宜野湾市議会 > 2022-06-27 >
06月27日-06号

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  1. 宜野湾市議会 2022-06-27
    06月27日-06号


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    最終取得日: 2023-06-08
    令和 4年  6月 定例会(第444回)   令和4年第444回宜野湾市議会定例会会議録(第6日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和4年6月27日(月)                       午後2時31分(散会時刻)1.出席議員(22名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     2   伊佐文貴       4   又吉 亮     5   栄田直樹       6   上里広幸     7   宮城政司       9   濱元朝晴    10   宮城 司      11   石川 慶    12   宮城 克      13   山城康弘    14   真喜志晃一      15   知念秀明    16   米須清正      18   屋良千枝美   19   知名康司      20   呉屋 等    21   平良眞一      22   桃原 朗    23   伊波一男      24   岸本一徳    25   桃原 功2.欠席議員(2名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       3   平安座武志   17   伊佐哲雄3.欠員2名(8番、26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      仲村宗男   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄     選挙管理委員長   喜瀬昭夫5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     川上一徳   次長兼総務課長  仲村厚子     議事担当主幹   平田駒子   議事係長     大城拓也     主任主事     棚原裕貴   主事       伊佐直樹     主事       又吉竜希6.会議に付した事件は議事日程第6号の2及び第6号のとおりである。              議事日程第6号の2         令和4年6月27日(月)午前10時00分開議 日程第1 宜野湾市選挙管理委員会委員の選挙について 日程第2 宜野湾市選挙管理委員会委員補充員の選挙について              議事日程第6号 日程第1 一般質問    (1)桃原 功     (2)伊佐文貴    (3)真喜志晃一 ○上地安之議長 ただいまから第444回宜野湾市議会定例会第6日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第6号の2から進めてまいります。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時00分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時00分) 日程第1.宜野湾市選挙管理委員会委員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。 お手元に配付してありますとおり、選挙管理委員会委員に喜瀬昭夫氏、宮城眞光氏、仲宗根清辰氏、仲村章氏の4名を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました4名を選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第2.宜野湾市選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。 お手元に配付してありますとおり、選挙管理委員会委員補充員に、伊佐真氏、伊佐英人氏、普天間朝信氏、泉川幹夫氏の4名を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました4名を選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 次に、ただいま当選されました補充員の補充の順序についてお諮りいたします。 補充の順序については、くじで定めたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 なお、くじを引く際には4番 又吉亮議員、5番 栄田直樹議員の立会いをお願いいたします。 職員をしてくじを引かせます。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時04分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時05分) ただいまのくじの結果、補充の順序については、第1位、泉川幹夫氏、第2位、伊佐英人氏、第3位、普天間朝信氏、第4位、伊佐真氏を決定いたしました。 以上で議事日程表第6号の2は終了いたしました。 これより議事は、議事日程表第6号により進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。25番 桃原功議員の質問を許します。桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) おはようございます。結・市民ネットワーク、25番 桃原功でございます。早速、議長からお許しいただきましたので、進めていきます。 3つ取り上げていますが、3番の会計年度任用職員期末手当の在り方から進めていきますので、当局の皆様にはよろしくお願いいたします。 会計年度任用職員は、2020年、政府の号令の下、同一労働同一賃金という名の下で、各地方自治体等も取り組んでおりますけれども、まだまだその格差是正があり、同一賃金というところまでは至っていないと、国家公務員には勤勉手当等も支給はされていますが、地方自治体職員には勤勉手当等もまだ支給には至っていません。 そのような中、本市の会計年度任用職員において、期末手当を2.6か月分支給するということでしたけれども、今回0.1か月分減額という通知を出したというふうに聞いています。これは事実なのでしょうか。 既にこの期末手当を減額した6月10日は過ぎてしまいましたけれども、もし事実であれば、これは会計年度任用職員の方々としっかり合意は取れたのかどうか、それをお伺いして、自席から質問を進めていきます。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。去る5月27日に行われた臨時議会におきまして、常勤職員の期末手当を年2.6月から、年2.45月へ引き下げる条例を提案をし、可決されたことを受けまして、また県内他市の会計年度任用職員期末手当引下げ状況等も鑑み、会計年度任用職員期末手当を年2.6月から、年2.5月に0.1月分引き下げることを決定し、5月30日付で職員ポータルにて通知を行っております。 本件について、会計年度任用職員お一人ずつに合意を取るということはしておりませんが、公務員の給与については、会計年度任用職員地方公務員と位置づけられ、また地域住民の御理解を得られるよう適切に対応することが求められているところであり、条例及び規則改正により勤務条件が変更となった際には、通知等にて説明をし、対応をしているところでございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 少しお声が小さくて聞き取れなかった部分もあるのですけれども、要約すると、会計年度任用職員とは合意は取っていないという、ポータルのみの一方通行による通知だけということで理解いたします。それでよろしいですね。うなずくだけでもいいです。もう答弁いいですので。要約したら、合意は取っていない、ポータルのみの、パソコンのみへの一方通行的な通知でしかないということで理解します。この手法というのは、例えば労働法に照らし合わせて抵触はしないのかどうか伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。募集の際には、期末手当の率を引き下げるということに関して、会計年度任用職員地方公務員が適用される一般地方公務員であることから、条例等で期末手当の上限が変更となれば、これに従う取扱いもやむを得ないというような判断を顧問弁護士からも助言をいただいており、違法性はないものというふうに考えております。
    上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 違法性はないものという答弁ですけれども、今回の6月10日のこの期末手当の減額する前に、今年の3月の市報に、会計年度任用職員採用募集要項を出しています。3月号で私も見ました、市報に。その中では、期末手当は2.6か月分支給するという触れ込みなのです、記載なのです。ところが、4月採用して3か月も満たないうちに、こうやってあの3月の市報に出した2.6か月という約束をほごにして0.1か月削減して2.5か月分の支給ということは、これこんなやり方でいいのですか。2.6で募集をかけておいて、実際採用したら0.1減額して2.5しか払わないというやり方、会計年度任用職員は組合もないですから非常に弱い立場、そういった中でポータルのみへの一方通行的なその通知だけでそれを実行するというのは、私はあまりにも冷たい冷遇ではないのかなというふうに感じているのです。 さっき法には抵触していないということでしたけれども、市の会計年度任用職員は何名いて、今回の減額分というのは幾らほど減額されたのか。その金額と人数をお答えください。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。会計年度任用職員につきましては、4月30日の時点でございますけれども、約650名を任用しておりまして、今回の期末手当率の変更に伴う影響額でございますけれども、概算ではございますけれども、約460万円というふうに見込んでございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) この650名の方々、会計年度任用職員は、正規職員と同様に、ほぼ同じ仕事しているのです。専門的な資格を持っていない方もいるかもしれないけれども、しかしほぼ正規職員の方々と同じ仕事をしているはずなのです。個々によっては勤務時間の差はあっても、フルで働いている方もいらっしゃるでしょう。そういった中で、ポータルへの一方的な通知のみで、採用時には2.6と言いながら、実際3か月後には2.5の支給ということは、私はあまりにも姑息というか、こういう在り方でいいのかなと感じているのです。 今回、補正予算書調べました。どこにその減額分があるのかということを調べました。補正予算書、どこを見ても数字が私探せなかったのです。今回、もう6月10日に減額していますけれども、この補正予算書、本来であれば減額する前に議会に出さなくていいのですか、議決されなくていいのですか。どこを探してもこの金額が探し切れない。どういうことなのか。なぜそういうふうな在り方になっているのか。これ議決案件ではないのですか。議会に出さなくてもいいという法的根拠を示してください。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。桃原議員、予算の関連ということでよろしいですか。     (桃原 功議員「はい。補正予算では出てないですよね」と呼ぶ) ◎伊波保勝総務部長 補正予算との絡みで出ていないというところでございますけれども、さっき御説明申し上げました職員の条例改正においても、条例の一部改正のみを行っておりまして、予算の補正は、臨時議会の際にも提出はしてございません。この理由でございますけれども、人件費については4月の人事異動で款ごとの異動が生じているというところと、あと年度中途の退職、あるいは病休あるいは産休・育休等によって支給額が変更になると、あともう一つは、選考採用等を含めて年度中途の採用も行ったりしているという状況がございまして、年間の中でかなりの動きが生じてまいります。その影響で人件費についての補正は、12月議会あるいは3月議会でこれまでも対応をさせて整理をさせてもらっているというところでございます。     (桃原 功議員「法的根拠は、出さなくてもいいという、あります」と呼ぶ) ◎伊波保勝総務部長 法的根拠は、12月と3月にきちっと整理をして提出をしているというところでございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 最後の答弁は、法的根拠の答弁ではないですよね。法律でちゃんと示されているのであれば、それを述べてくださいということだったのです。今、12月で整理して出すという、それは法的根拠の答弁にはなっていませんよ、部長。これもし私が今回取り上げなければ、条例にも載ってこない、補正予算書にも今出てこない。誰も知ることなく、勝手に会計年度任用職員を2.6で募集かけておきながら、実態は0.1減額して2.5の支給ということ、さっき部長おっしゃったではないですか、460万円影響額出てくるだろうと、金額が分かるのだったら何で堂々と出さないのですか、議案書に、予算書に。そうしたら、議論もできるではないですか。それを姑息と言うのです。なぜこんなやり方をするのと、正規職員の場合には、あるいは特別の議員の場合にはちゃんと条例出して、予算書も出したではないですか、こうやって減額しますと。なぜ会計年度任用職員は、予算書にも出てこない、かけた募集と違う金額が支給されるということに私はこんなやり方でいいのですか、これで会計年度任用職員との信頼構築できるのですか、彼らのモチベーションは上がらないですよ。市長、ちゃんと答弁してください。こんなやり方でいいのですか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。全く情報交換あるいは意見交換もしていないというところではなくて、きちっと職員組合の協議の中でもこの会計年度任用職員の内容については、お互い意見交換も行っております。また、これまでも、実は昨年の期末については、支給月額は0.725でございました。それを令和4年から改正をして、待遇改善も図っている中で、残念ながら4月の段階では2.6で進めるものが、人事院勧告に対応した取組の中で0.1月減額という対応を取らせていただいたいうところでございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 冒頭の答弁は組合のことですよね。会計年度職員は組合には入っていません。こういう姑息のやり方はちょっとおかしいのではないですかと、正々堂々と議会に議案書として、あるいは補正予算でこうやって減額するけれどもということで出せば、みんなで議論できるではないですか。何でこんな抜き打ち的やり方するのですか。私が取り上げなければずっと、知らないうちに当事者だけで、使用者と労働者だけで一方的な上下関係で減額されてしまっている。もうこれされていますけれども、こういうやり方はおかしいのではないですかということを言っているのです。だから、しっかり議会に出してください。議論もできないということをお願いして、次の質問に行きます。 次は、PFAS問題です。最初に、米軍基地が起因するPFASの汚染対策について、3月議会でも取り上げましたけれども、県の事業で普天間基地周辺を掘削事業をして、PFASの汚染源というのを特定できるかどうかということで事業をやっていくということでした。それから3か月経過をして、私が3月議会で言ったのは、県の事業だけれども、市有地であったり、県有地だけではなくて市有地も、そこは掘削する、ボーリングする候補地になってくるでしょうから、市の協力なしではこの事業できないから、早めに連携をしてこのPFASの泡消火剤の汚染源を確定してほしいという市民、県民の強い要望なのです。その後3か月経過をして、この事業の進捗状況を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。桃原議員の御質問にお答えいたします。去る2月の新聞報道にありました沖縄県の2022年度当初予算案へ計上されておりました基地周辺環境対策推進事業に関しての御質問と理解して、答弁申し上げます。同事業は、まだ実施されておらず、実施に関する市への相談等は現時点ではございません。今後、県担当部署より具体的な話があれば、適宜可能な協力等を検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) まだ県からの呼びかけはないということですけれども、市民経済部長、ぜひこれ宜野湾で起こっている事案ですから、皆さんからもどうなっているのとアゲマーシてください。チャーナトーガということでアゲマーシてください。 ただ、このPFASに関連することに関しては、非常に悪化しています。これ6月17日の沖縄タイムスですけれども、アメリカの環境保護局(EPA)という組織が、飲料水は従来の3,000分の1に数値を減額したという厳しい数字が発表されました。市長も含めて市民経済部長も認識していると思いますけれども、書き方は、「飲料水従来の3,000倍、県内汚染水大幅超え」ということで示されています。バイデン政権も多額な予算を投じて米国内のPFAS対策をやるということで打ち出していますけれども、米国外、国外のものはどうなるのか大変気になります。ただ、EPAがこうやって厳格な数字を出したということは、日本政府自体も何らかの動きをせざるを得ないと、またさせないといけないというふうに思っています。 先ほど部長は、まだ呼びかけはないということでしたけれども、こういうふうに刻一刻私たちが飲んでいる飲料水も含めて、悪化している状況を考えると、皆さんからも早めにアプローチしてチャーナトーガアゲマーシてください。 そして、この米環境保護局(EPA)が発表した3,000倍の厳しい規制に対して、当局の、できれば市長の見解を伺います。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。去る6月17日の新聞報道にございました米環境保護局(EPA)が有機フッ素化合物のPFOSとPFOAに関する生涯健康勧告値をこれまでの勧告値よりも大幅に引き下げたPFAS基準厳格化についての報道は承知しております。報道内容の詳細につきましては、現在、県を通じて確認中でございます。 また、先週の6月22日水曜日の新聞報道によりますと、今回の米環境保護局(EPA)のPFAS基準厳格化について、厚生労働省や環境省においては、まずは情報を分析した上で動向を見極め、その対応を検討していくと述べられておりますことから、本市としましては、今後の国や県の動向を注視してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) よろしくお願いいたします。今回の勧告値は、よく皆さんのPFASに対する答弁の中でも言われていますけれども、米環境保護局(EPA)は、人が一生飲み続けても健康に影響が生じないと見られる生涯健康勧告値として、PFASの一種であるPFOSとPFOAの合計値で、1リットル当たり70ナノグラムだった従来の値をPFOAで0.004ナノグラム、PFOS0.02ナノグラムに厳格化したと、この水は、もちろん北谷浄水場から来て、私たち全宜野湾市民北谷浄水場からの水を給水して飲んでいます。北谷は、今幾らかということで、これ6月26日付の報道ですけれども、北谷浄水場が最大35ナノグラム、名護が1未満、石川の浄水場も1、西原の浄水場も1未満、要は本島の東側は1、あるいは1未満という非常に低い数値、ところが西側の嘉手納の井戸群辺り、あるいはその比謝川から、大工廻川から取水をしている北谷浄水場に行っている水は、いまだに蒸留活性炭を使っているとはいえ35と、このEPAの値と比較するとまだまだ高いという数値が分かります。 水道局にも市民経済部にも申し上げたいのですけれども、この沖縄県米軍基地環境調査ガイドラインというのが県から届いているはずです。これは、米軍から起因する環境汚染に対して、県だけではなくて、当事者の関係市町村と連携をして、しっかり対策講じようというガイドラインなのです。これはもう環境汚染に特化したものなので、非常に県民総ぐるみで取りかかっていかないと、国はなかなか重い腰を上げないということを考えると、ぜひこのガイドライン、皆さんの手元にも届いていると思いますけれども、このガイドラインを生かした県ボーリング調査だけではなくて、どのように対策を講じていく見解なのか伺います。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。PFAS汚染対策につきましては、沖縄県と27市町村で構成する沖縄県軍用地転用促進基地問題協議会、軍転協の国への要請において、適切な対応を講じるよう求めてまいりました。引き続き、県、関係市町村と連携し、本取組などを通じ、その実現に向け取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 軍転協はもういいです。ただ、まだまだ国に、あるいは米国にあるいは米軍に訴える言葉が弱い。もっと強く言ってください。県民の生命に関わる水の問題です。軍転協はもういいです。しかし、宜野湾市民は、10万人が北谷浄水場からこの水を飲んでいる。アメリカ合衆国の組織であるEPAが、このように厳しい数値を出したということを、皆さんはもっと真剣に取り組まないといけないと思います。今、部長の答弁は、何かもう教科書のような答弁でしたけれども、市長、市民の立場を考えると、米国に対して、あるいは防衛省に対してもっと強く言うべきではないですか。ぜひこのEPAが出した数値に関しての市長の見解もぜひ聞かせてください。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 おはようございます。御答弁申し上げます。桃原議員からの今の御指摘ですが、我々としても当然、これまで4月に上京した際も私のほうからPFOSに関する件につきましては、政府のほうにもしっかりその調査ができるよう訴えもしております。要請もしております。 その前に、4月12日にも沖縄県知事ともその要請もして、連携して取り組みたいということで申し上げてあります。ただ、先日は非常に苦言になりますが、玉城デニー知事のコメントは、米国の基準値、これについて引き下げられた、非常にもうゼロに近い数字に引き下げられたということに対しましては、知事のコメントは、大歓迎ですと、これは水道局、我々は宜野湾市水道局ですが、実際に供給元は、沖縄県企業局であります。責任のなさのこのコメントに対しては、非常に憤りを感じた次第です。ですから、改めてこのことについては、私のほうからも知事のほうには申し上げたいなと強い気持ちでおります。以上です。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 市長、貴重な答弁ありがとうございます。確かに市長がおっしゃるように、北谷浄水場は県企業局が水道を提供しているわけですから、あのような少しコメントというのは、やはり汚染をしっかり対策するという点からは、私も市長と同意します。これは、ただ保革とかではなくて、もう水の問題は全県民の問題ですから、一緒になってやはり取り組んでいくという姿勢が大切だと思いますので、ぜひ県のボーリング調査事業も含めて、このガイドラインにもあるように、やっぱり連携して取り組んでいくということを強くお願いしてまいりたいと思います。 続いて、同じPFOSですけれども、民間事業者が3月28日にPFOSを除去できるということを触れ込みで低減実験をチュンナーガーのほうでされています。この質問、私3月にもやった記憶があるのですけれども、これはオゾン殺菌生成装置の販売を手がけている事業者ですけれども、PFOSを含む汚染水にオゾンを加えると、活性炭への吸着率が向上するとして、独自のPFOS除去装置を開発したという報道があったのです。その日、60リットルを採取して除去装置の低減は、報道ではあったとあるのですけれども、その調査結果と宜野湾市の対応を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。3月下旬に喜友名区自治会より、民間事業者へ同社の独自製品を用いたPFOS除去作業について依頼したことをお聞きしました。喜友名区自治会と民間事業者の任意のテストではございますが、喜友名区民の不安も理解しておりますし、今後の参考になればと、市の関係課においても立会いをさせていただいたところでございます。 当該除去機能テストの結果については、発注者であります喜友名区自治会へ確認を行ったところ、基準値以下の結果が出ているとの確認をしております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 基準値以下の数値が確認できたという答弁ですけれども、市としてはどうしていくのですか。これは、確かに民間レベルでの低減装置を使っての実験だったかもしれぬけれども、低減できたわけです。皆さん何らかの対策を取るべきではないのですか。汚染数値が高いところはチュンナーガーだけではないです。ほかの公園あるいは湧水、ビオトープ、様々な小学校あるかもしれない。それでもう終わりなのですか。その実験装置で低減したという事実を受けて、次のアクションはないのですか。しっかり対応を答えてください。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。まず、市としましては、民間事業者の独自製品によるものであることも考慮し、同結果についてどの程度の信頼性があるものかなどを確認する必要があるかと考えております。 つきましては、同事業者や水質検査を行った機関などへ可能な範囲で浄化技術や浄化作業のプロセス等必要な事実確認を行った後、その結果を踏まえて、市としてもどのような対策が取れるのか調査研究を進めていきたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 低減実験は3月28日に行われて、約3か月が経過しました。90日です。今、部長は、研究をする必要がある。3か月たって、まだ研究ですか。その研究の成果を私は聞いているのです。どうしていくかということを、まだ研究の途中ですか。その詳細を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。先ほども答弁申し上げましたが、今事実確認中でございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 3か月経過してまだ事実確認中は遅過ぎます。もっとスピーディーに仕事をやってください。お願いいたします。 この低減実験を受けて、喜友名区が皆さんに、行政に対して要請書を提出されています。その要請書の提出の内容、詳細を伺います。どういったことを喜友名区民の方々は、宜野湾市に対して、あるいは国に対してどうしてほしいという要請が出されているのか、その要請書の詳細を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。5月2日付で喜友名区自治会会長より市長宛てに、チュンナーガーにおけるPFOSについて要請書が出ております。汚染物質PFOSがチュンナーガーの湧水から検出されたことにより、憩いの場所としての利用や湧水の利用が懸念されており、区民一同危惧しているということで、特段の配慮をお願いしたく要請するということで、4項目要請がなされております。 1つ目に、PFOS発生の原因解明、2つ目に、PFOS除去の実証実験で数値が1未満になった科学的証明、3つ目に、区民の安全のためPFOS除去の行政による実施、4つ目、希望者の血液検査の実施といった要請になっております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 4つの大切な項目が喜友名区から行政に出されています。3月末に数値低減実験をして、それから3か月経過していますけれども、今の答弁では、5月2日付でゴールデンウイークの前に要請書が提出されたと、もうそれから約2か月たとうとしています。この4つの項目、皆さんはしっかり日米に働きかけていますか。2か月経過しています。喜友名区が要望したPFOSの原因解明、区民が安心・安全に使えるため、行政によるPFOS除去の実施、あるいは4番目に、希望者の血液検査の実施、この4つに対して皆さんは関係機関に、日米に対して、あるいはそのほかの機関に対して、改善しようということを取り組んでいますか。答えてください。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。喜友名区自治会からの要請に対しましては、現在、関係課にて協議を行っているところでございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) どことどのような詰めをされているのでしょうか。もう少し丁寧に詳細をお答えできませんか。 ○上地安之議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 お答えいたします。ちょっと日付が定かではないのですけれども、先月だったと思いますが、防衛省の環境政策課長さんをはじめ、担当の方、東京から来ていただきまして、環境省の水環境部署の課長補佐も同席をさせていただいて、我がほうは教育委員会から都市計画課など関係部局の部次長が集まって会議をしました。その中で、環境省としてはその排出する水の濃度の基準がないのだということで、これ今研究中だそうです。米国から厳しい基準が出た、その出る前の話だったのですが、環境省としても一生懸命取り組んで、汚染源を特定できるような方法で政府としても考えていきたいという力強いお言葉もいただきました。 今後、今非常に高い濃度のPFOS、PFOAが出ておりますので、その除去につきましても、環境省としても防衛省と協議しながら、どのような装置が一番的確なのか、どのような手法が有効的なのかいうのは研究していきますというお言葉をいただいております。その後、米軍との調整はどうなるのだという話は私のほうから申し上げたのですが、ここも防衛省としてきちんと対応していきますというお話をいただいております。 その後、結果についてはまだ聞いてございませんが、1か月ほど前そういう会議はございました。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 詳細な答弁ありがとうございます。ちゃんとやっているわけですよね。やはりその市民の不安に対しては、私ちゃんと質問を通告しているわけですから、ちゃんと丁寧に答えてください。お願いいたします。 あそこは、チュンナーガーは、国の有形指定文化財です。そういう立派な有形文化財でありながら、出てくる水が汚染されているというのは大変悲しいです。一刻も早く喜友名区民の、あれ喜友名区民の宝だけではないです。宜野湾市民あるいは国民の財産ですよ、国指定の有形文化財ということは。国に、皆さんにやってということを私言っていないのです。皆さんが発信者として日米に働きかけてくださいということを強くお願いしているのです。そのことを十分御理解いただいて、次の質問に行きます。 次もPFASなのですけれども、今度は北谷浄水場、私たち宜野湾市民と北谷町民のこの2つの自治体は、100%北谷浄水場から給水を受けています。残りの5つの自治体は、西側の県民の方々は北谷浄水場から給水を受けています。45万人が北谷浄水場から給水をされているということですけれども、5月末に沖縄県が関係市町村を招聘して説明会があったと思いますけれども、この説明会がどういった説明会だったのか、その説明会の結果を受けて、宜野湾市として外に、宜野湾市民に発信もされていますか。それをお伺いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。北谷浄水場において浄水処理後のPFOS等濃度が増加するという新聞報道を受け、北谷浄水場から水道水を受水する7市町村に対し、県は去る5月30日に沖縄県企業局の「PFOS等対策について」と題する説明会がございました。同説明会において、北谷浄水場では、現在、PFOS等の濃度低減化対策として活性炭処理を行っているが、粒状活性炭はある一定期間使用し続けると、原水に含まれるPFOS等濃度が高い場合は吸着効果を発揮するものの、原水のPFOS等濃度が低い場合は、逆に活性炭に吸着したPFOS等が漏出し、原水と浄水のPFOS等濃度に逆転現象が生じる場合があるとの説明がございました。 北谷浄水場では、令和3年度に、これまでの活性炭に比べて吸着効果の高い高機能活性炭へ16池中8池の入替えを行ったとの説明がございました。高機能活性炭に入れ替えた吸着池においては、漏出現象は確認されていないとの説明があり、残りの8池の入替えにつきましても、今年度と次年度にかけて入替えを行う予定で、令和5年度までには全ての吸着池での高機能活性炭への入替えを完了することで、PFOS等濃度の低減化を図りたい考えであるとの説明でございました。 また、5月30日に行われました説明会の内容につきましては、PFOS等対策として、県は、企業局のホームページに掲載する方向で検討していると伺っておりますので、本市のホームページからもリンクさせ、市民の皆さんが容易に確認できるよう対応していまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 丁寧な御答弁ありがとうございました。今、逆転現象のことも局長お答えいただいたので、今の答弁で理解はできました。 ただ、やっぱり逆転現象するということは、要は原水の水が活性炭フィルターを通った水より、活性炭フィルターを通ったほうがPFOSの数値が高く出るという現象も実態として出てくるわけですから、その辺しっかり研究をされて、県あるいは国等へ県民の安心な水の提供に努めていただくようにお願いします。 もう一つ、3番目の質問ですけれども、今、北谷浄水場の取水は嘉手納基地内の井戸群や比屋良川、大工廻川からの取水になっていますけれども、そうではなくて、汚染されていないやんばるのダムの水を回してほしいと、伊波洋一参議院議員も国会質疑でやっていましたけれども、当時の江藤大臣がそれは検討していこうということで国はゴーサイン出しているのです。その辺の要請等は県に、あるいは関係機関に宜野湾市としても要請はされているのでしょうか。 そして、そういう嘉手納基地、あるいはその大工廻川だけの取水だけではなくて、しっかりやんばるからの水は配分されているのかどうか伺います。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。北谷浄水場が管理する県企業局に対する水質改善の要望につきましては、令和元年5月に、北谷浄水場系統における水道水の安全性の確保に関する要請書の提出に加え、これまでも定期的に開催された会議などにおいて、水道原水の水質改善に向けて、ダム水の増量等について要望を行っているところでございます。今後も引き続き、機会あるごとに水道原水の水質改善に向けて、ダム水の増量等について要望を行っていまいりたいと考えております。 また、県企業局では、例年水事情が良好な場合は、中部河川等からの取水を制限し、ダム水を増量する対応を行っております。昨年の11月には沖縄総合事務局に、金武ダム等の水利権変更に関する申請を行っておりますので、今後はさらなるダム水の増量が見込めるものと期待しているところでございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 引き続き、市民、県民へ安全な安心できる水の提供を水道局にお願いいたします。ありがとうございました。 続いて、最後のPFAS対策ですけれども、私が所属する有機フッ素化合物PFASから市民の生命を守る連絡会では、4月10日に市民会館大ホールでPFAS汚染の対策の県民集会を開催して、この集会での決議事項で、幾つも決議事項はあるのですけれども、その中の一つで、希望者の血中濃度の測定というのを掲げて、これも私たち市民団体等を含めて議会でも関係機関に希望者の血中濃度、血液検査の実施などを強く要請していますけれども、なかなか国は重い腰を上げない、要は法律を盾にしてなかなか実施していない。 そういった中で、京大の原田教授の協力を得て、さきの土曜日、北谷商工会ホールで第1回目の北谷町民を対象にした血液濃度検査をしました。私もティガネーに行ってきたのですけれども、今月はまた喜友名区と長田区で実施しますけれども、こうやって市民が関係機関と連携をして血中濃度を検査していくということに対して、市長のこの事実の見解をお伺いしたいと思います。市はどのように、この検査結果を見ているのかどうか伺います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。まず、現在血中濃度に関する基準値はなく、市として検査を実施することは予定しておりません。しかしながら、これまで米軍基地周辺の河川や北谷浄水場の浄水などから有機フッ素化合物PFASが検出されるなど、市民が健康への影響に不安を抱いている状況を認識しております。 また、市民団体による血液検査の実施につきましても理解しているところではございますが、血液検査の実施につきましては、沖縄県保健医療部に確認をしながら調整していまいりたいと考えております。 また、県への確認、調整につきましても、関係市町村とも連携を図りながら進めていまいりたいと考えているところでございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 部長、何回も私言いますけれども、宜野湾市にその血液検査をやってくださいと私は言っていないのです。こういう不安を解消するために、上位機関等に、要は国に、国が普天間基地を提供して、そして米軍に提供しているわけですから、上位機関にちゃんと言ってくださいと、市民はこういう不安があるのですよということを、不安を解消するために、血液検査も一つの手法として取り組んでくださいということをお願いしています。これは、どういう結果になるか分かりませんけれども、治験を取ることは、データ取ることは大変重要なことだと思っていますので、またこの結果が出てから取り組んでいきたいと思います。 時間もないので、次の質問へ行きます。児童生徒の教育を受ける権利の侵害についてです。これ何かというと、騒音によって、爆音によって授業が中断されているという実態が、当時、嘉手納村の屋良小学校周辺で、1978年の沖縄弁護士会によれば、1965年の嘉手納村立屋良小学校において騒音調査がなされて、授業中断時間が1,470時間あったということが報告されています。 宜野湾市もこういった中断があるかもしれない。それで、宜野湾市も騒音測定調査はやっていますけれども、児童の立場を考えて、授業が中断されていないかどうかということもデータを取るということも大事だと思いますけれども、このような取組、ぜひ検討していただけますか、御答弁ください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 桃原功議員の御質問にお答えいたします。教育委員会といたしましては、市内の小中学校児童生徒を対象にした騒音により授業が中断したなどの調査は行っておらず、統計的なデータはございません。 なお、一部の学校より、ヘリコプター等のエンジン調整のときやホバリング訓練のときには、騒音により授業が一時中断されるなど支障を来すことがあるとの報告を受けるなど、状況は把握してございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) これは騒音ではないですけれども、普天間第二小学校のヘリが飛んだときのシェルターに避難すると、これも授業が中断されているということですから、継続して取り組んでください。お願いします。 ○上地安之議長 以上で25番 桃原功議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時00分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時10分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。2番 伊佐文貴議員の質問を許します。伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 皆さん、こんにちは。議席番号2番、絆輝クラブ、伊佐文貴でございます。一般質問を始める前に所見を述べさせていただきます。 私が議員になってもう今年で任期満了、もう9月で任期が終わります。最後の議会ということであります。これまでたくさんの声をこの議場の場で、提言やいろんな議論をさせていただきました。議員諸公をはじめ市長、副市長、市当局の皆様、この場をお借りしまして、そして私をこれまで応援してくださった市民の方へお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 そして、改選がありますので、その後またここに戻ってきて、同じような議論をしたいと思いますので、皆さんよろしくお願いいたします。 それでは、議長のお許しも出ましたので、一般質問を始めたいと思います。まず初めに、福祉総合相談窓口の設置についてお伺いします。先月5月に会派で山口県周南市の福祉総合相談窓口へ視察に行きました。周南市では、ともに支え、つなぎ、守るをモットーに、高齢者をはじめ全ての人を支え、必要に応じ関係者や機関とつなぎ、高齢者等を守る活動を支援していて、とても参考になりました。本市でもこのようなものを生かせるものなのか、まず本市の状況を伺いたいと思います。 まず初めに、福祉に関する相談窓口は幾つあるのか。そして、相談件数はどのくらいあるのかお伺いします。 残りは自席で質問を続けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 おはようございます。御質問にお答えいたします。福祉事務所の相談窓口は、7課開設いたしております。また、業務委託による窓口相談は、障害者福祉の相談支援事業所3か所、介護保険による地域包括支援センターが4か所及び市社会福祉協議会に相談窓口がございます。 相談件数につきましては、福祉保健の概要から令和2年度の実績を見ますと、本市と委託先の窓口で受けた相談件数は、延べ2万3,859件となってございます。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 説明ありがとうございます。かなり相談件数は多いことが分かりました。 そしてまた、相談窓口についてですが、現在7課で開設していると理解しました。例えばその7課以上の窓口が一つになると、市民が相談するときにとても利便性がいいのではないかと思います。では、幾つかの困り事を抱えた市民が相談窓口に来た場合、横の連携はどのようになっているのかお伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。市民が相談窓口にいらした場合に、相談者自身で困り事が整理されていない場合もございます。そういった場合は、じっくりお話を伺い、課題を整理しながら、必要な部署または関係機関につなぐようにしております。また、つなぎの支援が必要な場合は、相談者に同行して説明を行うなど丁寧に対応し、適切な支援につながるよう努めているところでございます。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 部長、説明ありがとうございます。横のつながりもその市民に応じて、その課に連れていったりとか、そこまではやっているということで、いろんなケースがございます。たくさんの市民ニーズの相談事があります。先ほども申し上げましたが、例えば7課以上の窓口が一つにまとまれば、市民が相談するときに利便性がいいのではないかと考えます。実際、周南市では、もやいネットセンター推進事業というのがございまして、それが設置されております。総合的に窓口がまとまっているため、とても分かりやすい内容になっているので、少し説明します。 もやいネットセンター推進事業は、まず高齢者をはじめ子供、障害者、生活困窮者などといった総合的な福祉、相談窓口が設置されており、総合相談支援体制により必要な支援がコーディネートされ、本人のニーズに合った支援が提供され、その人らしい尊厳のある生活が継続できるよう支援されている事業です。必要なコーディネートするのが地域福祉のコーディネーターで、役割として、地域の見守り、支え合い、ネットワーク活動の調整役であります。周南市では、35名のコーディネーターの方がいて、とても支援体制が充実していると感じました。ちなみに、現在本市の地域コーディネーターは何名いるのか、お伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。本市は、住民による支え合い活動を進めるための事業を市社会福祉協議会に委託しております。その事業で地域コーディネーターを4人配置し、そのほか福祉推進部に地域福祉計画を推進するための地域コーディネーター1名を配置しておりますので、合計5人の配置をしてございます。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 地域コーディネーター、今本市は5名の方が、大分差があると思います。今、5名の方で実際その相談事とか、そういったことはできていると理解はいたしますが、まずその支援体制が強化できるよう、本市でもまずは地域福祉のコーディネーターの数を少しずつでも今後増やしていただけたらいいなと思います。 先ほどの総合相談窓口の話に戻りますが、どこに相談してよいのか分からない福祉、生活に関する困り事の相談窓口で、今回、特に私がいいなと感じましたのは、様々な相談内容に対応しており、福祉サービスに関する相談、虐待やDVに関する相談はもちろん、自ら命を落としそうな可能性がある方の相談もあったそうです。それがよい方向に向かって、幾つかの命を救えた事例もあったそうです。このコロナ禍の中、自殺する方々が増えているとのこともよく耳にしますので、こういう総合的な相談窓口があるととても分かりやすくて、とてもよい事業だと思いました。 環境整備もあると思いますので、いきなり同様のシステムは難しいと理解はいたしますが、現在、本市では、先ほど部長の答弁にもありましたように、関係機関と連携しながら丁寧に対応し、適切な支援につながるよう努めているとのことで、少し安心いたしました。将来的に、福祉総合相談窓口の設置は、まず検討できないか、またそれに代わるシステムがあるのか、お伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。現時点で福祉総合相談窓口の検討は行っておりませんが、第4次宜野湾市地域福祉計画の重点プロジェクトとして、包括的支援体制整備プロジェクトを位置づけております。庁内の関係各課や支援機関、地域の関係者等がそれぞれの分野を超えて連携することで、相談を受け止め、つながり続ける支援体制の構築を掲げており、困り事を抱えた市民がサービスや地域とつながる宜野湾市のシステムを目指していきたいと考えております。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 部長、ありがとうございます。本当、この事業、視察に行った際に、24時間のコールセンターで相談も対応しているという、これはコールセンターのほうは、まだまだ課題も多いと思います。でも、この事業、私とても分かりやすいと感じているので、いいところは宜野湾市のほうでも取り入れて、頑張ってもらいたいと思います。少しずつ取り組むことから総合的な相談窓口につながっていけたらいいなと思います。また、今後、支援体制の充実強化を図るためにもぜひ参考にしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 では、次の質問に行きます。続きまして、公立幼稚園への給食導入について質問いたします。まず、この質問するときに、まず小学校と幼稚園、隣同士にあります。隣同士なのに、公立幼稚園はなぜ給食がないのかと相談されました。他市町村では導入されているとの声もありますが、実際なぜ本市の公立幼稚園の給食が導入されていないのか、お伺いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 伊佐文貴議員の御質問にお答えいたします。文部科学省が示す幼稚園教育要領においては、幼稚園の1日の教育課程に係る教育時間は4時間を標準とすると示されております。それを前提として、宜野湾市立の公立幼稚園では、適切な教育環境にも配慮を行いながら、基本的に保育時間を午前中とし、給食の導入は行っておりません。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 部長、まず、今幼稚園は午前中4時間、午前中で終わるということで給食はされていないというようなことですが、今、午後の預かり保育とかもございます。そして、働き方の改革が行われている中、以前と違って共働きの両親が増え、フルタイムで働いている母親が多くなっているように思います。また、おじいちゃんやおばあちゃん世代も働いていると、1日預かりの子供たちが増えていると思います。そういう時代背景に本市も寄り添っていかないといけないのではないかと思うのですが、公立幼稚園の給食導入については、検討したことがあるのか、そこからまたお伺いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。教育委員会としましては、これまで学校教育法に基づき、幼稚園においては、幼児の心身の健やかな成長を促し、義務教育やその後に求められる資質能力の基礎を培う場としての幼児教育の質の向上に努めていまいりました。これまで数名の議員の皆様より、公立幼稚園の給食導入について御質問を受けております。教育委員会としましても、検討を重ねていまいりましたが、現状においてもいまだ解決すべき課題があることから、現実的には厳しい状況にあるものと認識しております。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 部長、今回は、大山幼稚園の給食について私のほうに相談がありましたので、大山幼稚園の例でまずお話をさせていただきます。 大山幼稚園は、週に3回ケータリング、週に2回はお弁当と伺っております。預かり保育の場合です。フルタイムで働いている母親は、週に2回のお弁当づくりがとても大変だという声があります。保育園では、月に1回のお弁当だったのが、幼稚園では月に6回から7回に増えると、とても大変だと、そしてまた小学校生活がスムーズに送れるよう慣れさせるため、幼稚園に行かせたいのだけれども、週に2回のお弁当があると聞いて、そのまま保育園に残るといった声もありました。 私も4人の子供がいますので、朝はとてもばたばたしています。なので、確かに週に2回のお弁当にはとても親御さんの負担がかかると感じておりますが、なぜケータリングは週に3回なのか、理由をお伺いします。 また、ほかの幼稚園も大山幼稚園同様、週に3回のケータリングなのか、併せて御答弁お願いします。
    上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。本市の全ての公立幼稚園においては、週5日のうち2日をお弁当の日と定めて、午後までの保育を行っております。週2回のお弁当を設け、午後までの保育を行う目的としましては、教師や友達と一緒に食事をすることを楽しみ、食べ物への興味や関心を持つことを狙いとしております。また、幼稚園から小学校への円滑な移行や接続のための生活リズムの定着等を進めるものとして、弁当の日を設けてございます。 そのため、残りの3日間については、一時預かり保育の中で民間のケータリングを利用しての昼食となっております。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 今の部長の説明で、ちょっと私が感じたことは、なおさら給食が今必要ではないのかなと今個人的には思っています。 では、これまで保護者から給食導入について何件かの相談があったのか、お伺いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。幼稚園の入園を検討している保護者から、週2回のお弁当づくりの負担や、栄養のバランスの取れた給食の要望があることは承知しております。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) そういう相談もあったということでございます。 今回、伊波一男議員からも給食のアレルギー問題もいろいろ質問されておりましたが、私のほうからも、では子供に、例えばアレルギーがある場合のお話ですが、ケータリングではアレルギー対応をしていないと伺いました。アレルギーを持っている子供は、毎日お弁当を持参しないといけないため、急遽、また新しく保育園を探す、とても苦労したなどといった声もありました。実際、ケータリングでのアレルギー対応はどのようになっているのか、お伺いします。 また、給食ではアレルギー対応を行っているのか、併せて御答弁お願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。ケータリングは、基本的にアレルギー食に対応していないため、アレルギーのある園児につきましては、保護者の方へお弁当の持参をお願いしているところでございます。 小学校、中学校に提供されている給食につきましては、アレルギーの除去食等、保護者と対応協議しまして提供させていただいています。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) ケータリングでは、アレルギーは対応していないということです。でも、小学校、中学校の給食では、ちゃんとアレルギーに対応しているという今御答弁でございましたが、現在、お隣の浦添市や北谷町では、完全に給食導入しているところでございます。西原町もです。特に沖縄県は、貧困問題が今課題となっております。一部の子供たちは、給食で栄養を摂取している子供も多いと伺っております。また、子供の居場所づくりなどといったボランティアで食事を提供する支援もされている方も多くいらっしゃいます。やはりそういった観点から、公立幼稚園の給食導入については、再度検討するべきものと思いますが、御見解をお願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。議員御提案のとおり、子供の貧困に関連して給食の果たす役割は重要と考えてございます。しかしながら、給食の配食数につきましては、はごろも学校給食センターは7,000食程度、宜野湾学校給食センターには3,000食程度が配食可能な上限となっております。現時点で上限に近い数を配食している状況でございます。このことから、市内全公立幼稚園児分の給食を提供するには、既存の施設では対応が厳しい状況があると認識してございます。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) まず、はごろも給食センターのほうで、例えば幼稚園の生徒の分の給食の量が増えると、今総合的なキャパがもう限界なのかなという今部長の答弁ありました。でも、部長、沖縄市やうるま市、嘉手納町は一部導入していると伺っております。恐らくそういった自治体は、全部一遍にやるというわけではなくて、少しずつ導入していると私思っております。9つの幼稚園全てに導入と言っているわけではなく、まずモデルケースとして、1つの幼稚園から導入していくのも検討していただきたいと思いますが、その点また御見解をお願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。今回、議員御提案のモデル園への給食導入につきましては、幼稚園現場の職員体制、また給食提供に係る施設状況など大きな課題が数多く含まれていることから、先行市町村の成果と課題等を踏まえ、関係部局とも調整しながら慎重に検討していまいりたいと思っております。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 部長、やっぱり一部導入しているところもたくさんの課題や壁があると思います。それでも一部からまずやっていると私は思っております。 先ほども述べましたが、働いている保護者のお弁当づくりがとても負担になっているという声があります。一番は保護者の負担軽減を図るためにも、現在週に2回のお弁当を月に1回にしてあげるとか、今保育園がそういう感じになっておりますので、そういった保育園と同様な感じでケータリングを増やすということはできませんか。御見解をお願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。社会情勢が大きく変化し、幼稚園においても保育に欠ける幼児の増加等があり、教育委員会としても保護者の負担軽減として、これまで一時預かり保育の時間延長や拡充を図ってきたところでございます。ケータリングの利用回数を3回から増やすことができるかにつきましては、ケータリングの配食数が確保できるのかなどを把握する必要がございます。教育委員会としましても、お弁当の意義等を踏まえ、幼稚園現場や保護者の声を拾いながら、調査検討していまいりたいと思います。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 分かりました。実際、幼稚園に通わせたいけれども、お弁当づくりが負担になっているとの保護者の声がありましたので、給食導入については、やはり今後もっと検討すべきではないかと考えます。 また、導入するに当たり、たくさんの課題があると聞いております。例えば給食を持ってきたこのコンテナというか、給食を入れる箱物がないと給食の場合は駄目だということも聞き取りのところでお伺いしております。そういった課題は、部長、私も一緒になって調査研究して、他市町村のことも視察にも行けるのであれば行って、そういった他市町村のことも参考にしながら、ぜひ導入に向けて前向きに取り組んでいただきたいと思います。 市長、今私と部長のやり取りを聞いて、市長がどのようなお考えあるのか、御見解をお願いします。 ○上地安之議長 教育長。 ◎仲村宗男教育長 こんにちは。伊佐文貴議員の御質問にお答えします。伊佐文貴議員におかれましては、幼稚園の給食導入につきまして、給食の意義や保護者の負担感の解消、モデルケース、ケータリングの方法など、いろいろな方面から保護者の目線に沿った御質問をいただき、ありがとうございます。 教育委員会としましては、学校給食の意義や果たす役割について十分認識しております。なお、指導部長が申し上げたとおり、運搬車両の利用する道幅の確保及び施設設備の小中学校への配食数等、懸念事項が幾つかございまして、今後につきましては慎重に考えてまいります。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 御答弁申し上げます。ただいま教育長からも総括的な答弁がございましたが、質問、答弁を聞いておりましても、かなり多くの課題があるなというのは実感しております。一つ一つその課題が解決できるかどうか、そこは教育委員会とも私としても調整をしてまいりたいと思います。御提言ですので承っておきます。以上です。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 教育長、市長、御答弁ありがとうございます。松川市長は、常に宜野湾市が1番をモットーに掲げておりますので、こういった問題にも他市町村の事例を踏まえて、宜野湾市がこういったこともやっているよと、宜野湾市は1番になれるよということを今後前向きに検討さしていただきたいと思います。 では、次の質問に行きます。続きまして、子育て支援母子手帳アプリ「はぴはぐ」の活用について質問します。先ほどの福祉総合相談窓口と同様、山口県周南市へ視察に行ってきました。子育てに対する取組で、地域とつながる安心の子育てアプリ、子育て支援母子手帳アプリを導入し活用していました。このアプリは、とても便利で分かりやすく、子育てしている母親から高評価とのことで紹介をさせていただきたいと思います。 この母子手帳アプリ「はぴはぐ」は、自治体から住民に提供する公式な子育て支援サービスで、妊娠中から出産、子育てまでをフルサポートしていて、子育てに役立つ機能が幾つかありました。例えば妊娠中の記録や産後に必要な手続情報、予防接種や乳児健診の日程など、自分が必要な情報が得られることが一番の魅力で、とても活用しやすいと感じました。 また、導入に当たり、予算が初年度112万円、ランニングコストが140数万円となっておりますが、その中で、例えば市民への通知や広告チラシ等は、その事業者が各課へ配布し、職員の負担軽減にもつながったとのことでした。ぜひ本市でも活用していただきたいと思うのですが、現在、子育て支援アプリは幾つかあると思います。本市では、そういったアプリを導入しているのかお伺いします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 伊佐文貴議員の御質問にお答えいたします。子育て支援の取組の一つとしての子育て支援母子手帳アプリについてですが、現在のところ本市では導入はしておりません。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 分かりました。周南市では、以前は別の子育て支援アプリを導入していたようです。この母子手帳アプリ「はぴはぐ」を導入してから、登録者数が増え、今年度1,400名の方が登録をされたようです。やはりこのアプリとても効果的だと感じましたが、本市では、現在子育て支援に関する情報は、どのように告知しているのか、まずそこからお伺いしたいと思います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。まず、親子健康手帳交付時の面接において、子育て支援に関するサービスや子育てに関する情報等を説明し、資料を配布しております。また、保健師や助産師による新生児訪問時や、生後2か月から4か月の間に生まれたお子さん全てを対象に母子保健推進員等が訪問し、不安や悩みを聞き、子育て支援に関する情報を提供するこんにちは赤ちゃん事業等や、またホームページ、市報、SNSでの情報発信をすることで周知しているところでございます。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) まず、窓口の相談、手続とかもしくはその他の機会や、恐らくホームページにも載せているということだと思います。 母子手帳交付時に、子育てに関する冊子を配布し、情報を提供されているとのことですが、母子手帳交付時のときは、まだ産前でそういった冊子になかなか目を通さないことも多いと伺っております。例えば本棚にしまっているケースも多いと思います。というのは、産後に活用しようと思って、そのまま忘れていたなどという声もあります。忘れていて、本当に読んでいないという声も、いろんなときに自分が必要ではないからなかなか忘れがちだということで、例えばこのアプリ、この時期に合わせて、自分が見たいときに活用できる、とても効果的な子育て支援の提供ができるのではないかと思います。 また、実際私も小さい子供がいるので、例えば予防接種や乳児健診の案内が届きます。私たちも、以前、とても忙しくて、子供の予防接種の期限が過ぎてしまいました。その後、この期限が過ぎてしまうと、この接種今度実費になるのです。実費で私たちもやりました。本市では、郵送にて接種期限も記載されていますが、忘れがちな方もいると思います。アプリを活用すると、予防接種の受け忘れ防止のお知らせがあり、接種予定日が近づくと事前にお知らせをしてくれる。便利な機能もついているようです。こういった子育てに関するサービスの情報をアプリで管理し、分かりやすく子育てをするほうが情報を得やすく、子育てへの負担軽減や行政事務の効率化が図られるのではないかと思いますが、本市においてもこの子育て支援母子手帳アプリ「はぴはぐ」を活用できるのか、御見解をお願いします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。ホームページやSNSでの情報発信にて情報提供に取り組んでおりますが、周南市でのアプリを活用した事業の内容、運営方法、事業の効果等を情報収集し、検討していまいりたいと考えております。御提言、情報提供ありがとうございます。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 部長、ありがとうございます。現在、様々な子育て支援があると思いますが、こういったアプリを活用して子育て支援が提供できるのはとても身近に感じる支援だと思います。今の時代、ほぼ全ての人がスマホを使用していると思いますので、時代にマッチングしたツールだと思います。私も「はぴはぐ」アプリを登録してみました。本市はまだ活用されていないですけれども、このアプリを開いてみると、項目がとても分かりやすいのです。また、先日、宮城政司議員からの質問でも、子育てに関する資料がたくさんあるため困っている市民がいるとのお話もございましたので、とても分かりやすいSNSやアプリの調査を今後前向きに検討をお願いしたいと思います。 では、最後の質問に行きます。続きまして、令和4年9月実施予定の期日前投票を含む選挙事務管理についてお伺いします。なぜこの質問をしたかというと、今回初めて沖縄県知事選挙、宜野湾市長選挙、私たち宜野湾市議会議員選挙の3つの選挙が同時に行われるため、幾つか質問していきたいと思います。 まず初めに、令和4年9月11日に執行される選挙の日程についてお伺いします。 ○上地安之議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁します。令和4年8月25日に沖縄県知事選挙が告示され、9月4日に宜野湾市長選挙及び宜野湾市市議会議員選挙の告示を行います。令和4年9月11日がトリプル選挙の投票日となり、同日、市立体育館で即日開票を行います。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 喜瀬委員長、ありがとうございます。では、期日前投票の日程についてお伺いします。 ○上地安之議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁いたします。沖縄県知事選挙の期日前投票は、8月26日から9月10日までの16日間、午前8時30分から午後8時まで、宜野湾市役所多目的会議室にて行われます。また、9月5日から9月10日までの6日間、午前10時から午後7時までサンエー宜野湾コンベンションシティでも期日前投票を開設します。宜野湾市長選挙及び宜野湾市市議会議員選挙の期日前投票は、9月5日から9月10日までの6日間、午前8時30分から午後8時まで宜野湾市役所多目的会議室にて行われ、午前10時から午後7時までサンエー宜野湾コンベンションシティでも投票できます。 なお、議員の皆様へのお願いがあります。投票の際は、投票入場券を持参して投票します。投票入場券を持参していない場合は、本人の確認や再発行に時間がかかります。議員の皆様からもぜひ投票入場券を持参の上投票されることをお勧めしてください。御協力、よろしくお願いします。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 喜瀬委員長、御提言ありがとうございます。私どもも選挙の際には、今、委員長がおっしゃったようなこと、ちゃんと投票券を持って、できるだけそういう手続が簡潔なほうがいいということで、ありがとうございました。 では、続きまして、沖縄県知事選挙、宜野湾市長選挙、宜野湾市議会議員選挙の開票の予定終了時刻、見込みについてですが、お伺いします。 ○上地安之議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁いたします。4年前の選挙では、宜野湾市市議会議員選挙が22時37分に確定しております。ダブル選挙となった沖縄県知事選挙は22時45分、宜野湾市長選挙は22時53分に確定しております。 沖縄県知事選挙、宜野湾市長選挙及び宜野湾市市議会議員選挙の開票を同時に行うのは初めてとなります。今回は、3つの選挙を同時に開票するため、2年前に比べて時間的には厳しいことになるかもしれません。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 委員長、そうですよね。これまで、かつていない規模の選挙となりますが、選挙事務の執行体制についてどのような体制となるのかお伺いします。 ○上地安之議長 選挙管理委員長。 ◎喜瀬昭夫選挙管理委員長 答弁いたします。宜野湾市選挙管理委員の委員4人、選挙事務局は、4月から当局の執行体制強化により、3人から4人になりました。会計年度職員が3人であります。選挙の執行に当たっては、期日前投票で延べ70人、当日投票日に約200人、開票に約350人が事務従事する見込みであります。 ○上地安之議長 伊佐文貴議員。 ◆2番(伊佐文貴議員) 人数の確保もしっかりやっていると理解いたしました。本日冒頭でも、今日の議会の初めにも、宜野湾市選挙管理委員の選挙もありましたし、喜瀬委員長がまたやっているということで、私も安心しております。この作業がとても多くなっていると伺っていますので、まず喜瀬委員長を筆頭に、選挙管理委員会で来る9月11日の開票作業が滞りなく進められるよう、よろしくお願いいたします。 それと、今回の参議院選挙でございますが、投票券が実際にまだ届いていないという声もあります。9月の沖縄県知事選挙、宜野湾市長選挙、我々の市議会議員選挙のときには、そういった投票券もできるだけ早く発送できたらいいなと思いますので、これは答弁は要りませんので、喜瀬委員長、9月の選挙はまたよろしくお願いします。 以上で私の一般質問を終わります。 ○上地安之議長 以上で2番 伊佐文貴議員の質問を終わります。 これにて午前の会議は終わり、午後は1時30分から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分)              午後の会議 ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。14番 真喜志晃一議員の質問を許します。真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 14番、公明党の真喜志晃一です。2018年の9月初当選以来、連続16回、148項目の一般質問をさせていただきました。これからも宜野湾市の発展のために尽力していまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。議長のお許しがありましたので、通告してあります一般質問を行わさせていただきます。 小中学校での電子黒板の設置状況について、令和4年3月議会で確認したところ、今年度に市内小中学校の電子黒板の入替えと追加整備を行うとのことでしたが、その後のスケジュールをお伺いいたします。 残りは自席にて質問させていただきます。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 こんにちは。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。3月議会で答弁いたしました電子黒板につきましては、現在入札を終えて事業者と仮契約を締結し、今回の6月議会に議案を上程したところでございます。本議会で同意をいただきましたら、本契約を締結し、夏休み期間中に入替え設置作業を行う予定でございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。夏休み中に入替えを行うということであれば、学校現場では、今回導入する新しい電子黒板が2学期から使用できるようになると考えてよいか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。現時点での予定ではございますが、学校現場は2学期から使用できるよう準備を進めていまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。そのまま次の質問に移らせていただきます。GIGAスクールの取組についてというところで、学級閉鎖等が発生した場合、今回、昨年配られたタブレットを活用したオンライン授業なども行っているのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。学校に確認しましたところ、今年度に入って学級閉鎖、学年閉鎖となった学校は、市内小中学校13校中11校でございました。その中で5校がオンライン授業やオンラインによる朝の出席確認を実施し、残りの6校は、課題プリントの配布などの対応を行ったところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) では、タブレットを活用した授業を実施するに当たって、このICT機械の操作が苦手な先生、得意な先生といると思いますが、この苦手な先生たちのサポート、そういったものはどうなっているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。本市では、各中学校区ごとにICT支援員を1名、合計4名を配置して、学校全般のICT活用に関する支援を行ってございます。具体的には、学校の要請に応じてICT支援員を派遣し、ICT機器の操作方法の指導や授業支援などを実施しており、ICT機器の操作が苦手な先生に対してもスキルに応じて個別研修などを実施して、サポートを行っているところでございます。今後は、学校への定期的な巡回訪問や半日単位や1日単位の学校駐留を実施し、先生方が聞きたいことや確認したいことをその場ですぐに聞けるサポート体制を構築する予定でございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。得意な先生はいいと思うのですけれども、特に苦手な先生方のそういったサポート体制も今後充実するようにサポートしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 では、このオンライン授業実施に当たって、家庭にWi-Fi環境がない児童生徒への対応をどのように考えているのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。家庭にWi-Fi環境がない、または家庭でオンライン授業などを受講することが困難な児童生徒につきましては、感染対策を徹底した上で登校し、直接授業を受けるなどの対応を行っております。しかし、様々な事情で登校が難しい児童生徒への対応も必要であることから、貸出し用モバイルルーター325台を準備したところでございます。インターネット環境がなく、貸出しを希望する家庭に関して貸出しできるように、現在準備を進めているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。私が昨年要望させていただいたモバイルルーターの貸出し、その準備もしていただきまして、ありがとうございます。子供たちが環境に関係なく、ひとしく教育を受けられるよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。 次の質問に移らせていただきます。長田小学校の駐車場について、PTAやスポーツ少年団から長田小学校の駐車場が少なく大変不便なため、駐車場の増設の要望があるようですが、学校からはどのような要望が来ているのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。駐車場に関しての学校からの要望につきましては、大雨の後にぬかるんだり、水たまりができ、駐車場に支障があるため改善してほしい等の維持管理に関する要望はお受けしておりますが、これまで駐車場が少ないので増やしてほしいとの要望はございません。 しかし、学校開放授業や少年野球などのスポーツ少年団等の多くの方々が学校施設を利用する場合は、駐車場が足りないとの声を地域から学校が受けていることは承知しております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) では、今後、長田小学校の駐車場の増設も要望しますが、市の見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。長田小学校は、特別支援学級の増加や35人学級編制の段階的な実施に伴う教室不足を解消するために、校舎増築事業を今年度から令和6年度まで実施し、児童の教育環境の向上を図っていく予定でございます。 地域から駐車場が少ないとの学校への要望はございますが、学校敷地は狭隘で、さらに駐車場を増やすことはかなり厳しいものと考えております。学校行事や開放事業等で学校施設を使用する際は、御不便をおかけしますが、御理解と御協力をお願いいたします。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 今年度、長田小学校は、校舎の増築の計画などもあると思いますし、さらに学校側から駐車場造ってくださいというのは多分非常に言いづらいと思いますので、ただ保護者とかからはそういった声も非常に多くあるので、当然現在の敷地内でというのは難しいと思いますので、例えば隣接地ですとか近隣地域でも空いているような土地があるようですので、今後調査していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。小学校及び幼稚園のレバー式水道蛇口の導入についてお伺いいたします。まずは、小学校の現在のこのレバー式水道蛇口の状況をお伺いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。現在、全ての小中学校及び幼稚園の水道蛇口につきましては、従来のハンドル式の水栓を設置しており、レバー式水道蛇口の導入はしておりません。なお、令和3年度に小学校や幼稚園から障害のある児童に対応してほしいとの相談があり、幼稚園と小学校の2施設において、一部にレバー式の水道蛇口の設置を行っております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) では、今後、小学校や幼稚園にレバー式水道蛇口の導入を検討してはどうでしょうか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。教育委員会としましては、先ほども答弁いたしましたが、障害のある児童生徒にとっては、レバー式水道蛇口は使いやすい器具でございますので、学校からの相談や要望がございましたら、ケースに応じてレバー式の水道蛇口の導入を考えてまいりたいと思っております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。障害のある生徒とか児童とかがいた場合には、御対応いただけるということで、ありがとうございます。今後も要望等があれば、ぜひ早急な対応をしていただければと思いますので、また感染拡大防止の観点からも、このレバー式水道蛇口の導入の検討も今後お願いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。キャッシュレス推進の取組について、庁舎内券売機へのキャッシュレス機能追加について、まずはお伺いいたします。来年の令和5年度から新しい券売機が導入される予定だと3月議会での答弁でした。これから5年間の新たな契約をするのであれば、今の時代に合ったキャッシュレス機能もついている券売機の導入を要望しますが、市の見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。今回の御質問内容が市民経済部の市民課、それと総務部の税務課にまたがっておりますので、市民経済部のほうでまとめて答弁申し上げます。 現在庁舎内におきまして、各種証明書等の支払いにつきまして、市民課に2台、税務課に1台、計3台の券売機で対応してございます。契約期間につきましては、平成30年度から令和4年度までの5年契約となっており、今年度が契約の最終年度となってございます。 3月定例会において答弁させていただきましたが、次回令和5年度からの券売機につきましては、市民の利便性の向上や現金取扱いの減少による事務の効率化の観点から、多くの効果をもたらすものと考えております。キャッシュレス機能つき券売機を導入しております先進事例の情報収集や、費用対効果の検証を十分に行い、キャッシュレス機能つき券売機導入に向けて調整しているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。
    ◆14番(真喜志晃一議員) 導入に向けて調整していただいているということで、大変にありがとうございます。3月議会においても安藤企画部長にも答弁いただきましたが、総務省はじめ国のほうでもデジタル化、キャッシュレス化を推進しています。宜野湾市においても早期にこのデジタル化、キャッシュレス化を進める必要があると考えます。 そこで、改めてお伺いいたします。総務省出身の安藤部長が先頭に立って、宜野湾市のデジタル化、キャッシュレス推進を推し進めていただくようお願いしたいと思いますが、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 こんにちは。それでは、真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。令和3年3月の定例会で真喜志晃一議員より提案がございました各種市民サービスのデジタル化の推進でございますが、昨今では国でデジタル庁が設置されたりですとか、あと本市におきましては、デジタルファースト宣言というのを全国に先駆けて行っていることに鑑みまして、引き続き各担当部署において先進事例の情報収集や、特に費用対効果、こちらのほうの検証をしっかりと行い、検討していく必要があるものと考えております。 予算化に当たりましては、企画部といたしましても各担当部署との連携の下、しっかりと検討していく必要があるというふうに認識してございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。次に、市長にもお伺いいたします。これからのこのウィズコロナ時代に、非接触機械の導入、また今後の宜野湾市の発展にも市が率先して、現金と同様にキャッシュレス化を推進していくべきだと考えます。ぜひ市長の公約にも入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。私の後援会のほうにも、このキャッシュレス化ぜひ入れて、一緒に市長を応援したいというふうに意見をいただいていますので、ぜひ答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 お答えいたします。議員のおっしゃるとおり、民間事業者を中心に非接触型の決済の導入が進んでいることは承知してございます。庁内の券売機のキャッシュレス化においても、今後の事業展開に向けて様々検討する余地があるのではないかなというふうに思ってございます。 全庁的な行政サービスのデジタル化につきましては、各担当部署において、導入による効果や住民ニーズ等様々な検討をしていく必要があるのではないかなというふうに思ってございまして、前向きに検討していきたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 前向きな検討ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。 次に、ぎのわん元気再生!クーポン&キャッシュレス推進事業についてお伺いいたします。まずは、今回の事業概要からお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当事業は、昨年度実施しました事業の第2弾といたしまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、クーポン券の配布とキャッシュレス決済ポイント還元の2つを行う事業となっております。クーポン券の配布につきましては、市内の取扱い店舗等で利用可能なクーポン券を市内約4万6,000世帯に発行、配布し、市民生活の支援及び消費の後押しを行います。キャッシュレスポイント還元につきましては、店内取扱い店舗等において、キャッシュレス決済による支払いをした方を対象にポイントを還元することにより、消費喚起を促し、市内事業者、消費者双方における非接触型のキャッシュレス決済の推進を図っていまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 今回のこのクーポン&キャッシュレス推進事業ですが、昨年も同様にやっていただきまして、また今回もありがとうございます。昨年は、人気があり過ぎてというか、本当にいい事業だったと思いますので、そのため1か月で終わってしまったというところがありました。今年はどのように対応する予定か、お伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。昨年度は、ポイント還元キャンペーンとして、開催期間を3か月、還元率を30%、1人当たりの上限額を1万2,000円、還元額を6,000万円に設定しておりましたが、キャンペーン開始から1か月で予算を上回った状況がございました。使いたくても使えなかったという声も多くございましたので、今年度は、開催期間を3か月、還元率を20%、1回当たり2,000円までとし、1人当たりの上限を2万円、還元額を2億円と設定し、多くの方にキャッシュレス決済を使用していただけるよう、準備を進めているところでございます。 当事業を行うことで、市内店舗にキャッシュレス決済の導入が進むことはもちろんのこと、上限額の2万円分のポイントをもらうためには、10万円以上支払うこととなるため、2億円の投資で10億円以上の消費を生み出すことになることから、市内の消費喚起につながる事業であると考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。予算も昨年の6,000万円から3倍以上の2億円に増やしていただきまして、ありがとうございます。これも20%のキャッシュバックということで2億円投入して、経済効果としては10億円以上あるということで、本当に地元の商工業の方、昨年も非常に喜ばれて、いい事業だというふうにたくさんの方から言っていただきましたので、今回もこれはできるだけ長い期間、いろんな人に使ってもらえるように、いろいろ改善されているのだなというところが見受けられますので、ありがとうございます。ぜひ今後もこちらは続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、次の質問に移らせていただきます。地域通貨「チーカ」の導入についてお伺いいたします。北中城村は「まーい」、読谷村は「よみペイ」、こちらありますけれども、こういった形でこの「よみペイ」という名称で、地域通貨を導入して地元の商工業者の活性化につなげていますが、宜野湾市ではどのように考えているのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。真喜志議員より事例がございました北中城村の「まーい」、読谷村の「よみペイ」につきましては、地域通貨プラットフォームの「チーカ」を利用した電子商品券となっております。内容につきましては、村内の登録店舗で利用することでキャッシュバックの還元を受けることができ、地域内での経済活性化につながる取組となっているようでございます。本市といたしましては、先ほど御説明申し上げましたキャッシュレス事業を実施することで、市内の店舗等へのQRコード決済システムの導入と拡充を進め、今後の観光需要の回復も見据えた市内外からの消費喚起を行ってまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。このキャッシュレス推進事業、他の自治体と同様に、宜野湾市でも独自の地域通貨、例えばこの「Gコイン」といったような、どんな名前でもいいのですけれども、作って、そういったようなこの地域通貨、宜野湾市でも作ってみてはどうでしょうか、見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。地域通貨につきましては、議員の御提案にもございました「チーカ」が全国の自治体で利用されている事例が見られることから、「チーカ」の事例研究や、その他地域経済の活性化につながる取組など、調査研究していまいりたいと考えます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。実は、この「よみペイ」ですけれども、私も読谷村のホテルに泊まったときに、1人5,000円分が無料でもらえたという形になるのですが、実際払った金額よりも、こういった特典などを使ってお土産買ったりして、消費のほうがプラスになっているというところもありました。宜野湾市には、最近プリンスホテルもできましたし、今後、愛誠園跡地の利用計画などもあると思います。この「Gコイン」を観光客向けに、例えば旅行商品とセット販売し、市内で経済が循環する仕組みを行政としても率先して取り組んでいただきたいと思います。 また、例えば観光客が地域通貨、余って持って帰ってしまうと、残ってしまったという場合は、例えばこれがふるさと納税とかで、ネットで宜野湾市の商品を買えるような仕組みなども合わせたら、観光客が帰った後の消費にもつながると思いますので、今後こういったところも、研究して取り組んでいただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。ビジネスサポートセンターの設置についてお伺いいたします。令和2年に経済建設委員会で岡崎市に視察に行きました。ここでオカビズという商工業者向けの何でも相談所を設置して、地域の商工業者の売上げアップに貢献するような取組を行い、その後、市の税収も上がったため、岡崎市は地方交付税の不交付団体になったようです。現在、このビズモデルが全国で増えています。宜野湾市でもビジネスサポートセンターをギノビズを設置し、市内商工業者の売上げアップ、ひいては税収アップにつながる取組をしてはどうでしょうか、御見解を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。議員御提案のビジネスサポートセンターにつきましては、事業者の目線に立った伴走型の支援、ワンストップで事業者をサポートする拠点として、それぞれの事業者に沿った多様な支援を迅速に提供できる仕組みであるものと理解しております。 また、ビジネスサポートセンターは、富士市のエフビズを皮切りに、議員の視察された岡崎市のオカビズも含め、全国に数十か所のビジネスサポートセンターが設置されていることは把握しております。本市におきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方臨時交付金を活用した取組ではございますが、コロナ禍により事業活動に大きな影響を受けている市内事業者に対して相談支援を行う中小・小規模事業者支援事業を実施しているところでございます。 アフターコロナも見据えながら、企業が成長し、また雇用を守るためにも、様々な行政としての支援やサービスが必要となることから、ビジネスサポートセンターの意義や役割などを研究し、本市としての事業者支援に取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。このビジネスサポートセンターギノビズですが、建物とかは特に要らないので、いわゆる机が1つ置ける場所があればできますので、設置という形でぜひ検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。2万円分のマイナポイント付与について、このマイナポイント第2弾の概要をまずはお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。現在、マイナポイント第2弾が実施されておりますことは、テレビCM等で御案内のとおりでございます。まず、対象者でございますが、令和4年9月末までにマイナンバーカードの交付申請を行い、その後カードを取得された方となります。従来の5,000円分のポイントに加えまして、健康保険証としての利用登録で7,500円分、さらに公金を受け取るための口座登録で7,500円分の合計2万円分を付与するというものでございます。 マイナンバーカード取得に伴う5,000円分のポイントにつきましては、第1弾を含め、いまだマイナポイントを申し込んでいない方が対象であり、現在も予約申込みを受け付けているところでございます。 健康保険証及び公金口座登録に係るポイントの具体的な申込み方法につきましては、6月30日以降にマイナポイントアプリ対応のスマートフォンで行う、もしくはマイナンバーカードに対応したカードリーダーがついているパソコンで申請を行う、また決済事業者や商業施設、宜野湾市役所1階のマイナポイント手続コーナーを利用していただくことでお申込みが行えます。なお、事業の実施期間に関しましては、令和5年2月末までとなってございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。5,000円のキャッシュバックのポイントは、今まで同様やっていて、今後、6月30日から健康保険証の登録で7,500円、銀行口座の登録で7,500円という形でなっていると思うのですけれども、例えばこれ若い人とか自分でできる方はいいのですけれども、2万円分のポイント欲しいが、例えばこの操作のやり方、そういったものが分かりづらいというか、自分でやってもなかなかできない、そういった市民の方へのサポート体制はどのようになっているのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。マイナポイント事業におきまして、地方自治体は、マイナポイント予約申込み支援の実施が求められており、本市においては本庁舎1階及びマイナンバーカードセンターに特設窓口を設置し、健康保険証の利用登録や公金受取口座の登録、キャッシュレス決済の申込み支援を行ってございます。追加分のポイント付与に関する手続につきましても、サポートを行っていまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。では、宜野湾市においては、隣の中央公民館の隣にあるマイナンバーカードセンター、そこに行けば、そこでいろいろサポートして、手伝ってやってもらえるというふうな認識でよろしいですか。ありがとうございます。ぜひその場でも丁寧なサポートしていただけるようにお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。嘉数小学校区への児童センターの設置についてお伺いいたします。こちらもずっと4年間質問させていただいておりますが、この嘉数小学校区の児童センターの設置の計画、今現在どのようになっているのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。児童センターの整備につきましては、宜野湾市子ども・子育て支援事業計画において、小学校区ごとに1か所の整備を目標に取り組むとしており、児童センターは、現在市内に6か所設置されており、未整備の小学校区は、普天間小学校区、はごろも小学校区、嘉数小学校区となってございます。嘉数小学校区につきましては、現在設置整備などの具体的な計画はございません。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 今現在、具体的なところはまだ決まっていないというところで、ではこの嘉数小学校に隣接している保健相談センターが今ありますが、令和7年には移転する計画があると伺っています。この保健相談センターの跡地利用計画、こちらは今どのようになっているのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。保健相談センターの跡地利用計画でございますけれども、現時点での具体的な跡地利用計画は持ち合わせてはございませんけれども、今後、当該敷地が普通財産に変更後は、総務部のほうを中心としまして、各部局との意見交換、ヒアリング等を(仮称)総合福祉健康増進センター建設の進捗を見ながら取り組みまして、方向性、跡地利用について検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) まだ計画は決まっていないということで、では嘉数小学校に隣接する保健相談センターの跡地利用計画ですか、これから検討されると思いますので、ぜひこの保健相談センターの跡地に嘉数小学校区の児童センターの設置も要望いたしますが、市の見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。議員御提案のとおり、児童センターの設置につきましては、学校近隣に設置することが望ましく、嘉数小学校区の児童センター設置につきましては、今後も財源となる国、県の補助活用も含め、関係部署と連携し取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。では、今回、先日松川市長の激励会にも出席をさせていただきましたが、そのときのVTRも見させていただきました。松川市長の4年間の様々な実績は非常に多いし、すばらしい結果だと感じています。この嘉数小学校区の児童センターの設置も公約にもございましたが、今後、令和7年に保健相談センターもでき上がると思いますので、ぜひその頃には、嘉数小学校区の児童センター設置を実現していただきたいと思いますが、市長の決意をお伺いいたします。 ○上地安之議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 私のほうから答弁させていただきます。児童センターにつきましては、市長の前の公約で、各小学校区に1つ児童センターを設置していく目標を立ててございました。ただ、今もう土地もないような現況でございまして、それから公共事業をする際には地域バランスというのを我々考えて行っております。真栄原地区、普天間地区の飛行場周辺まちづくり事業、これはもう普天間地区と真栄原地区に特化した事業でございまして、そういった地域バランスも考えながら、総合福祉センターが完成間際になりますけれども、そのときにまた考慮していきたいなというふうに考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。今回は、普天間のほうにも児童センターも造っていただいたということで、ありがとうございます。次は、ぜひ嘉数小学校区のほうも建設していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。市公式ユーチューブチャンネルの活用についてお伺いいたします。現在、撮影や撮った動画の編集ですか、こちらを両方とも撮影も編集もアイパッドで行っていると聞いています。編集のソフトに関しましても、附属のですか、無料のアプリを使って今編集をされているというふうに聞いておりますが、今までは、以前までは私も市の公式ユーチューブ活用について、第1段階として、クオリティー、動画の精度というよりも、どんどん数を多く上げて、たくさんの動画をアップしてくださいというふうにずっとお願いをしておりました。今後は、そろそろ編集ソフトですとか、また撮影用のカメラ、そういったカメラ等も、機材等も導入していく、もしくはまたはこのSNSチーム、ラインなどフェイスブックとかも宜野湾市ではやっておりますが、このSNSチームというのをつくっていく時期だと考えますが、市の見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。議員御指摘のとおり、現在、撮影、動画編集、主にアイパッドで行っておりまして、編集ソフトも無料のアプリで行ってございます。せっかくの機会でございますので、ちょっと宣伝をさせていただきますけれども、実はさきの土曜日に、琉球海炎祭の動画を上げてございます。こちらの動画に関しては、実は有料のアプリを個人的に使って動画編集をしておりますので、今までの市の動画とは少し違った趣向になっているかと思いますので、ぜひこの機会に御覧いただければというふうに思っております。 動画編集ソフトの導入につきましては、無料動画編集アプリでは、やはり撮影した動画に対しまして、視聴者の目を引くようなアニメーションをつけることがなかなか難しかったり、視覚的な演出が行えないといったデメリットがございます。対応策といたしまして、有料動画アプリの導入について検討をしていきたいというふうに考えております。 また、撮影用のカメラにつきましても、例えばエイサーまつりや花火大会など、宜野湾市のイベントなどにおいて動きのある動画を撮影するときには、滑らかかつダイナミックな動きのある映像を撮ることができるカメラが必要となる場合も考えられますので、調査研究をしたいというふうに考えております。 本市の広報事業といたしましては、これまでの市報ぎのわんによる毎月1回の情報発信だけではなく、フェイスブックやラインなどのSNSを活用し、本市の行政情報や魅力を迅速に、分かりやすく、正しく発信することが最も重要であると認識をしております。 また、御提案のありましたSNSチームをつくっていくという御意見につきましては、例えば大阪府の熊取町のほうではSNSのプロジェクトチームをつくって、広報戦略課というものを新しくつくって、情報発信に対する取組姿勢というのを明確に出しております。本市といたしましても、こういう体制を構築して、我々の目的というのが行政情報をしっかりと正しく伝えることが目的でございますので、こういった目的がより達成できるようになるのかなどを検討しながら、職員の動画撮影や編集スキルの向上に取り組むとともに、クオリティーを含め分かりやすい情報発信となるように努めていきたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。海炎祭の動画ですか、今日多分市の公式ラインのほうからも配信がされたのかなと思いますが、そちらも確かに本当にすばらしい動画というか、インパクトのある動画だなというふうに感じています。また、今後は、例えば当然広報のためというか、市のユーチューブチャンネルですか、宜野湾市をアピールしていくためには必要なものだと思っていますので、例えば市内のふるさと納税で今返礼品とかで使っているようなお店とかで、例えば市長に食べ歩きをしていただいて、それを撮影して載せるとか、そういったようなこの宣伝ですとか、そういったところにも使っていっていただきたいなと思っておりますので、ぜひまたよろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。交通安全対策についてお伺いいたします。こちら、場所がサンエーV21食品館佐真下店前の横断歩道の安全対策についてになりますが、こちらが以前から信号機の設置の要望なども地元からはありましたが、なかなかそれは難しいということでも伺っております。信号機に代わる、例えば「ぴかっとわたるくん」ですとか、または「ゆずるくん」などの信号機ではないですけれども、それに代わる車を運転している方にも非常に分かりやすい、横断歩道で歩行者がいるよというのが伝わるような機材というのもありまして、そちら設置しやすいものも以前紹介させていただきましたが、その後の状況、進捗などをお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当該箇所は、嘉数中学校の通学路となっており、またサンエーV21食品館佐真下店へのアクセスで利用される方も多くいらっしゃいますが、双方向から下り坂の谷間となっており、スピードが出やすい形状となっていることから、歩行者が横断しにくいことを把握してございます。当該箇所への安全対策として、宜野湾警察署や道路整備課と連携を図るとともに、看板の設置や県外において導入されております「ぴかっとわたるくん」、議員より情報提供のございました「ゆずるくん」などの導入について、調査研究を続けているところでございます。本市としましては、引き続き警察や関係機関、自治会などと連携しながら、交通安全対策に取り組んでまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。ここ本当に、ちょうどスピードが出やすい場所でもありますし、また朝は通勤、また中学生の通学路ということもあって、非常にちょっと危ないというか、気をつけなければいけない場所にもなっていますので、まれにというか、多分市のほうから言っていただいたのかどうか分かりませんが、警察の方もそこの現場というか、一時停止というか、そういったものもやっていただいたりということもありましたので、ぜひ早めにこういった何か無人でもつけられるものというか、やっていただきたいと思いますが、それまでは宜野湾警察とも連携していただきながら、もう事故が起こってからでは遅いので、起きる前に対策のほうをしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。防災・減災の取組についてお伺いいたします。令和3年度の12月とこの3月議会でも取り上げさせていただきました防災・減災の取組になりますが、この防災の意識を持った市民の方が少しでも増えるよう、市民向けの防災資格や防災関連のイベントを企画してはどうかと提案をさせていただきましたが、その後の進捗をお伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。今年度の防災関連の取組でございますけれども、各自主防災組織のメンバーのうち、防災士以外の方を50名募集しまして、防災に関する人材を育成をする宜野湾市地域防災リーダー養成講座を9月から11月までの3か月間実施をしていまいります。少し長丁場になりますけれども、現時点で計画をしている講義内容としましては、家庭内の安全対策や災害時における心構え、備蓄食料のローリングストック、非常持ち出し品及び備蓄食リスト、資機材の使用方法及び点検管理、救急救命講習などを予定をしているところでございます。 なお、講座終了時には修了証書を授与し、本市独自のオリジナルの防災認証を行っていまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 昨年の私の要望、もう実現していただきましてありがとうございます。本当に、私自身も昨年防災士の試験を受けてから、本当に意識も大分変わりましたし、ただこれを多くの方にというと、やっぱりそれなりの防災士の資格は全国の資格になっていましたので、少しちょっと高額かなというところもありましたので、この宜野湾市の中で、いわゆる防災士の資格を取ろうと思ってもらえるような防災に意識を持つような市民の方が増えていただけたらという思いで提案させていただきました。 実際、先ほど修了証をお渡しするというふうに言われていましたけれども、その際にできれば、持ち歩けるようなカードというのですか、防災士の資格証みたいな感じの何でもいいのですけれども、このカードとかも何か作って一緒に渡せば、その研修を受けた人は、A4ぐらいの証書は多分持ち歩かないと思うのですが、小さいカードだったらお財布に入れて持ち歩くと思うのです。それをいろんな人に見せたら、そういうのでも宣伝になって、来年、再来年という形でどんどんこの防災リーダー養成講座に参加していただける方も増えると思いますので、ぜひちょっとカードのほうも検討していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 飛ばして、次の質問に移らせていただきます。第4次宜野湾市障がい者基本計画並びに宜野湾市第6期障がい福祉計画及び第2期障がい児童福祉計画についてお伺いいたします。まずは先日、自立支援協議会が開かれたというふうに聞いておりますが、この協議会の中でも大事なのは専門部会、いろんな情報と言ったらいいですか、相談のことを集めてくるこの専門部会が、またそういったところが重要になってくるかと思いますが、今回のこの自立支援協議会の中の専門部会がつくられたと思うのですけれども、それをまずはどういったものがつくられたのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。自立支援協議会の部会でございますが、専門分野における継続的な調査及び検討、定例会等で課題となった事項に対する調査及び検討、これらの問題に対して研究、連絡調整を図っていくものでございます。 専門部会の設置は、協議会において決定し、部会のテーマに係る関係者で構成されてまいります。なお、去る令和4年6月16日に第1回自立支援協議会において、住まい・暮らし部会、権利擁護部会、就労部会、保育・教育・療育部会の4つ部会を設置を決定しております。今後、活動開始に向け準備を進めているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 今現在、4つの部会が設置されたということで、以前は5つあったと思うのですが、もう一つが相談部会ですか、今回これがなくなっていると思うのですが、この支援相談員の、いわゆるこの相談できる部会というか、そういったものはどこに当てはまるのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。市内の相談支援専門員の相談できる場といたしまして、連絡会を早急に立ち上げる予定をしており、去る自立支援協議会において確認をしたところでございます。連絡会は、相談支援専門員の支援における悩みや困難なケースなどを対応する相談機能、情報共有、事案の研究、また研修など質の向上を図る場として考えているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) いわゆるこの連絡会というところでしっかりと意見を聞いて反映していくということだと思いますが、では実際いろんなたくさん要望などもあったと思うのですけれども、本当に一番困っているというか、この現場の声と言ったらいいのですか、本当に実際にいわゆる利用者の方と、またその相談員の方がいろんな話、ケースを聞いた上で、多分行政だったりとかいろんなところに相談に来ていると思うのですが、実際にこういったところがなかなか今まで声がちょっと届きにくいというところがあったというふうには聞いているのですけれども、今後というのですか、これからこういった本当に現場の声というか、一番末端で直接携わっている方々の声がしっかりと行政のほうにも届いて、そこまでしっかりとちゃんと福祉計画として見られる体制ですか、役所の中でもしっかりと体制を組んで対応していただきたいと思うのですが、そういったこの体制整備を早急に今行っていただきたいと思いますが、御見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。現場の声が届く体制整備の取組といたしまして、基幹相談支援センターの設置に向けて準備を進めており、去る令和4年6月16日の自立支援協議会において、基幹相談支援センターの設置について協議し、今年中に立ち上げることが確認されました。各現場で把握された問題や課題、また個別支援会議等の情報などを集約し、検証できる体制を整備いたします。 なお、基幹相談支援センターは、総合的、専門的な相談支援の実施、地域の相談支援体制の強化の取組、地域移行、地域定着の促進の取組、権利擁護、虐待の防止などの役割を担い、地域の相談支援事業所に対する専門的な指導、助言、人材育成の支援、地域の相談機関との連携強化、自立支援協議会の活性化を目指すもので、今後、関係機関と連携を図り、体制整備に努めてまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。本当に一番現場の声が吸い上げられるような、今年度、基幹相談支援センターも設置していただけるということでありがとうございます。こちらもいわゆる名前だけというか、物だけというのですか、センターを設置しましたというだけにならないように、実際にそこで本当に運用というか、そちらのほうが一番重要になってくると思いますので、そこの運用にしっかりといろんな声を聞いていただいて生かせるように、実際、宜野湾市の中に住まれているというか、障害者の方や障害児の子たちが本当に不自由なく暮らせるような体制を行政としてもしっかりと応援をしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問は終了させていただきますが、この4年間で私も一般質問の中で様々たくさんの提案をさせていただいて、たくさんのことを実現していただきましたが、これも私は提案させていただきましたが、実際に現場で行政の職員の方々が本当に動いて汗をかいて、実際にはやっていただけたなと思っておりますので、この場をお借りして感謝申し上げます。 以上で私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で14番 真喜志晃一議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は6月28日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後2時31分)...