沖縄市議会 > 2021-02-24 >
02月24日-03号

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  1. 沖縄市議会 2021-02-24
    02月24日-03号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第413回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和3年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第413回                                 ││                                      ││           令和3年2月24日(水)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 3 号                 令和3年2月24日(水)                  午前10時 開議第 1        代  表  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 金 城 由 美 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長      桑 江 朝千夫    総務部長       石 原 昌 尚 副市長     仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長     與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山    強                    プロジェクト推進室長 市民部長    大 庭 隆 志    上下水道局長     仲 本 兼 章 健康福祉部長兼 與那嶺 智 才    上下水道部長     新 里 智 昭 福祉事務所長 こどものまち  平 安   栄    消防長        仲宗根   繁 推進部長 経済文化部長  上 原 三千代    教育長        比 嘉 良 憲 建設部長    仲宗根 保 彦    教育部長       島 袋 秀 明 建設部参事   比 嘉 直 樹    指導部長兼      與那嶺   剛                    教育研究所長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長    平 田 嗣 巳    議事課長       中 村 厚 夫 事務局次長兼  仲宗根   剛    議事課長補佐     金 城 優 一 庶務課長               兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数は29名でございます。宮城 浩議員から遅刻の届け出があります。 本日は、議事日程第3号によって議事を進めます。 △日程第1 これより代表質問を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 会派一志会、金城由美議員。 ◆金城由美議員 おはようございます。今日は我が沖縄市の沖縄市長、桑江朝千夫を支える素晴らしい女性の方々がたくさんいらしているものですから、本員は緊張いたしておりますが、代表質問をしてまいりますのでよろしくお願いいたします。 議席番号22番、会派一志会、金城由美、代表質問をさせていただきます。令和3年度の沖縄市施政方針、桑江市長の3期目に向けての重要な施政方針です。その中から代表質問をさせていただきます。その前に、所見を述べさせていただきます。東京オリンピックパラリンピックの組織委員会の会長に橋本聖子新会長が就任し、丸川珠代元オリンピック担当大臣が再登板し、再び担当大臣になりました。そして開催地の小池百合子都知事、女性の3トップの体制が出来上がり、まさに女性の活躍のときがやってきた感じがいたします。特に橋本会長は、いろいろな混乱で失墜した東京オリンピックのイメージを早急に払拭し、コロナ対策や男女平等を掲げ、「私のミッションは安全最優先の大会を実現し、社会の空気を変えていくこと。スピード感を持って進め、信頼回復に努めることが私の使命だと感じております」と強く語っておりました。オリンピック担当大臣から外され、報酬が約1,000万円ほどなくなり、組織委員の役員報酬も月額200万円と規定されているが、今回無報酬で会長職を引き受けたとのことです。東京オリンピック開催までわずか5か月、全世界コロナ禍でオリンピックの開催が危ぶまれる中で、御自身の身を投げて、使命を感じ、日本国の名誉のため、全世界のアスリートの方々のために組織委員会の会長を引き受けていただいたことに感謝をし、敬意を表したいと思います。いろいろな意見があります。議員報酬を合わせて4,000万円近くもあるから、1,000万円なんて何でもないとか、これだけ世間を騒がせた前会長と師弟関係だから役員報酬ももらわないのが当たり前とか、会長就任を発表した途端に、昔のセクハラ問題とかいろいろなことが出てきています。批判、非難するだけではなく、目の前に立ちはだかっている大きな壁に日本国の名誉のため、全世界のアスリートの方々のため、その使命感だけで会長を引き受けた橋本聖子会長に、本員は心から感謝をし、敬意を表する一人の人間でありたいと思います。また、沖縄では芭蕉布の人間国宝、平良敏子さんが2月14日に満100歳になられたそうです。大宜味村喜如嘉の芭蕉布会館に、午前7時に着き、午後5時まで芭蕉布を織っているそうです。毎朝4時過ぎに起きて、新聞を読み、15分の体操をし、仕事に行く前に自分の玄関の大きな鏡に向かい合い、鏡は心を映すから自分の心が乱れていないか確認して、仕事に向かい、100歳になっても自分にとって偽りのない仕事を続けたい。ずっと仕事を続けたい。死ぬときは誰にも迷惑をかけず、工房で仕事をしながら眠るように息を引き取れたらいいとおっしゃっています。手がしびれ、どんなに疲れてもやめたいと思ったことはないそうです。戦後生き延びるため、休むことを知らずに、戦争で夫を亡くした女性や地域の女性を芭蕉布生産の担い手にする責任感もあったとのことです。東京オリンピックパラリンピックの組織委員会の橋本聖子会長、芭蕉布の人間国宝100歳の平良敏子さん、仕事も違う、年齢も違う、生きてきた環境も全く違う二人ですが、そのお二人に仕事に対する強い責任感、大きな使命感を感じ、本員は非常に女性は強いなとしみじみと感じました。以上で所見を終わります。 質問事項1.令和3年度施政方針から。 質問の要旨(1)P12.ひとり親家庭の支援についてに行きたいと思いますが、新型コロナウイルス感染が初めて確認されて1年になりました。2月16日の沖縄タイムスの朝刊に、1,047人に対しての県民意識調査の結果が載っていました。新型コロナ感染拡大、「生活の苦しさを大いに感じる」「ある程度感じる」と答えた人の割合が65.2%とのことでした。収入が半分減った人は11.4%もいるそうです。ホテル勤務のパートの方が急に職を失い、突然収入がゼロになった方、沖縄労働局のまとめによると、新型コロナの影響による解雇者は1,681人になるそうです。その中で非正規が898人と、58.9%も占めているそうです。その中には、母子家庭世帯も大分いるそうです。そこで伺います。①認可外保育施設および放課後児童クラブの利用料を助成し、子育てにかかる経済的負担軽減に取り組むとありますが、具体的な助成、軽減を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 一志会、金城由美議員の代表質問にお答えいたします。 認可外保育施設に通うひとり親家庭の経済的負担を軽減するため、認可保育園に入所した場合の保育料と認可外保育施設の利用料の差額、月額3万3,000円を上限として補助しております。また、放課後児童クラブを利用するひとり親家庭につきましては、児童1人当たり月額5,000円を上限に利用料助成を行っております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございました。 DV、家庭内暴力が増えている中で、このような世界で今、問われるのが本市のレインボーハイツのような生活支援施設の在り方だと思います。夫からの暴力、コロナ禍、また、ほかの事情で生活が苦しくても職が見つからず、不安な日々を過ごし、高い金利の機関から生活資金を借りて、債務超過でどうしようもない現実にいる方がいらっしゃいます。ぜひ今まで以上に物心両面から支援をし、子育ての不安、就労の不安、日々の生活の不安から早くひもを解かれる。また、ひもを解いてあげられる沖縄市のレインボーハイツにしていただきたいと思い、質問をさせていただきます。 質問の要旨(1)②母子生活支援施設レインボーハイツにおいて、保護が必要な母子に安心して過ごせる住環境の提供および自立に向けた支援とありますが、具体的にどのような支援を行うか伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 レインボーハイツに入所する世帯につきましては、まず不安な気持ちを持って入所した母子の方々が生活を開始し、気持ちよく暮らせるようになるために、精神的に落ち着ける環境の提供と維持が重要なことだと認識しています。具体的な支援内容として、家計の見直しを行い、債務整理や貯蓄を支援する家計管理の支援、資格取得に向けた就労支援、離婚後の不安や子育てへの悩みなどについて、助言を行う相談支援などを行っております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 子育ての不安とか、就労の不安、日々の生活の不安の中では、なかなか子供に対してのちゃんとした教育、子供が成長する環境も与えられないと思うのです。そのためには、沖縄市のレインボーハイツの在り方が非常に問われるところだと思います。沖縄県のある女性団体から電話が本員に直接あったのですけれども、沖縄県内3か所の母子生活支援を視察してきたそうです。その中で沖縄市の施設は明るく、元気があり、ボランティアからの支援も行き届いている様子で、とてもすばらしいと感動のお褒めの言葉をいただきました。本当にお疲れさまです。今後もさらにその辺に力を注いで、母子の生活が安定できる環境を与えていただけることを要望いたします。ありがとうございます。 質問の要旨(1)③就職に結びつく資格取得を促進するとともに、新たに高等学校卒業程度認定試験の合格に向けての支援を具体的に伺います。ア.平成30年度・令和元年度・令和2年度の資格取得者及び高等学校卒業程度認定試験合格者の数を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在行っている資格取得に対する支援としましては、看護師、保育士等の国家資格取得を目指す方々を支援する高等職業訓練促進給付金事業と医療事務や介護職等の資格取得、技能取得を目指す方を支援する自立支援教育訓練給付金がございます。平成30年度は8人、令和元年度は12人、また、令和2年度は14人が資格取得見込みとなっております。高等学校卒業程度認定試験合格者給付金につきましては、令和3年度開始の新規事業となっております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 平成30年度が8人で、令和元年度が12人、令和2年が14人予定しているということです。すばらしい実績だと思います。 続きまして、質問の要旨(1)③イ.令和3年度の資格取得者及び高等学校卒業程度認定試験合格者の目標数値を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和3年度につきましては、高等職業訓練促進給付金事業自立支援教育訓練給付資格取得者数を合わせて17人としております。また、令和3年度より新たに取り組む高等学校卒業程度認定試験合格支援事業につきましては実績がありませんので、那覇市や宜野湾市、浦添市の状況を参考に2人としております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員
    金城由美議員 先ほどお伺いしました17人と2人の目標数値。ウに行きます。質問の要旨(1)③ウ.その目標数値をクリアするための具体的な計画を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 児童扶養手当申請の窓口や現況届の際に、生活状況の聞き取りを行う中で、対象となる方への御案内に加え、広報紙及び子育て支援ポータルサイトOKIIKU(おきいく)への掲載等を通し、必要とする対象者に情報が行き届くよう、周知の徹底に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 いろいろな角度から周知徹底をし、資格も取得し、高等学校卒業程度認定試験にも合格し、就職に結びつけて、自信のある生き方、安心して日々を過ごせる環境づくりも継続して行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(2)に移らせていただきます。 P18.観光振興についてなのですが、全世界がコロナ禍で、経済も冷え切っている中で、今後、沖縄市の観光振興はどうなるのか、旅行会社、宿泊施設、飲食業、交通機関、観光施設などの目の前に大きな課題があります。 ①観光振興基本計画および観光危機管理計画を策定するとありますが伺います。 ア.観光振興基本計画について具体的な計画を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 おはようございます。会派一志会、金城由美議員の代表質問にお答えいたします。 現在の沖縄市観光振興基本計画は、平成29年度から令和3年度までの5か年計画となっており、令和3年度はこれまでの観光施策の取組を点検し、今後の効果的な観光施策に反映させ、地域資源を存分に活用した観光を推進するための指針となる新たな計画を策定する必要がございます。これまで以上に魅力的な地域として発展できるような施策を展開するとともに、地域経済の活性化に寄与することを目的に、令和4年度から令和8年度までの5か年計画を策定する予定となっております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(2)①イ.観光危機管理計画の策定とは何か伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 世界中の観光地では台風や地震、津波などの自然災害や航空機、船舶などの事故、また、今年の新型コロナウイルス感染症などにより、観光客や観光産業に大きな影響や被害をもたらす観光危機が発生しております。このような観光危機を事前に想定し、被害を最小限に抑える対策と対応を計画的に行う観光危機管理が求められております。本市におきましても、来訪される観光客の安全、安心、快適な観光を実現するため、観光危機管理計画の策定を行うものでございます。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 平成30年度の沖縄市の観光統計調査業務等の実施計画を読ませていただいたのですけれども、その中で沖縄市に訪れる県外の客のうち、市内にて宿泊を約3割、市外にて宿泊を約7割がGPS調査で確認されたということなのですが、なかなか市内で宿泊する観光客が少ないもので、ちょっと寂しいかと思ったのですけれども、観光客はどちらから来たのか、観光客の行動、観光エリアへの来訪率、東南植物楽園、プラザハウス、沖縄こどもの国の来訪率がアップしているとのことです。その他交通手段がレンタカーの割合が減少し、路線バスの割合が増加したとか、非常に細かく調査したのがよく分かります。そこで伺います。 質問の要旨(2)②観光に関する実態調査や観光情報の効果的な発信について伺います。 ア.平成29年度・平成30年度・令和元年度の実態調査結果を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 これまでの沖縄市の来訪特性から宿泊客の属性を見ますと、国内の県外客が68%、県内客が13%、海外の客が19%となっております。沖縄市に初めて訪れる割合は、県外客が約4割、海外客が約7割となっております。来訪客のうち日帰りを含めると約9割が県内客となっており、沖縄市に来訪しても那覇市や恩納村、北谷町などの市外に宿泊してしまうお客様が多く見られます。周辺地域からの来訪につきましては、北谷町のアメリカンビレッジや、北中城村のイオンモール沖縄ライカムとの結びつきが高くなっております。市内での消費額としては、海外客が最も高く、次いで県外客、県内客の順に高い結果となっております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(2)②イ.観光情報の効果的な発信とは、どのような方法か伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市の取組としては、誘客イベントの開催や、観光ガイドブックを作成し、配布するほか、雑誌やウェブ、SNS等を活用し、観光情報を効果的に発信しております。また、沖縄市観光物産振興協会の取組として、県外の修学旅行団体やプロスポーツチームサポーター向け観光誘客プロモーションを実施しているほか、市内企業と連携し、市の特産品のPRやチラシを配布するなど、誘客活動も積極的に行っております。今後も沖縄市内の観光関連団体と連携することにより、効果的に情報を発信してまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 今後も積極的にいろいろな角度から沖縄市のアピールを発信し、経済が落ち込んでいる中、観光客は減ったのではなく、その中でも沖縄市は観光客が増えて、ますます勢いづいているという令和3年度にしていただきたいと思いますので、ぜひまた、部長、頑張ってください。よろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(3)P20.企業誘致の推進に行きたいと思うのですけれども、本員は企業誘致の目的は、主に沖縄市民の雇用の拡充、沖縄市の自主財源、法人市民税の確保だと考えております。 ①新たに立地する企業に対する優遇措置について、具体的に伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 優遇措置といたしましては、沖縄市企業立地促進条例に基づき、情報通信や物流に関連する対象業種の事業者が新たに取得する機械及び装置、建物、土地に係る固定資産税を5年間免除いたします。また、対象業種において、市内在住者を新たに3人以上雇用した場合、1人当たり10万円の市民雇用奨励金を交付いたします。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 質問の要旨(3)②情報関連産業や宿泊施設など、本市の産業振興に寄与する業種とはどのような業種か具体的に伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市の産業振興に寄与する業種といたしましては、ソフトウエア開発及びコンテンツ製作等の情報関連産業や宿泊施設等の観光関連産業を想定してございます。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 質問の要旨(3)③平成29年度・平成30年度・令和元年度の企業誘致の目標数、達成数を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 企業誘致における目標数としては、毎年年間5社を見込んでおり、過去3年間の実績といたしましては、延べ17社となっております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 3年間で17社ということで、目標を達成しているということで、おめでとうございます。 再質問をさせていただきたいのですが、通告はしていないのですけれども、分かる範囲でよろしいのですが、その企業が雇用した沖縄市民の数と法人市民税の額を伺いたいのですが、これは分かりますか。分かりませんね。では次にさせていただきます。すみません。ありがとうございます。 質問の要旨(3)④令和3年度の誘致活動方法と目標数値を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 誘致活動としましては、沖縄県の東京事務所や大阪事務所と連携し、企業誘致に努めているところでございます。また、今年度は中止となりましたが、例年県が東京と大阪で開催する企業誘致セミナーに参加し、県外企業へPRを行うとともに、本市に進出意向のある企業を紹介していただいているところでございます。令和3年度につきましてもそうした企業に対し、本市の概要や支援制度をはじめ、関係機関の施策等の周知を行うほか、いらしていただいた際には、主要施設の案内なども行ってまいります。また、沖縄県中部宅地建物取引業者会と連携し、企業の要望に応じた土地、建物等の紹介を行っているほか、融資に関する相談など、関係機関と連携し、誘致した企業への支援にも取り組んでまいります。目標数値につきましては、年間5社の誘致を目標としてございます。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 いろいろな角度から企業誘致を積極的にやっているのがよく見えるのですが、企業誘致推進事業を行うために優遇措置も設けていらっしゃるということなのですが、先ほどもお話をしたのですが、それが市民の所得額のアップ、また、法人市民税のアップにつながるような事業にしていかないといけないと思うのです。昨日もにぬふぁ星おきなわの森山議員がおっしゃっていましたけれども、昨年9月16日の沖縄タイムスの記事に、沖縄県の各市町村の2017年の1人当たりの所得が発表されていまして、41市町村で沖縄市が37位なのです。その37位というのが非常に厳しいかな、沖縄市は寂しいかなというところにくるのですが、優遇措置も設け、企業を誘致するからには、市民にもっと恩恵のあるような誘致をしたほうがいいのかと思っております。また、市民の所得のアップ、また、雇用の拡充につなげるような誘致活動を起用してほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(4)P24.東部海浜開発地区について。 平成元年に示された東部海浜開発計画が30年余り、長い月日が経過しながらも一歩一歩着実に事業が進捗しておりますが、平成30年7月には人工島の一部が沖縄市の「潮乃森」として誕生いたしました。現在は県内外、国外の方々が本事業に興味を示していると思います。そこで伺います。 ①PRイベントによる事業の周知の取り組みを具体的に伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 おはようございます。 一志会、金城由美議員の代表質問にお答えいたします。 PRイベントによる東部海浜開発事業の周知につきましては、平成28年度から毎年、海の日前後に人工島内のビーチにおいて開催しておりますビーチフェスタに多くの市民や県民等に対し、現地でビーチのすばらしさを体感していただき、供用開始に向けた期待感の醸成や事業の周知、PRに努めております。また、沖縄市東部まつりにおいても出店ブースを設けさせていただき、パネル展示や舞台パフォーマンスによる事業のPRを行ってきております。そのほかにも人工島への視察受入れ、庁舎1階市民ホールでのパネル展示を開催するとともに、沖縄市東部海浜開発推進協議会では、FMコザを活用したラジオCMや沖縄国際カーニバルでのパレード行進、事業PRカレンダーの配布など、地域団体と連携した事業の周知に取り組んでいるところでございます。今後も本市が主体となる活動はもとより、地域団体と連携した取組を継続し、事業の認知、周知度が高まるPR活動を実施してまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(4)②健康医療施設区域における企業ヒアリングについて伺います。 ア.どのような企業を相手にヒアリングを行うのか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 健康・医療施設用地につきましては、スポーツ医科学の専門領域である予防から治療、リハビリ及び競技力向上等の支援を軸とし、また、当該用地に隣接する多目的広場用地との相乗効果を図る観点から、一体的な活用を視野に施設整備を目指しております。企業誘致に向けては、スポーツ医療やリハビリなどを専門とする企業をはじめ、運営開発などを得意とする企業に対し、事業周知や事業手法についてヒアリングを実施したところでございます。今後とも健康・医療施設用地と多目的広場の一体的な整備に向け、具体的な参入意向の確認やスポーツ医療、リハビリなどを得意とする各専門分野のマッチングなどを含め、本市にとって有益となる企業誘致について、ウェブなどを活用した効果的な企業誘致活動に積極的に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 質問の要旨(4)②イ.ヒアリングを行う企業の目標数値を伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 これまで企業誘致においては、主に事業周知や事業手法について、平成29年度から現在までに延べ約150社の企業に対して、ヒアリングを実施してきました。令和3年度は具体的な参入意向の確認や、スポーツ医療、リハビリなどを得意とする各専門分野のマッチングなどを含め、35社以上の企業に対して実施してまいります。併せてウェブ活動による企業ヒアリングも実施するなど、効率的、効果的な企業誘致に向け、今後とも鋭意取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 平成29年から現在まで150社に対してヒアリングを実施し、令和3年度の目標数値が35社とのことですが、これだけの企業にヒアリングを行うのに人的確保はできているのか、その辺ちょっと不安なのですが、参事、いかがですか。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 企業誘致におきましては、効果的に進めていくように考えておりますが、やはり人的にも必要だと考えております。今後、企業誘致の進捗に応じて、やはり体制は整えていく必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 その辺もぜひ力を入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(4)③沖縄市東部まつりと連携し、東部海浜大花火を実施するとあるが、本数にして何本か伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 令和3年度沖縄市東部海浜大花火は例年同様、東部まつりとの同時開催により、市内外の多くの方々へ、祭り会場へ足を運んでもらい、東部海浜開発事業のPRに努めてまいります。花火は東部まつりの会場である県総合運動公園に隣接する東海岸ビーチ3か所より約1,000発の打ち上げを予定しております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 市長、どうもありがとうございます。 1,000発も打ち上げていただけるということで、東部11自治会の最大のイベントが東部まつりなのです。本員たち東部の議員としても毎年待ち遠しく、また、東部の自治会の結束を誇りに思っております。この東部まつりの大きな目的は、東部海浜開発の早期実現に向けての祭りでもあります。毎年、県内外多くの方々が来て、今は沖縄市でなくてはならない祭りになっております。今年も1,000発の花火を打ち上げる計画、潮乃森の認知度を高め、企業誘致につなげることを楽しみにいたしております。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(4)④沖縄市の誇る沖縄県で一番大きな900メートルの人工ビーチのオープンは令和何年度か伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 人工ビーチの利用につきましては、事業主体である沖縄県に確認したところ、橋梁や臨港道路等の整備と併せて、令和5年度末の暫定供用に向け取り組んでおり、暫定供用の範囲としましては、人工ビーチを含めた海浜緑地約15ヘクタールのうち、約5ヘクタールを予定していると伺っております。人工ビーチ全体の供用時期につきましては、埋立て工事が完了した後に人工ビーチの背後にあります海浜緑地等の施設整備で数年を要する見込みであると聞いております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 12月定例会でも瑞慶山副議長が質問していたのですけれども、令和5年に暫定供用で、また、これが延びるのかと思って、ちょっと不安であったのですが、ありがとうございます。ぜひ頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(4)⑤毎年恒例のビーチフェスタは今年も行うのか、行うとしたら何回目になるか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 令和3年度の東部海浜ビーチフェスタは、7月の海の日前後に開催する予定であり、これまでの開催数は、平成28年度から開催し、昨年はコロナの影響で中止をいたしましたが、令和3年度に開催するとなると、合計5回目となります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 もう5回目です。このビーチフェスタは、沖縄市のみならず、沖縄県外、また、国外からも来ている様子で、本当に皆さん楽しみにしていらっしゃるのです。一番印象に残ったのが障がい者の方々が何かに乗って、海の中に入っていく姿を見て、非常に感動をいたしました。そういうふうに福祉にもやさしい、市民にやさしい沖縄市を、またビーチフェスタでいろいろ示していただけたら非常にうれしいかと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問の要旨(4)⑤ア.ビーチフェスタの過去の参加者数と、今年の目標数を伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 ビーチフェスタの過去の参加数でございますが、平成28年度は517人、平成29年度821人、平成30年度1,271人、令和元年度1,436人、令和2年度はコロナの影響により中止をしております。これまでに4,045人と多くの市民、県民等に現地で人工ビーチのすばらしさを体感していただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 参事、今年の目標数は掲げておりません。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 令和3年度の目標数につきましては、過年度の参加者数の増加傾向を踏まえるとともに、これまでの参加数を上回ることができるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 年々517人から821人、1,271人、1,436人と、どんどん参加者が増えてきております。これだけ皆さんが待ちに待っているビーチフェスタですので、今年、また開催ができるように、できたらいいかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(4)⑥県は令和2年7月14日付けの新聞に、県が鳥獣保護区と特別保護地区に指定する計画案は「地元住民らが反対している中、計画をこれ以上進めるのは難しい」と、同年の12月24日の新聞に県が地元の反対を考慮し、泡瀬ラムサール登録白紙と大きく載っていましたが、正式に白紙になったのか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 比屋根湿地及び泡瀬干潟の鳥獣保護区、特別保護地区の指定につきましては、県から市へ回答をいただいており、県は市及び地元関係者が反対の意向を示している中で、指定に向けた手続を進めたいとなっておりますが、県は引き続き当該地の環境状況の把握、整理を行うとともに、ラムサール条約に関する理解を深める取組を継続し、市をはじめ、地元の賛同が得られた段階で手続を進めていきたいとの回答をいただいております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 県からの正式な対応に関する文書で、市及び地域と合意形成が図れない中、手続を進める意向がないことと、沖縄市をはじめ、地元の賛同が得られた段階で手続を進めることの回答をもらっているとのことで、まずは一安心ではありますが、その中で沖縄市はさらにこの事業の早期実現に向けて取り組んでいかないといけないと本員は思っております。紆余曲折、30年余り一歩一歩進んで、現在の課題が予算の確保、国、県への要請、企業誘致、県外へのアピール、開発部門、用途地域の指定とか、PRイベント、たくさんの課題がある中で、今だから役割分担を明確にし、人事の配置の検討など、全庁を挙げて取り組めばさらに加速し、早期実現に近づいていくと本員は思っております。本事業をもって、もっと強力なプロジェクトチームを組んで進めていくことを要望し、次に移らせていただきます。 質問の要旨(5)P29.職員のワーク・ライフ・バランスについて。 沖縄市の運営かじ取りは桑江市長であり、当たり前ですが、企業では社長であります。企業でいう副社長が沖縄市の両副市長だと思っております。それから部長、課長、係長と組織が出来上がってくるのですが、その組織の中でお互いがおのおのの業務の役割分担をこなしてはじめて、桑江市長が掲げた沖縄市令和3年度施政方針の目標が達成できるはずです。職員のワーク・ライフ・バランス、職員が仕事のできやすい環境が整ったら自然と家庭も明るく、市長の施政方針に書かれているように、よく学び、よく遊び、家庭を大事に、につながっていくはずです。それが市民を大切にする市長の自愛と謙虚な心で、市民に接する沖縄市になるはずです。そこで伺います。 ①職員のワーク・ライフ・バランスを推進するため、育児休業等の取得しやすい環境づくりを具体的に伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 おはようございます。会派一志会、金城由美議員の代表質問にお答えいたします。 女性が妊娠中、または出産後も安心して働き続けるためにも母体の健康維持と出産後の回復、その後の女性側に偏る家庭や育児の負担を軽減することは必要で、この時期から働き方の見直しや家事、子育て等に男性が積極的にかかわることが重要であると認識しております。そのため育児休業等に関する職場の理解と環境づくりを図り、男女かかわらず、各種休暇制度の取得促進や育児休業に関する制度や経済的な支援などの周知、休暇中の代替職員となる会計年度任用職員の配置など、職場復帰時のサポートや、人事異動における配慮等を行い、女性も男性も育児休業を取得しやすい環境づくりに努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 部長、ありがとうございます。 所見でも女性の活躍について述べさせてもらいました。沖縄市もこれまで女性の管理職登用の課題に取組、與那嶺副市長、経済文化部長、健康福祉部長が活躍していらっしゃいますが、課長相当以上の管理職に占める割合が沖縄市は15.5%と、まだまだ他市町村に比べて低いです。2月9日の新聞からの情報ですが、女性管理職が南風原町は30%、浦添市が22.8%、宜野湾市が22.1%、南風原町では課長級以上の20人のうち、6人の女性が3割を占めて、税務会計、保健、福祉、住民環境、教育総務、学校教育の6つの課の課長を女性が務めているそうです。新規採用が全員女性だったそうです。能力主義の登用で、女性の活躍の場所が目立っているそうで、正規職員の205人のうちに、男性が105人、女性が100人、ほぼ同数だそうです。育児や家事に積極的な男性職員が多く、女性が非常に働きやすい職場と感じているということで、南風原町の課長級の方がおっしゃっていました。そこで伺います。 質問の要旨(5)②女性職員の管理職登用、意識啓発への取り組みなど、積極的に進めるとありますが、具体的に伺います。 ア.平成29年度・平成30年度・令和元年度、本市の課長級以上の管理職の推移を伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 課長級以上の女性管理職の推移につきましては、平成29年度は課長級以上の管理職105人中15人で、14.3%、平成30年度は106人中16人で15.1%、令和元年度は110人中16人で、14.5%となっております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 ありがとうございます。 平成29年度が14.3%、平成30年度が15.1%、令和元年度が14.5%です。 質問の要旨(5)②イ.令和3年度の課長以上管理職の目標数を伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 令和3年度における女性管理職の目標数でございますが、第2次沖縄市男女共同参画計画~ひと・きらめきプランにおける管理職、課長級以上でございますが、その女性登用の数値目標は、令和4年度で20%以上と設定しているところでございます。令和3年度におきましても、その数値目標を達成できるような女性職員の管理職登用を積極的に図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。 会派一志会、金城由美議員の代表質問にお答えをいたします。 管理職の割合に関しては、ただいま部長から答弁がありました。令和2年度課長級以下の役職付で申し上げますと、課長補佐級で22.6%、係長級で36.4%の女性職員がおります。いずれの方も真面目で、その能力を私は高く評価をしております。今後もよき人材、優秀な人材として期待をしているところではありますけれども、能力主義、実力主義が主であります。引き続き女性が生き生きと働き、活躍できる職場、夢が持てる憧れの職場にしていきたいと思っております。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 市長、どうもありがとうございます。 先ほど部長のほうで、目標数値が20%とおっしゃっておりましたけれども、沖縄キリスト教学院大学の玉城直美准教授のコメントが新聞に載っておりまして、ちょっと耳の痛い話になるかもしれませんが、「日本の女性の家事、育児は先進国の中で圧倒的に長く、仕事をしている女性はダブルワークをしているようなものだそうです。その現実の中で、心身ともにプレッシャーが大きい、管理職への昇進を望む女性は増えるだろうか」。そういう懸念を持っていらっしゃるのです。「各自治体はまず自ら掲げた数値目標に責任を持ってほしい。その実現のために、」これは准教授がおっしゃっているのですけれども、「男性のポストをあける。女性のライフスタイルを尊重し、その人の能力を発揮できる管理職ポストをつくる」。まさに市長がおっしゃったとおりだと思います。「女性の人脈づくり、勤務時間に部署を変えて交流をする場を設けることを提案したい」ということなのですが、あと意識を変えるより、仕組みや制度を変えるのが早いそうです。トップダウンでもいい、女性の働きやすい環境を整えるトップの覚悟も問われるそうです。沖縄市も今、本員はこのような斬新な人事が求められているのではと感じております。 最後になりますが、市長に伺いたいと思います。 質問の要旨(5)③全職員の自治会加入を促進するとあるが、促進方法を伺います。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えいたします。 全職員の自治会加入促進方法についてですけれども、市民部で平成28年度に職員を対象に自治会加入アンケートを取りました。その加入率が60.1%、私としても大変驚愕といいますか、残念であるという強い思いをいたした次第であります。地方行政は全てあらゆる分野において、地域との協力なくして、住民福祉の増進、実現はあり得ないと私は思っております。地方公務員法においても、全ての職員は全体の奉仕者として、公共の福祉のために勤務し、かつ職務の遂行に当たっては、全力を掲げて、これに専念しなければならないということもあります。当然、職員についてもさらなる加入促進に努めてもらいたいと考えており、強くそれを職員に要望していきたいと思っております。今後は断続的に全職員対象の自治会加入調査を行い、職員の自治会加入への周知活動を強く行っていきたいと思っております。自治会加入をしない職員に関しては、その理由をしっかりと私に述べさせてもらいたいと思っております。以上です。 ○小浜守勝議長 金城由美議員。 ◆金城由美議員 市長、どうもありがとうございます。 地域等の協力なくしては住民福祉の増進はあり得ないとのことで、継続的に全職員を対象に自治会加入促進を働きかけるというありがたい答弁をいただきました。ありがとうございます。桑江市長、本員が思うには、令和3年度沖縄市の施政方針全てが沖縄市にとって重要な事業であると思います。その重要な事業の中で、最重要事業を一つ選ぶなら、本員は職員のワーク・ライフ・バランス事業ではないかと思っております。職員一人一人がスピーディーに、センスよく、恐れることなくチャレンジし、よく学び、よく働き、よく遊び、家族を大事に、市民を大切にし、そして自愛と謙虚な心で市民に接する職員全体のワーク・ライフ・バランスを早急に、市長が掲げております施政方針、職員全体のワーク・ライフ・バランスを早急に推進し、日本一の市役所にしていただきたいと思っております。ぜひよろしくお願いいたします。 以上をもちまして、一志会、金城由美の代表質問を終了いたします。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派一志会、金城由美議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時05分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 会派自民党暁、町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 それでは市長をはじめといたします沖縄市当局の皆様、そして議員諸兄の皆様、あとウェブカメラを御覧になっている市民の皆様と、今日は傍聴席にも中の町自治会の皆様がきておりますので、大変ありがとうございます。 議席番号5番、自民党暁、町田裕介でございます。本日、我が会派長であります瑞慶山良一郎副議長より代表質問を行う機会を与えていただき、本定例会におきまして、会派を代表し、質問をさせていただきます。 それでは質問に入る前に、少しばかり所見を述べさせていただきます。令和2年度が終わりを迎えるにあたり、本年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、社会と経済に大きな混乱を招き、これまでにない新たな生活様式への変化と対応を余儀なくされた1年であったと思いますが、この1年間本当に多くのコロナ関連予算や、事業が市議会でも上程され、そのたびに初めてのことに戸惑いながらも市当局と議論を交わし、今日に至っており、そしてその中、今月からはワクチン接種が始まりましたが、それでもコロナがどのように収束するかまだ終わりが見えない状況の中、テレビをつければ、朝から晩まで政治批判、政府批判とコロナに関する報道ばかりの毎日であります。こんな世の中でありますので、これまで以上に情報の在り方、いわゆるメディアリテラシーが問われており、その先に真の政治力というものが必要になってくるのではないかと思っております。そのためには、議論の際には、与党、野党、右左とか、そういうものは関係なく、いいものはいい、駄目なものは駄目と言える議会でありたいし、本員自身もそのように心がけていきたいと決意を新たにしてまいります。 今年度は一般会計において、約783億円、特別会計と企業会計を足し合わせると約1,148億円規模の予算が計上されておりますが、代表質問を通して、令和3年度における沖縄市の方向性を確認すべく、これより通告書に従い、質問に移らせていただきます。施政方針は全て大切ではありますが、今回の代表質問は桑江市長の幹となりますくわえビジョンに関することを中心に質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。 まず通告書25ページをお開きください。 質問事項1.令和3年度施政方針についての質問をさせていただきます。 質問の要旨(1)時代の大きな転換期にある中、ポスト・コロナ社会を見据えた市政運営についてお伺いいたします。(P30) ①くわえビジョンを掲げ、桑江市長が2014年に初当選をしたことで、まさに活力あふれる沖縄市が誕生いたしました。そして桑江市政2期目の最終年度を迎えるに当たり、本市の第5次沖縄市総合計画がスタートしてまいりますが、その中にある「世界にひらき 活力あふれる国際文化観光都市」の実現を目指しながら、今後もこのまちの高まりを維持し、さらに前に推し進めながら市民を牽引する市長の決意をお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 自民党暁、町田裕介議員の代表質問にお答えをいたします。 私は市長就任以来、沖縄経済の一旦を担う活力あふれる沖縄市を目指し取り組んでまいりました。これもひとえに、市民の皆様をはじめ、議員の皆様の御理解と御協力のたまものであり、そして職員の努力によるものと心より感謝を申し上げたいと思います。 いよいよ沖縄アリーナの供用開始が間近に迫り、市民の期待が大きく膨らんでいることを実感しております。中でも世界から大きな衆目を集めるFIBAバスケットボールワールドカップ2023をはじめ、バスケットボールBリーグオールスターゲーム2022などのビックイベントの開催は、市民、県民が自信と誇り、夢を抱くステージになるとともに、本市はもとより、沖縄県の発展を強く後押しする絶好の機会になると確信をしております。全県的な体制の構築や応援機運の醸成を図るなど、大会開催を成功裡へと導くべく、責任と自覚を持って取り組んでまいります。 一方、未曽有のコロナ禍により社会経済活動が停滞する中、私は感染対策の決め手とされる新型コロナウイルス感染症のワクチンを速やかに市民に接種できるよう取り組むとともに、落ち込んだ地域経済の再生等に向け、地域の実情をしっかりと把握し、必要な対策を講じてまいります。 また、沖縄アリーナを核とした地域経済の活性化をはじめ、日本一ユニークな動物園を目指す沖縄こどもの国や、東海岸に臨むリゾート拠点の創出を展望する潮乃森、モータースポーツの聖地化に向け、始動するモータースポーツマルチフィールド沖縄など、2期目の最終年度である令和3年度につきましても、これまでの取組をさらに進め、ポストコロナ社会においても我がまちが発展し続けることができるよう、全力を尽くしてまいります。
    小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 市長、御答弁ありがとうございました。 これまで2期、最終年度を迎えるに当たって、これまでの任期の間にも桑江市長は、多くの政策を実現して、まちに活力を注ぎ、市民に夢と希望を与え続けた思いをしっかり受け止めました。また、ただいまの市長の思いと同調しながら、本員たち会派としては、嘉手納飛行場の民間との共同利活用、いわゆる軍民共用を常に訴えている中で、今回の議会では与野党を超え、池原議員も強く推進していくという趣旨の発言もありましたので、これまで以上に軍民共用の議論も桑江市長を先頭に進めていけると思いますので、重ねて推進をしていただくよう要望させていただきます。よろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(2)FIBAバスケットボールワールドカップ2023についてお伺いいたします。(P2~P3、P19) この質問はSDGs附帯番号8番、11番、17番に該当する内容です。 ①大会開催時期を見据え、令和3年度における機運醸成に向けての取り組みについてお答えください。お願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 会派自民党暁、町田裕介議員の代表質問にお答えいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップ2023につきましては、本市のアリーナを舞台に、世界トップ選手のプレーを間近で見ることができるだけでなく、来沖した選手、関係者の方々に沖縄の文化と歴史を体験していただき、沖縄のことを知ってもらう機会となるすばらしい大会になるものと考えております。沖縄県の計画においても国際大会の誘致を位置づけており、今後は多くの国際大会がこの沖縄アリーナで開催されるものと考えております。本市においても2023を見据え、令和3年度のバスケットボールBリーグオールスターゲーム2022を盛り上げ、沖縄のバスケット熱が高まっていけるよう、沖縄アリーナから地域と一緒に盛り上げていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 今ありましたように、幸い本市は、2022も2023も大型なスポーツイベントが予定されている中で、行政関係者とか、そういう各種団体に関わっている人は意識を高くお持ちだと思いますが、現状は思っている以上に浸透していないというところも、実は感じるところもあって、もちろん本員たち議員も機運醸成を図っていくための責任があると思いますが、行政はもっと市民を巻き込んだ全市的な取組が必要であると思われ、そこで機運醸成のかぎはやはりまちとの連携であります。その趣旨を踏まえ、質問の要旨(2)②地域連携の現状と課題についてお答えください。お願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 地域連携としましては、FIBAバスケットボールワールドカップ2023を盛り上げるための受入れ組織、OKINAWA CITY2023組織委員会を立ち上げております。同組織委員会では沖縄アリーナ周辺及び地域からの盛り上げの部分を取り組んでまいりたいと考えている一方で、沖縄県全体の盛り上げや、近隣市町村との連携については沖縄県が行いますので、それに協力してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 広域連携が必要であるという課題の認識の中で、広域連携を行うに当たって、現在、広域連携の取組についてどのようなことをやっているのか、お答えいただけますでしょうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 現在、沖縄県とはワールドカップを盛り上げていくために、定期的な意見交換を行っております。また、近隣の市町村につきましても、観光関連やスポーツ関連の調整会議の際に、一緒に盛り上げていくように調整を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 県へのアプローチもしているということであるのですが、どうしても県と本市との温度差が感じられるので、もう少しアピールを強めていただきたいと思っておりますし、本員も青年会議所という組織に属していて、そこはまた北から南まで多くの同志がいますので、また、一緒に機運醸成、取組を頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いします。 それでは次に進みます。質問の要旨(2)③施政方針の中に、大会を「成功裡へと導いていく覚悟」という記載がありますが、その意気込みを改めてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップは、4年に一度開催される世界的なバスケットボールの祭典であり、2019年に開催された中国大会では、世界の約190の国と地域へ放映され、多くのファンが熱狂したと伺っております。そのワールドカップが沖縄アリーナで開催されるということは、世界中のバスケットボールファンの視線が本市に注がれ、国内外からも多くの観戦客や訪問客が本市を訪れることが期待されます。市民や地域が一丸となって大会が盛り上がるよう、受入れ体制の構築を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 ぜひまちなかにもう少しFIBA開催決定とか、そういう文字を示せる動きというものを市民とともに考えて、当事者意識をさらに高めていただきたいと思っていますが、それとまた、同時に大切なのがFIBA終了後、大会終了後につながる優秀なレガシーというのですか、そういうものを念頭に、今の段階からどんどん段階を高めていっていただきたいと思っています。そこまで意識して、この大会に向けてやっていきたいと思っていますし、あと4年に一度というフレーズが気になっていて、沖縄市で4年に一度また来るわけではないので、もしかしたら一生に一度かもしれないではないですか。4年に一度ではなくて、一生に一度という気概を持って、大会成功に向けて取り組んでいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 続いての質問に移ります。質問の要旨(3)くわえビジョンに位置づけられた本格サーキットの実現に向けた足掛かりとして、いよいよ供用開始となります「モータースポーツマルチフィールド沖縄」についてお伺いいたします。(P3) この質問はSDGs附帯番号8番、11番、17番に該当します。 ①施設の管理・運営方法についてお尋ねします。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 おはようございます。 会派自民党暁、町田裕介議員の代表質問にお答えいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄の管理・運営につきましては、将来的な指定管理制度の活用を見据えつつ、新設の施設であることからも当面は直営による管理とし、一部民間事業者のノウハウを活用する業務委託契約により、施設の管理・運営を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 参事、御答弁ありがとうございました。 当面は直営で、今、一部が委託事業者に委託するという話なのですが、この委託事業者の部分は、自主事業を実施できますでしょうか。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄につきましては、一部委託業務として民間事業者へ施設の管理運営を行っていただくことになります。具体的な管理運営業務につきましては、委託業務仕様書に基づき行われることになり、指定管理者のように管理者の自由な裁量による自主事業は基本的に行うことはできません。ただし、管理者より、こうした提案があれば双方協議を行い、施設の管理運営上、必要と認められる場合は、委託業務として実施することは可能だと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 委託事業者が必要と認めた場合はできると。もし仮に、自主事業を行った場合、その歳入はどこに入るのでしょうか。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 事業に関しましては、基本的に委託事業のため、歳入につきましては市の収入として取扱うことになります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 続けてまいりたいと思います。質問の要旨(3)②「県内モータースポーツの聖地化」と施政方針に記載がありました。現時点でどのような取り組み(イベント等)を検討しているのか。また、市内・県内出身の有力ドライバーとの連携についてどのように考えているのか、お答えください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄につきましては、本格的サーキットの実現に向けた短期ビジョンとして、モータースポーツ競技・イベントの開催加速化を通じた県内モータースポーツの聖地化を掲げ、整備を進めております。いよいよ令和3年度の供用開始を迎えます。本施設は農業振興地域に位置し、周辺には畜産業をはじめ、花卉、園芸など多くの方々が事業を営んでおります。施設の供用開始により市民、県民をはじめ、多くの方々がこの施設を訪れることになりますが、こうした利用者に対し、当該地域を広く周知することができるとともに、地域利用も含めたマルチな活用により、本市の北部地域の振興にもつながるものであると考えております。 モータースポーツの聖地化に向けましては、これまでもモータースポーツ振興の取組として、コザモータースポーツフェスティバルを毎年開催し、市民、県民の皆様に対し、モータースポーツの魅力を広く発信し、サーキット建設への機運醸成を図ってまいりました。今後は本施設がモータースポーツ振興の拠点施設として多くの皆様に御利用いただき、本市がモータースポーツ振興に注力しているという認知の確立を図り、中長期ビジョンであります本格サーキットの建設実現につなげていければと考えております。 昨年本市出身の平良 響選手がF4レースの年間チャンピオン獲得という快挙を成し遂げました。そして今年からステップアップし、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権への参戦が決定したといううれしいニュースも入ってきました。そのほかにも沖縄には県内外で活躍する多くの有力選手がいらっしゃいます。ぜひ本市のマルチフィールドも御利用いただき、トップレベルな走りで、多くの観客を魅了していただきたいと考えております。さらには若手選手をはじめ、これからモータースポーツを始める方々の育成なども行っていただけるよう施設管理者をはじめ、競技団体とも連携を図りながら、こうした環境づくりにも取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 市長、御答弁ありがとうございました。 ただいまの御説明の中で確認させていただきましたが、この施設は常々言われていますが、マルチに使える多目的な広場としての機能を有しているということもあり、多くのイベントをここで開催することが可能と。また、そこから本市の北部地域の振興にも寄与するということで認識をいたしました。周辺が農業振興地域という環境の中で、様々な方にも利用していただける施設としても期待をしております。また、このくわえビジョンの一丁目1番地である本格サーキットの建設に向けた取組として、ぜひまた成功に盛り上げていただいて、また、機運醸成につなげていっていただけたらと思っております。 また、市長の御答弁にありました本市には平良 響選手をはじめとする県内外で活躍する選手がおり、お隣では、うるま市でジムカーナのチャンピオンであります高江選手ですとか、中部広域にはいろいろなモータースポーツの選手が多くいますので、これまで以上にトッププレイヤーとの連携を図っていただいて、機運醸成につなげていただきたいと思っております。先ほど自主事業も可能ということで話があったので、ぜひトッププレイヤーをお招きしてのモータースポーツ教室みたいな形の、若手育成の観点からできてもおもしろいのかと思いましたので、御検討ください。 それでは質問を続けさせていただきます。質問の要旨(3)③JAF(日本自動車連盟)のコース公認の取得をするということで、去年の代表質問で確認させていただきましたが、そのコース公認の取得予定の現状、進捗及びJAF公認競技大会の開催誘致に対する当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄の整備につきましては、四輪モータースポーツの統括団体である日本自動車連盟が定めるモータースポーツ施設の安全基準をクリアするとともに、将来的にはJAF公認競技の開催、誘致にも対応できるようコース公認の取得をすることとしており、現在、申請手続を進めているところでございます。コース公認の取得により、四輪ジムカーナのJAF公認競技会の開催が可能な施設となり、九州地区選手権の開催、さらには全日本選手権の開催も可能となることから、格式ある競技大会の誘致に向けても県内競技団体とも連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 参事、御答弁ありがとうございます。 ただいまありましたように、JAFのコース公認を取得するということは、JAFの安全基準を満たしているということにつながることになるので、そういう安全性を示しながら、取得するとJAF公認の大会が開けるということでありますが、ただ、現実的にJAFの大会を開催するとなると、まずどの競技を開催するかという検討が恐らく必要で、ジムカーナとか、二輪なのかとか、ドリフトなのかという形で、そういう競技をまず検討して、それから全国でのJMRCでしたか、JAFの下部組織、そこら辺の部分が恐らく主体になって開催がされると思うのですが、よく聞く話では、JAF公認大会をやったときに駐車場の問題とパドックというのですか、車を置く場所です。パドックの問題とか、いろいろ様々な問題があると聞いていますので、ぜひ調査研究をしていただいて、将来的にここで全国のトッププレイヤーの競技が見られることを楽しみにしておりますので、ぜひよろしくお願いします。 続いての質問に移ります。質問の要旨(3)④モータースポーツマルチフィールド沖縄が供用開始されることに伴って、「自動車関連産業の進出による雇用創出」についても、今後期待されるということでありますので、企業誘致に向けた取組、現状についてお答えください。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 自動車関連産業の進出による雇用創出につきましては、中長期ビジョンである本格サーキットの整備と併せて実現を目指すこととしており、モータースポーツマルチフィールド沖縄における施設の活用を通して、様々な検証を行ってまいりたいと考えております。平成27年度から開催したコザモータースポーツフェスティバルは回を重ねるごとに、本土からの企業の出展が増えており、本市におけるモータースポーツ振興に向けた取組に対して、県内外の関連企業から非常に大きな注目をいただいております。このモータースポーツマルチフィールド沖縄では、モータースポーツ競技だけではなく、自動車関連産業の製品開発や製品テストなど、関連企業による活用も可能な施設となっており、こうした関連企業の利用促進を図りながら、将来的な関連産業の誘致に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 自動車関連産業の進出、いわゆるスポンサーを増やしていくということは大変重要で、先ほど質問させていただいたJAF公認の競技大会もやるだけでは、なかなか収支が厳しいという現状もあるということも聞いていますので、雇用を生み出すという観点からも企業誘致というところは大変重要でありますので、ぜひ供用開始された暁には早急に企業誘致、スポンサー、そこの引き込みをしっかりやっていただきたいと思っております。 それでは続けてまいります。質問の要旨(4)潮乃森について伺う(P3~4、P24) こちらもくわえビジョンに掲げられた東部海浜開発の潮乃森なのですが、潮乃森についてお伺いいたします。この質問はSDGs附帯番号8番、14番、15番、17番に該当する内容でございます。 先ほど金城由美議員の質問でもありました人工ビーチが令和5年度末に供用開始ということであります。 ①施政方針の中に「人工ビーチを舞台に繰り広げられるビーチスポーツ」について当局の見解をお伺いいたします。 ア.どのようなビーチスポーツに力を入れる予定か、どういうビジョンがあるのか、お答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 自民党暁、町田議員の代表質問にお答えいたします。 東部海浜開発地区は、スポーツコンベンション拠点や海洋性レクリエーション拠点の形成を図るため、県内最大級のロングビーチで、ビーチスポーツやマリンスポーツが計画されております。人工ビーチの幅は最大100メートルを有しているため、県内では類を見ないビーチスポーツに適した平面ビーチであり、1年を通してスポーツ大会の開催が可能なことから、国際的なビーチスポーツ拠点としての可能性を秘めていると考えております。今後はビーチスポーツに関する全国的な事例を調査研究するとともに、関係団体との意見交換を実施するなど、人工ビーチのにぎわいがより一層高まるよう取組を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 できれば何かのスポーツに力を入れていくみたいな、そういうものもあってもよかったのかと思いますが、ビーチスポーツといってもいろいろありますから、サッカーや、ビーチテニスとか、最近はフライングディスクとか、そういうのもありますので、一概にどれという形ではないということで認識しましたけれども、ただ、御答弁の中にもありました国際的なビーチスポーツ拠点としての可能性を秘めているということであれば、ぜひ国際的なビーチスポーツができるように、これからの段階から意識していただきたいと思っております。 例えば例を挙げると、ビーチサッカー、国際的な試合を誘致する場合は、砂浜が40センチ以上ないといけないとか、幅は100メートルということで満たしているのですが、そういう砂の深さとか、質とか、いろんな砂があるみたいなのです。そういうものもあるということで、競技によって基準が異なるという話でありますので、様々な多岐にわたるビーチスポーツを調査研究して、それらも意識した計画で進めていただきたいと思っております。また、今、例に出したのですけれども、ビーチサッカーで言いますと、FC琉球のビーチサッカークラブ、これは世界ランク7位らしいのです。強豪チームであって、フットボールチームであるFC琉球は沖縄市をホームタウンとしていますが、ビーチサッカークラブは、FC琉球ビーチサッカークラブと冠はあるのですけれども、系統は別で、現在ホームタウンを設定していないそうです。北谷町のアラハビーチとか、そういうところで全国的な大会を誘致したりとか、そういう形でやっているという話なのですが、親であるFC琉球が、沖縄市はホームタウンでありますので、沖縄市にもホームを置きたいという話も聞こえてきていますので、そういうサッカーチームを誘致するためにも国際基準の砂浜とか、様々な調査研究を含めて、今後も検討していただきたいと思っておりますが、そういう検討は可能でしょうか。再質問をさせてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 ビーチスポーツには、今、議員から御提案のありました各種いろいろなスポーツがございます。その国際的なビーチスポーツが開催できるよう、砂浜の幅ではなく、やはり議員がおっしゃっておりました質も重要視し、整備を県とともに取り組んでいきたいと思います。まず、そのような国際的なスポーツをやるには、それなりの基準が必要でございますので、その基準に適合できるような施設整備を目指していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 ぜひそういう調査研究を進めていって、くわえビジョン、こちらの一丁目1番地、潮乃森はこれからの沖縄市の顔になりますので、そこでまた市民が楽しめるこういう競技が見れることも期待しておりますので、よろしくお願いします。 続いての質問に移りたいと思います。質問の要旨(4)①イ.人工ビーチの整備及び管理は沖縄県、本市のどちらが行うのか、お答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 人工ビーチを含む海浜緑地の整備につきましては、沖縄県による整備となり、管理につきましては海浜緑地及び人工ビーチにおいて、管理棟やトイレ、休憩施設など、施設整備が整った段階で県から市に委託されることとなります。また、令和5年度の一部暫定供用開始に向けた人工ビーチの整備や管理につきましては、利用者が安全に快適に楽しめるよう、必要な施設整備を促進するとともに、管理についてもしっかりと県と調整してまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 答弁ありがとうございます。 質問の要旨(4)①ウ.土地の所有権はどこが持つのか、お答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 人工ビーチ及び海浜緑地につきましては、国及び県が埋め立て工事を実施するため、土地の所有権は国及び県が所有することとなります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 質問の要旨(4)①エ.沖縄振興一括交付金が令和3年度は減額(▲33億円)となるが、令和5年度に予定されている人工ビーチの一部供用開始時期に影響はないのか、お答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 同交付金を活用して整備する施設は、県においては臨港道路、海浜緑地を予定しており、人工ビーチについては早期供用開始を望む地元の意向に応えられるよう、令和5年度末の一部完成に向け整備を進めているところで、今後とも必要となる予算の確保に向け取り組むと県からは伺っております。本市が整備を予定している上下水道につきましては、橋梁及び臨港道路の進捗と併せ整備を進めるとともに、必要となる予算確保に向けては、市長をはじめ、議員連盟、地域団体等と連携し、国及び県へ働きかけるなど、令和5年度末に人工ビーチの一部が利用できるよう積極的に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 本員は供用開始時期に影響がないのかということを質問しているのですが、県の見解等がまだはっきりしていないはずなので、現時点で影響があるという形では言えないと思いますので、ここで意見をさせてください。県が橋梁、臨港道路を造って、それに併せて市が上下水道のインフラをやっていくというところは当然理解しているのです。これは議員みんな分かっています。そこで12月定例会の瑞慶山副議長の一般質問でもありましたけれども、もちろん予算ありきであることは承知の上でありますが、まず供用開始に向けてのこういう上は県だ、上下水道は市がやると、そういうのは分かるのですけれども、そもそも一括交付金の予算が減らされたという現状で、この市の事業が滞る可能性もあります。これでもし市の事業が滞った場合というのは、もちろん市の上下水道の部分も滞って、同時に、令和5年度末の人工ビーチの供用開始というのが遅れる可能性があるのかというところも懸念されるわけなのです。市当局は県事業が進まないから市が進められないとかという考えではなくて、そのときにぜひ市長、しっかり引っ張り出して、国と県と交渉する。そして議員連盟の議員もいますので、それぞれの議員もまた県議会にもパイプがありますので、これまで以上にどんなですかと。東部海浜の推進議員連盟の議員に相談をして、県議に働きかけてくれとか、そういうものを県職員ともっと連携を密にして、令和5年度末と議会でも言いましたと。もう進めていきたいから予算の部分というのもありますけれども、それもどうにかしてくれと。これまでも頑張っているとは思いますけれども、少しどこか、これは県だ、国だとかというちょっと他人事に聞こえてくる部分もありますので、その努力をもっとやってほしいと言っているのです。それはもうぜひお願いしたいのと、ちょっと表現が感情的になってしまいましたけれども、どうにか早期実現、ずっと待ってきているので、延長、延長になってきているので、どうにか早期実現をしてほしいという市民の思いを受け、エールとして発言をしておりますので、ぜひ御理解をいただき、これまで以上に熱い思いを持って当該事業に取り組んでいただきたいと思っています。早く人工ビーチでバーベキューをしたり、海水浴をしたいと皆さん思っておりますので、事業に遅れのないようお願いいたします。 続いて、質問の要旨(4)②「スーパーヨットの寄港実現を促進する」についてお伺いいたします。 ア.寄港実現に向けてどのような行政手続きが必要か、お答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 東部海浜開発事業の宿泊施設用地とマリーナ用地は、これからの観光産業をリードする可能性を秘めており、ビーチフロント観光だけではなく、スーパーヨットの寄港が実現できれば、そこを拠点として東海岸域に面する市町村の振興発展、さらには沖縄県の発展にも寄与することから、寄港実現に向けて取り組んでいきたいと考えております。寄港における行政手続についてですが、現在の法的な手続としては、外国船は税関、入管、検疫等の手続が必要となっており、その中でも入港手続の煩雑さが挙げられ、国内を周遊する際、寄港地ごとに入港手続が必要となることから、観光目的の船に対する規制緩和が求められているところでございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 続いての質問に移ります。昨年9月にもうちの会派の瑞慶山副議長から一般質問がありましたが、質問の要旨(4)②イ.これまで本市がどのように進めてきたか、進捗状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 これまで本市におけるスーパーヨットの誘致に向けた取組については、令和2年度より一般社団法人スーパーヨット誘致会議・日本に賛助会員として介入し、本事業についての情報発信や誘致に係る情報交換を行っております。また、現在、県が改訂作業を進めている中城湾港長期構想においては、東部海浜開発地区のマリーナ地区へのスーパーヨットの受入れ環境整備について、市長からも策定委員会において強く要望し、計画に位置づけられる予定となっております。今後も引き続き寄港実現へ向け、国、県及び関係団体とも連携を図りながら取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 今、御説明をいただきましたが、県が改訂作業を進めている中城湾港の長期構想に位置づけられたという話があるのですけれども、スーパーヨットは、世界中から富裕層が来て、東部海浜潮乃森に来て、経済効果を生み出すことができるスーパーヨットは、沖縄県自体が前向きという考えでいいのでしょうか、再質問です。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 県としましても、富裕層の誘客に取り組んでおり、観光付加価値の高いスーパーヨットの受入れ環境整備は、さらなる観光振興の発展や地域等への高い経済効果が期待されることから、寄港実現に向けて前向きに取り組んでいると県からは伺っております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 とりあえず県も前向きに考えているということで、中城湾港の長期構想に位置づけられたということはうれしく思っております。 続けてまいります。質問の要旨(4)②ウ.令和3年度における本市の取り組み内容及び寄港実現までの予定スケジュールについて、お答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 令和3年度以降においては、スーパーヨットの受入れ環境整備に係る短期的な取組として、地域の機運醸成やスーパーヨット導入に向けた調査及び検討に取り組んでいきたいと考えております。また、スーパーヨット寄港における法的な課題やマリーナ施設整備などにおいても、引き続き国、県及び関係団体との連携を図り、寄港実現へ向け積極的に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 これまでにも明らかになっていることではありますが、スーパーヨットという実現は、港の整備、ハード面の課題もそうですが、どちらかというと主に法律、税関の手続とか、そういうソフト面に大きな課題があるということで、認識がありますので、これは国にかかわる話でありますので、そこは理解しておりますが、令和3年度も引き続き市長を先頭に、寄港実現に向けて取り組んでいくということでありますので、せっかく賛助会員になったスーパーヨット誘致会議との意見交換をもっとしっかり重ねながら、沖縄市として何ができるかというものを引き続き誘致に関しての検討、調査研究をしていただけたらと思います。 続けます。質問の要旨(4)③については、先日の伊禮議員と同じ趣旨でありますので、割愛します。 質問の要旨(4)④企業誘致活動について、令和2年度の実績・成果及び令和3年度の取り組み内容とスケジュール(あるいは目標)についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 東部海浜開発地区の健康・医療施設区域の区域等の企業誘致活動につきましては、これまでにスポーツ医科学の専門領域である予防から治療、リハビリ及び競技力向上等の支援を軸とし、スポーツ医療やリハビリなどを専門とする企業や、それらの専門分野の運用を得意とする企業、施設開発などに関連する企業など、平成29年度から現在までに延べ約150社に対し、事業周知や事業手法について、ヒアリングを実施したところでございます。次年度の取組につきましては、健康・医療施設区域や多目的広場等、各エリアにおける役割機能や、エリアごとの機能連携によるマーケット特性、市場調査、動向押さえ、潮乃森全体のエリアマネジメント基本構想の策定に取り組んでまいります。今後の目標につきましては、健康・医療施設用地と併せ、多目的広場の一体的な整備や、その他の宿泊施設用地、商業施設用地につきましても、企業訪問をはじめ、ウェブなどを活用し、引き続き本市にとって有益となる企業誘致に向け、健康医療施設用地等の早期の土地利用を図るため、公募条件等の設定に係る調査や、企業サウンディングに取組、国、県の橋梁工事などのインフラ整備の進捗を見据えながら、企業の公募、事業者の選定に取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 続けてまいります。質問の要旨(4)⑤本市のみならず沖縄県全体の振興に寄与することができる可能性があります「潮乃森」の事業について、国は第3次補正予算において事業費を増額したと聞くが、国がこれまで以上にスピーディーに動いている中、沖縄県及び本市の進捗に遅れはないのか、お尋ねします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 東部海浜開発事業につきましては、毎年市長をはじめ、東部海浜開発事業推進議員連盟の皆様、地域団体の皆様とともに、事業の早期完成に向けて、国に対する要請活動を行っており、埋め立て事業の促進につながっていると考えております。県事業につきましては現在、橋梁の整備を進めており、橋台及び橋梁の整備がおおむね完了し、令和3年度から仮設工事を含め、令和5年度末までに4車線のうち2車線が完了すると伺っております。人工ビーチにつきましては、早期供用開始を望む地元の意向に応えられるよう、令和5年度末の一部完成に向け整備を進めているところであり、今後とも必要となる予算の確保に向け取り組んでいきたいと伺っております。 本市の事業につきましては、上下水道の整備が進められており、陸地側の上水道整備はおおむね完了しており、今後は県事業に併せて整備を進める予定となっています。今後とも国の進捗に遅れないよう、議員連盟、地域団体等と連携し、国及び県へ働きかけるなど、事業推進に向け、予算確保に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 進捗に遅れはないかという質問は、潮乃森を応援している与党議員だからできると思っておりますし、また、応援をする意味でもそういう質問をさせていただいているのですが、本員としても、今、御答弁をいただいたのですが、国が何をする、県が何をすると。実施主体がそこの国と県だというところの部分というのは承知をしておりますが、潮乃森はこれまでにない環境にも配慮して、そして観光にも特化した未来都市の実現という形で、この潮乃森を目指していくということであれば、本市ももっと声を上げて、国庫補助の制限、あるいは国、県、市の役割、突破できるようなことにつなげられる行動をしていただきたいと本員は望んでいるのです。ただ、この予算の関係とか、こういう行政の縦割りとか、そういうものもいろいろあるので、不可能と思われるかもしれませんけれども、まさに菅総理大臣が言っています縦割り行政の打破というところにもつながると、その観点にもつながると思っていますので、難しいとは思いますが、これは市だ、これは県だというのは分かるのですけれども、もう少し、市長を先頭に早期実現に向けて、訴えをしっかり国、県にしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。加えて人工ビーチとか、スーパーヨットとか、東部海浜開発局の職員の皆様は、本当に負担が増えてくるのではないかということが予想されますので、先ほど金城由美議員も訴えておりましたが、これからますます潮乃森にフォーカスを当てられてくる事業だと思いますので、担当部局の体制強化を本員からも強く要望させていただきます。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時52分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き代表質問を行います。 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 午前に引き続き午後もよろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(5)⑤「沖縄こどもの国」について(P4、P18) 仲宗根 誠議員が同じような形で話をしたのですが、ちょっと違う角度で確認したいことがあります。 ①「国内でも類をみない空間演出による魅力的な動物展示をすすめる」とあるが、令和3年度における取り組み内容及び今後の整備スケジュールについてお伺いします。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国の令和3年度の取組につきましては、ジャングルの環境を表現したワニ舎周辺エリアのほか、旧クマ舎周辺や猛獣舎等の建て替えを行うとともに、各エリアのサイン整備を進めてまいります。今後は園内に点在するトイレや飲食、物販スペース等の便益施設のリニューアルを随時進めていくとともに、拡張区域の用地買収や計画づくりに取り組んでいく予定でございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 整備スケジュールという形でお聞きしたのですが、沖縄こどもの国整備事業一括交付金の特別枠であったと思いますが、令和3年度の一括交付金33億円が減額されたことに影響はないのかということで、確認の意味で再質問をさせてください。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国の整備は、沖縄振興交付金の特別枠を活用させていただいており、この特別枠に関しましては、令和元年より3年間交付されることから、令和3年度の整備につきましても特に影響はないというところでございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございました。 続いて②③、先日仲宗根 誠議員の質問で確認できましたので、割愛します。 続きまして、質問の要旨(6)二酸化炭素排出実質ゼロ社会を目ざす「ゼロカーボンシティ」について伺う。(P4) この質問はSDGs附帯番号13番に該当する内容でございます。 ①については栄野比議員より同趣旨による質問がありましたので、確認させていただきましたので割愛します。 続いての質問に移ります。質問の要旨(6)②長期構想検討委員会の資料を踏まえ、「ゼロカーボンシティ」として、潮乃森はどのようなまちを目指すのか、御見解をお答えください。お願いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。お答えをいたします。 国が地球温暖化の対策として、2050年カーボンニュートラルを宣言している中、県が改訂される作業を進めている中城湾港長期構想においては、環境との調整、低炭素社会の構築支援、循環型社会の構築支援が位置づけられる予定とされております。近い将来、本市の新たなまちの顔となる潮乃森は国の取組を踏まえて、液化天然ガス(LNG)、太陽光発電、水素エネルギーなどの活用や電気自動車の利用など、新時代に合った環境にやさしい技術革新に対するゼロカーボンシティの出島として、そのまちを目指していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。
    ◆町田裕介議員 市長、御答弁ありがとうございます。 まさに今、お話のあったとおり、環境にやさしい技術革新に即座に対応できる場所というのが潮乃森になってくると思うので、ぜひ潮乃森をゼロカーボンシティのモデルの出島という形でやっていくという市長の御答弁でありましたので、しっかりよろしくお願いしたいと思います。 質問の要旨(7)(8)は割愛します。 続いての質問に移ります。質問の要旨(9)沖縄アリーナについて(P17) この質問はSDGs附帯番号8番でございます。①は割愛させてください。 続いて、②供用開始に伴い、施設運用についての課題をお答えください。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、建物のほとんどが完成しており、今月末の引き渡しに向けて最終段階に入っており、3月の完成式典、4月からのオープニングに向けて準備を進めているところでございます。当面の課題といたしましては、世界的に猛威を振るっております新型コロナウイルスの影響から、イベントへの入場者数の制限等による開催への影響が出てくるものと考えております。各業界団体などにおいてもガイドラインが策定されておりますが、感染予防対策を徹底した上で、イベント等を実施していけるよう、国や県の動向を注視しながら指定管理者、関係機関とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 施設運営の課題というのがやはりコロナの影響ということで、恐らく入場制限をしなければならなかったり、いろいろなガイドラインがある中で、やはりこのコロナ禍でしかできないことというのが逆にまたあるかと思います。例えばコンサートでいくと、ライブ配信をするとか、ライブ配信をすることによって、入場制限をして、例えば半分入れて、半分の部分というのが売上げを有料でやってという形で、収益を上げたという有名アーティストもいるという話もありますので、やり方だと思いますので、しっかりコロナ禍に即したガイドラインに沿った形でやっていただきたいと思っております。 続いて、質問の要旨(9)③でございます。このアリーナの供用開始で一番議論をされているのが、中心市街地へどうやって経済の波及効果を出すのかということを踏まえて、中心市街地への回遊性向上を図るため、行政としてどのように関わっていくのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 中心市街地に足を運ばせるためには、各店舗の魅力を向上させるとともに、新たな店舗を誘致するなど、エリアとしての価値を上げることが重要だと考えております。そのため既存店舗や空き店舗等のリフォーム工事や商店街等が実施するイベントに対して支援を行っているほか、創業支援に対する相談窓口を充実させるなど、商店街の魅力向上に取り組んでいるところでございます。また、沖縄アリーナへのイベント来場者や中心市街地周辺の施設利用者をまちなかへどう呼び込むのか、その方策等を協議する場として、今年度は商店主及び沖縄アリーナをはじめとする周辺施設指定管理者を交えた、商店街周辺施設連携賑わい創出業務を実施しており、これまで全6回会議を開催しました。会議ではまちの課題として、商店街の自主性や受入れ体制の整備、アンテナショップやコラボグッズの開発・販売、情報の一元化に伴う新たな組織づくりなど、地域の魅力向上に向けた取組や行政への要望として、情報提供及び共有、民間駐車場の無人化に対する支援、シャトルバスの必要性など、意見が交わされております。本市としても引き続き、まち及び関係部署と協議を行いながら、商店街の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 以前から魅力向上の店舗、中心市街地の店舗の魅力を高めていくという話がある中で、どうしてもある程度、イメージして見えたほうがいいなと思うので、また、その辺もしっかり意見交換をしながら進めていっていただきたいと思います。 質問の要旨(9)④今後、サッカー場跡地に完成する施設と沖縄アリーナの連携について、どのように考えられているか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 コザ運動公園サッカー場跡地においては、民間事業者の自己資金による施設整備及び管理を行うパークPFIによる公募を令和2年10月に実施したところ、1団体から応募があり、現在、選定作業を進めているところでございます。事業者からは駐車場約300台と併せ、宿泊施設やコンビニエンスストアの施設整備の提案があり、主な事業としましては、沖縄アリーナやコザ運動公園の指定管理者との連携体制の構築、施設利用者及びスポーツ合宿の積極的な誘致、アスリートフードやアリーナ運営と併せた飲食店営業やイベントと連携したパック商品の開発、駐車場での朝市開催など、沖縄アリーナを含めたコザ運動公園全体の利用促進や地域振興に関する様々な提案がございました。その事業者からの提案が選定されますと、本市としましてもアリーナとの連携のみならず、コザ運動公園全体及び中心市街地など、市全体への波及効果を期待できると考えており、本市全体のさらなる活性化に向けて、事業者と連携して取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 危惧しているのは1団体からの提案ということでありますので、薄くならないような形でしっかり行政もこの提案内容というものをしっかりチェックするのも行政の役目だと思いますので、どんどん意見交換をしながら、今、提案されている連携という形のものをしっかり履行していただきたいと思うとともに、アリーナのニーズを捉えた地域振興に資する形の施設ができることを楽しみにしておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 質問の要旨(10)(11)は割愛いたします。 最後の質問となりますが、質問の要旨(12)「将来を見すえた行財政改革」についてお伺いします。(P28) ①以前、稲嶺議員も一般質問で取り上げた行政と企業の新しい連携手法であるSIB(ソーシャルインパクトボンド)の活用検討は可能であるか、当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。自民党暁、町田議員の代表質問にお答えいたします。 ソーシャルインパクトボンドとは、民間資金を活用して社会問題を解決する事業を実施し、事前に行政と民間事業者にて合意した成果が達成された場合、行政が成果に応じた報酬を支払う新たな官民連携の成果連動型民間委託契約の一つとされております。国内におけるソーシャルインパクトボンドは、平成27年度よりモデル事業が開始されており、全国的には主にヘルスケア産業に関連する事業が展開されているものの、活用事例が乏しく、事業の規模や性質に応じた適切な推進体制の構築などに課題があるとされております。そのため、ソーシャルインパクトボンドの活用につきましては、全国の事例や国の動向などの情報収集に努め、引き続き調査研究していく必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 御答弁ありがとうございます。 今、見解を聞かせていただいたのですが、実際には行政以外にシンクタンクなどの評価アドバイザー、そしてNPOなどのサービス提供者、銀行・投資家などの資金提供者、大学専門機関などの第三者評価機関、こちらをそろえないといけないというハードルがある中で、県内では浦添市が厚生労働省からモデル事業という形で受けて、実際に金融機関とか、資金提供者、そういうのも含めて、連携してやっているという事例がありますので、ぜひ意見交換をしていただきながら、検討していただきたいという思いがあります。本員としては、マッチングがうまくいけば、事業課が抱えているヘルスケア以外にも、いろんな課題の解決に大きく寄与できると考えておりますので、ぜひ検討していただけたら、このコロナ禍で厳しい財政状況の中、新たな改革につながると思っていますので、よろしくお願いします。 それでは最後になりますが、3月に退職される職員の皆様、これまで沖縄市のため時間を割いて、そして魂を削りながら、この沖縄市をよくしていただき本当にありがとうございました。これからも恐らく何らかの形で沖縄市に携われると思いますが、くれぐれも御自愛し、いつまでもお元気でいてください。これからの活躍を御期待しております。それでは本員の代表質問をこれで終了とさせていただきます。当局の皆さん、ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派自民党暁、町田裕介議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時13分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時14分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 会派護憲凛の会、高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 こんにちは。護憲凛の会の高江洲義八です。 今年はうし年であります。牛は古くから酪農や農業で人間を助けてくれた大切な動物であるようです。大変な農作業も最後まで手伝ってくれることからうし年は耐える、我慢、そして発展をする、芽が出るというすばらしい年であるそうです。今年は沖縄アリーナが完成、FIBAバスケットボールワールドカップ2023大会開催を記念して、コザミュージックタウンで1,000日前イベントが盛大に行われました。沖縄市の観光大使であるDA PUMPのISSA氏も登場して、会場を盛り上げてくれました。また、モータースポーツマルチフィールド沖縄がスタートいたします。本市安慶田出身の平良 響さん、彼のおじいさんは元沖縄市役所の職員であります。2020年のフォーミュラカーレース、FIA、F4選手権で県出身の年間王者に輝きました。桑江市長を表敬訪問しております。市長は「練習から危険を伴うだろうが、ますます技術を向上させて頑張ってほしい」と激励をしております。 また、沖縄こどもの国に14年ぶりにキリンの赤ちゃんが産まれました。コロナ禍における深刻な状況を乗り越え、沖縄こどもの国をゆいまーるの心で未来につなげるべくクラウドファンディングへの挑戦をスタートいたしましたけれども、本当にたくさんの皆様から心をお寄せいただき、目標を大きく上回る御支援をいただいているということを報告されております。沖縄市がまさに芽が出て花が咲くすばらしい年になることを願っております。 それでは通告に従いまして、代表質問をいたします。 質問が大分かぶっておりますけれども、御理解をいただき、質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 質問事項1.令和3年度施政方針。 質問の要旨(1)P2.FIBAバスケットボールワールドカップ2023を成功裡へと導いていく「覚悟」についてであります。 ①令和3年度の主な施策の概要では、応援機運を醸成していく。とのみ示されている。市長の「覚悟」とはどのようなことなのか、お伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えをいたします。 令和3年度は沖縄アリーナにて開催予定のBリーグオールスターゲーム2022と連動した機運醸成の取組を行い、2022年から2023年にかけて、市民と県民が一丸となり、沖縄市をバスケットボールの聖地として、沖縄から全国、そして世界へと大きなうねりを起こしていき、成功へつなげていく覚悟であります。本大会の開催を契機に、国際文化観光都市及びスポーツコンベンションシティの推進を図り、市民には大会を成功させたいという誇りと自信を持つシビックプライドの醸成と、新しい沖縄市の姿を世界へ発信し、次世代に受け継ぐための遺産、レガシーとして導いていけるものと期待をしております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 市長、御答弁ありがとうございました。 すばらしい大会になるものと確信をいたしております。 次、質問の要旨(1)②2020年1月に開催された円卓会議の中で、フィリピン、インドネシアが国をあげて盛り上げてくることが予想される中、沖縄市ではどのように盛り上げていくのか、お伺いたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 こんにちは。会派護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 2020年1月に開催したFIBAバスケットボールワールドカップ2023の受入れ体制構築に向けた地域円卓会議では、様々な意見交換がなされ、期待や課題を抽出することができました。沖縄アリーナ周辺及び地域からの盛り上げの部分を取り組んでまいりたいと考えている一方で、沖縄全体の盛り上げや近隣市町村との連携については、沖縄県が取り組まれることから、県と連携して盛り上げていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 上原部長、御答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(1)③同じく円卓会議の中で、警備の中には駐車場警備のほか、避難誘導、ボディチェック、周辺巡回など、1日あたり数百人規模の警備員が必要と考えられる。警備体制として、今から県内企業のJV、県全体で引き受ける体制を立ち上げる必要がある。との報告に対する具体的な取り組みについてはどのようになっているのか、お伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 現時点において、警備体制等の詳細な部分は確定しておりませんが、引き続きOKINAWA CITY2023組織委員会などでも意見交換を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 次、質問の要旨(2)P3.「モータースポーツマルチフィールド沖縄」について。 ①自動車関連産業の進出による雇用の創出についてお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 会派護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄につきましては、市長公約として掲げる本格サーキットの実現に向けた短期ビジョンとして、現在整備を進めているところでございます。まずはモータースポーツの振興の拠点施設として、モータースポーツ団体による活用を促進し、県内モータースポーツの聖地化を目指すとともに、中長期ビジョンである本格サーキットの整備につなげるための各種検証等を行ってまいります。そしてモータースポーツマルチフィールド沖縄の運用を通して、モータースポーツの需要性等の検証を行うなど、中長期的な取組である自動車関連産業の進出による雇用創出や、沖縄観光における新たなコンテンツの確立につなげてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 質問の要旨(3)P4.「ゼロカーボンシティ」について。 ①「ゼロカーボンシティ」というのは、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする、と目指す自治体のことでありますが、沖縄市から排出される二酸化炭素をなくすために、どのような取り組みをされるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 近年、猛暑や集中豪雨など、温暖化が原因とされる自然災害が頻繁に発生しており、生活環境や生命など、将来世代にわたる影響が強く懸念されております。このような中、国においては脱炭素社会の実現を目指す2050年「カーボンニュートラル」を宣言し、国を挙げて取り組むとしております。私はカーボンニュートラル実現を目指す2050年を見据え、今まさにその第一歩を踏み出します。ゼロカーボンシティに挑むため、まずは市民や事業者と価値観を共有し、家庭、職場における省エネルギー活動の促進や3Rの推進など、これまでの取組を着実に実施するとともに、国が検討を進める2050年、脱炭素社会の実現に向けては地域の暮らしや社会分野の取組を注視するなど、総合的に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 市長、御答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(3)②地域が抱える課題の一例として以下のような課題が上がっていることについてどう解決策を講ずるのか伺います。 ア.自治体による従来型の取り組みだと、「我慢」や「負担」と捉えられがちなだけでなく、パリ協定が目指すような削減目標値を積み上げることは困難と言われておりますけれども、対応についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 国において温暖化への対応は、経済成長の制約やコストとする時代から成長の機会と捉える時代に突入されたと。発想の転換や変革に向けた民間企業の前向きな挑戦を全力で応援するとともに、温室効果ガス排出の8割以上を占めるエネルギー分野の取組が特に重要であるという認識の下、あらゆる政策を総動員するとされております。地球温暖化は人類の持続可能な発展の障壁となることから、本市においてもゼロカーボンシティに向け、それぞれの役割の下、しっかりと取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 市長、御答弁ありがとうございました。 再質問をいたしたいと思います。以前、公用車で電気自動車があったと思いますけれども、現在はありませんが、どのようにされたのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 平成24年12月から平成30年12月まで電気自動車を公用車として利用しておりました。電気自動車を導入した経緯につきましては、マツダ株式会社様より電気自動車のリースを通して、沖縄の高温多湿環境における車両の各種データを基に、研究開発を進めたいと沖縄市へ依頼があったもので、実証的な役割を担いながら、一定期間公用車として活用しておりましたが、6年間のリース期間が終了したことに伴い返却したものでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 同じく再質問をさせていただきます。沖縄県が公用車を電動車に転換をするそうです。本市の公用車70台の転換についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 本市におきましては、燃費基準達成車や排出ガス基準をクリアした車両など、一定の基準を設けて車両を買い替えているところであり、今後も電気自動車やハイブリッド車も含め、環境により配慮した車両の導入に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 沖縄県は地球温暖化対策の一環で、2021年度から県の知事部局が所有する全ての公用車を順次プラグインハイブリッド車などの電動に替えていくということであります。2025年までの5年間を集中期間として、現在約600台ある普通乗用車の6割、350台を電動車に転換させ、温室効果ガスの削減を、2029年度には導入率100%を目指し、電動車の導入が2021年度は63台、2022年から2024年度にかけましては年70台、2025年度は77台の予定をしておりまして、現在のガソリン車と比較して、車両1台当たり年間0.5トンの温室効果ガスの削減で、導入率が6割となる2025年には年間175トンの温室効果を見込んで、100%となる2029年度は年間300トンも削減をするそうであります。 次、質問の要旨(4)P6.コザ十字路地域の活性化について。 ①コザ十字路の活性化策について伺います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時05分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 質問の要旨(3)②イ.省エネや再エネ、さらには産業育成、住宅・福祉政策、まちづくりにつながる脱炭素政策は、従来の温暖化政策の枠組みを超えるため、既存の組織体制では十分に対応できないとのことですが、そのことについてお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 脱炭素社会の推進につきましては、観光分野はもとより、様々な分野で目標を掲げて全庁的に進めていくことが重要であります。しかし、ここは初めて施政方針に載せた施策であります。これは一朝一夕にできるものではないというもの、長期的に挑んでいかなければならないということは議員も御承知のことと思います。まずは一つ一つ我々ができることから、この役所の中でも対策が取れることを一つ一つ確認をしていきながら、次々と施策に載せていければと考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 大変失礼いたしました。 それでは質問の要旨(4)P6.コザ十字路地域の活性化についてであります。 ①コザ十字路の活性化策についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 今年度から実施しております商店街活性化支援業務は、コザ十字路地域、特に銀天街地区の日常的な地域課題の解決を目指すための組織づくりを最終的な目標に掲げ、銀天街プラザの運営を通して、地域活性化に向け鋭意取り組んでいるところでございます。銀天街プラザではほかにも地域住民からの相談や地権者、事業者等とのタウンミーティングを活発に行っているほか、店舗改修や新規出店に向けた支援などを行っております。また、昨年12月4日から始まった銀天夜市などの地域イベントの開催支援や、eスポーツ講座なども実施しております。令和3年度も引き続き地域の活動に対しての支援を行いながら、目標とするコザ十字路地域、銀天街地域全体を巻き込んだ組織づくりにつなげていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(4)②国道330号の拡幅事業の進歩状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲議員の代表質問にお答えいたします。 国道330号胡屋北交差点改良事業の進捗状況について、事業主体である沖縄総合事務局南部国道事務所に確認したところ、平成29年度の事業化後、令和元年度から用地買収に着手しているところであり、令和2年度についても胡屋北交差点からコザボウリング場の区間において、用地測量、物件調査、補償交渉を鋭意進めていると伺っております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 コザ十字路地域の活性化は、経営者の中には土地や建物の賃貸しがあったり、建物の老朽化など、活性化に厳しい部分もあると思われますけれども、アーケードが撤去され、飲食店主や地域住民が協力をして、徐々に店舗も増えてきております。また、コザ十字路で銀天夜市が開かれるなど、徐々にではありますが、確実に活性化に向けて進んでいるものと思っております。御苦労様です。頑張ってください。 次、質問の要旨(5)P7.認知症高齢者等の支援について。 ①金銭管理等に関する相談支援とあるが、具体的な事業内容についてお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 高齢者の金銭管理等に関する相談支援につきましては、沖縄市社会福祉協議会へ委託し、実施しております。同事業は、直接現金や通帳をお預かりする事業ではございませんが、判断能力の低下などにより、金銭管理の支援が必要となった高齢者の御家族や支援者から相談を受け、助言を行うとともに、必要に応じて日常生活自立支援事業や成年後見制度などへつなぐ支援を行うものでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 次、質問の要旨(5)②個人情報は守られるのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 受託先との契約書には個人情報に関する取扱いを明示しており、さらに実際に業務に当たる相談員についても個別に機密保持誓約書を提出させるなど、個人情報に関する管理を十分行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 御答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(5)③金銭管理を拒否する方の対応についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 金銭管理を拒否する高齢者の方の対応については、基本的に粘り強く説得し、金銭管理を行うことで、御本人の生活が守られるということを理解していただく必要がございます。また、認知症等で判断能力が十分でない高齢者については、御本人の権利を擁護していく観点から、成年後見制度への利用を検討するということも有効な手段でございます。「お金の管理が不安」、「もしかしたら認知症?」など、高齢者の困り事については、各地域型地域包括支援センターが相談窓口となっておりますので、お気軽にお問合せいただければと思います。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(5)④金銭管理の相談件数と市民後見人の利用人数についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 高齢者金銭管理等相談事業の相談件数の実績につきましては、令和元年度の延べ件数が592件、令和2年度12月末時点で延べ309件となっております。また、市民後見人の利用人数は現在まで2人となっております。令和3年度におきましても、引き続き高齢者金銭管理等相談事業の実施による適切な支援、また、市民後見人の育成を図るなど、認知症高齢者の権利擁護に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(6)P8.文化財の保存と活用について。 ①保全を図る計画の策定とは、どのようなものかお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 国指定名称アマミクヌムイに指定された越来グスクにつきましては、適切に保存、管理を行っていく必要があり、越来保育所跡地をはじめとした対象区域の保全計画を策定してまいります。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 御答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(7)P11.こどもの居場所づくりについて。 ①食事の提供・学習支援等を行う団体についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 子供の居場所につきましては、内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金を活用し、食事支援、学習支援、生活指導、キャリア形成等支援などを実施している子供の居場所7団体と、困難な問題を抱えている子供への手厚い支援を行う拠点型子供の居場所4か所を軸に、子供たちへの支援を実施しております。また、その他にも公民館を活用した遊びのプログラムを提供する出前児童館が15か所、月1回程度子供への食事支援を実施している6自治会への運営補助金も交付しており、合計32か所となっております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 質問の要旨(7)②こどもの状況把握に取り組むについて、中学卒業後の進路未定者や中途退学者も対象にしたのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 子供の居場所づくり支援事業の対象者は原則18歳未満の子供であり、生活困窮者自立支援法で定める生活困窮者、または学校教育基本法に基づく就学援助制度の対象者等となっております。また、子供の居場所の利用者の現状としましては、これまで主に小中学生の利用が中心となっておりましたが、利用者の少ない時間帯を利用し、高校受験を希望する過卒生や、定時・通信制の高校生の少人数の実績があり、居場所スタッフが学習支援や相談相手となって支援しております。今後につきましても、小中学生との利用バランスに配慮しながら支援してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 こんにちは。護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問にお答えいたします。 中学校卒業後の状況につきまして、本人や御家族から相談がある場合には、青少年センターの若者相談窓口で相談を受けるケースもございます。その若者相談窓口の相談員は、各中学校区で行われております不登校対策会議等にも参加しており、同窓口の啓発チラシや相談カードを配布するとともに、中学校卒業後における相談機関の一つとして、若者相談窓口の周知や来所案内を行いながら対応しているところでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 御答弁ありがとうございました。 中学校卒業後の状況については、本人や家族から相談がある場合には青少年センターの若者相談窓口で相談を受けるとのことですが、実態の把握については、なかなか厳しいものと承知をしております。今後とも子供たちのために頑張っていただきたいと思います。 質問の要旨(7)③認可外保育施設への支援についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 認可外保育施設への支援につきましては、保育士を対象とした研修会の開催及び給食費や保育材料費、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした物品の購入等の補助を実施するなど、認可外保育施設の保育環境の向上に努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。
    ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(8)P12.ひとり親家庭への支援について。 ①子育てにかかる経済的負担軽減についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ひとり親世帯への経済的負担軽減の取組につきましては、まず認可外保育施設に通うひとり親家庭の経済的負担を軽減するため、認可保育園に入所した場合の保育料と認可外保育施設の利用料の差額を、月額3万3,000円を上限として補助するほか、放課後児童クラブを利用するひとり親家庭に対し、児童1人当たり月額5,000円を上限に利用料助成を行っております。また、母子及び父子家庭等医療費助成事業として、各医療保険診療に係る自己負担分から一月につき1,000円を超える医療費を助成しております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(8)②レインボーハイツ改修前と後の利用状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えをいたします。 母子生活支援施設レインボーハイツは、支援を求める母子が入居しやすい施設を目指して改修工事を行い、令和2年4月に工事を終えております。改修の内容としましては、居室2戸を1戸化にし、間仕切りを造ることで、年頃の子を持つ母子のプライバシーの確保、多子世帯の受入れなどに対応できるようになりました。また、保育室の整備も行い、改修後の受入れ可能世帯は13世帯から10世帯となっています。令和元年度末の入所世帯数は、入所世帯定員13世帯中4世帯11人でありました。改修後は、入所期間満了のため1世帯が退所しましたが、11月、12月、1月と2世帯ずつ入所し、令和3年1月末の入所世帯は6世帯19人となっております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 部屋の面積が大きくなったということで、非常に喜んでいるという声も聞かれております。 次、質問の要旨(8)③新たに高等学校卒業程度認定試験の合格に向けた支援とあるが内容についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 今回新たに取り組む高等学校卒業程度認定試験合格支援事業につきましては、ひとり親家庭の学び直しを支援することで、よりよい条件での就職や転職に向けた可能性を広げ、正規雇用を中心とした就業につなげていくため、高等学校卒業程度認定試験合格のための講座を受講する場合に、その費用の一部を支給するものです。対象者はひとり親家庭の親、または児童となり、対象講座は予備校などで開設している高等学校卒業程度認定試験の合格を目指す講座で、通信制講座も含まれます。支援内容は受講講座修了後に受講費用の4割、上限10万円を支給し、高卒認定試験合格時にさらに受講費用の2割、上限5万円を支給します。まずは必要とする対象者へ情報が行き届くよう周知の徹底が重要だと考えております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(9)P15.青少年のスポーツ活動の促進及び健全育成について。 ①派遣費を支援するとあるが、学校外の活動も対象にしたのか、お伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 各種大会県外派遣費補助金は、学校体育行事以外の各競技団体等の主催による大会で優秀な成績を収め、県外大会に派遣される費用の一部を補助し、子供たちの出場機会の拡大や、競技力の向上に寄与しているところでございます。派遣者数といたしまして、毎年約500人の派遣補助を行っております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 次、質問の要旨(9)②社会生活を送ることが困難な若者とその家族とは、どのような方々か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えをいたします。 ここで述べている社会生活を送ることが困難な若者とその家族につきましては、いわゆるひきこもりの状態にある若者とその家族の方々を想定して答弁をさせていただいております。厚生労働省のホームページ等においては、ひきこもりとは仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態と定義をしております。教育委員会といたしましては、義務教育修了から39歳までの若者の相談を受け付ける若者相談窓口を青少年センターに設置しております。そこで本人やその御家族等からの相談に対応しているところでございます。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時12分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時12分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(10)P15.地域における福祉ネットワークの強化について。 ①さらなるネットワーク構想が必要ではないか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 地域福祉を推進するための福祉ネットワークが円滑に機能するためには、地域で活動する皆様を支える沖縄市社会福祉協議会や沖縄市民生委員児童委員協議会、沖縄市老人クラブ連合会などの活動が重要であると考えており、令和3年度においてもこれらの各団体へ補助金を交付し、その活動を支援してまいります。地域における福祉ネットワークにつきましては、地域で実際に活動を展開されている皆様を中心につくり上げていくものであると認識しており、市といたしましても、各団体と共同して、地域における福祉ネットワークがより円滑に機能するよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 部長、御答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(11)P17.生活習慣病対策についてです。 ①ライフステージに応じた各種がん検診についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 ライフステージに応じた各種がん検診についてお答えいたします。 まず二十歳以上の女性を対象に子宮頸がんを実施するとともに、40歳以上の女性を対象に乳がん検診を実施しております。また、30歳以上の男女を対象として胃がん・肺がん・大腸がん検診を実施しております。さらに沖縄市独自のがん検診として、希望する方に40歳の男女に胃がんリスク検診を、50歳の男性に前立腺がん検診を実施しております。次に、令和元年度の本市のがん検診受診率は胃がん検診11.7%、肺がん検診11.3%、大腸がん検診8.4%、子宮頸がん検診10.2%、乳がん検診11.9%となっております。令和3年度の取組といたしまして、国が2年に一度の受診を勧奨している子宮頸がん検診や乳がん検診を該当する年齢に受診できなかった方についても翌年度も対象として実施しております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(12)P17.新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。 ①接種の時期についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市におきましては65歳以上の高齢者の通知を3月下旬に予定しており、4月には接種が始まると想定し、準備を進めております。その後は国が示す接種スケジュールに従い、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、その他の市民という順番で案内をしていく予定となっております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 次、質問の要旨(12)②会場場所の選定についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ワクチンの接種場所に関しましては、医療機関で接種できる個別接種と市の施設等で行う集団接種を予定しております。集団接種の会場につきましては、多くの来場者でも密にならない等の感染対策を講じることができるように、コザ運動公園の市営体育館やコザしんきんドームでの開催を予定しております。また、予防接種実施計画を策定しながら、他の公共施設等での開催も検討してまいります。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 次、質問の要旨(12)③接種方法についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 多くの方が来場する集団接種会場の接種方法におきましては、待機場所で密にならないように椅子の間隔を開けたり、各ブースをパテーションで仕切ったりと、万全な感染対策を講じるように準備を進めております。また、体調不良者への対応につきましても、当日配置される医師や看護師等に協力してもらいながら、その処置がスムーズにできるよう必要な救護物品の購入などの準備を進めております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 次、質問の要旨(12)④ワクチン接種を進めるための実施シミュレーションについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 市が行う集団接種の準備のため、先日北谷町で開催された中部地区市町村合同でのシミュレーションに参加したり、庁内地下2階のホールで接種会場のレイアウトの確認を行ったり、本番をイメージしながら準備しております。また、集団接種会場として予定しておりますコザ運動公園での施設でのシミュレーションも計画しており、4月以降のワクチン接種がスムーズに実施できるように準備を進めております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 部長、答弁ありがとうございました。 新聞報道によりますと、新型コロナウイルスのワクチン接種を円滑に進めるため、うるま市が集団接種を想定した訓練を続けております。訓練には市職員や周辺自治体、医療関係者が参加し、受け付けや問診票の記入、案内係の誘導、医師の問診、看護師による模擬接種、接種済証の発行など、一連の流れを確認するそうです。予約なしで来た人や接種後に強い副反応が出た人なども想定し、訓練をしたとのことであります。本市でも新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトチームがスタートしております。ワクチン接種が始まります。担当職員の皆さんには、体調に十分留意をして頑張っていただきたいと思っております。 次、質問の要旨(13)P17.沖縄アリーナについて。 ①周辺駐車場情報システムとは、どのようなものかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 コザ運動公園には女子学園跡地も合わせて約2,000台の駐車場の確保を予定しておりますが、渋滞を少なくするためにもハード面だけではなく、ソフト面の整備が重要と考えております。そこで沖縄アリーナを含めたコザ運動公園利用者が中心市街地を含めた駐車場情報を共有していくことで、近隣で駐車場を探し続けるということがなくなると考えており、当初予算に計上させていただいているところでございます。駐車場情報システムの構築により、中心市街地を含めた駐車場の空き情報を共有していきたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 質問の要旨(14)P17.沖縄こどもの国拡張区域の用地取得について。 ①用地取得に向けた北中城村、地権者との交渉、進捗状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国の拡張区域の用地取得の進捗状況につきましては、令和2年度に物件補償2棟、用地17筆、約7,031平方メートルの補償契約を行ったところでございます。令和3年度につきましては、用地23筆、墳墓4基の補償を予定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(14)②村有地及び私有地、借地か、買い上げか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 拡張区域の所有者といたしましては、全て私有地となっており、市のほうで買上げる方向で進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 次、質問の要旨(14)③便益施設についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国の便益施設の整備につきましては、園内の水と緑の広場横にあるトイレを取り壊し、小さなお子様連れや御家族でも利用しやすいトイレ、授乳室への建て替えを予定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 御答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(15)P20.企業誘致の推進について。 ①本市の産業振興に寄与する業種を中心に、誘致活動をすすめるとあるが、モータースポーツ関連は入っているか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 モータースポーツ関連産業につきましても、関係機関及び関係部署と連携し、誘致に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(16)P25.道路整備についてであります。 ①安慶田中線5工区等の道路改良工事について、工事内容についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 安慶田中線5工区につきましては、安慶田地区土地区画整理事業区域から安慶田中学校線との交差点までの間約250メートルの区間で、標準幅員12メートル、両側に2.5メートルの歩道を設ける街路事業として道路拡幅整備に取り組んでおります。現在までの進捗率が事業費ベースで約98%となっており、令和3年度での事業完了を予定しております。令和3年度の主な工事内容としましては、残された約160メートルの区間における舗装工、区画線工、植栽工及び道路照明灯の設置を行う予定でございます。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 ありがとうございました。 次、質問の要旨(16)②周辺工区の状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 安慶田中線5工区の周辺工区としましては、安慶田中学校線との交差点から県道20号線までの区間約190メートルについて、安慶田中線6工区として整備に取り組んでおり、現在までに物件補償や用地購入が進められており、進捗率は事業費ベースで約76%となっております。また、安慶田中線5工区に隣接する安慶田土地区画整理事業区域では、区画整理事業として整備が進められており、区間の延長は約350メートルで、現在までに一部の工事と物件補償が進められており、当該区間の安慶田中線の進捗率は事業費ベースで約20%となっております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 部長、御答弁ありがとうございました。 次、質問の要旨(17)P29.行政デジタル化を推進するための最高情報責任者(CIO)の配置と専門人材の活用等についてであります。 ①これまで他自治体においては、CIO/CIO補佐官に外部の人材を任用しているようだが、沖縄市はCIOの配置と専門人材をどのような形で配置しようとしているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 護憲凛の会、高江洲議員の代表質問にお答えいたします。 国において、CIOにつきましては、全庁的にデジタルガバメントを推進するための中核として、庁全般を把握するとともに部局間の調整に力を発揮することができるよう、副市長等が望ましいとされております。既にCIOが配置された自治体の約7割以上が副市長等になっていることも踏まえ、本市につきましても、副市長をCIOとして検討し、行政デジタル化を推進していきたいと考えております。また、ICTの知見を持ち、自治体現場の実務に即した助言を行える専門人材の活用等につきましては、最先端のITイノベーションにより、新たな価値創造を目指す一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センターとの協定の下、専門的な支援等をいただけるよう現在、協議、調整を進めております。 ○小浜守勝議長 高江洲義八議員。 ◆高江洲義八議員 部長、御答弁ありがとうございました。 今年、退職をされる職員の皆さん、大変御苦労様でございました。 これで代表質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で会派護憲凛の会、高江洲義八議員の代表質問を終わります。 会派群星、桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。会派群星の桑江直哉です。会派を代表いたしまして、代表質問をいたします。 この1年で世界は様変わりしました。外出自粛、3密を避けるソーシャルディスタンス、マスク着用、手洗い、消毒など、昨年、1年前の2月定例会では、まだ議場ではマスクをしている方は少なかったと思います。そして今、議員と議員の間の席には、セパレートがされるなどということも昨年はありませんでした。沖縄県は現在3度目の緊急事態宣言中であります。コロナ新規感染者は減りつつありますが、まだ予断を許さない状況であります。しかし、社会経済が低迷する中、Amazonなどのインターネットのバーチャル店舗が過去最高の売上げで、増収増益をしているそうです。緊急事態宣言による巣ごもり需要を背景に成長しているとのことです。そしてまた、以前から一般質問でも行っていました、沖縄市にもとうとうUber Eatsがこの2月から開始されました。既存のレストラン、飲食店の食品を自宅まで運んでくれるサービスです。Uber Eatsのかばんを背負った自転車を見るようになってきました。市民の生活様式や消費行動が大きく変化してきた1年であったと思います。 今回の施政方針にもあるように、コロナで落ち込んだ地域経済の再生に向けた極めて重要な1年ということで、本員も同感であり、この社会変化に対応した取組に期待し、注視していきたいと思います。 また、桑江朝千夫市長、2期目最終年度となっており、選挙公約でつくり上げた沖縄アリーナ、モータースポーツマルチフィールド沖縄など、施設も完成し、供用開始され、沖縄市に活気を呼び込むとする1年ともなっております。市民の期待とともに、議員といたしましては、その効果についてはしっかり確認していきたいと思います。 それでは通告書の33ページをお願いいたします。 質問事項1.令和3年度施政方針についてです。 質問の要旨(1)P17.「新型コロナウイルス感染症の対策につきましては~市民に対し円滑かつ迅速にワクチン接種の機会を提供します。」とあるが以下伺います。 ①新型コロナワクチンの接種方法についてお伺いします。二度ワクチンを接種するのか、どの程度の間隔をあけて接種を行うのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 先日、国が薬事承認を行ったファイザー社製のワクチンにつきましては、接種回数が2回、接種間隔が21日間と示されました。その他の契約合意がなされているアストラゼネカ社製とモデルナ社製のワクチンにつきましても、国の薬事承認後に接種回数や接種間隔が示されるものと思います。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)②ワクチンの有効性期間はどれぐらいなのかお伺いします。また、期間が切れるとまた接種するのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ワクチンの有効期間に関する情報は薬事承認後に追って示されるとなっておりますが、現在のところ、いまだ通知等はございません。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 季節性のインフルエンザワクチンの効果は、半年程度などと聞いております。今回新型コロナワクチンを早い人で4月には二度接種する方もいるかと思います。場合によっては感染拡大の起こる時期に効果が切れる場合もあるかと思います。その点はしっかり確認をお願いしたいと思います。報道によりますと、新型コロナワクチンの供給が遅れそうという話もあり、ワクチンに対する市民の不安は徐々に増していくのではないかと懸念しております。 再質問ですけれども、この新型コロナワクチンの接種を行う事業期間について確認いたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 実施期間につきましては、厚生労働大臣からの通知で令和4年2月28日までとなっております。これは現在承認されているファイザー社製のワクチンの使用に関する期間となっております。今後、他のワクチンが承認されますと、同様に期間や対象者について指示が出されるもので、その指示に基づき接種事業は続くものと想定しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ということは、薬事法の期間によっては年度を超えることもあるということでよろしいですか、その点だけ確認します。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 先日厚生労働大臣から示された期間について、令和3年2月17日から令和4年2月28日までというふうに示されておりますけれども、これについて供給量とか、実施時期について、また改めて状況が変わり次第、御報告したいと思います。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 藤井寺市のワクチン接種に関するLINEアンケートというのがネットでありました。すぐに接種したいという方が27%で、様子を見てから接種したいという方が57%、あまり接種したくない10%、接種したくないが1%という結果だったそうです。様子を見てから接種したい方が多いので、恐らくワクチン接種終了時期になりますと殺到する可能性があります。接種を希望する方が全員受けられるよう、また、接種間近で混乱しないように御配慮いただきたいと思います。 続きまして、質問の要旨(1)③どこで接種する予定かお伺いします。集団接種、またはかかりつけ医等最寄りの病院でのワクチン接種なのか。または集団、最寄り病院等混合でもよいのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、集団接種と個別接種の両方で実施できるよう市の施設担当部署や市内の医療機関等と調整を進めております。また、国からは1回目と2回目の接種は、同じメーカーのワクチンを接種することが示されておりますので、接種場所が変わっても同じメーカーのワクチンを取り扱っている場所であれば接種できるよう調整を行っていきたいと思います。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)④新型コロナワクチン接種のタイムスケジュールについてお伺いします。例えば職業、年齢、既往等、一般への今年度の接種スケジュールが決まっていればお伺いします。
    小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、県外では医療従事者等の接種が進められておりますが、沖縄県でも3月から医療従事者等の接種が始まる予定です。その後、市町村が主体となる65歳以上の高齢者の接種が予定されておりますが、国からは4月以降の開始とだけ示されており、具体的な接種スケジュールは示されておりません。その後は国が示す接種スケジュールに従い、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、その他の市民という順番で案内をしていく予定となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 今回3種類のワクチンがあるという話を聞いております。 質問の要旨(1)⑤ワクチンメーカーによる有効性や安全性に違いはあるのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ワクチンの有効性や安全性につきましては、国の薬事承認後に示されるものとなっております。先に承認されたファイザー社製のワクチンにつきましては、高い有効性と安全性が示されています。今後、予定されております2社のワクチンの有効性や安全性につきましては、国の薬事承認後に明らかになるものと思います。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(1)⑥どのメーカーのワクチンが沖縄市民に提供されるのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、国において3社と供給に関する合意はされておりますが、現時点で薬事承認を受けているのはファイザー社製のみとなっております。接種開始後しばらくはそのファイザー社製のワクチンが供給され接種されるものと想定しております。他の2社のワクチンも今後、薬事承認がされましたら、順次使用していくことを想定しております。国は契約合意がなされている3社の合計で、全国民分のワクチン確保を行っておりますが、各社のワクチン供給量や供給時期等について、国から具体的に示されていない状況です。そのため接種時期により、どのメーカーのワクチンを接種するかどうかについては、国の接種計画において明らかになるものと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 先ほどの質問とも若干かぶりますけれども、質問の要旨(1)⑦1回目と2回目でワクチン接種のメーカーは一緒のメーカーなのか。また、違うメーカーでもいいのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 国からは1回目と2回目の接種は同じメーカーのワクチンを接種することが示されておりますので、複数のワクチンが供給されている場合も、2回目の接種では1回目に接種した同じメーカーのワクチンを接種する必要があります。国からの供給状況にもよりますが、接種を受ける方が2回とも同じ種類のワクチンを接種できるよう県内医療機関と連携し、市におけるワクチンの配分や市民への接種の案内を行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(1)⑧ワクチン接種による副反応等、アナフィラキシーの対策についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 ワクチン接種後には、まれにアナフィラキシーが発生することがあるため、状態を観察する必要があります。そのため接種を受けた方に15分から30分間程度待機していただき、経過観察を行うこととしております。その際、接種者からアナフィラキシー反応が起こってもすぐに対応ができるように、接種会場では救護物品や医薬品などの準備をしており、その場で医師による救急対応を行います。副反応については、国においても幅広い対象者に対し、予防接種後の健康状況調査を行うこととしており、本市といたしましても、国からの情報を収集し、市民への周知を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ⑧の再質問ですけれども、ファイザー社製の新型コロナワクチン接種後にVAERS、バースと読むのですか、に報告されたアナフィラキシーは、2021年1月18日時点で50例、100万回当たり5例とのことです。74%が接種後15分以内、90%が接種後30分以内に発生しており、80%はアレルギーの既往のあるものだったとの報告だったそうです。100万回当たり5例、接種後30分以内に9割とのことですけれども、今回30分は経過観察をするとのことですけれども、もしかすると残りの10%、家に帰ってからそういう症状が出る可能性もありますけれども、そういう対応についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 集団接種会場での15分から30分の経過観察の際に、接種した数日後に出ることのある副反応や気になる症状が出た際の相談先を掲載したチラシの配布を行う予定です。接種後も安心して過ごしてもらえるように、情報提供や相談対応をしっかり取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑨ワクチン接種後、感染防止策のマスクやソーシャルディスタンス等はやらなくてもいいのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 国が示しているワクチンの効果については、発症予防や重症化予防の効果が期待されていますが、ワクチンを受けた方から他人への感染をどの程度予防できるかの効果については、いまだ示されておりません。また、ワクチンの供給量や接種スケジュール等もあり、すぐに多くの方がワクチンを接種できるわけではなく、ワクチンを受けた方、受けていない方がともに社会生活を営んでいくことになります。そのため引き続き市民の皆様には、3つの密の回避、マスクの着用、手洗いや消毒の徹底などの感染予防対策を継続していただくようお願いしたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑩ワクチン接種は義務か任意なのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症にかかる予防接種は、予防接種法による臨時の予防接種と位置づけられております。臨時の予防接種は、接種についての努力義務があり、市が接種勧奨を行うこととなっておりますが、接種を強制するものではありません。接種については本人、または保護者の同意があった場合のみ行うこととされておりますので、接種券の通知に同封される説明資料などにも明記し、接種に関して誤解を招かないよう、また、個人の判断が尊重されるよう伝えてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(1)⑪コロナ感染やワクチン接種による差別や誹謗中傷等についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 新型コロナウイルスには、誰もが感染する可能性があります。感染した人が悪いということは決してありません。悪いのはコロナウイルスです。感染者や医療従事者等に対する誤解や偏見に基づく差別を行うことは絶対に許されることではありません。正しい知識を持って一人一人が感染対策を徹底し、差別、偏見、いじめなどが起こることのないよう、今後も啓発活動に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、34ページです。 質問の要旨(2)P18.「東京オリンピックパラリンピック競技大会に出場するフランスバレーボール男子代表等の合宿受入や大会開催に向けた応援機運を醸成」について以下お伺いいたします。 ①フランスバレーボール男子の合宿はいつ頃なのか、受入期間についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 東京オリンピック競技大会直前の合宿であるため、令和3年7月を予定しております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(2)②沖縄市に選手スタッフ等合わせて何人程度予定しているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 現時点での想定は選手が12人、スタッフが10人、合計22人でございますが、今後の調整で若干の増減はあるかと伺っております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(2)③練習場所、宿泊施設等は沖縄市なのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 主な練習場所はコザ運動公園の沖縄市体育館となります。宿泊施設も沖縄市内となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)④市民とのふれあい等企画があればお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 フランスバレーボール男子代表チームとの調整において、市民との交流は好意的に捉えていただいておりますが、大会直前の合宿ということと、新型コロナウイルス感染症予防も踏まえた内容を両者で調整していくという状況でございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 本来であれば沖縄市のバレーボールをやっている子供たちと一緒に何らかの触れ合いというか、対面等、一緒にバレーをやったりとか、そういうものがあるのがベストではありますけれども、こういう御時世でございますので、難しいとは思いますが、ぜひ沖縄市全体で応援したくなる機運醸成をお願いしたいと思います。 続きまして、質問の要旨(2)⑤受入で新型コロナ対策についての市の考えについてお伺いします。PCR検査や来沖時の隔離期間等、今回の合宿におけるコロナ対策等があればお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 東京オリンピックパラリンピック競技大会事前合宿時の新型コロナウイルス感染症対策については、内閣官房東京オリンピックパラリンピック推進本部の指導の下、沖縄県と連携しながら取り組むこととなっております。その中において、選手団については必要な防疫上の措置を講じた上で、入国を認め、入国14日間の自宅等待機期間中の活動が可能となっております。チーム関係者のPCR検査はフランス出国前、日本到着後、沖縄到着後、沖縄市滞在期間中に受けることとなっており、さらにチームによる健康管理や行動管理などの防疫対策も行うこととなっております。また、令和2年9月のパナソニックパンサーズの合宿受入れ時のコロナ対策をベースに、体育館入り口でのサーモカメラの設置や、見学者を入れる場合は、選手等との動線を分ける。宿泊施設での食事の座席は対面を避けるなど、できる限りの対策の準備を関係者と調整、検討しているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 1996年にスポーツ交流のまちづくりを目的にスポーツコンベンションシティを宣言した沖縄市に、今回フランスバレーボールのオリンピック選手が合宿に来てくれるというのは、沖縄市にとって大変光栄なことであると感じております。フランスバレーボール男子チームにおかれましては、他国に来て、コロナ禍でもあり、大変大きなストレス状態にあると思います。沖縄市に来た選手がリラックスし、オリンピックで大活躍をして、できれば決勝は日本対フランスになって、インタビューで沖縄市での合宿がよかったと言ってくれたら一番宣伝になるのではないかと思います。言葉の壁は、コロナ禍で感染症対策等も同時に行うなど、難しい事業であると思いますが、沖縄市の総力を上げて、おもてなしをしていただきたいと思います。 続きまして、通告書35ページ、質問の要旨(3)P17.「沖縄アリーナ」についてです。 ①アリーナ完成式典、プレオープン並びにグランドオープンこけら落とし等沖縄市のイベントがあればお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 それでは会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、3月28日に落成式典を開催する予定でございます。また、4月、5月にスポーツの幕開けとして、プレオープニングとなる琉球ゴールデンキングスの公式戦を開催し、6月にコンサートの幕開けをグランドオープンとして開催していきたいと考えております。新型コロナウイルスの影響もございますので、国、県の動向及びイベントガイドラインを注視しながら、指定管理者とも意見交換を行い進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 完成式典が3月28日ということで、約1か月後とのことでした。最初の完成式典はやはりコロナ対策もしっかりやっていただき、完成式典でコロナが出ないように、ぜひ注意して式典を盛り上げていただきたいと思います。 続きまして、質問の要旨(3)②2月28日に沖縄アリーナが完成し、プレオープンまで約1か月ありますが、市民が見学する機会はあるのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 今月2月末にはアリーナ本体の建築工事が終わりますが、3月にはアリーナへ多くの備品搬入の期間となっております。工事期間中も施工者の協力の下、アリーナの視察を実施させていただきたいところで、3月28日には完成式典には自治会長等の関係者に声をかけさせていただく予定となっております。4月にはプレオープンもいたしますので、今後も一人でも多くの市民の皆様をはじめ、県民の皆様にこのアリーナに足を運んでいただきたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)③令和3年度の稼働率についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 令和3年度の稼働率の予測につきましては、新型コロナウイルスの影響も鑑みると、現時点において予測は難しいという状況でございます。一方、平成29年度に策定いたしました運営手法等検討調査におきまして、当初5年間の想定稼働率といたしまして、38.9%と設定していたところでございます。調査段階ではアリーナ完成後から多くのイベントに活用していただけるように指定管理業務をスタートし、誘致活動を行っており、琉球ゴールデンキングスのほか、コンサートや展示会など、多くのイベント業者に興味を持っていただいていることから、引き続き国や県の動向も注視しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 コロナの状況等も見ながらではありますけれども、稼働率は38.9%とのことでした。年換算すると、365で割ると142日の利用とのことですけれども、142日には準備日とイベント等を行う実施日があると思いますが、実際お客さんが入るイベントの実施日は大体何日を想定されているのか確認いたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 平成29年度に策定いたしました調査に基づくと、当初5年間の利用日数142日、38.9%の142日のうち、イベント日は58日、準備日は84日と想定していたところでございます。 ○小浜守勝議長 暫時会議時間の延長を行います。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(3)④令和3年度の観客動員数についてお伺いします。また、先ほど③の再質問で、実際観客が入る稼働日は58日とのことでしたけれども、令和3年、1年間の観客動員数と一緒に稼働日の1日当たりの平均も一緒によろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 平成29年度に策定いたしました調査におきまして、当初5年間の来場者数としましては、35万2,000人を想定していたところでございます。また、1日当たりの平均ということでございまして、平成29年度の調査からすると35万2,000人を単純に稼働日58日で割ると、日約6,100人となります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。 続きまして、ちょっと部が変わります。質問の要旨(3)⑤P19.商店街の活性化で、沖縄アリーナとの連動についてお伺いいたします。先ほど観客動員数が6,100人という数字もありましたけれども、どのぐらい来られるのか、年間35万2,000人で58日で、1日当たり6,100人とのことでしたけれども、そのうちどのぐらいが商店街、地域の活性化に誘引しようとしているのか、そのパーセントについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 沖縄アリーナへのイベント来場者を商店街へ誘客するためにはどうすればいいのか、その方策を協議する場として、今年度は商店主及び沖縄アリーナをはじめとする周辺施設の指定管理者を交えた商店街周辺施設連携賑わい創出業務を実施しており、これまで全6回の会議を開催いたしました。会議ではまちの課題として、商店街の自主性や受入れ体制の準備、アンテナショップやコラボグッズの開発、販売、情報の一元化に伴う新たな組織づくりなど、地域の魅力向上に向けた取組が話し合われており、議員がおっしゃる観客動員数の何パーセントを誘客につなげるか、具体的な数値目標の話し合いは行われませんでした。今後はより多くのイベント来場者がまちへ足を運んでいただけるよう、個店の魅力向上やエリアの価値を上げる取組を引き続き推進してまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ⑤の再質問をさせていただきます。 桑江市長はアリーナを地域活性化の牽引役として、企業や地域への波及効果を高める流れをつなげるということで、沖縄アリーナ建設を進めてまいりました。そのアリーナがあと数日で完成します。また、数箇月後には稼働しようとしています。そのような中で今現在の商店街の皆さんと魅力アップや、話し合いを持つことは大変本員も重要だと感じます。しかし、沖縄アリーナができた結果、どの程度沖縄市が活性化したのかということを分かる形で示すほうがいいのではないかと。示すことで、何をしたから、何の効果があったのかとか、こういう検証ができると思うのです。沖縄アリーナが完成して企業や地域への波及効果をどのように高めていこうとしているのか。数値を設定すべきだと思いますけれども、それについてどうお考えなのか、数値以外でもいいのですけれども、分かる、見える化、効果が分かるような、どういう方策を考えているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 まちの課題として、先ほどの繰り返しになりますけれども、商店街の自主性や受入れ体制の整備、アンテナショップやコラボグッズの開発、販売、情報の一元化に伴う新たな組織づくりなどが上がっており、まずはまちとしてのエリアの価値、魅力向上に向けた取組が先決だと考えております。出てきた課題を一つ一つ解決するため、今後まちと協議を重ねてまいりますが、その中で具体的な数値目標はまちから自然と上がってくるものと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 年間58日ですね、沖縄アリーナに約6,100人の方が訪れるとのことでした。そのお客さんを呼ぶにはどうすればいいのかという部分をしっかり考えて、今年度、令和3年度どのようなことができるのか、しっかり地域の皆さんとも一緒になって考えていただければと思いますけれども、例えば沖縄アリーナに訪れた方のチケットにQRコード等を入れて、沖縄市内のクーポンを発行するとか、やはり市街地に引き込むような仕掛けをしっかりつくっていただき、また、分析できる、なぜ来たのか、なぜ来なかったのか、何人訪れたのかとか、そういう分析できるような施策も含め、また、この沖縄アリーナができたことで、地域活性化が本当にできたという証明になるというか、分かるものをやっていただきたいと本員は思います。 続きまして、質問の要旨(3)⑥女子学園跡地等への駐車場整備についてです。 ア.土地買取状況をお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 女子学園跡地の駐車場整備につきましては、現在34筆中29筆の契約を終えており、残りは6基の墳墓となっております。墓地所有者は事業に対しては理解していただいているところですが、墓地移転先の選定等に時間を要している状況でございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 現在34筆中29筆の交渉完了で、残り5筆、まだ買取りが進んでいないのが墓地で、墓が12基中6基残っているとのことでした。一昨年から同じ質問をしております。当初から土地所有者は事業に対しては理解をしていただけているとの答弁がありました。2020年、令和2年度中沖縄アリーナの完成に併せて供用開始するとしていましたが、残念ながら現在も工事着工どころか、土地も買取りできていない状況であります。テレビのコマーシャル等で見るのですけれども、沖縄では墓の引っ越し等はユンヂチのときにという風習があると聞きます。ちょうど令和2年、2020年がそのユンヂチで、次は令和5年、2023年の1月22日からだそうです。場合によっては、相手のあることなので、令和3年度中に買い取れないこともあるかと思います。このまま土地が買い取れない場合は、買い取るまで駐車場は造らないということでいいのか、また、9割以上土地が買い取れておりますので、買い取れている部分だけ駐車場整備を行うことも可能なのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 墓地権利者の方々につきましても、駐車場事業に対しては理解していただいており、引き続き交渉を進めさせていただきたいと考えておりますが、駐車場として利用できる用地も限られておりますので、有効に活用し、アリーナをはじめとするコザ運動公園利用者の利便性の向上を図る観点からも、補助のめどが立ち次第、駐車場の整備工事を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 すみません、今の答弁だと土地が全部買い取れていなくても工事をする場合があると。予算のめどがあれば、やる可能性があるということでよろしいですか。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 現在、購入している用地もございますので、コザ運動公園の利便性の向上を図る観点からも補助のめどが立ち次第、駐車場の整備工事を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑥イ.平面駐車場の着工時期、完成及び供用開始時期についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 令和3年度の当初予算において、平面駐車場の予算を計上しており、予算のめどがつき次第、整備に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑥ウ.立体駐車場の実施設計及び工事着工時期についてお伺いします。
    小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 令和2年度に基本設計を実施しており、令和3年度に順次実施設計、立体駐車場の整備に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(3)⑦交通渋滞対策についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄アリーナの交通渋滞対策につきましては、駐車場の整備のハード面からの課題から、イベント興行者による混雑時間帯の分散等のソフト的な対策まで、様々な手法を用いることが重要であると考えております。コザ運動公園近隣や中心市街地等の民間駐車場についても限りがあるため、シャトルバスや公共交通機関も活用しながら対応していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時13分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時13分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 通告書35ページです。ほかの代表質問とかぶりますので、割愛する部分がありますので、皆さんよろしくお願いいたします。 質問の要旨(4)は割愛します。 質問の要旨(5)P18.「エイサー文化の発信拠点となるエイサー会館」についてお伺いします。 ①過去3年間の実績。来場者数をお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 エイサー会館の来場者数につきましては、平成30年度が2万5,293人、令和元年度が2万6,772人、令和2年度が1月末の時点で7,135人となっております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 質問の要旨(5)②課題等があればお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 エイサー会館の課題といたしましては、認知度の向上と誘客のための活動がまだまだ十分でないということや、エイサー文化の保存・継承のため、教育委員会と連携した次世代育成の活動強化、これが継続的な課題となっております。また、新型コロナの影響により観光客が減少している中で、新たな手法によるエイサー普及への取組が必要という課題も生じております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(5)③令和3年度の事業についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 令和3年度につきましては、教育機関等を対象とした出張エイサー講座や一般市民を対象としたエイサー体験など、感染症対策を講じた上で継続して取り組んでまいります。また、エイサー会館で行われておりますエイサー大学や定期演舞などは、3密対策を行った上で、より多くの方々に御覧いただけるよう、ライブ配信も同時に行うほか、FacebookなどのSNSやYouTubeも活用しながら、県内外へエイサー文化の発信を強化してまいります。課題としても上げております教育委員会との連携についても、より強化していき、エイサー学習の機会を設けることで、次世代育成の支援に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ただいまの③の再質問ですけれども、指定管理者制度の導入の話が以前あったと思うのですが、それについてはどうなっているのか、いつ頃予定しているのか、また、予算についてもお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 エイサー会館への指定管理者制度導入につきましては、コロナ禍の影響を受けた県内の経済悪化が懸念される中、事業者の今後の見通しが現時点では困難な状況でございます。令和3年度につきましては、県内の経済状況やコロナの感染状況を注視しつつ、引き続き直営による運営を行い、管理体制や必要経費等の精査及び自主事業の検証を行うとともに、事業者へのヒアリングも行いながら、民間活用による効果を高めるための仕様づくりに取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(6)(7)(8)は、他の代表者ともかぶりますので、割愛させていただきます。 続きまして、通告書の36ページ、質問の要旨(9)P20.「工芸によるまちづくりの推進」についてお伺いします。 ①工芸やものづくり産業の拠点施設の整備についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 平成30年度に策定した仮称ものづくり物産振興館基本方針を踏まえ、整備地等について知花花織事業協同組合や沖縄市工芸産業振興会と意見交換を行ってまいりましたが、候補地の決定には至りませんでした。今後とも、ものづくり物産振興館の候補地の選定に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(10)(11)も他の代表質問とかぶりますので、割愛させていただきます。 続きまして、質問の要旨(12)P29.「職員のワーク・ライフ・バランスを推進」について以下伺います。 ①育児休業等の取得しやすい環境とは何か伺う。また、男女性別に拘わらずなのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。 会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 女性が妊娠中、または出産後も安心して働き続けるためにも母体の健康維持と出産後の回復、その後の女性側に偏る家庭や育児の負担を軽減することは必要で、この時期から働き方の見直しや、家事、子育て等に男性が積極的に関わることが重要であると認識しております。そのため育児休業等に関する職場の理解と環境づくりを図り、男女かかわらず、各種休暇制度の取得促進や育児休業に関する制度や、経済的な支援などの周知、休暇中の代替職員となる会計年度任用職員の配置など、職場復帰時のサポートや人事異動における配慮等を行い、女性も男性も育児休業を取得しやすい環境づくりに努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 再質問ですけれども、やはり男性も女性も育休がとりやすい環境をつくる。本員も賛成であります。特に男性の育休というのはなかなかとりにくいのかという感じもしますけれども、やはり男性にもしっかり育休をとっていただいて、女性の育児の大変さ等も一緒になって分かち合うのが大切ではないかと本員は思います。それで再質問ですけれども、過去3年間の男性の育休取得率、どのぐらい育休をされている方がいるのか。また、令和3年度の目標等があればお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 男性職員で育児休業を取得した過去3か年、人数でお答えさせていただきたいと思います。平成30年度が4人、令和元年度が2人、令和2年度現時点で5人取得しております。また、育児休業の数値目標でございますが、第2次沖縄市男女共同参画計画~ひと・きらめきプランにおいて、2022年度の最終目標値を20%と設定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(12)②新採用職員研修の一環として、新たに消防団研修を実施の内容についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 新たに研修を実施していくねらいといたしましては、住民の生命、身体及び財産を災害から守る地域防災の重要性を学ぶことにより、地域の防火、防災、救命法普及の担い手となり、地域への愛着を持ち、住民との絆を深め、市民に信頼される頼られる職員となることを目的として実施するものでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 新採用職員研修の一環で、新たに消防団研修を実施するということで、沖縄市の防災力強化にもなると思います。また、沖縄市消防団本部の沖縄市防災センターの研修や、心肺蘇生法、実際に消防団の訓練にも参加してみるのも大変有意義だと思います。本員も消防団をやらせてもらっておりますが、中城村にある沖縄県の消防学校で、消防団の基礎教育も研修させていただきました。そういうものももし活用できるのであれば、活用していただければと思います。また、一人でも多くの方が消防団に加入していただけることを期待しております。 続きまして、質問の要旨(13)も割愛します。 CIOについては副市長が兼務して行われるということで、機関を横断して、沖縄市全体のデジタル化推進については期待したいと思います。 質問事項2.学校教育現場における感染症対策についてお伺いします。 質問の要旨(1)①小中学校における体調管理についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 こんにちは。会派群星、桑江直哉議員の代表質問にお答えいたします。 現在、市内小中学校におきましては、毎朝の検温、それから同居する家族の健康状態を記録するなど、体調管理に努めております。また、換気による室温低下で風邪等の健康被害が生じないよう、児童生徒には暖かい服装を心がけること、それから保温、防寒の目的の衣服の着用について柔軟な対応をするよう各学校へ周知をしているところでございます。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 議長の許可を得て、皆さんにも資料を見てもらいますけれども、これは今朝、本員が息子の検温をして記入した表ですけれども、こういう形で毎朝保護者の皆さんが記入して学校に持たせている状況があります。本員も毎日朝起きると、小学校に通う子供を起こして、朝食を食べさせ、着替えをさせて、体温を測定し、この体調管理表に記入しております。それを毎日担任の先生がチェックし印鑑を押す。忘れた子は先生が検温。全生徒分、約30人以上の子供たちの体調管理を行っていただいております。毎日親の検温記入、そして先生の毎日のチェック管理は大変な作業であると思います。このような体調管理のやり取りをスマートフォンアプリで一元管理できるアプリがあり、もう既に静岡市の学校では利用されているそうです。そこで以下お伺いします。 質問の要旨(1)②ICTを活用した体調管理についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えをいたします。 新型コロナウイルスの収束の見通しがつかない中、学校業務の多忙化を解消する手だてとして、ICTを活用した取組は一考に値するものだと認識しているところでございます。ICTの導入や活用につきましては県内の状況、また、アプリの状況、それから学校の意見も参考にしながら調査研究に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 桑江直哉議員。 ◆桑江直哉議員 これまでの紙による体調管理の併用も含めて、多くの方がスマホを利用する状況でありますので、このようなアプリも含め、先生たちの業務軽減、そして出欠の確認がすぐパソコンで見られるということがあるようですので、ぜひこういうアプリも利用しながら、学校にICT活用を促していただきたいと思います。以上で本員の代表質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派群星、桑江直哉議員の代表質問を終わります。 会派公明党、藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは市民の皆様、市長をはじめ、市当局の皆様、こんにちは。会派公明党を代表しまして、代表質問をさせていただきます藤山勇一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。代表質問10番目の質問者となりました。皆様、最後までどうぞよろしくお願いいたします。本員は今まで各会派の質問を様々な視点からお伺いさせていただきまして、ざっと調べたら本員の質問をトータルすると恐らく400余りぐらい質問事項があったとカウントしてみましたので、最後までお付き合い願いたいと思います。 さて、第413回沖縄市議会定例会に当たり、桑江市長より令和3年度の市政運営を示す所信が述べられました。世界に開き、活力あふれる国際文化観光都市の実現を目指すべく、第5次沖縄市総合計画のスタート年度としても大切な令和3年度であります。私たち沖縄市がこの時代の大きな転換期をどのように乗り越え、活力あふれるまちへと発展していくのか大変期待が高まる施政方針でありました。特に沖縄市のみならず、全国、世界へも誇れるエンタテインメント拠点であります待望の沖縄アリーナの落成、リニューアルや今後の拡張整備により、魅力あふれるユニークな動物園沖縄こどもの国、熱気あふれるモータースポーツを核とした事業の推進、さらにスポーツコンベンション拠点、リゾート観光拠点を担う東部海浜を擁する潮乃森などを筆頭に、沖縄市の活力あふれるまちづくりの推進、活性化がいよいよ進んでまいります。これからの施策に大変大きな期待と希望を感じる一人でございます。 その一方で、いまだ猛威を振るう新型コロナウイルスの感染症であります。感染症が沖縄県内において初めて確認され、はや1年がたちました。ここで改めて新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、感染された皆様方にお見舞いを申し上げます。 2021年、本年に入り、11都府県に緊急事態宣言が再発令されるなど、感染の収束はいまだに見通せない状況にあります。2021年はコロナの脅威から命と生活を守り抜くことに全力を挙げるとともに、その先を見据えポストコロナ時代の新たな展望を開く大変大事なスタートの年となります。これまでの事例を生かし、新型コロナウイルス感染症の克服、生活の再建、経済の回復など、しっかりと対策を講じて、安心と希望が行き渡る1年、そして令和3年度にしてまいりたいと思い、その思いを込めて、以下代表質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 通告書37ページでございます。質問事項1.令和3年度の行財政についてお伺いします。 質問の要旨(1)令和3年度施政方針より、本市の財政状況につきましては、感染症拡大に伴う経済の影響により、税収の減少が見込まれる中等とありますが、具体的にどのような税収への影響があるかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。会派公明党、藤山勇一議員の代表質問にお答えいたします。 令和3年度当初予算につきましては、長引く新型コロナ感染症に伴う経済の影響により、市税が減収する見込みとなっております。令和2年度当初予算と比較すると、主に法人市民税現年課税分が約1億5,000万円の減収、個人市民税現年課税分において、約7,000万円の減収が見込まれ、市税全体で約2億6,000万円の減収、約1.7%減となる見込みであります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ただいま総務部長の御答弁にありました市税、法人税ともに減少が見込まれると。見込みでございますので、この1.7%の減少があるというのは近年ではなかなかないことだとお伺いをさせていただきました。あのリーマンショックがあったときもこの1.7%余りの減少はなかったとお伺いしておりますので、この見込み以上に大変厳しい財政の状況があるのだと本員は実感をしております。それでは質問の要旨を伺いたいと思います。 質問の要旨(2)このように厳しい財政状況の中で、新型コロナウイルス感染症への対策、地域経済の回復、生活の安定などをどのように進めていくのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 会派公明党、藤山議員の代表質問にお答えいたします。 本市の新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策につきましては、国から示された約18.7億円の臨時交付金を活用し、第1弾から第5弾の取組を進めております。今後の経済対策につきましても、追加で記されております約6.6億円の臨時交付金や、国の各種補助事業等の財源を効果的に活用しながら、地域の実情に応じた支援に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 国からの臨時交付金を活用して、本市は18億円余り、第1弾から今、第5弾まで様々な事業をして、生活者を守るための支援、また、感染症予防の対策を様々されていると思っております。今回のこの新型コロナの影響をしっかりと乗り切るための大切な交付金、予算ですけれども、これが市民生活にしっかりと安定的、経済の支援、部長もおっしゃっていましたように、効果的にどのような形でしっかりと行き渡るか、この辺しっかりと精査しながら、今後の予算も対策、また、経済の発展のために施策を進めていってほしいと本員は思っておりますので、この辺は強く要望したいと思っております。他市町村もコロナを乗り越えるために様々な施策があるとお伺いしましたけれども、マスコミ等では本当にこの事業が必要なのかとか、いろいろな疑念を持たれるような事業もあるとお伺いしましたので、沖縄市はしっかり市民のために予算を執行していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨(3)でございます。今、従来からの課題でもありますように、人口減少や少子高齢化が進む中で、各家庭、家族社会の変化、また、地域社会との希薄化と相まって、個人はもちろん、地域で抱える生きづらさや、リスクは複雑化して、多様化をしております。その課題解決に向けて、今、全世代型の社会保障への取組はもちろん、誰一人置き去りにしない地域の構築、高齢者、障がい者、女性、若者へのきめ細かく丁寧な支援、さらに雇用や就労の施策の充実も大変必要でございます。さらには住環境の整備促進、防災、減債対策を含め、ハードの面の事業も着実に進めていかなければなりません。 質問の要旨(3)今、行政へ求める地域課題やニーズの多様化、社会保障にかかる要望が増える中で、本市の持続可能な行財政の方向性についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 会派公明党、藤山勇一議員の代表質問にお答えいたします。 本市の財政状況につきましては、感染拡大に伴う経済の影響により、税収の減少が見込まれるとともに、年々増加している福祉、医療費等の社会保障経費や公共施設の老朽化対策に係る経費の伸びが予想され、厳しい見通しとなっております。この厳しい財政状況が予想される中、策定中の第6次沖縄市行政改革大綱において、将来を見据えた行財政運営の推進の改革を目的とし、改革の基本方針を2つ掲げています。1つ目の基本方針は、時代に対応した組織の総合力を高める。2つ目の基本方針は、効率的で効果的な財政運営を推進するとなっております。この2つの基本方針を基に、各部署における改革の実施計画を策定し、市民の視点に立った迅速な行政サービスの提供の実現に向け、職員一人一人が国の動向を踏まえ、職員自らが創意工夫の上、住民福祉の向上に資するため、意識改革や資質向上に努めるとともに、持続可能な行政運営のため、効果的で効率的な業務、組織の在り方を変革し、行政改革を推進してまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 桑江市長、大変厳しい財政状況の中でも市長がしっかりと市民の生活、暮らしを守るという力強い意気込みをお伺いさせていただきました。ありがとうございました。今、市長の御答弁でありましたように、2つの方針を掲げてしっかりと今の時代に対応した組織の総合力を高めていくと。もう1点目は、効果的な財政運営を推進するというところがありました。その上で、やはり職員の皆様お一人お一人がこの大変な厳しい状況の中でも様々なニーズ、多様化がある中で地域の課題、要望に応えている中で、本当に職員の皆様の御尽力にも感謝を申し上げたいと思っております。その中で、市長がおっしゃっていたみたいに、住民福祉の向上に資するため、意識改革や資質向上に努めるとありました。様々大変な中、御苦労な中、仕事をする中ですが、今、沖縄市民の中でコロナを受けて、それ以前も様々な地域課題、一人一人が抱える困難な中でありましたけれども、目には見えない困難なこと、また、耳には聞こえない小さな声でも、それを一つ一つ丁寧に聞くことが今、この大変な危機的な状況を乗り越える、これが一つの肝になるかと本員は思っておりますので、今後も市民のために全力で頑張っていただきたいと思っております。 続いて、質問事項2.新型コロナウイルス感染症対策についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)新型コロナウイルス感染症の克服に向け、市民生活や地域経済へのダメージに対し、地域の実情に即した対策を講じるとありますが、現在の状況や具体的な取り組みについて伺います。また、この未曾有の危機を乗り越えるための市長の力強い思いをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会と個人の生活を一変させるとともに、地域経済に与える影響など、大変苦しい状況が続いております。このような中、感染リスクという多大なプレッシャーと闘いながら、最前線で献身的に尽力されておられる医療従事者や日々懸命に取り組まれている事業者をはじめ、感染拡大防止に向け、御協力をいただいている市民の皆様に心より感謝を申し上げます。本市はこれまで感染症拡大の収束にめどがつくまでの間、緊急支援フェーズを基本としながら、新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策として、第1弾から第5弾において、経済分野をはじめ、福祉分野、こどものまち分野など、計59項目の支援策を打ち出しております。私は市民の命と生活を守る立場から、今後とも感染拡大防止や落ち込んだ地域経済の再生等に向け、しっかりと取り組んでいかなければならないという強い使命感を持ち、全力を傾けていく所存であります。感染対策の決め手とされる新型コロナウイルス感染症のワクチンを速やかに市民に接種できるよう万全を期すとともに、事業者等の声に耳を傾け、地域の実情をしっかりと把握し、時機を逸することなく積極的に施策を展開し、この難局に立ち向かってまいります。議員の皆様の御協力も併せて強くお願いするものであります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 桑江市長、大変力強いメッセージ大変ありがとうございました。 本員が質問をさせていただいた理由に、市長もおっしゃっておりましたように、新型コロナウイルスはいつかかるか分からない。明日身近な人がかかるかもしれない。このような多大な苦しさとおっしゃっていましたけれども、今、本員たちの生活が一変している中で、市民の中にはそろそろ今のような力強いメッセージが必要かと思って、質問をさせていただきました。市長の思いをしっかりとまた市民の皆様、各方面にもお伝えいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 また、様々な感染症対策、市長がおっしゃったように、59項目にわたる支援策も打ち出していただいた中ではあるのですけれども、本員も感染をされた方の御家族のお話を聞く機会がありまして、重症者になった方だったのですが、この感染は、先ほどもお伝えしたように、全く理由というか、急に感染をして、瞬く間に肺の機能に疾患を抱えるぐらいの重症化に陥ったそうでございます。家族の中で、こういう状況になると不安しかないと。そういう中で退院はできたものの、今後の治療費の負担、また、生活費の負担が大変今、厳しい状況ということもお伺いしました。コロナをきっかけに様々な生活が一変された方はたくさんいらっしゃると思います。新型コロナウイルスの影響から新たな要望、また、課題などは出てくると思っておりますので、その辺りもしっかりと聞き取りをしながら、全力を挙げて、引き続き取組をお願いしたいと思っております。 続きまして、質問の要旨(2)に移ります。今回新型コロナウイルスワクチンの接種がいよいよスタートしております。新型コロナウイルスのワクチン接種ができるだけ早く多くの市民に接種できるよう、万全を期すとありますが、接種計画の策定状況・優先接種の計画・広域自治体の取組・予診票などの発送・医師会などとの連携・コールセンターなどの相談体制・ワクチンの流通調整管理など、現在の具体的な準備状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 公明党、藤山勇一議員の代表質問にお答えいたします。 先月設置された新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトチームでの現在の準備状況についてお答えいたします。接種計画につきましては、国の示す手引き等の内容が固まり次第、策定を進めてまいります。優先接種の計画につきましては、県が実施する医療従事者等への接種が行われ、その後65歳以上の高齢者への接種が予定されております。広域自治体の取組につきましては、中部地区の市町村の連絡会において、各市町村の進捗確認や情報共有を図っており、足並みをそろえて実施できるよう連携しております。予診票などの発送につきましては、3月下旬の発送に向け、印刷製本及び封入、封緘作業を委託し、準備を進めております。医師会などの連携につきましては、接種体制などについて中部地区の市町村と合同で中部地区医師会との調整会議を実施しており、また、市内医療機関にはワクチンの保管に関するディープフリーザー設置や集団接種への医師や看護師の派遣調整等を依頼しており、体制確保に向け、連携を図っております。コールセンターなどの相談体制につきましては、3月中旬のコールセンター開設に向け、委託先と準備を進めております。最後にワクチンの流通調整管理につきましては、国が用意するワクチン接種円滑化システムV-SYSを通して、国や県から割り当てがあり、市は割り当てられたワクチンを接種実施医療機関等へ配送することとなりますが、具体的な割り当てのスケジュールは現在示されておりません。 以上が現在までの状況となっておりますが、今後も4月から予定されている市民への接種に向け、国からの情報を確認しながら、必要な連携が図れるよう、システム及び人員体制も含め整備してまいりたいと考えております。また、ワクチン接種に関して、様々な不安をお持ちの市民も多くおられますので、市のホームページや広報などを活用し、正確な情報を発信してまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 こどものまち推進部長、御答弁ありがとうございました。 今、国が様々示している中で、日に日にワクチン接種のスケジュール、様々な対応が変化しているとお伺いしました。その中で本市は真っ先にこの新型コロナウイルスワクチン接種のプロジェクトチームをつくったことは大変すばらしいことだと本員は思っております。そこに尽力をして、全庁的な取組をするという中でこそ、接種の計画が様々進んでいると実感しております。国の示す手引きだけを見させていただいても、80ページ余りですか、たくさんの中で、何から手をつけていいか分からない自治体もあるとお伺いしている中で、沖縄市はしっかりと進んでいると実感しております。詳しくお伺いをさせていただきましたけれども、2点ほど再質問をさせていただきたいのですが、優先接種というか、計画の中で、医療従事者とございました。また、65歳以上の高齢者もありましたけれども、様々お伺いすると、高齢者施設に働いている方々、また、障がい者の施設で働いている方々、また、障がいを抱えている方々への接種がどういう状況になるのかという不安があったり、または寝たきりなど、在宅とか、家から出られない御高齢の方とかの接種はどうしていくのかというお話もお伺いさせていただきました。また、医師会などとの連携ということで、今回、医療従事者の接種の協力が必要だと思います。しかし、個人の先生とかは、自分の労力を提供しないといけないとか、また、様々な会派の代表質問でもありました接種の場所も、体育館とか以外に、もしかしたら沖縄市全域に、北部地域はこういうところでやってほしいとか、今後お話があると思うので、そういう施設を提供する方にも何かしらコロナの応援者という形で、医療関係者、施設提供者に何かしらの支援ができないのかと本員は思っておりますので、そこら辺を再度確認させてください。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 高齢者施設等への入所者に関しては、定期の予防接種と同様に、施設の接種が行えるよう、介護保険課と調整し、準備を進めております。また、自宅で介護されている方など、移動が困難な方への接種に関しましては、自宅へ訪問して接種が可能となっているため、訪問診療等を行う医療機関等と調整を進めてまいりたいと思います。集団接種へ御協力いただける医師や看護師へは直接報償費の支払いを用意しており、その報償費基準額について、中部地区の市町村で一律になるように調整しております。また、個別接種の際には、医療機関に全国統一の単価に基づいた委託費用を支払うことになっております。その中に事務費等も含まれており、それ以外の支援金などは交付対象外となるため、現在は検討しておりません。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 このワクチン接種については、様々な不安を払拭しながら、しかし、これが感染防止対策の決め手となるという御答弁もありましたので、鋭意、皆様のプロジェクトチームを中心に、全庁的に市民に早く安心が届けられるような体制を進めていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 続いて、質問事項3.令和3年度施政方針についてお伺いします。 質問の要旨(1)こどもたちの健康を守る取り組みに、より一層、力を入れていくとともに、子育てしやすい環境づくりをさらにすすめることについてお伺いします。 ①こどもの居場所の取り組みについてお伺いします。 各会派、様々な質問をお伺いしましたけれども、本員は特に令和3年度が恐らくこの内閣府の交付金の終了年度と思っております。子どもの居場所、こども食堂などができて、はや6年がたつのだと本員も実感しております。今までの答弁をお伺いすると、小学生だった人が、子どもの居場所に来た子が今、高校生になって、新たなステージの居場所を求めているというお話も先日お伺いさせていただきました。この子どもの居場所は、予算がなくなったから終わるということはないと思いますけれども、その辺りも含めてお伺いをしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 こどもの居場所での取組につきましては、子供を対象に食事支援、学習支援、生活指導、キャリア形成等支援を実施し、困難な問題を抱えた子供に対しては、専門職を配置した拠点型子どもの居場所で、保護者支援を含めた支援を行っております。また、こどもの居場所づくり支援員によるこどもの居場所や関係機関へのつなぎ、その後の見守りや、支援調整等も行っており、こどもの居場所との連携を図りながら支援を行っております。内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業の実施期間につきましては、令和3年度までとなっておりますが、子供の貧困問題の解決には、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ますます厳しくなっている状況もあることから、長期的な支援は欠かせないものと考えております。そのため令和4年度以降につきましても、地域の子供支援に影響がないように、財政的支援の継続について、国、県へ要望しながら、こどもの居場所支援の方針について早めに検討してまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 こどもの居場所などの取組は次年度、令和3年度も引き続きやるとお伺いしまして、この補助金、交付金のことも大変不安でありました。こどもの居場所をされている方、そこに通われている子供たちも急になくなるということはないと思っていても、予算の限りがあるというのはどこか頭にありますので、この辺りは市長もしっかりと子供たちのために開くという思いがあると思いますので、しっかり国、県に要請、要望などを行っていただきたいと思っております。 続いて、質問の要旨(1)②保育など待機児童の解消に向けた取り組みについてお伺いします。 いただいた資料によりますと、保育の待機児童はだんだんと解消に向けて、いよいよ100人ということでお伺いをしました。今年度も様々な施策をやって待機児童が解消していくのかと本員は思っております。今、少子高齢化の波は沖縄市にも来ておりますので、今後の保育は、待機児童の解消はもちろんですけれども、しっかりと子育てする環境も整備が必要だと思いますので、その辺りも含めてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 待機児童の解消に向けては、引き続き保育の受け皿整備を行うとともに、保育士の確保等に努めながら解消へ向けて取り組んでまいります。特に保育士の確保を強化する必要があると考えており、新たな保育の担い手である子育て支援員の輩出や潜在保育士を含めた就職マッチング、雇用主向け研修の開催を行うことにより、人材育成等についてもノウハウの取得に取り組むことで、離職防止にもつなげてまいります。また、今後は保育の受け皿のみではなく、多様な子育て支援ニーズに対応していくことも必要と考えていることから、本市及び県などが実施している子育て支援情報を集約した情報誌を作成し、提供していくほか、情報ポータルサイトOKIIKUについても充実に努め、情報発信に力を入れていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 保育の待機児童、本員の個人的なことは置いておきますけれども、待機児童の解消に取り組んでいる中に、保育士の確保など、子供たちの健やかな育ちをする環境の整備、大変充実を期待しております。また、子育ての情報発信、子育ての真っ最中の皆さんは、沖縄市はどういう取組をしているのか、子育てをするお父さん、お母さんの不安が一つでも拭えるような施策が進んでいくのだと希望を持っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時10分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 質問の要旨(1)③こども医療費助成制度の概要、対象者についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 こども医療費助成につきましては、これまで段階的に拡充を行ってきており、平成30年10月診療分からは通院における対象年齢を小学校卒業まで、また、未就学児への現物給付を導入しております。さらなる助成拡充につきましては、導入による効果や財政に与える影響など、国や県の動向も注視しながら検討してきたところです。今回、県が拡充の時期を表明したことにより、財源の確保について一定のめどが立ったため、令和3年10月より通院及び現物給付の対象年齢を中学校卒業まで拡充する予定でございます。現物給付につきましては、子供の健全な育成、子育て支援、貧困対策に効果があると考えられ、また、誰もが安心して医療を受けられる機会を提供できるものであり、対象年齢の拡充を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 こども医療費助成制度を平成29年から、桑江市長は医療費の拡充を段階的に進めていただきまして、大変ありがとうございます。今回、拡充に伴うと、関係機関との連携、また、周知が大変大事だと思っております。特に中学校まで対象年齢を拡充しました。5,000人余り対象の拡充もありましたので、こども医療費助成制度の証書とかは、もしかしたら中学生では持っていない方もいると思いますので、これに変える手続をしないといけませんので、もう拡充されたから窓口は無料ではありませんので、半年間、スタートするまで、この辺の詳しいことを周知しながら、手続等のお知らせもしっかりとしていただきたいと思っております。本当にありがとうございます。 続いて、質問の要旨(1)④ひとり親家庭支援の新たな取り組みについてお伺いをします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 今回新たに取り組む高等学校卒業程度認定試験合格支援事業につきましては、ひとり親家庭の学び直しを支援することで、よりよい条件での就職や転職に向けた可能性を広げ、正規雇用を中心とした就業につなげていくため、高等学校卒業程度認定試験合格のための講座を受講する場合に、その費用の一部を支給するものです。対象者はひとり親家庭の親、または児童となり、対象講座は予備校などで開設している高等学校卒業程度認定試験の合格を目指す講座で、通信制講座も含まれます。支援内容は受講講座修了時に受講費用の4割、上限10万円を支給し、高卒認定試験合格時にさらに受講費用の2割、上限5万円を支給します。まずは必要とする対象者へ情報が行き届くよう、周知の徹底が重要だと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 こちらはひとり親家庭の新たな取組にも段階的に拡充をしていただきまして、大変ありがとうございます。本員も毎回の一般質問等でひとり親家庭支援の質問をさせていただいております。令和3年度も新たに高等学校卒業程度認定試験合格支援事業が進むとお伺いしまして、大変喜んでいる一人でございます。特に今回、対象者がひとり親家庭の保護者、親はもちろん、そしてその児童も対象にできる今回の事業でございます。実際にひとり親家庭のお父さん、お母さんたち、特にひとり親、母子家庭のお母さんとかは仕事を探す中で、中学卒業程度の学歴というところで、ハローワークとかで就労をしていくときに、最初この学歴でまだ引っかかる方たちがとても多いのです。ハローワークとかに行くと、必要最低限でも高卒とか、一般的にこの辺をクリアできれば、仕事の幅も広がっていきます。そして、このお子様も対象ということで、何かしらの家庭の事情で高校進学ができないけれども、学び直しも含めて、進学したいという声もたくさんあると思いますので、この辺は母子会の方とか、また、ハローワークの方たちともしっかり連携を取っていると思いますので、その辺は沖縄市は令和3年度からスタートするということで周知をすれば、目標以上に、もしかしたらいらっしゃると思いますので、そちらのお知らせをお願いしたいと思います。本当にありがとうございます。 続いて、我が公明党は不妊治療を受ける家庭の支援をこれまでも国へ様々求めてまいりました。不妊治療を受ける家庭は、今や5.5組に1組とも言われております。政府は2022年より不妊治療への保険適用をいよいよ実施するという方針も示しました。その間は現行の助成制度の大幅拡充もされるとお伺いしております。質問の要旨(1)⑤沖縄市として、不妊治療や不育症などへの支援がどのようなものができるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 不妊に悩む方への支援となります不妊治療に関する支援につきましては、国が本年度第3次補正予算において、これまでの助成制度の拡充を計上しております。拡充の内容としましては、令和3年1月1日から現行の助成制度の夫婦の所得合計730万円未満の制限を撤廃すること。助成額は2回目以降の15万円の助成額を1回30万円増額となり、婚姻要件に事実婚の夫婦も対象とするものとなっております。また、令和4年4月からは不妊治療の保険適用を開始し、男性も対象とすることを示しております。妊娠後に2回以上の流産や死産を繰り返す不育症の方の支援につきましては、都道府県、政令指定都市、中核市を対象とした国庫補助金にて不育症に悩む方の相談窓口を全国的に設置されております。国は支援拡充として、令和3年度より新たに保険が適用されない検査費用に対し、1回当たり最大5万円を支給すること。また将来的にはカウンセリング費用についても保険適用していくことを示しております。現在、不妊治療費の助成金申請窓口や不妊症・不育症に関する専門相談窓口の実施主体は沖縄県となっております。本市におきましては、市独自の助成事業は実施しておりませんが、健康づくりを視野に入れた妊活教室を年3回開催しております。また、市への相談や問合せの主なものは、助成金申請に関する窓口や内容となっており、中部保健所へのつなぎや、事業の情報提供を行っております。今後につきましては、国や沖縄県の新たな支援内容について、沖縄市ホームページや、子育て応援サイトOKIIKUへの支援内容や、申請窓口等の情報を掲載し、不妊症や不育症に悩まれている方々の不安や負担軽減を図るためにも専門機関につながるよう周知、啓発に力を入れてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 国が行って、県に様々な相談窓口があります。沖縄市としては、しっかりと市民の皆様に保険適用が今後あると。また、制度の拡充があるという形で、本当にたくさん悩んでいる御家庭の方たちがいますので、しっかりと行き渡るように方法をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。 それでは質問の要旨(2)2050年カーボンニュートラルについてお伺いします。 様々な質問がありましたけれども、改めて①本市の具体的な取り組みについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 気候変動への対応はSDGsにも位置づけられるなど、世界規模で取り組まなければならない喫緊の課題であります。我が国においても猛暑や集中豪雨など、温暖化が原因とされる自然災害が頻繁に発生し、生活環境や生命など、将来世代にわたる影響が強く懸念されております。このような中、国においては地球温暖化の対策として、2050年カーボンニュートラルを宣言し、国を挙げて取り組むとしております。私は人類の持続可能な発展の障壁となる世界規模の課題を市民や事業者と共有しながら、家庭・職場における省エネルギー活動の促進や3Rを推進するとともに、国が検討を進める2050年脱炭素社会の実現に向けた地域の暮らしや社会分野の取組を注視するなど、総合的に取り組んでまいります。
    小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 桑江市長、御答弁ありがとうございました。 国が今、進めている2050年、本年のエネルギー基本の計画の見直しで、目標達成するためにこれまでの30年の目標を見直す必要があると。また、民間企業の前向きな挑戦を応援するため、再生可能エネルギーの自立向上をいかに進めるかが大きな視点と言われております。我が公明党としても一環として、この提案してきた再生可能なエネルギーの主力電源化が水素や蓄電池、洋上風力、カーボンリサイクルなど、多くの分野にこの革新的技術開発が不可欠であると思っております。地理的メリットがあり、切り札とされるのが洋上風力でございます。送電網への投資や安定供給のために物品の調達、低コスト化など、それは官民の協力した取組が今、求められておりますので、ぜひ2050年に向けて、この目標達成に向けて、どこに課題があって、どのようなことを明確にしていけばいいのか、これからがスタートだと思いますので、市長の思いを受けて、市当局の皆様、様々な分野で試行錯誤しながら、このカーボンニュートラルの宣言をしていくなど、しっかりと進めていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 続いて、質問事項4.生活困窮者支援についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)のほうで、文言の訂正方をよろしくお願いいたします。「住宅確保給付金」は「住居確保給付金」ですので、「住居」に訂正のほうをよろしくお願いいたします。 今回コロナ禍の中で大変苦しい生活の中で、本当に様々な困り感がある中、質問の要旨(1)緊急小口資金や住居確保給付金などについてお伺いをしたいと思います。 ①本市の状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 公明党、藤山勇一議員の代表質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響による休業や失業等により、生活資金でお悩みの方への特例貸し付けとして、社会福祉協議会が窓口となる緊急小口資金と総合支援資金がございます。沖縄市社会福祉協議会へ本市の状況を確認しましたところ、令和2年12月末までの実績で、緊急かつ一時的な資金が必要な方への緊急小口資金の特例貸し付けは、3,562件、6億8,654円となっております。また、生活の立て直しが必要な方への総合支援資金の特例貸し付けは、延長分も含めて、延べ3,735件、19億9,326万1,000円となっております。次に、住居確保給付金でございます。住居確保給付金は、離職、廃業、休業等により収入が減少し、住居を失う恐れがある方に、家賃相当額が給付されるもので、令和3年1月末現在、延長分も含めた給付件数は391件、給付総額約3,691万円となっております。 すみません。訂正でございます。ただいま緊急小口資金の特例貸し付け3,562件、6億8,654万円でございますので、「万」を抜かしてお伝えしたようです。申し訳ございません。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 このような形で本市、また、国が進めている生活困窮者への支援で、3,000件余り、緊急小口資金、総合支援金などいろいろあって、この生活の立て直し、新型コロナウイルス感染症の影響が本当に大きいのだなと改めて実感をさせていただいております。本来であれば、このような制度が措置期間が1年であったために、早い方は今年の3月末にも返済が求められているようなこともお伺いしました。その中で、コロナ感染拡大がまだまだ続き、仕事がなかなかない。また、返済と言われても返せないという声をいただきまして、本員たち公明党は国のほうへも申し入れをさせていただきまして、この決定により制度の延長、また、償還免除が改正されたとお伺いしました。 質問の要旨(1)②制度延長や償還免除についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 これまで複数回の改正が行われておりますが、緊急小口資金、総合支援資金の特例貸し付けに係る令和3年2月の改正では、償還の据え置き期間が令和4年3月まで延長され、総合支援資金につきましては、2回目の再貸付申請が可能となりました。これに伴い、貸し付け上限については新規及び再貸し付け分を合わせると、2人以上の世帯で最大180万円まで拡大されており、緊急小口資金の貸し付けと合わせると、貸し付け上限は最大で200万円となっております。また、貸し付け免除につきましては、償還時において、なお、所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還を免除することができることとしております。また、住居確保給付金につきましては、被解雇者、離職者に加え、休業者、求職者等にも対象が拡充される改正や、給付期間が当初の原則3か月、最長9か月から最長12か月まで延長される改正などがございます。今後も引き続き市民が安心して生活を維持できるよう、生活困窮者の支援に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 制度の概要、また、免除などありがとうございました。 大変御苦労されている皆様がいる中で、今回の改正、大変うれしいという声が上がっておりました。また、住居確保給付金も対象者の範囲が改正されることで、いち早く、休業の中で家賃が払えないというお困りの相談の方はたくさんいますので、周知の徹底もお願いしたいと思っております。 今回、社協の事業であったり、また、沖縄市が委託している就労生活支援のパーソナルサポートセンターの業務でありますけれども、相談が相当増えていると思いますので、皆さんの体制のことであったり、いろいろなことも沖縄市として困り事はないのか、しっかり連携をとっていただきたいと思っております。この緊急小口貸付であったり、支援金があったとしても、この不況の中で生活困窮者がまだまだ増えると予想されております。今、社会的弱者が軽んじられることがあってはならないと本員は思っております。このコロナ禍で雇用の問題、経営の不振が深刻になっております。弱い立場の方々にしわ寄せがいくような状況を当たり前にしてはいけないと感じております。最低限度の生活を営む権利は誰にもあるものでありますので、大変厳しい中であれば、しっかりとした保護課のほうで相談をしながら、鋭意、受けられる支援は行き届くように皆様の周知徹底をお願いしたいと思っております。 続いて、質問事項5.教育行政についてお伺いします。 質問の要旨(1)児童生徒における新型コロナウイルス感染症による影響についてお伺いしたいと思います。 今回コロナの状況で、子供たちへの影響もあるとお伺いしました。新型コロナウイルスの影響の長期化で、子供たちのうつに見られるようなうつ症状が深刻なことが国立の成育医療研究センターの調査で分かったと報道がありました。早急な対応が必要であると危機感を募らせているとありました。調査の中では感染の拡大が去年増えた中で、インターネットを中心に調査をした中で、気分が落ち込む、疲れた感じがするなど、様々な項目で当たる割合がたくさんあったそうでございます。小学生、中学生においても、中学生では24%余り、小学生の中でも15%の子供の中に、コロナのうつのような状況が心の健康が害されているような影響があるとお伺いしました。 ①本市の状況についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 こんにちは。会派公明党、藤山勇一議員の代表質問にお答えをいたします。 議員お尋ねのコロナにおける心理的に気になる生徒について、市内小中学校を対象に、その有無について確認をしたところ、心理的に気になる児童生徒がいると答えた学校が小学校で6校、中学校で4校報告がなされております。内容については、臨時休業からくると思われる心身の不調が疑われるという報告が、学校から上がってきているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、ありがとうございました。 我が沖縄市においても児童生徒の心の健康が大変気になる子がいるということが分かりましたので、それも受けまして②に移りたいと思います。 質問の要旨(1)②相談など、児童生徒などへの対応についてお伺いします。教育現場の教育環境をどう捉えて、守っていくのか、教育長の見解もお伺いしながら、お答えをお願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 会派公明党、藤山勇一議員の代表質問にお答えをいたします。 令和2年度の始まりとともに、全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が見られ、4月から5月の下旬にかけて、学校の臨時休校措置が取られました。本市教育委員会においても同様の措置を取るとともに、その後においても教職員の努力や保護者の皆様の御理解、御協力をいただきながら、児童生徒の感染防止対策の徹底に努めてきたところでございます。最近では感染に関する指数も大幅に改善され、県独自の緊急事態宣言も今月末で解除となる見通しとなりましたが、まだまだ予断を許さない状況にあります。そのため適切なマスク着用や、手洗い、換気などの感染防止対策の徹底を引き続き行っていく必要があると強く感じているところでございます。また、長引くコロナ禍の中にあっては、心身の不調を訴える児童生徒についても、先ほど指導部長のほうからお答えさせていただいたように、小中の複数校から報告があり、その心のケアについても十分留意をしていかなければならないと思っているところでございます。教職員をはじめ、スクールカウンセラーや心の相談員などを活用した相談体制、そして取り得る感染防止対策に丁寧に取り組みながら、児童生徒が安心して学べる環境づくりに努めてまいりたいと思っております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 教育長、ありがとうございました。 しっかりと教育現場の子供たちの教育の環境を守る対策もしながら、心身の不調に応えていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、これまで当たり前のように機能していた学校が突然休校になったり、いかにこの学校が子供たち、または保護者はもちろんのこと、社会全体にとって大きな役割を果たしているかということを多くの皆様が実感したことと思っております。また、この学校が子供たちにとって学びの場である以上、皆様に安心と安全につながる居場所だということも改めて痛感しておりますので、鋭意、様々な方針をよろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨(2)少人数学級の方針についてお伺いしたいと思います。 今、国も少人数学級をしっかり進めていくという方針がありましたので、本市においての状況をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えをいたします。 令和2年度現在、国の関係法令による基準におきまして、小学校1年生においては、1クラス当たり35人を上限とする学級編制が実施されているところでございます。令和3年度から小学校2年生においても1クラス当たり35人を上限とする学級編制が導入されることになっており、それが段階的に小学校においては拡充されるという方針が示されているところでございます。また、本県におきまして、県として少人数学級編制を実施しており、令和2年度段階で小学校2年生から中学校1年生まで少人数学級編制が可能となっております。令和3年度には中学校2年、3年生まで拡充される方向性が、メディアベースではございますが、報道されているところでございます。本市といたしましては、国や県の施策を踏まえながら、少人数学級を実施するに当たっては、関係課と連携しながら教室の確保や備品等の整備に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 今回このコロナを受けて、教室の身体的距離の十分な確保という観点もありましたけれども、これまで議論されておりました少人数によるきめ細やかな指導の体制、また、計画的な整備に向けた検討もされておりますので、向こう5年間、国、または県の動向、あとは教室の状況もあるとお伺いしましたので、しっかり進めていただきたいと思っております。 続いて、質問の要旨(3)GIGAスクールの進捗状況についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えをいたします。 GIGAスクール構想の進捗状況につきましては、建設中の越来小学校を除き、アクセスポイント等の設置もほぼ完了しており、現在は充電保管庫の設置を進めているところでございます。校外向けの通信ネットワークの整備に関しましては、令和3年4月当初の開通に向け、現在調整を行って、整備に向けて進捗を進めているところでございます。端末の整備につきましては、4月の納品で今、調整をしておりまして、遅くても5月中での整備完了を目指しているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 今回、GIGAスクール構想で、いよいよ端末が児童生徒に1人1台行き届く予定が、整備完了ありますので、ちょっと具体的に確認させていただきたいと思います。この端末でどのような活用を検討しているのか、運用の開始に向けて、様々な質問で少人数学級の対応があるとか、また、教室の変更とか、児童生徒の移動があったらどうなっていくのか、また、新型コロナの影響で、学校をもし休んだりとか、休校の中の児童生徒への対応などはどうなっていくのか。また、今回の端末が配置されると授業の在り方、設備の準備の状況、また、教科書、授業のソフトの面とかもどうなるのか、お伺いしたいと思います。教員の皆様が端末を使って児童生徒にどのような授業を指導していくのかというのも、もし分かるのでしたらお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えをいたします。 先ほど答弁いたしましたアクセスポイント、それから充電保管庫につきましては、今後小学校においては少人数学級が拡充されてきますので、それを踏まえながら、増設に向けては予算化をしながら対応してまいりたいと考えているところでございます。また、実際児童生徒に端末が行き渡っていく段階で、授業の全ての時間において端末を活用して授業展開、これももちろん可能でございますが、それが国でいう個別最適化の学びの保障というところでいきますと、1人1台の端末の有効性を踏まえながら様々な場面での端末を効果的に活用しながら、学習指導を展開していくと同時に、現在進めているいわゆる板書計画の充実、ノート指導、このバランスも大切だと捉えておりますので、ここを有機的にミックスしながら、授業展開、授業を実施することが今後学校には求められていくのだろうと捉えているところでございます。 また、令和2年度当初、一月程度の休校がございましたけれども、それに向けても現段階で学校の授業の中で、有効活用を第一義的には考えておりますが、今後、休校が起こった場合、端末を持ち帰った自宅学習という部分に関しましては、今後のルールづくりを今、進めておりますので、ルールづくりをしながら、併せてまた通信料等がかかってきますので、この辺については検討してまいりたいと今、考えているところでございます。 また、実際子供たちに学校で使わせるには、先生方自体のノウハウが大事になりますので、それの研修に向けても事業者と連携しながら、先生方の研修も並行して行いながら、授業において支障がないように円滑に端末が活用できるような支援を、教育委員会としては掘り進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。 教育現場においても、また、一般行政の分野においても、このコロナの影響を受けて大幅に行政的な、また、教育現場のデジタル化、オンライン化が急速に進むと思っております。このデジタル社会の大変大事なところは、今まで使ったことがない方とか、高齢者や、これが得意でない方たちがこのデジタル社会に乗り遅れないように、本当に取り残されないような、デジタルというと何か冷たい感じもあると思いますけれども、温かみがあるようなしっかり丁寧な運びが必要だと思っておりますので、その辺もデジタル行政を進める中でしっかりと丁寧に即していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 代表質問は以上の項目でありましたけれども、令和3年度、日本国においても感染拡大の防止と、社会経済活動の両立という極めて困難な課題に挑戦すると同時に、脱炭素社会やデジタル社会の構築など、我が国の構造転換や社会変革を促す新たな方針が示されました。我が公明党は長年取り組んできました携帯電話の料金の引き下げや、先ほど質問をしました不妊治療の保険適用にも道筋をつけるなど、着実に成果としての声が今、実現しつつあります。 桑江市長も述べられておりますように、重要なこの1年、令和3年度でございます。今日の社会が抱える様々な課題、新型コロナウイルスの感染拡大によって、危機に際した十分に対応できない現行の制度の脆弱性が改めて浮き彫りになっております。これを機会に、感染症対策はもちろんのこと、あらゆるリスクに対して強靭で持続可能な社会の構築が今、求められております。私ども公明党は将来への不安や様々なリスクを抱える日常の中においても、どのような状況に直面しても、必要なときに必要な支援が迅速、また、かつ公平に受けられ、安心して生活できる社会、希望が行き渡る社会の構築を目指し、つながり支え合う社会をつくることが必要と考えております。どこまでも市民の声に寄り添い、一人の声を大切にする政治の実現に全力で取り組んでまいりますと決意を申し上げ、代表質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、会派公明党、藤山勇一議員の代表質問を終わります。 これをもちまして日程第1 代表質問を終結いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は散会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日2月25日木曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして散会いたします。  散 会 (午後 5時45分)...