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平成 17年(2005年) 2月定例会−03月08日-08号

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  1. 那覇市議会 2005-03-08
    平成 17年(2005年) 2月定例会−03月08日-08号


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    平成 17年(2005年) 2月定例会−03月08日-08号平成17年 2月定例会              平成17年(2005年)2月那覇市議会定例会                   議事日程 第8号               平成17年3月8日(火)午前10時開議 第1  会議録署名議員の指名 第2  議案第41号 那覇市助役の選任について     議案第42号 那覇監査委員の選任について 第3  議案第1号 那覇個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について     議案第2号 那覇人事行政運営等の状況の公表に関する条例制定について     議案第3号 那覇職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第4号 那覇市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第5号 那覇特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について     議案第6号 那覇職員の給与に関する条例及び那覇市立病院企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定について     議案第7号 那覇男女共同参画推進条例制定について     議案第8号 那覇職員定数条例の一部を改正する条例制定について     議案第9号 那覇事務分掌条例の一部を改正する条例制定について     議案第10号 那覇税条例の一部を改正する条例制定について     議案第11号 那覇中心商店街にぎわい広場条例制定について
        議案第12号 那覇市立職業訓練所条例を廃止する条例制定について     議案第13号 那覇農業委員会委員定数等に関する条例制定について     議案第14号 那覇高齢者在宅生活支援条例の一部を改正する条例制定について     議案第15号 那覇水洗便所改造等資金貸付基金条例の一部を改正する等の条例制定について     議案第16号 那覇上下水道事業審議会条例制定について     議案第17号 那覇幼稚園教諭給与等に関する特別措置条例の一部を改正する条例制定について     議案第18号 那覇附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第19号 那覇監査委員条例の一部を改正する条例制定について     議案第36号 沖縄県市町村自治会館管理組合を組織する市町村の数の減少について     議案第37号 沖縄県都市交通災害共済組合規約の変更について     議案第38号 損害賠償の額の決定及び和解について     議案第39号 あらたに生じた土地の確認について     議案第40号 字の区域及び名称の変更について 第4  議案第20号 平成16年度那覇一般会計補正予算(第4号)     議案第21号 平成16年度那覇土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)     議案第22号 平成16年度那覇下水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第23号 平成16年度那覇国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第24号 平成16年度那覇老人保健特別会計補正予算(第2号)     議案第25号 平成16年度那覇市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)     議案第26号 平成16年度那覇介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第5  議案第27号 平成17年度那覇一般会計予算     議案第28号 平成17年度那覇土地区画整理事業特別会計予算     議案第29号 平成17年度那覇国民健康保険事業特別会計予算     議案第30号 平成17年度那覇老人保健特別会計予算     議案第31号 平成17年度那覇市街地開発事業特別会計予算     議案第32号 平成17年度那覇介護保険事業特別会計予算     議案第33号 平成17年度那覇水道事業会計予算     議案第34号 平成17年度那覇下水道事業会計予算     議案第35号 平成17年度那覇病院事業会計予算 第6  報告第1号 専決処分の報告について(車輌物損事故)     報告第2号 専決処分の報告について(国家賠償事件)     報告第3号 専決処分の報告について(安謝第一市営住宅における漏水事故:対物)                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                  会 議 に 付 し た 事 件 〇議事日程に同じ                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜出席議員(38人)  1番  糸 数 昌 洋 議員  2番  大 浜 美早江 議員  3番  喜舎場 盛 三 議員  4番  上 里 直 司 議員  5番  島 尻 安伊子 議員  6番  我如古 一 郎 議員  7番  大 城 朝 助 議員  8番  湧 川 朝 渉 議員  9番  松 田 義 之 議員  10番  翁 長 俊 英 議員  11番  大 浜 安 史 議員  12番  玉 城   彰 議員  13番  平 良 正 邦 議員  14番  比 嘉 憲次郎 議員  15番  宮 城 宜 子 議員  16番  渡久地   修 議員  17番  当 真 嗣 州 議員  18番  瀬 長   清 議員  19番  宮 里 光 雄 議員  20番  我那覇 生 隆 議員  22番  国 吉 真 徳 議員  24番  崎 山 嗣 幸 議員  25番  山 川 典 二 議員  26番  高 里 良 樹 議員  28番  喜 納 信 也 議員  29番  宮 國 恵 徳 議員  32番  久 高 友 弘 議員  33番  屋 良 栄 作 議員  34番  永 山 盛 廣 議員  35番  大 城 春 吉 議員  36番  与 儀 清 春 議員  37番  知 念   博 議員  39番  久 高 将 光 議員  40番  亀 島 賢 優 議員  41番  唐 真 弘 安 議員  42番  高 良 幸 勇 議員  43番  金 城   徹 議員  44番  洲 鎌   忠 議員 ──────────────────── 〇欠席議員(4人)  23番  島 田 正 博 議員  30番  玉 城 仁 章 議員  31番  座 覇 政 為 議員  38番  仲 村 善 信 議員 ──────────────────── 〇説明のため出席した者の職、氏名  翁 長 雄 志  市長  當 銘 芳 二  助役  伊 藝 美智子  助役  名嘉元 甚 勝  収入役  与那城 良 光  政策調整監  松 本   親  総務部長  川 條 三 明  経営企画部長  宮 本 信 弘  財務部長  饒平名 知 孝  市民文化部長  宜 保 哲 也  経済観光部長  与 儀 弘 子  環境部長  糸 数 健二郎  健康福祉部長  大 城 則 明  都市計画部長  砂 辺 長 盛  建設管理部長  仲 田 美加子  教育長  末 吉 正 幸  教育委員会 生涯学習部長
     平 良 嘉 男  教育委員会 学校教育部長  與 儀 實津夫  病院事業管理者  山 口 栄 禄  市立病院事務局長  大 田 和 人  消防長  高 嶺   晃  水道事業管理者  玉 城 勝 守  水道部長 ──────────────────── 〇職務のため出席した事務局職員の職、氏名  島 袋 庄 一  局長  大 村 栄 子  次長  島 袋 盛 彦  議事課長  照 屋 清 光  主幹兼係長  崎 枝   智  主査  金 城   治  主査  平 良 真 哉  主任主事  町 田   務  主任主事  比 嘉 昭 夫  主事  島 袋 純 子  主事              (午前10時 開議) ○我那覇生隆 議長   これより、本日の会議を開きます。 ○我那覇生隆 議長   日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、屋良栄作議員永山盛廣議員を指名いたします。 ○我那覇生隆 議長   日程第2、議案第41号、那覇市助役の選任について及び議案第42号、那覇監査委員の選任についての2件の追加の付議事件を、一括して議題といたします。 ○我那覇生隆 議長   これより質疑に入ります。      (「なし」と言う者あり) ○我那覇生隆 議長   これにて質疑を終結いたします。 ○我那覇生隆 議長   おはかりいたします。  ただいま議題となっております事件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○我那覇生隆 議長   ご異議なしと認めます。  よって、委員会への付託を省略することに決しました。 ○我那覇生隆 議長   これより討論に入ります。      (「なし」と言う者あり) ○我那覇生隆 議長   これにて討論を終結いたします。 ○我那覇生隆 議長   これより採決を行います。 ○我那覇生隆 議長   まず、議案第41号、那覇市助役の選任については、同意することに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○我那覇生隆 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本案は同意することに決しました。 ○我那覇生隆 議長   次に、議案第42号、那覇監査委員の選任については、同意することに、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○我那覇生隆 議長   ご異議なしと認めます。  よって、本案は同意することに決しました。 ○我那覇生隆 議長   日程第3、議案第1号、那覇個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから、議案第40号、字の区域及び名称の変更についてまでの24件の事件を、一括して議題といたします。 ○我那覇生隆 議長   これより質疑に入りますが、通告に基づく質疑はありません。 ○我那覇生隆 議長   これにて、質疑を終結いたします。 ○我那覇生隆 議長   ただいま議題となっております24件の事件については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ○我那覇生隆 議長   日程第4、議案第20号、平成16年度那覇一般会計補正予算(第4号)から、議案第26号、平成16年度那覇介護保険事業特別会計補正予算(第2号)までの7件の事件を、一括して議題といたします。 ○我那覇生隆 議長   これより質疑に入りますが、通告に基づく質疑はありません。 ○我那覇生隆 議長   これにて、質疑を終結いたします。 ○我那覇生隆 議長   ただいま議題となっております7件の事件については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ○我那覇生隆 議長   日程第5、議案第27号、平成17年度那覇一般会計予算から、議案第35号、平成17年度那覇病院事業会計予算までの9件の事件を、一括して議題といたします。 ○我那覇生隆 議長   これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  湧川朝渉議員。 ◆湧川朝渉 議員   議案第27号、平成17年度那覇一般会計予算について質疑をいたします。  まず初めに、救急救命士養成事業について、目標値いくらですか。年次計画は達成できるのか。現在の達成率いくらか。今年度全額削減影響は何か、お答えください。  2番目、救急救助事業削減額と率、その内容について、また影響についてお答えください。  3番目、小口資金融資事業削減額と率、その内容について、また影響についてお答えください。  4番目、伝統工芸館運営事業削減額と率、その内容について、また影響についてお答えください。  5番目、道路維持事業削減額と率、その内容について、また影響についてお答えください。  6番目、道路維持管理事業削減額と率、その内容について、また影響についてお答えください。  お願いします。 ○我那覇生隆 議長   大田和人消防長。 ◎大田和人 消防長   湧川議員救急救命士養成事業についてのご質問にお答えいたします。  まず目標値いくらかについて、お答えいたします。  消防力の基準から言いますと、救急車に登場する救急隊員のうち、1人以上は救急救命士の資格を有した者となっており、現在、那覇市では、20人の救急救命士救急隊員として活動しておりますので、消防力の基準からすると、目標値は達成していることになります。  しかし、現在の本市の救急車は常時活動している救急車5台のほかに、予備の救急車2台がございますが、すべての救急車が高規格救急車となっており、救急車を要請する傷病者を病院へ搬送するまでの間、高度な救命措置を必要とする方が多くなっているという状況からいたしますと、より高度な救急サービスを実施するため、救急隊員40人すべてが救急救命士資格者であることが望ましいというふうに考えております。  次に、年次計画は達成できているか、についてお答えいたします。
     救急救命士養成事業につきましては、平成3年度から実施しており、平成7年度から平成16年度までは毎年1人を養成してまいりました。同事業は当分の間、継続する必要があるものと認識いたしておりますが、現状の厳しい財政状況も考慮して、平成17年度及び平成18年度については中止することといたしております。  次に、現在の達成率いくらかについてお答えいたします。  現在、救急救命士の資格を有した者は、資格を有した者からの採用を含め、29人となっております。そのうち平成15年、平成16年採用者等救急隊未配置の職員を除き、20人が救急隊に配属されております。  救急隊員すべてが救急救命士資格者であることが好ましいと考えた場合、現在の達成率は50%ということになります。  最後に今年度全額削減影響は何か、についてお答えをいたします。  現在、29人の救急救命士の資格を有している職員がおりますが、職員高齢化への対応や、高度化される高度救急資機材及び救急救命士措置範囲拡大等が要求されており、同事業は廃止することなく、平成19年度以降再び継続させていきたいというふうに強く考えております。  次に、救急救助事業の件についてお答えいたします。  救急救助事業事業費は、前年度比較532万3,000円の減額となっており、削減率は29%となっております。  これは救急救命士養成事業の一時中止に伴う、救急救命士テキスト購入取りやめは、沖縄県消防救助技術指導会水上の部の廃止に伴う消耗品費の減額及び平成16年度において救急車に取り付けるストレッチャーや消毒器を整備したため、これにかかる備品購入費の減額がその主な理由となっております。  なお、救急需要の増に伴い、ぜひ必要となる医薬材料費につきましては、前年度並みの予算計上を予定しておりますので、市民の皆様に重大な影響を与えることはないものと認識をしております。 ○我那覇生隆 議長   宜保哲也経済観光部長。 ◎宜保哲也 経済観光部長   湧川朝渉議員小口資金融資事業削減額と率、その内容について、また影響についてのご質問にお答えいたします。  小口資金融資事業平成17年度予算は、6,414万1,000円となっておりますが、これは平成16年度当初予算1億2,276万円に対し、削減額は、5,861万9,000円で削減率は約48%となっております。  平成17年度小口資金融資事業予算内訳は、案内書及びポスターなどの経費にかかる印刷製本費が23万7,000円、沖縄県信用保証協会への保証料補填補助金が390万3,000円、小口資金融資貸付原資となる貸付金が6,000万円、損失補償金費目存置の1,000円の合計6,414万1,000円となっております。  削減の主な理由は、貸付金が対前年度比50%、金額ベースで6,000万円の大幅な減によるものですが、これは関係金融機関4行との協議により、従来の協調倍率が5倍から10倍に見直しされたため、本市の負担割合が2分の1減となり、大幅に軽減されたことによるものであります。  したがいまして、6,000万円の10倍で、前年度と同様に融資枠は6億円確保されております。  ちなみに、平成15年度の融資実績は、約4億7,000万円であります。  よって、従前の役割は十分に果たせるものと考えております。  続きまして、平成17年度予算伝統工芸館運営事業削減額と率及びその内容影響についてのご質問にお答えいたします。  伝統工芸館運営事業平成17年度予算額は、1,158万3,000円となっておりますが、平成16年度当初予算額は、1,749万4,000円で、削減額は、591万1,000円、削減率は34%となっております。  対前年度増減の主な内容として、非常勤報酬職員工芸館派遣取りやめによる210万2,000円の減、工芸館新設による施設修繕料50万円の減、運営補助金600万円の減、区分所有建物による共有面積に係る共益費負担金360万4,000円の増等があります。  立地条件の向上に伴う個人客団体客の増加及び那覇市ぶんかテンブス館自主運営事業琉球料理等体験教室等との事業連携の強化を図ることにより、今後、利用者の増も期待できますので、工芸館の運営には、支障がないものと考えております。 ○我那覇生隆 議長   砂辺長盛建設管理部長。 ◎砂辺長盛 建設管理部長   湧川朝渉議員ご質問の7番目と8番目、道路維持管理事業道路維持管理事業削減額と率、その内容影響について関連しますので、一括してお答えをいたします。  両事業は、大きく区別しますと、道路維持管理事業は、市民の安全を緊急的、または応急的に確保するために、実施する維持修繕であります。  一方の道路維持事業は、老朽化市道を計画的に改修する工事であります。  したがいまして、今後、道路維持事業を予定している路線においても、市民の安全を確保するために、緊急性がある場合は、道路維持管理事業により応急的な対応を行い、安全を確保している状況であります。  ご質問の道路維持事業削減額は、4,000万円であり、率としましては50%であります。実施に際しては、市民生活に重大な影響があると思われる路線を厳選の上、維持工事を実施し、緊急を要する市道老朽箇所維持補修工事につきましては、道路維持管理事業や、現業職員による直営工事により、市民の安全を図っていきたいと考えております。  次に、道路維持管理事業につきましては、円滑な事務処理を図るため、平成17年度において、道路維持管理事業を二つの事業に分割しております。  二つの事業を加えました、道路維持管理事業関係予算は1億3,518万2,000円となり、同事業実質的削減額は2,386万6,000円であり、率としましては、約15%でありますが、緊急的な維持修繕費は、昨年度と同額の費用を確保しており、減額に対する対応としましては、職員パトロール強化や、現業職員のさらになる対応など、市民生活への影響最小限度にとどめ、市民の安全が確保できるよう、取り組んでいく所存であります。  以上でございます。 ○我那覇生隆 議長   湧川朝渉議員湧川朝渉 議員   2回目の質疑を行います。2番目の救急救命事業削減、その内容で、水上の部を廃止したということですけれども、スマトラ沖地震・津波の中で、むしろ水上の部の訓練というのは今一番必要な訓練ではないのかなと思っているんです。本当にこういった水上の部の訓練を廃止して大丈夫なんですか。  消防職員の中からは、これに対して意見はないのか。それと今後皆さん、本当に廃止したままという考えなのか。今、スマトラ沖地震などで水上からの救出訓練というのは、今一番、必要とされているというか、議論になっているものではないかなと思うんですけれども、これについて影響はないというお答えなんですが、改めてこのへん答弁のほどをお願いいたします。  それと、小口融資制度ですけれども、内容については、5倍から10倍超ということですが、いろんな方からこういう意見が出るんです。民間の割合が大きくなると、せっかく公的な小口融資制度、今まで以上に民間主導といいますか、査定が厳しくなるということで、那覇市の小口融資制度が本当に市の制度であるにもかかわらず、民間主導になってしまうんじゃないかという懸念の声があります。改めて、この削減額によって、手続き上の変更はないのか。制度の内容上の変更はないのか。これはやっぱり心配するものですから、これについてもう一度お答えをお願いいたします。  それと5番と6番、一つは緊急に対応する予算だと。もう一つは計画的に対応する、ライフラインを維持すると。道がでこぼこでしたら、それこそ自転車やオートバイで転ぶ可能性もあるわけですし、そういう維持管理というのは、皆さんが一番に心掛けている事業だと思います。  ただ、削減額必要最低限度確保という説明ですけれども、先ほど皆さんが言った緊急性で対応しているという予算ですね。一部名称が変更されて、加えますと1万3,518万2,000円との答弁ですけれども、実際、それにしても2,386万6,000円、15%削減しているんですよ。そしてもう一つ、計画的にライフラインの確保、整備というものからすれば、8,000万円を4,000万円にしている。半額ですよね。これは質疑ですから、もう一度、お聞きします。緊急性予算、そして計画的にライフラインを確保するという予算がこういう大幅な削減があるんですが、この4と5の事業平成15年度の実績なり、平成16年度の実績見込み、どれぐらいの予算を消化しているのか。これについてお答えできればお願いします。以上です。 ○我那覇生隆 議長   大田和人消防長。 ◎大田和人 消防長   湧川議員の再質問にお答えいたします。  水上の部の廃止について、消防士の意見でございますけれども、当然に水難救助隊消防士皆さん方は非常に残念がっておりました。私も残念に思っている者の一人でございます。  そして、廃止した後、どうするかということなんですけれども、現在、行っている水上部が、溺れかかっている人を救助するような救助方法といいますか、そのトレーニングが主となっておりまして、実際の災害現場で起こっていること、あるいは起こり得るような、そういった捜索活動というのが現在はないわけなんです。  そういうことからいたしまして、九州の方でも時代のニーズに合わなくなってきたので、やめようかという話になっておりますし、先般の沖縄県消防長会では、廃止が決定されました。  ただし、おっしゃいますように、実際に津波とか、いろいろなケースにおいては、やはり水難救助というのは、非常に重要な事業でございますので、実際の災害に役立つような訓練の方法というのを今いろいろと想定いたしておりますので、そういう訓練を強化して、実際の災害現場で役立つようにさせたいと思っております。  また、近々着工されます西消防署の方でも潜水プールを予定しておりますので、今まで以上に水難救助訓練の技術というのは上がるのではないか。そしてまた、他の消防本部と合同して、実際に役立つような水難救助の方法をいろいろ考えておりますので、今まで以上に水難救助に対しては、高いレベルを維持し、求めていきたいというふうに考えております。 ○我那覇生隆 議長   宜保哲也経済観光部長。 ◎宜保哲也 経済観光部長   湧川議員の再質問にお答えいたします。  10倍協調になることによって、査定が厳しくならないか。民間主導にならないか、というご質問でございますけれども、この融資に申し込みをしまして、これの内容の審査、信用力とか、担保の審査をやりますのは、銀行ではなくて、沖縄県保証協会の方が審査をするわけです。そしてもし、弁済が滞った場合は、沖縄県信用保証協会の方が払うと、これは代位弁済というわけですけれども、この保証協会の方が借りている銀行の方に払うというふうなことになりますので、このシステムは全くかわりませんので、10倍協調になったからといって査定が厳しくなったり、民間主導になるということは全くございません。  それから、県内他市の方も、10倍協調ということに現在はなっておりまして、そういうことも踏まえまして、私どもは金融機関と10倍協調にしてくれという話をして、了解をもらったということでございます。 ○久高友弘 副議長   砂辺長盛建設管理部長。 ◎砂辺長盛 建設管理部長   湧川朝渉議員の再質問にお答えいたします。  まず、道路維持管理事業が8,000万円から4,000万円に減額になりまして、50%の削減になっております。  これにつきましては、平成17年度の予算案では、道路維持管理事業1億8,589万1,000円というふうになっておりますけれども、これを平成17年度から、平成16年度は1億5,904万8,000円でありました。これが17年度に1,589万1,000円で、先ほど議員の指摘がありました7,315万7,000円の減額になっております。  しかしながら、この点につきましては、平成17年度の予算案では、道路維持管理事業の8,589万1,000円、もう一つ、二つに分割をいたしておりますので、もう一つの道路維持管理事業、補修でありますが、これが4,929万1,000円となっておりまして、合計で1億3,518万2,000円、これも議員からご指摘がありました、その差額が2,386万6,000円、15%の減額というふうになっておりますが、この15%の減額分につきましては、委託料になっておりまして、これは内容といたしましては、路面の清掃、それから道路側溝の清掃業務等になっております。  さらに、その内訳を申し上げますと、この道路維持管理事業の16年度と17年度の内容でありますが、補修費につきましては2,970万円で、16年度、17年度、同額であります。それから原材料につきましても、1,235万円で16年度、17年度、同額になっております。  先ほど申し上げました委託料の額が、16年度7,791万5,000円、17年度が5,794万4,000円で、約2,300万円の減額ということになっております。  そういうことから考えますと、委託料の分、路面清掃と、道路側溝の分だけが減額になっているということであります。  では、先ほどご質問がありました、道路維持事業の50%の減額、4,000万円についてはどういうふうに対応していくかということでございますが、これにつきましては、道路維持管理事業と、それからもう一つの道路維持管理事業、この中に、原材料と、それから応急的な修繕、あるいは緊急的な維持管理が含まれておりますので、その道路維持事業で減額になった分に対しては、この二つの維持管理事業と補修で対応ができるというふうに思っております。そして、現業職員の対応の厳しい状況に対しては、現業職員とそれから原材料で応急的な対応をしていくということと、緊急的な事業で対応していくということになります。  以上でございます。 ○我那覇生隆 議長   湧川朝渉議員湧川朝渉 議員   3回目ですね。消防長、全然お答えになっていませんね。気持ちだけでは訓練はできないんですよ、予算がなければ。皆さんが今、溺れている人を救助して云々というのであれば、内容的にそぐわないというのであれば、津波などを想定して、水上バイクなり、溺れている人を網で囲うなり、新たな方法を考えて予算化するのがごく当たり前の考え方だと思いますよ。予算をなくして、気持ちだけで訓練する、訓練すると言っても、これはいかがなものかというふうに思います。  小口融資制度事業については、説明のあったとおり、実行されることを期待いたします。  それと、伝統工芸館については、管理運営そのものということでしたけれども、実際に3年間、市の退職職員を配置していただいたんですけれども、実際に行ってきました。1年2年と行って、感想を聞きましたけれども、やっぱり建物自身もあるんですけど、管理組合自身の結束点にもなっていたんですよね。やはりそれぞれが皆さんひとり親方ですから、それぞれのいろんなものもあります。  そういったところで、やっぱり市が人を派遣して、管理組合の実際の運営をちゃんと目配りするというところが、この3年間の大きな改善点だったと僕は思うんです。実際に理事長さんもそういうことをおっしゃっておりました。改めて、経理ができる人がいらっしゃるからとか、そういうことではなくて、やっぱり市からしっかりと職員を派遣して、市のものであるわけですから、管理組合が運営しているといっても、特に市が人的な関わり方を行うということは、僕は今後とも国際通りにつくろうとも、必要な事業だと思います。  ぜひ、復活を検討していただきたい。  それと、5と6については、全然答弁になっていないですよ。平成15年の実績と実績見込みを説明していただけませんか、という単純な質疑だったと思うんですけれども、最初の答弁を繰り返しただけで、それにお答えになっていないと思います。  緊急修繕が、いわゆる私どもがよく那覇市の土木管理事務所に行ってお願いする事業です。これが、道路維持管理事業です。皆さんが別立てのメニューをつくって、別に予算がありますと言っても、総枠は2,300万円削っているわけです。  それと、道路建設課が行う道路維持事業、これは緊急的に点としての修繕事業では間に合わないと、あまりにも点が多くこの道路にあるものですから、これ計画的に面として直さなければいけないというのがこの事業の中身ですよね。  だから、ひらたく言えば、これは緊急的な要素である道路維持管理事業では、本来、達成できない事業なんですよ。部分的にやってもだめですよと。だから、面的に直しますというのが、この道路維持事業であって、これは半分に削るということは、平たく言えば、道路を直す面積を半分にするということですよ。道がでこぼこ、緊急的に点として緊急修繕をしても、全体的なでこぼこの道を17年度は16年度実績の半分ですと。なぜならば、この5と6の16年度の実績見込みは、ともにこの予算の満額です。道路維持については大体8,000万円を超えると、いつも打ち切りにしている事業です、予算がないということで。  道路維持管理事業もそうですよね。毎年、予算が余ったことはないと思いますよ。予算の枠内で基本的には打ち切っている事業だというふうに思います。  幾つ台風が来るか、どれぐらい長雨になるか、それによって落ち葉の問題とか、側溝が詰まるとか、道路の崩壊、そういったものは人が予想しがたい事業です。毎年、こういった事業予算の枠をいっぱい使って、それでも足りなくて、何かから、必要であれば流用してというように運用されていた事業だと理解します。  そういった意味では、今回、こういう予算で出されていますけれども、事業の性格から言って、こういう大幅な削減にもなじまない。むしろ必要であれば、相手は天変地異ですからね、台風や雨風、こういったものと闘いながら、ライフラインや必要な工事を行っている事業ですから、ぜひ必要な分については積極的に関わってほしいと。これについては、補てんも視野に入れながら取り組む姿勢がやっぱり必要だと思います。  以上述べまして、終わります。 ○我那覇生隆 議長   これで、通告に基づく質疑は終わりました。 ○我那覇生隆 議長   これにて質疑を終結いたします。 ○我那覇生隆 議長   ただいま議題となっております9件の事件については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ○我那覇生隆 議長   日程第6、報告第1号、専決処分の報告について(車輌物損事故)から、報告第3号、専決処分の報告について(安謝第一市営住宅における漏水事故:対物)までの3件の事件を、一括して議題といたします。  ただいまの専決処分書は、本定例会における議案と一緒に配付しておきました。 ○我那覇生隆 議長   この際、諸般の報告を行います。  まず、本日までに受理いたしました、陳情第196号、泊小学校にヘルパーを配置することについてから、陳情第205号、那覇市議会議員定数削減についてまでの10件の陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。 ○我那覇生隆 議長   以上で本日の日程は、すべて終了いたしました。
    我那覇生隆 議長   なお、明日3月9日・水曜日からは、各常任委員会を開き、付託案件等の審査を願います。 ○我那覇生隆 議長   次回の本会議は、来週3月14日・月曜日でございます。  当日も、午前10時に本会議を開き、補正予算議案等について、各常任委員長の審査報告を求め、質疑・討論・表決を行います。 ○我那覇生隆 議長   本日は、これにて散会いたします。            (午前10時37分 散会) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  上記のとおり会議録を調製し、署名する。   平成17年(2005年)3月8日     議  長  我那覇 生 隆     署名議員  屋 良 栄 作     署名議員  永 山 盛 廣...