沖縄市議会 > 2016-09-30 >
09月30日-05号

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  1. 沖縄市議会 2016-09-30
    09月30日-05号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第384回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  平成28年                                ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第384回                                 ││                                      ││           平成28年9月30日(金)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 5 号                 平成28年9月30日(金)                  午前10時 開議第 1 議案第177号  沖縄市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例          (市民経済委員長 報告)第 2 報告第102号  専決処分の報告について第 3 報告第103号  専決処分の報告について第 4 議案第195号  財産の購入について第 5 議案第196号  財産の購入について第 6 議案第197号  財産の購入について第 7 議案第198号  財産の購入について第 8 議案第199号  財産の購入について第 9 議案第200号  財産の購入について第10        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (29名)  1 番 糸 数 昌 弘 議員    15 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 島 田   茂 議員    16 番 高 橋   真 議員  3 番 栄野比 和 光 議員    17 番 森 山 政 和 議員  4 番 小 谷 良 博 議員    18 番 千 葉 綾 子 議員  5 番 普久原 朝 健 議員    19 番 前 宮 美津子 議員  6 番 稲 嶺 隆 之 議員    20 番 高江洲 義 八 議員  7 番 屋富祖   功 議員    21 番 喜友名 朝 彦 議員  8 番 伊 佐   強 議員    22 番 小 浜 守 勝 議員  9 番 桑 江 直 哉 議員    23 番 浜比嘉   勇 議員 10 番 諸見里 宏 美 議員    24 番 新 里 治 利 議員 11 番 新 屋   勝 議員    25 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    26 番 与那嶺 克 枝 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    27 番 島 袋 邦 男 議員 28 番 喜 納 勝 範 議員    30 番 新 垣 萬 徳 議員 29 番 池 原 秀 明 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市   長     桑 江 朝千夫    経済文化部参事  島 田   孝 副市長       仲 本 兼 明    建設部長     宮 里 善 伸 副市長       上 田 紘 嗣    建設部参事    仲宗根 保 彦 総務部長      仲 本 兼 章    水道局長     仲宗根   弘 総務部次長兼    石 原 昌 尚    水道部長     金 城 良 昭 総務課長 企画部長      源 河 朝 治    消防長      高宮城   寛 市民部長      伊 佐   剛    教育長      狩 俣   智 健康福祉部長兼   上 原 三千代    教育部長     森 川 政 寿 福祉事務所長 こどものまち    屋比久   功    指導部長兼    宮 城 康 人 推進部長                 教育研究所長 経済文化部長    上 里 幸 俊     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長      平 田 嗣 巳    議事係長     桑 江   徹 事務局次長兼    盛 島 秀 紀    議事課主事    儀 保 邦 洋 議事課長 議事課長補佐    中 村 厚 夫 兼調査係長 ○普久原朝健議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数29名、全議員出席であります。 本日は、議事日程第5号によって議事を進めます。 △日程第1 議案第177号 沖縄市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例を議題といたします。 市民経済委員長の報告を求めます。 市民経済委員長。 ◎新里治利市民経済委員長 おはようございます。市民経済委員会より委員長報告を読み上げて報告したいと思います。 議案第177号 沖縄市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例。 平成28年9月20日、第384回沖縄市議会9月定例会において、市民経済委員会に付託になりました議案第177号 沖縄市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例について、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 本委員会は平成28年9月27日に委員会を開催し、市当局から経済文化部長経済文化部次長農業委員会会長農業委員会事務局長等の出席を求め、議案第177号について説明を聴取したのち質疑を行い、慎重に審査いたしました。 以下、主な質疑内容を申し上げますと、まず今回の法改正によって、農業委員の選出方法はどのようになるのかとの質疑に対し、これまでの公選制から、議会の同意を要件とする市町村長の任命制に変わり、農業委員の人選については、農業者が組織する団体等に対して候補者の推薦を求めるとともに、公募を行い、選定した後に議会の同意を得て市長が任命することになる。候補者の推薦については、認定農業者を中心に推薦を求めていくとの答弁がありました。 次に、新設された農地利用最適化推進委員の役割はどのようなものかとの質疑に対し、推進委員の役割は、農業委員と連携して現場活動を行い、農地利用の最適化を推進し、現場の状況を踏まえた意見を農業委員に述べるとされている。現場活動として、農業施策についての地域農業者との話し合いや、農地集約化の調整、遊休農地の解消など、調査や農業者との調整を行うとの答弁がありました。 次に、条例で定める定数は農業委員が14人、推進委員が6人となっているが、この人数の根拠は何かとの質疑に対し、それぞれ政令で規定されており、農業委員については、基準農業者数が1,100人以下、農地面積が1,300ヘクタール以下の市町村については上限が14人と定められており、本市はこれに該当しており定数を14人としている。推進委員については、管内の農地面積のヘクタール数を100で除して、1未満の端数が出た場合は1に切り上げた数が上限となっており、沖縄市の農地面積は約586ヘクタールなので、6人が定数となっている。なお、構成については、法の規定により年齢、性別に著しい偏りがなく、また、所掌事務に利害関係を有しない者が含まれるよう配慮することとなっているとの答弁がありました。 次に、推進委員の報酬を政策会議で決定したということだが、政策会議のメンバー構成、また、報酬額は他市町村と比較してどうなのかとの質疑に対し、政策会議は両副市長、企画部長、総務部長、経済文化部長及び関係部署で構成されており、平成28年8月23日に開かれた政策会議を経て決定された。報酬額は他市町村と比較して高い金額となっているとの答弁がありました。 以上が本委員会における主な審査経過であるが、慎重に審査した結果、議案第177号 沖縄市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告いたします。 ○普久原朝健議長 以上で市民経済委員長の報告を終わります。 ただいまの市民経済委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第177号について、討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第177号 沖縄市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例について、採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第177号は、委員長の報告のとおり原案可決されました。 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 おはようございます。これから議案審議の日程でございますが、さきに勉強会で御説明申し上げました公用車の物損事故2件が専決処分が整いました。これから全員協議会室のほうで御説明申し上げたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。 ○普久原朝健議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時11分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 △日程第2 報告第102号 専決処分の報告についてであります。 本件について提出者の説明を求めます。 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 こんにちは。報告第102号     専決処分の報告について 地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告します。 平成28年9月30日            沖縄市長 桑江朝千夫 次のページをお開きください。         専決処分書 地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、平成11年3月5日議会の議決により指定された市長の専決処分事項について、別紙のとおり専決処分する。 平成28年9月28日            沖縄市長 桑江朝千夫 次のページをお開きください。 平成28年8月10日(水)午後4時36分頃、豊見城市字田頭166番地2付近の路上において、本市車両(沖縄300ね3853)が停車中の相手方車両(沖縄580ぬ758)に追突し、損害を与えた事故について、次のとおり和解し、損害賠償の額を決定する。1 相手方は、島尻郡にお住まいの方でございます。2 和解の内容 (1)損害額  本市 17万6,693円        相手方 41万1,800円 (2)過失割合 市100% 相手方0%3 損害賠償の額 41万1,800円 以上でございます。 大変失礼いたしました。議員一般質問の前の大変貴重な時間をこのような公用車の物損事故という形で時間を割いていただくことにつきましては、大変心苦しく思っております。大変申しわけござませんでした。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ただいまの報告第102号 専決処分の報告について、今、当局から御報告がありましたけれども、貴重な時間を割いていただいて、一般質問の時間をくいこませていただきまして、おわび申し上げますという、おわびの形はあったのですけれども、これまで交通事故の処理の仕方については、職員に指導勧告をして、二度と再び交通事故のないように、このような専決処分が行われないように努力していきますというお答えをいただいたのですけれども、今回はそれはなしですか。もう一度御検討いただきたいと思います。 ○普久原朝健議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 二度と再びこのようなという表現をこれまで用いてきました。果たしてこれが二度と再びこのようなことがないようにしますということが、これまでそういう形で説明をしてきたわけですけれども、実際それが守られてきていない。これが本当に100%達成で、これが議員の皆様に確実に約束できることなのかということを考えまして、限りなくそれに近い形で我々としても努力をしていきたいということで、件数を全くゼロにしますと、ここで議員の皆様にお約束というよりは、それに近づけるための努力を継続して粘り強く取り組んでまいりますということでございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 以上で報告第102号についての報告を終わります。 △日程第3 報告第103号 専決処分の報告についてであります。 本件について提出者の説明を求めます。 健康福祉部長福祉事務所長
    上原三千代健康福祉部長 こんにちは。それでは報告第103号について、御報告申し上げます。     専決処分の報告について 地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告します。 平成28年9月30日            沖縄市長 桑江朝千夫 次のページをお願いします。         専決処分書 地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、平成11年3月5日議会の議決により指定された市長の専決処分事項について、別紙のとおり専決処分する。 平成28年9月28日            沖縄市長 桑江朝千夫 次のページをお願いします。 事故の概要でございます。 平成28年8月22日(月)午後1時5分頃、沖縄市仲宗根町35番8号付近の路上において、本市車両(沖縄580の9925)が走行中の相手方車両(沖縄300あ546)に接触し、損害を与えた事故について、次のとおり和解し、損害賠償の額を決定する。1 相 手 方  住    所 沖縄市古謝二丁目1番               30号        商号又は名称 東島タクシー合名会社        氏    名 代表社員 久保田正一2 和解の内容 (1)損害額  本市 9万9,800円        相手方 19万7,638円 (2)過失割合 市90% 相手方10%3 損害賠償の額 17万7,874円 以上、御報告いたします。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 先ほどの報告第102号も含めてですけれども、報告第103号の専決処分の報告について、これまでは損害賠償金について、何で支払いますということで報告をいただいたと思うのですけれども、今回こういうこともないので、市が直接に財政支出をするのか、それとも保険を適用して、保険からこれを賠償していくということなのか、ここら辺を明らかにしてほしいと思います。 ○普久原朝健議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 物損の場合の損害賠償につきましては、市で一旦お支払いをしまして、共済保険から歳入で受けるということでございます。 ○普久原朝健議長 ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 以上で報告第103号についての報告を終わります。 △日程第4 議案第195号 財産の購入についてを議題といたします。 本件について提出者の説明を求めます。 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 こんにちは。それでは議案第195号 財産の購入について、御説明させていただきます。       財産の購入について このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 平成28年9月30日           沖縄市長 桑江朝千夫(提案理由) 沖縄市立図書館の移転に伴い、書架備品等を新規に購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお願いします。 次のとおり財産を購入する。1 契約の目的  書架備品等購入一般図書ゾー         ン)2 数    量 書架備品等一式3 契約の方法  指名競争入札4 契 約 金 額  金4,136万4,000円5 契約の相手方 住    所 沖縄市高原七丁目28                番17号         商号又は名称 株式会社オキジム中                部営業所         代表者氏名  代表取締役 新里哲郎 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第195号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第195号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第195号について、討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第195号 財産の購入について、採決いたします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第195号は、原案のとおり可決されました。 △日程第5 議案第196号 財産の購入についてを議題といたします。 本件について提出者の説明を求めます。 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 続いて、議案第196号 財産の購入について、御説明させていただきます。       財産の購入について このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 平成28年9月30日            沖縄市長 桑江朝千夫(提案理由) 沖縄市立図書館の移転に伴い、書架備品等を新規に購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお開きください。 次のとおり財産を購入する。1 契約の目的  書架備品等購入(参考資料・郷         土地域資料ゾーン)2 数    量 書架備品等一式3 契約の方法  指名競争入札4 契 約 金 額  金3,735万7,200円5 契約の相手方 住    所  沖縄市宮里四丁目16                 番6号         商号又は名称  株式会社ジムキ文明                 堂 中部支店         代表者氏名   代表取締役 石川元章 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第196号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第196号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第196号について、討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第196号 財産の購入について、採決いたします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第196号は、原案のとおり可決されました。 △日程第6 議案第197号 財産の購入についてを議題といたします。 本件について提出者の説明を求めます。 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それでは議案第197号 財産の購入について、御説明させていただきます。      財産の購入について このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 平成28年9月30日            沖縄市長 桑江朝千夫(提案理由) 沖縄市立図書館の移転に伴い、書架備品等を新規に購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお願いいたします。 次のとおり財産を購入する。1 契約の目的  書架備品等購入(視聴覚・雑誌         ・新聞ゾーン)2 数    量 書架備品等一式3 契約の方法  指名競争入札4 契 約 金 額  金3,726万円5 契約の相手方 住    所  沖縄市安慶田三丁目                 9番32号         商号又は名称  株式会社サンコー         代表者氏名   代表取締役 喜世盛 博 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第197号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第197号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第197号について、討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第197号 財産の購入について、採決いたします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第197号は、原案のとおり可決されました。 △日程第7 議案第198号 財産の購入についてを議題といたします。 本件について提出者の説明を求めます。 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それでは議案第198号 財産の購入について、御説明させていただきます。      財産の購入について このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 平成28年9月30日            沖縄市長 桑江朝千夫(提案理由) 沖縄市立図書館の移転に伴い、書架備品等を新規に購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお願いいたします。 次のとおり財産を購入する。1 契約の目的   書架備品等購入(児童図書ゾー          ン)2 数    量  書架備品等一式3 契約の方法   指名競争入札4 契 約 金 額   金3,547万8,000円5 契約の相手方  住    所 沖縄市泡瀬四丁目                 31番12号          商号又は名称 株式会社丸仁 中                 部支店          代表者氏名  代表取締役 上江洲 仁吉 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。 浜比嘉 勇議員。 ◆浜比嘉勇議員 こんにちは。ただいまの議案第198号 財産の購入についてであります。これを見ると、契約の相手方が株式会社丸仁 中部支店となっています。ほかの議案第195号から第200号まで財産の購入、図書を購入するという議案が提案されていますが、ほとんどが沖縄市に住所を有しない本屋さんが契約の相手方になっている。いわば落札業者の本社が沖縄市に有していないというところになっています。この一連の作業を見ると、1つとったところが辞退をしている。また2回目にとったところが辞退をしている。3回目とったところが辞退をしていると。沖縄市の業者もとってはいるのですが、幾つかの財産の購入をして、契約をした相手側、1社以外はみんな市外なのです。そうなっています。全員協議会室でも申し上げましたけれども、図書館をつくろうという形で方向を決定して、二、三年になる。沖縄市に本社を有する企業が幾つかあるにもかかわらず声をかけてなかった。指導してなかった。育成しようという、要するに行政側の気がなかった。だからこういう形で市外の業者がとっているという状況が生まれているわけです。今後もそういう形で図書を蔵書するという考え方があるわけですが、教育委員会としてはどういう形で今後は財産の購入を考えているのか、基本的な考え方を教えていただけますか。また同じようなことを繰り返しますか、教えてください。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 浜比嘉議員の御質疑にお答えします。 今回は市内、準市内も入札に参加しております。今後は市内に本社を有する業者に対しては、しっかり入札に参加するよう努めてまいりたいと考えています。また登録していない業者に対しても積極的に参加するよう指導、育成に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 ほかに質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第198号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第198号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第198号について、討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第198号 財産の購入について、採決いたします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第198号は、原案のとおり可決されました。 △日程第8 議案第199号 財産の購入についてを議題といたします。 本件について提出者の説明を求めます。 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それでは議案第199号 財産の購入について、御説明させていただきます。      財産の購入について このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 平成28年9月30日             沖縄市長 桑江朝千夫(提案理由) 沖縄市立図書館の移転に伴い、図書資料を新規に購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお開きください。 次のとおり財産を購入する。1 契約の目的  図書資料購入(児童図書等)2 数    量 児童図書等12,044点3 契約の方法  指名競争入札4 契 約 金 額  金5,140万8,000円5 契約の相手方 住    所 沖縄市高原六丁目                番1号         商号又は名称 15有限会社書苑 中部                営業所         代表者氏名  代表取締役 山谷貞徳 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第199号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第199号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第199号について、討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第199号 財産の購入について、採決いたします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第199号は、原案のとおり可決されました。 △日程第9 議案第200号 財産の購入についてを議題といたします。 本件について提出者の説明を求めます。 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 それでは議案第200号 財産の購入について、御説明させていただきます。財産の購入について このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 平成28年9月30日沖縄市長 桑江朝千夫(提案理由) 沖縄市立図書館の移転に伴い、図書資料を新規に購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお願いします。 次のとおり財産を購入する。1 契約の目的  図書資料購入(一般図書)2 数    量 一般図書18,958点3 契約の方法  指名競争入札4 契 約 金 額  金4,352万4,000円5 契約の相手方 住    所  沖縄市仲宗根町4番1                 号         商号又は名称  有限会社教文書館         代表者氏名   代表取締役 伊波善雄 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 以上で提出者の説明を終わります。 直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第200号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第200号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第200号について、討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○普久原朝健議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第200号 財産の購入について、採決いたします。本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって議案第200号は、原案のとおり可決されました。 △日程第10 これより一般質問を行います。 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 では通告に従いまして、早速ではありますけれども、一般質問をさせていただきます。 まず質問事項1.平成28年度施政方針よりであります。質問の要旨(1)「地域の活性化と雇用の創出」からでございます。 ①P14、東部海浜開発につきましては、人工島の魅力向上に向け景観基本方針を策定するとともに、事業の周知および東部地域の活性化に取り組んでまいりますとあります。 ア.いつ景観基本方針を策定するのか説明をしていただきたいと存じます。 ○普久原朝健議長 建設部参事。 ◎仲宗根保彦建設部参事 こんにちは。島袋議員の一般質問にお答えいたします。 景観基本方針の策定についてでありますが、本市では平成25年12月に沖縄市景観計画の策定並びに景観条例を制定し、景観まちづくりを推進しているところであります。東部海浜開発地区の景観基本方針につきましては、沖縄市景観計画の景観形成方針に沿って検討していくもので、埋立地周辺の景観や環境資源等を把握、整理し、地域住民や市内関係団体、有識者等で構成する検討委員会を開催するとともに、市民アンケートや関連企業等から意見を伺いながら、今年度中に当該地区の景観基本方針の策定を行っていきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 ありがとうございました。 景観基本方針は今年度中に策定するという予定でありまして、次年度以降はどのように基本計画等を策定するのですか。 ○普久原朝健議長 建設部参事。 ◎仲宗根保彦建設部参事 ただいまの御質問にお答えいたします。 平成29年度におきましては、今年度で策定する景観基本方針に基づき、建築物や工作物に係る形態、意匠、色彩、配置に加えて、植栽等の緑化に関する景観基本計画を策定したいと考えております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 しっかりと基本計画を策定していただいて、一日も早い完成を要望いたします。 次、イ.事業の周知はどうなっているのでしょうか。 ○普久原朝健議長 建設部参事。 ◎仲宗根保彦建設部参事 ただいまの御質問にお答えいたします。 事業の周知につきましては、東部海浜開発事業を市民、県民や企業等に対し、広くPRし、事業の魅力を伝え、完成後のまちづくりに期待を高めていくための取り組みとして、イベント等を活用した効果的なPRを行い、事業の周知を図っております。具体的な取り組みとしましては、人工島内のビーチを活用したビーチフェスタを開催し、本島内最大級の人工ビーチのすばらしさを多くの市民、県民の方々に体感していただきたいものと考えております。そのほかにも東部まつりと連携した東部海浜フェスタの開催や、沖縄芸能フェスティバル、沖縄市産業まつりの会場内にパネル展示ブース等を設置し、広く事業周知を図っていく予定であります。またイベント以外の取り組みとして、市ホームページにおける事業紹介や人工島の現地視察案内等も行っているところであります。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 人工島内のビーチを活用したビーチフェスタは昨年に続き、今年も7月に開催されたということをおっしゃっていましたけれども、昨年度を上回る市民の方々に集まっていただいたということなのですが、どのぐらい参加をしていただきましたか、その辺が説明できるのでしたら数を教えてください。 ○普久原朝健議長 建設部参事。 ◎仲宗根保彦建設部参事 ただいまの御質問にお答えいたします。 今年の7月31日に行いましたビーチフェスタにおきましては、807人の来場者があり、昨年度に比べ271人増加しており、より多くの市民、県民に事業PRができたものと考えております。当日はダンス等のメーンステージ以外にもドッジボール大会や宝探しゲーム等を実施し、また国においては生き物と触れ合えるタッチプール、県においてはカヌー体験等、国、県と協力しながらビーチフェスタを盛り上げることができたものと考えております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 ビーチフェスタ、昨年よりは多かったということですが、まだまだ少ないような気がするのです。周知徹底は、もちろんビーチフェスタにはお子さんを中心に参加をなさっていると思います。来年度はしっかりと1,000人、あるいは2,000人というふうにどうぞPRをしていただきたいと要望をいたします。 次、質問の要旨(1)②P14、水産業の振興につきましては、漁業者の安全操業や経営安定化に向けて支援するとともに、漁業環境の保全・回復への取り組みを促進するとある。 ア.漁業者の安全操業や経営安定化に向けての支援策を具体的に説明していただきたい。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 こんにちは。それでは島袋邦男議員の一般質問にお答えいたします。 本市では漁業者の安全操業や経営安定化に向けての具体的な支援策といたしまして、沖縄市漁業協同組合やその組合員が整備する通信装置、自動操舵装置、魚群探知機などの整備品及び漁網や漁具等の購入費用の一部について補助を行っております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 引き続き漁業者の安全操業や経営安定化に向けて頑張っていただきたいと思います。 次、イ.漁業環境の保全、回復への取り組みを具体的に説明してください。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 本市では漁場環境の保全や回復に対する具体的な取り組みといたしまして、漁業関係者が行うシャコ貝やシラヒゲウニの養殖や中城湾港にサンゴを植えつけ、その育成状況の調査研究などの費用の一部について補助を行っております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 シャコ貝とシラヒゲウニの補助とか、中城湾港のサンゴの保全に補助をしているということですが、具体的に何々についてどの程度補助金を出しているという答弁がなかったのですが、その辺説明ができれば説明していただけませんか、今の答弁について。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 シャコ貝やシラヒゲウニの養殖等につきましては、平成27年度決算ベースですが、11万円、それからサンゴの育成等につきましては、平成27年度164万8,000円となっております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 シラヒゲウニとか、シャコ貝の補助金は11万円とか何とか、本員の耳が悪いのかどうか、それは補助金をそのぐらいしか補助なさっていないのですか。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 これはシャコ貝等の購入費用に対しての補助金でございまして、実績が11万円ということでございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 少ないような気がするのですが、その辺取り扱っている漁業者が少ないという感じでありますけれども、しっかりと支援をしていただきたいと思います。いいでしょう。 次に、質問の要旨(2)「子育て支援と人材育成の充実」からでございます。 ①P18、児童生徒への支援につきましては、障がい児など特別な支援が必要な児童生徒に対し、特別支援教育補助者等を配置するとある。 ア.特別支援教育補助者の身分等、具体的に説明をしていただきたい。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 島袋議員の御質問にお答えいたします。 特別支援教育補助者は臨時的任用職員として採用しております。市内全小中学校24校に現在32人を配置しているところでございます。内訳としましては、小学校に21人、中学校に11人の配置となっております。仕事内容としましては、学校生活や学習に困り感を持つ児童生徒の学級での生活支援や学習支援及び安全面の見守り等を主に行っているところでございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 確認しますけれども、身分等については、これは全員臨時採用ということでよろしいですか。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 議員の御質問のとおり、全員臨時的任用職員ということでございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 次、質問の要旨(2)②P18、青少年の健全育成につきましては、若者相談窓口において、ニート等で社会生活を送ることが困難な若者相談支援を行うとあります。 ア.今日までの若者相談窓口においての相談件数を説明していただきたい。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 島袋議員の質問にお答えいたします。 最初に、島袋議員におかれましては、常日ごろより本市の青少年に対する、各事業に対する御協力、御助言、また保護者としての貴重なアドバイスをいただきまして、ありがとうございます。御承知のとおりでございますが、若者相談窓口は昨年の11月から開設したばかりでございます。しかし、昨年11月から今年9月21日現在までの相談件数は158件となっているところでございます。その内訳としましては、来所相談が51件、電話相談が84件、訪問相談が23件となっており、この合計が158件という数字でございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 昨年11月に開所して、もう既に158件の相談があるということで、相談窓口は大変御苦労なさっていると思いますが、イ.主な相談内容を説明していただきたいと思います。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長
    ◎宮城康人指導部長 島袋議員の御質問にお答えさせていただきます。 主な相談内容でございますが、まず家族の問題が55件、全体の35%を占めております。それから就労関係が44件で28%、進路関係が24件で15%と、この3つのもので約8割を占めております。これ以外では問題行動が10件、心、体の相談が6件、学校生活が6件、ひきこもりが5件、その他が8件となっているところでございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 家族の問題が55件、44件はやはり就労、あとはいろいろ進学とかありますけれども、御苦労ですが、適切な指導をしていただきたいと思います。 次に、ウ.支援策といいますか、ちょっと難しい相談の支援策となっていますけれども、どういうふうに支援をしていますでしょうか、その辺、説明できるのだけ説明してください。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 島袋議員の御質問にお答えさせていただきます。 先ほど御説明いたしましたが、就労関係、福祉関係、進路関係等が主なものでして、相談内容に応じて、当該関係課でこれまで対応していたところでございますが、窓口を一本化したおかげで、青少年センター、若者相談窓口という形で、今、いろんな形で声を聞けるような状況になってまいりました。現在の支援策としましては来所相談、電話相談において相談者の困っていること、希望等を聞いて対応してくれる庁内の部署、または関係機関を紹介しているところでございます。主な紹介先としましては、就労支援機関としましてはハローワーク、サポートステーション沖縄、また教育機関としましては通信制高等学校、各種専門学校等への紹介等を行っているところでございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 大変でしょうけれども、丁寧に対応していただきたいと思っております。 次に、質問事項2.福祉行政についてでございます。 質問の要旨(1)障害者差別解消法について。去年でしたか、6月でしたか問いました。①同法について。ア.市の職員の認知度は向上したでしょうか。 ○普久原朝健議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 こんにちは。島袋邦男議員の一般質問にお答えいたします。 2月定例会において、島袋議員から障害者差別解消法の周知徹底を全庁的にやっていただきたいとの御提案がございました。その御提案をしっかり受けとめまして、4月以降、新採用職員研修を皮切りに、電子掲示板への掲載や部内研修、接遇研修などで研修の機会を組んで、県が作成したマニュアルを配布し、法の周知に取り組んでまいりました。また管理監督者研修や庁議の中でも同法の説明をしてきたところです。しかしながら、御質問の市の職員の認知度については、全庁的にはまだ不十分だと感じていますので、市職員全体に障害者差別解消法の理解が進むよう、今後とも研修の機会をつくって周知に努めてまいります。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 全庁的に障害者差別解消法についての認知度の向上というのは、なかなか進まないと思いますけれども、今、健康福祉部長の答弁のように繰り返し周知を図っていただきたいと思っております。それによって、職員の障がい者に対する意識が大分変わって、いろんなことへの対応ができると思っております。 次に、質問の要旨(1)①イ.これはちょっと難しいのですが、市民の認知度は向上したかどうか、その辺を説明していただきたい。 ○普久原朝健議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 お答えいたします。 一般市民向けの周知については、4月の広報おきなわ及びホームページにおいて周知を行ったところですが、御質問の市民の認知度については、市職員同様まだまだ低いものと感じております。法施行後、初年度である今年度は障がい者の支援に携わる方などを中心に研修を行っており、具体的には事業所の相談員や障がい者の当事者団体、手話通訳者、福祉実習生などですが、こうした関係者から市民への周知が進むことを期待しているところです。また来月は福祉まつりがあり、多くの市民の方がいらっしゃいますので、その中でチラシを配布するなどして、法の周知に努めてまいります。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 健康福祉部長、ありがとうございます。 市民の方々に障害者差別解消法を理解していただくのはちょっと時間がかかると思うのです。これも障がい者の団体、関係団体を通して、勉強会というか、そういう周知を図っていただくよう心からお願いをするところであります。 質問の要旨(1)①ウ.県が作成した「公共サービス窓口における配慮マニュアル」を活用した周知を職員にどう反映させたか、お聞かせください。 ○普久原朝健議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 お答えいたします。 まず庁内の電子掲示板に県が作成した「公共サービス窓口における配慮マニュアル」を掲載し、全職員がこのマニュアルを参照し、活用できるようにいたしました。また各種研修会において、同マニュアルの配布を行い、研修の中で具体的な合理的配慮について説明をしています。さらに同マニュアルを活用し、日ごろの窓口対応について配慮を行うことができれば、障がい者だけではなく、一般市民の対応の向上にも活用できることを説明し、各窓口で活用いただくよう周知をしているところです。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 次、質問事項3.教育行政についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)(仮称)沖縄市多目的広場建設工事について。待望の(仮称)多目的広場が8月臨時会で議会の議決を得て業者を選定しまして、今、工事を着々と進める段階にきているところであると思います。同事業はたしか3年か、4年前に設計が終了して、納品されたと思うのですが、①なぜ今年の8月に発注せざるを得なかったか、そのおくれた要因を説明していただきたい。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 島袋邦男議員の御質問にお答えします。 工事着工のおくれの要因についてでございますけれども、(仮称)多目的広場につきましては、平成24年度に基本設計、平成25年度に実施設計の設計業務も完了しておりました。同施設は市民利用はもちろん、広島カープの春季キャンプなどで活用、また、コザしんきんスタジアムとの連携施設として早期の着工を目指し、沖縄防衛局と調整を重ねてまいりましたが、その結果、平成27年度交付決定を受けて、今回の工事着手となっております。ただ実施設計後、平成25年度から早期の採択を目指し、毎年度、概算要求及び実施計画を提出してまいりましたけれども、本市の野球場整備等がございまして、また他市町村との兼ね合いもあり、採択が見送られたという経緯がございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 25年ぶりに広島カープが優勝いたしました。大変おめでたいことであります。完成年度が再来年、一日も早く市民待望の(仮称)沖縄市多目的広場を完成していただきたいと思っております。雨天練習場にもなるわけですから、市民のみならず、広島カープも一日も早い完成を願っております。 次、質問の要旨(2)広島カープが春季キャンプに使用しているコザしんきんスタジアムについてでございますが、①ダッグアウトのベンチについて整備はなされているのかどうか、この辺確認したい。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 コザしんきんスタジアムのベンチの対応についてでございます。去る6月上旬に広島へ出向きまして、球団側とは(仮称)多目的広場や投球練習場等について御意見を伺っております。その際にダッグアウトの椅子の幅の件については、特に改善等の要望はございませんでした。ただダッグアウトを広く使えるようどうにかできないかという要望がございましたので、一部カメラマンスペースを活用した対応を図ってまいりたいと考えております。今後とも球団側と春季キャンプ時の利用について調整を図ってまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 6月にブルペンの改修のことで球団側と話し合いをしたということで、そのときにそういう話が出なかったはずですが、つくったばかりですから、ダッグアウト。その辺ある程度の時期が来たら、やはりその球団の選手としっかり話し合って、その辺の整備をお願いします。時期が来たらその辺お願いしたいと思っております。 次に、質問の要旨(3)安慶田小学校の校舎解体について。今年の3月に安慶田小学校の職員室が解体されました。そして引き渡しをされましたけれども、その跡地、教育長も教育部長もごらんになったと思うのですが、そのまま壊したままになって、本員たちが見たら放置されているような感じがするのですけれども、この辺、跡地利用について学校側に説明をしなかったのか。①その跡地の利用計画がなくて、そのままにしていくのか、その辺お尋ねしたいと思います。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 安慶田小学校校舎解体後の跡地利用についてでございますが、安慶田小学校の施設解体跡地については、平成26年度に管理棟を運動場側へ移転した際に、旧施設の跡地となっております。今後につきましては、学校側との連携を密に行いながら、跡地活用について積極的に検討してまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 教育部長、この議会が終わったら校長先生、学校管理者のほうに出向いていって、意見を聴取したり、そういうことを連携をとっていただきたいと思っております。これはこれでいいでしょう。 次に、質問事項4.消防行政についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)沖縄市消防団について。①消防団について。平成28年2月定例会で沖縄市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例を改正して、条例定数を50人から72人へ増員しました。その後の消防団員の数は確保できているのでしょうか。ア.現在の消防団員の数と定数を説明してください。 ○普久原朝健議長 消防長。 ◎高宮城寛消防長 こんにちは。島袋邦男議員の御質問にお答えいたします。 沖縄市消防団は平成28年2月定例会において、沖縄市消防団員の定員、任命、服務等に関する条例を改正いたしまして、消防団の定数を50人から72人と増員を行っております。平成28年9月1日現在の消防団員数でございますが、51人となっております。以上でございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 今、定員は72人、消防団員数は51人ということになっております。消防団員の確保が十分ではないのか、その辺説明をしていただきたい。 ○普久原朝健議長 消防長。 ◎高宮城寛消防長 ただいまの御質問にお答えいたします。 消防団員数の確保が十分ではないのではないかという御質問でございました。平成28年9月に6人が消防団への入団希望をしておりまして、消防団長の面接、それから選考を経て、採用を決定しております。平成28年10月1日には消防団員数が57人になる予定でございます。以上でございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 今後どのようにして消防団員を確保していくのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○普久原朝健議長 消防長。 ◎高宮城寛消防長 今後どのように消防団を確保するのかという御質問でございました。防災啓発活動や総務省消防庁の消防団加入促進支援事業を活用し、消防団員への認知度の向上、それから理解の促進を図ることで、市民の防災意識の高揚とともに、消防団員の入団促進を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 次に、イ.消防団の充実強化というか、消防団の日ごろの活動と訓練をまず説明していただきたいと思います。 ○普久原朝健議長 消防長。 ◎高宮城寛消防長 御質問にお答えいたします。 消防団の日ごろの活動、訓練についてでございますが、消防団は災害時には消防学校や訓練で習得した知識、技術、消防ポンプ自動車などの装備、資機材を活用し、消火活動、避難誘導を主に行っています。また平常時の活動として月例の定期訓練、各家庭を訪問しての住宅用火災警報器の普及啓発活動、火災予防活動、救急講習会への指導員としての参加や、祭り会場での警戒巡視、防災研修センター来館者への対応、さらには自主防災組織への訓練指導などを行っており、災害が発生した場合の被害を最小限に食いとめるための防災減災啓発活動を重点に行っています。それから10月14日には長野県長野市で全国消防団員の消防の技術の向上と士気の高揚を図り、もって消防活動の充実発展に寄与することを目的に、隔年で開催されます第25回全国消防操法大会へ、本市消防団が沖縄県代表として出場し、日ごろの訓練の成果を披露することとなっております。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 消防団員は本業を持ちながら、本当に地域で消火や災害時の人命救助、避難誘導などに当たっています。第25回全国消防操法大会にも参加するということで、本当にすばらしいことであります。 次に、今年の4月ですか、久高清美消防団長が誕生いたしました。女性団長として、広報おきなわでは、沖縄県で初ということで書かれていましたけれども、これは総務省の消防庁に皆さん方は問い合わせたときがあったと思うのです。これは全国1番か、2番かわからないけれども、総務省消防庁でも例がないとうたわれています。大変すばらしい、女性も男性に負けずに消防団長になり得るということが、沖縄県で、日本の中でも消防団員は何人いるかわかりませんけれども、全国の消防団の今、注目の的になっているのです。視察も他府県から早速あるでしょう。消防団長に会いに来て、視察を行ったと聞いております。ウ.沖縄市の女性消防団長、久高清美さんの誕生秘話というか、消防団長になったその辺の経緯を説明していただけませんか。 ○普久原朝健議長 消防長。 ◎高宮城寛消防長 御質問にお答えいたします。 議員御承知のとおり、平成28年4月1日付で全国初の女性消防団長が市長より任命され、誕生したところでございます。近年、地域の安全安心の確保に対する住民の関心の高まりなどを背景に、消防団の活動も多様化しており、女性消防団員の活動は応急手当講習、火災予防の普及啓発、それから災害時の後方支援など、多岐にわたっております。平成26年8月、豪雨による広島市土砂災害においては、地元の女性消防団員が避難所の運営支援活動に従事し、女性ならではのきめ細やかな活動が住民の高い評価を得ております。本市消防団におきましては、今年度、女性消防団長の就任のほか、女性団員の分団を創設し、団長を含め10人の女性消防団員が女性の視点で地域防災力の向上に寄与する活動を行っているところでございます。そういうことで、現在の久高団長も名乗りを上げまして、本人の意思で団長となっております。以上でございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 すばらしいことです。女性視点での地域防災向上に寄与する活動というか、女性視点での地域防災力の向上に寄与する点は、もし説明できたらお願いしたいのですが。 ○普久原朝健議長 消防長。 ◎高宮城寛消防長 御質問にお答えいたします。 女性視点での地域防災力の向上に寄与する活動ということでございました。女性消防団員は災害時には避難所の運営支援活動など、後方支援活動に従事をいたします。また平常時には救急法、それから各家庭を訪問して火災予防、啓発活動、女性団体との連携や、今年度は総務省消防庁の消防団加入促進支援事業を活用しまして、児童、父兄に対し、紙芝居やバルーンアートを活用した防災啓発活動など、女性視点でのきめ細やかな活動を行ってまいります。以上でございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 これからも久高清美消防団長をトップに、沖縄市民の生命と財産をぜひ守っていただきたいというふうに激励があったということを報告していただきたいと思っております。 最後に、質問事項5.保育行政についてでございます。 質問の要旨(1)待機児童の解消についてでありますけれども、毎回同じような質問が出ていると思うのですけれども、御勘弁ください。①待機児童の解消についての現在の取り組みについて、具体的に説明をしてください。ア.現在、市の待機児童は何人いるのか、その辺もお伺いをいたします。 ○普久原朝健議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 島袋邦男議員の御質問にお答えいたします。 平成28年4月現在の本市の待機児童数は360人でございます。年齢別の待機児童の内訳としましては、ゼロ歳児54人、1歳児137人、2歳児96人、3歳児55人、4歳児18人、5歳児ゼロ人となっており、ゼロ歳児、1歳児、2歳児の低年齢児が全体の約8割を占めております。待機児童の解消に向けた取り組みとしまして、認可外保育施設の認可化移行支援、私立認可保育園の分園整備及び建てかえによる定員の拡大、さらにゼロ歳児から2歳児までを対象とする小規模保育事業の展開などにより、必要な整備を進めているところでございます。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 ハード面の待機児童の解消についての努力は評価します。分園を開設させたり、それはいいのですが、保育士の待遇改善、この辺が大きな問題になっております。市長も2年後には市長選があって、任期中には待機児童ゼロにするという政策が何かあったような気がするのですが、保育士の待遇改善、主に給与、この辺を解消しないと、毎回口酸っぱく言いますけれども、いくら分園をつくって努力しても、やはり保育士がいなければ、これは面倒を見きれないわけですから、イ.保育士の処遇改善はどう考えているのか、説明をしていただきたいと思います。 ○普久原朝健議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 保育士の処遇改善につきましては、保育士の確保及び質の高い安定的な保育を提供するために非常に重要な課題であり、国、県、市が連携して推進しているところですが、それぞれの主な取り組みについて御説明いたします。まず国は法定価格の算定において、保育士の処遇改善を図る認可保育園に対し、運営費が加算される仕組みを導入し、私立認可保育園では給与がおおむね月額2%程度アップしており、着実に保育士の処遇改善が進んでおります。さらに県においては保育士の正規雇用化促進事業を実施しており、平成27年度には私立認可保育園が同補助事業を活用し、8人の保育士が正規職員となっております。本市においても保育支援者を配置することで、保育士の業務負担軽減につながる保育体制強化事業や、保育士の加配により年休を取りやすくするための保育士年休取得等支援事業を実施しております。さらに保育士の書類作成業務等の軽減を図る業務効率化推進事業を補正予算で措置するなど、保育士の業務負担の軽減に取り組んでいるところでございます。今後も保育士の給与改善や負担軽減を図る事業を展開することで、保育士の働きやすい環境を整備し、処遇改善に積極的に取り組んでまいります。 ○普久原朝健議長 島袋邦男議員。 ◆島袋邦男議員 沖縄市、我が市も360人の待機児童がいます。分園をつくったり、ハードの努力は評価できます。今度は今言われるように、保育士の処遇改善です。質の高い保育行政を目指して頑張っていただきたいとお願いしまして、本員の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○普久原朝健議長 以上で島袋邦男議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時15分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時35分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 暫時会議時間の延長をいたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時35分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時36分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 次、藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 改めまして、皆様こんにちは。会派公明党の藤山勇一でございます。議会の日程も終盤に入り、気づけば9月も本日が最後の日となりました。今定例会の一般質問も当局の皆様にはお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは一般質問をさせていただきます。 質問事項1.市民行政についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)婚姻届・出生届についてお伺いいたします。この婚姻届、出生届でございます。本員もまだ婚姻したばかりで届けを出したばかりで、気づいた点がありながら、質問させていただきたいと思いまして、少し冒頭お話しさせていただくと、本日9月30日は実は今日の記念日の一つに、「おくさまの日」というのがあるそうです。これは「0930」です。「おくさまの日」ということで、働く奥さん、妻たちに日ごろの感謝を込めてとの思いが込められた日で、働く女性の皆様に感謝を伝えることが目的の記念日ということですので、本員も感謝を伝えたいと思います。いつもありがとうございます。しっかりちゃんと家に帰ってからも感謝を伝えたいと思いますので、どうぞ皆様も自宅に帰ったら感謝を伝えていただければと思いますので、よろしくお願いします。さて、本題でありますけれども、沖縄市の人口が14万人達成をして、はや1年が過ぎました。この1年間においても市の人口はふえ続けておりまして、これからもこの増加が少しずつ続くと本員は感じております。その人口増の一因として、婚姻や出生などがあると思いますが、①届出件数についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 こんにちは。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 婚姻届・出生届の届け出件数についてお答えいたします。本市窓口における過去5年間の婚姻届でございます。平成23年度が951件、平成24年度921件、平成25年度950件、平成26年度898件、平成27年度1,400件となっております。続きまして、出生届でございます。平成23年度1,743件、平成24年度1,737件、平成25年度1,768件、平成26年度が1,666件、平成27年度が1,773件、以上でございます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 市民部長、御答弁ありがとうございました。 今、婚姻届、平均して約900件前後ですか、そして出生届も約1,700件が毎年届け出を出されているということで、御結婚などをきっかけに沖縄市に転入をされたり、また沖縄市に生まれて、子供たちがこれからもふえていくことを期待しております。 続きまして、質問の要旨(1)②婚姻届・出生届の届出様式についてお伺いいたします。県外において、また本市以外の自治体の一部では、届け出の提出書類が独自の様式があるそうですが、本市の様式についてお伺いいたします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 お答えいたします。 婚姻届の様式、また出生届の様式につきましては、戸籍法第28条、戸籍法施行規則第59条で定められております。出生届は病院で発行されます医師からの出生証明書と1つになっており、通常病院にて用意されております。両届けの様式に関しましては、様式の中に余白がございますので、その部分を活用することは可能となっております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 今、本市はこういう独自の様式はないということではございます。 続きまして、質問の要旨(1)③ご当地届出様式の導入についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 ご当地届出様式の導入についてでございます。各届出書は法務局での保管となることから、現在、市が保管している8月分のみの数字となりますが、民間事業者や導入自治体が作成した婚姻届のご当地届出様式での本市窓口届け出は約10件ございました。このようにご当地届出様式での届け出もふえていることから、市民ニーズは高いものと認識しております。現在、導入自治体より情報を収集している段階でございます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 現在いろいろな導入されている各自治体から情報を収集されているということでありました。また本市で届け出を出されるときも民間業者や導入している自治体の様式の提出もあるということで、この提出の際に、婚姻届、または出生届というのは、やはり一人一人の人生において大変記念すべき日となると思っております。この受理証明書は公的な提出書類になって、記念の様式としては少しお堅い感じがします。本市においてこの届け出を出すときに、沖縄市への愛着がもっと湧くような、また沖縄市に生まれてよかったと。よき思い出としてできるようなものを本市としてはご当地の婚姻届、出生届の様式、またこの無料の届け出記念書などの導入をぜひ検討していただいてはいかがかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 お答えいたします。 ただいま藤山議員から提案のありました件につきまして、導入自治体のご当地届出様式や記念書などについて、さらに調査研究し、前向きに取り組んでまいります。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 市民部長、前向きな御答弁大変ありがとうございました。 市民課での窓口、さまざま大変な業務をされている中ではありますけれども、こういう市民の愛着が湧く、また沖縄市に住んでよかったと思える施策だと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思っております。婚姻届、出生のときには窓口の方々もされていると思いますけれども、届け出の際にはしっかり笑顔でおめでとうございますなど一言添えてあげるだけでも、本当に結婚して、また子どもさんが生まれて、より一層幸せを実感できると思います。 ほかの自治体ではこういうサービスに加えて、この婚姻届、出生届のときの記念撮影用のコーナーなども設けているそうです。希望者とか、そのときのお仕事の状況もあると思いますけれども、一人一人市民の皆様が沖縄市に住んで、また生まれてよかったと思えるようなことも重ねて、これは要望としてお伝えさせていただきたいと思いますので、どうぞまた前向きな御検討をよろしくお願いいたします。 それでは続きまして、質問事項2に移りたいと思います。質問事項2.子育て支援について伺います。 質問の要旨(1)育児や養育などの支援についてお伺いいたします。①出産後やひとり親などの支援状況について伺います。先ほどの質問では、結婚、出産の話題を質問させていただきました。その後いよいよ育児がスタートしまして、その育児の中でも育児ストレスや産後うつなど、さまざまな問題によって子育てに対して不安や孤立感等を抱える家庭、また、さまざまな原因で養育支援が必要となっている家庭もあるとお聞きしました。出生後やまたひとり親の支援についてお伺いいたします。 ○普久原朝健議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 藤山勇一議員の御質問にお答えいたします。 出産後の支援につきましては、生後4カ月までの乳児のいる世帯を対象とする「こんにちは赤ちゃん事業」により、母子保健推進員、助産師、保健師等が訪問し、乳児の発達、発育状況や養育環境を確認するとともに、育児についてのアドバイスなどを行っております。またひとり親家庭への支援として、日常生活支援事業がございます。家庭生活支援員が住居の掃除、生活必需品等の買い物、子供の預かりなどの生活支援を行う事業で、利用回数は年間10回までとなっております。なお、本事業は沖縄県が実施主体として、沖縄県母子寡婦福祉連合会へ委託しており、本市では窓口にて申請を受けつけ、県へ進達を行っております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 今、育児、また養育などの各種事業をお伺いさせていただきました。出産後のお母さんたちの不安を抱える中でのまたいろいろな戸別訪問、全戸訪問など育児支援があると思いますけれども、この中で、先ほどお伺いしましたように、利用回数であったり、また支援の料金であったり、なかなか支援の中で使いづらさとか、いろいろな課題等もあると思いますけれども、その辺も含めまして、質問の要旨(1)②今後の取り組みについてお伺いします。よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 乳幼児健診や、こんにちは赤ちゃん事業等において、母親が孤立し、育児不安やストレスなどを抱え、支援が必要と思われる場合には育児支援家庭訪問事業により、支援員が世帯を訪問し、育児に関する助言、指導や家事援助を行うことで、なお一層の負担軽減に努めてまいります。ひとり親家庭に対する日常生活支援事業につきましては、今後も事業の周知に努めるとともに、実施主体が沖縄県であるため、県から情報を収集し、利用回数や利用時間の拡充に向けて意見交換を行うなど、市民が利用しやすい事業となるよう県に働きかけていきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 これからの取り組み次第でしっかりとした育児支援の事業が拡大されると感じておりますけれども、今、1つに育児支援の訪問事業の強化をしていくということで、課題改善等について今後のより一層の検討があると思いますけれども、具体的にはどういう強化をしていくのか、教えてください。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 現在、育児支援家庭訪問事業において、支援員1人を配置し、延べ件数年間約200件を訪問することにより、育児に関する助言、指導や家事支援を行っておりますが、潜在的な虐待リスクを抱える世帯も含めて、対象世帯を拡充し、育児の負担軽減と虐待の未然防止を図るためには、さらなる人員体制の強化が必要であると認識をしております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 いろいろな利用者、また現状、支援員の事業の実態を踏まえまして、しっかりと増員なり、また潜在的な世帯も考慮して、対象世帯への支援の適切な事業の執行のためにも、いろいろな利用者の声も聞きながら、担当者のお話も聞きながら、すばらしい事業でありますので、日常生活ともどもこれからも一人一人の声に寄り添いながら、柔軟な活用をしていただいて、支援の拡充などもしていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは次の質問事項に移りたいと思います。質問事項3.教育行政についてでございます。 質問の要旨(1)小・中学校の部活動についてお伺いいたします。①本市の現状と課題についてお伺いいたします。中学校の休養日のことや、これまでも部活動の指導者の課題等のお話をよくお伺いしておりますけれども、小学校においては詳細を把握していない等もありますけれども、こういう点も含めて教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 藤山議員の御質問にお答えさせていただきます。 本市の現状でございますが、まず中学校でございますが、中学校の部活動は週1回程度の休養日と第3日曜日、家庭の日は休みを入れているところでございます。また土日、公休日に関しましては、ほとんどの学校で休みということにしておりますが、練習試合、または4時間以内の活動という点で顧問や指導者がついた場合には、認めているところでございます。課題といたしましては、顧問になる教師がやってこなかったスポーツ等で部顧問になったときの精神的負担や、また大会等での時間の拘束時間の長さ等が課題となったりしているところでございます。 小学校につきましては、学校によりましては指導者担当連絡会等を実施して、課題を把握している学校もございますが、全ての学校での実施というところではまだ不十分でございますので、教育委員会としては、全ての小学校で担当者連絡会等を実施するように指導していきたいと考えております。また休日の部活動時間の長さや指導者とのいろんなかかわり等、いろんな声もございますので、今後はぜひ調査のあり方等を検討して、しっかりと把握できるように努めてまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。 今の御答弁にもありましたけれども、部活動の休養日を設けるかどうかの議論などもさまざまありまして、平日だけではなくて、休日の練習や、今おっしゃったように試合などでの過密な活動が睡眠で学習の不足、また家族のコミュニケーション低下にもつながっているなどの諸課題もお伺いしました。またいろいろな課題の中で不登校になるきっかけとして、部活動の人間関係や、さまざまな部活動の中でも全国的にも報道をされて、その中から顧問や指導者等からの行き過ぎた指導や暴言などのパワハラ、またはセクハラなどの課題もあります。文科省もガイドラインとして設置し、方針を示しておりますので、今後のこのような現状も踏まえて、質問の要旨(1)②今後の調査の取り組みについてお伺いします。これまでもさまざまな議員からもアンケート、また現場の調査を踏まえてほしいというお言葉もあったと思いますけれども、しっかり今後の調査、特に小学校において、これまでもあったと思うのですけれども、しっかりと皆さんがどのように取り組んでいくのか教えてください。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長
    ◎宮城康人指導部長 藤山議員の御質問にお答えさせていただきます。 中学校におきましては、沖縄県中学校体育連盟の調査研究部が毎年部活の実態調査等を行っておりますので、その調査結果も踏まえながら、学校の実態把握等を進めてまいります。 小学校に関しましては、先ほどお話しましたように、小学校の実態把握にどのような形がいいのかということをしっかり検討して、調査のあり方等を含めまして進めてまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 調査がなかなかされていないところもあるとお伺いしましたので、教育委員会の皆さんを中心に学校の現場、また各部活動の方針、また児童生徒、そしてさまざまな状況、いろんな事件、事故が発生したら手おくれになると思いますので、しっかりと情報共有を含めて、実態の把握に努めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)キャリア教育の取り組みについてお伺いいたします。これまで本員がキャリア教育、雇用の観点から御質問させていただいたことはありましたけれども、教育委員会の観点でお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。①現状と課題についてお伺いいたします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 藤山議員の御質問にお答えさせていただきます。 沖縄市教育委員会といたしましては、キャリア教育を学力向上推進の重要施策として考えているところでございます。目標に向かって努力し、達成していく力、それから生きる力の育成に重要な部分だと考えております。また将来の夢や希望を抱くきっかけとしまして、現在行っている職場見学や職場体験を小中学校でさらに充実推進していこうと考えているところでございます。先ほど言いましたように、キャリア教育を学校教育の観点から捉えたときには、やはり学力保障をしっかり努めていくと。実際これまでの義務教育終了時の進学に課題があったりとか、なかなか夢がかなえられなかったという子供たちの状況を見てみますと、学力が身についていないがために高校進学の夢を諦めるとか、不登校になったという状況もございますので、キャリア教育をしっかり進めることで、子供たちが将来行きたい学校に行ける。または学校に通って勉強したいという学力保障の部分をしっかりと推進していく必要があると考えているところでございます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 指導部長の今、御答弁でありました。キャリア教育については学力向上の一つの推進の中でも大変重要な一つでありますけれども、教育委員会の大枠の観点を今、確認させていただきました。その中では児童生徒たちの学力保障のために、その効果性を高めるためにしっかりとキャリア教育を含め、今後の学力向上のためにもしていくとありました。このキャリア教育の部分では、行政のほうでも雇用対策のところでさまざまなこれまでも職場体験の事業、また小中高生への職場体験等、いろいろな施策もあります。その中でも今までの議会でもありましたけれども、キャリア教育コーディネーター等、教育委員会で指導する方もいらっしゃいましたけれども、今後のいろいろなさまざまな方向性もあると思いますので、質問の要旨(2)②今後の取り組みについてお伺いいたします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 藤山議員の御質問にお答えさせていただきます。 本市におけるキャリア教育の今後の取り組みでございますが、引き続き子供たちの夢や希望の実現のために、学力向上推進施策の重要な部分と位置づけまして、学力保障の効果的な取り組みで集約させた事業展開という方向で考えていきたいと考えております。具体的にはこれまで以上に子供たちが意欲的、積極的に活動する事業や、また体験活動の充実推進に努め、ただ覚えているだけの勉強ではなくて、しっかりと学んだことを生かせるような子供になっていくことが将来につながると考えておりますので、その方向で努力させていただきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 ここで指導部、教育委員会としては、今御答弁にもありました学力保障の効果的な取り組みへ集約をさせて、事業展開をさせていただくことでありましたけれども、これまでされていた中で、具体的にキャリア教育の実践の場として、キャリア支援や職場体験など、キャリア形成の取り組みなどもされたと思いますけれども、この辺は今後どういう連携をしていくのか、わかりましたら教えてください。お願いします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 藤山議員の御質問にお答えさせていただきます。 これまで沖縄市としましてもキャリア教育充実のために、キャリア教育コーディネーターとか、そのような仕事を設置いたしまして、例えば職業人講話とか、コーディネート等の業務を担っていただいたところでございますが、先ほどのように学力向上のほうに集約していくという部分も含めまして、キャリア教育の委託事業を県のほうで今進めているところですので、県のほうとの関係をしっかりと持っていきたい。また市の関係課と連携、協力しながら、学校のキャリア教育支援というところで頑張っていきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 具体的なキャリア支援の部分で、教育委員会がやるしっかりとした教育の観点からの教育の向上、そしてまた関係部局、今のお話によると県の事業、また市の中でもほかの事業がされている施策もあるそうですので、しっかりと連携をとって、またこの小中校のキャリア教育にも本市としてしっかりと取り組んでいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは次の質問事項に移らせていただきます。質問事項4.人権教育についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)性同一性障がいについてでございます。人それぞれの見た目や考え方が異なるように、性のあり方も多様であります。ある企業の調査によりますと、国内の13人に1人はLGBT等の同性を愛する人、また同性も異性も愛する人、心と体の性別が異なる人など、性的少数者であるとの報告がありました。一部の自治体においては、同性のカップルを認める制度も始まるなど、そういうことも相まって、性的少数者の理解が少しずつ広がりつつあります。しかし一方では、まだまだ偏見を捨て切れない人もいることもあります。そのような無理解から学校や職場などにおいても当事者の方は存在を否定され、不登校や自殺に追い込まれる場合もあるそうです。社会的に弱い立場の方々の生活しやすい環境をつくることが非常に大切なことであります。①本市の取り組みについてお伺いいたします。ア.相談等の対応について教えてください。よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 藤山議員の質問にお答えいたします。 性同一性障がいの相談等の対応についてお答えいたします。男女共同参画センターでは、毎月第1週から第4週の水曜日の午前10時から午後4時まで、男女共同参画の推進に関する相談の窓口を設けております。性同一性障がいに特化した相談窓口でないことから、そのことに関する相談はまだございません。しかしながら、当事者が相談に見えたときには関係部署と情報交換をしながら、必要な機関に紹介するなどの対応をしていきたいと思います。男女共同参画センターの取り組みといたしましては、第2次沖縄市男女共同参画計画、人きらめきプランの中で性同一性障がいを含む、性的少数者の方に対して、人権尊重の配慮が必要であるため、情報提供や相談、啓発等を進めているところでございます。今年度は今月2日に「性同一性障がいと歩む、長い夜が明けるとき」と題し、性同一性障がいの方への理解を深めるために、さまざまな場所で講演活動をされている当事者の方をお招きし、性的少数者の人々が生きやすい社会についてお話ししていただきました。また市内小学校8校においても、ジェンダーや性的少数者に関する内容を盛り込んだ人権啓発講座を開催するとともに、その様子を男女共同参画啓発紙きらめきでも紹介しているところでございます。そして夏休み期間中に教職員を対象とした人権教育研修を開催しており、その中でもジェンダーと性的少数者について学んでもらいました。以上でございます。 ○普久原朝健議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 藤山議員の御質問にお答えします。 私のほうからは健康福祉部で取り組んでいる相談等の対応についてお答えします。健康福祉部障がい福祉課では、障がい者等が地域で安心して生活できる支援体制の確立を目指し、障がい者等の相談を総合的に実施するため、市内6カ所、うち1カ所は基幹相談支援事業所でございます。相談支援事業所を設置し、外部委託により事業を展開しているところです。障がい者等の相談支援は基本来るものは拒まずというスタンスなので、そこに寄せられる相談は多種多様な相談がございます。そのさまざまな相談の中で、実は性同一性障がいだったという事例もございました。ただ相談員は性同一性障がいの知識はあっても専門家ではございませんので、御本人の状況も考慮しつつ、悩みに寄り添い、相談を受けながら、関係団体の紹介等を行うなどの対応をさせていただいているところです。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、御答弁ありがとうございました。 それではその後続いて、質問の要旨に移りたいと思います。質問の要旨(1)①イ.教育現場等での対応についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 藤山議員の御質問にお答えさせていただきます。 教育委員会としましては、平成27年4月30日付通知文、性同一性障がいや性的指向・性自認に係る児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施についての支援事項を踏まえ、学校に対し、児童生徒の心情に配慮した対応を行うよう情報提供をしているところでございます。その文科省通知文の中では、学校生活の各場面での支援について、9項目の支援事例を挙げております。事例としまして、服装、髪型、更衣室、トイレ、呼称の工夫、授業、水泳、運動部の活動、修学旅行等でございます。本市のほとんどの学校におきましても、文部省通知の各項目について検討を始めております。具体的支援が行われているのは、服装について本人が自認する制服の着用を認めていたり、更衣室として保健室や別室の利用を認めること、トイレの利用につきましては、職員トイレや多目的トイレを認めること等となっております。今後教育委員会として支援事例を参考に、各学校において支援が進むよう指導し、継続して悩みに対していつでも相談できる体制をつくり、道徳の時間や学校教育活動全体の中で、一人一人の違いを個性として捉え、互いを認め合う人権教育が個性の尊重の面から指導のほうを進めていきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 指導部長、ありがとうございました。 各相談等の現場、また啓発等の取り組み、そしてまた教育現場での性同一性障がい者の対応等をお伺いさせていただきました。本員も先ほど市民部長がおっしゃっておりました市主催の男女共同参画センター主催の講演会などを聞かせていただきました。このLGBT等は女性が女性を、また男性が男性を恋愛の対象にしたり、また性的少数の総称ともありました。ただ今回の講演ではGIDと、心の性と体の性が一致しないため、自己認識である性別に身体の性を適合させる手術を望む方など、トランスジェンダーなどの性的思考と、また性の自認の問題は全くの別の課題であるとの認識などもお伺いいたしました。この講演ではGID、性同一性障がいの当事者の医療的な支援の取り組み、また社会的支援の課題なども聞かせていただきました。そして教育現場ではこういう形で、先ほど部長からありましたけれども、文科省からのしっかりとした児童生徒に対するきめ細やかな対応の実施についてという通達もしっかりと来ておりました。これからも性的少数者の皆様、人数にすると少ないことがあったり、またなかなか周りには言いづらいことがあるという本当に環境の変化が皆さん一人一人を大切に育んでいける制度だと本員は実感しております。そのまま質問の要旨(1)②に移りたいと思います。今後の取り組みについてお伺いいたします。ア.相談従事者や職員の研修について教えてください。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 お答えいたします。 市職員向けの研修につきましては、新採用職員研修において、性的少数者の内容を盛り込んだ研修を行っております。また市民向けの講演会を実施する際、庁内の掲示板等で案内して、職員も参加できるようにしております。相談員に関しましては、さまざまな機関が開催する研修会等に参加して、多様な相談に対応できるようにしております。性同一性障がいを含む性的少数者の方は、現在13人に1人いると言われており、本市での該当する市民の方が少なからずいるだろうと予測できます。市職員として、性的少数者についての理解を深め、市民の方へ対応しなければならないということから、今後は関係部署と連携を取りながら研修を実施していく必要があると考えております。 ○普久原朝健議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 お答えいたします。 相談支援事業所の相談員については、相談業務にかかわる専門性を高めるため、委託先の各法人で研修会を開催したり、また行政や民間機関が実施する研修会へ参加するなどして、総合的な障がい者等の相談や情報提供等が行えるよう相談支援事業の強化を図っております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、御答弁ありがとうございました。 この中でこれからもしっかりと障がい者等でありましたら相談に携わる方たちのスキルも踏まえて、各種情報提供を行いながら、しっかりと相談業務に励んでいってほしいと思っております。また市民部のほうではしっかりと啓発等もあると思いますけれども、先ほど少し本員は講演会を聞いての感想等も述べさせていただきましたけれども、今後の性同一性障がいと性的少数者の中で、このLGBTとまたGIDと、一つ一つ細かくいうとなかなかわかりづらいところもありましたけれども、今後こういう大きな枠で捉えていく中でもさまざまな多種多様の課題等もありますけれども、そういう場合にはどのような形で啓発していくのか、再度教えてください。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 お答えいたします。 LGBTとひとくくりで言っても、その中身については多種多様でございます。LGBTについては、まだまだ十分に理解されているとは考えにくいことから、その理解が広まることが最も必要なことだと考えております。そのために今後も当事者を招いての講座の開催等による啓発を進めていくとともに、引き続き職員、教職員、学校向けの研修等を開催してまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 市民部長、ありがとうございました。 この辺、研修等も踏まえて、またどういうことが課題になっているのか、どういうことが当事者が困っているのかもしっかり把握しながら、また進めていっていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは続いて、質問の要旨(1)②イ.今後の取り組み、教育現場における職員の研修について教えてください。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 藤山議員の御質問にお答えさせていただきます。 教育委員会としましては、文部省通知及び資料を活用し、校長会、教頭会等を通して、性同一性障がいについての適切な理解をしっかりと求めてまいります。また毎月実施しております養護教諭研修会の中でも周知をしっかり図り、児童生徒に対するきめ細かな対応の実施に向け指導してまいります。何よりも子供たちと直接向き合います教職員がしっかりした理解と、そして行動ができることが重要でございますので、教職員に対しましても性同一性障がいに関する研修会等への参加をしっかりと呼びかけ、児童生徒の状況等に応じた支援ができるよう関係課、関係部署との情報交換、連携を深めてまいります。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 今、部長からの答弁にもありましたように、今回の部分で文科省のほうからは平成27年4月の時点で、性同一性障がいに係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等についての通知があったそうです。いろいろな背景を見ながら、本当に児童生徒の一つ一つ悩み、またそれに向き合う教員、教職の皆様のためにもしっかりとこういう通知文が来ておりますので、細かく徹底していただきたいと思っております。その中でもまた再度、本年の4月には県の教育委員会が改めて教職員向けの今回の性同一性障がいや性的指向・性自認に係る児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施についてと、改めてわかりやすくQ&A等も踏まえまして、事例等も踏まえて、各現場での指導をお願いしますとありますので、さらなるこれからのしっかりとした教員の皆様、また職員、全ての関係各位の方が相互理解をしながら、また児童生徒に対するきめ細やかな支援をしていただきたいと思っております。当事者の中では本当に現状として、まだまだ無理解からの偏見で、家庭内での暴力等があり、また周りからはひどいいじめを受けるなど、当事者が抱える問題は多々あるそうです。これらの課題に向けて、しっかりとした支援はまだまだ始まったばかりだと思いますので、一人一人にしっかりと寄り添い、児童生徒、また各部相談者がいらっしゃいますので、しっかりと大切にできる施策をお願いして、次の質問に移りたいと思っております。 続きましての質問です。質問事項5.防犯・防災についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)庁舎等における防犯・防災についてお伺いいたします。この質問の中で、先日、去る6月でしたけれども、本員がたまたま庁舎の玄関近くにいたときに、6月24日ごろだったと思いますが、正面玄関の窓ガラスが石を投げられて、大きく割れるという事件があったときに、その石を投げた方が警察の方にちょうど拘束されて、つかまっているところに遭遇したのですけれども、そういうこともありましてお伺いさせていただきたいと思います。①事件・事故等についてお伺いします。ア.庁舎等において発生したこれまでの事件、事故等の件数について教えてください。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 藤山勇一議員の一般質問にお答えをいたします。 本庁舎での事件、事故等につきまして、過去には置き引きや庁舎内テレビの盗難等がございましたが、現在、日時等が確認できている事件につきましては、平成22年10月に庁舎1階執務室で刃物を持った方が暴れるという事件が発生しております。また今年の6月、議員からお話のありました庁舎正面玄関壁面ガラスが破損されるという事件が発生し、7月には庁舎地下3階の公用駐車場で、同階に設置されている消火器の消火剤がまかれ、その1週間後には地下3階の外階段に消火剤がまかれるという事件が発生しており、計4件が現在確認されているところでございます。以上です。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 今、総務部長の話で、事件、事故等は平成22年とか、また今年の6月、4月のこともありました。また火災とか、ぼやとかがあったかどうかお伺いします。 ○普久原朝健議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えいたします。 火災についてはゼロ件ということで発生はしておりません。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 先ほどもおっしゃったように事件、事故等、また火災とか、ぼや等あるのですけれども、本員がお伺いしたところ、6月のガラスが割られたときは別の件でたまたま現場近くにいた刑事さんがいたので、迅速な対応ができたとお伺いしました。また火災等で、たまに本庁舎内で非常ベルが誤作動で鳴ったりしたり、先日も少し揺れを感じる地震等もあったのですけれども、そういう事件、事故等、また災害、火災等があったときに、今後の対応として教えてください。イ.今後の対応について教えてください。よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えをいたします。 本年度の10月から正面玄関に常駐警備員を1人増員し、来場者の多い1階及び2階フロアの警備を強化し、来庁者の安全確保に努めていきたいと考えております。また今年度、防犯カメラ設置要項の作成や、防犯カメラ設置箇所の確認などを行い、平成29年度より防犯カメラの運用を検討してまいりたいと考えております。また災害等につきましては、今年度、関係各課と調整を行いまして、避難訓練を平成29年度に実施してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 事件、事故等も一緒ですけれども、防犯カメラ等、事前の災害等も踏まえて、しっかりとした対応をしていただいて、市民並びに職員が安心、安全に仕事、また活用できるよう、何かがあったときに、災害のときにもしっかりと迅速に動けるよう整備をしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは最後の質問事項に移りたいと思います。質問事項6.(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備事業についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)多目的アリーナ施設等整備の進捗について教えてください。本員たちも報告書をいただきまして、いよいよスタートしていくなと実感しておりますが、①整備事業の進捗状況と今後のスケジュールについてお伺いします。お願いします。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 こんにちは。それでは藤山勇一議員のただいまの御質問にお答えをいたします。 (仮称)沖縄市多目的アリーナにつきましては、スポーツ興行を中心とした見せる施設、コンサートやコンベンションなどを開催する使いやすい施設として、これまで県内になかった空間を提供できる施設を目指すとともに、滞在型観光の推進と地域経済の活性化に寄与する施設として、国内外からも注目される本市のランドマークとなるよう整備してまいります。進捗状況につきましては、平成27年3月に策定した基本構想を受け、平成28年6月に(仮称)沖縄市多目的アリーナ施設等整備全体計画を策定いたしました。今後は実施設計、平成29年度からは工事へと順次取り組んでまいります。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 それでは続いて、質問の要旨(1)②基本構想・全体計画についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 ただいまの御質問にお答えをいたします。 平成27年3月に策定した基本構想においては、計画を進めるに当たって、基礎的な情報収集などを行い、施設のあり方、考え方をまとめております。今回の全体計画につきましては、基本構想を受け、アリーナに必要な設備、諸室、運営計画等をとりまとめ、基本的な設計図、全体のイメージ図の策定、概算事業費の算出を行ったところでございます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 今回、基本構想を受けて全体計画を策定し、今後のアリーナの必要な整備等をやっていくということであるのですけれども、今回の基本計画、また基本設計をまとめたいきさつ等がありましたら教えてください。よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 今回の多目的アリーナにつきましては、精力的に取り組み、基本構想を平成27年3月に、基本計画、基本設計を平成28年6月に取りまとめたところでございます。ようやく基本的な条件の整理ができ、議会、市民への説明のスタートラインに立ったところでございます。今後、本計画の説明を行うとともに、実施設計、工事へと順次進めてまいりたいと思います。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 それでは続いて質問の要旨(1)③補助などの要請についてお伺いいたします。全体的な段階で、概算事業によると思うのですけれども、本体の工事で約130億円ありまして、これまでしっかりといろいろな行動をしたと思うのですけれども、補助要請行動等はどのようにしてきたのか、教えてください。お願いします。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 これまで市長を中心として防衛省を初め、関係省庁に対し要請してまいりました。直近では今年6月に遠藤東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、鈴木スポーツ庁長官を初め、他の関係省庁へも支援及び協力をいただけるよう要請してきたところでございます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 今まで補助について、さまざま要請等をさせていただいたということでありますけれども、この補助金等、いろんな支援等、基本的な考え方を教えてください。よろしくお願いします。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 基本的に地方公共団体から中央省庁に対して、補助の要請を行う場合、基本設計の段階での補助の確約はなく、今回の全体計画をもって説明させていただくこととなります。現段階においては、防衛省に概算要求をしている段階であり、今後、防衛省が財務省に提出し、予算額が決まっていくという流れになります。平成29年度におきましては、解体工事等を行うこととしており、実際の事業規模等については、実施設計において算出される予定でございます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、御答弁ありがとうございました。 それでは質問の要旨(2)に移りたいと思います。質問の要旨(2)防災関連施設としての活用についてお伺いします。今回の(仮称)多目的アリーナの中で、地域の交流振興の拠点と、また防災関連の施設としても機能を持っていると報告書にありましたが、具体的にはどのように災害時に活用していくのか教えてください。お願いします。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 コザ運動公園は広域避難所にも指定されており、本市防災計画においてもそれぞれの施設にさまざまな役割が与えられております。本市アリーナにつきましては、1階部分が直接トラックの乗り入れが可能な土間コンクリートであることから、救援物資などの搬入・分別ができる施設として位置づけております。また3階のボックス席については、災害時要援護者への配慮ができるスペースとして、またサブアリーナにつきましては、感染症対策室として活用していきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 防災の観点からも、また地域の振興拠点としても、いよいよ始まった多目的アリーナの施設の整備事業の全体計画であります。今、御答弁の中で、進捗状況や今後の計画もお伺いしました。いただいた計画書の報告の中では、しっかりといろいろ整備していくというのをお伺いしましたけれども、最後のほうにはこれからの整備について課題等もありました。新たな整備やそれに付随するほかの整備事業、附帯する事業等もこれからの課題等もあるとお伺いしましたけれども、本市として、いよいよ多目的アリーナの施設整備が進んでいく中で、先頭に立って皆さんが頑張っていく中で、最後に意気込みといいますか、上田副市長、多目的アリーナの整備についての取り組みについて、何か一言お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 副市長。 ◎上田紘嗣副市長 ただいま藤山議員から意気込みということで、御質問をいただきました。アリーナにつきましては、桑江市長の公約の1丁目1番地ということでありますことから、議会、市民を問わず、皆様に注目され、関心が高いところであると認識をしております。先ほど企画部長から答弁があったとおりのいきさつを経まして、議員からも先ほどありましたとおり、ようやくスタート地点に立ったと考えております。これから今回発表させていただきました全体計画において整理をさせていただきました基本的な事項等を踏まえ、まずは本議会におきまして、議員の皆様へ御説明をと。そして議会終了後、タイミングを踏まえまして、市民の皆様への説明をスタートしてまいりたいと考えております。もちろん並行して補助額等につきましても、国へしっかりと御説明してまいりたいと考えております。アリーナを核としてまちづくりにもつなげていくということが必要でございますので、先ほど課題ということでもありましたけれども、駐車場の確保ですとか、まちづくり、これに付随する周辺事項等を息長く取り組んでいく所存でございます。市長の指揮のもと、順次、新たな計画等も必要になってくるかどうか、現時点では申し上げることはできませんけれども、いずれにしましても、順次取り組みを将来にわたって進めていきたいと考えておりますので、御理解、御支援のほどよろしくお願い申し上げます。 ○普久原朝健議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 上田副市長、大変ありがとうございました。 先ほども御答弁もありましたけれども、いよいよスタートラインが始まったということで、本員たちもしっかりと後押しして、諸課題についてもこれからもいろいろな報告を積みながら、研究等をさせていただきたいと思っております。今回の報告書の中にもありましたけれども、本市の国際文化観光都市宣言、本年20周年を迎えるスポーツコンベンションシティの宣言を受けて、しっかりと地域交流の振興の拠点、そしてスポーツの拠点、そしてさまざまな新たな地域活性化に向けての整備であります。一つ一つの課題もあると思いますけれども、しっかり当局の皆様がセンターの市長を先頭に頑張っていただければと思っております。時間も最後になりましたけれども、スポーツの中でありましたら、本年は大変うれしい野球のリーグ優勝の決まった広島カープでございます。昨年末にエースの投手、前田選手が大リーグ決定をし、挑戦が決まって、ファンだけではなくて、多くの野球評論家の方々は本年のリーグ戦は大変厳しいと予測をしておりました。しかし、エースの穴を埋めようと若手の選手が踏ん張り、そして個人としても大きな目標を掲げていたベテラン選手がひたむきな闘争心と、その目標達成をチーム一人一人が一丸となって達成したいと。そういう雰囲気からいいリズムになり、ばく進の原動力となったそうです。多目的アリーナの事業をしっかり、いろいろな市の課題、桑江市長のビジョンがいよいよ具体的に進んでいく本年であります。市当局の皆様ともどもにチーム一丸となって、さらなる沖縄市の発展のために本員も全力で頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上で一般質問を終了します。大変ありがとうございました。 ○普久原朝健議長 以上で藤山勇一議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時35分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時50分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 次、森山政和議員。 ◆森山政和議員 皆さん、こんにちは。市民クラブ・新風会の森山政和でございます。まずはお礼を述べさせていただきます。夏季パラリンピック、リオデジャネイロ大会が南米ブラジルで初めて開かれ、本市から日本代表として名誉市民の上与那原寛和選手が、車椅子陸上T52クラスに3回目の出場を果たしました。ブラジル遠征の際には、市長を初め、当局の皆さん、また議員皆様や多くの市民の心温まる取り組みにより、多大な支援金をいただくことができました。おかげさまで心置きなく競技に専念することができました。上与那原後援会として、改めて深く感謝申し上げます。まことにありがとうございました。結果につきましては、400メートル6位入賞、1,500メートルは3位との差がわずか0秒08という差でメダルを逃してしまいました。上与那原選手はロンドン大会の後、押し込みが強くなり瞬時にスピードを上げられるようになった。まだ進化の途中なので、東京大会でどうしてもトラックでとりたいものがある。走ることしかできないので、継続していくと意欲満々です。これからも皆様方の応援や御支援、御協力をよろしくお願いいたします。 また前回、第382回の定例会におきまして、高原、南桃原、両自治会から要請が出されておりました、愛の泉保育園と南桃原61号線へのカーブミラーの設置につきましては、スピーディーに対応していただきました。見通しがよくなり、安全性が高まったと住民の喜びの声が上がっております。さらにコザしんきんスタジアムのレフト側と市道市営球場線に挟まれた公園内の整備も完了していただきました。この場所は雨になると砂利や赤土などが流れ出し、ジョギングやウオーキングに大変支障を来していましたが、今は芝が張られ、ビローなどが植えられ、公園としての景観も大変よくなりました。エイサー大会の前に整備されたことも大変よかったと思っています。道路課や教育委員会の皆さんありがとうございました。 では、本員の25回目の一般質問をさせていただきます。 質問事項1.学力向上と学校教育について。 質問の要旨(1)学習指導要領によると、「児童生徒が学習内容を確実に身につけることができるよう、学校や児童生徒の実態に応じ、個別指導やグループ別指導、繰り返し指導、学習内容の習熟程度に応じた指導、児童生徒の興味・関心等に応じた課題学習、補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れた指導、教師間の協力的な指導など指導方法や指導体制を工夫改善し、個に応じた指導の充実を図ること」とあります。以下伺います。①平成27年度学力向上推進事業の点検・評価についてお伺いいたします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えいたします。 平成27年度学力向上推進事業の点検及び評価から、本市の児童生徒の学力は小学校においては全国平均値との差をマイナス1ポイントとおおむね全国水準に達しております。中学校においてはマイナス8.1ポイントと全国との差はまだあるものの、改善傾向にあることが諸学力調査の結果、またこれからの状況から確認できるところでございます。こうした本市の児童生徒の学力状況を踏まえ、今後の取り組みとしましては、各種コーディネーターや支援員の効果性を高めるため、各支援員の配置事業の見直しや中学校への支援強化策として放課後補習教室の実施を進めることとしております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ②平成27年度の点検・評価を受け実施された放課後補習教室について具体的にお聞かせください。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 今年度より学力向上事業といたしまして、市内8中学校に放課後学習支援教室、名称としまして「ひやみかち教室」を設置させていただきました。その具体的な内容としましては、放課後の時間帯に委託業者により講師を4人派遣し、補習等を通して学習支援を行うものでございます。学校の状況に応じて週3日、または2日、1日と3段階の開設をしております。対象としましては、中学3年生は通年、中1と中2は期間を設定して行います。6月よりスタートしたところでございますが、中学生の学習支援策として、今後、効果を期待しているところでございます。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ③「ひやみかち教室」の実施状況について、学校ごとにお伺いいたします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 ひやみかち教室の実施状況でございますが、週3日開設校がコザ中学校と安慶田中学校、週2日開設校が山内中学校、美里中学校、沖縄東中学校、週1日開設校が美東中学校、宮里中学校、越来中学校となっております。各校の申し込み体験者の総数は7月末現在で安慶田中学校34人、コザ中学校16人、山内中学校19人、美里中学校16人、沖縄東中学校26人、美東中学校27人、越来中学校26人、宮里中学校25人となっております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 先ほど本員、学習指導要領の一部を読み上げましたけれども、それに沿った大変いい事業ではないかと思っています。そういうことで、まだ6月から始めて間もないのですけれども、先生方の意見とか、生徒、保護者の反応など、どういう声が聞こえていますか、もし調べられていましたら聞かせてください。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 現在、声等の把握、調査等はまだ行っていないところでございますけれども、ただ充足状況が今80%近くなっておりますので、この短い期間でございますが、関心の高さを伺えるところというふうに捉えているところでございます。ぜひ、ひやみかちの言葉の語源である、やってやろうとか、そういう気持ちになるように、子供たちに前向きにかかわりまして、しっかりと子供たちの夢の実現に向けて努力していきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 各定員に達するような努力をまたこれからよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、質問の要旨(2)小中一貫教育校の設立については、平成23年第351回、平成25年第363回、平成26年第374回の定例会の一般質問で本員が取り上げたところであります。当時の教育長は、「越来小中学校に魅力を持たせるために小中一貫校を、これから努力して早目にやっていきたい」。第363回定例会では「平成25年度から文科省の指定を受け、3年間調査研究し前向きに頑張っていきたい」。また当時の指導部長は、第374回定例会では「越来小中学校をモデル校に指定し、教育カリキュラム、施設整備計画、地域への説明といったさまざまな懸案を年次的に進めていきたい」と答弁していました。今年度は研究の最終年度になると思いますけれども、以下伺います。①教育カリキュラムの進捗について伺います。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 本市は平成25年度より2カ年間、文科省委託事業の小中一貫教育における多様な教育システムの調査研究を行い、市内8中学校においては、小中連携教育を推進すると同時に、越来小中学校においては、将来の小中一貫教育のモデル教育校に位置づけ、小中一貫教育を念頭に置いた教育活動を展開してきております。越来小中学校においては、小中合同で学校運営協議会を設置し、学校課題を共有し、学校課題解決に向けた共同体制の構築に努めているところでございます。また相互の学校行事における児童生徒の交流だけでなく、挨拶運動などを小中で合同で行ったり、教員が相互に授業を参観し、交流事業を行ったりと中1ギャップ解消と学力向上を狙いとした教育カリキュラムの工夫改善に努めていただいているところでございます。その結果として、越来中学校においては、さまざまな形で学校が活性化しまして、学力等の底上げと学力保障が実現しつつあるところでございます。
    普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、②施設整備計画について伺います。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 特色ある学校づくりとして、越来小中学校の小中一貫教育校の設置につきましては、今後も引き続き研究並びに検討をしっかりと継続してまいります。また教育委員会としましても小中一貫教育校の設置は目的ではなく、越来小学校、中学校、ひいては沖縄市の学校教育の充実を図る一つの手法と考えております。学力保障や特色ある学校づくり、地域とともにある学校づくりを進めるために、沖縄市ではまずは小中連携型の学力向上を推進する中で、小中の一貫した教育の実現を目指しつつ、今後予想される越来小中学校の施設整備計画と連動させた形で検討してまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、③地域への説明について伺います。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 地域への説明会につきましては、現在のところは具体的な計画はございません。しかし、地域の代表者も含めて構成されております越来小中学校学校運営協議会においては、教育委員会の考え方や越来小中学校における小中一貫教育の推進等につきましては説明をさせていただいているところでございます。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、地域への説明は行っていないと。ただ学校運営協議会で、多分これは五、六人ですかね、要するに学校評議員と言われる方々に説明をしているということですよね。この小中一貫教育が、平成23年度からその当時の教育長がすごくいい教育方法だからと、ぜひ取り組んでいきたいということがあったのですけれども、それから遅々として進んでいない気がするのです。その原因の一つにやはり地域の盛り上がりに欠けていると思うのです。本員がいくらここでこういう小中一貫教育はどうですかと言っても、地域がわからない。地域が盛り上がらない限り、これは進まないと思います。教育長もおっしゃっています。コミュニティスクールの推進と。このコミュニティスクールとは何ですか。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 まず学校運営協議会でございますが、学校評議員会や学校評価者委員会を越えまして、学校長の学校運営をともに進めていっていただける地域の有識者の集まりで、具体的な数字は今把握していないところですけれども、各学校において10人以上という形で、越来小中学校の運営協議会の具体的な人数は今、私の手元にございませんが、基本的には各学校10人以上の人数で、地域の有識者の皆さんで運営されているものでございます。その中で指導主事等が出向いたりしまして、しっかりと説明をさせていただいているところでございます。またコミュニティスクールでございますけれども、やはり学校だけで子供たちを正しくしっかりと、よりよく育てていくというのは難しい時代になってきたと。いろんな方々のお力をおかりし、また地域の支え、そういうものをおかりしながら、学校教育を進めていったほうが子供たちの教育もよくなるでしょうし、また地域の教育力の向上にも学校を核としてまた応援ができていくと考えております。コミュニティスクールの充実も合わせまして、しっかりと小中一貫校の研究のほうを越来小中学校で進めていきたいという考えでございます。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 まさに今、指導部長がおっしゃったように、今の教育、これからの教育は地域を巻き込んでいかないと成果は上がらないということですよね。そういうことをおっしゃっているのに、地域での説明をしないというのが課題ではないかと本員は見ているのです。もっともっと地域に入っていって、学校の現状をこうしたほうが越来の地域も活性化しますとか、学校を中心とした地域の取り組みとか、地域はやはり学校を中心として成り立っていますので、今、沖縄市では。だからそういうところでぜひ地域の説明も力を入れていっていただきたいと要望をしておきます。 ④小中一貫教育のメリットについてお伺いします。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 小中一貫教育のメリットとしましては、一般的には子供の発達状態に応じて、きめ細やかで効果的な指導が期待できると。例えば6年生から中学生に上がるときの中1ギャップの解消を連続的に行うことができたりとか、また5年生、6年生と中学生のほうで教科内容のほうが非常に重要にかかわってまいりますので、そういう部分をしっかりと見越した指導ができるということで、学力向上にも効果があることが報告されているところでございます。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、⑤越来小中学校一貫教育のスタートの時期について伺います。 ○普久原朝健議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎宮城康人指導部長 森山議員の御質問にお答えさせていただきます。 越来小中学校においては、現在、小中連携教育の充実ということで、中1ギャップの解消、また子供たちをしっかりと成長させるための取り組み等を推進してきており、学力の向上などもその成果と考えているところでございます。今後ともより連携を強化しながら、小中一貫教育へ移行ができる状況を目指しまして、教育活動の充実を図ってまいります。こうした中で、校舎の改築といった施設整備の時期と連動させた形で小中一貫教育校として持っていくのがいいのか、検討をしっかりしてまいりたいと考えております。現段階では早急に小中一貫教育校の設置の時期などを明確に示せる段階にはございませんが、これまでの調査研究を踏まえ、どのように小中一貫教育校に小中連携から持っていったほうがより子供たちにとってメリットがあるのか、学校力の向上にメリットがあるのかというところを検討しまして、効果的な推進ができるように丁寧に取り組みを進めさせていただきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 平成23年度から教育長が早目にやりたいと答弁していました。今、お聞きしましたらそのめどが立っていないということは、すごくがっかりなのです。私的なことを言っていいかどうかわかりませんけれども、本員は過去に越来中学校に9年勤めた経験がありまして、4年間は校長でいましたから、越来中学校がどんどん過疎化というか、ドーナツ化現象でどんどん生徒が減っていく状況を見て、特色ある学校をつくれば集まってくるのではないか、生徒も地域の人も集まってくるのではないかと、そういう取り組みもした覚えがあります。2学期制を取り入れたりとか、そのころから小学校の校長ともここは教育一貫校ができる地域ではないかということをめどを立てて、そういう話し合いもしたことがあるのです。過去をたどっていくと10年、15年ぐらいそういう計画はあったはずなのです。だからいまだこれが見通しが立っていないというのは、ちょっと教育委員会の努力不足ではないかと思いますので、ぜひ早目の見通しを立てて取り組んで頑張っていただきたいということを要望して、次に行きます。 続きまして、質問事項2.障害者のスポーツ環境の整備充実について。 質問の要旨(1)スポーツ振興法は「適正及び健康状態に応じてスポーツをすることができるような諸条件の整備に努める」よう国や自治体に義務づけています。以下伺います。 ①教育委員会は、平成25年第363回定例会において、「市として障害者スポーツに対し、どう取り組んでいくかといったことをしっかり見据えて検討し適切に対応する」との答弁でしたが、その後の対応についてお伺いいたします。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 森山議員の御質問にお答えいたします。 障害者のスポーツに対する取り組みについての対応ということでございますけれども、教育委員会としましては、平成26年度に障害者スポーツの競技スポーツの支援について、厚生労働省から文部科学省へ移管されたことを受け、障害者スポーツの競技スポーツ部門については、市民スポーツの一環として推進してまいることを考えております。そこで市民スポーツ普及の中心的な担い手である本市のスポーツ推進員が障害者スポーツに関する事業を展開するため、障害者スポーツのバレーボールや卓球などの講座を受講しております。また今年の6月には本県で開催された九州身体障害者アーチェリー選手権大会を視察するなど、今後の取り組みに向けて調査研究を進めているところでございます。今後も健康福祉部と常に連携を図り、障害者のスポーツ機会の創出、競技スポーツの支援に努めてまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 平成25年といいますと、ロンドンオリンピックが終わった翌年なのです。そのときに障害者のスポーツのあり方が大分変わったのです。オリンピックの競技の仕方がです。北京まではリハビリを中心としたパラリンピックだったのですけれども、ロンドン大会から本当に競技中心、要するにスピード、長さとか、高さとか、健常者と変わらないようなレベルを目指した競技に変わったのです。彼らが何をやったかというと、筋力をつけるとか、リハビリ的なものではなくて、本当に健常者と同じような練習の仕方に変わっていったのです。この方々が言うには、やはりこれまでのリハビリではなくて、こういう専門的な練習ができるような体制を整えないと、これからのパラリンピックはだめですねということがあって、こういう質問をしたのです。今回、リオオリンピック・パラリンピックが終わりましたから、また改めて、その後どうなりましたかという質問を本員はしているわけです。スポーツ振興法にはそういう諸条件を整備するのは自治体の義務であると言っているのです。だからその環境を整えるのは自治体の義務であると本員は思うのですけれども、もう一回そういうところで教育委員会の見解をお聞きします。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 競技スポーツの支援とアスリートの強化ということでございますけれども、競技スポーツの支援としましては、選手強化を、育成を図るため、車椅子用のトレーニングマシン2台を購入して、陸上競技場のほうへ設置しております。また市民へ無料貸し出ししておりますスポーツ用具としまして、リオパラリンピックで銀メダルに輝いた団体競技のボッチャの用具を一式そろえており、選手の育成強化に必要な備品等の整備を随時行っていきたいと考えております。また障害者スポーツに限りませんが、今年度制定しました国際大会出場奨励金交付要綱による奨励金交付第1号としまして、リオパラリンピック日本代表の上与那原寛和選手が決定しております。また10月15日の日曜日にはスポーツ機会の創出を図るため、フットサル教室を多目的運動場で開催する予定でございます。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、対象として車椅子競技についてのことが多かったと思うのですが、そうではないわけです。いろいろな競技があるわけです、このパラリンピックの競技を見ましたら。本当に健常者と変わらない。健常者よりも種目が多いのではないかと思うぐらいのレベルなのです。だからそういうことで、例えば質問の要旨(1)②体育協会への「(仮称)障害者スポーツ部」とか、こういうのが新設できないかどうか、お伺いいたします。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 市体育協会への(仮称)障害者スポーツ部の新設についてということでございますけれども、沖縄市体育協会へ確認したところ、障害者スポーツ団体から市体育協会への団体登録申請手続がなされれば、内容を確認した上で、現在登録されている陸上部など、25団体と同様に登録を行っていけるよう準備は整えているということでございました。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 申請があればではなくて、諸条件を整えることが自治体の義務だと言っているのですから、そうですよね。これは自治体の義務なのです。だから申請があればではなくて、自治体でこういう部を、要するに障害者の部分の部を設置してありますから申請してくださいという、そこまでいかないといけないと思うのです。どうですか。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 教育委員会としましては、事前に団体関係者への申請書類などを具体的な手続、方法などを説明し、その後、団体への申請書等をそろえ準備を進めているところでございます。体育協会には支援の方法としまして、この団体登録についての条件確認や団体登録の申請する際の手続方法を簡素化するなど、障害者スポーツ部の新設に向けた配慮をお願いしているところでございます。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ここでこういう議論をするつもりはなかったのですけれども、例えば体育協会にたくさんの部があります、陸上とかいろいろあるでしょう。これはその団体から申請があったからつくったのですか。違うでしょう。ちゃんとそういった部がありますと、つくっていったのでしょう。だからそういうのを指導すべきでしょう。どうですか。 ○普久原朝健議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 森山議員のおっしゃるとおり、体育協会としましては、一般のスポーツ同様に身障者スポーツの強化、育成に向けて進めるべきだと認識しております。その点についてはまた市体育協会へその旨、団体設置に向けて努力するようにということで、また指導してまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 先ほどから言っているように、平成25年から4カ年かかって、まだ遅々として進んでいないのです。また今年こういう質問をしました。では次の東京大会までもこういう状態でいくのですか。終わったのです。課題は出ました。今度、リオのパラリンピックでは日本は金メダルは1つもないのです。銀メダルが10個、銅メダルが14個あるのです。ロンドン大会よりは上回っているのです。だから金メダルをとれる可能性はあるのです。だからそれを行政がもっともっと支援できませんか、支援したらどうですか、支援しましょうよ、これは義務だから。それを言っているのです。どうですか。すぐやるとか、すぐつくって、東京オリンピックに向けて頑張りましょうとか、そういう決意がほしいのです。 ○普久原朝健議長 教育長。 ◎狩俣智教育長 森山議員の御質問にお答えいたします。 障害者スポーツの重要性については、私自身もしっかり認識しているつもりであります。森山議員の御質問であります体育協会に障害者スポーツ部を設置するということに関して、あくまでも体育協会は教育委員会とは違う団体でございますので、ここでやるとかやらないとか、そういうお答えは差し控えたいと考えております。ただし、現在も水面下で積極的に連携をして、設置していこうという働きかけをしているところでありますので、近々そういうことも実現するのではないかと期待をしているところであります。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、教育長から御答弁がありましたので、早期の実現を期待して、この質問を終わります。次に行きます。 質問事項3.公園の整備と管理について。 質問の要旨(1)市内公園の管理者について伺います。 ○普久原朝健議長 建設部長。 ◎宮里善伸建設部長 森山議員の一般質問にお答えいたします。 市内118カ所の公園につきましては、市で管理を行っております。沖縄こどもの国公園及び八重島公園、コザ運動公園につきましては指定管理者制度を導入しております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(2)山内公園、南桃原三・四丁目公園の遊具が使用禁止という縄を張られてから久しいです。地域の住民や子供たちは大変不便を感じながら、早期の復旧を期待しています。以下伺います。 ①使用禁止になっている理由について伺います。 ○普久原朝健議長 建設部長。 ◎宮里善伸建設部長 ただいまの御質問にお答えいたします。 遊具の点検につきましては、公園管理者が行う日常点検と遊具の専門業者による定期点検を実施しております。山内公園のローラー滑り台につきましては、ローラー部分の経年劣化で回転不良箇所が多数あります。また安全柵や金具についても腐食している状況でございます。山内公園及び南桃原四丁目公園の木製遊具、南桃原三丁目公園のロープウェイにつきましては、遊具の支柱の腐食等が確認されたことにより使用を禁止している状況でございます。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ②遊具の整備計画について伺います。 ○普久原朝健議長 建設部長。 ◎宮里善伸建設部長 御質問にお答えいたします。 市内の遊具を含む公園施設については、全体的に劣化及び破損等が多い状況であります。その対策として、公園施設の安全性の確保と機能保全を図りつつ、管理予算の縮減や平準化を図ることを目的に、平成25年度沖縄市公園施設長寿命化計画を策定し、遊具の改築更新を進めております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 118公園がありますから全部の公園というわけにはいきませんので、③先ほど挙げました山内公園、南桃原三・四丁目公園の供用開始時期について伺います。 ○普久原朝健議長 建設部長。 ◎宮里善伸建設部長 御質問にお答えいたします。 沖縄市公園施設長寿命化計画に基づき、今年度山内公園のローラー滑り台及び木製遊具の改築更新を予定しております。南桃原三丁目公園の遊具の改築更新の時期は平成32年度、南桃原四丁目公園の遊具の改築更新の時期は平成33年度を予定しております。老朽化した遊具の撤去については、安全性の観点から適宜行ってまいります。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 あと4年、5年後に供用開始ということですけれども、それまでその地域の子供とか、住民は我慢しなさいということですよね。供用開始まで何か市民が健康づくりとか、子供たちがそこで遊ぶとか、活動ができるような、変わるような代替の対策はないかどうか、どうでしょうか、伺います。 ○普久原朝健議長 建設部長。 ◎宮里善伸建設部長 御質問にお答えいたします。 沖縄市公園施設長寿命化計画に基づいて、県の補助金を活用し、市内公園の遊具の改築更新を実施しております。地域の皆様には大変御不便をおかけいたしますが、御理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 次に行きます。質問事項4.第61回沖縄全島エイサーまつりについて。 質問の要旨(1)沖縄の夏の風物詩である沖縄全島エイサーまつりが8月26日から8月28日までの3日間行われ、「エイサーのまち沖縄市」を県内外へアピールすることができました。以下伺います。 ①市内、市外、県外の参加団体について伺います。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは森山政和議員の一般質問にお答えいたします。 第61回沖縄全島エイサーまつりの出演団体につきましては、3日間で延べ49団体で、市内外の内訳については、市内が38団体、市外が11団体、県外については今年度は参加はございませんでした。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ②観客動員数について伺います。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 お答えいたします。 3日間の観客動員数につきましては、金曜日が7万5,000人、土曜日が11万人、日曜日が14万人で、合計32万5,000人となっております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ③協賛団体について伺います。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 今年度の協賛企業は52社となっております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 協賛金と寄附金の総額は今年のは出ていないと思うのですけれども、去年の協賛金、寄附金の総額を教えていただけますか。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 今年度の協賛金額が出ておりますので、本年度でお答えさせていただきます。協賛金の総額につきましては、2,352万4,000円となっております。 ○普久原朝健議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時35分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時35分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 済みません、寄附金につきましては、平成27年度の決算でよろしいでしょうか。お答えさせていただきます。寄附金、平成27年度の決算については、404万8,496円となっております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、④招待者の席の配置について伺います。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 招待者の席につきましては、実行委員会として約130席、それから市側として約100席となっております。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 資料で座席の配置図を見せてもらったのですが、なぜこれを質問をしているかというと、前市長と元市長の席が本員たちから見たら末席だという感じがしたものですから、来賓席84席というところを見ましたら、番号が1から打たれているのです。便宜上、エイサー会場に向けて左側から1番から番号が打たれているのですけれども、末席52が元市長、前市長の席なのです。164番、165番、これを見たときにどうでしょうか、一般的に見て、元市長、前市長がこういう末席にいるということは、市長どうでしょうか、市長はどう見ますか、ちょっとお聞かせ願えますか。 ○普久原朝健議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 今、森山議員のお尋ねの席の配置でございます。 招待者につきましては、本来本市に関係の深い国、県の関係機関の代表者、あるいは兄弟、姉妹都市、友好都市の首長及び議長等や、市内において市政に貢献されている方々を招待しているところでございます。今お話のありました来賓者につきましては、スペースが限られているということから、招待者については本市の友好都市、県知事、県議会議長、国会議員、国機関の代表者を最前列におおむね配置し、2列目に本市選出の県議会議員、国、県の関係機関、今お話のありました3列目に市政に貢献された方々を配置することとして、歴代三役や議長を配置しているところでございます。今、末席というお話もございましたが、我々としては末席という認識はございませんでして、元市長や議長には現役のころ、当然エイサーまつりにかかわっていただいたということで、本市のエイサーまつりの成功を祈るというお気持ちは我々と同等に強いものだと思っています。そういう意味で、お客様、本市に属していなかった他のお客様をお招きして、その方々に前列に座っていただいて、見ていただくというのもまた一つの考え方でございます。そういうことで、これまで首長等を3列目に配置させてはおりますが、これが末席ということではなくて、当然、我々としても市に貢献された方々ですから、敬意を表して接しているところでございます。御理解いただきたいと思います。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、総務部長が市の発展に貢献した方々については、3列目に置かれたと。おもてなしの心で、よそといいますか、そういう来賓の方々を前列に持っていかれて、我慢していただいたという感じを受けたのですけれども、よそから見たらそんな感じはしないのです。見たら本当に末席です。「あれ、どうしたのですか、前市長、元市長」と聞いたときに、「いつもこうだよ」と。なんかがっかりして、こんなものだという感じで、これまで沖縄市の発展のためにトップリーダーとして活躍なさった方。元市長に限っては、エイサーを立ち上げるということで、尽力した方なのです。だからそういう方々を、とにかく元市長をこういうところに置くということ自体が本員は納得いきませんでした、あの時点において。だからこういう質問をしているのです。皆さんには皆さんの意図があると思いますけれども、本員はこれまでトップリーダーとして、沖縄市の発展のために活躍した皆さんをまずは市長の隣に置いて、市長としてもこういう先輩方がいたから今の沖縄市があるのだということを、先輩方からもいろいろとお習いすることもあるのではないかと、そうでなければいいのですけれども、そういうことで、やはり近くに置くのは元市長とか、こういう方々を近くに配置したほうがいいと思います。本員はそういう意見で思っているのですけれども、市長どうですか、市長の率直な意見を聞かせてください。 ○普久原朝健議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 先輩方を敬うという気持ちの中での質問だと思っております。そういう心情は私も十分にあります。しかしながら、長い歴史のあるエイサーまつりのいわゆるスタッフ側といいますか、運営側の長年のこれもまた慣例の中で、席順があったということは否めないかと思います。それを察していただければと思います。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 次に行きます。⑤最終日、プログラム7番目に実行委員長の挨拶がありましたが、代理を立てた理由について、市長伺います。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 お答えいたします。 ○普久原朝健議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時40分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時40分)
    普久原朝健議長 再開いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時40分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時42分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 市長としての公務による国外出張で、ペルー移民110周年記念式典へ参加することになり、第61回全島エイサーまつり実行委員長挨拶は規約に基づきまして、副実行委員長での対応となったということです。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 先ほどから質問をしているように、まず今度の協賛金が2,352万円、去年の寄附金も404万8,000円と、こういう志をいただいて、協賛団体も52社と、すごく期待をされている全島エイサーまつりなのです。それとペルー移民110周年記念事業というのは、どうしても市長が行かないとならなかった事業なのか、あのときやはり実行委員長が挨拶するのと、代理が挨拶するのと、アピール度が全然違うと思うのです。どうですか、市長。 ○普久原朝健議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 国際文化観光都市を目指している本市において、国際交流のきずなを深めることも市長の責務であると考えております。こうしたことから今回はペルーのウチナーンチュの移民移住110周年であるということを踏まえて、沖縄市長として多くのウチナーンチュが移民してきた、苦労された大先輩方がおられるペルーを訪問して、異国での110年にわたる努力を称え、国際交流のきずなを深め、多くの方々を世界のウチナーンチュ大会に案内することといたしたという理由でまいった次第です。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 このペルー移民110周年記念の事業の中で、市長の挨拶もあったのですか。 ○普久原朝健議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 記念式典の大セレモニーの中では表彰はされましたが、挨拶はありませんでした。しかしながら、前日の沖縄市郷友会の中では挨拶をさせていただき、沖縄市出身者を激励した次第であります。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 やはり移民なさって大変苦労なさった方々を激励したりとか、お祝いを述べたりとかするのはすごくいいことではあると思いますけれども、本員の意見としては、そういう正式なセレモニーの中で市長の挨拶がなかったとしたら、やはりエイサーまつりのほうが重要ではなかったかと本員の個人的な意見を申し上げて、次に行きたいと思います。 質問事項5.基地行政について。 質問の要旨(1)牧港補給地区の倉庫群の一部及びキャンプ瑞慶覧のスクールバスサービス関連施設を、嘉手納弾薬庫地区の知花地区へ移設する計画について伺います。①市長は、上記のことについて「断腸の思いで受け入れることを決断した」とありますが、「苦渋の選択」ではなく、なぜ「断腸」という言葉を使ったのか、その意図を伺います。 ○普久原朝健議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 移設される嘉手納弾薬庫地区の知花地区を含む市北部地域では、嘉手納飛行場の滑走路の延長線上にあり、航空機騒音被害を初め、基地から派生する諸問題や、環境問題など、多くの課題があります。地域説明会におきましても基地問題に限らず、現在、地域で起こっている問題や移設そのものに反対する御意見、または移設は容認するものの、地域の発展を切望する御意見等、地域住民の皆様からさまざまな意見をいただいているところであります。市として、課題解決に向け、これから全力で取り組むのはもちろんでございますが、移設受け入れに対する地域住民の心境、皆様の心中を察しながらも、一方でさまざまな観点から総合的に勘案し、市長として決断をせざるを得ないという私の心境を「断腸の思い」という文言で表現させていただきました。 ○普久原朝健議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 時間がなくてあれですけれども、あの新聞記事を見たときにすごく違和感を感じたのです。断腸の思いをなさるぐらいでしたら、もっと市民の意見を聞いて、いろんな方の意見も聞いて、やはり苦渋の選択をすべきだったのではないかと。断腸というのは悲しむことなのですから。そう辞典ではあるのです。だから悩み苦しんで苦渋の選択で引き受けることになったという表現をなさると、市民も少しはどうかなと思うのですけれども、そういうことですので、ぜひそういうことについてはもっと市民の意見を聞いて、しっかりと判断をしていただきたいと申し上げて、本員の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○普久原朝健議長 以上で森山政和議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時50分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 こんにちは。続きまして、市民クラブ・新風会、稲嶺隆之、一般質問をさせていただきます。 昨日、一昨日琉球ゴールデンキングスが2連勝しまして、本員も応援を頑張りましたという冒頭の挨拶を考えておりましたが、議長のスムーズな進行のおかげで、本日は9月30日であります。明日、明後日応援を頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 通告書7ページをお願いいたします。それでは通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。 質問事項1.嘉手納弾薬庫地区への移設についてお伺いします。 質問の要旨(1)知花地区への移設についてお伺いします。市長のほうから、また当局のほうからいろいろと御説明をいただいたところではありますが、幾つか質問をさせていただきます。①移設予定時期をお伺いいたします。お願いいたします。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 稲嶺議員の一般質問にお答えいたします。 今後の流れといたしましては、調査設計と並行して、移設先の環境整備に約2年、工事に5年、提供手続に半年という約7年から8年の計画の流れと伺っております。現在、沖縄防衛局は移設エリアの環境整備のさなかであり、文化財調査や本年11月末で黙認耕作者の退去期限も設けており、その対応等も含め、今後のスケジュールについては詳細の報告があるものと考えております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 次、②移設内容を御説明いただきたいと思います。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 移設の内容につきましては、牧港補給地区から14棟の倉庫群、その倉庫群の中には生鮮食品や家具等を扱う倉庫を初め、パン工場、クリーニング工場、リサイクルセンターなどがございます。現在約1,000人の従業員で、約9割の日本人従業員がおり、移設の際にはこれら従業員もこちらに移ると聞いております。キャンプ瑞慶覧からはスクールバス80台を含む、スクールバスサービス関連施設が移設される予定でございます。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 牧港補給地区から14棟の倉庫群とか、パン工場、クリーニング工場、いろいろなものが移ってくるようですが、③受け入れる側のメリットとしてどのようにお考えでしょうか。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 メリットをしいて挙げるとすれば、沖縄における在日米軍施設の全体の基地の整理縮小に資することでございます。移設とは直接的な関係はありませんが、これまで長年進展がなかった河川氾濫対策について、暫定掘削工事が始まったことや、根本的な解決に向けて提供施設区域内の河川改修工事のための共同使用の手続などを、日米合同委員会に図るべく調整が始められることがございます。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 それでは逆に、④受け入れのデメリットはどのようにお考えでしょうか。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 今後の移設により、約1,000人の従業員が通勤やスクールバスの運行及び倉庫群への搬出入による大型トレーラー等の運用による交通量への影響や、倉庫群の中でリサイクルセンターやクリーニング工場から排出される環境への影響などが懸念されます。そのために協議会を設置し、今後発生し得る事案に対し、国や県、米軍等を含め連携しながら、課題解決に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 メリット、デメリットいろいろあって、そのことを協議会を設置して話し合っていかれるということですが、⑤協議会設置についてお伺いします。ア.構成員について教えてください。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 このたび防衛省地方協力局、沖縄防衛局、本市の3者で設置いたしました嘉手納弾薬庫地区、知花地区への移設に関する協議会につきましては、防衛省は地方協力局次長を筆頭に、沖縄防衛局は局次長、本市は副市長を筆頭として、それぞれの担当部課長のほか、実務担当者を構成員としております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 次、イ.この構成員で話し合われる協議内容をお聞かせください。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 去る8月19日に開催されました第1回協議会では、比謝川水系の洪水被害対策を初め、交通渋滞の緩和対策、環境問題などの懸念事項への対応など、基地から派生する諸問題、それから本市の振興発展に寄与する施策など、今後協議会の中で引き続き議論を行っていく内容について確認をしております。今後も移設が完了するまでの間、協議会は存続することとなっており、これまでに出てきた懸案事項はもちろん、新たに発生する問題についても協議会の場で議論をしていきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 比謝川水系の洪水、交通渋滞、環境など、いろいろなことを話し合われるようなのですが、次、ウ.基地従業員についてお伺いしたいと思います。本員が調べたところによりますと、牧港補給地区従業員数、平成28年7月末現在、日本人だけで1,022人いるそうです。その中で194人が沖縄市民、市町村別で見ると一番多いそうです。その協議会で移設された場合に、基地従業員のことなど話し合われるのか、雇用のことも考えていただけるのか、早目に進めていかないと、またそのときになってからではおそいのかと思いますが、先ほどの答弁では基地従業員の話が出なかったのですが、この辺いかがでしょうか。 ○普久原朝健議長 副市長。 ◎仲本兼明副市長 稲嶺議員の御質問にお答えいたします。 今回知花マスタープランで処理されました移設について、1,000人の従業員が知花地区に移ってくるということでございますが、今回の統合計画全体では嘉手納基地より南の米軍施設6施設が返還される。それに伴って、他の施設に移設が行われるということで、今回の統合計画の整理縮小に伴って、現在の従業員が人員整理が行われるのか等、今後の雇用状況、実態について、まずどういう状況になるのかというのを調査する必要があるかと思います。その上で沖縄市民のみではなく、やはり6施設全体での日本人従業員の今後の雇用の状況などを検討する必要があると思います。一義的には県レベルでその対応等も考えていく必要があるかと思われます。市といたしましては、これらについて市がどのようにかかわれるのか、また今後どういう対応ができるかについては検討してまいりたいと思っております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 もし移設されても七、八年後から工事が始まってということなのですが、その時になって、沖縄市民が一番多いかというのもまた話は別になるのですが、現時点ではそういう状況でありますので、その辺も市当局も考慮いただいて、ぜひ協議会の場でも話し合えるようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に行きます。質問事項2.沖縄全島エイサーまつりについてお伺いします。 質問の要旨(1)エイサーフォトコンテストについてお伺いします。以前にいろいろ一般質問でも取り上げさせていただいたのですが、①今回行わなかった理由を教えていただきたいと思います。お願いいたします。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは稲嶺隆之議員の御質問にお答えいたします。 フォトコンテストにつきましては、第60回沖縄全島エイサーまつりの記念事業の一環として実施した事業だったため、今年度については実施しておりません。以上です。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 次、②今後の取り組みでありますが、以前も継続的なイベントを計画していきたいという部長の答弁もいただきましたけれども、今後このフォトコンテストを開催する予定などがありましたら、教えてください。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 エイサーフォトコンテストについては、多くの皆様からの応募があり、広く県内外へのPRができる機会でもあることから、次年度以降の開催については検討してまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 フォトコンテストはやり方によっては全然経費もかからず、多くの市民、また観光客が参加できるものだと思っていますので、ぜひ検討いただきたいと思います。本員も以前、実行委員会の企画部会の企画部員だったころ、あのころはポスターを企画部会で選考して、公募をかけて、ポスター選考もやっておりました。そういうこともやればそんなに経費もかからず、いいコンテストができるのではないかと思いますので、エイサー会館の資料の展示など、いろんな面からでもぜひやっていただきたいと思いますので、ぜひ検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次、質問事項3.観光行政について。 質問の要旨(1)野外ステージについてお伺いします。先日1万人アリーナのいろんなお話を聞かせていただいたり、御説明を受けましたが、以前も何度か聞かせていただいていますが、①この野外ステージは今後どうなるのか、お聞かせいただきます。よろしくお願いいたします。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 お答えいたします。 野外ステージにつきましては、一定の役割を終えているということもあり、次年度、平成29年度内に解体する予定となっております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 平成29年に解体、来年です。 ②その後、闘牛の練習などで使われているということだったのですが、闘牛についても教えてください。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 当該野外ステージにつきましては、近年闘牛の試合はなく、練習についてもかなり少なくなってきている状況で、今年度については、ほとんどないような状況となっております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 今後、闘牛場という計画は現時点ではないということでよろしいですね。 野外ステージの一番メーンといいますか、毎年使われていますが、③ピースフルラブ・ロックフェスティバルはどうなるのか、教えてください。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 ピースフルラブ・ロックフェスティバルにつきましては、実行委員会によりますと、来年度の開催会場は商店街や通りなどのまちなかでの開催を検討しているとのことでございます。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 わかりました。ということは来年の7月には解体されている可能性が高いといいますか、もう使えない状況にあるということですね。平成29年度の解体ということですので、7月にはもうなくなっているということでよろしいですか。もう一度いいですか、平成29年度内で先ほど解体ということだったのですが、7月ごろにはという計画なのでしょうか。 ○普久原朝健議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 現在の計画としましては、平成29年度中ということでございますが、今のところ年度後半という形になろうかと思っております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございました。 次に行きます。25年ぶりに広島カープが優勝しまして、そのことをぜひお伺いしたいと思いまして、取り上げさせていただきます。質問事項4.広島カープ優勝について。 質問の要旨(1)広島カープ優勝イベントについてお伺いします。①本市での優勝イベントについてお伺いします。ア.本市は現時点で優勝イベントを計画しているか、教えてください。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 今年、広島東洋カープが25年ぶりのリーグ優勝を果たし、さらに32年ぶりの日本一も手の届くところに来ております。現在、優勝を盛大に祝うために広島東洋カープ沖縄協力会や沖縄市観光物産振興協会とも連携を図りながら、パレードや祝賀会を検討しているところでございます。これらの実現については、球団との密な調整が必要であることから、クライマックスシリーズや日本シリーズ終了後に実施内容や時期について調整していく予定でございます。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 先日議会でも阿多利副議長を会長に、プロスポーツを応援する意味で、スポーツ議員連盟というのを設置しました。クライマックスに応援に行きたいという話もございましたので、何とかと思ったのですが、なかなかチケットが取れずに、マツダスタジアムへの応援はかないませんでした。そういう市民も多いと思うのですが、クライマックスシリーズや日本シリーズ、例えばパブリックビューイングとか、そういうのも予定しているか、あれば教えてください。 ○普久原朝健議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 10月12日から開催されるクライマックスシリーズや、10月22日からの日本シリーズにつきましては、音市場や音楽広場、市内の各店舗において、パブリックビューイングができるよう現在調整を進めており、さらなる応援機運を高めていきたいと考えております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 準備が整いましたら、ぜひ市民に告知も、こういうのをやっているというのを知らせて、たくさんの応援で盛り上がるようにやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に行きます。質問事項5.自治会運営事業について。 質問の要旨(1)自治会加入についてお伺いします。①現在の市民の自治会加入率について伺います。ア.現在の加入率を教えてください。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 稲嶺隆之議員の一般質問にお答えいたします。 平成28年1月1日現在の自治会加入率は31.4%となっております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 31.4%、毎年減ってきているような気がしますが、イ.今後の見通しをお伺いします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 お答えいたします。 自治会加入率につきましては、厳しい状況が続いており、今後も加入率の低いアパート、マンションなどの集合住宅が増加傾向となることが予想され、このままですと自治会加入率は依然として厳しい状況であるものと考えております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ②自治会加入の今後の考え方についてお伺いします。 実際、世帯数もふえていくとどんどん率でいうと下がっていく状況ではないかと思っています。率は31.4%ということですが、正確ではありませんが、人数にするとどんどん核家族化になっていって、子供2人の4人家族の世帯は自治会に入っていない。お父さん、お母さん2人だけの世帯が自治会に入っているという状況も多々見受けられますので、人口にするともっと少ないのではないかという見解であります。ア.このまま加入率増を目指すのか。これまで自治会長を中心に、市当局もずっと自治会加入月間も設けて、各世帯を歩き回って、加入を促しておりますが、現在、毎年減っている状況であります。その辺についてお伺いします。お願いいたします。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 ただいまの質問にお答えいたします。 年々自治会加入率は減少しており、特にアパートやマンション世帯の加入は依然として厳しいものがあります。しかしながら、本市としましては、地域における防犯や防災、青少年の健全育成、独居高齢者世帯の見回りなど、地域コミュニティの核となる自治会の役割はますます重要と考えております。そのような視点から本市と自治会長協議会は加入促進のため意見交換を重ね、先進地の事例を参考に、アパートやマンションの仲介、管理を行う沖縄県中部宅地建物取引業者会との協定の締結を検討してまいりました。去る9月1日には県内初となる沖縄市自治会長協議会、沖縄県中部宅地建物取引業者会、沖縄市による3者協定調印式を行ったところでございます。本協定により沖縄県中部宅地建物取引業者会の加盟店舗において、アパート、マンションの新規入居者や住宅購入者等に対し、自治会加入のパンフレット配布と加入の働きかけを行っていただけることになりました。さらに今後アパート、マンション入居者、購入者に対し、自治会員となっていただくよう具体的な方法や取り組みを協議するため、現在仮称でございますが、自治会加入促進協議会の立ち上げを予定しております。自治会長協議会を中心に、地域関係者及び行政が一体となり、一人でも多くの市民が自治会に加入され、安全安心なまちづくりに向け、自治会長協議会とともに頑張ってまいりたいと考えております。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 新たな取り組みということで、ある程度のことは期待できますが、これが50%超えるようなことにはならないのではないかと本員は思っております。イ.根本的な見直しは検討可能かお伺いします。例えばですが、自治会費をなくして、全員自治会員とみなすと。これまで自治会費を集めていた、徴収していた労力を何か別の事業を委託して自治会に行ってもらうと。現在30%前後で自治会としては何とか運営が成り立っているわけですから、例えば1世帯500円の自治会費を全世帯分補助するわけではなく、30%だったら30%分補助して、その分何か事業を委託していくと。そのかわり全員自治会員としてみなすとか、入っている、入っていないの不公平感をなくすとか、一つの案ではありますが、抜本的な検討も可能性はあるのではないかと、検討できないかと思っているのですが、いかがでしょうか。検討可能かちょっと教えてください。 ○普久原朝健議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。 稲嶺議員が御提案されております市民イコール自治会員とし、全世帯を自治会に加入させ、自治会費の無料化及び自治会費に変わる市からの補助については、大変厳しいものと考えております。理由としまして、全世帯を本人の同意なしに加入させることは法的に厳しいこと、また自治会費に変わる市補助金について、年々世帯の増加傾向にある現状からして、財政的にも大変厳しいと考えております。本市としましては、地域の安心安全及び魅力ある地域づくりは、その地域に住む市民みずからが主体となり、自治会を中心に取り組むことが最も重要だと考えております。このような観点から、引き続き自治会を中心とした加入促進を支援するため、新たな取り組みであります中部宅地建物取引業者会と自治会長協議会との協定による加入促進、仮称であります自治会加入促進協議会の設立に向け、市も一緒になって頑張っていく所存でございます。 ○普久原朝健議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 本員が申し上げたのは、1つの例でありますが、今後いろいろな方法を検討していかなければいけないかと思っております。余りにも率が下がると本市の事業もいろいろ自治会を通してやっているものも、うちは自治会に入っていないのにとか、そういう声が大きくなると、自治会そのものの存続が厳しくなるのではないかと考えておりますので、できることから常に検討いただいて、今すぐにではなくて、必ず市民がコミュニティを保てるような、いい形でコミュニティを保てるような施策を常に考えていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。遅い時間までありがとうございました。これで一般質問を終わらせていただきます。 ○普久原朝健議長 以上で稲嶺隆之議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 6時17分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 6時18分) ○普久原朝健議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○普久原朝健議長 御異議なしと認めます。よって本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は10月3日月曜日、午前10時より会議を開きます。 本日はこれをもちまして延会いたします。 お疲れさまでした。  延 会 (午後 6時18分)...