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10月13日-07号

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  1. 沖縄市議会 2022-10-13
    10月13日-07号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第422回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和4年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第422回                                 ││                                      ││           令和4年10月13日(木)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 7 号                 令和4年10月13日(木)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 町 田 裕 介 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 瑞慶山 良一郎 議員    17 番 稲 嶺 隆 之 議員  3 番 新 屋   勝 議員    18 番 桑 江 直 哉 議員  4 番 新 里 和 也 議員    19 番 知 花   圭 議員  5 番 大 城   隼 議員    20 番 喜友名 秀 樹 議員  6 番 仲 吉 信 勝 議員    21 番 新 里 治 利 議員  7 番 桑 江   研 議員    22 番 栄野比 和 光 議員  8 番 伊 佐   強 議員    23 番 伊 禮   悟 議員  9 番 千 葉 綾 子 議員    24 番 仲宗根   誠 議員 10 番 前 宮 美津子 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 小 谷 良 博 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    27 番 屋富祖   功 議員 13 番 當 山 全 克 議員    28 番 宮 城   浩 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 諸見里 宏 美 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 眞榮城 健 二 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長         桑 江 朝千夫    総務部長     我 謝 勝 俊 副市長        平 田 嗣 巳    総務部次長    森 山 雅 人 企画部長兼      山 内   強    上下水道部長   新 里 智 昭 プロジェクト推進室長 市民部長       平 安   栄    消防長      知 念 順 一 健康福祉部長兼    仲宗根   勲    教育長      比 嘉 良 憲 福祉事務所長 こどものまち     與那嶺 智 才    教育部長     島 袋 秀 明 推進部長 経済文化部長     花 城 博 文    指導部長     多和田   勝 建設部長       比 嘉 直 樹    教育総務課長   内 間 三千代 建設部参事      川 満 輝 繁    選挙管理委員会  島 袋   昇                       委員長 上下水道局長     仲 本 兼 章    農業委員会    譜久山 朝 仁                       事務局長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長       仲宗根   剛    議事課長     金 城 優 一 事務局次長兼     島 袋 勝 博    議事課長補佐   喜屋武 千鶴子 庶務課長                  兼調査係長 ○瑞慶山良一郎議長 本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数29名でございます。桑江直哉議員から遅刻の届出が出ております。 本日は、議事日程第7号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 おはようございます。市民の皆様、市長並びに当局の皆様、議席番号15番、公明党上地 崇でございます。本員も去る9月11日の市議会議員選挙で2期目の当選をさせていただきました。市民の皆様の本当に温かい御支持、御支援を賜り心より感謝を申し上げます。 この4年間も去る4年間と同じく福祉、防災を中心にしながらも、またこの2期目は新たな分野でも積極的に学んで、声を聴かせていただき、よりよい沖縄市の市政の前進のために、建設的な議論と提案、また要望ができるように誠心誠意頑張ってまいる決意でございますので、当局の皆様、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 それでは、早速ではありますが、通告書に従いまして、一般質問に入らせていただきます。選挙期間中にいただいた市民の声から、幾つかのテーマを取り上げさせていただきます。よろしくお願いいたします。 一般質問通告書の12ページ、質問事項1.市街地の活性化についてお伺いします。コロナ禍も落ち着いてきまして、ウィズコロナの中で経済を動かし、イベント開催や関係人口の増加に向け、様々街が賑わいを取り戻しつつあります。週末には、日中からも人が街に溢れるようになり、夜はディープなコザの街の賑わいが見られ、沖縄アリーナでのイベントも増え、沖縄市へ足を運ぶ方々も増えてまいりました。桑江市長のもと、沖縄市は大きく前進をしているのを肌で感じるようになってまいりましたが、一方で、その反面で、様々な課題整理も必要かと感じております。本員としては、今回は多くの市民から寄せられる市街地の駐車場に関して、少し整理して確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)中心市街地の駐車場についてお伺いいたします。週末になると夜間に多くの若者が国籍や文化を超え、有意義に交流するコザの街となっていますが、ここ最近目に見えて気になることが、路上駐車、違法駐車ではないかと見られる車両の数々でございます。本員にも市民の方から様々な問合せがありましたので、確認をさせていただきます。①夜間における中心市街地周辺の路上駐車、迷惑駐車が増えているとの声がありますが、本市の対応を伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。それでは上地 崇議員の一般質問にお答えいたします。 中心市街地周辺の商店街におきましては、店舗も増え、賑わいが出てきていると同時に商店街への車両の乗り入れ及び周辺への路上駐車、迷惑駐車に対する相談が聞こえてきております。現在も商店街の方々とも意見交換をしながら、現場を確認し情報共有を行っているところではございますが、今後とも商店街や庁内関係部署とも連携しながら地域の課題解決に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 こういう駐車場、路上駐車、違法駐車に関しての問題というのは、様々なトラブルの要因につながるものと考えます。街の交通の安全もそうですし、歩行者の歩行環境の安全性の確保にも大きな影響を与えているのかと気になる点も多々ございます。ぜひ、安全に、気持ちよく街を楽しんでいただける、そのような取組を公民連携、また県警の皆様、県の管轄、県道の管理者の方々ともしっかり勉強していただいて、課題整理のお願いをしたいと思います。また、その周辺地域には多数の駐車場があるにも関わらずこのような問題になっているという部分で、少し周辺の駐車場の確認をしていきたいと思いますが、せっかく整備をしている周辺の駐車場の利便性の向上を図ることも、こういう課題解決につながるものだと考えますので、以下周辺の駐車場についてお伺いをしたいと思います。 ②中心市街地の駐車場台数について公共駐車場と民間駐車場の台数を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 中心市街地の駐車場台数につきましては、公共駐車場となる沖縄市中央公共駐車場駐車可能台数が約180台、BCコザが約240台、ミュージックタウンが約240台ございます。民間駐車場の台数につきましては、主に胡屋地区商店街を中心に約400台と把握をしております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 すみません、冒頭に言い忘れましたが、質問の要旨の次の③でありますが、ア、イ、ウ、エとなっておりますが、昨日、議長とまた議会運営委員長の承諾を得まして、一括して確認をしたほうが分かりやすいということですので、一括で確認をさせていただきます。よろしくお願いします。今のお伺いをしました120台程度の駐車場でありますが、実際に止めるとなった際に開所時間の違いなど、場所が分かりづらいなど様々な声がありますので、少しお伺いします。 ③駐車場の使用可能な時間帯と料金について中央駐車場、BCコザ、ミュージックタウン、民間の駐車場についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市中央公共駐車場の利用時間は10時から24時、料金は無料でございます。BCコザの利用時間につきましては、朝の7時半から22時、料金は最初の1時間が無料、以後1時間ごとに100円となります。ミュージックタウンは24時間営業しており、1時間ごとに100円となっております。商店街周辺の民間駐車場につきましては、各駐車場時間及び料金は様々でございますが、20か所ございます。利用時間は20か所のうち13か所が24時間営業、ほか7か所の平均が9時から22時までとなっております。また利用料金につきましては、1時間ごとに200円程度が平均の金額となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 様々な違いがあるので、夜は10時のところもあります。特に沖縄アリーナができて、中心市街地に車を止めて、シャトルバスで向かいたいときになかなか10時だとイベントが終了後、またシャトルバスを待って帰っていくのが間に合わないのではないかという心配もあったり、なかなか中心市街地に車を止めてできるだけアリーナにも行っていただいて、その後、また戻ってきていただいて、ぜひ街に足を運んでいただきたいという観点からも、様々な利便性を高めていく必要があるのかと、回遊性を高めていくためにも、ぜひこの駐車場の利便性がいいということが動機づけとしては大きなポイントかと感じておりますので、そこでアリーナを含めて確認をさせていただきますが、④沖縄アリーナで開催されるイベント時のシャトルバス運行で、イオンモールライカム経由と、中心市街地経由のパターンが多いと思いますが、その乗車状況をお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 令和3年度の琉球ゴールデンキングス沖縄アリーナにおいて開催したホームゲームでのシャトルバス運行状況でございますが、30試合でシャトルバス利用者が4万1,862人、1試合平均1,395人の観客がシャトルバスを利用しております。その中で中心市街地経由シャトルバス利用者は1万8,671人、1試合平均622人、シャトルバス利用者に占める割合は44.6%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 令和3年度はちょっとコロナの関係で、アリーナの収容人数も制限がかかっていましたので、もしかしたら令和4年度はさらに多くの方々が、数字が上がっているのかと思いますが、なかなか本員がシャトルバスに乗る際には時間帯なのか、中心市街地から一緒に乗っていく方が少ないのかという感じの印象があったのですが、今の数字でいくとある程度は乗っていただいている。しかしもっと多くの方に乗っていただければと思いますが、この⑤沖縄アリーナイベント時において、市街地駐車場の利便性向上に向けて、課題をどう捉えているかお伺いをいたします。
    瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄アリーナが完成し、定期的に商店街の方々とも意見交換を重ね、駐車場についても議論をしているところでございまして、駐車場の現状につきましては、沖縄アリーナでのイベント時も市街地駐車場には空きが見られると伺っております。令和3年度は中心市街地活性化協議会の中でも議論していただき、コザ駐車場マップとして胡屋地区商店街周辺の公共・民間駐車場の情報を取りまとめチラシとして配布をさせていただきました。今後も市街地に多くの人が訪れていただけるよう駐車場を含めた情報を発信していきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 前に中心市街地の駐車場に関しては少しシステム化というか、見える化をしてできるだけ空き状況だったりとか、ここにありますとかスマホ等で分かるようなものをつくるような話もあったのですけれども、それは様々な民間企業の皆さんも課題解決に向けて取り組んでいただいているということはお伺いしていますが、そういう見える化であったり、また本当に10時で閉まるところ。特にBCコザなどもシャトルバスの発着点になっていて、ここも10時に閉まってしまうのです。ぜひそういうところでのこの開放時間の変更であったり、また今アリーナは現金を持たずにキャッシュレスで全部やっているのです。そういう形でもやはりキャッシュレスの対応などが必要なのかと思ったりもしまして、最後にお伺いいたしますが、⑥駐車場の開放時間の変更やキャッシュレス決済の対応、また市街地全体の駐車場空き状況の案内など、利便性向上に向け、今後の取組をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 胡屋地区商店街では1時間無料の駐車券配布事業なども実施しておりますが、現状ではキャッシュレス対応ができていない駐車場もございます。またイベント時における駐車場の営業期間の延長を実験的に実施したいという商店街の意向も伺っておりますので、駐車場の利便性向上に向け、商店街と連携して取り組んでまいりたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 ぜひ利便性の向上を図っていただいて、より多くのアリーナ利用者が市街地へ足を運んでいただく。また、中の町近辺の方々ともお話をしても、アリーナでイベントのときに人が流れてきているかというと、やはりなかなかあり得ないという部分の声も伺ったりもしますので、よろしくお願いします。それと同時に冒頭にあった違法駐車、路上駐車の解決にも結びついていくような取組をぜひお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは次の質問に移りたいと思います。質問事項2.スポーツ振興についてお伺いをいたします。質問の要旨(1)インクルーシブスポーツ観戦について伺います。こちらも、とある障がい児を育てる保護者から選挙期間中にいただいたお声で、せっかくアリーナができて、キングスも大ファンなのだけれども、様々な課題、医療的ケアが必要なお子さんだったので、子どもを連れてスポーツ観戦に行くことができないとの声がありました。同じく介護が必要な高齢者の御家族も、当事者の方と一緒にたまにはスポーツ観戦を楽しみたいといったお声もありました。しかし、移動手段の確保、会場の観戦環境の把握、サポート体制の確保など、ケースによっては様々なハードルがあります。本員は、スポーツコンベンションシティであり、一流のスポーツが楽しめる沖縄市だからこそ、こういう方々にも御家族にもぜひスポーツ観戦の機会をつくってあげたい。そのための環境整備を整えていただきたいと考えていまして、そこで伺います。①障がい者や介護の必要な高齢者、またその御家族もスポーツ観戦の機会を得られる取組を取り組んでほしいと要望しますが、見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 障がい者や介護が必要な方々に対するスポーツ観戦機会拡大についての取組としまして、本市をホームタウンとしておりますFC琉球では車椅子専用の座席エリアを設けておりまして、障がい者に対するチケット割引、会場における介助が必要な方へのスタッフ補助及び要望があれば駐車場の確保などを行っております。同じく本市をホームタウンとしております琉球ゴールデンキングスにおきましても、同じく車椅子専用の座席エリアを設けており、価格も車椅子専用で設定しております。さらに付き添いの方のチケットも同様な価格で販売しております。また、車椅子の方々は入場口を別に設け、スタッフが車椅子席まで御案内するとともに車椅子での観戦者情報を事前に社内共有することでスムーズな対応をするよう運用しております。本市をサブホームタウンとしておりますパナソニックパンサーズでは試合会場選定の際、エレベーターや段差の有無などバリアフリー面も考慮しており、車椅子での観戦スペースの確保も行っております。障がい者や介護が必要な高齢者、その御家族などのスポーツ観戦機会の拡大は社会的要請も高いものと理解しておりますので、引続き各チームと連携して取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 各スポーツチームの取組も御紹介をいただきました。ありがとうございます。様々な配慮があるのは分かりましたが、少しだけ指摘させていただきます。 まず、せっかくやっていただいているこのようなバリアフリーや合理的配慮に関する情報をなかなか得ることが難しいのです。それぞれのチームのホームページや沖縄アリーナの施設のホームページにもちょっと本員が見た限りそういう情報がなかなかキャッチできないというのがありました。まず情報発信もどのようにされているのかというのがありまして、そういう本当に必要としている方々がなかなかキャッチできない。それをしっかり発信をしていただきたいという部分と、また、車椅子対応イコールバリアフリーはできていますではないと思うのです。様々な障がいがあり、高齢者でも車椅子ではないけれども、階段の昇り降りがけっこうきついという方もやはりいらっしゃいますし、今アリーナに行くとVIPルーム以外は、エレベーターが使えないのです。車椅子の方は対応できますと、やっていただいていると思うのですけれども、そういうお声もあります。細かい話かもしれませんが、バリアフリー観光の観光地を目指す沖縄市、今目指しています。そういう認識だとしています。チームに任せるのではなく、市また観光協会等がそういう観点でもしっかり促進の音頭を取って、リーダーシップを取っていただいて、取り組んでいただきたいと要望をさせていただきます。全国のスポーツチームがある自治体でも様々な取組をして喜ばれていると伺っていますので、ぜひ、お願いします。また、今言ったように、身体的な障がいだけではなく、発達障がいなどの場合、感覚過敏を抱える方々もいらっしゃいます。そういう方々に向けて、「センサリールーム」というスペースを設ける取組が全国で始まっておりまして、伺います。 ②沖縄アリーナへ感覚過敏の方々でも安心してスポーツ観戦ができる「センサリールーム」の検討について見解を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 おはようございます。それでは上地 崇議員の一般質問にお答えいたします。 「センサリールーム」とは、聴覚・視覚などに感覚過剰の症状があり、大きな音や眩しい光、人混みが苦手な方やその家族が落ち着いた環境でスポーツ観戦等を楽しむことができる部屋のことと承知をしております。国内では、新国立競技場やJリーグ等のホームスタジアムで設置されている事例がございます。沖縄アリーナにおける対応といたしましては、5階のパノラマラウンジがガラス張りとなっており、アリーナからの音響についてスピーカー音量を調整することが可能となっております。また、光などについても5階からの見下ろしとなっていることから先進事例に準じた対応は可能だと考えておりますが、当該事例を調査研究しつつ現場からのニーズも踏まえながら施設の機能向上につなげてまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 今、おっしゃったようにJリーグのスタジアムなどで結構多く今進んでいたりします。Bリーグでは本員が調べたところ、仙台のほうで実証実験的にやられたという事例も伺っております。こういうセンサリールームというものが広がっていくのは望みますが、この感覚過敏と言われる方々の認識が広がってきたのも、まだここ最近の話ですが、この感覚過敏が広がったインフルエンサーとなっている加藤さんという若い10代の子がいます。この子が感覚過敏研究所というのを12歳で立ち上げたのですけれども、感覚過敏の啓蒙活動や商品、サービスなどの企画を行っていまして、大きな注目を集めていまして、この加藤さんが中心となる感覚過敏研究所において、SDI(センサリーダイバーシティ&インクルージョン)推進室というものを設置しまして、この「センサリールーム」というものの様々なアドバイスや事例紹介を行っているようでした。ぜひ注目をしていただいて、その加藤さん以外にもそういう方々、センサリールームを全国の事例で中心となり運営している方々が様々な相談に乗ってくれるということがありましたので、ぜひ注目をしていただいて、調査をしていただきたいと思います。沖縄アリーナでは既存の施設環境を生かして、このような企画を実施することができると思います。まずそういう実証実験的に当事者の方々を御招待して、様々な取組を進めていただければと思いますので、どうかよろしくお願いします。 次に昨年提案させていただいたスポーツボランティアについて、このような様々なインクルーシブスポーツ観戦の環境整備という観点でも、こういうスポーツボランティアの方々のお力も大きな役割を果たすと感じておりまして、その後の進捗をお伺いしたいと思います。沖縄市がスポーツの街として、さらに注目を集める観点からもスポーツボランティアの育成は必要だと感じております。最近では参考までに三重県鈴鹿市というところで、スポーツボランティア制度の創設を市として、自治体として発表しているという事例もお伺いしました。 ③スポーツボランティアの育成について今後の方針を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。本市をホームタウンとする各種プロスポーツの試合やサブホームタウンの合宿をはじめ、FIBAバスケットボールワールドカップ2023などの国際大会の開催が予定されており、様々なシーンでスポーツボランティアの活躍が期待されております。今後、沖縄市スポーツコミッションを担う沖縄市観光物産振興協会や沖縄市スポーツ協会と連携を図りながらスポーツボランティアの組織化及び育成について調査研究をしてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 FIBAに関してはスポーツボランティア等の募集とかは県が何か管轄をしていると伺っていますが、その一時的なスポーツボランティアだけではなくて、継続的に沖縄市でスポーツボランティアという観点を生かして、ぜひやっていただきたいというのもあって、沖縄市でぜひやっていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。 次の質問に移りたいと思います。質問事項3.障がい者雇用の促進についてお伺いをいたします。昨日の伊佐議員の質問でありましたが、本員からも質問させていただきます。少し重複する部分もありますが、どうか御了承お願いいたします。質問の要旨(1)本市の取り組みについて。①民間企業の障がい者雇用の状況はどう把握をされているかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 障がい者雇用促進法では、民間企業において従業員を43.5人以上雇用している事業主は障がい者を一人以上雇用しなければならない規定がございます。市内民間企業における障がい者雇用状況につきましては、本市でデータを保有しておりませんので、ハローワーク沖縄が集約しております沖縄県中部管内11市町村の過去3年分の数値によりお答えをさせていただきます。障がい者雇用促進法の規定に基づき、従業員を43.5人以上雇用している対象企業数は令和元年が324企業、令和2年度が241企業、令和3年度が257企業となっております。また、障がい者数は令和元年が1,188.5人、令和2年度が1,269.5人、令和3年度が1,309人となっております。 すみません、ちょっと答弁に間違いがあったようですので、対象企業数ですけれども、令和元年324企業と答えましたけれども、234企業でございます。すみません、訂正しておわび申し上げます。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 昨日、伊佐議員からもありましたが、できるだけ沖縄市として市民の障がい者の方がどれだけ一般就労しているのかという把握と、市内の企業がどれだけの雇用率を達成されているのかというのは、やはり市としてしっかり把握をしておく必要があると思います。統計の取り方が難しい部分はあるかと思うのですが、しっかり調査をしていただいて、先進地では障がい者雇用をしっかり取り組んでいるところではそういう数字を把握するノウハウを持っていただいていると思いますので、岡山県総社市であったり、様々な先進地をぜひ調査をしていただきたいと思います。直近で障がい者の方が一般就労につながった実績は多分分かると思いますので、次の質問に移ります。 ②企業誘致課における就労支援事業での一般就労の実績。また、障がい福祉課における就労支援事業所から一般就労への実績をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 企業誘致課では就労等支援事業として、通称ジョブカフェを運営しております。ジョブカフェでは、障がい者就労支援事業として対面及びメール対応による相談支援業務を行っております。令和3年度において、ジョブカフェから一般就労へつながった実績につきましては、11人となっております。また、障がい者の身近な地域において就労面と生活面の一体的な相談支援を行う中部地区障害者就業・生活支援センター、通称なかぽつにおきましては令和3年度の登録人数は合計1,197人で、そのうち沖縄市の登録人数は475人となっております。また、一般就労へつながった実績は全体の1,197人のうち129件となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 おはようございます。健康福祉部の観点で就労の実績をお答えしたいと思います。 令和3年度において、本市の障がい者就労関係事業所から一般就労へつながった実績につきましては、就労移行支援事業所から一般就労へは14人、就労継続支援A型事業所から一般就労へは3人、就労継続支援B型事業所から一般就労へは9人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 両部長、答弁ありがとうございます。 直近での一般就労につながった方々の数をお伺いしました。そして、中部地区障害者就業・生活支援センター、通称なかぽつに一般就労をしたいという障がい者の方々が相談する際に福祉的就労ではなくて、福祉的就労以外の部分で相談する場合は本市ではジョブカフェというところとなかぽつというところに行けばそういう一般就労に向けての様々な対応、相談ができるということでお伺いをさせていただきましたが、今どの企業、どの業種を回っても人材不足という言葉がどんどん聞かれています。障がい者の方々も納税者にしっかりなっていただいて、働きたいという方々も多くいらっしゃいます。こういう方々もうまくどうにか結び付けていって、その人材不足の解消にもなるし、沖縄市のその納税者の増やすという観点からも障がい者の方々のスキルというのは非常に高いものを持っている方もいますので、ぜひ一般就労にどんどんつなげていっていただきたいと思っているのですが、少し再質問をさせていただきます。健康福祉部長にお伺いしますが、市の障がい者計画においてこの一般就労へつながる数値目標というのはどのように掲げられているのかお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 第5次沖縄市障がい者プランにおける就労関係の数値目標としましては、福祉施設から一般就労への移行数を定めております。令和元年度の年間一般就労移行者数37人に対し、令和5年度の目標としまして49人の移行を目標として掲げております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 今のは福祉施設から一般就労への目標数が令和5年度には1.32倍の49人を目標としているということでありました。ぜひ達成できるように様々、施策を頑張っていただきたいと思いますが、そういう福祉以外の部分にも先ほど言ったような一般就労の進み方についても、市としてしっかり目標を持っていただいてやっていただきたいというのはちょっと思っているところですが今現状、まず伺いますが、③民間企業への障がい者雇用の促進や啓発に向けて、本市が今取り組んでいること。経済文化部で取り組んでいること、健康福祉部で取り組んでいること、それぞれあると思いますので、お伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 障がい者雇用促進に関する促進啓発につきましては、市公式ホームページにおいて、沖縄労働局からのパンフレットを掲載するとともに、企業より障がい者雇用について問合せ等がありました際には、沖縄労働局へ御案内を行っているところでございます。効果的な啓発活動につきましては、他市町村の状況を参考に調査研究をしてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 障がい福祉課におきましては、沖縄市障がい者自立支援協議会において、就労ワーキングチームを設置していることから、関係機関や就労継続支援事業所等と連携をしながら一般就労の促進について取り組んでまいります。また現在、障がい者就労継続支援事業者の物産展を開催しており、これらの取組を通して工賃向上による就労意欲の向上や事業所の商品の質、支援力の向上が図られ、一般就労への促進に寄与するものと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 もう少し障がい者雇用についてしっかり両部、勉強しながら取り組んでいただきたいと思っております。桑江市長、岡山県の総社市の市長にお会いされたとお伺いしました。総社市は本当に1,000人雇用、今1,500人雇用ということを掲げて、すごく先進的な事例を取り組んでいただいています。最近でいうと、神奈川県の鎌倉市や宮崎県の延岡市も総社市と障がい者雇用に向けて包括連携協定を結んだということも伺っていまして、本当に首長、市長が労働局や商工会に積極的に出向いて障がい者雇用の促進を促す取組もされている首長も多くいらっしゃるとお伺いしましたし、庁内にそういう福祉部局と雇用関係、経済関係でプロジェクトチームをつくって、障がい者雇用をしっかり市内でも取り組んでいこうということで取り組んでいただいている事例もあると伺っています。ぜひ、市長のリーダーシップでどうかこの障がい者雇用を促進していただきたいと思いますし、また後は様々、那覇市においてはジョブサポーターという制度を活用していたり、またジョブコーチという方々も民間企業の方々に配置して、積極的に促すというのも国として進めていただいている部分もあります。様々な本当に先進的な事例がありますので、そういうものもしっかり調査をしていただいて、本市としてしっかりこの障がい者雇用について取組を進めていただきたいと要望させていただきますので、お願いします。 ④今後のさらなる促進、本市の見解を伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 障がい者雇用促進につきましては、本市の就労等支援事業、通称ジョブカフェにおける相談支援業務や職場体験を通じて障がい者雇用に対する企業の理解を深め、就職支援につなげていけるよう、引続き支援してまいります。また、ハローワークにおきましては、各種助成金の給付や専門相談員による定着支援を行っていることや、沖縄障害者職業センターでは職場適応援助者、通称ジョブコーチによる支援事業として障がい者に対しては職場に定着して、長く働けるよう職場適応に向けた助言・援助を、企業に対しては雇用管理に関する助言を行っていることから、民間事業者に検討・活用していただけるよう周知に努めてまいります。そのほかにも県内他市において、障がい者が就労している事業所において、障がい者や事業所の相談に応じ、必要な支援を行うジョブサポーター派遣事業を実施している事例もあることから参考事例として調査研究してまいります。今後も障がい者雇用の促進につきましては、健康福祉部と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 国としては今臨時国会に提出されるかもしれないと言われているのが、障がい者自立支援法の改正案が出される予定と伺っています。その中で短時間、今までの障がい者雇用率としてカウントする時間ともう少し短時間でもカウントできるようにしていこうという取組であったり、この障がい者と就労する企業のミスマッチングを解消するために就労選択支援と呼ばれる新制度を導入していると国としてもあるということでした。その際には就労するためのアセスメントを相談員であったり、行政、市がしっかりアセスメントを取っていただいて、ハローワークに紹介してつなげていくという形の仕組みづくりが今後検討されていると伺いましたので、そういう国の動向もしっかり注視していただいてお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 そして、最後の⑤でありますが、県内の民間企業というのは意外と大手、すごく全国平均に比べると頑張って数字を出していただいています。しっかり障がい者雇用を受け入れる体制づくりをしていただいているのですが、そこに関して市として事業を委託する場合、また様々な形で評価をしていただきたいという企業側の要望もありましたので、⑤でお伺いをします。入札などにおいて、障がい者雇用に関する評価や、資格要件への条件付けについての見解をお伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 おはようございます。上地 崇議員の一般質問にお答えさせていただきます。 本市では競争入札参加受付の際、建設工事に関連する業務委託における参加業務の格付けにおいて、障がい者の法定雇用義務の達成状況や、また、法定雇用義務がない場合においても、雇用者数に応じてそれぞれ加点を行っており、障がい者を積極的に雇用している事業者を評価する仕組みとなってございます。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 総務部長、ありがとうございます。 少し再質問をさせていただきますが、今建築工事に関連する業務委託とありましたが、実際、障がい者の方々が得意な分野というのは清掃の分野であったりとか、様々そういう観点でアビリンピックと言われる技術を評価する大会があって、その中ですごくこの障がい者の清掃業務というのは評価を受けていただいている。県内のビルメンテナンスの協会の団体の皆さんも積極的にこの障がい者雇用をしていただいているのです。そういう方々からも要望がありましたので、そういう清掃や警備など役務と言われる業務ですか、そういう部分に関してはどのような評価づけがあるのかちょっとお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 清掃や警備等の役務につきましては、市内の事業者数も限られていることから等級格付けは行っておらず、障がい者雇用について評価する仕組みは現在のところございません。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。なかなか市内の事業者数も限られているというところで、これは仕組みづくりをするというのは難しいのかと本員もちょっと聞き取り段階で感じましたが、そういう観点もしっかり入れていただいて、全国的にどういった事例があるのか、しっかりそういう、例えば役所の庁内の清掃業務でも障がい者の方々が活躍するような形をつくっていただければと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移りたいと思います。質問事項4.市営住宅についてお伺いします。質問の要旨(1)泡瀬市営住宅についてお伺いいたします。泡瀬市営住宅の1号棟ができて、今年になって3号棟の入居が始まりました。2号棟が今後、建築をされていきますが、前3号棟ができた後に1号棟の方々から様々、選挙期間中に要望等がございましたので、お伺いをいたします。①泡瀬市営住宅の1号棟と3号棟において、幾つか違いがあると伺っていますが、主にどのような声が寄せられているかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 おはようございます。上地議員の一般質問にお答えいたします。 泡瀬市営住宅の建替え事業は3期に分けて工事を進めており、これまで2棟が完成し、1号棟が令和元年度、3号棟が令和4年度に完成しております。1号棟及び3号棟の仕様の違いは各住戸の窓へ網戸が設置されているかどうかで、3号棟の建替えから網戸を設置したことから、1号棟の入居者からは網戸設置の要望が上がっております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 特に大きな違いは網戸の設置がされているか、されていないかとの観点で、1号棟の方々は自費で設置した方々と、いまだに経済的な理由で結構高いということで設置をしていない家庭もあります。なのに3号棟は全部ついているということで、同じ市営団地内でやはり不公平ではないかという声が多々ありましたのでお伺いをいたしました。 ②どのような経緯があって、こういう形になったのかをお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 3号棟から網戸を設置した経緯についてお答えいたします。 これまで網戸については国や県の整備基準に準じ設置されておらず、入居者負担で取付けることになっておりました。その後、整備基準が事業主体で定めることが可能となり、那覇市が平成24年度に、県が平成28年度と県内でも徐々に網戸の設置が取り入れられてきたことや、新型コロナの感染防止対策の観点から、換気の重要性を鑑み網戸の設置が可能となるよう、本市の整備基準を改定し、3号棟の建替えより網戸を設置してきたところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 去る沖縄市議会の場でも各議員が網戸に関しては要望もあって、そういう背景もあって設置をされたというのは認識をしております。別の市営団地であればそこまで大きくならなかったと思うのですけれども、やはり同じ団地内でというのはどうしても不満が大きい声がありましたので、本員としても、どうにか市として対応していただけないかということで本員も要望させていただきますが、③本市としては、寄せられた住民の声にどのように対応していくお考えかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 1号棟の入居者からの網戸設置の要望につきましては、設置に向けた財源確保に努め、しっかり対応してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 建設部長、ありがとうございます。 しっかり対応していただくということで、企画部長、財政的な支援も必要だと思いますので、今設置されている方にどうするのか。設置されていない方にはどうするのかというそういう課題整理も必要だと思いますが、ぜひ丁寧に対応していただいて、またこういう違いが生まれたというのも丁寧に住民に説明できるような取組もお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 今後の市営住宅について、そういう今回のようなことがないように確認をさせていただきますが、④今後の市営住宅の建て替えにおいて、どのような方針を持っているのかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 市営住宅の網戸につきましては、整備基準において、建替えの際に設置することになっておりますので、現在、整備が進められております泡瀬市営住宅の2号棟や美里市営住宅、その後に予定されております山内及び池原の各市営住宅においても建替えの際に網戸を設置してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。網戸は今後はつけるということで、できるだけ同じ敷地内での建物で大きな違いというのがないように、ある場合は丁寧に説明できるような今後もぜひお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 最後の質問事項に移ります。質問事項5.電子図書についてお伺いいたします。本市は沖縄市立図書館が電子図書館をスタートいただいて、非常に好評を得ているという声を伺っていますし、県内の電子図書館の中でも非常に充実をしているとも伺っております。そういう背景もありまして、今回は学校においての電子図書の活用というものについてお伺いをしたいと思います。質問の要旨(1)学校における電子図書を活用されているのか、しないかという部分で、①現在の状況をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 おはようございます。上地 崇議員の一般質問にお答えします。 電子図書については、現在、学校図書館への導入はありませんが、教師によるデジタル教科書を活用しての授業を実施しております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 今GIGAスクールが始まって、1人1台タブレットが支給されているということで、それを使って様々、デジタル教科書もそうですけれども、電子図書の活用というのは非常にタブレットがある中で活用として効果があるのかと思いまして伺いますが、さらに文科省が令和4年8月2日に事務連絡として通知が出ていますが、このGIGAスクールが始まったことによって、一部の自治体ではこの学校児童生徒に対して、公立図書館の電子書籍貸し出しサービスのIDを一括で発行している事例があったり、様々な電子図書の活用があると伺います。このような取組は各学校の学習活動のほか、長期休業期間中の児童生徒や感染症や災害の発生時、非常時にやむを得ず学校に登校できない児童生徒の自宅などでの学習においても効果的だと考えており、学校設置者と図書館担当部局が連携して、こういう取組を積極的に検討していただくようお願いしますということで、文科省の通知が出ておりました。またさらに文科省が電子図書館及び電子書籍を活用した子供読書活動推進に関する実態調査というものを全国で行ったと伺っております。その中で様々なこういう電子図書を学校現場で活用した事例が紹介をされていて、非常にいいと感じました。実際に現場からも今せっかくタブレットがあるのだから、電子書籍を読めるようにしたいというお声がありましたのでお伺いをします。 ②こういう学校現場での子供たちの電子図書の活用に関して教育委員会として、どのような評価をしているかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和2年度の文部科学省の電子図書館及び電子書籍を活用した子供読書活動推進に関する調査によると、公立学校に電子書籍を導入している自治体が2%とまだまだ少ないのですが、電子図書を活用した自治体や学校から得られた幾つかのメリットや効果については、インターネットがあればいつでも本が読めることや本を探すのが検索で容易にできること。児童生徒が調べ学習の際に自分の課題に合った資料を探すことに有効であり、個別最適な学びの手段として活用できます。また、音声機能や動画機能のある絵本の読み聞かせにより本に対する関心が高まり読書意欲の向上にもつながっています。これまで述べた子供の視点でのメリット以外には、貸出期間を過ぎると自動的に返却になるため、本の延滞処理の必要がないことや本の破損や劣化の心配がないことなどがあります。GIGAスクール構想の下、1人1台端末が配備され、図鑑や新聞、雑誌などの電子図書を活用して個別最適な学びを充実させるためにも電子図書の利活用は効果的であると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 ありがとうございます。 しっかり効果的であると評価をしていただいているということで、あとは発達障がいであったり、識字障がいがある子たちというのは紙媒体よりもタブレット端末で本を読むことが効果的という子たちもいます。そういう観点からもやはり電子図書の活用というのは非常に有効なのかと本員としても要望させていただきます。今、学校図書館にその電子図書という制度を導入するには非常に様々な予算的な部分であったり、課題があると思いますので、今沖縄市が頑張っていただいている沖縄市立図書館との電子図書の連携をしっかりまずはやっていただきたいと思いますので、③沖縄市電子図書館との連携についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 おはようございます。上地議員の御質問にお答えいたします。 現在、市立図書館における電子図書のサービスは令和2年度よりスタートしております。児童書籍も合わせて7,400冊を現在そろえているところでございます。子供から高齢者、来館が難しいとする皆様に御利用いただいているところでございます。市立図書館と学校との取組といたしましては、中学校3年生に電子図書が利用できる、先ほど上地議員からもありましたIDを配布しております。通信環境が前提となりますが、あらゆる場所での端末からアクセスができるようになっております。今後は学校司書教諭と連携を図り、児童生徒が市立図書館の電子図書を活用できるよう学校との情報提供を図ってまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。学校としましても、まずは市立図書館から児童生徒向けの電子図書の周知をしてもらうなど、児童生徒が電子図書に触れる機会を増やしていきます。さらに学校図書館研修会で、他自治体での電子図書の活用例などの情報を共有して学校で活用できるよう教職員の研修を充実させていきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 上地 崇議員。 ◆上地崇議員 指導部長、教育部長、ありがとうございます。 電子図書の中には参考書であったり、ドリルなどもあるということで、学習面でも非常に活用できるものだと思いますので、市立図書館の方が学校現場に行っていただいて、使い方のレクチャー講座をまずやっていただくなど、そういう形でもぜひ連携をしながら少しずつでもいいので進めていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。今回は市民の方から選挙期間中にいただいたお声を中心に取り上げさせていただきました。当局の皆さん、ありがとうございました。また、4年間しっかり頑張らせていただきますので、今後ともまたよろしくお願いします。ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で上地 崇議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時06分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 おはようございます。議席番号11番、小谷良博。9月11日に3期目の当選をさせていただきました。今後4年間、また質問あるいは提言等させていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。それでは通告書にしたがいまして、一般質問をさせていただきます。 質問事項1.建設行政について。質問の要旨(1)市道池原川崎線の渋滞緩和について、御質問をさせていただきます。この市道池原川崎線は、オークドライブインの後ろのほうから池原公民館までのルート、ちょうど県道36号線までぶつかるところの交差点であります。その交差点について質問をさせていただきます。 ①公民館前の交差点について。ア.朝、夕の混雑の状況を把握されているのかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは小谷良博議員の一般質問にお答えします。 池原公民館前の交差点につきましては、県道36号線に市道池原川崎線、さらには複数路線の生活道路がとりつく変則交差点となっております。当該交差点におきましては、国道329号の渋滞箇所を回避するために、生活道路を含む市道が抜け道としての利用により、当該交差点付近に車両が集中し、地区内道路を利用する車両が増加することで混雑している時間帯があることを把握しております。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 実はこれは県道36号線も関連しておりまして、何度か沖縄県のほうには要請あるいはお願いをしております。それで沖縄県のほうで何とか歩道も設置してくれということで、中部土木事務所のほうを呼んで、いろいろと現場を立会いもしながらやったわけではありますが、なかなか動いている様子もありません。いつも検討をしますということで、それで何回も何回も自治会と一緒に立会いをしながらやっているのですが、なかなか思うようにいかないのが今の現状であります。 次行きます。イ.池原自治会からの混雑解消について要請書はあったのか、お伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。混雑解消に関する池原自治会からの要請書につきましては、現時点で確認できておりませんが、過去のタウンミーティングや通学路合同点検などにおいて御意見を伺っており、通勤などのラッシュ時における国道329号からの抜け道として、地域の生活道路を通過する車両の増加により、歩行者の安全確保に課題があることを認識しております。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 実はここは多分平成18年だったと思うのですが、琉球新報の新聞紙上で指摘をされております。確かに抜け道として利用されております。これはやはり国道329号の朝夕のラッシュ時、これが非常に混雑するということで抜け道になっているということでありますが、民間だけではなくて、これはやはり米軍車両も多く通っております。この沖縄具志川環状線から国道329号につながる道路がもう沖縄バイパス、県道36号線しかなくて、それでこの池原地区の抜け道として利用されておりますし、登川においてもそういうのが現状であります。またここは公民館前の交差点ということで、公民館の利用者の高齢者の皆様、そして児童生徒がよく利用しております。本当に歩行者の安全確保が非常に課題となっている場所でありますので、どうぞ市当局におかれましては、その安全を確保するためにもしっかりと対応を考えていただきたいとそう思っております。 それでは次に行きます。ウ.原因は何か。また解消するための方法は。市の見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 当該交差点においては、国道329号から市道への抜け道利用により、当該交差点付近に車両が集中することが混雑の主な原因と考えられます。また、池原地区から具志川環状線へ向かう路線が限られているため、当該交差点付近に交通が集中することも原因の一つになっているものと推測しております。現在、市北部地域におきましては、地域振興・生活環境の改善などに向け、様々な取組を進めており、その中においても主要渋滞箇所に位置づけられております。沖縄北インターチェンジ交差点につきましては、現在、国、県、ネクスコ西日本により渋滞緩和へ向けた工事に着手しております。また、登川交差点につきましては、現在のクランク状から十字路交差点へ改良し、国道に右折車線を設置するなど、当該交差点の渋滞緩和に向けて国、県、市の3者で取り組んでいるところでございます。国道329号や県道の交差点改良により、円滑な交通の流れを確保することで渋滞緩和が期待され、周辺道路への抜け道利用や公民館前の交差点の混雑の軽減につながるものと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 御答弁ありがとうございます。池原、登川自治会が非常に懸念しているのはこの市北部地域の西側においては、いろいろな施設が今あります。そのためにも、どうしてもこの国道329号から沖縄具志川環状線への抜け道となっているのが今現状であります。それで今後、倉庫群が移設してまいります。そして、多分火葬場等の検討も入ってくるだろうと思います。ですからしっかりとした計画を今やっておかないと、ますます混雑の解消は無理かとそう思っております。それで本員といたしましては、この混雑解消をするためには、もう新しい道路が1本必要かとそういう思いで質問をさせていただきます。 エ.本員は新設道路が必要かと思いますが、市の御見解をお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 小谷議員の一般質問にお答えいたします。 当該道路、市道池原川崎線の渋滞緩和へ向けた新設道路の必要性につきましては、先ほどウで建設部参事より答弁させていただきましたが、国道329号や県道の交差点改良事業後の交通状況を確認し、検討する必要があると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。
    ◆小谷良博議員 ありがとうございます。やはり今はもう検討の時期に来ているかと思います。 次に行きます。オ.美池自動車学校前の三叉路から県道沖縄具志川線まで新設道路をつくれば問題は解決すると思いますが、市の御見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 議員御提案の新設道路につきましては、池原地区内への抜け道利用の車両の軽減による渋滞緩和や、交通安全の確保等につながるものと考えております。しかしながら現在、整備工事が進められております国道329号及び県道の交差点改良による渋滞が緩和されれば、公民館前の交差点の混雑の軽減につながるものと考えておりますので、繰返しにはなりますが新設道路につきましては、交差点改良事業後の交通状況を確認し、検討する必要があると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ぜひ、御検討をお願いします。 今、その渋滞の要因といたしましては、県道36号線沖縄バイパス北インターチェンジの混雑が要素になっているのかとそう思っております。その県道36号線バイパスなのですが、まだ沖縄県から地元のほうに、こういうことでやりたいというのが示されておりませんので、ただ白線の線引きはやろうかというようなお話をしております。ただし、このようにやるというような具体的な案が来ていないものですから、自治会としても今動きようがないわけです。それで県のほうにも何度かお願いをしているのですが、なかなかその回答が今来ておりません。今の状況で白線の引き直しだけでは恐らくこの渋滞緩和は難しいだろうと登川のほうでは感じております。あれだけの交通量ですから、朝夕毎日のあれだけの渋滞ですので、やはりその交差点におきましては、右折、直進、左折、その辺の道路幅員はしっかりと確保していただいて、そこの交差点の渋滞緩和ができるように沖縄県もぜひ市のほうからお願いをしていただきたいと思います。自治会といたしましても、その辺も含めしっかりと沖縄市と協議しながら出していきたいと思いますので、そのときはまた御協力よろしくお願いをいたします。 次に行きます。カ.市北部地域の道路整備計画図の作成をお願いしたいのですが、市の御見解をお願いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 まず市全体の都市計画道路についてお答えいたします。 本市の都市計画道路の整備に向けては道路整備プログラムに基づき、国道や県道の主要幹線道路を補完する形で地区内への通過交通の流入を抑制し、地区間及び地区内道路における交通の安全性の確保、円滑化のための体系的な道路ネットワークを構築してまいります。御質問の池原地区への都市計画道路の整備に向けては、地区内の道路及び土地利用の状況や交通量の推移などを踏まえ、交通の安全性の確保及び円滑化のための体系的な道路網の在り方や防災性の観点などから、道路整備プログラムの検証を行ってまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。この道路整備プログラムをしっかりとやっていただきたいと思っております。 今、この北部地域におきましては、いろいろな施設が集中をしております。その北部地域の皆さんの理解を得るためにはしっかりとした道路計画がないと、恐らくまたいろいろな問題が出てくると思っておりますし、この道路計画プログラムを早くつくっていただきたい。そうすれば北部地域の住民の理解も少しは得られるのではないかとそう思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。今、北部地域におきましては、いろいろな施設ができております。やはりこの施設ができますと、もちろん交通量が多くなってきますし、そして今、いろいろな事業所もその北部地域におきましては、具志川環状線が開通したおかげで来ております。そして人口も増えてきておりますが、一番懸念しているのはやはりこの渋滞の問題で沖縄市がつくろうとしている火葬場、その辺まで影響を受けてこないかという非常にこれを危惧しております。ですからしっかりとしたものをつくって、地域住民の理解を得られるような施策、方策をぜひやっていただきたい。その辺はまた市当局にはぜひお願いをしておきます。 次に行きます。質問事項2.農業行政について。質問の要旨(1)施政方針から。①スマート農業等の新しい技術や事例等に関する講習会とありますが、具体的に教えてください。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 小谷良博議員の一般質問にお答えいたします。 スマート農業につきましては、既に県内でも小菊農家やマンゴー農家で温度や明るさ等を感知するセンサーを用いて農場を管理できるシステムや、牛にセンサーを取り付け、牛の体調管理をするシステムなどの情報通信技術及びロボットなど最新技術を活用した農業が採用され始めてきているところでございます。本市でもこのような新たな技術や仕組みを取り入れていくためには、周知の場が必要であると考えております。そのため、令和4年度に本市において農業者向けに最新技術や事例紹介等の講習会の開催を予定しており、市内農家の方々へはこの機会を活用して、導入に活用可能な補助金の情報等も含め、さらなる情報提供を行ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 御答弁ありがとうございます。 再質問をさせていただきたいと思います。今の答弁の中で、温度や明るさ等の感知をするセンサーという御答弁がありましたが、例えば土壌の乾燥具合によって、この散水管理をするようなそういう施設等もありましたらお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 議員がおっしゃるように土壌水分センサーや気象センサー等を活用して、かん水用の装置を制御し、環境に応じて自動的に散水する設備等は既に製品化もされているとのことでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。ぜひ、このスマート農業については、しっかりと農家の皆さんに御説明をしていただきたいと思います。やはり農業を取り巻く環境は年々厳しくなっておりますので、どうぞ農家の負担軽減になるようなしっかりとした、この講習会あるいは技術をお願いしたいと思います。 次②農民研修センター周辺の活性化に向け、ふれあい広場を活用したイベントの開催を支援しますとありますが、どのような支援を行うのかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 農民研修センターのふれあい広場を活用したイベントへの支援につきましては、当該地区のにぎわいの創出を目的に、沖縄市農業青年クラブなど地元農家が企画、開催するイベントに対して、市のほうからイベント用のテントなどの機材の提供などを行っております。今後とも隣接のJAおきなわファーマーズマーケット、ちゃんぷる~市場と連携した各種イベントを展開し、集客数の増大や地域の活性化につながるよう取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。実は本員のほう近くですので、最近ずっと見ておりますが、何か来客が少ないように思われるわけです。当初このちゃんぷる~市場がオープンしたては約50万人の人がちゃんぷる~市場を利用しておりました。その周辺です。売上高も本員が質問したときには約12億円、月に1億円近くの売上があったと答弁の中にはありました。しかし今、うるマルシェがオープンして、ちょっとお客さんが減っているような感じがいたします。ですからやはりJAと沖縄市とタイアップして、その売り上げや、またお客さんが減っているような感じがいたしますので、その辺をぜひ協議していただきたいとそう思っております。これは今、答弁の中に地元農家という御答弁がありましたが、その近くには養鶏団地もありますし、そして卵の販売だとか、あと肉用牛、山城牛の販売をしておりますが、それも連携して、ぜひ販売促進につなげるようなこういう施策もぜひお願いしたいと思っております。ちゃんぷる~市場、多分減っているような感じがいたします。駐車場が空いていますので、その辺をぜひどうぞ経済文化部のほうでも調査なさってください。お願いをいたします。 次に行きます。質問事項3.交通行政について。質問の要旨(1)登川団地周辺の車両の駐停車について。①現状は把握されているのかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。登川団地周辺における車両の駐停車につきましては、登川自治会から情報提供がございました。登川自治会長立ち合いの元、現地にて多数の車両が路上駐車されている状況を把握しております。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 御答弁ありがとうございます。 団地内の駐車場が一杯しているのかと思いましたら、そうでもないわけです。駐車場は空いております。やはり駐車料金が高いのかとか、そういうのが思ってしまうのですが、これは路駐されているのは団地内だけではないかと思うのですけれども、周辺自治会、住宅、そこに路上駐車しているかと思うのですが、ただ安全上、片側全部潰れておりますので、車道が1車線しか空いていないわけです。だから例えば火事とかになったときには果たして消防車等の通行ができるのかどうか、その辺が今非常に自治会としては危惧しているところであります。 次に行きます。②自治会からの要請書は出されているのかお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 登川自治会より令和4年8月9日付で、登川団地付近の市道登川74号線における迷惑駐車のため、車両の走行に支障を来しているとのことから、定期的なパトロールと放置車両の撤去などについて要請書が提出されているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 市道登川74号線もそうですが、市道64号線、そして市道69号線もこの違法駐車がされておりますので、ぜひしっかりと確認をなさってください。そして定期的にパトロールをして、指導監督を徹底していただきたいとそう思っております。 次、③原因と今後の対策をお伺いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 登川団地周辺の路上駐車につきましては、登川団地の入居者を含む周辺住民の方々が駐車しているものと推測しております。対策につきましては、登川自治会からの要請を受け道路管理者として定期的なパトロールを行いながら、路上駐車及び放置車両に対し、速やかに移動するように警告文の貼付けを行っており、今後も継続的に対応を行ってまいります。また、市営住宅の入居者の方々に対しましては、市営住宅内の掲示看板、掲示板、各住戸へのポスティングにより入居者への注意喚起を行ってまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 実はここ最近、またスクブ御嶽の周辺も違法駐車が見られます。やはりこの路上駐車ができてきますと、ここもいいだろうということで、今スクブ御嶽周辺がまた広がってきておりますので、ぜひその辺もパトロールしていただきたい。事業用の車が結構止まっております。その辺もぜひパトロール、そして警告文の貼付け等もお願いをしたいと思います。また、沖縄署と連携しながら行ってください。団地内の、どうなのでしょう、駐車料金等は高いのか、安いのか分かりませんが、その辺の見直しもぜひ御検討をなさって、違法駐車がないような料金設定もどうかと思っております。やはり1台ではなくて、多分2台持っているとか、3台持っているとかもいるかと思いますので、そういう皆さんが周辺路上駐車をしているのかと考えておりますので、ぜひその辺の調査もしていただいて、対応できるのかその辺もよろしくお願いをいたしたいと思います。これで本員の一般質問を終了させていただきますが、どうぞ今後4年間またよろしくお願いをいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で小谷良博議員の一般質問を終わります。 続けます。屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 皆さん、こんにちは。本員も9月11日の市議会議員選挙、市民の負託をいただき3期目を当選させていただきました。誠に感謝を申し上げます。私たち会派、1期目の名前が市民クラブ・新風会、2期目がにぬふぁ星おきなわ、今回、みらい沖縄という会派で3人で頑張ってまいります。4年間よろしくお願いいたします。 早速ですけれども、通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。まず質問事項1.道路行政についてでございます。質問の要旨(1)美里歩159号線の現状についてお伺いいたします。この場所は地域の方々が朝夕、ウォーキングで運動しているコースでありますけれども、なかなか場所が分かりづらいと思います。美里公園から宮里の若夏公園につなぐ遊歩道です。車道ではなくて、こういうところにそういう遊歩道があるのかという場所であります。この場所が最近、この地域の人たちからの苦情が多くて、本員もこの場所を見に行きました。通常、苦情は草がどれぐらい伸びきっているとか、そういう苦情だと思うのですけれども、本員が見に行ったら、本当の話です。3メートル以上ありました。3メートルの草というのは見たことないのではないですか。草といいますか、すすきです。これで3メートルあります。写真も撮りましたので、この件についてですけれども、質問の要旨(1)美里歩159号線の現状についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 よろしくお願いいたします。それでは屋富祖 功議員の一般質問にお答えいたします。 美里歩159号線は、県道75号線から中部合同庁舎付近を経由し、美里公園前の市道美里東西線を結ぶ幅員12メートル、延長約322メートルの歩行者専用道路となっております。当該路線は、美里土地区画整理事業において、中部合同庁舎付近に面積約1,600平米の歩行者専用と合わせて、あずまやなどが整備され、平成14年に供用開始された市道となっております。しかしながら、その歩行者専用広場は学生のバイクの乗入れや夜間のたむろ、ごみの散乱等が見受けられたため、地域自治会や警察等と指導を行ってまいりましたが、改善が見られなかったことから地域自治会と相談の上、広場の入り口を封鎖し、利用の制限をかけたことにより、雑草が繁茂している状況となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 御答弁ありがとうございます。今の答弁の中でもありましたけれども、今回、本員はこの場所が道路課というのが不思議でたまらない。あずまやもあって、ベンチもあったので、公園課と思っていたのです。市民の方たちも公園課と思って、公園課のほうに問合せしたと思います。こういう状況の中で、質問の要旨(2)なぜ遊歩道にあずまややベンチがあるのか、理由をお聞かせください。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。当該遊歩道は中部合同庁舎や美原小学校、美里公園、県道75号線などにアクセスしており、通勤・通学に加え、ウォーキングなど地域住民の皆様方に利用されております。あずまややベンチにつきましては、その歩行者の方々の休憩施設として整備しております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。歩行者の方たちの休憩場所というような説明でありますけれども、現状としては草も伸びきって、たむろするからと、このあずまや自体をワイヤーメッシュで囲って、人が入れない状況になっています。それを地域の人たち、また自治会の人たちからの要望ということでありますけれども、逆に今度はこのたむろしている人たちが来ないようにと、騒音とかが多いからそれをなくすためにあずまやを囲って、現状の草等が伸びきっている状態だと思いますけれども、結局、この休憩する機能さえも、目的さえも成し遂げていないわけです。地域の人たちはどうやったほうがいいって、今度、逆に雑草が見えて苦情がくる。どのようにしても苦情が来ているわけです。 そこで、質問の要旨(3)地域の声や今後の計画をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。広場を封鎖する以前は、夜間のたむろによる騒音等があるため、封鎖を求める意見が地域から寄せられておりました。地域からの声を受け、封鎖による対策を講じてまいりましたが、その反面、封鎖により生じた雑草や、ごみの散乱等による環境悪化の改善を求める意見がございます。そのため、休憩所として本来の使い方に戻すことを市から自治会へ提案し、去る10月8日に除草作業を行い、現在は利用できる状況となっております。また、その除草作業の際には、美里自治会長をはじめ、地域の方々、そして屋富祖議員にもボランティアとして、作業の御協力をいただきました。この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げます。当該箇所におきましては、今後、夜間のたむろによる騒音が見受けられた場合は、自治会や、関係部署等と連携しながら、注意喚起やパトロールなどを行い、地域住民の方々が安心して気持ちよく利用していただけるよう努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 今回、一般質問を出した後に、実はこの場所を草刈り作業する予定ですと、私が一般質問を上げたらそういうようにやりますと言ったかと、私もイフーナーして、加勢しないとナランサーとそういう気持ちです。私一人行くとまたあれなので、自治会長に「ウンジ、アチャー、道路課がチャーカリンドー」って、話した自治会長が5人集めてきて、私たち市民5人と道路課の人たち7人でしたか、合計12人で約1,600平米の面積の草を刈ったのです。これは1,600平米の草刈りという、相当大変でした。草刈り機の燃料を5回入れた。それぐらい大変だったのです。そういう、半年か1年か分からないのですけれども、1回で1年分の草を刈ったような感じなので、極力苦情が来ない程度に頻繁に刈ったほうがいいのかと思っています。道路課の方はボランティアで来ています。現業の方ではなくて、多分現業の人たちの気持ちも分かったと思うのです。そこで道路課が管理しているということで、この草を刈って、お昼に休憩したときにいろいろなゆんたくをしたのです。道路課の皆さんと、「これを最初は4人でやろうと思っていました」と。とんでもないです。12人でやって夕方までかかって、その後、本員はエイサーをアリーナに見に行きましたけれども、要望として、この道路課が管理しているものを公園課に移管して、そこに遊具とか設置したらどうかとか、でなければ草が生えてくるのでみんなアスファルトを引いたらどうかとか、そしてうちの自治会長から提案があったのが、水道局でヒージャー飼っていますよね。ここにもヒージャー置いたらどうかとか、そういう意見がいっぱい出たのです。あとは一番いいのは隣に合同庁舎があります。合同庁舎の方たちの駐車場が不足している。周辺の居酒屋とかに昼間停めて、お仕事に行くのですけれども、すぐ隣にこの道路課が管理している今の場所、ここを駐車場に整備して月5,000円で貸したら、50台以上止まりますそちらは。歳入として入ってきますので、いろいろな意見が出ていますので、今後、しっかりと取り組んでいければと思っていますので、よろしくお願いします。 続きまして、質問事項2.インボイス制度についてお伺いします。質問の要旨(1)インボイス制度の概要をお伺いします。コロナ禍や物価上昇で打撃を受ける市内業者をさらに痛めつけるインボイス制度についてでございます。①本制度による市内業者への影響をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 屋富祖 功議員の一般質問にお答えいたします。 消費税10%への引上げに伴い、商品に課税されている消費税率、消費税額を請求書内で明記する適格請求書方式、インボイス制度が令和5年10月1日から採用されます。消費税の仕入れ税額控除を行うには税務署に申請して登録を受けた消費税の課税事業者が交付する適格請求書、いわゆるインボイス等の保存が要件となってまいります。適格請求書は課税事業者のみが発行できるため、発行できない市内の免税事業者は課税事業者から取引を避けられる可能性がございます。したがいまして、市内の免税事業者は将来的に課税事業者になる選択を迫られる可能性がございます。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。本員もこのインボイス制度、今回で2回一般質問に取り上げておりますけれども、なかなかやはり難しい制度です。言葉とこの中身が全然理解ができないところがたくさんあります。今の中で発行できない市内の免税事業者は課税事業者から取引を避けられる可能性がある。登録していないからあなたたちとは取引しませんというような圧力的なものをかけられるわけです。例えば小さな弁当屋さん、そこに弁当を買いに行きました。買いに行ったけれども、ここでインボイス制度に登録していないから領収書がもらえない。普通の領収書をもらったとしても税務署に登録していないからこれを税務署に申告しようとしてもこれが通らなくなってしまう。結局この弁当屋さんが登録しているかしていないかも分からない中で弁当を買って領収書もらって、経費が落ちないという形になるわけです。そういうお店に、弁当屋さんに限らず居酒屋でもインボイス制度登録店ですという目印をやらないと、入ってみて食事とかをして領収書をもらえますかと言ってもらったときに、これはインボイス制度で使えませんというようなところが増えていくと思うのです。そういうことをしっかり来年10月からですので、しっかり周知させないといけない。これは行政の役割だと思っていますのでよろしくお願いします。 続きまして、②制度対象業者はどのような業種があるかお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 インボイス制度の対象となりますのは業種ではなく、消費税の申告及び納税が義務づけられている課税事業者となります。一方で免税事業者とは消費税の確定申告と納税が免除されている事業者となり、免税事業者の要件は前年の課税売上高が1,000万円以下の事業者であること。特定期間の課税売上高、もしくはその間に支払った給与等が1,000万円以下であることとなっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。答弁で1,000万円以下の事業者も登録すれば課税対象になるという話です。この制度は立場の弱い零細事業者やフリーランスの過大な負担を強いられ、廃業さえしかねないという懸念も多いと伺っております。再質問いたします。 小規模の事業者、例えばシルバー人材センターの会員の方たちはどうなるのかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本制度では課税事業者が対象になりますので、課税売上高が1,000万円以下になるなどの要件に当てはまれば免税事業者となりますが、免税事業者であっても課税事業者を選択することでインボイスを発行できる適格請求書発行事業者の登録を受けることが可能となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。要するにシルバー人材センターで働いている会員の方たちも対象ですよということです。本員、シルバー人材センターのほうに問い合わせてみました。沖縄市のシルバー人材センターは会員が530人いる。この方たちの平均年齢が70歳、年収が1人大体50万円。これはセンターからの給料ではなくて配分金という形でやっているそうです。請け負う工事とかはどこから受けているのかと言ったら、公共工事と民間の工事がほとんどですというお話でした。年間センター自体で売り上げるのが2億円。会員が530人いて売上げが約2億円。センターの方に聞くと、ではインボイス制度を導入されたときに、この年収50万円の方たちを維持するのか下げるのかどちらですかと言ったら、その方たちは維持すると。そうしたらセンターのほうが負担かかりますねと言ったら、かかりますと。ではどれぐらいかかるのかと言ったら、2億円の売上げに対して10%、2,000万円の負担がある。そうなるとシルバー人材センター自体、今後どうやっていくかといったら受注先、工事を請けるときとか、それに上乗せした単価でやるのか、支援がなければ絶対にやっていけないと思うのです。そういう実態がシルバー人材センターだけではなくて、例えばヤクルトレディというのですか、そういう方たちとか保険の外交員とか、ウーバーイーツの方たちとか、そういう人たちはみんな対象になるわけです。そういう小規模の事業者というのは本当に今後死活問題になってくると思いますので、その周知をしっかりとやっていかないといけない。 ③制度の円滑な導入のための取組をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 インボイス導入後は消費税を納める必要のある個人事業主や免税事業者に影響が出てくることから、議員おっしゃるように、制度の周知を図っていくことが重要であると考えております。本市ではインボイス制度の勉強会を沖縄市商業活性化推進協議会主催で1回、銀天街で2回、沖縄商工会議所主催でも1回開催しております。また今後も商工会議所主催で11月に1回、税務署主催で11月2回の勉強会を予定しているところでございます。インボイス制度につきましては理解に時間を要することから、市内事業者の皆様がスムーズに新制度に対応できるよう、引き続き周知に取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。当局としてもインボイス制度の市民への説明とか、そういうものは勉強会などでやっているという答弁ですけれども、本員も先日銀天街で行われたインボイス制度の勉強会に参加しました。しかし、参加してもなかなか難しい問題だと思います。今商工会議所などでもやっているというのですけれども、インボイス制度の今まで免税になっていた方たちが課税対象になるときに、規模が小さい規模なのに商工会議所に入っていない人がほとんどです。商工会議所で勉強会をするというのは会員向けの勉強会なのです。どうやってこのような小さな、1人、2人でやっている、農家さんもいます。そういう人たちにどうやって周知させるかというのは今後の課題だと思うのです。これは早急にやらないといけない。来年の10月からは施行される。来年3月にはインボイス制度の税務署への登録が終わるわけでしょう。それを早めにやらないと、周知させないといけないということでほとんどの方がこの制度の中身が分からないのです。ぜひこれに早急に力を入れて市として取り組んでいければと思っていますのでよろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 午後も引き続き、よろしくお願いいたします。 質問事項3.商店街活性化について。質問の要旨(1)銀天街の活性化についてお伺いします。今、銀天街ではいろいろなイベント等が行われております。最近銀天街のアーケードの中ではないんですけれども、外のほうに「夜風にアイス」というアイスクリーム専門店ができました。たまたまそこを夕方通ると、夕方でも暗い時間でしたが、すごい行列ができていました。もう20人ぐらいいたのかな。そこに車でアイスクリームを買いに来た人の路駐問題とかがあるようで、今回一般質問で銀天街のほうの状況を確認させていただきます。①空き店舗の現状をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 午後もよろしくお願いいたします。お答えいたします。 銀天街エリアにおける空き店舗の現状につきましては、沖縄市商業活性化推進協議会の報告によりますと、令和元年14件、令和2年13件、令和3年14件となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今の答弁から令和元年14件、令和2年13件と1件空き店舗が解消された。しかし、令和3年がまた14件になっている。まだ安定的に解消には向かっていないのかなというように思います。 ②にぎわいづくりの取組をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 銀天街におけるにぎわいづくりにつきましては、コザ十字路通り会や銀天街プラザが中心となり、銀天夜市やeスポーツ教室、ビジネス講演会などが開催されております。令和4年度も沖縄市社会福祉協議会や民間事業者と共同でのイベントも予定されているなど、多くのにぎわい創出への取組が行われてきております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 続きまして、③市としての支援をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 銀天街の活性化に係る市の支援につきましては、人材及び組織育成やイベント等の企画運営、外部事業者や組織での窓口業務等を行うことを目的に銀天街プラザに商店街活性化事業として支援を行っております。また、コザ十字路通り会及び地権者の会と連携してイベントの開催や地域問題の解決に取り組みつつ、補助金活用の案内や広報活動、講演会等を実施しており、様々な角度から支援をさせていただいております。今後も銀天街プラザや通り会とも連携をしながら銀天街の活性化に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。本員も銀天街周辺に幼い頃住んでおりまして、当時昭和50年あたりですか、銀天街ができたときにはすごくにぎやかで、空き店舗というのは考えなかったです。そこからコザ十字路周辺にも多くのお店とかがあって、本当に道を歩けば肩がぶつかるぐらいのそういうにぎやかだったのですけれども、今はアーケードも撤去されて、非常に明るくなってこれからますます銀天街は活性化していくだろうと思っていたのですけれども、なかなかそれがまだうまくいかない。ぜひこれをしっかり行政もバックアップしていただいて、活性化に向けて頑張っていただければと思っております。 続きまして、④駐車場とトイレが新たに必要と思うが見解をお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 銀天街における駐車場とトイレにつきましては、銀天街プラザを通して地域から様々な意見をいただいております。駐車場につきましてはイベント開催時にゆらてぃく広場の駐車場利用を許可しておりますが、地域事業者からは駐車場が少ない、イベント開催時の来場者アンケートでは駐車場があればさらに利用しやすいという意見をいただいております。トイレにつきましては、ゆらてぃく広場と銀天街プラザ内のトイレが自由に利用可能となっております。ただし、ゆらてぃく広場では飲酒行為が増えるなど課題も上がってきております。今後も銀天街プラザや自治会関係部署とも意見交換を行いながら、商店街の活性化につなげていきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。冒頭にも夜風にアイスの話をしましたけれども、そこに行列になるぐらいアイスを求めてくる市民の方でいっぱいです。ただ、駐車場の問題もやはり課題だと。せっかくいいお店をオープンしたのにもかかわらず、車で来た人たちが近隣に迷惑をかけてしまったらこの経営にも影響を与えるわけです。そういうことがないように早く駐車場整備をするなりしていかないと、せっかくお金を幾ら費やしても活性化につながらないということになってしまったらもったいないです。ですからその駐車場をしっかり改善させてやっていかないといけないと思っています。 それから本員が思ったのは、イベントとかいろいろやったときに、トイレが足りない。ありはするけれども、イベントをする場所とかけ離れている。アーケードの上のほうに行かないとトイレがない。例えばアルコールが出たイベントだった場合には上までいってトイレをやらない人もいると思うのです。アーケードのスージグヮーで用を足す人もいると思うのです。そうなるとまた、ここに住んでいる人たちに迷惑をかけてしまう。そういうことがあるのでイメージとして、国道330号、そこのバス停の近くにトイレを設けて、上のトイレをなくして駐車場にするとか。そういうことをやれば、例えばバスを待っている若者、学生とか、そういう子たちが時にパーラーやキッチンカーとかがいて、そこでバスを待ちながらサンドイッチを食べたりする。そしてトイレもある。そういうイメージのまちづくりをすることによって銀天街は発展していくのではないかと本員は思っております。ぜひトイレと駐車場問題、これを早期に地域の声も聞きながら対処していければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項4.土地の有効活用についてお伺いします。質問の要旨(1)市内の遊休農地活用について。①どれだけあるかをまずお聞かせください。 ○瑞慶山良一郎議長 農業委員会事務局長。 ◎譜久山朝仁農業委員会事務局長 屋富祖 功議員の一般質問にお答えいたします。 遊休農地は現に耕作の目的に寄与されておらず、かつ引き続き耕作の目的に寄与されないと見込まれる農地とされており、農地法第30条において農業委員会では毎年7月から9月にかけて市内の全農地の利用状況調査を行っております。令和3年度の数値で言いますと約26ヘクタール、26万4,862平方メートルが遊休地となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今答弁の中では面積が約26ヘクタール、我々農業をあまり知らない人間からすれば26ヘクタールとはどれぐらいの規模かよく分からないのです。本員が調べたら、コザ運動公園の敷地がそれよりも小さいです。23ヘクタールぐらいです。それ以上に遊休農地が市内にあると。ほとんどが北部の地域だと思いますけれども、今回この農地の活用について一般質問をしていますけれども、農業には農産物を生産し食料を供給する役割のほか、農作業に携わることで疾病の予防やリハビリ、精神的、肉体的な癒やし、生命の大切さを学ぶなど様々な効果があると言われております。この農地を一般の市民にも活用できるようにということであげています。再質問させていただきます。 どんどん遊休農地が減っていく中でなぜ減っていくのか。その原因は何なのか教えてください。 ○瑞慶山良一郎議長 農業委員会事務局長。 ◎譜久山朝仁農業委員会事務局長 お答えします。 すみません、遊休農地が減っていくのではなくて増えていっている状況があります。発生の要因としましては、耕作者の高齢化、後継者がいない。また担い手不足と考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今の説明でやはり農家の後継人や担い手がいなくなっているということです。 続きまして、②有効活用方法をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 遊休農地は農地法第30条第3項で規定され、農地だったが現在は農地として利用されず、今後も農地として利用される可能性も低い土地、これは1号遊休農地とされております。あるいは農地であるが、周辺の農地と比較したときに利用の程度が著しく低い土地、これは2号遊休農地と定義をされております。遊休農地の有効な活用方法につきましては、現在、農地中間管理機構を通して借り手である農家に対し、農振農用地の農地貸付を行っているところでございます。そのほかの有効活用につきましては農地法などの関係法令や先進事例を収集して農地集積とともに遊休農地の解消に結びつくよう調査、研究してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 続きまして、質問の要旨(2)、遊休農地と耕作放棄地というのがありまして、どうやって区分けされているのかよく分からないので質問いたします。市内の耕作放棄地活用について。①どれだけあるかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 耕作放棄地は5年ごとに行われます農業センサスで調査されたものでございまして、以前耕作していた土地で過去1年以上作物を作付け、栽培せず、この数年の間に再び作付け、栽培する意思のない土地として地主が回答したものとなります。先ほどの遊休農地だけではなく森林や荒廃農地など、農地としての再生利用が困難な土地も含まれております。沖縄市の耕作放棄地面積といたしましては、最新では2015年農業センサスで約31ヘクタール、30万6,000平方メートルとされております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今の説明で耕作放棄地というのは、森林や山みたいな、畑をしたくてもなかなかできないだろうという土地を耕作放棄地というように言っています。遊休農地というのは農家が1年とか空けて、それでも再度活用しようと思ったらできるような土地のことを遊休農地というわけです。 再質問に入ります。本員がなぜこの一般質問をしているかと言いますと、今北部のほうにふれあい市民農園があります。そこの農園の利用者、結構人気があって、抽選で2年に1回抽選が行われる。それに漏れる人たちも結構います。そういう農業をしたい人、自分で野菜を作って自分で食べたいという人たちが市内全域にいっぱいいるわけです。今あるのは北部、しかし市内全域でこういう遊休農地を活用することによって市民農園的なものを作れないかということで再質問をさせていただきます。市民農園を新たに整備する場合、遊休農地でできるのかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現在、農林水産課におきましては、農業振興を図る見地から農地として再生利用可能な土地について、農家への農地集積を進めており、今後も継続してまいります。一方、農家でない市民が栽培や触れ合いを通して農業に対する理解を深めるものとして、市民農園の機能は有用であることから、遊休農地を市民向けに活用することにつきましても調査研究してまいりたいと思います。
    瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ぜひ調査研究して、県外のほうではそういう事例もありますので、中間管理機構が間に入って、しっかり地主と提携してやっているところもありますので、そういうところも研究して市民が求める畑作業とかそういうものに応えられるようによろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項5.部活動派遣費支援についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時18分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時19分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ②を飛ばしておりました。大変申し訳ございません。市内耕作放棄地の活用について。②有効活用方法をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 耕作放棄地の有効な活用につきましては、遊休農地のような農地としての再生利用が比較的容易な土地につきましては、農地中間管理機構を通した農地貸付を進めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 続きまして、質問事項5.部活動派遣費支援についてお伺いします。最近の新聞記事にも載っておりました。離島県の沖縄にとって派遣費問題は子供たちの部活動離れの一つと考えられます。部活動をするにはユニホームや道具、そして部費などでお金がかかります。そのような中で部活をさせたいけれども、家庭経済が理由で部活動をさせてあげることができない家庭もあると聞いております。そこで質問いたします。 質問の要旨(1)本市の地区ごとの部活動派遣費補助額をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 こんにちは。屋富祖 功議員の一般質問にお答えします。 児童生徒県外派遣費補助金は全国を5つのブロックに分け基準額が設定されております。1ブロックは北海道で、児童が4万2,000円、生徒が4万7,000円となっております。2ブロックは青森県や秋田県、山形県などで、児童が3万7,000円、生徒が4万2,000円となっております。3ブロックは東京都や神奈川県、埼玉県などで、児童が3万2,000円、生徒が3万7,000円となっております。4ブロックは大阪府、兵庫県、京都府などで、児童が2万7,000円、生徒が3万2,000円となっております。5ブロックは福岡県、佐賀県、長崎県などで、児童が2万2,000円、生徒が2万7,000円となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。本市としては全国を5つのブロックに分けて子供たちに支援していると。沖縄は離島県なので沖縄から遠ければ遠いほど支援額も多いということですけれども、本員も子供たちのスポーツの指導に携わってきたことがありまして、派遣というのは日々の子供たちの練習とか厳しい中でいい成績を残して、県代表や沖縄市代表とかで県外に行って試合をするわけです。その資金を調達するのに、市のほうで渡航費の約半分ぐらいを支援している。大体夏休みを利用しての繁忙期のときに約50%ぐらいだと思いますけれども、派遣費を支援していると思いますけれども、残りの半分はどのように調達しているかというと、保護者会などでチケットや商品券を売ったり、例えばお米やコーヒーとか。そういうものをお願いして調達しているのです。そのほかにもアルミ缶を回収して、それをリサイクルセンターに持っていって現金にして、そのようにしてやっているのですけれども、なかなかそれが現在うまくいかない。調達したいけれどもできない。ある家庭ではそういう事情があったら県外派遣はうちの子供は行かせない。これぐらい苦しいのだという状況もたくさんあるわけです。実際、本員も見てきました。それをお互い保護者同士で、あの人の分までカバーしてやろうとこういうふうにやってきた。ただ、お願いするところには、会社のほうに持っていきます。あっちの子供のものも買わないといけない。こっちの子供のものも買わないといけない。そういうことが起きているわけです。できればそういう家庭の事情も考えて、市のほうで、これだけ50%支援してもらっているのはありがたいです。ただそういう実態をもうちょっとよく知ってもらいたいと思っております。 続きまして、質問の要旨(2)派遣費の増額が必要と思うが見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 児童生徒県外派遣補助金につきましては、平成25年度から要保護、準要保護の児童生徒につきましては、地区別基準額に1万円を加算した額を交付しております。また、平成27年度から地区別基準額を2,000円増額拡充しております。派遣費につきましては、県内他市自治体との状況等も踏まえて調査研究に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。調査研究、本当にありがたいです。子供たちが派遣に行って、試合で勝ったり負けたりする。もちろんこれも大事です。ここで一番大事なのはこの子供たちが親元を離れて県外に行って、初めて乗る飛行機、電車、また大勢の中で生活する。そういう体験が一番大事であると思っているわけです。本当に、ここでちょっと余談になりますけれども、本員が指導者をしているときには、この子供たちの命を預かって県外に試合しに行くわけです。万が一どこかでいなくなって、けがをしたら大変ですから行く前にはちゃんとルールを決める。その中で冗談で子供たちに、「電車は右足から乗るのだよ」そう言ったときに、子供たち実際本当にやるのです。これぐらい私たちは緊張感を持って子供たちと一緒に行動をするものですから、そういう家庭の事情によって行きたくても行けないという事情がないように支援していただければと思っておりますのでよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項6.教職員の働き方改革についてお伺いします。質問の要旨(1)市内教職員の病気休職者数についてお伺いいたします。①2011年から10年間の病気休職者数をお伺いいたします。この質問をしたのは、今日の新聞にもありました県内の公立学校で教員が不足している問題の記事が載っておりました。学級担任の未配置数が9月当初で52人、特に小学校は6月から3倍以上増えている。その原因は過重労働による病休者が増えているとの記事でした。そこで伺います。①2011年から10年間の病気休職者数をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 屋富祖議員の一般質問にお答えいたします。 病気休職者による市内小中学校の休職者数につきましては、令和元年度から令和3年度で本市で把握している人数をお答えします。令和元年度10人、令和2年度13人、令和3年度18人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。令和元年度10人、今、令和3年度18人、増えているということです。 ②に行きます。そのうちの精神疾患による休職者数をお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 精神疾患による休職者数につきましても、令和元年度から令和3年度の人数をお答えします。 令和元年度6人、令和2年度4人、令和3年度9人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ③他市との比較をお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 県では他の市町村の教職員の病気休職者数について公表しておりませんので、沖縄市と他市との比較はできません。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 ④休職の原因と再発防止や復職の取組をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 メンタル面での休職の原因としましては、個人によって様々な原因がありますが、特に適応障がい、鬱などが上げられます。教育委員会では休職の再発防止や教職員が心身の健康面での相談を行えるよう、市内24小中学校を産業医4人がそれぞれ6校ずつ担当し、毎月1回相談や面談による指導を行える体制を整えております。復職については主治医の助言の下、本人と学校側で復職に向けて計画を立てながら行う復職プログラムの実施や、復職前、復職後に休職者と産業医との面談を実施し、産業医からの指導を受けられるように取り組んでおります。またメンタルヘルス不調を未然に防止することを目的に、年1回の教職員を対象としたストレスチェックの実施や各小中学校に配置しているスクールカウンセラーに教職員の相談できる体制を整えております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 今の答弁の中で、原因がよく見えないです。なぜそこまでになっているのかという原因を聞いているのです。例えば我々の時代というのは、先生というのは本当に尊敬する、叱られもする。そういう愛情を持っての指導の中でやってくれる。しかし、今の教員の方たちの現状がなぜ今こういう状態になっているのか、その原因が分からない。これはもちろん保護者の問題もあるかと思います。学校の問題もある、過重労働の問題もある。そういう問題を聞きたいわけです。その原因は分からないのですか。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 県のほうも答弁を行っておりますが、原因はいまだはっきりしておりません。ただし、教職員の働き方改革は必要であると考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございました。県のほうでも原因が分からないと。働いている現場の人の気持ちが分からないということですよ。それはちゃんと調査するべきですよ。なぜそうなっているのか。本音で聞かないと今後改善できない。子供たちを教育する指導者がいつも不安を持っていて、子供たちをまともに指導できますか。我々の時代の先生というのは本当に怖いという存在もあったし、先生の言うことが100%であるというような思いの中で育ってきたのです。そういうように伸び伸びと先生方もやっていたと思うわけです。子供たちも伸び伸びと。しかし今は先生方が伸び伸びとやっていないような気がする。教育委員会としてもこの先生たちをしっかり守らないといけない。学校には子供たちの保健室があります。先生方の保健室も必要になる可能性も出てきますよ、今後。子供たちを指導する先生方もしっかり守っていかないといけないと思っていますので今回この質問を上げましたので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。以上で屋富祖 功の一般質問を終わります。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で屋富祖 功議員の一般質問を終わります。 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 こんにちは。会派護憲凛の会、議席番号30番、眞榮城健二です。これまで議員の皆様もお話されておりましたけれども、9月11日の市議会議員選挙において、多くの市民の皆様の負託を得て2期目の当選をさせていただきました。これまでも、これからもしっかりと市民目線、また市民の声の代弁者として市当局に関して問いただしていきたいと思います。これからまた4年間よろしくお願いいたします。それでは一般質問をさせていただきたいと思います。 質問事項1.介護離職についてであります。質問の要旨(1)介護離職支援について。①介護離職者の人数と離職率について、本市の現状についてお伺いします。というのは本員、これまで沖縄市の統計書、令和3年度版、年齢別の国勢調査人口の資料の冊子がありましたので、こちらのほう確認させていただきました。老齢人口が平成27年度2万4,943人、そして令和2年度2万8,854人、3,921人の増ということになっています。本市においても少子高齢化がどんどん進む中で、本員のほうからは介護離職の部分についてお伺いしたいと思います。介護離職を本員調べたのですけれども、介護と仕事の両立が困難となって、家族の介護のために会社を辞めてしまった。こちらのほうが今社会問題となって上げられているということをお聞きしました。そこで、先ほど申し上げましたが、①介護離職者の人数と離職率について、本市の現状についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 眞榮城健二議員の一般質問にお答えいたします。 介護離職者の人数及び離職率につきましては、市独自のデータを保有しておりませんので、総務省が実施しております平成29年就業構造基本調査の調査結果よりお答えいたします。平成29年就業構造基本調査では、全国に15歳以上で介護している方は627万6,000人で、そのうち有業者は346万5,000人、55.1%となっており、介護をしている方の半数以上が仕事をしている方になります。さらに過去1年間、平成28年10月から平成29年9月までに介護・看護のために前職を離職した方は全国では9万9,000人で、離職率は1.8%となっております。そのうち沖縄県におきまして、過去1年間、平成28年10月から平成29年9月までに介護・看護のために前職を離職した方は1,600人で、離職率は2.3%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 経済文化部長、答弁ありがとうございました。沖縄市独自のデータを保有していないということでありますけれども、今現在、介護離職をせざるを得ない方々についてというのは、なかなか声を発することができない現状ではないのかなと本員は考えます。というのは、各民間の事業所の方々にも様々な調査とかそういうものもやっていないにもかかわらず、沖縄県においては先ほど御答弁でありましたけれども、介護・看護のために前職を離職した方が1,600人。では沖縄市の現状というのは調べていないということですから、今後少子高齢化が進む中で沖縄市独自の調査をしなければならないのではないかと本員は考えます。ぜひともこの調査を各民間企業に対してどのような形で介護離職をした方がいるのか。もしくは介護離職をしようと思っている方のいろいろな悩み、相談が今必要ではないかと本員は考えているわけです。ですからぜひとも沖縄市独自の調査をしながら考えていただきたいと思っております。ぜひとも前向きに検討をよろしくお願いいたします。 それでは②に移ります。介護離職防止対策についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 令和2年国勢調査では、65歳以上の高齢者は約3,603万人で、総人口に占める割合は28.6%となっております。厚生労働省では、この割合は今後も上昇を続けると推計しており、介護離職が社会問題の一つとして懸念されております。仕事と介護を両立させるためには職場の理解が必要であるとともに、望まない介護離職を防ぐ取組が重要であると考えております。そのため介護休業制度の周知や専門家による講演会の開催など、沖縄労働局など関係機関と連携を図りながら、仕事と介護の両立支援について努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 眞榮城健二議員の質問にお答えいたします。 介護離職防止につきましては、介護をする方の負担軽減をするため、仕事と介護の両立が必要だと考えております。そのためには相談できる環境や介護サービスの適切な利用にどうつなげるかが課題になるかと考えています。そのためにも本市では市内7か所の地域包括支援センターにおいて、介護者等からの相談に対応しており、介護保険や福祉サービスなどの申請相談や地域や民間のサービスの活用など、対象者に合わせたサービス利用の助言や介護等に関する知識の情報提供などを行っているところでございます。介護サービスの提供に当たっては必要な施設整備と介護人材の確保が重要となってまいります。そこで本市の今年度の施設整備に関する取組といたしまして、認知症対応型グループホーム、認知症対応型のデイサービス等の施設整備を令和4年度の開設を目指して取り組んでいるところでございます。さらに介護人材の確保の取組としまして、介護施設の雇用主向けに従業員である介護職を継続するために必要な支援やモチベーション維持をするための施策の講話をはじめ、新たな取り組みとなります介護施設就職説明会の開催、介護施設初任者研修等の研修費用の助成など、介護人材の確保、定着、育成につながる支援に取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 両部長、御答弁ありがとうございます。経済文化部からの答弁のほうになりますけれども、厚生労働省のほうから、先ほどありましたこの社会問題の一つとしてかなり懸念されていると。本員、厚生労働省の資料をホームページで見させていただきましたが、介護離職防止対策アドバイザー、このような支援事業があるということを発見しました。また、介護離職防止支援コース、様々な企業向けの支援コースやアドバイザーの要請とかそのようなものがあると。これも一概に分かりづらいのが現状ではないかと思います。というのは、このような事業がもし分かるのであれば沖縄県においても、沖縄市においても積極的に各企業が取り組んで介護離職防止に向けて進んでいるというわけではあると思うのですけれども、実際のところこれが現状、先ほども話がありました、調査もしていないと。沖縄市の調査も具体的な報告をしていないということになるので、実際どのような形で民間企業、もしくは団体のほうにアプローチをかけていくかというのが課題だと思うのです。こちらのほうはぜひとも積極的に民間企業も含めて周知も含めた活動を展開していただきたいと思います。 そして健康福祉部のほうからもありましたけれども、介護といっても一概に御高齢の方、高齢者の介護だけではないのかと本員は考えています。家族の介護、兄弟の介護、中には子供の介護、様々な介護があるわけです。この介護をするための悩みを発することがなかなかできづらい、それが現状あるのではないかと本員は考えます。確かに支援体制をしっかりと構築して、令和4年度のほうも詰めていく事業があるということでお聞きしましたけれども、そのほうは一つの全体のくくり枠として考えていただきたいと思っております。相談内容が見えづらいということがまず一つ、そして相談先が分かりづらい、それもまた一つの課題ではないかと本員は考えます。ぜひともこちらは健康福祉部のほうと、また、こどものまち推進部も含めて一緒に話合いをしながら、経済文化部も一緒に介護離職防止の部分に向けても積極的に協力し合って考えていただきたいと考えます。ぜひとも前向きによろしくお願いいたします。 それでは③に行きます。離職者への支援体制についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 介護者は睡眠不足や要介護者の予想外の行動等に対する身体的負担や精神的負担に加え、介護離職に伴い収入が減少した場合は経済的負担も強いられることになります。介護離職者は厚生労働省が定める特定理由離職者の範囲に該当し、失業手当の受給資格要件や給付日数などの面で給付の内容が手厚くなることから、沖縄労働局など関係機関と連携を図りながら当該制度の周知に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 御答弁ありがとうございます。沖縄労働局などの関係機関との連携、まさしくこれは、これからもこれまでもずっとやり続けなければならないことだと思うのですが、本員が先ほども申し上げたとおり、沖縄市独自の調査も含めて、そして沖縄市独自の、本員はこの中の内容を見ただけでもそれぞれ相談する人がいなかったり、もしくは相談先が分かりづらい。不安も寄せられている中なのです。ですから本員のほうからは本市独自のワンストップ窓口を設けていただく。その方向で支援の体制をまた見直しながら考えていく、支えていく、構築していくような環境づくりが求められているのではないかと本員は考えているわけです。労働者のための相談窓口、ぜひとも積極的に取り組んでいただいて、支えていただきたいと本員は考えます。仕事と介護の両立支援体制、先ほどもありましたとおり本当にこの構築についてはとても難しい、また課題も見えづらい、それが現状ではないかと考えます。行政がしっかりと民間企業と連携を取り合って、サポートしていただけるよう強く要望していきたいと思います。この介護離職の部分についてはなかなか見えづらい内容になりますので、こちらのほうしっかりと民間と話合いもしながら、民間の声も聞きながら取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨(2)に移りたいと思います。一型糖尿病児への支援についてであります。一型糖尿病児、本来体を守るはずの免疫が自身を攻撃してしまう。自己免疫反応によって膵臓でインスリンを分泌する機能を担う細胞を破壊してしまうために起こるといわれております。一型糖尿病については根本的な原因はまだ分かっていないということでありますけれども、今、私たちこの沖縄市の、①一型糖尿病児の現状についてお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 一型糖尿病児につきましては、インスリンを投与し安定した血糖コントロールをすることが必要となっております。そのため小児慢性特定疾病に位置づけられてはおりますが、適切なインスリン療法を行うことで、日常生活を過ごせる方が多くいるものと認識しております。一型糖尿病児の支援につきましては、主に中部保健所の保健師や相談員を中心に支援を行っており、市においても保健所と連携をしながらその病状等に応じて対応しているところでございます。また本市における一型糖尿病児の人数につきましては、中部保健所で把握している数ではございますが、令和4年5月31日現在で12人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 再質問させていただきます。 部長のほうから答弁がありました一型糖尿病児の人数についてでありますが、令和4年5月31日現在で12人、この12人の一型糖尿病児の年齢層はどのようになっているのかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 市内の一型糖尿病児の年齢層は、小学校未就学児が1人、小学生が3人、中学生が3人、高校生が4人、19歳が1人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 部長ありがとうございます。 小学校未就学児が1人、小学生が3人、中学生が3人、高校生が4人、19歳が1人。本当にこの一型糖尿病というのはいつ何時どのような形で起こるのかがよく分からない。本当に原因もまだ分からないということで、本員のほうで調べたところによれば、令和3年度、急に一型糖尿病になった児童もいらっしゃるということをお聞きしました。本当にこのような状況の中で糖尿病になったということで、では果たしてそれが今後この糖尿病を含めてどのような形で栄養等を支援していかなければいかないのか本員は疑問に思いましたので、続いての質問に移りたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時56分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時07分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 大変申し訳ございません。先ほど質問事項1.介護離職についての質問の要旨(1)介護離職支援についての①の答弁のほうで、15歳以上で介護しているうちの有業者の数を346万5,000人と答弁しておりますが、正しくは「346万3,000人」でございます。大変申し訳ございません。おわびして訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 それでは質問を続けていきたいと思います。 質問の事項(2)の②給食等の栄養指導はどのように行っているのかお伺します。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 眞榮城健二議員の御質問にお答えします。 一型糖尿病児への給食等の栄養指導についてでございますが、各調理場から提供する給食において、調理場側から特に食事の制限を指示しているということはございませんが、保護者が看護師や学校側などと調整した上で喫食をされているとのことです。また、当該児童の保護者、看護師、学校側などから栄養士への給食の栄養価について相談があった際には、聞き取りをしながら必要な情報を提供しております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 指導部長、御答弁ありがとうございます。 保護者や看護師、学校関係者と一緒になって、この栄養の部分についても給食の栄養価についてもいろいろと話合いをしながらやっているということでの御答弁だったと思います。本員のほうに相談があったケースについては、実は給食の配膳、具材の盛りつけ方法というのがあると思うのですが、給食は子供たちが配膳をして食育の観点からもきれい、または食べやすいように食材を工夫しながら御飯の盛りつけの工夫とかいろいろあると思うのですけれども、実はこちらの栄養のバランスを取ってあるはずの給食を、本員のほうに相談のあった保護者のほうからは、例えばシシャモが1匹だと、それに対して御飯、五目御飯かジューシーか分かりませんが、御飯が1つ、そして牛乳、そのような形の配膳しかなかった給食のメニューだったと。果たしてこれで栄養価が取れているのかということでの声があったのです。ですから本員のほうからは、本当に栄養士の皆様や看護師の皆様は工夫されているとは思うのですけれども、食育の観点からももう一度この配膳や盛りつけの工夫、しっかりと指導も行っていただきながら丁寧な説明もしていただきたいと思います。一型糖尿病についてもまだまだ周知もされていない現状でもありますので、ぜひとも今後とも一型糖尿病児における支援体制を考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時09分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時10分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 よろしくお願いいたします。それでは進めていきたいと思います。 質問事項2.道路行政についてであります。質問の要旨(1)安慶田中線(6工区)整備事業についてであります。こちらのほう分かりやすく言うと、コザ中学校、県道20号線のほうから安慶田バイパスのほうに入って、その安慶田バイパスに入ってから最初の信号機、ローソンがある信号機のほうになりますけれども、そちら周辺のほうの整備になります。そこからまた県道20号線に抜ける道、こちらは6工区事業だと思いますので、こちらについてお伺いしたいと思います。①事業の整備計画についてであります。こちらのほうはこれまでの用地購入、そして物件補償についてもお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 こんにちは。よろしくお願いいたします。それでは眞榮城健二議員の一般質問にお答えします。 安慶田中線(6工区)整備事業につきましては、車両交通の円滑化及び歩行者の安全確保を図るため、安慶田中学校線との交差点から県道20号線までの区間約190メートルについて、車道幅員10メートル、両側に2.5メートルの歩道を設ける道路拡幅事業として平成24年度より整備に取り組んでいるところでございます。事業の進捗についてでございますが、令和3年度末現在、事業費ベースで約78%となっており、用地購入は28筆中24筆、物件補償については39件中36件が完了しております。また令和4年度は延長約100メートルの道路改良工事、3筆の用地購入、2件の物件補償を行う予定としております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 参事、御答弁ありがとうございます。実はこの安慶田中線事業は、これまで区画整理事業と街路整備事業も含めて本当に多くの課題がある地域、また道です。本当に本員が幼い頃には死亡事故も起きたり、また車両の往来も激しくて一日の車の台数も結構な台数が行き交っていると。ですからこちらのほうについては1日も早く早急な対策が必要な状況は過去も現在も変わりない。それぐらい大変道は狭くて歩道もないところです。こちらのほうの事業を今確認できました。御答弁ありがとうございます。 再質問させていただきます。地域住民から補償内容や道路拡幅後の敷地とのすりつけ部の勾配などについて、相談や要望が本員のほうに寄せられております。地域住民の要望をどのように考えているのかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 地域住民からの要望等への対応についてでございますが、物件補償などにつきましては権利者の方との合意が図れるよう、補償内容について丁寧な説明を行いながら事業を進めさせていただいております。また、工事実施に対しましても事前に沿線の権利者へ工事内容を説明するとともに、宅地部との擦りつけ範囲及び施工内容についても調整をさせていただいているところでございます。今後も地域住民の皆様へ丁寧な事業説明を行い、御理解を賜りながら事業を推進してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 ありがとうございます。この6工区の道路については、ずっと昔から祖先代々から引き継がれている土地を守られている地域の方がいらっしゃるわけです。また、ちょっと勾配もあって墓もあるとか、そこのすりつけ部分については今後整備をする上でどのような形になっていくのかしっかりとした説明が、これまで丁寧に職員のほうからもこの土地所有者の方に対して説明があったとお聞きしてはいるのですけれども、しかしながらその中で不安があると、果たしてこれが正確に勾配も含めて、どのような形で整備ができてくるのか、環境が整備されていくのかという部分についてまだ見通しが、なかなかイメージが湧かないという声が寄せられておりました。やはりずっと祖先から続いている土地でありますし、住んでいる方々も多くいらっしゃいます。それで先ほど参事のほうからも答弁がありましたけれども、しっかりと丁寧な説明、そして事業の進捗も含めて自治会、そして地域の方々に今後とも、令和4年度も進めていただきたいと思います。様々ないろいろな声も寄せられてはいる中ではありますけれども、これだけ、幅員のほうが約15メートルありまして、両サイドに歩道ができる。行き交う子供たち、または地域の方々も安心して通れる地域になるかとは思うのですが、その反面、その前のしっかりとした対応を今後とも丁寧にやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨②に行きたいと思います。交通渋滞対策であります。先ほど本員のほうからもお話ししましたが、行き交う車、そして時間帯によってはかなりの交通渋滞がある地域であります。こちらのほうについてどのように考えているのか。完成までの取組も含めてお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 安慶田中線(6工区)の区間につきましては、現状の道路幅員が約6メートルと狭所のうえ、電柱等の支障物もあり、歩道も設置されていないことから円滑な相互通行が難しい状況となっております。また安慶田中学校線及び県道20号線との交差部においては、右折車線がないことから混雑する状況が見受けられます。このような道路の機能改善に向け、道路拡幅整備後は片側1車線の交互通行で、道路幅員10メートル、歩道幅員2.5メートルの両側歩道へとなります。また歩行者の妨げとならないよう、歩道部へ電柱を移設し、交差部との渋滞緩和対策として右折車線を設けるなど、安慶田中線の円滑な交通の確保に取り組んでいるところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 交通渋滞対策で今後の見通しも含めて確認できました。安慶田中線の円滑な交通の確保をしっかりと取り組んでいただきたいと思います。そこで再質問させていただきます。 今現在、この6工区の部分については工事中であります。現在の交通渋滞対策について、どのような形で行っているのかお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 当該路線の工事を進めるのに当たり、地域の方々には御不便をおかけしております。道路工事の施工時においてもしっかりとした安全対策を行いながら、鋭意安慶田中学校線との交差点から県道20号線に向けての約100メートルの区間の整備に向け、今年度中に拡幅工事を行いますので、一定程度の混雑解消及び歩行者の安全確保が図られるものと考えております。引き続き、令和5年度におきましても安慶田中学校線との交差部の改良工事を進めながら、安慶田中線の円滑な交通の確保に取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 参事、ぜひともよろしくお願いいたします。地域の方々は長年、何十年もずっとこの地域に住んでいて、約60年以上もこの改良工事、また区画整理も含めてでありますけれども、ずっと待っている方々も多くいらっしゃいます。平成24年度から進められているということでありますけれども、一直線にして農連の十字路までつながっている。また県道のほうと国道のほうにつながっている真ん中の地域ですので、ぜひともこちらのほうの渋滞対策に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、続いての質問に移りたいと思います。質問事項3.新型コロナウイルス感染症対策について。質問の要旨(1)コロナ感染における医療的ケア児や障がい児・者への支援体制についてであります。こちらの①相談件数についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 新型コロナウイルスにおける医療的ケア児・障がい児等の新型コロナウイルス感染症に関する相談件数についてお答えいたします。令和3年度から現在まで10件となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 相談件数が10件ということで部長のほうからの答弁がありましたが、この10件はどのような内容でしょうか。具体的にお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 具体的な相談内容としましては、人工呼吸器を装着し頻回に吸引が必要な医療的ケア児の同居家族が新型コロナウイルスに感染したため、対象児への感染防止のために入院・臨床を希望したケース、2つ目に重度の精神疾患及びペースメーカーが移植された障がい者について、介護者である母親が新型コロナウイルスに感染し、対象者への感染を懸念して入院先を探し受入れ先が決まったが、陰性証明が必要となり、PCR受検の相談を受けたケース、3つ目に知的障がい者と介護者の母親が共に新型コロナウイルスに感染し、母親が症状悪化により入院となったため緊急受入れ先と在宅支援の相談を受けたケースなどがございます。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 それでは、続いて②に移りたいと思います。 その結果も含めてでありますけれども、相談支援体制は整っているのでしょうか。お伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 市にそのような相談があった場合には、沖縄県障害福祉課と連携をしながら、本人の支援に必要な情報を御家族や計画相談員、訪問看護等の支援機関から情報を収集しながら、関係機関とも連携し支援方法の検討や受入れ先の調整、支援の協力依頼などを行って進めております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。
    ◆眞榮城健二議員 今の②の相談支援体制は整っているのかということについてでありますが、続いての③にもつながっていくのですけれども、本員のほうに相談があったケースについて、③のほうで話をしたいと思いますが、なかなか支援がつながらなかったケースがあったと。そのケースについて、民間の方々や民間の団体が協力をして手を挙げたという部分のケースがあったとお聞きしました。そこで③に移りたいと思います。 介護者である家族がコロナ感染症状に罹患し、自宅療養生活となった場合、要介護者に当たる医療的ケア児や障がい児・者が安心安全に一時的避難、保養生活ができる環境整備が必要と考えますが、見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 家族がコロナ感染症に罹患した場合、医療的ケア児や障がい児等の生活をどう支援していくかは、通常のお子さんよりもかなり課題があるものと思っております。市においても利用希望者と利用可能なサービスをつなげるため、柔軟なサービス支給徹底を行う対応が求められているほか、受入れ先においては医療的ケアが必要なことから、医療機関や看護師などの専門職などの協力も必要となっております。実際に相談があったケースとしましては、医療的ケア児の看護者である御家族がコロナに感染したため、感染防止と介護支援の相談を受けた際に、沖縄県障害福祉課訪問看護事業所、放課後デイサービス事業所等と連携し、入院先を確保した事例もございます。対応できる事業所は徐々にではありますが増えてきておりますが、まだまだ少ないのが現状でございます。今後とも県や関係機関との連携を図っていくとともに、協力できる事業所を増やしていく取組の働きかけ等を行ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 眞榮城健二議員。 ◆眞榮城健二議員 この医療的ケア児、または者は本当に言葉を発することができない方々、もしくは児童もいる。その中で小児麻痺や本当に言葉を発することができない障がいを持っている方への支援というのは、その子、その方以外にも御家族、または御兄弟、本当にこのような形で一緒になって考えていかなければならない課題ではないのかなと本員は考えております。支援が多様化している部分も一部ありますけれども、この子供たちや障がいを持っている方が一日でも安心して過ごせる環境づくりというのは必要ではないかと本員は考えます。先ほど部長のほうからも答弁がありました協力事業所を増やしていくということは、これはぜひとも市を挙げて考えていかなければならないのかと思います。ぜひこちらの協力事業所増に向けて取組を考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 最後になります。10月8日、9日に行われましたエイサーin沖縄アリーナ、本員は両日見させていただきました。これまで本員は青年会活動を通してずっと演舞者のほうで携わっており、または青年団協議会の役員のときにはやぐら先で地謡のストップタイマーで計ったりしながら、関わらせていただいた経緯があります。エイサー、アリーナのほうで行うということでありましたから、果たして成功できるのかどうか分からなかったこともありましたけれども、本員のほうからはひとつ、とてもすばらしい、成功したのではないかと本員は考えております。なぜかというと、先ほどいろいろ多くの議員がおっしゃっておりましたけれども、箱の中でエイサーをすることで、またクーラーがついて涼しい中でエイサーをするというのはなかなかできないことだったと。しかしながら、私たちもエイサーをする上でクーラーの中でエイサーをするというのは初めてだったのではないかと思います。本員のほうからは両日見た感想でありますけれども、職員の皆様が一緒になって支えていただいた事業ではないか。もう一つよかった点は躍動感あふれる。それは何かというと、演舞場の上のほうには大型スクリーン、そして外にも大型スクリーン、あれは青年の一人一人の表情、踊り手の表情、また地謡の表情、とても丁寧に映し出されていたのではないかと思います。私たちはこれまでずっとやっている側でしたから、それがこう目の前で見られるとなると、とてもいい事業ではないか。また大型スクリーン、ぜひとも今後とも、次年度、全島エイサーまつり、競技場でできる機会があると思いますので、もっと増やしたり観客にもっと気持ちが表れるような取組も考えてもいいのかと思います。ぜひとも検討していただきたいと思います。本員のほうも家族、そして1人でもアリーナのほうで見させていただきましたけれども、本当に子供たち、また高齢者の皆様が手を叩いたり、もしくは客席からカチャーシーをしたりで楽しんでいたのではないかと思います。コロナが早めに収束をして、一日でも早くまたそういう経済活動、そしてエイサーも外でできるような日を願いながら、本員の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で眞榮城健二議員の一般質問を終わります。 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 皆様こんにちは。会派令明の仲宗根 誠であります。本日、ラストバッターということで皆さんお疲れかと思いますが、いましばらくおつき合いいただければと思います。 先ほど来、市議選の話が出ておりましたが、今回質問事項の1.としていろいろ聞いていきたいと思っております。質問事項1.選挙について。質問の要旨(1)投開票時のトラブルについて。9月11日に執行された沖縄県知事選挙及び沖縄市議会議員選挙において、投票者数と投票総数に差異が出るというトラブルがございました。その点について、①詳細をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 選挙管理委員会委員長。 ◎島袋昇選挙管理委員会委員長 仲宗根 誠議員の御質問にお答えします。 令和4年9月11日に執行されました沖縄県知事選挙及び第13回沖縄市議会議員選挙において、議員御指摘の事象がございました。議員及び市民の皆様には混乱を招いてしまったことに関しましてお詫び申し上げます。 議員お尋ねの詳細でございますが、開票後、沖縄県知事選挙において投票総数が投票者数を11票上回り、沖縄市議会議員選挙においても15票上回るという結果でございました。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ただいま委員長より知事選において11票、市議選においては15票の差異が見られたという御答弁がございました。 ②に関してですが、投票に際して厳正なというか、はがきを持っていってチェックしていただいて、厳正な手続を踏まえた上での投票になる中、こういうことが起こるということが本員としては考えられないのです。②原因について、どう考えられているのかお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 選挙管理委員会委員長。 ◎島袋昇選挙管理委員会委員長 御質問にお答えいたします。 投票用紙の残票の再確認や不在者投票、特例郵便投票などの検証を行いましたが、原因の特定には至りませんでした。今回の事象が起こる原因といたしまして、本来あってはならないことですが、投票所において名簿対象を経ず投票用紙を交付した場合や投票用紙を二重に交付した場合、投票の不法混入になる場合が要因と考えられます。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 知事選では11票というところで、票数の問題ではないのですけれども、あまり当落に影響しないのかなという印象がございます。報道においても実際当落に影響はないという報道もされていた記憶があるのですが、市議選においては実際この15票というのは非常に大きいと本員は思うのです。今こちらにいらっしゃる30人の議員の皆さんも、本員も含めてですが、非常に血のにじむような努力をしながら、いろいろ試行錯誤して地域の方々も一緒になって選挙活動をしっかりやってきた中で、今回15票の差ですけれども、例えばこれが30票、40票、50票あった際に、実際当落にかなりの影響が出てくるということから、しっかりこれは検証していただいて、次に生かさないといけない事案だと考えます。 ということで、③今後の対策についてお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 選挙管理委員会委員長。 ◎島袋昇選挙管理委員会委員長 今回の選挙の告示が違う選挙が執行され、いろいろな事象が発生することを想定し、期日前投票所を含め、各投票所の人員を増やして対応しました。しかしながらこのような事象が発生したことから、今後の対策といたしまして、ダブル選挙やトリプル選挙などを実施している他の自治体と情報を共有し、投票所におけるさらなるチェック体制を構築、人員配置など、様々な事象を想定しながら再発防止に向けて取り組んでまいりたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 委員長ありがとうございました。先ほども申し上げましたが、議員一人一人の4年の人生が左右される大きなお話だと思いますので、いろいろ情報も共有しながら、非常に選挙事務、投票事務、開票事務というのは煩雑で、特にダブル選挙、トリプル選挙になったら難しいという状況も理解はできるのですが、しっかり今回のミスを次回以降に生かして、二度とこのようなことがないよう取り組んでいただければと思います。よろしくお願いします。 それでは質問事項2.保育行政についてでございます。質問の要旨(1)認可外保育園への支援について。先月9月20日に市内の認可外保育園17園の皆さんが連名で市長に要請を行ったかと思います。内容に関しては主に保育士の処遇改善、給食費の増額、一時保育利用料の補助について等となっておりました。9月20日ということで直近のものでなかなか具体的な話は出ていないと思いますけれども、その要請事項に対する市の考え方をお聞かせいただければと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 仲宗根 誠議員の一般質問にお答えいたします。 認可外保育園から保育士の処遇改善など、数項目の支援要請を受け、現在どのような支援ができるのか、他市の事例等を調査研究しているところであり、12月をめどに回答していきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 部長ももちろん御存じのように、認可外保育園というのは待機児童解消に対する受皿でもありますし、認可園に入れなかった子が行くこともありますし、そもそも認可外を求めていくお子さんもいらっしゃるという状況の中、認可外の先生方、管理者の方々を含めて本当に試行錯誤しながら、いろいろ工夫しながら運営している状況があります。もちろん御答弁にもありました処遇改善に関しても、保育料を基に運営している中でなかなか処遇を上げていく、改善していけないという実情はもちろん御存じだと思いますし、昨今の物価高騰に関しましても、やはり給食費が非常に大きな負担になっているという現状があります。これまでも各議員が認可外に関してはいろいろ質問をしてきた中で、やはり国や県の動向も見ながら、県に要請をしながらということも必要なのは十分理解しているのですが、ぜひ今回の要請に対して真摯に対応していただいて、ぜひさらに寄り添っていただければいいかと思いますのでよろしくお願いいたします。 それでは質問事項3.沖縄市武道館についてお伺いしたいと思います。質問の要旨(1)沖縄市武道館について。①年間の利用状況(種目別)をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 仲宗根 誠議員の一般質問、沖縄市武道館の利用状況についてお答えいたします。 現在、沖縄市武道館を含む沖縄市総合運動場体育施設の指定管理者におきましては、種目別での利用状況集計は行っておらず、施設ごとの利用件数と利用人数の集計を行っておりますので、その件数、人数でお答えさせていただきます。令和3年度の武道館全体の利用件数は678件、利用人数は2万1,900人となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは②武道館の設置目的に関してですが、現状、例えば空手や剣道ですとかそういう武道はもちろんのこと、社交ダンスとかそういうレクリエーション的なものも利用ができる現状があろうかと思います。そういう中で、②武道館の設置目的をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市の条例上、武道館は体育館などの他の体育施設と同様にレクリエーション施設での利用も可能とされており、武道以外の種目の利用を阻むことはできないものと認識しております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 そうです。今おっしゃるように体育館などと同様な条例に定められていて、武道だけではなくいろいろなものに使っているという状況がございます。そういう中で、本員いろいろ耳にしているところが、例えば剣道や空手とかをやっている横でダンスをやっていたり、音楽を大音量でかけていたりという状況があって、やはりこれは武道を行う、たしなむと言いますか、武道をなさっている方々からしたらやはり精神統一したり、例えばお辞儀をしたりそういう礼儀作法とかを含めての武道というところがある中で、一方ですぐそばでは大音量でダンスをしていたり、武道場に靴を履いて上がったり、そういう現状もあると聞いているのです。 そういうところを踏まえて、③利用方法について課題はございますか。また実際の利用者からの御意見があればお伺いしたいと思います。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 武道に関する専門部などを有する沖縄市スポーツ協会から武具を使用する武道競技が近接して使用している事による危険性、武道とダンス等を同時に使用する際の接触の危険性及び音楽の問題、武道場に履き物で上がることへの是非などの御意見がございました。また、経済文化部としましても、ただいま答弁させていただいたような課題があるものと認識しております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 今ございましたように、実際に利用者の方々からの意見も出ているということがございました。 ということころで、④今後の利用方法についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市武道館の利用方法につきましては、指定管理者との協議を踏まえまして、ほかの利用者がいる場合は武具の使用を禁止といたしました。他の課題につきましても沖縄市武道館の設置目的を勘案しつつ、指定管理者とともに運用の改善に向けて協議を重ねているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 今御答弁にありました武具の使用禁止というのが、本員としてはちょっとあべこべなのかなと感じました。実際武道館というのは本来であれば武道をなさる方々が使用するのが第一だと思うのですけれども、ほかの利用者がいらっしゃる場合は武具の使用を禁止するというところで、ちょっとそうではないでしょというのが正直なところでございます。指定管理者の方々と運用の改善に向けて協議を重ねていくということでしたので、ぜひこの武道をメインでしっかり武道館を使っていただいて、ダンス等は多目的ホールや屋内運動場、コザ運動公園内にいろいろな施設がありますので、そういうところを使えるような形で調整していただければ非常にありがたいと思いますので、今後の検討にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。 それでは質問事項4.感染症対策についてであります。質問の要旨(1)インフルエンザの流行対策についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 仲宗根 誠議員の御質問にお答えいたします。 現在、県内でインフルエンザは流行しておりませんが、通常秋から春にかけて流行することが多く、コロナ前では例年1月から3月に流行しております。今年度は既に海外で流行しているとの情報もございますので、今後注意が必要なものだと認識しております。インフルエンザの流行対策としましては、新型コロナウイルス感染症と同じく、こまめな手洗いなど基本的な感染症対策及びワクチン接種が非常に有効となっております。本市といたしましてもインフルエンザ等の感染症対策について、広報、LINE、Facebook等を用いて周知を図ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ここ数年のコロナの流行に当たってインフルエンザになる方が大分少なくて、あまり注目がされていない状況があろうかと思います。今御答弁にございましたように外国、特に南半球のオーストラリアが日本での流行を予想するための指標の一つになっている中で、今年4月ですか、南半球は季節が違いますのでオーストラリアでは非常に多くのインフルエンザの患者が見られ大流行したという話がございます。お隣韓国でも先週あたりから注意報が出たり、そういう状況もある中で、この数年インフルエンザのワクチンも打っていない方が多くなっている。要はコロナの対策に力を入れてきたのでインフルエンザがあまり注目されていなかった状況の中、抗体を持っている日本人が減っているという状況もございます。そういう中で外国の例も踏まえてしっかり対策を取っていかないと、また大きなパンデミックと言いますか、大きな問題になっていくのかなと思われます。ぜひしっかり、御答弁にもありましたように周知をしっかりやって促進、促していただければと思っております。この件に関して再質問させていただきます。 インフルエンザワクチンのそもそもの沖縄市の対象者、対象人数、これまでの接種実績をお伺いさせてください。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 例年10月1日から2月末まで実施しております、高齢者インフルエンザの定期予防接種につきまして、今年度の対象者は10月3日時点で3万376人となっており、過去3年の接種率は約6割、毎年約1万6,000人から1万8,000人の方が接種されております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 コロナに関してですけれども、当初出てきたときはまだ何も分からない状況があって、非常に死亡率云々、罹患率とかそういうものをとても皆さん、全世界が警戒されている中で、もちろんコロナも非常に大きな病気ではあったのですけれども、もともとあったインフルエンザというのが、やはりうつる方も多かったですし、それによって重症化したりお亡くなりになる方というのは非常に多かったと記憶しているのです。そういう中で先ほど来、申し上げているように、インフルエンザ対策というのが一般の方からはちょっと意識が抜けてきている。どうしてもこの二、三年のコロナの影響でそういうところがありますので、しっかり対策や重要性について市民の皆様にお知らせして、1人でも多くの方がワクチンを接種してしっかり備えられるよう頑張っていただければと思いますのでよろしくお願いします。 それでは最後の質問に移らせていただきます。質問事項5.沖縄こどもの国についてでございます。質問の要旨(1)動物のストレスについて。桑江朝千夫市長の公約にもございました、こどもの国ナイトZOOに関して、だんだん動きが見えてきまして、今回ライトアップ事業の工事も進んでいるというところで、非常に本員としても喜ばしい、とてもうれしいことで市民の皆様からもいろいろなところでうわさになっていたり、そういう状況がございます。一方で動物たちは昼動く動物、夜行性の動物等いろいろいて、ナイトZOOが実際開園して進んでいくに従って、朝から晩まで市民の方々、あるいは観光客の方々、県民の方々が多くいらっしゃる状況が予想されます。そういう中で動物の展示方法について工夫をしていかないと、動物のストレスがたまっていくのではないかという懸念がありまして、質問の要旨(1)動物のストレス対策についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 仲宗根 誠議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、これまで動物の生態に配慮した自然環境の演出や動物の行動を促すような展示手法を検討し、来園者にも楽しんでいただけるよう施設整備に取り組んできたところでございます。また夜間開園につきましてもライトアップ照明は動物へ直射することを避けながら、印象的な照明空間をつくり出すことを前提とした計画となっているところでございます。夜間開園時の動物展示につきましては、先ほど仲宗根議員からもございましたように、朝方の動物、また昼から活動する動物や夜行性の動物など、多様な手法があると認識しているところで、動物の生態や個体の性格に合わせた無理のない展示手法について運営者とも協議しながら有効な展示手法を調査研究してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 部長ありがとうございました。ただいまの御答弁、ライトアップの工夫、見せ方の工夫、展示手法についていろいろ御検討されているということで安心いたしました。本当にどういう形でほかのところ、もし例があったらと思っていろいろ調べたのですけれども、夜やっている動物園というのは本当に国内に例がなくて、そういう意味でも日本唯一とも言える本当にユニークな動物園が出来上がっていくと確信をしておりますので、ぜひ市長を先頭に頑張っていただければと思います。期待しています。よろしくお願いします。 それでは、会議時間の延長をしないようにしっかり終わっていきたいと思います。ありがとうございました。お疲れさまでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で仲宗根 誠議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時52分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時53分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日は、これをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) 御異議なしと認めます。よって本日は、延会することに決定いたしました。 次の本会議は明日10月14日金曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。お疲れさまでした。    延 会 (午後 3時54分)...