◎
山内強企画部参事 それでは
池原議員の御質疑にお答えさせていただきます。 まずどのような活用をされるのかというところでございます。今回の
多目的広場の整備につきましては、基本的には
アスファルト舗装をして利用を予定しております。そのことから、基本的には
オンロード、
モータースポーツに関しましては
オンロード、オフロードという大きな2つの分け方があるのですが、基本的には
オンロードです。その中でも代表的に、ヒアリングをさせていただいているところも含めまして、
ジムカーナであったりドリフト、レーシングカート、
バイクジムカーナ、
あとバイク関係、それ以外に
交通安全教育としまして、
子供向け交通安全教育であったり、
高齢者向けや企業向けの
交通安全講習会とか、
あと地域での活用としましては、基本的には
多目的広場になっておりますので、県外の事例で御説明させていただきますと、同様な広場につきましては、地域のお祭りであったり、あとは
フリーマーケットのようなものであったりとか、
ママチャリ大会とか、このように地域での活用もされております。そのほかにも、さまざまな用途の活用を考えておりまして、今お話しがあるのが、警察の技能訓練であったり、
自動車メーカーによる試乗会とか体験会、近年は
高齢者ドライバーが社会問題化していることもございまして、こういう体験ができる場所が欲しいというお話もいただいているところでございます。そのほかにも、
大型イベント時の
臨時駐車場として活用したり、研修室もございますので、研修室のほうでいろいろな研修会であったりとか、
交通安全教育であったり、基本的には地域の研修等にも活用していただけるものと考えております。 次に収益につきましては、(仮称)
モータースポーツ多目的広場整備計画調査業務報告書の中で、これは平成30年3月に、そこまで部数がなかったものですから、各会派には1冊ずつお届けさせていただいているところでございますが、こちらのほうで収支結果を予測しております。その中で、広告収入であったり
グッズ販売等も含めまして、半日貸し切りであったり1日貸し切りなど、県外事例も含めまして細かく調査させていただいておりまして、こちらの収支計画では、多少黒字になっているというところでございます。どのようなものが想定されるかといいますと、これは
県内モータースポーツ関係者からお伺いしておりますが、例えば
土日祝祭日であれば、四輪の
ジムカーナであれば年に6回、こういうところで利用したいとか、
あとドリフトが年に5回、
あとカートが年に6回、二輪のほうでは
ジムカーナで年に12回、
ミニバイクが年に5回、
あと練習走行としまして四輪・二輪が月6回ずつ、年間72回というところで利用したいということでございまして、
土日祝祭日につきましては、ほとんど、皆さんが可能な限り利用していきたいというお話しがございます。平日につきましては、
県内競技関係者であったりとか、企業等、
自動車関連産業等からもお話しをお伺いさせていただいておりまして、平日の利用につきましても約6割の利用が見込まれているところでございます。以上でございます。
○
小浜守勝議長 以上で
池原秀明議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。
桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 おはようございます。同議案について、何点か質疑をさせていただきたいと思います。先ほどの
池原議員からも質疑がございました。重複する部分もあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 最初に、工期、スケジュール、もう一度確認ですけれども、今年度は約9,000万円余りの予算が歳出として計上されておりますけれども、次年度はどうなっているのか。全体的なスケジュールと金額を教えていただきたいと思います。そして、先ほど
池原議員からも補助、市債はどうなっているかという質疑もあったのですが、これはほとんど市債で賄うのか、または市の単費で賄うのか。それとも国の補助等はどうなっているのか、ほかから別に歳入があるのか。かぶっている部分もあるかと思うのですが、再度お聞かせください。 そして、安全対策についてお伺いしたいのですが、
サーキット場、
多目的広場ができるわけですけれども、やはりそこで事故とか、そういうものはどのように安全管理を考えているのか。また、
サーキット場まで来る間の安全管理はどのように考えているのか、これについてもお伺いします。 3点目、先ほど
池原議員の質疑の中にもありましたけれども、
高齢者向けの
交通安全講習会をやるということで、実は今、高齢者の研修がすごくとりにくいと言われております。ここでも、老人向けの交通安全、実際、年を召してくると、早いスパンで講習を受けないといけないのですが、そういうものも含めてやられるつもりなのか。皆さんが言っている高齢者の研修というものが、どういうことを言っているのか。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午前10時35分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午前10時37分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 先ほど
池原議員からもございましたけれども、収支計画について説明がございました。市当局が平成30年3月に出した(仮称)
モータースポーツ多目的広場整備計画の調査業務報告書131ページに、収支計画が載っておりますけれども、先ほど
企画部参事から説明がありましたけれども、少し黒字が出るという話もありましたけれども、この収支計画から見ると、例えば建築工事費の施設保険料がありますけれども、これは1億円当たり0.12%ですが、今回、それについても確認したいと思います。以上です。
○
小浜守勝議長 企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 それでは桑江議員の御質疑にお答えいたします。 工期と金額ということでございました。今年度の事業につきまして、今回補正に計上させていただいております事業費につきましては、約9,400万円でございます。事業計画につきましては、
令和元年度につきまして、
多目的広場の下層・上層部の部分と排水工、電気設備などを予定しております。令和2年度に入りまして、観戦エリアであったり、駐車場とか
多目的広場、電気設備、遮音壁、管理棟、パドック棟などを予定しております。次年度の完成を予定しているところでございます。 予算につきましては、基本的に、現在は起債と単費で考えさせていただいているところでございます。そのほかにも、国の予算が入れるかどうかにつきましては、現在調整をさせていただいているところでございます。 安全対策につきましては、基本的には
モータースポーツの広場でございますので、安全対策は重要だと考えております。そちらにつきましては、JAFの公認をいただく予定で、安全対策を図る予定でございます。 交通安全の講習会につきましては、議員がおっしゃっております免許の返納であったり、自動車学校などで行っているものとは別の考え方でございまして、
自動車メーカーからもございますが、自動車も年々いろいろ改良しており、例えば自動の縦列駐車であったり、自動安全ストップであったり、あと踏み間違いに対する対策であったりとか、自動車の機能でいろいろなことができるということで、そちらを体験していただく場所もなかなかないということで、こういうところの安全対策の講習もできればいいなというお話もございました。一方で、いろいろなところで交通安全の勉強会等は行われておりまして、
モータースポーツ関係者の皆さんも、
モータースポーツということですので、例えばドリフトであったり、
ジムカーナであったり、いろいろな
モータースポーツをさせていただいておりますが、そちらも安全運転の講習会などもやられているということで、そういうところにも活用できるだろうというお話がございます。 収支計画につきましては、平成30年3月に(仮称)
モータースポーツ多目的広場整備計画調査業務報告書に、議員からございましたように、131ページで収支結果を載せております。その中で収入、支出のバランスを見させていただいております。その後、現在行っている計画の中でも、再度踏み込んだ形で収支シミュレーションをさせていただいておりまして、その中でも黒字で運営はできるというところで、現在、検討を進めさせていただいているところでございます。以上でございます。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午前10時42分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午前10時43分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 失礼しました。 総事業費については約7億円になるというところでございます。
○
小浜守勝議長 桑江直哉議員。
◆
桑江直哉議員 失礼しました。 先ほど、(仮称)
モータースポーツ多目的広場整備計画調査業務報告書、平成30年3月のものの131ページのことを
企画部参事からも報告がございましたけれども、この中で施設保険料がありまして、それは1億円に対して0.12%で、年間約120万円の支出があるということがありまして、もし7億円であれば7倍になります。そうすると、やはり黒字ではないのではないかと、本員は考えております。それからすると、やはり最初から、この事業は黒字ではないのではないか。本員は赤字になるおそれがあるのではないかと危惧しております。その点について、再度御確認します。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午前10時45分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午前10時58分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
企画部参事兼
プロジェクト推進室長。
◎
山内強企画部参事 桑江議員の御質疑についてお答えいたします。 (仮称)
モータースポーツ多目的広場整備計画調査業務報告書の131ページの施設保険料についてでございます。施設保険料の建築工事費1億円に対して0.12%ということで、こちらは施設の建築工事ということですので、建物でございます。工事費全体で約7億円と御説明させていただきましたが、それ以外に管理棟とかパドック棟がございますので、そちらの保険料ということでございます。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午前10時59分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午前10時59分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 以上で
桑江直哉議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。 眞榮城健二議員。
◆眞榮城健二議員 おはようございます。同議案について、本員から質疑をさせていただきます。 56、57ページ、10款教育費、4項幼稚園費、1目幼稚園管理費、説明3.預かり保育事業の臨時職員賃金についてでございます。資料請求で文書をいただきましたけれども、まだわからない点があるので質疑をさせていただきます。まず1点目になります。嘱託・臨時職員未任用期間とあります。任用期間について質疑をさせていただきます。任用期間は年間なのか、それぞれなのか。途中で切られるのか、こちらもお願いいたします。 そして2点目になります。1,328万3,000円の補正減となっております。こちらは何人の預かり職員の賃金が補正減になっているのでしょうか。お願いいたします。この2点をよろしくお願いします。
○
小浜守勝議長 こどものまち
推進部長。
◎上里幸俊こどものまち
推進部長 おはようございます。それでは眞榮城議員の御質疑にお答えいたします。 56、57ページ、10款4項1目幼稚園管理費の中の説明3.預かり保育事業についてでございます。今回、預かり保育につきましては、預かり保育学級担任の未配置部分の11人に関する減額補正となっております。 任用期間につきましては、基本的に、臨時職員の場合は半年更新という形になります。以上です。
○
小浜守勝議長 眞榮城健二議員。
◆眞榮城健二議員 任用期間は半年ということで、それぞれ一旦また更新されていくということです。わかりました。ありがとうございます。 続いての質疑ですが、預かり保育担任、そして預かり保育補助員、それぞれいらっしゃると思うのですが、こちらは中途退職者がいらっしゃるのか。この件についてもお願いいたします。
○
小浜守勝議長 こどものまち
推進部長。
◎上里幸俊こどものまち
推進部長 それではお答えいたします。 中途退職ということでございますけれども、臨時職員の中途退職ということでよろしいでしょうか。2人の中途退職がございます。
○
小浜守勝議長 眞榮城健二議員。
◆眞榮城健二議員 最後の質疑をさせていただきます。 それぞれ、幼稚園のほうが預かり保育担任、そして預かり保育補助員が未配置である部分についてですが、預かり保育担任や補助員、それぞれの先生方が未配置であった最長の日数、月といいますか、未配置の状態のまま、足りなくなっていた時期をお願いいたします。 そしてもう1点、市の預かり保育の確保についての取り組みをお願いいたします。
○
小浜守勝議長 こどものまち
推進部長。
◎上里幸俊こどものまち
推進部長 それではお答えいたします。 未配置の最長期間ということでございますが、4月からでございますので、12月までだと8カ月になります。 それから対策でございますけれども、保育士につきましては、預かり保育担任だけではなくて、全体的に不足している状況がございます。本市といたしましては、人員の確保について、ハローワークや私立の保育所と連携しながら保育士確保に努めているところでございまして、就職説明会や、さらには今後、職場環境の改善など、ICTを活用した取り組みも必要だと考えておりまして、全体的な保育士不足の対策に、これまで以上に力を入れて取り組んでまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 以上で眞榮城健二議員の質疑を終わります。 休憩いたします。 休 憩 (午前11時07分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午前11時10分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 伊佐 強議員。
◆伊佐強議員 同56、57ページ、10款4項2目幼稚園建設費、説明3.島袋幼稚園園舎新増改築事業、工事施工を伴う委託料466万5,000円についてお伺いいたします。 前回に比べて466万5,000円増になっている理由で、今、島袋幼稚園があるところに建築予定なのか、場所が移動になるのか。地域とどのような連携がとれているかまで、お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 教育部長。
◎島袋秀明
教育部長 伊佐議員の御質疑にお答えいたします。 10款4項2目、説明3.島袋幼稚園園舎新増改築事業につきまして、工事施工を伴う委託料という御質疑ですけれども、これは測量調査業務委託、島袋幼稚園ののり面と隣地敷地の境界を確定するための測量業務委託料となってございます。
○
小浜守勝議長 伊佐 強議員。
◆伊佐強議員 済みません、部長、答弁漏れというか、今、のり面とおっしゃっていましたが、場所は現在の場所なのか、移動になるのか。 もう一つ、島袋幼稚園がある地域の方と連携、話し合い、移るのであれば移るということを地域の方は把握できているかどうか。
○
小浜守勝議長 教育部長。
◎島袋秀明
教育部長 お答えいたします。 島袋幼稚園園舎につきましては、現在、
基本計画設計をしておりまして、でき次第、地域への御説明等を考えております。
○
小浜守勝議長 伊佐 強議員。
◆伊佐強議員 部長、ありがとうございました。 今から地域と話し合いをするということですが、地域の方々からの声に対して、近くに道路とか通っていますので、子供たちの飛び出しとか、そういう危険性はないかという声もありますので、そこにも耳を傾けていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
○
小浜守勝議長 以上で伊佐 強議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 おはようございます。眞榮城議員の思いを継いで、1点だけ確認させてください。
補正予算に関する説明書56、57ページです。説明3.預かり保育事業について質疑をさせていただきたいと思います。先ほど、職員の未配置期間が8カ月あったという答弁がありましたが、実際、今年度残り3カ月間あるわけですが、その3カ月間の人材確保はどのようになっているのか。具体策を聞かせてください。お願いします。
○
小浜守勝議長 こどものまち
推進部長。
◎上里幸俊こどものまち
推進部長 それでは喜友名秀樹議員の御質疑にお答えいたします。 56、57ページ、10款4項1目幼稚園管理費、説明3.預かり保育事業の残りの期間の保育士確保対策の具体的な取り組みということでございますけれども、引き続き来月1月には、再度就職説明会をし、それから私立の保育園等と連携しながら行っていく予定でございます。さらに、保育士確保対策として、先ほども申し上げましたが、職場環境や職員の事務負担の軽減なども含めて、今後ICTの活用などを進めていく必要があると感じているところでございます。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 ありがとうございました。 ということは、残りの3カ月間は職員が確保できていないということでよろしいでしょうか。
○
小浜守勝議長 こどものまち
推進部長。
◎上里幸俊こどものまち
推進部長 現時点では、ハローワークとも連携をしながら随時募集を行っているところでございますが、未配置が12人出ている状況でございます。
○
小浜守勝議長 喜友名秀樹議員。
◆喜友名秀樹議員 最後の質疑をさせていただきたいと思います。 残りの3カ月間、確保できていないということでありますけれども、ということは、現場に欠員が出ているというところで、ほかの職員の過重負担になってくるかと思います。その辺の対策、残り3カ月、職員が配置されるまで待つということで、残った職員でどうにかやってくれということなのか。その辺の対策はどのように考えているのか、お聞かせください。よろしくお願いします。
○
小浜守勝議長 こどものまち
推進部長。
◎上里幸俊こどものまち
推進部長 現在、未配置の部分につきましては、本務職員が午前中の教育課程を終えた後にフォローしている状況がございます。しかし、業務的にも非常に負担が大きいということもございますので、これまで以上に保育士確保対策には力を入れて取り組んでまいりたいと考えております。
○
小浜守勝議長 以上で喜友名秀樹議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第121号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第121号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 休憩を求めたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午前11時19分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 2時00分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 本議案第121号に対しまして、
池原秀明議員外11名から、修正の動議が提出されました。この際、提出者の説明を求めます。
池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 こんにちは。改めまして、野党会派12名から提出されました修正動議について、本員から代表して説明させていただきたいと思います。 お手元にもお配りしてあると思うのですが、まず、議案第121号 令和元
年度沖縄市
一般会計補正予算(第4号)の修正案について説明したいと思います。 令和元
年度沖縄市
一般会計補正予算(第4号)に関する説明書の40、41ページをお願いしたいと思います。7款商工費、1項2目
商工振興費、説明1.(仮称)
沖縄サーキット整備事業を削除するため、今回修正案を提出するものであります。 それでは修正案について理由を述べたいと思います。本員らは、
モータースポーツ多目的広場の
整備事業そのものに、まず最初に賛成することを表明しておきたいと思います。しかし、質疑でも明らかになったように、1点目、本市の
土地利用計画上、
農業振興地域に位置づけられた構想と目的にそぐわないというか、あるいは共存共栄できない事業と言わねばならない。 2点目に、予算項目の(仮称)
沖縄サーキットの
整備事業と(仮称)
モータースポーツ多目的広場の
整備事業は、
目的外使用であり整合性がとれない。 3点目に、本来、
サーキット場の目的は、自動車レースを見学させて、入場料など、それからかけごとというかかけ金によって、経済的収入を上げてやる事業であります。市の経済的利益を上げるものでありますけれども、
モータースポーツ多目的広場では、
モータースポーツトレーニング、競技会、イベント等による用途の活用で、観光客からの入場料とか入館料を徴収しないで、
多目的広場の利用料ないしは使用料を徴収することで、収支のバランスをとることになっておりますが、稼働率等を考えたときに予想もつかない、そういう判断をしております。その中で、全て市民の税金で、いわゆる
一般財源、そして起債としての市債、それから、
一般財源を有した形での事業予算9,366万5,000円は、見直すべきであると考えるものであります。 4点目に、
多目的広場の活用の中に、警察の技能訓練、
自動車メーカーによる新車試乗会、
自動車関連企業等による製品開発、実証実験、イベントの
臨時駐車場等の整備は、その利用者らが整備するもので、市民の税金で整備しなければならないというものではないと思います。 5点目、本事業を
一般財源で全て賄う9,366万5,000円の事業費を、もっと有効に市民サービスの向上に使うべきであります。優先すべき事業はまだあるはずであります。 6点目に、場所の選定でも、慎重に考慮すれば、交通のアクセスの悪さ、悪臭やハエ等の発生する場所を選ぶ必要はなかったと思います。別の場所を選定するべきではないでしょうか。この場所は、農業の振興のために使うべき土地であります。 次に(仮称)
沖縄サーキットの整備に向けて、
短期ビジョンはさらなる
モータースポーツの振興と、本格的なサーキットの整備に向けた受容性の検証等を行う場であるとしている。総事業費約7億円も、市単独事業で検証場所を整備することは、市民は納得しないと思います。 次に市当局は、周辺住民や農畜産業者等に説明はしたと言うが、納得はしていないし合意したものではなく、地域説明会ではまだまだ検討の余地があって決定はしていないという説明で、後日改めて説明するという答弁でありましたけれども、この件については、結局、決定した後の説明はなくして、当局でこれを決定したものであります。そういう面では、農業団体との条件整備が整っていない中で進めることは、余りにも拙速すぎるものであります。以上の理由を述べて、修正案を提出するものであります。 それでは修正箇所の説明を行いたいと思います。最初に、
補正予算に関する説明書のほうから説明をいたします。冒頭説明いたしました予算説明書40、41ページの歳出7款商工費、1項2目
商工振興費の説明1.(仮称)
沖縄サーキット整備事業の9,366万5,000円を削除いたします。 次に歳入の修正です。ページを戻りますけれども、予算説明書の10、11ページをお願いいたします。21款市債、1項6目1節商工債の説明1.(仮称)
沖縄サーキット整備事業の7,020万円を削除いたします。したがいまして、今回の
補正予算では、21款1項6目商工債は削除します。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午後 2時10分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 2時12分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 ページを戻りまして8、9ページをお願いします。9ページの18款2項1目2節財政調整基金繰入金「マイナス3,351万8,000円」を「マイナス5,698万3,000円」へ修正します。これは(仮称)
沖縄サーキット整備事業の9,366万5,000円は、先ほど説明いたしました商工債で7,020万円の起債と、財政調整基金から2,346万5,000円が充当されているため、基金に戻すものであります。したがいまして、8ページの18款2項1目の補正額「マイナス2,284万1,000円」を「マイナス4,630万6,000円」に修正し、補正後の計「38億9,060万5,000円」を「38億6,714万円」に修正します。以上が、
補正予算説明書の修正になります。 最後に、議案の予算の修正箇所の説明であります。予算の1ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の補正ですが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,858万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を827億1,289万8,000円とすることに修正いたします。 2ページをお願いいたします。歳入の18款繰入金、2項基金繰入金の補正額「マイナス2,284万1,000円」を「マイナス4,630万6,000円」に修正をし、計38億6,714万円に修正します。次に上の段の繰入金の総額で、補正額「マイナス2,284万1,000円」を「マイナス4,630万6,000円」に修正し、計39億8,994万1,000円に修正します。さらに、21款市債、1項市債、補正額「6,640万円」を「マイナス380万円」に修正し、計「55億4,068万6,000円」を「54億7,048万6,000円」に修正をいたします。次に一番下の段で、歳入合計の補正額「7,508万円」を「マイナス1,858万5,000円」に修正し、計「828億656万3,000円」を「827億1,289万8,000円」に修正します。 次に3ページの歳出の修正であります。7款商工費の補正を削除しますので、4ページの歳出合計の補正額「7,508万円」を「マイナス1,858万5,000円」に修正し、計「828億656万3,000円」を「827億1,289万8,000円」に修正します。 最後に、19ページの地方債の補正で商工債を削除するものであります。 以上で議案第121号 令和元
年度沖縄市
一般会計補正予算(第4号)の修正案の説明といたします。慎重なる御審議をよろしくお願いします。
○
小浜守勝議長 以上で修正案の説明を終わります。 これより修正案に対し、質疑を許します。質疑はありませんか。 新里治利議員。
◆新里治利議員 与党、若干の調整がありますので、休憩をお願いいたします。
○
小浜守勝議長 休憩いたします。 休 憩 (午後 2時20分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 2時45分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。
池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 少し訂正がありますので、おわび申し上げて訂正させてください。ひとつお許しをいただきたいと思います。 先ほど、3ページの歳出、7款商工費の中で、補正額、ここのほうでは9,366万5,000円と書かれていますけれども、これをゼロにするわけですから、これは削除と。先ほど、修正と申し上げたようで、これを削除に訂正をお願いしたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 以上で修正案の説明を終わります。 これより修正案に対し、質疑を許します。質疑はありませんか。 藤山勇一議員。
◆藤山勇一議員 こんにちは。ただいまの補正の動議案、議案第121号 令和元
年度沖縄市
一般会計補正予算(第4号)の修正ということでありましたけれども、提出者の
池原議員にお伺いしたいと思います。 まず1点目は、今回の提出者は
池原秀明議員で、賛成者多数、12名の皆さんが提出していただいているのですが、先ほど、
池原議員が丁寧に、いろいろな削除の理由をおっしゃっておりましたけれども、そこの全ての理由に対して、12名の皆さんが一人一人、一つ一つ項目の削除の理由に賛成したのかどうか、経緯をお伺いさせていただきたいのが1点です。 あとは、いろいろな削除の理由がありましたけれども、例えばサーキットの
多目的広場で、稼働率などの話をしていましたけれども、どういう根拠で皆さんが提示をされていたのか、お伺いしたいと思っております。まずこの2点をお伺いします。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 ただいま藤山議員にお答えをいたします。 1点目、本員が述べた修正の理由については、全て、先ほどの休憩時間中に、野党の
皆さん方と調整をして、読み上げて、みんなの同意を得て一緒に提案しているものであります。 それから2点目、先ほど3点目で説明いたしましたところの、
モータースポーツ多目的広場の利用料、使用料を徴収することで、収支のバランスがとれるかどうかについて、稼働率を考えた場合には予想がつかないという提案理由を述べたのですが、この件については、当局からの御説明では、平日から6割の稼働率をもってこの収支を考えておりますと。そして、年間900万円余りの黒字ですということですけれども、この基準が稼働率6割ということでしたので、向こうのところでは、土日は大体
フリーマーケット等があって、なかなかいろいろな形で向こうの交通事情を考えたときには、ほかの人たちが、イベントとして成り立つかどうかということを考えたときに、やはり申し出について控えるのではないかという予想のもとで、稼働率は落ち込むのではないかという思いで、予想がつかないということ、予想できるとは言っていません。予想がつかないということを申し上げたところです。以上です。
○
小浜守勝議長 藤山勇一議員。
◆藤山勇一議員
池原議員、ありがとうございました。 冒頭、1点目は賛成者12名の皆さんが理由に対して同意のもとだと。 2点目の
モータースポーツ多目的広場の利用料とか、当局の今までの説明で、
池原議員も今おっしゃっておりました。今後のイベントとか集客が予想できない。予想できないということは、これからのことであると思いますし、いろいろな可能性があると思います。その何かしらの実際の具体的な案も、またその予想で、本員としては、その辺の根拠が明確ではないことを理由に挙げて削除という部分に、全体的に皆さんがどういう思いで削除をしたのかお伺いさせていただきたかったので、あとは皆さんの予想を、どういう形で当局が考えていくのか、注視したいと思います。以上であります。ありがとうございます。
○
小浜守勝議長 以上で藤山勇一議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。 瑞慶山良一郎議員。
◆瑞慶山良一郎議員 お疲れさまです。動議案に対して質疑をさせていただきたいと思います。 まずもって、午前中の皆さんの質疑を聞いている中で、修正動議が出るような質疑の議論があったのかというのがあって困惑しております。先ほどの答弁の中でも、なかなか曖昧で、自分の感覚の話で稼働率は低いのではないかという部分を12名の議員がその根拠に基づいてこの事業はだめなのだと。委託料を払って報告書までつくったもとでつくられた議案に対して、自分たちの肌感覚だけで、この事業は成り立たないという部分に賛同したということが、本員にはどうしても理解ができない部分をまず指摘させてもらって、質疑をさせていただきたいと思います。 まず1点目、該当する場所は、
倉浜衛生施設組合の焼却炉があった場所であります。
農業振興地域という部分はあるのですが、本員が理解しているのは、あちらは白地という部分で、いろいろな規制がありはするのですが、比較的いろいろなものを建てやすいような白地地域ということで認識しているのですが、先ほど提出者は目的外になるのだという話があったのですが、それの根拠をまず示してください。 そして2点目、予算項目の名称で、(仮称)
沖縄サーキット整備事業と書かれている部分が、
目的外使用なのだという、よく意味がわからない。理解ができない。
モータースポーツ多目的広場事業というのは、
沖縄サーキット事業の中の一つの前段階の部分で、広場という部分は整備しているはずなのです。それのもともとの
整備事業というのは、(仮称)
沖縄サーキット整備事業ということなので、何ら間違ってもいないような計上の仕方だと理解しているのですが、なぜこれが
目的外使用に当たるのか。その根拠を示してください。 そして、悪臭についてというお話がありました。提出者の意図がわからないのですが、サーキットをつくるに当たって悪臭が発生するとおっしゃっている部分で減額なのか。それともあの地域は、余りにも悪臭がひどくて、観光施設とかそういうところをやるのはだめなのだと。臭過ぎるから、観光でいろいろな人が入ってくるのはだめなんだという理由なのか、その辺をはっきり説明お願いしたいと思います。 農業に使うべきという話もございました。本員たちが確認して説明を受けている中では、あちらは、倉浜の焼却炉があった中で、沖縄市に返還された後に、ダイオキシンが土壌にあると。それを、倉浜の部分で専門家委員に確認をすると、あちらは早急に
アスファルト等で閉めなければいけないのではないかという専門家委員からの答申を受けて、それだったらサーキット、
多目的広場として今、案を持っていた沖縄市として、同じような
アスファルトでやるのであれば合致するねと。早急にできるねということで
補正予算が提案されていると聞いております。提出者、賛成者の皆さんがこれを農業に使えと言うのであれば、ダイオキシン、あるいは土地改良もしないといけないはずです。
池原議員が大好きな廃掃法に基づいてやるに当たって、あの土地はどのぐらいの金額の処理費が発生するのか教えてください。
○
小浜守勝議長 池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 まず1点目の農振地域の
目的外使用の件についてですけれども、本来、沖縄県が復帰したときに、
農業振興地域として、いわゆる農地法が復帰の際に適用されて、そして
農業振興地域として整備された中で、沖縄市の第1回目の総合計画の中にそういう位置づけがされている。その中で、昭和50年度に
倉浜衛生施設組合がここに施設をつくることで、白地にやったという話でありました。そうなりますと、本来の農振白地にやったのは、
農業委員会で農地転用をして農振白地になるわけです。その中で、結局は
倉浜衛生施設組合から、一旦、そこを
農業委員会に、もう使わなくなるわけですから、農振から白地の件について審議をしていただくと。その後に市に返還されて、逆に市が改めてここをいろいろな形で利用したいというときに、農振の白地に向けて、農地転用の申請をしなければならないと本員は理解しております。そういう面で、いわゆる
目的外使用をしたと。向こうは、
倉浜衛生施設組合が利用するための白地としての目的をしたと。今回はこれが
モータースポーツ多目的広場としての白地の利用をしているということでの
目的外使用だと解しています。
目的外使用については、そういう形で農地転用がされていないということです。 それからもう1点は、予算項目については、旧
倉浜衛生施設組合の跡地については、瑞慶山議員からも御指摘がありましたように、一旦、沖縄市に財産の貸与については返還をされているわけですけれども、そのかわり、周辺にまだ環境問題が惹起していると。この対策をとらなければできないということで、専門家からの御指摘をいただいて、水が溶出して、そして周辺に環境汚染が起こるかもしれないから、これはキャッピングをすべきだという御提案をいただいて、
倉浜衛生施設組合は、この検査をすると同時に、これがなくなるまでキャッピングの施策をとると言っております。しかしその中で、先ほども質疑の中に出しましたけれども、路盤工事として150ミリの2層、約30センチの路盤工事をし、さらに5センチの
アスファルトを2層つくることで、これが広場の土木工事だと。それから管理棟を含めた施設用地については、路盤工事15センチ、そして
アスファルト1層の5センチという御答弁をいただきました。その中で、予算については、当局もこの部分については9,366万円が路盤工事を含めた今年の予算にかかるんだということですので、本員たちはこれを農業に使わせなさいということに対しては、ここはもともと総合計画の中では、農振地域として農業に資するために農業地域、農振地域ということで位置づけたわけですから、できるだけ農業に使わせてもらう。 瑞慶山議員から御提案がありました、そこはごみが埋まっているから土地改良が必要ではないかと。その総予算は幾らかというお話しでしたけれども、地域の
皆さん方から調整をして、これまでずっと
倉浜衛生施設組合にも要請をかけているのは、キャッピングしたままの路盤の上に、畜産環境
整備事業として使わせてほしいと。だから、ここを耕して畑にするという形ではなくて、施設用として使わせていただきたいという要望をしているところであります。そういう面では、農業に使わせていただきたいということで、予算については、キャッピングした後の利用をしたいということであります。 悪臭の話が出ましたけれども、畜産の側、あるいは農業の側から、いわゆる農薬を散布するときの悪臭です。農薬のにおい。それから
畜産団地からするふん尿処理関係等の悪臭、そしてその地域から出てくる害虫、こういう環境がありますよと。そして一方では、使う側から見れば、交通渋滞の環境も出てきますよと。さらには、騒音の問題も出てきますよと。あの地域の環境と、これから新たに入ってくる環境が、それぞれ違った形での影響が出ますよと。ここで共存共栄できるのでしょうかという修正の理由です。以上です。
○
小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。
◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 答弁漏れが多くて、指摘してもまた時間がかかるので、答弁漏れの指摘は行いませんが、安心しました。何か沖縄市が法的に違反をして、振興地域の白地の部分も、それは
池原議員のただの解釈であって、一旦白地地域になったのを、この用途が終わったら必ず
農業委員会に戻すなんていう制度はないですよね。それはもう、提出者、賛成者たちの思いだけで、これは修正動議が出ているということが、今の質疑答弁で理解ができました。 悪臭についても、あそこにこういう
サーキット場をつくる形で、いろいろな方が見える。その中で、悪臭問題なんかも、それでは余りにもきついから、沖縄市もう少し頑張って悪臭問題にも取り組んでくれというチャンスだったかもしれません。それを皆さんは、従事者は自分たちの農業のことだけ、自分がやりたい、自分がつくりたいものをつくらせたいから、いろいろな調査をして、しっかりつくった議案に対して、自分たちのエゴだけで修正動議を出しているということが明らかになりましたので、本員の質疑を終わります。
○
小浜守勝議長 以上で瑞慶山良一郎議員の質疑を終わります。 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 休憩いたします。 休 憩 (午後 3時05分)
~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後 3時06分)
○
小浜守勝議長 再開いたします。 これより議案第121号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「あり」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論があるということですので、討論の順序はまず最初に修正案に反対で原案賛成者、次に原案及び修正案に反対者、次に修正案に賛成者という順序で討論を行います。まず修正案に反対で原案に賛成する議員の討論を許します。 新里治利議員。
◆新里治利議員 議員諸賢の皆様、本員は会派輝の新里治利でございます。 今の議案の修正案に反対、そして原案に賛成の立場から討論をさせてもらいます。まず初めに、大前提といいますか、それを皆さんにお話しを聞いてもらおうと思いますが、沖縄市14万市民を預かる沖縄市役所、その当局が、予算編成から提出までに、まず大前提として瑕疵があるのか。これが1つ。そして2番目に、その大前提の柱となるものが桑江市長のくわえ
ビジョンであります。我が桑江市長は、平成26年、2014年に、ここを聞いてください。元沖縄市副市長の島袋芳敬氏。8年間政権を務めてきた元副市長に打ち勝ち、2,189票差で、この公約を掲げて当選したのです。この意味はわかりますか。これは14万市民に、私がこういう公約をもって市長になりたいんだということを問うて市長になっているわけです。その市長が公約を果たすということに、何の疑義がありましょうか。 そして皆さん、150億円もかかるアリーナは、桑江市長が就任して5年目、就任して5年で目に見えた形で建っているではないですか。市民との約束を果たすべく、着々と努力しているその姿は、我々与党としては本当に誇らしいものであります。そして、まだアリーナができない中、早速、我が市長は本
サーキット整備に向けて、これは、市長の公約の中にある
沖縄サーキットを実現するために策定された
短期ビジョンの取り組みの明確な目玉の一つであります。この
モータースポーツ多目的広場というのは。市長は早速、目に見えた形で推進しているわけです。だからその予算編成に瑕疵があるとか、あるいは先ほど言った憶測、予測、ふわふわしたもので、毎日寝ずに、皆さんが時間をかけて積み上げてきたものに、憶測や予測で修正をかけるというのは、本員の中ではなかなか理解しがたいものであります。 本員は、原案に賛成というのも、今市長がおっしゃった
モータースポーツの事業、そして旧
倉浜衛生施設組合の跡地利用、それが今、合理的に進もうとしているではないですか。皆さん、違いますか。例えば、この修正動議が通って、この
モータースポーツ多目的広場がなされなければ、旧炉跡の下にあるダイオキシン等は、そのままほったらかしにするつもりですか。これはいつキャッピングをして、市民に安心安全を提供するわけですか。イの一番に議会がやらないといけないのではないですか。
倉浜衛生施設組合から沖縄市に戻ってきたのです。キャッピングは
倉浜衛生施設組合がやるとか、そんなのはわかっています。だから補償金の話も当局はきちんとやっています。そういう意味で、本員としては、今の市民の安心安全もしっかり担保される。そして市長が市民と約束した公約も、合理的に果たせる。そういう意味で、絶対的にこの原案は可決されるべきです。 そして、
池原議員がずっと言っている農地の話ですけれども、平成20年に、沖縄市はアグリビジネスというものを計画しております。平成20年です。何年たっていますか。市長がかわったら、これは没になるものですか。いや、それはないと思います。熱意ある議員、そして議会の後押しがあれば、別にアグリビジネスというものは継続でできたものだと思います。皆さん、これを見てください。要請が出ております。
モータースポーツ多目的広場の設置に関する要請ということで、その文言の中に「その用地は農業振興用地のために使われるべきであり、観光産業用地にするべきではない。」この文言の意味はわかりますか。「べき」ですよ。「そうしなさい」とも言っていない、曖昧な要請に基づいて
池原議員は動いたわけでございます。誰とは言いませんが、そういう中で、この地域は白地地域であり、農業振興用地ではありません。何にでも使えるわけです。 そういう法的なものも全部クリアしてきて、しっかり上程しているわけですから、
池原議員、そして議会諸賢の皆様、この議案をしっかりと皆様の気持ちで通していくべきでありますので、この修正に加わった野党、そのほかの議員の皆様、本当に本心から署名していらっしゃいますか。この状態で、きちんと市民に向き合って説明できますか。先ほどの稼働率の数字的な根拠もないのです。憶測で修正動議を出すなんて、言語道断だと思いますので、皆様、済みませんがこの討論、本員は修正案に反対、原案に賛成でありますので、御審議をひとつよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○
小浜守勝議長 次に原案及び修正案に反対する議員の討論を許します。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 それでは次に修正案に賛成する議員の討論を許します。 屋富祖 功議員。
◆屋富祖功議員 皆さん、こんにちは。先ほど修正動議に反対の新里議員のパワーに負けないように、しっかりと修正案賛成で意見を述べさせていただきたいと思います。 議案第121号 令和元
年度沖縄市
一般会計補正予算(第4号)に対して出された修正案に賛成の立場として、原案に対し反対の討論をいたします。まず初めに、事業名(仮称)
沖縄サーキット整備事業の歳出9,366万5,000円の
工事請負費、
工事管理業務委託料、そして歳入
補正予算額7,020万円の市債、一般事業債は、2014年の沖縄市市長選挙のときに、桑江市長の公約の柱でもありました
沖縄サーキット場の建設費に関連した事業費だと思うが、5年目でようやく動き出しました。本員も当時の選挙戦をはっきりと覚えております。これまでの沖縄市の市長選挙にはない、びっくりするほどの、誰も発想しなかった公約です。2014年の桑江市長の公約のパンフレットには、沖縄唯一の本格的な
モータースポーツのメッカの
沖縄サーキット場を建設する。それを公設民営とうたわれております。また、
サーキット場建設で、自動車産業を誘致し、5,000人の雇用を実現するとも書かれております。本員は、
モータースポーツを愛する一人として、この公約にとても関心がありました。若い市民や
自動車関連の方々など、多くの方々も桑江市長の公約に魅力を感じていたのではないでしょうか。本格的
サーキット場をつくるに当たり、機運を高めていく上で毎年行われているコザ
モータースポーツフェスティバルは、回を重ねるたびに、多くの
モータースポーツファンが来場しております。県内外から参加者や関係者の方々、そして多くの市民や外国人の方も楽しんでいる姿が見受けられました。その事業はとても人気で評価いたします。本市に本格的
サーキット場ができれば、間違いなく活性化につながると確信しております。 しかし、本員はいくつかの疑問を感じております。1つ目は、本格的
サーキット場とは、国内では鈴鹿サーキットや富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎなど、全長が5キロメートルもある公認された
サーキット場が本格的
サーキット場と思います。しかし、本市にこのような全長3キロから5キロのコースをつくれる広大な敷地がどこにあるのか。2つ目の疑問は、サーキットレースの醍醐味は、長い直線でいかにスピードを出してコーナーリングを早く走る競技ですが、今の候補地での計画では、きちんとしたコースを設けるわけでもなく、カラーコーン等でコースを作る計画で、直線距離も100メートルから200メートル以内となっております。そうなると、車の性能を発揮させることが全くできないことになります。例えば、レース用の車やバイクはマニュアル車で、直線で加速するのにギアを2速までしか使えない距離と想定できます。このような小さな
サーキット場では、期待していた方々を裏切る計画であります。 10月8日に行われた政策会議で、候補地が決定したとのお知らせがありました。この議事録を見ましたら、最終候補地は旧
倉浜ごみ処理施設跡地に決定したことを、関係部の構成員に対して、非常に不満に思っております。なぜなら、候補地周辺環境をどこまで調査して決定したのか。まず、この地域は戦後に、市内あちらこちらで畜産業や農業を営んでいた方々が、急速な時代の変化で宅地化が進み、市北部の
畜産団地へと集約された場所であります。候補地からわずか50メートル先には養豚舎があり、200メートル先には、普段から多くの市民が自然と触れ合いの場の倉敷ダム公園があり、葬祭場もあります。700メートル先には、南国の自然や動物に触れ合える地元住民や観光客に人気の高い東南植物楽園があり、1キロ先には能開大として多くの学生が勉学に励んでいる沖縄ポリテクカレッジや北美小学校もあります。このような施設が点在していて、それぞれの問題、課題があるにもかかわらず、解決策が見えない中で事業を進めようとしていることは、甚だ疑問だらけでございます。特に本市には、数少ない畜産業がそこにあります。若い経営者や本市のふるさと納税返礼品の上位になる農家さんもいます。沖縄市にとってすごく貢献していると本員は思っております。 このような環境のもとで、本員が一番懸念しているところは、
モータースポーツ多目的広場建設時や、運営の際による騒音、爆音で、学校や畜産業、観光産業などに影響が出ないかと心配しているのです。特に畜産は生き物です。豚や牛や鶏などは、非常にデリケートで、騒音等に影響を受けやすく、乳牛などは乳が少なくなり、豚、牛、鶏は、ストレスで生産が落ちるのです。そのようになれば、ここで生計を立てている農家さんは収入が減り、生活が苦しくなるわけでございます。このようなことになれば、想定できることは補償問題、訴訟問題へと発展しかねないわけでございます。市の税金で
モータースポーツ多目的広場を建設し、市の税金で補償や訴訟としての費用は、使えるわけはございません。候補地を決定した市長を初め、関係部の構成員の責任は重大と考えております。個人責任にもなりかねないのではないでしょうか。このようなことにならないためにも、今計画している事業を、一度立ち止まって、本当に市民が必要としている、市民のためになる本格的
サーキット場の建設を、全議員で協力し合って行政運営を応援できればと思っております。我々野党議員も、
サーキット場建設には大賛成でございます。しかし、この場所、規模、これだけを本員たちは反対しているわけでありますので、予算もですけれども、どうか皆さん、我々議会が行政と一緒になって、市長が掲げた本格的
サーキット場を実現させるために、今回の修正動議に賛成していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○
小浜守勝議長 静粛にお願いします。 以上で屋富祖 功議員の討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。 町田裕介議員。
◆町田裕介議員 それでは皆様、会派、自民党暁、町田裕介でございます。議案第121号 令和元
年度沖縄市
一般会計補正予算(第4号)の修正案に対する反対、原案に対する賛成の立場から討論をさせていただきます。 まず初めに(仮称)
モータースポーツ多目的広場の整備は、先ほどからも話がありましたとおり、これは市長公約であります(仮称)
沖縄サーキットを実現するための段階的な取り組みであり、
基本構想において、
短期ビジョンの取り組みとして明確に位置づけ、整備を行うものであります。 また現在、県内では
モータースポーツを実際に行える施設がほとんどないという現状は、県内関連団体の大きな問題であり、それを踏まえ、
基本構想を策定したという説明が当局からありましたが、これは、
県内モータースポーツ関連団体を初め、県内
自動車メーカーや日本自動車連盟、沖縄市観光物産振興協会など、さまざまな関係団体や関係機関との
意見交換を行い、その中で本格サーキットの実現に向けて段階的に取り組み、
短期ビジョンとして
多目的広場の整備が必要というニーズを捉え、掲げた方針であります。そのニーズを捉え、コザ
モータースポーツフェスティバルが毎年開催され、今年は4万2,000人もの来場実績があります。これは、沖縄市に対する
モータースポーツの機運の高まりを示しているのではないでしょうか。 また当局は、
周辺自治会に対して、施設の配置計画、そして施設の安全性、騒音対策の内容、設計が固まった段階で関係者等への説明を行っており、
周辺地域への影響等も踏まえ、丁寧に
当該施設整備事業について説明を行ってきたということでありますので、先ほど
池原議員からもありましたが、このヒアリングの中では、事業そのものに対する意見はほとんどなかったそうであります。つまり、本員は合意形成は図られていると考えております。さらには、整備地であります旧
倉浜ごみ処理施設跡地においては、過去の調査において、地中に埋設されている廃棄物を要因として、鉛、そしてダイオキシン、有害物質が検出されているという現状の中で、その環境対策が急がれているということであります。(仮称)
モータースポーツ多目的広場の整備の中で、確実なキャッピング工事、これは二重にしっかりとキャッピング工事を行うということで、その中で、環境対策が確実に実施されるということでありますから、整備地の安全安心のためには、早急に本事業に着手する必要があります。つまり、環境対策も図られ、
北部地域の活性化もされる。こんなに効率のいい事業はないと、本員は考えております。 最後に、整備費用についても起債を活用して可能な限り平準化を図るということでありますので、先ほどから本員も話をさせていただいておりますとおり、
モータースポーツ振興、それから
自動車関連産業、地域におけるイベントなど、整備費以上の効果が期待されると考えていることから、修正案に対し反対、原案に対し賛成の立場で討論をさせていただきました。本員は原案が可決されるべきだと考えます。以上です。
○
小浜守勝議長 以上で町田裕介議員の討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第121号 令和元
年度沖縄市
一般会計補正予算(第4号)について、
池原秀明議員外11名から提出された修正案について起立により採決いたします。本修正案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
小浜守勝議長 起立少数であります。よって修正案は否決されました。 修正案は否決されましたので、よって原案について起立により採決いたします。なお、申し上げます。起立しない方は否とみなします。それでは議案第121号を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
小浜守勝議長 起立多数であります。よって議案第121号については、原案のとおり可決されました。 続けます。日程第15 議案第122号 令和元
年度沖縄市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本件について、説明は終わっておりますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第122号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第122号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第122号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第122号 令和元
年度沖縄市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、採決いたします。 本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第122号は、原案のとおり可決されました。
△日程第16 議案第123号 令和元
年度沖縄市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本件について、説明は終わっておりますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第123号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって議案第123号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第123号について、討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」の声あり)