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02月22日-02号

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  1. 沖縄市議会 2021-02-22
    02月22日-02号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第413回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和3年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第413回                                 ││                                      ││           令和3年2月22日(月)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 2 号                 令和3年2月22日(月)                  午前10時 開議第 1        代  表  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 金 城 由 美 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長      桑 江 朝千夫    総務部長       石 原 昌 尚 副市長     仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長     與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山 内   強                    プロジェクト推進室長 市民部長    大 庭 隆 志    上下水道局長     仲 本 兼 章 健康福祉部長兼 與那嶺 智 才    上下水道部長     新 里 智 昭 福祉事務所長 こどものまち  平 安   栄    消防長        仲宗根   繁 推進部長 経済文化部長  上 原 三千代    教育長        比 嘉 良 憲 建設部長    仲宗根 保 彦    教育部長       島 袋 秀 明 建設部参事   比 嘉 直 樹    指導部長兼      與那嶺   剛                    教育研究所長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長    平 田 嗣 巳    議事課長       中 村 厚 夫 事務局次長兼  仲宗根   剛    議事課長補佐     金 城 優 一 庶務課長               兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名であります。全議員出席でございます。 本日は議事日程第2号によって、議事を進めます。 △日程第1 これより代表質問を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 日本共産党、池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 おはようございます。市民並びに市長をはじめ、市当局、議員の皆さん、日本共産党の池原秀明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日、令和3年度の2月定例会における代表質問を一番最初にさせていただきます。大変光栄に思っております。市長の施政方針を受けて、2期目の最終年度を締めくくるに当たって、コロナ禍で落ち込んだ地域経済の再生に向けた諸施策を織り込んで、活力ある沖縄市の実現に向けて、着実に施策展開を図っていくと述べておられます。その決意に期待をしたいと思います。と同時に、諸施策が実現できるかどうか、しっかりとチェックをしていきたいと思います。 それでは早速ですが、通告書に従って代表質問を行います。1ページをお願いします。質問事項、施政方針から。1.市政運営に対する基本的な考えについて。 質問の要旨(1)基地から派生する諸問題について積極的に取り組むことについて。 ①牧港倉庫群移設見直しについてお伺いします。2021年1月29日のマスコミ報道によると、在日米軍基地の運用などを協議する日米合同委員会は28日、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の倉庫群を嘉手納弾薬庫知花地区に移設する計画に伴い、弾薬庫内の施設配置を当初の基本計画(マスタープラン)から見直すことで合意したと。米軍提供施設・区域の面積に変更はないが、基地内の移設対象となる面積は約80ヘクタールとなり、当初計画の約45ヘクタールから大きく広がることになると報じております。市長は、沖縄防衛局から1月22日に説明を受けたという。そこでお伺いいたします。 ア.基本計画の見直しを受け入れる方針か、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えをいたします。 (1)の①アであります。今般のマスタープランの見直しにつきましては、日米両政府での合意事項であります。基地内を流れる与那原川の環境保全の観点等から見直されたものと認識しております。沖縄の振興発展の観点から、基地の整理縮小はスピード感を持って進められるべきものと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、イ.基本計画の見直しの具体的事案をお伺いいたします。米側が求める施設防衛保護基準適用の厳格化とはどういうものなのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 おはようございます。日本共産党、池原議員の代表質問にお答えいたします。 施設につきましては、新たに消防署と給油所が追加されましたが、他の施設の機能につきましては、これまでの機能に変更はないと伺っております。また、市道知花38号線につきましては付け替えとなっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、ウ.移設対象となる面積と場所、区域の範囲をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 沖縄防衛局によりますと、米軍施設区域内である嘉手納弾薬庫地区におけるマスタープランの見直しであり、米軍施設・区域を拡大するものではないとのことでございます。また、正確な面積につきましては、沖縄防衛局の説明では、今後実施する実施設計等により確定することになるとのことであり、公表した図面から面積を算出すると2015年のマスタープランの面積から、35ヘクタール程度増えて、全体で80ヘクタール程度になると見込まれると伺っております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、エ.移設拡充による黙認耕作者の権利保護について、市長の見解をお伺いいたします。 この件について、当該事業者の話をお伺いすると、先祖代々、廃藩置県時代に首里王家から当地で開墾して生活するように命じられたと。農民になって暮らした土地であると。戦後、米軍に接収され黙認耕作地になった、市有地になったのが納得いかないという、今回の米軍統合計画の拡張計画によって、立ち退きを告知され、立入禁止になるという、そもそも民法第184条の占有権は、他人の土地なのに先祖代々自分の土地だと思い込んだ人が、その土地に家を建てている場合や、畑として使用した場合、その人は土地を占有していることになります。このように、法律上の所有権の有無にかかわらず、物を事実上支配している状態そのものを保護しようとする権利が占有権であります。当該土地は、廃藩置県後、以来、占有していたことで権利が認められるべきであります。市長の見解をお伺いいたします。 また、民法162条1項による原則として、土地や不動産の占有を20年間継続したことを立証することにより、長期取得時効となります。ただし、占有開始時に善意かつ無過失であると認められた場合、占有継続期間を10年まで短縮できます。土地や不動産を長期間所有している場合、本来の所有権を持っていなくても、所有権を主張できる時効取得という制度があります。ただし、土地や不動産の時効取得の条件を満たすことが必要であります。これに該当すると思われます。戦後、土地を奪われ、米軍基地になったとしても、70年余も黙認耕作地として、何の補償もなく立ち退きを命ぜられることは残念であります。市民の財産を守る立場で、救済措置を防衛局に要請・交渉することが可能か、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 基本的には、提供施設内、区域内でありますので、黙認耕作者への丁寧な対応を防衛局へお願いしているところであります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。
    ◆池原秀明議員 次に、オ.知花38号線の共同使用について、これまでも一般質問等で何度もお伺いいたしましたが、これまで進展がありませんでした。今回どのように調整されたのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 沖縄防衛局より示されておりますのは、施設配置図の中で、大まかな市道取付けの案のみとなっておりますので、今後、情報収集や調整を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、カ.米軍施設内に囲まれる3か所の民間地へのアクセス道路の確保について、どのようになりますか。お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 提供施設区域内における民有地につきましては、その所在を把握する中で、当該地へのアクセスなど、詳細については沖縄防衛局へ確認してまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 本地域に3人の民間地がありますので、これのアクセス道路をしっかりと調整していただきたいと思います。 キ.与那原川の改修・整備について、また、内喜納橋の改修をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 おはようございます。それでは、会派日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えをいたします。 与那原川の改修計画につきましては、県において、環境保全の観点などから、既策定の河川整備計画を尊重したプランとするよう沖縄防衛局へ要望しており、現在の用地取得状況は、これまで約6割の取得が済んでいると伺っております。今後の整備に向けましては、合流する比謝川の整備スケジュールも含めて検討する必要があり、沖縄防衛局と調整を行っていると伺っているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ク.農業・畜産業用水施設敷設地共同使用について、どのように協議をしたのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 おはようございます。日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えいたします。 当初、市道知花38号線に管水路を布設して、畜産団体に水を供給する予定でしたが、知花マスタープランの見直しにより、市道知花38号線が付け替えとなることから、再検討が必要だと考えております。今後については、沖縄県企業局の導水管を利用する方法をはじめ、有効な水供給方法について、関係機関との協議を通して検討してまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 このことについては、実際的に、新年度の予算でも措置をされているわけですけれども、これが、場合によっては見直しになっていくということで理解してよろしいでしょうか。確認をいたします。 ケ.基本計画見直しによる新たな交付金及び補助金、地代の値上げはもらえるのか、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 交付金につきましては、今後移設される米軍施設、車両、人員数等の諸条件に基づき算定されるものと認識しております。詳細な情報につきましては、これから沖縄防衛局より提供されるものと思われます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 コ.基地から派生する諸課題とは何を想定し、どの立場で対応するのか、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 基地から派生する諸問題につきましては、これまで関係する地域の皆様などからの御意見等を基に取りまとめ、具体的な対応策について、国との協議会等で検討し、対応してきたところでございます。今後も引き続き、日常的な航空機騒音や課題となっている河川氾濫や交通渋滞等に対する負担軽減とともに、市域の約36%を占める広大な基地が、まちづくりに大きな制約を及ぼしていることへの課題についても、市の振興に資する事業として、積極的に取り組む必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、質問の要旨②米軍基地周辺のPFAS汚染についてお伺いいたします。 まず、ア.日本国のPFAS汚染の規制値の設定値をお伺いいたします。 (ア)厚生労働省の水質管理上の暫定目標値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えをいたします。 PFASにつきましては、パーフルオロ化合物の総称で、代表的なものとして、今回規制の対象となっておりますPFOS及びPFOAがございます。それらの国際的な規制につきましては、まずPFOSについてでございますが、ストックホルム条約、POPS(ポップス)条約において、附属書Bに掲載されており、特定の用途を除き製造・輸入・使用等が禁止されている物質でございます。また、PFOAにつきましては、令和元年度に開催されたPOPS条約の会議におきまして、附属書Bから附属書Aへの掲載に変更され、特定の用途を除き廃絶することが決定されております。 規制値の設定につきましては、世界保健機関(WHO)におきまして、ガイドラインの値の設定はされておりませんが、米国やドイツなどにおきまして、目標値として設定が行われており、国内におきましても、令和2年4月、厚生労働省におきまして、水質基準の暫定目標値としてPFOS及びPFOAの合算値を50ナノグラムパーリットルとして設定をしております。各国の設定値におきましては、米国では合算値として70ナノグラムパーリットル、ドイツではそれぞれ300ナノグラムパーリットルと幅があり、統一的な設定値の確立はされていない状況で、日本におきましては、国際的な設定値としては、最も厳しい値である50ナノグラムパーリットルが設定されているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 (イ)環境省の水環境における暫定指針値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 環境省におきましては、WHOの国際的なガイドライン値が設定されていない中、国外における目標値の設定や厚生労働省の水質管理に関する暫定目標値の設定を受け、令和2年5月に暫定指針値として50ナノグラムパーリットルを設定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 (ウ)暫定目標値と暫定指針値の違いは何か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 どちらの設定値につきましても、現在のところ法的拘束力はなく、暫定的な目標値として設定されており、まず、厚生労働省における暫定目標値でございますが、こちらは水道水・飲料水を対象に設定された目標値であり、水道の水質管理に関する暫定目標値として位置づけられております。 また、環境省における暫定指針値でございますが、これらは河川や湖、海域、地下水等を問わず、全ての水域を対象に設定された数値であり、水質環境基準体系における要監視項目として設定し、その目標値を暫定指針値として位置づけております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、(エ)両省とも土壌環境の規制値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 厚生労働省の暫定目標値及び環境省の暫定指針値につきましては、どちらも水質に関する目標値として設定されており、土壌汚染に関する規制値の設定については、関連する設定値が現在のところない状況となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 このことについては、これまでのPFAS、PFOSなどの基準値がないということで言われていたのが、令和2年にこれが環境省、あるいは厚生労働省で設置されたということで、やはり沖縄県の中でこれらについて、しっかりとこの基準に基づいて、水管理も含めて、水道水が安全に市民に供給できるようにお願いしたいと思います。 それでは、イ.沖縄市域における近々のPFAS汚染の状況をお伺いいたします。 (ア)嘉手納基地内の井戸群でのPFOSの検出値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 県企業局におきまして調査を行っており、令和2年度の嘉手納井戸群におけるPFOS及びPFOAの合算値の検出結果についてお答えをいたします。 嘉手納井戸群における検出結果につきましては、最大値で50ナノグラムパーリットル、最小値で30ナノグラムパーリットル、平均値で41ナノグラムパーリットルとなっており、最新の令和2年12月21日における検出結果につきましては、45ナノグラムパーリットルとなっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、(イ)大工廻川でのPFOSの検出値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 嘉手納井戸群における検出結果と同様に、県企業局におきまして調査を行っており、令和2年度のPFOS及びPFOAの合算値の検出結果についてお答えをいたします。 大工廻川における検出結果につきましては、最大値で604ナノグラムパーリットル、最小値で24ナノグラムパーリットル、平均値で315ナノグラムパーリットルとなっており、最新の令和2年12月21日における検出結果につきましては、416ナノグラムパーリットルとなっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 基準値からすると、大変異常な超過値が出ております。市民が安心して飲めるか、甚だ疑問であります。 次に、(ウ)川崎川北側支流でのPFASの検出値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 川崎川北側支流の新しい検出結果の情報がございませんので、令和2年度夏季に、県環境保全課により実施した調査結果において、その付近の川崎川上流西側支流北についてお答えをいたします。 川崎川上流西側支流北の検出結果につきましては、PFOS及びPFOAの合算値で130ナノグラムパーリットルとなっております。ちなみに、平成29年度に県企業局において調査した川崎川北側支流下流部における検出結果につきましては、PFOS及びPFOA合算値で75ナノグラムパーリットルとなっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 こちらのほうも、やはり東恩納弾薬庫地区から流れる支流での検出が、このように大きく分析値が出ております。これも我々が注意していかなければならないと思います。 次に、(エ)川崎川西側支流でのPFASの検出値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 川崎川西側支流における検出結果につきましては、北側支流と同様に、令和2年度夏季の県環境保全課による調査結果についてお答えをいたします。 川崎川西側支流につきましては、検出地点の表記は川崎川上流西側支流南となっておりますが、こちらの検出結果は、PFOS及びPFOAの合算値で、980ナノグラムパーリットルとなっております。ちなみに、平成29年度に県企業局において調査した川崎川西側支流下流部における検出結果につきましては、PFOS、PFOAの合算値の参考値として1,750ナノグラムパーリットルとなっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 いずれも、やはり厳しい状況があると思います。この川崎川西側支流は、キャンプ・シールズ辺りから流れてくる支流でありますので、こちらについても注意していきたいと思います。 次に2ページ、(オ)川崎川下流でのPFASの検出値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 川崎川下流における検出結果につきましては、北側支流・西側支流合流直後の新しい検出結果の情報がございませんので、さらに下流のうるま市の復興橋における令和2年度夏季の県環境保全課による調査結果についてお答えをいたします。 復興橋における検出結果につきましては、PFOS、PFOAの合算値で97ナノグラムパーリットルとなっております。ちなみに、平成29年度における北側支流・西側支流の合流直後における検出結果につきましては、PFOS、PFOAの合算値で603ナノグラムパーリットルとなっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 依然として、沖縄市の北側の河川については、かなりのPFOSの合算値が基準値を大きく上回っているということで、本員たちはこれについて、やはり市民を挙げて、この調査結果については、再度県にも要請しながら、しっかりと見守っていきたいと思います。 次に、(カ)倉敷環境の保有水での各調査点のPFASの検出値は幾らか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 おはようございます。日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄県環境整備課の調査によると、倉敷環境が所有する旧管理型処分場の保有水におけるPFOSとPFOAの合計値は、令和元年11月の調査結果において、東側で6,600ナノグラムパーリットル、西側で2万7,000ナノグラムパーリットルとなっております。また、沖縄市井戸のステーション1において890ナノグラムパーリットル、ステーション2において2,020ナノグラムパーリットルとなっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 今お聞きのとおり、沖縄県環境整備課は、答弁のとおり、令和元年11月の調査結果を、倉敷環境のごみ山の中でH31B-5地点で、これは倉敷環境の旧管理型処分場での値で2万7,000ナノグラムパーリットルと高濃度が検出されております。実に、環境省の暫定指針値の約540倍の超過で、恐ろしい数値であります。このことは、2019年度6月に報道された泡消火剤142トンが普天間基地から倉敷へ搬入されたことに起因するのではないかと推定されます。その廃棄物処理の方法と場所の特定が必要であると本員は考えます。本市、沖縄県、事業者との共同の調査対策を望むものであります。市当局におかれましても、そのようにぜひ対策を講じていただきたいと要望しておきたいと思います。 次に、質問の要旨③市長はPFAS等汚染の嘉手納基地への立入調査と水質及び土壌の採取の申請をする考えはないか、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 嘉手納基地内におけるPFAS汚染の調査につきましては、膨大な費用と時間、また、多くの人手が必要であり、さらに環境調査に精通した専門的な知識を有する人材が必要になります。そのため、一市町村において、調査の実施と原因の究明、さらには汚染を除去するといった過程を実現するには、大変困難な事案であると考えております。 本件につきましては、米軍及び国並びに県が責任を持って対応すべき案件であり、大気中や地下水脈等を含め、広範囲に調査を実施し、汚染原因の究明と浄化作業を早急に行うべきであると考えております。本市としましても、引き続き関係市町村と協力し、国、県に対して早期の調査実施と問題解決を要望してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 同じく2ページの質問事項2.令和3年度の主な施策の概要についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)「平和への思いと豊かな文化が息づき一人ひとりが輝き交流するまち」についてお伺いいたします。 ①認知症高齢者等の支援について。 ア.認知症の支援に向けた地域づくりとはどのような計画か、地域の方々に共助の負担を負わないか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 おはようございます。日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えいたします。 認知症高齢者等の支援につきましては、認知症に関する相談窓口である、地域型地域包括支援センターに配置しております認知症地域支援推進員が、身近な地域で専門的に関わり、本人や家族に寄り添い継続的支援を行いつつ、専門医療機関への紹介や受診に向け、本人の状態に合った医療や介護のサービスが提供されるよう支援いたします。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、イ.市民後見人の育成に取り組むとあるが、育成の仕組みと資格についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 市民後見人とは、社会貢献への意欲が高い一般市民で、一定の養成研修等を受講し、後見制度などの知識やその態度を身につけた方の中から、家庭裁判所により選任された方となっております。本市におきましては、市民後見推進事業を沖縄市社会福祉協議会へ委託にて実施し、市民後見人の育成及び市民後見監督人を法人として担っていただいております。育成については、法人後見サポーターの養成を行っており、法人後見サポーターをおおよそ1年の経験後、その適性を見極め、成年後見関連事業運営委員会の弁護士、司法書士など、専門職委員の意見を踏まえ、市民後見人候補者として家庭裁判所へ推薦することになっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、②文化財の保存と活用についてであります。 ア.越来グスクの保全を図る計画を策定するとありますけれども、その後の計画の実現はいつ頃になるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 おはようございます。日本共産党、池原議員の代表質問にお答えさせていただきます。 国指定名勝アマミクヌムイに指定されました越来グスクにつきましては、越来保育所跡地の土地などの保全管理を行う必要があり、令和3年度より保全計画を策定してまいります。保存計画策定後につきましては、内容と規模を踏まえ、必要な環境が整い次第、整備してまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 質問の要旨(2)「夢を抱き未来を拓くこどものまち」についてお伺いいたします。 ①大学等への進学について、入学準備金の給付について具体的な金額を、各大学等の区別ごとに教えてください。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 令和2年度に創設いたしました給付型奨学金は、修学する意欲があるにもかかわらず、経済的な理由で修学が困難な学生に対して、入学前に納めなければならない入学金等に充てるための費用として、奨学金を給付するものでございます。対象者につきましては、県内の大学や短期大学、専門学校等に進学する学生が対象となります。給付額は、各大学等の設定する入学金等について異なりますが、上限として30万円となります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、②待機児童の解消についてお伺いいたします。 ア.私立保育所の施設整備は何か所の計画か。また、定員拡大は何人か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 おはようございます。日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えいたします。 令和3年度における私立保育所の施設整備につきましては、老朽化に伴う建て替え2か所、小規模保育所の整備1か所の合計3施設となっており、拡充見込み定員数につきましては60人となっております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 イ.保育人材の確保に向け、正規雇用化および年休・休憩取得をどのように促進するか具体策をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育士の正規雇用化を促進するため、保育所等が非正規雇用から正規雇用に転換する場合、保育士1人当たり月額4万2,000円、新規で正規雇用する場合、月額2万5,000円を補助しております。また、保育士の処遇改善による離職防止や就職促進を図ることを目的として、保育所等が年休代替保育士を配置する場合に、施設全体の年休取得増加日数等に応じて、保育士1人当たり日額7,400円を補助しております。また同様に、休憩代替保育士を配置する場合、休憩代替保育士の費用の10分の4を補助しております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 ③こども医療費助成についてお伺いいたします。 ア.通院医療費の助成対象を中学校卒業まで拡充していくということですけれども、見込み数と助成額、方法をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和3年10月診療分より、通院対象年齢を小学校卒業から中学校卒業まで拡充した場合の見込みにつきましては、助成対象者が約5,000人、助成額は約2,500万円の増加になると試算しております。また、医療保険の適用分は、全額助成対象となります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 イ.中学校卒業までの通院・入院医療費の窓口無料化はいつから実施するのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 こども医療費助成につきましては、令和3年10月より通院及び現物給付の対象年齢を、中学校卒業まで拡充する予定でございます。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。
    ◆池原秀明議員 こども医療費助成の無料化については、我が党は市民ニーズに応えて、選挙公約に掲げながら一般質問等で取り上げてまいりました。ようやく実現できて、感謝を申し上げたいと思います。 次に、質問の要旨(3)「ともに生きる心が広がりいきいきと暮らせるまち」についてお伺いいたします。 ①障がい者の福祉について。新たに医療的ケア児の併行通園を支援するとあるが、具体的な支援方法や、対象人数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 医療的ケア児の併行通園の支援につきましては、医療的ケア児が保育所等へ通園する際に、受け入れる側への支援を通じて、児童の円滑な定着や状態に応じたきめ細やかな対応による育ちの促進を目的とするものでございます。支援方法としましては、児童の通所する障がい児通所支援事業所から保育所等へ職員を派遣し、保育所等のスタッフに対して、医療的ケア児を受け入れるための環境整備等の事前調整や、通園後の医療的ケアへの助言や、児童についての情報提供などの支援を行うもので、児童1人につき年間14回で5人を予定しております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 3ページをお願いします。 質問の要旨②骨髄ドナーとなる市民の経済的な負担を軽減するため、助成金交付制度を開始するとあるが、ドナー数と交付制度の内容についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 骨髄等移植ドナー支援助成金交付制度につきましては、骨髄等の提供のための通院・入院等に対し、ドナーの方へ一日につき2万円、1回の提供につき7日分の14万円を上限に支給するものとし、令和3年4月から事業開始を目指しているところでございます。また、沖縄市ドナー数の試算につきましては、2019年の1年間に県内居住者が骨髄バンクを介して造血幹細胞を提供した件数に、沖縄市の人口比を乗じて算出し、約3人の方がドナーになるものと見込んでおります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、質問の要旨(4)「人と産業の成長を支え発展し続けるまち」についてお伺いいたします。 ①沖縄アリーナについて、コザ運動公園隣接駐車場の整備について、具体的内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 おはようございます。それでは日本共産党、池原秀明議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄アリーナにつきまして、女子学園跡地の駐車場整備につきましては、現在34筆中29筆は契約を終えており、残りは6基の墳墓となっております。面積ベースでは、全体面積1万8,508.2平方メートルのうち、1万8,117.81平方メートルとなっております。墓地所有者は、事業に対して理解は示していただいているところでございますが、墓地移転先の選定に時間を要している状況でございます。調整のめどが立ち次第、令和3年度から順次平面駐車場の整備、立体駐車場の整備と取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、②モータースポーツの振興についてお伺いいたします。 ア.モータースポーツマルチフィールド沖縄の活用促進を図るとあるが、具体的な活用の方法、計画をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄につきましては、モータースポーツでの利用推進としつつ、県内自動車メーカーなどの自動車関連企業による利用をはじめ、警察やJAFとも連携した交通安全教室の場として、さらには地域イベントなどでの利用など、マルチに利用可能な施設となっており、あらゆる活用を想定し、その利用促進に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 イ.モータースポーツと農業振興とのマッチング計画は可能であるのか。こちらは、農業振興地域ということであったわけですけれども、白地地域ということで、このようなモータースポーツマルチフィールド沖縄が設置されることになりました。本来は農業振興として、一緒になってここは共同利用するべきものだと本員は考えております。そういう面では、この利用が本当に取れるのかどうか。モータースポーツだけではなくて、農業関係の活用もできるのかどうか、お伺いさせてください。例えば、本員は農業関係としては畜産共進会とか、あるいは農産物の軽トラ市、これまでもちゃんぷる~市場のほうで、各農民が軽トラックに農産物を運び込んで、ここで市を開いたりしたことが年2回ほどあります。そういう面では、この場所もそういう形で利活用できるのかどうか、お伺いしたいと思います。 それから地域の中で、やはりフリーマーケットの場所がないということで、いろいろと市民からも要請があります。そういう面でも、このようなことも活用できるのかどうか、今、御答弁がありましたように、マルチで使えるという話なので、こういうことも可能かどうか、御答弁をお願いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 モータースポーツマルチフィールド沖縄につきましては、モータースポーツのみならず、あらゆる活用が可能な施設として、その利用促進を図り、地域活性化につなげてまいりたいと考えているところでございます。 また、マルチに使える施設として、農業関連のイベントの開催なども可能であり、さらには管理棟のある多目的室での会議利用など、あらゆる面で地域の皆様にも活用していただけるものだと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次に、ウ.モータースポーツマルチフィールド沖縄の管理運営方法は直営で行うのか、指定管理方式なのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄の管理運営方法につきましては、新設の施設であることからも、当面は市直営による管理を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、③企業誘致の推進についてお伺いいたします。 ア.新たに立地する企業に対する優遇措置の具体的内容、計画と目標をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 優遇措置といたしましては、沖縄市企業立地促進条例に基づき、情報通信や物流に関連する対象業種の事業者が新たに取得する機械及び装置、建物、土地に係る固定資産税を5年間免除いたします。また、対象業種において、市内在住者を新たに3人以上雇用した場合、1人当たり10万円の市民雇用奨励金を交付いたします。令和3年度は、5社の誘致を目標としております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、④農業の振興について。 ア.「沖縄市人・農地プラン」の推進について、目標計画は。作目別の育成人数をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市では農業者の高齢化や担い手不足、遊休農地の増加といった課題を解決するため、現在、沖縄市人・農地プランの策定を行っており、地域の農家や農業委員会、関係団体と協力してアンケートの実施や地域との話合いを進めているところでございます。 プランには、作目別の育成人数等の数値目標については設定しておりませんが、内喜納地区では、基幹作物である食用菊などの施設野菜を中心に展開するため、後継者の育成と新規就農者等の参入を促進し、農地集積、集約化に取り組むという方針を掲げる予定でございます。今後も、本市の農業振興に向け、地域の農家や関係団体との話合い等を進めながら、人・農地プランの推進に取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 沖縄市の人・農地プランの推進について、やはり人材の育成と同時に、いわゆる面である畑が大変重要かと思います。畑地なくして人材育成なんてできるわけはないので、そういう面で、イ.農地集積の計画、目標をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市における農用地の利用集積に係る目標といたしましては、効率的かつ安定的な農業経営を営む者、いわゆる認定農業者等の農業の担い手が占める農用地面積が、本市の農用地面積全体の30%を占めることを目標としております。本市の農用地面積が、全体で212ヘクタールありますので、目標としている30%は63.6ヘクタールとなります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件については、実際的には沖縄市土地改良区がありますけれども、そのほかに、遊休農地としてかなりあるけれども、これは、地域に散在しているわけです。なかなか集団化できない。そういう面では、農地の集積をするにしても、個人に対する集積はできたにしても、団体としての集積は難しいと。ほかの市町村では、軍用地の共同使用ということで、金武町や宜野座村など、かなりそういう形でやっております。沖縄市においても、そういう面では畜産団地等は、共同使用地として活用されているわけですから、やはり農地拡大については、この辺についても今後検討していくべきではないかと、これについては要望しておきたいと思います。 次に、ウ.農民研修センター周辺の活性化を図る内容と方法をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 農民研修センター及びふれあい広場は、昭和58年に開設し、農業の拠点のみならず、自治会のイベントや植木市など、近隣地域の憩いの場所として多くの市民に利用されております。農民研修センター周辺の活性化については、現在、活性化に向けた可能性調査を行っているところであり、今後は、その調査報告書を参考にJAファーマーズマーケットちゃんぷる~市場などとの連携を行いながら、農業振興や北部のにぎわい創出を図っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件については、産業交流センターと農民研修センター、それぞれの農民の方々や漁民の方々が、そこでいろいろな形で活用されているわけですけれども、やはり活性化の可能性についてということなので、その辺はぜひとも、しっかりと農民の農振制度に基づく協議会がありますから、そことも協議をしながら、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 それでは質問の要旨(5)「環境と調和し安心して住み続けられるまち」についてお伺いいたします。 ①東部海浜開発地区についてお伺いいたします。 ア.用途地域および港湾計画変更は埋立申請との整合性について合致するのか、お伺いいたします。計画変更の具体的内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 おはようございます。日本共産党、池原議員の代表質問にお答えいたします。 用途地域の資料作成につきましては、平成30年7月に行政区として編入した区域の健康医療施設用地の用途地域指定に関する都市計画決定図書の作成を予定しております。これは、今後控えております国から県、県から市、市から民間への土地売却の際に、土地価格の設定が必要となり、価格算出の条件として、都市計画法上の用途地域の指定が必須であるためでございます。また、港湾計画の変更につきましては、現在進めております土地利用計画について、宿泊施設用地、海浜緑地、人工ビーチの一体的利用を図るため、宿泊施設用地を人工ビーチ側へ前出しするなど、現行計画のゾーニングに一部変更が生じることから、港湾計画の変更に関する手続を要し、その変更資料の作成を進めてまいります。 このようなことから、公有水面埋立法に係る手続につきましては、埋立区域の変更はございませんが、土地利用のゾーニング変更を踏まえた手続は必要となりますので、港湾計画の変更を進めながら、県と調整し整合性を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、イ.企業誘致等について、健康医療施設区域における目標と実績、ヒアリング計画、スケジュール等をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 健康医療施設用地では、スポーツ医科学の専門領域である予防から治療、リハビリ及び競技力向上等の支援を軸とし、また、当該用地に隣接する多目的広場用地から相乗効果を図る観点から、一体的な活用を視野に施設整備を目指しております。 企業誘致に向けては、スポーツ医療やリハビリなどを専門とする企業や、それらの専門分野の運用を得意とする企業、また、施設開発などに関連する企業など、平成29年度から現在までに、延べ約150社に対し、事業周知や事業手法についてヒアリングを実施したところでございます。今後とも、健康医療施設用地と多目的広場の一体的な整備に向け、引き続き本市にとって有益となる企業誘致を進めていくとともに、公募条件の設定を行い、企業の公募及び選定に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 このことについては、健康医療施設の用途地域をはっきりとさせて、そこでどういうものが入ってくるかということで、病院、いわゆる予防、治療、リハビリ等、そういう関連の企業を誘致するということですけれども、これまでヒアリング計画で、ヒアリングをずっとやってきたと思うのですが、まだまだヒアリングだけの域を出ないで、しっかりここに進出していくという計画が、本来であれば事業計画が出ていくときには、やはり基本構想から基本計画、実施設計まで、いろいろやるとすると四、五年かかるわけです。埋立てしてからしかできませんということでは、かなり遅れていくのではないかと思うのですが、その辺については、やはり目標値をはっきり定めて、強力にアタックしていくということでなければ、なかなか誘致が進まないのではないかと思いますので、ぜひ協力をお願いしたいと思います。 それでは、②嘉手納飛行場の共同利活用について、軍民共同使用が緊急避難的な共同利用になるか、市長の特別な思いをお伺いするとともに、実現可能かどうか、見解をお伺いしたいと思います。この点については、共同利活用となっているものですから、土地の共同利用、軍民、共同使用なのか、それとも緊急避難的な、いわゆる一時的な共同利用ということで考えておられるのか、市長のお考えを聞かせていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 令和3年度から開始する第5次沖縄市総合計画前期基本計画では、総合的な交通体系の構築に向け、観光誘客の拠点や物流拠点としての空港や港湾機能の重要性を示しております。その中で、嘉手納飛行場の利活用に関する調査研究を位置づけており、今後、中部圏域の発展や市の活性化に向けた可能性について、先進事例の調査研究など取組を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件について、いささか思いとは違う形になったのかなと。第5次総合計画の中で、いわゆる基地内の道路の共同使用ということのようですので、これもぜひ実現してほしいと思うけれども、実際的には、民間空港と米軍基地の空港との共同使用が、青森県のほうではきちんとなされていました。そういう面で、ぜひこの辺については、嘉手納飛行場についても、できれば軍民共用の飛行場に昇格できるように、ぜひ努力をしていただきたいと思います。 それでは最後になりますけれども、我が国で、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。これまでの緊急事態を早期脱出して、今後も感染予防対策を徹底して行い、安心して日常生活と経済活動が実現できるように頑張っていこうではありませんか。医療従事者の皆さん、そして関係者の皆さんの献身的な働きに対して感謝を申し上げて、代表質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で日本共産党、池原秀明議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時06分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時20分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 会派躍進代表、栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 市長をはじめ、市当局、議員諸賢、市民の皆様、改めまして、大きな声で元気よくおはようございます。議席番号2番、会派躍進、栄野比和光と申します。ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 令和3年2月定例会、新型コロナウイルス感染症沖縄県緊急事態宣言発出中であります。そして、周りの大切な人の命を守るために、行動、そして対策を最優先で、市当局の皆様方には引き続きお願いいたします。本員も、自分ができることを一生懸命頑張ります。それでは、スピーディーにセンスよく代表質問をいたします。 通告書に従いまして、4ページ、質問事項1.令和3年度施政方針についてであります。 質問の要旨(1)P4多様で豊かな自然環境を次世代に継承していくことは、今を生きる私たちの責務であり、「2050年カーボンニュートラル」は、国全体で取り組まなければならない、大きな目標であります。以下、お伺いいたします。 ①国連が定めた2030年に向けた持続可能な開発のための国際目標SDGsを、本市第5次総合計画などの既存計画に照らし、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」に市民や事業者等と一体となってどのように挑んでいくのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えをいたします。 気候変動への対応は、SDGsにも位置づけられるなど、世界規模で取り組まなければならない喫緊の課題であります。我が国においても、猛暑や集中豪雨など、温暖化が原因とされる自然災害が頻繁に発生し、生活環境や生命など、将来世代にわたる影響が強く懸念されております。このような中、国においては、地球温暖化の対策として、2050年カーボンニュートラルを宣言し、国を挙げて取り組むとしております。カーボンニュートラルは、次世代の繁栄に影を落とすことのないよう、グローバルな課題として座視せずに、私たち一人一人の日々の営みが、地球環境を大きく変えるとの価値観を市民・県民が広く共有することが大切であり、行政の長として志、意気込みを持って、国の宣言とともに実践していきたいと考えております。 社会的規模で開催されるイベント、この島嶼県の自然豊かな小さな島で、一つ一つの取組が、やがて地球環境への大きな貢献となれるよう積み重ねていきたいと考えております。御協力よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 市長、ありがとうございました。 2023年、FIBAバスケットボールワールドカップが本市で開催されるということで、グローバルな目線で、そういう施政方針の流れになったと思います。 続きまして、質問事項2.平和への思いと豊かな文化が息づき一人ひとりが輝き交流するまちについてであります。 質問の要旨(1)P7認知症高齢者等の支援について伺います。ちゅいしぃじぃの心でつながる地域共生社会、安心して暮らすことができるまちづくり。地域力を高めていくことが重要に関して、未然に土日の認知症、または軽度認知症の方々の行方不明防止対策について、自助・共助・公助の観点からお聞きいたします。本市が行っている認知症高齢者等あんしん登録事業のおかえり支援協力依頼について、土日に行方不明者が発生しても、沖縄警察署と本市からは、協力団体企業、ボランティア団体には連絡がない現状があると聞いております。 そこで、①認知症の早期発見、土日に行方不明者が発生した場合、どのようにしてこの方々の命を守るのか、対応をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 本市では、行方不明のおそれのある認知症高齢者につきましては、あんしん登録をしていただいており、地域型地域包括支援センターと沖縄警察署へその登録内容を事前に3者で情報共有しており、早期に発見できるようおかえり支援を行っております。あんしん登録者の増加により、行方不明の未然防止につながり、地域内での気づきや関係者との連携により、帰宅支援が行われております。行方不明になってしまった場合、御家族などが沖縄警察署へ行方不明届出を行うことが先決でございます。平日、土日、祝日にかかわらず、一義的には警察による捜索を行いつつ、御家族の意向により、土日についても警察署から本市担当課へ情報がございます。 なお、平日については協力団体へ情報提供し、早期に発見できるようマニュアルに基づいた捜索へ、御協力をいただいております。令和3年度におきましても、引き続き認知症高齢者等あんしん登録事業を周知し、行方不明のおそれのある認知症高齢者等を把握し、関係機関や地域の協力を得て、早期に発見できるよう取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 自治会、市民との連携、地域包括支援センターを巻き込んだ、定期的認知症行方不明者捜索模擬訓練の実施、防災訓練と同様に、行方不明者の捜索模擬訓練を定期的に開催することで、市民の命を守る自治会、そして市民が主体的となって命を守る組織づくりを行う。特に自治会と地域包括支援センター、有志の方々、市内NPOやボランティア団体、IT企業などとの連携、命の処方箋ネットワークづくりを要望いたします。それによって、地域住民の命を守る自治会として、会員加入率アップにもつながると期待いたします。 先進情報でありますけれども、北海道釧路市では、定期的模擬訓練を各自治会、区域単位で毎月実施しているという事例もあるということで紹介させていただきます。 続きまして、質問の要旨(2)P8生涯学習の推進についてお伺いいたします。 ①文化センターの耐震改修についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。栄野比議員の御質問にお答えいたします。 文化センターは築37年を経過していることから、耐震診断を行いました。診断の結果、耐震改修が必要であることから、安全・安心な施設を目指して、令和3年度より耐震補強の必要な箇所について工事を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 再質問させてください。旧図書館跡は、何の施設になるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 文化センター2階にございました図書館ですが、その跡地に中央公民館の一部機能を移転する予定としております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 一応、文化センター、他に引き続き、またいろいろ教えていただきたいと思います。上にはまた博物館等がございますので、その絡みもございますので、またの機会に教えてください。 次です。質問の要旨(3)P9地域コミュニティの活性化についてお伺いいたします。 ①自治会加入促進に向け、新たにSNSを活用した自治会の魅力発信とは何か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 自治会加入促進の強化と、自治会活動の魅力アップを図ることを目的として、平成29年6月より、自治会加入促進協議会へ補助金を交付しております。その自治会加入促進協議会の新たな取組の一つに、SNSを活用した自治会の魅力発信として、LINE、Twitter、Instagramなどを使った自治会の広報活動がございます。各自治会から情報発信をするため、まずSNSの使い方などについて、自治会職員向けのマナーやセキュリティーなどを学ぶための研修を受けることから始め、現在、自治会ごとに配布している自治会新聞などの情報を、今後はSNSを活用し、若者や地域外へも幅広く発信していきたいと考えております。自治会におけるインターネットの活用につきましては、自治会加入促進協議会の職員などを中心に、自治会の情報発信や管理等のサポートを行ってまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 また引き続き、質問させていただきたいと思います。 続きまして、質問事項3.P10夢を抱き未来を拓くこどものまちについてであります。 質問の要旨(1)P11こどもの居場所づくりについてお伺いいたします。現在、市内にあるNPO沖縄ハンズオンが、出前児童館(キッズデポ)を15か所の自治会で開催しております。そこで、子供たちの自己肯定感を育む遊びと学びのプログラムを行っております。同時に、沖縄市社協、JAおきなわと郵便局、ほか自治会とも連携し、フードドライブを推進し、展開しております。消費期限は大丈夫であるが、賞味期限が切れて行き場のなくなったまだ食べられる食品や農産物などを、プログラムに参加する子供たちに提供しております。まだコロナ禍の中、生活に不安を抱え、声を上げられないでいる子供家庭や、仕事がない方々、一人暮らしの高齢者の方々の心の不安を、生きる希望に変えていく必要があります。高い沖縄県の子供の貧困率を背景に、様々な格差を解消していくためには、フードセーフティネットの構築が大事であります。一方で、コロナ禍においても大量の食品ロスが発生している現状であります。 そこでお伺いいたします。①食事の提供、フードドライブ、学習支援等、居場所を必要とするこどもの状況把握についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 こども居場所支援事業につきましては、内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金を活用し、食事支援、学習支援、生活指導、キャリア形成等、支援などを実施しているこどもの居場所7団体と、困難な問題を抱えている子供への手厚い支援を行う拠点型こどもの居場所、4か所を軸に子供たちへの支援を実施しております。また、その他にも公民館を活用した遊びのプログラムを提供する出前児童館が15か所、月1回程度、子供への食事支援を実施している6自治会への運営補助金も交付しております。令和2年度におきましては、民間企業とこどもの居場所との連携を図っており、令和2年7月より、市内郵便局でフードドライブ事業を開始し、郵便局の窓口に設置したフードボックスから回収した食品を、こどもの居場所やこどもの居場所を利用する困窮世帯への配布に活用しており、今後も連携強化を図っていきたいと考えております。 居場所を必要とする子供の状況把握につきましては、こどもの居場所づくり支援員による、自治会訪問による聞き取り、学校や児童関係部署からの相談などを通して状況を把握し、こどもの居場所へのつなぎや、その後のフォローを行っております。令和3年度につきましては、支援体制の強化が必要なこどもの居場所に対して、スタッフを増やせるよう支援するほか、15か所の公民館を活用した出前児童館業務に、食事支援のプログラムを一部導入して、地域での支援の幅を広げていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 近くではまた、自治会、眞榮城議員が一生懸命、こども食堂等の運営をしながらやっているという新聞記事も読んだばかりでありますけれども、このように、フードドライブ、例えば女子高校生のボランティアの団体が、私たちの、FC琉球の試合会場において、フードバンクですから、賞味期限のまだ切れない食品を持ち寄っていただいて、それをFC琉球の事務局に問い合わせて、その試合の日に持って来られないかということを問い合わせております。そのときには、本市においても、部長、しっかりとした対応をよろしくお願いするような、状況づくり、環境づくりをお願いいたします。ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(2)P12こども医療費助成についてお伺いいたします。 ①令和3年10月より、新たに通院医療費の助成対象を中学校卒業まで拡充についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 こども医療費助成の通院の対象年齢を、令和3年10月診療分より、これまでの小学校卒業から中学校卒業まで拡充するとともに、窓口負担の必要のない現物給付についても、未就学児から通院・入院とも、中学校卒業まで拡充して実施していくことといたしました。 扶助費の増加や現物給付導入による国民健康保険の国庫負担金の減額調整等の課題はありますが、子供の健全な育成、子育て支援、貧困対策に効果が期待できることや、誰もが安心して医療を受けられる機会を提供できるものであります。市民からも、拡充を期待する声をいただいており、それらの要望に応えるためにも、対象年齢を拡充してまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 市長、ありがとうございます。 県によりますと、2020年4月からとのことでしたが、その対応を早めて、子供世帯の負担軽減を図るため、本当にかゆいところをかいてあげているという行いであります。大変ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、②コンビニ受診の増加を懸念する国は、窓口無料化を導入する市町村に対し、国民健康保険の国庫負担金を減額しております。このペナルティーについて本市の対応をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 医療費助成制度には、償還払い方式と現物給付方式がございます。市町村が現物給付方式で助成すると、国は、国民健康保険国庫負担金を減額いたします。これは、現物給付は安易な受診助長につながり、増える医療分については、当該自治体が負担するものという考えに基づき、国庫の公平な配分という観点から、減額調整が行われているものでございます。本市の対応といたしましては、既に全国市長会を通じて要請されている、国民健康保険の国庫負担金の減額措置の廃止の動向を注視しながら、保険料の徴収対策に取り組むとともに、収納率向上に係る特別調整交付金等の財源確保に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 これまでに、各種医療費の助成制度と地方単独事業の実施に伴う、国民健康保険の国庫負担金の減額措置について、未就学児までを対象とするこども医療費助成に係る減額措置の廃止がニッポン一億総活躍プラン並びに関係検討会及び審議会における議論等を踏まえ、平成30年度から行われております。しかしながら、全ての地方単独事業実施に係る減額措置の廃止がまだできていないとのことでありますので、全国市長会を通じての要請、保険料の徴収対策の取組をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)放課後の居場所づくりについてであります。 ①(仮称)美里中学校区児童館は基本構想、基本計画、基本設計、実施設計と建設に向けた流れがあるが、令和3年度は基本設計をおこなうとあります。現状をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 (仮称)美里中学校区児童館の進捗につきましては、ほかの中学校区に比べ範囲が広いことから、2か所の児童館整備を進めることとしており、現在、その2か所の整備候補地を検討し、基本計画の策定を行っているところでございます。今後、優先交渉先を決定した後、地権者の方との交渉が整ったところから、令和3年度に基本設計を行い、実施設計、建設工事といった流れで進めていく予定をしております。供用開始につきましては、令和6年4月を目標に準備を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 児童館でございますけれども、宮里中学校区の次が美里中学校区ということで決まっていて、4年遅れになるのか、この供用開始を見たら6年遅れになってしまうかもしれないということでありますけれども、これはいかんせん、土地の適所が見つからないということもございまして、しかしながら、美里小学校、北美小学校、どちらか早いほうから先行して実施するという流れがありますので、しっかりと対応し、児童館建設実現に向けて頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(4)P13学力の向上についてであります。 ①小学校学習支援員、中学校放課後学習支援教室、今までの成果と課題をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 こんにちは。会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えをいたします。 小学校学習支援員、中学校放課後学習支援教室、いわゆるひやみかち教室でございますが、その成果について、お答えをさせていただきます。まず、小学校学習支援員の配置と、それから中学校放課後学習支援教室を実施しての成果といたしましては、小学校、中学校ともに学力の向上と、学習意欲の向上につながっていると捉えているところでございます。特に、放課後学習支援教室に通っている中学校3年生が、その実施日数や実施時間を増やしてほしいと、自ら要望するなど、学習意欲の向上が見られていると、報告を受けているところでございます。 また、小学校の学習支援につきましては、通常の授業の支援に加え、コロナ感染症の濃厚接触者や、感染が心配で欠席をしている児童の家庭学習の準備や点検、その児童が登校してきた際の補習指導にも関わるなど、コロナ禍での学びの保障にも欠くことのできない存在として、活躍をしているところでございます。 課題といたしましては、中学校の学習支援につきましては、現在、中学校でも通常の授業の中で、個別の支援が必要な生徒がいる中で、現在2校の配置にとどまっているところでございます。 また、中学校放課後学習支援教室の課題といたしましては、委託業者の指導に関わっている担当者と学級担任、あるいは教科担任との連携、あるいは学習の支援の必要な生徒の参加をいかに促していくかについて、課題が挙げられていると考えております。今後とも、学校と連携しながら、課題の解消を図りながら、児童生徒の学習意欲の向上につなげてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 実際、令和3年には中学校に、1日は無理でも半日勤務を3人動員すると聞いております。そしてまた、これは授業と放課後の学習を連動させた授業改善の推進と、生徒への声かけを工夫していただいて、主体的に参加できるような環境、そういう取組をやっていったと思いますので、しっかりと取組をお願いしておきます。ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(5)P14特別な支援が必要な児童生徒についてお伺いいたします。 ①特別支援教育補助者等を配置し、について、今までの成果と課題をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えをいたします。 令和元年度に実施しました保護者のアンケートから、成果といたしましては「補助者の声かけや見守りのおかげで、トラブルが減り、落ち着いて学校生活が送れるようになった」ということや、「コミュニケーションの力が上がった」という意見があったと承知をしております。また「補助者が関わることで、学習への理解や意欲が変わってきた」という児童生徒があり、さらに「登校渋りが見られた児童が、補助者のサポートのおかげで登校できるようになった」という報告もございます。 課題といたしましては、補助者の配置人数が、学校からの申請人数に十分応えられていないことや、補助者任用の掘り起こしにどう対応していくかが課題と捉えているところでございます。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 学校現場においては、それはもう人材が不足しているというのは、目に見えて分かることでありますけれども、任用方法の改善をするとか、資格等の緩和をしていただいて、今、部長から答弁がございましたように、現在24人いらっしゃるそうですけれども、これを半日勤務することによって7人増加して、31人になるということでございます。柔軟な勤務時間の設定をしていただいて、十分学校現場に応えられるような体制づくりをお願いしたいと思います。これもまた引き続き追いかけて、いろいろなことで質問させていただきます。ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(6)P15青少年の健全育成についてお伺いいたします。 ①青少年指導員による巡回指導や青少年教育相談指導員の仕組み、内容、課題をお伺いいたします。
    ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えをいたします。 青少年指導員は現在、100人余りの方々に委嘱しており、月曜日から土曜日の午後9時から11時まで、青少年センター所有の青色回転灯車による夜間巡回活動を行っております。特に毎月第3金曜日は、少年を守る日と位置づけ、PTAや自治会関係者らと合同で、夜間街頭指導を実施しているところでございます。令和2年度は、特に新型コロナウイルスの影響で、活動の自粛や制限を余儀なくされておりますが、学校や地域と連携しながら日々の巡回活動に取り組んでいるところでございます。 一方、青少年センターには、現在7人の青少年教育相談指導員が配置されております。青少年教育相談指導員は、心理士職員と連携しながら、非行・怠学傾向の児童生徒を個別に対応しており、カウンセリングや野外体験活動、創作活動、生活体験活動、スポーツ活動等を取り入れながら、本人の心理面の安定やエネルギーの回復、家族との関係改善も図りながら、学校復帰や居場所づくりに取り組んでいるところでございます。また、児童生徒の非行・怠学の問題は、貧困や家庭の問題、発達障がいの傾向を持った児童生徒の増加などにより、支援内容が複雑化しており、学校との連携のみならず、福祉、医療関係機関との連携が必要なケースも増えてきており、教育相談指導員の一層の資質向上が必要であると捉えているところでございます。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 この夜間パトロールに、議員の皆様方にも参加している方もいらっしゃるわけでございますけれども、しっかりと対応を整えながら、子供たちのためになるような、あるいはまた非行に走らないような環境づくりをやっていただけるよう、今後も引き続きよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き、代表質問を行います。 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 スピーディーにまいりたいと思います。 施政方針の15ページに当たるのですが、質問事項4.P15ともに生きる心が広がりいきいきと暮らせるまちについてであります。 質問の要旨(1)P15高齢者の福祉についてお伺いいたします。 ①地域型地域包括支援センターの実績と課題をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 こんにちは。会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 地域型地域包括支援センターにつきましては、平成29年度より市内7圏域ごとに設置しております。その成果を3つに絞ってお答えいたします。1つ目は、身近な地域でのきめ細やかな相談が可能となり、相談件数が増加したこと。2つ目は個別の相談支援を通じて、関係機関等の支援ネットワークが広がり、社会資源の把握が進んだこと。そして3つ目に、住民主体の通いの場が増加したことでございます。 また、課題としましては、自立支援に資する介護予防ケアマネジメントの実施や、高齢者自身の社会参加、セルフケア等の自立支援に向けた手法が定着していないことでございます。この課題解決に向け、令和3年度においては、自立支援の視点を強化した介護予防ケアマネジメントを実施するとともに、個別支援における地域での会議を通して、地域住民の共有や解決に向けた関係機関の連携強化に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございました。 課題等ですけれども、現場の声で補足いたしますと、職員の業務負担が課題となり、相談業務対応が優先となるため、地域住民とのつながりや住民同士での地域課題共有や解決に向けた体制構築が進んでいないとか、そしてまた、専門職の人材確保が困難であるという声も聞いております。しっかりとまた、支援等を含めた対策ができることでありますけれども、地域の高齢者のためにしっかりよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(2)P17新型コロナウイルス感染症の対策についてお伺いいたします。 ①全庁的に体制がどのように整えられているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。お答えをいたします。 新型コロナウイルスワクチン接種業務は、何よりも優先される事項であります。厚生労働省や沖縄県からも、全庁的な組織体制を確保し、遅滞なく準備を進めるのに必要な人員を配置するようにと通知がございました。そして令和3年1月18日に、ワクチン接種プロジェクトチームを立ち上げ、専従職員4人体制で、現在、様々な関係機関と調整をしながら準備を進めております。プロジェクトチームの体制につきましては、非専従職員の配置や、新年度の専従職員増員などを予定しており、今後策定される予防接種実施計画に基づきながら、引き続き全庁的な取組を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 スムーズにワクチン接種ができて、安心安全な、また生活が取り戻せるような体制づくりをよろしくお願いしておきます。 続きまして、②本市のワクチン接種の具体的なスケジュールをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市におきましては、65歳以上の高齢者への通知を3月下旬に予定しており、4月には接種が始まると想定し、準備を進めております。その後は、国が示す接種スケジュールに従い、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、その他の市民という順番で案内をしていく予定となっております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 ③ワクチンは個別接種、それとも集団接種なのか。その場合、接種場所、医療従事者の確保はどのように行うのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、個別接種と集団接種の両方での実施ができるように、中部地区医師会や市内の医療機関との調整を進めております。集団接種の会場として、多くの来場者でも密にならない等の感染対策を講じることができるよう、コザ運動公園内の市営体育館やしんきんドームでの開催を予定しております。また、予防接種実施計画を策定しながら、他の公共施設等での開催も検討してまいります。 集団接種への医師や看護師などの確保に関しましては、現在、直接医療機関へ協力を依頼しており、確保が困難な際には、中部地区医師会と調整を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 聞いた話では、接種が医療関係等始まるということでございます。沖縄市においても、スムーズな接種、あるいはまた場所等の問題も、あるいは医療従事者の確保も大事ではありますけれども、しっかりとした体制づくりを行うことによって、それをまた順繰り、段取りがうまくスムーズにできると思いますので、その対策をよろしくお願いしておきます。 続きまして、質問事項5.P17人と産業の成長を支え発展し続けるまちについてであります。 質問の要旨(1)P17沖縄アリーナについてお伺いいたします。 ①完成に向けて、プロジェクションマッピング等の残工事の内容、周辺駐車場情報システム導入や、コザ運動公園隣接駐車場の整備計画状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 こんにちは。それでは、会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 令和2年度につきましては、備品リストの中から、初年度のオープニングに必要な備品を発注しており、令和3年度につきましては、よりアリーナの魅力を最大限に生かせるプロジェクションマッピングなどのほか、駐車場システムの構築など、それらの関連予算を計上させていただいているところでございます。また、女子学園跡地の駐車場整備につきましては、令和3年度から順次平面駐車場の整備、立体駐車場の整備と、取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 続きまして、いよいよでございます。市民、県民の誰よりも一番、桑江市長の思いが詰まった沖縄アリーナがオープンいたします。桑江市長、有言実行であります。わくわくします。 ②オープニングセレモニーを含め、令和3年度の沖縄アリーナの主なスケジュールをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 本市の新たなランドマークとなる沖縄アリーナが、いよいよ今月末に完成いたします。4月、5月の琉球ゴールデンキングスのプレオープン、現在、最終調整をさせていただいております。著名な大物アーティストによる6月のグランドオープンを皮切りに、2022年1月には、Bリーグオールスターゲーム、2023年には、FIBAバスケットボールワールドカップと、これまでに沖縄で観ることのできなかった様々なイベントが開催されます。これまで沖縄で観ることができなかった多様なイベントは、沖縄の新たな価値の創出につながるものと考えており、特に次代を担う子供たちには、琉球ゴールデンキングスをはじめ、訪れるそのプロスポーツ興行や、著名なアーティストによるコンサートなど、1万人規模の人々を魅了するトップレベルのイベントを体験する可能性が広がったことは、将来への糧となるものと考えており、子供たちの笑顔があふれ、将来の夢や希望、目標などにつながっていくことを期待しております。沖縄アリーナは、観るものをわくわくさせ、臨場感や躍動感を感じながら、多くの感動を体験していただける施設となっているものと確信しております。また、1万人もの来場者が県内外のみならず、国外からも訪れる施設となり、まちに、これまでになかったにぎわいをもたらすものと考えており、沖縄経済の一端を担う、活力あふれる沖縄市の実現に向け、これからも挑み続けていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 市長、ありがとうございました。 いろいろな分野からの期待を込めたアリーナが、いよいよ3月28日にオープンするということでございます。しっかりと沖縄市民、そして沖縄県民の財産として、あるいはまた子供たちの育成の場として活用できるようなアリーナであってほしいと思います。期待しております。ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(2)沖縄こどもの国についてお伺いいたします。 ①便益施設の整備、既設ゴミ箱の点検取替え等についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国の便益施設の整備につきましては、園内の水と緑の広場の横にあります、築36年のトイレを取り壊し、小さなお子様を連れた家族でも利用しやすいトイレ、授乳室の建て替えを予定しているところでございます。また、これまで行ってきた大型獣舎の工事と並行して、古くなったサインやごみ箱など、来園者サービスの向上を目的に、随時取替えを行っていく予定でございます。これからも市民の皆様をはじめ、県民の皆様にも親しまれ続ける施設として、きめ細かい整備等に取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 ロゴマークの入ったごみ箱等、市民から、このように施設は上等になるのですが、今あるごみ箱等の小さいものが、まだ整備できていないという声も聞いたものですから、しっかりと整備に向けて取り組んでいるということでございます。ありがとうございます。 また、沖縄こどもの国では、1月に園内で14年ぶりに生まれたアミメキリンの赤ちゃん、メスの名前を募集しているとのことであります。応募は今月28日午後5時半までで、名前は3月中に発表する予定だそうです。母親のユメが2007年に生まれた際には811通もの応募があったそうであります。キリン舎前のエレベーターホール内に設置された投票箱か、園のホームページから応募できるそうです。ぜひみんなに愛される名前をつけてほしいとのことであります。インフォメーションでございます。 続きまして、質問の要旨(3)P18エイサーのまちについてお伺いいたします。 ①エイサー検定の実績等内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 こんにちは。会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 エイサー検定は、エイサーのまち沖縄市の認知度向上につなげることを目的に実施している事業で、県内外の方に、エイサーを楽しく学んでいただくため、インターネットを活用し、気軽に検定を受けることができます。これまでの実績としては、事業を開始した平成30年8月から、令和3年1月末までの2年半で、延べ2万5,719人の方々がエイサー検定を受けております。エイサー会館では、エイサー検定のほか、有識者が講師となり、エイサーに関する講座を行うエイサー大学など、様々な形でエイサー文化を発信しており、今後も、エイサーのまち沖縄市の推進に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 ちなみに本員も、検定1級に合格しております。プチ自慢ですけれども、このように、何年か前にエイサーの検定を受けております。そしてまた皆さん、何回見ましたでしょうか。沖縄全島エイサーまつり65周年記念特別動画「エイサーどんどん」。2月13日土曜日、15時30分からありました。「俺たちが伝統を守ります」、そしてまた、令和3年度、いろいろなイベント、そしてエイサー等も開催できるようなコロナ収束に向けて、皆さんで取り組んでいけたらと、エイサーも盛り上げていきたいと、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(4)P18音楽によるまちづくりについてお伺いいたします。 ①音楽のまちとしてのブランド力向上を図るため、音楽月間を開催するとあるが、内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市では、音楽のまちとしてのブランド力向上を図るため、10月から12月の期間をおきなわ音楽月間と位置づけ、音楽イベント等を開催するほか、市内公共施設やライブハウス、市内で開催される音楽イベント等の情報を総合的に発信しております。今年度は、コロナの影響でやむなく中止した音楽イベントもございましたが、音楽月間については、事前に収録したアーティストたちの映像をネット上で配信いたしました。令和3年度においても、県内外から多くの方が鑑賞できるよう、ネット上での配信も取り入れながら、音楽のまち沖縄市をPRできる音楽イベントの開催を予定しております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 再質問させてください。沖縄市は、ややもすると高齢者は民謡、若者はロック、外国人もいるということで、音楽のまちとしてのブランド力とは何を売り出していきたいのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 本市におきましては、ミュージックタウン音市場をはじめ、ライブハウス、民謡酒場など、多彩なジャンルと幅広い時代の音楽を楽しむことができる音楽スポットが多数存在しており、それがまちの魅力の一つと考えております。今後は、市内ライブハウスや民謡酒場などの音楽スポットと、公共施設との連携や、新たに整備される沖縄アリーナとの連携を図り、市民をはじめ、県内外の多くの方が音楽のまちと言えば沖縄市と認知していただけるよう、ブランド化を図る取組を推進してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 沖縄市、チャンプルー文化、いろいろなものが混ざり合ったり、いろいろなものがあるということで、ジャンルも多いということで楽しみであります。 続きまして、質問の要旨(5)P19モータースポーツの振興についてお伺いいたします。 ①モータースポーツマルチフィールド沖縄の竣工後、令和3年度の活用スケジュールをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 モータースポーツマルチフィールド沖縄につきましては、モータースポーツ利用を中心としつつ、様々な用途に活用可能な施設として、自動車関連企業による利用、交通安全教育の場としての利用、さらには地域イベントでの活用などを想定しているところでございます。 供用開始の時期につきましては、令和3年3月中には工事を完了し、その後、テスト走行などによる安全検証などを行った後、4月中の供用開始を予定しているところで、現在は施設の管理運営を行う委託事業者を選定し、供用開始に向けた準備業務を進めているところでございます。供用開始後は、様々な用途で活用が図られるよう、そして地域からも親しまれる施設となるよう、委託事業者と連携を図りながら、本施設の利用促進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 これも、市長の思い入れの籠もった施設でございます。しっかりと市民に愛されるような施設として運営されることを願っております。ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(6)P20企業誘致の推進についてお伺いいたします。 ①宿泊施設など、本市の産業振興に寄与する業種を中心に、誘致活動をすすめるとあるが、本市の将来像をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市には、沖縄こどもの国や沖縄東南植物楽園などの観光施設をはじめ、エイサーや音楽、さらに様々なスポーツイベントの開催などにより、多くの観光客に訪れていただいております。現在、コロナ禍の状況ではございますが、間もなく供用開始される沖縄アリーナなど、魅力ある施設に、再び多くの観光客が訪れることが期待されているところでございます。そうした本市の地域資源を活かしながら、人と企業の成長を支え、発展し続けるまちに寄与できるよう、宿泊施設の誘致にも努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございました。 再質問をさせていただきます。新たなホテル等の宿泊施設を誘致することになると。既存のグランメールリゾートホテルなど、既存の宿泊ホテル等との競合がないのではないかという懸念もあるわけですけれども、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市には、先ほど申し上げたような様々な魅力ある観光資源を数多く有しております。その一方で、これまでは夏場の全島エイサーまつりや、冬のスポーツキャンプなどのシーズンにおいては、観光客の宿泊ニーズを十分満たせていない状況がございました。また、沖縄アリーナの供用開始に伴い、宿泊を伴う観光需要が今後さらに高まることが期待されているところでございます。現在のコロナ禍においては、観光業の動向も若干、先行き不透明なところもございますが、中小規模のホテルや中心市街地の既存店舗をリノベーションしたホテルなど、本市にふさわしい特色ある宿泊施設の誘致に向け、取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 とても期待しております。 続きまして、質問の要旨(7)工芸によるまちづくりについてお伺いいたします。 ①国の伝統的工芸品である知花花織の担い手育成について、今までの実績、今後の目標をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 知花花織の担い手育成については、国の伝統的工芸品産業振興に係る振興計画の後継者育成事業において、組合の費用負担分の2分の1を支援しております。後継者育成事業の研修内容としましては、主に座学や藍染木綿帯地と絹の帯地のデザイン、糸の染色、機仕掛け、製織、仕上げを実施するほか、琉球藍の知識を深めるための産地見学がございます。 これまでの人材育成の実績としましては、組合設立から87人が基礎研修を修了し、現在64人の組合員が活動しており、年々少しずつ増えている状況にあります。ちなみに、令和2年度の研修生は6人でございました。今後とも、知花花織の産業化に向け、織り手の技術向上と生産体制基盤の強化に向けた支援を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 いろいろな支援等によりまして、知花花織の担い手が、64人の組合員がいるということで、やはり知花のほうに事業所があるわけでございますけれども、いよいよ手狭になってきております。やはり、人材育成をしているのですが、それを受け入れる側としての作業場を含めて、商いとしての自立を含めた体制づくりというのが、そろそろ計画的なところに持っていかないといけないような時期に来ております。しっかりとまた現場を見ながら、次の一歩一歩の手を打っていくように、市当局の皆様方にはよろしくお願いして、知花花織、何は申しても国の伝統工芸品でございます。沖縄市の顔でありますから、しっかりと観光の方も受け入れながら、地域の子供たちの教育もしながらということで、しっかりとした体制づくりもよろしくお願いしておきます。ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(8)P21農業の振興についてお伺いいたします。 ①農家に対する農地集積を促進するとあるが地域を含め、内容、現状をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 農家に対する農地集積は、人・農地プラン掲載の中心的経営体(担い手)に対し、近隣の遊休農地や後継者のいない農地を利用権の設定や中間管理事業を通して集積し、経営生産の安定化を目指す取組でございます。今年度は、契約更新も含め北部地域で4.5ヘクタール、東部地域で1.1ヘクタール、南部地域で0.6ヘクタールの利用権設定がございました。北部地域では、比較的農地流動化が見られますが、東部地域や南部地域では、土地の賃借に関し、地主の了解が得られないなど、農地流動化が進まない傾向がございます。今後も、農業委員会や農地最適化推進委員の協力を得ながら、担い手への集積と、新規就農者等への農地の紹介を推進してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 質問の要旨(9)畜産業の振興についてお伺いいたします。 ①家畜伝染病の予防の現状、優良種畜の導入実績、今後の目標をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 今年度は、家畜伝染病予防のため、県が実施している豚熱や牛異常産などのワクチン接種手数料を本市で負担いたしました。また、獣医師を雇い上げ、日本脳炎や豚丹毒などのワクチン接種を実施したほか、家畜伝染病予防に役立てていただくため、畜産農家の皆様に対し、消石灰や逆性石けんなどの薬剤を配付いたしました。 優良種畜の導入実績につきましては、繁殖用の雌牛を18頭、種豚を4頭導入いたしました。令和3年度につきましては、県が実施する特定のワクチン接種手数料や一部の薬品、ワクチンの購入代金について、半額補助を行うとともに、優良種畜の購入補助として、繁殖用の雌牛を16頭、豚熱により減少した豚の飼養頭数の早期回復を図るため、種豚を20頭導入することを目標としております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 聞いた話によりますと、頭数が60%は回復しているという声もあります。そして、現場としてはあと2か年ぐらいを要することも聞いておりますので、しっかりまた支援等の体制を整えつつ、畜産振興のためにもよろしくお願いしておきます。 続きまして、質問事項6.P22環境と調和し安心して住み続けられるまちについてであります。 質問の要旨(1)環境にやさしいまちづくりについてお伺いいたします。 ①ごみの減量化に向け、3Rの推進についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 こんにちは。午前に引き続きよろしくお願いいたします。 3Rの推進につきましては、排出抑制・再使用・再生利用の3Rに関する取組として、資源ごみの分別収集や生ごみ処理容器等の購入に対する助成、倉浜衛生施設組合における構成市町から収集された再使用可能な家具などを無償で提供するリユース市などを実施しております。また今回「食品ロス減らすためにできることは?」と題したチラシを作成し、消費者の方に対しては、食べ物の食べきりや使いきり、生ごみの水きりといった3きり運動の協力、事業者の方に対しては、飲食店において、お客様が残した料理をお客様の責任でお持ち帰りいただくことができるように、ドギーバッグの利用等についての協力をお願いしております。3Rの推進は、ごみを減らすことで、ごみの焼却や埋立処分による環境への負荷をできるだけ少なくすることを狙いとし、限りある資源を効率的に繰り返し利用する循環型社会の実現を目指すための重要な手段として位置づけられており、本市としましても、引き続き3Rを推進してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございました。 食品ロスの周知もしっかりとやっているということと、また古紙、あるいはペットボトル、前とは違って古紙も有料で売ったり、売られたりだったのですが、今はお金を出して処理をするような、古紙の取扱いが厳しい状態になって、3Rを推進するにも厳しいのがありますけれども、しっかり前を見ながらやっていただくような対策をよろしくお願いしておきます。 ②誰一人取り残さないSDGsのどれに当たるのか、対照状況、本市の取組、考えをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 施政方針における太陽光発電システムおよび省エネ設備の設置補助をおこない、エネルギーの有効活用を図るにつきましては、SDGsの「目標7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」及び「目標13.気候変動に具体的な対策を」に対応しており、再生可能エネルギーの普及啓発や、二酸化炭素の削減に向けて取り組んでおります。 また、ごみの減量化に向け、3Rの推進に取り組むにつきましては、SDGsの「目標12.つくる責任、つかう責任」に対応しており、先ほどの答弁のとおり3Rを推進してまいります。なお、沖縄市環境基本計画におきましても、SDGsの考え方を踏まえ、推進してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 環境基本計画の中でも、しっかり位置づけが行われているということでございます。施政方針の中では、このSDGsの文字が見えなかったものですから、しっかりとその項目に当てはまるような事業展開、あるいは推進の計画はなされているわけでありますけれども、本員としては、2030年に向けてのSDGsの行い、関連したものを市民に周知させる意味でも、やはり文字は入れたほうがいいのではないかというのを、少し感じております。 続きまして、質問の要旨(2)P22防災対策についてお伺いいたします。 ①災害時避難所等の標識および災害用備蓄倉庫の設置や備蓄物資の更新等をおこなうとともに、関係団体等と連携した防災訓練の実施や自主防災組織の結成・活動を支援し、地域の防災力向上を図ってまいりますとあるが、具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 令和3年度の防災対策につきましては、今年度、令和2年度より、指定避難所や指定緊急避難所として指定した小中学校や公園等に対し、避難所や避難場所の存在の周知、啓発のために標識を設置してまいります。また、本市では、災害の発生に備え、水、食料、毛布などの生活用品等の備蓄を行っており、引き続き備蓄物品の整備に努めてまいります。さらに、毎年11月5日の津波防災の日には、市内の保育園、小中学校、民間業者や災害時の協定を締結している事業者等の関係機関が参加する、沖縄県と連携した防災訓練を継続実施してまいります。 そのほか、沖縄市内の全自治会における自主防災組織の結成を目指し、未結成の自治会には、継続して自主防災組織の必要性を訴えつつ、既存の自主防災組織に対しては、継続した活動の実施に向けた支援を行うことで、地域防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 21自治会、そして団地等を含めまして30の団体があると聞いております。ちなみに、毎年11月5日の津波防災の日でありますが、知っていますか。これまたインターネットで時間を割いてまでは説明しませんけれども「稲むらの火」で検索してください。160年前のことが出てまいります。しっかりチェックをよろしくお願いしておきましょう。 ②災害時避難所等市民への周知についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 今年度、令和2年度の事業において、現時点で最新となる沖縄市内の土砂災害警戒区域、また浸水想定区域などを示した防災マップの作成を予定しており、その中で、今年度より指定を行っています指定避難所や指定緊急避難場所についても掲載してまいりたいと考えております。当該防災マップの市内全戸配布、沖縄市ホームページへの掲載、防災訓練や防災講話等により、市民への周知を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございました。 現在使用されているマップが、平成29年に配布された資料ということで聞いております。そして、新しい防災マップが令和3年4月に、新規版が全戸配布になるということでありますので、しっかりとこの対策も含めて、周知のほうをよろしくお願いしておきます。 続きまして、③ダイナミックに躍動し始める沖縄アリーナ、様々な自然災害や航空機事故に伴う災害が想定されることから、市民や軍人・軍属などの避難施設、災害活動拠点施設として機能し救援物資の保管・分別・供給できる施設であるのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 沖縄アリーナの防災対策についての考え方について御説明させていただきます。 沖縄アリーナが位置するコザ運動公園につきましては、広域避難所とされており、コザ運動公園内の様々な施設に独自の役割があるように、沖縄アリーナの特徴を生かした役割を設定していくものと考えているところでございます。平成28年6月に策定いたしました(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備全体計画調査業務におきまして、沖縄アリーナの防災施設としての機能を検討しており、その中で、沖縄アリーナにつきましては、メインアリーナが土間コンクリートであり、大型車両が直接アリーナ内に乗り入れができる特徴を活かして、救援物資の保管・分別・供給ができる機能を備えた施設としておりますが、具体的には、アリーナ完成後に関係課と協議をした上で、アリーナの役割を設定していくものと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 施設づくりにおいて、多世代、国際交流が図られる施設づくり、観るスポーツの機会を充実させる施設づくり、防災施設としての機能を充実させる施設づくりの基本方針であります。沖縄の中心から、世界に羽ばたく熱気と興奮を、みんなでつくり上げるアリーナ。防災等に関しても期待しております。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)P22消防・救急体制についてお伺いいたします。 ①市民の安全・安心の確保に向け、適所自動車の更新、消防車両の充実度をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 こんにちは。会派躍進、栄野比和光議員の代表質問にお答えいたします。 消防は、各種災害において的確に対応できるよう消防車両の整備・更新を随時行っております。本市消防の車両整備状況についてでございますが、消防活動に必要となる水槽付消防ポンプ自動車、高規格救急自動車、救助工作車、はしご自動車等を約10年から15年を目安に、車両整備計画に基づき更新しております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 市民の生命、財産を守るための消防活動に必要な車両は確保できていると。10年から15年を目安に更新する。ビル火災に適したはしご車も装備しておりますけれども、様々な火災現場において、電線等、支障になる場合があるとのことであります。まちづくりにおいて、電線の地中化を計画されてはどうでしょうか。要望いたします。 続きまして、②市内の商業ビル等、避難通路の機能確保がなされているか、立入検査の状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 消防長。 ◎仲宗根繁消防長 お答えいたします。 不特定多数の市民が出入りするビル等において、火災等の非常時における避難通路は、屋外へ回避するために大変重要な経路と認識しており、消防法令等に基づく安全確保が求められております。その避難経路に障害物などがある場合、避難するに当たり重大な支障が出るおそれがあります。よって、建物経営者へは、消防法や沖縄市火災予防条例に基づき、避難の支障になる物件が放置され、またはみだりに存置されないように管理を行うよう指導しております。しかし、違反がある建物に関しましては、関係者に改修報告書の提出を求め、改修の意思や進捗状況などを確認し、随時違反是正指導を行っておりますが、それでも是正しない場合、行政処分などの違反処理を行うこととなります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 本員、過去にこういう質問をしております。その中で、是正措置が行われないところに行政処分などの違反処理を行うということでございますけれども、現場の声でなされていないわけです。安心安全な商業ビル、中の町方面等に行ったときに、初期消火に支障にならないようにお客さんが避難通路を利用して、建物の中に誰も取り残さないような体制づくりが避難通路であるはずなのに、いろいろな物が置いてあると。利用できない、活用できないと。それを、点検という形でやっているはずなのですが、はっきり言ってなされていない。しっかりと行政処分まではいかなくても、点検等、あるいはまたビルのオーナーとの調整をしていただいて、市民が安心して商業施設を利用できるような体制づくりをよろしくお願いしておきます。 質問の要旨(4)防犯対策についてお伺いいたします。 ①夜間における市民の安全を持続的に確保するため、地域への防犯カメラ設置状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。
    大庭隆志市民部長 お答えいたします。 防犯カメラの設置につきましては、平成29年度に防犯灯・防犯カメラ等緊急整備事業補助金を活用し、市内において米軍関係者が最も多く行き交うゲート通り周辺に52基を設置いたしました。新たな防犯カメラの設置に向け、令和元年8月29日付、内閣府沖縄総合事務局長宛てに、防犯灯・防犯カメラの整備促進及び運用支援について要請を行っております。今後とも、国に対し防犯カメラの設置に向け、整備費用の確保並びに運用支援についての要請を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 しっかりとよろしくお願いしておきます。 ②各自治会、保安灯のLED化早期実現に向けて、対応をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 市で設置している保安灯につきましては、国の特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用して、LED灯への改修を行っております。沖縄市内の各自治会の保安灯は、令和3年2月22日現在5,692基設置されております。そのうち、水銀灯が785基となっており、LED化率が86.2%となっております。耐用年数の関係上、保安灯は設置から15年経過後に改修を行っており、LED化が100%となる年度は、令和9年度を予定しております。今後とも、夜間における市民の安全を確保するため、改修計画を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 しっかりと対応をよろしくお願いしておきます。 質問の要旨(5)P25公共交通についてお伺いいたします。 ①基幹バスの導入に向けた取組、具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 こんにちは。会派躍進、栄野比議員の代表質問にお答えいたします。 基幹バスの導入につきましては、平成29年3月に策定されました那覇市・浦添市・宜野湾市・沖縄市・北中城村地域公共交通総合連携計画に基づき、国道58号及び330号沿線地域を中心としたバス網再構築を推進するため、那覇市から沖縄市間に導入が進められている計画でございます。現在の路線バスは多くの系統が存在し、複雑かつ長距離路線であるため、利用者にとって分かりにくく、時刻どおりに来ない現状があることから、基幹バスの導入により、路線系統の見直しを図ることで、速達性や定時性が向上し、バス利用者の増大が期待されております。基幹バス導入に向けた主な取組としては、これまでバスレーンの延長やIC乗車券OKICAの導入、でいごライナーと呼ばれる基幹急行バスの運行や、バス停のグレードアップ等が実施されており、利用者からは急行バスの満足度が高い評価であることなど、バスの利便性向上に一定の効果が出ていると伺っております。 また、今後の基幹バスシステム構築に向けた課題として、沖縄市側の交通結節点の整備が挙がっており、胡屋周辺のまちづくりと連携した交通結節点の検討が必要となっております。昨年度は、県が中心となって市及びバス事業者3者でワークショップを開催し、国道330号沿線における交通結節点の必要性等について意見交換をしてきたところであり、今後も引き続き、県や国と連携しながら、交通結節点の実現に向けて取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 今から進んでいくわけでございますが、いろいろな調整ごとがいっぱいあるとは思いますけれども、しっかり注目していきたいと思います。ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(6)P26市営住宅についてお伺いいたします。 ①老朽化した市営住宅の更新時、シルバーハウジングの検討も行われているのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 会派躍進、栄野比議員の代表質問にお答えいたします。 各市営団地の建て替えの際には、入居世帯の現状やニーズ等を踏まえ、シルバーハウジングや高齢者、身障者、多子世帯などに対応した住戸を整備してきております。シルバーハウジングは、高齢者用の住戸に緊急通報システム等の設備を有し、入居高齢者に対する生活相談等の福祉サービスが受けられるよう、団地内に生活相談室や団らん室等の施設が併設されるもので、これまで建て替えが済んだ室川、安慶田の市営住宅で整備されております。現在、建て替え中の泡瀬や、今後建て替え予定の美里、山内の各市営住宅においては、シルバーハウジングの整備予定はございませんが、高齢者世帯が安全かつ快適な生活を営むことができるよう、高齢者向け住戸を整備してまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 再質問であります。現在、市営住宅には網戸がないわけであります。今後、建て替え時に網戸を設置するのか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 これまで、市営住宅の網戸は入居者にて設置をしていただいておりましたが、公営住宅の整備基準等の改正等があり、地域の実情を踏まえ、事業者主体で判断することとなっております。県営住宅においても、ここ最近、建て替えにおいて網戸を設置していることから、他自治体の状況も鑑み、市においても、今後建て替える美里市営住宅の建て替えから網戸を設置していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 沖縄の場合には、あって当たり前のような網戸でありますが、今後設置するということで助かります。ありがとうございます。ちなみに本員は、いろいろな市民の声で「網戸がないんですけれども」と。うるま市もないので、その中で、本員は解体の現場にいて、網戸をあと4つ持っています。もし必要な市民の方がいらっしゃいましたら、御一報ください。無料で差し上げますし、そういうことも含めて、市民が困っているということでございますので、しっかり対応をよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、質問の要旨(7)P27緑化推進についてお伺いいたします。 ①ガーデンシティに向け、今までの沖縄市緑の基本計画、緑化重点地区の成果と緑化事業の課題をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 緑化推進では、本市の緑の基本計画における緑の拠点及びネットワークの形成や、市民と行政の共同による緑づくりの方針に沿って取り組んでおり、緑のトライアングルに位置づけられているコザ運動公園、八重島公園、こどもの国公園の緑化では、コザ運動公園の南インターチェンジ付近の幹線道路沿いへの壁面緑化パネルの設置や、コザ運動公園からこどもの国公園までの市道沿線へのハイビスカスプランターを設置しているところでございます。また、市民の緑化への意識の高揚につなげてもらえるよう、花いっぱい推進運動を実施しており、市内の教育機関や保育園、自治会、通り会など、約200の団体へ年2回、ハイビスカスなどの草花を配付しております。 課題といたしましては、市民からの草花の種類や配付数の増加要望への対応や、プランターの設置数に応じて、草花の維持管理経費が増加することから、関係部局と財源確保に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 緑の基本計画というのがあるわけです。緑の基本計画とは、都市緑地保全法第2条の2に規定された「市町村の緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画」のことで、市町村が策定、市民に公表していく計画であると、沖縄市のホームページに載っております。そして今、基本計画がないのです。沖縄市の緑の基本計画は、平成12年スタート時に、平成27年を目標年次として16年間機能していたと思いますけれども、ないわけであります。第4次沖縄市総合計画、平成28年から令和2年度の5年間でありますけれども、それにはないはずのものが、関連する部門別計画や指針ということで、沖縄市緑の基本計画(平成12年度)ということで載っているわけでございます。ですから、平成27年度で終わって、平成28年度から第4次が始まります。第5次沖縄市総合計画が、令和3年から始まるわけでございますけれども、そういう意味でも、緑の基本計画を策定すべきではないかということでございます。 そして、市長の施政方針の中で、ゼロカーボンシティと、企業や家庭から出る二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガスを減らし、森林による吸収分などと相殺して、実質的な排出量をゼロにすること、ということがあるわけでございます。このように二酸化炭素を減らしましょうという流れの中で、基本計画も策定されていないということを見ますと、少し流れがおかしいのではないかと感じたものですから、あえて読み上げているわけでございますけれども、この課題といたしまして、どういうことが挙げられるかということで、緑化の課題です。これは本員が考えるわけでございますけれども、工事及び設計の中では、造園業種への分割発注が少ないということでございます。そして、分割発注のルールがない。公園や学校、その他公共施設の樹木管理に関する年間委託がない。道路課は、令和元年度から年間委託を実施しておりますけれども、そういう実情であるということです。小規模業務においては、単価が見合わないと。そしてまた、地域ボランティアにおきましては、道路及び公園ボランティアを実施する団体が減少傾向であると。ボランティアの費用、市からの委託金が少ないということであります。施政方針の中では、緑も増やしながら2050年までにCO2を削減していくんだ、と大きな流れを言っているにもかかわらず、こういう計画がなされていないというのは、少し流れがどうもおかしいのではないかということでございます。 そしてまた、緑の基本計画の中で、第5次のガーデンシティでありますけれども、まち全体を花や緑に包まれた庭にするという発想で、街路樹や公園のネットワーク化、住宅の緑化などにより、緑と建物等が調和したまちづくりをしていくということでございますけれども、この基本計画がもしかしたら、ガーデンシティ基本計画の策定ということになっていくのかというのもありますけれども、そういう策定をすることによって、市長が基本計画で述べられているような流れを、ぜひつくっていただけるように、緑化の取組もお願いしたい。そうすることによって、ゼロカーボンシティも実現できるのではないかと思います。以上でございます。 これをもちまして、栄野比和光、代表質問を終わるわけでございますが、まだまだコロナ禍の中であります。医療従事者の皆様、それに関わっておられる皆様、また市民の皆様方には、いろいろな意味で、普通でない生活を強いられているわけでございますけれども、しっかりとワクチン接種等を行いまして、普通の生活には戻れないかもしれないとよく言われますけれども、しっかりとワクチンの接種もやりながら、コロナウイルスに打ち勝ってまいりましょう。以上をもちまして、代表質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で会派躍進、栄野比和光議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時58分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時09分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 会派にぬふぁ星おきなわ代表、森山政和議員。 ◆森山政和議員 皆様、こんにちは。にぬふぁ星おきなわ、森山政和でございます。会派を代表して質問をさせていただきますが、その前に少しだけ所見を述べさせてください。 中国武漢で発生した新型コロナ感染症は瞬く間に世界に広がりました。アメリカの有名な大学の発表では、2月7日現在の世界の感染者数1億558万人、死者約30万人だそうです。100年前のスペイン風邪以来の未曽有の事態となってしまいました。そのような中、コロナ収束の切り札として期待されるワクチン接種が17日に国内で始まりました。医療従事者への先行接種を経て、本市も4月上旬から65歳以上を対象とした優先接種を始める計画であるとの説明を受けたところであります。 ここで、昨日の沖縄タイムス子ども新聞、ワラビー担当の女性記者のコラムを紹介いたします。中学生にアンケートを実施する中学生ボイスというコーナーで、昨年のコロナ休校中にしていたことを尋ねたそうです。1,600人の回答者は「ゲームや動画を見た」が多く、中には「生活が乱れ、昼夜逆転した」との声も目立ったそうです。誰に何を言いたいかの問いには「ストレスを子供にぶつけないで」、これは親にです。「経済ばかり優先されているけど、全国の学生が不安な気持ちでいっぱいだと分かってほしい」、政府へです。それから、コロナによるストレスの有無では、約65%が「ストレスや不満がある」と答え、多い順に「勉強」、「自主学習の課題が分からない」、「部活の大会中止への嘆く声も多かった」とのことです。コロナ禍は、子供たちの夢の一部をも奪っている。昨年の全国の小中高生の自殺者数は479人で過去最多。子供の心身の不調や問題行動など、些細な変化を見逃さないよう、周囲の大人が目配り、気配りをしたいとのコメントでした。 そこで、代表質問に入っていきます。よろしくお願いします。 質問事項1.令和3年度施政方針について。 質問の要旨(1)平和への思いと豊かな文化が息づき一人ひとりが輝き交流するまちについて。 ①悲惨な沖縄戦の教訓や平和の尊さを継承するため、沖縄市民平和の日記念行事や平和月間における各種事業に取り組むとともに、平和大使を広島県へ派遣する。~沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートにおいて、企画展を開催することについて。 ア.平和大使の構成、任務、任期についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 会派にぬふぁ星おきなわ、森山政和議員の代表質問にお答えいたします。 平和大使の任務は、平和大使研修を通して平和について学び、平和への思いを未来へ受け継ぐ役割を担っております。平和大使の構成は、市内中学校から推薦のあった中学生大使と、公募による社会人大使の計20人の平和大使となっております。また、平和大使の任期は設けておりません。研修期間は1年となっておりますが、研修を終えた後も、地域や学校、家庭で学んだことを周りの方へ伝えたり、市が行う平和推進事業に協力していただいております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.平和大使の県内研修時間、県外研修時間についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 研修時間については、新型コロナウイルス感染症の影響により変動があると予測されていますが、令和3年度につきましては、座学やフィールドワークなどの県内研修を13回予定しており、県外研修は広島県への派遣を予定しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.悲惨な沖縄戦を深く知ることが平和継承へつながると思うが、広島県への派遣の意義についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 平和大使は県内研修において、沖縄の歴史や文化から沖縄戦、戦後復興までの座学や施設見学、フィールドワークを通して学んでおります。特に鉄血勤皇隊やひめゆり学徒隊、対馬丸事件の犠牲者については、中学生大使にとって年齢も近く、深く学ぶことができます。県外研修では被爆の実相を学び、平和交流を通して、多角的な視点で平和を学ぶことを目的としております。 令和3年度の派遣先広島県では、広島平和記念式典への参列、広島平和記念資料館の見学のほか、現地中学生と平和交流を図る予定です。研修後は、多角的な視点で学ぶことにより、平和への認識を深め、発信する力が強まり、沖縄戦への理解がさらに深まるものと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、エ.コロナ禍における記念行事や月間の取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 本市では、沖縄市民平和の日を定める条例に基づき、記念行事をはじめ、様々な企画展、平和事業を実施しております。令和2年度には、新型コロナウイルスの感染防止対策の観点から、市民平和の日記念行事における市民向け事業につきましては、集客を行わず、スペシャルムービーとしてネット配信を行いました。また、小中学生向けの授業については、市内小中学校8校において、講演会など平和学習を行いました。さらに、平和月間につきましては、市内団体や関係課と連携し「市民の眼・平和写真展」など、様々な展示、催しなどを行いました。令和3年度につきましては、引き続き新型コロナウイルスの感染防止対策を講じながら、インターネットを活用した記念行事のライブ配信のほか、新たな取組として、学校などで活用できるデジタル資料の制作や、平和学習コンテンツサイトにおいて、クイズコーナーや、一部、英語表記サイトの制作を予定しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 オ.ヒストリートにおけるこれまでの企画展についてと入場者数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 会派にぬふぁ星おきなわ、森山議員の代表質問にお答えいたします。 ヒストリートにおけるこれまでの企画展についてですが、ヒストリートは平成30年8月8日にパルミラ通りからゲート通りに移転し、2階の企画展示室で企画展を開催しております。移転後はこれまで「コザ暴動を考える」や「沖縄市の沖縄戦」など、計11回の企画展を開催しております。また、企画展の入場者数は、トータルで1万3,918人でございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございます。 カ.これからの企画展についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 これからの企画展についてですが、現在「コザのまちはどうつくられたか」の企画展を3月から開催できるように準備しております。また、令和3年度の企画展は「毒ガス移送50周年展」や「沖縄市の沖縄戦」、「明道戦後資料展」などを予定しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 すばらしい企画展ができるのではないかと期待しております。よろしくお願いします。 続きまして、②「(仮称)沖縄市文化芸術祭」をまちなかにおいて開催するとともに、文化活動団体等が実施する舞台公演や若者が主体となる文化活動を支援し、市民が芸術文化に触れる機会の創出を図ります。また、~文化センターの耐震改修に取り組むことについて。 ア.(仮称)沖縄市文化芸術祭の意義についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 にぬふぁ星おきなわ、森山政和議員の代表質問にお答えいたします。 (仮称)沖縄市文化芸術祭は、市民に広く文化芸能に触れる機会を提供することで、演者や文化活動者には、活動の場の提供と育成の場の創出を、鑑賞する側には、文化芸能への関心、理解を深めてもらうことを目的としています。この目的をもって開催することに意義があると考えております。具体的な内容についてはこれから検討してまいりますが、本市の伝統芸能を中心に、市内外の芸能や演劇、吹奏楽、ダンスなどの舞台発表やワークショップに加え、技術工芸等の展示スペースも設置するなど、地域の文化芸能の魅力を広く発信していく予定でございます。また、開催場所についてはまちなかも活用したいと考えており、地域の商店街と連携しながら、市内外からの集客に努め、まちのにぎわい創出を目指し、取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございます。 続きまして、イ.これまでの実績についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 (仮称)沖縄市文化芸術祭は、これまで沖縄こどもの国を会場に実施してきたおきなわ芸能フェスティバルに変わるイベントとして、今年度からの開催を予定しておりましたが、コロナの影響により、やむを得ず中止いたしましたので、実績はございません。なので、これまで実施してきたおきなわ芸能フェスティバルの過去3年間の入場者数の実績でお答えいたします。令和元年度が8,429人、平成30年度が2,544人、平成29年度が1万6,387人となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.コロナ禍での舞台公演への支援についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 コロナ禍であっても、ガイドラインに沿った対策を講じ、広く公開される創造的な文化芸術活動で、市内の文化芸術の振興に寄与できると認められる舞台公演事業については、文化による地域づくり活動支援補助金事業により支援を行っております。また、沖縄市芸能団体協議会や沖縄市文化協会の活動支援を行っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 エ.コロナ禍での若者文化活動支援についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 コロナ禍であっても、ガイドラインに沿った対策を講じ、児童生徒が主体となって参加し、実施する、文化芸術育成活動については、若者文化芸術育成支援補助金事業により支援を行っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 オ.コロナ禍で、この舞台公演、若者文化等のチケット収入も見込めないが資金的な支援についてはいかがでしょうか。お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 資金的支援につきましては、先ほどお答えいたしました文化による地域づくり活動支援補助金事業や、若者文化芸術育成支援補助金事業の活用を進めながら、国や県の支援策についても情報提供を行い、市内の文化活動団体を支援していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 カ.耐震改修完了時期についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 森山議員の質問にお答えいたします。 文化センターは築37年が経過しており、耐震診断の結果、令和3年度より耐震補強が必要な箇所について工事を進めてまいります。工期につきましては、令和3年度完了を目指しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 令和3年度に完了ということで、キ.耐震改修後、旧図書館跡の使用予定についてということで、先ほど質問で伺いましたけれども、どうですか。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 文化センターにおける図書館跡につきましては、中央公民館が所在する市民会館の耐震改修工事の影響により、公民館の一部機能を維持することが困難となることから、移転する予定となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 再質問をさせていただきますけれども、その図書館跡ですが、市民の声として、美術館的な使用の仕方とか、子供たちがそこで文化的な活動ができる施設はどうかという声があるのですが、いかがでしょうか。見解を伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 現在のところ、公民館の一部機能ということで、研修室とかを予定しておりますので、その研修室において、子供たちが活動する場ができる可能性もございますので、検討させていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ひとつよろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(1)③地域コミュニティの活性化につきましては、コロナ禍における~新たな自治会活動および自治会運営に向けた支援金を交付するとともに~必要な備品購入や地域ものづくり活動を支援する。また、自治会加入促進に向け~自治会会員と賛助会員双方にメリットを生み出す取り組みについてです。 ア.支援金の年額についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策の第5弾といたしまして、コロナ禍においても、引き続き安全・安心な自治会活動が行えるよう、自治会活動および自治会運営を支援する目的で、自治会活動支援金740万円を令和3年度予算に計上しております。内訳といたしましては、1自治会当たり20万円でございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございます。 続きまして、イ.地域ものづくり活動支援について具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 本市の地域資源や特性を生かし、各自治会が誇れる一品づくりを進め、市民一人一人が愛着の持てる個性豊かな地域づくりと、地域コミュニティの強化を図るため、平成20年度に1区1品活動支援事業補助金を創設し、1自治会に対し上限50万円の補助を行っておりました。平成27年度からは、補助金名を地域ものづくり活動支援事業補助金と変更し、内容も新規申請を上限20万円とし、新たに継続補助として7万円の補助を行っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、ウ.自治会会員と賛助会員双方にメリットを生み出す取り組みとは。その内容について、具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 会員と賛助会員双方にメリットを生み出す取り組みについてでございますが、本市が補助金を交付している自治会加入促進協議会が、新年度の新たな事業として実施するもので、神奈川県相模原市自治会連合会が行っている事業を参考にしております。 本市で実施する内容としまして、令和3年度はモデル自治会にて、自治会会員への会員パスを発行し、地域の賛助会員の店舗等にて、会員パスを提示することで、割引などの優遇を受けられるというものでございます。今後は、地域を徐々に拡大していき、市内の自治会会員であれば、市内全域の賛助会員の店舗等で利用できるようにしていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 もう少し詳しくお聞きしたいのですが、時間の関係で次に行きます。 エ.令和元年度現在の自治会加入率についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 令和元年度につきましては、令和2年1月1日付で27.9%となっております。令和2年度につきましては、令和3年1月1日付で26.9%となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 オ.P29、地域への愛着を深め、市民に信頼される人づくりに向けて、全職員の自治会加入を促進するとあります。職員の意見をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 自治会加入促進の方法としまして、まず、職員全体の加入状況アンケートを実施し、加入に向けてどのような自治会との関わりが必要なのかを検証してまいります。また、施政方針にございますように、新採用職員研修の一環として、新たに消防団研修が加わることにより、消防団による地域の防犯・防災等への関わりから、職員と地域との関わりを改めて確認し、これを全職員に伝えていきたいと考えております。
    ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 市長の大きな思いが、まちづくりに対する、沖縄市の市政運営に対する思いが、全職員が加入することによって、これが生かされてくるという、市長の大きな思いがこの中に入っているのです。市長はタウンミーティングの中においても、地域の活性化は自治会の加入率を高めること。沖縄市の活性化は自治会が元気になることとおっしゃったのです。だから、両方の相乗効果を生かすことによって、沖縄市がより発展するだろうという思いがありますので、市の全職員に本員からもお願いしたい。促進ですから、すぐなのです。すぐ入っていただきたい。令和3年度は有無を言わさず、全職員は自治会に入って、一緒に活動しましょうということを、市長に代わってお願いします。ということで次に行きましょう。 質問の要旨(2)夢を抱き未来を拓くこどものまちについてです。 ①こどもの居場所づくりについては、食事の提供や学習支援等をおこなう団体を支援するとともに、居場所を必要とするこどもの状況把握に取り組むことについて。 ア.本市の支援団体数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 にぬふぁ星おきなわ、森山政和議員の代表質問にお答えいたします。 こどもの居場所支援事業につきましては、内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金を活用し、地域のこどもの居場所7団体と、困難な問題を抱えている子供への手厚い支援を行う拠点型こどもの居場所4か所を軸に、子供たちへの支援を実施しております。また、その他にも、公民館を活用した遊びのプログラムを提供する出前児童館が15か所、月1回程度、子供への食事支援を実施している6自治会への運営補助金を交付しており、合計32か所となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございます。 それではイ.支援内容についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 こどもの居場所での支援内容につきましては、子供を対象に食事支援、学習支援、生活指導、キャリア形成等支援を実施しております。また、拠点型こどもの居場所では、困難な問題を抱えている子供たちを対象に、専門職による保護者支援を含めた丁寧な支援を行っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.課題解決に向けての連携についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 地域での課題解決に向けた取組につきましては、子供たちが公民館を利用するきっかけを増やすことが重要だと考えており、今後は公民館で行う出前児童館の支援内容の充実を図り、子供たちの利用を増やしていきたいと考えております。また、こどもの居場所と自治会との交流など、自治会との連携を強化しながら、子供と地域の方が触れ合う機会を増やしていけるよう努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(2)②学習意欲の向上を図るため、中学生の検定試験受験料を助成することについて。 ア.現在、助成対象となっている科目についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 こんにちは。にぬふぁ星おきなわ、森山政和議員の代表質問にお答えをいたします。 現在、中学生に対する検定受験で助成をしているものにつきましては、まずは、日本英語検定協会が主催する英語検定と、それから日本数学検定協会が実施します数学検定の2種類となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.助成対象となっていない科目の理由についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 現在、中学生で助成対象となっていない検定は日本漢字能力検定協会が主催します、いわゆる漢字検定でございますが、同じ語学系の英語検定と比べて、受験を希望する人数が多くないという現状を鑑みて、現在、英語検定のみを助成対象としているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.小学生が助成対象外となっている理由についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 現在、小学生については、漢字検定の助成を行っているところでございます。小学生に英検もしくは数検の助成をしていないことにつきましては、当該検定試験の内容が、中学校で習う内容以上となっていることが、現在、助成対象外というところで対応させてもらっているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 エ.学習意欲を高めるためには、低学年からの学習への奨励・啓発が重要だと考えるが、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎與那嶺剛指導部長兼教育研究所長 お答えいたします。 令和2年度から完全実施されております、いわゆる学習指導要領によりますと、小学校五、六年生で外国語が教科として位置づけられております。これまで以上に、小学校でも英語に触れる機会が多くなっていくことが考えられますので、各種検定試験の啓発は重要だと考えているところでございます。そこで、英語検定、それから数学検定、そういう検定が中学校で実施されるというところにつきましては、小学校の段階で周知しながら、その意欲の向上につきまして、高まっていくことを期待しながら、その周知に向けて、学校と連携しながら対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 なぜこの質問をしているのかと言いますと、部長がおっしゃっていたように、小学校五、六年生に英語の教科が入ってきたということで、英語についても、英語検定についても、小学生も助成すべきではないかと。レベルが高いからとかそういうことではなく、レベルの高いとか低いとか、それは関係ないと思います。小学校1年生でも英検1級合格とか、そういう子供たちが出てきますので、挑戦することによって意欲が高まっていく。中学生の漢検についても、受験生が少ないから助成しないのではなくて、挑戦させることによって意欲を高めることが大事ではないかと思います。ということで、やはり学力向上、学習意欲は、小学校低学年の頃からそういう意欲を生み出すことが、中学校、高校、将来的につながっていくと思いますので、ぜひそういうところをしっかりと予算化して、低学年の頃からチャンスを与えてほしいと要望いたします。 続きまして、質問の要旨(2)③学校教育施設につきましては、~美原小学校の校舎新増築工事、安慶田中学校校舎改築の基本計画および宮里中学校校舎新増改築の基本設計をおこなうことについてです。 ア.文科省や県教育委員会が進める35人学級への対応はクリアできているのかどうか、お伺いいたします。それから学校数についてもお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 美原小学校につきましては、既に少人数学級を導入しております。今回、校舎新増築工事完成後も少人数学級を実施してまいります。安慶田中学校、宮里中学校につきましても、計画を進める中で、35人学級の導入に向け、準備してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.上記以外で、35人学級への対応がクリアできている学校数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 本市では、小学校においては全学校で少人数学級が導入されております。中学校においては6校で導入しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.課題のある学校数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 課題につきましては、小学校4校、中学校2校において、教室を確保するため、特別教室等の転用や仮設校舎にて対応している状況があり、学校運営に支障がないよう努めていく必要がございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 エ.ドーナツ型現象で地域や学校間に児童生徒の在籍数のアンバランスがあります。将来的な校区の見直しや学校の統廃合についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 本市も地域によっては区画整理や民間開発等の宅地開発等により、急激に都市化が進み、児童生徒の増加に、学校施設の整備が追いつかない地域もあります。また、市街地では学校在籍者の縮小が見られるなど、地域間の学校規模に隔たりが見られる状況にあります。そのため、現状把握を行い、本市の状況に適した対応手法を研究する必要があり、令和3年度に市内全域の学校規模に関する調査を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(2)④青少年のスポーツ活動の促進については、県外大会に参加するこどもたちを対象に、派遣費を支援するとともに、全国レベルで活躍する野球やバスケットボールのチームを招いて大会を開催するなど、スポーツに触れる機会の創出に向けて取り組むことについて。 ア.この中に文化活動が入ってないのはなぜですか。お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 暫時会議時間の延長を行います。 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 青少年の文化活動につきましては、施政方針8ページの若者が主体となる文化活動を支援し、市民が芸術文化に触れる機会の創出を図りますという文面に含まれていると認識しております。児童生徒が主体となって参加し、実施する文化芸術育成活動については、若者文化芸術育成支援補助金事業により支援を行いながら、若者が、広く文化芸能に触れる機会や鑑賞する機会を創出し、人材育成及び文化活動の促進に努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.野球やバスケットボール以外の競技や文化的な分野も招聘すべきと考える。可能性についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 県外強豪校などを招聘して、全国レベルの選手や競技活動を子供たちに直接見てもらい、スポーツに対する関心を広げることができる機会としては、競技人口やニーズ等を踏まえ、野球及びバスケットの大会を開催しております。強豪校を招いて大会を開催する以外にも、スポーツに触れる機会の創出に努め、コザ運動公園において、プロスポーツチームの試合や合宿、オリンピックメダリストによる体操教室、トップアスリートによる陸上競技体験会の開催など、体育施設を中心に、様々な競技や、選手を見る、あるいは触れる機会を提供しているところでございます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 令和元年度まで実施した本市の文化音楽イベントであるおきなわ芸能フェスティバルや、ピースフルラブ・ロックフェスティバルにおいて、兄弟・姉妹都市から、芸能団体やロックバンドなどを招聘するなど、文化交流を行っております。今後も、音楽芸能団体等の招聘を通して、文化交流を図っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.文化・芸術に触れる機会も創出すべきだと考えるが、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 文化・芸術に触れる機会の創出につきましては、市民に広く文化芸能に触れる機会を提供し、演者や文化活動家の活動の場の提供及び育成の場を創出するとともに、鑑賞する側の文化芸能への関心、理解を深めることを目的に、令和3年度、(仮称)沖縄市文化芸術祭を開催する予定となっております。本市の文化芸能を中心に、市内外の芸能や演劇、吹奏楽、ダンスなどの舞台発表やワークショップに加え、美術、工芸等の展示スペースを設置するなど、地域の文化芸能の魅力を広く発信していく予定でございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございました。 質問の要旨(3)ともに生きる心が広がりいきいきと暮らせるまちについて。 ①高齢者の福祉については、地域型地域包括支援センターにおいて、関係機関等と連携し取り組むとあるが、具体的取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 にぬふぁ星おきなわ、森山政和議員の代表質問にお答えいたします。 地域型地域包括支援センターは、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員等を配置して、3職種のチームアプローチにより、身近な地域で高齢者やその御家族などの様々な相談を受け、それぞれのニーズに応じた個別支援を行っております。また、介護予防ケアプランの作成や、高齢者虐待への対応、ケアマネジャーへの支援、地域ケア会議の開催など、様々な機関・多職種の協働による地域包括支援ネットワークづくりを行っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(3)②障がい者の福祉については、適切な支援が受けられるよう、障害福祉サービス等の充実と新たに医療的ケア児の併行通園を支援するとあります。具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 本市では、令和3年度からの新たな計画として、第5次沖縄市障がい者プランを策定し、計画に基づいた障害福祉サービスの充実を図ってまいります。また、医療的ケア児の併行通園の支援方法につきましては、児童の通所する障がい児通所支援事業所から保育所等へ職員を派遣し、保育所等のスタッフに対し、医療的ケア児を受け入れるための環境整備等の事前調整や、通園後の医療ケアの助言や、児童についての情報提供などの支援を行うもので、児童一人につき年間14回で5人を予定しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(3)③生活困窮者家庭の高校進学に向けた具体的な学習支援とこれまでの実績についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 高校進学に向けた具体的な学習支援についてですが、本市では平成25年度より学習支援事業を実施しており、生活保護世帯については、中学1年生から3年生までを、また、準要保護世帯のうちひとり親世帯については、中学3年生を対象に100人程度を上限として、公募により選定した委託先の学習塾へ、無料で通塾できる仕組みを整えております。授業内容は、高校受験科目5教科はもちろんのこと、テスト対策を講じたり、夏期講座、冬期講座等、利用者の高校進学に向けた支援を行っております。また、利用者には様々な課題や家庭背景があることから、養育支援も業務の一環に含めております。例えば、塾を欠席した場合や生徒の学習態度や様子で気になる変化があった際は、積極的に保護者へ連絡を行うほか、三者面談を実施しております。また、保護管理課に在籍しているこども支援員と塾側で連携を図りながら、世帯の実態把握を行うなどの必要な支援も行っております。 次に、これまでの実績について直近3年間でお答えいたします。学習支援事業の利用者数につきましては、平成29年度が保護世帯35人、準要保護世帯62人の計97人。平成30年度が保護世帯33人、準要保護世帯44人の計77人。令和元年度が保護世帯26人、準要保護世帯44人の計70人が利用しております。また、高校合格者と合格率につきましては、平成29年度は受験者数79人中77人が合格、合格率97.5%。平成30年度は受験者数61人中60人が合格、合格率98.4%。令和元年度は受験者数53人中53人全員が合格しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございます。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時59分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時10分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(4)人と産業の成長を支え発展し続けるまちについて。 ①沖縄アリーナにつきましては、いよいよオープニングを迎えます。来場された方がストレスのない快適なアリーナ体験~周辺駐車場情報システムの導入やコザ運動公園隣接駐車場の整備を進めることについて。 ア.こけら落としのイベントについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 にぬふぁ星おきなわ、森山政和議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、3月28日に落成式典を開催する予定で準備を進めているところでございます。こけら落としイベントにつきましては、4月、5月にスポーツの幕開けとして、プレオープニングとなる琉球ゴールデンキングスの公式戦を開催し、6月にコンサートの幕開けとしてグランドオープンを予定しているところでございます。新型コロナウイルスの影響もございますので、国、県の動向及びガイドラインを注視しながら、指定管理者とも意見交換をして進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.2021年に開催されるイベントについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 2021年度につきましては、琉球ゴールデンキングスをはじめとしたスポーツ興行のほか、コンサート関係、展示会関係、会議等での使用での話をいただいているところですが、一部コンサートやイベント等が新型コロナウイルスの影響により、開催時期の調整を行っていると伺っているところでございます。一方、飲食を伴う企業イベントの問合せが増えていると伺っているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.2022年に開催されるイベントについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 2022年につきましては、琉球ゴールデンキングスの試合のほか、Bリーグオールスターゲームの開催が決定しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 エ.2023年に開催されるイベントについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 2023年につきましては、琉球ゴールデンキングスのほか、世界規模の大会となりますFIBAバスケットボールワールドカップの開催が決定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 本員が、年度ごとにお伺いしたのは、全国的に著名なアリーナ的な施設は、5年先ぐらいまでイベントが満杯で、予約ができないという話を聞いています。今、企画部参事の話を伺いましたら、2021年は何とか。2022年はBリーグの琉球ゴールデンキングスの試合と、Bリーグの開幕試合しか把握していない。2023年には、琉球ゴールデンキングスとFIBAしかない。今はそういうことしか伝わってこないのです。あとは何もないのかということしか伝わってこないものですから、本当にこの状態で、市からの持ち出しがなくて、経営が成り立っていくのかどうか。これがすごく心配なのです。危惧されます。 そこで、赤字経営にならないために、最低の稼働率は何%ですか。教えてください。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時10分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時11分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 数字は持っておりませんが、これまでプロジェクトのほうで調査いたしました可能性調査につきましては、オープンから約5年程度は約38.9%の稼働率で稼働が可能ということで、調査をさせていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、最低38%あれば可能だろうということですので、期待していますのでよろしくお願いします。 オ.アリーナ内に常設されるテナントの種類と数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 常設テナントといたしましては、主なテナントといたしまして、1階の正面側にグッズを取り扱うグッズショップを配置しております。また、3階の高速道路側には、飲食等を提供できるテナントのエリアで、約10か所を常設しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 カ.アリーナをホームとする琉球ゴールデンキングスの直近3試合の平均観客動員数をお伺いいたします。
    ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 現在、琉球ゴールデンキングスのホームゲームを行う沖縄市体育館では、新型コロナ感染拡大防止の観点から、収容人数の50%の入場制限を行っており、毎試合、上限の制限人数である1,500人の収容人数で試合を行っていると伺っております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 この上限1,500人というのは、しばらく続くという予想ができます。 そこで、キ.駐車場整備の遅れている理由と完成時期についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 女子学園跡地の駐車場整備につきましては、現在、34筆中29筆は契約を終えており、残り6基は墳墓となっております。墓地所有者は、事業に対しては理解をいただいているところですが、墓地移転先の選定に時間を要している状況ということでございます。令和3年度の当初予算において、平面駐車場の工事費を計上させていただいているところで、今後、進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 完成時期も定かではないということですね。 続きまして、ク.周辺の整備についてです。県道23号線の歩道整備と横断防止柵の設置についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 にぬふぁ星おきなわ、森山議員の代表質問にお答えいたします。 県道23号線における山内交差点付近の歩道整備につきましては、令和2年度の沖縄県中部土木事務所との意見交換会において要望したところ、中部土木事務所からの回答は、基地側への歩道整備による基地返還、または共同使用は不可であると米軍・防衛局からの回答があったことから、将来、基地返還または共同使用の見通しがついた段階で検討していきたいとされております。本市としましては、沖縄アリーナ供用後の利用者の増加、集中が予測される中、歩行者の安全性の確保を図るため、歩道整備の実現に向け、引き続き要望してまいりたいと考えております。また、横断防止柵につきましても、設置するよう要望してまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ケ.県道85号線の整備についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 山内交差点付近ということで、県道23号線から連続する県道85号線についても同じ状況でございます。これまでの県に対する要望は厳しい状況でございますが、整備の実現に向け、引き続き要望してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 なぜこれをお聞きしているかというと、やはり市長がおっしゃっている、ストレスのないアリーナを体験していただくということで、安心して観客の皆さんがその辺を使えるような状態を、早めに整備してほしいということで質問していますので、ぜひ早期の実現を目指してよろしくお願いします。 コ.商店街にぎわい創出のための、アリーナとの連動方法についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 沖縄アリーナへのイベント来場者を商店街へ誘客するためにはどうすればいいのか、その分析等を協議する場として、今年度は商店主及び沖縄アリーナをはじめとする周辺施設の指定管理者を交えた商店街周辺施設連携にぎわい創出業務を実施しており、これまで全6回の会議を開催しました。会議では、まちの課題として、商店街の自主性や受け入れ態勢の整備、アンテナショップやコラボグッズの開発、販売、情報の一元化に伴う新たな組織づくりなど、地域の魅力向上に向けた取組や、行政への要望として情報提供及び共有、民間駐車場の無人化に対する支援、シャトルバスの必要性などの意見が交わされております。本市としても、引き続き、まち及び関係部署と協議を行いながら、商店街の活性化に取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 よろしくお願いします。ありがとうございます。 質問の要旨(4)②スポーツツーリズムの推進は、モデル事業を実施し、スポーツを活用した観光誘客に取り組むとありますが、具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 今年度、令和2年度はスポーツツーリズムのモデル事業に取組、FC琉球や琉球ゴールデンキングスのプロスポーツ観戦の前後に、中心市街地のまち歩きや、市内飲食店を巡るなどのモニターツアーを構築いたしました。一方で、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、期待されていた県外からの大規模なアウェー戦での誘客や、海外からのインバウンドの誘客などが行えていない状況でございました。令和3年度も引き続き「スポーツ×食」、「スポーツ×文化」、「スポーツ×音楽」、「スポーツ×街歩き」など、スポーツと本市の強みとなる地域資源を融合させたツーリズムのコースを用意し、国内や市外の方々が沖縄市に訪れた際に楽しんでもらえるような取組を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(4)③企業誘致の推進については、~企業に対する優遇措置を行うとともに、関係機関と連携し~本市の産業振興に寄与する業種を中心に誘致活動することについてです。 ア.直近3年間の実績についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 直近3年間の誘致実績といたしましては、延べ17社となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.優遇措置についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 優遇措置といたしましては、沖縄市企業立地促進条例に基づき、情報通信や物流に関連する対象業種の事業者が新たに取得する機械及び装置、建物、土地に係る固定資産税を5年間免除いたします。また、対象業種において、市内在住者を新たに3年以上雇用した場合、1人当たり10万円の市民雇用奨励金を交付いたします。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.関係機関との連携についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 関係機関との連携といたしましては、沖縄県の東京事務所や大阪事務所と連携し、企業誘致に努めているところでございます。今年度は中止となりましたが、例年、県が東京と大阪で開催する企業誘致セミナーに参加し、県外企業へPRを行うとともに、本市に進出意向のある企業を紹介していただいているところでございます。また、沖縄県中部宅地建物取引業者会と連携し、企業の要望に応じた土地、建物等の紹介を行っているほか、融資に関する相談など、関係機関と連携し、誘致した企業への支援にも取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 エ.本市の産業振興に寄与する業種についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 本市の産業に寄与する業種といたしましては、情報関連産業や観光関連産業、特に宿泊施設等を想定しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 オ.本年度の誘致目標についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 令和3年度は5社を目標にしてございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、質問の要旨(4)④就労支援について、子育て世代、若年者や障がい者等に対する就労相談や定着支援など、関係機関と連携し、きめ細かな支援に取り組み、雇用の促進を図ることについて。 ア.令和2年度の子育て世代の実績と本年度の目標についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 就労支援については、テレワークセンター内に設置しているジョブカフェにおいて実施しております。令和2年度の子育て世代の支援実績については、令和3年1月末時点で述べ利用者数は2,577人で、うち就職が決定した数が68人となっております。目標値については、世代ごとの目標ではなく、子育て世代、障がい者、若年者等を含めた全体を目標値としておりますので、全体の目標値でお答えいたします。令和3年度の目標値は、延べ利用者数が4,150人、就職決定者数は284人となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.令和2年度の若年者の実績と本年度の目標についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 令和2年度の若年者への支援実績については、令和3年1月末時点で延べ利用者数が2,505人で、うち就職決定者数が164人となっております。目標値については、先ほどお答えしたとおり、世代別の目標値ではなく子育て世代、障がい者、若年者等を含めた全体を目標値としておりますので、先ほどの答弁と同じく、延べ利用者数が4,150人、就職決定者数が284人となっています。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ウ.令和2年度の障がい者の実績と本年度の目標についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 令和2年度の障がい者への支援実績については、令和3年1月末時点で、延べ利用者数が245人で、うち就職決定者数が13人となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 エ.本市の2019年度の失業率についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 市町村ごとの完全失業率につきましては、5年ごとに実施される国勢調査の結果を受けて公表されるため、現在把握しているデータとしては、平成27年度時点のものとなることを御了承いただきたいと思います。平成27年度の本市の完全失業率は7.2%となっております。ちなみに、沖縄労働局が毎月公表する資料によると、沖縄県の完全失業率は令和2年12月時点で3.4%となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 オ.本市の2019年度の1人当たりの市民所得についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 1人当たりの市民所得の算出方法につきましては、まず、沖縄県が示しております企業利潤なども含んだ各市町村の経済全体の所得水準を表す市町村民所得や、また、各市町村の課税状況に関する調査における数値によって求められる所得などがございます。 本市の2019年度の1人当たりの市民所得につきましては、市県民税に関する申告や、事業所などからの課税資料を基に求めた総所得金額を、納税義務者の数で割って求めた納税義務者1人当たりの所得金額につきましては255万1,000円となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 先ほど総務部長から、1人当たりの所得の出し方が2通りあるということでした。今の255万1,000円というのは、納税義務者の1人当たりの所得。ところが、県が出した令和2年6月22日に出した資料があります。2019年度の1人当たりの市町村民所得というのがあって、これは市町村の総生産に対する1人当たり、要するに人口全員の、赤ちゃんからお年寄りまでの所得が、沖縄市の場合は41市町村中、後ろから4番目なのです。総生産に対する所得ですので、これが、沖縄市は95万7,000円、今持っている新聞ですが、平均が234万9,000円。平均との差が40万円ぐらいあります。総生産については、沖縄市は県内で3位です。那覇市、浦添市、沖縄市と続くのですが、一人一人の所得については後ろから4番目だと。そういうことをもう少し、失業率とかいろいろなことを考えながら、研究しながら、所得を上げるような仕組みをつくらなければいけないのではないかと思っています。 続きまして、質問の要旨(4)⑤農業の振興について、農業の担い手の確保および育成を図るため、「沖縄市人・農地プラン」を推進するとともに、農家に対する農地集積を促進することについて。 ア.農業担い手確保の本年度の目標についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市の農業担い手確保の目標につきましては、認定新規就農者が2人、認定農業者が2人となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.農地集積面積の本年度の目標についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市における農用地の利用集積に係る目標といたしましては、効率的かつ安定的な農業経営を営む者、いわゆる認定農業者等の農業の担い手が占める農用地面積が、本市の農用地面積全体の30%を占めることを目標としております。本市の農用地面積が全体で212ヘクタールございますので、目標としている30%は、63.6ヘクタールとなります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(4)⑥家畜伝染病の予防や優良種畜の導入等について具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 今年度は、家畜伝染病予防のため、県が実施している豚熱や牛異常産などのワクチン接種手数料を本市で負担いたしました。また、獣医師を雇い上げ、日本脳炎や豚丹毒単独などのワクチン接種を実施したほか、家畜伝染病予防に役立てていただくため、畜産農家の皆様に対し、消石灰や逆性石けんなどの薬剤を配付いたしました。 優良種畜の導入実績につきましては、繁殖用の雌牛を18頭、種豚を4頭導入いたしました。令和3年度につきましては、県が実施する特定のワクチン接種手数料や一部の薬品、ワクチンの購入代金について、半額補助を行うとともに、優良種畜の購入補助として、繁殖用の雌牛を16頭、豚熱により減少した豚の飼養頭数の早期回復を図るため、種豚を20頭導入することを目標としております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(4)⑦漁家経営の安定化に向け~水産教室を開催し、魚食の普及および地産地消の促進を図ることについて。 ア.(仮称)海の駅構想についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 (仮称)海の駅構想につきましては、現在、沖縄市漁業協同組合により(仮称)泡瀬おさかなマーケットとして基本計画を策定中であると承知しております。今後、沖縄市漁業協同組合より具体的な内容や要望等が提示された際には、本市においても、組合側と相談をしながら、できる限り支援をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.中城浜漁港ではミーバイを陸上養殖し、県内外へ出荷するという取組がなされていますが、本市での可能性についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 沖縄市漁業協同組合に確認したところ、現在のところ、陸上養殖については技術的に難しいとの報告を受けております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 本員としては、漁家経営の安定化に向けては、こういう陸上養殖も考えていく必要があるのではないかと思ってお聞きしました。 ウ.水産教室について具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 水産教室につきましては、今年度、小学生を対象として水産教室の実施を予定しておりましたが、新型コロナの感染拡大を受けて、大変残念ではございますが、中止といたしました。令和3年度は、新型コロナの感染状況を見ながらではございますが、内容等を含め、沖縄市漁業協同組合や関係機関等と相談をしながら進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(5)環境と調和し安心して住み続けられるまちについて。 ①環境にやさしいまちづくりは、~ごみの減量化に向け、3Rの推進に取り組む。また、P4持続可能な未来の実現に向け、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目ざす「ゼロカーボンシティ」に、市民や事業者等と一体となって取り組むことについて。 ア.古紙処理状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 倉浜衛生施設組合によりますと、構成市町から収集された古紙類は、倉浜衛生施設組合へ搬入後、段ボール、新聞紙、雑誌、紙パックごとに、紙類圧縮包装機にて成形され、3R推進に基づき、古紙類の処理業者へ再利用として処理されております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.古紙問屋に処理費を払う「逆有償」への費用負担についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 倉浜衛生施設組合によりますと、構成市町から収集された古紙類は、倉浜衛生施設組合と古紙類の処理業の間で、古紙類売買契約を結び、再生用品として処理されておりましたが、近年、中国の環境規制に伴う輸入制限により、古紙類の市場価格が暴落し、令和2年度の4月から6月までは、ゼロ円で古紙類の引取り契約を行い、7月以降は委託処理となり、いわゆる逆有償という形で古紙類がリサイクル処理されている状況にあります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 その逆有償について、ウ.古紙処理費の市民負担について、あるのかどうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 構成市町から収集された古紙類は、中国の環境規制に伴う輸入制限により、古紙類の市場価格が暴落し、現在は逆有償という形で古紙類がリサイクル処理されている状況です。その処理経費については、構成市町からの負担金などで処理されており、市民からの古紙処理費用として、直接処理手数料などはいただいておりません。今後も引き続き、倉浜衛生施設組合及び構成市町でコストを抑え、安定した処理ができるよう手法を検討し、処理費用の軽減に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 エ.公用車両へのエコカー(EV・HV)導入の進捗状況についてお伺いいたします。
    ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 日本の二酸化炭素全体の排出量のうち、自動車からの排出割合が約16%を占めているとのことでございます。二酸化炭素排出実質ゼロの実現に向けて、現在、ガソリン車が主流となっている公用車両のエコカー導入を進めていくことも必要になってまいります。現在、庁舎内で一括管理している供用車両は70台ございますが、その半数以上を占める低燃費の軽自動車を除いて、残る26台の車両のうち、エコカーの台数は6台となっております。今後も、車両の更新のタイミングにおいて、環境に配慮したエコカーへの買換えも視野に入れながら取り組んでまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、オ.ゼロカーボンシティに向けての本市の具体的取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 近年、猛暑や集中豪雨など温暖化が原因とされる自然災害が頻繁に発生しており、生活環境や生命など、将来世代にわたる影響が強く懸念されております。このような中、国においては脱炭素社会の実現を目ざす2050年カーボンニュートラルを宣言し、国を挙げて取り組むとしております。私は、カーボンニュートラル実現を目ざす2050年を見据え、今まさにその第一歩を踏み出します。ゼロカーボンシティに挑むため、まずは市民や事業者と価値観を共有し、家庭、職場における省エネルギー活動の促進や3Rの推進など、これまでの取組を着実に実施するとともに、国が検討を進める2050年脱炭素社会の実現に向けた、地域の暮らしや社会分野の取組を注視するなど、総合的に取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 そのゼロカーボンシティに向けて、具体的に、例えば先ほどお聞きしましたエコカーの導入とか、2030年にはガソリン車の製造が終わると。2030年までにEVとか、それからハイブリッドに変わるということですので、ぜひ行政側から、車も電気自動車にする、ハイブリッドにする、水素自動車にするということを市民に示していったらどうかと。そこで、ぜひ早めのエコカー導入、ゼロカーボンシティに次いで、行政側から示してほしいと提言いたします。よろしくお願いします。 カ.県の「新たな沖縄振興のための制度提言に対する県民意見募集」、パブリックコメントがあったはずです。それに対する沖縄市の意見についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 新たな沖縄振興のための制度提言中間報告につきましては、沖縄を取り巻く社会経済の変化や県民ニーズの多様化などを踏まえ、取りまとめられているものであります。この制度提言の環境分野において、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを達成し、沖縄らしいSDGs推進のための優先課題であるエコアイランドの実現が記載されております。まさしく潮乃森が先進的なモデルになるであろうと考えます。国が宣言した2050年カーボンニュートラル及び、本市が目ざすゼロカーボンシティと進むべき方向性が既に一致しているものであると考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございました。 質問の要旨(5)②火葬場建設計画の進捗状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 現在、火葬場建設に向け、建設候補地絞り込みを進めております。令和3年度につきましては、複数の候補地ごとの費用による検証を行うための調査を行うことを予定しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(5)③中部圏域への波及を目ざす中長期的な活性化に向け、嘉手納飛行場の共同利活用について、将来的な展望について伺うということで、先ほど池原議員も同じことを質問しましたので、これについては、答弁はよろしいかと思います。 続きまして、質問の要旨(5)④美里公園、若夏公園および南桃原二丁目公園の防災機能の向上について、具体的にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 にぬふぁ星おきなわ、森山議員の代表質問にお答えいたします。 公園における防災機能の向上につきましては、災害時の一時避難場所としての公園に、避難生活支援のための施設整備として、令和3年度美里公園、若夏公園、南桃原二丁目公園の3公園に、非常用トイレと非常用照明の整備を実施してまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(6)その他といたしまして、①ポスト・コロナ社会を見すえた行政デジタル化を推進するため、最高情報責任者(CIO)の配置や専門人材の活用等をすることについてです。 ア.CIOは、外部からの起用か職員の異動か、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。にぬふぁ星おきなわ、森山議員の代表質問にお答えいたします。 国において、CIOにつきましては、全庁的にデジタルガバメントを推進するための中核として、庁内全般を把握するとともに、部局間の調整に力を発揮することができるよう、副市長等が望ましいとされております。既にCIOが配置された自治体の約7割以上が副市長等になっていることも踏まえ、本市につきましても、副市長をCIOとして検討し、行政デジタル化を推進していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 イ.専門人材の人数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 ICTの知見を持ち、自治体現場の実務に即した助言を行える専門人材の活用等につきましては、最先端のITイノベーションにより、新たな価値創造を目指す、一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センターとの協定の下、専門的な支援等をいただけるよう、現在協議調整を進めております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 これで質問事項は終わりです。 冒頭に、所見で挨拶をしましたので、これで、にぬふぁ星おきなわの代表質問を終わります。前向きな御答弁大変ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上でにぬふぁ星おきなわ、森山政和議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時07分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 会派かがや氣、伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 こんにちは。代表質問4番目になります。明確で爽やかな御答弁よろしくお願いいたします。 市長並びに当局の皆さん、市民の皆さん、ウマンチュ、ウチスルティ、シジガフーデービル。会派かがや氣、議席番号4番、伊禮 悟でございます。ミーシッチョーティ、ウタビミ。シェービリサイ。ニフェーデービタン。 少し皆さんお疲れの様で、大分長引いていますので、代表質問の前に少し所見を述べさせてください。その間、頭を休ませてください。議員諸賢の皆さん、NHKの某大河ドラマを御覧になっておりますでしょうか。戦国武将の中でも知将で名高い明智十兵衛光秀を題材にした「麒麟がくる」が終わりました。そして、近代日本経済の父として呼ばれた渋沢栄一物語の「晴天を衝け」が始まりました。2024年には、渋沢栄一氏は、福沢諭吉に代わり、新1万円札の顔になる方です。まさしく時の人であります。この渋沢栄一氏は、倒幕の志士から一転して、徳川慶喜公に仕え、大政奉還後の明治維新には大蔵省の官僚として働きます。非常に数奇な運命を背負った方です。そして3年で大蔵省に見切りをつけ、日本初の株式会社を設立します。日本で最初に会社をつくったのは、御存じの坂本龍馬。そして日本初の株式会社を設立したのが渋沢栄一です。生涯で500社ほどの会社設立に関わったと言われております。 そんな渋沢栄一氏の人間観察法について、少し紹介させてください。どんな人物であるかを見分けるには「視・観・察」、「視る」、観察の「観」、観察の「察」の3つで判断しなさいと言っております。最初の「視る」は、その人の外見、その人の行動を見なさいと言っております。2番目の「観」は、その人の行動の動機を見なさいと言っています。その人がなぜそういうことをやっているのか。その動機をまず見なさい。最後の「察」は、その人物が何に喜びを感じているのか。ふだんの生活はどうしているのか。ふだんの生活と、彼が日頃言っている、日頃行動している、それに乖離がないかどうか、しっかりと見極めなさいと言っております。渋沢栄一氏は、自分の得意とするものを極め、それを社会へ貢献することがその人の喜びであるべきと説いています。名誉心とか功名心に揺れ動かされてはいけない。身の丈に合った人生を志すことが、まったき人と説いております。 「フィタカラドゥナラティ スグリンスル ウユバラントゥ ウムティ シアンスナ」名護親方の琉歌を紹介して、意識高揚につながれば幸いです。ありがとうございました。 それでは通告書に従い代表質問を行います。さて、昨年の12月より新会派、かがや氣を大城 隼議員とともに結成しました。少数精鋭をモットーに励んでまいります。よろしくお願い申し上げます。 さて、本員も初めての代表質問になります。今回も、ベストなまちづくりをコンセプトに、誇りの持てるまちづくり並びに人材育成の観点から、代表質問をさせていただきます。 それでは、代表質問に入ります。通告書の14ページ、質問事項1.令和3年度施政方針について。 質問の要旨(1)市政運営に関する基本的な考えについて、以下伺います。 ①「その先には、小さな島で、地球規模のエンタテインメントの舞台となる、FIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催され、「小さな島が、我がまちが世界に発信されます」とあります。(P1) ア.この「小さな島」とは、どこを指しているのか。お願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 会派かがや氣、伊禮 悟議員の代表質問にお答えいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップ2023が2023年8月から9月にかけて、沖縄アリーナを会場に開催されることが決定しております。FIBAバスケットボールワールドカップにつきましては、開催国とアメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの各大陸を勝ち抜いた32か国が参加する世界規模の大会となっております。「小さな島」とは、大会の会場となります、ここ沖縄のことを表現しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、イ.どこの島と比べて「小さな島」なのか。お伺いたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 世界と比べて「小さな島」と表現しており、小さな島である沖縄が、沖縄アリーナの整備により世界規模の大会を行える場所に選定されたことを意味しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 どうもありがとうございました。 世界と比べ、そしてアメリカ、中国と比べ小さな島。 続いて、ウ.「小さな島」という表現の使っている意図がありましたら教えてください。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 伊禮 悟議員のかがや氣、代表質問にお答えをいたします。 市民の皆様とお約束をした1万人規模のアリーナがいよいよ完成いたします。沖縄アリーナは1万人規模、観るための施設、興行者や来館者にとって、使いやすい施設として、本市活性化の起爆剤としてこだわりを持って整備してまいりました。それは、島嶼県である沖縄において体験することができなかった新たな価値を創出するために、必要不可欠な要素としてこだわったところであります。 全国を縦断するアリーナツアーは、北海道に始まり、九州でファイナルを迎えるなど、海を渡って沖縄まで来ることがなかったイベントも多くあると伺っております。北海道も沖縄も海を渡ることに変わりはないものの、沖縄に来てもらえなかったのは、沖縄で開催することができる施設がなかったことも大きな要因であろうと思います。 当初は「沖縄市に1万人規模は大きいのでは」、「観るための施設とは」などという不安の声が多かったのも事実です。島嶼県である沖縄、中部を牽引する沖縄市の可能性を引き出すためには、市民の皆様とお約束をした1万人規模のアリーナの整備は必要であったことから、こだわりを持って進めさせていただきました。また、アリーナを整備するに当たり、アリーナに対する考え方、スポーツに対する考え方、地域活性化に対する考え方などが、計画の段階であったにもかかわらず、バスケットボールのオリンピック出場国を決めるFIBAからも認められたことは、世界基準で見てもふさわしいということであります。 世界から見ると、世界地図から見ても、地球儀でも見つけることが困難であろうこの小さな沖縄という島が、オリンピック出場国を決める舞台となることは、市民の皆様をはじめ、県民の皆様の誇りにもつながると私は思っております。 特に子供たちには、世界で活躍するトッププレーヤーが沖縄に集い、オリンピック出場という目標に向かって取り組む姿勢や、他国の文化などを含めた体験できる環境は、何事にも変え難いものであり、沖縄県、沖縄市の新たな価値が世界に認められたという思いを込めたものであります。長くなりました。以上です。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 市長、熱い思い、どうもありがとうございました。 沖縄アリーナ、市長のイノベーション、見事な実績だと思います。本員は、なぜこの「小さな島」にこだわっているかと言いますと、これから市長は、この沖縄アリーナを通して、世界へ発信していく立場になります。この施政方針に関しましても、沖縄市から国外に向けてのアピールだと思います。その中で、欧米人は非常に文化だとか、ストーリー性に弱いかと思います。 本員は、この「小さな島」というのは、かつて沖縄が琉球王朝時代、舜天王統から数えますと700年も続いた琉球王国。一つのこんな小さな島が、一つの王国で、そして東南アジアを股にかけた大交易時代を迎え、非常に栄えていた。そういうことが琉球、この小さな島。小さな島ですけれども、かつて琉球国としての一国、国であったと。そして世界を股にかけた貿易で栄えたと。そういう背景があるというのも、ぜひ、桑江市長、世界にPRして、そしてさらに、この琉球王朝時代に、第一尚氏時代に尚泰、そして第二尚氏時代に尚宣威が、この越来グスク、もちろん、コザ市と美里村が合併して沖縄市になりました。もともとの越来間切りに戻りました。その地から2人の琉球王国の王様が出たと。本員は、すばらしいことだと思います。本員は、この小さな島にそういう思いが込められているのだという思いで、質問をさせていただきました。市長どうか、世界にこの琉球を発信させるために、この沖縄市、琉球、越来グスクの話もぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)②「沖縄アリーナ」は、国内屈指のエンタテインメントによって、観る者をワクワクさせ、これまで以上の興奮や感動体験を提供する夢の舞台がいよいよ整いました。とあります。(P3) ア.くつろぎのラウンジや優雅なVIPルームの魅力について伺います。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 会派かがや氣、伊禮 悟議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄アリーナは、施設の形状がすり鉢状に整備されていることから、より近くで観覧することができ、臨場感と一体感を感じる空間となっております。観覧方法についても多様で、3階には30室の多目的室を設けております。一定のプライベート空間を有しているので、例えば、親子や兄弟、姉妹、お孫さんを含めた3世代で観覧したり、親族や模合メンバー、同級生の集まりなど、大切な方々と同じ時間を共有し、絆を深めることができると考えております。ソファに座って飲食を楽しみながら、ゆったりとした非日常空間を味わいながら、多くの思い出をつくっていただきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 このくつろぎのラウンジ、優雅なVIPルーム、なかなか言葉では説明しきれないかと思うのですが、実は、去る木曜日、会派で沖縄アリーナを視察してまいりました。このVIPルームやくつろぎのラウンジも、しっかりと見学してまいりました。やはりこれは、言葉では伝えきれない、やはり観ないといけない、観せないといけないというのをつくづく思いました。ということは、このスペースに関しましては、SNS、映像をうまく駆使して、この空間での過ごし方の提案までしっかりとやっていけば、すばらしい感動体験になると感じました。ただ、こういうアリーナでスポーツ観戦を含め、なかなかできるものではありませんので、当初はぜひVIPルーム、ラウンジ等の使い方を、ぜひ提案型のもの、SNSなどで発信していただければと思います。よろしくお願いします。 続きまして、イ.著名なアーティストのコンサートやアイスショー等のイベントの日程について、分かる範囲でよろしいです。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 新型コロナウイルスの影響もございますので、国、県の動向及びイベントガイドラインも注視しながら、指定管理者とも意見交換を行い、進めさせていただいているところでございますが、琉球ゴールデンキングスをはじめとしたスポーツ興行のほか、コンサート、展示会、会議等でも問合せも現在いただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 どうもありがとうございました。 コロナ禍でございますので、その辺りも配慮しながら、ぜひよろしくお願いいたします。 続いて、ウ.「沖縄アリーナ」のこけら落としについてですけれども、先ほど森山議員の代表質問にありましたので、こちらは取り下げます。 沖縄アリーナに関しては、3月28日の落成式典、そして4月、5月のプレオープンでの琉球ゴールデンキングスの公式戦、6月にグランドオープンだということが分かりましたので、ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(1)③「沖縄こどもの国は、これからも愛され続ける施設として、国内でも類を見ない空間演出による魅力的な動物展示をすすめるとともに、拡張区域の整備に向けて取り組むなど、日本一ユニークな動物園を目ざし、チャレンジし続けてまいります」とあります。(P4) ア.新年度の新たなコンテンツについて伺います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国は、県内唯一の本格的な動物園として、人材育成及び観光誘客に寄与することを目的に、これまでハード整備をはじめ、各種ソフト施策を展開してまいりました。リニューアル第1弾となりましたライオン舎を皮切りに、屋久島の環境を再現したサル舎、日本の里山をダイナミックに表現した里山の迷宮エリアの整備を進めてまいりました。 令和3年度におきましては、ジャングルの環境を模したワニ舎周辺エリアや旧熊舎周辺エリア第2期工事を行うとともに、飲食をはじめ、お土産やグッズの商品開発に取り組むなど、より魅力的なコンテンツと質の高いサービスを提供し、取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 日本一ユニークな動物園を目指して、チャレンジし続けてまいりますという言葉どおりで、毎年毎年ずっと挑戦していく。すばらしい取組だと思います。 それでは、イ.日本一ユニークな動物園の着地点、どこを目指しているのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国を日本一ユニークな動物園にすることを掲げ、これまで各種事業を展開した結果、令和元年度の入園者数につきましては、過去最多となる約53万人を記録するなど、誘客に寄与してきたものと認識しているところでございます。 沖縄こどもの国の目標入園者数につきましては、既存区域の整備完了後には約75万人、区域拡張の整備完了後には約150万人を想定し、リニューアルを進めているところでございます。今後も、沖縄こどもの国を継続的に発展させ、次世代へつないでいくためにも、時代の変革に対応し、動物園の新たな価値の創出に向け、取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 75万人の目標から、拡張区域の整備で、最終的には150万人の来場者数、すばらしい目標だと思います。この年間150万人を、月々に落とし込んでいく、そしてウィークリーに落とし込んでいく、そして毎日毎日落とし込んでいく。そして、イベント時においてもどれだけの見込み客があるかまで落とし込んでいく。そういう形になってくるかと思います。この150万人の来場者と着地点に到着した後もチャレンジし続けると本員は聞いておりますので、すばらしい取組、本当に、日本一ではなくて世界一の動物園になってくるのかと期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。御答弁ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(1)④「2050年カーボンニュートラル」は、国全体で取り組まなければならない、大きな目標であります。(P4) ア.事業内容についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 気候変動の対応はSDGsにも位置づけられるなど、世界規模で取り組まなければならない喫緊の課題であります。我が国においても、猛暑や集中豪雨など、温暖化が原因とされる自然災害が頻繁に発生し、生活環境や生命など、将来世代にわたる影響が強く懸念されております。 このような中、国においては、地球温暖化の対策として「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、国を挙げて取り組むとしております。私は、人類の持続可能な発展の障壁となる世界規模の課題を、市民や事業者と共有しながら、家庭、職場における省エネルギー活動の促進や3Rの推進など、総合的に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 どうもありがとうございました。 市長の熱意が伝わってまいりました。このカーボンニュートラルですけれども、企業や家庭から出る二酸化炭素の温暖化ガスを減らし、実質的には排出量ゼロにする取組だということは認識できております。次に行きます。 イ.それを実現するために、国とどのように取り組んでいくのか、伺います。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 ゼロカーボンシティに挑むためには、これまで本市が実施してきた温暖化対策の確実な推進とともに、時代や社会情勢を捉えて取り組むことが重要であると考えております。国においては、国と地方の協働による、地域における2050年脱炭素社会の実現に向けて、特に地域の取組と密接にかかわる暮らしや社会分野を中心に検討を進めているところであります。2050年を見据え、世界や国の動向を注視しながら取組を進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 市長、どうもありがとうございました。 まさしくこの事業は、行政力が問われてくる、行政の一人一人の人材育成、その質が問われてくるかと思いますので、ひとつ、市長、よろしくお願いいたします。 続きまして、通告書の15ページをお願いします。質問の要旨(1)⑤「基地から派生する諸問題について積極的に取り組むとともに、米軍等による事件・事故の未然防止、日米地位協定の抜本的な見直しについて、三連協や軍転協等の関係機関と連携しながら日米両政府に強く求めてまいります」とあります。(P6) ア.米軍等による事件・事故の未然防止策について、伺います。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 かがや氣、伊禮議員の代表質問にお答えいたします。 米軍等による事件・事故の抑止には、軍人等の責任ある行動が重要であるとの観点から、これまで米軍等に対して、適宜、再発防止に向けた実効性のある取組を求めてきたところであります。本市としましては、市民の安全・安心な生活を守る立場から、今後も引き続き、三連協や軍転協と連携しながら、一層の綱紀粛正及び教育の徹底を含め、再発防止について、米軍等の関係機関へ求めてまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁どうもありがとうございました。 このコロナ禍におきまして、やはり米軍属関係もストレスがたまっているのか、事件・事故等が新聞をにぎわせているような感じがありますので、それに関しまして、市民の皆さんも共有して、注意喚起を促せないかという思いで、本市の未然防止策はないかということを伺いました。 続きまして、イ.中心市街地の各自治会と連携して、未然防止策に取り組めないか。お願いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 事件・事故の情報提供等に関しましては、プライバシーの問題や風評被害などが懸念されます。そのため、情報提供等については慎重な対応が必要と思慮されます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 昨年、沖縄市胡屋地域で、2件の米軍属関係の事件・事故がありました。そして、この沖縄市民の人権はどうなっているのかと、非常に気がかりでありました。 施政方針の中に、新規採用の職員の消防団組織の研修というのがありました。その消防団研修の狙いというのは、郷土愛、地域を愛するということがあると思います。この地域は、地域で守るという意識、そういう意識が芽生えていけば、米軍属関係の事件・事故もみんなで注意喚起を促して、防止ができればという思いで、これは沖縄市民全体で取り組んでいかなければいけない問題かという思いで質問させていただきました。ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(1)⑥平和行政の推進について伺います。(P7) ア.イ.は関連しますので一括で伺います。ア.沖縄市民平和の日記念行事について。イ.平和月間における各種事業について。2件一括でお願いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 会派かがや氣、伊禮 悟議員の代表質問にお答えいたします。 本市では、沖縄市民平和の日を定める条例に基づき、記念行事をはじめ、様々な企画展、平和事業を実施しております。令和2年度は新型コロナウイルスの感染防止対策の観点から、市民平和の日記念行事における市民向け事業については、集客を行わず、スペシャルムービーとしてネット配信を行いました。また、小中学生向けの授業については、市内小中学校8校において、講演会など平和学習を行いました。さらに、平和月間につきましては、市内団体や関係課と連携し「市民の眼・平和写真展」など、様々な展示、催しなどを行いました。令和3年度につきましては、引き続き新型コロナウイルスの感染防止対策を講じながら、インターネットを活用した記念行事のライブ配信のほか、新たな取組として、学校などで活用できるデジタル資料の製作や、平和学習コンテンツサイトにおいて、クイズコーナーや、一部、英語表記サイトの製作を予定しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 ウ.平和大使の派遣の主旨につきましては、森山議員の代表質問にありましたので、取り下げさせていただきます。 続きまして、質問の要旨(1)⑦人権の啓発について伺います。(P7) ア.人権教室の狙いについて伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 人権擁護委員が行う人権教室は、児童・生徒がいじめなどの人権問題について考える機会をつくり、相手への思いやりの心や命の尊さを学ぶことで、児童・生徒一人一人の人権意識を高め、人権思想について理解を促すことを狙いとしております。子供の人権を擁護するため、学校における人権教室の活用については、学校と法務省、人権擁護機関との間で、さらなる連携強化に取り組むとされております。引き続き、人権擁護委員がスムーズに人権教室が開催できるよう協力してまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 人権教室は、総合学習の中で行われているかと思うのですが、現場の担任の先生が、人権教室を十分にできると思うのですが、それがなぜ人権擁護委員の方が出向いて行って人権教室を行うのか。このあたり、生徒にとっては先生が行う授業は、やはり勉強ですけれども、地域の方がやると生きた学問ということ、実学に近くなるということで、このあたりの違い、すみ分けを、この人権教室の狙いとしているかと本員は考えておりますので、先生と地域の人材の違いをしっかりと明確にしていただけたらと思います。 続きまして、イ.特設人権相談所開設を毎月1回行っていると思います。その狙いについて伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 人権相談は、人権擁護委員が人権侵害による被害者の悩みや不安を抱える人々の相談を受け、その問題の解決や解消を援助することを目的としております。本市では、市民が気軽に足を運べる場として、法務局による特設人権相談所を市役所1階市民ロビーにて、4月を除く月1回開設しております。相談の内容によっては、弁護士やその他の専門機関へつないでいく必要が生じる場合もございますが、その場合は、法務局の担当職員に連絡し、必要な対応を取ることができます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 この特設人権相談所開設について、ある市民から要望がありました。できたら、この特設人権相談所、ワンストップサービスができないものか。人権擁護委員はあくまでもつないでいく役割ですので、そこに毎月、顧問弁護士の無料法律相談もやられているかと思います。あと行政相談もやられていると思うのですが、その顧問弁護士、行政相談員と民生委員等も一緒になって、そういう取組ができないかと問われましたので、そのあたりの御検討を要望ということでよろしくお願いいたします。 続きまして、ウ.人権擁護委員の果たす役割についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 人権擁護委員は、法務大臣から委嘱された民間人で、国民の基本的人権が侵されないよう監視をするほか、地域の皆様から人権に関する相談を受け、問題解決のサポートや人権侵害の被害者の救済のため、速やかに適切な処置を取り、常に自由、人権思想の普及高揚に努める役割を担っております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 人権擁護委員の果たす役割、その人権擁護委員が果たして、この沖縄市、14万人市民の中で、現在13人で足りているのか、かなりの負担があると本員は考えております。そして、公務員を退職された方々、行政の方がなかなかその職に向かえない、そういう実情は、定年しても再雇用を含めていろいろなもので仕事に就いていてできないと。ということは、それだけ人権擁護委員の仕事というのはかなり負担が大きいのではないかということもありますので、その辺も調査研究をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)⑧国指定名勝「アマミクヌムイ」について。(P8) ア.次世代へ継承していくための、保全計画について伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 会派かがや氣、伊禮議員の代表質問にお答えさせていただきます。 越来グスクにつきましては、琉球の古い歌謡集である「おもろそうし」に、アマミクがつくったグスクとしてうたわれており、アマミクにゆかりのある琉球独自の聖地の一つとして、国指定名勝「アマミクヌムイ」に指定されております。越来グスクについては、適切に保存、管理を行っていく必要があり、越来保育所跡地をはじめとした対象区域の保全計画を策定してまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続いて、イ.関係機関との連携について伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 関係機関との連携につきましては、国指定名勝「アマミクヌムイ」は、越来グスクだけでなく、指定された文化財が県内各地に所在していることから、文化庁、沖縄県教育委員会をはじめ、庁内の関係部署等と連携を図って保全に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、ウ.越来グスクの復元について伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。
    ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 高くそびえる姿形であったとされる越来グスクは、沖縄戦の直後に丘陵ごと取り崩され、その後に都市開発も進んだこともあり、現在は見ることができません。かつての姿を今に伝える資料も少ない状況となっております。復元につきましては、歴史的資料が発見され、資料に基づく具体的な研究成果がまとめられた時点で検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 この越来グスク「アマミクヌムイ」が国指定名勝にされたというのも、本来ならばもっと先に名勝指定されたのではないかという思いでいっぱいです。琉球開闢のアマミクヌムイというのは、すごく歴史的価値があるグスクだと思いますので、まずは、復元と言っても城壁の復元などという思いがあります。要望でございますので、調査研究をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)⑨市民スポーツの推進について。(P9) ア.親子で参加できるスポーツ教室について伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 スポーツは心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進に大きな役割を果たし、思考力や判断力を育むなど、人格の形成にも大きな影響を及ぼすものであります。子供と一緒に楽しくスポーツに取り組めるよう、親子サッカー教室、親子ボール遊び教室など、ボールを使い、持続的、継続的な運動習慣を身につけるために、親子スポーツを開催しているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 すばらしい取組だと思います。スポーツ推進の上で、さらなる継続、発展、そして新スポーツの導入もよろしくお願いいたします。 イ.スポーツデイの開催について伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 市民の体力向上や本市のスポーツ振興に図ることを目的に、毎年10月のスポーツの日に、沖縄市スポーツデイを開催しております。スポーツデイは、参加者の体力年齢を測定する新体力テストをはじめ、各種スポーツ教室、年齢や体力にかかわらず、誰もが参加できるニュースポーツの体験コーナーなど、様々な取組を行っております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 健康長寿に向けて、これからも取組をよろしくお願いいたします。 続きまして、ウ.学校体育施設をスポーツ活動の場として開放するとあるが、どのように管理・開放するのか、伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 学校体育施設の開放事業については、スポーツと身近に触れ合える環境づくり、きっかけづくりの推進のため、地域住民の最も身近なスポーツの場として、学校体育施設を開放し、適切な利用を促すため、あらかじめ登録された団体を対象に開放しております。開放する際の管理については、学校ごとに管理指導員を配置し、適正な施設利用、管理並びに利用団体との連携など、開放事業に係る管理業務等を行っております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 この事業は、市民、スポーツをやっている団体の皆さんにとっては、すばらしい事業だと思います。だけどなかなか、新規で体育施設を利用するとなるとハードルが高いという声も聞かれておりますので、そのあたりもひとつ精査しながら、取組が幅広くできるようによろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)⑩地域コミュニティの活性化について。(P10) ア.インターネット環境の整備・図書コーナーの充実について伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策の第5弾としまして、コロナ禍においても、引き続き安全・安心な自治会活動が行えるよう、自治会活動及び自治会運営を支援する目的で、自治会活動支援金740万円を令和3年度予算に計上しております。内訳としましては、1自治会当たり20万円となっております。同支援金につきましては、運営資金と合わせて、Wi-Fiなどのインターネット環境の整備や、図書室に新書や人気のある図書を充実させるなどして、魅力ある地域コミュニティ形成のための自治会活動に役立てていただきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 コロナ経済対策の中で、37自治会へ20万円の助成金というのはすばらしい事業だと思います。ありがとうございました。 続きまして、イ.自治会活動に必要な備品購入や地域ものづくり活動支援について伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 自治会活動に必要な備品購入は、自治会振興費補助金交付要綱に基づき、備品購入補助金では購入金額の4分の3補助で、上限が15万円となっております。また、軽貨物自動車購入補助金では、購入金額の2分の1の補助で上限が45万円となっております。令和2年度の実績の例としまして、備品購入補助金が中の町自治会のパソコン購入、センター自治会の会議用テーブル、嘉間良自治会のカラオケ機器購入がございます。軽貨物自動車購入補助金では、八重島自治会と東自治会に対し補助を行っております。 また、地域ものづくり活動については、本市の地域資源や特性を生かし、各自治会が誇れる一品づくりを進め、市民一人一人が愛着の持てる個性豊かな地域づくりと、地域コミュニティの評価を図るため、平成20年度に1区1品活動支援事業補助金を創設し、一自治会に対し上限50万円の補助を行ってまいりました。平成27年度からは、補助金名を地域ものづくり活動支援事業補助金に変更し、内容も新規申請を上限20万円とし、新たに継続補助として7万円の補助を行っております。 地域ものづくり活動支援事業の実績としましては、令和2年度の新規事業としては、城前自治会が草木でつくる地域づくり、中の町自治会が手づくり雑貨を事業として行っております。継続事業としては、山内自治会の山内地域の特産品、ヤマムム産地復活や、美里自治会のフクギ染めものづくり、東自治会の陶芸づくりなどを行っております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 こちらもすばらしい事業だと本員は思います。特に地域ものづくり活動支援、すばらしい支援ですので、こちらも継続で、さらなる充実をよろしくお願いいたします。 続きまして、ウ.自治会加入促進協議会への支援について伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 沖縄市自治会加入促進協議会への支援内容については、沖縄市自治会加入促進協議会補助金交付要綱に基づき、加入促進協議会の活動に必要な協議会事務員1人の賃金や、加入促進パンフレット、ポケットティッシュ、のぼり旗などの購入費やそのほか、活動資金などを補助しております。令和3年度の新規事業内容としましては、自治会会員パス券の作成費用、SNS等活用研修費などを予算計上しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 本員は、この地域コミュニティ活性化において、自治会加入促進協議会がかなり柱になってくるものと思います。今の活動を含めまして、SNSの活用も含めまして、自治会の活動がよく見える、よく分かる、そういうビジュアル化、見える化が、この自治会加入促進協議会ができているものかと思いますので、この辺の支援につきまして、さらなる充実に向けて支援のほうをよろしくお願いいたします。 続きまして、通告書の16ページをお願いします。質問の要旨(2)「夢を抱き未来を拓くこどものまち」について。(P12) ①「沖縄市こども発達支援センター」について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 かがや氣、伊禮議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄市こども発達支援センターは、児童福祉法第43条に基づく児童発達支援センターとして、発達の気になる子の心身の健やかな育成を図ることを目的に、発達の気になる子に対する丁寧な療育を行うとともに、施設の有する専門的機能を生かし、地域における発達の気になる子やその家族への相談支援、保育所など、発達の気になる子を預かる施設への相談支援等を行う、地域の中核的な療養・療育支援施設で、令和3年4月の開所を予定しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 つくし園から、沖縄市こども発達センター、いよいよ、令和3年4月から開所ということですので、こちらもすごく期待するところでございます。 続きまして、質問の要旨(2)②こども一人ひとりの発達状況に合わせた支援について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 こども発達支援センターに通所する児童に対して、アセスメントをしっかりと行い、個々の発達の状況や特性に合わせた丁寧な療育を行います。また、保育所や幼稚園、学校等における発達支援児に対して、子供一人一人の発達状況に応じた支援が行われるよう、関係機関への援助、助言や発達支援に関する研修等を実施します。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 この事業に関しましては、できたらレポート等でしっかりと臨床、しっかりとした症例等も記録に残していただいて、すばらしい財産になると思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)③こども議会について、以下伺います。 ア.こども議会の主旨について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 沖縄市こども議会につきましては、子供たちが沖縄市について学び、社会の成員として自らの意見を表明し、活動する機会を創出することにより、まちづくりに参画することを目的としております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、イ.高校生を対象とした取組も行っているか、伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 こども議会の対象につきましては、参加対象者をこれまでの市立中学生のみから、令和2年度より市内の中学生及び県内の高校生と拡充いたしました。コロナ禍の中での実施であったことから、ZoomやLINEといったインターネット環境を活用し、工夫しながら取組、12月に今年度の活動を終了したところです。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 高校生を対象とした取組も行っているということで、すばらしい取組だと思っております。こちらも沖縄市内外からも注目されている事業ではないかと思います。 続きまして、ウ.成果と課題について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和2年度につきましては、新型コロナウイルスの流行に伴い、子供たちの各学校の日程などにより集まることが思うようにできず、スケジュールを調整し、効率よく進めていくことが課題となっておりました。その中でも、コロナ禍でできることをテーマに、自らが提案し、主体となって実践する活動を実施することができました。主な活動内容といたしましては、コロナ禍で生活リズムを崩した子供たちのために、Zoomを活用し、私生活の困りごとを聞き、共に考えるチーム、収集したごみでアートを作成し環境問題を考えるチーム、Instagramを活用し、子育てに悩む保護者向けのためのサイトを立ち上げたチーム、コロナ禍で人との交流が少なくなった高齢者の話を聞くことを実践したチームなど、全ての活動において、子供たちが主体となって実践することができたことが、大変大きな成果と考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 こども議会の議員に委嘱されますと、1年間を通じていろいろなことを学んでいると聞いておりますので、その子供たちが将来、沖縄市の有為な人材となって、沖縄市の発展のために尽くす人材だと思いますので、今後ともこども議会の充実をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)④全国レベルで活躍する野球やバスケットボールのチームを招いて大会を開催するなどとあります。 ア.この事業の目的について伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 他市町村にない市独自の取組として開催しております沖縄市高等学校野球県外招待交流試合や、沖縄市長杯高等学校バスケットボールおきなわカップにつきましては、県外の強豪校などを招聘し、全国レベルの選手や、競技活動を子供たちが直接見ることによって、スポーツに取り組む姿勢や技術などを間近に感じ、スポーツに対する興味、関心を広げることにより、競技力向上やスポーツ振興を目的として開催しております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 こちらも、沖縄市独自のすばらしい環境が整っている沖縄市ならではの事業かと思います。 続きまして、イ.これまでの効果と成果について伺います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 参加した選手並びに観戦した子供たちが成長し、プロとなり、世界で活躍する選手や地元のプロチームで活躍する選手も輩出するなど、本市にゆかりのある選手が活躍し、好成績を上げることで、次代を担うスポーツをする全ての子供たちに、夢や希望を与え、本市のスポーツ振興に大きく寄与しております。沖縄市長杯高等学校バスケットボールおきなわカップは、本市出身選手から史上最年少のBリーグ選手が誕生するなど、大会に参加した選手や観戦した子供たちの中から、プロの世界で活躍する選手も多く輩出することができております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 これまでの効果、すばらしい成果が分かりました。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 6時05分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 6時14分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 後半もよろしくお願いいたします。 質問の要旨(3)「人と産業の成長を支え発展し続けるまち」について。(P18) ①音楽によるまちづくりの推進について。 ア.いつブランド化され、いつ達成されるのか、伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市は、平成19年にグランドオープンしたミュージックタウン音市場を中心に、音楽によるまちづくりを推進してまいりました。ブランド化の達成状況を踏まえ、今後、より効果的に事業を展開するために、令和元年度に音楽文化推進調査を実施いたしました。それによると、本市の音楽のまちとしての市民の認知度は、20代を除く各世代において、約70%と高く、本市の音楽のまちづくりへの取組は、一定の効果を得ているものと考えております。 その一方で、20代の市民の音楽のまちの認知度が50%を割っていることから、若い世代の音楽に対する意識の変化も見られます。また、ミュージックタウン音市場のオープン前後において、市内音楽関連施設の売上げや客数が変わらないなど、市内ライブハウスや民謡酒場への集客につながっていないという調査結果があることから、島唄や民謡、ロック、ジャズなどの既存の音楽資源や新たな施設も活用し、さらなる音楽によるまちづくりを推進していく必要があります。具体的には、ICT等のデジタルテクノロジーの活用により、動画、音源の配信やプロジェクションマッピング等の映像技術とのコラボレーション、新たに整備される沖縄アリーナとミュージックタウン音市場や沖縄市民小劇場あしびなー等の公共施設間の連携、さらに市内ライブハウスや民謡酒場などの音楽スポットとの公共施設との連携、音楽とダンス、スポーツ等、様々なジャンルとのマッチングなど、音楽を中心としたエンターテインメントの展開を促進していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 次に行きます。質問の要旨(3)②スポーツツーリズムの推進について。(P19) ア.モデル事業の実施について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 令和2年度のスポーツツーリズムのモデル事業では、FC琉球や琉球ゴールデンキングスのプロスポーツ観戦の前後に、中心市街地のまち歩きや、市内飲食店を巡る等のモニターツアーを構築いたしました。具体的には、FC琉球の試合観戦の前に、まち歩きやエイサー会館でのエイサー体験を行い、試合観戦後には、サッカー応援店での食事などを通して「スポーツ×文化」、「スポーツ×食」を満喫していただきました。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、イ.スポーツを活用した観光誘客の取組について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 令和2年度に実施したスポーツツーリズムのモデル事業を、令和3年度もブラッシュアップしつつ、スポーツと、本市の強みとなる音楽や文化などの地域資源を融合させたツーリズムのコースを用意し、県内外の方々が沖縄市に訪れた際に楽しんでもらえるような取組を行ってまいります。また、スポーツ観戦のみならず、スポーツツーリズムを促進させるため、スポーツ関連企業の会議や団体等の学会、展示会やイベントなども含めたスポーツMICEへも展開ができるようなモデル事業も検討してまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 MICE事業、特にチームビルディング、インセンティブ、そのあたりをうまく活用していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)③工芸によるまちづくりの推進について。(P20) ア.知花花織の担い手育成について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 知花花織の担い手育成については、国の伝統的工芸品産業振興に係る振興計画の後継者育成事業において、組合の費用負担分の2分の1を支援しております。 後継者育成事業の研修内容としましては、主に座学や藍染め、木綿帯地と、絹の帯地のデザイン、糸の染色、機仕掛け、製織、仕上げを実施するほか、琉球藍の知識を深めるための産地見学がございます。 これまでの人材育成の実績としましては、組合設立から87人が基礎研修を修了し、現在64人の組合員が活動しており、そのうち49人が市内在住者で、全体の77%を占めております。今後とも、知花花織の産業化に向け、織り手の技術向上と生産体制基盤の強化のための支援を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 知花花織の担い手育成をした後、生産振興、マーケティングが必要になってくると思います。 イ.知花花織のブランディングについて伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 知花花織は帯や着丈をはじめ、ネックストラップやネクタイ、蝶ネクタイ、名刺入れ等の二次加工品を、精力的に商品開発しており、それを専用サイトで販売しております。また、スポーツチームとタイアップした新商品の開発や、沖縄こどもの国の琉球競馬ンマハラシーなどのイベント、五穀豊穣を願うウスデークなどの地域行事においても、衣装として身に着け、知花花織をPRしております。 販路拡大については、優れた工芸品を広く一般に発信することを目的とする沖縄工芸ふれあい広場実行委員会に加入しており、毎年、東京銀座に出店し、新規契約につながった実績がございます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 続きまして、ウ.知花焼の支援について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 知花焼については、平成24年度に産業化の可能性について調査を行っております。調査報告書によりますと、知花焼に関する振興計画の作成や、市内の陶芸従事者を集め、知花焼研究会を立ち上げ、組合化を図るなどといった国の伝統的工芸品指定に向けた取組等について、専門家からの提言がなされておりますが、その一方で、知花焼に関する定義が明確でなく、知花焼の土に関する調査や、市内陶芸従事者との合意形成が必要といった課題も挙げられております。伝統工芸の復興や地域活性化の観点から、魅力的な地域資源ではございますが、こういう課題を一つ一つ解決していく必要があり、現時点で産業化への支援は厳しいというのが現状でございます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 この知花焼は、壺屋焼よりも古いという話も聞いておりますので、ぜひ、一日も早い伝統工芸として認定されるように、支援をよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、質問の要旨(4)「環境と調和し安心して住み続けられるまち」について。(P22) ①防災対策について、以下伺います。 ア.とイ.は割愛させてください。 ウ.地域の防災力向上について伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 会派かがや氣、伊禮 悟議員の代表質問にお答えいたします。 地域の防災力の向上につきましては、市民、地域関係団体、行政のそれぞれが自助、共助、公助の力を合わせていくことで、地域全体の防災力の向上を図っていきたいと考えております。 その中でも自主防災組織の訓練については、東部地域では津波を想定した避難訓練を実施し、中部地域では炊き出し訓練を実施するなど、各地域の特性に応じた訓練を実施しております。今後としましては、各地域で実施している訓練を連携するなど、自主防災組織の横の連携の強化が重要になってくるものと考えております。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 通告書の17ページをお願いいたします。質問の要旨(4)②東部海浜開発地区のビーチフロント観光拠点の創出に向けて、以下伺います。(P24) ア.用途地域及び港湾計画の変更について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 かがや氣、伊禮議員の代表質問にお答えいたします。 用途地域の資料作成につきましては、平成30年7月に行政区として編入した区域内の、健康・医療施設用地の用途地域指定に関する都市計画決定図書の作成を予定しております。これは、今後控えております国から県、県から市、市から民間への土地の売却の際に、土地価格の設定が必要となり、価格算出の条件として都市計画法上の用途地域の指定が必須であるためでございます。 港湾計画の変更につきましては、現在進めております土地利用計画について、宿泊施設用地、海浜緑地、人工ビーチの一体的利用を図るため、宿泊施設用地を人工ビーチ側へ前出しするなど、現行計画のゾーニングに一部変更が生じることから、港湾計画の変更に関する手続を要し、その変更資料の作成を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 東部海浜泡瀬地区の早期実現を期待しております。 続きまして、イ.沖縄市東部まつりと連携した東部海浜大花火イベントの実施について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 本市、東部11自治会で構成され、開催されております東部まつりは、沖縄市東部海浜大花火との同時開催により、2日間の来場者が主催者発表で約10万人規模と、市内外の多くの方々がにぎわう東部地域最大のイベントとなっております。 このような市内外の多くの方々が集まる祭り、イベント会場への東部海浜開発地区の事業の周知、PRなどの取組は人工島の認知度を高め、当該地区の価値や魅力の向上を図ることによって、効率的な企業誘致につなげていく絶好の機会であると考えております。今後とも、東部まつりの集客効果につながるよう、しっかりと東部11自治会と連携を図り、より東部海浜開発地区の企業誘致に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 質問の要旨(4)③につきましては、割愛させてください。 続いて、質問の要旨(4)④市民サービスの向上について。(P29) ア.「日本一の市役所」を目指してまいります。とあるが、以下伺います。 (ア)「日本一の市役所」の定義について伺います。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 私の言う「日本一の市役所」というのは、沖縄市民から「沖縄市役所は日本一だ」というお褒めをいただくこと、そういう市役所だということであります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 市長、どうもありがとうございました。 本員が聞きたかったのは「沖縄一」ではなく、なぜ「日本一」なのかという、そういう思いもありました。そして、沖縄市役所が目ざしている、例えば地方行政で、ある市町村の市役所を市長が視察され、その取組に感銘され、そういう市役所を目ざそうという思いで上げたことかという思いがあって質問をさせていただきましたけれども、まさしく「日本一の市役所」、目ざすということは、市民の思いでもあると思いますので、当局の皆さんの頑張りにつながってくると思いますので、しっかりとしたマネジメントをよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、(イ)女性職員の管理職登用の取組について伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 女性職員による市民対応や独自の視線、コミュニケーション能力などは本市の市民サービス向上を図る上で大変重要であり、組織の多様性にもつながるものと考えております。出産や育児等を理由に仕事から離れ、仕事との両立に不安を持つ女性も多くいるものと思われます。職場環境を整えながら、女性管理職を積極的に登用することにより、育児と仕事を両立し、女性が活躍できる社会の見本となり、女性が夢を持てる魅力ある沖縄市につなげていきたいと考えております。
    ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 ありがとうございました。 (ウ)は森山議員の代表質問にありましたので取り下げます。 質問の要旨(4)⑤観光スポーツ振興課の設置に向けて、市長の見解を伺います。(P29) ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 観光スポーツ振興課は、教育委員会の市民スポーツ課と、経済文化部の観光振興課を統合して、新たな組織を設置するものです。市民スポーツ課と観光振興課が融合し、観光スポーツ振興課となることで、競技力向上のアマチュア競技者育成からプロスポーツまで、一元化した業務を行いつつ、業務効率化と市民サービスの向上を目指し、スポーツと観光を融合した地域活性化につなげてまいります。 観光スポーツ振興課は、本市のスポーツコンベンションシティのさらなる発展のため、青少年のスポーツ活動からプロスポーツまでの振興を捉え、市民スポーツからスポーツ産業の活性化まで、スポーツ分野におけるトータルコーディネートの役割を担っていくことになると確信しているところであります。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 市長、御答弁ありがとうございました。 最後、質問の要旨(4)⑥第3調理場のアウトソーシングについて、教育長の見解を伺います。(P29) ○小浜守勝議長 教育長。 ◎比嘉良憲教育長 それでは、会派かがや氣、伊禮 悟議員の代表質問にお答えをいたします。 沖縄市立学校給食センター第3調理場については、令和3年4月、一部民間委託によるアウトソーシングの導入に向け取り組んでいるところでございます。一部民間委託をする業務については、調理や配送、食器類の洗浄、施設の清掃といった現場作業となります。そのため、献立作成や食材の購入、調理用全体の管理運営については、これまでどおり教育委員会の責任で、給食センターの職員が担い、安心・安全な学校給食の提供に努めてまいります。 現場作業をアウトソーシングすることで生じる職員力、それを給食業務の管理等に振り向けることによって、業務の質を高め、子供たちによりよい学校給食を提供し、市民サービスの向上につながるものと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 教育長、御答弁ありがとうございました。 以上をもちまして、かがや氣、伊禮 悟の代表質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で会派かがや氣、伊禮 悟議員の代表質問を終わります。 会派創志、仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 皆さん、大変お疲れさまでございます。代表質問も初日最後ということで、大変長丁場ではあるのですが、もう少しお付き合いのほどよろしくお願いします。 先ほどの休憩中、何人かの議員から、どこを省いていくんだとか、取り下げるのかというお言葉もいただいたのですが、本員も空気を読んでいろいろ考えたのですが、あさってのラストの藤山議員がよりやりやすい環境をつくるのも、先輩としての義務かなと思いますので、しっかり進めてまいりたいと思います。 それでは通告書の18ページをよろしくお願いいたします。質問事項1.令和3年度施政方針より。 質問の要旨(1)沖縄こどもの国について。 P4 日本一ユニークな動物園を目指すに当たり以下伺います。 ①北中城村側に拡張していく予定とのことだが、スケジュールと課題をお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 会派創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 北中城村側の拡張についてでございます。拡張区域の計画につきましては、社会資本整備総合交付金を活用し、令和10年を目標に事業を進めているところでございます。令和2年度より進めている用地取得の進捗状況につきましては、物件補償2棟、用地17筆、約7,031平方メートルの補償契約を行っており、令和3年度につきましては、用地23筆、約8,600平方メートル、墳墓4基の補償を予定しているところでございます。用地取得と並行して、拡張計画の設計等を進めていき、段階的な整備も視野に入れ取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは質問の要旨(1)②P18 飲食・物販の充実について具体的にどういう取組を考えているのか。例えば、飲食に関して既存の有名な店舗を誘致する等の考えがあるのかどうか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部参事。 ◎山内強企画部参事兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 沖縄こどもの国の飲食・物販の充実につきましては、現在のパーラー等で売られている飲食メニューをはじめ、売店のお土産やグッズの商品開発に取り組むなど、より魅力的なコンテンツ内容の提供に努めてまいりたいと考えております。現在、沖縄こどもの国の園内において、民間事業者が運営するキッチンカーの受入れを行うなど、実証して新たな可能性の検証に取り組んでいるところでございます。 議員より御提案がございます民間事業者の活用等につきましても、引き続き多様な観点から検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 御答弁のありましたキッチンカーについても、恐らく近くにあるピザ屋さんだと思うのですが、やはり買いに行った人たちからはとても好評でして、沖縄こどもの国でも買えるという情報を教えたら、本当に喜んで、沖縄こどもの国にも行きながら買ってきたとか、そういう話も身近な方からございましたので、今後しっかり、そういう既存の有名店等の誘致も踏まえて検討していただければと思います。 先ほど、75万人、150万人というお話もあったのですが、もちろん沖縄こどもの国の魅力を高めることによって集客をしていくということも大前提ではあるのですが、例えば池のところにおいしいコーヒーが飲めるカフェがあったり、そういう既存の企業の力も借りて、集客を増やしていくという手法もあるかと思いますので、ぜひ御検討をよろしくお願いいたします。 それでは、質問の要旨(2)環境対策事業についてであります。これは先ほど来、幾つかの会派からも質問があったのですが、私どももさせていただきたいと思います。 P4 2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目ざすとあるが、化石エネルギーに代わるクリーンエネルギーの整備について、どのように考えていらっしゃるのか。国も含めてしっかり取り組んでいかないといけない、なかなかハードルが高い問題かと思っています。そういう意味からでも、行政だけではなく事業者、あるいは市民の皆さんをしっかり巻き込んでやっていくことが必要だと考えます。したがいまして、以前、こどものまち宣言をして、こどものまちというのを、沖縄市は市民の皆さんに周知してきたわけですが、今回の、例えばゼロカーボンシティという宣言まで含めて検討できるのか。御見解をお聞かせいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えをいたします。 クリーンエネルギーは、SDGsにも位置づけられている環境にやさしいエネルギーであり、地球温暖化対策には欠かせないものだと認識をしております。地球温暖化は、人類の持続可能な発展の障害となることから、私は、地球規模で環境を考え、そこに貢献できる沖縄市として、市民や事業者と一体となって、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すゼロカーボンシティの宣言を、情熱を持って進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 市長、非常に前向きな御答弁大変ありがとうございます。 県内においては久米島町、あるいは沖縄市となじみのある豊中市、米沢市もやっているそうなので、しっかり交流も含めながら、いろいろ進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、質問の要旨(3)自治会支援についてであります。 ①P5 地域の防災、防犯や福祉など、共助の要となる自治会活動の支援について具体策をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 会派創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 自治会活動の支援についての地域の防犯に関しましては、夜間における市民の安全を確保するため、保安灯の設置を進め、自治会が負担する保安灯の電気料金に対し補助金を交付しております。また、地域の公助の要となる自治会活動に使用する青色回転灯を搭載した軽貨物自動車購入補助金も交付しております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、質問の要旨(3)②防災に関してお伺いしたいと思います。 ア.防災無線の役割、使用方法についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 会派創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 沖縄市防災行政無線については、沖縄市地域防災計画に基づく災害対策に係る事務及び平常時における一般行政事務に関し、円滑な通信及び通報を図るために設置しております。津波警報等が発表された際には、全国瞬時警報システムJアラートと連携し、速やかに市内全ての防災行政無線から避難情報を流すとともに、緊急速報メールでの通知を行うなど、迅速な避難を促せるよう取り組んでおります。 また、防災行政無線を使用した行政からのお知らせにつきましては、設置場所から対象者までの距離、暴風等の気象状況等の条件によって、聞こえにくいという市民の声があることは承知しております。防災行政無線が聞き取りにくい場合には、放送内容をフリーダイヤルにて確認することができますので、その活用についても周知していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 防災行政無線に関してですが、今御答弁にもありましたように、大変風が強いときとかは、非常に聞こえづらい状況がございます。部長の御答弁の中で、フリーダイヤルで確認できるということですが、なかなか市民の皆様に周知がいっているのかというのは、甚だ疑問視しているわけです。若い世代、スマホを使う方々はいろいろな情報が入って来はするのですが、高齢者等に関しましては、高齢で、なおかつひとり暮らしとか、そういう方々にどこまで情報が伝わっているのかというのを、日々懸念しているわけであります。 そこで、イ.緊急時のラジオの活用についてお伺いしたいと思います。特に、東部地域は高原から斜面で下っていきますので、この辺で聞こえるラジオも、電波の関係で結構聞こえない状況があります。屋外にいたら、あるいは車に乗っていたら聞こえたりするのですが、屋内、室内にいたら、なかなか途切れ途切れだったり、あるいは全然聞こえなかったりという状況がございます。先ほど申し上げましたように、防災行政無線ではなかなか聞き取れないものを、ラジオを通じて情報を得るような形、仕組みというのが防災上の観点からも必要ではないかと思っていて、東部地域にしっかりラジオのアンテナ等を設置したら、そういう課題も解決できるのではないかと思いますが、御見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 緊急時のラジオ活用につきましては、コミュニティラジオであるFMコザ、またオキラジと協定を締結し、緊急時は放送を中断し、防災無線から流れる情報を同時に放送することとなっております。 東部地域において、ラジオが聞こえにくいとの声がある件につきましては、様々な要因が考えられることから、一概に申し上げられませんが、確認をしましたところ、ラジオの受信障害につきましては、沖縄総合通信事務所にて相談を受け付けるとのことでございました。地域からそういうお声がありましたら、相談窓口を紹介してまいりたいと思います。また、FMコザ、オキラジにも情報を提供したいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 沖縄総合通信事務所に本員も相談してみて、どういう手法が効果的なのか、どういう手法があるのかというのを調査して、御相談をしたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、質問の要旨(3)③ですが、こちらにつきましては割愛させていただきます。 質問の要旨(4)商店街活性化について。 ①P6 コザ十字路地域の活性化に向けた取組についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 こんばんは。会派創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 今年度から実施しております商店街活性化支援事業は、コザ十字路地域、特に銀天街地区の日常的な地域課題の解決を目指すための組織づくりを最終的な目標に掲げ、銀天街プラザの運営を通して、地域の活性化に向け、鋭意取り組んでいるところでございます。そんな中、銀天街を再生させたいと思う飲食店主や地域住民が中心となって、コザ十字路通り会の活動を再開し、現在は、県の緊急事態宣言を受けて休止しておりますが、コザ十字路広場を使った銀天夜市が開かれるまでになりました。令和3年度も、引き続き地域の活動に対しての支援を行いながら、目標とするコザ十字路地域、銀天街地域全体を巻き込んだ組織づくりにつなげていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 コザ十字路、銀天街に関しましては御答弁のとおり、銀天街プラザを中心に、いろいろなまちづくりがスタートしております。今年も新しいドーナツ屋さんとか、そういう新店舗がオープンしていくというお話も伺っておりまして、銀天夜市に関しましても、やはり近隣の方々にだんだん定着してきて、毎週繰り返しいらっしゃるお客さんが増えてきたりという流れになってきてはいます。一方で、今、トイレがゆらてぃく広場にしかなかったり、あるいは上下水道の設備が足りなかったり、電気が足りなかったりという施設整備も今後必要かと思います。もちろん現場から声が上がってきたらという流れにはなろうかと思うのですが、しっかりその辺も想定して、またお力添えをいただければと思います。 それでは、質問の要旨(4)②地域を結ぶ交通結節点について、予定地及びどういうものになるのか、内容をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 会派創志、仲宗根議員の代表質問にお答えいたします。 交通結節点の必要性につきましては、現在、県が中心となって、那覇市から沖縄市間を結ぶ基幹バスの導入を推進しているところ、沖縄市側の交通結節点の整備が課題とされており、本市としましては、本市の顔とも言うべき国道330号胡屋周辺に誘致したいと考えております。交通結節点の主な役割としては、乗り継ぎ機能、待合機能、時間調整機能、効率的な集客機能があり、交通結節点ができると、乗り継ぎや乗車待ちの人々の移動、対流により、歩行者量の増加につながるものと考えております。具体的な位置や機能などについては、令和3年度に調査検討していく予定でございますが、本市としましては、路線バスやタクシーのほか、循環バス、高速バス、自転車等へも乗り継げる交通の要所となれば、市民のみならず、観光客も含めたにぎわいが生まれ、沿道地域の商業活動が活性化するものと期待しております。したがいまして、今後とも県、国、バス事業者等と連携を図りながら、胡屋周辺への交通結節点の誘致に向けて取り組んでいく考えでございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 胡屋十字路地域ということで、今、国道の拡幅もこれから進んでいく中で、しっかりこういう施設をつくっていただいて、胡屋地域と、先ほど申し上げましたように銀天街等、あるいはアリーナ含めて、本当に市民に、あるいは観光客の方々、市外の方々も含めて交流しやすいような環境づくりをしっかり頑張っていただきたいと思います。 こちらの交通結節点に関連して、質問の要旨(4)③沿道まちづくりについて、令和3年度は具体的にどういう計画を考えられているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 令和3年度の沿道まちづくりにつきましては、当該地域のまちづくりの変遷や周辺地域の変化などを踏まえ、交通結節点を前提とした交通回遊機能について、検討を行ってまいります。また、国道の拡幅残地において、本地区の特色にふさわしくない用途の建物が建築される懸念があることから、建築物等の用途の制限、誘導を図ることが必要だと考えており、地区計画の策定に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、質問の要旨(4)④P19 沖縄アリーナとの連動についてお伺いいたします。 ア.具体的な内容と方針を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 沖縄アリーナへのイベント来場者を商店街へ誘客するためにはどうすればいいのか。その法則等を協議する場として、今年度は商店主及び沖縄アリーナをはじめとする周辺施設の指定管理者を交えた商店街周辺施設連携にぎわい創出業務を実施しており、これまで全6回の会議を開催しました。会議では、まちの課題として、商店街の自主性や受け入れ態勢の整備、アンテナショップやコラボグッズの開発、販売、情報の一元化に伴う新たな組織づくりなど、地域の魅力向上に向けた取組や、行政への要望として情報提供及び共有、民間駐車場の無人化に対する支援、シャトルバスの必要性などの意見が交わされております。本市としても、引き続き、まち及び関係部署と協議を行いながら、商店街の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、イ.御答弁にありましたシャトルバスという文言も出たのですが、物理的な連動、例えば、商店街でイベントをやったり、いろいろ施設を充実させたりとか、そういうものがあろうかと思うのですが、実際にアリーナからこちらに来るような手段は、どういう考えを持っていらっしゃるのか、具体的にお聞かせいただければと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 現在、琉球ゴールデンキングスのホームゲーム時に、コザ運動公園から中心商店街ルートのシャトルバスがございますが、令和2年11月よりパークアベニューに乗降場所を1か所増やし、近隣駐車場と連携した回遊性向上に努めているところでございます。また、本市の事業として、商店街にぎわい創出事業補助金がございますが、まちがアリーナと連動したイベントを行う際には、シャトルバスの費用も含め、支援を行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございます。 ただいまのにぎわい創出の件ですが、恐らく、補助金をいただいて、先ほどあったような銀天街プラザとか、そういう団体が主体的にシャトルバスを活用するようなイメージだと思うのですが、しっかりこの辺も指導、助言していただいて、動きやすい環境をつくっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、質問の要旨(5)コロナ禍における政策について伺います。 P6 地域の実情に即したとありますが、どのような実態把握をするのか。大規模なアンケート等の実施など具体策をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 コロナ禍の地域の実情につきましては、関係団体へのヒアリングや意見交換等を通して、実情を把握していきたいと考えております。また、他の市町村が行っているコロナ対策事業などの調査研究を行い、それらを参考にしながら、有効な対策等を講じていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、質問の要旨(6)子育て支援について。 ①P12 育児相互援助を促進するとありますが、現状のニーズはどのぐらい把握されているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 ファミリーサポートセンター事業における育児総合援助は、育児の援助を受けたい方と、育児の援助を行いたい方が、地域において相互に援助活動を行うものであり、今年度のニーズは新型コロナウイルスの影響により、約7,500件と見込んでおりますが、次年度以降につきましては、ニーズが増加していくものと見込んでおります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ただいま、次年度以降ニーズが増加していく見込みということをおっしゃっておりました。 質問の要旨(6)②そのニーズに対し、どのような形で事業展開をしていくのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどものまち推進部長 お答えいたします。 預かり側である、まかせて会員の増員に向けた周知活動を推進していくとともに、会員確保のための研修会及び預かりの質の確保のためのフォローアップ研修会の開催に、今後も取り組んでまいりたいと考えております。さらに、おねがい会員とまかせて会員のマッチングの効率化及び円滑化を図るため、先進地の事例を参考に調査研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございます。 しっかり頑張っていただきたいと思います。 それでは、質問の要旨(7)地域福祉について。 P15 福祉ネットワークの強化に資する活動を支援するとありますが、具体的にどのような活動にどのような支援を検討しているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 会派創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 福祉ネットワークの強化に資する活動とは、地域や福祉団体と連携し、福祉のまちづくりを進める沖縄市社会福祉協議会の活動や、民生委員と他機関との円滑な連携を図る、沖縄市民生委員児童委員協議会の活動、地域の支えあいの促進を図る老人クラブ等の活動でございます。令和3年度においても、引き続き、これらの団体へ補助金を交付し、地域福祉活動を支援してまいります。 また、身近な地域で顔の見える関係を広げ、互いに支えあう地域づくりを推進するため、令和3年度は地域保健福祉計画の地域サポート圏域を意識した事業展開を図っていくこととしており、市社協の実施する福祉まつりについても、圏域を意識した事業実施の検討を提案するなど、各団体への提案や助言等を通し、市も協働して、地域福祉ネットワークの強化に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 福祉まつりに関しましては、今まで美里公園1か所でされていたと思うのですが、今後、複数の場所でやっていくような検討も進めていくということも聞いております。本当に地域に合った祭りの在り方とか、あるいは、いろいろなところでやることによって、また地域福祉の意義が、市民の皆様に広く伝わったりとか、これまで足を運べなかった方々が、足を運べるようになるとか、そういうメリットが考えられますので、しっかり進めていってまた頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、質問の要旨(8)生活保護について。 P16 状況に応じた適正な保護の実施及び自立支援に取り組むとありますが、①令和3年度は具体的にどのように取り組んでいくのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 現在、新型コロナウイルス感染症の影響による休業等により、生活資金等でお悩みの方につきましては、社会福祉協議会が窓口となる特例貸付のほか、生活保護に至る前の段階の支援として御利用いただける、住居確保給付金や一時生活支援などがございます。これらの支援策をもってもなお、厳しい状況に至った場合は、生活保護の適用により、安定した生活基盤を整えていただき、就労支援などを通じて、自立に向けた取組を行ってまいります。また、ホームページや広報おきなわ、関係機関を通じて、引き続き情報も提供してまいります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ただいま生活保護に至る前の方々に関しても言及いただいたのですが、やはりコロナの影響を受けて、これからますます、ぎりぎりで困窮していた方々が、生活保護のレベルにどうしても落ち込んでしまうような状況も考えられるわけですけれども、そういう方々も含めて、質問の要旨(8)②今後、機能拡充や強化も考えられているのか、もう少しお聞かせいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 令和3年度に生活保護法の拡充や制度の追加などは特にございませんが、生活保護に関しては、コロナ禍における一時的な取り扱いとして、例えば時短や就労日数の減少などにより、一時的に収入が減った方には、自家用車の売却や収入増につながる転職等を保留して構わないなど、従来よりも受給条件が緩和されているものもございます。 また、令和2年度より、就労活動の準備として、履歴書の書き方や面接訓練なども含めた就労準備支援事業の対象に、生活保護受給者も含めております。令和2年度中は、コロナの影響により周知しても利用につながりにくい状況にございますが、令和3年度からは、就労担当とも連携して、稼働能力の活動も併せて、自立に向けた支援を進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 そういう方々にもしっかり情報が伝わるように、寄り添っていただければと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、質問の要旨(9)生活習慣病対策についてお伺いします。 P17 特定保健指導やAIを活用した特定健診受診勧奨の実施とありますが、データをどのように活用していくのか。市民の健康データを活用した久米島町の取組等がありますが、そのようなレベルのものも可能なのか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 本市では、特定健診対象者の受診歴や健診結果などのデータを行動経済学的見地に基づいた効果的な受診勧奨とするため、AI、人工知能を用いて分析し、特定健康受診率の向上を図ることで、生活習慣病の予防及び早期発見や早期治療につなげることを目的としております。 一方、久米島町の取組でございますが、これは2017年度から3年間、内閣府の離島活性化事業を活用して実施されております。事業内容は、久米島町特有の糖尿病を誘発する因子を解明し、有効策を確立するための調査研究及びスマホアプリ等を活用した保健指導システムの構築を行うものとなっております。ここで開発されたプログラムは、琉球大学が検証を重ねた上で、安全性が確認された後、使用される予定とのことでございます。また、現在国において、パーソナルヘルスレコード、略してPHRという個人の医療、介護、健康等に関する記録を一元的に保存し、本人が自由にアクセスでき、これらの情報を用いて、健康増進や生活改善につなげる取組が進められております。本市としましては、久米島町のプロジェクトにおける課題や国の動向を注視しながら、今後の健康施策を展開してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。 それでは、質問の要旨(10)企業誘致について。 ①P20 本市へ新たに立地する企業に対する優遇措置について、具体的にどういう内容になるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 優遇措置といたしましては、沖縄市企業立地促進条例に基づき、情報通信や物流に関連する対象業種の事業者が新たに取得する機械及び装置、建物、土地に係る固定資産税を5年間免除いたします。また新たに、市内在住者を3人以上雇用した場合、1人当たり10万円の市民雇用奨励金を交付いたします。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、質問の要旨(10)②情報関連産業の誘致について。 ア.どのようなメリットがあるのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 情報通信関連産業については、1人当たりの給与額及び生産性が高いことから、ソフトウエア開発並びにコンテンツ制作等の業種を中心に、誘致に取り組んでおります。それにより、市民所得の向上や市内企業の高度化、多様化が期待できると考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、イ.国のテレワーク推進事業がございますが、そちらとの連携はどうお考えでしょうか。お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 内閣府で取り組むテレワーク推進事業は、情報通信技術の利活用による柔軟な働き方の実現に資するテレワーク施設を県内に整備し、県外企業の沖縄進出や新たな産業の創出、県内外企業の労働環境の改善等を促進することにより、沖縄の産業振興に寄与することを目的としております。 本市でも都市部と同じように働ける環境を活用し、テレワークによって新たな関係人口を創出することで、市内産業の高度化を図ることは重要だと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 テレワーク推進事業に関しては、施設整備という側面があるかと認識しておりまして、一方、市が考えられているのは、既存施設をしっかり整理して活用していくというようなイメージを本員は持っているのですが、再質問です。令和3年度の具体的な取組について伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 現在本市では、一般の方も御利用いただけるテレワークやコワーキングスペースとして、一番街の中にラグーンを設置しており、多くの方に御利用いただいているところでございます。 令和3年度は本市が所管するIT施設のうち、テレワークセンター、ITワークプラザにおいて、県外企業などがお試しで、テレワークやワーケーションができるような取組を進めてまいりたいと考えております。そうした施設を実際に御利用いただく中で、例えば、企業としてさらに広いスペースや、あるいは専用施設が必要だという御要望がございましたら、企業ニーズを踏まえた上で、国や県等の事業メニューの活用についても検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、質問の要旨(11)定住促進について。 ①P23 住宅整備にかかる除却費用を支援することについて、これまでの実績と効果を伺います。また、どういう検証がなされたのかも、お聞かせください。
    ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 住宅整備に係る除却費用の支援につきましては、中心市街地の古い建物を除却し、住宅を整備する方を対象に、その除却費用に係る費用の一部を助成することにより、居住人口の定住を促進し、中心市街地の活性化を図ることを目的に実施しております。 平成27年度から令和元年度の5年間で14件の交付実績となっております。この住宅整備に係る除却費用の支援により、若干ではございますが、これまで世帯数が9世帯増加しておりますが、依然として、中心市街地の人口減少が続いており、さらに有効な支援策がないかどうか、検討する必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 5年間で9世帯増ということでございました。5年の実績としては残念という印象を受けているのですが、質問の要旨(11)②それらを踏まえまして、令和3年度はどういう取組をしていくのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 令和3年度も、引き続き中心市街地の古い建物を除却し、新たに住宅を整備する方を対象に、その除却費用に係る費用の一部を助成していきたいと考えております。また、ほかに定住促進につながる有効な支援策がないか、検討を進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 この事業ですが、結構ハードルが高い印象を受けています。除却した後にしっかり建物を建てないといけないし、世帯数も増やさないといけないという要件があったかと思います。そういうことも含めて、5年間で9世帯という事業は、改めて検証する必要があるのではないかと思います。どういう形でするかというと、例えば対象区域を広げたりとか、建物を壊すだけでいいとか、壊した後に駐車場として利用されるパターンもあるでしょうし、また時期が来たら何か建てるような、いろいろなケースがあると思うので、その辺は柔軟性を持って考えてみてもいいのかと思います。そういう場合に、地域に関して拡充するとなったら、経済文化部というより、お隣の建設部の所管になってくるのかと考えているので、ぜひ、仲宗根保彦部長と相談しながら、検証していただければと思います。よろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(12)、こちらは、先ほど共産党の池原議員からもしっかり進めてほしいというお話がございました。本当に嘉手納飛行場が軍民共用でできるとなると、沖縄市あるいは中部の発展に、非常に大きく寄与していくと思いますので、市長を中心に、議会も一丸となって進めていければと思います。本当に国と国との話で、何十年もかかるような話だとは思うのですが、だからこそ早めに、市長が、今回施政方針にも載せて進めていくという気概を感じましたので、大変ありがとうございます。ということで質問の要旨(12)は割愛させていただきます。 質問の要旨(13)道路整備についてお伺いいたします。 P25 道路整備について。 ①沖縄市内の私道は何路線あるか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 創志、仲宗根 誠議員の代表質問にお答えいたします。 市内の私道の路線数については、厳密に集計されたものがございませんので、建築基準法に基づく道路の数でお答えさせていただきます。建築基準法に基づき指定された位置指定道路や、開発許可により築造され、市に移管されていない道路等の多くは私道となっており、その路線数は、市内に約1,560路線となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 1,560路線ということで、非常に多い印象を受けました。 その中で、質問の要旨(13)②整備や補修が必要な私道は何路線ぐらいあるのか。把握されていましたら教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 私道の維持管理につきましては、基本的には土地所有者等が適切に行うものとなっていることから、整備、補修が必要な路線数は把握できておりませんが、近隣の方などから、補修の相談や情報提供に対しましては、市で所有者等を調査し、適切な維持管理を促しているところでございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 それでは、質問の要旨(13)③市が私道を整備したり、補修したりするに当たって、どういう手続といいますか、流れで進んでいくのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 私道の維持管理については、土地所有者等が行うべきものとなっており、私道の補修等について、市に情報があった場合は、必要に応じて土地所有者等へ整備、補修等の依頼を行っております。市が直接私道を整備、補修することは、基本的には行っていないというところでございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございます。 ただいま市が直接措置することは、基本的にはないというお話しだったのですが、質問の要旨(13)④過去に事業者が宅地分譲を行って、その宅地にある道路が事業者の名義になっていると。その後何十年もたって、この事業者が存在しなくなってしまったようなケースもあろうかと思います。そういう場合、何十年もたっているので、道路が陥没したり、通行に支障を来すような状況になっているところがございます。そういう場合の市の対応をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 民間の宅地分譲に伴う道路につきましては、開発面積3,000平方メートル以上の開発許可を受ける場合は、基本的に道路部分を市に移管いたしますが、3,000平方メートル未満の位置指定道路の場合は、ほとんどが私道として民間の管理となっております。これらの私道で、陥没等の情報があった場合の市の対応としましても、土地所有者等を調査し、土地所有者等で補修等を行うよう依頼しております。しかしながら、私道であったとしても、一般交通の用に供していること、交通に支障があるなど、緊急性や安全性を考慮し、対応が必要な箇所につきましては、地域からの要請等を踏まえ、土地所有者の承諾の下、応急的な補修等を行っております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 緊急性があるものに関しては、地域からの要請等を踏まえ、土地所有者の承諾の下、応急的な補修を行っているということでございました。以前、与儀地域で、こちらも持ち主が分からない状況があったので、本員が相談したところ、地域住民の皆さんの署名があればいいということで、署名をいただいて、4年ぐらい前になるのか、お願いして補修していただきました。大変ありがとうございます。しかしながら、陥没とかの補修だけで終わってしまっていて、やはり道路の形状自体がとても傾斜していたり、横が土手になっていて、今でも、歩いていたら危なかったりする状況があったりします。 本員が住んでいる胡屋6丁目にも、土地所有者がなかなか承諾しないような道路があって、近くに保育園があるのですが、砂利道で通行しにくいというところもあります。住んでいる方々が利用しやすい道路にするのも一つあるのですが、緊急時の緊急車両が通りやすい状況にするとか、そういうことも今後必要になってくるかと思います。先ほど申し上げたように、開発行為をした後に、何十年もたって、だけど市は補修もできない。持ち主も補修してくれない。そういう状況が今後も続いていく、今後も増えていく可能性もあろうかと思いますので、ぜひ今後の検討課題にしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、質問の要旨(14)沖縄市循環バスについてお伺いいたします。 P25 公共交通について。 ①利用者数の推移について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 過去3年の利用者数でお答えいたします。平成30年度は中心市街地におけるにぎわいの創出、生活利便性向上による定住促進を図ることを目的に、胡屋ルート、コザルートの2ルートで運行しており、利用者の合計は9万7,491人となっております。 令和元年度は、学生や高齢者等の生活の足を確保するため、公共交通空白地域の縮小を主たる目的として、一部ルートを拡充し、名称も胡屋ルートが西部ルート、コザルートが中部ルートと変更して運行しており、利用者の合計は6万4,642人となっております。令和2年度は、新たに北部ルート、東部ルートを導入し、合計4ルートで運行しており、1月末時点での利用者の合計は4万5,569人となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 令和2年度の利用者は4万5,569人ということで、コロナの影響もあってなかなか苦戦していると察するところですが、質問の要旨(13)②利用者の世代、どういう年代の方々が利用されているのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 利用者の世代ということでございますが、利用者属性でお答えさせていただきます。平成30年度は、利用者属性が3つに分かれており、一般67%、小学生以下6%、障がい者27%となっております。令和元年度からは、運賃見直しに伴い、利用者属性を5つに分けております。割合としまして、令和元年度は一般16%、高校生以下8%、65歳以上56%、障がい者12%、運転免許証返納者7%となっております。令和2年度は、1月末現在で、一般18%、高校生以下11%、65歳以上49%、障がい者12%、運転免許証返納者9%となっております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 本員も、循環バスに乗るときに、やはり高齢者の割合が多いと感じているところです。役所にいらしたり、あるいは泡瀬とか美里の病院に行くのに利用したりという方が多いという印象を受けるのですが、今後、高校生やそういう方々の利用をもっと促進していただきたいという考えがございます。沖縄市の子供たちが、他市町村の高校に行ったり、あるいは他市町村から沖縄市の高校に通ったり、もちろん高校生だけではなくて、買い物にいらっしゃる方、沖縄市から市街に買い物に行く方、いろいろなパターンがあろうかと思いますが、今後、質問の要旨(13)③周辺市町村のコミュニティバス等との連携について検討すべきだと思うのですが、市の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 周辺市町村との連携につきましては、現在、県が主催する中部市町村連携交通会議において、中部広域の9市町村が集まり、公共交通の広域的な連携について意見交換をしているところでございます。本会議は、中部地域において抱える公共交通に関する課題の共有とともに、将来的なバス路線網の在り方に関する協議の場となっており、今年度は中部市町村内における通勤、通学、通院、買物等の移動需要と、実際のバスルート等のサービスとの乖離や、公共交通そのものが抱える課題等について、整理確認をしたところでございます。 本市としましても、広域圏における連携は重要であると考えており、今後、どのように中部市町村で公共交通の充実に向けた取組が行えるか、コミュニティバスによる連携等も含め、意見交換していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 他府県の事例、これまで現場視察に行ったり、調査したりで調べたことがあるのですが、やはりどこの公共交通、循環バスや路面電車等を含めて、結構経営が苦しいところばかりです。ですから、大変なのはもちろん分かるのですが、本員としては、こういう公共交通は、ある意味では福祉の観点が強いのかと。特に今後はそういう観点が増えていくと思うのですが、そういう中でも、やはり少しでも収益を上げる必要はあろうかと思いますので、周辺市町村との連携等を含めて、もっと市民、あるいはほかの市町村民も利用しやすいような沖縄市循環バスの在り方、あるいは連携の在り方を模索して、検討していっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは最後です。質問の要旨(15)行財政改革についてお伺いします。 P28 本市が持続的に発展していくためには、将来を見据えた行財政改革に取り組まなければならないとございます。どのような分析、検証をし、それらを踏まえてどのような方針を持っているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 桑江市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 現在、第6次沖縄市行政改革大綱の策定を行っているところであります。新たな行政改革大綱の策定に当たり、第5次沖縄市行政改革大綱の実施状況の総括を行うとともに、それを踏まえて、将来を見据えた行財政運営の推進を改革の目的として、2つの基本方針を掲げております。 1つ目の基本方針は「時代に対応した組織の総合力を高める」、2つ目の基本方針は「効率的で効果的な財政運営を推進する」となっております。基本方針を下に、職員一人一人が国の動向を踏まえ、職員自ら創意工夫の上、住民福祉の向上に資するため、意識改革や資質向上に努めるとともに、効果的で効率的な行財政運営に取り組んでいく所存であります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 誠議員。 ◆仲宗根誠議員 ありがとうございました。 市長も常々おっしゃっている職員力、先ほど教育長もおっしゃっておりました職員力というキーワードもございます。ぜひしっかり、これまで以上のリーダーシップをとって、令和3年度の沖縄市の発展、しっかり引っ張っていただきたいと思います。 さて、昨日、八重島公園で大きなイベントがございました。コザキッチンカーフェスティバル、そしてコザマルシェというフリーマーケットのイベントがございました。沖縄市のキッチンカーが集まって、本当に盛況でした。小さいお子さん連れから外国人の方までいろいろな方がいらしていて、緑の芝生の上で、ピクニックのように楽しんでいる光景がとても印象的でした。本当に皆さん笑顔で、イベントを楽しんでいて、やはり長く続くコロナ禍の中でも、そういう久しぶりのイベントですから、本当に心から楽しんでいただけたと思っておりますので、引き続きこういうイベントも、感染には気をつけて、しっかり進めていただければと思います。 今週いっぱいですか、県の緊急事態宣言が解除される見込みということで、来週以降、感染拡大にしっかり気をつけながら、また我々も中の町へ行ったり、一番街に行ったり、銀天街に行ったり、泡瀬や美里にもいろいろな場所、飲食店がありますので、しっかりご飯も食べながら、あるいは飲みながら、沖縄市を盛り上げていければと思いますので、議員の皆さんも含めて、ぜひよろしくお願いいたします。以上で、会派創志の代表質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で会派創志、仲宗根 誠議員の代表質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 7時30分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 7時31分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会したいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定をいたしました。 次の本会議は2月24日、水曜日、午前10時より会議を開きます。 本日はこれをもちまして延会いたします。 大変お疲れさまでした。  延 会 (午後 7時31分)...