◆14番(
小島洋征君) 失礼いたします。 昨年暮れの12月25日に臨時会及び今年に入りまして2月20日に定例会が開催されておりますので、その2回の議会におきまして決定された事項等につきまして、報告をさせていただきます。 まず、平成20年12月25日に臨時会が開催されております。この臨時会におきましては、1件の議案が提出されております。内容につきましては、過去3年間、
包括運転管理委託ということで、施設の
業務管理の方を民間の企業に委託する中で、施設の運営をしてまいったところでございますが、これは、今回、3年間で切れるため、向こう3年間の新たな
債務負担行為を議決するものでございます。提出されました議案につきましては、この1件のみでございまして、
債務負担行為の限度額を6億1,500万円とするものでございます。これにつきましては、前回の3年間の
管理委託料としての金額よりも4,000万円程度多くなっておりますけれども、内容につきまして、施設の性格上、腐食が非常に激しいといったところから、今後3年間におきましては、相当の部品の交換も必要であろうということ、これが第1点。続きまして、汚水の処理をするにあたりまして、9種類程度の薬品を投入する必要があるいうことでございますが、この薬品類が非常に高騰しております。昨年の4月以降、急激に高騰をみておりまして、そうしたことを勘案しますと、この程度の金額は
債務負担行為の中で議決をしておく必要があるということの説明でございましたので、異議なく承認をしたところでございます。 続きまして、定例会の報告をさしていただきます。 まず、この定例会につきましては、去る2月20日に開催されまして、3件の議案が提出をされております。 まず、議案第4号といたしまして、平成21年度
津山圏域衛生処理組合会計予算についてでございます。 内容につきましては、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ5億5,872万9,000円とするものでございまして、あわせて、一時借入金の限度額を1億円とするものでございます。 まず、歳入の主なものでございますが、分担金約3,700万円、繰越金約2,000万円という内容でございまして、この分担金のうち、美咲町分につきましては、美咲町分と申しましても旧中央町地区が対象になるわけでございますが、この分担金が3,063万円というような内容でございます。 続きまして、歳出について報告をいたします。 歳出の主なものといたしましては、議会費23万6,000円、対前年比で52万円の減でございます。 続きまして、衛生費約3億7,200万円で、これも前年比で言いますと、約1,400万円の減額でございます。 続きまして、諸支出金、これを約500万円計上をされておりますが、これにつきましては、120万円の増でございます。対前年比120万円の増でございます。 この議案につきましては、
全会一致で承認をいたしております。 続きまして、議案第5号、これは、岡山
県市町村総合事務組合の
組合市町村数の増加及び規約の変更についてでございます。 これは、平成21年4月1日から湛井十
二箇郷組合と
総社広域環境施設組合等の加入を承認するとともに、規約を変更するものでございまして、全員異議なく承認をいたしております。 続きまして、議案第6号、これは、
業務委託契約についてでございまして、先ほど臨時会のところで申し上げましたように、向こう3年間の業務をどういう会社に委託するかといったことで、それが決定をしたということにつきまして、この議決に関するものでございます。内容につきましては、契約金額が6億1,500万円、契約期間が平成21年4月1日から平成24年3月31日までとするものでございます。 また、契約の相手方につきまして、
アタカ大機株式会社、旧アタカメンテナンスが会社名を変えられております。 この内容につきましては、異議なく承認をしたところでございますが、本会議に先立ちましての
全員協議会におきまして、2点ほど疑問点が提出されておりますので、この内容につきまして報告させていただきます。 その第1は、
債務負担行為の限度額のいっぱいで契約がなされていることに対してのものでございまして、これが前回5億6,700万円での契約でございましたので、この点について、先ほども申し上げましたが、執行部からの説明を受けて承認をいたしました。 また、もう1点につきましては、契約が実質的には
随意契約になっているではないか、言いますのが、5社ほどの指名をされておったようですが、すべて辞退をされた理由が手持ちの仕事がたくさんあるので、入札には応じることができないという、どう言えばいいんでしょうか、同じような文言の辞退理由であるところから、ここらあたりについては、執行部としても十分精査をして契約にあたるべきではないかといったような意見が出ております。この点につきましては、執行部としましても今後とかく
随意契約におきます問題点があちこちで起こっているところから、十分研究をするとの答弁をいただきまして、本会議におきましては、この議案につきましては、
原案どおり承認、可決をいたしたところでございます。 以上でございます。 資料につきましては、
議会事務局の方に提出しておきますので、詳細につきましては、後ほどご覧になっていただきたいと思います。 以上で、報告を終わります。 失礼いたしました。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会について、8番
下山議員から報告を願います。
◆8番(
下山和由君) 議長。
○議長(
大神弍之君) はい、
下山議員。
◆8番(
下山和由君) それでは、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合臨時議会の報告をさせていただきます。 平成21年第1回
臨時議会が、去る1月13日午前9時30分、
柵原総合文化センター第4会議室で開会されました。 議案は1点のみで、建物の処分であります。前回より既に売却のことについては承認はされておりましたが、最終的な議決ということで、この1号案件だけでございました。 議案第1号として、建物の処分について。売却する建物の所在、名称及び数量でございますが、久米郡美咲町久木127番地、
葬祭センターはとホール及び旧
柵原パレス938.53平方メートルを売却するものであります。 売却の相手方は、岡山県津山市横山108番地、
津山農業協同組合でございます。
売却金額におきましては、残る4年分、つまり1年間が340万8,000円で締結しておりましたが、農協の方からまとめて支払いたいという話をもとに、4年分の
売却金額が1,363万2,000円、そして、1年分の貸付収入として340万8,000円、あわせて、1,704万円を農協へ売却するものであります。 この件について、
全会一致で議決、承認されました。 以上、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会臨時会の報告とさしていただきます。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、
津山圏域衛生施設準備組合議会について、1番
岸本議員から報告を願います。
◆1番(
岸本清治君) 議長。
○議長(
大神弍之君) はい、
岸本議員。
◆1番(
岸本清治君) それでは、
津山圏域衛生施設準備組合の報告をさしていただきます。 去る1月29日、午後5時より津山市
総合福祉会館4階大ホールにおいて開催されました。提案者の津山市長より、議案1件、報告1件が提案されました。 まず、議案の第3号でございますが、
津山英田圏域資源循環施設組合規約の改正についてでございますが、これは、去る
美作市議会において、当組合の規約の審議の結果、
全会一致で否決に伴うものでありまして、構成団体が変わることでございます。それに伴いまして、英田郡西粟倉村も同様に脱会するもので、規約の削除を行うものでございます。それに伴いまして、
組合議会の議員の定数が以前は17名が16名に、定員が1名減でございます。そして、美作市の3名が除かれ、鏡野町が1名増員の2名、勝央町が1名が2名に増員、奈義町も1名が2名に増員、そして、西粟倉村の1名が減で、美咲町は同じで2名でございます。 以上が、規約改正についてのご報告で、賛成多数で承認されました。 続きまして、報告でございますが、今後の
津山圏域資源循環施設組合設立スケジュールについて、執行部の方から報告がございました。 以上、簡単ですが、
津山圏域衛生施設準備組合議会の報告とさしていただきます。
関係書類につきましては、事務局の方にお預けしておりますので、必要な方はお目通しをいただけたらと思います。 以上で、報告を終わります。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、
津山圏域消防組合議会について、6番貝阿彌議員から報告を願います。
◆6番(貝阿彌幸善君) 議長。
○議長(定本一友君) はい、6番貝阿彌議員。
◆6番(貝阿彌幸善君) 私の方から、
津山圏域消防組合議会2月定例会の報告をさせていただきます。 なお、金額につきましては、万円単位として以下四捨五入とさせていただきます。 2月定例会が、2月6日招集をされ、津山市議場において議員17名全員出席のもと、会期は1日間と定められ、午後2時15分開会されました。 提出案件につきましては、議案5件が上程されました。 議案第8号は、平成21年度
津山圏域消防組合会計予算についてであります。予算の総額は、
歳入歳出それぞれ23億4,915万円と定め、対前年度比2億1,432万円の減であります。主な要因は、
西消防署建設など大きな事業が終了したためであります。 歳入の主なものは、分担金及び負担金1市5町で22億3,442万円、美咲町分担額は2億1,940万円であります。分担金の対前年度比は、5,879万円の減、美咲町におきましては、591万円の減となっております。 繰入金2,905万円。繰越金2,500万円。諸収入の雑入2,271万円、これは、岡山県防災ヘリ及び
消防学校派遣各1名の
人件費還付金であります。組合債3,090万円。 歳出の主なものは、
総務管理費2億41万円、うち、
市町村総合事務組合負担金1億8,574万円。消防費18億7,812万円は、給料8億5,038万円、
職員手当等6億492万円、共済費2億6,940万円。
消防施設費4,172万円、これは、
備品購入費3,500万円、
柵原出張所高規格救急自動車購入でございます。
工事請負費582万円、これは、
鏡野出張所解体。公債費2億2,237万円であります。 なお、
西消防署は、
施設利用として院庄地区より申し出があり、
児童クラブに無償譲渡し、4月より津山市の管理になります。 議案第9号は、平成20年度
津山圏域消防組合会計補正予算第2次であります。
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ433万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ25億3,981万円とするもので、補正の主なものは、使用料及び手数料の増、金利上昇による利子及び配当金の増、雑入の
中国自動車救急業務助成金の確定によるものであります。 また、歳出の主なものは、予備費531万円を補正するものであります。 議案第10号は、
津山圏域消防組合消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例であります。 この条例は、消防署の名称と位置及び
管轄区域を改めるもので、
津山消防本署を
中央消防署、津山市林田95番地。
西消防署、苫田郡鏡野町円宗寺31番地の1、
管轄区域は、
消防行政の機能を効率的に発揮することができるように考慮して、管理者が別に定めるものであります。 議案第11号は、
津山圏域消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。この条例は、
調整手当を削る、給与等は津山市職員に準用するが、ただし書きが調整については適用しないとなっており、職員給与の
調整手当の条文が削られたため、同様に認めるものであります。 議案第12号は、
県市町村総合事務組合の
市町村数の増加及び規約の変更について。この条例は、4月1日から4組合の加入の承認と
組合規約の一部を変更する規約であります。 以上、5議案について十分審議がなされ、全議案とも承認、可決をされました。 以上で、2月定例会の報告といたします。 なお、
関係書類につきまして、
議会事務局に提出いたしておりますので、ご確認をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、
津山広域事務組合議会について、12番
岡田議員から報告を願います。
◆12番(岡田壽君) はい、議長。
○議長(
大神弍之君) はい、12番
岡田議員。
◆12番(岡田壽君) 失礼いたします。
津山広域事務組合のご報告を申し上げます。
広域事務組合は、津山、鏡野、勝央、奈義、久米南、美咲の1市5町で構成しておりまして、
津山圏域の雇用対策や公共交通に関する仕事をやっております。 2月6日に招集された議会では、21年度予算2案件、20年度
補正予算1件、条例改正など3件の6件が提案されました。 全議案、
全会一致で可決したところであります。 主なものをご報告申し上げます。 21年度
一般会計予算は、総額3,812万円とするものであります。収入は、1市5町の分担金620万円、
基金繰入金1,500万円が主なものであります。 支出では、嘱託職員5人の報酬など
一般管理費1,729万円、雇用に関する
労働対策費615万円、
雇用労働センターの管理費1,346万円が主なものであります。 続きまして、津山駅前の
バスセンターに関するものでありますが、
ふるさと振興事業特別会計21年度予算ですが、1,500万円であります。 収入は、
ふるさと市町村圏域基金8億円余りありますが、それの利子が530万円、駅前の
広域バスセンターの
利用負担金681万円が収入の主なものであります。 支出に関しましては、
バスセンターの
管理運営費682万円、
ふるさと振興事業の
負担金補助300万円が主なものであります。 続きまして、20年度
一般会計補正予算は948万円を減額しまして、8,061万円とするものであります。
雇用労働センターの
空調設備工事の終了によりまして不用になった額が1,082万円あります。それの調整をしたものでございます。 なお、
津山圏域の
雇用求人率はですね、20年11月が0.84であったんですが、12月は0.79と極端に悪化しております。 1月20日発行の
津山圏域ホットニュースの発行にあわせまして、企業の
緊急実態調査を1月にやっております。回収途中でございますが、報告がありました。20年9月と比較いたしまして、40パーセントの企業は変わらないと回答しておりますが、60パーセントは悪化していると。その内訳でございますが、仕事が5割以上減ったという企業が全体の60パーセント、4割近い企業が5割以上減ったというふうに報告されているそうです。特に、製造業、運輸、
卸サービス業で影響が大きいということでございます。 なお、
雇用労働センターでも
無料職業相談をやっており、月30件のペースが70件から80件に増加しているということでございます。さらに、これが2月の初めのことでございますので、3月ともなれば、またさらに増えているかなというふうにちょっと危惧しているとこでございます。 以上、ご報告をさしていただきました。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、
津山地区農業共済事務組合議会について、11番
寒竹議員から報告を願います。
◆11番(寒竹壽君) はい。
○議長(
大神弍之君) はい、
寒竹議員。
◆11番(寒竹壽君) それでは、
津山地区農業共済事務組合議会からの報告をいたします。 議会は、平成21年2月6日、
津山市役所第1
委員会室で行われました。 付議事件といたしましては、平成21年度の予算など10件でございます。 まず、平成21年度
津山地区農業共済事務組合農業共済事業会計予算でございます。主な事業の予定量と予算額を報告いたします。
農作物共済でございます、
引受戸数7,570戸、面積は3.8パーセントの減で、4,469ヘクタール、予算額が6,772万円とするものでございます。 それから、
家畜共済が、
引受戸数556戸、昨年より8.7パーセントの減で、頭数が9,370頭でございます。予算額は1億8,425万円。
果樹共済でございますが、
引受戸数88戸、面積18ヘクタール、予算額は660万円。
畑作物共済、
引受戸数70戸でございます。面積93ヘクタールで、予算額が398万円。
園芸施設共済、
引受戸数132戸、棟数378棟、予算額864万円。 業務勘定が、予算額1億9,300万円でございまして、合計4億6,420万円とするものでございます。 次に、平成20年度津山地区農業共済事務組合農業共済事業会計
補正予算第1次でございます。 まず、
農作物共済は、3,107万円の減額をいたします。これは、昨年台風の被害もなく、共済金が少なかったということでございます。
果樹共済298万円の減額、
畑作物共済は182万円の増額、
園芸施設共済は372万円の減額、業務勘定は426万円の減額、合計が4,019万円の減額の補正をいたしまして、トータル4億4,783万円とするものでございます。 次に、津山地区農業共済事務組合農業共済条例の一部を改正する条例でございます。 主なものといたしまして、近年、稲作は早生化いたしまして、収獲も早まり、現状ではそぐわないため、水稲共済掛け金の納期日をこれまでの8月31日を7月31日に改めるものでございます。 次に、
農作物共済の無事戻しについてでございます。まず、交付対象年度でございますけれども、平成18年度から平成20年度の3カ年分。件数といたしましては、4,000件。交付金額は1,500万円。交付予定は、平成21年8月でございます。 次に、
果樹共済無事戻しについてでございます。 交付対象年度は平成18年度から平成20年度。件数は57件。交付金額は71万3,000円。交付予定は、平成21年6月としているものでございます。 その他5議案が上程され審議されまして、全議案
全会一致で承認、可決されました。 以上、
津山地区農業共済事務組合議会からの報告といたします。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、勝英衛生施設
組合議会について、11番
寒竹議員から報告を願います。
◆11番(寒竹壽君) それでは、続きまして、勝英衛生施設
組合議会からの報告をいたします。 当組合の構成は、美作市、西粟倉村、勝央町、奈義町及び美咲町の1市3町1村で、し尿、汚泥の処理を行っているものでございます。 まず、議会は、平成21年2月21日、勝央町役場の議会議場で行われました。 議案第1号といたしまして、岡山
県市町村総合事務組合の
組合市町村数の増加及び規約の変更についてでございます。 平成21年4月1日から湛井十
二箇郷組合ほか3組合の加入を承認するとともに、加入に伴い本
組合規約の条文を変更するものでございます。 次に、平成20年度勝英衛生施設組合
一般会計歳入歳出補正予算第2号でございます。 今回、23万8,000円を追加し、
歳入歳出総額それぞれ2億115万8,000円とするものでございます。 歳入は、利子及び雑入でございます。 歳出は、予備費482万7,000円を減額し、歳入の23万8,000円を加えた506万5,000円を積立金に計上するものでございます。 次に、平成21年度勝英衛生施設組合一般会計
歳入歳出予算でございます。 予算の総額は、
歳入歳出それぞれ1億8,650万円とするものでございます。 歳入の主なものといたしましては、構成団体からの分担金1億5,625万円、地方交付税配分金2,334万円などでございます。美咲町は、約20パーセントの3,167万円を負担するものでございます。 歳出の主なものといたしまして、職員給与、共済費など
一般管理費に5,630万円、し尿の処理に必要な電気料、修繕料、汚泥処分委託料及び処理に要する工業薬品などし尿処理費に9,466万円、公債費に3,344万円など計上しているものでございます。 以上、3議案とも
全会一致で可決、承認をされました。 以上をもちまして、勝英衛生施設
組合議会の報告といたします。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、
津山圏域西部衛生施設
組合議会について、1番
岸本議員から報告願います。
◆1番(
岸本清治君) 議長。
○議長(
大神弍之君) はい、
岸本議員。
◆1番(
岸本清治君) それでは、
津山圏域西部衛生施設組合の報告を行います。 なお、当日は、鏡野町の小原順平議員さんが1名欠席で開催されました。会期は1日で、平成21年2月20日、
津山市役所内において午後3時より開催をされました。 議案2件が提案者より提案され、まず、1号議案でございますが、平成21年度
津山圏域西部衛生施設組合会計予算についてでございます。 21年度予算につきましては、
歳入歳出それぞれ3億775万1,000円でございますが、前年度対比で比べますと約900万円の減額予算でございます。その中で主たるものは、
工事請負費のバグフィルターの交換に伴うもので、2,513万2,000が
工事請負費で計上されております。これは、設置当時、寿命としたら約5年程度ではないかというのを7年間使用したということで、ここで交換をするものであります。その他は、通常計上経費で、予算を広域ごみセンターへ向けての節約予算で、支出の削減を予算に反映しているものと考えられます。そうした中で、美咲町の使用料でございますが、ごみ料が1,148トン、全体から28.30パーセントの美咲町の負担割合でございます。 以上、議案第1号につきましては、
全会一致で承認、可決されたものでございます。 続きまして、議案第2号でございますが、岡山
県市町村総合事務組合の
組合市町村数の増加及び規約の変更についてでございますが、4組合の追加に伴うものでありまして、異議なく承認、可決されました。 以上、簡単ではございますが、
関係書類等につきましては、事務局に預けておきますので必要な方はお目通しをいただければと思います。 以上で、
津山圏域西部衛生施設
組合議会の報告を終わりといたします。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 次に、久米老人ホーム
組合議会について、7番松島議員から報告願います。
◆7番(松島啓君) 議長。
○議長(
大神弍之君) はい、松島議員。
◆7番(松島啓君) それでは、久米老人ホーム
組合議会の報告をいたします。 当組合は、旧久米郡5町での構成、現在では、美咲町、津山市、久米南町の1市2町で運営する組合でございます。 平成21年2月27日、午後2時30分より打穴下地内にございます養護老人ホーム静香園にて、平成21年第1回久米老人ホーム
組合議会定例会が開催されました。 議案は5件が上程されました。 議案第1号でございますが、平成20年度久米老人ホーム組合
一般会計補正予算第2号でございます。
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ875万8,000円を増額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億7,294万9,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、民生費の負担金の287万5,000円の減額、また、国保連の介護給付費の3,000万円の減額、雑入の4,161万8,000円の増額であります。これは、総務省の決算統計との整合性を図るため、国保連の介護給付費を雑入収入に組み替えるものであります。 歳出の主なものは、
総務管理費の1,000万円の増額、これは、財政調整基金の積立金の増額でございます。また、予備費の113万6,000円の減額などでございます。 続きまして、議案第2号 平成20年度久米老人ホーム組合指定訪問介護事業特別会計
補正予算第2号でございますが、
歳入歳出予算の総額から
歳入歳出それぞれ65万6,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,068万円とするものでございます。 歳入の主なものは、居宅介護受託収入の66万円の減額でございます。 歳出の主なものは、事業費44万5,000円の減額で、これは、人件費の精査などによるものでございます。 続きまして、議案第3号 平成21年度久米老人ホーム組合一般会計当初予算でございますが、
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ1億5,307万5,000円と定めるものでございまして、歳入の主なものは分担金750万円、これの内訳は、美咲町が68パーセントで510万円、津山市が16パーセントで120万円、久米南町が16パーセントで120万円でございます。 また、負担金1億517万7,000円。また、繰入金300万円。前年度からの繰越金が600万円。また、雑入収入3,130万円、これは、国保連介護給付費の組み換えによるものでございます。 歳出の主なものは、社会福祉費1億5,100万2,000円で、これは、職員給与、手当、共済費、臨時職員の賃金、また、委託料などでございます。 続きまして、議案第4号 平成21年度久米老人ホーム組合指定訪問介護事業特別会計当初予算でございますが、
歳入歳出予算の総額は、
歳入歳出それぞれ2,080万7,000円と定めるものでございまして、歳入の主なものは、居宅介護受託収入の1,980万円。また、前年度からの繰越金100万円でございます。 歳出の主なものは、事業費1,650万2,000円で、これは、職員給与、手当、共済費、臨時職員の賃金などでございます。また、繰出金は300万円で、これは、一般会計からの繰出金であります。 最後に、議案第5号 岡山
県市町村総合事務組合の
組合市町村数の増加及び規約の変更についてでございますが、これは、湛井十
二箇郷組合、総社広域環境施設組合、備南競艇事業組合、備前広域環境施設組合の4組合の新規加入の承認などでございます。 以上、5議案を
全会一致で可決、承認いたしました。 また、議案の質疑の中で、民生費の分担金についての見直しの質問がございまして、管理者からの説明、答弁の方で、現在、美咲町入所者数の内訳ですが、美咲町が25人、津山市が19人、また、久米南町が8人で、また、待機者数でございますが、美咲町が6人、津山市が13人、久米南町が1人ということで、特に、今後津山市と美咲町との入居者内訳が同じぐらいになるんではないかということもあり、今後分担金の見直しの方も21年度中に話し合うという答弁でございました。 以上でございます。なお、詳細につきましては、
議会事務局に資料を提出しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 以上で、久米老人ホーム
組合議会の報告を終わりといたします。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でした。 以上で、諸般の報告を終わりまる。 ここで、ただ今から、暫時休憩します。 (時に11時10分) 〔 休 憩 〕
○議長(
大神弍之君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 (時に13時30分)
○議長(
大神弍之君) 続きまして、日程第4 陳情などの報告並びに上程 お手元に配付しておりますとおり、請願2件、陳情4件、要望1件を受理いたしておりますので、これを一括本会議に上程いたします。
○議長(
大神弍之君) 日程第5 議案の報告並びに上程 お手元に配付しております提案書のとおり、今定例会に町長から各種の議案が送付されております。これを一括本会議に上程いたします。
○議長(
大神弍之君) 日程第6 提案者の説明 町長に施政方針並びに提案理由の説明を求めます。
◎町長(奥村忠夫君) 議長。
○議長(
大神弍之君) はい、町長。
◎町長(奥村忠夫君) 皆さん、こんにちは。 外は大変な寒さでございまして、先日来より紅梅も色鮮やかに咲きまして春が少し訪れてきたのかなあと思っておりましたところ、今朝はまた突然の雪ということで、大変冷え込みが厳しくなっておるとこでございます。 そうした中、皆さん方にはこうしてご健勝で、ますますご活躍なさっておることをお喜び申し上げるとこでございます。 さて、本日、平成21年第3回美咲町議会の定例会を招集さしていただきましたところ、
議員各位にはご多忙中にもかかわりませず、全員のご出席を賜りましたこと厚くお礼申し上げます。 また、平素は、休会中、いろいろと議員活動を通じ、行政に対するお力添え、アドバイスをいただいておりますことにつきましても厚くお礼申し上げるとこでございます。 平成21年第3回の3月定例議会の開会にあたりまして、ごあいさつ並びに提案理由の説明を申し上げさしていただきたいと思います。 まず、昨年は、大変な不況でございまして、まずもって、春早々から原油の高騰によります非常な物不足がまいったところでございます。そうした中で、アメリカのプライムローンの崩壊というふうなこともございまして、昨年の年末以来、大変な不況が続いております。今、まさに100年に一度と言われるような世界大不況が訪れておるとこでございますが、そうした中、国をはじめ、それぞれなんとかこの不況を止めねばならないということで、いろいろなあらゆる手が打たれておるとこでございますが、これといったいい手もなく、我々末端行政といたしましても多くの失業者が出たり、あるいは、また、企業の倒産が見られておる中で、住民の皆さん方の生活を少しでもサポートしていこうということで、先般来より臨時会を開き、そして、皆さん方の意見をいただきながら我々のできることを一ずつ取り組んでおるとこでございます。そうした点では、新しい年度の予算をこのたび提案さしていただいておるとこでございますが、非常に財政面においても心配をしておるとこでございます。 そうした中で、美咲町が合併いたしまして満4年の年月が経過しようとしておるとこでございます。私を含めてでございますが、議員皆様方は、4年前の4月に美咲町の誕生と同時に選挙によりまして選任され、美咲町の歩んできた4年間を皆さん方とともに大きな足跡を残したというふうに自負しておるとこでございます。市町村合併をすると町全体が落ち着きを取り戻すには、一般的には最低5年はかかるのだというふうに申されておるとこでございますが、今までの住民の皆さんと職員は顔馴染みの間柄であったものが、合併後、職員には顔を見たことのない方が大変増えてきたとか、あるいは、住民の皆さん方からは相談や話がしにくくなったといったようなご意見もいただいておるとこでございます。職員からは住民の方の顔を見ても住所や家族構成など、いろんな情報がまったくなくて、スムーズな対応がなかなか難しいというふうな意見も職員からは聞いておるとこでございます。 また、地域の地理などもわからないため、大変いろいろな対応に時間がかかったり、あるいは、また、要領を得なかったりするというふうなことも発生いたしまして、住民の皆さん方にはこの4年間には大変な不安と不満をお与えしたことも反省の大きな材料であろうというふうに思っておるとこでございました。 そうしたことを体験しながら、町内の一体化を1日も早く実現するようにと、職員ともども一生懸命頑張ってまいったところでございます。そうして、私が常に申し上げておりますように、1日も早く合併効果を出すためには、まず、職員の目線をそろえようじゃないか、そして、1日も早く、町内の一体感を体感できるようなまちづくりをしていこうじゃないかというふうに職員にも呼び掛けてきたところでございます。今さら申し上げるもなく、本町の合併につきましては、非常に時間的な余裕がない中で、合併を急いでやってきたとこでございます。合併までにあらゆる議論を重ね、あらゆることを手順を踏みながら決定し、協議していかなければならない項目がたくさんある中で、そうした暇もなく合併を平成17年3月22日に実施されたわけでございます。そうした中で、よりたくさんの
協議事項を残しながら、その残された多くの課題、議案を一つ一つ協議をしながら、今日まで片付けてまいったところでございます。合併後には新しい美咲町としてどのようなまちづくりをすべきか、あるいは、どのような方向に町を位置づけていくのか、美咲町の基本となるところをどう定めていくのかということで、議員の皆さんはもちろんのこと、町民の皆さん方ともいろいろな議論を重ねさしていただき、また、諮問機関にもお世話になりながら今日までその意見をいただきながら、緩やかではございますが基礎づくりをしてきたというふうに思っております。それぞれの町で3町それぞれが歴史と文化を育みながら、半世紀にわたる経過を持って、それぞれ3町が特色をもったまちづくりをされておったとこでございます。それが、合併により3町が一つになることによって、それぞれの町の特性と良さを残しながら、新しいまちづくりに努めてまいるというふうな作業を進めさしていただきました。良いところは伸ばし、悪しきは改めながら、新しい美咲町をつくろうではないかということで、町民の皆さんにも呼び掛けながら、議員の皆さん方のお力を借りて、そして、職員が一丸となってその方向に今日まで頑張ったというふうに思っております。私の行政理念として掲げております、倫理、公正、平等の精神を貫きながら、いろいろな政策に取り組んでまいったところでございます。先ほどから申し上げておりますように、合併前の3町のそれぞれの町として半世紀の歴史を積んでおるものでございます。それぞれの町がそれぞれの特色とそれぞれの住民性を持っておるものを一つにする中で、あらゆる摩擦もあり、あらゆる点で大変なご苦労をお掛けしたことも真実でございます。しかしながら、先ほども申し上げましたように、私の行政理念である、倫理、公正、平等を、これを強く行政の柱として押し出しながら、今日まで取り組んでいきたとこでございます。しかしながら、先ほども申し上げましたように、なかなか歴史、文化、そして、また、町のそれぞれの特色性がございます。その意識を変えながら統一することの難しさ、この4年間つくづく身にしみて体験さしていただいたところでございます。そうした中で、厳しい財政状況も乗り越えながら新しい美咲町の基礎作りをするその難しさを感じたとこでございます。議会の皆さん方も現在に至って、まだまだ不十分なとこがたくさんあるとお考えであろうというふうに思っております。そうしたものは、この後、さらに改善しながら、改革しながら推し進めていき、新しい美咲町の基礎をさらにさらに築いていくことが大切だというふうに思っております。 そして、私はこの4年間の重要施策として上げさしていただいておりましたものが、行財政改革と、そして、子育てに対します少子化対策、そして、さらに高齢化支援等を柱として推し進めさしていただきました。この行財政改革につきましては、まず、合併効果を早く出し、財政の健全化を図っていくために、人件費の見直し等、そうしたものをまず行ったところでございます。皆さん方のお手元には、既にその資料もございますように、役場の職員におきましても一般職50人、そして、特別職7人が減になり、そうしたところからも大きな人件費の見直し、改革ができておるとこでございます。そして、また、さらに徹底した節約ということで、ゼロから見直していこうというふうなことで職員には呼び掛け、赤字会計の整理をまずやっていこう、そうしたもので特別会計が赤字のものについては、一般会計から繰り入れをしながら、早く健全な、正常な特別会計に戻すという作業も行ってきたところでございます。 そして、また、遊休財産の処分につきましても、土地や施設、備品等、不用な物は処分しながら少しでも財政の健全化に寄与するよう努力してまいったとこでございます。 そして、少子化対策につきましては、全国に誇れるというふうに自負しております子育て支援プランに取り組んでまいりました。このプランにつきましては、この4年間、全国の地から議会議員の方をはじめ、町執行部、それぞれたくさんの方々に視察においでいただくようなほど、子育て支援プランについては積極的に取り組ましていただいたとこでございます。おかげをもちまして、合併当時、1年間の新生児の誕生が90名少々でございましたが、今現在では、135名から150名の間ぐらいまで出生数が増えておるとこでございます。そうしたものが、少子化対策、子育て支援プランの効果であろうというふうに思っております。また、保育園等の整備につきましても、今、この議会にもご提案さしていただいておりますように、柵原幼稚園と保育園の幼保の一元化の問題につきましても、この議会でお世話になりながらそうしたものの充実を図っていきたいというふうに、順序を踏んで、ステップアップをするべく運んでおるとこでございます。 また、学校の整備等につきましても、小・中学校の整備、そして、また、今言われております耐震補強等で、積極的にこれらも取り組ませていただきました。柵原東・西小学校のグラウンド整備につきましても、長年にわたって要望があったものについても、これを取り組ませていただき、処理をしたとこでございます。なお、また、柵原中学校の体育館、あるいは、校舎の耐震並びに雨漏り等の補修につきましても、既に終わっておるとこでございます。また、加美小学校の耐震につきましても、先ほど完成しすべてが終わったとこでございます。あとは、中央中学校の耐震がもたないということもございまして、この建て替え、改築につきましては、現在地に平成21年度から取り組むよう、今、基本設計を行っておるとこでございます。 また、高齢者支援につきましては、健康増進課の設置をして、まず、人間の幸せは健康からだということで、健康づくりにも力を注いでまいっておるとこでございます。そうした中で、独自のころばん体操等を考案しながら各地に出向いていって、親切、丁寧、そして、また、わかりやすく高齢者の方々にご指導しながら、体づくり、健康づくり、食の大切さもお話をさしていただいておるとこでございます。また、高齢化の進む中で、一番問題点でございます交通弱者と言われる足を確保することでございます。これにつきましては、巡回福祉バスの充実を図るということで、今ある車を最大限に活用しながら、あるいは、また、スクールバスの空き時間を利用しながら、また、そうした乗務員を利用しながら、きめ細かく町内を巡回し、福祉バスとして運行しておるとこでございますが、まだまだあらゆる方面、あらゆる地区からいろいろな要望、要請がございます。そうしたものにも少しでも早く応えられるよう、取り組んでまいる所存でございます。なお、また、高齢者の方々がいろいろな団体で行動されるときには、それにも対応をしていくべく、ここで新しく増車の運びとしておるとこでございまして、既にこれらの予算もお認めいただいておりますので、さらに、巡回バス等、福祉バスにつきましても、充実してまいりたいというふうに思っております。それから、元気な高齢者づくりでございますが、これは、先ほども申し上げましたように、健康増進課が積極的に出向いていきまして、高齢者の方々とその元気づくり、健康づくりについてもお話をさしていただいておるとこでございます。 また、この4年間、本町として、まず取り組んでまいったことでございますが、何よりも合併は何のためにしたのか、合併で何を町民の皆さん方にお示しできるのかというその原点に帰りまして、ます、合併は、少子高齢化が進み、過疎化が進むこの本町で、そうしたものによる財源の厳しさの中で、行政サービスの低下をさせないように、また、公共料金の負担を増やさないようにという大前提のもとに、そして、福祉の向上をしっかりとするためには、スケールメリットである合併のメリットを出していかねばならない、そのためには、私が口癖のように言っております、町民皆さん方の目線と意識の統一をしていくことが大事だというふうに言っております。先ほども申し上げましたように、3町の町民の皆さん方がそれぞれ50数年の歴史を刻んでおられるものを、一つに作るその難しさでございますが、そうしたことで、目線と意識の統一を図っていかねばならないということで、まず、その先頭に立つ我々町職員が、まずその作業をやろうじゃないかということで、全職員の混流をさしていただきまして、大きな異動のもとに職員の意識の統一、目線の統一を図ってまいりました。そのため、先ほど申し上げましたように、職員も町民の皆さんの顔がなかなかわからない、そして、町民の皆さんからも職員の馴染みの顔が見えないというふうなご心配、ご不安は与えましたけれども、この4年を経過して、職員もしっかりその点を乗り越えてまいりましたし、住民の皆さん方もサービスが非常によくなった、役場が近くなった、町民が訪問しやすくなったというふうな声もいただいておるとこでございまして、町民の皆さん方にも大変なご苦労をかけましたけれども、職員もよくこれをがんばってくれたというふうに、職員たちにも感謝をしておるとこでございます。そして、また、同時にそうしたものをやりながら、役場の機構の見直しも行ってまいりました。中の課の設置条例等を随時見直しながら、今、何が住民に求められておるか、何が我々に足りないかということを早く見極めながら、町民の負託に応えられる機構の改革もしてまいったところでございます。さらに、今定例議会にも支所の課の統廃合につきましてもご提案をさしていただいておるとこでございまして、よろしくご理解いただきたいと思います。そして、また、先ほども申し上げましたように、子育て支援につきましては、各段の力と、お金と時間をかけながら取り組んでまいったというふうに思っておりますし、また、議員の皆さん方も深いご理解のもとに、これを後押しし、また、引っ張っていただいたというふうに感謝いたしておるとこでございます。 また、地域活性化事業といたしまして、協働のまちづくり事業の交付金制度につきましても、いろいろな皆さん方から、住民の皆さんからご意見はございましたが、根気強く担当課が区長会の皆さん方にお話をしながら、ご理解を得ながら、その作業につきましても終了し、新たな協働のまちづくりの組織づくりを新年度は行うようにしておるとこでございます。そして、また、先ほども申し上げました、地域間交流を深めるためには、支所間バスの充実、あるいは、また、福祉バスの充実もやりながら、本所と支所の距離を縮める、時間を縮める作業も一生懸命行ったところでございます。なんと言いましても、この合併によりまして、一番最大の事業として取り組ましていただきましたのは、合併記念事業として取り組ましていただきましたみさきネットサービスでございます。このものにつきましては、3町それぞれの放送施設と告知施設がございました。しかしながら、この今の時代、情報化時代の中で、いかにリアルに、そして、また早く、そして、また正確に情報を伝え、町民の皆さん方の情報の統一化を図るためにも一斉放送によって町民の皆さん方にリアルタイムに物事が伝えられるような施設を完備すべきだということで、みさきネットサービスを整備さしていただきまして、光ファイバを全戸に網羅さしていただいたとこでございます。それをさらに生かしながら、今、IP電話を整備しておりますが、これらにつきましても、まだまだ加入率が低く、50パーセント前後のとこで数字が止まっておりますので、必ず70パーセント以上の加入に持っていくよう職員ともども頑張る所存でございますので、議員の皆さん方も地域への、町民の皆さん方へのPRをよろしくお願いしたいと思います。 あわせて、また、このみさきネットは、屋内におっての放送施設でございますが、万が一にも災害がきたときには避難をして屋外に出たとき、その放送が届かなくてはいけないということで、全町に無線での放送施設、緊急放送の施設も整備をさしていただいたところでございます。いろいろな事業に取り組んでまいりました。そのために、財政も非常に厳しい状況ではございますが、おかげをもちまして、本年も昨年も単年度会計、一般会計では黒字会計でしめることができたところでございます。 そして、また、それぞれの年に、それぞれの事業を取り組んでまいっております。特に、水道におきましては、町内ほとんどの地区が簡易水道ができておりまして、安全な水の供給ができておりましたけれども、一部旭地区の西川上地区でまだ公共水道がいっていないというふうなことがございまして、これにつきましても、西川簡易水道の拡張工事ということで既に取り組み、一部供用開始をさしていただいておるとこでございます。 そして、特に、道路整備につきましては、柵原地区でたくさん農道整備が残っておりまして、舗装工事等につきましては、積極的に舗装の整備もさしていただき、多くの地区で舗装の整備が終了しようとしております。まだまだ残された地域につきましては、積極的にこれらについても取り組んでまいりたいというふうに思っております。ただ、旭地区につきましては、県道の延長が非常に長いというふうなこともございまして、生活道、連絡道の整備がやや遅れておる傾向がございますが、これらにつきましても、財政の許す限り、単町の財源をつぎ込みながらでも、この不便さを解消すべく取り組んでまいる所存でございますので、さらなる、ご協力とご理解をよろしくお願いしておきたいと思います。 なお、また、雇用促進住宅を購入いたしまして、柵原宿舎として今使っておるとこでございますが、これも2棟ございまして、1棟につきましては、町民の皆さん方からご利用いただく、1棟につきましては企業に優先的に社宅代わりに使っていただこうということで提供さしていただいております。今のところ、両方の棟はやや満杯状態でございますが、まだ10何部屋、部屋が余っておるという状態でございます。これらにつきましても、いろいろな施策をしっかりPRしながら、少しでも多くの皆さん方に美咲町に来ていただくようにし、定住していただくべくPRを続けてまいりたいというふうに思っておるとこでございます。 なお、また、この4年間少しでも町民の皆さん方に行政を知っていただこう、ご理解いただこうということで、出前町長室というものをPRしておりましたが、なかなか地域から呼んでいただく回数も少なく、4年間で10回少々しか出前町長室を行うことができませんでした。そのために、昨年12月定例議会等で議員の皆さん方からご意見をいただき、もっともっと執行部が調整の状況を町民に知らせるべきじゃないか、説明が足らないじゃないかというふうなご指摘をいただきました。そうしたものを踏まえまして、先般、旧町3会場、それぞれまわりまして、2月16日から26日までの11日間で9会場を設けまして、私をはじめ、三役、そして、支所長、そしてそれぞれの担当課長の全員が出席いたしまして、合併からの経過、そして、また今日の行政の状況、将来への課題等につきましてご報告をさして、ご意見をいただいたところでございます。いわゆる、美咲町
地域行政懇談会と銘打って、それぞれお話をさしていただいたところでございます。その告知につきましても、告知放送をはじめ、いろいろと広報紙等でもPRしながらやらしていただいたとこでございますが、夕方の6時30分からということもございまして少々時間的な問題もあり、また、あわせて非常に天候が不順な時期でもあって、冷え込みが激しい夜もございました。それとあわせて、また、丁度、先ほども申し上げましたように、皆さん方をはじめ、私もあわせて任期の満了の時期を迎えております。そうしたことも多少影響したのか、出席者が会場によっては、非常に格差があって、なかなか十分なものが、私たちの意図することが伝えれなかったことは非常に残念に思っておるとこでございます。しかしながら、9会場で参加総数538名の方々にご参加いただいております。こののちも、行政はしっかりと皆さん方に説明責任がございますので、執行部としても議会だよりはもとより、広報紙も発行しておりますが、もっともっと告知放送並びに我々もこうした機会を作りながら、皆さん方に町の状況をお知らせするよう努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 また、本年で合併4年を迎えるわけでございますが、私はこの4年間、お正月に書初めをいたしまして、今年1年間の職員の目標を定めていこうじゃないかということで、初出勤の日に私が書いたものを今年の1年間の目標として、職員に示してまいりました。今年は、夢というものをテーマとして上げさしていただいております。いろいろな暗いことが多い時代、少しでも皆さん方に夢を持っていただきたい、また、行政は住民の皆さん方に夢を与えることも大変大切な作業の一つでございます。人というものは、やはり夢を持ち、夢を追い、夢に生きるものだというふうにも思っております。そうした意味で、夢を今年のテーマにさしていただいております。昨年は、ご承知のように、使命感を上げさしていただきました。仕事に対する使命感、社会に対する使命感、そうしたものをしっかりとまっとうしていこうじゃないか。申し上げるまでもなく、人には与えられた任務がございます。その任務をまっとうし、随行する責務がございます。そうしたものをしっかりわきまえながら、公務員としての使命感を持って働こうじゃないかということで、昨年は使命感をテーマとして上げさしていただきました。1昨年は愛をテーマに上げさしていただきました。人間愛、家族愛、郷土愛というものを大切にしようじゃないか、そして、人は人に愛されずして生きることはできないと、そして、人を愛さずして絆は生まれないんだと、愛は人の絆を作るということで、1昨年は愛を上げさしていただきました。合併した初年度の年は、気を上げさしていただきました。元気、やる気、勇気、根気、これを持って貫いていこうじゃないかということで、それぞれのテーマを提供しながらやってきたところでございます。 本年は、まず任期が終了し、4月には任期が満了するところではございますが、しかしながら、今年1年間の目標を定めること、1年の計は元旦にありと言われておるので、私の責務上、目標というものを上げさしていただいて、今、その方向に向けて職員も一生懸命汗かいておるとこでございます。 今まで、この4年間につきまして、雑駁な経過とそして、私たちの取り組んできた施政につきましてご報告さしていただいたところでございますが、なかなかまだまだこうして反省してみますと、たくさんやらなきゃならなかたこと、やり残したことがあるというふうに反省いたしておりますが、さらに、こののちは、これらを反省しながら、住民の皆さん方と本当に新しい美咲町の土台のできた上に立派な美咲町づくりをしていただくよう、議員の皆さん方ともどもに頑張っていくことを念じるとこでございます。 さて、続きまして、今定例会にご提案申し上げております議案ですが、条例案件が18件、予算案件が52件、その他案件が9件、合計79件という、大変膨大な議案となっております。もとより、申し上げるまでもなく、今任期は、先ほど来より申し上げておりますように、私の任期も4月23日まででございますので、予算等につきましては、骨格予算を組ませていただいておりますこともご理解いただき、ご了承いただきたいと思います。 それでは、これから議案番号にしたがいまして、ご説明を申し上げますので、お聞き取りいただきたいと思います。 まず、議案第8号 美咲町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についてでありますが、本件は、平成21年度からの介護報酬の改定に伴い、介護従事者処遇改善を目的に改定するために報酬額が増額となります。これによる保険料の上昇を抑えるために、国より介護従事者処遇改善臨時特例交付金が平成20年度中に交付される予定であります。この交付金を保険料の平準化を図るために、3年に一度の見直し、改正を行う期日になっております第4期の平成21年度から3年間にわたって使用するために新たに基金を創設し、介護報酬改定に伴う増加分を軽減するための財源に充てるものです。施行は、平成20年度中の公布の日を予定しています。また、第4期の最終である平成23年度末をもってこれを廃止し、精算を行いまして、もし残額がある場合はこれを国に返還するものであります。 続きまして、議案第9号 美咲町副町長の定数を定める条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、美咲町が合併して4年の年月が経過しようとしていますが、合併と同時に、町長・助役・収入役・教育長は11人であったものが4人になり、議会議員についても40人の定数であったものが16人の定数でスタートしたものでございます。あらゆる箇所で見直しが行われましたが、その中で、副町長については3町の合併ということもあり、それぞれの町の事情に詳しい副町長が必要ということで定数を2人と定め、私が中央町出身であり、2人の副町長が旭町と柵原町の出身で、合併後の新町美咲町の行政の運営を行うということのバランスをとるための処置としてなされておったものでございます。私は、合併当初から美咲町の重点施策として位置付けて取り組んでまいりました行財政改革の中で、合併のスケールメリットを生かす一番の取り組みは、人件費の見直しであろうというふうに取り組んでまいったところでございます。職員については、先ほども申し上げましたように、合併時から今日まで50名の職員が減少しておるとこでございます。こうした状況の中で、過去の一般質問でも議員さんからご質問と同時にご指摘をいただいた経過がございます。そうしたものをかんがみながら、来る時期には改正を必要と考えていましたが、副町長の任期満了を迎えるにあたり1人制に改め、機構改革を行いながら新たな美咲町として行政運営を行っていくべきだということで、この議案をご提案さしていただいておるとこでございます。 続きまして、議案第10号 美咲町課設置条例の一部を改正する条例についてであります。本件は、先ほども申し上げましたように、合併以来、それぞれ課の統廃合等を行いながらスムーズな行政が行われ、そして、住民の皆さん方にご迷惑のかからないような改革を行ってきたところでございますが、続いて、平成21年4月1日から美咲町福祉事務所を設置し、総合的な福祉行政を行っていくことに伴い、福祉部門の機構の改革を行うものであります。内容は、福祉事務所で取り扱う業務については一括して福祉事務所で訪問・相談・指導などを行うこととなります。そのために、総合支所の保健福祉課においての直接業務が少なくなってまいるために、総合支所の保健福祉課と地域住民課を統合いたしまして、新たに、住民福祉課を設け、窓口を一本化して効率を高めるよう図っていきたいというように考えておるとこでございます。そうして、利用しやすい体制にするものでございます。 続きまして、議案第11号 美咲町監査委員条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行により、毎年度決算の提出を受けたのちに、速やかに健全化判断比率、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率などを出すようになっておるものでございますが、それらのその算定の基礎となる事項を記載した書類を監査委員の審査に付し、その意見を付けて健全化判断比率を議会に報告し公表しなければならない、また、公営企業については、同じく決算の提出を受けたのち、速やかに、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類を監査委員の審査に付して、その意見を付けて資金不足比率を議会に報告し、公表しなければならないと定められました。これによりまして、美咲町監査委員条例の一部改正を行い、健全化判断比率または、資金不足比率及びそれらに伴う書類が審査に付されたときは、30日以内に意見を付けて町長に送付しなければならないと改正するものであります。 次に、議案第12号 美咲町立柵原児童会館設置及び管理条例等の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、美咲町が設置及び管理している美咲町立柵原児童会館ほか41施設について、使用制限を行うものであります。内容は、暴力団が行う義理かけ行事や各種興業が暴力団の威力誇示行為であることに加えて、資金獲得活動の一環であり、極めて反社会的な活動であります。このことから、本来地域住民の福祉を増進する目的をもって、住民の使用に供するために設置された公の施設が、このような反社会的集団である暴力団の威力誇示・資金獲得活動等組織の利益を図る目的のために利用されることを防止するため、各施設の設置及び管理条例の使用許可、承認をしない場合の条項ののちに集団的または常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認められるときを新たに加えるものでございます。この条例改正は、昨年11月20日付けで美咲警察署長からも依頼があり、改正するものであります。 続きまして、議案第13号 美咲町個人情報保護条例の一部を改正する条例についてであります。本件は、個人情報保護について定めておりますこの条例の中で、統計法に規定される指定統計、総務大臣に届け出られた統計調査、統計報告調整法の規定により総務大臣の承認を受けた統計を作成するために集められた個人情報は、この条例の適用を受けないものとなっております。今回の統計法の改正により、それらの公的統計の体系的整備が行われ、基幹統計調査、一般統計調査に分類され、それらの統計調査によって集められた調査票情報及び事業所に関する情報の集合物である事業所母集団データベースに含まれる個人情報については、個人情報保護の適用を受けないこととされており、これに伴い、本町の条例も統計に関する個人情報について保護の適用を受けないものとして、法の規定にあうよう所要の改正を行うものであります。 続きまして、議案第14号 美咲町認可地縁団体の印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてであります。本件は、地縁団体について定めておりますが、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行により、
地方自治法が改正されたことに伴い、条例の一部を改正するものでございます。この内容は、地縁団体印鑑の登録資格者として代理人でできる者をこの条例の第二条に定めておりますが、現行では民法により定めていたものを、このたびの法改正で
地方自治法の中で代理人を定めることとなったために、法改正に伴い、この条例を改正さしていただくものでございます。 続きまして、議案第15号 美咲町分収林設置条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、独立行政法人緑資源機構法を廃止する法律の施行により、独立行政法人緑資源機構が廃止され、同機構の業務の一部を独立行政法人森林総合研究所が引き継ぐこととされたことに伴い、条例の一部改正を行うものであります。現行の美咲町分集林設置条例の第2条第2項に町有林を独立行政法人緑資源機構法並びに関係法令に基づき町以外の者に造林させることができると定めてあったものを、独立行政法人緑資源機構法にかえて独立行政法人森林総合研究所法に改めるものであります。 続きまして、議案第16号 美咲町倭文西財産区管理条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、国有林野事業の改革のため、関係法律の整備に関する法律により、営林署が森林管理署となったために、美咲町倭文西財産区管理条例の第5条第3項中の営林署を森林管理署に改正するものであります。 議案第17号 美咲町特別会計条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、美咲町の特別会計を定めた条例で、現在28の特別会計を設けて管理いたしております。そのうち、美咲町下水道事業特別会計(飯岡勘定、吉岡勘定)は、施設の整備が終了したので勘定会計を廃止いたしまして、美咲町下水道事業特別会計に統合して管理するもので、ただし、平成20年度の決算については従前の会計により行うものといたします。 また、美咲町野外趣味活動施設事業特別会計は、会計の収入不足が継続しており、翌年度会計から繰り上げ充用により赤字決算をしておりましたが、平成20年度におきまして一般会計から繰り入れを行いましたので、会計の赤字を解消いたしまして、事業の目的も達成したので、ここでこの特別会計を廃止するものであります。大変長い間、皆さん方にご心配をかけ、ご迷惑をおかけいたしましたが、皆さん方のご理解によりまして、一般会計からの繰り入れをいたしまして、昨年、この赤字を解消いたしましたので、この会計を閉じさしていただきますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第18号 美咲町税条例の一部を改正する条例についてでありますが、 本件は、美咲町税条例で固定資産税を全期前納された場合、町税条例第70条の規定におきまして報奨金を交付していますが、その限度額は現在15万円となっています。行財政改革の一環として、この限度額を15万円から10万円に引き下げさしていただく改正を行うものでございます。 議案第19号 みさきネットの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、みさきネットサービス提供業務を充実していく中で、新たにIP電話を取り入れて、サービスの開始を行うものであります。このIP電話は、全世帯に配線している光ネットを利用して、町内の電話使用料金が無料で使える、また、市外通話についても安い料金で使えるものであります。多くの方々に加入をしていただいて、その効果を出していくためにも、こうした電話を積極的に皆さん方にご説明をしながら加入していただき、このサービスの有効活用、そして、また有効利用を推進していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第20号 美咲町児童館条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、柵原地域の幼稚園と保育園の一元化に伴い、平成21年4月1日から二つの幼稚園が新たに保育園となります。そして、この幼稚園施設を利用して設置していた預かり学童保育がこの施設での対応ができなくなるために、そのために、新たに柵原児童館を美咲町吉ヶ原854番地に設置するものでございます。そして、この条例の附則で従来行ってまいりました美咲町学童保育事業条例を廃止するものであります。 続きまして、議案第21号 美咲町老人福祉センター及びデイサービスセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、柵原地域の幼稚園と保育園の一元化に伴いまして児童館の設置が必要となり、この条例で定めてありました柵原いきいきふれあい館を柵原地域児童館として使用することになったために、第2条の表中、柵原いきいきふれあい館を削除するものと、本来地域住民の福祉向上の目的により設置された公の施設が、反社会的集団である暴力団の威力誇示、資金獲得活動等組織の利益を図る目的のために利用されることを防止するために、
施設利用の制限を行う条文を加える改正を行うものであります。 議案第22号 美咲町ひとり親家庭等医療費給付に関する条例及び美咲町心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、健康保険法の改正に伴いまして、政府管掌健康保険が全国健康保険協会管掌保険に変わったことにより、それぞれの条例中、政府とあるのを全国保険協会に改めるものであります。 続きまして、議案第23号 美咲町老人医療費給付条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件も、健康保険法の改正に伴い、政府管掌健康保険が全国健康保険協会管掌保険に変わったことにより、条例中、政府とあるのを全国保険協会に改めるものであります。そして附則におきまして、前期高齢者の医療費負担が2割に改定されておりますが、激変緩和措置として、高齢者の医療の確保に関する法律施行令等の一部を改正する政令等により1割の負担となっているものが、平成22年3月31日までに延長する改正がなされたことによる条例改正と、単県老人医療制度も国の医療制度にあわせて負担割合を1割に据え置く措置をするものであります。この条例の施行は、公布の日からでありますが、附則第2項及び第3項は、平成21年1月1日から施行し、第4項は平成21年4月1日から施行するものであります。 続きまして、議案第24号 美咲町介護保険条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、平成21年度からの第4期介護保険計画における介護保険料の見直しがなされることとなっており、去る2月5日に美咲町老人福祉計画と美咲町
介護保険事業計画策定委員会に諮問したところ承認をいただきましたので、条例改正をお願いするものであります。改正内容は、今後の介護保険制度の安定的な運営を行うために、保険料区分は今までどおりの6段階方式ですが、基準月額を3,900円から4,400円に改定するものでございます。この件につきましては、ご案内のように、第4期でございますが、第3期でも赤字があり、第2期が平成17年の1年間だけが合併前のその各町の取り決めておった保険料で徴収をさしていただきましたが、第3期の改正で、それぞれの町の保険料が別々でございました。中央、旭、柵原というふうにあったわけですが、柵原の保険料が3,900円でございまして、赤字を解消するためにそれにそろえさしていただきましたが、なお、その赤字が消えないということがございまして、ここで、500円のアップをお願いするものでございます。どうかよろしくご理解のほどいただきたいと思います。 議案第25号 美咲町立幼稚園の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例についてであります。本件は、柵原地域の保育所と幼稚園が保育園に一元化されることに伴い、幼稚園に係る条例の一部改正と関係条例の廃止を行うものであります。条例の一部改正は、美咲町職員の特殊勤務手当に関する条例の中で、幼稚園教育業務従事職員の特殊勤務手当として定めていた部分を、このたび、削除するものであります。そして、条例廃止は、美咲町立幼稚園設置条例及び美咲町立幼稚園保育料徴収条例並びに美咲町幼稚園児預かり保育条例の3条例が不要となったために、廃止をするものであります。 次に、提案しております、議案第26号から議案第49号にいたる24議案につきましては、平成20年度の
補正予算案であります。 まず、議案第26号 平成20年度美咲町
一般会計歳入歳出補正予算(第7号)でございます。ご説明申し上げますので、お聞き取り願いたいと思います。 まず、本件は、
歳入歳出予算の総額から
歳入歳出それぞれ1億3,362万円を減額し、予算総額を115億316万5,000円とするものであります。繰越明許費23件、また、
債務負担行為の補正の追加32件、地方債の補正4件の限度額補正を行っております。 今回の
補正予算は、20年度の最後となる予算でありますので、歳入につきまして、財源となるものすべてを精査いたしまして、また、歳出につきましても、事務事業のすべてを見直し、不用額については減額補正をいたしました。なお、特に必要な予算につきましては、必要最小限度で追加補正をしておるものでございます。 では、内容につきまして、まず、歳入の主なものについてご説明をさしていただきます。 まず、町税を、1,549万2,000円減額しています主な内訳は、法人町民税を1,528万7,000円の減額でございます。この額を減額さしていただいたものでございます。 次に、国庫支出金を1,411万円を増額しています。主な内訳は、国の地域活性化・生活対策臨時交付金を2,518万円増額したものであります。この交付金は、2月17日の臨時会にも上程いたしましたが、この大変な大不況の中におきまして、景気浮揚対策のために3億7,000万円の一部として、今回、特別会計分下水道事業を計上したものであります。 次に、県支出金を1,934万1,000円を減額さしていただいております。これの主な内訳でございますが、国民健康保険税軽減負担金を1,473万4,000円を減額したものであります。 次に、繰入金を1億73万8,000円を減額しております。これの主な内訳でございますが、歳出予算の精査によりまして、財政調整基金からの取り崩しを止めたものでございます。1億2,500万円を減額さしていただいております。 次に、町債を1,270万円減額さしていただいております。これの主な内訳は、事業費等の確定によりまして、土木債を600万円減額し、さらに、消防債を500万円減額したものであります。 次に、歳出の主なものについてご説明を申し上げます。歳出の中で、総務費を、2,478万3,000円を減額しております。この主な内訳でございますが、企画費については、みさきネット事業特別会計への繰出金運営費分を、1,694万6,000円減額しておるものでございます。これにつきましては、みさきネットの運営について、一般会計から繰り出しをするようにしておりましたが、加入者等の増加に伴い、この繰り出しが少なくなったものでございます。また、地域活性化・生活対策費として、下水道台帳、飯岡・吉岡地区整備事業に2,740万円を増額しております。町長及び議会議員の選挙が4月になったために、選挙費を1,044万5,000円を減額さしていただいたものであります。 次に、民生費を3,930万円減額しております。主な内訳は、老人保健特別会計繰出金医療費分を、1,119万6,000円減額いたしまして、また、児童手当を493万円減額、3保育所の一般職・嘱託職員の人件費を、1,286万8,000円減額したものであります。 続きまして、衛生費を1,612万8,000円減額さしていただいております。これの主な内訳は、統合簡易水道事業の完了によるものを含める3簡易水道の特別会計の繰出金を、1,623万7,000円を減額したものであります。 次に、土木費を1,828万8,000円を減額しております。これの主な内訳でございますが、各種事業の完了に伴いまして、町道小山中央線など臨時交付金による地方道整備事業をはじめ、過疎・辺地対策事業による道路改良並びに舗装工事を、1,881万5,000円減額し、さらに、公共下水道事業に伴う特別会計への繰出金を1,061万7,000円減額したものであります。 次に、教育費を1,220万8,000円減額さしていただいておりますが、これの主な内訳は、国の地域活性化・生活対策交付金事業に振り替えるために、児童公園の遊具の滑り台の改修事業を350万円減額し、また、その他、教育総務費など一般職の人件費を減額したものであります。 以上が、予算の概要です。なお、第2表繰越明許費の23件につきましては、2月の臨時会において議決していただきました定額給付金事業をはじめ、地域活性化・生活対策交付金事業の16件など、総額にして6億7,885万2,000円を翌年に繰り越すものでございます。 また、第3表の
債務負担行為の補正32件の追加につきましては、小規模ため池補強事業をはじめ、指定管理者の期限切れに伴い3年を限度に再指定し、その限度額を定めるものであります。 また、地方債の補正4件につきましては、道路新設・改良・舗装事業をはじめ、防火水槽の新設、スクールバス購入事業に伴う限度額の補正を行っております。 以上が、
一般会計補正予算の主なものでございます。 次に、議案第27号から議案第49号までの美咲町特別会計23会計の
歳入歳出補正予算案についてのご説明を申し上げます。 まず、特別会計におきましても、本年度最後の
補正予算となりましたので、独立採算制の基本原則に立ち返り、
歳入歳出すべてを見直しまして、一般会計からの繰入金については極力返還するよう整理しております。 まず、みさきネット事業ほか15特別会計につきましては、事業の完了に伴いまして、最終調整をしたものであります。 また、国民健康保険事業特別会計は、医療費の伸びに伴う追加補正であります。 また、介護保険事業及び下水道事業(飯岡・吉岡勘定)特別会計につきましては、国県補助金をおのおの介護従事者処遇改善臨時特例基金並びに農業集落排水事業管理基金へ積み立てするものであります。 なお、下水道事業(飯岡・吉岡勘定)特別会計につきましては、国の地域活性化・生活対策交付金により実施する下水道台帳整備事業を21年度へ繰り越すために繰越明許費を計上しておりますので、ご理解いただきたいと思います。 また、後期高齢者医療特別会計並びに統合簡易水道事業特別会計及び柵原公共下水道事業特別会計、中央公共下水道事業特別会計及び用地取得造成事業特別会計につきましても、それぞれ国庫補助事業を21年度へ繰り越すために、繰越明許費を計上したものであります。 なお、野外趣味活動施設事業特別会計につきましては、先ほども申し上げましたように、本年度ですべての負債を整理しますので、この会計は20年度末をもちまして廃止いたすものでございます。 特別会計は、以上でございます。 続きまして、議案第50号 平成21年度美咲町一般会計
歳入歳出予算の案について、ご説明申し上げます。 先ほども冒頭でも申し上げましたように、平成21年度の予算につきましては、私たち4月23日までの任期でございまして、したがいまして、骨格予算を上げさしていただいておるものでございます。
歳入歳出予算の総額を97億2,268万7,000円とするものであります。予算規模は対前年度比で申し上げますと、6億3,082万1,000円を減額したものでございまして、率にして6.1パーセント減となっております。減額の理由は、先ほども申し上げましたように、4月に町長・議会議員の選挙が行われますので、基本的には骨格予算としております。投資的経費を抑え、義務的経費を中心に編成したものであります。今後、選挙も終わり新執行部体制ができましたら、さらに調整し、総計予算主義に基づいた当初予算にしたいと考えていますので、ご理解いただきたいと思います。 なお、当初予算の全体像としましては、骨格予算としているものの、振興計画世界にはばたく元気な美咲町の実現のため、協働のまちづくりや健全な財政運営をもって、中央・旭・柵原の3地域がともに発展するよう、昨年度に引き続き重要な施策は盛り込んでおるところでございますので、十分お目通しいただきたいと思います。 まず、協働のまちづくりについては、行政と地域が役割分担しながら地域づくりを進めるために、21年度からは新しく協働の体制による事業が実施されます。また、少子化ストップ宣言の町にふさわしく、各ライフステージに応じた若者を支援していくよう、引き続き各種少子化対策事業を実施し、強いては、若者の定住促進に努めていきたいと考えているとこでございます。 また、高齢者や障害者など社会的に弱い立場にある人々へは、美咲版のPPK運動とあわせ生涯現役社会をめざし、全町民の健康づくり、高齢者パワーの活用と社会参加、そして、また、福祉・巡回バスによる障害者等の自立支援など、引き続き弱者救済に努めていきたいと考えているところでございます。 特に、全国的に進んでいる地方分権の中で、昨年度、岡山県との人事交流により準備を進めてまいりました福祉事務所の開設がいよいよ本年4月から稼動することになりました。県下の町村に先がけて立ち上げたこの福祉事務所の開設により、今後は、美作県民局に送付していた事務が役場でできることになりますので、それだけ住民サービスの向上につながるのではないかと考えておるところでございます。 また、行財政改革につきましても、行革大綱に基づき住民のサービス向上につながらない事業はできるだけ廃止するなど、歳出改革、削減に重点をおいてまいりたいと思っております。必要なところへは必要な予算を配分し、生活者の暮らしを守るメリハリのある予算として、当初予算は編成しているところでございます。 なお、世界恐慌とも言われておりますところの昨今の経済情勢が、急激な衰退を見せているところからも、当初予算に盛り込む予定だった企業の間接的・側面的な支援をはじめ、住民の安心・安全な生活を確保するための事業については、先の臨時会で地域活性化・生活対策臨時交付金事業、美咲町分が、先ほども申し上げましたように、3億7,000万円でございますが、これらをご議決いただいておりますので、これらを早急に実施しながら雇用の確保、そして、企業の安定、そして、また、住民への安心・安全を提供してまいりたいと考えているところでございます。 まず、歳入の主なものについてご説明をさしていただきます。町税につきましては、13億3,167万7,000円を計上しております。これは前年度対比で申し上げますと、5,230万9,000円を減額しておりまして、率にいたしまして3.8パーセントの減額を見込んでおるとこでございます。減額の理由は、先ほど来より申し上げておりますように、経済の急激な冷え込みによりまして、当面の見通しを立てたことと、また、本年度は、固定資産税の3年に一度の評価替えの年にもなりましたので、その見通しと、前年度の実績等も踏まえながら、過大見積りとならない額を計上しているところでございます。 主な内訳は、町民税5億7,804万8,000円。また、固定資産税6億5,148万円でございます。 次に、地方譲与税に2億1,332万5,000円を計上さしていただいております。これの対前年度比を申し上げますと、2,669万1,000円を減額いたしております。率にいたしまして、11.1パーセント減の見込みでございます。減額の理由は、道路特定財源の一般財源化によるもので、過大見積もりにならない額を計上しておるとこでございます。主な内訳は、自動車重量譲与税1億5,866万円でございます。 続きまして、地方消費税交付金に1億2,195万1,000円を計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、46万8,000円を減額し、率にいたしまして0.4パーセントの減の見込みをしておるとこでございます。減額の理由は、交付基準率の従業員割りが減少したことによるものでございます。 続きまして、地方交付税に53億円計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、5,000万円増額いたしております。率にして約1パーセントの増でございます。増額の理由は、財政の厳しい地域に重点的に配分する国の地方再生対策の方針によりまして、国の動向を踏まえながら調整したもので、過大見積もりにならないよう額を計上しておるつもりでございます。主な内訳は、普通地方交付税50億円でございます。 次に、分担金及び負担金に1億3,064万1,000円を計上さしていただいております。対前年度比で申しますと、4,119万6,000円を減額いたしております。率にいたしまして24パーセントの減額を見込んでおるとこでございます。減額の理由は、単町ため池補強事業負担金及び児童福祉費負担金の減によるものであります。主な内訳は、
総務管理費負担金が2,212万5,000円、児童福祉費負担金5,900万3,000円でございます。 次に、国庫支出金に3億8,147万1,000円を計上さしていただいております。対前年度比で申し上げますと、7,651万円増額いたしております。率にいたしまして25.1パーセントの増額を見込んでおるとこでございます。増額の理由といたしまして、県下の町村に先駆けまして、本年4月から福祉事務所が立ち上がりますので、そのための身体障害者保護事務をはじめ、自立支援給付事務、そして、また、生活保護事務に要する国庫負担分を新規計上したものであります。主な内訳は、国庫負担金3億5,089万2,000円でございます。 次に、県支出金に5億5,014万9,000円を計上しております。対前年度比で申し上げますと、9,184万9,000円を減額さしていただいております。率にいたしまして、14.3パーセントの現額を見込んでおるとこでございます。減額の理由は、合併以来各種事業に活用してきました岡山県市町村合併支援特別交付金、これは平成16年度から20年度まで、単年で1億2,000万円で、合計が全体で6億円が交付されておったものでございますが、20年度で終了したことによるものであります。主な内訳は、県負担金1億7,587万5,000円でございますが、県補助金3億2,950万8,000円でございます。 次に、繰入金に5億9,000万2,000円を計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、1億4,000万円減額しております。率にして19.2パーセントの減を見込んでおるとこでございます。減額の理由は、当初予算は骨格予算としているもので、一般財源の不足分については、財政調整基金の取り崩しにより確保しようというものであります。主な内訳は、
基金繰入金5億9,000万円でございます。 次に、町債に7億3,289万円を計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、3億5,610万円を減額いたしております。率にいたしまして、32.7パーセントの減を見込んでおるものでございます。減額の理由は、当初予算を骨格予算としているもので、また、市町村合併特例債を活用した基金造成事業が、20年度で終了したことによるものでございます。主な内訳は、町道新設改良事業2億4,860万円、臨時財政対策債4億5,000万円でございます。 さて、次に、歳出の主なものについてご説明を申し上げます。 総務費に10億2,010万6,000円を計上しておりますが、これは、対前年度比で申し上げますと、4億6,012万6,000円を減額いたしまして、率にして31.1パーセントの減となったものでございます。減額の理由は、ラストワンマイルの付加事業として実施してきましたIP電話事業の前年度分の完了と、合併特例債による元気なまちづくり推進基金への積立金が終了したことによるものであります。主な内訳は、
総務管理費を8億2,478万8,000円、そして、徴税費を1億1,446万2,000円、選挙費を3,355万5,000円としています。 なお、
総務管理費については、総務
一般管理費の5億5,664万8,000円は、一般職・特別職等の人件費をはじめ、バス運行事業特別会計3会計への繰出金。また、企画費の1億7,000万円は、協働のまちづくり交付金をはじめ、町有バスの運行対策事業、主に役場内のネットワークの機器の保守管理費、みさきネット事業特別会計への繰出金であります。 徴税費については、税務総務費の7,508万円は、一般職の人件費であり、また、賦課徴収費の3,938万2,000円は、税務情報の電算処理に伴うものであります。選挙費については、来る4月に行わる町長・町議会議員選挙費に1,647万8,000円、また、衆議院議員選挙費の1,554万3,000円であります。 次に、民生費に21億7,265万7,000円を計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、3億8,046万3,000円を増額して、率にして21.2パーセントの増額となっております。増額の理由は、幼保の一元化により柵原西・東幼稚園が、それぞれ保育園になったことにより、教育費から本款に振り替えたため。また、新しく福祉事務所の開設によりまして、児童扶養手当や生活保護費を計上したことによるものであります。主な内訳は、社会福祉費を12億5,929万6,000円、児童福祉費を7億1,564万8,000円、生活保護費を1億9,771万3,000円としています。 社会福祉費については、社会福祉総務費の2億3,732万8,000円は、国民健康保険事業特別会計への繰出金。また、老人福祉費の6億6,872万8,000円は、老人ホームの入所者に伴う老人保護措置費をはじめ、後期高齢者医療特別会計や介護保険事業特別会計への繰出金、後期高齢者医療事業に伴う広域連合に支払う療養給付に伴う負担金であります。また、障害者福祉費の1億781万1,000円は、心身障害者(児)医療費扶助にかかるもの。また、自立支援給付費の1億9,410万8,000円は、施設入所に伴う支援給付費であります。 続きまして、児童福祉費については、児童措置費の1億1,323万8,000円は児童手当であります。また、児童福祉施設費の5億2,721万6,000円は、保育園5園の一般職・嘱託職員の人件費及び子育て支援事業、児童館の運営費並びに児童扶養手当給付費であります。 生活保護費につきましては、扶助費の1億9,510万4,000円は、生活扶助費であります。 次に、衛生費に11億5,495万9,000円を計上さしていただいておりますが、これは、対前年度比にいたしまして、9,085万4,000円を減額いたしまして、率にして7.3パーセントの減額となっておるとこでございます。減額の理由は、中央保健センター整備に伴う事業費の減によるものであります。主な内訳は、保健衛生費を8億2,298万4,000円、清掃費を3億454万2,000円としておるものでございます。 保健衛生費については、保健衛生総務費の5億5,151万4,000円は、一般職・保健師・栄養士の人件費をはじめ、簡易水道事業特別会計5会計への繰出金。また、環境衛生費の1億7,562万5,000円は、一般職の人件費をはじめ、合併処理浄化槽設置補助金であります。 続きまして、清掃費についてでございますが、じん芥処理費の1億7,714万4,000円は、
津山圏域西部衛生施設組合など2組合の負担金、また、し尿処理費の8,047万2,000円は、勝英衛生施設組合など3組合の負担金であります。 続きまして、農林水産業費に移らせていただきますが、農林水産費を6億6,584万1,000円計上さしていただいております。これの対前年度比で申し上げますと、2億1,227万1,000円を減額しております。率にいたしまして24.2パーセント減となっているところでございます。減額の理由は、骨格予算であるために、新規の土地改良事業費の未計上とふるさと農道緊急整備事業が20年度で終了したことによるものであります。主な内訳は、農業費を6億3,273万4,000円としております。農業費については、農業総務費の2億1,712万9,000円は、一般職の人件費をはじめ、下水道事業特別会計への運営費・建設事業としての繰出金を行うものでございます。また、農業振興費の2億3,540万5,000円は、中山間地域等の直接支払い事業に充てるもので、また、農地費の1億6,728万2,000円は、農道改良事業等の償還助成金をはじめ、土地改良事業などに伴うものでございます。 続きまして、土木費に7億6,140万6,000円を計上しております。対前年度比で申し上げますと、3,462万円の減額となっておりますが、率にして4.4パーセントの減となっております。減額の理由でございますが、骨格予算であるために、新規の町道改良・舗装事業費等の未計上によるものであります。主な内訳は、土木管理費で6,933万8,000円、道路橋梁費を4億6,455万9,000円、下水道費を2億803万7,000円としておるものでございます。 土木管理費については、土木総務費の6,933万8,000円は、一般職の人件費をはじめ、土地開発事業会計など特別会計2会計への繰出金であります。道路橋梁費については、道路橋梁総務費の1億2,265万8,000円は、一般職の人件費をはじめ、県事業における町の負担金。また、道路新設改良費の3億490万5,000円は、過疎・辺地対策事業の改良や舗装などをはじめ、合併特例事業に伴うものでございます。下水道費については、公共下水道費の2億803万7,000円は、中央公共下水道など下水道事業に伴う特別会計2会計への繰出金であります。 次に、消防費に2億9,855万4,000円を計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、4,168万9,000円を減額しております。率にして12.3パーセントの減となっておりますが、減額の理由は、県の防災情報ネットワーク高度化事業が完成したことによるものでありまして、主な内訳は、消防費を2億9,855万4,000円としています。消防費については、常備消防費の2億1,939万8,000円は、
津山圏域消防組合の負担金です。また、非常備消防費の5,703万6,000円は、消防団員の人件費をはじめ、消防補償等組合の負担金であります。 次に、教育費に、6億5,920万2,000円を計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、1億7,757万1,000円を減額いたしまして、率にして18.3パーセントの減となっております。減額の理由は、幼保一元化に伴いまして、柵原西・東の幼稚園が保育園となり民生費に計上したために、幼稚園費の本項を廃止したことによるものでございます。また、加美小学校、柵原中学校の耐震補強工事の完成に伴うものであります。主な内訳は、小学校費を1億5,936万5,000円、中学校費を1億1,523万9,000円、社会教育費を1億2,555万4,000円、通学措置費を1億705万9,000円としています。小学校費については、学校管理費の1億4,722万2,000円は、柵原西小学校など5小学校の管理運営によるものであります。中学校費については、学校管理費の8,155万円でございますが、柵原中学校など3中学校の管理運営によるものでございます。 続きまして、社会教育費については、社会教育総務費の5,687万3,000円は、一般職の人件費をはじめ、各種社会教育講座、人権教育や青少年の健全育成によるもの。また、図書館費の4,689万2,000円は、エイコン図書館など3図書館の管理運営によるものであります。通学措置費については、通学措置費の1億705万9,000円は、スクールバスの管理運営によるものでございます。 続きまして、災害復旧費に、6,506万円計上しておりますが、対前年度比で申し上げますと、671万7,000円を減額いたしております。率にして9.4パーセントの減額となっておるとこでございます。減額の理由は、過年度災害復旧事業の完了によるものであります。主な内訳は、農林水産業施設費を3,926万円、公共土木施設費を2,580万円としておるものでございます。 次に、公債費に26億9,867万8,000円を計上しておりますが、これは、対前年度比にしまして、2,751万4,000円を減額いたしまして、率にして1.0パーセントの減となっておるものでございます。減額の理由は、20年度に利率の高い政府資金につきまして補償金免除繰上償還を実施したこと。また、岡山県振興資金を繰上償還したことによるものであります。主な内訳は、公債費を26億9,867万8,000円としております。公債費は、事業執行について財源不足を補うため町債を発行し、借り入れを行うためのものでございます。償還元金に23億2,960万3,000円、償還利子に3億6,905万8,000円を計上さしていただいております。 なお、予備費として、5,573万3,000円を計上しております。
○議長(
大神弍之君) ここで、暫時休憩いたします。 それでは、3時20分まで休憩します。 (時に15時07分) 〔 休 憩 〕
○議長(
大神弍之君) 休憩前に引き続き、ただいまより、会議を再開いたします。 町長どうぞ。 (時に15時20分)
◎町長(奥村忠夫君) 議長。
○議長(
大神弍之君) 町長どうぞ。
◎町長(奥村忠夫君) それでは、休憩前に引き続きまして、提案理由の説明並びに議案内容の説明を行います。 大変長時間でございますが、もう1時間ほどだと思いますので、ご辛抱のほどよろしくお願いいたします。 議案第51号から議案第77号までの特別会計27会計について、平成21年度の
歳入歳出予算案をご説明申し上げます。 特別会計について、昨年度との大きな違いは、野外趣味活動施設事業、人工スキー場などの会計について、すべての負債を整理することよりまして、20年度で会計を廃止いたしますので、全体が1会計減りまして、27会計になったとこであります。 また、下水道事業特別会計につきましては、昨年度まで会計を飯岡勘定と吉岡勘定に分割していましたが、双方とも事業が終了し供用開始となりましたので、下水道事業特別会計へ一本化さしていただきました。 以上により、特別会計全体の
歳入歳出予算の総額は、61億3,101万5,000円となりました。予算規模としては、対前年度比で申し上げますと、5億9,057万8,000円減額いたしまして、率にして8.8パーセントの減となったとこでございます。減額の理由は、後期高齢者医療の実施に伴いまして、老人保健事業が終了しますので3億6,394万6,000円の減となったことと、また、西川と西川上簡易水道が統合され、統合簡易水道事業が完了したことによりまして、2億3,335万4,000円を減額さしていただいております。また、特定環境保全公共下水道事業である中央公共下水道事業の事業費が減少したことによりまして、2億1,000万3,000円減となったこと。また、用地取得の造成事業の完了によりまして、打穴下の分譲地の造成費が2億1,097万1,000円を減額さしていただいております。これらが、主なものであります。 なお、特別会計につきましては、その性質上、独立採算制を原則としていますが、それぞれの会計でやむを得ない事情がありますので、一般会計から必要最小限度の繰り入れを行いながら、健全な財政運営に努めてまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上で、平成21年度の美咲町一般会計並びに特別会計の
歳入歳出予算の説明を終わらせていただきます。 なお、また、非常に長時間にわたりまして、内容のご説明をさしていただきましたとこでございますが、数字を追ってのご説明をさしていただいておりますので、万が一、数字がご提案さしていただいております提案書と私の説明と誤差がございました場合には、提案書が正しいものとしてご訂正のほどお願いしますことを申し添えて、説明を終わらしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 なお、平成21年度の予算説明資料といたしまして、お手元に予算の編成方針の概要と、また、主要事業の一覧表、そして、また、一般会計・特別会計の事項別の説明を冊子にしてお手元の方にお配りさしていただいておりますので、後ほど十分ご覧いただきまして、よろしくお取り扱いのほどお願い申し上げます。 また、当初予算の詳細な内容につきましては、今後、各常任委員会の席におきまして、担当課長から詳しくご説明を申し上げますので、十分お聞き取りいただきましてご審議いただき、スムーズなご議決をいただきますよう、あわせてお願い申し上げておきます。よろしくお願いいたします。 それでは、次に、議案第78号 美咲町公の施設に係る指定管理者の指定についてでありますが、本件は、平成15年9月、
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴いまして、公の施設の管理を代行するため指定管理者と契約していた期間が、本年3月31日をもって終了するために、引き続き平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3年を限度として、別紙の45の施設について民間事業者を含め、美咲町が指定した者に管理を委託するものであります。 なお、吉ヶ原にありますデイサービスセンター柵原いきいきふれあい館につきましては、本年4月から柵原地域の児童館として活用するために、美咲町社会福祉協議会を指定管理者とせず、町の直営に変えたものであります。 次に、議案第79号 美咲町道路線の認定についてでありますが、本件につきましては、柵原地域内の6路線について、道路新設により新たに町道路線の認定を行うために、道路法第8条第2項の規定に基づき議会の議決を賜るものでございます。各路線ごとに、起点・終点、重要な経過地、道路の延長・幅員を記載した一覧表と位置図を添付いたしておりますので、ご確認をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 次に、議案第80号 美咲町道路線の変更認定についてでありますが、中央地域内の12路線、旭地域内の8路線、柵原地域内の6路線の合計26路線について、道路改良工事により、町道の起点、終点に変更が生じたために町道路線の変更認定を行うために、道路法第10条第3項の規定に基づきまして議会のご議決を賜るものでございます。 なお、各路線ごとに、起点・終点、道路の延長・幅員を記載した一覧表と位置図を、これまた、添付いたしておりますのでご確認いただきまして、よろしくお取り計らいのほどお願いいたします。 次に、議案第81号 美咲町道路線の廃止についてでありますが、本件は、旭地域内3路線、柵原地域内1路線の合計4路線について、道路改良工事に伴い不要となった道路線を廃止するために、道路法第10条第3項の規定に基づきまして、議会の議決をお願いするものであります。各路線ごとに、起点・終点、道路の延長・幅員を記載した一覧表と、これまた、位置図を添付しておりますので、ご確認いただきますようよろしくお願いいたします。 続きまして、議案第82号 区域外道路線の認定の承諾についてでありますが、本件は、美作市が市道として管理していた道路の一部分が美咲町内を通過していることが判明いたしまして、美作市から美咲町と美作市の境界に位置する道路の認定に伴い、美作市から道路法第8条第3項及び第4項の規定に基づきまして、美咲町の区域における美咲町高下46番3地先から美咲町高下46番3地先までの延長30メートル、面積にいたしまして100平方メートルを美作市道として管理をする区域外道路の認定の承諾について協議がありましたので、これを美咲町が区域外道路として認定を承諾することで支障が生じないので、これの承諾をさしていただくものであります。 この承諾をするために、道路法の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 なお、提案箇所の位置図につきましては、添付いたしておりますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第83号 区域外の公の施設の設置についてでありますが、本件は、美咲町江与味地内に岡山県中部環境施設組合が
最終処分場を建設した際に、岡山県中部環境施設組合と江与味地区代表区長により、美咲町江与味地内長乢から真庭市上山までの延長約2,600メートルの道路整備を確約した覚書が、平成12年3月5日取り交わされております。この道路整備については、平成21年度から着手して平成24年度の完成予定で、美咲町江与味地内の延長1,400メートルを含む全体延長の2,600メートルを林道上山長乢線開設工事として、真庭市が事業主体で実施するものでございます。 したがいまて、真庭市の区域外である美咲町内の林道整備工事を実施することに伴いまして、
地方自治法第244条の3の規定によりまして、平成21年2月6日に真庭市から別紙のとおり区域外の公の施設の設置について協議がなされたので、これについて意義のない旨を回答するために、議会の議決をお願いするものであります。 また、提案箇所の位置図につきましては、これまた、その書類に添付しておりますので、ご確認をくださいますようよろしくお願いいたします。 次に、議案第84号 岡山
県市町村総合事務組合の
組合市町村数の増加及び規約の変更についてでありますが、本件は、
地方自治法第286条第1項の規定によりまして、岡山
県市町村総合事務組合への加入脱退、事務処理の追加等があったので、議会の議決をお願いするものであります。この変更の内容は、平成21年4月1日から湛井十
二箇郷組合と総社広域環境施設組合、備南競艇事業組合及び備前広域環境施設組合の加入を承認するとともに、玉野市、総社市、
津山圏域消防組合及び湛井十
二箇郷組合、総社広域環境施設組合、備南競艇事業組合の議会の議員、その他非常勤の職員に係る公務上等の災害補償に関する事務並びに備前広域環境施設組合の退職手当に関する事務、議会の議員その他非常勤の職員に係る公務上等の災害補償に関する事務及び福利厚生の増進に関する事務を共同処理し、岡山市が政令指定都市への移行に伴う事務所の位置の表記の変更をするために規約を変更するものであり、
地方自治法第290条の規定に基づき、議会のご議決をお願いするものでございます。 次に、議案第85号 岡山県市町村税整理
組合規約の変更についてでありますが、本件は、岡山県市町村税整理組合の事務所の所在地が岡山市であり、このたび、岡山市が政令指定都市へ移行することに伴いまして、事務所の所在地を変更する規約改正が必要となり、
地方自治法第290条の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。 続きまして、議案第86号 岡山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてでありますが、本件は、岡山県後期高齢者医療広域連合の議会の組織について、
組合議会の議員定数を15人から18人に改定するもので、その内訳は、市議会議員の区分の広域連合の議会の議員の人数を3人から5人に改め、町村議会議員の区分の広域連合議員の人数を3人から4人に改めるものであります。この改正は、平成21年2月の岡山県後期高齢者医療広域連合議会定例会におきまして議決されたもので、
地方自治法291条の11の規定によりまして、議会の議決をお願いするものであります。 以上、今定例会に提案さしていただきました79件の議案の説明と私のごあいさつをさしていただいたところでございます。 何とぞ、膨大な議案でございますが、慎重審議の上、適切なご議決をいただきますよう、よろしくお願い申し上げ、私のあいさつ並びに議案説明にかえさしていただきたいと思います。 大変長時間にわたしまして、ご静聴ありがとうございました。 よろしくお願いいたします。以上です。
○議長(
大神弍之君) ご苦労様でございました。 提案理由の説明は、以上お聞きのとおりであります。 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。 今後の日程につきましては、明4日、午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 なお、本日の町長の施政方針に関する質問については、本日、午後5時まで受け付けておりますので、ご承知おきお願いいたします。 本日は、これをもって、散会といたします。 (午後 3時37分)...