沖縄市議会 > 2021-09-21 >
09月21日-03号

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  1. 沖縄市議会 2021-09-21
    09月21日-03号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第417回 沖縄市議会定例会┌─────────────────────────────────────────────┐│    令和3年     沖 縄 市 議 会 定 例 会 会 議 録                 ││    第417回                                      ││                                             ││               令和3年9月21日(火)午前10時開議               ││                                             │└─────────────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 3 号                 令和3年9月21日(火)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (29名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 金 城 由 美 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    27 番 伊 佐   強 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    30 番 前 宮 美津子 議員 15 番 上 地   崇 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (1名)26 番 阿多利   修 議員     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長         桑 江 朝千夫    副市長      與那嶺 克 枝 副市長        仲 本 兼 明    総務部長     石 原 昌 尚 企画部長       宮 里 善 伸    建設部参事    我 謝 勝 俊 企画部参事兼     山 内   強    上下水道局長   仲 本 兼 章 プロジェクト推進室長 市民部長       久 高 久 雄    上下水道部長   新 里 智 昭 健康福祉部長兼    與那嶺 智 才    消防長      知 念 順 一 福祉事務所長 こどものまち     平 安   栄    教育長      比 嘉 良 憲 推進部長 経済文化部長     花 城 博 文    教育部長     島 袋 秀 明 建設部長       比 嘉 直 樹    指導部長兼    花 城   修                       教育研究所長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長       平 田 嗣 巳    議事課長     島 袋 勝 博 事務局次長兼     仲宗根   剛    議事課長補佐   金 城 優 一 庶務課長                  兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数29名でございます。阿多利 修議員から、欠席の届けが出ております。 本日は、議事日程第3号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 おはようございます。議席番号27、会派群星、伊佐 強が一般質問を通告書どおり、1ページより質問いたします。 質問事項1.コロナ対策について。質問の要旨(1)ワクチン接種会場での職員について以下で伺う。①接種会場で働く職員(正職員・会計年度任用職員)のワクチン接種(接種希望者は全員接種か)を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 おはようございます。伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 本市では、国が定める優先順位を基本に、高齢者からのワクチン接種を進めておりますが、この優先順位とは別に、沖縄市新型コロナウイルスワクチン優先接種方針を定め、新型コロナウイルス感染症対策の円滑化やワクチンの廃棄を防ぐことを目的に取り組んでおります。その方針の中で、新型コロナウイルスワクチン接種業務に従事する職員(正職員・会計年度任用職員)も対象としており、これまで接種希望者には接種を行ってきているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②コロナ接種会場には、本来の業務を持ちながら兼務している職員がおります。その職員に業務負担が大きくなっていないか。残業(本来の業務での残業)が増えていないか、実態を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 おはようございます。伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 新型コロナウイルスワクチン接種業務の目的が、感染拡大を防止、国民の生命及び健康を守るため、国、県、各市町村が総力を挙げ、短期間で取り組まなければならないこととなっております。本市におきましても、全庁的に職員を動員し実施しているところであり、本来の業務を行いながらの動員となりますので、所属する部署においては、職員の過重な負担にならないように、組織内の業務負担、負担軽減を考慮した上で動員に当たっているものと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③ワクチン接種会場での職員(正職員・会計年度任用職員)への感染補償を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 ワクチン接種会場には、多くの方が来場されるため、職員への感染リスクも高まります。万が一職員が感染した場合には、保健所より就業制限を指示された期間につきまして、特別休暇を与えております。特別休暇は有給休暇でありますので、職員の給与に影響することはございません。また、新型コロナウイルス感染症に係る業務につきましては、多くの方との接触の機会が多い環境下での公務として取り扱われ、公務災害の対象となり、認定されますと療養補償等を受けることができますので、医療機関での治療が必要となった場合においても、自己負担なく受診することができます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)市内のコロナ対策について以下を伺いたいと思います。①市の自宅療養陽性者への対応を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 おはようございます。伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 本市の新型コロナウイルス感染症自宅療養者への対応といたしまして、8月1日より、沖縄市新型コロナウイルス感染症自宅療養者支援事業を開始しております。当事業は、新型コロナウイルス感染症の陽性者となり、自宅療養中の方で親戚や知人などから支援を受けることが困難な市民に対し、県の配食サービスの支援が始まるまでの期間分として、日用品や飲料品等の詰め合わせを自宅玄関前に置き配しております。また、血中酸素飽和濃度を測るパルスオキシメーターにつきましても、希望する方や必要と思われる療養者へ貸し出しております。事業開始の8月1日から9月10日までの期間で63世帯、陽性者122人に対し85セットを置き配し、パルスオキシメーターにつきましては6世帯に貸し出しております。 自宅療養者支援事業につきましては、本市が県内で最初に開始したことから、家庭内感染防止事業と併せて、県内のコロナ対策の好事例として広がり、9月10日現在、県内24市町村で同様な支援が行われております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。
    ◆伊佐強議員 沖縄市として、自宅療養者の対応ありがとうございます。また、この支援事業が県内で広がりを見せ、自宅療養者にとっては安心される事業だと思います。これからまたよろしくお願いいたします。 再質問をしたいのですが、保健所や県との協議内容や連携を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 これまで、県から市への自宅療養者の情報提供につきましては、要配慮個人情報であるため、提供することが困難との回答でしたが、令和3年9月17日、先週の金曜日に沖縄県より、市町村が実施する自宅療養者の生活支援のための利用に限り情報提供が可能という文書が届いており、現在、必要な手続を行っているところでございます。また、中部保健所との協力、連携につきましては、中部保健所において対象となり得る沖縄市民に対し、自宅療養支援事業の案内に御協力いただいております。一方、本市におきましては、中部保健所の業務過多を軽減するため、新型コロナに関する保健所での電話対応業務に保健師、看護師を数回派遣しております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 個人情報の関係で提供が困難な中、市としていろいろ、自宅療養者に何ができるかと模索し、中部保健所から、案内で沖縄市の事業を市民へ提供していくとのことです。またこれからも中部保健所や県としっかり協議してください。また、電話業務対応で派遣される職員の皆さん、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)沖縄市営体育館入院待機ステーションについて以下で伺います。すみません、質問に入る前に、桑江市長、市民の方からぜひ伝えてほしいとのことで、この場をお借りしてお伝えします。この待機ステーションは、玉城知事をはじめとする県からの入院待機ステーションの要請を桑江市長が受け入れ、英断されたことに、とても感謝申し上げます。本当にありがとうございますと喜んでおられました。それでは質問に入らせていただきます。①入院待機ステーション設置に係る経緯を伺う。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 入院待機ステーションの設置にかかった経緯についてお答えいたします。新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大状況にあった8月中旬、新規陽性者がこれまでにない右肩上がりで増加し続け、先の見えない状況の中、中部地区の医師や沖縄県から、感染の多い中部にも入院待機ステーションの設置が必要で、沖縄市に設置をさせてほしいと要望を受けました。本市といたしましては、医療現場や県からの医療崩壊と言える状況との切実な訴えを受け、危機的な状況と認識し、人命優先の立場から、市の公共施設を提供するという判断に至っております。場所の選定につきましては、県職員と中部地区の医師らが、市の3か所の公共施設を視察した上で、空調や施設の設置状況等を総合的に判断して、市体育館が選定されたものでございます。その後、運営のための人材確保や器材の設置等の準備を経て、9月1日よりコロナ罹患者を受け入れる入院待機ステーションの運営が開始されております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②県と市の役割を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 入院待機ステーションの設置、運営につきましては、県の果たすべき役割となっております。そのため、医師や看護スタッフの人材や器材等の確保など、運営に関して全て県主導で行われ、かかる費用についても県の負担となっております。一方、市におきましては、県からの要請を受け、施設提供に伴う関係団体との調整、その他もろもろの協力を行っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③入院待機ステーションとしての期間を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 沖縄市体育館の入院待機ステーションとしての使用期間につきましては、沖縄県からの令和3年8月19日付、新型コロナウイルス感染症対策に係る施設利用についての依頼文において、10月31日までの期間となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問事項2.沖縄アリーナについて。質問の要旨(1)沖縄アリーナ利用状況(予約)について以下で伺いたいと思います。①令和3年度の利用イベント日数を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事プロジェクト推進室長 おはようございます。伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、令和3年3月に供用開始となっており、供用開始からの利用状況といたしましては、琉球ゴールデンキングスの公式戦等で15日、バスケットボール男子日本代表国際強化試合で3日、試験会場として2日、企業の記念式典として1日、乳幼児健診で5日、コロナワクチンの接種会場として2日、活用させていただいております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②令和3年度のイベント観客動員数1日の平均数を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事プロジェクト推進室長 お答えいたします。 琉球ゴールデンキングスの公式戦等、15日間で約4万4,600人、バスケットボール日本代表国際強化試合、3日間で約6,300人、試験会場、2日間で1,600人、乳幼児健診等、5日間で約840人、企業の記念式典で約900人、コロナワクチン接種会場として、2日間で約2,400人となっており、延べ28日間、約5万6,540人となっており、1日平均にいたしますと約2,100人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③令和元年10月からの誘致活動の予約受付状況を令和5年まで伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事プロジェクト推進室長 お答えいたします。 予約確定件数といたしましては、令和3年度15件、令和4年度3件、令和5年度は未確定となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 すみません、④の質問の前に、漢字の訂正をお願いいたします。「専用利用料」の「専」を「占」に訂正をお願いいたします。 それでは質問いたします。④Bリーグ開催時の駐車場占用利用料金を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 おはようございます。伊佐議員の一般質問にお答えさせていただきます。 沖縄アリーナでBリーグの試合を開催するには、主催者が関係者駐車場として利用するために、占用申請の手続を行っております。その際に、面積当たりの単価に占用する面積及び日数を乗じ算定した占用料金を支払っていただき、駐車場を利用していただいている状況でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 確認ですが、利用料金は支払われたということでよろしいですか。分かりました。 続きまして、質問の要旨(2)交通渋滞対策について以下で伺いたいと思います。①第411回一般質問で「交通渋滞対策のシャトルバスの滞留場所(乗降場所)」の答弁で「アリーナ敷地側への引き込みレーンを設けており、他の交通機関の運用も含めて、幅広い活用ができるような整備をすすめてまいります」と答弁がありましたが、シャトルバス滞留場所(乗降場所)としての活用回数、また幅広い活用を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナ北側の県道85号線の引き込みレーンにつきましては、車やバス等の乗り入れができるように、引き込みレーンを設けております。主なイベントとなりますBリーグ公式戦等の際は、関係車両やテレビ局の乗り入れ及びイベント開始後は、駐車スペースとして、限られた場所を効果的に活用していると伺っております。現在は、コロナ禍でのイベント開催のため人数制限を設けておりますが、コロナ収束後は、来場者及び関係車両等も増えてくるため、指定管理者及びイベント興行者と連携しながら安心安全にイベントを開催できるように取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 何度もすみません。質問前に漢字の訂正をお願いいたします。シャトルバス滞留場括弧内の「搭乗後」を「乗降後」に訂正をお願いいたします。 それでは質問いたします。②Bリーグ開催時のシャトルバス滞留場(乗降後の一時駐車)を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 シャトルバスの件に関しましてお答えさせていただきます。 Bリーグ開催時におけるシャトルバスの滞留場につきましては、主催者が占用手続を経て利用している範囲内で、正面入り口から入った陸上競技場と体育館の間の大型バス駐車スペースシャトルバスが待機していることを確認しております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 本員は、コロナが収まり、これまでコザ運動公園施設利用者が同時に駐車場の借用届を提出したとき、沖縄アリーナで事業が開催される時期と重なり、駐車場がシャトルバス滞留場として慣例化し、沖縄アリーナ施設借用以外の施設利用者が借用できず、駐車場が不足しないか、周辺地域への迷惑駐車で交通渋滞が起こらないか懸念しております。慣例化して、そこが当たり前にシャトルバス滞留場所とならないように、もう少しお考えください。よろしくお願いいたします。 ③タクシー乗降場所を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事プロジェクト推進室長 お答えいたします。 タクシー専用の乗り降り場所はございませんが、指定管理者、タクシー協会と調整し、県道85号線沿いをタクシーの乗り降り場所として運用していると伺っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 本員の先ほどの質問、質問の要旨(2)①の答弁があった引き込みレーンは乗降場所であったり、高齢者や障がい者が乗り降りする場所だと思っておりましたが、それでは質問いたします。沖縄アリーナ会場までの交通手段が不便であると、車椅子での来場者からの声がありますが、高齢者や障がい者へのバリアフリー対策、また、乗降場所の周知方法を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事プロジェクト推進室長 お答えいたします。 車椅子や介助が必要な方は、アリーナの近くまで乗り入れできるように運用させていただいております。琉球ゴールデンキングスの試合の際は、車椅子利用者や介助が必要な方は、近くのほうで先に乗り降りし、雨天の場合は濡れない所で降りられたりの対応をしていると伺っております。沖縄アリーナも供用開始をして、興行者と試行錯誤しながらイベントの運営を行っているところですが、指定管理者、興行者とも意見交換をしながら、より利用しやすいアリーナとなるよう努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 この車椅子の方は、降りられる場所が分からなかったと。ちょっと離れたところの駐車場にとめて、それも今、答弁があったように雨降り、行くまでに相当大変だったということでした。この運用の仕方に努めるということだったのですが、ぜひ乗降場所があるという周知をやってもらわないと、皆さんはどこにとめて、どこで降りられるか分からないと思いますので、その辺を含めたバリアフリー対策、また一層よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項3.県道について。質問の要旨(1)県道について以下で伺う。①1万人アリーナ供用開始後も、まだ県道85号線(やまなか通り)に「野外ステージ」と書かれた表示板が設置されていますが、いつ頃の変更か伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事プロジェクト推進室長 お答えいたします。 県道の表示板設置につきましては沖縄県の管轄になりますので、意見交換を行いながら修正をお願いしていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②県道85号線(沖縄アリーナ周辺)の雑草駆除について伺いたいと思います。この質問は、市民の方々から、あれだけの税金を使って建てて、車から見える景色は雑草が生い茂った景色、その景色でいいのかと問合せがあり、質問いたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 おはようございます。伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 県道85号線の沖縄アリーナ周辺道路の除草について、県道管理者である中部土木事務所に確認したところ、ライカム交差点側から順次行ってきており、アリーナ周辺を含む山内交差点から沖縄南インターチェンジまでの区間については、10月初旬に予定していると伺っております。今後とも、沖縄アリーナ周辺を含め、県道の美化につきましては、適宜県へ申し入れていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 おっしゃられたように、昨日、県道85号線沖縄環状線の雑草駆除作業を確認しましたが、ぜひこれからも定期的に雑草が生い茂らないよう、県との調整をお願いいたします。やはり、あのすばらしい1万人アリーナが、沖縄アリーナが、車で通っても、雑草で「うーん」という感じではなくて、きれいに「沖縄アリーナはすごいな」と見られるように、これからも県との調整をよろしくお願いいたします。 続きまして、③第411回一般質問で「高速山里バス停付近の県道(県道85号線沖縄環状線)におきましては、一部の区間に道路照明がなく、歩行に支障が出るほど暗い状況であることから(一部省略)、今後は県道管理局や関係部局(一部省略)と調整を図りながら、必要な対策について検討」とあります。その後の進捗状況を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 当該区間への道路照明設置について、県道管理者である中部土木事務所へ確認したところ、道路照明は交通事故の防止を目的に、道路照明施設設置基準に基づいて設置しており、要望箇所は交通量や交差点、横断歩道がないなど、設置基準要件を満たしていないため、現時点では、道路照明の設置は厳しい状況であると伺っております。なお、当該区間の周辺は、今後米軍基地の返還が予定されており、将来的には県道沿いの環境も変化していくことが予想されますので、今後の土地利用等の動向を注視しながら、必要に応じて関係機関と調整していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 登下校、出勤、ウオーキング、ジョギングなどの方々が、もうあそこは相当暗いわけです。安心安全のために、関係部署との調整をよろしくお願いいたします。 続きまして、④県道24号線バイパス整備について、沖縄県や北谷町との協議進捗状況を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 県道24号線バイパスは、国道58号の北谷町桑江から、県道85号線のライカム交差点付近までを結ぶ、総延長約3.1キロの都市計画道路であり、このうち、北谷町役場付近から約1.7キロの区間で、県による事業が進められておりますが、現在、事業地内にある米軍キャンプ桑江内への立入りを米軍側から許可を得られず、測量調査等ができない状況となっております。その要因としては、事業化されていない沖縄市側の都市計画道路の一部に返還が予定されていない米軍キャンプ瑞慶覧アッパー・プラザ地区の一部が含まれていることから、米軍側はキャンプ桑江内への立入りを認めておりません。現在の状況について県へ確認したところ、県としてはアッパー・プラザ地区の道路計画部分について、共同使用も視野に入れながら、米軍側との調整を継続し、並行して基地の区域外の施工可能な範囲から整備していく予定と聞いております。本市としましても、引き続き、県や北谷町の動向を注視しながら、情報共有に努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問事項4.雨水(路)について。質問の要旨(1)大里桃原線について以下を伺いたいと思います。①大里桃原線聖母幼稚園側に、約80メートルに雨水溝がない(勾配状)ために水はけが悪く、子供たちの登下校や住宅に支障を来しております。雨水溝設置に対する担当部署の見解を伺いたいと思います。大里桃原線は、ほぼ両側に側溝があるのですが、この80メートルの場所だけは片側側溝で、住宅への出入口側に側溝がないわけです。大雨や台風時は勾配の関係で出入口側に雨水がたまる。またひどい場合は駐車場内まで入ってくるということですが、雨水溝設置に対する担当部署の見解を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 お答えいたします。 議員の御指摘どおり、市道大里桃原線の一部の区間においては、片側のみの道路側溝となっており、現場を確認したところ、側溝内に土砂が堆積し、排水機能が低下しておりました。そのため、雨量が排水能力を超え、道路冠水したと思われますので、早急に土砂の撤去を行い、側溝の機能回復を図ってまいります。今後とも、当該区間の状況確認を行い、冠水が確認された際には、排水機能の改善に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)比嘉島袋・比嘉-7・比嘉-11号線について以下で伺いたいと思います。①令和3年7月23日に台風の影響で、比嘉島袋線・比嘉-7号線・比嘉-11号線が冠水したが原因を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 おはようございます。それでは伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 令和3年7月23日、台風6号の接近に伴う大雨につきましては、胡屋観測所において1日の降雨量125ミリ、1時間最大37ミリ、10分間16.5ミリが観測されております。久保田地域の冠水につきましては、排水路や道路側溝内に土砂等の堆積があったことから、その影響を受け、流下機能が十分に発揮できず、雨水施設から路面に溢水したと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 ただいま答弁のあったように、道路側溝内の土砂は清掃するのか。暗渠内は確認、清掃が行われるのか。自治会への説明はあるのか。今後の取組を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 久保田地域の下水道施設の清掃につきましては、地域からの要望等もあることから、令和3年4月に市道比嘉-11号線の一部である久保田1丁目27番付近、9月に久保田2丁目16番から24番付近、これは久保田市営住宅から自治会までの水路内の除草、土砂しゅんせつを実施したところでございます。また、御質問の比嘉島袋線及び比嘉-7号線付近にございます下水道課所管の水路に関しましては、今年度内に清掃を実施してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再度確認したいのですが、自治会にこの辺の説明をしたり、例えば、今おっしゃっている清掃の部分、多分、目視ができるところだと思うのですが、暗渠の部分、そこにも土砂がたまっているかどうか確認されるのか。確認して土砂がたまっているようであれば清掃されるのか。再度お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 ただいまの御質問にお答えいたします。 暗渠等への土砂の堆積につきましては、今回の欠損部の問題で流出、側溝内、水路内に堆積された部分もございます。それに関しましては清掃を実施してまいります。それから地元自治会、学校関係者、地域等への説明につきましても、今後、実施していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②同日、同様に北中城村島袋に冠水があったが、北中城村との冠水対策の協議を伺います。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 台風6号接近に伴う北中城村との冠水対策に関する協議につきましては、行っておりませんが、本市及び北中城村の浸水対策事業に関しましては、山里雨水調整池の建設をはじめ、雨水管渠の改修など、お互いの地域条件等を踏まえ、事業を進めているところでございます。また、台風6号接近に伴う北中城村島袋地域の冠水被害につきましては、村上下水道課に問い合わせたところ、地域からの通報はなかったようでございますが、道路冠水があったことは把握していると伺っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③比嘉島袋線・比嘉-7号線・比嘉-11号線周辺及び県営山里高層住宅周辺の雨水量調査を行う考えはないかどうか、伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 市道島袋線・比嘉線、比嘉-7号線及び11号線周辺の雨水整備につきましては、地形や立地等の条件を踏まえ、平成20年度までに山里雨水調整池の設置、雨水管渠の改修など、おおむね整備は完了しております。県営山里高層住宅周辺の雨水量調査につきましては、過年度において、山里地域の雨水が国道330号を横断し、久保田地域に排水していることを確認しております。昨今は、これまでの降雨特性が変化していることから、久保田地域に限らず、全国的にも冠水被害等が多く発生しております。このような気象状況を踏まえるとともに、市内の浸水現状やロウワー・プラザ住宅地区の計画等を見据え、浸水対策事業を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 部長、ぜひ、令和6年返還予定のロウワー・プラザ住宅地区の担当部署との調整を図り、浸水対策をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)雨水貯留浸透施設設置補助金について以下を伺います。①平成21年度からの雨水貯留浸透施設設置補助金は継続されているのか。その内容と利用数をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 雨水貯留浸透施設設置補助金の内容につきましては、雨水貯留施設及び雨水浸透施設を新設、または浄化槽を雨水貯留施設に転用するものに対して補助金を交付することにより、雨水の利用及び地下水の涵養を図ると同時に、雨水の流出抑制及び浸水被害の緩和に寄与することを目的としております。補助額につきましては、設置工事費の5分の4に相当する額とし、20万円を上限としております。利用数につきましては、平成21年度から平成27年度までに11件の利用がございました。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 先ほどから質問をしているこの補助金、冠水する周辺の方々、個人的に、自分たちでつくらないといけないのかという心配もあって、この事業があるということで、今も継続されているのか、補助金は幾らあるのかというのがありましたので、お伺いいたしました。 続いて質問事項5.性的マイノリティーについて伺いたいと思います。質問の要旨(1)性的マイノリティーについて以下で伺います。①性的マイノリティーで悩んでいる方々へ開設された相談所の現状(相談員数・開設場所・開設日時・相談者数を過去5か年)を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 おはようございます。伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 LGBTs相談については、性的指向や性自認で悩みや不安を持つ方や、御家族からの相談窓口として平成29年4月より、沖縄市男女共同参画センターにおいて、相談員1人を配置し開設しております。相談日は毎月第1水曜日の午前10時から午後4時までとなっており、電話での相談、または来所による相談を行っております。これまでの相談実績については、平成29年度が電話相談6件、平成30年度は電話相談4件と来所相談3件、令和元年度は電話相談4件と来所相談1件、令和2年度は電話相談4件と来所相談1件、今年度については9月1日現在において、来所相談3件となっております。本市においては、今後も沖縄市LGBTs相談室の開所を継続実施するとともに、性的指向や性自認について、悩みや不安を持つ方々が相談しやすい場所や日時となるよう、相談ニーズに関する調査を行い、社会の動向に合わせ、相談室の運営について研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 相談所開設後も、どうやって多くの当事者の声を聞こうか、それをいろいろ考えて、1年かけて研究していくという答弁がありましたので、ぜひ聞き取りやアンケート、当事者の皆さんたちの声を聞いてください。よろしくお願いいたします。 続きまして、②パートナーが入院したときの面会・手術での病院の対応を把握しているか、把握しているなら現状を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 同性パートナーがけがや病気などで入院したときの面会や、手術における病院の対応については、県内の一部の病院において、パートナーシップ登録の有無にかかわらず、本人の同意の上、入院や手術をするときの同意書や面会、治療、処置方法など、医療従事者から適切な情報提供を受けるものとして、同性パートナーを認めているところもあります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。
    ◆伊佐強議員 生命保険会社、今、答弁があった病院、アパートとか、性的マイノリティーについて皆さんいろいろ考えがあって、当事者たちに寄せる思いでだんだん緩和されてきているのか、よくなっているという思いがありますので、本員としても、先ほどの相談の話もありましたが、ぜひ当事者たちの声を聞きながら、これからまたいろいろな部分で注視していってください。よろしくお願いいたします。 ③同性パートナーへのファミリーシップ制度とは、どのような制度か伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 ファミリーシップ制度とは、婚姻と同様な同性カップルであることを、自治体が公的に認めるパートナーシップ宣言や登録を行った上で、この同性カップル2人のうち、いずれか一方と同居する未成年の子供がいる際に、その子供も家族として自治体が認める制度のことを言います。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 お調べいただいてありがとうございます。他の市区では、パートナーシップ宣言登録に家族として自治体が認めているとのことです。人は、好きな人ができれば結婚も考えるし、その後の家族のことも考える。それらを悩んでいる方たちに寄り添えるよう、パートナーシップ制度やファミリーシップ制度を認める自治体もあると。本員がパートナーシップ制度について、過去の一般質問の答弁では、啓発や情報収集の答弁から、調査検討の答弁へと、本員からすると少しずつ進んだ答弁となっていると理解し、これからもパートナーシップ制度へ調査検討の進捗状況等を注視し、この質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(2)性的マイノリティーについて学校現場を以下で伺う。①性的マイノリティーで悩んでいる、児童生徒のスクールカウンセラー等への相談件数(過去5か年)を児童・生徒数で伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 おはようございます。伊佐議員の御質問にお答えいたします。 性的マイノリティーで悩んでいる児童生徒のスクールカウンセラー等への相談件数は、申し訳ありませんが過去3年間の実績を報告させてください。小中別に報告いたします。小学校は平成30年度ゼロ、令和元年度1人、令和2年度3人となっております。中学校においては、平成30年度2人、令和元年度9人、令和2年度13人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 過去3か年だったのですが、年々、悩んでいる子たちが増えていっているということですが、そこで再質問いたします。 この相談に来た児童生徒の中で、不登校に陥った児童生徒数をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時49分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時50分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和2年度の実績で報告させていただきますが、不登校の要因となるものの中に、様々な理由がございますが、その中で複合的な理由ということが含まれております。24.4%でございますが、個人的な情報のものも含まれているため、はっきりとした数字ではございませんが、複合的な内容で24.4%という数字が出ております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②生徒の制服選択制の進捗状況を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 生徒の制服選択制の進捗状況につきましては、既に実施している中学校が1校、既に検討している学校が5校、今年度検討を予定している学校が2校となっております。各学校とも、生徒や保護者などから要望があった場合など、その都度対応していると承知しております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 体と心の性の違いで悩んでいる子供たちがいると思います。これは生徒の制服選択制をお伺いしたのですが、再質問で、生徒の女子用ズボン、今、女性が履くズボンもありますよね。学校は大体男性用のズボンだと思うのですが、それが、今まで2択なのですが、3択制はないかどうか、その考えはないかどうかをお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 これまでの調査によると、女子用のズボン、それからスカート、それから男子用のズボンというところでありましたが、これまでの状況では2択、ズボンかスカートという結果が出ていると承知しております。ですので、議員御質問の3択制というところは、今、把握できておりません。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問事項6.沖縄市立島袋幼稚園について伺いたいと思います。質問の要旨(1)沖縄市立島袋幼稚園新設について以下で伺う。①沖縄市立島袋幼稚園の部屋数・竣工・開校時期を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 おはようございます。伊佐議員の御質問にお答えいたします。 島袋幼稚園新園舎の保育室の数については、5歳児1室、4歳児1室、3歳児1室の3室のほか、預かり保育室1室を予定しております。なお、新園舎における供用開始は、令和4年1月を予定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②沖縄市立島袋幼稚園新園舎移転後の現在の幼稚園の利用、この幼稚園は旧幼稚園となるのか。そこは解体されるのか。土地はどうなるのか。遊具はどうなるのかをお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 島袋幼稚園移転後の園舎につきましては、令和4年度に解体工事を行う予定でございます。また、遊具等につきましては、利用可能な遊具は新園舎へ移設し、利用できない遊具については解体、撤去する予定となってございます。また、園舎解体後の跡利用につきましては、教育関連施設等の利用も含め、検討してまいります。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時51分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時05分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 よろしくお願いいたします。質問事項7.不登校について以下で伺いたいと思います。質問の要旨(1)不登校(連続・断続30日以上)に陥る前の学校現場での対応をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 不登校に陥る前の学校現場での対応としまして、児童生徒一人一人に学校が楽しいという思いを持たせる学校づくりに努めながら、例えば通常の教科学習のほか、運動会、音楽コンクールなどの学校行事を通して、児童生徒に自主性、創造性の育成を図る教育活動の展開が挙げられると考えます。また、具体的な場面においては、児童生徒一人一人を、教育活動を通した観察や生活アンケートなどからの情報を基に記録してまいります。ほかにも、休みがちな児童生徒に対しては、職員会議などで情報共有し、場合により家庭訪問、教育相談なども行っております。不登校とならないよう、組織的に未然防止と初期対応に努めております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②過去5か年の、不登校児童生徒数と割合を、不登校の要因で伺いたいと思います。不登校の要因がありますよね。この要因で、児童生徒数の割合をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 過去5年間の小中学生の不登校数は、小学校、平成28年度69人、平成29年度89人、平成30年度89人、令和元年度131人、令和2年度196人となっております。中学校においては、平成28年度198人、平成29年度218人、平成30年度210人、令和元年度232人、令和2年度195人となっております。不登校の要因については、令和2年度の内容となりますが、小学校の要因、学校生活6.3%、遊び・非行0.7%、無気力7.0%、不安・情緒13.9%、家庭環境29.5%、いじめ0%、発達障害の傾向12.1%、複合型24.4%、昼夜逆転6.3%となっております。中学校の要因につきましては、学校生活7.4%、遊び・非行6.3%、無気力14%、不安・情緒15.2%、家庭環境15.3%、いじめ0.4%、発達障害の傾向8.9%、複合型25%、昼夜逆転7.6%となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 すみません、質問が悪かったのか、本員が聞きたいのは、不登校の児童生徒がいますよね。児童生徒の中にこの要因で不登校になっていくと。例えば児童生徒数は年々減っていっていると思います。先ほどの答弁では増えていますよね。要は100人から10人、90人から10人で割合は違ってくると思うのですが、一体この数字が幾つなのかということをお聞きしたかったわけです。人数は増えるけど、割合はどのぐらい増えているか。分母になる数に対してどれだけ不登校が増えていっているのかの割合をお聞きしたつもりだったのですが、今はそれ、もう厳しいですよね。では、後からまた教えてください。 再質問いたします。学校生活の中で、この要因の中に学校教員への不信はないのか。お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 小中別に、先ほど申し上げました不登校の要因の中に、学校生活という表現がございましたが、その中に教師への不信が含まれていると承知しております。小学校6.3%、中学校においては、学校生活7.4%の中にございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③不登校から登校へ向けての取組状況を過去5か年でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 不登校から登校へ向けて、主に次のような取組を行っております。まず、対象児童生徒のアセスメントを行い、欠席の要因を明確にすることで、欠席の要因から課題を整理し、支援計画を作成してまいります。さらに、登校復帰のための長期目標と、実現に向けた短期目標を明確にし、職員間、または本人及び保護者との共通理解を図り、誰が、いつ、何を、どのように、どの程度行うことが効果的か検討し、役割分担を行います。そのほか、登校支援員、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーや心の教室相談員による支援、ほかに適応指導教室すだちやホップステップクラブ、サポートセンターゆめさきなどの施設の利用、加えて、関係機関や関係部局との連携により、登校に向けた支援を行っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ④ですが、ただいまの答弁であった取組をして、この取組をして不登校から登校へ至った児童生徒数、割合を不登校の要因でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和2年度の不登校から登校へ至った児童生徒数は、小学校33人、中学校22人となっております。その登校へ至った児童生徒数の不登校の要因となるものが小学校、先ほど御紹介しましたが、学校生活7.9%、遊び・非行9.5%、無気力11.1%、不安・情緒9.5%、家庭環境38.1%、いじめ0%、発達障害の傾向11.1%、複合型7.9%、昼夜逆転1.6%、その他3.2%となっております。中学校においては、学校生活7.7%、遊び・非行7.7%、無気力0%、不安・情緒15.4%、家庭環境46.2%、いじめ0%、発達障害の傾向15.4%、複合型0%、昼夜逆転7.7%、その他0%となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、⑤不登校に陥った生徒でひきこもりの児童生徒数、全然家から出ないという生徒がいるのであれば、その生徒数を過去5か年でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 こちらも過去3か年間のデータでお答えさせていただきます。小学校、平成30年度6人、令和元年度10人、令和2年度20人、中学校においては、平成30年度8人、令和元年度14人、令和2年度15人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 ひきこもり、不登校のまま卒業した生徒のその後のフォロー数、卒業後もきちんとフォローしているのかどうか、その辺があるのかどうかお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 ひきこもりの生徒の中で、卒業後のフォロー数、正確な数字は把握しておりませんが、進学をしている生徒もいると伺っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、先ほどの答弁でいじめによる不登校はゼロということだったのですが、学校生活の中にこれが入ってくるのかどうか、本員はどうなのかと思いますが、⑥いじめによる被害者・加害者とも不登校に陥った場合の対応を伺います。先ほどの答弁でいじめは0%と言っていたので、ここはいじめがないから対応していませんなのか。その辺も含めて答弁をよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 いじめによる被害者・加害者とも不登校に陥った場合があるとすれば、学校内のいじめ対策委員会の中で対象児童生徒の情報収集等、関連した事実関係の聴取、それらに基づく指導や支援及び保護者との連携などの対応方針を決めてまいります。具体的には、被害者・加害者とも別々、個別にケース会議を開いて、学校と保護者、場合によっては関係機関との連携により、登校復帰に向けた支援を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 教員を対象とする不登校に関する講習会は開催されているのか。年間1回は開催されているのか。2年に1回とか3年に1回の開催なのか。その辺をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 校長会、それから生徒指導などの担当者会での行政説明を、傾向を基にお話しをさせていただいております。また、教育相談担当者会、これは個別対応が主になりますが、その確認と対応策について協議をしております。校内においても、カウンセラーなどによる校内研修、それから生徒指導や教育相談の話合いの場が持たれていると、情報は得ております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)不登校に関する相談員・支援員について以下で伺いたいと思います。①スクールソーシャルワーカーの人数と、このスクールソーシャルワーカー1人当たりの相談人数をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和2年度のスクールソーシャルワーカーの人数は8人で、1人当たりの相談人数は約138人でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②スクールカウンセラーの人数と、1人当たりの相談人数を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和2年度のスクールカウンセラーの人数は8人で、1人当たりの指導人数は、児童が12人、保護者そのほかが14人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして③学校支援教育補助者の人数と、1人当たりの指導人数を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 学校支援教育補助者、登校支援員の人数は7人で、1人当たりの相談人数は1日当たり9人ほどとなっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(3)不登校児童生徒受入れ施設について以下で伺いたいと思います。①適応指導教室すだちの受入れ要件と児童生徒数を、過去5か年でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 適応指導教室すだちの受入れ要件は、沖縄市立小中学校に在籍し、心理的・情緒的要因による不登校で、本適応指導教室における指導支援が必要と判定された児童生徒となります。例えば、学校に行く意志はありますが、学校に行けない場合や、登校時になると心身の不調を訴えるなどの場合がございます。過去5か年での実績ですが、延べ74人の児童生徒がすだちを利用しております。平成28年10人、平成29年17人、平成30年16人、令和元年15人、令和2年16人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②ホップステップクラブの受入れ要件と児童生徒数を、過去5か年でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 ホップステップクラブの受入れ要件は、沖縄市立小中学校に在籍している児童生徒、小学校4年生から中学校3年生までの児童生徒、それから心理的、情緒的要因により、学校への登校ができない、登校しているが教室に入れない、支援を必要としている児童生徒となっております。過去5か年の受入れ児童生徒数は、平成28年度9人、平成29年度13人、平成30年度15人、令和元年度21人、令和2年度22人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③フリースペースゆめさきの受入れ要件と児童生徒数を、過去5か年でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 フリースペースゆめさきの受入れ要件は、先ほどと同じく市立小中学校の児童生徒に加えて、不登校やひきこもりなどの理由で学校に登校できていない児童生徒となっております。過去5か年の受入れ児童生徒数は、平成28年度5人、平成29年度5人、平成30年度3人、令和元年度2人、令和2年度4人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、④青少年センターの受入れ要件と児童生徒数を、過去5か年でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 青少年センターで支援を行っている主なものは、非行、怠学傾向にある不登校児童生徒となっております。受入れまでの流れとしまして、学校から気になる生徒、相談したい生徒について、校内で困っている場合、学校と青少年センターでケース会議を開きます。そこで、児童生徒のこれまでの経緯、家庭状況などを現状確認し、青少年センターによる対応が決定しましたら、学校と保護者から支援依頼書を提出してもらい、支援開始となります。過去5か年の実績でございますが、平成28年度96人、平成29年度111人、平成30年度76人、令和元年度92人、令和2年度69人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、⑤フリースクール等の受入れ要件と児童生徒数を、過去5か年でお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 フリースクールは、一般に不登校の子供などに対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設で、その規模や活動内容は多種多様であり、民間の自主性、主体性の基に設置、運営されており、フリースクールによって条件が異なっております。こちらは過去5か年ではなく、過去3年間のフリースクールに通う児童生徒数については、平成30年度62人、令和元年度91人、令和2年度92人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 ただいま答弁いただいた①から⑤の施設、直接、保護者が赴き、相談等は可能か、伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。
    ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 電話や直接の訪問で、個別の受入れについての相談ができます。その場合、相談窓口に来られた方の相談内容を聞き取り、その後、担当課などと調整の後、支援が行われてまいります。例えば心因性、心の悩みなどに関連した相談内容であれば、適応指導教室すだち、また怠学などの関連であれば、青少年センターというように、事例により相談窓口を選択してまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再々質問をさせていただきます。 不登校の数が増えていく中、この施設受入れ数が足りないのかという思いもありまして、平日、日中に、児童館で児童生徒を見かけることがあるのですが、この児童館はこどものまち推進部ですが、この辺、学校へ行かずにこの児童館に来ているのか。その辺も含めて、こどものまち推進部との情報交換についてどう考えるかをお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 ふだん学校がある場合、学校に行かず、それらの公園、児童館に行っている生徒がもしいましたら、児童館などから学校へ、または委員会へ連絡がございます。学校と委員会が一緒になって対応しております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(4)第406回定例会一般質問「不登校に対する課題」の答弁について以下を伺う。①答弁の課題に「児童生徒の本音の声が聞けていない」とありましたが、この課題解決に向けた取組を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 不登校の要因を明確にするためにも、児童生徒の本音を探っていくことが重要だと考えます。1つ目に、行動には必ず理由があること、2つ目に、その理由と個人と環境との関係で見いだすこと、3つ目に、理由を見いだすための情報を集めることなどの点を考慮し、児童生徒の個々にアセスメントを実施しております。その後、ケース会議などで最善の対応策を検討し、学校復帰に向かうよう、児童生徒自身を見守りつつ、関係機関とも連携を図りながら対応を行っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 いよいよ最後ですが、質問の要旨(5)義務教育について以下を伺います。この義務教育は、法律第4条には「国民は、その保護する子女に、九年の普通教育を受けさせる義務を負う。」とありますが、皆さんのお子さんが「1年間我慢したから、もう学校に行かなくていい?」と言ったらどうしますか。同級生と何かあったのだろうか、先輩に何かされたのだろうか、もしかしたら先生かなどと、考えたりしませんか。そこで質問いたします。①「義務教育」とは教育委員会の見解を伺う。この質問は、保護者はお子さんが「もう学校に行かなくてもいい?」と訴えても、学校に行かせる、教育を受けさせなければならないのか。教育委員会が考える「義務教育」とは何か。教育長、見解をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 こんにちは。伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 義務教育は、国民が共通に身につけるべき公教育の基礎的部分を、誰もが等しく受けることができるよう、制度的に保障するものと言えます。共通の言語や文化、規範意識など、社会を構成するため不可欠な、基礎的な知識や技術を身につけ、社会の一員として基本的な資質を培うこと。そして、子供たちが様々な分野の学習に触れることで、個性や能力を伸ばし、人格を高め、それぞれの可能性を開花させるチャンス、人生をよりよく生きるための土台をつくっていくという役割があるものと理解しております。先ほど来、不登校の問題を提起されておりますが、不登校の要因については様々なものがあり、先ほど指導部長からお答えさせていただいたとおりです。不登校の要因についても明確にするため、それぞれ課題を整理し、関係機関などとの連携、それからSSWやスクールカウンセラー、そういう活用を通しながら、その児童生徒に適切な支援を行っていくことが、最も大事なことだと思っています。そのことを踏まえまして、子供たちが明るい未来を築いていけるよう、一人一人の子供の成長の支援に、引き続き努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 教育長、ありがとうございます。教育長の今の言葉の中に社会の一員という言葉もありました。ただ、これまでの部長の答弁、不登校が多くなっていたり、ひきこもりの現状を聞いたら、進学については把握しているけど就職は把握していない。通える場所はと聞いたら、人数も限られて少ない。保護者は、勉強ができなくても、同年代の子供たちが同じように学校に行っているのであれば、自分のお子さんも学校に行ってもらえないかなと。もし学校に行けないのであれば、児童生徒が行ける場所、どういう場所があって、どういう子たちが行くのか。人数は何人なのか。もしくは自分たちで行ってもいいのか、話が聞けるのか。もろもろ、保護者として悩んでいらっしゃるわけです。先ほど、被害者・加害者とも聞きましたが、保護者の方は、自分の子供の現状、また加害者側の現状も理解していて、あまり加害者にどうこうという気はないみたいですが、でも実際、自分の子供が学校に行かず家にいると。まだこの子は、挨拶もするし、外に出て、親御さんが何か手伝ってと言ったら手伝いもするわけです。まだ外に出はするのです。本員が一番危惧しているのは、確実なひきこもりの子たちです。これは毎回聞いています。この子たちをどうするか。不登校に陥った子たちをどうするか。当初は、学校は楽しいということをおっしゃっていましたが、1年我慢して「学校に行かなくていい?」というのは、学校を楽しいと思えたのかなと。 再質問します。指導部長が日頃からお考えの学校教育とは何か。最後に伺わせてください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 先ほどの教育長の答弁と重なるところがあるかもしれませんが、子供たちのすばらしい可能性を引き出すところが教育の現場だと考えております。そのために、教職員一丸となって、全力を注いでいると承知しております。また、委員会もそのバックアップとなるように、下支えできるように支援を行っていく考えで、全力を尽くしているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 教育長、指導部長、またよろしくお願いいたします。 ただ、本員が危惧するところは、先生方は生徒が不登校に陥り、他の施設へ通っていても生徒に会いに行ったり、話を聞いているのでしょうか。学校に登校していないから自分の手を離れたと思っていないでしょうか。見放してはいないでしょうか。そういうのも含め、これで本員の一般質問を終わりたいと思います。長々とありがとうございました。すみません。またよろしくお願いいたします。終わります。 ○小浜守勝議長 以上で伊佐 強議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時40分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 改めまして、市民の皆様、市長並びに市当局の皆様、議員諸賢の皆様、こんにちは。会派公明党の藤山勇一でございます。9月定例会の一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 本員、午後に一般質問をするのは久しぶりなのでちょっと緊張しています。本日、お昼のニュースを見ると、9月21日は中秋の名月ということで、8年ぶりの満月になって、きれいなお月様が見られるかと本員は思っていました。いろいろ見ていると、英語圏は各月でいろいろな呼び方があるそうですが、9月の満月は「ハーベストムーン」と言うそうです。収穫、豊作を祈念してですけれども、収穫の月とありました。日本でも芋名月ということで、芋の取れる月をお祝いというか祈念しながらという意味もあるそうなので、本員も一般質問を通してよい答弁が収穫できるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。 早速、通告に従いまして一般質問を行います。質問事項1.新型コロナウイルス感染症対策関連についてお伺いします。質問の要旨(1)新型コロナウイルス感染症の現状についてお伺いしたいと思います。6月定例会でも、毎回確認させていただきますが、今回は令和3年度、今回のコロナの第5波になりますか、7月、8月は本当に爆発的な感染で、緊急事態宣言も、このまま沖縄県内はどうなっていくのかということであったと思いますので、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 こんにちは。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 本市の新型コロナウイルス感染症の現状につきまして、新規陽性者数が急増した令和3年7月の第3週、7月11日から、9月の第2週、9月11日までの陽性者数は3,082人となっております。また、年代別の人数につきましては、10歳未満は382人、10代は429人、20代は687人、30代は534人、40代は434人、50代は306人、60代は154人、70代以上は156人となり、若い世代の10歳未満から30代までの割合が全体の6割を超えております。特徴といたしまして、これまでの流行期は高齢者の割合が多かったのですが、現在は若い世代、特に10歳未満や10代の陽性者の増加が著しく、感染経路は家庭内感染が多くを占めている状況でございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 健康福祉部長、答弁ありがとうございました。今、答弁もありましたように、今回の第5波は、これまでと大きく違うのは10歳未満から30歳代までのおよそ6割強が特徴としては感染されたということで、様々な分析はされていると思います。聞き取りの中でも、沖縄県内も今回の新型コロナウイルス感染症の発生、動向の報告でもそういう報告をされながら、今、喫緊では減少傾向にありますけれども、やはり若年層の感染が、まだ危機的状況にあるかと思っておりますので、様々、県の動向を見ながら、沖縄市においても、しっかり感染者数をどう抑えていくのか、各種対策に尽力をいただいておりますので、また引き続きよろしくお願いいたします。 続いて質問の要旨(2)です。先ほど答弁にもありましたけれども、本当に子供を取り巻く環境で厳しい状況があったと思いますが、学校や幼稚園・保育園など子供を取り巻く環境における感染拡大がありますが、感染対策の課題などがあるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 こんにちは。藤山勇一議員の御質問にお答えいたします。 小中学校についてお答えいたします。8月における児童生徒の感染拡大の経路は、主に家庭内感染が7割以上となっております。学校では、基本的な感染症対策の徹底を講じておりますが、どうしても身体的距離の確保ができない場面や、マスクを外して行う活動などの場面があり、感染リスクをゼロにするということが困難であると、課題と捉えております。しかし、少しでも感染のリスクを減らし、感染拡大を抑える取組としては、学校はもとより、家庭との連携や協力体制が不可欠だと考えております。学校で行う感染症対策等、各家庭においてできる感染症対策等を保護者へお願いしているところでございます。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 こんにちは。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 本市におきましても、保育施設等に通う園児が、家庭内において新型コロナウイルスに感染する事例が増える傾向にありました。このような状況の中、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための留意事項を取りまとめ、保護者に対して通知を行ったところでございます。しかしながら、園児やその家族がPCR検査を受けたにもかかわらず、結果が判明するまで施設側へ情報提供がなされなかった事例や、濃厚接触者に特定されているにもかかわらず、他の施設を利用する等の事例があったことから、一部の保護者において、新型コロナウイルス感染症に対する周知や理解不足が、課題として挙げられております。これまで、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る通知を複数回行ってきたところでございますが、今後も、保護者に対して、保育施設側とも協力しながら、感染防止に係る周知に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。今、沖縄県内の今後の感染者の動向を見ても、昨日までの連休期間を明けて、緊急事態宣言が今月末でどうなるかという議論もされておりますけれども、沖縄県内はまだレベル4で厳しい状況があるという中で、先ほど確認させていただいたように、若年者、特に学校関係施設もですけれども、保育・幼稚園の施設で、もう本当に保護者との連携、子供はなかなか自分では管理できないと思いますので、ぜひ周知の在り方と、保護者または家族との感染リスクをどう減らしていくのか、もっともっと考えるところがあるのではないかと思いまして、質問させていただきました。特に学校内における、やはり身体的な距離とかマスク、これはもう保育園にも幼稚園にも、おっしゃるように子供たちはなかなかマスクをしづらい状況もありますので、本当に家族、保護者にどう徹底をしていただけるのかと思っておりますので、本員としてもマスクとか、基本的には高齢者の率が減ってきているというのは、やはりワクチンの接種率が、本市においても8割以上の方が接種を終わっていますので、やはり家族の皆様にもワクチンの接種、改めての感染症対策をどう意識させていただくのか。こどものまち推進部長の答弁にもありましたけれども、本当に一部の方がまだ、なかなか協力を得られていないということもありますので、これは全員で、市民全体、県全部でやらないといけないことですけれども、その辺の周知の在り方は、もっともっと御努力をいただければと思っております。学校におきましても夏休みが終わって、休校の方も多いとかいろいろな状況があると思うのですが、ワクチン接種の周知とかお知らせ、なかなかハードルがあるところもお伺いしましたけれども、感染リスクをどう抑えるのか。保護者を通してもいろいろな情報共有をしていただきたいと思っております。 その中で、今回休校とか、保育園であったら休園というのがとても多く見られたということで、保護者が様々な状況でも子供を預かってほしいとか、いろいろな支援を要望するお声をたくさん聞かせていただきましたので、質問の要旨(3)休校や休園に伴う保護者支援が可能かお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う学校の臨時休校などに関する保護者の不安を少しでも軽減するため、関係機関からいただいた情報提供を受け、保護者支援事業の趣旨、事業内容を掲載しているホームページ、問合せ先の周知を進めております。また、これまで臨時休校の際、小学校低学年ではありますが、保護者の都合などでお子さんを家庭で見ることができない御家庭に関しまして、小学校のほうで一時預かりの支援をしてまいっているところでございます。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 休園中の保護者への支援につきましては、休園中の園児の状況確認をはじめ、県のコールセンターやPCR検査を実施している医療機関等の情報提供、市内の感染状況や沖縄県の対処方針、国が実施している支援策等をまとめた参考資料を作成し、保護者へ提供しているところでございます。また、市内の保育所等で新型コロナウイルス感染症が発生し閉園になった場合、児童の保護者が医療従事者または保育士等で、家庭保育が困難な乳幼児を臨時的に預かる、緊急的に一時預かり保育を実施する準備も進めているところであり、今後も必要に応じて対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 両部長、ありがとうございました。保護者も感染リスクを抱えながらですけれども、学校が休校、学級閉鎖とかあった場合、また幼稚園、保育園も、急に園から登園自粛、完全に登園を控えてくださいということがあると、やはり今の社会状況の中、仕事上もなかなか休みが取れないとか、2、3日で園の消毒とか、また学校の体制が整うのであればまだ分かりますけれども、長いところでは2週間ぐらいですか、登園を控えていかないといけないということで、単身世帯が多い中では、おじいちゃん、おばあちゃんの協力もないとか、保護者は本当に厳しい状況がありましたので、この辺はしっかり、今やっている支援の取組なども早めに保護者には周知をしながら徹底して、どのように対応できればいいのかということを検討していただきたいと思っております。特に保育園の部分は、一時預かりの準備ということなので、早めに10月、11月以降もまだまだ第6波の波が来ると言われておりますので、こういう整備も早めにできるのであれば、保育園の一時預かりも検討を進めていってほしいと思っております。 続いて、質問の要旨(4)に移ります。子育て世帯などの保護者が感染し、陽性となり入院措置の場合、ひとり親世帯などの子供はどのように支援されているのか伺いたいと思います。こちらも先ほどと似たケースですけれども、本員にも相談がありまして、ひとり親世帯で、保護者が陽性になって入院をしないといけないと。ただ、この子供さん、児童生徒は1人で見ないといけないのですが、PCR検査をどう受けさせていけばいいかも分からない。そのまま学校に行かせることもできるのか、できないのかも分からない状況で相談があったのですが、なかなか支援が見えなかったのでお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 学校現場の中で、子育て世帯の保護者が感染した場合、子供はどのように支援されていくのかについては、まず状況把握が大事だと思っておりますので、その状況把握に努め、関係機関と連携し、議員御指摘の保護者がどこに相談していいか分からない場合、学校でも相談窓口ができますので、どのような支援ができるのかを確認した後、保護者に回答して周知していけるかというところを連携したいと思っております。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 沖縄県より令和2年8月4日付にて、保護者が新型コロナウイルスに感染したことにより入院した場合等の子供の養育、保護についてとしてのスキーム図が各市町村へ通知されております。その具体的な内容として、保護者が入院した際の子供の預かり先として、児童相談所、または子供の年齢や自立度などによって、対象者の自宅等においての見守り、食事提供、健康観察となっており、県及び児童相談所、市町村の3者で対応を協議しながら行っていくことと示されております。この対象となる子供は、PCR検査の結果が陰性の子となり、対象となる子供の年齢等について、特に明示はありませんが、おおむね18歳未満の子供とされております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。今の指導部長の答弁の中では、この事例が、もし小学校、中学校、児童生徒であれば、状況をまずは把握することに努めるとおっしゃっていましたけれども、本員としては例えば、同居家族なので、この児童生徒が、仮に、同居である親がもし陽性になると、確実に濃厚接触者になると思います。なので、しっかり県の相談窓口の確認もありますけれども、どうすればいいか分からなくて、この児童生徒が学校に登校すると、やはり感染リスクの高まる対象になると思います。だからその辺ではしっかり、学校での在り方というのも、もっともっと検討しないといけないのではないかと思っておりますので、今後の対応、対策、関係部局ということであったので、今、こどものまち推進部がおっしゃったような、県の事例をどう活用していくのか、もっとうまく連携を強化していただけないかと思っております。 あと、こどものまち推進部もですけれども、児童生徒といいますか、ゼロ歳から18歳未満というのが子供という対象になるときに、やはり児相とか、様々な入院措置で一緒にセットで自宅待機とか、いろいろあると思いますけれども、仮に、ばらばらになったとか、子供だけが1人取り残されてしまうような事例がなくはないと思いますので、やはり沖縄市の子供支援の中でどういう対応ができるのかは、今後の在り方としては、本来だったらもっと検討されるべきだと思っておりますので、そこの範囲が、陽性になった、検査を受けたとかは県の管轄なので、県とどこまで情報共有ができるのかというのは、市としてもしっかり対応は持つべきだと本員は思っておりますので、またいろいろ研究していただければと思っております。よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨(5)に移ります。ワクチン接種の現状についてお伺いしたいと思います。今、国民全体的には半数以上の方が接種されたとありましたので、①本市においてコロナワクチン接種の進捗についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 沖縄県が実施する広域接種会場で接種された人数も含まれている9月14日時点の集計データでお答えいたします。沖縄市の全人口14万2,973人における接種状況は、1回目が6万6,082人、接種率46.22%、2回目が4万6,457人、接種率32.49%となっており、そのうち高齢者2万9,494人の接種状況は、1回目が2万5,376人、接種率86.04%、2回目が2万4,061人、接種率81.58%となっております。本市の接種計画では、国から指示されたワクチン接種の実施期間である令和4年2月末までに、対象となる12歳以上の想定接種率を、集団免疫確保の観点から75%としておりましたが、現在は、沖縄県新型コロナウイルスワクチン接種基本計画に掲げられた10月末までに、全住民の1回目の接種率が70%以上を達成できるように、接種計画を見直し、加速化に向けた取組を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 今、コロナワクチンの接種率ということで、県が示している計画を、もともと国で、沖縄市が持っていた接種の目標がありますので、前倒しで10月末、様々あると思います。高齢者対象は80%を超えていますので、若干、今後の波としては、もしかしたら若年者ももちろんですけれども、また高齢者に戻ってくるのかとか、いろいろな想定がされると思いますので、しっかり県の動向を見ながら確認してほしいと思っております。このワクチンの接種率で、様々、各議員からもありましたけれども、やはり時間帯を変えて、まだ打っていない世代にどう打たせていくのか。夕方以降、夜にやるのか、休みに合わせてやるのかとか、あと最近よく聞くのは、副反応とか、ちょっと体調を気にされる方は、若い人は、もしワクチンを打ちに行くときに、会社が休みやすい環境がないということもあるので、どうにか企業とか会社関係への理解をどう促進していくのかもやはり必要だと思うので、行政ができる範囲で、このワクチン接種のための調整ができるところは、しっかり行政から民間での周知とか協力願いというのも、今後は必要かと思っています。若い人でも打てる体制をどんどんしっかりやってほしいというのもあるし、もし副反応があったときに休めるのかということも気になっている方がとても多いので、その辺もぜひ研究してほしいと思っております。 質問の②に移りたいと思います。接種を希望するが、高齢者など様々な状況で接種困難な方への対応は可能かお伺いしたいと思います。こちらも何件か問合せがありました。やはり御高齢の方は、コールセンターに電話するのも、耳が遠いから電話しづらいとか、ましてやインターネットはなかなか分からないので、周りにいなかったのでどうすればいいのか。そして窓口にどうにか行くと。接種の会場までなかなか交通手段もないので、どうすればいいのか、だけどテレビとか見たら打ちたいという相談がありました。なので、近隣の人と連携を取って、予約をして接種会場という形になりましたけれども、聞くところによると、やはりそういう形で、御高齢、または障がいをお持ちの方とかも、打ちたいけれどもどのようにワクチンまで行けばいいのかというので、お困りの方が結構いらっしゃるのだと思いましたので、お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 高齢者などへの対応が多いと思われる関係部署へは、担当者等へ予約方法や接種までの流れ等の説明を行っており、業務等の中で接種困難な市民を把握されたときには、ワクチン接種プロジェクトチームへ連絡してもらうこととなっております。接種の希望があれば、コールセンター等での予約のサポートや、医師会や医療機関との巡回接種の調整をすることになっております。巡回接種につきましては、接種に係る医師、看護師の調整で少し時間を要する場合もありますが、可能な限り対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 困難な方とか、しっかりとした連携を取って、接種希望者には満遍なく進めていただけるようによろしくお願いいたします。 今回の新型コロナウイルス感染症、なかなか影響がまだまだ響く中でありました。本員たちの日常生活も本当にがらりと変わりまして、特に人との関わりが少なくなって、社会的に孤立しているということで、その中でもより一層孤立感が深まっているということをお伺いしております。この福祉等、サービス等の中で、社会的孤立がもたらす中で、虐待であったり、DVの増加、また心と体、心身の健康の不調はますます悪化しております。経済的な不安定による課題もまだまだありますので、より一層の深刻化をどう防ぐかということが行政の役割、大きなものがあると思いますので、引き続きの感染症対策に御尽力いただく市職員の関係部署の皆さん、全体的に今後とも御努力を御祈念しておりますので、よろしくお願いいたします。 こういうコロナの中ですけれども、支え合う社会の構築が早急に必要とありましたけれども、今回、次の質問事項2.行政デジタル化についてお伺いしたいと思います。質問の要旨(1)デジタル庁開始に伴う、地方自治体の役割はどのようになるのか伺いたいと思います。また、行政のデジタル化を進める本市の方針、計画、進捗等についてもお伺いします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。藤山議員の一般質問にお答えいたします。 先般、デジタル改革の司令塔となりますデジタル庁が創設されました。時代をリードする新たな成長の源泉として、官民挙げたデジタル化の加速により、全ての国民へデジタル化の恩恵が行き渡る社会の構築へと始動しております。私は、本市が未来永劫輝き存在するためにも、ポストコロナを見据え、デジタルによるイノベーションや変革等による力強い経済再生と市民本位の行政サービスの提供に向け、国の動向など、時代潮流を的確に捉え、行政及び地域社会のデジタル化を積極的に推し進められるよう、策定中の計画に位置づけ、官民挙げたデジタル化の加速に取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 桑江市長、ありがとうございました。この9月1日に、国においてはデジタル庁が発足されました。市長の答弁にもありましたけれども、このデジタル庁で目指すべき今後の社会のビジョンとして、国は「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を示す」とおっしゃっておりました。デジタルと言ったら、何かちょっと冷たい響きに感じるときもあるのですが、思いとしては、やはり様々な効率化、今のICTとかを使って、いかに効率化をして、市民の行政サービスが向上していくかというところも大きなポイントだと思っております。今、計画、進捗等は今後、今年度ですか、しっかりと市長を中心に、また本市はCIOもいらっしゃいますので、ぜひ関係部署の進捗を期待しております。よろしくお願いいたします。 質問の要旨(2)でございます。市民サービス向上のために、例えばどのような業務を効率化するのかお伺いしたいと思います。例として住民票や戸籍の発行、また健康保険証などがどうなっていくのか、税関系の証明書、また福祉の受給証、子育て支援などもお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。藤山議員の一般質問にお答えいたします。 市民サービス向上の一環として、今年度、子育て及び介護に関する手続のオンライン化や、来庁事前予約システム、窓口書類作成システム等の導入に向け取り組んでおります。今後、市民の利便性の向上に向け、順次処理件数が多い手続等のオンライン化を検討するとともに、マイナンバーカードの活用により、各種申請手続で添付する住民票や課税証明書等の省略など、手続の簡素化等に努めてまいります。また、業務の工程見直し及びRPA等のデジタル技術の活用による業務効率化に向け、現在業務量調査を実施しております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、答弁ありがとうございました。市民サービスの向上に向けてオンライン化、様々な予約システムの導入に向けて取り組んでいるとおっしゃっておりました。今年度、マイナンバーカードをうまく利用して、例えばこどものまち推進部であれば児童手当の更新、現況届も、このオンラインで本員もさせていただきましたけれども、今までだったら平日に時間を取って役所の窓口に行って更新をするという業務も、オンライン化すると、スマホですぐ確認をしてできたということは、サービスの効果的なものだったのではないかということで、すごく評価をさせていただきたいと思います。その中で、様々な件数とか、いろいろな業務がどう効率化できるかというのは、業務量調査をしながら、各部ヒアリングをするとお伺いしましたので、ぜひデジタル化を進める中で、スピード感を持って、先ほど市長からも、計画、進捗がありましたけれども、全国いろいろな事例を見ると、結構な、全国ではもう住民票の発行もスマホ一つで1分足らずでできるという自治体もありましたし、税の発行とかもどんどん進めているところもありましたので、先進地の状況もうまく見ながら、沖縄市ももっともっと市民のサービスの利便性を進めていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。そのときに、先ほど児童手当のオンライン化があったのですが、やはり初年度、最初にスタートしたら何かしらの不具合があるのはしょうがないと本員も感じました。具体的に言えば、部長も御存じだと思いますけれども、オンラインでやったら、そのやる項目がうまく伝わっていなかったのか、結局不備があって、結局は窓口に足を運ばないといけないということが実際にありましたので、こういうオンライン化、これまでのやり方からオンライン化するときに、どういう不具合があるかという想定も必要ですので、ぜひそこも含めて、見直しをしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 続いて、このデジタル化に伴って、デジタル人材が様々な分野で必要とされておりますが、この人材は相当不足しているとお伺いしましたので、質問の要旨(3)デジタル人材を育成する事業は検討されているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、デジタル化は相当進展しております。実際に、九州市長会もオンラインのリモートで開催いたしました。そういう技術が大変発達していて、柔軟な、それを活用した働き方や、ビジネスモデルの変化が起きてきております。プログラミングやICT等の知見を持つ人材が活躍できる場がさらに増えていくだろうと思うところであります。新たな時代に向けた人材育成、働く人がやりがいと生産性を共に高められる働き方改革など、国の動向を注視しつつ、本市におきましても官民挙げたデジタル化に向け、スピード感を持って人材育成等に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 桑江市長、御答弁ありがとうございます。デジタル人材の育成は、全国的に喫緊の課題になっているそうです。また、その中でも新型コロナウイルス感染症が続く中で、特に影響は若者、非正規雇用の若者であったり、また女性の方々に強く表れているとありました。国としても、女性、若者をどのように、就労という支援の観点も含めて、デジタル人材の育成という結びつきをもって、コロナ禍の影響を強く受けた方々に、このデジタル技能をどう取得させて、向上して、しっかりとした、また安定した生活ができるのかということに、今取り組んでいるそうです。女性の分野においては、国は地域の女性活躍推進交付金で、様々なデジタル人材を支えていけるような取組もありますので、本市もぜひそういう活用もしていただきたいと思っております。特にデジタル化に向けては、デジタル庁は様々な連携が取れます。市長も官民の連携が必要だとおっしゃっておりましたので、様々な見識を持った方たちといろいろな会議もされていると思いますけれども、本当にこの人材を、沖縄市はたくさんいらっしゃいます。特に事業家ベースで言えば、本員もいろいろやり取りをさせていただいていますけれども、こども家庭課内で、女性、またひとり親の人材を育成する事業も若干あると思います。また企業誘致課のほうでも、若年者の資格取得に向けた事業もありますので、次年度以降、どのように育成していけるのか、楽しみにしておりますので、検討のほどよろしくお願いしたいと思います。 続いて質問事項3.まちづくり行政について伺いたいと思います。せんだって、沖縄市の広報にもありましたけれども、質問の要旨(1)キャンプ瑞慶覧のロウワー・プラザについてお伺いしたいと思います。①跡地利用に向けた会談が開かれたと広報されましたが詳細についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 藤山議員の一般質問にお答えいたします。 キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ地区は、令和6年度、またはその後の返還を控えていることから、跡地利用に向けて地権者と行政との連携強化及び協働体制の確立を図ることが重要とのことから、キャンプ瑞慶覧ロウワー・プラザ地権者会、本市及び北中城村の両首長の3者会談が令和3年9月1日に開催されました。会談では、当該地区の立地環境は、跡地利用へのポテンシャルが高い地区として期待感がある一方、両市村の区域を一体的に整備する上での課題などが共有されました。今後、事業の円滑な推進を図るため、3者が連携して取り組むことを確認できたことは、跡地利用へ向けた第一歩として有意義な意見交換が行われたと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 建設部長、御答弁ありがとうございました。本市、桑江市長の施政方針でも、このロウワー・プラザはしっかりと積極的に進めていくということで、当局共々、すごく御尽力いただいたのではないかと思って、本員は感心しておりました。この跡地利用で、地権者、そして北中城村との様々な、部長からありましたけれども、またがるといいますか、市と村、地権者ということで、様々な課題解決に向けて、今回ありました。それで地権者の会長からも要請されたということで、特に地権者の今後の行政との関わりのことであったり、また組合の設立に向けての支援であったり、あとは関連事業の進捗をどうしていくのかということが、やはり地権者の方も大変気になっているということで要請もありましたので、今回、北中城村と地権者の皆さんと一緒に、キックオフという形で進めていただいたということは、本当に評価したいと思っております。 ②に移りたいと思いますが、事業の進捗に伴う課題はどのようなことがあるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 両市村にまたがる当該地区の一体的な整備においては、土地区画整理事業を想定しており、道路、公園等の公共施設を整備し、土地の区画を整え、良好な市街地を形成してまいります。事業を進める上で主な課題としましては、まず、権利者への土地引渡し前に、適切な支障物の除去や、原状回復が実施される必要がございます。また、両市村の異なる都市計画区域での土地利用規制の違いや、行政界が入り組んでいることが挙げられます。そのほか環境アセスメント、埋蔵文化財調査を実施していく必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 諸課題は様々今後改良するということで、しっかりとした、先ほどの会談の中でもありましたけれども、3者がうまく連携を取って、しっかりと国、県にも今後の調整が必要だと思いますので、しかるべき対応をしていただきたいと思っております。 次の③でございます。課題解決や事業完了までの今後の計画を伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 跡地利用においては、権利者への土地引渡し後、速やかに事業に着手し、早期に土地利用が図られるよう取り組む必要があると考えております。跡地利用計画の策定では、当該地区が両市村のみならず、中部圏域の振興につながるよう、魅力あるまちづくりへの形成に向け、地権者の意向や地域及びまちづくりに関わる各種団体等からも、幅広く意見を聴取しながら、具体化してまいります。事業化へ向けては、都市計画の手続など、段階的に進めるとともに、事業実施主体を権利者で構成する組合を想定していることから、組合設立に向けた組織体制づくりを支援してまいります。今後、事業の円滑な推進が図られるよう、地権者会や北中城村と連携し、国や沖縄県との調整及び協議等を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。今後、本当に一つの、本員今回、跡地利用の計画というよりは、まちづくりということで質問させていただきました。広大な敷地が返還されて、今後沖縄市、北中城村という形ですけれども、本当に新しい視点でまちづくりができる地域ではないかと思っております。 いろいろなまちづくりを最近調べていましたら、先ほどのデジタル化の話と通ずるところがあるのですが、今、全国では、国が国家戦略特区地域ということで、スーパーシティという流れがあったそうであります。本県では石垣市が手を挙げて、今、進めているのですが、本当に様々な、今回のまちづくりというところで、近未来都市構想が飛躍的に前進する期待があるということで、政府のこういうまちづくりにも手を挙げたところがあるそうで、スーパーシティということで、丸ごと未来都市、その中であるように、行政の手続も簡素化でき、様々な部分がデジタル化していく。そして交通手段に係る移動、医療、教育という大きな普通の分野でも、最先端のサービスが実現できるようなまちづくりというのも、今、全国では進んでいるそうですので、本市が、今後返還されて、2026年以降ですけれども、新たなまちづくりへのきっかけとなる地域になるのではないかと思っておりますので、今後の進捗も期待しておりますので、鋭意進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨(2)であります。公園整備についてお伺いしたいと思います。①コザ運動公園内の遊び場などの整備についてお伺いしたいと思います。午前中、伊佐議員がアリーナの話をしておりました。アリーナができて、この周辺、アリーナを見ながら、またこのコロナ禍も受けて、コザ運動公園内は結構、前より利用者が増えているのではないかと思っております。子連れの方たちも遊ばせながら来るのですが、公園内でウオーキングとか散歩とか散策をするのですが、若干、子供の遊ぶ場が少ないと思いましたので、今後の整備をどのように進めていただけるのか、お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 こんにちは。午前中に引き続きよろしくお願いします。 質問の要旨(2)公園整備についてでございます。コザ運動公園内のアスレチック広場の遊具につきましては、遊具点検の際において老朽化がひどく、維持・修繕では対応ができないと判定されております。危険性除去のため、遊具の更新が必要になったことから、令和2年度には一部遊具の撤去を実施しております。現在、令和4年度の当該遊具の更新に向け取組を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 参事、御答弁ありがとうございました。遊具の改良の更新が進むということで、次年度以降、早期な取組をしていただけるということで期待しておりますので、今後、アリーナ関連の駐車場もできるので、大きな駐車場もあると、楽しい遊具があればいろいろなところから遊びに来る人も増えますので、また近隣の人のみならず、市内外で楽しみにしているそうですので、早期の遊具の整備をお願いしたいと思います。 同じく公園整備の②で伺いたいと思います。スケートパークの整備についてお伺いしたいと思います。皆様御存じのとおりでありますけれども、東京オリンピック2020で、今回スケートボードが新たな種目になりまして、日本の選手は本当に金メダルが3個、銀メダル1個、銅メダル1個と、様々な今後の新競技に注目をして、先ほどのコザ運動公園内もですけれども、市内、いろいろな公園で、スケートボードをする児童生徒が増えた感じが皆さんもすると思います。様々な自治体においても、スケートパーク整備の声が高まっておりますけれども、その整備についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 スケートパークの整備についてお答えさせていただきます。 スケートパークは、主にスケートボード、インラインスケート、自転車のBMXなどの使用に向けた施設でございます。スケートパークの整備についてでございますが、東京オリンピックの日本選手の活躍により、競技としての魅力や施設整備へのニーズの高まりは認識しております。これまでに、市内3公園において整備をしており、また、コザ運動公園では指定管理者において設置している状況でございます。新たな施設の整備につきましては、老朽化した遊具等の更新や公園空白地域の整備もございますので、今後、財源確保も含め、関係部署と連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 参事、御答弁ありがとうございました。多分数年前ですか、稲嶺議員が質問したときは結構厳しい御答弁だったかと思うのですが、やはり機運が高まったりして、今の時代に沿ってこういうスケートパークは大事だと思っております。このスケートパークの整備が難しいところは、恐らく参事がおっしゃるとおり、公園の整備という部分では遊具であったり、公園内の様々なこともやらないといけないので、厳しいと思うので、今後はスケートボードということで、スポーツの観点からも、また観光とかいろいろなまちづくりの観点からも、いろいろ質問をさせていただきたいと思っています。それは今後にしたいと思います。このスケートボードのイメージが新しく変わったのは、やはり今回のオリンピックだったのではないかと本員は思っております。このスケートボード、例えば子供たちがいろいろなところでやって、注意されるということが多いみたいですが、スケートボードができる場が必要になるということで、全国的にもまだまだスケートパークが少ないということが、課題ではないかとおっしゃっていました。コロナ禍でも、やはり危ないからとか、うるさいからとか、邪魔になるからということでは、今後子供たちがオリンピック選手になるかもしれない可能性を潰すことは、場所の整備でどうにか防げるのではないかと思いますので、全庁的にぜひ検討していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ちょっと急ぎ足になりましたけれども、まだまだコロナの中で御尽力する全ての方々に、本当に感謝を申し上げながら、一般質問を終了したいと思います。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で藤山勇一議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 森山政和議員。 ◆森山政和議員 皆さん、こんにちは。会派にぬふぁ星おきなわの森山政和でございます。 一般質問に入る前に、お礼と所見を述べさせていただきます。本市役所庁舎前正面には、3本の懸垂幕がかかっております。1本目は空手発祥の地、この沖縄から初のオリンピック金メダリストに輝いた、本市出身の喜友名 諒選手です。本員は、決勝の試合後、会場の畳中央で座礼する威風堂々とした姿に鳥肌が立ちました。皆様はいかがだったでしょうか。喜友名選手は、勝利が決まった後も表情を崩さず、畳の中央で正座し深々と一礼。どのようなときでも礼節を尽くす姿は、空手の美しさだけではなく、武道精神のすばらしさを世界に発信しました。喜友名選手、金メダル、本当におめでとうございます。 2本目ですが、これまた本市出身の上与那原寛和選手をたたえるものです。上与那原選手は北京、ロンドン、リオ、東京と、4連続パラ大会に出場を果たし、自身、北京の銀メダルに続く3個目のメダルを獲得しました。パラ陸上車椅子T52、400メートルで銅メダル、同1,500メートル決勝ではスタート直後に3番手に着けると、後続の追随を許さず、順位を守り抜き4位に10秒以上差をつけて堂々の銅メダル獲得でした。決勝タイムの3分44秒17は、5年前に出した自己ベストを5秒も更新しています。まだまだ進化の途中の上与那原選手です。2回目の県民栄誉賞受賞が決まった上与那原選手は、玉城知事とのオンライン対談で、おやじ世代の星と活躍をたたえられると、障がいのある、なしにかかわらず、目標に向けて諦めなければ夢はかなうと。また、練習場を確保してくれた沖縄市関係者など、多くの人のおかげで取れたメダルであり、感謝の言葉しかないと、県民の皆さんにお礼を述べております。コロナ禍の中でパラ出場に向け、仕上げの大事な時期に緊急事態宣言が発せられ、練習場の確保に困っていたところ、快く陸上競技場を練習会場として提供いただきました。そのほかにも、桑江市長をはじめ、観光スポーツ振興課や市当局の皆さんに、物心両面に大変御尽力いただきました。本員も、後援会の一員として感謝申し上げます。大変ありがとうございました。これからも多様性と調和、共に生きる社会づくりを力強く進めていきたいものです。 そして残りの1本は、東京2020に向け、沖縄市体育館で事前合宿をした男子バレーボールフランス代表の金メダル獲得を祝う懸垂幕です。これこそ、国際文化観光都市の名に値する粋な取組であると賛辞を贈ります。 それでは一般質問に入らせていただきます。通告書の7ページをお願いします。質問事項1.学力向上と学校教育について。質問の要旨(1)文部科学省は8月31日、13回目となる「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を公表しました。萩生田文部科学大臣によれば、今回の目的は、「児童生徒の学力の把握、学校現場の指導改善につなぐ」ことに加え、「コロナ禍での学習状況を把握すること」としています。以下、本市の児童生徒の結果についてお伺いいたします。①本県小学6年生国語の平均点は、全国より高い65点であるが、本市の点数と状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 森山政和議員の御質問にお答えいたします。 本市の小学校6年生、国語の平均正答率は沖縄県と同じく65%で、全国64.7%と同水準となっております。学習計画を立てる際、単元を見通した学習計画を児童とともに作成することで、見通しを持った学習ができ、学習内容の理解につながっていると捉えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。 ②本県小学6年生の算数の平均点は、全国より低い69点であるが、本市の点数と状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市の小学校6年生、算数の平均正答率は68%で、県や全国よりやや低い数値となっております。コロナ禍においても、感染症対策を講じながら、ペアやグループでの対話など、他者と協働して学ぶことが学習内容の定着につながっていると捉えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続けます。 ③本県中学3年生の国語の平均点は、全国より低い60点であるが、本市の点数と状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市中学校3年生の国語の平均正答率は、県と同じく60%でございます。全国平均は64.6%ですので、低い値となっております。中学校においても、ペアでの学び合いなど、生徒が主体となる授業へと改善を図っているため、学習内容の理解度が高まっていると捉えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、④本県中学3年生の数学の平均点は、全国より低い52点であるが、本市の点数と状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。
    ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市の平均正答率は50%でございます。県52%、全国平均57.2%より低い値となっておりますが、差が縮まってきております。国語科と同じように、生徒主体の授業へと改善は見られてきており、難易度の高い問題などでは、まだ教師主導の授業スタイルの傾向があると捉えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 この学力テストも13回目となって、小学校の改善がこのところ顕著によくなってきているということを見ているのですが、中学校はまだまだですよね。小学校では学習計画や学習形態を工夫することで、御覧のとおり、全国水準まで到達することができるようになりました。しかし、中学生はまだ5点から7点の開きがあるのです。そういうところ、まだ個別指導の必要性があるのではないかと本員は考えているのですが、どうでしょうか。お伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 中学校の難易度の高い問題を自力で解決するためには、計算の決まりや図形の面積の公式など、中学校につながる基本的な知識技能が、小学校の段階で確実に習得していないのが原因と考えております。中学校になるとさらに増えてくる計算の決まり及び公式などを確実に習得させるためには、教師が教え込むだけではなく、子供に気づかせていくことが大切だと考えております。単に公式を覚えるのではなく、公式を導き出すまでの課程を大切に、子供の気づきを重視した授業を推進していけるように、学校からのヒアリング、それから学校訪問、あるいは校内研修などで、授業の改善につながることを通して、適宜指導助言してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございました。 ⑤授業の理解度を問う質問事項「国語の授業内容はよくわかりますか」との問いに肯定的な本県の6年生は、全国平均より低い81.6%、中学3年生は74.2%であるということですが、ア.本市小学6年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市6年生の肯定的な回答の割合は79.7%で、県と全国よりも低い値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.本市中学3年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市中学校3年生の肯定的な回答の割合は78.7%で、国よりは低い値ですが、県よりは高い数値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.その要因と今後の指導についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 回答の結果より、約2割の児童生徒が肯定的な回答をしておらず、国語の授業内容を理解していないことが考えられます。その対象となる児童生徒は、思考力、判断力、表現力を問う問題だけではなく、漢字や言語など、基本的な知識が身についていない、文章を読む力も弱く、国語科の内容を全体的に理解することができていないと考えられます。そのような児童生徒への手だてとしては、授業の中でのつまずきをしっかり見取り、授業の中で適切な支援を行うことや、授業と連動した家庭学習を継続して行うことで、基本的な知識が定着できるように、家庭との連携も密にしてまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございます。 続きまして、⑥です。上記⑤に同じく「算数・数学の授業内容はよくわかりますか」との問いに肯定的な本県の6年生は、全国より低い82.5%、中学3年生は70.1%であるという結果が出ていますが、ア.本市小学6年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市6年生の肯定的な回答の割合は81.8%で、県、国より低い値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.本市中学3年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市中学校3年生の肯定的な回答の割合は74.1%で、県よりは高く、国とほぼ同水準の数値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.その要因と今後の指導についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 国語と同じように、約2割の生徒が肯定的な回答をしておらず、その対象となる児童生徒は、四則計算や図形の定義など、基本的な知識・技能が定着していないため、算数や数学の内容が定着していないと考えております。今後も、学習支援員を授業以外でも有効活用して、個別指導を充実させたり、児童生徒の気づきを大切にした授業実践を推進してまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、小学校、中学校の児童生徒の国語と算数、数学の授業内容についてお伺いしましたけれども、両方とも約2割の生徒は授業が分からないと言っているわけです。ということは、毎時間子供たちは、小学校6年生は35人学級として約7人、中学校は40人学級として約8人の子供たちが、毎時間の授業が分からない。でもそのまま授業が進んで終わる。その手だてはどこでやっているのか。やっていないから力がつかないという悪循環になっているのです。先生方も一生懸命授業をなさっている。子供たちも一生懸命分かろうと努力しているけど、その中で、両方とも2割ほどはこういう結果が出るわけです。だから今、指導要領が言っている指導と評価の一体化をどう進めていくかということが、本員は課題ではないかと思います。だから子供たちが授業の中で分からないと発見するのは、やはり授業の中での評価、子供を評価する時間が取られていないのではないかと、本員はそう考えるのですが、そういうところをもう少し、教育委員会としても研究していく必要があるのではないかと思います。 続きまして、⑦コロナウイルス感染拡大に伴う休校期間中に関する質問「勉強に不安を感じたか」の問いについて。ア.本市小学6年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市の小学校6年生の「不安を感じた」と回答した割合は52.1%で、県と国よりは低い値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.本市中学3年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市中学校3年生の「不安を感じた」と回答した割合は63.6%で、県と国より高い数値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.要因と具体的指導についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 小学校と中学校で10%以上も差があることは、中学校3年生は高校受験を控えており、高校入試の試験範囲の学習内容の理解に不安を感じている生徒が多いと考えられます。今後においても、普段から自分に必要な学習を自主的に行うことの重要性を実感させ、自己調整力を身につけさせていければと考えております。また、臨時休校を想定して、タブレット端末を活用したオンライン学習の仕方も身につけていきたいと考えております。現在、中学校において午後の授業をオンライン学習で行うところも出てきております。小学校も含めてタブレット端末活用を推進しているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、オンライン学習のことが出ましたけれども、これまでオンライン授業にまだ取り組んでいなくて、子供たちも先生方も使い方に戸惑っているようですけれども、本市でも、あまり焦らず、しっかりとオンライン学習についてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ⑧休校期間中「計画的に学習を続けられたか」の問いについて。ア.本市小学6年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市6年生の「計画的な学習を続けられた」と回答した割合は59.1%で、県と国よりも低い数値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.本市中学3年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市中学3年生の「計画的な学習を続けられた」と回答した割合は42.9%で、県と国より高い数値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.その要因とこれからの具体的な指導についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 小学校では、学校から与えられた課題に取り組むことはできているが、自分に必要な学習を計画的に行う児童は少ないため、全国より低くなっていると考えております。中学校においては、昨年度から家庭学習振り返りシートなどを活用して、自学自習の力を育成する取組を行っている学校がございます。計画的な学習が全国よりも高くなっていると考えております。今後も、小学校から計画的な学習の力を身につけさせるために、また、学校から与えられた課題と自主的な学びを両立させた家庭学習を推進してまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、中学校の全国との差がプラス5.3ということで、3%高いです。なぜかというと、家庭学習振り返りシートを活用していると。こうやっていいところを小学校にも紹介していって、小学校の子供たちが、自主学習ができるような取組もぜひ必要ではないかと思いますので、よろしくお願いします。 それでは続きまして⑨「就学援助を受けている児童生徒の割合について」、学校への調査では「50%以上」と回答した本県小学6年生は7.5%に対し全国平均は1.9%。本県中学3年生は4.3%に対し全国平均は1.9%であるという結果ですが、ア.本市小学6年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市の小学校への調査で、就学援助を受けている児童が50%以上と回答した割合は6.3%で、県よりは低い値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.本市中学3年生の割合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 本市の中学校への調査で就学援助を受けている児童が50%以上と回答した割合は0%でございました。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、小学6年生が6.3%ということは1校でしょうか。中学3年生は援助を受けているところはないということですが、一般的に就学援助と学力とか教育環境に関係があるのではないかという方もいますけれども、ウ.就学援助の割合と学力・学習環境の相関関係について、あるのかないのか。どうでしょうか。お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 全国学力・学習状況調査の「学習塾や家庭教師の先生に教わっていますか」という質問項目で、就学援助を受けている児童生徒が多い学校は「教わっていない」という回答の割合が高かったことから、就学援助と学習環境には、相関関係があることが考えられます。しかし、就学援助を受けている割合と学力に関しましては、個人差もあり、相関関係があるかという断定ができないものと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 先ほど、小学校が1校6.3%、中学校は「50%以上」はないということでしたが、本市の児童生徒の就学援助を受けている割合はどれぐらいあるのでしょうか。お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和2年度の割合でございますが、小学校が29.7%、中学校が33.6%、約3割の児童生徒が就学援助を受けている数値となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございました。 続きまして、⑩「全国学力・学習状況調査」の目的は、児童生徒の学力を把握して学校現場の指導改善につなげるとある。総合的に鑑みて、本市児童生徒の課題解決に向けた取組について、教育委員会の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 全国学力・学習状況調査の児童生徒質問紙の結果から、本市児童生徒は、粘り強く問題に取り組む姿勢に課題があると捉えておりますので、スモールステップなどで課題を解決していく課程を大切にし、児童生徒主体の授業を実践することで、児童生徒の学習意欲を向上させられるよう努めてまいります。また、1時間の授業の中で、児童生徒の学習の状況を的確に見取り、次の授業に生かすという指導と評価の一体化について、各学校の校内研修などで確認して、共通実践できるように支援してまいります。さらに、学習支援員や中学校放課後学習支援ひやみかち教室を有効に活用し、個への指導と学級でのペアやグループ活動など、協働的な学びを充実させることで、多様な子供たちの資質・能力を育成してまいります。誰一人取り残すことがない学校教育を推進するために、子供への声かけ、関わりなど、子供理解・支援を全校で共通理解、共通実践できる体制を築いていけるよう学校を支援してまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 午前の伊佐 強議員の質問の中にも不登校が多いということがありました。公教育の責任として、やはり子供たち、先ほど指導部長がおっしゃったように、誰一人取り残すことがないように努めていくということで、これこそ公教育の責任ではないかと思うので、先ほどから指導部長もおっしゃっているように、学校現場では、学校で実践することについて、指導することについては、その場で評価をして、指導をしたら評価をする。評価をしたということは結果が出ますから。その結果をいかに次のステップへつなげていくかという、そういうサイクルがしっかりできるように、ぜひ行政側からも指導していく必要があるのではないかと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.道路行政について。質問の要旨(1)南桃原3丁目4番、桃原線と県道24号線球陽ストリートが交差する三差路信号機(押しボタン式)についてです。南桃原自治会から見直しの要請文書が提出されておりますが、①南桃原自治会からの要請後、現地調査についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 こんにちは。森山政和議員の一般質問にお答えいたします。 令和3年8月23日付で、南桃原自治会から要請がありました南桃原3丁目4番付近の桃原線と県道24号線が交差する三差路に設置された信号機の要請につきましては、8月24日午後4時頃、現場調査を行ったところ、県道の交通量が多いため、市道から県道へ右折しようとする車両の運転手が、信号機の押しボタンを押すなどの現場の状況確認を行っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 現場調査ありがとうございました。 ②当交差点は、歩行者専用の手押し式信号機と車両用信号機が同一のため、両方の安全性に支障を来しております。歩行者や運転手から要請の多い定周期式信号機への切替えについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 県道24号線と交差する三差路に設置された押しボタン式信号機につきましては、自治会からの意見聴取とともに、交通量や三差路の状況を踏まえ、沖縄警察署へ進達を行っております。御質問の定周期式信号機への切替えにつきましては、沖縄県警察本部で、各警察署から提出された要望上申について、内容の検討、予算措置等が行われ、公安委員会への規制上申により、最終的な決定が行われることになります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 よろしくお願いします。 質問の要旨(2)です。これについては、途中、横断歩道及び停止線がありますけれども、本員の確認不足で、横断歩道についてはありませんでしたので、ここは削除させてください。 質問の要旨(2)平成29年10月、南桃原自治会より南桃原4丁目35番・36番付近の十字路への停止線の設置要請が提出されております。①要請の進捗状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 平成29年10月10日付、南桃原自治会から要請がありました南桃原4丁目35番・36番付近の停止線の設置要請につきましては、同年10月25日付、沖縄警察署へ進達を行っております。また、沖縄警察署は平成29年11月2日付で、沖縄県公安委員会に上伸したとの回答がございました。現在の進捗状況につきましては、令和3年度内の工事に向け調整を行っていると伺っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ただいまの部長の答弁で、今年度の工事に向けて調整中ということで、大変ありがとうございます。この辺りは安全運転学校中部分校があって、特に朝、すごく、受講者の皆さんの車とか、そこを渡る皆さんが多いものですから、ぜひ早めの停止線の設置をお願いしたいと思います。 続きまして、質問事項3.障がい者スポーツの向上と環境整備について。質問の要旨(1)スポーツ庁の調査によると週1回以上の運動実施率は成人健常者が59.9%、成人障がい者は24.9%で国が掲げる目標の40%程度には遠く及ばないという調査があるようです。①障がい者が専用または優先的に使える本市スポーツ施設の有無と必要性についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 森山議員の御質問にお答えいたします。 本市体育施設におきましては、障がい者専用及び優先施設となっている施設はございませんが、沖縄市立総合運動場体育施設におきましては、障がいの有無にかかわらず、高齢者から子供まで、誰もが御利用いただけるようバリアフリーの対応に取り組んでおります。また、障がいのある方には、利用する際に利用料金の減免を行うなど、利用しやすい環境づくりに取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ②障がい者スポーツ施設の建設計画についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現時点で、本市において障がい者スポーツ施設の建設の計画はございません。本市陸上競技場は、一般市民のほか、国のトップアスリートの合宿や上与那原選手を筆頭に、様々なパラスポーツの陸上競技等の練習場所や、パラリンピックの事前合宿等に利用されている実績がございます。また、利用する際には専用利用や他利用者との利用時における動線の配慮などを行っておりますので、今後におきましても、年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが利用しやすい環境の整備に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 本員がこの質問をしているのは、全国的にも健常者の半分ぐらいしか施設を活用していない。そういうことで、今、部長から答弁がありましたように、本市はいろいろな、バリアフリーとか健常者も障がい者も使える、同じように使える道具を用意している、器具を用意しているとか、いろいろとそういう配慮がありますけれども、全国的な割合からするとまだまだだと思います。本市はどうなっているか。質問にしていないのですが、本市も全国と同じように低いのではないかと思うものですから、だからそういう、本市の陸上競技場にはこういう施設があります。便利な施設があって、次に質問しますけれども指導員もおります。ですので、大いにどんどん活用してほしいという、そういう告知をぜひやって、障がい者の皆さんの体力向上につながるようなそういう取組をしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、今、少しやりましたけれども、③障がい者専門の体育指導員やコーチの人数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市における公認障がい者スポーツ指導員の登録者数は30人となっております。また、沖縄市スポーツ推進員の中でも1人が障がい者スポーツ指導者資格を保有しており、その他のスポーツ推進員におきましても、障がい者スポーツのバレーや卓球などの運動講座を受講するなど、障がい者スポーツの指導を行える体制づくりに取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 暫時会議時間の延長をいたします。 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ④沖縄市体育協会への「(仮称)障がい者スポーツ専門部」設置について、第384回定例会教育長答弁「近々実現に期待している。」第398回定例会教育部長答弁「早期に体育協会内に障がい者スポーツ専門部を新設できるよう支援する。」との答弁がありました。本員が平成25年にこの提言をしてからいまだ実現に至っていません。ア.それぞれの答弁に間違いはないかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。
    ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 障がい者スポーツにつきましては、専門部設置に向けて、沖縄市体育協会と協議を重ねてまいりました。その結果、令和3年4月1日に沖縄市体育協会から沖縄市スポーツ協会と名称を改めまして、4月1日より、新たにパラスポーツ専門部を新設しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今の部長の答弁で、今年の4月付で沖縄市体育協会が沖縄市スポーツ協会へ名称を変更したこと、そして長年の課題でありました障がい者スポーツ専門部会改め、パラスポーツ専門部会として新設されたということを、本員は今、知りました。大変失礼しました。それで、本員同様、この障がい者スポーツの面倒を見ている事務局でさえ知らなかったのです。そこで、パラスポーツ専門部が設置されたことを知らない競技者がほとんどのはずです。これはなぜですか。それと、今後の周知等について、どのように行うのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 令和3年4月1日に沖縄市スポーツ協会にパラスポーツ専門部が新設されましたが、沖縄市スポーツ協会では、パラスポーツ専門部の設置に当たり、障がい者スポーツの関係者と連携をしながら取り組んだと伺っております。しかしながら、昨年度から新型コロナ感染症拡大の影響を受けまして、総会や専門部会の会議を書面で行うなど、市スポーツ協会の活動も様々な制約を受けながら活動を行ってきたことから、これが、周知が行き届いていない要因となったのではないかと考えております。したがいまして、今後は市スポーツ協会において新設されましたパラスポーツ専門部を中心に、パラスポーツへの競技支援や、障がい者スポーツの普及について、市としても連携を行い、活動の周知にも取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今のパラスポーツ専門部が新設されたこととか、沖縄市体育協会が沖縄市スポーツ協会に名称変更したとか、そういうのを早めに、決まった時点で、4月に名称変更が決まったのですから、もうすぐ10月になりますから、その期間、本員は知らなかったです。すみません。そういうことで、ぜひ告知をしっかりなさっていただきたい。本員も知っていれば、この質問はしなくてよかったと思います。ありがとうございました。以上をもちまして、森山政和の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で森山政和議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時51分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時04分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。会派にぬふぁ星おきなわ、屋富祖です。一般質問に入る前に所見を短くお話しさせていただければと思います。今回の一般質問通告書を見てみますと、多くの議員の方たちが新型コロナウイルス関連の一般質問を上げております。本員も新型コロナウイルス感染の件で一般質問を上げました。2020年ですか、最初に国内で新型コロナウイルス感染症が確認されてから。あれから約1年8か月たっております。当初は、そんなに、この感染症が大きな問題になると、長期化すると本員は思っていませんでしたけれども、この先がまだ見えない中、非常に世の中は厳しい状況が逼迫して続いていますけれども、我々教育福祉委員会で、6月に、今回、沖縄市営体育館で接種状況を確認することができました。そのときに、接種会場に行ったとき、本員たち委員会は、みんなかりゆしウェアを着て行ったのですが、待機している市民の皆さんとか、「何だろう、この人たちは」と。そういう目で、緊急性のある場所に、我々が体育館に入っていって、担当の方たちから丁寧に説明をいただきましたけれども、不安そうな市民の顔を見ますと、非常に複雑な思いで視察をしました。それから、市職員の皆さんが、本当に一生懸命になって頑張っている姿、あの姿を見ると、本当に大変だなと、先ほどの伊佐議員の一般質問でもありましたけれども、過重な業務、部長からはそういう過剰な業務はほとんどさせていないということでありましたけれども、本当に厳しい職員の姿、本当に感謝申し上げます。今、コロナ禍の世の中で、町なかでは「医療従事者感謝」、「ありがとう」とメッセージが書かれた横断幕とか、窓枠に大きなメッセージを書かれているところもありました。本員は、医療従事者とか保育従事者とか、多くの人たちが、やはり感染リスクの高いところの人たちというのは、本当に大変だなと。しかし、沖縄市の職員の皆さんも本当に大変だなと思っています。これを本員は今日、感謝というか励ましのメッセージを考えて、ネットで調べたのですが、なかなか感謝の言葉を文章にするのが苦手で、本員の思いが入っている似たようなメッセージがあったので読ませていただきます。「コロナ禍の大変な中でも、私たち市民のために身を粉にして働いてくださっていることに心から感謝しています。行政のサービスに対しての苦情や不満を口々にする方もおられるかもしれません。先日、給付金の申請のために市役所を訪れました。その際に、職員の皆さんが親切にしてくださり、一生懸命に働いておられる姿を見ました。正直、私も給付金の行政手続などに関して、もう少しスピーディーにできないのかと感じつつもいたのですが、限られた職員の数の中で懸命に働いておられる姿を見たとき、その感情は感謝に変わりました。私の好きな言葉に「愛には恐れがなく、完全な愛は恐れを締め出す」という言葉があります。御自身や家族への感染リスクを抱えながらも、懸命に市民のために働いてくださっていることに、心から感謝しています。引き続き、市民の安全な暮らしのため、どうぞよろしくお願いいたします。」これが本員の思いであります。 それでは一般質問に入らせていただきます。今日は、一般質問初日4番目であります。本員がフルスイングで一般質問をいたしますので、ホームランになりますように頑張らせていただきます。それでは通告書の10ページ、質問事項1.新型コロナウイルス感染症について。質問の要旨(1)本市においてのワクチン接種状況について。①年代別の接種率についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 屋富祖 功議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄県がまとめている沖縄市の年代別の接種率を9月13日時点でお伝えいたします。90歳以上では、1回目84.36%、2回目79.57%。80歳代では、1回目88.01%、2回目82.16%。70歳代では、1回目89.22%、2回目84.91%。60歳代では、1回目76.61%、2回目66.88%。50歳代では、1回目59.97%、2回目34.85%。40歳代では、1回目44.42%、2回目23.62%。30歳代では、1回目36.66%、2回目18.76%。20歳代では、1回目30.65%、2回目15.38%。10歳代では、1回目25.96%、2回目12.67%となっております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 どうもありがとうございます。このデータから見ても、やはりまだ20代、30代の若い方たちの感染の状況があまり思わしくないと思います。 続きまして②ワクチン接種率向上に向けた取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 8月上旬に届いた国の通知において、8月末から10月上旬までに各都道府県の12歳以上、人口の8割に2回接種できるように、必要な量のワクチンの割当てが現在示されております。また同時期に、沖縄県が10月末までに全住民の1回目の接種率が70%以上という方針を出したため、本市ではこれまで実施してきた接種計画を見直し、9月に2日間を沖縄アリーナで、10月以降は、会場を沖縄県総合運動公園体育館へ変更し、1回目接種を約1,000人規模での開催を計画しております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(2)感染者の状況、対策、課題についてお伺いいたします。①年代別の感染者についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 屋富祖 功議員の一般質問にお答えいたします。 本市の令和3年6月から8月の月ごとの陽性者についてお答えいたします。6月は462人で、年代別の割合は10歳未満と10代を合わせて25%、20代と30代で27%、40代と50代で25%、60代と70代で17%、80代以上は6%でございます。7月は481人で、10歳未満と10代で22%、20代と30代で45%、40代と50代で23%、60代と70代で6%、80代以上は4%でございます。8月は2,235人で、10歳未満と10代で25%、20代と30代で40%、40代と50代で24%、60代と70代で8%、80代以上は3%でございます。高齢者のワクチン接種が進んだことで、7月以降の高齢者の感染者割合は減少しましたが、感染力の高いデルタ株の影響により、若い世代の感染者割合は増加しております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 続きまして、②感染者の療養状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 市町村別の療養状況につきましては、公表されておりませんので、沖縄県全体の療養状況についてお答えいたします。また、自宅療養者数は日々変動がございますので、6月から8月までの末日時点の療養者数をお答えさせていただきます。6月30日の療養者数は、合計で1,129人、うち自宅療養中が343人、7月31日の療養者数は2,513人で、うち自宅療養中が940人、8月31日の療養者数は6,294人で、うち自宅療養中は3,009人でございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今の答弁からしますと、6月30日が343人、7月31日の時点で940人、8月31日の時点で3,000人余っているという答弁です。その3か月間で、約10倍近く療養者が増えているわけです。実は本員も、家族に感染者が出て、濃厚接触者ということで、約3週間ですか、本員の息子が感染して、本員は濃厚接触者になったのですが、自宅で療養しているときでも、本人1人にすることができないんですよね。もう、同じ一つ屋根の下にいながら、電話でのやり取りなのです。食事も扉のところに置いたりして、そのようにやって、どうしても外に出て1人にしないといけないこともあったのですが、そういうのを見てみますと、非常にただごとではないと。若者がここまで意識がまだないのが、本当にどうやって周知させればいいのか、今後の課題だと思いますけれども、この3週間近くで体重が7、8キロも落ちるぐらいやせ細っておりました。今はもう完全に治って、仕事にも行っていますけれども。 続きまして、③自宅療養者に対する生活支援についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 本市での自宅療養者に対する生活支援といたしまして、新型コロナウイルス感染症の陽性者となり、自宅で療養中の方で、親せきや知人から支援を受けることが困難な市民に対し、県の配食サービスの支援が始まるまでの期間分として、日用品や飲料品等を置き配する、沖縄市新型コロナウイルス感染症自宅療養者支援事業を行っております。また、同事業では、血中酸素飽和濃度を測るパルスオキシメーターにつきましても、希望する方や必要と思われる自宅療養者に対し、貸出しを行っております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。支援を受けることが困難な市民に対して、県の配食サービスの支援が始まるまでの期間分は本市がやるということですけれども、この事業は、例えば誰が配達しているのか。市の職員がやるのか。それから、本員のところに相談がありまして、そういう配達をボランティアで手伝いたいという方も出てきていました。この事業は、今、誰がどのように配達しているのか、教えてください。それから、ボランティアの方たちが手を挙げてきた場合には、やることがあるのか。協力したいという方がいた場合に手伝うことがあるのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 本事業につきましては、市の市民健康課で担当しておりまして、市民健康課のほうでいろいろ事情を聞いて、自宅の前であったり、どこに置きますねという約束をして、職員がその日のうちに自宅に配達している形となっております。議員お尋ねのボランティアに関しましては、こちらのほうでは受け付けておりませんけれども、社協でも似たような事業をやっておりまして、2週間でしたので終了しているかと思うのですが、先週いっぱいでしたが、今後、こういう活動でボランティアを受け付ける体制を検討したいというお話は伺っております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今、市のほうではボランティアを受け付けてはいないと。ただ、やはりこういう状況の中で、お互いが支える、助け合うというのが、もう市民から手を挙げてきているわけですから、何らかの手伝い、ボランティア精神のある方たちが、やはりお互いを支え合う意味でもやりたいと。何らかのボランティア活動をしたいというのであれば、いいですと断るのではなく、何かポジションというか、与えていただければと思っております。 続きまして、④家庭内感染を防ぐための対策についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の家庭内感染を防ぐために、本市では令和2年8月より家庭内感染拡大防止事業を実施しております。事業内容といたしましては、濃厚接触者または濃厚接触者の同居家族の家庭内感染を防ぐための自主隔離として、ホテルに宿泊する費用について、1人当たり1泊5,000円を上限とした支援を行っております。ホテルは、本市と協定を結んでいる市内5か所のホテルとなります。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今の説明では、市内では5つのホテルが本市と協定を結んでいるという答弁でありますけれども、今の5つのホテルで部屋は足りているのか。これも市民からの相談でありましたけれども、ホテルを経営している方がいまして、うちのホテルを何らかの形で活用してもいいというような相談でした。ホテルと言っても自動車ホテルだったのですが、そういうところでも活用が可能なのか。療養とか、それでも活用できるのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 現在のところ、今の5か所のホテルで部屋数は足りております。今後につきましても、担当課と調整をさせていただいて、登録できるかどうか、対象とするホテルも市の協会といいますか、そちらのほうに加盟しているところと限定されておりますので、担当課と調整させていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。先ほども言いましたけれども、やはり何か力になりたい。困っている人がこんなにたくさんいるわけですから、そういう人たちを、無駄と言ったら言葉は悪いですけれども、大事にしていただければと思っております。 続きまして、質問の要旨(3)新型コロナウイルス感染症の今後の課題について。①本市のPCR検査の取組状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 本市におけるPCR検査の状況といたしましては、国や県の事業も合わせて、市内宿泊業、飲食サービス業従業員等へのPCR検査、市内小中学校、特別支援学校での学校PCR検査、保育・幼稚園職員へのPCR検査などがございます。また、従来より県に要請を行っておりました本市へのPCR検査機関の設置につきましては、9月1日より沖縄県総合運動公園内駐車場において、沖縄県接触者PCR検査センターがスタートし、濃厚接触者に該当する方の行政検査が行われております。開始当初、1日200件の検査件数でしたが、現在では1日300件に拡張されております。現在、8月のピーク時と比べ、新規陽性者が減少しつつあり、病院等でもPCR検査が受けやすくなっておりますが、PCR検査機関の設置や検査の充実について、引き続き県や関係機関と調整を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 続きまして、②社会福祉協議会による特例貸付の申請件数と期間についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 令和2年3月25日より新型コロナウイルス感染症の発生による休業や失業等により、一時的または継続的に収入が減少した世帯を対象として、生活福祉資金貸付制度における緊急小口資金及び総合支援資金の特例貸付が社会福祉協議会を窓口に実施されております。緊急小口資金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、休業など収入の減少があり、緊急かつ一時的に生計維持が困難となった世帯を対象とした少額の貸付けで、貸付額は最大1世帯20万円以内となっております。令和2年3月25日から令和3年9月3日までの貸付け決定件数は5,540件となっております。 次に、総合支援資金につきましては、失業や収入の減少が長期にわたることで、日常生活の維持が困難な場合に、生活再建までの一定期間に必要な生活費用を貸し付けるもので、単身世帯が月額10万円以内、2人以上の世帯が月額20万円以内、貸付期間は3か月以内となっております。令和3年9月3日現在の貸付け決定件数は4,943件となっております。なお、令和3年6月末までの間、総合支援資金の初回貸付けの3か月目において、日常生活の維持が困難な状況が続く場合、3か月以内の延長貸付けの申請受付が実施されており、その実績は、9月3日現在で2,570件となっております。また、令和3年2月19日より総合支援資金の貸付けが終了した世帯を対象に、総合支援資金の再貸付が開始され、最大3か月の資金交付が可能となっており、その実績は9月3日現在2,161件となっております。以上の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急小口資金等の特例貸付につきましては、償還初年度において、なお所得の減少が続く住民税非課税世帯に対しては、償還が免除されることとなっております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 質問の要旨(4)コロナ禍前と現在の生活保護の申請状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 生活保護の申請件数について、コロナ禍前につきましては、令和元年度のデータを基にお答えいたします。なお、件数につきましては世帯数となります。令和元年度の生活保護の申請件数は497件、月平均41.4件、令和2年度の生活保護の申請件数は542件、月平均で45.2件、令和3年4月から8月までの生活保護の申請件数は242件で、月平均48.4件となっております。令和元年度と令和3年4月から8月までの申請件数を月平均で比較すると、令和3年4月から8月までの申請件数のほうが7件多くなっております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。令和元年度の生活保護の申請件数は497件、令和2年度が542件、令和3年度は4月から8月、5か月間で242件。コロナ禍前と今とでは大幅とは見えないのですが、申請件数は増えてきていますね。 再質問いたします。コロナ禍前と現在の生活保護の申請から、保護開始に至った件数をお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 令和元年度の生活保護の申請件数は497件で、保護開始件数は448件でございます。令和2年度の生活保護の申請件数は542件、保護開始件数は465件でございます。令和3年4月から8月までの生活保護の申請件数は242件、保護開始件数は211件となっております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 どうもありがとうございます。 再々質問になりますけれども、よろしくお願いします。コロナの影響によって、生活保護の申請件数と保護開始に至った件数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 コロナの影響による保護申請件数と開始件数につきまして、令和2年度のコロナ影響関係の申請件数は45件で、うち年度内の保護開始件数は31件となっております。令和3年4月から8月までのコロナ影響関係の申請件数は15件、うち保護開始は14件となっております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 どうもありがとうございました。本当に市民の方たちも、職を失ったり、そういう方も増えてきていると思っています。本員も身近に、これまで長く夜の仕事をしていたお母さんがいまして、その仕事ももう閉めなくてはいけないということで、生活保護をどうにか受けられないかということで相談がありました。そういう方というのは、コロナ禍の中ではどうしても増えていくと思いますので、その辺はしっかり調査して、一時的と言ったらあれですけれども、コロナが落ち着くまではどうにかできないかと本員は思っておりますので、この辺を検討していただければと思っています。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.貧困対策についてお伺いします。質問の要旨(1)「若年妊産婦の居場所」についてお伺いいたします。①施設の概要と目的をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 若年妊産婦の居場所は、平成30年7月に一般社団法人沖縄県助産師会母子未来センター内に開所いたしました。開所後、徐々に利用者が増え手狭になったことから、令和2年5月に賃貸住宅へ移転しております。居場所の目的ですが、妊娠・出産・育児に関する相談、指導等を行うことで、若年妊産婦が家庭や社会から孤立することなく、安心安全な居場所で産前・産後が過ごせるよう支援するとともに、安定した生活を営むための自立の支援を行うことを目的としております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 続きまして、②若年妊産婦の支援をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 若年妊産婦の居場所は、通常は平日の10時から19時まで開所し、助産師、保育士、栄養士、社会福祉士が専従のスタッフとして常駐しております。居場所での支援は、妊娠・出産・育児などの相談指導や生活指導、食事の提供、就学・就労の相談・調整、自宅と居場所の送迎などを行っております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 続きまして、③開所からこれまでの実績(各年度)をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 若年妊産婦の居場所の実績ですが、開所した平成30年度は、利用者数15人、利用者の子供の数9人、令和元年度は、利用者数27人、利用者の子供の数28人、令和2年度は、利用者数34人、利用者の子供の数39人となっております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今回本員がこの一般質問を取り上げたのは、これは沖縄市ではないのですが、若いお母さんが出産後、粉ミルクを買うお金がないと。粉ミルクを買うお金がなくて、赤ちゃんに通常のミルクの量というか、適量以上に薄く飲ませているというお話がありました。赤ちゃんに粉ミルクを水の状態というか、水の量が多いと、やはり赤ちゃんの成長を妨げるというか、栄養が行き届かないわけです。もちろん本当に困っている親子なので、お母さんもまともにご飯を食べていないのではないかと。そうなったら栄養分、母乳も出なくなる。そういう方がいるという相談がありました。本市として、こういう実態を調査したことがあるのか。この状況が分かるのであればお聞かせください。 ④栄養の支援を必要とする乳児の現状を把握しているかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 居場所を利用している若年妊産婦の子供については、居場所のスタッフが栄養や発育状況を確認し、サポートをしております。1歳までに2回実施します乳幼児健診では、身体測定、問診での聞き取り、医師の診察を行い、栄養や発育状況を確認しておりますが、体重増加不良がある子が年間6人程度把握されております。また、子育て世代包括支援センター結ぽ~とへ相談があった方や、保健師、家庭児童相談員が支援する家庭、産科医療機関等からの支援依頼があった方などは、子供の状況などについて、確認を行うようにしております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。今日の琉球新報を見た方もいると思います。たまたま、本員が一般質問で上げた内容がちょうど記事になっています。それも一面に大きく載っています。ちょっとこれを読ませていただきます。ミルク支援、広がる輪。困窮家庭に無償提供。経済的な事情で赤ちゃん用の粉ミルクを買えない家庭を支援しようと、県内で取組が広がりつつある。ボランティアや行政窓口、薬局、フードバンクセカンドハーベスト沖縄などが連携する、「ベビーミルク支援プロジェクト」と言うそうです。主に、生後すぐから1歳半までの赤ちゃんがいて、経済的に困窮する家庭に無償でミルクを届ける。全国的にもあまり例のない、ミルクをメインにした支援だそうです。令和3年度ですが、沖縄市の若者の生理用品支援事業というのが行われました。これは本員も、非常にすばらしい事業だと。正直、市長、この事業は、これはもう大ファインプレーです。この事業を真似て、真似てと言ったら語弊ですが、ほかの市町村まで飛んで、こういう事業を広げていっている。本当にすばらしい事業。本員たちが分からないところ、若い人たちの生理用品の実態が今まで分からなかったのです。それを調査すると、本当に小学校、中学校の子供たちは生理用品で困っていて誰にも相談できないのか。それを、沖縄市が真っ先に取り入れたということは、本当にすばらしいことだと思います。 本員が今回、粉ミルク支援、これも似たような、本当に困窮者、困っている人たちや、まだ実態調査はしていないとおっしゃっていましたけれども、真っ先にそういうものも取り入れる必要があるのではないかと思います。本市でも似たような事業がありますよね。沖縄市多胎児育児支援員派遣事業。これは1歳未満の多胎児、双子、三つ子を養育して、育児への協力が不足している御家庭へ、育児支援員を派遣して、育児に関する支援を行うと。ほかを調べてみますと、宜野湾市が母子栄養強化事業というのがあります。直接担当課に電話をして、どういう事業内容なのかを問い合わせてみました。そうしますと、事業の内容が、栄養の支援を必要とする乳児を対象に栄養の補給としてミルクの支給を行っている。生後4か月目以降で、支給決定した日の翌日から1歳に達した月の末日まで支給される。これは支給対象が被保護世帯、市町村民税非課税世帯、所得税非課税世帯、これが対象だと。ただ、これに書かれていないのは、電話で確認が取れたのですが、先ほど答弁でもありましたように、健診のときに、平均の体重、体重の何%かは確認していないのですが、その平均の体重よりやせている子供に対しても支給すると。実際、この対象者はどれぐらいいるのかと聞いたら、年間、本当に僅かな方でした。ただ、やはりその僅かな方でも、命を助けるという意味では非常に大きな事業だと思っております。 ⑤に行きます。栄養の補給としてミルクの支給が必要と思うが見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 経済的に困窮し、ミルクの購入に困っている家庭からの相談は、年3、4件ほどございますが、備蓄品の活用や社会福祉協議会等の関係機関からの提供品、寄附された品を利用することで粉ミルクの支援をしてきております。今後も、備蓄品の活用や関係機関、民間団体の支援、寄附金等を活用しながら、これまでどおり困っている御家庭へ支援していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。寄附金とかを活用していくという答弁でありますけれども、ぜひ実態をまず把握していただきたい。その実態に合った事業を展開していただきたいと本員は思っております。ぜひよろしくお願いいたします。それからもし、今日の琉球新報の記事を読まれていないのであれば、ぜひ読んでいただいて、どういう事業なのかを確認していただければと思っております。よろしくお願いします。 続きまして、質問事項3.児童の居場所づくりについて。質問の要旨(1)沖縄市児童館整備計画についてお伺いいたします。①美里中学校区(2施設)建設計画の進捗状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 (仮称)美里中学校区児童館の進捗状況につきましては、令和2年度に基本計画を策定しており、美里中学校区は範囲が広いことから、北美小学校区と美里小学校区のそれぞれに児童館を整備する予定でございます。北美小学校区の児童館につきましては、現在、優先順位の高い建設候補地において、地域自治会と連携して地権者の方との調整を行っているところであり、調整が整い次第、基本設計に取り組んでまいります。また、美里小学校区の児童館につきましては、基本計画の中で建設候補地を選定しており、今後は、用地や財源等が確保できるように調整しながら、地域自治会と連携し、事業を進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。美里中学校区児童館基本計画を見せていただきました。概要ですけれども、本市では児童館ガイドラインに沿って平成26年沖縄市児童館整備計画を策定し、その中で一小学校区ごとに1か所の児童館機能を備えた施設の設置が望ましいが、当面、一中学校区ごとに1か所を目指すことにしている。これをスタートしたのが、平成6年に安慶田中学校校区、平成12年に美東中学校校区、平成26年に山内中学校校区、平成30年に宮里中学校校区の4中学校が開所している。今回、5中学校区目の整備となるのが美里中学校区の計画。美里中学校校区は、範囲がほかの中学校に比べて広く、児童館の主な利用者がいる小学校は北美小学校及び美里小学校の2か所で、中間地点に児童館を整備すると小学校から遠くなり利用が厳しくなる。そのため、児童館は小学校の近くに整備することが望ましいことから、両小学校に整備する方針を決定している。先ほどの答弁でも、やはり美里中学校校区というのは、コザ十字路、美里1丁目から北のほうは池原の、あれは栄野比の交差点の近くですから。石川バイパスの手前までが美里中学校校区になります。コザ十字路からそこまでの距離が6.2キロぐらいあります。逆に嘉手納町側には、白川地域、そこからもかなりの距離があるわけです。市が計画しているのは、本来なら小学校校区ごとに1つの施設を造ると。だけど今は、中学校校区に1つ造る。平成6年からスタートしています。約二十八年か九年たっているわけですけれども、まだ美里中学校校区の計画、スケジュールがはっきり出ていないわけです。 再質問になります。先ほど、実施設計のお話もありましたけれども、北美小学校校区で建設のスケジュール、そして美里小学校校区の建設のスケジュール、どこまで進んでいるのか。美里小学校校区に関しては、土地の確保はどのようになっているのか、教えていただけますでしょうか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 北美小学校区の児童館の供用開始時期につきましては、令和3年度に基本設計を行い、令和4年度に実施設計、令和5年度に建設工事、令和6年4月に供用開始を予定しております。また美里小学校区の供用開始につきましては、用地や財源等が確保できるように、地域自治会や地権者の方と調整しながら、できる限り早い段階で供用開始ができるよう進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 どうもありがとうございました。早期の建設を望んでおりますので、どうか予算の確保のほうもお願いいたします。 先ほど藤山議員からも、今日は十五夜ですか。ハーベストムーンというそうです。今日、この満月にお祈りをすると、高い確率でかなえられるということもありましたので、本員はもう一般質問が終わったので、時間があるのでやりますけれども、明日が一般質問の議員の方は、いっぱいいっぱいでできないかなと思っています。今日は4番バッターでしたけれども、本員からしたらフルスウィングの空振り三振だったと思っております。だけど、見逃し三振というのは可能性がないわけです。振らないとボールに当たらないですから。フルスウィングの空振り三振で捉えていただければと思います。可能性があるのではないかと。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で屋富祖 功議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時52分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時03分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 皆さん、お疲れさまでございます。会派創志の仲宗根 誠です。前回の一般質問もたしか最後で、結構早く終わらないといけないようなプレッシャーがあったのですが、今回も先ほど、喜友名秀樹議員からも午後6時から会議があるからということで、また午後5時15分以降残業させちゃいかんという声もありましたので、非常に面白い所見を考えてきたのですが、淡々と質問に入らせていただきます。 それでは11ページをお願いいたします。質問事項1.コロナ関連施策についてであります。質問の要旨(1)緊急経済対策(第6弾)について。①店舗改修事業補助金について。ア.実績をお伺いしたいと思います。申請数、採択業者数、補助内容等です。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 仲宗根 誠議員の御質問にお答えいたします。 緊急経済対策(第6弾)の飛沫感染防止店舗改修事業補助金におきましては、申請数118件、採択業者数94件となっております。主な補助内容といたしましては、換気設備設置工事やトイレの自動水洗化工事、キッチンカー改修、テラス席設置工事などとなっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは続きまして、イ.採択業種の内訳をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 採択業種の内訳につきましては、飲食店77件、小売業11件、理容・美容業4件、習い事教室1件、接骨院1件となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。
    ◆仲宗根誠議員 それではウです。今回、残念ながら不採択になった理由及び業種をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 主な不採択の理由といたしましては、申請内容が補助対象外であった、または申請受付終了後に提出があったなどがございました。また、業種は飲食店、理容・美容業、小売業などとなっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 続きまして、②備品整備補助金に関して、同じくア.実績(申請数・採択業者数・内容)をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 感染症対策に係る備品整備補助金につきましては、申請数は143件、採択業者数は118件となっております。主な補助内容といたしましては、オゾン発生器や空気清浄機、体温感知カメラ、キッチンカーに搭載する調理関係器具等となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それではイ.業種の内訳もお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 採択業種の内訳は、飲食店83件、理容・美容業17件、小売業13件、習い事教室2件、接骨院3件となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それではウ.不採択の理由及び業種をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 申請受付後に再提出があったものが不採択となっております。また、業種といたしましては、飲食店、理容・美容業、小売業、習い事教室となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 すみません、③の消耗品に関しては割愛させていただきたいと思います。 ④に進ませていただきます。今回の第6弾に関する課題提起としてお聞かせください。ア.業種による申請数、採択数に差異が見られるかと思いますが、どういう理由等があるのか、市の見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 いずれの補助金につきましても、飲食店の申請が多くなっておりますが、緊急事態宣言等による時短、または休業要請の影響により、飲食店にはさらなる感染対策や販路拡大など、新たな取組を推進する必要があったと考えております。したがいまして、結果につきましては、おおむね想定どおりであったと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それではイ.募集の周知に関して、いつ発表されたのか。また周知の方法をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 事業概要につきましては、5月19日に他の緊急経済対策(第6弾)の事業とともに、ホームページや広報おきなわに掲載するなど公表しております。また、6月25日にホームページに募集要項等を掲載したほか、市のSNS等で発信するなど周知を行っております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。今回の周知に関して、詳細が出たのが、恐らく6月25日のホームページで、募集要項公開というところだと思うのですが、7月1日から申請受付をスタートしていますよね。この期間が非常に短くて、なかなか、先ほどの部長からの答弁で不採択の理由に受付締切り後に申請があったという理由がございました。沖縄市の広報にも載ってはいたのですが、広報自体も6月の後半にしか、各戸に配布されなくて、なかなか把握される時期と、いわゆる6月後半、申請が始まる時期というのが非常に短かったので、なかなか申請できなかった方々も多くいらっしゃったと把握しています。そういう中で、今後の周知の方法について、次回、第7弾があるのでしたら、どういう形でやっていくのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 御指摘のとおり、周知の時間が、要項の発表が少し遅くなったという嫌いがございます。今後の緊急経済対策の周知といたしましては、これまでの周知方法に加えまして、緊急事態宣言発出で控えておりました商品券の事業PRと合わせて、全世帯へチラシのポスティング配布等を検討してまいりたい。また、SNSももっと積極的に活用して、早く手元に情報が届くようにしたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございます。先ほどにちょっと戻りますが、採択された業種のバランスに関して差異が見られるというところで、もちろん飲食店が困っているという状況もあるのですが、飲食以外のあらゆる業種が非常に困っていて、やはり皆さん、本当に喉から手が出るほど欲しくなるような支援だったかと思います。だからこそ、7月1日の受付スタートからすぐ埋まってしまったという状況があったかと思います。例えば飲食に関しては組合があったりして、情報の伝達が比較的早いと思います。ですが、個人でやっている、先ほどもろもろありました習い事教室とか、そういうところには、結構情報が行き届くのに差が出てくるはずなので、今後実施するに当たって、よりきめ細やかに対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ウ.詳細の発表から申込み開始までの期間は適正だったと考えられているのか。改めてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 事業概要につきましては、5月19日に他の緊急経済対策(第6弾)とともにホームページに掲載しておりましたけれども、要項につきましては、6月25日ということで、申込みの7月1日まで日が短かったという反省はございますけれども、事業概要発表から申込み開始までの期間は、事業実施体制の整備をはじめ、事務委託業者の公募や契約の手続などを行ったため、適切であったかと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それではエ.にまいりたいと思います。今回応募するに当たって時間が足りなかったという理由の一つに、要項で市内業者を利用してくださいという文言があって、もちろん沖縄市は市内の業者を大切にしているので、そういう文言が入るのは十分理解できますし、本員も賛同するところではありますが、やはり、民間で頑張っていらっしゃる方は、ふだん取引をしている業者とか、工事等でお世話になっている業者がどうしても市内にない場合があって、ですので、申請書をつくるのに市内の業者を探す時間がなかったという状況もございました。それで、エ.市内業者を利用するという縛りをもう少し緩和できないか、見直しについて御見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 当該事業につきましては、市内事業者に対し、新型コロナウイルス感染防止対策等を講じていただくこと等を目的として補助を行っておりますが、申請者だけではなく、施工や販売業者の支援も視野に入れているところでございます。したがいまして、中小企業振興基本条例も踏まえ、店舗改修や備品購入は市内業者の利用を要件としております。ただし、購入予定の備品等を取り扱っている業者が市内にないなど、特別な理由があれば、市外の業者やインターネット等での購入も例外的に認めております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 部長、御答弁ありがとうございました。まだまだ第6弾が終わった後も、第7弾を待望されるように、困っている方々がたくさんいらっしゃいますので、今、御答弁いただいたように、優しくといいますか、丁寧にといいますか、しっかり情報も伝達しながら、ぜひ市内の事業者を守っていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、⑤に移らせていただきます。次期緊急経済対策(第7弾)について、第6弾のもろもろの課題等を踏まえて、どのような検討をされているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 緊急経済対策(第6弾)では、新型コロナウイルス感染防止対策等を主眼に、市内事業者を支援してまいりました。第7弾は、現在議会に御提案させていただく前の案の状況段階ではございますが、ウィズコロナ中小企業等チャレンジ支援金といたしまして、新型コロナウイルスの長期化により影響を受けている市内事業者に対し、販路拡大等に取り組むために必要な経費の2分の1、50万円を上限に補助するほか、ウィズコロナ感染防止対策補助金といたしまして、引き続き感染対策に必要な設備・機器等の購入に要する経費の2分の1、15万円を上限に補助事業を御提案させていただきたいと考えております。また、より多くの事業者を支援するため、昨年度より実施いたしましたコロナ対策事業を既に御活用いただいている事業者は一旦対象外とするほか、補助率も2分の1にするなど、幅広く多くの市内事業者の支援となるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 部長、大変期待しておりますのでよろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨(2)学校再開(一学期後半開始)についてお伺いしたいと思います。9月1日より沖縄市立の幼稚園、小中学校では一学期後半がスタートいたしました。現状を伺っていきたいと思います。①7月から9月現在までの幼稚園児、小中学校児童生徒におけるコロナの陽性者数の推移と感染経路をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 仲宗根 誠議員の御質問にお答えいたします。 本市における児童生徒の陽性者数は、7月が小学生23人、中学生11人、8月においては小学生105人、中学生52人、それから9月17日現在でございますが、小学生59人、中学生29人の報告が上がっております。感染経路につきましては、家庭内感染が73%ほど、感染経路不明が16%ほど、学童等施設内感染が11%ほどになっております。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 幼稚園における要請者の数についてですが、7月は1人、8月は15人、9月は14日現在で11人となっております。感染経路についてですが、家庭内感染が22人、81.5%、経路不明は3人、11%、習い事等で2人、7.5%となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。夏休み中に、感染爆発と言いますか、非常に多くなったので、9月からの学校再開を非常に懸念していたのですが、県全体が少しずつ減ってきておりまして、もちろん沖縄市の陽性者数も減ってきている中で、そこまで爆発と呼べることは起こらなかったとは思うのですが、今でも毎日のように、どこどこ小学校で陽性者が出ましたとか、情報が入ってくるわけです。各小中学校の保護者からは、いきなり、あしたPCR検査をやるという通知が来たんですけどという問合せも、体感として多く感じているので、まだまだ気は抜けないと感じております。ということで、②今後、学校での感染拡大の可能性について、当局の見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 学校で基本的な感染症対策を行っていく中で、リスクをゼロにすることは困難であると考えております。今後も、いかに感染者を拡大させないかが重要となります。そのためには、学校はもとより、家庭の協力も必要であると考えております。例えば、同居家族に体調が悪い方がいる場合、登校を控えるなどを徹底していただくことがあったり、陽性者が出た場合、PCR検査等の迅速な対応により、感染を最小限にとどめていきたいと考えております。感染拡大の可能性を常に想定しながら、感染症対策を継続して行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 本員も学校現場を見させていただいて、授業に関してもそうですし、特に給食のときも、廊下といいますか、教室前の広場も広く使って、密にならないような工夫をされていて、あるいは先生方が、その都度アルコール消毒をしていたり、非常にきめ細やかに御努力されているというのを見て、安心といいますか、頑張っていただいていることに本当に感謝申し上げる次第ですが、一方でまだまだ不安をお持ちの方が、お子さんも保護者も含めて多くいらっしゃるということで、③「自主休校」している園児、児童生徒数は何人いらっしゃいますでしょうか。また、全児童生徒における割合に関しても教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 学校再開時、9月1日でございますが、その数値で報告したいところがありますが、コロナ不安で休んでいる児童生徒の調査において、小学校は562人、中学校においては100人の欠席の報告がございました。全児童生徒における割合は、小学校で6%ほど、中学校では2%ほどとなっております。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 9月1日、学校再開日の幼稚園におけるお休みしている園児数は、休園中の2園を除いて267人で、全体の約37%となっております。新型コロナウイルス感染が低年齢児で拡大したことから、8月30日に登園自粛要請を行ったことと、保護者から新型コロナウイルス感染に対する不安の声があることから、登園自粛していることと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。指導部長、9月1日現在のデータだったと思うのですが、最新のものは把握されていない状況ですか。では後日教えてください。 それでは④にまいります。自主休校児へのフォロー等はどういう形で行っているのか、教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 自主休校している子供たちに対しては、主に学習課題の配布により学習の保障に努めております。また、学校間での多少の差はございますが、タブレット端末の持ち帰りに向けて、操作練習に取り組んでいる、またはオンライン学習、さらにはハイブリッド学習などに取り組んでいる学校もあります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。このコロナ禍において多い声が、自主休校しているときに、自宅で通常どおりオンラインで勉強がしたいという声が、非常に多くありました。 続きまして、質問事項2.教育行政についてであります。質問の要旨(1)GIGAスクールについて。①令和3年6月でしたか、各学校へのタブレットの配布が完了し、教員向け研修も終了したと聞いております。またGIGA開き等も行われたそうです。そういう中で、自宅へ持ち帰っての学習について、現状はどうなっているのか。課題についてお聞かせいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 現在、緊急事態宣言の中ではありますが、学校が再開となり、自宅待機や登校自粛の児童生徒を想定して、各学校でオンライン授業や持ち帰り学習に向けての準備を進めているところでございます。各学校、授業の中で児童生徒と必要な機能に慣れるための時間を設定したりして、準備をしているところです。しかし、家庭に持ち帰った際に、Wi-Fi環境などの環境が整っていないことが大きな課題と捉えております。今回につきましては、コロナ禍において対応して、持ち帰り学習に取り組んでいるところでございますが、今後、日常的な持ち帰り学習についても、家庭への周知を図りながら検討しております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ただいまWi-Fi環境が整っていないという課題があったと思いますけれども、このWi-Fi環境に関して、今後どういう取組をしていく予定なのか、お聞かせいただけますでしょうか。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 Wi-Fi環境が整っていない家庭につきましては、整うまでの間、学校に来てもらいながら学習を進めていく予定でございます。それから、モバイルルーターというのがございますが、モバイルルーターの貸与を検討しておりますので、それが整い次第、必要な家庭に貸与していきたいと考えております。ただ、モバイルルーターに関しては通信費が発生していきますので、この通信費に関しては近隣の市町村の状況も勘案しまして、受益者負担という観点で、利用者、保護者の負担を考えているところでございます。金銭的負担の大きい世帯につきましては、関係部局と調整し、引き続き支援の在り方を検討してまいります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 本員としては「こどものまち沖縄市」という名前もあるわけですから、通信費に関しても、本当は市がしっかり全額負担して、勉強しやすい環境をつくっていただきたいと思ったのですが、やはり全生徒となると、非常に莫大な予算が必要になってくるというのも認識している中で、例えば非課税世帯、あるいは保護世帯等という区切りをつくって、その世帯には支援をしていくというような、全受益者が負担するのではなくて、そういう負担軽減に関しても、今後、ぜひ前向きに検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 部長、もう1点ですが、日常的な持ち帰り学習ということを言及されていましたが、イメージとしては、例えばコロナが不安で自主休校するお子さんが、自宅で通常の授業、今まさにやっている授業をリアルタイムでできるような状況なのでしょうか。そういうことも、少し具体的に教えていただきたいと思います。もちろんコロナ不安で休校する子だけではなくて、なかなか学校に行けない不登校な子供たちにも、今後活用できるような形が理想かと思いますので、その辺をお聞かせいただけますでしょうか。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 先ほど私の説明の中でハイブリッド学習という表現がございましたが、それは、通常の登校できる子供たちに対しての対面授業をしながら、同時に登校できない子供たちに対して、タブレットを活用して授業に参加してもらう、そういうところの試みが始まっておりますので、その実態がございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 すみません、ちょっと長くなってきているのですが、その授業に至るまでの具体的なタイムスケジュールというか、どういう展望をお持ちなのか、お聞かせいただけますか。令和3年いつ頃にどうこうとか、令和4年いつ頃にどうこうとか、そういう予定があるのでしたらお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 今後の持ち帰り学習につきましては、令和4年1月、来年1月から日常的な持ち帰り学習ができるような準備を進めております。2学期からGIGAスクール推進校と称しまして、小中学校を合わせて4校ほどに、パイロット校になるような形の学校に依頼しまして、持ち帰り学習などについて検証していきながら、他の学校へ波及できるような計画でございます。引き続き自宅待機の児童生徒に対しましても、先ほどの説明のハイブリッド学習の支援も継続していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 部長、御答弁ありがとうございました。令和4年1月からということでしたので、しっかり、遅れることがないよう頑張って進めていただければと思います。 ②今後の展望についてですが、①の流れで聞きましたので、割愛させていただきたいと思います。 それでは、質問事項3.地域資源の保全についてであります質問の要旨(1)「絶メシ」について。令和2年度から続くコロナ禍で、沖縄市の飲食店は疲弊し、休業または閉業となる店舗も出てきております。理由としては、経営が立ち行かなくなったこともありますが、店主が高齢となって後継者がいない等の理由も見受けられます。そういう中で、群馬県高崎市において、平成29年度から行われている事業が参考になるのではないかと思って取り上げさせていただきました。その事業は「絶メシ」という取組であります。「絶メシ」に関しましては、高齢化や後継者不足などで閉店する店が後を絶たない現状の中、地域住民に愛され続けている飲食店にスポットを当て、その魅力をインターネットやSNSを活用して、首都圏在住者や、群馬県高崎市の来訪者、また世界に向けて発信できる仕組みとして構築して、公開しているものであります。「絶メシ」には「絶やすな」という意味の「絶」と「絶品」という2つの意味があるそうです。昭和から令和にかけて守り続けてきた独自の味やこだわり、店主の人柄、その店ならではのドラマなどを紹介しているということでありました。ここまででしたら、通常の観光協会とか、そういうサイトとあまり差異がないとは思いますけれども、「絶メシ」の特徴として、絶品御当地グルメのレシピを紹介したり、後継者を全国的に募集したり、そういう取組もされているそうです。その取組が注目されて、全国的な知名度が、ドラマでも活用されるようになって、高崎市の全国的な知名度、またブランド力の向上につながっていったというお話でございました。飲食店に関しましても、以前と比べて平均で約20%の売上げアップがあったということであります。そういう取組を沖縄市でも実施してはいかがかと本員は考えるのですが、御見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 議員御指摘のとおり、「絶メシ」とは群馬県高崎市において取り組まれている事業で、後継者がいない絶滅しそうな名店の名物料理を、ウェブやSNS等、情報発信し、広く後継者人材を募集する活動だと認識しております。現在、経営者の高齢等の理由により、後継者不在という問題は飲食店に限らず、全県的な課題となっており、そうした方々を支援する事業として、沖縄県では、沖縄県事業承継・引継ぎ支援センターを設置し、専門家のアドバイスやマッチング支援を行っております。本市といたしましても、後継者問題で悩んでいらっしゃる経営者に、お気軽に相談いただけるよう、現在実施しております中小企業診断士の窓口相談等の周知に努めるほか、商店街や料理飲食業組合、関係団体と連携して、市内名店の人気メニューが「絶メシ」ということにならないよう、高崎市を参考に、事業支援に取り組んでまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。なかなか前向きに考えていただいたのかなと思います。感謝申し上げます。 コロナに関係なくといいますか、最近いろいろなところのいろいろなお店が結構閉まったりしていて、本員としてはなかなか寂しい思いをしています。コロナが関係してはいないと思うのですが、ゴヤケーキとか、さらに昔で言えば、山里にあったしまぶくそばとか、そういう名店がなくなっていくのを、黙って見ているのは非常に忍びないというところでの思いですので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 先ほどから、後ろから「丸仲、丸仲」という話が聞こえてきましたので、ある方がネットに投稿されていた丸仲に関してのお話を読み上げさせていただいて、一般質問を閉めていきたいと思いますので、あとしばらくお付き合いください。 大切なものはある日突然いなくなる。お別れの挨拶や派手なさよならイベントをやることもなく、ある日ひっそりと一つのお店が幕を閉じた。創業50年、沖縄市コザの定食丸仲。最初の記憶は、たしか幼稚園生の頃。親に手を引かれ、私たちきょうだいは、どこかお出かけした帰り道に、よく丸仲のドアを開いていた。そして、かつBである。正式名称はとんかつBセット、定食丸仲のアイコンと言えるメニューである。定食屋なのに、丸仲はかつBのお店として、コザ市民に広く認知されていた。店内に響く「トントン、トントン」というリズミカルな音は、何を隠そう、豚肉を極限までたたいて広げる音である。その結果、豚肉は均等に薄くなり、油で揚げる面積も広がり、よりカリっとした仕上がりになるという算段。お供のキャベツの千切りには、ケチャップとマヨネーズを合わせたオーロラソースがたっぷりとかかる。アメリカ文化の薫陶を受けた片りんがのぞく。小鉢の中の小さな正方形の冷ややっこも几帳面に並ぶ。ほかほかの山盛りご飯と赤だしのおみそ汁を添えて鎮座するかつB定食。ただこれだけなら、ここまでかつBがコザのソウルフードとして愛されることはなかったかもしれない。かつBを完成させるのは、何と言ってもあのソースである。味つけは甘め、ウスターソースにケチャップ、隠し味にみそ、少し豆板醤が追いかけてくる。最後のフルーティーさは何だろう。揚げたての薄いカリっとしたとんかつに合う、さらっとしているけれどこく深いソースをたっぷり浸して食べたくて、みんなこのお店に通ったことは間違いない。こんな薄いかつはとんかつとは言わない。紙かつでしょ、と言う識者もいた。でも、誰が何と言おうと、コザの人間にとってはこれがとんかつBなのだ。定食丸仲の店主のおじさんは、トレードマークの三角のコック帽をいつもちょこんと頭に乗せて、真っ白な上っ張りに長靴がトレードマーク。雨の日も風の日も、愛車である自転車に乗ってさっそうとコザの街を駆け抜ける姿は、もはやコザの景色の一部だった。すれ違う誰もが笑顔で声をかけていく。それに片手を上げて応えながら買い出しに急ぐおじさん。ずっと永遠にあるものだと思っていたその風景。丸仲食堂のやむを得ない閉店は、店主御夫妻が御高齢になり、継続が困難になったとのこと。このコロナ禍の影響も少なからずあったようだ。長年の御苦労を思うと、これからの悠々自適な時間を大切にしてほしいと心から願う。大切なものはある日突然いなくなる。コザの誰しもが思った。最後にかつBを食べたかった。丸仲食堂が突然閉まってから、私たちの中の大切なものが失われて、ぽっかり穴が空いてしまった。かつBはもはや食べ物ではなく、コザの一部だったことに気づいたからだ。そして、皮肉なことにそれに気づいたのはかつBが去った後だった。もしかしたら人生ってそんなものかもしれない。かつBへの思いと未練を一生抱きながら、我々コザの人間たちは生きていくのだ。大切なものはある日突然いなくなる。だから、好きな人には好きと伝えよう。会いたい人には会いに行こう。やりたかったことはもうやろう。大切なものに間に合うように。丸仲食堂が最後に教えてくれたことだ。以上であります。ありがとうございます。ということで本員も、そろそろ家族に会いたくなったので、一般質問を閉めたいと思います。以上です。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で仲宗根 誠議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時43分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時43分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日9月22日水曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 5時44分)...