沖縄市議会 > 2022-06-24 >
06月24日-03号

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  1. 沖縄市議会 2022-06-24
    06月24日-03号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第421回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和4年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第421回                                 ││                                      ││           令和4年6月24日(金)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 3 号                 令和4年6月24日(金)                  午前10時 開議第 1        代  表  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (29名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    21 番 新 屋   勝 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    22 番 金 城 由 美 議員  7 番 屋富祖   功 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    24 番 新 里 治 利 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    25 番 高 橋   真 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    26 番 阿多利   修 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    27 番 伊 佐   強 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    30 番 前 宮 美津子 議員 15 番 上 地   崇 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席したの職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       我 謝 勝 俊 副市長      與那嶺 克 枝    総務部次長      森 山 雅 人 副市長      平 田 嗣 巳    企画部長兼      山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     平 安   栄    上下水道部長     新 里 智 昭 健康福祉部長兼  仲宗根   勲    消防長        知 念 順 一 福祉事務所長 こどものまち   與那嶺 智 才    教育長        比 嘉 良 憲 推進部長 経済文化部長   花 城 博 文    教育部長       島 袋 秀 明 建設部長     比 嘉 直 樹    指導部長       多和田   勝 建設部参事    川 満 輝 繁    教育総務課長     内 間 三千代     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     仲宗根   剛    議事課長       金 城 優 一 事務局次長兼   島 袋 勝 博    議事課長補佐     喜屋武 千鶴子 庶務課長                兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数は28名でございます。金城由美議員から連絡がありません。 本日は、議事日程第3号によって議事を進めます。 △日程第1 これより代表質問を行います。 会派かがや氣、大城 隼議員。 ◆大城隼議員 皆様おはようございます。突然ですが、本日6月24日は、本員の一つ上の姉の誕生日です。おめでとうございます。ちなみに妹もいます。 それでは会派を代表いたしまして、代表質問をさせていただきます。 我が会派は、教育・文化・スポーツで地域活力と掲げ、市民に寄り添い、市民の声を市政に反映し、全力で取り組んでおります。今回の代表質問は時間の都合上、会派長、伊禮 悟議員、泡瀬東部地域、本員、大城 隼は、中心市街地近く、室川です。会派の思い入れのあるものに絞らせていただきました。かがや氣らしい質問になっていると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。小浜議長の許可を得て、タブレットとペーパーで参考資料を配布しております。どうぞよろしくお願いいたします。 質問事項1.施政方針について。 2ページ。質問の要旨(1)わがまちのことについて。 沖縄らしいおもてなしで、わがまちの魅力をアピールするとともにとあります。 ①わがまちの魅力とは何でしょうか、お聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 おはようございます。それでは会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄市は1974年に国際文化観光都市を宣言し、その後スポーツコンベンションシティ、エイサーのまち、こどものまちを宣言するなど、本市の特色を生かしたまちづくりに取り組んでいるところでございます。また、米国や中国、南米など、多様な文化が混在する国際色豊かなまちで、エイサーをはじめ、ジャズやロック、民謡など、伝統文化と異文化が融合した沖縄でも特徴的なコザ文化が醸成されております。このように特色ある我がまちの魅力を発信するため、FIBAバスケットボールワールドカップ2023の開催の際には、選手、スタッフ、関係、来場に一日でも長く沖縄市で滞在して楽しんでいただくため、まちなかをドレッシングし、大会前後も楽しんでいただけるよう関係部署とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 これまでの沖縄市文化、そしてこれからの沖縄市の特色を生かした沖縄市に世界中から人々が訪れます。再質問をさせていただきます。 沖縄市らしいおもてなし、まちなかのドレッシングとは何でしょうか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 シティドレッシングにつきましては、市内循環バスへラッピングをはじめ、まちなかや公園などの市内各所へののぼり旗や横断幕の設置を検討しているところでございます。さらにコースターやステッカーなどのノベルティを作成し、市内の主要イベントや市内飲食店での配布を行うなど、FIBAバスケットボールワールドカップ2023の開催に向け、まち全体で機運を高めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。まち全体で機運を高めるためのシティドレッシング、とてもいいと思います。しかし、シティドレッシングも必要ですが、シティクリーニングも必要であると思います。中心市街地のごみ問題、不法投棄問題、落書き問題、最近は特に落書き問題がひどいです。スキルもない、品もない、センスも感じられない落書き、まちなかが落書きで汚れています。沖縄市らしいおもてなしアートの持つ可能性で落書き対策を関係部局、関係機関と連携して対策をお願いいたします。強く要望させていただきます。よろしくお願いいたします。 続きまして、3ページ。質問の要旨(2)沖縄こどもの国についてです。 令和元年12月定例会で、日本一ユニークな動物園を目指して、水辺を新たな新展開として、噴水を提案させていただきました。 ①新たな価値とは何か伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、令和4年度より園内全域を対象としたライトアップ整備を予定しているところでございます。照明の持つ光と色を効果的に融合し、来園が歩く園路を安全に、動物展示を印象的に演出するとともに、水や緑など、沖縄こどもの国にある資源を最大限に活用したライトアップ演出により沖縄こどもの国の新たな価値を提供してまいりたいと考えております。併せて水と緑の広場の一角では、親水エリアの整備を予定しております。日中は様々な噴水で遊ぶことができ、夜にはライトアップされた印象的な噴水を観覧できるエリアを整備したいと考えており、昼も夜も楽しめる沖縄こどもの国に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。「ナイトZOO」に向けた幻想的な夜間景観とあったので、日中の活用が気になり質問いたしました。昼も夜も楽しめる親水エリア、噴水エリア、新たな緑の整備も期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、4ページ。質問の要旨(3)こどものまちについてです。 「受けつぎて 国のつかさの身となれば 忘るまじきは 民の父母」。子を思う親の気持ちで民に接するという思いが込められているそうです。上杉鷹山公の歌を、市長が施政方針で述べておりました。①こどもたちの笑顔があふれるまちを築くことは、なぜ市政が担う必要があるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えをいたします。 私が今後4年間の施政運営で特に力を入れていきたいプロジェクトKに掲げる5つの基本方針、その中の1つに、子供があります。未来をつくる子供たちは希望であり、宝であります。子供たちが自分の将来に夢や希望を抱き、日々の生活の中において、様々な文化活動やスポーツなどを含め、多くの学びの中で健やかに成長していけるよう、しっかりと支えていきます。子供たちの笑顔があふれるまちを築くことは、それは市政を任された私の責任として果たすべき務めであると考えております。子供たち一人一人が生涯を通して、ここ沖縄市に住んでよかったと思えるまちを築いていきたいと思います。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 市長、御答弁ありがとうございました。子供たちのことは私の責任として、しっかりと果たすべき務めであると理解できました。施政方針でも子育て、教育、いわゆる人材育成が施策として入っております。文化・スポーツで人材育成を期待いたします。 先ほど話した上杉鷹山公のことを少し調べてみました。率先垂範し、産業と文化の礎を築く、城下町、米沢市の今に受け継がれている名産・伝統品を根付かせたとあります。「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬ成りけり」。その鷹山公が師としていた方が儒学、細井平洲という方がいます。鷹山公の改革は、細井平洲の教えに学んだものとあります。職員の皆様にお伝えしたい言葉があります。「土がある明日がある」です。このお言葉は桑江朝千夫市長のお父様、桑江朝幸市長のお言葉です。社会という土壌に、明日を担う子供たちが力強く根を生やす。沖縄市の子供たちが夢を抱き、その希望や目標が現実に向かう精神が活力となり、沖縄市の未来を拓く。しっかりと教育で人材育成をよろしくお願いいたします。 また、FIBAバスケットボールワールドカップ2023の会場地として、子供たちに夢と希望を与えるモニュメントの設置を検討してみてはどうでしょうか。教育委員会も一緒になって子供たちのためによろしくお願いいたします。 続きまして、7ページです。質問の要旨(4)給付型奨学金について。 この事業に関しては、同会派の伊禮 悟議員の思い入れの強い事業です。 ①総合的な支援とは何か伺います。お願いいたします。
    小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 おはようございます。かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えいたします。 学ぶ意欲があるにもかかわらず、経済的な理由で大学等へ進学することが困難な学生に対し、入学支度金を奨学金として給付する事業を令和2年度よりスタートいたしました。3年目を迎えます令和4年度は過去2年間の応募の実績を踏まえ、より多くの学生が対象となるよう令和3年度の10人から36人まで拡充を予定しております。また、沖縄市育英会では、令和4年度より奨学金貸与生の要件を専門学校まで広げております。本市育英事業が経済的に安定した将来の暮らしをつくる礎となるよう、より多くの学生の夢を実現する一助となるよう拡充、推進してまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 将来の礎となるとありました。先ほど市長の御答弁の中にあった、ここ沖縄市に住んでよかったと思える事業だと思いますので、より一層の拡充を期待いたします。よろしくお願いいたします。 続きまして、8ページ。質問の要旨(5)地球温暖化対策について。 ①ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 おはようございます。会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えいたします。 ゼロカーボンシティの実現に向けては、これまで本市が実施してきた温暖化対策の着実な推進とともに、公用車のゼロカーボンドライブの推進や、公共施設への太陽光発電設備の導入など、全庁的に取り組んでまいります。また、地球温暖化防止に当たっては、行政での取組のほか、市民、事業等の各主体がそれぞれの立場でできる取組を行っていく必要があることから、太陽光等の再生エネルギーの利用促進、家庭や職場での省エネルギー活動の促進などの地球温暖化対策を推進し、地域における温室効果ガス排出量の削減を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。地球温暖化防止に向けては、市民もそれぞれの立場でできる取組を行っていく必要があるとあります。普及啓発も兼ねて、子供たちと何か取り組んでみてはどうでしょうか。新たにすばらしい技幹も配置されております。要望いたします。2050年まであと28年です。頑張ってまいりましょう。よろしくお願いいたします。 続きまして、24ページ。質問の要旨(6)中城湾港新港地区について。 ①関係機関との連携とは何か伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 おはようございます。会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えいたします。 具体的な関係機関との連携といたしましては、うるま市と本市で構成されております中城湾港開発推進協議会において、航路の利用促進を目的に中城湾港新港地区に就航する船舶を利用する荷主に対し、貨物量に応じて海上輸送費用の一部補助を実施しております。また、新港地区を管理する沖縄県や新港地区内の企業で構成される中城湾港新港地区協議会と官民一体となって、国に対し要請活動を展開しているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 再質問をいたします。今の答弁は地区外の連携であったと思われます。地区内の連携も必要と思います。県内唯一の企業もあると聞いております。沖縄市側に立地する企業への支援や連携の可能性をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現在、中城湾港新港地区内の沖縄市側には、県内唯一の製鉄メーカーや、泡盛等の空き瓶を取り扱うリサイクル業者が立地しております。中城湾港新港地区内に立地する企業で構成されます中城湾港新港地区協議会からのニーズや要望を検討するとともに、沖縄市側に立地する企業からの聞き取り等を行い、市として取り組むべき支援について調査研究を行ってまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。県内唯一の企業もあると聞かせていただきました。地区外だけでなく、地区内の連携も行い、新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれません。調査研究をよろしくお願いいたします。 続きまして、25ページ。質問の要旨(7)水産業についてです。 ①水産業の振興とはどのような方針で振興しているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 水産業の振興につきましては、水産資源の保全を図るとともに、収益性の向上や漁業基盤強化を支援し、漁業経営の安定化や魚価の所得向上に向けて取り組んでおります。また、昨今の魚介類の消費量低下も踏まえ、水産物の消費拡大の促進についても取り組む必要があるものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。 再質問をいたします。支援や取組の内容をより詳しく教えてください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 水産教室に関しましては、令和3年度は水産業へ目を向けて、地元の海産物を知る機会にもなるように、小学生対象の水産教室において、実際に子供たちに魚をさばいてもらい、調理後給食の時間に食べてもらうという取組を行っております。令和4年度は対象を中学生にも広げ、船に乗っての漁業体験も予定しております。また沖縄市漁業協同組合の行う浮漁礁導入の支援につきましては、毎年実施しておりまして、漁業向けのソナーなどの漁船装備品の更新など、収益性の向上につながる支援につきましても、令和4年度も継続して行ってまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。水産教室においては、沖縄市が誇る釣り人、山城 淳さんにも御協力いただき、魚の魅力を伝えてほしいです。船に乗っての漁業体験は、海の大切さ等も伝え、体験学習の重視もしていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 再々質問をさせていただきます。市長にも要請されている泡瀬漁港新施設の進捗状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市漁協が進める泡瀬漁港の新施設整備事業につきましては、平成25年3月策定の第3次沖縄市水産業振興基本計画において、沖縄市水産業の振興に向けた各種取組を総合的、効果的に進めるための新たな拠点施設として整備を支援することとしております。また近年、沖縄市漁業協同組合として方向性がまとまり、令和3年3月に(仮称)泡瀬漁港新施設基本計画書を策定し、翌月の4月に組合長や地域の方々より事業推進の市長要請もございました。本市といたしましては、水産業の振興に向け、泡瀬漁港を管理する沖縄県中部農林土木事務所と調整を行っているところでございまして、今後も引き続き関係機関などとの調整を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。漁協のみならず、東部地域の発展も考えられた新施設であると思います。今後も引き続き関係機関と連携して、早期の実現を期待いたします。よろしくお願いいたします。 続きまして、31ページ。質問の要旨(8)雨水事業についてです。 先ほどもお名前を出しました桑江朝幸市長の回顧録を見ていますと、昭和53年市長就任間もない5月14日日曜日、2時間で75ミリという集中豪雨が街を襲ったとあります。消防に警戒態勢をとるようにと指示して、豪雨の中、浸水地域に向け市長車を走らせたとあります。その後の対策として、建設部長や職員は、「沖縄では初めての大がかりの推進工法の作業で、浸水の恐れを緩和することができた」と書かれております。本編に戻ります。今回の高原地区の冠水被害場所は、県道上下線と市道部分の三方向から雨水がより集中する場所です。早急な対策が必要です。また、ハザードマップで大雨・洪水等とあります。等ではなく冠水注意と表記してほしいです。大雨や集中豪雨の際、土砂災害と同様に、冠水被害も起こります。 ①浸水被害の軽減に向けた取り組みと浸水被害の酷い場所を(関係部局)に伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 おはようございます。会派かがや氣、大城議員の代表質問にお答えをいたします。 浸水被害の軽減に向けた取組といたしましては、過去に多くの冠水被害が発生した知花第一雨水幹線の整備を終え、併せて昨年度から安慶田、住吉、室川地区の雨水幹線及び枝線の雨水整備事業を進めているところでございます。また管路整備と併せまして、雨水管の土砂しゅんせつや除草等を行い、浸水被害の軽減に努めているところでございます。浸水・冠水被害が主に発生する場所につきましては、登川地区、松本地区、宮里地区、泡瀬地区、比屋根地区、久保田地区などで多くの被害の報告を受けている場所となっております。当該箇所につきましては、現地調査や雨水時のパトロール等を実施するとともに、管のつまりが確認できた場合は、清掃作業を実施しております。また議員より情報提供がございました県道22号線の高原地区につきましても、浸水及び冠水の被害が発生していることを確認しております。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 おはようございます。会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えします。 建設部が把握しております市道における主な冠水箇所につきましては、宮里地区、越来地区、比屋根地区、松本地区、上地地区などがございます。また、県道につきましては、泡瀬地区、美里地区や高原地区の道路冠水を把握しております。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 おはようございます。会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えいたします。 消防本部での水害の初動対応といたしましては、大雨洪水注意報及び警報が発令された場合は、地域住民からの119番の緊急通報を待たずに、過去に水害の発生した松本地区、久保田地区、泡瀬地区、比屋根地区などを重点的に警戒出動を実施し、状況を確認しております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。それぞれで浸水場所には多少違いもありますが、今後はしっかりと情報共有をお願いいたします。自然災害に絶対はありません。これをしたら絶対大丈夫というのもありません。しかし、これをしなければならないということはあります。再質問をさせていただきます。 建設部において、安慶田・室川地域は冠水地域との認識はお持ちでしょうか、お聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 安慶田地区は過去に甚大な浸水被害が発生しております。室川地区につきましても道路冠水が発生している地域であると認識しております。安慶田地区におきましては、沖縄県による比謝川の河川改修事業及び上下水道部における雨水対策事業の実施を行っており、室川地区は同様に雨水対策事業を実施し、浸水被害の軽減に向け取り組んでいるものと認識しております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。認識されているということで理解できました。両地域への建設部としての対策等もお願いいたします。比謝川の河川改修事業、沖縄県との事業であります。しかし、この事業の進捗が進まないことで、大雨時に比謝川浸水想定地域のため指定避難場所に指定されていない学校があります。県とも連携して早めに改修工事をよろしくお願いいたします。再質問をさせていただきます。 県道上下線と市道部分から雨水が集中する高原地区の店舗への浸水被害の状況をお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えをいたします。 浸水被害に遭われた店舗に当時の状況について聞き取りを行っております。大雨が継続し、雨量が多くなるとグレーチングから排水路へ落ちる水量が追いつかなくなり、路面の水位が上昇し、店舗敷地内へ浸入しております。また、聞き取りの状況から浸水対策として、乗り入れ口にトンブロックを置いて、少しでも雨水の浸入を防ぐような措置をしているとお聞きしております。どういう状況で冠水したと考えているかにつきましては、当該場所の県道上下線と市道部の三方向からの雨水が集中する場所となっていることから、その市道部分に面する民有地には排水路用地がございますが、雨水量が多い場合には排水が追いつかず、市道に多く流れている状況がございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。本員も店舗の方に聞き取りをいたしました。店舗の方が言うには、店舗裏手、市道のほうから雨水が川のように流れてくると。すごいと言っておりました。民地内の排水管、排水路でしょうか、確認しました。あの排水管では到底追いつかないと思います。とにかく市道からの雨水がすごいそうです。最近の出来事です。大雨で冠水し、車が立ち往生、ガラスを割り救出、冠水する道路に車で乗り入れてしまったそうです。エンジンもかからず、車内に閉じ込められたとあります。「助けるのが遅かったら命をなくしていたのかもしれません」と新聞の記事でありました。再質問をさせていただきます。 高原地区の冠水で消防も出動されていると思いますが、そのときの冠水被害のあった店舗の状況を詳しく教えてください。浸水状況です。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 お答えいたします。 当該場所は高原、比屋根から走る県道22号線でございます。直近の出動状況でございますが、令和4年5月31日と令和4年6月3日に大雨洪水警報に伴う警戒出動を行っております。冠水箇所については、県道上下線と市道部分の三方向から低地部分に雨量が流れ込み、排水が間に合わずに冠水したものと思われます。消防が現場に到着したときの状況といたしましては、約30メートルの範囲で、高さ約50センチ、大人の膝の高さでございます。道路冠水と道路沿いの店舗、工場及び事務所への床上浸水約5センチを確認しております。消防の基本的な活動といたしましては、国道、県道、市道などで道路冠水を確認した場合には、道路脇のグレーチングにたまった枯れ葉などの除去を行い、道路冠水の改善を確認するようにしております。今回の道路冠水した箇所においても同様な活動を行い、道路管理の沖縄県中部土木事務所の職員に現場を引き継ぎ、活動を終了しております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 参考資料を見ていただきたいと思います。膝上だと思います。冠水時に対応もしていただいたと思いますが、再質問をさせていただきます。 その際、消防が出動して抜本的な冠水対策はできたのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎知念順一消防長 お答えいたします。 抜本的な冠水対策というか、現状を早期に回復することが望ましいということで、写真を御提供いただいているのですが、職員のほうはグレーチングを探して歩いているような状況でございまして、そのグレーチングのごみを除いて、一部改善する可能性もございますので、先ほど申し上げたように、国道、県道、市道、このように対応しているということでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございます。この冠水箇所については低地でもあり、冠水時にできることは限られていると思います。店舗独自でも浸水被害を防ぐ対応をしております。しかし、雨が降るたびに浸水対策をすることは大変だと思います。また、敷地内へ浸水後も見ました。枯れ葉等、泥を洗い流す作業を見ました。とても申し訳ない気持ちになりました。自然災害だから仕方ないでは駄目です。これはしなければいけないことです。もしこの近くに災害から命を守るための避難場所があった場合、大雨時に道路が冠水していては市民が避難できません。夜冠水した道路に車で乗り入れてしまい、車内に閉じ込められる。そんなことがあってはいけません。この場所の早急な対策が必要です。再々質問をさせていただきます。対策をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えします。 高原地区の浸水・冠水箇所の対策といたしましては、市道部分へと流れている民地内排水路からの雨水につきましては、現在、民有地の土地利用計画と合わせ、排水路を整備する必要があると考えており、市道への雨水流出の抑制に向け、調整をしてまいります。また県道部分につきましては、吐出口やグレーチング等の整備はされておりますが、集中豪雨など、雨量が増えた場合には道路排水から雨水幹線への排水が処理しきれず、冠水が発生しているものと考えており、今後、関係部署及び沖縄県と調整を行い、冠水被害の軽減に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。 県道の上下線は沖縄県のものであります。県知事にもしっかりと訴えてください。地元沖縄市の県道問題です。早く解決してほしいです。よろしくお願いいたします。そして雨水量の多い市道は排水路の整備、道路課の対応と対策もあれば、よろしくお願いいたします。また、冠水地域の情報を盛り込んだマップも必要です。市民の安心安全を守る冠水対策、ハザードマップにも早めにお願いいたします。 続きまして、33ページ。質問の要旨(9)仲本兼明副市長についてです。 ①これまでの功績、姿勢についてお伺いいたします。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 おはようございます。会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問にお答えさせていただきます。 故仲本兼明副市長につきましては、市長より施政方針等で述べさせておられますので、私のほうからは功績と実績についてお答えさせていただきます。故人は昭和54年に採用され、総務部長、企画部長、健康福祉部長を歴任し、平成26年6月には副市長に就任いたしております。就任後は豊富な行政経験を生かし、沖縄アリーナ、沖縄こどもの国、モータースポーツマルチフィールド沖縄の整備及び東部海浜開発事業(潮乃森)の推進など、市長の掲げた多くの公約と様々な施策を実現するため、日々献身的に業務に取り組まれておられました。故人の沖縄市をさらに発展させたいという意思は、施政方針にもございますとおり、市長をはじめ、職員一丸となって、粉骨砕身の覚悟を持って邁進していくものと考えられます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 御答弁ありがとうございました。 昭和54年から今年で43年目を迎えていたのでしょうか。お疲れさまでした。最初にお会いしたのは、本人のお子さんが通う保育園でした。保育園の運動会で一生懸命走る姿は今でも覚えております。議員になってからはいろいろと気にかけていただき、大変お世話になりました。中央パークアベニューのアーケードの修繕について、令和4年度の予算特別委員会後に、市でもやりますと言っていただきました。庁舎正面のタクシー乗り場のバリアフリーを市民や受付、駐車場係の方、職員が要望していますと3月にお話をしたら、すぐにやろうねと言ってくれました。この件は新たな副市長、平田副市長にもお伝えしています。よろしくお願いいたします。今回の市長選挙のプロジェクトK、大事にしていきましょう。市民のこと、職員のこと、そして御家族のことを大切に考えていた方でありました。ありがとうございます。これをもちまして、会派かがや氣、代表質問とさせていただきますと閉めたいのですが、もう一方、お礼を申し上げたい方がおります。小浜守勝議長です。一般質問の際は、たくさんの御指導もいただきました。感謝申し上げます。議会でのファッションも勉強させていただきました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。 今回で16回目となる定例会、職員の皆様といろいろな議論をさせていただきました。感謝いたします。そしてエンタメ議員の名付け親、伊禮 悟議員感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。 むすびに、令和6年度には市制施行50周年を迎えます。昭和49年にコザ市と美里村が合併し、沖縄市が誕生しました。沖縄アリーナはこれまでに類のない施設です。エンタメ議員として、未来のある子供たちに何ができるのか。子供たちの未来に大きな夢、よりよい地域、よりよい沖縄市、今後も地域活力で頑張ってまいります。会派かがや氣を代表いたしまして、質問をさせていただきました。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派かがや氣、大城 隼議員の代表質問を終わります。 会派自民党暁、瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 おはようございます。会派自民党暁、瑞慶山良一郎でございます。代表質問をさせていただきます。本日は先ほど大城 隼議員、また2番目は瑞慶山ということで、室川選出の議員2人でスタートをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。まずもって桑江市長3期目、御当選本当におめでとうございます。2期8年の成果が市民に評価され、この3期目のスタートを切れたという部分は、支えている本員たち市議会議員も大きな喜びであります。市民の負託を受けて、しっかりこれからの4年間、市民にお約束をしたくわえビジョン、また、プロジェクトKの推進をしっかりリーダーシップを発揮していただいて、迅速かつ丁寧に行っていただきたいと思います。 平田副市長、御就任おめでとうございます。平田副市長もこの議会の中で多分当局側では一番長く議会に座っていた方だと思います。総務次長兼課長のときから座られて、そして事務局長、そして今、副市長という形で座られているのですが、1月に議会事務局長を議長の思いを持ってとめたにもかかわらず、いや第二の人生を謳歌したいのだと。いろんなところに今まで行けなかった、日本全国、また、世界を回りたいという強い思いを持って、決心で議長も諦めました。本員も副議長として、決裁印を押すときに、当時の平田事務局長の熱い思いを変えられないのだろうと。ただ納得はしていないので、決裁印は横にして判こを押しました。これは私は納得していませんという形だったのですが、5月に戻ってきてもらって、あのときの決意は寂しかったのかと、3か月家にいて、もっともっと沖縄市のために働きたいという強い思いが芽生えて、桑江市長を支えたいという部分で副市長を受けたと思っておりますので、4年間沖縄市のために、また桑江市長を支えて頑張っていただきたいと思います。 昨日、終戦77年目を迎えて、慰霊の日でございました。12時の黙祷から始まって、式典をNHKのテレビで見させてもらったのですが、残念なことがあったのです。テレビでも聞こえるのです。岸田総理が慰霊の日で日本全国の国民を代表して弔事を述べられているときに、「帰れ」とか、「何なんだ」とやじが聞こえるのです。いつから私たち沖縄は守禮之邦と言われて、伝説を重んじて、そしてウヤファーフジ、先祖をしっかりお祈りし、たたえてきた沖縄県民が、わざわざ東京から忙しい公務を縫って沖縄に来て、慰霊の日を県民と共に慰霊していくという日本国の代表に、「帰れ」と。これが本当に沖縄の心なのか。平和を訴えるのは全然いいのです。だけど一緒になって戦没に慰霊の日を、今までの感謝も含めての挨拶のときに「帰れ」と言うような人は沖縄県にはいらないと感じた慰霊の日のテレビ中継でありました。ただ心が救われたというか、すっとしたのが、私ども沖縄市の山内小学校2年生の徳元さんの「こわいをしって、へいわがわかった」という詩、感動しました。小学校2年生で、あのような国の首相、そして議会の衆議院、参議院の議長も来て、いろんな来賓の方の中であのように堂々と意見が述べられる。本当にすばらしい人材で、慰霊の日というのは沖縄市の子供たちも本当にすくすくと元気に育っているのだというのも実感させていただきました。本当にいろんな思いがあった先日の慰霊の日でありました。皆さんもこの77年がたった戦争という部分を自分たちでそれぞれの解釈があると思うのですが、それを後世にしっかり伝えて、平和な世の中をつくっていきたいと思っております。 それでは質問事項1.市長の政治姿勢について。 質問の要旨(1)三期目をむかえての市長の意気込みをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。自民党暁、瑞慶山良一郎議員の代表質問にお答えをいたします。 3期目の意気込みについてということでありますが、約2年にわたるコロナ禍の影響により疲弊した本市の経済を再生し、復活させて、躍動する沖縄市づくりに邁進してまいります。そのためには本県の主力産業である観光産業の復活は必要不可欠であり、来年沖縄アリーナではFIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催されます。これは世界に沖縄市のみならず、沖縄県をアピールし、沖縄が世界のリゾートになるための絶好の機会であります。私は経済再生の先頭に立って、本市の発展に傾注をしていきたいと思います。また、本市を地震や台風などの自然災害に強いまちにするとともに、社会問題となっている子供の貧困問題を解消するため、貧困の連鎖を断ち切る仕組みを着実に実施してまいります。 さらに多くの市民が望んでおります火葬場整備をしっかりと前に進める覚悟であります。新たな火葬場の早期整備に向けて全力で取り組んでまいります。私はこれまで推し進めてきた政策を継続、発展させるため、プロジェクトKに掲げる観光・経済・こども・健康・暮らしの5つの基本方針の下に、着実に市政を運営していく覚悟を持っております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 桑江市長、ありがとうございました。2期8年の成果を、またしっかりこの3期目4年間、熱い思いを持って市政を担っていくということが伝わってまいりました。 質問の要旨(2)今回の市長選の感想は。 選挙戦を戦って、どのような感想をお持ちでしょうか、教えてください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 今回の市長選挙の感想でありますが、大変議場では申し述べにくい気持ちもありますが、お聞き取りいただきたいと思います。私の政策を伝える場、街頭演説とまち歩き等であります。そういうことをする中で、大変支持の熱意を感じたことが一番感想として残っております。市民の方々が新型コロナウイルス感染症に罹患しないように、また、私自身がコロナにかからないように、そういうことに大変気を遣った選挙でもありました。ただ投票率が約45%にとどまって、過去最低となったことは大変残念に思い、どこに原因があるのかも探っていきたいと反省をしているところであります。しかしながら、私が街頭で政策を訴えるたびに、まちを歩くたびに日増しに市民の皆様といいますか、支援の熱が強くなっていることを肌身で感じました。これまでの実績の評価だけでなく、これからの市の発展を期待する声が強かったのだろうと自分自身で考えており、今後も粉骨砕身やっていきますけれども、選挙戦の最中は、これは必ず勝たなければいけない。必ず勝つということを強く感じた選挙戦でありました。以上です。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。今回の選挙は、市長からもあったように、45%という沖縄市長選挙で最低の投票率でありました。相手候補もなかなか決まらない中での選挙という部分で盛り上がりに欠けた状況であるのですが、相手候補と1万票差をつけたという部分では、本当に2期8年の桑江市政に対して、市民としてはしっかり頑張って、3期目も担ってほしいというメッセージだったと本員は考えております。ただ、やはり宣伝不足なのです。本員たち議会では当たり前のように感じている沖縄アリーナの誕生も、何か市民の皆さんは国が造ったか、県が造ったみたいな感覚を持っていたのです。違うのだと。これは桑江朝千夫市長が率先となって、市全体で国に予算を獲得して、県からは1円も入っていないという説明をさせてもらったのですが、それも説明して初めて、「ああ、あんなすばらしいアリーナを造ったのは桑江朝千夫市長なんだ」というのがちらほら聞こえました。本員たち議員も桑江市長の2期8年間の実績という部分をしっかり訴えていかなければ、市民にはなかなか伝わりにくいのかというのを本員は感じた選挙戦でありました。 今年は名護市長選挙から始まって、多くの選挙があります。今年の選挙が、政治がかなり沖縄県にとって、また、沖縄市にとって大きな影響が出ると本員は考えておりますが、質問の要旨(3)これからの県内の政治状況について、市長の見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 これからの県内の政治状況ですが、参議院選挙が一昨日公示されました。ここで演説はできないのですが、今後この日本社会は田園都市構想、IT等、デジタル社会、そしてゼロカーボンシティに向けた環境づくり、特にコロナ後の経済の再生、成長、どこができるのか、どの政党に託していいのか。特に沖縄においては、基地跡地利用があります。これからの50年に向けた日本づくり、県づくりがかかった選挙で、この参議院選挙は大変大事であろうと考えております。また、沖縄県知事選挙が8月に告示されます。今年は本土復帰50周年の節目であり、沖縄振興特別措置法等の改正と、新沖縄21世紀ビジョン基本計画の策定がなされ、スタートしております。これから沖縄がさらに発展するため、その着実な実施が求められていることから、県知事選は当たり前ではありますが、大変重要な選挙と位置づけております。 次に沖縄市議会議員選挙であります。皆様方、議員の皆さんにとって大変な選挙となるであろうと思います。この4年間、私自身にも市政運営に支えていただき、叱咤激励もいただきました。感謝をいたしております。また、この場で、9月定例会でお会いできることを切に願っております。このように今年は参議院選挙、それから県知事選挙、沖縄市議会議員選挙が行われる選挙イヤーです。現在の政治状況は、沖縄の将来に向けて、今後の方向性を決める重要な年になるわけでありますから、しっかりと市民、県民の皆様には投票行動を行っていただきたいと思うところであります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 22日に参議院選挙が公示されました。本来であれば23日に公示されて、参議院は慣例として17日間なのです。ただ、政府、自民党、公明党の沖縄に対する思いという部分で、慰霊の日に公示をすると、全国で遊説とか、街頭でいろいろ騒がしい部分があるということで、政府与党の判断で一日前倒しで、22日になった選挙戦であります。比例代表制がある参議院、多くの政党が今、出ています。ちょっと変わった選挙というのが、今までは芸能人などが大きな政党から目玉候補として出るのが多かったのですが、今回は名前を上げて、有名人がYouTube、インスタ、Twitter、いろんなところで自分はこの政党を支持しているのだと芸能人が声を上げ始めている選挙なのです。そしていろんな泡沫みたいな政党ではない。しっかりとした理念を持っている。また、若い政党たちも立候補しています。ぜひ市民の皆さんには、先ほどの沖縄市の45%という投票率、これで政治をつくっていってはいけないと思います。しっかり参議院の候補の政策に耳を傾けていただいて、投票率が最低でも70%ぐらいの投票をしていかなければ、民意というのは反映されないと思いますので、市長におかれましては、この投票率、ある特定の候補の部分というのは公では言えないはずですが、投票に行こうというのはどこにいっても言えるはずでありますので、投票率を上げる形を全庁的に行っていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時10分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 質問事項2.施政方針についてであります。 質問の要旨(1)脱コロナに向けた取り組みについてお伺いしたいと思います。 市議も9月に選挙がある中で、みんなそれぞれ事務所を確保したり、ポスターや名刺とかを準備しているのですが、本員もポスター、名刺用の写真を撮りにいきました。初めて、50歳に近くなって、油ぎっしゅになっていて、カメラで写すときに油を押さえたほうがいいということで、初めて化粧もさせてもらいました。ファンデーションというのですか、塗ってテカリを押さえたのですが、コロナ禍でマスクをして、写真撮影の場所も沖縄こどもの国やアリーナまで行って写真を撮ってきたのです。今回写真集を作ろうかと思って撮ってきたのですが、移動するときにマスクをしていたら、女性の皆さんは本当に大変です。マスクにファンデーションがつくのです。そうすると、また、こっちが気になるので、落ちていないかと気になるような形で、本当にコロナ禍で、いろんな多くの影響が、女性の皆さんもそうだと思うのですが、多くの影響が出ているのだと実感しました。ただ、コロナ禍もウィズコロナという形でしっかり経済を回していかないといけない。沖縄県におかれましても、4人以内、2時間という制約も解除して、自己責任、自分たちでできる範囲の感染症防止をして、経済を回そうという部分で、玉城康裕知事もかじを切りました。①そこで沖縄市において、コロナ禍で疲弊した経済を立て直すため、大きな意味で、これからの経済対策の目玉という部分は、どのようなことを考えているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 自民党暁、瑞慶山良一郎議員の代表質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症が長期化し、市民の暮らしや事業所に大きな影響が出ている中、令和4年度におきましては、好評いただきましたプレミアム付き商品券事業を再度実施するほか、店舗改修補助や商店街への誘客促進事業など、様々な事業を実施しているところでございます。さらにコロナ禍で結婚披露宴等が減少し、ウエディング関連事業が厳しい状況にあることから、市内で挙式等を行う市民に対し、補助を行う事業を補正予算で計上しているところでございます。そうしたきめ細やかな支援策と同時に、経済を立て直すような思い切った対策も必要であると認識しております。コロナ禍で影響を受けている事業へ対し、国、県などの動向を見極めながら、関係団体、関係部署とも連携し、経済対策の目玉となるような支援を研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 今コロナ禍で疲弊した経済を回すためには、積極的にどんどんお金を入れるべきだと本員は考えています。経済を回さなければ、また財というのは生まないわけです。ですから沖縄市としてはもっと大きく、職員もまちに出て、コロナ感染対策をしっかりして、まちに出てお金を落としていくということを市長の旗振りで行っていただきたい。感染に飛び込んで行けという話ではないです。そうでないと、コロナ禍でまちというのが今、衰退していっている。まちの元気がなくなれば、もちろん市民のお金というのは増えていかないのです。それで公務員として、しっかり安定してきたこの3年間、2年半、皆さんの給料が下がった部分、ボーナス、賞与は下がってはいるのですけれども、給与としてはしっかり入っているのですから、本員たち議員も含めて、しっかりまちに経済のお金を落としていくというのを、市長の旗振りで行っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 質問の要旨(2)沖縄アリーナについてであります。 ①沖縄アリーナの今後の展開をどのように考えていらっしゃいますか、教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 自民党暁、瑞慶山良一郎議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、令和3年3月に供用開始され、コロナ禍でのスタートとなり、予定されていたイベントが延期や中止を余儀なくされ、厳しいスタートとなりましたが、琉球ゴールデンキングスやRIZINなどのスポーツ興行や、あとコンサート、国家試験、就職説明会など、年間51件、約17万人と多くの人に足を運んでいただきました。令和4年度以降も状況を見ながらではございますが、来園が安心して楽しんでいただけるよう感染対策などを行いながら、可能な限りスポーツ興行をはじめ、コンサートやMICEなどを開催できればと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ②課題を教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 昨年度はコロナ禍ということもあり、イベントの延期や中止のほか、開催が可能な場合でも入場制限を行っていたところでございます。今年度はコロナ対策を行った上で、収容定員まで入場することが可能となっておりますので、感染対策を行いながらイベントが開催できればと考えております。また、沖縄アリーナにつきましては、本市のランドマークとして整備をさせていただいており、地域活性化の起爆剤という重要な役割もございますので、沖縄アリーナに来ていただいた皆様に本市の魅力を伝え、まちなかへと誘導する取組が必要であると考えております。そのためには関係部署や地域の皆様とも連携した取組が必要と考えているところでございます。また現在、沖縄アリーナの完成後、全国から多くの皆様から好評をいただいており、行政のみならず、民間からも多くの視察や依頼などを受け、対応させていただいているところでございます。全国から注目を集める施設がこの沖縄市にございますので、多くの皆様に見ていただくとともに、誇りを持っていただけるよう、市民の皆様にも見ていただけるような取組も考えてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 一般質問でも取り上げさせていただいたのですが、沖縄アリーナをこの沖縄市を中心に年に一、二回ぐらいは県民、市民に見せるようなイベントをしたらいかがかというお話をさせてもらったのですが、沖縄市において、沖縄カップとか、また、琉球ゴールデンキングス、FIBAが来るということで、この沖縄アリーナはバスケットの聖地なのだというアピールをするために、小、中、高校の大会がいろいろあると思うのですが、バスケット協会などと調整して、決勝は沖縄アリーナで小、中、高校の決勝をやる。そうしたら一日ぐらいで終わるのではないかと本員は思うのです。小、中、高校の決勝は沖縄アリーナでやる。しかも、それはしっかり沖縄市として会場費等の面倒を見てあげるという形の意識づけというのを行ったら、沖縄市はバスケットの聖地なのだという周知ができると思うのですが、その可能性についてどう考えておられますか。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、バスケットボールを中心とした見せる施設として整備をさせていただいておりますので、バスケットの聖地化というところも重要な観点だと考えております。また小、中、高など、子供たちが沖縄アリーナを目指して、日々トレーニングをし、バスケットを行っていくことはまた重要なところであると考えておりますので、ただいまの議員からの御提案につきましても、前向きに検討させていただきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 企画部長、よろしくお願いします。県内の大会などの決勝戦を沖縄アリーナでやったら、多分それが波及効果で、全国大会の決勝は沖縄市のアリーナでやろうという話も出てくると思いますので、市長、ぜひお力を発揮していただいて、行っていただきたいと思います。 ③ついてはいろいろ出てきておりますので、割愛させていただきます。 ④FIBAバスケットボールワールドカップについて。 ア.進捗状況をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップにつきましては、現在、本大会への出場をかけ、世界各地で予選ラウンドが開催されていると伺っております。いよいよ来年8月に開催されることから、1年前に合わせて予選ラウンドの誘致に現在取り組んでいるところでございます。日本バスケットボール協会とは、毎週会議を開催し、FIBAの現状や本大会に向けた意見交換を行っているところでございます。FIBAの大会事務局につきましても、5月に沖縄アリーナをはじめ、コザ運動公園などの視察も行われ、本大会に向けた準備が進められているところでございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 もう1年近くなるのです。8月でしたから。1年も近くなるに当たって、運営費とか詰めていかないといけない状況が、タイムリミットが来ていると思うのです。 イ.県との連携はどのような形で動いているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 FIBAバスケットボールにつきましては、現在、沖縄県において市町村や県バスケットボール協会などからなる開催地支援協議会の立上げを準備していると伺っているところでございます。協議会の中ではボランティア、プロモーション、警備、輸送、医療など、全県的な部分も含めていくことになるものと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。
    ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。しっかり県との連携を図って、運営費等も含めて、早めに解決をしていただきたいと思います。 続いて、ウ.大会の周知方法なのですが、本員も副議長として、沖縄市の実行委員会の委員という形で、今回総会にお邪魔させていただきました。その中でFIBAの事務局からの説明では、電通調べで今、FIBAバスケットボールの県民への周知のパーセンテージが18%らしいのです。あと1年しかない中で、18%の周知というのは本当に心配であります。大会の周知方法というのをどのように考えているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップ2023の開催に向けた情報発信につきましては、大会主催であるFIBAや日本バスケットボール協会が主体的に行っているところでございますが、県内の認知度が18%と出ているところでございます。今回、本市でこのような世界的なイベントが開催されることは、沖縄市を世界及び日本国内に対し、PRができるよう、絶好の機会になると考えております。日本バスケットボール協会と連携を取りながら、1年前のタイミングである8月にはワールドカップ地区予選ウィンドーコート、そして沖縄アリーナへ誘致していきたいと考えております。また、大会に合わせて、シティドレッシングやノベルティを作成し、市内の主要イベントや飲食店での配布を行うなど、まち全体で機運を高めていけるような取組を行いたいというところで、今回予算を計上させていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 部長、ありがとうございます。1年前でこの周知18%というのは本当にやばいです。本員たちには広告塔がいるのです。それは誰かというと、桑江朝千夫市長なのです。桑江市長がミャンマーの民主化運動の賛成をするといって、この「3」というのを、いろんな広報などで写真を撮るとき「3」というのをずっとやっていたのです。そうしたら当時、本員も意味が分からなくて、周りからは市長がこうやってずっと「3」とやっているのは何かと言われたときがあったのです。あれは多分3期目に出馬するという意思表示ではないかという話をして、市長に確かめてみたら、民主化運動を支援するというメッセージだったと。みんな広告で見ているのです。ですから、このFIBAバスケットボールの格好いいロゴマークができています。そしてマスコットもそろそろ発表ということも聞いているので、しっかり沖縄市が率先して、ロゴマークのバッチなどを作って、市長があらゆるところでこのバッチをつけていく。そうしたら必ず皆さん気になるので、このバッチは何ですかと聞きます。そういう形で周知を図るのです。もちろん本員たち議員たちもあちこちでこのバッチをつけてPRしていくということで、みんなで盛り上げるような周知を考えていただきたいと思います。これは早急につくっていただきたいと思います。 質問の要旨(3)続いて日本一ユニークなこどもの国についてであります。 ①今後の展開を教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国では、これまでに九州初となるホワイトライオンの導入に合わせた新しいライオン舎の整備をはじめ、ヤクシマザル舎のリニューアル、日本の里山をイメージした整備、また今年度4月には、ワニやジャガー、爬虫類とともに、沖縄こどもの国では初となるコツメカワウソを一堂に観覧できる複合施設の整備が完了し、好評を博しているところでございます。令和4年度につきましては、来園に人気の高いふれあい動物園エリアの整備を行っておりますが、併せて噴水遊びができるエリアの整備や、東ゲート周辺エリアの整備に取り組むとともに、ナイトZOOの開園に向けたライトアップ整備を行っていく予定となっております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 今回、本員たち会派は行政視察をさせていただきました旭山動物園に、本員は3回目ぐらい行かせてもらったのですが、やはり面白いのです。あちらでびっくりしたのが、ユニークだと思ったのが、旭山というのはあっちの直営なのです。飼育員なども飼育が好きだから雇ったのかと思ったら、一般職だった人がいきなり人事で飼育員係になるらしいのです。ぶっ飛んでいるなと。だけど市長としての思いで、これは直営でやっていかないと自分たちの思いというのがすぐ反映できないということで、直営にしているとお話を聞かせていただきました。カバを見てきました。沖縄こどもの国にも立派なカバが2頭いるのです。だけど何回も行くけれども、動いたところを見たことない、目だけがギロッとしているのですが、カバというのはそういうものだと思っていたら、旭山動物園で、4億円ぐらいのろ過器を入れて、足元が見えるクリアなカバの飼育小屋なのです。そうしたらカバというのは威嚇して、縄張り意識が高いということで、もぐったり、見る人たちにふんをかけたりするのです。これが本当にエンタメというのですか、すごく面白くて、4億円ぐらいだから部長、交渉力で国から予算をとって、これを導入したら面白いと思います。ぜひ市長も、コロナ禍を見て、あれを見に行ったほうがいいと思います。そういうぶっ飛んだ発想を持たないと、日本一ユニークなこどもの国はつくれません、市長。最近テレビで見たのが、動物の飼育のところの上に、きれいなガラス張りで悪臭もしないのですが、その上にベッドなどを置いて、ホテルに泊まれるような動物園もあるそうです。ぶっ飛んでいます。日本一ユニークです。沖縄市としてユニークというのであれば、本当にぶっ飛んだ形の発想で、市長のリーダーシップで行っていただきたいと思います。本員はいつもディズニーランドを取り上げるのですが、飼育員とか、スタッフなどが本当に演者で、自分たちがもてなして、自分たちは見られているという感覚があるのです。ですから沖縄こどもの国でもモニュメントとか、動物のモニュメントの前に椅子があって、そこでソフトクリームを食べているいかついおじさんがいたのです。こんないかついおじさんでもソフトクリームを食べながら、この動物の前で座って、食べるときは笑顔だったと。ディズニーランドでも怒る人はいないらしいのです。そういう沖縄こどもの国を目指していただきたいと思います。 ②ナイトZOOに向けた取り組みを教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 ナイトZOOへの取組につきましては、現在、内閣府の沖縄振興特定推進事業補助金を活用し、令和4年度より園内全域を対象としたライトアップ整備を予定しているところでございます。照明の持つ光と色を効果的に融合し、来園が歩く園路を安全に、また、動物展示を印象的に演出するとともに、水や緑などが沖縄こどもの国にある資源を最大限に活用したライトアップの演出により、沖縄こどもの国の新たな価値を創出してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。このライトアップで9億円ぐらいの補正予算がついたと聞いております。これが沖縄振興特定事業推進補助金ということで、山内部長を中心に、国と内閣府と交渉して、補正予算がついた。本当にすごいことだと思います。それは島尻安伊子代議士を通しながら、一緒に交渉してきた成果だと思います。ぜひ頑張って、ナイトZOOを成功に導いてまいりましょう。 続いて、質問の要旨(4)東部海浜開発事業についてであります。 ①進捗状況を教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 それでは会派自民党暁、瑞慶山良一郎議員の代表質問にお答えします。 東部海浜開発地区の進捗状況についてでございます。潮乃森の埋立面積約95ヘクタールのうち、国が行う86ヘクタールにつきましては、部分竣工を含め、約60ヘクタールが概成しており、県が行う9ヘクタールにつきましては、これから行うこととなっております。全体としては、約6割がおおむね完成しているところでございます。また、沖縄県が整備を進めている人工ビーチにつきましては、養浜工事が約8割の進捗となっております。道路整備につきましては、延長810メートルの橋梁4車線中2車線について、橋桁が約310メートル架設されており、人工島内の臨港道路につきましては、約2,100メートルの道路4車線中2車線について、人工ビーチまでの780メートルの部分を令和5年度末まで整備する予定となっております。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 会派自民党暁、瑞慶山議員の代表質問にお答えをいたします。 水道施設につきましては、人工島外の整備を令和2年度で完了しております。令和4年度は県の橋梁工事と併せ、水道管の一部転嫁を予定しております。人工島内につきましては、東部海浜開発事業の進捗に合わせまして、整備を進めてまいります。下水道施設につきましては、令和元年度までに汚水施設と雨水施設の基本設計を行っており、上水道同様に、関連する県の橋梁及び臨港道路の整備状況と合わせまして、施工を行う予定でございます。また、全体的な整備につきましては、県の造成工事、あるいは道路工事などの進捗状況に合わせまして、着手をしてまいります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。遅いのではありますが、着々と進んでいるような形で聞こえてくるのですが、埋立てだけが終わっても活用できないのです。道路は今整備していく。上下水道がなければ、どの形も使えないのですが、インフラ整備、上下水道の部分というのは、今は埋立てをして国、県の持ち物なのですが、工事として、本員たち沖縄市が買い取らなくてもインフラ整備という部分は可能なのでしょうか、聞かせてください。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えをいたします。 人工島内の施設整備につきましては、令和3年度に国、県、市において、汚水施設の整備等に関する協議を行い、令和4年4月に国から土地の取得が完了しない限り、事前の下水道整備は許可できないと回答をいただいております。そのことを受けまして、同年5月20日に国に対しまして、事前設置に関する内容を照会しておりますが、現時点では回答を得られていないところでございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 沖縄市が活用する部分、今までの説明では、企業が来るということで、沖縄市が土地を買って、企業に貸与するか、売却するかという部分であるはずなのですが、インフラ整備がそろわないとなかなか売りづらい。だけど企業の誘致がないと買いきれないと。今かなり卵が先か、鶏が先かの議論になっている感じなのです。県としても3月1日の県議会の中川京貴県連会長の答弁では、東部海浜の県の埋立て完成予定は、令和11年度というのです。もっとスピードアップしながらやっていかないと、工事は土地を買わないと工事ができない。土地を買うには企業を引っ張ってきて、買ってくれるのを担保しないと、沖縄市としては買えないと言っていくと、企業側としては、今後本当に配備されたのか、インフラ整備がされるのかどうかというのが分からない中で、こっちに進出するという部分はなかなか難しいと思います。これはしっかり東部海浜開発局も、市長を中心にどういう形でインフラ整備ができるのか、そして土地の売買ができるのかというのは、県と国と早急に議論して、形を進めないと、いくら待っても潮乃森は完成しません。どっちがゴールを落としても、損害を被るのは沖縄市民でありますので、その点はリーダーシップをとって交渉をしていただきたいと思います。 ②人工ビーチの供用開始はいつ頃を予定されていますか。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 人工ビーチの整備状況といたしましては、沖縄県より護岸などの整備がおおむね完了し、砂浜を整備するための養浜工事が令和3年度末時点で、約8割の進捗と伺っております。また、人工ビーチを全て供用開始するためには、埋立て工事の状況や、背後地となる海浜緑地等の整備が必要であり、市及び国、関係機関と連携を図りながら、早期使用ができるよう取り組んでいきたいと伺っております。現在、令和5年度末のビーチの部分使用に向け、国と県に積極的に働きかけ、調整協議を行っており、部分使用の範囲といたしましては、さきに竣工した約9ヘクタールに隣接する人工ビーチの実施を検討しております。人工ビーチの部分使用に当たっては、残る片側2車線の橋梁工事や埋立工事等、多くの工事車両が行き来いたしますので、国、県の工事に支障を来すことがないよう、利用の安全を第一に考え、当面は夏季となる5月から9月までの日曜日、約20日間になりますが、限定し、シャトルバス等による来場を検討しております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。本員もずっと議会で、この人工ビーチの供用開始のことを尋ねてまいりました。そのときの答弁というのは、令和5年末には供用開始できるということをずっと受けていたのですが、今、説明を受けると、令和5年末から日曜日だけ、5月から9月の日曜日だけの20日間しか供用できないということであります。本員たち議会が思っていた供用開始と一部供用開始とかなりギャップがあるのかというのがあります。ただ早期に、土曜日も工事をさせてもらいたい。それで進めていくということであれば、甘んじるしかないかと思うのですが、もっと情報を細かく丁寧に説明していかないと、本員たちは令和5年末には多分ビーチはできるとみんなに宣伝していたはずなのですが、4か月で日曜日の20日間しかビーチを使えないと言ったら、なかなか今まで想像していた利用というのができないはずなので、細かな情報発信はぜひお願いしたいと思います。 質問の要旨(5)こどもの貧困についてであります。 市長の施政方針にもこどもの貧困というのを取り上げているのですが、国においてもこども家庭庁が発足します。こども家庭庁というのが内閣府の多分特命大臣という形で大臣を置いて、庁がスタートすると思うのですが、本員たち沖縄市から選出している島尻安伊子代議士が内閣の大臣のときに、こどもの貧困というのを取り上げて、10億円をばーんと国から県に入れたのが、こどもの貧困対策の一番目のスタートであります。ぜひ市長におかれましては、市長会の代表でもありますし、明日菅義偉前総理がお見えになりますので、初代こども家庭庁の長官は島尻安伊子がいいのではないかという要望をしたら、面白いのではないかと思います。時間もありませんので、この点は割愛させていただきます。 質問の要旨(6)火葬場についても、多くの皆さんから質問が出ていますので、割愛します。 質問の要旨(7)キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ住宅地区についてであります。 岸田総理が電撃訪問をして、あちらを視察して、あちらの建物を今、解体をして、新しく建物ができて後に返還という形らしいです。返還されるまでは、あちらの地区を緑地公園として市民に開放する、共同使用するということを宣言されました。そこで緑地だけだったらもったいないです。今テニス協会等からいろんな要望がある。野球場までは造れないそうです。フェンスなどを建てるのが大変らしいので、今、計画しているのはあずまやとトイレと、そして近くに広っぱがあってソフトボール場ぐらいはできるのかと、防衛との話ではそういう話があるので、テニス場はそんなにお金がかからないはずなので、あちらの部分にテニス場を整備して、今コザ運動公園にも狭いテニス場があるのですが、それの補完的な場所として、市として提案していくのも面白いと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。この点についても割愛します。 質問の要旨(8)中活、戻ってきてから議論しましょう。割愛します。 質問の要旨(9)音楽によるまちづくりの推進について。 ①は割愛します。 ②ピースフルラブ・ロックフェスティバルについて今後の展開であります。 本員は若いときから大好きで、この沖縄市において音楽の最イベントだと思っております。胡屋にレトロですか、居酒屋があるのですが、そこでピースフルの昔からのビデオが見れるのです。そちらでは桑江市長の親父さんである朝幸先生がピースフルで挨拶していたり、歴代の市長が挨拶しているのを見させてもらいました。玉城康裕知事もがんがん歌っているのです。タンクトップで。あれが何なのか、シールなのか分からないのですが、両肩にタトゥーが入りながらもがんがんロックをして、コザらしいというビデオが見れる形で、全国でも例を見ないフェスティバルだと思います。しっかり沖縄市もフォローしていかないといけないと思います。 ②ピースフルラブ・ロックフェスティバルについて今後の展開を教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 ピースフルラブ・ロックフェスティバルにつきましては、愛と平和を掲げた地域独自のイベントとして、昭和58年(1983年)8月の開催を機に、現在までに36回の開催実績を持つ、非常に長い歴史が刻まれた本市の代表的な夏の音楽フェスティバルでございます。当フェスティバルには兄弟都市の大阪豊中市で開催される豊中ピースフルラブ・ロックフェスティバルのグランプリバンドも出演され、文化、人材交流の発展にも寄与しております。これまで市より実行委員会へ補助金を交付するなどの支援を行ってきており、本市の文化振興に資する広域的な事業でございますので、引き続き実行委員会や関係機関との協議を重ねながら、支援を継続してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 今度また7月9日ですか、ピースフルが音市場の下で行われます。本員としては、ピースフルというのは何かチケットを買って、みんなで大人の祭典で、お酒を飲みながら見るというのがピースフルの感覚でありますので、今後は無料で見させるのではなくて、しっかり箱をつくって行っていただきたいと思います。要望します。 質問の要旨(10)平和行政の推進についてであります。 今ウクライナがロシアから侵攻されて大変なことになっています。私たち沖縄県民、沖縄市民というのは逃げる場所がないのです。そういうことであるのであれば、万が一、有事が出たとき、公共施設の地下を利用する以外ないのです。避難するシェルターを作るしかないのです。今後の展開として、公共工事にはしっかり地下を活用するような形を提案したいと思います。これもまた戻ってきてから深めていきたいと思います。 質問の要旨(11)日本一の市役所について。 市長、リーダーシップをとって、しっかりつくってください。ただ、それを職員に任すのではなくて、職員が働きやすい環境をつくるのが市長の役目だと思います。以上をもちまして、自民党暁、代表質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派自民党暁、瑞慶山良一郎議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時47分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き代表質問を行います。 会派一志会、新里治利議員。 ◆新里治利議員 午後、会派一志会の代表として、代表質問をさせてもらいます。議席番号24番の新里治利でございます。少しだけ所見を述べます。 去る4月24日、日曜日に執行された第13回沖縄市長選挙において勝利し、3期連続当選された桑江朝千夫市長、誠におめでとうございます。3期当選は市政発足以来、御父上の桑江朝幸市長と朝千夫市長、お二人のみであり、これはまさに偉業であると思います。ですが、選挙中に沖縄市長はみんな2期交代だと、常識だと。だから丸々に入れてねという話もあったりして、すごいいろんな情報があって、本員は選対の事務局長をさせてもらいましたが、すごいひやひやした思いがありました。しかし、結果は相手候補に1万票差をつけての圧勝であったと思います。これは市民からの信用、信頼、そして期待の表れであると思います。沖縄市の歴史にさん然と輝く大業をなせという市民からの評価であったと本員は思っております。我が会派一志会が市長を支え、市民の代表として、沖縄市のリードオフマンになるべく、質問をさせていただきます。会派一志会、代表質問のコンセプトが今回ございます。1個目が市民不在のない行政運営を求めること。そして我々市会議員は、それをチェックしていくこと。2個目に政策、事業の情報発信、PRの強化をさらにやってほしいと思います。今回これを主軸として、代表質問に入っていきます。付け加えて、再質問はありません。よろしくお願いいたします。 質問事項1.施政方針について。 質問の要旨(1)4月の沖縄市長選挙において桑江市長が3期目公約として揚げた「プロジェクトK」すなわち観光・経済・こども・健康・暮らしの5 つの基本方針のもと、これは読んで字のごとく、アルファベットに置き換えると頭文字がK、ちなみに桑江のKであることもここで表明しておきます。5つの基本方針のもと、市政を運営していく決意とあります。 ①P6.「観光」で地域を活性化する沖縄市から「夜の観光」とあるが一般的に「夜の観光」とは何を指すのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 こんにちは。会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えいたします。 夜の観光につきましては、学びや、楽しむという目的で、日常生活圏を離れて訪れた地域の自然、食や文化等に触れ、体験するなどといった行為のうち、特に日没後の時間帯におけるものを指すものと考えております。本市におきましては、魅力的なナイトコンテンツを有しております。具体的には戦後基地の門前町として多くの人が集い、アメリカ文化が融合した独自の文化が培われ、個性あふれる商いの場が地域に形成されております。また、夜景イルミネーションアワードに選出されました東南植物楽園、沖縄こどもの国におけるナイトコンテンツも充実しております。さらに沖縄アリーナが供用開始し、本市の魅力的なナイトコンテンツとの相乗効果が得られるものと考えております。令和4年3月に策定いたしました第2次沖縄市観光振興基本計画において、それぞれの観光資源を横断的に活用することにより、選ばれる観光地づくりを推進することとしております。今後もナイトコンテンツの魅力向上や情報発信に取り組むとともに、内外を魅了するエンターテインメント拠点施設である沖縄アリーナとの連携により、夜の観光を推進してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 答弁ありがとうございます。 会派一志会といたしましては、ナイトZOO、沖縄こどもの国、そして沖縄アリーナを中心としたナイトコンテンツ、加えて台湾の夜市等を手本にした魅力ある夜のコンテンツづくりに、会派としてこれからも当局にいろいろと提案していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ②P7.「雇用の創出と~」からでございます。 「用途地域見直し」とあるが、主にどこの地域を見直していくのでしょうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 用途を変更する地域につきましては、基礎調査を行った上で企業ニーズや地域の状況等を整理した上で、企業誘致に係る基本方針を改定し、必要な用途変更につなげてまいりたいと考えております。用途を変更する時期といたしましては、今年度中に企業誘致基本方針を改定した上で、次年度以降に関係部署と調整をしながら進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。 会派一志会といたしましては、北部、東部の議員を抱えております。古謝、大里地域、そして登川地域、知花地域の魅力ある、そして発展のある地域でありますので、ぜひとも用途地域の見直しにしっかりと邁進してほしいと思います。 次に③P7.同じく「雇用の創出と~」から 中城湾港港湾整備とありますが、具体的な計画はありますでしょうか。あればタイムスケジュール、時系列での概要をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 中城湾港新港地区は、沖縄県における物流拠点として整備されるとともに、国際物流拠点産業集積地域として指定されており、生産機能と流通機能の拠点として、沖縄本島東海岸地域の発展に貢献しております。また、中城湾港におきましては、クルーズ船の寄港により平成30年度は約4万2,000人、令和元年度は約5万9,000人が来訪されるなど、今後も多くの方が来訪されることが想定されるため、観光振興の観点からも整備を促進することが重要になってまいります。中城湾港における港湾整備といたしましては、これまでうるま市と共同で事業を実施しております中城湾港開発推進協議会として、毎年内閣府や国土交通省などへの要請活動を行い、東ふ頭岸壁の延伸整備や航路、泊地のしゅんせつ工事を実施している状況でございます。沖縄県が令和4年3月に改定した中城湾港港湾計画書によりますと、新港地区におきましては、岸壁の延長やふ頭用地の拡大、新たにクルーズ船に対応する旅客線ふ頭、航路、泊地の拡張、クルーズターミナルの整備が計画されております。タイムスケジュールや時系列等は示されておりませんが、通常10年から15年先の将来が目標年次とされており、本市としましては、引き続き港湾整備の実施主体である国や沖縄県への要請を行い、安定入港のための岸壁の延伸整備や、埋没予防対策等の整備について促進してまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 御答弁ありがとうございます。この施政方針ですが、ときの市長がいつもお示しされるのですが、中城湾港整備の文言は毎度出てきます。ですが、冒頭にも申し上げましたが、それを市民へ周知されているのか、知っているのか、あるいは恩恵を感じているのか、そういう意味で、市民不在になっていないかと。そうであるならば、そこら辺の情報発信とPRの強化をしっかりと桑江市長の下でやっていってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ④P7.「こども」が夢と~から なぜ「沖縄市」には貧困の連鎖が起こっているのでしょうか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 こんにちは。会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄県が令和3年度に実施した沖縄こども調査においては、世帯全体の年間の手取り収入を世帯人数の平方根で割った額で表される10日可処分所得が127万円未満の世帯を貧困層としており、その貧困層の割合が沖縄県は23.2%となっています。令和元年度の数値となりますが、全国平均の13.5%よりも沖縄県の貧困層の割合は高くなっております。したがいまして、貧困の連鎖は本市のみならず他市町村も同様に親の収入の低さが要因の一つになるものと考えられます。親の収入が低いと子供の学びの機会や、衣食住等が不十分になるとともに、子供自身の意欲、社会性などの非認知能力の発達にも大きな影響を与えます。その結果、子供が成長し、社会に出てからも職業の選択肢が狭まり、不安定な収入しか得られないという貧困の連鎖が生じているものと思われます。この貧困の連鎖を断ち切るためには、貧困がもたらす悪影響の解消を目指し、子供がどのような家庭に生まれても子供の成長段階に応じた必要な支援が得られ、基本的な生活習慣や健康管理が身につき、子供自身の自尊心や自己肯定感、学習意欲等が高められることが重要であると考えます。子供自身が自分の将来に夢や希望を抱き、自分の力で道を切り開くという気概を持てるよう、今後も継続して貧困対策に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。こどもの貧困についてでありますが、分かりやすくいうと、大人の責任であると。我々大人がどうやってこれを打破するかということが本当に大事であると思います。桑江市長のリーダーシップの下に、目に見えた形で沖縄市の貧困の連鎖を断ち切っていきたいと思いますので、今後とも鋭意、会派一志会も一緒になって頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、⑤P7.「健康」・福祉を第一にからです。 「孤独」「孤立」とあるが、これは具体的にどのような状況でありますでしょうか。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えします。 「孤独」「孤立」対策につきましては、新型コロナウイルス感染拡大により、交流や相談の機会が減少したことなどから、一層深刻な社会問題となっていることを受け、国において様々な施策を推進するための重点計画が進められております。その重点計画において孤独とは、主観的な概念で、ひとりぼっちと感じる精神的な状態を指し、寂しいことという感情を含めて用いられることがあり、孤立とは、客観的な概念で、社会のつながりや、助けのない、また、助けの少ない状態を指すとされております。本市におきましては、自殺対策やひとり暮らし高齢への在宅支援、こどもの居場所づくりや、若年妊産婦への支援など、各担当部署において孤独、孤立対策の取組を実施しているところでございます。しかしながら、孤独、孤立の感じた方、捉え方は人によって様々であり、周囲の人に気づかれないまま、心身の健康面への深刻な影響を及ぼすことも懸念されることから、支援を求める声を上げやすい環境づくりや、人とのつながりを実感できる地域づくりなど、さらなる取組が求められており、今後どのような取組を実施するべきか、検討を進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。 先ほど冒頭に市長選挙のお話をしましたが、実は市長選挙のさなかに、ある市民の方が選挙事務所に電話をしてきて、「こうこうこうで困っているのだけれども、そっちの市長候補はやってくれるか。やってくれないのだったら俺は反対に入れる」という人がいました。実際にお家に行ってみたら、独居で暮らしている老人の方で、お家もちょっと荒れていて、これが沖縄市の独居老人の孤独というか、孤立というか、孤立といったらちょっと大袈裟かもしれないのですが、リアルを目の当たりにしました。でもそういう人でも、リーダーにすがりたいという気持ちがあったのです。ですから行政の力といいますか、行政の働きによって救われる人もしっかりいる。でもそれをリーダーが引っ張っていくというプロセスがないと、取り残されていくという現状が沖縄市にもあると思います。先ほどの貧困の連鎖もまさにそうではないかと思います。一人も取り残されることのない行政サービスをやっていってほしいと思います。これは以上です。 続きまして、⑥P8.誰もが安心できる「暮らし」~から ア.ゼロカーボンシティとは何ですか。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 こんにちは。会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えいたします。 環境省によると、ゼロカーボンシティとは2050年までに温室効果ガスの排出量、または二酸化炭素実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが、または地方自治体として公表された地方自治体とされており、令和4年5月31日時点において、702の自治体がゼロカーボンシティを表明しております。県内においては、宣言順に久米島町、沖縄県、竹富町、沖縄市、宮古島市がゼロカーボンシティを宣言しております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 続きまして、イ.実現に向けた本市との整合性はありますでしょうか。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 本市における二酸化炭素排出量につきましては、公共施設を含むオフィスや、家庭から排出される割合が全体の約60%となっており、また、燃料別の二酸化炭素排出量を見ると、電力の占める割合が高くなっております。オフィスや家庭における省エネの推進や、太陽光発電の普及促進といった取組が重要であると考えております。ゼロカーボンシティの実現に向けては、これまで本市が実施してきた温暖化対策の着実な推進とともに、公用車のゼロカーボンドライブの推進や、公共施設への太陽光発電設備の導入など、全庁的に取り組んでまいります。また、地球温暖化防止に当たっては、行政での取組のほか、市民、事業等の各主体がそれぞれの立場でできる取組を行っていく必要があることから、太陽光等の再生可能エネルギーの利用促進、家庭や職場での省エネルギー活動の促進などの地球温暖化対策を推進し、地域における温室効果ガス排出量の削減を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。これもゼロカーボンシティというのが分かる人がどれだけいるか。要するにSDGsを基にした世界規模の環境をよくしよう。二酸化炭素を排出しないようにしようということでありますが、それがどこまで市民に周知されていて、14万市民がそうだ、そうだと。頑張ろうということにつなげるのか、そこら辺もおいていかないように、今後もしっかり頑張っていってほしいと思います。 続きまして、ウ.日米地位協定の見直しとあるが、市民本位の議論はなされていますでしょうか。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 一志会、新里治利議員の代表質問にお答えいたします。 日米地位協定につきましては、これまでも軍転協を介し、抜本的な見直しを要請してきたところでございます。一般的に基地に関する情報につきましては、新聞報道等の情報により発信されているところですが、国や県のホームページ、Q&A冊子等で地位協定について説明されているものもございますので、今後は他の関係機関との情報連携や、市のホームページ、観光紙など様々な媒体を通して、まずは市民の皆様へ周知が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。安全保障と外交というのは国の専権事項でありますから、沖縄市がどこまで日米地位協定の見直しができるかというのは、まだまだ未知数だとは思います。しかしながら、隣に大きな嘉手納基地があります。恐らくお互いが生きている間はなくならないでしょう。その中で見直しという志はとてもいいと思います。その中で日米地位協定をどう扱っていくかというところが、恐らく今、基地政策課であるのかと思いますけれども、本員は率直に基地政策があるのかと。基地政策課という名前なのだけれども、基地政策というのは、市民に対してどこまで輪郭のあることを沖縄市は今、投げかけているのかというところが疑問でございます。市長、我々も改選後しっかり上がってくるつもりではありますので、施政方針にうたっているならば、もっと輪郭のある市民に訴えきれることを、お互い推進していきたいと思っておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 続きまして、⑦P9.平和行政の推進につき~から。 ア.平和の定義とは何でしょうか。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 平和の定義につきましては、様々な説明がございます。個人では平和について、安らかに和らぐこと。穏やかで変わりのないこと。戦争がなくて世が安穏であることと記されています。小学館提供のデジタル大辞泉では、戦争や紛争がなく、世の中が穏やかな状態にあること。またその様。もう一つが心配やもめ事がなく穏やかなこと。またその様となっております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 続きまして、イ.沖縄市の「平和」とは何を指すのでしょうか。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 沖縄市の平和理念につきましては、沖縄市平和事業推進アクションプランにおいて記されております。平和とは、単に戦争のない状態をいうのではない。わたしたちの街から差別をなくし、弱い立場にある人々を社会の一員として大切にする。小さな子どもからお年寄りまで、障がいのある人もない人も、すべての人は人としての存在が尊ばれ、自由平等であり、あらゆる危険から守られる。そして、ゆとりある豊かな生活が保障され、互いに信頼しあい助け合っていける地域社会を平和と考えますとしております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 先ほど瑞慶山良一郎議員からありました慰霊の日の糸満摩文仁のセレモニーにおいて、いろんなことがあったと。戦後70年がたって、本員の主観ですけれども、この慰霊の日周辺のセレモニーというのは、それが目的になって、何のためのセレモニーなのかというところが課題になってきていると思われます。沖縄市の平和はどういうところにあるのかと。ただ毎年毎年、平和、平和とうたっていて、通過儀礼のような、年中行事のような存在になり下がってはいないでしょうか。沖縄市の平和とはこれだという明確な理念といいますか、そういうものをプライドを持ってほしいと思います。沖縄市は独立独歩でそこら辺を考えているのだというプライドを持って、沖縄市民としても、常に沖縄市役所といいますか、その行政に頼っていきたいと思っていますので、ひとつそこら辺もよろしくお願いいたします。 ⑧P10.文化芸術の振興につき~から 市民会館の改修とあるが、いつから始まっている事業ですか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 市民会館の改修につきましては、平成25年の建築物の耐震改修の促進に関する法律の改正によって、耐震改修の実施が義務付けられたことを受け、平成27年度に耐震診断を実施したところから開始をしております。耐震診断の結果、耐震性能を満たしていないということが示されましたので、平成28年度に沖縄市民会館全体計画調査を実施し、沖縄市民会館の耐震及び老朽化に関する事項について、本体改修、設備機器改修、備品の更新、躯体補強等の工法選定等について検討いたしております。平成29年度におきましては、沖縄市民会館全体計画調査で絞り込まれました工法と建て替え事業の工程の検討、建て替え事業費と改修事業費の概算費用の比較検討を行い、平成30年度におきましては、沖縄市民会館耐震対策委員会を開催し、耐震改修の方針を決定いたしました。令和元年度におきましては、市民会館を健全に経済的に維持運営していくことを目的に、沖縄市民会館等長寿命化計画を策定し、長寿命化を図るために必要な対策及び時期について検討を行い、令和2年度から令和3年度におきましては、工事着手に向けた基本実施設計書の作成を行っており、令和4年度につきましては、現状不足しているトイレの増築に関する実施設計を行う予定でございまして、令和5年度以降の工事着工に向けて調整を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。平成27年、平成28年頃、これは改修に向けて動き出したとありますが、本員が市民不在、耳が痛いかもしれませんが、市民が分からないのではないかというところであぐらをかいていませんか。早くて文句を言う人はいないです。遅くて文句を言う人は100人中100人が文句を言うと思います。遅いと思います。そこら辺で大丈夫だろうと思っていないかもしれませんけれども、ここまで長引くと思われるのです。そこら辺はしっかり気をつけてほしいと思います。だからこそPRが大事です。今ここまで来ています。我々も市民の代表ですけれども、もっともっと、我々は30人しかいませんが、あと13万9,970人がいるわけです。そこら辺はしっかり気をつけていってほしいと思います。よろしくお願いします。 ⑨P10.戦後文化の発信と~から 祖国復帰50周年とあるが、桑江市長の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えをいたします。 5月15日に沖縄の本土復帰50周年という歴史的な節目を記念する沖縄復帰50周年記念式典が挙行されました。私も参列いたしました。式典はおごそかに行われ、半世紀にわたる沖縄振興に、よりこの沖縄が今日まで他に類を見ないほど発展してきたことを実感いたしました。沖縄市においては、我がまちの新たなランドマークであります沖縄アリーナや、日本一ユニークな動物園を目指している夜の動物園「ナイトZOO」の開園を予定している沖縄こどもの国、本格的なサーキット整備に向けたモータースポーツマルチフィールド沖縄、スポーツコンベンション拠点と、観光リゾート地を形成するとともに、カーボンニュートラルを推進する東部海浜開発地区の潮乃森、キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ住宅地区の土地利用と、その後の返還、広域的な交通ネットワークの強化が図られる池武当インターチェンジ、胡屋地区を交通結節点とすることで、公共交通の利用促進と中心市街地の活性化に資するバスタ構想などがあります。これらは今後の沖縄市がさらに成長し、発展するために十分な可能性を秘めた資源になるであろうと感じております。本員はこれから先の50年に向けて、これらの資源を活用し、さらなる飛躍を目指して着実に歩みを進めるとともに、積極果敢に挑戦してまいります。議員のお力もいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 桑江市長ありがとうございます。節目の本土復帰50周年、これまで県民がいろんな状況の中、今日の今日まで奮闘して、沖縄県、そして沖縄市、我がふるさと沖縄市がここまで発展したということは間違いない事実であります。そして桑江市長を先頭に、これからの沖縄市50年のけい、けいは計算の「計」です。国家百年の計もプロジェクトKにかけて、パーラナイ、サーラナイ本当にやっていってほしいと思います。いずれにせよ、本員の主観ですが、核にとらわれることなく、前進前進、また前進と。沖縄市をもっともっと発展させていってほしいと思います。これは以上です。 続きまして、⑩P11.文化財の保存と活用~から 越来グスクの保全とあるが、何を保全するのでしょうか。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えいたします。 越来グスクにつきましては、琉球国の歴史、文化を示す貴重な文化財として保存、管理を計画的に進めるとともに、名称としての価値の理解が深まるよう、指定地の保全整備を行ってまいります。令和4年度は指定地の整備を進めるに当たり、遺構保存や植栽、説明板等について、整備基本計画としてまとめてまいります。越来グスクをしっかり保護し、文化財の価値を次世代に継承していき、地域や見学の皆さんが当時の越来グスクについて、思いを分かち合える場所、空間となるような環境づくりを行い、越来グスクの周知に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。国指定名称アマミクヌムイと追加指定されました。ただ、やはり勝連城址とか、座喜味城址のようにお城があるわけでもなく、石垣の一部が残っているわけでもないので、そういうところから越来グスクの保全とはどういうことかという質問をさせてもらいました。本員は、やはり人間というのは見えないものも大事ではないかと。例えば我々は今、空気を吸っていますが、空気は見えません。でもこれがないと生きていけない。磁石も見えないけれども、あります。だから見えないものを大事にするという思いは大事だと思います。去る一般質問で、本員が沖縄市の拝所(ウガンジュ)は何箇所あるのかというところも聞かせてもらいました。そういう観点から、この越来グスクをもっと沖縄市のほうでPR、そして仕組みづくり、からくり、いい意味のからくりを作って、市民に周知させて、沖縄市にもグスクアンドーと。知花グスクもありますけれども、そこら辺はしっかりPRしていってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、⑪P11.生涯学習の推進~から 市民の学習意欲を向上させて、その次の狙いはどこにあるのでしょうか。 ○小浜守勝議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 こんにちは。会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えをいたします。 市民一人ひとりがそれぞれの人格を磨き、豊かな人生が送れるよう、生涯にわたって学ぶことができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現、それが生涯学習の目指すところと言えます。学びの対象は多種多様にあり、それらの知識や技術を学習することにより、新たな体験であったり、知る権利、知る楽しさや学ぶ喜びを実感することができます。できなかったことができるようになった達成感や満足感、柔軟な価値観や視野の広がり、創造性あふれる人間力の育み、さらにはグループ学習を通した良好な人間関係の構築などへとつながり、それが結果として市民一人ひとりの人生を豊かにしてくれるものと言えます。特に幅広い世代を対象とした社会教育活動については、市民の要望や社会の要請等を踏まえながら、各種講座の開催やサークル活動の支援などを含めた学習機会の創出、学習情報の提供などを通して、引き続き市民の学びへの参加を促し、その振興に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。これも本員の主観でありますが、この世の中、全部学力、あるいは学歴でその人を評価していって、その人が使えるか使えないかは置いておいて、いいところに据えてしまうという風潮があります。沖縄市はまたこれから市制50周年を迎える中、とても多くの先輩方、有能、優秀な人材がそろっているはずです。学力、学歴ではなく、どういう人間になるかというところも踏まえて、生涯学習課がなぜ沖縄市にあるのか、そういう存在意義も含めて、今後も鋭意調査研究といったらちょっとあれですが、そういう考え方を持っている市議会議員もいますし、それを要している会派もあるということをまた知ってほしいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、⑫P11.市民スポーツの推進~からの文言は大変重要であり、これからの沖縄市に必要不可欠だと思うが、具体的に市民をどう巻き込むか、これから始めたい市民をどのように「動かす」のか、目標・ビジョンをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 市民スポーツの推進につきまして、いつでもどこでも誰でも気軽にスポーツに参加できるよう、親子で楽しめるスポーツ教室や、子供から大人まで楽しめるイベントの開催、関係団体が実施する各種スポーツイベントの開催支援を行い、スポーツと身近に触れ合える環境づくり、きっかけづくりに取り組んでおります。また近年、盛り上がりを見せておりますeスポーツにおきましても、障がいや高齢向けの普及や振興も含め、地域と連携し取り組み、スポーツに参加する機会を拡充してまいります。今後も平成26年度に策定いたしました沖縄市スポーツ推進計画の改定を見据え、スポーツ協会をはじめとする関係団体とともに、さらなる市民スポーツの推進やスポーツによる交流促進に向け、戦略的な施策展開に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 観光資源も乏しい、産業もこれからだという沖縄市、やはり沖縄アリーナを中心としたイベントで人流をおこし、人、物、金を巻き込んで市民の幸福につなげるというのが最短のルートではないかと思います。その大きな流れが東京オリンピックの中で見えました。市民をどうやってスポーツというものに巻き込んでいくかというのは大きな課題でありますし、大きな可能性があると思います。桑江市長のリーダーシップで、目に見えた形で固まったものの考え方ではなくて、本当に市民が気軽に参加できるようなイベントづくり、そしてスポーツに対する沖縄市のスタンスを普及していってほしいと思います。 続きまして、⑬P11~P12.国内交流について~から 「市民主体」の交流とあるが、これまでの実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 兄弟・姉妹都市における市民交流を目的とした国内交流事業につきましては、教育・文化・福祉・産業・経済等における各分野において交流を展開し、行政レベルから市民レベルでの交流を実現することで、お互いの市のさらなる発展につなげていくことを目的としております。これまでの事業内容といたしましては、平成26年度及び令和元年度に市民ツアーを実施したほか、平成30年度より芸能団体派遣を行っておりまして、平成30年度には東海市へ泡瀬京太郎12人、令和元年度には米沢市へ20人を派遣し、交流を行っております。今年度、令和4年度には豊中市へ沖縄市芸能団体協議会を派遣する予定となっております。加えまして、民間が主体となっております交流につきましては、豊中市の豊中まつりにおいて、優勝したバンドを翌年のピースフルラブ・ロックフェスティバルに招待しております。また、隔年で本市と豊中市を相互訪問する少年サッカー交流がございまして、小学生のサッカーチームによる交流試合やホームステイを実施しております。東海市におきましては、中の町青年会の姉妹団体として、平成30年11月に東の町エイサーが設立され、東海市の沖縄フェスティバルにて合同で演舞を行うなど、交流を深めております。米沢市におきましては、地元のエイサー団体である上杉エイサークラブに園田青年会が指導を行っており、米沢市の代表的な祭でございます米沢なせばなる秋まつりや上杉まつりにて合同で演舞を行うなど、交流を深めております。今後もホームページやSNS等を活用し、市民に広く周知できるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ぜひ市民にもっとPRして、JCの児童交換交流に負けないように、児童生徒をしっかり巻き込んで国内交流をうたってほしいし、それこそ市民主体ということをうたってほしいと思います。 続きまして、⑭P12.国際交流につきまして~から 本市は国際文化観光都市をうたっているが、本員も含めて市民にそのような雰囲気、気概のようなものは感じにくい、それはなぜでしょうか。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 本市には約1,800人、約50か国の外国人がおります。その景観から生活様式に至るまで、アメリカに代表される異文化の影響が色濃く残る国際色豊かなまちであります。本年10月に開催となります第7回世界のウチナーンチュ大会に伴い、本市で開催する歓迎レセプションは、国際色豊かな本市で生まれ、育まれてきたウチナーンチュネットワークを対外的にPRできる、よい機会となると考えております。また、沖縄アリーナにおいて、既に開催が決定しているFIBAバスケットボールワールドカップ2023をはじめ、世界規模のダンス、ブレイクダンス。バトル・オブ・ザ・イヤーという国際大会の開催が本日決定し、発表されました。沖縄アリーナでの開催であります。夕方のローカルニュースに出ると思いますので、御期待ください。このように今後各国から多くの方が本市を訪れるとともに、メディアを通して本市の魅力が発信されることになります。国際文化観光都市として、内外から代表される方々に、本市の国際色豊かな風土と文化を体験し、感動し、楽しんでいただけるよう、地域や関係機関等と連携しながら国際交流に取り組んでいきます。また、国際交流のイベントは市内で多くあります。どうぞ議員諸兄も積極的に国際交流のイベント等に参加してもらえればと思います。
    小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 国際文化観光都市宣言をされて長くなっていると思いますが、正直、形骸化していたのではないだろうかと。ですが今、市長がおっしゃるとおり、これから名実ともに国際文化観光都市というものをPRしてほしいし、何より14万市民がそれをPRすれば、どれだけの情報発信になるかということをしっかり考えて進めていってほしいと思います。これは以上です。 ⑮P15.学力の向上につきまして~から 学習支援員を配置することによって、どの程度学力が上がるのか。分かりやすく説明をお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えします。 学習支援員の主な業務は、授業中に問題解決に困っている児童生徒への支援と授業以外の補習での個別指導があります。また、問題に取り組むように声をかけたり、問題が解けたときに褒めるなど、担任と連携して学習意欲の向上も図っております。このような支援の成果として、学習の定着度の低い児童生徒の割合が少なくなってきております。毎年5月に実施しております沖縄市標準学力調査の算数・数学の正答率30%未満の割合が減少しております。小学校に学習支援員を配置した平成27年度の小学校5年生の正答率30%未満の児童の割合が7.4%に対して、令和3年度は5.4%と減少しております。中学校に学習支援員を配置した令和2年度の中学校2年生の正答率30%未満の生徒の割合が29.3%に対して、令和3年度は17.9%と改善が見られております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 先ほど本員は学力・学歴はあまりみたいな言い方をしましたけれども、ダブルスタンダードになるかもしれません。桑江市長が進める貧困の連鎖を断ち切るためには学力の向上というものも同時並行にしていかないといけません。この学習支援員の存在は知っていますけれども、どれほどの実績があって、それで今回の施政方針に載っているのかという観点から聞かせてもらいましたが、すばらしい結果が出ていると思います。これからもしっかり頑張っていってほしいと思います。 続きまして、⑯P16.国際理解より これまでの流れと何ら変わり映えはないと思うが、なぜ嘉手納基地を中心とするコミュニティを活用しないのでしょうか。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和3年度に基地内のボランティア団体と調整を行い、市立小学校への読み聞かせや交流を呼びかけましたが、新型コロナ感染症の感染状況の悪化による学校での諸活動の縮小により、交流の実現には至っておりません。今後は感染状況や学校行事の実施状況を見ながら相手方との調整を改めて進め、読み聞かせや交流等の実現に向けて取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。本員が言う代わり映えがないというのは、本員が中学校にいるときも外国語の先生がいらっしゃってやっていますし、今もいらっしゃるでしょう。それはそれでいいのですが、嘉手納基地という隣にアメリカ本国があるわけですから、大人が基地なんだ、こうだと言って、そうこうしているうちに70年も、50年もたってしまったというのが本員の感じであります。そこら辺は柔和に状況を鑑みて、アメリカのネイティブな英語に触れさせて、それこそ国際文化観光都市の礎となる子供たち、そういう人材を、教育委員会もそういう視点から育てていってほしいという思いを込めて質問をさせてもらいました。ひとつこれからもよろしくお願いいたします。 続きまして、⑰P18.青少年の健全育成につきまして~から 沖縄市の貧困連鎖、その環境の中で非行に走る子供たちも少なくありません。その子供たちを守り、育て、正しい道に導くために行政は確固たる決意を持って事に当たるべきだと思います。 ア.教育支援センター設置への経緯をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 (仮称)沖縄市教育支援センター設置の経緯、背景につきましては、現在、教育委員会では非行や不登校などの課題を抱える児童生徒に対し、青少年センターや教育研究所などの各組織で支援しております。令和3年度に複雑化、多様化する子供たちの支援充実を図るため、関係する組織で支援体制の強化について検討しました。その中で各組織において業務が分散していることや、関係部局等との連携のさらなる強化が必要といった課題がありました。そのため複雑化、多様化する子供たちの課題に効果的に支援ができるよう、青少年センターと教育研究所などの関連する機能を整理し、子供たちや保護等への教育相談や、教育支援等の体制強化とともに、関係部局等との連携強化を図るための新たな組織として、(仮称)沖縄市教育支援センターの設置を検討しております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうござます。 イ.一部のいわゆる「ウーマクー」している子供たちのことを市長はどう思いますかということですが、実際にこの子たちと接していると、やはり見た目が何といいますか、やんちゃが出ているものですから、見た目で世間一般の大人たちに敬遠されるわけです。その子たちが実は発達障がいを持っていて、そういう発達障がいが気づかれないままウーマクーヤクトゥ、ナー、仕方ネーンサー、ハンナギトーケーというような風潮になっていないかと本員としての心配があります。もちろんそういうウーマクーのために、そういう教育支援センターがなされるわけではありませんが、ただ貧困の連鎖の末端にはそういう子が必ずいて、全体の中の一部ではあるのですが、そういう子たちをどうしようかという議論が、この沖縄市はまだまだ醸成されていないように思います。そこら辺を踏まえて、市長どう思われているのか。 ○小浜守勝議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 それではお答えをいたします。 ウーマクーという言葉には、非行のみならず、わんぱくや、やんちゃ、いたずら好きという意味も含まれていると解釈をしております。議員御質問のウーマクーな子供たちの行動の背景には、いろんな要因があるかと思われますけれども、中には自分を見てもらいたい。あるいはかまってほしいという、ある種のメッセージであり、サインであることも少なからずあるかと考えております。全ての子供たちは沖縄市の宝であり、財産です。ウーマクーな子供たちを取り巻く様々な課題解決への特効薬をすぐに見つけることは難しいかもしれません。とはいえ、子供たちが自分自身の今、そして将来に向けて悩み、苦しみ、不安や戸惑いを感じたとき、子供たちにしっかり寄り添い、気軽に相談のできる大人や機関を一人でも、一つでも増やし、より多くの子供たちへの関わりを持つことがとても大切だと考えております。教育委員会といたしましては、子供たちの健やかな成長のためにも関係団体や、機関がともに手を取り合い、見た目で判断することなく、個々の状況に応じて暖かく丁寧に見守り、寄り添いながら、先ほど指導部長の答弁にもありましたが、教育委員会としては、(仮称)教育支援センターなるものを設置しながら、より一層支援の充実に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。本員といたしましては、そういう子たちが行くところまで行ってしまって、少年院なり、児童相談所なり収容されるケースもあると思います。沖縄市の教育支援センターが、そうなる最悪のその前に機能するように応援していきます。それに付随する民間団体も本員は応援していきたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時11分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ⑱P21.エイサーのまち~から 地域のエイサーまつりの支援とありますが、これは既存の補助金のことでありましょうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 地域のエイサーまつりの支援につきましては、地域の活性化、エイサー文化の継承及び青少年育成の支援を目的に、平成26年度から予算を計上し、エイサーイベント開催支援補助金により、エイサーイベントの開催にかかる音響・照明等の機材及び設営経費の一部を支援しております。前回の実績であります令和元年度につきましては、あがりな~ざとエイサーまつり、風山祭、コザエイサーまつりの3つのエイサーイベントにそれぞれ30万円ずつ交付いたしました。令和2年度及び令和3年度につきましては、新型コロナウイルスの影響により、イベント開催が難しい状況でございましたが、令和4年度は地域のエイサーイベントが開催できるよう御支援させていただき、エイサーのまち沖縄市のさらなる発展に取り組みたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 ありがとうございます。率直に今後まつりに対する補助金を増額してほしいと思います。毎年毎年青年会が少年会になっていっている。コロナで回数も激減、我がまち沖縄市の観光資源といえば全島エイサーまつりであります。加えてエイサーのまち宣言もしています。そのような観点からも地域のエイサーまつりというのは本当に地域の人に愛されておりまして、また、青年会のモチベーションにもつながっております。金額の問題ではないのですが、ただ、今の現状を踏まえて、一定期間でもいいですので、地域青年会がおこしているエイサーまつり、そこら辺に手厚い支援をしていただきたいと思います。 続きまして、⑲P22は割愛します。 ⑳も割愛します。 本当はいっぱい言いたいことはあるのですけれども。 ○21は超いっぱい言いたいことがあるのですが、割愛します。 ○22も1時間シェータランぐらいですけれども、割愛します。 ○23でございます。P24.就労支援について~から 新たに沖縄産業開発青年協会に入隊支援とあるが、市内の大先輩、例えばシルバー人材センターの会員数、層の厚さという強みを活かした職業訓練、スキルアップのための講座等、今ある人材で若者支援はできないのでしょうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市シルバー人材センターは、定年退職等の高齢が働くことを通じて、健康増進や生きがいの充実を図るとともに、地域社会の活性化に貢献する団体でございます。令和4年3月末時点では、520人の会員が登録されており、会員の職歴に関しましては、建設業をはじめ、サービス業、輸送業など、多岐にわたっております。また、少子高齢化の進展に伴い、生産年齢人口の減少が続く中、高齢のみならず、各世代が保有する知識や経験、技術の共有は重要であると思われることから、関係部署と連携を図りながら、調査研究を行ってまいりたいと考えます。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 開発隊員にかかる補助というのは本当に大きいし、先ほど言いましたやんちゃしている子供たちにとっては大きな施策だと言えます。しかしながら、それはそれでいいのですが、沖縄市にはやはり大きな先輩方、そして技術、そういうものを持ち合わせている方々がいっぱいいます。シルバー人材センターに限ったことではありませんが、先ほどの生涯学習にもつながると思います。いろんなスキルを持っている人が潜在的にいらっしゃるのです。その方々と今、流行りのマッチングアプリではないのですが、マッチングさせればいいのです。そうすればお金もかからないし、市民同士の交流の中で、いろんな技術が習得できますし、道からそれようとしていた若者もそれによって大きく成長するのではないかと思いますので、そこら辺のシステムづくりもぜひ取りかかってほしいと思いますし、そこに多く予算を投入するのが政治の役割かと思います。市長、ひとつよろしくお願いいたします。 続きまして、○24もすみません、割愛させてもらいます。 ○25も割愛でございます。 ○26P27.キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ返還跡地利用~から 近いうちに「緑地公園」になるという、市民の有効利用に先駆け、市主導のイベント等の使用は可能でありましょうか。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ住宅地区につきましては、既存住宅の解体後、返還前の期間を緑地公園として活用できるよう整備をすることとなっており、令和5年度中の利用開始に向け、必要な準備を進めていくものと伺っております。整備後の緑地公園に関しましては、沖縄防衛局において管理するとのことでございますので、本市のイベント等の使用につきましては、今後緑地公園の具体的な整備計画や、管理方法等について確認する中で調整してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザは、各議員が一般質問等で取り上げていました。これもこれからもっとPR、沖縄市の情報発信を強化する案件ではないかと思います。新聞、テレビ等で見て初めて、ここはこんなに沖縄市は入っていたのだと。先入観で本員は沖縄市のそばだけだと思っていたのです。こんなに膨大な沖縄市の土地があったのだということでびっくりしました。そばにイオンライカムがあります。そういう地の利を生かした市民本意のイベント等が起これば、ますますそこの跡地利用も市民の皆様といっぱいディスカッションができて、いいものができるのではないかという思いで質問をさせてもらいました。市民に周知徹底することも併せてお願いしたいと思います。これは以上です。 ○27P28.東部海浜開発について~から 事業の認知度(国・県・市)並びに企業誘致の機運醸成は極めて重要である。会派の認識として、まだまだ盛り上がりに欠けると思われるが。 ア.当局の説明をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 こんにちは。それでは会派一志会、新里治利議員の代表質問にお答えします。 事業周知につきましては、東部海浜開発事業潮乃森におけるPR業務の一環として、東部海浜ビーチフェスタを行っております。令和2年度及び令和3年度は新型コロナ感染症の影響によりビーチフェスタを中止いたしましたが、昨年度はPRの代替手法として、地元放送局や地元紙、ウェブなどの活用により、県内外へ事業の魅力を発信いたしました。また、東部海浜開発事業潮乃森の認知向上及び企業進出の機運醸成に向け、沖縄市東部まつりと連携しながら、東部海浜大花火を実施するとともに、昨年度はドローンからの空撮による東部海浜大花火のライブ配信を行うなど、魅力を高める新たな取組にもチャレンジしております。これまでの取組について、市民の皆様をはじめ、地域、関係団体、議員皆様方からの御理解、御協力を賜りながら、様々な御支援を継続していただいたことにより、コロナ禍にあっても県内外を含めた多様多種、企業の方々から潮乃森の現地視察や事業説明のオファーが増えてきている状況が見られることは、今後を見据えた企業による潮乃森への投資意欲も増してきたのではないかと感じております。今後、令和5年度に予定している人工ビーチの部分使用も始まります。市民をはじめ、企業など、多くの方々に対し、さらなる機運醸成に向け、つなげていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 イ.桑江市長の率直な御見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 潮乃森はスポーツコンベンション拠点の形成と県内最大級のロングビーチから眺めるロケーションを生かしながら、カーボンニュートラルの考えに沿った大型ホテルの誘致や、ノベルティの導入、スーパーヨットが寄港するマリーナなど、世界を視野に入れたリゾート地を目指しております。それには議員がおっしゃるとおり、市民、県民の盛り上がりは大変必要だと思います。先ほど話したことをさらにPRをして、市民、県民の期待度を上げていかなければならないと考えております。そのためにも引き続き、国、県、推進協議会、議員連盟の皆様、私ども行政と力を合わせながら、早期整備に向けて取り組んでまいります。御協力をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 間違いなく協力いたします。ただ、現実的に、例えば与儀かいわいの人、あるいは池原かいわいの人がどれだけ東部海浜のことを知っていて、そこに期待を寄せているかという数字的なものもないし、肌で感じるわけでもありません。国、県、市ではなく、国、県、市、地域、いわゆる東部地域、泡瀬地域の方々を存分に取り込んで、そうすればその方がまた情報を発信していく。桑江朝幸市長の時代から連綿と受け継がれてきた計画が今、花開こうとしている。ですから何のために花火大会をしているのかを考えて見ている人はどれだけいるでしょうか。しっかり東部海浜開発潮乃森、潮乃森というフレーズも広めていくべきですし、質問取りで話をさせてもらいましたけれども、潮乃森とは何か妖精みたいなキャラクターがいて、そういうものを子供に見せてPRできないかと。そういう柔らかい感じで東部海浜開発という漢字を見てください。もうクファパッチラーしているではないですか。硬いのです。すみません、市長、もっともっと市民に開けた東部海浜開発。字体を変えるだけでも変わります。マールーグヮーに変えるだけでも、というぐらいもっともっと浸透させるべきだと思いますので、併せてよろしくお願いいたします。 次に○28P28.P29.すべての文言から 総合的な交通体系のビルドアップ、市内各所、交差点並びにそれに伴うまちづくりは、これからの沖縄市において大変重要な施策、まさに「施政」になると思います。そして我が市は県内唯一、高速ICが「3か所」ある自治体になるし、また国道329、330号も交わる経済の大動脈「コザ十字路」もあるが、以下お伺いいたします。 ア.お隣のうるま市には「高規格道路整備延伸」の計画があるという。我が市はどのように対応するか。現状をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 それでは会派一志会、新里議員の代表質問にお答えいたします。 御質問の道路につきましては、沖縄自動車道の沖縄北インターチェンジ付近から勝連半島の海中道路付近までをつなぐルート案で、沖縄ブロック新広域道路交通計画において、高規格道路としての役割が期待される構想路線として位置づけられております。当該道路は、本市の北部地域と勝連半島方面とをつなぐ東西連絡道路として、広域的な交通体系を担う路線になるものと考え、沖縄自動車道との連携がスムーズになることで、本市の北部地域から勝連半島までの区間や周辺地域の発展にも寄与する可能性があると考えております。引き続きうるま市とも連携を図り、本市の振興につなげられるよう検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 イ.嘉手納飛行場の共同使用は可能か。桑江市長のビジョンと見解をお伺いいたします。 この中城湾港整備、そして嘉手納飛行場の整備、そして大動脈となる交通形態の三位一体が整えば、沖縄市の経済はもっともっと飛躍すると思います。市長、いかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 嘉手納飛行場の共同利用につきましては、三沢飛行場や岩国飛行場が民間機との供用空港として運営している先進事例があります。嘉手納飛行場の共同利用につきましても、可能性はないとは言えない。ハードルは相当高いものと承知はしております。現在の世界情勢ではその可能性は極めて低い。それは承知しているつもりであります。しかし、想像してみてください。それが実現した場合には、議員がおっしゃるとおり、交通体系、そして空の玄関、海の玄関を有する中部地区になります。相当な流通経済に寄与するものと、そこは計り知れないぐらいの可能性を秘めております。そこを求め続けていくのは大事だと考えております。私は機会があれば、いや機会あるごとにその部分を国、政府に要望をしていきたいと思っております。当然、三連協をはじめ、近隣の市町村の理解を得ながら、中部全体としての振興、そして沖縄県全体の振興につながるというものを強く主張していきながら、その可能性を求めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 市長、ありがとうございます。 本員がいつかやった一般質問のときに、仮に嘉手納飛行場がというときに、後から怒られました。仮にと言うなと。これはやるんだと。市長は覚えているか分かりませんけれども、いずれにせよ桑江市長が市長になって、誰がやっても同じという観念は消えたと思います。だから1万票という差がついたと思いますので、ウリンカイ、シミラサと。メーンカイ、アッカシヨということだと思っておりますので、ぜひとも桑江市長、一緒に頑張りましょう。 続きまして、最後です。○30P32.本市の財政状況について~から 財源の大半を地方交付税、国庫支出金に依存し、依然として厳しい見通しであるとしているが、具体的に何がどう厳しいのか、いつまでの「見通し」であるのかをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 お答えいたします。 本市の財政状況につきましては、その財源内訳を見た場合、市税や使用料といった自主財源に比べて、国や県から交付される依存財源の割合が高い状況となっております。また、児童福祉費や生活保護費、社会福祉費など、扶助費や物件費などが増加傾向にあるほか、公共施設の整備、建て替え等の関連経費も重なり、これらに伴う収支不足については、財政調整基金から繰り入れて対応している厳しい状況でございます。今後も財政状況の悪化による税収減や災害の発生による支出増への対応等に備え、必要な基金残高を確保するとともに、継続して安定的な財政運営が図れるよう努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新里治利議員。 ◆新里治利議員 以上です。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派一志会、新里治利議員の代表質問を終わります。 会派躍進、喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 市民の皆様、市当局の皆様並びに議員諸兄の皆様、こんにちは。議席番号11番、会派躍進、喜友名朝彦でございます。第421回沖縄市議会6月定例会、代表質問をさせていただきます。質問に入る前に、少しだけ所見を述べさせていただきたいと存じます。 まず初めに、桑江市長におかれましては、2014年に桑江市政が誕生して以来、これまで公約として掲げてきたまちづくりを強力に推し進め、4月の沖縄市長選挙では2期8年の桑江市政に対する評価や、コロナ禍での飲食関連業界など、多くの個人事業主の方々や企業などへの様々な経済支援、貧困対策などが争点であったのではないかと思うわけでありますが、結果として、1万票余りの大差をもって3期目の当選をされました。桑江市長、誠におめでとうございます。桑江市長公約のダイナミックに、そしてたゆまぬ情熱を注ぎ、活力あふれる沖縄市を目指し、さらに前へ、もっと前へと市民、企業、市議会、沖縄市職員が結束の下、くわえビジョンの達成に向け、沖縄アリーナを核とする本市の経済への波及効果につながる取組を進めるとともに、日本一ユニークな動物園を目指す沖縄こどもの国や、モータースポーツマルチフィールド沖縄の整備、多くの市民の皆さんが待ち望んでおられる東部海浜開発事業の推進、きめ細やかな福祉政策面での若年妊産婦の居場所づくりなど、様々な施策を展開していく中で、桑江市長就任後、市民所得が9%増となるなど、着実に沖縄市が元気になっていっているのを実感として感じているところであります。議員諸兄の皆様いかがでしょうか。最近は他市町村の方々からも沖縄市は元気があるねとか、スポーツ関連などでもよく沖縄市が話題に上がる、報道されているね、と多くの方々からお褒めのお言葉をいただき、本員は大変うれしく、また誇らしく思っているところでございます。これからくわえビジョン、プロジェクトKが躍動し、市政発展に向けた様々な取組が展開されていくことでしょう。このような中、新型コロナウイルス感染症により、これまでの生活スタイルが激変し、安心、安全な暮らしが脅かされ、依然厳しい状況下にあることを余儀なくされているところでありますが、来年、沖縄アリーナで世界的な祭典、FIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催されます。これから我がまち沖縄市がより元気に、そして多くの市民の皆さんの笑顔あふれるまちになることを想像いたしますと、チムドンドンします。今般の施政方針において述べた桑江市長の熱いメッセージフレーズの中に、この難局を乗り越え、新しい時代を切り開いていくという気概を持って、果敢に挑んでいく。また、成就した政策を確実に活かし、コロナ禍で疲弊した沖縄市の経済を再生、さらに前進させてまいりますとの力強いお言葉をお聞きし、与党市議会議員の一人といたしましても身が引き締まる思いであります。本員といたしましても、地域市民の皆様のため、子供たちのためにも持てる力を全力で本市の発展、安全で安心した暮らしの実現に向け、9月の市議会議員選挙に向け挑戦してまいる所存でございます。 それでは通告に従いまして、代表質問に入らせていただきます。 質問事項1.P3.施政方針について 質問の要旨(1)カーボンニュートラル実現について。 本市におきましては、令和3年7月19日に2050年までに二酸化炭素を実質排出ゼロとする沖縄市ゼロカーボンシティが宣言されました。子供たちの未来にとって大変すばらしいことであります。こうした取組はこれからの時代、あらゆる面で自然環境と共生、保全、相互などの環境への配慮は大切なことであり、こうした活動が今後の本市の経済発展にもつながるものと本員は考えます。 ①東部海浜開発地区(潮乃森)におけるカーボンニュートラル実現に向けた取り組みについてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えします。 本市は昨年7月に、沖縄市ゼロカーボンシティ宣言及び県内企業との包括連携協定の締結を行い、東部海浜開発地区潮乃森においては、脱炭素エリアを目指すこととしております。現在、潮乃森で排出が予想される温室効果ガスのガス量の検討や、その温室効果ガスのガス量の抑制、削減に向け、太陽光や風力などの再生エネルギーや電気自動車などの活用も視野に調査、研究を進めているところでございます。今後は潮乃森でのカーボンニュートラル推進に向け、脱炭素化の考え方や手法を整理し、進出する事業や潮乃森へ訪れる利用の皆様にも御協力を求めていくなど、官民連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 これまで本員は幾度となく陸の上のサンゴ畑について、この場から質問をしてまいりました。平成23年第349回9月定例会から令和3年第418回12月定例会まで、これまで計8回、代表質問、一般質問において環境行政に関連し、陸の上のサンゴ畑について質問をさせていただいております。今回の代表質問で9回目となります。本市が宣言したカーボンニュートラルシティ宣言では、これまで本員が提案をしてきた陸の上のサンゴ畑とマッチしていると考えます。二酸化炭素の削減に貢献をいたします。陸の上のサンゴ畑を整備することで、自然環境への負荷軽減につながり、観光資源として利活用することにより、経済効果にもつながると考えます。また、沖縄を担う子供たちへの教育に投資するべきだと、この場をお借りし、これまでも強く訴えてきたところであります。桑江市長、今がチャンスではないでしょうか。何度も申し上げますが、このままでは、少し前までは沖縄の海にはサンゴがたくさんいたんだと。だけど今はどんどん少なくなってきているという話になってしまいます。過去において、本員からの陸の上のサンゴ畑に関する質問に対し、市民部、経済文化部、教育委員会、建設部など、各部署からの答弁をいただきましたが、陸の上のサンゴ畑の必要性、重要性はある程度理解していただけたと思っているところでありますが、その反面、実際に陸の上のサンゴ畑に関して、何らかのアクション、あるいは事業化に向けた取組、段取りなど、各部で温度差があることは本員も重々感じております。また、なかなか取り組んでいただけない現状に残念な気持ちと自分の伝える力のなさにいら立ちを覚えることもあります。施政方針にしっかりとカーボンニュートラルにかかる取組が明記されております。本員は陸の上のサンゴ畑の整備をすることは脱炭素に寄与するものだと考えております。そこで次の質問に移らせていただきます。 質問の要旨(1)②「陸の上のサンゴ畑」の整備は、庁内組織の横断的な連携が必要だと考えます。施策等をコントロールする企画部において、何らかの検討委員会を立ち上げ、取り組んでいくことは可能か。また、意義、必要性についての見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎山内強企画部長プロジェクト推進室長 会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えいたします。 陸の上のサンゴ畑につきましては、これまで議員から教育、環境、観光、経済の面など、様々な観点から御提案をいただいていると承知しております。東海岸に面する潮乃森も着実に整備が進められている中、青い海にサンゴ礁は欠かせないものと考えているところでございます。陸の上のサンゴ畑につきましては、庁内における環境、観光、水産など、多くの部署が関わると考えられ、国や県などの関係機関の御協力や御理解も重要だと認識しておりますので、検討委員会の在り方も含め、関係部署と連携を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 今SDGs、またカーボンニュートラルという話から、今からでも遅くはありませんので、沖縄のサンゴが全部なくなる前に、しっかりと開発と保全を同時にやっているのが沖縄市の東部海浜開発だということを全世界に発信をしていただきながら、沖縄市の子供たち、また県民の皆さんのためにぜひやっていただきたいと思います。前向きな御答弁を今回いただけたと思っておりますので、ぜひ企画部が財政を担っておりますので、企画部を筆頭に、また検討委員会などを立ち上げていただいて、これは必要だよね、必要ないよねとか、いろんな話を一度テーブルの上にあげていただいて、ぜひ検討していただけたらと思っていますので、よろしくお願いいたします。市長、よろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 質問の要旨(2)P7.(仮称)知花花織会館整備についてであります。 ①可能性調査の内容をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えいたします。 可能性調査の取組につきましては、現計画(仮称)沖縄市工芸の里整備基本構想、基本計画の基本理念、基本方針を踏まえながら、より効果的な施設運営及び適正な規模を目指すとともに、既存の枠にとらわれず、あらゆる手法による整備の実現可能性を念頭に調査を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 ②知花花織の現行の生産体制の強化、人材育成、製品の売り上げについてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 知花花織の生産体制の強化といたしましては、これまで組合の運営支援や織り手の育成による産業化支援のほか、展示会の開催や、組合員を対象とした販路拡大のためのマーケティング研修会などを実施しております。後継育成事業におきましては、令和3年度の研修を終了した4人が新たに組合に加入し、組合員数は現在65人となっております。売上げ実績といたしましては、令和3年度は約1,600万円となっております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 ③(仮称)知花花織会館整備に向けた現時点でのロードマップについてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 知花花織会館整備に向けた現時点でのロードマップにつきましては、今年度はこれまでの計画の見直しを図り、令和5年度より現計画の基本理念、基本方針を踏まえながら、可能性調査を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 暫時会議時間の延長を行います。 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。本員の妻も知花花織の織り手なのですけれども、ちょくちょく知花花織会館というか、組合のほうに行くのですが、入ったらすぐ左側にショーケースがあって、そこに展示されているわけです。やはりいいものを展示する場所としては小さいのかと。たまに新しい方々が研修で来られた、研修生の成果展などを1階のロビーでやっていますけれども、もっと広い花織会館があれば、前に山形県の米沢市にお邪魔させていただいたときに、米沢織を見させていただいたのですが、そこで展示されているのがきれいに織られた着物がずらっと並べられていたり、きれいに織られた着尺、帯がずらっと展示されていたり、本当に圧倒されるような展示場だったのですが、そういうものが沖縄市にもあればもっともっと今、知花花織の織物、着尺などとても需要があるらしいのです。京都とか、大阪とか、着物を着られる方々がこぞって欲しい、欲しいと言っているぐらいですから。やはり観光で来られた方々に織っているところとか、また、織られたものが展示できるところ、広い展示場がある(仮称)知花花織会館、そういうものの整備をしていくように、ぜひ取り組んでいただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)P7.「こども」が夢と希望をもてる沖縄市についてであります。 ①(仮称)まちなか子育て交流センター設置の目的、規模、設置場所についてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 こんにちは。会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えいたします。 (仮称)まちなか子育て交流センターについては、子育て中の方や、妊娠中の方が気楽に相談でき、必要な支援を受けることができるよう子育て支援と就労支援などが一体となった施設を想定しておりますが、具体的内容につきましては、今後先進地等の事例を参考に関係部署と連携を図りながら、本市のニーズに即した施設を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 部長、ありがとうございます。子育てに悩むお母さんだったり、妊娠中のお母さんの子育ての支援、また就労支援等、利用がリラックスして、満足を最大限に得られるようなものをぜひ造っていただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。頑張ってください。 続きまして、②(仮称)沖縄市教育支援センター設置の目的、規模、設置場所についてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えします。 (仮称)沖縄市教育支援センターにつきましては、非行や不登校など課題を抱える子供たちを支援する青少年センターと教育研究所などの関連する機能を整理し、子供たちや保護等への教育相談業務等の体制強化とともに、関係部局等との連携強化を図っていくことを目的としております。併せて教育研修支援を通した教職員の資質向上に努め、子供たちのよりよい成長を促す支援体制の充実を目指していきたいと考えています。また、規模や設置場所につきましては、今年度、令和4年度に策定します(仮称)沖縄市教育支援センター基本計画の中で関係課等の意見も聞きながらしっかりと検討してまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。不登校の子供たちを抱える青少年センターと、また教育研究所が一体化したような施設になっているということで、また、先生たちの資質向上にも努めていく施設になっていくと。子供たちの時間は限られております。少年時代というのは限られているではないですか。そのときにもし、いじめられたりとかしていたら、やりたくてもできない、外に出たくても出られない、言いたくても言えないとか、この大事な時間がなくなってしまっていくと本員は思いますので、大事な子供たちの時間は1秒たりとも無駄にできないと思っていますので、そういう施設を早めに整備して、先生方とも連携をとって、いじめとかが少しでもなくなっていくようにぜひ頑張っていっていただけたらと思います。よろしくお願いします。 次、③生活が苦しく、進学したくてもできない若者、また生活が苦しいけれど、就職ができていない若者はどれくらいいるのか、現状を分かればお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 沖縄市青少年センター内にある若者相談窓口には、15歳から39歳までの様々な悩みを抱えた若者の相談があり、進学や就職についての相談もございます。議員の御質問の市内には家庭状況により進学したくてもできない若者や、就職できない若者が潜在していると考えられますが、全体の数値等のデータは今のところ持ち合わせておりません。しかしながら、こうした方々の掘り起こしが今後の課題であると考えており、学校現場や行政機関だけでなく、自治会や他の支援機関等との連携を密にしながら、そのような若者がいれば若者相談窓口まで案内していただけるよう周知を促す等、進学や就職に向けての支援に努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市では、ひとり親世帯及び若年層を含む市民全般の就労等支援事業として、通称ジョブカフェを運営しております。また、このジョブカフェでは相談支援業務として、対面をはじめ、電話、メール、オンラインによる相談も行っておりますが、令和3年度における若年層の相談で、生活苦だが無職であるとの内容が含まれる方は13人となっております。今後も相談の現状を適切に把握できるよう、相談支援に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。経済文化部では把握されているみたいですが、教育委員会もいろんな情報を小まめに仕入れて、今どんな状況で、どんな人たちがどういうものを求めていると。大変かもしれませんが、ぜひこれをやっていただきたいと思います。 ④そのような若者たちを、必要としている企業へ結びつけていくことは可能か。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 就労等支援事業、通称ジョブカフェの相談支援業務の実績といたしまして、令和3年度における若年層の相談で、生活苦だが無職であるとの内容が含まれる方は13人おられ、その中で就職が決定した方は9人となっております。今後も若年層の支援といたしまして、職場体験や企業説明会など、企業側への呼びかけや支援をお願いするとともに、ハローワークなど、関係機関と連携を図りながら就業につなげてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 市長選挙のときに、市長にお願いしていく中で、ある企業の方から市長の政策発表とか、こういうものを聞きながら、企業と若者たちを結びつけていくというお話があったのですけれども、これはどうやってやるのですかというお話があったものですから本員はお聞きしているのですが、企業側も今、若い方々が少なくなってきていると。だけど会社を盛り上げていくためには人材育成、もっと若い子たちが入ってきて、育てていかないと、今後つながっていかない。一方で、沖縄市にはお金がなくて、進学したいけれども、進学できない子供がいたり、お金は欲しいけれども、働きたくても働けない子供たちがいたり、若者がいたりするというお話を、今回質問をさせていただきました。今たくさんいるけれども、多分9人は何とか仕事に結びつけているというお話があったのです。だから教育委員会と経済文化部とか、いろんな連携を取りながら、そういうところにどんどん仕事をつなげていく。この企業の方はぜひ体験でもいいから、ここの仕事を体験してもらいながら、気に入ったらここで就職してほしいとか、こういう職場はたくさんあるからと言っていましたので、お互いがウィン・ウィンになるように、自分は仕事がしたい。こっちは仕事を探している。人を入れたいというものの橋渡し、大変かもしれませんけれども、ちょっと御苦労をしていただいて、どんどん沖縄市の企業の皆様方を盛り上げていっていただけたらと思います。また仕事のない、仕事のないと言ったらおかしいですね。仕事をしたくてもできない若者たちもぜひ救ってあげてほしいと思います。お願いします。連携を取って、ぜひお願いします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時10分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 引き続きよろしくお願いいたします。質問の要旨(4)P8.誰もが安心できる「暮らし」を支える沖縄市についてであります。 ①地域コミュニティの活性化を図るため、自治会のICT化の支援や、保安灯電気料金の無料化に取り組みますとありますが、各自治会との調整はしっかりなされているのか。また、タイムスケジュールもお聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えいたします。 令和3年度に沖縄市新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策第5弾として、自治会活動支援金一律20万円を交付し、37自治会のWi-Fi環境の整備を行いました。また、平成29年度よりインターネット回線使用料補助も実施しており、令和4年度は全ての自治会に交付予定でございます。インターネット環境整備、その他ICTを活用した取組などにかかる新たな支援につきましては、自治会と調整しながら検討していきたいと考えています。また、保安灯電気料金の無料化につきましては、自治会運営費の負担軽減になるメリットがございますが、一方で、地域の安全、安心な暮らしを維持するという観点から、非自治会員に対し、加入を促す重要なポイントにもなっておりましたが、無料化することで新規会員の獲得が難しくなるだけでなく、既存の会員が自治会から離れてしまうおそれがあるというデメリットも想定され、具体的なスタート時期につきましては、まだ確定しておりません。今後、各自治会や協議会と意見交換を行いながら、課題の整理や情報収集を行い、調査研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。協議をしっかりやっていきながら、よろしくお願いをいたします。 続きまして、質問の要旨(5)P11.生涯学習の推進についてであります。 ①市立郷土博物館の機能強化に向けた基本計画を策定しますとありますが、新しい郷土博物館をつくるのでしょうか。お聞かせください。
    小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 会派躍進、喜友名議員の代表質問にお答えいたします。 市立郷土博物館は昭和59年の開館以来、約40年が経過し、施設の改修や展示の更新が必要となっております。近年、国指定名勝アマミクヌムイ(越来グスク)をはじめとする文化財調査の成果や、研究機関との連携協力、市民から寄贈された収蔵品の増加など、郷土博物館の環境は開館時に比べ変化しております。このような環境の変化に対応するため、常設展示の更新や学習機会の創出を通して、市民の関心、興味に応える施設として機能強化を図ることで、郷土博物館の利用を促し、社会教育のさらなる充実に取り組みたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。新しい郷土博物館をどちらかに建てるという話ではなくて、展示物をもっといいものにしたいとか、バージョンアップ、パワーアップしていくということなのですか。分かりました。子供たちからお年寄りの方々までみんなで楽しめるような博物館にしていただけたらと思います。よろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(6)P11.国内交流についてであります。 ①豊中市へ伝統芸能団体を派遣するとともに、東海市および米沢市との教育文化交流をおこなうなど、市民が主体となった兄弟・姉妹都市との交流を促進してまいりますとありますが、本市との友好都市であります東京都町田市、長野県阿智村とはどのような関係を継続していくのか。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 町田市につきましては、福祉関係の職員交流が始まりでございましたが、現在は本市の伝統芸能であるエイサーが町田市のまつりに参加するなど、市民を中心に交流が続いております。また、阿智村につきましては、少年スポーツ交流のほか、産業まつりにも出店いただくなど、友好的な交流が継続的に行われております。今後につきましては、例年1月頃に1階市民ロビーにて実施しております兄弟・姉妹友好都市ロビー展におきまして、町田市、阿智村について市民へ広く情報発信していくとともに、引き続き両市村との交流を積み重ねながら、お互いにとってどのような交流が望ましいか検討してまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。長野県阿智村は我が会派の島田 茂議員の故郷でありまして、島田議員を通して22年前から阿智村の子供たちを沖縄市に、また海で泳がしたり、エイサーを見せたり、沖縄の子供たちを冬に阿智村に送ってスキーをさせたり、そばを打たせたり、星を見せたり、いろんな交流が22年間続いているわけです。兄弟・姉妹都市というのは同じぐらいの規模の市町村が行っていくものなのか。本員は本当に気持ちで22年前からお付き合いがあって、産業まつりにも出店してきてくれてとか、とても沖縄市と親しく頑張っている阿智村を、ぜひ従兄弟都市ぐらいにして、今後もどんどん関係を深めていきながら、子供たちの交流も続けていっていただきたいという思いからこの質問をさせていただいておりますが、ぜひよろしくお願いいたします。従兄弟都市というのはあるか分からないんですけれども、ぜひつくってください。お願いします。 続きまして、質問の要旨(7)P13.こどもの居場所づくりについてであります。 ①居場所を必要とするこどもの状況把握に努めるとともに、食事の提供や学習支援等をおこなう団体を支援しますとありますが、今の現状と、どのような団体をどう支援していくのか。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 こどもの居場所づくりにつきましては、子供たちを対象に、食事支援を行う自治会や、食事支援と学習支援生活指導、キャリア形成等の支援を行うこどもの居場所、加えて社会福祉士による専門的支援と保護支援を行う拠点型のこどもの居場所に対し、運営支援を行っております。令和4年度につきましても、既存のこどもの居場所を運営するNPO法人、一般社団法人、地域の任意団体や自治会へ引き続き運営支援を行うほか、新たに食事支援を行う自治会に対しまして、食料費や消耗品等の運営補助と、こどもの居場所づくり支援員による支援も行ってまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 ②いじめを受けていて、教室に入りたくても入れないこどもの居場所についてのも今の現状と、どのように考えているのか。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 教室に入りたくても入れないこどもの居場所については、学校の職員室や会議室、保健室、図書室、相談室、休憩室、学年広場等、教室以外の部屋やスペースを活用し、児童生徒が安心して過ごせる場を確保し、対応に努めております。また、学校外での施設としましては、沖縄市適応指導教室すだち、民間施設のほっぷすてっぷくらぶ、フリースペースゆめさきの3か所での受入れを行っております。しかしながら、不登校児童生徒数は沖縄市も含め、全県的に年々増加傾向にあります。今後、教室に入りたくても入れない、また、学校に行きたくても行けないなどの児童生徒の現状を把握し、学習や学校生活に関する個々の困り感へ寄り添いながら支援できるよう、課題を整理してまいります。また、民間のフリースクールや、その他受入れ可能な施設の利用や活用も視野に入れ、関係課とも連携、協力し、受入れ施設の確保や支援できる児童生徒の拡充に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。学校と委託団体との情報交換はどれぐらいの間隔で行っているのかをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 毎月1回、出席状況、通級活動の様子、今後の対応、月の予定等の報告があり、必要に応じて担任やスクールソーシャルワーカーを介して情報交換を行っております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。本員も情報をいただいたのですが、ほっぷすてっぷくらぶ、定員15人に対して、6月20日現在13人。沖縄市適応指導教室すだち、定員15人に対して今6人。フリースペースゆめさき、定員4人に対して、既に3人。これからも増えていく可能性があるとおっしゃっておりました。再質問をさせていただきます。来月以降、定員がいっぱいになると入りたくても入れない子供たちが出てくると思います。そういう子供たちはどうするのですか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 受け入れられる人数が限られているため、定員を超えた場合、児童生徒や保護との相談のもと、曜日や時間を調整し、体験の形で通級することや、他の施設で入所を調整するなどし、可能な限り受入れの努力をしてまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。可能な限り受入れの努力をするとおっしゃっておりますが、認可されているところは安くで面倒を見てくれるけれども、ここでも入りきれなかったら認可外、預かってくれるところに高いお金を払って預かってもらわないといけない。だから子供たちの時間というのは本当に大事ですと先ほどから申し上げておりますけれども、予算を使ってでもこういう子供たちの入れる場所を一つでも多く確保していただきたいという思いで、この質問をさせていただいておりますので、大事な子供たちの時間を失うことのないように、しっかり大人たちが場所を確保してあげて、コミュニケーションをとれる場所をしっかりとつくっていっていただきたいと思います。市長、ぜひよろしくお願いします。 続きまして、P22.質問の要旨(8)スポーツコンベンションの推進について。 ①(仮称)アーバンスポーツパークの整備に取り組むとありますが、タイムスケジュールと、どのようなスポーツパークになるのか。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 本事業のスケジュールといたしましては、令和4年度に基本計画を策定し、令和5年度に基本・実施設計、令和6年度に工事着手、令和7年度からの供用開始を予定しております。整備する場所につきましては、コザ運動公園内のサッカー場跡地に隣接するネクスコ西日本沖縄事務所が管理する諸見里高架橋下の土地7スパン2,600平方メートルを活用する予定でございます。 しかし、ネクスコ西日本沖縄事務所より諸見里高架橋につきましては、耐震性能の診断中でございまして、令和4年9月頃に耐震工事の要否が判明すると説明を受けておりまして、耐震工事が必要となった場合は、耐震補強工事の完了を待ってから着工することとなる見通しでございます。また、アーバンスポーツパークの内容につきましては、基本計画の策定にかかる検討を進めながら、競技人口や利用など、関係団体や有識の意見も伺いながら、整備内容を決めていきたいと考えておりますが、現時点ではスケートボード場、スリー・エックス・スリー、スポーツクライミング、BMX、フリースタイルなどを想定しております。安全安心で快適な施設運営とするため、指定管理制度導入を想定しております。なお、施設利用料の設定などにつきましては、他市町村の事例を参考に、基本計画策定の検討の中で慎重に検討してまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。本当にアーバンスポーツを楽しみにしておられる方々がたくさんいると思いますので、(仮称)アーバンスポーツパーク、しっかりとしたきれいなアーバンスポーツパークができるように頑張っていただけたらと思います。よろしくお願いをいたします。 次、②eスポーツへの考え方をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 eスポーツは国内や国際的なスポーツ大会も開催されるなど、近年盛り上がりを見せております。本市といたしましても、令和3年度に銀天街や一番街商店街等の中心市街地で開催する新たなスポーツイベントの支援として、eスポーツにかかる2事業に補助金を交付しております。また、令和3年度に策定いたしました第2次沖縄市観光振興基本計画におきまして、eスポーツに関するイベントの誘致等に向けた取組について、地域と連携して推進することとしております。今後はスポーツコンベンションの推進施策の一つとして、eスポーツの普及及び振興、eスポーツの大会誘致にかかる環境整備も含め、引き続き関係と連携を図りつつ取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 昔はオタクと呼ばれていた人たちがお家の部屋に籠もって、ずっとゲームをやっていたのが、今は世界大会とか、また、オリンピック競技などにもなっていくのかと思っておりますが、頭も使いながら指も使う。ボケ防止とかにもいいはずだし、老若男女、誰もが楽しめるようなスポーツになっていくと思います。やはりすばらしい沖縄アリーナがありますので、多分皆さん思っていると思います。あそこでeスポーツの世界大会ができたら最高だと。あんな大きなビジョンに世界各国のつわもの達が集まって、オンラインで反対側の国ともできるというのが最高ではないですか。そのためにはつなぐ、同時に同じ競技ができるという設備を整えることが大事になってくると思いますので、整備してくれる方々もいらっしゃいますので、いち早くアポをとって、沖縄市はそういう整備がされていますと、いつでも世界大会ウェルカムですというぐらいの気持ちで、eスポーツも取り組んでいただけたらと思います。ちょくちょく行われているらしいのです。本員は園田、諸見里地域なので、胡屋を活性化するためにあそこがいいのかと思ったりするのですが、銀天街のほうでも全然いいと思います。向こうを活性化させていくというのでも、子供からお年寄りまで向こうに集まって、みんなでわいわい、がやがやゲームをやったり、そうすることによって、そこに屋台ができてとか、向こうも活性化していくことが目に浮かんでくるようになっておりますので、ぜひeスポーツの整備に向けても早めに取り組んでいただけたらと思います。ぜひアーバンスポーツパークも最高な施設になると思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次、質問の要旨(9)P27.火葬場の整備についてであります。 ①用地測量および地質調査を実施するとともに、火葬場基本計画を策定しますとありますが、場所は決まっているのか。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 火葬場建設候補地につきましては、現在、北部地域3か所まで絞り込み作業を進めており、最終決定には至っておりませんが、火葬場建設候補地庁内選定委員会において、早期決定ができるよう取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。火葬場も長年の沖縄市民の待望、ぜひつくってほしいという思いがあります。桑江市長、火葬場整備に向けての市長の意気込みをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えをいたします。 火葬場整備についてであります。火葬場につきましては、地域社会にとって欠くことのできない施設であります。市民から新しい火葬場の整備を望む声が多く寄せられており、それを感じております。私は市民の期待に応えるべく、3期目の施策の一つとして、新火葬場の整備を掲げ、必ずや成し遂げるという強い思いで取り組む所存であります。このまちで生まれ育った人々がこれからもこの地で大切な人をしのび、心穏やかに見送ることができるよう、市民の望む新たな火葬場の早期整備に向け、スピード感を持って全力で取り組んでまいりますが、議員諸賢の御協力も大変必要となってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 市長、ありがとうございます。本員たち議員も一緒になって、早めに火葬場を整備していきましょうね。よろしくお願いします。 それでは質問の要旨(10)汚水事業についてであります。 ①未接続世帯に対して公共下水道への接続を促進しますとありますが、未接続世帯はどのくらいあるのか。なぜ接続ができていないのか。どのように接続を促進していくのか。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 会派躍進、喜友名朝彦議員の代表質問にお答えをいたします。 令和3年度末時点での行政区域内世帯数は6万5,233世帯で、うち接続世帯数は5万6,144世帯86%で、未接続世帯数は9,089世帯となっております。未接続の要因といたしましては、自然流下による汚水排水が困難な地域であることや、流下先に家屋等が立地し、汚水管の埋設場所が確保できないことなどが挙げられております。接続が可能な世帯に対しましては、個別訪問による普及活動を行うとともに、接続工事費用に対する補助制度を活用していただきながら、接続の促進を図っております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。本員たちの地域にもまだまだ未接続のところがありますし、理由も今おっしゃっていただきました。水というのは上から下に流れるから、下にあるところは拾いきれないということですね。今、答弁にもありましたが訪問して、ここの下から管を通してもいいですかとか、そういう相談等も訪問してやっていただけるということなので、すばらしいと思います。本員たち議員も地域の方と知り合いですから、一緒に行ってくれないかといったら一緒に行って、おじさん、こっちの地面の下から管を通していいかねとか、いろんな相談もやりながら、なるべくはみんなが安心して下水道につないで使っていただくということ。浄化槽を使っているところもくみ取りができないといっぱいになって、ここから漏れたりとかして、臭いがあって、そこにまたネズミとかが来てとか、衛生面でもあまりよくないところが出てきてしまったりもしますので、なるべくは下水道につないだほうがいいと思います。補助金も、補助制度も出されているみたいなので、そういうことも親切丁寧に説明しながら、接続していっていただけるように動いていただけるということなので、まだまだ今86%で、100%に少しでも近づけるように、これからも頑張っていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上で本員の質問は全部終了しましたけれども、これから桑江市長のプロジェクトKがまた躍動していくことを切に願います。これから当局の皆さんにも一生懸命頑張ってもらいながら、本員たち議員もしっかりとまた次、勝ち上がってきて、沖縄市を元気にしていくために一緒になって頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。会派躍進の代表質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で会派躍進喜友名朝彦議員の代表質問を終わります。 それでは会派群星、桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。会派群星の桑江直哉です。今回同じ会派の伊佐 強議員のくじ運がよすぎたのか、代表質問の最後となりました。よろしくお願いいたします。他の会派代表と多くの質問が重なっており、同趣旨の質問に関しましては、割愛する質問がございます。御理解のほどよろしくお願いいたします。 それでは代表質問通告書の29ページです。質問事項1.令和4年度施政方針についてです。 質問の要旨(1)P3.「中心市街地の活性化については、地域や商店街の方々と知恵を出し合ったバスタ構想の実現により、にぎわい空間を創出してまいります。」とあるが、以下伺います。 ①地域や商店街の方々とどのような話し合いを持ってきたのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 それでは会派群星、桑江議員の代表質問にお答えいたします。 地域の皆様方とは昨年度、商店街関係やまちづくり会社、自治会長等で構成される胡屋十字路周辺地区まちづくり検討ワーキングを3回開催し、交通結節点の整備方針、回遊イメージ、整備位置、必要な機能などについて意見交換をしてまいりました。このような地域との連携状況も踏まえ、国においては令和4年度から交通拠点における機能強化に関する調査を行う予定としており、本市としましても国の調査と並行して、国、県、交通事業とも連携し、地域の合意形成や機運醸成を図り、まちづくりと連携したバスタ構想の実現に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは早速、再質問ですが、今回バスタ構想を胡屋十字路周辺の地域の皆さんということだったのですが、今回コザ十字路周辺の地域、また、商店街の方たちからは意見等、そういう話合い等は持たなかったのか、その点を確認させてください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 今回の交通結節点は胡屋十字路で検討されておりますが、コザ十字路周辺につきましては、本市の交通結節点として、地区間の回遊性を高め、胡屋地区との連携を図っていきたいと考えていることから、今後、胡屋地区の進捗状況を見ながら、コザ十字路地域の皆様方とも意見交換をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ②バスタ構想については、多くの議員からありましたので、割愛させていただきます。 ③バスタ構想は主に胡屋十字路周辺だと聞いているが、コザ十字路周辺の開発については行わないのか、確認いたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 コザ十字路は沖縄市交通基本計画において、胡屋地区と同様に、交通結節点として位置づけており、また基幹バスシステムの導入や、バスの再現を推進する地域公共交通総合連携計画では、胡屋地区をバスやタクシー等に乗り継げる都市間交流拠点、コザ地区を電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリング拠点等を備えた地区間交流拠点として、それぞれの役割を整理しております。本地区及びその周辺には銀天街をはじめ、美来工科高校やコザ高校、安慶田土地区画整理地内などが存在し、地区内での移動支援を行うことで交流を促進し、地域活性化につなげていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 先日の宮城 浩議員の質問でもあったのですが、このバスタ構想は市長選挙でも争点の一つだったかと思うのですけれども、本員は今回桑江市長が挙げたバスタ構想に関しては賛成というか、胡屋十字路周辺の沖縄アリーナであったり、沖縄こどもの国であったり、東南植物楽園であったり、沖縄市の観光をつなげるターミナルとして、確かに必要だと本員も感じました。市長選挙でこの部分に関して相違ないというか、もちろん桑江市長が行うバスタ構想も重要だという認識はありましたけれども、やはりコザ十字路も大切な、重要な交通結節点であるという部分は本員たちも認識していて、しっかり両方やるべきではないかという部分で、市長選挙では話をしたのですけれども、今後もコザ十字路の開発については、ぜひ検討を進めていただきたいという思いがあります。先ほどあったように、コザ十字路周辺の方たちからは意見はまだ聞いていないということで、電動キックボードというのも確かに否定するわけではないのですが、やはり地域の声ももう少し聞いて、本当にこれがいいのかも含めて、今後話合いも持たれるということなので、いま一度在り方については、再考も含めて検討をお願いしたいところです。 ④スケジジュールについてお伺いします。 このバスタ構想の基本計画、実施設計、工事、運用開始についてどのようなスケジュールで構想を持っているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 国道管理である沖縄総合事務局南部国道事務所におきましては、令和4年度から交通拠点における機能強化の必要性等の調査に着手する予定であり、主に交通拠点の課題や機能強化の必要性、また、課題を踏まえ、求められる機能、役割の方向性について検討していくとのことでございます。本市においても交通結節点を生かした周辺地域への回遊性の向上やにぎわい創出を図るため、令和4年度から令和5年度に構想計画として取りまとめてまいります。事業化へ向けては構想から実施計画と段階的な検討を要することから、国、県、交通事業、商店街等、地域の皆様と連携を図り、一日も早い交通結節点の整備実現へ向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 このバスタ構想については、まだ先の話だという感じを受けております。これから本当に沖縄市にとって、よりよい在り方が一緒に考えられればと思いました。 続きまして、質問の要旨(2)ですけれども、これも多くの議員からありましたので、割愛させていただきます。 続きまして、質問の要旨(3)P4.「こどもたちが新しい時代を切り拓くために必要となる「学び」を一層応援するとともに、こどもたちの健やかな成長と自立をしっかりと支え、子育てしやすい環境づくりを積極的にすすめてまいります。」について、以下お伺いいたします。 ①新しい時代を切り拓くために必要となる「学び」とは何かお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 今後、急激に変化する時代の中で、語彙や数的感覚などの学力の基礎に加え、文章や情報を正確に理解し、論理的思考を行うための読解力や他者と協同して問題を解決する思考力、判断力、表現力、社会的スキルなどの対話する力が求められております。文部科学省はそのような力を育成するために、個別最適な学びと、協働的な学びを包含させることが重要であると提言しております。タブレット端末などを活用して、一人ひとりの特性や学習進路等に応じた個別学習と学校ならではの協働的な学び合いや、地域の多様な他者と共同した探究的な学びを充実させることが、今後必要な学びとなります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、②「学び」を一層応援するとあるが、具体的に令和4年度は新たにどのようなことを行おうとしているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和3年度に導入された1人1台タブレット端末を活用して、個別最適な学びをより一層推進してまいります。例えばタブレットドリル学習で、自分の苦手な領域など、前の学年の問題を選んで学習できるため、個人の進路に合わせた学びができます。さらに中学校では学習支援教室ひやみかち教室の委託業者の授業解説動画を家庭でも視聴できるようにして、自学自習の推進を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 タブレット端末を活用した個別最適な学びということで、学習の個別化を行っていくということでした。またタブレットを使い、ドリルやTryITといいますか、の動画を活用した自学自習を推進するということで、本員もとても期待しております。7月から子供たちは夏休みが始まります。タブレットの持ち帰りについて、関連してお聞きしますけれども、どのように考えているのか。せっかくタブレットが子供たちに1台、1台あるわけですから、夏休み期間中もしっかり自学自習ができるような体制というのがとれるものなのか、お聞かせいただきたいと思います。また、一緒にこのタブレットは充電器が必要ということで、今は学校内に保管庫で充電するタイプになっていますけれども、この充電器ももし貸し出すのであれば、それも一緒に貸し出しできるのか、お答えいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 今年度は夏休み期間中の自学自習の際に活用できるように、タブレット端末を持ち帰らせます。充電コードについては、各家庭で準備してもらうように進めております。しかしながら、どうしても家庭で準備ができない場合は、学校と相談の上、学校が使用している充電器を貸し出すなど、柔軟な対応も考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 本員がもし小学生だったら、このタブレット、本員の子供が使っているのを見せてもらったのですが、NHKの動画とか、学習に合わせた動画とかがしっかり見れるものになっていて、学びにとってすごくいいなと思いました。せっかくみんなタブレットがあるわけですから、これを活用して、子供たちの理解力、理解度をどんどん上げていただければと大変期待しております。頑張っていただきたいと思います。 それでは次の質問です。質問の要旨(4)ですけれども、これも多くの方から質問がありましたので、割愛します。 すみません。質問の要旨(5)も同様です。 質問の要旨(6)も同様です。 質問の要旨(7)も同様に割愛させていただきます。 質問の要旨(8)P8.「地域コミュニティの活性化を図るため、自治会のICT化の支援や、保安灯電気料金の無料化に取り組みます」とあるが、以下伺います。 ①自治会のICT化の支援とは何か。また令和4年度の具体的な取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 自治会のICT支援とは、インターネットを活用した情報発信などを指しております。令和3年度に沖縄市新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策第5弾として、自治会活動支援金一律20万円を交付し、37自治会のWi-Fi環境の整備を行いました。今後は感染対策を講じながら、ゲーム機を使って大画面で行う将棋大会、オンラインゲーム大会の開催など、インターネットを活用した様々な取組のほか、自治会の情報発信にかかる新たな支援について、自治会と調整しながら調査研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。 令和4年度は今、具体的にというものはないのかと思います。これから自治会と話し合って行われるということで、もちろん自治会が望むような支援の在り方でいいと思いました。後ほど質問をするのですが、お年寄りが家にヤーグマイ、家に籠もって、コロナ対策でなかなか家から出なかったということで、フレイルというのですか、日常生活もできなくなるような方が多くなってきていると聞きます。自治会の役割としては、こういう老人の方を含めて、集まっていただいて、いろんな取組を、ぜひICTも含め利用して、ぜひお年寄りの集まりの場を提供していただければと思います。この点もぜひ頑張っていただきたいと思います。 続きまして、32ページです。②保安灯電気料金の無料化についてです。 ア.令和4年度現在の保安灯数についてお聞きいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 令和4年度現在、これは令和3年3月末日現在ですけれども、保安灯数は市内37自治会に5,814基の保安灯が設置されております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、イ.無料化する前の補助額をお聞きいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 保安灯1基当たり年間1,500円以内の電気料金を補助しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 1基当たり1,500円ということで、総額だと約800万円ですか、860万円余りだと思います。ありがとうございます。 続きまして、ウ.無料化したときの負担額。もし前期を無料化した場合、沖縄市はどれぐらい負担しないといけないのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 令和3年度において、全ての保安灯にかかる年間の電気料金は約1,500万円となっているため、令和4年度以降においても同程度を想定しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 エ.無料化することで、自治会からの意見についてお伺いいたします。メリット、デメリットはあるのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 これまで保安灯にかかる電気料金は受益負担の考え方から、基本的には自治会負担としてきました。無料化することで、保安灯電気料金の自治会負担が軽減されることが自治会にとってメリットと伺っております。デメリットとしては、保安灯電気料金を自治会が負担していることで、地域の安全、安心な暮らしを維持するという観点から、非自治会員に対して、加入を促す重要なポイントにもなっておりましたが、無料化することで、新規会員の獲得が難しくなるだけでなく、既存の会員も自治会から離れてしまうおそれがあると伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 オ.いつから行うのかについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 保安灯電気料金の無料化につきましては、自治会にとってメリットだけでなく、デメリットも想定されることから、保安灯電気料金の無料化の具体的なスタート時期につきましては、まだ確定しておりません。今後、各自治会や協議会と意見交換を行いながら、課題の整理や情報収集を行い、いつからどのように進めていくべきか、調査研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 カ.保安灯新設を望む声があるが、その対応についてお伺いします。また、新設した場合も、無料化の対象になるのかも併せてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 これまで新規の保安灯設置につきましては、保安灯を設置した当時と現在とでは年数がたっており、地域の事情も変化し、コンビニエンスストアや住宅等が建っていることにより明るくなった場所もあることから、保安灯の設置場所の見直しによる移設や、令和9年度の保安灯100%LED化を優先して進めているところであります。今後の新設保安灯設置につきましては、設置基準、管理、運営の見直しの検討を進め、優先順位等の考え方も自治会等と協議しながら、新設した保安灯についても既存の保安灯と同じく無料化できるよう、関係部局とも調整を進めてまいりたいと考えております。
    小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(9)P8.「市民の生命および財産、基本的な人権を守る観点から、三連協や軍転協等の関係機関と連携し、日米両政府に日米地位協定の見直しを求めます。」とあるが、以下お伺いいたします。 ①水道水の有機フッ素化合物(PFAS)汚染の問題で、嘉手納基地由来が疑われている立ち入り調査が未だ実現していないが、この現状について市長の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 会派群星、桑江議員の代表質問にお答えをいたします。 平成28年、県企業局による嘉手納基地周辺河川のPFOS、PFOA汚染の発表後、三度にわたり、嘉手納基地立入り調査等についての要請が行われておりますが、令和4月6月現在、立入り調査の実現には至っておりません。この間、本市におきましても、平成30年12月、令和元年5月、令和2年6月に、当面の間の取水停止や立入り調査の実施を県企業局に要望を重ねてまいりました。有機フッ素化合物PFOS問題の解決に当たっては、汚染源の究明が大きな要因となりますが、基地内立入り調査について、まずは米軍及び国、並びに県が責任を持って対応すべきものと考えております。本市としましても、引き続き関係部署と協力し、国、県に対し、早期の調査実施と問題解決を要望していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 米軍基地周辺の湧き水から人体に影響を及ぼすPFOSなどの有機フッ素化合物が高濃度で検出されている問題で、玉城デニー知事と松川正則宜野湾市長は、2021年1月ですか、日本政府と米軍に対し、基地内への立入り調査や汚染源の対策などを連名で要請しております。また、松川市長におかれましては、基地内の立入り調査も実際行っており、沖縄市ともちょっと違うのかという部分がございまして、再質問させていただきます。 沖縄市の大工廻川で国指針の30倍の高濃度PFAS汚染が見つかっております。県企業局による要請だけではなくて、当該地域の市長として、国、県に対して、基地内への立入り調査や汚染源の対策について要請行動を行い、市民の生命及び財産、基本的な人権を守る観点から、一日も早く汚染源の原因究明調査を行うべきだと思いますが、市長として、基地への立入り調査を要請することは可能か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 令和2年米軍普天間飛行場からPFOSを含む泡消火剤が漏出した事故で、県、市が同飛行場に立ち入って、漏出現場を調査しております。これは日米地域協定の環境補足協定に基づく、初の県側の立入り調査で、米軍も基地からの泡消火剤の流出を認めていることから実現したものと考えられますが、先ほど御答弁いたしました要請を受けての立入り調査につきましては、いまだ実現に至っていない状況でございます。繰り返しとなりますが、本市といたしましても、引き続き関係部署と協力し、国、県に対しまして、早期の調査実施と問題解決を要望していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 次にまいります。②京都大学と有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会が、血液検査を行い血中のPFAS濃度調査が行われようとしています。市長は市民の生命および財産、基本的な人権を守る観点から、市民へのPFAS汚染についてどのように考えているのか、市長の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 自然環境中では極めて分解されにくく、生物への高い蓄積性が危惧されている有機フッ素化合物につきましては、日本を含む、全世界各地で環境汚染が問題化しており、沖縄においても普天間飛行場や嘉手納基地などの米軍基地周辺河川水から検出され、嘉手納基地井戸群の地下水や、中部河川水を取水源の一部としている北谷浄水場から受水している各市町村をはじめとする市民、県民の皆様が大きな不安を抱いていることは承知しているところでございます。このような中にあって、先日の新聞報道にもございますように、米環境保護庁EPAは、有機フッ素化合物PFASの一種であるPFOS並びにPFOAについて、飲料水として、生涯摂取してもよい濃度を表す、将来健康勧告値を、これまでの合算値1リットル当たり77ナノグラム以下から、PFOS0.02ナノグラム以下、PFOA0.004ナノグラム以下と大幅に引き下げております。今回のEPAの大幅な勧告値の見直しは人体への悪影響が懸念される有機フッ素化合物の水道水への混入は認めないという大きな決意の現れだと捉えており、有機フッ素化合物の問題は、一部地域の問題ではなく、世界的な環境問題であることを提示したものだと考えております。今後、国や県においてもいろいろな動きが出てくることが予想されます。本市といたしましても、市民の皆様に安全安心な水をお届けするため、今後とも国や県の動向に注視しつつ、情報収集に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。PFASの基準値が大幅に下げられたということで、この毒性がどんどん認められたということで、入っていてはいけない物質だということがどんどん明らかになってきたのかと思います。でも残念ながら今、本員も北谷浄水場の水を飲んでいますけれども、まだ平均的に37ミリグラムとかです。まだアメリカの基準からすると相当高い値であるということで、改善をぜひやっていただきたいと思いました。このPFASの血中濃度をこれからやられるということで、学習会とかに参加していますと、PFAS濃度が高い人はどうも太りやすいそうなのです。本員ももしかしたら太りやすいので、測ったらPFAS濃度が高いのではないかと思うのですけれども、沖縄県民は太った方が本土の方と比べると多いという部分も聞いてみますと、このPFAS濃度の影響ももしかしたらあるのではないかと。もしかしたらこれからの検査でそういうことが明らかになるのかと。いろいろPFASについては、いろんな低体重児の問題であったり、いろいろ問題はありますけれども、これからこの問題が。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 血液検査で明らかになることで、これまでの沖縄特有の現象というのが分かるようになるのではないかと期待しております。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時02分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時20分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 32ページの質問の要旨(10)は割愛させていただきます。 続きまして、33ページ、質問の要旨(11)ですけれども、これも①②までは割愛いたします。 ③給付型奨学金の課題等あればお伺いいたします。 今回この給付型奨学金ですけれども、2年前から始まっていると思うのですが、今回給付型奨学金の入学時に30万円給付するということで、給付された方たちがその後、進学状況についてどうだったのか。30万円給付しているのですけれども、継続して学びができているのか、そこら辺を教えていただければと思います。学校へ進学した子供たちが続けられているのか、今現在の給付型奨学金の在り方の課題があればお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 当事業は学びたい意欲のある学生が経済的な理由で大学等へ進学を諦めることがないよう、希望する市民を支援していくことが肝要だと考えております。大学等に入学した奨学生の現状把握に努めているところでございまして、事業効果について検証してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 これから検証していくということですけれども、入学金30万円は大変ありがたいと思います。入学金30万円をもらっても継続できなければ、やはり給付型奨学金の在り方も、例えば継続していくらかやるとかも含めて、今後検討が必要かと思って質問しました。でも今後調査して、現状を把握して、課題があれば見直していく部分も必要かと思いました。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(12)P13.「待機児童の解消につきましては、保育人材の確保に向け、潜在保育士の復職や県外保育人材の移住費用等を助成します。」について以下お伺いいたします。 ①潜在保育士の復職、および県外保育士人材の移住等これまでの実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 こんにちは。会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 保育士の資格を持ちながら、1年以上保育士として勤務していなかった方が保育士として仕事に復職した場合に、1人当たり10万円を支給する復職応援給付金の過去3か年の実績といたしまして、令和元年度で38人、令和2年度で32人、令和3年度で22人となっております。また、県外保育士誘致支援事業補助金につきましては、令和3年度の12月補正において予算化し、新規事業として実施しておりますが、その実績として4人の方が市内の4か所の認可保育施設において採用されております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、②令和4年度の目標をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和4年度は復職応援給付金が30人、県外保育士誘致支援事業補助金が10人を見込んでおります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ③今現在、保育士不足が叫ばれておりますけれども、沖縄市内で何人ぐらい不足していると考えているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 沖縄県が取りまとめた調査によりますと、令和4年4月1日現在、沖縄県全体で406人の保育士が不足しており、うち市内の認可保育施設においては17人の保育士が不足しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。これからすると、今年度で解消できるかもしれないということですか、17人であれば。期待しております。 ④保育人材確保を行って、その助成が切れると辞めるなど課題があればお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育人材の確保につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等もあり、保育士の求人を行っても人が集まらず、市が実施している各種補助金の申請にも至らないケースもございます。保育士不足につきましては、本市のみではなく、全県的な状況となっており、待機児童を解消していくためには、保育人材の確保が大きな課題となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ⑤保育士人材の定着についてどのように考えているのかお伺いいたします。 保育現場の方とお話をすると、大変有効な定着支援をいっぱいやっていると思うのですけれども、特にアパートを借り上げて支援するということで、月5万円ぐらいの支援があると聞きました。ただ5年間ということで、5年間が終わると、次の5年間は一気に5万円減るということで、働いている方のモチベーションというか、現場からこれはどうにかならないかという声がありますけれども、そういう課題も含めて、保育士人材の定着についてどう考えているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 各認可保育施設において採用した保育士が定着することによって、保育の質の向上にもつながり、子供たちの保育環境に与える影響も大きいものと考えていることから、今後も保育士宿舎借上げ支援事業や、保育士の年休、休憩等取得を推進し、働きやすい環境づくりに取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。子供たちを預けて途中で先生が変わると子供たちの何といいますか、保育の状況も変わってくると聞きますので、働きやすい環境、沖縄市の支援がすごく必要だと本員も感じました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 それでは質問の要旨(13)P15.「学力の向上につきましては、児童生徒一人ひとりに応じた学習支援をおこなうため、小中学校に学習支援員を配置する」とあるが、以下お伺いいたします。 ①学習支援員の過去5年間の小中の配置人数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 平成29年度から令和元年度までは小学校のみの配置で、平成29年度は24人、平成30年度は23人、令和元年度は22人の配置です。令和2年度からは中学校へも配置しており、小学校18人、中学校2人の配置です。令和3年度は小学校18人、中学校5人の配置で、中学校5人のうち3人は半日勤務の配置でした。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ②令和4年度の配置人数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和4年度は現在小学校に13人配置しております。中学校は全て全日勤務で4人配置しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。平成29年度からお聞きいたしましたが、平成29年度だけは24人いて、令和4年度、今年度は13人ということで、なぜこうなっているのかという部分を再質問させていただきたいと思います。今年度配置が減少しているのはなぜでしょうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 今年度は小学校18人、中学校は5人を配置する予定ですが、6月現在では応募がなく配置できていません。今後も全員配置につながるよう、校長や地域関係の声かけもお願いしながら、粘り強く募集を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再々質問ですけれども、応募がない理由、学習支援員の勤務形態など、待遇を改善しないといけない部分もあると思うのですが、その理由をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 学習支援員の待遇については、他市町村の勤務形態等の実態を把握するなど、今後、調査研究してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 本員は沖縄市に住んでいるある方から聞いたのですが、実際、沖縄市に住んでいながら他の市町村で、こういう学校で補助的な仕事をしているのですけれども、なぜ沖縄市で働かないのかと、せっかく近いから沖縄市で働いたほうがいいのではないかという話をすると、沖縄市は長期休暇のときは切れてしまうと。他の市町村は夏休み期間中もちゃんと雇用があって、継続して、もちろんこの方たちは学校のいろいろな支援、子供たちがいない間も何かしら作業があるようなのですが、そのような待遇面で切れたりすることが原因で、沖縄市では働かないという話をされたことがありました。沖縄市も実際現在もそういう状況であると聞いていますので、やはり学習支援の勤務形態の在り方というのですか、待遇の在り方については他の市町村を見ても、こういう部分で見劣りするのかと思いますので、ぜひとも改善していただいて、子供たちの学習にもかかわってきます。実際18人のところ13人、小学校は16校です。配置できていない学校もあるのです。そこら辺は大きな課題だと思いますので、子供たちの学びにも影響しますので、ぜひこれは早急に改善していただきたいと思います。 続きまして、③小学校において学びに遅れのある子ども達が、授業について行けない現状があると聞きますが、そのような課題解決に学習支援員を活用することは可能なのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 学習支援員は学びに遅れのある子供たちへの支援を目的に配置しております。具体的には授業中に問題解決で困っている子供への支援と、授業外の休み時間や放課後などの補習時間にも個別で支援を行っております。また個に応じた支援として、タブレットドリルも活用し、児童生徒の実態に合わせた学習支援を行っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですけれども、学習指導員ですが、子供たちの学習の遅れがあるというのは、現場からはよく聞きます。例えば3年生でつまづくと4年生、5年生ともう5年生になるとかなりついていけない状況がある。そういう意味で今回はタブレット、PCで個別の学習を、進路によって学習をしていくというのはすごく本員はいいことだと思うし、大変期待しているのですが、そうするためにも夏休み期間でも学習指導員を使って、こういうタブレットの使い方教室とか、本員たちも例えばスマホとか、分からないとショップに行ったら教えてくれるのです。多分、子供たちもタブレットを家に持ち帰っても使い方が分からなくて、夏休み中ぼーとして、結局やらない子も出てくると思うのです。そういう子が出ないように、夏休み前とかに学習指導員を使って、夏休み期間中ももちろんですけれども、こういう学びをしっかりとできるような体制をつくれないかということで、夏休み期間の学習指導員の活用、今、沖縄市は夏休み期間中は切れるということですけれども、しっかり雇って、こういうサポートを指導員の皆様にやってもらえないかという部分の質問です。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 学校の実態に合わせて夏休みに補習指導を行っている学校もありますが、そこでの学習支援員の活用については、他市町村の状況などを調査研究してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ぜひ検討していただきたいです。まず学習指導員が足りていないと。待遇が悪いと。夏休み、長期休暇であってもしっかり雇って、子供たちの学びの遅れを夏休みで解消すれば、小学校から中学校へ上がったときに、学びの遅れが解消されて、子供たちも勉強が分かるようになると意欲も湧いてくるのです。そういう意味で、子供たちが笑顔になれると思うので、ぜひ学習指導員は今、定数18人のところ13人と、すごく本員は残念だと思うので、これは早急に改善してほしい。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 続きまして、④こども達の学びの遅れの原因の一つに先生の力量や経験等にも関係があるとする御意見がございます。例えば大学卒業して新任で担当される先生への支援等についてお聞きいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 市教育委員会では臨時的任用教諭への研修を4月と8月に実施しております。4月には服務や学級経営、基本的な授業づくりについての研修を行いました。夏季休業中の8月の研修では、様々な内容の研修を3日間に分けて実施し、対象となる臨時的任用教諭が複数受講できるよう計画しております。また日々の授業づくりや子供との関わり方など、各学校での学年会や教科部会など、学年主任を中心に、先輩教諭からの指導や助言を充実させ、全校体制で臨時的任用教諭への支援を行っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 すみません、再質問ですけれども、大学卒業の新卒で臨任の先生が実際いらっしゃいます。大学を卒業してすぐ先生をやるということで、社会人1年目で(4月、5月)、なかなか授業にも何といいますか、テクニックというか、なかなかできない部分が多くあると聞きます。そういう4月、5月の期間限定でもいいと思うのですが、新卒の臨任的任用教諭への指導教諭を配置することはできないか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 現在、教員不足という課題を抱えている中ではありますが、臨時的任用教諭の任命権である県教育委員会とも新卒の臨時的任用教諭等の現状を伝え、相談していきます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 先生の卵をしっかりとサポートして、先生になる夢を諦めさせないようなサポートをぜひやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時40分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時41分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 もう時間もないのですが、できるところまでやりたいと思います。質問の要旨(14)は割愛させていただきます。 質問の要旨(15)P20.「フレイル予防等に向け、地域包括支援センターと連携して新たに高齢の保健事業と介護予防の一体的実施に取り組みます。」とあるが、以下お伺いいたします。 ①これまでのフレイル予防の事業の実績についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 フレイル予防事業の3つの主な事業について、令和3年度の実績でお答えいたします。1つ目が65歳以上の高齢の中でも比較的心身ともに健康で自立した方の介護予防を目的とした一般介護予防教室の実績といたしまして、開催回数115回、参加延べ人数1,608人となっております。2つ目が主に要介護認定において、要支援1、要支援2の認定を受けた方などを対象とした短期集中リハビリ教室の実績といたしまして、開催回数199回、参加延べ人数1,076人となっております。最後に、住民主体による通いの場等への介護予防出前講座の実績につきましては、開催回数15回、参加人数186人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 それでは②これまでのフレイル予防の事業で課題等があればお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 フレイル予防の課題につきましては、介護予防教室終了後、引き続き介護予防活動を行う場が少ないこと、介護予防教室に参加していない一般の高齢に対する介護予防の普及啓発が必要なこと、最近特に気になることとしまして、コロナ禍における高齢の活動自粛による身体状況等の悪化を懸念しているところでございます。課題への対応といたしまして、住民主体の介護予防の場の立上げ支援や継続支援、新型コロナウイルス感染症予防のため休止していた介護予防の場の再開支援を行うとともに、各予防教室において、高齢御自身が継続して介護予防に取り組めるよう、運動習慣の定着と社会参加の視点を重点的に実施するなど、今後とも高齢のフレイル予防対策について、より効果的な支援方法等を検討し、取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 このフレイル事業はとても頑張っていただきたい事業だと思っております。地域を歩いていますと、先輩たちがかなり弱ってきていると。お家で、ヤーグマイする期間が長かったせいもあると思うのですけれども、先輩たちが元気に地域で過ごせるような環境をぜひつくっていただきたいと思います。沖縄市はこどものまちでもありますけれども、子供からお年寄りまで楽しく過ごせるというか、元気に過ごせるまちをぜひ頑張ってつくっていただきたいと思います。 まだ時間があります。最後に一番聞きたかったことがあるので、36ページの質問の要旨(23)P29.「交通拠点整備促進にかかる基本構想の策定や総合交通戦略改定等に取り組む」とあるが、以下伺う。 ②コザ十字路には「バスセンター」を作るという計画、基本構想がありました。それは今どうなっているのか。これを聞いて終わりたいと思います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 コザ地区のバスセンター構想案がございましたが、おおむね20年後の長期的計画として事業化をイメージしたものではなく、具体的な検討には入っておりませんでした。一方、県が主体となって推進している基幹バスシステムの導入におきましては、国道330号胡屋地区沿道まちづくりと連携した交通結節点整備の必要性が高まったことから、胡屋地区を基幹バスシステム上の交通結節点として検討していく予定としております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 最後に市長、胡屋十字路の整備は本員も賛成です。しかし、コザ十字路も必要だと思っております。しっかりコザ十字路にもバスセンターをつくって、沖縄市を東西南北の起点とするようなまちづくりをぜひお願いしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 以上で、会派群星、桑江直哉議員の代表質問を終わります。 これをもちまして、日程第1.代表質問を終結いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時47分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時48分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 本日はこれをもちまして散会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は散会することに決定いたしました。 次の本会議は、6月27日月曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして散会いたします。  散 会 (午後 5時49分)...