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06月12日-02号

  • "高校づくり"(1/2)
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  1. 赤磐市議会 2017-06-12
    06月12日-02号


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    平成29年 6月第3回定例会           平成29年6月第3回赤磐市議会定例会会議録平成29年6月12日(月曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第2号)午前10時0分開議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(18名) 1番  永  徳  省  二  君       2番  大  森  進  次  君 3番  佐  藤     武  君       4番  佐 々 木  雄  司  君 5番  光  成  良  充  君       6番  保  田     守  君 7番  大  口  浩  志  君       8番  治  徳  義  明  君 9番  原  田  素  代  君      10番  行  本  恭  庸  君11番  松  田     勲  君      12番  北  川  勝  義  君13番  福  木  京  子  君      14番  佐  藤  武  文  君15番  岡  崎  達  義  君      16番  下  山  哲  司  君17番  実  盛  祥  五  君      18番  金  谷  文  則  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      友 實 武 則 君        教育長     内 田 惠 子 君総合政策部長  作 間 正 浩 君        総務部長    前 田 正 之 君財務部長    直 原   平 君        市民生活部長  作 本 直 美 君保健福祉部長  岩 本 武 明 君        保健福祉部参与 藤 原 康 子 君産業振興部長  有 馬 唯 常 君        産業振興部政策監一 阪 郁 久 君建設事業部長  水 原 昌 彦 君        建設事業部参与 加 藤 孝 志 君会計管理者   栗 原 雅 之 君        赤坂支所長   黒 田 靖 之 君熊山支所長兼市民生活部参与            吉井支所長兼総合政策部参与        入 矢 五和夫 君                徳 光 哲 也 君消防長     矢 部 敬 史 君        教育次長    藤 井 和 彦 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  奥 田 吉 男 君        主幹      黒 田 未 来 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(金谷文則君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 6月8日の本会議に引き続き本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 本日は一般質問を行います。 質問は、質問席で発言願います。発言回数は1質問項目ごとに3回までとし、初回は一括質問とし、再質問以降は一問一答とします。1人の質問時間は30分以内であります。 質問順序は、お手元に配付した一般質問通告表のとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影及び電子機器の使用を許可しておりますので、報告いたします。 それでは、これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(金谷文則君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従いまして一般質問を許します。 まず、12番北川議員の質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) 皆さんおはようございます。 ただいまから事前通告しております一般質問をさせていただきたいと思います。 また、今回からいろいろの考え方があって、全協、議運のほうから……              (「議長」と呼ぶ者あり) えっ。              (「時計が動きょうらん」と呼ぶ者あり) まあええが。 ○議長(金谷文則君) ありがとうございます。済いません。 ◆12番(北川勝義君) わしが邪魔かと思って。前回からいろいろあったんで、今回から質問席が変わったというこって少し戸惑っておりますが、これから本題に入らせてもらいます。 その前に、この3月で長年おられた教育長の杉山教育長が退任せられ、また5月末には副市長の内田副市長が退任されました。大変本当にお二方にはお世話になりました。 なお、市長、議長におかれましては早期に後任、教育長はできましたが、副市長のほうを選任していただきたいと思っております。 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきたいと思います。 本年の3月に市長選挙があり、友實市長におかれましては見事再選を果たされましたが、吉井地域においてはこれまでの4年間の事業実績が十分浸透してなかったことが厳しい結果とあらわれたのではないかと思っております。この反省を踏まえて、今後の4年間において友實市政の政策等がいかに市民に浸透させていくのかを踏まえて、以下の質問にお答えください。 2期目の政策について、特に本市の核となる拠点整備について、友實市長から本定例会初日に所信表明がありました。市長が4年間で目指すものとして大きく5つの項目に分けて説明があり、大きな方向性と各分野の重要性についても、私も十分理解をいたしたところです。 私は、先般の3月議会でも質問をいたしましたが、道の駅あるいはまちの駅には休憩所、地域の情報発信機能を備えた、また直売所などを併設していれば道路利用者や観光客が立ち寄られ、産業振興や観光等の回遊性のある拠点として赤磐市の発展に非常に有効であると考えております。 また、芸術文化活動も非常に活発な中、質の高い芸術に触れる機会の充実を考えた場合、本市には施設がありません。ぜひ本市に500名程度収容できるホールが必要だと考えております。日本の、いや世界レベルの音楽活動家もいらっしゃる中で、芸術文化活動の拠点となる文化ホールを建設すべきではないでしょうか。改めまして友實市政2期目の4年間、このような赤磐市の核となる拠点整備についてどのように考えているのか、お尋ねします。 次に、新教育長制度による市長の権限について。 前教育長の退任に伴う新制度への移行により、従来の教育委員長と教育長を一体化した新教育長を置くことがされました。任命については市長が議会の同意を得て直接教育長を任命することとなり、市長の権限が改正されたが、教育委員会はこれまでの委員会の本来の機能を果たすことが十分できるのか、市長並びに教育長の考え方をお伺いしたいと思います。 次に、学校教育の充実について。 赤磐市は、赤磐市まち・ひと・しごと創生総合戦略で「子育てするならあかいわ市」というキャッチフレーズで魅力的なまちづくりを目指しています。その中でも学校教育施設を健全に保ち、児童・生徒が安心して充実した学校生活を送ることができる環境が必要と考えております。そこで、以下の3点について市長並びに教育長の考えをお伺いいたします。 1、プール、エアコン、洋式トイレ等の整備について。 プール、エアコン、洋式トイレ等の整備等について前向きな考え方をいただき感謝しておりますが、吉井中学校の教育用プールの整備、市内全校の普通教室等を対象とするエアコン整備、また洋式トイレへの改修事業など早急な対応が全ての保護者、児童・生徒の望みであります。そこで、今後の整備計画について答弁を願いたいと思います。 2番目、少人数校の統廃合について。 小学校の統合問題について、過小規模校の解消という目的で赤坂、吉井地域の学校統合実施計画等を作成し、住民説明会や意見交換会、保護者アンケートにより24年7月に今後少なくとも5年間は現在の学校環境を存続するという結果を出しております。 昨年12月の一般質問で、今後については地域や保護者の声、子供の様子や地域のかかわり等を多面的に検討し、教育委員会とも十分に協議しながら方向性を出していくと答弁をいただいております。その後の経過と統廃合問題へどのように対応していくのか、答弁を願いたいと思います。 3、市内幼・保一元化の考え方について。 赤磐市の就学前教育の状況を見るとき、合併から十数年が経過した現在においても保育環境の統一化は進んでいません。実態として山陽、熊山地域は幼稚園と保育園が設置されています。赤坂地域は認定こども園が開園間近でありますが、吉井地域には保育園しか設置されていません。そこで、吉井地域においても今後の保育施設再編計画等の中で検討すべき課題と考えます。また、保護者などの急な用事のため延長保育や一時預かりも必要と考えますが、市長並びに教育長の考え方を伺いたいと思います。 次に、旧備作高等学校跡地の活用について。 旧備作高等学校の修繕工事に係る内容と進捗状況についてお伺いいたします。 また、昨年11月に跡地活用団体として特定非営利活動法人地球年代学ネットワークが優先交渉権者に決定しましたが、その後の経過や運営内容など、わかる範囲でお答えいただきたいと思います。 次に、高齢者に対する買い物支援や見守り事業について。 小野田ふれあい市場や夢百笑による高齢者の買い物支援や見守り事業が行われており、地域の方には大変喜ばれていると聞いております。しかし、運営には維持管理費や人件費が収入を上回っており、事業を継続することが厳しいとも伺っております。福祉的側面から、運営費の一部を助成することなどを検討されてはどうでしょうか。 また、小野田ふれあい市場全体ですが、特に便所などの改修の要望なども出ております。検討はなされているのか、お伺いしたいと思います。 次に、交通弱者への対応について。 本年2月と3月と、いわゆる通院支援バスの試験運行がされましたが、その利用状況についてお尋ねします。 また、その結果を受けてどのように対応していくのか、お伺いします。 さらに、市民バス、デマンドバス、広域路線バスなどを含めた公共交通体系の再編についての考え方について答弁をお願いいたします。 聞くところによれば、これから仁堀まで今まで来とったバスがネオポリス回りになるとか、いろいろの不便が宇野バス経由でなってくるような情報が入っております。大変吉井の方は不便になるんじゃないか、赤坂についても不便になるんではないかと思っております。もちろん広域的な考え方で言えば美作のほうにも困るという、波及してくるんではないかと思っております。そのことについてどのように考えているか。 また、それから通院支援バスでもPRが足らない。どのようにPRしていくか。乗らなんだが、少なかったんだ。調査したらだめなかったんではなく、どのようにすればどのような要望に応えれるか、もう少し考えがあったら聞かせていただきたいと思っております。 次に、熊山診療所及び佐伯北診療所の整備状況についてお尋ねします。 熊山診療所においては、旧市民病院の再利用計画とどう連携を図っていくのか。佐伯北診療所については、今議会にも改修工事等が計上されておるが、今後の整備方針についてお答えください。 私は、特に国保診療所においては一体的、総合的に運営していくべきと考えておりますが、執行部の考えをお聞かせください。 また、ことし3月、赤坂の森医院の院長が亡くなられ、休院となっています仁美診療所も含め、赤坂地域の方々は大変不安に思っておられます。今後の市の対応について教えていただきたいと思います。 次に、庁舎の耐震化について。 平成28年3月改定の赤磐市耐震改修促進計画に示されているように、庁舎等の防災上重要な施設については地震により倒壊等の影響を受けた場合の社会的影響が著しく大きいことから強力に進めていく必要があると思いますが、市の基本的な考えをお尋ねしたいと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 皆さんおはようございます。 それでは、一般質問の答弁をさせていただきます。 まず、2期目に向けての私の考え方ということでございます。 本定例会初日に2期目についての所信表明演説をさせていただきました。特に、にぎわいのある地域の創出について、公約の第1番目に上げていることは申し上げたとおりでございます。この中で、議員各位の御理解のもと、現在分譲開始から50年を迎えようとする山陽団地を含め、中心市街地の活性化に向けての検討を始めております。私は、この問題を赤磐市にとって最優先課題の一つと捉えており、にぎわいのある中心市街地づくりには議員御質問の市の核となる拠点整備も重要な要素になるものではないかと考えております。 今後、まちづくりに関し知見を有する方々の御意見をいただきながら、町の活性化に向けた基本的な構想を策定する中で、観光や公共交通、産業振興、防災、地域間のコミュニティ機能などを担うバスを基軸とした公共交通の核となる交通拠点、あるいは芸術文化施設などについても議論を深めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。 続いて、新教育長制度による市長の権限についてお尋ねでございます。 教育委員会については、市長から独立した執行機関として従来どおり維持され、権限も改正されてはおりません。所掌する事務の最終的な決定権限は教育委員会とされております。教育の機会均等、教育水準の維持向上や教育の振興という教育委員会の役割が引き続き果たせるよう、市長としても適切に対応していきたい、このように考えております。 次に、学校教育施設の充実についての御質問にお答えいたします。 学校の施設整備は、教育委員会と連携いたしましてプール、エアコン、洋式トイレなど教育的な見地から子供たちが最適な教育環境のもとに学校生活が送ることができるよう計画的な整備を図るとともに、少子化対策としても良好な教育環境を市内外にアピールできるよう努めていきたいと考えております。 具体的な整備計画等につきましては、この後教育長のほうから答弁をさせていただきます。 次に、小学校の統廃合問題についてでございますが、平成24年7月に少なくとも本年7月までは現在の学校を存続するという方針を決定しております。4年を経過することから、本年1月の総合教育会議において教育委員の皆さんと今後の方向性について意見交換を行い、次年度以降も現方針を継続し、統廃合議論が起こらないような学校づくり、地域づくりを目指していく方向性で意見がまとまりました。小学校は地域の拠点としての機能もございます。地域の皆様と一緒になって地域の拠点、子育ての拠点になるような学校づくりに教育委員会と連携しながら努めていきたいと考えております。 市内幼・保一元化の考え方につきましてでございますが、赤坂、吉井地域の公立保育園のあり方について、幼児教育における集団を構成する適正な規模で運営や地理的要因を勘案しての検討がなされてきました。吉井地域におきましてもかつて議論がありましたように、今後再編とともに就学前教育の推進、充実、多様な保育ニーズに対応できる子育て支援サービスの充実を図るために、地域の実情も踏まえながら、保護者の方や地域の方々の意見も頂戴しながら慎重に検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。 続きまして、旧備作高等学校跡地の活用事業について、修繕に係る内容と進捗状況についてのお尋ねでございます。 まず、修繕工事の内容につきましては、旧備作高校の南北の校舎のうち新耐震基準により建築された北側の校舎を修繕し、同建物を教育関係施設として用いることができるようにするものでございます。 次に、修繕工事の進捗状況につきまして御報告いたします。 昨年度より修繕工事の設計業務を委託し、本年4月に完了しました。これを受け、本年5月末に工事の入札を行い、工事業者と契約を結んでおります。修繕工事の完了は、8月末前後を見込んでおります。その後、関連する美装や植栽管理などを行い、事業者に引き渡しが可能というふうに考えております。 また、旧備作高校跡地に所在する建物のうち、調査の結果老朽化が著しい武道場及び温室に関しましては、危険性も考慮して解体するべきものと判断し、関係予算を本議会に上程しているところでございます。 修繕工事の内容、進捗状況、特定非営利活動法人地球年代学ネットワークが運営を開始する時期、現在の状況等について、詳細にはこの後担当部長より説明をさせていただきます。 続いて、高齢者に対する買い物支援や見守り事業等についてのお尋ねでございます。 農産物販売や配食サービス事業を実施している住民団体の小野田ふれあい市場とNPO法人まちづくり夢百笑によります買い物支援・見守り事業は、平成27年度の地方創生先行型交付金を活用した高齢者買い物支援・見守りモデル事業として開始したものでございます。 この事業では、2団体に1台ずつ移動販売車を無償貸与し、見守り委託料として見守り1回当たり100円を委託先に支払っているところでございます。しかしながら、議員御案内のように人件費や燃料代など事業を維持するための必要経費が十分賄えない状況も危惧されているところでございます。支援につきましては、仕入れ先の見直しなど委託先との十分な協議、調整を行い、安心して暮らせる支え合いの仕組みづくりを支援するとともに、地域の運営組織づくりや地域活性の取り組みを行う支援を行って、安心して暮らせる社会構築に向けて努力していきたいと考えております。 続きまして、交通弱者への対応につきましてですが、昨年度岡山東農業協同組合から御寄附をいただきました車両で赤坂、吉井地域の通院支援バスの試験運行をさせていただきました。結果についてはこの後担当部長からお答えいたしますが、笹岡地域では森医院の休院など地域の皆様から不安の声もあるという認識でございます。こうした地域の事情に目を配り、今後の公共交通の再編を進めていかねばならないものと考えております。御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。 続きまして、診療所の整備の状況等についてのお尋ねでございます。 平成26年7月に開院いたしました熊山診療所は、診療所長を中心に地域医療の推進、確保に努めているところでございます。訪問看護ステーションとの連携のみではなく、旧市民病院の土地、建物の再利用事業として開設準備を進めております赤磐市複合型介護福祉施設とも連携を深めて地域の医療・福祉の拠点地域となるような役割機能の充実を図ってまいりたいと考えております。 また、佐伯北診療所では昨年度施設維持に必要な外壁塗装、屋上防水、玄関、トイレのバリアフリー化など改修工事を実施いたしました。さらに、機能の充実に向け、今年度から耐震補強とCT導入に向けた整備を行い、北部地域の医療の拠点としての役割を果たしてまいりたいと考えております。 次に、森医院閉院後の対応につきましてでございますが、閉院後すぐに赤磐医師会により仁美診療所で週2日診療を開始していただくことができ、大変感謝いたしているところでございます。市といたしまして、赤磐医師会の協力をいただきながら北部地域の医療の拠点の一つである仁美診療所での診療を継続するために、関係機関、市民の皆様と協働で事業を進めてまいりまして、市民の皆様の不安に少しでもお答えできるよう、医療体制整備に取り組みたいと考えているところでございます。 続きまして、赤磐市の市庁舎の耐震化についてお尋ねでございますけども、この本庁舎については昭和50年に建設されまして、その後昭和61年に増築を施しております。現行の耐震基準が制定されました昭和56年度以前の旧基準に基づき建設された部分については、平成23年度実施の耐震診断調査で耐震性の不足が指摘されております。今後、高い確率で発生が予測されております南海トラフ巨大地震に対して備えが危惧されているところでございまして、耐震制の不足のみならず、設備の老朽化、庁舎の狭隘化、誰にでも使いやすい施設、設備、ユニバーサルデザインへの対応不足も指摘されているところでございます。これらの問題を解決していくに当たって、庁舎の耐用年数がまだ十分残っていること、また新市建設計画の方針や国が提唱するコンパクトシティーのまちづくりなどに照らし合わせて現在の場所を離れることが難しいこと、そして防災拠点となる本庁舎について耐震化を早急に行う必要性があるということを考慮に入れながら、内部検討を重ねてまいりました。 検討の結果として、今後の改修に向けた基本的な考え方としては、本庁舎の耐震性の確保が最優先の課題であり、現庁舎の耐震化を柱として最低限の改修を行うことで工事の効率化が図られ、経費の節減と建物の機能維持につなげることができるとの考えに至りました。そのための判断資料として、また職員だけでは検討することができない専門的な調査分析、計画を委託する費用として、今回1,286万6,000円を計上させていただくものとしております。 私のほうからは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) おはようございます。 北川議員の新教育制度による市長の権限についての御質問にお答えします。 新制度の目的については、教育の中立性、継続性、安定性を確保しながら教育行政における責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築、市長との連携の強化等を図るものでございます。 新制度になりましても、教育委員会の職務権限については公立学校の設置、管理、教職員の人事、教科書採択など、改正前と変わりません。子育て支援などは、市長部局としっかり連携をとって取り組んでまいりますが、教育行政、教育委員会の職務権限の執行については教育行政の責任者として主体性を持って責任を、職責を担っていきたいと考えております。 次に、学校教育施設の充実についての御質問にお答えします。 まず、施設整備については市内学校施設の均等を図りながら、時代に対応した学校施設の整備を進めていく必要があると考えております。 プールについては教育の機会均等と教育水準の確保を図るため、今年度吉井中学校プールの新築工事に着手し、他の学校プールも自校プールでの水泳授業ができるように修繕内容や設置年数を考慮し、順次計画的に修繕を進めていく考えです。 また、エアコン設置については児童・生徒の健康管理や学習効率の向上の観点から、今年度から3年計画で設置を進める計画でございます。 また、洋式トイレ整備については最適な学校生活が送れるよう、学校の要望に応じて計画的にそれぞれ早急に取り組むべきことだと考えております。有利な財源を確保し、計画的な実施に努めてまいりたいと思います。 次に、少人数校の統廃合についての御質問にお答えします。 平成24年7月に決定した方針は、少なくとも本年7月までは現在の学校環境を存続させ、さらに児童数が減少し、保護者の皆様から学校統合の要望が高まれば問題点を整理し、新たな枠組みも含め検討するというものでございます。平成27年度、平成28年度に今後の児童数の推移についての調査や地域の保護者の意見や聞き取り等を通して状況把握に努めてまいりました。それをもとに総合教育会議で意見交換を行い、現方針の維持という方向性で進めることを共有しております。今後、この共有した方向性について保護者等からの意見を聞く機会を設け、地域の皆様の御理解と御協力を得ながら小規模校のメリットを生かし、デメリットを克服するための他校との交流活動など、統廃合の議論が起こらないような学校づくりを進めていきたいと考えております。 最後に、市内幼・保一元化の考えについての御質問にお答えします。 吉井地域につきましても、今年度開園する赤坂ひまわりこども園の効果を検証しながら地域の実情に応じて今後多様なニーズに対応できるよう検討をしていく必要があると考えております。 また、一時預かりについては今年度より市内全幼稚園で実施しております。基本は、3日前までの申請が必要ですが、内容により急な用事等にも対応しております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 作間総合政策部長。 ◎総合政策部長(作間正浩君) 皆さんおはようございます。 それでは、北川議員さんの御質問にお答えいたします。 まず、旧備作高等学校跡地の活用のうち、修繕工事に係る内容と進捗状況についての詳細についてですが、まず修繕工事の内容についてでございますが、旧備作高校跡地に校舎が南北2つあり、このうち北側にある建物、便宜上北棟と呼称しておりますが、これにつきまして建築工事、電気設備改修工事、機械設備改修工事、この3つの工事を行うものでございます。 具体的には、北棟に電気を引き込む工事、それから北棟2階のトイレを改修する工事、それからその下水道に接続する工事などでございます。これらの工事により、北棟において電気、水道が利用可能になるとともに、建築基準法等の関係法令に適合することができ、活用目的として入手した施設の教育関係施設としての利用が可能となります。 次に、当初の予定と比べての進捗状況につきましては、設計委託契約の履行期間が2カ月延長となりました。この理由は、旧備作高等学校設備の想定以上の老朽化がございまして、電気設備、機械設備、給排水設備の稼働状況の調査に相当の期間を要することとなったためでございます。今後は、迅速な事業の実施に努めてまいります。 また、特定非営利活動法人地球年代学ネットワークの運営開始は、工事終了後本年9月あたりから入居され、事業を開始する予定となっております。 次に、現在の状況でございますが、昨年5月に本市と協定を締結いたしまして、これに基づきまして既に現在吉井支所の3階で赤磐市内の地形や地質についての研究活動をされているところであると聞いております。 また、昨年8月には中央公民館で講演会を開催され、10月には赤磐市域をめぐる露頭観察会をそれぞれ開催しております。そのほか、市内の小中学校における児童・生徒に対する講演など、教育活動のほうも行っております。 続きまして、交通弱者への対応のうち、交通弱者への対応、公共交通の再編についてでございます。 まず、交通弱者への対応についてでございます。 交通弱者が困ることとして、1番は医療機関への足がないということがあります。この対策を探るものとして、本年2月、3月には岡山東農業協同組合から寄附していただきました10人乗りの車両を活用いたしまして、診療所や医院への通院に不便を感じておられる赤坂、吉井地域の通院支援バスを試験的に運行いたしました。試験運行の結果、赤坂地域での利用者は4名、吉井地域の利用者は23名でございました。 今回の運行結果について、赤坂地域の利用が少なかった原因といたしましては、赤坂地域では現在市民バスが定時、定路線という形で運行しており、今回のデマンド型という形での運行が地域の方々に十分周知できていなかったのではないかと思い、反省しているところであります。この対策として、通院されていた方々の聞き取り、アンケートなどを行い、個別にこういったバスが走るということをお伝えするなど対応は考えております。また、吉井地域においても同様に意見をお聞きし、今後の公共交通の見直しの中で総合的に見直しに加えていきたいと考えております。 通院支援バスの試験運行期間中の3月に赤坂の森医院の院長が亡くなられ、休院となったことで地域の方々が大変不安に感じておられることをお聞きいたしました。しかし、公共交通として許可を受けてのこのたびの試験運行は、2カ月間と限定されたものでございましたので、すぐにこれを継続することがかないませんでした。利用需要などの詳細も加味しながら今後市民バスの路線や時刻を見直し、市民バスを医療機関へ接続できるよう再編を早急に行うべきと考えており、今回関係予算を本議会に上程させていただいております。 次に、公共交通の再編についてでございます。 こうした地域の方へのヒアリング調査の結果、近年路線バスの減少により、それにつながるデマンドバスや市民バスとの接続時間が長くなるなど、少し利用しにくい状況となっておりまして、特に病院や診療所に通う方々にとってはバスの乗りかえや長い待ち時間などが大きな負担になっていると伺っております。今後も地域の方の御意見をお伺いしながらまちづくりとの連携や地域全体を見回した総合的な公共交通ネットワークの形成、地域特性に応じた多様な交通サービスの組み合わせ、住民の協力や関係者の連携などを盛り込んだ地域公共交通網形成計画を策定し、より地域の実態に即した公共交通の再編につなげてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、2期目に向けての市長の考え方についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ここでええんかな。 ○議長(金谷文則君) はい、こちらで。 ◆12番(北川勝義君) いろいろ回答いただきありがとうございました。ちょっと私としては不誠実な答えじゃったんじゃねえかなと思うて。山陽新聞とか所信表明を聞いたときも相当数の熱の入った言い方とか書かれておりました。もちろん2期目に挑戦したときもパンフレットかリーフレットにはすばらしいことを書いております。しかし、その言葉が余りきつく私のほうには感じません、熱意を感じませんでした。と申しますのも、山陽団地のを含め中心市街地活性化に向けての検討をしておりと言いましたが、1回目は委員が決まらない中した。2回目もやりました。なかなか進んでおるとは思うんですが、実は先般の山陽新聞の中で山陽団地のほうから10センチとか20センチの破片が落ちてきて、たまたま皆さんには、住民とか通行者にはけがはなかったということで、これもやはりそういうこともさておいて言やあ古い2階建ての団地等もあります。やはりこういうこと本当に考えていくんじゃったら早急に整備をもっと進んでいくべきじゃないか、岡山県にもっと進んでやらすべきじゃないかと思ったんですが、そのことも欠けておったので、ちょっとありました。 その中で、いろいろな中で中心の潤いのある町をつくるということで、それは口ではそうなるかもしれません。しかし、またこんなことを言うとって、なぜこういうことを私が申しとるといいましたら、私も産業課長をやっとった関係、などをやっとった関係もあったりして、特に道の駅とかまちの駅、直売所とかやるべき人が回遊性のあるのはするべきだと思っておりました。その中で、なかなか初代市長の荒嶋さんのときから調査研究してみようと。大分やる気になっとって、またそれが4年、井上さんで4年間、次友實さんでまた4年間、結果12年間結論的にはほとんどやろう、やろう、やろうということでできなかった。昨今も申しましたが、直売所、ここへ持ってこいとかいろいろ難しい方もおられたりします。持ってこささないとか、排除の論理の方もおられます。私は、排除の論理は大嫌いですけど、そういう方もおられて、そういうのもほかには何ぼか協力しておりますが、そこで休むということができません、休憩。結果的に12年間できなかったのがこの4年間で本当にできるのか。やるんでしたら一つ関心なのは山陽団地はこの山陽団地を考える会で本当に進めてきた、有識者で。すばらしいことだと思うんです。こういうふうに道の駅とか直売所、回遊性のあるもんやるんだったらやるというそういうプログラム、推進協議会とかつくってやるべきだと思うんですよ。形でゆうたらまたしてやって、また3年後ぐれえに次検討しますという、そんなことをやり出したら意味がないと思うんです。はっきり言うて大変なお金を今このとこでは農家の方が直に販売できるこってはなく業者のほうへ持っていってJAとかでやっておるということで、このことについてぜひ回遊性のあることを考えていただきたい。もう少し突っ込んだお答えがいただきたいと思っております。 それから、全体的な、基本的な構想をする中で、観光とか産業振興、いろいろなことが言われております。この中で、産業振興とか観光やるんじゃったら一体的なやはり観光、この赤磐市だけでとるのも一つの方法でございます。しかしながら、片鉄沿線の中でやっておるような広域的な瀬戸内市、備前市、和気町、そして美作、こういうルートですかね、美咲ですか。そういうなんを考えて拠点整備をして進めていく、一緒に観光の会議をして、昔は東備観光協会というのをやってやりよりました。そういうことも考えて、一つのまちづくりというんか、観光振興にして、先ほど言いましたまちの駅ですか、そういうなんもしたり、いろいろなことをして進めていくべきではないかと思っております。そのようなことはどのように考えておるのか、お聞かせ願いたい。 次に、芸術文化施設などということで、市長は前回のときにはこう言われました。前々回のときは言われました。ぜひ世界的なバイオリニスト福田君が、福田廉之助のおるとこで公演のときにはぜひこのようなことをやりたいと2人でお話をして、壇上で握手もしてやられたと思います。エピソードも聞かせていただいたり、大変うれしかったような感じがありました。そして、市民の皆さんからもやはりこういうことが活動できる500人程度の規模のが必要じゃないかというこって私も、私は1,000人ぐらい思っておりましたが、500人というて、500人に訂正して今500人ぐらいでやっていただきたいということで思っております。1,000人だったら1年に使うのが一遍使うか使わない、500人だったら何回も使えるということになるんで、ぜひお願いしたい。 場所等についてはいろいろあります。私は別に吉井のほうへ、吉井の出身じゃから吉井へしてくれとか言いません。やはり人が集まったりするとこへ、集まりやすいとこへすべきだと思っております。そのことについてどのように考えを持っておられるか、もう一度、再度答弁願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 再質問にお答えします。 大きく3点あったかと思います。順次お答えします。 まず、道の駅についてどういう方向性を持っているかというお尋ねでございます。 この道の駅の構想については、今都市計画等の手続も必要になってございます。赤磐市の新拠点に私のほうとしては公共交通の結節点、こういったものを設けながら、その附帯する機能としてにぎわい創出あるいは観光関係の結節点、こういったものを設けていくことがこの赤磐市に必要と考えております。今年度中にこのマスター的なプランを組み立てていければということでございます。 そして、観光について周辺の他市町と連携をして広域的な観光をするべきだという御提言でございます。まことに有効な提言と私思っております。今、DMOという形で広域観光連携を進めております。そして、もう一つにはことしの2月には両宮山古墳を日本遺産登録を目指して申請もさせていただきました。結果は残念な結果ですけども、こういったものをさらに推し進め、観光の一つの大きな資源として育てながら、また周辺の自治体と連携しながらこの広域的な観光を目指してまいるということに踏み出しているところでございます。 それから、芸術文化の施設、500人規模のホールをというお話でございますけども、このホールについては私も必要性については十分に認識しております。この赤磐市が芸術文化の拠点としてどこにどのようなホールを建設すべきか、文化振興ビジョン等を通じまして市民の皆様と対話をしながら決めていくこととさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。
    ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。ぜひいろいろなことがあってやっていただきたいと思ってます。率先して応援したいと思っとんですが、一つ芸術の文化活動の拠点整備ということで、そればかりじゃないんですが、市長言われました。隣の和気町にはサエスタとか和気中央公民館とかあって本当にできます、集まります。今、岡山東でも総代会とかするときにはサエスタとか中央公民館しか使えません。赤磐では使うことが、入るとこができないということで、できないわけです。せめて早急にやっていただきたいというような。そうすれば、いろいろなことで赤磐へ来ていただくということで、赤磐のほうへも魅力も発信できたりいろいろなことができると思いますので、よろしくお願いいたしたいと思ってます。 以上です。答弁よろしいです。 ○議長(金谷文則君) じゃ、続きまして新教育長制度による市長の権限についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) 先ほど市長、教育長が直接教育長を任命することになって、今従来どおりのこってそう心配することはないよと言われたんですが、結果的には教育委員さんの中で互選があって、どなたかが教育長とか教育委員長になられるんじゃったら、これは力関係が違うかも。しかし、この人をというて市長が決めるん、やっぱり何ぼかの市長の力が強くなるんじゃないかと思って。力強く教育長はそういうことありませんというて言われたんですけど、なかなかぜひそれもう一度再度確認、どちらにもそういうことがある、ないというのを教えていただきたい。 ただ、教育水準の、教育の機会均等とか、教育水準の維持向上とか、そういうことはもうわかり切った当たり前の話です。もう少し具体的にどのようにやられるか、変わりはないと、従来どおりやるんならやるというのをもう一度再度あれば聞かせていただきたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 教育長の任命に対する御質問でございますけども、私は教育長を任命するに当たりましては、まず赤磐市の教育の底上げ、そういったものに第一に取り組んでいただけ、そしてそういった力強く推進ができる人、こういう意味で教育長を任命させていただいております。決して恣意的な判断、そういったものはこの任命には入ってこない、こういうことを信念としてやらせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 先ほどの質問でございますけれども、教育委員会としての立場は改正前と何ら変わりはありません。教育に関することは教育行政の責任者として責任を担ってまいります。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 ちょっと私、何でこういうこと言よるというたらこの間の初日のとき同意しとんですけど、新しい内田教育委員の後にした教育委員さんがやはり教育委員会の仕事を兼ねとるということで、私はあのとき質問したけど、答えていただけなかったからあえてきょうここで聞かせて。ぜひやはり重複して教育委員になられた方が私はすぐにとか言いません、速やかに、早急にとは言いませんが、時期を見てその今の現職の兼務しとる職はやめるべきではないかという気持ちもあったんで。そうでなかったらこっちが教育部局がある中で市長部局があったら何かおかしいんかなとちょっと私自身が理解のできないとこに及んでおるので、これはあえてここは今その再度確認させてもろうたんで、市長並びに教育長の考え方の、これから学校教育進めていくことについてとか、教育長任命については同意しておる中で問題はないと思っておるんですが、再度そういうことがあったので、言いたいと思っております。これは個人のこともありますんで、市長、教育長にお答えいただくということはないですけど、できればそういう適切な、私は適切と思うとんで、適切でないかもしれません。アドバイスも一つ必要じゃないかと思っておるんで、今後はやはり教育委員の任命とか、教育長肩書を持って一つのやはりその仕事を持っとる方は重複でするべきではない。もし受けたらやめていただく、辞退するとか、次のことを考えていただきたいと思う。これについては御答弁いただければよろしい。なければ結構です。 ○議長(金谷文則君) 答弁されますか、教育長。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) ありがとうございました。北川議員の御意見に対しましては真摯に受けとめ、今後検討してまいり、善処してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、学校教育施設の充実についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。施設の充実を図るということで、教育委員会とも連携してやっていただくということで、両方のほうから聞かせていただいてありがたく、早急にやっていただきたいと思います。 その中で、3点ほど全体の中で質問させていただきたいんですが、この今の、今回じゃなくて結構ですが、委員会でも結構ですが、エアコンの設置箇所がどのようになっとるとか、洋式トイレがどのように、どのくらいになっとるか、もしわかれば教えていただきたいと思っております。 それで、どうこう言うんじゃないですけど、今ごろ施設、各種施設とか行ったらふたのないのが多くなっとんです。上がなくて、そうはぐらなくてもいいというんですかね。やっぱり簡易なんもできるんで、お金のこと、経費かかるんかもしれんですが、ぜひそういうことから、特に幼・保ぐれえからやっていくのが一つではないかなと思っております。 それから、少人数校の統廃合についてということで、過小規模校の解消というこって、やっぱり複式学級、複式やっとるんがいいとか悪いとかというんじゃありません。その中で、認定こども園ができること、ひまわり園ができるということで赤坂地区ではそういうものができてきました。というのは、やはり保育所が少ないからそういうことになってくる、一つ統合というのは一つのことがあると思うんです、前提が。となるんでしたら、小学校の統廃合ももう少し考え、このままでいいと、いくと。何か無責任なというか、うれしいような、無責任なような。存続していただきたいんですけど、競争性等も踏まえたりというのはもっと慎重に審議していただければ。今後の考えがわかれば聞かせていただきたい。 それから次に、市内の幼・保一元化については、このことにつきましては吉井地域では過去幼稚園、保育所がありました。その中で、幼・保一元化を図るというこって保育所ということが決まって、4園の保育所をやっております。その中で、昨今友實市長のときだと思いますが、保育所の統合ということで黒本が1つ、佐伯北、仁堀、仁美が、佐伯北1つということで2校ということになっております。これなんか今先ほどの答弁聞いたら余り何かわからんというんかなあ、わからなんだんで、ちょっとそこらもう少し詳しく教えて、もうその話はのうなったんか、まだ続いておるんか、どうなっておるのか、教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 学校施設に関する再質問、プール、エアコン等の整備状況については、後ほど担当のほうからお答えをさせていただきます。 そして次に、少人数校の今後の考え方についてということでございますが、小学校については先ほどもお答えいたしました。地域の拠点、あるいは子供たちの通学の利便等を考えながら、地域の皆さんと話し合いを幾度も幾度もする中で至った答えでございます。そういった形で今後小規模校が子供たちに育む、そういった環境をどう整えていくか、こういったことをこれからしっかりと考え、実践をさせていただこうということで各種の事業を考えてまいります。 それから、保育園の統廃合についてのお尋ねでございます。これについても、地域の皆さんとの御意見をお聞かせいただきながら、この地域にふさわしい保育園等のあり方についてしっかりと考えをめぐらせていこうということでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 失礼いたします。現在、エアコンの整備についてですけれども、特別支援学級の設置は完了しております。なお、音楽室など窓を閉める必要のあるところ、これも一部学校によっては整備されております。そういうように今後は音楽教室、それから普通学級、そういう設置について年次計画で設置をしてまいりたいという計画を立てております。 次に、洋式トイレの設置状況ですけれども、現在各棟、各階、男女1カ所の設置は済んでおります。今後、学校の要望に応じて設置を検討してまいりたいと思っております。 次に、統廃合に関するものでございます。 小学校は、人数の多い、少ないも大切になってまいりますけれども、地域の拠点としての機能もあると思います。地域の皆さんがこの小学校を大事にしているという思いも強いものを感じているところであります。これまでどおりの状況を続けるという答弁をさせていただきましたけれども、これまでどおりの中には小学校が地域の拠点でありながら子育ての拠点になるよう、そういう学校をこれからの行政も、そして学校現場をこれまで以上に努力をしていかなければいけないという考えを持っております。 努力をする、学校と地域の人と一緒になってこれから努力をしていく。今までどおりという陰に隠れた意味合いをお酌み取りいただけると幸いです。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 ただ、何を言うとるというたら、これをして次から5年経過したら考えていこうというのに、そう簡単に考えがぱっと変わることできるんかなあと思うて。もっと論議をして、深めていくべきじゃないか。昨今で言うたら和気町が小中学校の統廃合を図っていって今進めていきよります。その中で、何か逆行しとるんがこの赤磐で、統廃合やれというんじゃねえんですよ。やれ言よんじゃないんですけど、やはりやり方を考えて、今までは各中学校単位で小学校を統合するというような考えで、そうじゃなくてやはり川の流れとか、道のり、地の利とかいろいろ考えてやるべきじゃないかなと今思ったんで、そこのことをどのように考えておられるのかというのをもう少し時間をかけてやっていただきたかったと思うたんで。 これについてどのくらい時間かけた、そういう小さいことは言いませんが、今後ぜひそういうことも踏まえて、結論出したから、確かに教育長言われた今までどおり、それよりまだまだやっていく、言われることはよくわかっております。しかし、これがはっきり言うて極端な話、1人になってもやるんですか。2人になってもやるんですか。地域の拠点だからやる。そういうことは不可能な話だと思うんです。やはりある候補者は吉井は人口少ないんじゃけえやめてしまえと。費用対効果というように、費用対効果は学校教育とか医療とか関係ないと思いますが、やはりそういうことも何ぼか重視しなくてはいけないんではないかと思っております。そのことについてもしお考えがあれば市長なり教育長にもう少し突き進んでお答え願えれば、また今後検討でも結構ですが、お願いしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 学校の統廃合についての基本的な方針に対する再々質問でございます。 赤磐市の学校についての考え方、これは先ほど教育長も申しましたが、変わりはございません。この費用対効果とか、そういったことも重要かもしれません。しかしながら、住民が、市民の皆さんが第一と考えながら、皆さんと対話する中でこれが合意に達するものであればそういう方向も考えられますけども、私が各地域でお話を聞く限りにおいては今の私の方針でいいと、正しいという思いを持っております。そういったことから、今後この学校を教育の場と同時に地域の拠点としての機能を備えていくように努力をしてまいります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、旧備作高等学校跡地の活用についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。内容は大体わかりました。 これにつきまして、私は絶えず申しておりますが、一度も実行していただいておりません。吉井ではやっぱりやる言よったけど、もうやめたんかというような話が出ております。同僚議員ともよく話しする。やはりあの辺に看板を立てていただいて、こういう構想はこうなると。そして、あの辺の周辺が大変乱雑になっております。雑然としております。そこでもやはり片づけるとか、将来的にこういうところをとってきれいになるんだというようなイメージの看板とかして、何年ごろオープンさせていただくんだとか、やっていくんだというのをしていただきたいと思っております。そのことについてどのように考えておるか。 また、全体的なこれは予算上がつくことでありませんが、計画的にして、やはり隣接地には墓地とか、やはり個人に御迷惑かけたとこはたくさん、多々あります。そういうとこの整備をしていくとかやはり考えるべきではないかと。吉井支所の職員が草刈りをして、暑いときに草刈りをしていただいとるというこって、マムシにも幸いかまれずにやっていただいとんは、それは敬意を表しとんですが、やはりこういうことでもう整備して早く渡していただきたい。 それからまた、環境にもこのようなこういう看板が、失礼、看板じゃない。こういう構想があってできるんだというのを説明を願いたい。看板でもPRをしてほしいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 作間総合政策部長。 ◎総合政策部長(作間正浩君) 北川議員さんの再質問にお答えいたします。 前からおっしゃられていた地域の方々にわかるように看板設置のことでございますが、看板設置につきましてはただいま工事に入りましたので、工事業者さんともお話ししながら設置、また表示については考えていきたいと思っております。 それから、案内看板のほうも今後必要になってくると思いますので、道路関係のところとも協力いたしまして、これの対応をしていきたいと思っております。 それから、地元との調整のことでありますが、地元の方々にもわかりやすくなりますように御説明をしていきたいと思っております。できるだけ工事が順調に進みまして、早く引き渡しをして活動がされ、備作高校のほうに明かりがともって少しでも地域に安心感が広がるように今後対応してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (12番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) それでは、続きまして高齢者に対する買い物支援や見守りの事業についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) いろいろのお答えいただいて、大事なんじゃと、高齢者にそんなんやらにゃおえんと。見守り1回100円を委託先に払ってるとか、いろいろなことがありますが。また、仕入れの見直しを考えるとか。そういう意味じゃのうて、トラックを1台しとるとか、トラックもあれも一旦エンジンかけたら1日切れないんですよ、エンジンを。切ったら冷蔵庫が動かないとかなるんで、やっぱりいろいろな支障が出てくるんです。それで、そこは1日ついとくということになります。やはり相当な賃金、単価的にもやはり皆さん本当に無報酬みたいな形でやっていただいております。 これがやっぱり年金をもらって地域のためにやろうということで、地域を愛しておるからやられるんでありますが、自分も年がとってきて、やっぱり食べていかなきゃいけない。今、地域応援隊とかというのをつくった。大したことはないと、ないよりはいいですけど、やはり地域の方が率先してやってくれるからこれがもっておるわけです。 そうなったときには、やはり大変喜ばれとる、維持管理をしていくためにやはりあれも岡山東の農協がしとるとこを改造して改修費も出してやっていただきました、夢百笑の中。その中の活動、あと市の助成とか、国の助成とかでやっております。しかし、人件費の助成がほとんどありません。やっぱり人件費を明朗な会計報告をしていただくということで何らかの支援を出していく。どうも100万円出したりとか200万円出したり、そんな大きい話ししよりませんが、ただの30万円でもええ、50万円でもええ、何ぼかつけて根拠を持ってやっていただきたい。ほかのこと言うたら簡単に何かばらまきをするようなこともあります。それについてはここにありません。そういうことも考えていただきたい。 また、小野田のふれあい市場についても同じように一生懸命頑張っております。ぜひそういうこともしなくてはやっていけない時代が来るんではないかと思っております。 そして、小野田につきましては特にお願いしたいのは、英国庭園と附帯してやはり相乗効果を持って活動していただきたいというのが1つ、1点です。今、英国庭園がやるときにやはり日曜日にあけて活発に頑張っております。しかしながら、トイレも汚いとか、中も汚いとか、外も汚い。そういうことについては私が言うより市長みずから行かれてここを直すべきじゃないかというようなことをやらなくてはいけないんじゃないかと思っております。そのことについて将来的にどうするか、2点。 1点目は事業の補助を出すか、そして助成を出してやれるか。それからもう1点は改修等やられるか、やられないか、そのことについて何でもかんでも地域の活性化、地域に取り組んでいただくんじゃというたらそれは簡単なことです。なかなかそうはできないと思います。よろしくお願いいたしたいと思います。そのことについて答弁願います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 買い物支援及び見守り事業についてのお尋ねでございます。 議員の御案内のように、2地区で実施されております買い物支援・見守り事業、本当に重要で、そして運営に本当に苦労されてるということは、私もしばしば現地へ出かけていって状況を見させていただき、そして声を聞くことで状況を把握しているところでございます。そして、これらに対する助成のあり方、どういった助成あるいは協力が市としてできていくのか、こういったものを考えないといけないというふうには思っております。そういったところで、特に両者が仕入れ先にいろんな苦労をしているということも聞いております。そういったことを含めてこれから市としてどういったお手伝いができるか、協力ができるか、しっかりと考えていかねばならないという認識でございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。と言いたいんですけど、市長これが2カ月後に選挙を、これからまた市長選挙をやるんじゃと思うて考えて答えてくださいよ。そのときはこんな軽いというんか、流すような受け答えには、やります、やらにゃだめですというような心強え、力強い考え方聞かせていただいとったんです。別に今どうこう、何ぼやれえというんじゃねえんですよ。言わんとしよることはわからんことはねえんです。ただ、やはり今特に熊山の小野田にしても、特に吉井の夢百笑、これ本当なくなったら困りますよ。一発で大変なことになりますよ。これが吉井の周匝とか福田とかというとこじゃったらローソンとかセブン-イレブンが宅配してくれたり、いろいろなことができたり、買いに来たりします。しかし、仁堀では全く皆無になるんですよ。これを考えてくださいよ。 小野田も同じようなこってすけど、またセブンとか、そういうとこまで、サンクスか、その辺まで行きゃあるかも。それ以外もう全く皆無になるんですよ。そのことも考えてやっぱりちょっと市長には言い方悪いですけど、ぜひ市長これから選挙をやるんじゃと思うて。どこを見てもやっぱりきれいに環境をようするとかやらなんだら、やっぱり賃金も出なんだらやって、ただ助成を何でもええからやっちゃれというんじゃのうて、何人見守りをした、何軒配達した、何軒したというのはこれ実績を出して、それに基づいてやるという。今、先ほど市長そういうことで費用対効果のこともそんなことは考えておりませんて学校教育のほうで言われとんので、これもやはり学校の小学校、中学校、保育所、これから将来は赤磐担っていく方に、子供たちにやっぱり教育環境をつけていかにゃというのは大事なことです。しかしながら、何十年も、20年、30年も赤磐市のために尽くしてくれた老人にはもういいじゃないか、おまえ、あんた貯金があるからあんたらでやらなさいと。特に、これが大変言い方悪いけど、山陽の町じゃ、地域じゃったらよろしい。吉井でしたら一つちょっといくんでもタクシー代も2,000円、2,500円要るんです。3,000円から往復代が要ると。それじゃ、どうやってやりますか。それでまた、時間も早く閉まってる。困るんですよ。だから、宅配とか見回りしていただいたら本当にいいということができる。 はっきり言うて独居老人になった方で物を言わない人は郵便屋さんが来たり、新聞配達来るときには新聞配達はなかなか遅うなるんで、会えんですけど、郵便さんが来たら郵便さんと話をするのに待ちよんです、郵便さんと話をしたいからというんで。やっぱりそういうなんもあるんで、心の触れ合いが必要なというんで、もうやっぱりこれ我々の赤磐育ててくれた年寄りにもやっぱり高齢者、こういうことを言うたら言い方おかしいですけど、見守れるとか、買い物支援するのにぜひ何ぼかせなんだら、これもう早急にやってもらわにゃあ、これから検討しておったらだめなことになると。先ほど言い方の悪いこって、市長に選挙の前二、三カ月だという、ちょっときついことを言いましたが、ぜひそのことも踏まえてお答え願いたいと思います。 以上です。 ◎市長(友實武則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 再々質問にお答えします。 助成の考え方としては、やはり持続可能な助成を考えていこうということで、これは知恵を出していく必要があると考えてます。そういった中で、本当に両者とも、両地区とも仕入れに関して非常に悩ましいものを持っているということを何度も何度も聞いております。まずは赤磐市内で営業されるスーパーあるいはホームセンター等に声かけをさせていただいて、持続可能な仕入れについて協力願うということも働きかけをさせていただいているところでございます。そういったことが実施できれば少しでもお助けになるんかなと思っております。 そして、助成する、人件費として助成をするということも考えなくはないんですけども、まずはそういったお助けをすることで持続可能な制度として育てていきたいということでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、交通弱者への対応についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 これにつきましてもいろいろあるんですが、特に交通弱者のとこで、要するにデマンドとかやっぱりもう一度広域交通網の見直しをかけて、できたら交通課でもつくるぐれえ力を入れてやるべきじゃないかと思っております。これについてはよろしくお願いいたしたいと思います。市民のアンケートも重視してやっていただきたいと。 それから、笹岡地域の森医院が休院になったというこって、佐伯北の診療所のことは、佐伯北の、失礼、仁美の振興センターのとこ……。 ○議長(金谷文則君) ちょっと北川委員、今もう次に行かれとるということでよろしいですか。 ◆12番(北川勝義君) 一緒に、ちょっと関連があるんで、一緒に言わせてもらいよんですわ。 ○議長(金谷文則君) じゃ、次のじゃあ質問ということで。 ◆12番(北川勝義君) 一緒に行かせてもらいよんで。 ○議長(金谷文則君) じゃ、診療所の整備状況等について。 ◆12番(北川勝義君) 診療所のとこにつきましても、先ほど交通弱者のとこで森医院のことも言わせてもろたり、それから特に森医院が休院になっとることをあえて言わせていただいとんのは仁美地区の方がもう困りますが、特に赤坂の小原とか多賀とか、やっぱり相当というのが困っておるんで、ぜひそういうことも考えて診療所の一体化も含めたり、足も、交通の足が持っていけるようにすれば、今の場所まで動ければみんなそのバスを使ってくれる方がふえるんじゃないかと思ってあえて言わせていただいております。 議長、大変申しわけねえんですけど、時間が1分しかねえんで、今あえて言わせていただいとんですが、特に言いたかったのはそれが1点と、もう1つは佐伯北診療所の中の駐車場の整備どのようになっておるか、その2点だけお答え願いたいと思うんです。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。              (「議長、休憩」「議長、とまってない」と呼ぶ者あり) 答弁願います。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 赤坂の北部地域で本当に森先生のお亡くなりになったことは非常にショックでした。私も、これについて直ちに対応をということで、まず赤磐医師会と協力関係を持って仁美診療所のほうで週1日の診察を週2日ということで対応させていただいております。 そして、足の問題も同時に解決すべきだということで、地域の皆さんにお話をお伺いしようということで、今でも該当する地区の区長さんにどういったニーズがあるか、そういったものをしっかりと聞き取って、それを集めて今後どういう対応をしていくか、こういったものを早急に考え、そして検討を進めていくということでございます。 それから、佐伯北診療所の駐車場については、今の現状、そしてすぐ近くに簡易郵便局等が協力をしてくださるということを聞いておりますので、そういった形で運営をしながら、また検討も深めていきたいと思っておりますので、御協力のほうよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (12番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) それでは、最後の庁舎の耐震化についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。庁舎のことで、市長、議長大変御迷惑、混乱させたようなことで。 庁舎ですけど、耐震ありきだけじゃないんですけど、新設するとか、耐震とか、いろいろ考えていただきたいということと、市長は先ほど申されたように私はもうここは行政の、行政部のとこ、特に図書館があり、いろいろ町の中の中心的なことであると思っております。商工会館もあったり、いろいろある中でこれを十分活用してやっていただきたい。もつんでしたら不必要な金をかけずに少しでも延ばしてぴちっとしたとこ建てていただきたい。ちょっとビー言わせたらおえんで、吉男君。時間。それ、今それを思っておりますんで、そこんとこを十分考えてやっていただきたいと思っておりますんで、考えはもし、どこへやれえとかということは言いません。もし動くんでしたら、新設するんでしたら調べた中でどっか決めにゃいけないと思いますが、もしここを使われるんでしたら、ここはそういうように文化芸術というたら言い方悪いですけど、この行政府の中にもなっておる、日本で言えば霞ヶ関ではないかと思っておるんで、そのことも反映して考えていただきたいと。御答弁いただきたいと。 以上です。済いませんでした。 ○議長(金谷文則君) じゃ、答弁願います。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) ありがとうございます。本庁舎の考え方について、これまで私たち執行部ではいろんな角度で検討を重ねてまいりました。特に、この本庁舎についてこれが耐震が可能かどうか、そういったことも含めて検討を深めてきました。そして、これ以上は専門的な知識、技術を要するものの考えを導入していかないと、直営ではもう限界に達したと感じております。そういったことで専門コンサルタントに検討を依頼して、その結果をもとにこれから議員の御案内の課題等もしっかりと題材として考えながら検討を進めていうということでございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 以上で12番北川議員の一般質問を終わります。 ここで、11時35分まで休憩といたします。              午前11時23分 休憩              午前11時35分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、11番松田議員の質問を許します。 11番松田議員。 ◆11番(松田勲君) それでは、私のほうから通告に2点ほど質問を出させていただいておりますので、順次質問させていただきたいと思います。 まず初めに、副市長の2人制についてお尋ねいたします。 市長としてこの4年、さらに赤磐市としての未来構想の実現に向け、やるべき事業と課題が山積していると思います。1期4年ではできなかったことも、次のこの4年でできることがあります。また、確実に次へとつなげていかなくてはならないこともあると思います。合併以来、選挙のたびに市のかじ取り役である市長がかわってきた赤磐市ですが、友實市長、あなたが初めて再任され、その大きなチャンスをつかまれたところでございます。それだけ市民の皆様の期待と責任を十分に実感されていることとお察し申し上げます。 しかし、今までと同じようなやり方ではなかなか前に進まないのではないでしょうか。先日の市長の所信表明を実現するためにも、ここで再び副市長を2人制にして最前線の指揮を任せ、全力で確実に、そして丁寧に一つ一つ進めていくべきと考えますが、どうお考えでしょうか。 とはいっても、先日内田副市長が退任されたばかりで、2人制どころか1人もいない状況になっておりますが、その件とあわせ市長の本意をお伺いしたいと思います。 次に、2つ目でございますが、県立高校普通科の学生についてお尋ねいたします。 先日、教育長になられた内田教育長、赤磐市になって初めて女性の教育長が誕生いたしました。しかも、国の新しい教育委員会制度のもとで赤磐市として初めての教育長の誕生でございます。改めて内田教育長、おめでとうございます。 そこでまず、今の県立高校普通科の学区制について、内田教育長は現状をどのように考えておられるのか、まずお聞きしたいと思います。 私は、県立普通科高校の学区制度の見直しを合併以来何度も質問をしてまいりました。その上で、その後の進捗状況はどうなっているのでしょうか、お尋ねいたします。 私は、過去に次の4点の提案を具体的にさせていただいた経緯がございます。1つ目は、今の学区制を廃止して全県区にしていただく。2つ目に、それが難しいのであれば定員の現在の5%枠を10%から20%と順次緩和をしていただく。3つ目に、岡山学区にも選択可能にしていただく。4つ目に、今の東備学区内の高校の教育や設備の充実をもっと積極的に行っていただく。今までこうした具体的な提案をさせていただいております。子供たちの将来の可能性をもっと広げていただくためにも、市や教育委員会が一体となって県や教育委員会へもっと強く働きかけていくことが大切だと考えますが、どうお考えでしょうか。 また、県内15市で県立高校もない市だからこそ高校生の通学費等の補助を必要ではないかと前回の議会で申し上げております。そのときは、前向きな答弁もいただいておりますが、その後具体的な検討はされているのか、答弁願います。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、松田議員の質問に順次お答えしてまいります。 まず、副市長の2人制についてのお尋ねでございます。 この御提言につきましては、しっかりと受けとめさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 しかしながら、御案内にもありましたように、まことに残念なことではありましたが、5月の末日をもって内田副市長が辞任されました。このことについては関係各位に対しまして御心配をおかけすることとなりまして、まことに申しわけなく思っているところでございます。 このような状況から、まずはお力になっていただける後任者について、早期に決定してまいりたいと考えているところでございます。そして、その上でこの御提言をいただきました2人体制についてしっかりと議論をして決めていきたいと思っております。 続きまして、県立高校普通科の学区制についてのお尋ねでございます。 県立高校のあり方について、これは岡山県のほうでは有識者や学校関係者による岡山県高等学校教育研究協議会で検討されております県立高等学校教育体制の整備について、先般中間取りまとめが公表されました。昨年の11月でございました。そして、本年12月に最終の提言が示される予定となっております。高等学校の今後の基盤整備について、中学校卒業者の数の減少が見込まれる中で検討されております。 具体的には、統廃合による学校規模の維持のほか、学校を存続させるために普通科と職業学科の集約や学級数の小規模化で維持していくことで協議が進められております。また、平成28年度では東備学区内には募集定員に対して欠員を生じている学校も複数あるということでございます。赤磐市として、これまで学区制や5%枠の見直しについて岡山県市長会議で懸命に賛同をいただけるよう同意を求めてきました。残念ながら、他市の賛同は得られることはできておりません。中間取りまとめによりますと、現在の6学区制と5%枠、これが保持される予定となっておりまして、この提言に基づいて岡山県の高等学校教育の基盤整備が推進されると思われますが、今後も引き続き見直しの要望に努力をしてまいる所存でございます。 また、高校生の通学補助についてでございますが、総合教育会議でも高校生等の通学費補助の制度化に向けた意見交換を行っております。赤磐市の現状に応じた適切な支援の方法を検討し、議論を重ねていく方向性を共有しているところでございます。具体的な検討内容についてはこの後教育長のほうからお答えをさせていただきます。 私のほうからは以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 松田議員の県立高等学校普通科の学区制についての御質問にお答えします。 昨年、11月24日に出された県立高等学校教育体制の整備についての中間まとめによると、学区の拡大は都市部の高校への志願が集中し、周辺部の高校の学力の低下につながるとして、現行の6学区制が適当であると示されました。 高等学校の学区制は、適正な学校規模と教育内容を保障し、これによって教育の機会均等とその水準の維持向上を図るという趣旨で設けられている制度です。先日、主任の挨拶で県教育長にお目にかかったときにも赤磐市内に公立高校がないという課題について対応をお願いしてまいりました。県教育委員会の動向を踏まえつつも、さまざまな機会を捉えて5%枠の柔軟な対応について引き続き県への働きかけを行ってまいりたいと考えております。 また、高校生の通学等の補助については現在教育委員会では高校通学補助制度について検討しており、早期実現を目標に地域による公共交通の問題や家計への経済格差の問題などを考慮した赤磐市に合った補助要件、補助金額など、平等で公平な制度設計にすべく、調査検討を進めております。今後、担当の総務文教委員会で補助制度案についてお示しし、早期に実現できるように努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、副市長の2人制についての再質問を許します。 11番松田議員。 ◆11番(松田勲君) ありがとうございます。 3月に選挙がございまして、へえで先ほど同僚議員等も言っておりましたけど、選挙前と選挙後の市長のトーンが少し違うような気がします。議会改選の後の初めての議会でございますので、もっと元気いっぱい、私が何度も言ってますが、市民の皆様が希望が持てるようなしゃべり方をしていただきたいと思います。淡々としゃべるんではなく、自分の言葉でしっかりしゃべっていただきたいし、先ほど教育長にも自分の考えを伝えてくださいと言いましたけど、その答えもございません。しっかりと質問を聞いていただいて、答弁をしていただきたいと思います。 その上で、副市長が退任されたことは本当に私はショックでございます。何といってもその前に教育長も退任されました。せっかく市長が再任され、これからというときに市長の右手、左手となるお二人が退任される、任期を待たずに退任されるということは、本当に市長はもちろん感じてらっしゃると思いますが、我々もすごくショックでございます。これからいろいろ、いろんな事業がある、いろんな懸案事項があるのにそれを支えてくださるお二人がいなくなって、教育長は新しくなられましたけど。そういう意味で、私は出した当時とちょっと質問の内容はちょっと変わっておりますが、私はここに来てしっかりと手綱をしっかり締めていただいて、この4年やっていただきたいと、まず思います。 そういった中で、先ほど同僚議員の質問の中にもたくさんございましたし、市長の先日の所信表明の中にも4つ、5つ上げられました。具体的なことも話しされました。山陽団地の活性化、また桜が丘地域の中央交差点のこと、山陽インター関係の交通網の関係、また熊山の市民病院の跡地の問題、強い農業のこと、子育てのこと、財政の改革、行財政改革についてもたくさんございます。そういったこと以外にも、きょうも話が出ております本庁舎の問題、そしてずっと前の市長からも引き継いでおりますごみ処理センター最終処分場の問題、たくさん、未解決なものがたくさんあるわけです。 前の市長は4年で交代してたから仕方ないというとこもございます。そういったことも含めてもう一度さらに頑張っていただきたいという市民の声が市長の再任になったと私は思っております。そういった意味で、今までと同じことをしてたら前に進まないんじゃないですか。 私は1期目からずっとやらせていただいておりますが、平成18年だったと思います。2人制に条例改正されました。そのときには財政のこともあるから1人を2人にするのはどうかという御意見もたくさんございました。市民の声もございました。そういった中で、2人制を議会が承認をして、そして2人の副市長が立ちました。今考えてみれば、合併当時ですからいろんな問題がたくさん、4町の問題がたくさんございましたが、そういった中で2人立つということは本当に2人の副市長のカラーが違ってたということもあって本当によかったと私は思ってます。次の市長は、本当は2人を立てたかったけど、立てなかったんじゃないかなと思っております。過去の質問にそういった答弁もございます。 私は、これだけいろんな合併して何十年もやってきた市とは違いますから、ないものがたくさんございます、市としてないものがたくさんございます。また、やっていかなくてはならないことたくさんあります。そういった中で、市長のトップダウンだけでは前に進まないんじゃないですか。各部長さんがおられます。政策部長がそういった中でかなめになってやってくださるのもわかります。でも、本当に職員と市長とのクッションになって、そして具体的に進めていくのがやはり副市長ではないかと思います。2人おれば2人の考え方もちょっと違っていれば、それを聞いた上で市長は判断できるんじゃないですか。 500人以上の職員がおられる企業は大企業です。大企業には必ず社長がおって、取締役が何人もおられます。いろんな意見を聞いて、そういった中で最後社長が決められるわけです。もちろん我々議員からの質問や、また要望、また提案も全て受けとめてのことでございますが、市長だけではこの4年でしっかりとした方向性が出るんでしょうか。私はそういった意味でもともと2人制の、平成18年に2人制の制度をつくっているわけですから、それを生かしていただきたい。それが、短期の限定でもいいと思うんです。それを早くやっていただきたいんですが、まだ1人が出てない状態でございます。これをまず1人しっかりやっていただき、そしてもう1人違う方をしっかりやっていただく。地元のことをわかっている人を1人、またいろんなつながりのある方を1人、そういったことも組み合わせができるじゃないですか。そういった意味で、市長がまずやる気があるのかどうか、本音の部分でもう一度お答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 副市長の2人制についてさまざま御意見いただきました。ありがとうございます。私のこの議会初日に申し上げました5つの方針、これはいずれも本当に重要な案件ばかりでございます。これらを確実に実行に移していくためには、その推進となる副市長、この副市長が2人いらっしゃって事業推進を当たっていただけばどんなに心強いか、私は松田議員に言われるまでもなく、強く感じているところでございます。そういった中で、今後副市長の後任の人選についてしっかりと考えをめぐらせていきたいというふうに思ってるところでございます。今後また、選任同意につきまして議会にお諮りすることになろうかと思います。どうか御理解、御協力のほうをよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 松田議員、よろしいか。 11番松田議員。 ◆11番(松田勲君) ありがとうございます。最初の答弁よりも力が入ってたように思っております。 先日、テレビを見てましたらダイソーの社長さんの話が出ておりました。ダイソーの社長さんを見るとそんなすごい立派な感じはしないんですが、でもその社長さんが言われてるんが私は何もできないんだけど、社員がしっかりやってくださるんだと。最終的には人なんだという話をされてました。この赤磐市においても合併して12年過ぎましたけど、当初は4町合併で職員の方もなかなかつながりがあるような、ないような中で模索をしながらやっと今ここに来ております。議員もそうです。市民もそうです。 そういった中で何とかここまで来たわけですけど、やはりそれを引っ張っていくのが、トップがやっぱり市長でございます。でも、その市長はやはりもっと風通しのいい、2人立てれば2人の副市長の声をしっかりと吸い上げて聞く。また、副市長は職員の意見をしっかりと、いいも悪いも聞いて仕分けをやっていく。そういった意味で、私はもっともっと職員も信頼をしていただきたいし、我々議員もしっかりと信頼をしていただき、任せるとこはしっかり任せていただきたい。何もかも市長が頭を突っ込むのではなく、方針はしっかりと市長が出していただき、それに向かって副市長を初め各部長、また課長、職員の方がしっかりとそれとなって、一丸となっていくことが私は一番だと思います。 私は、議員になって一番思ったのが、会社だったら一つのことにみんなでばっと打ち込むことがございます。市になったら職員は入ってみてわかったんですけど、いいも悪いもありますけど、やはり部ごと、課ごと分かれてしまうところもございます。もっともっと団結をして、一丸となってやるべきだと私は思います。 いろいろな事業はございますが、前と同じように2人の副市長を立て、分担をしっかりさせて、そういった中でこの赤磐市が希望が持てる赤磐市になるように進めていただきたいと思いますが、再度答弁を求めます。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 御提言もっともでございます。私の思い描いている理想的な組織の姿を御説明いただきました。その姿を目指してこれからもここにいる幹部職員と一緒にこの赤磐市をしっかりと引っ張っていきたいと思っております。ありがとうございます。 ○議長(金谷文則君) 質問の途中ではありますが、ここで、午後1時まで休憩といたします。              午前11時58分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続きまして、県立高校普通科の学区制についての再質問を許します。 11番松田議員。 ◆11番(松田勲君) ありがとうございます。ちょっとお昼に挟んだんで、ちょっとトーンが変わってきましたけど。 私は、この学区のことに関しては、内田教育長は御存じないかもわからんですけど、毎回質問させていただいております。特に、教育長がかわるたんびにさせていただいている質問でございます。前に進んでないと思うからさせていただいているわけでございます。 先ほど、県のほうで審議会が立ち上げられてずっとやっている。私は、それホームページで見れますからずっと見てるんです。そういった中で、赤磐の話が全く出てこないんです。この平成の大合併でたくさんあった市町村が合併して、市としては15市ですよね。合併した当時は赤磐にも高校ございました。備作高校という高校ございましたけど、途中で和気高校と一緒になったということでなくなってしまいました。だからこそ、15市の中で県立高校がないのは赤磐だけなんです。ないからこそ、私は要るんじゃないかと。平成の大合併は県の指導でやってたわけですよね。国のほうも合併をできるだけしなさいという方向でいってたわけです。そういった中で、隣の瀬戸町さんが合併すればまず問題なかったわけでございますが、瀬戸町さんは岡山のほうへ行かれました。でも、教育長御存じですか。瀬戸の方は合併してもう10年近くなるけど、旧瀬戸町の方は岡山市東区ですけど、岡山学区には受けれないんです、行けないんですよ。御存じでした。僕、瀬戸町にもし住んでたらおかしいんじゃないかと言うと思いますよ。おかしいのが、この制度は国が平成11年に法律を変えて各県にお任せしますと、学区のことに関しては。ということになっておるんです。少なくともこの中国5県の中で学区制をやってるのは岡山県だけなんですよ。よそは皆全県区にしてるんです。何で全県区にしないんですか。 先ほど、答弁の中にもたくさんございましたけど、少子化、少子化問題がかなり言われてます。統廃合もされております。そういった中で、された中で赤磐市には高校がない。じゃ、高校をつくればいいじゃないかという声がたくさん市民の方からもございます。私もそう思います。しかし、今の現状の中で少子・高齢化の中で子供がふえる可能性がどんどんふえているんだったらつくればいいですけど、私が思うには城東高校ができるときにネオポリスのとこにできるか、あちらにできるかという選択があったわけですね。私は覚えてます。結局城東高校のほうにでき上がったわけです。それ以降、赤磐市にはもうできないんですよ。つくろうと思ったら約50億円、60億円のお金が要りますと言われた回答もございました。それ、今さらつくって、じゃあ子供が入るかというたらなかなか入んない。やはり高校は通学、後で話ししますが、通学費の問題、通学の問題、そういった問題でやはり近くの学校に行きたい、少しでも町のほうに行きたいというのがどうしても子供の気持ちじゃないですか。 私が住んでいる桜が丘は、地元というよりも市内外、市県外からたくさん来られた方が多い。そういった中で、私の子供も聞きましたけど、お父さん5%って何って話を聞いたんです。私も、実は5%で受けた経緯ございます。でも、5%というのは本当にきついもんですよ。教育長は、どちらに行かれたかわかりませんけど、少なくとも教育長の時代には熊山の方ですから多分和気学区だったんじゃないかなと思うんですけど。ネオポリスの方でも和気学区だから瀬戸高を受けようと思ったら5%だった、そういう時代があるんです。今の若いお母さん方がその世代です。平成11年以降は6学区制にしたから行けるようになりました。ですよね。でも、5%、私がもう高校を卒業してもう40年以上になる、40年、50年、50年にはならんけど、40年以上になる。でも、まだ5%やってんですよ。 昔は、例えば岡山学区で定数が450人でした、私が記憶する限り。それの5%ですよ。今、三百何ぼでしょ。20とか30の世界でしょ。それの5%ですよ。自己推薦みたいなんがあったら1人しか通らん。5%の枠って1枠しかないんですよ。そんなところに子供たちが挑戦するわけがないじゃないですか。 今、高校はいろいろなカラーをつくってます。中高一貫高校をやってるとこもあれば、部活を中心に頑張っているとこもあるし、学力で頑張っているとこ、いろんな高校がございます。幸いにもまだ赤磐にとっては瀬戸が近いから瀬戸に行かれる方もおるし、城東高校も行かれる方もたくさんおられます。でも、知ってます。今、私立高校が今すごいんですよ。私立高校、例えば就実高校さんは県下で1番ですわ、受験生が。3,000人受けるんですよ。3,000人以上の生徒が受けるんですよ。それだけ僕らの時代とはちょっと違うんですけど、人気が出てる。じゃあ、何で人気が出てんのかというのを御存じですか。 私は、今まで、さっき4つの提案をさせて、経緯ございます。一番は全県学区にすべきだと。でも、それは先ほど答弁の中に教育均等法の中でやはり差が余りないようにするためにも、偏らないためにもという話が県のほうからも出ております。それはわかります。でも、考えてみてください。例えば赤磐からじゃあ邑久高校にどうやって行くんですか。和気高校は行けますわ。じゃあ、邑久高校学区になっていますけど、行けます。邑久の方は瀬戸高結構受けられてます。 そうした中で、ことしと去年だったと思いますけど、瀬戸高校はさっき答弁ございましたけど、定員割れているわけでしょ。2次募集をしてるじゃないですか。和気高校さんは逆に今頑張ってますよ、競争率延びて。じゃ、何が違うんですか。そこにいる先生方、地域の方も含めて一生懸命やってるからじゃないですか。だから、私は一番は全県区にすべきじゃないかと。全県区しないこの6学区制で教育のレベルが上がるんならいいんですよ。今は私は山口県から来ましたけど、岡山は教育県と言われておりました。そうなんだなあと思って。女子教育は特に女子校が多いし、女子教育が盛んだというのもわかります。でも、全国の学力テストにおいてはなかなか上のほうに上がれないのが現状じゃないですか。じゃあ、何がいけないとかということを教育委員会、教育長されてるときに検討されましたか。どうやったらいいのか。産官学、赤磐市はやってます。でも、それだけじゃなかなか上がらない。 やはり多くの方が、人がこの赤磐市に住んでいただく。でも、一番は親を、家を建てる方にとっては子供の高校の学区のことは気がかりなんです。私はショックだったのが、近所の方が家を建てられて赤磐に来た。ネオポリスの中に来られた。ところが、中学校上がってちょっと間もなくして引っ越しされたんです、岡山のほうに。どうして引っ越しされるのと言ったら、子供の学区考えたら岡山へ引っ越したほうがいいからといって引っ越しされたんですよ。それが僕はショックだったですね。 住むなら赤磐市、子育てするならあかいわ市ならやはり学区のことも積極的にやっていくべきじゃないですか。赤磐市が言わなくて誰が言うんですか。市長もそうでしょ。市長は瀬戸校出られてるから瀬戸校がよくなればいいと思うかもわかりません。でも、今これから赤磐市を担ってく、将来を担ってく、いろんな可能性を持ってる子供たちがどうしてここに行きたいのに行けない。自分がこういった高校でこういうことしたいのに行けない。それは、選択肢が少ない中で行けるんですか。邑久高校に行くよりは、例えば城東はもうもちろんそうですけど、操山とか朝日とか、市立の高校は皆岡山市内にほとんどあるからそっちへ皆行ってるじゃないですか。行けるんですよ。行ける距離にあるわけです。邑久に行くほうが大変。邑久高校に行こうと思ったら東岡山駅から赤穂線に乗って、そしてそこには西大寺高校ございます。西大寺高校を通って邑久高校に行かにゃいけん。そんなばかな、西大寺高校も5%なんですよ。それが現実なんですよ。 今の岡山県の交通網は、岡山市、倉敷中心になってるわけです。バス路線も全部そうです。横のつながりがないんですよ。もう行政の関係で、中学生にして東備として1つのくくりにしちゃったんですよ。するんだったら交通網もしっかり考えてやればいいんじゃないですか。それが、僕はやはり教育均等法の大事なことじゃないかと思うんですけど。 先ほど、教育長は教育長の持論を言われませんでした。どう思われるかって私は最初に聞いたはずです。決められた答弁しかされておりません。きちっと応えていただきたい。そういう子供さんがたくさんおられるんですよ。何で岡山学区受けられない。 現実問題、5%の、これ見てももう5%の枠を超えてるんですよ、岡山普通科なんかは。皆超えてます。逆に、瀬戸とかこっちのほうは超えてないと、枠を超えてないんです。商業高校とか工業高校、専門性になったら全県区なんですよ。何で普通科だけがそうなんですか。 1つ聞きたいのが、岡山学区は玉野学区も入ってます。6学区制になってるから。玉野には玉野高校もあります。玉野光南高校もございます。じゃあ、何で自分のとこに高校があるのに岡山学区になるんですか。倉敷だってそうです。倉敷もともと高校が、学区があります。そこに総社も入ってんですよ。入ったんですよ、総社。総社にも高校があるんですよ、2つ。なのに倉敷学区に入ったんですよ。町に住んでる人は便利でいいじゃないですか。選択肢もふえていいじゃないですか。 もう1個御存じですか。赤磐市内においても岡山学区受けれるとこがあるんですよ。教育長御存じですか。昔の名残と聞いてますけど。そこから何人行ってるんですか。それもおかしいですよ。そういうことを解消するために今回またこの4月から、平成30年から制度が変わりましたよね。吉備中央町ですか。吉備中央町は岡山学区と高梁校区も受けれるという、高梁のほうも受けれるというふうに規約改正なりましたよね、合併の問題もあってです。何で赤磐市ができないんですか。答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 松田議員の再質問にお答えします。 松田議員の子供たちを思う熱い思い、しっかりと受けとめさせていただきました。 私も、県立高校がないからこそ声を上げてまいっています。そこで、玉野市、それから総社市の件をお尋ねもありましたけれども、平成11年のときに学区制がしかれたときにそういうように玉野市は岡山学区に、そして総社市は倉敷学区にという編成がなされました。ただ、本当に考えてみますと学区制がしかれているのは中国5県の中で岡山県だけです。これは今後も声を上げていかなければならないことではないかと思っております。 中間まとめの最後の今後のあり方の中にこういう文言があります。いろいろと6学区制が望ましいのではないかという文言の後に、今後当面は現行の学区を維持することが適当であるという、適当であるという言葉が使われております。学区を維持しますという言い切りではないというところで私はこの言葉とあわせて本当に検討をお願いしていきたいと同時に学区制も含めて再検討をお願いするよう声を強めてまいりたいと思っております。 自分の考えと言われましたけれども、これは今私の答弁の中にあらわれたかどうかわかりませんけれども、自分も地域に高校がない、だからこそもっと考慮してもらえるべきではないか。しかも、交通の便は中心としてはバスが中心ということもあります。そういうことも含めて、本当にこれから強い思いを県と教育委員会、県の教育委員会に伝えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 松田議員、よろしいか。 11番松田議員。 ◆11番(松田勲君) ありがとうございます。力強い答弁だと期待をしたいと思います。 内田教育長のお考えは、私と近い考え方を持ってらっしゃるんだなあと思うんです。でも、これ本当にただ何とかせえじゃだめですよ。僕も議員になって一番わかったんが、何とかしてくれえとかというて言ったらなかなか決まらないんですよね。だからこそ、私がさっき4点言ったこれの中の一つでもいいからとにかくやってほしいんですよ。 全県学区にする、なかなか今の話では難しいと思います。それはわかってます。だからこそ、定員の5%を10%、20%とか緩和することは簡単じゃないですか。お金のかかることでもないんです。それを様子見ながらいずれ全県学区にすればええわけです。そうでしょ。 例えば、この近隣というて吉井のほうでは林野高校さんは5%なんですよ。わざわざ和気高とか瀬戸高まで行かんでも林野高校っていう立派な高校がございます。そこに受けれるんです。でも、5%だからこそちゅうちょしますよね。通学のバスのあれもしっかり連携してやればいいじゃないですか。そういったことをやっぱりやるべきでございます。 一番私は簡単なのは、やはり玉野さんが岡山学区に入ったんだったら赤磐だって岡山学区に入れていただければいいんじゃないですか。市長、そうでしょ。せっかく岡山市と連携協定結んだんですよ。今、県の職員の方もおられますけど、結んだらこそこういったことを解決、ハードな面もソフトの面もこういったことも真剣になって話しできるんじゃないですか。市が、岡山市がやることじゃないにしても。そういったことが、教育がどんどん変わっていくんじゃないですかね。もっと選択肢をふやして、可能性を、もっともっと子供たちの可能性を開いてやる、それが我々の仕事じゃないですか。こんなことをしてたらどんどんどん、岡山からどんどん県外に出ちゃいますよ。求人は、今岡山県3位とか4位なんです、全国で。1位は東京ですけどね。でも、全国で3位とか4位の世界です。求人はようけあるけど、働く子供がいないんだそうです。若い方がおられんのです。それが、今現状なんです。 私は、まずできるところから、例えば岡山学区も入れていただく。それがなかなか難しいのであれば、5%を10%と上げていただく。もっと大事なのは、今の既存の高校をもっともっと魅力ある高校にしたらいいじゃないですか。和気高さんが何で競争率がどんどん高まってきて、今お母さん方で和気高がいいという話をいっぱい聞いてるんです。じゃあ、何でそうなったんか。私立高校がどんどんどんどん県立高校を追い抜いてどんどんどんどんよくなってる。全体では7対3の割合だそうですけど、私立高校を最初から目指す若い優秀な方がどんどん行かれてる。赤磐からもどんどん行っている。じゃあ、どうしたらいいのかと。伝統があるからいいとかじゃなくって、やっぱり変えていただくように、もっともっと魅力ある高校に、建物にしても野球場がないような高校じゃだめですよ。そういったことも見直しをしていただく。できることいっぱいあるじゃないですか、競争率は、魅力ある高校にしようと思ったら。そういったことを県立高校がない赤磐市だからこそ言えることだと私は思うんです。だから、そういう意味でしっかり市長も言っていただきたい。どうでしょうか。教育長も一緒になって最初に私が言ったようにばらばらで言ってたら何も話は進みません。一丸となってやっていただきたい。子供たちのために、赤磐市にいっぱい子供たちがふえてくるためにもやっていただきたいと思いますが、市長、教育長の見解をお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 学区のことについて、あるいは赤磐から岡山市内の高校へということになれば5%という枠があります。これについてのお尋ねです。 私も松田議員のおっしゃることに対しては非常に賛同を持っております。岡山県における学区割り等を定める会議が県のほうで開催されております。そこへ対して意見も求められてきておりません。こういったこと自体がおかしいと思います。これから県に対して意見を述べる機会をいただいて、今の思いを伝えていくことができるよう努力をしたいと、そう思います。 それから一方では、高校についても同じことが言えてまして、例えば瀬戸高校が魅力のある学校づくりに怠ってるかというたらそうではありません。学校長とお話しする機会もたくさんございますけども、学校長も魅力のある高校づくりにいろいろ工夫し、そして生徒と一緒にいろんなところへ社会と交わりながら魅力づくりを行っていることは、これは現実にございます。こういった努力もしながら今の結果ではございます。さらに、努力が求められてるのかもしれませんけども、私どもも一緒に開かれた魅力のある学校づくりに協力し、そしてもっと子供が選択肢がふえるよう、そういったことに対しての声を上げていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 御意見大変ありがとうございました。思いは一緒です。何かすればいい、お願いすればいいではなくって、やはり高校がない、県立高校を有していない赤磐市ならではの意見を具体的にお話ししながら要望をしてまいりたいと思っております。 また、瀬戸高校の学校の魅力づくりですが、瀬戸高校も特色ある学校づくりに取り組んでおります。先日、訪問して校長先生とお話をさせていただく機会をいただきました。瀬戸高校では出前授業、赤磐市内の中学校に対して出前授業を行ったり、それから公開授業があったときにはこちらから出向いて交流を行ったりと、赤磐市との交流を深めているところでございます。今後もどのような形で赤磐市への交流が深まっていくかということは校長先生も今調整しているというお話をいただいております。そういうような魅力ある高校づくりに対しても近隣の高校の校長先生方とお話をしながら進めてまいるとともに、先ほどからも申しておりますけれども、県に対しては県立高校のない市だからこそ言えることを市長とともに言い続けてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 以上で11番松田議員の一般質問を終わります。              (11番松田 勲君「ありがとうございました」と呼ぶ) 次に、7番大口議員の質問を許します。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 ちょうどお昼休みが終わって30分、眠くなりかけるころかなあと存じますが、一番身近な問題としてお聞きいただけたら幸いです。 市民へのお知らせのあり方についてお尋ねをいたします。 市民へのお知らせの方法として、まずツールとして防災無線、広報紙、ホームページ、各種郵便物、チラシ、パンフレット、直接顔を見ながらということで窓口、各種説明会、お問い合わせ、主に電話になろうかと思いますが、大きく分けてこの3つであろうかと思います。 その中で、手元に最近来ました一番身近なものとして広報紙ございます。皆様方も目にしたことがあると思いますが、一生懸命読もうとしていただける、特におじいちゃん、おばあちゃんの年代の方々、まず老眼鏡をかけ、その上で天眼鏡、いわゆる虫眼鏡を持ってきて一生懸命に読んでおられる場面は皆様方もたびたび目にされていることと思います。 そうした中で、せっかくの施策をたくさん、赤磐市になってからもたくさんできております。先ほど申し上げた中で広報紙、それから会社のほうへ来た郵便物、個人へ来た御案内、最近の施策でできた赤磐市消費生活センターのチラシ、ちょっと兼ね合いが違いますけど、たまたま土曜日に来とった森林組合からの御案内、がん検診の御案内、子供に来ていたはがきでの御案内、この中でまず問題ないであろうと思ったのは子供に来てたはがきです。20歳ぐらいの子供だったら十分これで情報もありますし、QRコードもこれで読み取ってくださいというようなことで最新のことまで御配慮をいただいております。 さて、そこで代表として広報紙を中心にお話をさせていただけたらと思いますが、ここにいらっしゃる皆さん方の部署で先ほど申し上げた郵便物、パンフレット、いろんなものを作成をされとると思います。ちょっとした御配慮をいただけたらということでお尋ねをしますので、通告は広報紙、広聴広報を担当しとられる部長さんのところに行っとると思いますけども、皆様方のこととしてお聞きをいただけたら幸いです。 まずは、先ほども申し上げましたけども、広報紙の文字、せっかくあれだけのものをつくっとられるのにもう読めんのんじゃというとこから、手にとってもなかなか写真だけぱらぱら、あとは終わり。1週間後にそれは広報紙に載っとったでしょうと言っても見えんから読んでないんじゃというお話も多々皆さんも聞かれとると思います。そうした中で、編集のあり方はいろいろあると思います。100点の内容が盛り込んであっても、目にしていただかないと零点に近いのかなあというふうに思います。まずは文字を大きくする、そこから取り組んでいただけませんでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 作間総合政策部長。 ◎総合政策部長(作間正浩君) 大口議員さんの御質問にお答えいたします。 市民へのお知らせのあり方についての御質問でございます。 ただいまお聞きしましたところ、広報紙の文字が小さく読みづらい。情報量との兼ね合いもあるけれども、もう少し大きくできないかということでございます。 現在のところ、市内の各区、町内会の御協力をいただきまして、各御家庭のほうへ配付させていただいている広報紙については、市からの情報を市民の皆様にお伝えする重要な情報発信のツールの一つと考えております。現在、広報紙、広報あかいわの文字の大きさについては以前から御意見をいただくこともありまして、継続して検討してきているところであります。現状では、各所属のほうから市民の皆様へお知らせしたい記事、内容が多くて、また写真やイラストを使用した紙面のほうが比較的わかりやすいとされていることもありまして、限られたページ数で必要な情報を載せるため、毎月手間をかけて調整を行ってきているところであります。 しかし、お話のとおり市民の皆様へお伝えすべき重要な情報が、字が小さいということで読みづらいということで読んでいただけないということがあれば、広報紙の本来の役割を果たしているとは言いがたいため、今年度見直しを行っております市のホームページとの役割分担を行うなど、さらに内容の掲載については工夫を行ってまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) 御答弁いただきましてありがとうございました。 それぞれ取りまとめをする部署の立場になられるといろんな各課からこれを載せてくれとすごい情報量が来て、何でうちのが載らんのんならというようなこともあろうかとも思います。 先ほど御答弁の中にありましたホームページ等の役割分担という御案内もございましたけども、合併当時に比べて赤磐市のホームページを見ていただいとる住民の方々の数はふえているのではなかろうかというふうには想像します。しかし、一切ホームページを見ない方、これもたくさんおられるのもまた事実だと思います。そこで、広報紙の内容につきましては100点をとろうとするとなかなか現状を動かすことができないと思います。まず、文字を大きくする、これありきで初めていただけたらと思います。 今も後ろにいらっしゃいますけども、山陽新聞さんもここ十何年かの間で2回ほど文字が大きくなったように記憶をしております。文字が大きくなればもちろん文字数が減り、文章のつくり方はより簡潔になる。からより難しいことになっていくとは思います。ですけど、先ほども申し上げましたように、見ていただいて、理解していただいて、初めての情報、せっかくいろんな施策もこの春から始まったものもたくさんございます。そういう点も踏まえ、よりきょうからできることもあるのかなあと。広報紙をすぐきょうから直せとは申しませんけども、先ほど申し上げましたお知らせの文書、多分今現状パソコンに入っているであろうフォーマットをかえて文章をつくりという作業を多分やっとられることだと思います。 先ほど、ちょっと赤磐市とは関係なかったんですが、森林組合から来た文書を1つ持ってきましたけども、森林組合の組合員さん、想像するに多分私よりは御年配の方が大半だと想像します。だったら、もう少し大きい文字があってもいいのかなあと。各それぞれの原課でこれはどういう人が見る文書かということをちょっとずつで結構です。配慮していただいて、20歳の子にはそれこそQRコードがぴゅっとついたようなやつを送っとけばもう十分かとも思います。これは平均年齢が高いところに行く文書だなあというものであれば、文字を少しでも大きくすることはきょうからでもできることかなあというふうに思います。ぜひやれることはきょうからでも取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁よろしいか。              (7番大口浩志君「答えてもらえれば」と呼ぶ) 質問ですね。 答弁願います。 作間総合政策部長。 ◎総合政策部長(作間正浩君) どのように取り組まれるかということでございますが、今御提案がありましたように、文字の大きさを変えるということは限られたページ数の中でございますので、記事のさらなる取捨選択、それから文章量の調整も必要となってまいります。一般に内容については中学生にわかるように、法令用語は優しい言葉に言いかえる、それから昨今のグローバル化、情報化の中で片仮名語がふえ、そして例えばWHOとか、国連機関のように略語がふえているという現状もございます。こうしたことがそれぞれ解説がないとわからないということもございますので、長くなる場合がふえていると存じ上げております。 こうしたことをクリアするために、先ほどお話がございましたように情報の受け手の側がどういった年代であるのか、その提供先を対象に考慮いたしまして、それぞれその情報が多く受け取れる方の年齢層に合わせて工夫してはどうかというふうに受けとめましたが、そのように工夫できるものについては見出しのこと、それから文字の大きさ、字体、それから時間、それから挿絵でありますね、絵ですね、こうしたものとか、中身のコンテンツ、そしてページの中でのバランス、それから目次の工夫によって見やすくする。それから、ほかの媒体である先ほどもお話ししましたホームページあるいはSNSといったツールで情報をとられる方にはそういった方向でQRコードによって見ていただくなり、そういった工夫のほうをしてまいりたいと思います。まずは一部からでもという御意見につきましては、今後の紙面づくりに反映できるよう情報の提供先を対象に考慮しまして、工夫してまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 大口議員、よろしいか。 7番大口議員。 ◆7番(大口浩志君) ありがとうございました。できることからぜひ早急に取り組んでいただきたいと思います。 それと、逸脱をするようなお話しになるかもしれませんけども、先ほどお知らせのあり方について顔を見ながら窓口でという表現をさせていただきました。一番いいのはフェース・ツー・フェースで御説明を差し上げるのが一番よろしいことかと思います。ですけど、現実はそれはかないません。 例えば子育てで言えばお子様ができた。母子手帳をもらいにくる。例えば出生届に来る。実際に役所へ足を運んでいただけるような機会があると思います、いろんな施策において。そのような場所をせっかくの機会を、混んどるときにはなかなかできませんけども、窓口へ来られた方や職員さんの時間的余裕があるときには、そういうせっかく市民の方が窓口へ来訪されたときも市民へのお知らせの大きなチャンスが来たというふうに受けとめをいただいて、市民への情報提供をしっかりやっていただきたいと思います。要望で結構です。 ○議長(金谷文則君) 以上で7番大口議員の一般質問を終わります。 次に、13番福木議員の質問を許します。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、4点について市長に質問をいたします。 まず、第1点目です。国保問題についてお尋ねいたします。 2018年度から国保は都道府県の単位化されます。この1月末に国に報告された納付金・標準保険料試算結果、これはどうなっているのでしょうか。 また、この6月議会で議論しないと市民の声がここに反映されません。この試算結果をどう考えるのか。また、被保険者が払える国保税であるのか。また、値上げされるような状況になれば、赤磐市としてどうするのか。この3月の選挙でもアンケートをとりました。この3月の選挙でも市政で取り組んでほしいことの1番に国保税の減免や引き下げが上がっております。このことについての御答弁を願いたいと思います。 2つ目の質問です。交通政策課を設置し、きめ細かな対応をという質問であります。 これも共産党が実施をいたしましたアンケートの中でもこの公共交通問題は強い関心のある問題であります。2月議会でも、私はすぐその生の声を質問していると思います。次々といろんな声が上がってきております。そういうことを聞く中で、やはり少し大きな市では交通政策課があって常にこの見直しがされております。赤磐市は、同僚議員もこの問題についていろいろ質問されておりますが、赤磐市は地域性があり、やはり一律にはいきません。きめ細かな対応が求められていると思います。平成29年度、見直しがされるので、ぜひとも交通政策課をつくってもっと力を入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 3つ目の質問です。子育て支援で小中学校の給食費の無償化をという質問です。 この問題についても2月議会で質問をいたしましたが、答弁のほうも期待できる内容でありました。また、市長への公開質問状がされたと思いますが、その回答の中でも市長のほうは本市としては行財政改革をしっかり行って、得られた財源を活用して取り組むことはあり得ると判断している。実現できるよう努力を惜しまない、このように積極的な答弁を、回答をされておられます。この給食費の無償化についてどう考えるか、答弁願いたいと思います。 4つ目の質問です。高校生の通学費補助制度の新設を、この問題です。 これまでも質問で何回も質問をしてまいっています。先ほども同僚議員が質問をされたと思います。この質問の中で市長答弁は、通学費補助について検討に入っていることとのことでありますが、見通しはどうか、どのような状況なのでしょうか。 これも市長への公開質問状の回答の中で赤磐市自治連合会からも強い要望を受けていますと、この問題について前向きに取り組むこととして制度のあり方について検討に着手していますと、このようにはっきりと回答をされております。質問の中でもこのような回答をされていると思います。その後の検討はいかがでしょうか、御答弁願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、福木議員の質問に順次お答えいたします。 まず、国保の問題についてでございますが、この制度改革のスタートに向けて赤磐市も現在国や県とともに準備を進めているところではございます。1月末に報告されました納付金・標準保険料の試算結果につきましては、算定の考え方やシステムを検証することが目的であったことから、確かな数値として提示できるものではなく、現在も見直しを行っているという御報告を受けておるところでございます。 平成30年度の納付金等を本算定する作業につきましては、全国的に今年度の秋から取りかかることになっており、正式な額が示されるのは平成30年1月の予定と伺っております。スケジュール的に非常に厳しい状況でございますが、議論できる数値等が示されましたら、より適切な時期にお示ししたいと考えております。 なお、納付金・標準保険料につきましては、健全な運営を行っている保険者が不利にならないよう、市長会を通じて県へ強く要望しているところでございます。国も県に対しまして被保険者の皆様にとって急激な負担増にならないよう配慮を求めているところでございます。本市といたしましても、基金繰り入れや激変緩和措置などを含め、適切な負担となるよう慎重に検討してまいりたいと考えております。 続きまして、公共交通の課題で、交通政策課を設置し、きめ細かな対応をというお尋ねに対しましてでございます。 現在は、総合政策部秘書企画課を中心に各支所、市民生活課とも連携を図り、利用状況やアンケートによる意向調査等を踏まえ、公共交通のあり方について鋭意推進しているところでございます。公共交通の見直しに伴い、課を新設して力を入れてはとの御質問でございますが、まずは公共交通のあり方をしっかり検討し、方針を力強く推進し、きめ細かな対応を図ってまいりたいと考えております。 次に、子育て支援で小中学校の給食費の無償化をということでございます。 この子育て支援で小中学校の給食費の無償化を考えるに当たりましては、本市では子育てするならあかいわ市と宣言し、さまざまな子育て支援、子供の貧困対策等の事業を展開している中で、行財政改革による財源の確保等の課題もございます。現在、就学援助制度により真に支援が必要な家庭に対して給食費を援助しております。無料化、さらなる支援について市の財政への影響をもよく見きわめながら、これを検討していく必要もあるものと認識しているところでございます。 続きまして、高校生の通学費補助制度の新設についての御質問でございますが、これは先ほど松田議員に答弁したとおり、現在教育委員会でさまざまな検討を行っております。今後、早期に実施できるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、国保問題についての再質問を許します。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、国保問題について再質問させていただきます。 先ほども質問をしまして、この国保の都道府県化なんですが、国保料、税の試算となる国保の事業費、納付金の仮算定、これを公表しているところがあります。岡山県はおくれてるんではないかと思うんですが、本を読んで、見ておりますと、北海道の釧路市、これはあくまで試算としながらも、収入が多いと現行より保険料が下がり、低いと上がる傾向にあると市のほうが答弁しております。また、帯広市では都道府県単位化後も保険料は高くなっていく見込みであると、このように市が答弁しております。このように、保険料、税が引き上がる可能性が次第に明らかになる中で、国保料の負担軽減で果たす市町村の役割は引き続き重要であります。 岡山県ではどうなるのか。赤磐市としても、県への納付金が示されれば100%納めなくてはなりません。加入者への徴収強化、これが伴うことは必至であります。国保税、国保料、この引き上げでの激変緩和措置としての財政支援があるようでありますが、その内容がどういうものか。また、その措置の継続や充実を求めていくことが非常に重要だと考えておりますが、その点はいかが考えておられますでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 失礼いたします。福木議員さんの再質問にお答えいたします。 先ほど、公表している保険者があるということをお伺いしました。ちょっと私のほう、そちらのほうまだ情報を得ておりませんが、今全国的に同じスケジュールで大体動いていっております。その中で、今現在1月に一旦試算の数値は出ましたけれども、あくまでもこちらは今の現システム、これから使おうとしているシステムを確かめるためのもの、それから今の仮の数字で出たときにどれくらいの状況になっているかを仮に見るものとして伺っておりまして、岡山県のほうではまだどこも公表できる状況でないということは伺っております。 8月になりまして、また次の算定数値が出るようにも伺っておりますので、そのあたり、実際に公表できるのはもう10月以降ということはもう何度も国からも、県からも伺っておりまして、実際のスケジュールといたしましては各市町村、県内どこも言っておりますが、これでは間に合わない。保険料を検討するいとまもなく、条例を改正するに当たってもなかなか難しい状況であるということを伺っておりまして、皆困っているところでございます。 先ほどの激変緩和措置のこともおっしゃっておられましたが、激変緩和措置とは各市町村が本来集めるべき1人当たり保険料額が変化して、被保険者の保険料が急激に増加するということがないよう、こちらは国が考えている方策でございまして、県で一定の基準を定め、適用されるというものでございます。こちらの考え方も、今現在まだ県のほうでいろいろと検討しているところでございます。 実際のところ、県も先日5月に国保の運営協議会第1回目を実施されております。その中で、市町村に出されている情報と同じようなところまでしかまだ御報告もないところですが、そちらのほうでも委員からは広域化することで市民の保険料負担が今よりふえないようにしてほしいというような御意見があったと伺っております。新聞のほうにもこちらは出ておりました。赤磐市といたしましても、もちろん市民の方に広域化をすることで負担が大きくなるとかということにあってはならないとは考えておりますが、県のほうがどのような数字を提示してこられるかというところもいまだ何とも断言できる時期でないということはちょっと御理解をいただきたいと思っております。 先ほど、市長も申し上げましたが、赤磐市といたしましても県の基金とか、それから激変緩和措置、そちらを用いながら適正な負担ができるよう今後も努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 先ほど御答弁願ったように、国の試算が相当おくれてますよね。自治体の職員の方も非常に大変で、どういうふうになるかということで本当に大変だと思います。それを受けて、市民のほうも大変ですよ。広域化すれば保険料が安くなるというふうな期待もしているわけですけども、既に全国的に同じスケジュールでされてったとしても、やはり早く研究してる北海道なんかは本を見ますと高くなるというふうな実態も出てきてるわけですよね。もう目に見えてるような状況があるんですよ。市民としては、もう今の高い国保で少しでもやっぱり安くしてほしいというのがもうアンケートの中でも第1番ですよ。だから、そういう意味では広域化してこれが、国保が上がるようなことになれば、これはもう大変なことになります。 広域化になればなかなか、保険税は市町村で議論できますけど、一本化すればなかなか声が届かない。後期高齢者と同じような状況になるわけですから、今回この6月議会で全国的にも共産党の議員はいろいろ質問したり、追求したりさせていただいてるんですが、やはり国保税が上がることがないように、そしてできれば国保税は払いやすいように少しでもやっぱり安くしてほしいと、こういうことをしていただきたいわけですよ。 それと見まして、もし値上げがされるようなことになればどうされるんでしょうか。国が激変緩和措置、何らかされるかもわかりませんが、本を読むところによりますと6年とか、期限つきのようなところがあって、それが済んだらもうそれなくなるわけですよ。そんなことでは本当に不安ですね。どんどん国保税が上がっていく状況になるのが目に見えているわけですよ。そういう中で、ぜひ値上げをしないように、せめて値下げの検討もしていただきたいですし、県に示された場合に赤磐市としてはどうされるのか。 また、先ほども言いましたように、県が示せば100%市は納めないといけません。そしたら、もうあらゆる徴収強化をして払ってもらう方向で相当強化が進むんじゃないかと思うんです。今、非常に生活が厳しい中で国保税が払いにくい方もたくさんおって、いろいろ相談をしたい方がふえてます。そういう中で、徴収強化のあり方も問題がまた出てくる可能性もあります。そのあたりの御答弁を再度お願いしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) ありがとうございます。この国保の問題、議員の御提言の問題、深刻でございます。今の情勢からいうと、残念ながら国保税が下がるというような材料は残念ながらありません。そういった中で、市民、国民の負担を軽減する措置、これはどのような形があるのか、これからしっかりと見きわめながら、県内の他の市町村長と息を合わせながら国、県に物を言っていく、そういう体制をとっていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、交通政策課を設置し、きめ細かな対応をについての再質問を許します。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、再質問させていただきます。 この間、市民バスの時刻表が各新聞にそれぞれ入ってますね。2回目ですかね。昨年新聞に入って、またことし新しく何か入ってますね。これもそれこそ字が小さくて、なかなかわかりにくい状況があります。 それで、結局新しい時刻表でどこが市民の声が反映されて変わっているのか。これは29年5月現在ですから、まだ1カ月ちょっですね。これも市がお願いして業者の人がつくったんだと思うんですが、どこが市民の反映して変わっているんでしょうか。 それから、このバスの時刻表では利用者の方がわかるんですかね。利用される人は一生懸命自分の路線を見て利用されてると思うんですが、本当にわかりにくい。それから、さらにこれはわかりやすい時刻表、各それぞれの地域でつくっているんでしょうか。そのあたりの答弁を願いたいと思うんですが。 私も2月議会で指摘をしております。もうアンケートの中にも公共交通の問題が物すごく関心が高いです。次々意見がありまして、2月議会でも言わせていただいたと思います、生の声を。再度もう1回言いますが、バスは低い低床バスにしてほしい。低料金にしてほしい。1日使える回数券がどうなってるのか。小型のバスにしてほしい。また、路線変更もしてほしい。免許返納の方への減免はどうなっているのかと。ほかの宇野バスとか、ほかは、宇野バスというんか、ほかのバスはもう免許返納したら減額されてると思うんですが、市民バスがなってないということですね。 それから、具体的にも言いました。町苅田の出発の時間を30分早くして医師会病院に9時に着くようにしてほしいと。やはりこれ通院されてるわけですね。そういうことで、もう本当次々とそういう声が届いてます。それから、便数の増加もしてほしい。中心部に行くバスを利用しやすくしてほしい。次々あると思います。市のほうにも寄せられてると思います。そのあたりをどのように意見を集約して変更されるのか、この中にその変更がもう既に入ってるのか、そのあたりの御答弁を願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 徳光総合政策部参与。 ◎吉井支所長兼総合政策部参与(徳光哲也君) 福木議員の再質問にお答えします。 まず、お手元にあります時刻表でございますけども、これにつきましては民間業者と市がタイアップをいたしまして、作成のほうは民間業者のほうで作成をいたしております。そして、市民の皆様に配付をさせていただいてるところでございます。御指摘のありましたように、今回2回目ということでございますけども、情報量が多くて御指摘のように非常に字が小さくて見にくいという御指摘もいただいております。次回、作成するところにはそういったところも気をつけたいというふうに思っております。 それから、2月にも御質問をいただきました今後の新しい交通体系につきましては、御案内をいただきましたような点を含めまして新しい計画をつくっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。
    ◆13番(福木京子君) 御答弁でいろいろ2月議会に質問したことでいろんな市民の声もしっかり聞いていると。そして、今後新しい計画をつくっていきたいという答弁なんですが、もういろんな意見が出ていますよね。それを検討するに当たっても、やはり私提案しましたように赤磐市でも相当の地域性があるでしょう。ほんで、そういう中ではやはり専門的に公共交通、課を設置して専門の職員を配置して、やはり長期的な見通し、常に見直し、やはりそういうことが要るんじゃないでしょうか。 職員の本当、限られた職員でいろんな仕事もしながら、また公共交通についていろんな声があって、そこへ新しい計画をつくっていくというふうな状況の中で本当にそれが前へ進んでいくでしょうか。市民はもうしっかり声を届けてるんですよ。その声を実現できるような計画というたら相当研究もしないといけないし、ちょっとなかなか大変ですよね。やってみて、市民の声を聞いて、またさらに見直しをしながら、常に見直しをしながらやはり赤磐市に合った公共交通をしていかないと市民の声には応えられないと思うんですよ。 先ほどの新しい計画つくっていきたいと。そのぐらいなことで本当に前へ進んでいくんでしょうか。再度の御答弁を市長のほうもお願いしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 専門の課設置して、専門の職員を配置してはどうかということでございます。確かに専門の課、専門の職員を配置するということは重要かと思います。まずは先ほども申し上げましたように、基本的な方針をどういうふうにしていくか、その内容、そういったものによってそういった組織をつくりかえていくことも念頭に入れながら臨んでいきたいというふうには思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、子育て支援で小中学校の給食費の無償化をについての再質問を許します。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) この問題については、もう皆御存じのように備前市が半額補助を決められました。それで、この6月議会に給食の無償化の政策予算が提案されていません。それで、再度質問したいと思うんです。 私も、2月議会で質問をしております。再々質問、覚えておられることと思います。私の提案に対して市長は検討材料として考えていくと答弁されております。何か積極的な答弁だったというふうには思うんですが、予算化されておりません。 この質問を再度言いますが、昨年の質問での貧困対策のところで6人に1人の子供が貧困の状況があると。それから、就学援助が山陽の西小、高陽中での割合が4割、3割、このような実態があるということを指摘をしております。やはり義務教育の無償ということでできるだけ保護者負担のないようなことをすべきだと。全国的にも子供の貧困の状況を受けて学校給食費の無償化が広がっている実態を質問しております。 そして、学校給食費の無償化というのはただこの問題だけでなくて、一種のまちづくりであるということなんです、この問題は。新聞の赤旗の記事も紹介いたしました。記事の見出しで「喜ぶ保護者、若い世代の定住期待」、こういうふうに見出しがあって、やはりまちづくりです。移住・定住、若い人たちの定住、そういう希望、夢、そういうものも含まれた願いであると思うんです。やはり安心して住める、そういう赤磐市にということで大きな積極的な意義がある施策だと思います。市長答弁でも福祉部局と連携して具体的な支援について検討すると言われております。そして、赤磐市が先陣を切ってしていただきたいと質問しております。その答弁で後退することがないように再度の御答弁をお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 小中学校の給食費の無償化ですけども、私もこれについては意欲的ではございます。しかしながら、これを実現するためには大きな費用も必要になります。そういったところから、この財源を生み出すための行革の推進、そういったこともあわせて行わないと赤磐市の限りある財政、これが破綻しては元も子もありません。そういった意識をしっかり持ちながら、これから行革にも力を入れ、こういった子育てするならあかいわ市の推進も力入れていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 答弁をいただきました。それで、やはり財政の問題、これは確かにそうです。だけど、私は言いましたように学校給食の無償化の施策というのはまちづくりの一環だと。積極的な意義のある施策ではないかというふうに言ったと思います。今、桜が丘を中心に若い人たちもどんどん入ってきていただいたり、そういう子育てにも総合的にはいろんな施策ができて子育てしやすいまちづくりが進んでおります。それに、さらにやはり赤磐市に行けば安心して子育てできると。義務教育の無償の、学校給食の無償化、全額補助できるかどうか知りませんけども、そういう支援、そういうものがされてる町なんだということで、やはり若い人たちの定住・移住、そういう私はまちづくりの一環の施策であると思うんですよ。何か今答弁で財政のこと言われましたが、財政も大切です。それもやっていただきたいですけれども、できるだけ早急に、やはりこれは子育て支援の施策として実施をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) おっしゃること、そのとおりだと思います。まちづくりの一つとして私は子供の医療費の拡大も行いました。市民の皆さん、とても喜んでいらっしゃいます。こういったことから学校給食費の無償化、これも喜んでくださる市民たくさんいらっしゃると思います。こういったことを思いながら、行革も先ほども申しましたように鋭意推進しながら制度等を考えていくことを考えたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、高校生の通学費補助制度の新設をについての再質問を許します。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 通学費の補助です。この分も何回も質問してるんですが、執行部の答弁は大体第1回目が来るんですが、松田議員に答弁したとおりと、前回もそのように書かれとんです。やはり一人一人議員違いますので、やはり書き方は気をつけていただきたいというのをまずちょっと言っときたいと思います。 それで、これまでも何回もこれは質問しております。他の何人もの議員からも質問が出ております。これもやはり6月議会で予算化されるかなあというふうに思っておりましたが、出ておりません。ある議員の方は、吉井中のプールの建設の予算は出ているが、優先順位が違うのではないかという議員さんもおられます。 何年も前から自治連合会から要望されております。特に、吉井地域では高校生になると通学費が多額になり、大変です。子育てするのにいろんな面を考えて、吉井地域から山陽地域に移動される若い夫婦がふえているのではないかと思われます。そういう意味でも、どの地域でも子育てしやすいように財政的負担が大きい通学費の補助は早くすべきではないでしょうか。 私は、いつも奈義町の子育て支援の施策を紹介しております。若者が移住して住んでくれる町、一貫した子育て支援策をし、常に見直しして充実して前進しております、奈義町は。だから、出生率も日本一になった町でもあると思います。 子供の数は違いますが、現在桜が丘は若い人が次々家を建ててきてくれています。この間、桜が丘地域の学童保育所を視察しましたが、子供が放課後続々と帰ってきて、第2の学校になっているような状況を目の当たりにしてもう本当にすごいなあと。若い人がたくさん住んでくださってるなというふうに思ったわけですが、やはり赤磐市内全体での子育てしやすい環境の整備は急がれます。 通学費の補助の要望、桜が丘地域でも強く、この間のアンケートの返送で1人だけ御紹介します。 瀬戸駅までのバスが安くなれば通学に係る交通費の負担が減り、随分と楽になります。バス通ですと交通の補助が欲しいくらい負担が大きいです。消費税10%増税はもう勘弁してほしいです。賃金が低い。住宅ローンの返済に困っていますと40歳の女性でしたが、このようにアンケートくださいました。この思いは共通していると思います。ぜひとも再度の御答弁を願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 通学費の補助についての再度の質問でございます。これも私もこれが実現できないかと意欲的に取り組んでいるところでございます。赤磐市に合った補助のあり方、これについて制度を慎重に検討しているのが現在の状況でございます。 それから、一つ申し上げておきたいのが、吉井中学校のプールの問題を引き合いに出されましたけども、プールをやるから通学費の補助ができないのではございません。これは間違いがあってはいけませんので、御認識をお願いいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 市長、もう答弁はいいのをしてくださるかなっと思ったら最後に何か言われましたね。吉井中のこの、わかった上で言ってるわけです。これはある方がそういうことを言われてると。だから、あくまでもいろんな施策をしてほしいということはいっぱいあります。だけど、優先順位がどうなのかなというふうなことを疑問に一応言ってるだけです。だから、市長が認識を変えてくださいと、そういうことではないんです。いろんな施策をしてほしいということはもう十分わかります。でも、本当に吉井地域一日も早く、待たれとると思います。多分連合のほうから要望されてる、もう何年も前じゃないでしょうか。そういうことで質問してるわけですから、だからそういう意味でもう少し、もうちょっと積極的な答弁を願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁はもらいますか。              (13番福木京子君「はい」と呼ぶ) 答弁を願います。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) この通学費の補助のことでございますけども、先ほども答弁させていただいたように、この制度について赤磐市内でさまざまな地域ございます。その地域の中で不平等とならないような制度をつくっていかないといけません。これを考えるのに時間をいただいているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 以上で13番福木議員の一般質問を終わります。 ここで、午後2時35分まで休憩といたします。              午後2時23分 休憩              午後2時35分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、3番佐藤議員の質問を許します。 3番佐藤議員。 ◆3番(佐藤武君) 傍聴者の皆様こんにちは。御苦労さまでございます。新人の佐藤武でございます。初めての質問で大変緊張しております。お聞き苦しいところがあるかと思いますが、議員各位、市長及び執行部の皆様にはよろしくお願いを申し上げます。 それでは、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。 さて、友實市長におかれましては赤磐市政2期目を市民の皆様から大きな期待を持って負託され、その責務の重大さは私が申し上げるまでもなく、十分御認識されていると思います。財政健全化、企業誘致、教育や農業政策等々、1期目の施策実績を残されてきたと思いますが、具体的な施策内容あるいは事業内容についてこの際御報告がいただければお願いを申し上げたいと思います。 さらに、これらを根づかせ、充実発展することによりまして、2期目の実効ある政策を大きく前進させなければなりません。広報にも掲載されておりました産業振興、子育て環境充実のもと、誇りと夢を抱けるまちづくりとは具体的にどのような取り組みをなされるのか。所信表明でも述べられましたが、本日傍聴者の方もいらっしゃっております。重ねてお尋ねしたいと思います。 特に、移住・定住対策について、全国の自治体におきましても積極的に取り組んでおります。赤磐市におきましても例外ではありません。地域のにぎわいのためにはぜひとも必要な課題であり、移住対策へのお取り組みは十分機能しているのか、お伺いをいたします。 2点目といたしまして、日古木大池南側の堤防下の道路の交通安全施設の設置についてお尋ねをいたします。 本道路につきましては、日古木地区から桜が丘西7丁目あるいは2丁目と7丁目を結ぶ道路であり、桜が丘地域の皆さんにとりましては利用頻度の高い道路となっております。また、団地内の中央道路に比べまして勾配が緩やかなことから、高校生等の自転車通学利用者が多い道路となっております。この堤防下の道路の南側ですけれども、高さが20メートル以上あるかと思いますけれども、非常に急斜面であり、自転車を初めとして通行車両の安全面を考えるときに一旦事故等転落が発生すれば命を失いかねない事態も発生し、非常に危険性が高いと考えるところであります。堤防に接する道路ということで、建築物を設置することに規制があるのか。また、地元関係者、水利関係者の理解も必要とは思いますが、安全性確保のためにはガードレール等の設置を早急に講じていただきたいと考えます。当局の御見解をお伺いいたします。 また、防犯灯についてでありますが、冬場は日没が早く、学生さんたちが部活を終えて帰宅するころには既に暗くなっております。現在、防犯灯も設置されてはおりますけれども、防犯灯の照度アップ等、さらには増設を図り、未来を担っていく子供たちの安全・安心を確保していただくことについて答弁をお願いいたします。 3点目といたしまして、山陽ふれあい公園の指定管理者運営のプール管理、駐車場対策についてお尋ねをいたします。 本公園、プール等については平成26年度から指定管理者による運営となっております。私ごとではありますけれども、子供が小さいころプールを初め遊具等も利用させていただいたところでありまして、子育て中の家族の方が遊んでいると自分自身の子育てを思い出すところでございます。 さて、具体的に温水プールについてお尋ねをいたします。 指定管理者制度への移行に伴ってしっかりと利用者の安全と利用促進を図っていただいていると思いますが、移行前と移行後のそれぞれ2年間の利用者数はどうなっているのか、お聞かせをいただきたいと思います。 子供たちはもちろん、高齢者の方々の健康保持の意識は高くなっていると考えておりますが、絶対に事故があってはならないことは当然のことであります。事故防止のための監視体制、監視員の安全研修は具体的にどのように取り組んでいるのか、さらに多くの方が泳ぐ中でプールの水の衛生管理はどのような対策がとられているのか、お尋ねをいたします。 また、高齢者がプール等の施設を利用される場合、体育館前の駐車場が満杯の状態が見受けられることがあり、いわゆる体育館下でありますけれども、メーンの駐車場がございます。そこに改めて戻り、そこに車をとめて再度歩いて上がっていくということは大変なことでありまして、そういう作業といいますか、上がることが大変なためにそのまま帰られるケースもあるとお聞きをいたしました。つい最近の状況は、従来駐車可能であったスペースにフラワーポットが置かれ、駐車できない状況になっているとのことであります。指定管理となって1年間は駐車が可能であったわけであります。なぜそのようなことになったのか、お尋ねをいたします。 あわせて、体育館前の駐車スペースは何台あるのか、バイク等の駐輪場も含めて十分な確保がなされているとお考えでしょうか、お尋ねをいたします。 この際、体育館の近くに新たな駐車スペースを確保することは考えられないでしょうか、お答えをお願いをいたします。 最後になりますが、本公園は山陽ふれあい公園として長く市民の方々に親しまれてきております。優しい名称となっておりますが、赤磐市となって既に12年が経過しております。都市計画公園ということで名称変更等も含めてなかなか難しいこともあるかとは思いますが、この際赤磐ふれあい公園あるいは赤磐山陽ふれあい公園と名称を変更し、広く赤磐市をアピールすべきと考えますが、いかがでしょうか。 また、体育館等につきましてはNR、いわゆるネーミングライツの採用を検討すべきではないかと考えます。いわゆるスポンサー企業やブランド名を付与するという広告概念でありますが、日本では2003年の東京スタジアムと味の素の契約で結ばれた味の素スタジアムが有名でございます。全国の自治体でも70自治体、160施設余りが契約締結されているところであろうかと思います。地方交付税も減額が予想されるという市長の説明もございましたように、今まで以上に厳しい財政状況を迎えようといたしております。増収策として新たな取り組みとして検討されてはいかがかと思います。 以上、答弁をお願いをいたしまして、以上で1回目の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、佐藤議員の質問に答弁させていただきます。 私の2期目の政策について、誇りと夢を抱けるまちづくりの具体的な取り組みについてでございますが、本定例会初日に所信表明演説もさせていただきました。この内容の繰り返しにはなるかもしれませんが、簡単に説明をさせていただきます。 第1に、にぎわいのある地域の創出でございます。山陽団地など、大規模住宅団地、中心市街地のにぎわいのある発展はやはり最重要課題であり、そのための拠点整備を考えていく必要がございます。 第2に、安心して暮らせるまちづくりの推進でございます。旧市民病院の複合型介護施設整備、そして医師の確保など、地域医療の充実や高齢者の買い物・見守り支援対策が重要でございます。 第3に、強い農業の確立でございます。農業を取り巻く現状、厳しい中、若い世代の安定した雇用を創出するために強い農業の確立プログラムの推進が必要でございます。 第4に、安心できる子育て環境の創出でございます。子育て支援策はもちろんのこと、クラウドソーシングなど多様な働き方を提案し、経済的安定により安心して家庭を築け、子供を産み育てていける環境づくりをしていきたいと考えております。 また、教育面では35人学級の実施や産官学連携の推進を引き続き行うとともに、児童・生徒の健康管理のための空調設備整備事業を進めてまいります。 さらに、市民サービスの維持向上のため、非常時の拠点となります本庁舎の総合的な検討を行ってまいりたいと考えております。そして、引き続き第3次行財政改革の推進を確実に実施していきます。2期目に当たり、多くの市民の皆様に本当にたくさんの御支援、励ましをいただきました。負託を受けたこの4年間、議会とともに両輪となって赤磐市の魅力を高め、御指摘の移住・定住対策も進めながら、赤磐市を発展、成長させてまいりたいと考えております。御支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。 他のお尋ねにつきましては、担当の部長のほうからお答えをさせていただきます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 水原建設事業部長。 ◎建設事業部長(水原昌彦君) それでは、日古木大池南側の道路の安全対策につきまして御答弁させていただきます。 日古木大池南側の道路につきましては、議員御指摘のとおりのり面が長く、急斜面で、事故が起きると大きな事故につながる可能性があります。安全策の検討についてのお尋ねでございますが、今回御指摘いただきます市道の安全策を講じていく場合、地元区に加え水利組合のかかわりがございます。池ののり面の草刈り一つをとってもガードパイプ等を設置することによって直接影響が発生することが予想され、関係者との協議は欠かすことはできないものと考えております。このため、関係者が内容を了承し、関係区からの要望に基づき現地確認の上、必要であると認められる箇所に設置していくことが肝要と考えられます。どうぞこの点御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 防犯灯は、夜間通行の安全確保のために設置しており、設置につきましては地元などからの要望に基づき現場を確認した上で必要であると認められる箇所に設置しております。当該箇所におきましては、現在設置している防犯灯の効果を検証し、安全・安心の確保に努めてまいりたいと考えます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) それではまず、ふれあい公園のプールと体育館前の駐車場確保につきましての御質問にお答えをいたします。 まず、指定管理者制度移行前と移行後の利用者数でございますけれども、山陽ふれあい公園は平成26年度から指定管理を導入しているところでございます。 お尋ねのプールの移行前と移行後の利用者数ですが、移行前の平成25年度はプール改修によりまして閉鎖期間がございましたので、平成24年度の利用者数でお答えをいたしますと3万1,681人、移行後の平成27年度の利用者は3万8,433人で、6,752人の増となっております。 次に、監視員等の研修の取り組みにつきましては、基本的に指定管理者のマニュアルに沿ってプール監視の注意、救助法などの研修を進めております。 また、プールの衛生管理につきましては、指定管理者業務仕様書に基づきまして水質検査など衛生管理業務及び清掃業務を行いまして、水質管理に努めております。 最後に、駐車場につきまして、お尋ねの駐車できなくなった場所につきましては、本来は憩い・遊歩道のスペースとして設置しております。利用者の判断で駐車されていた状況がございましたので、岩の配置でありますとか、倒木等で車が破損した場合に管理上の責任や賠償が負えないということから、今回本来の姿に戻したものでございます。 また、体育館前の駐車場は障害者用2台を含めまして60台駐車できます。 現在の体育館利用者は年々増加しておりますが、通常は現有の駐車場で十分可能な状況でございます。イベントや大会がある場合には、参加者の方は下のメーンの駐車場に駐車していただくようお願いをしておりまして、一般利用者優先で御利用をしていただいております。 以上の状況から、現在駐車場の新設は考えておりませんが、今後の駐車場の利用状況を見ながら対応していきたいと考えております。 次に、山陽ふれあい公園の名称の変更につきましての御質問にお答えをいたします。 山陽ふれあい公園については、旧山陽町が昭和天皇在位60年記念により国から補助金を得て建設した施設でございまして、名称は公募により命名されたものでございます。議員御提案の名称変更により赤磐市をアピールすることも有効なものと理解はいたしておりますけれども、建設や命名の経過から名称の変更につきましては慎重な判断が必要というふうに考えております。また、ネーミングライツの採用によりまして、体育館等の施設に企業名やブランド名など愛称をつけることにつきましては今後の検討課題とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、市長2期目の政策についての再質問を許します。 3番佐藤議員。 ◆3番(佐藤武君) ありがとうございます。非常にたくさんの課題といいますか、政策を実行しなければならない非常に重要な責務を市長負わされていると、負っているというふうに認識をしておりまして、ぜひとも今後の赤磐市のまちづくりに向けて全力を投球していただきたいというふうに考えております。 にぎわいづくりの中で、いわゆる定住政策についてお答えをいただきましたけれども、私先日の山陽新聞を拝見いたしまして愕然とした記事がございましたので、ここで改めて質問をさせていただきたいと思います。 5月31日の山陽新聞でございましたけれども、県外から移住2,773人という記事が掲載されておりました。これは2016年度岡山県のまとめということですが、タイトルどおり県外からの移住者が1,845世帯、2,773人と公表したものであります。もちろんこれには転勤、通学、結婚の移住は含まれていないということであります。 それを見ますと、県下15市、15市の比較をさせていただきますけれども、当然町村の人数、世帯数も出ておりました。15市の中で移住者数は下から2番目の68人、世帯数では下から4番目の54世帯となっているという記事でございました。移住者の移住前の居住地は、青森を除きます45都道府県に及び、大阪、広島、兵庫、東京の順になっているようでございました。 なぜ愕然としたか。そもそも東洋経済オンラインの住みよさランキング2016では、赤磐市が2年連続、岡山県内では住みやすさナンバーワンとなっていたからであります。ランキングと実態がなぜ結びつかないのか、その理由について御見解をお伺いをいたしたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) まず、御紹介いただきました東洋経済オンラインで住みよさランキングナンバーワンと、岡山県では1番ということで、本当に私にとっても、赤磐市民にとっても非常に誇り高い結果でございます。この結果と先般岡山県が発表した報道資料と結びつかないという御指摘でございますが、これについては真摯に受けとめながら、県外移住者がしっかりと伸びていくような施策も必要というふうには思っております。 そういう中で、県の調査について少し補足をさせていただきますと、県外からの転入者に対するアンケートでございます。市町村によって回答率もさまざまでございます。県に対して公平性に欠けるんではないかと県内自治体からも意見をさせていただいているところでございますが、御承知のとおり本市は県内他の市町村からの転入が非常に多いということが1点ございます。特に、隣、岡山市からの転入が多く見られております。数字で言いますと、ありがたいことに昨年度も市全体で800世帯を超える転入がございました。私としては、ここに赤磐市の持つ魅力、住みよさがあらわれていると感じてるところでございます。いずれにしましても、もっともっと政策を進めながら県内外にアピールを強めていくことがとても重要だということで、佐藤議員の御提言にも非常にこれからのやらなければならないこと、改めて自覚した次第でございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 佐藤議員、よろしいか。              (3番佐藤 武君「ありがとうございました」と呼ぶ) それでは、続きまして日古木大池南側の道路の安全策についての再質問を許します。 3番佐藤議員。 ◆3番(佐藤武君) 同じくありがとうございます。地元関係者の御理解をいただくことが本当に大事なことは申し上げるまでもございません。地元関係者はもちろんでございますけれども、利用される方はまた別でございます。利用者の安全のためにも市の行政のほうが積極的に取り組む熱意がどうも感じられなかった次第でございます。 もし仮に市道ということでございますので、最悪の事態を、仮定の問題でございますけれども、仮定の設問はなかなか答弁しにくいかとは思いますけれども、事故が発生した場合、市の管理責任というものはどういうふうに責任が問われるのかということも非常に重要な点だと思います。そういうことで、ぜひとも行政のほうが積極的に危険性を感じるんであれば地元関係者の皆様方の御理解をいただくように積極的に御努力をいただきたいというふうにお願いをしたいということで、その辺の御見解をあわせてお尋ねをいたしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 水原建設事業部長。 ◎建設事業部長(水原昌彦君) 安全柵の設置につきましての再質問がございます。こちらにお答えしたいと思います。 まず、2点ございまして、利用者のための安全につきまして積極的な取り組みということでございますが、議員おっしゃられるとおり利用者のための安全確保というのは当然必要だと思っております。しかしながら、先ほど答弁させていただきましたように、関係の管理されておる池であったり、それから池の管理者、それから区のほうの御意見も無視するわけにはいかない状況がございますので、その点は御理解いただきたいと思います。 それから、万が一事故が発生したときの管理瑕疵についてのお尋ねがございました。こちらにつきましては、それぞれの状況が違ってまいりますので、ここで一概にどうこうというのは言えませんが、そういったものにつきましてもないように道路のほうの管理のほうを進めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 佐藤議員、よろしいか。              (3番佐藤 武君「はい」と呼ぶ) それでは、続きましてふれあい公園プールと体育館前の駐車場確保についての再質問を許します。 3番佐藤議員。 ◆3番(佐藤武君) ふれあい公園に関しても答弁ありがとうございます。指定管理者制度で利用率、利用者の数が上がっているということは大変結構なことだと思っております。しかしながら、利用率が上がるということはやはり駐車場が不足している。メーンの駐車場につきましては、私も現地も行かせていただきました。実は、桜が丘にお住まいの方から御相談を受けまして、その後メーンの駐車場も実際行きました。そのときは、メーンの駐車場ほとんど車がとまっておりません。やはり若い方も含めてどうしても体育館前の駐車場に車で乗りつけるというケースが非常に多いかと思っております。 そうした中で、私が現地へ行かせていただいたときには、いわゆる指定管理者の職員の方でよろしいんでしょうかね、従業員の方の車はどこにとめてるのかなというふうに思ったんですけれども、やはり体育館前の駐車場にとめているんではないかなというふうに思った次第でございます。まして、そこの責任者の方の車もプールの横にとめておられたというふうにお聞きをしております。 その後、緊急車両のためにプール横に車をとめるという回答もあったようでございますけれども、なぜ緊急用の必要があるのか。あらゆる事態が想定されますけれども、緊急に対応するのは具体的にどういう対応をするのかなと。それで、本来の駐車スペースの枠ではないところにとめておられるということもあります。そうした中で、利用者がふえております。体育館の利用者もふえておりますという御答弁もいただきました。そうした中で、利用者がふえているということであれば高齢者、それから障害をお持ちの方がプールを利用してのリハビリということに取り組んでおられますので、そういう意味ではやはり体育館前の駐車場が必要なわけでございます。 そういうわけで、ぜひとも体育館前の駐車場、60台という御回答もいただきました。そうした中で、いろんなイベントを開催するときもある。その際には、メーンの駐車場を御案内するという御答弁もいただきましたけれども、どういう御案内をしているのか、具体的にどういうやり方をしているのか、あわせて再度お尋ねをいたします。 根本的な解決策というのは、やはり駐車場の新しい駐車場が確保されることが一番望ましいかと思います。そうした中で、山陽ふれあい公園の基金というものも設置されているかと思いますけれども、その基金を利用してこの際駐車場をやっぱり建設をしていただきたい。地元の利用者の方も非常に熱望をしている状況でございます。先ほどの日古木大池の道路の安全施設の部分では、やはり地元の御要望ということがございました。御要望を受けて対応を考えるということもありましたけれども、ふれあい公園というのは利用者あっての市民プールでございますので、そういうことになれば利用者が駐車場を確保していただきたいという要望を出せば新たに考えていただけるのか、そのあたりも含めてぜひとも御回答をいただきたいと思います。 それから、名称変更ですけれども……。 ○議長(金谷文則君) それは次の質問です。 ◆3番(佐藤武君) 違うんですかね。済いません。 ほいじゃあ、とりあえずそこで答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) ふれあい公園の駐車場の件につきまして、お答えを申し上げます。 まず、職員の車が事務所のそばに駐車しているということでございますけれども、これにつきましては公園内での利用者の方々の呼吸停止でありますとか、けが等の緊急で対応するために緊急対応の職員の駐車場といたしまして確保しているものでございます。 それから、大会があったときの駐車場の利用方法につきましては、大会案内等を通じまして周知を行っているところでございます。 いずれにしましても、高齢者、障害者の方、今後の利用状況を見ながら今後の駐車場の確保につきましては対応させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 佐藤議員、よろしいか。              (3番佐藤 武君「はい」と呼ぶ) それでは、続きまして山陽ふれあい公園の名称変更についての再質問を許します。 3番佐藤議員。 ◆3番(佐藤武君) 山陽ふれあい公園の名称変更についてでございますけれども、私は名称変更、とんでもない名称に変更しませんかという御提案をしているわけではございません。まさしく赤磐というアピール、PRをするために赤磐山陽ふれあい公園あるいは赤磐ふれあい公園という名称にしてはいかがでしょうかという御提案をさせていただいております。 都市計画公園ということで、他の自治体でも変更されているケースもあるかと思います。昭和天皇60年記念ということで、それと市民の公募による名称ということでなかなか難しいという御回答もいただきました。命名権につきましてはもう赤磐市に帰属していると想定されます。それから、やはり山陽ふれあい公園、60年記念ということですから既に昭和60年に完成しましたから、もうそれから計算しますと三十二、三年たつということでよろしいんでしょうかね。ということは、もう現在平成29年、赤磐市になりまして12年が経過しているわけでございます。映画製作についてもしかり、やはり赤磐市を広く全国にアピールするための映画製作が大きな目的だったと思います。そうした中で、赤磐という名称をつけることもやはり赤磐市を全国に広める一つの手法ではないかというふうに考えておりますので、再度名称変更について御答弁をいただきたいというふうに考えております。 それからもう1点、体育館等のネーミングライツですね。ネーミングライツというのが先ほども申し上げましたけれども、地方交付税も減額されるということで、今まで以上に厳しい財政状況を迎えるわけでございます。そうした中で、わずかな財源になるかもしれませんけれども、やはり増収策を講じていくことが求められているというふうに考えるわけでございます。あわせてネーミングライツにつきましても、再答弁をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 山陽ふれあい公園の名称の変更につきましての再質問につきましてお答えを申し上げます。 施設の名称につきましては、市民の皆様が施設利用する上でわかりやすく、混乱等が生じないような配慮をする必要があるというふうに考えております。ふれあい公園以外の施設につきましても旧町名を冠する施設が多く存在しておりまして、これらについては所在地も明確な施設といたしまして旧町時代から愛着の深い名称となっております。議員御提案の名称変更によります赤磐市をアピールすることについて非常に有効なものと理解しておりますけれども、名称の変更につきましては他の公共施設との均衡を図りながら慎重に検討していきたいというふうに思っております。 続きまして、ネーミングライツの導入でございますけども、議員御提案のように安定的な収入が得られる点で有利なものと理解しておりますけれども、これについても利用者や地域住民に配慮いたしまして理解を得ることも重要であるというふうに考えておりますので、慎重に検討をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをします。 ○議長(金谷文則君) 佐藤議員、よろしいか。 3番佐藤議員。 ◆3番(佐藤武君) ありがとうございました。 先ほどから教育次長さん答弁ありがとうございます。答弁いただいておりますけれども、やはり私が感じたところではできない理由を述べられるのが多いかなというふうに感じた次第でございます。できない理由ではなくてできる理由というか、できる方向で積極的に取り組んでいただきたい。いつまでも昔の思いといいますか、思いは大事だと思います。関係者の思いも大事だと思いますけれども、やはり新しい政策取り組んでいかないといけないのではないかというふうに考えております。今後、積極的に取り組んでいただくようお願いを、要望をいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) 以上で3番佐藤議員の一般質問を終わります。 次に、10番行本議員の質問を許します。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 寒いからちょっとクーラー切ってくれ。これじゃええように言えんから。 ○議長(金谷文則君) 何を言よん。何ですか。 ◆10番(行本恭庸君) 寒いんじゃ。 ○議長(金谷文則君) 寒いん。 ◆10番(行本恭庸君) 声も出んし。 ○議長(金谷文則君) はいはい。ちょっと緩める。 ◆10番(行本恭庸君) よろしい。 それでは、質問させていただきます。 3問について出してありますので、よろしくお願いします。 まず第1点目に、中島と多賀用地内にあります焼却場の跡地についての質問でございます。 2カ所ある中で、特に中島については山陽町当時からいろいろな問題がありました。現在でもまだ多少残っておるようなとこでございます。そういう地元要望等ありますので、早急に解決できるようよろしくお願いしたいと思います。 津崎にできました環境センターは、合併特例債を使って工事をされております。この2カ所も合併特例債の使用ができるんではないかと思いますが、特例債の使用期限は32年3月末でございますので、市長はいつまでと考えておるのか、期限を切った明快なる答弁をよろしくお願いいたします。 次に、消防署の跡地についての質問を行います。 現在では、職員の駐車場として広場なり建物の1階部分の消防車や救急車の車庫となっとったとこは使われておるわけでございまして、2階部分については何ら使われてないような状況でございます。そして、建物についてはそういう状況でございますけど、隣にあります訓練塔におきましては全然使っている形跡がございません。新しい消防署で使っておるわけですから、もう放置の状態でございます。やっぱり恐らく特例債が使えると思うんですけど、特例債が使えるものならば跡地の問題もどうなっておるのか、全てのものが対象になるのか、それともそうでないのか、いろんなことがあると思いますけど、そういうとこは十分に研究されておった中でその後速やかに対応できるようにやっていただければと思いますので、その点についてもよろしく答弁をお願いします。 最後でございますが、石蓮寺地内の最終処分場についての質問をさせていただきます。 地元説明会は何回やられたのか。これは今赤磐市としてでの最終的な処分場だけではなく、3市1町でやる県南広域都市の、岡山県を全体とした広域的な施策の中で3市1町でも最終的には石蓮寺地区が最終処分場の跡地というようなこともありましたが、いろいろ経過の中でその3市1町も崩れ、最終的には赤磐市単独でしなくてはならなくなり、今現在ある津崎にできたわけでございます。その後、クリーンセンターはできましたけど、本体は。最終処分となる灰の処分地はいまだにできておらず、奈良方面へ大半のものが持っていかれ、生コンの利用にも幾らかは貢献はしとりますけど、それにしても市の財政上では年間4,000万円のお金というものがずっとかかっておるわけです。そういうことを考慮に入れた中での答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、行本議員の質問に順次お答え申し上げます。 山陽、赤坂地域にあります旧焼却施設の解体についてでございます。 この2つのごみ焼却施設につきましては、地域の皆様方には長年にわたり御心配、御迷惑をおかけいたしましたことに対し、この場をおかりしてのおわびを申し上げますとともに、御理解と御協力に対しまして深くお礼を申し上げます。 議員御指摘のように、施設の解体には多額の費用を要することから、有利な財源として国や県の施策や動向を探ってまいりましたところ、地方財政法の改正により計画に基づく公共施設等の除却に対しまして、地方債の特例が追加となったところでございます。これを受けまして、今年度より合併特例債を財源に関係事業を進める予定としております。この6月補正予算におきまして、汚染状況、事前調査の費用等を計上させていただいております。今後も年次計画のもと、平成32年3月末完了予定で事業を推進してまいります。 続きまして、旧赤磐消防本部の庁舎でございます。これについてお答えをいたします。 昭和50年に建設されました鉄筋コンクリートづくりの建物で、建築後42年が経過しております。鉄筋コンクリート寿命からいいますと、20年前後の残存年数があるということが言えます。修繕を施し、長寿命化を図ればまだまだ使用できる施設であると考えております。敷地内の倉庫は公用車の駐車スペース、10台程度でございます。そして、防災用品の保管庫として、また外部の空間は職員用の45台分の駐車スペースとして利用しております。建物、敷地の利用につきましては、現時点では利用計画の策定はいたしておりませんけども、今後の庁舎整備等の調査において有効利用も検討していく必要があるものと考えております。 また、訓練塔につきましては5階建ての建物でございますが、あくまで訓練用とした建てられた建造物であり、他の用途での利用は非常に難しいと判断されますので、解体撤去の方向で検討してまいります。 続きまして、石蓮寺地内の最終処分場の関係でございます。 本事業につきましては、計画立案から時間的にも経過しております。事業着手ができるよう地元調整に努めているところでございますが、地域の方々の御理解をいただくにはいまだ至っていないのが現状でございます。地元説明会は、平成22年度からでございますと各地区の説明会を含めて十数回行かせていただいております。平成26年の小野田地区全体の説明会が直近となっておりますが、その際にも強硬な反対意見が大勢を占め、厳しい状況を再認識したというところでございます。昨年度も各地区の方々とは個別にお話をさせていただいておりますが、関係各地区代表の方からは、現状では説明会に人を集めることもできないとの御意見を複数いただいているところでございます。 また、候補地につきましては、現在も石蓮寺地区を唯一の候補地と考えております。今後におきましても、地域の方々の御理解と御協力をいただくことを最優先にしております。地域の方々との対話をも大切にしてまいります。何とぞ御理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、中島、多賀両地区の焼却場跡地についての再質問を許します。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) それでは、再質問させていただきます。 合併特例債を財源として実施するとのことでございます。合併特例債は言うまでもなく5年間は延びましたけど、赤磐市の場合については平成32年3月31日が期限でございますので、早急に対応されるよう要望いたして終わりたいと思いますが、一般質問等で取り上げなくてもそういう施設をつくった場合には後をどのようにするのかというのを先ほども申しましたけれど、やはり計画を立てて、それで計画を立ててもやはり有利な財源がなければならないわけですから、ですからそれはそういう期間を待たなければならないのは仕方ないんですけど、やはりそういうものが出てくるまでにそういう計画を先に立てるということは、基本的にはどんな建物をつくられてもそういうことが私は今までずっとやられたような形跡がないと思うんです。今後とも、今残っとるものについてもそうですけど、今後ともやっぱりそういうものは新しく統廃合なんかすれば跡地の利用をどうするかというのを当然考えて、そして財源を、いい財源を求めるまでは、それは今財源苦しいときですからそれは当然そういう方法をとっていただけねばならないですけど、そういう説明をしていただければ理解がしやすいんですけど、なかなかそういうとこの説明までは全般的にないのが現状の施策だと思いますんで、今後はそういうとこを十分考慮に入れた中でやっていただければよろしいと思いよんで、この問題についてはこれで終わります。 ○議長(金谷文則君) 答弁よろしいか。 ◆10番(行本恭庸君) 答弁よろしい。 ○議長(金谷文則君) それでは、続きまして消防署跡地利用についての再質問を許します。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 消防署についての再質問をさせていただきます。 今も一緒になる面がたくさん、合併特例債でもって消防署も新しいのをつくっとるわけですから、今の新しい法改正があって、恐らく使われるんではないかと思いますけど、今の消防署の本署としての使っていた鉄筋コンクリートの建物については今後また先ほども説明がありましたように、またつくってそんなに時間がたつというてもまだ残りの時間、経過時間等を考えたときには再利用する方法も十分検討するべきだと思いますので、それはその方法でやっていただければいいと思いますけれど、訓練塔についてはもう市長も答弁されたようにもうあれを何かほかのものに使ええというても使えるようなものではないんですから、一日も早くそういうものが使えるんでしたらあそこを早くきれいな更地に戻して跡地をどういうふうにされるのか、そして新しくなった更地をどのような計画するのか、その点について御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 直原財務部長。              (10番行本恭庸君「議長、市長の答弁を求める」と呼ぶ) じゃあ、先に市長答弁して、それから担当部長お願いします。 友實市長。 誰か携帯使っとられる方、何か鳴っておりますので、とめといてください。 ◎市長(友實武則君) それでは、旧赤磐消防本部の建物についての……。 ○議長(金谷文則君) ちょっと、ちょっと市長お待ちください。 失礼しました。お願いします。 ◎市長(友實武則君) それでは、旧赤磐消防本部の建物についての再質問にお答えします。 今回、本庁舎の耐震に対する調査、その中で本庁舎のスペース等についても検討をする予定でございます。その中で、旧赤磐庁舎についてのスペースが有効に活用できるかどうか、そういったことも含めての検討をさせていただこうということでございますので、そういった方向で進めてまいります。結論がまだ出ておりませんので、これ以上のことは申し上げられませんけども、有効活用を目指していきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 直原財務部長。 ◎財務部長(直原平君) 失礼をいたします。私のほうからは、消防署跡地の訓練塔の関係を述べさせていただきたいと思います。 消防本部の建てかえは認められましたけれども、旧消防本部の撤去につきましては合併特例債のほうは使用できないということになってございます。これは統合施設ではない単なる本部の移転ということでございまして、それにかわる代替財源ということで、平成29年度から公共施設等適正管理推進事業債というものができてございます。これにつきましては、昨年管財課のほうで作成をいたしました公共施設等総合管理計画、このほうに基づいて行われる事業が対象となっておりまして、除去の事業につきましては充当率が90%ということで、これを使って管理棟を撤去していきたいというふうに考えております。 撤去の後の利用でございますが、現在のあの面積から考えますと、今駐車場で使っておりますけれども、それの延長ということで考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 再質問いたしますが、先ほども29年度から新しい事業が使えるということで、私の思うとった合併特例債が使えないということなんで、これはやむを得ない、私の勉強不足でありましたんで、新しいことは使えるということで早急にそっちのほうでやっていただき、しかしながら先ほどから申しますように、やはり新しいものをつくれば古いものは要らないわけですから、そういうもんの計画というのはできた時点からもうスタートするような考え方をずっと持ってやっていただきたい。 それと、関連することでちょっと申させていただきますけど、管財課のほうでいろんな今市が財産持っとりますよね。そういう財産をどういうふうにするかというのを50年をかけて計画しますというような答弁をいただいたのを記憶しとんですが、50年という、一言で言われますけど、今新しい職員を採用しても50年おられんわけですよ、この中に。そのような口から出任せのような答弁をされるんでなしに、同じ計画を立てるんならば最終的には50年かけてやることになろうとも、最初から例えば10年なら10年計画でこれだけ、この地区のこうこうこういうものについてはこういうものをしますとかという、もう少し具体的なものを掲げてやってほしいと思います。これは余談な質問ですからこの程度でやめときますけど、今後ともよろしゅうお願いします。 この問題についての質問を終わります。 ○議長(金谷文則君) 答弁は。              (10番行本恭庸君「よろしい」と呼ぶ) よろしいですか。 では、続きまして石蓮寺地内の最終処分場についての再質問を許します。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 最終処分場の石蓮寺の件でございますけど、先ほども申しましたように3市1町の時分からの最終処分場の予定地でございます。その当時には、3市1町の時分には旧熊山町役場の跡地を事務所として使っていろんな計画もされて、いわゆる補償の問題等の費用等の問題も数字的なものは上がってきとったと思います。しかし、今回の問題についてはそういうとこまでは話し合いはいってない。確かに病院等の問題があっていろいろしたことはわかります。 しかしながら、同じ問題ですから今さっきの市長の答弁の中でも26年度からやって、最後になって十数回したというような答弁でございますけど、最初の説明というのはやっぱりこういう施設をつくって、水の問題が一番ですから、高いとこから低いとこへ水流れるわけですから、そういう説明は十分にされとると思いますけれど、地元がなかなか理解をしていただけない。それには病院の関係等も非常に根強くあったものだとはわかりますけれど、やはりもう今の市長の答弁の中で最終処分場はもう石蓮寺地区よりは考えないんだというような答弁ございますので、そうかといっていつまでも長々と引っ張っていくのもやっぱし年間4,000万円からのお金要っとるわけですから、そこらも費用対効果を考えたときにできるもんなら早くつくる、どうでもあそこがいけないんなら次にも候補地を探す、そういうとこにもやっぱし考える時期がもう来とんじゃないですか。地元が強硬であって、もう受け付けないと言われるんでしたら、それをまだ地元の協力を得て云々というて時間をかけるんですか。もういいかげん考え方を変えてもいい時期が来とんじゃないですか。また、この2期目を一生懸命地元と説明します、しますというて、そういう答弁で逃げられるんですか。本当にやる気があるんなら性根を入れてしたらどうですか。毎日行って説明するぐらいの気力を持ってやらなんだらできんでしょう。よろしゅうお願いしますだけではいけんでしょう。具体的なそっから先の話も出すことも必要じゃないですか。性根を入れてやってください。答弁をお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 石蓮寺の最終処分場の建設についてのお尋ねでございます。 もう先ほども申しましたように、赤磐市の安定的な処分を目指して性根を入れて頑張ります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 再々質問します。 性根を入れてやるということですから、そのうち性根がどこまであるんか、よく見さしていただきます。 これで終わります。 ○議長(金谷文則君) 以上で10番行本議員の一般質問を終わります。 以上で本日予定をしておりました日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は明日6月13日火曜日午前10時再開であります。 本日はこれで散会といたします。 大変お疲れさまでございました。              午後3時39分 散会...