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11月30日-03号

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  1. 赤磐市議会 2020-11-30
    11月30日-03号


    取得元: 赤磐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    令和 2年12月第6回定例会          令和2年12月第6回赤磐市議会定例会会議録令和2年11月30日(月曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第3号)午前10時0分開議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(18名) 1番  永  徳  省  二  君       2番  大  森  進  次  君 3番  佐  藤     武  君       4番  佐 々 木  雄  司  君 5番  光  成  良  充  君       6番  保  田     守  君 7番  大  口  浩  志  君       8番  治  徳  義  明  君 9番  原  田  素  代  君      10番  行  本  恭  庸  君11番  松  田     勲  君      12番  北  川  勝  義  君13番  福  木  京  子  君      14番  佐  藤  武  文  君15番  岡  崎  達  義  君      16番  下  山  哲  司  君17番  実  盛  祥  五  君      18番  金  谷  文  則  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      友 實 武 則 君        副市長     前 田 正 之 君副市長     川 島 明 昌 君        教育長     土井原 康 文 君総合政策部長  安 田 良 一 君        総務部長    塩 見   誠 君財務部長    藤 原 義 昭 君        市民生活部長  作 本 直 美 君保健福祉部長  入 矢 五和夫 君        産業振興部長  是 松   誠 君産業振興部政策監兼建設事業部政策監        中 山 教 浩 君        建設事業部長  杉 原 洋 二 君教育次長    有 馬 唯 常 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  元 宗 昭 二 君        副参事     黒 田 未 来 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(金谷文則君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 11月27日の本会議に引き続き本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 本日は11月27日と同様、一般質問を行います。 質問は質問席で発言願います。初回は一括質問とし、再質問以降は一問一答といたします。質問回数は、赤磐市議会会議規則第56条ただし書の規定により、3回を超えることを許可いたします。質問については、赤磐市議会会議規則第55条の規定により、全て簡明にするものとしております。新型コロナウイルス感染症対策のため、1人の質問時間は20分以内であります。 質問順序は、お手元に配付した一般質問通告表のとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影及び電子機器の使用を許可しておりますので、報告いたします。 それでは、これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(金谷文則君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従いまして一般質問を許します。 まず、13番福木議員の質問を許します。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、3点にわたって市長に質問したいと思います。 第1点目です。公共施設を回る福祉バスの復活をという質問であります。 宇野循環バスが中止になりまして、もう1年8か月がたっております。それに対して、山陽地域でアンケートの実施をされておられます。それが3月の末ぐらいに基本方向が出るということなのでありますけれども、このアンケート、結果が出ても多分半年、あるいは1年ぐらいかかるのではないかと思います。もうそうなりますと、約3年も市民としては待たないといけない訳です。その間、公共施設を回る福祉バス、代替案としまして福祉バスの復活をしてはどうかという提案をしたいと思います。これについてのお考えをお聞きしたいと思います。 2つ目の質問です。山陽地域活性化の基本計画の実施をという質問です。 山陽の6丁目の一画、この計画は動いております。今、工事にかかろうとされておられます。しかし、山陽地域の住民にとっては、山陽団地の活性化をどうしていくのかということ全体が見えない訳であります。2年前、1年間もかけていろんな人たちが集って作成した計画書が前進していない訳です。やはり目に見える形で、せっかく力を入れて作成したこの計画を実施すべきだというふうに考えますがいかがでしょうか。 3つ目の質問です。コロナの関係で収入減があって、本当に大変な状況です。収入減による税金の減免などの相談窓口を設けて丁寧な応対をしてはどうかという質問であります。コロナ対策で持続化給付金や農業者支援については、早速相談窓口が開設されて相談に乗られていることは評価したいと思います。そして、収入減によって、税金を払いたくても払えないという状況が年末差し迫っている中で出てくるのではないでしょうか。収入減による税金の減免などの相談窓口、これの充実をすべきではないかという質問であります。御答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 皆さんおはようございます。 それでは、今日もよろしくお願いいたします。 福木議員の御質問におのおの答えさせていただきます。 私のほうからは、まず山陽地域活性化基本計画についてお答えします。 活性化基本計画について、前進していないという御指摘でございます。山陽6丁目の一部土地については、世代循環を促す若者向け住宅用地や賑わい拠点などとして活用するために、現在、今年度末の工事完了を目指し、解体工事を進めているところでございます。また、活性化対策基本計画に定める地域への愛着の醸成に向け、昨年度は発掘50周年を記念してあかいわアートラリーを開催するとともに、団地内の文化財マップを活用した山陽団地ウオーキングを開催いたしました。今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、地域での活動がなかなか行えない状況でございました。11月下旬には、山陽団地を歩いて古墳や神社を回り、町のよさを再確認する歴史ウオーキングを開催いたしました。少しずつではありますけども、団地の活性化に向けて活性化対策基本計画に基づき取組を行っているところでございます。なお、取組の状況が見えてこないという御指摘につきましては、様々な機会を捉えて情報発信に努めてまいりたいと思っております。 次に、収入減による税金の減免などの相談窓口の設置についての御質問でございますけども、新型コロナウイルス感染症の影響によって収入が減少した方等への後期高齢者医療保険料、介護保険料、国民健康保険税につきましては、国の基準に合わせた保険料の減免措置がございます。御相談や減免申請の受付をさせていただいているところでございます。市民税、固定資産税の減免につきましては、従前の減免規定で対応いたしております。固定資産税については、中小企業事業者等が所有する償却資産及び事業用家屋等の軽減措置が行われることになって、令和3年1月4日から申告期間が始まりますので、こちらの相談も受けております。また、全ての地方税で、新型コロナウイルス感染症の影響で納税の困難になった方々に対しまして徴収猶予の特例が導入されております。これらにつきましては、広報あかいわや赤磐市ホームページでも御案内しているところでございますが、納税相談をはじめ窓口に相談に来られる方やお電話いただいた皆様に対してお話を丁寧にお伺いし、しっかりと聞き取りを行うようにしております。今後も適切に案内や説明をしてまいりたいと思っております。 私のほうからは以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) おはようございます。 私のほうからは、福木議員の公共施設を回る福祉バスの復活についての御質問にお答えいたします。 赤磐循環バスの廃止に伴い、バスの交通空白地解消のため、桜が丘地域の市民バスの路線変更を実施するとともに、山陽地域を対象に公共交通に関するアンケート調査を実施し、現在調査結果を基に、地域公共交通会議を中心として山陽地域の市民バスについて路線やダイヤ改正を検討しているところでございます。本年度中を目途に方針を決定し、その後、運行開始に向け、条例改正や国、県への届出等の手続を進めてまいります。運行開始時期につきましては、車両の確保が必要な場合など再編内容によりかなり異なってくるものと存じますが、遅くとも令和4年1月には開始できるものと存じております。運行開始まで時間がかかることから、山陽地域の市民バスの見直しが終了するまでの間、公共施設を回る福祉バスを復活させてはどうかとの御意見でございますが、現在のところ福祉バスの運行は考えておりません。赤磐循環バスの廃止により、運行本数の減少や乗換えに伴う待ち時間の増加など御不便を感じる方もおられると存じますが、赤磐循環バスの路線を組み込んだ路線変更を検討しているところでございまして、いましばらくお待ちいただきますよう、御理解を賜りたいと存じます。いずれにいたしましても、バスなどの公共交通機関は、利用者の方がいなければ縮小や廃止になってしまいます。大切な交通手段を維持するためにも、積極的に公共交通手段を御利用いただけるよう引き続き啓発活動に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、公共施設をめぐる福祉バスの復活をについての再質問はございますか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、再質問させていただきます。 この問題は、9月議会でも質問しております。先ほども言いましたように、山陽地域にアンケートを実施されたことは評価したいと思います。交通の新しい施策ができるまでの間でも、代替案を出して実行し、それにつなげていってほしい、これが願いであります。高台で人口の密集している山陽、桜が丘地域は、もう1年9か月も代替案を待っています。今答弁では、遅くても令和4年1月ぐらいということですから、あともう1年待たなければならない。これでは、もう市民は黙ってはいられません。以前の山陽町時代からも、さらに不便になっております。週2日ほどだったと思いますが、老人センターの温泉を拠点に福祉バスが回っていました。大いに利用されていたと思います。合併で、宇野バスが循環バスを回してくれるということで、両団地を結ぶ地域だけは民間に任せました。そのため、バス代は無料から200円に統一されました。熊山のほうで100円だったかも分かりませんが。本来は市がしなければならないバス運行を、民間バスが運行営業していた訳であります。それがなくなると、山陽と桜が丘地域は市の施策からこの地域は空白になっているのです。辛うじて、定期的な宇野バスが走ってくれておりますが、以前に比べて便数は減っています。バスを週2日でもいいから運行してほしいということが、高齢者の一番の願いとなっております。これまで私は、タクシー券をもっと柔軟に利用できるようにするとか、福岡県福岡市での高齢者への乗車券の補助制度などを紹介し、町に気軽に出やすくする施策を紹介したりしてきました。バスが廃止された地域に対し、少しでも気持ちが届くような施策をすべきではありませんか。福祉バスの復活を望みますが、答弁では考えてないということなのですが、何らかの代替案、市民に届くような施策が実施されるまでの間、要ると思うんですよ。もう3年も待たされて、いい計画はしてくださりますが、その計画につなげるような施策、これはできるんじゃないでしょうか。御答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 福木議員の再質問にお答えいたします。 代替案を何か手だてをするべきではないかという御質問だと存じますが、先ほども答弁の中でも御回答させていただきましたが、交通空白地が発生しました桜が丘西7丁目付近につきましては、今年度対応をさせていただいております。山陽団地につきましては、今回発生がなかったということで、ちょっとそういう不便な待っていただく時間とか便数が減るということで時間的にはちょっと御不便をかける方もおられると思いますけれども、距離的な空白地がないということで、今回ちょっとお時間はかかりますけれども、路線変更のほうで対応させていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 市長にも答えていただきたいと思います。市長を出しておりますからね、答弁者を。それで、もう答えはそういうことなんですよ。だけど、人口が密集して、もう日々、高台から買物をしていかないといけない高齢者、だから以前よりもっと年齢を重ねてきている訳です。もう何年も前から言っていますが、本当にもう高齢化が進んで、買物をすることがその生活の中で一番大変で、9月議会でも言いましたように、一番にそのことを、前は循環バスが走っていた訳ですから、それからその前は福祉バスが走っていた訳ですから。空白地帯はないと言いましても、実質はもう不便になった訳ですよ。令和4年1月まで待てということですよね。それは納得ができないと思うんですよ。全体を見回して公平な行政をしていくのはもちろんですけれども、あったところが不便になっている訳です。それも若くなればいいんですけど、高齢になって、もう日々の買物が大変なんですよ。だから、一生懸命アンケートでいい施策出しますよとみんなに説明をするに当たって、その間をね。やはりタクシー券をもっと増やすなり、高齢者に補助を出して行きやすいように、町へ出やすいように何らか気持ちを届ける、そういう施策をしないと、結局待ってくれ待ってくれと、基本計画ができるまで待ってくださいと、何もしない訳ですよ。それではいけないんじゃないですか。何か一生懸命やっているという気持ちを市民に伝える。 それから、あとはアンケートも実施をされているようですから集計がされますが、今日お聞きしたら市民バスを利用されている方も土日に来ないと、ちょっと不便な、そういうときに町に出たい訳ですが、そういうときには土日走ってない。こういう声もお聞きしております。だから、いろんな声が多分アンケートの中に入ってきて、その中でいい方向を出してはくださると思うんですが、やはり市民は待てないです。それまでの間の代替案をどうされるのか、市長に答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) ありがとうございます。 バスの問題、赤磐市だけの問題ではないとは思うんですけども、非常に悩ましいところがあります。この循環バスが廃止となった際に、バス事業者から利用数をデータとして伺いました。この数を見たときに、廃止ということに対して抵抗することができないほどの利用者数です。そういった状況が改善されるということを我々は強く望んでいる訳でございます。空白地を市民バスで埋めていくという施策を採らせていただいております。その間に、ダイヤやルートも見直しをしながら、常に改善を意識しながら今も運行を続けているところでございますが、これが具体的に乗車利用増というふうになかなかつながっていないのが現状でございます。こういった状況から、先ほど部長のほうからも申しましたように、交通手段を維持するためには積極的に御利用をいただくということが併せて促進されるということが非常に重要です。そういったことを市民の皆さんに私たちもしっかり広報していきますので、福木議員のほうからも、今ある路線、今あるバスを積極的に利用していただくように声かけをしていただければ幸いでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。              (13番福木京子君「はい」と呼ぶ) それでは続きまして、山陽地域活性化の基本計画の実施をについての再質問はございますか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、再質問をさせていただきます。 山陽団地の活性化の基本計画ができて、もう2年過ぎております。1年目は、6丁目の角ですが、土地を買う予算、2年目は建物を取り壊す予算でしたが、動き出している、これは評価したいと思います。しかし、先ほども言いましたように山陽地域の全体をどうしていくのか。特に、中心部は何も変わってなく寂れたままです。人口を10月1日、調べますと、4,651人。少し前は5,000人というふうに頭にありましたが、だんだん減ってきている状況であります。この状態を何年放置しているのでしょうか。答弁の中では、いろんな企画、小さな企画などは行ってきてくださっておりますが、住民の心には響いてきておりません。何もしてくれないという気持ちだけが残っております。 3年前、平成30年3月ですが、山陽の連合町内会から出された要望書は覚えておられますでしょうか。役員を先頭に住民が願っていることを要望書にまとめ、提出されています。その当時、市長に会いに多くの役員さんが市役所に押しかけられました。だからこそ、何もしてくれないと思っているのです。そのときの要望書はすばらしいものであります。思い出していただきたいと思うんですが、ちょっと一部紹介します。もう質問しているとおりなんです。全てちょっと言えませんが、全ての住民が引き続き安心して暮らしていけるように、また若い人たちが子育てのために移住してこられるようにするためにも、何としても赤磐市として積極的に中心地、土地所有者と話し合い、解決の見通しをつけていただきたいと思いますと。 団地の活性化には、中心部に拠点となる魅力的な施設が必要であることは、山陽団地等活性化対策会議でも明らかにされております。具体的に5つあります。小型スーパーマーケットまたは複合型コンビニの誘致、2つ目、カフェ、居酒屋などの飲食店の誘致、3つ目、トレーニングセンター診療所付リハビリセンター施設の誘致、4番目、フリーマーケットや産直市場などイベントができるスペースの確保、それから子育て相談、支援など交流のできるスペースの確保等々多彩な要望が寄せられていると、連合町内会のほうはいろんな住民の声を聞いてまとめているわけです。そして、最後に、あそこに行けばみんなに会える、こんな広場やコーナーを行政と住民が協力してつくっていけば人口も増え、活力ある山陽団地がよみがえると確信します。何とぞ早急に全力で取り組んでいただきますようお願い申し上げます。思い出されたと思うんですが、山陽団地のほうではもう何年も前からそういうふうに声を聞いてまとめて、3年前に要望をしております。市長は基本計画をつくって進めるということですが、やはり目に見えてないんですよね。中心地が寂れたまま、結局放っとかれてる訳ですよ。大きな人口は4,600。話をちょっと横に進めますと、久米南町なんかは5,000ほどの町です。大きな文化センター、いろんな施設がある訳です。そんなことを考えた場合に、集団的なそういう大きな地域に、中心地に何もなく寂れてそのままにしている。これは行政の手が届いてないということなんですよね。何らかの施策を目に見える形で少しでも前へ進めないと住民は納得できないと思うんですよ。そのあたりの御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。
    ◎市長(友實武則君) 山陽団地の活性化について、この活性化基本計画というのは福木議員も御覧になったと思います。これはハード施策とソフト施策の組合せでございます。そのソフト施策について、先ほどもお答えしたようにるる実行しているところでございます。何分にも、ソフト施策というのは際立って外から見てやっていること、あるいはその成果、見えないのが普通です。私にとって、この取組の中で残念なのは、やや苦言を言わせていただきます。先ほど言いました団地ウオーキング、あるいはアートラリー、団地内の参加者が極めて少なかったという反省がございます。これらをしっかり広報して、多くの方に来ていただくように懸命の努力をしました。しかしながら、結果がそういうことでございます。非常に残念です。こういった取組は、これにくじけず、引き続きしっかりと続けてまいります。そういった中で、より多くの団地にお住まいの方の参加をお呼びかけいただきたいと思います。 それから、言われている中に商業施設、あるいは中央付近の施設、これが使われていないということでございます。これについて、この土地、建物の所有者と定期的に連絡を取っております。ここに商業施設を展開するようお願いもしておりますが、現状ではそういう状況にないということでございます。さらに、赤磐市内でも展開をしております大手のコンビニエンスストア、こういったところにも山陽団地への出店をお願いをすることも数多く行わさせていただいておりますが、これに対してイエスもノーも返事が返ってきておりません。それはどういうことか、私なりに想像はついているところでございます。そういった関係で、外からは見えませんけども、努力、いろんな業界への働きかけ、これは絶えず行っているところでございます。なかなか条件が整って、一歩二歩前に進むという状況にないのは誠に残念ですけども、今、6丁目の県営住宅の土地を赤磐市がいただいて、これを1つの大きな転換点にしていければということで、魅力のある若者が移住・定住してこれるような入り口にしていきたい、そう思っております。地域の皆様、あるいは市議会の皆様に御理解、御協力をいただければ幸いでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 御答弁いただきました。いろんな企画をしてもなかなか団地の参加がないという苦言を言われましたが、関心がある方、そして結構公民館活動なんかは熱心なんですよね。だから、自分たち自身がやりたいことを公民館活動とかそういうことで結構幅広くされております。だから、こういう企画もたまたまあれば参加はされるでしょうけど、結構いろいろとされているんですよね。だから、市の企画となかなか市民のあれが合わないという状況もあると思います。それから、全体が高齢化になっているというような状況もあると思います。だから、苦言は言われましたが、市が企画される。また、住民はいろいろと公民館活動や町内会活動やされております。それから、あとは中央の土地の所有者と定期的に話をされているけど伝わってこない訳ですよ。ただ、市は話を聞くだけでは所有者もそのままになってしまうんじゃないですかね。ここの3年前に要望された方が意見を言われておりますが、できることなら赤磐市として土地をまとめて取得して、各種店舗や福祉施設、いろんな施設、そういうことをされる人に貸し出すことはできないでしょうかというような1つの意見もあります。だから、市民もいろんなことを考えている訳です。市が一歩積極的な考えを示さないと、所有者のほうも乗ってこないんじゃないでしょうか。だから、それは中心地をどうするのかという行政の手腕と思うんです。一気にはいかないというのは分かります。6丁目の一画をしていただいて、そこが団地の拠点で活性化になっていけばいい。それは一方はあります。でも、やはり中心地をそのままにするというのは、もう住んでいる者としては行政の手が届いてないというのを日々あそこを通るごとに感じる訳です。そのあたりについての御答弁を再度お願いしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) まず、今のショッピングセンター跡地についてですけど、これは純粋に民間の所有物件でございます。これを赤磐市が取得するというような御提案でございますが、取得した後、税金を投入する訳ですから、市民の皆さんに説明することも必要です。公的施設として活用する場合であればそういったことになりますが、これを公が購入して民間に貸し与えるというようなことは、公共事業としてはふさわしいものではないと思っております。いずれにしても、土地所有者の意思というものが最も尊重されるものと思います。その所有者は、赤磐市のほうに委ねるという意思は今のところ聞こえてきていないということでございます。そういう交渉は常にしておりますけども、相手の所有者の意向もありますし、公開ということにはなりませんので、周知が届いてないということになろうかと思いますが、御容赦いただきたいと思います。さらに、この活性化はいろんな方法がございます。箱物で賑わいをつくったりするという手もございますけども、息の長い活性化策は、私はそういったものではなく、若い人が移住してくる、子供を育てる、学校へ行かせてその学校が子供の数がじわりを増えていく、こういうことを施策として展開し、これが継続して世代の循環が行われる、こういう形が一番の活性化策、将来にこれが継続できるものということで、そういった政策を展開しようということでございます。そういう中で、今回の6丁目の土地の活用は、その政策の、先ほども言いましたが入り口になろうかと思います。これが成功すれば、また次、次へと向かっていくことができます。どうかよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。              (13番福木京子君「はい」と呼ぶ) それでは続きまして、収入減による税金の減免などの窓口をについての再質問はございますか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、再質問させていただきます。 コロナで休業した方や解雇された方が増えているのが現状であります。社会福祉協議会が行っております特例貸付の利用、これは多くなっていると聞いております。数はもう言いませんけど、通常の15倍ぐらい増えていると。実態が出てきている一面ではないかと思います。コロナ禍が長期化している状況の中で収入減の方が増え、年を越せるかどうかという方も多くおられると思います。収入が3割以上の減収が見込まれる世帯は、国保税や後期高齢者保険料、介護保険料等が減額免除されます。これらについては、国が補填するようになっております。これから申告時期にもなり、相談が増えてくることが予想されます。その際、丁寧な説明や相談が非常に大切になってくると思います。減少の算定は自治体の判断になると、厚労省は共産党の議員に答えております。減免される期間は、2020年2月1日から21年3月31日までが納期限です。既に納付をしている場合でも、遡って減免申請ができ、還付を決めている自治体もあります。そういうふうに決めている自治体もあります。国保税については、赤磐市は申請減免条例を定めていると聞いております。今回の減免に必要な費用は、全額国が負担するわけです。申請受付は、新型コロナ感染症拡大を防ぐため、市区町村の窓口に行って申請するのではなく、郵送による方法を検討している市区町村もあると、こういうことも書いておりました。どちらであるにしても、申請の仕方が分からない方が多いと思います。広報とかホームページとかありますが、なかなか難しいと思います。しっかりと説明を受けないと、なかなかもうやめとこうというふうになる方もあると思います。相談窓口の必要性、これはもう非常に重要だと思います。再度の御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原財務部長。 ◎財務部長(藤原義昭君) それでは、議員の再質問にお答えいたします。 引き続き、広報紙での本文やチラシ、本庁舎、市庁での窓口チラシやホームページの掲載、また窓口での収納相談や徴収員の戸別訪問時での対応をしっかりしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。              (13番福木京子君「はい」と呼ぶ) それでは、以上で13番福木議員の一般質問を終わります。 ここで、10時50分まで休憩といたします。              午前10時42分 休憩              午前10時50分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、7番大口議員の質問を許します。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) それでは、通告に従いまして4点質問をさせていただきます。 まず1点目、山林管理についてでございます。 市民の方の山が荒れているんではなかろうかと、素朴なつぶやきからの質問というふうに受け止めていただけたらと思います。 まず、現状把握は、防災対策、鳥獣被害対策の視点も含むでお願いいたします。 国、県の方向性はどのようになっておるのか。先日来、2050年、CO2ゼロを目指すというようなことが出ておりますが、緑を無視してCO2ゼロはなかなかしんどいのかなというふうにも考えます。それを踏まえて、赤磐市の具体的な施策を教えてください。よろしくお願いします。 次に、医療についてでございます。 自分自身調べますれば、29年12月、30年12月、令和1年12月、なぜか12月議会でやらせていただいておりますが、まず現状はどのようになっておるか。特に、中・北部、また医療とか買物については市境、町境が低いと思われます。他市・町との連携はいかがでありましょうか。 次に、公共交通についてでございますが、先日も同僚議員が、本日も先ほど同僚議員がされましたが、まず通学、通勤の視点から、これをあえて普通でしたら通勤、通学という並びがオーソドックスだと思われますが、通学、通勤と書いた趣旨をよく酌み取っていただいて御答弁をいただきたいと思います。新たな需要掘り起こしの施策は度量にあると。それと1点、それの前段として副市長にお答えをいただきたいですが、正崎、町苅田、仁堀、周匝、バス停の時刻表及びバス停の景色が浮かびますでしょうか。それも併せてお答えいただきたい。 続きまして、流域治水についてでございます。 昨年の9月に、砂川に放水路的な百間川のようなものを作ってはどうかというようなことを御提案をさせていただきました。もちろん、すぐにすぐできるとは思っておりません。最近、新たな概念として流域治水という考え方が示されております。これについての受け止め方はいかがでしょうか。 まず、赤磐市として何から取り組むのでしょうか、よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 私からは、流域治水についてお答えいたします。 まず、受け止め方ということについてでございますが、気候変動による水災害リスクの増大などに備えるため、河川管理者だけでなく流域に関わる自治体、住民、企業などの関係者が一体となって主体的に取り組む社会を構築することが重要と受け止めております。 国、県では、効率的、効果的に治水安全度の向上を図る流域治水対策の全体像を流域治水プロジェクトとして令和2年度中に策定、公表し、計画的に推進するべく取組を進められております。 何から取り組むのかについてでございます。 このプロジェクトの中で、雨水流出抑制、堤防整備、内水排除などのハード施策、ハザードマップ、マイ・タイムライン作成などのソフト施策が検討されております。これらの枠組みの中で、赤磐市の実情に即した取組から進めていきたいと考えております。また、これらの施策の実施に際しては、国、県、市、それぞれ財政負担が必要となります。財源確保につきましては、市長会、期成会などで国に継続して要望し、事業の計画的な実行により治水安全度の向上に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 前田副市長。 ◎副市長(前田正之君) 大口議員の御質問に答えさせていただきます。 先ほど、岡山吉井線のラインの各バス停のバスの時刻表をどのように思っているかというような御質問だったかと思います。 こちらにつきましては、通学、通勤の時間、民間のバス事業者の方が走らせていただき、それからそこで足りないところを赤磐市のほうの広域バス路線ということでやらせていただいております。一つ一つのバス停の書いてあるものというようなものではございませんが、時刻表に関しましては私のほうも確認して認識しているところであります。平日であれば6往復半であるとか、土日になると5往復半というような、非常に十分な数ではないという認識であります。取りあえず、御質問のその認識はということですので、それについてお答えをさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 私からは、大口議員の公共交通についての御質問にお答えいたします。 通学、通勤の観点から、新たな需要掘り起こしの施策についてはどうかという御質問だと存じますが、本年5月、山陽地域を対象として実施した公共交通に関するアンケート調査の結果を見ると、通学、通勤に利用する交通手段としては全体の8割の方が自動車やバイクを利用されており、バスを利用されている方は鉄道、自動車との併用を合わせても1割にも満たない状況でございます。それぞれの地域により、かなり公共交通の状況が異なることから一概には申せませんが、本市における通学、通勤時の公共交通の利用率はかなり低いものと推測されます。通学、通勤に利用する交通手段として公共交通をより多くの方に利用いただくためには、バスの行き先や便数、運行時間帯など、通学、通勤者のニーズに即した運行形態の整備やさらなる利便性の向上に向けた交通結節点の整備など、市民の皆様にバスを日常生活の移動手段として捉えていただくための施策が必要であると存じております。いずれにいたしましても、まちづくりにつながる公共交通につきましては、住民の皆様の移動ニーズを把握しながら、より利用しやすいものになるよう、引き続き公共交通体系の整備に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 赤磐市内の医療について、特に中部、北部についての御質問でございます。 まず、現状についてですが、赤磐市におきましては医師の高齢化が進み、医療不足が深刻な地域があり、近年、赤坂、吉井地域では、平成28年、29年と3つの医院が閉院し、また30年には是里診療所に来ていただいていた医師が亡くなられるなど、医師不足が深刻な状況でございました。しかし、市の呼びかけに協力していただいた形で1医院が開業されました。また、赤磐医師会の協力で仁美診療所を再び開院できましたこと、岡山県へき地医療支援体制により佐伯北及び是里診療所に岡山済生会病院と赤磐医師会病院から医師を派遣していただいていること等、医療の充実に努めているところでございます。このようにしっかり支援をいただき、地域医療が維持できておりますことに大変感謝いたしております。 また、県の施策として、昨年度、赤磐医師会病院に地域枠卒業医師の配置を受け、今年度も継続していただいておりますことも、赤磐市にとって大変ありがたいことでございます。まだまだ将来に対し不安はあり、厳しい状況は続いております。近隣の市町においても、医療体制を維持していくことは同様の課題があるというふうに考えます、まず、情報共有をしっかり行い、連携できることがあればぜひ進めていきたいというふうに考えます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 私からは、山林管理についてお答えさせていただきます。 近年、世界的な異常気象の影響などにより、勢力の強い台風の接近や集中豪雨が頻繁に発生しております。これにより、山林崩壊や河川の氾濫が起き、我々の想像を超える甚大な災害も発生しております。自然災害に関しましては、様々な形で防災・減災の対策を講じております。中でも、緑のダムと言われる森林は、地球温暖化防止、水源涵養、土砂流出防止等の多面的機能を担っており、森林機能の保全につきましても非常に重要と考えております。また、温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする方針が政府において示されておりますが、これには健全な状態を維持した森林や海洋という自然環境の条件が必須となります。 ○議長(金谷文則君) ちょっと待ってください。傍聴の方、すみません、帽子を取っていただくようお願いいたします。 続けてください。 ◎産業振興部長(是松誠君) お尋ねの具体的な施策でございますが、市では所有者の高齢化等により管理が十分でない森林が増えていることから、国の森林環境譲与税を財源とした新たな森林管理システムにより、対象となる人工林の間伐等の実施に向けた準備を行っているところでございます。また、山林の中でも集落と接する山林、いわゆる里山の健全な管理は、イノシシ、鹿などの獣害との緩衝帯として機能を発揮し、獣害対策に一定の効果があることが知られております。防護柵の設置等を併せての里山管理の方策も、調査する必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、山林管理についての再質問はございますか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) ありがとうございました。 国の森林環境譲与税を財源とした新たな森林管理システムにより、対象となる人工林の間伐等の実施に向けた準備を行っておりますというような答弁をいただきましたが、その中で赤磐市なりのアレンジはできないんでしょうか。例えば、秋口ぐらいからマスコミ報道等でよく言われておりますが、マツタケがレッドリストに登録されたと。マツタケの基はアカマツでございます。例えば、アカマツの植林であるとか、そういったことについてのアレンジはできないでしょうか。古い話になりますが、以前はマツタケを収穫し、それを村の財源として使っていた、そのような経緯もあるように聞き及んでおります。私の代になったら、どこにマツタケが生えておるか、もう分からなくなると思います。今ならまだ、ここへ行けばマツタケがあったんだ、もしかしたらここにあるかもというようなことを実体験の中で御存じの方もいらっしゃると思います。幾らか将来に向けた楽しみのあるような施策の1つとして御検討いただけないでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) お尋ねの森林環境譲与税、こちらを利用した準備の中で、マツタケ等の林産物の振興はできないかというような趣旨だというふうに理解しました。 環境譲与税を活用した山林施策としましては、間伐、あるいは植林、植林というのは伐採して改めて植えることも含まれての植林でございます。また、木材の利用促進など、啓発のためにも森林環境譲与税を財源として充てられます。御質問のありましたマツタケを中心とした林産物でございますが、それを目的としてはこの譲与税のほうは活用は難しいかと思いますが、山林の松林の復元を含めての施策の中で、議員の御質問のようなことも対応できるのではないかというふうに考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) よろしくお願いいたします。 それと、もう言うまでもなく御認識があると思いますが、山林を多く抱えとる地域は高齢化によりだんだん、人的資源という表現が不適切かもしれませんが、人手が少なくなっております。いろんな施策を打っていく際に、その辺のことも含めて、最後にも先ほどの答弁にいただきましたが、里山管理の方策も調査する、防護柵の設置もするというようなこともございましたが、10年前には防護策が張れた地域、今日現在張れなくなっている地域もたくさんあろうかと思います。そういう観点も踏まえながら、これからいろんなメニューが国や県から出てくるのかなと想像いたします。タイミングを逃さずに、地域のほうへ情報提供も併せてしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 今後の山林の施策につきましては、国、県などの情報を入手し、赤磐市に合致するもの、こちらのほうを地域の方々に御案内できるように進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。              (7番大口浩志君「はい」と呼ぶ) それでは続きまして、医療についての再質問はございますか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) いろいろ取組をしていただいとることは、ある程度のことは把握をさせていただいとると思います。一朝一夕にこれだというような施策はなかなか打てないのも実情だろうと思います。私なりに他市町村であるとか県のほうも含めて、いろんな場面場面の方々に医療のことについてお伺いをしてまいりました。特に、県北へ行けば行くほど危機感がすごく強うございます。併せて、先ほども申し上げましたけど、買物であるとか医療については市町村境、あんまりなかろうかなというふうに思います。具体的に言えば、佐伯北診療所、公の施設でありながら日曜日診療をやっていただいております。他市町の方にお話をすると驚かれます。市、助かりますねというようなお言葉もいただいております。そのような文化をぜひ末永く残すためにも、他市町との連携も併せていろんなことを考えていけれないでしょうか。例えば、今、MRIの導入に向けていろんな諸準備が進んでおるようなことも伺っております。他市町との連携の第一歩目として、共同購入というような考え方もあるんではなかろうかと思います。いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) MRI設備の共同購入はという御質問でございます。 県等にも確認もさせていただいたところでございますが、大きな病院などでは組合立とか広域連合というような手法でされているようなお話も聞きますが、診療所レベルではそういう規模にはないというようなことでございます。市としましては、共同購入より整備後に積極的に使ってもらえるように他市町に働きかけをしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) 設置後に他市町に積極的な利用を呼びかけるというようなことをおっしゃっていただきましたが、一番最初にもお伺いをいたしましたけど、まずはお互いの悩みを共有し合うようなテーブルをつくるところからいかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 意見交換のテーブルをということだと思います。それは大変私たちも同感でございます。北部の赤磐市以外の町も、医師不足あたりは同じような課題があると思います。しっかり連携を取る中で、まず情報共有、こちらを進めていきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。              (7番大口浩志君「はい、よろしくお願いします」と呼ぶ) それでは続きまして、公共交通についての再質問はございますか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) 先ほども申し上げましたが、同僚議員さんが公共交通について、先日、本日、お聞きになっておられます。お話を聞いておると、主に旧山陽町地域のことになろうかなというふうに思って聞かせていただいておりました。新聞等で市民バスのこととかがニュースに出ると、期待をして新聞を見られる。読むと、旧山陽町地域の話ばっかりというのがさりげないつぶやきでございます。先ほど副市長のほうに、正崎、町苅田、仁堀、周匝、バスの時刻表、バス停の風景、御認識はございますでしょうか。聞きようによっては失礼なお問いかけをしたかもしれません。ですけど、そういったところに岡山吉井線沿線、赤磐市の背骨の道であるかなというふうにも思っております。特に、通学ということに関しては、寂しい現状になりつつあるのかなというふうに思っております。 そこで、コロナ前の数字でございますが、これから御提案することは、例えば消防署のあたりにバスのハブセンターのようなものを設置していただくお考えはいかがでしょうか。と申しますのが、そこへ行けば、例えば熊山駅、瀬戸駅、岡山駅、どこへ向いてもバスが行きょうる、分かりやすいバスが身近になるんではなかろうかなというふうに思います。また、美作市から走ってきておる広域のバスもございますが、今現在は穂崎での折り返しでございます。仮に、消防署での折り返しになれば、時間的に1往復ぐらいは増便になるのかなというふうにも思っております。空のバスを走らせろと申しているのではありません。先ほど、消防署のあたりにバスのハブセンターというようなことを申し上げましたのも、皆様御案内のとおり、クリーンセンターの横に大層立派な道が完成いたしました。パッカー車だけを通すのにはもったいないなと思います。現実的には、桜が丘地域の人口を御厄介にならないとなかなか無理かなあと思います。それによって、先ほどの御案内もさせていただきました。また、ある私学の通学バスが赤坂地域から出発しております。それの乗り継ぎへの確認をしましたら、何とか行きも帰りも乗り継ぎができるのかなあというふうに思っております。先ほども言いかけましたが、バスのハブセンターを設置し、ある町では1.3倍に乗降客が増えた。また、ある町では通学という視点で時刻表を設置すれば1.2倍に増えたというような事象も出ております。どうぞ、乗りやすいバス、使いやすいバス、特に高校生の通学ということになろうかと思いますが、その辺の観点も強く認識をしていただいて御検討をいただけませんでしょうか。家族共々岡山のほうへ出ていく家族を見送るのは寂しゅうございます。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 前田副市長。 ◎副市長(前田正之君) 大口議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。 この御質問、通勤、通学、そういったことでの意味での御質問ということも踏まえまして答えさせていただけたらと思います。 私の今頭の中に、特に県道岡山吉井線のラインでの通学の方々の利用者数というのが細かくある訳ではないですが、やはり一般的には自家用車をお使いで、いろんな駅、それから学校のほうまでとかというような方々も多くいらっしゃるんじゃないかというようなことも思っております。そういった中で、まずはバスを利用していただけるようにしっかりと推進し、その数が増えることによってバスの便数が確保できるという、こういったところが現実だろうというふうに思っております。ですので、まずはしっかりと市としてもバスの利用、そういったところは今後も、昨日から出ております各公共交通のことについて御意見をいただいておりますが、併せてそういう考え方を持っていますので、しっかりやっていきたいというふうに思います。 それから、先ほどからは消防署周辺、津崎やあちらの辺への確かに環境センターであるとか消防署、そういった市の施設もございます。ハブ的なというような御意見もいただいたかと思います。確かにそういったものがございますが、そこからまた転じていろんなことが広がっていくということは、私もそれはそういったところを認識するところはございます。しかしながら、現在赤磐市のほうは第2次の総合計画を中心に都市マスタープランでありますとか立地適正化計画、現在つくっておりますが、そういうものを踏まえまして交通結節点を含めた新しい拠点というものを整備することが第一だというふうに捉えて進めております。ですので、そういったところから転じていき、公共交通、いろんな赤磐市の全体像を見れば議員が御指摘のことも有効だということは思っておりますので、今後、公共交通会議等を踏まえて、そういったことも視点を置きながら今後の公共交通網の整備に努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) 先ほどの副市長の答弁で、私の意図するところはほぼ伝わっているのかなあというふうに感じました。今日にあしたにできることとはもちろん思っておりませんが、いろんな利害関係者もございます。調整も多々あろうかとも思います。 1点最後に付け加えさせていただくと、まだ50代の方から、大口君は将来どこで暮らすんならというような言葉をかけられて、はっとさせられました。理由は、車の運転をしなくなったときの生活プランを描いておられる方がもう既にいらっしゃるんだと、50代でも。そういう方々のためにも、方向性、ビジョンはしっかりと打ち出しておいていただけたら、人口流出も少しは防げるのかなあというふうな思いでこのような質問をさせていただいております。その点についての御認識はいかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 前田副市長。 ◎副市長(前田正之君) 大口議員の御質問にお答えさせていただきます。 確かに、私たちがこの赤磐市の中で市民の皆さんが住んでいるいろんな状況、いろんなニーズというものがあろうかと思います。今日の御質問は通学、通勤というところからですが、もちろんそういった先ほどの御質問の観点も踏まえまして、全体的に地域公共交通網の整備に努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。              (7番大口浩志君「はい、よろしくお願いします」と呼ぶ) それでは続きまして、流域治水についての再質問はございますか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) ありがとうございました。今までのやり方であったら、50年、100年、すぐかかるというようなところで、できるところから始めていくというのが流域治水という考え方かなあと個人的には理解をさせていただいておりますが、先ほども申し上げましたが、昨年9月に砂川のことをお聞きをした際に、後ほど市民の方から御指摘を受けました。せっかく砂川のことをやるんなら、もう少し赤磐市としての取組を聞いてほしかったと。一般的なパンフレットに書いてあるようなものは、ネットで十分分かる。先ほどの御答弁でも、赤磐市の実情に即した取組から進めたいと考えていますという御答弁をいただきましたが、1つでも結構です。具体的な取組を分かりやすく教えていただけませんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 大口議員の御質問にお答えいたします。 先ほどの具体的な取組ということですが、まず取組自体を今こういうことをやろうということを決めている訳ではございませんが、赤磐市の実情に即したということで、現在想定される取組についてお話しさせていただきたいと思います。赤磐市の中では、まだ水田とかも多く残っておりますので、水田を活用して雨水を貯留するような施策、それからため池を活用した雨水を貯留するような施策、それからまた各戸に貯留槽を設けるような施策が考えられてくると思います。ただ、これにつきましても、流域の中でどの自治体にどれだけの流出抑制の基準を設けるかということがまだ決まっておりませんので、国とか県とかも参加しております流域治水の協議会の中で、具体的に流域でどれだけの流出の抑制をさせていくかという数字的なものを決めまして、その中で各自治体で実情に即した、赤磐市で言いますと先ほど言いましたような施策を展開していくことになるかと思います。ただ、それにつきましても市民の方々の御理解と御協力をいただかないといけませんので、十分に実施していく内容を説明して、理解をしていただいた上で実施していくということになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) 流域治水という概念自体がまだまだ新しいものでございますから、国のほうも含めてどのような施策が降りてくるか、それも含めて具体的な施策を組んでいくというような答弁と受け止めさせていただいております。 今現在は時期が過ぎましたので、そう皆さんの口に上らなくなりましたが、令和元年6月、7月ぐらいから新聞等で、その1年前の真備、平島の水災害についての検証記事が1年経過した後に昨年出ておったと思います。そういうのもやはり見る機会が増えましたので、そういう水防、水の恐怖ということに関する心配は、10年前に比べたらすごく強くなっているんじゃなかろうかなと思います。その点も含めて遅れないように、市民に安心を与えていただけるような施策をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 大口議員の質問にお答えいたします。 先ほどはハード対策を中心に説明させていただきましたが、最初の答弁でもお答えしましたように、ハザードマップを作成したりして住民の方々に避難をしていただくというような施策、ソフト対策もございますので、そういうところで逃げ遅れがなく死者を出さないというソフト対策にも力を入れていって、水災害に対する対応を充実させていきたいというふうに考えております。災害というときには、毎年のように災害が起こっていれば住民の方々も意識が高いと思うんですが、なかなか自分のこととして災害を捉えられる方が少ないということで、近年、全国各地で災害が起きておりましても、逃げ遅れが発生したりして救助されるという方が多いというのが現状でございますので、自ら避難していただくということにも力を入れていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。              (7番大口浩志君「はい、ありがとうございました。よろしくお願いします」と呼ぶ) それでは、以上で7番大口議員の一般質問を終わります。 ここで、コロナ対策の換気のために11時35分まで休憩といたします。              午前11時29分 休憩              午前11時35分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 4番佐々木議員の質問を許します。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) それでは、よろしくお願いします。 私のほうからは3点お尋ねするようにさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 まず1点目、ウイズコロナ社会についてということでございまして、新型コロナウイルス対策の影響を受けていない人はいらっしゃらないと思います。全ての人に支援が届くようにしていかなければいけない訳でございますが、本市の支援対策というのは十分なのかというふうに思っております。老老家庭、独居老人に対する支援はどのようになっていますでしょうか。ボランティア団体を含むNPO法人に対する支援というのはどうなっておりますでしょうか。フリーランスの方々に対する支援というのはどうなっておりますでしょうか。お尋ねしたいと思います。 続きまして、スマートシティー構想への挑戦についてということでお尋ねいたします。 新型コロナ対策として、ITやIoTの活用は欠かせないと思います。加えて、これからの社会は新たな生活様式が求められておりますが、社会づくりにこのITやIoTをどのように活用していくのかお尋ねをしたいと思います。 3番目になります。ITを活用した教育についてであります。 教科書などの量が多いため、通学時に生徒の身体的負担が起きていると複数のメディアさんが御指摘されていらっしゃいます。この身体負担は教育のためにやむを得ないものなのか、つまり体を鍛えるためとかというような観点というようなものを持ってのものなのか、疑問に思っております。今般、タブレットを1人1台準備させていただきましたが、どんなソフトウエアの使用を考えているのかお尋ねをいたします。そして、今後、ソフトウエアの導入について予算検討はどのように考えているのかお尋ねをいたします。 私のほうから都合3点、以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、佐々木議員のスマートシティー構想についての御質問にお答えします。 スマートシティーの概念ですけども、エネルギー管理システム等へのIT技術の活用からIoTやビッグデータ等の最先端技術を活用した都市の課題等の解決へと時代とともに変遷しております。 本市におきましても、あかいわスマートコミュニティビジョンを平成24年に策定し、スマートコミュニティの推進に取り組んでまいりました。一方、議員御指摘のように、新型コロナウイルス感染症対策として日常生活の中で新しい生活様式を実践していく上で、今後、遠隔治療や遠隔授業、リモートワークやドローンを活用した物流など、新型コロナウイルス感染症を機に、医療、教育、物流など多様な分野においてスマート技術の導入が進んでいくものと存じます。 本市においても、第2次赤磐市総合計画の中で、市の現状と課題として産業振興や医療、福祉、日常生活の利便性の向上の面で、ICTを活用して地域の活性化につなげることが必要であるとしております。今後、新型コロナウイルス感染症対策として新しい生活様式の確立と併せ、地域未来基本構想20オープンラボ等を活用して他自治体の先進的な取組などについても幅広い部署でのスマート技術の導入に向け、研究してまいりたいと存じます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 私からは、ウイズコロナ社会についての老老家庭、独居老人の支援についてお答えします。 感染症が終息できず長引いてきますと、高齢者の皆様は我々以上に不安も大きくなります。赤磐市では高齢者対策として、独居老人等に限らず、地域包括支援センター職員や24時間電話健康相談事業の専門職による健康相談に対応できる仕組みやインフルエンザ予防接種の自己負担の無償化等について整備をしてまいりました。また、老老介護で不安をお持ちの高齢者の皆様につきましては、市内の介護保険事業者や医療関係者も今までどおり相談対応や医療、介護サービスの提供は持続してくださっており、休止などの情報はございません。感染症の長期化においては、介護予防の観点から高齢者の閉じ籠もり対策が大変重要と考えており、地域包括支援センターや社会福祉協議会で支援しているボランティアの皆様と一緒に、感染症の状況に注意しながら少しでも高齢者が交流できる機会をつくれるよう、感染症の予防対策をしっかり行いながら百歳体操などの事業も順次再開をしておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 私からは、NPO法人、フリーランスの方の支援についてお答えします。 これまで市としましては、市民や市内事業者の方々への様々な支援を続けているところでございます。5月末からは商工業者の方の支援としてがんばろう赤磐コロナ対策持続化支援金、10月からは農林業者の方への支援としましてがんばろう赤磐コロナ対策農林業者支援金の交付を行っているところでございます。お尋ねのNPO法人などにつきましては、引き続き団体の活動状況を注視しながら適切に対応してまいりたいと考えております。 次に、フリーランスの方の支援についてでございますが、フリーランスと呼ばれる形態の事業主の方も個人の事業主として、先ほど申し上げました商工業者、農林業者の中に含まれているものと理解しております。現在、継続実施しております支援制度の中で支援を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 有馬教育次長。 ◎教育次長(有馬唯常君) 私からは、ITを活用した教育についての御質問に答弁をさせていただきます。 教科書等の量が多いことによる通学かばんの重さが身体的負担となっていることについて報道されたことを受けまして、国や県からの通知を基に、本市においても負担軽減を図るための工夫をしているところでございます。 次に、1人1台のタブレットパソコンについてでございますが、最初からある程度のソフトウエアが入ったものを導入するほうがコスト的にも抑えられることから、そのような導入を進めております。利用予定のアプリケーションにつきましては、6月の答弁でも一部お伝えしたところと重複するかもしれませんが、文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、授業支援ソフト、ドリルソフトなどを予定しておるところでございます。それから、今後、学習に必要なソフトが出てきた場合についてでございますが、必要に応じまして予算化していくことも必要かと考えているところでございます。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、ウイズコロナ社会についての再質問はございますか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) ありがとうございました。 まず、保健福祉部長、すみません、高齢率というのが今現在どのぐらいになっているのか教えていただきたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) すみません、高齢率についてはちょっと手元に資料はございませんが、インフルエンザで申しましたら、インフルエンザの対象の高齢者、65歳以上の方は1万5,000人程度というふうに把握しております。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) 医療保険の調査のベースなんですが、2025年には現在の高齢者の1.2倍ぐらい数が増えるんではないかと、2040年には1.7倍に増えるんではないかというようなことが言われて、これは数です。ですから、今1万5,000人ぐらいの方が5年ぐらいで1.2倍増えますよということなんです。今回お答えいただいておりますのが、ちょっと視点が違うなというふうに思ってまして、お尋ねをさせていただいておりますのは、今、市役所さんのほうで支援していただいているものとは別に、地元のほうで地域のよしみでいろいろ御高齢の方のお手伝いを今していただいています。むしろ、そういうような共助という部分があるからこそ公助が随分抑えられているというようなところがあるのではないかなというふうに思ってるんですが、そこら辺の共助に対して公助が抑えられているというような御認識はいかがですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 地元の方、またボランティアの方が地元の組織として一人暮らしの高齢者の方や見守りが必要な方に対して支援をいただいているというのは認識しております。大変感謝もしておるところでございます。全てなかなか細かいところまでが市としても目が届かないところもございます。今後も、地域としっかり連携を取って施策を推進していきたいというふうに思いますので、御協力をお願いしたいと思っております。 ○議長(金谷文則君) 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) そうなんですよ。随分地元の方が今現在頑張ってくださっているので、市役所さんが本来果たしていかなければいけない公助の部分、ここが随分抑制できているというようなところがあると思います。しかしながら、今現在、ある地域でこのボランティアを地元の方で町内会で募集をして、見守り含めて老老家庭、独居の高齢者の対応をさせていただいていますけども、そのボランティアがなかなか集まらなくて苦心されていらっしゃるようなところがあります。今現在はそれでも何とかできる段階にありますけども、これから2025年には1.2倍になる、段階的に2040年には1.7倍になっていくものの中で、これは多分地元の共助というところだけではできなくなってくるんです。ということになったら、数がそれだけ増えるということになると、これは社会問題です。社会問題に共助というようなところに任せっ切りになるのかというと、やっぱり公助が果たすべき責任度合いというのは大きくなってくるだろう。ということになると、今後、現在のボランティアの数が十分足りずにこの方々が目の前の地元の近所の方々の見守りができなくなると、必然的にウエートは市役所さんのほうに移っていくんですが、それができますかという話なんですよ。だから、これから必要になってくることとしては、今現在頑張ってくださっているボランティアの方々が継続できるように、ボランティアの支援が私は必要ではないかなあというふうに思っているんですが、今現在普通にイメージされているのは直接高齢者の方々に対するアプローチだと思うんですが、そうではなくて共助として頑張ってくださっている方々に支援するということも間接的な支援になるんじゃないかなというふうに思うんですが、そこら辺の御見識はどのようにお持ちでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 市といたしましても、現在社協さんとしっかり連携を取りながらボランティアの育成には努めさせていただいております。社協さんのほうにも各種支援の事業もございますし、先ほど議員がおっしゃられた、今後だんだんボランティアの掘り起こし、難しくなってくると、また高齢者も増えてくるというようなこともございますので、市としてもできることをやっていきたいというふうに思います。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) 続きまして、NPOに関してのお話なんですが、先ほどのお話と通ずるところがあるんですけども、NPOの方々、ボランティアの方々が地域の活動で随分頑張ってくれています。それが基で、市役所さんが果たすべき責任というものが軽くなっているようなところがあるんじゃないかなと思うんですが、今度、コロナの影響でNPO団体さんも全くコストをかけずに活動もできないものですから、いろいろなところでお金の資金調達というものを頑張っていらっしゃるようですが、それが十分できずに今現在NPO法人の活動が十分できないといわれるようなところも出てきているようなんです。国のほうは持続化給付金の中でNPO法人の方々に対しても対応ができますが、私たちの赤磐市の持続化給付金に関しては国からいただいている制度、国が十分行き届かないところ、隙間を埋めてくださいねということで補助金をいただいているにもかかわらず、そのNPO団体とかは持続化給付金の制度から外れているというのが今現状なんです。これについて、うちの赤磐市がそうではなくてその隙間を埋めてくださっている方々なんですから、その方々に資金調達の機会を与えて支援していくということは、間接的に市のほうが責任を果たすということになるんじゃないかなというふうに思うんですが、ここら辺の御見解というのもお示しください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) お尋ねのNPOの支援でございます。 先ほど答弁させていただいた中にございますが、赤磐市では5月末からがんばろう赤磐コロナ対策持続化支援金ということで商工業者の方を支援させていただいております。こちらの制度設計の折に、商工会法、こちらに基づく商工業者の方ということで制度設計を始めております。その中に、先ほどからお尋ねのNPO団体は含まれていないというのが現状でございます。答弁繰り返しになりますが、今後そのような団体の活動を注視しながら適切に対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) 前回、6月の議会のときにお話をさせていただきましたら、状況を見ながら検討してまいりますよという御答弁だったものですから、状況を見て必要があれば対応するということなんでしょうから、引き続きしっかりと頑張っていただきたいと思います。 もう1点、フリーランスの支援については、今現在、6月のときに御指摘を申し上げましたけども、税務署のほうに開業届を出してない、そういうフリーランスの方もいらっしゃいますし、赤磐市のほうではそういう働き方というのを子育て支援の一環として奨励させていただいているようなところがあるんですが、この方々に対しての枠組みというのは今現在どうなったのでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) お尋ねのありました税務署への開業届でございます。 こちら、先ほど答弁させてもらいましたその制度設計の折に、商工会法に基づいて進めております。様々な御意見をいただいた中で、事業継続の確認方法としまして開業届ということを当初考えておりましたが、確定申告等の写しでできるということで、現在行っている制度では開業届の有無は問わないこととさせていただいております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。              (4番佐々木雄司君「結構です」と呼ぶ) 質問の途中ですが、ここで午後1時まで休憩といたします。              午前11時55分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 スマートシティー構想への挑戦についての再質問はございますか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) 午前中に引き続きまして、よろしくお願いいたします。 市長のほうからいろいろ御答弁をいただきまして、その中であかいわスマートコミュニティビジョンを平成24年に策定し、スマートコミュニティの推進に取り組んでまいりましたとのことなんですが、このスマートコミュニティビジョンというものは何であるのか、少し御説明いただいてよろしいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 佐々木議員の再質問にお答えいたします。 あかいわスマートコミュニティビジョンとは何かという御質問ですが、国のエネルギー政策や県のおかやま新エネルギービジョンの策定を受けて、本市においても再生可能エネルギーの高度利用やEVの普及活用と自立・分散型エネルギーシステムの構築を図ることを目的に計画を作成したものでございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) 御説明ありがとうございました。 確かに、このスマートシティーという取組の中では、オランダのアムステルダムが世界一の省エネ都市を目指すということでASCプログラムというのを策定されております。これはスマートメーターというのがあるんですが、そういったようなものを導入して消費電力を可視化したり、省電力の利用行動につなげたりというようなところの取組をされたり、照明や冷暖房などをITで制御してスマートビルディングというような形で省エネに取り組むというようなものがオランダアムステルダムのほうで展開されていらっしゃいますので、それも一つのスマートシティーへの取組とも言えるとは思うんですが、今回私のほうで問題指摘をさせていただいておりますのは、新型コロナウイルスの社会において大事なことの一つとして非接触、人と人との接触の機会をなるべく少なくしましょうということがあります。今回、マイナンバーカードの再発行であったりとか本カードの発行とか、あと10万円の給付金の申請であるとか、こういったようなもので市役所に人が殺到して、申請書あるいは手続を終えるまで3時間も4時間も庁舎の中で密ができたというようなことがあります。こういったようなものを回避しましょうというような観点で御指摘のほうを申し上げておりまして、例えばスマートフォンやPC、今はLINEというのがあるらしいんですが、こういったようなものを活用して申請をする。その申請に基づいて、許可が下りて手続ができたらまた返信があるということであれば取りに伺うだけのことですから、ものの二、三分もあれば申請書をいただいて帰ることができると。通常であれば3時間、4時間かかっていたものが、もう二、三分でこのITを導入することによって済むわけです。もしかしたら、住民票だとかというようなものの発行ということであれば、近くのコンビニエンスストアなどで発行を受ければ市役所まで訪れることはないというようなこともあったりする訳ですけども、そういったようなものをIT、IoTの機器を使って積極的に導入することはできないかということなんですけども、それをやろうということになると何点か問題があるというふうに言われております。 まず、一番最大の問題なのはコストの問題だというふうに言われているんですが、なかなか先進事例もまだないような状態の中でどのぐらいお金がかかるのか分からない。検討にもお金がかかるというようなところもあって、分かっちゃいるんだけどもなかなか進まないというのが各自治体の悩みになっているのかなというふうに思うんです。そこで、近いところでしたら倉敷市や吉備中央町さんがスマートシティ構想への名乗りを国のほうに上げられたというのがあります。近くでしたら神戸六甲山上スマートシティ構想というのがあったり、兵庫県加古川市加古川スマートシティプロジェクト、香川県高松市ではスマートシティたかまつというのが市のほうの方針として立ち上げて、国のほうにやらせてくださいということで手を上げられているというのがあるんですが、やはり御答弁の中でいただいておりますのが、第2次赤磐市総合計画の中で、ICTを利用して地域の活性化につなげることが必要であるというふうに御答弁をしていただいたりしておりますけども、どのようにこれを実現に向けて取り組んでいくのかというところが検討が必要なんだろうなというふうに思うんです。そのためには、総合戦略の計画の中でしっかりと策定をしていただいて、その策定をしていただく中で国のほうに手を上げて補助金とか交付金とかこういったようなものをいただきながら進めるということが必要ではないかなというふうに思うんですけども、ここら辺の御見解につきまして御答弁いただいてよろしいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 国のスーパーシティ特区とかに申し出て、応募してからそういうので財源のほうも確保してやっていったらどうかという御提案なんですけども、現時点では先ほどの市長の答弁でもありますけど、まずいろいろ使える、先ほども議員のほうも言われたように、IoTの活用とかでいろいろ行政手続とかもそれで簡素化されたり、非接触なそういう手続が行えるようになると思います。吉備中央町なんかでも今、スーパーシティ特区へ出られるということで協議会みたいなものを立ち上げられているというふうなこともお聞きしておりますけども、本市におきましては、先ほども市長の答弁にもありましたけど、現時点ではまだIoTやITをどのように活用していったらいいかということで、まず幅広い分野で取組等についての研究をしていきたいというふうに今考えております。ただ、将来的に研究をする中で、国の制度とか交付金とか特区とかというものを活用していったらより現実的になるということがありましたら、またそのときにはその特区とかも活用する方向でも検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) 来年の9月にはデジタル庁というものが新設されて、今私が御提案申し上げたものというのは既定路線なんだと思うんです。そういう中で、いかにコストをかけずにいち早く住民の利益に資する取組をするのかというところは、行政さんに担っていただかなければいけない責任の意識だと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。市長の答弁では、地域未来基本構想20オープンラボ等を活用して、ほか自治体の先進的な取組について幅広い部署でのスマート技術の導入に向け研究してまいりたいと存じますというふうに御答弁いただいておりますけども、この研究の部分でやはりプロジェクトを課していただいて専門的に進めていただかないと、なかなか知識の必要な部分でもあるので難しいと思います。御提案ですが、ぜひプロジェクトを立ち上げていただいてスマート行政への推進、力を発揮していただけたらなあと思います。 もう1点、山陽団地の高齢化やあるいは活性化について、先ほど質疑のほうが同僚議員のほうからありましたけども、こういったような山陽団地の高齢化、あるいは活性化などというようなものも、今申し上げましたITやICT、こういったようなものを活用すれば随分課題の解決というようなところにも役立つのではないかなあというふうに思うんです。こういったようなところも併せて、地方創生やまちづくりの観点で御検討いただけたらなあというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。将来のプロジェクトの可能性についてどうかということをお尋ねいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) プロジェクトの立ち上げについての将来性についての御質問だと存じますけども、これからいろいろITやICTとか行政でどのように使えるか、またまちづくりの中でどのようにそういうものが活用できるかということについて、各それぞれの部署で研究をして進めてまいりまして、総合的に立ち上げてプロジェクトで研究していったほうがより推進できるということになりましたら、またそのとき検討させていただきたいと思います。 以上でございます。
    ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。              (4番佐々木雄司君「結構です」と呼ぶ) それでは続きまして、ITを活用した教育についての再質問はございますか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) ありがとうございました。 御答弁の中で、負担軽減を図るため工夫をしているところですということなんですが、すみません、どんな工夫をしていただいていますか、御紹介ください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 有馬教育次長。 ◎教育次長(有馬唯常君) 負担軽減の部分についてお尋ねをいただきました。 児童の発達段階、指導内容を踏まえまして、教科の一部は学校で保管し、必要時に持ち帰るといったような対応を取っております。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) それは、教科書などは机かあるいはロッカーの中に置いて帰っていただくような方針でもう進めていただいているということの確認でよろしいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 有馬教育次長。 ◎教育次長(有馬唯常君) そのとおりでございまして、教科書等、机の中等に置いて軽装で帰っていただくと、こういうような対応を取っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) ということになると、私まだいっぱいそのときに必要な教科書などをかばんに入れて通学されているのかなと思い込んでいたものですから、一歩進んでいただいて、子供たちの身体的負担軽減、取り組んでいただいていること、まずお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 その中で、タブレットの持ち帰りの検討というのがあったと思うんですが、もし今現在そういう今言ったような持ち帰りができてないということであれば、タブレットにデジタル教科書のほうを導入いただいて、タブレットを持ち帰ることで宿題や予習、復習に役立てていただくというようなことも検討してはどうかなあというふうに思ってたんですけども、それはもう学校のほうに教科書を置いていただいているので、タブレットなども持ち帰る必要性が低いというような考えで持ち帰らないという方針だというふうに考えてよろしいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 有馬教育次長。 ◎教育次長(有馬唯常君) 今、議員の御指摘の部分でございます。タブレットへデジタル教科書を導入して持ち帰るという部分でございますが、デジタル教科書をタブレットに今の段階ではまだ導入の予定をしておりません。こういう状況の中で、こうした電子機器が十分子供たちのために役に立つような利活用をしっかり進めていただく段階でございまして、将来的にはそうしたデジタル教科書、こういうものが導入されるかもしれませんけれども、当面今動き出しておりますのは、GIGAスクール構想に基づきましてハード、ソフト、人材、これら一体となって取組を進めている、まだまだ初期の段階でございます。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) 今御紹介いただいております導入の予定されているソフト関係なんですが、例えばZoomであったりGoogle Meetであったり、対面型の要するにリモートで様々なことができるソフトウエアが入ってないようですが、こういったようなものの活用というのはお考えになられてないんですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 有馬教育次長。 ◎教育次長(有馬唯常君) 今入っておりますソフトの中にも遠隔授業ができるソフト、こうしたものも含まれております。そうしたものの利活用をしっかりしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 4番佐々木議員。 ◆4番(佐々木雄司君) ぜひ、その利活用の部分で、有名学習塾であったりとか海外の学校とオンラインでつないで文化の交流であったりとか、あるいは先生と個別の面談であったりとか、コロナ禍の中でありますから非接触、接触をなるべく控えるというようなところで、そういったようなソフトウエアを学校運営というようなところに役立てていただきたいなという願いを持たせていただいております。今お話を聞かせていただいて、そういったソフトウエアが入っていて利活用というところを検討していかれるということなので、当然そういったようなところも御検討いただけるんだと思うんですが、将来このタブレットを利用してどういう教育につなげていければいいなあというふうに考えていらっしゃるか。教育長、赤磐市における教育の方針なものですから、ぜひそのお考えを示していただけたらと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 土井原教育長。 ◎教育長(土井原康文君) 佐々木議員のいわゆる非接触型を含めて、今後の子供たちへの私どもが期待することについての御質問だったと思いますけども、現在の学習指導要領、来年度から中学校が本格的に実施されます。主体的で対話的な学びができる社会に通じる子供たちの育成ということが柱になっておりまして、本市におきましてもその学びを保障するために、たちまち3学期から先ほど来の御質問が出ておりますGIGAスクール構想に向けた職員研修、教員の授業改善があってからこその子供たちの学びの保障というふうに考えておりますので、そういったところで早速取り組んでいこうとしております。 さらに、補足でございますが、教科書につきましてはアナログの教科書、いわゆる紙媒体の教科書とデジタルの教科書のそれぞれの特性があると思います。紙媒体で行間に鉛筆で書き込んでいくことも確かに必要なことでございます。もちろん、非接触型というようなこともございましたけれども、そういったことをしっかり研究していきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。              (4番佐々木雄司君「結構です。ありがとうございました」と呼ぶ) それでは、以上で4番佐々木議員の一般質問を終わります。 ここで、コロナ対策のために5分間、1時25分まで休憩といたします。              午後1時18分 休憩              午後1時25分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、8番治徳議員の質問を許します。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) それでは、通告に従いまして3項目お伺いいたします。 まず初めに、支え合いを中心とした協働によるまちづくりについてお伺いいたします。 少子・高齢化や人口減少が進展していく中、過疎地域や中山間地域において集落機能が経過して、地域住民の生活水準の維持ができなくなっている地域も少なくありません。人口の半数以上が65歳以上の高齢者となった集落を指す限界集落との言葉も、身近に感じるようになってきています。その機能を維持していくことは、赤磐市にとりましても最重要課題の1つです。 赤磐市の総合計画の基本計画では、その地域で安心して住み続けられるように、行政と地域住民等との協働により、地域のコミュニティの活性化や地域の住民同士が支え合い助け合うことができる地域を形成する取組を推進する。そして、住民同士の支え合いや助け合いだけでは対処できないような問題に対しては、しっかりと行政が支援する体制を整えるとしています。また、総合計画の基本構想の中では、1、世代、性別、障害の有無、国籍等に関係なく支え合うことのできる地域コミュニティの維持と育成、2、まちづくりを担う人材の確保と支援、3、市民、NPO、企業、行政など、誰もが連携協働してまちづくりに参画できる体制の推進、4、地域における小さな拠点の形成と周辺集落とのネットワークの形成、5、社会貢献活動やコミュニティビジネスへの支援、6、公共交通網の維持の6項目の施策展開の方向性が示されております。その構想や計画の下、赤磐市も課題解決のために様々な取組を行っておりますが、今回は買い物支援・見守り事業についてお伺いいたします。具体的には、その1つとして熊山の小野田ふれあい市場、吉井、仁美地区のまちづくり夢百笑の市民団体2者に、買物支援や見守り事業を委託して取り組まれていました。この取組は、基本構想の施策の方向性と合致したすばらしい取組だとも考えます。そのような中、数か月前に委員会において、その1つである小野田ふれあい市場さんが活動の継続を停止されたとのショッキングな報告がありました。この取組の現状と課題をお伺いいたします。 2点目として、集落支援制度の活用についてお伺いいたします。 本来なら、現状と課題をお伺いした上で、課題解決の1つとしてこの集落支援員制度の御提案をさせていただければよかったのかもしれませんが、取組の活動停止という出来事があったので、ストレートにお伺いいたします。例えば、夢百笑さんは店舗の運営や移動販売を核として買物弱者支援や見守り活動、また地域の交流拠点としての取組、そしてそれらの役割だけでなく、存続できる地域づくりを目指して様々な取組をボランティアで積極的に行っています。この取組に接したある方が、この取組は赤磐の宝だ、大事にしていかなければならないと言われていたことがありますが、まさにそのとおりだと思います。しかしながら、ボランティアで行うこういった取組は、持続していくには現実的には非常に厳しい面もあるんだろうと思います。それが活動停止という結果を招いた要因の1つとも考えます。先般、山陽新聞の作州ワイド版に、こういった取組を行っている勝央町のどんどん市場さんと赤磐市のまちづくり夢百笑さんの取組継続への課題を話し合う模様が紹介をされていました。その中で、高齢者らの買物支援・見守り活動を将来にわたって活動継続をするためには、運営スタッフの高齢化を指摘した上で、スタッフの確保と育成が最大の課題である、最大のポイントであると述べられています。もちろん、赤磐市も様々なサポートをされていることは承知しています。その一つが地域おこし協力隊の取組だろうと思います。地域おこし協力隊制度は、総務省が人口減少や少子・高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、担い手となる人材を確保して、その定着を図ることで地域力の維持強化を行うことを目的として2009年にスタートした制度で、既に11年がたちます。スタート時、僅か89人だった地域おこし協力隊員も、この11年間で急速に拡大をして、現在4,000人をはるかに超えた方が全国で活躍をされているそうです。これは、地域おこし協力隊が地方を元気にする起爆剤として認められている証拠であろうとも考えます。また、地方創生の主役であると専門家からも高い評価もあります。そして、赤磐市も積極的に取り組まれております。しかし、お聞きすれば、最近では公募しても応じてくださる方が少ないとお聞きします。全国的な募集の増加や期限限定などの応募条件の面の厳しさなどがその要因であると指摘をされています。加えて赤磐市では、現在コロナの関係で地域おこし協力隊の募集を停止しているともお聞きします。 そのような中、現在注目を浴びているのが総務省の推進している集落支援員制度であります。地域おこし協力隊員と集落支援員の違いを簡単に言えば、地域おこし協力隊員が自治体に委嘱されて地域以外から来られるのに対して、集落支援員はもちろん条件がありますが、地域内の地域の実情に詳しい方が自治体に委嘱されて集落対策を行うものであります。もちろん、地域おこし協力隊には地域おこし協力隊の大きなメリットもありますが、地域の実情を熟知している集落支援員の活動も大きな力になるのではないでしょうか。取組の継続維持のためにも、この集落支援員制度を導入すべきと考えますがいかがでしょうか。 続きまして、鳥獣被害対策についてお伺いいたします。 近年、野生鳥獣の生息分布の拡大や生息数の急激な増加に伴い、鳥獣による農業被害が深刻化、広域化し、過疎化や高齢化の進展と相まって、耕作放棄や集落の崩壊などに影響を及ぼすほど問題が深刻化していることは皆様承知のとおりです。農業が基幹産業であるとのコンセプトの下、農業振興に積極的に取り組まれている赤磐市にとっても、この鳥獣被害対策は最重要課題の1つであり、従来にない新しい施策も含めて様々な取組を行っております。 そこで、以下4点お伺いをいたします。 1点目として、被害状況や被害の推移など、情報を集約して継続的な調査から得られた結果から、重点対策地域の特定や包括的な対策方針の立案と具体的な行動計画を盛り込んだ被害防止計画を作成するとして、市内農家に対して鳥獣被害のアンケート調査を行っておりますが、現時点での調査結果や結果による分析はどのようなものなのでしょうか。併せて、今後の鳥獣被害対策にどのように反映されるんでしょうか、お伺いをいたします。 2点目として、地域住民から鳥獣による農作物被害報告に対して迅速に専門家を投入し、捕獲、防護、追い払いなど、最適な被害対策案を提供するとして専門家緊急投入事業を展開をされています。私は、この事業は迅速に被害を封じ込めることが可能なすばらしい施策であると考えます。状況はどのようなものなのでしょうか。 3点目として、猿対策についてお伺いいたします。 専門家は、学習能力が高い猿に対する対策や捕獲技術はまだまだ確立されていないと指摘をされています。猿の生息域は確実に拡大しております。赤磐市も、群れ全体で出没して常時被害を出すレベル4のエリアがあります。効果的な対策が急務と考えます。赤磐市はICT、情報通信技術を活用した取組など、積極的に猿対策を行っていますが、現状と課題をお伺いいたします。 4点目として、捕獲後の活用についてお伺いいたします。 近年、被害防止対策の強化とともに、捕獲活動の活性化の観点から、捕獲した鹿やイノシシの地域資源としての利活用に力を入れています。国も、ジビエに関する事業への予算の増加や鳥獣保護法の改正、また野生鳥獣肉のガイドラインを作成するなど様々な推進も行っております。赤磐ジビエの推進など、活用の現状はどのようなものなのでしょうか。 続きまして、旧若草幼稚園跡地の活用についてお伺いいたします。 山陽団地の活性化のためには、この跡地の活用は大きなポイントの1つと考えます。過去の一般質問では、若草幼稚園跡地利用検討委員会での提言を踏まえた跡地利用を検討する、地元のニーズに合った活用をするなどの御答弁がありましたが、昨年、耐震診断などもされたとお聞きします。どのように活用されるのでしょうか。 以上3項目、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、支え合いを中心とした協働によるまちづくりについてお答えします。 まず、買い物支援・見守り事業でございますが、この事業は平成28年度からモデル事業として小野田ふれあい市場及びまちづくり夢百笑の2団体に対して車両を無償貸与し、委託実施してまいりました。本事業の実施要綱の目的にもありますように、対面販売を通して高齢者に見守り、話し相手、困り事相談等を提供し、昨年度の実績ではふれあい市場は58人の登録で見守り件数延べ3,249件、夢百笑は97人の登録で見守り件数延べ8,265件と、モデル事業として一定の成果は上がっているものと考えております。残念ながら、小野田ふれあい市場は今年9月で廃業されてしまいましたが、他の見守り事業としては、身の回りのお手伝いを行うワンコインサービスやささえあい訪問サービス、民間事業者74者との見守り連携協定の締結、また社会福祉協議会ではご近所福祉ネットワーク、友愛訪問活動、訪問型ふれあい活動の見守り訪問に取り組む地区もございます。高齢者が孤立しないよう、多様な見守り事業を行っているところでございます。夢百笑における課題といたしましては、運営スタッフの確保や高齢化が問題であるとお聞きしております。 次に、集落支援員制度についてのお尋ねでございます。 この制度は、地域の実情に詳しく、集落対策の推進についてのノウハウ、知見を有した人材に市から委嘱をし、職員と連携しながら集落の住民が集落の問題を自ら問題として捉えて集落の欠点、状況把握等を行う制度です。類似した制度で地域おこし協力隊制度がございますけども、地域おこし協力隊は都市部の人を選定するのに対し、市内の方を選定できる点が大きな違いでございます。市といたしましても、この制度をうまく活用して吉井地域をはじめ地域課題の解決につなげることができないか研究しており、前向きに取り組みたいと考えているところでございます。 私からは以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 藤原財務部長。 ◎財務部長(藤原義昭君) 私からは、旧若草幼稚園跡地の活用についての御質問にお答えいたします。 旧若草幼稚園は、選挙の投票所として活用されていますが、一般利用は令和元年8月から10月のあかいわアートラリー2019の利用が直近の利用となっております。平成30年8月以降の一般利用がこの利用のみの状況となっております。活用の方向性を検討する上で、令和元年度に耐震診断調査を実施しておりますが、耐震性の不足や施設設備等の老朽化が課題となっております。今後の活用につきましては、市民の安全性を第一に、現在までの経緯も踏まえまして町内連合会との調整を図り、活用の方向性を検討してまいります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 私からは、鳥獣被害対策について答弁させていただきます。 まず、鳥獣被害アンケート調査結果の分析でございますが、昨年、市内農家を対象としまして、イノシシ、鹿、猿、ヌートリア、カラスの被害状況調査を実施しております。アンケートの結果、イノシシの被害に次いでカラスの被害が深刻であることが分かりました。今後は、カラス被害への対策も調査検討してまいります。また、中・長期的な視点での相対的な現状把握が必要と考えております。今後も、アンケート調査を継続する予定としております。 次に、専門家緊急投入事業は昨年度から取り組んでおりまして、今年度は9か所で実施しております。専門家による捕獲手法の提案や支援を通じて、地域と猟師、行政の協力体制の強化を図っております。今後も多様な鳥獣被害に幅広く対応し、捕獲従事者の捕獲力と地域の鳥獣被害対策に必要な知識の向上につながる支援を行う予定でございます。 次に、猿対策の現状と課題ですが、熊山地区におきましてGPSを活用して群れの動きなどを調査分析し、従来から捕獲の中心でありました沢原地区の囲いわなに加えて、熊山地域ほか2地区でも囲いわなで群れの捕獲ができております。今後も、低密度を維持するための捕獲の継続が重要と考えております。 次に、捕獲後の活用の取組状況でございます。 昨年度から、近隣の加工業者への搬入が開始されておりますが、搬入は捕獲後速やかに行う必要があることから課題も残されておると認識しております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、支え合いを中心といた協働によるまちづくりについての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 集落支援員制度の導入につきまして、前向きな御答弁をいただきましてありがとうございます。厳しい状況の中、高齢化が進む地域で頑張られているNPO法人などの団体を将来にわたって活動の継続を維持していくためのサポートは重要な課題でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。 その上で、2点確認をさせていただきます。 1点目としまして、集落支援員制度にも専任集落支援員と兼任集落支援員と形態に応じて2種類あるそうですが、令和元年度ベースでは全国的に350を超える自治体が活用をされております。支援員の数も、専任集落支援員は1,741名、兼任集落支援員は3,320名の方々が活躍しているとお聞きします。先ほどの御答弁でも、いろいろと調査研究をされているということでございますが、県内の近隣市町村の集落支援員の状況はどのようなものなのでしょうか。 2点目として、集落支援員の役割と効果につきまして、再度もう少し御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) それでは、治徳議員の再質問にお答えさせていただきます。 県内の他市町での取組状況についてということですけれども、岡山県内で取り組まれている市町村が今10市町村で取組のほうをされている状況でございます。どのような活動かということになりますと、他市町では高齢者の見守りや空き家の調査、地域支援活動やカフェ事業、交流イベントなど様々な取組をされている状況でございます。 集落支援員の利点ということなんですけども、まず一番集落員支援制度の大きなところといたしましては、やはり過疎地域における集落点検、集落の在り方に関する話合い、活動地域でどのように継続的に地域を継続していくかという取組に、地元の方も含めて参加していただいてやっていくというのが大きな特徴だと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 再々質問させていただきますけれども、私は買い物支援・見守り事業の現状と課題をお伺いをして御答弁をいただいた訳でありますけども、コロナ対策は大きな課題の1つであると思いますが、触れられていなかったので申し上げます。関連して、こういった課題に取り組むボランティア団体、NPO法人に対するコロナ支援について再度申し上げます。一口にコロナ対策と言いましても、市民向けであるとか事業者向け、いろいろあると思うんですけども、そのような中、国や県はNPO法人を対象に加えた支援も結構やっております。なぜなら、コロナで事業継続に影響が生じた場合、NPO法人による多様な支援によって生活が支えられている方々が結果的に困難に直面する可能性が高まってくるからであります。そのことをよく考えていただきたいと思います。 赤磐市でも、高齢者であるとか農業者であるとか角度を決めて、市独自の様々なコロナ対策を積極的にやられております。こういった頑張っているNPO法人さんに対する市独自の支援策を講じるべきだろうと思います。先ほど、佐々木議員がNPO法人のコロナ支援に対する質疑をされました。御答弁は同じになるんでしょうから、もう御答弁は結構でございますけれども、強く要請しておきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。              (8番治徳義明君「御答弁結構ですよ」と呼ぶ) 前段言われたこともいいですね。              (8番治徳義明君「はい」と呼ぶ) 分かりました。じゃあ、御意見を述べられた訳ですね。              (8番治徳義明君「そうですね」と呼ぶ) それでは続きまして、鳥獣被害対策についての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) 意見ではなくて要望をさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 要望ではございませんよ。 ◆8番(治徳義明君) はい。 鳥獣被害対策について再質問させていただきます。 アンケートの調査結果では、イノシシの次に農業被害をもたらしているのはカラス被害である。深刻な状況が浮き彫りになっているとして、今後、カラス対策を行う意向を示されておりますけれども、私も過去の一般質問で何度かカラスなどの対策をお伺いしましたが、非常に難しいというような御答弁があったように思います。具体的にどのように取り組まれるのか、御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) カラスの被害でございますが、市内全域に広がっております。人が生活しておられるところは、ほぼ被害区域となっております。 そういう中で、専門家緊急投入事業で実施いたしました例としまして、カラスが天敵であります鷹などの鳥から追われて逃げるときに鳴き声を発します。その声を録音したものを、畑などで流したというふうなことをしております。その結果、一定期間は相当な効果があって被害が止まったというふうな結果が出ております。ただ、今言いますようにこれが永久的な対策とはなり得ないというようなことも分かっておりますので、これに代わる対策等、今後また研究調査が必要というふうに考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。ぜひ、しっかりとやっていただきたいんですけども、捕獲の活動についてでございますけども、国は農業被害の深刻化や生態系への悪影響を考慮して、約430万頭いる鹿やイノシシを2023年までの10年間で半減させるとして初めて数値目標を立てて取り組まれて7年がたちます。近年では、年間で鹿やイノシシは全国的には118万頭ぐらい捕獲されているそうですが、個体数も増えますので、2023年までに半数の目標達成は厳しいと感じます。しかし、私は何年か前にある市町村の鳥獣被害対策で、徹底的に鹿対策用の柵で囲まれた集落を視察させていただいたことがあります。鹿用ですので、私の背丈よりも高い柵が農道や田んぼだけでなくて、各家の周辺まで張り巡らされていました。まさに、柵に囲まれた集落でした。その集落は集落で必要に迫られた対策なんでしょうが、とても理想型とは思いませんでした。やはり、捕獲に力を入れて個体数を減らしていく取組が重要だと感じました。もちろん、赤磐市も猟友会さんをはじめ関係者の皆さん、頑張っていただいております。そのためにも、もっともっと捕獲のための支援の必要性があるとともに、先ほど申しましたとおり、捕獲活動の活性化のためには捕獲後の活用のための取組の必要性、重要性を感じております。国も、次年度に向けて農林水産省や環境省だけでなく、経済産業省や厚労省、内閣府などの各官庁がジビエ推進のための増額の予算要求をするともお聞きします。もちろん、赤磐ジビエの推進といっても、多くの課題があることは承知しています。ぜひとも研究をしていただき、赤磐市もさらなる赤磐ジビエの推進に向けて早急的に取り組んでいただきたいと思います。 次に、猿対策の今後の具体的な取組についてお伺いいたします。 先ほどの御答弁では、群れについては囲いわなで成果が出ている、引き続き継続するとの御答弁ですが、はぐれ個体についてお伺いいたします。 行動計画では、はぐれ個体の出没地域で花火等による追い払い対策とともに、出没のタイミングに合わせて移動できる機動力の高い小型オリによる捕獲体制を整備することが有効であるとされておりますが、そういった方向で取り組んでいくと理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 質問されることを端的に言うてくださいね。何を言われとるのかちょっと理解しづらいところがあります。すみません、答弁をお願いします。              (8番治徳義明君「議長」と呼ぶ) 何でしょうか。 ◆8番(治徳義明君) 言っておきます。内容はしっかり言っています。 ○議長(金谷文則君) しっかり御意見のほうは言われているのは分かります。 答弁をお願いします。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 猿対策でございます。 赤磐市では、環境省作成のニホンザルの計画的な管理のためのガイドラインに基づく猿の生息状況調査により、岡山県ではニホンザル第二種特定鳥獣管理計画が作成されております。赤磐市では、この管理計画に基づきまして捕獲等を実施しております。これまで囲いわなを使った捕獲に取り組んでまいりました。先ほどのはぐれ猿ということの御質問でございますが、これまでの施策で一定の効果が出ているものと認識しております。引き続き、現在の捕獲作業、捕獲による駆除を継続してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。しっかり質問をさせていただきますけども、吉井竜天オートキャンプ場周辺のイノシシ対策についてお伺いいたします。 SNSの口コミを見ますと、山のてっぺんに当たるため、星空は最高です。星空がとても美しいとうわさに聞いていたが、すばらしかった。夏以外の季節の星空も見てみたいので、また来たい。10回以上リピートしている。何度来ても清潔感があり、気持ちがいい。初心者でも安心して行けるキャンプ場だ。清潔、親切、レンタル品も充実。また利用したいなどなど、最高の評価を受けている赤磐が誇るキャンプ場であります。このキャンプ場の周辺に、最近イノシシが出没しているとお聞きします。安全対策はどのように取られているんでしょうか。また、これだけ評価の高いキャンプ場であります。対策の強化が必要と考えますがいかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 竜天オートキャンプ場のイノシシ被害についての御質問だと思います。 現在のところ、同キャンプ場でイノシシ等による人的被害の報告はされておりません。ただ、御案内のとおり周辺には山がございまして、イノシシの出没もあります。そういうことから、キャンプ場ではワイヤーメッシュなどでイノシシの侵入が可能であるようなところの防御をしております。ということで、今後も来場者の安全を確保しながらイノシシ対策を進めていくように考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (8番治徳義明君「ありがとうございます」と呼ぶ) それでは続きまして、旧若草幼稚園跡地の活用について再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。町内連合会と調整を取りながら、連合会の意見を聞きながらしっかりと取り組んでいただきたいと、早急に取り組んでいただきたいと要望させていただきまして、御答弁は結構です。 ○議長(金谷文則君) 以上で終了ですね。 以上で8番治徳議員の一般質問は終わります。 以上で本日予定をしておりました日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は明日12月1日火曜日午前10時再開であります。 本日はこれで散会といたします。 大変お疲れさまでございました。              午後1時58分 散会...