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平成 22年(2010年) 2月定例会−02月16日-01号
平成 22年(2010年) 2月定例会-02月16日-目次

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  1. 那覇市議会 2010-02-16
    平成 22年(2010年) 2月定例会−02月16日-01号


    取得元: 那覇市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成 22年(2010年) 2月定例会−02月16日-01号平成22年 2月定例会              平成22年(2010年)2月那覇市議会定例会                  議事日程 第1号               平成22年2月16日(火)午前10時開議 第1  会議録署名議員の指名 第2  会期の決定 第3  平成22年度市長の施政方針 第4  議案第3号 那覇市特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について     議案第4号 那覇市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第5号 那覇市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第6号 那覇市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第7号 那覇市飼い犬条例の一部を改正する条例制定について     議案第8号 那覇市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について     議案第9号 那覇市営住宅条例の一部を改正する条例制定について     議案第10号 那覇市火災予防条例の一部を改正する条例制定について     議案第11号 那覇市下水道条例の一部を改正する条例制定について     議案第12号 那覇市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について     議案第13号 那覇市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定について
        議案第14号 那覇市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例制定について     議案第15号 平成21年度那覇市一般会計補正予算(第6号)     議案第16号 平成21年度那覇市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)     議案第17号 平成21年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第18号 平成21年度那覇市老人保健特別会計補正予算(第3号)     議案第19号 平成21年度那覇市市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)     議案第20号 平成21年度那覇市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第21号 平成21年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     議案第22号 平成21年度那覇市水道事業会計補正予算(第2号)     議案第23号 平成21年度那覇市下水道事業会計補正予算(第2号)     議案第24号 平成22年度那覇市一般会計予算     議案第25号 平成22年度那覇市土地区画整理事業特別会計予算     議案第26号 平成22年度那覇市国民健康保険事業特別会計予算     議案第27号 平成22年度那覇市老人保健特別会計予算     議案第28号 平成22年度那覇市市街地再開発事業特別会計予算     議案第29号 平成22年度那覇市介護保険事業特別会計予算     議案第30号 平成22年度那覇市後期高齢者医療特別会計予算     議案第31号 平成22年度那覇市水道事業会計予算     議案第32号 平成22年度那覇市下水道事業会計予算     議案第33号 平成22年度那覇市病院事業債管理特別会計予算     議案第34号 訴えの提起について     議案第35号 地方独立行政法人那覇市立病院中期計画の一部変更について     議案第36号 那覇市緑化センターの指定管理者の指定について     議案第37号 市道路線の認定について                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                  会 議 に 付 し た 事 件 〇議事日程に同じ                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇出席議員(40人)  1番  野 原 嘉 孝 議員  2番  大 浜 美早江 議員  3番  桑 江   豊 議員  4番  花 城 正 樹 議員  5番  山 川 泰 博 議員  6番  前 泊 美 紀 議員  7番  下 地 敏 男 議員  8番  宮 平 のり子 議員  9番  糸 数 昌 洋 議員  10番  翁 長 俊 英 議員  11番  大 浜 安 史 議員  12番  清 水 磨 男 議員  13番  玉 城   彰 議員  14番  前 田 千 尋 議員  15番  比 嘉 瑞 己 議員  16番  平 良 識 子 議員  17番  喜舎場 盛 三 議員  18番  金 城   徹 議員  19番  坂 井 浩 二 議員  20番  新 屋 清 喜 議員  21番  宮 國 恵 徳 議員  22番  我如古 一 郎 議員  23番  古 堅 茂 治 議員  24番  湧 川 朝 渉 議員  25番  宮 里 光 雄 議員  26番  山 川 典 二 議員  27番  久 高 友 弘 議員  28番  山 城 誠 司 議員  29番  亀 島 賢二郎 議員  30番  平 良 仁 一 議員  31番  仲 松   寛 議員  32番  與 儀 實 司 議員  33番  高 良 正 幸 議員  34番  瀬 長   清 議員  35番  渡久地 政 作 議員  36番  屋 良 栄 作 議員  37番  永 山 盛 廣 議員  38番  久 高 将 光 議員  39番  安慶田 光 男 議員  40番  唐 真 弘 安 議員 ──────────────────── 〇欠席議員(0人) ──────────────────── 〇説明のため出席した者の職、氏名  翁 長 雄 志  市長  仲 村 家 治  副市長  與 儀 弘 子  副市長  宮 里 千 里  総務部長  神 谷 博 之  企画財務部長  稲 福 政 賢  市民文化部長  大 嶺 英 明  経済観光部長  大 城 幸 子  環境部長  澤 岻 郁 子  健康福祉部長  大 城 弘 明  健康保険局長  稲 嶺 盛 長  こどもみらい部長  小橋川 邦 也  都市計画部長  翁 長   聡  建設管理部長  上 原 郁 夫  会計管理者  宮 平   智  消防長兼総務部参事監  松 本   親  上下水道事業管理者  前 原 常 雄  上下水道部長  桃 原 致 上  教育長  新 城 和 範  生涯学習部長  城 間 幹 子  学校教育部長 ──────────────────── 〇職務のため出席した事務局職員の職、氏名  高 嶺 哲 彦  局長  米 須 哲 夫  次長  上 原   俊  議事管理課長  新 里 和 一  副参事  双 森 文 雄  主幹
     山 里   実  主幹  池 原 興 春  主幹  金 城   治  主幹            (午前10時1分 開会) ○金城徹 議長   ただいまから、平成22年(2010年)2月那覇市議会定例会を開会いたします。 ○金城徹 議長   これより、本日の会議を開きます。 ○金城徹 議長   この際、諸般の報告を行います。  市長から、本定例会に付議する議案等の送付並びに同説明員の委任及び嘱託通知がありましたので、写しは、お手元に配付しておきました。  本件については、後刻、議題といたします。  これで、諸般の報告を終わります。 ○金城徹 議長   日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、下地敏男議員、糸数昌洋議員を指名いたします。 ○金城徹 議長   日程第2、会期の決定を議題といたします。  おはかりいたします。  本定例会の会期は、本日から3月16日までの29日間といたしたいと思います。 ○金城徹 議長   これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○金城徹 議長   ご異議なしと認めます。  よって、会期は本日から3月16日までの29日間と決定いたしました。  なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付いたしました会期日程表のとおりであります。 ○金城徹 議長   次に、休会の日についておはかりいたします。  2月17日から19日までは議案研究、3月3日から5日まで及び9日から11日までは委員会、12日及び15日は事務整理等により本会議を休会といたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○金城徹 議長   ご異議なしと認めます。  よって、さよう休会とすることに決しました。 ○金城徹 議長   日程第3、平成22年度市長の施政方針を聴取いたします。  翁長雄志市長。 ◎翁長雄志 市長   平成22年(2010年)2月那覇市議会定例会の開会にあたり、予算案をはじめとする各議案の説明に先立ち、私の市政運営に関する所信を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 市政運営の基本姿勢 (10年目の新たなる決意)  十年一昔。移り変わりの激しい世の中にあって、十年という歳月はひとつの区切りとして用いられます。私が市政の舵取り役を任されてから、はやその区切りの年を迎えることになりました。  うず高く積み上げられた課題を抱えての船出ながら、多くの皆様のお力添えにより、この大海原を今日まで着実に前進することができたものと振り返ります。  これから先も、決して南風の吹く穏やかな日々ばかりが続くわけではないでしょう。しかし、どんなに逆風が吹こうとも、ここで立ち止まるわけにはいきません。  10年目の節目の年を迎え、改めて初心に立ち戻り、市民の皆様の笑顔を追い求める決意を新たにしました。羅針盤が指し示す「風格ある県都・那覇」に向け、全力を挙げてこの大海を渡りきりたいと思います。 (激動の政権交代を迎えて)  平成21年は国内外において、激動の一年でありました。特に、政治的には大変大きな動きがあったと記憶に残ります。米国では史上初めて、アフリカ系アメリカ人の大統領が誕生し、国内にあっては、本格的な二大政党制の到来を予感させる新しい政権が生まれました。  私自身も、かつて変革を訴え、市政の担い手となった身であります。登山ルートはそれぞれ異なろうとも、目指す山の頂はひとつであり、それは、まぎれもなく人々の幸せを追求することであります。今回の政権交代は、主権者である国民の厳粛な審判として尊重されるべきものと考えています。  マイノリティ出身の米国大統領の誕生は、我が国に、そして、小さな島ながらも、基地問題をはじめ超大国米国と決して無関係ではないこの沖縄に、一体、何をもたらすのか。また、国民が初めて体験する本格的な政権交代は、地域主権を強く唱えながら、その一方で、疲弊する地方の切実な声にどう向き合ってくれるのか。  期せずして、時を同じく実現した日米両国の政権交代のゆくえを大きな関心を持って見守りたいと思います。 (平和への想いと信念の行動)  先の「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」では迷うことなく共同代表に就きました。様々な思惑が絡み合い、複雑な様相を呈していたこの大会で、保守系政治家の私が、その役回りを引き受けたのは何故なのか。その想いを率直にお伝えしたいと思います。  平和に対する私の想いは、保革の立場を超え、誰よりも強いと自負しています。教科書検定意見の撤回に向けて先頭で怒りの拳を突き上げたほか、米軍ヘリ墜落事故の直後には、真っ先に現場に駆けつけ、その後の抗議集会にも一県民として加わりました。  先の大戦で焦土と化した我が県は、復興に向け歩み始めた時、常に、平和と経済の非情な二者択一を突きつけられてきました。このことは白黒闘争として、地域社会を二分したばかりでなく、時に、家族といった最も近しい人々の心を引き裂く残酷な結果をもたらしました。  戦後64年を経た今なお、沖縄は基地問題に翻弄されています。基地を挟んで右と左でいがみあうのではなく、沖縄県民の心をひとつにしなければなりません。この怒りの声をぶつける相手は誰なのか、答えは明白ではありませんか。私達に責任を転嫁することなく、政府の責任において、この問題を着実に解決するよう強く訴えます。 (地域主権社会に応える中核市を目指して)  今、この国の「かたち」が大きく変わろうとしています。中央集権体制から地方分権体制へ舵が切られました。この流れは、将来的な道州制の議論をも含め、今後も大きなうねりとなることでしょう。  これからの時代は、それぞれの自治体の個性や力量が住民福祉のありようを大きく左右するものと考えています。言葉を換えれば、自治体間競争の時代ともいえ、今後の対応の如何によっては、私達の存在意義さえも厳しく問われるものと覚悟しています。  住民に身近な自治体として、新しい時代に向き合う「確かな力」を備えなければなりません。大きな可能性が広がる地域主権社会にあって、新たな役割と責任を果たし得る中核市への移行を目指すことを決意しました。  県都としての自信と誇りを胸に、職員の総力をあげて中核市移行を実現し、これまで以上に特色のあるまちづくりを進めていきたいと思います。 (新しい価値観の創造に向けて)  最近の世相に接するたびに、ある言葉が心に染み入るようになりました。「いい暮らしより、楽しい暮らしを」。齢90を余る人生の大先輩から贈られた言葉です。  人々は物質的に満たされた「いい暮らし」を追い求め、身の周りには急速にモノが溢れだしました。一見、大変豊かに見える生活ですが、その一方で、多くのモノが失われています。他者や地域との心のつながりが希薄になり、文化や伝統をないがしろにする風潮が広がりました。  右肩上がりの経済成長が終焉した今日の成熟社会にあって、私達の生活のありようも大きな転換点を迎えています。今こそ、これまでの「いい暮らし」に代わる新しい価値観が求められているのではないでしょうか。それが「楽しい暮らし」にほかならないと考えています。  「楽しい暮らし」は、物質的な豊かさばかりに心を奪われるのではなく、人々や地域との深い絆のなかに新たな喜びを見出す生活です。そこでは、何気ない日常のひとコマにでさえも、自らの果たすべき役割と意義が認識され、大きな充足感に包まれることでしょう。人と人とが支えあう、人と地域が支えあう、それぞれの固い絆の中に真の豊かさが感じられるものと思います。  「いい暮らしより、楽しい暮らしを」人々の価値観を計る新しい物差しとして、この世の中に、ひときわ輝きを放ちます。新しい一歩を踏み出すためにも、この言葉を深く心に刻みたいと思います。 (まちづくりと人々の息吹)  沖縄の野球人にとっての聖地であり、戦後復興の歴史と時を重ねてきた奥武山野球場が生まれ変わります。  大きく張られた純白の大屋根には誰もがその目を奪われ、見上げる広大なスタンドに心が躍ります。かつてないスケールの新球場では、白球を追いながら新たな歴史と感動が刻まれていくものと期待が高まります。  太陽の光が燦々と降り注ぎ、青々とした天然芝が敷き詰められた自慢のフィールドでは、読売巨人軍の春季キャンプだけではなく、35年ぶりにプロ野球公式戦の開催が決まりました。間近に見る超一流のプレーの数々は、必ずや、こども達に大きな夢と希望を与えてくれることでしょう。  今、那覇のまちを見渡せば、そのほかにも、新しい顔が次々と生まれていることに気がつきます。大規模な市街地再開発の進展や道路網の整備、旅客船バースの完成など、奥行きのある魅力的な街並みが広がっています。  しかし、どんなに立派な都市基盤が整備されようとも、それだけで満足するわけにはいきません。そこに暮らす人々の熱い息吹が感じられなければ、まちづくりは成し遂げられたとはいえないからです。  その息吹は、やがて人々や地域を結び付け、このまちをさらに元気にする原動力になることでしょう。この両者が一体となった時、大きな目標である「風格ある県都・那覇」に、また一歩近づくものと確信しています。 (なは市民大学の挑戦と可能性)  この一年、初めての試みとして「なは市民大学」を開催し、本市の現状をありのままに説いてきました。  私が驚かされたのは、毎回、多くの参加者で賑わったからだけではなく、そこにまちづくりの新たな可能性を感じたからです。地域の課題を自らのこととして憂い、何かできることはないかと思案する姿が強く印象に残っています。その姿に、このまちを自ら支えようとする「市民力」や「地域力」の芽生えを見ることができました。  かつて、米国大統領ジョン・F・ケネディは就任演説の中で「あなたの国があなたのために何ができるかを問うのではなく、あなたがあなたの国のために何ができるのかを問うてほしい」と述べました。国という言葉を、地域や社会に置き換えれば、今の時代にも、十分に当てはまるフレーズとして響きます。  そこでは人々の熱い息吹の結集ともいえる「市民力」や「地域力」の発揮が強く望まれており、その根底では、私達の目指す協働のまちづくりにぴたりと重なることに気がつきます。  ひとりひとりにめばえた純粋な気持ちを育み、これからの協働のまちづくりに欠かせない「市民力」や「地域力」に高めていきたいと考えています。 (協働のまちづくりと5つのK)  高々と掲げた協働のまちづくりの旗印のもとに、多くの人々が集うようになりました。それぞれの尊い想いを協働に紡ぐ「職員力」も高まりつつあり、今では、様々な分野で協働の裾野が広がりを見せています。  浮き沈みの激しい今日の社会経済情勢をみるにつけ、私達の目指す協働のまちづくりには、一層、揺るぎない普遍的な重みが感じられるようになりました。  これからも市政運営の道しるべは、やはり協働のまちづくりでなければなりません。一番大きなKである「協働」のもと、「健康」「こども・教育」「高齢者」「環境」「観光」の5つのKを重点的に推進していきます。  まずは「健康」です。全国に馳せた長寿県・沖縄の名声は、今や過去の栄華となりつつあります。厳しい現実である「26位ショック」を克服しなければなりません。健康は何よりも「楽しい暮らし」の出発点です。全ての人々が充実した健康生活を営めるよう取り組みます。  次に「こども・教育」です。こども達の屈託のない明るい笑顔はおとな達を元気にしてくれます。子育て環境が激しく変化する中、社会全体でこども達を温かく見守っていかなければなりません。次代を担うこども達の健やかな成長を育む取り組みを進めていきます。  「高齢者」も大切にします。高齢者の知恵や経験は今も色あせることなく私達に大きなヒントを与えてくれます。これからも地域社会の現役選手として、幅広い活躍が期待されています。高齢者の社会参加の仕組みをつくり、その能力が社会で活かされるよう取り組みます。  「環境」は、絶対に欠いてはならない視点です。グローバルな環境問題も、普段の日常生活と無縁ではありません。美しい地球環境を次代に引き継ぐために、身近なところから行動を起こさなければなりません。地球市民としての自覚のもと、環境政策を着実に推進します。  また「観光」振興にも力を注ぎます。旅客船バースの供用やプロ野球春季キャンプの決定など、本市のリーディング産業に新たな可能性が生まれました。美しい自然に加え、独特の文化や風土は訪れる人を強く惹きつけます。このチャンスを形に変える取り組みを進めます。 (平成22年度予算編成)  次に、平成22年度予算案について、その概要を申し上げます。 一般会計予算は、1,239億6,200万円で、対前年度比96億800万円、8.4%の増となっています。企業会計を除く特別会計予算は、総額626億9,216万3,000円、対前年度比31億5,451万6,000円、5.3%の増となっています。  一般会計予算の歳出が前年度と比較して増額となったのは、義務的経費のうち、人件費や公債費は減額となったものの、子ども手当支給費や生活保護費などの扶助費が大幅な増額となったこと、また普通建設事業において、(仮称)天久小学校用地購入事業などの単独事業費が増加したことが主な要因となっています。  一方、歳入予算では、地方交付税や国・県支出金の増額に加え、臨時財政対策債や教育債など市債の増額を見込むものの、税収の落ち込みなどが避けられない状況となりました。このため、収支不足が見込まれることとなり、財政調整基金及び減債基金を約10億1,000万円取り崩して対応しています。  なお、特別会計予算の増額の要因は、国民健康保険事業特別会計の保険給付費、介護保健事業特別会計の保険給付費の増などによるものです。 主要事業の説明   次に、平成22年度(2010年度)に実施する主な事業について、第4次那覇市総合計画の6つの都市像に沿ってご説明します。  まず、「心地よいつながりでつくる自治・協働・平和都市」について、ご説明します。
    (協働によるまちづくり) 市民力を活かした市政運営を実現するため、「跳びだせ!市長室」「Do協働!それ行け営業部長」などを継続し、市民との対話の機会をつくりだすとともに、引き続き、なは市民大学を行います。  幅広い市民参加を促すため、小学校区を基本的なエリアとする小学校区コミュニティモデル事業を実施し、自治会やPTA、民生児童委員など地域の様々な団体が連携する、まちづくり組織を立ち上げます。  首里支所を久場川地区へ移転するとともに、地域コミュニティ機能の充実化を図り、協働によるまちづくりの地域拠点施設として整備します。 (幸せ感のあるまちの創出)  人権啓発活動を行う市民団体などを支援し、人権擁護に関する情報提供や相談体制を充実させるとともに、学校教育を通して、児童の人権意識を高める取り組みを進めます。 (平和交流・男女共同参画)  旧軍飛行場用地問題の解決に向け、鏡水地区の地域活動の拠点となり、災害時の避難場所としての利用も可能となる(仮称)鏡水コミュニティセンターの建設工事に着手します。  第3次那覇市男女共同参画計画に基づき、DVやセクシャル・ハラスメントに関する相談窓口のより一層の充実化を図ります。  沖縄県人のハワイ移民110周年及びホノルル市との姉妹都市提携50周年を記念し、両市で記念式典を行い、国際交流を深め一層の友好親善を図ります。  平和を希求する市民の心を広く内外に発信することを目的に、児童生徒が参加する那覇平和芸術祭を開催します。 (市民に開かれた効率的な行政)  住民記録や市税などの基幹業務を支える情報処理システムの安定的な運用を図り、安全性の高い業務情報サービスを提供します。  インターネットの活用による粗大ごみの回収受付や証明書自動交付機による公共施設使用料の納付など、利便性の高い住民サービスシステムの構築を進めます。  市民サービスや事務効率の向上を目指し、本庁舎、銘苅庁舎、教育委員会庁舎を統合した地下2階・地上12階の新庁舎建設工事に着手します。建物を緑化し、誰でも使いやすいユニバーサルデザインを取り入れるとともに、災害時の活動拠点となり市民の安心・安全を支える庁舎として整備します。  組織機構の改正では、簡素で分かりやすく、効率的かつ効果的な組織づくりを目指すとともに、中核市移行に向けた具体的な検討を進めるため、行政経営課内に中核市移行準備室を設置します。  次に、「地域力を活かし、生きがいをもって支えあう健康都市」について、ご説明します。 (健康づくりと地域医療の充実)  健康で長生きという生活の質の向上を目標にする健康なは21(後期計画)に基づき、生活習慣病の予防を中心とした各種事業を推進します。  保健ボランティアの活動を支援するとともに、保健師や栄養士等による相談・教育・訪問指導を充実させ、市民と協働した健康づくりに取り組みます。  特定健診受診率を高めるため、未受診者に対する戸別訪問を強化し、自治会や通り会、NPO等と連携した積極的な受診勧奨を行います。  後期高齢者の健康管理を支援するため、引き続き、各種がん検診の自己負担額の全額助成を行います。  市民が求める地域医療を提供するため、地域の医療機関やかかりつけ医に関する情報提供に努めるとともに、那覇市立病院を含む病院輪番制による救急医療体制の維持を図ります。 (ユニバーサルデザインのまちづくり)  建物等のバリアフリー化を図るほか、福祉のまちづくり推進員との協働により、高齢者や障がい者等への理解を深め行動を促す心のバリアフリーを推進します。  様々な店舗等において、すべての人にやさしいサービスが広まるよう、市内事業者を中心にしたサービス介助セミナーを開催し、併せて、こどもたちを対象としたバリアフリーセミナーを行います。 (地域の支えあい)  第2次地域福祉計画に基づき、民生児童委員等の地域福祉の担い手の拡大を図るとともに、地域の福祉課題を解決するため、「支え合いの輪づくり」に取り組みます。  公民館や集会所などで行われる地域ふれあいデイサービスの活動回数を拡大し、高齢者の健康づくりや仲間づくりを進めます。 (自立を支援するサービス提供)  発達障がい児等を支援するコーディネーター事業を行い、その家族を含めた支援体制づくりに取り組みます。  聴覚障がい者に対する手話通訳奉仕員派遣事業を充実させるため、人材確保に向けた養成講座を開設します。  ホームレスの自立を促し、巡回相談を継続するとともに、NPOとの連携により居宅確保や就労に向けた支援を行います。  70歳以上の市民を対象とするモノレールの高齢者公共交通割引制度を継続し、高齢者の気軽な外出を支援します。  つぎに、「人・自然・地球にやさしい環境共生都市」について、ご説明します。 (地球環境への配慮)  地球温暖化対策や都市景観向上の観点から、引き続き、屋上壁面緑化を推進するとともに、緑のカーテンの拡大を図ります。  緑を生活に取り入れるきっかけづくりとして、小中学校をはじめとする身近な公共施設の緑化に取り組みます。  住宅用太陽光発電の導入を促すとともに、エコアクション連続講座を開催するなど、啓発事業を充実させ、温室効果ガス削減に向けた取り組みを進めます。 (資源循環型社会)  ごみ減量・資源化推進事業やリサイクルプラザ啓発推進事業を継続し、持続的な発展が可能となる資源循環型社会の構築を目指します。  旧ごみ焼却施設の跡地に建設が進められている(仮称)資源化推進センターを完成させ、分別や異物除去などの中間処理を行い、ごみ資源化を促進します。 (自然環境の保全・再生・創造)  自然観察などの環境学習会や河川の清掃活動などを通して、身近な自然に親しみ快適環境を創造する意識や関心を高めていきます。  樹木の調査などを行う自然環境保全・再生事業を継続し、緑豊かで良好な住環境の創出を図ります。 (衛生的な環境の確保)  飼い犬の登録を呼びかけるほか、狂犬病予防接種率の向上に向けた取り組みを強化し、併せて、空き地等の適正管理を進め、衛生的な環境の確保に努めます。  動物愛護の精神を高め、動物を正しく理解し、適正に飼育するための啓発活動を行います。  次に、「子どもの笑顔あふれる、ゆたかな学習・文化都市」について、ご説明します。 (生涯学習と地域の教育力の向上)  生涯学習の拠点施設となる(仮称)牧志・安里公民館図書館の整備に向け、市街地再開発ビルの保留床の買取りを進めるとともに、プラネタリウム設置工事や施設の内装工事に着手します。  平成22年度全国高等学校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」が開催され、本市では、テニスなど6競技7種目の大会が行われます。ボランティアで加わる高校生を中心に関係者の熱意と創意工夫により、全国から訪れる多くの選手団に喜ばれる真心のこもった大会運営を目指します。  奥武山野球場及び屋内運動場は、市民のスポーツ・レクリエーションの場並びに各種文化イベント及び国際交流の場として幅広い活用を図ります。 (子育て支援と就学前教育・保育)  新都心地区に幼稚園と保育所を一体化した総合施設の建設を進めるとともに、市立幼稚園での2年保育と午後の預かり保育を拡充します。  待機児童の解消に向け、引き続き、認可外保育施設の認可化や老朽化した認可保育園の増改築を進めます。認可外保育施設に対しては、牛乳支給や給食助成をはじめとする各種支援策を継続します。  つどいの広場を拡充するとともに、こんにちは赤ちゃん事業を継続し、支援が必要な家庭に対する適切なサービス提供を図ります。 (子どもの視点に立った環境づくり)  次世代育成支援行動計画(後期計画)に基づき、ソフト、ハードの両面で、子ども達の発達段階に応じた、きめ細かい施策を幅広く展開します。  子どもの安心・安全な居場所の確保のため、学校などへの放課後児童クラブ室の設置を推進するとともに、放課後子ども教室の未実施小学校区への拡大を図ります。  不登校や学校生活に適応できない児童生徒や保護者のため、教育相談員を増員し、支援体制を強化します。  伝統文化である旗頭を中心に、地域の人材や活力を教育活動に取り込み、子ども達の出番づくりを進めながら、やる気・元気旗頭フェスタを継続します。  学校施設整備については、古蔵小学校校舎改築を完成させるとともに、新設校となる(仮称)天久小学校の建設に着手し、銘苅小学校等の共同調理場の整備を行います。  学校教育については、教育課程特例校を申請し、小学校英語教育をはじめとする学習指導の充実化を図り、併せて、小中一貫教育モデル校の設置に向け、引き続き、学校運営や教育内容についての調査研究を進めます。 (文化の継承と発展)  国の名勝指定を受けた伊江御殿別邸庭園の整備に向け用地取得を図るとともに、国指定重要文化財・新垣家住宅の解体保存修理事業を継続して行います。  那覇空港拡張整備に向けた総合調査の一環として、引き続き、大嶺地区の埋蔵文化財分布調査を行います。  伝統文化の継承と新しい文化の創造を図るため、創作エイサー団体の競演による「太鼓フェスティバルinなは」を開催します。  市立小中学校の校歌着うた配信事業は、これまでに配信した24校に続き、残り29校を含めすべての校歌の配信を行います。  次に、「人も、まちも活きいき・美ら島の観光交流都市」についてご説明します。 (産業の振興)  中小企業の支援策として、小口資金融資事業や緊急保証制度により、経営基盤の強化や雇用の維持、確保に努め、併せて、(仮称)那覇市中小企業振興基本条例の制定に取り組み、中小企業の振興を図ります。  ふるさと雇用再生特別交付金の活用により、伝統工芸館における外国人観光客の受入対応事業を強化するほか、地元ガイドとともに地域の隠れた魅力を見てまわる「まち歩き観光」を充実させます。  農水産業の支援のため、各種助成事業を継続するとともに、担い手を育成し地産地消を奨励します。  経済活性化と雇用創出を図るため、IT創造館を活用したIT関連企業の誘致を進めるとともに、県と連携しながら那覇空港での新貨物ターミナル事業を支援します。  那覇ハーリーや那覇まつりなどのイベント活用に加え、クルーズ船受入態勢を強化することにより、国内外の観光客を積極的に誘致します。  奥武山野球場を新たな経済活性化の資源として活用するため、こけら落とし関連事業を行うとともに、プロ野球のキャンプや公式戦開催を支援します。 (まちの活性化)  地元商店街や通り会等の創意工夫による提案事業の実現に向け、頑張るマチグヮー支援事業を拡充し、マチグヮーの活性化に取り組みます。  安心・安全なマチグヮーづくり協議会を開催して快適な街を目指すとともに、国際通りや沖映通りを中心に路上喫煙防止事業を継続し、喫煙マナーの向上を図ります。  第一牧志公設市場は、市場関係者や周辺通り会との協議を進めながら、引き続き、再整備のあり方について調査、検討を進めます。 (就労支援・相談体制)  なはし就職なんでも相談センターを拠点とした就職相談や各種就職支援セミナーの開催などをとおして、市民のニーズに合わせた就職支援を行います。  地域若者サポートステーションの運営を支援し、地域の若者の自立支援に向けた取り組みを強化します。  緊急雇用創出事業などを積極的に活用し、企業との協働による新たな雇用創出に取り組みます。  最後に、「安心、安全で快適な亜熱帯庭園都市」について、ご説明します。 (都市防災と防犯)  特別救助隊に地震警報機を整備し高度救助隊への移行を図るとともに消防緊急通信指令システムを更新し、市民の安心・安全の向上に取り組みます。  災害時の応急給水対策として、給水タンク運搬用車両を購入するほか、地震対策として、下水道管渠等の改築更新を行います。  自主防犯ボランティア連絡協議会の防犯活動を支援するとともに、特に飲酒運転による交通事故の撲滅に向け交通安全運動に取り組みます。 (市街地の整備)  市民文化の拠点施設である市民会館の早期建替えに向け、整備基金の設置など具体的な調査・検討を進めます。  活力ある中心市街地の再生を図るため、市街地再開発事業の支援を継続するとともに、農連市場地区では、本格的な整備に向けた測量や建物調査などに着手します。  真嘉比古島第二地区では、引き続き土地区画整理事業を推進し、地区内の道路整備として真和志中央線の供用を開始します。  市営住宅建替事業では、久場川、石嶺、宇栄原の各市営住宅で、合計516戸を完成させるとともに、引き続き、それぞれの計画に沿って、建設を推進します。  大名市営住宅では建替えに向けた基本設計に着手し、併せて、他の市営住宅では、耐震診断を実施するなど、適切な維持管理を図ります。 (交通体系の整備)  誰もが移動しやすいまちをつくるため、引き続き、カーフリーデーを推進するとともに、那覇市公共交通総合連携計画の策定に着手します。  都市モノレールの延長整備に向け、首里駅から延長する区間について都市計画決定等を行い、首里石嶺地区の利便性の向上に取り組みます。  交通渋滞の緩和や安全で快適な歩行空間を確保するため、石嶺線など6路線の幹線道路を整備するほか、バリアフリーに配慮した身近な生活道路の整備を行います。
     道路橋の老朽化に対応するため、長寿命化修繕計画を策定するとともに若松橋の改修に着手します。 (上下水道の整備)  安全でおいしい水道水を安定的に供給するため、区画整理地内の配水管布設工事や国道330号での配水管布設替工事を行います。  効率的な水運用を図るため、引き続き、配水区域を細分化して管理する中ブロック化に取り組みます。  下水道事業では、真地・首里及び真嘉比地区等での汚水管布設整備を継続するとともに、浸水対策として、牧志及び具志地区等で雨水施設整備を推進します。 (自然と調和したまちなみ)  公園整備事業については、防災機能を備えた新都心公園の整備をはじめ20か所の都市公園・緑地の整備を推進し、良好な都市空間の創出を図ります。  地域にあった街並みをつくるため、景観法に基づく景観計画を策定し、景観地区の指定に向けて取り組みます。  首里金城地区、壺屋地区、龍潭通り沿線地区においては赤瓦屋根や石積みなどへの助成事業を継続し、歴史に彩られた那覇を演出していきます。  以上、平成22年度(2010年度)の市政運営にあたり、私の所信の一端を申し上げ、予算案や主要事業の概要などについて述べてまいりました。  世界的な大不況は、我が国経済を長く低迷させ、市政を取り巻く環境にも大きな影響を及ぼしています。  今後も、様々な局面で難しい舵取りが迫られるものと覚悟しますが、ピンチをチャンスに変える強い意気込みのもと、子や孫の代に夢と希望が大きく膨らむまちづくりを進める決意であります。  これからの市政運営について、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私の施政方針といたします。  平成22年2月16日 那覇市長 翁長雄志 ○金城徹 議長   日程第4、議案第3号、那覇市特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてから議案第37号、市道路線の認定についてまでの35件の事件を、一括して議題といたします。 ○金城徹 議長   順次、提案者の説明を求めます。  宮里千里総務部長。 ◎宮里千里 総務部長   議案第3号、那覇市特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  本案は、厳しい財政事情下にあって、経営改革に対する決意を内外に示すため実施している市長、副市長、上下水道事業管理者、常勤の監査委員及び教育長の給料及び期末手当の10%減額措置を平成24年3月31日まで延長するため、那覇市特別職職員の給与に関する条例、那覇市特別職職員退職手当支給条例、並びに那覇市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正するものであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第4号、那覇市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  まず、長時間勤務を抑制し、労働者の健康確保や、仕事と生活の調和を図ることを目的とする平成22年4月1日施行の労働基準法の改正に伴い、月60時間を超える時間外勤務に係る時間外勤務手当の支給割合を100分の150に引き上げるものであります。  次に、行政職給料表については、給与制度の見直しにより国及び沖縄県と同様にするため、3級で113号給を超える号給及び4級で93号給を超える号給を廃止するものであります。なお、号給を廃止することによって給料月額が引き下げられる職員の給料月額については、現在の給料月額を保障する措置を講じてあります。  よろしくご審議くださいますよう、お願い申し上げます。  次に、議案第5号、那覇市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  平成22年4月1日施行の労働基準法の改正に伴い、特に長い時間勤務を抑制し、また、こうした長時間勤務を命じられた職員に休息を与えるため、月60時間を超える長時間勤務(日曜日又はこれに相当する日の勤務を除く)に係る長時間勤務手当の支給割合を100分の150に引き上げるとともに、その支給割合と本来の支給割合との差額分の支給に代えて、勤務することを要しない日又は時間(時間外勤務代休時間)を指定することができる制度が新設されることになりました。  国においても平成22年4月1日より同制度を実施することが決定し、本市においても実施したいと考えております。  以上の理由により、この案を提出します。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。  次に、議案第6号、那覇市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  急速な少子化に対応し、仕事と生活の調和を図り得るような勤務環境を整備する観点から、国家公務員の育児休業等に関する法律が改正されました。  それに伴い、地方公務員の育児休業等に関する法律が改正され、職員の配偶者が育児休業を取得している場合においても育児休業、育児短時間勤務及び部分休業を請求することが可能となりました。  本市においても、同様に実施することとし、この案を提出します。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   大城幸子環境部長。 ◎大城幸子 環境部長   議案第7号、那覇市飼い犬条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  本条例に規定する飼い犬の引取りについては、これまで「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき沖縄県と協力体制をとってまいりましたが、このたび、県による飼い犬の引取り有料化を受けて、関係条文の改正を行うものでございます。  併せて、平成14年の一部改正時における訂正漏れの改正及びこれまでの条文における不明瞭な文言についての整理を行います。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   稲嶺盛長こどもみらい部長。 ◎稲嶺盛長 こどもみらい部長   議案第8号、那覇市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  この案は、那覇市久場川保育所新園舎の竣工による仮園舎から新園舎への移転に伴い、保育所の所在地を変更する必要があることから、関係条例の整備を行うものであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   翁長聡建設管理部長。 ◎翁長聡 建設管理部長   議案第9号、那覇市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  市営住宅条例目次第4章の章名及び第57条、第59条には地域生活援助事業の1事業名での規定となっていますが、公営住宅法第45条第1項の事業等を定める省令改正により事業名の変更があり、また事業名も複数あるため社会福祉事業等に改め、今後の上位法の改正による事業名の変更等にも対応できるように改正するため、この案を提出するものであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   宮平智消防長兼総務部参事監。 ◎宮平智 消防長兼総務部参事監   議案第10号、那覇市火災予防条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  主な改正は2点ございますが、1点目の改正は、平成20年10月に発生した大阪市浪速区の個室ビデオ店火災を踏まえ、総務省消防庁において検討されていた「予防行政のあり方に関する検討会」において、平成21年6月に個室ビデオ店等の防火安全対策について報告書が取りまとめられたことから、所要の改正を行うものでございます。  改正の主な内容は、個室型店舗の遊興の用に供する個室に外開き戸が設けられ、避難通路に面するものにあっては、当該通路における避難障害を防止するため、当該外開き戸は開放した場合において自動的に閉鎖するものとすることなどでございます。  2点目の改正は、平成21年6月1日に消防法の一部を改正する法律が施行され、地震災害等に対応した防災体制の整備・強化が図られました。それにより、防災管理対象物について選任される防災管理者による避難訓練の届出の義務化並びに防火管理業務と同様に防災管理業務の受託者による防災教育担当者の選任及び解任に関する手続き等について定めるための改正でございます。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   前原常雄上下水道部長。 ◎前原常雄 上下水道部長   議案第11号、那覇市下水道条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。  この案は、これまで散水や製氷等により公共下水道へ排出しない水量が1使用月につき50m3以上ある場合に減量認定を行ってきましたが、その水量制限を無くし、減量認定の対象範囲の拡大を図るため条例の一部を改正し、併せて字句の整備を行うものであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   城間幹子教育委員会学校教育部長。 ◎城間幹子 教育委員会学校教育部長   議案第12号、那覇市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。  この案は、平成24年4月に、那覇市新都心天久地区に天久幼稚園及び天久小学校を新設するために、別表第1及び別表第2に名称及び位置を追加するものです。  また、学校教育法の改正により幼稚園の規定順が小学校の前に変更されたことに伴い、名称の順を幼稚園、小学校、中学校とするとともに併せて位置の表記について字句の修正整備をするため、条例の一部改正を行うものであります。  よろしくご審議くださいますよう申し上げます。  議案第13号、那覇市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由をご説明申し上げます。  学校教育法の改正により幼稚園の規定順が小学校の前に変更されたことに伴い、条例中の学校の記載を、小学校・中学校・幼稚園から幼稚園・小学校・中学校の順に変更する内容の改正です。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。  議案第14号、那覇市学校給食センター設置条例の一部を改正する条例制定について提案理由をご説明申し上げます。  本市の学校給食調理場は、自校分の給食実施を行う単独調理場が22カ所、複数校の学校給食実施を担当する学校給食センターが4カ所となっております。  そのうち、9校分の給食実施を担当する那覇学校給食センターが平成23年度末までに廃止されることに伴い、その担当する9校分の給食実施調理場を整備確保する必要があります。  そのため、今後数カ所の単独調理場を順次改修・増設し、その各調理場を2校または3校の給食実施を担当する新たな学校給食センターとして設置することで、那覇学校給食センター廃止後も全学校の給食実施を円滑に行います。  これらの新たな学校給食センター設置は、平成22年度から23年度にかけて順次行う予定です。本案は、まず平成22年度に、神原小学校と神原中学校の給食実施を担当する神原学校給食センターと、城岳小学校と天妃小学校の給食実施を担当する城岳学校給食センターを新たに設置し、給食調理と配送を行うための提案でございます。併せて、所要の規定整備を行います。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   神谷博之企画財務部長。 ◎神谷博之 企画財務部長   議案第15号、平成21年度那覇市一般会計補正予算(第6号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正は、市税や繰入金等歳入予算額の変更、「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」等による国庫補助金の額の変更、国民健康保険事業特別会計への繰出金の変更等により補正の必要が生じましたので、歳入歳出予算をそれぞれ18億5,604万7,000円減額補正するものであります。  これにより補正後の一般会計予算額は、歳入歳出それぞれ1,175億4,485万5,000円となります。  まず、歳入予算の概要をご説明申し上げます。  第1款 市税は、6,200万8,000円の減額補正で、固定資産税8,469万7,000円などの増額があるものの、市たばこ税2億334万9,000円などの減額があることによるものであります。  第13款 使用料及び手数料は、6,108万8,000円の減額補正で、衛生手数料2,278万8,000円、土木手数料1,217万円の減額などによるものであります。  第14款 国庫支出金は、7,745万1,000円の減額補正で、総務費国庫補助金2億6,646万円などの増額があるものの、民生費国庫補助金4億2,334万7,000円などの減額があることによるものであります。  第15款 県支出金は、8,532万円の減額補正で、保険基盤安定負担金8,174万6,000円の減額などによるものであります。  第18款 繰入金は、9億7,365万7,000円の減額補正で、新庁舎建設基金繰入金4億9,465万3,000円の減額などによるものであります。  第20款 諸収入は、3億8,289万8,000円の増額補正で、沖縄県後期高齢者医療広域連合医療費定率負担金過年度精算金2億1,953万5,000円の増額などによるものであります。
     第21款 市債は、8億7,770万円の減額補正で、総務債5億3,170万円、教育債1億9,740万円の減額などによるものであります。  次に歳出予算の概要をご説明申し上げます。  第2款 総務費は、10億9,707万7,000円の減額補正で、事業スケジュールの変更により新庁舎建設事業を減額したことなどによるものであります。  第3款 民生費は、2億4,214万3,000円の減額補正で、子育て応援特別手当事業の廃止などによるものであります。  第4款 衛生費は、9,649万円の減額補正で、那覇市・南風原町環境施設組合管理運営負担金の減額などによるものであります。  第8款 土木費は、3億4,627万2,000円の増額補正で、地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業や沖縄都市モノレール椛ン付金の増額などによるものであります。  第10款 教育費は、5億7,839万4,000円の減額補正で、奥武山野球場の整備など事業実績によるものであります。  第12款 公債費は、2億297万円の減額補正で、利子の実績によるものであります。  なお、繰越明許費につきましては第2表、債務負担行為につきましては第3表、地方債につきましては第4表のとおりであります。  以上が議案第15号、平成21年度那覇市一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。よろしくご審議くださるようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   小橋川邦也都市計画部長。 ◎小橋川邦也 都市計画部長   議案第16号、平成21年度那覇市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出とも8,457万9,000円を増額補正するものであります。なお、補正後の予算総額は23億2,115万4,000円となります。  まず、歳入の主なものについてご説明申し上げます。  第2款 国庫支出金は、972万円の増額となっております。これは国庫補助事業追加内示に伴う342万円と、地域活性化・公共投資臨時交付金の創設に伴う630万円の増額であります。  第4款 繰入金は、1億5,408万円の増額となっております。これは地域活性化・きめ細かな臨時交付金創設に伴う8,000万円の増額と、地域振興基金からの借入金による8,000万円の増額等であります。  第7款 保留地処分金は、8,000万円の減額となっております。これは真嘉比古島第二保留地の売却処分が当初予定どおり見込めないための減額であります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  第2款土地区画整理事業費は、7,580万6,000円の増額となっております。  これは一般会計への繰出金の減額799万4,000円と、国の追加内示に伴う増額380万円と、地域活性化・きめ細かな臨時交付金創設による増額8,000万円に伴う増額であります。  第3款 清算費は、235万円の減額となっております。これは実績に基づく減額であります。  第4款 基金積立金は、1,112万3,000円の増額となっておりますが、この主なものは、壺川地区316万円と真嘉比古島第一地区799万4,000円の増額等であります。  次に、繰越明許費についてご説明申し上げます。  繰越明許費につきましては、真嘉比古島第二土地区画整理費で6億7,715万2,000円を計上しております。  繰越の主な理由は、移転補償契約に時間を要したことにより、補償及び工事等の年度内完了が見込めないものと、国の緊急補正による地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業の年度内完了が見込めないためであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   大城弘明健康保険局長。 ◎大城弘明 健康保険局長   議案第17号、平成21年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出ともに3億1,976万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を、それぞれ394億1,309万1,000円とするものです。  はじめに、歳入の主な内容をご説明いたします。  第3款 国庫支出金1億6,768万6,000円の増は、一般療養給付費の増に伴う国の療養給付費負担金の増や、普通調整交付金見込額の修正による増等によるものです。  第6款 県支出金4,830万4,000円の減は、実績による高額医療費共同事業負担金の減等によるものです。  第7款 共同事業交付金7億4,605万7,000円の減は、事業見込額の修正による保険財政共同安定化事業交付金の減等によるものです。  第9款 繰入金3億2,218万2,000円の増は、医療制度改革の影響による交付金等の減少分の一部を、一般会計からの繰入金で補てんしたこと等の増減によるものです。影響補てん額は5億円であります。  次に、歳出の主な内容についてご説明いたします。  第1款 総務費1,685万5,000円の減は、実績に伴う職員給与費の減等によるものです。  第2款 保険給付費3億円の増は、一般療養給付費の給付見込み増によるものです。  第7款 共同事業拠出金8億1,785万5,000円の減は、事業見込額の修正による保険財政共同安定化事業拠出金の減等によるものです。  第8款 保健事業費3,056万7,000円の減は、実績による特定健康診査等事業費の減等によるものです。  第10款 諸支出金1億5,125万5,000円の増は、確定による特定健診負担金償還金の増や基盤安定負担金償還金の増によるものです。  第12款 予備費9,426万円の増は、保険給付費の不足等に対応するための増であります。  以上が平成21年度那覇市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の概要であります。  ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第18号、平成21年度那覇市老人保健特別会計補正予算(第3号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出ともに2億4,360万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億8,561万2,000円とするものです。  はじめに、歳入についてご説明いたします。  第1款 支払基金交付金465万1,000円の増は、支払基金からの審査支払手数料の減及び医療費交付金の増によるものです。  第2款 繰入金2億6,855万3,000円の減は、歳出の医療費給付費等の減に伴う一般会計繰入金の減によるものです。  第4款 諸収入2,030万2,000円の増は、第三者納付金及び返納金の増によるものです。  次に、歳出についてご説明いたします。  第1款 医療諸費2億4,360万円の減は、医療費給付費等の給付実績による減となっております。  以上が平成21年度那覇市老人保健特別会計補正予算(第3号)の概要であります。  ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   小橋川邦也都市計画部長。 ◎小橋川邦也 都市計画部長   議案第19号、平成21年度那覇市市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由をご説明申し上げます。  平成21年度の那覇市市街地再開発事業特別会計予算は、歳入歳出とも14億5,823万7,000円となっており、今回の補正は、歳入歳出についての増減はなく、繰越明許費となっております。  その内容としましては、牧志・安里地区市街地再開発事業における繰越明許費7億6,600万円を計上しております。  繰越の主な理由としましては、旧河川の護岸撤去工事に着手したところ、油を含んだ土質が確認されたため、土を入れ替える必要が生じました。それに伴う工事に不測の時間を要したことから、建築工事及び橋梁工事の年度内完了が見込めないためであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   澤岻郁子健康福祉部長。 ◎澤岻郁子 健康福祉部長   議案第20号、平成21年度那覇市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出ともに6億6,876万1,000円の増となっております。補正後の歳入歳出予算総額は、166億8,898万5,000円となります。  それでは歳入からご説明申し上げます。  第1款 介護保険料は743万8,000円の減で、地域支援事業費の実績見込み減に伴うものであります。  第3款 国庫支出金は1億6,612万9,000円の増、第4款 支払基金交付金は、1億9,933万8,000円の増、第5款 県支出金は、9,328万3,000円の増で、いずれも保険給付費の実績見込み増に伴うものであります。  第6款 財産収入は、287万円の増で、介護給付費等準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金利息分であります。  第7款 繰入金は2億2,397万5,000円の増で、総務費及び保険給付費の実績見込み増等に伴うものであります。  第9款 諸収入は56万9,000円の減で、雇用保険料の個人負担料率が変更になったための減であります。  第11款 サービス収入は、882万7,000円の減となっており、介護予防プラン作成の実績見込みによる減であります。  次に歳出についてご説明申し上げます。  第1款 総務費は863万3,000円の増で、福祉空間整備交付金の交付見込み額の増及び認定審査会費の実績減によるものであります。  第2款 保険給付費は7億262万9,000円の増で、主に居宅介護サービス給付費の実績見込みの増によるものであります。  第4款 基金積立費は、287万円の増で歳入の第6款 財産収入を介護給付費等準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金に積み立てるものであります。  第5款 地域支援事業費は、4,537万1,000円の減となっており、介護予防事業費及び包括的支援事業・任意事業費の実績見込み減によるものでございます。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   大城弘明健康保険局長。 ◎大城弘明 健康保険局長   議案第21号、平成21年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出ともに8,653万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億3,514万6,000円とするものです。  はじめに、歳入の主な内容についてご説明いたします。  第1款 後期高齢者医療保険料7,368万8,000円の減は、保険料の調定減及び滞納繰越分普通徴収保険料の収入見込減によるものです。  第2款 使用料及び手数料21万5,000円の増は、督促手数料の収入実績による増であります。  第3款 繰入金1,231万2,000円の減は、基盤安定負担金の確定等に伴う減であります。  第5款 諸収入74万8,000円の減は、広域連合からの補助金額確定による減であります。  次に、歳出についてご説明いたします。  第1款 総務費261万8,000円の減は、徴収事務費の支出実績等によるものです。  第2款 後期高齢者医療広域連合納付金8,391万5,000円の減は、保険料調定等の減及び基盤安定負担金の確定による減となっております。  以上が平成21年度那覇市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の概要であります。  ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   前原常雄上下水道部長。
    ◎前原常雄 上下水道部長   議案第22号、平成21年度那覇市水道事業会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。  業務の予定量につきましては、年間総配水量 3,955万9,795m3を 3,878万804m3に、一日平均配水量10万8,383m3を10万6,248m3に改めます。  次に、収益的収支についてご説明いたします。  水道事業収益は、1億6,056万2,000円減額し、補正後の額は84億3,042万9,000円となります。これは主に給水収益の減額によるものであります。  水道事業費用は、2億8,362万3,000円減額し、補正後の額は77億2,272万8,000円となります。これは主に受水費及び修繕費の減額によるものであります。  続きまして、資本的支出につきましてご説明いたします。  資本的支出は、9,248万4,000円減額し、補正後の額は14億504万8,000円となります。これは主に請負工事費及び機械器具購入費の減額によるものであります。合わせて、債務負担行為等につきましても提案しております。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。  次に、議案第23号、平成21年度那覇市下水道事業会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。  業務の予定量につきましては、年間総処理水量3,495万7,352m3を3,444万9,554m3に、一日平均処理水量を9万5,773m3を9万4,382m3に改めます。  次に、収益的収支につきましてご説明いたします。  下水道事業収益は、9,970万円減額し、補正後の額は38億7,332万6,000円となります。これは主に下水道使用料の減額によるものであります。  下水道事業費用は、1億340万円減額し、補正後の額は38億4,894万4,000円となります。これは主に修繕費及び公共下水道汚水処理負担金の減額によるものであります。  続きまして、資本的収支についてご説明いたします。  資本的収入は、7,752万1,000円増額し、補正後の額は17億6,189万円となります。これは流域下水道建設負担金の増に伴う企業債の増額によるものであります。  資本的支出は、8,333万9,000円増額し、補正後の額は24億3,732万円となります。これは主に流域下水道建設負担金の増額によるものであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   神谷博之企画財務部長。 ◎神谷博之 企画財務部長   議案第24号、平成22年度那覇市一般会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  平成22年度一般会計の予算規模は、1,239億6,200万円で、前年度に比べ96億800万円、率にして8.4%の増となっております。  それでは、歳入予算の概要をご説明申し上げます。  第1款 市税は、382億4,378万5,000円で、対前年度比6億6,995万3,000円、1.7%の減となっております。  第6款 地方消費税交付金は、28億1,882万2,000円で、対前年度比5,395万6,000円、1.9%の減となっております。  第10款 地方交付税は、117億5,062万4,000円で、対前年度比9億7,499万6,000円、9.0%の増となっております。  第12款 分担金及び負担金は、21億5,838万5,000円で、対前年度比2,896万2,000円、1.3%の減となっております。  第13款 使用料及び手数料は、27億3,156万5,000円で、対前年度比1,615万円、0.6%の増となっております。  第14款 国庫支出金は、320億4,247万1,000円で、対前年度比48億6,362万6,000円、17.9%の増となっております。  第15款 県支出金は、80億1,288万6,000円で、対前年度比17億8,686万5,000円、28.7%の増となっております。  第18款 繰入金は、37億2,055万円で、対前年度比18億6,254万2,000円、33.4%の減となっております。  第20款 諸収入は、40億8,262万1,000円で、対前年度比3億8,776万6,000円、10.5%の増となっております。  第21款 市債は、159億410万円で、対前年度比48億2,890万円、43.6%の増となっております。  次に歳出予算の概要について、ご説明申し上げます。  第1款 議会費は、7億147万5,000円で、対前年度比2,115万3,000円、2.9%の減となっております。  第2款 総務費は、139億517万4,000円で、対前年度比8億1,582万5,000円、5.5%の減となっております。これは、土地開発公社経営健全化推進事業の終了などによるものであります。  第3款 民生費は、506億3,299万2,000円で、対前年度比63億5,195万4,000円、14.3%の増となっております。これは子ども手当支給費、生活保護費、障害福祉サービス等給付費、私立保育園運営費負担金の増などによるものであります。  第4款 衛生費は、82億3,739万5,000円で、対前年度比2億657万1,000円、2.6%の増となっております。これは、健康増進事業(健康診査)、病院事業貸付金の増などによるものであります。  第5款 労働費は、6,321万円で、対前年度比1,988万円、45.9%の増となっております。これは、ふるさと雇用再生特別事業、緊急雇用創出事業の増などによるものであります。  第6款 農林水産業費は、8,697万6,000円で、対前年度比2,207万7,000円、20.2%の減となっております。  第7款 商工費は、10億4,552万2,000円で、対前年度比1億6,803万円、19.1%の増となっております。これは重点分野雇用創出事業、ふるさと雇用再生特別事業の増などによるものであります。  第8款 土木費は、184億7,790万3,000円で、対前年度比23億566万7,000円、14.3%の増となっております。これは市営住宅基金積立金で減となったものの、市営住宅建替事業、下水道事業会計負担金などの増によるものであります。  第9款 消防費は、25億8,500万円で、対前年度比6,280万5,000円、2.5%の増となっております。これは緊急雇用創出事業、新消防緊急通信指令システム整備事業の増などによるものであります。  第10款 教育費は、157億9,527万3,000円で、対前年度比16億6,630万5,000円、11.8%の増となっております。これは奥武山野球場整備が減となったものの、(仮称)天久小学校用地購入及び新築事業、伊江御殿別邸庭園用地買上げ事業などの増によるものであります。  第12款 公債費は、123億582万7,000円で、対前年度比3億1,391万円、2.5%の減となっております。  なお、債務負担行為につきましては第2表、また地方債につきましては第3表のとおりでございます。  以上が議案第24号、平成22年度那覇市一般会計予算の概要であります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   小橋川邦也都市計画部長。 ◎小橋川邦也 都市計画部長   議案第25号、平成22年度那覇市土地区画整理事業特別会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  平成22年度那覇市土地区画整理事業特別会計の予算総額は19億7,924万6,000円となり、前年度と比較して9,482万3,000円の減額で4.6%の減となっております。  それでは、歳入の主なものについてご説明いたします。  第2款 国庫支出金は、3億1,500万円で、真嘉比古島第二事業に対する国庫補助金であります。  第4款 繰入金は、13億6,211万9,000円で、その内訳は事業への対応費や管理運営に充てるため一般会計から繰り入れする12億4,565万1,000円と基金繰入金494万5,000円及び地域振興基金よりの基金借入金1億1,000万円等からなっております。  第7款 保留地処分金は、2億9,000万円で、真嘉比古島第二事業の保留地売却収入であります。  第8款 清算徴収金は628万円で、真嘉比古島第一地区、壺川、小禄南等の清算徴収金であります。  第10款 県支出金は、568万6,000円で、土地区画整理法に係る事務取扱交付金と真嘉比古島第二事業の実施に先立って行う不発弾等の探査、発掘に要する経費に対する補助金からなっております。  次に、歳出の主なものについてご説明いたします。  第2款 土地区画整理事業費は、19億7,125万1,000円を計上しております。これは主に真嘉比古島第二事業の街路工事、造成工事、物件移転補償等を執行するための経費であります。  第4款 基金積立金は、338万8,000円を計上しております。これは主に壺川、小禄南、真嘉比古島第二の基金積立てに要する経費であります。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   大城弘明健康保険局長。 ◎大城弘明 健康保険局長   議案第26号、平成22年度那覇市国民健康保険事業特別会計予算について提案理由をご説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ395億6,982万円で、前年度に比べ17億9,668万2,000円、率にして4.8%の増となっております。  初めに、歳入予算の概要をご説明いたします。  第1款 国民健康保険税は、89億9,388万2,000円で、対前年度比2億5,109万5,000円、2.9%の増となっております。  第3款 国庫支出金は、148億7,911万7,000円で、対前年度比11億5,407万4,000円、8.4%の増となっております。これは、歳出の第2款 保険給付費の増加分に対応するものです。  第4款 療養給付費等交付金は、8億3,025万1,000円で、対前年度比2億503万5,000円、19.8%の減となっております。  第5款 前期高齢者交付金は、35億9,495万円で、6,398万6,000円、1.8%の増となっております。社会保険診療報酬支払基金からの通知によるものです。  第6款 県支出金は、19億7,176万7,000円で、1億6,657万7,000円、9.2%の増となっております。  第7款 共同事業交付金は、58億1,523万7,000円で、5億6,722万9,000円、10.8%の増となっております。これは歳出の第7款 共同事業拠出金の増に対応するものです。  第9款 繰入金は、34億1,815万6,000円で、2億1,707万円、6%の減となっております。これは主に保険基盤安定繰入金や財政安定化支援金が減少したこと等によるものです。  次に、歳出についてご説明いたします。  第1款 総務費は、7億5,791万6,000円で、4,669万6,000円、対前年度比6.6%の増となっております。これは主に国保連合会負担金の増等によるものです。  第2款 保険給付費は258億5,826万7,000円で、18億4,760万1,000円、7.7%の増となっております。これは主に医療費の自然増や診療報酬の改定等によるものです。  第3款 後期高齢者支援金等は、42億4,947万7,000円で、4億4,749万2,000円、9.5%の減となっております。社会保険診療報酬支払基金からの通知によるものです。  第4款 前期高齢者納付金等は、784万7,000円で、715万9,000円、47.7%の減となっております。社会保険診療報酬支払基金からの通知によるものです。  第5款 老人保健拠出金は、1億4,024万7,000円で、1億4,656万9,000円、51.1%の減となっております。これは、老人保健制度廃止により精算分のみとなったことによるものです。  第6款 介護納付金は、19億1,253万円7,000円で、1億3,862万6,000円、7.8%の増となっております。これは、社会保険診療報酬支払基金からの通知によるものです。  第7款 共同事業拠出金は、58億1,655万円7,000円で、5億6,719万1,000円、10.8%の増となっております。これは国保連合会からの決定通知によるものです。  第8款 保健事業費は、2億7,845万2,000円で、94万2,000円、0.3%の増となっております。  以上が平成22年度那覇市国民健康保険事業特別会計予算の概要であります。  ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。  議案第27号、平成22年度那覇市老人保健特別会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ2億4,617万2,000円で、前年度に比べ7,855万3,000円、24.2%の減となっております。  初めに、歳入予算についてご説明いたします。  第1款 支払基金交付金146万4,000円、第2款 繰入金2億4,003万6,000円、第5款 国庫支出金453万円、第6款 県支出金13万3,000円は、医療費の歳出に伴う負担分で、国、県、市及び支払基金がそれぞれの負担割合に応じて拠出するものであります。  次に歳出についてご説明いたします。  第1款 医療諸費は、2億4,004万円で、前年度当初と比較いたしますと、8,468万円、26.1%の減となっております。  これは老人保健制度の廃止に伴ない、老人医療費の給付が未請求分のみとなり、給付費が減少することに伴うものです。  第2款 諸支出金は、613万2,000円で、平成21年度の老人医療給付費の確定に伴う一般会計への繰出金等となっております。  以上が平成22年度那覇市老人保健特別会計予算の概要であります。  ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   小橋川邦也都市計画部長。 ◎小橋川邦也 都市計画部長   議案第28号、平成22年度那覇市市街地再開発事業特別会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。
     平成22年度那覇市市街地再開発事業特別会計の予算総額は、歳入歳出とも15億3,661万1,000円となり、前年度と比較して2億6,401万円の増額で、約20.7%の増となっております。  それでは歳入からご説明申し上げます。  第1款 国庫支出金は10億1,943万8,000円で、牧志・安里地区市街地再開発事業、モノレール旭橋駅周辺市街地再開発事業及び農連市場地区市街地再開発事業への国庫補助金であります。  第2款 繰入金は1億5,656万1,000円で、一般会計からの繰り入れとなっております。  第5款 市債は3億6,060万円で、牧志・安里地区市街地再開発事業とモノレール旭橋駅周辺市街地再開発事業の市補助金充当分であります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  第1款 都市再開発事業費は15億315万6,000円で、主に、牧志・安里地区、モノレール旭橋駅周辺地区及び農連市場地区の再開発事業費となっております。  第2款 公債費は、元金及び利子の返済として3,345万5,000円を計上しております。  地方債については、第2表のとおりであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   澤岻郁子健康福祉部長。 ◎澤岻郁子 健康福祉部長   議案第29号、平成22年度那覇市介護保険事業特別会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出ともに168億8,373万2,000円で、対前年比10億9,665万1,000円、6.9%の増となっております。  それでは、歳入の主なものについてご説明申し上げます。  第1款 介護保険料は30億9,467万5,000円で、前年度に比べ1億7,571万2,000円、6.0%の増となっております。これは65歳以上の第1号被保険者が納付する保険料で、保険給付費の増に伴うものであります。  第3款 国庫支出金は39億4,558万8,000円で、前年度に比べ2億9,242万1,000円、8.0%の増となっております。これは主に保険給付費の国法定負担分で、保険給付費の増に伴うものであります。  第4款 支払基金交付金は47億9,463万2,000円で、前年度に比べ3億2,486万1,000円、7.3%の増となっております。これは主に保険給付費の支払基金法定負担分で、保険給付費の増に伴うものであります。  第5款 県支出金は23億5,667万5,000円で、前年度に比べ1億5,842万4,000円、7.2%の増となっております。これは主に保険給付費の県法定負担分で保険給付費の増に伴うものであります。  第7款 繰入金は25億6,573万6,000円で、前年度に比べ1億4,962万2,000円、6.2%の増となっております。これは主に保険給付費の市法定負担分で保険給付費の増に伴うものであります。  第11款 サービス収入は、1億2,449万2,000円で前年度に比べ376万4,000円、2.9%の減となっております。これは介護予防プラン作成の実績見込みによる減であります。  次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。  第1款 総務費は5億1,890万4,000円で、前年度に比べ1,246万3,000円、2.5%の増となっております。経費の内訳としましては、職員36人分の人件費と一般事務費、賦課徴収に要する経費、介護認定審査会・認定調査及び緊急雇用創出事業として実施の認定調査業務委託等に係る経費であります。  第2款保険給付費は158億824万9,000円で、前年度に比べ10億9,778万9,000円、7.5%の増となっております。これは要介護者及び要支援者に対して行う施設サービス、在宅サービス、地域密着型サービスに係る保険給付費及び審査支払手数料で、これまでの実績から推計したものであります。  第5款 地域支援事業費は5億5,052万4,000円で、これは地域包括支援センターが行う、要介護状態等になることを予防するための地域支援事業に係る経費であります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   大城弘明健康保険局長。 ◎大城弘明 健康保険局長   議案第30号、平成22年度那覇市後期高齢者医療特別会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ24億2,141万2,000円で、前年度に比べ1億1,537万9,000円、5%の増となっております。  初めに、歳入予算についてご説明いたします。  第1款 後期高齢者医療保険料は、18億9,902万8,000円で、前年度より1億1,320万8,000円、6.3%の増となっております。これは、被保険者数の増加等に伴う保険料の自然増によるものです。  第3款 繰入金は、5億1,959万4,000円で、前年度より219万円、0.4%の増となっております。これは事務費繰入金及び基盤安定繰入金の増によるものです。  次に、歳出予算についてご説明いたします。  第1款 総務費は、2,619万円で前年度に比べ132万8,000円、5.3%の増となっております。  第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、23億9,317万1,000円で前年度に比べ1億1,405万1,000円、5%の増となっております。  以上が平成22年度那覇市後期高齢者医療特別会計予算の概要であります。  ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   前原常雄上下水道部長。 ◎前原常雄 上下水道部長   議案第31号、平成22年度那覇市水道事業会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  平成22年度予算の業務量としましては、給水戸数を14万9,900戸、年間総配水量を3,898万2,898m3、一日平均配水量を10万6,802m3と予定しております。  次に、収益的収支につきましてご説明いたします。  水道事業収益は、84億3,018万7,000円で、前年度と比べ1億6,080万4,000円、1.9%の減となります。これは主に給水収益の減額によるものであります。  水道事業費用は、77億873万3,000円で、前年度と比べ2億8,865万円、3.6%の減となります。これは主に修繕費及び受水費の減額によるものであります。  続きまして、資本的収支につきましてご説明いたします。  資本的収入は、2億9,546万6,000円で、前年度と比べ7,945万5,000円、21.2%の減となります。これは補助金及び固定資産売却代金等の減額によるものであります。  資本的支出は、14億3,355万6,000円で、前年度と比べ5,958万2,000円、4.0%の減となります。これは企業債償還金及び委託料等が増額となるものの、請負工事費及び機械器具購入費等の減額によるものであります。  併せて、債務負担行為等につきましても提案しております。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。  次に、収益的収支につきましてご説明いたします。  議案第32号、平成22年度那覇市下水道事業会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  平成22年度予算の業務量としましては、年間総処理水量を3,458万2,344m3、一日平均処理水量を9万4,746m3と予定しております。  下水道事業収益は、39億404万8,000円で、前年度と比べ6,897万8,000円、1.7%の減となります。これは主に下水道使用料及び補償金の減額によるものであります。  下水道事業費用は、38億7,901万9,000円で、前年度と比べ7,076万円、1.8%の減となります。これは職員給与費及び受託工事費等が増額となるものの、公共下水道汚水処理負担金及び修繕費等の減額によるものであります。  続きまして、資本的収支につきましてご説明いたします。  資本的収入は、17億5,090万3,000円で、前年度と比べ6,653万4,000円、4.0%の増となります。これは主に流域下水道建設負担金の増に伴い財源である企業債の増額によるものであります。  資本的支出は、23億8,595万8,000円で、前年度と比べ2,255万円、1.0%の増となります。これは委託料及び企業債償還金等が減額となるものの、流域下水道建設負担金及び工事請負費等の増額によるものであります。  併せて、債務負担行為等につきましても提案しております。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   神谷博之企画財務部長。 ◎神谷博之 企画財務部長   議案第33号、平成22年度那覇市病院事業債管理特別会計予算について、提案理由をご説明申し上げます。  本特別会計は、地方独立行政法人那覇市立病院への貸付金に係る起債の償還を管理する特別会計予算で、歳入歳出予算をそれぞれ5,517万円とするものであります。  まず歳入予算は、第1款 諸収入で、病院事業債貸付金元利収入5,517万円となっております。  次に歳出予算は、第1款 公債費で、元金の償還4,399万7,000円、利子の償還1,117万3,000円となっております。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   澤岻郁子健康福祉部長。 ◎澤岻郁子 健康福祉部長   議案第34号、訴えの提起について、提案理由をご説明申し上げます。  本市において生活保護を受給していた者が、株取引で得た多額の収入及び扶養義務者からの毎月の仕送り援助等を申告せず、娘名義の通帳に隠匿し、当該世帯には保有を認められない自動車、バイクを複数回購入する等不正に資産を形成し、これらの事実を隠匿しました。  不正判明後、福祉事務所に対し虚偽の弁明を繰り返し、特に悪質なものであると認めましたので、生活保護法第78条の規定により保護費の返還を求める決定を行いました。  返還資力となる娘名義の預貯金は、隠匿する可能性があったため、民事保全法による仮差押を行いました。差押債権を含めた額の回収を行うための提訴をすることについて、議決を求めるため、この案を提出するものであります。 ○金城徹 議長   大城弘明健康保険局長。 ◎大城弘明 健康保険局長   議案第35号、地方独立行政法人那覇市立病院中期計画の一部変更について、提案理由をご説明申し上げます。  地方独立行政法人那覇市立病院中期計画の別表は保険適用外の使用料を定めたものです。今回、別表に「多焦点眼内レンズ水晶体再建術」の使用料を追加するため、中期計画の一部を変更する必要が生じたので、地方独立行政法人法第83条第3項の規定に基づき議会の議決を得るため本案を提出するものであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金城徹 議長   翁長聡建設管理部長。 ◎翁長聡 建設管理部長   議案第36号、那覇市緑化センタ−の指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。  この案は、那覇市緑化センタ−の管理・運営を行わせる指定管理者を指定するために提出するものであります。  本緑化センタ−の現指定管理者の指定期間が平成22年3月31日で満了となるため、それに伴い公募を行い、説明会等を実施したところ、3団体からの申請がありました。  選定につきましては、那覇市建設管理部及び都市計画部指定管理者選定委員会へその選定を諮問し、平成22年1月13日に答申を受け、「株式会社沖縄ダイケン」を指定管理者の候補者として選定したものであります。  なお、指定期間は、平成22年4月1日から平成25年3月31日までの期間となっております。  よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第37号、市道路線の認定について、提案理由をご説明申し上げます。  この案は、本市の道路網の整備を図るため、国場37号外26路線の認定を行うものであります。  はじめに国場37号と安里32号についてご説明します。  同路線は、都市計画法に基づく開発行為により設置された道路で、都市計画法第40条第2項の規定により本市に帰属しましたので、市道の認定を行うものであります。  次に、金城18号外24路線は首里金城地区の細街路で、平成17年11月に「8・7那10号 東門川・仲之川ほか14路線」として都市計画決定されており、国庫補助事業「身近なまちづくり支援事業」を活用して整備を行うため市道の認定を行うものであります。  よろしくご審議くださいますようお願い申しあげます。 ○金城徹 議長 
     以上で、提案理由の説明は終わりました。 ○金城徹 議長   この際、諸般の報告を行います。  まず、市長から、去る12月定例会において採択された陳情の処理経過及び結果報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきました。 ○金城徹 議長   次に、代表質問の発言通告書の提出期限についてでございますが、まず、2月22日・月曜日に割り当てられた自民・無所属連合及び公明党の発言通告書の提出期限につきましては、明日、2月17日・水曜日でございます。  また、2月23日・火曜日に割り当てられた、日本共産党、民主党、そうぞう、社社連合及び改革クラブの発言通告書の提出期限につきましては、2月18日・木曜日でございます。  いずれも、午後2時までに提出をお願いいたします。 ○金城徹 議長   最後に申し上げます。  2月24日・水曜日から行われる個人質問の発言順位の抽選を、これより事務局において行いますので、ご協力をお願いいたします。 ○金城徹 議長   以上で本日の日程は、すべて終了いたしました。 ○金城徹 議長   次回は、2月22日・来週月曜日、午前10時に本会議を開き、代表質問を行います。  休憩いたします。            (午前11時55分 休憩)            (午前11時56分 再開) ○金城徹 議長   再開いたします。 ○金城徹 議長   本日は、これにて散会いたします。            (午前11時57分 散会) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  上記のとおり会議録を調製し、署名する。   平成22年(2010年)2月16日     議  長  金 城   徹     署名議員  下 地 敏 男     署名議員  糸 数 昌 洋...