◆9番(
原田素代君) はい、そう思っています。
○議長(
金谷文則君) 内容がよく分からないことについて聞いてくださいね。
◆9番(
原田素代君) そうです。内容が分からないから、お答えが14条を読めということですから、14条には職員がなると。要するに、この
コンプライアンス委員は外部ではなくて職員で構成される。私はそれを危惧して質問したんです。要するに、その
コンプライアンス委員の3人の中に……。
○議長(
金谷文則君) 私に言われるんじゃなくて、今の内容ですよ。
◆9番(
原田素代君) いやいや、だからそれを聞かせてくださいよ。ちょっと待ってください。
○議長(
金谷文則君) 内容を読み上げることはありませんからね。14条の中を内容を読み上げていただく必要はございませんので、御理解ください。 どうぞ。
◆9番(
原田素代君) 私が聞きたいのは、要するに
公益通報をする場合に、職員の中で構成されている人が当事者になった場合、対外的な弁護士で構成される
審査会のほうに直接通報することは可能ですかということを聞きたかったのです。それについてのお答えをいま一度確認したいと思います。 それから、2つ目の質問で、
ハラスメントの問題と今回のコンプライアンスの問題のすみ分けはどうするのかという質問に対して、当初の
委員長の報告では
通報内容によると書いてあります。でも、今そこで登壇されて
委員長が要綱によって決めるとおっしゃった。だから、私は要綱にどういう基準やすみ分けについての決まり事、こういう基準でこちらの条例、こちらの条例って決めますよということはないのですかと聞いたんです。その2つをもう一度お答えください。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 3番
佐藤委員長。
◆
総務常任委員長(佐藤武君) お答えします。 まず、職員が直接弁護士さんとかで構成する
委員会…… (9番
原田素代君「
審査会」と呼ぶ)
審査会ですね。
審査会と
委員会がちょっとこんがらがるんですけれども、
審査会は弁護士さん等の方々で構成するということですので、
委員会に直接言うことが不可能な場合には、直接
審査会のほうへ申し出ることができるということですので、そういうことでございます。 それから、要綱の議論、
委員長報告でも申し上げましたけれども、12月初旬に制定したということですので、ただ
委員会の中では要綱についての議論はされておりませんので、そこの要綱についてはお答えができません。 以上です。
○議長(
金谷文則君)
原田議員、よろしいか。 (9番
原田素代君「ありがとうございました」と呼ぶ) それでは、他に質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 質疑なしと認め、これで
総務常任委員長報告に対する質疑を終わります。 それでは続きまして、
予算審査特別委員会の
委員長報告を求めます。 2番大森
委員長。
◆予算審査特別
委員長(大森進次君) それでは、予算審査特別
委員長報告を行います。
予算審査特別委員会に付託されました議案1件については、12月15日に
予算審査特別委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果について御報告いたします。 本
委員会に付託されました案件は、議第73
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第7号)であります。 付託案件につきましては、総務分科会、厚生文教分科会及び産業建設分科会に分担し、
付託事件審査または調査が行われ、各分科会
委員長から報告を受けました。 採決を行った結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして予算審査特別
委員長報告を終わります。
○議長(
金谷文則君) ここで、
コロナ対策のため、換気をいたします。 ここで、10時40分まで休憩といたします。 午前10時33分 休憩 午前10時40分 再開
○議長(
金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続きまして、議第57
号赤磐市
コンプライアンス条例に対しては、
原田議員外1人から修正動議が提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。 9番
原田議員。
◆9番(
原田素代君) 先ほど、総務
委員長のほうからの御報告を聞いた上で、改めて今回の
コンプライアンス条例の議案に対して修正の動議をさせていただきます。 具体的に申しますと……。
○議長(
金谷文則君)
原田議員、ちょっとすいません、悪いけどこれを外してもらえますか、首に巻いているの。 (9番
原田素代君「巻いてるのあります」と呼ぶ) 今、そのストールかマフラーかは知らないけど外してください。 続けてください、すみません。
◆9番(
原田素代君) 修正箇所を申し上げます。 裏面のほうにございますが、第2条、議第57号の2ページになります。裏面になります。第2条第6号エ中(オ)を削り、(カ)を(オ)とし、(キ)を(カ)とする。簡単に申しますと、6号の中のエ、上から5つ目の丸括弧オの部分を削除していただきたい。それに伴って、その下のカとキが上に1つずつ繰り上がるので、このような表現になります。 まず、理由を申し上げます。これは条例です。条例というのは、日本国憲法に従って、日本国憲法に違反するような条例はつくれません。私はこの文章を見たときに、書面、
街宣活動などにより市の業務を妨害する、またはそのおそれがある行為、これの文章を読んだ時点で、チラシであるとか街頭で皆さんがいろんな訴えをする、そういった行為が市の業務を妨害したり、そのおそれがあるとみなされたときに取り締まられるというのは、これは明らかに憲法違反です。私たち国民は基本的人権を持ち、さらに議員は政治活動が保障され、さらに思想、信条の自由があります。そういう立場の人たちも対象になっている以上、ここで言うチラシをつくったり街頭で訴えをすることが、例えば市の事業に反対する中身の場合、もしくは市のやり方を変えるべきだと、要するに市の業務という場合、ここで何を指すのかですよね。反対の意見を言うことがおそれがあるとみなされた場合、対象になります。でも、それは憲法に違反します。そういうふうに読み解かれるおそれのある条項を入れる必要はないと思います。これがなくてこの条例が成り立たないということであれば、それは別です。ですけど、このエのところに書いてありますように、暴力または粗野、乱暴な言動、その他の社会的相当性を逸脱した手段により要望等をする行為を書いてあります。この2行で、私は十分この条例の目的は達せられると思います。そういう意味で、憲法に抵触するような文言をあえてここで出すことについては極めて危険だと思います。ぜひ、この条文だけは除いて、その上でこの条例を認めていきたいと思いますので、御理解をお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 続きまして、これから通告による討論を行います。 まず…… (4番
佐々木雄司君「議長」と呼ぶ) 何でしょう。
◆4番(
佐々木雄司君) 今の件について討論させてください。賛成の討論。
○議長(
金谷文則君) もう終わりました。今の質疑のところは終わりましたので、討論するのは一般のものが済んで、その後にまた出てきますので、お願いいたします。 (4番
佐々木雄司君「分かりました。失礼しました」と呼ぶ) それでは続いて、通告による討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番
原田議員の発言を許します。 9番
原田議員。
◆9番(
原田素代君) いま一度反対討論ということで、議第56
号令和2年度山陽ふれあい
公園総合体育館防災拠点整備工事請負変更契約の締結についてということで議案が出ております。
委員長の報告の中にもあったんですが、私は後で次長のほうに具体的にどういう事情だったのかと聞いたときに、結局この事前設計を請け負ったサトウ設計さんのほうが、このソーラーを載せる前提でありながら、要するに屋根の強度とか耐震度、そういうものについて設計に入れてなかった。そのまま入札に出した。それを、市の職員もチェックしてなかった。極めて初歩的なミスが重なったものだというふうに私は認識をしております。そういう説明を受けました。ところが、遡ること、その前に厚生
委員会でどういう議論があったか。厚生
委員会で、そもそも見てないと。要するに、その場を見てないのに3,400万円の契約が必要になったという提案だった訳ですから、そもそも設計をする段階で、そういう現場を見るという行為がなぜされなかったのかという議論になりました。
委員会の中では3回ほど休憩が入りました、市長のほうからの申出で。その中で、市長がこういうふうに言ったんですね。もちろん休憩時間ですよ。でも、
委員会室で、わしだってこんな議案認められないとおっしゃったんです。私は唖然としました。御本人が事案として判こを押して出してきたものについて、
委員会室でそんな発言をされる。ましてや、その結果、見ていないではなく、訂正されました、遠くから見ました。通常、上に上がれないほどの高さの現場を見ていなかったのほうがまだ正しいですよ。遠くから見たんだと。そういう説明を次長はせざるを得なかったわけですよ。おかしいですよ、どう考えても。ましてや教育
委員会管轄の事業、今回の百条をはじめとして、市と議会が一体となって二度とこういう問題を起こさないようにしようといった矢先にこんな不透明な事案が出てきた。それであれば、3,400万円をこのトータルの中から流用するのではなくて、一度今回のこの追加で新たに入札をかけて、新たに公にお金がどういうふうに動いたかが分かるような形で入札をするべきだった。それもしない。本気で過去の事例を克服しようと思っているのかどうか。私は本当に信じられないです。こんなことがまたこれからも起こるんでしょうか。きちんと1つずつ……。 (「
委員長報告の中にも入ってない内容を言ったらいけない」と呼ぶ者あり)
○議長(
金谷文則君) 静かにしてください。
◆9番(
原田素代君)
委員長報告じゃないです、私の意見ですから。ですから、そういう意味で、今回のこの議案が非常に疑惑はあるし、手続にも多くの問題があり、とどめは市長の発言。私はこれを認めたら、議会はまた以前の疑惑の深い議会になってしまうのではないか。非常に深刻に考えています。やり直しは幾らでもできます、今なら。議員の皆さん、いま一度真剣に考えていただければと思います。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 次に、原案に賛成者の発言はありません。 以上で通告による討論を終わります。 続きまして、議第57
号赤磐市
コンプライアンス条例に対する修正動議の討論を行います。 まず、修正動議に賛成の発言はございませんか。 (4番
佐々木雄司君「議長、賛成でしょ」と呼ぶ) 賛成の発言はございませんか。 (4番
佐々木雄司君「修正の賛成でしょ」と呼ぶ) よろしいですね。じゃあ、次に行きます。 (4番
佐々木雄司君「修正動議です」と呼ぶ) 何回も申し上げております。修正動議に賛成者の発言はございませんかと申し上げております。 4番佐々木議員。
◆4番(
佐々木雄司君) 修正動議に賛成の立場でただいまより討論させていただきたいと思います。 この新設
コンプライアンス条例については、全域にわたり今般の教育
委員会を舞台とする汚職事件を振り返っており、また別事案の想定もされていることから、再発防止を講じる意味で必要なことであり、基本、賛成の意見です。したがいまして、これから申し上げる問題箇所1つが、これがあるから全部駄目と言えるものではありませんが、新設条例を間違いのないものにするために正しましょうという趣旨ですので、これを前提にしてお聞きくださいますようお願い申し上げます。 議案質疑の際に疑問を呈した第2条(6)のエの(オ)に書かれている、街宣等により市の業務を妨害する、またはそのおそれがある行為を違反と定める一文は、行政が起こす人権侵害という違法行為につながるため、この条文箇所を運用できないよう削除した形で本条例を施行するべきだと思います。 以下、その理由を述べさせていただきます。 この文言箇所は、察するに国民権利と区別がつきにくく対応が難しいえせ同和やえせ右翼行為、あるいは暴力団組織に属していない一般人を装う反社人物などにおける民事介入暴力を想定し、不当な権利行使や主張に対し毅然とした姿勢で公務を遂行するために書かれているのだろうと思いますが、一方、この条文箇所は、批判を嫌がる行政側に拡大利用され、憲法に基づく国民権利となる民主的な行動を威嚇したり、抑制をかけたりといったことに利用されかねず、実務の面で重大な懸念を感じております。問題は、行政側が拡大利用する懸念の払拭と、見分け方が難しい国民権利を装うえせ行為や不当な権利行使にどう対処するかという点になりますが、拡大利用のもとになりかねない街宣等という文言を条文化しなくとも、えせ右翼やえせ同和などの行為に対しては、既に私たちの岡山県には岡山県迷惑行為防止条例や拡声機等における暴騒音規制条例があり、本市においても適用が可能な状態になっております。加えて、弁護士会さんなどが設置しております民事介入暴力センターと緊密に連携を取ることによって、ほとんどの場合対応が可能です。また、反社会勢力による直接的な民事介入暴力には岡山県警組織犯罪対策第二課が相談窓口として設置されていることから、既に対策は講じられていると言えます。加えて本市には、岡山県警から御出向いただいております警察官も常駐しており、重ねての対応となっています。つまり、この第2条(6)のエの(オ)の条項はなくても困る点はなく、反対に条項があれば権力の乱用に使用される懸念が生じるということであります。このままですと、将来誰かの権利を侵害し、国家賠償訴訟提訴の基になる可能性があることから、今回修正案を共同提出させていただきました。 訴訟リスクを回避し、正しい行政を推進するため必要な修正案ですので、ぜひとも皆様方におかれましては御賛同いただきますようお願いを申し上げて、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。
○議長(
金谷文則君) 次に、修正動議に反対者の発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) それでは次に、修正動議の賛成者の発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) それでは、ないようでございますので、以上で討論を終わります。 以上で議第57
号赤磐市
コンプライアンス条例に対する修正動議の討論を終わります。 ここで、暫時休憩といたします。 午前10時56分 休憩 午前10時59分 再開
○議長(
金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (市長友實武則君「議長」と呼ぶ) 友實市長、何でしょう。
◎市長(友實武則君) 先ほどの議第56号の反対討論に対して私の言葉が使われておりますので、少し弁明をさせていただければと思います。
○議長(
金谷文則君) はい、どうぞ。弁明してください。
◎市長(友實武則君) 先ほどの議第56号の反対討論の中で、私の
委員会での休憩時間の発言が引用されました。これについて誤解があってはいけないので、弁明をさせていただきます。 休憩時間に私が申し上げたのは、この
工事発注に際して担当から私が聞いたものであれば、これは遠目ではありますけども調査を行って、目視調査をして
工事発注を行ったものという報告を事前に伺っておりました。もし、これがそうでなく、何も調査をせずに発注されたものであれば認めるべきものではないということは言えるという発言をした訳でございます。そういった前後関係がありますので、それを説明させていただいて、含みをいただいた上で判断をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
金谷文則君) それでは続きまして、これから議題となっております議第56号から議第77号までの22件を採決いたします。 採決の方法につきましては、一部については一括採決としたいと思います。 それでは、議第56
号令和2年度山陽ふれあい
公園総合体育館防災拠点整備工事請負変更契約の締結についてを採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決であります。 本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、議第56号は
委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第57
号赤磐市
コンプライアンス条例を採決いたします。 まず、本件に対する
原田議員外1人から提出された修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
金谷文則君) 起立少数であります。したがいまして、修正案は否決されました。 続きまして、原案について採決いたします。 議第57号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、議第57号は原案のとおり可決されました。 続きまして、議第58
号赤磐市
税外収入督促手数料及び
延滞金徴収条例の一部を改正する条例から議第72号字の区域及び名称の変更についてまでの15件を一括して採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決であります。 本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第58号から議第72号までの15件は
委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第73
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第7号)から議第77
号令和2年度赤磐市
下水道事業会計補正予算(第2号)までの5件を一括して採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決であります。 本件は
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第73号から議第77号までの5件は
委員長報告のとおり可決されました。 ここで、11時10分まで休憩といたします。 午前11時6分 休憩 午前11時10分 再開
○議長(
金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第2 議第78号 令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)
○議長(
金谷文則君) 日程第2、議第78
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)を議題とし、提出者の説明及び細部説明を求めます。 友實市長。
◎市長(友實武則君) 議第78
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)につきましては、新型
コロナウイルス感染症対策として、子育てと仕事を一人で担っておられる独り親家庭への追加支援とふるさと応援給付金の増加見込みによる経費を予算計上させていただいております。 補正額は、歳入歳出それぞれ9,491万7,000円を追加し、予算総額で271億3,382万3,000円とするものでございます。 なお、細部説明は担当部長が行いますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
金谷文則君) 続きまして、細部説明を求めます。 藤原
財務部長。
◎
財務部長(藤原義昭君) それでは、議第78
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)の説明をさせていただきます。
説明資料は、別紙、令和2年度赤磐市補正予算
説明資料の2ページからが8号補正でございます。
一般会計補正予算書の1ページを御覧ください。 令和2年度赤磐市の
一般会計補正予算(第8号)は、次の定めによるところによる。 第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,491万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ271億3,382万3,000円とするものでございます。 令和2年12月18日提出。赤磐市長友實武則。 続きまして、8ページをお開き願います。 補正予算の
説明資料は2ページからを御覧願います。 それでは、歳入の説明をさせていただきます。 まず、16款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金は、新型
コロナウイルス感染症対策によるひとり親世帯臨時特別給付金事業の財源といたしまして、母子家庭対策等総合支援事業費補助金2,033万円を計上いたしております。 次に、19款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金は、実質見込みにより、ふるさと応援寄附金1億5,000万円を増額させていただいております。 次に、20款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金では、今回の補正予算に係る財源調整のための財政調整基金からの繰入金7,541万3,000円を減額するものでございます。 以上が歳入でございます。 続きまして、歳出の説明をさせていただきます。 10ページを御覧ください。
説明資料は4ページからを御覧願います。 2款総務費、1項総務管理費、6目企画費では、ふるさと応援寄附金の増加の見込みにより、返礼品に係る経費といたしまして、返礼品郵便料、ふるさと納税のサイトへの掲載、返礼品の配送及びカード決済手数料を合わせて7,458万7,000円を増額させていただいております。 次に、3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費は、ひとり親世帯臨時特別給付金で新型
コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を1人で担う低所得者の独り親世帯に1世帯5万円、2人目以降は3万円を支給するものです。6月の追加補正予算でも計上させていただいておりましたが、再度、全国で同様の支給を実施することとされたもので、2,033万円を追加計上させていただいております。 以上、令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 以上で説明が終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第3 質疑
○議長(
金谷文則君) 続きまして、日程第3、質疑を行います。 議第78
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)について質疑はございませんか。 11番松田議員。
◆11番(松田勲君) 2つ目のひとり親家庭の特別給付金ですけど、先ほど5万円と3万円という話、ございましたが、具体的にどういった期間でどういった形で給付されるのか、もう少し詳しい情報をお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 御質問のひとり親世帯臨時特別給付金でございますが、ここで12月になって国のほうが支給をということで、できる限り年度内に支給をするようにという通知が来ております。赤磐市としましては、本日議決をいただきましたら、大至急手続を進めまして、12月25日を目標に事務のほうを進めております。こちらですけれども、世帯ごとに5万円、それから2人目の方がおられたらそっちのほうは3万円ということで、こちらは6月の補正をさせていただいたときと同様でございます。一応そこでさせていただいた方が基本になりますので、6月の児童扶養手当の対象者の方には、もう何も手続なしですぐ振り込めると。それから、その後、
コロナの影響等で所得が減って同じ水準になった方、そちらについても把握ができております。ですから、そちらのほうにも手続不要で振り込むことができるということになります。 以上になります。
○議長(
金谷文則君) 松田議員、よろしいか。 (11番松田 勲君「よろしい」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。 1番永徳議員。
◆1番(永徳省二君) 対象の世帯数はどれぐらいあるのか教えてください。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 今想定しておりますのが、世帯が325世帯程度、それに第2子の方がおられましたら、そちらのほうも150世帯ほどあるというふうに想定をしております。 (1番永徳省二君「ありがとうございます」と呼ぶ)
○議長(
金谷文則君) よろしいか。 (1番永徳省二君「はい」と呼ぶ) 他にございませんか。質疑はございませんか。 3番佐藤議員。
◆3番(佐藤武君) 基本的なことでちょっと確認したいんですけれども、歳入の2款、説明の中で母子家庭対策等云々補助金と、これが2,033万円ですね。それから、1枚めくっていただいて、歳出のほうになりますと、第3款の民生費で、今度は説明がひとり親世帯というふうになっているんですが、ここら辺の仕分というのはどういうふうに理解すればいいんでしょうか。
○議長(
金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(入矢五和夫君) 御質問にお答えします。 歳入のほうで、母子家庭対策等という文言を使わせていただいております。こちらは国のほうの統一的な補助金の名称ということで、歳出のほうでは赤磐市としてはひとり親ということで給付金の事業の名称ということでさせていただいております。
○議長(
金谷文則君) よろしいか。 (3番佐藤 武君「はい」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。 よろしいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) それでは、ないようでございますので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 議第78号は、12月15日開催の議会運営
委員会において決定しておりますとおり、赤磐市議会会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、
委員会付託を省略いたします。 これから討論を行います。 議第78
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)について、原案に反対の討論はございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 次に、原案に賛成の討論はございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 討論なしと認めます。 これから議第78
号令和2年度赤磐市
一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第78号は原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 発議第22号
北川勝義議員に対する
辞職勧告決議案
○議長(
金谷文則君) 続きまして、日程第4、発議第22号
北川勝義議員に対する
辞職勧告決議案を議題といたします。 ここで、地方自治法第117条の規定により、北川議員の退席を求めます。 〔12番 北川勝義君 退場〕
○議長(
金谷文則君) それでは、本件について提出者の説明を求めます。 16番下山議員。
◆16番(下山哲司君) 発議第22号
北川勝義議員に対する
辞職勧告決議案。 上記案件について、別紙のとおり、赤磐市議会会議規則第14条の規定により提出します。令和2年12月14日提出。赤磐市議会議長
金谷文則殿。提出者、赤磐市議会議員下山哲司、賛成者、赤磐市議会議員岡崎達義。 裏面を御覧ください。
北川勝義議員に対する
辞職勧告決議案。 9月
定例会で提出された公金支出及び公文書改ざん等調査特別
委員会調査報告書で示したとおり、吉井地域スクールバス及び給食配送車運転業務における臨時職員に対し違法な給与支払いがなされたのは、北川議員の介入と北川議員の介入を断れなかった教育
委員会職員の一連の行為にあることは明白である。本来、議員は市民全体の代表者として倫理性を常に自覚して議会活動をするべきであるが、北川議員は議員としての権限や地位、特に総務文教常任
委員長の職にあることを奇貨として、長年の
ハラスメント行為を通して職員が恐れ萎縮していることをいいことに教育行政に深く介入し、職員に背任行為、さらにそれに伴う公文書改ざんなど、正常な行政執行をゆがめ妨げた行為は許されざるものである。また、市が設置した
第三者委員会の報告書では、北川議員の威圧的な言動により職員には反論できない空気感ができていたこと、背任罪の共犯が成立する可能性を否定することは困難であることが認定され、それを受け、北川議員は市から背任容疑で告訴されている。これらのことは、赤磐市の名誉を失墜させるとともに、
ハラスメント根絶に関する決議をしている市議会の名誉も著しく失墜させ、多大な損害を与えたことは明白であり、これはとりもなおさず市民への背信行為と言わざるを得ず、市民を代表する議会として看過することはできない。さらに、数々の不当な行為を理由に、9月
定例会において
北川勝義議員に対する
辞職勧告決議案が
全員一致で可決された。それにもかかわらず、いまだ議員の職に執着してとどまっていることは、これまでの自己の行為に対して全く反省が見られないばかりでなく、市民の怒りと市議会への信頼に背を向ける二重の裏切り行為である。したがって、ここに速やかな辞職を求めて再度強く勧告するものである。なお、この再度の勧告は、北川議員に対して一連の行為が議会基本条例の規定にもとると同時に、議員の資質に欠けるということを議会として強く表明するものであり、当該議員の一日も早い辞職によって議会と市政の正常化を図ろうとするものである。 以上、決議する。 令和2年12月18日。赤磐市議会。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
金谷文則君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 質疑がないようでございます。 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 本件については、赤磐市議会申合せ事項により
委員会付託を省略いたします。 これから討論を行います。 まず、原案に反対の討論はございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 次に、原案に賛成の討論はございますか。 9番
原田議員。
◆9番(
原田素代君)
辞職勧告決議案に賛成の立場から討論させていただきます。 赤磐市議会では百条
委員会を設置し、赤磐市議会議員政治倫理規程第3条第3号に違反する行為があったと認定されました。北川議員は、議員としての権限、地位、特に総務文教常任
委員長の職に長くあったことによって、長年
ハラスメント行為を通して職員が恐れ、萎縮していることをいいことに教育行政に深く介入していました。職員に背任行為、さらにそれに伴う公文書改ざんなど、正常な行政執行をゆがめ妨げた行為は許せないものであります。これにより、9月29日、辞職勧告決議がこの議会で全会一致、採択されています。北川議員は、平成22年にも周匝及び是里の土地取得に関わる疑惑に関連し、百条
委員会が設置されています。土地売買に深く関わり、行政との癒着が問題として指摘されていました。政治倫理
審査会においては、このときも全会一致で議員
辞職勧告決議案が提出されています。しかしながら、本人は全く反省も見られないまま、このたびの問題行為を再び引き起こしたことは遺憾の極みと言うほかありません。さらに、赤磐市不適正事務処理に関する
第三者委員会の報告によりますと、日頃から職員に対して威圧的言動を行い、職員の畏怖、困惑状態に陥らせるなどした北川議員の行為は、背任の共同正犯行為または教唆行為である可能性が高い行為と評価し得るものであると指摘しています。これにより、11月6日、市は北川議員を背任罪で告訴しています。議員として2度も百条
委員会にかけられ、
第三者委員会から特異人物と評された北川議員は、このたびの告訴に至った結果を重く受け止めて反省するとともに、速やかに辞職することを勧告いたします。 以上です。
○議長(
金谷文則君) 他に原案に賛成の討論はございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 討論なしと認めます。 それでは、これから発議第22号
北川勝義議員に対する
辞職勧告決議案を採決いたします。 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、発議第22号は原案のとおり可決されました。 ここで、
北川勝義議員の除斥を解きます。 〔12番 北川勝義君 入場〕 (4番
佐々木雄司君「議長」と呼ぶ)
○議長(
金谷文則君) 何でしょう。 (4番
佐々木雄司君「動議をお願いしたいです」と呼ぶ) はい、どんな。
◆4番(
佐々木雄司君) 北川議員に弁解の機会を与えてあげていただきたいんですが、その動議を出したいと思います。
○議長(
金谷文則君) 今の動議に対して賛成の方はございますか。 〔賛成者挙手〕
○議長(
金谷文則君) 賛成が1人ですので、申し訳ありません。 ただいまの動議は不成立でございますので、御承知おきください。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 発議第23号
委員会の閉会中の
継続調査及び審査について
○議長(
金谷文則君) 続きまして、日程第5、発議第23号
委員会の閉会中の
継続調査及び審査についてを議題といたします。 お手元に配付しております
継続調査及び審査一覧表のとおり、閉会中の
継続調査及び審査の申出が各
常任委員会委員長及び議会運営
委員会委員長からありました。各
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続調査及び審査に付することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、さよう決定いたしました。 以上で本日の日程は全て終了し、今期
定例会の議事も以上で終了いたしました。 この際、閉会に先立ち、市長の挨拶を求めます。 友實市長。
◎市長(友實武則君) 閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 今期
定例会は、去る11月25日に開会して以来、本日までの24日間にわたり諸議案につきまして終始活発かつ熱心に御審議をいただき、数々の貴重な御提言をいただきました。心から厚くお礼を申し上げます。 また、本日、冒頭において追加提案をいたしました補正予算につきまして、皆様の御理解をいただき、時季を逃さず事業に取り組むことが可能となります。感謝いたしております。ありがとうございました。 さて、先週、美作市の養鶏場において鳥インフルエンザの事例が発生いたしました。当市といたしましても、県からの応援要請に基づきまして、今週初めから指定された消毒ポイントへ職員の派遣を行っております。引き続き感染の封じ込めに全力で協力させていただく所存でございます。皆様方におかれましては、風評被害が懸念されますので、冷静な行動をお願いいたします。 結びに当たり、寒さも本格的になってまいりましたので、皆様には新春を健やかにお迎えくださいますようお祈り申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
金谷文則君) 以上をもちまして令和2年12月第6回赤磐市議会
定例会を閉会といたします。 大変お疲れさまでございました。 午前11時35分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和 年 月 日 議 長 金 谷 文 則 署名議員 保 田 守 署名議員 大 口 浩 志...