会:平成29年12月12日                                    8日間                         閉会:平成29年12月19日目次月日 (曜日)会議区分開議時刻摘要112月12日 (火)本会議午前10時◯ 開会 ◯ 議長諸般の報告 ◯ 会議録署名議員の指名 ◯ 会期の決定 ◯ 発議第39号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書 ◯ 発議第40号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議 ◯ 発議第41号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書 ◯ 発議第42号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議                     以上 即決 ◯ 一般質問(4名)212月13日 (水)本会議午前10時◯ 会議録署名議員の指名 ◯ 一般質問(4名)312月14日 (木)本会議午前10時◯ 会議録署名議員の指名 ◯ 一般質問(4名)412月15日 (金)本会議午前10時◯ 会議録署名議員の指名 ◯ 一般質問(3名)512月16日 (土)休会  612月17日 (日)休会  712月18日
    (月)本会議午前10時◯ 会議録署名議員の指名 ◯ 発議第43号 米軍CH-53ヘリコプターの窓落下事故に対する意見書 ◯ 発議第44号 米軍CH-53ヘリコプターの窓落下事故に対する抗議決議 ◯ 議案第26号 嘉手納町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について ◯ 議案第27号 嘉手納町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について ◯ 議案第25号 嘉手納町給与支給条例の一部を改正する条例について ◯ 議案第28号 嘉手納町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について ◯ 議案第29号 嘉手納町母子及び父子家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する条例について ◯ 議案第30号 嘉手納町水道事業給水条例の一部を改正する条例について ◯ 議案第31号 嘉手納町下水道条例の一部を改正する条例について                     以上 即決812月19日 (火)本会議午前10時◯ 会議録署名議員の指名 ◯ 議案第19号 平成29年度嘉手納町一般会計補正予算(第4号) ◯ 議案第20号 平成29年度嘉手納町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ◯ 議案第21号 平成29年度嘉手納町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ◯ 議案第22号 平成29年度嘉手納町下水道事業特別会計補正予算(第1号) ◯ 議案第23号 平成29年度嘉手納町水道事業会計補正予算(第1号) ◯ 議案第32号 屋良小学校校舎建設工事(建築)1工区請負契約について ◯ 議案第33号 屋良小学校校舎建設工事(建築)2工区請負契約について ◯ 議案第34号 屋良小学校校舎建設工事(電気設備)請負契約について ◯ 議案第35号 屋良小学校校舎建設工事(機械設備)請負契約について                     以上 即決 ◯ 委員会の閉会中の継続審査 ◯ 議員派遣の件      平成29年第14回嘉手納町議会定例会 会議録第1号 第14回嘉手納町議会定例会は、平成29年12月12日嘉手納町議会議場に招集された。応招議員は次のとおりである。    1番 仲村 一議員       2番 志喜屋孝也議員    3番 花城勝男議員       4番 宇榮原京一議員    5番 古謝友義議員       6番 安森盛雄議員    7番 奥間政秀議員       8番 新垣貴人議員(11:53退席)    9番 照屋唯和男議員      10番 仲村渠兼栄議員    11番 石嶺邦雄議員       12番 當山 均議員(11:53退席)    13番 田崎博美議員       14番 田仲康榮議員(11:53退席)    15番 知念 隆議員       16番 徳里直樹議員不応招議員は次のとおりである。    なし出席議員は次のとおりである。    出席議員は応招議員と同じである。欠席議員は次のとおりである。    欠席議員は不応招議員と同じである。職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。    前川広充   事務局長     稲嶺綾子   係長    金城洋平   主任主事地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。    當山 宏   町長       神山吉朗   副町長    比嘉秀勝   教育長      山内 智   会計管理者    金城 悟   総務課長     我謝治彦   基地渉外課長    天久 昇   企画財政課長   奥間勝美   税務課長    前原信博   福祉課長     當山哲也   町民保険課長    上原 学   子ども家庭課長  又吉政勝   産業環境課長    宇榮原 孝  都市建設課長   金城博吉   上下水道課長    金城睦和   教育総務課長   上地康夫   社会教育課長    浦崎直哉   教育指導課長   新垣美佐   中央公民館長本会議に付した事件は次のとおりである。       議長諸般の報告  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       会期の決定  日程第3 発議第39号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書  日程第4 発議第40号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議  日程第5 発議第41号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書  日程第6 発議第42号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議                              以上 即決  日程第7       一般質問 △午前10時00分 開会 ○徳里直樹議長  ただいまから平成29年第14回嘉手納町議会定例会を開会します。 これから本日の会議を開きます。 日程に入る前に諸般の報告をいたします。 平成29年9月7日から平成29年12月11日までに至る議長としての諸般の報告はお手元に配付してあるとおりでございますが、主な事柄について報告を行います。 嘉手納町監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により例月現金出納検査の報告がなされております。 陳情要請について申し上げます。平成29年9月1日以降受理しました陳情、要請等は12月8日の議会運営委員会でお手元のとおり決定されました。 次に本町議会関係について申し上げます。平成29年9月21日午前7時から米軍によるパラシュート降下訓練の実施を議員15人で「道の駅かでな」において確認をし、即、翌日に議会において抗議の意思を示しました。平成29年10月20日に那覇市において全国市議長会基地協議会正副会長・監事・相談役会が開催され、オブザーバー出席者として出席をしました。嘉手納町以外に那覇市議会議長浦添市議会議長沖縄市議会議長宜野湾市議会議長が出席をしています。全国市議長会基地協議会は、日米安全保障条約第6条に基づく米軍諸施設並びに陸海空自衛隊及び旧軍港等に関係する全国各市町村で構成している団体で、その活動は基地関係都市共通問題の調査、研究並びにその具体的解決方策を強力に推進することを主な目的とし、現在全国で204市町村が加盟している団体で、沖縄県では沖縄市、宜野湾市が加盟しています。平成29年10月24日嘉手納バイパスの現在までの進捗状況について南部国道事務所関係者を招き説明会を実施しました。平成29年11月7日に本町議会でタブレット研修を行い参加をしました。タブレット研修につきましては、7月26日、8月17日に次いで3回目となります。 次に中部地区町村議会議長会関係について申し上げます。平成29年10月13日に定例会が北中城村で開催され出席し、平成30年度の負担金等の議案が全会一致で可決をしております。平成29年11月9日に中部地区町村議会議員事務局職員親善スポーツ大会(パークゴルフ大会)が西原町で開催され、多くの議員の皆様が参加をいたしました。平成29年11月21日に神奈川県湯河原町において「議会活性化の取り組み」についての研修会に参加をいたしました。 続きまして沖縄県町村議会議長会関係について申し上げます。平成29年10月11日に自治会館において定例会が開催され、監事の補欠選任、平成30年度町村負担金、米軍MV22オスプレイ墜落事故に関する抗議決議等の議案が全会一致で可決しております。平成29年10月12日に糸満市において町村議会議員・事務局職員研修会・交流会が開催され、参加をいたしました。平成29年11月20日に東京都において地方自治法施行70周年記念式典が開催され、出席をいたしました。平成29年11月22日に第61回町村議会議長全国大会に出席をし、決議17件、特別決議5件、要望26件、各地区からの要望9件を満場一致で採択をしております。 次に中部広域市町村圏事務組合関係について申し上げます。平成29年10月30日に沖縄市において定例会が開催され、平成28年度一般会計歳入歳出決算等の議案が全会一致で可決されております。 嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)関係について申し上げます。平成29年10月13日に嘉手納飛行場におけるパラシュート降下訓練について、第18航空団、沖縄防衛局に抗議を行いました。 比謝川行政事務組合議会関係について申し上げます。平成29年10月20日に定例会が開催され、平成28年度比謝川行政事務組合一般会計歳入歳出決算等の議案が全会一致で可決されております。 なお、教育委員会より地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定による報告書が教育委員会より提出がされております。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、13番田崎博美議員、14番田仲康榮議員を指名します。 日程第2「会期の決定の件」を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から12月20日までの9日間にしたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「異議なし」と認めます。 したがって会期は、本日から12月20日までの9日間に決定しました。 日程第3「発議第39号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書」及び日程第4「発議第40号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議」を一括議題とします。 本案について趣旨説明を求めます。 12番當山均議員。 ◆12番(當山均議員)  発議第39号及び発議第40号について事前に説明をさせていただきたいと思います。 F35A戦闘機につきましては、私たち嘉手納町議会におきましても、去る11月10日臨時会を開催いたしまして、嘉手納基地への暫定配備に断固反対する意見書及び抗議決議を全会一致で採択し、関係機関に対し要請行動を行ったところでございます。それにもかかわらず、またその外来機からパネル落下の事故が起きたことは大変遺憾でございます。皆さんもお持ちになっています沖縄県が発行している、この沖縄県の米軍及び自衛隊基地の統計資料、ちょっと古いのですが、ちょうど1年前、平成28年12月末現在の県が取り扱った数値によりますと固定翼機からは部品落下が42件、それでヘリコプターなどから部品等落下が23件、合わせて65件、復帰後このような落下事故が発生していることが数字でも如実に示されております。たまたま今回も海上の上だったと推測されていますが、これが我々住民居住地上空に落下すれば、類を見ない大惨事につながりかねないことは火を見るより明らかであり、我々嘉手納町議会としてはこのことに強く住民の意思を代表し、抗議をしていきたいと思っています。それでは、これから意見書及び抗議決議を提案いたしますので、よろしくお願いいたします。 まず発議第39号、平成29年12月12日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。 提出者、嘉手納町議会議員當山均、同宇榮原京一。賛成者、嘉手納町議会議員新垣貴人、同古謝友義、同花城勝男、同志喜屋孝也、同仲村一。 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書。 平成29年11月30日、嘉手納基地に暫定配備されているF-35A戦闘機が飛行訓練中に重さ約450グラム、縦約30センチ、横約60センチの機体パネルを落下させる事故が発生した。米軍は「当時、訓練は沖縄本島東約104キロメートル付近で実施しており、洋上で紛失したと思われる。飛行の安全のため全航空機に関して飛行前後の点検を実施した」と発表したが、日頃から住民居住地上空での飛行や急旋回訓練を行っている戦闘機から機体の一部を落下させる事故が起こること自体、看過できない問題である。県内における米軍機の部品落下事故は復帰後から近年に至るまで枚挙にいとまがなく、万が一住民居住地に落下すれば住民を巻き込む大惨事に繋がりかねず、町民はもとより県民に与えた不安と恐怖は計り知れない。事故翌日には事故原因を明らかにしないまま同型機が飛行訓練を再開させており、米軍の無神経さに対して強い憤りを禁じ得ない。 本町議会は、これまでも事故発生の都度、事故原因を早急に究明し整備点検の徹底、安全管理と事故の再発防止を図ることを強く求めてきたが、演習や訓練を最優先する米軍の態度に不信感は募る一方である。 よって、嘉手納町議会は町民の生命、財産、安全及び平穏な生活を守る立場から、米軍及び関係当局に対し厳重に抗議するとともに下記事項を速やかに実現するよう強く要求する。 記、1、すべての航空機の整備点検、安全管理を徹底すること。2、事故原因を徹底究明し、その結果を速やかに公表すること。3、F-35A戦闘機の嘉手納基地での飛行訓練を中止し、即時撤退させること。4、すべての航空機の住民居住地上空での飛行訓練を禁止すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成29年12月12日、沖縄県嘉手納町議会。 あて先、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣官房長官(沖縄基地負担軽減担当)、沖縄及び北方対策担当大臣外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長、沖縄県知事。 なお、沖縄防衛局長に対しましては、本日12日、この議会が終了後、議長を初め基地対策特別委員で直接要請行動を行いまして、そして外務省特命全権大使(沖縄担当)及び沖縄県知事に対しましては、後日日程を調整し、これも議長及び基地対策特別委員で直接要請行動を行うことを、今、日程調整をしているところです。残りにつきましては、郵送でこれを対応したいと思います。 続きまして、発議第40号、平成29年12月12日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。 提出者、嘉手納町議会議員當山均、同宇榮原京一。賛成者、嘉手納町議会議員新垣貴人、同古謝友義、同花城勝男、同志喜屋孝也、同仲村一。 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議。 なお、文案につきましては、発議第39号と同様ですので、読み上げ提案することを割愛し、付記事項から読み上げ提案をさせていただきます。 記、1、すべての航空機の整備点検、安全管理を徹底すること。2、事故原因を徹底究明し、その結果を速やかに公表すること。3、F-35A戦闘機の嘉手納基地での飛行訓練を中止し、即時撤退させること。4、すべての航空機の住民居住地上空での飛行訓練を禁止すること。 以上、決議する。平成29年12月12日。沖縄県嘉手納町議会。 あて先、駐日米国大使、太平洋空軍司令官在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、嘉手納基地第18航空団司令官、沖縄県議会議長。 うち、嘉手納基地第18航空団司令官及び沖縄県議会議長に対しましては、後日議長及び基地対策特別委員で直接要請を行うべく、今、日程調整をしているところでございます。残りにつきましては、郵送でこれを対応したいと考えていますが、議長に一任したいと思います。よろしくお願いします。 ○徳里直樹議長  これから質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「進行」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています「発議第39号」及び「発議第40号」は、会議規則第39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「異議なし」と認めます。 したがって「発議第39号」及び「発議第40号」は、委員会の付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論ありませんか。 まず、本案に反対者の発言を許します。     (「進行」と言う声あり) ○徳里直樹議長  次に、本案に賛成者の発言を許します。 8番新垣貴人議員。 ◆8番(新垣貴人議員)  8番新垣貴人でございます。発議第39号F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書に対し、賛成の立場で討論を行います。アメリカ、ユタ州のヒル空軍基地に所属している空軍仕様のステルス戦闘機F35Aが11月2日に計12機、嘉手納基地に暫定配備されております。この戦闘機が訓練することは、現状でも過密な嘉手納基地の運用状況におきまして、より騒音の激化や事件、事故の危険性が懸念されており、町長初め、議会は抗議の意思を示していたにもかかわらず、半年間の暫定配備が強行される見通しになっております。暫定配備から約1カ月余が経過し騒音の発生は当然のように増加しましたが、恐れていた事態がついに発生いたしました。当該ステルス戦闘機F35Aからコックピット右下にあるアクセスパネルが落下するという事故が起きました。落下地点は特定されておらず、米軍によりますと「おそらく海上に落下した」という曖昧で無責任な発表がなされました。たまたま住民居住地の上空を飛行していなかったから被害が出なかったという結果論にすぎません。また直近の出来事で言いますと12月7日の出来事ですが、事実関係はまだ明確にされておりませんが宜野湾市の保育園の屋根にCH53大型輸送機の部品と同等のものが落下した疑いが報道されております。ここ最近の米軍関連の事件事故は目に余るものがあり、常に事件事故の危険にさらされている町民を代表する議会議員の立場として看過することはできません。本町におきましても嘉手納、屋良幼稚園、小学校、中学校、高校の上空を嘉手納基地所属のHH60が縦横無尽に飛行をしている現状があります。町民の安全と生命、財産、そして何より子どもたちの安全を守っていくためにも、米軍が訓練に際し今回のようなパネル落下等の事故を起こさぬように安全点検、機体整備を徹底することは当然の前提として、また事件事故の伴う危険性のある町民の居住地上空の飛行禁止を強く求め、また外来機の騒音被害の発生と基地機能強化の反対を訴えまして以上、私の賛成討論とさせていただきます。 ○徳里直樹議長  ほかに討論ありませんか。     (「進行」と言う声あり) ○徳里直樹議長  これで討論を終わります。 これから「発議第39号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書」を採決します。 この採決は起立によって行いますが、起立しない方は反対とみなします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○徳里直樹議長  「起立全員」です。 したがって「発議第39号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する意見書」は、原案のとおり可決されました。 ○徳里直樹議長  次に、「発議第40号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議」について討論を行います。 討論ありませんか。 ○徳里直樹議長  「討論なし」と認めます。 これで討論を終わります。 これから「発議第40号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議」を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「異議なし」と認めます。 したがって「発議第40号 F-35A戦闘機のパネル落下事故に対する抗議決議」は原案のとおり可決されました。 日程第5「発議第41号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書」及び日程第6「発議第42号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議」を一括議題とします。 本案について趣旨説明を求めます。 12番當山均議員。 ◆12番(當山均議員)  発議第41号及び42号につきまして、一括してこれから上程をさせていただきますが、趣旨説明は割愛し早速提案をさせていただきます。 発議第41号、平成29年12月12日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。 提出者、嘉手納町議会議員當山均、同宇榮原京一。賛成者、嘉手納町議会議員新垣貴人、同古謝友義、同花城勝男、同志喜屋孝也、同仲村一。 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書。 平成29年11月19日午前5時半頃、那覇市の国道58号泊交差点で米軍公用車トラックと軽トラックが衝突し、軽トラックを運転していた那覇市在住の会社員が死亡する事故が起きた。米軍公用車を運転していた在沖米海兵隊員の呼気から基準値の約3倍を超えるアルコールが検出されたため、那覇警察署は自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで運転手を逮捕した。飲酒運転による死亡事故にて県民の尊い命が奪われたことは極めて遺憾であり、激しい憤りを禁じ得ない。 平成28年6月には、嘉手納基地所属の米海軍兵二等兵曹が町内の国道58号にて酒に酔った状態で車を運転し対向車線を逆走させ、2台の車と衝突し男女2人に骨折等の重軽傷を負わせる事件が発生したことは記憶に新しく、対岸の火事と看過することはできない。 本町議会においては、これまでも米軍人・軍属による事件事故が発生するたびに綱紀粛正及び再発防止を徹底するよう米軍をはじめ関係機関に強く申し入れてきたにも拘らず、このような痛ましい事故が発生した。米軍における綱紀粛正及び再発防止の取り組みは、もはや機能していないと言わざるを得ない。米軍及び日米両政府においては事故に至る経緯等も含め十分調査するとともに、日本政府はこのような事故が二度と起こらぬよう米側に毅然とした態度で臨むことを求めるものである。 よって、嘉手納町議会は町民の生命、安全及び平穏な生活を守る立場から、米軍及び関係当局に対し厳重に抗議するとともに下記事項を速やかに実現するよう強く要求する。 記、1、被害者遺族に対して謝罪及び完全な補償を速やかに行うこと。2、事故に至る経緯や米軍車輌と米兵の管理実態を明らかにすること。3、軍人・軍属へ更なる綱紀粛正の徹底、実効性ある再発防止策を講ずること。4、在沖米海兵隊の早期の国外・県外移転を行うこと。5、日米地位協定の抜本的な改定を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成29年12月12日、沖縄県嘉手納町議会。 あて先、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣官房長官(沖縄基地負担軽減担当)、沖縄及び北方対策担当大臣外務省特命全権大使(沖縄担当)、沖縄防衛局長、沖縄県知事。 うち、沖縄防衛局長に対しましては、本日の議会終了後、議長初め、基地対策特別委員で直接要請行動を行い、外務省特命全権大使(沖縄担当)と沖縄県知事につきましては、後日日程を調整し、同じく議長及び基地対策特別委員で直接要請を行うことに向けて日程調整をしているところです。残りにつきましては、郵送でこれを対応したいと考えております。 続きまして発議第42号、平成29年12月12日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。 提出者、嘉手納町議会議員當山均、同宇榮原京一。賛成者、嘉手納町議会議員新垣貴人、同古謝友義、同花城勝男、同志喜屋孝也、同仲村一。 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議。 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議。 なお、文案につきましては、さきの発議第41号と同様ですので、読み上げ提案をすることを割愛し、付記事項から読み上げ提案をいたします。 記、1、被害者遺族に対して謝罪及び完全な補償を速やかに行うこと。2、事故に至る経緯や米軍車輌と米兵の管理実態を明らかにすること。3、軍人・軍属へ更なる綱紀粛正の徹底、実効性ある再発防止策を講ずること。4、在沖米海兵隊の早期の国外・県外移転を行うこと。5、日米地位協定の抜本的な改定を行うこと。 以上、決議する。平成29年12月12日、沖縄県嘉手納町議会。 あて先、駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、第三海兵遠征軍司令官、沖縄県議会議長。 なお、沖縄県議会議長に対しましては、後日日程を調整した上で、議長及び基地対策特別委員で直接要請行動を行い、その他につきましては郵送でこれを対応したいと考えております。御審議よろしくお願いします。 なお、取り扱いにつきましては、議長に一任します。 ○徳里直樹議長  これから質疑を行います。 質疑ありませんか。     (「進行」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています「発議第41号」及び「発議第42号」は、会議規則第39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「異議なし」と認めます。 したがって「発議第41号」及び「発議第42号」は、委員会の付託を省略することに決定をしました。 これから討論を行います。 討論ありませんか。 まず、本案に反対者の発言を許します。     (「進行」と言う声あり) ○徳里直樹議長  次に、本案に賛成者の発言を許します。 2番志喜屋孝也議員。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  2番志喜屋孝也でございます。発議第41号、発議第42号、在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書、抗議決議に賛成の立場より、賛成討論を行います。 去る11月19日午前5時25分ごろ、国道58号泊交差点で米軍トラックが軽トラックと衝突し、軽トラックを運転していた那覇市在住会社員が胸などを強く打ち死亡する痛ましい事故が起きた。那覇署は同日、米軍車両を運転していた米軍牧港補給地区所属の海兵隊上等兵を逮捕。21日午前、過失運転致死と酒気帯び運転の容疑で那覇地検に送致した。容疑者からは基準値の約3倍のアルコールが検出されている。マスコミ報道によると、海兵隊側は管理体制や組織としての責任を問われたのに対し、個人の責任、しっかり鍵を管理しているが彼は勝手に持ち出した。公務外に個人が起こしたこと。組織としては責任を負うことではないと新聞報道されています。米軍は、これまで事件・事故のたびに再発防止、綱紀粛正を強調してきたが、その効果はほとんどなく全国の7割の米軍専用施設が集中する沖縄では、繰り返される米兵と米軍の事件・事故に県民の怒りは頂点に達している。尊い生命が奪われた今回、在沖海兵隊による飲酒運転死亡事故に関して、米軍当局並びに関係機関に対し強い怒りを込めて厳重に抗議するとともに、再発防止に向けて徹底実現を強く要請し、被害者家族に対する謝罪及び迅速に完全補償を行うことを要望し、私の賛成討論といたします。 ○徳里直樹議長  ほかに討論はありませんか。     (「進行」と言う声あり) ○徳里直樹議長  これで討論を終わります。 これから「発議第41号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書」を採決します。 お諮りします。 この採決は起立によって行いますが、起立しない方は反対とみなします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立) ○徳里直樹議長  「起立全員」です。 したがって「発議第41号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する意見書」は、原案のとおり可決されました。 ○徳里直樹議長  次に、「発議第42号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議」について討論を行います。 討論ありませんか。     (「進行」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「討論なし」と認めます。 これで討論を終わります。 これから「発議第42号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議」を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う声あり) ○徳里直樹議長  「異議なし」と認めます。 したがって「発議第42号 在沖米海兵隊員による飲酒運転死亡事故に対する抗議決議」は、原案のとおり可決されました。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午前10時36分 休憩 △午前10時37分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第7「一般質問」を行います。 質問時間は30分以内とします。通告順に従い、発言を許します。 6番安森盛雄議員。 ◆6番(安森盛雄議員)  6番安森盛雄でございます。一般質問を5点通告いたしておりますので、一問一答にて行ってまいります。そこで、議長に一つお願いがあるのですが、一般質問の順序を変更させていただきたいのですが、2番、3番、1番、4番、5番という形でやっていきたいのですが、よろしいでしょうか。 それでは、最初に2番の質問に入ってまいります。琉銀前の出入り口付近、町道32号線、ロータリー線、郵便局に入る出入り口付近の町道32号線、町道36号線の道路の改良検討について、お伺いいたします。(1)以前から各議員からも質問がありましたが、琉銀前の新町通り入り口付近の道路の渋滞緩和と改良工事ができないか、当局の見解をお伺いいたします。(2)郵便局通りの新町に抜ける渋滞緩和ができないか、お伺いいたします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎宇榮原孝都市建設課長  質問事項2(1)についてお答えいたします。新町通りの入り口の琉銀前交差点の改善につきましては、当議会一般質問において過去にも他の議員からも御指摘がありました。その後調査を行い、現在もその対策を検討しているところでございます。渋滞の原因としましては、車両での利用客が多い海邦銀行駐車場の出入り口が近くにあることや時間帯によっては郵便局前の町道36号線からの通行車両が多く、しばし混雑している状況などがあります。また夕方には国道側の信号待ちの車両がロータリー、志学塾のほうまで続き、その影響で新町通りからロータリー線へ通過する車両が進行できなくなり、交差点混雑の原因で渋滞が発生しております。その改善方法について、交差点出入り口付近の道路幅を広げるなどの対応ができないかと検討もしておりますが、当該交差点付近には電線地中化の機器(トランス)や街灯等も設置されていることから、交差点の拡幅改良となるとそれなりの移設等もあり大規模な工事を行うべきか、予算や実施の時期等も含め検討しているところでございます。しかしながら議員御指摘のとおり、渋滞緩和について何らかの対策が必要だと認識しておりますので、引き続き関係機関と調整、検討していきたいと考えております。 質問事項2(2)についてお答えします。先ほどの質問とも関連いたしますが、時間帯によって新町通りの琉銀前から渋滞していることから、郵便局前の道路にも影響を及ぼしている状況でございます。その渋滞対策については、現在北区周辺の道路改良を計画しており、平成30年度から北区自治会事務所前の町道34号線の道路拡幅改良工事を予定しております。完成後は交互通行になります。本事業後は現在行きどまりになっている嘉手納中学校前から新町通りへ通行することが可能となりますので日中は幾分交通量が分散され、郵便局前の渋滞緩和が解消できるものだと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  今の答弁を聞きまして再質問をいたします。まず琉銀の前の道についてなのですが、事故が起きてからでは遅いと思うのです。起きる前にその対策を当然やっていかなければいけないのかと思うのですが、一つお伺いしたいのは、その通り近辺の町民からそういう苦情等、または相談等はあったのかなかったのか、お伺いいたします。 ◎宇榮原孝都市建設課長  担当課長である私が地域住民や商店街のほうからそういった要望というのは直接お受けはしておりません。先ほど答弁したように今後検討する中で商工会、商店街、また北区、南区自治会、嘉手納町、先ほど答弁しました特に電力ですね、NTT。それと旧国道の改良でありますので、国道が管理しています光通信ケーブル、そういったもろもろの埋設管等もありますので、現在検討中ということでお答えしましたけれども、関係機関と今後密に調整を図っていきたいと思います。地域からの直接の要望はございませんでした。 ◆6番(安森盛雄議員)  地域からの声はないということなのですが、大がかりな工事になるということで、今すぐにはできないということの答弁だと思うのですが。であれば、できることはないかと。例えば琉銀の前の路側帯のちょっと出っ張ったところにまで路側帯に車がとまっていた場合に、その出っ張ったところにも車がとまる場合があるのです。その曲がり角。その辺のところの駐車をどうにかできないのか。あそこにいっぱいするから余計車がどんどん渋滞してくるのです。琉銀に行くために。だからその辺のできることから率先してやってもいいのかと思うのですが、その辺のところ、今課長、私がお話ししたこと理解できていますか。答弁お願いします。 ◎宇榮原孝都市建設課長  琉銀前の交差点、路側帯というお話でしたけれども、まず町道ロータリー線から新町通りに入る進入口の交差点のほうです。済みません、路側帯の角っこにですけれども、嘉手納署により停車禁止のための細いオレンジ色のポストコーンを設置しているのも一つの原因かと思ってはいます。この道幅が狭いところにポストコーンを設置していますので出入り口が窮屈になって、こちらで立ち往生したり、後ろのほうでとまったりとしている状況も観察はしております。また路側帯というよりも琉銀の前の停車帯です。こちらは再開発事業で十分検討されて、荷さばき用の停車帯ということで設置しているのですけれども、それが停車帯の中にきれいに収まった車両であれば、特に交通障害は起こらないのですけれども、たまに急いでいる方がその停車帯の白線の外側に、車道側にはみ出して、そこで渋滞を起こしている原因がありますので、この辺につきましては商店街の皆様方にも注意喚起の表示看板等でその辺は指導はしていけるかと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  できることから先にやっていただければと思うのですが、もう一つ確認したいのが、その辺の交通量の調査をやられたことはありますか。 ◎宇榮原孝都市建設課長  最初の答弁でも申し上げたとおり、過去にも他の議員より同様な質問がありまして、その後定期的ではないですけれども、何度か朝夕のほう職員で寄って、その状況は観察はしています。ただ計測器を持って交通量を調査したというのは、職員としては実施したことはありません。 ◆6番(安森盛雄議員)  ぜひ事故が起きる前に、そしてそこは子育て支援センターに行く子どもたちが横断歩道を渡って行きますので、事故がないうちにぜひ改善をしていただければと強くお願いいたします。 それと郵便局通りについてお伺いいたしますが、私まず調査しました。郵便局通りから新町に抜ける道。そして新町からここに入る車の量を朝7時半から8時15分までの間、調べてまいりました。まず12月7日木曜日、天気は晴れ。7時半から7時35分まで13台。35分から41分、25台。41分から54分、53台。54分から8時3分、40台。8時3分から8時15分、40台。合計171台、そこを通行しております。金曜日、雨のち曇り。その日は大体同じぐらいの170台です。12月11日、きのうは若干少なかったです。150台でありました。その交通量があるので。それと郵便局から新町、新町から郵便局に入る場合、ちょっとわかりますか。海邦銀行とぽえむのところの一時停止線があるのです。一時停止線があって、そこに止まれとアスファルトに書いている場合、それと標識に止まれとある場合は罰則規定になるのです。これは切符切られます。だけど、ほとんどこの一時停止線は全然守っていないのが現状なのです。飛び出して行くものですから、お互い新町から入る場合は大回りしますので、そこで詰まってしまうのです。渋滞、そこでどっちかがもうバックする以外ないというような状況で、渋滞がどんどん緩和されないまま事故のおそれもあるし、そしてそこは子どもたちのスクールゾーンもないです。通る歩道もないです。ですから危ないのです。本当にいつ見ても。車がよけるか、子どもたちがよけるか、そういう道の形態になっていますので、その辺のところを行政としては、この郵便局の通りのほうはどのように考えられているのか。まず1点お伺いします。 ◎宇榮原孝都市建設課長  安森議員の調査については感謝申し上げます。朝の7時30分から8時15分までですか、約150台から170台通行しているということで、今後これも参考にしていきたいと思います。 また先ほどの運転手の一時停止、その分の交通違反、ルール違反の件につきましては、嘉手納署のほうにちょっと情報を提供して指導をどうするかというのを調整していきたいと思います。 それとスクールゾーンにつきましては、中学校、嘉手納小学校に行く通学路になりますので、ここは検討していきたいと考えています。先ほども答弁しましたけれども、どうしても道路拡幅というのが、両サイドに建物が建設されているものですから、拡幅は現実的には厳しいだろうと。あと交通緩和につきましてはどうするかということですけれども、先ほども答弁したように嘉手納中学校前の袋路地になっている道路が将来的には北区自治会事務所のほうに左折しまして、それが新町通りに交互通行となる計画となっていますので、その辺の道路改良も含めて、今後交通状況を検討していきたいと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  課長ぜひ、できることから進めていただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。 それでは次の質問に入ります。3番目、駐車場への入り口の改良についてお伺いします。(1)嘉手納中学校近辺は多いときには大変渋滞をいたします。雨降り等では特に前段で申し上げたとおり新町へ抜ける場合、または新町から郵便局通りに入る場合の混雑は大変危険を感じます。出会い頭の事故がないのが不幸中の幸いであり、そこで次の点をお伺いいたします。まず中学校の先生方の通勤時に駐車場へ行く道は校門前ではなく、裏側の給食配膳室側を改良して、そこから駐車場に行くことができないか。なぜなら少しでも校門前の交通量を減らすためであります。今後、当局で調査をして最前の方法を検討していただきたいが今現在の見解をお伺いいたします。 ◎金城睦和教育総務課長  質問事項3についてお答えします。安森盛雄議員の一般質問を受け、教育指導課、教育総務課と嘉手納中学校とで協議を持ちました。あわせて実際に裏側からの駐車利用が可能かを含め、検証を行いました。議員御指摘の給食配膳室側のプラットホーム付近が狭く、ワンボックス車が通過することは可能ですが、道路のようにスムーズには通過することができないことわかりました。関係者協議の結果としては、改善できる点は速やかに改善していこうという協議結果となりました。つきましては、狭い箇所への安全対策については、今後検討してまいりたいと思っております。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午前10時54分 休憩 △午前11時04分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 ◆6番(安森盛雄議員)  先ほどの教育総務課長の答弁、前向きに検討するということで理解してよろしいでしょうか。ぜひよろしくお願いいたします。 最後に再質問いたします。まず皆さん現場は多分わかっていると思うのですけれども、これは給食配膳室裏側のほうです。慣れた方だと通すことは可能かと思うのですのが、やはり不慣れな方は厳しい部分があるのかと思いますので、教育委員会の皆さん、そして執行部の皆さん、ぜひ最善な方法を検討していただければ、少しでも交通量が減れば、子どもたちの安全にもかかわってまいりますのでよろしくお願いいたします。そこでもう一つ最後お聞きしたいのですが、先ほど都市建設課の宇榮原課長から答弁ありましたがそれに関連しますのでちょっとお伺いしますが、北区公民館の跡地に道ができると、交互通行ができるということをお話ししておりましたが、教育委員会とその調整ですか。校門前の先生方の駐車を裏側から回してもその交互通行で余計に渋滞してくる可能性もあるものと予想されると思うのです。そのときにその辺の調整はやられていますでしょうか。お伺いします。 ○徳里直樹議長  これは通告外です。 ◆6番(安森盛雄議員)  大変失礼しました。それでは、先ほど教育総務課長のお話ありましたが、その件に関しましては、タイムスケジュール的にはどのような形で持ってきますか。もし今わかるのであれば、お答えしていただけますでしょうか。 ◎金城睦和教育総務課長  改修のタイムスケジュールということでございますけれども、これは改修となるとちょっと予算の確保とか、施工時期をちょっと調整していかないといけないということになりますので、今後財政、あるいは学校等と調整していきながら進めてまいりたいと思っております。 ◆6番(安森盛雄議員)  それでは最後に課長にもう1回ちょっとお伺いいたします。先ほどデータを読み上げましたが、12月7日は171台、12月8日金曜日、167台、12月11日146台というデータを多少の誤差はあるかもしれませんが、ほとんど正確だと思っております。その辺のところの台数、課長は教育委員会として、これは多いと思いますか、少ないと思いますか、それとも普通だと思いますか、お伺いします。 ◎金城睦和教育総務課長  教育委員会としてですけれども、その一定の時間帯にこれだけ多くの車両が通行するということは、多いほうではないかというふうに見ております。 ◆6番(安森盛雄議員)  では課長、最善な方法を早急にしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に入ります。基地司令官との協議会設置について、お伺いいたします。せんだって、平成29年8月22日から24日まで岩国市に政務活動費を使用させていただき視察研修をしてきました。そのことを踏まえまして、基地協議会設置についてお伺いいたします。(1)岩国市については基地司令官との協議会等を設置して、いろんな角度から基地について協議しているが、当町ではそのような協議会を持っているのか、お伺いいたします。(2)当町においても協議会設置をする考えはないか、見解をお伺いいたします。 ◎我謝治彦基地渉外課長  質問事項1(1)についてお答えいたします。質問の本町と米軍との協議を行う組織については現在のところなく、事案の都度、日程調整を行い協議などを行っているところであります。 質問事項1(2)についてお答えいたします。今回の一般質問を受けまして岩国市に現在の状況について問い合わせたところ、米軍と協議ができる組織は岩国日米協議会があり、岩国市、国、県及び現地米軍にて構成されているとのことでありました。会議につきましては、必要な都度開催しているということになっておりますが、平成3年以降会議を開催していないということでありました。これは現在岩国市と岩国基地との間で直接協議ができる部署が設置されていることもあり、また市長と司令官の関係も良好であるため、同協議会を開催する必要が生じていないとのことでありました。本町としましては、これまで機会があるたびに嘉手納基地との協議ができる場を同基地に求めてまいりましたが、去る9月に在沖米国領事館の領事が来町された際に本件につきまして話したところ話を引き取っていただきまして、現在その会議の開催に向けて調整をしていただいているところではあります。 ◆6番(安森盛雄議員)  今の課長からの答弁があったとおりだと思います。岩国市におきましては、市の基地行政の取り組みの一環として昭和46年2月に発足し岩国市と岩国基地との間の緊密なる協力、親善関係の促進、その他、共同して相互間の問題の解決を図るため、岩国市、国、県の関係機関及び現地米軍により構成されている事務連絡協議会(岩国日米協議会)というので必要に応じて開催されております。確かに最近は開催がされていないというのが現状ではありますが、この嘉手納町におきましては、沖縄県におきましても、基地を抱える基地所在市町村、どの市町村も我が町が一番被害を受けていると主張いたしますが、この広大な嘉手納基地を抱える当町は極東一の基地で西側には貯油庫、東側には弾薬庫を抱えている世界で最も危険な変わった基地であるということは承知のとおりであります。前年度におきましては、議長が全国において基地協議会の設立を提案いたしましたが否決をされました。全国においても温度差があるのも事実であり、沖縄においても温度差があります。よって県内のどの市町村よりも、この(仮称)嘉手納米軍協議会を設けるべきではないか、その必要性が大いにあると思います。いま一度、町長の見解をお伺いいたします。 ◎當山宏町長  米軍との協議会の設置につきましては、先ほど我謝課長が答弁したとおりであります。今総領事館のほうで、その話を引き取ってその調整をしていただいているというところであります。この協議が首長を含めた協議になるのか。あるいは事務レベルから始めるのか。向こうの動向を見ながらということになりますけれども、その協議会がもし設置されれば、そういったいろんな意見交換等もできるのではないかと思っております。ただ基本的に町の立場、要するに町民の安全を守るという立場と米軍の立場、軍務を遂行するという立場、そういった場面ではやはり立場が異なるという部分がございますので、両者についてはこれまでもそうですけれども対立する場面がかなりあると。そういった中で十分な意見交換をしながら調整をしていくことができるのかということも、一つの検討課題ではありますけれども、ただ現在でも司令官とは随時、食事をしながら意見交換等もしておりますし、いろんな場で町の課題等についてもお話をさせていただいているところですので、今後のその協議のあり方について少し見守っていきたいと。総領事館にそれを引き取っていただいているということですので、その状況を少し見ていきたいと思います。 ◆6番(安森盛雄議員)  ぜひ早急にその関係機関を設置していただければと。連日連夜、きょうも抗議要請がありました。意見書、決議をしたわけであります。どの市町村よりも沖縄県では嘉手納町が抗議要請、回数多いものと聞いております。そういうことも踏まえまして、司令官ともそういう形で話ができるような枠組みをぜひつくっていただければと、関係をですね。ぜひお願いしたいと強く思います。一つでも解決に向けて、町長が先頭になって、また議長先頭になってやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 それでは次の質問に入ります。各イベントの障がい者への配慮についてお伺いいたします。せんだって11月17日日曜日、嘉手納町ウォーキング大会に多くの町民が参加してまいりました。盛大に実施されたと思いますが、残念なことに参加者の中には、聞くことも話すこともできない方もいて、最後の抽選にどうやってわかるのか不思議であった。その方に手話通訳は来ないのか聞くと、手当がかかるから無理だよと諦めていました。もう少しその配慮が町当局にできないか、見解をお伺いいたします。 ◎前原信博福祉課長  質問事項4(1)についてお答えいたします。現在、町におきましては手話通訳者派遣事業を実施しておりますので、手話通訳者を配置することは可能であり費用は無料となっております。今回の御指摘のケースにつきましては、今後は手話通訳者を配置する方向で大会の実行委員会事務局と調整を進めているところでございます。 ◆6番(安森盛雄議員)  福祉のまち嘉手納町とうたっておりますので、公平公正に障がい者の皆さんにも楽しんでいただけるようなイベントを味わわせていただきたいと思いますので、ぜひこういうイベントだけではなく、町が開催するいろんなイベントに配慮をお願いしたいと強く思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは最後の質問に入ります。観光協会設立について、お伺いいたします。前回、9月議会におきましても花城議員のほうからも観光協会についての質疑がありました。そのときの答弁も聞いております。その答弁も議会広報にも載っております。そのことも踏まえまして、お伺いいたします。(1)道の駅かでなの現状についてお伺いいたします。(2)週末市の現状についてお伺いいたします。(3)町観光協会の進捗状況をお伺いいたします。 ◎又吉政勝産業環境課長  質問事項5(1)についてお答えいたします。道の駅かでなにつきましては、平成15年4月に供用開始となり平成18年6月までは業務委託をしております。平成18年7月より指定管理者制度を導入いたしました。来場者数につきましては、開業後毎年50万人前後が訪れ、直近の平成28年度では52万581人が訪れており本町の観光の拠点となっております。しかしながら50万人が訪れているものの滞在時間が短い、客単価が低水準などの課題を抱えており、こうした課題を解決するため機能拡充事業を推進しているところでございます。 質問事項5(2)についてお答えいたします。週末市は毎月第4土曜日に道の駅かでな指定管理者である、かでな振興株式会社が自主事業として実施しているものであります。これまでの取り組みはライブの実施や町内農家の野菜販売、町内事業者の軒下出店、町外業者の軒下出店、ワークショップの開催などさまざまな取り組みが実施されております。指定管理者である、かでな振興へ確認したところ週末市についてはこれまで実施してきたものに加え、新たな取り組みができないか検討をしており試行錯誤をしながらでありますが、よりよいイベントにしていきたいと伺っております。 質問事項5(3)についてお答えいたします。観光協会につきましては、ほとんどの市町村が設置している中、観光立県である沖縄県の市町村として必要と考えております。現在設立に向けて先進市町村のヒアリング、情報収集、また今年度策定中であります第2次観光振興基本計画の中でも、設立に向け具体的な検討を開始しているところであります。 ◆6番(安森盛雄議員)  課長、済みません、確認お願いいたします。週末市の答弁、ちょっと聞き漏らしましたので、もう一度お願いできますでしょうか。 ◎又吉政勝産業環境課長  質問事項5(2)についてお答えいたします。週末市は毎月第4土曜日に道の駅かでな指定管理者である、かでな振興株式会社が自主事業として実施しているものであります。これまでの取り組みは、ライブの実施や町内農家の野菜販売、町内事業者の軒下出店、町外業者の軒下出店、ワークショップの開催などさまざまな取り組みが実施されております。指定管理者である、かでな振興へ確認したところ週末市についてはこれまで実施してきたものに加え、新たな取り組みができないか検討をしており試行錯誤をしながらでありますが、よりよいイベントにしていきたいと伺っております。 ◆6番(安森盛雄議員)  先月の週末市は多分中止になっていると思うのですが、その理由についてお伺いいたします。それと試行錯誤して、それにかわるいいものをやっていきたいという答弁でありましたが、いつから、今月からやるのか。どのような形になるのか、その辺のところを答弁お願いいたします。 ◎又吉政勝産業環境課長  先月11月の週末市ですけれども未実施となってございます。理由としましては、新たな取り組みを検討していましたが、内容が定まらなかったということで実施に至っておりません。今月12月は開催の予定と伺っております。 ◆6番(安森盛雄議員)  楽しみにしておりますので、ぜひ開催のほうをお願いしたいと思いますが、一つだけ、そのテナント業者の皆さんにもそのような連絡等は行っていたのか、この中止になることに対して。その辺のところは課長のほうで聞いておりますでしょうか、お伺いいたします。 ◎又吉政勝産業環境課長  11月の週末市の実施につきましては、担当から私のほうは報告を受けておりますが、テナントの皆さんに対する周知というのは行き届いていたかという御質問なのですけれども、それにつきましては私の未確認でございます。 ◆6番(安森盛雄議員)  未確認であれば、課長、この辺確認をしていただきたいと。せっかく一緒にやってきたメンバーでありますので、その辺のところは皆さんにしっかりと声が届くようにお願いをしたいと思います。それと観光協会についてお伺いいたします。嘉手納町観光振興基本計画というのを冊子もつくっております。計画書も。当初予算にも載っております。そういう中で9月の花城議員の答弁に対して課長は今年度第2次観光振興基本計画を策定するが、その中で具体的に観光協会の設立に向けた検討を行いたいとあるのですが、実際のところタイムスケジュール的に観光協会はいつごろどういう形になるのか、その辺のところ教えていただけますでしょうか。 ◎又吉政勝産業環境課長  観光協会設立の時期が具体的にいつごろになるかという再質問だと思うのですけれども、我々も観光協会、ただいま先進地であります読谷村、北谷町、沖縄市等からヒアリング、協議等実施しております。設立から他の市町村のところを聞いてみますと、設立準備室等を立ち上げて2年から3年ぐらいは要していると伺っております。我々もできるだけ早い時期に立ち上げに向けて努力してまいりたいと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  課長、もう一度確認します。観光振興基本計画にのっとって、これは計画どおりにはいかないということで理解してよろしいのでしょうか。 ◎又吉政勝産業環境課長  現在第2次の観光基本計画策定中であります。この中で第1次の観光基本計画について進捗のあった事業、あるいは進捗がなかなか進んでいない事業、では進んでいない事業についてどのような課題があったのか、今後どういうふうに進めるべきかということを現在第2次でもう検証しておりますので、その中で具体的に、ちょっとおくれの事業は確かにございます。それにつきましても、鋭意努力を重ねてまいりたいと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  大ざっぱ過ぎて理解に苦しむところなのですけれども、最初にも再質問しましたが、タイムスケジュール的にいつまでに観光協会を設立するまで持って行けるのか、その辺のところをお伺いいたします。 ◎又吉政勝産業環境課長  観光協会設立に関しましては、各市町村ばらつきがあります。早い段階でできた市町村もありますし、時間のかかった市町村もございます。我々も今勉強中でありますが、できるだけ早い時期に観光協会設立に向けて努力してまいりたいと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  ですから課長、鋭意努力されているのはよくわかります。ですけれども、この後はいつまでにはできるという方向性もないということで理解していいのですか。要するに今の答弁だと、いつなるかわからないわけですよね。2年後なのか、3年後なのか、4年後なのか、5年後なのか、永遠と続くわけです、今の答弁は。その辺のところをどうなのでしょうか。 ◎又吉政勝産業環境課長  観光協会設立に関しましては、第1次基本計画の中でもスケジュール的なものはうたわれております。では第1次基本計画にのっとったスケジュールと今年度と比較しますと、やはりおくれが出ているのは事実でございます。ではその中で第2次基本計画を策定中ですので、具体的な立ち上げの検討、あるいは具体的なスケジュール的なものも検討できると考えております。
    ◆6番(安森盛雄議員)  沖縄県の観光を取り巻くものは毎日変わってきています。中城湾におきましても、大型客船のクルーズ船の接岸地にもなる予定であります。そしてうるま市におきましては、ジャスコ近辺にも今大型店舗がたくさん出てきております。最近聞いた話でも、あそこに道の駅的なものもつくると、ファーマーズ、そういう生産物加工品所、販売、そういったものもつくるということで指定管理者も決定しております。そういう中で嘉手納町は、また第2次基本計画で策定をするという。何か後手後手に回っていませんか。副町長、その辺のところを副町長の見解をお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか。 ◎神山吉朗副町長  課長が答弁したとおり、第2次のほうで観光協会の設立に向けては検討を進めています。ですけれども、まだ3月までのスケジュールで進めているものですから、今その検討の真っ最中でスケジュール感がまだ出ていません。遅くても3月までには、いつごろまでに設立というスケジュールも出てきますので、あとしばらくお時間をいただきたいと思っています。今鋭意頑張っていますので、その努力につきましては御了解願いたいと思います。 ◆6番(安森盛雄議員)  今ひとつ納得し難い部分があるのですが、最後に課長、この課題というのは何なのですか。一番のおくれた理由というのは。 ◎又吉政勝産業環境課長  観光協会設立の必要性等は十分理解しているつもりでございます。我々の業務等も見ましても、観光協会が果たす役割というのはとても大きく、観光協会が設立すれば、確かに立ち上げるまでは難しいのですけれども、いろんなハードルありますけれども、立ち上げれば我々も業務も、やっぱりそういった観光事業も一歩も二歩も前進すると考えております。 おくれた原因につきましては、我々も先進地視察等も行っておりますが、勉強不足なところは否めません。その辺も鋭意努力して、設立に向けて努力してまいりたいと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  これ以上は言いませんが、楽しみにしておりますので、ぜひその辺のところ後手後手に回ることなくやっていただきたいと。最後に一つだけお伺いいたしますが、先行して道の駅に、この観光案内所的なものを設置することは可能でしょうか。お伺いいたします。 ◎又吉政勝産業環境課長  道の駅に観光案内所的なものが設置できないかということなのですけれども、観光案内所の場所の問題等もあります。休憩室はあるのですけれども、そこも休憩室、いろんな視察団の説明会を開催したり、事業者の休憩の場としても使っておりますので、案内所をどこに場所的にスペースがあるのかということを考えてみますと、なかなかすぐには難しいというところはございます。しかしながら、そういった中で観光案内所的なもののスペースができるのかどうか、その辺ももう少し検討してみたいと考えております。 ◆6番(安森盛雄議員)  やはり道の駅というのは年間50万人以上来ておりますので、そういう観光客を逃がす手はないと思うのです。ぜひ嘉手納町をそこから発信して、また嘉手納町の商店街と、あと観光地、そういったところで散策できるように先行してやってもいいのではないのかと思うのですが、その辺の検討会をやっていただきたければと思っていますので、よろしくお願いいたします。以上をもちまして質問を終わります。 ○徳里直樹議長  一般質問を続けます。 1番仲村一議員。 ◆1番(仲村一議員)  1番仲村でございます。質問事項を3点通告していますので、通告順に従ってお伺いしたいと思います。 質問事項1ごみ袋を問う。多くの方からごみ袋を北谷町、読谷村のようにUパック式にできないかと要望がある。そこで以下の点について伺う。(1)現在使っているごみ袋の仕入単価、またUパック式に変えたときの仕入単価は。(2)変える予定はあるのか、お伺いします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎又吉政勝産業環境課長  質問事項1(1)についてお答えいたします。現在使っているごみ袋の仕入単価でありますが、特大が1枚29.5円、大が1枚10.65円、中が1枚8.3円、小が1枚5.8円となっております。次に、Uパック式に変えた場合ですが、特大が1枚34.8円、大が1枚13.3円、中が1枚10.1円、小が1枚8.05円であります。 質問事項1(2)についてお答えいたします。産業環境課としましては、ごみ袋を近隣市町村同様使いやすいUパック式のごみ袋への導入を予定しております。実際使用している市町村へ視察に行きましたところ、Uパック式のごみ袋の使用につきましては住民から好評であるとのことでありました。しかしながら現在Uパック式のごみ袋を県内で製造できる業者が1社しかなく、近年Uパック式のごみ袋を導入する市町村が増えていることもあり、ある市町村では発注先の指定販売店への納品のおくれが出ていることもあったとのことでした。産業環境課としましては、使いやすいUパック式のごみ袋への導入は予定しておりますが、公衆衛生上、ごみ袋の供給に関しましては遅延があってはならない事業と考えておりますので、平成30年度さらなる調査研究を行い平成31年度導入に向け検証を行ってまいりたいと考えております。 ◆1番(仲村一議員)  平成30年度検討して平成31年度導入予定ということで、本当にぜひ取り組んでいただきたいと思っています。自治会事務所にちょこちょこ行くのですけれども、やっぱり高齢者の方々から、読谷、北谷のようにごみ袋はどうにかUパックに変えてくれないかという声がとっても多いです。ごみ袋の発注して、遅滞があってはならないことではあるのですけれども、本当にこれは多くの町民が望んでいることですので、ぜひ早目に平成31年までにできるように検討方よろしくお願いします。 続きまして、質問事項2町道を問う。(1)本町の町道について未買収の土地は何カ所あるのか。(2)町道45号線(旧JA新町支所通り町道46号線の一本東側の通り)に関してなのですけれども、未買収の箇所がある。その場所に関して地主の管理ができてなく、私物が町道まではみ出しているのが現状である。多くの方からどうにかしてほしいとの声が上がっているが買収の予定はあるのか、お伺いします。 ◎宇榮原孝都市建設課長  質問事項2(1)についてお答えします。本町の町道未買収用地につきましては、土地所有者の諸事情により用地買収ができない土地を道路潰れ地と称しており、現在担当課において潰れ地を把握しているのが平成28年度実績で46件、66筆となっております。しかし平成28年度に一括交付金事業を活用し、町道潰れ地台帳を作成する中で、現況と公図を照合した結果、新たに道路潰れ地の可能性のある土地が約300筆以上あることが判明いたしております。あくまでも図上調査の結果によるものであり、道路潰れ地として確定することができていないため、今後は土地家屋調査士等の専門業者による現地測量が必要不可欠であり、これからの調査となります。したがいまして御質問の箇所数につきましては不確定要素が多いため明確にお答えすることはできませんが、今後調査を進めていく中で現状の確認ができるものと考えております。 質問事項2(2)についてお答えいたします。御質問の町道45号線は南区自治会通りから新町通りに通過する一方通行の道路でございます。御指摘のとおり道路内に未買収用地が一部あり、隣接する土地所有者の私物が時折道路にはみ出しているため、通行妨害などになっている状況を何度か確認しており、その都度担当課においても、その行為をしている方への注意指導や協力依頼等も行ってきております。また、地域自治会や警察などからの指導も行っておりますが、改善にまでは至っておりません。担当課においては、平成26年度から土地所有者本人との道路潰れ地の買収について、何度も交渉も行ってきておりますが、相手から金銭面よりほかに極めて困難な要求もあることから合意に至っておりません。この道路潰れ地の買収時期につきましては、めどが立たない中ではありますが、土地所有者には現在も地域住民には迷惑がかからないよう指導等も行っているところでございます。しかし個人の所有地だと主張し、一向に話を聞き入れてもらえない現状下にあります。現在も用地買い取りの打診、交渉を継続しているところでございます。 ◆1番(仲村一議員)  質問事項2(1)平成28年度で46筆、また平成29年度で300筆ですか、非常に多い数字にびっくりしております。この町道というのは、町が管理していくのが当然のことだと思いますので、整理をちゃんと行って、また買収するなりやっていただければと思っています。 それと2点目なのですけれども、自治会、警察、町のほうも指導しているということなのですが、結構車をぶつけたりしている方も何名かいて、どうにか早目にできないかという声が上がってきています。引き続き交渉して早目に行ってもらいたいと思っています。この件に関しては月何回程度、自宅を訪問しているのか、交渉しているのか、お聞かせ願えますか。 ◎宇榮原孝都市建設課長  去年までは不定期ではありますけれども随分通いまして、そういった御相談とか指導等を行っておりました。ちなみに昨年度まで仲村議員も南区自治会長の立場にあるときに何度か我々と同行して、その方にいろいろ指導してきた経緯がございますけれども、今年度に入りまして担当も変わりましたので、少し向こうまでのそういった指導というのが少なくなってはいますけれども、現在その方にお会いして、今の状況等を指導はしているのですけれども、なかなか本人が家にいなくて、体が不自由な方で電動車椅子ですか、割と行動範囲も広くて、なかなか家にいなくて、お会いできないのが実際あります。それでも極端に道路に私物がはみ出している分については、それは職員のほうで少し中に入れたり、あるいは本人に注意をしている状況です。昨年度より少しこの回数は少ないのですけれども、これからも鋭意努力していきたいと思っております。 ◆1番(仲村一議員)  用地買収をするまで定期的に回って指導のほうを行っていただきたいと思っています。近隣の住まわれている方、またこちらを通過する車を持たれている方々から、本当にどうにかしてくれという声が結構多いので、引き続き定期的な指導もよろしくお願いしたいと思っています。また用地買収に関しても、なるべく早目に行えるようにぜひ頑張っていただければと思っています。 質問事項3についてお伺いします。町有地を問う。町が保有している町有地について、利用していない空地について、町民が購入を希望した場合、これは売ることはできるのか。この点、お伺いします。 ◎金城悟総務課長  質問事項3についてお答えします。地方公共団体の所有する不動産につきましては、地方自治法第238条の4に定める行政財産と行政財産以外の普通財産とに分類されており、普通財産については地方自治法第238条の5の規定により、貸し付け、売り払い、譲渡等が可能な旨定められているところでございます。したがいまして議員御質問の町の保有している土地の売り払いにつきましては、対象が普通財産であること。将来的に町の利用予定がないこと。購入希望者の利用目的等を確認の上、周辺への影響に問題がないことが確認できれば売り払いは可能であると考えております。 ◆1番(仲村一議員)  普通財産であれば売却が可能ということで捉えてよろしいですか。 ◎金城悟総務課長  はい、おっしゃるとおりでございます。 ◆1番(仲村一議員)  なぜこの質問をしたかと言いますと、水釜大木線が開通するに当たって、潰れ地が1カ所あるのですけれども、ここはある方が駐車場として利用していて、町としても使えない土地というのですか、潰れ地になっているところがあるのですけれども、この30年間というのは1回も指導、どかしてくれとかそういったことがないということでお伺いしています。去る8月ですか、町のほうで草が伸びているということで除草作業をしております。そのときにこの方が、町が何か使うのかということでお伺いしたところ、使う予定はないということだったのです。なぜこの質問をしたかというのは、今まで指導がなければ普通は管理不届きというのですか、法律とかに関係してくると思うのですけれども、本人の土地になるということを何回か聞いたことがあるのですけれども、この方いわく自分はそういうのは思っていないと、もし町が売ってくれるのであれば買い取りしたいということで、その旨おっしゃっていました。町として、本当に普通財産であって、これから先も使う予定がないといった場合、普通財産であれば検討してみて、後日場所のほうも提供しますので、ぜひ検討のほうよろしくお願いしたいと思っております。一応この件に関しては、前もって場所を指定したのですけれども、そこに関して売ることが可能なのか、こちらで答弁できますか。 ○徳里直樹議長  仲村議員、これは通告外です。 ◆1番(仲村一議員)  わかりました。これは自分でまた調べて、後日また連絡したいと思っています。以上、3点通告しましたので、以上で一般質問を終わりたいと思います。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午前11時53分 休憩 △午後1時30分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議録署名議員として、14番田仲康榮議員を指名しましたが、午後より欠席でありますので、本日の会議録署名議員として15番知念隆議員を追加指名いたします。 一般質問を続けます。 4番宇榮原京一議員。 ◆4番(宇榮原京一議員)  4番宇榮原京一でございます。午前中、安森議員、仲村議員が早目に終わりまして、私もこれも続いてさくっと終われるように、また努力したいと思います。また、お昼後ということで少し眠たくなる時間ですけれども、しばらくの間おつき合いお願いします。今回は3問を通告いたしておりますので、順を追って一問一答方式で行いたいと思います。 1問目、米軍嘉手納基地の騒音軽減をということで、去る11月2日、嘉手納基地に米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F35A10機が10月の2機に続き飛来し、地元周辺住民の声を無視する形で計12機と兵員300人を半年間にわたり暫定配備を強行した。配備後F35Aの訓練は、11月7日早朝から一日中、離着陸を繰り返し行われ、これまでにない107デシベルを超える激しい騒音を周辺市街地にまき散らし住民生活へ大きな影響が出ています。今後、ますます悪化する騒音増加の軽減策を求め、以下を問いたいと思います。(1)昨年と今年の苦情件数は。(2)F35A戦闘機の暫定配備の理由は。(3)実際に主となる騒音の発生源はF35A戦闘機によるものか。(4)訓練の分散化はできないのか。(5)要請や抗議活動には限界があると思うが、三連協含めその後の展開はどのように考えるか。以上、5点まとめて質問をしたいと思います。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎我謝治彦基地渉外課長  御質問事項1(1)についてお答えいたします。御質問の昨年度の苦情件数は259件でありました。今年度の苦情件数は11月末で546件となっており、昨年度の同時期の175件と比較しますと371件の増、3.1倍になっております。 質問事項1(2)についてお答えいたします。米側によりますと米国太平洋軍の地域安全保障パッケージ計画のもと、米本国ユタ州ヒル空軍基地より、F35A戦闘機12機と空軍兵およそ300名が6カ月間の予定で嘉手納基地に展開をしております。地域安全保障パッケージ計画とはアジア太平洋地域全体にわたり輪番展開により、合衆国軍隊を強化する追加の戦闘飛行隊、給油機、支援人員及び機器を定期的に展開するものであり、選抜した飛行隊をアジア太平洋地域に配置して同盟国や提供国とともに訓練や運用をする機会を提供するもので、同計画による米空軍戦闘機の太平洋地域への展開は2004年3月以降実施されているとのことであります。 質問事項1(3)についてお答えいたします。F35A戦闘機の訓練開始の11月7日から11月16日まで、航空機騒音が激しい状況にありました。この間において11月14日に三連協による目視調査を道の駅かでなを中心に実施しており、戦闘機等の離発着回数が94回でありました。その内訳としましては、F15戦闘機が73回で77.7%、F35A戦闘機が14回で14.9%、FA18戦闘攻撃機が7回で7.4%でありました。また同調査の際、戦闘機等の騒音が計測された離陸や旋回等における70デシベル以上の騒音発生回数が106回ありました。その内訳として、F15戦闘機が85回で80.2%、F35A戦闘機が14回で13.2%、FA18戦闘攻撃機7回で6.6%でありました。騒音の発生状況につきましては、F15戦闘機が8割で残りの2割が外来機のFA18戦闘攻撃機やF35A戦闘機という結果となっております。 質問事項1(4)についてお答えいたします。嘉手納基地にはF15戦闘機を主軸に、KC135空中給油機、P3C対潜哨戒機などの常駐機に加え、空母艦載機、州空軍のF16戦闘機、F35戦闘機やF22戦闘機を初め、FA18戦闘攻撃機等、他基地からの外来機が日常的に飛来し、機種、機数とも相当数に及んでおります。これらの航空機の離発着訓練等による騒音は町民に多大な影響を及ぼし深刻な問題となっております。このような状況の中、10月から11月にかけてF35Aステルス戦闘機12機が6カ月の予定で嘉手納飛行場に暫定配備されました。配備後におきましては、F15戦闘機との訓練が重なったこともあり、激しい騒音が発生、町民からの苦情が殺到しました。この件につきましては、町独自に米軍側に対し、騒音の大幅軽減を強く申し入れるとともに三連協におきましても、防衛、外務の各本省に対して、騒音防止協定措置を遵守させ、目に見える基地負担軽減を図るよう求めてきたところであります。米軍の安全保障環境が厳しさを増している中、嘉手納基地の運用強化が懸念されておりますが、引き続き基地被害の大幅削減に向けて、SACO合意及び騒音防止協定の遵守をもって対処していく所存であります。 質問事項1(5)についてお答えいたします。現在における航空機騒音の状況はF35A戦闘機の配備直後の状況から比較すると改善されており、F35A戦闘機が配備される前の状況まで戻っていると認識しております。この状況は議会の抗議要請、町、三連協の取り組みなどが功を奏したものと考えており、したがって各種の抗議要請の行動にはそれなりの効果が期待できるものと思っております。今後においても騒音の発生など基地運用の状況を注視しながら、引き続き基地被害の大幅改善に向けて町独自に、あるいは三連協として対処していきたいと考えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  順を追って幾つか質問をさせていただきたいのですが、まず昨年とことしの苦情件数ですか、既に500件余って3.15倍、昨年に比べて苦情が多くなっているということでありますが、この苦情の中身ですね。どういう状況のときに苦情の電話が多いのか。例えば、居住地上空に飛んでいるからとか、あるいは離陸して旋回しているときとか、どの状況のときの苦情が多いのか答弁していただけますか。 ◎我謝治彦基地渉外課長  今般のこの苦情の増加の要因というのは、戦闘機等の離陸時における騒音が主なものとなっており、その後町民から内容としましては、騒音でテレビの声が聞こえないであったり、うるさくて電話の会話ができないといった内容の苦情が増えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  騒音防止協定の中の深夜、早朝の場合が去年は多かったのかというイメージがあったものですから、ことしと比較してどのような状況かということは確認したかったのですけれども、やはり戦闘機の飛ぶときですか、降りるときは静かであるはずですから、そういったことが苦情の大まかな内容だったということであります。 (2)のF35A戦闘機の暫定配備の理由は、私たちも基地対策特別委員会のほうで確認をされているのですが、地域安全保障パッケージ、これは計画があって恐らく大型の部隊が輪番で州軍と同じように順繰りで回ってくるというのは確認はしていますが、こういう計画性であるのであれば、日本政府、あるいは行政に前もってそういう訓練があるという事前の通知はなかったのか、ないのか。その辺、ちょっと確認できたらと思います。 ◎我謝治彦基地渉外課長  今回もそうなのですけれども、このTSPと言われている安全保障のパッケージ計画につきましては、3年ほど前から数が多くなってきているのですけれども、その都度連絡は直前なのです。それで私どもとしては事前通知については当たり前ですけれども、早目にいただきたいということは申し出しております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  前もって通知あるいはお知らせがあれば、どういった対応ができるかというお話なのですけれども、(4)で訓練の分散化はできないのかという御質問なのですけれども、要は外来機が入ってくる。暫定配備される場合は、これに伴い常駐機F15戦闘機の県外、国外への訓練移転を行っていただければ多少なりとも騒音が増える率は抑えられるかという思いがあります。これは我々基地対策特別委員会で各関係機関へ出向いたときに、そういう外来機が入ってくるのであれば、中にある戦闘機が外で訓練移転を行うことにより、多少なりとも騒音の軽減につながるというようなお話は毎回出先機関で話はしているのですけれども、そういったことも町当局から関係機関への要請等は随時なさっているのか。その辺ちょっと確認いただけますか。 ◎我謝治彦基地渉外課長  平成24年2月に嘉手納基地の初めてのグアムへの訓練移転が始まりました。その際、当時W値だったのですけれども、うるささ指数が軽減されたということがありまして、実際に実績があるのですけれども、その後、何度か訓練移転に伴って嘉手納の所属機が不在ということがあった状況。そういう状況の中で軽減がなかなかされていないという、数値として出ているという状況があります。私ども毎年本省要請ということで、東京のほう、防衛省あるいは外務省に要請をさせていただいているのですけれども、その中でもこの件については強く申し入れをしていまして、外来機の飛来のタイミングと、こちらからの訓練移転によるF15戦闘機の海外、国内移転の時期が重なるということは、本来である騒音軽減につながらないのではないかということで申し入れをしていまして、数多く訓練移転の実施であったりとか、外来機の飛来についての抑制について、申し入れをしているところであります。 ◆4番(宇榮原京一議員)  訓練移転は私からしても基地負担軽減につながる出来事ではないかと思っております。やはり入ってくる分、実際嘉手納基地の中には100機近くの航空機がございます。今、F35戦闘機が12機入っているということは、それだけ騒音が増えるということですので、ぜひ事あるごとに訓練移転の件は前面に出して要請をしていただきたいということを要望します。ことし1年の本町議会で米軍基地からの騒音被害関係に対する意見書を確認してみました。先ほど課長の答弁の中で三連協としてはF35が来る前までにはある程度改善されたのではないかというような感想を持っていたようですが、私なりにちょっと調べてみましたが、ことし2月13日に可決されました意見書は昨年の10月ごろから騒音被害が激化の一途をたどっている中、さらにF22戦闘機、あるいはKC135空中給油機の外来機が飛来し、騒音が増大したからということで意見書が一番に上がっています。次に3月28日に夜間、深夜、早朝における騒音被害が相次いで出たことから、抗議・意見書も可決されておりました。5月11日は米コロラド州バックリー基地よりF16戦闘機12機が暫定配備され、訓練増加による騒音がさらに増大すると予想されることから、F16戦闘機の嘉手納基地への配備に断固反対する意見書も可決されております。これによって、航空機騒音が激化したため7月4日に抗議する意見書が可決されております。これは町の調査で暫定配備されているF16戦闘機が訓練を開始した配備前と、後の51日間における町内3地点での騒音発生回数等を調査し、町全体の騒音発生回数を比較した結果から6,698回、約1.5倍増えていることが調査の結果で出ました。そのときはF16戦闘機12機の暫定配備、それに加えて韓国烏山基地所属のU2偵察機4機、さらに岩国よりステルス戦闘機F35Bが2機ずつ飛来するなど、嘉手納基地はそのときは本当に異常なほどの過密状態であった。その状況を鑑み、町長も沖縄防衛局へ航空機騒音の軽減と外来機の早期撤退を強く求めてきた要請を行っております。今回のF35A戦闘機は配備後、たしか11月7日の訓練は町全体が滑走路周辺と変わりのない、けたたましい轟音に覆い尽くされ、訓練ははるかに通常の生活を妨げるようなことで、まさに戦闘状態を彷彿させる状態と感じました。配備後基地対策委員会で確認されたF35A戦闘機の訓練開始前の66日と、訓練開始後の6日間の、これは日割り平均騒音回数を調査し、比較した結果、町全体の1日の騒音発生回数は107.6回、約2.2倍に増えているという結果が出ております。これはことし、先ほど述べたように6月にかけて嘉手納基地に相次いで飛来した暫定配備して来ましたF16戦闘機の騒音回数1.5倍をはるかに上回る結果で、現在も続いていることになります。もはや人間が生活していく環境は根底から破壊され、体調不良を訴える人も少なくないと感じます。振り返るとこのような騒音激化の一途をたどる状況がやがて1年と続く。何とか嘉手納基地の騒音軽減策を講じる手だてがないものか、そんな思いを日々感じてなりません。町当局も町長を筆頭に騒音軽減対策をいろいろ考え関係機関に訴えておりますが、町民と同様な気持ちということは認識しておりますが、とにかくうるさいの一言であります。航空機騒音規制措置に関する規制には、進入及び出発経路はできる限り人口密集地上空を避ける。または午後10時から朝6時までの間の飛行及び地上での騒音活動は、米軍の運用上必要と考えられるものに制限されるなど書かれておりますが、運用上の必要性という例外的規定が多く、実際は遵守するかどうかは米軍側の裁量が大きい。飛行協定には法的拘束力はないと指摘されております。このような状況から、米軍嘉手納基地周辺における騒音対策は現実には防音工事などが中心とならざるを得ないのか。教育施設や住宅防音の整備はほとんど進んでいるが、店舗あるいは事務所への防音対策も当たり前に要請すべきと思うが、この辺の取り組みと、またこんなにもうるさいのだから、空調機器使用の助成及び騒音被害に対する対価をこれまで以上に強く求めていくことが必要だと思います。また現在の防音壁、それをかさ上げする。あるいは新しく設置するなどもこれから考えるべきではないかと思いますが、その辺も含めてあわせて見解をお伺いしたいのですが、これは町長が答弁できたら助かりますけど。 ◎當山宏町長  特にF35A戦闘機の暫定配備に伴いまして、一時騒音が激化をしまして苦情がかなり殺到いたしました。そのことを踏まえて、三連協も直接防衛本省、外務本省への要請ということになったのですけれども、町としてはやはり18航空団に申し入れをすべきだということで、独自で18航空団に時間をとにかく取ってくれということで取ってもらいまして、任務支援軍の司令官に直接要請をしてまいりました。この状況はいつまで続くんだということで申し入れをしたところ、先ほども答弁あったかどうかわかりませんが、7日と8日、特にこの2日が一番激しかったと思うのですけれども、この1週間程度は、先ほども数字的な話がありましたけれども、F15の数値がかなり上がっているのです。F15の訓練、定期的に行われているサージという訓練と、F35の暫定配備をされて後の訓練とがたまたま重なってしまったということがあって、かなり騒音が激化をしたということでございました。このサージという訓練については、F15が連続して飛び立っていく、離陸をしていく訓練らしいです。それが定期的行われていると、たまたま今回それが重なって、そういった状況になったということでありましたので、ではこれについてはあのような状況はもうないのだということで少しほっとはしたのですけれども、ただし強く申し入れをしてまいりました。できるだけ南側の滑走路を使ってくれと。そして飛び方についてもやっぱり滑走路の途中から上昇していくと、かなり騒音が激しいというのが測定されておりますので、低空飛行で飛んで行ってくれと。そして当然早朝の訓練はやめてくれというようなことを強く申し入れをしてきたところです。あれ以降、先ほどもありましたけれども、現在についてはF35が飛来する前の状況までは改善をしていると、これはデータ的に確認をしております。そういった状況は今維持されていると思っております。ですからこれについては議会の要請もありましたし、これまでの一連のそういった申し入れ、あるいは要請行動がある程度功を奏しているのだろうと思っておりますし、引き続きそういった状況も踏まえながら、対応していく必要があるだろうと考えているところです。そして飛び方について本省要請をしたときに、外務省の政務官がどういった運用をすれば軽減されるのかというような具体的な質問等もございました。それを受けてのことだと思うのですけれども、今嘉手納町に外務省の沖縄事務所のほうから具体的にそれを提案してくれと。米軍側にそれをまとめて提案してほしいというような話も来ていますので、それをまとめて、近々それを米軍側に提案していくということにしております。これについては外務省の沖縄事務所が恐らく後押しをしてくれるだろうと思っておりまして、そういった具体的な騒音軽減策も求めているところです。それ以外にも被害への対価の要請でありますとか、電気料の助成でありますとか、防音壁のかさ上げというようなそういった対処策も必要ではないかという提案もございました。電気料の助成等については、毎年防衛本省のほうには要請をしておりますし、そして被害の対価について、それがどう求めるのかということもございます。あとは防音壁のかさ上げ、それがどのような効果を発揮するかということもありますけれども、今の提案のあった件も含めて今後いろいろな、要するに対処策を検討しながら国のほうには求めていきたいと考えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  航空機騒音の軽減ということで、私もいろいろ考えている中で言いたいこと、訴えたいことを原稿にまとめていったらちょっと長い文になってしまったのですけれども、要はやっぱりうるさいはうるさいという形で訴えていかないといけない。だけど、この主導権はどこが持っているかといったら、やはり米軍側にあるというような形でもう文言でうたわれているのです。ですから地元としてはやがましいのは、少しうるさいのをとめてくれと、だけどそれでもとまらなければ、今度は日本政府のほうに何とか防音工事の拡大、あるいはそういう空調機維持の電気料の補助、あるいは今ある防音壁ですか、それを新たに設置する。あるいは高さが必要だったら再度チェックして、やっぱりそれも見直してやっていかないとなかなか軽減策は実現できないのかという思いがあります。また来年には米海兵隊主力戦闘機と位置づける最新鋭ステルス戦闘機F35Bの配備を来年から進め、米空軍嘉手納基地に最大26機展開する計画を立てているという新聞報道もありましたので、ぜひ町長には粘り強く、私は本省に行ったときにだけではなくて、各窓口機関に行ったときでも、うるさいというものを逆にテーブルの上にのっけて何とか防音、騒音軽減が図られる措置ができないかというのを常々訴えていただければと思います。ぜひとも粘り強い要請をお願いしたいと思います。 続きまして、2問目の質問に移ります。高齢者へ配食サービスの現状ということで、今後高齢者数は増加の一途をたどり、2025年には高齢化率が30%を超えると予測されている。また高齢者の半数程度を夫婦のみの世帯、単独世帯が占めており、一人暮らしの高齢者の増加も顕在化すると言える。そのような中、配食サービスは利用者の栄養バランスを考えた食事を御自宅までお届けすることで、健康の維持・向上だけではなく、自立生活の継続や介護予防などの支援を目的として各地域で取り組んでおります。手渡しで食事をお届けすることにより安否の確認ができる。人とのつながりも事業の大きな目的となっております。本町でも高齢者等が健康で自立した生活を送れることができるように福祉サービスの一環として配食サービスを実施しており、高齢者の皆様からは喜ばれている事業である。さらに充実した配食サービス事業等を考え、以下を問いたいと思います。(1)利用できる条件は。(2)平成27年度と平成28年度の利用された人数と実績。(3)栄養バランスを考えたメニュー構成は。(4)利用者からサービスの向上に向け、改善を求める声はないか。(5)アンケートなどを実施し、配食サービス改善に生かして行くことも重要と考えるが。(6)対象者への周知は十分に行われているか。(7)課題と今後の方針は。以上、7点御質問いたします。 ◎前原信博福祉課長  質問事項2(1)についてお答えいたします。高齢者等食の自立支援事業の利用対象者は、日常生活に支障のある在宅の高齢者及び心身に障害がある者で、おおむね65歳以上の単身世帯、高齢者のみの世帯、またはこれに準ずる世帯に属する者。身体障害者、精神障害者及び知的障害者のみで構成される世帯、またはこれに準ずる世帯に属する者等となっております。 質問事項2(2)についてお答えいたします。平成27年度実績は利用登録者数69人、配食数は9,628件となっております。平成28年度実績は利用登録者数69人、配食数は8,388件となっております。 質問事項2(3)についてお答えいたします。主菜である肉料理または魚料理、副菜である野菜料理、主食の御飯とみそ汁でメニューを構成し、高齢者の好む沖縄料理を取り入れたりする工夫を行っております。また利用者の大半が高齢者であることから味付けは薄味になるよう配慮しております。 質問事項2(4)についてお答えいたします。食の自立支援事業を委託している嘉手納町社会福祉協議会に確認をしたところ、配食サービスを利用している方からの配食メニュー、配膳時間等、サービスの具体的な改善を求める声はございませんでした。また役場への改善を求める声もございませんでした。 質問事項2(5)についてお答えいたします。高齢者等食の自立支援事業は高齢者等の自立支援の観点から行う事業となっております。高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を継続できるよう、どのような配食の形態が求められているのか、サービスを導入したことによって自立支援を損なわないか等を含め調査研究をしていきたいと考えております。 質問事項2(6)についてお答えいたします。高齢者等食の自立支援事業の周知につきましては、対象者とつながりのある居宅介護事業所のケアマネージャーを対象とした会議において、福祉サービスの一つとして説明を行っております。今後は対象者、対象者とつながりのある方々など多くの方へ周知を図っていきたいと考えております。 質問事項2(7)について、お答えいたします。高齢者等食の自立支援事業は、日常生活に支障のある在宅の高齢者及び心身に障害者のある者に対し、食の自立支援事業を実施することにより食生活の改善及び安否確認を行い、福祉の向上を図ることを目的に実施しております。しかしながら、サービスを受けたいと申請された方が対象者以外の方でサービスを受けられないケースも少なくないため、事業の周知を図る必要があると感じております。先ほどの質問事項にもお答えいたしましたが対象者のつながりのある福祉事業所、社会福祉協議会、民生委員等を含め、多くの方へ周知を図っていきたいと考えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  最初に7つ御質問を上げていますので、回答をいただきました。まず1番目なのですけれども、私もちょっとこの規則ですか、目を通しておりますが、おおむね65歳以上の単身世帯、あるいは高齢者のみの世帯という解釈と思っていたのですけれども、今の答弁の中では日常生活に支障のあるという文言が出ましたので、これは課長、例えば日常生活に支障というのは、どういったケースのことを意味しているのか。例えば利用者、あるいは利用しようとしている方が少し腰が痛い、足が悪い、そういった方々が口頭により、お話しすることにより日常生活に支障があるとみなすのか、その辺少し詳細をお聞かせください。 ◎前原信博福祉課長  日常生活に支障があるという判断につきましては、当然障害者に関しましては障害者手帳等お持ちであればそういった部分で確認できますし、障害の程度によって確認できます。それと高齢者につきましては、介護認定を受けられている方がおおむね該当するような形になります。 ◆4番(宇榮原京一議員)  障害者につきましては障害手帳、高齢者は介護認定がなければその対象とならないというような解釈でよろしいですか。 ◎前原信博福祉課長  高齢者につきましては、介護認定を受けられた方ということになっております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  平成27年度、平成28年度の実績、69名の方が利用されており、平成27年度は9,600食余り、平成28年度が8,800食余りですか。その辺、減った理由というのはどういったことが原因なのか、これは理解していますか。 ◎前原信博福祉課長  平成27年度から平成28年度の配食数の減につきましては、実は新規で14名の方が新しく登録されております。それと同時に14名の方が廃止されているということになります。まずこの減の理由につきましては、その利用者の入院及び施設の入所とかというのはいろんな原因にはなりますが、特に大きな要因としましては配食回数の多い利用者が、施設入所とか死亡等により配食サービスを廃止して、新規登録者の配食回数が少なかったということに要因しております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  介護されている高齢者でなければ、その対象者ではないというようなことでありますので、実際69名という人数、ちょっと気になるのですけれども、かなり少ないと見ているのですけれども、その辺の人数に対して、本来もっと対象者がいるはずなのですけれども、そういう対象者に対する周知というのは、今後やっていくという話もあったのですけれども、これまできっちりそういった周知もされていたかどうか。その辺、課長の立場としてどうですか。 ◎前原信博福祉課長  事業の周知につきましては、先ほど答弁させていただきましたが、実際申請された方が本来の対象者以外の方であったというようなケースもございまして、却下されたというケースもございます。ですので、そういった方が極力出ないような形にするためには、やはり事業の詳細について周知する必要があるだろうと。特に対象者とつながりのある方々、福祉事務所、社会福祉協議会等の方々を含めて、多くの方々に周知を図っていきたいということで考えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  課長、済みません。もう最後なのですけれども、とても気になったのが、やはり介護認定を受けている高齢者ではないとという項目が非常に気になって、やはり高齢者世帯のみの方、あるいはひとり暮らしの独居の高齢者の方々が、毎日そういう食に対して十分な食事を自分でつくっていただけるのかというような、ちょっと気にしているところがあって、この辺何とか緩和できないかという思いがありますので、その辺も含めてちょっと検討してほしいというのが一つあります。 もう一つ、規則の中に1週間に7日以内の夕食のみとあるが、例えば毎日夕食欲しいよという方がいたら、そういった対応もしっかりできるのか、その辺ちょっと現状ではどうですか。 ◎前原信博福祉課長  1週間、7日間夕食配食ということで、規則でうたわれてございますので、当然その必要性があると認めた場合におきましては、7日間実施ということになります。 ◆4番(宇榮原京一議員)  手元に独居世帯、265世帯。夫婦のみ世帯、176世帯という数字があり、合計478世帯、高齢者のみの世帯がございますので、ぜひこの対象の中に入れることを少し期待したいと思います。 3点目に移ります。第2次嘉手納町土地利用基本計画についてでございます。本町は町域の約82%に上る膨大な面積が嘉手納飛行場や嘉手納弾薬庫地区として接収され、住民は残り約18%のわずかな土地での生活を余儀なくされて今日に至っております。基地返還の見通しが立たない状況の中、本町のまちづくりを行うためには既存市街地の有効活用が求められます。それぞれの地域特性を生かしながら良好な市街地形成を進めるために第2次嘉手納町土地利用基本計画が平成26年7月に策定されました。これまでの進捗状況について以下を問いたいと思います。(1)第1次土地利用基本計画の実績をどう評価していくか。(2)計画策定から3年余が経過するが計画の進展はどうなっているか。(3)優先的土地の活用や年次計画など目標とするものがあるのか。(4)同計画に示された、仮称「まちづくり協議会」の動向は。(5)町民にとって本町の土地利用計画の認識は少なく関心も薄いと思われる。計画書策定においては時間をかけ、多くの方々の意見なども確認し集約されたと思うが、進捗状況など町民や関係者への周知はどのように行っているのか。(6)町内には県営団地南側の土地や嘉手納高校付近にも比較的大きな土地が未利用なままであるが、土地の有効活用を検討すべきではないか。以上、6点を御質問したいと思います。 ◎天久昇企画財政課長  質問事項3(1)についてお答えいたします。第1次嘉手納町土地利用基本計画は、平成5年に町域全体の土地利用構想として策定しております。軍用地活用構想、市街地整備構想、環境整備構想の3つの軸を設定し、本町の望ましい土地利用の方向性として調査検討されております。評価についてでありますが、第1次の計画においては高層色が強く、特に米軍基地を抱える特異性を問題点と捉え、将来に向けた全域の利活用の可能性を整理した状況のため実績として評価することはいたしておりませんが、第1次の計画には新町・ロータリー地区市街地再開発事業が盛り込まれており、本町におけるまちづくりに大きく寄与したものと考えております。 質問事項3(2)についてお答えいたします。第2次嘉手納町土地利用基本計画は、本町が現状として利用できる土地空間について分析し、さまざまな課題の整理を行い、課題に対する整備方針を策定しております。第2次土地利用基本計画についての実施は個別事業計画にて各課がその作業を進めております。例を挙げますと屋良城跡公園総合再整備計画、道の駅かでな機能拡充基本計画、密集市街地地区改善計画、嘉手納公園機能向上基本計画、町民農園整備計画、民俗資料館等基本構想などでございます。 質問事項3(3)についてお答えいたします。本計画において、5つの優先課題を掲げております。まず第1に住宅問題、2番目の防衛省買上用地利活用、3点目で町民の家周辺及び運動公園の利活用、4点目の旧中央公民館跡地の活用、5点目でウォーターフロント空間の利活用であります。実施については、個別計画において年次計画及び目標等を定めることとなっております。 質問事項3(4)についてお答えいたします。本計画において今後の展開で住民参画についてを表記しております。計画段階から住民参画による計画づくりを行うこととしており、本計画策定以後、本町における個別計画については住民による計画参画手法を導入しております。 質問事項3(5)についてお答えいたします。土地利用計画は総合的な土地利用の課題を整理し、その整備構想を策定している状況であります。本町における位置づけとしては、計画期間が20年の長期的な計画となっております。第1次が平成5年、第2次が平成26年度の策定であります。本計画の進捗状況等の周知についても、中期的なスパンで取り組む予定であります。現在、担当課で検討しておりますのは、10年目となる平成36年の中間で、その課題解決に着手しているのか、事業を完了しているかなど、検証を行いたいと考えております。 質問事項3(6)についてお答えいたします。本計画においての市街地整備構想として、県営団地南側の土地については、道路の環境改善とあわせて住宅用地としての利用促進の案。嘉手納高校付近については、旧栄橋の利用や自然公園としての活用や低層住宅地ゾーンとして、地域住民が主体となったまちづくりを促進し、道路基盤整備と一体となった点在している空間の有効活用が案として示されております。基本的には個別の事業を進める中で整備、再整備を議論していきます。その際、整備箇所についても再検証を行いますので、未利用地等の有効活用については、その事業案件における適材箇所を模索する中で議論の対象としていきたいと考えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  課長、幾つか質問させてください。この利用計画策定に当たり、平成25年から平成26年だったと思うのですけれども、この計画書にかかった費用、それからちょっと教えてもらえますか。 ◎天久昇企画財政課長  計画にかかった委託料でございますが、763万7,143円でございます。 ◆4番(宇榮原京一議員)  先ほども最初で申し上げたとおり、せっかく多額の費用を使って作成された計画ですので、この町の土地をいかに有効的かつ安全・安心な環境に整えていくためにも、基本計画等に照らし合わせながら業務を進めていかないとならないと考えております。費用対効果の成果をきっちり挙げられるように、その辺をちょっと期待したいと思いますが。(1)の第1次土地利用計画、それの評価として、私も目を通したのですけれども、そのころは基地の跡利用が中心的になったのかというような文言が結構書かれていて、その中に新町・ロータリー再開発の構想が出ておりました。これが実現したということは、それにつながる評価かなと感じました。(3)の優先的土地の計画も、きっちり課長のほうで住宅問題、国の買い上げされた土地、あるいは中央公民館の跡利用ですね。それぞれ計画を立てているということですので、しっかりそれに沿った事業を展開していただければと思います。(4)の計画書で示されたまちづくり協議会、まだ仮称だとは思うのですけれども、これは当初から住民参画で委員会ですか、協議会というんですか。その方々が既にそういう協議を行っている。あるいは理解しながら土地利用計画書にのっかった事業を展開しているというふうに解釈してよろしいのですか。実際その土地利用計画に当たって、その方たちも一緒に自分たちの意見も入っているということでよろしいですか。 ◎天久昇企画財政課長  議員がおっしゃったまちづくり協議会については、当時この冊子をつくったときに、策定されたものではなくて、今後いろんな各種事業を行う際には、まちづくり協議会というものを立ち上げながら事業を実施していくということの住民参画の手法の一つでございまして、現在このまちづくり協議会なるものがあるものについては、密集市街地の2番地のほうが、まちづくり協議会を策定しながら実施している状況でございます。また各小学校等、兼久海浜公園、西区コミュニティーセンターとか、北区自治会等についてワークショップ等もそういうものに該当するのではということで考えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  済みません、私が勘違いした。ではこれから住民参画のために協議会を立ち上げてやっていくということで理解してよろしいですか。 ◎天久昇企画財政課長  現在進めている各種事業は、個別でそれぞれワークショップ等開いておりますので、今後ともいろいろ策定する場合に、こういうまちづくり協議会なるものを策定しながら進めていくということでございます。 ◆4番(宇榮原京一議員)  ぜひ住民参加型のまちづくりに取り組んでいただければと思っています。(6)の特に県営団地南側のまとまった土地は民地ではあるが、近隣住民より有効活用の話をよく耳にします。最近水釜第二町営住宅の建設候補地にも取り上げられました。新たな町営住宅の建設や公共施設として、ぜひその辺はちょっと検討いただきたい。さらにこの県営団地周辺には、このまとまった土地以外にも空き地が幾つか点在しております。恐らく沖縄土地住宅所有の土地であると思います。その辺の空き地も含めて、何らかの形で所有者にアプローチをかけて町の土地の利活用に生かせないか。そういう相談ができないか、課のほうで検討できないか、その辺ちょっと答弁もらえますか。 ◎天久昇企画財政課長  ただいまの県営住宅南側の沖縄土地住宅が所有されている大きな土地の件だと思いますが、所有者である沖縄土地住宅へのアプローチにつきましては、以前、嘉手納町住環境基本計画の業務において、県営住宅所有者に対して土地の活用及び町との連携等、住宅政策に関するヒアリングを行ったということで伺っております。その際にも所有者からの回答といたしまして、やっぱり民民での売買等については応じていないということのようです。行政に対する土地の売買については、土地の売買は難しいということのお答えはいただいているということでありました。また既存住宅の建て替え等についても、条件が合えば話には応じていくという話も伺っているということで、私は伺っております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  課長、ちょっと聞き取れなかったのですけれども、要は以前にそういうアプローチをかけたのだけれども、相手側がこれはだめだというような回答だったということですか。 ◎天久昇企画財政課長  以前、ヒアリングを行った際にはなかなか難しいものがあるということで、お話があったということで伺っております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  その件は後でいろいろ調べて、私も次につなげたいと思います。最後になりますけれども、さきに述べたように本町の町域の約82%に上る膨大な面積が嘉手納飛行場関係に接収され、住民は18%のわずかな土地で生活を余儀なくされている。本当に返還の見通しがない中で、東区においては防衛買上用地の利活用、空間の活用として建物を上に伸ばす。あるいは、墓地の適正な集約、使われていない空き地の活用、米軍基地の一部共同使用については、軍用地の共同使用ですね。日米地位協定に米軍が一時的に使用していないときには日本国民が使用できるということを明記されていると聞きました。現在、当町で共同使用としている箇所、それと今後の見通しはどんな感じか。答弁できるのであればお願いします。 ◎天久昇企画財政課長  再質問の一部共同使用の用地の利用状況につきましては、本町が今まで共同使用地の日本国から許可を受けておりますのが、7万9,604平方メートルが共同使用として現在使われている状況でございます。使われているところが東駐車場、久得霊園、葬斎場を含む箇所ですが、あと嘉手納霊園、町文化財の野國總管の墓、久得酪農施設など施設整備に利用されております。今後の見通しといたしましては、現在、共同使用に使う事業計画等はございませんが、さまざまな土地の利用及び活用を実現するために、一時共同使用についても検討していかなければならない問題と現在考えております。 ◆4番(宇榮原京一議員)  土地利用ですか、いろんな条件があり、なかなか難しい点もあるかと思いますが、できるだけ計画に沿った土地利用がしっかりできるように要望したいと思います。以上をもちまして、一般質問を閉じます。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午後2時35分 休憩 △午後2時45分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 11番石嶺邦雄議員。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  11番石嶺邦雄でございます。今回2点一般質問を取り上げていますので、よろしくお願いします。 それでは1番、ごみ行政を問う。今回、隣接する「倉敷環境」の営業が停止したことにより、県内各地に大きな影響があると思います。実際に11月から毎日というほど新聞紙上でも、その問題ばかりが取り上げられていますが、そこでお伺いいたします。(1)今回の営業停止により、嘉手納町に何らかの影響はあるか。(2)県より一部事務組合への説明があったと聞いているが、その中に比謝川行政事務組合も参加していたのか。また、その件に関して担当課として情報収集はしているか。(3)今後は中部地域周辺への不法投棄が増えると想定されるが嘉手納町としてはどのように取り組み、対策を考えているか。よろしくお願いします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎又吉政勝産業環境課長  質問事項1(1)についてお答えいたします。倉敷環境の営業停止により、嘉手納町への影響につきましては、産業廃棄物の受け入れができないことで町内でも影響が出ると思われます。担当課では、これまで産業廃棄物の受け入れ先の案内を本町から近い倉敷環境へ案内しておりましたが、今後営業停止により倉敷環境以外の受け入れ先を案内することになります。受け入れ先が中部の近場から今後は南部中心への処理となりますので、担当課としましては産業廃棄物処理がスムーズに行くのかとの懸念がございます。 質問事項1(2)についてお答えいたします。平成29年11月22日に県主催による本島中部地区の廃棄物に係る説明会が那覇市にてあり、そこへ比謝川行政事務組合環境美化センター所長及び担当者と嘉手納町より担当係長が参加しております。議題は主に倉敷環境の営業停止についての内容でございました。その後、今後の影響等を勘案し、11月29日に比謝川行政事務組合環境美化センター内にて構成町村会議を開催し、そこで今後の対策及び検討を行っております。 質問事項1(3)についてお答えいたします。これまで倉敷環境へ産業廃棄物処理を行っていた事業者の受け入れができなくなり、中部以外での運搬を行わずに不法投棄を行う業者等も出てくることも考えられます。担当課としましては、今後目の行き届きにくい場所へもこれまで以上にパトロール等で監視を強め、また関係団体と連携をし不法投棄対策の強化を図ってまいりたいと考えております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  再質問です。先ほど(2)の答弁の中で、11月29日に構成町村の会議を持ったとありましたが、こちらの内容は把握されているのか、この場で言えないのか、もしくはその場合は比謝川行政事務組合の中で質疑できるのですけれども、話せる部分があればこの構成町村会議の内容が一点。あと今回米軍からのごみが相当な問題になっていて、新聞等でも読谷地域と言っているのですけれども、この弾薬庫内のごみが仮置きされている場所など担当課として見に行ったのか、確認したのか。また今後確認する予定があるのか。実はこの間、9月まで私は農業委員会に所属していて、当時だと農業委員で中に入って確認できたのですけれども、現在もう農業委員会はないですので、担当課として嘉手納町の農業団体のために弾薬庫内の読谷村側とは言っているのですけれども、何らかの影響はないのか。確認する意向はあるのか。 ◎又吉政勝産業環境課長  構成町村会議で具体的な検討をした内容ですけれども、米軍基地から廃棄される一般廃棄物の受け入れを打診された場合の対応について、幾つか懸念事項が上がっております。まず1点目に、当該美化センターでの一般廃棄物処理計画の中では、行政区域内の軍用地の範囲は処理区域外とする。明記されておりまして、現状は米軍基地から排出される一般廃棄物を受け入れる義務はなく、また受け入れる場合には環境省に対して目的外使用の財産処分申請を提出し、承認を受ける必要があるというのが1点目です。2点目に廃棄物の適正処理を進める観点から、米軍関連のごみの受け入れを求められた場合でもごみの排出量が公表されておらず、数量が不明確であり、また現在のところ分別がされていないという状況で処理を行うと焼却炉が損傷するという懸念がございます。さらには基地への複雑な住民感情への配慮などもあり、課題が多いと考えております。3つ目に今後焼却炉の基幹的設備改造工事が行われますが、それに伴い片炉運転、片側の運転を行わなければならない状況から受け入れることが困難な状況であります。また最終処分場の残余年数が短くなるとの懸念もあります。以上のことから、米軍基地から排出される一般廃棄物の受け入れは課題が多く、慎重な対応が必要であると検討しております。 2点目の久得弾薬庫内の読谷側の仮置き場につきましては、本町は現場のほうには直接確認はしておりませんが、読谷村からの情報によりますと読谷村は現場の確認までは立ち会いしたと伺っております。それと本町の弾薬庫内の黙認耕作地内等も随時パトロールをして確認はしていきたいと考えております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  今の答弁の構成町村会議の中でもあったとおり、特に米軍から出るごみは嘉手納町で処理するとかという問題ではないと思います。嘉手納町は、町内しかり読谷村のごみの処理が優先でありますので、今後この不法投棄等が増えてくるのが想定されます。その中でも本当に近隣、読谷村だと人目につかない場所がたくさんありますので、かなりの場所でそういうことが懸念されますが、嘉手納町においても住宅地も多い中、特に久得地域ですね。あそこら辺とか夜とか結構不法投棄される可能性が高い地域かと思うので、特に久得の場合は坂の進入口1カ所でありますので、防犯カメラ等設置することは今後考えられないのか、1点提案です。それと含めて防犯カメラもなんですけれども、倉敷環境に対する米軍ごみが6割方、米軍廃棄物の在沖米軍が出す6割が倉敷環境で処理されていたと聞いております。今後そのままの状態で普通に考えて新聞を見る限りごみがたまる状況が続きそうということが想定される中で、先ほど比謝川行政は嘉手納、読谷と言ったのですけれども、今後中部周辺で、先ほども嘉手納町としては産業廃棄物は南部のほうへという指導しかできないと言ったのですけれども、今後この倉敷環境、町長がこの副管理者として中部地域の首長で、県に声を上げて継続とはいかずとも、引き継ぐ会社を見つけてというか、今回この関連会社の新会社を設立したのですけれども、それも県が許可を出していないということで、そのまま停止状態で本当にごみ業界が混乱している状態でありますが、今後首長として近隣首長と連携して、県へいろいろ要請できないか、町長にも一言コメントいただきたいと思います。まず防犯カメラの件と今の件、よろしくお願いします。 ◎又吉政勝産業環境課長  今後、久得の坂ですとか、人目につきにくいところがやはり不法投棄の懸念がございますので、ただ防犯カメラもやっぱり場所がかなり広範囲になりますので、その辺も応急的な措置として、例えば看板等でも周知したりそういうことも含めながら、ここは目につきにくいという場所は防犯カメラ等も検討してまいりたいと考えております。 ◎當山宏町長  比謝川行政事務組合の関連での質問でございましたけれども、まだ比謝川行政事務組合の中でもこの件については具体的に議題として検討が上がっているわけではございません。話に聞きますと、運営を引き継ぐ会社の手続が進められているようにも聞いておりますけれども、はっきりはしないのですけれども、そういった手続は進められていくだろうと思っております。中部の市町村でということでありますけれども、これについては県の情報、いろんなことを加味しながら今後検討していくという形になると思うのですけれども、今のところ具体的にそういった話は出ておりませんので、状況を見て対処する必要があるということであれば中部市町村会あたりでも議題に上っていくものと思っています。今のところはそういった話は一切出ていない状況ですので、しばらく様子を見てみたいと思います。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  ごみ問題は全般に広がるといいますか、今回そこが停止することによって、嘉手納町内住宅政策で建物建替に関して解体工事費もいろいろ補助が出たのですけれども、解体工事に関しても相当はね上がったり、いろんな面で影響してきます。ぜひ早急に、先ほど町長から県でも新しい引き継ぎ会社に、いい方向に行くような話もあるということなのですけれども、ぜひそのような方向で進んで、町内の不法投棄がないようにしっかりと行政だけではなく、私たちも嘉手納町内の場所を気にしながら、この不法投棄を監視していきたいと思います。 それでは2番目の質問に移らせていただきます。大型ビジョンの有効活用を。大型映像がひときわ目を引くフルカラーLEDビジョン。最近では街頭でよく目にするようになってきました。我が町も設置はしたが、ほとんど同じ映像が流れており、町民からもどこか物足りなさを感じるとの声が聞こえてきます。もっといろんな利活用が可能かと思うが、そこでお伺いいたします。(1)現在、映像の内容はどのようになっているか。また映像の開始時間、終了時間及びプロモーションビデオの時間です。(2)交付金の関係で企業広告は無理だと理解しているが、町内イベントの告知や事後報告なども積極的にアピールできないか。(3)町民から誕生日、記念日、プロポーズなどをするのにホームページからメールで受け付けて、月に1回程度でもよろしいですので、大型ビジョンを活用することはできないか。よろしくお願いします。 ◎天久昇企画財政課長  質問事項2(1)についてお答えいたします。開始時刻につきましては、午前7時となっております。終了時刻につきましては、午後9時までと設定いたしております。またプロモーションビデオの時間としましては、観光資源の映像として自然体験、比謝川カヤック、平和学習と観光ガイド、道の駅かでな、中心商店街、新町通りの1分間コンテンツを3本と、観光イベント映像としてハーリー大会、エイサーまつり、野國總管まつりの30秒コンテンツ3本で、合計4分30秒の映像構成となっております。 質問事項2(2)についてお答えいたします。4月の運用開始からこれまでプロモーションビデオのみの放映ではなく、町内で開催される各種イベントの告知にも利用してきております。鯉のぼりフェスタ、うたの日コンサート、嘉手納ハーリー大会、ビアフェスタ、野國總管まつり、世界のウチナーンチュの日、月眺み大会、泡盛まつり、道の駅週末市、カデナありんくりんまつりなど、嘉手納町主催のイベントだけではなく、商工会へも運用について説明を行い、情報を発信している状況にありますが、御質問の事後報告につきましては行っていない状況でございます。 質問事項2(3)についてお答えいたします。御提案の内容につきましては、観光に資する施設として補助金を活用し整備いたしておりますので、大変ユニークなアイデアと思っておりますが、設置の目的に合致するものか検証していきたいと考えております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  まず1点です。先ほど4分30秒程度のプロモーションビデオ、今回放映されているのがあるのですけれども、このプロモーションビデオに関してはいつまで放映を予定しているのか。今年度、まだ6カ月ぐらいですか、流れていないので1年間で次の切りかえになるのか、二、三年利用するのか、まず1点です。 それから町内告知イベントですけれども、この辺もやはり町内の各種団体、基本的にいろんな箇所箇所で横断幕でイベント等の告知をするのですけれども、せっかくこの大型ビジョンがありますので、その告知をするためにもう少し各団体へ啓蒙といいますか、こういうのがあるよということでできないのか。しかも、映像・画像等の絡みもあるので、申請がある程度前もって申請して、どういう形で、文字が小さければ見にくいとか、いろんな手続き上難しいところがあると思うのですけれども、どういう流れで現在プロモーションビデオ以外の、今ですとクリスマスイベントが間に入って来ていると思うのですけれども、こういう手続はどれぐらいのスパンで、一月前に申し込みしてとか、映像内容の打ち合わせとか、どういう流れなのかちょっと教えていただきたいのが2点目です。 それから3点目の質問が(3)の質問で記念日等に使えないかとあるのですけれども、あくまで私の質問の中で、町内というふうにもとれるのですけれども、内容によっては商工会青年部がやっている街コン、街コンに来るメンバーの半分以上は町外から来ますので、街コンの中で嘉手納町はこういうのがあるよというのを来た人たちに教えたら、この方たちが街コンでカップルになった人たちが1年後ぐらいにまた嘉手納の居酒屋を訪れて、そこで告白をしたりとか、そしたら嘉手納のことを記念日として毎年このカップルは嘉手納に食事をしに来るねとか、いろんなつながりが広がるかと思うので、あくまで町民向けではなく、いろんな方が使えるそういう広告板という意味で、(3)の質問をしています。今後検討してほしいというのが1点。 今回大型ビジョン、あの場所に設置しているのですけれども、今後道の駅もリニューアルしたり、町内で大型ビジョンの設置を考えているのかの4点、再質問よろしくお願いします。 ◎天久昇企画財政課長  いつまで放映するのかにつきましては、二、三年程度をめどに放映をできたらいいなということで考えております。また告知するようなイベント等の各種団体との手続等なのですが、事業が催される2週間前には企画財政課に手続等をしていただきたいと思っております。その際には文字の大きさとか、画像等、どういうものが可能なのかということについては、御相談いただけるとこちらのほうもその相談に乗って説明ができるのかと思っております。商工会等については、事前に説明しておりまして、商工会で作成した告知の映像を流すようなことをしておりますので、できましたら2週間程度うちとの調整をしていただきたいと思っております。 街コン等の告白と、そういうことで利用できないかにつきましても、検討していきたいということで考えております。先ほど答弁もいたしましたが、合致したような利用ができるのか検討していきたいということで考えております。 4点目の町内でほかの大型ビジョンの設置の予定等につきましては、現在考えられているのが、道の駅が大型ビジョンの設置を検討できないかということで考えていると思います。ほかの場所については必要性等を検討しながら設置につながっていくのかと思っております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  今の答弁の中で大型ビジョン、今後この1カ所のみならず、道の駅も含め考えているとあったのですけれども、もし道の駅に設置する等の場合、1基目は一括交付金を使ってやっているのですけれども、今後道の駅に関しても再度交付金は活用できるのか、1点です。それ以外に道の駅ではなく、今後、水釜地域、もしくはロータリー周辺にもあと1基とか、今後考える場合に交付金のみならず単費で、単費でやるというのはやっぱり企業広告とかいろんなもので活用できる。先ほど私が提案した町民向けのもできるかと思うのです。制限がかかっていないものが。今大型パネルを建てたことによって、役場に「うちの広告を載せたい」等の声はあるのかも含めて、ちょっと済みません、教えてください。 ◎天久昇企画財政課長  道の駅は一括交付金で事業、リニューアルといいますか、機能拡充を進めているところでございます。その中において、一括交付金を活用しながら道の駅の拡充の中の一つとして設置していけたらということで考えております。単費等につきましては、大型ビジョンを今回設置したのが四、五千万円程度かかっておりますので、すぐに単費で整備できるかどうかについては、お答えすることはちょっと控えたいと思っております。問い合わせ等につきましては、町外から企業の方だと思いますが、大型ビジョンを活用しながら、こういう企業の宣伝広告等をできないかという問い合わせは、設置当初から現在まで何件か来ている状況でございますが、件数については把握はしていない状況でございます。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  ぜひ今後このビジョンが増えるもの含め、今ある1基の稼働が一番の優先順位かと思いますが、先ほども話したとおり、朝7時から夜9時までの間にこの4分半の映像ばっかりで、間に告知関係が入るのですけれども、もう少し何か違う映像等も絡めながら利用することによって有効活用になるのかと。単純なというか、短いスパンで同じのが流れているので、国道に関しては動線的に車で見るというので、多分短いものをつくっていると思いますが、もう少し別のタイプも準備して有効活用してほしいと思います。以上で一般質問を終わります。 ○徳里直樹議長  以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。 △午後3時13分 散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 嘉手納町議会議長  徳里直樹 嘉手納町議会議員  田崎博美 嘉手納町議会議員  田仲康榮 嘉手納町議会議員  知念 隆...