沖縄市議会 2020-07-07
07月07日-08号
第408回
沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────
┐│ ││ 令和2年
││ 沖縄市議会定例会会議録 ││ 第408回
││ ││ 令和2年7月7日(火)午前10時開議 ││ │└──────────────────────────────────────
┘ 議 事 日 程 第 8 号 令和2年7月7日(火) 午前10時 開議第 1 一 般 質 問 ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件第 1 決議第8号
桑江直哉議員に対する問責決議第 2 一 般 質 問 ──────────────────────────────出 席 議 員 (30名) 1 番 島 田 茂 議員 16 番 藤 山 勇 一 議員 2 番 栄野比 和 光 議員 17 番 宮 城 浩 議員 3 番 仲宗根 誠 議員 18 番 森 山 政 和 議員 4 番 嵩 元 直 萌 議員 19 番 高江洲 義 八 議員 5 番 町 田 裕 介 議員 20 番 諸見里 宏 美 議員 6 番 瑞慶山 良一郎 議員 21 番 新 屋 勝 議員 7 番 屋富祖 功 議員 22 番 小 浜 守 勝 議員 8 番 稲 嶺 隆 之 議員 23 番 大 城 隼 議員 9 番 眞榮城 健 二 議員 24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員 25 番 高 橋 真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員 26 番 阿多利 修 議員 12 番 金 城 由 美 議員 27 番 伊 佐 強 議員 13 番 小 谷 良 博 議員 28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 伊 禮 悟 議員 29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地 崇 議員 30 番 前 宮 美津子 議員 ──────────────────────────────欠 席 議 員 (なし) ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長 桑 江 朝千夫 副市長 與那嶺 克 枝 副市長 仲 本 兼 明 総務部長 石 原 昌 尚 企画部長 宮 里 善 伸 建設部参事 比 嘉 直 樹 企画部参事兼 山 内 強 上下水道局長 仲 本 兼 章
プロジェクト推進室長 市民部長 大 庭 隆 志 上下水道部長 新 里 智 昭 健康福祉部長兼 與那嶺 智 才 消防長 仲宗根 繁 福祉事務所長 こどものまち 上 里 幸 俊 教育長 比 嘉 良 憲 推進部長
経済文化部長 上 原 三千代 教育部長 島 袋 秀 明 建設部長 仲宗根 保 彦 指導部長兼 與那嶺 剛 教育研究所長 ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長 平 田 嗣 巳 議事課長 中 村 厚 夫 事務局次長兼 仲宗根 剛 議事課長補佐 金 城 優 一 庶務課長 兼調査係長
○
小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名、全議員出席でございます。 本日は議事日程第8号によって議事を進めます。 休憩いたします。 休 憩 (午前10時02分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 2時00分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
喜友名朝彦議員。
◆
喜友名朝彦議員 休憩、お願いします。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午後 2時01分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 3時01分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
新里治利議員。
◆
新里治利議員 議長、この際、動議を提出したいと思います。本日の議事日程は一般質問の予定ではありますが、
桑江直哉議員に対する問責決議について日程第1としていただきますよう、お取り計らいお願い申し上げます。
○
小浜守勝議長 ただいま
新里治利議員から
桑江直哉議員に対する問責決議についての動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 お諮りいたします。本動議を日程第1として直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議あり」の声あり)
○
小浜守勝議長 それでは御異議がありますので、起立によって、採決いたします。 本動議を日程第1として、直ちに議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
小浜守勝議長 起立多数であります。よって、本動議を日程第1として直ちに議題とすることが可決されました。 休憩いたします。 休 憩 (午後 3時02分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 3時04分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
△日程第1 決議第8号
桑江直哉議員に対する問責決議について議題といたします。
桑江直哉議員の退席を求めます。 本件については、提出者
新里治利議員、賛成者 大城 隼議員、
金城由美議員、新屋 勝議員、
喜友名朝彦議員、
栄野比和光議員、伊禮 悟議員、上地 崇議員、仲宗根 誠議員、島田 茂議員、
小谷良博議員、
瑞慶山良一郎議員、阿多利 修議員、高橋 真議員、嵩元直萌議員、
藤山勇一議員、
町田裕介議員、以上17名から提出されております。 提出者の説明を求めます。
新里治利議員。
◆
新里治利議員 読み上げて御説明いたします。
桑江直哉議員に対する問責決議 議員は、市民全体の奉仕者として人格と倫理の向上に努めるとともに、その地位による影響力を不正に行使してはならず、その責務を深く自覚し、市民の信頼並びに付託に応えるため、より高い倫理観を持たなければならない。 また、議会における議員の発言は、他から制約を受けることなく自由に成し得るという発言自由の原則により保障されている。しかし、それは自由だから何を言ってもいいということではなく、議会の品位を傷つけ、議会の秩序を乱すような発言はあってはならない。
桑江直哉議員より令和2年2月第407回定例会において提出された、議案第164号 令和2年度沖縄市一般会計予算の修正案に対し、各議員が質疑を行ったところ、調査不足により答弁が不十分であることを捉え、令和2年3月25日、議会終了後、非公式ながら
議会運営委員会を開き、今後の沖縄市議会の運営について、このまま疑義を残すべきではないという議論が交わされ、発言の真意、事実確認等については継続して審議していくこととなり、令和2年6月第408回定例会会期中において
議会運営委員会にて聞き取りを行った。
議会運営委員会の中において、真偽を確認するも、一貫して自身の主観のみに基づく主義主張を繰り返し、2
月定例会終了後も疑義のあった部分について十分な調査もせず市民不在の無責任な言動に終止した。 これは正にスタンドプレーであり、この対応は議会に対し、全く誠意が無いと言わざるを得ない。 また、議会において、議員は特に、事実確認はもとより、自ら発する言葉に責任を持たなければならない。
桑江直哉議員自らの意志と責任において態度を正すことを期待し、穏便な解決を図ろうとした
議会運営委員会の思いは
桑江直哉議員には全く届いておらず、強い憤りを覚えるとともに、誠に残念でならない。 よって我々沖縄市議会は、
桑江直哉議員に対する猛省を促すとともに、議員としての責務を自覚するよう強く求める。 以上、決議する。 令和2年7月7日沖縄市議会
○
小浜守勝議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております決議第8号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって決議第8号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより決議第8号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより決議第8号
桑江直哉議員に対する問責決議について、採決いたします。本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
小浜守勝議長 起立多数であります。よって、決議第8号は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。 休 憩 (午後 3時14分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 3時16分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
△日程第2 これより一般質問を行います。
桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 早速ではございますが、
一般質問通告書に従いまして、進めてまいります。会派群星の桑江直哉です。
一般質問通告書25ページをお開きください。質問事項1.
市内業者支援事業について。質問の要旨(1)新型コロナ第2波に向けた事業者支援についてです。今回、多くの議員から新型コロナに関する質問が出ていますが、本員は特に影響の大きいとされる飲食店を中心に質問をしていきたいと思います。
①新型コロナで外出自粛による飲食店への影響はどうだったかお伺いします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 こんにちは。
桑江直哉議員の一般質問にお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業者への
資金繰り支援制度として、
セーフティネット補償がございますが、6月19日現在でその認定申請状況を見ると604件中、飲食業からの申請が147件に上り、申請の約4分の1を飲食業が占めています。また、本市独自の経済対策として行っている3つの支援金の申請状況を見ても、6月25日現在で1,450件中、飲食業からの申請が898件あり、全体の約62%を飲食業が占めており、新型コロナの影響を強く受けていると考えられます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 ②沖縄市の支援状況についてお伺いします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 市独自の3つの支援策の支援状況についてお答えいたします。6月25日までの受付分で
休業店舗支援金の給付率は507件の申請に対し、495件の給付で97.63%の給付率。
事業者支援金については、560件の申請に対し、521件の給付で93.04%の給付率。融資支援金については383件の申請に対し、332件の給付で86.68%の給付率となっております。全体では1,450件の申請に対し、1,348件給付しており、92.97%の給付率となっております。給付額については、合計で1億5,000万円となっております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 飲食店の方に聞いてみると、とても助かっているという反応がありました。給付も迅速であり、給付状況も良く、事業者からは好評であると感じております。飲食店の方に聞くと、外出自粛後はそのコロナが出る前と比べても良くても70%程度の売上げにしか戻っていないということを聞きました。外出自粛が解除されても厳しい状況が続いております。去る4月5日の新型コロナによる外出自粛の時に、他市では市内業者を使って飲食店がつくる弁当を宅配するという事業があったと聞きます。新型コロナ第2波の際、沖縄市の取組としてお伺いいたします。
③出前タクシー(市内事業者を活用した宅配事業)が沖縄市でも可能かお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 議員御提案の
出前タクシーについては、県内ではうるま市と名護市で実施していると伺っております。本市においても、検討はしましたが外出自粛中に
市内飲食店有志が集まって、宅配サービスを始めた事業者があり、民業圧迫となるため、事業化には至らなかった経緯がございます。ただ、当該事業者が今も続けているかというとそうではなく、
ゴールデンウィーク明けで外出自粛が解除されるようになると徐々に注文が入らなくなり、現在は事業を終了したと伺っております。しかしながら、今後、第2波が来て再び外出自粛が宣言された場合に、当該事業者や宅配事業が再開するかどうかは分かりませんので、議員がおっしゃるとおり第2波に向けての事業者支援を検討する必要があると考えております。他市先進事例を参考にしながらコロナ禍における市内事業者の販売促進につながる取組について、効果的な支援を検討してまいります。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 今回、質問をしたのは、飲食店を営む方からうるま市では外出自粛時にやっているのに、なぜ沖縄市ではやらないのかという不満の声が聞かれました。沖縄市も
出前タクシーを検討していたとは知りませんでした。また、第2波が来て外出自粛で出られなくなった際にはうるま市、名護市の先行事例を参考にぜひ御検討、よろしくお願いいたします。また、
出前タクシーは外出自粛のときのみの事業ですけれども、飲食店にとっては外出自粛中にテイクアウトのメニューができ、また新たな
ビジネスチャンスが広がってきたと聞いております。売上げが落ちた飲食店を支援する手段として、外出自粛でないときも
ビジネスチャンスを広げる手段になればということで、次、④Uber Eats(ウーバーイーツ)という食事の宅配を行う事業誘致についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 御提案のUber Eatsは、国内ではUber
Japan株式会社により東京や大阪など18都府県において事業展開されております。もし沖縄へ進出すれば消費者にとっても飲食店にとってもかなり便利になると思います。ただ、沖縄は車社会なので、手数料を支払ってまでUber Eatsを利用するかというと、車で行ってテイクアウトしたほうがいいと考える方も少なくないと考えます。また、先ほど答弁で申し上げたとおり、沖縄市内でも飲食店有志が集まって、Uber Eatsのような宅配事業を行っておりましたが、
ゴールデンウィーク後、外出自粛が解除されるようになると、徐々に注文が入らなくなり事業終了したケースもございます。事業採算があるのかどうかはUber
Japan株式会社による市場調査が必要かと思いますので、同社の動向を注視していきたいと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 飲食店の方のお話を聞きますと、病院から外出自粛の時に宅配をお願いされたが、従業員が2人であったため断ったということがあったそうです。また、今後高齢化社会がございます。どんどんなっていきますので、やはり弁当を買いに行くことができないという方も今後出てくると思います。こういう宅配事業は今後沖縄でもはやってくるのかと思っていますけれども、実は
一般質問通告書提出後に分かったことなのですけれども、Uber Eatsと似た業者で出前館という事業者が実際、沖縄市で既にやっていることが分かりました。市内では高原のガストのみではありますけれども、今後、利用する業者が広がって、このUber Eatsもそうですけれども、この飲食店を支える事業所が増えてくればなと思っております。 続きまして、質問事項2.
市内循環バス事業についてです。多くの議員から要望のあった北部、東部の
市内循環バスが4月から走り出しました。大変感謝申し上げます。しかし、新型コロナの自粛期間中とも重なり心配しております。それで、質問の要旨(1)
市内循環バスの利用状況についてお伺いします。①西部ルート及び中部ルートの利用状況、前年と比べどうかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 こんにちは。桑江議員の一般質問にお答えいたします。 循環バスの利用状況についてということでございます。利用者数の把握ができております4月から5月までの状況でお答えいたします。西部ルートが2,104人、前年同月比40%、中部ルートが2,884人で前年同月比51%となっております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、②北部ルート及び東部ルートの利用状況、計画と比べどうかお伺いします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 利用者数につきましては、①と同様4月から5月の状況でお答えいたします。北部ルートが573人で当初計画比の12%、東部ルートが949人で当初計画比の19%となっております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)循環バスの周知についてお伺いします。①どのようにして周知を行っているのかお伺いします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 循環バスのルート、ダイヤ等の広報周知につきましては、市内全世帯及び主要公共施設へバスマップを配布するとともに、
本市ホームページや広報紙でも掲載するなど周知を図っております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 地域の方から東部は市内バスが走っているのかと聞かれました。実際、普段生活をしているとなかなか目にすることもできないため、分からない方が多いように感じました。よくスーパーに行くと試食サービスがあったり、ただで少し食べたりするわけですけれども、実際食べてみるとおいしくて、試食のおばちゃんに情が移り、断りきれなくて買ってしまうこともありますけれども、それで②ですけれども、周知のためにお試し利用券等発行することは可能か、お伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 今年度4月より北部及び東部に2ルートを導入し、合計4ルートで運航しておりますが、北部、東部ルートについてはバス停箇所やルート、時刻などの問い合わせがよくある状況です。今後も周知方法につきましては、北部及び東部地域にある自治会の老人会や婦人会を対象として乗り方教室の開催を検討しており、この中でバスの乗車体験なども計画してまいります。今後とも循環バスの周知定着を図っていきたいと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 まずは乗ってもらうことが必要だと感じました。実際、もう地域の高齢者の方にそういう計画も立てているということで大変うれしく思います。例えば、免許返納の方にこういう利用券を配るとか、また小学校6年生に配って体験学習的なものでバス利用を促すとか、まずお試しのバス券等を、期限付でも構わないと思うのですけれども、こういう形でどんどん広がっていければなと思っております。ぜひ本員も東部ルート、北部ルート、すみません、乗っていないのですけれども、乗って多くの方に有効性を伝えていければなと思います。 続きまして、質問事項3.
本格サーキット場建設についてです。質問の要旨(1)
本格サーキットに向けた
多目的広場事業について。①検証について、目的、方法、期間をお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 こんにちは。それでは桑江議員の一般質問にお答えいたします。
仮称モータースポーツ多目的広場につきましては、基本構想で掲げる
短期ビジョンの取組として、
モータースポーツのさらなる振興による
県内モータースポーツの聖地化を図るとともに、
本格サーキットの建設に向けた検証等を行う施設として、周辺地域の活性化につなげることを目的に整備を行うものでございます。検証期間につきましては明確に定めておりませんが、
仮称モータースポーツ多目的広場の運用を通して、市民、県民の
モータースポーツに対する需要性などを確認しながら
本格サーキット建設に向けた具体的な検討につなげてまいりたいと考えているところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 ②検証して何をもって
本格サーキット場をつくろうとするのかお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。
仮称モータースポーツ多目的広場での検証につきましては、実際の施設の運用を通して市民、県民の
モータースポーツに対する需要性などを確認するとともにさらなる機運の高まりなど様々な状況等も見ながら、
中長期ビジョンである
本格サーキット建設に向けた具体的な検討を行ってまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 ③です。多目的広場の聖地化とは何かお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 (仮称)
沖縄サーキットの整備につきましては、平成28年度に策定した(仮称)
沖縄サーキット整備基本構想において、
メインコンセプトとして、「夢と活力をまちに与える“
モータースポーツの聖地”」を掲げ滞在型観光の促進と、
自動車関連産業を含めた雇用機会の創出を図り、日本、アジアの聖地化を目指すこととしております。また、
本格サーキットの整備実現に向けては、短期、中長期に分けて段階的に取り組むとしており、現在、
短期ビジョンである(仮称)
モータースポーツ多目的広場の整備に取り組んでいるところでございます。(仮称)
モータースポーツ多目的広場につきましては、
整備コンセプトとして、
県内モータースポーツの聖地化を掲げており、(仮称)
モータースポーツ多目的広場が
県内モータースポーツ関連団体のニーズを充足するとともに、本市が
モータースポーツ振興に注力しているという、県内からの認知度確立を図ることを目指すものとして位置づけているところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、
④多目的広場を聖地化して、
本格サーキット場はつくらないということもあり得るのかお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。
仮称モータースポーツ多目的広場につきましては、
本格サーキットの整備に向けた
短期ビジョンとして整備を行うものでございまして、実際の運用を通して、
モータースポーツの需要性など確認をしながら、そしてさらなる機運の高まりなど様々な状況等を見ながら
中長期ビジョンである
本格サーキットの建設に向けた具体的な検討を行ってまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 ⑤です。多目的広場の事業期間についてお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。
仮称モータースポーツ多目的広場につきましては、現時点においては、いつまでといった明確な期間は定めておりません。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、26ページ。質問事項4.1万人アリーナ事業について。質問の要旨(1)女子学園跡地にできる駐車場についてです。①土地買い取りについて。目処、交渉状況、交渉をいつまで行うのか。補助はどうなっているのか、お伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 桑江議員の一般質問にお答えいたします。 女子学園跡地についてでございます。現在、購入予定地1万8,508.2平方メートルのうち1万7,158.4平方メートル、筆数で34筆中23筆が契約済みとなっております。今後に関しましては、残る権利者の意向を確認した上で、アリーナの供用開始時期、駐車場の工事期間等を踏まえ、検討をしてまいります。補助に関しましては可能な限り市民負担を軽減できるよう、国等の補助を活用していけるよう取り組んでいるところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして②です。実施設計です。一部買い取れない場合は実施設計変更等もありうるのか。また補助はどうなっているのか、お伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 現在、34筆中23筆が契約済みとなっており、残る権利者の意向及び駐車場の工事期間などを踏まえ検討していくものと考えております。買い取れない場合は設計変更の検討があると考えておりますが、権利者の方々につきましては、移転先の選定に時間を要しているところではございますが、駐車場事業に対し、御理解を示していただいておりますので、引き続き交渉を進めていきたいと考えているところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、③スケジュールについてお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 駐車場の整備につきましては、現在進めております用地交渉を経て、用地契約に係る手続を完了後、速やかに工事に着手できるよう努めてまいりたいと考えております。沖縄市土地開発公社からの買戻し時期につきましては、現在、可能な限り市民負担の軽減ができるよう取り組んでいるところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、質問の要旨(2)です。アリーナ事業について。①コロナ禍の時代において、1万人アリーナのコロナ対策はどうなっているのかお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 6月19日以降は、国内の渡航自粛要請が解除され、第2波への警戒感を持ちつつ新しい生活様式を取り入れながら、経済活動が再開されていると考えております。イベント業界におきましても既に各業界団体などにおいてもガイドラインが策定されておりますが、沖縄アリーナについては、令和2年度の完成を目指し、建設工事を進めているところで感染予防対策を含め、イベント等を実施していけるよう、施設所有者としての国の指針や沖縄県策定のガイドラインも参考にしていきたいと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、②です。アリーナでクラスターが発生した場合の責任は誰にあるのかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄アリーナでは琉球ゴールデンキングスを初めとするプロスポーツやコンサートやコンベンションなど、多くのイベントが開催されます。イベントを開催する興行者が国の指針や沖縄県ガイドラインを参考にしながら、関係機関等と連携して対策を実施することが重要であると考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、③ソーシャルディスタンスで前後2メートルを離した場合、何人入ることができるのかお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄県によりますと、現行の人数上限は6月19日以降1,000人以内、7月10日以降5,000人以内、8月1日をめどに人数条件を設けないことと発表されており、収容人数は沖縄県のガイドラインも参考にしながら、イベントを実施してもらえるよう取り組んでまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、④スケジュールについてです。お伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 令和2年度は主に内装や外装の仕上げ工事を行う予定となっており、令和2年度の完成を目指し、工事を進めているところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 続きまして、⑤予約状況についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄アリーナにつきましては、各イベントの関連企業と連携しつつ、イベントの誘致活動を進めているところでございます。令和元年10月から指定管理業務をスタートし、令和元年3月までに琉球ゴールデンキングスのほか、コンサート、エンターテイメント、スポーツイベント、eスポーツ、会議等で29件の問合せをいただいていると報告を受けておりますが、コロナウイルスの影響により開催方法等を調整中のため、詳細は控えさせていただきたいとのことでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 再質問ですけれども、この予約条件については、詳細を控えたいとのことでした。件数だけでも言えますでしょうか。沖縄アリーナの公式サイトの御利用の流れを見てみますと、1番目に事前利用相談があって、次、2番目に申請書提出があります。続いて、3番目にこの申請書を確認して可能であれば施設利用料前払い金50%を納付して、予約受付完了となります。担当からは7月2日現在で予約受付完了したものはゼロであると聞いておりますが、もしも今日7月7日ですけれども、今、何件あるかお伺いできればと思います。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 イベントによっても少し異なってまいりますが、スポーツについては、琉球ゴールデンキングスの利用が確定し、コンサート関係については、他のアリーナとの調整などを経て予約が確定していくと伺っているところでございます。また、今回はコロナの影響により予約に関する問合せが一時的にストップし、5月下旬より再び問合わせが来るようになったと伺っており、今後も予約が入ってくるものと考えております。一定程度のスケジュールは確定しているとのことでございますが、コロナウイルスの影響により開催方法等を調整中のため、詳細は控えさせていただきたいとのことでございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 予約完了は50%納付して、予約受付完了となりますけれども、これはゼロだと聞いておりますが、この予約受付完了したものがあるということでよろしいですか。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 先ほども御答弁差し上げたとおり、イベントによっても形は異なるということでございます。スポーツにつきましては、琉球ゴールデンキングスの利用が確定しているということでございますので、こちらは確定していると伺っているところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 失礼しました。担当からはこの前払金で納付した方はいないという話を聞いていましたので、予約受付完了はないという認識でしたけれども、これは詳細は言えないということです。 それでは再質問ですけれども、利用申込みは希望日の3年前から開始しているそうですけれども、2023年7月7日まで申込みができるということですけれども、それが今現在、何件かしかないということだと思うのですけれども、ゼロから何件かだと思うのですけれども、かなり厳しい状況であることが分かってきました。平成29年度に策定いたしました(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備に関する運営手法等検討調査業務において、オープンから5年程度はスポーツ興行、コンサート、MICE等を開催し、準備日も含めて38.9%の稼働を想定しているとありました。年間で141日です。これから挽回して、稼働率38.9%の実現可能性について、どうお考えでしょうかお伺いします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 先ほど来、御説明させていただいているとおり、コロナの影響により一定程度調整の内容が、現在のところ詳細については配慮いただきたいということでございます。しかしながら、琉球ゴールデンキングスの試合が確定していることと、あと令和3年、令和4年、令和5年度につきましても、問合せはあるということでございまして、まだ30%までは届いておりませんが、約30%手前までの予約があると伺っております。そういうことを踏まえますと、これから予約等も回復してくるものだと考えておりますので、こちらが私どもが計画した稼働率38.9%には達するものと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 また、この予約状況につきましてはお聞きします。稼働率38.9%、年間141日以上、スケジュールを埋めていただきますよう頑張っていただきたいと思います。 新型コロナの影響も含め、1万人アリーナのポテンシャルもあるかも知れませんが、かなり厳しい状況であることが分かりました。さらに実際にイベントを行っても3密を避けるために、収容人数を2分の1とか3分の1に人数を減らしての開催になることも予想されます。そこで今のままでは沖縄アリーナに人を呼び寄せ、市内に循環させるとしていたことが難しくなってきていると思います。そこで現在の厳しい状況を踏まえ、⑥ですけれども、当初の事業目的に人を集め、集まった人々を市内に循環させ沖縄市を活性化させるとしていましたが、それを行うための打開策があるのかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄アリーナ開業後にコロナの影響がどの程度あるかは現段階では分かりませんが、1万人規模を収容できる沖縄アリーナでイベントが開催されることにより、多くの人が本市を訪れることになると考えております。多くの人がアリーナだけの利用で終わるのではなく、新しい生活様式を取り入れながら本市の中心市街地を初めとした様々な魅力ある施設を訪れる仕組みをとり、回遊性を向上していくことが重要と考えております。関係機関、関係部署とも連携しながら、取り組んでまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 今、逆転の発想で沖縄アリーナに来ている人を中心市街地に呼ぶことではなくて、逆に市内で買物をした方を沖縄アリーナに呼び込むような企画があっても面白いなと思いました。例えばですけれども、沖縄アリーナでサザンオールスターズのコンサートを企画して、チケットは沖縄市内で5,000円以上の買物をすると抽選で3,000人に当てるとか、はずれてもインターネットで中継が見れるとか、そのインターネット中継を中心市街地で一緒に見るとか、そういう形でもし会場に入れなくても中心市街地と連携した取組というのはいろいろ模索していく必要があるのかと思いました。いろいろ難しい状況ではあるかと思いますけれども、市民にこれ以上の負担がないように関係部署、関係機関と一丸となって沖縄アリーナと連携して、中心市街地の活性化が実現できるよう願っております。 続きまして、質問事項5.保育事業についてです。質問の要旨(1)コロナ対策についてです。①次亜塩素酸噴霧器の利用状況についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 こどものまち推進部長。
◎上里幸俊こどものまち推進部長 こんにちは。それでは
桑江直哉議員の御質問にお答えいたします。 公立保育所5か所のうち、2か所で次亜塩素酸水の噴霧をしておりましたが、国の通知文書等を受けて、現在は使用をストップしている状況でございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 質問の要旨(1)②です。空間除菌について効果はあるのかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 こどものまち推進部長。
◎上里幸俊こどものまち推進部長 お答えいたします。 次亜塩素酸水の有効性については、経済産業省や専門機関において検証され、一定の条件で有効性が確認されております。しかし、幾つか注意点が挙げられており、空間噴霧につきましては次亜塩素酸水を周りに人がいる中で空間噴霧することはお勧めできないということになっております。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 そうですね、私も噴霧器を見ていたのですけれども、やはりあまりいいイメージがなくて、正直嫌だなという印象を持っておりました。WHOの見解ですけれども、COVID(コビット)-19(新型コロナウィルス)について、噴霧による環境表面の消毒剤の日常的な使用は推奨されないとすると。さらに消毒液剤を人体に噴霧することは、いかなる状況があっても推奨されない。これは肉体的にも精神的にも有害である可能性があり、感染者の飛沫や接触によるウイルス感染力を低下させることにはならないとしているとありますので、やはりこの噴霧器については、今後も使わないでいただければなということを要望して、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○
小浜守勝議長 以上で
桑江直哉議員の一般質問を終わります。 暫時会議時間の延長をいたします。 休憩いたします。 休 憩 (午後 3時51分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 4時00分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 皆さん、こんにちは。今議会は新型コロナウイルスの影響を受けて3密を避けるために、議会の出席も各会派からの半分ずつということで15人出席のもとで進められております。議員は随時交代しながら出席し、当局の職員は市長を含め、三役以外は一般質問の関係する所管の職員が出席するということでしっかりと席の間隔を空けて、ウイルスの拡散に気をつけながら感染対策を念頭において開催しております。本当に異常といいますか、特例の変則状態で行われていることも完全防除のために致し方ないものと理解しております。早期の新型コロナウイルス感染伝染の終結に向けて努力しながら頑張っていきましょう、皆さん。 それでは通告に従いまして、日本共産党の池原秀明の一般質問を行います。27ページをお開きいただきたいと思います。よろしいですか。 質問事項1.米軍基地問題について。質問の要旨(1)米軍再編統合計画による倉庫群の建設計画についてお伺いいたします。この計画は、平成25年4月に日米両政府により沖縄における在日米軍施設区域に関する統合計画が公表されて、浦添市にある牧港補給地区キャンプ・キンザーの倉庫群や北谷町にあるキャンプ瑞慶覧のスクールバス及びターミナル施設が、本市の嘉手納弾薬庫知花地区へ移設されることが示されて以来、本員は代表質問や一般質問で取り上げて、市当局と防衛局の対応についてただしてきましたが、なかなか進捗状況が見えてきません。基地から派生する諸課題についての進展がないままに現在に至っておりますが、当初のマスタープランが与那原川の改修計画に伴って、知花38号線西側のエリアを含めた見直しがなされていると報告が令和元年の第404回の定例会において、報告がありました。マスタープランの見直しがなされている状況の中で、ワーキンググループや3者協議会の進捗状況をお伺いをいたします。質問の要旨(1)①課題となっている交通渋滞の解消についての進捗状況と計画をお伺いいたします。ア.沖縄北インターチェンジ交差点の進捗状況はどのようになっているのか計画を教えてください。
◎
仲宗根保彦建設部長 池原秀明議員の一般質問にお答えいたします。 基地から派生する諸問題の一つである交通渋滞の緩和対策につきましては、平成30年度に沖縄総合事務局を中心として沖縄北インターチェンジ交差点周辺渋滞対策検討委員会が設置され、これまでに計2回開催されております。昨年度は沖縄総合事務局とともに地域自治会との意見交換や現地確認等を重ねており、沖縄北インターチェンジ交差点及び北美小学校前交差点における渋滞対策案について、一定の御理解を得たところでございます。現在道路管理者である国、県、ネクスコ西日本において、各種の渋滞対策の実施に向けて設計等に取り組んでいると伺っており、今後は検討委員会において示された各種対策について、実施に向けた取組が始まるものと考えております。本市としましても、一日も早い渋滞緩和を目指し、引き続き関係機関と連携してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、イ.登川クランク状の交差点の進捗はどうなっているか。この件は、市道と国道と県道が連なってといいますか、そういう状況で3者で一緒に協議しなければならないけれども、その進捗状況をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 登川クランク交差点の渋滞対策につきましては、県道26号線の改良について、これまで県へ調整や申入れを行ってきたところでありますが、当該交差点は沖縄地方渋滞対策推進協議会における主要渋滞箇所に該当せず、改良の必要性が乏しいため県としても事業化のめどが経たない状況と伺っております。本市としましては、度々御指摘のある当該地域の渋滞緩和を図るため、今後は道路法上の協議を踏まえながら本市が主体となって道路改良に取り組むこととしており、今年度は現地測量や道路及び交差点の予備設計を実施し、国道及び県道管理者や県警等の関係機関との調整協議を進めてまいります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 ありがとうございました。 それではウ.嘉手納基地第3ゲート前交差点の進捗はどうなっているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 基地から派生する諸問題の一つである交通渋滞の緩和対策につきましては、昨年8月に嘉手納弾薬庫地区への移設に関する作業部会が開催されております。その中で沖縄防衛局としては嘉手納飛行場第3ゲート付近交差点を含む知花地区周辺交差点の交通渋滞について、今後の移設エリアの建物配置の詳細な検討状況も踏まえながら、周辺道路への影響について検討していきたいとの報告があり、本市としましても移設予定エリアのスタートラインに応じて必要な対策を講じていただくよう沖縄防衛局へ要望を継続してまいります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、エ.池武当インターチェンジの新設は、県に移管された後の進捗状況はどうなっているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 池武当インターチェンジの整備につきましては、はしご道路ネットワークの構築や沖縄南及び北インターチェンジ周辺での渋滞対象、内陸部準工業地域の利便性向上等を図ることを目的として、平成30年度より国、県、県警、ネクスコ西日本及び本市で構成する池武当周辺追加インターチェンジ整備検討委員会において、事業化に向けた検討が進められております。近況といたしましては、去る6月に第3回検討委員会が開催されており、この中でインターチェンジの位置は準工業地域から県道74号線へ接続する配置となること。また、一定の需要が見込めることから、南北方向へアクセスが可能となるフルインターチェンジ形式となることなどがおおむね了承されております。現在、県において予備設計に取り組んでいるところと伺っており、本市としましても今後の事業化を目指して引き続き県との連携を密にしてまいります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 それでは、質問の要旨②浸水対策と河川整備の進捗状況と計画をお伺いいたします。ア.比謝川の改修整備について、どのように進んでいるかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 上下水道部長。
◎新里智昭上下水道部長 こんにちは。池原議員の一般質問にお答えをいたします。 比謝川改修計画の進捗状況につきましては、沖縄県において、暫定掘削区間である福地橋から比謝川と与那原川が合流する付近の、第3軍道橋までの約1キロメートルの用地買収を行っており、令和元年度に2筆を契約し、残り5筆の用地取得に向け引き続き交渉を進めていく予定と伺っております。平成30年10月に現地米軍、沖縄県、沖縄防衛局の3者による現地協定書の締結により共同使用書手続が完了しており、平成31年3月に契約をした第3軍道橋からジュリエットゲート橋までの約1.8キロメートル区間の測量及び概略設計業務が令和2年3月に完了したとのことで、今年度、令和2年度におきましては、実施設計業務を行う予定とお聞きをしております。その中で、河川の線形や軍道橋の架け替えなどにつきましても、沖縄防衛局や米軍と調整を行っていくと伺っているところでございます。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 イ.について。与那原川の改修整備はマスタープランの見直しによって、どのように変わっていくかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 上下水道部長。
◎新里智昭上下水道部長 お答えいたします。 与那原川の改修計画の進捗状況につきましては、沖縄県においてこれまで約6割の用地取得が済んでおり、今年度も引き続き用地交渉を進めていく予定と伺っております。また、今後の整備につきましては合流する比謝川、これは第3軍道橋の下流側になりますが、その整備スケジュール等も含めて検討する必要があることから、沖縄防衛局と調整を行っていると伺っているところでございます。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、質問の要旨③知花38号線の整備計画をお伺いいたします。ア.市道知花38号線の線形はどうなっているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 市道知花38号線の整備につきましては、現在までに約1,000メートルの整備が完了しております。未整備区間の約400メートルにつきましては、基地から派生する諸問題に関する作業部会において、平成28年度に沖縄市が抱える課題の一つとして説明しておりますが、移設に伴う施設配置計画が未策定であり、作業部会の個別提案として検討するまでには至っておりません。そのため道路線形につきましては、今後施設配置計画が示された後に沖縄防衛局等の関係機関と調整してまいります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、イ.共同使用の許可は下りたか、現行計画の全線の共同使用が認可されているならば、何が支障して計画が進まないのかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 市道知花38号線は、昭和59年に米軍との共同使用が計画した全線において許可されております。昭和53年度から昭和59年度にかけ、起点側から1キロメートルの区間が整備済みではありますが、用地買収交渉が難航したため、約400メートルの区間が未整備となっております。その後、平成25年4月、統合計画により知花地区への基地移転が示されておりますが、マスタープランが未策定であり、現在までに未整備区間が事業化に着手できていない状況であります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に④の環境問題についてお伺いいたします。ア.ごみの不法投棄の処理について。 最近、またごみが知花38号線沿線に見られるようになってまいりました。どのように処理されるかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 市道知花38号線の共用区域におきましては毎週月曜日に巡回パトロールを実施しており、不法投棄物については、新たな不法投棄対策ということを踏まえ、確認され次第、即時回収を行っております。その際、回収現場には本市ヤードで保管しているとの内容の通告文の貼り付けを行って対応しております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 イ.自然環境調査の結果と課題と保存についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 市民部長。
◎大庭隆志市民部長 こんにちは。池原秀明議員の一般質問にお答えいたします。 米軍再編統合計画による倉庫群の建設計画に伴う対象地域における環境調査につきましては、令和元年の9月定例会において答弁を申し上げておりますとおり、平成29年11月30日から平成31年2月15日に実施されました現況調査の報告は沖縄防衛局より提供を受けております。また、現在沖縄防衛局が対象地域にて実施しております環境調査につきましても、調査完了後にその結果報告の提供を受けたいと考えております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、ウ.埋蔵文化財、史跡調査の結果と保存をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 教育部長。
◎島袋秀明教育部長 池原議員の一般質問にお答えいたします。 嘉手納弾薬庫知花地区における試掘調査等により、埋蔵文化財として大工廻・上与那原遺跡や大工廻・八所集落跡及び白川福地原遺跡などが見つかっております。そのほか拝所やウジャミ橋、山道跡と考えられる文化財が確認されております。遺跡の保存方法について本市といたしましては、埋蔵文化財の保護が最大限図られるよう現地保存あるいは移設保存を国に求めてまいります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、エ.に移ります。移設後の環境汚染対策をお伺いさせてください。(ア)油、化学薬品等汚染。いわゆるPFOAなどの対策についてはどのように考えているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 市民部長。
◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 米軍再編統合計画による倉庫群の建設計画に伴う環境問題については、沖縄防衛局によると米軍の環境保護の取組については、日本の国内法の基準と米国の国内法の環境基準のうち、より厳格なものを選択するという考え方の下で、在日米軍が作成したJEGS(日本環境管理基準)に基づき実施されるとのことで、知花地区への移設についてもJEGSを遵守していくことになりますという報告を受けております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次、(イ)廃棄物等の処理はどうなっているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 市民部長。
◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 廃棄物等の処理につきましても、先ほど御答弁させていただきました油、化学医薬品等汚染対策同様、JEGSを遵守していくことになりますと沖縄防衛局からの報告を受けております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、(ウ)騒音、悪臭対策についてはどのようになっているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 市民部長。
◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 悪臭対策につきましても、油、化学薬品等汚染対策と同様、JEGSを遵守していくことになりますとの沖縄防衛局からの報告を受けております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、⑤の市の振興発展に寄与する施策についてお伺いをさせてください。ア.市長の要請した施策は全て受け入れられたかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎宮里善伸企画部長 こんにちは。池原議員の一般質問にお答えいたします。 嘉手納弾薬庫地区への移設につきましては、本市の振興の発展や基地から派生する諸問題等の解決に向け、防衛省、沖縄防衛局、沖縄市で構成する嘉手納弾薬庫地区への移設に関する協議会において、取り組んでおります。基地から派生する諸問題につきましては、長年地域課題となっている交通渋滞や河川氾濫、農業被害対策等に着手しており、作業部会や関係機関による会議等において、継続的な調整を行っております。また、振興発展に寄与する施策につきましては、沖縄アリーナ建設等を議題として調整を進めているところであり、今後、様々な事案についても御理解と御尽力をいただけるよう要請しております。これからも地域を初め防衛省、沖縄防衛局と緊密に連携を図りながら基地から派生する諸問題や市の振興発展に寄与する施策に取り組んでまいります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、イ.国から沖縄市の振興に寄与する施策の提案はあったのかどうか、お伺いさせてください。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 それでは池原議員の御質問にお答えいたします。 プロジェクト推進室では、振興発展に寄与する施策に関する作業部会において、沖縄アリーナと(仮称)池武当インターチェンジ等を担当しておりました。(仮称)池武当インターチェンジにつきましては、平成30年度に事業主体を沖縄県に引き継いでいるところでございます。また、沖縄アリーナなどにつきましては、国からの提案を受ける形ではなく、本市が提案する事業について意見交換をさせていただく場となっており、今年度はアリーナ建設最終年度となりますが、引き続き意見交換をしてまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、⑥移設に関する三者協議会の進捗状況をお伺いいたします。ア.質問の要旨の①から⑤までの経過と合意事項をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 嘉手納弾薬庫地区への移設に関する協議会につきましては、防衛省、沖縄防衛局、沖縄市の3者を構成員とし、基地から派生する諸問題や振興発展に寄与する施策について、平成28年度から取り組んでおります。当該協議会における解決に向けた主な取組として、市道登川4号線や市道登川38号線の道路整備。沖縄北インターチェンジ交差点の渋滞対策。市道知花38号線の不法投棄対策。比謝川や与那原川の改修整備。移設エリアへの環境調査及び埋蔵文化財調査。池武当インターチェンジの設置や沖縄アリーナ整備がございます。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次にイ.三者協議会の開催は定期なのか、不定期なのかお伺いさせてください。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 嘉手納弾薬庫地区移設に関する協議会は本市が抱える基地から派生する諸問題等の有効かつ適切な対応に資せしめるため、当該移設に係る諸問題等について、3者の実務担当者で協議を行う場として設置しております。これまで比謝川水系洪水被害対策や交通渋滞緩和対策、沖縄北インターチェンジの設置等に関して、3者で協議を重ねてきました。今後、各取組の進捗を踏まえ、時期を見て開催していくこととなっております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 必要に応じてやるということになるのか。ウ.課題ごとの会議はどのように行われているのかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 企画部長。
◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 基地から派生する諸問題等につきましては、協議を効率的に進めるため、それぞれのテーマに応じて開催される作業部会において検討する中で、各種取組の進捗状況を確認しております。各種作業部会で検討した結果について、全体的な取りまとめを行う形で協議会を開催しております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 次に、質問の要旨⑦農業用水の確保の整備についてであります。ア.共同使用は質問通告をしてありますけれども、これについては省きます。 イ.農業用水利用計画の進捗状況をお伺いいたします。このことはファームポンドの敷地が米軍用地内ではないか。共同使用が必要ではないかと思って、このことで米軍再編計画の中で与那原川水系との関係でお伺いいたしましたが、今回、質問取りの段階では共同使用は必要ないということで、パイプ敷設で関わりがないかと思い、この要旨の中でお伺いをさせていただいております。ぜひ農業用水の計画についての進捗状況をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 池原秀明議員の一般質問にお答えいたします。 本市北部地区字倉敷一帯の農業用施設の整備の進捗についてですが、昨年度、令和元年度には北部西地区農業用施設基本設計を行っております。今年度、令和2年度は実施設計を行っているところであり、翌年度、令和3年度には工事に着手し、令和4年度の供用開始を目指して取り組んでおります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 これまで米軍再編統合計画の進捗状況を何度かただしてきましたけれども、ワーキンググループ、いわゆる作業部会や三者協議会の取組が本員は弱いのではないかと感じます。市当局の強力な要請交渉活動がマスタープランの見直し作業の中で生かされるように、ぜひ当局に頑張ってほしいという要望をしておきたいと思います。 それでは28ページ、質問事項2.農業、畜産、漁業等の支援についてお伺いをいたします。質問の要旨(1)新型コロナウイルス感染緊急事態宣言による休業支援についてお伺いをいたします。①農家等の出荷制約を受けたことに対する支援。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少した農家に対して農業生産の継続を下支えし、再起の糧としていただくことを目的に緊急支援として、10万円の支援金を給付するものでございます。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 ②畜産農家の生産物出荷制限を受けたことに対する支援はどのようになっているのか。いわゆる出荷ができなくて、大きくなり過ぎて等外というランク付け。あるいは酪農などは学校給食がとまったために出荷ができなくなったということで、かなりの減収が起こっております。そういう面での支援はどうかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 先ほどの農家への支援と同様で、対象が畜産農家になります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 ③水産業等の生産物販売制約を受けたことに対する支援はどうなっているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 これも先ほどの農家への支援と同様に、対象が水産業、漁業従事者となります。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 ④市独自の支援について市長の見解をお伺いいたします
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、各方面に影響を与えており、農水産業事業者へも出荷制限や出荷停止、単価の下落による売上の減少など、大きなダメージを与えました。被害を受けられた農水産業事業者の皆様には、今回の支援金を再起の一助にしていただいて、今後の支援策については農水産業従事者と意見交換を行いながら、検討してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、質問の要旨(2)豚熱による養豚農家の支援についてお伺いいたします。①防疫、感染予防対策として、豚熱の収束後のワクチン接種について、支援について市はどのように計画しているかお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 防疫感染予防対策についてお答えいたします。 防疫感染予防対策といたしましては、これまで害虫駆除剤の配付や家畜伝染病予防注射及び検査に対する支援を行ってまいりましたが、今年は今回被害に遭われた養豚農家はもちろん、市内の全畜産農家を1軒1軒回って、消毒資材等の配付を行いながら飼養衛生管理の遵守等の啓発活動を行っていくこととしております。また、沖縄県家畜保健衛生所とは密に連携を図り、家畜伝染病の発生予防に努めております。畜舎等の施設改修等につきましては、各団地組合より営業計画等の相談がございましたら関係機関と調整を図り、対応していきたいと考えております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 ただいまのものについては、防疫感染予防対策ということでお伺いして、それで再質問をさせていただきたいと思うのですけれども、今のところ御答弁は予防対策のこれまで実施してきたことと、これから関係者と協議をしながら進めてまいりますということなのですけれども、例えば豚熱によって、あの事件のときに、いわゆるワクチンは国のほうからちゃんとやっていただいたのですけれども、ところがこれからの豚熱のワクチン接種については、子豚が生まれるたびに1頭ずつワクチンを打たなければこれからはできないということが通達されていて、そしてその費用は農家が負担するということになっているものですから、多数の子豚が生まれる場合に当然いろんな形であるものだから、市の支援が必要ではないかと思いますので、この件について、ワクチン接種についての今後の支援についてお伺いさせてください。よろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 議員のおっしゃるとおり、豚熱ワクチンの接種が義務化されております。今年度については、農家負担のワクチン接種料を全額、市の負担で行うこととしております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 ありがとうございました。 次に、②豚熱による出荷制限にコスト増や品質低下による減収の支援についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 豚熱により被害を受けた養豚農家の皆様へは種豚や畜舎の修繕等の飼養衛生管理に必要な資材等の購入費、豚の販売等に係る広告宣伝費などを支援してまいります。さらに全頭殺処分の被害を受けた養豚農家には最大で200万円を、移動制限を受けた養豚農家には最大で25万円を補助することとしております。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆池原秀明議員 大変ありがとうございました。 市当局のこれまでの御努力に対して感謝を申し上げて、そして統合計画案については、まだまだワーキンググループやあるいは三者協議会の中身が見えてこない。報告などはあるけれども、その報告の中身もあまりよく分からないということなので、また次回、追ってただしていきたいと思っているので、当局の御答弁大変ありがとうございました。それでは今日の一般質問終わらせていただきます。ありがとうございました。
○
小浜守勝議長 以上で池原秀明議員の一般質問を終わります。
新里治利議員。
◆
新里治利議員 質問事項1.道路行政についてでございます。質問の要旨(1)古謝2丁目30番と古謝3丁目29番、海邦2丁目26番、27番の間にある「いびつな十字路」は、国税庁西側線が開通してからより一層往来の便が厳しくなり、危険性が増している状況である。 また、その先の「海邦町」から直進する一般・産業車両は「海邦橋」を渡って来るが、どれもスピードが乗っているために右折しにくく、対向の左折車との同時進入も多く非常に「不便」「危険」である。 多重かつ重大な交通事故が起きてもおかしくないと思うが、当局の見解をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 建設部長。
◎
仲宗根保彦建設部長 新里治利議員の一般質問にお答えいたします。 御指摘の交差点につきましては、古謝大橋の開通やうるま市を含む周辺地域の開発が進んだこと等により交通量が増え、時間帯によっては市道国税庁西側線への流入、特に県道85号線、海邦橋へ向かう車線への右折による進入が困難となる状況が発生しております。これまで海邦町自治会より信号機の設置や横断歩道、停止禁止の路面標示等の要望があることを承知しており、今後、県道85号線との交差点を含め、沖縄警察署や県道管理者等、関係機関と実施可能な対策について検討してまいります。
○
小浜守勝議長 新里治利議員。
◆
新里治利議員 はい、ありがとうございます。 まず右折の矢印、これは要望ですけれども、右折の矢印、それと分離帯が思っている以上に出ていて、その分離帯に近づけていかないと右折ができないということで、この分離帯をもうちょっとバックさせれば、安全確保しながら曲がりやすくなるのではないかと思いますが、ただ分離帯は法令上の長さとか決まっているはずですので、そこら辺の整合性を見極めながら改良していってほしいと思います。そして、この交差点の前にまたいびつな交差点があります。マンタ公園のほうからそこに行くと、その道路だけが、行ったら分かるのですけれども、これはもう本当に話しにくいところで、視察に行ったら一番分かりやすいのですけれども、とりあえずその先はイオンに向けて恐らく農道だと思うのですけれども、昔は開発会社がキジャーしたあの道です。そこら辺の見通しが悪くて信号もないものですから、一応見た感じ人の往来はそこまでないのですけれども、やはり車の往来がとても多いということですので、沖縄市としても危険な箇所として、しっかり認識していただきますようお願いいたします。 続きまして、質問事項2.教育行政についてでございます。質問の要旨(1)コザ運動公園内のテニスコートの設置はいつからか。
○
小浜守勝議長 教育部長。
◎島袋秀明教育部長 新里議員の一般質問にお答えさせていただきます。 沖縄市庭球場は昭和50年3月にオープンしております。施設概要はクレーコート5面が配置されております。付属設備として、ナイター照明を完備し、午前9時から午後10時までの利用が可能となっております。
○
小浜守勝議長 新里治利議員。
◆
新里治利議員 質問の要旨(2)サービスの内容、料金の内訳をお伺いいたします。①ここ5年間の稼働状況を詳細に教えてください。
○
小浜守勝議長 教育部長。
◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 一般市民の利用につきましては、1時間当たり小中高校生が100円、大学・一般が200円、ナイター照明の利用料金が200円となっております。また、テニスコートの5年間の利用実績でございますが、平成27年度利用者数1万1,601人、平成28年度1万2,723人、平成29年度1万5,398人、平成30年度8,366人、令和元年度7,043人となっております。
○
小浜守勝議長 新里治利議員。
◆
新里治利議員 ありがとうございます。 ②それを踏まえて、今後の展開、方針はありますでしょうか。
○
小浜守勝議長 教育部長。
◎島袋秀明教育部長 沖縄市庭球場は、供用開始から40年以上経過しており、施設の老朽化が進んでおりますが、指定管理者と連携し、グラウンドの改修やラインの張替え等を含め、テニスコートの整備を行っている状況にございます。今後も引き続き利用者の期待に答えていけるよう、施設管理に努めてまいります。
○
小浜守勝議長 新里治利議員。
◆
新里治利議員 ありがとうございます。 このテニス場に関しては、コザ運動公園がアリーナの適地といいますか今、建設中でありますが、全島エイサーまつりのときから気になっていたといいますか、外から眺めている程度だったのですけれども、この間見たらきれいに補修されておりました。思いのほか広くて、土のコートということで、味があるなという感じですが、今聞くと供用開始から40年以上経っているということであります。時代に合わせてコザ運動公園の運用の仕方が恐らく今後、アリーナ中心の運用の仕方になっていくだろうと予見するわけですが、そのテニスコートが今後どうやって、時代に合わせてやっていくのかというところを問題提起しておきたいですし、あわせてこのコザ運動公園の入り口の立派な松の並木がありますが、果たしてそれがまた公園内の緑地の割合を超えているのではないかと見ているのですが、そのアリーナの今後の運用に係る公園の中の動線の配置であったり、そこら辺も一緒になってテニスコートの今後を考えていってほしいなと。教育委員会には切に要望しておきます。同時にこのコザ運動公園の今後の全体的な施設の見直しといいますか、温故知新の精神でどうにかアリーナを中心としたきれいなコザ運動公園にしていきたいなと思っております。このテニスコートの一般質問が一つのきっかけになればいいなと。前進的な建設的な話ができればなと思っております。以上でございます。本員の一般質問を終わります。
○
小浜守勝議長 以上で
新里治利議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。 休 憩 (午後 4時50分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 5時01分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 市民の皆様、そして市長、当局の皆様、議員の皆様、こんにちは。5時を過ぎております。恐らく本日最後のバッターになるかと思っております。一般質問に入る前に、一言だけ。昨年末から今現在に至って、豚熱、そして新型コロナと本市において非常に大きな出来事がございました。その中、職員の皆様におかれましては、自らの感染リスクがある中、動いてしっかり市民への対応をしていただき、誠に感謝申し上げます。本員も市民の声を伝えてともに頑張っていけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは一般質問をさせていただきたいと思います。通告書30ページをお願いいたします。質問事項1.経済文化行政についてでございます。質問の要旨(1)「第65回沖縄全島エイサーまつり」「ピースフルラブ・
ロックフェスティバル」など市内のイベントが中止になったことでの市内への経済影響がございます。今後について以下をお伺いいたします。①イベント中止による業者、飲食・出店・警備・リース・バスなど、ホテル等も含むかと思いますが、出演者も含むそのような方々への支援内容をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 喜友名秀樹議員の一般質問にお答えいたします。 本市独自の支援策としては
休業店舗支援金、
事業者支援金、融資支援金の3本の支援金を用意しており、議員お尋ねのイベント中止による飲食や出店等の業者や出演者についても、いずれかに該当する方には支援を行っております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございます。 ②中止になったイベントの予算額をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、中止となった経済文化部所管のイベントとしては、第65回沖縄全島エイサーまつり及びピースフルラブ・
ロックフェスティバルがございます。予算額はエイサーまつりが事業費総額で約8,900万円、うち沖縄市で計上している予算が5,320万3,000円、ピースフルが事業費総額で約580万円、うち沖縄市で計上の予算が100万円となっております。また開催が延期となったイベントは、東京2020オリンピック関連事業の聖火リレーミニセレブレーション、それとコミュニティライブサイトがございます。予算額は聖火リレーミニセレブレーションが319万4,000円、コミュニティライブサイトが355万2,000円となっております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございます。 続けて、③その中でも全島エイサーまつりの開催に当たって実施する予定であった一括交付金の事業内容と、予算額をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 沖縄全島エイサーまつりに係る一括交付金活用事業については3つありまして、1つ目が観光客誘客シャトルバス運行等業務。2つ目が空間演出業務。3つ目が臨時駐車場及び空間演出警備等業務となっております。予算額については総額で2,777万9,000円となっております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございます。 ④今、御説明ありました②③の予算の活用について当局の見解をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 中止になったイベント関連事業予算につきましては、庁内において活用方法を検討いたします。また一括交付金を財源とした事業につきましては、新たな取組への方向等について企画部と連携し、国、県と調整を進めてまいります。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございました。 本員、イベント中止による業者の支援というのは全島エイサーまつりとかそういう部分での支援を聞いたつもりではございましたが、とりあえず
事業者支援金があると。その中でやはりこれは2月から4月に重きを置いていると。実は夏に集中して年間の収益を上げている業者の皆さんにおいての支援というのが課題であるのではないかと。一括交付金の使い方においても、国や県、そういう部分での調整。条件に応じては組替えをしていただけるよう要請していくことも必要かと思いますが、これは国のほうで交付金が2次補正がこれから出てくるかと思いますので、その辺もぜひ検討していただいて取り組んでいただきたいと思っております。そして本員は組替えた予算をどのように使うかということを少しお話をさせていただきたいのですが、現段階で11月の国際カーニバル。本来国際カーニバルは市民まつりとしてうたっていたイベントということもございます、背景には。そういう中で、この11月においてはFIBAバスケット数日前に当たるという時期になっているとお伺いしておりまして、先ほど申し上げた全島エイサーまつりであったり、ピースフルラブロック、そしてFIBA、そういう部分を一つまとめてもちろんコロナの第2波、第3波が気になるところになるところでございますが、ないということを一つ選択肢として準備するのも必要ではないかと思っております。やはり給付金よりは事業者の皆さん、自分で稼いで経済を盛り上げていきたいという思いがあると本員も伺っておりますので、次の質問をしたいと思います。 ⑤コロナ対策もしっかりしながら、市民まつりなどの開催について可能性をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市主催のイベントにつきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を自粛してまいりましたが、現在は全国に出されていた緊急事態宣言や県をまたぐ渡航自粛も解除され、徐々に経済活動が再開されてきております。今後は第2波に警戒しつつも、市のガイドラインに沿った対策を取った上で、実施する方向で取り組んでいきたいと考えております。議員お尋ねの沖縄国際カーニバルについては、実行委員会のほうで決めることになりますが、市としては市のガイドラインに沿った対策を取った上で開催に向け、協議していきたいと考えております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 前向きな御答弁ありがとうございました。 沖縄県で今、コロナはございません。市内ももちろんございません。そういう中で本当の市民まつり、市民をメインとしたまつりを、ぜひしっかりと取り組むように検討して進めていただけたらなと思います。ありがとうございました。 次、行きたいと思います。質問の要旨(2)沖縄市農水産業支援についてでございます。これからはさきの質問においては、我々護憲凜の会派、そして仲村未央県議の御協力をいただきながら市のほうに要請させていただいた中での一部を質問させていただきたいと思います。①
新型コロナウイルス感染症の影響は、既に取引価格が大幅下落しているキクや、贈答品。そしてまたマンゴーを初めとする果樹や園芸、畜産など影響が予想されておりますが、そこで以下をお伺いいたします。ア.影響を受けている対象の方々の状況をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 各農業団体等にヒアリングを行い、コロナウイルス感染症による出荷や売上げの減少等の影響を受けている沖縄市内の農畜水産業者は約300事業体と見込んでおります。農畜産業への影響については、営業自粛や本土便の減少等による単価の大幅下落、農産物の出荷制限や出荷停止。漁業においては、水揚げ量に制限がかかるなどの影響が出ております。またマンゴー等の果樹についてはこれから出荷最盛期に当たり、影響が懸念されているところでございます。JAおきなわ、沖縄県花卉園芸農業協同組合、沖縄市漁業協同組合によると、本市農畜水産業でこれまでおよそ5,700万円の損害があると報告されております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 御答弁ありがとうございました。 市独自のお取組はいろいろあるかと思いますが、今、話した方々ですが、再質問させていただきたいと思うのですが、この対象外の方々についての支援をどうするのかお伺いします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 今回の要件は国の持続化給付金等と比べて広く支援ができる制度になっていると認識しておりますが、対象外の方については、今回の支援後、関係団体や農家の方と意見交換を行いながら、新たな支援策について検討してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございます。 事業を走らせながら課題等がございましたらぜひ対応をよろしくお願いいたします。 次に行きます。イ.農産・畜産・水産業者への支援内容をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少した農家や漁業者に対して、農業生産及び漁業生産の継続を下支えし、再起の糧としていただくことを目的に緊急大支援として10万円の支援金を給付いたします。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございました。 すばらしい支援、ぜひ農家の皆さんに届けていただける上で周知方法についてお伺いしたいのですが、周知方法については恐らくこれまでの市の独自の支援においては、ホームページ、そしてまた団体等にビラを配布するということがございましたが、農家の皆さんは高齢者の方も多くいらっしゃいますので、ぜひ可能であれば個別でしっかりと事業内容の説明とまた申請方法まで支援していただければ非常に助かりますので、よろしくお願いいたします。議長、すみません。休憩お願いします。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午後 5時15分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 5時17分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 続きまして、②市内総数7,185頭の殺処分に至った豚熱(豚コレラ)ですが、去る4月14日には移動制限も解除されました。しかし、被害に遭った農家は、生産活動が回復軌道に乗るまで、約3年ほどかかるとお伺いしておりますが、継続的な支援が必要だと思います。そこで以下、お伺いします。ア.母豚・種豚の購入補助についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 豚熱により被害を受けた養豚農家の皆様へは母豚・種豚の購入費や、畜舎の修繕等の飼養衛生管理に必要な資材等の購入費、また、豚の販売等に係る広告宣伝費などを支援してまいります。さらに全頭殺処分の被害を受けた養豚農家には、最大で200万円を補助することとしております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございました。 次です。イ.移動・搬出制限で影響を受けた農家への支援についてお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 移動制限区域内で営農されている養豚農家の皆様へは、畜舎の修繕等の飼養衛生管理に必要な資材の購入費や、豚の販売等に係る広告宣言費の経費に、最大で25万円を補助することとしております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 次、ウ.ワクチンについてですが、初回は県から全額補助の適用を受ける豚熱抗体ワクチンですが、2回目以降は畜産農家の自己負担(1頭160円)となる現状について当局の見解をお伺いいたします
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 豚熱ワクチンの接種が義務化されたことから、今年度は農家負担のワクチン接種料を全額、市の負担で行うこととしております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございます。 今年度は全額市の負担で賄っていく状況で、ちょっと再質問させてください。次年度以降、聞かせてください。お願いします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 次年度以降につきましては、他市町村へ豚熱抗体ワクチン接種手数料補助に関する調査を実施し、補助の有無や補助率等について検討してまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございました。 こちらも走らせながらの状況もあるかと思いますので、いろいろと農家の皆さん、畜産業の皆さんの御意見を聞きながら、ぜひ御支援をお願いいたします。 それでは大事になるのが、エ.今後の水際対策、防除体制の構築は課題であります。当局の見解をお伺いいたします。
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 令和2年4月3日に家畜伝染病予防法の一部を改正する法律が交付され、家畜飼養者、国、都道府県、市町村の責務が明確化されました。万が一、家畜伝染病が発生した場合には、今回同様、市は直ちに対策本部を立ち上げ、国が策定した防疫指針に基づき県が行う措置に協力いたします。また、家畜伝染病予防対策の一環として、今年度は市内の全畜産農家を1軒1軒回って、消毒資材等の配付を行いながら飼養衛生管理の遵守等の啓発活動を行ってまいります。今後とも国や県の行う水際対策について、市は協力していきたいと考えております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございました。 ③でございます。①②今回の豚熱、そしてまたコロナと立て続けに起きたわけでございますけれども、本員今回、いろいろ本市の農家の皆様のお声を聞く中で知ったこととして結構、本市農業関係にしっかりと力を入れているところもあって、職員の皆様も非常に頑張っておられるということで、しかし、こういうことが起きたので、改めて感じたことがございますので質問したいと思います。③、①②から本市の特産品のブランド価値を高め、地産地消の推進、6次産業化への取組の必要性をこれまで以上に感じますが、当局の今後の見解をお伺いいたします
○
小浜守勝議長 経済文化部長。
◎
上原三千代経済文化部長 お答えいたします。
新型コロナウイルス感染症拡大は、農業や漁業でも多大な影響を与えたものと認識しております。本市としては、沖縄市農産業活性化計画に基づき、農業振興を推進し、安定生産や農業の担い手を確保するとともに、本市農産物のPR及び地産地消の促進、6次産業化やブランド化についても、農水産事業者や関係機関と連携を密にしながら推進していきたいと考えております。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 御答弁ありがとうございました。 今回、農水産業の支援において、要請を出させていただいてほとんど取り組んでいただいた。非常に感謝申し上げます。農家の皆さん、非常にこれから沖縄市で若い世代が育っていく上でも安心して取り組む機会になるのかと思っております。冒頭に申し上げましたけれども、今回コロナ、そして豚熱と続く中で非常に職員の皆様、精神的にも御苦労なさったかと思いますけれども、本員は本市の対応を非常にすばらしくうれしかったというのが本員の気持ちでございます。第2波、第3波と来る可能性はございますが、市民一丸となって乗り切っていけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。これで喜友名秀樹の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○
小浜守勝議長 以上で喜友名秀樹議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。 休 憩 (午後 5時23分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 5時25分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日はこれをもちまして、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日7月8日水曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。 延 会 (午後 5時25分)...