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12月23日-09号

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  1. 沖縄市議会 2021-12-23
    12月23日-09号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第418回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和3年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第418回                                 ││                                      ││           令和3年12月23日(木)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 9 号                 令和3年12月23日(木)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 金 城 由 美 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       石 原 昌 尚 副市長      仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長      與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     久 高 久 雄    上下水道局長     仲 本 兼 章 健康福祉部長兼  與那嶺 智 才    上下水道部長     新 里 智 昭 福祉事務所長 こどものまち   平 安   栄    消防長        知 念 順 一 推進部長 経済文化部長   花 城 博 文    教育長        比 嘉 良 憲 建設部長     比 嘉 直 樹    教育部長       島 袋 秀 明 建設部参事    我 謝 勝 俊    指導部長兼      花 城   修                     教育研究所長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     平 田 嗣 巳    議事課長       島 袋 勝 博 事務局次長兼   仲宗根   剛    議事課長補佐     金 城 優 一 庶務課長                兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数29名でございます。仲宗根 誠議員から遅刻の届け出が出ております。 本日は、議事日程第9号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。会派群星の桑江直哉です。早速ではございますが、一般質問通告書に従いまして、進めてまいります。 一般質問通告書の44ページです。質問事項1.福祉行政について。質問の要旨(1)市民生活を支えるための支援についてです。 ①生活保護申請件数の過去5年間の推移をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 おはようございます。桑江直哉議員の一般質問にお答えいたします。 生活保護申請件数及び開始件数の過去5年間について、平成28年度申請件数525件、開始件数453件。平成29年度申請件数535件、開始件数479件。平成30年度申請件数496件、開始件数438件。令和元年度申請件数497件、開始件数446件。令和2年度申請件数542件、開始件数463件となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 平成28年から令和2年までの生活保護申請件数並びに開始件数についてお伺いいたしました。この5年間を見ても申請件数は496件から、令和2年の多い年で542件と、5年間で平均519件、開始件数も5年間平均で455件と、大きく差はなかったように見えます。 続きまして、質問の要旨(1)②生活保護申請件数、受理件数、開始件数4月から11月までの件数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 令和3年度の11月までの生活保護の申請件数は409件、開始件数は370件となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 今年度4月から11月までの直近8か月間ですが、申請件数が409件、開始件数が370件となっており、共に増加傾向で、特に10月頃からは申請件数も伸びていると聞いております。このままの調子で伸び続けますと、令和3年度は申請件数が600件を超え、また、開始件数も500件を超える勢いであると聞いております。これまでもコロナ禍で他の議員からも生活保護に関する質問がありました。生活保護申請件数、開始件数に大きな増減はなく、市民生活はコロナ禍で厳しいはずで、なぜ生活保護申請件数が増えないのかと不思議でございました。そこで生活保護に至る前の市民生活を支えるほかの支援状況を見ることで、市民生活がどれほど厳しくなっているのかを知りたく、以下質問を続けてまいります。住居確保給付金は、住居を失うおそれがある方に対する支援で、離職・廃業から2年以内の方、または休業等により収入が減少した方、離職・廃業と同程度の状況にある方を対象にした給付金です。 質問の要旨(1)③住居確保給付金の過去5年間の実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 住居確保給付金の過去5年間の実績で、平成28年度7件、184万5,900円。平成29年度16件、120万3,100円。平成30年度10件、149万3,100円。令和元年度4件、49万1,300円。令和2年度311件、4,211万6,700円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 平成28年から令和元年の4年間で7件から16件と、平均10件程度だったものが、令和2年度は311件と、例年に比べ31倍以上、給付金額も平成28年から令和元年までの4年間平均が116万6,000円程度だったものが、令和2年度は4,211万6,700円と、36倍。令和2年度のコロナ禍で大幅に伸びたことが分かりました。ありがとうございます。この大幅な伸びの要因としては、令和2年度から住居確保給付金の要件緩和もあるものと考えます。 質問の要旨(1)④住居確保給付金の4月から11月までの実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 住居確保給付金の令和3年度の11月までの実績は216件、給付金額2,235万8,400円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員
    桑江直哉議員 直近4月から11月までの8か月間で216件、給付金額も2,235万8,400円と推移しており、昨年、令和2年度に引き続き、依然として市民生活がコロナ禍で逼迫していることが分かりました。ありがとうございます。 続きまして、一時生活支援についてです。住居のない生活困窮者に対する支援についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)⑤一時生活支援の過去5年間の実績についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 一時生活支援の過去5年間の実績は、平成28年度ゼロ件。平成29年度9件。平成30年度7件、令和元年度2件。令和2年度9件となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑥一時生活支援の4月から11月までの実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 一時生活支援の令和3年度11月までの実績は3件となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 住居のない生活困窮者については、コロナ禍で特別に変動がないことが分かりました。 続きまして、沖縄県社会福祉協議会の事業で、沖縄市社会福祉協議会が窓口として行う緊急小口資金についてです。低所得者世帯に対して、生活費等の必要な資金の貸付け等を行う生活福祉資金貸付制度の実績についてお伺いをいたします。 質問の要旨(1)⑦社協の緊急小口資金の過去5年間の実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 沖縄市社会福祉協議会において実施しております緊急小口資金の過去5年間の実績につきましては、平成28年度が38件で、貸付総額285万4,000円。平成29年度が25件で187万7,000円。平成30年度が29件で238万6,000円。令和元年度が26件で368万4,000円。令和2年度が5件で44万9,000円となっております。また、新型コロナウイルス感染症の影響により実施されております特例貸付の実績につきましては、令和元年度が8件で140万円。令和2年度が4,190件で8億837万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 緊急小口資金については、平成28年から令和元年度までは件数も、特例貸付を合わせても25件から38件程度で推移していたものが、令和2年度は特例貸付を合わせて4,195件と、110倍以上の伸びとなっております。また、貸付金額も187万7,000円から令和元年度が特例貸付を合わせて508万4,000円程度だったものが、令和2年度は8億881万9,000円と、近年多かった対前年の令和元年度と比べても159倍と、3桁違いの大幅な伸びであったことが分かりました。コロナ禍が市民生活に、特に低所得者が厳しい状況だということが、このことからも分かりました。 質問の要旨(1)⑧社協の緊急小口資金の4月から11月までの実績をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えします。 緊急小口資金の令和3年度11月までの実績は4件で33万5,000円、特例貸付につきましては、1,734件で3億3,976万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 令和3年度も前年ほどの件数、金額ではございませんが、直近8か月で、特例貸付を合わせて1,738件、貸付金額も3億4,009万5,000円と厳しい状況に変わりはございません。 続きまして、総合支援金についてです。緊急小口資金が緊急かつ一時的な生計維持のための生活費に対する貸付金だったものに対して、総合支援金は日常生活の維持が困難な方に、生活の立て直しまでの一定期間の生活費を貸し付けるものです。 質問の要旨(1)⑨社協の総合支援金の過去5年間の実績についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 総合支援資金の実績につきましては、平成28年度が4件で50万2,000円。平成29年度が3件で82万5,000円。平成30年度が3件で41万2,000円。令和元年度はゼロ件。令和2年度が6件で195万7,000円となっております。また、総合支援資金の特例貸付の実績としましては、初回貸付、延長貸付、再貸付を合わせて、令和2年度が5,520件で29億5,387万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 総合支援金は、平成28年から令和元年までは多くても4件だったものが、令和2年度は特例貸付の初回貸付、延長貸付、再貸付も合わせると5,526件と、これまでの多くて4件からすると、1,381倍となります。金額も過去4年間で多い年の、平成29年が82万5,000円だったものが、令和2年度が29億5,582万7,000円、3,582倍と4桁の桁違いの伸びを見せております。コロナ禍がいかに沖縄市民にとって厳しいものだったのかが、この総合支援金からも大変よく分かりました。ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(1)⑩社協の総合支援金の4月から11月までの実績をお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 総合支援資金の令和3年度11月までの実績につきましてはゼロ件で、特例貸付が初回貸付、延長貸付、再貸付を合わせて、5,154件で27億6,415万6,000円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 令和3年度の直近8か月で5,154件、金額も27億6,515万6,000円と、既に昨年1年間に迫る件数で、今年度もさらに前年度を上回る厳しい状況であることが分かりました。コロナ禍で市民生活に多大な影響を与える状況であることは感じていましたが、生活保護申請件数が大きく伸びていなかったことを不思議に思っていました。しかし、このような貸付金等でどうにか生活をつないでこられた方がこれほどまでに多いということがよく分かりました。ちなみに、この貸付金は一定の条件で返済不要になるとも聞いております。それでは再質問いたします。 この総合支援金終了後は、ほかに活用できる支援制度等があるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 総合支援金終了後につきましては、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金制度の活用がございます。当該支援金制度につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、既に総合支援金の再貸付が終了するなどにより、特例貸付を利用できない世帯に対して、就労等による自立を図るため支給するものとなっております。受付期間は、令和3年7月開始、8月末までの受付期間で、支給期間は3か月となっておりました。その後、制度改正により、受け付け期間が3か月間延長され、11月末までとなりました。令和3年11月にさらなる制度改正があり、申請期間が令和4年3月末まで延長され、これまで支給された方を対象に再支給することができるようになりました。支給金額につきましては、単身世帯6万円、2人世帯8万円、3人以上10万円となっております。支給期間につきましては、3か月間となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金は、昨日も阿多利 修議員の再質問でもありましたように、実績は7月から12月3日時点で支援決定件数が509件、支援金額が9,358万円であると答弁がございました。市民生活の厳しさを痛感いたしました。生活保護申請も伸びる傾向であると聞いております。国の生活困窮者の制度が延長を繰り返しており、どの程度今後続くのか分かりませんが、このような制度が終われば、最終的には生活保護に至る方も今後多くなるのではないかと予想されます。この厳しい沖縄市民の現状を、市長はどのように感じておられるのか、お聞きしたいと思います。 質問の要旨(1)⑪沖縄市の市民の暮らしについて、どのように見ているのか、市長の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。桑江議員の御質問にお答えをいたします。 市民の暮らしは、新型コロナウイルス感染症の影響で大変厳しい状況にあります。中には各種給付金等を受給することで、当面の生活を乗り切っておられる方々も多くいらっしゃいます。一方、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は減少し、行動制限も緩和され、社会経済活動が再開され始め、明るい兆しも見え始めてきました。ウィズコロナの下、感染症再拡大の対策を怠ることなく、新たに事業者への支援金、子育て世帯や非課税世帯への給付金を支給し、市民の暮らしを支えながら、経済の回復に向けて全力で取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 市長、ありがとうございました。市民生活が厳しくなっておりますので、次期市長選挙にも出られるということで、他の候補もこれから出ると思いますけれども、この点はかなり今回の市長選挙でも問われてくる部分だと思いますので、しっかり取り組むことをお願いしたいと思います。そして取り組んでいきたいと思います。 続きまして、質問事項2.教育行政について、質問の要旨(1)4月から11月までの不登校生徒数についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 おはようございます。桑江直哉議員の一般質問にお答えいたします。 令和3年度4月から10月までまとめられておりますので、10月までの報告とさせていただきます。小学校の不登校児童数は98人、中学校の不登校生徒数は186人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 依然、まだコロナ禍が続いておりますが、やはり令和2年度の不登校児童生徒、昨年ですけれども、小学校が196件、中学校が195件からすると、直近4月から10月までの7か月で、中学校においては186件と、増加傾向にあるのかと思います。その点危惧しておりますが、質問を続けてまいります。 質問の要旨(2)SSW、スクールソーシャルワーカーについてお伺いいたします。 ①SSWとは何か、役割についてお伺いいたします。また、どういった方が担っているのかもお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 スクールソーシャルワーク、SSWとは、困り感のある子供に対して、子供を取り巻く学校や家庭、生活地域などの環境に働きかけ、課題解決を図っていくことでございます。本市指導課におけるスクールソーシャルワーカー、SSWRは、経済的な理由により、基本的生活習慣の欠如や不十分な学習環境など、将来に不安な状況や貧困環境にある子供、その保護者に対して、教育委員会内はもとより学校、その他関係機関との連絡調整を行い、改善を支援するものであります。社会福祉士、精神保健福祉士、教員免許を保有している者、または青少年指導の分野で活動経験実績などがあるものが業務を担っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(2)②SSWRの配置人数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 市内中学校区8校区にスクールソーシャルワーカーを各1人、プラス、コーディネーターを1人、合計9人を配置しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(2)③過去5年間の実績(児童生徒・保護者・教員等)をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 過去3年間が資料としてまとまっておりますので、3年間の実績として報告させていただきます。児童生徒の支援人数は、平成30年度382人。令和元年度562人。令和2年度は720人となっております。保護者等の支援人数は、平成30年度179人。令和元年度776人。令和2年度は1,110人となっております。教職員、学校関係者の支援実績としましては、平成30年度は2,212件。令和元年度4,353件。令和2年度は4,146件となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)④4月から11月までの実績(児童生徒・保護者・教職員等)をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和3年度4月から9月までの実績につきましては、児童生徒の支援人数571人、保護者等の支援人数290人、教職員、学校関係者の支援実績は、4,232件となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)⑤コロナ禍での対応状況について、変わったことがあればお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 コロナ禍においては、子供たちへ様々な影響が考えられることから、感染対策を行いながら、訪問や面談などの支援を行っております。コロナ禍での変化としましては、これまで支援できていた家庭が、児童生徒、保護者の感染予防のため、面談や訪問ができなくなったケースや、家庭環境の変化に伴う家庭不和、保護者の収入減、失業など、また、保護者の精神的不安定による子供への影響などの対応、ケースがございました。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 スクールソーシャルワーカーについて、併せて再質問させていただきます。 スクールソーシャルワーカーの必要性については、これまでも多くの議員から指摘されており、議会、また当局ともに重要性については認識されているものと思います。児童生徒への支援は、平成30年度が382人だったものが、令和2年度は720人と、2倍近い伸び、また、保護者への支援についても、平成30年度が179人だったものが、令和2年度は1,110人と、5倍以上の大幅な伸びを示しております。教職員、学校関係者の支援件数も、平成30年度が2,212件であったものが、令和3年度、今年度ですけれども、直近4月から9月の6か月間で4,232件と、比べても半年で2倍以上の伸びを示していると。スクールソーシャルワーカーのニーズがかなり上がっていることが分かりました。それからするとスクールソーシャルワーカーについては、コーディネーター1人、各中学校区1人、9人の配置で、近年の実績を見ると、1人当たりの受け持ち件数も恐らく平成30年当時からすると2倍以上になっているのかと思います。そこで、次年度のスクールソーシャルワーカーの体制についてどのような方針を持っておられるのか。また、併せて、先ほどの総合支援金の質問で、例年に比べ3,528倍以上の増加などを見ると、子供たちを取り巻く家庭環境も悪化傾向であることは明らかであり、また、今オミクロン株という新しい新型コロナの影響も増加に転じていることが、ここ数週間あります。問題を抱え、支援を必要とする家庭が大幅に出てくることが今後も予想されます。スクールソーシャルワーカーを増やして、近年特に支援件数が伸びている保護者支援を強化するべきではないかと、家庭が安定すれば子供たちも安定して、小中学校での学びにプラスになると思います。スクールソーシャルワーカーの人員配置について、現在の9人から3人増員することができないかも併せてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 児童生徒や保護者、学校現場からもスクールソーシャルワーカーへの信頼は厚く、多様化する課題の支援に重要な役割を担っていると考えております。そのことからもスクールソーシャルワーカーの増員などの検討も含めながら、今後も児童生徒や保護者の問題に対しまして、充実した支援ができるような関係機関との連携、市が配置している学習支援員、特別支援教育補助者、学校支援教育補助者、登校支援員の皆さん、スクールカウンセラー、心の教室相談員などとの連携も図りながら、学校と連携して充実した支援ができるよう努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 子供たちの1年、1年というのはすごく大事で、やはり早めに解決できるのであれば、スクールソーシャルワーカーなど、こういう皆さんと一緒になって、家庭の問題も解決できる部分が今後多くなるのではないかと思いますので、ぜひこの点は増員していただいて、子供たちが安定して学習できる環境をぜひ整えていただきたいと思います。 続きまして、通告書の45ページです。質問事項3.東部海浜開発事業についてです。 質問の要旨(1)東部海浜開発土地利用計画(修正案)について。 ①土地利用計画を見直すことになった理由は何か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 おはようございます。桑江議員の一般質問にお答えさせていただきます。 東部海浜開発土地利用の検証を行った理由につきましては、平成22年度の土地利用計画策定時において、平成30年における本県の入域観光客数の想定値を850万人と見込んでおりました。土地利用検証時点において、平成30年の本県への入域観光客数は約984万人、令和元年には1,000万人を超え、世界有数のリゾート地であるハワイと肩を並べ、数字的には上振れを示す傾向にあったことから、本県のリーディング産業である観光産業の振興に寄与する東部海浜開発潮乃森の土地利用について、昨今の観光客数の増加など、社会経済動向の変化を受け検証を行ったところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)②市は土地利用計画をどのように見直したいと考えているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 既存の計画との主な違いといたしましては、ビーチと宿泊用地の間にあった道路をなくし、宿泊用地をよりビーチ側に近づけたものとなっております。また、交流施設用地等につきましては、多目的広場用地と一体的な土地利用のゾーニングとなっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)③パブリックコメントはいつどのように行われ、どのような意見があったのか、また、どのように意見を反映させていくのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 パブリックコメントは、令和3年4月15日から令和3年5月20日までの間、ホームページ掲載と市役所での縦覧により行っております。意見としましては、主に交通結節機能の整備や津波など、緊急時の対応、避難できる施設など、施設整備等に関すること、野鳥への見直しに関することなどの御意見をいただいております。パブリックコメントでいただいた皆様からの貴重な御意見を参考にさせていただきながら、また、環境保全に関し専門的な指導、助言を行う中城湾港泡瀬地区環境保全・創造検討委員会や、地域の方々からいただいた御意見も踏まえ、土地利用の推進に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)④現計画の駐車場台数、計画修正後で駐車場の台数等場所に変更があるのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 駐車台数につきましては、現計画において、海浜緑地で約1,000台を確保する計画となっております。修正案においても変更はございません。位置につきましては、宿泊施設用地と人工ビーチとの間にあった駐車場をなくし、中央付近に約700台、東側に約300台を確保する計画となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑤土地利用計画(修正案)はどのように計画に反映されていくのか、今後のスケジュールについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 土地利用計画につきましては、これまで東部海浜開発土地利用計画検討委員会や市民の方々の御意見、パブリックコメントを踏まえながら検討しております。現在、港湾計画変更の手続を進めているところでございます。港湾計画の変更手続が済み次第、埋立て申請に係る変更手続を行い、その後ホームページ等で公表する運びとなっております。時期としましては今年度で港湾計画変更を行い、次年度以降の埋立て申請変更を行う予定となっております。今後とも国、県等との関係機関と密な連携を図り、早期事業完成を目指してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)事業費(平成26年度から令和2年度の決算額)について、以下伺う。①国の事業費の7年間の推移についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 国の事業費の7年間の推移といたしましては、平成26年度が約49億6,000万円。平成27年度が約47億円。平成28年度が約46億円。平成29年度が約18億円。平成30年度が約16億4,000万円。令和元年度が約15億6,000万円。令和2年度が約30億円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)②国の事業費の中の市内企業の受注額及び割合の7年間の推移についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 国の事業費の中の市内企業受注額は、過去7年間で約1億7,000万円となっており、内訳としましては、平成26年度が約1億5,000万円。平成28年度が約2,000万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 国の事業ですが、市内企業があまり受注できていない状況が続いておりますけれども、こういう市内企業が受注できるような働きかけ等はどうなっているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 国の事業につきましては、しゅんせつ工事等の海上工事が多く一般的な土木工事ではないこと、また、工事の発注方法が一般競争入札であることから市内企業の受注機会が少なくなっていることが考えられます。そのため市関係部署及び国並びに県との協議、連携を図りながら受注機会の拡大につなげてまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)③県の事業費の7年間の推移についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 平成26年度が約18億1,000万円。平成27年度が約36億2,000万円。平成28年度が約33億2,000万円。平成29年度が約30億2,000万円。平成30年度が約30億5,000万円。令和元年度が約35億円。令和2年度が約34億8,000万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)④県の事業費の中の市内企業の受注額及び割合の7年間の推移についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 過去7年間で約27億9,000万円となっており、内訳としましては、平成26年度が約2,000万円。平成27年度が約9,000万円。平成28年度が約5億9,000万円。平成29年度が約7億7,000万円。平成30年度が約6億4,000万円。令和元年度が約1億5,000万円。令和2年度が約5億3,000万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員
    桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)⑤市の事業費の7年間の推移についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 平成26年度が約3,000万円。平成27年度が約3,000万円。平成28年度が約4,000万円。平成29年度が約6,000万円。平成30年度が約6,000万円。平成元年度が約6,000万円。令和2年度が約6,000万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)⑥市の事業費の中の市内企業の受注額及び割合の7年間の推移についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 市の事業費に関しましては、工事の発注はなく、業務委託の発注が主なものとなっておりますが、港湾計画に関する業務や企業誘致に関する業務など、特殊な業務が多いことから、コンソーシアム等の構成員としての受注はありますが、市内企業単独での受注はございません。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)東部海浜開発計画に係る工程表について、①埋立工事(95ヘクタール)の進捗状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 埋立ての進捗ですが、埋立て面積は約95ヘクタールであり、国が行う約86ヘクタールにつきましては、約19ヘクタールが部分竣工しており、残り約67ヘクタールのうち約41ヘクタールが概成しているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)②埋立工事(95ヘクタール)の完成時期についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 埋立て工事は国と県により進められており、完成時期は明確に示されておりませんが、多目的広場用地周辺を含む約57ヘクタールの区域につきましては、令和4年度で埋立て完了予定と伺っております。本市といたしましては、早期埋立て工事完成に向け、引き続き国や県への要請活動を行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですが、この埋立て変更を行った当時の完成時期はいつ頃予定だったのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 国事業で発生する土砂を処分する処分場という位置づけであるため、当初より埋立て自体に完成年度は定めていないと聞いております。一方、沖縄市にとっては早期に完成を期待していることを国としても理解しており、港湾機能の拡張に対する事業採択を今後も積極的に目指すことで、港湾機能の発展とともに泡瀬の発展につながるよう、早期の埋立て完了へ向け取り組むと伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)③橋梁工事(4車線)の進捗状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 橋梁工事につきましては、沖縄県が進めており、橋桁を支える橋脚や橋台は完成しております。また、橋桁は北側橋梁を先行して整備を進めており、先月末で橋長810メートルのうち、約80メートル架設されております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(3)④橋梁工事2車線の全事業費(予定)についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 橋梁2車線の事業費といたしましては、北側橋梁で約135億円と想定していると伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(3)⑤橋梁工事(4車線)の完成時期についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 北側橋梁の2車線は、令和5年度末に完成する予定と伺っております。また、南側橋梁の2車線は令和7年度を目標に整備する予定と伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑥人工ビーチ(900メートル)の進捗状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 人工ビーチの整備は沖縄県が進めており、養浜工事が約8割の進捗となっていると伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(3)⑦人工ビーチの全てが供用開始される時期についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 人工ビーチを全て供用開始するためには、背後地となる海浜緑地を整備する各施設も必要となりますので、事業主体である県の整備進捗とともに埋立て工事の状況も考慮する必要がございます。人工ビーチの全体の供用開始につきましては、早期実現に向け、国及び県と協議していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑧マリーナ小型船だまりの完成時期及び供用開始時期についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 マリーナは整備主体や管理運営について、今後沖縄県と市の協議により決めることになっており、今後も沖縄県と協議を行ってまいります。完成時期や供用開始時期といたしましては、全体の埋立て完了後になると考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 次の通告書46ページです。質問の要旨(3)⑨上下水道の整備進捗状況についてお伺いいたします。また、整備完了時期についてもお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 おはようございます。桑江議員の一般質問にお答えをいたします。 水道施設につきましては、平成30年度に設計業務を行っており、令和4年度に橋梁への水道管の添架を予定しております。また、人工島内の臨港道路につきましては、令和4年度に設計業務を予定しており、令和5年度には県の事業と合わせ施工できるよう計画を進めております。下水道施設につきましては、令和元年度までに汚水施設と雨水施設の基本設計を行っており、上水道同様に関連する県の橋梁及び臨港道路の整備事業と合わせて施工を行う予定でございます。令和5年度末の人工ビーチの部分使用に向けましては、関係部署と密な連携を図り、水道、下水道の両施設において総合的に検討しながら、必要箇所の整備に取り組んでまいりたいと考えております。また、全体的な整備につきましては、県の造成工事や道路工事などの進捗状況に合わせまして、着手してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑩沖縄市の整備予定の多目的広場、交流施設、栽培漁業施設等それぞれの整備予定時期及び供用開始時期についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えする前に申し訳ございません。先ほど答弁いたしました質問事項3の質問の要旨(2)の⑤市の事業費のところでございますが、「令和元年度」を「平成元年」というふうにお答えしていたようですので、訂正のほどよろしくお願いいたします。申し訳ございません。 それでは御質問にお答えさせていただきます。多目的広場につきましては、令和4年度の埋立て完了予定区域に含まれ、土地利用計画の申請の中で交流施設を集約しております。整備に当たっては、地盤改良や土地譲渡手続を進めていくとともに、周辺のインフラ整備など、国、県、市で連携し、各種取組を進めながら整備予定を立ててまいります。栽培漁業施設については埋立て完了を見据え、沖縄市漁業協同組合などの関係団体と調整しながら、整備予定等を整理してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(4)東部海浜開発事業の諸課題についてお伺いします。 ①津波避難についてどのように考えているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 津波避難につきましては、沖縄県が公表している沖縄県津波被害想定調査を基に、原則として島内で避難することとし、各施設の整備段階での避難場所等の検討を進めてまいります。人工ビーチの部分使用時においては、利用者の方々の安全確保が第一となるため、津波時における対策の検討を重ねてまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 具体的な避難場所についてはどのように考えているのか、また、一部供用開始に間に合うのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 人工ビーチの部分使用時に向けては、利用者の方々の安全確保が第一と考えております。津波避難場所につきましては宿泊施設など、高さのある建築物や緑地に整備する高台などが必要となりますが、部分使用時はそれらの施設がないため、仮設の施設整備や利用人数の制限など、利用者の安全確保ができるよう検討してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(4)②2024年度より健康医療施設用地公募開始予定だが、公募についてどのような方針で土地の売却を行いたいと考えているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 潮乃森につきましては、平成30年7月に沖縄市の新たな行政区域として編入いたしております。その後、土地利用計画の検証を行い、現在、港湾計画の変更や埋立て申請に係る変更手続などの各種手続を進めているところでございます。それと並行して、用途地域の検討や、譲渡価格の調整などを進めるとともに、健康医療施設用地の公募に向けて、企業に対しヒアリングを行ってまいります。企業からは周辺のインフラ工事の進捗状況や関連施設の開発状況など、全体の開発状況についての関心も高く、進出に向けて企業の収益を考える上でも重要との御意見を伺っております。引き続き工事の進捗や手続等を進めながら、企業の意向調査を続け、公募に関する方針等を検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(4)③中心市街地との連携についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 中心市街地及び周辺には、沖縄こどもの国やコザミュージックタウンなど、多くの観光資源を有しており、新たな資源となる沖縄アリーナを核としたまちづくりの展開と合わせ、東部海浜開発地区潮乃森と中心市街地が連携し、人々が往来し回遊する仕組みづくりが重要だと考えております。その仕組みづくりを行うためには、潮乃森への進出企業と行政、地域が連携しながら取り組む必要があると考えており、中心市街地との有機的な結びつきにより、本市のさらなる発展を目指してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(4)④沖縄アリーナやスポーツ施設等との連携についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 本市には、コザ運動公園や沖縄アリーナ、沖縄県総合運動公園、モータースポーツマルチフィールド沖縄など、県内でも有数なスポーツ施設が集積されており、スポーツキャンプなどの受入れや、各種スポーツイベントが数多く開催され、先日、市長からも報告がありましたが、本市のスポーツコンベンションの取組がスポーツ庁から表彰されるなど、外部からの評価もいただいているところです。東部海浜開発地区潮乃森においては、これらの施設、イベントとの連携を図るため、多目的広場や県内最大級のロングビーチ、マリンスポーツ等を最大限活用することを視野に、土地利用を推進してまいります。そのためにも市民、県民の利用はもとより、増大する観光客を単に受け入れるだけでなく、観光の高付加価値化などに対応した宿泊施設を誘致するなど、行政、進出企業、地域等が連携したまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(4)⑤残された干潟・浅海域への自然保護への取組についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 干潟などの保全につきましては、環境アセスメントに基づき、中城湾港泡瀬地区環境監視委員会や、中城湾港泡瀬地区環境保全・創造検討委員会が設置されており、適切なモニタリングや、環境保全に関する指導、助言をいただき、各種取組を国、県、市において実施しております。本市では湿地や海岸の清掃を実施することにより、環境保全に取り組むとともに、市東部地域の小学生等を対象に干潟を活用した環境学習も行っております。環境保全への意識啓発にも取り組んでおります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 移植したサンゴの調査、当初予算でもありましたけれども、どうなっているのか、行っているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 平成20年に移植したサンゴのモニタリングにつきましては、現在、経過調査の業務を実施しているところでございます。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時10分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問事項4.沖縄アリーナ推進事業についてです。 質問の要旨(1)女子学園跡地にできる駐車場についてお伺いいたします。 ①9月議会の一般質問では34筆中30筆購入済み、残り4筆が交渉中とのことでした。その後どうなっているのか交渉状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 おはようございます。それでは桑江議員の一般質問にお答えさせていただきます。 女子学園跡地の現在交渉中の4筆につきましては、移転先地の選定に時間を要している状況となっていることから、引き続き交渉を進めさせていただきたいと考えており、権利者の意向を確認した上で検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)②①で買い取れていない土地がある場合、平面駐車場の実施設計に変更がないか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在交渉中の4筆につきましては、引き続き交渉を進めさせていただきたいと考えております。また、今年度中には交渉状況に応じた方針を示していきたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 今年度中に交渉状況に応じた方針を示していきたいとのことでした。万が一、買い取れない土地があった場合、修正設計を入れて、残した形での整備になるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 修正設計の必要性につきましては、交渉の状況に応じて対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 今年度中に方針を示すということですので、令和3年度中には、買い取れたらそのまま予定どおり整備されると思うのですが、買い取れない場合は実施設計を修正して、一部買い取れない土地を残した形で設計を変更していくということでした。万が一買い取れない場合、残った土地やその場合の修正設計については、方針が出ているだろう2月定例会で、また詳しく聞かせていただきたいと思います。ありがとうございます。 それでは、質問の要旨(1)③平面駐車場の整備、立体駐車場の整備スケジュールについてお伺いいたします。併せて、いつ頃供用開始予定なのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 平面駐車場につきましては、9月定例会において議決をいただき、現在工事を進めさせていただいております。立体駐車場につきましては、今定例会に追加議案として提案をしておりますので、議決をいただけましたら着手してまいりたいと考えております。整備スケジュールにつきましては、未発注エリアを含めた駐車場全体計画として、令和5年度の供用開始を目指して取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)④駐車場は有料か無料かお伺いいたします。駐車場の運営手法についてどのように考えているのか、また、いつ頃までに運営手法を決定するのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 駐車場の有料・無料化につきましては、隣接するコザ運動公園の周辺環境の状況を踏まえつつ、今後検討していくことになると考えております。
    小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)沖縄アリーナ事業についてです。 ①現在の稼働状況、稼働率についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナを供用開始されてからの利用状況といたしましては、スポーツ興行といたしまして、琉球ゴールデンキングスの公式戦のほか、バスケットボール男子日本代表国際強化試合、格闘技のRIZIN、また、卓球のアスティーダフェスが開催されたところでございます。イベントといたしましては、世界文化賞を受賞いたしましたチェリストのヨーヨー・マさんのコンサートや、様々な職業体験ができるキッザニア、そのほかにも試験会場、企業の記念式典、乳幼児健診、コロナワクチンの接種会場としても活用させていただいております。沖縄アリーナの供用開始後、4月から11月までの稼働率は24.2%となっているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 利用料の収入状況はどうなっているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 沖縄アリーナの供用開始後の利用料収入といたしましては、約1億3,200万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)②当局は「オープンから5年程度はスポーツ興行、コンサート、MICE等を開催し、準備日も含めて38.9%の稼働を想定している」と答弁しております。年間で141日です。稼働率38.9%の実現可能性についてお伺いいたします。課題があればお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 今年度は、新型コロナウイルスの影響もございまして、稼働率は24.2%となっておりますが、令和4年1月以降は、今後発表されますコンサートやイベントなど様々な興行が予定されております。市民をはじめ、多くの皆様方に沖縄アリーナでのひとときを楽しんでもらいたいと考えているところでございます。また、年明け1月14日、15日には、日本トップレベルの選手が沖縄アリーナに集い、Bリーグオールスターゲームが開催されます。その際には全国各地からBリーグファンが来場してまいりますので、まちなかでのオールスターパブリックビューイングや産業まつり、工芸フェアを同時に開催し、相乗効果を図ってまいりたいと考えているところでございます。沖縄アリーナでのにぎわいをまちなかへ普及していけるよう、今後とも関係者と共有しながら連携してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、通告書47ページです。質問事項5.モータースポーツの振興について。質問の要旨(1)モータースポーツマルチフィールド沖縄の運営状況についてお伺いいたします。 ①4月から11月までの利用実績についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 桑江議員の一般質問にお答えいたします。 質問事項5.モータースポーツの振興についてでございます。モータースポーツマルチフィールド沖縄の供用開始をした4月29日から11月現在の実績についてお答えいたします。本施設の利用形態といたしまして、貸切り利用と共用利用があり、貸切り利用が57件、共用利用で延べ560人の利用がございました。また、市民の割合につきましては、料金体系にて区別される共用利用の実績から約18%となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)②入場者数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 11月末現在の入場者実績につきましては、施設利用者及び観客などを合わせまして約5,800人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)③運営費についてです。 ア.当初予算の歳入予定額は幾らかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 令和3年度当初予算の歳入額につきましては、使用料が2,145万円、協賛金が490万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)③イ.歳入状況、詳細についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 11月末現在の歳入実績につきましては、使用料として584万650円。協賛金といたしまして685万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 当初の計画どおり収入が得られるのか、当初予算のときに、このモータースポーツマルチフィールド沖縄の運営費に関しましては、こういう広告費であったり、使用料、それで賄えるというお話でしたので、その点、再度お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 まず協賛金につきましては、多くの関連企業等の御協力により、予定を上回る収入実績となっております。一方、施設利用料につきましては、緊急事態宣言の発令による約4か月間の臨時休業を余儀なくされ、また、その影響による予約のキャンセルなどもございまして、大きな影響を受けているところでございます。現在は利用状況も回復し、おおむね計画どおり施設運営を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)③ウ.当初予算の歳出予定額は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 令和3年度当初予算における歳出予定額につきましては、約2,500万円となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)③エ.歳出状況、詳細についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 令和3年度における歳出予算の執行状況につきましては、光熱水費について当初見込みを上回ったことから、12月補正にて一部増額補正をさせていただきましたが、その他の施設経費につきましては、おおむね予定どおりとなっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問いたします。 12月の補正では光熱水費のほか、看板製作委託料として800万円の増額補正がございました。令和3年度の協賛金収入として約800万円の収入があるとのことですが、それと同じ金額の歳出予算の追加になっております。当初の運営は、使用料と協賛金で全て賄うということでありましたが、しっかり賄うことができるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 12月補正にて増額させていただきました看板製作委託料につきましては、令和4年度以降、施設運営に係る安定的な財源確保に向け、より多くの関連企業等から御協力をいただけるよう、現在のターポリン幕による看板から、耐久性や見栄えに優れるアルミボードのシート張り看板へ変更するため、その基盤整備にかかる費用として、補正予算を計上させていただいたところでございます。今年度の施設運営に係る財源につきましては、緊急事態の影響もあり約4か月もの間、臨時休業を余儀なくされたことから、当初予定していた収入を下回る見込みではございますが、引き続き健全な施設運営に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 今年もあと残すところ8日となっております。これからしばらくすると寒くなる予報だと聞いております。皆さんお身体にお気をつけて、健康に新年が迎えられますよう、沖縄市にとって来年1年がよい年となりますよう願いまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で桑江直哉議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時26分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時27分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 それでは2021年度第418回沖縄市議会定例会の一般質問をさせていただきたいと思いますけれども、議席番号29番、池原秀明でございます。日本共産党会派として代表を務めさせていただいております。よろしくお願いいたします。 それでは、今年も新型コロナウイルスに始まって、そして新変異株のオミクロン株も日本で感染が広がっております。そして初めて第6波の予兆さえ感じられる今日この頃です。また、米軍のキャンプ・シュワブの中で、軍人や従業員も含めたオミクロン株のクラスターが発生していると。そして今日の報道によりますと、沖縄に入ってくるときにPCR検査などを含めて何もされてなかったという報道もありました。そういう面で大変ショッキングなニュースが報道されておりますけれども、米軍はオミクロン株をインフルエンザと同じ程度の症状だと、マスコミは騒ぎ過ぎだというふうに言って、マスメディアの報道姿勢を疑問視して、基地外を歩いているということが報じられました。これについてはもう到底許されない。米軍の対応に対して、県知事は怒りを覚えると、抗議と対策徹底要請をしたと報道もされました。日米両政府はその動向を注視しなければなりません。 座ってよろしいでしょうか。 ○小浜守勝議長 はい許可します。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 日本では今170万人以上が確認をされて、死者も2万人近くなっているという報道があります。そういうことで、感染確認された方々の早期回復と、亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたします。我々政治家が感染防止対策に何をなすべきか、いま一度熟慮しながら、市民の命と安心した日常生活や営業が取り戻せるように努力しなければならないと思います。行政と医療関係者や政治家が連携して頑張っていこうではありませんか。 それでは一般質問に移らせていただきます。 通告書の48ページをお開きいただきたいと思います。 質問事項1.福祉行政についてであります。 質問の要旨(1)コロナ禍に伴う、生活保護制度についてお伺いをいたします。 新型コロナウイルス拡大後、2度目の年末を迎えます。中小企業の倒産や閉店、それから従業員等の解雇、それから自殺や病死などの急増により、多くの人たちの生存権が脅かされている中で、生活相談に訪れる方々が増えております。生活保護は憲法第25条に基づき、生活に困窮する人に最低限度の生活を保障し、生活の立て直しを支援する制度であります。長引くコロナの影響で、生活保護を必要とする人が増えておりますけれども、申請には幾つものハードルがあります。生活に困って、勇気を持って保護課を訪ねても、相談に来られたのですかと言葉をかけられてしまいます。大変だねと、丁寧に傾聴して、生活保護の受給条件等の説明をされて、諦めて帰ってしまうという方もいらっしゃるそうです。また、生活保護とは違う自立支援、困窮支援等の窓口につないでしまうなど、ソフトな断り方をされてしまうと。本来、生活保護は相談窓口ではなく、申請を受け付ける窓口であるべきです。申請書を窓口に置いて、市民が申請しやすいようにするべきであります。申請書には特に決められた書式・様式はなく、生活保護を利用したいという意思、そして住所、氏名が記入されていれば申請したことになるのであります。それを断ると申請権の侵害になります。本市では、本員も何度か相談者と申請に同伴したことがありますが、本市では丁寧に応対していただきました。ありがとうございました。しかし、いまだに申請書については窓口には置かれていなく、自由に入手できて申請がしやすいようにすべきですが、本市では市民に寄り添うような対応がまだなされておりません。そこで本市の生活保護の実情・実態をお伺いしたいと思います。 ①窓口対応についてお伺いしたいと思います。 生活に困っていると言っているのに、生活保護とは違う自立支援や、困窮者支援の窓口につないでしまうなど、ソフト対応で申請を諦めさせられたという話も県内では聞かされます。市民も「生活保護を申請に来ました」とはっきり明確に言えばよいのに、申請と相談の区別がつかないものですから「相談したいのですが」と言ってしまうと。そのとき窓口の職員は市民に寄り添うならば、申請に来られたのですか、それとも相談に来られたのですかと尋ねて、申請と言えば申請書の様式をお渡しするのが基本であります。相談との違いを市民にも判断させるチャンスを与えるべきではないでしょうか。申請したいという意思表示をしたのに、相談ですかと誘導することは申請権の侵害になります。本市ではそのようなことはないかもしれませんが、実態をお伺いいたします。 ア.コロナ禍前とコロナ禍後の相談者数についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時31分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 当局の答弁を求めます。 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 こんにちは。池原議員の一般質問にお答えいたします。 生活保護の相談件数につきましては、令和元年度630件。令和2年度700件。令和3年度4月から10月までで426件となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(1)①イ.コロナ禍前とコロナ禍後の申請者数についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 生活保護の申請件数については、令和元年度497件。令和2年度542件。令和3年度は10月までで409件となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(1)①ウ.婦人保護施設への誘導についてお伺いします。 配偶者等から暴力被害を受けていたり、あるいは連れ合いから、連れ合いというか、パートナーから逃れて、結局は生活困窮に陥ったということで、家庭環境の破綻と生活困難などの様々な事情を抱えた女性の支援場所として、婦人保護施設があると思うのですけれども、ここへの誘導があったかどうか、お願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 当該施設の誘導につきましては、保護課から直接誘導することはございませんが、被害女性から相談等があった場合は、事情を確認し、関係機関につなげ、関係機関から入所に至っております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 エは、無料低額施設への誘導ということになっておりますけれども、これについては質問取りの段階で、本県にはそういう施設がないということなので割愛させていただきます。 次に質問の要旨(1)②扶養照会についてお伺いをいたします。 生活保護法の第4条第2項において、扶養義務者の扶養は保護に優先して行われるものと定められております。今般の生活保護法による保護の実施要領の取扱いについての一部改正について、通知が出されて、扶養義務履行が期待できないものの判断基準の考え方が示されました。そのことでお伺いをしたいと思います。 ア.扶養照会の必要性について、法の趣旨をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 生活保護法第4条第2項において、民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先して行われるものとするとされており、生活保護法の基本原理の一つとされております。しかしながら、保護を受けるための要件とは異なる位置づけとされており、扶養義務者による扶養の可否等が生活保護の要否の判定に影響を及ぼすものではなく、扶養義務者より金銭的扶養が行われたときは、これを被保護者の収入として取り扱うことを意味しております。扶養照会を行う際は、要保護者等に扶養の可能性調査を行い、扶養義務の履行が期待できるものに対して調査を行っております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件については生活保護を受けたいけれども、家族と家庭と、あるいは親となかなかうまくいかないということで、相談もできないという状況の中で生活困窮に陥ったということで、照会できない理由などがあれば、こういうことができるということが今度の通知に出されましたので、ぜひ当局でも御配慮いただきたいと思います。 次に質問の要旨(1)②イ.扶養照会の実務運用の改定内容を具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 令和3年2月26日付、厚生労働省社会・援護局保護課より、扶養義務履行が期待できない者の判断基準の留意点等についての通知があり、扶養義務が期待できない者の判断基準の改正がございました。改正の具体的内容でございますが、改正前は、20年間音信不通であるものについては、要保護の生活歴等から特別な事情があり明らかに扶養ができない者として照会は要らないとしておりましたが、改正後は音信不通の期間が20年から10年程度に短縮されたことに加え、要保護者が扶養義務者に借金を重ねている。扶養義務者と相続をめぐる対立をしているなどの事情がある。あるいは縁が切られているなどの著しい関係不良の場合も扶養照会は要らないとされたところでございます。また、夫の暴力から逃れた母子、虐待等の経緯がある者など、扶養義務を求めることにより、明らかに要保護者の自立を阻害することになると認められる者なども扶養義務が期待できない者とされております。本市におきましても、改正の趣旨を踏まえ、適切に対応しているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(1)③社会福祉協議会の特例貸付の返済の免除等について。 来年は同協議会の特例貸付の返済が始まります。コロナ禍で生活困窮して返済が困難な方を免除等ができないか、見解をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 沖縄市社会福祉協議会において実施されております生活福祉資金貸付制度の緊急小口資金及び総合支援資金の特例貸付につきましては、償還開始の初年度において、借受人と世帯主が住民税非課税の場合、償還免除の対象となります。具体的には、緊急小口資金と総合支援資金の初回貸付分につきましては、令和4年度が償還初年度となり、令和3年度、または令和4年度が住民税非課税の場合、償還免除となります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 御答弁ありがとうございました。 次に質問の要旨(1)④住宅確保給付金など生活保護の手前で各種給付金の期限撤廃や拡充についてお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 住居確保給付金新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の受給中であっても、生活保護の申請は可能となっております。また、当該給付金の受給中に生活保護の申請、保護の開始に至ったケースもございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問事項2.保育行政についてであります。 質問の要旨(1)発達支援保育事業についてお伺いいたします。 この事案は、沖縄市議会に陳情第102号として、沖縄市私立保育園連盟から提出されたものでありますけれども、議会運営委員会で付託すべきと共産党などは提案いたしましたが、陳情の中で配布の主張がなされましたので、全会一致を見ることができずに、議運のルールに従って配布のみになりました。所管の委員会で付託して慎重審議をしたかったのですけれども残念でなりません。この陳情は、提出者の意を酌んで一般質問に取り上げることにいたしました。市当局に同趣旨の要請がなされたとのことでどのような回答が得られるのか、要望書の一部を質問を通して当局の対応を明らかにしていきたいと思います。 ①財政支援についてであります。 発達支援保育事業について、国から市町村に、障がい児1人当たり150万9,000円が地方税として措置されておりますけれども、その活用で財政支援を求めているものであります。当局のこれまでの措置費は1人年額90万円と少し補助されております。さらなる支援を必要と考えるが、当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 こんにちは。池原秀明議員の一般質問にお答えいたします。 本市では、発達支援児を受け入れた私立保育園を対象に、発達支援児1人につき月額7万5,000円、年額で90万円を交付しております。発達支援児2人に保育士1人を配置した場合、月額15万円、年間で180万円の助成額となっております。今後につきましては、保育所等の利用を希望する全ての発達支援児が保育所等において、発達支援保育を受けることができるよう、保育所等の負担の軽減を図ってまいりたいと考えております。新たに発達支援児を受け入れる保育所等が受け入れやすくなるよう、保育士確保に関する支援を進めるとともに、沖縄市発達支援保育事業補助金の見直しに取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(1)②発達支援におけるサポート体制の拡充について。 市の心理士による巡回指導業務の充実や心理士の定員増などのサポート体制の拡充を求めております。見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 巡回相談を担当する臨床心理士等は、平成28年度は2人でしたが、巡回相談の要請増加に伴い拡充し、現在の定員枠は、臨床心理士等の会計年度任用職員4人、会計年度任用職員の保育士3人となっております。しかし、今年度は臨床心理士等の任用は2人となっており、2人は欠員状態が続いております。2人の臨床心理士等の保育所等巡回回数は、今年度10月末現在161回となっております。臨床心理士等の募集をしてもなかなか適任者が見つからないことから、会計年度任用職員とは別に、報償費によるフリーランス心理士を1人、9月から週2回巡回相談に充てております。また、心理士養成大学院の実習生を毎年2人ずつ受け入れ、乳幼児に対応できる心理士の育成にも力を入れております。実習を行い、沖縄市での就職につながった例もありましたので、今後も心理士の実習生の受入れを継続して行います。県内において、乳幼児に携わる臨床心理士等の確保が難しい状況にあり、引き続き人材確保に努めるとともに、巡回相談以外にも保育現場のニーズに沿った研修会の充実強化や、保育施設に配備した発達の気になる子供への支援の手引きの活用を通して、支援の充実に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。いろいろと臨床心理士の職員のなり手がいないということで、探すのに大変だということですけれども、ぜひこの案件については配置をお願いしたいと思います。 それでは質問の要旨(1)③受入体制の可否について、入所調整についてであります。 発達支援が必要な児童の入所調整に当たっては、保育・幼稚園課、こども相談・健康課、保育所との3者連携で受入れ体制の可否について、細やかな入所調整をしてほしいと。そしてさらに保護者の利用希望をする園への利用調整を求めておりますけれども、当局の御見解をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 発達支援が必要な児童の入所調整に当たっては、保護者より発達支援保育の利用申請書をいただき、入所前から市の臨床心理士等による児童の発達状況を確認することや、保育所の利用申請書に記載された児童の発育状況を確認した上で、保護者の利用を希望する保育所等へ既に入園している発達支援児の支援の程度や年齢などを踏まえながら、保育園と利用調整を行っているところです。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 しっかりと保育園の皆さん方とも調整しながら、入所調整をしていただきたいというふうに思います。 次に質問の要旨(1)④年度途中でも認定が受けられる対応について。 支援を必要とする園児で、保護者同意があれば、年度途中でも認定が受けられるように、柔軟な対応を求めておりますけれども、当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 発達支援保育の必要性の認定については、一斉申込みの利用調整の時期に、沖縄市発達支援保育協議会で一人一人協議し、その協議内容を踏まえ、発達支援保育の必要性を判断しており、翌年度の4月より発達支援保育の対象児として対応を行っておりました。しかし入園後に、早期から保育士の加配による発達支援保育が必要と思われる園児の相談が保育施設側からあるため、一定の園児については、年度途中からの認定について、今年度からの対応を調整しているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございます。 次に質問の要旨(2)待機児童について。 待機児童の一因となっている保育士について、保育士の確保、定着につながるような補助事業を求めております。当局の見解をお伺いいたします。 ①保育士不足解消について。 ア.復職応援給付金についてどのようになっているか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 沖縄市保育士復職応援給付金は、保育士資格を持ちながら、1年以上保育士として勤務のなかった方が新たに沖縄市内の認可保育園で勤務を開始する場合、その復職を応援することを目的に、1人10万円の給付を行っております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に質問の要旨(2)①イ.宿舎借り上げ支援事業についてどのようになっているか、お伺いいたします。
    小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育士宿舎借り上げ支援事業は、市内の認可保育園が新たに常勤の保育士を雇用する際に宿舎を準備する場合、その宿舎を賃貸するための費用の一部を助成する事業となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 御答弁ありがとうございました。 次に質問の要旨(2)①ウ.保育士の待遇改善について。市の取組をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育士の待遇改善について、給与面では国の定める公定価格で定期昇給やベースアップに関する費用が算定されており、賃金改善総額の改善額を実績で確認し、着実な上昇を確認しております。また、本市では保育士の年休や休暇取得の促進、保育補助の配置、保育士の正規雇用化に関する補助を実施しており、保育士の働きやすい環境づくりを支援しております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問事項3.学童保育についてであります。 この事案についても陳情第100号で、沖縄市学童保育連絡協議会から陳情書が提出されました。議会運営委員会の審議に付されましたけれども、共産党などは付託すべきと提案いたしましたけれども、配布の提案があり、全会一致を見られずに、議会運営委員会ではルールに従って配布のみに付されました。この案件について、陳情者の意思を酌んで、何人かの議員が一般質問で取り上げられております。本員も陳情者の趣旨を酌み取り、7点の中から3点に絞って質問させていただきます。 質問の要旨(1)新型コロナ感染症に係る放課後児童クラブへの支援についてお伺いいたします。 ①新型コロナの感染症拡大防止対策事業について。 新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金を活用し、運営費や人件費の補助等、保育料の減収分に対する補償など、放課後児童クラブが安定した運営が図れるように必要経費を求めております。次のことについて当局の見解をお伺いいたします。 ア.かかりまし経費や職員の手当等の支援についてお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 かかりまし経費については、職員が感染症対策の徹底を図りながら、業務を継続的に実施していくために必要な経費として、時間外に施設の消毒などを行った際などに、国の交付金を活用し、経費等の支援を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(1)①イ.感染防止対策の物品等の購入支援についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 感染症対策等の物品等の購入支援につきましても、先ほどと同様に、職員が感染症対策の徹底を図りながら、業務を継続的に実施していくために必要な経費として備品、消耗品の購入を、国の交付金を活用し、経費等の支援を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございます。 通告書の49ページお願いいたします。質問の要旨(1)②送迎支援事業の活用についてであります。 国は、放課後児童クラブ支援事業の一環として、放課後児童クラブ送迎支援事業を設けました。児童が移動する際に、児童の安全安心を確保するためにと趣旨を説明しております。本市の取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 送迎支援事業で補助対象となるのが学校と放課後児童クラブの送迎に係る部分のみであり、その申請に当たっては、クラブ側の事務負担が増えるなどの課題もございます。しかしながら、児童の安全確保及びクラブの運営支援のためにも、送迎支援事業の活用に向け、問題点や課題などを沖縄市学童保育連絡協議会と共有し、支援が可能なのか、検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(1)③放課後児童クラブ育成支援体制強化事業の活用についてお伺いいたします。 厚労省は、こども家庭局長通知により、放課後児童クラブ育成支援体制強化事業を活用し、感染症対策や、それに伴う事務処理等を行う職員の補充を求めております。 ア.運営事務等を行う職員の配置等の計画があるか、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 放課後児童クラブ育成支援体制強化事業とは、遊び及び生活の場の清掃等の運営に関わる業務や、児童が学習活動を自主的に行える環境整備の補助等、育成支援の周辺業務を行う職員の配置等に必要となる費用を補助する内容となっております。こちらは新規メニューでもあることから、他市の状況なども注視しながら、調査研究を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 質問事項4.原油価格高騰対策についてお伺いします。 国は、原油価格の高騰により石油備蓄の放出を決定し対策をとっておりますけれども、いまだ高止まりの価格となっております。市民生活に影響が出ていることから、国はそのことを認識しております。地方公共団体が原油価格の影響を受けている生活者や事業者を支援するために行う原油価格高騰対策に対して、特別交付税処置を講ずることになりました。本市の取組についてお伺いしたいと思います。 ①制度の趣旨と措置率をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。池原議員の一般質問にお答えいたします。 原油価格の高騰により影響を受けている生活困窮者や農林・漁業者等の方々へ、灯油の購入費等を助成した際の経費について、国が市に対し特別交付税として措置するものとなっております。措置率につきましては、現段階において示されておりません。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 この件についても失礼しました。質問の要旨(1)福祉灯油など自治体の独自補助に「特別交付税」の活用についてお伺いしますということでしたけども、これを省いてしまいました。すぐ①から始めましたので、ぜひお取り計らいをお願いしたいと思います。 質問の要旨(1)②対象経費の例についてであります。 ア.生活困窮者に対する灯油購入費の助成についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 池原議員の御質問にお答えいたします。 生活保護世帯における多子世帯については、石油ボイラーが設置されている世帯はございませんので、助成については検討しておりません。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)②イ.社会福祉施設に対する助成。いわゆる老人ホーム、あるいは障がい者施設、保育所、幼稚園等で灯油ボイラーなどが使われていたら、その助成が必要かと思うのですけれども、当局の見解をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 市内の高齢施設等につきましては、令和3年12月時点で378施設ございますが、今回の特別交付税の対象となる原油高騰による影響を受けた施設については確認できませんでした。特別交付税の活用につきましては国の動向に注視してまいります。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 認可保育所での原油高騰の影響については把握しておりませんが、保育所では夏場のプール遊び、後のシャワー等でお湯を使うことが多いため、公立保育所の状況を確認したところ、原油高騰による影響は確認できませんでした。今後も引き続き、国の動向に注視してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(1)②ウ.公衆浴場に対する燃料費の助成についてであります。 本市には、中乃湯等、あるいはまた健康ランド等のボイラーを使って、いわゆる温水を使う事業者がかなりあると思うのですけれども、その辺についての燃費軽油の差額というか、これの是正を、高騰に対する差額の助成をどのように考えているかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 公衆浴場に対する燃料費の助成についてお答えいたします。 コロナ克服・新時代開拓のための経済対策が閣議決定されました。その中でエネルギー価格高騰への対応策が示され、最近のガソリン、灯油、軽油、重油、LPG価格等の高騰を踏まえ、関係業界やお困りの方への支援を実施するとなっております。今後、本市におきましても、様々な支援策が公衆浴場を含む事業者まで行き届くよう、これから具体的に示される内容を注視するとともに、引き続き事業者を支援してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に質問の要旨(1)②エ.漁業者等に対する燃油高騰分の助成。 農業・漁業者等、いわゆる漁民や農民のトラクターや船舶の燃料について、高騰分についての助成が必要かと思うのですけれども、当局の御見解をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時20分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時20分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市漁業協同組合に確認したところ、漁業経営セーフティーネット構築事業を活用して、原油価格高騰に対する補償が実施されており、現状としては特に支障がないという報告を受けていることから、今のところ特別交付税の活用は考えておりません。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に質問事項5.公共施設工事の入札についてお伺いいたします。 近年、建築工事の資材、人工賃等の高騰により、公共施設工事の各種入札の不落や辞退、随意契約等が増えたかと思います。不落や辞退の原因がどこにあるのか、予定価格率や最低制限価格の設定積算に問題がなかったか。また、落札率の高止まりが増えているけれども、指名競争入札に適正性が担保されているのか。仕様書の説明が不備ではなかったのか、本市の入札の実情をお聞かせいただきたいと思います。そのことについて、以下、質問をいたします。 質問の要旨(1)過去5年間の各種事業の入札についてお伺いいたします。 ①校舎建築工事について。 ア.落札率、予定価格率、最低制限価格率の平均をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。池原議員の一般質問にお答えいたします。 校舎建築工事につきましては、落札率が97.89%、予定価格率が100%、最低制限価格率が93.11%でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)①イ.指名競争入札の辞退率についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 指名競争入札の辞退率、過去5年間の平均率は30.74%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 御答弁ありがとうございました。 質問の要旨(1)①ウ.不落件数と随意契約件数を教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の件数は、不落件数が33件、随意契約が21件となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)②体育館建築工事について。 ア.落札率、予定価格率、最低制限価格率の平均。お願いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 体育館建設工事につきましては、落札率が95.19%、予定価格率が100%、最低制限価格率が91.76%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)②イ.指名競争入札の辞退率についてお願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の平均率は66.67%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)②ウ.不落件数と随意契約件数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の件数につきましては、不落件数、随意契約ともにゼロ件でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)③学校給食センター建築工事についてであります。 ア.落札率、予定価格率、最低制限価格率の平均について教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 学校給食センター建築工事につきましては、落札率が97.8%、予定価格率が100%、最低制限価格率が95.53%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)③イ.指名競争入札の辞退率についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の平均率は17.86%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に質問の要旨(1)③ウ.不落件数と随意契約件数ついてお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の件数につきましては、不落件数、随意契約ともにゼロ件でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 質問の要旨(1)④解体工事の入札についてであります。 ア.落札率、予定価格率、最低制限価格率の平均をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 解体工事につきましては、落札率が93.41%、予定価格率は100%、最低制限価格率が90.24%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございます。 次に質問の要旨(1)④イ.指名競争入札の辞退率争についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の辞退率は25.55%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございます。 次に質問の要旨(1)④ウ.不落件数と随意契約件数をお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の件数につきましては、不落件数が2件、随意契約が1件となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に50ページをお願いいたします。質問の要旨(1)⑤保育所建築工事の入札についてであります。 ア.落札率、予定価格率、最低制限価格率の平均をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 保育所建築工事につきましては、落札率が97.83%、予定価格率100%、最低制限価格率が94.0%でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に質問の要旨(1)⑤イ.指名競争入札の辞退率についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。
    ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の辞退率は2.08%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)⑤ウ.不落件数と随意契約件数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間におきましては不落、随意契約ともにゼロ件でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(1)⑥保育所解体工事の入札についてお伺いいたします。 ア.落札率、予定価格率、最低制限価格率の平均をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 保育所解体工事につきましては、落札率が87.02%、予定価格100%、最低制限価格率が86.39%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に質問の要旨(1)⑥ウ.不落件数と随意契約件数をお伺いいたします。 失礼しました。質問の要旨(1)⑥イ.指名競争入札の辞退率についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の辞退率につきましては、36.67%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に質問の要旨(1)⑥ウ.不落件数と随意契約件数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の件数でございます。不落件数が1件、随意契約はゼロ件でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に質問の要旨(1)⑦学習等供用施設の入札についてであります。 ア.落札率、予定価格率、最低制限価格率の平均についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 学習等供用施設につきましては、落札率が95.73%、予定価格率100%、最低制限価格率が92.98%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございます。 質問の要旨(1)⑦イ.指名競争入札の辞退率についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 過去5年間の辞退率の平均は15.8%となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございます。 質問の要旨(1)⑦ウ.不落件数と随意契約件数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 過去5年間の件数につきましては、不落が2件、随意契約が1件となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 御答弁ありがとうございました。 本員の一般質問はこれで終わりますけれども、今の件からすると、いわゆる不落件数の中で、校舎建設等がかなり高い率というか、33件、それから随意契約が21件もあったということでは、校舎建設についてかなりの問題があったのか、問題というよりも、入札についてはやはり改善すべきではないのかと思います。それでは令和3年、今年、2021年の暮れも押し迫って、皆さんぜひ新しい年を迎えて、コロナに負けないように、ぜひみんなで市民の安全と、安心した暮らしができるように念願して、皆さんと一緒に新しい年を迎えたいと思います。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で池原秀明議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時46分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 メリークリスマス、明日はクリスマスイブです。クリスマスはキリストが生まれてきたことをお祝いする日とのことです。クリスマスイブは、クリスマスの前夜、夜、英語で「イブニング」。日本語では「深夜」とのことです。深い夜と書くそうです。メリークリスマスのメリーという意味を調べました。陽気な、楽しいという意味だそうです。メリー、一般質問にできるように努めてまいります。 それでは議席番号3番、会派かがや氣、エンタメ議員、大城 隼の一般質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 それでは質問事項1.都市基盤について。質問の要旨(1)自然景観を生かしたまちを推進するために。 ①市民の胡屋のガジュマルの認識を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 こんにちは。大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 コザミュージックタウン前に植樹されているガジュマル箇所周辺では、ミュージックタウン内の各店舗によるオープンカフェとしての活用や市民をはじめ、多くの方々がベンチで休息されている姿が見受けられることからも、市民にとって憩いと安らぎのスポットになっていると感じております。このたび新型コロナウイルス感染症の影響で、地域や商店街の活気が失われている中、沖縄商工会議所をはじめ、市内の建設関連企業や看板製作企業、コザ商店街連合会、沖縄市観光物産振興協会、沖縄青年会議所など、地域有志団体のまちや人に元気を与えていただきたいという願う思いが一つになり、ガジュマルライトアップ実行委員会が立ち上げられております。当該ガジュマルにつきましては、内閣府沖縄総合事務局南部国道事務所の所有物となっておりますが、実行委員会が主導となりまして、去る12月13日にガジュマルへの華やかなライトアップ演出が施されており、今後、まち全体の活力が生み出されていくものと感じております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。12月13日にガジュマルがライトアップされ、まちへの活力も期待されます。活力は機運づくりにも役立つと思います。9月定例会の企画部長の答弁で「シンボルツリーの位置づけには、まち全体の機運が高まることが基本」とあります。まち全体の活力、機運は高まったと思います。 質問の要旨(1)②再度シンボルツリーとしての認識を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 大城議員の一般質問にお答えいたします。 各種宣言につきましては、市民が共感を覚え、まち全体の機運が高まることを基本に、まちの個性や文化、特性などを内外へ発信する重要な取組の一つとなっております。宣言に当たっては、地域の方々等の多種多様な御意見など、議論の中からその目的に即した部署における市民の共感や機運の高まりなどを勘案した有効性等の調査、研究を基本に、地域資源を生かしたまちづくりの観点など、総合的に検討していくことが重要だと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。その目的に即した部署が検討していくということでございます。では、あのガジュマルの愛称を公募してみてはどうでしょうか。浦添市ではこども園の園児と松本哲治市長も一緒に、浦添の西海岸の前の海を「てぃだ結の浜」と決定したそうです。すばらしい取組だと思います。こどものまちとして、子供たちのためにできる取組だと思います。御検討をお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)③街路樹等も適正な管理ができているか伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 こんにちは。大城議員の一般質問にお答えいたします。 街路樹の管理につきましては、市内一円を対象に、造園業者への外部委託及び本市の現場作業員により実施しており、剪定に当たっては、歩行者や通行車両の安全確保を最優先に、車両への接触防止や、道路標識、信号機等の視認性の確保及び緑陰の創出など、良好な街並み景観に資するよう努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。今年度においても適正な管理が行われているということで理解できました。ありがとうございます。 再質問させていただきます。 去年はアカギの対策に手間や予算も取られたと思いますが、今年の状況はどうでしょうか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 令和3年度においては、その前年度に行ったアカギの剪定、または伐倒処理により被害が大幅に減少していることから、そのほかの街路樹剪定への予算的な影響は出ておりません。今後も引き続きアカギの被害状況を注視しながら、必要に応じて剪定等の対策を行い、安心安全で快適な道路環境を市民へ提供できるよう努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。今後とも市内の造園業者と、仕事の早い直営の現場作業員の皆さんと安心安全で快適な道路環境に向けて、適正な管理をよろしくお願いいたします。 続きまして、今回の質問は連携がテーマです。文化について調べてみました。文化とは、人間により創造されたもの「人工物」とあります。人工物は、沖縄アリーナであります。人間により創造されたものは「音楽」があります。12月3日に、世界的なチェリスト、ヨーヨー・マ氏の特別コンサートが沖縄アリーナで開催されました。世界6大陸36公演の中で、国内唯一の公演です。本員も行きましたが、チェロの多彩な音域の中でも中域の音に大変感動いたしました。 それでは質問事項2.沖縄市行政について。質問の要旨(1)政策企画課・プロジェクト推進室、観光スポーツ振興課の考えを伺います。 ①文化・音楽の可能性について伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 エイサー、島唄、ロック等の個性的な文化につきましては、第5次沖縄市総合計画基本構想で掲げる経済の活性化を牽引する観光の推進に寄与する、本市が持つ魅力的な地域資源であります。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 大城議員の一般質問にお答えさせていただきます。 文化、音楽の可能性についてでございます。沖縄アリーナにつきましては、多目的な利用を想定し整備をさせていただいたことから、あらゆる可能性があるものと考えております。音楽イベントにつきましては、先ほど大城議員からもございました世界文化賞を受賞したチェリスト、ヨーヨー・マさんのコンサートが開催され、年明け以降も、2月にドリカム、3月に本市出身のアーティストによる音楽イベントなど、コンサートやライブが予定されております。また、文化イベントについても現在、多方面から問合せをいただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市には、勇壮華麗な演舞により人々を魅了するエイサー文化や、アメリカ文化の影響を受けながら培われてきた個性的な音楽文化等があり、沖縄全島エイサーまつりや、ピースフルラブ・ロックフェスティバル、音楽月間などにより、多くの方が来訪されております。また、ミュージックタウン音市場や、エイサー文化の発信拠点施設としてエイサー会館がございます。このような本市特有の文化や音楽に関する地域資源の魅力向上を図るとともに、内外に発信することで、さらなる観光誘客につながるものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。 政策企画課に再質問いたします。 国際文化観光都市としての文化事業をどう進めていくか、お聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時05分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時05分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 本市はエイサーをはじめ、ジャズやロック、民謡など、伝統文化と異文化が融合した戦後沖縄の文化でも特徴的なコザ文化が醸成されております。国際色豊かな風土と伝統文化と異文化が融合した個性的な文化は、本市の重要な地域資源であります。これまで培われた文化の継承に向けた取組とともに、国内、国際交流や観光振興などにおいて、文化を活用した諸施策を展開しており、今後も引き続き国際文化観光都市の実現に向け、本市の特色を生かしたまちづくりを進めてまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。国際文化観光都市を目指す沖縄市、今も国際文化観光都市でございます。文化事業に対して、しっかりとした横の連携に取り組んでいただきたいと思います。今後もどうぞよろしくお願いいたします。 それでは続きまして、質問の要旨(1)②スポーツ・アートの可能性を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 本市は恵まれたスポーツ環境を有しており、第5次沖縄市総合計画基本構想で掲げる経済の活性化を牽引する観光の推進に向け、スポーツの力による活気あるまちづくりを位置づけております。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 スポーツ、アートの可能性についてでございます。既に沖縄アリーナで開催されている琉球ゴールデンキングスだけではなく、先日開催されました格闘技のRIZIN、卓球のアスティーダフェスなど、多くのイベントが沖縄アリーナにおいて開催されており、また、モータースポーツマルチフィールド沖縄を活用したイベント等を通して、新たなモータースポーツの分野の可能性もあるものと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市には、県内でも規模の大きい2つの運動公園が立地する恵まれたスポーツ環境を有しており、本市をホームタウンとする琉球ゴールデンキングスやFC琉球の迫力ある試合が開催されております。また、広島東洋カープの春季キャンプが行われており、内外から多くのファンが来訪いただいております。さらには令和3年7月にフランス男子バレーボールの東京2020オリンピック大会の事前合宿が行われております。アートの分野におきましては、国内外で活躍されている沖縄市出身のポッケ氏をはじめ、本市にアトリエをオープンし、活動されているアトロンクリエイティブエンターテインメント様や、アトリエポンマダン様など、御尽力いただいている状況もございます。スポーツとアートに関しましては、本市の豊富な地域資源を生かすことにより、さらなる観光誘客が図れるものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。 観光スポーツ振興課が4月に設立され、スポーツ庁からも、スポーツ健康まちづくり賞を沖縄市と県が表彰されました。スーパースポーツコンベンションシティに進化していっているようであります。観光誘客におけるeスポーツの可能性をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 eスポーツの可能性についてお答えいたします。 eスポーツにつきましては、平成30年の第18回アジア競技大会において、デモンストレーション競技として採用され、日本の高校生がサッカーゲームの種目で金メダルを取ったことで大きな注目を集めております。その後も令和元年の国民大会において、文化プログラムとして、全国都道府県対抗eスポーツ選手権も開かれ、eスポーツの社会的な認知は急速に高まってきております。沖縄県内におきましても、一般社団法人沖縄eスポーツ連盟、全国高等学校eスポーツ連盟等の様々な団体が設立されるとともに、沖縄初のeスポーツチームが立ち上がるなど、eスポーツ関連の動きが活発になってきております。本市におきましては、銀天街で毎月eスポーツの教室を開催されるとともに、今年度11月には、リアルアーケードeスポーツ大会が開催され、多くの方に参加いただけたと伺っております。今後も市内の施設や商店街でのeスポーツイベントを計画されている事業者様もございます。このようなeスポーツのエネルギーや地域の盛り上がりを生かし、市内への観光誘客が図れるものと期待しているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。eスポーツとアートの可能性は無限大です。来年1月に那覇市でeスポーツの大会があります。プロ、アマを問わず参加可能で、優勝賞金は100万円の大会があります。続いてアートですが、これまで、当時の芸術家の史上最高額で104センチの作品で、これはうさぎのバルーンのアートとして、モチーフとしたスチールの彫刻がございます。それが2019年に9,110万ドル、約100億円で落札されたということも残っております。スポーツもアートも大きな産業になり得ますので、引き続きの支援をよろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)③中心市街地の活性の可能性について伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 第5次沖縄市総合計画基本構想で掲げる商工業の振興を図り、地域経済の活力を高める推進をするため、中心市街地のにぎわい創出による活性化について位置づけております。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 プロジェクト推進室につきましては、沖縄アリーナ、沖縄こどもの国、モータースポーツマルチフィールド沖縄の各拠点を整備させていただいており、他の施設と連携して、市の発展に寄与できるよう努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市の中心市街地には、県内最大規模の沖縄アリーナ、県内唯一の本格的な動物園、沖縄こどもの国といった集客力のある施設や、ミュージックタウン音市場、エイサー会館といった芸能文化拠点施設を有するとともに、基地の門前町として特徴的な歴史を背景に培われてきた街並みやライブハウスがございます。また、商店街におきましては、コロナ禍にあっても新規出店している店舗もございます。このような県内有数の集客施設や文化に関する拠点施設、商店街などの地域資源を横断的に活用することにより、さらなる観光誘客が図れるものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。再質問をさせていただきます。 沖縄アリーナとまちなかの駐車場の連携を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在、女子学園跡地にコザ運動公園の利便性の向上のために駐車場を整備させていただいております。近隣には民間駐車場もございますので、その効果を高められればと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。プロジェクト推進室にお答えいただきましたが、今後は経済文化部に所管を変わっていきながら、駐車場に関しては商工振興課になるのでしょうか、しっかりとイベントの会社とも連携した、駐車場がどこにありますとか、案内もしっかりしていただいて、沖縄アリーナにドアトゥドアでつなぐ、そしてまちなかのにぎわいもつなげていけるように、点と点をしっかりとつないだ連携をよろしくお願いいたします。以上です。 質問の要旨(1)④沖縄こどもの国の活性の可能性を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、第5次沖縄市総合計画基本構想で掲げる経済の活性化を牽引する観光の推進に寄与する地域資源であります。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、日本一ユニークな動物園を目指し、これまでハード整備をはじめ、各種ソフト施策を展開してまいりました。令和3年度にはワニ舎周辺エリアの整備をはじめ、クマ舎周辺の整備を進めるとともに、来園者サービスの向上を目的とした飲食、物販等の商品開発業務に取り組んでいるところでございます。今後も沖縄こどもの国を継続的に発展させ、次世代へつないでいくためにも、時代の変革に対応し、動物園の新たな価値の創出に向け取り組むとともに、本市の発展に寄与できるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、沖縄県内唯一の本格的な動物園であり、令和元年度には来場者が53万人を超えるなど、集客力の高い観光資源の一つであると認識しております。プロジェクト推進室において、既存施設のリニューアルとともに、区域拡張に向けた取組が進められていることから、今後、来場者がさらに増加するものと考えております。経済文化部におきましても、その魅力を内外に発信することにより、沖縄こどもの国を活用した地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。令和8年度には、入園者数150万人が目標になっております。各部の連携が必要です。観光の観点から再質問をさせていただきます。どういう取組ができるかお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、経済文化部におきましても、観光情報誌、沖縄市GOや、観光ポータルサイトKOZAWEBにおいて、県内外に情報発信を行っております。今後も技術向上による来場者の増加が期待される中、経済文化部におきましても、周辺地域の観光資源との周遊を図るとともに、インバウンド獲得に向けたプロモーションなど、目標達成に向け、関係部署との連携の下、取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。150万人達成に向けて連携が必要でございますので、頑張っていきましょう。 それでは続きまして、質問の要旨(1)⑤沖縄アリーナとまちの連携の方法を伺います。 ○小浜守勝議長 企画部長。
    ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、第5次沖縄市総合計画において、スポーツや音楽を中心としたエンターテインメントの拠点施設として、中心市街地をはじめ、周辺施設との回遊性向上によるにぎわい創出や、地域経済の活性化を位置づけております。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、既に供用が開始され、多くの方に来場いただいておりますが、まちづくりの一環として地域活性化の起爆剤とすべく、いかにまちと連携していけるかが重要だと考えております。今後とも沖縄アリーナでのイベント情報を関係部署と共有し、取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 エンターテインメントの拠点施設として完成した沖縄アリーナにつきましては、今年度はBリーグオールスターゲーム、令和5年度にFIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催されることが決定されるなど、全国、世界規模の大会が行われます。経済文化部として、これまでになかった規模の大会やイベントが開催されることを見据え、周辺地域の経済活性化につなげるため、地域との連携は大変重要であると認識しております。来年1月にBリーグオールスターゲームが開催されるに当たり、沖縄市観光物産振興協会やコザ商店街連合会等の地域関係者と意見交換を行うなど、地域と連携を図りながら、まちなかでのパブリックビューイングイベントの実施に向けた取組を進めているところでございます。今後につきましても、地域との連携を深め、地域経済の活性化に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。沖縄アリーナを沖縄市の起爆剤にするためにも、全庁的な取組が必要だと思います。どのように取り組むか、お聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 本市の総合計画は、計画期間を10年とし、将来像、国際文化観光都市の実現に向けたまちづくりの方向性や取組を示す行政計画として、全庁的な議論の下、策定されております。総合計画で位置づけた施策の展開につきましては、関係部局等の主体的な取組はもとより、相互の連携による取り組みで、より効果的、有効的な展開となるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 企画部長ありがとうございました。全庁的な議論の下、全庁的な取組を期待いたします。FIBAバスケットワールドカップも、もう目の前です。全庁的な取組で、沖縄市の起爆剤にしていきましょう。自分の仕事ではないというなかれ、日本一の市役所を全国にアピールできる絶好のチャンスです。沖縄市のポテンシャルを世界に向けて発信していきましょう。頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.質問の要旨(2)日本一ユニークな動物園にするために。 ①ヤンバルクイナの受入れについては取り下げさせていただきます。 質問の要旨(2)②受け入れる動物の対象について伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国を日本一ユニークな施設として整備するため、沖縄こどもの国施設整備基本計画に基づき、県内唯一の本格的な動物園として、多種多様な動物を展示できるよう、新たな動物の導入に取り組んでいるところでございます。沖縄は島嶼県であり、特殊な地理的要因の中、独自の生態系を確立した琉球弧に生息する動物や里山の迷宮といったストーリー性を持った魅力ある施設整備に取り組むなど、計画的な動物導入を行っているところでございます。そのほかにも繁殖の取組を行うための動物導入や、希少動物の保護、増殖のための受入れなど、様々な観点での取り組みを行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。再質問をさせていただきます。 市民・団体からのニーズを踏まえた動物導入も可能かどうか伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、動物園の展示動物としては、ふだん見ることができない動物を中心に展示をしております。そういうことも踏まえまして、調査研究をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございます。 日本一ユニークな施設整備として、地域からの要望がございます。ネコ山の声がありました。地域から大変喜ばれる取組だと思いますが、大変難しい要望であるのも理解しています。調査研究をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)③園内にドッグランの整備は可能かどうか伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、来園者が飼養しているペットにつきましては、展示動物へのストレスなどの要因があることから、ペット同伴での入園をお断りしているところでございます。御質問のドッグランの整備につきましては、こうした理由からも、さらには県内唯一の本格的な動物園としての役割も踏まえながら、研究を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。コザ運動公園でドッグランを行っており、非常に人気があると市民にお話を聞きました。再質問をさせていただきます。 日本一ユニークな動物園にもつながると思います。いかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、日本一ユニークな動物園の考え方について対応させていただいておりまして、今後は整備の可能性について、先ほども申し上げました課題等を整理し、検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございます。ぜひとも御検討をお願いいたします。東京の代々木公園にドッグランがあります。都内最大級の施設で、3つのフィールドに区切られ、お財布にも優しいドッグランがあるそうです。日本一ユニークな動物園に向けて検討をお願いいたします。 続きまして、質問事項3.貧困対策について。質問の要旨(1)沖縄市の貧困対策について。 ①ちゅいしぃじぃの心とは何かを伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 こんにちは。大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 ちゅいしぃじぃとは、沖縄の方言で互いに助け合う様とされており、ちゅいしぃじぃの心とは、相手への見返りを求めたり、利益などの期待をすることなく、自分にできることを提供しようとする考え方で、見返りを求めず相手を思う無償の愛にも通ずるものであると考えます。一人一人がその心を持って行動することができれば、制度の縦割りや、支え手、受け手という関係を超えて、我が事として捉え、世代や分野を問わず、地域、家庭、職場が丸ごとつながることで、地域共生社会を広げていくことができるものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。ちゅいしぃじぃの心とは無償の愛です。市民への無償の愛、地域共生社会の実現に向けてもちゅいしぃじぃの心が大変必要です。 質問の要旨(1)②子どもの貧困対策について伺います。政府の見解ですが、子供の貧困は社会の損失とあります。 ア.こどものまち推進部に、子供の貧困対策について伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 こどものまち推進部における取組といたしましては、貧困対策支援員を配置し、支援を必要とする子供に関して関係機関との情報共有や、子供の居場所等の支援につなげるための事業及び地域の実情に応じて、食事の提供、生活指導、学習指導等を受けながら安心して過ごすことができる居場所を提供する事業。様々な困難を抱える若年妊産婦を対象に、妊娠から育児に関する相談対応や、生活指導及び就労支援等の自立に向けた支援を行っております。このほか、ひとり親世帯等における放課後児童クラブの利用者負担軽減を図る事業を行っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。こどものまち推進部の皆さん、引き続き頑張ってください。よろしくお願いいたします。 続いて質問の要旨(1)②イ.教育委員会の貧困対策について伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 こんにちは。大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 子供の貧困に関する状況に対応するため、教育委員会では、児童生徒支援事業、子供の貧困対策として、子供の生活サポートチームを配置し、経済的な理由により、基本的生活習慣の欠如や不十分な学習環境など、貧困環境にある子供やその保護者に対して、教育委員会はもとより学校、その他関係機関との連絡調整を行い課題解決に努めております。その他、経済的理由によって就学困難と認められる小中学校に在学する児童生徒の保護者に対して、学校給食費や修学旅行費、学用品費などの就学援助を行っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。 政府は、貧困連鎖を打ち切るには「教育の支援が不可欠」と言っております。教育現場での貧困対策について。 質問の要旨(1)③学校教育施設の整備について。 ア.学校施設の生理の貧困対策を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 コロナ禍において、経済的な理由などで衛生用品の確保が困難な児童生徒が安心して学校で過ごすことができるよう、児童生徒衛生用品支援事業による実施と合わせまして、同事業に御賛同いただきました企業並びに団体からいただきました貴重な寄贈や寄附も活用させていただきながら、市立全小中学校におきまして、必要とする児童生徒に生理用品等の提供を行っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。ソフト面での整備を再質問させていただきます。 トイレに置く際に箱などが必要だと思いますが、どのように考えていますか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 各学校の保健室への配布や、トイレに置くなどして提供しておりますが、そのために市立小中学校のトイレに生理用品を提供しやすいよう、令和3年10月に、沖縄市女性連合会様より生理用品用化粧箱を240箱を寄贈いただいております。各学校では、その化粧箱を活用させていただきながら、必要とする児童生徒に生理用品の提供が行われているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 再々質問させていただきます。 箱の寄贈はありましたが、今の間に合わせの箱だと思います。今後は、学校施設へのハード整備が必要だと思います。どのようにお考えでしょうか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。大城議員の御質問にお答えいたします。 誰もが気兼ねすることなく利用できるよう、学校施設の改築時において、関係者の意見を伺いながら、収納ボックス等の設置について検討してまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございます。女子トイレ用の収納ボックスは必須であると思います。小中学校全校への設置に向けて整備をよろしくお願いいたします。以上です。 続きまして、質問事項4.こども行政について。質問の要旨(1)こどものまちについて。 ①国の「こども庁」とありますが、通告の際には、こども庁でした。「こども家庭庁」というふうに読み上げさせていただきます。①国の「こども家庭庁」創設に向けて。 ア.市としての準備・体制を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和3年12月21日に、こども政策の新たな推進体制に関する基本方針が閣議決定されました。基本方針では6つの基本理念とその実現のために新たな司令塔として、こどもまんなか社会を目指す「こども家庭庁」を創設すると示されております。こども家庭庁の体制としては、育成部門、支援部門、企画立案・総合調整部門の3部門構成で、子供や若者に関するデータ、統計を活用した政策立案を行うとされております。本市においては、沖縄市子ども・子育て支援事業計画庁内推進委員会及び有識者や保護者等から構成する沖縄市子ども・子育て協議会の設置により、子育て関連政策の推進及び協議体制を構築しておりますので、今後の国の動向を注視しながら、必要な準備等に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。 2023年に「こども家庭庁」が創設されます。国の今後のこどもの施策の基本理念の中で、子供の視点に立った政策立案とあります。本市の有識者会議の際に、臨時の構成員として、こども議会の議長などを入れてみるのはどうでしょうか。要望とさせていただきます。 質問の要旨(1)②こども議会の今回の成果をお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 第8回となる今回のこども議会では、6会派それぞれが設定したテーマについて活動し、その中で感じたことや課題についてまとめ、活動報告及び質問を本議会本会議場にて行いました。各会派の活動内容としましては、会派ほわいとでは「公園にごみ箱が増えればポイ捨てが減るのでは」との仮説の下、担当課へごみ箱の設置を依頼し、ごみ箱の利用度合いやポイ捨て状況の確認を行いました。2つ目に、会派オムライスでは「子供と高齢者をつなげることで、両者の寂しいという思いを拭えるのではないか」との仮説の下、昔の遊びなどを通して互いに交流できるイベントの計画を行いました。3つ目に、会派M&N'sの活動では「3DやVRを駆使して、コロナ禍でメンタルダウンをしている人を癒せるのではないか」との仮説の下、自然の映像や音を取入れ、動画を自主作成いたしました。4つ目に、会派Travelerの活動では「「こども食堂」という単語を耳にするが、どういう場所か知らない人が多いのでは」との仮説の下、学校でアンケートを取り、認知状況の確認を行いました。5つ目に、会派ろくろっくびの活動では「校則によって生徒の個性や多様性が失われているのではないか」との仮説の下、先生や生徒へのインタビューや、SNSを活用したアンケートを実施し、校則を変えることで起こるメリット、デメリットをまとめました。6つ目に、会派flowerの活動では「花を植えることにより地域を活性化させつつ、ごみを減らせるのではないか」との仮説の下、花を植える活動をしている方に取組後の変化や、ごみの減少状況についてインタビューの計画を行いました。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。 ②でこども議会の今回の成果という部分で、部長が今③のどのような質問が出たのでしょうかというところまで、その分も答えられているのかと思うのですが、質問の要旨(1)③どのような質問が出たのか、お聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 こども議会における質問内容といたしましては、1つ目に、公園のごみの管理やごみ箱の設置など、公園管理について質問し、建設部より答弁がありました。2つ目に、コロナ禍で対面での交流に不安がある中、子供や高齢者が交流する場や機会の提供について質問し、健康福祉部及びこどものまち推進部より答弁いたしました。3つ目に、コロナ禍でメンタルダウンしている方たちを対象に、自らが作成した動画の配信について、市の協力が得られるかを質問し、桑江市長より答弁がありました。4つ目に、こども食堂について、市が行っている補助や周知方法について質問し、與那嶺副市長より答弁がありました。5つ目に、ブラック校則をなくすために、市が行っていることについて質問し、指導部長より答弁がありました。6つ目に、公園に集まっている高齢者への支援や、公園へのごみのポイ捨てに対する市の対応、また公園へ花を植える際に市の許可が必要かなど、公園管理について質問し、仲本副市長及び健康福祉部より答弁がありました。以上が第8回こども議会において、各会派より市当局へ出された質問となっております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。再質問をさせていただきます。 公園は子供たちの遊び場であります。公園に関しての質問が多数出たと思うのですが、どのように答弁したのか、お聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 こんにちは。大城議員の御質問にお答えさせていただきます。 10月に開催されましたこども議会では、公園のごみ問題について2件の御質問がございました。子供たちもポイ捨てなどに対して問題意識を抱き、何とか解決したいという思いがあるのだと感じ取れました。そのうち1件は、ごみ箱を設置するとポイ捨てが減るのではないかという観点から、もう1件は、公園内での飲食後に容器が放置されることに対して、注意看板やパトロールの実施に加え、ポイ捨て予防のために自ら公園に花を植えることが可能かという質問でございました。ごみ箱設置に関しましては、こども議員からの要望を受け、諸見里近隣公園に設置し、その後のポイ捨てが減ったように見受けられると、公園愛護団体から伺っております。また、花の植栽につきましては、まだ実施されておりませんが、こども議会でも答弁したとおり、相談があれば場所の選定、花の提供など、最大限の協力をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 公園に集まっている高齢者への支援についての御質問がございました。公園に集まっている高齢者の支援につきましては、必要に応じて地域包括支援センター職員が公園の近隣訪問の際などに定期的に見回り、声かけをし、介護保険サービスや医療機関受診へつなぐなどの支援を実施しております。こども議員の老若男女を問わず、安心安全な沖縄市になってほしいという思いをしっかり受け止め、今後も関係機関と連携し支援してまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。子供たちの視点、誰一人取り残さず、抜け落ちることのない子供たちからの声、子供たちからの相談があれば、しっかりと対応よろしくお願いいたします。以上です。 続きまして、質問事項5.環境行政について。質問の要旨(1)海底火山噴火による軽石について。 ①沖縄市への漂流軽石の状況を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市への漂流軽石の状況につきましては、これまで泡瀬漁港への漂着はほとんど確認されておりません。しかしながら、沖合には軽石の漂流が確認されていることから、沖合での漁には支障が生じ一時的に出港の自粛もございました。現在は軽石対策を船舶に施した上で出航する漁業者も出てきていると沖縄市漁業協同組合より伺っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。漁港への漂着はないが沖合には確認されていると。沖合での漁には支障が生じていることは、今後、燃料等の支援が必要になると思われます。 質問の要旨(1)②市としての今後の対策をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市漁業協同組合に確認したところ、現在軽石被害防止のために、エンジン冷却のための軽石濾し器、フィルターを漁船に設置する等の対策をしていると伺っております。また、沖縄市漁業協同組合でも県と調整を進めており、湾内で軽石が大量に流入する可能性がある場合には、汚濁防止膜を設置する等の流入防止の対策も検討しているとのことでございます。本市におきましても、中部市町村会や沖縄県市長会を通じて、沖縄県へ軽石被害の支援を要請しておりますが、今後も沖縄市漁業協同組合への聞き取りを継続しながら、泡瀬漁港の管理者である県と連携し必要な支援などについて検討してまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。県との連携もしつつ、市独自の対策もできるのであれば、ぜひともよろしくお願いいたします。要望させていただきます。 続きまして、質問事項6.空き地について。質問の要旨(1)安慶田の(旧)徳洲会跡地について。 ①現在の空き地の現状・状況をお伺いいたします。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 中部徳洲会病院跡地につきまして土地所有者の中部徳洲会病院に確認したところ、介護系の施設を建設し運営する構想があるということでございました。まだ構想段階であるため具体的な内容や今後のスケジュール等については確定していないということでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。具体的な内容、そして今後のスケジュール等については決まっていませんということでございました。要望がございます。地域共生社会実現に向けて、複合施設を病院側と協議し、地域健康、医療、福祉のまちづくりの推進、自治会との連携した複合施設を検討してみてはどうでしょうか。よろしくお願いいたします。 それでは続いての質問は議長の許可を得て、参考資料を皆様のもとに配布しております。 質問事項7.自治行政について。質問の要旨(1)沖縄市37自治会について。 ①自治会組織の4つの団体について。 ア.各自治会の団体がそろっているか、お伺いいたします。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 こんにちは。大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 37自治会に対し、老人会、婦人会、青年会、子供会の現状について調査を行ったところ、4つの団体がそろっていると回答した自治会は10自治会ございました。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。再質問をさせていただきます。 4つの団体の現在の状況を踏まえ、市として自治会にどのような影響があるか、お伺いいたしま ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 自治会は安全安心な地域社会づくり、社会福祉や青少年健全育成、防災活動や環境活動など、行政だけでは行き届かない様々な活動を行っている団体であり、老人会、婦人会、青年会、子供会の4つの団体は、自治会と連携して自治会活動を行っていくために重要な団体だと考えております。自治会によって4つの団体の有無に対する理由や活動状況には違いがございますが、各自治会で行っている連携や取組を37自治会が情報共有することで、各自治会の活性化や魅力の向上につながるよう、本市も加入促進協議会や自治会長協議会へ積極的に情報提供をしてまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。最後に情報提供という言葉が出ました。情報提供も大事ですが、しっかりと情報共有をしていただきたいです。再質問になりますが、今後の情報共有の在り方、スケジュールを具体的に教えていただけますか。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 加入促進協議会、自治会長協議会への情報提供といたしまして、年明けの令和4年1月の事務委託者会議後に、まず両協議会と調整をさせていただきたいと考えております。また、情報提供の内容といたしましては、老人会、婦人会、青年会、子供会が行っている各団体の活動や会員を増やすための取組、また、4つの団体ではありませんが、女性部や青年会、少年部として活動している団体や自治会の活動を加入促進協議会及び自治会長協議会に情報提供することで、自治会の活性化や魅力の向上につながるよう、市としても情報共有に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 暫時会議時間の延長を行います。 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。各地域は会に関しても特色があると思います。しかし市も積極的に情報共有していただいて、より自治会の加入促進にもつなげていけるように頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。 それでは続きまして、質問事項8.中心市街地についてです。 質問の要旨(1)中心市街地の現状について。 ①銀天街の現在の状況。 ア.取り組み・課題・危険箇所を伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現在、銀天街地区におきましては、コザ十字路通り会を発足し、銀天夜市や、eスポーツ大会等のイベントを開催するなど、地域の方々を中心に活性化に取り組んでいるところでございます。また、危険箇所につきましては、老朽化したアーケードを撤去したところでございます。課題といたしましては、ゆらてぃく広場での飲酒行為等が見られるため、自治会や警察とも連携して対応しているところでございます。引き続き通り会や自治会とも連携して活性化に向けて取り組んでまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。銀天街地区に関しては、老朽化したアーケードが撤去されたおかげで大分明るくなったと思います。しかし、ゆらてぃく広場での飲酒等はとても大きな地域課題となっておりますので、しっかりとした対応策を考えていってください。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)②一番街の現在の状況。 ア.取り組み・課題・危険箇所をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 一番街商店街におきましては、若い商店主たちを中心とした青年会が組織化され、集客のためのイベント等の開催に取り組んでおります。また、一番街商店街を含むコザ商店街連合会では、国の補助事業を活用した勉強会等を行い、商店街への車両の乗入れに対し課題を整理して主体的に取り組むための検討を重ねております。組合所有のアーケードにつきましては、老朽化による落下の可能性がある箇所などに対し随時修繕を行い、対応されているものと認識しております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。
    ◆大城隼議員 ありがとうございました。実際にもう落下しているところもございます。そういう部分は組合と連携して、危険箇所の除去をぜひともお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)③パークアベニューの現在の状況。 ア.取り組み・課題・危険箇所をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 パークアベニューの愛称で知られるセンター商店街につきましては、新たな店舗の出店や、まちなかに点在する空き店舗等をリノベーションした宿泊施設、その宿泊施設を活用した展示会等により、集客力の向上に取り組んでおります。組合所有のアーケードの老朽化が課題であると同時に、危険箇所にもなっており、腐食や剥離しそうな箇所が多く見られますが、センター商店街振興組合で対応いただいていると認識しております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 パークアベニューに関しては、アーケードの天井は早急に対応していかないといけません。組合も対応策に困っています。市としての安全対策が早急に必要でありますので、強く要望させていただきます。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)③イ.双方通行の現在の状況を伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 パークアベニューにつきましては、現在の一方通行から相互通行へ向け、国道330号からBCコザまでの区間で取り組んでいるところです。相互通行では基本的に現況の幅員内で改良工事を実施してまいりますが、国道330号やBCコザ前においては、交差点改良に伴う道路線形の変更により、物件補償や用地取得が必要となることから、現在補償交渉を鋭意進めているところでございます。なお、改良工事の着手は令和6年度を予定しているところです。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。令和6年度、3年後に工事着手という予定です。再質問をさせていただきます。 工事の際にアーケードの撤去も行うのか、お伺いいたします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 相互交通に伴う車道部分の拡張については、現在の停車帯と植栽部分のスペースを活用して行うため、歩道部に設置されているアーケードの移設や撤去は基本的にはございませんが、一部道路線形が変更となる箇所や、各交差点での道路隅切り部が広がる箇所においては、アーケードの支柱が道路にかかるため、移設、撤去等の対応が必要となっております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。この質問は大変重要でございます。3年後の改良工事の際、役所側からの双方通行のお願いであると思います。組合から何か要望が出た際はしっかりと真摯に対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)④中の町(中通り)現在の状況。 ア.取り組み・課題・危険箇所をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 中の町、中通りは、飲食店やバー、スナック、ライブハウス、民謡酒場など、本市を代表する魅力的な店舗が集積するエリアとして人気を誇っております。現在は、緊急事態宣言も解除され、各店舗も通常営業を再開しておりますが、このような影響が長期化したことにより、客足が以前のようには戻っていないことなどが課題となっているようでございます。課題解決に向けて、先日12月5日に、沖縄青年会議所と沖縄市社交飲食業組合などが中心となって清掃活動を行うなど、様々な団体が連携して地域活性化に取り組んでおられます。また、沖縄市社交飲食業組合から国道沿いに設置されておりますアーチ型の街灯看板が老朽化等のため撤去してほしいと要請があったと伺っております。今後の対応につきましては、関係部署と連携をしながら検討してまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。中の町の組合から要請のあった老朽化した看板も、関係部署と協議していただき、しっかりと御対応をお願いいたします。 それでは続きまして、質問の要旨(1)④イ.エイサー保安灯の現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 中の町、中通りの街路灯は、エイサーのまち沖縄市を県内外へのPRを兼ね、エイサーキャラクターのエイ坊などのフィギア展示や、市内各青年会の旗頭など、エイサーのデザインを取り入れた街路灯を12基設置しております。設置状況を確認したところ、そのうち1基の街路灯で安定器等の収納部が破損し、歩行者等へ危害を与えるおそれがあったため補修を行ったところでございます。今後ともパトロールや地域からの情報提供等を通して、街路灯を含め道路構造物の適切な維持管理に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。沖縄市らしいエイサー保安灯でありますが、要望というか、少し心がけながらメンテナンスもしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時03分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時15分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 続きまして、質問事項9.教育行政についてであります。 質問の要旨(1)学校教育について。 ①GIGAスクール貸与式について。 ア.貸与式とは何か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 沖縄市GIGAスクールの供用開始に当たり、令和3年度6月から7月にかけて、市内の小中学校全24校において、GIGAスクール端末貸与式及びGIGA授業開きというオリエンテーションを行いました。貸与式や授業開きを行った目的としまして、今後は1人1台のタブレット端末を利用した授業が行われること。アカウントやパスワードは大切なものであること。卒業するまで大切に利用し、学習で活用することなどを説明し、子供たちへの意識啓発やタブレット端末を大切に扱うことができるよう、担任から一人一人の子供たちへ手渡しによる貸与を行いました。またGIGA授業開きでは、沖縄市GIGA宣言を読み合わせし、タブレット端末を利用する際の目的や注意事項について全員で確認し、タブレット端末の起動方法やログイン方法などを実際に体験いたしました。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。再質問をさせていただきます。 越来小学校に教育長が貸与式を行ったと思うのですが、なぜ越来小学校だけだったのか、お聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 越来小学校が無線LAN環境の整備や、学校の受入れ体制の整った最初の学校であったこと。学校側の受入れ日程や教育長の日程を検討した結果、このような形での実施となりました。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 理解できました。再々質問をさせていただきますが、教育長の日程が取れれば、全校回れるということでよろしいでしょうか、確認させてください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 議員御指摘の教育長が全ての学校の貸与式に参加することは、教育長が学校での様子を直に見ることのできる一つの機会だと捉えておりますが、初めての試みということもありまして、そのような考えに至らなかったところもあったかとは思います。御意見を受け止め、今後の活動に生かしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。 入学式があれば卒業式があります。質問の要旨(1)①イ.返却式もあるのか伺います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 児童生徒が使用しているタブレット端末は、小学校6年生、中学校3年生以外はそのまま進級した学年で継続して活用してまいります。タブレット端末の返却が必要な学年は小学校6年生、中学校3年生となります。返却されたタブレット端末は、令和4年度入学の新1年生、新中学1年生で引き継ぎます。次年度入学してくる新1年生に引き継ぐことを意識して、GIGA授業修めなどと称して、小学校6年、中学校3年の学年に学校と連携していく予定です。内容としましては、タブレット端末の名前のシールを剥がす。外観やディスプレイ、キーボード部分をきれいにするなどという作業や自分のデータを削除するなどという作業を行い、後輩に引き継ぐ意識を高めてもらう場にしていきたいと考えております。また、引き継ぎタブレット端末には、メッセージを添えて使用するなど、後輩へのメッセージを込めて、そのことができるよう、学校と調整しながら検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。返却式はないけれども、引き継ぎ式はあるということで、よろしいでしょうか。ありがとうございます。 デジタルの時代だからこそ、アナログの部分を要請しているところであります。子供たちの視点に立った子供たちのための教育を、教育長を先頭に自ら行動していただきたい。そういう思いで今回この質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)②プールの授業について。 ア.小・中学校の状況を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和3年度の状況でございます。小学校では16校中、全学年実施が12校、一部実施が3校、未実施が1校となっております。取り扱った授業時数は10時間程度でございます。5時間未満の学年がある学校も2校ございました。中学校におきましては、男女とも実施できた学校が8校中3校、一部実施が5校となっております。取り扱った授業時数は12時間程度となっております。限られた時間の中、児童生徒同士の学び合いや教え合い、お互いの技能についての気づきを伝え合う活動や、自ら課題や目標を設定しての取組など、授業実践があったとの報告を受けております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 授業が多かったのか、少なかったかに関しては、教育委員会にお任せいたします。コロナ禍ではあるのですが、授業できるものに関してはしっかりとしていただきたい。状況の確認をさせていただきました。 続きまして、質問の要旨(1)③運動会・体育祭・文化祭について。 ア.小・中学校の状況を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休校や、それに伴う学校行事の中止もありましたが、令和3年10月頃からコロナ感染状況も次第に落ち着き始め、運動会や校内合唱コンクール、社会見学などの校外学習も感染防止に努めながら実施できるようになってまいりました。運動会または体育祭は、令和2年度におきましては中止の学校もありました。令和3年度は小学校全16校の中で、実施方法等を工夫し、全校行うことができております。中学校におきましては実施の学校が1校、中止が2校、もともと令和3年度に計画がなかった学校が5校となっております。学習発表会または文化祭は、小学校で実施が7校、中止が9校となっております。中学校においては実施が1校、中止が2校、もともとの計画がなかった学校が5校となっております。中学校の学習発表会では、総合的な学習の時間の取組や、各教科で作成した作成物の展示、英語のストーリー・スピーチ・スキットや意見発表、空手、ダンスなどの舞台発表があったと報告があります。行事実施において、児童会や生徒会によるテーマ・スローガンの決定や作成、クロームブック端末を活用しての自主練習、委員会活動として、ライン引きや放送機器の準備、ダンスの振り付けなどを、児童生徒が考えて発表するなどの児童生徒主体の活動が見られたと報告があります。中止した学校においても、児童生徒が楽しめる代わりとなるイベントとして、児童会、生徒会が中心となった大縄跳び大会や球技大会、パフォーマンス発表、十八番大会、ビンゴ大会などを実施、計画しているとの報告を受けております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、ありがとうございました。報告を受けていると思います。調査してから報告も受けたのかと思うのですが、小学校について、運動会が全校開催された、これはとてもいいことであります。中学校で中止になった学校がなぜ中止になったのか。次、来年に向けてどういうふうに開催に向けてできるのか、そういう部分を今回、この調査によって、ぜひとも次に生かしてほしい。学校の連携を取っていただきたいということでございます。現在の状況を確認させていただいた中で、コロナ禍においても、子供たちのために各学校の状況をしっかりと教育委員会が把握して、その中で学校現場により共有していくことによって、中止がなくなるとか、より実現に向けてできるのではないかと思って今回質問させていただきました。ぜひとも引き続きしっかり連携を取りながら、よろしくお願いいたします。以上です。 続きまして、質問の要旨(1)④越来小学校の地域連携室について。これは引き続きの質問とさせていただきます。 ア.地域連携室への取決め。その後どうなったのかお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 本市の地域・学校連携室は地域住民やPTAの皆様に開放することにより、自ら学びを深め、さらには心豊かな児童生徒の育成と地域住民の交流、情報提供の場として、PTAやサークル団体に寄与することを目的としている生涯学習施設でございます。越来小学校につきましては、今回の4月に改築された施設で、地域の有志の方々から提案を受け、越来城跡ゆかりのある展示をするスペースなどを設けるなど、地域の歴史を学ぶことを配慮した特徴を備えており、展示趣旨を地域・学校連携室の入り口や展示コーナー前に掲示して、周知に努めております。在校生や地域の方々が活動の合間に地域の歴史を身近に感じる、地域・学校連携室を利用していただきたいと考えております。教育委員会といたしましても、特色ある越来小学校地域・連携室の意義について、学校長などへも随時周知してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、答弁ありがとうございました。この質問に関しては地域の方からの声がありました。越来地域の新屋 勝議員とも情報共有しております。地域との連携室です。今回の取決めをしっかりと教育委員会と学校と地域が共有していただき、今後も引き続きよろしくお願いいたします。以上です。 続きまして、質問の要旨(1)⑤室川小学校について。 ア.廃校になるという噂は事実か伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 教育委員会においてそのような事実はなく、近隣の自治会などに伺ったところ、聞いたことがないとしており、確認はできませんでした。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ではなぜこのような噂が出るのか、原因は何だと思いますか、確認させてください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 教育委員会といたしましては、活気ある学校運営がなされることが重要と考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 活気ある学校づくりに、共に地域も行政も教育委員会も一緒になって、課題解決に向けて取り組んでいきましょう。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項10.市民の安心・安全な住環境生活について。 質問の要旨(1)心やすらぐ住みよい環境をつくるために。 ①室川市営住宅の火災報知機について。 ア.抜本的な対策を行ったか伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 室川市営住宅の火災報知機につきましては、9月補正にて、故障や経年劣化している送信機等の修繕費用を計上し、修繕に向けた準備をしているところでございます。また、大規模な修繕が予想されます部分につきましては、保守点検業者並びに指定管理者とともに計画を作成し、適切に修繕していく予定でございます。できるだけ早期に誤作動がなくせるよう、しっかりと対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございます。早期に適正な修繕をお願いいたします。よろしくお願いいたします。 続きまして。質問の要旨(1)②室川市営住宅の多子世帯について。 ア.入居者募集の現状について伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 市営住宅の令和3年度の募集につきましては、10月5日から18日までの2週間行い、全体数として363世帯の応募がございました。応募状況としましては、安慶田や泡瀬市営住宅の新しい住宅に多くの応募があり、その中でも高齢者用の住宅が多かった状況でございます。室川市営住宅に関しましては28世帯の応募があり、全体の7%となっております。平成13年度の建て替えから約20年を経過し、新しい建て替え団地が増えた影響から、応募者数が徐々に少なくなっているものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。応募の数が減っているのは、20年の経過だけではないと思います。これまでの計画を見直す必要性があるのかと本員は思っております。再質問はいたしませんが、今後の計画をしっかりと要望いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)②イ.多子世帯が入ることによっての効果を伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 市営住宅は子供から高齢者まで各世代が住む住宅であり、市営住宅が多く建設された昭和時代には、子供が多いファミリー層を中心に入居していたところでございます。しかしながら、少子高齢化が進んだ現在では、高齢世帯の割合が増えてきているところでございます。多子世帯が入居し、子供から高齢者まで各世代がバランスよく住むことで、団地内コミュニティの活性化につながるものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。地域、団地内のコミュニティの活性化にもつながると思います。また、室川市営住宅に関しては、室川小学校の生徒数増にも効果が期待されると思います。多子世帯の入居に関しても、他市の状況も見ながら参考にしていただき、よりよい入居に向けてお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)②ウ.今後の入居者計画と実行策を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 室川市営住宅は建て替えにより以前の3DKの間取りだけではなく、様々な家族構成に対応できる多様な間取りを設定しており、単身の高齢者から多子世帯まで入居できる住宅となっております。しかしながら、当初は多子世帯として3DKに入居していた方が、子供が独立するなど、家族構成の変化により、お一人で住まわれている、いわゆるミスマッチ入居になっている状況もございます。今後、市営住宅に関しましては、ミスマッチ入居者に対しての改善に向け意向調査等を行い、どのような課題があるのか調査研究しながら、子供から高齢者まで誰もが住みよい市営住宅を目指していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。今後は室川市営住宅の特色を生かした入居、そしてミスマッチ入居の住み替えも積極的に行っていただきたいです。効果は大いにあると思われておりますので、質問をさせていただきました。ぜひともよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項11.庁舎管理について。質問の要旨(1)庁舎正面の懸垂幕について。 ①今後の予定計画等があればお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 現在、庁舎正面に設置しております3本の懸垂幕につきましては、年末の12月28日までの設置となっております。今後の設置予定は現在のところございません。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。 ICT化による利便性の高い行政サービスの向上へ。 質問の要旨(1)②DX化に向けて計画があるか、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 現在デジタル化に向けての計画はございません。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。デジタル化に向けての計画はないということでございますが、再質問をさせていただきます。 デジタルサイネージの設置は可能かどうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 屋外へのデジタルサイネージの設置につきましては必要性、緊急性、費用対効果などを勘案し、総合的な判断が必要と考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございました。デジタルサイネージによる費用対効果は大いにあると思われます。市民サービスの向上、来庁される市民の方々に説明ガイド、イベント観光情報もタイムリーに発信できます。また、職員の業務効率化、そして負担軽減にも役立つそうです。また、沖縄市役所においては、庁舎正面への西日の対策にもなるのかと思って、再々質問をさせていただきます。今ある懸垂幕を、横断幕の設置が可能かどうか、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 現在、庁舎壁面への一時的な懸垂幕やら、横断幕の設置につきましては、庁内の各部署からの申請に基づいて許可の判断をしております。議員提案の横断幕でございますが、サイズや設置の場所にもよりますが、各種法令等をクリアすれば可能だと考えております。また設置、撤去の予算や管理につきましては、申請があった部署において、現在行っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 先ほども少しお話ししましたが、庁舎正面の西日は本当に大変強いものがあるのかということで、西日対策も兼ねて、本員はデジタル化に向けても御提案を一緒にさせていただきましたが、全庁的なデジタル化の推進も含めて期待いたします。西日対策もしていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。 それでは来年2022年は寅年です。トラは力の象徴とのことです。母トラは子に対して愛情深く、大切に子育てをするそうです。「虎の子」ということわざがあります。沖縄市の宝は子供です。沖縄市の子供たちのために、ちゅいしぃじぃの心、愛をもって力強く来年も頑張っていきましょう。これをもちまして、大城 隼の14回目の一般質問とさせていただきます。素敵なクリスマスをお過ごしください。本日は、どうもありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で大城 隼議員の一般質問を終わります。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時38分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時39分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 こんにちは。それではよろしくお願いします。会派躍進、新屋 勝です。明日はクリスマスイブです。25日がクリスマス。総務部長、今日は何の日か分かりますか。確かな情報によりますと、藤山勇一議員の誕生日だそうです。明日までプレゼントを受け付けしております。窓口は本員となっておりますので、よろしくお願いします。今日はまた後ろに喜友名朝彦議員がおりますので、早速、一般質問に入る前に、所見を述べたいと思います。よろしくお願いします。 今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、様々なスポーツが注目されると同時に、選手の皆さんがすばらしい成績を収めることができたのは、皆さんも御承知のことと思います。本市においては、東京オリンピックにて、喜友名 諒選手が空手競技の男子形において金メダルを獲得し、パラリンピックの車椅子陸上では1,500メートルと400メートルの種目で、上与那原寛和選手が2個の銅メダルを獲得され、多くの沖縄市民に誇りと感動を与えてくれたと感じております。また、東京オリンピックの事前合宿にて、フランス代表の男子バレーボールチームを本市が受け入れ、見事に金メダルを獲得され、市内外のバレーボール関係者との連携した成果だと思っております。本市がまさしく東京2020大会のレガシーを築き、スポーツコンベンションシティを推進する自治体として認められたものと考えております。去る12月14日に、スポーツ・健康まちづくり優良自治体認定表彰、第1回スポまち長官表彰を受賞されたものとされております。ロビーにも賞状がありますので、市長、おめでとうございます。スポまち長官表彰の趣旨、背景というのが東京2020オリンピック終了後もスポーツレガシーとしてのスポーツの力を活用した、地域の諸課題の解決のため、継続的な取組、スポーツ・健康まちづくりという形で、各地域で将来へ残していくことが重要とのこと。スポーツ・健康まちづくりに取り組もうとする自治体を応援するため、スポーツ庁長官から表彰されていただくとともに、様々な媒体を通して積極的に広く全国へ周知させていただくことで、その地域だけではなく全国でスポーツ・健康まちづくりの取組が広がっていくことを期待するとされております。表彰の対象が、スポーツを活用した総合的なまちづくりだそうです。今回スポーツ・健康まちづくり優良自治体認定表彰という栄えある賞を受賞できたことは、経済文化部や観光スポーツ振興課の職員の頑張りではないでしょうか。本員も1期目より、「スポーツでまちづくり、スポーツで沖縄市を元気に」をキャッチフレーズに、今日まで議会活動に取り組んできたところですので、大変うれしく思っております。市長、本当におめでとうございます。スポーツコンベンションシティを推進する本市が、県内のみならず、全国にてスポーツを活用する自治体のモデルとして活動されることを引き続き全力で応援してまいります。経済文化部の職員のさらなる頑張りに期待いたします。 それでは、一般質問に入ります。 質問事項1.道路行政についてでございます。 建設部が答弁するかと思ったのですが、市民部のほうで対応ということですので、いろいろ取り決めがあるようですので、部長よろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)県道36号線、池原自治会前道路の現状について。 ①県道36号線、池原自治会前道路は交通量も多く自治会や地域からも歩道やガードレールの設置、安全対策の要望等があると思うが、市としてどのような対応を考えているか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 新屋 勝議員の一般質問にお答えいたします。 県道36号線、池原自治会前道路の歩行者の安全対策に関する自治会からの要望等については承っておりませんが、池原自治会に確認したところ、令和2年8月7日付、沖縄県知事宛ての要請書を中部土木事務所長へ提出したと伺っております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 部長、ありがとうございました。この県道36号線ですけれども、北美小学校から上って、信号を右折して、うるま市のほうへの抜け道等で結構交通量が多いのですけれども、自治会前がコーナーになっていて、県の所有地なのですが、草木が生い茂って、歩行者が危険ということで相談等があったものですから伺っておりますけれども、向こうはうるま市ですが、実際この道路は本市にありますので、しっかり自治会と一緒に、自治会は県に投げてあるのです。県に持っていっているものですから、本市も何らかの形でしっかり取り組んでいただきたいと思います。 質問の要旨(1)②で市道路課職員を削除してほしいのですが、これは別の日でした。本員の勘違いで市道路課職員と書いていますけれども、削除してもらえますでしょうか。 質問の要旨(1)②今年3月頃に池原自治会長、地域の方々、中部土木事務所職員と本員で、県道36号線の現場を確認しながら、安全対策について意見交換をしました。このとき中部土木事務所の職員も呼んで、どういう対応ができるかと確認したのですが、今現在、県の対応についてお伺いいたします。
    小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 議員御質問の県道36号線につきましては、沖縄県中部土木事務所の維持管理班に確認したところ、当該箇所については、ガードパイプ等で仮設歩道を設置してほしいとの要望を受けておりますが、仮設歩道については、継続した安全性の確保ができないことや、当該箇所には電柱等の支障物が複数あるため、歩行空間としても適切ではないこと、また、予算の確保や用地の取得にも時間を要することなどから、当面の対策としては、池原公民館側にグリーンベルト等を設置し、歩行者の安全対策を図ることを予定しているとの回答がありました。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。この3月頃、中部土木事務所の職員が結構前向きに話をしていたのです。ここは造成して、何やかんやいろいろできないかと前向きだったのですが、最近聞いたらなかなか前向きな回答がないので、池原自治会前にグリーンベルトもいいのですが、道反対側も、自治会前と反対側のうるま市から行くラインもどうにかできないかという思いです。なかなか県のほうとしては、多分時間かかると思うのです。また、市としても要請等を協力してやっていただきたいと思います。 次に行きます。質問の要旨(1)③県道36号線、特に池原自治会前については早急な歩行者の交通安全対策が必要と本員は考えるけれども、市の見解を伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 歩行者の安全対策といたしましては、池原自治会からの要望をお聞きし、県中部土木事務所へ現状に即した安全対策を早急に講じていただくよう要請してまいります。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 部長、ありがとうございました。しっかり前向きにお願いしたいと思いますけれども、市民部長から県の対応について答弁がありましたけれども、なかなか時間がかかると思うのです。ですから時間がかかると予想されますので、恒久的な歩道設置ができるまで、市としても市民の交通安全、安心安全を守る立場から具体的な対応策が必要と考えます。市の道路管理者として早急な対応策を講じてもらうよう、県のほうには、一回ではなくてどんどん足を運んで、安心安全な通行ができるよう頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に行きます。質問事項2.福祉行政についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)市民の健康づくりについてであります。 令和3年度は、昨年、令和2年度のように、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた年でもあります。特にピーク時は外出自粛の影響でどこにも行けず、運動不足やストレスなどが社会問題となりました。そこで今年度、健康福祉部市民健康課で行っているアプリを使った健康づくり「おきはくんウォーク」についてお伺いいたします。 ①健康ポイントアプリ「おきはくんウォーク」の目的について伺います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 それでは新屋 勝議員の一般質問にお答えいたします。 健康ポイントアプリ「おきはくんウォーク」は、日頃の散歩やウオーキング、体調データ等の入力、そして健診受診でポイントを獲得し、一定程度ポイントがたまると特典へ応募できるアプリとなっております。このスマホアプリを活用し、ウオーキングや健診受診をはじめ、図書館、博物館などの市の施設や沖縄こどもの国などの観光施設を周遊することでもポイントを取得できることから、働き世代や健康無関心層の方でも楽しみながら健康づくりを日々継続していただき、市民の健康意識の向上及び健康の保持増進を図ることを目的としております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。本員も先日携帯のほうに登録をして、結構楽しいですね。歩いたら勝手にポイントがたまっていって、本員もウオーキングは結構しているのですが、そういうのもあって、また上のほうにマッチーとかが何人かいて、1万歩を超えて結構頑張っていらっしゃる方、そこに追いついていくような感じで楽しくさせてもらっています。ウオーキングというのは本当に一番すぐできるような運動ではないかと。何も準備するものがなくて靴があればすぐ歩いていけると感じますけれども、すぐできるウオーキングですけれども、高橋 真議員もウオーキングが大好きで、嘉手納一周を何回かやっているみたいで、たまに見かけたら声をかけてドリンクをあげてください。議員の皆さんも健康アプリを登録していますか。1人。御協力ありがとうございます。登録は簡単ですので、ぜひ登録していただいて、またウオーキングをさらに楽しんでみてはどうでしょうか。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 それでは質問の要旨(1)②健康ポイントアプリが実施開始から3年目となるが、現在の進捗状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 本市の健康ポイント事業は、令和元年からスマートフォンアプリを活用し3年目となっております。令和3年10月より、「おきはくんウォークアプリ」を公開しましたが、12月20日現在で1,700人を超える参加者となっております。ポイントを得るためのアプリ内のイベントも「集団健診やがん検診を受診しよう」などの受診勧奨イベントや、「3日間連続して5,000歩あるこう」などの運動系イベント、コザ運動公園や沖縄こどもの国、東南植物楽園に行こうなどの沖縄市の観光スポット等のイベントにも多くの方に参加していただき好評を得ております。今後もグループ対抗戦や新しいイベントなどで参加者が楽しみながら運動を維持する取組を行い、健康増進を促進してまいります。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。今年度、令和3年度も多くの参加者がアプリを使っているということですので、このアプリの特徴の一つがポイントの獲得になると思うのですけれども、この参加者ポイントを獲得することで、何かまたメリット等があるのか、また、「おきはくんウォーク」のイベントに参加している沖縄こどもの国や、今おっしゃった東南植物楽園などの事業者へのメリットや効果があれば、お尋ねいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 「おきはくんウォーク」は、1万ポイントを獲得した方に、2,000円相当の特典への応募ができます。また、それ以外にも3,000ポイント、6,000ポイント、1万ポイントで、それぞれノーマルカード、シルバーカード、ゴールドカードが取得でき、カードの提示でちゃんぷるー市場でお米が安くなるなどの特典もございます。イベントに参加している事業者へのメリットといたしましては、おきはくんポイントでの集客効果などがございます。また、「おきはくんウォーク」を利用した方が、今まで行ったことのないような店舗や施設に行くことで、にぎわい創出や地域活性化につながる効果もあると考えております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ポイントには集客効果があるということですので、このアプリの目的である運動習慣ですけれども、実際に運動を行うことでどのような効果があるのか、運動は健康にいいということは、職員、そして議員諸兄の皆さんも分かるのですけれども、もう少し具体的な効果をお尋ねいたします。 質問の要旨(1)③歩くことで健康にどのような効果があるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 継続して歩くことの効果として、うつ病や認知症の予防、高血圧、糖尿病、がんなどの生活習慣病の予防や改善などが挙げられます。参加者においては、本事業をきっかけに始めたウオーキングにより、健康増進の効果を実感できるものと考えます。また、ほかにも1日1,500歩、今より多く歩くことで、1人当たり年間3万5,000円の医療費抑制効果が得られるという試算が国より示されております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。歩くことで、生活習慣病の予防や医療費抑制効果があるということですけれども、今後もどんどん進めていくべきと考えますけれども、このアプリの今後の取組についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)④健康ポイントアプリ「おきはくんウォーク」の今後の取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 健康ポイントアプリ事業の今後につきましては、関係団体と協力し、市内医療機関などの窓口に、ポイント付与ができるQRコードを設置し、がん検診や特定健康受診勧奨につなげる取組を行うとともに、市内観光施設等にも多く設置し、ウオーキングをしながら、沖縄市の魅力を発信できる取組を行ってまいりたいと考えております。また、ポイントを集めることによって、画面上に市内観光施設や公共施設などのスポット画像が表れるバーチャルウォーキングコース機能がございますが、今後は市内の飲食業店や、本市の兄弟都市、姉妹都市の観光スポットを紹介するコースの追加など、参加者が継続してアプリを使用していただく機能を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 部長、ありがとうございました。やはり一番大事なことは運動の継続だと本員は思います。いい取組も三日坊主とか、すぐに飽きてしまうと意味がないので、参加者を飽きさせない取組をお願いいたします。また、ポイントを貯めて協力店でお得になるサービスは、目標設定ができて参加者もやる気が出るでしょうし、協力店もどんどん増えていくと参加者が多くなり、にぎわいも多くなると思います。頑張っていただきたいと思います。 先ほど部長からもあったように、1日1,500歩、今より歩くことで1人当たり年間3万5,000円の医療費の抑制効果があると国は示されています。そして一番の目的である市民の健康、そして生活習慣病、市民が健康になって、病院に行く人が少なくなることは医療費の抑制がなされれば、本当にこの取組は最高の効果だと本員は思います。ぜひ、市民健康課の健康アプリ、また、健康福祉部の各課のさらなる頑張りで、市民の健康はもちろんですけれども、本市の医療費の抑制にしっかりつながっていくことを期待いたします。健康福祉部の頑張りに期待いたします。以上で新屋 勝、一般質問を終わりますけれども、今日を入れて、今年も残り9日間です。本当に早いものです。職員の皆様には、今年1年大変な1年でしたけれども、本当にお疲れさまでした。また、令和4年も沖縄市発展のために共に頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。新屋 勝を忘れずにお願いいたします。以上で新屋 勝、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で新屋 勝議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時02分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時15分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 市民の皆様、市当局の皆様並びに議員諸賢の皆様、こんにちは。今議会の一般質問最後になっております。もうしばらくお付き合いください。議席番号11番、会派躍進、喜友名朝彦でございます。一般質問に入らせていただく前に、本員なりの視点から少しだけお時間をいただき、所見を述べさせていただきたいと存じます。少し長いのですが、よろしくお願いします。 令和3年も残りわずかとなりましたが、今年を振り返ってみますと、特に新型コロナウイルスにつきましては、緊急事態宣言が解除されても、なお、コロナ禍の状況によって、私たちの生活、経済面での取り巻く環境はいまだ厳しい状況にあります。これまで新型コロナウイルス感染症対策では、医療従事者の皆様、市職員の皆様の御尽力をはじめ、市民の皆様、企業の皆様の御協力に、この場をお借りして心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。このようなコロナ禍にある中、我が沖縄市におきましては、桑江朝千夫市長のリーダーシップの下、市民の安心のある暮らしを守り抜くことを第一に、市民の皆様の声に耳を傾け、本市独自のきめ細やかな対策を打ち出しながら、必要な予算を組み、速やかに実行に移す桑江市長の取組姿勢、また行動力には本当に多くの市民の皆様、事業者の方々はとても勇気づけられたのではないかと思っております。本員といたしましても、これからコロナがどうなっていくのかは予想がつきませんが、困難な状況を乗り越えていくための一助となるよう、アフターコロナを見据えて、議員諸賢の皆様、市当局の皆様とともに知恵を出し合い、力を合わせながら、この沖縄市の発展に取り組んでまいりたいと考えております。議員諸賢の皆様いかがでしょうか。みんなで力を合わせて、この沖縄市、最高だねと言われるように頑張っていきましょう。 また、去る10月31日に第49回衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査の投票日がありました。我が沖縄第3選挙区では島尻安伊子さんが激戦の中、見事勝利を収め当選をいたしました。おめでとうございます。本当にうれしく思います。今回の衆議院選挙は、子供の貧困問題、そして幼い子供を持つ若年層のお母さんへの支援、さらには将来を担う子供の教育に光を当てるという力強い言葉がございました。その言葉や決意は、島尻安伊子さん自身が子供を持つ一人の母親として、また女性の立場として、心から沖縄の子供たちを思う姿や、さらにはコロナ禍からの脱却、アフターコロナを見据えた経済面での社会インフラ整備を目指すといった強い取組姿勢が、多くの市民、県民の皆様の心に響いた結果だったと本員は思います。有権者の皆様お一人お一人が生活、雇用、経済など、あらゆる面での安心安全な暮らしの実現や、よりよい未来へ期待し、大事な1票を投じた選挙であったのではないかと思います。あらゆる面での安心安全な暮らしの実現や、よりよい未来へとつなぐ社会の創造に向けては、産業や生活の基盤として整備される社会インフラ、そしてあらゆる分野の経済発展は非常に重要なことだと本員は考えます。2023年、桑江朝千夫市長を先頭に、市当局、関係者の皆様の頑張りで、世界から注目されるFIBAバスケットボール2023の沖縄市開催が迫っております。私たち沖縄市民は全世界に沖縄市をアピールするチャンスを勝ち取りました。本員はチャンスというものは、ぐるぐる回っていると思います。しかし、待っていても向こうからやってきてはくれません。自らが汗をかき、不断の努力と忍耐力、また、ここぞとばかりに掴みに行く行動力が求められると思います。本員も今後とも沖縄市を元気にするために、市当局の皆様、議員諸賢の皆様とともに力を合わせ、あらゆるチャンスをものにするために頑張ってまいりたいと考えております。 さて、昨今の世界規模での新型コロナウイルスの拡大、地球温暖化など、私たちを取り巻く地球規模での環境の変化は、よりよい明日をつくるためにも将来を見据えた様々な取組が必要であり、そのためにもまずはできることから自然を育み、創造し、守り育て、また自然への負荷をできるだけ抑える取組に向け、行動していくこともとても大切だと本員は思います。特に地球規模での温暖化の抑制に向けては、全ての人々が今を生きるものの責務として脱炭素社会の実現を目指す取組が加速している中、本市においても脱炭素に向け、令和3年7月19日に、2050年までに二酸化炭素を実質排出ゼロとする。「沖縄市ゼロカーボンシティ」が宣言されました。子供たちの未来にとって大変すばらしいことです。また、本市の将来計画のもととなる第5次沖縄市総合計画基本構想では、各章において、時代の流れに沿ったSDGsの目標が明記されております。このSDGsについては、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年で達成するために掲げた目標で、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成され、さらにその下に232の指標が掲げられております。近い将来、市民の一人ひとりがちょっとしたことでも当たり前のこととして、様々な環境に配慮する優しさを備え、行動する世の中になっていくのが目に浮かびます。 今から10年ぐらい前の話になりますが、平成23年6月に、議員の視察で恩納村にあります大学院大学と、読谷村にあります陸の上のさんご畑を見てまいりました。どちらもすばらしい施設で、大変感銘を受けたことを昨日のように覚えております。特に陸の上のさんご畑につきましては、本市に世界一の陸の上のさんご畑の施設を造ることで、本市の観光産業の振興が期待でき、さらには子供たちへの環境教育の場として整備することにより、沖縄の未来を担う子供たちへの投資であると言えます。また、新たな産業、雇用の場の創出により、市内はもとより、コロナ禍以前ではありますが、県外から本県に訪れる多くの観光客、また、国外からのインバウンド等による訪日観光客を合わせ、約1,000万人を迎える状況にある中で、本員といたしましては、本市の経済発展につながる「陸の上のさんご畑」の整備を、市当局、議員諸賢の皆様とともにぜひ行っていきたいと考えている次第でございます。「陸の上のさんご畑」につきましては今回が約5年ぶりの質問となります。当時、当局におかれましては「陸の上のさんご畑」の整備に向けては、何となく必要、あるいは重要な取組として理解していただけていると本員は思っております。これまで本員が「陸の上のさんご畑」の施設整備については幾度となく粘り、思いを持って、陸の上のさんご畑の必要性、意義、さらには子供たちへの教育の面、観光産業の発展、雇用の創出について熱く語ってまいりましたが、ようやく令和3年7月の本市のゼロカーボンシティ宣言。また、沖縄市第5次総合計画に掲げるSDGsの推進により、「陸の上のさんご畑」の整備の意義が深みを増してきたのではないかと考えます。 時代の流れとして、FIBAバスケットボール2023と同様、全世界に沖縄市をアピールするチャンスです。当局の皆様、ぜひ一緒になって、このチャンスをつかみに行きませんか。海は生命の源であります。その海を保全し創造する取組は、私たちが生活し活動する上で非常に大切なことです。今からでも遅くはありません。世界は今、地球規模で脱炭素、カーボンニュートラルに向け、世界中の国々、世界中の名だたる企業が新たなビジネスモデルとして、環境保全への取組を加速化している状況にあると考えます。本市が宣言したゼロカーボンシティ宣言は、まさに「陸の上のさんご畑」を観光資源として整備し、自然環境への負荷軽減にもつながり、沖縄を担う子供たちへの教育に投資するべきだと本員は強く思います。桑江市長、今がチャンスではないでしょうか。今は子供たちに話すときには「少し前までは私たちの沖縄の海には色とりどりのサンゴがいっぱいでね、その周りをたくさんのお魚が泳いでいてね、海の中はとてもきれいだったんだよ。でもね、今は地球温暖化の影響でサンゴが生きられなくなってしまって、白くなってしまって、お魚も少なくなって、海の中が寂しくなってしまっているよ」です。まだ間に合うと思います。「今、お父さん、お母さん、また、おじさん、おばさんが頑張っているからきれいな海が戻ってくるからね」と本員は言いたい。みんなも言いたくないですか。「陸の上のさんご畑」につきましては、本員が平成23年第349回9月定例会から平成28年第384回9月定例会まで計7回、代表質問であったり一般質問において、環境行政に関連し「陸の上のさんご畑」について質問をさせていただきました。東部海浜開発事業潮乃森の出島が目に見える形になってきている中、沖縄に誇れる「陸の上のさんご畑」の施設を設置する。あるいは誘致をしていく流れが整いつつあります。施設整備にはいろいろなハードルがあることは承知しております。一つ一つできることから取り組んでいきましょう。本市が目指すカーボンニュートラルへの挑戦には多少の手間や時間がかかる。回り道もあるかと思います。急がば回れという言葉もありますように、まずは「陸の上のさんご畑」を整備することで、少なからずともCO2削減につながり、沖縄市が世界に貢献するチャンスだと本員は思います。 話は長くなりましたが、それでは、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 通告書の最後、55ページです。質問事項1.環境行政についてであります。 質問の要旨(1)「陸の上のさんご畑」について。 ①これまで当局が行った海の環境学習についての実績と成果についてお聞かせください。 この質問については過去、一般質問において、本員より、沖縄市の海洋環境保全と子供たちの環境学習のため「陸の上のさんご畑の誘致」の提案をさせていただきました。その際、市民部長より「比屋根湿地の活用も併せ、本市の海の環境学習について、環境教育の充実を進めていく」との前向きな答弁がございました。改めてお聞きいたします。これまで当局が行った海の環境学習についての実績と成果についてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 喜友名朝彦議員の一般質問にお答えいたします。 市民部主催の海の環境学習についての実績、成果はございませんが、清掃活動を通して、ごみ等による海洋・海浜の汚染を防ぐ取組や啓発を行っております。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 喜友名朝彦議員の一般質問にお答えさせていただきます。 議員御質問のように、海の環境学習の一つとしてお答えさせていただきます。現在、国、県と連携しながら東部海浜開発地区、潮乃森の開発を行っているところでございますが、開発地区周辺の泡瀬干潟には多様な生物が生息しております。また、季節によっては野鳥が飛来しております。自然と触れ合い、活動の場の創出については、東部海浜開発を推進する上で、必要な措置の一つであり、そのようなことを受け、環境学習として、平成17年度から継続して、干潟観察会など市東部地域の小学生等を対象に行っており、これまで約5,000人に参加をいただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 次に、市民の皆様への啓発、環境保全などの意識向上に向けた取組は非常に重要であると本員は思います。 質問の要旨(1)②周知、取組状況をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 環境学習の周知としましては、年度の初めに市東部の小学校に実施の打診を行い、各学校のカリキュラムに見合った実施ができるよう調整しております。また、泡瀬干潟の観察会は、沖縄市生涯学習出前講座のメニューにも掲載されており、そちらからの申込みも可能となっております。環境利用学習の実施に際しては、専門知識を有する講師を招き、解説等をしていただくことで、有意義な学習ができるようにしております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 質問の要旨(1)③平成25年3月に策定された第3次沖縄市水産業振興計画の目標年次と新たな第4次の沖縄市水産業振興計画についてお聞かせください。 第3次沖縄市水産業振興計画において、海洋環境、漁場環境の保全に向けた取組の充実を、基本方針に掲げていると本員は理解をしております。第3次沖縄市水産業振興計画の目標年次と、新たな第4次の沖縄市水産業振興計画は策定されているのか。策定されていないのであれば、策定の予定はあるのかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 喜友名朝彦議員の質問にお答えいたします。 第3次沖縄市水産業振興基本計画につきましては、平成25年度を初年度とし、令和4年度を目標年度とする10年計画となっております。新たな基本計画につきましては、第3次沖縄市水産業振興基本計画の検証と、第4次沖縄市水産業振興基本計画の必要性について、沖縄市漁業協同組合等の関係機関の御意見を伺い、検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。ただいまの御答弁に関連して再質問をさせていただきます。 以前、本員から同様な質問をしてきたところでありますが、平成25年3月に策定された第3次沖縄市水産業振興計画に基づいた、漁場環境の改善に向けたサンゴ群生地育成事業は、現在どうなっているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 サンゴ群生地育成事業で、植え付け及びモニタリングを実施していた方に確認をしたところ、事業完了後のモニタリングは実施されていないことから、確認が取れていないと回答がございました。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。このサンゴ群生地育成事業は、枯渇が懸念されている水産資源の回復と、海洋環境の回復を図ることを目的とする事業です。現在は新たなサンゴの増加が確認できたが、生存率を高めるには手入れが必要である等、一定の成果や課題が得られたことから事業を終了した。サンゴの現状は漁業関係者に任せてあるが、確認したらモニタリングも行っていないので、どうなっているか分からないということですか。サンゴの育成においては、漁業関係者の方々だけにお任せするのではなくて、行政も一緒に関わっていただきたいです。 質問の要旨(1)④「陸の上のさんご畑」については、本市の観光産業や水産業の振興、子供たちへの環境教育の場として整備が必要と考えますが、当局の見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市の第5次総合計画におきましても、持続可能な水産業の振興として、水産資源の保全を図ることをうたっており、海洋環境、漁場環境の保全に向けた取組としてのサンゴの養殖は有意義なものであると認識しておりますが、施設の整備には様々な課題があることから、現在、本市では整備にまで至っていない状況にございます。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 こんにちは。喜友名朝彦議員の一般質問にお答えいたします。 小中学校におきましては、主に総合的な学習の時間において、環境について学ぶ機会を設定しております。身近な自然環境と、そこに起きている環境問題などについて、テーマを設定するなどし、探求的な学びに取り組んでおります。例えば令和3年度におきましては、諸見小学校では、最近話題に上がっております軽石問題、軽石を海岸で採取し、SDGs、持続可能な社会の実現に向けて考える機会を設けているとのことです。また、令和2年度におきましては、現在も続けられておりますが、越来中学校において、アクアポニックスという水耕栽培と養殖をかけ合わせた次世代の環境保全型農業の研究をしているとのことです。ザリガニなどの生物飼育をしながら、野菜を育てることにつなげる環境問題に貢献することを学んでいるということが報告されております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。今までの御答弁をお聞きしていると、本員が10年前からお願いをしている開発と同時に保全もしましょうと。それが後々の子供たちへの誇りとなり、沖縄市の財産となり、環境、教育、観光、経済へとつながっていくことになりますと訴えてきておりますが、多くの市民の皆様、議員諸賢の皆様にも、これはいい話ではないかと、いい施設だ、みんなで頑張ろう、頑張ってとずっと応援していただいておりますが、何も進んでいない。何も進んでいないことを本当に申し訳なく思います。本員の伝える力がなくて本当に申し訳ございません。山の木を切るときは同時に新しい木を植えます。海も一緒ではないですか。やむを得ず海を埋め立てるなら、その上に陸の上の海を作りましょう。 質問の要旨(1)⑤沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)等を活用した「陸の上のさんご畑」の施設整備等は可能か、お聞かせください。 この質問も過去にいたしましたが、一括交付金の適用期間が10年を迎える中、今いろいろニュースにもなっておりますが、減額になるのか、継続できるのか、今後の国会の動きが気になるところではありますが、本市においては、これまで市当局職員の頑張りにより、一括交付金を活用した様々な取組が行われてまいりました。たしか沖縄の実情に即した事業の的確かつ効果的な実施を図ることを目的とし、交付金交付要綱では、観光の振興に資する事業や雇用の促進、人材の育成、教育の振興等と、18の交付対象事業が掲げられていると本員は理解しております。また、国庫補助事業として、採択要件に該当しないものは沖縄振興特別推進交付金、一括交付金を活用していけると思うのです。本員が申し上げたいのは「陸の上のさんご畑」は十分交付対象になるのではないでしょうかということなのです。本市が掲げるカーボンニュートラルシティ、SDGsを考えた場合、このような補助を活用して整備していく必要があると考えますが、本市の考え方をお示しください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄振興交付金につきましては、沖縄県の持つ地理的、自然的、歴史的、社会的諸事情に即して、沖縄振興に資する事業を、沖縄県及び市町村の自主的な選択に基づき、より的確かつ効果的に施策を展開するため、平成24年度に創設された制度となっております。沖縄振興交付金制度の活用に当たりましては、事業目的や効果、成果目標等を設定した事業計画を作成した後、内閣府、県との協議を行った上で承認を受ける必要がございます。令和4年度以降の沖縄振興特別措置法につきましては、政府をはじめとする各方面において、今、活発な議論が行われているところであり、次期沖縄振興特別措置法に関する国等の動向を注視する必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。「陸の上のさんご畑」は子供、教育、環境、観光、経済に当てはまっていくと思います。また、本市の総合計画を策定しコントロールできるのは企画部ではないでしょうか。本市が掲げるカーボンニュートラルシティ宣言は、時代の流れに沿った重要な政策です。本員が提案している「陸の上のさんご畑」の整備も有効な政策と感じております。「陸の上のさんご畑」の整備に向け、関係部署と連携しながら取り組んでいく姿勢はありますか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 喜友名議員の一般質問にお答えいたします。 事業の実施に当たっては、事業目的や効果等の徹底的な検証を基本に、多角的な視点で事業を検討することが重要との観点から、関係部署との連携に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 次、質問の要旨(1)⑥ですが、東部海浜開発事業、潮乃森は、以前にも増して島の形が見えてまいりました。桑江市長を先頭に、東部海浜開発推進協議会、東部海浜開発推進議員連盟、また地域の関係する団体がこれまで何度も何度も沖縄総合事務局、沖縄県、東京都霞が関の関係省庁へ足を運んだ成果が形として現れてきていると感じております。令和5年度末には、県が整備する橋梁が4車線中、片側2車線が完成し、県内随一の900メートルに及ぶロングビーチの一部使用ができるとお聞きし、多くの市民が今か今かと待ち望んでいることでしょう。これまで幾多の困難を乗り越え、国、県、市当局の多くの職員の皆様が頑張ってこられた努力が着実に身を結びつつあるのではないでしょうか。本当にありがとうございます。桑江朝千夫市長が公約として掲げた「ビーチフロント観光拠点」という新たな息吹を、潮乃森に吹き込んだのではないでしょうか。今後、東部海浜開発地区、潮乃森は、沖縄市を宣伝し、元気にしていくところだと本員は強く感じております。 質問に移ります。質問の要旨(1)⑥ビーチフロント観光拠点を目指した新たなゾーニングにより、東部海浜開発事業、潮乃森における「陸の上のさんご畑」の整備は可能か、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 東部海浜、潮乃森の栽培漁業施設用地は、中城湾内のつくる漁業を先導する資源生産を展開し、中城湾全域の漁業生産性を高め、中城湾沿岸の水産業の振興に資するとともに、漁業者の社会的、経済的地位の向上を図ることを目的とした施設用地となっております。同施設用地を「陸の上のさんご畑」に活用するには、まずは中城湾沿岸漁業振興推進協議会をはじめ、国や県など関係機関や関係団体からの理解を得ていく必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 議員御提案の「陸の上のさんご畑」の整備につきましては、脱炭素エリアを目指す東部海浜開発地区、潮乃森において、CO2削減や自然環境を学ぶ機会の創出として大変意義のある施策の一つでないかと考えております。「陸の上のさんご畑」の整備については、庁内における環境、観光、水産などを所轄する部署の動向と連動した取組が必要となってまいりますので、関係部署と連携しつつ、また国、県などの関係機関からの御協力、御理解を得ながら取組を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 喜友名朝彦議員。 ◆喜友名朝彦議員 ありがとうございます。 桑江市長、市当局の皆様、議員諸賢の皆様、私たち沖縄市がリーダーとなって、新たな開発と同時に、自然環境の保全にも取り組むというモデル地区をつくり育てていきませんか。それが潮乃森だと思います。最後に「陸の上のさんご畑」は、ゼロカーボンシティやSDGsを実現していくという本市にとって、これからの時代にマッチしております。沖縄市の未来のためにも、ぜひとも「陸の上のさんご畑」の整備に取り組んでいただきたいです。よろしくお願いいたします。これをもちまして、喜友名朝彦の一般質問を終わります。皆様、来年もよい年を迎えましょう。どうもありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で喜友名朝彦議員の一般質問を終わります。 これをもちまして、日程第1 一般質問を終結いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時50分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は散会することに決定をいたしました。 次の本会議は、明日12月24日金曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして散会いたします。  散 会 (午後 5時51分)...