宜野湾市議会 > 2022-03-18 >
03月18日-09号

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  1. 宜野湾市議会 2022-03-18
    03月18日-09号


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    最終取得日: 2023-06-08
    令和 4年  3月 定例会(第442回)   令和4年第442回宜野湾市議会定例会会議録(第9日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和4年3月18日(金)                       午後4時00分(散会時刻)1.出席議員(24名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     2   伊佐文貴       3   平安座武志    4   又吉 亮       5   栄田直樹     6   上里広幸       7   宮城政司     9   濱元朝晴      10   宮城 司    11   石川 慶      12   宮城 克    13   山城康弘      14   真喜志晃一   15   知念秀明      16   米須清正    17   伊佐哲雄      18   屋良千枝美   19   知名康司      20   呉屋 等    21   平良眞一      22   桃原 朗    23   伊波一男      24   岸本一徳    25   桃原 功2.欠席議員(なし)3.欠員2名(8番、26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      知念春美   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       仲村厚子     議事係長     平田駒子   議事担当主査   大城拓也     主任主事     渡嘉敷 真  主任主事     棚原裕貴6.会議に付した事件は議事日程第9号のとおりである。              議事日程第9号         令和4年3月18日(金)午前10時00分開議 日程第1 一般質問    (1)宮城政司     (2)平良眞一    (3)上里広幸     (4)桃原 朗 ○上地安之議長 おはようございます。ただいまから第442回宜野湾市議会定例会第9日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第9号のとおり進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。7番 宮城政司議員の質問を許します。宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。議席番号7番、会派結・市民ネットワーク宮城政司ヤイビーン、ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 それでは、議長よりお許しをいただきましたので、通告した一般質問を質問の順番どおり質問させていただきます。当局の皆様、よろしくお願いします。 1番目のシビックテックによる市民協働まちづくりについてお伺いしたいと思います。シビックテックという言葉は、あまり聞きなじみがない言葉かもしれません。シビック、市民という言葉と、テック、テクノロジーという言葉を掛け合わせた造語です。市民自身がテクノロジーを活用して行政サービスの問題や社会課題を解決する取組というふうに言われています。アメリカで予算不足などにより行政のデジタル化が遅れ、行政サービスが低下していたことに対し、エンジニアたちが無償で働き、地域課題を解決していったことが始まりと言われています。 このテクノロジーを活用する上で、土台となるデータに行政が保有するデータを発信していただくオープンデータというものがあります。そして、シビックテックの有名な事例としては、皆さんも御存じの方、いらっしゃるかもしれませんが、台湾のオードリー・タン氏がコロナが発生した頃に、マスクの在庫が分かるアプリをつくられました。こういった取組というものがあります。日本国内においても、この新型コロナ感染症の感染者が増えていた状況で、どこの地域に何名の感染者がいらっしゃるかといった情報がインターネットだったりアプリだったり見られるようになりました。また、市内でもありましたが、デリバリーであったり、テイクアウトの食事を配達するサイトなどを発信するようなものもありました。今後シビックテックは、デジタル庁の推進している活動でもあることから、これからの社会で非常に重要なものになっていくものだと理解しております。 このような中、宜野湾市では、昨年から今年にかけてシビックテックによる市民協働まちづくり講座が開催されました。大変、私自身、喜ばしいことだと思いました。この講座について、今回質問させていただきます。今回質問する内容も含めて、実はもう当局ホームページでかなり詳しく公開されていて、そちらを見ていただいても分かると思うのですが、改めて、私自身、議場で質問、確認させていただきたいと思います。 それでは、(1)の取組内容についてですが、宜野湾市で開催したシビックテックによる市民協働まちづくり講座の概要についてお伺いいたします。 以降の質問は自席にてさせていただきます。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 おはようございます。それでは、宮城政司議員の御質問にお答えいたします。おっしゃるように、シビックテックという言葉が最近はかなり地方自治体の中でも使われておりまして、私の知るところでは、例えばコロナの関係ですと、PCRの検査キットを売っている薬局の一覧をグーグルの地図のマップに落とし込むものを市民のほうがつくってくれたりとか、あと議会関係で申し上げますと、例えば南風原町の町議会議員選挙があったのですけれども、候補者の方の公約でございますとか、そういったものを一覧にまとめて、町民が情報を取りやすくするというようなことをやっておられるというふうに承知しております。 シビックテックによる市民協働まちづくり講座でございますけれども、市民自らが宜野湾市の地域課題を考え、ICTを活用した地域課題解決策を学ぶ全8回の市民参画型講座でございます。2月5日に最終発表会を行いました。講師は、講座の企画運営をいたしましたアイパブリッシング株式会社、代表取締役の福島健一郎氏でございます。福島氏は、国内におけるシビックテックの第一人者でありまして、内閣官房オープンデータ伝道師も務められております。なお、最終発表会につきましては、宜野湾市公式ユーチューブにてアーカイブ動画を公開しております。多くの皆様に御視聴いただけると幸いでございます。 また、宮城政司議員におかれましては、当講座の御参加、誠にありがとうございました。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございました。私自身、部長おっしゃったように参加させていただいたので、内容もある程度把握しているつもりではいるのですが、非常にすばらしい講座だったと認識しております。そもそも宜野湾市当局がなぜこの講座を開催するに至ったか、その経緯をお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和2年度に新型コロナウイルス感染症対応市民提案事業を実施したところでございます。市民活動団体の皆様よりいただいた多くの御提案を通して、地域課題の解決の新しい手法として、ICTやデジタル技術等の活用の重要性とニーズを実感したところでございます。そのニーズに応えるべく当講座を企画し、実施する運びとなった次第でございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。アメリカでの事例を先ほどお伝えして、事の起こりといいますか、宜野湾市でそういった状況になっていない部分もあるかもしれないのですが、やはり市民からのニーズがあったということが大きなきっかけというか、大事なところではないかなと思います。それに対して市が呼応したという形であれば、そもそもシビックテックの在り方を含め、非常にいい活動というか、取組であったのではないかなと思います。 それでは、この講座開催の経緯を伺った上で、どういったことを目的として、その結果の狙いがあったのか。目的と狙いについてお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。当講座の目的といたしましては主に3つございます。まず1つ目でございますけれども、ICTを活用して宜野湾市の地域課題を解決する動きをつくり出すこと。2つ目、市民自身が宜野湾市の地域課題とICTを活用した課題解決策を学ぶことでございます。最後、3つ目が、参加者同士の交流を図り、自発的な市民活動の動きを促すことでございます。以上です。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。後ほど、この目的、狙いが達成できたかというところも少し質問させていただきたいと思いますが、今回のこの講座に関してはどういった参加者がいらっしゃったか。その人数であったり、職業であったり、年齢層であったり、そういったところを説明お願いします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。約30名の定員に対しまして、50名の応募がございました。定員よりも多くの応募があったことから、市内優先とさせていただき、最終的には32名の皆様に受講いただいたところでございます。受講者の方々がどういった職業、年齢層等、確認いたしますと、10代から60代までの幅広い年齢層で御参加いただいております。また、職業につきましても、企業や行政、また学生、市民団体やNPO、教育関係。また、先ほど申し上げましたように、宮城政司議員など、属性も様々ございましたところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。シビックテックというと、コンピューター技術が必要で、前提になってくるのではないかと勘違いされる部分もあると思うのですけれども、一番大事なのはやっぱり市民のニーズであったり、発想だったりすると私は理解していて、このように様々な属性の方がいらっしゃるということは、よりすばらしいアイデアだったり発想だったり、つながると思って、非常によかったのではないかと思います。 そして、30名の定員に対して50名の応募ということは、その人気といいますか、あったのだろうなと思います。市内優先としていただいたことにも感謝申し上げます。もし今後あるのであれば、そういった市内優先というのは継続していただきたいなと思います。県外からも応募があったのですか。県内だけではなく、県外でもこういった取組はまだまだこれからの分野だと思うので、ぜひ継続して頑張っていただきたいなと思います。 この講座の概要について、さらにお伺いしますが、この講座の中でどういったテーマがあったのか。そして、そのテーマというのはどういうふうに決められたのか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。
    安藤陽企画部長 御質問にお答えします。まず、県外からの希望者でございますが、5名ほどいらっしゃいました。ただ、シビックテックとはいっても、やはり沖縄県内のことという形だったので、例えば埼玉県の方とか、御応募いただいたのですけれども、応募多数だった関係で、御遠慮していただいた次第でございます。 テーマにつきましては、まず講座の最初の段階で、受講生が取り組みたい宜野湾市の地域課題というのをそれぞれで提案をしていただいたところでございます。その結果、8つの課題が挙げられまして、順に申し上げますと、教育、観光、子供の居場所、公共交通、ジェンダー、多文化共生、子育て助成支援、コロナ対策の8つの課題が挙げられているところでございます。次に、取り組みたいテーマごとにチームに分かれ、研究し、課題解決策を見いだすといったワークを行ったところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。今、8つの課題ということで、人数的な部分とか、講座の期間とかも含めて、この課題に決めていった経緯だと思います。もっともっと、もしかしたら課題というのはあるはずなのですけれども、今、この参加された方の中で課題として認識しているものが8つということで理解しています。やはり課題として挙げている以上、問題解決意識というのは、参加者の皆さん、高いと思うので、その解決に向けての取り組み方のモチベーションのアップにもつながったと思うので、こういった課題から参加者で決めていただくというのは非常によい取組だったのではないかなと。行政側で決めて、これやってくださいではないところが非常によかったのではないかなと思います。 この講義内容で、実際、皆さんがどうやっていたかというのは、もう少し後で聞きたいのですが、講義中だったり、講義の後に参加者のアンケートがあったと思います。その中で、講義を評価する声だったり、もしくはもっと改善してほしい声、また当局としてこういう声が気になったなとかというような声があれば、そういったアンケートの結果を紹介していただきたいと思いますが、お願いします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。このシビックテック市民協働まちづくり講座の報告書でございますけれども、先ほど申し上げたように2月に最終発表会を行ってございます。先日、ホームページのほうにも、こういった市民シビックテックの報告書というのを作らせていただいて、それぞれの課題解決策のまとめというのをホームページで公表しております。 この中では、アンケートの結果も、ある程度書かせていただいておりまして、そちらのほうをちょっと抜粋して申し上げさせていただくと、例えば講座終了後のアンケートで、シビックテックの在り方や課題解決策の方策を多く学べたでございますとか、もっと学びを深めたい、実際に作品を完成させるところまで学びたい。ICT活用はインターネットが浸透した現在の環境でとても大きなインパクトがあると講座を通して再認識した。地域課題を解決するために動いている方々が大勢いることに気づいた。内容が充実し過ぎていて8回では足りなかったといった、そういったいろいろな声をいただいているところでございます。受講生の皆様からは、本講座について、おおむね満足との御評価をいただいておりまして、当局といたしましても非常にうれしく思っております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。すばらしい評価をいただいているというふうに理解しました。先ほど部長おっしゃった、ホームページで公開されている資料も、先日、私も拝見して、今のアンケートの内容等も確認させていただいています。実際参加された皆さんとお話ししても、本当によかったという声を私自身確認できているので、すばらしい講座だったのではないかなと思います。こんなすばらしい講座、今、ここでもっともっと説明したいところあるのですけれども、ほかの質問もあるので、控えさせていただきますが、(2)番、今後の計画について、お伺いしたいと思いますが、この参加した参加者から継続してほしいという要望があったか。また、今回、第1回目のなるのか、今回で終わりなのか。第2回目の講座の計画があるか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。講座終了後のアンケートにおきましても、多くの皆様から次年度以降も講座を開催してほしいという要望が多く届いております。そこで、次年度におきましては市制施行60周年特別記念事業の一環として事業を実施する予定でございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) これまでの予算審議だったり一般質問の中でもその答弁がありましたので、承知はしておりましたが、参加者からの要望を受けて、こういった講座につながるということは非常にいいことだと思いました。ぜひ開催をお願いします。 2回目の講座というのは、改めて行うのかなというふうに理解しているのですが、今回1回目の講座で、その目的、狙いにもあった、動きをつくり出すというところがあったと思うのですが、その狙いどおりになっているのではないかなと期待している部分もあるのですけれども、継続している動きなどがあれば、御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。幾つかのチームにおきましては、講座終了後におきましてもオンライン会議システムのズームを活用したミーティングや、スラックというチームコミュニケーションチャットツールなどを使用して活動を継続されていると聞いております。 また、去った3月5日でございますけれども、講座の受講生が自発的に実行委員会を立ち上げて、宜野湾の魅力マップを作ろうということをテーマにインターナショナルオープンデータ・デイというイベントを市と共催により沖縄県で初めて開催をさせていただきました。インターナショナルオープンデータ・デイとは、世界中の国や都市などの公共機関が取り組んでいるオープンデータ製作をサポートして、その利用を促進するための世界的なイベントとなっており、2022年3月5日に世界で同日開催されたものでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございます。もう当局で狙いがあった動きをつくり出すという部分はしっかり動きが出ているというところで、非常に評価できる部分ではないかなと思います。 それでは、ちょっと観点が変わるかもしれないですが、今回1回目の講座の中で8つのテーマがあったと思いますが、それに対する課題解決というのを参加者の皆さんで取り組まれたと思うのですが、その中で、当局として、こういうアイデアはよかったなというような提案だったり、アイデアがあったら、参考までに紹介していただけますか。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。この8つのチーム全て提案をつくっていただいて、今現在、ホームページにも事業報告書として御報告をさせていただいております。かなりよくできた資料なので、ぜひ皆さん御覧になっていただきたいのですけれども、その中で一つの事例として、多文化共生チームのお話をちょっと抜粋させていただきたいと思います。 多文化共生チームでは、行政、企業団体、個人などが外国人の方々へ向けた情報をおのおので発信していることを課題と捉え、情報を1か所に集約することで、外国人の皆様に対して安心して居場所を提供できるためのウェブサイトやアプリを作成するという企画提案があったところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。8つのテーマがあって、それぞれに対して様々な観点で様々な参加者のアイデアで、様々な提案があったと思います。もしかしたら、行政の中で考えているだけでは出てこないアイデアというのも、こういったところには出てくると思いますので、もし行政の業務の中でも参考にできるアイデアとかあれば、ぜひそういった部分も参考にしていただきたいなと思います。 それでは、最後、たくさんのテーマの中で、つながりというキーワードが見受けられました。人と人のつながりというのはもちろんですが、行政と市民のつながりというのも非常に大事だと考えます。市民の声を受け止め、対応することが、特に少数の声もしっかり受け止めていただきたいという要望があるのですが、そういったつながりが大事だと考えていますが、こういった市民と行政のつながりというのを様々な機会で持ってほしいと思いますが、その見解を伺います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。まず、シビックテックに関しましては、もちろん当講座を受けていただくことが重要というわけではなくて、この動きを継続して続けていくというのが目的でもあり、成果でもあるというふうに思っております。実際に受講生の皆様同士がつながって、新たにこういったコミュニティーが生まれようとしていることが一番の成果だというふうに我々としては感じているところでございます。やはり本事業の当初の目的の狙いである参加者同士の交流を図り、自発的な市民活動の動きを促すという成果目標が達成できたというふうに評価をしているところでございます。また、本講座が終了した後においても活動を継続したいという受講生の皆様が大勢いらっしゃることが分かり、非常にうれしく思っております。当局といたしましても、市民の皆様とともに地域課題の解決に向けて今後も取り組みたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ぜひ今後も、継続が大事とおっしゃいました。共感しております。ぜひ継続していただくよう、よろしくお願いします。 最後に一つ提言なので、答弁は要らないのですが、オープンデータという言葉を何度か使わせていただきました。宜野湾市でも、3月に入ってから市民防災室から指定避難所の場所、津波避難ビル一覧指定緊急避難場所オープンデータとして公開されるようになりました。すばらしい取組だと思います。ただ、市民防災室だけではなくて、恐らくほかの全部署が対象になるのではないかというふうに理解しているのですが、こういったオープンデータというのを発信していくということも必要になってくると思いますので、全部署の部長の皆さんも意識していただいて、こういったオープンデータの公開というのをやっていただくよう、よろしくお願いします。以上で1番の質問を終わらせていただきます。 続いて、2番目の質問に移らせていただきます。インターネットリテラシー教育についてお伺いいたします。ちょっと言葉的なものの確認ということで、まずインターネットリテラシーの定義とその必要性について、最初にお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。インターネットリテラシーとは、一般的にはインターネットを正しく使いこなすための知識や能力を指す言葉とされており、インターネット上の情報や内容を正しく理解し、情報の取捨選択や適切な対応ができることと言われております。また、文部科学省では、情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度を情報モラルと定義しており、本市でも児童生徒に身につけさせる知識、能力として重要なものと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございました。では、この情報モラルという言葉として、小中学校で今どういった教育が行われているか。例えば内容であったり、頻度であったり、どういった授業、科目で教育していただいているか、御説明をお願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。学校で実施している情報モラル教育については、文部科学省の参考資料や安全なインターネットの使い方を考える動画などを基に情報の信頼性やプライバシー、他人への配慮などについて考える内容となっております。実施頻度につきましては学年で異なりますが、主に道徳や特別活動の中で情報モラル教育を実施するとともに、本年度から開始したGIGAスクールパソコンの授業でも機器を扱う際に事前に注意点を示しながら指導を行っているところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。この情報モラルインターネットリテラシーというのをやっていく理由の一つに、子供たち自身を守っていかなければいけない、そして自分自身で自分を守るということが必要になってくるというものがあると思います。 そこでお伺いしますが、これまでに子供たち、小学校、中学校の生徒たちにインターネットを利用したトラブルがあったかどうかというのが分かれば、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。学校内でインターネットを使用する際のトラブルにつきましては、特に報告は上がってございません。また、児童生徒が家庭で使用するインターネットに関して、学校が把握することは困難ではございますが、把握している事案について学校に確認したところ、スマホのSNSで悪口があったというものやオンラインゲームでのトラブルなどの報告がございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。全くゼロというわけではなくて、何かしら、どうしても接していく部分というのはあるので、こういった事例に巻き込まれることもあるのかなと思います。少し重なるかもしれないのですが、これまで、いじめ調査でインターネットを利用されたといいますか、インターネットに関わったいじめということの報告等あったかどうか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。学校で毎月調査している問題行動等の調査にて、「パソコンや携帯電話で誹謗中傷や嫌なことをされる」の件数が、今年度の累計、1月末時点で、小学校2件、中学校7件ございました。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。やはり数が、これを少ないと言っていいか分からないのですが、あることはあるというのは受け止めなければいけないと思います。その上でしっかり対策をしていかなければいけないのかなと思うのですが、そもそもインターネットに限らずの話ですが、そしてそれが匿名であったり、特定の個人に対するものではなくても、うそをついたり、他人が不快に思うような発言、他人を傷つけたりするような発言というものはよくないということで、やってはいけないという教育が必要だと思いますが、見解を伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。議員御指摘のとおり、うそや他人を傷つけるような発言はよくないことであり、他者との関わりにおいて、基本的な心がけとしてこれまでも指導を行ってまいりました。さらに、情報モラル教育では、相手や状況に応じてコミュニケーションの手段を適切に選ぶことや、相手への思いやりが必要であることを理解し、よりよい人間関係の在り方を考える内容として指導しております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。インターネットでの情報収集は、自分自身の思いに近い情報が集まってくるという傾向があります。それを継続していくと考え方の柔軟性が失われてしまう危険性もあるので、ぜひ、例えば自分自身の意見に合わない意見に対しても、安易に切り捨てたりせず、本当かどうかというのを一歩立ち止まって考えたりする、また異なる意見に対しても真摯に向き合うといったようなバランス感覚というのが大切になってくると思いますので、難しいかもしれませんが、子供たちへの教育の中でもそういったことも指導していただければなと思います。 それでは、今後の計画についてお伺いしたいと思いますが、ちょっと割愛するのですが、宜野湾市の市民生活課からSNSなどネットにおける人権侵害の動画を配信されています。非常にいい内容ではないかなというふうに思いました。こういった動画を教育の中でも、もちろん子供向けとして適切かどうかという判断はあると思うのですけれども、過去に利用したことがあるか。そして、今後、こういった素材を活用する予定というか、ぜひ使っていただきたいなと思うのですが、その見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。多岐にわたる情報モラル教育の内容を網羅するには専門家の知識を活用することも重要なことと考えております。市内の小学校の事例では、特別活動の授業において、弁護士の先生からオンラインで権利の尊重についての講話や意見交換をしたとの報告がありました。 議員から御指摘がありました市民生活課が作成した動画につきましても、今年1月の市校長会で案内し、各学校で活用するように促しております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。インターネットを活用することで、本来呼ぶことができないような講師、スペシャリストのお話を聞くということもできるようになると思いますので、ぜひそういういい部分というのを活用していただいて、子供たちへの教育に役立てていただきたいと思います。 ICT技術の便利さとリスクというのは本当に表裏一体のところがあって、新しい技術が出れば、一方でリスクというのも生じてきます。この教育もそれに全て合わせるのは難しいかもしれないのですが、鮮度の高い教育というものを伝えて、子供たちにしていただくようよろしくお願いします。 次の質問に移らせていただきます。3番目の水道水の安全性についてお伺いいたします。1個目、倉敷ダムで弾薬等が見つかった件に対して、先日新聞やテレビで倉敷ダムで弾薬などが見つかったという報道がありました。市民の水道利用で影響が出ないのかという不安の声も届いております。倉敷ダムの管理というのは宜野湾市はないということは承知しておりますが、市民の不安払拭のためにも当局の認識、見解を伺いたいと思いますが、そもそも倉敷ダムの水というのは市内の水道水にどの程度利用されているか、お伺いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。倉敷ダムは本市に水道水を供給しております北谷浄水場の水源の一つとなっておりまして、県企業局から届く配水量日報に各原水からの取水量が示されております。この配水量日報によりますと、令和2年度の北谷浄水場における倉敷ダム水の占める割合は、4月から10月にかけては1割から2割程度、11月から1月にかけては3割程度まで増え、2月以降、再び1割程度まで減少する傾向となっております。令和3年度においても同様な傾向であり、多いときで市内の水道水の約3割程度が倉敷ダムから賄われております。なお、県企業局は、倉敷ダムを管理する県河川課から今回の弾薬等の発見についての報告を受けた2月14日以降、倉敷ダムからの取水を完全に停止しております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。調査というのは引き続きされると思うのですが、完全に取水を停止していただくと、市民の方からもすごく安心感を得られる対応だと思いますので、そういったところはしっかり宜野湾市としても発信していただくと、市民の皆さんの安心につながると期待します。 続いて、県企業局との連携についてお伺いしたいのですが、この件に関して連絡があったか。そして、どういった内容が説明されたか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。今回の件に関する県企業局からの連絡はございませんが、先般、2月18日の新聞報道を受け、県企業局へ3点ほど確認したところ、次のような回答を得ております。 1点目に、倉敷ダム水の水質検査について確認したところ、年に4回、所定の項目について任意の検査を実施しているとのことでした。新聞報道にもございましたが、直近の水質検査において、水質に異常は見つかっていないと承知しております。 2点目に、取水再開前の再度の水質検査の実施について確認したところ、検討中との回答でございましたが、その後の新聞報道等にもありますように、しかるべき調査結果に基づき、安全性が確認されてから取水が再開されるものと認識しております。 3点目に、倉敷ダムに取水停止による原水の不足分への対応について確認したところ、当面は水利権の範囲内で北部のダムからの取水を増やして対応するとの説明がございました。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。県の対応内容です。 次の質問もほぼ同じような内容になると思いますので、飛ばさせていただいて、では今の御答弁踏まえて、市民の水利用量への影響をお伺いいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。県企業局において倉敷ダムの取水停止後は北部ダムからの取水量を増やす対応をしておりますので、当面、水不足等による市民への影響はないものと考えております。しかしながら、北部ダムからの取水量を増やす対応は北部ダムの貯水状況に左右されるものと伺っておりますので、倉敷ダムの取水停止期間が長期化した場合、他の水源からの取水増による水質の変化や節水を求めるなどの対応が必要になってくる可能性が考えられますが、安全で安定した給水継続ができるよう取り組んでまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。取水源を止めるということは、安全・安心という意味で非常に大事な有効な手段だと思いますので、その結果の動きというのをしっかり追随していって、市民へ安心・安全な給水が継続できるよう取り組まれるということなので、ぜひよろしくお願いします。 続いて、北谷浄水場から得られる水道水に含まれるPFASの含有量についてお伺いします。この含有量の傾向についてお伺いいたします。どのように推移しているか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。県企業局が週1回程度実施する浄水中のPFAS等の水質検査結果が県企業局のホームページで公開されております。令和3年度の検査結果によりますと、1月末現在において、年平均でPFOSとPFOAの合計値が1リットル当たり14ナノグラム、PFHxSが7ナノグラムと、それぞれ暫定目標値である50ナノグラムを大きく下回っておりますが、例年11月から1月にかけては増加傾向を示しており、PFOSとPFOAの合計値が最大で1リットル当たり35ナノグラム、PFHxSが最大で22ナノグラムまで増加していることが確認されております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。基準を下回っているということは一つの目安になるかもしれないのですが、名護とか、ゼロに近いようなところもあることを考えると、あること自体が問題だという意識も持っていただきたいなと思います。 一つ質問飛ばしまして、北谷浄水場では活性炭を利用したフィルターでPFASの除去を行っています。この活性炭は定期的に交換などメンテナンスされているか。そして、どの程度の効果があるかということを市のほうで把握されているかどうか。また、これに関して県の企業局に問い合わせたことがあるかどうか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。議員からも説明がありましたように、北谷浄水場では粒状活性炭を用いて有害物質を除去する浄水処理を行っております。長期間使用した粒状活性炭には多くの有害物質が吸着しているため定期的に交換する必要があり、北谷浄水場ではおおむね4年に1回程度の頻度で交換していると伺っております。 県企業局が公表するPFAS等の水質検査結果によりますと、中部河川からの取水量が多く、原水のPFAS濃度が高い時期におきましては、粒状活性炭処理による浄水中のPFAS濃度が低減されているなど、その効果は本市においても確認しております。 また、北谷浄水場においては、全16か所ある粒状活性炭吸着池のうち8か所について、よりPFOS等の吸着能力が高い粒状活性炭に交換する工事が今年度完了し、残りの8か所においても令和4年度から令和5年度にかけて交換する予定であると伺っております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。PFASを削減するための対策として、予算をかけてこういうところをやらなければいけない状況というのは残念ですが、先ほどの倉敷ダムの弾薬の話もありますし、PFASの件もあるのですが、取水元を断つというのが一番の効果、対策ではないかなというふうに考えます。そういったことが必要になってくるのではないかなと思うのですが、県企業局に対してPFAS等における含有率の低い状況をせめて維持、さらなる減少をしていただきたいので、そういったことをしっかり要望していただくようお願いしたいのですが、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。本市では、令和元年5月の県企業局に対する水道水の安全性確保に関する要請に加え、これまでも定期的に開催される会議など、機会あるごとに水道水の安全性確保に関する情報収集や健康管理などを行っております。今後も引き続き北谷浄水場の水源からの取水割合を管理コントロールする県企業局に働きかけを行うとともに、情報収集に努めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) よろしくお願いします。ぜひ市民に安心・安全な水をよりよい、より安心で、より安全な水を提供できるようよろしくお願いします。 次の質問に移らせていただきます。4番目の市道宜野湾11号の整備についてお伺いします。まず最初に、前回の議会で交差点のカーブミラーを大きいものにしてほしいという年配の方々からの要望をお届けしたのですが、早急に対応していただき、大変ありがとうございます。とても見やすいという声も届いております。ありがとうございます。 それでは、質問に移ります。まず、利用状況の認識です。市長の施政方針でも周辺地域の交通渋滞の緩和や生活環境の改善に寄与することができたというふうにありました。国道330号及び近隣道路へどういった影響があるか、市当局の認識をお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。宜野湾11号の開通後は国道330号の渋滞緩和や真栄原方面から市役所方面の移動時間の短縮などが図られ、市民の皆様からも大変喜ばれております。国道330号の渋滞緩和の効果検証として、市道宜野湾11号の交通量調査を7時から19時の12時間調査を行った結果、上原側で9,166台、佐真下側で9,783台となっております。宜野湾11号開通前の国道330号の交通量、普天間りうぼう前から長田交差点の12時間調査では2万6,015台であることから、国道330号の交通量から差し引くと約35%から37%の渋滞緩和効果があったものと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。具体的な数値が出ているので、しっかりとした効果が出ていると思います。今の効果が出ているということは、結果的に11号の交通量が増えているというふうに理解できます。 それでは、これまでにこの市道宜野湾11号で交通事故が起きていないか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。宜野湾警察署に確認したところ、全線開通後の令和3年4月から令和3年12月末までの人身事故につきましては、新規供用開始区間ではございませんでしたが、上原地区で2件、佐真下地区で1件ございました。なお、物損事故については統計を取っていないとのことでございました。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ちょっと今の交通に関する話だったので、(2)番、少し後にして、(3)番から先にお伺いしたいと思いますが、ガードレールも整備、設置していただき、ありがとうございました。2か所設置していただいています。こちら詳細は省いて、この2か所では足りないという声もあります。今後もぜひ継続して設置をしていただきたいと思いますが、見解をお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今年度はガードパイプを上原側で20メートル、宜野湾側で20メートル設置しております。今後も予算を確保しながら、順次設置してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。直線部分とか、感覚的にはあちらのほうが危ないのではないかなという部分もあるので、ぜひ継続して設置していただきたいと思います。 そして、(4)です。ピンポイントのお話になるのですが、市道宜野湾11号の既設の部分、沖国大の裏側です。道路に非常に大きなくぼみといいますか、へこみがあって、私自身、車で通っているときに、「おっ」と声が思わず出るくらいへこんでいる部分がありました。夜にバイクとかで間違ってそこを気づかないで走ったりすると、ちょっと怖いなというふうな不安も覚えました。ぜひ事故が起きる前に整備をしていただきたいと思いますが、御見解をお伺いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号が全線開通後、交通量が増えたことによる路面損傷については確認しておりますので、道路維持管理にて早い時期に補修を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひよろしくお願いします。これは答弁は要らないのですが、沖縄国際大学というと正門前のほうの市道についても、こういったへこみが見受けられますので、市内全体なのですけれども、ぜひ市道をしっかりチェックしていただくようよろしくお願いします。 それでは、戻りまして、(2)の冠水対策についてお伺いします。今朝も、昨日の天気予報では警報級の大雨が降るというような予報があって、少し心配していたのですが、実際11号通っても特に問題はなかったのですが、昨年6月に起きた冠水対策について、改めてお伺いいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。昨年6月に上下水道局で行いました冠水対策としましては、民有地側から車道への雨水や土砂の流入を防ぐために歩道側に土のうを設置し、さらに表面水を取り込むための集水ますのかさ下げを行ってございます。また、車道側にございますマンホールをグレーチングタイプに取り替え、排水機能を向上させる対策を行っております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。昨年、ああいった事象が起きて、早急に対応していただいたと理解しております。それでは、昨年6月以降で11号で冠水が起きていたかどうか、その有無をお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。昨年6月以降の冠水があったかとの質問でございますが、冠水の情報についてはございませんでした。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 対策がしっかり効果を出したのだというふうに理解しています。冠水対策の一環で、令和3年度から令和4年度にかけて近隣の下水道工事を行っていただくと聞いておりますが、その進捗状況といいますか、特に問題がないかというのを確認したいので、御説明お願いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号の冠水箇所周辺の雨水排水路の整備につきましては、令和4年度からの整備予定でございましたが、道路内にヒューム管を埋設する工事部分が今年度の入札執行残などにより、前倒し執行が可能となったことから、昨年の12月20日に工事請負契約を締結し、現在、早期完了に向けて作業を進めているところでございます。残りの令和4年度の整備予定区域につきましては、民有地側の用地買収が必要となる区間であることから、現在、土地所有者との用地交渉を行っているところでございます。用地取得後、次年度は当該区域の早期整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。先ほどの部長の答弁で、11号、交通量が増えているというのがありました。そして、3か月後の6月、梅雨時にまた同じような冠水が起きると、昨年以上に影響だったり被害が出る可能性があるので、ぜひ冠水が起きないようにしっかり対策していただくようよろしくお願いします。 最後に、何度もお伺いしているのですが、街路灯の整備の状況についてお伺いします。これまで防犯灯も含めて設置に向けて検討するというふうな回答だったと思うのですが、その後の状況をお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。
    ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。街路灯及び防犯灯の設置につきましては、関係部署とも調整をしてまいりましたが、市の財政状況を考えると市単独費での設置は厳しいものと考えております。ガードパイプのように交通安全対策特別交付金を充てることができませんが、交通量調査結果においても交通量も想定より多いこともあり、安全が確保できるよう、補助メニューなどがないか、さらなる検討を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ぜひ設置に向けてよろしくお願いします。 それでは、最後の5番目の質問に移らせていただきます。待機児童数の状況と改善についてお伺いいたします。まず、現状についてお伺いしていくのですが、待機児童の定義、そしてまた今年度、市内の待機児童の人数が何名かについてお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 おはようございます。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。待機児童とは、保育の必要性の認定があり、保育所等の利用申込みをしているにもかかわらず、利用調整の結果、入所保留となった児童のことをいいます。また、国が定義している待機児童の場合は、利用可能な保育施設があるにもかかわらず特定の保育所等を希望する者や企業主導型保育事業所に入所する者などは待機児童に含めないこととなっております。 令和3年度の待機児童でございますが、35人となってございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。ちょっと私自身の勉強不足もあるのですが、少し分かりにくい定義だなというふうに感じていて、実際お子さんを育てていらっしゃる方々の認識と、そこがうまく合うといいなというふうな思いがあります。 続いて、この待機児童数というのは、ここ近年、増減の傾向についてお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。過去3年間の4月1日時点における待機児童数につきましては、令和元年度は71人、令和2年度は46人、令和3年度は35人となっており、年々減少傾向となってございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。先ほどの定義が少し難しいように感じたのがあって、この減少傾向が本当に解決に向かっているのかというのをしっかり検証しないといけないのかなというふうに思います。 それでは、令和4年度、保育所等入所申込みで何人の応募があったか。その中で、保育所が決まった人数と保留になった人数についてお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。令和4年度の保育所入所申込みにおきましては、1,290人の応募がございました。その中で保育所入所が決定した人数は865人、保留となった人数は425人でございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。やはり自分の生活と合わせて、本当に行かせたい保育所に行かせられるかどうかというのは大きな課題になってくるのかなと思います。一方、子供たちの数というのも増減があると思っています。少子化がずっと続いている中で、宜野湾市に生まれてくる子供たちの人数の推移というのも減少しているかどうか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。本市における出生数につきましては、市民課からの統計データによりますと、令和2年1月から12月までの1年間では1,201人、令和3年1月から12月までが1,161人と40人程度減少してございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。宜野湾市もこういう減少傾向があるというふうなことで理解しました。この減少傾向というのは、待機児童数への影響があるかどうか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。待機児童人数への影響についてでございますが、令和4年度保育所入所の申込み状況を見ますと、確かにゼロ歳児では前年度に比べ27名減少しておりますが、申込者数全体を見ますと44名多くなってございます。特に1歳児、2歳児の入所申込みが増加しております。現段階におきまして影響の有無は判断つきかねますが、今後も保育人数の動向等を適正に捉え、待機児童解消に向け取組を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 様々な要因があると思いますが、しっかり調査というか、現状を見ていって対応していただきたいと思います。 そして、市でできる改善についてお伺いしていきたいと思いますが、待機児童の解消については、保育士の確保が重要だということは私自身も認識しておりますが、市として保育士の資格取得支援、具体的な取組の実施状況と成果をお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。資格取得支援につきましては、保育士試験対策事業といたしまして、保育士資格取得を目指す市民及び市内の保育現場で働く意思のある者に対しまして、保育士試験対策の集中講座を開設し、より多くの保育士試験の合格者を輩出することを目的として、保育士試験対策集中講座を前期30名、後期30名を定員として実施してございます。成果といたしましては、令和元年度から令和3年度の3年間で合格者が21名となっております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。こちらも継続してやっていただいている事業だと理解しています。待機児童解消のためにぜひ続けていただきたいと思います。そして、実際資格を持っていらっしゃるが、保育士として働かれていない潜在保育士の発掘について、アプローチ等お伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。潜在保育士等へのアプローチの取組といたしまして、保育士資格保有者や保育士資格取得予定者の方などを対象に、市内保育所等をバスで回って実際に保育現場を見ていただく保育士就活応援ツアーを令和4年度当初予算に計上し、計画をしているところでございます。また、県の補助を活用し、沖縄県に県外から保育人材を呼び寄せ、保育士の確保を図る目的で、市内の保育所等で保育士として就労した場合の渡航費等の費用を補助する県外保育士誘致支援事業を実施しております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。おっしゃっていただいたようなやり方で、保育士の皆さんの数を増やすといいますか、していただくことは非常に重要だと思うのですが、その保育士の皆さんが継続して働き続けるためには労働環境というのを改善していく必要があると思っています。その辺りの取組についてお伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。保育士の労働環境改善の取組といたしまして、国や県の補助を活用し、保育士の年休取得日数を増加させるために、新規で年休代替保育士を雇用する事業者に対し補助金を交付する保育士年休取得等支援事業、短時間勤務の保育士資格を持たない保育補助者の雇い上げに必要な費用の一部を補助する保育補助者雇上げ強化事業など、労働環境を改善することにより保育士が就職または復職、定着していただけるように5事業を実施し、また保育士確保の取組につきましては、2事業を実施し、取り組んでいるところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございました。保育士の数を確保していただき、そして保育士の皆さんが働きやすい環境をつくっていただくということは大変重要だと思います。実際子育てされている保護者の方々からすると、それでも本当に自分が行かせたい保育所に行かせられるかというのは、また次のステップとしてあると思いますので、どちらもしっかり調査だったり対応していただいて、待機児童がなくなるよう、しっかり対応していただくようよろしくお願いを申し上げます。 以上で私の一般質問は終わりますが、最後に、3月をもって退職される職員の皆様、これまで御尽力いただき、大変ありがとうございました。退職後もぜひそれぞれの人生といいますか、生活をしっかり頑張っていただき、時には地域の活動にも、これまでの経験を生かして貢献していただけたらなと思います。本当にどうもありがとうございました。以上です。 ○上地安之議長 以上で7番 宮城政司議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時08分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時18分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。21番 平良眞一議員の質問を許します。平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 皆さん、こんにちは。絆輝クラブ、平良眞一でございます。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告してあります一般質問、始めさせていただきたいと思います。 まず初めに、沖縄振興一括交付金についてお伺いいたします。1番目の特別推進交付金の減額による本市への影響について。沖縄振興特別措置法に基づく沖縄振興計画は2021年度までの10年計画で、一括交付金が制度として確約されているのも2021年度末までで、今月末が期限となっております。そのような中において、マスコミ報道等で、政府は沖縄振興特別措置法の改正法の適用期間は現行法と同様10年間とする方針を決定したとありました。しかし、交付額に関しましては、2022年度の沖縄関係予算の前年度比326億円の大幅減となる2,684億円と決定。そして、沖縄県が使途を決められる沖縄振興一括交付金は、前年度比219億円減の762億円としたとありましたが、市当局としてはこの件に関してどのように捉えておられるのか、御答弁をまずいただきたいと思います。 あとは自席から質問を続けてまいります。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 平良眞一議員の御質問にお答えいたします。沖縄振興特別推進交付金及び沖縄振興公共投資交付金につきましては、令和3年度当初予算時におきましては制度の継続が不透明な状況でございましたが、昨年12月に令和4年度以降の10年延長を示されたという形になったことについては評価できるものと考えております。しかしながら、議員がおっしゃるように、両交付金に関しましては総額が大幅に減額となったことにつきましては、本市のみならず県内市町村の今後の事業実施に大きな影響を及ぼす懸念があるものと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 一括交付金については、沖縄県はじめ県内の市町村でも今後の動向を大変心配し、気にはなっていたのですけれども、現行と同様、10年間の延長が今国会で決まりそうなので、一安心をしておりますが、先ほども話したように交付金が大幅に減額をされております。まず、県全体でソフト交付金については、対前年度比で過去最大となる110億円減の394億円の交付金、そのうち市町村分が対前年度比で47億円減となっているのですけれども、減による宜野湾市への影響、どのような影響があるのか、お伺いしたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和4年度の沖縄振興特別推進交付金につきましては、沖縄県の総額が令和3年度の504億円から、110億円、21.8%の減となる394億円となってございます。ただ、県と市町村の協議における配分方法の見直しや特別枠の見送りなどがなされた結果、本市への配分額は、令和3年度から100万円増の8億7,300万円が確保されており、令和4年度の本市事業につきましてもおおむね予定どおりに実施ができる見込みでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 宜野湾市は対前年度比微増だと。そして、そんな影響はないというお話がございましたけれども、令和4年度の沖縄振興特別推進交付金が減額となる中で、41市町村の配分額を見ますと、宜野湾市の微増をはじめ増になった自治体が、微増ではあるのですけれども、およそ15自治体あるのです。残りの多くの自治体が減になっている。総額自体が減になると一律減になるものだと私は思っていたのですけれども、増額になるのはいいことなのですが、皆さんと県と、特に調整等されて増になったのか。増の要因、配分方法について、併せて御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 県と市町村の協議におきましては、1月28日に開催された沖縄振興会議及び沖縄振興市町村協議会において議論がなされたところでございます。もともと令和3年度におきましては、県と市町村の配分割合を5対3とした上で、県から調整額の配分もあり、県が279億円、市町村が特別枠45億円と基本枠180億円を合わせた225億円の配分となっておったところでございます。これが令和4年度におきましては、当交付金の減額を受けまして、県と市町村の協議において、これまでの市町村枠における特別枠45億円の配分を令和4年度においては見送った上で、さらに県と市町村の配分割合を11対9という形で、若干市町村のほうにまた寄せていっているような形になっているのですが、そうした結果、県が216億円、市町村の基本枠につきましては、令和3年度の180億円とほぼ同額の178億円となってございます。 こうした中で、市町村間の配分でございますけれども、均等割及び人口と面積を用いる基本指標が85%、財政力加算や離島加算等の配慮指標が15%となっており、各市町村における人口や財政力の動向によって、若干の増減が生じているところでございます。本市の配分額につきましては、本市の人口が増となっていることなどから100万増の8億7,300万円が確保されたものというふうに考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 全体で減額になる中で宜野湾市が微増となった要因として一番大きいのが、県の配分割合が5対3から11対9の割合になったのが一番大きな要因だと。皆さんからちょっと資料をいただきまして、基本枠配分表というのがありまして、今、部長が答弁していただきました基本指標、人口が大きいです。ほとんど人口割が85%ということで、宜野湾市の人口増によって、これも増になった要因だという説明で分かりました。 これまで、当該ソフト交付金を財源とした多くの事業、宜野湾市においては交付金を財源とした事業が令和3年度で31事業がありました。その該交付金を使った事業期間が全て令和4年3月末なのです。これは一括交付金の期限に合わせての期間設定だと思うのですけれども、該事業は全て3月末で完了あるいは終了して、新たな事業を計画していくのか、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和3年度において同交付金を活用している事業につきましては、一部今年度で終了する事業もございますが、本市への配分額も令和3年度とほぼ同額が確保されていることから、大方の事業は継続実施を予定してございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 特別推進交付金制度も10年間延長されるということで、該交付金を活用しての継続するものはそのまま継続をしていくと。多くが継続になっています、皆さんの資料を見ますと。その中で、新年度の新しい事業計画を見ますと、宜野湾市への配分予定額が8億7,300万円、新年度、令和4年度の配分額がそうなっていますけれども、事業計画を見ますと6億5,600万円余りの新年度の新しい事業になっているのですが、この差額が、予定額と実際の事業計画分の予定額が2億円余りの差額があるのですけれども、その理由と今後の同交付金の活用について御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和4年度の本市への配分額と予算計上額に差額が生じている理由につきましては、令和3年度が現行の沖縄振興特別措置法及び一括交付金制度の最終年度に当たり、令和3年度当初予算編成の段階においては制度の継続が不透明な状況であったことから、令和3年度当初予算に実施可能な事業を最大限計上し、執行しているという状況でございますので、令和4年度は一次的に事業費が縮小となっているところでございます。令和5年度以降は、海浜公園施設等再編整備事業、市民会館機能強化事業など、再び事業が増となる見込みでありますので、令和4年度並みの8億7,300万円の配分額を想定しますと、配分額の全額を予算計上できるものと考えてございます。令和4年度の本市への配分額と予算計上額の差額の活用につきましては、令和4年度事業費の増額や新たな事業追加なども含めて、今後、関係部署と協議を行ってまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) この2億円余りの差額については、今後、この一括交付金がどのようになるのか、決まっていなかったので、最小限で予算を組んだという御説明だと思います。その差額の2億円余りの配分、あるいは事業については、いつまでにその事業として皆さんは組んでいく計画しているのか、まずそれを御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和4年度の配分額と予算計上額の差額の活用でございますけれども、具体的な時期については現段階で申し上げるのは難しいのですが、翌年度入って上半期中くらいにはしっかりと考えていかないといけないというふうに認識しております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) その差額の2億円余りの配分あるいは事業については、上半期までには考えていきたいと。これは補正での対応になると思いますけれども、これは早めに事業化していただきたいと思います。もうもったいないです。2億円余り。しっかり取り組んでいただきたいと思います。 一括交付金は制度ができた平成24年度から28年度頃までは年々増額をされて、予算としても事業ができるような予算配分になっていたのですけれども、平成29年度あたりから年々減額をされております。本市は令和4年度には少しは微増という形にはなったのですけれども、これまでの推移を見ると非常に減額、これからも、心配なところもあるのですけれども、今後の該交付金の見通しと、それから本市の同交付金の増額に向けての取組も併せて御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和4年度の沖縄振興特別推進交付金の総額が令和3年度の504億円から、110億円、21.8%の大幅減となる394億円となっておりますが、県と市町村の協議における配分方法の見直しや特別枠の見送りなどがなされた結果、市町村の基本枠は令和3年度とほぼ同額が維持されているといった状況でございます。今後の沖縄振興特別推進交付金の動向につきましては、現段階でも不透明な状況であり、これ以上の減額が続きますと本市の事業執行にも影響が生じる懸念がございます。本市といたしましては、これまでも国や県との意見交換の場で、同交付金の必要性でございますとか、増額確保を強く訴えてまいりましたので、今後もあらゆる機会を通して、国や県に対し強く沖縄振興特別推進交付金の増額確保ができるよう要請してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 増額に向けて、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 それでは、続いて2番目の公共投資交付金についてお伺いしたいと思います。一括交付金制度の10年間の延長によって、公共投資交付金も交付をされることだと思います。しかし、該交付金も減額の見通しで、令和3年度で477億円で、新年度の令和4年度は対前年度比109億円減の368億円の見込みになりそうなのです。公共投資交付金、ハード交付金については、県全体に配分された交付金額の範囲内で、各市町村の事業計画等の申請に基づいて配分がされていると思いますが、新年度、宜野湾市においては5億8,000万円の要求配分がされております。令和3年度は4.4億円で、令和4年度は1億4,000万円の増となっているのですけれども、新規の事業等々があるのか、事業内容について御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 平良眞一議員の御質問にお答えいたします。議員のおっしゃる額につきましては、財政課提供資料の公共投資交付金においての資料での見解だと思いますが、それにつきましては新規事業の増額ではなく、令和3年度が決算額ベース、令和4年度におきましては要望額がベースとなっております。よって、差額が生じているものではございません。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 令和3年度は交付決定額で、令和4年度においては要求額となっているということで、ということは、また令和4年度も令和3年度同様減額になるのかなと心配な部分はあるのですけれども、このハード交付金については、これまで平成29年度あたりから要求額に毎年減額交付をされているのですが、今後の見通しについて市当局としてはどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。これまでの交付状況を踏まえると、本市の要求に対する交付減額は続くのではないかと思慮されます。しかしながら、本市としましては、事業進捗を図る観点から関係機関への要望を強く求めていく必要があると考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 心配ですね。これまで宜野湾市の配分額が多く減額されていたように思えるのですけれども、毎年要求額の半分以下、交付決定額が半分以下になっているのです。これは内示等で減額された場合においては、県が各市町村の事業執行状況等を見ながら、その執行残を再配分していくという制度だと思うのですけれども、宜野湾市はこの執行率が悪く、減額されているのではないかという、ちょっと心配な部分もあるのですけれども、その件に関して、執行が悪くての減になっているのか、あるいは国の総額自体が減になっているのか、御説明いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。交付額の減額につきましては、執行率を踏まえた減額ではなく、事業での多少のばらつきはございますが、一律の減額がなされていると考えております。本市としましては、事業執行を計画どおり進めるために毎年概算要求で県に要求しているところでございますが、なかなか要求どおりに配分されないのが現状でございます。一方、終盤を迎える事業に関しましては、早期完成の取組のため配慮がなされている場合もございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 減額については、本市の事業の執行率が悪くての交付減ではなくて、交付総額の減になったのが一番大きな要因だということです。 今度、市長にお伺いをいたしますけれども、この一括交付金制度も10年間延長されるのは、まず一安心ですけれども、今まで議論した推進交付金、ソフト、そして公共投資のハード交付金に対しても、これまでも平成29年度あたりから相当な減額されているのです。今後もこの交付額と各市町村への配分額を含めて、非常に心配なところが多々あるのですけれども、これ以上減額すると事業が進まないだろうというふうに思っております。企画部はじめ職員の皆さんも、この交付額増についても一生懸命取り組んでいるのはよく分かります。しかし、事務方でのそういった取組というのも限度があります。あとは政治的なものだというふうに思っております。これまでも県知事あるいは各市町村首長共々行動しているのは、私も承知をしておりますけれども、さらに国に働きかけてやっていかないと、事業、今後もうできないです。ですから、トップの松川市長含めて、ぜひ国へ再度働きかけていただきたいと思いますけれども、市長の財源確保に向けた取組の御見解をいただきたいと思います。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 こんにちは。平良議員への御答弁を申し上げます。ただいま平良議員からの御指摘、あるいは御懸念、そして企画部長、建設部長から答弁、るる説明もございました。やはりこの沖縄振興予算、沖縄振興計画、そのことが向こう10年間延長される。制度も維持をされる。そのことに対しましては、市長としましても評価もしております。ただ、やはり沖縄県含め玉城知事、そして各41市町村の首長、その振興計画と交付金を含む振興予算の継続に向けて一生懸命取り組んでこられたとは思います。それぞれ首長の皆さんとの情報交換はしておりますが、やはり10年間延長ということはよかったということではありますが、額的には非常に厳しい、大変厳しい予算額になっております。 特にソフトではなくハード交付金、公共投資交付金につきましては、これまでも事業進捗が非常に厳しい。内示額によっては3割程度しか内示がないような事業もございました。そのことによりまして道路建設事業であったり、非常に大きな影響が出ております。当然振興会議でありましたり、41市町村が参加する、あるいは県知事、県の各部局長、参加する振興会議、予算の獲得のための会議等々、これもほとんどがこの2か年はウェブ会議でありまして、しっかりした意見交換がなかなか厳しいところもございました。その中でも、強くその予算獲得に向けての要望もしてまいっておりますし、政府要請に上がる場合には、当然この振興予算につきましても、宜野湾市長としても要望はしてまいっております。ただ、結果としてこういう状況になっておりますので、延長が決まったことによりまして、今後、これから市長会であったり、さらに予算獲得に向けてしっかり取り組んでまいりたいという強い思いをいたしておるところでございます。 あと、宜野湾市としましては、やはり公共投資交付金がなかなか充てにくい、内示額が少ない事業、道路事業でも今議会でも答弁いたしておりますけれども、別予算立てをしまして取り組んでいこうかということで、防衛予算も含めて、今メニューの選択もさせていただいております。そういった努力もしながら宜野湾市の事業執行をやってまいりたい。 あとは、令和元年6月からスタートしております特定事業推進費、これに関しましても一括交付金を補完する予算となっておりまして、これにつきましては屋外劇場の事業にチャレンジをしまして、予算、めどがついたところでございます。令和4年度からしっかりそれは取り組んでまいりたい。そういったもろもろのメニューもしっかり選択、要望、要請も重ねながら、宜野湾市の様々な事業が執行できるよう取り組んでまいりたいという強い思いであります。 いずれにしましても、やはりこの一括交付金、振興予算につきましては、改めて顕著になったということで、しっかり取り組んでまいるということを市長として、議員の皆様にもまた連携をしていただくようお願い申しまして答弁とさせていただきます。また頑張ってまいります。以上です。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 市長、政府とも人脈の多い松川市長でなければできませんので、ぜひ財源確保に向けて頑張っていただきたいと思います。 それでは、次の質問に移りたいと思います。2番目の普天間飛行場周辺まちづくり事業(真栄原地区)についてお伺いいたします。1つ目の交流拠点施設の進捗と外周道路についての進捗状況について御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。事業の進捗状況でございますけれども、令和2年度までに建物補償総数70件のうち19件の補償、及び土地取得面積総面積1万4,564平米のうち2,151平米の取得、並びに事業地外周道路の実施設計が完了しているところでございます。令和3年度につきましては、建物補償12件及び土地取得1,822平米の契約等行い、併せて事業地外周道路の物件調査業務委託並びに交流拠点施設建設に係る地質調査業務委託を実施したところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 令和4年3月時点で、補償、全体で70件のうち補償完了と契約済みが31件ということで、約半数近くが契約が済んで、建物を今日見てきましたら、建物取り壊しと工事に入っているということが見て分かりました。該予定施設については、これは社協と保健相談センターの入居計画との理解でいいのか、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。真栄原交流施設に関しましては、保健相談センターと社協が入居するという認識で我々も事業を進めているところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 社協と保健相談センターの入居計画ということで、現状建物等の取り壊しが始まっているのですけれども、施設整備部分と外周道路部分の用地と建物補償事業は一緒にやっているのか。そして、整備についても施設と外周道路は並行して行っていくのか、御説明いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。これまで施設建設予定箇所を中心に建物補償等を進めてきたところでございますが、事業進捗が図られてきていることから、権利者の意向や建物解体を考慮しながら事業地全体で補償交渉を進めている状況となってございます。また、整備に関しましては、施設及び道路整備を並行して行ってまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 施設と外周道路は並行して整備を進めていくと。それでは、今後、令和4年度以降の予定、スケジュールを御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和4年度は建物補償等の継続に加えて、交流拠点施設の基本設計を予定しているところでございます。また、令和5年度には同施設の実施設計に着手し、令和8年度の施設完成に向けて取組を進める予定でございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 令和4年度は基本設計、令和5年度が実施設計ということで、それからちょっと気になることがあるのですけれども、お聞きをしたいと思いますが、このまちづくり実施計画概要版の中で、敷地予定地の空洞調査というのがあって、その中で該予定地に空洞の部分が存在するとの結果報告があるのですが、ちょっと状況を読ませていただきますけれども、既存文献とおおむね同じ箇所に空洞を確認。測線L1、L2付近では空洞の基底面は深度15メートル程度、高さ6メートル程度、幅2メートル程度。そして、測線L2付近では深度10メートル付近に空洞が認められるが、高さや幅は不明。空洞上方よりも空洞下方で風化が広がっている様子ということで、この結果の見取図を見ると建物の下がほとんど空洞部分ということでの調査の結果があるのですが、ここに施設、二階建ての建物が来ると思うのですけれども、その建設に関しては大丈夫なのでしょうか。このような大きな空洞があるものですから、非常に心配の部分があるのですけれども、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。
    ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。交流施設の建設予定地にある地下には空洞の存在が確認されており、今年度の地質調査にも空洞の存在が疑われる結果が出ております。御質問の建設の影響でございますが、空洞の存在や地質の状況を鑑み、空洞より深い層を支持層とした杭基礎が想定されます。しかし、可能な限り空洞を避けた位置での施設配置を実施設計の中で検討してまいります。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) これから実施設計に入っていくと思いますけれども、しっかりと建設に影響のないようにしていただきたいと思います。 それでは、現在の社協、そして保健相談センターが新しいこの新町跡地にできる複合施設に移転した後の社協跡地と保健相談センター跡地の利用計画はどのようにお考えか、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。両施設の跡地に関しましては、その利活用について、現在具体的な検討がなされている状況ではございません。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) まだ具体的な検討はされていないと。該事業のさきの答弁で、令和8年度の完成予定との説明がありました。当初は令和7年度の完成予定でしたけれども、該予定地、新町跡地については、これまで長い間、この場所を利用することができなくて、やっと新しい計画が動き出しております。当初の計画は令和7年度の完了予定が令和8年度の計画になっているのですけれども、できるだけ早く完了できるような努力方のお願いをしたいと思います。 それから、社協跡地と保健相談センター跡地に関しては、まだ具体的な検討はされていないとの答弁でしたけれども、既存の両施設の跡地の活用方法として、提言として、社協跡地に関しては市有地でありますので、現在、総務部で取組も進めているように、売却をして市の財源とする可能性も考えられると思います。これから検討委員会等にも諮ると思うのですけれども、そういう考えもぜひ入れていただきたいし、そして保健相談センター跡地に関しては、小学校にも隣接していまして、そして地域の方々からも要望がある児童センターの計画も検討していただきたいなと思います。両施設の移転についても、もう既に市としては新しい複合施設に移設するということも決定されておりますので、跡地利用の検討に関しても早期に取組を進めていただきたいと思います。以上、提言にしておきます。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時58分) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後1時30分から行います。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時58分)              午後の会議 ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き、21番 平良眞一議員の質問を許します。平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) それでは、質問を続けていきたいと思います。(2)番目の県道34号線からの進入路真栄原54号の進捗についてお伺いしたいと思います。複合施設と関連している県道34号線からの進入路である真栄原54号は、該複合施設の事業に合わせた令和7年度までの事業だと思いますが、現在の進捗はどのようになっているのか、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 平良眞一議員の御質問にお答えいたします。市道真栄原54号は、令和2年度に道路実施設計を行いました。令和3年度については4棟の物件調査を行ったところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 道路の実施設計も済んだと。そして、物件調査も済んだということで、今後、用地あるいは物件補償等になると思いますけれども、令和4年度の補償業務について御説明いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和4年度の用地補償につきましては、用地取得4筆、物件補償4棟を予定しております。また、物件調査についても引き続き行ってまいります。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 令和4年度は4棟と4筆の予定という形で、こういうところ、補償などはどのような形で、どの場所から進めていく予定なのかと、そして完了までの今後のスケジュールを御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。用地補償の順番、優先順位というものは特にございませんが、物件調査を進めていく中で、被補償者の御意向も確認しながら補償時期を調整し、進めてまいりたいと考えております。 また、令和7年度までのスケジュールでございますが、当該事業の完了までのスケジュールにつきましては、令和4年度から6年度に物件補償及び用地購入、令和6年度から7年度に整備工事を行う予定でございますが、用地補償の進捗状況を踏まえながら、工事についても早期に着手することも考慮してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 複合施設と外周道路については、令和7年度の予定から1年延びて令和8年度という計画になっているのですけれども、該54号についてはぜひ部長の答弁どおり、当初の予定どおりに令和7年度完了に向けて鋭意取り組んでいただきたいと思います。この件に関しては以上で終わって、次の質問に移りたいと思います。 3番目の市道の維持管理についてお伺いいたします。(1)、市道真栄原13号の雑草対策についてお伺いいたします。この13号は、真栄原交番から佐真下交差点までの歩道に設置された植栽ますの現状を把握されているか、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道真栄原13号の植樹ますの雑草については、パトロールなどによって年2回程度の除草を行っておりますが、雑草の伸びが早く、住民の方々から除草依頼が多い箇所だと認識しております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 以前にも市民から、歩道まで雑草が生い茂って歩行に支障があるので清掃していただきたいとあったと思います。当局としてもその対応はされております。雑草はそのまま放置すれば、半年もたてば、同じように伸びてまいります。今後もずっとその管理対応を繰り返すのか。同じような形で除草作業を市としてはやっていくのか。市の対応をお伺いしたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。植樹ますの除草につきましては、道路維持管理の中で状況を見ながら除草を行ってまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 植樹ますのところを見ていましたら、1メートルくらいの大きさのますは、ある程度きれいに街路樹の手入れがされているのですけれども、5メートルから10メートルぐらいの植樹ますも結構あるのです。その5メートルから10メートルぐらいの植樹ますのほうが歩道まで雑草が伸びている状況なのです。そして、非常に通行に支障があるのです。その植樹ます近くの店舗あるいは住民の方々に管理等の協力をお願いすると、そういう方法も検討したことあるのでしょうか。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道真栄原13号の植樹ますの管理におきましては、個人や企業において自主的に除草やごみ拾いを行っている箇所もございます。この市道真栄原13号は、延長約900メートルあることから、個別に住宅や店舗等に管理を依頼することは難しいものと考えておりますが、自主的な管理組織として、公園、市道、緑地帯を管理し美化活動を行う市民組織に対し助成金を交付し、公共施設の愛護思想の普及、向上を図る目的で、水と緑の愛護活動事業も実施してございます。また、花いっぱい運動事業においては花の苗を配布したりしておりますので、既に自主的に管理を行っている皆様に呼びかけ、ぜひ組織を結成していただくことで通りの環境美化につながるものと思いますので、自主管理なされている方へ声かけしてみたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) あそこの店舗あるいは住民の方にお願いするのも非常に難しいということであれば、この雑草をほっておけば同じようにまた伸びてきますし、市のほうでずっと管理あるいは処理をするのも難しいと思うのです。そこで、防草シートというのですか、草が生えないようなシートをあちこち埋められるのですけれども、その街路樹以外、余分な雑草の生えている部分をこの防草シートで覆う方法、これはいかがかなと思いますけれども、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。植樹ますの雑草については、やはり交通安全に配慮し、維持管理の中で防草シートなどの対応できないか、検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) これは除草しても、また同じように雑草は伸びてきますので、その場所のジョギングあるいはウオーキング、散歩等している市民、結構いらっしゃるのです。特に夕方、歩道が見えないぐらい雑草が伸びているところもあるのです。ですから、そこはまた雑草が伸びると、チリ、あるいはごみ捨て場にもなるものですから、ぜひこのような雑草が生い茂っている市道、ここの場所だけではなくて、市内にも結構あるのではないかなと思いますので、そこも確認していただいて対応していただきたいと思います。 では、次に進みたいと思います。次の2番目の市道我如古25号の側溝整備についてお伺いいたします。市道我如古25号の一部、我如古公民館付近から国道近くまでの部分、そこの側溝の蓋が割れ、あるいはひび、すき間等が多く見られるのですけれども、現状は把握されているのか、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道我如古25号内の側溝蓋につきましては、ひび割れや角が欠けたものがあることを確認してございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 市道は志真志小学校への通学路にもなっておりまして、ここは交通量も非常に多くて、子供たちの朝の通学時間、あるいは車での出勤時間等、時間大分かかるものですから、車が往来するときには子供たちは側溝の上を歩かなくてはいけない状況なのです。また、その側溝の蓋の厚みもばらばらで、子供たちがつまずつきやすい、歩きにくい上に老朽化もしているのですけれども、その辺りの状況まで把握しているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。通学路として利用の市道我如古25号の道路幅員につきましては、6メーター以下の箇所が多く、交差する道路も多いこと、そして側溝蓋の段差があることも把握してございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 該道路は、先ほども申し上げましたけれども、交通量が多いのです。車両が交差をして通過する場合には、どうしても側溝の上を通らなければ交差ができなくて、頻繁に側溝を踏むのです。その市道の側溝の蓋も老朽化して、ひびや、あるいは破損している部分が多くて、いつ、車のタイヤが溝に落ちないか、心配をしているところなのですけれども、昨年も該市道のこの部分で車が割れた側溝に落ちて、市のほうで賠償事故もありました。このような事故がいつ発生してもおかしくない部分も多々ありますので、早急の整備をしていただきたいが、御答弁をいただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該道路につきましては、維持管理の中で側溝蓋の段差解消も含めまして、次年度の早い時期に改善してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 部長、しっかりと早急に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、3番目の(3)の市内一円の市道整備計画についてお伺いいたします。市内の市道の側溝整備や、あるいは道路の補修等についてはどのような計画で整備をしているのか、御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。道路の補修整備につきましては、パトロールや住民からの御連絡によって、現場の状況に応じて部分的な補修を行っている状況でございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 今の部長のおっしゃったとおり、これは市民から、あるいは自治会からの指摘、依頼、あるいは巡回等でこの整備をしているのです、今までも。道路についても、陥没あるいは凹凸、ひび割れ等の部分、いっぱいあるのです。その部分だけが弱っているのではなくて、あちこち全部弱っているものですから、ぜひ年次計画を立てて整備したらどうかなというふうに思いますけれども、年次的な整備計画について御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在は短期的な補修計画で計画を立てているところではございますが、緊急的な修繕対応が多く、補修計画の計画どおりできていない状況でございます。整備年度や道路の現状を把握し、優先順位の検討を行い、年次的な計画の策定について取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 側溝にしろ、そして道路にしろ、これは1回整備をすれば何十年もやらないでいいわけですから、この一部一部をやっていただきたい。見栄えが悪いのです。あちこち継ぎはぎだらけで、そういったのもあるものですから、ぜひ年次計画を立てて、古いところから。今年度は市道何号、市道何号という形で、ぜひ整備計画を立てていただきたいと思いますけれども、いま一度御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。やはり補修整備計画を作成することで、快適で安全・安心な市道となるものと認識しております。ですが、現在の市単独費で実施する道路維持管理は市の財政状況を考えると厳しいものがございますので、補助メニューなども活用しながら、関係部署と調整し、計画を立ててまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) しっかりと計画を立てれば、財政課はできないということ言えないと思うのです。ぜひしっかり計画を立てていただきたい。財政課のほうにもお聞きしたいと思いますけれども、今の件、御見解をお願いしたいと思います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。年次的な計画を立てて市道の補助整備を実施することにつきましては、先ほど建設部長が答弁したとおりでございますけれども、一義的に財源となる補助メニューや起債メニューなどの活用は事業担当課でお考えいただくものではございますけれども、財政課としてもその辺を協議しながら支援をさせていただきたいと思っております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) これは市民から必ず出てくる要望ですから、市民の声を反映する努力方をひとつよろしくお願いいたしまして、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で21番 平良眞一議員の質問を終わります。 進めてまいります。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時48分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時48分) 引き続き一般質問を行います。6番 上里広幸議員の質問を許します。上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 皆さん、こんにちは。議席番号6番、和みクラブ、上里広幸でございます。3月になって、議会では次年度の予算審議を議員諸公の皆さん、当局の皆さんとともに慎重審議している最中でございます。前日、莫大な資料の下、慎重審議をしながら、議員諸公の皆さん、当局の皆さんも気を許せない日々が続いておりますが、一般質問、通告してありますので、お付き合い、よろしくお願いいたします。 それでは、議長からお許しがありましたので、通告どおり一般質問、進めさせていただきたいと思います。冒頭でもありましたが、今、次年度の予算、審議中なのですけれども、令和3年度の振り返りをしながら、また令和4年度、施策がどのように展開していくのか、その辺を施政方針を基に確認しながら進めてまいりたいと思います。 今定例会に提案されている施政方針の基本施策、基地問題への対応について、令和3年度を振り返りながら確認していきたいと思います。市民、県民が強く望む普天間飛行場の一日も早い返還と速やかな運用停止をはじめとする返還までの間、危険性除去及び基地負担軽減の確実な実現、並びに跡地利用を推進するために返還期日の確定を強く求めてまいりますとあります。 そこで、お伺いしていきます。令和3年度に起こったオスプレイの水筒落下事故についてお伺いいたします。オスプレイが民家に水筒を落下させた事件後の本市の対応についてお伺いしていきたいと思います。 残りは自席にて質問していきます。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 こんにちは。上里広幸議員の御質問にお答えいたします。オスプレイからの水筒落下につきましては、令和3年11月23日の夜に副市長へ第一報が寄せられ、翌日24日の朝、現場にて状況確認を行い、基地政策部から宜野湾警察署や沖縄防衛局などへ本事案について通報しております。その後、沖縄防衛局から落下物が海兵隊個人の水筒であるとの情報提供を受け、24日に沖縄防衛局長、26日に外務省沖縄事務所特命全権大使、29日に第三海兵遠征軍司令官沖縄地域調整官に対し、落下に対し抗議するとともに再発防止策を徹底するよう要請を行っております。 ○上地安之議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 上里広幸議員の御質問にお答えいたします。今、基地政策部長が答弁申し上げましたが、その後、私のほうで幾つか行動を起こしておりますので。この本件事案につきましては、一つ間違えれば人命に関わる非常に重大な事故であるというふうに捉えまして、事故発生から3日後の11月26日に私が上京いたしまして、防衛省で、岡地方協力局長、田中地方協力局審議官をはじめ関係する課長さんに直接お会いして、強く抗議してまいってございます。安全管理及び再発防止策の徹底などについても強く求めてきたところでございます。同時に、官邸に赴きまして、栗生内閣官房副長官に対しても同様の要請をしてまいりました。 また、その後、12月27日に沖縄県庁で開催されました普天間飛行場負担軽減推進会議、作業部会におきまして、普天間飛行場所属機による事故が繰り返して発生していることなどに対しまして、米側へ安全管理の徹底を強く求めていただきたい旨、申し上げてきておるところでございます。 政府からは、米軍機による事故などはあってはならないものであり、引き続き米側に安全な運用の確保に万全を期するよう求めてまいりますとともに、安全管理及び再発防止の徹底がなされるよう、日米で連携して対応していきたい旨の御発言がございました。本市といたしましては、実効性のある安全管理、再発防止の徹底がなされるよう状況を注視していきたいというふうに考えてございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。昨年、私どもいろいろ質問させていただいて、抗議要請、議会からも市長も、何度も何度も事件、事故が起こるたびにやってきている状況でございます。粘り強く訴えていくことが危険性除去につながっていくという、市長からもあったのですけれども、この普天間飛行場負担軽減推進会議、また作業部会においてもしっかりと副市長のほうで対応されていること、確認いたしました。 それから、政府では、しっかりと発言があって、本市としては状況を注視してまいりたいと、今、副市長からあったのですけれども、この水筒の事故原因と米軍の対応についてお伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。事故原因につきましては、本来機体へ固定されているべき水筒が固定されていなかったということでありますが、なぜ固定されていなかったかにつきましては検証を行っているということでした。 本事案を受け、政務外交部のオーウェンズ大佐からは、水筒の落下により宜野湾市民を不安にさせたことに対し、おわびがありました。また、再発防止策として、海兵隊全ての航空機の乗組員に対し、航空機を運用する際には固定されていない備品については、機体内において固定するという既存の手順に従うことの重要性について再度注意喚起を行ったと承知をしております。さらに、オスプレイが市街地上空を飛行する際には全ての窓やハッチなどを閉じるという新しい規則を導入する段階にある旨の説明を受けております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございます。今の部長からの答弁でも分かるとおり、今回、あくまでも固定すべきものを固定していなくて、こういった事故、水筒が落下する事故が起きたということで、政務外交官のオーウェンズ大佐からしっかりとおわびもあって、再発防止として再度注意喚起を行ったということもお伺いしています。 そして、さらにオスプレイが市街地上空を飛行する際には全ての窓やハッチを閉じるということ、新しい規則を導入する段階にあるというふうに今答弁あったのですけれども、私も前もってお伺いしていたのですけれども、その中で2月17日の報道なのですけれども、その報道についてちょっと確認していきたいと思います。これも当局の皆さんからもらって、新聞報道の内容なのですけれども、これが事実なのか、そうでないのか。それを少し確認していきたいと思います。新聞報道において、米海軍がオスプレイがハッチを開けたまま飛行していたという報道があって、写真つきであるのです。この記事について御見解、よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。そのような報道があったということは承知をしております。報道によりますと、ハッチが開いていたのは海軍のオスプレイで、水筒を落下させたのは海兵隊のオスプレイといった部隊の違いもあるのではないかと考えているところでございます。いずれにしましても、先ほど副市長からもありましたとおり、政府からは安全管理及び再発防止の徹底がなされるよう、日米で連携して対応したい旨の御発言がございましたので、本市といたしましては状況を注視するとともに、普天間ミーティングの場などにおいて、事故原因を含め再発防止策の実効性などについて確認してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。これは海軍だから宜野湾市の市街地の中でハッチを開けているとか、海兵隊だからとか、そういったことではないと思うのです。確認するにしても、沖縄防衛局のほうも現在承知していないということなのです。今、部長から答弁もあったのですけれども、先ほど事件後にはしっかりと新しい規則を導入する段階にあると。ハッチを閉めて市街地の運用していくという説明があった後にこういった、全然説明と違うような状況が起きたのが、これが本当にそういったことが起きているのかどうか、そういったことをしっかり伝えていって、事実の確認等していただきたいと思います。 先ほどもあったのですけれども、その確認する場もしっかり普天間ミーティングの場と、日米、また県、また本市でしっかりと机の上にのせて、そういった事実の確認等しながら抗議要請等行っていただきたいと思います。 そして、次の質問に行くのですけれども、前回の議会でも確認させてもらっているのですけれども、閉鎖返還までの間の危険性の除去及び基地負担軽減の取組について、昨年11月に要請を行っていますが、内容をお伺いします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。令和3年11月11日から12日、普天間飛行場の一日も早い閉鎖、返還及び速やかな運用停止の実現並びに基地跡地利用の推進について、政府に対し要請を行っております。要請先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、防衛大臣、外務大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)となっております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございます。要請内容の確認させてもらったのですけれども、要請をしながら、政治的な話もあったようですが、その中でも基地負担軽減の取組について、現総理とどのようなお話を行ったのか、お伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 こんにちは。上里議員の御質問にお答えいたします。昨年11月11日、12日ということで、政府のほうへ要請に行ってまいりました。ただいま、総理のことだと思うのですが、たしか10月4日でしたか、岸田内閣が誕生しまして、総理のほうに初めてお会いをするという状況でしたので、当然その前には松野官房長官、そして栗生副長官、官邸のほうでしっかり普天間飛行場の負担軽減、さらには非常に厳しい状況であると。夜間の騒音等も含めまして、かなり細かい要請をしっかりさせていただきました。岸田総理のほうには、やはり総理就任の初めての面談ということもありましたので、松野長官への、そして栗生副長官への要請も含めて話をさせていただきました。その後は表敬訪問ということもございましたので、様々意見交換もさせていただきました。総理からは、やはり大変厳しい環境だということも、労をねぎらう言葉もありましたし、しっかり要請については政府のほうで対応してまいりたいというような力強いお言葉をいただきました。 今後とも、なかなかコロナ禍の中で上京ができないというような状況でございますけれども、先ほど水筒落下のこともございましたが、常日頃から司令官であったり、あるいは沖縄防衛局であったり、常に発信をしていく。事件、事故がないようにということは、お会いするたびにその要請、お互いにその認識をしっかり意見交換をしていきたいというふうに考えております。これからコロナが収束すればそういった機会も増えてくると思いますので、その辺はしっかり宜野湾市長として取り組んでまいりたいと考えております。以上です。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。この基地負担軽減に向け、しっかり取り組んでいる状況、令和3年度の状況を確認させていただいて、令和4年度も施政方針のほうにもしっかりと取り組んでいくというふうにありました。予算のほうも、今議会に普天間飛行場返還促進対策事業として予算のほうも提案されている状況ですので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。 そこで、しっかり取り組んでいる状況、政府からもしっかりとした対応をしていくというふうに、これもある。オーウェンズ大佐からも、しっかりと事故を防いでいくということも受けている中で、またこういったハッチの問題だとか、オスプレイの事件、事故等が増加しています。今議会でも別の議員諸公の中からでも、基地の被害状況、苦情件数も増加している。こういったものを鑑みると、オスプレイの配備の撤回を求めていくのも必要ではないかなと思います。本庁正面玄関にも、オスプレイ配備反対と。ロビーのほうにも、中に入っても掲げられている。そういった中でも、こういった基地負担が増え続けているということを鑑みると、市長、このオスプレイ配備撤回を求めることも必要だと私は考えますが、見解をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。オスプレイの配備撤回につきましては、平成25年に配備されて以降、普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会において、オスプレイ12機程度の県外拠点への配備などを求めてまいりましたが、実現には至っておりません。本市といたしましては、引き続き政府に対し、普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会や要請などの場において、オスプレイ12機程度の県外拠点への配備を含め、市民が実感できる基地負担軽減に取り組むよう求めてまいります。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。今、私が言ったのは、ここまで負担が増えてくると、配備を撤回したほうがいいということを求めたほうがいいのではないかなということです。今現在は、24機ある中の半分の12機を県外に移してくれということを訴えていると思います。そもそもこのオスプレイ配備に関しては、県民大会においても沖縄県全体で配備計画を強く中止を求めたにもかかわらず、日米両政府はオスプレイの安全宣言をして配置されたことは、皆さん御承知のとおりだと思います。 そこで、市議会としても、市としても共同声明も出しています。その中で配備されて、今現在、10年近くなるのですけれども、状況を見ると、配備したことによって基地の負担が増え続けている。これは基地被害110番の状況から見ても分かる。この状況を見ると、危険性の除去とか、基地負担軽減が逆行して増えていっている状況にあると、このデータを見ると感じていますので、ぜひ配備の撤回についても御検討して、強く訴えてほしいと思います。実際、12機のうち1機も移動していないではないですか。そういったことを見ると、強く出ていくためには、移駐でなくて配備撤回してくださいと、強く言うことも必要だと考えますので、ぜひ市長、強い姿勢で日米両政府に負担軽減に向けて働きかけ、よろしくお願いします。もし御見解があれば、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 御答弁申し上げます。ただいまオスプレイ24機のうち12機、半分ということで、別の拠点への移動、この件につきましては普天間飛行場の負担軽減推進会議の中で議題としております。当初から沖縄県と宜野湾市からテーブルにのっけるという議題の中で、半分はという要請をしてきたところです。ただ、政府としましては、できる限り県内訓練ではなくて、本土での訓練あるいは外国での訓練。訓練移転を取り組んできたと。そこは評価はしておりますけれども、今御提言ありましたように大変厳しい状況が続いておりますので、宜野湾市だけの要請ではありませんので、沖縄県ともそこはまた改めて協議もしてみたいなという思いであります。いずれにしましても、負担軽減ができるように粘り強く取り組んでいきたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。
    ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。粘り強く取り組んでいってください。この質問は以上です。 続いて、基地被害110番の運用状況についてお伺いいたします。以前、基地被害110番の苦情件数が、同時刻に多分苦情が重なりますので、増えてきてパンクしてしまったと。その後の確認をしたいと思います。現在の基地被害110番の運用についてお伺いします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。基地被害110番の運用につきましては、昨年3月に外来機が夜間に飛来し、航空機騒音に対する苦情が多数寄せられ、録音機のデータ容量を超えてしまい、110番へかけてもつながらないといったことを受けまして、機器の見直しを行ってまいりました。 今年3月より、これまでの録音時間の30分から最大120分間可能となる留守番電話専用録音機器を設置しております。また、電話による基地被害110番以外の受付方法といたしまして、市ホームページより直接投稿できるよう、基地被害110番ホームページ受付フォームを作成しており、昨年11月から運用しております。本市といたしましては、引き続き普天間飛行場から発生する騒音の実態把握に努めるとともに、航空機騒音の対策をはじめとする基地負担軽減の実現に取り組むよう求めてまいります。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。受付窓口の拡大ということで、11月の市報のほうでも確認しています。今、実際ホームページからの受付もやっているということだったのですけれども、ホームページの受付状況等分かるのであれば、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。令和3年4月1日から令和4年3月16日までの間、基地被害110番に寄せられている苦情は513件、うちホームページからの受付は34件となってございました。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。本来ならば、基地被害110番、苦情が来ないほうが本当はいいのですけれども、実際被害が多くて苦情が増え続けている状況を鑑みますと、この事業にしっかり取り組んでいっていただきたいと思います。この質問は以上です。 次の質問に移っていきたいと思います。下水道接続促進事業の取組についてお伺いいたします。昨年、令和3年度に実施した事業でございますが、令和3年度の実績について御答弁お願いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 上里広幸議員の御質問にお答えいたします。本市では令和3年4月より、くみ取り便所や浄化槽を廃止して、公共下水道へ接続する工事を行う建物の所有者の方々を対象に、その工事費用の一部を補助金として交付し、公共下水道へ接続していただくことを目的に宜野湾市公共下水道接続促進事業を実施しております。 令和3年度予算は、課税世帯が80件、非課税世帯で35件、地形により加圧ポンプ等の設置などが必要な低地世帯を10件とし、年間125件の接続申請があるものと想定し、3,000万円の予算を計上しております。令和3年度の実績でございますが、課税世帯につきましては当初想定件数の約1.5倍に当たる125件、非接触世帯は20件で、合計145件の接続工事を行っております。また、補助金を利用せずに公共下水道へ接続された件数は5件となっております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。実際、昨年度3,000万円の計上していて、当初予算、計画よりも1.5倍の実際の成果を上げている。さらに、その推進事業を活用しないでも接続件数5件あった。資料のほうも確認させていただいたのですけれども、非常に喜ばれている事業だなと、私、とても感じたのです。今回の令和4年度の予算を審議していると減額になっているわけです。実際3,000万円計上して、実績もあるのに、市民が望んでいるのに少し減額しているのです。 そこで、お伺いします。令和4年度の計画について、件数、そしてまた予算、また周知方法、どのように検討しているのか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。令和4年度の計画としましては、課税世帯が72件、非課税世帯で20件、低地帯世帯は1件で、合計93件の接続申請があるものと想定し、2,000万円の予算を計上しております。 周知方法につきましては、今年度同様、ホームページや市報への掲載、さらに未接続世帯へのチラシの配布等で周知を図ってまいります。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。今、私がお伺いしたのは、なぜ予算が減額になっているのですか。広報どうしますかということで、広報をお伺いしました。当局の方からも、今、実際、予算の提案されていますので、可決後に周知していくということも確認いたしております。 そこで、部長に答弁お願いしたいのですけれども、令和3年度の浄化槽改造については、当初予算以上の件数が実績として、実際資料として提出していただきました。令和4年度が減額になっている。その減額理由についてお伺いします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。令和3年度予算3,000万円は、補助金制度の初年度であることから、これまで経済的な理由等で公共下水道への接続をされていなかった方々の駆け込み需要による増加件数分として約1,000万円を加算して予算計上したためでございます。令和4年度予算につきましては、今年度の補助事業への問合せ状況などを踏まえ、おおむね90件程度の接続申込みがあるものと想定し、予算を2,000万円としております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。実際初年度なので、実際3,000万円で、今回からまた継続して事業をしていきたいということで2,000万円だという説明で理解いたしました。この事業、一件でも多く接続世帯を増加していただいて、快適な市街地の環境確保のために必要な事業だと考えます。そして、現在の段階で全ての世帯が接続完了するためには何年頃になるのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。本市には下水道への未接続世帯が約2,800件ございます。これまでの接続件数の実績を見ますと、既存建物の建て替えや浄化槽からの改造件数などを含め、下水道への接続件数が年間150件程度ございます。接続完了まではおおむね約18年程度かかるものと想定しております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。これまた事業に市民の皆さんが理解していただいて接続することで、また利用料、そして対価を得て、また健全な財政運営ができると思いますので、市民の皆さんの理解を得ながら、しっかり取り組んでいただきたいと思います。コロナ禍において、事業者が営業自粛したりして、なかなか水道利用量も減ってきている状況だと思いますので、少しでも多くの利用量、また対価としてできるように取り組んで、この事業を推進していってください。この質問は以上です。 次の質問に移りたいと思います。質問事項3です。あしび村やーデイサービス事業についてでございます。こちらも施政方針、基本施策の高齢者介護・福祉の充実の中で、地域の支え合いで高齢者の健康・安心を築くために、社会福祉協議会や各自治会と連携して、生きがい対応型デイサービス事業を支援してまいりますというふうにして、今回、この特会のほうにも予算の計上されています。 この事業は、皆様御存じのとおり、地域公民館等利用して23自治会で実施していて、65歳以上の高齢者の方が対象で、地域との交流や健康づくりのために開催している事業ということは、皆さん御存じだと思います。非常に充実している事業でございますが、課題もあって、対象者の人数も少し減少傾向にある。また、ボランティアの皆さんもちょっと高齢化していっているというふうにしてあります。市としては、補助事業として社会福祉協議会へ助成している事業でございます。助成しているので、実績報告を受けていると思うのですけれども、実績報告を受けての見解をお伺いしたい。どのように評価しているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 上里広幸議員の御質問にお答えいたします。あしび村やーデイサービス事業においては、令和元年度、令和2年度と、議員おっしゃるように微減傾向、人数の減少傾向はあります。ありますが、他市町村の月に1回開催のサロンとは異なり、毎週、週1回開催されており、参加者、ボランティア、双方にとっての生きがいづくりに貢献しているものと評価しているところでございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。対象者の方も地域でサービスを受けられて、またボランティアの方もボランティアをすることで生きがいを見つけて、非常に充実している事業だというふうにして私は認識しています。その中でも、以前から取り上げている課題等があります。ボランティアの高齢化、人材確保、送迎の問題、また今コロナ禍でありますので、感染症対策等が報告書などでも上がってきているのですけれども、その課題解決に向けてどのような取組を行っているのか、お伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。ミニデイサービス参加者やボランティアの方々の高齢化に伴い、事業の在り方も柔軟に対応していく必要があると考えております。御指摘のありました人材の確保、また送迎の課題もその一つであるというふうに考えております。令和3年には、事業を実施している社会福祉協議会によりミニデイサービス事業の課題に関するアンケート調査や意見交換会が行われております。今回のアンケートの結果については、現在、社会福祉協議会のほうで取りまとめ中と確認しております。その結果も参考にしながら意見交換等図って、対応策を考えてまいりたいと思っております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。実際、今、答弁あったのですけれども、宜野湾市としては助成をして、主体は社会福祉協議会さんなので、実際、やり方、方法とかは社協さんに一任しているので、その中で今現在アンケート調査中だということを今確認いたしました。そのアンケートが上がってきた際には、事業を充実させていくためにも連携を深く取っていく必要があると考えます。そのことについて御見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。高齢者が住み慣れた地域で可能な限り安心して住み続けていくためにも、地域包括ケアシステムの構築は必須であり、ミニデイサービスは地域包括ケアシステムの生きがいづくりや社会参加の一翼を担っているものと考えております。なので、社会福祉協議会との連携は必須でございます。また、社会福祉協議会に委託している生活支援体制整備事業では、自助、互助、共助をうまく組み合わせながら協働して地域づくりに取り組んでございますので、ミニデイサービスの事業課題に関しましても、地域づくりの一環としても取り組んでいけるよう包括支援センターも含めた3者の連携を深めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) ぜひこの3者でしっかり連携して取り組んでいただきたいと思います。この問題は、課題については、この事業だけではなくて、高齢化の問題、自治会の加入率の問題、今おっしゃった地域包括ケアシステムの問題と様々な観点が絡んでくると思いますので、アンケート調査を受けた後でも、ほかの事業等もあると思いますので、バランス等を見ながら、しっかり取り組んでいっていただきたいと思います。予算のほうも、生活支援体制整備事業ですか、この中で実際、特別会計予算そのもので確認させていただきました。しっかり連携しながら取り組んでいっていただきたいと思います。この質問は以上です。 次の質問に移ります。市道宜野湾11号についてお伺いしていきます。令和3年度の9月議会の私の一般質問の中で、建設部長の答弁にて、冠水対策として基地側の下流排水能力を高めるために沖縄防衛局及び米軍側と協議を行っているというふうに答弁があったのですけれども、その内容についてお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 上里広幸議員の御質問にお答えいたします。令和3年6月に発生した市道宜野湾11号での冠水について、これまでに米軍、沖縄防衛局、宜野湾市の3者協議と普天間飛行場内現地視察を行ってまいりました。協議においては冠水時の状況説明や対策方法の検討などを行い、現地視察においては冠水箇所から基地内排水路の下流までの視察を行いました。現在は対策方法など、今後の進め方について防衛局と調整を進めているところでございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。これは宜野湾11号なのですけれども、開通して、非常に喜ばれている反面、また少しこういった課題もありますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。 そこで、今、実際視察をして調整を進めているということで、部長から答弁あったのですけれども、この宜野湾11号、今後の冠水対策、どのように行っていくのか、お伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今後の冠水対策につきましては、本来なら防衛局が行います基地内排水の調査業務を宜野湾地区全体の排水計画にも関わることから、本市下水道施設課が令和4年度に防衛局からの受託業務として受け入れ、宜野湾地区の排水流域から基地内の放流先までの調査、検討を行うことで調整しております。また、道路表面の排水処理につきましては、建設部において改善を検討してまいります。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。部長、本当におっしゃるとおり、本来なら防衛局が基地内排水調査業務を行うべきだと思うのですけれども、受託業務、受入れして、調査、検討を行うということです。ありがとうございました。 そこで、上下水道局長にちょっと確認したいのですけれども、令和3年度6月の定例会において、上下水道局長の答弁にて、隣接流域の未整備区域に関しては、令和4年度に整備予定、当該冠水地点の雨水流水の分流分散を行い、雨水流量の低減を図り、さらなる改善を講じてまいりたいと答弁があったのですけれども、未整備区域の箇所、そして計画をお伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。昨年の6月議会で答弁申し上げました整備箇所でございますが、市道宜野湾11号の冠水地点から北側に約38メートルの道路内の区間と市道11号に隣接する東側の里道及び民有地を含めた約92メートルの未整備区域が整備箇所でございます。 当該区域の整備計画につきましては、午前中の宮城政司議員にも御答弁申し上げましたとおり、令和4年度の整備予定でございましたが、道路内にヒューム管を埋設する工事区間は今年度の入札執行残などにより前倒し執行が可能となったことから、昨年の12月20日に工事請負契約を締結し、現在、早期完了に向けて作業を進めているところでございます。令和4年度の残りの整備区間につきましては、民有地の用地買収が必要となる箇所があることから、現在、土地所有者との用地交渉を行っているところでございまして、用地取得後、当該区域の早期整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 事業費の内訳でございますが、当該事業費は国土交通省所管の防災・安全社会資本整備交付金、補助率10分の6の交付金を活用し、用地費が約400万円、工事請負費は約2,100万円で、総事業費で約2,500万円の事業計画となっております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。言葉で聞くとなかなか分かりにくいのですけれども、図面の資料のほうをいただきましたので、分かりやすかったです。ありがとうございます。 実際この整備をするとどのような効果があるのか、お伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。現在、市道11号の道路内に流入しております市街地側からの表面水は、当該区域を整備することにより埋設管にて雨水を排水することが可能となることから、市街地側から道路側への表面水の流入はおおむね改善されるものと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。表面水等、整備して、埋設管にて排水することが可能ということであったのですけれども、そこが改善された後も、ここが冠水するおそれがあるのか、ないのかというのがちょっと懸念するのです。 そこで、質問いたします。当該道路、令和4年度の雨季について、当該場所は冠水するおそれがあるのか、ないのか、確認したいと思います。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該箇所での冠水につきましては、冠水箇所の下流側が改善されないことには、警報級の大雨時には冠水するものと考えております。今年の雨季も警報級の大雨が降る可能性もあるため、冠水箇所下流側が改善されるまでの間は応急処置で排水する方法がないかを検討し、対応してまいります。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございます。先ほど建設部長の答弁から、実際やっている下流側の調査をして、抜本的な改善をするまでは警報級の雨が降ると冠水するおそれがあるというふうに確認させていただきました。実際、その間、利用者の方はここを利用し続けると思うのです。その中で、利用する側も大雨になると、ここをちょっと避けて通ろうかなと思うのですけれども、周知方法をお伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。冠水地点を示すための周知方法といたしまして、大雨時、冠水注意という内容を表示した注意喚起の看板などの設置を考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。宜野湾11号供用開始して非常に利便性がいいですので、抜本的な改善するまでは様々な角度から対応していただきたいと思います。この質問は以上です。 次、市道宜野湾11号の(2)です。接続付近の安全対策についてお伺いいたします。前回、交通量、交通の部分の安全性を調査していただき、しっかりと検討していただきたいと提言させていただきました。そこで、街路灯の設置計画についてお伺いいたします。当該道路付近の交通量をどのように調査、検討したのか、お伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号の交通量調査につきましては、上原側と佐真下側で車両の交通量を調査しました。7時から19時の12時間調査を行った結果、上原側で9,166台、佐真下側で9,783台となっております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。非常に私が想定している以上の台数かなと思っているのですけれども、その交差点部分の街路灯の設置を以前求めたのですけれども、この調査を受けて、街路灯の設置の必要性についてお伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。宜野湾11号で実施しました交通量調査結果より、想定よりも多い交通量であることから、交差点箇所への設置は必要であると考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 必要であると考えているという答弁ありました。そこで、皆さんからいただいた道路照明施設設置基準等も読ませていただきました。これに準じていくと思いますので、ぜひ推進していっていただきたいと思います。 街路灯の設置について、今後の計画についてお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。街路灯の設置につきましては、市の財政状況を考えると、市の単独費での設置では厳しいものがございますが、交通量調査の結果も踏まえますと、ぜひ必要なものだと認識しておりますので、補助メニューなどのさらなる検討を引き続き行ってまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。交通量も多いですので、しっかりと対応していっていただきたいと思います。 次の質問に移ります。接続箇所付近への交通安全対策を求めます。当該場所なのですけれども、神山1丁目9番付近です。いこいの市民パークの神山側の駐車場の進入路付近なのですけれども、緩やかな坂道になっていて、以前からスケボーで通ったり、自転車で通ったり、非常に冷やりとする場面が多くあるということで、近辺の住民の方は皆さんよく御存じの場所なのですけれども、今回11号に接続することによって当該場所の交通量が増えていると思うのです。その量を把握しているのか、お伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。御質問にございます市道愛知7号の交通量及び歩行者の量については直接確認はしておりませんが、宜野湾11号と接続されたことにより車の交通量が増加しているものと推測しております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 朝の交通安全ボランティアの皆様等からも、非常に増えているよという声が上がっています。その速度抑止のために、カラー舗装等で効果的な対策を実施する必要性があると考えますが、当局の御見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。議員おっしゃる市道愛知7号の神山1丁目9番付近は急カーブとなっており、見通しもよくない状況となっておりますので、カラー舗装などで速度抑制のための対策を行ってまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。11号、非常に利便性がいいのですけれども、隣接している地域の皆様への配慮もよろしくお願いいたします。 質問5については、また次の議会において議論していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 今回3月で定年なさる東川上局長、知念教育長、大変御苦労さまでした。お世話になりました。そして、退職なさる職員の皆さん、また退職後は家族とともにゆっくりと過ごしてください。祈念いたしております。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で6番 上里広幸議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時49分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時00分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。22番 桃原朗議員の質問を許します。桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 皆さん、こんにちは。議席番号22番、絆クラブ、桃原朗であります。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、1番から5番まで、順を追って進めていきたいと思います。 まず初めに、1番目、地域キャリア教育支援事業について、当該事業の概要を伺っていきたいと思います。 あとは自席にて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 こんにちは。桃原朗議員の御質問にお答えいたします。地域キャリア教育支援事業では、若者の置かれた厳しい雇用環境を改善するため、地域の企業、学校、保護者等、全ての人々が連携し、子供たちに夢と希望を与え、職業観やチャレンジ精神、地域への愛着を育むための場づくり、機運づくりを進め、本市の児童生徒の就業意識の向上を図ることを目的に、平成30年度から一括交付金を活用して市独自事業として実施しており、事業実績のある民間事業者に委託し取り組んでいるところでございます。 事業の概要といたしましては、産学官、地域が連携し、一体となったキャリア教育の具体的な取組を実施するため、宜野湾市みらいづくり連携協議会を設置し、産学官、地域のそれぞれの立場で地域ニーズ、特性や課題について定期的な会議を開催し、熟議を重ねております。また、教育機関と連携し、小中学校におけるキャリア教育プログラムの開発、職業体験等の支援を行うなど、未来を担う子供たちが自立し、夢に向かって力強く生きていけるよう、勤労観、職業観の育成を目指した事業となっております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございました。当局より、このように報告書も、実践の報告書もいただきましたけれども、大変いい事業をされているなということを実感いたしました。平成30年度から行われている該事業ですけれども、それ以前に平成27年、地域キャリア教育支援事業、グッジョブスクールというのがありましたけれども、それについて現在の実施内容と以前のキャリア教育の事業の違いについて御説明いただけますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。地域キャリア教育事業については、平成27年度から29年度にかけて、「未来へ広げよう!グッジョブ体験inぎのわん」をテーマに、県補助金を活用し実施いたしました。内容に関しましては、小中学生を対象にグッジョブスクールを開催し、地域の産業、文化などをテーマに19か所の体験ブースを設け、ものづくりのお仕事体験イベントを実施しております。そのほか、パネルディスカッション形式で企業人講話を行い、創業に至った経緯や企業が求める人材像をお話ししていただくとともに、来場者と意見交換などを行ってまいりました。 平成29年度までの事業と平成30年度以降現在までの事業の違いにつきましては、1日限りの体験型イベント事業から、産学官、地域が継続的にキャリア教育を行う連携型事業へと拡充、見直しを行ったことでございます。教育現場と連携したキャリア教育の構築に努めております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 市民経済部長、ありがとうございました。本当にすばらしい事業で、少し御紹介いたしますと、小学校あたりでは、キャリア教育ということで講話等がございますが、この実施内容としては、働いている人を見たことありますか、なぜ働かないといけないのですかとか、10年後のあなたの未来を輝かせるために大事なことは何かと。要するに子供個人が大人に向けてどういうビジョンを描いて、将来を描くのかという大変すばらしい事業だと本員は思っております。 そこでまた、中学校あたりへ行くと、本市の真志喜中学校あたりでは、全生徒が、1年生から3年生まで、1学年、2学年、3学年と、この内容がすばらしいということで、希望をして受けられていると思います。そのときの実施内容は、輝く未来のために必要なことは何だろう、社会で求められる力、必要とされる能力について、10年後の自分について考えてみよう。これは小学校からもう一歩、一段上がって、より身近に大人に向かっていく、それを意識したものをしっかり考えていく。自己を改めるといいますか、そういうことだと本員は思っております。 さて、じのーんあいあいマップというのが作成され、フェイスブック等を活用して様々な情報が発信されております。このじのーんあいあいマップの詳細についてお伺いさせてください。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当該事業は平成30年度から市独自の取組として実施しており、教育現場と連携し、市内全小中学校での職業人講話や出前講座などのキャリア教育プログラムや保護者や教員向けキャリア教育講演会などを行ってまいりました。しかし、今般の新型コロナウイルス感染拡大により直接学校での実施が制限され、事業を進めることが困難な状況となったことから、働く大人と子供たちをつなぎ、働くことや地域についてインターネット上で考える教材となることを目指し、宜野湾市の人材マップとしてのじのーんあいあいマップを製作いたしました。働く大人たちや宜野湾市の魅力を子供たちに分かりやすく紹介するために、動画や写真などを用いて職業人インタビューや事業所の紹介、また児童らによる地域のホットスポット紹介を掲載し、コロナ禍でのキャリア教育プログラムが継続できるもので、令和2年度からSNS上で活用してございます。現在、GIGAスクール構想による1人1台端末として児童生徒にタブレット端末が準備されるなど、ICT活用に向けて学校現場が変化している状況の中、じのーんあいあいマップは今後の事業の拡充に有効な手段であると考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございました。やっぱりコロナ禍の中で、直接対面をしてやるのが大変厳しい環境にあると。その中で、GIGAスクールで各個人に配布されたタブレットを活用して、職場の大人との情報交換、また職業人の現在の子供たちに対するアドバイスでありますとか、社会の仕事ではこういうことをやっているのだよ、もっと君たちも学業頑張りなさいよとかいう、少し教育にプラスになることを大人が伝えていることだと思っております。 実際、このじのーんあいあいマップには、様々な企業のインタビューなどが掲載されております。私も実際、検索して拝見させていただきましたけれども、現在、掲載されている企業数、何社ぐらいが協力して、また講師として自分の職業観でありますとか、そういったインタビューに答えてくれた方はどの事業者ぐらいがあるのか、ちょっとお答えいただけますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。令和2年度の実績といたしましては、職業人インタビューとして5事業所の御協力をいただきました。飲食業、小売業、情報通信産業など、多様な企業の皆様の直接の声をお届けいたしました。令和3年度においても、同じく5事業所の職業人インタビューを掲載しているところでございます。そのほか、併せて事業所紹介を10か所程度、小学校2校による地域のホットスポット紹介を掲載しております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。
    ◆22番(桃原朗議員) 該事業では、令和元年から約530万円ほど、526万9,000円、同等程度の予算が計上されており、次年度も同じ金額、30万円ほど少しアップいたしますが、しっかりと予算立てもされているようでございます。 先ほど部長の答弁では、5事業所のインタビュー、10か所程度の紹介、それでまた小学校2校のホットスポットということがございましたけれども、今後、掲載企業の周知目標、いろんな事業所に協力をいただきたい。そして、強化をしたいというふうに本員は思いますけれども、周知の強化について、どのように増やしていくのか、どのように周知を徹底していくのかについて御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。じのーんあいあいマップに掲載する職業人インタビューや事業所紹介の目標数に関しましては、毎年度5名から10名のインタビューを、事業所紹介は10か所から15か所程度を目標としてございます。掲載数を毎年度積み重ねていき、多くの情報を発信できるよう努めてまいります。 周知の強化に関しましては、これまで市報や市ホームページのほか、事業所訪問の際に事業活動の報告を行ってまいりました。また、ICTを活用した学校支援となるよう、じのーんあいあいマップをフェイスブック上で閲覧できるよう整備してまいりましたが、学校のセキュリティー面から活用ができない状況であるため、今後は専用ホームページを立ち上げ、児童生徒のタブレットでの閲覧をはじめ、保護者や事業所などの地域の人たちにも本事業を知ってもらえるよう工夫してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。やはり子供たちだけの講話ではなく、保護者、父兄でありますとか、また学校の教育に関する指導する先生方、それとこういう形で合同研修等もなされております。こういう形で、やっぱりこの講習、講義を受けた方々の感想を聞きますと、講話後の感想では、支援者としても、もっとできることがあると前向きになれた。子供たちの未来をあしたからつくる。そして、大人がもっともがく姿を見せたいと思った。挨拶や掃除の大切さを改めて感じたとか、様々なことが書かれておりますけれども、実際、そういう講義を聞いて、やっぱりよかった、好評だったということであります。ぜひともそういう事業を継続していただきますようお願いしますとともに、本員も以前、職業人としてですが、約20年まではならないとは思いますけれども、以前に中学校で講話をさせていただきました。その際に、仕事の大切さや仕事をする上でのマナー、挨拶等、なぜ国語、算数、理科、社会を勉強しなければならないのか等、実社会においても、やっぱり算数、数学とかは、体積を求めたりとか、建築関係の仕事だったら、そういったのは必要です。もろもろのことが大人になると必要になってくるのだよということの講話をさせていただいた経験がありますけれども、現在も真喜志晃一議員、また又吉亮議員、小学校あたりでそういう職業人講話等もやられているようであります。本当に頭が下がる思いでありますけれども、ぜひ議員諸公もそういう機会がありましたら協力していただけたらありがたいなというふうに思っております。ぜひ当該事業を広く周知し、継続していただきたいと思いますけれども、いかがでしょう、部長。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。力強い御提言、ありがとうございました。これからも地域や学校、それから保護者や事業所、いろんな方々を巻き込んで、その中には、今おっしゃられたように議員の皆様の意見等も含めまして、みんなで将来ある子供たちを育てていく。そして、できれば市内で就職して、市全体を活性化していく。そういったことにつながっていけるようにこの事業に取り組んでまいります。ありがとうございました。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 1番のキャリア教育については終わらせていただきます。 2番目に移ります。小中学校におけるICT機器活用による授業の取組についてお伺いさせてください。令和4年度宜野湾市政策事業総括にあるICT機器活用推進事業、教育環境整備事業の今年度の内容と令和4年度の予定についてお伺いさせてください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 こんにちは。桃原朗議員の御質問にお答えいたします。まず最初に、ICT機器活用推進事業についてでございますが、令和3年度の内容としましては、教員の校務用パソコン、プリンター等に係る保守や教科書改訂に伴い中学校指導者用デジタル教科書の入替えを行いました。令和4年度は、引き続き教員の校務用パソコン、プリンター等の保守を行うとともに、電子黒板の追加整備と入替えを予定しております。 次に、教育環境整備事業についてでございますが、GIGAスクール構想に基づき整備した無線LANなどの校内通信ネットワーク及び児童生徒1人1台のGIGAスクールパソコンの運用に関する費用となっております。令和4年度は、これまでの運用を続けるとともに、職員室へ無線LANアクセスポイントの設置工事などを予定しております。これにより、先生方がGIGAスクールパソコンの授業準備や教材研究が今後さらに効率的に行うことができる環境が整うものと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 指導部長、ありがとうございました。では、整備で電子黒板は全て整うというふうに理解をしていいのか。このICT機器活用推進事業で整備予定の電子黒板についてどのような整備予定なのか。全て整ったのか。中学校が整ったのか、小学校も全部整ったのかについて、御説明いただきます。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。令和4年度に予定している電子黒板の整備についてでございますが、小学校は未整備の教室に対して追加整備と、中学校は入替えを行う予定でございます。小学校は、令和元年度に170台の電子黒板を導入し、普通教室、特別支援教室等に対して、約半数の設置状況となっております。令和4年度は、残りの教室など、特別支援教室、特別教室を含む学級に対して追加整備を行う予定でございます。中学校は、平成28年度に108台の電子黒板を導入し、当時の全ての教室に設置いたしました。しかし、機器の老朽化が進んでいることから、令和4年度に機器の入替えを行う予定でございます。今回の整備で、小学校、中学校、ともに教室に対して100%の設置率になる見込みでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 全て設置される。この設置をされるのも、やはり交付金を活用して入れるわけですから、しっかりと対応方、よろしくお願いします。そして、授業等でも子供たちが全ての教室で移動しなくて済むような形で授業ができるということでありますので、子供たちにとっても大変喜ばしいこと、先生方にとっても授業の活用をしていく上でもすばらしいことだと思っております。 さて、オンライン授業についてお伺いいたします。GIGAスクール構想の運用が今年度から始まり、学校内での授業やオンライン授業への活用が行われていると認識しておりますが、オンライン授業実施に当たって、家庭にインターネットの環境がない児童生徒への対応をどう考えておりますか、お伺いさせてください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。家庭にインターネット環境がない、または家庭でオンライン授業などを受講することが困難な児童生徒につきましては、感染対策を徹底した上で登校し、直接授業を受けるなどの対応を行っております。しかし、様々な事情で登校が難しい児童生徒への対応も必要であります。そのことから、現在、貸出し用モバイルルーター325台の調達を行っているところでございます。次年度から、家庭にインターネット環境がなく、貸出しを希望する家庭に対して対応できるよう準備を進めているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) Wi-Fi環境がない家庭に325台。325台ですけれども、子供たちは兄弟がいたり、重複したりすると思うので、この台数が適当なのかどうかについては、まだ今後も検討しなくてはならないと思いますけれども、家庭にインターネットの環境がない児童生徒に対してはモバイルルーターの貸出しを準備しているということでありますけれども、家庭の負担はどういうふうなことになりますでしょうか。指導部長、お願いいたします。お答えください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。貸出し用モバイルルーターの通信費につきましては、御家庭の負担をお願いしていることとしております。ただし、就学援助を受けている御家庭が当該モバイルルーターの貸出しを受ける場合は、通信費の一部について負担軽減策も検討しているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) やはりコロナ禍であり、そういった電子ツールの大切さというのをこれほど痛感したことがないような、今現在、世の中になっておりますけれども、ぜひ貧困の格差と申しますか、様々な要因で子供たちに学業の差がないように対応を取っていただきたいというふうに思います。 学校によっては、ICT機器を活用して県内外の学校とオンラインによるリモート交流等も行われているようでございますけれども、実施状況、どういった事例があって、子供たちがどういう交流をしているのか。もし事例がございましたら御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。県内や県外の学校とのリモート交流につきましては、学校内に電子黒板やGIGAスクールパソコン、無線LAN環境が整備されてきたことで、より実施しやすい環境になりました。学校に確認しましたところ、今年になって県外の学校とオンライン交流を実施した学校が4校あり、お互いの地域の紹介や東日本大震災の体験から命を学ぶなど、様々なテーマでオンライン交流を行っておりました。また、県内の学校とリモート交流を実施した事例では、体育館で大縄跳びをグループごとに行い、学校同士で勝敗を競う事例や、児童会運営委員会同士でお互いの活動や振り返りについて意見交換などを行っておりました。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。実際、大縄跳びの事例は、新聞等にも掲載されておりました。そのような形で、学校以外の子供たちとの交流というのもぜひ大切だと思いますし、また県内外の子供たちと文化の交流だとか、様々な地域のいいところ、そしてまた自分たちのアイデンティティーを芽生えさせる要因の一つになろうかと思いますので、ぜひとも当該事業をしっかりと取り組んでいただきたいと思います。以上でこの質問は終わらせていただきます。 次、3番目、公園等の再編整備について、建設部にお伺いをさせていただきます。建設部より宜野湾市内の都市公園、スポーツ施設の状況、資料をいただきましたが、状況についてどのようになりましたでしょうか。そして、海浜公園で今後どのような、新たなスポーツ施設の整備を予定しているのか、お聞かせいただきます。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。ぎのわん海浜公園での新たなスポーツ施設の整備予定についてでございますが、平成30年度に策定した本公園の公園施設等再編整備基本構想計画に基づき、年次的に駐車場などの整備を進めているところではございますが、新たなスポーツ施設というところでございますが、具体的な整備の時期は決まってはおりませんが、同公園駐車場の北側においてスケートボード場の整備を予定してございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) まだまだ今後、検討課題がたくさんあるかのような答弁でございました。実際スケートボード場は準備するという部長の答弁でございましたけれども、またこの海浜公園、広いスペースでありますので、様々な市民からの御意見等がありましたら、そういった御意見も注視していただいて、ぜひ議論をしていただいて、小さな海外のような雰囲気で、ビーチの近くにスケートボード場だとか、様々なことを考える余地もあろうかと思いますので、しっかりと検討なされていただきますようお願いをいたします。 公園内のスポーツ施設の状況で、資料で街区公園、ちゅんなー公園、ぐんばる公園、志真志公園等のバスケットのリングが苦情によって一時撤去というふうにお伺いをいたしましたが、どういう状況、どういうことであったのか、説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。3公園のバスケットリングの一時撤去につきましては、公園周辺にお住まいの方々から、夜間にバスケットボールを行っているため、うるさい、騒がしいなどの苦情が寄せられており、夜間に公園管理者が公園を見回り、発見した際には周りの方々へ迷惑にならないよう口頭で注意をしたり、注意喚起の看板を設置したりしておりましたが、それでも利用者の改善が見られず、バスケットボールリングの撤去を行った次第でございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) バスケットのリングを撤去すると、さすがにバスケットとしての機能は果たせないわけです。このスペースは、ほかの活用の方法があって、ほかの利活用をしているのか。今後またどのような活用を検討しているのかということで、どのようにお考えなのか、答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。3公園のバスケットリングは現在撤去中でございますが、公園内にバスケットボールの専用コートとして整備しておりますので、公園周辺にお住まいの方々や利用者の声も確認しながら、再開に向けては、いま一度検討してまいりたいと考えています。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。そうですよね。やはりこれ、整備するときにこういったバスケットコートが憩いの場には必要なのではないのかということで設置したかと思います。確かにルールやマナー、利用者が深夜の時間帯、バスケットをたたくと、パンパン、パンパン音が鳴ります。そういったルールやマナーを徹底していただければ、また設置して、そういう憩いの場で楽しむ姿が見受けられたら、逆にほのぼのとしてほほ笑ましいのではないかなというふうに思ったりもしますので、この辺も利用者に対する告知でありますとか、よくやっていた子供たちに意見を聞いたり、様々なことを検討していただいて、また再度リングを設置するのか。また、今後どうやって、そういった子供たちが、ここでやる子がいなければ、ほかの活用方法があるのかも検討しながら検討していただければというふうに思います。 現在、未整備の公園が何か所かあり、国土交通省や防衛省の予算活用があると思いますが、どのような補助メニューや補助率があるか、お尋ねをいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。公園整備の補助メニューにつきましては、国土交通省所管の沖縄振興公共投資交付金において、補助率10分の5の補助事業がございます。また、防衛省補助事業においては、8条、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金において、補助率10分の6の補助事業がございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 長引く当市の財政にも負担にならないように、どの事業を活用したほうがいいのか、しっかりと吟味をして、実際、本県沖縄県の一括交付金も減額が続くおそれがあるような感じで推移しておりますので、しっかりと事業計画を立てる際には検討して吟味をしてやっていただきたいというふうに思います。 次の質問に移ります。4番目の質問、沖縄振興公共投資交付金減額に伴う事業への対応について。これまでに沖縄振興公共投資交付金を活用した様々な事業があると思うが、令和4年度のハード事業の事業数をお答えください。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和4年度の沖縄振興公共投資交付金での建設部事業数につきましては、都市公園事業で4件、道路事業3件、佐真下第二土地区画整理事業の1件となっております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 公園事業や道路事業などにおいて減額幅が大きいと、私もこの資料等を見て分かりますが、令和3年度の沖縄振興予算の本市に係る道路及び都市公園事業の配分額はどの程度になっているのか、金額について。そしてまた、配分額での事業の進捗率は何%となっていますか、お答えをいただきます。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和3年度における沖縄振興公共投資交付金の配分額及び事業の進捗率につきましては、街路事業3・4・71号普天間線、要望額3億1,832万円に対し、配分額1億1,940万円、配分率にしまして37.5%、事業進捗率26.8%となっております。 次に、都市公園3事業、1億2,358万4,000円の要望額に対し、配分額3,141万円となり、配分率で25.4%と、大きく減額となっております。都市公園事業3件の進捗率につきましては、野嵩第一公園81.1%、比屋良川公園78.1%となっております。都市公園遊具施設等整備事業につきましては、遊具の経年劣化状況が更新され、数値目標が変化してまいりますので、進捗率として示されるものではございませんので、御理解いただきたいと存じます。 次に、道路3事業につきましては、要望額2億2,672万円に対し、7,270万7,000円で、配分率32.1%となっており、事業進捗率といたしましては、我如古21号道路新設整備事業65.5%、伊佐1号道路改良事業8.2%、真栄原11号道路整備事業15.3%となってございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 本員も昨年の3月の議会でもこれをお聞きして、答弁を今見ておりましたが、伊佐改良事業等では令和2年18.9%と相違がありますが、その点について、なぜこのパーセントの進捗率が下がっているのかについて御説明いただけますか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。昨年度説明いたしました進捗率につきましては、当初予算ベースでの算定率を示してございました。今回の進捗率に関しましては、沖縄振興公共投資交付金配分額の交付減の実績額を基に算定しているため、進捗率が下がっている状況でございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 伊佐1号改良事業につきましては、今、部長が御説明されましたとおり、懸念される事案があると。補償交渉で難渋をしているようにもお聞きしておりますけれども、ぜひ補償交渉をしっかりと前に進めていただいて、当該事業も素早く進めていくというふうに鋭意努力をしていただきたいと思いますけれども、それについて、部長、いかがでしょうか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道伊佐1号整備事業につきましては、漁業交渉につきまして難航しているところでございますが、しっかりと説明し、取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、交渉事でございますから大変苦慮することは分かりますけれども、ぜひとも前に進めていただきますよう努力方よろしくお願いをいたします。 さて、この沖縄振興公共投資交付金についてなのですけれども、少しだけ確認をさせていただきます。先ほども平良眞一議員よりも御質問等がございましたけれども、この公共投資交付金、新年度の令和4年度は、本市の配分として5.8億円が示されておりますけれども、学校分以外5億7,000万円で、学校分が1,000万円ということで示されておりますけれども、あくまでも公共投資交付金には水道事業や宇地泊、佐真下地区の整備事業も含むというふうにありますけれども、これはあくまでも事業計画ベースでのマックスの金額というふうな形で捉えてよろしいですか。変動して、最終的にはこの5億8,000万円が実際は2億円だったり、3億円だったりということもあり得るということですか。御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在、予算にて計上しておる額につきましては、こちらの要望額でございますので、マストでございます。交付率によって減額の可能性もございますが、市としましては、事後計画に遅れが生じることのないよう満額を目指して要求してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 実際、このハード事業が109億円も減額をされますと、本当に並大抵のことではないとは存じますが、ぜひとも本市においての各事業が大変重要なのだよということを県とも調整して、ぜひとも獲得いただきますよう頑張っていただきたいと思います。 令和3年度までは沖縄振興公共投資交付金で事業を行ってきた3・4・71号普天間線整備事業につきましては、令和4年度から防衛補助になっておりますが、補助元を変えられた理由について御答弁いただけますか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。街路事業3・4・71号普天間線においては、平成27年度から事業をスタートし、今年度までは沖縄振興公共投資交付金を活用し事業を進めておりましたが、県内全域への配分から本市の事業計画どおりに交付はされず、事業進捗に影響がございました。そこで、他の補助金が適用できないかなど調査し、普天間飛行場周辺まちづくり事業の補助元でございます沖縄防衛局に相談したところ、普天間地域の門前広場や交流広場、並松街道と一体となった整備を行うことで、地域の活性化、防災安全の町並み形成、また西普天間住宅跡地の整備にも寄与するものとして御承認いただき、防衛補助(民生安定施設整備事業)として採択されたところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。本員もこの質問を重ねる上で、集中して予算を投入してはどうかだとか、メニューを考えてみてはどうかという提言もしてきましたが、このような形で公共投資交付金が減額されるのを見るにつけ、やはり防衛省予算を活用していくという、英断だったのかな。これは政治的な力を市長、副市長が、そしてまた企画部長、また政策参与あたりのお力もお借りして、こういった形で前に進んでいるのかなというふうに存じますので、ぜひともこの沖縄公共予算の減額が続く中、普天間線のように、ほかの事業においても防衛省補助に切り替えて事業を進捗を図ることも必要と思いますけれども、補助元の切替えについては様々なハードルがあろうか思いますので、ぜひとも提言として、ほかの事業もできないのか、考えていただきたいと思いますけれども、それについていかがでしょうか。 ○上地安之議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。防衛の8条予算、民生安定事業につきましては、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今おっしゃるとおり公共投資交付金、それから社会資本整備交付金が非常に減額されているということもございますので、・・・・・・・・・・・・・・・・頑張ってまいりたいと思います。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 副市長、ありがとうございます。やはり私ども普天間地域に住む者として、3・4・71号普天間線においての防衛補助につきまして、そして普天間小学校の校舎建設につきましても前に進んでいることも実感しておりますし、皆様方の御努力に感謝を申し上げます。本当に予算がないというのは厳しいというのは大変なことでありますけれども、市長におかれましても今後とも頑張っていただきたいなというふうに存じます。この質問は終わりまして、次の最後の質問。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時52分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時52分) 会議時間の延長についてお諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際、あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 5番目の最後の質問、新型コロナウイルス感染症への対応と支援についてお伺いをいたします。コロナワクチンの接種について、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う、まん延防止等重点措置は、2月20日、沖縄県の適用から除外されております。さらなる感染拡大を防止するためにも、3回目の追加接種を加速する必要があると考えますが、本市の追加接種に伴う接種券の発送や接種の進捗状況をお伺いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。追加接種の接種券は、昨年3月に2回目接種を終えた医療従事者より、12月8日に対象者に発送しております。当初、国の示しておりました2回目接種から8か月以上経過後に接種券を発送しておりました。しかし、国から示された対象者は段階を経て、施設に入所している高齢者の2回目接種から6か月後の接種、一般高齢者も同様に2回目接種から7か月後の接種、64歳以下も同様に2回目接種から6か月後の接種が示されました。現在、本市では2回目接種後から6か月以上経過した方から順次発送しております。現時点では約3万件の接種券を発送しているところでございます。 接種体制としましては、個別接種を市内医療機関22か所の協力の下、実施しており、また集団接種は宜野湾市立体育館で2月6日より再開しております。追加接種の進捗状況としましては、3月14日時点で18歳以上の対象者7万9,851人に対し2万247人が接種しており、接種率としましては25.4%となっております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 7万人余りに発送して2万人が今現在受けていると。ワクチンを早く打つ、打たないは個人が考えてすることですから、様々、仕事の都合だとか、いろんな要因で検討して接種するわけですから、今後、しっかりと接種したい方は速やかにやっていただくと。 そして、このワクチン接種後の副反応について、ちょっとお聞きいたしますが、2回目の接種後、昨年12月より追加接種が実施されておりますが、今回の接種でも副反応があったとお伺いしております。3回目の接種後、本市で健康被害の給付をするような事案があったのかどうなのかについてお尋ねをいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。追加接種における副反応での相談は1件ございますが、現時点で健康被害給付金の申請までは至っていない状況でございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、給付には至っていないということは、回復、快方に向かっているということで理解してよろしいですか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。症状等について落ち着いているかと思いますが、申請するかどうかは御本人の判断によるところとなってございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。部長の今のお言葉で、あまり重篤ではないというふうに理解をいたしました。 5歳から11歳のワクチン接種が2月下旬から始まっておりますが、小児ワクチンの接種は保護者からの不安もあり、接種停止の声も届いておりますが、宜野湾市では不安解消のため周知は行っているのかどうか、お伺いさせていただきます。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。小児に対するワクチン接種の分かりやすいリーフレットが厚生労働省より公表されておりますので、市ホームページでも閲覧できるよう掲載しております。また、接種券を送付する際に、厚生労働省が作成しました予防接種についての説明書を同封する予定ですので、親子での話合いの際、参考にしていただけたらと思っているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) このワクチンの接種券の中に様々な情報も入れて発送するというふうに部長より答弁がございました。しっかりと親子で相談をなさって、ワクチンを接種するかについてもしっかりと家族で吟味をしていただきたいというふうに思います。 もう時間がございませんが、教育長も大変お疲れさまでございました。質問も指導部にもありましたけれども、ごめんなさい。次回、機会を見てしたいと思います。知念教育長、大変お疲れさまでございました。議会事務局長の東川上局長も、まだ若いですし、趣味も活かして頑張っていただきたいと思います。お疲れさまでございました。これにて私の一般質問、終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で22番 桃原朗議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は3月22日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後4時00分)...