常任委員会の経過及び結果について報告。
予算決算常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告します。
記、1、議案の部、予算第32号令和5年度新見市
一般会計補正予算(第7号)、予算第33号令和5年度新見市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、予算第34号令和5年度新見市
介護保険特別会計補正予算(第3号)、予算第35号令和5年度新見市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、予算第36号令和5年度新見市
観光事業特別会計補正予算(第2号)、予算第37号令和5年度新見市
水道事業会計補正予算(第1号)、予算第38号令和5年度新見市
下水道事業会計補正予算(第1号)、各議案について執行部の説明を聴取し、十分な質疑を行った結果、反対討論の発言はなく、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
2、調査の部、調査第1号予算に関する事項について、調査第2号決算に関する事項について、調査第3号その他財政に関する事項について、以上3件は閉会中調査研究することに決定しました。
以上で報告を終わります。
6 ◯議長(榎 日出男君) 以上で
予算決算常任委員長の報告を終わります。
次に、
総務消防常任委員長に願います。9番
岩田秀之委員長。
〔9番 岩田秀之君 登壇〕
7 ◯9番(岩田秀之君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会総務消防常任委員会委員長岩田秀之。
常任委員会の経過及び結果について報告。
総務消防常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告します。
記、(1)議案の部、条例第36号新見市
地域づくりセンター条例等の一部を改正する条例、条例第37
号条件付採用期間中の新見市職員の分限に関する条例、条例第38号新見市
職員給与条例等の一部を改正する条例、条例第39号新見市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、条例第40号新見市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例、条例第41号新見市
火災予防条例の一部を改正する条例、条例第42
号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例、議案第19号新見市
広範囲多目的集会施設の
指定管理者の指定について、議案第20号新見市集会施設の
指定管理者の指定について、各議案について執行部の説明を聴取し、十分な質疑を行った結果、反対討論の発言はなく、全会一致で原案のとおり可決することに決定した。
(2)請願・陳情の部、請願第3号再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書提出に関する請願について、請願第3号について慎重審査を行い、願意は十分に理解できるが、内容に精査が必要であることから、趣旨採択することを賛成多数で決定した。
(3)調査の部、調査第1号財産の管理運営について、調査第2号財源の確保に伴う財政面の調査について、調査第3号行政機構の改善について、調査第4号消防・防災等市民の保護に関する事項について、調査第5号情報政策に関する事項について、調査第6
号地域づくりに関する事項について、調査第7号総務・消防に関する懸案事項について、以上7件は閉会中調査研究することに決定しました。
以上で報告を終わります。御賛同のほどよろしくお願いを申し上げます。
8 ◯議長(榎 日出男君) ただいまの
総務消防常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから以上で
総務消防常任委員長の報告を終わります。
次に、
文教福祉常任委員長に願います。8番
小河俊文委員長。
〔8番 小河俊文君 登壇〕
9 ◯8番(小河俊文君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会文教福祉常任委員会委員長小河俊文。
常任委員会の経過及び結果について報告。
文教福祉常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告いたします。
記、1、議案の部、条例第43号新見市印鑑条例の一部を改正する条例、議案第21号新見市老人憩いの家温故館の
指定管理者の指定について、議案第22号新見市
高齢者センターの
指定管理者の指定について、議案第23号新見市大佐山
田方谷記念館の
指定管理者の指定について、議案第24号新見市哲西鯉が窪湿原等の
指定管理者の指定について、議案第25
号新見美術館の
指定管理者の指定について、議案第26号新見市
大佐体育施設の
指定管理者の指定について、議案第35号令和4年度新見市
健康増進施設改修工事(建築工事)請負契約の変更について、各議案について執行部の説明を聴取し、十分な質疑を行った結果、議案第25号を除くその他の案件については反対討論の発言はなく、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。議案第25号については、さらなる調査研究が必要との意見が多数あり、継続審査とすることに決定しました。
2、請願・陳情の部、請願第4号産後支援施設の利用拡充を求める請願、陳情第10
号加齢性難聴者の補聴器購入に対する新見市独自の補助制度の創設を求める陳情書、陳情第11号現行の健康保険証を残すよう求める陳情書、陳情第12号公的年金の削減中止と物価上昇に見合う年金支給額の改善を求める陳情。請願第4号については、趣旨説明を受けた後、十分な質疑を行い、産後ケアの現状について確認した。
こどもまんなか応援サポーター宣言を行った本市として、産後支援施設の利用拡充は早急に対応すべきとの意見が多数あり、全会一致で採択することに決定しました。陳情第10号については、2回の委員会にわたって十分な質疑を行い、
補助制度創設の必要性や先行事例における制度設計等についての調査研究を行いました。補聴器は
加齢性難聴者の
健康寿命延伸に有益である一方、高額な補聴器購入は高齢者にとって経済的負担が大きいことから補助制度を創設すべきとの意見が多数あり、全会一致で採択することに決定しました。陳情第11号については、趣旨説明を受けた後、十分な質疑を行い、理解を深めた。マイナンバーカードの
健康保険証利用においては問題も多いことから採択すべきとの賛成意見もあったが、DXの推進は時代の潮流であり、問題があることから利用しないという消極的解決よりも、問題の改善により市民が安心して利用できるようにするという積極的解決を求めていくべきとの意見が多数あり、採決の結果、賛成少数で不採択とすることに決定しました。陳情第12号については、趣旨説明を受けた後、十分な質疑を行い、理解を深めた。諸物価高騰の折、年金受給者の厳しい生活実態を考慮して、これを採択し、早急に国に意見書を提出すべきとの賛成意見もあったが、慎重な審議のため十分な調査研究を行うべきとの意見が多数あり、継続審査とすることに決定しました。
3、調査の部、調査第1
号国民健康保険事業の充実について、調査第2
号介護保険事業の充実について、調査第3
号環境衛生施設整備について、調査第4号環境保全及び公害対策について、調査第5
号社会福祉事業の充実について、調査第6号保健、医療の充実について、調査第7号学校教育について、調査第8
号学校統廃合について、調査第9号社会教育・文化・体育の充実について、調査第10
号教育施設整備及び教育予算の充実について、調査第11号交通・運輸に関することについて、調査第12号文教・福祉に関する懸案事項について、以上12件は閉会中調査研究することに決定しました。
以上、御賛同をよろしくお願いいたします。
10 ◯議長(榎 日出男君) ただいまの
文教福祉常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから
文教福祉常任委員長の報告を終わります。
次に、
産業建設常任委員長に願います。6番
岡崎裕生委員長。
〔6番 岡崎裕生君 登壇〕
11 ◯6番(岡崎裕生君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会産業建設常任委員会委員長岡崎裕生。
常任委員会の経過及び結果について報告。
産業建設常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告します。
記、1、議案の部、条例第44号新見市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例、議案第16号市道路線の認定について、議案第17号市道路線の変更について、議案第18号字の区域・名称の変更について、議案第27号新見市新見駅前
交流センターの
指定管理者の指定について、議案第28号新見市おおさ源流公園の
指定管理者の指定について、議案第29号新見市大佐山大日高原風の聖域施設等の
指定管理者の指定について、議案第30号新見市
農村総合整備施設(1)千間
農村交流広場の
指定管理者の指定について、議案第31号新見市
農村総合整備施設(2)
熊野コミュニティー施設の
指定管理者の指定について、議案第32号新見市
大井野源流体験村貸農家の
指定管理者の指定について、議案第33号新見市
ぶどう研修施設の
指定管理者の指定について、議案第34号新見市
大佐猪解体処理施設の
指定管理者の指定について、各議案について執行部の説明を聴取し、十分な質疑を行った結果、反対討論の発言はなく、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
2、調査の部、調査第1号農林業及び畜産振興について、調査第2
号商工鉱業振興対策について、調査第3
号観光開発事業について、調査第4号雇用対策について、調査第5
号農林道新設改良・維持管理について、調査第6号市道・
橋梁新設改良及び認定について、調査第7号国道・県道の
新設改良促進方について、調査第8
号上水道事業について、調査第9
号公共下水道及び下水道について、調査第10
号都市計画事業について、調査第11号産業・建設に関する懸案事項について、以上11件は閉会中調査研究することに決定しました。御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
12 ◯議長(榎 日出男君) ただいまの
産業建設常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから以上で
産業建設常任委員長の報告を終わります。
次に、
議会広報特別委員長に願います。7番
宮本英基委員長。
〔7番 宮本英基君 登壇〕
13 ◯7番(宮本英基君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会議会広報特別委員会委員長宮本英基。
委員会の調査結果について報告。
議会広報特別委員会に付託された事件について、調査の結果を次のとおり報告します。
1、調査の部、調査第1号議会広報の充実について、調査第2
号議会広報紙の発行について、以上2件は閉会中調査研究することに決定しました。
以上で報告を終わります。
14 ◯議長(榎 日出男君) 以上で
議会広報特別委員長の報告を終わります。
次に、議員の
なり手不足検討特別委員長に願います。8番
小河俊文委員長。
〔8番 小河俊文君 登壇〕
15 ◯8番(小河俊文君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会議員の
なり手不足検討特別委員会委員長小河俊文。
委員会の調査結果について報告。
議員の
なり手不足検討特別委員会に付託された事件について、調査の結果を次のとおり報告します。
記、1、調査の部、調査第1号時間的な要因について、調査第2号経済的な要因について、調査第3号身分に関する規定について、調査第4
号立候補環境について、調査第5号議会の権能強化について、調査第6号選挙制度について、以上6件は閉会中調査研究することに決定いたしました。
以上で報告を終わります。
16 ◯議長(榎 日出男君) 以上で議員の
なり手不足検討特別委員長の報告を終わります。
次に、
JRローカル線利用促進・
存続問題検討特別委員長に願います。11番
藤澤正則委員長。
〔11番 藤澤正則君 登壇〕
17 ◯11番(藤澤正則君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会JRローカル線利用促進・
存続問題検討特別委員会委員長藤澤正則。
委員会の調査結果について報告いたします。
JRローカル線利用促進・
存続問題検討特別委員会に付託された事件について、調査の結果を次のとおり報告いたします。
記、1、調査の部、調査第1
号JRローカル線の利用促進に関する調査検討について、調査第2
号JRローカル線の存続問題に関する調査検討について、以上2件は閉会中調査研究することに決定した。
以上で報告を終わります。
18 ◯議長(榎 日出男君) 以上で各
委員長報告及び質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
ただいま議題となっております条例第36号から同第44号までの9議案、予算第32号から同第38号までの7議案、議案第16号から同第35号までの20議案、請願2件及び陳情3件のうち、請願第3号及び陳情第11号については討論通告がありました。よって、通告のなかった議案は討論を行わず、請願第3号及び陳情第11号について討論を行います。
まず、請願第3号再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書提出に関する請願について、
委員長報告に反対者の発言を許します。14番橋本亨子君。
19 ◯14番(橋本亨子君) それでは、請願第3号についての討論をさせていただきます。
再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書提出に関する請願書についてでありますが、刑事訴訟による判決が確定したといえども、冤罪という無実の罪に問われているおそれがある場合において、高い人道的観点や基本的人権が尊重されるようできる限りの救済の道を開いていくことが必要であることから、確定した判決をやり直す上で現在の再審制度においては制度的にも構造的にも問題があり、再審規定の改正を求めているという内容のものであります。
現在、再審事件のうち最高裁で
やり直し裁判が行われているものが5件、再審請求人の年齢は80代や90代と、高齢になっても名誉を回復するまではと戦い続けておられます。
滋賀県の
湖東記念病院事件の場合、2003年に事件が発生し、2005年に有罪が確定しました。2010年再審申立てをするも、翌年棄却され、2012年2回目の再審請求により、2017年高裁がやり直しの再審を決定、検察が不服申立てをしましたが、2019年最高裁が再審を認め、大津地裁の
やり直し裁判をして、2020年3月無罪を言い渡し、無罪が確定しました。有罪の確定から13年もの歳月が経過をしています。
また、静岡県清水市での袴田事件では、1966年に事件が発生して、御本人当時30歳でした。2014年
静岡地裁再審開始決定、事件発生から48年が経過をして御本人は78歳になられております。この2014年、静岡地裁が再審開始を決定しましたが、しかし検察が不服申立てをし、東京高裁が再審開始の決定を取り消し、差戻しになりました。2023年東京高裁が再審開始を決定、このとき御本人は87歳です。事件発生から無罪を訴え続けて、57年が経過をしています。袴田事件では、国会内での超党派による議員連盟が発足をし、世話人の
逢沢一郎衆議院議員の下、2010年4月に設立総会が行われ、冤罪への関心が高まっております。今年の6月には、
日本弁護士連合会による再審規定の見直しに向けた法整備などを求めるための院内集会が行われ、超党派の衆参の国会議員101人が冤罪の防止、無辜の救済に向けた再審規定の見直し、再審法改正に賛同しています。
誤って有罪となってしまった人を救済するための最後の手段が再審という制度でありますが、紹介した事案のように、現行では無実の者を誤った判決から迅速に救済するものにはなっておりません。再審制度における制度的、構造的問題を改善していくよう求めていくべきだと私は強く思っております。よって、請願第3号を趣旨採択として国への意見書を提出しないという扱いには同意しません。本請願書を採択し、意見書を提出するべきだと強く思っております。御賛同くださいますようよろしくお願いをいたします。
20 ◯議長(榎 日出男君) 以上で請願第3号について通告による討論は終わりました。
次に、通告者以外で
委員長報告に賛成者の発言を求めます。──次に、
委員長報告に反対者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。
次に、陳情第11号現行の健康保険証を残すよう求める陳情書について、
委員長報告に反対者の発言を許します。14番橋本亨子君。
21 ◯14番(橋本亨子君) それでは、陳情第11号現行の健康保険証を残すよう求める陳情書について討論させていただきます。
政府による11月末を期限に実施した
マイナンバー制度における総点検の結果が、今月12日に公表されました。
住民基本台帳の住所、氏名などと不一致が139万件、
マイナ保険証に別人の情報がひもづけられたミスが8,695件で、全体の半分以上にも上ります。患者が窓口で支払う
医療費負担割合が異なって表示されるトラブルは、2万1,574件に上ります。誤登録やトラブルが続いていることへの不信感は、
マイナ保険証の利用率がピーク時だった4月の6.30%から、10月には4.49%まで低下をしています。個人の情報に基づく医療行為や薬剤の投与が行われることになった場合は、生死に関わる問題につながりかねないと思います。
全国保険医団体連合会による医療機関を対象にした
アンケート調査では、12月1日までに回答した1,000の医療機関のうち、10月以降に
マイナ保険証関連のトラブルがあったと報告をしたのは575か所もあります。トラブル対応は不十分と訴えています。また、大阪府の保険医協会が会員医療機関を対象に実施したアンケートを公表した内容によりますと、トラブルがあったが全体の6割に上り、約7割が保険証は併存すべきだとしています。
こうした状況を背景に、マイナンバーカードとの一体化に対する大きな不安があるわけです。現行の保険証は一瞬で確認ができます。不都合もなく、安心して医療を受けることが可能です。国民皆保険制度を維持するためにも、現行の保険証を廃止せず、引き続き使用できるようにするべきだと思います。よって、陳情第11号の不採択には同意できません。御賛同よろしくお願いいたします。
以上です。
22 ◯議長(榎 日出男君) 以上で陳情第11号について通告による討論は終わりました。
次に、通告者以外で委員長報告に賛成者の発言を許します。──次に、委員長報告に反対者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております条例第36号から同第44号までの9議案、予算第32号から同第38号までの7議案、議案第16号から同第35号までの20議案、請願2件及び陳情3件のうち、請願第3号再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書提出に関する請願について及び陳情第11号現行の健康保険証を残すよう求める陳情書を除くその他の案件については各
委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、請願第3号及び陳情第11号を除くその他の案件については各
委員長報告のとおり決定されました。
次に、請願第3号再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書提出に関する請願について起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
請願第3号に対する
委員長報告は原案趣旨採択であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
24 ◯議長(榎 日出男君) 起立多数と認めます。よって、請願第3号は
委員長報告のとおり決定されました。
次に、陳情第11号現行の健康保険証を残すよう求める陳情書について起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
陳情第11号に対する委員長の報告は原案不採択であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
25 ◯議長(榎 日出男君) 起立多数と認めます。よって、陳情第11号は
委員長報告のとおり決定されました。
────────────────────────
日程第2 予算第39号 令和5年度新見市
一般会計補正予算(第8号)
26 ◯議長(榎 日出男君) 日程第2に入ります。
予算第39号から議題といたします。
この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 戎 斉君 登壇〕
27 ◯市長(戎 斉君) それでは、ただいま上程いただきました予算第39号について御説明申し上げます。
予算第39号令和5年度新見市
一般会計補正予算(第8号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ4億8,580万円を追加し、総額を283億2,594万5,000円としております。歳入は、物価高騰対応重点支援地方創生臨時国庫交付金などを追加しております。歳出は、エネルギーや食料品価格等の物価高騰対策として、低所得者世帯及び低所得者の子育て世帯に対する給付事業と、にーみんポイント付与事業に伴う経費を計上しております。債務負担行為の追加は第2表のとおりとしております。
以上、御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
28 ◯議長(榎 日出男君) これより議案質疑に入ります。
予算第39号令和5年度新見市
一般会計補正予算(第8号)について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。
────────────────────────
日程第3 議案第36号 令和5年度唐松地域づくりセンター新築工事(建築主体工事)請
負契約の変更について
29 ◯議長(榎 日出男君) 日程第3に入ります。
議案第36号を議題といたします。
この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 戎 斉君 登壇〕
30 ◯市長(戎 斉君) それでは、ただいま上程いただきました議案第36号について御説明申し上げます。
議案第36号令和5年度唐松地域づくりセンター新築工事(建築主体工事)請負契約の変更につきましては、請負金額を変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び新見市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
以上、御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
31 ◯議長(榎 日出男君) これより議案質疑に入ります。
議案第36号令和5年度唐松地域づくりセンター新築工事(建築主体工事)請負契約の変更について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。
────────────────────────
日程第4 議案を各
常任委員会に付託
32 ◯議長(榎 日出男君) 日程第4に入ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております予算第39号及び議案第36号は、配付しております付託表のとおり、その審査を所管委員会に付託したいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、付託表のとおりそれぞれ
常任委員会に付託いたします。
しばらく休憩をいたします。
午前10時46分 休 憩
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午後0時25分 開 議
34 ◯議長(榎 日出男君) 休憩を終わり会議を再開いたします。
────────────────────────
日程第5
委員会付託事件の審査結果報告
35 ◯議長(榎 日出男君) 日程第5に入ります。
本日、本会議において付託した予算第39号及び議案第36号を議題といたします。
この際、各委員長から審査結果の報告を求めます。5番
西川照雄委員長。
〔5番 西川照雄君 登壇〕
36 ◯5番(西川照雄君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会予算決算常任委員会委員長西川照雄。
常任委員会の経過及び結果について報告。
予算決算常任委員会に付託された事件について、審査の経過及び結果を次のとおり報告します。
記、1、議案の部、予算第39号令和5年度新見市
一般会計補正予算(第8号)、本議案について執行部の説明を聴取し、十分な質疑を行った結果、原案のとおり可決することに決定しました。
以上で報告を終わります。
37 ◯議長(榎 日出男君) 以上で
予算決算常任委員長の報告を終わります。
次に、
総務消防常任委員長に願います。9番
岩田秀之委員長。
〔9番 岩田秀之君 登壇〕
38 ◯9番(岩田秀之君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。
新見市議会総務消防常任委員会委員長岩田秀之。
常任委員会の経過及び結果について報告します。
総務消防常任委員会に付託された事件について、審査の経過及び結果を次のとおり報告します。
記、(1)議案の部、議案第36号令和5年度唐松地域づくりセンター新築工事(建築主体工事)請負契約の変更について、本議案について執行部の説明を聴取し、十分な質疑を行った結果、原案のとおり可決することに決定しました。
以上で報告を終わります。御賛同のほど賜りますようよろしくお願い申し上げます。
39 ◯議長(榎 日出男君) ただいまの
総務消防常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから以上で
総務消防常任委員長の報告を終わります。
以上で各
委員長報告及び質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、予算第39号について
委員長報告に反対者の発言から許します。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。次に、議案第36号について
委員長報告に反対者の発言を許します。──ないようですから賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております予算第39号及び議案第36号については各
委員長報告のとおりに決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40 ◯議長(榎 日出男君) 異議なしと認めます。よって、予算第39号及び議案第36号については
委員長報告のとおり決定されました。
────────────────────────
日程第6 発議第8号 国政選挙・地方選挙における供託金制度の見直しを求める意見書
(案)
発議第9号 ローカル線を守るために鉄道事業法の改正を求める意見書(案)
41 ◯議長(榎 日出男君) 日程第6に入ります。
議員の
なり手不足検討特別委員長から発議第8号国政選挙・地方選挙における供託金制度の見直しを求める意見書(案)が、
JRローカル線利用促進・
存続問題検討特別委員長から発議第9号ローカル線を守るために鉄道事業法の改正を求める意見書(案)が提出されておりますので御覧ください。
これら発議第8号及び発議第9号の2議案を議題といたします。
この際、提出者から提案理由の説明を求めます。8番
小河俊文委員長。
〔8番 小河俊文君 登壇〕
42 ◯8番(小河俊文君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。提出者、新見市議会議会議員の
なり手不足検討特別委員長小河俊文。
国政選挙・地方選挙における供託金制度の見直しを求める意見書(案)の提出について。
上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定により提出します。
提案理由の説明は、発議案の朗読により説明とさせていただきます。
発議第8号国政選挙・地方選挙における供託金制度の見直しを求める意見書(案)
近年、地方議会における議員の成り手不足が大きな社会課題となっています。本市議会では、この問題に対して特別委員会を立ち上げ、制度の見直しや議員が活動する環境、権能等について調査を行ってきました。その中の議論を通じて、現行の供託金制度は合理性を欠き、議員が立候補する上で大きな問題があるのではないかという本市議会としての認識に至りました。
現在、我が国でも選挙に立候補するための高額の供託金が問題とされています。国政選挙の供託金は、選挙区で300万円、比例区で600万円を要し、これは世界一高い額であり、没収点も高いことから、国政選挙への立候補の障壁は極めて厳しくなっています。また、地方選挙の立候補においても、県知事300万円、市長100万円、政令指定都市の市長は240万円、県議会議員60万円、市議会議員30万円、政令指定都市の市会議員は50万円などの供託金が課されており、立候補への大きな足かせになっています。
供託金制度の目的に泡沫候補と売名候補の排除が挙げられていますが、令和2年6月に公職選挙法が改正される以前の町村議会選挙においても、泡沫候補と売名候補による乱立が公正な選挙を妨げるような問題は生じていません。供託金制度がないか極めて低額の諸外国においても、同様の問題は生じていません。この制度の問題点については、国会でも論議されています。平成21年には、高過ぎる供託金の額と没収点を引き下げる法案が廃案となりましたが、衆議院では可決されています。
我が国では、平成27年6月、選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が成立し、若い世代が立候補を含めた様々な主権を行使する主体となりました。その主権行使を阻害する可能性のある制度は、検討し直す必要があります。立候補の自由に関しては、憲法第44条でも社会的身分、門地、教育、財産または収入によって差別してはならないと記されており、選挙への立候補に極めて高額な供託金を必要とする制度は、こうした憲法の理念に反し、立候補の自由を事実上奪うものであると言えます。
そこで、本市議会はより幅広い市民の政治参加を促進するため、国及び国会に対して供託金制度を見直すように求めるものです。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男。
本件提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣。
以上でございます。御賛同をよろしくお願いいたします。
43 ◯議長(榎 日出男君) 次に、発議第9号について、
JRローカル線利用促進・
存続問題検討特別委員長に説明を求めます。11番
藤澤正則委員長。
〔11番 藤澤正則君 登壇〕
44 ◯11番(藤澤正則君) 令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男殿。提出者、
新見市議会JRローカル線利用促進・
存続問題検討特別委員会委員長藤澤正則。
ローカル線を守るために鉄道事業法の改正を求める意見書(案)の提出について。
上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。
なお、提案理由は別紙意見書を朗読に代えさせていただきます。
発議第9号ローカル線を守るために鉄道事業法の改正を求める意見書(案)。
このほど、西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本という)の申入れにより、JR芸備線の備後庄原駅から備中神代駅間を対象とする再構築協議会が設置されることとなり、バス路線への転換を含めたJR路線の存続が協議されることとなった。JR西日本においては、平成15年12月に可部線の可部から三段峡間の路線が廃止され、平成30年3月には三江線が廃止された。JR西日本の廃線提案に対して沿線自治体が重ねて維持、存続を求めてきたにもかかわらず、その意向が受け入れられなかったことは非常に残念でならない。
JR西日本の長谷川社長は、令和3年2月の記者会見で、ローカル線の維持は非常に難しくなってきた。関係自治体には鉄道からバス、BRTへの変換を提案し、今後さらに議論の場を広げたいとした。JR西日本は、昭和62年の会社発足(国鉄の分割民営化)以来、実に16もの線区(船舶を含む)を廃止したり、他の運営体に移管したりしてきた。JR他社においても、ローカル線の見直しについて沿線自治体との協議を進めたいとの報道がなされている。
このように、ローカル線は収益の上がらない赤字路線として苦境に立たされているが、地方で生活していく上で移動手段の確保は必要不可欠であり、鉄道の公共性を軽視した安易なローカル線の廃止は地方の過疎化に拍車をかけることが大いに懸念される。もとより、地方創生具現化のためにも積極的なローカル線の存続と鉄道の利活用に向けた政策が展開がされるべきと考える。あわせて、国民の共有財産である鉄道の存否については、沿線自治体をはじめ関係自治体の意向が最大限尊重される必要がある。これに関して、全国知事会や中国地方知事会、中国市議会議長会も、鉄道の廃線について沿線自治体の同意を義務づけることなどを求め要請や提言を行っている。よって、下記の事項について強く要望する。
記、1、ローカル線の廃止は当該地域住民の日常生活や経済活動に大きな影響を与えることになることから、鉄道事業者の届出により路線を廃止できる現行の鉄道事業法について、路線を廃止する場合は関係自治体の同意を前提とした許可制とすること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和5年12月22日、
新見市議会議長榎日出男。
本件提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、法務大臣、財務大臣、国土交通大臣。
以上です。どうか賛同のほどよろしくお願いいたします。(「議長、暫時休憩してもらえませんか」と呼ぶ者あり)
45 ◯議長(榎 日出男君) 暫時休憩します。
午後0時42分 休 憩
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午後0時44分 開 議
46 ◯議長(榎 日出男君) 休憩を終わり会議を再開いたします。
ただいま議題となっております発議第8号及び発議第9号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたします。
これより討論に入ります。
発議第8号について反対者の発言を許します。──次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから次に、発議第9号について反対者の発言から許します。──ないようですから賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第8号及び発議第9号については原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
47 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、発議第8号及び発議第9号については原案のとおり決定されました。