美咲町議会 > 2012-12-05 >
12月05日-02号

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  1. 美咲町議会 2012-12-05
    12月05日-02号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    平成24年第 9回(12月)定例会第 2 日 (平成24年12月5日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午前 9時30分    解   散  午後 5時51分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1金谷高子出席9小島洋征出席2松田英二〃10草苅良明〃3江原耕司〃11松島 啓〃4林田 実〃12日神山定茂〃5岩野正則〃13岡田 壽〃6染山朝子〃14下山和由〃7角南憲一〃15貝阿彌幸善〃8山本宏治〃16三船勝之〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長定本一友建設課長池本圭三郎町長岡部初江会計課長桑英昭総務課長難波寛治郎旭総合支所長杉山肇志企画財政課長遠藤 透柵原総合支所長中西 学情報交通課長鈴鹿 滋旭総合支所長 産業建設課長山本 資税務課長鳥越道正柵原総合支所長 産業建設課長清水史郎住民課長高田美智子柵原総合支所長 上下水道課長森廣恒男健康増進課長村島眞由美教育長泉 和男保健福祉課長福田芳幸教育総務課長桑芳郎上下水道環境課長赤堀達男生涯学習課長山下一巳産業観光課長矢木史朗選挙管理委員会委員長岡田俶郎(4)職務の為出席した職員の職・氏名     事務局長  木 谷 正 弘     書  記  宗 近 由 利(5)日   程日 程議案番号件         名1  一般質問          平成24年第9回美咲町議会定例会             平成24年12月5日             開 会  9時30分 ○議長(三船勝之君) 皆さん、改めておはようございます。 ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午前9時30分) なお、本日は勝央町議会より視察に来られる予定になっております。視察内容は、一問一答方式についての視察でございますので、議員各位にもそれぞれ一般質問を行っていただきながら、あがとうございましたで終わらないように、ひとつよろしくお願い申し上げておきます。 また、執行部の皆さん方にも明確なご答弁をよろしくお願い申し上げておきます。 本日の日程を報告します。 第1に一般質問、以上のとおり定めますのでご了承を願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、一般質問。 これから一般質問を行います。 なおこの際、申し上げておきます。 会議規則第54条の発言内容の制限及び第55条の質疑回数の規定を厳守願うとともに、第56条の発言時間の制限により質問と答弁の合計時間が50分までと決定されていますので、ご了承願います。 それでは、10番草苅議員の質問から行います。 10番草苅議員 ◆10番(草苅良明君) おはようございます。10番草苅でございます。きょうもトップバッターをさせていただきますが、非常に緊張しております。そういった中で行き過ぎた言動もあろうかと思いますが、その点につきましてはご注意のほどをよろしくお願いいたします。 きょうは重大事項につきましては2点、そして補足的に2点の4点をさせていただいております。 それでは、質問要旨に入ってもよろしいですか。 ○議長(三船勝之君) はい、どうぞ。 ◆10番(草苅良明君) 質問事項、河川の土砂についてということで、大震災による災害の危機が叫ばれている。我が町には津波の心配はないが、地震に対する警戒、大雨に対する予防が必要である。河川の川底に土砂がたまっている各地区の川のことであり、川底が高くなっていて氾濫が心配である。夏には集中豪雨、台風4号などにより多くの被害があった。県と協議して早急に対応できないか、また町としても町対応区間についても少しずつ年次的に予算化して取り組めないか、このことにより自主防災の推進にもなると思うが。 以上でございます。町長または担当課長、よろしくお願いいたします。 ○議長(三船勝之君) 池本建設課長。 ◎建設課長(池本圭三郎君) おはようございます。 それでは、草苅議員さんの河川の土砂についてということに対して答弁させていただきたいと思います。 町としましては、県河川においては河川流域の方々の要望書をいただき、県にまとめて年1回要望をさせていただいております。それで、堆積量の多い箇所から優先順位をつけて随時しゅんせつを行っていただいているところでございます。 また、町河川においても流域の方々により要望書をいただき、随時現地を職員で見回って堆積の多い箇所等を単独町費用でしゅんせつを行っているところであります。 現場を見て回って、夏場には草等が茂っとる場合は堆積が多いように見えるんですが、実質は冬場になったりして枯れたら堆積が少ないというような状況も要望書の中には結構ございます。 それから、県の河川においては自主防災としましてアダプト事業という事業がございまして、皆さん、河川敷や道路敷の草を刈って、土砂の災害等が起きないように、そういう事業に取り組んでいる箇所もございます。 今後、ことし災害等、結構ございましたんで、県の方々も一応随時巡回はしているようでございます。町のほうも行かしていただきました。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 年次的な計画は要望書が出なんだらせんということ。 ◎建設課長(池本圭三郎君) いや、随時見て回ってます。 ○議長(三船勝之君) 草苅議員再質問。 ◆10番(草苅良明君) 今、課長のほうから答弁をいただいたんですが、県以外の町対応でしなくてはいけない部分もあろうかと思います。そういったことについてのお考えはどうでしょうか。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 草苅議員さんのご質問でございます。町単独でということですね。 ◆10番(草苅良明君) はい。 ◎町長(定本一友君) 町単独でも随時やっていく計画は立てております。今年度は中央地区で3地区、しゅんせつを行うようにしておるところでございます。 それから、9月の一般質問の中にございましたように吉野川のしゅんせつです。漁協との折り合いができなくってお流れになっておると。県事業でございますけれども、この件につきましては柵原の産業建設課長の清水課長よりその後の計画について答弁させますので、お聞き取りのほどをひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(三船勝之君) 清水建設課長。 ◎柵原総合支所産業建設課長(清水史郎君) 失礼します。草苅議員さんの河川のしゅせつについてのご質問にお答えいたします。 柵原地域の現況といたしましてお答えします。 先ほど町長が申しましたように本川であります吉井川、吉野川の河川敷につきましては、各関係機関の調整がちょっと困難で、今年度はしゅんせつができない状態になったということでございます。せっかく予算がついたのに、その予算が使えないということでございまして、そのかわりではありませんけれど、かねてから町が毎年要望しております河川につきましてはしゅんせつにつきまして、その箇所につきまして先般県のほうが現地確認に来ました。それを乙和気川、甲和気川、それから本山川等、約7カ所につきまして箇所の確認に来ていただきました。それで緊急順位をつけていただきまして、予算の許す範囲で関係機関と協議が調い次第、順次発注をしていくというような答えをいただいておりますので、幾分期待をしておる状況でございます。今現在はそういう状況でございます。 それから、小河川につきましては随時要望のあった箇所につきまして、町としましても積極的にしゅんせつを行っていくと決めてございますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。
    ○議長(三船勝之君) 再々質問、草苅議員 ◆10番(草苅良明君) 渡りに船というんですか、ええあんばいに進めてくださっておるようでございますが、他地区においても同じようなことが起きとろうかと思います。それについても引き続き間髪せずと言うんですか、間があかんように続けていってもらいたいなという思いをしております。そういう思いがあるだろうという思いの中で、次に行きます。 ○議長(三船勝之君) 町長の答弁要りませんか。 ◆10番(草苅良明君) お願いします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) ただいま当初に建設課長から答弁しましたように、美咲町におきましてはやはり一番怖いのは地震と河川の氾濫ということでございまして、津波は大丈夫ではないかなと、このように思います。そういうことで、河川の氾濫ということになりますとやはりしゅんせつが一番大切なことではないかなと、このように思っております。 ことし7月に原田地区におきまして時間雨量150ミリという本当に記録的な豪雨がございました。床下浸水が20カ所程度というようなことでございまして、こういうことがなるべく起こらないようにするのが我々の務めだと、このように思っておりますので、随時これからしゅんせつをやっていきたいとかように思っております。ひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(三船勝之君) それでは、次の質問に行ってください。 ◆10番(草苅良明君) じゃあ、次の質問に入ります。 その前に、きょうは8名の一般質問の予定をされておるようですので、端的に簡単明瞭に回答をいただきたいと思っておりますのでよろしくお願い、お願いしちゃあいけんのかな。 それでは、次に行きます。 建国1300年と月の輪古墳60周年について質問させていただきます。 来年は、美作の国建国1300年である。美作の国、3市5町2村でそれぞれ記念行事の計画について聞く。 全体的には津山市で行い、また津山線、姫新線を有名になったNARUTO列車を走らせると聞く。美咲町も全国的にアピールできるイベントはできないか。 来年は月の輪古墳60周年であり、歴史的行事にできないか。60年前の掘っているときの画期的な興奮状況を思い出します。ちょうど私が中学校1年生になったときだったと思います。そのときに掘っておる状況を見に行ったりして、子供ながらにも非常に感激を受けた記憶を思い出しております。そういった中での質問でございます。 町長、担当課長、よろしくお願いいたします。 ○議長(三船勝之君) 矢木産業観光課長。 ◎産業観光課長(矢木史朗君) おはようございます。 草苅議員の建国1300年事業のイベントについてということで、産業観光課のほうから観光面についての取り組みのほうを報告させていただきたいと思います。 まず、美作の国建国1300年記念事業につきましては、来年度、平成25年度が本番というふうになっております。 実行委員会事業であります開幕、閉幕の式典については津山市で開催、それから各市町村をめぐる美作の国建国1300年を記念した美作の国1300年美作エムアンドエムツアー美作ミステリーツアー、それから美咲町おもしろツリー、おもしろラリーなどが計画されております。あわせて市町村で実施するイベントが数多く各市町村、10市町村の中で計画をされております。 美咲町での観光面でのイベントの取り組みとしましては、現在行っておりますさくらまつり、それからふるさと夏まつり、それから産業祭でありますぽっぽまつりなどを題材に、冠事業としまして1300年の取り組みとしていきたいと思っております。 それから、来年度は美咲町のラッピング列車に続きまして建国1300年をPRするためのJR津山線、先ほど草苅議員のほうからありました津山線の中をNARUTO列車が走ります。この中で亀甲駅から美咲町内に発信していくということで、NARUTO列車を利用してこられる、また亀甲駅から来られるお客さんを対象にしまして美咲町内をめぐってもらう、回ってもらえるようなNARUTOのキャラクターを使用した企画のほうを考えていきたいというふうに思っております。 それから、PRにつきましては美作建国1300年の実行委員会でのPR、広告宣伝という形でも事業費をとられております。その中で岡山県下はもとより京阪神、それから東京方面でのPR活動をされております。その中で、美咲町でのイベント等についてPRのほうにもしていただくようにしております。大体が産業観光課での取り組みでございます。 ○議長(三船勝之君) 山下生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山下一巳君) 失礼します。 来年は月の輪古墳60周年でもあり、歴史的行事ではないかのご質問ですが、現在柵原地域において地元飯岡地区の区長さんを初め、関係方々が月の輪発掘60周年記念実行委員会を立ち上げ、現在記念式典及びイベント等について企画立案中でございます。記念事業の内容が固まり次第、何らかの方法で町民の皆様にお知らせをしたいと思っております。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 再質問、草苅議員 ◆10番(草苅良明君) せんだって、飯岡地区の健康まつりに手品をしてくれということで呼ばれていったときに、ちらっと来年が60年に当たるんじゃというのを聞いたもんですから、行政としても、町としても手助けして、大きく記念になるような行事に持っていけないもんかなという思いをしたもんですから、質問させてもらっております。 そういった中で町長、何か。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 美作の国建国1300年を記念いたしまして、月の輪の発掘の60周年をやっていくということは、今、生涯教育課長のほうから申しました。 地元で月の輪古墳の発掘60周年をやっていこうということで、ある程度、日程等を組んでおられまして、5月の連休というようなことも言われておりましたけれども、町を挙げてやりましょうやという話を地元の議員さんでございます角南議員さんを通じて、地元の方と折衝をしてまいりました。そういうことで8月の盆にだったですかね。盆のいつでしたかな。            (「14日」と呼ぶ者あり) 14日ですね。8月14日、日にちだけは決定をしていただいております。そこに発掘60周年記念とあわせまして町のイベントをやっていこうということで、その発掘をもう一度検証をし直そうということで、大々的にできるかどうかわかりませんけれども、文化協会の方々、柵原地区の方々、いろいろ発掘に関与した方がおられます。そういう方々と一緒に、そういうことをやっていこうと、このように思っております。 それぞれの町の中で、来年度いろんな行事がございます。その行事に冠だけ、ぽっぽまつりならぽっぽまつりの冠だけをつけさせていただきまして、建国1300年ぽっぽまつりとか、そういうような冠をつけさせてもろうて、いろんな行事をしていこうと。そういうことによりまして、1300年の機運を盛り上げていこうというように思っておるところでございます。議員さんのおかれましても何かいいアイデアがございましたらお知らせを願いまして、それを取り入れさせていただこうと、このように思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(三船勝之君) 再々質問、草苅議員 ◆10番(草苅良明君) 今、計画をされております中で、より一層の地元に対しての力が湧いてくれば、双方から湧いてくればいいんじゃないかという思いをしておりますので、頑張っていただきたいと思います。 いい方向で流れているようでございますんで、次に行きます。 ○議長(三船勝之君) 次へ行ってください。 ◆10番(草苅良明君) 柵原東、西保育園についてということで、新しく始まる柵原東、西保育園の登園時の車の混雑について心配しております。これもいろいろと当地の人と話をしておりますと、そのことが非常に心配であるというような声も聞きましたので、ここで改めて、こちらのお考えを何かしておられると思いますが、それをこの場所を借りて皆さんに通知していただければと、発信していただければと思い、質問しております。担当、よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 柵原総合支所長中西所長。 ◎柵原総合支所長(中西学君) 失礼します。柵原東、西保育園の登園時の混雑の対策ということでございます。 今、地域の皆さん、そして学校関係者、保育園の皆さんに大変なご協力をいただきまして工事も順調に進んでおります。 まず、東保育園の安全対策でございますが、12月中にカーブミラー等、安全施設を整備をいたしまして、来年の1月から学校、保育園の外周道路を試験的に一方通行で通っていただくということにいたしております。どちらの方向の一方通行がいいかということを保護者の皆さんで決めていただこうということにいたしております。 今、安全対策の工事を実施しておりますが、それにつきましてもその工事が済み次第、美咲警察署にも現地を見ていただきまして、今の安全対策でいいかどうかというのも確認いただこうということにいたしております。 それから、西の保育園でございますが、西保育園につきましては役場支所の駐車場の一部分を道路ということで拡幅をいたしまして、朝夕の混雑時に地域の皆さんにご迷惑かけないようにということで道路を拡幅する予定にいたしております。 それから、県道側につきましては、既に県民局によりまして歩道を設置いただきましたし、安全柵につきましても既に設置をいただいております。それで、来年度から西保育園に皆さん通園いただくわけですが、これにつきましては保護者の皆さんの申し合わせによりまして、通園される皆さんについては一方通行にしていただこうというふうに思っておりますが、これにつきましては保護者の皆様でどちらの方向がいいかという一方通行は決めていただこうというふうに考えております。 どちらにしましても町でできる安全対策というのは精いっぱいやるんですが、皆さん方の安全運転での通園をよろしくお願いしたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 再質問、草苅議員 ◆10番(草苅良明君) この安全対策については行き過ぎということはないと思いますんで、事が起きてからいろいろと考えたんでは遅過ぎると思います。そういった中で、こういった質問等を踏まえて、改めて意識を深くしてもらえればと思って質問させていただきました。いい方向性を見出して、進めていただきたいと思います。いろいろと考えてくださっとるということで、次の質問に行きます。 ○議長(三船勝之君) それでは、次の質問に行ってください。 ◆10番(草苅良明君) 先般、ラジオ体操について質問させていただいておったんですが、今回もちょっと入れさせていただいております。 ラジオ体操の放送をやめているが、地区の会合などで放送再開を希望する話があちこち出ております。自動的に音楽が流れるとそれぞれの場所で体操ができる、それぞれの場所というのが奥さん方でしたら台所で、そして寝ている者は寝間の中で体を動かすということによって、体を動かすということは非常にその日の一日の始まりに物すごく影響してくると思います。そういった中でも町民の健康を考えるべきであるというふうに思います。体操をしている人は転ばないとまで言われておりますが、転んでも上手に転ぶと。転ばん体操というのがありますけど、あれも上手に転ぶための転ばん体操というふうに私は認識しております。そういった中で、放送再開についてどう考えておられるか、町長、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 山下生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山下一巳君) 草苅議員のご質問にお答えします。 本年8月1日の中央運動公園多目的広場において実施した夏期巡回ラジオ体操実施を記念して、小・中学校の夏休みの期間、8月31日まで朝の告知放送にラジオ体操第1の放送を行っていました。この間、とてもいいのでずっと続けてほしいという意見も複数いただきましたが、一方で煩わしいという意見を持っておられる方がおられるかと考え、アンケートを実施しました。町内の小・中学校の児童・生徒及び保護者の皆さんにご協力いただき391世帯、1,767人の回答をいただきました。内容は、あなたのご家庭での皆さんのご意見をお聞かせくださいというものでした。意見の内容は1、放送があったほうがよい。2、放送がないほうがよい。3、どちらでもよい。以上の内容で実施しました。 1、放送があったほうがよいと回答された方が657名、37.18%、2、放送がないほうがよい、217人、12.28%、3、どちらでもよい、893人、50.54%といった結果でした。また、放送があったほうがよいとの意見の中には夏休みだけの意見も含まれておると思います。また、ラジオ体操と告知放送とがずれるのでよくなかったという意見もありました。また、告知放送の前に元気の出る音楽を流したらよいのではないかという意見もありました。以上の結果をもとに協議を重ね、ラジオ体操を流さない方向で告知放送の前に元気の出る音楽を流すとか、少し体を動かしましょうといった放送内容にしたいと考えており、少しでも町民の皆さんの健康維持推進と体力づくりを図りたいと考えております。 また、ラジオ体操の放送は、来年の小・中学校の夏休みに流したいと考えております。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 再質問、草苅議員 ◆10番(草苅良明君) せんだっての議会報告会のときに中央の分だったんですけども、ちょっと時間があったもんですから私のほうから来とられる人に尋ねたんですが、何人かはそれは電話で煩わしいという電話もあったろうけど、それ以外、それを言わん者は皆ええんじゃねえかと、たまたまさっきのは対象者が年の幅が縮まっとったと思うたんですが、全般的な年の関係でいくと煩わしさの少ないほうが9割近いというような感じも受けましたんで、改めて進めてもらいたいなという思いもしますけども、いろいろ模索してみるのもいいんじゃないかという思いもします。そういった状況の中で、町長、締めをひとつよろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) ラジオ体操でございます。8月1日にことしは岡山県下で美咲町だけということで、NHKがラジオ体操を実施したというようなことでございます。 8月1日を記念をいたしまして、それぞれ各地区におきまして健康増進とか健康管理とかという、そういうイベントといったらおかしいんでございますけれども、そういう催し物をやっていこうと、このように思っておるところでございます。今のラジオ体操を実施するか、毎日やるかやらんかということにつきましては、メリットもあればデメリットもあります。デメリットの中には、やっぱり告知の時間と、それからラジオ体操を実際に放送する時間とが違うというようなこともありますんで、とりあえず夏休みに実施をさせていただきまして、子供が夏休みになりますとラジオ体操をやると。それにつれて親御さんもやるというようなことでやらせていただきたいなと、このように思います。今の時間帯は6時、6時半というたらまだ暗いです。暗いときに実際にその放送を流したときに、煩わしいという意見もあるんではないかなということも懸念されながら、とりあえず夏休みにことしもやりましたけども、来年もやらせていただきたいと、このように思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問ありますか。草苅議員 ◆10番(草苅良明君) 町民の健康を考えるのが一番という思いがしております。常々、私は命は余り考えでもええけど健康だけは一番に考えんさいよと言うて、ジョークを踏まえながら皆さんと話をするんですけども、健康が第一だと思います。そういった中でいろいろと模索をしていただきたいと思います。 私の思いからいきますと今回は30分させていただいております。50分の持ち時間の中で30分、私には十分な時間をいただいたと思います。 以上で終わります。 ○議長(三船勝之君) ご苦労でした。 以上で10番草苅議員の質問を終了します。 続きまして、14番下山議員の質問に入ります。 14番下山議員。 ◆14番(下山和由君) 皆さんおはようございます。14番下山でございます。 私は3問の通告をしておりますが、順を追ってご質問させていただきます。 まず、第1問としまして児童・生徒の非行防止と学力向上への対策はでございます。 近年、いじめを初め暴力等の報告が新聞紙上でもたびたび紹介されております。いじめからさらなる問題へ発展することも懸念されます。また、校内暴力の実態調査はできているのか、新年度へ向けての対策はということでございますが、岡山県においてもいじめ相談が急増しているということでございます。さきの新聞紙上におきましても岡山中央法務局が開設している電話相談、子ども人権110番の相談が急増していると。ことしは9月末で23件、昨年1年間の14件を上回っていると聞いております。言葉による陰湿な暴力が、特にいじめの問題で目立っているところだとも伺っております。 大津市の中学生自殺など、全国に高まるいじめ問題の関心を裏づける形ではないか。県においてもいじめ対応チームが、弁護士、精神科医等にいじめ対応チームが26日に発足されたと伺っております。推進室には11人で編成、指導主事が2人が常駐し、電話相談に当たっておる。中には教員OBも配置しとるということでございます。また、学識経験者、弁護士、精神科医、臨床心理士等がアドバイザー、時にはメンバーが学校に出向いて助言、被害生徒・児童のケアに当たっているということでございます。 そこで、質問ですが、美咲町ではどのような程度のいじめの報告があるのか、また対応はどうしているのか。大津の事件にしましても教育委員会や学校長の記者会見を見ても多くの人々は納得していないと思っております。また、美咲町教育委員会としてのどのような取り組みをしているのか、スクールカウンセラーの状況はどうかということでございます。 2点としまして、美咲町教育委員会として全国学力テストの美咲町の現状結果をどう思っているのかということでございます。 さきの全国学力テストの結果におきましても、岡山県は学力の低下が全国で下位にあるということでございます。この辺についての対応をどう考えているのかということでございます。 続きまして3点として、校内暴力の実態調査はできているのかということでございます。 岡山県の23年度中の校内暴力事件は58件が発生し、うち中学生が59人補導されているという深刻な問題の中にあるわけでございます。昨年に比べ18件増加ということでございます。特に、中には教師暴力が最も多く44件を占めているということでございます。いじめの問題とあわせて教育委員会として今後の対応、取り組みをどう考えているのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 下山議員の質問に3点ほどあったと思うんですが、お答えをさせていただきます。 まず、一番最初のいじめのことでございますが、本年度は町内の各小・中学校から毎月調査を行いまして、その都度、あるかないか、ゼロか1か、3かという数字も含めて報告を上げてもらっております。調査項目につきましては、発生をした学年であるとか、あるいは加害生徒、被害生徒の人数であるとか、あるいはどういった内容であるとかということについての簡単なものですけれども、もし報告がございました場合にはさらに該当校のほうに対して詳しい事情を聞いて、そして教育委員会としても適切な指導、あるいは助言を行っているところでございます。 本年の4月から10月までの実態調査の結果におきましては、いじめの報告は残念ながら2件ございます。ただし、その中身につきましては、例えば本人にすればごく普通の行いなんだけれども、ほかの子から見れば少し動作が、少しテンポが緩いとか、あるいはきちっと最後のけじめがついてないとかというようなことについて、ほかの子がそのことについていろいろ言うとかというふうなよくある子供同士の癖についての偏見と申しますか、そういったものが重なっていって、それがほかの子にも伝染をしていったというようなことが中心の発達途上にありますようないじめに結びつくことがございます。しかし、そういうふうな他人の特徴といいますか、そういったものもお互いに認め合う生き方というのが、学校では当然集団生活ですから認められておるわけでして、そういうことはやっぱり許されんということで、それぞれの学校のほうで継続的な指導が続けられて、今ではそういったものも皆解消されております。もちろん保護者等にも、それぞれ連絡が十分行き届いておるようでございます。 そういう児童・生徒に対するアンケート調査といったことは引き続いて続けておりますし、また個別面談等も通して問題行動に対する早期発見、あるいは早期対応には努めてまいりたいというふうに思っておるとこでございます。 それから関連をしますんで、ちょっと順番が逆になるんですが、校内暴力という暴力行為です。問題行動、そのことについてのお答えなんですけれども、昨年、一昨年といろいろございましたけれども、本年につきましてはどの学校についても非常に落ちついた学校生活が行われておりまして、今のところ4月以来、暴力行為等については報告は受けておりません。 それぞれの学校のほうに今までも何回か行ったわけですけれども、懇談の中でもいわゆる突拍子もないというふうなことには全く今までから報告は受けてないわけでございまして、そのほうは非常に落ちついた生活ができておるというふうに考えております。 それから3つ目のいわゆる学力向上ということでございます。 ご指摘のように本町の状態は9月議会のときにもお話しさせていただきましたが、全国平均、あるいは県平均に比べて学校によりましては段差がありまして、かなり厳しい面もございます。現在、それらの分析結果を踏まえながら各学校、あるいは中学校ごとに改善プランを作成をしまして、その検証を行っているところでございます。 その中でも、特にわかる授業の創造ということ、どうすれば、どういう授業をすれば子供たちにわかってもらえるかということを、それが学力向上への近道だというふうに考えておりまして、町内全ての学校におきまして指導法の工夫であるとか、あるいは授業改善に積極的に取り組んでおるとこでございます。 10月、11月というのは、特に研究発表、公開授業の時期でございまして、幾つかの学校、ほとんどの町内の学校でそれが行われたとこでございます。 来年度につきましても、これらの取り組みがより一層充実したものになりますように県の教育委員会であるとか、あるいは教育センター等とも連携を図りながら各学校への支援、あるいは指導を徹底してまいりたいと思います。 また、富田基金につきましても、そういう学力向上のほうにも有効な利用をさせていただければというふうに思っておるとこでございます。 また、最近の学力向上のための学習時間、あるいは学習機会の保障といったことが強くいわれておりまして、放課後あるいは長期休業中の活用と、あるいは家庭での学習の充実といったことを踏まえながら、できるだけ学習機会をふやす取り組みも必要であると考えております。その取り組みの一つとして、前の9月議会のときにも答弁させていただきましたが、みさきケーブルテレビを利用しましたみさきっ子テレビ教室というものの実現に向けて、今各学校とも協力をし、協議を進めているとこでございます。 今のところ、1月の放送開始を予定をしております。この放送をきっかけにしまして、子供たちの学習に対する興味、関心や意欲が少しでも高まっていけばというふうに考えております。 さまざまな方法を通じて今後も努力してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再質問、下山議員。 ◆14番(下山和由君) このたび岡山県においても伊原木新知事が誕生しました。知事になる前の大きな公約として岡山県の教育行政を変えるということを最大課題にもしとられるようでございますが、特に美咲町の場合は、昨年までは2学期制でやっとったということで、非常に生徒も先生もゆとりがあったんじゃないかなという私はそう感じとるんですが、ことしから3学期制にまたもとに戻したということについては、先生方がどんなんですかな。3学期になってゆとりがのうなったんかどうなったか、そういうことも懸念されるわけですけど、やはりいじめの問題というものは、学校だけでは解決できんと思うんです。やはり地域社会があってこそ、それにも救われることもあるんで、やはり町の大きな行事、特にこの前のぽっぽまつりの折なんかは、やはり柵原地区の町内の小学校が参観日ということで、非常に参加者の中からなぜ子供がいないのかというようなことで、非常に寂しいということがあったわけなんで、こういうことについてはやはり学校と教育委員会がもうちょっと連携を持ってないんかなという感じもするわけでございます。 やはりそうした大きな3大イベントの中の一つでございますから、これはもうどことにもわかっとるわけなんで、やはり学校と教育委員とがそういうことを協議し合って、そういうときには学校も進んで参加するということで、町民の皆さんもああいうとこで未来を担う子供たちが走り回る姿ということについては、非常に活気づけられるわけです。そして、子供に対して激励の言葉、あるいは子供からありがとうということで、高齢者の方はそういうことを望んどんじゃないかなということで、今後はそういうことについてもぜひ改善もしていただきたいし、事が起きてからでは遅いんで、今までそういう校内暴力やいじめの問題で全国でも、教育委員会におきましても、学校長はどういうんか、やっぱり隠すというたら言葉があれなんですが、極力発生を伏せるというようなことがあるんで、報告を受けて調査するんでなしに、地域の中においてもそういう情報も提供するようなことも教育委員会も考えて、この前の大津市の問題でも教育委員会、教育委員長は何か最後までそういうことは知らなんだということまで言われたんで、全国の皆さんもそういうことは学校に対して、あるいは教育委員会に対して、ある程度不信感を持っとんじゃないかと思います。こういうことのないように今後、美咲町としてどう取り組むのか、再度ご答弁願いたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) なかなか厳しいご質問でございまして、一々私どもも胸に響くところがあるわけでございます。 まず、3学期制のことでございますが、昨年まで2学期制にしておりまして、ことしからいろいろ審議会等の経過を経て3学期制に戻したわけでございますけれども、そのことにつきましては特段どの学校にも時々報告を、様子を聞くわけですけれども、全く違和感というのはないようでございます。特に、子供については全くありませんと。かえっていろいろ学期ごとのけじめがついて、今のところ順調に行っとんじゃなかろうかと思っております。 ずっと美咲町に6年間というんですか、6年としまして、何年もずっとおる先生は、先生方のほうは去年まで2学期制だったんだから3学期制に変わると、今度はああ今度はこの時期にこれをせなならんという年間のスケジュールの違いがございますので、そこでちょっと戸惑う感じの先生方もいらっしゃるようですけれども、大部分の先生方につきましては何も問題はないというふうに思っております。今のところ、3学期制に戻したということについての違和感はないと思ってますので、よろしくお願いいたします。 それから、ご指摘のありましたぽっぽまつりと小学校等の行事との合体でございますが、これにつきましては本年度ぽっぽまつりのほうが2週間ほど前に上がりましたので、小学校のほうは年間スケジュールの中で決めておったということで、そのあたりの調整がうまくいかなかったというふうに私どもも反省はしとるわけでございますけれども、来年につきましてはそのあたりにつきまして十分考慮しながら、打ち合わせ会等にも臨みたいと思っておりますので、ことしのところはよろしくお願いしたいと思いますので。 それからもう一つは、いわゆる教育委員会制度のあり方、あるいはその根本にかかわるようなご意見でございました。それも言われるとおりでございまして、私どももそのことにつきましては町民の負託を受けた教育委員会の行政ということでございますので、それにつきましては十分応えれるように、起こったことについては、内容、個人情報等は別ですけれども、できるだけ各学校は教育委員会に言うてこいと、そしてそれはできるだけ公にしようと、そして各方面に相談をしようというふうに基本的には思っておるとこでございます。内輪で済まそうとか、あるいは何とか表に出ないようにしようとかというふうなことを行っておりましても、いずれはわかるわけでございまして、その辺につきましては事件の内容や、それから本人の動向、保護者やいろんな関係者の動向も十分勘案をしながら、できるだけ公にして、そして皆さん方のお知恵を拝借しながらそれを解決していくと。防ぐのが一番いいわけですけれども、なかなかそういう事態は防げないこともあるわけです。起こった場合には、そういうふうに今後も対応してまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上です。 ◆14番(下山和由君) 議長、次の質問に入ります。 ○議長(三船勝之君) それでは、次の質問に行ってください。 ◆14番(下山和由君) 滞納について、さらなる徴収努力をということでございますが、このたびは大変裕福な隣接の町、勝央町から傍聴にも来られております。我が町の滞納状況を申し上げるのもちょっとどんなんかなという中で、思い切ってやらせてもらいますので、よろしくお願いします。 まず、9月議会で23年度の決算報告も議会に提示されたわけです。承認、可決されましたが、余りにも滞納額が多過ぎると。町民税を初めとして使用料の未収などを合わせると、中小企業なら破産にもつながりかねる状況ということでございます。新年度に向けて町民として、住民としての納付の義務がある者に対しては、徴収を厳格に願いたいということでございます。この10月に発刊された議会だよりにおきましても、その件が載っております。厳しさ変わらず美咲町の財政ということで、23年度の歳入歳出決算の報告書が出ておりますが、やはりそうした中で経常収支比率は84.8%、実質公債費比率は18.3%、ともに高いということを指摘しとるわけございます。特に、収入未済額になりますと1億5,000万円ということでございます。これだけ集金がおくれとるという解釈してもいいんではないかと思います。また、不納欠損額におきましても421万円、こういう見出しで載っております。 まず、本町におきましては、滞納の内訳のようなことになるんですが、やはり分担金負担金の未収額が38万3,000円ということで、これはもう保育園、あるいは保育料の滞納と。また、使用料につきましては未収額が780万円ほど、これは町営、町有住宅の家賃だと思います。そして、諸収入については未収額が700万円、これはやっぱり老人居宅整備資金とか高齢者住宅の整備資金、あるいは生活改善資金の貸付金の滞納だと思うんです。 そこで、滞納繰越分の徴収状況について滞納者を対象に岡山県市町村税整理組合に徴収依頼をされております。それから、職員による滞納整理班で当たる徴収、戸別訪問されておりますが、この辺の成果がどういうふうにあったのかということと町民として納付義務のある者に対しての徴収を厳格にしてもらいたい。現状の貸付状況はどうなっておるのか、貸し付けするには保証人の問題もあるわけですけど、この辺の問題がどうなっとるのか、そして今後は滞納者に対し徴収への対応をどう考えておるのか、職員を挙げて取り組む、これは重要課題ではないかと思うわけでございますが、こうした多額の滞納につきましてどういうふうに徴収をされるのか、その辺のことも伺いたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 鳥越税務課長。 ◎税務課長(鳥越道正君) 下山議員のご質問にお答えします。 現在、滞納者に対しましては納付の催告を行いまして自主納付を促しておりますが、それでも納付いただけない方につきましては、先ほど議員がおっしゃいましたように岡山県市町村税整理組合に徴収を依頼しまして、差し押さえ等を行っておるとこでございます。 それから、それとは別に岡山県が設置しました岡山県滞納整理推進機構、それから岡山県美作県民局に個人住民税につきまして一部徴収を依頼しておりまして、強力に差し押さえ等を行っていただいております。 それから、個人住民税につきましては岡山県の指導もありまして給与天引きの推進も行っておるとこでございますが、議員がおっしゃるとおり現状は大変厳しいものというふうに認識しておりまして、今後預貯金等の調査を強力に進めまして差し押さえを強めていきまして徴収アップにつなげたいというふうに思っております。 成果ということでありますけど、24年度の成果はちょっとまだ、大体でいきますと例年どおりのような状況に推移しておるような状況でありまして、大変大きな滞納者がおられるということもありまして、非常に全体の滞納額というのは年々ふえておるというのが現状がありますけども、今先ほど申しましたように差し押さえのほうを強化して徴収アップにつなげたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) ちょっと、あなたの通告にないけど貸付金のことを言うたでしょう、今。 ◆14番(下山和由君) ああ。 ○議長(三船勝之君) ちょっとそれ答弁してもらえますか。 高田住民課長。 ◎住民課長(高田美智子君) 失礼します。下山議員さんの滞納の関係で町営住宅、保育料、老人居室一般高齢者住宅の滞納分の関係についてお答えします。 今現在、住民課における滞納の徴収方法につきましては、滞納者の把握とそれから文書による納入推進をお願いしております。 ことしにつきましては担当職員の研修を受講させまして、これらの方のケースはそれぞれ違いますので、法的手段をとるにしても事務担当者の勉強はかなり必要かと思います。また、ケースによれば法律家のほうの弁護士のほうとも相談をしなくちゃいけない場合もあります。とりあえず、今考えているところは滞納者の方と面接を行い、滞納者に合った納入方法を見出していって、少しでも滞納を解消していきたいと考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 再質問、下山議員。 ◆14番(下山和由君) この滞納、特に住民税とか身近な滞納についてはここ近年のことではないわけだと思う。まず10年、あるいはそれ以前の問題が加算されてこういう金額になっとると思います。本当に我が町の年間予算が12億円ほどなんで、その中の1割近う、1%を占める1億2,000万円、そういうような状況であるわけで、やはり思うのは貸し付けした折に保証人がおられるわけです。保証人はなぜかというと払えなかったら代理して払うのが保証人じゃと思う。それを今日までどういうふうな形でしとったんかということが、まず一番問題点だと思うんです。最近こういう貸付金については厳重にされとると思うんですが、やはり保証人との問題もあり、そう何年も滞納していく方には本当はこれは行政として毅然とした態度で臨まんと、真面目に納付しとる人に対して大変な、本当失礼なことだと思うんです。だから、やっぱり整理機構にしても、それから職員の徴収滞納班か、そういうことをするにしても毅然とした態度で、場合によっては差し押さえを執行していくというような毅然とした態度で臨んでもらいたい、こういうふうに思うわけですが、この案件については先ほど税務課長、あるいは住民課長のほうからも答弁いただいたんで、今後そのことについては、町長、何かありますか。 ○議長(三船勝之君) 下山議員、ちょっとその前に、今年間予算12億円と言われたけど120億円で……。 ◆14番(下山和由君) 120億円、ごめん。 ○議長(三船勝之君) 1割なら12億円になりますんで、1%で、税金のこっちゃけど、年間予算ということでしたから、そういうことですので。 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 下山議員のご質問でございます。 確かに税は税を納めれる人から徴収して、弱者にそれを配分するというのがこの政治の本質だと、このように思います。そういうことで、権利ばかり主張して義務を怠っておるというようなこともありますんで、それはないように厳しく追及はしておるところでございます。 それから、今課長が概要だけ申しましたけれども、1社滞納が、たくさんの滞納がございます。それが1社が、美咲町の滞納率の約0.8%を占めておるということでございますんで、徴収率が美咲町の場合97.5というようなことでございまして、それが0.8%上がりますと98.3%ということになります。そういうことになりますと県内でおきましても中間どころかなというように思っております。ここの破産宣言をいたしまして、これが今民間同士で売買が行われておるというとこでございまして、これが売買が行われますと滞納率がもう少し下がっていくというようなことでございまして、徴収率は上がっていくというようなことになってくるんではないかなと、このように期待をしておるところでございます。そういうことで、それを注意深く見守っておるというところでございまして、来年になりますと皆様方にご報告できるんではないかなと、このように思っておるところでございます。 以上でございます。 ◆14番(下山和由君) 次の質問に入ります。 ○議長(三船勝之君) それじゃ、次の質問に行ってください。 ◆14番(下山和由君) 最後の質問でありますが、質問としてはきょうのメーンになるような感じもしております。私の質問に対しまして、先ほどから岡田選挙管理委員長もおいでのことでございますので、その辺についてもよろしくお願いしたいと思います。 まず、公的選挙への案内に対する配慮ということでございますが、さきの県知事選挙において各地区にマイクロバスを運行計画され、有権者の一部は称賛されているが、もっと案内の仕方を改善できないかということでございますが、このたびの知事選挙において旧柵原地区の場合を例えますと9投票所があったわけですが、これが5投票所に縮小されたということで、行政区域に1投票所になるわけでございますが、この件については事前に議会にも提示され了承したところでありますけど、そのとき投票所へのバスの運行を依頼、町長も承認され、投票日には旧投票所からマイクロバスが確かに運行されました。この辺についても、やはり行政としてもそういう大きな改革をされるんなら、それなりの私はもっと配慮があったらいいんじゃないかと思います。 この「みさき」の9月号には投票が10月28日にありますということをうとうとります。このときにはまだバスの運行も何も載っとらん。そこで、今度は10月10日、もう投票の寸前に、10月10日にバスの運行がありますと書いとんですが、これについてもやはり投票所のことがあったら、その下に太字で当日はバスが出ますとか何か書いてほしかったんです。それはこういうような細い字で、これがほんなら高齢者の方にわかりますか。高齢者じゃなくてもバスが出ることは知らなんだということが多いわけです。なぜこういうことになるかといいますと、やはり問題点としては行政の投票所間バス運行についての案内等が配慮に欠けたと、足りなかったと私は思うわけでございます。 まず、9月広報で県知事の案内がさっき申し上げたとおりでございますが、もう少し今言うたように高齢者がわかりやすい工夫ができなかったのかということで、当日高齢者の方だけでなく一般の有権者も知らなかったということが多分に聞くわけです。なぜ投票所にバスが出たり入ったり、人が乗りよるんならというようなことを気にしながらすっと投票所へ行く人、その人らは車で行くんで別にないわけでございますけど、バスも出んのんならわしは行かんでもええわ、助かったというような年寄りもおるんで、おばさん、そういうようなわけにはいかんのんでということを申し上げたわけですが、やはりそのときはそのときでもう既におくれとるということでございます。 例えばいわゆる柵原地区の旧の第4投票所から7時から30分置きにバスが出ました、マイクロバスが。それでもほとんど空席ということで、私らはバスの運転手に申しわけないからバスに乗ろうやというて近所の年寄り誘うて乗ったわけですけど、それは見とっても30分置きに戻ってきて戻ってきてしようんですけど、やはり最終が7時ぐらいだったと思うんですが、6時やったか。本当に運転手がこりゃあかなわんと言われました。それで、昼からもう軽四にかえると、それでも乗らなんだと思うんです。そういうことをやはりもう少し、そういう改革する前にもうちょっと行政と教育委員会の話し合いがもう少ししてほしかったということで……            (「選管じゃないか」と呼ぶ者あり) 投票率の向上を目的とするならば職員も選挙管理委員会も、やはり弱者のためを思ってさらなる理解を求めてほしい、配慮をしてほしいということでございます。今度の知事選挙で初めての試みであったので、来る今度は16日に国政選挙の投票日に向けて再検討して、投票率向上に改善する余地はないのかということでございます。 例えば1日、旧投票所からの発着を30分置きに出とるわけですが、そのうち一、二便ぐらいは同じ投票地区であった隣接の地区にも延ばしてほしいと。それは旧投票所じゃ来られる者はほとんど向こうへ行くわけですから、やはり自宅から足腰悪いのに歩いてそこの投票所へ来いというのも私は無理だと思います。特に旭地区の方におきましては非常に距離が長い。地理的に辺地なところもあるわけなんで、それは家から県道へおりてくるまでも時間のかかる中に投票所まではバスで来いと。それから、旧投票所から出るバスが投票所へ行くまでの途中は乗せんとかとまらんとかということを聞いたんですけど、これは全く矛盾しとると思うんです。途中の方でも乗せてもらったり、それから今言うた隣接町に、そう30分置きに出るんなら、やはり一、二便ぐらいそれぐらいの配慮はあっていいんじゃないか。同じガソリンを使うんなら有効に使ってほしい、こういうように。運転手自身もそう言いよりました。申しわけないということであるんで、きょう選挙管理委員長もお見えになっとるわけなんでございますが、選挙管理委員会としてもこのようなことを今後どういうように改善される余地があるんか、ちょっと答弁をお願いしたいと思う。 ○議長(三船勝之君) 岡田選挙管理委員長。 ◎選挙管理委員長(岡田俶郎君) 下山議員さんのご質問にお答えします。 ただいまいろいろご意見を頂戴しておりまして、まことにありがとうございました。 選挙の啓発につきましてでございますが、明るい選挙推進協議会とともに選挙時におきましては選挙に対する関心を持っていただき、多くの方に投票に参加していただきますように啓発を行っておるところでございます。のぼりの設置とか告知放送の放送、それから広報紙での広報などを行っております。また、廃止された投票所から新しい投票所までの交通手段の確保を10月の県知事選から導入しておるところでございます。 選挙につきましては長年いろいろな啓発活動が行われてきましたけれども、さらに啓発活動を進めてまいりたいと思っております。 ただいま議員さんのほうからお聞きしたことをいろいろ参考にさせていただきながら、何かまだほかによいご意見がございましたらご提案をいただきますようにお願いを申し上げまして答弁といたします。 ○議長(三船勝之君) 再質問、下山議員。 ◆14番(下山和由君) やはりバス運行の最大の目的は住民にわかりやすく案内するのが、私は行政、あるいは選挙管理委員会の責務にじゃないかと思う。本当に国政選挙なると投票率がもっと物すごく下がる。そこにもってきてこういう投票所に縮小されたということについては、さらに下がる懸念があるわけです。 また、来年は全国統一地方選挙の幕あけということで、本庁にもそれ関連するわけですけど、身近な選挙になったら特にその辺の配慮が必要だと思うんです。だから、よう行政、あるいは職員の中には広報を見てくださいと、区長さんも言われました、広報見たらわかりますからと。そんなことでいけんので、尋ねるとよく告知放送で言よりましょう、最後には9月号広報、10月号広報をごらんください。ごらんくださいと言うんだったら、その前にこういうことを一言でも二言でも言うたら私はええと思うんです。特に投票日の前日ぐらいは大きな声でそのことを言うと。それとやはり今後は高齢者にもっとわかりやすいように、時間的なこともあるわけならそれを見出しの中に選挙投票日と、行きましょうと、その中に続けて投票日には投票所間バスが出ます、ご利用くださいという大きな文字を書けば、どねえして出るんならということをまずわかる。それで下のほうへそれは30分置きに書いとるんならそれでええけど、やはりこの広報の下の見方というんが非常に私は悪いと思うんです。ピンクの色で書いとりますけどピンクより黒でやったほうがええんじゃないかと思ったりもしよるわけですけど、その辺のことをもう少し改善する余地があるんですが、行政としてもその辺改善する余地が、もう一遍答弁願いたい。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 投票所の縮小ということにつきましては、美咲町合併以来の懸案事項でございました。行財政改革の中の一環として消防機構の機構を変えようということや、また支所のあり方についてどうあるべきかというようなことや、投票所のあり方につきましては人口が一番多い中央地区で5カ所ということでございまして、それにあわせていこうというようなことから、発想から始まったようなことでございます。 今、広報の仕方が悪いということでございますけれども、町といたしましては選挙管理委員会で決定したことを広報紙に流したり告知放送に流すと。告知に流したり広報して啓蒙していくというやり方で、一軒一軒、こういうことになりましたけんというて言うていくのもなかなか言うていきにくいと。それから、区長会でもお話をさせていただいておるというようなことでおきまして、できる限りの啓蒙は選挙管理委員さんの決定をお伝え申し上げておるということでございます。民主主義にとりまして投票行動というのは本当に大切なことでございますんで、その投票行動に対しましては慎重に、そして公平に行っていかなきゃならないということでございます。 今、バスの件も申されましたけれども、旧投票所から縮小しました新しい投票所までをバスで皆さんをお運びするということでありまして、途中で乗せないということは途中で乗せたりおろしたりしますと選挙違反になるんじゃないですか、恐らくそのことについては。町会議員の選挙なんかによくありますように、地元の方を乗せていって車で連れていって帰ると。厳密に言いますとあれは選挙違反ですわね。そういうようなことに公がすることはできないというようなことから、詳しい話はわからんですが、恐らく私の感覚ではそういうことになるんではないかなと、このように思っております。 いろんな広報の仕方があります。先ほど申しましたように選挙行動、本当に大切なことでございますんで、議員におかれましてこの方法が一番いいんではないかなというようなやり方がありましたら我々のほうに教示いただけば、我々はその方法もすぐ検討いたしましてやっていきたいというように、来年4月におきましては全く身近な選挙がございます。また、16日には国政選挙もございますんで、それに適応できたらやっていきたいと、かように思っております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 下山委員、管理委員長がおられるんで、途中で乗るのが違反になるかどうか、ちょっとお尋ねしてみましょうか。 ◆14番(下山和由君) はい、よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) ええですね。岡田選挙管理委員長。 ◎選挙管理委員長(岡田俶郎君) お答えします。 県の選管のほうでお聞きしたところによりますと旧投票所から新投票所への人を運ぶのはいいけれども、途中で拾うとかということはできないと、選挙違反になるということに言われております。 ○議長(三船勝之君) そういうことでございますんで。 再々、最後の質問です。 ◆14番(下山和由君) よかれとしたことが本当に身近な選挙、今度は悪うとることがあるということは今も町長、言われましたように、特に身近な選挙になるとそういうことが出てるわけなんです。運び屋というのが。だから、そういうことを防ぐためにも私はこのバスは本当に大事なことだと思うんです。だから、そりゃあ選挙違反になると言われりゃどうしようもないんですけれど、さっき言うたように投票所、ある程度さきの投票区域ぐらいはバス延ばしてもええんじゃないかなと、こう思うたりするわけでございます。 何はともあれさっき申し上げたように、今言うた告知放送も最大有効に有権者の方にわかりやすく、広報にはもちろん載せるんですけど、事前に、二、三日前にはまた議会があります、議会がありますと再三言うてくれよりますけど、そのぐらいでやかましいほどバスが出ますぐらいのことは言うてもろても私はええんじゃないか。それによってやっぱり選挙の投票率の向上というんがあるんで、特にこういうふうに一度に柵原地区の場合、9投票所が5投票所になったということについても、本当に町内の地形、あるいはそういうことを見ても、やっぱり柵原、特に旭につきましても山越え、坂越えて投票所へ行くわけですから、その便宜性を図るのにどうも最大限の、もう少し私は配慮を心からお願いして、この一応質問を終わります。 ○議長(三船勝之君) ご苦労さまでございました。 ◆14番(下山和由君) 選挙管理委員長、ありがとうございました。また、十分ご検討をよろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 以上で14番下山議員の質問を終了します。 ただいま下山議員から質問のあった公的選挙について、1番金谷議員の質問に関連性が高い質問があります。よって、ここで金谷議員から通告のありました期日前投票をしやすくの質問を受けます。 1番金谷議員。 ◆1番(金谷高子君) 1番金谷高子でございます。今回、私は8番目になっておりますけれども、下山議員の関連ということで先に質問させていただきたいと思います。 きょうは選挙管理委員長さん、お世話になります。よろしくお願いいたします。 私の質問は、期日前の投票をもう少し改善できないかということでお尋ねしたいと思います。 今、国政選挙も行われ、毎日今期日前の選挙が行われているんじゃないかなと、このように思っております。この期日前の投票は、選挙人が受け付けの窓口に行って宣誓書に住所、氏名、また投票日に当日行けない理由、そういうようなものを記入する必要があるということであります。今、期日前の投票をされる方が本当に毎回ふえてきているんじゃないかなと、このように思っておるとこでありますけれども、美咲町でもさきの21年の町会議員の選挙から24年の県会議員の選挙におきましても、本当に当日選挙をされる方の半数近い方々が、期日前の投票をされているようにお聞きしているとこであります。 そして、投票率も前回の県会議員の選挙も美咲町は本当に12町村あるところでも4番目ということで、投票率はすごくよかったんじゃないかなとは思っております。投票率も38.64%ということで、非常に低い投票ではありましたけれども、その中で美咲町はかなり半分の方がされているということであります。そうした中で、これからどんどんと期日前投票がふえてくるんではないかなと、このように思っております。 そうした中で、この入場券が今来ておりますけれども、この裏に投票、期日前に行くときに記入するその宣誓書をこの裏に印刷していただいて、期日前に行くときも投票所と同じような投票ができないかというようなご意見もお聞きしてたもんですから、今回そのような改善ができるのかできないのか、その辺を少しお尋ねしたいのと、できればそのような方法をしていただければ、本当に期日前に行ってもお年寄りの方は緊張されるんです。行くだけでも緊張するんですけれども、それを書くことによってそれ以上に緊張をされるということなので、その辺の改善はできないのか、少しお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) もう一つ、利用人数、利用数と書いとる。これ利用人数。 ◆1番(金谷高子君) この件につきましては、先ほど下山議員がお聞きされておりましたバスの件についてですので、この件に関してはもう結構でございます。先ほどよくご説明もお聞きしましたので、この期日前の投票の分だけをご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 岡田選挙管理委員長。 ◎選挙管理委員長(岡田俶郎君) 金谷議員のご質問にお答えします。 今おっしゃいましたように期日前投票は、先日の知事選のとき、投票者数の37%が本町では期日前投票をなされているわけでございます。これの重要性ということはよくわかっておるとこでございますが、選挙の岡山県の状況でございますが、県選管に問い合わせてみましてしっかり実情をつかんでないようでございます。聞くところによりますと岡山市と吉備中央町が実施されておるというふうに承っております。特に吉備中央町におきましては、本年9月から実施されているようです。その様子をお聞きしたところによりますと、投票入場券をはがきで郵送する際に、今おっしゃったようにはがきの裏側に期日前投票宣誓書を印刷しておくものでございます。 メリットといたしましては、事前に記入して会場へ行けるので、議員さんがおっしゃいますように緊張しなくて済むということもございましょうし、それから投票時間が短くて済むということもあろうかと思います。それからデメリットといたしましては、文字や記入の欄が小さくなるということがあるようでございます。またもう一点は、期日前投票の場合、本町の場合、3投票所がございますが、どこの投票所へ行ってもいいということになってるわけで、ちょっとおかしな話になるかもしれませんが、成り済まし投票がふえるのではないかというように吉備中央町のほうでもご心配のようでございます。 このような先進地の事例をよく調査させていただきまして、当町にも導入を選管で協議してまいりたいと思っております。 また、今回の衆議院選挙におきましては、従来のとおりでやらせていただきます。既に本日より期日前投票が開始されておりますので、そういうふうにご承知願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 金谷議員、再質問ありますか。 金谷議員。 ◆1番(金谷高子君) 今、選挙管理委員長がおっしゃいました。総社市も多分しているんではないかなとお聞きしておるとこでありますけれども、本当にこのことができることによって投票はしやすくなってくるかなと思ってます。そして、やはり岡山県でも美咲町は投票率が一番というようなそういう選挙をしていきたいなと、このように思っております。それは先ほども下山議員がおっしゃってたように、この1票1票の、自分が投票するその1票というのは、本当に大きく国また地方を動かしていくものでないかなと、このように思っておりますので、どうかしっかりと選挙管理委員さんのほうも投票率が上がるように、アップするように、これからもそのようなことを考えていっていただきたいなと、このように思っております。 どうか、先ほど言いました宣誓書を裏に印刷していただいて、1人の人でも投票に行っていただくような、そういうようなことを考えていただきたいなと、このように思っております。 これで私の質問は終わらせていただきます。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) ご苦労さまでした。 関連がありましたので、金谷議員の質問を入れさせていただきました。なお、金谷議員のその他の質問につきましては通告順どおり本日の午後受けますので、よろしくお願いします。 ここでただいまから11時15分まで休憩します。(午前10時57分) ○議長(三船勝之君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午前11時15分) ただいまの出席議員は16名です。 12番日神山議員の質問に入ります。 12番日神山議員。 ◆12番(日神山定茂君) 12番日神山でございます。本定例会の一般質問に勝央町から岡本議長を初め4名の皆さんにお越しをいただいております。無駄な時間じゃったなあと言われんように一生懸命努めさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。 今定例会に3件通告をさせていただいております。それでは、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、公共工事の設計を発注側として専門的にチェックできないかということでございます。 今回の質問と少し重なる部分がありますので、その前に山梨県の中央自動車道笹子トンネルの天井崩落事故について少し触れさせていただきたいと思います。この事故で9人の方が亡くなられました。それから2名の方がけがをされました。亡くなられた方に本当に心からお悔やみを申し上げますし、2名の方には早く元気に回復されることを願っております。 それで今回事故の形になったというのが、天井に天井板を設置するという形になっていたということです。当時の設計者または設計のグループだったと思うんですが、ある一部の担当されたか、その部分でお任せになられた方と思うんですが、そういう方々の考え方でそういう方式で工事が進行していったんだろうと思います。公共工事全てに関係することなんですが、工費を安くして経費を削減する。そして、完成の後はメンテナンスの費用を少なくする。そして、当然なんですが、安全を確保されなければいけません。町内の公共物に関しては安全についてそんなに重要というか、ウエートが大きくはないと思うんですが、今回は特にトンネルの事故のようなことにつきましては、安全が一番ではなかったろうと思います。現在として、そういうトンネルの方法が多く使われてないということは、これは私の個人的な考えとしてお聞きいただきたいんですが、特定の設計を依頼された方の考え方でそうなったということが多分にあるんではないかと思うんです。ですから、本当にそこで専門的なチェックがなぜできなかったか。いいものは当然いいわけですから、これでいきましょう。それから、例えば部分的に改善点、改良点、そういう点があるならば、当然その辺を改良しながらきちんとした施工をする方法をとっていくべきだろうというふうに、安全という面が一番大きい、今回のトンネル工事なんかに関してはあるんだろうと思います。 町内の工事に目を向けますと、町内で必要な建物だったり、いろんな建築物が必要であるというふうな結論に達しますと一応予算の準備に入るんだろうと思います。そして、建物の規模が決まったりいろんな詳細を詰めていく中で設計、コンペを行ったり設計者に依頼をしたりということで設計ができていくんだろうと思います。注文というか、依頼を受けた側は、それに応えて設計書の作成、それから積算、見積もり、そしてそれに基づいて入札、落札、それから工事に着工して完成ということに、工程になるんだろうと思います。 その中で、例えば町内では直近では保育園も今建設をしておりますが、現場の意見、例えば保育園でしたら先生方、それから保護者だったりの意見を聞きながら、改善しながら完成に向かって進んでいくんだろうと思われますが、その部分はやはり建築ということに関して言うとプロということではなくて、余り言い方が適切ではないかとも、十分ではないかと思いますが、素人的な部分だろうと思います。そこで、安全性、それから僕は今回特に触れたいんですが、雨に対する対策等で専門家によるチェックです。これがぜひ行うことができないかということでございます。 周辺の町村を見回してみても、例えば個性豊かな建物を設計する建築家さんが設計された建物もたくさんありますし、いろんな建物があります。そういう中で場所はなかなか申し上げにくいんですが、北のほうだったらずっとこう建築当時から雨対策がずっと必要だったりという建物もあるんだそうです。それから南のほうでは雨漏りがとまらずに、新築の新しい保育園が20年余りで全面改築をしなければならないというふうな例もあるようです。 そこで、当町発注工事の中で、公共工事の中で町内にも公共工事とかかわらなくてという立場にありながら建築士の方もあると思います。そういう皆さんに、なかなか設計者同士という立場もおありかと思いますが、町の立場としたら費用が安くてメンテナンスがかからなくって使い便利がいいというのが、一番の目立つところだろうと思います。そういう意味で、建物を工事着手する前にもう一回専門の皆さんにチェックをしていただくような機関を設置をしてみたらどうかということですけど、町長、答弁をお願いします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 日神山議員の質問でございます。公共工事につきましての設計についての不備があるんではないかなということでございます。 専門的なチェックをしたらどうかということでございます。公共工事の設計書のチェックにつきましては、土木工事の補助金がある分については県がチェックをしておるということでございますけれど、建物につきましては設計業者にお願いをして、それからその設計業者にお願いしたものについて町がチェックをして、発注をしておるというようなことにしておるところでございます。 そういうことで日神山議員が言われるのが、建物について信頼できるところに審査を行ったらどうかということでございますけれども、我々も建設業協会のほうからそういう要望も出ております。そういうことで民間の業者に頼むんではなくて、土木工事と同じように県の審査をチェックをしていこうと、このように思っておるところでございます。ある程度の金額が、それ以上にならないと依頼はできないということになるかと思いますけれども、ある程度の金額が張るものについてはやっていこうと、このように思っておるところでございます。 それにつきましては、やはり難点がございまして、チェックをしていくということでございますけれども、そういう依頼をいたしますと、やっぱり時間的に長引くというようなことがかかってきます。日神山議員言われるように公共工事に関係ないとこの設計業者にお願いしたらどうかというようなことでございますけれども、やっぱりそれはある程度信頼できるところに依頼しなければならないということになりますんで、今の段階におきましては岡山県の建設指導課というものがあるそうでございまして、そこに依頼すべきではないかなと、このように思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 日神山議員、再質問。 ◆12番(日神山定茂君) じゃあ、町長、今まではチェックが一応町の、例えば課長の中に一級建築士の課長もいらっしゃいますけど、一応庁内でチェックをしておったということですか。 ◎町長(定本一友君) そうです。 ◆12番(日神山定茂君) 今後は、じゃあ県の審査を受けるという意味でいいんですか。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 先ほど申しましたように小さい工事ではなくて、ある程度まとまった大きな工事につきましてはそうしていきたいと、このようなことでございます。そのかわり、やはり期間が長くなるという今言いましたように、そういうデメリットもあるということも含んでおいていただきたいなと、このように思っております。 それから、県のほうから設計成果等の品質確保についてのお知らせということで、岡山県の土木部から通達が出ております。11月13日でございますけれども、そういうことでこれを読みますと測量や建設コンサルタント業務等は公共工事の成果及び管理の品質確保に大きな重要な役割を果たしておるということでございまして、公共工事に関しまして測量及び設計コンサルタントの業務等は必要でございますというようなことが書かれております。そういうことで県土木が発注する調査及び設計業務等においては、体制等が整ったものから順次実施していくというようなことでございます。どういうことかと言いますと、基本条件や適用基準等をまとめた業務概要書の作成等ができておるとか、いろんな項目があるんですけれども、そういうようなチェックポイントができておるかということで品質の確保ができておるものについて、順次発注していこうというようなことになっておるとこでございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問、日神山議員。 ◆12番(日神山定茂君) 県の審査のほうは建物に関して、例えばある程度の規模以上という答弁でしたけども、これは県のほうは当然詳細について専門家なんでしょうから実績というか、過去にそういうふうな建物の審査をしたという実績はあるんでしょうね。 それと設計、例えば今まで加美小学校の体育館が雨が漏ったり、たびたび修理もしましたし、それから火災報知機が誤報を起こしていろいろしたりいろんなことがありました。それから担当課長、ここに2人いらっしゃいますけど、かめっこ保育園も築まだ10年たたないぐらいですが、こんなとこがもう10年でためになるかというようなとこもあります。そういうことも含めまして、無責任じゃなくてどうかなと思うんですが、県の担当の方がどこまで町の大切な町民が使う施設なんでという目で見ていただけるかなというとこが心配なんです。私が言うのは、町の本当に美咲町を愛しとるという言い方はどうかと思いますが、美咲町の建物を大事に使いたいし、これからメンテナンスも必要のないいい建物として残していきたいなというやっぱり熱意のある方だったら詳細にわたっていろいろ点検をいただけたり、その後のメンテナンスがかからないとこでいろいろ少しずつチェックを入れていただいて、設計者とうまくタイアップをしながら建物の完成をしていただけるんではないかなというふうに思うわけです。 議会も例えば中学校の建設のときには、特別委員会を設置しましていろいろ議論しました。建設に精通された方もありますけど、一般的にはそんなに設計が詳細までわかってプロというメンバーでは実際ないわけだと思うんです。その中で、そのときは材木を使って温かい校舎、温かい校舎ということでしたけど、これ専門の方に聞いてみると中学校の床はブナ材が使ってあるんだそうです。ブナ材というのは、何年かたつうちにささくれというんですか、そういうことが起きやすい素材であるし、当然あのときは内地材という話だったんですが、ブナ材は当然内地材ではないですし、その辺のとこで実際に工事に向けて発注者の意図が反映されているかどうかという辺を考えると少し疑問というか、ううんというふうに思うとこがあるんではないかと思うんです。 その辺のとこで、先ほど言いましたように、当然素人さんというわけにはいかないと思います。それから、町の公共工事に関係のない建築士の方です。当然、建築に精通された方だろうと思います。その方を形として、これは私が申し上げる、参考なんですが、例えば町長のほうからあるグループとして諮問をされて、そこでいろいろチェックをして、ああこれだったらいろいろ心配がないから工事に向けて進もうとか、これここの分は少し検討していただいたほうがいいんじゃないかとかというようなのは、ぜひ必要だろうと思います。というのが、先ほど話しました中央中学校から加美小学校、かめっこ保育園、それからこの間、柵原西保育園のときには柵原支所長、トップライトの話しましたよね。屋根の上に特別な構造物があるということは、もう雨漏りの原因にはなるわけです。ですから設計者はすとんとした屋根の上に何か形があると格好がいいですから、その辺の設計者の意図と長く長く使う町の関係者とのはざまの部分をうまく埋めていただく立場の方がいてもいいんじゃないかなという意見です。 ○議長(三船勝之君) 町長、結局簡単に言やあ建築の顧問弁護士を置きゃあええんじゃないかということを言われよる。 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 要するに専門的な目で見える人をという話ですね。 ◆12番(日神山定茂君) そうです。 ◎町長(定本一友君) そういうことですね。そういうことで、中学校建設のときにはうち一級建築士がおりますんで、一級建築士に管理をさせたということでございまして、柵原の保育所につきましても二級建築士がおります。そういうことで、その者に管理を今させておるということでございます。 専門家が見た形で、今言うように屋根はすっきりした形がええ、何もないほうがええというような言い方は、それは設計するほうの側から見た側でございます。そうではなくて、やはり使い便利のいい建物ということも必要でございます。そういうことで保育所の場合は保育所の先生なんかに見ていただきまして、ああいうところはこうしたほうがいいんではないかというようないろんなその示唆をしていただきまして、今でき上がっておるというところでございまして、専門家から見ればそうかもしれませんけども、使い便利から、家でもそうですがね。自分とこの家でも専門的には設計業者がこういうのがいいと言うても、やはり使う人のそれが便利さが一番大事でございますんで、そういうような形でやっていくということが必要ではないかなと、これも必要でもないかなというようなとこでございまして、今いわゆる兼ね合いです。兼ね合いも難しいとこになってくると、このように思います。答えになっておりませんけれどもそういうことでございます。 ◆12番(日神山定茂君) もう一回、ちょっと言わせてください。
    ○議長(三船勝之君) もう一回、日神山議員。 ◆12番(日神山定茂君) 町長、先ほど言いましたように当然使い便利とかは保育園でしたら保育園の先生、それから父兄の方がこういうふうに使いたいからこういうふうな動線になるようにしてください、それは当然だと思うんです。さっき言ったのは雨漏りとか構造的なことです。例えば地震のときに壊れると困るんで、壊れんとかというのは、それは保育の先生も父兄の方もわからんと思うんです。その辺のチェックをきちんとしていただけたらと思うとこです。 全般的を見ていただくと僕は前回の一般質問でしたか、町長に美咲町は木材の産地なんでいろんな建物を木材でお願いしたいというお願いをしました。その中で、今建築中の消防機庫があるんですが、あの規模でしたら私は十分木造で大丈夫だろうと思います。そういう意味でもそういう全般をチェックをする機関があったら、これは木造でええんじゃないかなという私の考えでは意見を言うていただけるんではないかなというふうな思いもありますので、ぜひそういうふうな本当に細かく、公共構造物は大概30年から50年のスパンで使用するわけです。その間でほとんどメンテナンスも要らずに、ちょっとお化粧をするぐらいで使えたらというふうな建物をぜひ建てていただきたいと思いますし、それからもし町長がちょっと勘違いされとったらあれなんですけど、今木造でも耐震の対応もできますし、それから耐寒の対応もできます。その辺も町長、ぜひお含みをお聞きいただきまして、消防機庫が災害時の拠点になるのはどんな建物でも大丈夫と思いますので、その辺もぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 今、建物についての不信感があるということで……。 ◆12番(日神山定茂君) はい。 ◎町長(定本一友君) 建物について耐震も大丈夫とか、そういうことについてはやっぱり設計業者がちゃんとしていただいておりますし、それからそれをメンテナンスする人もおりますし、そして町の建築士もおりますんで、それらも建設途中にずっとそこを見ながら指導もしておりますんで、そのことについてはうまいぐあいにやっておると私は確信しております。 ◆12番(日神山定茂君) だから、消防機庫を木造でやってくださいとお願いしよる。 済みません、じゃあ次へ。 ○議長(三船勝之君) 次へ、じゃあ。ちょっとかみ合いませんなんだけど、次へ言ってください。 ◆12番(日神山定茂君) ちょっと消化不良でしたけど、じゃあ次へ移らせていただきます。 町内5小学校と3中学校があるわけですが、それぞれの学校にすばらしい伝統と歴史があると思います。それで先生はある程度のサイクルで入れかえをされますし、そのときそのときのスタッフというのは時代の流れとともに変わっていくんだろうと思います。 その中で、それぞれの学校で伝統というんでしょうか、例えば挨拶ができるとか、この行事があるとか、朝こういうことから始まるとか、その学校の校風というんですか、それぞれあるんではないかなと思います。 この質問をなぜさせていただいたかというと、私は中央地区に住んでおりますので、中央中学校の話なんですが、ずっと以前に中央中学校に着任された先生と本当にしばらくぶりにお会いする機会があったんです。その先生のほうから私が中央地区に住まいをしておるのがわかったもんですから、今中学校はどうですかという話があったんです。それ去年だったんですが、もう大分ようなりよんですよと。少し悪かったときもあるんですがみたいな話をしたんですが、しばらく昔は県北の学習院みたいな話をされとったときもありました。それからいろんな変遷というか、流れがあるんですが、だんだんようなって、皆生徒も先生も頑張りよるという話をしたんですが、その先生が言われるのは校内で出会ったらみんなと挨拶をするという校風があったと言われるんです。その後、ある先生が一遍挨拶したら再々再々挨拶せんでもええじゃろうみたいな話から、何かずっと挨拶の礼儀ですか。これが先生も生徒もかわかりませんが、全体として挨拶が少なくなってきた。このことが学校のいろんなことにつながるかどうかはわかりませんが、それぞれの学校には私は多分、例えば加美小学校はもう100年以上の歴史がありますし、あのすばらしい、こうやってみんなで運営してきたし、支えてきて、今の小学校があるんですよという土台みたいなものがあるんだろうと思うんです。その辺を先ほど言いましたように先生は当然なんですが、校長先生を初めその現場の職員の先生方は順次交代というか、されますが、その辺をどういうふうな形で次の世代、次の世代に継承していかれとるかなということをお聞きしたいと思います。 学校の件ですけども、前回の一般質問の中で、教育長に今回も学力低下のことについて質問がありました。それで、学力低下については何とかせにゃいけんというふうに教育長が言っていただきましたね、答弁を。私は当然県教委のほうも一生懸命取り組んでおりますし、市町村の教育委員会も一生懸命取り組んで、やっと普通に戻るぐらいになるんだろうと思います。ですから、あのときは教育長は、私はぜひPTAを取り込んで新しい組織をつくってというふうにお話をしたんですが、それはもう危機感を感じ取って何とかせにゃいけんという答弁をいただいたんで、そのことについてちょっと今回通告はないんですが、前に進んだ分があればお話をしていきたいと思います。 学力低下だったり暴力だったりいじめだったり不登校だったり、本当に学校の現場って大層に言うんじゃなくって、その辺を踏まえてきちんと進めていかんと前に行かんし、一段じゃなくって半分でもいいんで前に進むような方法をお願いしたいと思うんですが、答弁。 ○議長(三船勝之君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 日神山議員のご質問にお答えします。 今、最後のほうのご質問、いろいろお話をお聞きしますと、ちょっと答弁が違うんかなという感じもするんですけれども、とりあえず通告にありましたことにつきましての答弁ということでさせていただきます。 今ご指摘がございましたように、104年の歴史を持つ加美小学校から平成18年に統合をしましたから6年目、7年目ですか、なりました美咲中央小学校までさまざまな歴史を重ねて多くの卒業生を送り出しているとこでございますが、歴史の長短はありますけれども、その時々の今おっしゃったように児童や生徒、あるいは保護者や教職員、あるいはその地域の皆様、さらにはその当時の行政の関係者などの努力によって特色のある校訓であるとか、あるいは目指す児童像であるとか、生徒像であるとかというようなものが協議をされて、そして具体化されたものが一つの校訓であるとか目標等になって決められておるわけです。ただ、そうした伝統と、それからその後、社会そのものはさまざまに変化をしております。産業構造、生活様式も変わっておりまして、そういうものをどう教育の中に取り入れて教育活動を展開していくかということが問われているんではなかろうかと思います。いわゆるよく言われます不易と流行ということのバランスの問題であろうと思います。 現在、今町内の各小学校には目指す児童像として、例えば挨拶運動であるとか、思いやり、他人を思いやるということです。それから少々のことには負けずに最後まで頑張るとかというふうなさまざまな目標が、それぞれの学校の校章であるとか校歌にちなんで定められておるとこでございます。 中学校のほうとしましては、それがもう少し校訓として、例えば自主であるとか錬磨であるとか創造であるとか敬愛であるとかというふうな崇高な理想を掲げて、継続した指導がなされておるとこでございます。 一方では、いわゆるネット社会と申しますか、そういう問題がさまざまな新しいことが出ておりまして、そういうことにも対応していかなきゃならんわけでございます。 子供を取り巻く教育関係者におきまして、それぞれのいわゆる得意な分野、例えば保護者にはそれぞれの仕事もありましょうし、ご意見もございましょうし、それから教職員につきましてもそれぞれが今まで経験をしてきました得意な分野があろうかと思います。それぞれについて意見があろうかと、それぞれを闘わすことの中で、その時々の教育の方針が決まっていくんだろうと思います。大きな目標というのは、校訓等はもちろん変わらないわけですけれども、具体的な指導の中身につきましては、そういう形で展開をしていくんだろうと思っております。ただ、それぞれの教育現場の中で単なる思いつきであるとか、あるいは大きな声をするという一部の主張ということに偏ることがないように関係者が十分協議しまして、そして昨年時間をかけて定められました美咲町教育振興基本計画というものがございます。それをさらに具体化し、各校におきまして伝統と革新を調整をして、そしてあしたの美咲町を背負う明るく元気な子供たちが育ちますように、今後も各校を指導してまいりたいと思います。議員におかれましても温かいご意見等をよろしくお願いいたします。 とりあえず以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再質問、日神山議員。 ◆12番(日神山定茂君) 教育長の答弁いただきました。当然、時代が流れておりますから昔のままというわけにはいかないと思いますし、先生方がその学校に着任されて、当然皆さんすばらしい先生ばっかりですから、その先生の持たれとるオリジナルといいますか、すばらしいことを学校の中で生かしていただくのは、もう本当に大切だし必要なことだろうと思うんですが、先ほど教育長の答弁ありましたようにきちんとした土台部分です。土台部分を言葉にかえて書いてあるからこれちょっとこうということでなくて、今はいろいろ学校審議会等もいろいろ開催をされておりまして、いろんなことで地域と学校とそれから児童・生徒たちということになっていますよね。その辺のとこで、ぜひ大切なものを本当に受け継いでいくシステムというんでしょうか、そういうことをぜひやっていただきたいと思います。 私、一つおもしろいことなんですが、加美小学校には運動会で白の鉢巻きがあるんですけど、美咲中央小学校にはないんです。これもやはり伝統だろうなと思ったんですが、やはり色分けがしにくい中で、白というのは無彩色ですからそういうことなんだろうと思うんですが、僕は逆に白の鉢巻きのある学校がああすごい伝統があるんだなというふうに思いました。ですから、その辺のとこをぜひ本当に脈々と続く大切な部分を受け継いでいくシステムを教育長のほうからぜひ現場のほうへお伝えいただいて、大切にするものを大切にしながら、新しいものを取り組んで新しい形をつくっていくという形をつくっていただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) ただいまご指摘でございます。おっしゃるとおりでございまして、古いいいものはやっぱり残していかないけんと思います。同時に、先ほど申しましたような新しいいろんな動きにも合わせた新しいものを取り込んでいかないけんと思います。先ほど最初の質問の中で最後のほうにございました、いわゆる学力向上等に関連をした活動等についてのことでございますが、全国の学力テストの上位地域であります、例えば東北であるとか北陸のところに研修に行きました方々のお話を次々聞くわけですけれども、そのときに一番に異口同音に言われますのは先ほど議員さんがおっしゃいました、いわゆる人間が勉強をする、あるいは学習をするときの土台になるもの。例えば人の話を聞く、それから指示があったらそのとおりにする、あるいは友達の発表をしっかりそっちのほうを見て聞くとかというふうなごく普通の土台になる、基礎になるものが、いったような地域では非常にしっかりしとる。それらが例えばほんなら美咲町の子供たちにどんなかといいますと、そういうものがもちろん十分できとる子もおりますし、それから中にはそうじゃない子もおると。 9月のときに申しましたけれども、学校全体の学力を今のところは平均点でいくわけでございます。したがって、平均性を取り入れていくわけですから下部といいますか、点の低い子が数多くおりますと当然平均点、下がってくると。そこに一番うちの町の問題があろうかと思います。例えば中学校を卒業する段階で高校進学というのがございます。その段階における、例えば進学先であるとか、進学率の問題であるとか、その傾向についてはここ何年もほとんど変わってないわけでございます。いわゆる学力が下がったとかなんとかというふうなことを盛んに報道があるわけでございますけれども、それは全国平均と比べての平均の問題でございまして、それぞれの個々の学校の進路等につきましては、そんな大きな変化はないわけでございます。ただ、それをしかし今の状況になりますと、いわゆる学校に対する信頼感、行政に対する信頼感、委員会活動そのものについての信頼感等もかかわってきますので、先ほど申しましたように保護者も含めて一生懸命、一緒になって頑張っていかないけんというふうに思っておるとこでございます。 家庭学習の時間の不足等もございまして、そのこともありますから、各学校のほうで保護者のほうに実はこういうふうなことでこういうふうに宿題を出したり課題を出したり、あるいは生活習慣等についての注意をしとりますから、保護者のほうもしっかり協力してくださいと。あるいは往復するノートを、学習ノートのようなものをこう何して、保護者のほうからメモをしていただくと、そういうところを実施しておる学校もあります。担任とのそういう子供を通じて、あるいはノートを通じての保護者とのやりとりの中で、学習時間がどういうふうに確保されておるか、どういう生活がなされておるかというふうなことについての連携を深めて、少しでも改善をしていきたいというふうに努めておるとこでありまして、今後も見守ってまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問。 ◆12番(日神山定茂君) ちょっと触れて次へ行きます。 ○議長(三船勝之君) ほんならそうしてください。 ◆12番(日神山定茂君) 伝統の話なんですが、行事もあるでしょうが礼儀とか作法とか、いろんなことがあるんだろうと思います。それで、あちこちよく聞かれるんですが、ここまで学校がやるんかというような話もあったりしますよね、実際。ですが、副町長がよう言われますチーム美咲です。もうみんなで一緒になってということが大切なんじゃろうかと思います。その辺のとこで教育長、よろしくお願いします。これ物すごう重要なことだと思いますので。 じゃあ、議長、次の質問。 ○議長(三船勝之君) はい。 ◆12番(日神山定茂君) それでは、津山南道路について質問をさせていただきます。 町内打穴中まで、津山市の中島から計画買収が行われています。今後、打穴中以南です。例えばこの庁舎の西側になるんですか。を計画されるんだろうなと思うんですが、これから本格的に美咲町の中央地区内を通過するということになっていくんだろうというふうに推測されます。ぜひ本当に県北の悲願であります、美咲の当然悲願であります。その辺を町政の担当者として積極的に進めていただきたいということなんですが、岡山県を見回していただきますと、きょう勝央町からお越しなんですが、美作道は着々と進んでおりますし、それから岡山道のほうはもう当然ずっと以前に開通して通行しておりますが、2桁国道があった53号線の沿線があったからということになるんかどうかわかりませんけど、遅々としてそのことが進んでおりません。ですから、津山と岡山の時間的な距離というのは一向に短縮ができてないんです。もうこれはTPPを含めてプラスばっかりではないと思うんですが、やっぱり広域の地域にしていくというのはこれから大切なことだろうと思います。町長、ぜひ会議があったからというようにいうぐらいじゃなくって積極的に、美咲町の首長として岡山と津山を結ぶときに、当然美咲の中央地区を通って岡山に行くし津山にも行くわけです。ですから、産業だったりいろんな交流だったり、いろんなことでこれはもう有効な幹線道路になるんだろうと思います。そのことをぜひ積極的に進めていただこうということで、ここへ質問させていただきました。 ○議長(三船勝之君) 池本建設課長。 ◎建設課長(池本圭三郎君) 失礼します。日神山議員さんの津山南道路についてでございます。 ちょっと概要だけ先に説明させていただきます。活力ある地域づくり推進をするため、津山南高規格道路を整備しているところですが、津山市から美咲町打穴中において現在用地買収がなされております。今、用地買収率が津山市で57%、それから美咲町では36%、今現在用地買収は完了しているとこでございます。 それと国土交通省が言われるのは、工事を発注するのは用地買収率が美咲町、津山市で80%以上の用地買収率ができた時点で工事にかかるということでございます。現在のところは津山市、打穴中で合計しますと60%ともう一つ打穴中で立ち退きが2件、用地買収ができていないとこが7カ所、現在残ってます。この辺のとこが解決しないと次の話がなかなか難しいというような話も出ています。それで、何もしてないわけじゃ、一応津山市、美咲町と国土交通省、毎月1回定例会を開いて事業の進め方を協議しているところです。 それから、あとは要望書をもって、今は調査区間になってますんで、1ランク上げてくださいという要望を持って、各機関のほうへ陳情には行かせていただいておるとこでございます。 ◆12番(日神山定茂君) どっからどこですか。 ◎建設課長(池本圭三郎君) これ岡山市の北区御津宇垣から美咲町打穴中までの今さっき言われよった美咲町分を早く1ランク上げてくださいという話を各機関へ要望しているとこでございます。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 町長も答弁しても大丈夫か。 ◆12番(日神山定茂君) お願いします、気持ちを。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 概要につきましては今建設課長が申したとおりでございまして、美咲町内、今3本の大きな道路が計画されております。1つは、美作岡山道、それからこの53号と、そして旭地区を通っております429です。国道429、この3本がつながってないということでございまして、つながってはおるんですけれども、不便なとこを通っておるというようなことでございます。美作岡山道につきましては、ことしから環境アセスを県がやってやるということで一歩か二歩か、前進したかなと、このように思っております。それから、429につきましては一人、事業認定をせないけんというとこができてきておりますんで、この分も着々と進んでおるということでございます。そして大動脈でございます53号のバイパス、美作津山南道路につきましても我々も期成会に入っております。そういうことで全然関心がなくやっておるんではなくて、いろいろ関心を持ってやっておることは確かでございます。津山市部分につきましては今買収率を申し上げましたようにかなり低いということでございまして、そこを解決しないと美咲町にも波及してこないということでございます。そういうことで美咲町、今用地が7カ所、買収が2カ所というようなことでございます。買収ではない。立ち退きが2カ所というようなことでございまして、これにつきましても県、国の要望がございましたら町もついていって交渉に当たってる、説得に当たってるというのが現状でございますけども、なかなか折り合い話ができないというところでございます。ここを早く買収いたしまして、格上げをしてもらう、80%以上の買収率になりまして、格上げしてもらうというような方向で、我々といたしましてもやっておるところでございます。そういうことで53号、本当に開通しますと産業道路となりますし、やっぱり物を運びます、人を運びます、文化も運びます、情報も運びます。私はやっぱりこれは必ず必要な道路でございまして、津山の発展のためにも要る道路でありますけども、美咲町にも必ず必要なもんと、このように思って、これからも鋭意努力してまいりますので、よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 再質問、日神山議員。 ◆12番(日神山定茂君) 心強い町長のお言葉をいただきまして、本当にほっとしましたが、用地買収についてもまだ話がないんじゃという話も聞いたりするんですが、これはまあどうかわかりません。ですが、少しぐらいじゃそういうふうに受け取られるとこが例えばあるとすれば積極的に買収のほうへ動いていただくようにお願いしたいと思いますし、429のときも町長にお願いしまして、早期に開通できるようにということで一生懸命動いていただきよんですが、先日、今ちょうど選挙戦に突入しましたけど、国会議員の先生とお話しする機会がありまして、本当了見の狭い話で申しわけないんですが、国道53号線を町長、全協なんかでも話するんです。あっちこっち拡幅してますよね。ないよりはあったほうがいいし、狭いよりは広いほうがいいのは通ってみてわかるんですが、そんなこそこそしたことじゃなくって、高規格の津山南道路に投入していただきたいなという話をたまたましたんです。そしたら県のほうから言うからなって言われて、県の言うことは何でも聞くんかなと思いもしたんですが、そういうふうなご意見でした。ですから、そんなことじゃなくて一生懸命お願いしますという話をして終わったんですが、当然国のほうも県のほうも担当というか、地元の市町村のほうも一生懸命お願いしたいと思いますですが、先ほど町長の答弁にあります津山がなかなか買収が進まんということでした。53号線はご存じのように南に行くんですけど、途中に北に行くとこがあります。南に行くんですけど、ぐっとカーブして北に行ったりするとこがあるんです。当然そんなとこを通るから遠回りになるんで、真っすぐ行きゃあ早いと思うんですが、南から南から行くんじゃなくって、当然全体の計画ができたら着手できるとこからできて、その利用者が早急にその道路が利用できるような方法というのもあるんだろうと思うんです。津山は特に住宅地を通りますから買収、大変だろうと思うんですけど、そういう手法も多少方法を変えながら早期解決に向けて、ぜひ本当に、熱意は先ほどようわかりましたけども、その熱意をもう少し前に向けていただきたいなというふうに思うんですが。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) この53号のバイパスにつきましては、やっぱり広域でやっていかないかんと思うんです、広域で。それで美咲だけが頑張るというんじゃなしに津山、主体となる津山もその気になってもらわにゃいかんということで、期成会ができております。その期成会の中でやっていくという方法しかないんで、てんでに美咲は美咲でやってくれとか、久米南は久米南でやってくれとかというんではなくて、期成会全体でこの道路は北と南を結ぶのに必ず必要なんだということをやはり訴えていくということが私は必要ではないかなと、このように思います。 ○議長(三船勝之君) 日神山議員、最終。 ◆12番(日神山定茂君) 済みません。私の思いが伝わっておりません。 当然、期成会の中で全体の完成を願って進む話を進めていただくわけです。ですけど、ここは手間が要るんで、この辺は道路が完成すると物すごう便利になるからこっちも早急に着手しようじゃないかということを当然ここで言うても伝わりませんから、期成会だったり県のほうだったり、国会のほうと、いろんな東京へ行かれたときに話をする機会があったら、そういうときに全体の完成の中でこちらが進まんけん全体が行かんとかというんじゃなくて、できるとこから着手して、通行車両のスムーズな通行にできるようにやりましょうというお考えを持っていただいてということです。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 私が言いたいのは、当然道はつながってないと道でないということを申し上げただけで、例えば美咲町のとこは全部買収できればそれは美咲町からやってもらえばええんですよ。だけど、実際の話の中で道路というのはつながらないと道路としての意味がなくなるということを言うよんですよ、私は。そういうことでございます。 ○議長(三船勝之君) 時間はありますけど終わってください。 ◆12番(日神山定茂君) 当然つながらにゃいけんので、早くつなげていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。終わります。 今のお願いですけど、これは本当切実な県北と美咲のお願いです。済みません。終わります。 ○議長(三船勝之君) 以上で12番日神山議員の質問を終了します。 ここでただいまから1時30分まで休憩します。(午後0時05分) ○議長(三船勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後1時30分) ただいまの出席議員は16名です。 一般質問を継続します。 それでは、7番角南議員の質問に行きます。 7番角南議員。 ◆7番(角南憲一君) それでは、私の質問に入りたいと思いますけども、関係資料があるんで配付をしたいと思いますが、よろしいでしょうか、議長。 ○議長(三船勝之君) 許可します。 角南議員。 ◆7番(角南憲一君) ヨーロッパの通貨不安がやや解消の方向に向かう中、次には近隣である中国や韓国との領土問題、そういった問題が次々に発生し、大変な経済界も状況にあるというふうに思います。 そこで、余り話題にならないんですが、当町の雇用情勢について今回はお伺いしたいと思っております。 まず、先ほど資料をお配りしましたが、これがちょっと古いんで、8月の雇用統計になるんですが、見てもらったらわかるように後ろのほうから見ると美咲町が出てまいります。この0.52という数値については求職、この時点で求職、美咲町の人が職を求めていた人が282名です。これが分母で、求人数が146であります。百分率に直すと52.77%と、こういう数字になってまいりますし、ちょっと見てほしかったのは岡山県内の市町村が全部載っとるわけですけども、美咲町がどういう位置にあるのかということをまずご確認願いたいというふうに思います。 そこで、今申し上げましたようなことで、まず最初に当町の求職者あるいは雇用保険の受給者など、雇用情勢についてどのように把握しているのか、まずご質問申し上げます。 それから2番目に、当初予算でも3,700万円ぐらいだったと思うんですけども、緊急雇用創出事業でどの程度の雇用が確保されたのか。 3番目に、私はこの予算書を見ずに、間に合わないときに提出しとるので書いておりますけども、新規就農者の現状と見通しは、何か今回の補正で750万円の減額が計上されとるようであります。 それから、今大変な問題になっているのが生活保護の状況であります。全国で213万1,011人、8月時点での生活保護受給者であります。岡山県の人口を超える人が生活保護を受けているというのが実態であります。こうした中で一番問題になるのが、実は29万を超える人が働けるのに生活保護を受けていると。これは仕事がないという方がこれだけいらっしゃるということは、大変ゆゆしい問題だというふうに思います。当町ではどのぐらいおられるのか、お尋ねいたします。 それから、役場の中で非正規職員というのがたくさんいらっしゃるようでありますが、安定雇用確保が図れるのかどうか、お尋ねをしたいと思います。 それから、ちょっと書いてはないんですけども、教育長に耳打ちしたら大丈夫だということなんで、ちょっと参考までに聞かせてほしいんですけども、学校の先生で人材派遣、契約期間が1年というのが、そういうなんがあると思います。また、週何こまとかという契約があるそうですが、当町の実態はどうなっているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 以上です。 ○議長(三船勝之君) まずは、1番の担当課長、遠藤企画財政課長。 ◎企画財政課長(遠藤透君) 失礼いたします。角南議員の雇用情勢についてのご質問でございますが、1番と2番につきましてお答えをさせていただきたいと思います。 まず、1番目の求職者、雇用保険の受給者など、どのように把握しているかということでございますが、事業のほうはハローワークが国の事業として行っております。その関係で美咲町にも資料が来ているかと思いますが、ちょっと当課にはあずかってないのでわかりません。ただ、電話でお聞きしたところ、ハローワーク津山と美作、これの合計で9月末現在で有効求人数は4,278人、有効求職者数は4,712人ということで、有効求人倍率は0.91というふうなお答えをいただいております。 それから、雇用保険受給者の数ですが、1,271人ということでお答えをいただいております。 このハローワークの件でございますが、求人情報につきましては美咲町にファクスが送られてきます。これにつきましては庁舎の玄関を入ったところにハローワーク情報というパンフレットスタンド入れて、誰でも見ることができるようにしております。各支所にも置いてありますので、この辺はご確認をいただきたいと思います。 続きまして、2番目の質問で緊急雇用創出事業でどの程度の雇用が確保されたのかというご質問でございます。 23年度において美咲町で11の事業を行っております。この事業におきまして全雇用者数は46名、そのうち新規雇用者というのが38名ということでございます。ただし、この38名のうち、短い方で1カ月から2カ月の雇用の方、それから1年ぐらいの雇用の方というふうなばらばらの雇用の形態になっております。 また、24年度におきましては7事業で、現在把握しておりますのが15人の新規雇用ということで、書類上はいただいております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 矢木産業観光課長。 ◎産業観光課長(矢木史朗君) 3番目の新規就農者の現状と見通しはという分についてお答えをいたします。 現在、新規就農者の現状につきましては、岡山県の事業であります就農促進トータルサポート事業を利用して就農希望者へ実務研修を行い、その中で独立自営就農できるようさまざまな研修や支援を行っているところです。 この事業によりまして美咲町では、平成20年度から現在まで新規参入経営分離独立型、それから跡継ぎ型、Uターン型など、果樹、野菜で12名、それから水稲で2名、計14名の方が就農をされております。これにつきましては岡山県が主催されます相談会を東京、それから大阪など大都市圏等で行っておられます。この相談会によりまして、希望者が参加する県内受け入れ地で行うオリエンテーションで町内に来られまして、これは年2回行われておるんですが、その中で就農について美咲町のほうに来られるということで取り扱っております。美咲町へは今年度前期、4組5人の方、それから後期、9組13人の方がピオーネの展示圃場のほうを見学のほうに来られております。この中で美咲町で就農されたいという方と面接相談を実施いたしまして、営農計画書でありますとか審査いたしまして、実務研修に入ってもらうという形です。 現在におきまして現状につきましては、来年度、平成25年4月から美咲物産で2年間の研修を受けられる方が1名決まっております。この方は京都府から来られるという方なんですが、そういった方が決まっております。 あとまた、後期の面接会のほうも予定されておりまして、現在は2名の方が美咲町での就農を希望されている状態です。 それから、先ほどありました今補正予算で青年就農給付金のほうを落としております。750万円の減額ということでありますが、これにつきましては人・農地プランの絡みもございまして、人・農地プランができた集落におられる方に対しての青年就農給付金ということで予算を上げておりました。全地区がプランを立てられますと当初、それから補正で上げておる金額が必要だったんですが、現在の状況、人・農地プランで集落のマスタープランを立てられとる地区がそんなにまだできていない関係で750万円の減額のほうをさせてもらっております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 福田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(福田芳幸君) 角南議員さんの4番目の休職中で生活保護費の支給を受けている者はということでございます。 初めに、美咲町の生活保護の受給の状況をお話ししたいと思います。 9月末現在なんですが、保護世帯数が102世帯、保護人員が131人、保護率0.81%です。前年の同月の数値と比べますと少し減っております。前年の同月、23年9月ですけど、110世帯の138人、保護率は0.85%でした。 また、美咲町では21年4月から福祉事務所をやっておりますが、その時点で112世帯、143人、保護率0.9%でした。また、この年の平成21年度末、22年3月になりますけど、124世帯の160人、保護率1.0%ということで、これが美咲町になってからは一番保護率としてたくさん保護をしていた時期がありました。その後、減少を続けておりまして本年24年6月末では101世帯の126人ということで、保護率0.78%まで減少しておるところでございます。 また、近隣の町のことを申し上げますと9月分の県の統計によりますと久米南町で保護率が0.76%、鏡野町では0.77%、津山市では0.86%となっています。岡山県全体では1.3%というふうになっています。 生活保護への相談ですけど、美咲におきましては月5件程度あります。理由としましては、疾病とか離職に伴うことがその理由が主なものです。 先ほども議員が申されましたが、ハローワークの津山の有効求人倍率が9月の時点で0.91%、昨年の同月の0.69%に対しまして増加しておりますので、少し求人がふえております。 生活保護の受給者で就労活動を行うのですけども、就労に至らない原因としましては職場までの交通手段が問題になるケースが多くあります。また、その方の能力や意欲が原因と思われるケースもあります。 こういった状況の中ですが、ご質問の休職中の被保護者の人数なんですけど、現在10人おられます。この方についてはハローワークのほうに求職者登録をして支援をしております。 また、国の施策としまして平成23年度から始まりました地方自治体とハローワークとの間で福祉から就労支援事業というのが始まりました。これに関する協定を各自治体がハローワークと結びまして連携体制を整備しまして、生活保護受給者等を対象に就労支援をする事業が始まっております。 美咲町もこの事業に23年から5人登録しておりまして、そのうち3人が支援により就労しました。また、その中に1人は自分で仕事を見つけられて自立されておられます。その方については保護廃止ということで自立されたということになっています。 現在、10人がおられまして、その事業で随時ハローワーク津山と協議しながら連携して、その方の就労支援を行うことにしております。また、随時そういう方が出ましたらその事業を通じ、就労に結びつけるような自立の実現を目指しておるところでございます。 以上です。 ◆7番(角南憲一君) ちょっともう少し詳しい質問をしてから答弁いただけますか、5番は。 ○議長(三船勝之君) 5番は、また後からね。 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) 学校関係の臨時雇用といいますか、まず最初に週に何時間というふうなスポットという、そういう方にお願いしておりますのは、小学校は各校に1名ずつおります。それから、中学校は教科担任制でございますので、その足らない教科につい生徒数に合わせておりますので、全部で13人おります、中学校のほうは。それは週何時間という単位の分です。もちろん、それに幾らかの町費を上乗せしたりしまして雇用をしとるわけでございます。 それから、1年限りといいますか、一年一年の臨時雇用といいますか、その方が小学校に8人おります。中学校のほうにはそういう方はいないんですけれども、いわゆる学習支援員として雇用しとるのが実態です。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 再質問、角南議員。 ◆7番(角南憲一君) 冒頭、企画財政課長からの答弁があったんですけども、これ津山、美作の社会保険事務所での集計で、当町の場合の雇用保険を受給してるとかという数はわからないんですね。わかってるんかどうか、その辺のことをお伺いしますし、ただ窓口でも若干のことはつかめると思うんです。それは例えば源泉徴収が入らなくなってくる、職を失うと。あるいは国保にかわってくる。そういったことで、窓口で集計すればおおよそ労働者が職にあぶれたのがどうなってるんかというのはつかめると思うんですけども、そういったことで、この前人口が減ることで私は一般質問したときに、原因がわからないというようなことで答弁があったんですけども、ちょっと窓口へ来られる人の対応をするときに、そういうポイントだけでも聞かれればいろんな状況が把握できるんじゃないんかと、その点、把握できるかどうか、伺えればお知らせ願いたいと思います。 それから2番目に、緊急雇用で言いましたけども、私の家からすぐ隣りは美作市であります。懸案であった歩道ができつつあるんですが、近隣でありますので説明に来られた県の職員が、念願の歩道が緊急雇用でできるという説明でありました、簡単に言うと。雇用が先なんか、仕事が先なんか、どうもよくわからない。私どもの立場から見ると緊急雇用創出というのは、やっぱり雇用労働者をふやすというのが目標だろうと思うんですけども、長年できなかったとこの工事を何か緊急雇用にひっかけて、仕事をすれば当然雇用はふえるわけですから、どうも雇用のほうよりも緊急、できなかった事業を適当にやるような感じがしてならんのんですけども、先ほども言いましたように予算措置上は3,700万円ぐらいあったと思うんですけど、わずかの人しか雇用されてない。しかも、その雇用が現役世代の離職者が雇用されたのかどうかという点についても疑問を持つとこであります。 それから、休職中の生活保護のこと、説明があったんですけども、現在技能習得費というのが出てますかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。 それから5番目、町長にこれを質問してからお答え願おうと思ったんですけども、役場にお勤めの労働組合の自治労というのがございますが、6月1日時点でのいろんなことを調査されております。しかし、これは47.2%に当たる845自治体の集計が報道されておりましたけども、調査から漏れた自治体を含めると全国の非正規公務員が70万人と見込まれているようであります。勤務時間は正規の4分の3以上ある非正規職員が60%を超えており、職場に欠かせない働き手となっているようであります。ただ、労働条件は厳しく時給900円未満、月給制では16万円未満の労働者が半数以上だそうであります。フルタイムで働いても年収200万円に届かない計算になり、職種別で見るとケースワーカーでも非正規は10%を超える。さらに、保育士や図書館職員を含む代表的な6職種では昇給がないのが70%を超える自治体、さらに期末手当がないのが60%を超える。通勤費はなしが20%を超えるということで、契約は大半が1年以内で不安定な立場にあるようでありますが、来年4月に法律が改正され、正規と非正規の格差を禁ずる改正労働契約法が施行されます。ただし、公務員は対象外となっておりますが、町長、どのように処理をしていかれるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(三船勝之君) 遠藤企画財政課長。 ◎企画財政課長(遠藤透君) 失礼いたします。角南議員の再質問にお答えをいたしたいと思います。 先ほど角南議員のほうから窓口等を見ていればわかるんじゃないかというふうなことを言われたと思いますけども、なかなかそういう情報も把握が100%できるかどうかというのは、ちょっと困難だと思います。 それから、ハローワークから美咲町の情報ということなんですが、ちょっと私のほう、当課ではそういう情報は入っておりません。ハローワークから月に1回、送られてくるというのは聞いたんですけども、どの課にその書類が来ているかというのはちょっと私どもで把握できておりませんので、大変申しわけないことでございます。 それから、2番目の緊急雇用で仕事が先か雇用が先かということでございます。緊急雇用につきましては、こういう事業をやるから緊急雇用を使わせてくれということで、事業をつくって、それに2分の1以上の新規雇用を充てるというふうなものになっております。 それで先ほどの3,700万円でございますが、全部が給与ではございませんので、雇用人数は少なくなるという形になっております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 福田保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(福田芳幸君) 角南議員の再質問でございまして、生活保護の中の就労に必要な技能の習得等に係る費用ということでございましたら、直接的なその就労に必要な技能の習得等に係る費用としては、現在保護しとる方についてはおられませんが、その中に国の中で扶助に対する種類の中で、そういった費用の中に高等学校等に就学するための費用も含むということになっておりますので、その点からいいますと高校在学中の方もおられますので幾らかは、これは生業扶助という種別の中に入ってまいりますけども、幾らかは費用を支給をしております。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) それでは、角南議員のご質問でございます。 最初、参考資料を配られました中に市町村別の有効求人倍率というのをいただきました。これ細かく町村別に分けておられるわけでございますけれども、美咲から津山に働きに行く人、それから美咲からどこどこに、岡山でも働きに行く人、かなりそういうものがございます。そういうことで求人倍率が美咲においては0.52ということで低い数字ではございますけれども、美作全体を見ますと10月現在でございますけれども、10月末でございますけれども、0.92というような状態になっております。そういうことで全国平均は0.8ということでございますんで、かなり求人倍率は高いということでございますけれども、まだ南のほうに比べますと南は1.08ということになっておりますので、自由に職業を選択できるというような状態ではないということでございますけれども、美咲だけで仕事を探していくということではございませんので、それぞれのとこに出ていっていただくと。中央地区につきましては、津山方面にたくさん働きに行っておられます。いわゆるベッドタウン的な要素もございまして、若者がかなり住んでおるという状況でございます。それが現状でございます。 それから、非正規職員の安定雇用ということは、要するに身分保障がちゃんとできとるかということですか。 ◆7番(角南憲一君) 労働条件も低いという。 ◎町長(定本一友君) 労働条件が低いということですね。町のほうが確保ができておるかという、雇用の確保ができておるかということではないということですね。 ◆7番(角南憲一君) はい。 ◎町長(定本一友君) このことにつきましては、ずっと合併以前から非正規職員をどこの町村でもとっておられたということでございまして、本来ならば嘱託職員という名前のもとで1年ということでございまして、今必ずこの人が要るんだということでお願いをしてきていただくというのが、本来の姿ではございますけれども、今までされておる中で便利がいいということで、継続的に雇用されておるというのが、どこの町村でも実態ではないかなと、このように思っております。 そういうことで、本来ならば長く勤めたらそれに合わせまして給料を上げていくというのは正規職員の考え方でありまして、嘱託職員、臨時につきましては一年一年で区切っていくというのが本来でございます。そういうことで、県の場合は嘱託なんかにつきましては一年一年でぴちっぴちっと区切っておるというのが実態でございますけれども、町村におきましてはそういうこともなかなかできんと、人情味もできてくるというようなことで継続的にお願いをしておるところでございます。 それに対しまして、十分な身分保障ができておるかということでございます。これにつきましては疑問もございまして、なかなか正職と同じような状況ではないということは言えます。これにつきましては、それぞれの町の内規もあります。例えば一点でございますけれども、保育士さんでございます。保育士さんの場合については、他の町村よりはかなり優遇されておるということで、ほかの市町村からたくさん受けにきていただいておるというのが実態でございまして、どこからとは言えませんけれども、そういうような実態があるということでございます。この辺につきましては、何年か勤められたら、5年勤められたらほんなら1つずつ上げていこうと、1段階ずつ上げていこうと。4段階ぐらいを内規でつくっておりまして、1段階ずつ5年ごとに上げていこうというような試みもこれからやっていこうということで、少しは体質改善になるんではないかなと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問、角南議員。 ◆7番(角南憲一君) 私が職についた昭和34年でありますが、このころは通常、臨時期間というのがあったりする会社もありましたけども、終身雇用というのが原則でありました。しかし、最近は派遣労働者、あるいはさっきのように非正規職員とかという社員を、労働者を色分けするような法律が次々できてきて、だんだん厳しい労働条件であります。さっきちょっと申し上げました学校の先生の例で1年契約、あるいはこま数でいくこま契約というのがあるようでありますが、これは1こまが2,000円から3,000円ということで、週に何日で何回出るというふうな形で学校、先生をやりたいのに先生になれない人たちが苦慮しとるようですけど、この場合、月収が17万円程度だそうであります。正規の専任教師になると34万円を超えると。約半分で働いているという実態も伺います。やはりこういったことが年ごろになっても結婚できないとかという歯どめにかかっているというような分析もされておりましたけれども、もう少し雇用環境に明るいものに見出していきたい、そういう意味で町も努力をしてほしいものだということを念願しながら、時間がございませんので、次に移ります。 ○議長(三船勝之君) どうぞ。 ◆7番(角南憲一君) 公用車の管理についてでありますが、約150台の車を情報交通課だけで管理できるんかどうか、あるいは隣りの町でも車検が切れていたとか、あるいは免許証がないのに、失効しとるのに運転していたとかというようなことが報道されるたびに、安全なんかどうか、旭、中央、柵原の3カ所に150台の車を管理するのは大変だろうと思うんで、まずどうあるべきか、現状でいいのかどうか、情報課長にお尋ねします。 さらに、安全確保にどう対処されるのか、町長のお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 鈴鹿情報交通課長。 ◎情報交通課長(鈴鹿滋君) 失礼いたします。7番角南議員の公用車の管理体制はどうあるべきかというご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 現在、町の公用車につきましては、共同運行バスであるとかマイクロバス、それからスクールバス、消防車等を含めますと今ご指摘のように約150台ございます。そのうち職員が日常的に業務に使用している公用車につきましては、本庁、支所、保健センター等で半数の約70台というふうなことになってます。 それで、保管及び責任についてなんですけども、今角南議員さんは情報交通課で全ての車両ということなんですけども、公用車の管理につきましては美咲町公用自動車管理規定というのがございまして、それに基づきまして適正な管理及び効率的な運用を行いながら交通規則の遵守と交通事故の防止を図っているとこでございます。 この保管及び責任についてということで、本庁の車につきましては運転管理担当課ということで情報交通課のほうで管理ということになってるんですけども、旭、柵原両支所に配車されている車につきましては、この自動車管理規程の中で主要取り扱い及び保全の責任は当該支所に移管されているということで、支所のほうでの管理ということで行っておるところでございます。 それからまた、業務上の専用の必要性から保健センターであるとか、総務課の赤い救急用の車なんですけども、それとかあと税務課の車、それから上下水道環境課であるとか、産業観光課、建設課には、それぞれ配属して、それぞれの所属長が公用車の主要取り扱い及び保全のほうをお願いしているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 町長、今言う安全確保的なことをどう考えているのか、ここへ、ほかは台数だけしか言わなんだ。 鈴鹿課長。 ◎情報交通課長(鈴鹿滋君) 大変失礼いたしました。 それから、安全確保の関係なんですけども、公用自動車の総括管理を行うために道路交通法に基づきまして本庁、それから支所につきましては安全運転管理者、副安全運転管理者が配属をされております。 この正副安全運転管理者につきましては、県の公安委員会主催の安全運転管理者講習会が毎年行われております。これを受講しまして、職員に交通道徳の高揚啓発を行うとともに、交通事故の防止を図っているところでございます。 それから、現在行っている管理体制ということなんですけども、町のほうで毎月給与の支給日に明細のほうをいただいてるんですけども、これを渡すときに職員に対しては運転免許証の提示とかを出していただいて、運転免許証の所持であるとか更新時期が近づいているか、更新漏れになってないかというような確認、それから交通安全運動の一環として全職員の参加による、6月半ばごろから行われているんですけども、年末まで、県下一斉で行われているんですけども、無事故無違反チャレンジ200日への参加による啓発、それからあってはならないことなんですけども、自損事故も含めて事故の報告はもちろんなんですけれども、公用車、私用車を問わず交通取り締まり等によって違反した場合でも、所属長とともにてんまつ書を持って町長へ報告をしているところです。 それから、公用車の管理について、これも幹部の皆さん方に相談しないといけないんですけども、公用車の清掃につきましても現在随時行っているところなんですけども、車体の点検とかも兼ねて、週末であるとか月末なりに最後の使用者、職員が清掃するなどの改善はできないものかなというふうにも考えているところです。 それから、公用車につきましても公金で購入をさせていただいたものであるということで、自分の車と同様に大切に取り扱うという意識づけ、それから後から使う人が安全に気持ちよく使っていただくというふうな意識づけ、それからほかの備品も含めて消耗品とかについても大切に取り扱うというような意識を持たなければならないんじゃないかなというふうに考えております。 それから、安全確保の面についてのハード面なんですけども、ことしの安全運転管理者の講習会でも話があったんですけども、数年前からタクシーであるとかトラック、バスなどにドライブレコーダーというものが登載されています。これ安全運転を促すとともに、交通事故を未然に防止する手段として現在活用が進めてられているようです。それから、もし交通事故が起きたときにも、この記録された映像等が有力な証拠となって、例えば事故後の処理であるとか、手続の処理にもスムーズに済むというふうに聞いております。 それから一方で、このドライブレコーダーは事故であるとか、ニアミスなどによって急ブレーキとか衝撃を受けると、その前後の映像とともに加速度であるとかブレーキ、ウインカー等の走行のデータ等もメモリーカードに記録されるようになっています。県内の運送業者のほうでは、ドライブレコーダーを登載したことによって事故の減少につながるとともに、急発進であるとか急加速、急ブレーキなどが減って、経費の節減にもつながったという報告もされています。 それと同時に、このドライブレコーダーに記録された映像やデータを活用して安全運転教育を実施できるなど、事故の防止にも効果を上げているというふうに聞いております。 町のほうでは、現在共同運行バスとか町内の福祉巡回バスにはことしつけさせていただいたんですけども、町有車に全て登載するということについては、予算上の制約もありますので協議しないといけないと思いますが、その辺のハード面とともに職員の意識の改革も進めていく必要があると考えております。 以上です。 ◆7番(角南憲一君) ちょっと議長、もう時間がないんで、もう一つつけ加えて答弁をお願いします。 ○議長(三船勝之君) はい。 ◆7番(角南憲一君) ひょっと出てくりゃあへんか思うんたんですけど、出てこなかったんで、ちょっとお伺いしますけども、町の公用車がフロントのエンジンの下あたりですか。縁石に乗り上げたような故障があって、結局誰がやったのかわからないというような状況で、保険ではなしに町費で支払われたというふうに聞いておりますけども、9月にご質問をいたしたときに副町長から職場の風通しはよくしてるというふうにご答弁があったような記憶があるんですが、やや風通しの悪い、合併して8年が近くなって多少気も緩んだとか、あるいはわからないものは隠すとかということが発生したんではないか。やはり、やったことはやったことで届けてきちっと処理をするということは貫いていただきたい。この点について、町長のお考えをつけ加えてご質問いたします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 確かにそういうことがございました。そういうことで、犯人捜しではないんですけれども、一応申し出てくれということで申し上げましたら、誰も申し出てがないということで、書類を持って、もしそういう事実があったんなら報告してくれということでやったんですけども、それもないということでございまして、これ公費で払うわけいきませんから、町の品物ですから公費で払うわけにはいかんということで、最終的には町職員全員でその金額を清算をしております。そういうことでございます。 そういうことがありましたことは、やはり使用簿をきちっとつけてなかったということから、そういうことが起こっておるということでございますんで、幹部会なんでは申しておりますように使用簿をきちっとつけると、いつからどこまでどこまで乗って、誰が乗ったとか、同乗者は誰があったとか、ガソリンはいつ入れたとかというようなそういうことをきちっと書くということが必要だというようなことで、今回からは事故防止のためにそういう方向でやっていこうというようにしております。 そして、今課長が申しましたように、やはり意識の改革をせんといかんということで、これ常々言うたんですが、町の物は職員の物じゃないんだということを、町の物は町の物、町民の方が町の建物、ましてや所有物に危害を加えたときは、やはり町民の人も補償すると、町民の人も賠償するということは当たり前でございますんで、たとえ町職員がやりましょうとも、それは補償していかないかんということで、そういうことで事故車の修理費につきましては町職員全てで清算をしたということになっております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問。 ◆7番(角南憲一君) 時間ありませんから終わります。 ○議長(三船勝之君) そうですか。ご苦労さまでございました。 以上で7番角南議員の質問を終了します。 次に、2番松田議員の質問に行きます。 2番松田議員。 ◆2番(松田英二君) 失礼いたします。2番松田でございます。平成24年12月定例会の一般質問を始めさせていただきます。 けさ方の日神山議員のお話の中にも出てまいりましたが、山梨県の中央自動車道でトンネルの事故が発生をしました。このことに関して非常に重大な事案だろうということで、かなりの報道がなされております。いわゆるインフラ整備というものの老朽化、高齢化が進むということは、国民の生命が脅かされるということになる。結局は国の責任ということになってくるんだろうと思いますが、この岡山県の片田舎の小さな町美咲町の中にあっても、住民の生命をきっちりと守っていくという方向性、これをいわゆるストックマネジメント方式と呼ばれる点検補修修理という形をとるのか、スクラップ・アンド・ビルド方式と呼ばれる全面的な改築をしていくという方法をとるのかというのは、今後政治の方向性としてしっかりと見きわめていかなければならない、そういった時期に来ているというふうに私も感じております。一応、前置きとしてお話をさせていただいておきますが、今回の一般質問もこれに含めた似たような形になってくる話も中には含んでおりますので、ご承知おきをしておいていただきたいと思います。 今回の一般質問、まず第2問、質問をさせていただいておりまして、1問目の質問から入らせていただきますが、パスポート手続に関する各総合支所での体制確保。 本庁は、ニュージーランド・テムズ町との間で友好都市縁組を結び、英語圏との国際交流事業を開始している。これまでに第1次、第2次調査団の訪問が行われ、ことし7月には町内の中学生12人が14日間にわたるホームステイを経験し、相互理解が深まりつつある現状だ。 平成24年9月定例議会では、国際交流基金条例が制定され、3,000万円の基金が積み立てられております。来年度以降、中学生のホームステイを中心とした国際交流が活発化してくることが予想されますが、そのために必要となるパスポートの申請及び発行です。これは現在、役場本庁舎に出向かなければできないのが現状であります。住民が積極的に国際交流を行い、文字どおり世界に羽ばたく元気な美咲町を実現させるためには、パスポートの申請、発行業務は、せめて身近な各総合支所でもできる体制を整えておく必要があるんではないでしょうか。町の対応はどうでしょうか。これが1番目の質問でございます。 これは旅券法という法律があるんですね。この旅券法の法律というものが改正をされまして、それまでは岡山県庁、今でいうところの各県民局で、それぞれパスポートの発行が行われておりましたものが、平成18年10月から岡山県からの権限移譲というものが行われ、各市町村の窓口でパスポートの申請及び発行というものが行えるようになったというお話をお伺いをしております。私は、この話を聞いておりましたときに、それぞれの町で1カ所のみでしか発行できないんだろうなというふうに思ってたんですけれども、岡山県のホームページを見てみますと1カ所だけで発行している行政ばかりではないんです。当然のことなんですけども、岡山市におきましては北、中、東、そして南、さらに市民サービスコーナーという6カ所で発行手続が行われておりますし、倉敷市も本庁と水島、児島、玉島支所、4カ所で行われており、町村の中では和気町です。これが和気の本庁舎と佐伯庁舎で行われている。これは申請受理のみということになっているようです。お隣といいましょうか、吉備中央町、これが賀陽庁舎と加茂川庁舎、それぞれでパスポートの申請、発行が行われているようです。 こういった現状を踏まえながら、最終的に町長に質問をする前に住民課長にお伺いします。 平成18年10月以降、美咲町の中でパスポートの申請、発行の手続が行われた件数は何件ぐらいありましたか。 それと、美咲町の旅券事務実施要領の中には旅券の事務は代理人でも申請ができるというふうに書いてあるんですけれども、これは受け取りについても代理人で可能なんでしょうか。この2点、ちょっとお答えいただけませんか。 ○議長(三船勝之君) 高田住民課長。 ◎住民課長(高田美智子君) 失礼します。2番松田議員さんの質問にお答えいたします。 パスポートの発行件数、平成18年10月から市町村で発行された件数、取扱件数は、平成24年10月末日、本庁の窓口で行ったまでを入れましてトータルで1,527件になっております。年度別に言いますと平成18年度は130件、それから19年度、こちらが264件、20年度が229件、それから21年度、これが222件、それから22年度は241件、23年度が290件、それから24年度、ことしまだ10月までですが、こちらのほうが151件となっております。発行件数は以上です。 それから次に、代理人申請、受領というのはどうかということなんですが、ちょっとパスポートについて私のほうから少し説明をさせていただきたいと思います。 パスポート、旅券の発行業務なんですが、こちらのほうはその方の国、国籍の証明書であり、氏名、国籍、生年月日、性別、本籍等の個人情報が記載された大切なものであります。特に、国際的に通用する身分証明書となっております。所持人が安全で旅行ができるよう保護と援助を与えるよう、日本国政府が外国の所管に当てて保護要請をする公文書でもあります。そういった大切なパスポートなんですが、こちらのほうにつきましては代理申請、こちらのほうはできますが、交付、発給、お渡しするほうは必ず本人確認をして、本人である、間違いがないというような形で写真がついてますので、取りに来てくださる方の顔写真とあわせて本人確認をして、確実にお渡しするというふうな形をとっております。これにつきましては、不正の手続でパスポートの入手ができないよう、あらゆる角度で確認作業をしておりますので、一応本庁の窓口で本人確認をさせていただき、交付をするという形を今現在とっております。 以上です。 ○議長(三船勝之君) そこまで言うたんなら、支所でできるかできんかというのも言やあいいやないの。 再質問、松田議員。 ◆2番(松田英二君) いろいろと都合がありまして、申しわけありません。ありがとうございました。 もう一つだけ、企画財政課長、ちょっと答えていただきたいんですが、9月の定例議会で国際交流基金条例という条例が制定をされまして、3,000万円の基金が積み立てられましたね。我々議員はそれに賛成したわけですから、内容はよくわかってはいるんですけれども、テレビを見ていらっしゃる住民の皆さん、あるいは告知放送を聞いていらっしゃる皆さんにとっては、まだご理解、ご理解といいましょうか、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、この3,000万円の基金を積み立てられた目的です。これをちょっと答えといていただけませんか。 ○議長(三船勝之君) 遠藤企画財政課長。 ◎企画財政課長(遠藤透君) 失礼いたします。松田議員のご質問にお答えしたいと思います。 国際交流基金の3,000万円の内訳というか、内容でございます。これにつきましては中学生のホームステイ、ことし12人、ニュージーランドへ渡航いたしました。その費用が大体10年間補えるかなというぐらいな形の基金を積み上げております。ただし、渡航費用が高騰したり人数がふえれば少し年限的には短くなる可能性もあるとは思います。 以上でございます。 ◆2番(松田英二君) 議長、再々質問です。 ○議長(三船勝之君) 先にほんなら支所でできるかというのはちょっと答弁をもろうて……。 ◆2番(松田英二君) いや、これからまた質問しますから、町長。 ○議長(三船勝之君) まだええんか。 ◆2番(松田英二君) お気遣いをいただきましてありがとうございます。 お二方の課長さんにお答えをいただきまして、国際交流基金で3,000万円の基金が積み立てられたのは、来年度以降、中学生を対象にしたホームステイを実施する。10年間をめどにということですから、1年間に300万円、1人30万円として10人程度の中学生がホームステイということになっていくんだろうと思います。 そして、住民課長にお答えをいただきました各年度のパスポートの申請、発行の件数、7年間で1,500件もあるんですね。平均しますと1年間に200件以上、結構な数になってます。当然のことながら旭地域の方、柵原地域の方が、この中央の本庁に来られて申請をし、また受け取りをし、帰っていかれるということになります。中央地域の皆さんにとりましては比較的来やすい状況になっていると思いますけれども、柵原、旭、殊に中学生を対象にするということになりますれば、自転車で来るか、支所間バスを使うか、あるいはお父さん、お母さんに休んでもらってきてもらうかというようなことになります。しかし、これを柵原、旭の各総合支所でも申請、受け取りができるという形がとることができれば、旭中学校の生徒さんは歩いてとりにいけます。柵原中学校の生徒さんも自転車でとりに行くことが可能になります。ましてや、高齢者の皆さん方の利便性というものもかなり上がってくることになります。パスポートの申請ができるようになったからといって、全ての皆さん方を対象になるというわけではありませんけれども、こうしたことも美咲町旅券事務実施要領の中に書かれております目的、住民サービスの向上を図るため、必要な事項について定めるというふうに書かれておりますので、ぜひこの住民サービスの向上というものを考慮に入れていただきました上でご検討をいただけるようであれば、お答えをいただきたいと思います。町長、よろしくお願いをいたします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) パスポートを各支所でも発行できないかというご質問でございます。 午前中、草苅議員のご質問の中にございましたように命より大切なのが健康でございますけれども、命の次に大切なパスポート、パスポートは命の次でございますけれども、大切なということでございまして、本当に身分を保障するものといたしましては外国に行きますこれが命の綱になってくるということで、本当に大事なもんでございます。そういうことを踏まえていただきまして、ご質問にお答えをさせていただきたいと、かように思っておるところでございます。パスポートの期間というのは5年とか10年で区切りでございます。毎年申請をしなくてもいいということでございまして、そういうことを踏まえさせていただきまして、本庁だけにさせていただきたい。と申しますのが、各支所にも優秀な職員がたくさんおります。優秀な職員がおりますけれども、パスポートの申請や交付につきましては専門的な知識が要ると、研修が要るということになっております。そういうことで、申請をして不備だから返したということになりますと、支所によりますとかなり時間が食うと、支所でやると時間が食うということになってきます。 それから、これは金銭的なことでございますけれども、パスポートを発行するシステム機械におきましては六十二、三万円の機具が要るということになってきます。旭と柵原総合支所に置きますと、両方置きますと130万円程度ということになりますし、それ以上にやっぱり専門的なことを学ばしていかないかんということも重要になってくるということでございます。そういうことで、今現在におきましては岡山とかに比べますとパスポートの発行枚数は少ないと思います。そういうことで、今のとこは今の形態でやらせていただきたいと、このように思っております。 それから、中学生が自転車でとりに来るかということですけども、あれは親の証明が要るんじゃろう、保護者の。 ◎住民課長(高田美智子君) 未成年だったら多分戸籍の抄本とかをとります。 ◎町長(定本一友君) 親がとらないけんのじゃな。 ◎住民課長(高田美智子君) 本人がとります。 ◎町長(定本一友君) 親の場合はですね、親の戸籍抄本とかというんが必ず要りますんで、親が必ずついてくると思うんです。中学生だけは来ないと、このように思いますんで、そういうことも考慮いただきまして、今のとこは本庁だけでやらせていただきたいなと、このように思っております。 以上でございます。 ◆2番(松田英二君) 議長、済みません、もう一回だけ質問させてください。
    ○議長(三船勝之君) それじゃけえ、私が早う答弁もらえと言うた。 どうぞ、松田議員。 ◆2番(松田英二君) ここからが議論になりますから。 先般の9月定例議会におきまして小島議員のほうから町長に対しての質問の中に、業務の効率化を図るためには本庁方式を採用すべきであるという質問が出されました。それに対して町長のお答えが、合併協議で決定をしてきた総合支所方式、これは継続するというお答えでありました。 今回、私の質問は小島議員の質問とは真反対の質問になっていくことになります。すなわち、総合支所というものを設置しているんであれば、これは機能の強化を図っていく必要があるんではないか。その一つの中として、このパスポートの申請、発行手続という話を持ち出しているわけです。一般的に総合支所という言葉の響き、これは皆さんはどう思われてるかわかりませんけれども、私も含めて柵原地域に住んでいる人間から総合支所という名前を聞きますと本庁とほぼ同等の機能を備えた施設、支所という受けとめ方をするわけです。地方自治法第155条の中には、業務の円滑化を図るため、地方自治体の首長は支所もしくは出張所を設置することができるというふうに定められていますね。ところが、この地方自治法の中には総合支所という言葉はどこにも出てこないんです。ですから、この言葉は何なのかということを調べたときに、合併をするに際して円滑な合併を進めるための一つの手法である。それが総合支所という名前がついたゆえんであるというふうに書かれておりました。それと同時に総合支所というのは、先ほど言いました本庁と同等の機能を備えた施設でなければならないということはないんですけれども、それが望ましいという書き方をされております。 であるならば、今ここで町長がおっしゃられました職員の教育です。当然のことながらそういったことも必要になってくるでしょうが、今現在柵原、旭の総合支所の住民福祉課の職員さん、総務、企画財政、情報交通、税務、会計、保健福祉、健康増進、さらには教育委員会、この辺の業務を全て受け持ってやっておられますよね。言ってみれば、オールマイティーな職員さんを教育するという場においては、総合支所の住民福祉課というのは私は最適じゃないかと思ってるんですけれども、そうした職員さんの教育という面も含めて総合支所のほうに新たにパスポートの申請手続、発給業務というものも含めていけば、当然のことながら職員さんの能力も向上してくるというふうに考えるわけです。これは私の考えです。それに対して町長のご意見はいかがでしょうか。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 合併のとこまでさかのぼります。合併をするときに総合支所方式でやりましょうということについては、合併協議の中の重要項目の中に入っております。合併をなぜするかといいますと、やっぱり行財政改革ということが一番にあると思います。行財政改革が一番にあるということは、必ずどこかに支所、総合支所でありながら支所にやっぱりひずみが来るというのが当然だと思います。今の人数で本庁と同じようなシステムを持ったそういう業務を行えというのは、私は無理だと、人数的に無理だと思います。 そういう中におきまして、ほんなら支所も今までどおり同じように六十何人、支所に職員を抱えるということはできないと思います。そういう意味におきまして、今柵原支所、旭支所には限られた人数の人がおって、限られた職務を1人がやっておるというような現状でございます。これがパスポートの発行だけならいいんですけれども、ほかの仕事もあります。本庁だけでやってる仕事が。それも全部含めてやるんかということになりますと、それちょっと物理的に無理なんではないかなというようなことになりますから、ある程度の線で区切ってやらんと、日常茶飯事行われていることについては支所でも同じようにやると。ある特殊な分につきましては本庁だけでやるという方式でないと行財政改革はできないんじゃないかなと、このように思います。 以上でございます。 ◆2番(松田英二君) 次の質問に行かせてください。 ○議長(三船勝之君) 次の質問へ、はいどうぞ。 ◆2番(松田英二君) 2番目の質問に入らせていただきます。 ごみ処理方法の周知徹底に向けた一案とさせていただいておりますが、津山圏域資源循環施設組合が計画している新しいごみ処理施設の整備に向けた動きが活発化してきた。順調に推移すれば、平成27年12月には新クリーンセンターが稼働し、津山市、鏡野町、勝央町、奈義町、美咲町の5市町から出てくる一般廃棄物を総合的に処理することになる見込みです。そうなれば、ごみの出し方、殊に分別の徹底、ごみの収集方法などが5市町一本化となり、本町のごみ処理方法が激変する可能性が高くなってまいります。このことに対する周知徹底は、非常に重要であります。 旧柵原町におきましては、平成7年度に町制施行40周年記念事業として町内全域を対象とした粗大ごみ無料収集事業が実行されております。区長協議会、環境衛生協議会、婦人協議会など、町内のあらゆる団体に協力を求め、ごみに対する住民意識の変革を図るための一大イベントとして粗大ごみ無料収集事業を新ごみ処理場稼働に照準を合わせて実施し、あわせてごみ処理方法の周知徹底を図るのも一案と考えるが、町の考えは今どうなっておられますか、これが質問の要旨であります。 昨日でしたですか、日神山議員から資源循環施設組合の議会報告が行われまして、新しいクリーンセンター、新しいごみ処理場の設計業者と施工業者が決まりましたという報告が行われました。 それで、資源循環施設組合のホームページから検索をしていきますと日立造船、日本国土開発、さらには関西サービスといった業者さんが設計と建設と、それから20年間に及ぶごみ処理場の管理運営、これを170億1,000万円という大きな金額で請け負われたということが掲載をされておりました。 私が思いましたのが、このうちの運営と維持管理です。この部分の契約についても93億5,000万円というお金で、この企業に決定をしたというふうに書かれておりましたので、契約が行われるということは運営方法であるとか管理方法であるとかというようなものが、既に決定をしていなければ業者との契約はできません。ということになれば、組合のやり方が決まったんであれば、それぞれの組合に加盟している各市町、それぞれのやり方ももう既に決まっているんではないんですかと、そう普通思いますわね。 そこで、赤堀課長にお伺いをいたしますけれども、ずばりお伺いします。美咲町内のごみの収集の仕方、それから収集のやり方、これは今までとかなり変わってきますか、お答えいただけますか。 ○議長(三船勝之君) 赤堀上下水道環境課長。 ◎上下水道環境課長(赤堀達男君) ただいまの松田議員のお尋ねにお答えをしてまいります。 新クリーンセンター建設後のごみの分別収集についてのお尋ねですが、実を言いますと今まさにごみの分別方法につきましては、構成の1市4町で議論を担当課長レベルですけれども、している最中でございます。といいますのが、なぜかといいますと実は1市4町といいましても議員ご承知のように美咲町の中も実は合併前のそのままの体系でいっております。それから、一番大きな津山市におきましても、例えば私どものここの旧中央町と同じ西部衛生施設組合に入っておりますのが旧久米町でございます。それから、東のほうの勝北なんかも東部衛生施設組合なもんですから、津山市においても美咲町と同様にまだ一本化はされておりません。今度、領家に27年12月から稼働を目指しておりますこのクリーンセンターというのは、もう既に松田議員おっしゃいましたようにそこでごみの処理とそれから最終の処分場の施設をつくるというのが決まっとるわけですから、そこへ1市4町がてんでんばらばらの分け方で持ってくるということには、これなりません。そこで、統一を図っていくということが、今まさに検討されとるところでございます。間もなく決定を見るとは思いますけれども、今現在はごみ袋なんかも含めまして意見の集約をしている最中でございます。これが現状でございます。 ◆2番(松田英二君) 意見の集約ね。議長、再質問です。 ○議長(三船勝之君) 再質問、松田議員。 ◆2番(松田英二君) この間、津山市の環境事業所というところにお邪魔をいたしまして次長さんに話をお伺いしてまいりました。そもそも、このごみ処理場というのは、旧自治体においてそれぞれがごみの処理を行っていたやり方を一つに統合するという形になるんだと。具体的に言いますと旧勝田郡の勝北町、奈義町、勝央町が加盟をしております津山圏域東部衛生施設組合、旧鏡野町、旧中央町、旧久米町が加盟をしております津山圏域西部衛生施設組合、旧苫田郡内の奥津町、富村、上齋原村、加茂町、阿波村、これらが加盟をしておりました津山圏域北部衛生施設組合、さらに旧旭町が加盟をしております岡山県中部環境衛生施設組合、それから柵原が独自で行っておりますエコシステム山陽、そして津山市と6つの処理場が存在しているんですけれども、これを一つにまとめて一括処理、総合的な処理を行うという話を伺ってまいりました。 組合自体は独立したものですからここで処理をするんですけれども、各自治体のごみの収集、それから持ち込みについてはそれぞれの自治体で行ってくださいということになっとるようですね。 赤堀課長が今おっしゃいましたようにまだ検討中ということなんですが、このごみにつきましては、やはり住民の皆さん方の関心というのはかなり高いと思うんです。私どもがごみ処理、一般的な家庭でごみを分別する際に、今の状態ですといわゆる可燃物と不燃物と粗大ごみ、不燃物の中で缶とか瓶とか鉄とか、可燃物の中でもプラスチックとかなんとかいろいろ分別をしている状況があるわけなんですが、このやり方が変わるということになれば相当な混乱を来すことになってくるというふうに思われるわけです。できることならば、今のうちから、今こういう状況で進んでおります。これが決まりました。これについて検討をしておりますというようなことを逐一、住民の皆さん方に連絡をして理解を得るという努力を今から始めておかなければならない。これは議会の産業建設委員会の中でも再三指摘をされていることであろうと思います。それに対して余り早くからやり過ぎると皆さん忘れてしまうから、できれば1年前ぐらいからやりたんだっていうふうなお話がありました。1年前からやるのはそれはええんでしょうけれども、例えば津山市がつくっておりますようなこういうごみ分別事典とか、あるいは圏域西部衛生施設組合がつくっておりますこのごみの分別の仕方とか、こういうふうなものをパンフレット形式につくって各家庭にお配りしても、読んでもらえなかったら何の意味もないんです。実際問題、ごみの関係の資料みたいなものが私の家にもあるんですけれども、机の中に入ってしもうてどこへ行ったやらわからんようになった状態になっております。 そこで、これはあくまでも私個人の考えでございますけれども、今から14年ほど前に町制施行40周年記念というのをどこの町でもやっておられることがあると思うんですが、旧柵原町におきましてはこのときに粗大ごみの無料収集事業というのをやったことがあるんです。中西さんやら山下さんやら鈴鹿さんやら、皆さん覚えていらっしゃいますかね。この当時、私ちょうど環境衛生委員というのを受けておりまして、2日間、強制的に朝から晩までごみの始末ばっかりさせられたことがあるんですけれども、ただこれを経験したことによって、ごみに対する意識っていうものが物すごく高くなりました。ごみは分別しなければならない。資源ごみはリサイクルに回さなければならない。そして、ごみはできるだけ少なくしなければならない。そういうようなこともありまして、今私は自分の家庭の中で缶と瓶とプラスチックと燃えるごみをきっちりと分け、ペットボトルはふたを外してラベルを切り取ってぐしゃっと潰してというようなことまでやって、うちの奥さんには大変褒められております。そういうようなことを意識の変革として住民の皆さんに持っていただくためには、ある程度大がかりなことであってもたくさんの組織を動かして、皆さんで協力してごみを減らしていきましょうというような機運を高めていく必要があるんじゃないでしょうか。そういうような考え方を持って、この質問を出させていただいておりますけれども、町長、答弁をいただけますでしょうか。言うときますけども、これやれって言ってるんじゃないですよ。私が言うのは意識の変革をするためにはどうしたらいいかっていう質問ですから。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) まず、津山のごみ処理センターの運営方法といたしましては、DBO方式ということでございまして、デザインをして、ビルド、建物を建てて、オペレーション、作業をするということで、作業部分が89億円ということでございまして、建てる分が80億円だそうでございます。 それとは別に、各市町村からごみの集め方とか集めて持ってくる方法、パッカー車を各町村が担当ということは、各町村でやりましょうということになっております。それから、その前段といたしまして、パッカー車に積むまでの前段といたしまして袋の大きさを何種類つくるとか、それから袋は有料にするとか、また無料にするとかというようなことをこれから突き合わせしていかないけんわけです。各町村でいろんな考え方で今やっておられます。自分とこが一番ええ方法だと思ってやっておられます。一番難しいのは、ごみ袋の値段です。無料のとこがあるんです。無料のとこがあるし、それから50円のとこがあるんです。美咲の場合は中央地区が12円、旭、柵原で18円ということになっております。これの突き合わせです。袋の大きさを何種類つくろうかということは私はできると思いますけれども、金額的に袋を何円にするとかということが、ほんなら各市町村でてんでに決めればええがなというようなことになりますと、安い町村に買いに行くと思うんです、皆さん。ここは10円じゃしここは50円といったら10円のとこへ皆買いに行って、それを出しますわね。そういうようなこともあって、それを今話し合っておるところでございます。稼働は尻がくくられておりまして、平成27年12月ということになっておりますんで、議員申されますように1年前には確実にぴしっとそういうことも皆さんに啓蒙できるような形にしていかなきゃならないのは当然でございますんで、それをやっていこうというようなことで、尻が決められながら、それを議論をしておるというのが今の現状でございます。 それから、粗大ごみにつきまして柵原地区で集めて大変好評だったということでございますけれども、私はそのことは知らないので、知っとられる人おりますかね、柵原。旭の山本産業建設課長はよう知っとられますんで答弁をしますんでお聞きください。 ○議長(三船勝之君) 山本建設課長。 ◎旭総合支所産業建設課長(山本資君) 失礼します。平成7年の柵原町合併40周年の粗大ごみの収集業務におかれましては、松田議員さん、特に2年間、大変お世話になりました。私もそのときに環境課というごみ収集の課におりまして、直接には私は上下水の仕事をしておりましたからサブ的に粗大ごみの収集を手伝った経緯がございます。あの当時は一般家庭から出てくる大きなコンバインだとか農機具、それからかなり年代物の重たい昔からある機械、それから倉庫の片づけを一斉清掃できた家、結構その40周年のときには成果としてありました。その中でいろいろと行政側としての経費もかなりかさんだ、処理費用についてあると思います。それが今後、15年ほど前に言われたことが今改めて自分の脳裏をよぎったときに、僕個人としてはやってみるべきかなというように思いますが、あとは町長にお任せします。 ◆2番(松田英二君) 議長、最後の再々質問です。 ○議長(三船勝之君) 再々質問、松田議員。 ◆2番(松田英二君) 要するに今協議していることが決まらないと告知も広報もできないというのはわかるんですけども、先ほども言いましたように住民の意識を変えていくためにはどうしたらいいかということを考えていく必要があると思うんです。私はこういう考えを持っておりますけれども、執行部の皆さんはどういうお考えを持っているんですかというのが、本来の質問になるんですけれども、9月の定例会でしたですか、柵原地域のごみの分別、これの作業員さんが足らなくなったんで200万円でしたですか、補正予算組みましたですよね。ああいうような形で、分別作業にたくさんの人員を割くだけの費用がかかるんであれば、その費用を一気に二、三倍に膨らむことになりますけれども、大きな事業をやって皆さん、何とかこの分別作業をお願いできませんか。町の今のごみ処理の費用にはこんなにたくさんのお金がかかっておりますというようなことを皆さんに知っていただくという行為、これが非常に大事なことだと思います。そもそも、今回の新クリーンセンター、1市4町が一つになってごみ処理場をつくるっていうのは、ごみ処理の経費を抑えるための手段のはずですよね。それがごみの分別をやることによって、本来の経費よりも高くついたなんてことになったんじゃ本末転倒も甚だしいですから、こういう住民意識の変革、どう取り組んでいくか、これを町長、お答えいただけますか。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。建設課長が最後のほう言うとらんけん、それも答えてください。取り組むか組まんかということ。 ◎町長(定本一友君) ごみの収集につきましては、岡山県を6つのブロックに分けまして、それで県が補助金を出していこう、国が補助金を出していこうというのが最初の趣旨でございました。しかしながら、今の段階になったら小刻みになってきて6カ所以外のとこになってきたというのが現状でございますけれども、そういうことがあるから津山地域でごみを一本化しましょうと、今やると補助金がつきますよということでまとまったというようなことでございます。ちなみに、これは別の問題ですが、旭の場合は高梁やったんですわね、合併する前はです。だから、こっちになったから、津山圏域になったから津山圏域とやるというようなことになって、今それが進んでおるというのが現状でございます。 それと、それはやっぱり経費的にも補助金もらえるから安うつくということになりますし、やっぱりごみに対しては分ければ資源、捨てればごみというような言葉がございますけれども、これかなり浸透ずっとしておるんじゃないんですか。私はそう思っておりますけど。それぞれ分別されて、ごみを収集場所へ出しておられるというように思っております。 それから、また柵原地区におきましては分別が多様にわたっておるということで、分別方法が多いと、よその町村とは多いというようなことで人員が足らなくなったというようなこともあります。それから、今後とも津山のクリーンセンターができましてもやっぱり分別は今までどおり資源ごみについてはやっていくということになってくると思います。そういう意識が私は定着をしておると、このように思っております。 それから、今言われましたように山本課長が答弁いたしました粗大ごみの一斉の収集ですか。これにつきましては過去の例も参考にさせていただきながら考えさせていただくと、検討じゃございません。考えさせていただくということで、研究をさせていただくというようなことでやらせていただきたいと、研究でございます。そういうことでひとつよろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 今度は検討から研究に変わったけえな。 ◆2番(松田英二君) 再々質問まで終わりましたので、これで終了させていただきますが、ちなみに当時の数値はごみの総重量520トン、それから事業費が約500万円かかっておったようです。そうしたご検討といいましょうか、ご研究といいましょうか、そういうこともひとつ含めていろんなことを考えていただきたいと思いますので、以上で質問を終わらせていただきます。失礼しました。 ○議長(三船勝之君) 以上で2番松田議員の質問を終了します。 ここでただいまから3時20分まで休憩します。(午後3時07分) ○議長(三船勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後3時20分) ただいまの出席議員は16名です。 一般質問を継続します。 6番染山議員の質問に行きます。 6番染山議員。 ◆6番(染山朝子君) 6番染山朝子です。どうぞよろしくお願いいたします。 私は今回は3つの項目について質問をさせていただきます。 最初に、通告の順に従って質問をさせていただきます。 成人式の冬実施が決められているが、平成25年は1月13日が成人式となっている。成人の日ではないが、その年によって成人式を決められるのかどうか。他の行事との関連もあり、早目の本人通知と少なくとも1年前の告知ができないかということを教育長にお尋ねをしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 山下生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山下一巳君) 済みません。染山議員の質問にお答えします。 美咲町では、これまで夏のお盆の時期に実施した日程を昨年度から冬の日程に変更し、平成24年1月9日の月曜日の成人の日に実施しました。しかし、遠方から参加された方らを中心に日曜日の開催を望む声がたくさんありました。そこで、平成24年度成人式においては、新成人を対象に開催日等に関するアンケートを実施いたしました。成人式の前の日曜日開催希望が回答者の60%を占め、成人の日の希望は25%でした。これらの結果を反映し、美咲町では本年度成人式を平成25年1月13日の日曜日開催にさせていただくことになりました。 美咲町の未来を担う新成人の新しい人生の門出を町民こぞって祝福し、成人としての自覚を促すとともに、未来の幸せを祈念するために来年度以降も本年度と同じく成人式の前の日の日曜日に開催をしたいと考えております。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 1年前の通知はというて言われよったけど。 ◎生涯学習課長(山下一巳君) ですから、来年度以降は成人の日の前日の日曜日に開催をしたいと考えておりますから、それで……。 ○議長(三船勝之君) そやけん通知も早う出すんかということかな。 ◎生涯学習課長(山下一巳君) はい、通知もすぐ出します。 ○議長(三船勝之君) 再質問、染山議員。 ◆6番(染山朝子君) 私は1月15日が誕生日ですから、長い間、皆様方から、全国の皆様に祝っていただいてきたんです。それが国会の都合でこういう振りかえ休日というふうなことになりまして、今おっしゃられましたように成人式の日でなくっても日曜日がいいという皆さんのご意向を酌まれたということは、非常に住民の立場に立った皆さんのお考えのもとになさったということに敬意を表するものでございます。 そうしますとそれはいいんですけれども、やはり他の行事との関係とか、それから商工会の業者の皆さんだとか、個人的な問題とか、あらゆる点で成人式の日にあるんだというふうに考えられておられた方が、今度は13日になるということが非常に早くわかっておれば、これもよかったんですけれどというふうにおっしゃったもんですから、私は早目の本人通知を少なくとも1年前の通告というか、告知にしてほしいということをここで申し上げたわけなんです。ですから、ちなみに26年は1月12日が日曜日になっておりますけれども、もう既にそれはそのように解釈をさせていただいてよろしいんでしょうか。そこをまた皆さんのお考えをアンケートか何かで意向を聞かれてされるのか、その辺を教えていただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 今、課長が申しましたとおりでございまして、成人式の前の日ということは、2日休みがとれますので、前の日にしたら次の日が帰省なりできると。都会の大学に通っておられる人もたくさんおられますんで、そういうことで便利がいいということでございます。これはあくまでも成人者のための儀式でございますんで、商工会の人のための儀式ではございませんので、成人になられた方の都合でこのように決めさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問ございますか。 染山議員。 ◆6番(染山朝子君) 私は商工会云々言いましたけれども、洋服を借りるとか買うとか、それからまた美容師さんに頼むとか、そういう辺で他の美作地域で連携をとりながら業者さんもそういうことをなさっておられるということをお聞きしましたので、やはりきっちり成人式の前の日にするということが1年前にわかっておれば一層よかったということを、これを議会で質問してほしいというふうなご意向がありましたので、ここで申し上げさせていただきました。よくわかりました。 ○議長(三船勝之君) それじゃあ、答弁はもうよろしいか。 ◆6番(染山朝子君) はい、よろしいです。 ○議長(三船勝之君) それでは、次の質問に行ってください。 ◆6番(染山朝子君) 次の質問に移らせていただきます。 年間行事カレンダーの作成をぜひしていただきたいと、このことは今までにも質問をされた方もあります。そしてまた、町の主要な行事との関係もあります。そして、各課の連携を密にしていただいて、少なくとも春、夏、秋の三大イベントは早期に決定をしていただきたい。合併をしたということは、やはりそれぞれ同じ日に行われる行事に参加したいけれども、ここで自分の町、自分の住んでいるところで行事があるから参加できないということもありますし、やはり三大イベントというふうになれば皆さんができるだけ大勢参加して、本当に盛り上げていく、合併をしたという意味からしてもやはりそこの歴史や文化を知っていくということもありますし、そのことが大事ではないかと私は考えます。特に、学校行事は早くから年間計画も示されております。 それで、どういう点で私はこのことを痛切に感じたかということでございますけれども、子供の情操教育から大きな行事に参加することが大切なことであって、教育の視点からも必要性を感じております。やはり子供のときにお祭りに参加したということは、非常に心に残るものでございます。そのことがいじめとか暴力とか、いろいろな今の情勢からしても、やはりその視点をきちっと据えた上で、三大イベントも考えていただければということで教育委員会の考え方をぜひお聞かせいただきたいと思います。 それから、健康づくりと地域づくりの視点からは、年間計画を早期に周知をしてほしいと。そのことはやはり皆さんが本当に私たち自身が健康に町をつくっていきたいということと地域づくりは一体のものだというふうな視点から、この年間計画も取り組んでいただければという思いを持っております。 もう一つの関係ですけれども、イベントには特に地元との連携を重視して、実行委員会を早くから立ち上げて、地元を無視するということではないんですけれども、やはり皆さんに相談するというそのことが地元を盛り上げ、また地域づくりを進めていく上でも大切なことではなかろうかというふうに私は考えておりますけれども、町のお考え、教育長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 失礼いたします。染山議員のまず1点目でございますけれども、町の主要な事業と地元の行事が重ならないよう早急に期日や内容決定が必要であると。学校行事は早くから年間計画が示されていると。その中におきまして、子供の情操教育から大きな行事に参加させれることも大切なことであり、地域の教育の視点からも必要を感じるということでございまして、確かに私もそのとおりだと思います。各種イベントに子供たちを参加させることによりまして、子供たちもいろんな経験をしてくるということでありますんで、いろんなイベントにつきましてはそれが子供たちに出席可能ということになれば、また出席に教育上、問題がないということになれば案内をしておるところでございます。 今回のぽっぽまつりにつきましては、調整がちょっととれなかったというようなこともございまして、こういう結果になったというようにご報告を受けておるところでございます。 また、年間のカレンダーにつきまして、印刷したらどうかということでございまして、私も過去にこのことにつきまして2回ほど答弁をさせていただきました。その中に、やはり印刷をしてしまうと訂正がきかないということになってまいります。そういうことで、美咲町では発行してませんということです。 しかし、美咲町におきましては告知放送または広報紙等がございまして、それでそれぞれの予定行事につきましては放送をしたり広報紙に載せております。特に広報紙におきましては、1カ月から1カ月半先の行事予定についても今は掲載をしておるところでございます。 それから、三大イベントと言われました。実行委員会を早くから立ち上げて準備ができないかということでございまして、まさにそのとおりでございまして、春のさくらまつり、旭のさくらまつりにつきましては、その年その年によって桜の咲きぐあいが違います。これを鑑みながら、商工会のほうで要するに日にちを決めております。占い師に頼んで占いをしているわけではございませんで、天気予報を見ながらそれらの天気予報に合わせましてやっておるというようなことでございます。また、中央地区の夏まつりにつきましては8月13日ということでほぼ決定をしております。しかし、ぽっぽまつりにつきましては今までは開催の半年前、もしくは5カ月、4カ月前というようなことでございました。そういうことでございますんで、実行委員会のほうに申し入れをしておりまして、前年度末までには決定してほしいというようなことを申し入れをしております。前年度末といいますと、来年のぽっぽまつりにつきましては3月末までには、25年3月末までには決定をしていただくというようなことを申し入れをさせていただいておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 教育長、情操教育はええかな。染山議員、答弁もらいたい。 ◆6番(染山朝子君) 健康づくりのこと。 ○議長(三船勝之君) 健康づくりというたら、あとはこれまた……。 ◎町長(定本一友君) 昔、健康づくりのカレンダーつくりよったですね。 ○議長(三船勝之君) 村島健康増進課長。 ◎健康増進課長(村島眞由美君) 染山議員のご質問にお答えします。 健康づくりのカレンダーにつきまして、本当に狭義の部分でしかありませんけども、乳幼児の健診についてと、それから成人のがん検診等につきましては、年度の初めにカレンダーをつくりまして、愛育委員さんにお世話になって各戸に配布するような段取りで今までも来ておりますので、それを見ていただけたらと思っております。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 1年間ずっとはできんのんじゃな。 ◎健康増進課長(村島眞由美君) はい。 ○議長(三船勝之君) ということですんで、再質問。 ◆6番(染山朝子君) 私がどちらかといえば行政がすること、健診などについても100%の健診率を目指そう、そして予防に力を入れようということに私自身も国保の運営委員をさせていただいておりますので、そういう点で、別に町の健診を受けなければ自分の体がどうなるわけでもないんですけれども、やはり皆さんが盛り上げていこうという責任感のほうが先に立って、それでとても時期的に難しいときにも、どこかで受ければいいんだということで、健診についても特定健診、そういう年齢に達しておりますけれども、やはり皆さんが協力して少しでも予防に役立つような形を自分自身がとっていきたいなという思いがありまして、早くからわかっていたら自分の健康を守るための手だてとして大切なことだという思いもありますから、そういう点での年間計画というのを健康づくりの立場から集団健診に関しましてもわかっていたほうが、一層私たちが、個人的に病院にかかっているからもう健診を受けなくてもいいという人もあるかもしれませんけれども、いかにして行政が行うことに協力していこうか、自分の健康を保ちながらどういうふうにしていったらいいかという責任感の固まりですから、そういうことに結果としてなっているわけで、その辺も含めて、夏の健診がいつも柵原の地域に、定期健診です。そういうものが当たっていることも、私は非常にこんなにも猛暑が続くということになると、やはりその方法についても血圧の高い人は水分は何時から飲んでもいいんですよとかでなくて、ただ9時以降は一切飲んだらいけませんということしか連絡がありませんので、そういう点も含めまして、いかにして自分の健康を守るかということだけ考えればいいかというたら、私はなかなかそういう思い切ったことができないから、あんたその日に受けたくなかったらしなくてもいいじゃないのって言われるんですけれども、私はみんなの健康とあわせてそのことを強調して、そういうことが早くわかったほうがいいということ、それからまた夏の猛暑の中は外してもらうとかというふうなこともあわせて考えればありがたいなと思いましたので、健康づくりのことをここで申し上げさせていただいております。よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 特定健診についてのお話でございました。夏場は避けてほしいというようなお話も出ましたけれども、集団健診に行けない人は個別診断に行っていただきますと、各病院に行っていただきますとクーラーがきいた中でそれぞれ特定健診ができますんで、そういうことも皆さんに教えてあげていただきたいなと、このように思います。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 年間のができるんかどうか。 村島健康増進課長。 ◎健康増進課長(村島眞由美君) 今、町長のほうから特定健診の個別健診のお話がありましたけども、それも一つありますが、健康増進課が直接的にかかわっているがん検診等につきまして、特定健診と集団健診ではセット検診にしております。それで、年度がわりのときに全戸に、1年間、1年間といっても期間が限られますけど、町内のどの会場で何がありますっていう一覧表をお配りして、受診勧奨をさせていただいておりますので、カレンダーという形ではありませんけど、日時とか場所とか書いたものはお手元に届けるような努力はしております。 前回も夏の暑いときの、特に胃の検診だと思うんですけども、ご指摘がありました。健診も集団健診はご存じのように健診用のバスに来ていただいてという段取りですので、単町でこのときがいいというふうに動かすことがなかなか難しい状況があります。県内をあちこち各町村、組んでますので、一つの町の希望だけで動かすことはできないんですけども、できるだけ真夏は避けるようにという希望は出させてもらってますけど、毎年9月にずれ込んだり、8月の終わりになったりとかっていう状況にあるということはお伝えしておきたいと思います。 それともう一点、注意事項の件ですが、確かに9時以降、飲食だめですっていう書き方をしておりますけど、配慮に欠けてる部分がありますので、今担当者のほうにもう少し詳しく書けるようにということで指示を出しておりますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 再々ありますか。 ◆6番(染山朝子君) よろしいです。次に進ませていただきますけれども、やはり私は健康づくりは地域づくりだというそういう視点から、そういうことも勘案した中でしていただいたら、本当にみんなが健康なまちづくりにつながるという思いを持って、このカレンダーのことを申し上げさせていただきましたので、じゃあ次の件に移らせていただきますけれども、教育委員会として前には久米郡でのスポーツの関係だけは年間の計画が組み込まれて、合併前です。そういうことがされておったということもありますので、それはできることじゃないだろうかなという思いもあります。そういう点で、ちょっとこれは書いておりませんけれども、やはり年間計画に取り入れていくということができる部分をしていただいてもいいんじゃなかろうかということで、ちょっとお願いをできたらと思います。 ○議長(三船勝之君) スポーツの関係は年間できるん。 泉教育長。 ◎教育長(泉和男君) スポーツ関係の久米南町との関係ですか。との一緒にある分ですね。恐らくスポ少のサッカーぐらいだと思うんですが。それは交互に決まっておると思うんです。ことしは美咲町が担当することになっておりまして、昨年は久米南町でしたから、それは大体もう時期は決まっておりまして、第何日曜日と決まっておると思います。ほかにまだ何かあることについては、私もはっきりすぐ思いつかないんですけれども、調整はいたします。 ◆6番(染山朝子君) わかりました。いいです。 ○議長(三船勝之君) それじゃあ、次の質問に行ってください。 ◆6番(染山朝子君) それじゃ、次の質問に移らせていただきます。 歴史的に価値の高い鉱山資料館の有効な活用はできないかということでございます。 ぽっぽまつりは遠来の方もおられるが、鉱山資料館の割引券の発行による交流人口の増や学習の場を目的として建設された意義からも、美咲町の宝として入館者をふやし、歴史的に貴重な資料を広く知らせる努力をしてほしいと思います。 といいますのが、町職員が配置されていたときには非常に営業といいますか、いろんなところに出かけられて、旅館とか観光関係の方々に働きかけをするとか、あらゆる努力で入館者をふやす努力をされたことがありました。それで現在があるかとは思いますけれども、やはりその学習の場としての建設されたという意義からしても、やはりどういうふうな今後働きかけをし、そしてまた美咲町の宝としての鉱山資料館、ふれあい鉱山公園をPRしていくことがいいんじゃないかなという思いを含めて、ここに取り上げさせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) これ町のほうが管理しとんじゃろう、今。 矢木産業観光課長。 ◎産業観光課長(矢木史朗君) 染山議員のぽっぽまつりは遠くの方も来られますが、鉱山資料館の管理とか、それから入館者をふやしてほしいという形での質問に答えさせていただきます。 美咲町柵原ふれあい鉱山公園の設置目的につきましては、染山議員が今言われましたように条例によって定められております。第1条で柵原鉱山、旧片上鉄道、吉ケ原駅舎の歴史を長く後世に伝えるため、貴重な資料の収集保存、それから展示を行い、地域文化の発展に寄与することを目的として、美咲町柵原ふれあい鉱山公園を設置するとあります。 現在、柵原ふれあい鉱山公園の運営につきましては、美咲物産のほうへの指定管理というふうになっております。その中でPRにつきましては、広告宣伝費について余り多くの費用というものは支出してないということです。パンフレット等につきましては、町内、食堂かめっち。でありますとか、まきばの館、それから南和気荘など、その他の周辺の食堂などにもパンフレットを置いておるということです。また、町外につきましても湯郷温泉の各ホテルや観光協会、それからドライブン西の屋、それから作東のバレンタインホテルなどの観光施設とか観光案内所にパンフレット等を置いております。 また、昨年からはパンフレットに割引券をつけまして、パンフレットを置いておるとこを利用した方が、その割引券を持って鉱山公園のほうに来られたときには割引をするというような形をとっておるようですが、なかなか回収のほうができていないということで、余り成果のほうはまだ出ていないということでした。 学習関係につきましては、町内では柵原西小学校とそれから柵原東小学校からは毎年勉強に来られておるということを聞いております。 それから、町外では和気、備前、それから赤磐市などの小学校からも勉強に来られているということです。 産業観光課ということで観光方面ばっかりからにはなるんですが、今後につきましては教育委員会とも相談しながら、連携しながらという形になると思いますけど、町内全ての小・中学校のほうにも案内のほうを出して、勉強に来ていただけるように働きかけのほうはしていきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再質問、染山議員。 ◆6番(染山朝子君) 私がなぜこの鉱山資料館のことを言うかというと、やっぱり柵原鉱山が閉掘して、本当に柵原鉱山とともに生きてきた柵原が、合併ということでそれを後世に残していくということは非常に大切なことだと。東洋一の硫化鉄鉱を誇る、この大切な時期に皆さんが苦労をされた内容がもっともっと歴史的なことが受け継がれていく必要があるんではなかろうか。今高齢化社会を迎えて、次々にそこで働いておられた方も外に出られたり、1万5,000人を超える人口が、今6,000人少々というふうな状況になっておりますけれども、やはりその辺での歴史がきちっと受け継がれるような中身がふれあい鉱山公園の資料館の中に凝集されていると。それで、30年代の鉱山の状況が盛り込まれた内容での建設がされたということは、子供たちにとっても本当にああこういうすばらしいもんが、すばらしいことがなされたんだということをしっかり受け継いでもらうと。そしてまた、町民も再認識をして、遠来から来られた方々が本当にふるさとがこんなに受け継いでくれてるんだというふうな思いを持って、懐かしく帰ってこられるようなそういうものであり、また再認識をしていただく、そういう位置づけがきちんとされることが大事ではないか。 そして、広く子供たちが、柵原の小学校の子供たちが柵原で誇れるものは何かといったらさつき天文台、星空が美しい、全国でも9番目に空気のきれいな町だということと鉱山資料館があるということが非常に誇りに思うという子供たちのそんな夢をもっともっと伝えていきたいなという思いが、これは私の願いでもあり、またこれから未来を担う子供たちが情操教育やあらゆる点から歴史的なものも受け継いでいくことが大事ではないかと、その辺からこのことをやっぱりしっかり受けとめていく必要があるんではないかということを思うわけでございます。そういう点での位置づけについて、もう一度ご回答をいただければと思います。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 今、染山議員のとうとうとお話しするのを聞き入っておりまして、何も考えずに今聞いておったところでございます。 これからあとに金谷議員からご質問がございますけれども、片上鉄道、やはりこれはセットだと思うんです。片上鉄道と鉱山公園は一つのセットだというように思っております。だから、鉱山資料館、ごめんなさい、鉱山資料館。それで、鉱山公園を整備することによって鉱山資料館もやっぱり知名度も浮上してくるというように思っております。 そういうことで、教育面でもやはり鉱山公園に行っていただきまして、今言われるように硫化鉄鉱、東洋一の硫化鉄鉱の搬出場所だったということを子供たちに知らせるということで、柵原地区の小・中学校ばあじゃなしに、美咲町全体の小・中学校にも無料で行っていただくというようにしておりますし、それから身障害者の方に対しましては手帳を持っておれば入場料が半分というようなこともさせていただいておるところでございます。そういうことで、本拠地はたまごかけごはんのとこを本拠地として、それを線で結べるように、あそこへ来たら美咲町のどこかへ行って観光しようというような雰囲気を醸し出すようなことにしとかないかんということでございまして、そういう鉱山資料館、確かにこの近辺にはない資料館だと思います。今からつくれいうてようつくれる話でもないんですので、我々も大事に後世に伝えていこうと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問、染山議員。 ◆6番(染山朝子君) 最後ですけれども、やはり私は鉱山資料館の資料を、ここにパンフレットを持ってきてるんですけれども、内容的にも旅館なんかも今使えなくなってる、使われてないところもありますし、そういうことはやはり観光の意味からしても美咲町に来たらこういう宿があるんだというふうなこともここに載ってますけれども、もっと機敏な対応、インターネットなどではそういうことがなされているかもしれませんけれども、そういうことも細かく意識をしていただいて、そしてまた本当に郷土が誇れるような内容を子供たちに受け継いでいくということを私は特に望んで、この質問を終わらせていただきますけれども、やはり皆さんが本当にああすばらしい郷土、ふるさとを本当に帰ってこれるような内容的には子育てもしやすい町というふうなことで、多くの皆さんが喜んでおられますけれども、やっぱり一つ一つ細かく行き届いた内容を受け継いでいただきたいと思いますし、鉄道保存会の皆さん方が本当に熱心に取り組んでくださっているその中身も非常に敬意を表するところでございますけれども、やはり私たちが本当に新しいものに対してはどんどん発展させていくということと、あわせて古いものを大切にする、歴史を大切にするという点を特に再認識をしていただきたいということを発言をして、これで私の発言とさせていただきます。何かありましたらおっしゃっていただいていいんですけど。 ○議長(三船勝之君) パンフレットが古いんじゃけど、どれぐらい古いの。 ◆6番(染山朝子君) どれぐらい古いかどうか、のんきの旅館だとかというふうなこともここに載っておりますし、やはり……。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 要するにもっとPRをせえということでございます。投票所の縮小したこととこの件はPRをして、皆さんに知らしめすようにしたいと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) パンフレットもやりかえないけん、古いんじゃけえ。 ◎町長(定本一友君) パンフレットもじっくり見させていただきます。研修をさせていただきます。 ○議長(三船勝之君) 研究ですな。 ◎町長(定本一友君) 研究です、研究をさせていただきます。 ◆6番(染山朝子君) 終わります。 ○議長(三船勝之君) ご苦労さまでした。 以上で6番染山議員の質問を終了します。 ここでお諮りします。 本日の会議時間を延長したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(三船勝之君) 異議なしと認めます。したがって、本日の会議時間を午後7時までとします。 一般質問を継続します。 11番松島議員の質問に移ります。 11番松島議員。 ◆11番(松島啓君) 失礼します。11番松島でございます。 平成24年ももう残り1カ月足らずということになりました。我々議会も、また執行部におかれましても12月、年の終わりよりはやはり年度年度で仕事もされているんじゃないかというふうに思いますので、来年の町長も、また我々議会のほうも4月が改選期ということで、その4月が終わらないと何か気持ちの切りかえというのもしにくいんじゃないかというふうには思いますが、この平成24年ももう少しで一応終わりということで、毎年流行語大賞ですか。発表、先日もされたようでございますが、ことしはベストテンの上位に総理大臣の近いうちにという言葉が入ったということで、本当に政治家に対しての批判というか、皮肉った言葉がそういった流行語になるというような時代であります。美咲町の定本町長におかれましては、近いうちにと言われたら近いうちにされる思いますし、また先ほど松田議員の質問でも答弁がございましたが、研究であるとか、また検討というのが大変便利のよい言葉のように思います。この言葉が美咲町の流行語にならないように、我々議会のほうも議会改革ということで、これは議員必携の中にもそういった形でも出ておりますが、答弁いただいてありがとうございますとか、またお願いというような言葉は極力使わないようという形で議会もルールを決めておりますので、どうか行政のほうも極力使わないようにいいご答弁をいただければというふうに、ここでまたお願いと言うたらおかしいんですが、お願いをいたします。 では、今回3件通告出しておりますが、計画であるとか、考え方を問う質問が多いんで、そういう答弁にはならないんじゃないかというふうには思っておりますが、質問のほうをさせていただきます。 まず、1問目でございます。 地域行政懇談会についてということで、11月12日から5日間、町内5地区、5カ所で行われ、多くの方、町民の方が参加をされたわけですが、まず町長の行政報告の後、町民からの活発な質疑であったり切実な要望などがあり、意義ある会であったというふうに感じたところであります。町長のほうは今回されまして、どのように感じられたか、お答えいただきたいと思います。 また、2番目といたしまして、この平成21年から町政を町長のほうが運営されてきたわけですが、4年間の実績報告というのが主だったように感じたわけですが、今後の美咲町の方針、また方向性というのは具体的には示されなかったように思います。今回の懇談会での意見なども含めて、来年度の予算編成方針、どのように考えておられるのか、答弁いただきたいというふうに思います。 また、3番目といたしまして、我々議会のほうも議会報告会というのを8月に町内5カ所で行いました。これ議会基本条例の中にも報告会のほうは年1回以上、開催するということを規定のほうはしております。町民からは年2回でもいいとか、また毎定例会、ですから年に4回です。開催してほしいというような意見なども実際にありました。地域行政、今回の懇談会も4年に1回ではなく、毎年開催するのがいいんではないかというように私は思うわけでございますが、いかがお考えでしょうか。 そして、4番目でございますが、行政懇談会の中で副町長のほうから答弁があったと思いますが、町職員有志による定住促進プロジェクトチームの取り組みが進んでいるという説明があったわけですが、これは人口が今激減をしておるわけでございます。そのための歯どめとして、このプロジェクトチームも期待をされるところであります。プロジェクト会議の内容であるとか、また成果、また今後の計画のほうを答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 松島議員のご質問でございますが、地域行政懇談会を行いましたけども、それにつきましてどうであったかというようなことでございます。 たくさんの人も来ていただきまして、松島議員も3回ですか、2回でしたか、5回ですか、5回来ていただきました、全部来ていただきました。全部来ていただきまして、まことにありがとうございます。 その中で、やりとりは聞かれたと思いますけれども、質問の中には水力発電とかTPP、それから地区の要望、またマラソンとか草刈りとか、高規格救急車、重度の障害を持った人への施設と、県北につくってくれということや中央地区の保育所が手狭になっておるというようなこと、それから議員定数のこと、そして福祉バスの有料化のこと、それから学童保育のこと、人口減少問題のこと、実質公債費比率のこと、それからニュージーランドから来ている英語指導者の活用法というようなことや、それから下水道問題、教育の学力向上に向けて等、大体そのような質問がありましたけども、私も一番感じたのは質問を皆さんがしながら、やはり自分の考え方を持って質問されておると。ただ単なる質問ではなくって、私はこう思うけどというような考え方を持って質問されておったなというのを私も感じさせていただきまして、かなりの皆さん方は行政に対しましてかなり関心を持っていただいておるんだなというようなことを感じさせていただきました。無関心ということが今まで皆様方の通常であったわけでございますけれども、いやいやそうではないなと、このように思っております。 そういうことも踏まえまして、今年度に入りまして、今までにも婦人会とか老人クラブとか、それから各種団体、そして区長会とか単体の区会なんかでも新年度の予算を説明もさせていただきました。これのようにこれからもそういう要請がありましたらどしどし出向いていかせていただきまして、行政懇談会のようなことをさせていただければと、このように思っておるところでございます。 それから、2番目でございますけれども、4年間の実績が主で、今後の美咲町の方針、方向性が具体的に示されなかった。今後の懇談会での意見なども含めて、来年度の予算編成はどう考えるかということでございまして、これは政策のことになってきます。このたびのこの懇談会の趣旨でございますけれども、今までに皆さん、今質問にございますように21年から1年、2年、23年、24年でなりますけれども、まず21年、22年につきましては、やはり全体の計画を立てて、そして23年、24年で実行していく、事業実行をしていくというような計画を当初に立てさせていただきました。そういうことで、今回は行政報告でありまして、言い方も悪いか、感じ方にとられていただければええんですけど、立候補の表明で回ったんではないというようなことでございまして、行政を純粋に、行政を今までやってきたこと、これから思うことでなくて、これからやってきたことを皆さん方に報告をさせていただいたというようなことでございます。 また、来年度の予算編成ということでございますけれども、来年度の予算編成につきましてはまだ十分そろっておりません。しかしながら、来年度の予算につきましてはやはり議会のほうに、私は一番最初に議会に報告すべきだと、このように思います。議会に報告して、皆様方の了解を得た後に、やはり町民の方々に説明して回るのが一番ええんではないかなと、このように思います。町民の代表者であられます皆様方に先に報告をさせていただいて、皆様方の感想を聞き入れさせていただきまして、それから町民の方々に報告するというのが筋ではないかなというように思っておるところでございます。予算につきましては、恐らく皆様方も選挙でありますし、暫定的な予算になるんではないかなと思っておるところでございます。 また、一番私はこの中で、行政懇談会の中で言いたかったことの一つの中には、3地区がございます。3地区の中、一体感がかなりできてきましたけどでも、やはり我田引水ではないですけど、やはり自分とこはよくしてもらいたいというような感覚がまだまだ残っております。そういう中におきまして、公平公正にやっておるんだと、金額的にも公正公平にやっておるんだというようなところを皆様方に理解をしていただきたかったなということでございます。そういう意味におきまして、工事費につきまして資料の中にどこどこ地区は何地区、何地区というような地区割りの事業量と件数をその中に書いておったということでございます。そういうことで、それぞれの地域を、それによってそれぞれの地域の活性化を図っていかなければなりません。そういうことで、協働のまちづくり等を通じながら地域づくりをやっていただきまして、同じように予算配分をしながら、お互いに協働しながら、それぞれの地域でやっぱり活性化を図っていただきたいなというのが一番の趣旨であったと、そのように思っております。 それから、次の3番目でございます。議会報告を8月に行った議会基本条例の中に報告会及び意見交換会を年1回以上開催することを規定をされております。町民からは行政懇談会も4年に1回ではなく毎年開催すべきではないかということでございます。これにつきましては、最初申し上げさせていただきましたように要請があれば、今までもかなりのところに出向いていって行政報告をさせていただいております。こっちから集めさせていただきまして行政報告をするということになりますと、ある程度の資料も必要だし、ある程度の材料もないと説明がなかなか難しいということもありまして、どこでも何人の方でも、五、六人でも来いと言えば出向いていかせていただきまして報告をさせていただきましたり、お話をさせていただくのは私もやぶさかではございません。そういうことで、町民の方々のご意見も十分聞きながら、もう4カ月ほどでございますんで、一生懸命やっていこうと、このように思っております。ご協力のほどをひとつよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 町長、方針としても地域づくりだけじゃなしに、今の3つの地域づくりをずっと継承されるんでしょう。 ◎町長(定本一友君) 後から……。 ○議長(三船勝之君) そういう大きな方針を言われよるんじゃろう。 ◎町長(定本一友君) 後から金谷議員のご質問にございます……。 ○議長(三船勝之君) そやけど、この人に言わにゃいけんじゃろう。 ◎町長(定本一友君) そういうことでございます。 ○議長(三船勝之君) 岡部副町長。 ◎副町長(岡部初江君) それでは、松島議員の質問の定住促進プロジェクトチームの取り組みについてお答えをいたします。 9月の議会でも申し上げましたように定住促進のプロジェクトチームは、課を超えた有志の職員で横断的な組織として集まっております。 7月20日に第1回のプロジェクト会議を立ち上げました。皆、業務を持っておりますので、なかなか一堂に全員が集まれないことに苦労いたしております。基本的な組織体制づくりをした後、プロジェクトの方針等、それから計画達成までの道筋を明確にするために政策を形成する政策形成過程というのがございますが、それを参考にしたそういう方向で作業を進めております。それは、まずは美咲町に定住する住民が減少しているという現状から何が原因で減っているのか、その結果、どういうことが起こっているのかということを洗い出しました。そして、問題が解決したらどう変わっていくのかというところから解決のための手段を考えています。 幾つかの手段のうち、今できることは何か、また何をしなければいけないのかということを吟味して、できるところから実践していく、今この作業を進行しているところでございます。 この協議の間には、定住促進イベント参加のための活動も行っておりまして、10月には後楽園で開催されました町村会主催の郷土岡山12町村フェスティバルに2日間、チームで参加いたしました。たまごかけごはんのブースとは別に定住促進のためのブースを設けて、美咲町をまずは知っていただこうということで取り組みを工夫しましたおかげで、テントの前に行列ができるほど多くの方にお越しいただきまして、自然の豊かさ、そして子育てに優しい美咲町をしっかりアピールすることができたと思っています。 今は、3月に開催予定の久米南町との合同企画の移住体験ツアーについて、県の定住促進担当者や久米南町担当者との協議も定例会議とは別に数回実施しているところでございます。 成果ですが、まだ成果と言えるものはありませんが、このプロジェクトを進める中で定住を促進するための戦略イメージというのは、だんだん明らかになってきていると思っています。それは定住促進には定住と移住という2つがありまして、定住は美咲町に生まれた人が美咲町を愛し、そして学校などの関係でたとえ途中県外に出られましても、また美咲町に戻って暮らしたいということ、そういう思えるように生まれてから、小さいときから美咲町に強い郷土愛を持つことができるような施策、愛着心をすり込んでいくような教育や地域の活動、そういうことから始まりまして、人生が終わるまで、それぞれのライフステージに応じて、どんな施策を打ち出していけばよいかという作業にも今入りつつあります。そういうところがはっきりしてきたということで、移住というのは美咲町外の方がこの美咲町に住みたいと思えるような魅力づくりをしっかりしていくということで、定住も移住も住むこと、働くこと、そして幸せと感じられる暮らしができること、その3つを重点に皆様の知恵もいただきながら先見性のある取り組みを打ち出していかなくてはいけないということが、戦略イメージとして明らかになってきています。 今後の計画ですけれども、もちろんプロジェクトの内容のところで申し上げましたが、定住促進プランの策定、そしてその施策の実行、スピード感を持って進めていかなくてはいけません。 また、それと並行しまして、今近々には1月に実施いたします東京や大阪での定住促進相談ブースの効果的な運営計画があります。そして、先ほど申し上げました3月23、24に実施予定をしております移住体験ツアー計画、久米南町と合同で進めていきます。 今のところ、美咲町の計画は数件の空き家とそれから周辺環境の見学を主に予定しています。それとまた、ツアー参加者とそれから先に移住してこられている方々との交流会も実施をする予定にしています。 そして、講演会やシンポジウムも予定をいたしております。それは今住んでいらっしゃる住民の方々が、この定住促進の施策について、必要であるというそういう理解をしていただくこと、それから住んでいる子供たちや若者が主役になる、そういう地域活動を通じた定住への思いを育成する、そういう熱い思いを育てること、移住希望者の受け入れをする土壌をつくること、そういうことについて専門家の講演を聞き、そして講演とあわせて住民の方、Iターン、Uターン、Jターンをしてこられた方々とパネルディスカッションなどの方法で交流も行いまして、それぞれの理解を深めたいと思っています。 講師のスケジュール等で、今年度の開催がこの講演は無理になりましたので、来年度の早い時期に開催できればと思っています。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再質問、松島議員。 ◆11番(松島啓君) 答弁のほう、町長と副町長のほうにそれぞれいただいたところであります。私も5カ所の会場のほうへ行かせていただいて、それぞれ本当に地域によって質問も違い、皆さん思いもいろいろあるんだなということで、参加させていただいてよかったなというふうに思っております。 議会の報告会というのも8月に、これは5カ所で、これは3日間で2班に分けて行いました。会場によってはかなり多くの方も来られたんですが、少ない会場もあったということで、これもまた議会のPR等の関係もあり、また議会に対してと行政に対して、また思いが違うのかなというところもありまして、また反省しなきゃいけない部分もあるかと思いますが、町の行政報告会5カ所で約400人ぐらい来られとったんじゃないかというふうに思います。大変会場もいっぱいになるような形で、皆さん、熱心に質疑もされたわけですが、先ほど私が4年に1回になると、先ほど町長、これは立候補の表明でなく、行政の報告だから4年に1回と言われたわけなんですが、4年に1回というと何かそういうふうに感じてしまう方もおられるんじゃないかというふうにも思いますし、また年度年度で、先ほど言われたように最初の2年間は計画で、3年、4年で実行していくんだという一つの考え方、実際あるとは思いますが、その年、その年で計画も立て、実施されて実行されているものもあるかと思います。ボリューム的には、4年間の報告より1年間の報告というとボリュームは少ないかもしれませんが、これも行政と住民とのそういった協働という部分でも私は最低年に1回、行政の場合は年に1回、議会の場合は年1回以上というような格好でやっていくのが理想じゃないかというふうにも思います。情報公開という意味でも、先ほど町長が言われてように、要請があったらいつでもどこでも行きますよと言われたわけですが、今回の行政懇談会、参加された方、役を持っておられて各種団体に所属されとる方もおられれば、全く若い世代で、そういった何かの団体には入られとる方がほとんどかと思いますが、なかなかそういったことに参加できない方というのもおられたと思います。そういった意味で、ただ大人数のそういった会議になると質問したくてもなかなか質問しにくい方もおられるんで、先ほど言われたような団体ごとの会というのは会で基本的には大切なことかもしれませんが、一つの取り組みとして行政懇談会に関しては、私は年に1回されるのが、準備等、大変だと思います。また、皆さん、執行部の方、全員参加ということで、夜遅い時間まで大変かと思いますが、年に1回はやられるんがいいんじゃないかというのを私は提案を一つさせていただきます。 また、予算編成方針に関しては、恐らく後ほど3本柱の質問もあるかと思います。そういったのを充実させていくというのが一つの町長のお考えではないかというふうにも思いますし、また振興計画ですか。振興計画をこれから策定もされ、それに沿っていかれるというような説明も行政懇談会の中にもありましたので、そういったところでこれから打ち立てていかれるんじゃないかというふうに思いますので、その辺はもう質問のほうをそれぐらいにさせていただきます。 また、町長も議会出身ということで、議会に言わずに行政懇談会で全部言うてしまったらという気遣いもされたのかなというふうに思います。行政懇談会の中で来年度やられることで具体的には集会所の整備ですか、駐車場等も整備しますということで、9月議会で下山議員が聞かれたこと、これはもうそのときに答弁されたんで、この間も具体的にこの資料の中にも載っておりましたし、そういう形で筋を通されて行政懇談会は報告をされたのかなというふうにも思うわけですが、その辺、年に1回はやってほしいというのは一つ私は提案をさせていただきたいと思いますので、もう一度答弁お願いしたいと思います。 また、副町長のほうから定住促進プロジェクトということで今現在の状況、またこれかからの計画ということでお聞きしたわけです。大変、かなり想像以上に本格的に取り組まれているなというふうに思います。そういった意味でも3月には久米南町と合同で移住体験ツアーもされ、交流もされて、またプランも作成もしていかれるということなんで、大変期待もされるところであります。本当、町内外にしっかりとPRしていただいて、そういった特にソフト面です。ソフト面の充実というのが大切になってくるかと思いますので、頑張っていただきたいというふうに思います。 定住の中で、これはちょっと通告にないんですが、答弁恐らく町長のほうがしていただければというふうに思いますが、一つ私が今住宅入居審査会のほうへ参加、議長とさせていただいております。若者定住の住宅、それから低家賃の住宅に対して、やはり審査会をするということは競合というか、2人以上の方が入居希望をされて1人しか入れない、1世帯しか入れないという状況で、かなり低家賃を望む方と若者定住の住宅を望む方、待っておられる方というのがたくさんおられるというのが実際の現状であります。予算等の関係ですぐというわけにはいかないかもしれませんが、極力早くしてほしいというのが一つと、柵原の町有住宅、これはもう同僚議員が今までもずっと質問のほう、要望のほうをしてきたところで、先日お聞きすると企業棟は30、全部借りていただいて、あと残りの30のうちの14棟が今あいているという、入居されないという状態で、ほとんどが3階、4階、5階というような上の高層階のほうが入られていないという現状もあります。以前にも同僚議員が提案したように高層階に関して家賃を下げていくとか、また全体的に思い切って、今4万円という家賃もネックになっているというようなこともありますので、これを下げると企業棟のほうも当然合わせていかなきゃいけないというのはありますが、まず住んでいただくという住環境を整備するというのが目的じゃないかというふうに私は思います。補修費等も当然かかってくるとは思いますが、家賃のほう、下げられないかというふうに、これもちょっとお答えできればお願いしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 岡部副町長。 ◎副町長(岡部初江君) 失礼します。今の質問ではないんですが、先ほどの定住促進のプロジェクトチームにかかわりまして、1つ追加をしたいと思います。 プロジェクトメンバーのことなんですけれども、応募した職員有志と申し上げましたけれども、そこに今定住促進の推進委員をしてもらっています岩野さん、今中銀跡でいます。その岩野さんにも入ってもらって、直接的な空き家情報などももらっているというところを追加させていただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。
    ◎町長(定本一友君) 若者が住むような低家賃の住宅に力を入れたらというようなご質問でございます。 柵原地区の書副の町有住宅につきましては、この前申し上げましたとおり、松島議員が答えを言うてくださったんですけれども、やはり企業棟も下げないけんようになるということになります。それはそこだけ今までのような状態であるというわけにはならないと、このように思いますし、やはり老朽化、だんだんだんだんしてきよるわけです。今回、排水を直したんですけれども、かなりこれからもあちこちが傷んでくるというようなことでありますんで、なかなか家賃下げていくと、その補修がきかなくなってくるんではないかなということもあります。 それから、中央地区の雇用促進も買わないかというようなお話もあっとんですけど、これはもうご丁寧にお断りをしたということでございます。これも買いますと、またこれに修理もたくさん要るというようなことになってきますんで、それは買わないということでご返事をさせていただいております。 そういうことで、今ある住宅が何ぼか低家賃のとこがございます。そういうとこも補修をさせていただいて、若者の人が入れるような、低家賃でも入れるような形にしたほうがいいんではないかなと、このようにも。まだ、何戸かは低家賃の設定のとこであいておるとこもあるということでございますんで、そこも補修をしながら使ってもらうというような形にさせていただければと、このように思っております。 それからもう一つ、何でしたかね。 ◆11番(松島啓君) 4年に1回。 ◎町長(定本一友君) 4年に1回というようなこと、私が申し上げたのはシステム的に当選をしたら、その4年間、持ち時間がございます。1年目に計画し、2年目、1年目でやって、3、4年目で実行していこうということで、私は計画をしております。計画だけで物事しゃべりますと、計画倒れになります。そういうことで、実際にやったというようなとこを見ていただければと、このように思って、4年に1回やったわけでございます。 要するに、要望があれば、別に今言われるようにやることにやぶさかではないということでございますんで、町民の方がそういうような集会もしてくれということになれば、別に私もやらせていただきたい、やらせていただければいいというように思っておるとこでございますけれども、何分にも来年4月、選挙でございますんで、その選挙に通らなできんわけです。じゃけえ、その4月以降の話については、まだまだしゃべれるとこは少ないということでございまして、希望の中に、腹の中にはあれもしたい、これもしたいという希望はあります。確かにあります。しかし、ここで言うわけにはいきませんし、行政懇談会で言うわけにもいかなかったということだけは、ご理解をいただきたいと、このように思います。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 町長、入居者がおらいでもだんだんだんだん老朽化はするんじゃけんな。それより入れたほうがよかろうというて言われよるわけじゃ。 ◆11番(松島啓君) 次の質問に。 ○議長(三船勝之君) それじゃ、次の質問に行ってください。 ◆11番(松島啓君) もう時間もちょっと配分が、次の質問でフェイスブックの活用についてということで質問をさせていただきます。 ようご存じやと思いますけど、今もう情報発信に自治体のほうも活用しているところがふえております。佐賀県の武雄市の取り組みは有名でありますし、県内でも玉野市もやられておりますし、またお隣の鳥取県では米子市とか何カ所かやられているということで、特にホームページを完全移行されとるのはこの武雄市だけというふうにお聞きをしておりますが、町民からのアクセスという意味でも40倍以上ふえたというようなことで、それだけでも効果があったんじゃないか、また災害の連絡等、またいろんな連絡等にも有効であるということで、メリットもデメリットも考えられますが、本町でもフェイスブックのほうで取り組みを研究中というようなお話も以前に聞いたこともあります。現状と今後の計画を答弁いただきたいというふうに思います。 ○議長(三船勝之君) 鈴鹿情報交通課長。 ◎情報交通課長(鈴鹿滋君) 失礼いたします。松島議員のフェイスブックの活用についてということで、お答えをさせていただきたいと思います。 松島議員のほうでも今研究中ということでしたけども、美咲町では9月に県のソーシャルメディアの運用に関する資料を参考にさせていただきまして、町のほうでソーシャルメディアの運用ガイドラインのほうを作成をいたしました。 このガイドラインの中では、運用するソーシャルメディアの種類はフェイスブックに限定させていただいてます。ソーシャルメディアということでツイッターのほうもあるんですけども、フェイスブックに限定をしています。理由としては、原則実名のために誹謗中傷的な書き込みや、いわゆる炎上などの発生のリスクが少ないということでしております。 この運用全般に関しましては、情報の発信の内容が各課さまざまということもありますので、それとまた寄せられた意見等についても対応が必要なため、運用は原則としては所属単位で行っていただきたいなというふうに考えてます。 この運用ガイドラインに基づいて運用するソーシャルメディアの種類、それからアカウント名、URL、それからアカウントの運用者名、それから目的、掲載内容、運用時間、コメント等の対応、個人情報の取り扱いを記したソーシャルメデイアの運用ポリシー等も同時に作成をしています。 それから、このソーシャルメデイアを利用していただく方との約束として、遵守事項であるとか、知的財産権の規則、それから免責事項等を記した利用規約等にも同意をしていただくということにさせていただいてます。 現在、フェイスブックについてはこれらのガイドラインをもとにしまして、みさきタウンテレビジョンのほうで9月13日から試験的に運用をさせていただいています。 この運用に当たっては、運用のポリシーで運用の時間についてはお知らせの内容の変更等については不定期に掲載して、掲載は原則として土曜、日曜、祝日を除く午前9時から午後5時までの間ということで、約束をさせていただいています。 フェイスブックは双方向のやりとりということになってくるんですけども、返信のコメントが町としての意見であるとか政策ととられる心配等もあり、また決裁をとっていたら時間もかかるというようなことで、一職員、担当者の意見として返信することによって苦情であるとか、批判が殺到して炎上するというようなおそれもありますので、コメントに対しては対応は原則させていただかないということで、質問のある場合については電話であるとか、電子メールでのお問い合わせをしていただきたいなというふうに考えてます。 メリット、デメリットについてもいろいろあるんですけれども、いろいろメリットがスマートフォンの普及に伴って多くの方が参加していくことが見込まれる、それから実名投稿なので誹謗中傷などの意見が少ない等々あります。また、デメリットとしても実名であるんですけれども、インターネットという環境からどのような意見が投稿されるかわからない、それから町に不利益な情報を書き込まれる可能性があるため、常に監視が必要であるとか、更新管理など担当者の負担増となったり掲載や回答に伴う時間がかかる。それから、成り済ましが発生するなどといったデメリットもあると思います。 今後の計画については、現在試行的に運用している結果をもとに、町長とも協議をしまして、町としてソーシャルメディアを活用していくことに必要な内容について、また先ほど話がありました災害時の利用等につきましても担当課等も含めて先進利用町等の、そちらのほうをちょっと研究をさせていただいて、勉強を重ねて新しい運用体制ができればというふうに考えております。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 再質問。 ◆11番(松島啓君) もう時間も時間なんで、みさきタウンテレビジョンで、今ガイドラインに沿って、今試行的にというような形でやられてるということですよね。ホームページに関してはどんなですか。運用されているのか、何か以前、今までは情報交通課のほうを通してホームページを更新していくとのを、今度は課ごとで直接ホームページの更新ができるように、このフェイスブックを使ってやられるようなニュアンスのことをお聞きしたような気がするんですが、それは合うとりますか、まだそこまで行ってない。 ◎情報交通課長(鈴鹿滋君) そこまでまだ。 ◆11番(松島啓君) 研究、そういった形になるだけでも、今ホームページの更新もこのフェイスブックでやられとる先進地です。毎日、当然ホームページは瞬時に更新もされておりますし、住民とのやりとりもアカウントを持ってなくても我々でも見えるような形に、やっぱり情報公開というような形でやっておられます。また、ほかの同じ九州で、これは熊本県の自治体ですけど、直接課の方とちょっとお会いすることがあってお聞きすると、やはりもう仕事が早いというふうに言われております。このフェイスブックを使って住民とのやりとりであったり課同士のやりとりであったり、驚くほど早いということで効率もよいというようなメリットもあるということで言われておりました。そういった意味で、先ほど検討や研究は余り使わないようにと言われたんですけど、この部分は本当に研究していただいて、特にそういった先進自治体、先ほど言ったような行政としてのデメリットもありますが、デメリット以上にメリットのほうがあるんじゃないというふうに思います。特に即効性と情報の公開制という意味では、先ほど言ったツイッターやブログとはまたこれ違います。実名での公開ということになりますので、しっかりとこれは研究をしていただきたいというふうに思います。 次の質問に、もう入らせていただきます。 ○議長(三船勝之君) 町長、研究するんかどうか。 ◎町長(定本一友君) 研究します。 ○議長(三船勝之君) します、それでよろしいね。 ◆11番(松島啓君) 特に、プラス経費の面でもかなり削減もできているというようなこともお聞きしておりますので、フェイスブックの場合、私もそんな詳しいはないんですけど、フォームというのがある程度できておりますので、それに対して情報共有していく、そう簡単ではないかもしれませんけど、一からつくるよりはかなり経費等も安くなるというのもお聞きしておりますんで、研究していただきたいと思います。 じゃあ、議長の次の質問に入らせてください。 ○議長(三船勝之君) それじゃ、次の質問に行ってください。 ◆11番(松島啓君) 最後の質問でございます。また、これ情報交通課の関係になりますが、公共交通の部分でちょっと質問させていただきます。 質問や要望ばかりでもいけませんので、一つチェリーバスの件では、本年4月から津山市内の高校に通う生徒の対応ということで、朝の便を2便にふやしていただきました。また、ちょうど高校のホームルーム、下校の時間が3時台の便が、帰りの便ですが、ホームルームが終わって、バスに乗ろうと思うたら間に合わないというのがどこの高校からも、保護者のほうからも要望が出ておりまして、保護者のほうから要望に早くに対応していただいて、この11月からそういった時刻表、ダイヤも改正をしていただいたということで、そういった公共交通に関しても担当課のほうも努力をしていただいておることに敬意を表するところでございます。 質問のほうは、高齢者などの交通手段の確保についてということで、以前から、定本町長が就任された21年の6月議会のときに、私、同じような質問をさせていただいております。そのときの答弁が研究するというような形で、今3年半がたっておりますが、今議会のほうでも3名ですか。この会議のほう、公共交通あり方検討会議のほうに参加されておりまして、検討中というふうなことでお聞きをしております。その詳細、時間が余りありませんが、ちょっと概要を教えていただきたいというのと、先ほど言ったようにこのデマンド交通システムというのがいろんなやり方はあります。また、先進地もいろいろありますが、この美咲町に合ったやり方で実現ができないかということで答弁いただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 鈴鹿情報交通課長。 ◎情報交通課長(鈴鹿滋君) 失礼いたします。公共交通のあり方についてなんですけども、過疎地域の高齢者の交通手段の確保については、美咲町はもとより全国各地の課題になってます。 デマンド交通システムと一概に言いましても、大きく分けて4つあると思うんです。時刻固定路線迂回型、それから時刻固定路線非固定型、それから3番目に時刻非固定路線非固定型、それから時刻固定路線固定型というふうに4種類になってくると思います。それぞれ地形であるとか、道路または住宅の密集度合いによって運行の形態が大きく左右されてきます。 以前から今ご質問の内容にありましたように、美咲町のほうでも高齢者の交通手段の確保について要望とか検討が行われ、現在の町内の福祉循環バスで今のところは運行をしてるんですけども、昨年の6月の定例会で岡田副議長のほうから一般質問で、地域公共の運営協議会の立ち上げを早急にということで一般質問がございました。それを受けまして、昨年12月に先ほど松島議員がおっしゃられました美咲町公共交通あり方検討会議を副町長、健康増進課長、それから保健福祉課長、それから議会のほうから岡田副議長、日神山議員、角南議員の3名の方のご参加をいただきまして立ち上げたところです。 その場で会議の概要をご説明をさせていただいて、町の公共交通の現状の説明、それから今後の事業計画を協議した後、旭地域の中地区を実際に走って現状を見ていただいたという状況でございます。そして、ことし7月に2回目の会議を開催して、デマンド対応型の交通システムについての研究や協議を行っています。 それから、今年度当初から予定したんですけども、公共交通に関するアンケート調査を実施しようという計画をしておりました。そうしたところ、国土交通省の中国運輸局が中国管内の公共交通の不便地域等における移動実態と最適な生活交通確保策の検討調査という実態調査を行うことになりまして、この美咲町のほうが該当になって、町のアンケートと合同で11月に行わさせていただきました。 この調査の内容なんですけども、公共交通を利用することが不便な皆様の日常の移動実態であるとか、公共交通に関するご意見をお聞きするもので、得られたデータにつきましては美咲町であるとか、中国運輸局が今後の最適な交通手段を確保するための基礎資料とさせていただくもので、今回は旭地域の中、西川上、里、北、南地区の約320世帯にご協力をお願いしまして、11月に実施し、95%以上の回収率をしていただいたところでございます。 この結果につきましては、来年の3月をめどにアンケート調査の報告書を作成したいと考えております。 また、引き続き来年度以降についても中央地域、柵原地域のアンケートも実施したいなと考えておるところです。 以上のように、この美咲町の公共交通あり方検討会議は現在のところ協議や資料集めを行っていますけども、しかし現状の課題の一つとして、無料や格安で利用できる交通手段を提供することによって、地元にもタクシー業者の方とかもございます。そういう業者の方の営業を圧迫するというようなことも予想されますので、そのあたりも考慮しながら議員がご指摘のような町に合った、それぞれの地域に合った交通システムをこの会議を通じて早急に見つけていけれたらなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 町長の答弁、もらおうか。町長、30秒。 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 今、るる課長が説明したとおりでございますけれども、実態を上げてみますと津山市にしても岡山市にしてもうまくいってないと。デマンドについてはいってないというのが現状でございまして、総社市の場合はうまくいっとるですわね。なぜかといいますと、住宅団地の中を通るから、高齢者がたくさんおられるから、そういうとこは人が乗ってくださるんです。やっぱり過疎の地域については遠回りをしていくと、デマンドの場合はというようなことで、定刻、定位置、今美咲が行っております時刻を固定したり路線を固定するということになると皆さんに乗っていただけるということになって、時間を固定せずに、それから場所も固定しないでぐるぐるぐるぐる回ったんでは、最初に乗った人は酔ってしまうし、なかなかその辺が難しいというとこでございます。だから、密集地につきましてはうまいこといくんですわ。たくさん乗ってくださるからというような実例もあって、課長が答弁したとおりでございますんですが、何かええ考えがあったら教えてください。実行していきたいと、このように思います。 ◆11番(松島啓君) 時間がないんでもう質問できませんので、ちょっとイメージがどんなかなと思いますが、私はドア・ツー・ドアのイメージなんです。ぐるぐるぐるぐる回るんじゃなくて、要望に応じてというような形で、先進事例もありますし、またこれ民業圧迫ではなくて、民と協働のやり方、できると思います。また、恐らく買い物であったり病院であったりというのが目的がほとんどじゃないかと思いますので、またこれ商店とも共同して、例えばそのバスで行ったら商店で買い物をされたときに、また何か割引券みたいなのがあったり、バスの割引券があったりとか、いろんな形でやり方もあると思いますので、その辺はやろうというような形で研究をしていただきたいというふうに思います。本当にバス停まで行けれないと方がたくさんおられることを町長も実際よくご存じだと思いますので、その辺もしっかり頑張っていただきたいというふうに思います。 以上で私の質問を終わりといたします。 ○議長(三船勝之君) ご苦労さまでした。 以上で11番松島議員の質問を終わります。 ただいまから5時5分まで休憩します。(午後4時50分) ○議長(三船勝之君) 引き続き会議を再開します。(午後5時05分) ただいまの出席議員は16名です。 一般質問を継続します。 1番金谷議員の質問に行きます。なお、午前中、金谷議員の質問を1問受けておりまして、その時間制限から引いて、そのほかの質問をお願いします。あのとおりです。 1番金谷議員。 ◆1番(金谷高子君) 1番金谷高子でございます。日が短くなり、もう外は暗くなってきておりますけれども、本当に長時間、8番目であります。しっかり頑張って質問していきたいと思いますので、お疲れかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 今回は、4点の質問をさせていただきたいと思います。 最初は、町長に2期目に出馬されるということを表明されております。そして、人、地域、健康づくりの3本柱を目指しておられるということであります。先ほどからの質問の中にも1年、2年で計画を立て、そして3年、4年で実行していくとおっしゃったかなと、このように思いますけれども、この3本柱をどのように4年間でされてこられて、どのような結果が出たのかなと、このようお尋ねしたいと思います。 その中に、私も数多くの町長が実行をされた実績というのはよく存じておりますけれども、町長のほうからお話をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 金谷議員のご質問でございます。2期目の町長選に出馬されるとのこと、人、地域、健康づくりの3本柱を目指しておられるが、2期目はどのような美咲町を考えておるかというご質問でございます。 前置きもございまして、次を担当させていただけるならばこういうようにやりたいということを頭の中に置いていただきまして、話しさせていただきたいと、このよう思います。 4年弱、町政を担当させていただきました。マニフェストにつきましてはかなり達成できたんではないかなというように自負をしておるところでございます。 それから、町長に就任させていただきまして、今さっきと同じように回答になるかもしれませんけど、1年目、そして2年目につきましては事業の立案計画をさせていただきまして、3年目、4年目で事業を展開すると、事業を達成できるということでございまして、これにつきましては生活に密着した事業というように思っていただければと、このよう思います。 そして、大きな事業につきましては町の振興計画がございます。振興計画の実施要綱でございます過疎計画です。これにのっとりまして年次的に、それを大きなお金が要るものについては、それでやらせていただいておったということでございまして、そこら辺を思っていただければと思います。 それから、4年間につきまして、やはり住んでいてよかった美咲町、これからも住み続けたい美咲町、安心・安全な美咲町づくりということにつきましては、4年間では無理であったかなと。まだ、少しあれもしたい、これもしたいというような感覚はございます。そういうことで、もし町政担当させていただけるんなら、そのことの延長線を継続して、そのものに行きたいと、このように思っております。 そして、振興計画につきましてはここで改正でございます。そういうことで、議会、ここで条例も提案をしておりますけれども、議会議決が必要というようなことになってまいります。町民の方から審議会委員を選出をさせていただきまして、その審議会議員さんがいろいろ議論をしていただけるということでございまして、その審議会議員さんが議論をした結果を最大限に尊重をさせていただきまして、それを実施していこうと、このように思っておるところでございます。 そういうことで、ちょっと踏み込んだことにはなりませんけれども、基本的な理念だけはそういうようなことで大きい事業と生活に密着した事業とをさびきをして、それにあわせて年次的に、また計画的にやっていこうと、このように思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 再質問、金谷議員。 ◆1番(金谷高子君) 今、町長がおっしゃったのは生活に密着した事業と大きな事業は何点かされていらっしゃるかなと、このように思ってますが、その中で最初に町長が提案なさいました50人委員会、それから協働のまちづくりの提案型の事業がありましたけれども、その50人委員会の活動、それはやはり私たちが50人委員会ができたときには、本当に私たち議員としてしっかり勉強していかなければ、50人委員会の皆さん方が本当にすばらしい提案を出されて、それが行政に反映されてくるんじゃないかなと、このような懸念もしておりました。その後、50人委員会も何か余り皆さんからお聞きするのには、活発でないようなこともお聞きをするわけなんですけれども、まずまた来年、町長が美咲町の政権を担っていかれることになった場合に、また50人委員会と、また提案型のまちづくりもかなりそのときも私も思ったんですけれども、協働のまちづくり、13自治区がありますけれども、なかなかまだ本当に足並みがそろってないときに、そういう提案型をされてどうなるのかなと思っておりましたら、やはり余り皆さんからの応募がなかったんではないかなと、このように思っているんですけれども、今後そういうような提案型、また50人委員会のそういう中もどのように考えていらっしゃるのか、50人委員会の中の本当にされた内容的なものが町政に反映されたのかどうかということもお尋ねしたいと、それからもう一つ、町長、お体に自信があるのか、体力はあるかということを最後ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 体力でございます。相撲取りになるほどの体力はございませんけれども、細々と生きていくというか、その日は生きていける体力は私にはあると自負をしておる、別段悪いとこがございませんので、やっていけると、どういう意味で質問されるんか、ようわからのですけれども、私の体を心配して。 ◆1番(金谷高子君) そうです。 ◎町長(定本一友君) ありがとうございます。 そういうことで、スポーツ選手にはまだなれませんけれども、普通の生活はできるものと、このように思っております。 それから、50人委員会でございます。初年度につきましては、活発なご意見をいただきまして、その中で2年目につきまして、3年目につきまして、その意見が分かれました。と申しますが、1年目に出尽くしたということで、2年目はもういいんじゃないんかなというようなことで、町政にこうしてほしい、ああいうしてほしい、こういう現状があるんだということを50人委員会の中でそれぞれ話し合いができてというようなことで、次の年になりますと29人の方が入っていただきました。そういうことで、その中でも議論をしていただきまして、たくさんの提案もいただきました。誰かの一般質問で答弁をしたと思うんですけれども、かなりそれを参考にさせて、そのままを入れてないかもしれませんけど、参考にいたしまして予算の組み込みをしておるということを誰かの答弁で申し上げさせていただきましたけれども、それは現実そうさせていただきました。誰彼とは言いませんけども、そうさせていただいたということでございます。 それから、提案型のまちづくりでございますけれども、金谷議員言われるようにまだ地区の一体感のできてないのに、それをやってうまいぐあいいくかということでございますけれども、出発点がどこにあろうともやっぱり一体感を持っていただくというようなことにするには、いつ始めても遅くはない、早くもないということで、そういう提案型のまちづくり事業を13地区の方にお願いするという形で始めさせていただきました。確かに言われるように、その地区地区でそういう認識がない地区と、それからやはり今までは小学校単位で物事、活動をしてきた地域、そういう地域もありますし、それからてんでんばらばら、区は区で活動してきた地域もあります。そういうことで、一体感ができてない地域もあったということで、今の結果のようになっておるんですけれども、私はこういうような提案型のまちづくり事業を始めまして、提案型のまちづくり事業で応募しなかった地域がございます。その応募しなかった地域もかなり私は盛り上がってきたと、できてきたということは、この提案型のまちづくりが呼び水になりまして、我々の地域もこういうことを提案していこうということをその中でお話をして、なかなかまとまらなかったけど、ほんならこういうお祭り事は小学校単位でやろうというような機運は確かに生まれてきたなと、私は実感として感じておりますし、私は旭地区でございますが、旭地区におきましてもできてきましたし、中央地区におきましてもできて、柵原地区はもともとそういうことは盛んでありましたからそういうこともできてきたということを私は一定の評価をしておるところでございますし、皆さん方がやっぱりそういうことをやっていこう、それから金谷議員がいつかご質問しましたように自主防災組織もかなり今高くなっております。60何ぼ、70%近い自主防災組織もできております。これも一つの地域地域でやっていこうという機運ではないかとな、このように思っておりますんで、何も私は自負するんではなくて、皆さん方がやっていただいておるということに感謝申し上げておるとこでございます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 今後も続けていくんかというて言う。 ◎町長(定本一友君) 続けていきます。 ○議長(三船勝之君) そういうことです。 金谷議員、再々質問。 ◆1番(金谷高子君) 今後の提案型を続けていかれるということですね。されてもいいですけど、そういう予算的なものをもう少し私は考えて見られてもいいんではないかなと思います。本当に町長がおっしゃったように協働のまちづくりというのが、本当に各地区で盛んに行われてき出したんじゃないかなと、このように思っておりますので、提案型のまちづくりが本当にこれからまだ必要かどうかということもしっかり考えていただきたいかなと思います。 なぜ町長に体力ということをお聞きしたかというのは、11月でしたか。副町長も行かれておりましたけれども、久米南に鹿児島からやねだんですかね。そこの公民館館長がお見えになられて、すばらしい講演をお聞かせさせていただきました。そのときに聞いたのが、体力は財産である。体が健康であることは、本当に財産である。思いますね、病気になったときに、健康であることが本当にどれだけありがたいかということが、病気になってわかるんですけれども、本当に体力は財産である。体力が衰えると思考力、また発想力、特に判断力が落ちてくる。リーダーは、今が旬という思いで、あすに向かってレッツゴーという気持ちを持つべきである。先ほど町長のを聞いたら、もう今生活するのには差しさわりがない、まあまあ元気ですというて、やっぱりリーダーはそういうような考えでは、もう美咲町の1万6,000人は定本町長についてはいけませんよ。そういうことで聞いたんです。そんなときは、もうばりばり元気ですとかという答えが返ってくるかなと思ったら、やはり優しい町長かなと、そういうに私も感じたんですけれども、本当にそのリーダーの魔法というのは、本当につえを振って出てくるもんではないということで、情熱で人間を動かし、感動で感謝の心を養い、さらに将来を見通せる洞察力が必要である。リーダーは鬼に金棒である。今の町長のお元気ですかと聞いたときに、鬼が来たら逃げられるんじゃないかなというような感じを今抱いたんですけれども、どうか鬼が来ても金棒になって、私たち美咲町の町民を守っていただきたいなと思って体力を聞きました。どうかお疲れにならないように体力をつけて、しっかり美咲町のために頑張っていただきたいなと思って、この質問は終わります。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) どうも質問の意図がわからなかったもんですから、そういうような答え方で、冗談で答えさせて……。 ◆1番(金谷高子君) 意図がわからないところにみそがあるんです。 ◎町長(定本一友君) そういう感覚で答えさせていただいたということをわかっていただかんと、そのままを受け取っていただくと、これまたおかしいことになります。 以上でございます。 ◆1番(金谷高子君) 町民の皆様もお聞きと思いますけれども、町長は少し冗談を交えておっしゃったということで、しっかりと皆さんを守っていく、その気持ちは十分あるとおっしゃっておりますので、次に行かせていただきます。 ○議長(三船勝之君) 次へ行ってください。 ◆1番(金谷高子君) 2番の期日前の分は午前中に言わせていただきましたので、観光振興についてお尋ねしたいと思います。 この観光振興についても、先ほど染山議員がおっしゃっておりましたので、私は少しちょっと角度の違う質問をさせていただきたいなと、このように思います。 先般、4月2日に鉱山資料館のほうに出向いていき、汽車にも乗ってまいりました。そしたら、そこに保存会の方々がおられまして、本当に熱心に熱意を持って、その1日のお客様をお迎えしながら、鉄道で働いてというのか、行っておられました。そこで感じたことは、保存会の方々の熱意、また思いというのが、先ほどのお話の中にあるように、その熱意があるところには人は集まってくるんだなということを感じさせていただきました。 保存会の責任者の方とお話をさせていただいたんですけれども、私たちは観光のようにしているんではないです。本当に美咲町の町長さん、また副町長さん、観光産業課の矢木さん、また川島さんたちがしっかり来て、私たちの思いを酌んでくださって、このように私たちは心行くまで鉄道のここで働かさせていただいているんですというような、本当に心温まるお言葉をいただいたんですけれども、本当そうなんだなと思って、それでこのように新聞もつくっておられました。すばらしい新聞をつくって、131号ということでありますけれども、事細かく本当に鉱山資料館のすばらしさというのをPRしていただいております。本当にここにいらっしゃる職員の皆さん方もたまには鉱山資料館、副町長はよく来てくださるって、本当に喜んでおられましたけれども、そうした中で、そのときにはちょっとお天気も悪かったんですけれど、100人はくだらない、100人ぐらいの方が見えておられますということでありました。 それで、その後聞いて、資料館にはどれぐらいの人が入っているのかなとお聞きしたんですけれども、41人か2人の方が入っておられたということです。そこには本当に第1日曜日には100人、その150人という人が来て、鉄道マニアですよね。だから、その方々が必ず資料館には行きません。リピーターの方がいらっしゃるから毎回毎回そこに来て写真を撮ったり、風景が変わればまたそこの汽車の雰囲気が違ってくるというような思いの中で来られていると思うんですけれども、そこに何か、それだけ人が来られているんでありますので、先ほども染山議員がおっしゃっておりましたけれども、もう少し鉱山資料館のPRができないかなと、このように思います。先ほどご説明をしていただいたので、やはり同じお答えかなとは思うんですけれども、でもちょっとお答えをいただければと思うんですけど。 それで、年々入館者が少し減ってきているかなと思うんですけれども、その辺は、以前はかなり1万5,000人とか入っておられたんですけど、最近は9,000人ぐらいになってるのかなと思うんです。少し入館者が減ってきているので、その辺の努力はどのようにされているかということ。 ○議長(三船勝之君) 矢木産業観光課長。 ◎産業観光課長(矢木史朗君) 失礼します。金谷議員の鉱山資料館、それから片上鉄道の吉ケ原駅舎の周辺での集客、今の現状とかはどうなっておるかということですが、鉱山資料館につきましては、今金谷議員さんが言われたようにオープンから14年がたちまして、入場者数につきましても10月末現在でオープンから19万1,275人という数字になってなっております。年平均にいたしますと1万3,662人ということで、入場者数の一番多かった年は合併後の岡山国体が開かれた年、平成17年の3万1,381人というのが一番多かった年です。一番少なかった年は13年の8,406人ということで、その他入場者数につきましては1万人を切った年は平成14年、平成22年、平成23年というような現状となっております。 また、片上鉄道保存会によります毎月第1日曜に行っております展示運転につきましては年間2,000人から3,000人の方が来られておりまして、今言われましたように保存会の代表者の森岡さんのほうからは、かなり鉱山資料館でありますとか鉱山公園のPRというものを町内だけでなしに全国各地、いろんなところに行かれてPRのほうをしていっていただいております。 そういったところをどういうふうにつなげていくかということなんですが、美咲町の中にある観光地を点から線へと結んでいこうということで、今JRの津山線をラッピング列車、黄色いラッピング列車ということで、美咲町のPRをしております。その中で、町内を結ぶ二次交通を充実させるということで、再度JR西日本岡山支社と連携して、町内外にポスターやパンフレット等を配布していただく美咲町のPRを行い、観光客を美咲町へ勧誘していくという、美咲町亀甲駅から例えば鉱山資料館といった町内を結ぶ周遊バスでありますとか、駅つながりで津山から鉱山資料館、片上鉄道へのツアーというものも今後計画していこうというふうにJR西日本のほうとも協議をしております。 それから、来年は美作の国建国1300年の記念事業があります。それらとあわせて美咲町内、各施設が回れるようなツアー等ができればというふうなことで、今検討をしておるところでございます。 以上が大体の現在の様子でございます。 ○議長(三船勝之君) 再質問、金谷議員。 ◆1番(金谷高子君) 済みません、その中にはもうちょっとあったんですけれども、これ再質問なんで、その中にあわせてお話ししたいと思います。 今、課長がおっしゃいましたように、これからそのような事業を考えているとおっしゃっておりました。しっかりと熱意を持って、大成功にいくように頑張っていただきたいなと思います。 やはり課長の思い一つで、全てのものは成功に行くんではないかなと思います。しっかりよろしくお願いしたいなと思います。 それから、新美咲駅ですか。今度駅が仮称としてできる。これは13年と町長の新年の新聞の中にあったんですけど、これがちょっとずれて15年3月というようなお話がありましたので、それの建設の中に全てできるだけ、1億円ぐらいの予算がかかってくるというようなお話も聞いております。ですから、駅というのはどういう駅ができるのか。 それから、かめっち。食堂、線で結ばれるということですから、かめっち。食堂から鉱山資料館、そこに線で結ばれるというお話を町長はされております。かめっち。食堂で、そこは本当に全国的にたまごかけごはんということで、たくさんの方がまだいまだに列を並べてきておられます。その中で、先日聞いた話の中には5人来られて40杯のたまごかけごはんを召し上がったということでありました。食べ放題ですから、たくさん食べられるのはそれはそれでいいかなと思うんですけれども、その後、お電話があったりして、調子が悪くなったりとか、卵がどうだっんじゃないかなというようなお話もあるというようなことも聞いておりますけれども、この食べ放題というのもある程度、5杯までとかというようなことで、限定をできないものなんだろうかなとは思うんです。これをこれから8杯も何杯も食べていくと、多分採算はとれないでしょう。多分、それは赤字になってくるだろうとは、このようには思っておりますけれども、それはそのたまごかけは利益を生むためにやっているんではないというようなお話も聞いております。そこに美咲町に、そして皆さん方が足を運んできていただいて、美咲町という町を知ってほしい、その思いの中でしているんじゃないかなと思いますけれども、余りにもいろんな問題が、電話があったりとかするということは、それは大変なことにでもなるんではないかなとは思うんですけれども、そういうちょっと2点のこと。 それから、例えば第1日曜日に汽車に乗ってこられる方が、資料館に入るときにはその1日だけは少し半額の割引にするということをされたらどうかな。そうすれば、あそこに来られた方が、半額であるんなら少しちょっと見てみようかなというような気持ちにもなられるんではないかなと思いますので、その2点をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 済みません、お答えさせていただきます。 観光客というのは、割と浮気なもんでございまして、畜産基地にしても大体20万から24万ほど年間来ておったんです。今は大体半分ぐらいですわね。そういうんで人も減っております。それから、湯原温泉にいたしましても減っておる。それから、湯郷においても減っておるということで、やはり新しいとこ、新しいとこへ観光客は行きたいということでございます。そういうことで、何か施設を複合的につくらないかんということで、鉱山資料館とそれから鉱山公園を充実させて、複合的につくって、観光客に来ていただこうというようなことを考えておるところでございます。 それで、たまごかけごはんのところは、今の課長が言うたように線で結んで、とりあえずたまごかけごはんに来た人が棚田へ行ってもろたり、さくらまつりに行ってもろたり、鉱山公園で、そこでお金を落としていただくと、これが意図であるわけでございまして、そういう複合的な施設を柵原にしていこうということになっておりますんで、新駅をつくるとか、公園をこれから拡張するということにつきましては、柵原の産業建設課長の清水課長が詳しいんです。ちょっと説明させますんで、お聞き取りのほう、お願いします。 ○議長(三船勝之君) 清水建設課長。 ◎柵原総合支所産業建設課長(清水史郎君) 失礼します。金谷議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 公園整備の件でございますけれど、平成21年度から社会資本整備総合交付金事業におきまして整備を順次行っております。 今現在までの経過を申しますと、21年度で測量設計をいたしました。それから、22年度で用地買収をしました。それから、23年度から造成工事に着手しております。ことしも24年度では事業費約3,600万円をいただきまして順次造成工事、それから園路、広場工事、それから鉄道施設工事をしていきたいなと思っております。鉄道施設としましては、プラットホームの整備、約160メーターを延長するということでございましたが、これは本線と支線がございます。合わせて160メーターの線路を延長するということでございます。それと軌道床といいまして、鉄道線路を敷く敷地を整備するということで、これにつきましても24年度で完成させたいなと思っております。 その後、順次、鉄道保存会のほうで線路を敷いていただくというような鉄道施設をやっていただきたいなと思っております。25年度で予算がきっちり来れば、ひょっとしたら完成する可能性はございます。しかし、安全を見て26年度になるんじゃなかろうかなと思っております。25年度におきましては、鉄道の駅舎を新美咲駅と今仮称しておりますけど、駅の建設をしたいなと思っております。木造平家建ての約15坪ぐらいな駅舎でございます。それには休憩所を兼ねておりまして、便所等も併設すると。それから、下の床につきましては黄福れんがを敷いていきたいなというふうに考えております。ですから、25年度で駅舎を新設したいというふうに考えております。 そういうととあわせまして、鉱山資料館から県道吉ケ原美作線、こういったところに地域の生活道路を兼ねた幹線道路を計画しております。これにつきましても社会資本整備事業で、あわせて建設をすると。その効果促進事業して公園を整備するということで、観光客を呼び込む拠点をつくっていこうという考えでございます。よろしくお願いします。 木造で、言いました。 ◆1番(金谷高子君) 言われました。 ◎柵原総合支所産業建設課長(清水史郎君) よろしくお願いします。 ◆1番(金谷高子君) たまごかけごはん。 ○議長(三船勝之君) 40杯食べたのが5杯ぐらいに制限するんか。制限すりゃうええが、腹が痛いと言われちゃ困る。 矢木産業観光課長。 ◎産業観光課長(矢木史朗君) 失礼します。たまごかけごはんの食堂かめっち。の件につきましてですが、オープンから現在まで大体40万人近い方が今来られております。1人の方が、それこそ10杯以上食べられる方はそんなにおられません。以上ということはないですね。10杯程度食べられる方は何人かはおられるとは思いますが、卵の数とそれから来場者の数を大体割ると1人平均2杯少々という形になっております。卵につきましてもその日の卵を使ってますし、あとはみそ汁とそれから御飯だけという形になります。ですから、今までそんなにおなかが痛くなったとか調子が悪くなられたという電話がなかったというわけではないですが、本当に少数の方です。このことについては病院に行っていただいて、その後の様子も美咲物産のほうからも経過のほうも聞いていただきながら、うちも確認をしてきておるとこです。ですから、そんな苦情というのは今までなかったということと、それからたまごかけごはんだけについては、今は300円で食べ放題という分については変えたくないというふうに思っております。 先日から美咲・どんという形で新しいメニューのほうもつくっております。観光客を呼ぶためにたまごかけごはん、岸田吟香、町内のものを町内外にPRしていくという形でやっておりますので、このままメーンでありますたまごかけごはんは置いておきたいなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(三船勝之君) 課長、鉄道マニアに半額というのは、入場券を、鉱山資料館の。 岡部副町長。 ◎副町長(岡部初江君) 鉱山資料館、それから食堂かめっち。、どちらも指定管理をさせていただいている美咲物産の社員でございますけれども、今おっしゃってくださいました食堂かめっち。とか美咲物産が指定管理をさせていただいておりますほほえみの湯なども鉱山資料館に割引で入れる割引券をつけたものを置いておりますので、それを持ってきていただくと割り引かせていただくというのは、今もやっております。でももっといろいろな方法を工夫していかないといけないのだなということを思っております。 それから、湯郷Belleで大勢のお客様が美作湯郷に来られてますので、パンフレットを持って一緒に回ったりはしておりますので、でもこれからはもっともっと工夫をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(三船勝之君) 鉄道マニアを半額にしてあげというて言よんじゃ、金谷議員は。 ◎副町長(岡部初江君) 鉄道マニアの方は、もう片上鉄道のところだけに来られて、食堂かめっち。のほうになかなか来られないんですけれども、それはちょっとまた。 ○議長(三船勝之君) かめっち。じゃなしに、鉱山資料館の入場券を半分にしてあげたらどうならというて言われよる。 ◎副町長(岡部初江君) わかりました。そこら辺はちょっとこれから検討いたします。今、鉱山資料館の中にエヌゲージ、HOゲージといって大きなレールを敷いて模型を持ってきていただくと、それで遊べるというのがあります。それも有料なんですけれども、そういうことで鉱山資料館の中に入っていただける、そういうシステムを保存会の方がつくってくださっていますので、連携しておりますので、その点でも今のことは検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(三船勝之君) 再々質問、金谷議員。 ◆1番(金谷高子君) もうちょっと時間ないんですけど、今副町長がおっしゃったのは、その模型のとこの有料の分は多分保存会の方のもんだと思うんです。そうじゃなくって、私が今言うたのは議長がおっしゃったように、そこから先に入ってもらって、その資料館の中を見てもらわないと意味がないということです。だから、それをそこのときに第1日曜日だけ、そこに来られた方にきょうは半額ですよと言うて、とりあえずその中を見て、また帰っていただくというようなことをしたらどうでしょうかという提案してるんで、また考えていただきたいなと思います。 たまごかけも食べ放題も続けられるということですね。はい、そしたらもう赤字になろうとどうなろうと、しっかりと食べていただいて、美咲町に来ていただいて、喜んで帰っていただければ、それはそれでいいんじゃないかなと、このように思ってます。 ○議長(三船勝之君) 次の質問に行ってください。 ◆1番(金谷高子君) 次の質問に行きます。 最後の質問ですけれども、8月に学校の全校の通学路の点検ということで、これは8月いっぱいで、あれは国ですかね、国に報告すると言われたんですかね。多分、もうされて、いろんな結果とか改良も改善もされてるかと思うんですけれども、その点の少しご説明と、それから通学路のLED、あれは吉ケ原から飯岡は通学路ですかね。LEDがついているのが、あれは通学路の防犯灯ではなかったんですかね。            (「いえ、別に済んでおります、整備されておりました」と呼ぶ者あり) あそこはされてるから、ほかのところもそのようなリースですれば、何か安くつくということでお聞きしておりますので、その辺はどのように考えていらっしゃるのか、時間が余りないんですけど、よろしくお願いします。 ○議長(三船勝之君) 泉教育長、1分でご答弁願います。 ◎教育長(泉和男君) 金谷議員のご質問にお答えします。 1分ではちょっと難しいかもしれませんが、毎年通学路の点検はしておるわけでございますけれども、特に本年度につきましては6月8日付で県の保健体育課長のほうから緊急安全点検をしなさいということがございました。各学校のほうから緊急点検といいますか、点検をそれぞれ毎年しておるものも特に念入りにしていただいたものを出してもらった中から10カ所を抽出しまして、緊急性のある箇所、費用対効果、あるいは即効性のある箇所ということで10カ所を抽出しまして、緊急合同点検を実施しております。 国道につきましては、国土交通省、それから美咲警察署、国土交通省のほうは岡山関係と津山関係、両方ですけれども、学校関係者、さらに教育委員会という形で、8月の期間に点検をしております。 県道につきましては、県民局、それから美咲警察署、あるいは学校関係者、さらに教育委員会と合同で点検をしております。 町道につきましては、それに美咲警察署や学校関係者や建設課、それに情報交通課、それに教育委員会等で合同で点検をしております。その点検結果をもとに、道路管理の関係者であります国土交通省、美作県民局、美咲警察署、美咲町建設課、さらには情報交通課とそれぞれ協議を行いました。 対策につきましては、まず国道につきましては、12月より国道の用地内にある歩道の拡幅工事に入るというふうに聞いております。 県道につきましては、年度内に実施をする予定でございます。 町道につきましては、看板やカーブミラー等を設置をする予定にしております。 美咲警察署が施行する工事につきましては、来年度初旬に実施されると聞いております。 緊急合同点検以外の今の10カ所以外のところにつきましては、関係機関のほうに要望書を提出しておりまして、こちらにつきましては3月中に回答をいただけるよう要望をしとるとこでございます。 続きまして、通学路の防犯灯のLED化についてでございますが、ご指摘のとおりLEDのほうが有利なということでいろいろ考えて検討しとるとこでございますけれども、今のところ町内、教育委員会が管理しております通学路のほうが90基ほど柵原地域にあります。さまざまな事情でそれだけの数を管理しとるとこでございます。機具の中には25年から26年を経過しているものもありまして、破損や老朽化等も進んでおります。それらを全部一遍にぽんとかえると、その90カ所をかえるとしたら130万円から150万円ぐらいのお金が一遍にかかるわけでございます。とりあえず12月の補正予算で10基分の交換経費を追加計上しておりまして、順次LEDに交換をしていきたいと。球切れとか、あるいは機具の古いものからかえていきたいと思っております。 今、ご指摘のリース方式でございますが、あたこちに聞いてみたわけでございますけれども、初期費用は確かに抑えられるわけですけれども、結局最終的には経費のほうが割高になるんじゃなかろうかということで、現在のところでは交換をしていくという形で考えておるとこでございます。 以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 金谷議員、時間が過ぎたんですけど、答弁が長かったですけん、1分ぐらい宛てがいますから、どうぞ再質問ありましたら。 ◆1番(金谷高子君) 今、危険箇所はもうしっかりと今言ってくださったんで、これから徐々にしてくださっている、早くしてしてもらいたいですねと思いますが、寒くなって凍ったりもするところもあろうかと思いますので、それからLED、90カ所したところで130万円か、150万円だったら、全部それは一気にしたほうがいいんじゃないかなと、このように思います。ちょこちょこ10基と言わんと、町長、その辺の予算をしっかりとっていただきながら、90基全部かえたほうがいいんじゃないでしょうか。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) 全部かえるという、その手もあるんですけども、まだかえんでもええと、まだ球切れがしてないというのにかえるのはもったいないですがな。じゃけえ、球切れがしてかえるとか、器具が傷んでしましってかえるとかというようなことにさせていただきたいなと、このように思います。 ◆1番(金谷高子君) 町長、その前に、それは周佐の赤木さんも切れてないけど、全部あっこの周佐はかえられました、全部。それのほうが得なんですよというお話はよくご存じじゃないですか。ですから、それは切れてなくてもかえたほうが得は得ですよ。 ◎町長(定本一友君) 今言うたようにリースにつきましても試算を出しておりますんで、もう少し年次的にやらせていただきたいと、このように思います。 以上でございます。 ◆1番(金谷高子君) 早急に早く全部かえていただくように、以上で質問を終わらせていただきます。 ○議長(三船勝之君) ご苦労さまでした。 以上で1番金谷議員の質問を終了します。 これで本日予定しておりました日程は全部終了しました。 明日の議事日程は午前9時30分開議で、一般質問から行います。 本日はこれをもって散会します。(午後5時51分)...