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07月01日-04号

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  1. 沖縄市議会 2020-07-01
    07月01日-04号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第408回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和2年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第408回                                 ││                                      ││           令和2年7月1日(水)午前10時開議            ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 4 号                 令和2年7月1日(水)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 仲宗根   誠 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 嵩 元 直 萌 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 小 浜 守 勝 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 大 城   隼 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 小 谷 良 博 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 伊 禮   悟 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       石 原 昌 尚 副市長      仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長      與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     大 庭 隆 志    上下水道部長     新 里 智 昭 健康福祉部長兼  與那嶺 智 才    消防長        仲宗根   繁 福祉事務所長 こどものまち   上 里 幸 俊    教育長        比 嘉 良 憲 推進部長 経済文化部長   上 原 三千代    教育部長       島 袋 秀 明 建設部長     仲宗根 保 彦    指導部長兼      與那嶺   剛                     教育研究所長 建設部参事    比 嘉 直 樹    選挙管理委員会    島 袋   昇                     委員長 上下水道局長   仲 本 兼 章    選挙管理委員会    平 田 嗣 篤                     事務局長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     平 田 嗣 巳    議事課長       中 村 厚 夫 事務局次長兼   仲宗根   剛    議事課長補佐     金 城 優 一 庶務課長                兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名、全議員出席でございます。 本日は、議事日程第4号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 皆さん、おはようございます。7月1日、本日沖縄市議会一般質問2日目、トップバッターということで、元気よく、今回の6月定例会におきましては、議会、当局ともにコロナ対策の一環として、時間短縮等を含めて行ってまいりました。限られた時間がさらに限られた状況になりますので、早速ではありますけれども、一般質問に入らせていただきます。会派にぬふぁ星おきなわ、宮城 浩でございます。よろしくお願いいたします。 それでは通告書9ページ、質問事項1.保育行政についてでございます。質問の要旨(1)令和元年10月よりスタートしました幼児教育・保育の無償化についてでございます。①開始前の課題とその後について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 おはようございます。それでは宮城議員の御質問にお答えいたします。 幼児教育保育無償化の開始に伴い、認可保育園については新たに給食費の徴収事務が発生することから、その徴収事務の負担増が懸念されておりましたが、現在のところ大きな混乱はないものと認識しております。また、制度が複雑で分かりづらいという声を受け、事業者向け及び保護者向け説明会を開催するとともに、各保育施設に対する個別説明を実施するなど、制度内容の周知を行ってまいりましたが、引き続き保育料の無償化については、制度上複雑な部分もございますので、さらなる周知に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 スタートするに当たっての課題というものは、現在も課題解決といいますか、制度上の保護者への理解度を高めていくことは継続して行っていかないといけないというところだと思います。 それでは質問の要旨(1)②開始時の対象児童及び世帯について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 令和元年10月1日時点の幼児教育保育無償化対象児童数及び世帯数については、認可保育所対象児童3,497人、世帯として2,859世帯、認定こども園対象児童256人、世帯として210世帯、認可外保育施設等対象児童600人、世帯が466世帯、幼稚園が対象児童1,322人、世帯として1,274世帯となっております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 この②であえてお聞きさせていただいたのですが、保育所であったり、認可園であったり、認可外であったり、認定園であったり、幼稚園であったりということで、対象児童が通われている状況で大分変わるといいますか、当然変わってくるのですが、その都度、そこに対して促しながら、または特段、認定園並びに認可外については施設からの申請手続、または保護者からの申請手続、それがあって対象児童になるというケースもあろうかと思います。これは今後の一つの課題にもなってくるのではないかと思いますので、その件についてはせっかくの制度でありますので、沖縄市在住の児童、子供たち、またはその世帯に負担のないような形、せっかくの制度を最大限に活用していただければということで、あえてお聞きさせていただきました。 それでは質問の要旨(1)③年度途中よりの開始となりました。令和元年10月からということではあるのですが、その後、対象児童及び世帯になった場合の手続や、無償化となる時期について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 まず認可保育所の無償化の対象については、4月1日時点で3歳から5歳の児童と、ゼロ歳から2歳までの児童については、市民税非課税世帯が無償化の対象になります。対象となる条件といたしまして、市から保育の必要性の認定を受ける必要がありますので、申請書及び勤務証明書等の必要書類を本市に提出していただくこととなります。その後、本市の審査を経て、申請日以降で対象要件を満たした日より保育料が無料となります。次に幼稚園については、午前の教育課程と午後の預かり保育で条件が異なっております。まず午前の教育課程については、満3歳から5歳までの児童が無償化の対象となっており、本市に申請書を提出していただくことで、申請日より保育料が無料となります。次に幼稚園の午後の預かり保育につきましては、保育所と同様に、4月1日時点で3歳から5歳の児童が無償化の対象となります。対象となる条件についても保育所と同様、市から保育の必要性の認定を受ける必要がありますので、本市に必要書類を提出していただき、申請日以降の対象要件を満たした日より保育料が無償となります。以上です。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 非常に複雑ですね。そういう御説明を改めて聞くと、この制度がもったいない状況にならないためにも、申請手続をして認定されて同月から対象となる児童がいたり、年度途中から対象になったり、満3歳になった時点ですぐ対象というわけではないわけです。大半の市民の皆さんは、もちろん非課税世帯は対象になり得るでしょうが、満3歳になられたお子さんがいらっしゃる世帯については、3歳になったら対象児童になるのだという部分もやはり少なからずいらっしゃるわけです。異なる形を制度上しっかりと受けていただきたいという思いから、こういう区分けがされているかとは思いますが、区分けがされているがゆえになかなか難しいところ、当然担当課としても保護者の方へお知らせする。または各施設へのお知らせというものも業務量としては非常に多くなるのかというのが懸念されますので、やはりすばらしい制度をしっかりと活用していただくには、担当課職員並びに各園であり、所であり、そういう方々の協力が必要になってくるかと思います。 そこで質問の要旨(1)④周知方法についてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 幼児教育・保育の無償化の周知方法につきましては、引き続き市広報紙及びホームページ、OKIIKU等を活用していくとともに、9月の現況報告時及び3月の次年度認定申請時にチラシを配布し、周知を行うなど、幼児教育・保育の無償化の制度の周知に積極的に努めてまいります。また、保育施設等の皆様にも制度の趣旨を御理解いただきながら、保護者への周知に努めるとともに、保育無償化の目的は少子化対策ということもありますので、若い世代にもしっかりと周知してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。
    宮城浩議員 ありがとうございます。 今、部長からありましたように、少子化に伴い、若い方々、これから親御さんとなる方々へというのが大きな柱の一つであるということもお話ししていただきました。まさにそのとおりだと思います。なので、こういう制度をしっかりと活用していただくには、やはり本市の担当課、担当職員並びに皆さんの御尽力が非常に必要になってくる。当然、受ける側の各施設のほうもそれについては周知を、日頃から丁寧に行われている部分というのはよく拝見させていただいております。しかし、無償化に伴っての部分というのは、これだけの区分けがされているがゆえに、なかなか理解度を高めていくに当たっては、難しいのかというのは本員もすごく感じるところでありますので、これはぜひその対象世帯、または保護者となり得る方々に対しての発信をいま一度アレンジしながら、この制度のすばらしい部分を全面に出していただければと思います。これは要望として、かえさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問事項2.新型コロナウイルス感染予防対策及び支援についてでございます。これまで、昨日か ら様々な議員がいろいろな形で一般質問に上げられていたかと思いますが、これまでの時系列的な流れを含め て、本員は質問させていただければと思います。質問の要旨(1)新型コロナウイルスの影響による本市の取り組みについてでございます。①市民の不安緩和につなげるべく国からの特別定額給付金、本市独自の各支援を一刻も早く届けるべく、議会と当局と協議し専決処分により予算措置・執行となりました。改めて本市の見解をお伺いさせてください。 ○小浜守勝議長 仲本副市長。 ◎仲本兼明副市長 おはようございます。宮城 浩議員の御質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症が全国的に猛威を振るい、本市においても感染者が確認される中、保育園への登園自粛や、小中学校の臨時休校、外出自粛要請などにより、市民の皆様には日常の生活や経済活動に多大な影響を及ぼし、大きな不安がございました。このような状況の中、感染の拡大防止と生活支援を早急に行うべく、国からの特別定額給付金子育て世帯への臨時特別給付金と併せ、本市独自の対策として休業した店舗や飲食店等への支援金をはじめ、認可外保育施設放課後児童クラブへの支援、子供たちへのマスクの配布、介護施設や障がい者施設への支援策を早急にまとめ、一日でも早く市民の元へ届けたいとの思いから、補正予算を編成し、議会との事前協議を経て、令和2年5月1日に専決処分をさせていただきました。議員の皆様の御理解と御協力によりまして、迅速な対応ができましたことを改めて感謝を申し上げます。専決処分以降、職員一丸となって事務を進めてきた結果、各支援金につきましては、特別定額給付金が約96%、市独自の事業者への支援金が約92%の給付が完了しました。今後につきましては、第2波への警戒感を持ちながら、市民生活への影響や国、県との連携により、必要な対策について迅速に対応していきたいと考えておりますので、引き続き議員の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 今、仲本副市長からお話いただきまして、本市は早急に対策本部も設置し、それに向けた取組を、また経済支援対策班であったり、感染予防対策班であったり、両副市長を中心に、その中にまた桑江市長も本部長という形で据え、その組織体制の中で、各市民の不安緩和につなげるべく、まずは特別定額給付金を給付することにより、一時的とは言っても、やはり不安がものすごくピークな状態にお届けできたということは、非常にすばらしいことであり、各市町村の状況を見るとほとんど臨時議会がされているのですが、我が沖縄市につきましては、その議会の中で事前の協議等を含めて、これができたということは、ある意味非常に誇りに思います。市民の現況、現状を、不安を緩和すべく取り組んだ成果がこれから出てくるのかと。そういう意味では、冗談じみて市民からは沖縄市は税金高いけれどもどうにかならないかというのを、我々は少なからず何回も言われるのです。ところがこういうときにこういう迅速な対応、これが市民にできるというすばらしさ。これを今、胸を張ってお話をしています。税金が高いということは、何をもって高いか分かりませんが、そういうことが沖縄市はできるのだと。だから沖縄市に住んでいてよかったでしょう、という話ができるということは、議員冥利に尽きるというのは非常に大きなことだと思います。この取組はまだまだ続くと思いますが、第2波、第3波というよりは、第2弾、第3弾、今定例会で第2弾が上程されていますが、第3弾、第4弾というものはやはり想定しながら、今回取り組んでいくべきものだと本員も思っておりますので、これはまたしっかりと議会、当局との連携を取って行っていければという願いを込めて、この①の質問をさせていただきました。 それでは質問の要旨(1)②でございます。より具体的に本市独自の第1弾の支援体制、状況(現況)についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 おはようございます。宮城議員一般質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症に関する経済対策といたしましては、新型コロナウイルス感染症の早期収束と市民の雇用、生活等を守るとともに、収束後の需要喚起等を促すため、令和2年4月17日に市長を本部長とした沖縄市新型コロナウイルス感染症緊急経済対策本部を設置し、全庁的な取組を進めております。支援内容につきましては、早急な対応が必要な事業について、各関係団体等との意見交換や状況把握に努めつつ、緊急経済対策本部において精査し、国の示す緊急支援フェーズを基本として、緊急経済対策第1弾を決定しております。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 おはようございます。宮城 浩議員の一般質問にお答えいたします。 経済文化部からは特別定額給付金と市独自の支援金の給付状況についてお答えいたします。まず特別定額給付金ですが、対象者14万2,691人に対し、現時点で13万7,664人の方に給付しておりますので、給付率は96.48%、支給額は137億6,640万円となっております。次に市独自の中小・小規模事業者への支援策ですが、6月25日までの受け付け分休業店舗支援金の給付率は507件の申請に対し、495件給付しておりますので、給付率は97.63%、事業者支援金については560件の申請に対し、521件の給付で、給付率は93.04%、融資支援金については383件の申請に対し、332件の給付で、給付率は86.68%、全体では1,450件の申請に対し、1,348件の給付で、92.97%の給付率となっております。なお、この3つの支援金については、申請受付期間が昨日6月30日まででしたが、7月7日まで延長することとしております。場所は沖縄市多目的運動場から武道場に変更となります。議員の皆様のお知り合いの事業者に申請がまだの方がいらっしゃる場合は、御案内していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 それでは宮城議員の御質問にお答えいたします。 こどものまち分野におきましては、4つの事業を実施しております。まず1つ目に認可外保育施設への利用料補助でございます。市内の認可外保育施設に通う児童が新型コロナウイルス感染予防として登園を自粛した際に、自粛分の保育料を減免した認可外保育施設に対して補助金を交付するものでございます。26か所の認可外保育施設が対象となっており、令和2年6月19日現在で半数の13施設分、合計302万2,000円を交付しております。2つ目に放課後児童クラブへの利用料補助でございます。利用自粛児童の利用料を減免した放課後児童クラブに対し、その利用料を補助する内容でございます。53か所の放課後児童クラブが対象となっており、令和2年6月24日現在、全ての対象クラブに対し、合計で約1,990万円が交付済みとなっております。3つ目は緊急一時預かり事業でございます。市内の保育所等新型コロナウイルスの感染者が発生し、保育所が閉園となった場合、看護師や保育士等の児童を対象に、市において緊急一時預かり保育を実施するものでございます。幸いこれまで市内において閉園となる保育所がなかったことから、事業の実施には至っておりませんが、マスクや手袋、ペーパータオルなどの必要な物品を事前に購入し、事業実施に備えているところでございます。4つ目はマスクや次亜塩素酸水の配布でございます。市内の保育所や幼稚園、放課後児童クラブ、子どもの居場所などの子供関連施設に対し、感染拡大防止として次亜塩素酸水や紙マスクの配布を実施しております。また「つくる・つながるマスクプロジェクト」と題して、市民や職員が一体となって子供用布マスクの製作に取り組み、5,606枚の布マスクを市内子供関連施設へ贈呈したところでございます。以上です。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 おはようございます。宮城 浩議員の一般質問にお答えいたします。 健康福祉部における新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策の第1弾といたしまして、入所・入居系の介護施設等と入所系・居住系・訪問系及び相談支援系の障がい福祉関連施設等を対象に、新型コロナウイルス感染症の感染防止に係る費用を支援しているところでございます。次に支援の状況といたしまして、介護保険関連の84か所全てへの支払い手続を終えております。また障がい福祉関連では、対象68か所のうち67か所への支払いを既に終えているところでございます。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 非常に恐縮でございました。各部長の答弁をいただきました。このように支援対策が第1弾からしっかりと整えられながら、現況に合わせた形を取っていっているのかということを改めて感じさせていただきました。今後またじわじわといろいろな形で多面的な影響が出てくるのかということも予想されますので、これについてはまた今後第2弾や第3弾、すみません、今定例会で上程された第2弾や、第3弾に向けての形で取り組んでいただければと思います。引き続き現況に合わせた支援内容であるべくものにしていただければと思います。 そこで質問の要旨(1)③第2弾として今定例会に提案されました各支援内容について、第1弾の状況を踏まえた上での支援内容なのかについて改めてお伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 緊急経済対策第2弾につきましては、臨時交付金の活用などを視野に、状況把握に努め、拡充が必要な事業や新たな対策が必要な事業を決定しており、本定例会において補正予算を計上させていただいております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 第1弾の状況を踏まえたということを踏まえ、第2弾、なかなか総括した上で第2弾ということではないでしょうから、恐らく第1弾、第2弾のものに関しては、これ以降、第3弾ないし第4弾ということで、総括を含めた形で支援内容に転換されるとは思っておりますので、ぜひ引き続きよろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)④でございます。これは本員から一つの提案といいますか、改めて確認する意味で質問させていただきました。④高額納税世帯非課税世帯を除く、いわゆる中間層世帯、本市では世帯収入年間250万円以下が非課税世帯と言われておりますが、以上、これは400万円以下ということで本員は入れておりますが、これは昨年11月ですか、県のほうから示された沖縄市の世帯収入が190万円弱だったと思います。それを換算すると、お二人の夫婦で400万円、できれば願わくば450万円ぐらいいってほしいという願いはありますけれども、400万円以下というのは、これはあくまでも想定ですので、お話させていただければと思います。この中間層世帯の支援について伺います。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 本市の緊急経済対策につきましては、小中学校の給食費等の支援や休業した店舗への支援、求職中の方の緊急雇用など、世帯の年間所得を対象要件とはしない取組もございます。今後も国や県の動向を注視しながら、市民の皆様に広く支援が行き届くよう、緊急経済対策本部において地域の実情に応じた必要な対策について検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 本市でなかなか中間層というくくりが示しづらいというのも想定できるのですが、やはり非課税世帯はそもそも減免であったり、減額であったり、いわゆる出るお金はもともと抑えられています。当然、今回のコロナ禍の影響により収入は減りました。当然そこに手当して、今回の第2弾でも上程されている内容というのは当然の内容、手厚い内容だとすごく評価される大きな本市の取組だと思っております。しかし、いわゆる中間層という今、本員の一般質問の中に位置付けられている方々はこれまで本当に生活していく中で、納税をされていた方々です。今後も納税をしていただくためには、その方々への支援というものもやはり一考すべきではないかという観点から、今回上げさせていただきました。その内容については、全世帯型なのか、またはこういう中間層的に位置付けされている方々なのか、内容についてはこれからだと思います。例えばプレミアム商品券、前回私どもも取組ましたが、これは子育て世帯に対して2万5,000円が購入できますという御案内だったかと思います。それを全世帯型にして、市内に還元していくものにすべきなのか、それをまた目録扱いにして、使われた時点で請求が発生するタイプにしていくべきなのか、様々な取組が考えられるかと思いますので、納税者で頑張っていただくためにも、中間層と本員は位置付けさせていただいておりますけれども、その方々への支援も全体的なものなのか、個別的なものなのかということは、ぜひ議会、我々議員も含めて、いろいろな形で第3弾、第4弾に向けての取組に反映していただければという思いからでございます。 そこで質問の要旨(1)⑤第3弾、第4弾と感染者の発生や動向により対策が求められますが、今後について伺います。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 本市の緊急経済対策第1弾、第2弾につきましては、国の示す緊急支援フェーズを基本とした早急な対策が必要となる事業について取り組んでいるところでございます。今後は第2波への警戒感を持って、経済活動等が営めるよう国や県の動向を注視しながら、市民や事業者の皆様への必要な支援に向け、第1弾、第2弾に続く、緊急経済対策にしっかり取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 ぜひ今定例会で上程された第2弾を含めて、しっかりと市長のリーダーシップのもとに、その対策本部がしっかりと機能していくことを望み、本員たち議会のほうもそういう形で連携、連帯していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 そこで質問の要旨(1)⑥コロナ関連による寄附や寄贈者に対し、感謝状をお送りしてはいかがでしょうか。非常に必要としているときに、本当にほしい時期、それ以外の人たちに対しても当然なのですが、規程はあるかと思いますが、そのときに寄贈していただいた方々への感謝状の贈呈というものはいかがでしょうかということを改めてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 このたびの新型コロナウイルス感染症に係る事態を受け、多くの団体様、個人様より市に対し、寄附、寄贈がございました。また市内の関係団体への寄附、寄贈や困窮世帯に対しての支援など、多くの善意が寄せられ、市としても大変感謝しております。今回の新型コロナウイルス関連の市への寄附及び寄贈に関しましては、各部局にて寄贈式を執り行い、4役より直接感謝の意をお伝えし、また市ホームページや広報おきなわへも内容を掲載し、感謝の意をお伝えしているところでございます。宮城議員御質問の感謝状の贈呈につきましては、今後、各部局と調整し、検討してまいります。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。 さて、それでは残り2分を切りましたが、質問事項3.受動喫煙防止に伴う本庁舎内及び敷地内全面禁煙についてでございます。質問の要旨(1)昨年の7月より完全実施となりました。庁舎内及び敷地内禁煙が1年を経過しようとしております。すみません、訂正です。1年になりました。改めて以下内容について伺います。①喫煙される来庁者の皆さんや、本庁舎で従事される職員の皆さんの喫煙状況及び喫煙場所はどのようになっておりますか、伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 おはようございます。宮城 浩議員の一般質問にお答えいたします。 議員がおっしゃっていたとおり、昨年7月1日に庁舎の敷地内全面禁煙がスタートいたしまして、おかげさまをもちまして、ちょうど1年を迎えることができました。ありがとうございます。 それではお答えいたします。職員の喫煙場所につきましては、把握している範囲でのお答えになりますが、主にお昼時間や業務終了後の時間帯において、職員が自家用車を駐車している契約駐車場や、市役所近隣の店舗周辺にて喫煙する姿が見受けられております。また来庁者につきましては、庁舎敷地内、敷地外も含め、喫煙をしているのをお見かけしませんので、来庁されている間は敷地内全面禁煙及び受動喫煙防止に御協力をいただいていると認識しております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 来庁者はいないのではないです、いるのです。ただ、来庁される時間が短い方、短くない方がいらっしゃると思うのですが、その辺は仕訳しづらいところだと思いますけれども、周辺で吸われているというのが明確に出ているということなので、その辺は逆にいえば、受動喫煙を周りに巻き散らかしているという意味にもつながります。今回、この改正に伴うものというのは、受動喫煙からくるものであります。 そこで質問の要旨(1)②改めて「特定屋外喫煙場所」として設置に向けた取り組みについて、見解を施設管理課・市民健康課へ伺います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 まず庁舎を管理しております総務部からお答えいたします。 特定屋外喫煙場所の要件といたしましては、建物の裏や屋上など、施設利用者が喫煙のために立ち入る場合以外に、通常立ち入らない場所であることが必要となります。本市の場合、庁舎の管理面から屋上への設置もできず、また敷地内においても要件を満たせるような場所がないため、庁舎敷地内で特定屋外喫煙場所を設けることは、現時点では厳しいと考えております。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 喫煙が他人に与える健康被害については、たばこの煙を直接吸い込む受動喫煙とは別に、たばこを消した後の残留物が喫煙者の衣服や髪の毛に付着し、他人が吸い込む三次喫煙の健康被害を受けることも懸念されております。また、喫煙はがんや様々な生活習慣病の大きな危険因子だけでなく、新型コロナウイルス感染症の重症化リスク因子でもあることから、禁煙そのものが重要と認識し、今後も進めてまいりたいと考えております。議員御質問の特定屋外喫煙場所につきましては厳しい旨、御理解いただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 今度のタイミングで聞くべきではなかったのかと思いますが、やはり特定屋外喫煙場所、法的にも何ら問題ないわけです。やはり健康被害、吸っている人が一番分かります、部長。疾患の部分というのはやはりメタボリックになれば、逆に言えば、そんなの逆に、二の次なのです。たばこをやめると太ります。そういうことです。それも踏まえて、特定屋外喫煙場所というものは、今後に向けても、先進事例はいろいろと出てきております。市長、副市長、ぜひ御理解をいただいて、やはり喫煙者もいるということを踏まえつつ行ってまいりたいと思います。時間となりました。一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で宮城 浩議員の一般質問を終わります。 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 市長をはじめ、当局の皆様、ライブ配信をごらんの皆様、こんにちは。会派輝、嵩元直萌です。新型コロナウイルス感染拡大により、本会議をはじめ、新たな様式になりました。ニューノーマルの到来です。現在、沖縄では新規感染者ゼロが約2か月続き、日常を取り戻しつつありますが、これはひとえに最前線で闘う医療従事者の皆様、そして市長をはじめ、当局の皆様が3密防止や、うがい、手洗いの周知に徹底した中で、市民、県民の皆様が3密防止を徹底する耐え忍ぶ協力をしていただいたおかげでございます。現在の収束に至った全ての方に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。しかし、世界では累計感染者数がついに1,000万人を突破し、死者50万人という予断は許されない状況は変わりません。第2波への備え、経済復興、子供たちの学習環境の整備、今回の一般質問はこの3つの観点から今できる協力の輪と効果的になるデジタル技術、両面から質問、提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは通告書10ページ、質問事項1.新型コロナウイルス感染症に対する取り組みについて。質問の要旨(1)感染抑止、拡大防止について。①流入防止に対する取り組みについてお伺いいたします。空港、港所管への検査体制、沖縄市が声を上げて那覇空港であったり、流入する水際における流入防止を訴えることの必要性を感じ、要請していただくことを要望いたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 嵩元議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄県は新型コロナウイルス感染防止の水際対策や、市中感染防止として那覇空港内に旅行者専用相談センター「TACO」を設置したところでございますが、全国的な移動自粛の解除が行われた現在、より一層の水際対策が必要となります。そこで6月25日に行われました令和3年度沖縄振興予算要請に向けた意見交換会におきまして、さらなる水際対策として、桑江市長が直接、県へPCR検査の強化を行うよう要望したところでございます。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 市長、まことにありがとうございます。 中部地区の市長の中で、ぜひリーダーシップを発揮していただき、引き続き要請を進めていただきたい。と言いますのも、もともと沖縄市にも、沖縄県にもコロナウイルスは存在しません。しかし、世界中で広まる中で、観光立県と言われる沖縄においては、水際の対策が確実に必要になってくると考えております。沖縄県民が今、自粛をして、休業補償等、市においても各種支援対策を行っている中でありますが、まず水際を抑えることで、こういう第2波への備えの一番の防止策になると考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 質問の要旨(1)②医療体制の強化、充実についてであります。ア.医療崩壊を防ぐための検査、入院、ケア体制等、県内、中部地域連携についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 医療体制につきましては、沖縄県において流行の第2波、第3波に備え、患者が増加した際の病床数や軽症者の宿泊療養施設の確保、医療圏域ごとの検体採取センターの設置、OIST及び県立病院と連携した抗体検査の実施などにより、体制を確保、強化することになっているものと認識しております。本市におきましては、今後も県や保健所はもちろんのこと、中部地区医師会や県内自治体との情報共有を図りながら、市民の皆様へ新しい生活様式などにより、一人一人ができる感染防止策の周知や、関連情報の提供等を引き続き行ってまいります。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 ありがとうございます。 基幹病院が限られている本市だからこそ、中部地域一体となって連携体制をつくっていけるよう、市長のほうでリーダーシップをまたよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)②イ.医療従事者への物心両面でのケアについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 まず医療現場の最前線で新型コロナウイルス感染症の対応に当たっていただきました医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます。本市における医療従事者向けの支援といたしまして、医療従事者、または保育士の児童等を対象とした新型コロナウイルス感染症に係る緊急一時預かり事業や観光物産振興協会、中部地区医師会、コザホテル組合で協定を結び、医療従事者に対する宿泊クーポンの発行を行いました。また、お電話等において相談があった際には内容を傾聴し、必要に応じて支援等が受けられる窓口などを御案内しております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 御答弁ありがとうございます。 より手厚くしていっていただきたいという思いで、この質問になりました。と言いますのも、本員が聞いている限り、医療従事者の息子さん、娘さんが保育の環境に行った際に、親がそういう環境で働いていることを理由に、「お前はコロナウイルスか」というふうな悲しい言葉を浴びせられる状況もあります。本員たちは自粛という中でなかなか気づかない、最前線で働いている医療従事者の皆様に、本当に最前線で闘っている人たちに対しての手厚いケアをしていく必要があると思いますので、引き続き御検討をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)②ウ.外出自粛時の介護、リハビリ環境確保についてお伺いしたいと思います。なかなか通所ができなくなってしまった際に、外出できない場合、高齢者の方の体の健康状態に不安が懸念されます。お伺いさせてください。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 自粛生活の影響で身体機能や意欲の低下が懸念されることから、一般高齢者や要介護認定者に対しましては、自宅でできる体操紹介のチラシを作成し、各在宅福祉サービス利用者や老人クラブ、高齢者サロンなどへの配布、さらに地域包括支援センター職員による地域高齢者へのポスティングを行っております。また、動画等により一緒に体を動かすことが実践しやすいことから、ウチナーグチラジオ体操をFMコザにて毎日放送していただいており、市のFacebookやLINEにもチラシを掲載し、様々な場面で周知を行っております。身近な地域の通いの場での活動につきましては、地域包括支援センターと連携し、高齢者サロン代表者への勉強会を予定しております。今後につきましてもさらに高齢者への感染症予防対策や、自宅でできる体操などの周知を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 チラシのポスティング等、またFMコザとの連携をした取組等、まことにありがとうございます。高齢者は、特に独居の方については、日々の中で自治会等で通いの場を通して、セーフティーネットになっているような方々もいらっしゃると思いますので、第2波が来た際に、例えばその方たちと一緒に何か運動ができたりとか、そういうものを政府の中でもいろいろな補助メニューがあるかと思いますので、御検討していただけたらと思います。 続きまして、質問の要旨(2)沖縄市相談窓口についてであります。①現在の設置状況、現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 新型コロナウイルスに関するお電話のお問合せにつきましては、4月14日から5月14日まで緊急対応班を設置いたしました。設置当初は感染予防等について窓口を集約し、市民の皆様からのお問合せに直接対応してまいりましたが、5月以降は給付金等の経済支援に関するお問合せが急増いたしました。一方5月11日から事業者向けのコールセンターが設置され、5月15日からは特別定額給付金に関するコールセンターも設置されたことから、緊急対応班の役割をコールセンターへ引き継ぎ、現在はそれぞれの部署でお問合せに対応している状況でございます。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 改めまして、緊急対応班ですが、こちらはお悩み事の窓口の最前線として対応いただいたことを本当に心より感謝申し上げます。様々なお困り事、また心的ストレスを抱えて様々な相談があったと思います。最前線の中でそれをしっかり受け止めて、必要な各部署につないでいただいた緊急対応班に改めて感謝申し上げます。その中で、第2波に備えていくためには、先ほどの話にもありましたが、市民が特別定額給付金の話であったり、どのようなことにお困りになっていて、どういう支援策が必要なのか、この相談窓口が得た情報というものがかなり第2波に向けての備えの鍵になってくると本員は考えます。 質問の要旨(2)②相談内容分析についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 緊急対応班の電話対応につきましては、4月14日から5月14日の期間中、延べ1,676件となっております。そのうち給付金、貸付金、給与の補償等、経済支援に関するお問合せが1,384件、約83%となっており、それ以外の情報収集、苦情や要望、健康相談などのお問合せが292件、約17%となっております。また4月30日以降、給付金に関する問合せが急激に増えた半面、健康相談につきましては5月1日以降はゼロ件でございました。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 この分析を見てもテレビ、マスメディアの影響がかなり市民にとっては情報のかなめになっているのかと。それに併せて、恐らく健康面であったり、こういう給付金に関することだったり、市の中での対応班の割合、今後第2波が来たときにどのような負荷がかかっているのか、最適化を図っていく貴重な実績になると思いますので、それを踏まえた上で、第2波に備えていっていただけたらと思います。 続きまして、質問の要旨(2)③各窓口情報の管理、連携についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 嵩元議員の御質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症に関する経済対策を実施するに当たって、経済文化部では新たに特別定額給付金と市独自の3本の支援策の相談窓口を設置しております。相談窓口には、市民や事業者の皆様から、支援対象の拡充や、さらなる支援策を講じてほしいという御意見をいただくとともに、関係団体からの要望等も伺っております。そういう様々な御意見等を集約し、地域の実情に応じたさらなる支援に取り組むため、国の補助メニューや臨時交付金の活用などについて、関係部署と連携を図りながら、緊急経済対策本部において検討を進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 嵩元議員の一般質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、感染症の発生及び蔓延の防止措置などに取り組む感染症対策本部と、市民の雇用、生活等を守るとともに、収束後の需要喚起等を促す緊急経済対策本部を設置しております。両本部は市長を本部長に、副市長、教育長、上下水道局長、各部長等で構成しており、会議において所管部署の情報を共有、把握のもとに、決定事項を踏まえた取組を進め、それぞれの対策本部で対策を補完、反映させるよう努めております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 御答弁、まことにありがとうございます。 市長を本部長に置いて、この2つの対策本部が機能しているということは、様々な市民の要望、福祉の面、教育の面、そして給付金の面、様々な面で市民のニーズをキャッチアップしている体制になっていると思います。通常の業務がありながら、コロナにおける緊急対応策として進めていただいた市長、まことにありがとうございます。こういう緊急のプロジェクトチームのようなものが機能していく体制を、引き続き努めていただけたらと思います。 質問の要旨(2)④困り感が懸念される世帯へのヒアリング調査、積極的アプローチについてでございます。先ほど宮城 浩議員からもありました非課税世帯については、もともと様々な給付金であったり、関わりが、コンタクトができるような関係性がございますが、もともと非課税世帯に近しい所得帯であったり、そういう方々は自分たちが収入が減った際に、どういう給付が受けられるのか、どういう支援策が受けられるのか、なかなかふだん接していない分、こういう情報にたどり着きにくい部分があると思いますので、そこに対して積極的にアプローチしていく必要性を本員は感じております。お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症につきましては、関係部署において、市民の方々から寄せられる意見や事業所等の現状の把握に努めており、それらの意見をもとに、緊急経済対策本部において支援策を決定しております。支援策につきましては、本市ホームページやFacebook、広報おきなわをはじめ、記者会見や新聞広告欄の活用など、様々な手法で周知を図っております。今後も広く支援が行き届くよう、市民の方々の意見や困り感などを確認するとともに、支援策の周知に努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 御答弁、まことにありがとうございます。 本員も新聞広告や、また最近ではSNSのLINEのほうがリニューアルしたような形になりまして、若い世代が困った際に、どういう市の支援策があるのか、たどり着きやすくなったのかと感じております。各世代別に得ている情報が変わってきているところに、市として周知していっていることに感謝申し上げます。同時に、まちには民生委員というすばらしいネットワークを持たれている方々、また各種市内のコーディネーターが地域包括支援センターにもいらっしゃると思います。その方々が得ている困り感があるような方々へのアプローチ、チラシの配布等、そこも含めて引き続き取り組んでいっていただけたらと思います。 続きまして、質問の要旨(2)⑤機能強化のための各種検討についてであります。ア.外部機関、士業団体や社協、商工会等との連携についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 外部機関との連携につきましては、国、県、市の支援策や資金繰りの助言等について、沖縄県中小企業診断士協会へ委託を行い、相談窓口を設置し、対応しております。本市経済の立て直しに向けては、外部機関との連携強化が重要であると考えますので、商工会議所やコザ商店街連合会、観光物産振興協会等の各種団体と意見交換を行うとともに、必要に応じて主要団体等とも連携しながら、各種支援策の周知や、相談窓口の強化を図り、本市経済の回復に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 ありがとうございます。 今回は市民経済委員会でも視察させていただいて、市が設置している相談対応窓口のほうで中小企業診断士協会の皆様が相談窓口を担っているというところを確認させていただきました。各団体との連携、沖縄市には行政書士会、そして健康面に関しては中部地区医師会、様々な連携が可能な中で、国は実質、例えば持続化給付金であれば、この団体と。雇用調整助成金であれば、この団体と。ふだんからそういう支援を受ける窓口をされている方々を推奨されております。これは例えば宜野湾市では商工会に相談窓口の委託をして、商工会が例えばエキスパートバンクと言われるような仕組みもあります。専門家がしっかり配置されることで、先ほどありました1,600件もの電話の相談もあります。こういう数、市民の要望、それをしっかりとこなしていくためにぜひとも市の中での連携というものが必要になってくると思いますので、今後の第3弾、第4弾、支給をしっかり周知して、効率よく給付していくためにも、申請していただくためにも、そういう各種士業団体をはじめ、関係団体との連携を進めていっていただけたらと思います。 質問の要旨(2)⑤イ.スーパーシティ先行実施事業等の活用によるオンライン窓口環境、データ連携の推進についてお伺いいたします。これは今後デジタル化が進むことで、先ほどの窓口によって得た情報をデータ分析して、効率化を図っていくという必要性と同時に、第2波が来てしまった際には、やはり非接触が求められていく時代になってくると思います。オンライン窓口の設置に使われる政府の事業、支援等がありますので、そこも併せてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 国は臨時交付金の活用事例で、スーパーシティ先行実施事業を示しております。買い物、通院、行政手続や友人との交流を極力、オンラインで行えるなど、未来の技術が感染症対策のための生活をサポートするものとなっております。ウェブ会議システムを利用した各種相談業務への活用や、外部機関とのデータ連携等による生活のサポートにつきましては、有効な手段となる一方、個人情報の取扱い、ICTの導入による情報漏洩等の情報セキュリティ対策を十分に検討することが求められます。第2波に備え、オンラインでの相談はAIチャットボットや電子メール、ウェブ会議システムなど、既存のリソースを活用するなど、関係部署とともに着実な対応に努め、臨時交付金の活用も検討してまいります。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 御答弁ありがとうございます。 早速AIチャットボットを本員も確認させていただきました。新たな取組として、今後まだまだ改善は必要な点はあるかと思います。先ほどの情報漏洩の点も含めてですが、しかし、今後市民のニーズの多様化、また、こういうコロナウイルスだけではなく、災害時にも、例えばこの議会もそうです。今、各市町村議会で話題になっているのが災害時、ここに来られなかったときにどういうふうに議決していくのか、そういう話も出ているところであります。また、この支援策、相談窓口、これがオンラインでできていく社会に今後、政府としても進めていくという提言がありますので、ぜひともこういう支援策を活用して、第2波に備え、かつ災害時にも備え、そして効率化を図っていくということに推進していっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時13分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 質問の要旨(3)経済支援政策について。①については各議員の質問から把握させていただいておりますので、割愛させていただきます。 質問の要旨(3)②各給付金の市内消費循環を促進する取り組みについて。特別定額給付金、1人10万円だけでもこの市内には140億円という予算がおりております。これをしっかりと市内で消費していっていただくためにもプレミアム商品券であったり、各種クーポン、これを生かすような取組をすることで、市内の経済復興を図っていっていただきたいということで、お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 消費循環を促進する取組につきましては、沖縄市観光物産振興協会への補助を通して、エイ坊宿泊クーポン券やサーちゃん商品券などを配布したところ、わずか数日でなくなるほど大変好評であったとお聞きしております。今後、第3弾の支援策では議員御提案のプレミアム付商品券などの発行も含め、市内事業者の販売促進及び地域の消費喚起が図られるような効果的な取組について検討を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 ありがとうございます。 ぜひともこの140億円を市内で循環させていく流れにつなげていただけたらと思います。 質問の要旨(3)③内閣府地方創生臨時交付金等の活用について。ア.経営資源引継ぎ・事業再編支援事業についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 経済産業省では、中小企業の貴重な経営資源や雇用技術を次世代へ引き継ぎ、地域のサプライチェーンを維持するため、新型コロナウイルスの影響を受けている後継者不在事業者の経営資源引き継ぎや事業再編を後押ししており、第三者承継時に負担となる費用の補助等を行っております。議員御提案の経営資源引継事業、再編応援事業につきましては、今後、事業概要の詳細を把握するとともに、本市でも活用が可能か検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 ありがとうございます。 本員としては、この事業再編の部分でぜひとも支援していただきたい。と言いますのも、沖縄市の中心市街地で行われているリフォーム補助事業、50%の補助がつく。こちらが今、大変申請がかさんでいると。と言いますのも、コロナでテイクアウトの事業に切り替えたり、換気をしないといけないリフォームに切り替えたりと、市内の中のニーズをキャッチアップして、政府の支援事業を使っていっていただけたらと思います。 続きまして、質問の要旨(3)③イ.地域活性化ソーシャルビジネス支援事業についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 一番街商店街内のスタートアップラボ・ラグーンにおいては、社会課題を解決する事業者、いわゆるソーシャルビジネスの支援を目的に、セミナーや研修などを随時、実施しているところでございます。議員御提案の地域活性化ソーシャルビジネス支援事業につきましては、今後、事業概要の詳細を把握するとともに、本市でも活用が可能か検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 ありがとうございます。 外部の有識者、アドバイザーにオンラインで地域活性のアドバイスやアシストをいただける、出張費や旅費がかからないで知見を広めるチャンスでありますので、御検討をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)③内閣府地方創生臨時交付金等の活用について。ウ.無観客配信を支えるシステム構築支援事業についてお伺いいたします。
    小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 無観客の動画配信については、新型コロナウイルスの影響下において、音楽やスポーツなどのエンターテインメントを市民をはじめ、多くの方に届けられる重要なツールと考えております。議員御提案の無観客配信を支えるシステム構築支援事業につきましては、事業概要の詳細を把握するとともに、ライブハウス等の事業者の方々との意見交換を踏まえながら、活用が可能かどうか、検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 市内でのにぎわいにつながるライブハウスが現在、危機にさらされている中で、このような事業を活用することで、世界にエンターテインメントを発信できるチャンスでもあると思っております。どうか新たな取組として、御検討をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.学びの環境について。質問の要旨(1)臨時休校期間における取り組みについて。①健康状況・学習環境についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。嵩元直萌議員の一般質問にお答えをいたします。 臨時休校期間中の健康状況・学習環境についてでございますが、まず健康状況につきましては、健康状況のチェック表の例を学校に提示しながら、学校で健康状況の把握がしやすい環境づくりに努めてまいりました。また学習環境につきましては、学びの応援サイトなどのオンラインでの学習支援サイトの情報を、校長会を通して学校のほうに周知をしております。また、各学校においては各教科の課題について様々な工夫を凝らしながら、提示、回収などについて取組を行ったものと承知をしております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 ありがとうございます。 様々な取り組みを周知していただいているという中で、質問の要旨(1)②課題点・対策についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 健康状況や学習状況を担任が児童生徒と実際に会って確かめることがしにくい点であったり、あるいはインターネット環境が整っていない家庭においては、学校のホームページの閲覧ができないということが課題として学校からも上げられております。これからのコロナ感染の第2波、第3波に備えて、先ほど述べたような課題に対する対応策としては、学校での事例を幾つか紹介させていただきたいと思います。まず休校が延長になった際には、健康確認と新しい課題配布と回収を兼ねて家庭訪問をしたことで、児童生徒と顔合わせができ、お互いに安心感を持って対応ができたという事例がある学校。あるいはまた担任と副担任で児童生徒へ電話をかけ、健康確認と学習の進捗状況を共有できたこと。あるいはまた課題の配布と回収を児童生徒の靴箱の中に設定し、できるだけ人との接触を避けながら対応したという、たくさんの工夫があります。そういうことも共有しながら、今後の取組に生かしてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 質問の要旨(1)③臨時休校に伴う学習等への支援事業活用についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 まず本市の事業である学習支援の活用、あるいは中学校放課後学習支援教室、いわゆるひやみかち教室の運用を通して学習の保障に努めてまいります。次に文部科学省から学びの保障のための人的、物的体制整備について、補正予算の概要が示されました。これらの予算を、これまでなされている事業との関連性も精査しながら、活用できるところは活用してまいりたいと考えております。今後、第2波、第3波に備えて、また新たな交付金を市のほうに配付されたと聞いておりますので、そういうところも十分情報収集しながら努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 ありがとうございます。 ぜひともこの政府のメニューを活用していただきたいと思います。 質問の要旨(2)GIGAスクール構想の導入について。①現状の進捗状況、懸念点、対策についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 本市におけるGIGAスクール構想の進捗といたしましては、令和2年度内でアクセスポイント等の校内ネットワーク環境の整備を行い、児童生徒への端末についても整備を進めていく予定となっております。懸念事項としては、工事を予定していた夏季休業期間中がコロナの影響で短縮となっておりますことから、その工事期間を十分確保しながら、その整備をするというところが懸念としてあります。また整備に当たっては、教育活動に支障のないように、事業者、あるいはまた学校と日程調整を行いながら、年度内の校内無線環境整備には取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 質問の要旨(2)②学校現場へのサポート体制についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 GIGAスクール構想におきましては、児童生徒用端末の整備完了後について、実際に運用の段階で先生方の負担とならないよう、導入業者における活用の研修会やICT支援を活用しながら、研修会を実施してまいりたいと考えております。また、情報教育研究協力員やIC活用に長けている教員を講師として、具体的な活用事例を示しながら、各学校での校内研修、先生方のスキルアップを図ってまいります。さらに必要に応じて、地域人材の活用についても検討し、学校へのサポート体制の向上に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 質問の要旨(2)③については時期尚早のため割愛します。 質問の要旨(3)学校外教育環境の強化、充実について。①家庭内ICT教育環境整備の検討についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 まずGIGAスクール構想の実現に向けて迅速に取り組むとともに、家庭においてICT教育環境が整っていない家庭に対しては、ルーターなど、機器の貸し出し等による学習環境の整備に向けた支援が可能かどうか、そしてメニューがあるかどうかも含めて、検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 質問の要旨(3)②子育て世帯支援活動事業の検討についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 それでは嵩元議員の御質問にお答えいたします。 臨時休校期間中、子どもの居場所におきましては、学習プリント等のやり取りや、解説をスマホやパソコンなどを使用して、オンラインによる学習支援を実施しておりました。その中でネット環境等の課題も見えてきたことから、学習支援や相談業務などを含めた環境整備について、国の交付金等の活用を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 子ども食堂や学童などの学校外の活動において、子供たちが学びに活用できる環境の整備が進むということになれば、教育委員会としても望ましいことと考えておりますので、関係部局と連携しながら進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 質問の要旨(3)③自治会の活用(Wi-Fi環境の設置等)についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 自治会におけるWi-Fi環境の設置につきましては、こちらも子供たちが学びに活用できる環境整備が進むのならば、教育委員会としては学びの保障ができると考えておりますので、関係部局と連携しながら、取り組めるところは取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 嵩元直萌議員の御質問にお答えいたします。 自治会にWi-Fi環境を設置することにより、子供たちや多くの市民が集い、自治会加入促進につながるのであれば有益だと考えます。今後は自治会の通信料の負担など、その他の状況を鑑みながら、設置について調査、研究してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 嵩元直萌議員。 ◆嵩元直萌議員 コロナ禍において、大変質問事項が多くなりまして、15分では足りませんでした。市当局の皆様、引き続き御協力、そして一緒に頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 以上で嵩元直萌議員の一般質問を終わります。 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 皆さん、こんにちは。議席番号1番、会派躍進、島田 茂でございます。今回で24回目の一般質問をさせていただきたいと思います。このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。また、罹患された方々及びその御家族、関係者の皆様、感染拡大により日常生活に影響を受けられている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息をお祈り申し上げます。今回の新型コロナウイルスに勝つためには、2つの方法しかありません。これは持論でございますが、コロナウイルスにかかって、自分自身が抗体を持つか、ワクチンで自分自身に抗体をつくるかであります。ちなみにこのワクチンという名前は、牝牛のことだそうです。天然痘のときに活躍した牛の名前だそうです。昨日の読売新聞を見ますと、ワクチン開発で大阪大学とベンチャー企業の共同開発で6月30日、昨日でございますが、国の承認を得るために人へ投与して、安全性や効果を確かめる治験を始めたと発表がありました。国内でも製薬大手などが開発に乗り出しておりますが、治験まで進むのは初めてでございます。大阪市立大学病院で30人に接種する計画で、2021年、来年の春以降の実用化を目指す。これを考えますと、あと1年は本員たちはコロナにかからないようにしないといけないと思います。ぜひこの1年間、まあ1年になるか2年になるか分かりませんが、コロナ疲れにはならないように予防していきましょう。 そして自分自身もコロナ疲れにはなっているのですが、スタッフを見ますと、やはり外へ出られないという強制された意識になるのでしょうね。悲壮感というか、マイナス思考になっていくというのが見られるので、これではいけないと。自分自身がどう士気を上げていくか、まだまだ試行錯誤しながら考えている状況でございます。また、国のキャッシュレスポイント還元事業は、6月30日、昨日をもって終了しました。昨年10月1日から始まった還元事業なのですが、9か月間スタッフと意見交換をしながら、どこの店は還元率が高い、低い、値段が安い、高いを検討しながら、物品を購入したことから逆にスタッフとの同調の輪が強くなりました。そしてスタッフたちと飲みに行けなかった。これが一番大きいのですが、飲みに行けなかった憂さ晴らしではないのですが、物品購入に転換したことは、ある意味、有意義な時間だったかもしれません。しかし、スタッフが「これを買って、あれを買って」。これは私物ではないのかと聞くと、「そうですよ。ご褒美に」というふうに言われますと、駄目だと言えない。自分の克己心の弱さというのですか、まだまだ経営者として未熟かなというふうに思う今日この頃でございます。 話は変わりますが、帝国データバンクによりますと、新型コロナウイルス関連倒産は、6月30日現在297件、飲食店、ホテル、旅館、アパレル、雑貨、小売店、食品卸等の順で多種業種にわたっております。医療関係も何箇月でしたか、ちょっと忘れましたが、6か月だと思うのですが、ここ6か月で8件の倒産が確認されております。本員自身の医院も例外ではなくて、前年比10%減でありました。そのため金融機関から融資を受けております。これがなかったら今年の夏のボーナス、スタッフにあげられなかったのかと、推測でございますが、思っております。 今回、特別定額給付金に関しまして、市長をはじめ、本当に優秀なスタッフのおかげで、スムーズな対応であったと本当に思っております。テレビ、新聞報道では他市町村はオンライン申請がございましたが、オンライン申請が中止したり、止まってしまったり、逆に書面上の申請のみになった市町村も結構多かったのです。それを考えると、沖縄市のスタッフの素早い行動とか、非常に優秀だと思うのですが、これは14万人いるではありませんか。これを一人一人の書面を処理するというのは、非常に困難な仕事だと思っております。本当にすばらしい職員、また市長がトップでよかったと思っております。ありがとうございます。 この未曾有の生活の中で、沖縄県議会議員選挙が行われました。昨日から県議会が開会したと聞いておりますが、党派は別として、各陣営ともとても大変だったと思っております。お疲れさまでした。選ばれた県議会議員の皆様は、今回の苦労を忘れずに、沖縄県のために頑張ってほしいと思っております。特に後援会長、事務局長は寝ずの日々が続いたのではないでしょうか。本当に御苦労さまでした。そこで6月7日に行われました沖縄県議会議員選挙、投票率は46.96%で、過去最低であります。前回比6.35ポイント減と、初めて50%を下回りました。期日前は過去最多であったということでございますが、それでは一般質問に移らせていただきたいと思っております。 質問事項1.期日前投票の日程についてでございます。質問の要旨(1)沖縄市産業交流センター、沖縄市農民研修センターの日程を投票日前日の土曜日まで延長することは可能であるか、見解についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 選挙管理委員会委員長。 ◎島袋昇選挙管理委員会委員長 島田議員の一般質問にお答えします。 最近の期日前投票の動向としまして、6月に執行された県議選において、期日前投票者数が全体の1万6,207人、そのうち産業交流センターでの期日前投票者数が2,347人で、期日前投票者数全体の14.48%、農民研修センターの期日前投票者数が1,698人で、10.48%となっており、前回行われた参議院議員選挙よりも、産業交流センターで8.47%、1,360人、農民研修センターで4.41%、700人の増となっております。近年期日前投票者数が増加していることを踏まえ、投票しやすい環境を整備することは大変重要と考えます。選挙管理委員会としまして、投票率を上げる意味で投票環境の向上策として、島田議員が述べた期日前投票所における投票期間や時間の延長など、弾力的に取り組み、投票を行う有権者の利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 選挙管理委員長、ありがとうございます。 ふり返ってみますと、6月7日に執行された県議会議員選挙の結果を見ますと、市役所も産業交流センターも農民研修センターも多分女性が多いのです。どこも女性の投票者は約1,675人と。男性よりも女性のほうが多く投票に行かれております。女性の車を持っていない方、できるだけ近いところに投票所があればという御意見があったものですから、今回質問させていただきました。ぜひとも次回の選挙からは、選挙管理委員長、よろしくお願いいたします。 それでは質問事項2.図書館の設置についてでございます。質問の要旨(1)沖縄市の住民数は、令和2年3月31日現在、14万2,533人であるとお聞きしております。そのうち、東部地区に4万7,114人と全人口の約3分の1に当たる人が住んでおります。東部地区には、現在図書館が存在しておらず、人口数から見ても、ぜひ図書館を設置すべきものと考えられますが、可能であるか、見解についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。島田議員の質問にお答えいたします。 沖縄市立図書館は、周辺商業施設への波及効果などを踏まえ、平成29年5月より中央パークアベニューに隣接するBCコザ1階部分に移転したところでございます。移転開始後、まだ間もないこともあり、当面は市立図書館の充実を図りたいと考えているところでございます。議員御質問の図書館分館につきましては、分館に代わるものとして引き続き、移動図書館「ちえぞう君」が自治会や公共施設等を巡回いたしますので、多くの市民に御利用いただけるよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 部長、ありがとうございました。 実はコンピュータの波及に伴って、本を好きになったというお母様方がいらっしゃるのです。そのお母様方にお聞きしますと、やはり子供も本が好きになったと。読むというよりも古本の臭いが好きになったというお話も聞いております。もう少し近いところに図書館があったらという御意見がアンケートで結構あったものですから、予算も大変だと思うのですけれども、ぜひ3分の1の人口を誇る東部地域にも一つぐらい図書館という文化的な施設があってもいいのかと思っております。市長、ぜひ図書館をよろしくお願いいたします。これで島田 茂の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で島田 茂議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時42分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 こんにちは。コロナでの議会ということで、初めての少ない形での一般質問なのですが、今日十何年ぶりに早起きしました。今日の朝の新聞を読みたくて、読みたくて、一回4時半ぐらいに起きて、開けてみたら新聞が入っていないのです。もう一回、目をつぶって5時半に開けても新聞が入っていなくて、6時にやっと新聞が入って、一面が楽しみで、ぱっと見たら何のことはない。本員は琉球新報を取っているのですが、かなり小さい記事で、議長に赤嶺 昇氏という形で、少なかったです。本来、保守県政のときであれば、間違いなく一面に大きく「与党分裂、これからの県政運営はどうなるのか」みたいな記事になるのかと思っていたのですが、玉城デニーを忖度するのが必要なのかどうか分からないのですが、かなり小さな記事であったという部分が、本員としてはやはり面白くないと思っております。県議選が終わって、25対23という話が出て、玉城県政の2年間の評価が、しっかり玉城県政が県民はいい形という評価という思いを持っていたはずでありますが、県議会の中で与党が割れて、そして議長に会派おきなわの赤嶺氏、そして自民党の仲田県議が副議長になると。そして4つの常任委員会、議会運営委員会を含めると5つのうち、常任委員会の4つのうちの3つは、委員長が自民党、保守系、中立という形で野党がとっている。常任委員会の副委員長は全て野党がとる。本当に今回の選挙は、県議選の中で大きな流れが変わる節目の昨日だったのかと本員は思っております。今回の県議会議員選挙、本員も自分自身の選挙が5回目の選挙を経験させてもらいました。親父の代から重なると結構な市会議員の選挙、そして市長選挙、県議会議員選挙、国会議員選挙、いろいろ経験させていただいたのですが、本当に苦しい、あまり意味が分からない選挙戦を戦いました。本員が応援、支援した花城大輔県議の事務所の後援会幹部が新型コロナに罹患、感染してしまって、本当に多く悩み、どうしたものか、そういう意味合いを持ちながら議論を重ねて、県議といろいろな形で相談した結果、一月の事務所閉鎖というのを選択せざるを得なかった。4月2日に事務所開きをして、15日から本当に一月近く、ゴールデンウィーク明けの7日まで事務所を閉めるという部分は、本当に選挙を戦ったことがある皆さんは理解していただけると思うのですけれども、かなり厳しい選択でありました。ただ、支援者、または理解をいただく、協力していただいた皆さんのおかげで、花城大輔も3期目を当選させていただいたことに心から感謝申し上げたいと思っております。そのときに思ったのが新型コロナは本当に各業種、市民、県民、国民に多大な影響を及ぼした状況ではないのかと。本員たち選挙事務所においてもみんなコロナの話しかないのです。そして自分たちの仕事というのは、本当に先が見えないという相談が多く、本員たち事務所としては、新型コロナ対策室というのを設置させていただいて、本員の会派であります町田裕介議員を室長として、町田裕介議員は選挙というのはさせないで、朝から晩まで市民相談を受けさせていただきました。町田裕介議員もしっかり勉強をして、市のみならず、県の補助、助成金、国の補助、助成金、全てしっかり頭に叩き込んで、誰でも来たときにすぐ答えられて、すぐ申請までお手伝いできるという環境をつくらせていただいて、延べ人数も400人を超えるぐらいの方の支援ができたというのが本当に、裕介議員も成長したと思っております。まだ閉めていないのです、裕介議員まだ頑張って、今、市、県、国の助成金を市民、市民ではない方々の部分も支援しているので、今後の町田裕介議員の成長というのが今定例会から見られると思いますので、御期待いただきたいと思っております。 それでは通告書に従って一般質問をさせていただきます。 質問事項1.沖縄市の経済状況について。質問の要旨(1)コロナによって受けた沖縄市の経済のダメージは、どのようになっているのかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 こんにちは。瑞慶山良一郎議員の一般質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染拡大が本市経済へ与えたダメージは、計り知れないものがあると考えております。これは例年数件しか相談がない融資認定の申請に、今回は6月19日現在で604件を超えており、いかに本市の中小事業者の資金繰りが逼迫しているかが分かります。中でも飲食業が約4分の1を占め、次いで卸小売業、建設業と続き、この3つの業種だけで約半数を占めており、特に影響を受けていると考えられます。4月には事業所アンケートを実施しましたが、回答があったほとんどの業種で売上げに影響があったと答えており、収入は平均で約55%の減少率であったとの結果が出ております。また外出自粛により、約半数の飲食店が休業し、BARやスナック、ライブハウスにあってはほとんどの店が休業しました。宿泊業にあっては、スポーツ合宿のキャンセル等が相次ぎ、稼働率が10%まで低下、さらにエイサーまつりの中止も相まって、その先の宿泊予約も入ってこない状況であると伺っております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 質問の要旨(2)業種別での被害状況を教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 業種別の被害状況については、セーフティーネット融資等の認定申請をされた事業所の中から、前年同月比5月の売上高の減少率が大きかった業種でお答えさせていただきます。一番減少率が高かったのが宿泊業79.73%の減少率、2番目がパチンコ屋、カラオケボックス等の娯楽業で78.70%の減少率、3番目が飲食業で76.14%の減少率となっております。続いて学習支援業が65.67%、理美容業等が65.58%、運輸業が63.17%、建設業が61.52%、旅行業や運転代行業等のその他関連サービス業が61.19%、卸小売業が60.21%、不動産、物品賃貸業が52.84%の減少率となっております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 質問の要旨(3)補正予算などでまだ手当ができていない業種等がありましたら教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市独自の3本の支援金の対象業種については、コロナの影響により3月以降セーフティーネット融資の認定申請が多かった業種に絞って制度設計を行っており、そこから漏れる方は全業種を対象とした融資支援金のほうで幅広く救う考えでしたが、融資を受けない事業者は対象とならないなどの課題がございました。3つの支援金の対象から漏れた事業者への支援は必要であると認識しております。申請窓口やコールセンターに寄せられた事業者の皆様からの御意見を集約して、どこが足りなかったのか見極めながら、財政当局とも調整し、次回、第3弾の支援策に向けて検討してまいります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 1から3までお聞かせいただいた中で、本当に大きなダメージを受けているのかと思っています。6月末で締めて、これから7月、8月、9月という形で、本当に会社、事業者等はこれからますます厳しい状況になっていくのかと。このコロナ禍の部分で沖縄市がいち早く補正予算をつくっていただいて、市民、市内の事業所等に助成金等をつくっていただいたという部分は、本当にありがたかったのですが、例えば本員のところに相談に来たのが、沖縄市民で住民票も沖縄市にあって、ただ、美島通りといって、沖縄市のお隣の北中城村で喫茶店をやっているのです。税金などは全部沖縄市に納めているのに事業所が沖縄市内にないので、この助成金の対象にならない。自分たちは税金を納めて、沖縄市のためにしっかり頑張って、子育てもして、こっちに住んでいるのに事業所が沖縄市でないからということで対象にならない。だけど、沖縄市の中の町などでBARをやっていて、那覇市の人でも対象になる。税金の部分は那覇市で払っているのではないか。そういうちょっと耳が痛い話も聞こえました。そして事業所の部分、10万円とか、20万円というのは、それでコロナによる不況というのは対処できないはずですが、従業員などもかなり困っている状況もございます。タクシー運転手などは取りあえず昼間出るのです。まだ昼間はよかったらしいのです。夜勤の人たちというのは、ふだんは昼間と夜勤というのは、夜勤のほうが収入が多いのですが、人がいないと。だけど出勤してはいるから、仕事はやらないといけない。ずっと回っていてもお客さんが手を挙げる人がいなくて、タクシー運転手というのはほとんどが歩合制、基本給が少しあって、それに対しての歩合制なので、本当に厳しい状況だというお話も聞かせていただきました。選挙で、印刷会社等とお話をして、あなたたちはコロナとは関係ないよねという話をすると、違うのだと。新聞広告が一切入っていないでしょうと。パチンコ店とか、サンエーとか、スーパーなどの印刷、チラシ、それが全部なくなってかなり厳しいと。そういう話の中でいろいろ聞いていくと、やはりまだ手当が受けられていない業種というのは本当にまだまだいっぱいあるのかと。ただ予算というのは限られているので、本当に助けてほしいというところを精査しながら、手を差し伸べていくというのが行政の役目だと思いますので、しっかりその点は情報収集を密にしていただいて、手を差し伸べていただきたいと思います。議会は全面的に協力していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 続いて、質問の要旨(4)指定管理者におけるコロナ被害状況であります。先日、稲嶺隆之議員も要望等で、指定管理者に対してしっかりフォローしてほしいという話がございました。今、指定管理者、公共の施設を直営ではなくて、民間の力を借りてやっていくという中で、そのお願いしている団体が倒産してしまって、また直営に戻るというのはあってはいけない状況だと思って、本日質問をさせていただいておりますので、御答弁のほうをよろしくお願いいたします。①影響を受けている施設はどのような施設がございますか。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。瑞慶山議員の一般質問にお答えいたします。 指定管理者制度を導入し、利用料金制で運営している施設の中で、11施設が新型コロナウイルス感染症対策の影響を受けているものと考えられますので、各施設の利用料金の減収及び維持管理費の状況などの把握に取り組んでおります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 質問の要旨(4)②指定管理者の相談はどのようなものがあるのか教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 現在、指定管理者からの主な相談内容といたしまして、施設の休館及び自粛による利用料金の減収に対する補填や今後の利用、予約者に対する対応となっております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 質問の要旨(4)③施設使用料が、これはコロナが始まる中で、予約をされていたのですが、それを3密を避けるために沖縄市の方針として、催し物をやめてくれというメッセージのもと、みんな中止した経緯もございます。その中で、本来であれば指定管理者としては予約を受けていたので、それが中止になったらキャンセル料は少しいただかないといけないという形も、それも全て沖縄市の方針として減免もしている状況の中、その収入が今ない状況なのです。3月、4月、5月、6月。そういう場合はどのような補填の仕方とかを考えていらっしゃるのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 沖縄市指定管理者制度に係る運用指針において、リスク分担に関する考え方を市の事情に起因する以外の要因の利用料金の減少については、指定管理者の負担としております。今回の新型コロナウイルス感染症対策時につきましては、本市から一定期間、施設の休館要請を受け、指定管理者が施設を休館した経緯がありますので、利用料金の減収に対する適切な対応を検討してまいります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 民間でも同じ形ではあるのですが、民間よりもっと強制力が高い公共施設というのは、市の方針として利用制限を行っている状況を鑑みると、しっかり収入の減の部分は補填してあげないと、市民にサービスをする公共施設を民間に指定管理として委託している状況がありますので、先ほど話をしたように、公共施設を預かったところが倒産するということは間違いなくあってはいけないことだと本員は考えておりますので、それは当局と指定管理者としっかり確認をして、フォローしていただきたいと思っております。例えば音市場になると、初めての指定管理で、4月から指定管理をした時点で止まるわけです。指定管理者とはまだ面識はないのですが、そういう方たちの気苦労というか、先が見えない、初めての事業が最初からストップしてしまうという御苦労等もしっかりフォローしていただきたいと思っております。 質問の要旨(4)④当局の方針というのは、今、答弁された部分、まだあるみたいなので、それでは今後の当局の方針をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策に係る利用料金の減収につきましては、維持管理費の状況等を確認しつつ、市の自粛要請を受け、施設を休館した期間への対応方針及び施設の利用再開以降の事業計画など、指定管理者との協議のもと、適切な対応を速やかに検討してまいります。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 企画部長、本当に速やかにお願いします。今は不安がっていると思うのです。見えない中で、また今年度、本当に自分たちの事業で人が集まるのか、入場料が入るのか等を含めて不安がっていると思いますので、しっかりスピーディに対応できる形をつくっていただきたいと思います。 最後の質問になりますが、市長、コロナ禍で本当に多くの方たちの生活態様が変わっております。これは雇用の体系であり、仕事の中身であり、そして政治行政に対しても変わってきていると思います。ずっとテレビに出ていた小池都知事や、大阪の吉村知事などのリーダーシップというのが本当に今回、政治家の資質というのが試された状況ではないのかと。本市としては、桑江市長がいち早くステイホームという銘を打って、緊急事態に近い形で市民に呼びかけました。あれが功を奏していると本員は思っております。それがある程度、コロナの状況が落ち着いたと判断した際に、また市長は、今度は経済をしっかり動かそうとメッセージを送っていただきました。こういう政治家のリーダーシップというのが今、こういう混沌とした状況の中では、本当に旗振り役として、桑江市長の背中に14万市民がついていっているという部分を多分桑江市長も実感して今、お仕事をされていると思います。 質問の要旨(5)コロナの影響で生活スタイルや雇用・行政政治等様々な変化が起きているが、市長として市民や行政、沖縄市に対して、強いメッセージ、負けるなという思いのこもったメッセージを頂戴したいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。瑞慶山良一郎議員の一般質問にお答えいたします。 本市では新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生したこともありまして、16人の市民が感染し、うちお一人の尊い命が奪われる事態となりました。心より哀悼の意を表するとともに、改めてコロナウイルス感染症の拡大防止に向けた取組を着実に進めていく決意であります。なお、市民並びに議員の皆様におかれましては、緊急事態宣言期間中、感染拡大防止への御理解と多大な御協力を賜り、この場をかりて感謝申し上げます。 一方、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、本市経済は大変な打撃を受けておりますが、国や県の動向を注視しながら、関係団体等との連携を図り、市民や事業者の皆様にとって必要な支援策を講じてまいりたいと考えております。市民の皆様におかれましても体温測定、手指消毒の徹底、そして密にならないための対策等、議会もこのように対策を取っておられます。このような新しい生活様式を取り入れていきながら、第2波への警戒感を持って、徐々に徐々に、ゆっくりと経済活動を再開していただき、特に議員諸賢や公務員、職員の皆様には定額給付金を積極的に有効に活用していただき、市経済を刺激していただきたいと思います。こういうことで、皆さんとともに新型コロナウイルスを乗り越えていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 市長、力強いメッセージありがとうございます。 市長が国会議員、小渡三郎先生、渡辺美智雄先生の秘書をして、そして市会議員をして、そして国会議員の事務局長、嘉数知賢先生の事務局長をして、そして県議になって、市長になっている。この政治手腕を見せるのが今の時期だと思います。力強いリーダーシップを期待して、本員の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で瑞慶山良一郎議員の一般質問を終わります。 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 日本共産党、前宮美津子です。では所見を述べたいと思います。沖縄県議選挙は名護市辺野古の米軍新基地建設に反対をし、玉城デニー知事を支えるオール沖縄の与党勢力が過半数を維持して日本共産党は7人、全員の勝利で県党史上最多の議席を獲得いたしました。定員5の沖縄市区は、辺野古新基地建設よりコロナ対策で暮らしと経済に予算を回せと訴えた、我が党の33歳の候補が4位で初当選を果たしました。深刻なコロナ危機の中にあって、新基地建設を強引に推し進めようとする安倍政権に対する県民の厳しい審判です。厚く感謝申し上げます。防衛省沖縄防衛局は県議選を目前にした4月、新基地建設を進める辺野古沖の軟弱地盤改良のため、埋め立て工事の設計変更を沖縄県に申請しました。県がコロナ対策で独自の緊急事態宣言を出した直後に申請を強行し、県内外から怒りの声が上がりました。日本共産党は新型コロナ禍から県民の命をどう守るかが差し迫った課題になっているときに、辺野古新基地建設を進めようというのは許されないと批判し、今回の県議選は沖縄の進路はもとより、日本の民主主義がかかった歴史的な闘いだと訴え抜きました。玉城デニー県政は、コロナ対策で約630億円、県民1人当たり換算で175万円、全国トップクラスの独自予算を組みました。飲食、小売り業者や国がこれまで支援してこなかった認可外保育所などへの支援、PCR検査センターの県内5か所への設置、抗体検査の実施などの対策を打ちました。沖縄県は辺野古新基地の建設費を総額2兆5,500億円と試算しています。新基地建設を中止し、この建設費をコロナ感染対策や暮らしの再建、経済回復のために使えという日本共産党とオール沖縄の訴えに県民の共感の輪が大きく広がりました。地元紙も新型コロナ蔓延の中、幾らかかるかさえ判然としない米軍基地の建設に巨額な血税を投じるのは狂気の沙汰、琉球新報4月23日付、新基地は不要不急の極みである。計画を断念し、その財源を窮地に陥っている中小零細企業や困窮世帯に振り向けるべきだ。沖縄タイムス5月15日付と報じました。安倍政権は、新基地建設現場の作業員にコロナ感染者が出たため中断していた建設工事を、県議選からわずか5日後に工事を再開しました。県議選挙の結果を受け、ふだんは選挙は結果が全てという菅官房長官が自民党が議席を伸ばした一面だけを捉えて、新基地建設への地元の理解が進んだと理由を語りました。しかし、自民党は県議選挙の公約で辺野古新基地建設容認を掲げながら、選挙戦では県民の批判を恐れ、言及を避け続けたのが実態です。県議選挙の結果は、新基地建設中止の変わらぬ民意であり、菅官房長官の認識は全く説得力がありません。安倍政権が直ちにやるべきことは、イージス・アショア配備計画中止同様、県民の総意に従い、新基地建設をきっぱり断念することです。 では通告書に従い、一般質問を行います。 通告書14ページ、質問事項1.教育行政について。質問の要旨(1)コロナ休業解除後の学校教育のあり方についてお伺いをさせていただきます。まず初めに、連日新型コロナウイルス感染予防対策のため奮闘されておられる市長をはじめ、職員の皆さんに厚く感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が全面解除され、長い休業がやっと解放されました。新1年生も全員マスクをつけて、席は間隔を開けて、本来人と触れ合いの中で成長するはずの学校で、身体的距離をとらなければならないという矛盾の中での再開です。友達と会えなかった、勉強できなかった、コロナが不安、多くのストレスを抱えて登校してくる子供たちです。丁寧に受け止めてやらなければならないと思います。勉強が遅れているからと詰め込みや猛スピードの授業になって、ついていけない子供が出ることがあってはなりません。という子供も、親の経済、失業で収入が激減という子供もおります。家庭も経済的に支える支援、補償は子供にとって不可欠です。不登校の子供たちへの配慮も求められております。少な過ぎる教職員を大幅に増やして、学習の面でも個々の子供に応じた対応ができるようにすることが急務です。今、求められているのは、一人一人を大切にする教育です。感染防止のためにも1クラスの子供の数を減らすことは避けられません。教育予算を抑え、子供を競争に追い立ててきた政策からの転換が今、必要です。それではお伺いいたします。①臨時休業が長期にわたった影響をどう捉えているかお伺いをいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。午後もよろしくお願いいたします。前宮美津子議員の一般質問にお答えいたします。 令和元年3月末の臨時休業、それから令和2年度の当初から1か月半程度の臨時休業についての懸念というか、現状についてのお尋ねでございます。長期休業期間中、子供たちは議員御指摘のように、かなりのストレス、保護者のほうもかなりの心配があったということは承知してございます。現在、学校再開後、学校、それから教育委員会といたしましては、まず心のケアであったり、学びをきちんと確保する。そしてそのための授業時数の確保をいかにして進めていくかというところが大事になってくるだろうと考えています。子供たちの学習の遅れに対しては、学校においては課題を工夫して提示をしたり、現在それを踏まえて学習を進めるなど、様々な工夫をしながら学びの確保、学びの保障を現在行っているところでございます。また、子供たちの心のケアに関しても再開後1週間程度、子供たちのケアのために相談をしたり、それから保護者が相談できるような体制をつくりながら対応しておりますが、今後、子供たちはまだまだ不安を抱えている子もおりますので、しっかり子供たちの心のケアについては、市配置のスクールカウンセラーであったり、ソーシャルワーカーであったり、また県が配置しているカウンセラーもおりますので、そういうところを有効に活用しながら対応してまいることが大切であると理解しているところでございます。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 質問の要旨(1)②家庭向けと教職員向けアンケートを実施して、長期休業中の実態把握を行うべきだと思うが、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 学校再開後、児童生徒には教育相談、アンケートなどを実施しながら、子供たちの心の状態について把握してきているところでございます。今後につきましては、子供たちの状況を見ながら、保護者においては三者面談であったり、保護者面談を通して実態把握を行い、先生方についても管理職と面談しながら、自分たちの預かる子供たちの状況を注視しながら、子供たちの学びが、そして学校が安全で安心で通えるような体制づくりを進めてまいりたいと思っているところでございます。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 分かりました。沖縄市においてもコロナの長期休業中に、親御さんを通して子供の様子を伺ったり、電話で健康を把握していただいたということでありますが、国立成育医療研究センターというところが子供向けのアンケートを取っております。その中に子供たちの困り事設問に対して、1位がお友達と会えない、2位、学校に行けない。3位、外で遊べない。4位、勉強が心配。5位、体を動かして遊べない。こういう回答でした。子供への心の影響はどうかの設問ですが、これには大変子供たちの心が表れております。コロナを考えると嫌だ。集中できない。すぐいらいらしてしまう。寝つけない。夜、目が覚める。嫌な夢を見る。一人ぼっちだと感じる。自分や家族を傷つけてしまう。こういう回答が今、寄せられております。この悲痛な叫びを子供たちは表向きはそういうふうに見せてはこないのですが、子供たちの心に寄り添う、そういう教育が今、必要だと思われます。 質問の要旨(1)③休業の長期化で生じた学習格差や精神的ストレスの解消と、3密回避のため少人数学級や教職員の増員、相談体制の確保が必要と考えるがどうかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 文部科学省が学校再開に当たり、新しい生活様式の中で3つの密を回避するため、マニュアルを作って学校のほうには示しているところでございます。学校はそれを踏まえながら、3つの密が重ならないように様々な工夫をしております。ただ、やはり学校の校舎の現状であったり、なかなか距離を保つというのは難しいですが、基本的な目安がしっかり示されておりますので、その中で換気をしながら、子供たちが少なくとも感染を防止できるような体制を取りながら、現在やっているところでございます。 議員御指摘の教職員の配置につきましては、任命権者である県と情報共有しながら、今いろいろなメニューが示されておりますので、そういうところを活用できるものがあれば検討しながら、子供の学びや先生方の支援ができるように情報共有に努めてまいりたいと思います。 また、心のケアについても先ほど申しました市配置のスクールカウンセラーやソーシャルワーカーを活用しながら、児童生徒の相談に対応できるように今後とも教育委員会としては指導助言をしてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 国から示されているものは、間隔を2メートルあけなさいと、そういう数値が示されております。学校であれば、教室であればやはり半分、入る人数というのは限られてくると思うのです。この沖縄市においては、退職教員もたくさんいらっしゃるので、先ほどは工夫されておられるとおっしゃっておりましたけれども、やはり工夫をされて、そういう方々の協力も得ながら、沖縄市独自の新しい生活様式をつくることが少人数方式でかじを取るべきではないかと考えるが、それはどうか。現在40人近いクラスも多いわけです。身体的距離は確保されているのか、お伺いをさせていただきます。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長
    ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 確かに学校の1クラスの在籍人数によっても当然差はございますが、確かに一部の学校で、いわゆる目安よりは少し密というか、近い学校があることは現実ございます。しかしながら、これも換気をしながら授業が何とかできるように学校が工夫をして、この間、我々は美里中学校に学校訪問をさせてもらいましたけれども、学校はいろいろ工夫して、距離をあけ、接触がないような形でやっておりました。通常行われているグループ学習もあまり行わないで、何とか蔓延がないようにということで、今できる限りのことをやっているところでございます。小さい学校というのでしょうか、1クラスの数が少ないところは当然、それなりの間隔がありますので、それはそれとして国が示している範囲の中で収まっているものと理解しているところでございます。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 向きを変えたりとかという工夫をなさっているみたいな答弁なのですが、密集、密接は40人学級では幾ら工夫しても難しいと思います。したがって、少人数の実施が必要と思われますがどうでしょうか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 現在、県のほうでは既に1年生だけは35人が定数になっておりますが、それ以外は40人で、県の配置で少人数学級の編成、つまり35人を下回るような形で既にやられているところはございます。ただ、空き教室の関係がございまして、全ての学校がそれでカバーできているというわけではございません。ただし、退職教員にしても人材の確保であるとか、それからまた学校再開当初の分散登校についてもやはり授業の確保と比較しながら、沖縄市として感染者が60日間出ておりませんので、今そういう工夫をしながら授業の学びを担保しながら、そして換気であるとか、そういうできる工夫をしながら授業に、あるいは学習活動を展開しているところでございます。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 感染者が出ていないからということですけれども、出てしまってからでは遅いのです。まずは一人一人の子供に丁寧に寄り添う、心のケアをしっかりとし、手厚い教育をしていただきたいと思います。 質問の要旨(1)④授業日数不足を、過度の詰め込みや行事の削減で補うべきでないと考えるがどうかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 今回の長期休業期間を受けて、昨日も答弁させていただきましたが、本市では夏休みの期間を調整することで、授業日数の確保をするところでございます。現在のところ土曜日の授業であるとか、行事の削減をしながら、いわゆる詰め込み的なということではなくて、行事についても可能な限り、情操につながるところもありますので、工夫をしながら、やれる行事はやっていただきながら、子供たちのストレスというのですか、楽しみながら学校に通えるような工夫について適宜、指導助言をしながら、相談に応じながら進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございます。 子供たちをゆったりと受け止めながら、学びとともに遊びや、休息、学校行事をバランスよく保証して、そのため学習内容も本当に必要な精選したものを一定の内容を次の学年へとつなげる柔軟な教育をしていただきたいと思います。 質問の要旨(1)⑤家計急変に対応するため、改めて就学援助の周知を全世帯に行うべきだがどうか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 教育委員会といたしましては、例年入学、あるいはまた始業式の段階の4月において、市内全小中学校の保護者宛てに就学援助制度のお知らせを配布して、その周知に努めております。令和2年度は休校明けの5月に申請の受け付け延長についての通知文書の配布を行い、また6月にもコロナウイルス支援策の御案内を全保護者へ学校を通して文書にて通知をしております。今後につきましては、コロナの感染状況を踏まえながら、学校と連携しながら、再度就学援助制度についての周知を図るよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございます。 早急に手を打たれたということでは本当に早い対応がよかったと思います。経済的に十分な教育が受けられないということがあってはならないと思います。経済的に苦しい家庭には、十分な支援をぜひ行っていただきたい。教育条件を整えていただきたいと思います。ありがとうございました。 ついでに、まだ少し時間がありますので、マスクをしていても本員はとてもいらいらするのです。子供たちにとって、丸一日マスクをしなさいと言われてもとても大変だと思います。コロナだけではありません。もしかすると熱中症も考えられます。そういうことではぜひ子供たちの健康面をしっかり守って、コロナ対策、熱中症、全てにおいて子供たちの面倒を見る、教育、周囲の人たちが温かく支える子供たちであってほしいと。そういう教育を目指してぜひ頑張っていただきたいと思います。これで前宮美津子の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で前宮美津子議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時45分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時46分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日はこれをもちまして、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日7月2日木曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 2時47分)...