沖縄市議会 > 2014-07-09 >
07月09日-07号

ツイート シェア
  1. 沖縄市議会 2014-07-09
    07月09日-07号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第371回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  平成26年                                ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第371回                                 ││                                      ││           平成26年7月9日(水)午後2時開議            ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 7 号                 平成26年7月9日(水)                  午後2時 開議第 1 一般質問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 桑 江 直 哉 議員    16 番 仲宗根   誠 議員  2 番 諸見里 宏 美 議員    17 番 花 城 貞 光 議員  3 番 宮 島 眞 則 議員    18 番 与那嶺 克 枝 議員  4 番 宮 城   浩 議員    19 番 辺土名 和 美 議員  5 番 喜友名 朝 彦 議員    20 番 普久原 朝 健 議員  6 番 小 渡 良太郎 議員    21 番 新 垣 萬 徳 議員  7 番 高 橋   真 議員    22 番 前 宮 美津子 議員  8 番 阿多利   修 議員    23 番 池 原 秀 明 議員  9 番 新 屋   勝 議員    24 番 棚 原 八重子 議員 10 番 長 嶺 喜 清 議員    25 番 島 袋 勝 元 議員 11 番 高江洲 義 八 議員    26 番 新 里 八十秀 議員 12 番 瑞慶山 良 得 議員    27 番 瑞慶山 良一郎 議員 13 番 森 山 政 和 議員    28 番 浜比嘉   勇 議員 14 番 喜 納 勝 範 議員    29 番 小 浜 守 勝 議員 15 番 新 里 治 利 議員    30 番 仲宗根   弘 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市  長     桑 江 朝千夫    総務課長     川 畑 清 一 副市長      仲 本 兼 明    企画部長     源 河 朝 治 総務部長     島 田   孝    市民部長     伊 佐   剛 健康福祉部長兼  仲 本 兼 章    消防長      高宮城   寛 福祉事務所長 こどものまち   屋比久   功    教育長      狩 俣   智 推進部長 経済文化部長   上 里 幸 俊    教育部長     比 嘉 良 憲 建設部長     甲 斐 広 文    指導部長兼    宮 平 守 市                     教育研究所長 水道部長     仲宗根 弘 光    教育総務課長   松 元   司     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     平 田 嗣 巳    議事課長補佐   金 城 優 一                     兼調査係長 事務局次長兼   盛 島 秀 紀    議事係長     伊 佐 吉 弘 議事課長 庶務課長     島 袋 慶 彦 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名、全員出席でございます。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時02分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時10分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 本日は、議事日程第7号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 森山政和議員。 ◆森山政和議員 皆さん、こんにちは。市民ネットワークの森山政和でございます。 まずはお礼を述べさせていただきます。南桃原2丁目公園内のゲートボール場近くにトイレを設置していただきました。ゲートボールを楽しむ老人クラブや地域の方々が大変喜んでおります。市長を初め、建築・公園課の皆さんにお礼を申し上げます。大変ありがとうございました。また市営球場線の除草などもすぐやっていただきました。道路課の皆さん大変ありがとうございました。さらには私事ではありますが、年老いた新人議員も本員もこの9月をもって任期満了となります。この4年間、先輩議員や市当局の皆様には議会活動や議員活動などいろいろな面で御指導、御鞭撻、また御支援を賜り大変ありがとうございました。厚く厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 それでは一般質問の前に所見を述べさせてください。政府が7月1日の臨時閣議で従来の憲法解釈を変更し、自国が攻撃を受けなくても他国の攻撃を実力で阻止できるという「集団的自衛権」の行使を容認すると決定しました。日本国が脅かされるなどの要件を満たせば、必要最小限度の武力行使は許されるとの内容です。安倍内閣が憲法の何条をもって解釈変更したのか、大変遺憾で疑問が残るところです。憲法の前文には「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」天皇の詔も排除する。とあります。国民主権と戦争の放棄がうたわれております。この集団的自衛権については、閣議決定の前に衆議院を解散して、国民の信託を仰ぐべき最も重要な案件であるという考えから、本員は政府に強く抗議するものであります。 それでは一般質問に移ります。事情が事情でありますので、1回の質問で終わりたいと思いますので、明確な御答弁お願いいたします。 質問事項1.平成26年度施政方針「くわえビジョン」について。質問の要旨(1)人材輩出のまち、若者のまち・沖縄市へについて。 ①どういう人材をいかなる方法で排出するのか、具体的に伺います。 ○小浜守勝議長 教育委員会教育部長。 ◎比嘉良憲教育部長 こんにちは。それで森山政和議員の一般質問にお答えいたします。 通告書5ページ、質問事項1.質問の要旨(1)①どういう人材をいかなる方法で排出するか具体的にということでございました。まず教育部における取り組みでございますけれども、沖縄市の次の次代を担う青年を育成するという観点から、青年会のリーダーとしての資質向上を図る青年リーダー宿泊研修会並びに中頭地区の青年と切磋琢磨し、お互いを高め合う中頭地区国内研修会への派遣を行っております。また青年会の役割をみずから考え行動し、自分たちの立ち位置をしっかり考える機会として、青年フォーラムを実施しているところでございます。さらに活発な地域活動を支えるリーダーを育成するという観点から、社会的な課題、地域課題にしっかり取り組むため、地域活動リーダー養成講座も実施しております。さらにまたそれぞれの組織リーダーとしての役割は会員の学習援助等を通して、市の社会教育を推進していくため、PTAや婦人会、自治公民館の館長やその職員等を対象にした社会教育指導者研修会の実施を行っております。今後とも学習内容等を検討しながら、引き続き実施をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 教育委員会指導部の取り組みについて御説明いたします。 まず青少年センターですけれども、青少年センターでは、小学校5、6年生を対象にしたインリーダー研修会や中学生を対象にしたジュニアリーダー研修会を開催し、地域や学校でのリーダーとなり得る人材の育成を行っております。インリーダー研修会は、児童会役員や地域の子供会、あるいは自治会から推薦していただいた子供たちに事前研修2回、本研修、1泊2日の宿泊研修でありますが、1回、事後研修1回、合計4回の研修会を実施しております。ジュニアリーダー研修会は、インリーダー研修会の進行をそのジュニアリーダーが中心になって行いますので、インリーダー研修会の前に行っております。また指導課では中学生を対象とした海外短期ホームステイ事業を行い、国際社会で活躍できる人材の育成を行っております。人材育成を図るためには、子供たちに夢や希望を与えるプログラムが必要だと考えております。その1つとして、沖縄こどもの国との連携による科学体験プログラムや、学校への出前教室などとあります。科学への興味、関心を高めることによって、科学的な思考を広げ、さまざまな分野で活躍できる人材の育成につながっていくものと考えております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 こんにちは。森山政和議員の一般質問にお答えいたします。 経済文化部の取り組みといたしまして、本市の姉妹都市である米国ワシントン州レイクウッド市への留学助成を行っており、毎年1人、これまで11人を派遣いたしました。研修終了後は帰国し、語学力を生かした職に従事するなど、本市を担う人材として活躍していただいております。今後も引き続き国際交流事業の推進により、人材育成に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎仲本兼章健康福祉部長 こんにちは。森山議員の一般質問にお答えいたします。 健康福祉部におきましては、生活保護世帯で育った子供たちが、大人になって再び生活保護を受給するといった貧困の連鎖が全国的に問題になっております。それを断ち切るためには生活保護世帯の子供や、その保護者の将来に対する意識改革、養育環境の改善や高校までの学歴を修めてもらい、将来の選択肢の幅を広げ、自立した生活を営むことができるよう支援が必要であることから、こども支援員を保護課のほうに4人配置いたしまして、生活保護世帯の小中学生を対象に生活、あるいは就学支援を実施しているところでございます。また平成25年から生活保護世帯の子供、主に中学3年生を対象に学習支援事業外部事業者委託を実施いたしまして、子供の健全育成支援を行っているところでございます。以上です。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 御答弁ありがとうございました。 人材の育成や輩出は、教育行政によるところが大きいと思います。そこで質問の要旨(1)②教育環境の整備についてです。ア.ハード面について伺います。 ○小浜守勝議長 教育委員会教育部長。 ◎比嘉良憲教育部長 それでは御質問にお答えをいたします。 ②ア.教育環境のハード面でございました。学校の整備につきましては、昨年度、美里小学校の校舎全面改築を初め、島袋小学校、山内小学校の屋内運動場を改築したところでございます。また今年度は中の町小学校の校舎全面改築や室川小学校の屋内運動場及び室川幼稚園の園舎、安慶田小学校の管理棟を改築してまいります。さらに現在、美東小学校や美東中学校、高原小学校及びコザ中学校の校舎等の耐力度調査を行っておりまして、今後とも安心、安全な学校施設の整備に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 森山政和議員の御質問にお答えします。 通告書5ページ、質問の要旨(1)②ア.教育環境のハード面の整備についてでございますが、指導部のほうから学校備品の整備についてお答えいたします。学校備品については、教育環境の整備充実を図るため、学校運営に必要な管理備品や教材備品を整備しております。整備内容としましては、国が示す教材整備指針を参考に学校運営や行事等で使用する管理備品、また理科や体育などの各教科で使用する教材備品について、各学校の要望も確認しながら、整備を進めております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員
    森山政和議員 本市は教室や体育館など、ハード面においては大変充実しているのではないかと思うのです。今、本員がもっと力を入れてほしいことは、次のものです。イ.ソフト面についての充実についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 森山政和議員の御質問にお答えします。 ソフト面の充実についてということでございますが、ソフト面の充実と学力向上推進、それからコミュニティスクール等について、小中一貫校の進捗状況についてあるかと思うのですが、まず学力向上推進については、ソフト面の向上も含めてということでのお話だったのですけれども。ソフト面の先ほどの教材備品のところで、小学校の音楽の面で、楽器の面でのお尋ねも聞き取りの中ではあったのですけれども、それについてはよろしいでしょうか。御質問の楽器もぜひ整備状況、あるいは部活動の状況等を把握した上で、どのような整備方法にするか、今後検討してまいりたいと思います。以上です。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 次の質問も先に答えてしまったらどうしようかと思っていましたが。本員が考えるソフト面というのは、子供を取り巻く全てのことを教育環境と本員は考えているのです。例えば今おっしゃった小中一貫教育校の設置であったり、学力向上関連事業だったり、それから生徒指導関連事業等、多岐にわたる内容になると思うのです。そこで関連して次にいきます。 質問の要旨(1)③学力向上対策について。ア.どのような具体策で取り組むのか、伺います。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 森山政和議員の御質問にお答えします。 質問の要旨(1)③ア.学力向上対策について、どのような具体策で取り組むのかということの御質問でございますけれども、本市における学力向上推進としまして、まず今年度は3つのキーワードを整理しております。学校改善、あるいは授業改善、個別支援、この3つの柱による取り組みを推進してまいります。まず第1の柱は学校改善として沖縄市型コミュニティスクール推進事業を推進してまいります。沖縄市型コミュニティスクールは学校間連携と、あるいは地域間連携の強化を図りながら、本市の児童生徒の学力向上を狙いとしております。第2の柱である授業改善ですけれども、事業改善として沖縄市スタンダードと、基本授業スタイルの基本の、スタイルの設定を図ってまいります。沖縄市スタンダードは確実に基礎学力を定着させ、進級させること。学力向上と生徒指導の一体化を図り、自己肯定感を高めていくという本市学力向上の方針であります。基本授業スタイルとは、県の施策である沖縄型授業スタイルを踏まえた各学校の授業改善の共通実践事項であります。共同実践による学習の規律や、あるいはルールの徹底を基盤とした授業改善を進めてまいります。第3の柱は、学びのセーフティネットの構築を掲げております。補習時間の設定、あるいは個別支援の充実を図ってまいりたいと考えております。以上です。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 次の質問の要旨(1)③イ.数値目標については取り下げいたします。 続きまして、質問の要旨(1)④ア.現在、英語検定受験料の半額助成がなされていますけれども、ア.幼・小児童への対象拡充が図れないか伺います。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 森山議員の御質問にお答えします。 通告書5ページ、質問の要旨(1)④ア.検定受験料の半額助成について、幼・小児童への対象拡充が図れないかという御質問でございました。現在、本市では中学生を対象に英語検定受験料の半額助成を行っております。これは国際文化観光都市を宣言している沖縄市を担う子供たちへ語学への意欲や関心を高め、英語力の向上、あるいは学力の向上を図ることを狙いとしておりますが、この事業の財源は対米請求権地域振興事業助成金を活用して、この事業を実施しております。今後、幼・小児童への対象の拡充が図れるのか、調査、研究を進めてまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 くわえビジョンの人材育成や輩出の考えには、早いうちからやる気を育てるための策が必要だと本員は考えるのですけれども、ぜひ幼・小児童への対象拡充もお願いしたい。さらにはイ.対象教科、つまり今、漢検とか、数検などもありますので、そういう対象教科の拡充が図れないか伺います。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 対象教科の拡充が図れないかという御質問でございました。現在、英語検定試験のみ半額補助の対象にしておりますけれども、他の検定で、議員がおっしゃるように、子供たちの意欲を高めていかなければなりませんので、学校単位で受験ができる検定試験についても受験料の半額補助が得られれば、児童生徒の学習に対する意欲も高まり、意識も高まり、学習効果も期待されます。学力向上推進の取り組みとして、効果性のある取り組みにつなげるため、漢検、あるいは数検など、教育課程に関する検定については財源の確保等もありますので、今後、調査研究を進めながら考えてまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 子供たちがそれぞれの得意分野を生かして、夢、希望の実現を図り、活力ある沖縄市の復活のためにもぜひ多くのチャンスを与えていただけるように要望いたします。 続きまして、質問の要旨(1)⑤子ども文化事業について。ア.市当局がかかわっている事業について具体的に伺います。イ.これから開設する事業について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 森山議員の御質問にお答えいたします。 通告書5ページ、質問の要旨(1)⑤子ども文化事業についてでございます。本市が主催する子ども文化事業としまして、こども三線学級、こども組踊り公演がございます。この2つの事業について実績を報告させてください。こども三線学級につきましては、27期を数え、30年近い歴史を有しますが、直近の3年間の受講者の人数としまして、平成23年度が35人、平成24年度が27人、平成25年度が26人となっておりまして、この3年間の受講者総数は88人でございます。この三線学級につきましては、初級、中級、上級とステップアップし、3年間かけて教本をマスターしていくというカリキュラムとなっております。こども組踊り公演につきましては、平成24年度から平成25年度までの2年間開催しておりまして、平成24年度につきましては、出演者として舞台に立った子供たちの参加人数が103人、発表会は8月にあしびなーで2日間開催いたしまして、入場者総数は545人となっております。平成25年度につきましては、子供の参加人数が92人で、発表会は同じく8月にあしびなーで2日間開催し、入場者総数は458人となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続けます。イ.これから開設する事業について伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 通告書5ページ、質問の要旨(1)⑤イ.についてでございます。子供の成長過程において、文化活動はとても大切なものであり、文化活動を通して子供たちは豊かな感性や表現力を磨き、生きる糧を得るとともに、社会性を身につけ、多くのことを体験し、学んでいくものと認識しております。そのような意義を有することから、芸術、文化の振興を図ることは極めて重要であり、子供たちの育成のために音楽や舞踊、演劇などの芸術、文化活動を発表する団体に対し、幅広く支援していく助成制度の創設に向けて、鋭意取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ここで少しお聞かせください。例えば助成制度を設置するということでしたけれども、その募集要項等、今決まっている段階でよろしいですので、教えていただけますか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 芸術、文化活動を発表する団体に対し、支援していく助成制度につきましては、現在、関係部署と調整を図っているところであり、具体的な募集要項等は現時点では具体的に定まっておりません。補助の仕組みや対象団体、支援基準のあり方などについて、その内容を詰めている段階でございます。子供たちが可能性を伸ばす貴重な機会となる芸術、文化活動を幅広く支援していけるよう、引き続き制度設定に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、助成団体の話が出ましたけれども、どのような団体が対象となるのか、教えていただけますか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 助成事業の対象となる団体をどのように定義するかにつきましては、できる限り幅広く有効な支援ができるよう、多角的観点から配慮と検証を要することから、これまでの検討過程において、ジュニアオーケストラを初め、こども組踊り、こども三線学級、ジュニアバンドなどの関係者の皆様と意見交換をさせていただいております。今後、支援を希望する団体が多岐にわたることが予想され、助成事業に対するニーズは高いものと認識しておりますが、同時に、公的な資金での運用となることから、公平性のある透明感の高い助成事業にすべく内容を精査しているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 市民への周知を徹底して、多くの子供たちが参加できるような事業をぜひつくっていただきたいと要望いたします。 次の質問の要旨(1)⑥は取り下げいたします。 それから質問事項1.質問の要旨(2)①も取り下げをさせてください。済みません。 続きまして、質問事項1.質問の要旨(2)②コザ運動公園内へのトリムコースの設置について、設置可能なのか、いつごろまでに設置できるのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎甲斐広文建設部長 こんにちは。森山政和議員の一般質問にお答えします。 通告書6ページ、質問事項1.質問の要旨(2)②コザ運動公園には以前、既存の園路を利用した2キロメートルのトリムコースが設置されておりましたが、各体育施設の改築に伴い、コースや距離等に変更が生じたため、新たな2キロメートルのトリムコースの設置に向け、現在、指定管理者と調整を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 ありがとうございました。 早目の設置をよろしくお願いします。 質問の要旨(2)③も取り下げをいたします。 続きまして、質問の要旨(2)④について、桃山公園内体験学習施設“やまっち”について以下伺います。ア.施設概要について。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 森山議員の御質問にお答えいたします。 通告書6ページ、質問の要旨(2)④ア.でございます。桃山公園内体験学習施設「やまっち」の施設概要でありますが、平成26年4月28日に開設しておりまして、延べ床面積約490平方メートル、事務室や図書室のほか、スポーツやレクリエーションのできる多目的ホール、さらに音楽スタジオを含む3つの多目的室、相談室や静養室などを配置しております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 それでは次、質問の要旨(2)④イ.事業内容についてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 事業内容でございますが、大きく4つ柱がありまして、1つ、こどもの遊びの拠点、2つ、中高生の居場所、3つ、子育て家庭の支援、4つ、地域のネットワーク交流の場としての機能を有しております。多くの地域の方々が集い、利用する公園内の体験学習施設としての機能を高めるとともに、児童館的な役割を果たす施設として児童健全育成への充実を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、質問の要旨(2)④ウ.利用内容や条件について教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 利用内容や条件についてでございます。月曜日から土曜日の午前10時より午後8時まで開所しており、小学生以下は午後6時までの利用、中学生は午後7時までの利用となっております。また、おおむね5歳未満の児童や重度障がいを持つ児童につきましては、保護者同伴での利用となっております。公園内の体験学習施設であることから、公園利用者を対象に日曜日と祝日につきましても、午前10時から午後5時まで図書室などの施設の一部を開放しております。公園を利用される方はどなたでも御利用できる施設となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 たしか一般の方は午後8時まで利用ということを聞いたのですけれども、後で確認をしていただけますか。 質問の要旨(2)④エ.開設から現在6月までの利用状況について教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 開設から6月現在の利用状況でございます。4月28日の開所から6月末までの延べ利用人数は6,725人となっており、その内訳は一般の方の利用が1,238人、児童の利用が5,487人となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、質問の要旨(2)④オ.中心市街地活性化事業と連動させた循環バスの運行の可否についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 森山政和議員の御質問にお答えいたします。 中心市街地循環バスの運行ルートの中心市街地エリア外への拡充については、これまでも一般質問等で多くの議員の皆様から御質問がございました。そこで少し中心市街地の活性化について御説明させていただきます。中心市街地の活性化の目指すところは、簡単に申し上げますと、高齢者を含めた多くの人々にとって暮らしやすいまちで、さまざまな都市機能が集積し、アクセスしやすい、歩いて暮らせるまちづくり、要するにコンパクトなまちづくりを実現することでございます。コンパクトなまちづくりを実現するための手段、有効な手段として中心市街地の活性化が必要とされているところでございまして、その中心市街地活性化の実現のための手段の1つとして当該循環バスの事業を実施しております。当該循環バスを中心市街地内において運行させる大きな目的でございますけれども、中心市街地における回遊性、生活の利便性を向上させることで、人々が中心市街地に住みたいという意欲を引き出し、定住促進を図るとともに、当該バスの利用者による中心市街地のにぎわいの創出を図ることでございますので、当該循環バスについては国の中活関連補助金を活用していることから、中活エリア外に拡充することは大変厳しい状況でございますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 先ほど、こどものまち推進部長の事業内容のところで、やまっちの設備、備品のすばらしさをお話ししていたのです。要するにここは赤ちゃんからお年寄りまで体験ができるすばらしい施設なのです。ただ向こうは交通の利便性が悪いものですから、そのことを本員は言っているのです。ぜひそこに循環バスを通していただいて、要するに西地区だけではなくて、広く市民が有効に活用できるような、回遊性を高めるためにも、そこにぜひ循環バスを通してほしい。決算委員会、予算委員会でもそういう話もしました。せんだっての一般質問でもやったのかな。例えばこういうコースはどうでしょうか、中心市街地、市役所前からコザ運動公園、やまっち前を通って、市道山内中央線からライカム十字路を左折、プラザハウスを通って比嘉バス停を右折して、沖縄こどもの国を回って市役所に戻る、この線どうでしょうか。中心市街地から中心市街地に来るのです。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 お答えいたします。 ただいまのルート、確かにいいルートだとは思うのですが、先ほど申し上げたように中心市街地エリア外を通るということでございますので、今、中心市街地エリア内においても山里地区がまだ循環バスが通っておりませんので、まずはエリア内の山里地区のほうに拡充を考えていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 本員がこれを提案しているのは、来年の春には、向こうイオンライカムというのですか、名称はどうなのかわかりませんけれども、そこがオープンするのです。そのイオンに来るお客さんをぜひ沖縄こどもの国とか、中心市街地に呼び込んでいったらどうかと。そういうことで回遊性を高めて中心市街地の活性化にもつながっていくのではないかと思いますので、その路線、ほかの予算を使ってできるような方法を考えていただきたいと思います。 次、質問の要旨(2)④カ.公園内のトイレ使用について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎甲斐広文建設部長 森山政和議員の御質問にお答えします。 公園内のトイレ使用について、現在トイレ周りのグレードアップ工事を予定していることから、公園利用者にはトイレの使用を控えさせていただき、しばらくの間は公園内の体験学習施設のトイレを利用していただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 早急の整備を要望いたします。 質問事項1.質問の要旨(3)農業の振興について。①若手農家の育成について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 森山政和議員の御質問にお答えいたします。 若手農家の育成についてということでございますが、若手農家の育成については、農業関連団体における推薦をもとに、地域の中心となる農家を決める人・農地プランを推進していく中で、同プランに掲載された青年農業者を対象に農業技術の向上を図る農業セミナーを開催するなど、経営の安定しない若手農家の育成に取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(3)②若者への農業啓発について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 若者への農業啓発については、県や農業委員会、農業協同組合など、関係機関と連携し、農業情報の提供や新規就農及び独立に向けた支援を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 もう少しお話を聞きたいのですけれども、質問の要旨(3)③6次産業化への取り組みについて伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 現在、市では平成22年度より6次産業化に先立ち、農商工連携部会を設置し、市内農産物を活用した商品開発に向け、農商工連携による情報交換や意見交換を行っております。今後の6次産業化については、国、県の施策や第1次産業を担っている農水産業者の意向及び市民ニーズを踏まえ、抱えている問題を解決できるような仕組みを整えていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 本市の弱いところは、6次産業化の取り組みが大分おくれているのではないかと思いますので、若者への農業啓発と若手農家の育成、拡充をなさって、6次産業を活性化させることによって、雇用が拡大できるのではないか。そのことは市長がおっしゃる沖縄市の復活にもつながっていくのではないかと思うのです。 時間も大分たってきましたが、冒頭に申し上げるのを忘れまして、大変失礼します。桑江朝千夫市長、第11代市長就任、大変おめでとうございます。これからの御活躍を御期待していますので、ぜひ頑張られてください。それから狩俣 智先生、教育長就任おめでとうございます。先生のお力を沖縄市の教育課題の解決に、ぜひお力を出していただいて、大きな成果を出していただきたいと思いますので、期待しております。頑張ってください。 以上で、本員の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、森山政和議員の一般質問を終わります。 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 日本共産党の前宮美津子です。 質問に入る前に、台風8号による被災された皆さんに衷心より謹んでお見舞いを申し上げます。同時に、消防職員の皆さん、そして関係部署の皆さんの昼夜を分かたぬ職務遂行、そして不眠不休の御努力に対し、感謝を申し上げます。 では質問通告に従い、一般質問を行います。 7ページ、質問事項1.子育て支援について。質問の要旨(1)子ども・子育て支援新制度についてお伺いをさせていただきます。 子ども・子育て支援法、改正認定こども園法、そして改正児童福祉法など、関連整備法の子ども・子育て関連三法案に基づいて、2015年4月に新制度への移行がなされようとしております。本員は今回の子ども・子育て新制度に移行することは、保護者が願う子供たちの健やかな育ちや、安心の保育環境が優先されるのではなく、内閣府政策統括官が株式会社を含む多様な運営主体が、認可保育園に参入しやすくするとインタビューに答えていることからも保育の営利化、規制緩和が優先をされ、子供の保育に格差が生じ、公的保育の後退につながるのではないかという危惧を持っております。沖縄市では児童福祉法第24条第1項に基づき、市町村の保育実施義務である認可保育所の増設と充実を柱にすることを求めるものであります。そしてまた保育の質の向上や子供の発達を保障するために、国に対して沖縄市からも声を上げ、市としても子供たちの育ちをしっかり支える制度とするよう強く求めます。また今回、法案成立後も国の作業のおくれや、変更が目立ち、現場である市町村、事業所、保護者に多くの不安と戸惑いをもたらしていることから見ても、来年度から何が何でも実施、スタートをさせようというのは、混乱を生むだけだと思っております。これまでの新制度移行に向けた質問を行ってきましたが、今回の質問の中では、沖縄市が条例化をしなければならない内容、また幾つかの課題についてお伺いをさせていただきます。 まず初めに、①条例化に向けて検討している中身は何か。沖縄市として条例化を検討しているもの、条例改正が必要なものはどのようなものがあるか、まずお伺いをさせていただきます。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 前宮議員の御質問にお答えいたします。 通告書7ページ、質問事項1.質問の要旨(1)①条例化に向けての検討内容でございます。本市では平成27年4月1日施行予定の子ども・子育て支援新制度に関連する条例といたしまして、9月定例会で3つ提案する準備を進めております。1つ目、地域型保育事業認可基準条例、2つ目、施設地域型保育事業の運営基準の条例、3つ目といたしまして、放課後児童健全育成事業基準条例でございます。各条例につきましては、子ども・子育て関連三法に係る府省令等の規定に基づき、本市の実情に即した基準を定めることとなります。これらの新規条例の制定以外にも保育の必要性や、保育料等を定めるための条例や規則等の改正等が必要となってまいります。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 答弁ありがとうございます。 こどものまち推進部長の答弁の中では、国の基準を踏まえて施設型保育にかかわる運営基準、そして地域型保育の認可基準、それから保育の必要性の認定基準、そして学童クラブの設備運営基準等を条例化していくというお話でした。少しだけ保育料の話も触れられておりましたけれども、保護者負担、保育料がここで詳しく示されていないようですけれども、まず一番気になるのが保護者にとってはその負担額だと思いますけれども、どのように制定するお考えでしょうか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 利用者負担についての御質問にお答えいたします。 利用者負担につきましては、利用者負担額の国基準及び本市の現行の設定内容等をもとに、今後規則等で定めるものでありますが、現行基準と大きな変動ができるだけないように慎重に検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 では再質問2回目、現在沖縄市の幼稚園、そして公立保育園、認可保育園、認可外保育園はどのようになっていくのか、お伺いをさせてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 沖縄市の公立幼稚園、公立保育所、認可保育園については、子ども・子育て支援新制度の枠組みに入ることとなりますが、私立の幼稚園につきましては、新制度に入るか否か、すなわち施設型給付を受けるか否かについては、各私立幼稚園の判断に委ねられており、現在、各私立幼稚園に対しまして、意向調査を行っているところでございます。また認可外保育施設につきましては、認可化をして、認可保育園となるか、あるいは市の認可を受け、新しい事業であります小規模保育所となるか、あるいは現行どおり認可外保育施設として運営していくかという選択があることが想定されております。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 本格実施まで関係機関の整備とスケジュールですが、これはわずかな期間で準備しなければならないわけで、本当に子供のためになる制度の準備ができるのか心配です。新制度実施まで市が行うべき事項とスケジュールをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 おっしゃるとおり、非常にタイトなスケジュールでありまして、さまざまな準備をこの短期間の中で国の府省令等も参考にしながら、さらに子ども・子育て協議会の御意見も踏まえながら、準備をしているところでございます。新制度、非常に大きな、戦後最も大きな保育制度にかかわる改革と言ってもいいと思いますが、来年4月1日施行が予定されている以上、しっかりと準備をして、よりよい制度にしていくための、そして本市の地域の実情に応じた事業となるよう鋭意努力してまいりたいと考えております。平成27年度、向こう約半年でありますが、保育の必要性の認定業務が新たな市町村事務として加わることになります。当然、業務量もふえることになります。それで本市において、臨時職員を増員いたします。さらに事務処理を円滑に行うよう、プロジェクトチームを含めて、待機児童解消のプロジェクトチームと新制度における対応は表裏一体で連動しておりますので、あわせて力を入れていきたいと考えております。これまで以上に市として保育利用者に寄り添った対応が必要だと考えており、そのための体制づくりもあわせて行っているところでございます。何よりも子供たちの最善の利益、そして保護者の子育て支援をより強化できるような形で、新制度を市町村としてしっかり事業化できるように取り組んでまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 こどものまち推進部長の答弁で、もう少し詳しくスケジュールが聞かされるかということですけれども、今7月、11月には子どもの申し込みが始まると思うのです。今、基準をしっかり立てて、その申し込みが始まる前にいろいろなものが準備されていないといけないと思うのです。もう少し詳しくスケジュールをお願いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 スケジュールについてお答えいたします。 今7月、この条例案について検討を重ねております。子ども・子育て協議会の御意見も踏まえながら、たたき台、案をつくっておりまして、市民に対し広く意見公募も予定をしております。そのプロセスを踏まえながら、制度のほうは決まっていますので、周知についても夏ごろから広報等を活用して発信をしていくと。そして庁内的に言えば例規審議委員会にかけまして、全庁的な調整を図りつつ、9月定例会に上程していく。そしてもう既に来年4月の入所等に備えまして、11月ごろからは受け付けをしなければなりません。そのための受け付け体制もこの間に整えてまいります。今そういうスケジュールの流れでございます。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございます。 大変な作業だと思っております。本員はその基準をつくる際には、関係者、先ほども部長がおっしゃっていたのですけれども、特に利用する保護者の意向が十分反映されるような体制もとっていただきたいと思います。これからの条例を制定する、基準を制定する際、本当に子育て、安心の沖縄市だと言えるような基準になることを要望して、次に移りたいと思います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時12分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時21分)
    小浜守勝議長 再開いたします。 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 では質問事項1.質問の要旨(1)②をお伺いしていきたいと思います。 ②子ども・子育て支援給付についてお伺いをさせていただきます。今回の子ども・子育て支援給付で実施されるもののうち、施設型給付、地域型保育給付の内容について、お答えいただければと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 御質問にお答えいたします。 子ども・子育て支援新制度では、新たに施設型給付と地域型給付が創設されます。施設型給付とは保育園、幼稚園、認定こども園の3つの教育保育施設に対する財政支援を一本化し、施設型給付委託費として支払う仕組みとなっております。地域型給付につきましては、利用定員6人以上19人以下の小規模保育、利用定員5人以下の家庭的保育、そして事業所内保育、最後に居宅訪問型保育の4事業があり、市町村による認可事業としまして、児童福祉法に位置づけた上で給付の対象とするものであります。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございました。 質問事項1.質問の要旨(1)③学童保育クラブなど、地域子ども・子育て支援事業はどのように考えておられるのでしょうか、お伺いしたいと思います。新しく加えられた事業の中でも利用者支援については、新制度移行による混乱などに丁寧に対応すべき支援が必要だと思います。そして一方、営利企業による企業参入は進めるべきではないと思います。当局の見解をお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 地域子ども・子育て支援事業につきましてでありますが、新制度では地域での子育て支援を充実するために、一時預かりやファミリーサポートセンター、放課後児童クラブなどの13事業を地域子育て支援事業として法律で位置づけております。本市においても今年度策定する(仮称)沖縄市子ども・子育て支援事業計画において、各事業の取り組みなどを定めてまいります。その中で教育保育施設や地域の子育て支援事業等の情報提供や必要に応じて相談、助言等を行う利用者支援事業が新規事業として加わってまいります。利用者支援事業の具体的な役割でございますが、保護者、利用者からの聞き取り等により、その世帯の保育ニーズを的確に把握し、その世帯にふさわしい保育メニューを利用できるよう、コーディネートしていくことを想定しております。保育資源、保育サービス、両方についてのきめ細やかな情報提供を行い、保護者のニーズと保育サービスを適切に結びつけることを利用者支援の目的としております。もう1つ、企業参入についてでございます。本市において、現在、保育ニーズ量に対する保育供給体制をどのように確立するのか検討しているところでございます。企業参入は国の法制度の上では、多様な保育の供給体制を確保する1つとされておりまして、法的にはその参入について拒むことはできませんが、本市の基本的なスタンスとしましては、認可保育所の分園、認可外保育施設の認可化を推進していく。さらに小規模保育などの新規の取り組みを含め、各認可保育所や認可外保育施設を最大限に活用することで、高まる保育ニーズへ対応することを優先してまいります。保育の量の拡大をするに当たり、保育の質の向上を期することが大前提であると考えております。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございました。 今までの地域子ども・子育て支援事業の中に新しく学童保育、制度の中に組み入れられたと。位置づけられたと。地域子ども・子育て支援事業に位置づけられたということであります。そして改正児童福祉法では、放課後児童健全育成事業の対象が現行の小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童から小学校に就学している児童に拡大をされたということであります。つまり小学6年生まで対象になると。基本単位40人と定めると。これは国のほうではそういうふうに定まっております。沖縄市の学童保育は、現在、小学3年生までだと思っております。法に基づいて小学4年生以上のニーズを踏まえた基盤整備を行う必要があると思いますが、学童保育実施についての対応をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 放課後児童クラブについてでありますが、今回の新制度におきまして、設置運営基準は利用する児童が明るく衛生的な環境において、適切な訓練を受けた職員の支援により、心身ともに健やかに育成されることを保障するものとして定められております。本市におきましても、厚生労働省令と本市の実情を勘案しながら、子供たちにとって、よりよい環境が提供されるよう、条例制定の準備を進めているところであります。厚生労働省が示した省令において、従うべき基準として放課後児童支援員を、支援の単位ごとに2人以上置かなければならないとなっております。さらに支援員には保育士や社会福祉士、小中学校等の教員、また高等学校卒業者等で2年以上児童福祉事業に従事した者であって、都道府県知事が行う研修を修了した者でなければならないと示されております。指導員の数や資格については、国の省令に従うべき基準として示されており、市としても条例で制定する際に、国同様の基準で示していく予定でございます。幅を広げ、質の向上を期するとともに、現状の運用が円滑に継続できるよう配慮していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 最後に、質問事項1.質問の要旨(1)④施設や職員配置などの基準は、少なくとも現行制度を維持すべきだと考えますが、市の見解を求めたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 お答えいたします。 条例で定める施設や職員配置を含めた基準についてでございますが、待機児童の解消が喫緊の課題である本市にとりまして、保護者が子供を預けられる環境の整備は行政に課せられた大きな責務であります。早急な環境整備が求められているものと認識しております。一方、子供たちの命を預かる上での安心、安全な環境づくりもまた行政に課せられた大きな使命でございます。条例の策定に当たりまして、府省令の基準を軸に、地域の実情を反映させ、よりよい基準にしていくものであると理解しておりますが、待機児童の早急な解消のための環境整備のための基準の緩和と、すなわち量的拡大を図るという命題と、安全、安心な環境の構築、この両者、質の向上につきましては相矛盾する部分もないとは言えません。しかしながら、この両者の調和を図ることが至上命題と受けとめております。子ども・子育て協議会等の意見も伺いながら議論を重ね、その調和を図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 ありがとうございます。 確かに今の国の基準としては、待機児童を減らしていく。そういうものに基準を置いていると思うのですけれども、私たち沖縄市の子育て支援は、本員はとても誇りに思っているのです。なぜかというと、こどものまち宣言をし、子育てをするなら沖縄市へと、こういう状況のもとで、他市町村からもかなり沖縄市へ子育てするお母さん方が移住して来られました。待機児童は本当に認可保育園をふやしても待機児童は減っていかない状況の中で、本員は待機児童よりももっと、新システムによって保育の質が低下しない、そのことを願っております。今、答弁は要りませんけれども、あと1件だけ質問をさせていただきます。例えば今、保護者の就労時間によって短期なのか、普通の労働なのかという時間も今、国のほうではもう方向性が示されております。利用する基準としてですね。いずれにしても保育所は就労時間で決められるということになります。そうした場合に、社会的に保育が必要な子供、例えば育児放棄にある子供とか、DVの子供で、今はいろいろな事件が起きておりますが、そういう子供に対する対応や、それから障がい児の子供にとって保育が必要となると思うのですけれども、その場合の入所、これは仕事をしていない保護者でも、その対象として保育所に入所することができるという措置がとられているかどうか、その点をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 これまで保育所につきましては、DVや虐待のおそれがある子供、発達の気になる子供たちを保育所での受け入れが望ましい場合には、市の運用で受け入れを行ってまいりました。新制度においては、保育所の入所要件が保育に欠けるという児童から、保育を必要とする児童というふうに概念が広がります。対象者が広がる方向で変更となります。DVや虐待のおそれがある児童なども保育の必要性を事由として、法的に位置づけられると考えております。そのため本市においても制度の趣旨を踏まえ、適切に対応していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 前宮美津子議員。 ◆前宮美津子議員 部長、ありがとうございました。 今度の子ども・子育て支援新制度については、大筋は政府が決めるのですけれども、市町村の権限がかなり大きくなっているので、市がこの新制度を通じて保育、幼児教育、子育て支援を充実させようと思えば、かなりのことが本員は実現できると思っております。今、制度の改正でかなり職員も混雑している、混乱をしている状況のもとで、この制度、しっかり事業計画を立ててほしい。市民の期待に応えられる事業計画になるということを本員は期待して、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、前宮美津子議員の一般質問を終わります。 暫時会議時間の延長をいたします。 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 それでは、一般質問をさせていただきます。 その前に、昨日台風8号に関しましては、本当に当局、市長を初め、災害復旧対策本部、市の独自の設置ということで、本員も議長をさせていただいたときに、しっかり激励ではないですけれども、庁議室のほうに行かせていただいて、あれはいつの台風でしたか、覚えていませんけれども、かなり緊張した面持ちの中で、職員がしっかりと対応していただいているということをまさに肌で感じて、恐らく昨日までの台風8号はこれまでにない警戒体制、特別警報、56万人の県民に避難勧告と。これは聞く側と発令する側、当局側はそれをしっかりどういう形でやるかという、まさにこれまでになかった緊張感の中ではなかったのかと感じました。そういう意味では、本当に職員、市長、副市長、各部長、消防の皆さんにも本当に大変な御苦労だったということで、心から本当にお疲れさまでしたということを申し上げたいと思います。日本語というのは面白いもので、御苦労さまというのはだめらしいです。御苦労さまというのは上から目線で、御苦労という言い方らしくて、そういう意味では、本当に大変、お疲れさまだったということを改めて感謝を申し上げたいと思います。本員も今議会で卒業証書をいただきまして、卒業することになったわけですけれども、実は花城議員がこの間の一般質問の中で、64回目の一般質問ということでしたけれども、本員は2年ぐらいブランクがあるものですから、恐らく54回目ぐらいの一般質問ではないかと思うのです。当時の1期目、平成10年1番議員、2番議員、3番議員、4番議員、まあ3番議員が現在座っております議長の小浜議長、5番、6番ということで本当にこの席まで36名の議員がいたわけでありまして、そういう意味ではかなり後ろの最後列が非常に遠く感じたのですけれども、いつの間にか本員も一番後ろのほうに座らせていただいているということは、まさにいろいろな意味で、それなりに若かったからかという思いがないわけではないのですけれども、そういう意味では、本当に議員になったときの面持ちというのは、今でもしっかり感じているところであります。当時、36名中9名の新人議員がいた状況で、沖縄市議会始まって以来の新人が多く当選した時期ということもありまして、本当にそういう意味では、当時の島袋勝輝議会事務局長からいろいろお叱りも受けながら、補正予算のページがどうしていきなり4ページから始まるのかという疑問も持ちながら、小浜議長と一緒に、エー、マーナトーガーという感じで、そこから勉強させていただいたという事実もありまして、そういう意味では、これから38人の方が、現職を含めて新人もちまたではうわさがあるわけですけれども、しっかり皆さんも頑張って、頑張れる方はしっかり当選していただいて、さらなる沖縄市の発展のために尽くしていただきたいと思います。 それでは一般質問に入る前に、もう1つだけ、この16年の間で非常に印象的だったのが、当時、仲宗根市長、平成12年ごろだったと思うのですけれども、かりゆしウエアでも議会をやってもいいのではないかというときに、当時、9月定例会からだったと思うのですけれども、普段緊張している当局と議会側がどうも朝出勤してくると、かりゆしウエアを皆さん着けているものですから、緊張感というか、何か和やかな雰囲気で、当時、議会がすんなり進んだような記憶もありまして、そういう話をするのだったら、やはり古いのだろうと思うかもしれませんけれども、いろいろな形で沖縄市議会もしっかりいろいろな歴史を踏まえながら、これたということで、その中で16年一緒に議会活動をさせていただいて、本当にありがとうございました。ということで、一般質問をやめようかとは思うのですけれども、そうもいかないわけですので、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 質問事項1.職員数について。これはしっかり当局にもっと取り組んでいただきたいと思うのですけれども、なぜ今そういうのをお聞きするかということですけれども、ちょっと気になる部分があったものですから、先ほど前仲松教育長がちょっと事件性な事件があったときに、当時、学校現場でも学校の職員、先生方でも200人の臨時がいて、どうも行き届かないところがあるのですということを言ったものですから、200人の学校の職員、先生方にも臨時がいるのかと気になったものですから、県職員の臨時とはいえ、教育を受けるのは我が沖縄市の子供たちであるものですから、その辺が気になったものですから、それは答弁は後で流れによって聞きたいと思うのですけれども、まず沖縄市の職員数の状況ですけれども、これが平成10年、正職員が1,084人に対して、臨時職員が570人という平成10年度のデータがあるわけですけれども、これが現在、平成26年度におきましては、正職員が993人、臨時職員が1,053人という状況になっているのが、ちょっと気になるものですから、そこで質問の要旨(1)臨時職員数について。①臨時職員の数が多い課をお聞かせいただきたいのですけれども。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎島田孝総務部長 こんにちは。仲宗根 弘議員の一般質問にお答えをいたします。 質問事項1.質問の要旨(1)臨時職員の数についての①でございます。人数の多い課はということでございますけれども、平成26年4月末現在で臨時職員の多い課は、保育士や幼稚園教諭を抱える保育・幼稚園課となっております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 ありがとうございます。 結局②も多いということになるわけですね。原因までは、これはいろいろな状況があるから、大体は聞いている部分もあるのですけれども、なるほどという感じもあるのですけれども、②はそのままいいとして、教育委員会あたり、学校の数というのは、県の資料になると思うのですけれども、どうなのでしょうか。学校現場はどうなのか、③のほうで聞かせていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育委員会教育部長。 ◎比嘉良憲教育部長 それでは仲宗根 弘議員の質問にお答えをしたいと思います。 質問の要旨(1)③の学校における臨時職員ということでございますが、学校には県費負担の臨時職員と、それから市費負担の臨時職員がおります。まず県費負担でございますけれども、現在、市内16校の小学校、8つの中学校において臨時の教員として小学校で90人、中学校で82人、計172人が配置されております。それからまた市費負担の臨時職員でございますけれども、事務職、それから用務員、司書という職がありますが、小学校16校、中学校8校で計61人を任用しているところでございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 ありがとうございます。 少し多い、多いというのは、これは当局の職員も多いと感じるわけですけれども、これも非常に気になるところが臨時職員というのが役所の仕事、また学校現場の仕事をするわけですけれども、ある意味、準公務員的な責任の重さというので、非常にウエートがかかってくるわけで、ちょっとミスする、新聞沙汰、いろいろな形になると即刻懲戒、厳しい判断を下されるというのがあるわけです。賃金の割にはそういう責任の重さというのを非常に感じる部分があるものですから、その部分で④の、もう少し臨時職員のゆとりのある責任を持った仕事みたいな形で、そういう待遇改善とか、優秀な職員を6カ月、半年といういろいろな形で待遇改善をしていって、もっとしっかりとした仕事ができるような期間延長等の措置がとれるものなのかどうか。できなければできないというのは、どういう部分もあるのか、その辺をお聞かせいただければ。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎島田孝総務部長 お答えをいたします。 質問の要旨(1)④待遇改善と期間延長ということで2つの質問で分けて答弁をさせていただきたいと思います。まず待遇改善ということでありますけれども、実態を少しお話をさせていただきたいと思いますけれども、まず本市の臨時職員の賃金につきましては、平成20年度から平成23年度の間に4度にわたり改正を行ってきたところでありまして、賃金体系としては、県内でも整っているほうではないかと考えております。また有給休暇等につきましても年次有給休暇、病気休暇、忌引休暇等が与えられております。さらに福利厚生等につきましても、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、公務災害等に加入しており、平成20年度より職員と同様に定期健康診断も実施しているところでございます。それから2番目の期間延長についてでございます。期間延長につきましては、沖縄市臨時職員の任用、給与、服務及び勤務条件等に関する規則に基づき、原則6カ月以内とし、必要がある場合には6カ月の更新ができるようになっておりますけれども、繁忙期等により業務に支障がある場合に、またすぐには人材の確保が困難な職種等につきましては、さらなる延長も行っているところでございます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 ありがとうございます。 しっかりそういう形をとっていただいて、もう少し臨時職員の環境で、自信を持って続けられるというような待遇改善をしっかりしていただきたいと思います。 質問の要旨(1)⑤ですけれども、これは先ほどの資料からもおわかりのように、正職員が993人に対して、臨時職員が1,053人ですから、本当にほぼ2人に1人は臨時職員というような、1対1ぐらいの、まだ臨時職員のほうが多いわけですけれども、ぜひその辺も今後のしっかりとした妥当な部分でのアップ、アップというか、その仕事の中身のきっちりとした形で、臨時職員にもそれなりのことをしっかりやっていただきたいと思います。これは本当に桑江市長のもとでしっかりとした一番の市民行政サービスをぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。職員、正職員、臨時職員がしっかりとした形で、誇りを持てる市役所、行政をしっかりとやっていただきたいと思います。 次、質問事項2.観光行政について。質問の要旨(1)エイサーモニュメントについてですけれども、①ライカム交差点のモニュメントについてなのですけれども、これはいろいろ先輩方からも御指摘があったのですけれども、どうして北中城村側のほうにモニュメントを建てるのかと、いろいろな提案も意見もあった中ですけれども、現在見えない状況ですけれども、当時、議員団もお昼時間に市長も一緒になりながら、議員もバスを出してモニュメント設置会場、除幕式みたいな形で出向いた経緯があるものですから、現在、状況はどうなっているのか教えていただけますか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 ライカム交差点のモニュメントについてでございます。ライカム交差点には、平成23年度にエイサーモニュメントとして広告塔を設置しておりますが、現在、交差点で進められております改良工事に伴い、沖縄県中部土木事務所より撤去を行ってほしいと連絡を受け、現在取り外しており、設置場所について関係団体と調整中でございます。 ○小浜守勝議長 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 ありがとうございます。 結局撤去という状況ですけれども、今後もしかしたら同じ場所には建たないという状況が生まれるということは、ほぼ確実だと思いますので、そういう意味では、もう少ししっかりとした形で設置していただきたいと思います。 質問の要旨(1)②胡屋交差点のモニュメント、これが非常に夜になると黒いブロンズなものですから、なかなか目立たない状況で、昼間見てみると、ちょうどホウオウボクの木の下ですから、かなりウンチがいっぱいかぶっていて、ちょっと見にくい状況があるのです。これを少しモニュメントに工夫できないかということは、あちら側の照明、モニュメントのそばには琉球銀行やら、いろいろなしっかりとした企業もあるわけですから、そこともいろいろ連携を取りながら、その辺の工夫をできるかどうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 胡屋交差点のモニュメントについてでございますけれども、平成24年度に胡屋十字路、コザ・ミュージックタウン向かいにエイ坊、サーちゃんのブロンズ像が設置されておりますが、当モニュメントが鳥の糞などにより汚れている状況が見受けられるということは、当局も確認しております。今後、地域と連携しながら、当モニュメントの美化へ取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 ありがとうございます。 ③に移ります。固有名詞の企業は出しませんけれども、企業のネームがついたはっぴとかを着せてあげることによって、その企業がしっかり管理していける状況とかというのも絶対生まれてくると思います。その辺も考えていただきたいと思うのですけれども、ずっと以前からケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースが、クリスマスのときにはサンタクロースになる。エイサー時期にはぜひエイサーの格好をさせてくれということで、これはもうずっと以前から言っていて、最近うちのところの登川店のほうはそういう感じでやり始めているという状況もあるものですから、ぜひ行政側と企業側との連携をしっかりとっていただいて、見る側が楽しい思いができるような、そういうことをぜひしっかりやっていただきたいと思います。これは要望にかえたいと思います。 次、質問事項2.質問の要旨(2)ヒストリートについてですけれども、①ヒストリートは今、パルミラ通りにⅠ、Ⅱがあるのですけれども、これを胡屋交差点近くに仮設置していただいて、移動できるかどうか、空き店舗対策で向こうを使っているかもしれないのですけれども、胡屋交差点近辺のほうに移動してもらって、そこで建物の工夫を、しっかりとした旧コザのイメージが出せるような形で設置してもらって、そこの中にある資料、写真等で、現在の胡屋十字路と以前の胡屋十字路がどうかと、一目瞭然で見てもらうという工夫をすれば、観光客もそういうのもあるのかという形で、もっと広がっていくのではないかという思いがあるものですから、これは担当の伊敷さんにも話をしてありますので、その辺はしっかり副市長、企画部長あたりもぜひ一緒に考えていただいて、市長が目指す沖縄市の楽しい、ユニークなまちづくりにしていただきたいと思います。これは要望にかえます。 質問事項3.自治会加入促進について、これもぜひ要望したいと思うのですけれども、実は平成19年2月20日に沖縄市自治会長連絡協議会と、我々30名の議員が意見交換をして、その中で出てきた、加入率の低下によって、何とか条例化をしていただいて、しっかりとした形で自治会運営をしていただけるようにという要望を、恐らく30名の議員の皆さん聞いていると思うのですけれども、今回、花城貞光議員を中心に、6名の議員で条例のためにしっかり取り組んだわけですけれども、まだもう少し当局側のほうから、もう少し時間をいただいて、しっかりとした形で条例をつくっていきたいということでありますので、これはぜひ新しい議員、現職も含めて、ぜひこの課題はしっかり取り組んでいただきますことを、これは当局、議員の皆様にも要望として、事実平成19年2月20日にそういう要望があったときから始まっているということをぜひ念頭に入れていただきたいと、これは要望いたします。よろしくお願いします。 最後に、第11代沖縄市長として桑江市長が市民の負託を受けて当選され、市長という形で、最初の6月定例会の今、最中でありますけれども、ぜひ市長の描く沖縄市の未来像という部分をしっかり形成ができれば、ありがたいです。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 仲宗根 弘議員の最後の御質問にお答えをいたします。 私の思い描く沖縄市の未来像について御答弁申し上げます。子供たちが健やかに、若者が活躍できるまち、働く場があり、安心して子育てや仕事ができるまち、高齢者や障がい者等など、誰もが安心して暮らせるまちなど、市民が生き生きと活動し、生活することはもとより、本市に新たな観光資源を創出することとあわせ、潜在的な地域資源の魅力を高めることで、内外から人々が集い、にぎわうまちに発展させ、市民や来訪者がときめきと楽しさを実感する中で、一人一人が夢と希望を抱き、このまちに住んでよかった、これからも住み続けたい、あるいは何度もこのまちを訪れたい、住んでみたいと思っていただけるような活力あふれる沖縄市の実現であり、名実ともに県下第二の都市、国際観光文化都市にふさわしいまちになることであります。 ○小浜守勝議長 仲宗根 弘議員。 ◆仲宗根弘議員 ありがとうございました。 力強い市長の未来へ向けての沖縄市の未来像を聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。しっかり取り組んでいただきたいと思いますし、それから本当に9月定例会に向け、新しく議員選挙が始まるわけですけれども、本当にこれまでお世話になりました。ありがとうございました。ぜひ手を挙げている方々の再選を心から祈念申し上げまして、本員の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、仲宗根 弘議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時11分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時25分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 改めまして、こんにちは。会派、市民ネットワークの喜納勝範でございます。 一般質問の前に、去る4月の市長選挙において、第11代沖縄市長に御就任いたしました桑江市長、まことにおめでとうございます。13万8,000人余の市民のリーダーとして、沖縄市の発展、そして市民の福利厚生の充実向上に議会とともに、車の両輪の如し、御尽力賜りますようよろしくお願いいたします。 それでは通告書に従いまして、一般質問を行います。 平成26年度の施政方針より取り上げております。質問事項1.教育行政についてであります。質問の要旨(1)教育環境の整備充実と学力向上対策についてお伺いいたします。 本市の小中学校の校区の現状は、中心市街地においては人口の空洞化が見られ、児童生徒は減少傾向にある一方、新市街地では人口が増加傾向にあることに伴い、過大規模校が生じ、地域によっては学校規模の偏りが見られるのが現状であります。そこでお尋ねいたしますが、学校規模の適正化を図るための環境を整備、充実するとともに、学力向上の一環として、特に小中一貫教育の調査研究がなされていると思いますが、教育環境の整備、充実と学力向上対策として、小中一貫教育について教育長の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 喜納議員の御質問にお答えいたします。 通告書9ページの質問事項1.教育行政について。質問の要旨(1)教育環境の整備充実と学力向上対策から、現在、調査研究を進めている小中一貫教育についての御質問でございました。本市においては、平成25年度から文部科学省より、小中一貫教育校における多様な教育課程編成に関する調査研究の委託事業を受けております。小中一貫教育の設置に向けての研究を進めているところでありますけれども、小中一貫教育は、小学校と中学校が連携し、9カ年間の一貫した教育を通して、児童生徒一人一人の個性や能力を最大限に伸ばすことができるよう、きめ細やかな教育を実現しようとするものであると考えております。またその効果としましては、中1ギャップと呼ばれるような中学1年生の学校生活への不安や学習のつまづき、増加する不登校などの解消が期待できるものと捉えております。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。 小中一貫教育について取り組みがなされていると、調査研究がなされているということであります。本市の取り組み状況、あるいは進捗状況というものはどうでしょうか、それについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 本市の取り組み状況についてということの御質問でございました。本市においては、中学校8校区ごとに小中の連携強化、充実を図りながら、児童生徒の学力向上の取り組みを推進しておりますけれども、その中においてさらに一歩踏み込み、教育目標や目指す子供像を共有して、9カ年間の連続性と継続性を持った系統的な教育課程の中で、小中学校の教職員が一体となって学習指導や生徒指導に取り組む、小中一貫教育校のモデル校の設置も現在視野に入れて研究を進めているところでございます。以上です。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 御答弁ありがとうございました。 モデル校を検討、設置ということも視野に入れての取り組みかと思いますが、その設置に向けた具体的なスケジュール、それについてはどうでしょうか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 御質問にお答えいたします。 小中一貫教育校の設置に向けた具体的なスケジュールということでございますけれども、今年度は教育委員会の中に関係部署と連携し勉強会を開始しております。小中一貫教育校設置までの具体的なロードマップを作成することを目標としております。また研究モデル校として学校指定しながら進めていきますけれども、その中でまた小中一貫教育校のカリキュラムのあり方や方向性、あるいは課題等も洗い出しをしながら調査研究を進めてまいりたいと考えております。以上です。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 ありがとうございました。 次に進めていきたいと思います。次に質問事項1.質問の要旨(2)青少年の健全育成の取り組みについてお伺いいたします。 青少年は次代を担う大事な存在であり、青少年を健全に育成するための環境づくりが重要であると考えます。現在は少子高齢化による家庭や地域の教育力の低下や有害情報の氾濫など、社会環境が青少年へ及ぼす影響が懸念されます。このようなことを鑑み、青少年の健全育成を図るため、家庭や地域、学校、関係機関が連携して青少年のための環境づくりが重要であると考えます。そこでお尋ねしますが、本市の青少年の健全育成の取り組みについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 喜納議員の御質問にお答えします。 通告書9ページ、質問事項1.質問の要旨(2)青少年の健全育成についてでございます。青少年センターでは、青少年の非行防止のための夜間街頭指導を初め、電話、あるいは訪問等による相談業務などの青少年の健全育成事業に取り組んでおりますけれども、そのほかにも社会体験や生活体験、あるいは自然体験などの活動を通して自主性や協調性、他者との交流を通した社会性や社会規範の意識を育む事業を開催しております。これまで開催した体験教室には、ダンススクール、あるいは演劇スクール、親子木工教室、キッズアートや親子自然観察会などがあります。それからちゃんぷるー探検隊などもあります。今年度新しく開催するものですけれども、知花花織体験教室や親子アウトドアキャンプ、親子防災教室などを新たに計画しております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 御答弁ありがとうございました。 青少年、これは児童生徒も含めてですが、沖縄市のみならず、やはり沖縄県の大きな宝であると思います。そういう子供たちを、青少年を健全に育成するというのは、それは家庭はもちろんそうですが、やはり地域と一体となった取り組みが重要だと思います。今後また新しく知花花織体験教室等、いろいろ計画されているようでありますので、ぜひ青少年の居場所づくりの1つとして、大いにそういう事業を展開していただきたいと強く思います。以上で教育行政については終わります。 続きまして、質問事項2.福祉行政についてであります。質問の要旨(1)市民健康ウオーキングコースの整備に努め、市民の健康増進の取り組みについてお尋ねいたします。本市の道路の整備率はかなり伸びてきているものと思います。そのこともあって、整備された幹線道路等をウオーキングコースに取り入れ、習慣として歩いている市民をよく見かけます。当局が作成した37自治会の歩行マップは、それぞれの自治会の地形など、特徴を生かしたマップだと感心すると同時に、市民の健康増進に対する取り組みがうかがえます。そこでお尋ねいたしますが、それぞれ37自治会の歩行マップがどのように活用されているのか、その活用状況についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎仲本兼章健康福祉部長 お答えいたします。 健康福祉部では健康づくりの一環として、37自治会や県総合運動公園等の歩行マップを作成いたしております。お尋ねでは、これまでの活用状況、今後、歩行マップは平成21年度に作成されていることから、現在ではコース環境の変化があると思われるということで、自治会等からの御意見をいただきながら、リニューアルを進めていきたいと考えております。これの活用につきましては、これまで37運動等で健康ウオーキングの教室等を開催しているところでございます。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 健康福祉部長、御答弁どうもありがとうございました。 続きまして、質問事項2.質問の要旨(2)生活困窮者の自立・助長に生活保護の適正実施や学習支援や、ホームレス等への相談・支援する体制づくりの取り組みについてであります。 すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。憲法第25条の高い理念を受けて、生活保護法においては、生活に困窮するすべての国民に国が最低制限の生活を保障するとともに、その自立を助長すると規定されているように、高い理念を掲げ、最低限度の生活を保障しておりますが、それが十分に機能しているのかといった懸念もあります。ある事例としまして、収入を隠している人による不正受給の摘発をきっかけに、保護の適正化と言われておりますが、そのことにより真に救うべき弱者が切り捨てられていないか、懸念するわけでありますが、本市のその取り組み状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎仲本兼章健康福祉部長 お答えをいたします。 生活保護につきましては、議員御指摘のとおり、真に生活に困った人に対して適用すべきものであることから、生活保護の実務を適正に運営するため、本市におきましても各種事業を展開しているところでございます。その代表的なものといたしましては、例えば警察官のOB、嘱託職員を2人採用させていただいて、不正受給防止のための事業であるとか、あるいは臨時職員を配置いたしまして、収入、資産等の調査、それから医療費の適正な支出を行うために頻回、重複受診等の指導等を含めて、生活保護の適正化に努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、質問事項2.質問の要旨(3)自殺対策についてであります。この自殺については、残された家族にとっても大変な、言葉では言いあらわされないような深い悲しみであります。社会においても大きな損失であります。そのような観点からお尋ねいたしますが、未然に防止するべき対策ではないかと思います。そこでお尋ねしますけれども、本市の自殺に対する実態についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎仲本兼章健康福祉部長 お答えいたします。 本市の自殺の実態ということでございます。ここ3年間、平成23年につきましては37人、平成24年は22人、平成25年度は25人ということでございます。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 今3年間の推移を教えていただきました。かなり本市でもいるのかと、この数字から見ますと、そういうふうに思います。先ほども申しましたように、社会においても大きな損失、特に働き盛りであります年齢にいる方々がそういう自殺をされていると。これはやはり大きな損失にあるわけですので、その辺も本市の取り組みを、おっしゃるとおりやられていると思いますけれども、そこでお尋ねします。②ですが、未然防止に向けた人材養成の研修や啓発活動の取り組みについて、本市の取り組み状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎仲本兼章健康福祉部長 お答えいたします。 人材養成事業普及啓発活動につきましては、具体的にはイベント等におきまして、自殺予防コーナーの設置及びパンフレットの配布、9月の自殺対策月間に合わせて、自殺予防のパンフレットの全戸配布、庁内用に自殺予防のロゴが入ったポケットティッシュの作成及び配布、自殺予防横幕の設置等の普及啓発活動や、人材養成事業として医師や関係有識者を講師に招いての職員や関係職員、相談員向けの研修会、あるいは緊急時には専門機関の相談員等と連携をして、即日訪問を行う等の対応をとらせていただいているところでございます。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 御答弁ありがとうございました。 本市の未然防止に向けての人材養成、あるいは研修等、啓発活動の取り組みもやられているようであります。その取り組みをさらに充実した取り組みになるように頑張っていただきたいと思います。次年度、この数字がゼロになるように期待しておりますので、強力な取り組みをお願いしたいと思います。ありがとうございました。 次に質問事項3.建設行政についてであります。質問の要旨(1)胡屋十字路からコザ十字路間の国道330号の拡幅工事において、国、県等との連携のもと、沿道の土地利用計画の策定や事業手法の検討の取り組みについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎甲斐広文建設部長 御質問にお答えします。 国道330号、胡屋十字路からコザ十字路区間の拡幅について、これまでの取り組み状況としましては、国、県、市及び学識経験者からなる道路整備検討協議会や地域の代表者からなるまちづくり検討ワーキング、さらには地域住民へのアンケート調査や意見交換会を踏まえ、平成22年度区間全域の沿線における土地利用計画の策定を行いました。策定に当たり、交差点を中心に4つの区域に分け、交差点改良と歩道拡幅等のバリアフリー化を行い、バスベイ整備もあわせて行うことを整備方針としております。平成24年度には胡屋北交差点部分の交通計画を検討し、変則5差路を解消し、中央パークアベニューを相互通行にすること等を確認しております。平成25年度には胡屋北交差点の改良に伴うまちづくりの基本方針及び道路整備方針を策定しております。これまでも地域住民へのアンケートや意見交換会等を行ってきましたが、今年度は胡屋北交差点改良の事業化に向けて、より踏み込んだ意見収集を必要と考えております。今後も地域に寄り添い、地域の声に耳を傾け、行政の役割や支援の方法を検討してまいります。以上であります。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 建設部長、御答弁ありがとうございました。 330号の拡幅工事におきましては、交通の安全と交通渋滞の解消が大きな目的なのかと思いますが、それとあわせて、やはりこの周辺の景観条例も本市はできておりますし、その辺の取り組みも合わせたワーキングチーム、あるいは協議会との話し合いを、今後その辺も含めて話し合いをして、拡幅工事が早目に進んでいけるように強く要望したいと思います。特に地権者、沿道の皆さんとまちづくりについての話も幅広く語りながら、その拡幅工事がスムーズにいくように、これからの協議会、恐らく年2回ほどあるのかと思いますが、ぜひスピードアップを図って頑張っていってもらいたいと思います。 続きまして、質問事項4.基地行政についてお尋ねいたします。質問の要旨(1)基地被害のないまち・沖縄市へ。①市民の安全、安心、利益を最優先に取り組むことについてお伺いいたします。 本県には全国の米軍占用施設面積の73.9%が所在している中で、本市においては市域面積の約36%を米軍基地及び自衛隊基地が占め、計画的な都市づくりなど地域振興の大きな制約の要因になっている現状にあります。このような現状の中、過去最大規模と言われる日米合同統合演習や、相次ぐ嘉手納飛行場への外来機の飛来など、基地機能の強化が懸念されるとともに、米軍人、米軍族等の事件、事故も後を絶たず、市民の負担や不安はいまだ具体的な軽減には至っていない状況であります。そこでお尋ねしますが、米軍基地から派生する事件、事故や環境問題、米軍人、軍属等による犯罪などから、市民の生命と財産を守り、利益を最優先に取り組むことについて、市長の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 ただいまの御質問にお答えいたします。 航空機騒音についてお答えをしたいと思いますが、航空機騒音に関しましては、平成24年度末に一括交付金を活用し、新たに航空機騒音測定器を市内2カ所へ追加設置し、騒音被害の実態把握に取り組んでいるところでございます。また三連協の総会におきましても、嘉手納飛行場の米軍機の目視調査の回数をふやし、米軍機の市街地上空通過や飛行場周辺の悪臭等を含めた、より詳細な実態把握に取り組むことを確認したところでございます。市といたしましては、三連協の調査結果や市の独自データの分析も含め、騒音被害の実態を明らかにするとともに、基地被害の防止に向け、在沖米軍や沖縄防衛局、外務省沖縄事務所等に対する抗議、要請を行ってまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 企画部長、御答弁どうもありがとうございました。 ただいま騒音被害についてのこれからの対策というところでありますけれども、軍人、軍属による事件や事故、基地があるがゆえに、それが発生しております。それに対しての本市の取り組みについてはどうでしょうか。ただいま騒音についての対策についての取り組みとお伺いしましたけれども、その件についてどうでしょうか。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎源河朝治企画部長 事件、事故防止につきましては、日米合同のワーキングチームが設置され、さまざまな対処策が検討されてきたところですが、なかなか抜本的な解決に至っていないのが現状でございます。市といたしましては、これまでの取り組みを踏まえ、より効果的な防止策を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 御答弁ありがとうございました。 次に行きます。質問事項5.環境行政についてであります。質問の要旨(1)北部地区の環境調査を実施し、周辺環境との調和を図る取り組みについてお伺いいたします。 本市の北部地区においては、緑地や河川など豊かな自然環境を有する一方で、不法投棄や悪臭等の問題はいまだに解消されていないのが現状であります。そこでお尋ねいたしますが、産業廃棄物処理施設の集積が進むなど、環境や土地利用が懸念されることから、産業廃棄物処理施設の県内平準化が求められる中、さらには農業や工業及び生活環境と自然環境との調和をどのように図っていくのか、その取り組みについて当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎伊佐剛市民部長 こんにちは。通告書9ページ、質問事項5.環境行政でございます。北部地区における環境調査につきましては、水質汚濁防止法に準じた水質調査や悪臭防止法に基づいた臭気調査などを実施しており、その結果はホームページで公開しております。河川の水質調査につきましては、北部地区を流れる比謝川の支流である与那原川流域の5地点、天願川の支流である兼箇段川流域4地点において、調査を行っております。また臭気につきましては、畜産施設や産廃施設などを対象に実施しており、昨年度は延べ8地点で調査を行っております。調査状況としましては、畜産施設周辺の2カ所において、臭気の基準値超過が確認されております。発生源の特定ができたところにつきましては、農林水産課と連携して指導を行っているところでございます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 市民部長、御答弁どうもありがとうございました。 北部地区におきましては、昨年東南植物楽園がリニューアルオープンいたしましたが、周辺環境との調和を図る取り組みについては、どのようにお考えか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。
    ◎伊佐剛市民部長 昨年東南植物楽園がオープンしておりますが、東南植物楽園は亜熱帯植物を中心とした自然環境を柱とする施設であることから、周辺環境との調和は重要なことだと認識しております。特に臭気につきましては、季節や風向きによって異なることから、パトロール等を常に実施するなど情報を収集し、対応しているところでございます。また農林水産課と連携し、臭気対策の取り組みを進めているところでございます。以上でございます。 ○小浜守勝議長 喜納勝範議員。 ◆喜納勝範議員 御答弁ありがとうございました。 東南植物楽園、やはり本市におきましても観光産業として大きな基幹産業の1つになるのかと思っております。今、悪臭対策の取り組み等、これは横の連携、関係部局との取り組み、特に農林水産課との連携した取り組みが重要だと考えておりますので、その辺の取り組みを、実効ある取り組みを強化していただきたいと思います。以上で、一般質問を終わります。 ○小浜守勝議長 以上で、喜納勝範議員の一般質問を終わります。 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 通告に従いまして、一般質問を行います。 その前に、所見を述べたいと思います。桑江市長、そして仲本副市長、そして狩俣教育長、御就任おめでとうございます。本員1期目、これで最後の一般質問となりますが、一般質問の中で突っ込んだところでもあると思います。しかし、これはやはり市長に対する今後の市政運営に対する思いでありますので、ぜひ御答弁よろしくお願いいたします。また7月1日、ついに安倍政権が集団的自衛権の行使を憲法上認められるとする閣議決定を強行いたしました。集団的自衛権行使容認の決定的なおかしさは、安倍総理が米国という世界最大最強の軍事国家を守ると言い出したことから始まっております。これまでは政治的、軍事的な力関係から、米国が日本を守ると称してきたその裏で、米国は日本を実質的な植民地とし、日本の富を収奪してきました。日本の支配層は安全保障を表向きの理由として、米国に隷属し、その見返りに植民地での権益を確保してきた。それが日本の若者の命まで差し出せと言われたのが、今日の集団的自衛権の本質であります。日本国憲法は国民主権、平和主義、基本的人権の尊重をうたっております。これを日本国憲法の三大基本原則と言っているこの中の平和主義は、憲法前文で恒久平和主義として理念化されている。さらに9条で戦争の放棄、戦力の保持、交戦権の否認として具体化されております。この平和主義こそが戦争大国米国による絶えざる海外派兵の要請から日本を守ってきました。この歴代政権の憲法遵守の精神を捨ててしまい、米国を守って戦争をする国に変えてしまった。敗戦後、70年ほどの国策の大転換であります。国会で議論を闘わせ、解散して国民に是非を問うべきであった。ところが安倍政権が選択したのは、与党内の密室協議と閣議で憲法解釈を変えるという暴挙であります。集団安全保障はもともと冷戦期の産物であり、世界が東西両陣営に分かれ、政治的、軍事的に対立していた時代の産物であります。現在それを復活させようとする勢力があります。それは中国の台頭、米国の衰退といった現実がもたらしたものであります。G2からG0へ、さらにG1へと向かう勢力のバランスの変更が米国初の我が国への集団的自衛権要請となりました。つまり、これは世界が集団的に対立する危険な兆候なのではないでしょうか、以上、一般質問に入らさせていただきます。 質問事項1.市長の政治姿勢について。質問の要旨(1)施政方針6ページから『中心市街地活性化事業の再構築や災害に強いまちづくりとともに観光に寄与する「沖縄こどもの国」の整備拡充、多目的アリーナやサーキット場の整備、エイサーのまちを発信するエイサー会館の開設、ヒストリートの充実など、滞在型観光の推進と産業の振興による雇用の拡充に取り組みます。』とあります。そこでお聞きいたします。 ①サーキット場の整備についてお伺いいたします。今回の施政方針6ページにありますように、サーキット場整備については、市長が去る4月の市長選挙において、くわえビジョンでも具体的な施策として、サーキット場建設を公約に掲げ、市民に強く訴えておられました。市長選挙に立候補する。そして公約を掲げるということは、単に思いつきの約束ではなく、公約として掲げるからにはその整備に向けてのある程度のシナリオは整備されているものではないでしょうか。そこで以下の点についてお聞きいたします。 ア.サーキット場の規模(面積)、具体的な施設概要及び場所は。御答弁よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 諸見里宏美議員の一般質問にお答えいたします。 ア.サーキット場の規模等についてでございますが、サーキット場の規模、施設の機能、場所については、次年度以降策定する基本計画等で調査してまいります。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 では、イ.その建設費用及び財源はいかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 イ.建設費用等についてでございます。建設費用及び財源についても具体的には基本計画を策定時に施設の規模や機能、建設費用など、総合的に判断し、活用できる補助メニューを検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 では次、ウにいきます。ウ.サーキット場の年間維持管理費は幾ら想定しておられるのでしょうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 済みません、維持管理費だけでよろしいでしょうか。年間維持管理費についてでございますが、維持管理費につきましては、基本計画策定の段階において施設の規模や機能等と合わせて、総合的に検討してまいります。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 失礼いたしました。ウの部分の1つ抜かしておりました。また、その維持管理費は本市の一般財源に負担はないのかという部分です。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 ウの本市への一般財源の負担についてでございます。本市の一般財源への負担についてでございますけれども、基本的にほとんどの公共施設の運営については、一般財源の負担が発生いたします。当該サーキット場についても一般財源の負担が生じますが、施設の規模や機能、管理運営手法等を総合的に検討し、施設運営に係る一般財源をできるだけ少なくするよう、さまざまな手法を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 次にいきます。エ.具体的な整備スケジュールをお示しください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 エの具体的な整備スケジュールでございますけれども、今年度、基礎的な調査を実施し、早い段階での基本構想の策定に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 では次です。オ.ここに市長選挙時のホームページのほうからアップしました「くわえビジョン」のコピーがございます。このくわえビジョンの基本方針、1、中部の要、元気なまち・沖縄市への(5)雇用の拡大、そこの①「サーキット場建設で準工業地帯への自動車産業を誘致し、5,000人の雇用実現」とあります。このように5,000人の雇用を市民に約束しておられますが、この5,000人の雇用の根拠をお示しください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 オの5,000人の雇用についてでございます。本市におきましては、アジアに最も近い日本という沖縄の地理的優位性を生かし、単にサーキット場を整備するのだけではなく、自動車の組立製造や各種部品メーカーなどの自動車関連産業などを誘致することで、生産の拠点を形成するとともに、国内外で開催されるレースを誘致し、モータースポーツによる観光振興を図ることで、安定的かつ大規模な雇用の創出を目指すものでございます。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 カ.同じく「くわえビジョン」で「自動車産業」を誘致とありますが、この自動車産業にはさまざまな業種があります。例えば自動車製造会社、国内でいえばトヨタ、日産、三菱、スズキ、いすゞ、ダイハツ等々いろいろあります。それからまた自動車販売会社、先ほど述べたような販売会社もあります。それに関連するような自動車部品会社、そして自動車の修理工場、その他もろもろいろいろな自動車関連産業がありますが、今、市長の頭の中ではどのような業種を考えていらっしゃるのか、お答えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 カの自動車産業についてでございますが、今、諸見里議員がおっしゃった産業がほとんどでございますが、具体的に申しますと、自動車同部品の製造業や自動車タイヤチューブ製造業、それから販売段階における自動車卸売業、それから自動車付属部品の卸売業、自動車の小売業と、あと自動車の整備部門などが自動車産業として誘致の候補となっております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 キ.公設民営について、市長は同じく「くわえビジョン」の1、中部の要、元気なまち・沖縄市への(2)滞在型観光を強力に推進の③沖縄唯一の本格的なモータースポーツのメッカ、沖縄サーキット場建設(公設民営)。と訴えておりますが、公設民営についての概要をお答えください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 キの公設民営についてでございますけれども、当該施設の管理運営手法は、民間事業者等の有する能力、経験、知識などを活用し、市民サービスの質の向上と経費の節減を図るため、指定管理者制度の導入が望ましいと考えておりますが、具体的には基本計画策定時において検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 サーキット場の整備についてなのですが、今まで聞いてきましたア.イ.ウ.エ.オなのですが、今後、調査研究云々という答弁が数々ありました。しかし、市長は御自分の「くわえビジョン」の中で、かなり具体的に書かれております。くわえビジョンをどう捉えていらっしゃるのかということです。御答弁から、今、市長の頭の中ではシナリオがないという状況なのでしょうか。仮に白紙の状況ということであるならば、全て市職員につくってもらうということなのでしょうか。それでは市長としてのリーダーシップ、これに対して少し疑問を持たざるを得ないということがあります。くわえビジョン、これは桑江市長が市民にお約束した公約だと本員なりに思っております。市民、市長が掲げたビジョンはほかにも多々あります。しかし、このサーキット場整備については、市の組織体制や財源に大きな影響が出るであろうということ。それからまた今後の市民のサービスの低下を招かないか、本員なりに心配しているということです。この政策実現に向けて職員の業務負担増や市民のサービスの低下がないよう、本員はお願いしたいと思います。また、この業務を担当する職員に対しましては、ある程度、市長としての道筋、方法論を示していただいて、どういう方向に進むべきかということをリーダーシップをもってきちんと市職員を導いていただきたい。本員はそう思っております。また市長が市民にお約束した公約が示されないと、職員は具体的に行動がとれないばかりか、市民や職員から信頼を失ったり、ビジョンを達成することが困難になったりするおそれがあると思いまして、本員はこのようなことを言っている次第です。ぜひ市長、市長みずからサーキット場に関する思い、どういった規模で、どういった状況の、どういったものができるのだということを早目に、早急に議員、そして市民のほうにお示しいただきたいと思います。これは要望にかえていきます。 次に質問事項1.質問の要旨(1)②多目的アリーナについて。ア.多目的アリーナについて市長のお考えをお伺いいたします。本市は音楽によるまちづくりを目指して、2007年7月にミュージックタウンを整備し、2010年県内を代表する体育施設、沖縄市体育館を整備してきました。施政方針3ページでは、多目的アリーナにつきましては、音楽のまちを象徴するコンサート、好評のおきなわカップやプロバスケットボールをはじめとする各種スポーツ、伝統的な醍醐味を誇る闘牛、コンベンション機能など、内外から老若男女が集い、活力あふれる沖縄市のランドマークとして整備いたしますと示されていますが、現在、これらのスポーツイベントについては、沖縄市体育館で実施されております。おきなわカップは沖縄市体育館、プロバスケットボールも沖縄市体育館で開催というふうに、それぞれのファンの中では沖縄市体育館開催が定着しております。またミュージックタウンにおいても、市内外の音楽を象徴するコンサートが数多く開催されているところであります。この多目的アリーナの整備については、これまで本市が整備してきた沖縄市体育館並びにミュージックタウンと開催イベント等の面から間違いなく競合することになるが、市長はこの競合についてどう考えられておられるのか、お答えください。また、これは1つ、箱物の行政の象徴と言えるのではないかについても市長はどう考えておられるのか、お答えください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 多目的アリーナについてでございます。音市場の音楽イベントについては、基本的に規模が違います。音市場、スタンディングで最大1,100人、アリーナについてはそれの七、八倍の規模を想定しております。それから体育館につきましては、基本的に市民が直接利用することを目的にしておりますけれども、多目的アリーナについては、当該施設で開催されるスポーツや音楽等のイベントを市民や観光客を含む県内外の方々に観戦する機会を提供し、にぎわいの創出を図ることで、観光振興による地域の活性化を目的にしており、体育館とは競合しないと考えております。逆に市民会館、あしびなー、音市場、それから市営体育館などとの連携を深めることで、より相乗効果を高め、地域の活性化に寄与できるものと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 では次に行きます。イ.多目的アリーナの規模(面積)、具体的な施設概要及び場所をお示しください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 イの多目的アリーナの規模等についてでございますけれども、規模や具体的な施設概要等については基本計画の策定時に調査してまいります。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 同じくウ.その建設費用及び財源はどうなっていますか、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 ウの建設費用及び財源についてでございます。財源につきましては、国の各種補助メニューや沖縄振興特別交付金を考えておりますが、具体的には基本計画策定時に施設の規模や機能、建設費用などを総合的に判断して、活用できる補助メニューを検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 エ.多目的アリーナの年間維持管理費は幾ら想定しているのか、その維持管理費は本市の一般財源に負担はないのかということについてお答えください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 維持管理費につきましては、基本計画策定の段階において、施設の規模や機能等とあわせて、総合的に検討してまいります。本市の一般財源の負担についてですが、基本的にほとんどの公共施設の運営については、一般財源の負担が発生いたします。当該多目的アリーナについても一般財源の負担が生じますが、施設の規模や機能、管理運営手法などを総合的に検討し、施設管理運営費に係る一般財源をできるだけ少なくするようさまざまな手法を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 オ.具体的な整備スケジュールはどうなっているのか、お示しください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 オの具体的なスケジュールでございますけれども、具体的なスケジュールに関しましては、平成27年度に基本構想、基本計画、平成28年度に実施設計、平成29年度に工事の着工を目標にしております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 カ.多目的アリーナの運営管理方法はどうなっているのか、先ほども申し上げましたように、多目的アリーナは沖縄市体育館、ミュージックタウンとイベントやコンサート等の際、形態が競合することになると思います。これまでも沖縄市体育館とミュージックタウンの指定管理者においては、ぎりぎりの運営を行っているにもかかわらず、新たに多目的アリーナを整備すると、沖縄市体育館とミュージックタウンの指定管理者の経営に大きなマイナス要因を与えることとなると思いますが、市長はその対応をどう整理されているのか、お答えください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 カの運営管理方法についてでございますけれども、管理運営につきましては、民間事業者等の有する能力、経験、知識等を活用し、市民サービスの質の向上と経費の節減を図るため、指定管理者制度の導入を検討したいと考えております。体育館との競合についてでございますが、先ほども答弁したとおり、基本的に使う目的が違いますので、競合はしないと考えております。体育館については、市民ニーズがかなりあるということをお伺いしておりますので、体育館、音市場と多目的アリーナについては競合しないと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 ありがとうございます。 では次にいきます。質問事項1.質問の要旨(2)市長の米軍基地に関する考え方についてお伺いいたします。施政方針5ページ、「国に対しましては、沖縄の過重な基地負担や日米地位協定など、諸課題の解決に向けしっかり取り組むよう求めてまいります」とありますが、桑江市長は以前県議会議員選挙において、普天間基地の県外移設を公約に掲げ、当選したわけですが、当選後は普天間基地の県内移設として、選挙公約を覆してきた経緯があります。このことは今回の施政方針、先ほど申し上げました沖縄の過重な基地負担解決に向けてということと矛盾するのではないか、市長の米軍基地に関する考え方をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 諸見里宏美議員にお答えいたします。 県議時代の私ども自民党の公約は、覆したのではなくて、政策を「容認」という部分をつけ加えたのであって、変更ではありません。そして基地に対する私の基本姿勢でありますが、基本的に基地のこれ以上の過重負担、そして機能拡充には反対をしていきます。米軍基地が74%あるという事実を見てもこれ以上の負担はできませんし、そして日米安保の上からも基地の負担というものは安保の責任というものは、日本全国で負うべきであるものと考えております。以上です。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 次にいきます。質問事項1.質問の要旨(3)については、割愛させていただきます。 質問の要旨(4)施政方針8ページ、大規模なスポーツイベントなどを可能にするコンベンション機能やホテル等の滞在機能、ショッピング機能、スポーツ科学センター機能等の誘致に向けて取り組みますとありますが、「機能」とは何のことか、また「機能等の誘致」とは何のことかお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎甲斐広文建設部長 御質問にお答えします。 ここで言う「機能」とは役割という意味で使用しており、「機能等の誘致」とはコンベンションや滞在、ショッピングなどの役割を担う施設の誘致に向けて取り組んでいきたいということであります。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 ありがとうございます。 役割ということなのですね。ということは、いろいろなもの。しかし、本員のほうから少しつけ加えますが、この「くわえビジョン」の中で、新たな観光資源を創出する街・沖縄市へ。(1)の東部海浜開発事業の中の①、②のほうには、具体的に示されているわけなのです。特に②の国立科学スポーツセンター(JISS)を誘致し、2020年東京オリンピックに向け、多くのアスリートやマスコミ、観光客などを呼び込み、滞在観光の大きな柱とすると断言しております。特にこの②の国立科学スポーツセンターに関してなのですが、公約にビジョンとして掲げておられるのですから、ある程度は、政策実現に向けての協議ができ上がっているものだと思いますが、そのあたりについてはどうなのかということをお聞きしたいのですが。通告にはなかったので、ただ、これだけは指摘しておきます。国立科学スポーツセンター、これはきちんとビジョンの中で誘致してまいりますと訴えておりますので、この点について協議なされているかどうかということは指摘しておきますので、よろしくお願いいたします。 次にいきます。質問の要旨(5)施政方針14ページから、モデル事業として泡瀬幼稚園と比屋根幼稚園の全園児への給食提供についてお伺いいたします。①いつから給食を提供するのか。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 諸見里議員の御質問にお答えいたします。 通告書11ページ、質問の要旨(5)①いつから給食を提供するのかという御質問でございました。幼稚園での給食につきましては、園児の健全な発達に資するものであり、質の高いきめ細やかな幼児教育を提供するに当たり重要であると位置づけていることから、まず第一歩としてモデル園である泡瀬幼稚園及び比屋根幼稚園の全園児を対象に給食を提供し、その成果と課題を十分に検証した上で、全園における給食実施に向けて教育委員会と力を合わせ、連携を図りながら計画的に進めてまいります。提供時期でありますが、それぞれの幼稚園において、配膳室等のハード整備を完了して後、できる限り速やかに給食を提供できればと考えておりますが、どうしても設計や工事に一定期間を要することから、年度内の来年、平成28年2月ごろをめどに、モデル園での給食提供を予定しているところでございます。大変失礼いたしました。来年、平成27年2月ごろをめどにでございます。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 質問の要旨(5)②給食メニューはどうなるのかということです。小中と同様のメニューになるのか、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 お答えいたします。 学校給食の献立内容は成長期の児童生徒の健康の保持、増進、体力向上のため、多様な食品の組み合わせ、栄養的にバランスのとれた食事となるように工夫されております。毎日変化をつけ、子供の嗜好を考慮し、組み合わせ、調理方法を工夫し、郷土料理、季節料理など多彩なメニューを提供しております。議員お尋ねの幼稚園に提供するメニューですけれども、現在、各調理場で提供する給食は小中とも同一のメニューでありますので、幼稚園も同じメニューの提供を予定しております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 質問の要旨(5)③給食費はどうなるのでしょうか、よろしくお願いいたします。受益者負担が当たり前という考え方で、いきなり給食を提供します。そして給食費を徴収しますということでは、保護者に対して、なぜというふうになると思います。それで早目に給食費がどうなっているのかということを知らせる機会も欲しいと思います。そこで給食費はどうなってくるのかということをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 教育委員会指導部長市立教育研究所長。 ◎宮平守市指導部長 私のほうから給食費についてお答えいたします。 まず幼児、児童生徒の学校給食摂取基準というのがありまして、幼稚園における摂取の給食の適切な実施に基づいて、幼稚園給食の配食量を小学校児童の基準の80%にするとあります。その基準に基づき、給食費を算出していきます。本市では小学校児童の給食費は日額225円ですので、幼稚園はその80%で180円になります。月額にしますと幼稚園は週2日の弁当の日がありますので、その日を除く週3日、月平均の給食提供日数が11日とありますので、月額にしますと1,980円になります。その給食費等についての広報、あるいは保護者への了解、またこどものまち推進部と連携してまいります。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 ありがとうございます。 給食費についてなのですが、1,980円、しかしこの1,980円と聞いているとすごく安いと思います。しかし、入園料等の減免措置を受けている園児、そういった方々はどうなるのかということです。また小中では第3子から、これは市長の公約として第3子から無償化になっております。しかし、幼稚園のほうでは現在4歳、5歳という形でおります。その部分に関してもどうしていくのかということ。これは今回、通告していませんので、整理していただきたい。この辺については入園料と減免措置を受けている子供たちに対する考え方、それから4歳、5歳で預かって、兄弟を預かっている子供たち、小学校、中学校では第3子からということです。しかし、幼稚園の部分はよくお聞きいたします。小中が義務教育です。そこで授業料等がありません。しかし、幼稚園の場合は入園料、授業料、それから預かり保育料、それからまたこの中で給食費となると、幼稚園は小学校、中学校よりもかなり保護者の負担がふえます。それでぜひこの幼稚園の問題、3歳児、4歳児、2人預けている親に関してどうするのか、あるいはその中でも双子の兄弟がいらっしゃると思います。その多子についての考え方をどうするのかということを基本的に考えて、こどものまち推進部と、それから教育委員会、給食センターのほうとも話し合っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 質問の要旨(5)④市内全園での実施予定はどうなっておりますか。本来ならばモデル事業をして本格的に全園一斉にスタートというのが望ましいということは本員も、皆さんもわかっていると思います。しかし、幼稚園の配置の関係、それから配膳室、車が設置する場所等の整備等、それからまた給食センターの受け入れ、今は第3調理場が新しくなったので、それを少し幼稚園のほうに分配できるであろうという考え方なのですが、第2、第1調理場も古くなっております。狭くなっております。この部分でもやはり給食センターも早目に建てかえをしなければならない、クリアしなければならない諸課題があります。だからといって、いつまでもというわけにはいかないと思います。早急に全園での給食提供の計画を立てて、いついつまでに全園での給食提供を始めますという説明を市民にすべきだと思います。そこでお聞きします。今、基本的な給食、全園での実施予定はどうなっているのか、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどもまち推進部長 お答えいたします。 全園児を対象に給食を提供する意義は、学校給食を生きた教材として活用することで、統一的な一貫した食育の指導が可能となる点にあると考えております。とはいえ、市内の公立幼稚園、全16園において給食実施を実現する道のりは決して容易ではございません。現実にはさまざまな多くの壁が立ちはだかっております。具体的な課題としまして、市内全域にわたる給食提供体制の強化、給食の配送や回収、配膳の方法、万全な衛生面での配慮、スタッフの充実などが挙げられますが、やはり大きな課題は配膳室等のハード面での整備であります。現在、小学校敷地内に併設する個々の幼稚園の立地状況を見ますと、かなり園によって様相が異なります。幼稚園のつくりそのものが給食実施を想定したものでない上に、配送車両の進入路の問題があり、給食コンテナを搬入する出入り口の確保が必要となります。その困難さの度合いはおのおのの幼稚園と小学校の環境によって、相当幅がございます。中には小学校の改築時を待たなければならない幼稚園もございます。したがいまして、16園全園での実現には相当数の年月が要するものと思われます。しかし、公平性を期する観点から、可能な限り早期に全園で給食が提供できるよう教育委員会の関係課、給食センター、施設課、指導課、教育総務課と連携を密にし、歩調をともにしながら努めてまいります。そのためにもモデル園での丁寧かつ堅実な検証作業が欠かせず、その検証結果をベースに踏まえながら、課題をクリアするための知恵とノウハウを蓄積しつつ、順次、計画的に給食提供への拡大を図っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 こどものまち推進部長がおっしゃっていたように、市民から不公平感が出ないように早目の計画を立てて、やはり市民に理解を得るということが大切だと思います。あそこの学校ではもう始まっている、だけどこっちの学校では、園ではまだ始まっていないという形で、不公平感が出ると思います。これを早目の計画を立てて、早目に市民に対して説明してください。よろしくお願いいたします。 次に行きます。質問の要旨(6)沖縄市サッカー場の遺棄物についてです。今までサッカー場の件に関しては、沖縄市は防衛局だけには任せられないということで、クロス調査を行ってきました。その件に関して、市長は沖縄市が今までやってきたクロス調査に関して、どう評価しているのかということをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えいたします。 これまでの市のクロス調査については、評価をいたしております。今後の市のクロス調査については、これから三者協議の場を経て、具体的に判断したいと思いますが、今回のような基地問題としての環境汚染対策につきましては、基本的には国や県が地権者である私ども市町村を支援し、適切な対応が図られるべきものだと考えております。今後、予測されるさまざまな課題を解決するためにも、さらなる県の支援を求めるべく、議会の皆様のお力添えをいただきながら、私自身もしっかりと沖縄県に対して要請してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 ありがとうございます。 市長のほうは県議の時代でも、沖縄市のサッカー場の問題に関しては、国もきちんとした対応をすべきだということで求めておられました。きちんと市も、それから県も国も一緒に相互にかかわっていただいて、このサッカー場の問題を早急に解決していただきたい。よろしくお願いいたします。そして何よりもこのサッカー場の、ドラム缶の問題なのですが、今、新聞紙上でも騒がれております枯葉剤の成分が出ているということで、これが枯葉剤なのか、除草剤なのかということで、今、相互に揺れている状況であります。しかし、これがダイオキシンというのは大変な被害をもたらすものです。本員たちがそこに行ってすぐに健康に影響が出るものではありません。次の世代に影響が出てくる可能性があるものです。ですからこのダイオキシンの問題だけではなく、このドラム缶の内容、そしてこれがいつ何のためにそこに埋められたのか、そういった嘉手納基地の履歴等も市長、きちんと求めていくべきだと思います。その辺について、ぜひ市長の意気込み、再度お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えをいたします。 まず、これまでの利用者に健康被害はないものというお答えがありましたので、ひとまずは安堵しているところであります。しかし、この遺棄物が枯葉剤かどうなのかは、これは学者に任せて、我々が求めるべきは、早く除去、除染をし、早く我々が利用できる状況に原状回復をしていくべきだということを訴えていきたいと思っております。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時47分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時48分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 諸見里宏美議員。 ◆諸見里宏美議員 ありがとうございます。 実は本員のフェイスブックの中で、沖縄市のドラム缶の問題、すごくはじけております。やはり沖縄市サッカー場の近くに住む住民が、子供がサッカーをしていて、そこで遊んでいた。いろいろ練習をしていたということがあって、子供に影響がないのかどうなのかということも心配をしております。ですからぜひ早目の市当局の住民説明会等を早目にやっていただきたい。それからまた中には国、県、そして市の対応を強く要望している方々がやはり多くおります。国に任せては隠蔽されるのではないかという不安を抱いている方々もおりますので、ぜひ最後の最後まできちんと除去、除染がされるまで市長は見守っていただきたいと思います。市とかかわっていただきたいと思います。以上、本員の要望として、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で、諸見里宏美議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 5時49分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 5時50分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 本日はこれをもちまして、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって本日は延会することに決定をいたしました。 次の本会議は、明日7月10日木曜日午前10時より会議を開きます。 本日はこれをもちまして延会いたします。 大変お疲れさまでございました。イッペー、ニフェーデービタン。  延 会 (午後 5時51分)...